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#なおちゃんラーメン唐津店
aniongap2002 · 2 years
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#なおちゃんラーメン唐津店 閉店しちゃうので、最後の一杯を食べに行きました🍜 また場所を変えて復活される予定があるとのことで、それまでお別れです🥲いつも、ごちそうさまでした🙏 #ramen #ラーメン #とんこつラーメン #博多ラーメン #唐津ラーメン #唐津グルメ #ラー活 #麺活 #ラーメン部 #麺スタグラム #ラーメンインスタグラマー #noodles #karatsu https://www.instagram.com/p/CqDGdQvSAi2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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indigolikeawa · 3 months
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2024年6月27日木曜日
病院の待合室にて21
くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい?(3)
 私が道を盛大に間違えたおかげで(せいで、じゃないです)、ビジネスホテルに着いた頃にはもう午後四時過ぎになっていた。中がどうなっているか未だによくわからないエレベーターみたいな立駐に車を突っ込んでチェックインし、荷物を部屋に放り込んで街へと繰り出した。駅の近くにホテルを取ったと思っていたのが、間違えて歓楽街の近くにホテルを取っていたおかげで(せいで、じゃないです)、すぐに良さそうな飲み屋があった。準備中とある。「何時からですか!」「五時!」まだ五時にもなってなかった。何軒か見て回ったが、最初のところが良さそうだったので、歓楽街をぶらぶらしたり、ソープランドのキャッチのおじさまに「どうですか?」と聞かれたのに対して「お疲れ様です!」と返したり(私が)、全ての成人した徳島県民が一度は待ち合わせしたことがあるであろう「アクティ前」の植え込みの階段になっている部分に腰を下ろしたりして時間を潰した。五時になった。「いいですか!」「七時までな!(七時からは予約でいっぱいでよ)」ということで無事に居酒屋に入店した。ビールだー!やったー!私がアルコールを口にするのは去年の忘年会/送別会以来のことなのだ。Tくんも私と同じように盛り上がっていたが、この人お昼もラーメン屋で瓶ビール飲んでました。私は忘れていません。ともかく乾杯だ。
 あなたの人生には後悔がありますか?私にはあります。ここのお店で私たちが注文したメニューは、鯖の棒鮨、阿波尾鶏の唐揚げ、馬刺し、そして多量の生ビールだった。ねえ…お料理少ないって。どれもめちゃくちゃおいしかったのに、話に夢中で全然追加注文しないでやんの!ビールばっか飲んで!もっとお料理注文しないと!本当に後悔!いや、私が悪いよ、Tくんは全然悪くない。私がどんどん食べてどんどん注文すべきだったよね。そうしないとTくんも食べづらいよね。徳島の美味しいものをこれでもかと持ってきてもらうべきだった。何のために徳島に来てもらったのか。あのお店また行こう。今度は予約していこう。それは別の誰かと行くか、一人で行くということになるような気がする。ごめんねTくん。Tくんがまた来るって言うんなら止めないけどさ。(お料理の写真も当然撮ってません)
 私たちが夢中になって話していたこと、そんなのはもちろん昔話だった。今年で四十歳になる中学の同級生ふたりが居酒屋で夢中になって話すことなんて絶対に昔話だった。例えば。
「あのさ、僕ら主催ライブをやったよね?あれってさ…高校生になってたっけ?」
「いや、あれは中三の時だよ。あの時ね、なんかみんな煙草吸ってたでしょ?ガイアの前の道でもみんな普通に吸ってたから、近所の人なのか分からないけど、知らないおばさんに『あんたたち中学生でしょ?みんな煙草吸ってるけど、いいと思ってんの?』って言われて、『ああー、私高校行けない可能性出てきたなあ』ってぼんやり不安になったもん」
「あれ中三の時だったんだね。信じられないなあ。今でも夢だったんじゃないかと思うよ」
 そう、私とT君で組んでいたバンドは主催ライブを行った事がある。あれは中三の…あれ?なんとなく春休みにやった記憶があるから、まだ中三になってないのかな?それとも中学卒業と高校入学の間の春休み?まあともかく、バンドメンバーである私とT君ともう一人のドラムを叩いてた子は、まだ全員十四歳か十五歳だった、と思う。会場はclub gaiaというクラブだった。JR沼津駅から徒歩六分(今調べました)、現在はもう閉店してしまったようだが、当時はもちろん営業中で、おそらく昼から夜にかけてはバンドのライブなどをやっていて、深夜帯はパーティーを中心としたクラブ営業をやっていたのではないかと思う。今ですらこんなあやふやな想像しかできないが、当時はそんなことは何ひとつ知らず、ありきたりな憶測すら出来ていなかったはずなのに、よくやったもんである。そもそも我々はこのclub gaia を電話帳で発見した。我々は電話帳を本当によく活用していたバンドだった。練習スタジオ(いわゆるリハスタ)が実はもっと近所にあるのではないか、と思って電話帳で探し、「スタジオなにがし」みたいなのを見つけて「あった!」と思いチャリで行ってみると、「バレエ・スタジオだった!がっかり」ということはザラだった(電話してから行きなよ。電話帳でしょ)。レコ屋を探してみたり、ライブハウスを探してみたり、同級生の自宅の電話番号を探してみたり(本当の話である。当時の我々は電話帳から同級生の家電(いえでん)を探し当てるくらいの能力は備えてしまっていた。携帯なかったしね。いきなり自宅に直電し、「君!ドラムに興味ないか!あるなら我々とバンド活動をしようではないか!」と勧誘したりしていた。今考えると完全にどうかしている)電話帳は情報の宝庫だった。そして電話帳の「ライブハウス/クラブ」の欄に載っていたお店のひとつがclub gaiaだった、と思う。我々捜索隊はそれを電話帳に発見するやいなや、ただちに現場に急行した(電話しなよ。まあ今考えるとビビってたんだと思われる。あと電話する用件がない。建物を見たいだけだから)。gaiaは割と住宅街の中にあり、我々の持つ手がかりは住所しかないため(実際は電話番号も知っているけども)捜索は難航したのだが、日没前に見つけることができた。「おおー、あるんだ」と言ってその日は帰った。中学生は本当に暇である。本日の我々くらい時間が有り余っていた。
 我々のバンドは「パンジー」と言って、もちろん花の名前からとったのであるが、「パンクでノイジー」というとても中学生的な意味もあった。パンジーは後に「ルーラ」という名前になったり、「べとべとさん」という名前になったり、「べとべとさんとぶるぶるちゃん」という名前になったりしたが、ここではパンジーという名義で統一する。パンジーはgaiaで主催ライブをする前に、国道一号線のとある交差点の北東にあったすみや(同じ交差点に「すみや」というグループのお店は三店舗あり、北東にあるのが楽器屋とスタジオ、南東がパソコン館、南西がCD屋だった。ちなみに北西はファミマ)の二階のスペースで開催されていた”Get in Live”(「入れライブ」て)で2回演奏した事があった。その二回のライブを経て、我々はライブハウスなどでも演奏したい!と思ったのだ。普通はブッキングライブに出よう、となりそうなもんなんだが、そういう仕組みは知らなかったのかな。あと沼津にはそういうライブハウスが多分なかった。三島にはゴリラハウス、富士にはアニマルハウスというライブハウスがあって(動物ばっかり。かわいい)、多分ブッキングライブなどもやっていたと思うが、我々は沼津市民だから沼津でライブしよう、レペゼン沼津!…と思ったのかな?忘れました。
 中学生で主催ライブを行うなんてもの凄いことのような気がするが、細かいことは全然覚えていない。ここから先は(何ならここまでも)すべてうろ覚えですので、そこんとこよろしくお願いします。我々も含めて多分バンドは四つ出た。パンジーと飲波波波(ヤンパパパと読みます。金岡中のバンド)とあと二つのバンド(名前は失念)。もちろん昼の時間帯。私たちはなぜか最初に出たような気がする。演奏は多分めちゃくちゃ。コピーがメインだけど、オリ���ナルも演奏したような気がする。演奏が終わって誰かに「お疲れ様です」って言われて、「わあ、ミュージシャンみたい!」って嬉しかった記憶がある(そこ?)。クラブを借りるお金を捻出するために前売りチケットを売ったと思う。チケットはgaiaの人がデフォルトみたいなやつを作ってくれたのか、我々で作ったのか覚えていない。当日券で来る人もいた気がするが、いずれにせよライブの途中から適当になり、最終的にはフリーライブみたいになった。めちゃくちゃお客さん入ってた。そしてほとんどの人が煙草を吸っていた(みんな中坊。高坊もいたのかな?)。ライブはかなり盛り上がっていたと思う。gaia使用料の精算時、あんなに人が入っていたのに、お金が少し足りなかったので、「どうしよう…」となっていたら、対バンの誰かが「なに?足りないの?じゃあちょっと金作ってくるわ」と言って街へ消えていき、金を作って戻ってきた。お金って作れるんですね。全て終わって最後にみんなでフロアを掃除した。めっちゃ吸い殻落ちてた。あんなに大量の吸い殻を見たのは、四十年近く生きてきたがあの時だけである。
 確かに今でもこんな主催ライブをしたのはあんまり信じられない。というか飲んでる時はこんなに細かく話していない。細かく話せば良かった。絶対盛り上がったのに。あとこの文章を書くに当たっても、あの時話しておけば、視点がもうひとつ増える事で正確性を増す事ができたのに。またしても後悔。後悔ばっかり増えている。酒の席の反省なんてしてはいけないのかもしれない。
つづく
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outofbounds · 2 years
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⁡ ⁡ 福岡の旅で食べたモノを忘れないうちに載せておこうかと。 ⁡ 1. #牧のうどん博多バスターミナル店 うどんとかしわ飯のミニミニセット。話に聞いていた通り、うどんが出汁を吸うので食べても食べても減らないという不思議。麺を固めにオーダーするのは邪道だったらしいので、次回は普通で食べよう。 ⁡ 2. 警固にある居酒屋Toc-Toc警固店で、ごま鯖と酢モツ。永遠に食べてられる。 ⁡ 3. @okiiiiiiiiii くんと @yukianddaughters さんに誕生日をお祝いして頂いた🙏 🌝が月食してたりと一生忘れない思い出になりました。ありがとうございました。 ⁡ 4. 初日の締めに連れて行ってもらった#屋台ともちゃん の長浜ラーメン🍜 アッサリ味で美味し過ぎた。 ⁡ 5. 太宰府の @swimsuit_department くんの奥様から教えてもらった #さいふうどん ゴボ天と時価の野菜の天麩羅をオーダー。 コシの全く無いうどんも美味しいね。 ⁡ 6. #かわ屋 の皮焼き。人気店らしく店はパンパン。次を考えて3本で我慢したけど10本は軽く食べられる。 ⁡ 7. 8.鯖料理専門店へ。珍しい鯖のなめろうと専用のごま焼酎。美味すぎる。 ⁡ 9. @ken_884 のナビゲートで唐津、伊万里へ。途中の呼子でこれを食べて欲しいとランチで食べた #呼子のイカ 刺身で食べてゲソは天麩羅にしてもらう活き造り御膳コース。 ⁡ 10. 帰りの空港で食べた #幸ちゃんラーメン 期待してなかったけどなかなか美味しかった。(替え玉もしたw) ⁡ 次回は福岡ベースに他の街にも行きたいな。 https://www.instagram.com/p/ClGytpgrNFw/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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poddyshobbies · 2 years
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お食事処波呂兵衛 ~ 糸島市 曲り田の里
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2022.10.13 訪問 ~ 12月に閉店するようです。
近くを通る JR筑肥線の列車を撮影する合間に立ち寄りました。早生のミカンも購入。
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値段の違う袋が数種類ありました。お店の人に聞いても違いは分からないとか。大振りなものが入った袋だけは違いがよく分かりました。とりあえず、一番手前(税込270円)を購入。
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さて昼食ですが、私は時間の関係でラーメンを頼みました。鯛の炊き込みご飯も頼みたかったのですが直前で売り切れたようでした。残念。刺身定食やあら炊き定食などもあり、聞こえてきたおしゃべりからするとしっかりした内容のように思えました。ラーメンは鯛の出汁を使ったもので、うどん出汁にラーメンの細麺と言った感じです。柔らかい味で美味しくいただけました。
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店員さんにネギを入れても良いか聞かれました。
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↓ 入り口側
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店内はテーブル席のみ(一部は使用停止中)
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↓ 一貴山方向
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国道202号(二丈浜玉道路線)の上り線側
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↓ 下り側からは先の信号を右折
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← スポーツ公園(交差点)糸島市斎場 →
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↑ 唐津・伊万里方面 ↓ 前原・福岡方面(先に有料高速道路あり)
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a2cg · 2 months
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そこには無いものと私
広島出身の人に「広島風お好み焼き」と言って激しく怒られたものです。同じように大阪出身の人が「大阪焼は大阪に無い」と怒っていたのが印象的でした。
当たり前っちゃ当たり前なのですが、ヨルダンの首都アンマンには「あんまん」も売っていないし「肉まん」も無いみたいですね。
あとは中国の天津に天津飯が無いのと、台湾ラーメンは台湾では無く名古屋の味仙が発祥なのも有名ですが、イタリアのナポリにはこちらのメニューがありませんね。
と言うわけで本日のランチは生まれて初めてイタリア料理の店で見かけた #ナポリタン が味わえる #フィオーレ #トラットリアフィオーレ #Fiore #TrattoriaFiore です。
久しぶりに #パスタ が食べたいなと入ったら弁当を求める人の列と店内利用の列があり、満員で二人待ちでしたが10分程で着席です。
渡されたメニューを一通り眺めていたら件のメニューが目に止まり、これは珍しいと思い頼むことにしました。
まずは、スープとパンが出されました。スープは野菜を中心とした優しい味わいで、豆なども入っているようです。
パンの方は付け合わせのバター?クリーム?の味わいが爽やかで美味しい。お待ちかねのナポリタンは目玉焼きが載っていて、立派なビジュアルです。
普段喫茶店や洋食屋で食べているものとは一味違うトマトの深い味わいが感じられます。中細の麺で食べる感じが逆輸入された料理といった印象です。
ところどころで感じるピーマンの苦味や、マッシュルーム、ソーセージなど食べ慣れている具材のはずですが、少し上をいく味わいに仕立てられております。
卓上の粉チーズ、唐辛子のオイルで味変すると、ますますイタリアンな感じになるから不思議です。
女性のお客さんが多くて、ナポリタンは殆ど頼まれておりませんでしたが、自分的には大満足のチョイスでした。他のメニューも気になるので、また近いうちに来ます。
#麹町ランチ #麹町グルメ #麹町イタリアン #麹町パスタ #麹町スパゲッティ #麹町ナポリタン #麹町洋食 #麺スタグラム #とa2cg
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kanon03433 · 4 years
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#千葉県横芝光町 #横芝光町グルメ #膳福源 #台湾料理 #台湾ラーメン #台湾味噌ラーメン #炒飯セット #天津飯セット #唐揚げ #大きい唐揚げ #めちゃくちゃ美味しい #炒飯 #美味しかった #天津飯は酸味無し #好きな店 #でも食べ切れなかった #お持ち帰り #ごめんなさい #次の日に美味しくいただきました #麺スタグラム #自己満グラム #麺好き #ラーメン #ラー女 #麺好き夫婦 #麺ヘラ #麺率の高さ #一日一麺 #今日も麺 #ラーメン大好きおさしみさん https://www.instagram.com/p/CIwnc5lM8XZ/?igshid=5fnmuhocf7ke
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kitaorio · 2 years
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たまご
 始発までまだ時間がある。  箱の中は外の静けさを無視し四打ちの音に満たされ、いつになく盛り上がっていた。  今日のメインであるDJがCDをリリースし、そのリリースパーティーとしてのイベントなのだが、今いる客の中でそのCDを聞いてきているのはほぼ皆無である。ほとんどは週末の夜になにか踊れるイベントはないかとフライヤーやネットでイベントを集めた中で一番盛り上がりそうなここを選んだ奴らだ。俺もその一人で、特に誰と待ち合わせるまでもなく、週末の夜にスパイスをふるような気分でここに来ていた。  地下にあるそのクラブはフロアが吹き抜けになっており、フロアから見て二階になるバーカウンターからDJブースを見下ろせるようになっている。俺は氷がとけだらしなく伸びてしまった酒を片手にフロアの喧噪をながめ、たまに下で踊ったりしていた。  そんなに広くはないフロアの正面にブロックを白いペンキを塗りたくって作られているDJブースがあり、フロアはここ以外にはほとんど照明がなく、その両サイドに天井まで届くようなスピーカーがある。天井を見上げるとミラーボールがあり、曲の盛り上がりに合わせ放射されるレーザーの明かりが乱反射しフロアに不規則な流星群を描いていた。背丈以上の高さのスピーカーの前で音の波間をただようクラゲのように揺れていると、音圧で服と腹に同じリズムが刻まれる。170bpm以上のテンポで刻まれているビニルの振動は時として早すぎてついていけないぐらい。音は止まる事がなく次から次へと疾走し、体は音圧の津波に流され、いつまでも留まる事のない浮遊感、焦燥感に似たそれでいていらだちのない多幸感に包まれる。時間の概念は融けだし目前で起きている事は終わりのないリズムの濁流こそがすべてで、溶け込んでしまった肉体を低音で揺さぶれる事で感じるだけなのである。思考は肉体と一緒に形をなくし、ウイスキーに落としたインクの一滴になる。盛り上がりの中にある混沌とした調和、フロアに響く新譜とスタンダード、未知の旋律、既知のリズム、シンセベースの連符、サイン波の歪み、潮溜まりに追い込まれるようなタメ、スモークの香り、泡立つリバーブ、湖底に揺らぐ絢爛、浮上の嬌声、踊、跳、音、乱、美、響、光、煙、幸、輝、悦、快、!。  音の中でおぼれている間はなにも考えず、ただただ体が動くままに動いている。ふと、今までの炭酸が何もしないのにパチパチと弾けるような高揚感が静まり、いつもの面々の一人にもまだ遭遇できないでいる漠然とした孤立感に、なんとなくの身の置き所のなさを感じていた。営業終了までしぶとく踊りつつけているつもりだったのだが、何となく腹も減ったので、どうする当てもなく夜明け前の街に出て漂よう事にした。  夜道は街頭で明るく、闇夜という言葉がこの世から消滅してしまうのではないかといらぬ心配をしながら、シャッターの閉じた駅まで歩き、適当な店が見つからず、駅周辺を足の向くままさまよっていた。  この時間に営業している店は、飲むか食べるか、もしくは色気のある店ぐらいだ。  今は腹が減っているだけであり、パーティーで手持ちぶささをごまかすのにいつも以上にタバコに火をつけていたせいか舌に苦い皮膜が張っているような感じがしている。こういう味のわからない時はできるだけ安くジャンクな食べ物で腹をごまかそうと思った。この時間に安くジャンクでというと、ラーメンとドンブリものに落ち着く。ただ何となくの食欲に選択するのも馬鹿馬鹿しい話なので、安い方を選び駅から少し離れた所にあった牛丼屋に入る。  街頭の明かりに慣らされた目には、牛丼屋の中の刺々しいほどに純白の蛍光灯の明かりは、なにやら消毒液を思わせるような体に障る清潔感を感じ、せっかくクラブでまとってきた夜の不健康が流されてしまうような気がした。  牛丼と生卵を頼み、渋皮のように舌にまとわりつくニコチンを水で流していると頼んだものが出される。  俺が食べようとした直前ぐらいからか耳障りな音が聞こえてくる。  入口から見てコの字型のカウンターの出入り口すぐに座ったのだが、奥の方から泥を混ぜてるような、高い所から粥を落としているような、ベチャベチャとした音を立てて食っている爺がいる。何を考えているのか知らないが、そいつは周りを見回しながら、そして見回した先の奴と目が合うとそいつに向かい見せつけるように大口を開けてわざとらしく口を動かしている。しつけのなってない犬だってもう少し静かに食べるのにもかかわらず、どういう環境で生きていたらそのような食べ方ができるのか不思議なぐらいだ。  内心ムカムカしながら箸を付けようとした時、その爺がこっちに口の中のものを見せるように大口を開けながら、その店で一番安い食べ物である牛丼を掻き込んでいた。  まばらに黒いのが混じるぼさぼさ頭、毛玉だらけのセーターに歯はほとんどが抜けていて、目元は野卑という言葉の似合う人にケンカを売るような好戦的で濁った視線。骸骨に皮を張っただけに見える肉のない顔についた口は、必要以上に大きく開かれているせいもあって上の前歯が3本、下の前歯が4本ぐらいだろうか、タバコやけをしているのか茶色い濁った色素が染みつき杭みたいになっているのが目に入った。  火傷跡みたいにヒリヒリとした嫌な感情が立ち上がり、運ばれてきた膳の中にあった生卵を反射的にぶつけてやろうかと思ったが、握った所で辞めた。  そのかわりに俺はほぼ呪詛に近い感覚で、死ねばいいと思いつつにらみつけていた。  卵じゃ煮え立つ感情には弱いので、湯飲みをぶつけてやろうか、それともしょう油瓶をぶつけてやろうかと思いながら、自分も箸を動かしていた。  だいたい、あの年にもなってまともに飯を食えない奴に生きている理由があるのだろうか、少なくとも人の目に触れる所に出してはいけない、どこか洞穴にでも押し込んで、一日に一回握り飯でも放り込んでおくぐらいで充分じゃないか、といらだちを増幅させ、ガンをつけ続ける自分を正当化し続けた。向こうもこっちをにらんでいる。ここは目がそらした方が負けなのである。  ほとんど獣のケンカみたいな状態で、何か動きがあったら投げつけてやろうと七味唐辛子の瓶を視界に入れながら、爺にガンをつけつつ丼を掻き込んでいた。  俺の丼の中はあと二口ぐらいだろうか、爺の方が目をそらした。腹の中に沸いていたヘドロみたいなむかつきは少しは引いたのだが、残ったのは情けない野良犬のいがみ合いのようなケンカの勝利だけであった。丼の底に小島のように固まっている牛肉のかけらとご飯の固まりを一気に掻き込んだ所で玉子の存在に気付いた。爺にむかついていたばかりに追加した玉子を丼に落とすのを忘れていた。食べて丼を置いたら勢いよく出て行こうかと考えていた所に気がつき、そこ置いていっても良かったのだが、卵を忘れていた自分に気が抜けそのままもって出る事にした。  店員に気付かれないよう、そしてできるだけさりげなく、上着のポケットに玉子を移す。  始発にはまだ時間があり、駅も開く気配がない。駅周辺をただようチリの気分になりながらのろのろと歩いていた。  上着のポケットにつっこんだ右手には卵がにぎられている。  店で出された時よりも手のぬくもりで暖められ、カルシウムのざらつきに包まれた、ずしりとした下ぶくれの珠が手の中にある。  クラブの中でふらふらしていた時とは違い、牛丼屋の中でざらついてしまった気持ちのやりどころのない嗜虐心を、手中の卵にぶつけた。手の内で転がるそれは、紛れもなく卵なのだが、そっと力を込めると指先の肉を受け止め、中身を守ろうとする殻の抵抗に遭う。割れてしまうと上着が台無しになるなと思いつつも、右手はポケットの中に閉じこもり、卵にじんわりと圧を与えては離すという蹂躙を繰り返していた。指先の乱暴は駅前の一区画をさまよい、気を取り直して飲もうと探しているスツールに座して少しの酒をすすれる店がことごとく営業を終わらせているのをみてまわるまで続いた。次の区画にうつる頃には指先の暴行は肉による緩やかな締め付けから爪での直接的な加害に変わっていた。爪も殻も肉の中で作られ、その中を守るためのものだ。爪がざらついた表面をなぞる。手のひらで転がしていた時には工芸品を思わせるようななめらかな表面に感じたのだが、爪の先でつぶさに観察してみると、コンクリートを思わせる引っかかりを見つける事ができる。下ぶくれ部分の緩やかな面を人差し指の先で一通りひっかき、その曲面すべてを爪がなぞると、ポケットの中でごそごそひっくり返し反対側のとがった部分を爪でなぞる。指を頂点目指してはわせている時のグイッというラインの持ち上がり方と、頂から下りる時の直滑降のスピード感が気持ちよく、何度となく人差し指が登り降りを繰り返した。そのうち頂点に加害をはじめた。ガリガリと引っ掻く音がするのではないかと思えるほど、しかし殻が割れないほどに加減をしながら、目では判らなくとも顕微鏡でつぶさに観察したら見えるのではないかと思うるような傷は付いているだろうと、微細な世界へ思いをはせながら爪を押し当て動かし続ける。孵化する可能性のない白色レグホンの卵への継続的な暴力は終わる事はなく、酒とスツールを求め駅周辺をただよう間に、ついには打撃を加えるようになった。親指と薬指とでしっかりと押さえ、人差し指の先でノックするようにたたく。指先に伝わる殻のガードは、割れないでいて服が汚れないで済む事の安心と、なかなか割れない殻に対して冷淡に見つめるような気持ちとが入り交じり、飲み屋を求めてさまよっているだけにもかかわらず、ジャケットのポケットの中で行っている事に対し、熱湯と氷の両方が混じる事がなくよどみ続けるような壊したい衝動とそうしたくない迷いがぐるぐると入り交じっていた。  結局入れる店が見つからず、ポケットの中に入れた卵を指先でつつきつつコンビニで買った酒をあおり、ざらついた感情を溶かしながら始発までの時間を過ごしていた。駅前に戻ると地下鉄の入口の近くで丸まって寝ているサラリーマンらしきスーツの男がいた。地下鉄の入口は始発が出るまではその門戸を閉ざし、雨が降ろうが風が吹こうが始発待ちの客を優しく向かい入れる事はなく、やっと開いたとしてもベンチは冷たく、構内でゆっくりくつろげるような所もあるわけではなく、ただただ地上と電車の途中をつなぐ通路として、モグラやミミズが入ってこれないようにコンクリートで四方を固めているだけである。  始発にはまだ待たなければならない。  俺は卵をどうしたものかと思いながら、冷たい夜風が避けられる所はないかと探していた。風よけになりそうなスキマを見つけては入ってみて居心地を試してみるのだが、どこも完全には風から守ってはくれない。唯一風がなさそうな所はスーツ姿の男がビジネスバッグを抱えるようにして丸まっている。  その男は器用に寝ていて、ビジネスバッグを抱え、体に新聞紙をかけているつもりでいるのだが、寝ぼけながらも新聞紙を深くかぶろうとしたのだろうか、丸まっている体の中心にバッグやら新聞やらが集まり、まるで巣を守る動物のようになっている。  寒空の下で寝ていられるのを感心する一方で、俺の頭の中では妙案が浮かんでいた。  この男を立派な親鳥にさせてやろう。  近くの公衆便所に行きトイレットペーパーをこぶし大ぐらい取り、それを細かく裂いた。そして新聞とバッグを抱えて寝ている男の中心に、鳥がそうするように卵の安住の場所を作ってやるのである。  起きないようにゆっくりと、けれども気付かれるのもつまらないので素早く、男の側に近づいた。ビルとビルのスキマである男の仮宿はちょうど街頭の明かりが直接目に入らないような所であり、俺が近づいた事でかろうじて男の体を照らしていた明かりも全く入り込まなくなってしまった。ほぼ暗闇の中、男が抱えてる新聞とカバンの上にトイレットペーパーの羽を広げるなければならない。  俺は男の前に近づいた体勢のまま、できるだけ物音を立てないよう、そしてすぐに逃げられるように前屈をするような姿で作業していた。試行錯誤する余裕はなく、一発勝負である。手のひらの上でトイレットペーパーの巣を作り、置くのではなく、ギリギリの所まで降ろしてから落とすようにして新聞とカバンの土台の上に巣を作った。少し斜めになってしまったが成功である。いよいよ卵を置き完成させる。できるだけ巣の中心に、卵が心地よいであろうポジションに安置できるよう、細心の注意を払いながら巣の中に卵を置く。トイレットペーパーで作った羽の中、人差し指と親指に運ばれゆっくりと卵は沈み込む。巣にすっかりと沈み込んだのを感じると、だめ押しでぐらつかないように人差し指でそっと押し込んだ。  そのとき、男のいびきが止まる。  俺もそれに合わせ、一瞬の硬直で男にあわせる。秒針が少し進むぐらいでしかないが、男が目を覚ましてしまうとせっかくの妙案が台無しになってしまう。俺は自分を電信柱だと思いこみ、男に気配を感じさせず目を覚ますきっかけを与えないようにした。  再び男が寝息を立て始めると、俺は体の硬直を説き卵に異変がないかを人差し指で触れる事で確認した。  無事に卵が巣の中にたたずんでいるのを確認すると、近づいた時と同じようにゆっくりと素早くそこから遠のいた。  街灯の明かりが戻り、男の体の中心には卵が鎮座している。  巣作りをし終わり、煙草をくわえながら“親鳥”を見ていると地下鉄のシャッターが開いた。地下へと続く階段は白々と色気のない照明で照らされていた。のろのろと階段を降りながらあの男、目を覚ましたらどんな顔をするのだろう。そう思うと今まで俺の気持ちの底に横たわっていた砂地に落ちた氷のような暗い感情が熔けたような気になり笑いがこみ上げ、くしゃみをするような短い咳払いみたいな笑い声がでてしまった。  長く続く地下鉄の階段に俺の笑い声の破片が少しだけ響き、あとは俺の足音だけになった。
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duhduhduhdadada · 4 years
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大手門3丁目、祭尾商店やなおちゃんラーメンがある通りにある店名は車庫食堂(garage kitchen)的な…うろ覚え
建物にキッチンカーを入れ込んだちょっと面白い店。
テイクアウトもけっこう充実(^^)
中津唐揚げやグリーンカレーがなかなか本格で美味い!
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ichinichi-okure · 4 years
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2020.7.26sun_tokyo
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 6時ごろに一度、スコールのような激しい俄雨の音で目が覚め、7時過ぎには出勤する彩乃ちゃん(妻)の目覚まし時計で起こされたが、ドタドタと慌ただしく準備する気配をぼんやりと感じながらも半睡の状態で、出て行ったあとまたしっかりと寝て10時半にようやく起きた。  近ごろは眠くて眠くてしようがない。晩に酒を飲みながら寝落ちしてしまうこともしばしばで、昨夜もそうだった。体力が落ちているのかなんなのか。まあ、ただ単に飲み過ぎなのだろうけれども。
 窓を開けたら青空があった。久しぶりに屋上に洗濯物が干せる。意気揚々と洗濯機を回し、その合間にエアコンの、昨日分解して洗っておいた各パーツを取り付ける。それから空いたペットボトルやら、缶やらを片付け、掃除機をかけ、赤なた豆茶をいれ、飲んだ。
 屋上に干しに行くと、二階のおばさんも干していた。長引く梅雨のことやらコロナのことやら、軽く世間話をして、「雨、降らないといいね」とおばさんは先に部屋に帰って行った。西の空がどんよりしていて、危ない予感がしながらも洗濯物を干し終え、部屋に戻ったら雨音がした。慌てて駆け上がり、干したばかりの洗濯物を部屋に入れる。二階に行き、おばさんに雨が降ってきたことを伝えたら、おじさんが出てきて、やっぱり降ってきたか、と言って屋上に上がって行った。
 部屋に戻り排便をしていると、荻窪の本屋Title店主の辻山さんからメール。置いてもらっている拙詩集『あまいへだたり』が売り切れ、追加納品をお願いしたいとのことだった。これで三度目の納品になる。ありがたいことである。私家版で作り、ISBNコードは付けなかったのでAmazonや大型書店では取り扱ってはもらえないが、おかげでこうして個人でやっている書店にお世話になり、直接やりとりできることは嬉しい。特に予定もないので、今日持っていきますと伝えた。
 昼にはパスタでも作ろうかと思っていたが、せっかくなので荻窪で飯を食うことにして、身支度をする。納品書、請求書も書いて、早々に家を出ると、陽が差していた。屋上で煙草を一服。遠い空はまだどんよりと曇っていて、また雨が降りそうだ。
 地下鉄丸ノ内線で荻窪へ。Titleへ行く途中にある、「丸信」というラーメン屋が、昔ながらの感じで前から気になっていたのでそこで昼にしようとずんずん歩いていったが、休みだった。戻るのもなんなので、少し先に行った、四面道交差点の角にある「大勝軒」に行こうかと思う。ただ、ずいぶん前に一度食べたとき、その量の多さに参ってしまったことがあったので、少々迷う。店の前まで来て、胃の調子も割に良さそうなので入ることにしたが、券売機を前にしてはやくも後悔してしまった。ただの「もりそば」でも麺量が350gあると書いてある。その数字を見ただけで腹がいっぱいになるが、後から来た客も待っているので、ままよ、と「もりそば」を購入、せっかくなので(なにが?)中瓶のビールも購入、席に着く。
 焼豚の切れ端とネギを和えたおつまみとともに供されたビールを飲みながら待っていたら、「もりそば」が来た。麺もスープも美味しかったけれど、後半は苦しくなってきて、一味唐辛子を振りかけたりしながら騙し騙し胃に収めた。分かっていたことなのになぜおれは、と短絡的な決断を悔やみつつ、もしかしたらこの異様な満腹感も含めて欲していたのかもしれないとも思った。
 パンパンに腹を膨らませ外へ出て、ゆっくりと歩く。途中、突風が吹いて、目の前にあった美容室の大きな鉢植えがふたつ、倒れた。瞬間的に立ち止まり、「あ、めんどくさいな」と思ってしまったが、すぐに店の人が出てきて、ひとつ抱え起こす。なんとなくもうひとつの方を抱え起こすと「ありがとうございます!」と笑顔を向けられた。ガラス越しに目が合った別の店員さんも満面の笑みであった。私はさきほどの自分の心の動きを思い、なんだか後ろめたかった。
 Titleに着こうとするときに、また雨が降ってきた。ちょうどよく店に入る。結構な混雑ぶりで、少し驚いた。先に納品をすませ、前回分の精算もしていただく。カウンターの端に淑ちゃん(イラストレーターの西淑さん。一作目の詩集『青葱を切る』の装画を描いてくださった)の絵のDMを見つけ、手に取ると店主の辻山さんいわく9月に二階で展示をするとのことだった。ほんとうは5月に開催する予定だったそうだが、「アレのアレで」9月になったと、はにかみながらおっしゃっていた。そのDMを一枚もらい、店内をゆっくりと見て回る。二階での展示も見た。少年のころの、紙芝居や駄菓子にワクワクするような感じの、どこかなつかしい絵だった。外は暗かったが、気持ちが明るくなるような展示で、なかでもひとつだけテイストが違う、黄色と白の花の絵に心を惹かれた。  作家さんと思しき人に目礼して一階に下りる。ブコウスキーの未発表作品集など、気になるものがいくつもあったが、実は目当てにしていたものがあった。雑誌『東京人』最新号、特集は「緊急事態宣言下のまち」。かねてより読みたくて、方々の本屋で探したのだけれどもどこにも置いていなかった。辻山さんも寄稿されているから、多分Titleには置いているだろうと思っていたのだった。予想通り入り口近くに置いてあり、購入。またほんの少し言葉をかわして、店を出た。
 雨が降っていた。結構な降り方だった。ラーメンのせいもあってか喉が渇いていて、煙草も吸いたいし、すこし便意を催してもいたので、帰りがけにベローチェに寄った。ブレンドを頼み、水も一杯もらう。人数制限のある喫煙室に入り一服。便意が激しくなったのでトイレに行く。用を足していると、ゴミ箱にチップスターの空き箱が入っているのが目に入った。なぜこんなところに捨てたのだろう。どこで食べたのであろう。人間とはおかしなものだと思う。
 一息ついて、再び地下鉄丸ノ内線で新高円寺へ。晩めしの食材を買いにスーパーに寄る。駅に隣接したこのスーパーは伊勢丹系列の店で、モノはいいが少々高い。ただ、契約農家直送のコーナーの野菜は比較的安価で、また美味しい。田村さんの枝豆と胡瓜、須藤さんの大葉をカゴに入れる。鯛のお頭が売っていたら煮付けにしようとアラが置いてあるコーナーに行ってみるが、ない。精肉のコーナーへ回ると、しゃぶしゃぶ用のモモ肉がセールになっていた。今日は大根おろしと大葉をたっぷりとのせた冷しゃぶにしようと思いカゴに入れ、麦とホップのロング缶、大根を半分にカットしてあるやつ、ワカメの乾物も追加してレジに向かった。
 店を出てエスカレーターに乗る。見上げれば、青空。まぶしいくらいの、青空だった。  ふいに、飯島耕一の有名な詩「他人の空」のフレーズが頭をよぎる。      もう流れ出すこともなかったので、   血は空に   他人のようにめぐっている。
 なぜ今このフレーズなのか、わからない。わからないが、こういうことはよくあって、詩の言葉、に限らないかもしれない、言葉はこうやってふいに通り過ぎ、束の間、どこか遠い、ある「場所」に連れて行ってくれる。そこに行きたいから詩を書いているのかもしれない、とよく思う。けれどそれだけとも言えなくて、自分自身にもだれかにも、説明はしたくないんだろうと思う。  帰路、遠い空に積乱雲が見えた。蝉が鳴いていた。もう、長かった梅雨も終わるのかもしれない。
 家に着いて食材を冷蔵庫に入れ、屋上で煙草を一服。西の空では雲間から光が差していて、南の空にはさきほど見た積乱雲がある。飛行機が何機も続けて飛んでいく。  思い立って、部屋に戻り、飯島耕一の「他人の空」が収録されている本を探して読む。他の詩なども読んでいるうちに、日が暮れ始めていた。  半身浴をしようと、風呂掃除をして湯を張ったが、買ってきた『東京人』を読み耽っているうちに溜めすぎてしまった。普通浴になったがまあいいことにして、風呂に入る。長めに入り、あがったらもう7時近かった。  昼にたくさん食べたのでまだ腹がすかない。彩乃ちゃんは今日通し勤務なので、帰ってくるのは9時半になるが、一緒に食べることにして、のんびりと支度をする(以下、長々と料理工程が続きます)。
 田村さんの枝豆をこすり洗いした後、塩を振り、同じく田村さんの胡瓜はごく薄い輪切りにして、塩揉みをする。ワカメを水に浸して戻すあいだに、みりん大さじ二杯を煮切り、そこに醤油大さじ二杯、酢大さじ二杯を合わせて三杯酢をつくる。塩揉みした胡瓜を洗い、水気をしっかり切ってから、絞ったワカメ、三杯酢と合わせ、ラップをして冷蔵庫に入れる。  沸かした湯に塩を入れ、枝豆を茹でる。いくつか開いたら即座にざるにあげ、扇風機の風に当てて冷ます。  また鍋に水を入れて湯を沸かし、ドボドボと酒を注いで沸騰させたら火を止める。冷蔵庫から出して常温にしておいた豚肉を、一枚一枚湯にくぐらせて火を通し、ボウルに取っていく。  それから、大根の皮をむいて漬物にする用にとっておいて、なかの柔らかい部分を擦り下ろし、ざるにあけて水気を切っておく。  須藤さんの大葉はとても大きいので縦半分に切り、重ねてからクルクルと巻いて、千切りにする。これは食べる直前のほうがいいので、そろそろ彩乃ちゃんが帰ってきそうな頃合いを見計らって9時20分くらいにやる。    9時30分頃、彩乃ちゃん帰宅。手を洗ったり着替えたりしているうちに、麺つゆとカボス果汁、醤油、みりんを合わせてポン酢をつくり、盛り付け。ちゃぶ台を出してもらい、配膳を手伝ってもらう。9時からやっていた「西村京太郎トラベルミステリー」を観ながら乾杯。十津川警部は内藤剛志版もあるが、高橋英樹にかぎる。亀さんが愛川欽也でなく高田純次になったのには慣れた。彩乃ちゃんとふたり、突っ込みながら楽しく観た。
 で、酒を飲みながら、これを書いているのが今だ。まだ飲むだろうし、まだなにかが起こるかもしれないが、ここでやめることにする。明日からまた仕事に行くことを思うと気が滅入るが、また休日は訪れるし、日々の生活のなかでなにが起こるかはわからない。いいことも、わるいことも。金もなく、どうするあてもなかった若いころ、夜の街で隣り合った見ず知らずの人間と酒を酌み交わしながら、給料を5日間で使い切ってしまっても、なんとか生きていた。一年後を考えれば気が重くても、人生が耐えるに値するものかどうか分からなくても、とりあえず次の週末までは生きていよう、と思う。ロング缶からの日本酒四合ともなると、ずいぶんとセンチメンタルになるものだ。センチメンタル、というのも違うかもしれないが。  ああだこうだ、話が長い、とよく彩乃ちゃんに言われる。今日もまた飲み過ぎているようだ。もう寝たほうがいい。それは分かっているのだけれども、日本酒で甘くなった口腔内は、カティーサークの辛さを欲している。まったく馬鹿げているが、どこまで続くのか、とりあえずはやってみるしかない。そんなこんなで、おやすみなさい。日記とかたりつつ、読んでくれる誰かのことを思っていたら、語りかけてしまった。もう一度、おやすみなさい。あなたがどんな人であれ、明日も一日、無事に生きられますよう。では、また明日。
-プロフィール- 藤本徹(36) 東京都杉並区 詩集『青葱を切る』(2016)、『あまいへだたり』(2019) @fujimoto_toru_
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sorairono-neko · 5 years
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パーフェクト・キス
「餃子が食べたい」  ヴィクトルが主張すると、勇利が「突然、なに?」とあきれたように言った。 「食べたい」 「中国大会で中華料理をこころゆくまで楽しんでたじゃない」 「あれはあれだ。それに、餃子は食べなかった」  ヴィクトルは粘り強く言った。 「日本の餃子はまたちがうし」 「そう。じゃあ食べに行ってくれば」  勇利はそっけなかった。ヴィクトルは声を大きくして抗議した。 「勇利はつめたい! 俺は勇利と行きたいと言ってるんだ!」 「ちょっと、そんな剣幕で……。いつもぼくを置いてどこへでも行くじゃない」 「いつもじゃない! そんなことは百ぺんのうち一回くらいしかない! それに、勇利が一緒じゃないときは、勇利を連れてくればよかったと後悔していた」 「おおげさなんだよ」  勇利はさらにあきれ顔をしたけれど、ヴィクトルの物言いがあまりに子どもっぽかったからか、困ったように笑い出し、「わかったよ」と仕方なさそうにうなずいた。 「餃子。餃子ね」  勇利は考えこむようにつぶやいた。 「この近くだとラーメン屋さんしかない……」 「それでいい」  ヴィクトルは勇利と一緒に近所のラーメン店を訪れ、そこでビールと餃子と大盛りラーメンを注文した。 「勇利は飲まないの?」 「けっこうです」  勇利は慎ましやかにおむすびを食べていた。美味しそうに、大切そうに口に運んでいる。彼がおむすびを食しているところをファンが見たことがあるのかどうか知らないが、リンクに投げ入れられるぬいぐるみにおむすびが多いことに、ヴィクトルはなんとなく納得した。 「ほら、勇利も餃子食べて」 「ぼくはいいよ」 「いいから。美味しいよ!」  ヴィクトルは勇利のほうへ餃子の皿を押しやった。勇利は溜息をついてからそれを冷まし、ぱっくりと口に入れた。 「ほら、もっと。俺ひとりじゃ食べきれない」 「ヴィクトルがたくさん注文するからだろ」 「食べて食べて。俺はラーメンおかわりしようかな……」 「替え玉する余裕があるなら餃子食べたら!?」  まんぷくになったし、勇利が熱い餃子をふうふう吹きながら美味しそうに食べるところも見られたし、ヴィクトルはたいへん満足だった。ふたりは外に出、のんびりと家路についた。 「美味しかったね」 「ヴィクトルは食べすぎ」 「勇利ももっといっぱい食べればいいのに」 「なんでそんな意地悪言うの」  勇利がちらとヴィクトルをにらんだ。ヴィクトルはかわいいなと思った。ごく目立たない勇利は、普段の顔もかわいいし、笑ってもかわいいし、怒っているときもやっぱりかわいい。 「ちょっと寒いね。店の中が暑いくらいだったから余計そう感じるのかな」  勇利が息を吐いて空を見上げた。頬が赤いのは、身体があたたまっているせいか、冷えた空気にあてられたせいか。 「俺はぜんぜん寒くない」 「ロシアの人って日本にいて寒いと思うことあるの?」 「どうだろう。冬のあいだじゅういたことはないからね。今年はためすことができそうだ」 「ヴィクトルが来た日、雪が降ってたでしょ。あのとき寒かった?」 「いや」 「もうそれが答えじゃない?」  勇利が楽しそうに笑った。あのときは、勇利に会える、あのかわいい子に、コーチになってと言って目をきらきらさせながら抱きついてきたすてきな子に、自分のプログラムまですべって催促してきた凛々しい子に、という思いで胸がいっぱいだったのだ。寒いとか暑いとか感じているゆとりなんてなかった。勇利に会いたかった。 「夏はあっという間だったね……」  勇利が星空をみつめながら、両手を口元に当ててはーっと息を吹きかけた。指の隙間からくちびるが見えて、ヴィクトルはさっき餃子を吹いていた勇利を思い出した。つんとした口は愛らしかった。キスしたくなるようなかわいいくちびるだ。  キス……。  そう思った瞬間、ヴィクトルはとくにためらうことも深く考えることもなく、勇利の手首をつかんで引き寄せ、自然に身をかがめて顔を近づけていた。首を傾けてキスしようとしたとき、勇利の驚いた黒い瞳が目に入った。夜なので、いつもはチョコレートのようなそれが、いまは黒飴みたいに甘そうだった。 「やっ……」  ふいに勇利が、ヴィクトルの胸に片方の手を当て、押し戻すようにして抵抗した。ヴィクトルはびっくりした。 「……勇利」 「えっ、いや、なんで、何しようとしてるの」 「わかるだろ?」 「うそでしょ。ここ外だよ!? や、中でもあれだけど!」 「あれって?」 「ちょっと、ヴィクトルどうかしてるんじゃない? 意味わかんない」 「いや?」  ヴィクトルは真剣に尋ねた。まだ顔は近くて、手は勇利の手首をつかんでいて、瞳は勇利だけを映していた。勇利が赤くなった。 「え、えっと……本気なの?」 「冗談だと思ってる?」 「あの……その……ぼくは……」  黒くて可憐なまつげを伏せ、頬をまっかにしてためらっている勇利はおさなげで、たまらなくかわいく、ヴィクトルの胸をめちゃめちゃにしつつあった。あと数秒もすれば、ヴィクトルのこころはもう嵐のまっただなかみたいになるだろう。 「勇利」  ヴィクトルはもう一度キスしようとした。すると、もう一度勇利が拒んだ。 「あーっ、待って。待って待って待って」 「なんだい。手をどけてくれ」 「やだよ!」 「いや? 俺のこと嫌い?」 「や、そうじゃないけど! だからってこういうこと……」  勇利はどこか拗ねたように眉根を寄せている。やっぱりかわいかった。 「じゃあ好き? 好きならいいだろ?」 「意味わかんないってば! なんで?」 「勇利はどうして?」 「な、何が」 「なぜ俺とキスしたくない? 理由は?」 「そんなの、理由なんか言うまでもなく……」  勇利は顔を上げて反論しさし、それから思い直したようにまたうつむいた。 「だって……」 「うん」 「……は、初めてだし」 「…………」 「初めて……ヴィクトルと……そういうことするのに、あ、ほかの人ともしたことはないけど……、ヴィクトルとするのに、さっき……」 「ああ」 「……餃子食べたから」  勇利はたどたどしくつぶやいた。ヴィクトルは目をまるくした。 「ぼく、にんにくっぽいだろうし」  にんにくっぽいってなんだ。勇利は相変わらず変わったことを言う。ヴィクトルは笑いをこらえた。 「だからこういうのはちょっと……」 「俺も食べたよ」 「そうだけど」 「気にならない」 「自分がにんにくっぽいのわかるよ。だからヴィクトルもぼくのにんにくっぽいのわかると思う」 「気にしない」  ヴィクトルはもう一度言った。 「ぼくは気にする」 「俺がにんにくっぽいのいや?」 「ヴィクトルはいい。でも、ヴィクトルと初ちゅーしたときにぼくにんにくっぽかったってあとで思いたくない……」  勇利はかたくなな様子で、ちいさく、真剣につぶやいた。ヴィクトルはものが言えなかった。  なんてかわいいことを言うんだ!  ヴィクトルは感激しきっていた。ヴィクトルとキスをするときは完璧でいたいと勇利は言っているのだ。大切な思い出にしたいと。そんなことを言われたら、どうしてもキスしたくなってくる。でも勇利は怒るだろう。ヴィクトルだって勇利にすてきな思い出をつくりたい。 「……初めてじゃないだろ?」  勇利がなんと答えるのかヴィクトルにはわかっていたけれど、ついそんなふうに言ってしまった。 「あれはちがうじゃん!」  思った通り、勇利は子どもっぽく抗議した。 「あれは、そういうのじゃ……、確かにあれが本当の初めてだけど……でも……」  ヴィクトルはにっこり笑ってうなずいた。するとその笑顔を勘違いしたのか、勇利がさらに怒った。 「わかってるよ! ぼくだって、幼稚なことを言ってるってことくらいわかってる……。だけどぼくの正直な、真剣な気持ちなんだ! どれだけ幼いと言われようと、これだから未経験はって笑われようと、絶対譲れないからね!」  ヴィクトルは我慢ならなくなって勇利を抱きしめた。勇利はもがいたが、ヴィクトルが「しないよ」と優しくささやくと、抵抗をやめておとなしくなった。 「わかった。今日はやめておこう。勇利の意向に従うことにするよ。嫌われたくないからね。それに、確かに完璧な環境でキスすることはすてきだ」 「ぼくは何もそういうことを言ってるわけじゃないんだけど」  勇利が不機嫌そうに反論したけれど、それはあきらかにはにかみを隠すための手段だった。 「ちゃんとしたいから今日はだめって言ってるわけじゃない」  それでは近い未来に改めてしようと約束することになると気づいたらしい。彼はそんなことをぶつぶつ述べた。 「ちがうのかい?」 「ぼくは、にんにくキスはだめだっていうだけで……」 「にんにくキスじゃなければいいんだろう?」 「そうだけど、誘ってるわけじゃなくて……」 「俺が誘えばいいんだね?」 「そんなこと知らない!」  勇利はとうとう身をひるがえし、さきに立って歩き出した。 「なんでそんなにこだわるの? しなくてもいいじゃん! しなかったらにんにくキスにならないよ! しないっていう選択肢はないわけ!?」  照れにまぎらわせた癇癪に、ヴィクトルは一生懸命笑いをこらえた。そしてきまじめに答えた。 「ないね」  ふたたびヴィクトルがキスしたくなったのは、それからずいぶんと経った、年も明けたころだった。ヴィクトルは正月の休暇を過ごすために長谷津へ戻っており、隣には勇利がいて、ふたりはこたつでみかんを食べながら、のんびりと正月番組を眺めていた。家族はいなかった。両親は年始の挨拶に出ていたし、真利は友人と初詣に出掛けていた。 「これ、つまんないね」  勇利がテレビをみつめながら口をとがらせた。 「ヴィクトルの動画見ない?」  ヴィクトルは噴き出した。何があってもヴィクトルの過去の演技を見たがるのが勇利だ。 「好きだよね、勇利は」 「ぼくのヴィクトルへの愛は年中無休だよ」 「すてきな言葉だ」 「動画がだめなら、生で見せてくれてもいいんだけど……」 「リンクは閉まってるよ」 「言ったな。開いてたらいいんだね? ぼくが頼めば開けてもらえるんだよ。ヴィクトル知ってた?」 「知らなかった」  ヴィクトルは笑いをかみ殺した。勇利は得意げに口元を上げ、「でもお正月くらいコーチをやすませてあげよう。優しい生徒でしょ?」ととりすまして言った。 「ああ、優しい」  ヴィクトルはうなずきながら、なんてかわいいんだと考えた。勇利は今年もかわいい。来年も、再来年も、その次も、永遠にかわいいことだろう。勇利は、ヴィクトルの美的感覚ではゆるせない着古したスウェットに、はんてんを着て背中をまるめていたが、どうしようもなくかわいかった。 「勇利」  ヴィクトルは衝動的な思いに従い、彼を引き寄せて顔を近づけた。勇利は目をみひらき、慌てたように瞳を揺らしたあと、急いでヴィクトルの胸をやんわり突いてくちづけを拒んだ。 「……勇利」 「だ、だめ」  勇利が緊張した表情でかぶりを振った。断られたのに、その緊張顔すらかわいくて、ヴィクトルはにこにこしてしまった。 「なぜ?」 「だって……」 「にんにくっぽくないよ」  勇利は秋の出来事を思い出したらしく、頬をほんのりと赤くした。 「だめだよ。いまはみかんっぽい」  ヴィクトルは噴き出した。 「みかんもだめなのかい? にんにくはわかるけど、みかんならいいじゃないか」 「いや……だめだよ。たぶんみかん食べるたび思い出すし……」 「俺とのキスを? すてきなことじゃないか」  勇利は口をつぐんだ。ヴィクトルは誠実に彼の目をみつめた。 「だめかい?」 「…………」 「いや?」  勇利は神妙な顔つきで沈思黙考し、こころぎめをしたようにおもてを上げた。 「ちょっと待ってて」 「なんだい?」 「歯みがきしてくる」  ヴィクトルは笑い出さないようにするのに必死だった。笑ったりしたら、勇利は拗ねて絶対キスに応じてくれないだろう。 「歯みがきしたら、いいのかい?」 「……うん」  どうやら勇利の思う「完璧な状態」は歯をみがいて綺麗にしたあとらしい。わからないでもないし、悪くない。ミントのさわやかな香りの中で勇利とするキスだ。 「俺もしたほうがいい?」 「ヴィクトルはいい。行ってくる」  勇利は覚悟をきめたような決死の面持ちで居間から出ていった。どんなふうにされると思っているのだろうと、ヴィクトルは可笑しくて仕方なかった。勇利はかわいい。  しかし、にぎやかな笑いがあふれてくるテレビを見ていると、すぐに彼は戻ってきた。 「どうしたんだい?」  勇利の歯みがきはしっかり時間を取るのだ。こんなふうにさっさと済ませるようなものではない。さらに、ヴィクトルとキスするための歯みがきだから、いつもの三倍はかかると思ったのだが。 「ねえヴィクトル……」  勇利は座りこみ、訴えるような目つきでヴィクトルを見た。 「思ったんだけど、歯みがきしてキスしたら、今後、歯みがきするたびにヴィクトルとのキスを思い出すんじゃないかな」 「…………」 「歯みがきなんか、一日三回じゃないか。一年だと九百……千……とにかく千回くらいだよ。ヴィクトルとキスしたこと一年に千回も思い出すの、ぼく無理なんだけど」 「…………」 「どうしたらいいと思う?」  勇利ってどうしてこんなふうなんだ? ヴィクトルは、なんて可愛い生きものなんだと、このうえなく興奮した。だからそれを示すために、勇利を抱きしめ、強引に押し倒した。 「ちょっと……」  勇利の目がまんまるになった。くちびるを重ねると、もっとまるくなった。かわいい、まるい目、とヴィクトルはくらくらした。くちびるはやわらかかった。すこしかさついている。ヴィクトルのリップバームを塗っていないようだ。ヴィクトルはとがめるように、優しくあまがみした。とがめるつもりがなくてもしただろう。  驚かせるという目的ではない、勇利との初めてのキスは、ほのかなみかんの香りが漂う、あまずっぱい接吻だった。 「……ヴィクトル」  静かにくちびるを離すと、勇利が目をみひらいたままぽつんと言った。ヴィクトルは怒られるかと思った。しかしそうはならなかった。 「ヴィクトルって、どうしてキスするときいつも押し倒すの?」  勇利の澄んだ瞳がゆっくりと瞬いた。 「えっちすぎない……?」  ヴィクトルは黙って勇利を抱きしめ、彼に頬を寄せた。可笑しくて肩がふるえていた。 「どうだった?」  ヴィクトルの質問に、勇利は率直に、純粋そうに答えた。 「みかんっぽかった」 「ヴィクトル、支度はできたの?」  勇利はホテルのふたりの部屋へ戻ってくるなりそう言った。 「すぐに遊びに行っちゃうんだから、さきに着替えてなきゃだめだよ」  そう言う彼こそまだナショナルジャージ姿で、バンケットのためのスーツは壁際にかかったままだった。ヴィクトルは笑いながらそれを指摘した。 「ぼくは呼ばれて出てたんだよ。ヴィクトルみたいに自由奔放なわけじゃないんだ」 「連盟のお偉いさんたちはなんて?」 「べつに」 「勇利はひみつ主義だな」 「本当にたいしたことじゃないんだよ。この大会に関するねぎらいなんだから」  勇利はバンケットは苦手のはずだが、必要なことだと割りきっているのか、あるいはあきらめきっているのか、いやだとか行きたくないとかは言わず、スーツひとそろいをベッドに並べて、ふっと溜息をついた。 「ヴィクトル、あのさ……」  これはヴィクトルがぜひにと言って勇利に買ったものだった。すでに着替えを終えているヴィクトルは、笑って彼の背後に立った。 「うつくしい勇利を見せびらかしたいのさ。早く着て見せてくれ」 「あのスーツでいいのに」 「あのスーツって、まさか俺と初めてダンスしたときのスーツじゃないだろうね。冗談だろう。あれはあれで思い出の一着だけどね、もう、ダサくてびっくりしたんだぞ。かわいい子だな、ただスーツがダサいな、って思ったあのときの自分をおぼえてるよ」 「ほっといて」  勇利は着ていたジャージをベッドの上に投げやりながらヴィクトルをにらんだ。ヴィクトルは笑った。 「冗談だ。本当は勇利のかわいさに魂を奪われて、スーツなんか目に入らなかった」  勇利は怒っているのかあきれているのか、返事もせずにどんどん着替えを進めていった。ヴィクトルは窓際の椅子に腰掛け、勇利のすらっとした姿を眺めた。勇利は姿勢がよく、しっかりと一本筋が通っているような立ち方をしており、腰元は驚くほどほそい。しかし、頼りない感じではなく、しなやかで、腕を巻きつけて抱きしめたくなる身体つきなのだった。 「これでいい?」 「上出来だね。髪は上げよう。やってあげる」 「自分でやるよ。眼鏡はどうするの」 「そうだな……」  着飾った勇利は、普段のごく目立たない様子とはちがって、はっとするような輝きがあり、ひどく清楚で、このうえなく上品だった。彼は百合のような純潔のきよらかさにみちていた。 「綺麗だ」  ヴィクトルは立ち上がって彼に近づき、耳元に詩的な賛辞をささやいた。勇利は聞いている���かいないのか、時間を気にして上の空だった。 「そろそろ行かないと」 「そうだね。待って、勇利、またくちびるが荒れてる。俺が何度言ってもそうなんだね。あれ、つけてないだろう」 「つけてるよ」 「つけてるところを見たことがないぞ」 「ヴィクトルの見てないところで塗ってるんだよ」 「なぜ俺の目から逃れてそういうことをするんだ」 「だって、あんなの指でつけてるところ見られるの、恥ずかしいから」  勇利が怒ったように言った。ヴィクトルはきょとんとした。何が恥ずかしいというのだろう。わからない。勇利は変わったことを言う。もう慣れっこだが。 「そんなに恥ずかしいなら、ほら、おいで。俺が塗ってあげよう」 「いいよ」 「本当につけてるのか? そのわりには荒れてる」  勇利のくちびるは、実際、かなりつやつやしているのだが、端のほうがほんのすこしだけかさついていて、ヴィクトルはそれが気になるのだった。みんなといるときなど、離れたところで友人と話す勇利を見ながら、「くちびるが荒れてる」とヴィクトルがつぶやくと、隣にいるクリストフはたいてい「どこが?」とあきれたような顔をする。 「俺にだけわかる感覚なんだ」 「おやおや、きわどいことを言うね。そんな話したって聞いたら勇利はなんて言うかな」 「怒る」 「すっかりめろめろにまいっちゃってまあ」 「うらやましいだろ」 「しあわせそうでなにより」  バンケットで会ったとき、きっとクリストフは、「今日の勇利のくちびるはヴィクトルがあれこれやったの?」と尋ねるだろう。ヴィクトルは堂々と認めるつもりだ。 「つけても気になって舐めちゃうんだよ」  勇利が口をとがらせた。 「慣れなきゃ」  ヴィクトルは薬指にリップバームを取り、反対の手で勇利のおとがいをそっと持ち上げた。勇利がまぶたを閉ざす。こういうときに目を閉じる勇利がセクシーだなとヴィクトルは思った。わずかにくちびるをひらいて、ちいさな顔を上向け、じっと目を閉じて無防備なところを見せるなんて、別のことをしたくなるではないか。ヴィクトルはほほえみ、しかし別のことはせず、薬指をあてがって、紅を引くようにうるおいをにじませた。 「さあ、これでいい」  勇利がまぶたをひらいてまっすぐにヴィクトルをみつめた。いったい誰が、この子を地味で目立たないなんて言うのだろう。 「ヴィクトルだって」  勇利がつぶやいた。 「うん?」 「ヴィクトルだってちょっと荒れてる」 「そうかな」  ヴィクトルは首をかしげた。それほどではないと思うが、ホテルの部屋は乾燥しているので、いつもよりは調子が悪いかもしれない。  勇利が言うなら自分も塗ろうかと考えたとき、ふいに勇利が両手を伸べ、ヴィクトルの首筋に投げかけて抱きついてきた。ヴィクトルは彼を受け止めて抱きしめたが、勇利が何をするかまでは予測できなかった。  ヴィクトルは目をみひらいた。勇利はヴィクトルにキスし、こするようにしてくちびるを押しつけた。それはつたない接吻だったが、ヴィクトルの気持ちをかきみだし、ぞくぞくさせるにはじゅうぶんだった。 「これでいいんじゃない」  勇利は言って離れた。口元にかすかな微笑をたたえた彼は、色っぽく、清楚で、大人っぽかった。 「早く行こうよ。遅れたらまた怒られる」 「……そうだね」  まったく……。ヴィクトルは溜息をついた。バンケットになど行かず、部屋に閉じこもってふたりきりで過ごしたい気分だ。にんにくがいやだとか、みかんっぽくなるとか、歯みがきのたびに思い出すとか、そんな初々しいことを言っていた勇利が、こんなことをするのだ。どうしても信じられないな、とヴィクトルは上機嫌で思った。 「勇利……」  廊下を歩きながら話しかけようとして、ヴィクトルは声を途切れさせた。勇利は深くうつむいてつまさきばかり見ており、彼の頬は、いつの間にかまっかに染まっていた。ヴィクトルはびっくりした。それからすべてを心得て、つい笑ってしまった。何かのスイッチが入ってあんなことをしたのだろうが、そのスイッチが唐突に切れて、急に気恥ずかしくなったらしい。おそらくいまの勇利は、にんにくっぽいのはいやだと言うし、みかんと歯みがきのあいだで迷うし、ヴィクトルがキスをしたいと言ったら「意味わかんない」と言って照れくさそうにそっぽを向くだろう。  ヴィクトルが声を殺して笑っていると、勇利が横目でじろりとにらんだ。 「なに!?」 「いや……」 「何か言いたいことがあるなら言ったら!?」 「なんでもないよ」 「にやにやしないで」 「そんな勇利を見たらにやにやしたくもなるだろう」 「やっぱり言いたいことがあるんじゃないか」  勇利はふくれてしまった。ヴィクトルは勇利がかわいくてたまらなかった。手を取って部屋へ後戻りし、いろいろと仲よくしたかった。いますぐに。 「勇利のスイッチってどこにあって、どういうときに入ったり切れたりするんだい?」 「スイッチなんかないよ」 「押し倒してキスすればよかったなあ」 「あのね、あれはキスじゃないから。さっきのは。そういうのじゃないから」 「そうかな」 「ヴィクトルが塗ってくれたからお返しをしただけだよ」 「セクシーなお返しだね。これから毎日塗ってあげよう」 「ばか!」  そんなふうに言いあいながら、エレベータホールでエレベータを待っていたら、背後から「おふたりさん、何をいちゃいちゃしてるんだい」と声をかけられた。クリストフがひやかすように笑っていた。 「なんでもないよ」  勇利がすばやく言った。 「なんでもないらしいよ」  ヴィクトルは大きくうなずいた。勇利がまたヴィクトルをにらんだ。余計なこと言わないで、と念を押している目つきだ。クリストフが明るく言った。 「勇利、似合ってるね。ヴィクトルが選んだスーツでしょ? おや? くちびるに何かつけてる? リップバーム? わかった、それもヴィクトルだな」 「うん」  勇利は言葉少なに答えた。彼はそれ以上話したくなさそうだった。しかし、不機嫌なのではなく、とにかくはにかんでいるのだ。 「うつくしいだろ?」  ヴィクトルは誇らしげに言った。クリストフがヴィクトルを見た。ヴィクトルは得意になった。 「俺もくちびるにつけてるだろ?」 「ああ、そういえばそうだね。それが?」 「誰がやったのか訊いてくれ」 「訊いたら後悔しそうだな」  クリストフが芝居がかった様子でためらうと、勇利がヴィクトルの上着の裾を鋭く引いた。 「余計なこと言わないで!」 「なんで?」  ヴィクトルは陽気に言い放った。 「俺がくちびるをうるおしてあげたら、勇利がお返しにキスして俺のもそうしてくれたって、俺は自慢したいんだ」 「ばか!」  勇利は顔をまっかにすると、自分だけエレベータに乗りこんでさきに行ってしまった。クリストフが盛大に噴き出した。 「君さ……浮かれすぎじゃない?」 「クリス、いいことを教えてあげようか」  ヴィクトルはにっこり笑った。 「勇利はね、餃子と歯ブラシとみかんを見たら、いまみたいにまっかになるんだよ。理由を知りたい?」
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あとは、伊良林小の相沢さんのバドミントンクラブに大束忠司さんがNTTのウェア着て現れたらしいですよ。書いてすいません 全部書き 長崎総科大の頃 出口学くん(淵中〜長崎商業〜長崎総科大) 片山耕平くん(式見中〜長崎商業〜長崎総科大〜長崎ケーブルメディア) 酒村昌克(片淵中〜長崎総科大付属〜長崎総科大) 白石基紀くん(大浦中〜瓊浦高校〜長崎総科大) 石井武雄くん(大村の中学〜創成館〜長崎総科大) 桑野修太郎くん(熊本の高校〜長崎総科大) 深田瑛一くん(鹿町工業〜長崎総科大) ケイン 大村工業 おデブちゃん(喫茶店オリンピック浜の町店 経営者の息子)当時 林先生(瓊浦高校) 林田さん(長崎大学)って試合したことありましたけど たしかに、長崎北が強かったような・・・当時 相沢くん(長崎中〜長崎総科大付属) 山下泰志くん(長崎中〜瓊浦高校〜久留米大学) 宮地基樹くん(片淵中〜長崎総科大付属〜別府大学) 長崎総科大付属 バドミントン部 顧問:松田進先生 上瀧さん(大村の中学〜長崎総科大附) 森下さん(長崎総科大付属) 中山さん(長崎総科大付属) 中山展大さん(長崎総科大附属) 河本洋平くん(山里中〜長崎総科大付属〜音楽家らしい) 宮地基樹くん(片淵中〜長崎総科大付属〜別府大) 酒村昌克(片淵中〜長崎総科大付属〜長崎総科大〜キューンミュージック〜フジテレビ) 鍋谷雅史くん(片淵中〜長崎総科大付属〜長崎総科大〜福岡でITらしい) 大串悠哉くん(桜馬場中〜長崎総科大付属〜長崎総科大) 近藤伸之くん(長崎中〜長崎総科大付属〜長崎総科大) 西岡剛くん(桜馬場中〜長崎総科大付属〜長崎総科大〜薮内薬品〜グリーンコープ) 松尾直樹くん(東長崎中〜長崎総科大付属〜福岡工業大学) 相沢くん(長崎中〜長崎総科大付属)今、相沢くんがAクラスだって 会長 園田くん 長崎総科大付属 バドミントン女子 顧問:田中先生 廃部済み 高本美咲さん(藤川美咲)(東長崎中〜長崎総科大付属〜ココイチのカレー矢上店〜肥前古賀で一人暮らし) 松尾佳奈子さん(東長崎中〜長崎総科大付属〜松尾金物店 矢上店) 原田加奈子さん(長崎総科大付属〜原田楽器 諫早店) 樽水初奈さん(日見中〜長崎総科大付属〜お父さんが長崎市役所) 小笹さん(長崎総科大付属) 村井さん(長崎総科大付属) 下舞あすかさん(長崎総科大付属) etc・・ 長崎中 山下くん、樫山くん、山中くん(長崎中〜長崎東〜長崎総科大) 瓊浦7人衆 大平くん(大浦中)、粟田くん(大浦中)、山下くん(長崎中)、松浦くん(緑ヶ丘中)、・・・ 片淵中 バドミントン部 顧問:荒木先生 コーチ:一ノ瀬コーチ(日見の大曲に住んでる) 小倉さん(片淵中〜長崎東〜長崎総科大) 大戸悠さん(片淵中〜長崎南商業) 井手さん(片淵中) 本岡宏徳くん(片淵中〜長崎東〜中村獅童さんのお弟子さんらしい) 宮地基樹くん(片淵中〜長崎総科大付属〜別府大学 シーボルト通りのお好み焼き屋みやちってありますが宮地の家ですよ) 東川糧大くん(片淵中〜海星高校〜メガテックス〜佐川急便) 酒村昌克 本田康平くん(片淵中〜瓊浦高校〜久留米の専門学校〜ハウステンボスで料理人) 岩下くん(片淵中〜瓊浦高校中退 県庁のところにあった喜楽寿司。寿司屋でも継いだんじゃないんですか?) 澤田えいじくん(片淵中〜聖母の騎士〜国士舘大学 クリーニング屋 澤田キャプテンにした方が金回り困りませんよ 自営業者だから) 鍋谷雅史くん(片淵中〜長崎総科大付属〜長崎総科大) 浦昭仁くん(片淵中〜長崎東〜佐賀大学中退〜佐世保で医療事務) 福永大輔くん(片淵中〜長崎南山) 中島宏明くん(片淵中〜長崎東〜大阪大商大? サラリーマンしながら学生してたみたいでなんて呼ぶのか知りませんが、家庭教師ビジネスで600万以上稼いだらしい) こうがみくん(片淵中〜) 中島浩二くん(片淵中〜長崎総科大中退〜エネオス長崎商業下店 店長) 片淵バドミントン部 女子 顧問:吉田先生  コーチ:河田コーチ 松尾美和さん(原田美和)(片淵中〜長崎女子商) 白石麻衣さん(片淵中) 中江美里さん(片淵中) 古瀬有希さん(太田有希)(片淵中〜長崎東) 浦川なつみさん(片淵中) 高久保さん(片淵中) もう一人 etc・・・ 高木さん 高木コーチ 酒村勇輝くん(片淵中〜長崎総科大付属〜九州産業大学〜長崎ケーブルメディア〜KTN ソサエティー〜西町で自営業してる) 山本くん(片淵中〜) 渕山さん(片淵中〜) 白石正太郎さん(片淵中〜長崎工業〜東レ) 赤迫さん(長崎工業) 増井さん 田添さん(緑ヶ丘中) 添田さん(日本体育大学) NTTに添山さんっていらっしゃるんだけど、やっぱ違うのかな添田さんじゃなくって添山さんかな?緑ヶ丘に住んでるっていうし・・・添山さんの息子さんが緑ヶ丘でバドミントンしてるって言ってたよ 白石松太郎 中村さん(活水大学) 亀田有子(女商、平山台)、サトエリ、末廣かおり(活水、飽の浦町)、長野純子(桜町 美容室ふくし)、森奈緒子(諫商)、水川あさみ(女商、市役所通りの消防署の裏の新聞社が家)、白武くん(海星)、田中元気くん(海星)、太郎ちゃん(太郎部、浜寿司、銭座町、長崎市議会にいるらしいけど 当時 海星)、こうや(瓊浦)、平松くん、ガリ(川田薫 藤野の付き合い)、渡さん(藤野の付き合い)、現川のさとみの友達(藤野が通ってた藤野の女タヌキみたいな顔)、古賀ひとみ(女商、淵町)、川村理恵(女商、畝刈町)、パンチマン(藤野が調子乗ってた時にパンチ一発でやっつけた人)、広田さやか(広田町、純心大学)、慎太郎(内野の家の上の階に住んでる)、いがきくん(三和)、文ちゃん(大久保文太 三和)、一真(松本一真 三和 寺の住職)、テル(三川町 ピンクのハイエース、貞松から聞かされてた)、御手洗くん(瓊浦)、浜崎信輔(浜崎さんの子供)、美香(38〜39歳、藤野の女、子供の名前、不治の病ちゃん)、笹川由佳、バナオ(永尾俊 南陽小)、たかすくん(中村貴司 土井首)、三幸ラーメン、梁山泊 徳永プロの弟 徳永幸久(飯盛町)、立野明日香(かき道団地)、平松美智代(淵町 玉木短大)、大ちゃん(島田フルーツ 河野福一郎の付き合い)、大工の親方(河野福一郎の付き合い)、梅原(小川の彼女、ずっと俺んちにイタズラ電話かけてきてた)、マリア園(心霊スポット 三和町)、野母崎灯台(心霊スポット 野母崎町)、南原(桜馬場)、うば捨て山 権現山(心霊スポット 野母崎)、開星学園(平山台、蚊焼らへん)、金比羅山(心霊スポット 防空壕に木製の椅子が・・・ 立山)、10円ばあちゃん(恐怖体験 夜の10時ごろ 網場) 西武公民館〜片淵3丁目公民館までトンネル開通(地下で繋がってますよ鳴滝から片淵) 長崎大学経済学部(防空壕 いっぱいあった 当時) 仏舎利塔(怖いっすよ 片淵4丁目)トッポ水(赤水 赤痢菌 夫婦川町) 峰火山(片淵4丁目)、伊藤美和子(蚊焼)、めぐみ(長崎商業、俺の元ストーカー)、イエローバブ(河野福一郎の付き合い)、カリメロ(東川くんの彼女 保育園の先生 かき道)、飯島直子のAV(糟屋郡の東川くんの部屋より発見 当時)、長崎日大出身の早坂ひとみのAV女優(天野くんから聞いた)、松下さん(天野くんの元彼女 当時)、鈴田優(KTN 天野くんの元彼女)宮崎さんっていう金持ち(かき道4丁目)、平井さんの嫁(秋田出身 かき道2丁目)、ヴァギナファイターズ 長崎支部長 暴走族(長崎大学経済学部 夜間部 当時)、健吾くん(かき道)、山室(かき道)、立石さん(かき道)、坂谷香奈さん(かき道)、酒ちゃん(酒田大輔 創成館 ボクシング部)
八代東(熊本)埼玉栄(埼玉)トナミ運輸42〜41歳の人が名前変えて文字狂わせしてますね 鍋谷くん向けにもう20年ですよ 
バドミントン 大学
大学3年生から佐藤先生がスポーツ政策をとったため、遠征かなりだった
佐賀 唐津大会 優勝 
大分 Dリーグ 優勝 
長崎 大学大会 決勝 総科大 vs  長崎大 会場:長崎大学  優勝 チャンピョンベルト 2004
福岡 インカレほどひどくはないがユニバーシアード大会 会場 久留米大学 優秀な成績
東京国際展示場の覚えが・・・フジテレビ内田恭子さんの取材受けた
国際大会でてインド代表とした記憶が・・・
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aniongap2002 · 2 years
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#なおちゃんラーメン唐津店 寒い夜に久々のなおちゃん🍜 #チャーシュー麺 と#たまごかけごはん 、#ニラキムチ で満足👍 #ramen #ラーメン #とんこつラーメン #ラー活 #麺活 #ラーメン部 #唐津グルメ #唐津ラーメン #karatsu #ラーメンインスタグラマー #麺スタグラム https://www.instagram.com/p/CmlufpoyVVx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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i-shu · 3 years
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● クロアチア産 野菜ブイヨン ベゲタ・ナチュール 化学調味料無添加 ヨーロッパでも有名なクロアチア産万能調味料。 人気で欠品しておりましたが、やっと再入荷!化学調味料無添加です。 まずは手軽なスープでその実力をお試しください♪ 小さじ1杯(3g)にお湯250mlが一人分の目安です その他にも・・・ -野菜炒めやチャーハンに -肉や魚に振り掛けてグリルに -ピラフの味付けに さっと振り掛けるだけで味が決まります。 便利なチャック付きスタンディングパック入り。 湿気を防ぐアルミ三層素材容器です。 *塩分が強いので、初めは少な目に、味を確かめながらお使いください。 原材料 / 食塩、乾燥野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、じゃがいも、玉ねぎ、リーク、ニンニク、パースニップ、パプリカ)、砂糖、ターメリック、黒コショウ、ディル ●チュニジア産ツナ・フィレ(キハダマグロ) バージン・オリーブオイル漬ライトミートのキハダマグロを使用したツナです。大きめなフィレをそのままバージンオリーブオイルに漬けた贅沢な一品です。しっかりした肉質で食べ応え満点です。 ● ハリサ・ベルベル(手作り風ハリサ)     北アフリカでは欠かせない唐辛子ペーストの万能調味料ハリサ。 ハリサ・ベルベルは北アフリカの先住民、ベルベル人の伝統的なレシピを再現。粗引きされた唐辛子の、ざっくりした素材感と スモークされた香ばしい香りはチュニジア料理だけでなく、 餃子やラーメンなどの和食とも抜群の相性! #ベゲタ  #ベゲタナチュール #化学調味料無添加 #vegetanatur #vegeta #nomsg #サンドイッチマンと芦田愛菜の博士ちゃん #サンドウィッチマン #芦田愛菜 #博士ちゃん #調味料博士ちゃん #ツナ #oliveoil #ハリッサ #チュニジア #モロッコ #マグレブ #地中海 #北アフリカ #地中海料理 #harissa #クロアチア #europe (fashion in 津田屋 (有限会社 津田屋呉服店)) https://www.instagram.com/p/CWDaCIFFTix/?utm_medium=tumblr
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kannai-map · 3 years
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中華天国 金山店
多治見市にある【中華天国金山店】さんにお邪魔してきました。
以前ぐっさんちという番組でも二度ほど紹介された多治見市のソウルフード『鶏球飯カイコーハン』の美味しいお店です。
ぐっさんちで知り、少し調べたらミヤコ蝶々さんが「わたしこの味好きやねん」と言わしめた料理だという。
お店はとってもノスタルジックな雰囲気のある雑居ビルにある。店内はカウンターが大半を占めておりわずか12席ほど。(そんなにあったかなぁ??)コロナでドアは開け放たれており開放感抜群。
私達が入店してから以降のお客さんはみんなチャーハンとラーメンのセットをオーダーしていた😥え?カイコーハンでなくて??とも思ったのですが、まずはソウルフード味わいたい。
どうやらこちらの店は同じ多治見市内で息子さんが営まれている中華天国前畑店もあるそうでそちらは駐車場が広めにあるそうでそちらにもいってみたいきもします。
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鶏球飯(カイコーハン)
こちらのお店での名物料理です。唐揚のうま煮。以前テレビで放送されておりどうしても食べてみたかった一品。甘酢あんだと思いきやお醤油ベースのあんで期待をいい意味で裏切ってくれる。説明を聞いていてもどうしても口に運ぶ際には甘酢あんだと脳みそが言っているwww
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ラーメン
こちらのラーメンめっちゃ懐かしい味ー。初めて訪れたのですが初めての気がしないというか。チャーシューとハムのダブル乗せ。メンマもちらほらwww
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天津飯
こちらの天津飯の卵にはとってもたくさんの具材が入っている。
卵のみも好きですが具沢山も美味しい。しいたけバッチリ。
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chaukachawan · 4 years
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行間に愛を込めて
こんにちは、つくもです。新人公演、役者紹介やっていきます!今回は、時間をかけてゆっくり長文を書きましたよ。
ピンキー
憧れ。圧倒的憧れ。女子なら分かるはず、彼女みたいな女になりたかったー。顔可愛いし服とか持ち物のセンスも良いし、演技上手いしダンスも踊れる。それでいて関西のギャグセンス。サバサバしてるのかと思いきやとってもピュアで真っ直ぐ純粋。え、悪いところなくないですか??オーラがありつつ人懐っこい性格で皆彼女の虜ですよ。ピンキーの演技にはとっても華があります。舞台でとてもイキイキしてて、見ているこっちもワクワクします。文字としてのセリフを発して決められた動きを再現してるのとは違って、そのキャラクターがそこで生きているような、そんな演技だなと思う。思えば共演するのは10月公演以来で、あの時とは立場が逆になったようで新鮮です。舞台上で彼女と沢山絡めるのはすごく楽しいし、色んな刺激を受けています。10月を思い返すと、仲良くなったな〜って感じるな。はじめは唯一女の子の同期だったし、仲良くしなきゃ!って思いすぎて色々気にしすぎだった思う。なんでも考えすぎちゃう自分と違って、ピンキーはあっけらかんと本能のままに生きてる気がする。羨ましい。ピンキーがいるだけで場が明るくなるし、嫌な気持ちが消えて私もテンション上がる。一緒にいてポジティブにさせてるれる人は貴重です。大切にしましょう。全然自分と違う彼女だからこそ一緒にいて楽しいし、見ていて飽きない。でも絶対恋愛観違うから恋バナは聞く専門がいいな笑 役者ピンキーの可能性はまだまだまだまだ無限大で、これからもっとステキな演技を見れることを楽しみにしてる。いつも元気をありがとう。
中津川つくも
私。今年度、4回も舞台に立たせていただけて心から感謝。
永満柊人
実家のような安心感。結構重めの兼サーしててとても忙しそう。今公演まであんまり話したことがなかったけど、とても話しやすくて稽古が楽しかった。彼は太陽みたいな人ですよね。それでいて話していて緊張しない安心感があります。普通にコミュ力高いんだろうな。彼はザ大学生って感じがします。変にひねくれてないから、ちゃんと楽しいときに楽しいと思える、楽しむべきところで楽しめる、そんな大学生活を送ってそうだし送って欲しい。お互い地方出身ということで田舎トークに花が咲きました。いつか九州案内してくれよな!音楽の趣味も合いそうだし今度カラオケ行きたい。いや、行こう。この公演期間で仲良くなれたなと思いつつ、もっと話したかったなとも思います。みんな言ってるけど、役者初とは思えないほど自然に堂々とした演技をしています。本人がとってもいい人だから善人の役とかやって欲しい。普通に泣かせられそう。よく分からんけど、唐突にイケボで語りかけてきて私もやり返して収拾つかなくなる遊びしてたよね。あれ楽しかったな。あと、ピンキーと変なオネエキャラみたいな絡みしてて、この2人のコント見たいなと思ってしまった笑 上述した通り忙しい人なので役者は最初で最後かもって言っているのを聞いた。どこかで、そうだろうなとは思ってたけどやっぱり寂しい。面と向かって言うのも困らせそうだから言えないけど、また一緒に舞台たちたいよ。それでもちゃうかには在籍し続けると言ってくれてるのでそれだけで十分嬉しい。頼れる宣伝美術チーフの彼にはたくさん助けて貰いました。フロンさんの優しさを受け継いでるよ。宣美に興味津々やったから、今後素敵なチラシを作ってくれるのを楽しみにしてる。時々ダメ〇なのに稽古いなくて電話かけたりしたけど、それ以外はとても素晴らしい人ですね。血液型が一緒と知ってめっちゃ驚いた。きっと私は永満のほんの少ししかしれてないんだろうな。もっと仲良くなりたいぜ。ちなみに、私は嵐の曲Breathlessが1番好き。
かけうどん
元気の源。今公演、よく一緒にいたし凄い助けられた気がする。誕生日が一緒なんですが、同期に2人という奇跡のおかげでたくさんの人に祝ってもらいました。ありがとうございます。喜びが2倍で幸せの誕生日でした。作業日が限られた中での大道具チーフ本当に大変だったと思う、お疲れ様。色んなイレギュラーに頭を悩ませていたけど、君だからここまで来れたと思う、頼もしかったぞ。ロッドマンの演劇論、好きなんですよね。でも、理解できるけど共感はできなくて、自分と違う考え方を持ってる人は凄いし新鮮だなと感じています。色々と妥協してしまう私は、あなたのように自分が納得するまで折れない姿勢に尊敬する。こだわりのない人間よりこだわりを持てる人になりたい。今思えば、ロッドマンを分かるまでにはだいぶ時間がかかった気がします。この人の頭の中はどんな思考が巡っているのか全然分からなかった。今も完全に理解はできてないだろうけど、ロッドマンの価値観・考え方・人生観みたいなことを聞くのはすごく刺激的で、私も頑張って生きようと思える。そんな友達が出来たのは嬉しいことです。ロッドマンて、笑う時声出さない子なんですよ。私が人の顔みて話すの苦手なので、たまに隣で声が聞こえないと、真顔なのか笑ってるのか分からなくて不安になって、横を見るとすっごい満面の笑みでいてくれる事がよくあります。この一連の流れが好きだったりする。最近気付いたけど、私ロッドマンといると絶対イライラしないんですよ。こんなに短気なのに、てかイライラしてても、ロッドマンと話すとなんか和んで気づいたらどうでもいいことで馬鹿みたいに笑ってる。これを私は、ロッドマンがツボなんだよね〜って言ってたみたいです。彼的には、何も面白くもないのにケラケラ笑ってる私が面白いらしいです。平和な世界か??今回の小道具の中に、彼が実家から持ってきたぬいぐるみがあるんですけど、それを抱えているロッドマンはまさに「ごちゃい(5歳児)」でとっても可愛いです。いっぱい写真撮りました。
高井下高井戸店
ぜんぶわかってくれる人。演出お疲れ様。タスクを抱えすぎだけど、それ以上に自分でやりたい気持ちが大きいんだろうなあと思う。もっとみんなを頼ってね、君が思っている以上に、みんなロビンソンを信用してるから。よく共感してくれるから勝手に似た人種だと思ってる。何かあったらTwitterに呟くテンションでよくLINEする。割とどうでもいい内容でもちゃんと(?)話聞いてくれるし良い奴だと思う。人間の行動分析とか社会情勢とかを雑に話すのが好き。自分に厳しい人だから、「俺別に演技上手いわけじゃないのに、自分の考えとかアイデアでみんなの演出していいんやろか」みたいな葛藤をすごく感じた。私個人で言うと、君に演出をつけてもらいたいし、君が思う世界観を体現したい。もちろん理想には届かないかもしれないけど、ロビンソンの思い描く作品に少しでも近づきたいなと思って稽古をしていました。初めてのちゃんとした演出、本当にお疲れ様、感謝しかない。君の創作意欲は凄いよ。きっと同期は皆君の味方だ。これから経験積んで、良い演出家になって欲しい。ちゃうかでお前の創造力と想像力を爆発させるんやー。怒涛の3週間、君は倒れなかったけどシンプルに心身が心配。新歓役者めっちゃ嬉しいけど、新人終わったらいっぱい休んでね。新人楽しかった?私はロビンソンが稽古場で笑ってる時が1番好きだったわ。あー面白い人が面白いもの見て面白いこと思いついてるーおもしれえってな。舞監は演出を支えるべきなのにロビンソンは自立して私がむしろ寄りかかってたかもしれない。公演期間の3ヶ月、本当にありがとう。同期のこと一番好きなのロビンソンよな。不器用さんめ。
藤丸翔
何を言ってもいい人。年齢的にお兄ちゃんなんだけど、私的には弟。いやでも、なんでも受け止めてくれる寛容さに甘えてるだけだからごちゃいがお兄ちゃんなのかもしれない。今公演で、照明チーフとしての有能さを遺憾無く発揮してた。普通に凄いし、かっけえ。照明のこと1ミリも分からない私が「そーすふぉーってどんな漢字書くの?」とか自分でも意味不明な質問しても、ちゃんとつっこんでから真面目に答えてくれる。優しいよねこの人。とても頼もしくて、先輩にも認めてもらえる彼の仕事ぶりを嬉しく思ってます(母かな) これからもっと色んな経験を積んで、凄い人になっていくんだろうな。君の考えた照明大好きよ。自分の気持ち気正直な彼は、たまにこっちがヒヤッとする発言をします。特に先輩に対して笑 今回は新人公演なので、あまり失言はなかった気がするな。少しごちゃいの失言を楽しみにしてる自分がいることに気づいて笑った。今回、ちゃうかとしては初役者で、ハマり役すぎるキャラクターに、最初の読み合わせで爆笑しました。先輩方なら分かってくれるはず笑 すごく自然で、こうゆうやついそう〜みたいな良いキャラをしてます。舞台上でイキイキしてる彼を見るのはすごく嬉しい。アドリブ王のロビンソンとペアのシーン、しんどそうだけど頑張って。キレキレのアドリブツッコミ期待してる。
久保勇貴
なりたいけどなれない人。2月上旬、ほとんどの人が諦めていた新人をずっと打ちたいと希望を捨てなかったのが彼。今公演、彼がいないと上演は不可能でした。その点で、たくさん迷惑をかけたし心から感謝しています。制作チーフが君で良かった。私は根がネガティブなので、ずっと前を向き続けることが出来ないんですね。でもくうやはとても真っ直ぐに、そして冷静に状況判断できる人だなと思います。でもまあ、怪我と遅刻を換算するとプラマイゼロかな?いつまでも根に持つ面倒な女とか言わないでください!演技の話をすると、私はずっとこの人と共演していくんだろうなと思いましたね。今回も例に漏れずいっぱい絡みます。今公演、シーンもキャスパもくうやと一緒のところが1番楽しい。どちらも顔を見合わせる瞬間があるんだけど、その時の彼の表情は好きですね。10月公演から良い表情する役者だなと思ってます。くうやは何事にも真っ直ぐ全力で、見ていて気持ちがいい。そのせいで、自分が気づかないうちに無理をしていたり突然スイッチが切れたように元気がなくなったりすることもありますが笑 一番最初の「なりたくてもなれない人」について。私の中でなりたい人には二種類あって「ちょっと頑張ったら届きそうな目標」と「どうやっても近づけない憧れ」があります。彼は後者で、こんな人になれたら人生楽しそう、とか思うんですけど、でも私は彼のようにはなれないなあとどこかで分かっているんです。(このあいだ、くうやは他人に嫉妬しないということが判明しました。まじかよ、そんな人間いるのか。嫉妬するとしたらみんな自分より凄いところがあるから、全人類に嫉妬してるよーとか言ってた。まじかよ。)完全に違う考えの持ち主だと思う一方、やっぱりこうなりたいと思ってしまうジレンマのせいで、その憧れを受け入れられるくうや全肯定期とそんなふうになれねえよっていうくうや嫉妬期が生まれ、対応に波が出てしまい申し訳なく思っています。まあ、何が言いたいかって言うと、いつもありがとう、強く生きてくれ笑
あしもとあしっど
未知。努力家だなと。よくそんなに頑張れるなあすげえなあって思ってる。絡むシーンが割とあって一緒に稽古することも多かったけど、現状に満足しない姿勢がすごいと思った。好きこそ物の上手なれって感じ。演劇が好きな気持ちが伝わってくる。皆さん、ニトロの台本見たことあります?すげえよ。ありゃすげえ。恐縮ですが、10月公演の自分の台本を思い出した。すごくたくさん考えて、言われたことを熟考して、自分の中で落とし込んで、より良い物を作りたいって気持ちは尊いよね。ニトロは普段と演技のギャップが大きいなーと感じる。別人格じゃね?って思う、表情とか声とか。そこまで代われるの凄いよな。今回の役、めちゃめちゃキャラが立ってると思う。座組ならわかると思うけど、ニトロの不思議な手足の動きはめっちゃツボだった笑 あとたまに、めっちゃ目力強い時あって自分の存在潰されそうとか思う。なかなか雑談する機会がなくて、ニトロの性格とか人物像はまだ掴みきれてないけど、誰かからアイデンティティ云々の話を聞いて、この人は面白いぞって興味を持ってる。私も思考っぽい所があるから、彼が普段どんなことを考えてどんな人間になりたくてみたいな話を聞いてみたいなと思う。今のところ化学に対する愛しか伝わってない…。このあいだひろせんせーとなにやら理系トークで盛り上がってたけど、私にはアボガドロ定数が何かすら思い出せなかった。こんな文系脳の私とも仲良くしてくれよな!かなり雑な紹介になってしまったけど、ニトロはきっとこれからもたくさん役者をやってくれると信じてるので今後のための余地ということで!前半のニトロと絡むシーン、個人的にお気に入りです!注目!
アニー
信頼の塊。みんなご存知の通り、スタッフにおけるアニーの信頼度は最高です。特に美術系はセンスが光り、舞台や小道具は彼女なしには考えられません。みんな、まあアニーなら大丈夫やろって思ってる気がする。信頼の裏返しとはいえ、たくさん仕事任せてる気がして申し訳ない。アニーが作るものがとっても好きなので、本当に今後が楽しみ!今度、宣伝美術にも入ってくれて、近々ステキなチラシが見れるのではとワクワクしてる。
役者としては、初めてとは思えないほど堂々と楽しそうに演技をしてる。彼女がまだ入団を決めかねているときの読み合わせを知っているからこそ、新人で役者をやっている姿に感動する。めっちゃかっこいいよ、あと面白い笑 もともとスタッフ志望で入ってるし、初めは演技に対して恥ずかしさとか自信なさの見えたけど、稽古を通してどんどんどんどん成長して、常に新しい課題を見つけて模索している姿はシンプルに尊敬する。演技の楽しさに目覚めてくれたようで嬉しい。(私が思うに)アニーが拘っているシーンがあって、キャラクターの変容っぷりとかっこいい低音ボイスに注目して欲しい!新人始まる前までは、たまに話す〜くらいの関係だったけど、一緒に時間を過ごす��つれ仲良くなれた気がする。たまに、気がつくとアニーが横にいて、くっ��いてくれてることがあってめっちゃ可愛いなーとなんか妹みたいに感じたりしてます。基本、アニーの方がお姉ちゃんなんだけどね笑 先輩はもちろん同期にもしっかり気を使えて優しいんだけど、言うべきことはちゃんと言うし関西のノリもあって、とても話しやすい。よく同期の面倒を見てくれてるイメージ。みんなボケだしふざけることが多い中で、一緒に笑いつつ冷静に諌めてくれる姉ポジ。アニーがちゃうかで楽しそうにしている姿がとっても嬉しい。これからも楽しいこといっぱいしよう!
雑賀厚成
安全地帯。よく話す同期。秋頃は、「シドはつくもの飼い犬」とか「地蔵に話しかけてるみたい」とか言われるくらい私が一方的に喋ってた気がするけど、今では5:5(たまに6:4でシド)くらいになりました。仲良くなれたのかなーと思ってます。お互い10月からずっと役者をしてるけど舞台で絡めるのは初めてでとても楽しいです。インパクトの強いシーンなので地笑い堪えるのに必死…笑 シドの演技は彼にしかない雰囲気があって、きっと演出もそれを見ての今回の役なんだろうなと思います。月並みな上手い演技は素晴らしいけど、その人にしかない味は唯一無二だと思う。そしてこのこは本番に強いらしく、これまでも何度も覚醒してきた。その姿を舞台上で見れると思うとワクワクするけど負けてらんねえと闘志を燃やしてます。シドは私にはない優しさに溢れていて、誰も傷つけないような言葉&面白い話を沢山してくれます。シドも関西人だな、と気づけたのは割と最近。私がイライラしてる時とかメンタル弱ってる時いつも泣きついてしまうので本当に感謝しかない。シドはみんなの精神安定剤だと思う。彼はあんまり弱ってる感を出さない(私が気づけないのか?)ので、人知れず病んでないか心配。もっとみんなを頼るんやで。公演期間中、シドが自転車を直すのが早いか私がコンタクトを買いに行くの早いか勝負をしましたが、私が勝利を収めたことを報告しておきます。
オペさん
照明
トニーー板倉(31期)
稽古後一緒に帰りたい先輩。トニーさんがいてくれるだけで安心感が凄いです。一緒に帰ると、美味しいご飯or楽しいカラオケに高確率で連れて行ってもらえるので嬉しいです。来セメからお忙しいみたいで、お会い出来る機会減りそうで悲しい。いや、トニーさんは箱の妖精だからなんだかんだ会える気がする。オペ席でたくさん笑ってください!
音響
佐藤舞弥
癒し。12月公演くらいから仲良くなった。きっかけはよく覚えてない。第一印象は声が可愛い〜で、声フェチの私的には仲良くなりたくてしょうがなかった気がする。すごいふわふわしてるんですよね。話し方とか雰囲気とか。そこにもすごく惹かれるし、たまに吐く毒も人間味があってとても好きです。私のこと唯一、ちゃん付けで呼んでくれる。なんとなく距離がある気がして呼び捨てが良かったけど、最近はつくもちゃん〜って言いながら寄ってきてくれるのが小動物っぽくて好き。どうしよなんの紹介も出来てねえ。みんなご存知だけど、とても有能メイクチーフです。事務的な仕事はもちろん、メイク案とかアイデアが豊富で、いつも奇抜だけど素敵なメイクを完成させてくれます。演劇において、舞台や照明と比べたらメイクは小さな存在だけど、それでもちゃんと意味があるんだって思わせてくれます。彼女と(普段の)メイクの話をするのも好き。結構タスクを溜めがちらしく、少し目を離すと病みかけてたりするので心配。でもきっと自分で立ち直るんだろうなーと私は放し飼いしてます(こうゆう所が冷たいって言われるんだよね)でもそれは信頼の裏返しなので、まやちゃんに頼んどけば大丈夫だろっていう気持ちで今公演過ごしていました。もちろん、その期待以上でしたけどね。スタオンだからなかなか会えないので、私的には役者をやってもらいたい、そしてもっとお話したい。そろそろまやちゃん呼びから、マヤに変更しようかなとか思ったり思わなかったり。彼女はたまに会えるそのレアさがいいのかもね。同期みんなまやちゃん大好きです。またラーメン食べに行こうね!!
音響オペ補佐
なしもとはな(31期)
デキル人。スタッフは宣美しか被ってないけど、そのセンスと仕事の速さに感服してる。音響でもその耳の良さを遺憾無く発揮してた。私にはそんな音の違い聞こえない…。他の人なら、ひいひい言って泣き言を言わなきゃやってられないような仕事量を涼しい顔でこなしてるイメージ。うさはなさんが弱ってる姿見たことない。そんなかっこいいデキル女になりたい!
映像
ひろせんせー
未知2。ニトロとは違って、単純に話す機会がなさすぎてどんな人か知らない。っていう体で紹介していこうと思ったんだけど、仕込み週になって話してみるとめちゃめちゃ面白くていっぱい書けそうだよ!第一印象は、大人しくて真面目そうな人だった。でもピンキーの知り合いってことで、彼女から面白い人だよ!って聞いてたから、面白いんだろうとは思ってた。人見知りするタイプかと思いきや、真顔で不思議な発言したりギャグセン高いし普通に面白い人だった笑 程よい関西弁がすごく良い!彼の実家がわりと田舎らしく、地元トークになった時、私の実家が富山で本名田近ってことが印象に残ったらしく、あだ名より先に出身地を認知された。良い意味で、人に対して遠慮がなくて優しいツッコミをするイメージ。なんかふわふわした不思議な雰囲気がある。今回のオペ席はふわふわしてるね!本人にも言ったけど、このまま1回も会えずに終わるのかな〜とも思ってたから、新人参加してくれてめっちゃ嬉しかった!同期と打ち解けるのも早くて、楽しそうに話している姿を見て嬉しかったし、ちゃうかにも沢山来て欲しいなって思った!私的に、声が高めのイケボ!って思ってるから役者姿も見てみたい(これを言うと本人に恥ずかしがられる、かわいいね) てか、歌絶対上手いでしょ!カラオケ行こう!異論は認めん!色んな所に所属していて忙しそうではあるけど、また来て話をしたいしもっと仲良くなりたいです!気合い入れてEnterキー押すんやで!蓄光・ケミ貼りめっちゃ手伝ってくれてありがとう。助かりました。
スペシャルサンクス
劇団ちゃうかちゃわん29・30・31期の皆さん
先輩方には本当に本当に色々な場面でお世話になりました。新歓もまともに出来ない中、4月・5月の段階で皆さんに出会えたことは私の救いでした。ちゃうかに所属している、ということが既に嬉しくて、稽古や公演を楽しみに前期は過ごすことが出来ました。例年の新人よりは知識も経験もないくせに偉そうにしている私たちかもしれませんが、少しは頼もしくなった姿をお見せできるよう頑張ります!
新人公演ということで、やっぱり同期の紹介は筆が乗りますね。楽しかったです。今回、舞台監督として責任ある立場について、改めて公演を打つということ、大阪大学、ちゃうかちゃわんの名前を背負うことの責任を感じました。こんな時代に公演を打てること、心から感謝しています。同期はみんな凄い人で、1番それを感じたのはやっぱり稽古中です。全員、やる気に満ち溢れているんですよ。たしかに、延期やら稽古再開の目処が立たないやらで、時間もなくギリギリの公演ではありますが、それ以上にみんなの熱量は半端じゃないです。演劇好きなんだなあ、32期が好きなんだなあ、ちゃうかが好きなんだなあと感じます。まあ、私もだけどね!!!そんな皆と公演を打てることは本当に嬉しいし、成功させたいなと思います。
私の中で、新人公演はトクベツではなく、本公演と同じ立ち位置でした。いや、むしろ初めの頃は新人に全然乗り気じゃありませんでした。頼れる人がいない状況で、右も左も分からない私たちが公演なんて打てるのか。仲良しを謳ってきた32期が新人公演を通して空中分解するんじゃないか。笑い事じゃないですよ、そんな兆しもありました。先輩方が大好きで、先輩方が作ってきたちゃうかの雰囲気が好きな私は、みんなと向き合うことが怖くて逃げ出したかった。スタオンでもいいかなって本気で考えたくらい。でも、みんな向いてる方向が違っているとしても、新人成功させたいって気持ちは一緒だったんだよね。だから通る道が違っても最後はひとつになれる、そんな人達だと気付けました。本当にみんな熱くて強い想いを持っていて、みんなが頑張るなら頑張ろう、この人たちについていこって思った気がします。私は先頭にたってる振りをして、実はみんなに後ろから押してもらってた、そんな感覚です。新人だから役者をするとか、新人で初役者参加とか、他のサークルとの兼ね合いとか、なんやかんやでこのメンバーが役者・スタッフをする機会は今回だけなのかもしれませんね。私はただ、向き合うのが怖かっただけなんだな。ここで諦めちゃダメだろうが。ずっと逃げてばかりでいいのか?俺はもう前向きに…そう、ちょっとは前向きになれたのかな。少なくとも今、新人公演は私たち、私にとって特別です。公演期間は3ヶ月。駆け抜けたのは3週間。涙が出そうなくらい幸せだったよ。
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kentarouchikoshi · 4 years
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 めっきりと冷え込んで参りました。こういう寒い時期になると体の温まるお料理が恋しくなって参りますね(◍•ᴗ•◍) ラーメンや煮込み饂飩なども美味しいものですが,僕は「体の温まるお料理」というと真っ先に鍋料理が頭に浮かびます。寒い日にはお鍋料理こそが何よりの大ご馳走ではないでしょうか♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪  そのお鍋料理にも色々なものがあり,どれも大変に美味しいものです。昔はお肉のお鍋といえばすき焼き,お魚といえば寄せ鍋が定番だった��うで,これらは現代においても非常に高い人気を保っていますが,それ以外にも色々なお鍋料理が食べられるようになってきましたね。僕はすき焼きも寄せ鍋も,それ以外のお鍋料理も大好きです٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ ° そんな僕が「特に好きなお鍋はブイヤベースo(^-^ o )(ノ ^-^)ノ」と言い出したら,これをお読みの皆様は驚かれるでしょうか。「あれはスープじゃないのかなぁ(´・ω・)?」と。たしかにブイヤベースは「世界三大スープの一つ」などとも言われますね。しかし僕に言わせれば,もともと「漁を終えた漁師さんたちが体を温めるために,売り物にならない小魚や傷物のお魚を大鍋で煮て作っていた」という形を見ても,頂く際に「ルイユ」という薬味を使う点からも,ブイヤベースはやはり鍋料理ではないかと思っています。因みにこのルイユというのはニンニクを入れたマヨネーズ状ソースですが,ブイヤベースの薬味には茹でて味無しのまま潰したジャガイモに唐辛子とルイユを混ぜたものを添える場合もあります。これはもう「モミジおろし」と殆ど同じようなものではないでしょうか。「いや,ブイヤベースは卓上で煮ないだろう」という反論が予想されるところですが,そもそも「卓上で煮る」という料理は中国を発祥にしているらしく,日本や朝鮮半島や東南アジアでは珍しくない一方でヨーロッパではスイスを例外として殆ど例がありません。そのスイスでも肉を油で揚げる(フォンデュ・ブルギニヨン)か溶かしたチーズをパンに付ける(フォンデュ・オー・フロマージュ)のが一般的で,鍋に出汁を張って具材を煮るお料理のは新顔のようです。そしてその出汁を使って卓上で具材を煮る新顔スイス料理の名は「フォンデュ・シノワーズ」,直訳すると「中国式フォンデュ」ですから,やはり「鍋物を卓上で調理するのは中国と,その影響を受けた地域にのみ見られる風習。ブイヤベースを卓上で煮ないのはそういう風習の無い地域の料理だから」と考えて良さそうですし,鍋物の好きな僕としては「フォンデュも鍋物である」と断言したいところですね。因みに昭和の大文豪にして料理研究家でもあった檀一雄氏は著書「檀流クッキング」で「日本人も、時にはブイヤベースの真似事でもやらかして、これを鍋物料理に取り入れてみたって悪くないだろう」とブイヤベースを明確に鍋物の一つと認識した記述をしているし,昭和25年の創業以来美食家たちに高く評価され続けている洋食店「赤坂津つ井」でもブイヤベースを「マルセヰユ鍋」という名前でやはり鍋物として提供しています。  ・・・というわけで僕は「ブイヤベースも鍋物である」という認識の下,肌寒い日にフレンチのお店でこれを見つけると眼の色を変えて注文してしまいます でも僕も日本人ですから,時には「ブイヤベースを日本風にしたらどうなるだろう(・・?)」などという空想を抱いておりました。勿論,日本には美味しい魚介類の寄せ鍋が何種類もありますが,それらはどう見てもブイヤベースではありません。「ブイヤベースのアイデンティティを残したままで日本風にしたら,一体どんな鍋物になるだろうか・・・」というのは僕の長年の楽しい空想だったのですが,それを現実化したレシピを見つけました(๑˃̵ᴗ˂̵)  この山崎美香氏のレシピによるブイヤベースはニンニクもトマトも入れない魚介類だけのお鍋��すが,香りをつけるサフランは残すのです��。つまり「サフランの香りこそがブイヤベースのアイデンティティ」というのが山崎氏の理解なのでしょう。これは大変興味深い解釈ですφ(・_・”)  それにしても鯛のアラで出汁を取り鯛・海老・アサリ・ハマグリ・帆立を具材にするこの和風ブイヤベース,魚介類のお出汁とサフランの香りを想像するだけでも頬が落ちてしまいそうに感じます(ლ˘╰╯˘).。.:*♡ でも記事の中にも「店の献立にない」とハッキリ書かれているとおり,神楽坂の「御料理 山さき」にお邪魔してもメニューにブイヤベースは無く,このお鍋を食べてみたければ自作するしかありません( ・ω・)  少々の手間を要しそうですが,それでもこの和風ブイヤベース,寒い季節にその手間を惜しまず試す価値は非常に高そうですね(﹡ˆ ᴗ ˆ﹡)
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