#ホーチミン旅行
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poitabi · 2 years ago
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. . ホーチミン旅行 . . . . . . . . #ベトナム #ホーチミン #サイゴン #海外旅行 #海外旅行好きな人と繋がりたい #旅行 #旅行好きな人と繋がりたい #ポイ旅 #ポイたび #相互 #Vietnam #HoChiMinhCity #Saigon #trip #travel #ポイタビ #POITABI #poitabi #旅 #旅好きな人と繋がりたい #海外 #フォロー #follow #followforfollowback #followtofollow #相互フォロー #フォロバ #ピンクの教会 #タンディン教会 #TânĐịnh https://www.instagram.com/p/Co9fumiJgQl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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obaoba000 · 2 years ago
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ホーチミンで有名な観光地✨中央郵便局🏣芸術的なたたずまいと近くのブックストリートが好き📚 夜にはYouTubeで観て、行ってみたいと思った『スナックももこ』さん🥃ママさんとお話し出来てすごく楽しかった😆 #ベトナム #ホーチミン #旅行 #海外 #郵便局 #観光地 #スナック #スナックももこ #travelphotography #traveltheworld #vietnam #photo #sightseeing #travel #trip 興味の (Ho Chi Minh City - Saigon, Vietnam) https://www.instagram.com/p/CpC2wfirf-O/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tokyomariegold · 7 months ago
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2023/12/8〜
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12月8日 ちゃんと朝5時に起きたし、1日中来たボールを打ち返す(時々場外、時々壁打ちで返ってきてしまう)ようにお仕事をしてえらかったと思う。もしかしてボーナスがそろそろなのかもしれない。なるべくお金どろぼうをしていたかった。
昨日おろしたワンピースを今日も着た。 好きな服を着るくらいの抵抗(何に?)くらいしかできないけれど、それでも「かわいいね!」と職場の何人かに挨拶みたいに言ってもらえて嬉しくなってしまう。
たぶん大丈夫だったの、今日が金曜日で本当に2日に一回は金曜日にしたい。
帰りの電車で“パン以上、ケーキ未満”と描かれた紙袋を持った人がいて(パンは含まれるのできっとパン屋さんの紙袋)、これをコメで言い換えたら“おにぎり以上もち未満”? 大豆なら“豆以上豆腐?納豆?未満”? それとも“画像以上現実未満”? と考えたりした。
デスクを片付けにするために産休に入った上司が一瞬だけ職場へやってきて、嬉しさとか安心感とかでまともにお話もできずに仕事をしてしまった。おせんべいとチョコレートをいただいて、無事出産された際はお祝いをしたいな、と何が良いか考えたい。
なんとかなったのでえらい。
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12月9日 夢に井上さんが出てきた。 昨晩、井上さんの“何も書けない”というツイートを見た(たぶん)からだと思う。夢の中では私たちは仲良くしあわせそうだった。 今日は出かける道中で“うたわない女はいない”を読んだ。井上さんはじめ、歌人の方々のお仕事にまつわる歌とエッセイを無性に読みたくなっていた。そして久しぶりにまともに本を読むことができた(と言っても移動中の数十分)気がする。
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白濱さんから関西のギャラリーについてメールが来ていた。忙しい中、業務外(?)のことを申し訳ないけれど、とってもとってもありがたい!(ちゃんと文中に“私は責任取れませんよ!”とあってとても好き。) 大阪の友人が教えてくれたギャラリーと合わせてマップに落としたい。
友人と待ち合わせの前に丸の内を散歩して、六本木でリーキットと奈良美智の写真展を鑑賞。クリスマスの丸の内はお店や小さな回転装置が出ていて楽しげだった。 奈良美智の写真が、奈良美智だ!という感じで原美術館の2回奥の部屋だった。
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できたばかり(?)の麻布台ヒルズでオラファーエリアソンを鑑賞。オフィス商業ビルのすごいバージョン(言語力…)という感じ。 ミッドタウン八重洲とか虎ノ門ヒルズとかの感じ。
エリアソンの展示で、遠心力を利用した装置で鉛筆が図形を描く展示に、会場の人たちみんなが“おぉ〜〜”といって集まってくる感じが、江戸のまちに文明開化が訪れたみたいな、教科書の一コマみたいで面白かった。 内容は良かったけどボリューム的には少しお金どろぼうだね、と友人と言っていた。
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東京タワーのふもとの交差点にあった“横浜”という喫茶店でお茶をした。夜に予約客があるようで15:15まで!と店主さんはずっと忙しそうだった。 カウンターの後ろの棚にティーカップとソーサーのセットがたくさん並び、全て違う柄だった。 運ばれてきたお茶もそれぞれ異なる食器で楽しかった。
友人は11月にベトナムへ旅行に行っており、お話を聞かせてもらう。ホーチミンのお墓(暦菓��的な価値のあるスポットらしい)では現地の修学旅行生に混ざってしまったり、郵便局員さんが適当だったり、ベトナムで有名なイタリアンのお店が美味しかった話をしてくれた。
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1月(お正月)に金沢が青森にいっちゃおうかと思っていたけれど、海外旅行を改めて計画したくなる。 でもやっぱりそれより、そのお金で今は展示をしたいかも。
15:15にお店を出て東京タワーと芝公園を散歩した。友人は職場の昇進試験に合格したとのこと! すごいおめでたい!嬉しい! 着実に、自分の手でキャリアアップを掴んでいて尊敬する。
お給料そのままで重い仕事と忙しい日々ばかり重なるなんて!と思い、多分週明けのボーナスも、今回はそんなに踊らされないで受け取って、これからのお仕事と人生の塩梅を再検討したいこの頃。
今日は暖かくてまだたすかった。 年賀状は書けていない。
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ari0921 · 1 year ago
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我が国の未来を見通す(90)
『強靭な国家』を造る(27)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その17)
宗像久男(元陸将)
─────────────────────
□はじめに
 
 パレスチナ情勢については、10月22日、日本
を除くG7の6カ国からイスラエルの自衛権を支持
する一方でガザの民間人の人道支援を求める共同声
明が出されるなど、人道支援要求の世論、それにイ
スラエル国内の人質解放優先世論の力、それに欧米
首脳などの説得工作などが功を奏して、イスラエル
の本格的な地上攻撃開始は、当初計画よりかなり遅
れているようです。
イスラエルの歴史からすると珍しい決断だったと考
えますが、それだけ、今回のガザ地区への地上攻撃
の持つ意味がこれまでとは違ってきている証拠でも
あるのでしょう。極めつけが、24日、国連安保理
の場で、米国ブリンケン国務長官の「人道目的の一
時停戦が検討されなくてはならない」との発言でし
た。
一方、グテーレス国連事務総長がイスラエルのパレ
スチナ占領を批判する発言をしたり、いつもながら、
国連安保理が決議案を否決しあう形で“機能不全”
に陥っているなど、イスラエルの国連不信が限界に
達しているように見えます。イランを含むアラブ諸
国自体も反イスラエルという立場で必ずしも一枚板
ではないようなので、今後も、状況は刻々変わって
くることから、安易な予測は禁物でしょう。
その上で想像するに、イスラエルは、いかに人質解
放をするか、そして500キロに及ぼうとする地下
トンネルをいかに(できれば民間人に被害を与えな
い方法で)攻略するか、その作戦を練って、その上
で一部限定的な作戦を遂行しているのでしょう。
また、地上攻撃の代わりなのか、連日激しい空爆が
繰り返されていますが、それによる民間人犠牲者の
6割は、避難先であるガザ地区南部だったとの報道
もあります。国連事務総長のような発言もイスラエ
ルを追い込むだけで逆効果だと思いますが、無差別
に近い空爆もイスラエルが自らの��を絞める結果と
なって、やがて自制心のタガが外れ、“後に引けな
くなる”ことが懸念されます。
数年前、ベトナムを旅行した際、ベトナム戦争時に
使用されたサイゴン(現ホーチミン)市西側に広が
る巨大な地下施設「クチトンネル」を見学し、その
巧妙な造りに驚いたことがあります。アメリカは、
空から枯葉剤を含む絨毯(じゅうたん)爆撃を繰り
返しても攻略できず、ついには南ベトナムから撤退
する結果になったのでした。
「クチトンネル」は総延長約250キロといわれて
いましたが、その倍ほどの長さに及び、映像を見る
限り、長い時間をかけて極めて堅固に建造されてい
る地下トンネルを実際に攻略しようとすれば、多大
な時間を要し、犠牲者も半端でないことでしょう。
イスラエルが保有する最新の軍事技術をどのように
駆使するのかを含め、(不謹慎ではありますが)注
目しています。
ところで、今回のG6声明から外された我が国は、
文字通り“孤立国”になってしまいました。23日
の岸田首相の所信表明演説において、「経済」を連
呼する中での「人間の尊厳」とか「核兵器のない世
界」などの発言は、もちろん、理想であり、間違っ
てはいないとは思いますが、いかにも“空虚”に聞
こえるのは私だけでしょうか。
▼「国家戦略」をだれが作るか
 
いよいよ「国家戦略」指針の私案を提示したいと考
えますが、その前に、「国家戦略」を誰がつくるの
か、について一案を提言したいと考えます。
戦前の歴史を勉強しない人、あるいは軍国主義など
といって昭和の軍人たちにその責任を負わせること
のみを追求している歴史家たちには到底信じられな
いことだろうと思いますが、歴史をつぶさに学べば、
戦前の我が国の方が、現在よりはるかにダイナミッ
クで柔軟な国家運営をしていたことがわかります。
その典型的な組織が「陸軍省戦争経済研究班」(通
称「秋丸機関」と呼称)でした。少し補足しますと、
第1次世界大戦の頃から、戦争は単に軍事力だけで
はなく、経済、産業、教育、宣伝など「国力」のす
べてをもって遂行される「国家総力戦」の様相を呈
し、当時、欧州において身をもってその体験をした
永田鉄山あたりはその必要性を声高に唱えていまし
た(永田は陸軍の抗争の犠牲となって殺害されまし
た)。
この流れをうけて、我が国の経済力がないことを知
っていた陸軍は、日本における総力戦の実態と戦争
遂行の可能性などを研究するため、昭和14年春、
当時の我が国の最高頭脳を集めた本格的なシンクタ
ン「陸軍省戦争経済研究班」をスタートさせたので
す。
設立を提唱したのは、当時の政府や陸軍の首脳では
なく、「陸軍中野学校」の設立者、戦後は京都産業
大学の設立者として名を馳せた岩畔豪雄(いわくろ・
ひでお)大佐でした。このあたりにも目を見張る
ものがありますが、岩畔は、そのトップに、(軍政
とか作戦畑ではなく)経理畑の俊才、当時まだ41
歳の秋丸次朗中佐を指名し、組織造りを含めて全権
を委任しました。
秋丸は、実質的な研究リーダーとして、治安維持法
違反で検挙され保釈中の身であった東大経済学部助
教授のマルクス経済学者・有沢広巳を招きました。
それ以外に大学教授、企画院・外務省・農林省・文
部省などの少壮官僚、さらには民間企業・業界団体・
金融機関・民間調査機関・研究所などの精鋭たち
を集めて総勢200名程度の組織を作り上げて、昭
和16年まで約2年間、多士多才のメンバーをもっ
て様々な角度から研究に没頭したのです。
研究成果の細部は省略しますが、本研究班が導いた
開戦に至るシミュレーションについては、当時、東
條英機首相や杉山元参謀総長などとも共有しており、
その研究成果は、昭和16年11月15日に開催さ
れた大本営政府連絡会議で「対米英蘭蒋戦争終末促
進に関する腹案」(「腹案」と呼称)として決定さ
れたのでした。
私自身は、この「腹案」のような戦いを遂行してお
れば大東亜戦争はまた違った結果になったと考えて
いますが、「腹案」と実際の戦いはかなり違ってし
まいました。その原因も分かっていますが、ここで
は省略しましょう。
ここで問いかけたいのは、今の日本に、「国家戦略」
のような重要案件を策定するために、「秋丸機関」
のようなシンクタンクを作り、少壮の官僚、学者、
自衛官、民間企業人などの精鋭を一堂に会して時間
をかけて研究させるようなダイナミズムがあるだろ
うかということです。
私は、ここにあえて政治家を加えませんでしたが、
国の重要なテーマについて、いつも“専門家や官僚
に丸投げして足れり”として自ら問題意識も持たず、
必要性も感じず、学ぼうとしないような人たちは
“最初から戦力にならない”と思って外しただけで、
適任者がおられたら、当然、シンクタンクのリーダ
ー格になっていただくことを拒むものではありませ
ん。
一つだけ注文を付けるとすれば、「秋丸機関」の設
立に尽力した岩畔大佐のごとく、力のある政治家な
どでこのようなシンクタンクを作る必要性を唱える
人(たち)は、シンクタンク設立のために奔走し、
必要な基盤や経費は提供しても、当初から口を出す
のは厳に慎み、「若い世代に託す」ことが重要と考
えます。官民を含む各界には、若くても優秀でかつ
柔軟性があり、物事の本質を的確に見極めることが
できる優秀な人たちがたくさんおられると確信しま
す。
なお、前回紹介した『日本戦略論』(鎌田徹著)で
は、「戦略国家になるための人づくり」を提唱して
いますが、だいぶ時が経ったこともあり、残念なが
ら、今はそのような“時間的余裕”はないと考えま
す。仮に多少の問題はあっても、“今ある人材”を
最大限に活用するしかないと思うのです。
次いでながらもう少し補足しておきましょう。前に
も引用したように、『国民安全保障国家論』(船橋
洋一著)の冒頭には、コロナ禍やウクライナ戦争を
経験した結果として、「自分たちでみんなを守るこ
とができない社会は生き残れない」「自分の国を自
分たちで守れない国は生き残れない」「天(世界)
は自ら助くる者を助く」ということがわかったと紹
介されています。
著者は、それでも「国家」ではなく「国民」という
言葉にこだわっていますが、“利益の受容者である
「国民」目線を重視すべき”ことを強く意識してい
ると考えられ、本書に書かれているのは「“国家”
のあり様(形)」であることが理解できます。
私などの立場からすると、(元朝日新聞記者の)著
者のような立場の人が「ようやくここに気がついて
くれたか」と安堵する一方で、内外情勢の急激な変
化や「国力」が下降期にある“現時点”こそ、将来
のため、国家としての「打ち手」を真剣に議論する
時が来たことを国のリーダーたちに早く気づいてほ
しいと願うばかりです。だれかが問題意識と勇気を
もって、重い腰を上げて、“旗振り役”を演ずるこ
とを切に願っております。
繰り返しますが、「手遅れになる前に」です。様々
な思惑から場当たり的な所信表明演説とそれ��対す
る質疑応答などで論戦を交わしている余裕はないと
思うのですが・・・。
▼「国家戦略」の指針の一案
 
さて、私も高齢世代です。「若い世代に託すべし」
と言った手前、過度な物言いは邪魔になると自覚し
つつも、本メルマガをここまで書き続けてきた以上、
「国家戦略」の指針のようなものの一案ぐらいは提
示しなければならないとの責任感にもかられます。
しかし、“指針のようなもの”といえども、そこに
含むべき内容の広さと深さを考えると、正直、いか
にまとめ上げるか、途方にくれます。
またしても、『日本の大戦略』のお力を借りて、ほ
ぼ一致している点を紹介しつつ、10年の歳月の変
化やアプローチの相違点などからの修正を加えて一
案としたいと考えます。なお紹介する順番などは私
の一存で本書を修正してあります。
まず本書が、平成23年の時点でこのような大胆な
「国家戦略」の指針なるものを考察し、提供してい
ることに対して改めて敬意を表したいと思います。
その第1には、「歴史的大変動に立ち向か覚悟を決
める」としていますが、当時より今の方が“歴史的
大変動”が顕著になっている国際社会そして我が国
ですから、ここに「立ち向か覚悟」が、国家として
も国民としても求められていると考えます。
本書は、具体的な「国家目標」などを考える前に、
このような「覚悟」をもって、「内向き志向、現状
維持志向を克服し、「『頼りがいのある日本』を目
指して国家アイデンティティを再構築する」ことを
提唱していますが、全く同意するものです。
「我が国がどのような未来を構築するか」、あるい
は「どこに向かっていくか」を明らかにするという
点でも全く同意です。なお本書では、目指す方向と
して「先進国安定化勢力日本」と呼称していますが、
そのような呼称を含めて議論が必要でしょう。
私は、この「歴史的大変動」の中には、「国力」が
下降期に入っている“我が国の国内事情”も含むと
考えていますので、具体的な指針の中には、「『国
力』の維持・増進のために国を挙げて立ち向かう」
旨の文言も挿入されるべきと考えます。
第2には、「安全」の国家目標として、「複層的な
課題に対応できる、実効性の高い安全保障政策を展
開する」ことです。
まさに、変動する国際社会の中で、我が国が「安定
化勢力」としての役割を果せるかどうか正念場でし
ょう。そのような視点をもって、現状から一歩踏み
込んで「安全保障政策を再構築する」ことが求めら
れており、具体的には、本書の「自国防衛/危機管
理の能力を強化する」「日米同盟の相互防衛的性格
を強め、同盟協力を総合化する」「グローバル・コ
モンズの安定化を図る」「同盟外の安全保障協力を
推進する」などの提唱は的を射ており、さらに強化
する必要があるでしょう。
実際に昨年末、「国家安全保障戦略」が策定されま
した。「安全保障」に絞れば、また表現こそ若干違
いますが、本書が提唱したような内容とおおむね一
致していると考えます。
しかし、すでに指摘したように、東アジア地域の
「核状況」が様変わりしつつあることから、日米両
国間の「核の傘」の信頼性の向上に加え、我が国独
自の核保有の議論を推進すべきと考えます。
また、「自国防衛/危機管理の能力を強化する」に
ついては、将来にわたって我が国迫って来る可能性
がある“脅威”については、短絡的に「南西正面」
などと決めつけないことも重要でしょう。将来戦は
「ハイブリッド戦」であることは間違いないとして
も、対象国が取り得る手段は多様であり、それらを
漏れなくすべて読み切った(見積もった)上で“一
寸の隙を見せない態勢”の構築が求められていると
考えます。
第3には、「富」を国家目標として、「先進的な経
済社会システムを構築する」ことを本書は紹介して
います。ここに「国力」の「ハード・パワー」の要
素のかなりの部分が含まれていますが、第2の「安
全」とも関連し、それぞれの分野の専門家の最適解
をもって国家施策にするようなことは厳に戒めるべ
きで、そのような弊害を排除するためにこそ、「国
家戦略」を策定していることを理解する必要がある
のです。
何度も例示したように、「太陽光発電所の建設のた
めの外国資本の導入に特段のチェックがなく、国防
上重要な施設の近傍を含め、広島県ほどの面積の国
土がすでに外国資本に渡っている」ような“現状”
を即刻是正する必要があります。そのための法律改
正などは急務でしょう。
その上で、必要な要素を総合的に考察して、我が国
として新しい「繁栄の形」をどのように具体化する
かが焦点となると考えます。その中には、国家を次
世代に託すためにも、若者世代が「将来の夢と希望」
を抱くことができるような施策を含むべきことは申
すまでもありません。
とはいえ、少子高齢化の進展から社会保障給付費な
どが大幅に膨れ上がることを予測し、過度な“バラ
マキ”は厳に戒め、「国民一人一人の夢や希望の実
現」と「国家(社会)として『富』の蓄積」の両目
標の同時達成に向けて、“個人の努力の必要性を促
し、努力の中に生きがいを見い出せる”ようなバラ
ンスのとれた「配分」を主眼とする「福祉の再定義」
も必要となることでしょう。
第4には、「変動する国際社会のもとでの日本の対
外構想を確立する」ことです。「安全」はも���ろん、
食料やエネルギーなどのほぼ海外に依存している
「富」の分野においても、我が国は、将来にわたっ
て「国家として存立するための対外構想」には高い
優先順位を掲げて計画・実行する必要があります。
「頼りがいのある日本」をめざし(“孤立国・日
本”の存在感を発揮し)、本書でいう「大国間の協
調形成に尽力すること」「グローバルな課題に結果
を出す貢献をすること」「アジア諸国と深く交わり、
その不安定要因を抑制すること」などの提唱に異存
はありません。
前回述べたように、“自ら原則を立て、それに基づ
いて行動し、他国や他のアクターとも協力してい
く”という「自律」の重要性を理解した上で、「日
米同盟」をはじめ、」「クアッド」「自由で開かれ
たインド太平洋」などようやく“産声”を上げた枠
組みを一層深化する覚悟と「自律」の細部をしっか
り議論する必要があるでしょう。
第5に、「新しい『統治のかたち』をつくる」ため
の議論を推進することです。本書では、そのために
「安定した政権基盤を確立する」「官邸における外
交・安全保障戦略の司令塔を創出する」「戦略形成
の前提となるインテリジェンス機能を強化する」
「対外的な情報発信を刷新する」、そして最後に
「政治不信を克服し、有権者のオーナーシップ意識
を高める」として、国民の参加意識を高めるために、
NPOやシンクタンクなど政治と国民をつなぐ中間
組織の役割も重要であると結んでいます。
「戦略は統治を超えられない」という言葉も紹介し
ましたが、「国家戦略」を議論し、策定し、実行し
ようとすれば、現在の我が国の「統治のかたち」が
そこに“立ちはだかる障害”となる可能性は否定で
きないでしょう。
紹介しました『国民安全保障国家論』も、その終章
で「日本には『国家安全保障』という『国の形』が
ない。そして、その『国の形』をつくるのを阻んで
きた『戦後の形』がある」として、「『戦後の形』
のままでは日本は新しい時代の挑戦対応できない」
と訴え、新たに「国の形」を作る必要性を強調して
います。
私は、5つの指針の中で第5の「統治のかたち」の
議論が最も難しいと考えます。一方で、戦前戦後を
通じて一内閣の寿命が平均1.4年に満たないよう
な“現状”では、一貫した中長期的な「国家戦略」
の策定はおろか、導き出された国家目標に向かって
(たとえ、苦しくても)各種政策を推進し続けるこ
とは困難であることは明白でしょう。
「では、どうすべきか」については大議論を呼ぶこと
でしょう。しかし、ぜひともこのテーマまで踏み込
んで議論してほしいと願っています。
「国の形」についてはのちほど再び触れることにし
て、次回、「国家戦略」を総括し、その後に「ソフ
ト・パワー」のもう一つの要素である「国家意思」
を取り上げます。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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kennak · 1 year ago
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デイリー新潮が8月11日に配信した『今井絵理子事務所の顧問は不倫元市議・ハシケン無職で実質は〝ヒモ〟状態』という記事では、このベトナム旅行には、元不倫相手の橋本健氏も同行していたという。 橋本氏は現在今井議員の政策顧問を〝無給〟でしているというが、橋本氏は過去に政務活動費約690万円を不正に受け取ったとして詐欺罪で懲役1年6ヵ月執行猶予4年の有罪判決を受けている。 そんな橋本氏は新潮の記事をXで引用し 《めっちゃいうやん!笑 男女共同参画を阻む「固定的性別役割分担意識」の極みだね。大手の出版社がこんな物言いするようでは日本における女性活躍にはまだまだ時間がかかるね。なお、記事は正確ではありません》 と投稿。だが、今井議員は7月15日にインスタグラムのストーリー機能で 《これからプロレス試合観戦。息子、初の海外参戦!!》 と投稿していることからも、息子でプロレスラーの今井礼夢(18)の初海外試合だったようだ。ホーチミン市内の大学や障がい児施設を訪問するなど、議員として〝視察〟もしていたようだが、これでは〝観戦旅行〟と批判されても仕方ないだろう。 「収支報告書を見ると、今井議員は『今井絵理子感謝祭2021』というイベントで1200万円、書籍販売250万円、さらに月3500円の有料オンラインサロンで議員活動の報告や普段の様子などを発信し、77万円の会費を計上するなど、資金集めをしているようです。 元SPEEDということもあり、その方法は議員というよりは〝アイドル〟商法のよう。ただ、税金をもらっていながら、さらにオンラインサロンでお金を取って活動報告���するというのは面白い発想とはいえ、物議をかもすかもしれませんね……」(ワイドショー関係者)
「オンラインサロンに感謝祭…」〝パリ視察〟炎上の今井絵理子議員が「アイドル商法」な資金集め(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
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yokoinocchi · 26 days ago
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息するだけで胸が熱くなる街それがロンドン
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ホーチミンから約13時間、横3列独り占めでファーストクラス並み(ごめん嘘多分ビジネスくらい)にくつろいでロンドン、ヒースロー空港に到着。英語圏の国の入国審査緊張するんだよなーーネイティブだから…電子認証も引っかかったのでカウンターで入国審査。久々の生のブリティッシュイングリッシュに心の中ではアーーン❣️と興奮しつつ真顔で審査通過。到着ロビーへの自動ドアが開いた瞬間流れ込んでくるロンドンの空気!ロンドンの匂いがする!!(気のせい)
来たことがある国だと市内までの交通手段にまごまごしないからストレスフリーだなぁ〜地下鉄きたねぇ🥹でも座席に腰掛けたら背もたれがふわっと受け入れてくれて、あ、ロンドンが私にWelcome言うてくれてる!って思った(気のせい)。電車が地下から地上に抜けた途端広がったロンドンらしからぬ青空さえも私を歓迎してくれている…!ピカデリーラインで1本のエアビーなので楽ちんだった。
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駅からがらがらと音立てながらスーツケース引っ張って歩く間も、目に入ってくる景色全てが愛おしい。なんかいつも鼻の奥1%くらいに炭火焼きの匂いがするのが私的なロンドンの匂いなんだけど、ベトナムとは打って変わってきりっとしてて乾燥したつめたい空気を胸いっぱいに吸い込んでは涙が出そうになる。私ほんとにイギリス好きなんだわ…こんな気持ちになる国他にない。全部好き、愛してるよ!子どもですらOh dearとか言ってる。イギリスぅ〜!!
少し不安だったエアビーのホストさんも、メッセージ上では厳しそうに感じたけど全然そんなことなくて安心。もう17時すぎているのでセントラルまでは出ないけど、夕食を手に入れるため周辺を散歩しに出かける。
エアビーのエリアがウエストサイドだからか、めちゃくちゃ家々が綺麗…イギリスらしい長屋、そしてなんていうの?台形に張り出した出窓から見える温かげな光とセンス良いインテリア!なんかほぼほぼカーテンしてなくて家の中見えちゃうんだけど、まあ〜みんな良い部屋してんのよね。いやセンス良い家がカーテンしてないのかも。みんなすごく上手にグリーンを使ってる気がする。こんな家に帰ってくる幸せ…ほう😮‍💨部屋をどうにかしたい欲がかき立てられるけど、そもそも私は部屋を整理するところからなんだよな。
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道々でいちいち(ラッパー)感情を揺り動かされ、胸いっぱいになりながらM&Sへ。私がイギリスで一番好きなスーパー!!(普段使いはテスコです庶民なんで)入った瞬間のイギリスのスーパーの香り!店中に張り巡らされたクリスマスのプロモーション!
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アァーッッ(発狂)
ミンスパイフレーバーのピーナッツバターとかある。もう胸が痛い、辛い。涙出そう。心の中で泣きながらヨーグルトを眺め、ヨーグルトのフレーバーに心を打たれ(ルバーブ&カスタードとかグーズベリー&エルダーフラワーとかだから)胸の動悸を抑えながら店をあとにする。今ここでたくさん買っても、私には移動が待ち受けているから…!バーミンガムやデヴォンから戻ってきてからしこたま買おう。
高級スーパーはしごしてWaitroseで水とレモンカードのヨーグルトと、イギリスに来たら何故か決まりごとのように買っているinnocentのスムージーを買う。なんだろう、この風習(?)は、初めてイギリスに来たときから続けている。正確に言うと初めて自分で海外旅行に行ったフランスで買ってから、ヨーロッパに来たら必ず買っている。日本でも買えるようになって少しさみしい。
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そしてイギリス最初のごはん、それ?!って感じなんだけどChipotleでローガンスペシャルを頼む。ローガン(カナダ人インフルエンサー)のオーダー方式でオーダーしようと試みたんだけど、スタッフのお姉ちゃんがめっっちゃくちゃインド系訛りで何言ってるか全然わかんなくて思わず日本語で「ヤベ、全然わかんねー」と呟いてしまった。そうだ、私にも訛りがあるようにロンドンは綺麗な英語を喋る人たちだけじゃないんだった、そこを強い気持ちと全てを受け入れる姿勢で生きていかなきゃならない(いかなきゃいけないというか、そっちのが楽?)のがロンドンだった。綺麗な英語ですら完璧ではないのに、全部忘れてぬるま湯に浸かった状態でのこのこ現れた自分に冷水を浴びせられた気分。英語、もっと頑張ろう…
何はともあれローガンスペシャルに気持ちを寄せたヨーコスペシャルのサラダボウルを作ってもらってtake awayして部屋で食べることに。
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ところでイギリスはバスに乗るのが楽しい。運転手さんと乗客のやりとりを見るのが好きだから。降りるときに運転席と離れててもcheersって言って降りたり、降りてから運転席の横を通るときにハンドサイン👍で運転手さんと挨拶し合ったりしてるのが微笑ましい。日本ではあり得ないようなお願いを聞いてくれたり(全然停留所じゃないところで降ろしてくれとか、お金ないから次まででいいから乗せてとか)、乗降に間に合わなさそうな乗客がいたら他の乗客みんなで”Driver!!!”って叫んで知らせてくれたりとか、機械的じゃないというか、なんかそこにコミュニケーションがあるというか…
もちろんドライバーと乗客が喧嘩して���スが動かなくて勘弁してくれよと思うこともあったし、バスの中でホームレスにお金要求されてキャッシュないって言ったら、ポケットの中手突っ込まれてお金探されたりしたこともあるけどね。ダブルデッカーの2階に乗ってると街路樹の枝がバシバシ車体にぶつかる音を聞いてちょっと不安になるのもまた一興。
話戻って念願のチポートレ、チキンも他の具材もたっぷりでおいしかった〜満足!日本にもあったらいいのに。メキシカン(tex-mex含め)はいっぱい野菜を摂れるから助かる🥑🍅🧅🌽🥬まあ正直ファストフードチェーンでこの値段か…と一瞬日本円に換算してしまうが、誰も幸せにならないので£として考えることにする。(ちなみに£12.25だよ)ヒソヒソ
おなかいっぱいになって明日のことを調べたりロンドンに到着したよ報告をしてたらするりと眠くなって就寝。
いま10/30で、11日前のことなのでさすがに忘れてきてるな。たぶんこれでおわりッッ
やはりメモしておくべきだったッ
0 notes
ginzalamour-blog · 3 months ago
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ホーチミンまとめ 素敵なホテル、カフェをまとめています#ANAで行く海外旅行、Glubで移動5日間で5000円日本のタクシー高すぎる
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a-matsumae · 3 months ago
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【ベトナム旅行】1万円台でホーチミンを代表する歴史ある五つ星ホテルに宿泊【女子旅】
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toastkidjp · 6 months ago
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空港から市街地まで地下鉄はいつ通るか?
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2024/5/15 の基準価額より
評価額は7,197,485円、評価損益は2,347,787円(+32.61%)だった。含み益が過去最高を記録している。
指数
S&P 500は1.17%の上昇で5,308.15の新高値を記録、 VIX 終値は 12.45 だった。
「能登町のイカキング」は格好の事例である…「税金のムダ遣い」から「復興の象徴」に大化けしたワケ 「騙すための物語」を信じてはいけない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
これ前に「専門家がプロモーションやってた」と WBS で取り上げていたよな、と思い、 日記を検索したら2023/07/21(Fri)の放送回で取り上げていたようだった。
【交通】メトロ1号線、2024年7月に営業開始予定 | ベトナムニュース
前に2020年開業を目指して工事中という話を聞いていたのを思い出したので、今どうなのか調べたらまだ営業していなかった。そして空港までの路線は計画の段階という。 ホーチミン旅行で最初の難関は空港から市街地への移動であり、その難度を下げる意味で鉄道網の整備は期待される。
上記の固有名詞は私の推奨ではない。自分の資産は自分の判断と責任で運用しなければいけない。
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推薦一間好吃的店 #saigon#hcm #hochiminh#越南美食#胡志明美食 #胡志明旅行#越南小吃 #胡志明必吃#vietnamesefood#streetfood #quanoc #hcmtravel #ホーチミン#ホーチミン市在住 #日本街#日本街美食 #越南#胡志明#西貢 #胡志明日本街
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k18210 · 9 months ago
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スカート短めなベトナムのマッサージ。
Relax Massage TVからベトナム理髪店で行われているマッサージの動画のご紹介です。 ベトナムのホーチミンのマッサージの様子ということで、オシャレな店内に入るとスカート短めの女性が案内してくれて、ヘッドマッサージが始まります。顔のマッサージから、シャンプーまでとても丁寧で気持ちよさそうなのですが、店内はアップテンポな曲がかかっていてそれもまた良いというか。 概要 https://www.youtube.com/c/코코티비CoCotv皆さん、こんにちは。ベトナムのホーチミンに住んでいる者です。こんにちは^^。ベトナム旅行の経験、そしてホーチミンの食べ物や文化などを体験しています。ユーチューブのココチビチャンネルに毎日一つずつアップする予定です https://www.youtube.com/c/코코티비CoCotv 안녕하세요 여러분. 베트남 호치민에 사는…
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poitabi · 2 years ago
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. . ホーチミン旅行 . . . . . . . . #ベトナム #ホーチミン #サイゴン #海外旅行 #海外旅行好きな人と繋がりたい #旅行 #旅行好きな人と繋がりたい #ポイ旅 #ポイたび #相互 #Vietnam #HoChiMinhCity #Saigon #trip #travel #ポイタビ #POITABI #poitabi #旅 #旅好きな人と繋がりたい #海外 #フォロー #follow #followforfollowback #followtofollow #相互フォロー #フォロバ #教会 #pink #ピンク https://www.instagram.com/p/Cp7fTyEPGq3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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obaoba000 · 2 years ago
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Hi Thi Ky Food Street(ベトナム語難しいので読み方わからない💦) にて食べ歩きしております😁 現地時間17:00 気温32℃ バチくそ暑い☀️食べ終わったら景色の良いバー🍸で夕焼け観ながらカクテル飲み行こう💨 #ベトナム #ホーチミン #vietnam #フードストリート #串焼き #b級グルメ #海外旅行 #travel #trip #グルメ #photooftheday (Chợ Hoa Hồ Thị Kỷ) https://www.instagram.com/p/Co65FEYLZLL/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kemukujaras · 1 year ago
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Days “Ho Chi Minh” Restaurant
先日の出張で訪れたホーチミン。 🇻🇳バインミー『My Banh Mi』最終日、半日オフの一人ランチはバインミーの人気店で。 🇻🇳ベトナムチョコレート『Marou』パッケージデザインもかわいい。
↓インスタもぜひ。
https://www.instagram.com/kemukujaras/?hl=ja
#ホーチミン旅行 #ベトナム旅行 #バインミー #ベトナムチョコレート
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yokoinocchi · 1 month ago
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ホーチミントランジット17時間一本勝負
勝負は当日から始まるのではない。
短時間滞在は頭脳戦だ。
逆算から始めたい。後続便が翌日の7:15発だから4:15までに空港に到着しておきたいとして、空港まで大体バスで40分タクシーで15-20分。早朝なのでタクシー一択で市内を4:00発。シャワーと仮眠で22-23:00には宿に着きたい。ここで自由時間の終着点を22:00とする。次に始点。タンソンニャット空港着が13:30だから入国審査諸々で空港を出られるのが最短で14:30として、世の中そんなにうまくはいかないだろうから15:00に空港を出るとすると市内着が大体15:30-16:00。そうなると、16:00-22:00の6時間前後が私の持ち時間!
私のキャパでこの時間内に食べられるのは食事一回、軽食一回、おやつ一回くらいだろう。食べたいものを絞る。バインミーでしょ、バインセオでしょ、ブンティットヌン、コムタム、バインフラン、この時点で全然絞りきれてないように思われますが実はめっちゃ絞ってます。ほんとはバインミーを3種類は食べたいんです!!!各々ざっくり地図上でレストランに目星をつけておいて、周りやすそうなルートを決める。ごはんの合間にできることはなんだろう。買い物はイギリスでたくさんしそうだから却下、え、食べたいしかないんだけど😭スパでも行くか?パッケージプランが多いから拘束時間が長いなぁ、フットマッサージはくすぐったいから苦手だし…ていうか出発前にマニキュア塗りたい…あ、ベトナムでやってもらう💅?!めっちゃ良いジャーンということで回るところを4点に絞る。食事軽食おやつネイルサロン。6時間で4点なら余裕すぎるくらいかもね〜でも旅に余裕は必須なのでつめ込まないようにする。行きたいところややれることを調べすぎると行けなかったとき、できなかったときにさみしい気持ちになるから調べすぎないのも個人的には大切。知らないほうが幸せってこともあるんだよ。
あとは移動手段やお金の支払い事情などのディテールを詰めておく。
そして迎えた当日、今回は成田エクスプレスで新宿からひとっ飛びでーす!もっと早くから使えばよかったと思うくらい快適〜
でも、新宿駅着いて安心していたら改札入ってからの成田エクスプレスのホームまでが謎ルートで(私的にね)、余裕持っといてよかったーと思った。南口?改札からだとスーツケース持ってたらとくに10分は余裕持って着いたほうがい��。下がって歩いてまた上がってまた下がる感じ!
エクスプレス内では私がこの夏いちばん飲んだリキッドと言っても過言ではないこちらを。
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まじでJR使うとなったら毎回買ってた。そう、まるで呼吸をするように買ってた。
でもこれ小さいバージョンだと曲者で、あ、でっかいバージョンのラムネ味を毎回買ってたんだけど夏限定みたい🎐、ボトルが硬いからほんとうにめっちゃ振らないと出てこない。成田エクスプレスの中でばちゃばちゃ振るのイヤだからホームで振っておいたつもりなのに、いざ飲もうとすると出てこない。恥を忍んで静かな車内で一発勝負!高速でばちゃばちゃ振っても出てこない!と思ってグッとボトルを押すと突然どどどっと出てきてゴフッ…ゲホゲホ…お前はゼロか100かかよ…1人うるさい乗客で申し訳ありませんでした…
さて一瞬で成田空港に着いて、こちらもプチアドバイス(誰に?)なんだけど出発階4階だからエレベーターの方が楽。成田のエスカレーターはスーツケース仕様だから乗りやすいけどゆっくりだし4階まで上がるのけっこうぐるぐるするから、時間ない人は特にエレベーターがスムーズだろうなーと思う。ちなみに私は重い荷物を持つとき、初めての駅を使う場合は各駅のエレベーターの位置と乗り換えシュミレーションをネットで検索してから臨むタイプ。Googleマップの乗り換え所要時間は荷物持ってると参考に出来ないからね…普段はめちゃくちゃ参考にしてるけどね…
ベトナム航空のカウンターのお姉さんたちめちゃかわいくて特に私の担当の方はほんとーにキュート!って感じのにこにこお姉さんでチェック��ンで癒された😘駅着いてから30分後には搭乗ゲートに到着してた、とってもスムーズな流れだった。
てかびっくりなんだけどまだ出国してもないのにこの文量。
搭乗ゲート付近でセブンの2003年当時お母さんが好きだったお好み焼きパン食べながら計画の整理とベトナム用esimのダウンロード。
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やっとこさ搭乗してしばらくしてから機内食配られはじめたんだけど、突然めっちゃお腹すいて餓鬼なの?くらいのスピードで完食。珍しく和食チョイスで、豚肉と茄子の炒めものメインにごはん、副菜にひやむぎ?、明太子入りのだし巻きたまご、さつまいもと枝豆のサラダ、胡桃のおかかあえ、パンとバター、栗クリーム大福。いや炭水化物めちゃ食わす〜。待って私焼きそばパンも食べてたよね?私の身体の90%は炭水化物で出来てます。美味しく頂きました。隣の男の子がスペシャルミールのシーフードリクエストしてて興味あるわ〜と思って迷惑にならない程度のギリギリの横目で観察しつつ、perfect days観ながら寝落ち😴ロケ地が近所すぎていつ撮ってたんだって感じ。
さて無事ホーチミンについて、esim正常に働いてくれよと祈るような気持ちで入国審査待ちの間にネット開通。一安心だけどホーチミンの入国審査並ぶしまあまあ時間かかって結局終わったの14:30。後ろのマダムがめーちゃくちゃ近くてとにかく距離詰めてくるタイプでしかもずっと文句言ってて辛かった。え���さんが仁川で入国審査待ち中に出会ったという首筋に鼻息かかるくらい詰めてくるマダムを思い出した。どこの国にも現れる妖怪ゼロ距離マダム���
審査終わって現金を引き出したくてATMを探すんだけど、私が探してる銀行のATMが無い😭ちゃんと調べたのに〜と思いながら空港の外に出たらなんと外にあった。バスに乗るため小額紙幣に崩そうとカフェでパッションフルーツジュースを購入。ぱりぱりうまーい。南国最高⤴︎バスを待っていたらここでスコール並みのすごい雨。天井あるのに、勢いすごすぎて足元から浴びるレベルの雨。来たバスに乗り込むも全く出発しなくて、もうタクシーに変えようかなと思い始めたところで出発。109番のバスに乗ったんだけど、添乗員さんが降りる駅を乗客それぞれに聞いてて特にメモも取ってなかったのに各所各所であんた降りるとこだよ、ってそれぞれに教えてくれててすげぇ記憶力だなAIか?と思った。雨で道路も混雑してて、結局宿にチェックインできたのは17時すぎていた。
着替えて荷物を整理して出発。ちなみに10月後半のホーチミン、ノースリーブのワンピースで夜も全然大丈夫な気温!最初にバインミーをキメに向かう。bánh mì heo quay (crispy pork belly) が良かったんだけど売り切れらしかったのでthit xíu(Hoi an pork belly)のバインミー。ぱりっぱりで軽くて噛み切りやすたいこのバインミーのフランスパン大好き😭初見でえっ野菜入ってないパターン?豚バラにガチなパターン?なますは?パクチーは🥺?!オーダーミスったかな〜いちばん定番のハムとパテのにしたら良かったんかなぁ〜とか思ってたらなーんのなんの、ぜーんぶ奥にぎゅうぎゅうに詰め込まれてた😘野菜やハーブが見えなくなるくらいお肉がぎゅうぎゅう!これで25.000VND(約¥150)。天国だよぉ〜
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でも初めてホーチミンきたときに食べたあのバインミーの衝撃は上回らなかったのは、値段は違えど日本にバインミー屋さんがたくさん出来て日本でもおいしく食べられるようになったからだろうな。幸せなことよ。パンがぱりぱりすぎてかぶりつくと目ん玉に飛び込んでくるよ。
そのまま目星をつけてたネイルサロンに向かうと、予約いっぱいで入れなかった〜ナメてた〜あと何個か候補もマップに入れてたんだけど、ちょっと遠くてtime is moneyなので近場で見つけたネイルサロンに突撃することに。ここ、スタッフ間が超〜仲良くて何喋ってっか全然わかんないけどすごく楽しそうで良かった。サンデーベイクショップみたいだった。お客さんの担当終わったお姉さんA、そのままわたしの席の隣で机に突っ伏して膝の上に置いた電話でface timeしてる。スピーカーモードだし(東南アジアあるある)、もうそこまでするなら普通の体勢でface timeしたらいいやんと思いながら、ネイルしてもらいながらひまなので楽しそうなスタッフを観察。私がニヤニヤしながら眺めてるので私の担当のお姉さんBが(ちなみにかわいい。自慢です)気づいてニコっとしてくれた。
私:お姉さんA誰と話してるの?彼氏?
お姉さんB:あはっ彼氏かだってよ!!ホラ!
お姉さんA:え?ワシ?やだ!(照)元彼です!
私: オッ…!複雑…?いやいいよね、そういうこともあるよね〜
お姉さんB:Friend with ほにゃらら��よ笑(小声)
お姉さんA:違うよ!(バシッ)
ちなみにこれ全部電話切ってない状態の会話なのやばくない。あと切ってる爪飛んでくる、ベトナムでは目ん玉にフランスパンも爪も飛び込んでくるから注意。
ワイワイキャッキャビューを楽しめつつ大体1時間くらいかな?施術してもらって390.000VND、全然チップにもならないけど400.000VND渡しといた。それでも¥2400くらい、爪界隈詳しくないから分かんないけど安くない?💅
行こうと思ってたお店が予約いっぱいで残念だったけど、結果的に大満足に仕上がった爪をどうにかしてベトナムっぽいものと撮りたくて色々撮ってみた。イヤー、ちっちぇー爪だなー!!
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それにしても椅子がeverywhere。座りたければいつだって椅子はあなたのすぐそこにReady to be seated状態だった。なんかもう椅子なかったらダンボール敷いて座ってたわ。かわいすぎる🐶と遊んだり仕事ないとき全力で仕事��てないおいちゃんシリーズを撮りためたり、この気温でオープンエアージムはキツいだろ〜ストイックだな〜と思ったり、
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みんなバドミントンしまくるやんと思ったら目を凝らしたらバドミントン以外にも様々な方法で運動している人たちをたくさん見つけられる公園を散歩したりコンビニ調査したりしつつ次の目的ブンティットヌンチャーゾー!多分ティットヌンが豚の焼き肉でチャーゾーが揚げ春巻きでブンはブンじゃん。それに今回は牛肉も乗ってた。ボーが牛肉だよね…?ボーがどーのこーのも書いてあった。ハノイのブンチャーがつけ麺ならブンティットヌンは混ぜ麺。お肉と野菜とハーブとナッツ、チャーゾー付きだとあげ春巻きがのってる、ナンプラーベースのソースをかけて混ぜて食べる麺料理。トロント住んでたときに家の近くのベトナム料理屋さんでブンティットヌンに出会ったんだけどもうめっちゃ美味しくてなんかあったらご褒美として食べに行ってた。あのブンティットヌンがおいしすぎてなんと今回現地のブンティットヌンに勝ってました。いや、ここのももちろん美味しかったけどなんかハーブの量がちょっと足りなかった。
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でも60.000ドン(^^)日本円に換算する計算方法、今のレートだと000取って×6!私は6000円分くらいATMでおろしておいたんだけど余っちゃった。ちなみに全部現金会計にしてたけどカード使えるところも多かった。
もう20時もすぎていたのでちょっと最後に宿の近くでコーヒーでも飲んでゆっくりしようと、カフェ検索して出てきたカフェがとても良かった。え?閉まってます?くらい誰もいなくて入るの躊躇したけど入って良かった、ぴかぴか綺麗でオリジナルドリンクも美味しくて、お兄さんも優しくてかわいい。最後の方私いること忘れとるんかくらい歌ってて推せた。Espresso Sunsetっていうドリンク頼んだんだけど、お店で作ってるオレンジメインの柑橘のシロップとエスプレッソを合わせたアイスコーヒーだよというので甘すぎたらどうしようと思ったけどこれがすんごくちょうど良いエスプレッソを邪魔しないほのかな甘みで、柑橘の酸味も苦味もバランス良くてさらにサーブしてくれるときにちょっと照れながら、見て、これサンセットみたいに見えるでしょ〜(^^)って言ってくれたお兄さんがかわいかったので優勝しました。
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見えるね〜言うて写真撮ったけどあまり上手く撮れなかった、お店の照明下では本当にサンセットっぽかったのよ…
翌朝早朝のタクシー予約したり写真整理したり良い時間を過ごせた⏰
街歩きを大満足で終えて、宿でシャワー浴びて3時おきに備えて就寝。
翌朝準備してタクシーとの待ち合わせ場所向かう途中コンビニでタイ版ヤクルトみたいなのを買う。昨日コンビニ巡ってるときに見つけたんだけどパッケージがかわいい、ただそれだけで買いたくて買った。そしたらなんかタクシーもう15分前くらいに待機してくれてて優秀…🥺こういうの何時にくるって言ってても来ない国あるからすごく安心する。そういえばハノイで予約したときもめっちゃ早く来てくれてたな。早朝は道が空いてるので15分もかからずに空港到着〜
さて早く着いちゃったのでとりあえずヤクルト飲むかと思ってベンチに座って開けようとするが開かない。本当に開かない。手の皮むけるくらい頑張っても開かない。諦めてチェックインの列並んでるときも挑戦してたんだけど(諦めてないじゃん)開かない。仕方ないので後ろに並んでた家族連れのマッチョパパにすいませんほんとすみませんがこれ開けてくれませんかとお願いして開けてもらう。一瞬で開くじゃん…。そして開けてもらってたら気づいちゃったんだけど私もう日本で搭乗券発券してもらってるしスルーバゲージだからチェックイン必要ないね?無言で列を出る。ただヤクルト開けてもらうためにチェックインの列並んだ女になってしまった。
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ちなみに開けてもらったヤクルトを飲もうとしたら内蓋あって、これがまた曲者で全然開かないから自分が持ってるものの中でいちばん鋭利なsim差し替える時のピンで地道にぷすぷす刺して、最終的にヘアクリップの先端でぶっ刺して開けた。ぬるかった。
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保安検査と出国審査、私が並んだときはそこまでだったけどふと後ろを見たらまじでビックリするくらい人増えて溢れかえってたから5:00くらいでも余裕持ってたほうがいいと思う。人増えすぎて私のとき4カウンターくらいしかあいてなかったのに10カウンターくらいに増えてた。
そんなこんなで搭乗口付近でコーヒー買ってロンドンのお店調べたりしたりしてるうちに搭乗の時刻になって、今はその機内でこれを打ち込んでる。ベトナム航空は機内食のメニュー聞くときに写真付きの説明メニュー見せてくれるの良いなぁ。そりゃひとりひとりにメニューの説明なんてそんなことしてる時間ないだろうけど、素材だけで選べと言われても難しいと思ってたんだよね。だってChicken or Beefって聞かれてチキンの気分!と思って鶏そぼろ丼出てきたらいやチキンだけどさー!ってならん?鶏そぼろ丼に罪はない。最近はどこもそうなのかな?ベトナム航空では私は一度も洋食を選ばずに日本発便では和食、ベトナム発便ではベトナム食(?)を選んでた🇻🇳ベトナム食は1食目は豚のレモングラス炒め、2食目は魚のレモングラスチリソースだった!レモングラス入れとけばいいと思ってる(^^)?うまーい
あとこのベトナム食についてるサラダがすごくアジアンでおいしい、ソムタムみたいなさわやかサラダ。お茶頼むとき、ブラックティーじゃないほう頼んだらはす茶でてくるからおすすめ🪷そしてこのロンドン 行き、スナックが豊富でめちゃくちゃみんなカップラーメン頼んでたり、うしろのおばちゃんはバインミー作ってもらったりしてた。私はさすがに自分から頼むことはしなかったけど、深夜に回ってきたピロシキみたいなお肉パンはもらってみた!重ーい!
あと1時間半でロンドンだ。今回ホストがルールに厳しそうな方なので少し緊張…いろいろ上手くいきますように。
トランジットのベトナムでこれだけの文書いちゃって、イギリスどうなっちゃうんだ?あのねぇ予想では全く書かない。書く暇ない。とか言ってめっちゃ書いてたりして。
それではまた明日…(願望)
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ari0921 · 1 year ago
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我が国の未来を見通す(90)
『強靭な国家』を造る(27)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その17)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
 
 パレスチナ情勢については、10月22日、日本
を除くG7の6カ国からイスラエルの自衛権を支持
する一方でガザの民間人の人道支援を求める共同声
明が出されるなど、人道支援要求の世論、それにイ
スラエル国内の人質解放優先世論の力、それに欧米
首脳などの説得工作などが功を奏して、イスラエル
の本格的な地上攻撃開始は、当初計画よりかなり遅
れているようです。
イスラエルの歴史からすると珍しい決断だったと考
えますが、それだけ、今回のガザ地区への地上攻撃
の持つ意味がこれまでとは違ってきている証拠でも
あるのでしょう。極めつけが、24日、国連安保理
の場で、米国ブリンケン国務長官の「人道目的の一
時停戦が検討されなくてはならない」との発言でし
た。
一方、グテーレス国連事務総長がイスラエルのパレ
スチナ占領を批判する発言をしたり、いつもながら、
国連安保理が決議案を否決しあう形で“機能不全”
に陥っているなど、イスラエルの国連不信が限界に
達しているように見えます。イランを含むアラブ諸
国自体も反イスラエルという立場で必ずしも一枚板
ではないようなので、今後も、状況は刻々変わって
くることから、安易な予測は禁物でしょう。
その上で想像するに、イスラエルは、いかに人質解
放をするか、そして500キロに及ぼうとする地下
トンネルをいかに(できれば民間人に被害を与えな
い方法で)攻略するか、その作戦を練って、その上
で一部限定的な作戦を遂行しているのでしょう。
また、地上攻撃の代わりなのか、連日激しい空爆が
繰り返されていますが、それによる民間人犠牲者の
6割は、避難先であるガザ地区南部だったとの報道
もあります。国連事務総長のような発言もイスラエ
ルを追い込むだけで逆効果だと思いますが、無差別
に近い空爆もイスラエルが自らの首を絞める結果と
なって、やがて自制心のタガが外れ、“後に引けな
くなる”ことが懸念されます。
数年前、ベトナムを旅行した際、ベトナム戦争時に
使用されたサイゴン(現ホーチミン)市西側に広が
る巨大な地下施設「クチトンネル」を見学し、その
巧妙な造りに驚いたことがあります。アメリカは、
空から枯葉剤を含む絨毯(じゅうたん)爆撃を繰り
返しても攻略できず、ついには南ベトナムから撤退
する結果になったのでした。
「クチトンネル」は総延長約250キロといわれて
いましたが、その倍ほどの長さに及び、映像を見る
限り、長い時間をかけて極めて堅固に建造されてい
る地下トンネルを実際に攻略しようとすれば、多大
な時間を要し、犠牲者も半端でないことでしょう。
イスラエルが保有する最新の軍事技術をどのように
駆使するのかを含め、(不謹慎ではありますが)注
目しています。
ところで、今回のG6声明から外された我が国は、
文字通り“孤立国”になってしまいました。23日
の岸田首相の所信表明演説において、「経済」を連
呼する中での「人間の尊厳」とか「核兵器のない世
界」などの発言は、もちろん、理想であり、間違っ
てはいないとは思いますが、いかにも“空虚”に聞
こえるのは私だけでしょうか。
▼「国家戦略」をだれが作るか
 
いよいよ「国家戦略」指針の私案を提示したいと考
えますが、その前に、「国家戦略」を誰がつくるの
か、について一案を提言したいと考えます。
戦前の歴史を勉強しない人、あるいは軍国主義など
といって昭和の軍人たちにその責任を負わせること
のみを追求している歴史家たちには到底信じられな
いことだろうと思いますが、歴史をつぶさに学べば、
戦前の我が国の方が、現在よりはるかにダイナミッ
クで柔軟な国家運営をしていたことがわかります。
その典型的な組織が「陸軍省戦争経済研究班」(通
称「秋丸機関」と呼称)でした。少し補足しますと、
第1次世界大戦の頃から、戦争は単に軍事力だけで
はなく、経済、産業、教育、宣伝など「国力」のす
べてをもって遂行される「国家総力戦」の様相を呈
し、当時、欧州において身をもってその体験をした
永田鉄山あたりはその必要性を声高に唱えていまし
た(永田は陸軍の抗争の犠牲となって殺害されまし
た)。
この流れをうけて、我が国の経済力がないことを知
っていた陸軍は、日本における総力戦の実態と戦争
遂行の可能性などを研究するため、昭和14年春、
当時の我が国の最高頭脳を集めた本格的なシンクタ
ン「陸軍省戦争経済研究班」をスタートさせたので
す。
設立を提唱したのは、当時の政府や陸軍の首脳では
なく、「陸軍中野学校」の設立者、戦後は京都産業
大学の設立者として名を馳せた岩畔豪雄(いわくろ・
ひでお)大佐でした。このあたりにも目を見張る
ものがありますが、岩畔は、そのトップに、(軍政
とか作戦畑ではなく)経理畑の俊才、当時まだ41
歳の秋丸次朗中佐を指名し、組織造りを含めて全権
を委任しました。
秋丸は、実質的な研究リーダーとして、治安維持法
違反で検挙され保釈中の身であった東大経済学部助
教授のマルクス経済学者・有沢広巳を招きました。
それ以外に大学教授、企画院・外務省・農林省・文
部省などの少壮官僚、さらには民間企業・業界団体・
金融機関・民間調査機関・研究所などの精鋭たち
を集めて総勢200名程度の組織を作り上げて、昭
和16年まで約2年間、多士多才のメンバーをもっ
て様々な角度から研究に没頭したのです。
研究成果の細部は省略しますが、本研究班が導いた
開戦に至るシミュレーションについては、当時、東
條英機首相や杉山元参謀総長などとも共有しており、
その研究成果は、昭和16年11月15日に開催さ
れた大本営政府連絡会議で「対米英蘭蒋戦争終末促
進に関する腹案」(「腹案」と呼称)として決定さ
れたのでした。
私自身は、この「腹案」のような戦いを遂行してお
れば大東亜戦争はまた違った結果になったと考えて
いますが、「腹案」と実際の戦いはかなり違ってし
まいました。その原因も分かっていますが、ここで
は省略しましょう。
ここで問いかけたいのは、今の日本に、「国家戦略」
のような重要案件を策定するために、「秋丸機関」
のようなシンクタンクを作り、少壮の官僚、学者、
自衛官、民間企業人などの精鋭を一堂に会して時間
をかけて研究させるようなダイナミズムがあるだろ
うかということです。
私は、ここにあえて政治家を加えませんでしたが、
国の重要なテーマについて、いつも“専門家や官僚
に丸投げして足れり”として自ら問題意識も持たず、
必要性も感じず、学ぼうとしないような人たちは
“最初から戦力にならない”と思って外しただけで、
適任者がおられたら、当然、シンクタンクのリーダ
ー格に��っていただくことを拒むものではありませ
ん。
一つだけ注文を付けるとすれば、「秋丸機関」の設
立に尽力した岩畔大佐のごとく、力のある政治家な
どでこのようなシンクタンクを作る必要性を唱える
人(たち)は、シンクタンク設立のために奔走し、
必要な基盤や経費は提供しても、当初から口を出す
のは厳に慎み、「若い世代に託す」ことが重要と考
えます。官民を含む各界には、若くても優秀でかつ
柔軟性があり、物事の本質を的確に見極めることが
できる優秀な人たちがたくさんおられると確信しま
す。
なお、前回紹介した『日本戦略論』(鎌田徹著)で
は、「戦略国家になるための人づくり」を提唱して
いますが、だいぶ時が経ったこともあり、残念なが
ら、今はそのような“時間的余裕”はないと考えま
す。仮に多少の問題はあっても、“今ある人材”を
最大限に活用するしかないと思うのです。
次いでながらもう少し補足しておきましょう。前に
も引用したように、『国民安全保障国家論』(船橋
洋一著)の冒頭には、コロナ禍やウクライナ戦争を
経験した結果として、「自分たちでみんなを守るこ
とができない社会は生き残れない」「自分の国を自
分たちで守れない国は生き残れない」「天(世界)
は自ら助くる者を助く」ということがわかったと紹
介されています。
著者は、それでも「国家」ではなく「国民」という
言葉にこだわっていますが、“利益の受容者である
「国民」目線を重視すべき”ことを強く意識してい
ると考えられ、本書に書かれているのは「“国家”
のあり様(形)」であることが理解できます。
私などの立場からすると、(元朝日新聞記者の)著
者のような立場の人が「ようやくここに気がついて
くれたか」と安堵する一方で、内外情勢の急激な変
化や「国力」が下降期にある“現時点”こそ、将来
のため、国家としての「打ち手」を真剣に議論する
時が来たことを国のリーダーたちに早く気づいてほ
しいと願うばかりです。だれかが問題意識と勇気を
もって、重い腰を上げて、“旗振り役”を演ずるこ
とを切に願っております。
繰り返しますが、「手遅れになる前に」です。様々
な思惑から場当たり的な所信表明演説とそれに対す
る質疑応答などで論戦を交わしている余裕はないと
思うのですが・・・。
▼「国家戦略」の指針の一案
 
さて、私も高齢世代です。「若い世代に託すべし」
と言った手前、過度な物言いは邪魔になると自覚し
つつも、本メルマガをここまで書き続けてきた以上、
「国家戦略」の指針のようなものの一案ぐらいは提
示しなければならないとの責任感にもかられます。
しかし、“指針のようなもの”といえども、そこに
含むべき内容の広さと深さを考えると、正直、いか
にまとめ上げるか、途方にくれます。
またしても、『日本の大戦略』のお力を借りて、ほ
ぼ一致している点を紹介しつつ、10年の歳月の変
化やアプローチの相違点などからの修正を加えて一
案としたいと考えます。なお紹介する順番などは私
の一存で本書を修正してあります。
まず本書が、平成23年の時点でこのような大胆な
「国家戦略」の指針なるものを考察し、提供してい
ることに対して改めて敬意を表したいと思います。
その第1には、「歴史的大変動に立ち向か覚悟を決
める」としていますが、当時より今の方が“歴史的
大変動”が顕著になっている国際社会そして我が国
ですから、ここに「立ち向か覚悟」が、国家として
も国民としても求められていると考えます。
本書は、具体的な「国家目標」などを考える前に、
このような「覚悟」をもって、「内向き志向、現状
維持志向を克服し、「『頼りがいのある日本』を目
指して国家アイデンティティを再構築する」ことを
提唱していますが、全く同意するものです。
「我が国がどのような未来を構築するか」、あるい
は「どこに向かっていくか」を明らかにするという
点でも全く同意です。なお本書では、目指す方向と
して「先進国安定化勢力日本」と呼称していますが、
そのような呼称を含めて議論が必要でしょう。
私は、この「歴史的大変動」の中には、「国力」が
下降期に入っている“我が国の国内事情”も含むと
考えていますので、具体的な指針の中には、「『国
力』の維持・増進のために国を挙げて立ち向かう」
旨の文言も挿入されるべきと考えます。
第2には、「安全」の国家目標として、「複層的な
課題に対応できる、実効性の高い安全保障政策を展
開する」ことです。
まさに、変動する国際社会の中で、我が国が「安定
化勢力」としての役割を果せるかどうか正念場でし
ょう。そのような視点をもって、現状から一歩踏み
込んで「安全保障政策を再構築する」ことが求めら
れており、具体的には、本書の「自国防衛/危機管
理の能力を強化する」「日米同盟の相互防衛的性格
を強め、同盟協力を総合化する」「グローバル・コ
モンズの安定化を図る」「同盟外の安全保障協力を
推進する」などの提唱は的を射ており、さらに強化
する必要があるでしょう。
実際に昨年末、「国家安全保障戦略」が策定されま
した。「安全保障」に絞れば、また表現こそ若干違
いますが、本書が提唱したような内容とおおむね一
致していると考えます。
しかし、すでに指摘したように、東アジア地域の
「核状況」が様変わりしつつあることから、日米両
国間の「核の傘」の信頼性の向上に加え、我が国独
自の核保有の議論を推進すべきと考えます。
また、「自国防衛/危機管理の能力を強化する」に
ついては、将来にわたって我が国迫って来る可能性
がある“脅威”については、短絡的に「南西正面」
などと決めつけないことも重要でしょう。将来戦は
「ハイブリッド戦」であることは間違いないとして
も、対象国が取り得る手段は多様であり、それらを
漏れなくすべて読み切った(見積もった)上で“一
寸の隙を見せない態勢”の構築が求められていると
考えます。
第3には、「富」を国家目標として、「先進的な経
済社会システムを構築する」ことを本書は紹介して
います。ここに「国力」の「ハード・パワー」の要
素のかなりの部分が含まれていますが、第2の「安
全」とも関連し、それぞれの分野の専門家の最適解
をもって国家施策にするようなことは厳に戒めるべ
きで、そのような弊害を排除するためにこそ、「国
家戦略」を策定していることを理解する必要がある
のです。
何度も例示したように、「太陽光発電所の建設のた
めの外国資本の導入に特段のチェックがなく、国防
上重要な施設の近傍を含め、広島県ほどの面積の国
土がすでに外国資本に渡っている」ような“現状”
を即刻是正する必要があります。そのための法律改
正などは急務でしょう。
その上で、必要な要素を総合的に考察して、我が国
として新しい「繁栄の形」をどのように具体化する
かが焦点となると考えます。その中には、国家を次
世代に託すためにも、若者世代が「将来の夢と希望」
を抱くことができるような施策を含むべきことは申
すまでもありません。
とはいえ、少子高齢化の進展から社会保障給付費な
どが大幅に膨れ上がることを予測し、過度な“バラ
マキ”は厳に戒め、「国民一人一人の夢や希望の実
現」と「国家(社会)として『富』の蓄積」の両目
標の同時達成に向けて、“個人の努力の必要性を促
し、努力の中に生きがいを見い出せる”ようなバラ
ンスのとれた「配分」を主眼とする「福祉の再定義」
も必要となることでしょう。
第4には、「変動する国際社会のもとでの日本の対
外構想を確立する」ことです。「安全」はもちろん、
食料やエネルギーなどのほぼ海外に依存している
「富」の分野においても、我が国は、将来にわたっ
て「国家として存立するための対外構想」には高い
優先順位を掲げて計画・実行する必要があります。
「頼りがいのある日本」をめざし(“孤立国・日
本”の存在感を発揮し)、本書でいう「大国間の協
調形成に尽力すること」「グローバルな課題に結果
を出す貢献をすること」「アジア諸国と深く交わり、
その不安定要因を抑制すること」などの提唱に異存
はありません。
前回述べたように、“自ら原則を立て、それに基づ
いて行動し、他国や他のアクターとも協力してい
く”という「自律」の重要性を理解した上で、「日
米同盟」をはじめ、」「クアッド」「自由で開かれ
たインド太平洋」などようやく“産声”を上げた枠
組みを一層深化する覚悟と「自律」の細部をしっか
り議論する必要があるでしょう。
第5に、「新しい『統治のかたち』をつくる」ため
の議論を推進することです。本書では、そのために
「安定した政権基盤を確立する」「官邸における外
交・安全保障戦略の司令塔を創出する」「戦略形成
の前提となるインテリジェンス機能を強化する」
「対外的な情報発信を刷新する」、そして最後に
「政治不信を克服し、有権者のオーナーシップ意識
を高める」として、国民の参加意識を高めるために、
NPOやシンクタンクなど政治と国民をつなぐ中間
組織の役割も重要であると結んでいます。
「戦略は統治を超えられない」という言葉も紹介し
ましたが、「国家戦略」を議論し、策定し、実行し
ようとすれば、現在の我が国の「統治のかたち」が
そこに“立ちはだかる障害”となる可能性は否定で
きないでしょう。
紹介しました『国民安全保障国家論』も、その終章
で「日本には『国家安全保障』という『国の形』が
ない。そして、その『国の形』をつくるのを阻んで
きた『戦後の形』がある」として、「『戦後の形』
のままでは日本は新しい時代の挑戦対応できない」
と訴え、新たに「国の形」を作る必要性を強調して
います。
私は、5つの指針の中で第5の「統治のかたち」の
議論が最も難しいと考えます。一方で、戦前戦後を
通じて一内閣の寿命が平均1.4年に満たないよう
な“現状”では、一貫した中長期的な「国家戦略」
の策定はおろか、導き出された国家目標に向かって
(たとえ、苦しくても)各種政策を推進し続けるこ
とは困難であることは明白でしょう。
「では、どうすべきか」については大議論を呼ぶこと
でしょう。しかし、ぜひともこのテーマまで踏み込
んで議論してほしいと願っています。
「国の形」についてはのちほど再び触れることにし
て、次回、「国家戦略」を総括し、その後に「ソフ
ト・パワー」のもう一つの要素である「国家意思」
を取り上げます。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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