#ヘンリー4世
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2023/ヘンリー4世
G.Garage/// Shakespeare-dō 03 シェイクスピア道 第三道
原 作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:河内大和
楽曲提供:mama!milk
2023.10.26~29
会場 ウエストエンドスタジオ
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)5月9日(火曜日)
通巻第7743号
「国際金融界の予言師」=ザルタン・ポズナー、クレディスイスを去る
世界は新しい冷戦構造に突入。投資ポーロフォリオも激変する
************************
以前にも書いたが世界的な投資分野でのカリスマがいる。古株はウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、もっと古いところではヘンリー・カウフマン。。。。列挙し始めたら際限が無い。
『国際金融界のロックスター』(ウォールストリートジャーナル)と言われるクレディスイスのストラテジスト、ザルタン・ポズナーが同行から離れたとウォールストリートジャーナル(5月9日、電子版)が大きく伝えた。合併する側のUBSは、嘗てのライバルであり、とても相性が合わないらしい。
2023年の投資指南としてポズナーが言ったことはこうだ。
「これまでは株式60%、債券40%の投資配分を唱えてきたが、これからは穀物20%、株式40%、債券20%、鉱物20%のポートフォリオが良いだろう、とくに後者には「黄色、黒色、白色」の三色がある。すなわちゴールド、ペトロ、リチウムである。
今後の世界がどうなるかをポズナーは五つ並べて予言した。
(1) ブレトンウッズ体制は「3・0」になる(具体的な形態は不明)
(2) 国際通貨では米ドルの位置が交替し、人民元が大きく伸びる
(3) 為替相場では2023年後半にドルは上昇する
(4) 穀物相場に注目しておく必要がある(とくに中国の爆買い)
(5) 世界秩序はウクライナ戦争で新しい局面に突入した
指摘されるまでもなく相場観としては多くのエコノミストと共通するが、次にポズナーが何処へ移籍するかも注目されている。
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ちょっと前に『文明交錯』を読んだ
日記と銘打っているが最後に更新したのは1年前である。
ひと月くらい前に読んだ『文明交錯』(著:ローラン・ビネ、訳:橘明美、出版:東京創元社)のことを、まだよく思い出している。その間に「古代メキシコ展」へいったからかもしれない。フランシスコ・ピサロたちコンキスタドールに滅ぼされたインカ帝国が、逆にスペイン、ひいては西欧を征服してゆく架空の歴史小説。ページをめくる手がずっととめられず、溺れるように読んだなあという歓びがあって、前にそういう読み方をしたのは『テスカトリポカ』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』あたり。2023年の上半期でいちばんよかった作品としてまっさきに挙げるし、たぶん下半期でこれを超える作品に出会わないだろうという予感もある。
まさしくそのテーマについて書いていた本を思い出して、大学生の頃に一読した『銃・病原菌・鉄』(著:ジャレド・ダイアモンド、訳:倉骨彰、出版:草思社)を読み直した。1部3章「スペイン人とインカ帝国の激突」で、コンキスタドールがインカ帝国に比べて少数にも関わらず滅亡に追い込めた直接的要因に銃器・鉄製の武器、騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、航海技術、集権的な政治機構、文字を持っていたことを挙げている。『文明交錯』はどの地点での歯車がずれたらそれらの要因が排除されて史実の結末が変わってゆくか、そしてその結果がどうなってゆくかを4幕構成で描��。バタフライ効果の鍵は10世紀のアイスランド。
ヨーロッパで初めてグリーンランドに入植した赤毛のエイリーク、その息子の幸運なるレイフがアメリカ大陸に到達したとされる「グリーンランド人のサガ」をもとにして、レイフの妹であるフレイディースを中心に据えた1幕が始まる。富と名誉を求めてヴィンランド(かつて存在した北アメリカの土地)を目指したフレイディースは「グリーンランド人のサガ」によれば旅のあとでグリーンランドに戻ってくるが、作品内ではアメリカ大陸を陸沿いに役畜を伴ってどんどん南下する。ニューイングランドあたりから出発し、後年インカ帝国が勃興するペルーまで多くのスクレリングたちと交流しては製鉄技術や有輪鋤についての知識を与えたり、トウモロコシの知識やココアを与えられたりするが、彼らは必ず伝染病によって亡くなってゆく。そのたびルーン文字で墓標を刻み、置き土産として何頭かのつがいの家畜を各地で残す。それが結果的に、スクレリングの子孫たちが馬にまたがり鉄の武器をたずさえ疫病に免疫を持つこととなり、その約500年後の2幕でキューバへやってきたコロンブス撃退につながる。捕虜としたコロンブスからカスティーリャ語や「外の世界」への航海地図、そして胸で十字を切る〈磔にされた神〉のことが伝わり、そうやって舞台が整備されたところで(史実では)インカ帝国最後の皇帝アタワルパが登場する3幕がはじまる。ここまでのところで全体の5分の1くらい。
全4幕は順に、サガ、コロンブス航海記、年代記、セルバンテス風の小説と書きざまも登場人物も視点も変わっているのでぜんぜん飽きない。史実との絡め方も非常に巧みで、16世紀ヨーロッパといえばルターの起こした宗教改革の時期。アタワルパたちの信仰は太陽教と呼ばれるようになるが、ヘンリー8世がアン・ブーリンと結婚するためにイングランド国教会ではなく太陽教への改宗を進めたり、ドイツ農民戦争で掲げられた農民の12ヶ条要求を太陽教はどう呑んだかなどおもしろかった。
恥ずかしながら国際情勢に疎い。職場ではずっとラジオが流れているのでそのたぐいのニュースを耳にしない日はないのだが、なんらかが話題に挙がればその場でちょっと調べ、なんとなくわかった気になりすぐに忘れるをくり返している。あるとき、これじゃよくないよなと衝動的に思って、西欧を中心に歴史とか文化や技術の流れについての書籍を読むようになった。��年の今ぐらいの時期から始めたのでもう1年くらいになる。知識をどかどか詰め込みたいタイプの性格なので、どうやらけっこう向いているっぽい。こちらの視点ではああだし逆側からだとこうだしとか、ぜんぜん関係ないと思っていた事柄が、とある地点で急につながると昂ぶったりする。ほとんど電子書籍で買っているので、いざ開いてみて難しいから今じゃないというタイトルもたくさんあり、いろいろ回り道をしてから戻るとすんなり文章が入ってくることもある。その瞬間がいちばん楽しいかもしれない。そういうようにして、ここ1年で読んできた諸々の、現時点で出された中間テスト的な作品が『文明交錯』だったんだと思って嬉しくなったりもする。でもなー、電子書籍のよくないところってページ数と行数がわからないんだよな、仕方ないんだけどそこだけが難点だ。
「ある人々は雷神トールの娘で太陽神によって遣わされたという〈赤毛の女王〉の古い伝説を思い出し、思わず太陽に向かって礼拝した。」 「タイノもインカも、数多の神々の一人としてトール神を崇めていて、しかもどちらもこの神の起源を知らなかった。」
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TEDにて
テッド・ハルステッド: 皆が勝利する気候問題へのソリューション
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
なぜ?私たちは、こうまでも気候問題で立ち往生していて、この一見、克服が難しそうな障壁を克服するためには、どうすれば良いのでしょうか?
政策立案起業家。テッド・ハルステッドが、自由市場の保守的原則と小さな政府に基づいて、変革的なソリューションを提案します。
気候問題解決に向けて、国際的なドミノ効果を引き起こす税による直接配当計画について学びましょう。
経済学者も同意するように、最善の解決策は、化石燃料の炭素含有量に対し、課税することで、燃料炭素税と言うものです。
これは、毎日の経済取引の各段階での 化石燃料排出を減らすことになります。
財源は、化石燃料が減少すれば、なんでもよくて、Facebookが構想・計画してきた暗号資産「Libra」のような世界規模のデジタル通貨で「特別資金引出権(SDR)」形式で直接配当しても可能です。
世界中の準備通貨を潤沢にする目的でデジタル紙幣の増刷や運用を、各国通貨で総額2500億ドル以上発行(2008金融危機以上の資金供給)すれば、人工知能時代には、重要なことかもしれない!
さらに、データ配当金をデジタル通貨「Libra」などで直接配当して、どんどん増幅させても良いかもしれません。2024年には「Libra」の計画はなくなりましたが
直接型中銀デジタル通貨で一元化し、日銀に直接口座を創れば、低収入者にベーシックインカム型給付金が実現可能です。
私たちに必要なのは、気候政策のための「優れたアプリ」です。テクノロジーの世界では優れたアプリケーションは、変革を起こす程の力を持ち、Uberのように独自の市場を生み出しすらします(基本的人権の尊重や最低賃金を守ること、プライバシー保護強化が前提です)
気候の世界の強力なアプリとは、一見、克服できそうにもない進歩の障壁を突破させる新しい有望な解決策です。進歩の障壁には、心理的なものも含まれます。
気候問題活動家たちは、30年だか40年後に他の国の人々が得ることになる利益のために、短期的な犠牲を払うよう、永らく自国の市民を説得してきましたが、それは、基本的な人間の性質に反するため有効ではありませんでした。
次は、地政学的な障壁です。
現行の排出権取引のルールは、各国に自国の排出量削減プログラムを強化する代わりに、他国の削減量にタダ乗りするという強い動機を持たせてしまいます。
これは、パリ協定を含むどの国際的気候変動交渉でも悩ましい点となっていました。最後に党派という障壁があります。
ドイツ、イギリス、カナダといった最も熱心に取り組む排出削減参加国でも、必要な規模とスピードで排出量を削減しているという状況からはほど遠いままです。
そして、ここアメリカで気候問題についての党派間の姿勢の違いははるかに深刻です。私たちは、基本的に立ち往生しています。
それぞれの障壁を突破するために、私たちには、気候問題対策のための強力な「アプリ」が必要です。
私は、米国における気候問題解決への道は、共和党とビジネスコミュニティを通じて連なっていると確信しています「気候問題対策リーダーシップ協議会」の設立に際して、私は名だたる共和党の長老政治家たち。そして、ビジネスリーダーたちに会うことから始めました。
ジェームズ・ベーカーとジョージ・シュルツ。最も尊敬されるアメリカの共和党員たち。マーティン・フェルドシュタインとグレゴリー・マンキュー。最も尊敬される保守経済学者たち。そして、ヘンリー・ポールソンとロブ・ウォルトン。最も成功し賞賛されるビジネスリーダーたちです。
我々は、共に、これを著しました「炭素税配当の保守的シナリオ」
これは、共和党の指導者たちが初めて出した市場に基づいた具体的な気候ソリューションです。
私たちは、ホワイトハウスでこの計画を発表しました。トランプ大統領の就任2週間後のことです。
2024年にはバイデン大統領からトランプ大統領に変わりました。
この国のほぼすべての主要な媒体の編集委員会は、私たちの計画を支持していますし、幅広い業界のフォーチュン100社が参画しています。こう思われているでしょう。
その計画とは、一体何なんだろう?
炭素税配当策は、4つの柱に基づいています。
まず、徐々に増加する炭素税です。資本主義は素晴らしいシステムですが、オペレーティングシステムのようにバグが発生しやすいのです。
これは「市場の失敗」と呼ばれます。
最大の欠陥は、元来市場価格が社会的環境的コストを織り込んでいないということにあります。つまり、ありとあらゆる市場取引は、誤った情報に基づいているということです。
この資本主義に根ざすバグは、他のどの要因よりもこの気候問題に対する責任があります。理論的には、これは簡単に解決する問題なはずです。
経済学者も同意するように、最善の解決策は、化石燃料の炭素含有量に対し課税することで、炭素税と言うものです。
これは、毎日の経済取引の各段階での炭素排出を減らすことになります。しかし、これまで炭素税そのものは、不人気で政治的行き詰まりという状況でした。
これへの答えは、全ての調達金額を毎月の配当金という形で直接低収入庶民へ還元することです!!(デジタル貨幣含む)
これは、不人気な炭素税を人気のあるポピュリスト的解決策へと変え、根底にある国民の心理的な障壁を解消するでしょう。誰もが現実的で即時に具体的な利益を得られることによって。
これから得られる利点は大きく。炭素税率が1トン当たり40ドルから始まると仮定すると初年度から、4人家族が、年間2千ドルを受け取ることになります。
米財務省によるとアメリカ人の下位70%が、エネルギー価格の上昇により支払うことになる額よりも多くを配当金として受け取ることになります。
気候変動を解決し、2億2300万人のアメリカ人に経済的な勝利をもたらします。日本も可能です。
これは、革命的で、根本的に温暖化問題の政治を変革できます。
しかし、別の革命的な要素もあります。炭素税率が上がるにつれて配当額も増加します。気候変動を食い止めようとすればするほど低収入庶民が得る利益が増します。
これが、プラスの自動還元ループを作り出します。これは、非常に重要なことです。炭素税率が毎年上がるというシナリオでのみ長期的な排出削減目標に達することができるからです。
私たちのプログラムの第3の柱は、炭素税配当計画が制定された後に、必要性の無くなる規制の廃止です。これは、共和党とビジネスリーダー達への重要なセールスポイントです。
では、なぜ?炭素価格のために気候変動に関する規制を緩和するのでしょう?
ご説明しましょう。我々の計画は、オバマ政権時代のすべての気候規制を合わせた量のほぼ2倍の排出量削減を達成します。
それは、トランプ大統領が、それらの規制のすべてを廃止した後の新しいベースラインのほぼ3倍です。
これは、1トン当たり40ドルから始まる炭素税を前提としており、大まかに石油1ガロンあたり36セントへと置き替えられます。
我々の計画、それだけでパリ協定の下に、アメリカに割り当てられた排出削減量をほぼカバーします。ご覧のように、排出削減はずっと続きます。
これは、自由市場と小さな政府に基づいた保守的な気候変動対策の威力を示しています。私たちは、より少ない規制と同時に、はるかに少ない大気汚染を実現し、労働者階級のアメリカ人たちの経済的前進を促します。
これは、我々全員が支持できるような計画に思えませんか?(日本のようにガソリン税はない!代替えとして、グローバル規模の包括的な炭素税を導入しようとしています)
プログラムの柱の4つめは、国境調整に基づく、新しい気候ドミノ効果です。
複雑に聞こえるかもしれませんが、これもまた革新的アイデアです。炭素のグローバルな価格に到達するまったく新しい戦略。グローバルな炭素価格です。
これこそ私たちに必要なものです。
1例を示しましょう。炭素税配当計画を、A国が採用したと仮定します。B国は採用していません。条件を均衡させるため、産業の競争力を守るため、A国はB国からの輸入に対し、炭素含有量に基づいて課税します。
ここからが面白いところです。国境調整で生じた課税先であるA国の低収入庶民に還元される配当金が増えると、B国の低収入庶民が、その金が自分たちにも還元されるべきだと自国でも炭素税配当計画を実施するよう求め始めるのではありませんか?
さらに、いくつかの国が加わると新たな気候ドミノ効果を得られます。
1度、主な、国や地域が国境調整を含む炭素税配当制度を採用すれば、他の国も続きます。一つ一つドミノが倒れるように、そして、このドミノ効果はどこでも起点となれます。
私の希望は、もちろん米国ですが、他の国でどこからでも始まっても良いんです。イギリスやドイツや他のヨーロッパの国。あるいは、中国でも良いのです。
例えば、中国を見てみましょう。中国は、温室効果ガスの排出削減に努めていますが、指導者たちにとっては、それよりも、規模の経済から消費者主導の経済発展へと経済を移行することが優先です。
中国の低収入庶民に毎月分配金を配当する以上に、その移行��早める有効な方法はありません。
それが、規模の経済を安定化させて、中国に環境・経済的目標を同時に達成させる唯一の解決策でしょう(日本のようにガソリン税はない!代替えとして、大国規模の中国もグローバル規模の包括的な炭素税を導入する資格があります)
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
これが、先に述べたそれぞれの障壁を克服させてくれるため、気候政策の「強力なアプリ」となるのです。心理的な障壁、党派的障壁。そして、先ほどの地政学的障壁を解決します。
私たちに必要なのは、国家による主導です。何かを探すときには、広告を使うものですね。では、一緒にこれを読んでみましょう。
募集:炭素税配当計画を開発する国。
国の負担:ゼロ。
開始日:即時。
利点(メリット)は:最も効果的な気候変動対策。
人気があり、ポピュリストで経済成長とビジネスを支持し、小さな政府を実現し、低収入庶民を助けること。
追加の報酬は、現在。そして、次世代からの感謝。そして、私の娘からも。
ありがとうございました。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったもの��、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないこと���明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
2024年のノーベル経済学賞でも指摘しているように・・・
国家システムが繁栄するかどうかは、幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度(ポジティブサム)」の有無にかかっているとデータでゲーム理論から実証した。
欧州諸国などによる植民地支配の時代のデータを幅広く分析し、支配層が一般住民から搾取する「収奪型社会(ゼロサム)」では経済成長は長く続かない(収穫遁減に陥る?)
一方、政治や経済面での自由や法の支配を確立した「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」なら長期の成長を促すと理論的に解明した(乗数効果とは異なる経路の収穫遁増がテクノロジー分野とシナジーしていく?)
「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」は、日本の高度経済成長時代のジャパンミラクルが、一度、先取りして体現しています。
2020年代からはもう一度、ジャパンミラクルが日本で起こせる環境に入っています。安倍総理が土台、管、岸田総理が再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)の土台を形成しつつあります。
日本の古代の歴史視点から見ると・・・
安土桃山から江戸幕府初期の農民出身徳川家康が国際貿易を促進しつつ再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)を形成してます。
その後、大航海時代の覇権争いを避けるため数代かけて「収奪型社会(ゼロサム)」になってしまい、綱吉の頃には基本的人権の概念も希薄になり選挙もないため
低収入者の農民から商人も収奪していきます。
江戸幕府末期まで数度改革をしましたが、ノーベル経済学賞の人達によると包括型社会(ポジティブサム)に転換しずらい
結局、薩摩と長州が徳川家康式の国際貿易のイノベーションを復活させるも(水戸藩の文献から)国民主権の憲法や選挙がないため
明治維新を起こすしかなく、第二次大戦で原爆が投下されるまで軍備拡大して資源が枯渇します。
国家システムの独裁から法人や個人の優越的地位の乱用にすり替わるため、財産権や特許権などを含めた低収入者の基本的人権を尊重することで独占禁止法の強化も必要になっていくことも同時に示し��います。
(個人的なアイデア)
電気を作る熱力学のサイクルで熱効率は、ほぼ50%、45%~50%の効率まで高めることは可能ですが・・・
高温の物体から熱を受け取り、電気という「使えるエネルギー」に変換できる機械を一般的に「熱エンジン」と呼んでいる。
高温の物体から受け取った熱エネルギーのうち、どれだけ活用できたかという比率を「効率」と物理学では定義している。
この効率は、原理的に超えられない「カルノー効率」という上限があることが知られている。
カルノー効率が達成されると、効率は上がるが、同時に仕事率がゼロになる現象。
つまり、熱エンジンの効率を最大限に上げると出力がほぼゼロになることを意味しています。そして、効率100%は物理的に不可能ということです。
中世で試行錯誤が行われたことに終止符が示され、機械での永久機関は作れないことが、この現象から理解できます。エネルギー保存の法則からも理解できます。
他には、燃料の持つエネルギーをどれだけ動力として取り出すことができるか?これをエンジンの熱効率と定義しています。
2020年の段階で、ガソリンエンジンの熱効率は最高で40%前後あり、10年くらい前までは30%程度。低燃費の技術競争もあるけどカルノー効率から限界も見え始めています。
だから、ガソリン自動車から電気自動車へ世界中の法人が開発を加速して切り替えている潮流があります。
その他には
日本の法人99%は、自転車操業これが普通。世界でも経済的に普通。
再分配をする政府は、一部の大企業や裕福層から増税が原則です。
民主党以前の連休が少ない日の多いのはパンデミック分散対策の一環かもしれない?女性活躍ウィズ実力!能無しがトップにつくと女性でも、権力濫用。混乱必死です。
初めに前提条件として
カーボンニュートラル(気候中立)とあえて書いたのは、炭素中立に直訳すると概念が、庶民に伝わりづらくなるため。
また、権力濫用の口実にされる危険性を慎重に考慮した結果です。
声高にカーボンニュートラルの直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく知っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここで��、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
なお、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
さらに、世界では、独自の炭素税制度を持たない地域に対し、低収入の住民に、二酸化炭素排出量に応じて炭素税を導入する一方で、その税収のほぼすべてを配当として還元することにしている!
大多数の世帯は、この配当で炭素税による負担増加を賄え相殺できる(電気代や光熱費含む)
これは、まだ庶民に伝わりづらい炭素税で、法人には、技術革新などを促す!一方で、配当で低収入の住民に再分配し、環境問題も配慮している。
さらに、データ配当金をデジタル通貨「Libra」などで直接配当して、どんどん増幅させても良いかもしれません。
このように海外では、法人税に世界的な「最低税率」の設定、国境を越えた世界的な炭素税の設定とベーシックインカムの相乗効果も考慮。再分配を世界レベルでシステム化している。
日本国内では、消費税以外をベーシックインカムの財源とし、国民皆給付で事前分配、再分配ということもプラスサムしてシステム化を推進すれば
もしかして、デフレスパイラルやマクロ経済学的な合成の誤謬も最小化できるかもしれない。
北欧など、東ヨーロッパの地域では、共産主義の名残がみられます。
共産主義1.0を辞書で調べると憲法なしの皇帝の横暴から、やむなく暴力で革命をし、100%財産の私有を否定、生産手段・生産物すべての財産を共有、貧富の差のない社会を実現。
しかし、共産主義2.0の現代は、最低収入保障の形での実現に比較的限定し、ポスト資本主義になるとドラッカーは言う!!
ポスト資本主義とは、アメリカの「株主主権モデル(経済的側面の重視)」日本の終身雇用、年功序列「会社主義モデル(人的側面の重視)」ドイツなどの「社会市場主義モデル」
の3つをバランスよくコントロールしつつ、一神教、多神教やカルチャーに融合させた多様な社会になると言っています。
日本では、共産主義?資本主義?法人、個人の超裕福層にも当事者意識を持たせるため、不況に陥り財政政策が必要となった場合
超裕福層の資産半分を臨時裕福税として機動的に強制徴収し、ほぼすべての低収入者に配当金を還元するマクロ経済学上のアイデアは?
日本では、一回実験する���要があります。
他のアイデアでは、代���りに、貨幣の流通という裕福税に似た流動負債と言う形で、個人法人超裕福層に全資産の半額分を強制借金をしてもらい。
全資産の半額分をほぼすべての低収入者に配当金として還元する。還元しても低収入者は、製品やサービスでお金を使ってくれるので経済も活性化する。
その後、特別減価償却と言う形で複数年単位で負債を返済してもらう協力を行政府が要請するなどでも大規模に実現できそうだ。
前に似た方法で、東日本大震災?規模を小さく実行してた。
または、行政府が、労働分配率を財政政策の重要指標と定義し、不況時に株価の下げ率と逆相関させる。財源は、自国通貨の国債発行で賄う。
つまり、株価下落の年のみ一年ほどの時限立法発動。法律で、法人に株価下落と同じ比率を労働分配率の上げ率分として強制的に自動実行。
株価下落した年のみ行政府と日本銀行が、低年収者を一時下支えさせるアイデアもどうだろうか?
<おすすめサイト>
アラン・セイボリー:砂漠を緑地化させ気候変動を逆転させる方法
チャド・フリシマン: 100の温暖化対策法
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エスカレートする「倫理的狂気」
倫理的狂気に陥るのは、時間がたってからだ。戦争開始直後から起こわけではない。時間がたち、いくつもの出来事を経るうちに、どんどんエスカレートしていく。誰も都市に空から爆弾を落とす第一号になどなりたくなかった。しかし、敵が攻撃してきたので仕返しをした。最初は軍事目標だけを狙うつもりだったが、昼間では敵の戦闘機に攻撃されてしまう。そのため夜間に爆撃を行うことにした。問題は、昼間でも標的に命中させることができなかった���とだ。にもかかわらず夜に爆撃機を飛ばすことは、都市に無差別に爆弾を落とすのを、闇に認めていたということだ。
「倫理的には、彼らは昼間でも正確に狙えなかった標的を爆撃しようとしていた」と、レン・デイトンはドイツの戦略の変化について書いている。「実際には彼らは英国空軍爆撃機軍団がしていたのと同じようにしていた。大きな市の中心部を見つけてそこに火を放ったのだ」
1941年6月、イギリスは敵国の労働者の士気とコミュニティの破壊を目的として、爆撃は夜間に行なうと公言した(ドイツが行なったのは“脅威を与えるための爆撃”で、イギリスが行なったのは、“士気を挫く爆撃”だった)。イギリスにとっては、それは当時ドイツとの戦争において、彼らが持っていた数少ない貴重な戦法の一つだった。
ドイツの作家ヨルグ・フリードリッヒは複合爆撃機攻撃の航空隊を「人間に向けられた最も不気味な兵器」と呼んだ(この取り組みを監督していた空軍元帥のハリスは戦後も、これがイギリス人兵士一世代分を丸ごと救ったと固く信じていた)。
ドイツ空軍のヘルマン・ルメイまで、第一次世界大戦のころにパイロットや兵士として戦った軍の指揮官たちにとっては、何があろうと20年前に前線で経験したことよりはるかにましだった。第一次世界大戦では英国海軍が約80万人のドイツ人(大半が非戦闘員)を餓死させたと思われているが──すべてイギリスが海上封鎖している間の戦争の原則のもと──それは西部戦線で戦っていた兵士の命を救うためだったので、倫理的に受け入れられていたと、ハリスは主張した。(もちろん誰もが受け入れていたわけではない。ドイツの姿勢はイギリスとは著しく違っていたが、それは当然だろう)。
タミ・デイヴィス・ビドルは自らのエッセー『空軍力』で「自国の兵士の命と敵国の民間人の命を、どう比較するのだろうか?」と問うた。また、イギリスがドイツへの空爆を始めたときには、平和主義の聖職者たちが、戦争に勝つためにモラル上の一線を超えるよりも、負けるほうがいいのはどういう場合かと問いかけた。
米軍空軍司令官のヘンリー・“ハップ”・アーノルドは、何十万人もの市民が死んだあとで、「適切な理解とともに使用すれば、爆撃は、事実上、すべての兵器の中で最も人道的なものになる」と述べた。最悪な大量殺戮はまさに最適な条件で起きた。(爆撃される国からすると、誤った条件下かもしれない。)ある一定の条件の下では、爆撃で火炎旋風と呼ばれる現象が起きる。ある範囲(この場合は町)に���くつもの火炎があがり、それが一つに合わさって大きな火炎となる。これが起きると熱い上昇気流が大量に発生し、地上の冷たい空気が渦を巻いて、ハリケーン級の超高温の風を生じさせる。
このような状況では、人がいろいろな原因で死んでいく。ある人は爆風で死ぬ──肺が破裂し、血管等神経が衝撃を受けて死が訪れる。炎が燃え移って焼死する人もいれば、コンクリートの塊や建物に押しつぶされて死ぬ人もいる(個人が致命傷を負う弾丸と違って、爆弾は犠牲者の周囲の世界も破界する)。防空壕に流れ込んできた一酸化炭素による中毒、あるいは火炎旋風で部屋の空気がなくなって、窒息した犠牲者も多かった。
ドイツ軍の爆撃が最も激しかった晩は火炎旋風が生じ、1666年のロンドン大火以来、最悪の大火災となった。しかしそれも、ドイツの都市への報復の爆撃に比べれば見劣りがする。(ドイツ空軍は、当初はあまり考えずに戦略爆撃を重視する原則を採用していたが、戦争が始まるころには戦術空爆を中心としたやり方に切り替えていった。戦術攻撃とは、都市全体ではなくその戦場だけに攻撃を絞る手法である。急降下爆撃機(Ju87ストゥーカ)で戦車を爆撃するのが、戦術攻撃の例である)。最初の激しい攻撃は1943年のハンブルクだった。おそらく4万から5万人が焼死した。
1943年に19歳だったケイト・ホフマイスターは、爆撃を生き延びた一人だった。グウィン・ダイアーが著書『戦争(War)』に彼女の経験を書いている。そこには人間の経験として想像を超える極限状態が描かれている。防空壕を出たホフマイスターの目の前には、燃え上がる地獄が広がっていた。ガスマスクが溶けて顔にはりついている人が転がっていた。ダイアーはホフマイスターの話を引用している。「アイフェ通りの向こうには行けませんでした。道路には人がいて、すでに死んでいる人も、生きているけどアスファルトにくっついて動けなくなっている人もいました。きっとあわてて何も考えずに道に出てきたのでしょう。足がくっついて、抜け出そうとして手をついたんです。手と膝をついて四つん這いの状態で叫んでいました」
火炎旋風が起これば、次に何が起こるかは決まっていた。ロンドン大空襲では、8ヶ月を超える期間で4万人が死んだ(これは近代以前のほとんどの軍隊が、一度の戦争全体で失う数よりも多い)。ハンブルクではひと晩でそれだけの数のドイツ人が命を落とした。それは地獄の底をのぞき見て、目を背ける経験だったのかもしれない。
地獄をのぞき見た人はごくわずかだったが、英国首相はその一人だったと思われる。ウィンストン・チャーチルは、飛行機の先につけたカメラで撮影した、爆撃されたドイツ都市の被害現場の���像を見て、恐ろしさのあまり震え上がってもおかしくはなかった。当時彼と一緒にいたオーストラリア駐在武官によると、チャーチルは腰掛けた背を伸ばして、大声でこう言ったのだ。「われわれは野獣か? ここまでやってしまったのか?」。その同じチャーチルが、1940年にはこう言っていた。「自分の裏庭に火が付けば、ヒトラーは交代せざるをえなくなる。そして我々はドイツを砂漠にしてやる。そう砂漠だ」
チャーチルはまた、爆撃で失われるヨーロッパの遺産を心配していた。戦争で直接の被害を受けた人々が死んでいなくなったあとも、ローマ時代までさかのぼれる遺産の喪失は、子々孫々にわたり影響を受けることになる。文化遺産が、倫理的狂気によって破壊されるのだ。そしてそれはヨーロッパに限らない。日本、中国をはじめ多くの國で起こっていた。(たとえばイラクへの爆撃で、古代バビロニアやアッシリアの遺跡が損傷した。)
フランクリン・ローズベルト大統領は、敵の都市の爆撃について、二つの違う立場をとった。公的には反対、非公式には賛成だ。1941年8月4日の彼の発言を、米国財務長官ヘンリー・モーゲンソーが録音していたが、その内容は次のようなものだった(コンラッド・クレーンによる引用)。「ヒトラーに勝つ方法をイギリス人に伝え続けているが、彼らは聞く耳を持たない。軍事施設を狙って百機の飛行機をドイツに飛ばすなら、そのうち十機は前に爆撃されたことのない小さな町を爆撃するべきだと、繰り返して提言した。どの町にも何らかの工場があるはずだドイツ人の士気を挫くにはそれしかない」
1943年になると、死者の数が恐ろしい勢いで増え始め、それがずっと続いた。米国は、戦争最後の1年で、それまでの累計より多くの死者を出すことになる。
ダグラス・カッカーサー将軍は焼夷弾攻撃を非常に嫌っていた。補佐官の一人(基本的に彼を代弁する立場)は、それを「これまでの歴史の中でも最も容赦のない野蛮な非戦闘員の殺戮だ」と述べた。マッカーサーは実際に、市民を守るために民間施設を爆撃しなかったせいで自分の部隊を危険な目にあわせて死なせたことがある。現在でもそれは間違っていたという声がある。
世界で最も大きな力を持つ人々でも、こうした非道が行われる勢いを止めることができなかったようだ。戦争を率いた陸軍のジョージ・マーシャル元帥と陸軍長官ヘンリー・スティムソンも、そ��時起きていることを気に入らなかったが、止めることはできなかった。スティムソンの言によるとマンハッタン計画に参加した物理学者J・ロバート・オッペンハイマーは、焼夷弾攻撃と民間人への攻撃に対して米国の一般大衆があまり怒っていないことを不安視していた。オッペンハイマーは必ずしも攻撃を止めることを望んではいなかった。ただそれ��ついて起こる人が少ないのが気に入らなかったのだ。
これはその時期の狂気を示すものだった。戦前の世論が女や子どもを標的にすることを許さなかったために精密に標的を狙う空軍力をつくった、まさにその当事者らが、1944年には一般大衆が怒らないという懸念を表明していたのだから。しかし都市には多くの軍事施設があるので、町全体を消滅させてしまえば、多くの軍事施設を破壊できる。
日本は産業を民間人の移住地域に移す決定をして、計り知れないほどの代償を払うことになった。一か所に集中させて爆撃を受けないよう、地域ごとに小さな工場をつくった。これが、当然と言えば当然だが、すべてを消滅させることを都合よく正当化させる要因となった。
技術の発達で、離れたところから標的を攻撃できるようにもなっていた。陸軍中佐で軍事心理学の専門家であるデイヴ・グロスマンは、距離があると殺人ができるようになる理由、そして標的との距離が遠いほど簡単に殺せることについて書いている。日本とドイツに対して行なわれたこと、あるいはドイツがイギリスに行なったこと、そのどれも、兵士が敵の顔を見て手を下さなければならなかったら、起こっていなかった可能性は高い。
グロスマンは7万人の犠牲者を出したある夜の空爆について「七万人の女子供にひとりずつ火炎放射器を向けるとしたら、いや、なお悪いことにひとりひとりの喉を掻き切らなねばならなかったのなら、その行為のむごたらしさとトラウマはけたはずれに大きく、誰にもそんなことはできなかっただろう。しかし、何千フィートもの上空からなら、悲鳴は聞こえず、焼け焦げる身体は見えない。だからだれにでも簡単にできてしまうのである」と書いている。日本で空襲を行なって戻ってきたアメリカの爆撃機の搭乗員には、焦げた人間のようなにおいがした。彼らの飛行機の底は焦げていた。そして彼らは戦果報告書を、握手して手渡していたと言われる。
コンラッド・クレーンは民間人を標的とした空爆について、米国のある当局者の話を引用している。「それは地上部隊に、戦っているときすべての民間人を殺し、すべての建物を破壊せよと命令するのと同じではないのか」
たしかにそうかもしれないが、前述したとおり、陸軍には海軍と同じように、戦時中に取るべき行動と、何が許容できて何ができないのかについての理解を、何千年もかけて体系的にまとめた指針がある。
3億人を救うためなら1億人を殺戮していいのか?
1945年2月にら、ドイツにはもう爆撃するものは残っていないので、連合軍はがれきを揺らしているだけだという不満が出ていたが、それでも爆撃は継続された。戦後、ニュルンベルク裁判で、被告は──ほとんどが人道に対する罪で絞首刑になる──連合軍のドイツの都市の爆撃を非難していた。連合軍の法律顧問の一人は、空爆は「すべての国が実行するようになり、近代戦争の一部として認められるようになった」と述べた。倫理的な問題を問うには遅すぎる、というわけだ。
連合軍からすると、事実上の敗北が決まったドイツへの爆撃を止めないのであれば、それよりは兵力が残っている日本がいる、太平洋戦域での攻撃を止めることは誰も考えなかっただろう。(ドイツ・ファースト政策によって、連合軍は第三帝国への攻撃を優先した。1945年初頭、ドイツはまだ侵攻されていない日本よりはるかに不安定な状況にあった。複数の敵国軍がドイツ国内で戦い、ドイツの大都市はどこも廃墟と化していた)さらに1945年8月、“空からのとどめ”という、ドイツに対する攻撃として想定されていたものが再び浮上した。その時点で、毎日の死傷者の数は恐ろしいほどで、終戦が1日早まるごとに、何千人もの命を救うことができた。
日本に2発の原子爆弾が落とされてから完全に降伏するまでの間に、千機の飛行機が東京に焼夷弾を落とした。まだやるのか、という話である。
しかし連合軍の爆撃だけに注目するのは、敵の危険性と性質を無視することだ。空軍の歴史を研究していたブルース・ホッパーは、1945年4月にブーヘンヴァルトの強制収容所を訪ねたあと、次のように書いている。「そこらじゅうで悪臭がした。人骨の残骸が炉の近くに山積みになっている。戦略爆撃を行なったことについての良心の呵責は、これを見れば和らげられる」。1899年のハーグ平和会議で、爆撃機はいずれ標的を狙う精度が高まって、市民を殺さずにすむ人道的な兵器になると言ったのは、米国の代表団だった。米国はまた、多くの非戦闘員を無差別に殺す軍部の策に耐えられないと感じていた。その米国が原子爆弾という、おそらくは世界史上最悪の無差別大量殺人兵器を使用した、唯一の国になるというのは、なんとも皮肉な話である。
総力戦の論理は矛盾だらけだ。
話は飛んで15年後、爆弾と高高度爆発物を民間人居住地域に使用することは合法である──なにしろどの国も使っていた──と成分化されたことで、米国自身が冷戦の間、核兵器の標的となる可能性を受け入れた。世界の指導者が3億人の命を救うために一億人を殺戮することは、倫理的に受け入れられるかという話を始めると、倫理的狂気はいっそう激しくなる。
死者の総数を最小限にとどめようとするのは、それで3億人を救えるのであれば、たしかに論理的である。しかし自分たちが使用した兵器が引き起こした1億の人間の無残な死に、健全で有益だった部分もあるというのは、どんな理由をこじつけようと無理がある。
人類が世界的な熱核戦争に突入し、再び暗黒時代を引き起こすようなことがあれば、私たちはきっと映画『猿の惑星』のチャールトン・ヘストンのように「バカども! このザマは何だ!」と叫びたくなるだろう。しかしそれは我々が招いた結末ではあっても、誰かが好き好んで起こしたことではないはずだ。
『危機の世界史』ダン・カールソン著 渡会圭子訳 2021年2月25日文藝春秋発行
THE END IS ALWAYS NEAR:
Humanity vs the Apocalypse. from the Bronze Age to Today
by Dan Carlin
Copyright © Dan Carlin 2019
Japanese translation rights reserved by Bungei Skunju Ltd.
By arrangement with Harper, an inprint of HarperCollins Publishers.
through Japan UNI Agency Inc., Tokyo.
ダン・カーリン
Dan Carlin
1965年生まれ。ポッドキャストのパイオニア的ジャーナリスト。かつてはテレビレポーター、ラジオパーソナリティ、コラムニストとして活動していたが、やがて活躍の場をインターネットに移し、彼がひとりで世界史のさまざまなテーマを、1エピソード数時間にわたって語る「だけ」のポッドキャスト番組『ハードコア・ヒストリー』を開設。そのドラマチックなテーマ選びと語り口で人気が爆発し、“Alexander versus Hitler(アレクサンドロス対ヒトラー)”、“Death Throes of the Republic(共和国の断末魔)”シリーズ、“Blueprint for Armageddon(最終戦争の青写真)”シリーズ、日本を扱った“Supernova in the East(東の超新星)”シリーズなど、60本以上のエピソードで累計1億ダウンロードを誇る。2015年の「ベスト教育ポッドキャスト賞」、2018年の「ベスト歴史ポッドキャスト賞」などを受賞。本書が初の著書となる。
渡会圭子
Keiko Watarai
1963年生まれ。翻訳家。上智大学文学部卒。おもな訳書に『the four GAFA-四騎士が創り変えた世界』(スコット・ギャロウェイ)、『習慣の力』(チャールズ・デュヒッグ)、『悪について』(エーリッヒ・フロム)、『かくて行動経済学は生まれり』(マイケル・ルイス)、『フラッシュ・ボーイズ』(マイケル・ルイス、東江一紀共訳)、『人口で語る世界史』(ポール・モーランド)など。
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人口削減計画の真実 - ビルゲイツなど「優生思想」のインサイダーたちが口を滑らせた証言集 | ホットニュース (HOTNEWS)
「人口削減」会議映像が流出。「地球に人口が増えすぎたので削減の必要がある」
「人���削減のための断種についてですが、地球に人口が増えすぎたので、削減の必要があります。ビルゲイツが言うところによると、少なくとも30億人には死んでもらいます。とりあえずアフリカから始めることにします。調査をしたのですが、アフリカ人のほとんどを排除していいと思います。哀れだし、存在価値がないし、世界経済の一員でもない。彼らの権利は剥奪済みで、抑圧されて実験台にされています。」 「いわゆる権威であるところの多国籍機関や保険機関がアドバイスしてくれれば、判断の手間が省けます。専門家の宣誓証言を使えばいいのです。」
人口削減などというSFみたいな計画を、21世紀の大富豪や政治指導者、科学者たちが本気で考えている。中には優生思想を世界に広める側のインサイダーというより、純粋に人口抑制問題(優生思想)に感化させられたエリート(いわゆるDupes*)も多くいるのかもしれない。
*Dupes - デュープス。本人に共産主義者の自覚はないが、その言動や行動が結果的に共産主義勢力を利することに協力している人々。リベラルに騙されて利用されているお人好しなどの意で使われている。
●フランシス・クリック博士(DNA二重螺旋の発見者として有名な英国の科学者フランシス・クリック。1962年ノーベル生理学・医学賞賞を受賞。無神論者。ヒューマニスト。)
「人が子供を持つ権利はあるのだろうか? 政府にとって食べ物に何かを添加して、誰も子供ができないようにすることは容易である。」
●ドナルド・マッカーサー博士(1969年、国防総省の生物学調査研究責任者ドナルド・マッカーサー博士は、米国議会で予算増額を求め証言した。その約10年後、NYやサンフランシスコでエイズ患者が発生していたことが、後の研究で判明。)
「5年から10年以内に、人に伝染する微生物細菌を作り出すことが可能になるだろう。」
●リチャード・デイ博士(1969年、家族計画連盟の代表リチャード・デイ博士が講演。テーマは「未開人のための新秩序」。全ての録音機をストップ、メモを禁じたはずだったが、デュネガンという医師がそのスピーチを記録していた。)
・世界人口は削減すべき
・「家族計画」による大量殺処分
・水・食料に有害物を混入
・新しい病気の開発
・ウイルス兵器の放出(人工パンデミック)
・集団予防接種キャンペーン
・第三次世界大戦の計画
・世界政府、世界宗教、世界軍、世界中央銀行、世界通貨について
●エジンバラ公爵フィリップ殿下(英国エリザベス女王の王配であるフィリップ殿下はもともと失言で有名ではあった。しかし上記は1988年の著書に記された言葉。当然ながら出版前に言葉は推敲するものだし、編集者が校正するもの。その上で世間にリリースされた言葉である。フィリップ殿下は2021年4月ご逝去。)
「生まれ変わったら、死のウイルスになって人口問題を解決させたい。」
●米大統領補佐官 ジョン・P・ホールドレン(1977年に「エコサイエンス - 人口、資源、環境」という政府教書を提出。強制的な人口統制とは実に全体主義的だ。しかしホールドレンは後に、自由の国アメリカの大統領補佐官(科学技術担当)としてバラク・オバマ大統領に仕えた。)
「地球に最適な人口は10億人である。」
●米国務長官 ヘンリー・キッシンジャー(1974年、キッシンジャーは国家安全保障会議でまとめた人工削減計画の秘密報告書を、フォード大統領に提出。発展途上国の人口増加はアメリカの脅威であるとして、表向きを産児制限、飢餓、あるいは戦争を用いて削減するという。また、IMF《国際通貨基金》、世界銀行が発展途上国に融資する条件として、人口削減プログラムの推進をあげている。)
「人口削減は 発展途上国に対するアメリカ外交政策の最優先事項であるべきだ。」
●米国防長官 ウィリアム・コーエン(コーエンは共和党員でありながら、なぜか民主党クリントン政権で国防長官を歴任した。)
「研究所の科学者の中にはある特定の人種に関する病原菌を研究している者がいる。その菌を使えば特定のグループなり人種を地球上から抹殺することが可能になる。」
●海洋学者 ジャック・クストー(深海ドキュメンタリー映画「沈黙の世界」やTV番組シリーズで知られるフランス人海洋学者。美しい映像も多く、日本でもファンが多い。世界銀行コンサルタントにも就任した。)
「こんなことを口にするのは気が引けるのだが、世界中の人口を安定させる必要がある。それをするためには1日に35万人の人間を消して行かなくてはならない。こんなことは考えることも恐ろしいから、口に出すべきではなかった。」
●CNN創業者 テッド・ターナー(2009年テッド・ターナーはロックフェラー大学学長邸で開催された超大富豪たちの会合に招待されていた。参加者はビル・ゲイツ、デイビッド・ロックフェラー 、ジョージ ・ソロス、ウォーレン・バフェットなど錚々たる顔ぶれ。名もなきこの秘密会合は「Good Club」と呼ばれた。話し合われた内容は、人口抑制のために彼らの資産をいかに有効活用するか。)
「現在のレベルから95%減少する2億5000万から3億人の総人口が理想的だ。」
●MS創業者 ビル・ゲイツ
「もし新しいワクチンと医療、出産システムを作り上げれば、人口増加は10%~15%抑えられる。」
●未来学者 ジャック・アタリ(『新世界秩序』著者。フランス歴代大統領のブレーンである未来科学者は、欧州最高の叡���とされる。ソ連崩壊、テロの脅威、金融危機、パンデミックなどの「予言」を事前に知っていたかのように���中させて来た。)
「最も手厳しい国になると、人口抑制を実行していない国々には もはやその資源を分け与えないことを決定し、(中略)最終的には戦争が避けられないだろう。」
「必要とあればその計画(人口推移予測・計画作業)を遵守しない国に、産児制限を課さねばならないだろう。」
「どこか一ヶ所ないし数カ所で起きたパンデミックが、自由な交通に乗って、人類の存続そのものを脅かすような大きな危険となる恐れがあるのだ。」
https://hotnews8.net/society/deep-state/population-testimony
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『英国王妃物語』 森護
これについては昨日全部書いた後に、ギフや写真を選んでて、最後の最後の写真を選ぶために他サイトに飛んで、写真を見やすくするためにブラウザーのサイズを大きくしたり元に戻したりしていたらドラフトがなくなってしまっていた。悲しかったです。これ、たまにある。だから、長い投稿になったら、途中で保存したりしてたんだが、昨日はすっかり忘れていた。涙。これからは、長い投稿では途中途中で保存をクリックすることを忘れないようにする。
さて、この本を読もうと思ったのは、ドラマ『ホワイト・クイーン』、『ホワイト・プリンセス』、『スパニッシュ・プリンセス』を見て、王妃達の家族親族関係、王侯貴族の種類と立場などを全く知らないからそれを知りたくなって。
イングランドの歴代女王の出身地は(p7)、
イングランドとフランス(10人)、ドイツ(7人)、スペイン(4人)、フランドル(3人)、デンマークとスコットランド(2人)、そしてポルトガル、イタリア、ボヘミアとアングロ・ノルマン(1人)なのだそうだ。
Matilda of Boulogne スティーヴン(ヘンリー1世の甥)王妃。ヘンリー1世の妻も娘も嫁もマティルダ。娘の息子がヘンリー2世
Eleanor of Aquitaine 映画『冬のライオン』でキャサリーン・ヘップバーンが演じたのが印象深いですが、「生来陽気で多情(p34)」なんだって。息子達は
①William(2才で没)
②Henry、ノルマンディーとアーンジュをもらう
③Richard、アキテーヌをもらう。母の最愛
④ジョフリー、ブルターニュ(妻の領地)
⑤ジョン、無し。lackland欠地王と呼ばれる
ヘンリー2世の一番有名な愛人はロザムンド
キャサリーン・ヘップバーンのエレノア
おまけ フィリップ2世に転がされる、後の獅子心王リチャード
Isabel of France エドワード2世妃。王のお気に入りはPiers de Gaveston。映画ではティルダ・スウィントンが演じてたね。
Catherine of Valois ヘンリー5世(ハル王子)妃。上記イザベルの12才下の妹。ヘンリー4世は王位簒奪者(リチャード2世から)。
Margaret of Anjou ヘンリー6世妃。Red Queen。息子のエドワードはキングメイカーの娘Anne Warwickと結婚。エドワード4世と敵対。この妃は、ケンブリッジのQueens' Collegeの創設者。queensが複数形なのは、次の王妃もこの大学の後援者になったため。
Elizabeth Woodville White Queen。小説みたいに本当に魔術が使えたのかな???
Catharine of Aragon(1485−1536年1月7日、50才)スペインが統一される端緒となったカスティーリアの女王イサベル1世とアラゴン王のフェルナンド2世の結婚(1509年6月3日)により生まれた娘
Anne Boleyn(1507?−1536年5月19日、29才)1532年に結婚
my favorite Anne Boleyn
Jane Seymour(1509?ー1537)1536年5月29日に結婚。1537年10月12日に息子を産むが、難産な上に洗礼式にも出席させられ、産後12日で死亡(p146)
Anne of Cleves(1515?ー1557)1540年1月6日結婚。
Thomas Cromwell(1485ー1540年7月28日に反逆罪で処刑)
Catharine Haward(1521?ー1542)王51才、キャサリン18才の1540年8月8日に結婚。この当時なら孫と言ってもいいくらいの年齢差やな。
Catharine Parr(1513?−1548)1543年ヘンリー8世54才の時に結婚。この王妃のみがsurvived Henry VIII. 文字通りやね。
ヘンリー8世(1489−1547)
Catherine of Braganza(1638ー1705)チャールズ2世との結婚は王31才、妃23才の時。チャールズのたくさんいた愛人の中で最も有名なのはBarbara Villers。"Charles II: The Power & the Passion"ではヘレン・マクロイが演じてた。その兄役は我らがルパート。兄ではなく親戚だった。
このドラマでの王妃はこちら
Sophia Dorothea of Celle ジョージ1世妃。王によりハノーヴァーにあるアールデン城に死ぬまでの三十二年間幽閉された。ジョージ1世はハノーヴァー家から迎えられた国王。アン王女のまたいとこ。アンを支持する人がジャコバイト
Caroline of Anspach ジョージ2世妃
Alexandra of Denmark(1844−1925)エドワード7世(1842−1910)妃。エドワード7世はアルバート、ヴィクトリア女王(在位1837−1901)の長男。イギリス王妃中一番の美貌。写真はこちら
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こんばんは。
お久しぶりでございます。
一昨日の夜にネットからスマホに知らせてきました。
イギリス王室のエディンバラ公爵フィリップ王配殿下が亡くなられました。
心から悲しくなりました。
今年でもうすぐ100歳をお迎えられるはずだったが残念になりました。
フィリップ王配殿下の人生がとても長かったでございました。
フィリップ王配殿下の幼い頃からギリシャ王室のイケメンな王子でした。そこからご成長しながら人生が歩んでくれました。
イギリスのエリザベス2世女王陛下との出会いからご結婚するために王子を��てました。
エリザベス2世女王陛下とご結婚してから長年として渡りになられました。
そして、エリザベス2世女王陛下を支えながら子供たち、孫、ひ孫に恵まれて幸せなご日々があったでしょう。
幸せなことだけなく過去では心労があった経験があったと思います。
亡きダイアナ元妃、クィーンマザーが亡くなられていたこともあったでしょう。その心の中には支られてくれたことがあったと思います。
99歳の人生って....。
遥かな遠い昔から生まれてくれたフィリップ王配殿下....。
日本と言えば大正→昭和→平成→令和と言うことですね。
つまり、大正10年でお生まれたのです。
4つの歴史が長いですね。
エリザベス2世女王陛下のお父様から「エリザベスに支えなさい」とお言葉をフィリップ王配殿下に伝えながら約束していたのです。
約束した通りに素敵なおしどり夫婦であり、絆と愛があったと思います。
子供たち(チャールズ皇太子、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子)に育んで来ましたね。
そして、孫(ウィリアム王子、ヘンリー王子、ピーターさん、ザラさん、ベアトリス王女、ユージェニー王女、ルイーズ令嬢、ジェームズ卿、オーガスト君)、ひ孫(ザハンナさん、アイラさん、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、アーチー君)、まるで孫のように感じられてくれたウィリアム王子の妻であるキャサリン妃に恵まれくれましたね。エドワード王子の妻であるソフィー妃とザラさんの夫であるマイク・ティンダルさんにもありました。それぞれに可愛がってくれました。
日本に来日されたことがありましたね。凄く大人気でした。その私はまだ生まれていない時代だと思います。
フィリップ王配殿下はヨーロッパ王室の女王らやキャサリン妃のご両親やご妹弟とのご一緒にされたことがいくつあったのですね。
きっと皆様は悲しみを消えないでしょう。
偉大なお方だと思います。
フィリップ王配殿下は世界でいろんな見てきたし785団体の会長や支援者を務められていました。
務められてくれたし素晴らしいなと思っておりました。
天国でダイアナ元妃とご両親の所へ行かれると思いますがエリザベス2世女王陛下らを見守ってくれると思います。
フィリップ王配殿下、長き渡りしてくれたことを誇りだと思っています。お疲れさまでございましたと心から言いたくなりますね。
フィリップ王配殿下にお会いしたことないけどテレビや動画などを拝見しておりました。
実は中学時代で図書館に行って、イギリス王室の本を読んだことがありました。フィリップ王配殿下のことを知りたいと思うようになりました。
あの時は覚えています。
イギリス王室の本に出会えて良かったと思っています。
きっと孫のウィリアム王子ご一家らを受け継がれるでしょう。
皆様はフィリップ王配殿下のことを尊敬していると思われています。
そうと思っております。
子供たち、孫、ひ孫はエリザベス2世女王陛下を励ましながら支えて上げてくださいよう心から願っています。
追悼の意を表します。
-April 11, 2021 -
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【目次】 序 モノのデザイン史の試み
第一章 電気ケトルと魔法瓶 第一節 イギリスの電気ケトル 1 一九世紀末における小型電気調理器具の登場 2 電気ケトルの技術的進歩 3 紅茶を淹れる器具の試行 4 電気ケトルの外観デザイン変化 5 紅茶を飲むことにまつわる行動とイメージ 6 製品進化の様相
第二節 日本の魔法瓶と電気ポット 1 電気ポット ―戦後の初期家電製品 2 日本における魔法瓶 3 魔法瓶の発展 4 製品進化という現象 5 魔法瓶や炊飯器に現れた花柄の理由
第二章 鍋 第一節 イギリスの鍋 1 イギリスの鍋の類型 2 素材転換と鍋製造業界の変化 3 ソース鍋におけるデザインの変遷 4 調理器の発展 5 台所デザインの変化 6 第二次世界大戦後の展開 7 現在の鍋をめぐるイメージ 8 鍋デザインの変容を促したもの
第二節 日本の鍋 1 日本の伝統的な鍋タイプ 2 西洋化の始まり 3 鍋の素材転換 4 戦中期の鍋 5 鍋業界の変化 6 鍋デザインの変遷 7 保有される鍋の数の増加 8 産業技術変化と慣習のはざまで
第三章 調理家電 第一節 アメリカのコーヒー抽出器具 1 アメリカにおけるコーヒー消費とコーヒー抽出器具 2 コーヒー抽出方法と機器の発展 3 電気式パーコレーターのデザイン変化とその理由 4 コーヒー消費と機器進化との関係
第二節 アメリカの小型調理家電 1 小型調理家電の発展 2 電化率の変化と調理器との関係 3 小型家電が使われた空間 4 「ギフト」としての小型調理家電 5 社交習慣との関係 6 機器デザインの変化は進化的である
第四章 真空掃除機 第一節 イギリスの真空掃除機 1 発明と技術的発展 2 家電としての真空掃除機の普及とその影響 3 電動モデルの外観・イメージの変化 4 一九九〇年前後からの発展 5 掃除機を成立・進化させたもの
第二節 日本の真空掃除機 1 電動モデル導入の初期の試み 2 家庭電化の時代と掃除機の登場 3 掃除機の普及の遅さ 4 急速な普及と清潔意識の変化 5 外観とデザインの変化 6 日本の掃除機の現在 7 日本の掃除機進化の特性
第五章 風 呂 第一節 イギリスの風呂 1 イギリスにおける家庭用風呂の普及 2 給湯設備の発展過程 3 より快適な住まいへの動きと労働者階級家庭での風呂普及 4 中流階級家庭における近代的バスルーム 5 給湯システムとそのバスルームのデザインに与える影響 6 バスルームの視覚的変化と浴槽材料 7 プレハブ浴槽とバスルームユニット 8 風呂近代化の背景
第二節 日本の風呂 1 第二次世界大戦までの発展 2 浴槽の素材と外観 3 戦後の内風呂の普及と近代化の流れ 4 浴槽素材の転換 5 ユニットバスの台頭 6 内風呂化への求めと浴室作りの工業化
第六章 家庭機器のモダナイゼーションとは 1 「家庭機器」というアイデア 2 家庭機器の近代化 ―新しい類型への転換 3 近代化過程の構図
結びに代えて――今後のデザインのために
コラム イギリスの道具博物館事情 1ミルン・ミュージアム / 2 ジェフリー・ミュージアム アメリカの二大道具ミュージアム ヘンリー・フォード博物館とアメリカ歴史博物館
付録1 英米における関連既存研究 付録2 関連博物館・資料館
Amazon.co.jp - 近代家庭機器のデザイン史 イギリス・アメリカ・日本 面矢慎介【著】
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桜林美佐の「美佐日記」(189)
際立った「軍」の存在ーエリザベス女王の国葬
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和4年9月の今回
は189回目となります。
前回、日本人とマスクの関係について書きました
が、同様の内容記事があるぞということで教えて頂
いたのが、こちら「デイリー新潮」です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1454b1ac72fba0961d8d8746ca7fc7e2339ca8
私はとても共感しますが、どうやらコメントには
批判的なものが多い様子(不快になるので全部は見
ませんが)。この気づきが自衛隊へのエールだと気
づかないのかな・・と。
提灯記事みたいなものだけを称賛するのが「自衛隊
応援団」であるならばとても残念です。
コロナ時代になってからのことなのか分かりませ
んが、自衛官と道ですれ違ってこちらから挨拶して
も、おはようもこんにちはも言わない自衛官もいて、
マスクをしているのだからそれくらいはすべきだ
ろう!と、私は本当にこれは非常識な行為だと思っ
ています。
何度もここで書いているように、自衛隊内での感
染拡大を防ぐため、家族とも会わないなど一般人か
らすれば想像以上の対策をし、国防に影響を及ぼさ
ない措置をしていたことに私は敬意を表します。
しかし、そのために人としての常識を失ったら元
も子もないというものでしょう。そのあたりのバラ
ンシングがなんとも不器用な日本人です。
先日はイギリスのエリザベス女王の国葬が執り行
われました。あ、そういえば、私がかつてニュース
デスクを務めていたラジオ局ニッポン放送では「エ
リザベス2世女王陛下崩御」としています。これま
でも「皇后さま」ではなく「皇后陛下」、「皇太子
さま」ではなく「皇太子殿下」などの���称を重んじ
る数少ない(唯一?)の地上波メディアでしたので
誇らしく思います。
産経新聞によりますと、天皇陛下を除く皇族の方
々の敬称に「さま」が広く用いられるようになった
のは平成以降のことで、各報道機関が「開かれた皇
室」や「親しみやすさ」のためにこのようにしよう
と自主的に判断したのだそうです。
何と申しますか、昨今「人として大事なこと」「
日本人として大事なこと」の、いずれも軽んじられ
ていると思わざるを得ません。とはいえ、英国王室
につきましてはここでも「エリザベス女王」の呼称
を使わせて頂くことをお許し下さい。
先日の国葬に関する報道で驚いたのは、ここでも「
マスク問題」が取り上げられていたことです。
参列された天皇皇后両陛下がマスクを外されてい
たことが各メディアでのトピックスになっていまし
た。
テレビ中継されたウエストミンスター寺院でのs
ervisをご覧になった方はお気づきだと思いますが、
誰もマスクをしていません。
それどころか、広大な寺院とはいえ聖歌の合唱、
主の祈りの奉唱、国歌斉唱、全てが声高らかに行な
われました。これらの多くが、日本国内の教会では
今なお実施されていないと仄聞しています。
参列者には高齢の方もお見受けし、不安もあった
とは思いますが頓着していません。やはり、世界で
は今「最も大事なこと」を尊重する流れになってい
るのでしょう。
もう一つ、イギリスが国家として大切にしている
ことと感じたのは、やはり「軍」の存在です。
ロイヤルファミリーの軍服での正装が見られました
が、皇室を離脱したヘンリー王子は軍服での参列を
認められなかったといいます。
ヘンリー王子は陸軍に10年間在籍していました。
しかし、王室離脱後も軍の名誉職にとどまること
を望んでいたものの却下されたということです。
ヘンリー王子は2005年に20才でサンドハー
スト王立陸軍士官学校に入り、装甲偵察の訓練後、
2007年アフガニスタンに派遣されました。
その後、陸軍航空隊でパイロットとしての訓練を受
け2012年の2度目の時はAH-64Dアパッチ
攻撃ヘリ乗組員としてタリバン掃討作戦に従事しま
した。
帰還後は、負傷兵の心身回復プログラム策定など
に携わり、2015年に名誉除隊しています。
それほどの経験をしていても、離脱すれば制服着
用は許されない。それがイギリス王室の制服に対す
る価値観なのです。
兄のウィリアム王子も2006年に同じくサンドハ
ースト王立陸軍士官学校を経た後、に入り、続いて
空軍でパイロットとしての訓練を受けています。
ウィリアム王子は主にイギリス周辺海域での捜索救
難業務を7年半務めました。156回の捜索救難飛
行に参加し、149人の救出に貢献したといいます。
両王子の父チャールズ国王も、空軍でパイロットと
しての訓練を受けた後、海空軍で約5年の軍務に就
いています。
そして、弟のアンドリュー王子、エドワード王子も
軍歴がありますので、エリザベス女王の息子たち全
てが軍務についていたわけです。
軍の最高指揮官であるエリザベス女王ご自身も、第
二次大戦末期に女子国防軍に入隊し、軍用車両の整
備や運転に加え弾薬管理などの任務に当たっていた
のだそうです。
身分の高い人が社会的責任を果たさなくてはならな
いという「ノブレスオブリージュ」の考え方が根付
いているのだと感じます。
日本では「軍事色」を消し「宗教色」を嫌い、そし
て何もなくなった。・・・みたいな、本当に空虚な
ものを感じるばかりです。そう思うと、改めて皇室
の存在がありがたいと同時に、そろそろ、敗戦国症
候群みたいなものを克服したいものだと、つくづく
思います。
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新斧(鎌)の条件と1章のラウンジの先
白黒スタジオの前提条件になる新斧(鎌)の取得条件を確認しました。
一度でも死ぬと失敗です。 条件を満たしていないとホラーヴィジョン(エフェクト)が現れません。
2章:マイナーサーチャーをNice Hatする
保健室のバルブを回すと、マイナーサーチャーが2章開始時のマジックサークルの上に出現するので、これを斧ではなく敢えて機械で潰して倒します。 成功するとエフェクトが入ります。
3章:サービスレバーを完遂する ヘヴンリートイズのインクのおもちゃをボリスの形にし、 分かれ道ではエンジェルの方を選ぶと章の終盤でサービスレバーに挑戦できます。カットアウトを破壊するフェーズでレベル9の部屋を開けておき、心臓を集めるフェーズで中の斧を回収してサービスレバーを覆う板を除けます。
ちなみにインクのおもちゃをインクマシンにしてデーモンの道を選ぶと、一度も死亡していないならトミーガンが扱えるようになります。去年のアップデートからトミーガンとサービスレバーは両立で��なくなりました。
サービスレバーの板が壊せるようになるのはトミーガンが溶けた後です。
安全地帯から攻撃するのが一番手っ取り早いですが、恐ろしく足場が悪く、 壁側にはまり込んだりします。タイミングよくジャンプすればもう一度登れますので諦めないでください。この段階で普通にロードすると失敗になります。
定期的に悪魔が来ます。 2つ目のレバーはギャングで、入り口に近い3体を倒した後は悪魔が来て帰るのをひたすら待ちます。3つ目は柵を利用して倒します。 倒すとエフェクトが入ります。
4章:全員空き缶で倒す
ここが最難関で、チートを使わないと普通の人間は達成できません。 100時間ほどかけて色々試しましたがわたしには無理だったので、 もし何も使わずに達成できる人がいたらわたしの代わりにこの悲願を背負ってほしいなと思います。 しかしチートを使ったとしても普通に難しいのと、致命的なバグの宝庫なのでこの辺は特に手動でセーブデータをバックアップしておくと良いです。
ブッチャー3人組のフェーズをクリアして第2レバーを下ろしたら即引き返します。次に進んでしまうと缶は全て消えます。
ここに一つあって、これで安全にレイシーのテープのあるスペースに移動します。
移動すると缶が出現しています。インクメーカーの裏にも1個あり、合計30個ほどです。ブッチャーに5、6個、映写技師に5個、バーティに16個、ボリスに3個必要なため、どれだけ工夫しても無駄に出来るのは1個か2個です。 チートを使うならここで、手持ちの缶が減らないようにするだけなら簡単に出来ます。どれだけ練習しても百発百中は才能の世界ですね…
パパっと6個ほど取ってブッチャーをかわして戻ってこれるなら わざわざ缶を投げる必要はなく、階段付近に固まってくれるのでとても運がよければ6個ではなく5個で3人とも始末できます。 個人的に缶エイムはカーソルが当てにならない気がします。 右側手前に遮蔽物があったり角度が上すぎるとすぐ諦めます…… あとここの作業机に登ってうっかり壁側に降りてしまうと破滅します。
斧だと光ってないネジも壊せますが、缶は動きが止まっている時に光ってるネジに当てないと缶が無駄になります。遮蔽物に注意…
映写技師は5個で倒せます。 焦らずLMSに逃げ込みながらちょっとずつ投げつけます。
ここまでで何も問題なければボリスを倒すとエフェクトが入ります。 投げてくるライドは樽を盾に出来る他、空中で缶をぶつけても凌げるようです。言わずもがなその場合缶は無駄になります。
5章:鎌回収 サミーサーチャーを倒せば1章のラウンジの先が解放
5章は進行不能になる不具合が時々あるのと難しいのでこまめにバックアップを取り、面倒でも極力上書きしない方がいざという時助かります。 ブッチャーの生死は鎌の条件とは関係ないようです。
鎌を持っている間はサーチャーが出現します。
ジョーイのオフィスのサミーサーチャーを倒せばエフェクトが出て鎌は壊れます。以降も1度も死なずにクリアすると、引き続きプレイする1章でラウンジの先が解放されています。
BATIMはムービーが終わらないと進行が記録されないのでRTAに向いてないと思います。スキップ出来る機能がほしい所…(そう思うようになるほど周回するなという事かもしれない)
いつも気をつけている進行不能バグ回避もリストアップします。
3章:
暗闇を移動する際ボリスから離れすぎると戻ってもそこそこの確率でボリスがもう動かなくなるのでボリスの少し後ろを歩く
ポスターからパイパーが出現するシーンで、ポスター前でパイプを振り回すと隠れているパイパーに当たって進行不能になるので振り回さない。
エンジェルがエレベーターを開いてくれる際、早く入りすぎるとボリスが到着しても入り直してもエレベーターが動かず進行不能になることがある。待つ。
アップデートでかなり減ったけど、環境によっては悪魔が壁に引っ掛かってリスポーン不可避な状況になることがある。データをロードし直す必要があるためタイミングによってはチャレンジが失敗するので手動でそれ以前のセーブファイルをバックアップする。
サービスレバーの時の安全地帯の壁側に落ちた際、戻るのにかなり時間がかかって実質進行不能になることがある。諦めないか気をつける。
インクアビスの迷路内で壁の端を行ったり来たりし過ぎると稀に挟まって動けなくなるので真ん中を歩く
ToDoListが終わってエレベーターに乗る際、ここでも早く入りすぎるとエレベーターが動かず進行不能になることがある。待つ。
4章:
ブッチャーが火を囲んでいる部屋の作業机の上から壁側に降りると二度と戻って来られないので登らない。
5章:
乱戦後、ソンアリがセリフを言い切る前に先に進むと板が壊れないことがある。ちょっと待つ。
ソンアリとトムボリが追従中、壁の端を歩き回るとそこそこの確率で囲まれて動けなくなる。歩き回らず一直線に進む。
確率はそこまで高くないが余計なことをすると落下時にヘンリーが斧を無くさず進行不能になったり何故かソンアリが付いてきてたりしてこれも進行不能になる。素直に板を踏み抜いて落ちる。
アーカイブのレバーを押す前後でパンチングマシンを普通に打刻したセーブデータはロードした際ドアが閉まって閉じ込められる。部屋の外から手を伸ばして打刻する。
巨大インクマシン前のチェスター風のオブジェには絶対に近付かない
その他稀に負荷のかかるシーンでフリーズしたり強制終了したりするので注意。
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TEDにて
ネリ・オックスマン:テクノロジーとバイオロジーを融合したデザイン
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
デザイナーで建築家のネリ・オックスマンは、デジタル製造技術と生物世界とを絡み合わせる研究チームを率いています。
コンピュテーショナル・デザインと付加製造技術、材料工学、合成生物学の交差する分野で彼女の研究チームは、微生物や私たちの身体。製品や建築物までもが共生する新しい世界に踏み出しています(グロテスクな映像もあるのでご覧になる方はご注意ください)
ミケランジェロは、手つかずの大理石を目にして解き放たれようとする彫像が見えたと言います。「のみ」が、彼の唯一の道具でした。しかし、生物は、彫刻により生み出されるのではなく成長していくのです。
私たちの生命を作る一番小さな単位。細胞には、機能し自己複製する為に、必要なあらゆる情報が詰め込まれています。
道具を使うことの副作用もあります。産業革命以降。デザインの世界は、製造。そして、画一的な大量生産に支配されて来ました。
組み立てラインは、部品で構成された世界観を生み出し、デザイナーや建築家の想像力を狭め、物事をそれぞれが個別の機能を持った部品で出来上がったものと捉えさせるようになりました。
しかし、自然は均質的な物質で出来上がっているのではありません。人間の皮膚を例にとってみましょう。私たちの顔の皮膚は薄く大きな毛穴があります。
しかし、背中の皮膚は、より分厚く小さな毛穴が開いています。片方はフィルターとして働き、もう片方はバリヤーと��て働きます。それでもどちらも同じ皮膚なのです。
部品ごとに組み合わされたものではありません。これは、弾力性が変化することにより、次第にその機能が変化していくという仕組みなのです。この分割された画面は、私の分断された世界観を表現します。現代のデザイナーや建築家の分裂したパーソナリティーを表します。
「のみ」と遺伝子。機械と生物組織。組み立てと成長。ヘンリー・フォードとチャールズ・ダーウィン。これらの対立する世界観。私の左脳と右脳。分割と統合。それらが背後の2つのスクリーンに現れます。
私の仕事は、最も端的には、これらの2つの世界観を繋ぎ、組み立てる世界から次第に離れ、成長する世界へと近づくことです。
このデザイン原理を用いた次の冒険の舞台は太陽系です。惑星間航海の為の生命維持装置となる服の開発も考えてみました。そのためには微生物を蓄え、その動きを管理する必要があります。
私たちは、元素記号表のような独自の要素記号表を作りました。新たな生命体が計算通りに成長し、付加的に造られ生物的に成長していきました。
合成生物学は、液体の錬金術のようなものだと考えています。そして、貴金属を作り出す代わりに新たな生物学的機能性を非常に微小なチャネルの中に合成しているのです。
これは、マイクロ流体技術と呼ばれています。私たちは、この流体状の微生物群の流れをコントロールするためのチャネルを3D印刷しました。
最初に作った服では、2つの微生物を組み合わせました。まずは、海や淡水湖に住む藍藻類でした。次に、人の腸に住む大腸菌です。前者は、光を糖分に変え、後者は、糖分を消費し、そして、環境に優しい生物燃料を生成します。
これら2つの微生物は自然では、決して交わることはありません。実際、決して出会うことがなかったのです。
それが、今、初めてこのように作り変えられ、衣服の中でお互いに関係し合うこととなったのです。自然選択ではなく、デザインによって進化を遂げたのだと考えてみてください。
この関係性を保つために消化器官に似たチャネルを作り、これらの微生物が行き来し、その機能性が場所に応じて変化しやすいようにしました。
そして、求められる機能性に応じて素材の性質を変化させ、人間の体の表面上でこれらのチャンネルを成長させました。光合成が欲しかった部分には、透明なチャネルを増やしました。
このウェアラブルな消化器系は、目一杯に広げると60メートルにもなります。これはフットボール競技場の半分の長さで私たちの小腸の10倍の長さです。
そして、ここTEDで初めてお目にかけますが、これが最初の光合成するウェアラブル素材で衣服の中で流体を運ぶチャネルが生命の輝きを放っています。
地上。そして、異星でのわが種族の将来に思いを馳せ、科学的洞察でたくさんの謎に取り組み、機械の時代を離れ、私たちの身体、我々が育てる微生物。製品そして建築物までもが、共生する新たな時代へと踏み出すきっかけを与えてくれました。
私はこれをマテリアル・エコロジーと呼びます。この為には常に自然に立ち戻る必要があります。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(個人的なアイデア)
Because of the desire to emphasize synthetic biology, grotesque images will appear, but if you image under one human skin it will be a similar image.
合成生物学を強調したいという都合上、グロテスクな映像が登場しますが、人間の皮膚一枚の下を映像化すると似たような映像になります。
It might be better if you design this grotesque place with a cosmetic membrane like a human skin.
このグロテスクな場所には、人間の皮膚のような化粧のような膜をかぶせてデザインするともっと良くなるかもしれません。
<おすすめサイト>
ニック・ボストロム:文明が自らを滅ぼす危機と、それを避ける4つの道
ロブ・リード:合成生物学が人類を滅亡させる可能性とそれを防ぐ方法
クレイグ・ベンター:「人工生命」について発表する
ダニエル・ギブソン:DNAを人工的に作りインターネットで送る方法
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッドな直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
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(CNN) ビザなしで渡航できる国や地域の数を比較した世界のパスポートランキング更新版が9日に発表され、日本がそれまで同着だったシンガポールを抜いてトップに立った。
ランキングは市民権や永住権の取得支援を手掛けるヘンリー&パートナーズがまとめている。それによると、日本のパスポート保有者がビザなしで渡航できる国や地域は、10月からミャンマーが加わって合計190カ国になった。シンガポールは189カ国で2位に後退した。
2018年初めの時点でトップに立っていたドイツは188カ国で3位に後退し、フランスおよび韓国と並んでいる。
ウズベキスタンは5日からフランス人のビザ免除を認めた。日本人とシンガポール人については2月から認められていた。ミャンマーは1日から韓国人のビザも免除した。
米国と英国は、いずれもビザなしで渡航できる国が186カ国で5位だった。両国とも年内にビザ免除の国が増える見通しはなく、2015年の首位の座は、当分奪還できそうにない。
ロシアは47位に後退。2006年に62位だったアラブ首長国連邦(UAE)は、21位へと急浮上している。
中国はビザが免除される国にセントルシアとミャンマーが加わり、2017年初めに比べ14位上昇して71位になった。
一方、最下位はアフガニスタンとイラクで、ビザが免除される国は30カ国。下から2番目はシリアとソマリアの32カ国、3番目はパキスタンの33カ国だった。
トップ10は以下
トップ10
1.日本 190カ国
2.シンガポール 189カ国
3.ドイツ、フランス、韓国 188カ国
4.デンマーク、フィンランド、イタリア、スウェーデン、スペイン 187カ国
5.ノルウェー、英国、オーストリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、米国 186カ国
6.ベルギー、スイス、アイルランド、カナダ 185カ国
7.オーストラリア、ギリシャ、マルタ 183カ国
8.ニュージーランド、チェコ 182カ国
9.アイスランド 181カ国
10.ハンガリー、スロベニア、マレーシア 180カ国
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一日中曇りの東京、今はちょっと雨が降っています。また急に寒くなりましたね。水曜日と昨日、久しぶりに大きな地震がありました。皆さまの地域は大丈夫だったでしょうか。我が家では防災グッズを再確認しました。被害のあった地域の方は、余震に十分に気をつけてお過ごしください。
今週は春学期のZoomクラスが全て終わり、Prime90の開催を終え、暫くぐうたら期間を楽しもうと、木曜日はNetflix三昧の1日を過ごしました。ずっと楽しみにしていた『タイラー・ヘンリーの死後の世界』を一気にビンジウォッチ!以前このブログでも紹介したマコーレ・カルキン似の、アメリカのミディアムの新ドキュメンタリーです。興味深い��は、あるサイトにてこの番組への評価が真っ二つに分かれていること。まだまだこの世界に偏見を持つ人がたくさんいるのでしょうね。でも、私がいつも映画を観るときに参考にしているサイトでは今日現在、視聴者の満足度が100%でした。
霊との交信に懐疑的な人でも、フィクションとしてこのシリーズを観た時に気づくことがあると思います。それは、ミディアムシップを通しての癒しが存在することです。このドキュメンタリーでタイラー・ヘンリーが主張する、ミディアムや相談者は現れる霊を選べない事や、ミディアムシップを行うときの気持ちを「パラシュートが開くと信じて飛び降りる感じ」に例えている部分や、アートを通したミディアムシップの実践には共感できましたが、反対にちょっと理解できない部分も多々ありました。特に、ミディアムが自分の健康と引き換えにミディアムシップを行なっているように描いている部分です。
でも、タイラーがひたすらスクリブル(走り書き)しながら一生懸命スピリットと交信していたり、レイモンド・ムーディが開発したサイコマンテウム(古代ギリシャのネクロマンテイオンが由来)を自宅に作ってしまったり、自分自身のことは視れないので、大御所ミディアムに視てもらったりする姿に、とても励まされました。私も自分なりのミディアム道を、これからも邁進していきたいと思います。
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2月18日に開催したCircle of Lightでの霊界通信のデモンストレーションの様子をお届けします。読みやすいように多少編集しています。
森:一族郎党、たくさんの方が霊界からいらっしゃっています。お父様方の人も何人かいらしてますね、お父様と、お父様方のお祖父様はお元気でいらっしゃいますか?
女性:2人とも亡くなっています。
森:それと、お母様のご兄弟、年上の男の人も来ています。叔父さんですかね。とにかく、一族郎党、って感じ。
女性:はい、亡くなっている母の兄です。
森:ご自身に女の子はいらっしゃいます?
女性:はい。
森:雛祭りのことをおっしゃっていますね。節句…3月3日は何か記念日ですか?誰かのお誕生日とか…。
女性:3月4日は、(私の)結婚記念日です。
森:そのことをおっしゃっていますね、この3人の方は出席されていましたよね、ご親族ですからね。
女性:はい。
森:雛祭り、桃の節句のことをいっています。
女性:娘にも結婚の話が出ていて、今年がうちでやる最後のひな祭りになるね、と。
森:じゃあ、そのことかな、桃の節句…ってシンボリックに見せてくださっていて、お花は飾ったりしています?
女性:う〜ん、飾るときもあるし…。
森:なんか母方のおじさんが、今、枝もののお花を持っているんですけど。
女性:桃ですか?
森:桃かな?
女性:桜だったら、この間大きな枝ものの桜を買いました。
森:あぁ、それだと思います。桃と似ているから、誤差ということで許してください。(笑)今、飾ってますね?
女性:はい。
森:じゃあ、メッセージもらいますね。やっぱりそのお祝いのことを言っていますね。節句、節目…あと、来週の水曜日に集まったりする予定、あります?
女性:来週の日曜日だったら、息子にも結婚の話が出ているので、集まる予定です。食事をしようか、って。
森:あ、そうなんですね、おめでとうございます。だから、一族郎党なんですね。祝福しています。お孫さんはまだですよね。
女性:これからです。
森:未来の予言はしないんですけど、小さい女の子が見えます。お花の名前がついている方は周りにいらっしゃいます?
女性:あ、娘です。
森:あ、じゃあ(メッセージは)おめでとうなんでしょうね、やっぱり。どなたか、お酒の好きな方はいらっしゃいます?酒癖が悪いのかな?(笑)なんか、お酒は控えめにねって、おっしゃっている感じがするんですけど。(笑)お酒メインじゃないですか?その集まりは。
女性:はい、お酒飲みたいね、って。(笑)
森:なんか、ほどほどにするのがいいみたいです。(笑)今、お猪口じゃなくて、お醤油皿の真ん中にほんのちょっとだけお酒が注がれているのが見えて、お酒好きな人だったらそれだと絶対に物足りないですよね…酒癖が悪い人のことを言ってるんですけど。(笑)
女性:主人と息子が。話ができなくなっちゃうから、控えめにしてって、前回(の食事会で)も言っていたんですけど。
森:じゃあ、そのことですね。お醤油皿の真ん中のお酒をちょっと舐めるくらいにしてって、おっしゃっています。ともあれ、おめでとうございます。
女性:ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夏学期から新設する『アウェアネス&ミディアムシップオールレベル通信クラス』のお申し込みを開始しました。全6回のメールでの授業となります。誘導瞑想と楽しい実習を、自由な時間を使って学んでいただけるクラスです。
夏学期クラスへのお申し込みはこちらからどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後のイベント・ワークショプ
4/2(土)・4(月)・5(水)『クロマティック・ミディアムシップ』:詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
4/15(金)15:30〜17:30 Circle of Light:詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
#awareness#unfoldment#spiritualism#spiritual growth#Spirit Guide#mediumship#spirit communication#hollywood medium#Tyler Henry
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《税率を15%未満にしても、多国籍企業の母国に課税されるので、巨大企業誘致の優遇策としては無意味になるということです。》…👍👍👍👍👍
Q&Aで考える最低法人税率(上) G7が合意した15%とは 2021年6月23日【経済】
国際的に創出が検討されている法人税の最低税率について、主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議(4~5日)で、税率を15%以上とすることが合意されました。その内容と意味をQ&Aで考えます。
Q 法人税の最低税率ってなに? A 経済協力開発機構(OECD)を中心に約140カ国・地域が多国籍企業の税逃れ対策を議論しています。その一つが世界共通の最低法人税率の創出です。7月中の最終合意をめざします。
貿易・投資の自由化によって多国籍企業が国境を越えて「最適地」を探し回るようになり、世界各国は企業誘致のために際限なく法人税負担を減らす「底辺への競争」に突入しました。これに歯止めをかけるのが最低法人税率の狙いです。
G7首脳は13日の首脳宣言で「40年にわたる底辺への競争を覆す」と表明しました。巨大多国籍企業の母国が「底辺への競争」を批判し、最低法人税率の創出へ動いたことは画期的です。背景には市民社会の活発な運動があります。
国際NGOタックス・ジャスティス・ネットワーク(TJN)などが早くから最低法人税率を提唱してきました。TJNのジェームズ・ヘンリー上級顧問ら専門家グループはG7に書簡(11日)を送り、「最低法人税率へのG7の支持を私たちは称賛する」と述べました。ただし「15%ではあまりに低い」とも指摘し、課税強化を求めています。
Q なぜ15%では低いの? A 現在、日本の法人に課される国税と地方税の税率の合計(法人実効税率)は29・74%。世界の法人実効税率(国内総生産=GDPで加重平均)は25%程度です。公正な税制を求める世界の市民社会からは最低税率を25%にするよう求める声が出ていました。
また、米国のバイデン政権は自国企業が海外で得た利益に課す最低税率を10・5%から21%に引き上げる方針を掲げています。
さらに1980年代までさかのぼれば、世界の法人実効税率(GDP加重平均)は46%を超えていました。
これらに照らすと、最低税率が15%では低すぎることは明らかです。引き上げを求める運動が重要です。他方、史上初の最低法人税率の創出にはさまざまな意義もあります。
Q もし最低税率が15%と決まったら、各国は法人実効税率を15%未満に下げられなくなるの? A 税率を強制する仕組みではないので15%未満にすることは可能です。
約140カ国・地域が交渉中の最低税率は、多国籍企業の子会社が海外で得た利益に15%未満しか課税されない場合、その子会社の利益に対し企業の母国が15%まで課税する仕組み。「多国籍企業グループが最低限の法人税負担をすることを確保するため」(財務省主税局)のルールだと説明されています。
例えばX国のA社の子会社がY国で5%しか課税されない場合、X国が残り10%を上乗せ課税します。ただし課税されるのは年に約1000億円以上の売上高がある巨大企業グループだけです。
税率を15%未満にしても、多国籍企業の母国に課税されるので、巨大企業誘致の優遇策としては無意味になるということです。
Y国が国際税制改革の交渉に参加しない租税回避地であっても、X国はやはり15%まで課税します。国際交渉に参加しない国が最低税率から逃れられるわけではありません。
多国籍企業が軽課税のY国に親会社を置き、X国の子会社から使用料などを払ってY国に利益を移すこともあります。その場合、移転される利益にX国が課税できるようにします。
(つづく)
(2回連載です)
(しんぶん赤旗、2021年6月23日)
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『時の娘』 ジョセフィン・テイ 小泉喜美子 訳
"The Daughter of Time" by Josephine Tey
兄で前王のエドワード4世の息子二人を殺したのは本当にリチャード3世なのか、文献のみから推測する探偵小説。この本の結論としては、リチャード3世が王子たちを殺したとするのは、続くチューダー王朝の正当性を書くために作られた虚偽。ドラマ『ホワイト・クィーン』もそう言う設定だったもんね。ヘンリー達は王位簒奪者だったんだもんね。ドラマや小説だけでなく、この時代に関して簡単に教えてくれる本なども読んで大体のところがようやく分かってきた。しかし、『ホワイト・クィーン』シリーズはまさしく人を呪わば穴二つな状態で、作者さん上手いこと思い付いたなと感心した。
さて、この本で知ったこと。
トニーパンディ:根も葉もないモリモリ話。歴史上の出来事などによくある。リチャード3世が王子達を殺害したと言うのもこれ。
題名は、フランシス・ベーコンの言葉 "Truth is the daughter of time, not of authority." から
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