#イギリス:豆
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大原 優乃は、日本のグラビアアイドル、女優、ファッションモデル、ダンサー、YouTuberである。エイベックス・マネジメント所属。Dream5の元メンバー。 鹿児島県川内市。 神村学園高等部卒業。 ウィキペディア
出生地: 鹿児島県 鹿児島市
生年月日: 1999年10月8日 (年齢 24歳)
身長: 154 cm
学歴: 神村学園高等部 (2018年)
事務所: エイベックス・マネジメント
公式サイト: プロフィール
特筆性のある親族としては、仲の良い2歳下の弟であるダンサーの大原明人(おおはら あきと)がおり、自身のSNSにたびたび登場している。『大!天才てれびくん』のコーナーに出演経験もある弟は、地元・鹿児島のストリートダンスユニット「Team KAGOSHIMA」のメンバーとして2017年8月29日にイギリスのグラスゴーで開催されたUDOストリートダンス世界大会 (UDO Streetdance World Championship 2017) の18歳オーバーエイジ・上級・チーム部門で優勝している。
2018年12月29日の『有吉大反省会』(日本テレビ)では、姉が弟への溺愛ぶりを反省しつつ、DA PUMP「U.S.A.」のダンス���共演している。17歳以降、グラビアアイドルとして注目されることの多い大原優乃であるが、弟がそうであるように、生来重ねてきたのはダンサーのキャリアで、スタイルはストリートダンス系である。
愛称は、ゆーの、ゆのふぃー。趣味は、枝豆を育てること、雑誌を読むこと。特技は、犬と蛙の物真似。
魚のアレルギーがあり、加工食品も含めて食べることを控えている。一度でも魚の調理に使った器具を用いた他の料理や、魚の調理中の排煙や匂いなどにも過敏に反応してしまうため、飲食については制限があり、専用のメニューを用意してくれる学校選びなど、本人と家族は大変苦労したという。
文字は右手で書くが、その他は左利き。テレビドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京)で演じる「各務原なでしこ」が右利きだということに気づかぬまま、クランクイン前日に「右でやってみようか」と言われ、準備をする間もなくクランクインしてから練習したが全然つかめなくて悔しい思いをしたとインタビューで述べている。なお、同作品の第2シーズンにはなでしこが福原遥演じる志摩リンと共に鰻重を食べるシーンがあるが、前述の理由からなでしこが鰻重を食べる最中の姿は描かれておらず、撮影時も魚を扱うフリをしたり、代替食を用意したり、店舗外へ避難させたりと、徹底した安全対策が取られている。
2013年3月22日、当時13歳の大原は、Dream5のブログで、憧れのモデルとして桐谷美玲と北山詩織の名を挙げている。2019年3月24日(19歳時)のインタビューでは、土屋太鳳が女優としての目標で、芝居はもちろん、人柄や文章、表情の豊かなところにも魅力を感じていると言い、ダンサーとしての格好良さにも憧れていると答えている。
声優の高橋李依の大ファンを公言しており、自身が出演するドラマ『ガールガンレディ』(毎日放送)の主題歌を高橋が担当することになった際には高橋のTwitterにリプライを送った。
グラビアアイドルでは浅川梨奈を尊敬しており、グラビアで活躍できるのは彼女の存在があったからと公言している。浅川も「グラビアをけん引する存在」と大原を高く評価しているほか、後輩のアイドルにも人気が高く、本郷柚巴、田中美久、和泉芳怜などが大原のファンを公言している。
Dream5のメンバーとして活動していた���にはすでに大きかったバストを目立たせないよう、晒(さらし)を巻いて活動していたという。
映像や雑誌を通して発信される大原のイメージは“いつも明るく前向きな女の子”であるが、先述したようなネガティブな実像とのギャップに悩んだことも多いという。大原本人は、グラビアモデルのデビュー当初は水着姿を撮られることに自信が無かったことや、生来の高い声も、Dream5に属していたころは他のメンバーとの調和が取れないと考え、自己紹介の際にわざと低めの声を使うこともあったことを述べている。
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税率の低い国にある子会社Aで資金を調達して、税率が高い国にある子会社Bへ貸し付ける。 子会社Bは、貸付金の利息をAに支払う必要があるものの、利息は経費として計上できるし、税控除の対象となるため、法人税の負担を圧縮できる。 一方、子会社Aは、利息の収入が得られる。この収入には税が適用されるが、そもそも税率が低いため、企業グループ全体として節税ができるという仕組みだ。 移転価格操作と呼ばれるこの手法、さすがにあからさまなので、各国の税務当局にもバレバレだろう。だが、カネではなく、株式や出資などの所有権を提供したり(エクイティファイナンス)、特許や商標などのロイヤリティをやり取りにするといった形にすることで、ある程度の偽装は可能だ。 この手法で、イギリスのスターバックス社は、およそ30億ポンド(4,200億円)に対し、納めた法人税は860万ポンド(12億円)に留めていたと��う。商標のロイヤリティはオランダの関連会社に支払い、コーヒー豆や焙煎の代金をオランダやスイスの子会社に支払うことで、スターバックス本体は借金まみれにする。
税とは略奪である『課税と脱税の経済史』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
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「『掘った芋いじるな』、BL同人のタイトルにありそうだなあ」と思い検索したら…うん、あったわ…
[B! 英語] イギリス・ロンドンのバスで満員の時、降りたい場合は『揚げ豆腐!!』って叫ぶと100%通じるらしい→Google翻訳で試したらちゃんと伝わった
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御前崎灯台
1874年、イギリス人技師の監督のもとに誕生した白亜の洋式灯台。

日本の登れる灯台16基のひとつでらせん階段を上って踊り場に出ると、大海原が広がり、
天気が良く、空気が澄んだ日には伊豆半島、南アルプス、富士山迄観れるらしいが、地元の人曰く
夏場はなかなか難しいらしい😓




煉瓦積みの基台跡

曇り空でも絶景の太平洋沿いの海岸線

本当に海のすぐそばを走るので波がチョット高いと道路まで波飛沫が😅

波が高いのでサーファーのメッカでもある

静岡県最南端の碑

#photography#travel#photographers on tumblr#photo#cool japan#tour#instagood#バイクで行く景色#touring#ツーリング#静岡県#灯台#海岸線#beach#太平洋#海#日本の景色
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本日もご来店いただきありがとうございました。昨日今日は、外国からのお客様も多く翻訳アプリに活躍していただきながら、賑やかに過ごさせていただいています。以前に取材していただいた外国の旅行誌に掲載いただいてるようで(イギリスからのお客様によると)嬉しい出会いもいただいています。今日は岩田さんのポットをお使いの台湾からのお客様がいらしたり、じっくりと展示を楽しんでくださっていました。
「岩田圭介 陶展」も明日1日となりました。最終日も19時までのオープンですので、お出かけの帰りなど気軽にお立ち寄りくださいませ。
片口も今回いろんな形を作ってくださいましたが、まだ手にしていただけます。(白の丸いタイプは写真撮影後に選んでくださいました)酒器として、湯冷しやピッチャー、花器としてなどお楽しみください。DMの写真に使っていた豆片口は全て完売いたしました。フタのカラーがいろいろあったので皆さん楽しく選んでくださっていました。記録として写真を残しておきます。
ぐい呑みも色々な釉薬と形があり、皆さん1点1点手の馴染みを確かめながらご自身の一つに出会って下さってました。写真撮影後に数点旅立ち最後のサビが1点となりました。まだ素敵な作品に出会っていただけます。佐々木美穂さんとの共作碗はあと10点ほどご覧になれますよ!こちらは会期終了後もオンラインショップには掲載がありませんのでよろしくお願いします。ぜひ最終日も皆さまのご来店をお待ちしております。
なお、5日の最終日のあとは6日(月)〜8日(水)まで連休をいただきます。そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
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2023年9月2日(土)

毎年、<暦生活>が発行する日めくりを愛用している。何しろ種類が多く、にっぽんのいろ/誕生花/宙/俳句・・・と楽しんできた。さて来年は・・・、ここは初心に返り(?)先祖たちが大事にしてきた旧暦文化を改めて導入することにした。9月に入ったばかりだというのになんと気の早いと思われる向きもあるだろう、はい、���はこういう奴なのですよ。あ、和菓子フォークは暦とはなんの関係もないが、安売りしていたのでついポチってしまったのだ。はい、私はこういう奴なのですよ・・・。

5時30分起床。
日誌書く。

ツレアイは健診のために私1人の朝食、納豆ご飯+かき玉汁+ヨーグルト。
洗濯1回。
ツレアイは先日の健診結果で再検査項目があったとかで、<京都南病院第二南診療所>へ向かう。

Facebookに紹介されていた黒川みどりさんの文章、いい内容だったので露の新治さんにメールで紹介する。ついでに、『図書』の年間購読を申し込む。
露の新治さんの、10月の出演情報をチェックする。

10/3(火)6(金)7(土)の喜楽館、10/10(火)の繁昌亭に行くことを決定。繁昌亭は新治さんに予約依頼、喜楽館はタニマチ割引が多いので直接電話する。
ツレアイ帰宅、月曜日に心臓の何とかいう検査をするとのこと。パンとヨーグルトで軽く腹拵え、すぐに買物に走る。
ランチ、息子たちは素麺、私たちは麻婆丼+🍺+🍷。
軽く午睡。
iPad Air + Kindle で読書、とても読みやすい。
ツレアイは16時からWeb研修。
私は17時から夕飯準備、久しぶりに天ぷらにする。

カボチャ・サツマイモ・ニンジン・レンコン・ナス・エリンギ、鶏の唐揚げは少し色が濃すぎたがこれもご愛敬。
録画番組視聴。
(32)「這(は)う人」
ジェレミー・ブレットが演じた<世界一有名な探偵>シャーロック・ホームズのドラマシリーズ。ある自然科学者にまつわる怪事件。捜査が進むと事件は意外な展開に… プレスベリ教授の秘書ベネットは、教授の娘イーディスと婚約している。ある日の深夜、何者かが3階にあるイーディスの寝室を外からのぞいたという。翌日、ホームズたちは現場を調べに訪れるが、そこに帰宅した教授はなぜか尊大な態度だった。ホームズは教授が若い女性と婚約したことや、最近3度も愛犬に襲われたこと、さらに教授あてに秘密の郵便や小包が送られてくるようになった点に着目する。イギリス1991年制作。
片付け、入浴のはずが🍷効果ですぐに爆睡。

今日は家から一歩も出なかった、水分は1,380ml。
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我が国の未来を見通す(82)
『強靭な国家』を造る(19)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その9)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
衝撃的な事故ではありましたが、「やはり」とい
うべきか、事故直後のバイデン大統領の談話のよう
に「驚いてはいない」というべきか、8月23日、
ワグネル代表プリコジン氏が搭乗した飛行機が墜落
し、死亡が確認されました。巻き添えを受けた9名
の乗員乗客には気の毒でしたが、思えば、人類の歴
史はこのような事件の繰り返しでした。
プーチン大統領が哀悼の意を述べている映像も流れ
ましたが、この事件を“単なる事故”と考えた人は
皆無だろうと思います。藤井厳喜氏などは“暗殺”
ではなく“明殺”だと明言していますが、練りに練
った巧妙な手段を用いているはずなので、たぶん、
少なくとも“ほとぼりがさめる”までは事故原因が
解明されることはないと思います。
問題は、この事件が今後、凶と出るか、吉と出るか、
ますます混迷を深める可能性があると私は考えます。
「ウクライナ戦争の決着はプーチン大統領の失脚
(あるいは暗殺)しかない」と断定する考えもある
ように、この事件をきっかけに水面下で反プーチン
派が強硬策に打って出る可能性は否定できないでし
ょうし、ワグネルをはじめ民間軍事会社が戦線から
離脱する可能性もあるでしょう(すでに解体の動き
もあるようです)。逆に、本事案が“見せしめ”と
なって、ロシアがウクライナ戦争の勝利に向けて
(少なくとも敗戦を回避するため)、“一枚板”に
なる可能性もあるでしょう。
どちらに転ぶかは現時点(9月1日)では不明です
が、本事件がきっかけとなって、やや膠着状態にあ
るウクライナ戦争が再び“動き始める”可能性もあ
るでしょう。ウクライナ側の反転攻勢があまり進展
しないような状態が続けば、停戦合意(休戦)が早
まる可能性も出て来るでしょう。
「戦争はギャンブルのようなものだ」とよくいわれ
ます。“戦争によって得られる利益がそのコストを
上回ることは稀で、戦争を行なうことは常にリスク
を伴う”ことから来た言葉なのでしょうが、巷のギ
ャンブルと同様、一度踏み込んでしまうと、勝敗が
決着するまでますますエスカレートすることを歴史
は教えてくれます。
以前にも紹介したように、アメリカの原子力科学者
会が発表している「世界終末時計」は、ウクライナ
戦争が始まって以来、核兵器が使用されるリスクを
加味し、過去最短の「90秒」を指し続けています。
プーチンが核のボタンを押すに至るきっかけに、N
ATO諸国から武器や弾薬の供与を受けて戦い続け
るウクライナと決着をつけることのみならず、反プ
ーチン派を黙らせるような、ロシア国内問題の解決
まで視野に入ってくるとなれば、その“敷居”が低
くなるような気がしてならないのです。
このたびの一連の事件について、話題の生成型AI
に質問したところ、「私たちは、このような悲劇的
な出来事を未然に防ぐために、常に平和的な解決策
を模索する必要があると考えます」との回答があり
ました。まさに正論です。そのような究極の事態に
至らないような「話し合い」、その結果として「停
戦合意」に至るかどうか、ロシア・ウクライナ両国
のみならず、国際社会の“叡智”が求められている
のでしょうが、そう簡単ではないことも現実です。
いずれにしても、プリコジンという反プーチンの烽
火(のろし)を上げた“勇者”の死亡が、英雄視さ
れることを警戒して葬儀の非公開を強要したロシア
当局をはじめ、ウクライナ戦争の終末、ひいては人
類社会の未来を左右する歴史的に重大な事件に発展
する可能性もあることでしょう。
我が国にあっては、「だから『平和』が大事なのだ」
との声が聞こえそうですが、前回も指摘したように、
そこで“思考停止”しないで、「どのようにしたら
未来永劫の平和を維持できるか」について、しっか
り考え、可能な限り盤石な「備え」が必要であるこ
とを理解できる国民の輪が広がることを祈るばかり
です。
▼「食料自給率」が「国力」に及ぼす影響
���
本メルマガではすでに我が国の食料自給率について
詳しく触れましたが、「国力」の観点から少し分析
してみましょう。
まず、食料自給率の主要国ランキングは、農林水産
省による2020年のデータによると、1位カナダ
(カロリーベース221%、生産額ベース110%)、
2位オーストラリア(173%、110%)、3位
アメリカ(115%、92%)、4位フランス(1
17%、83%)、5位ドイツ(84%、58%)、
6位イギリス(54%、60%)、7位イタリア(5
8%、87%)、8位スイス(49%、61%)、
9位日本(38%、58%)と続きます。カロリー
ベースでは、韓国32%、台湾31%などが続きま
すので、極端に低い数値ではないとも言えるでしょ
う。
これらから、食料輸出可能な国、つまり将来におい
て我が国が輸入対象国として期待できるのは、個々
の食料品によって違って来るとは思いますが、自給
率が100%を超えているカナダ、オーストラリア、
アメリカぐらいまででしょうか。
ちなみに、ウクライナ戦争で小麦の輸出が話題にな
っているロシアについては、西側諸国のような基準
が明確になっていないのかも知れませんが、小麦の
輸出量は世界のトップを走っています。一方、食料
品関連の輸入品として「果実・野菜」「肉類」「酪
農品・鶏卵」「飲料」「コーヒー等」、それに最近、
日本のJTグループが協力企業になっていると話題
になった「タバコ」など多岐にわたっていることも
事実です。
これらから、ロシアの「食料安全保障」の柱は、
“国内消費者への供給を維持するために輸出を制限
する”という発想になっているようですが、一方、
ウクライナ侵攻を可能にした背景には、この次に述
べるベルエネルギーと合わせて、“非軍事面の戦力
化”についても目算があって、実際にそれを行使し
ていることに着目する必要があるでしょう。
中国の食料自給率は、近年、輸入量の増加に伴って
低下傾向にあります。穀物の自給率は97%以上を
保ち続けてはいますが、食用油材料の自給率はこの
20年間で81%から25%に、大豆の自給率は6
0%から17%にそれぞれ減少するなど、食料自給
率は20年間で100%前後から76%前後にまで
落ち込んでいるといわれます。
穀物の自給率自体も、洪水、干ばつ、イナゴの被害
などから、実際の穀物倉庫の中は空ともいわれ、中
国社会科学院が「中国の食料供給不足は2025年
末までに約1億3000万トン��達する」との見通
しを示したことで、不安や買い占めの懸念も出てい
るようです。最近の福島原発の処理水放水に対抗し
た輸入禁止処置も、その背景には“国民の目をそら
す”など様々な思惑があるとみて間違いないでしょ
う。
余談ですが、少しだけ回り道しますと、福島原発の
処理水で問題になっているトリチウムは、水と結合
してトリチウム水となっているため、簡単に処理で
きません。そのため、今回の処理水の放出にあたっ
ては、トリチウム濃度を1リットルあたり1500
ベクレル以下に薄めて放出しています。この基準は、
国が設けたトリチウムの環境への放出基準1リット
ルあたり6万ベクレルの40分の1、また、WHO
(世界保健機関)が示す飲料水の基準の1万ベクレ
ルの7分の1程度にあたる水準です。トリチウムは
また、環境中で自然崩壊し、その半減期は約12.
3年といわれます。
今回の処理水の放出予定量は22兆ベクレルですが、
中国の東シナ海や南シナ海に面した4つの原発が1
年間に放出しているトリチウムの総量は約450兆
ベクレルであることはすでに判明しています。しか
もこの事実について、中国と周辺国との間で何らの
合意はなく、説明もしていません。
中国は、「通常の稼働下で排出される冷却水とは質
が異なる」などの“難癖”をつけていますが、日本
の政府がなぜ証拠となるデータを示して「それなら
ば、“すでに汚染されている”中国の海産物は輸入
しない」と反論しないのか、不思議でなりません。
自らの「国益」のために、長年、“でっちあげた歴
史”を「歴史戦」の道具として活用してきた中国で
すから、「科学的根拠がない」などの批判に“動じ
る”ことはまずないでしょう。我が国のような「世
論」がありませんので、政府のやりたい放題です。
私たちは、この機会に改めて、そのような国が我が
国の隣国にあって、今後も存在し続けることを強く
認識する必要があるのです。
長くなりました。本題に戻します。我が国は、我が
国の食料事情からして、「大事な食料を買おうとし
ない国に売る必要がない」と断言します。ちょうど
良い機会なので、食料輸出は最小限にして、備蓄を
増やす方向に舵を切り直すべきと考えています。
その理由を解説しましょう。以前、我が国の食生活
近代化、つまり洋食推進運動は、アメリカの「した
たかな食料戦略」のせいだったと解説しましたが、
我が国は、食生活そのものを米など比較的自給率の
高い食料を主とするように戻し、なおかつ長期備蓄
のノウハウを考案しつつ、必要ならば法���を改正し
て、備蓄量の増加に努めることを「食料安全保障戦
略」の柱にすべき時が来ていると考えます。その戦
略の実現が「国力」を維持するために必要不可欠な
のです。
一方、そこにはとんでもない“落とし穴”があるこ
ともすでに指摘しました。我が国は、この化学肥料
の原料の資源に乏しく、3要素といわれる「尿素」
「リン酸アンモニウム」「塩化カリウム」のほとん
どを輸入に頼っていることです。その内訳は、「尿
酸」の自給率はわずか4%のみで、残りはマレーシ
ア(47%)、中国(37%)、サウジアラビア
(5%)などから輸入しています。「リン酸アンモ
ニウム」や「塩化カリウム」に至っては自給率0で、
「リン酸アンモニウム」の輸入先は“中国がダント
��の1位(90%)”、残りがアメリカ、「塩化カ
リウム」の輸入先はカナダ(59%)、ロシア(1
6%)、ベラルーシ(10%)と続きます(諸般の
事情から本来なら公にしたくない数値ですが、すで
に公にしている人がいますので出すことにします)。
肥料の自給率まで考えれば、自給率100%に近い
米でさえも“実質的な自給率”は11%程度、自給
率80%の野菜は実質8%程度、その他の食料品の
自給率もかなり低いとの分析もあります。「化成肥
料がダメなら有機肥料や堆肥を使えばいいじゃない
か」との考え方もあろうと思いますが、有機肥料も
見事なまでに輸入に依存しています。
今回のウクライナ戦争が小麦などの価格が異常に高
騰しましたが、食料品の価格は、気候の変動や世界
情勢に大きく左右されることは明らかで、今後、世
界人口が増えるにつれて、肥料や種苗までを含む
“食料争奪戦”が発生することは必定でしょう。し
かも我が国の生殺与奪のかなりの部分について、す
でに対立している、あるいは将来対立する可能性の
高いと判断しなければならない国々に握られている
という“現実”を直視する必要があるのです。
繰り返しますが、農業従事者の減少対策と食料自給
率の向上のために我が国は総力を結集すべきであり、
その結果として「世界で最初に飢えるのは日本」と
揶揄されるような事態を回避することに万全を期す
必要があります。そのためにも、私たちは、「『お
金を出せば輸入できる』ことを前提にした『食料安
全保障』はすでに破綻している」との認識のもと、
農業や牧畜など国内の1次産業の強化、長期的な食
料備蓄の大幅な推進など、「食料自給なくして独立
なし」との気概をもって、「国力」の維持を考える
時に来ているのではないでしょうか。
▼「エネルギー自給率」が「国力」に及ぼす影響
エネルギーについても同様のことが言えるでしょう。
今年��格別に長く、暑い夏を迎えています。気象庁
も「異常な夏」であることを宣言しました。まさに
地球の「気候変動」のせいにしたくなる気持ちを否
定するものでありません。
一方、ガソリン価格高騰は話題になりますが、この
酷暑の中で、ほぼ毎日24時間、エアコンをかけっ
ぱなしで快適な日々を過ごしている“贅沢”に不安
を感じている国民はほんのわずかであろうと想像し
ています。
すでに紹介しましたように、主要国のエネルギー自
給率のランキングは、1位ノルウエー(700%)、
2位オーストラリア(320%)、3位カナダ(1
76%)、4位アメリカ(98%)、5位イギリス
(70%)、6位フランス(55%)、7位ドイツ
(37%)と続きます。
国際情勢がどのようになろうと、エネルギー供給の
面で全く懸念する必要がないのは、4位のアメリカ
くらいまでで、それ以下については何がしかの影響
を受けることは必定です。現に、天然ガスの供給を
ロシアに依存していたドイツがウクライナ戦争で多
大な影響を受けたこともすでに紹介した通りです。
ちなみに、ロシアは天然然ガス、原油、石炭などの
生産量が世界のトップクラスで、エネルギー自給率
は188%(2015年)といわれます。また中国
は、国内のエネルギー資源は決して豊かとはいえま
せんが、石炭、石油、天然ガス、原発、再生可能エ
ネルギーからなるエネルギー供給体制を絶えず改善
し、エネルギー自給率を常に80%以上を保っている
ようです。
それに対して、元来、エネルギー資源小国の我が国
のエネルギー自給率は年々低下傾向にあり、先進国
では最下位、世界水準で言えば34位の11.8%
にしか過ぎません。しかし、実質は7%であるとか、
原発の再稼働を認めなければ4%しかないといわれ
ます。つまりエネルギーの供給のおおむね9割を諸
外国に依存していることになります。そして、近年、
再生エネルギーのシェアが増えているとはいえ、エ
ネルギー供給の約83%は、石油、石炭、天然ガス
などの化石燃料に依存しています。
大東亜戦争においては、“石油”を求めて「南進」
したように、過去も現在も、そして将来も、エネル
ギー資源の安定確保は「国力」を維持するための死
活問題であることは論を俟ちません。
すでに紹介しましたので細部は省略しますが、その
根拠が怪しい“脱炭素”という「気候変動」対策の
ために、欧州列国同様、国を挙げて取り組むような
“ゆとり”は我が国にはないと考える必要があるで
しょう。「国力」を維持し、将来にわたって「強靭
な国家」を造るためには、安全保障など他の施策へ
の影響を考慮しつつ、エネルギー資源の安定確保を
最優先すべきと私は考えます。
「気候変動」対策については、中国のように、“し
たたかに”可能な範囲で各施策に反映すべきでしょ
う。環境団体から「化石賞」を受賞するような“国
益とは全く無縁の不名誉”よりも、もっと優先すべ
きことがあることについて全国民が認識することが
肝要です。
どこまで行っても、我が国の未来は“難問山積”と
いう印象を持ちますが、私たちは知恵を出し合って
乗り越えていく必要があるのです。その成否は、国
内的には「政治力」、対外的には「外交力」が握っ
ているといって過言でないと思いますが、それらを
司る政治家の先生方や官僚の皆さんは、これまで繰
り返し述べてきたような課題認識とか問題意識を保
持しているのでしょうか。今回はこのぐらいにして、
次回、そのあたりを少し掘り下げてみたいと考えて
います。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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2015年 06月 19日
「母の日」と再来訪と坐禅十一炷目
今日は、来訪者がある。真観は、部屋とアトリエの玄関まわりの掃除を始めた。庭は随分綺麗になったが玄関まわりはま後回しだった。草取りや小石拾い、不要な樹の枝等の始末。掃除の仕上げは、竹箒が活躍した。向かいの家のおばあさんが真観に労いの言葉をかけてくれた。
夕方になり母に電話をした。今日は、「母の日」だった。母は元気だった。今日は、ラジオ番組「テレフォン人生相談」の話題になった。今週に放送された相談がウチと同じで興味深かったと。働かない兄について弟が相談、という内容。母に「テレフォン人生相談」を教えて良かった。母は、毎回欠かさず聴いているという。母と相談の内容について話が出来る。母も人生の勉強になれば真観も勉強が出来る。母との会話は約1時間。母は、随分前になるが"考え方"を変えたという。何がきっかけでその"考え方"が変わったんだろうか?母は優しくなった。昔から優しかったが優しさの質が変わった。確かに母は変わった。
今日は、AとSがアトリエにやって来る。真観は、日中Aとメッセージのやり取りをしていた。彼らは、5時半、新宿発のバスに乗ってやって来ることになった。
真観は、彼らが来る前に坐禅を1炷した。しかし40分は出来なかった。坐禅の最中に彼らが静岡に着いたと連絡があったからだ。もう少し早く坐禅をするべきだった。しかし、時間に関係なく坐禅出来たことは良かった。
バス停の近くのコンビニで彼らと合流。今週火曜日も彼らと会っている真観。彼らは仲が良かった。1度も喧嘩などしてない様に見えた。
真観は、彼らをホルモン焼き屋に連れて行く。今夜は営業しているか不安だったがお店の灯りが見えた時、それは取り越し苦労だった。車を駐車場に停め、裏口からお店に入るとお店のおじちゃんが笑顔で歓迎してくれた。この店に来るのは昨年の11月振りだと記憶。随分久しぶりに来た。店主のおばちゃんももちろんいて歓迎してくれた。真観がどうしているか?少しは気にかけていた様だった。地元で真観を知っているお店はここだけだ。
座敷のテーブル席に座って食事を開始。早速ホルモンを頼んで焼き始めた。Sは、イギリス人だ。ホルモンを食べたことがないだろうし、食べれないかもしれない。Aはあえてホルモンが何かをSに伝えなかった。しかしSは察した。そして抵抗なく食べてくれた。他には「精肉」とメニューに書いてある牛肉、鶏肉、そして砂肝を食べた。砂肝は、おばちゃんのサービスだった。彼らは、ビールを飲んだか真観は車の運転があるのでコーラにした。コーラは、瓶だった。おじさんは、スッとぼけていていい味を出している。隣のテーブル席のご婦人たちがおじちゃんをおにいさんと呼んでいた。おにいさんは、頼んだメニューを忘れてしまうから何度も催促する。おばちゃんはカウンターの向こうにいた。だからあまり話せなかった。やはり話すならカウンター席に座れば良かったかもしれない。
9時になりお店を出て茶畑温泉へと向かう。茶畑温泉に着いてカウンターで入浴チケットを差し出すと、『今だったらまだ蛍が見えますよ。もうすぐ見れなくなるから良かったらどうぞ』と勧められたので温泉の敷地内にある蛍が見れる川沿いの場所に歩いた。茶畑温泉にはよく来ているが1度も蛍を見たことはなかった。真観は良い機会だと思��た。蛍は少なかったがいた。闇夜に薄く光って飛んでいた。AもSも喜んでいた。真観も彼らもiPhoneで写真を撮りたかったが暗いので難しかったが動画は録れた。蛍を見たのはいつ振りだろうか?何十年振りだと思う。蛍ってロマンチックだ。それに蛍がいたその川沿い一帯は田舎の郷愁を感じさせてくれた。
温泉に入る。今日は、奇数日なので女湯が真観がいつも利用する露天風呂がある湯の方。Aはそちら、真観とSは通称ジャングル湯の方へ。Sには初めての温泉になる。真観は、あー良かった!と思った。ホルモンに蛍に温泉、Sには良い思い出なるだろうと。当然Sと真観は"裸のお付き合い"をした。人も少なかったので記念撮影も出来た。
温泉が閉館する11時少し前、先に湯を上がったAとロビーの待合コーナーで合流。100円で利用出来る足ツボマッサージをして和んだ。
温泉の後にスーパーマーケットに寄ってお酒とつまみを購入しアトリエへ。Aは早速韓国スタイルのスープを作ってくれた。彼女が欲していたのだろう。ワカメや春雨、豆腐などを入れて。Aは、料理が上手だ。宴会は、深夜2時過ぎまで続いた。AがSを連れて静岡に再度やって来たのは富士山をSに見せたいため。この時期富士山を見るのは難しい。明日は奇跡が起こらないか、と願う。真観は、彼らに用意した寝室に韓国の国旗を飾っておいた。Aは韓国人だからだ。
AND SO THE DANCE GOES ON ・・・ ダンスは続く。
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アルフレッド (3)
「知っているんですが、行ったことはありません。何がありますか」
「あるもなにも、海があるんです。越後には海があるでしょう。そこに人が入るだけです」
「なるほど。行政が推奨する振る舞いなんですかね」
「えぇ、県や市が関わっていると聞いたことがあります。夏にでも行ってみればいい。その時期、海水に浸かって涼むことを、「海開き」と言うそうだ。ところでこの話から何かを思い出しませんか。カーターさん」
「はて、なんでしょう」
「あなたは知らないかもしれないが、このあたりの漁師はみな昔から、夏になれば渚に浸か��体を涼めることを当然のように行っていたのです。地域に根付いたそのような伝説もあるぐらいです。『河童の夜釣り』というんですけどね」
「はい」
「そんな漁師に釣れられて、私たちが子供の頃は夏になれば渚で海水に浸かり、おまけに魚を頂戴するという遊びを繰り返していました。カーターさんが育った地域でそのようなことはなく?」
「あいにく私の育ったモンタナに海はないので」
「そうですか。私はよくここの海を見て考えるんです。ダーウィンという人について」
「誰でしょう、それは」
「それはイギリスの学者で、名前をチャールズ・ダーウィンと言います。彼は私たち人間の起源を突き止めたと主張する人で、なんとその起源は猿にあるんだとか。さらに驚いたことに、彼は理論を推し進めその猿にも遡る起源があると説きます。そしてそれがどこにでもいるような魚なんだそうです」
アルフレッドは黙り込んでいる。永井は思わせぶりな沈黙を演出しているようだ。目の前にいる西洋人の趣ははっきりとそれまでとは異なっていた。驚きつつも興味津々といった様子だ。彼の態度と雰囲気が変わったと感じる。笑っているようにも見える。
「だから私はこの海からやってきた存在で、いずれこの海に帰る、想像するんです。なんせここは江戸湾に面する帝都というわけでもありません。いわばこの反対の海は落伍者たちの集まりで、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島はまさしく島流しの代表として知られてきました。つい最近言葉も覚えたんです。佐渡ヶ島のような所をエグザイルと呼ぶそうですね。そういう、いつでも魚になって海に帰るというような、気軽な心づもりでこの国の改革に協力して頂きたい。あなたが馴染みやすいなら、こちらも気心が知れるといった具合に」
アルフレッドは黙り込んでいた。まるで自分の考えていることを知られまいと必死に努めているかのようだった。やはり機嫌を損ねたのだろうか……。
「畝北さん、ここまでで、何かわからないことがあったら言ってくれ」
「あ……、いえ、ないです」私は言う。武家が豪農に敬語を使うのはいつの間にか普通になっていた。
「落伍者といえば、市内中央の賭場ですが、県は取り締まり強化を決めましたよ。情報提供者には報奨金を与え、申請や許可を怠ったり無断で賭場を運営したものは、全員摘発の対象とし、懲役刑3年以上という厳罰に処すのだそうだ。どう思いますか、カーターさん」
「違法行為を禁止するのはもちろん賛成ですが、あまりにも厳しい環境や風土は子供たちの育成にとって弊害になったり、周りばかり見る大人にさせる危険があると思っています。そしてなによりも、キリスト教は、罪人への赦しをその一番の教えとしているのです。やり過ぎはよくないと考えます」
「おもしろい。そういう話し方をする人は少ない。ぜひともキリスト教を教えて欲しい、また時間のあるときにでも」
「はい」アルフレッドが笑った。
「そろそろ切り上げたいのだが、どうかな畝北さん。カーターさんにこの場で確認しておきたいことはある」
「アルフレッドさんはいくつですか」
「42歳です、あなたは」アルフレッドが逆に問い返してくる。
「41歳です。妻がおり、13歳の息子とその下に10歳の妹がおり、4人で住んでいます。明日我が家に案内した際に紹介しますよ」
「そうですか、にぎやかですね」とアルフレッドがまた笑った。白色人種に慣れてきた気がする。
これから、永井の邸宅に泊まる予定だ。単なる親睦のためとはいえ、随分な無礼講だが、まぁ、ここは新撰組の居場所というわけでもない。無言で歩きながら市内の賑やかな通りを眺めていた。すでに夜で肌寒く、いや寒かった。凍える息吹が雪女の口から吐き出される。意味がある寒さ。意味なんてあって欲しくなかった。雪女との面会は是非とも御免被りたかった。
白っぽい黄色の光を放つガス灯が市内のいたるところに設置され温かい光を放ち、その脇にある呉服屋の陳列窓には女性の洋服やドレスをアメリカ人発明家トーマス・エジソンが作った緑色の豆電球を吊るして妖艶かつも軽快に照らしていた。公的機関含め豆電球といえば緑色だがエジソンが最初に発明したのは白色光すなわち温かみのある白色であり、フィラーメントや蛍光体というような材料の工夫で今の緑色の豆電球が生まれ、広まるきっかけになったのだそうだ。白いものも一部で使われている。こういうのを西洋では魔法と呼ぶそうだ。町に新しい秩序が生まれつつあった。これは軍隊式の秩序だ。このような街灯の群れは未来の軍隊を準備するものにほかならなかった。軍隊とは賑やかなものであり、「飛岳」を持って闘った我々侍はまさしく暗いものであった。そのことが明治の武家だから分かる。このような魔法には意味と理由、そして理想がきちんとあるのだと。
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『男漱石を女が読む』 渡邊澄子
漱石の作品をジェンダー学、女性学の視点から読み解く本。著者は漱石ファンのようだが、学者さんだからか抑制が効いてて、男性の評論家などにあるような漱石崇拝は見られなくて読みやすかった。
漱石の時代、男は、徴兵制度、大日本国憲法、教育勅語、明治民法発布などを通して、「『富国強兵』政策路線下で「私」を捨てて国=天皇のために喜んで一身を投ずる「公」に生きることを<男らしさ>の規範の表徴とするもの」にならねばならず、女は、「女大学」を継承した「良妻賢母」を<女らしさ>の規範とした(p4)。ここにある「私」はその私が属する「家」と言うのが正しいだろうなと思った。女らしさと同様、男らしさも明治政府の国策だったのだ。
漱石は時間に余裕がなかったのもあって、推敲などに時間をかけなかったからか、「当て字や誤字、一貫性に齟齬があった(p57)」と思われるそうだ。なるほどな。職業作家になった後も推敲とかあまりしなかったのかな。
漱石にとって教職は食べるためで、名誉のためではなかった模様。辞めたくてやめたくてたまらなかったようだ。
イギリス留学中に詩人のウォルト・ホイットマンを見つけ、その平等・平和主義を知る。
漱石が、女性の結婚前と後で、立場が大きく変わってしまうのを慮れるのは、自分が養子に出された後、実家の必要故に戻された経験があるからだろうと思う。しかし、この体験から他者を思いやれるようになったのは、漱石個人の資質だ。
以下はこの本で語られた作品、それが書かれた年、そして本文に出ていた知らなかった単語、その他。
『吾輩は猫である』 1904年12月から1906年7月 日露戦争中の作品。
はしなくも/端無くも:思いがけず、はからずも
『虞美人草』 1905年11月から1906年7月 上の作品とこちらにある「パーソナリチー」は人としての存在とかかな。
恒産(こうさん):定まった財産
『三四郎』 1908年9月から12月
『それから』 1909年6月から10月
『門』 1910年3月から6月
『彼岸過迄』 1912年1月から4月
近代作家にあって、漱石とはおそらく他者としての女性を発見した最初の一人であろう。そこには女性に対する憧憬と畏怖とが書き込まれる。(佐藤泰正)(p220)
『行人』 1912年12月から1913年4月に中断、9月に再開11月まで これ、あらすじを思い出せなかった。厭な内容だからか。
『こころ』 1914年4月から8月
この作品は、<私が私であることの不快>(埴谷雄高)を描いてるんだって。いつかまた読むときにはこの点に注目してみる。
『道草』 1915年 死の前年
「『結婚制度の悲劇を、男の側から摘出した』『限りなくフェミニズムに近い小説』」(伊豆利彦)だそうです。私は探偵のくだりしか覚えてなかったりするけど(爆)
『明暗』 1916年 これは未読なので読んでない
最後に著者のあとがきより
月を丸いと決めてかかるのは、「教育の結果、習慣の結果、ある眼識で外観を観、ある態度で世相な眺め、そしてそれが真の外界で、また真の世相と思つてゐる」からであって、資格も観る角度を変えれば「千差万物に見る事が出来る」のに、「観る態度に於いて悉く一致」しているのは「規約の束縛を冥々[ママ]のうちに受けてゐる」ためで、そのような「相場」のきまった「杓子定規」で見るのではなく、「世界は観様で色々に見られる」ものなのだから、「大胆な勇猛心を起こして「」「一視同仁の態度���で「客観に重きを置」いて書く必要がある(p394)
以上。やっぱり漱石好きだわ。
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書物礼賛③
岩浪れんじ/コーポ・ア・コーポ①/GOT2020
テレビとマンガは記号の王国。記号=共通の意味。視聴者・読者に意味が伝わらねばならないから、測って寄せてくる。最大公約数という言葉のとおり、王国といっても盲人の国では何とやら。私より少し後の世代からは、テレビとマンガの合体といえるビデオゲームで育った男性が多数を占め、次第に作る側にも回ってきたのでますます貧困化。
書物礼賛①で触れた、私の好きな現役のラジオ番組、兄弟漫才師・中川家のお昼の番組に女芸人・友近がゲスト出演、テレビの食レポでティラミスだかミルフィーユだかを関東ローム層にたとえたところプロデューサーに苦い顔をされたと語っていた。アルコ&ピース平子も同様の案件でアメトークの加地Pに叱責されていたな。実際アメトークの客は彼がカニクリームコロッケの熱さをマグマにたとえたことにポカンとしたのでしょう。私は好きだが。視聴者が高齢化し減少してくるし、制作側が誘導しなくても負のスパイラルが起り、今はもう「叩かれ役」として延命させられている段階。
それに対しマンガは本来深夜ラジオに近い本音のメディアであった筈が、初期から少年向け少女向けに分かれていたり雑誌単位の棲み分けも進み、出版社の官僚主義も手伝ってテレビと同レベルに貧困で、しかも狭いから意味さえ分からない、1ページ目から入っていけない結果になる。本書はウシジマくん的な経済弱者の群像劇を、よりサブカル的なモチーフと絵柄で見せていく体裁で、一応入っていける。しかし例えばウシジマくんの貧しい女たちの言葉「甘いパン甘いパン」「前に聞いた前に聞いた前に聞いた」「ポークって何?」には、私にとって今のテレビとマンガが根本的に抱える障壁=視覚と言葉で具体的に説明されると馬鹿にされているように感じてしまう=を超える生々しさがあるのに対し、本書の言葉・人物像は超えていない。良くできていると思うが、小さくまとまって食い足りない。
ニック・ハーカウェイ/タイタン・ノワール/ハヤカワ文庫2024・原著2023
タイタン化と呼ばれる遺伝子改変によって不老長寿を実現すると共に身長も2メートル半ばと巨大化した数千人の超富裕層「タイタン」の一人が殺された事件に端を発するクライムサスペンス。
ひさしぶりに手に取るハヤカワSFということでワクワク。この世に絶対とか永遠とかありえない。相互的に影響し合いながら常に流れている、それが時間であり生命であり、変化できなくなったとき命は終る。どのようなトリックによってそれをありえるよう錯覚させるのか、そこに興味があったのだが、この著者にもっともらしいトリックを考案する能力などなく、登場人物にこれこれこういう設定なんですと語らせるのみ。聞けば肉体改変などを扱うボディ・ホラーと呼ばれるサブジャンルがあるのだそうで、そうした舞台設定を借りて陳腐なパルプフィクショ��が展開される。もしパルプフィクションに徹しているのであればそれなりに雰囲気を堪能できる筈だが、翻訳に「元カレ」「置き配」といった今の軽薄な用語が頻出するなどで台無し。途中で投げ出した。現代イギリス人らしい幼稚で新自由主義的な作風ではあるが、挟み込まれた新刊案内などから察するにそもそも早川書房自体がジャンル細分化と経済至上主義を先導する存在で、今は細々と延命(前項でも使った言葉)しながら縮小再生産を繰り返すだけということのようだ。
マックス・ウェーバー/プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(上下)/岩波文庫1955・原著1905
タカアンドトシの古いラジオ番組の中で語られたエピソード。トシが家族でディズニーランドを訪れ、中1の次男が打ちひしがれた様子なので聞いてみると、杖を買うためにハリーポッターのアトラクションに並んだのだが抽選に外れて買えなかったのだという。母親が励まして一緒に並んだがまたも外れ、3度目でようやく買うことができた。計1時間ほど行列に。
買うと言っているのに抽選があり、行儀よく並ばされる。Lord is my shepherd…羊飼いを自称したキリスト、刑死した彼を看板に立てて復活だの最後の審判だの嘘を並べて集客したキリスト教こそ新自由主義の元祖であり、私にとってディズニーランドもパチンコ屋も同じように虚無だ。本書、いわゆるプロ倫は戦争と加工貿易の世紀、20世紀初頭にドイツで発表され、「神が与えた使命である職業の平等」「正直であり時間に正確であること」「禁欲の否定と質素の奨励」といったプロテスタントの徳目は、単なる道徳や処世術という以上に独自かつ普遍的な〝エートス〟であるとして、利潤追求や投資を正当化している。「資本主義は中国にもインドにもバビロンにも、古代にも中世にも存在した。しかしそれらの資本主義には独自のエートスが欠けていた」。
そうかな…。江戸時代前期に自作農の比率が高まり勤勉革命と呼ばれる労働生産性の向上を(産業革命に先んじて)実現したわが国なので、パチンコ屋とディズニーランドに相似が観察されるのではないか。さらに本書では既に米国の拝金と物質主義も批判されているが、現在の米英およびイスラエルは、キリスト教文明全体の閉塞を証明するかのようにナチスの災いを再来させている。プロテスタントだけ正当化することはとうてい無理だ。本書の論旨は説得力を持たない。まあ批判のために読んだのですが。私見では共産主義もキリスト教の異母弟のようなものと思います。
大森庸雄/ロック豪快伝説/立東舎文庫2017
米英ロックスターのご乱行が軽薄な文体でこれでもかと詰め込まれている。いきなり飛びますけど井ノ原とかいうのはアレでしょ、記者会見で「子どもさんも見ているから生々しい質問は控えて」的なことをほざいて隠蔽・保身を図った糞野郎でしょ。ジャニタレとしては不細工。面食いでない主婦層からの好感度高そう。逆にホストや半グレみたいのもいるし、いろいろ取り揃えておけばメディアや広告、不倫や不祥事、常に露出させることができて便利で儲かる。中居をCM起用した企業が損害賠償請求? ふざけてんのか、盗っ人猛々しい。お前らはジャニー喜多川の一味であり共同正犯だ。
マッチポンプ。イギリスがけしかけてアメリカが梯子を外す。怒っている欧米白人よ、お前らはずっとそういう争いの種をばら撒いて有色人種を食いものにしてきたんだ。わが国はそのやり方を進んで受け入れた。ジャニー喜多川はお寺の息子で朝鮮戦争に従軍。ロックンロールミュージックもまた、キリスト教帝国主義の飲む打つ買う慰安と戦後のベビーブームが合体して世界に広まった。音楽そのものは新機軸でバラエティーに富んでいるが、ミュージシャンの振る舞いは古今東西変わらない、空しい。今の私にとって音楽は一人に戻るためのもの。ライブ・カラオケ・ミュージシャンの私生活などまったく無用。
辨野義己/大便革命 腐敗から発酵へ/幻冬舎新書2018
現代人の生活状況を一言でいえば、「女はたまる。男はくだる」とでもいえるでしょう。ヒトの大便は水が80%、固形成分が20%、固形成分の3分の1が腸内細菌であり、この腸内細菌の塊は大便の6~7%に過ぎませんが、われわれの人生にとって決定的なものなのです。(中略)戦後の日本では、食生活の欧米化にともない、悪玉菌にとって、とてつもないご馳走が供給されるようになりました。(中略)ほかの動物の場合、大便を体内にためこむと体臭がきつくなり、周囲に存在を知られやすくなります。それは自らの生命を危険にさらすことになるため、ためこむということがありません。
大便移植を試みている医療施設のなかには、現実的に効果がある大便が出てきたところもあるようです。ただし、それはAさんに与えると効果があるが、Bさんに与えても効果が出てこないという程度にとどまっています。大便移植の場合、それに含まれる腸内細菌の長期保存が困難です。凍結してもバランスが崩れてしまうのです。(中略)ヒトの腸内細菌にとって大事なことは、重要度でいうと腸腰筋を鍛える運動が50%、そして40%が食物繊維、つまり野菜です。そして残りの10%がヨーグルト・乳酸菌飲料です。
本書によれば香港住民は中国復帰後に男女とも5~6年平均寿命が延びたという。逆にかつて世界的長寿地域として知られた沖縄県は、フライドチキンやスパムなど脂っこい食べ物を好み野菜を食べないアメリカナイズが災いして男性全国36位、女性同7位に下がっているとのこと。便秘も日本人女性の半分近くが悩む深刻な状況で、30代以下ではお腹がすいたらパンやお菓子を食べ、炭酸飲料を飲むという生活のためウンチの元になる食物繊維が不足し、腸内環境が高齢者なみに悪化している者が少なくない。足腰を使った運動をして腸腰筋を鍛え、野菜・豆・海藻など食物繊維とヨーグルト・納豆など発酵食品を豊富に摂って腸内環境を良好に保つことが推奨されている。
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毎日が記念日
12月8日は…
事納め
江戸時代には、里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べていましたが、その年の農事等雑事をしまう日です。
ちなみに、農事を始める「御事始め」は2月8日。
【疑わしいAI-イチロウによる12月8日の出来事】
1980年: マーク・デビッド・チャップマンによるジョン・レノン暗殺 - ミュージシャンのジョン・レノンがニューヨークの自宅前で射殺されました。
1941年: アメリカ合衆国とイギリスが日本とドイツに宣戦布告 - 第二次世界大戦の一環として、アメリカとイギリスが日本とドイツに宣戦しました。
1987年: アメリカとソビエト連邦が中距離核戦力全廃条約に調印 - 冷戦時代の緊張を緩和するための合意。
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茶缶の歴史は日本の茶文化と深く結びついており、近年では海外でも注目を集めています。 茶缶の起源と発展 茶缶は元々、茶葉を保存するために使用されていました。明治時代に入り、1875年に京都で日本最古の手作り茶缶専門店「開化堂」が創業しました。当時は急須で茶葉から淹れて飲むのが一般的で、茶缶は家庭での茶葉保存に欠かせないアイテムでした。 近代化による変化 1985年に缶入り煎茶が発売されると、徐々に茶文化に変化が訪れます。若い世代を中心に緑茶離れが進み、缶やペットボトルでの飲用が一般化していきました。これにより、家庭での茶葉保存用としての茶缶の需要は減少していきました。 海外での再評価 近年、日本の茶文化が海外で注目を集めるようになり、茶缶も再び脚光を浴びています。 - アメリカ西海岸やニューヨーク、アジア、イギリスなどで人気が高まっています。 - コーヒー豆や紅茶、パスタなど、様々な用途で使用されています。 - 2014年にはイギリスのビクトリア&アルバート博物館で日本の最高級茶缶が展示されるなど、その芸術性も評価されています。 職人技術の課題 しかし、手作り茶缶の需要が高まる一方で、深刻な問題も浮上しています。 - 熟練の職人が高齢化し、後継者不足が深刻化しています。 - 手作り茶缶の職人になるには約10年の修行期間が必要です。 - かつて都内に20軒ほどあった茶缶専門の会社は、現在2軒のみとなっています。 今後の展望 茶缶の伝統技術を守るため、一部の企業では職人の技術継承に取り組んでいます。また、海外市場向けに新たな用途開発も進められており、28カ国以上で販売されている企業もあります。 手作り茶缶は、その機能性と美しさで世界中の人々を魅了し続けています。しかし、職人技術の継承という課題に直面しており、この伝統工芸の未来は予断を許さない状況にあります。 Citations: https://halmek.co.jp/culture/c/hobby/5314 https://www.excite.co.jp/news/article/TBSRadio_451115/ https://japan-design.imazy.net/jp/lifestyle/japanese-tea-culture/ https://nihoncha-magazine.com/?p=3046 https://www.uloncha.com/chakitosahou.htm https://intojapanwaraku.com/rock/craft-rock/149045/ https://www.zutto.co.jp/blog/category/brandstory/1346 https://kinarino.jp/cat2/149 Read the full article
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2023年11月7日(火)

先週末に<鈴本演芸場>で聴いた柳家小ゑん師の<ぐつぐつ>、それを紙切りにお願いしたのだが、ツレアイが額に入れてくれた。紙切りでは下の画像が完成品だが、切り抜いた残りは<B面>と呼ばれ、2つ並べてみると面白い。めったにない東京遠征で一番聴きたかった噺に出会えた幸せ、これを見ると嬉しさが蘇る。風呂上がり、これを見ながら焼酎を頂く、幸せ感が倍増するのだ。

5時45分起床。
6時になるのを待って、洗濯機を回す。

朝食、納豆そば・野菜・ヨーグルト・豆乳。
火曜日は弁当無し、ゆっくりと珈琲を頂く。
可燃ゴミ、20L*1&30L*2。
8時30分、ツレアイが自転車で出勤する。
酢タマネギ仕込む。
ニンジンをぬか漬けにする。
セントラルスクエア花屋町店で買物、猫砂・蒟蒻・竹輪、今夜は関東煮と決めている。

昨日amazonから届いた本、落語好きで知られる南沢奈央の新著、しっかりした文章、知性を感じられる女性だ。
夕飯用に関東煮を仕込む。
ツレアイから仕事終わりの連絡、昼の準備をしよう。

息子たちにはサッポロ一番、私たちはUFO。
鈴本でいただいた紙切りを、長い間使わずにあった額に入れて飾る。
ツレアイは買物へ、私は少し午睡。
ツレアイは自転車で歯科へ。
ライフ西七条店へ買物、爪切り・バンドエイド・眼鏡拭き。

ツレアイの帰宅を待って夕飯、息子たちには缶入りのスパークリングワイン。私たちは、🍶+🍷。
録画番組視聴。

(1) アガサ・クリスティーの原作をヒュー・ローリー脚本、演出で映像化した話題作。イギリス、ウェールズの牧師の息子と伯爵令嬢が、謎の言葉を残して死んだ男性の事件を調査! 1936年、イギリス、ウェールズの小さな村。牧師の息子ボビーが崖から転落したらしい男性を発見する。ひん死の男性は「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」という謎の言葉を残し息絶えた。所持品に美しい��性の写真があったが、身元がわかるようなものはなかった。ボビーの幼なじみの伯爵令嬢フランキーは謎を解明しようと意気込むが、ボビーは乗り気ではない。しかし、やがてボビーの周辺で次々と不可解な事件が起きる。
3回シリーズの1回目、なかなか面白い。
片付け、入浴、体重は350g減。
パジャマに着替えて日誌書く、このパターンが続けばきっと痩せられるはず(?)。

2度買い物に出たので、歩数もクリアできた。
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