#アミロイド
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TEDにて
リサ・ジェノヴァ: アルツハイマー病を予防するために出来ること
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
アルツハイマー病が、あなたの脳の運命でなくてもいいのです!
「アリスのままで」��著者リサ・ジェノヴァは言います。この疾患の最新の研究を紹介するとともに、アルツハイマー病に強い脳を作るために、私たち個人ができることについての有望な研究成果にも触れます。
この中で少なくとも80才までは生きたいという方は?
はい。私たちは皆、末長く生きるだろうという希望を持っているようですね。じゃあ未来を覗いてみましょう。
未来の皆さんたちです。私たちが皆85才だとしましょう。両隣にいる人2人を見てください。そのうちの1人はおそらくアルツハイマー病を患っています。
多分あなたは「私はならない」と思っているでしょう。それなら、あなたは介護をしています。
さて、このように何らかのかたちでこの恐ろしい疾患は、私たち皆に影響を与えるでしょう。
アルツハイマー病の恐さは、何もなすすべがないということにもあります。何十年にも及ぶ研究にも関わらず、効果的な治療法は何も見つかっていません。
ですから私たちが幸い長生きしたとしても、アルツハイマー病に侵される運命になると思われます。
でもそうならないかもしれません。もし医学の進歩や特効薬に頼らずに、この確率を変え、私たちの脳の運命を変えることができるとしたら?
アルツハイマーを現在分かっている神経科学的視点から見てみましょう。これは2つのニューロンが繋がっている様子です。赤で囲まれている2つを繋ぐ点は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスでは、神経伝達物質が放出されます。こうしてシグナルが伝達されコミュニケーションが起こります。こうして私たちは考え、感じ、見て、聞いて、欲し、記憶します。
そして、アルツハイマー病はシナプスで起こります。
シナプスを拡大してどうなっているのか?イラストで見てみましょう。
情報を伝達する際に、ニューロンはグルタミン酸のような神経伝達物質をシナプスに放出したり「アミロイドベータ( Aβ )」と言う小さなペプチドを放出したりします。
アミロイドβは、脳の清掃細胞ミクログリアにより代謝され除去されます。
分子的なアルツハイマー病の原因については、まだ議論が続いていますが、ほとんどの神経科学者は、この疾患の始まりはアミロイドβが蓄積し始めるときだと考えています。
放出された量が多すぎたか。十分な量が除去されていないか。シナプスでアミロイドβが増え、これがくっつきあってアミロイドプラークという塊になります。
みなさんの中で40才以上の方は?
そろそろ手をあげるのが怖くなってきましたね。この疾患の最初の一歩。
アミロイドプラークの蓄積は、もう既にあなたの脳内にあり、これを探知できるのは、PETスキャンだけです。
この時点では、幸いにもあなたは何も気がついておらず、まだ記憶や���葉や認知機能に不自由を感じていません「まだ」です。アミロイドプラークが蓄積し、臨界点に至るまでには、少なくとも15〜20年かかると考えられています。
そして、分子カスケードが起こり、疾患の症状が現れます。臨界点に達する前の物忘れはこんな感じでしょう「どうして、この部屋へ入ったんだっけ?」「この人の名前何だった?」「どこに車のキーを置いたかな?」ごく普通のど忘れです。
アミロイドプラークがこの臨界点まで蓄積するとどうなるでしょう?
ミクログリア清掃細胞は、超活性化され、炎症や細胞へのダメージを引き起こす物質を放出します。
そして、実際、シナプス自体を除去し始めると考えられています。重要な微小管結合タンパク質の一種である「タウ蛋白」が異常リン酸化すると「もつれ」と呼ばれる神経原線維の変化が起こり、ニューロンを内側から傷つけます。
アルツハイマー病の中期では、大規模な炎症や「もつれ」そして、シナプスでの大混乱。そして、細胞死が起こります。
もし、あなたがこの疾患を研究する科学者だったら、どの時点で最も介入したいと思いますか?
多くの科学者は、最も単純な解決策に賭けています。アミロイドプラークが臨界点に達さないようにということです。
つまり、創薬は、主に、アミロイドプラークの蓄積を阻害し、消し去り、減少させることにフォーカスしているということです。
アルツハイマー病の治療は、おそらく予防医療となるでしょう。
この薬を臨界点に達する前に、カスケードが引き起こされる前に、冷蔵庫に鍵を忘れ始める前に飲むんです。
こうした類の薬の臨床試験が、今まで失敗に終わったのは、科学に手落ちがあったからでは無く、これら治験参加者たちが、その時既に発症していたので遅すぎたということにあります。
アミロイドプラークは火の点いたマッチだと考えてください。臨界点でマッチは、森へ火を点けてしまいます。一度、森に火を放てば、いくらマッチを吹き消しても手遅れです。森に引火する前にマッチを消さなければいけません。
科学者たちが治療法を見つける以前に、この情報はグッドニュースなのです。私たちの生活の仕方が、アミロイドプラークの蓄積を左右するということなんですから。
その臨界点に達さないようにできることがいくつかあります。
あなたがアルツハイマー病になるリスクをシーソー・スケールで考えてみましょう。一方に、リスク要因を積み上げ、そちらが床に着くとあなたは発症し、アルツハイマー病だと診断されます。
あなたは50才だとしましょう。もう若くはないので長年のアミロイドプラークがいくらか蓄積しています。それでシーソーが少し傾いています。
では、あなたのDNAを見てみましょう。私たちは皆、両親から遺伝子を受け継ぎます。
リスクを増やす遺伝子もあれば、減らす遺伝子もあります「アリスのままで」のアリスのように、アミロイドβを増殖させる稀な遺伝子変異を受け継げば、それだけでシーソーが完全に傾きます。
しかし、私たちのほとんどでは遺伝的要因はそれほど影響しません。例えば、APOE4はアミロイドを増やす遺伝子多型の1つです��、APOE4を父母から受け継いでもアルツハイマー病を発症するとは限りません。
つまり、ほとんどの人にとってはアルツハイマー病を発症するかどうかは、DNA だけでは決まりません。
では、何が要因なのでしょう?私たちには、老いや遺伝をコントロールできません。まだ、私たちの脳の運命は変わっていませんね。
睡眠はどうでしょう?
徐波深睡眠 (SWDS) の間に、グリア細胞が、脳脊髄液に乗って脳内を循環し、起きている間にシナプスに蓄積した代謝廃棄物を洗い流します。深い睡眠は脳の強力洗浄のようなものです。
では、睡眠時間を削るとどうなるでしょう?多くの科学者は睡眠不足がアルツハイマー病の予測因子となると信じています。1晩眠らないとアミロイドβが増えます。
そして、アミロイドβの蓄積は、睡眠を阻害することが確認されており、これが、更に、アミロイドの蓄積に繋がります。
このような正のフィードバックループによって臨界点に向けてシーソーの傾き方が加速します。
他には?
循環器系の健康、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、高コレステロール値。これらはすべてアルツハイマー病発症のリスクを高めることが確認されています。
ある病理解剖研究では、アルツハイマー病患者の80%に循環器疾患が見られたそうです。様々な動物モデル研究でエアロビック運動がアミロイドβを減らすと実証されました。
循環器系に良い地中海式の食事はシーソーの傾きを抑えてくれます。日本食もです。
このように色々な努力でアルツハイマー病の発症を予防したり遅らせたり出来ます。しかし、例えばこれらを何もしていないとしましょう。そして、あなたは65才だとしましょう。
家族にはアルツハイマー病患者がいるので、その遺伝子を持っている可能性があります。シーソーが少し傾きました。あなたは朝から晩まで忙しくしていて、ベーコンが好きで誰かに追われない限りランニングはしません。
あなたのアミロイドプラークの蓄積量が臨界点に達したとしましょう。
天秤の片方が地面につきました。カスケードが加速し森に火を放ってしまいました。炎症が起こり「もつれ」が起こり、細胞死が起こります。
アルツハイマー病の症状が出てきます。言葉や鍵のありかを思い出せなくなり、この話の冒頭に私が何を言ったかを思い出せません。でも、そうはならないかも。
あなたの脳が完全に病に侵されていても、アルツハイマー病の症状から自分自身を守るためにできることがもう1つあるんです。神経可塑性ということと認知予備力に関することです。
覚えていますか?アルツハイマー疾患はシナプスの欠損により起こります。
平均的な脳には、100兆個以上のシナプスがあります。これは素晴らしいことですね。たくさんの資源です。そして、この量は決定的ではありません。
私たちのシナプスは、常に増えたり減ったりしており、このことを神経可塑性と言います。何か新しい事柄を学ぶたびに新たな神経結合やシナプスを作ったり強化したりしています。
「修道女の研究 (Nun Study)」では、研究開始時に75才以上だった678人の修道女たちを20年以上追跡しました。
彼女たちに定期的に健康診断や認知テストを行い、亡くなった後に彼女たち��脳は全て解剖研究に提供されました。科学者たちは、いくつかの脳に驚くべきことを発見しました。
プラークや「もつれ」の存在や脳の萎縮といった明らかなアルツハイマー病の兆候に関わらず、こうした脳の持ち主の修道女たちは、生前、何の症状も示していなかったのです。
一体どうしてでしょう?
これは彼女たちが高い認知的予備力を持っていた。つまり、より多くの機能するシナプスを持っていたからだと考えています。
長く正規��育を受けていて高いリテラシーを持ち、精神的に刺激を受ける活動をする人々は認知的予備力が多く、神経が豊富に幾重にも繋がっているので
アルツハイマー病のような疾患がシナプスの一部を欠損させてしまっても、まだ予備の神経結合があり、これが緩衝材となって何かが欠けているとは気づかないのです。
単純な例を考えてみましょう。あるテーマについて1つだけ知っているとします。たとえば、私のことについて「アリスのままで」の著者リサ・ジェノヴァ。皆さんが私について知っているのはそれだけです。あなたにあるのは1つの神経結合だけ。1つのシナプスだけです。
では、あなたにアルツハイマー病があるとしましょう。
プラークも「もつれ」も炎症も起こっています。ミクログリアはシナプスを食い荒らしています「アリスのままで」を書いたのは誰だった?と聞かれても覚えてはいないでしょう。
シナプスが劣化したり消失したりしたからです。私のことを永遠に忘れてしまったのです。
でも、もし私についての知識がもっとあったらどうでしょうか?私について4つの事柄を知っているとします。そして、あなたがアルツハイマー病を患い3つの情報に関するシナプスが損傷したり破損したりしたとします。
でも、あなたはその損傷を迂回して私の名前を覚えておけるんです。まだ傷ついていないネットワーク経路を動員して、アルツハイマー病の症状にも耐えることができるんです。ヒトはこうしたネットワーク別経路。
つまり、認知予備力を新たな物事を学ぶことで築きます。理想的には、豊かな意味を持っている新たな物事を学ぶのが良いでしょう。視覚や聴覚情報、そして、関連付けや感情を喚起するようなものです。
クロスワードパズルのようなものでは効果的ではありません。既に学んだ情報を取り出すだけでは不十分です。
良く知った道を後戻りするような見知った街並みを歩くようなことでは無く、新しい神経ネットワークの道を作るんです。
アルツハイマー病にかかりにくい脳を作るためには、外国語を習ったり、新しい友達を作ったり、本を読んだり、TEDトークを聞くことです。
もし、あなたがアルツハイマー病と診断されたら、私が祖母やアルツハイマー病患者たちから学んだ3つの教訓があります。アルツハイマー病に診断されても明日死んでしまうわけではありません。
生き続けてください。あなたは、感情記憶を失わないのだから、あなたにはまだ愛や喜びが分かります。
私が、5分前に何を言ったか覚えていられなくても、どんな感情を抱いたかを覚えているでしょう。あなたは、単なる記憶よりも大切な存在です。
ありがとうございました。
2018年現在では、サピエンスは20万��前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
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アミロイドβ処理するインスリン分解酵素は血糖値の急上昇を野菜で抑えるとよく働くし、運動と瞑想はセロトニンを活性化して睡眠の質を上げる
[B! 健康] アルツハイマー病の元凶毒素アミロイドβを脳から洗い流す「眠り方」とは…寝ついてすぐ突入する時間が最重要 睡眠中は"脳のゴミ"の排出スピードが2倍超になる
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睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」は、幸せホルモン「セロトニン」を材料にしてつくられます。セロトニンの約90%が腸で作られています。つまり、腸内環境が悪化すると、メラトニンがうまく作られなくなるのです。
アルツハイマー病の元凶毒素アミロイドβを脳から洗い流す「眠り方」とは…寝ついてすぐ突入する時間が最重要 睡眠中は"脳のゴミ"の排出スピードが2倍超になる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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全体としては、アミロイドβの蓄積が、炎症や神経変性を引き起こし、最終的には認知機能の低下や障害につながるという図式ができつつある。しかしコローニョ=ハマウイ氏のチームが最も大きな期待を抱いているのは、アルツハイマー病の診断と追跡に網膜スキャンを臨床応用できる可能性についてだ。また、アルツハイマー病の治療法候補の有効性を評価するツールにできる可能性もある。 免疫蛍光法を用いた検査では、患者は目に沈着したアミロイドβに選択的に結合する物質を摂取し、医師が網膜に光を当てて写真を撮影することになる。コローニョ=ハマウイ氏は、この方法は体への負担が小さく、患者への影響も少ないと考えている。 この検査では、血液中のバイオマーカーを調べる検査よりも多くの情報が得られるだろう。コローニョ=ハマウイ氏は、「例えば、アストロサイトと血管の間で何が起こっているのかを、マイクロメートルの解像度で見られるようになります」と言う。「これに対して血液中(のバイオマーカー)では、構造は見えず、アミロイド斑のものかどうかもわかりません」。変化が細胞内で起きているのかもわからないという。 しかしラーナー氏は、臨床応用に至るまでには多くのハードルがあると考えている。「研究チームは、網膜で起きていることが脳内の臨床的あるいは病理的な変化をよく反映し、歩調を合わせて進んでいくことを、膨大な作業を行ってはっきりと証明しました。けれども『よし、それなら網膜をバイオマーカーとして使おう』と言うのは時期尚早かもしれません」 方氏も同意見だ。この研究では死亡したドナーの目と脳を使っているため、生きている患者とは違いがある可能性がある。最初のステップは、研究チームがアルツハイマー病による脳の萎縮と関連があるとした網膜の薄さの程度を調べることかもしれない。「網膜の萎縮は、眼科クリニックや病院にある光干渉断層計で画像化することができますから」と氏は言う。
目でアルツハイマー病の兆候がわかる!? 有害タンパク質の蓄積などの変化が網膜にも、研究(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
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そうしたなか、英国の医薬品評価機関NICEによる評価は、日本での期待とは著しく異なるものだった。NICEが最も重視したのは、レカネマブの効果が「非常に限られたもの」であるという点だ。この新薬は病気の進行を4〜6ヶ月程度遅らせる効果しか確認されておらず、完全な進行停止は不可能とされている。さらに懸念されたのは、臨床試験で明らかになった新たな問題である。試験では、アミロイド斑を除去した後に脳の容積が減少することが報告されている。この現象の原因は現時点ではっきりとは分かっておらず、さらなる研究が必要となる。また、個別の治療費の問題も深刻だ。年間約2万6500ドル(約300万円)という高額な治療費に加え、定期的な脳の画像検査や継続的なモニタリングにかかるコストを考慮すると、費用対効果の面で大きな課題がある。
アミロイドβの蓄積は結果で、その前に原因があると最近論文が出ていたような。治験をして承認が出るまでに、薬効が否定されるような論文が出るのは厳しい。研究開発広告宣伝費が丸損。
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彼らは脳内にニューラルネットワークを構築し、信号処理が自分のニューロンを経由せず、AI制御の人工プラットフォームを経由するようにします。
2023年、 ランセット誌は、COVID-19ワクチンの傷害と剖検に関する論文を、10万回ダウンロードされた後24時間以内に検閲し、削除しました。勇敢なウィリアム・マキス医学博士は、この論文が査読を通過したばかりで、出版される予定であると語っています。この論文では、現在発生している突然死の74%がCOVID-19の生物兵器によるものであることが示されています。
( アルバータ州保健省のデータを使用して、子供の死亡率が 3,328% 増加したことを示すグラフを含む「真実の注入」会議のビデオを再生します):
「アルバータ州の子供たちの原因不明の死亡者数を誰が、あるいはなぜ説明できるのか?昨日、私は間違いを犯したと指摘した。原因不明の死亡者数は、我々が発表した350%ではなかった。実際は3,328%だ。間違いをお詫びするが、発表した時は信じられなかった。小数点を間違えた。だから実際は3,328%だ。」
議会が生物兵器に関して可決した法律を起草したフランシス・ボイル氏は、COVIDワクチンが「大量破壊兵器」であり、生物兵器法、武器・銃器法に違反していることを確認する宣誓供述書を発表した。
では、これは一体何を意味するのでしょうか? つまり、今こそ私たちが尻を上げて、私たちに注射と命令を強要し続ける手下たちを訴え始める時だ、とアナ・ミハルセア博士は言います。彼女はショーンとともに、人類に対する進行中の生物兵器攻撃に関するさらに恐ろしい詳細をSGTレポートで語ります。
彼女は、大手製薬会社を訴えるのは難しいので、医療従事者がこの既知の生物兵器を注射したときに計画的殺人で訴えることで、地位を上げることができると示唆している。また、偶然見つけたケムトレイルのパイロットも同様に訴えるべきだとも示唆している。
何が我々を止めているのか?ミハルセア博士は、悲しいことに、人類がこの暴挙に立ち向かえない大きな要因は、メディアによるマインドコントロールと、ワクチンの脳損傷効果によるものだと述べている。ワクチンは生物兵器の計算の一部であり、この認知戦争の望ましい結果である。
スティーブ・バノンが、香港大学のウイルス学者としての地位を離れて2020年4月に米国に亡命したヤン・リーメン博士にインタビューした際、バノン博士は、SARS-CoV-2は中国軍によって作られ、彼らは特に脳に損傷を与える可能性のあるウイルスを探していたと主張し、コロナウイルス患者の約3分の1に脳障害があると報告されていることを指摘していたことを思い出す。
ミハルセア医師は、臨床診療で次のようなことを経験していると言います。
「脳スキャンでそれを見ています。すぐにお見せします。ここでも、 「ロングCOVID」は長期にわたる深刻な認知機能の低下と関連しています。ワクチン接種を受けた人のIQは最大9ポイント低下するという別の研究もありました!」
「だから私はただ人々にこう言いたいのです。これは認知に対する攻撃であり、人々が十分に早く目覚めない、あるいは私たちが見せているものを理解できない理由の一部なのです!」
ミハルセア博士は、機能的脳 EEG スキャンにより、海馬が生物兵器によって攻撃されていることがわかったと語る。博士は、「これが、私が脳の再生にメチレンブルー、EDTA、ビタミン C、フミン酸、フルボ酸などの電子供与体を使用する理由です。また、私はSubstackで、機能的に人の脳を 20 ~ 30 歳若返らせる方法を示しました。しかし、これは非常に具体的なことで、人々はこれが現実だと見ることができ、私はこれらの機能的脳スキャンでこれを検出できます」と語る。
彼女は続けます。「では、彼らはどうやってこれを行っているのでしょうか。私たちはみな、もはや情報を処理できない人々を見たことがあります。彼らは、どんな証拠を与えても、それを理性的に理解することができないというショットを打っています。そして、再び示されたのは、カーボンナノチューブ電極が人工軸索のような役割を果たす超伝導体を形成し、脳内にニューラルネットワーク、つまり並列処理プラットフォームを構築し、信号処理が自分のニューロンを経由せず、AI制御のこの人工プラットフォームを経由するということです。」
「この技術は双方向なので、指示に従うだけのサイボーグやゾンビなどを作ることができるのです。情報を送信するだけでなく、受信することもできます。そして、これはカレン・キングストンのスライドですが、COVID-19ワクチンの国際特許にはグラフェン酸化物が含まれていて、これが非常に重要であるということを、もう一度皆さんに思い出していただきたいのです。」
「これはIEEEのイアン・アキルディズ博士が議論したことでもあり、彼はmRNAはバイオナノマシンに過ぎないと述べています。そして、ここで戦争、 認知戦争が登場します。私は米国海軍研究所のこのウェブサイトについて書きましたが、そこでは軍隊にとって認知戦争は非常に興味深いものであり、実際に機動するための人間の側面、それが彼らの目標であると議論されています。
「それで彼らは何と言ったか?彼らは『紛争の連続体における戦場は今や物理的およびサイバー領域を超え、個人の認知が標的となっている』と言った。つまり、認知、心理学、情報通信技術があれば、行為者が個人の状況理解意志を正確に標的にすることができる。つまり、情報を与えて基本的に彼らを惑わすこともできるが、例えば政治的な問題や見解に影響を与えることもできるのだ。
「そして、具体的には、人間の認知を明確に標的にし、人々が情報をどのように認識し、解釈して知識と理解を得るか、これは非常に特殊な認知戦争です。どうやってそれを実現するのでしょうか?これらのナノエレクトロニクスを使えば、人の脳を完全に乗っ取ることができます。」
「これは米国海軍研究所だけの問題ではありません。これは NATO の認知戦争です。( NATO の認知戦争に関するスライドを見せる) 彼らは何を議論しているのでしょうか? 『認知戦争には、敵に対して優位に立つために、個々のグループまたは人口レベルの認知に影響を与え、保護し、または混乱させることで態度や行動に影響を与えるために、他の権力手段と同期して行われる活動が含まれます。』 ちなみに、敵は私たち国民です。
「現実の認識を修正するように設計されており、社会全体の操作が新たな標準となり、人間の認知が戦争の重要な領域になりつつあります。 認知戦争は合理性を攻撃し、低下させることに重点を置いており、脆弱性の悪用やシステムの弱体化につながる可能性があります。」
上記の段落は、軍隊が私たちに対して何をしてきたかを詳細に説明しています。
ミハルセア博士は、同僚たちの間にある「スパイクタンパク質陣営」と、彼女のように「テクノロジー陣営」にいる人たちとの分裂について言及している。「私たちはみな正反対のことを言っているように見えますが、実際は両方です」と彼女は言う。
「つまり、スパイクタンパク質の遺伝子配列が、アミロイド(アルツハイマー病の原因となるプラーク)を作るためのハイドロゲルをコード化しているということが示されました。pHが4であれば、アミロイドが作られます。多くの医師が、COVID-19とワクチンはアミロイドーシスに関連していると言っています。しかし、研究者らは、pHが7であれば、この物質がハイドロゲルを生成することを発見しました。つまり、これは合成生物学であり、ポリマープラスチックを生成し、配列の中に含まれています。」 だから、私たちの言っていることはまったく正反対というわけではなく、両方なのです。」
彼女は続ける。「人々が理解すべき重要なことは、この物質が自己組織化するということですが、私がモデルナの特許で論じたこれらの解毒剤はビタミンCを含むEDTAです。どんなポリマーでも、自己組織化を開始するには金属が必要です。そして金属を取り除くと、特にEDTAはナノ粒子の自己増殖も抑制します。ですから、私はそれを非常にうまく使ってきました。」
彼女は最後にこう言った。「私が言っていることはすべてひどいことのように聞こえるかもしれませんが、勇気を出して戦ってください。私たちには力があります...今こそ私たちの命のために戦う時です。トッド・カレンダーが言うように、『私たちが勝って彼らが死ぬか、私たちが死んで彼らが勝つかだ』」
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【医療利権の闇】アルツハイマー病の原因が「アミロイドβ」と主張した論文の研究者が捏造を認める すでに2500回以上引用された2006年のNature論文を撤回 健康・医療 , … 2024年6月11日 アルツハイマー病研究の先駆けとなった研究論文で、画像の改ざんが発覚し、論文の作成に関わった著者たちが論文の撤回に同意したことが判明しました。
【医療利権の闇】アルツハイマー病の原因が「アミロイドβ」と主張した論文の研究者が捏造を認める すでに2500回以上引用された2006年のNature論文を撤回 | RAPT理論+α
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2024年5月7日
大規模買収事件 有罪確定で広島市の石橋竜史議員が失職(NHKニュース)2024年5月7日
5年前の参議院選挙をめぐり、河井克行元法務大���から現金を受け取った罪に問われた広島市議会の石橋竜史議員は、有罪判決が確定し失職しました。
広島市議会の石橋竜史議員は、河井元大臣から妻の案里氏を当選させるための選挙運動の報酬と知りながら現金30万円を受け取ったとして、公職選挙法違反の罪に問われ、1審と2審で罰金などの有罪判決を受けて最高裁判所に上告していました。
先月、最高裁判所が上告を退ける決定をしたのに対し石橋議員は異議を申し立てていましたが、最高裁が先月30日付けで申し立てを棄却したため、有罪判決が確定しました。
有罪判決の確定を受けて、法律の規定で石橋議員は失職しました。
これについて、石橋議員は7日、広島市内で会見を開き、「異議がかなわなかった部分は非常に残念だが、処分は真摯に受け止めている。失職という形になり、1人の議員が3年働けないという損失につながるので、あらためてお詫びしたい」と謝罪しました。
一連の事件で被買収側の議員が失職したのは安芸太田町の町議会議員に次いで2人目です。
”オタフクお好みソース”が15年ぶりリニューアル「美味しさそのまま 塩味を優しく」消費者の声を大切に(テレビ新広島 5月7日)
5月7日は語呂合わせで「コナモン」の日です。広島の「コナモン」と言えば、なんと言っても“お好み焼き”ですが、オタフクソースの「お好みソース」先月、リニューアルしたのを皆さんはご存知でしょうか。
あえて変化を続ける食品メーカーの理由をツイセキしました。
広島のソウルフード「お好み焼き」に欠かせない「お好みソース」。ソウルフードを彩る「甘口の味」に地元の人も観光客も舌鼓を打っていますが、業界シェアトップのオタフクソースはこの春、看板商品をリニューアルし��した。
五十川記者 『野菜・果実の甘味とうま味』と4月からパッケージも新しくなりました。家庭用と業務用の一部が新しくなりました」
広島から世界に展開している「お好みソース」が先月から順次切り替わっています。実に15年ぶりです。
オタフクソース 家庭用商品企画課 吉廣 空さん 「15年の間に色んな味覚の変化や嗜好の変化があったと思っています。お好みソースの塩辛さというところについても一部お声をいただいていました。そこにお応えをすることでより塩味を優しくして、お好みソースのおいしさはそのままに」
1952年の発売以来、時代に合わせ不定期にリニューアルを重ねてきたという「お好みソース」ですが、今回はと言うと…
五十川記者 「言われてみたら野菜と果実の感じが増しているのかなという感じもするんですけど、お好み焼きと一緒に食べていると今までの親しんだ味という感じがするんですけど、吉廣さん、変わりましたか?」
オタフクソース 家庭用商品企画課 吉廣 空さん 「これまでのお好みソースも非常にご愛顧いただいていたので、これまでのお好みソースの美味しさは変わらず商品を磨き込むという形で今回はリニューアルしました」
ほとんど味が変わらないように心がけつつ、会社に寄せられた消費者の声を元に「塩味を優しく」したり、カラメル色素を入れないようにしたりするなど、およそ5年もの間、試行錯誤を重ねてきました。
オタフクソース 家庭用商品企画課 吉廣 空さん 「一部のお客様の声ではあるんですけれども、お客様の声も大切にしながら我々、商品・ものづくりに取り組んできましたので、リニューアルしたお好みソースでよりお好み焼きをもっともっと好きになっていただけるようなことになれば、うれしいなと思っています」
久々にリニューアルしたお好みソースに、プロの受け止めは…
店主 「お好みはソースで決まると思っているんで、今、多様性が求められている中で、これがいい、これが悪いじゃないけど、皆さんが美味しく食べられるソースにしてくれるのは、本当にうれしいです」
広島のお好み焼きに欠かせない「お好みソース」食べても気づかないほどの変化ですが、15年ぶりのリニューアルには、より多くの安心感と満足感を届けたい企業努力が詰まっていました。
お好み焼きのソースといいますと、広島県内、他にもメーカーがあります。
“カープ お好みソース”は「今の味を大切に守っていきたい」
“ミツワ お好みソース”は「変えないように努力をしている」
今回、オタフクソースはリニューアルしたということですけれども、これまでの味を守るという選択をするメーカーも当然あるということで、匹田さん、この味をどう守っていくか、わずかなチェンジですけれども、大事なことなんでしょうね。
広島大学大学院 匹田 篤 准教授(社会情報・メディア論が専門)「多分一番プレッシャーを感じているのは、オタフクソースの社員さんだと思うんですよ。お好みソースらしさはそのままに、よりみんなに愛されるソースに変��ていくっていうこと伝統的な味をあえて変えていくっていう、この攻めの姿勢を評価した��と思います」
味を変えずに守っていくことも大切だし、ちょっとずつ変化を加えることも大切だし、いずれにしても、この広島のお好み焼きの心というのは残していただきたいな、というふうに思います。
アルツハイマー病、リスク遺伝子2つでほぼ確実に発症=研究(ロイター)
[シカゴ 6日 ロイター] - アルツハイマー病の発症リスクが高まることが知られている「APOE4」と呼ばれる遺伝子を2つ持っている人は、ほぼ確実にアルツハイマー病を発症し、早い年齢で症状が出るとの研究結果が「ネイチャー・メディシン」誌に掲載された。
アルツハイマーの研究・診断・治療方法が変わる可能性があるという。
APOE4を2つ持つ人は、APOEの一般的な型であるAPOE3を持つ人よりアルツハイマー病の発症リスクが高いことが30年前から知られていた。APOE4遺伝子を2つ持つ人は人口の約2─3%、アルツハイマー病患者の15%だという。
バルセロナ大学のフアン・フォルテア博士らが行った研究によると、APOE4を2つ持つ人の少なくとも95%が65歳までにベータアミロイドと呼ばれるアルツハイマー病関連タンパク質の髄液中濃度に異常が見られた。
APOE4を2つ持つ人は65歳の時点でほぼ全員、APOEを持たない人よりもアミロイドの濃度が高かった。
エーザイとバイオジェンのアルツハイマー病治療薬「レケンビ」の臨床試験ではAPOE4が2つある患者は治療に伴う脳内出血と脳腫脹の発生率が大幅に高く、患者を治療しない施設もあると研究者は指摘。こうした患者は機能障害が早く進む可能性が非常に高く、早い年齢から治療を始めるべきだとの見方を示した。
身寄りなき老後、国が支援制度を検討 生前から死後まで伴走めざす(朝日新聞 5月6日)
頼れる身寄りのいない高齢者が直面する課題を解決しようと、政府が新制度の検討を始めた。今年度、行政手続きの代行など生前のことから、葬儀や納骨といった死後の対応まで、継続的に支援する取り組みを一部の市町村で試行。経費や課題を検証し、全国的な制度化をめざす。
高齢化や単身化などを背景に、病院や施設に入る際の保証人や手続き、葬儀や遺品整理など、家族や親族が担ってきた役割を果たす人がいない高齢者が増え、誰が担うかが課題になっている。多くは公的支援でカバーされておらず、提供する民間事業者は増えているが、契約に100万円単位の預かり金が必要なことも多く、消費者トラブルも増えている。本人の死後、契約通りにサービスが提供されたかを誰かが確認する仕組みもない。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、65歳以上の一人暮らし世帯は、2020年の738万から30年には887万に、そして50年には1084万へと増える。今後、頼れる人がいない高齢者はさらに増えるとみられ、厚生労働省は公的支援の仕組みが必要と判断した。
「先生、家に帰りたい…」自宅での最期を望む患者、〝在宅医療〟を叶えるかりゆし姿の医師(テレビ新広島 5月3日)
どんな最期を迎えたい?超高齢社会の医療の在り方を考える
2025 年、団塊の世代が後期高齢者となり、国民の 5人に 1 人が 75 歳以上という超高齢社会を迎える。医師や看護師、介護職はさらに不足し、病院ではなく自宅で最期を迎えざるを得ない時代が近付いてきている。
そんな今、人生の最期を自宅で迎えたい患者を支える「在宅医療医」に注目した。「家で悔いのない最期を迎えたい。」患者の思いに応えるべく奮闘する医師がいる。日本の医療の先行きが不透明な中、「病気だけでなく、人と暮らしを診る」と言い、患者と向き合う医師に迫った。
自らハンドルを握り駆け回る「かりゆし」姿の訪問診療医
沖縄の民族衣装「かりゆし」姿で、玄関から顔をのぞかせる一人の男性。彼のことを知らなければ、まず彼が医師だと思う人はいないだろう。人懐っこい笑顔と気さくな会話で、相手の懐に入っていく様子は、親戚や友人の家を訪問しているかのようだ。仕事中の医師には一見見えない。
福井英人さん(45)は、在宅医療を始めて5年の医師だ。広島市のベッドタウン安佐南区で月に2回のペースで患者を定期的に訪問する。同じく医師の弟と2人で、合わせて約160人の患者を診ている。その患者のもとを、福井医師は軽自動車を自ら運転し訪問する。運転を人任せにしないのにも理由がある。
「運転すれば、道を覚えられる。深夜の容体急変時にも、いち早く駆け付けることができるから。」根っからの医者であることが伝わってくる言葉だ。
「在宅医療」には、医師が定期的に患者の家を訪問し診療する「訪問診療」と、かかりつけ医が患者の急変時に自宅に駆け付ける「往診」とがある。福井医師は、「訪問診療」しながら「往診」にも24時間対応するハイブリット型の在宅医療を行う医師だ。
患者の一人で90歳を超える一人暮らしの高齢男性は、この���、脱水症状があり、足がむくんでいた。もともと心不全を抱えており、定期的に福井医師が病状を診ていた。
「亡くなった妻と暮らした思い出があり、住み慣れたこの家で暮らし続けたい。」と男性は言う。
だから、それを叶える福井医師の存在がありがたい。福井医師は、「独り暮らしでも、看護サー���スや介護サービスなど必要なサポートとつなげば、在宅医療を受けて生活することが可能だ。」と言う。
認知症の患者もいる。
「デイサービスもある、訪問入浴というサービスもある、そういったものを複合してオーダーメイドの医療を作っていく、それが在宅医療です。」
訪問後、薬剤師が訪れ医師が指示した薬を処方する。薬が残っていて、飲み忘れに気が付けるのも訪問医療ならではだ。
在宅医療に感謝 遺族の思い
患者の一人、西本幸子さんは84歳の時に福井医師と出会った。重度の心臓の病気を患い肺の病気もあった。余命1~2年だと大学病院で言われていた。残りの日々は自宅で過ごしたいと願い、福井医師の存在がそれを可能にした。寄り添うのは娘の康子さんだ。
「ここならわがままも言えるし、近所の人も訪ねてくれる。友達も遊びに来てくれる」幸子さんはそう話し、福井医師に全幅の信頼を寄せていた。趣味のものづくりをしながら日々を楽しんだ。気が付けば、余命1~2年と言われてから3年が経っていた。
その幸子さんが今年初めに86歳で亡くなった。最期は体調を崩し、連携する総合病院へ入院した。福井医師が病院へお見舞いに行くと、手を握りながらこう言ったという。
「先生、もう1度家に帰りたい…。」 福井医師は、その思いにこたえたかった。 「わかった。帰らしちゃる。」そう言って準備を進め、もうすぐ退院と決めた日の直前に、そのまま帰らぬ人となった。
亡くなって1ヵ月後、花を抱えた福井医師が、娘の康子さんの元を訪れ仏壇に手を合わせていた。遺族を訪ね、話を聞き寄り添う「グリーフケア」と言われるものだ。それをすることで、もっとできたことがあったのではないかと考え、次につなげるとともに、自分自身の心の整理もするという。双方の心のケアのような意味があり、福井医師はほぼ毎回行うようにしていた。 「最期が心残りだった。」という福井医師に対し、康子さんは言った。
「私自身は、心残りがあるかなと思ってみたり、精一杯やったとも思ってみたり…。でも在宅医療はすごくうれしかったです。先生には十分してもらいました。母は、友達にも囲まれていました。在宅医療はありがたかった。」 どんな最期を迎えたいか、迎えてほしいか。在宅医療は看取る側の家族にとっても、選択肢の一つとして可能性を広げている。
「日々ドラマがあるんです。もちろん主役は患者さんとその家族です。でも自分が指揮者として参加させてもらっている気がしています。こんなやり方があるよと、提案をさせてもらうことで、その人の人生が豊かになること��やりがいを感じています。」
福井医師は、人と密接にかかわる在宅医療が自分には向いていると感じている。もともとは救命救急医だった。大阪や沖縄の病院で働き、ドクターヘリにも乗り、救命救急医療に取り組んだ。故郷の広島に帰り5年前、父が院長を務める「福井内科医院」で働き始めた。見渡せば内科は他にもたくさんある。これからの時代にあった医療は何か、そう考えたとき、救命医の経験が生かせる在宅医療に行き着いた。
緊急の呼び出しもあるため、決して楽な仕事ではない。妻と5人の子供との生活もある中、時には自己犠牲も必要とされる。でも救命救急医として活躍した自分だからこそ対処できることがあるという自負もある。何より患者との距離が近いことに魅力を感じている。「人が好き」なのだ。
詐欺業者も撃退!生活に寄り添う日々
在宅医療をはじめて5年、患者は増え続けている。福井医師は、「在宅医療は、病気だけでなく、人や暮らしを診る医療です。」と表現する。診察に訪れた家で、高齢者に詐欺行為を働こうとする人を追い出したのは、1度や2度ではない。高価な宝石を騙されて買いそうになる認知症のおばあちゃんを説得したこともある。患者の日常のトラブルに向き合い、寄り添うのも在宅医療ならではだ。在宅医療は患者の生活空間に入っていく医療だ。超高齢社会の中で、人を見守る頼もしい存在といえる。
一方で、人生の最期に寄り添う医師の存在は、患者の逝き方も変えている。余命宣告されてから好きな旅行を家族と楽しんだ人、大好きな自宅の庭を見つめながら亡くなった人、幸せに悔いなく旅立つ人を多く診てきた。自分らしい最期を自宅で迎えたいという要望にできる限り応え、自宅でできる医療を施す。点滴をするために、家にある洗濯用のツッパリ棒を活用したこともある。オリジナルの工夫は、「自宅では無理」を「自宅でもできる医療」に変えている。
自分らしい最期を支える 医師が感じた「役目」
福井医師は、今、広島市民病院から研修医を迎え入れている。昨年度は5人の研修医が、それぞれ1ヵ月間を福井医師のもとで過ごした。研修を終えた 1 人は、「在宅医療は、自分らしく過ごす日々を支える医療だ」と表現した。普段は総合病院で最先端の医療を学ぶ研修医たちにとって、在宅医療の研修は「患者の生活」を知る機会にもなっていた。
福井医師は、この機会を将来の種まきだと考えている。これから総合病院でたくさんの経験を積むであろう研修医たちが、十数年後でいいから、在宅医療と向き合ったこの経験を思い出し、訪問診療医として活躍してほしい。自分がそうであったように。そんな願いを込めて、今年度も新たに 8 人の医師を受け入れる予定だ。
※この記事はテレビ新広島と Yahoo!ニュースによる共同連携企画です。テレビ新広島 石井百恵
感染対策根付くも 医療現場なお負担/コロナ5類移行1年(東奥日報 5月7日)
新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが5類に引き下げられてから8日で1年。青森県内でも、感染対策が市民生活に根付き、社会がコロナ禍前の日常を取り戻す中、医療現場ではコロナ対策の負担が一部緩和されつつも、いまだ気の抜けない状況が続いている。
ドラッグストアなどを運営する丸大サクラヰ薬局(青森市)によると、マスクの売れ行きは年々下がる半面、消毒用品や抗原検査キットは継続的に売れている。中でも検査キットは、人混みへの外出後や症状が出た時に備えて購入する客も少なくなく、広報担当者は「『あれ』と思ったら使うよう習慣化しているのでは」と話す。
「5類に移行したからといって、コロナがなくなったわけではない」
一方、健生病院(弘前市)の竹内一仁院長はこのように医療現場の状況を訴える。今もコロナ感染から重症化するなどした患者が常時複数入院しており、「合併症がある人が感染により重篤な状態になったり、高齢者が体力を奪われて亡くなったりするケースはある」。
同病院は感染対策を以前よりも大幅に緩和。面会制限は設けず、感染者の手術も延期せず実施する。「病院全体がコロナ診療に慣れてきた印象がある」と救急集中治療部の太田正文科長。5類になり抗ウイルス薬の自己負担が増え、適応するのに処方を希望しない患者が多い-とも明かす。
県医師会の近藤博満常任理事(青森市)は「一番困っているのは、一般患者に交じってコロナ感染者が入ってきてしまうこと。『5類だから普通に病院に行っていい』という考え方ではなく、発熱など感染の恐れがある場合は受診前��連絡してほしい」と強調する。同時に「うつされることを怖がって病院に来ない人も増え、各病院でコロナ前の患者数には戻っていない。病院や診療所の存続が危なくなってきているのが現実」と語る。
「5類移行後も変わらず院内でクラスター(感染者集団)は出ている」と説明するのは県立中央病院(同市)の北澤淳一新興感染症対策推進監。入院時の全員検査を廃止し、「今は症状がある人しか検査しない。無症状の患者を見つけ出す負担が減った」と話す。
患者には入院の2週間前からなるべく感染の機会を減らすよう呼びかけるが、必ずしも全員が協力的ではないという。「入院後に発症すれば病室、病棟と広がってしまう。患者側も注意するべきだし、見舞いも本当に用事がある人だけ来てほしい」と本音を漏らす。
ナルミ医院(弘前市)の鳴海晃院長は「スタッフが感染し自宅療養になると周囲の負担が大きく、人員を少し余分に確保する必要がある」とし、コロナ対策の負担は軽減されたが現場の人手不足が解消されたわけではない-と訴える。
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レカネマブ
アルツハイマー型認知症に将来なる可能性の高い方のための薬物にレカネマブ(日本での医薬品名: レケンビ)という薬が日本でも承認されましたね。
そんな薬の話で気になるblogを見つけましたので、リブログしてみましょうね。
認知症の中でも、Aβ由来のアルツハイマー病でMCIからアルツハイマー型認知症の軽度までを対象とした医薬品です。
アミロイドPet検査や、脳髄液中のAβ含有量とか、血液検査を受けて、対象者であるのか?対象から外れるのか?を調べて、対象者であっても、適応するか?除外すべきなのか?をも検査して確認する必要があるとも言われてますね。
モヤモヤと認知症じゃ無いだろうか?と悩んでる方は、一度検査を受けられたら如何でしょうか?
将来アルツハイマー型認知症になる可能性の有無を知るいい機会になると思いますよ。
対象から外れたからアルツハイマー型認知症になる可能性は消えることになりますからね。ただ、認知症の原因疾患は他にもいっぱいありますから、予防が可能な肥満や糖尿病、高血圧、性病など気を付ければ羅漢することなく暮らすことが可能です。ただ、脳変性疾患だけは、今も尚研究が続けられている病なので、避けることが出来ないですね。
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TEDにて
マット・ウォーカー:パンデミックによる睡眠への4つの影響
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
最近変な夢を見ていませんか?
コロナウイルスのパンデミックのせいで変わってしまった睡眠の習慣のうち、おかしな夢を見るというのは多くの人が経験しているひとつの現象に過ぎない!!
と睡眠科学者のマット・ウォーカーは言います。いつ就寝するか、どれくらいの長さの睡眠を取り、どれくらいよく眠れるかまで、このパンデミックは私たちの睡眠をすっかり変えてしまったのかもしれません。
コロナウイルスのパンデミックによる睡眠への影響は少なくとも4つあります。
睡眠の長さ、質、タイミングと夢です。
まず睡眠の長さです。
ヨーロッパ全土や、アメリカやアジアで行われた研究によるとパンデミックの間、人々は毎��平均約25分長く睡眠を取っていることが分かりました。
2つ目は睡眠の質の変化です。
もちろんパンデミックの間は、多くの人にとって睡眠は大きな課題でした。実際に、アメリカでは、およそ60%の人々が、パンデミックの間に睡眠の質が落ちたと感じています。
とはいえ40%の人々は、睡眠の質が落ちたとは、感じなかったのですからパンデミックの間の睡眠の質については、人によって反応が大きく違ったということでしょう。
3つ目の影響は、睡眠を取るタイミングです。
多くの人々は、通勤する必要がなかったり朝、子供を学校に送る必要が、なかったりしたためパンデミックの間は、概して、より遅い時間に就寝し、ゆっくり起きるようになったようです。
これは「夜型人間の逆襲」と言えるのではと思います。パンデミックによって生まれた前向きな変化のひとつでしょう。
4つ目の影響は、人々が夢を見ることが増えコロナウイルス関連の夢を見るようになったことです。
この変化はおそらく朝ゆっくり起きるように、なったためでしょう。夢を見る睡眠が多く起こるのは、朝なのです。それから夢は感情的なトラウマに対処する助けにもなります。
しかし、重要な疑問が、まだたくさん残されています。私が特に解明したいと思っているのは、今後、コロナウイルスのワクチンやブースターの接種前に睡眠不足であることでワクチンの効果に影響が出るかどうかということです。
インフルエンザの予防接種では、影響があるんです。
確かに分かっていることは、健全な睡眠が免疫系統の健康に密接に結びついているということです。端的に言えば、睡眠は生命維持装置なんです。
<おすすめサイト>
マット・ウォーカー:睡眠の各段階の役割
マット・ウォーカー:本当に必要な睡眠時間とは?
マット・ウォーカー:よりよい睡眠のための6つのヒント
マット・ウォーカー:夢を見ることの驚くべき健康への効果
マット・ウォーカー:睡眠というスーパーパワー
ダン・ガーテンバーグ: 脳が深い睡眠から更なる恩恵を得る方法
ジェフ・イリフ: よく眠る事が大切なもう一つの理由
ラッセル・フォスター: なぜ人は眠るのか?
リサ・ジェノヴァ: アルツハイマー病を予防するために出来ること
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
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新潟大と東京大の研究チームは14日、若年で発症する遺伝性の認知症「家族性アルツハイマー病」の家系の人を対象に、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」などを投与する治験を開始したと発表した。発症前の人も対象に含まれる。米国など16か国で行う国際共同臨床試験に参加する形で、開発中の別の薬剤との併用効果も検証する。 家族性アルツハイマー病は、主に30~50歳代で発症する。親から2分の1の確率で特定の遺伝子変異を受け継ぐと、親の発症年齢とほぼ同年齢で発症する。 治験の対象は、この病気の遺伝子変異があり、推定発症年齢の前後10年にあたる人。軽症者だけでなく、無症状の人も含まれる。国内では、4人が参加登録し、一部に薬剤の投与が始まっている。 治験では、全ての��加者に3~4年間、患者の脳内に蓄積する異常なたんぱく質「アミロイド βベータ (Aβ)」を取り除き、病気の進行を遅らせる新薬「レカネマブ」を点滴する。昨年承認された日本のエーザイなどが開発した薬だ。 参加者のうち半数には、患者の脳内にたまる別のたんぱく質「タウ」の蓄積抑制を図る薬剤も点滴する。同社が開発中の「E2814」という薬だ。 脳内のAβやタウの変化、認知機能の低下を抑える効果がみられるかを調べる。レカネマブのみのグループと2剤投与したグループで差が出るか確かめる。池内健・新潟大脳研究所教授は「発症年齢が推定できるため、薬の効果を検証しやすく、一般的なアルツハイマー病の治療薬開発にもつながる」と話している。
若年発症多い「家族性アルツハイマー病」の治験開始…発症前の人にも新薬レカネマブなど投与 | ヨミドクター(読売新聞)
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睡眠は、アルツハイマー型認知症とも関係がある。認知症の原因のひとつがアミロイドβという老廃物で、これが脳の神経細胞のあいだに蓄積されると認知症���引き金になる。 このアミロイドβは、覚醒時より睡眠中の方が2倍の速度で除去される。逆に、ひと晩徹夜しただけで神経細胞の間隙に存在するアミロイドβは5%も増加する。
ジェフ・ベゾスはなぜ、毎日8時間寝るのか? 睡眠は最強の自己啓発と言われる理由とは?(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
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「アルツハイマー病による病理学的変化は、非常に早い段階から始まります。症状が出る数十年前から始まることもあります」と、米シーダーズ・サイナイ医療センターの神経科学者で、イタリアやオーストラリアの研究者との共同研究チームを率いたマヤ・コローニョ=ハマウイ氏は言う。 発症前の段階でアルツハイマー病を確実に診断できるようになれば、臨床医は進行を遅らせる手段を試せるだろう。例えばレカネマブという新薬は、症状が不可逆的になる前の、軽度の認知機能障害が見られる患者が対象となっている。 目の奥にある網膜は、光を電気信号に変換して脳に伝える部位だ。アルツハイマー病の有無を探るのに目を調べるのは、奇妙に思われるかもしれない。だが、「生きている人間の中枢神経系の中で、(骨に覆い隠されずに)直接見ることができるのは網膜だけです。ですからアルツハイマー病の研究者は、以前から目に注目していました」と、米ユニバーシティー・ホスピタルズ・クリーブランド・メディカル・センターの神経科医で、30年以上にわたり認知症患者の治療にあたってきたアラン・J・ラーナー氏は説明する。 コローニョ=ハマウイ氏の研究チームは、網膜でのアミロイドβ(アルツハイマー病患者の脳に蓄積していることがわかっているタンパク質)が多いほど、脳でもより多く、認知機能の低下がより深刻になることを発見した。また、網膜のアミロイドβの量は、脳内に沈着したアミロイド斑(アミロイドβの凝集体)の密度よりも、認知機能テストの点数を正確に予測することができた。 この研究は遺体や組織サンプルを使って行われた。今回の結果に基づき、現在、複数の臨床試験が進められている。網膜に沈着したアミロイドβの量を測定することで、生きている患者の早期のアルツハイマー病を正確に診断できるかどうかを調べることが目的だ。 ラーナー氏は今回の研究には参加していないが、このような検査方法の開発に向けた取り組みは、科学界のアルツハイマー病に対するとらえ方が大きく変化したことを反映していると指摘する。「近年は、症状に基づいて臨床的に診断することから、バイオマーカーに基づいて生物学的に定義することへと移行しつつあるのです」。バイオマーカーとは、糖尿病の定義に用いられる空腹時血糖値のような、測定可能な指標のことだ。
目でアルツハイマー病の兆候がわかる!? 有害タンパク質の蓄積などの変化が網膜にも、研究(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
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睡眠が健康とパフォーマンスの向上に役立つのは脳内のグリンパティックシステムのお陰が大きい
グリンパティックシステムはデンマークの神経科学者のマイケン・ネーデルガードがアメリカのロチェスター大学医療センターの研究チームを主導して発見した。それまでは脳内の老廃物を除去する働きが良く分からなかったらしくてすなわち全身で基本的に担われるリンパ系システムが見当たらなかった。観察する機材が発展して2光子励起顕微鏡が開発されたのを切欠に研究が進んだんだ。
マウスの脳内を赤外線を用いて深いところまで生きたままに捉えられる。
すると神経細胞以外のグリア細胞のアストロサイトが血管に突起物を伸ばして穴から脳脊髄液を出して諸々の細胞間に何もないよりも大きな流れを生み出していると初めて分かったんだ。
脳内ではグリア細胞から老廃物を全身で基本的に除去するリンパ系システムと同等の働きを得られるので、英語で後者のリンパティックシステムに前者のグリアを合わせてグリンパティックシステムと発見者のマイケン・ネーデルガードによって名付けられた。
後年、さらに研究が進んでマウスだけではなくて人間でもグリンパティックシステムが変わらずに働く可能性が非常に高まって来た。
加えて睡眠中はグリア細胞が、約六割、縮小されるから脳脊髄液の流れが約十倍になるといわれる。全身が活動して疲れるから休まなくてはならないのと同じように脳も起きているだけでは健康を維持できなくて日頃のパフォーマンスも下がらずにいないから是非とも注意しなくてはならない。
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