#クリームコーン缶 | Explore Tumblr Posts and Blogs

harinezutaka · 4 years

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一年前日記７(2020年2/12～2/18）

2月12日　いい天気。昨日はご飯を食べるとすぐに眠くなり、早く寝た。1時ごろに目が覚め1時間ぐらい読書をしてもう一度寝た。朝、布団の中から夫に「半纏ってあったかいね」の歌を歌ったら、「半纏着てないやん」と突っ込まれた。あさイチを見ながら朝ごはんを食べる。漫才コンビのミルクボーイが出ていて、商品名のコーンフレークはNHKなので「コーンのフレーク」と言っていた。コーヒーを飲みながら早助よう子の『ジョン』を読む。腹立たしいほど面白い。何者なんだこの人。家のことで鬱々しがちになっている。こういうときこそ自分のことをおろそかにしてはならないんだろうなとパックをしながらパスタをゆでた。私は医者でもなく、病気を治せるわけでもないのだから自分にできることは健康で幸せな自分でいることぐらいなのだよな。その方がよっぽどできることが増えるはずだ。自分のできることをやる。無理はしない、頑張らないぞ。お昼はパスタ。無印のジェノベーゼのパスタソースに焼き豚、ほうれん草、きのこの佃煮を入れた。佃煮分ちょっと濃い目だが、まあまあ美味しい。佃煮も早く食べないといけないし。散歩がてら二番目に近いスーパーへ。バレンタインの材料など買う。スーパーに入っているパン屋さんが安い日だった。小さい子がお母さんに、「これ買っていい？」って聞いてるのを見て、自分の小さい頃を思い出して涙ぐんでしまった。私は惣菜パンが食べたかったが傷むのが早いのでと母は嫌がっていたなということとか。薬局前のサトちゃんに乗せてもらったこととか。段々と衰えていく人を見るのは寂しい。でも生きていて欲しい。夜はおでん。夫は義実家に行ったので、一人の夜だ。徒然本屋第三回を書く。文章を書いていると自分を取り戻せる感じがする。書くことも自分を大切にする行為だと思う。

2月13日　母と近所の人のお見舞いへ。お昼は鍋いっぱいの煮麺。美味しかった。お見舞いに行くとお見舞いの人はマスクを必ずしてくださいということだった。世の中は今そんな感じなんだな。今はマスクはとりあえず鞄の中にはいれておかないといけないな。お見舞いのあと、「梅見に行く？」と誘うと行くとのことだったので一緒に行く。もうすっかり咲いてるのかと思いきや、まだあんまり綺麗じゃなかった。これからなのだろうか。自撮りで２人の写真も撮った。2月にしては気持ち悪いぐらいぽかぽかあたたかい日。家に帰って父に見せると「お母さんひとりのいい写真がないねん」とのこと。遺影の写真ってことかしら。今度撮るときは、意識しておこう。父は80歳になった時に市で撮ってもらったのがある。趣味のフルートを持って写してもらったやつ。すでに額に入れて部屋に飾っている。母ももう少しだ。夜は昨日のおでんがあるので楽だ。大根しみしみ。具が少なくなってきてるので、つくねと里芋も足す。チョコもつくらないと。夫がすやすや寝ていてかわいい。夫も私の寝顔を見ることがあるんだろうか。なさそう。でも、これは確かめようがないことだな。

2月14日　昨日もあまり眠れなかった。体温が高いからかな。この時期きちんと寝るためには、元気なときにしっかり早めに寝とかないといけないんだろうな。元気なときに頑張りすぎてしまうのをやめよう。少し気持ちも落ち着いてきていろんなことを受け入れられるようになってきた。今はこんなはずはないと懸命にもがいている時期なのだろうな。人一倍生きる力の強いひとだから。どこかの地点から、人はだんだん死に向かっていく。当たり前のことが少しずつ分かってきた。明日は一日メンテナンスの日にしようと思って朝からいろいろ予約を入れた。仕事はほとんど銀行回りだった。歩きたかったのでちょうどいい。いい感じの鉄板焼き屋さんを見つけた。いろいろ、おさまるところにおさまったら一人で来たいな。美味しいところに二人で行くともめがちなので、もう一人で行くのだ。夜は鍼灸。いろいろゆるめてもらってたらどんどん涙が出てきてしまった。途中でもう大丈夫かもというポイントが来て、呼吸も深まり、胃腸も動き出した。先生の鍼やっぱり好きだ。終わってから次の人もいなかったので、聞いてくれていろいろ話してしまった。昔だったらこんな話を人にするなんて考えられなかったが最近はどんどん話すようになってきている。バレンタインデー。夫にはチョコとともに欲しがっていた本をプレゼントした。ジュンク堂でぐりとぐらの包装紙でラッピングしてもらった。夫は花を買ってきてくれていた。ピンクのガーベラとピンクのバラ。どちらもとても大きな花。夫はよく花を買ってきてくれる。

2月15日　いろいろメンテナンス。フェルデンクライス、お顔剃り、カウンセリング。カウンセリングは今日で４回目。いろいろスムーズに話せるようになってきて変化を感じる。先生からそう言われたわけではないが、話終わってやはり今の状態は共依存なんだろうなと自分で思う。うまく距離をとって行けるように、巻き込まれないように、少しずつやっていこう。カウンセリング依存にもならないようにせねば。先生はかなりそこに気をつけて言葉を選んでいると思われる。なので話をしててもそんなに楽しくない。あと、この間思い出したパン屋の話をしたら、「それ結構大事かも」と言われる。そっか。小さな私はまだ怒っているんだな。もっと吐き出して浄化させよう。図書館で予約していた本を借りて、帰りリサイクルショップでセーターと服地を買った。どちらも半額で、あわせて450円。セーターは形がちょっと変わっていて面白かった。タグもかわいかったし。服地は母に縫ってもらえないかなと思って。難しいかもしれないが、頼んだら喜んでいた様子。認知症が進んでも得意なことはできたりするみたいだし。父にもチョコレートを持って行った。

2月16日　朝来客。昼ご飯は買っていたローストビーフにマッシュルームを混ぜてご飯にのっけたのとコーンスープ。もらった野菜がたくさんあったので、CDをかけながらひたすら料理。こういう時間が幸せだ。料理FESと名付けよう。夜は、焼き鮭とかぶのさっと煮、温野菜サラダ、大根葉とじゃこのふりかけ。父から切羽詰まった感じのLINEが来るとドキドキする。耳鳴りも。しかし父も辛いのだ。みんな辛い。誰も悪くない。少し距離をとる。まずは自分が大丈夫でないと役に立たない。

2月17日　仕事の日。お弁当を作る。帰り実家に寄る。母は近くの小学校で昔あそびを教えるという名目で子供たちと交流するのに行ってきたそうだ。名人さんと呼ばれて嬉しそうだった。夜は、前に名古屋で買ってきた名古屋コーチン鍋のもとで作った鍋。でもこの素、近くのスーパーにもあったんだよな。夜、少し耳がしゃんしゃん言う。交感神経がたかぶっているのかもしれない。今日はとても寒かった。

2月18日　夫は夜勤の週。帰ってきて朝ごはんも食べずに寝てしまった。久しぶりに朝のワイドショーを見たらこわくなってしまった。コロナウイルスの話。見てるだけで免疫が落ちる。あまり見ない方が良さそう。昼は大根にそぼろあんをかけたもの、昨日の鍋に残っていたクリームコーン缶を足して、餅を入れたスープ。早助よう子の『ジョン』を読み終わる。めちゃめちゃ面白かった。夜ごはんは里芋とイカの煮物、鮭入りの粕汁、ブロッコリーのそぼろあん。煮物は材料と調味料がセットになって冷凍されたキットのようなもの。解凍したらすぐ食べれるとかではないが、素材そのものという感じでなかなかよかった。これならまた買ってみてもいいな。確かいろんなシリーズがあったはず。

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