#お陰で細い道のバックが上手い
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私の祖父は今年亡くなりましたが、あなたはそれを知らないでしょう。 実際、彼はあなたがそうしないことを望んでいたのです。 レイ・ハレルは 1930 年代にカタルーチー渓谷で 8 人兄弟の末っ子として生まれ、ピューマを追い抜き、牛を山から追い落とし、借りたジープを衝突させました。そして 90 年後の 1 月 20 日、彼は音もなくこの世を去りました。 それが彼が望んでいた方法です。 墓石は見つからないでしょう。 葬儀には誰も集まりませんでした。 彼はここにいて、70年近く連れ添った妻と共有していたポーチに座っていましたが、その後、彼はいませんでした。 塵から塵へ。 一日の授業を終えて車で家に帰る途中、おばあちゃんから電話がありました。 過去 1 年間、ガンのせいで徐々に命を奪われ、その朝彼はベッドに横たわり、残りの人生はそこに留まり続けるのではないかと思われた。 「あなたのパパの死亡記事を書いてくれませんか?」 彼女は、最愛の人を失ったにもかかわらず、常に現実的な質問をした。 伝えたいことはたくさんありました。 彼は10代の頃にスクールバスを盗み、教師の車の上でバックさせたことがあった。 彼は 1950 年に陸軍とともにドイツに派遣され、そこで空家から誤って大砲を発砲したにもかかわらず、階級を上げていった。 彼は人生のほとんどをそこで働いた繊維工場で労働組合を率いていた。 しかし、彼はそのことについては決して多くを語らなかった。 彼がやろうとしたのは、ノースカロライナ州フルーツランドで小さな生活を築き、娘たちを育て、皿洗いをし、壊れたガレージのドアを直すことでした。 彼は静かに暮らすことを目指したが、その後、同じように亡くなった。 座って執筆していると、テンプレートに詳細を落とし込んでいる自分に気づきまし た 。 死亡届は、何が重要で、何が���憶され、称賛されるべきかについて特別なプレッシャーを与えるが、新聞紙に載る名前や新聞での賞には何の興味も持たず、陰で生き続けることを目指した人生について人は何を語るだろうか。マントルピース? ジムとコーラの息子であるレイ・ハレルは、じっと座って風が葉を散らすのを眺めて満足していたでしょうか? レイ・ハレル一等軍曹は、財布の中のお札を金額の高い順に並べましたか? グレースによって生き残ったレイ・ハレルは、小屋の中で正しい釘を探しながら、毎年同じ発明曲を口笛で吹き続けていました。 私は予想通りの詳細を記入して訃報を新聞社に送りましたが、それが正しくないことはわかっていました。 それは彼の生きた人生を何も捉えていませんでした。 彼が亡くなった数日後、教会の女性たちがキャセロールでテーブルを覆い、おばあちゃんが19歳以来初めて一人でベッドで寝たとき、私が戻ってきたのは、静かな生活のまったくの大胆さでした。 洗濯トラックを運転して一日を終えたレイ・ハレル。 彼の花嫁グレースは、最初の家の外で写真を撮りました。 私たちの時代の著名な人物が亡くなると、私たちのスクリーンに彼らの功績を記録した短いクリップが流れ、彼らの影響について議論するトーキングヘッドが登場します。 しかし、静かな生活は背後で音もなく流れていきます。 しかし、それらは私たちの皮膚の中にある命であり、朝食から就寝まで私たちを導いてくれます。 彼らの命が私たちを作り、世界を動かし続けているのです。 彼らは私たちが気づく前にゴミを出したり、郵便物が来ているかどうかを確認するために道路を歩いたりしています。 ビスケット生地を適切な厚さに並べる方法を教えてくれます。 春の午後、彼らは私たちの息子たちをトラクターに乗せました。 彼らは壊れたシンクを隣の人に手伝ってもらいました。 彼らは18か月の赤ちゃんを引きずり出すために川に飛び込みました。 彼らはフォークリフトに挟まれて腰を折った男性を捕まえ、そのまま抱きかかえて死亡した。 彼らは甥が自分の名前に一銭も持っていなかったとき、彼らのポケットにお金を滑り込ませましたが、恥ずかしくてそれを認めませんでした。 彼らは洗濯をしました。 彼らは床を掃除した。 彼らは子供のように庭で遊びました。 彼らは塩味のパックを食べて、夜がなくなるまで毎晩ベッドに潜り込みました。フルーツランド・ロードから離れた土地で小さな生活を営むことは最も神聖なことだから、残されたのは生き続ける人々だけです私たちは考えることができます。 私たちの周りには、派手なアメリカの個人主義、明るい照明、そして表舞台のサイレンの呼びかけを無視して、頭を下げて両手を広げた生活があります。 私は大丈夫、ここに 部屋の端からの反応があり、その満足感はまったく破壊的です。 どうしてそれだけを望むことができますか? 世界が求めています。 持つべきものは常にもっとあります。 ノースカロライナ州フルーツランドにあるグレースが幼少期を過ごした家の外でポーズをとる新婚夫婦。 その家は、レイとグレースが一緒に家を建て、住んでいる場所の道路を挟んだ向かいに建っていました。 レイ・ハレルが持っていたのは、頼もしいトラクターと、燃えるような女性だった。 彼は正午の夕食時にコーンブレッドを一口食べ、毎晩寝る前にRCコーラを飲んでいました。 彼には子供、孫、曾孫がいて、毎年クリスマスになると家がいっぱいになりました。 それで十分でした。 「私たちは良い人生を送れました」と、最後の年に私が訪問するたびに、彼はほぼ毎回私に言いました。たとえ遠くから見ると奇妙に見えたとしても、私はそれが真実であると確信していました。 やもしものことを後悔する長いリストを残したはずだ 理論的には、クリアクリークの上空にあるこの小さな生命は、もしものこと 。 しかし、この人生こそが人生そのものであり 、 1954年に彼と私の祖母グレースが道の先にある小さな教会で結婚したときに目指したものそのものでした。 それらの訪問では、私はコーンブレッドを食べて落ち着いて話を聞きました。 時間が経つにつれて、私はこれまで知らなかった歴史を収集しました。 スクールバスが盗まれ、ジープが墜落し、牛が泥にはまってしまったことを知りました。 私は、朝鮮戦争中にドイツに駐留していたパポーが高額のトランプを獲得し、その収益を持ってヨーロッパ中を旅したことを知りました。 私は彼が繊維工場から何度も何度も解雇されたことを知りました。 "どうして?" 私は尋ねた。 「そうですね、私がイライラしていたからだと思います。」 ほとんどその通りでした。 彼は誰も聞きたくないときはノーと言い、上司たちが聞きたくないときは労働組合を結集させた。 ハーネスなしで10フィート登って自分でローラーを交換するように言われたときのように。 「私は彼らに、そんなつもりはないと言いました。」 彼らは彼を解雇し、労働組合の弁護士が介入し、彼は仕事に戻った。 「頑固なおじいちゃんだよ」とおばあちゃんは言った。 おそらくそれも正しかったのですが、世界を見て不正義と闘う物語をつなぎ合わせてみると、静かな生活は受動的な生活ではないことに気づきました。 ポーチにじっと座っていることは、世間をやり過ごすことを意味するものではありません。 彼とおばあちゃんはキャンピングカーに乗って国中を旅しました。 彼は組合の会長を務めた。 満足しているということは、盲目であるという意味ではありません。 それは、善良な戦いと利己的な戦いの違いを知ることを意味します。 「私は正しいことのために立ち上がることを信じています」と彼はトウモロコシを一口食べながら言った。 「こんなこと言うべきじゃないけど、みんな私のことが好きでした。」 "なぜ?" おばあちゃんは尋ねました。 「あなたがそんなことを聞かないといけないとは思っていませんでした。 私は良い歳をした少年だよ。」
静かな生活のための訃報 — THE BITTER SOUTHERNER
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好きな映画全部
インターステラー
寄生獣
LIFE!
パルプ・フィクション
インセプション
ファイトクラブ
渇き。
ゼロ・グラビティ
レ・ミゼラブル
ダークナイト
ショーシャンクの空に
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ホーム・アローン2
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塔の上のラプンツェル
ダークナイト ライジング
ディパーテッド
桐島、部活やめるってよ
かぐや姫の物語
イエスマン “YES”は人生のパスワード
英国王のスピーチ
イングロリアス・バスターズ
ドラゴン・タトゥーの女
ロード・オブ・ザ・リング三部作
白ゆき姫殺人事件
トイ・ストーリー3
モンスターズ・ユニバーシティ
ト��インスポッティング
シン・シティ
となりのトトロ
ゴッドファーザー
マルコヴィッチの穴
ホビット三部作
リアリティのダンス
レザボア・ドッグス
ファインディング・ニモ
ノーカントリー
127時間
Mr.インクレディブル
スター・トレック
ヒックとドラゴン
ザ・タウン
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
シュガー・ラッシュ
モンスターズ・インク
トイ・ストーリー
レミーのおいしいレストラン
ローン・レンジャー
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
トイ・ストーリー2
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
アラジン
ウォーリー
ライオン・キング
シュレック
フランケンウィニー
カーズ
バグズ・ライフ
プリンセスと魔法のキス
ナ���ョナル・トレジャー
Disney's クリスマス・キャロル
ファンタジア
カーズ2
リロ&スティッチ
ロジャー・ラビット
スラムドッグ$ミリオネア
ジャンゴ 繋がれざる者
ソウ
マイティ・ソー
ウォッチメン
her/世界でひとつの彼女
アメイジング・スパイダーマン2
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
X-MEN:フューチャー&パスト
青天の霹靂
スタンド・バイ・ミー
月に囚われた男
銀河ヒッチハイクガイド
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
LOOPER/ルーパー
凶悪
ジュラシック・パーク
ハート・ロッカー
クラッシュ
ミリオンダラー・ベイビー
ディア・ハンター
スティング
西部戦線異状なし
ファーゴ
インサイド・ルーウィン・デイヴィス
バーバー
ビッグ・リボウスキ
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
グランド・ブダペスト・ホテル
パシフィック・リム
アイアンマン3
ハリー・ポッターと賢者の石
スノーピアサー
バットマン ビギンズ
シャッター アイランド
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
アイアンマン
トゥルーマン・ショー
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
トランスフォーマー
ヒューゴの不思議な発明
ウルヴァリン:SAMURAI
プライベート・ライアン
RED/レッド
ネブラスカ
キル・ビル
ナイトミュージアム
アイアンマン2
バイオハザード
ミッション:8ミニッツ
宇宙人ポール
ターミネーター2
ミスティック・リバー
ゾンビランド
硫黄島からの手紙
ボーン・アイデンティティー
プロメテウス
死霊館
ターミネーター
ナルニア国物語:第1章/ライオンと魔女
2001年 宇宙の旅
トランスフォーマー/リベンジ
21ジャンプストリート
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
グッドフェローズ
ローマの休日
タクシードライバー
宇宙戦争
ゾディアック
戦火の馬
ジョーズ
X-MEN2
天使と悪魔
コンテイジョン
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
クローバーフィールド/HAKAISHA
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
エイリアン
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
マイ・ブラザー
アダプテーション
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
バットマン リターンズ
悪魔のいけにえ
ターミネーター3
アイアン・ジャイアント
ザ・ファイター
インシディアス
3時10分、決断のとき
プレデター
ジュラシック・パークIII
激突!
アメリカン・グラフィティ
ダーティハリー
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
THE 4TH KIND フォース・カイン��
AVP エイリアンVS.プレデター
スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
デッド・サイレンス
独裁者
市民ケーン
イーグル・アイ
テキサス・チェーンソー
ゴーストシップ
マン・オン・ザ・ムーン
ワイルドバンチ
地獄の黙示録
アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
くまのプーさん (2011)
エイリアン2
ボラット:栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
ハロウィン(ロブ・ゾンビ版)
ポセイドン
プレデター2
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
トレジャー・プラネット
ピンクパンサー (2006)
ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀
ライオン・キング3/ハクナ・マタタ
ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
ショーン・オブ・ザ・デッド
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
バイオハザード II アポカリプス
ディセント
ウォレスとグルミット、危機一髪!
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!
崖の上のポニョ
容疑者Xの献身
リアル 完全なる首長竜の日
ポテチ
歩いても 歩いても
ゴジラ
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
ワンダフルライフ
仁義なき戦い
機動警察パトレイバー2 the Movie
機動警察パトレイバー THE MOVIE
ホーホケキョ となりの山田くん
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
殺人の追憶
少林サッカー
コーヒーをめぐる冒険
カポーティ
MUD -マッド-
トゥモロー・ワールド
96時間
現金に体を張れ
フォックスキャッチャー
はじまりのうた
クロニクル
ミッキーのクリスマス・キャロル
シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
奇跡
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
狼の死刑宣告
ブギーナイツ
アメリカン・スナイパー
ワイルド・スピード EURO MISSION
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
22ジャンプストリート
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
セッション
インヒアレント・ヴァイス
素晴らしき哉、人生!
プールサイド・デイズ
ザ・レイド
ザ・レイドGOKUDO
キッズ・リターン
そして父になる
アウトレイジ ビヨンド
3-4x10月
十三人の刺客
シンデレラ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
エターナル・サンシャイン
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
マッドマックス 怒りのデス・ロード
インサイド・ヘッド
ナイトクローラー
ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE2
フロム・ダスク・ティル・ドーン
アントマン
続・荒野の用心棒
ゾンビ
ミーン・ストリート
悪の法則
茄子 アンダルシアの夏
バクマン。
野いちご
ヴィジット
食人族
グリーン・インフェルノ
ダイ・ハード
007 カジノ・ロワイヤル
007 慰めの報酬
007 スカイフォール
知らない、ふたり
イントゥ・ザ・ワイルド
サイコ
残穢 -住んではいけない部屋-
サウルの息子
鬼談百景
オデッセイ
スティーブ・ジョブズ
恋人たち
ババドック 暗闇の魔物
ヘイトフル・エイト
デスプルーフ in グラインドハウス
横道世之介
冷たい熱帯魚
メガマインド
ビースト・オブ・ノー・ネーション
イコライザー
ドライヴ
[リミット]
マジカル・ガール
スポットライト 世紀のスクープ
ボーダーライン
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
ズートピア
モヒカン故郷に帰る
ブロンソン
レヴェナント 蘇えりし者
ハロウィン(オリジナル)
ヘイル,シーザー!
アイアムアヒーロー
ディストラクション・ベイビーズ
ヒメアノ~ル
海よりもまだ深く
晩春
クリーピー 偽りの隣人
FAKE
10クローバーフィールド・レーン
エクス・マキナ
死霊館 エンフィールド事件
用心棒
シン・ゴジラ
もらとりあむタマ子
シング・ストリート 未来へのうた
ジャングル・ブック
スキャナー・ダークリー
エンド・オブ・ウォッチ
ナイスガイズ!
ハドソン川の奇跡
怒り
真夏の方程式
永い言い訳
オーバー・フェンス
SCOOP!
ソーセージ・パーティー
アウトロー
ぼくのおじさん
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
最後の追跡
葛城事件
ダゲレオタイプの女
淵に立つ
無垢の祈り
CURE
GO
回路
ソドムの市
エブリバド・ウォンツ・サム!!
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
ロッキー
ロッキー2
ロッキー3
ロッキー・ザ・ファイナル
アメリカン・スリープオーバー
将軍様、あなたのために映画を撮ります
ミラーズ・クロッシング
アンジェラの灰
トーキョードリフター
アンタッチャブル
パッチギ!
沈黙ーサイレンスー
はなればなれに
くもりときどきミートボール
クリード チャンプを継ぐ男
福福荘の福ちゃん
お嬢さん
鉄男 TETSUO
その男、凶暴につき
アシュラ
哭声/コクソン
ダンボ
ピノキオ
ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日
キングコング:髑髏島の巨神
SING/シング
ムーンライト
牯嶺街少年殺人事件
64 -ロクヨン-
T2 トレインスポッティング
夜は短し歩けよ乙女
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
マンチェスター・バイ・ザ・シー
美女と野獣
NINIFUNI
スプリット
昼顔
ラースとその彼女
リング
ヴィンセントが教えてくれたこと
パーソナル・ショッパー
岸辺の旅
ジョン・ウィック:チャプター2
キング・オブ・コメディ
ハウルの動く城
戦争のはらわた
ワンダーウーマン
イップ・マン 序章
はじまりへの旅
仁義なき戦い 広島死闘編
マングラー
20センチュリー・ウーマン
人生タクシー
ミラクル7号
人魚姫
カンフー・ハッスル
西遊記~はじまりのはじまり~
私はゾンビと歩いた!
マイティ・ソー/バトルロイヤル
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
彼女がその名を知らない鳥たち
スリー・ビルボード
青春の殺人者
ノッティングヒルの恋人
霊的ボリシェヴィキ
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
ぼくの名前はズッキーニ
羊の木
シェイプ・オブ・ウォーター
先生を流産させる会
おかえり
どこまでもいこう
誰も知らない
ノクターナル・アニマルズ
蛇の道
タイタニック
ゲット・アウト
レディ・プレイヤー1
予兆 散歩する侵略者
旧支配者のキャロル
ちはやふる3部作
泳ぎすぎた夜
君の名前で僕を呼んで
幼な子われらに生まれ
太陽がいっぱい
Wの悲劇
ゲティ家の身代金
ピーターラビット
デッドプール2
フロリダ・プロジェクト
緑色の部屋
HYSTERIC
雷魚
デトロイト
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ファントム・スレッド
海を駆ける
レディ・バード
やくたたず
ウインド・リバー
赤ちゃん泥棒
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
検察側の罪人
きみの鳥はうたえる
寝ても覚めても
ラッキー
パリ、テキサス
イレイザーヘッド
エレファントマン
インランド・エンパイア
ゼイリブ
大いなる幻影
アンダー・ザ・シルバーレイク
灰とダイヤモンド
ザ・マスター
1987、ある闘いの真実
教誨師
遊星からの物体X
パリの恋人たち
893愚連隊
仕立て屋の恋
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日
マンディ 地獄のロード・ウォリアー
blue
新宿乱れ街 いくまで���って!
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー
ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
鉄西区
それから
白夜
ヘレディタリー/継承
ジャイアンツ
恐怖の報酬(フリードキン)
スウィートホーム
バムソム海賊団、ソウル・インフェルノ
蜘蛛の巣を払う女
ストライキ
女優霊
叫
サスペリア
ランボー
NAGAHAMA/八月八日
ファースト・マン
ちいさな独裁者
女王陛下のお気に入り
悪夢の香り
バーニング 劇場版
メリー・ポピンズ
アクアマン
わらの犬
大統領の陰謀
グリーンブック
運び屋
スパイダーマン:スパイダーバース
ウィッカーマン
ラブホテル
水で書かれた物語
手をつなぐ子ら
キャプテン・マーベル
暗殺の森
八つ墓村
Seventh Code
13回の新月のある年に
マルタ
ブラック・クランズマン
ドゥ・ザ・ライト・シング
ウォルト・ディズニーの約束
ダンボ(ティム・バートン)
生きてるだけで、愛。
赤い暴行
ワイルドツアー
E.T.
アベンジャーズ/エンドゲーム
北野武、神出鬼没
不滅の女
ヨーロッパ横断特急
THE COCKPIT
囚われの美女
麻雀放浪記2020
トウキョウソナタ
Guava Island
任侠ヘルパー
LOFT
日日是好日
ドッペルゲンガー
ローズマリーの赤ちゃん
リング2
回転
男と女 人生最良の日々
セインツ -約束の果て-
きみと、波にのれたら
ハウス・ジャック・ビルト
ニンゲン合格
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
アンダルシア 女神の報復
蜘蛛の瞳
さらば愛しきアウトロー
シークレット・サンシャイン
ブルース・ブラザース
ブンミおじさんの森
生気の光
アルキメデスの大戦
絞殺魔
リュミエール!
デス・レース2000年
スイス・アーミー・マン
さらば、わが愛 覇王別姫
ベニスに死す
渚のシンドバッド
ドント・ウォーリー
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
未知との遭遇
あの店長
ミッドナイト・トラベラー
インディアナ州モンロヴィア
クロール -凶暴領域-
サタンタンゴ
イエスタデイ
ノスタルジア
サクリファイス
ガリーボーイ
ポリス・ストーリー 香港国際警察
救いの接吻
象は静かに座っている
ワイルドライフ
ルナシー
幸福なラザロ
COLD WAR あの歌、2つの心
アイリッシュマン
ゾンビランド:ダブルタップ
コマンドー(日本語吹替版)
突然炎のごとく
ブラザー・ベア
こおろぎ
女の中にいる他人
雪の断章ー情熱ー
哀しき獣
裸の町
マリッジ・ストーリー
暴力行為
罠
6アンダーグラウンド
静かについて来い
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
クレイマー、クレイマー
卒業
その女を殺せ
女が階段を上る時
フォードvsフェラーリ
書を捨てよ町へ出よう
続・激突!カージャック
グエムル -漢江の怪物-
動くな、死ね、甦れ!
初恋
山の焚火
ピクニック
かくも長き不在
炎628
私はモスクワを歩く
凪待ち
火口のふたり
50/50 フィフティ・フィフティ
FRANK -フランク-
ロスト・エモーション
仮面/ペルソナ
パディントン
ドニー・ダーコ
第三の男
ミッション:インポッシブル
海炭市叙景
女は女である
フライト
スプリング・ブレイカーズ
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団
ソナチネ
ハクソー・リッジ
幻の光
ビトウィーン・トゥ・ファーンズ:ザ・ムービー
ゲームの規則
冬冬の夏休み
夏をゆく人々
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
吸血鬼(カール・ドライヤー)
ようこそ、革命シネマへ
戦場のメリークリスマス
フレンチ・コネクション
フランケンシュタイン
ビッグ・フィッシュ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
死霊のえじき
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グッド・ボーイズ
キートンの大列車追跡
CLIMAX クライマックス
四季~ユートピアノ
自転車泥棒
透明人間(リー・ワネル)
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DEAD OR ALIVE 犯罪者
ディア・ホワイト・ピープル
自由への闘い
ドイツ零年
サハラ戦車隊
アンジェリカの微笑み
ラ・ジュテ
スワロウテイル
バスターのバラード
ヒトラーの狂人
脱出
マン・ハント
れいこいるか
マトリックス
ハッピーアワー
ラストレター
ケス
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ハスラーズ
コロッサル・ユース
レ・ミゼラブル(ラジ・リ)
何も変えてはならない
外套と短剣
ある女優の不在
豹/ジャガー
殺しが静かにやって来る
オープニング・ナイト
海辺のポーリーヌ
満月の夜
緑の光線
友だちの恋人
ひかりの歌
欲望の翼
ペイン&ゲイン
デンジャラス・プリズンー牢獄の処刑人ー
ブルータル・ジャスティス
鉱 ARAGANE
ヘンリー
フリークス
エヴァの匂い
5時から7時までのクレオ
鵞鳥湖の夜
マリアンヌ
ロシュフォールの恋人たち
PERFECT BLUE
トマホーク ガンマンvs食人族
セノーテ
ヴィタリナ
御用牙 かみそり半蔵地獄責め
暖流
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
悪人伝
しとやかな獣
アニエスによるヴァルダ
幸福(しあわせ)
ジャック・ドゥミの少年期
ムクシン
日子
グッド・タイム
アナトリア・トリップ
楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家
女体
ノー・データ・プラン
サッド ヴァケイション
サンダーロード
アンセイン 狂気の真実
アニエスv.によるジェーンb.
ユリイカ
ロケーション
血を吸うカメラ
喜劇 女は度胸
喜劇 男は愛嬌
オフィシャル・シークレット
TOURISM
ゲンセンカン主人
オン・ザ・ロック
ブックスマート
ワンダーウーマン1984
リバー・オブ・グラス
続ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
シカゴ7裁判
マザーレス・ブルックリン
ペイン・アンド・グローリー
マーティン・エデン
ウェンディ&ルーシー
風の中の牝鶏
1917 命をかけた伝令
秋刀魚の味
小早川家の秋
ザ・ライダー
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椿三十郎
酔いどれ天使
JSA
ロスト・イン・ラマンチャ
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花束みたいな恋をした
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「泥船人生相談」第16回 幻の名盤解放同盟
幻の名盤解放同盟がお悩みの泥沼から真理の大海へと解放致します!
「泥船人生相談」第16回 幻の名盤解放同盟
――平等に聴く耳を持て。悩みに貴賎はない。同情も同調もいらぬ。―― 人間の“生”の 現われである“悩み”を底辺から集め、既存のあらゆる倫理/��徳、価値体系の泥沼にはまったあなたを幻の名盤解放同盟が真理の大海へと解放致します。
■メイン回答:船橋英雄/一コマ漫画回答:根本敬/音盤回答:湯浅学 (毎月1回更新)
相談其の31(82歳 男 不動産業)
私は都内で、長年地域密着型を自負する不動産業を営んでおります。
さて、私は今の日本の政治に失望しております。多分衆参ダブル選挙へなだれこもうという風向き。この機会に私自身が政界へ殴り込もうと思いました。が、しかし年齢や身体が弱いなど、他幾つかの事情から私自身の出馬はままなりません。そこで、社員の鎌田君(仮名/40代独身)を私の代わりに立候補させようと思います。彼も私が全財産を投げ打つとの心意気に応え快諾してくれ、まんざらでもありません。
ところが、他の社員始め周囲が反対します。理由は鎌田君の人相が悪いと、口を揃え皆がみな同じ事を言うのです。彼は話せば温厚で気さくな人物ですが確かに黙っていると人殺しにみえるのです。その彼をして「差別を助長する顔」と曰い笑う者もおるほどです。
そう言われればそうかとも悩みます。
お伝えするのが遅くなりましたが、私が選挙で訴えたいことは、同性愛から民族問題まで差別問題全般。そこへ「差別を助長する顔」を立候補させるのはどんなものか、同盟の皆さんのご意見を伺いたいと筆をとりました。
(※編集部注:この質問は2019年7月21日に行われた第25回参議院議員通���選挙の前に届いたものです)
メイン回答船橋英雄
仏教でいう差別(しゃべつ)とは本性が同一の万物における特殊相、差別界とは差別のある現象界つまりこの世を指す。抹香臭いお勉強なんぞしなくたって、そんなこたァ誰でも物心ついた頃から身をもって知ってるわな。差別/被差別の経験が連綿と続いている実情を認めないわけにはいきますまい。
反差別、非差別、無差別を訴える行動は現状転覆のテロ、ユートピア建設といえましょう。無駄、無理、無謀と揶揄するつもりは毛頭ない。大いに賛同いたします。被差別未解放歌謡と名づけた一群の特殊なレコード、CDの円盤を世間一般の人々の保守的でテレビ向きの耳孔へ向け、これでもかこれでもかと投げつけている我らが同盟の活動と一脈通じますからね。ほとんどが先様の鉄壁の守りたる耳くそにはね返されて届きませんが、鼓膜を震わせられませんが。大雑把にいって親しみやすい真っ当な音楽から外れたノイズに対する拒否反応は想像以上に強い。
歌の前に歌い手の顔ではじかれちゃう。陰気、不気味、凶暴などなどの負のイメージが邪魔して聴いてもらえない。差別のある現象界の現象とは表面の謂であり、素晴らしい内面、内実はないがしろにされがちなのである。多様性が損なわれる危険を憂慮し、イイ顔差別断固反対!
ことが政治の世界とあればなおさらだ。身体特徴=美醜を基準にして排除、政治理念や信条を無きものとする暴挙許すまじ。といえども差別界の岩盤は分厚く広い。でも、立候補するんだよ! 鎌田君とやらの人相、人殺しに見えるとな。そこまで強烈ならばかえって耳目を集めたりして。半端な不細工より好都合、集票の武器になったりしてね。
一粒の麦なら死んで花実が咲くかもしれないけれど、泡沫は……。
敵が幾千万ありとても我行かんといった心意気、ひとり立つ気高さに敬服しますが、戦術、戦略を練ってもよかろうかと。泡沫が集まって水たまりとなり、一筋の川となり、やがて大河となる青写真を抱くのも悪くなかろうかと。
イイ顔党の旗揚げだ。掲げる政策や主義、主張はバラバラでかまわない。とにかく、差別を助長するイイ顔の士を集めるだけ集めて小(大���選挙区比例代表並立制に揺さぶりをかける。イイ顔も一人では無力なれど塊に変ずれば魅力を放ち、政界に風穴をあける一石となるやもしれぬ。立候補自体が一種の思想行動、啓蒙活動と心得るべし。
とりあえず今は、あなたの代理たる鎌田君に奮い立ってもらう以外に術はない。白昼の通り魔と化す選挙運動、辻斬り辻説法、一人一殺の一念で声を張り上げてもらいたい。なんならポスター作成を手伝わせてくれませんか。バックに使うイイ顔の写真やらレコード・ジャケットやらを仰山所持しておりますので。
一コマ漫画回答根本敬
音盤回答湯浅学
差別は差別、殺人は殺人、と割り切れないほどの人殺し顔ならもしかすると当選してしまわないとも限らない、と前向きに考えることが差別と戦う第一歩だと考えるまえに出馬してしまうのがよろしいし、それだけの人相なら選挙後話題になって次の選挙にプラスになる可能性もあります。ぜひ国政のみならず東京都知事選にご出馬ください。千葉県知事選に出て森田健作にエイッヤアットウッとやるのもいいと思います。
スイセン盤
ザ・スターリン「STOP JAP」※『STOP JAP NAKED』収録(2007年,いぬん堂)
相談其の32(71歳 男 出版業)
同盟の皆さん、こんにちは。私は長年出版に従事した団塊の世代に属するものです。混迷する社会情勢、暴走する安倍政権。価値観の多様化、そして先の見えない出版業界。今や星雲の志は私語から死語となり若者達にそのニュアンスすら通じない世の中に。平成生まれ諸君、21世紀世代諸君、スマホばかりいじっていていいのか!?
私は長年務めたさる大手出版社を6年前に退社し、しばらく外からの視点で出版業界を眺めておりましたが、6年の歳月などあっと言う間。そこで先の見えない出版業界に一撃を与えてやりたい、それにはどうすればと慎重に考えた挙げ句、ひとつの結論に達っしました。正確には「達っした気がする」というところです。つまり恥ずかしながら一抹の不安があるのです。そんなわけで「気がする」結論にご意見を頂戴出来ればと思います。
それは、ずばり、出版業務におけるふるさと創生。過疎化する地方へ拠点を移し地方から中央を撃つ! 私の場合故郷の国東半島から東京を撃つ、今はネットの時代ですし東京ばかりが日本ではない。「星雲の志」は揺らいでない、それは確かであり私の財産です。
尚、具体的な方策はこれからです。
メイン回答船橋英雄
青雲ならぬ星雲、ここに志のスケールのでっかさ、元出版人としての意匠を感じます。晩節にヒマを持て余し、やることといったら庭いじりとかゴルフ練習場通いとかテレビ見ながら飲酒三昧とかネットでエロ動画観賞とかしかない御仁が多いなか、私憤に燃え、義憤を覚え、世直しへの意欲満々という姿はあっぱれ、敬意を表する次第です。
故郷の国東半島から東京を撃つ、と。具体案が不明ゆえ雲をつかむような話ですが、星は感じます、あなたの。安穏とした生活に飽き足りない星の下に生まれた、いわば運命。雲は流れても、その星は動かず頭上で光り続けるでしょう。
やって! やって! ���康と地震にはくれぐれもご注意くだされ。
一コマ漫画回答根本敬
音盤回答湯浅学
すべては気の持ちようですが、その持ちように不安があるということは誰しも持つ不安かもしれないがはたしてほんとうにそうなのか不安でしょうがないのだがそれもまた気の持ちようによるのだとするといったい気の持ちようとは何なのかと不安になってしまうのはやはり誰しも持つ不安なのかもしれませんが、それはもはや単なる不安です。そういう方にすべては気の持ちようだといっても不安になるだけなのは明かですが、しかし、すべては気の持ちようです。
スイセン盤
ベートーベン作曲「交響曲第九番ニ短調」合唱付/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2018年,ユニバーサル ミュージック)
お悩み募集!!
幻の名盤解放同盟の「泥船人生相談」では特殊なお悩みからたわいも無いお悩みまで、ジャンルを問わず募集しています。相談内容(600字以内)・氏名(任意/公開しません)・年齢・性別・職業を明記の上、件名を「泥船人生相談係」としてメールにてご応募下さい。
※お寄せ頂いた全てのご相談にお答え出来ないことをご了承下さい。またサイトで採用されたご相談は書籍化の際に掲載する場合がございます。謝礼はお支払い出来ませんが予めご了承下さい。 ※頂いた個人情報をご本人の許可なく転用は致しません。
幻の名盤解放同盟 プロフィール
漫画家・根本敬(書記長)、音楽評論家・湯浅学(常務)、デザイナー・船橋英雄(社長)の3人が1982年に結成。以来、「すべての音盤はすべからくターンテーブル上(CDプレーヤー内)で平等に再生表現される権利を有するべし」をスローガンに、この世で最も地中に根を下ろしすぎた超俗エブリシング・オールライトな音盤たち(他)の探求に明け暮れること33年(2015年現在)。その活動――イイ顔とイイ歌を既存のあらゆる倫理/道徳、価値体系から解放する行為――が発端となり生じた社会現象が、90年代半ばに脚光を浴びたポンチャック・テクノの帝王李博士の活躍や昨今の昭和歌謡ブームである事を知る人はおそらく少ない。
なお幻の名盤解放同盟名義の業績として、音盤に「幻の名盤解放歌集」シリーズ・「幻の名盤解放箱」・「幻の名盤お色気BOX」(いずれもP-VINE)・「和ラダイスガラージ DJ MIX VOL.6 -女のスナッキーを踊ってみろ!」(永田プロモーション)、書籍に『ディープ歌謡 The dark side of Japanese pops』『夜、因果者の夜』(ともにペヨトル工房)・『幻の名盤百科全書』(水声社)、『お色気ディープ東京』(ブルース・インターアクションズ)・『元祖ディープコリア』(K&Bパブリッシャーズ※4半世紀に亘り3社の版元を経ての最新版)等がある。
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M-1 2019 感想
今更です、本当に今更ですが、書きます。去年も書いたので今年も書かずに入られませんでした。
帰省して実家の大きいテレビで見れたので、やっと落ち着いていろいろ考えながら見ることができました。
いやー今回もすごい大会でしたね・・・去年の霜降り明星の大活躍も記憶に新しいですが、さらにメモリアルな大会になったんじゃないかなと思います。最高得点も出ましたし。
0
ネタを振り返る前にいくつか、触れたいのですが、ネタが始まる前のVTR、めちゃめちゃよかったですね・・・!!!特に舞台袖で舌舐めずりしてる辛子蓮根のいおりくん、かっこよすぎてやばかった。
審査員の呼び込みで、中川家礼二がラグビーのボケで入ってきたのもよかったですね。向上委員会とかでずっといじられてたし。
あと、始まる直前に今田が「宮迫です」やってたの、あれなんだったんだ
ということで、ネタの振り返りを。
1 ニューヨーク『ラブソング』
面白かったですねえ。一番手の勢いをそのままにしっかりウケていました。個人的に好きだったボケは「マッチングアプリはマジで出会える」からの「冷静〜」ですね。パプリカの子供も笑いました。米津ダンスは別に似てなかった。
得点はなかなか伸びず616点。松っちゃんの「ツッコミがヘラヘラしてる」のあとの下りはめちゃめちゃ盛り上がってましたね。最高!
2 かまいたち『UFJ』
何回も見たネタだけど、やっぱり面白い。。。改めて見たら結構細かい動きが新しくなってたので、M-1用にわかりやすく調整してたんだろうなと思う。
もうね、、、かまいたち大好き。かまいたちはネタの天才。発想もそれを定着させる演技力も抜群。関係ないけど、年明けの東西ネタバトルで「学園デスゲームでひとり仲間はずれにされる奴」のネタとか死ぬほど笑った。新しいものをどんどん作って、それが全部面白いのほんとすごい。
「サランヘヨ!!!!!!!!」
3 敗者復活枠→和牛『物件案内』
和牛、きっちり上がってきましたね。でも今回のネタは川西があまりにも演技演技してて、うまいんだけど、うますぎるというか、ロボットに見えてしまったのがもったいなかった気がしました。やってることは新しいし、ラストの金縛りの落ちとかも最高だったんですが、、、
あとは敗者復活っぽくなかったですね。敗者復活の勢いとか、高揚感とか、そういうものを感じなかったかなあ、、、上沼恵美子も言ってましたが「リサイタル」感はなきにしもあらず、だったのかなあと。
まあ、それだけ稽古を積んでるということなんですが、、、結果、決勝戦に上がることはできませんでした。和牛には4分は短すぎる説はありますね。長いネタでお互いふざけあってるのは最高なので。
4 すゑひろがりず『合コン』
ここはびっくりですね〜テツandトモ以来の衝撃じゃないでしょうか。志らくは0点つけるんじゃないかと思いました。普通に高得点でしたけど。
ネタはもう、もちろん面白かったですね。「誰そ(たそ)!?」とか、やっぱ中学校で習うくらいの教養知識って懐かし面白いですよねえ。
ここでニューヨークが敗退してしまうんですが、泣きながら「Youtubeやってます!!!」はめっちゃ笑いました。
5 からし蓮根『教習所』
めちゃ面白かった〜〜〜好き度でいえば、めっちゃ上位です。ボケが好き!「ハンドルの持ち方6時半」「大型犬顔舐められモード」「全部涙腺戻しました」「外れました!僕のリミッター」僕はこういうのが好きなのかもしれないです。ワードに一癖ある感じ。
そんで、ラスト『バック覚醒』��!!!!あー笑った。最高〜〜〜
6 見取り図『お互いをほめあう』
面白かったですね〜〜〜見取り図のワードセンスも大好きです。今回のネタはそれに重きを置いてて大好物でした。展開がないって言われてたけど、展開なんて別になくてもよくね〜って思っちゃいますね。
以下好きなワード「エグザイルの41軍」「そこら辺のおっさんが40軍」「お昼に爆竹」「ゲキ弱のバチェラー」「熱中症の櫻井翔」
ほんで「ベジータ」ね!!!!
あれ面白すぎる、ドラゴンボールちゃんと読んだことないけど、めっちゃわかる!!!ベジータあれやってる!!!おもろ
入りだけは微妙だったかな〜盛山さんべつにブサイクじゃないし。なんでそんな卑下するの?って思いました。
7 ミルクボーイ『コーンフレーク』
これですよ、マジで知らなかった。ただ爆笑でしたね。何回拍手笑いおきてたんでしょうか。全弾クリティカルヒット。いや〜すごいもの見てしまった。なんかちょっと凹みましたね。こんなに面白いもの作れる人がこの世にいるんだ、ってなった。おもしろいネタひとつで、漫才という一芸だけで、夢をつかんだ、その姿にいろんな意味でやられてしまいました。
またなんというか、漫才の構造がめちゃめちゃシンプルで、しかも誰でも知ってる題材なんですよ。これはもう完敗ですよ。うん。すごい。
最初は、ちょっと心配だったというか、、ベルマークのつかみもついていけなくて、この二人大丈夫か・・・?ってなったんですけど、「栄養素の五角形パンパン」が出てきた瞬間、やられてしまいましたね。自分の中のウケるサイクルにハマりました。次を待ってる自分がいる感じ。
挙げだすときりがないんですが、「最後ちょっと残す」「煩悩の塊」「腕くんでる虎」・・・最高の漫才でした。
史上最高得点ですって。すげ〜〜〜〜〜
8 オズワルド『先輩付き合い』
ミルクボーイの後で、東京っぽい、おちついた漫才だったので、ちょっと心配でしたが、全然ウケてましたね。ていうか普通にめっちゃ面白かったですね。
板前の基準をきかれて、「昨日いたかどうか」っていう返しはめっちゃ面白かったですね。確かにその通りだ。
後半はちょっとついていけなくなる部分もあったんですけど、基本めっちゃ好きな漫才でした。細・稲垣選手はやらなくてよかった
9 インディアンス『おっさん女子』
これな〜〜〜〜いや、インディアンスマジで決勝行くかと思ってました。若いし、明るくて勢いあるし。
ちなみに、インディアンスは『おっさん赤ちゃん』っていうネタもあって、そっちの方が面白いんですよ、決勝用だったのかな〜
おっさん女子、っていう設定はどうなんですかね。赤ちゃんの方がありえない設定だから面白い。かな、と思ってしまいました。
決勝後の打ち上げで、田淵くんが一箇所ネタを飛ばしたところがあるって言ってたんですが、改めて見てもどこなのかわかりませんでした。うまい���
10 ぺこぱ『タクシー』
ぺこぱだ〜〜面白かったですね。「知識は水だ、独占してはいけない」が面白かったです。意味わかんないし。
あと、正面が変わるのが本当に最高でした。とにかく漫才をメタ的にいじっていくスタイルですよね。おもしろいし新しい。
ここでなんと三位の和牛を破って、決勝の枠に滑り込みます。和牛のガチ凹みしてる顔はちょっとかわいそうでしたが、ぺこぱおもしろかったし、若いし、まあどんまい!!って感じでした。
・・・
ここまでがファーストラウンド全10組。決勝進出したのは、ミルクボーイ、かまいたち、ぺこぱ。
決勝1組目・ぺこぱ『老人に席をゆずる』
「ファイかた」「フォとしより」1回目より多めに松陰寺の変な口癖をねじ込んでました。個人的にはめっちゃ面白かったので、どんどんやったらいいと思います。
メタ漫才として手の内はほとんど出し尽くしてしまったんじゃないか、っていうくらい、従来の漫才をいじり倒してましたね。「漫画みたいなボケしてんじゃねーよ、っていうけどその漫画ってなんですか」「同じボケ・・・じゃない!」などなど・・・全力を見た感じがします。
決勝2組目・かまいたち『トトロ見てない』
最高〜〜〜こういう奴いますよね。王道をあえて見てないみたいなスタンスでマウント取ってくる奴。かまいたちはネタのきっかけの探し方が本当にうまい。どうやったら思いつくんだろうなあ。芸人さんに一回聞いて見たいですね。どうやってネタ考えてるのか。特にいっちばん最初の一行目をどう考えるのかなあといつも考えてしまいます。
「私にだけ選ぶ権利が与えられている」「時間という壁に守られている」「俺の自慢にはトトロすら要らんねん」サイコパスワード最高、息継ぎ忘れるのも最高、全部最高。ただ、ミルクボーイには勝てないかも。。。と思ってしまいました。それだけすごい勢いだったから。
決勝3組目・ミルクボーイ『最中』
お前らが優勝だよ〜〜〜途中からウイニングランのような感じでしたね。
フォーマットは変えずにちゃんと同じかそれ以上のクオリティで二本目やりきりました。「お菓子の組事務所」が一番笑いました。
すばらしかった。本当に。発明ですね。
・・・
3組終わって、結果、ミルクボーイが優勝。ラストの「今、トロフィーを受け取りました〜」の伏線回収感で鳥肌たちまくりました。
M-1最高ですね。書けてよかった。2020年もがんばりましょう。
では。
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2019年 配信映画とTV感想
NETFLIX
*「Love, Death & Robots」 ネトフリに入った目的その1 複数話あるものは全部見なくてはいけない気がするマンにとって一話15分はとてもありがたい 秘密戦争がお約束シーンいっぱいでツボ 「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」 ホモの痴話げんかに巻き込むのやめろよ! ニュートが人の目見てしゃべれないの好き *「蟲師」 虚さんがトラウマになっていたのが何とか克服できた 「裏切りのサーカス」 ホモよ!(言いがかり)…え、ホンマに…?という映画 裏切者が誰かわかるわからないだけで終わる話じゃないのはよかった ゲイリーオールドマンを悪者だと決めつけがち *「スタージル・シンプソン: SOUND & FURY」 終始ほああ…?…!?という感じ 「ジョン・ウィック」 裏世界が結構楽しそう ジョンがあんなにコイン貯めたまま引退して流通量減らないのかなと思った *「モブサイコ100」 島崎戦よかったほんと… 「犬神家の一族」 うどん 「メッセージ」 ディスプレイの自動回転の挙動から重力がおかしくなっていることがわかる演出かなり好き ああいう生き方とか思考とかどんな感じなんだろうか 原作が読みたい 「騎士の鎧の秘密」 あんたが着るのかよ! 銃にも勝つ!のはすごい 鎧のコスト>装着者の命コスト になったんだろうなって 世知辛い 「劇場版 魔法少女 まどかマギカ [前編]始まりの物語 [後編]永遠の物語」 叛逆なかった… 「刑事ハンサム」 ハンサムですらかっこいい車に乗ってかわいい犬がいるのに 人生ってこんなもんだよなと 面白くはないが好き *「LUCIFER/ルシファー:シーズン1」 女性陣がとにかくチャーミング 役割ではなくちゃんと生きてることが感じられるから? 変にグダグダせずに1話ずつ問題をクリアしていく前向きな感じもいい 曲もいい *「私立探偵ダーク・ジェントリー」 ネトフリに入った目的その2 はい好き大好き マックスランディスお前はなぜ……… 1話でメタ視点からは大まかなタネ見せてくれる形式はワクワクする シーズン1終わりにもうこれ以上はないだろ!あともう続きなくなるの悲しい! と思ってシーズン2放置してたけど方向性はかなり違うけど間口は広くなっててよかった 私は待つよシーズン3を *「フリクリ プログレ/オルタナ」 オルタナは文字通りオルタナ プログレはgirl want to meet boyのハルコの話だった 「ANIMA」 どう撮ってるのかわからないシーンが 「ベイビー・ドライバー」 これは俺や!とそんな風に女の子口説けるなんてお前は俺じゃない!を繰り返した 特殊能力!じゃなくて障害とその副産物って扱われ方良い ちょっとはわかるよ…って気になるし 償いの有無が気になる嫌な大人になって久しいけど最適な終わり方で嬉しかった 「ヒットマンズ・ボディーガード」 これは本当に悪者のゲイリー 厨房とかバイクとボートとか狭いとこでこちゃこちゃしたアクション好き *「コミンスキー・メソッド」 年を取るのはつらいことでもつらいことばかりじゃない *「マインドハンター:シーズン1」 ホーガンはさぁ…という気持ちを君はどこまで抑えられるか!? 2話のあのシーンまでいったらおとなしく最後まで付き合おう フィンチャーの美麗な映像はやっぱり良い 最後はほんとこの!このシーンのために!自分はストレスに耐えてきた!と叫びたくなるほどだった *「Sherlock」 隙あらばジョンにシャーロックを殴ってほしいと思っている自分 「ゴーストバスターズ」 いいとこだったのにもぉ~ と この町大好きだー! が大好きなことが分かった vfxの色合い好き 来年の続編もこの色合い踏襲してるから楽しみ 「シャイニング」 ファン多い理由がわかった どことっても絵面がきれい 絵の不気味さが無い分俳優の演技が際立つ All work and no play makes Jack a dull boy は真似しよう 雪降ってる日に家で見たくない映画No.1 「バスターのバラード」 トールテイルズは良い 死神2人の話が好き 「ロマンティックじゃない?」 自分が好き!のワンクッション入るの良い こういう細かいところだよ 「この世界の片隅に」 今絵の具があったら~と瓦礫の絵の力が強い 終戦して町に明かりがともるシーンが一番好きです 「アメリカン・サイコ」 これがかの有名な名刺バトル 周りと差をつけたいのに上には上がいるしその上からは同じやつ扱いおつらい 「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2・3」 ヒロインはお母さん 「オープニング・ナイト・ロング」 ゲイとビッチの男の取り合いダンス&ソングバトル!これだよ!見たかったのは! Area code this bitch が分からなかった… 「ナイスガイズ!」 諸々のバランスがいい 何も考えずに楽しくみられる ホリー役の子がハチャメチャかわいい 未来の大女優 酒池肉林シーンが明るい感じで珍しい マーチのアクションが全体としてはかっこいいのにことごとく失敗しているのが好き 「ビル・マーレイ・クリスマス」 ビルマーレイが俺と一緒に悲惨なクリスマスを送ってくれる…という気持ちになれてお得 *「BEASTARS」 ネトフリに入った目的その3 どろり濃厚青春恋愛味 サスペンスかミステリーになるかと思ったんだ 弱肉強食が崩れた時の弱者って?強者って?というお話 本能だけの話かと思ってたのに最終話で肉食は騎士 草食は姫 の社会模範的ロールも出てきて 種族 性別 社会 とそれに合わせるべき性格って グエーッ地獄!になった 2期は…恋愛要素少なくなってキャーキャーいう頻度も少なくなるはずだ! 「パイレーツ・ロック」 wikiのキャラ紹介欄が簡潔で頼りになる ジョンとサイモンが好き 原題 The Boat That Rocked が very cool 上手く訳すの難しいね 「アクアマン」 どうか!このこじらせ弟だけは!許してやってください!と嘆願しながら見た モモアの千葉真一感 人助けシーンがおいしい あと敵チームの工作シーンずるいよ エンジニア属性(努力型)はすぐに好きになっちゃうから うーんという箇所もあったが最後のミニチュア風CGで完全に良いになった
AmazonPrime
「コードネームU.N.C.L.E.」 アマプラ入った目的その1 当初は某所での「男なのに腐女子になっちまう」との書き込みをみて興味を持ったが 結論から言うと自分のその琴線にはあまりふれず イリヤ完全にスパイ向いてないよ! シルヴェスターグロート演技うま…と ウェーバリー好き… です言いたいことは このときアクション視聴偏差値40だったのでアクションについては何も言えることがない ウェーバリーの設定本当にツボなので続編ほしいよー *「グッド・オーメンズ」 アマプラに入った目的その2 2019年一番ハマったコンテンツ大賞受賞 おかげで今年の11月以前の記憶がサーカス以外ほぼない 正反対の似た者同士 割れ鍋に綴じ蓋 超自然的存在 入れ替わり 好きにならない理由がないじゃん… ドラマ見てから原作読んでわかったのは丁寧な小ネタと30年の年月を感じさせる肉付け 原作完全再現ではないんだけどわざわざ別メディアでやるならこれくらいするのがbestなのかなって ほんとマイケルシーン好きになっちゃった 演技がうまい 出演俳優の関連作品で見たいやつが多いしばらくイギリス濡れになりそう 「こぼれる」 何も起こってないんだけど何もないというわけではないそんな日常 「特捜部Q 檻の中の女」 探偵に求めるのは人としてのどうしようもなさで刑事に求めるのは真面目さと狂気 その点でカールは満点 アサドもとてもいい女房役 地道な調査良い 変に足引っ張ってくる同僚がほぼゼロなのもいい(カールが避けられているだけ) 何回も言うがアサドがいい味を出している 「特捜部Q キジ殺し」 きついシーンもあるけど終始キミーがモンスターで恋をしてるとこが一貫して描かれてたから 変な突っかかりもなくすっとした話なのがうまかった これは親子の話だな…ラストシーンはこんなだろうなーという期待を裏切らないところも嬉しい 「清須会議」 権六(役所広司)と五郎左(小日向文世)のブロ��ンスが自分にちょうどよかった 秀吉のキャラがお調子者・世渡り上手に収まらない深みがあってよかったな いろいろ言ってるけどお前の天下はそんなに続かないんだよ…というメタも入ってなお美味しい あと剛力彩芽!こういう可憐だけど強い女性もっとやってほしい 「ブルース・ブラザーズ」 もっと早く見たかった!15年前くらいに!最高! *「Fleabag」 意図せず感情のジェットコースターに乗せられた 通り魔に刺されたらこんな気持ちなんだろーなーというシーズン1 sherlock見てるときはアンドリュースコットに癒されるとは思ってなかったよ…なシーズン2 元銀行員のおっさんとはずっと関係持たないでほしいと思った 「柳生一族の陰謀」 志穂美悦子かっこいいすごい この人知ってる!が若い!誰だっけ?が頻発した 原田芳雄と真田広之は普通に気づかなかった 烏丸文麿…キャラとしてずるくない?公家で馬乗って剣豪ってずるくない?(好き…) 当時リアルタイムで見てた人はどう思っていたのか切実に知りたい
GYAO
「手紙は覚えている」 サウンドオブミュージックのトラップ大佐やってたクリストファープラマーだと気づいたのは見終わってから それを踏まえるとさらに味わい深い映画だった でも音楽のできるイケメンっていう反則カードは変わらないな
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2022年2月12日
サンフレッチェ広島「伝統」は続くか? 新指揮官ながら「集大成」の時期に突入【J1リーグ全18チーム・2022年「理想布陣&フォーメーション」タスクと達成難度】(サッカー批評)
2022年のJリーグ開幕が迫ってきた。各チームは初戦に向けて仕上げに入っていこうとしている。
目標を達成するには、明確なゴールの設定と、そこに至る道筋の逆算が必要だ。開幕戦は確かに大事だが、リーグ戦の1試合に過ぎず、その後もチームの歩みを止めないことが肝要だ。
ぶれなく前進するために必要なJ1の各チームが追いかける「理想」と、そこにたどり着くための道のりを探る。
■リーグ最少の補強
チームを入れ替えるような動きを施したクラブがある一方、このオフの補強が最も少ないのがサンフレッチェ広島だった。
他クラブからの獲得はゼロ。ユースからの昇格と大卒選手が計3人で、その他は期限付き移籍していた野津田岳人と川村拓夢が戻ってきただけ。外部からプロ選手を獲得してはいないのである。
足立修強化部長はクラブのホームページで、「積極的な守備からの鋭い攻撃を積み上げ、攻守にわたってバランスの取れたチームを構築」とこれまでの歩みを総括。「クラブはさらに新たな挑戦の段階に入ったと判断」したと語っている。
J1を3度制した森保一監督がチームを離れた翌2017年に2位に導いた城福浩監督の下、チームは固まってきた。そして、このオフには補強をしなかったが、次の段階に入ったと宣言したのだ。それなりの「結果」が求められる時期に入ったと、自らにタスクを課したととらえていいだろう。ミヒャエル・スキッベ新監督を迎えるが、クラブとしてはここまでのサイクルの「集大成」を見せなければならないのだ。
昨季こそ11位だったものの、それまでの3シーズンはいずれも1ケタ順位だった。クラブの宣言からすれば、トップ5には入りたいところだ。
■メンバーは変わらないが…
スキッベ監督はまだ来日していないものの、オンラインでのインタビューでシステムにはこだわらないと話している。ただし、3バックで戦った広島には「映像を見る限り満足できる」としており、これまでの積み上げを活かすならば、継続してきた3-4-2-1のフォーメーションが最適だろう。
メンバーも、大きく変えるべきところは見当たらない。ただし、期待できそうなのは愛媛から戻ってきた川村か。最終ラインもこなせる塩谷司はいるが、この元日本代表という壁を乗り越えなければ、チームとしての成長も見込めない。
また、奮起が求められるのが、ジュニオール・サントスだ。広島にやって来た昨季は、期待に応える働きはできなかった。ポテンシャルがあることは、横浜F・マリノスに期限付き移籍してからの2020年のシー���ン後半戦のみで奪った13得点で証明済み。横浜FMとのスタイルの違いは大きく影響するだろうが、昨季の7得点には自らも納得していないだろう。
このように、新任ながら結果が求められるスキッベ監督だが、広島には外国人監督で「当たり」を引いてきた歴史がある。1994年のステージ優勝もバクスター監督の下で成し遂げたし、ペトロヴィッチ監督は若手も大きく飛躍させてきた。
30代でボルシア・ドルトムントを率いたスキッベ監督だが、ここ10年はトルコやスイスで指揮を執ってきた。果たして、優秀な外国人監督を招へいしてきた「伝統」は続くのか...。さまざまな意味で、広島は「勝負」のシーズンに挑むことになる。
タスク:「トップ5」 達成難度:★★★☆☆
浦和レッズが川崎フロンターレに勝利し優勝 スーパーカップJ1優勝の川崎フロンターレと天皇杯優勝の浦和レッズが対戦する「FUJIFILM SUPER CUP」が12日、日産スタジアムで開催されました。浦和が江坂任選手の2ゴールで川崎に勝利し、優勝を決めました。
FUJI FILM SUPER CUP 川崎フロンターレ 0-2 浦和レッズ@日産スタジアム 18,558人/7分 江坂 任、81分 江坂 任
川崎Fが計4人の新型コロナ陽性を報告…あす開催のスーパー杯は条件を満たした選手・スタッフで出場へ(ゲキサカ 2月11日)
川崎フロンターレは11日、トップチームの選手2人(A、B)とスタッフ2人(C、D)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。クラブによると、現在4人は適切な対策のもとで療養中。本件において保健所による濃厚接触者はいないとしている。
川崎Fは、7日にも選手1人の陽性判定を報告していたが、「この期間、チームは管轄保健所、Jリーグと協議しながらできる範囲でのトレーニングを行ってきました」とし、あす11日に開催される『FUJIFILM SUPER CUP 2022』には、出場条件を満たした選手・スタッフで出場するという。なお試合当日にはJリーグ規約等に基づき、スクリーニング検査が実施される。
【本日 (2/12)の広島県内の感染状況】(広島県)
広島県 新型コロナ 7人死亡 新たに820人感染確認(NHKニュース)
広島県では12日、新たに820人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。これで、広島県内での感染確認は延べ6万2475人となりました。
また、県内の医療機関に入院するなどしていた7人の死亡が発表されました。県内で感染して、その後死亡した人は297人になりました。
広島県内入試、私立高で面接中止相次ぐ 日程短縮、子どもの新型コロナ感染急増(中国新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、15日から一般入試のピークを迎える広島県内の私立高で、面接を急きょ取りやめて試験日程を短縮する動きが相次いでいる。感染リスクが高まる昼食時間を設けないよう午前中で切り上げる学校も。「第6波」は子どもの感染が急増しており、各校が対策を強めている。
明日のJHL広島大会は、中止となりました。(イズミメイプルレッズ)
【試合中止のお知らせ】(日本ハンドボールリーグ)
〔対象試合〕 2/13(日):イズミメイプルレッズvsHC名古屋
〔詳細〕 2/11(金)に開催された「オムロンvsHC名古屋」の試合に出場したオムロン選手1名の新型コロナウイルス陽性判定が確認されました。JHLプロトコルに照合した結果、チーム内全員が濃厚接触疑いとなりました。
【国内感染】新型コロナ145人死亡 6万8470人感染(12日18:30)(NHKニュース)
北海道 新型コロナ 10人死亡 新たに3280人感染確認(NHKニュース)
埼玉県 新型コロナ 新たに4936人感染確認 12日連続で4000人超(NHKニュース)
【速報 JUST IN 】東京都 新型コロナ 新たに1万1765人感染確認(NHKニュース)
神奈川県 新型コロナ 5人死亡 新たに8040人感染確認(NHKニュース)
愛知県 新型コロナ 13人死亡 新たに5100人感染確認(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 11人死亡 新たに6746人感染確認(NHKニュース)
高知県 新型コロナ 新たに204人感染確認(NHKニュース)
高知県「まん延防止」適用 飲食店への時短要請など始まる(NHKニュース)
福岡県 新型コロナ 13人死亡3456人感染確認 4日連続前週下回る(NHKニュース)
沖縄県 新型���ロナ 3人死亡 新たに334人感染確認(NHKニュース)
濃厚接触者の自宅待機、欠勤扱いは「死活問題」 シングルマザーから悲痛な叫び(AERA dot)
オミクロン株の感染者拡大とともに増えている濃厚接触者。自宅待機になったことで、生活が苦しくなった人もいる。自己都合の欠勤扱いで補償がないケースがある。「オミクロン版自宅待機」を特集したAERA 2022年2月14日号から。
オミクロン株の急速な蔓延で、感染が身近に迫っている。たとえ自分が感染しなくとも、濃厚接触者になり自宅待機となったことで、生活が苦しくなったという人も少なくない。
「休んだ分だけ給与から差し引かれます」
都内に住むシングルマザーの女性(31)は不安を口にする。
1月中旬、職場で隣の席の同僚が感染した。保健所から濃厚接触者になったとの連絡があり、自宅待機するよう言われた。女性は会社に有給休暇として扱ってほしいと頼んだが、自己都合の欠勤扱いで、休職中は無給で有給も使えないと告げられた。
新型コロナの感染や濃厚接触者になるのは会社の責任ではないとして、休業手当が出ないケースが多い。だが女性は言う。
「死活問題です。何らかの補償をしてほしいです」
インターパーク倉持呼吸器内科(宇都宮市)の倉持仁院長は、オミクロン株の特性を踏まえた濃厚接触者に対する合理的な仕組みができていないと指摘する。
「感染症対策の原理原則は、速やかな検査と的確な隔離です。しかし、いま国が進めているのは抗原検査による検査で、感度が悪いため当てになりません。まず国がやるべきことは、PCR検査をしっかり行い、隔離対象を決めていくことです」
その上で、オミクロン株の発症までの期間は3日程度と従来株より短いので、濃厚接触者の待機期間をエッセンシャルワーカーと同じ5日間にする。そしてその5日間は自宅待機を義務づけ、4、5日目に無料でPCR検査を行い、連続して「陰性」を確認すれば出勤していいという仕組みにするべきだと語る。
「濃厚接触者への自宅待機���あくまで保健所からのお願いですが、ほかの従業員の安全を確保するため休んでもらうわけですから、待機期間中であっても国が一定程度を補償する仕組みをつくるべきです」(倉持医師)
行政が把握しているよりもはるかに多い陽性者が市中にいると考えられる。政策研究大学院大学の土谷隆教授(統計数理学)も、社会活動を停滞させないためには、この事情を勘案した上で、濃厚接触者の検査や待機についての考え方を見直すなど、オミクロン株の特徴にあわせた機動的な対応が重要だと語る。
「重症化リスクが低いといっても、リスクは高齢になるほど上がります。例えば、高齢者が多くいる施設で働くエッセンシャルワーカーには毎日PCR検査をしてもらうという考えです」(編集部・野村昌二)
2月12日は #レトルトカレーの日
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先週発作的に外してしまった遮光ネット。 はい。幾つか焦げちゃってました。。ort… オイラの感だとここだっー!て思ったんだけどね、見事に外れちゃいました。 だって10月入ってるのにあんなに暑くてカンカン照りになるとは思わないじゃん。(*T^T) うちのエケ達よ、いつまでたっても未熟者のタニラーでスマンね。。。 さて、焦げてない子を。ww ①#セブンナイツ ②#ティッピー ③#アマビレ ④#チワワエンシス_イェコラ ⑤#ラパスリラ ⑥#ペーニャ ⑦#オデッセイ ⑧今度は載せろよと主張してる子たち 夕方もう陽が落ちてから慌てて撮ったのでどうにも暗くてすいません。( ll´∀`) #2021106 #多肉植物 #ベランダ多肉 #多肉男子 #多肉オヤジ #succulent #エケベリア #Echeveria #セブンナイツ_itm #ティッピー_itm #アマビレ_itm #チワワエンシス_イェコラ_itm #ラパスリラ_itm #ペーニャ_itm #オデッセイ_itm #俺の勘はだいたい外れる #この道通れると思うと #だいたい細くなって行き止まり #お陰で細い道のバックが上手い (Tokoname) https://www.instagram.com/p/CUt0itKLpPD/?utm_medium=tumblr
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松岡英明ツイキャスプレミア配信《The One SP Online Edition #04》初回配信:2021年2月28日(日)20時start
現在、松BOWの配信ライブは 3つのシリーズが存在する。 以下 タイトル→解説( 松BOWのツイートより)→ ( )個人的な感想
1《The One 2nd Season》 解説:生ライブではないものの イメージとしては最新の 『The One』のステージ ( 『最新』のガチ『松岡英明の音の世界』を 堪能できる。 凝ったセットリストも楽しみ♪)
2《音楽でおうち時間をハッピーに♡》 解説:過去のライブ映像 (どれもリアルタイムで参加できていないので、 参加されたファンの方や 松BOW、バンドの方々と配信で 追体験できるのがうれしい。 ツイキャスコメントで、 ステージに関する話、裏話も楽しみ♪)
そして今回の配信 3《The One SP Online Edition》 解説:『The One』の魅力を 映像的により遊び心を加えた形 (個人的に一番楽しみ♪ 松BOWの音楽はもともと絵画的なのだけれど、 このシリーズでは 映像でさらに具体的に 彼の描く絵画のイメージを感じられる。 そして、松BOWの想像力、 プロデュース力、 その他彼の才能のすべてが 端々にまで発揮されていると思う。 褒め過ぎか���!? でもホントにそうなんだもん!)
ということで、 遊び心いっぱいの 《Online Edition》シリーズ第4回目のセットリストはこちら。
おなじみとなったオープニング曲 【Scene from Paradise】とともに流れる映像は 今までのOEシリーズでのさまざまな松BOW。 コメント欄ではすでに「泣きそう」との声も。 そうか、もう過去映像をダイジェストで流せるくらい 回を重ねたのだ。 昨年の3月に初めてオンラインライブを開催して はや一年がたったのだなと、 この一年にふと思いを馳せた。 会場の錦糸町rebirthさんのステージに映像が切り替わると、 カウントダウン。 《The One》の松BOWの声にかかった深いリバーブが 壮大な映画のオープニングのよう。
【01 Fantasy】が1曲目ということに コメント欄は驚きの声。 意外な1曲目! 冒頭は映画で観た近未来的な (《ターミネーター》とか《マトリックス》とか) データのような文字や数字の羅列が映し出されたと思ったら、 画面の隅に『REC』の文字。 カメラの画面をそのまま使っている?? 映し出された松BOWは ステージではないところにいる。 画面はモノクロ(ちょっとセピア色っぽかった) (もともとカメラについている モノクロエフェクトをそのまま使ったそう:松BOWコメント解説より ちなみにカメラマン、そして映像編集は 今回も『神保町昭和歌謡倶楽部』のディレクター 藤沼さん。) 松BOWの衣装は 黒のTシャツにジーンズ(多分)。 シルバーのロザリオ。
登場は楽屋からフロアに向かったそう。 毎回意表を突かれる。
そして、たびたび映される 松BOWの顔のどアップ! 近い近い近い! (ありがたい���(笑))
カメラの動きもアクティブで、 画面に釘づけ。 が、ちゃんと耳にも 音の進化は届く。 ベース、ピアノ…… 回を重ねるごとの進化。 それだけで単純にうれしい。
それにしてもロックだ。 タイトル【Fantasy】から想像するものとは 違った第一印象を思い出す。 今回の【Fantasy】も 熱のこもったボーカルでめっちゃロックだった。
【02 Heaven`s Underwear】 イントロ、黄色の淡い光が漂い 時々挟まれるサイケデリックな模様。 間奏では、 煙のような、 渦巻く水面に絵の具を流し込んだような なんともセクシーで気だるい雰囲気の効果も。 藤沼さんコメントによると、 曲に合わせてのエフェクトを施すのに 苦心した、とのこと。 素晴らしかったです!(拍手)
この曲は、 エロティックな表現に どきりとさせられるが、 『真実』を隠す underwear(下着)、 決して脱がない underwearだから、 悩ましく美しいのかなと、 哲学的な思考に促される 楽曲でもあるなと思う。
【03 泣かないで】 イントロと間奏で 松BOWからキラキラした粒子が放たれたような映像に 素敵!と感激。 すると、藤沼さんから OEシリーズ第1回目で、 ラストに松BOWが魔法をかけたシーン (キラキラをその手から息を吹きかけ飛ばした) にインスパイアされたとのこと。 なんですかその素敵なエピソード! この曲を聴くと Eath, Wind & Fireのとある曲を思い出すのは 私だけだろうか。 ダンスナンバーだけれど、 ちょっぴり切ない。 こんな素敵な曲で 『泣かないで』なんて歌われたら そりゃ笑顔になるしかない。
ここで [インタビュー1] ・配信ライブを始めて感じたこと
松BOW:配信を始めてみて 面白みが見えてきたっていうか、 今まで想像もしてみなかった 面白さが見つかり始めて。 心が動く時に、興奮したりとか 感動したりすると思うんですけど、 配信でも心が動くかどうかが 鍵だと思っていて 心が動いてくれるような 何かをお届けできたら良いなと思っています。
この時、バックには【Kiss Kiss】が流れていたのだけれど、 聴いたことのないアレンジだった。 それについて何人かのコメントが 書き込まれると シングル【Kiss Kiss】のカップリング曲 【One More Kiss】との松BOWのコメント。 ご本人直々にお答え頂けるって すんごい贅沢。 (とても愛らしいアレンジ(バージョン?)だったので 持っていなかった【Kiss Kiss】のシングルを 探して早速手に入れました。 オルガンの音があったかくて愛らしい。 タイトルに(MIX without lips)とあるのも素敵。)
【04 シェリーと夏と僕】 場面変わって、 ソファに座りヘッドフォンをした松BOW。 やさしい笑顔。 ヴェールがかかったような 柔らかな映像。 (コメント欄にて、『ソフトフォーカス』との書き込み。 なるほど。ソフトフォーカスというのね。 ファンの方のコメントで知ることも多い、 有意義な視聴会。) 衣装は白シャツ、ネクタイに 襟もとにラインの入った ネイビーのVネックニット。 パンツはモノトーンチェック。 『お��ちでライブ』的な衣装素敵♪ それにしても、距離が近い。 近すぎる!! 近すぎて曲が耳に入ってこない!!! (何の曲かはわかっているけれど(笑)) と、思ったら、別角度からの撮影に切り替わり、 スマホ(iPhon)で自撮りしている松BOWが映し出された。 道理で近いはずだ。 (種明かし映像も画期的。ちょっと笑ってしまった。) 引きの映像で、 自宅の部屋風セットとわかる。 赤いソファ、黄色や赤、 薄い水色のクッション。 テーブルの上には パソコン、機材。 そしてマグカップは 壁の色と同じ薄いブルー。 色合いも工夫されたそう。 そして、ここで松BOWから 『僕の秘密兵器は何でしょう』との問い。 ???と考えていると、 松BOWの後方の カーテンに飾り付けられている 『電飾』とのこと! ライブ前に、 Amszonで何か買い物をしたことを ツイートしていた。 これなのね! とても良いアクセントになっている! 本当に隅々まで考えられているのだなと 感動した。 ともかくそれは、 『自宅にお呼ばれされてのプライベートライブ』のようで ドキドキを楽しんだ。 配信ライブならではの映像、楽しい! が、まだまだ感動は用意されていた。 間奏で 空の映像が挟まれる! 空に流れる光る雲、 大木のシルエットなど、 曲にマッチした映像。 切なさがいっそう沁みる。 松BOWが何も伝えないのに、 藤沼さんが ご自分で用意された映像とのこと。 松BOWのイメージ通りだそうで、 さすが楽曲の事を よくご存知なのだろうなと思う。 冬に聴く【シェリーと夏と僕】 乙だった。
短いギターとドラムのイントロからの 【05 Let Me Alone】もコメントが欄わいた。 人気の曲。 私も大好き! 滑らかなフレットレスベースが印象的。 いつもより少し早いテンポかなと感じた。
すべて松BOWによる打ち込みだそうで、 特にギターもベースも生音にしか聴こえてこず。 さすがだった。
【06 ヒカリの花】 衣装チェンジ。 白いフリルたっぷりブラウスに ネイビーのベルベットジャケット。 こちらもすべてイチから打ち込んだそう。 画面では、色とりどりの花々が 次々に咲く映像。 ボーカルにも一段と磨きがかかって。 まっすぐに伸びる歌声が まっすぐに胸に届く。
[インタビュー2] (バックにかかっていたのは【Emerald Tablet】) ・配信ライブという新しい音楽の楽しみ方 松BOW:僕自身が何か新しいものを見つけ出したいと チャレンジしていることなんですけど、 そのことを見る側の人たちも 実践してくれている感じで 配信って、こんな楽しみ方もあるんだっていうのを 僕も味わっている気がするし、 それが背中を押してくれているんだと思うんですよね。 なのできっと、みんなが楽しんでくれていることがなければ 自分も続けていこうっていう気持ちになれなかったと思うので、 皆さんが楽しんでくれていることが 配信を続けていくことに繋がっていると思いますし、 これからもみんなと一緒に 新しい音楽の楽しみ方を 見つけられたら良いなと思います。 是非皆さんも楽しんでください。
【07 Cute Girl】 場面変わってrebirthさんのステージ。 キャスケットがまず可愛いしお似合い。 白シャツにネクタイ、 ジャケットはジップアップ。 タイトなパンツに厚底シューズ。 (脳裏に浮かんだ『London Boy』という言葉。 ロンドンが似合う、誰よりキュートな松BOW♪) この曲は、おもちゃ箱みたいに 色んなカワイイ音がするのが楽しい。 鐘、トイピアノ、カウベル(?) chu !の音まで! シンセの音もキラキラでワクワク感満載! そしてラストには投げキス♡ 盛り上がらないワケがない!
【08 Catch】 曲が始まったとたん、 画面には送られた花火やクラッカーなど、 アイテムが賑やかに映し出される。 アガる! 間奏部分では、 舞台狭しと走り回る松BOWが可愛い。 と、アンプの陰に 隠れる松BOW。 かくれんぼ!? 追うカメラ。 見つかった! …までの仕草、その表情。 まるで少年のよう。 (何度も見返した。アーカイブに感謝。) 【09 Study After School】 奈良部氏が、当時最先端のハウスを取り入れた アレンジで、人気のヴァージョン。 やっぱりカッコ良い。 松BOWによると、ハウスでも ヨーロッパ寄りのアレンジだそう。 そして、【07 Cute Girl】からここまでの 3曲は、アルバム《Kiss Kiss》と同じ曲順と、 松BOWコメント。 ホントだ! だからなんだか既視感あったのか!
【10 恋はあせらず】 松BOWMC:ありがとうございました! 楽しめましたか? 最後はこの曲で盛り上がって下さいねー! え!もうラスト? 時間が経つのが早過ぎる! やだやだやだーーー!!!!とコメントしつつ 盛り上がらなきゃね! 藤沼さんの秘密兵器、 ドローンを使ったカメラアングルが 松BOWのパフォーマンスと相まって 躍動感増し増し! 恋のようなドキドキ感さらに煽られた。
終了後、松BOWからのメッセージ。 (バックには【Light and Colour】が流れ、 スタッフロールが映し出されていた。) 『なかなかまだ生のライブが 再開できないのもちょっと寂しいし、 皆さんもおうち時間が長引いていて ストレスもたまっているかもしれませんが、 こんな感じで僕らなりの楽しい配信を これからもお届けしようと思っていますので、 是非、次回も楽しみにしていて下さい。 またお会いしましょう。 今日はどうもありがとうございました♪ またねー』 手を振る松BOW。 (両手で手を振る様子が超可愛い。いちいち可愛い。 いちいちキュンキュンするこちらの身にもなって欲しい(笑)) と、ちらり目線を手元に落とし 何やら操作。 カメラが回っているのに何を?と思っているうちに 鳴り出すイントロ。
わお! アンコールだ!!! 【11 Dual Personality】!!!! 大好きな曲にテンション爆アガリ!! 終わったと見せかけてからのアンコール。 (曲をスタートさせるのに、 iPhoneで操作したそう。) 来るかな?と内心期待はしていたけれど、 やっぱりうれしい!! (【Dual Personality】のPVも何度も観たなぁ。 白シャツ松BOWは個人的ツボ) アイテムの花火、クラッカー、 松爆(本来『お茶爆』。松BOWデザインなので『松爆』)などが 画面に次々に送られ賑やか華やか! 生の声援や拍手を届けられない分、 こういうアイテムで盛り上げられるの ホント良きアイデアだと思う。 カメラも松BOWに負けずアクティブな動き。 楽しい!
フロアから、楽屋、そしてステージへと 移動しながら歌う松BOWを追うカメラ。 オープニングの黒いTシャツ姿と、 先ほどのキャスケットの ロンドンボーイが交互に映し出されるのも楽しい。 何より楽しそうな松BOWの笑顔が うれしくて、最高にハッピー!!
今回も アレンジ、ボーカル、パフォーマンス、演出、 映像、そして、全体的な音。 細部にまでこだわった、素晴らしいライブ配信だった。 映像が加わった『松岡英明の音の世界』 素敵だった。 次回のOnline Editionシリーズも楽しみ!
今回の配信がきっかけとなって 購入した【Kiss Kiss】の8cmシングル。 (8cmシングル懐かしい!) 松BOWの楽曲に限らず 今までシングルは買わないできたので、 ほとんど持っていなかったシングル。 カップリング曲は、 アルバム未収録で 素敵な曲もたくさん。 【One More Kiss】もそのうちの1曲だった。 これからも、手に入るものは探してみよう。
それにしても、 松BOWって、 CDジャケットにしても、 雑誌のグラビアページにしても、 本当にアーティスティックでため息が出る。
色んな素敵要素が詰まった 『松岡英明の音の世界』 もっともっと深く知りたいし 追いつけないほど進化していく様子も 楽しみにしている。
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海辺の洞窟
リネン君は、誰よりもまともです、という顔をして、クズだ。彼の中身はしっちゃかめっちゃかだ。どうしたらそんなにとっ散らかることができるのか、僕には分からない。
彼の朝は床から始まる。ベッドに寝ていた筈なのに、いつの間にか転がり落ちているのだ。頭をぼりぼり掻きながら洗顔もせずに、そこらに落ちている乾いたパンを食べる。前日に酒を飲んでいたのであれば、トイレに行って吐く。
それから自分を寝床から蹴落とした女を見やる。それは顔も知らない女であったり、友人の彼女であったり、上司の妻であったりする。ともかく面倒くさそうな女だ。
ここで必ず電話が鳴る。誰もがリネン君が起きる瞬間を見計らったように電話をよこす。それとも彼の体が電話に備えるようになったのか。まあ、どちらでもいい。
電話の向こうは女の関係者で、烈火の如く怒っている。朝から怒鳴り声を聞くのは気分のいいものではない。口の中から胆汁がしみ出してくるような心地になるので、黙って切る。
リネン君にとって、彼女とその関係者の将来など、自分には関係のないことなのである。いやいや彼は彼女らの人生に大いに干渉しているのだが、リネン君は全ての責任を放棄しているのだ。誰が何と言おうと、彼は彼の行動の責任をとらないし、とるつもりもない。だからどうしようもない。
そうこうしているうちに女が目覚める。彼女はリネン君の消えゆく語尾から、彼氏や旦那の名前を聞き取るだろう。次の瞬間彼女はヒステリックに喚き出し、リネン君は自室を追い出されるはめになるわけだ。
リネン君はあくびをしいしい喫茶店に入り、仕事までの時間を潰す。休日であれば友人なのか知り合いなのか曖昧な人間と遊ぶ。暇な輩がつかまらなければ、その辺をうろつく汚い野良猫とたわむれる。リネン君は大抵の人には煙たがられるが、動物には好かれるのである。
リネン君は出会う人々とろくでもない話をする。誰かを笑わせない日はないし、誰かを傷つけない日もない。彼は湧き上がった感情を、健全であれ不健全であれ、その場で解消するだけなのだ。
僕等は同じアパートに住んでいる。リネン君の部屋は一階の一番端っこ、僕の部屋は二階の階段のすぐ隣だ。親しくなる前から彼の顔は知っていた。朝、父さんに言われて新聞を取りに行くと、みちみちにチラシの詰まった郵便受けの前で悪態を付いている彼を時々見かけた。母さんから、
「あんな人と付き合っちゃダメよ」
とお叱りを受けたこともある。その理由を聞くと、
「しょっちゅう女の人を連れ込んでいるみたいだし、毎晩のように酔っ払って何かを叫びながら帰ってくるし、たまに非常階段で寝てるし、ゴミは分別しないで出すし、昼間もふらふらして何をしているか分からないし、無精髭を剃りもしないしこの間だって⋯⋯」
と、このように、大人達のリネン君の評判はよろしくなかった。
僕等はアパートの庭に設置されている自販機の前で出会った。リネン君の第一声は、
「おい。五十円持ってないか」
だった。小遣いでジュースを買いにきた小学生にかける言葉ではないと思うが、いかにも彼らしい。リネン君はたかった金で手に入れたエナジードリンクを一気に飲み干した。それから隣でグレープジュースをちびちび啜っている僕を、
「ガキ。礼に煎餅やるから来い」
「え? でも知らない人の家に行くなって母さんから言われてるし」
「親離れは早いにこしたことない。いいから来い」
「え、あ、あの、ちょっと」
誘拐まがいに部屋に招いたのだった。
そうして僕は彼と親しくなった。もちろん母さんには内緒で。
彼の部屋は余計なものでいっぱいだ。年期の入った黒電話、聞きもしないレコード、放浪先で見つけてきた不気味な雑貨、または女性。つまり彼の部屋は子どもの暇つぶしにもってこいの場所なのだ。
「リネン君はどこから来たの?」
僕が尋ねても、彼はにんまり笑って答えない。
「俺がどこからやってきたかなんて、お前には関係ないことだろ?」
「じゃあこれからどこへ行くの?」
「嫌なことを聞くやつだな、お前は」
リネン君は心底うんざりした顔で僕を睨みつけた。けれど僕は睨まれても平気だ。大人は彼を怖がるけれど、僕はそうではない。彼は子どもと同じだ。好きなことはやる。嫌いなことはやらない。それだけ。それは子どもの僕にとって、非常に理にかなったやり方に思える。
大人は彼をこう呼ぶ。「根性なし」「我がまま」「女たらし」「クズ」⋯⋯。
リネン君は煙草をくゆらせる。
「近所のババア共ときたら、俺の姿が見えなくなった途端に悪口おっ始めやがる。常識人になり損なっただけなのにこの言い草だ。奴らに面と向かって啖呵切る俺の方がよっぽど潔いぜ。違うか?」
本人はそう言っているが、リネン君は陰険だ。この間なんて仕事で成功した友人の彼女と寝て、絶交を言い渡されてされていた。僕には確信犯としか思えない。
「バカ言え。どうしてそんな面働なことをやらなくちゃならない? 俺はな、他の奴らの目なんてどうでもいい。自分の好きなことに忠実でありたいだけだ」
リネン君は良くも悪くも自分の尻拭いができない。つまりクズっていうのは、そういうことだと思う。
とはいえ彼は僕に良くしてくれる。
「林檎食うか?」
彼は台所から青い林檎を放ってくれた。
「ありがと」
僕は表皮を上着の袖で拭き、がじっと齧る。酸っぱくて唾液がにじむ。リネン君は口いっぱいに食べカスを詰め込みながら、もがもがと言った。
「そういや隣の兄ちゃん、引っ越したからな」
なぜとは聞かなかった。リネン君が原因だと察しがついたからだ。
「どうせ彼女を奪ったんでしょ」
「『彼女を奪う』か。『花を摘む』と同じくらいロマンチックな言葉だな。お前、いい男になるよ」
「適当なこと言って」
「悪いな、またお前の植木鉢から花を摘んじまったよ」
「本当に悪いと思うなら、もうこんなことやめてよね」
「駄目だ。夜になると女が欲しくなる。こう見えても俺は寂しがり屋だからな」
「うえー、気色悪っ。⋯⋯それでお兄さんはどこに?」
「浜辺の廃屋に越したって。遊びに行こうったって無駄だぜ。あいつ、彼女にふられたショックで頭がおかしくなっちまって、四六時中インクの切れたタイプライターを叩いてるんだそうだ」
彼女にふられたショック? それだけではないだろう。リネン君の残酷な言葉に弱点を突かれたのだ。
人間は隠そうとしていた記憶、もしくはコンプレックスを指摘されると、呆れるほど頼りなくなるものだ。ある人は気分が沈みがちになり、ある人は仕事に行けなくなる。リネン君は、大人になるということは秘密を隠し持つようになることだ、と言う。
つまり、と僕は子どもなりに解釈する。大人達は誰もが胸に、洞窟を一つ隠し持っているのだ。穴の奥には宝箱があって、そこには美しい宝石が眠っている。宝石は脆く、強く触れば簡単に壊れてしまう。彼らは心を許せる仲間にだけその石を見せる⋯⋯と、こんな具合だろうか。
リネン君は槍をかついでそこに押し入り、宝石を砕いてしまうのだろう。ばらばらに砕けた宝物。リネン君は散らばる破片を冷徹に見下ろす。物語の悪役のように⋯⋯。
ではリネン君の洞窟は? 彼の胸板に視線を走らせる。何も見えない。堅く堅く閉ざされている。僕は酸っぱい林檎をもう一口齧る。
午後の光が差す道を、僕等は歩いた。今日の暇つぶし相手は僕というわけだ。
「リネン君」
「何だ」
「僕、これ以上先へは行けないよ。学区外だもの」
「そんなの気にするな。保護者がついてるじゃないか」
リネン君は自分を指差した。頼りになりそうもない。
「学校はどうだ」
「楽しいよ」
「嘘つくんじゃない」
「嘘じゃないよ。リネン君は楽しくなかったの?」
「楽しくなかったね。誰がクラスメイトだったかすら覚えていない。あー、思い出したくもない」
路地裏は埃っぽく閑散としていた。あちこちに土煙で茶色くなったガラクタが転がり、腐り始める時を待っている。プロペラの欠けた扇風機、何も植えられることのなかった鉢、泥棒に乗り捨てられた自転車⋯⋯。隙間からたんぽぽが図太く茎を伸ばしている。僕達はそれらを踏み越える。
「友達とは上手くやれているか」
「大人みたいなことを聞くんだね」
「俺だって時々大人になるさ」
「都合の悪い時は子どもになるくせに?」
「黙ってろ。小遣いやらないぞ」
「ごめんごめん。友達とはまあまあだよ」
「どんな奴だ」
「うーん」
僕はそれなりに仲のいい面子を思い浮かべる。けれど結局、分からない、とだけ言った。なぜなら誰であっても、リネン君の擦り切れた個性には敵わないように思えたからだ。僕の脳内で神に扮したリネン君が、同級生の頭上に腕組みをしてふんぞり返った。
「どいつもこいつもじゃがいもみたいな顔してやがる。区別がつかねえのも当然だ」
リネン君はまさに愚民を見下ろす神の如くぼやく。だが僕は彼を尊敬しているわけではない。むしろ彼のようになるくらいなら、じゃがいもでいる方がましだと思う。
「ところでリネン君、僕等は一体どこに向かっているの?」
彼の三角の鼻の穴が答えた。
「廃墟だよ。夢のタイピストに会いに行く」
潮の匂いに誘われ松林を抜けると、そこは海だ。透き通った水色の波が穏やかに打ち寄せる。春の太陽が砂を温め、足の裏がほかほかと気持ちいい。リネン君の頭にカモメが糞を落とす。鳥に拳を振り上げ本気で怒り狂う彼を見て、僕は大笑いする。
その建物は浜辺にぽつりと佇んでいた。四角い外観に白い壁、すっきりとした窓。今は壊れかけて見る影もないが、かつては垢抜けた家だったのだろう���
ペンキが剥げたドアを開ける。錆びた蝶番がひどい音を立てる。中はがらんとしていた。一室が広いので、間取りを把握するのに手間取る。主人を失った椅子が一脚悲しげに倒れている。家具といったらそれきりだ。天井も床もところどころ抜けている。まだらに光が降り注ぎ、さながら海の中のようだ。
空っぽの缶詰を背負ったヤドカリが歩いている。リネン君がそれをつまみ、ふざけて僕の鼻先に押しつける。僕の悲鳴が反響し消えてゆく。本当にここにお兄さんが住んでいるのだろうか。
「どこにいるってんだ。これだけ広いと探すのも手間だぜ」
リネンくんは穴の空いた壁を撫で、目を細める。
「僕は何だかわくわくするな。秘密基地みたいで」
「だからお前はガキだってんだ」
「うるさいな⋯⋯あ」
「あ」
僕等はようやく彼を見つけた。
お兄さんは奥の小さな部屋にいた。バネの飛び出た肘掛け椅子に座り、一心不乱にタイプライターを叩いている。紙に見えない文字が次々と刻まれてゆく。テーブルには白紙の「原稿」が山積みになっていた。僕等は息を呑み、その光景に見入る。
僕は目の前の人物がお兄さんだと信じることができなかった。きらきらしていた瞳は濁っていた。締まった頬はこけていた。真っ直ぐだった背骨はたわんでいた。若さでぴんと張ったお兄さんは、くしゃくしゃになっていた。
「ご熱心なことで」
リネン君はテーブルに寄りかかり、これみよがしに足を組む。
「おい、元気か」
お兄さんは僕等に目もくれない。リネン君は溜息を吐く。
「聞こえてるのか」
先程よりも大きな声だった。沈黙が訪れると、キーを叩く音だけがカチャカチャと鳴った。呼吸のように規則正しく。カチャカチャカチャ、チーン。カチャカチャカチャカチャ、カチャ。
リネン君は懲りずに話しかける。
「何を書いてるんだ。小説か。いいご身分だな。ちゃんと物食ってるか。誰が運んでくれてる。あの女か?答えろよ。答えろっつうんだ。おい!」
かつてお兄さんは僕とよく遊んでくれた。爽やかに笑う人だった。時折食事に誘ってくれた。決まって薄味の感じのいい料理だった。彼女が顔を出す日もあった。彼に似て優しい女性だった。リネン君が彼女を知るまでは。
「お前、俺が彼女と寝てからおかしくなったんだってな」
リネン君はねちっこい口調で囁く。
「脆いもんだ、人間なんて。そうだろ? 好青年だったお前がこんなに縮んじまった。どうしたんだ? 筋トレは。スポーツは。やめちまったのかよ。友達は会いにこないのか? そうだよな。病人と面会なんて辛気臭いだけだ。
お前は何もかも失ったんだ。大事なものから見放されたんだ。良かったなあ、重かっただろ。俺はお前の重荷を下ろしてやったんだよ。大事なものを背負えば背負うほど、人生ってのは面倒になるからな。
にしても、たかが女一人逃げたくらいで自分を破滅させるなんて馬鹿なやつだな。お前は本当に馬鹿なやつだよ」
お兄さんは依然として幻の文字を凝視している。それにもかかわらず毒を吐き続けるリネン君がやにわに恐ろしくなる。一度宝石を砕かれた人は、何もかもどうでもよくなるのかもしれない。何も感じることができない空っぽの生き物。それは果たして人間なのだろうか。もしかしてリネン君の石は、もう壊されてしまった後なのかもしれない。
チーン。
お兄さんが初めて身動きをした。原稿が一ページできあがったらしい。彼は機械から完成品を抜き取ると、ロボットのように新たな用紙をセットした。後は同じことの繰り返しだった。決まったリズムでタイプを続けるだけ。カチャカチャカチャカチャ。
リネン君は舌打ちをした。
僕等は廃屋を後にした。夕日が雲を茜色に染め上げる。水平線が光を受けて星のように瞬いていた。海猫がミャアミャア鳴きながら海を越えてゆく。遠い国へ行くのだろうか。
「壊れた人間と話しても張り合いがねぇな。ったく時間の無駄だった。まともな部分が残ってたら、もう少し楽しめたんだがな」
リネン君はクックック、と下劣な笑いをもらす。仄暗い部屋で背中を丸めていたお兄さんの横顔が頭をよぎる。
「リネン君、ど��してお兄さんだったの?」
僕はリネン君に問いかける。糾弾ではなく、純粋な質問だ。リネン君は億劫そうに髭剃り跡を掻きむしった。
「お前には関係のないことだろ」
「お兄さんに何かされたの? お金がほしかったの? それとも彼女さんが好きで妬ましかったの?」
「どれもガキが考えそうなことだな」
「ねえ、何で? 教えてよ」
彼は僕の肩をぽんと叩いた。それで分かった。彼は僕の問いに答えてはくれないだろう。明日も、明後日も、その先も。ひょっとするとリネン君も、自分がどうしてそうしてしまうのか分からないのかもしれない。だから洞窟荒らしを繰り返してしまうのかもしれない。それは彼の壊れた宝石がさせることなのかもしれない。ずっと、ずっと前に壊れてしまった宝石が。
僕は彼の手を握る。
「僕には何でも話してよ。僕、子どもだし。大人の理屈なんて分からないし。リネン君が話したことは誰にも言わないよ。友達にも絶対。だからさ⋯⋯」
リネン君は鼻をスンと鳴らした。何も言わなかったけれど、僕の手を払いのけることもしなかった。
僕等はとぼとぼと暮れなずむ街道を歩いた。夜が深まるにつれ、繁華街のネオンがやかましくなる。リネン君は殊更騒がしい店の前で立ち止まると、
「これで何か食え」
僕に小銭を握らせドアの向こうに消えた。
近くの自販機でコーラを買う。プルタブを開けると甘い香りが漂う。僕はリネン君の部屋に放置されていたビール缶の臭いを思い出す。どうして黄金色の飲み物からあんな臭いがするのだろう。コーラのように甘やかな匂いだったらいいのに。そう思うのは、僕が子どもだからなのだろうか。
僕は全速力で走る。野良犬にちょっかいをかけていたら、すっかり遅くなってしまった。早く帰らないと母さんに怒られるかもしれない。これまでの時間誰と何をしていたのか問い詰められたら、リネン君のことを白状しなければならなくなる。自白したが最後「あんな人と付き合うのはやめなさい」理論で、監視の目が厳しくなるかもしれないのだ。
慌ててアパートの敷地に駆け込んだ時、リネン君の部屋の前に女の人が座り込んでいるのが見えた。臍が出るほど短いTシャツ、玉虫色のジャケット、ボロボロのジーンズ。明るい髪色と首のチョーカーが奇抜な印象だ。切れかけた電球に照らされた物憂げな顔が気にかかり、つい声をかけてしまう。
「あの。リネン君、しばらく帰らないと思いますよ。居酒屋に入ってったから」
女の人は僕を見た。赤い口紅がひかめく。瞬きをする度、つけ睫毛からバサバサと音がしそうだ。彼女はかすれた声で返事をした。
「そう。だろうと思った」
彼女はラインストーンで飾られたバックから煙草を取り出し、火をつける。煙からほのかにバニラの香りがした。
「君は彼の弟?」
僕はぶんぶんと首を横に振る。これだけは何が何でも否定しなければならない。
「ふーん。じゃ、友達?」
「そんなところです。僕が面倒を見てあげています」
「あいつ、いい歳なのに子どもに面倒見られてるんだ。おかしいの」
女の人はチェシャ猫のようににやりと笑った。彼女は派手な上着のポケットをまさぐる。
「ほら、食べな」
差し出された手にはミルク飴が一つ乗っていた。
「あ。有難うございます」
「あたしミクっていうの。よろしくね」
「よろしくお願いします」
僕は彼女の横に腰かけ、飴玉を頬張った。懐かしい味が口内に広がる。ミクさんは足を地べたに投げ出し、ゆらゆらと揺らす。僕も真似をした。
「ミクさんはリネン君の彼女なんですか」
「はあ? 違うって。昨日あいつと飲んでたら突然ここに連れ込まれちゃって、明日も来いなんて言われてさ。暇だから何となく寄っただけ。彼氏は他にいる」
恋人がいるのに名も知らぬ男の家に二晩続けて泊まりにくるなんて、やはり大人の考えることはよく分からない。
「それにあいつ、彼女いるんじゃないの?」
「えっ。いないですよ」
正しくは「ちゃんとした彼女はいない」だ。
「そうなの? 昨日彼女の話で盛り上がったのになあ。じゃあ思い出話だったんだ、あれ」
好奇心が頭をもたげる。僕はわくわくと聞き返した。
「リネン君が言う彼女って、どんな人だったんですか?」
「えーとね。確か大学で知り合って」
リネン君、大学なんて行ってたんだ。
「サークルの後輩で」
サークル入ってたんだ。
「大人しくて可愛くて料理が上手くて守ってあげたくなる感じで」
そんな人がリネン君と付き合うだろうか。
「結婚しようと思ってたんだって」
「まさか!」
「うわ、びっくりした。突然叫ばないでよね」
「すみません。今のリネン君からは全く想像できない話だったもので」
「そんなに?」
やっぱ君っておかしいの、とミクさんは微笑む。
「どんな人にも、こっそり取っておきたい思い出って、あるからね」
僕はひょっとして〝彼女〟がリネン君の宝石だったのではないかと推測し、やめた。いくら何でも陳腐だし、ありきたりな筋書きだ。恐らく宝石はもっと複雑で、多彩な色をしているはずだから。
ミクさんはあっけらかんと言う。
「ま、君の反応を見る限り、彼女の存在もあいつのでっちあげだった可能性が高いけど」
大いに有り得る。彼女は腰を上げスカートの砂を払った。
「行くんですか?」
「うん。君もそろそろ帰る時間でしょ?」
「リネン君にミクさんが来たこと、伝えときましょうか?」
「いいよ。この分じゃ、約束したことすら覚えてないと思うから」
ミクさんは僕に溢れんばかりにミルク飴を握らせると、
「またどこかでね」
カツカツとヒールを鳴らして立ち去った。
ドアを開けた瞬間母さんがすっ飛んできて「心配したのよ!」と怒鳴った。
「まあ許してやれよ、男の子なんだから。なあ?」
「お父さんは黙ってて!」
「はい」
どうして僕の周りの男どもはこうも頼りないのか。
母さんにこってりしぼられながら、僕はかつてのリネン君の恋人を思い浮かべる。まなじりは涼しく吊り上がり、心なしか猫に似ている。けれどリネン君がどんな顔をして彼女に接していたのかという点においては、全く想像がつかない。
女性を抱いては捨てるリネン君。皮肉を言ってばかりのリネン君。人を廃人にするリネン君。リネン君にとって今の生活は、余生でしかないのだろうか。
洞窟は宝石の輝きを失ったら、どうなるのだろう。僕等は心が壊れても死なないけれど、それは果たして幸福なことなのだろうか。人は肉体が朽ちるまでは何があっても生きる運命だ。この体は意外と頑丈だから。
「聞いてるの?!あんたって子は本当に⋯⋯ちょっと、誰からこんなにミルク飴貰ったの!叱られながら舐めないの!」
「痛っ!」
頭をはたかれた衝撃で、口の中の飴がガチンと割れる。
僕の宝石は誰にも見つからないように、奥深くに隠しておこう。誰かが洞窟に侵入した場合に備え、武器を用意しておこう。相手を傷つけることのない柔らかな武器を。もしかしたらその敵は、リネン君かもしれないから。
僕がお説教されている頃、孤独なタイピストの家に誰かが食事を運んでいた。カーテンの向こう側に蝋燭の火が灯され、二人の影が浮かび上がる。
古びた机に湯気の立つ皿が置かれると、お兄さんはぴたりと手を止める。彼は凝り固まった体をやっとのことで動かし、痩せ細った手でスプーンを掴む。
その人は彼が料理を口に運ぶのを、伏し目がちに、いつまでも見守っていた。
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6月の各地句会報
花鳥誌 令和元年9月号
坊城坊城選
栗林圭魚選 岡田順子選
平成31年6月1日 零の会 俊樹選
またちがふ汽笛をまぜて南風 光子 そのかみの灯台跡に風薫る 美紀 茶屋跡の礎石探りて夏の蝶 梓渕 ぶすぶすと蟻の穴あく御亭山 千種 夏鷺の立つや己の白影に 和子 潮匂ふ江戸も匂ふや南風吹く 悠紀子 将軍のお上がり場てふ石に黴 梓渕 黒南風やむかし鴨場の覗き穴 光子 船笛の長く息つぐ炎暑かな 慶月 余花ひとつ遠い汽笛を淋しめる 順子
順子選 またちがふ汽笛をまぜて南風 光子 松這うて〳〵夏潮なほ遠し 俊樹 灯台跡しろつめ草の咲く丘に ラズリ 添へ木また三百年の木下闇 俊樹 緑蔭に空を忘れて佇めり 三郎 遊船の汽笛は路地に谺して 俊樹 松怒濤三百回の炎帝へ 同 黒南風やむかし鴨場の覗き穴 光子 青鷺を奮ひ翔たせし汽笛かな 俊樹 下闇や蹄の音聞く狩場跡 秋尚
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月5日 立待花鳥俳句会 俊樹選
出す文に蛍飛ぶ夜と記しにけり 世詩明 走り梅雨相合傘も小走りに 同 腕まくり静脈浮きて大日焼 同 油団敷く家族みんなで文鎮となる 信義
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月6日 うづら三日の月句会 俊樹選
青空へ一直線の梅雨じめり 柏葉 神の森樹齢いくばく楠若葉 都 夕牡丹走り書きなる女文字 同 竹林の風の騒ぎや梅雨の月 同
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月6日 花鳥さゞれ会 俊樹選
柳絮舞ふ余呉に天女の物語 越堂 舟音の海霧へ遠のく三国港 同 つぶやきが二人静の花となる 雪 吾は父似弟母似古茶新茶 同 雨呼びて得意顔なる雨蛙 かづを 高架下所在なげなり黒揚羽 数幸
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月7日 鳥取花鳥会 順子選
托卵を終へし声とも時鳥 益恵 わが影を日時計にして辣韭掘る 悦子 薄雲の静かに垂れて夏の葬 幹也 茅花流しとはほろほろと風崩る 都 ゆすらうめ幼き手にて三粒もぎ 萌 通学の列を見送り早苗伸び 佐代子 蟻曳くや獲物の翅を帆と上げて 美智子 なめくぢら鉢を除けられ白日に 史子 田植ゑすむ一村水に点り初め 栄子 蜑村の空いつぱいに小瑠璃鳴く すみ子 軒見上げ通る燕の子でありぬ 立子 山々の緑濃くなり鳥さわぐ 俊子 一群を庭に残せし十字花 和子 あぢさゐの彩に佇ちたる好紳士 幸子
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月8日 枡形句会 圭魚選
薫風やくらやみ坂を下り来て 清子 客を待つ三和土に燻る蚊遣かな ゆう子 御朱印を拝す山門燕の子 清子 日の色に近づいてをる坂の枇杷 三無 早朝に舞ふ夏蝶や父忌日 多美女 ピアニカの漏れくる窓や四葩揺れ 亜栄子 剃り跡を風に晒すや業平忌 ゆう子 曇天を払ひ高きに熟るる枇杷 百合子
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月10日 武生花鳥俳句会 俊樹選
散り際の香り持たざる朴の花 英美子 堂深く倶利伽羅不動五月闇 昭子 家持も越えきし峠時鳥 越堂 歴史秘む奈落を覗く夏帽子 みす枝 大夏木戦の地とて塚いくつ 一枝 夏暖簾透けて金魚と柳かな ミチ子 億年の弥陀の光の新樹かな 時江 夏立つや眼前のものみな青し 昭女 夏草に埋もれさうなるトタン屋根 同 勤行の木魚の音も梅雨じめり 文子 夏祭ヨーヨー釣りに軒を貸し 芳子 老鶯に深山幽谷てふ舞台 越堂 麦秋の尽きて黄昏照り返す 時江
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月10日 なかみち句会 圭魚選
釣堀や雲間に糸をたらしをり 聰 紫蘇の香や母の初恋さかな屋さん 美貴 やはらかく雨の青紫蘇色新た 秋尚 羽抜鳥去りし跡なるベンチかな 貴薫 羽脱鳥片足浮きて微動せず 美貴 釣堀や背広姿の竿を振る 和魚 釣堀や山陰ことばふと聞こゆ 美貴 赤紫蘇や多く語らぬ夫婦づれ 有有 釣堀に姿勢崩さぬ影ひとつ 秋尚 車窓より見し釣堀の背の気鬱 貴薫
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月11日 萩花鳥句会
未だいける免許の行方五月闇 健雄 巫女ととも松陰神社実梅捥ぐ 圭三 実梅落つ今は主のなき畑 克弘
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月12日 福井花鳥句会 俊樹選
羅や女ひしめき嫉妬めく 世詩明 青蘆や九頭龍河口船溜り 雪 母の見てゐる父と子の石鹸玉 同 平凡を嫌ひし昔草を引く 同 廻りたき風に廻れる風車
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月16日 伊藤柏翠俳句記念館水無月抄 俊樹選
夏炉焚き源氏の裔を誇り棲む 越堂 時鳥のかつて宿場の大藁屋 同 草茂る溺れさうなる辻地蔵 みす枝 蛍舞ふ万葉の歌描くごと 同 妹の魂かも窓に来る蛍 文子 峡深く五人家族のかがし立つ 英美子 振り返り振り返りして夏の道 富子 耳遠くなりたる父の日なりけり たゞし 黒南風や古着屋のジャズ響きをり 和子
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月16日 風月句会 俊樹選
白服の女人ひそめるむじな池 千種 田植済みし田に入り浸る男あり 佑天 青嵐つひには雲を曳き出しぬ 千種 青嵐裏葉の白を巻き上げて 久子 そのほかの風鈴消して貝風鈴 千種 虎の尾の蝶はゆっくり翅休め ます江 蛍を待ちて子供の眠りけり 佑天 圭魚選 風荒し万緑万の容ちあり 千種 雨上がる蛍の水を濁らせて 慶月 十薬の大地乗つ取る勢ひかな 淸流 畦道の細りを跳んで捕虫網 野衣 牛蛙鳴き静まりし沼の昼 斉 青空へ色を競ひて立葵 秋尚 青鷺の谷戸を狭しと羽広げ 斉 風を呼ぶ植田の背丈揃ひをり 秋尚 青鷺の降り立つ谷戸の空蒼し 芙佐子 時鳥突と渡りぬ谷戸の空 同
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月21日 鯖江花鳥俳句會水無月抄 俊樹選
網戸して貧乏暮しつつぬけに たゞし 噴水の炎の如く伸びて来し 同 人の世の橋に集まる蛍かな 同 堂守の乏しき蚊やり焚きくれし 雪 跳び石を覆へる苔や梅雨深し 同 蛍飛ぶやはらかな闇縫ふやうに みす枝 燕来て大地忙しくなりにけり 信子 緑蔭に藩主の廟や大安寺 一涓 短夜や月光深く部屋の中 紀代美 坂道の片側汚す栗の花 世詩明
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
平成31年6月27日 九州花鳥会 俊樹選
峰雲の崩るる辺り曾良の墓 ��美香 やはらかき光の帯や蛍川 孝子 城濠の浄土蓮の花浄土 豊子 更衣真水のやうなラオスの娘 喜和 緑蔭に会ふ幻影の大伴旅人 美穂 狛犬の影も老いゆく大暑かな 寿美香 蜻蛉生る水の冥さを脱ぐやうに 豊子 石になりきつて石抱く青蜥蜴 同 癌告知濡れしノートを破る夏 朝子 ぼた山の記憶のかたち川蜻蛉 かおり 先づ灯より現はれ出でし鵜飼舟 洋子 ががんぼや影絵のやうな暮らしして 光子 蛍火の奥に膨らむ母の影 かおり
(順不同 特選句のみ掲載)………………………………………………………………
さくら花鳥会 順子選
明易し始発電車は三国発 寿子 忘れ物取りに帰らう夕立晴 登美子 なめくぢり廊下に残す迷ひ道 あけみ 包み込むやうな大空花南瓜 実加 噴水やはしやぐ子の袖かめすたり 裕子 子等握る手に菓子袋御輿行く 紀子 紫陽花をバックに並ぶ車椅子 寿子
(順不同 特選句のみ掲載)
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うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE LIVE 6th STAGE
マイガールもえ様のお陰で、ありがたいことに5月28日のライブに参加しました。 (以下びっくりするほど長いので、途中で眠くなったら寝てください)
西武ドームは過酷な環境であると散々ネットで脅された(言い方が悪くて申し訳ないです)ので、なんでもノートに「うたプリライブ 準備♪」なんて持ち物のリストアップページを作ってその日が来るまでそわそわしていました。
今回はこれまでにない試みとして、5月27日と早い段階でお嬢様モードに切り替えて気持ちを高めてみました。(いつもはライブ終演後に感想を言う時だけお嬢様を降臨させています)やはり、伯爵のお嬢様を名乗る以上は前日や当日に程度の低いツイートはしたくないと思ったのでその点気を付けてみました。
前日の入場がなかなかの混乱を極めていたので自分が行く日もそのようであったらどうしようと不安は大きかったですが、1時間程度でリストバンドを貰えてよかったです。しかし、本当にすごい人数が集まっているんですね。こんなにたくさんの人が来ているのに、尚はずれて来れない人がいるってすごいことです。私も自分で申し込んだのは軒並みはずれたしね。
マイガールもえ様のありがたいチケットは(本当に感謝しているのでしつこくこのスタイルで行きます)、さらにすごいことに2ndライブから毎度参加している私ですら初めて目にしたアリーナのチケットで、奥のステージと中央のステージの間くらいの場所という素晴らしいポジションでした。 正直なところアリーナ席に浮かれに浮かれていたので、始まるまでの私たちは相当テンションが高かったと思います。
さて、早速ライブの感想を書いていきます。
マジLOVEレジェンドスター
真ん中のステージに白くて大きな風船のようなものがもくもくとあらわれ、その中からスタリが登場。あの演出、きっと中で待機している演者もわくわくする演出ですよね。真っ白の中で、イヤモニをしているとは言え客席で期待と興奮でざわついた音だけが聞こえている。それが弾けると辺り一面の彩り豊かな光と、圧倒される熱気……! 今回の曲も合いの手をたくさん入れられる曲だったので、最初からとっても楽しかったです。
QUARTET★NIGHT どうでもいいことですが、カルナイってユニット名には★が入らないの面白いと思いませんか。 ありがたいことに奥のステージ(我々が最も見やすいステージ)への登場だったので、肉眼でじっくり見ることができました。並びは左から黒崎さん、伯爵、嶺二、美風くんだったと思うのですが合ってる? 私はダンスなどの振りを記憶する能力が壊滅的に欠落しているので単なる私の思い違いだったら恥ずかしいことですが、なんとなくまた振付変わったような気が……。 スタリが出てくると場の空気がほわんとしてキラキラする一方、カルナイが出てくるとぴりりと引き締まって視線を吸い寄せられる感じがするので、ユニットの個性というか、雰囲気と言うか、そういう違いが演者のたたずまいからも感じられるようになってきたのがなんとなく嬉しかったです。 個人的に、どこかのタイミングで伯爵と美風くんがハモる時に伯爵が美風くんの肩に手をやってお互い目を合わせずとも通じているような表情になっていたのがお気に入りポイント。基本的に歌カルナイは嶺二・美風、黒崎・伯爵で絡む振付が多い気がするので(擦れ違い様に目くばせとか、そういうものは除きます)、よかったなーと。
テンペスト 伝わりづらいし伝わったとしても同意してもらえなさそうですが、アニメのOP曲をマモが歌いに来る時の「いつもの」感、いいですよね。 レジェンドスターのOPアニメーションは、早乙女学園時代の描写などを組み込んでうまいこと彼らの中で流れた時を感じさせてくれる演出だから結構好きなのですが、改めて大きい会場のスクリーンで見るとこみあげるものがありました。 そして、マモの歌い方がまた……。カルナイに続きマモも奥のステージで歌ってくれたので大変よく見えたからよりそう感じたのかもしれませんが、すごく強い力が溢れていて惹きつけられました。 これまでのライブでは、マモパートは比較的穏やかな気持ちでライトを紫色にして振っていたんです。けれど今回、ちょっといつもと違う感じがして(この事はマイガールもえ様ともちょっと話した。もえちゃん曰く、テンペストはこれまでのタイアップ曲とは異なり、かなり作品を意識して作詞などがなされているとのこと。)私もキンブレを握る力がぎゅっと強くなりました。 さらに雨が降る様な舞台演出もすごくて、まだ始まって3曲目だというのにクライマックスに達したかのような錯覚に陥りました。あの演出本当になんだったんだろう……とても良かったけど、何か大きな意味があったのではないかと深読みしたくなります。
ここでアイドルの紹介。 今回アニメの終わりで予告されたライブがそのまま現実に来たという流れが作られていたので、決選ライブのアナウンサーさんの声の方がアニメの時のようにナレーションを入れてくださっていました。これ、実際聞くとかなりテンションが上がります。
KILLER KISS この曲、一瞬そんなことないと思ったけれどどうあがいても嶺二テイストの曲なので、伯爵……せめてそういった要素が欲しかった……。↑松氏がいかに伯爵に対して思い入れが無いかを痛感させられる一曲である。 ここで初めてトロッコでの登場。これまで何度も遠目に見てきたあのトロッコが、こんなに近くで……!!!(今回のライブでの一番の興奮ポイントはトロッコが座席近くを通ったこと) 私たち側のトロッコには嶺二が乗っていたので、マイガールもえ様はものすごく興奮していました。私はというと反対側のトロッコは一切見えないためそもそもトロッコがどこを動いているのかさえわからず、前回に引き続いてまたしてもうちの執事は私に意地悪なことをするのね……と、心のお嬢様が大変むくれておりました。(伯爵は5thライブでもことごとく私たちの座席からはよく見えないステージで歌った) 折角前野さんがポニーテールにして、メガネを���けてくれていたのに……。髪の結び方は微妙に違うけれど、いつぞやのAGFの伯爵の事を思い出しました。 トロッコから降りて中央のステージでラストのサビを歌っていて、その振付が好戦的と言うか、なんだか殺伐とした感じだったので(良く見えなかったから勘違いかもしれない)、この二人は仕事だから一緒にいるだけで本当にビジネスの関係なんだなあと思いました。そしてCDのブックレットに載っていたあまりにも空々しいインタビューのことを思い出して、やはりある程度互いに関心のある組み合わせの方が心穏やかに見ていられる気がしました。
ハルハナ またトロッコでの登場。しかし、我々とは逆方向に動いているトロッコだったため中央ステージ上部のモニターで観覧。 キラキスとは打って変わったメロウな楽曲で、二人のダンスもしっとりとけれど情熱的でした。二つの曲の系統の差がうまく作用しているなと思いました。 個人的に黒崎さんがあまりダンスが上手でないという設定が好きなので、エロティックな腰つきでカルメンみたいなステップ(カルメンじゃない踊りだったら恥ずかしい)を踏む、こんな魅せ方の難しそうな振りを一生懸命練習していたのかなと妄想したら可愛く感じました。ただ黒崎達央的には、正直赤メッシュわかめヘアーが気になって上手に魅せられるダンスを踊れていたのかどうかあまり覚えていません。
Melting of snow 私がメンタルをズタボロにされる羽目になった、今回最大の問題ステージ。 詳しくは私がお嬢様芸をしていた時のツイッターを引用して振り返りましょう。
「Melting of snowでのカミュは、一見完璧な執事アイドルそのものとしか言いようのないように感じられたわ。私の執事に出来ないことなんてないもの、普段と全く異なる雰囲気のパフォーマンスを何でもないように見せつけてくれて、悔しいけれど格好良かったの。」 「でも、途中ではっとした……。だってあの人、のんびりと新聞を読んだり、美味しい紅茶に舌鼓を打ったり、それはそれは伯爵アイドルだったんですもの……あんなに素敵な笑みで……。分かってはいたことですのよ、でもこの人は執事である前に伯爵。」 「執事として私の元に現れたことは別に彼が望んだことではなくて、偶然だった。大勢の求めるカミュという虚像、彼はそれを敏感に察知しそれに見合った違う顔を柔軟に見せてくれる人だとも分かっていた。だから、もしかするとこの人に執事であることを求める人はもういないと感じたのでは……?」 「どんなものであってもカミュはカミュで、些細な肩書きに拘る私が愚かで見苦しいと言われているような気もいたしましたわ。勿論……どんなカミュだって好きよ、でも、私は敢えて私達に傅く貴方が本当に嬉しくて、それを当たり前のようにしてくれるのだからその度貴方の本質を見たように思っていた。」 「それを感じさせてくれるのは、本当の意味での伯爵の貴方と執事でいる時の貴方だったのよ。私が触れられるのは後者だけだから、どうしても縋りたかったの……。そんなもの縋る必要など無いと言われたとしても……。」 「……どうしてかしら、思うことを正確に言葉には出来ないものね。きちんと伝わっているかしら……?そんな気持ちでいたから、嶺二さんの曲は途中まで上の空になってしまって……本当に己を恥じているわ。」
……とのことです。改めて読み返しても、言いたい事がよくまとめられているいいツイートだと自画自賛です。 メルティは全然執事要素がないんです。最初は執事が余暇を過ごすさまだと思い込もうとしていたのですが、流石に無理がありすぎました。これまでは伯爵らしさと執事��しさをうまく兼ね備えたような演出、パフォーマンス、振付だったのですが今回そういうことはやめたみたいでした。 メルティを見ている時、正直もう自分がこれからも伯爵を好きでいる自信が全くなくて、公式が売り出したい方向性が変わってしまうことに心が付いていけずとても辛かったです。そしてこんなことを考えているのは自分だけなんだろうなというのも、心細くて悲しかったです。 虚像を見ているという自覚を持って私は執事をしている伯爵が好きなので、ここだけの話あまりにも悲しくて泣きました。
オン・ユア・マーク そんな私の価値観をぶっ壊されたあとの曲をまともに聞けるかと問われたら、そりゃあ無理に決まっています。嶺二は犠牲になったのだ……。 今回結構腰つきがスクリーンで抜かれていたと思うのですが、その度にマイガールもえ様がきゅん♡みたいな可愛い顔をしていたので森久保さんの腰が抜かれる度にこっそりもえちゃんの事をチラ見していました。もえちゃんかわいい!!!
BE PROUD 今回のライブでもっともステージを生かした演出がなされていたのは、間違いなくこの曲でしょう。 どう考えても感動的な演出になることが目に見えていた曲ですが、さらに元OCD信者としてもしっとりした曲の鈴木達央が素晴らしいことは自信を持って言えることなので、嫌な言い方をすると多くのオタクが思わず泣き出すことに関しては出来レースだったと言っても過言ではありません。流石の私も、じんとしてしまいました。しかし、黒崎さんの身に何があったらこんな曲が誕生してしまうのだろうという疑問をぬぐうことはできない……。このラインの曲は何のゲームで使われるんだろうか……。 演出の話に戻ると、これまでは黒崎達央が前のめりだったこともありダンサブルになりがちでしたが、今回はバックダンサーなし振りなしで聞かせることに主軸をおいていました。これまでのステージのイメージも手伝って、よりその切なさ、ロックな熱さとはまた違う秘めた情熱の様なものが際立っていましたね。 まず我々に近い奥のステージで歌い始めて(スタンドマイクだった気がする)、2番が始まるタイミングだったようなそうではなかったようなで花道をゆっくり歩くのですが、その移動がすごくかっこよかった……。あれは私の席の辺りで角度で見るのがベストだった気がします……。他の角度で見ていないのでもっといい角度があったら申し訳ないのですが、いや、あのしっとりさで黒崎達央の横顔を見られるのは最高でしょう?しかもライトが反対側から当たっていたので、本人は陰になって良く見えないところもすごく良かった。最高の花道の使い方です。さらに奥のステージは三面しか客席に触れていない一方、移動後の中央ステージは全方向を客席に囲まれたステージなので、最も盛り上がる曲の終盤で全ての中心に黒崎さんがいるというのがとても胸が熱くなる演出でした。 でもやはり黒崎さんには、バックダンサーを引き連れて●グザイル一味みたいにオラついている(酷い偏見)姿をステージでは見せてほしいですね。 私はステージ裏でダンサーズと肩を組みたがる黒崎達央を応援しております。
シンクロニズム 来ました、私の解釈通りの美風藍楽曲!! 私はAS美風ルートに関しては友情エンドの美風くんしか信じていない害悪思考の持ち主なので、美風くんのターンですすり泣く音が聞こえると「美風の泣かせ演出はあからさますぎるしどう見ても大恋愛エンドの美風だから、泣いているオタクはみんな大恋愛エンド信者に見えてきて殺伐とした気持ちになる」などと心の汚いことを考えてしまいます。そこは素直に受け止めて涙を流しておけよと思うのですが、出ない涙は流せない……。 しかし私は長年マイナー志向でオタクをしてきた関係で相当ポジティブ思考なオタクに成長したため、曲によっては「この歌詞は友情エンドの美風くんにしか書けない!!!!これはあの美風くんが書いた歌詞!!!!しかもライブのパフォーマンスもすっごく友情エンド美風くん!!!!やった!!!!あの美風くん生きてた!!!」と思えるのが私の良い所。シンクロニズムはそういった曲の1つでした。 端的に申し上げると、シンクロニズムは曲開始早々ラブという単語を連呼してくる恐怖楽曲です。冒頭のサビの「目の前のオタク全員僕のファンにする」みたいな歌い方から、Aメロですっとクールな声になる辺りがもうすごく怖い。美風史上最高の小悪魔っぷり。にも拘わらずオリジナルタイプの美風らしさをほのめかせてくるところは100点満点の友情エンド美風藍です。 ここまで熱く語っておきながら、パフォーマンスは真ん中のステージだったのであまり見えなくて深くは語れないのが悔しい……。 見えた限りだと媚び媚びの可愛さいっぱいな美風翔太がステージを駆け回り、ハートを作ったりダンサーさんとツーショットを撮る仕草をしていたり、したたかさを感じさせてくれたので私は手放しでほめたいなと思いました。それから、間奏の振付がとても好きだったのでビューティフルラブや二人のモノグラムに続いてまたしても美風曲の振りで高まってしまった……と悔しくなりました。
ここまでがカルナイパート。 わかっていたけどソロ曲は新曲でしたね……。個人的にこのラインの曲は、今回のライブを経て「たまにはと思って今までと違うことをしてみたんだろうけど、やっぱり従来通りのアイドルイメージで売り続けてほしいよね」という結論を導く材料だったなと思います。なので次回は最近突然過去を振り返らなくなった黒崎さんによる、俺とお前一生一緒最後まで添い遂げてえのはお前だけみたいなことを不器用な歌詞と魂を昂ぶらせる絶妙な振付で楽しませてくれるソロ曲を楽しみにしています。あといい加減執事要素しかないお嬢様向けの曲も出してくれてもいいと思うんだけど、↑松氏にそれは全く期待できないので自分で妄想作詞作曲するしかないかもしれません。わーーんやだやだそんな自給自足みじめすぎて情けなくなるよーー!心安らかにお嬢様でいさせてくれない公式なんか大嫌いだーーー!! 声優的には、カルナイライブを経て、こう、カルナイは完璧なパフォーマンスを観客に見せなければならない……という考え方になったのかなと思わせるような隙のない感じがしました。私は特に彼らに対してそういうものは求めていないので、そんなにがんばらなくてもいいよ……と思うのですが……。なんというかそういう方向に行く事で得られるものは多いと思うけど、そこで失われてしまうものが私は好きだったような……自分でもよく理解しきれていない考えなので上手く言えない……。
ダンサーズのパフォーマンス 今回ダンサーさんの人数多くなかった!?あちこちのステージに散らばっていてびっくりしたよ。 スポットライトが別のステージに変わると曲調がガラッと変わって(変わったような気がしてるけど変わってなかったかもしれない。記憶が曖昧。)楽しかったです。
DAY DREAM 昨年8月のSDFに参加して以降私は盲目的にSDFとその楽曲を崇めているので、当然SDF楽曲を今回のライブでやって欲しいと思っていました。なんせ半野外だからDAYとNIGHTを感じられますからね。まだ明るいうちにDAY DREAMを歌って、日が完全に落ちて暗くなったらNIGHT DREAMをやる。完璧ではありませんか!さらに声優があのお洋服を着ていたら最高すぎる!私はあのシースルーなトップスを着た鈴村健一さんを一目見たい! ……叶わなかったけど。 まず声優はあのお洋服は着ていなかったし(これはさすがに仕方ない)、先に言ってしまうとこの後すぐにNIGHT DREAMが待っています。まだ全然日も暮れていないのにNIGHT DREAMです。個人的にはまだ全然DAY DREAMの時間でしたが、容赦なくNIGHT DREAMが始まるのです。でもステージに釘付けになり脳内で強制的に日が沈んだので、結果的にはNIGHT DREAMの時間になりました。妄想力の強い脳みそは心強い味方です。 DAY DREAMは中央ステージから左右に伸びたステージから登場し、中央ステージに集まっていくという動線でした。(つまりあまり見えなかった) 私たち側のステージから登場したのは多分那月、神宮寺くん、嶺二で、反対側が音也、翔ちゃん、黒崎さんだったと思う……。私の目が悪いのと、今回わかりやすくはあるものの黒が基調のお衣装だったので遠いとあまり個体の区別がつかないんですよ(それでも3rdよりはマシ)……。なので、最初の方は「あそこにいるのは誰と誰……だ……?」という点に意識が行ってしまいました。というかそもそもマイガールもえ様にあそこにいるよって言われるまで、せり出したステージにいることすら気付けなかった私って……ポンコツですね……。 途中でバズーカの様なものを使って何かをぶっ放していたのですが、実は隣にいたオタクが前日も参加したようで、ライブが始まる前に「この辺りならデイドリの時飛んできそうだね、やったー!」と話していたので、「隣が話してたのはこれか…………ねえ、全然こちら側には飛ばしてくれてないじゃん!隣のオタクのうそつき!期待させないでよね!」と思ってしまいあまり驚けなかったのは少し残念でした。 歌詞とかそういった内容の考慮せずにこの曲の一番の聞き所をあげるとすれば黒崎さんの「わか~~る~~よお~~~~~」だと私は思っているので、生わかるよを聞けてとても興奮しました。
NIGHT DREAM くきゆりが選ぶ2016年ベストオタクソングの栄えあるナンバーワン楽曲。 あまりにも好きすぎてCDで聞く時に例えでもなんでもなく息が止まるので、リピート再生できないくらいです。 大変ありがたいことにこの曲は奥のステージでスタンドマイクを前に全員が横一列に並んで(左からセシル、伯爵、聖川、トキヤ、美風だったと思う)歌ってくれたので、とても見やすかったです。見やすさという観点では、しっかり見たいものが見やすい位置にいられることが少ないのですごく嬉しかった! イントロが始まると同時にひとりずつ出てきて、闇の中からすっとアイドルが出てくるような演出が素敵でした。その際、ひとりひとり何か台詞を言って出てきたんですけど、何と言っていたのか全く持って思い出せない……。それぞれ「~you」という”貴女”へのメッセージだったと思うのですが……。 とにかくこの一列に並んで、シンプルな手の振付を全員がやるというのがあまりにも好きすぎて、そんな演出をこのNIGHT DREAMでやってくれたのが最高すぎました。そして純情midnight伝説のきわどいラインを攻めぬく感じの振付は、男がやっても女がやってもいやらしくエロティックでずるい……。 センターの鈴村真斗のクールだけどむずむずした表情が印象的過ぎて、テンションがあがりました。あの人あんまりセクシーには向いてないのかなってところがかわいく思えて、この度初めて鈴村さんのことを聖川おじさんと呼んでしまいました。 間奏のタイミングで真ん中のステージに移動が入り、ラスサビは中央のステージで歌いました。移動する時も、独特の雰囲気が漂っていて声優さんのスキルは素晴らしいなと感動しきりでした。 ……と、「このライブで一番好きだったのは?」と聞かれたら即答しそうな勢いで、語る口調にも熱がこもってしまうNIGHT DREAMですが……その……「セシルおじさん事件」に驚きすぎて……。(鳥海さんが歌詞飛ばした件とは別) うたプリに限らず、ライブでは後方席でもステージの様子がわかるようにバックのスクリーンにカメラの映像がリアルタイムで映し出されるようになっていますよね。基本的に歌っている演者の顔が抜かれることが普通です。ですから、セシルのソロパートでもおじさんがアップでうつります。写るはずだったんですけど……。セシルおじさんとは反対側に設置されたアーム可動式のカメラが彼を綺麗に写せる場所まで動いたのに、何故かスクリーンに映し出されたのは可動式カメラよりも遠くの位置にあるカメラの映像で、したがってセシルおじさんを映そうとせり出していた可動式カメラがスクリーンに大きく映されてしまうという……悲しい事件が……。 私「お、おじさーーーーん!!!!」 あれはとても悲しかったです。蒼井くんやマモがいるとただでさえそちらを映す時間が長くなりがちなのに、折角のタイミングで10秒くらいセシルおじさんではなくカメラが移り続けていたのは本当にやるせない気持ちになりました。もうこんなことは二度と起きてほしくないので、あえて書き残しておきます。
そしてそのままスタリパートへ突入。
Be The Light! ゴンドラで我々サイドの逆側を回っていました。 マモがHAYATOと一緒に!的なかけ声をかけてきたのですが、この曲はそういう感じの曲なの?もしかして次のゲームシナリオのヒント??と、だいぶ胸がざわつきました。トキヤの専門家の方がいらっしゃればご意見お待ちしております。 スタリ春至上主義とはいえ、トキヤに関してはちょっと疎めなのでよくわからないんです……。確かに、今までのトキヤの曲とは一線を画す感じはしているけれど……今更��キヤ的黒歴史たるHAYATOが出てくるってどういうことなんだろう……。けれど春ちゃん的には非常にキーになる存在だから、その辺でなにかしらがあるという風に思っておけばいいのかな……。 ーお分かりの通り、全然パフォーマンスに集中できませんでした。
初恋をまたはじめよう ライブが始まる前にもえちゃんと「やっぱり翔ちゃんはタオル曲ポジションなのかな……」「え、今回は曲調的にないんじゃない?」などと話をしていたのですが、やっぱり回しましたね。 はーブンブンつこブンブンーいを~♪ブンブンブンブン いつも翔ちゃんの曲は良くも悪くも楽しい気持ちをぐわっと湧き上がらせてくれる、うたプリのライブにおける大事な存在だと思っています。けれど今回はタオルを回したとはいえ、これまでとは異なるしっとりめの曲調かつ歌詞の内容です。 そういう中でどのようにいつもの翔ちゃんらしさを演出してくれたのかというと、登場した場所が客席の通路だったところが一番かなと思いました。 これまでの「うおー!一緒に盛り上がろうぜ~っ!」ではないけれどお客さんに一番近い所で歌ってくれることは、色々訳ありでクセのあるメンバーの中では一番普通なバックを持つ翔ちゃんだからこそ暖かい気持ちになれたのではと。春ちゃんとの関係を抜きにしてこんな気持ちになれることは私には滅多にないので、今回の翔ちゃんはとりわけ良かったです。 でもタオル担当とはいえ無理にタオルを振り回さなくたっていいんだよ、と思いました。
Tears in love(アコースティックver.) 谷山紀章とtearsと言われ���と、どうしても某イニシャルはRではなくLを使っているヴァイオリニストのことが頭に浮かんでしまうのですが、これは私だけなのでしょうか。 そんなくだらない前置きはさておき、今までで一番の四ノ宮那月だったのではなかろうか……。正直これまでもよく「ただの谷山」なんてことはよく言われていたし、砂月の名前を出してきてそうじゃないだろと思う事もよくあった彼ですが、今回は素直に那月だと感じられたので嬉しかった。それに加えてアコースティックな演出によって、観客が歌に全神経を集中させられるようにしたのはとても良かったと思います。あの張りつめそうな空気による息苦しさが心地よくて、谷山さんが時間をかけてキャラクターを消化したことをうかがわせました。 けれどだからこそ悔しかったのは、まだゲームが出ていない為どのような過程でこの曲に辿り着いたのかを私は知らないままでこの曲を生で聞いてしまったことです。基本的にゲームのシナリオを知る前に聞ける方が精神衛生上メリットの多い私ですが、今回に限っては那月と春ちゃんがどのようにそこに辿り着いたのか正解を教えてほしいと強く望んでしまいました。それくらい、本当に良いライブでした。
Give me True Love この期に及んでまだ真実の愛を求めてくるわがままで欲張りな神宮寺くんに、レン春のデレデレでいちゃいちゃすぎる早く結婚しなよと逆切れしたくなるラブラブカップルっぷりを垣間見た気がしていた私ですが、本当に悔しいことに元々神宮寺女だったせいで、どうしてもライブではただのファンになってしまいますね。 電動立ち乗り二輪車で出てきた時はあまりに予想外すぎて笑ってしまいましたが、そうして縦横無尽にステージを移動していく様が本当にかっこよくてキラキラしてて見とれてしまいました……。安心と信頼の神宮寺諏訪部さんである……。 最初は真ん中のステージに登場、ぐるぐる回ったりした後二番になるタイミングで奥のステージに移動してくれました!移動通路では傾斜がある分滑るのか、電動立ち乗り二輪車からは下りていました。 諏訪部さんが神宮寺くんらしいなと思えるところは、歩き方だと思っているのでそれが良く見えて満足です^^
甘美なるアルカディア 突然猫の鳴き声が聞こえて、黒猫を抱えた子供がステージに登場。 ク、クップル!?!?と会場が動揺しつつ、そう言えば前に象だったか猫だったかを実際に登場させたいと鳥海さんが言っていたような気がするしそれか?なんて混乱していたところでアルカディアのイントロが。 セ、セシルーーーー!!!!(興奮ポイント) セシルおじさんは特に大きくすごいことをするわけではないのですが、毎回ちょっとずつ仕掛けをしてくれるので楽しいです。前の時の電球で魔法を表現してくれたのが個人的には一番気に入っています。次は何をしてくれるんだろう、と小さな期待をさせてくれるセシルおじさんのライブへのアプローチとしてとても好きです。
I swear… いつも新曲を聞く度に聖川に過剰な期待を寄せてしまう私ですが、今回の曲は集大成のような歌詞で「いよいよ結婚……結婚するのか……」とドキドキさせられていました。 それでねえ、またしても奥のステージだったので良く見えたんですよ……。神宮寺くん、セシル、聖川と奥のステージを使ってくれたのは、伯爵運がまるでなかった分スタリで恵まれたということなのかな……。 そしてこれは本当にびっくりしたのですが鈴村真斗さん、噴水の中で歌ったんですよ……とても綺麗だったなあ……。噴水の中でステージが上に上がるととても神々しく思えて、どこかで見ているであろう春ちゃんの事を思ってしまいました。 あの噴水の勢いが聖川の気持ちの具現化にも思えて改めて真春の幸せを願ってしまった……。ら、あの噴水だと思っていたものは決壊したダムの水を表したものだったそうですね。笑 良く考えなくても、この人は学生時代に心のダムがせき止めていた春ちゃんへの想いが決壊した人だった……。それを騎士kissではなくこちらでやったというのは、勿論会場の都合もあるでしょうが、どうしても「原点回帰」という言葉が脳裏をよぎってしまい、今度こそ聖川は何事からも逃げずに春ちゃんの手を取って困難に立ち向かってくれるのではないか……そう思わせてくれました。
Brilliant Days ここ一番で泣いた曲。 CDで聞いた時は木漏れ日ダイヤモンドほどの破壊力は無かったので、音也くんの浄化も完了か……などと思っていたのですが……。 ダンサーさんが……いえ……沢山のキッズダンサーが音也と一緒に手を繋いで出てきて、踊っていたのです……。 文章にすると大したことが無いように見えますが、音也くんが子供と出てくる意味だよ……。子供って未来の象徴みたいなところがあって、音也がそう言ったものと共にステージに出てくるのは本当に、本当に今度こそ前を向いて歩いて行くよと音也に言われているような気がしたというか……。 そして最後に他のスタリメンバーが出てきてさあ……。トキヤがさあ……そこで一番に声をかけてあげるのはトキヤなんですよね。彼らは皆で同じ1年を過ごして積み重ねてきたものがあってこそのスタリで、それこそが彼らの強みだと思っているので、この演出は私が見たかったものの一つの形なのだろうとしみじみ感じました。 アニメを見ているとどうしてもトキヤがメインのように見えてしまうことが多くて、そんな中4期でやっと焦点が当たりメインは音也だと思わせてくれました。それをふまえてこうして子供も含めて皆が音也の元に集まってくる姿は、まさにひまわりと言うか、これが音也というか、うたプリというか……。こういった演出ができる環境にまで大きくなれた事に、感謝しました。 ここに来れてよかったと思いました。
基本的にMCの記憶は全くないので何も書く事が出来ないのですが、確かここでカルナイの人たちも出てきて色々話していたと思います。伯爵の執事モードの時間がこれまでより長かったのが嬉しかったのと、前野さんが野球ネタを入れてきたけれどお客さんがピンと来ていないのが面白かったです。あとは、テンペストでずぶぬれになったマモにキッズダンサーが「びしょびしょだけど大丈夫?」と聞いたとかそんな感じのことを言っていた気がします。それ以外のことを何一つ覚えていないので、私の記憶力も相当衰えたんだなと思うと大変悲しいです。
マジLOVE1000% MCのあと「この二組がそろったということは……?」と振ってくれたので、私も思いっきり叫びました。そう「ゴールデンスt「マジLOVE1000%!!!!!!」 え、なんで!?なんでだよ、なんでGOLDEN STARSじゃないんだよwだっておかしくないですか!?!?!?マジLOVE1000%って、スタリの曲でしょ??確かに一緒にカルナイが歌うことは何度もあったしライブの最後に歌われがちだけど、きちんと二組名義で歌っている曲があるのにわざわざそちらを歌うことなくないですか!? 私、今回のライブでこれはどうしても納得がいかなくて、1000%のタイトルを言われた時に心の中で苦笑したしなんなから顔にもそれが出てしまったと思う……。
スタリのソロ曲は新曲で揃えてきて、しかも推定でびゅ続編で使われるであろう曲でした。続編、いったいもう何年待たされているの?という気持ちとこれが出たらこの人たちの物語がいったん一区切りしてしまうのでは、という寂しさとで複雑な気持ちになるタイトルの為の曲。 そして、アニメから引き継ぐ形で開催されるこれまでにないコンセプトでのライブ。 これまでの歩みをふまえて、それを形にした上でひとつ階段を昇る。これはスタリにしかできない事でした。きっと声優さんたちもそれぞれ思うことがあり、それをその時できる一番の方法で私たちに示してくれたのだろうなと思います。 それぞれ付き合い方魅せ方は違いますが、私はスタリ声優の皆さんが見せてくれるステージが大好きなんだなと思わせてくれるソロ曲パフォーマンスでした。
HE★VENS GATE -Beginning of the Legend- もえちゃんと私がこの日一番湧いた瞬間、それは HE★VENS GATE -Beginning of the Legend-が始まった瞬間だったと言えるでしょう。 何を隠そう我々、 HE★VENS GATEがめちゃくちゃ好きですからね。 カラオケで歌う回数を重ねるごとにより盛り上がっていますからね。 しかも、奥のステージでアニメの時のような演出で歌ってくれたので最高でした。 本当に頭の悪い感想ですが、一番に思ったのは「ヘブンズの本物だ……!」でした……。ヘブンズ声優の皆さんがキャラクターに近づくためにたくさん努力をしてくださったのが目に見えてわかって、その嬉しさも手伝って本当にテンションが上がりました。 ヘブンズは色々言われていたので、他のファンもいるこのライブではプレッシャーも相当だっただろうと思います。その中であれだけのものを見せてくれた彼らのポテンシャルの高さには、舌を巻きます。 曲も楽しくて、声優さんの熱量もびんびん感じられて、最高のヘブンズの幕開けでした!
HE★VENLY PARADE 真ん中のステージへ移動してのパフォーマンス。 この曲は何故かじわじわと笑いを誘われるので(決して面白い曲ではない)、イントロでふふっと笑ってしまった……。
MIGHTY AURA ここからデュエットソング。 いきなりマイティーオーラってすごいですよね、ぶっとばしてる……! マモと立端の差が相当ある雄馬くんが、どれだけ詰めてくるんだろうというのは多くの方が気になっていたことだと思います。決して余裕があるダンスでは無かったと思いますが、力強くて、生き生きしていて、とてもかっこよかった! マモとの練習?でも色々と挑戦して頑張っていたそうで、そんなところがなんとなくトキヤと瑛二らしくも見えたりして…(^-^) 曲が終わると会場の熱気がすごくて、なんだかほっとしてしまいました。
Grown Empathy ゴンドラで回る演出で、谷山さんが近くまで来たのでもえちゃんが嬉しそうでした。 代永さんがふっと笑う感じが、どことなくナギ意識なのかなという不敵さがあって個人的にドキドキしました。私はヘブンズだと天草とナギが好きで、実はナギってすごく難しい子��と思っているからこういう台詞に頼らず声優さんの一挙手一投足でキャラクターを連想できたのが個人的な収穫でした
Lasting Oneness 気付くと嵐のONE LOVEになってしまう事で有名なこの曲。 左右のクレーンに分かれて天高くのぼって、右と左からやりとりをしているような印象のステージでした。 聖川と綺羅くんらしく綺麗な歌詞を交互に歌うので、歌う度二人からオーラの様なものが見えるような気がして、歌うことで互いに会話して高め合っているように見えました。 綺羅くんについてはまだわからない事も多いのでこの曲が綺羅くんにとってはどういう意味を持つのかは憶測の域を出ませんが、聖川だけでなく彼にとっても何か自分のステージを一つあげられる存在であればいいのになと思わせてくれました。 まあ…終始クレーンで上の方にいたので、二人の表情はほとんどわからなかったのですが(´ω`;)
Lovely eyes 何故か全く記憶がないのですが、二人ともゴンドラだったっけ……。 記憶がないと言うのは語弊がありますが、ぼんやりとしか覚えていなくて……。振付などもわかるのに……。
Visible Elf 好きな組み合わせの好きな曲なので、とっても楽しみにしていました! とはいえ、まさか気球の様なもので空へ飛んでいくとは思いませんでしたがね!笑 私た��の席は天草側だったので悲しいことに私は全くセシル側を見ていないのですが、山下くんのテンションを上げずにテンションを上げるお芝居がすごいなあと感心してしまいました。 気球に乗るファンタジー感は凄いなと思いましたが、個人的にはこの二人は直接やりとりをするようなパフォーマンスをして欲しかったような……。
JUSTICE IMPULSE 最早定番になりつつあるワイヤーアクション、ここで来るとは!! 我々の中で大和くんは黒崎さんポジションに収まっているせいもあり、こう、笑ってしまうというかですが、ね、木村さんがワイヤーでくるくる回っているのがなんだか、その、ね……(^-^)(悪い意味ではない) 本当に盛り上がってわいわいできて、アドレナリンが分泌される感じでしたよ! いつもの翔ちゃんらしさ的なものをここで補給できた気がします。これぞライブ!という曲がうたプリでは少ないので、やっぱりこれがないと!笑 早く皆で鑑賞会をして、合いの手を入れて盛り上がりたいな~!!
NEXT DOOR アニメの音也回の話の流れがあまり好きでなくて、どうしても瑛一もこの曲も受け入れがたいものでした。 だからこの曲と瑛一のソロ曲はライブでNEXT DOORを聞いて、アニメの話について自分の中で折り合いがつけられるまでは聞かない事にしていました。 私は寺島くんのキャラクターとの向き合い方に絶大な信頼を置いているので、彼がこの曲をどのように表現するかを見てから色々な点について判断したかったからです。 アニメでは心を閉ざした音也が歌ったもので、CDに収録されているのもその時の歌です。寺島くんはそれを再現するのではなく、曲の中でアニメの話を消化できるようなお芝居をしてくれていました。一番では自分について壁にぶち当たり悩み苦しむ音也くんを、次第に解決の道に辿り着く音也くんを、そして今まで通りのようで何か違う、一皮むけて開放されたような音也くんを……。 それを支える緑川さんの音也を追い詰めていく太い縄の様な歌い方、次第に「次はどう来る?」と試すような純粋故に恐ろしさを感じる瑛一らしい気持ちの高ぶりをうまく歌と振りに落とし込めてくれたので、この曲の嫌なものを全て取り払ってくれた……そんなパフォーマンスでした。 CDに収録されたもののシチュエーションは変わることはないけれど、ライブであのNEXT DOORを聞けたことによって「でも、今のNEXT DOORは違うんだよ」と自分で良い記憶を上書きできるようになれました。正直実際パフォーマンスを見るまではもし嫌な記憶のままになってしまったらどうしようという不安もありましたが、最も良いと思えるNEXT DOORを観られて良かったです。
ダイジェストムービー スタリとヘブンズのユニットソングが全て披露し終えてひと段落したところで、最初のライブからこの前のライブまでがダイジェスト編集された映像が流れました。 私はセカンドライブからは全て参加しているので(ファーストはシネライで補完)、色々思い出があるなあと感慨に浸りつつ、映像としてはうたプリ会で散々一緒に見ているのでその時に言い合った感想のことなども思い出したりして、うたプリオタクとして歩んだ日々に思いを馳せました。 ただ、この映像って一体なんだったんだろうという。私たちに何を伝えたかったんだろうか。 タイミングとしては、前回のライブで流れていてもおかしくないと私は思ったのであえて今回これを流した事の意味……と思うと、なんだか苦しくなりました。前回で流しておけば、今回のライブは始まりになっていたはず。けれど初めてアニメから明確にバトンを受け取ったライブで、そしてそのアニメがそれとなく区切りを思わせるような終わり方だったとしたら、これより先のうたプリは私が好きだと思っていたうたプリとはまた違う道を歩んでいくことになりはしないか。 懐かしさと共に、底知れぬ不安を感じました。
God’s S.T.A.R ライブもフィナーレとなり、各ユニットの全員曲。 ここまで各曲について色々と感想を述べてきましたが、正直この曲が今回のライブで一番印象深いものとなりました。 随分長く書いたので最初の方のことはもうお忘れかと思いますが、私がMelting of snowで書いた事を思い出していただきたい。次にその後の伯爵の出番であるNIGHT DREAMで書いたことを改めて確認していただければわかると思いますが、NIGHT DREAMにおける伯爵に対するコメントは一切なかったかと思います。 私の中で私が全盛期の遺物のような存在になってしまったと思ったので、どんなに前野伯爵が素晴らしいパフォーマンスをしていたとしても、かっこよくても、なんだか他人事みたいな悲しさを感じながら曲を見ていたからです。既に書いた通り伯爵は別に執事アイドルでなくたってアイドルの頂点に立つ男であることに変わりはありません。結局私の気持ちの問題に過ぎない些末なことだと、NIGHT DREAMでは思い知らされました。変化する仏様のうちどれに手を合わせるかぐらいの気持ちでいればいいのに(この解釈と例えへの引用が不適切だったら申し訳ないです)、それができない苦しさが改めてこみあげてきてブログの文章とは言え何か書くのはためらわれてしまったのです。 久々にカルナイが登場し、曲のイントロと共に4人が奥のステージに降りてきてくれた時も「この人はもう執事アイドルではない、ごく普通のアイドルなんだ」と強い喪失感と共に、伯爵のお嬢様でいるのもこの辺りが潮時かな……。今日は私が伯爵のお嬢様だった最後のステージだ……今までありがとう、これからは少し遠いファンとして伯爵の活躍を応援していきます……。 などとぐだぐだ思っていました。 しかし、NIGHT DREAMの時と同様降りてくる間にそれぞれがセリフを言ってくれた時、私に向かって一陣の風が吹き……!
「お嬢様へ」
夢でも見ているのかと思いました。 マイガールもえ様がすごく嬉しそうに「今の聞いた!?!?」と言わんばかりの表情で私の方を見てくれて、それで夢じゃないと思ったら実感がわいてきて嬉し泣きが止まりませんでした。 God’s S.T.A.Rはカルナイにとっても非常に大切な曲で、それを捧げる相手として伯爵はお嬢様という存在を選んでくれました。例えアニメの時のセリフを意識して言ったにすぎなかったとしても、これ以上望むことは何もないくらい嬉しかったです。 私はDouble face以降少しずつ積もっていた不安のせいで、Melting of snowという曲を重く見過ぎていたのかもしれません。思えば突然リリースされた何に使われるのか全く分からない曲に、これまでの伯爵のアイドル活動を否定されてたまるものですかって話ですよね。また↑松に踊らされてしまった……。 前野伯爵が「お嬢様へ」と言った時の表情は、「あれは余興、軽いファンサービスですよお嬢様。何を落ち込んでいらっしゃる。」なんて笑われたような気がしました。私、まだ貴方のお嬢様でいいの?以下略の様な恒例のクレイジー妄想が脳内を駆け巡り、そして救われたような思いで、最高に魂の震える God’s S.T.A.Rに歓声を上げることができました。 カルナイライブの時よりもさらに純度の高いパフォーマンスだったので、映像でもなんでもいいからカルナイを好きな人には見てほしいステージでした。
不滅のインフェルノ ヘブンズに思うところがあった人も演者の熱い気持ちと素晴らしいパフォーマンスを見て心動かされ、ライトを振らずにはいられなかったのではないでしょうか。……なんて最もらしいことを書いてみたものの、 God’s S.T.A.Rの衝撃であんまり覚えてないんですよね……。燃えてた気がする……。あともえちゃんがずっとヴァンのことを呼んでいたのはとても良く覚えています。(後にヴァンと目が合ったという報告を受けました)
We are ST☆RISH! アニメに近い振付ですごく感動しました。というか、この流れがアニメままなので本当にあの対決のあとのライブだったんだなと感動しました。 真ん中のステージだったからすべてが良く見えていたわけではないのですが、まあ安心感がすごい。そして合いの手を入れながら楽しい気持ちと感極まる気持ちがぶわっとくる。 でもこの曲を聞くと、なにか終わりの様なものを感じてしまうのでダイジェストムービーの時に思ったようなことがぶり返して来て少し切なくなりました。 いつからスタリの曲はこんなにもまぶしくて切ないものになってしまったんだ……。
これで一旦ライブは幕引き。アンコールです。 アンコールパートは、パフォーマンスが全て終わってしまい、それでもそのパフォーマンスの素晴らしさに観客の心が打ち震えもう一度でいいからそのパフォーマンスを我々に披露してほしい!というどうしようもない心の高鳴りからくるアンコールに相手方が応えてくれたものだと思っています。 だから私は所謂アンコールタイムになった途端に自分の座席に座って、同行者と和やかにご歓談……という観客が大嫌いです。アンコール!と何度も何度も声を張り上げ、ペンライトを振り、演者がまたステージに上がるのを今か今かと待ちわびていない人間��果たしてアンコールパートのパフォーマンスを見る資格があるのでしょうか。 勿論、アンコールがプログラムに組み込まれていることの多い昨今のオタクライブ構成にも問題はあると思います。いや、本当は問題なんてないんですけれども。「私たちが声を上げなくたって、アンコールパートはやるでしょ?笑 ライブでたくさん声出してペンライト振ったから疲れちゃった笑 今のうちに休んでおこうっと」と勘違いしているように見えるオタク共の態度が何もかも問題なんですけれども。(あえて悪意を込めた言い方をしています) アンコールは当たり前じゃない。 私はオタクイベントに参加するようになってかれこれもう7年くらいになる年季が入り始めたオタクですが、この2、3年アンコールになった途端に座って雑談しだすオタクが急激に増えたような気がします。 別の話を引き合いに出して恐縮ですが、国フォであった寺島くんのライブで周りが軒並み座りだした時は遂にこの世の終わりが来てしまったのかと思いました。 「こんなに興奮しているのに座ることなんてできない、早くまたステージに出て来て欲しい」というような体の奥底から湧き上がる感情が近年のオタク達の心にないだなんて私は思えないのですが……。 本当にショックだったのです。私達のまわりは一斉に座りだし、立って声を張る人はごく少数だった。勿論座りながらもアンコールをしている人はいて、私はそう言った人を否定はしません。まあ、できれば立っていて欲しいけれども……。しかしそれでもやはりアンコールすらせずに雑談している人が本当に目につきました。 目の前の座席にいたのが黒いマジックで背中に「愚民」とすこしかすれた文字で書いた薄地の水色の法被を着た人だったのですが(ここまで丁寧に私の地雷を踏み抜いていくオタクがこの世にいたとはと逆に感動した。愚民とプリントしたTシャツを着た人達を危うく許しそうになった。)、その「愚民」さんがまさしく即座に座り同行者とおしゃべりをし出して「貴女って人は……!!!貴女本当にその法被のみたいな人なのね、本当にがっかり!私たちの執事、そしてお仲間の方々、後輩の皆さん、そしてレイジング事務所の皆さんのパフォーマンスを見て、貴女は何も感じなかったとでも仰るおつもりかしら!そんなことありませんわよね?ねえ、そうでしょ?そうとお言いなさいよ!!」と私の心のお嬢様が大変お怒りだったという、蛇足の様な小話もありまして。そんなに私の嫌悪感を煽らなくてもいいのにと思いました。笑 誰が何をしようと自由だからアンコールを強制されたくない、そう言うのならしなくて良いので帰ってください。お金を払ってチケットを買っているのだから見る権利がある、それはそうですね。もっとステージが見たいと思わないのに居座るなんて、帰りが混雑するしいいことは何もないと思いますが。私はそう思います。 私はこれがあるべき理想の姿だと思ってこのように書いていますが、世相としてアンコールに意味を見出さず静かにおとなしくするのが主流になっているなら、私は一人でわめいている時代に取り残された滑稽な女ですね。笑 色々不快にさせるような事を書いてしまいましたが、要するに今うたプリを支えるオタクはこういう人達なんだと思ったら切なくて悲しくなったという話でした。
さて、気を取り直して改めてアンコールパートです。
夢を歌へと…! 全員がトロッコに乗りそこらじゅうに散らばっていたような気がするのですが(時間を見つけて少しずつ書いているせいで、この曲について執筆しているのは2017年9月。いよいよ記憶が薄れ始めているのだ)、ヘブンズはステージにいたような記憶もあり、正解はDVDを見るしかない状態です。 間奏でセリフは言わなかったので、あ、そこはアニメを再現するわけではないんだ……まあ確かにあのセリフは春ちゃんに向けての台詞なので、ここで言うのは違うのかもしれないな……と思いました。 しかしこの曲が良くできているお陰でパートの主導権が移るたびにそのユニットが場を支配し力をふるっているように思わせてくれて、その饗宴を観客として目の当たりにできたのは貴重な経験でした。 そして最後にスタリが全てを浄化する神の如く何よりも心を包み込むように歌い上げるので、私はまたプリ春信者としての信仰をより一層深めることとなりました。スターリッシュと春ちゃんは永遠だよ……。
MC 流石に最後のMCの内容は割と覚えていますよ! 絶対に泣かないてらしま君がやはり涙を見せずにいてくれたことは、私の中でとてもありがたく、私の思い描く理想の「キャラクターとの付き合い方」をしているのは寺島くんだなあとまた信頼度を上げてしまいました。 (ここで最近配信されたうたプリのリズムゲームの話を。実はシナリオ前章のシャイニング事務所ライブのフィナーレで、音也くんが泣いていまして……。嘘でしょ……私や多くのオタクと寺島くんが信じてきた音也とはいったいなんだったんだ……。とショックを隠しきれない大問題が起きています。え、初の単独ライブではなく事務所のオールスターライブで泣くんだ音也って……。誰か納得のいく解説をして……。) 全体的に今回のライブのMCは楽しく和やかな時もしんみり感動的な時も、どことなく苦しさの様なものを感じました。 うたプリという夢の世界の裏側で何か大変なことが起きているような気がして、私はすごく不安感に襲われて、やっぱり5th、6thと時を経て徐々に壁に近づいていて正念場なのかもしれないとさえ……。
マジLOVEレジェンドスター 最初はスタリで、最後は全員で。 これだけ長たらしく文章を書いてしまうくらいには、色々なことを感じたこのライブ。 その最後を飾ったこの一曲は、これまで聞いていたそれとは全く違う曲のように思えました。 永遠なんてないかもしれない、いや永遠なんてものは存在しないと言い切ったうたプリだからこそ、永遠を尊び、愛し、その言葉の意味を噛みしめもがきながら永遠であろうとするのかもしれない。 その永遠の形をこの目で見たいと力強く思わせてくれた、大変思い出深いライブとなりました。 ここから少年ハリウッドの話を絡めてアイドルと永遠について熱く語るのもアリですが、さすがに2017年5月28日のライブの感想を2017年9月4日より先延ばしにするのはどうかと思ったので、今回はこれで終わりにしようと思います。 万が一最後まで読んでくれた方がいましたら、私のつまらない話に最後まで付き合ってくださってありがとうございました。
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『ありがとうシークレットゲート&カフェ マルシェ』詳細のお知らせです🌟 フリンジ石けん他、石けんいろいろご用意してお待ちしております♪ ◇6/30(日) 11:00-17:00 (店内の営業は18:00までです) ◇シークレットゲートカフェ 茨城県取手市藤代642-2 tel:0297824190 駐車場は敷地内 スーパーカスミさんの 駐車場をご利用下さい。 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ シークレットゲートカフェ内にてマルシェを開催します。 惜しくも閉店となる6月30日, シークレットゲートカフェの1階,2階を使用して、お買い物は勿論,ワークショップや癒しにミニライブ,フィルム上映等。 お子様からご年配のお客様まで 楽しんで頂けるマルシェです。 出店者一同笑顔で迎えさせて頂きます。 どうぞ、笑顔溢れる場所にいらして下さい😊 カフェも通常営業をしております。 営業最終日のこの日、シークレットゲートカフェの素敵な空間をたっぷり感じて頂き、心に刻んで頂けたら幸いです。 一日たっぷりとお過ごし下さい。 ❤️出店者のご案内❤️ 名前、出店名、出店内容 の順でお知らせします。 ①野口 恵子 Angelico+ アクセサリー販売 ②紫水 晶子 紫水晶子 八百万の神カードセッション ③たき けいこ たんぽぽ たきけいこ ハンドケアマッサージ15分 肩こり リンパケア15分 ④一水 志穂 salonあれぐりあ 骨格診断と魔法のワンピースⓇ販売 ⑤岩城 由希 虹のひつじぐも サンキャッチャー販売・WS ⑥武井 みほこ ルルド アクセサリー販売 ⑦山田 ミナ子 地域デザイン学芸員山田ミナ子 織り、お茶、フェアトレードコーヒー、スリランカ雑貨、アフリカビーズ ⑧吉田 俊子 吉田トシコ 出演DVD TVチャンピオン・金スマ・はなまるマーケット他 ⑨中川 宗右衛門 「中川宗右衛門 with ひたちなか海浜鉄道 ひたちなか海浜鉄道関係の展示と販売・制服記念写真コーナー ⑩稲葉 裕美 手作り石けんテッテ 手づくり石鹸の販売 ⑪蓮華 Pearl Art蓮華 ポストカード・小物類(栞・ストラップ・ウッドバーニングで作った物‥) ⑫戸倉 美登利 natural flower 革小物・バック販売 ⑬神凪 美呼 占導師 神凪美呼 蓮の花を作るWS 手相・陰陽六行鑑定 ⑭倉持 マユ美 Mayumin*n ニャンドゥティ刺繍小物 ⑮飯塚 順子 Muqumuqu 染め小物 ⑯朝日 ゆうこ 手相サロンHappy Line 手相・宿命鑑定 ⑰石塚 祥絵 isshi 革の指輪orブレスレット作りのWS ⑱伊藤 園子 伊藤 園子 木彫作品 ⑲クリリン クリリン 木工品小物 ⑳鈴木 ミチ 鈴木 ミチ ミニライブ CD販売 11時~13時まで ㉑深見 さやか 彩弥加 女神タロット&オーラ浄化 ㉒江口 有子 lima*nyu リマーニュ アロマ販売 *販売のみ* ㉓ふう ふう 刺繍と織り ㉔塙 千佳子 小さなお店Colline オリジナルファブリックと 洋裁家が作る布小物 ㉕豊島 なおみ 羊毛フェルトNyaomin 羊毛フェルト雑貨&アクセサリー ㉖岡田 孝之 岡田 孝之 ジャグリング ㉗松田 京子 整体室 ての字や 整体 会場エスコート 手島弥生 幸田千枝子 飯島昌子 Chie Toh よろしくどうぞです❣️ #取手市 #守谷市 #東小金井 #handmademarche #イベント #手作り #ハンドメイド #ハンドメイドイベント #手作り石けん #手作り石けんテッテ (シークレットゲートカフェ) https://www.instagram.com/p/ByxEM4-HPzh/?igshid=dzck852m7vfq
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2017.9 富士山
※書式統一のため一部過去記事を構成し直して再投稿
眠れないまま0時になったので、もう横になっていてもしょうがないと思い起床、準備を始める。一緒に泊まっていた半分くらいの人たちもこの時間に起きていた。高山病の症状はほとんど無くなっていた上に、寝てないのにあまり眠くない。インナー、ウィンドブレーカー、フリース、防水服と持ってきたもの全て着込んでいざアタック開始。
外気温0℃、装備のおかげで寒さは感じない。しばらく登っているとすぐに暑くなってきたのでフリースを脱ぐ。あと、呼吸回数が昨日よりもかなり早い、ただし疲労感などは全く感じず、一晩寝てようやく高度順応できた模様。ちなみに山頂付近では普通の山と比べて2倍くらい呼吸が早かった。やっぱり富士山は高いんだなーと実感。
自分と他人のヘッドライト以外明かりが無い。景色なんか見えるわけ無く、頭を空っぽにしてただひたすら真っ暗な坂道を登るだけ。振り返って下を見ると、登山道を登る登山者の明かりの列と、その先には夜の街の明かりだけ見える。
約1時間、ほぼノンストップで登り続け本八合目に到着。高度順応されているため、昨日みたいにペースを気にせず上がっても問題なさそう。・・・宿が本八合目だったら、もっと酷い高山病にかかっていたかもしれない。本八合目に泊まってこの1時間を昨日のうちに稼いでおきたかったけど、結果としてこれが良かったのかもしれない。あと、本八合目付近で少し強めの雨に降られ、しばらくして雪に変わり30分くらいで止んだ。バックも含め、頭���ら下まで全身完全防備なため問題なかったが、装備が足りない人たちはかなり大変そうだった。
本八合目以降は山小屋は無く、どこが9合目なのかわからない、つまり山頂までの距離がつかめず少し精神的に参る正念場。なによりも登山道がさっきまでの単調な坂道ではなく岩もゴロゴロしてて急登で、体力もかなり消耗する。終りが見えずかなりしんどかった。ただ、気がついたら鳥居をくぐっており、山頂目前であることに気がつく。本八合目から山頂まで1時間だから、まぁ時間的なところで見ると本八合目イコール9合目だな。
そしてとうとう山頂に着いた!といってもお鉢の平坦な道になっただけで、本当の山頂剣ヶ峰まではまだ1時間以上歩かなければならない。なので、この時点ではまだ達成感が湧いてこなかった、とりあえずラクになれると、ホッと安堵する。問題なのは、御来光まであと3時間もあること。宿早く出過ぎたな、あと全然渋滞とかなく予想された混雑はいったいどこへ?剣ヶ峰付近で御来光を拝むとして、そうだとしてもどこかで1時間以上待機していなければいけない。独立峰の山頂なので強風が酷く、おまけに真冬並みの気温なので、装備を全て着込んでもじっとしていると凄く寒い。動けば体温が上がってあまり寒さを感じないが、この1時間以上の待機をどう過ごせばよいものか。とりあえず休憩がてら風が遮られる岩陰に潜む。・・・それでも寒い。この状態で1時間以上いたら、かなり危険だと、少し大袈裟だが初めて命の危機を感じる。一方、サバイバルシートにくるまっている人は割りと泰然としており、富士山には必須アイテムであることを自覚した。
あまりの寒さに耐えきれず、向かった先での待機を覚悟して最高峰剣ヶ峰へ出発する。・・・ところが辺りは濃いガスに覆われており、ライトがあると言っても先がほとんど見えない。しかも剣ヶ峰へ向かう人が何故か全くおらず、ぽつんと1人だけ標示に従い進むが、5分くらい歩くと行き止まりとなっていた。おそらく道から逸れているのだろうけれど、とにかく周りが見えず、この状態では遭難する危険もあったので一度引き返す。待機もできない剣ヶ峰へも行けない、どうしようか悩んでいたところ、タイミングよく7人のツアーが剣ヶ峰の方向へ向かっていくのを発見。ツアーなので先導は信頼でき、すかさず彼らの後ろについて一緒に向かうことに。
どのツアーもそうだが、客の安全のため歩くのが遅く、フリーの人は基本的に追い抜き、ツアーの人も追い抜かせる。フリーの自分が後ろに付いているのに気づいて先導が先に行かせようとするが、視界が悪く富士山初めての自分が1人だけでは心細かったので、このまま後ろにいさせてもらうことに。そんなこんなでツアー7人と一緒に歩いていると、途中で点呼があって、前から順に1、2、・・・7ときたとき「8はー?」とあったので「ハチ!」と元気よく点呼。ツアーの人達と仲良くなる。
さっきは全くいなかったと登山者が、お鉢を進むと結構いる。ほとんど坂は無く、少しだけ混雑があったがスムーズに進む。浅間大社に到着したときは多くの人が御来光を待機しており、空も少し明るくなってきた。ここまでくれば1人だけでも行動ができるので、ツアーにお礼を言い離脱。御来光が見やすい場所に移動したが・・・ガスが晴れない!御来光10分前でこれなので、御来光になったはずのものを写真に収めて剣ヶ峰へ向かうことに・・・残念!
太陽が登ったので明るくなってきたとはいえ、ガスが晴れずおかげで剣ヶ峰への道がわかりづらい。明らかに登山道だけど、本当にこのまま進めばいいのか少し迷いながらも向かう。すると突然目の前に壁のような急登が!こんな急な道初めてみた。これが剣ヶ峰目前の「馬の背」。急な上にザレなので非常に滑りやすく、中にはまともに登れない人も・・・。そして馬の背を超えたら剣ヶ峰への階段に人が並んでいる、これがいわゆる剣ヶ峰渋滞。山頂が狭い上にみんな写真撮るからいつも列ができるみたい。
10分くらい待つといよいよ自分の番に。いざ山頂に立つと・・・なんか味気なかったかな、ここまで結構辛かったけど、順番待ちのときにずーっと目の前に山頂があったので「登ったー!」とまではならなかった。あと寒さとかの関係で正直早く下山したかった。まぁじわじわと感慨深さが湧いてきた感じかな。
剣ヶ峰から浅間大社へ戻った頃、ようやくガスが晴れてくれた。するととても綺麗な景色が!雲の遥か上に立っていて、そしてそのまた遥か上にも雲があり、太陽の光で輝いている。皆が同じ方向を眺める。まるで異界にいるような・・・ていうか、もう富士山頂は異界だな。御来光は拝めなかったけど、この景色見れただけで満足した。今までの登山で一番綺麗な景色でした。
下山口に向かう途中、行きでは見えなかった宝永山と大火口が眼下に。富士山頂だと 標高2697mの 山でもあんなに下に見えるのか。そしていよいよ下山。吉田・須走下山口より富士スバルライン五合目を目指す。
吉田口までの下山は途中まで須走ルートと同じで、8合目付近から分岐する。とにかく単調な下り坂を重力にまかせて走るように下るだけ(いわゆる大砂走り)。100~200mくらい一直線に進んだら180度曲がってまた100m、 180度曲がってまた100m・・・これを約3時間延々と繰り返す。正直つまらなすぎて苦痛だった。終始ザレの道で、ちゃんとした登山靴じゃないと足を結構とられる。普通の坂を降りる感覚で下ると体重が足のツメにかかってかなり痛いと思う・・・というか、周りにそんな人たくさんいた。下り方としては体を垂直か、少し後ろに倒す感じでカカトで歩くのがラクかな。
道はつまらなかったけど、景色はやっぱりすごかった。吉田ルートでの下山なので、正面には山中湖、左手には河口湖が見え、関東平野の山々が一望に見渡せる。かなり下っても、まだそれらの山より高い標高にいることがわかる。天気悪かったら地獄だったかもな。下りはあまり話すことはない。
ちなみに自分が下山した9月10日からは山小屋が閉鎖されるので、実質的な閉山となる(自前でテント用意する人は登れるとおもうけど)。なので、途中で一日前に登ってきた吉田ルートが見えたんだけど、誰も登っている人はいなかった。今年最後の富士山を登ってきたんだ・・・なんか寂しくなるな。
吉田口7合目から5合目までが長く感じたな。この間は登るときも通った道だけど、こんなに歩いたっけ?体が疲れていたので、ゴールはまだかまだかと、ここも結構しんどかった。というか下山は全部辛い。
ようやく5合目登山口に到着したのは朝の8時20分。全然朝じゃん、昼とかじゃなくて。そして人が全然いない!一日前の賑わいは一体どこへいったのか。山小屋が閉鎖されたから、来る人減ったのだろうか?ここでようやく、山小屋の夕食時に渡されていた朝食を食べる。自分はフリーで登ったけど、一応ツアーとして来ているので、帰りのバスは11時発と指定されている。それまでのんびり過ごした。山頂では凍え死にそうだったけど、ここは暖かくて、さっきまでいた山頂も見えて、本当に良い天気だった。ちなみに、山小屋が閉鎖されたから人が来なくなったとかは全然ウソで、観光バスはばんばん到着するわ、お昼近くになると人はいっぱいいるわ、なんだかんだで変わりなかった。
バスが出発する時間が近づき、指定された集合場所へ集まる。同じツアーに申し込み、一緒のバスで帰る人たちも皆点呼し終えると、ツアーで登っていた人たち一人ひとりにガイドの人が登山証明書を手渡していた。フリーで登った人には無い笑。ツアーで一緒に登った人たち、結構仲良くなってるみたいね。ガイドの話だと、山頂では見えなかった御来光は、8合目では見えたって!!えー!だよ。苦労して山頂まで登ったのに、登らない方が見えるというのは・・・。まぁこういうことはよくあることらしく、特に秋に近づくにつれて頻繁に山頂の天候が安定しなくなるとのこと。8月はじめ~お盆の間は天候も安定し、ベストシーズンだそうです。
バスは11時に5合目を出発し、途中温泉施設へ寄って2時間休憩&お昼ごはん。1830新宿着で、だいたい予定通りの行程。ツアー代金安くて不安だったが、山小屋が選べない以外はなんの問題もなかく、むしろこの値段でこのクオリティは凄い。
御来光見えなかったのは残念だったけど、楽しかった。来年またチャレンジするか!毎年登ってもいいな。
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短編集その1 商店街
果てのない、長く長く続く一直線の道のり。 商店街、という言葉を聞いたことがあるか。 それは、この世界で一番ありふれたどこにでもあるもの、という意味で、だいたい空気と同じようなものだ。あって当たり前。人々の周りを無言で取り囲んでいる。 きみがいる建物の一歩外へ出て、左右を見てみろ。地平線を越えてどこまでも遠く、この商店街は続いている。顔を上げて、上の様子を確認してみろ。頭上をどこまでも覆う、やさしいクリーム色のアーケード。雨も雷も台風も、このアーケードの向こうで鳴っている音、という意味だ。 全てを覆い尽くす商店街。まるで、その外側を秘密で隠しているような。
彼女らを乗せた車は、今日もかたいアーケードの下を軽快に走った。鮮やかな赤色の車体に白抜きの文字で『10番街糸電話修理店』と書かれており、ラジオからはノイズだらけの愉快な音楽が流れている。 「もうちょっとちゃんと合わせてくんないかな」 篠田が言った。 それはハンドルを握っている方のことで、むやみやたらと踏み込むアクセルに全霊を捧げている女のことだ。 「無理だって」高野が返す。助手席で地図を片手にレモネードを飲み、顔面へ惜しみなく風を当てている。「揺れるもん」
地図、という言葉は聞いたことがあるだろう。およそ一番何の役にも立たないもののことだ。アイボリの背景の上に、グレィのインクで道路が印刷されている。所詮どこまで行っても商店街なのだから、地図も縦に一本の線が入っただけの代物だ。 「それ、見るのやめたら」篠田が口をへの字に曲げた。「どうせ知ってるでしょここ」 二人を乗せた車は、音楽を響かせながら商店街を走り続けた。開いている店はまばらだ。人影はちらほらと見えるが、ずっと遠くまで対向車の姿はない。 途切れることもなく続く、所狭しと店のひしめき合う、果てのない直線。 それがここにある、商店街というものの全てだ。 どこまで商店街があるのか、いつからこうなっているのか、実のところは誰も知らない。本当はどっかで輪になって繋がってんじゃないの、と篠田は考えている。 ちょうど彼らの生業である「糸電話」がそうなのと同じように、だ。 二人が車まで引っ張りだして出掛けたのには、理由がある。ひとつは、遅い昼食をとること。もうひとつは、その糸電話が関わる仕事のためだ。 車のセンターコンソールに置かれたラジオは、簡単な無線も兼ねている。見かけは古いが、職場からの指示を受け取るのに便利なスグレモノだ。 ところどころ錆が隠し切れなくなってきたこの機械は、ただでさえうるさいノイズを一層ひどくした後、つめたい氷飴にカフェオレを混ぜたような声を受信した。 「篠田さん、スミレ、聞こえてるかな」 「スミレ出て、私運転してるから手が」篠田が目配せをする。 「はいよ」 高野は飲みかけのレモネードをボトルホルダに置き、ラジオから無線の送受信ができるモードに切り替えた。がさついていたノイズが一気に収まる。 「聞こえてるよ。ただいまお食事のため北上中」 「はいはい。セキグチです。今朝の修理の依頼なんだけど」 「おっ、あれ結局住所分かった?」 「ついさっき連絡付いて、やっと。ナビに送るから行ったげて」 「おっけーい。準備してから向かいまーす」
準備と称して車が停まったのは、薄暗い内装をした寂れた店の前だ。 看板にはよく分からない変体仮名のようなものが掲げられているが、読めたものは誰一人としていない。誰もよく分かっていないので、たった一文字のその看板からとって「一文字屋」と呼ばれている。 高野は残り少なくなったレモネードを取って車から降り、一文字屋の奥へ入っていった。 一文字屋には、所狭しとシックな木製の棚が並べられている。そこに収まっているのは巨大な金魚鉢だ。透明なものから色つき硝子のもの、砂利の敷いてあるものそうでないもの。どれにも数匹の金魚がひらひらとヒレを遊ばせている。 店の一番突き当りには青白い蛍光灯が灯っていて、その下には、カウンタに置かれた年代物のレジスタがある。カウンタには一人、皺くちゃの婆さんが座っていた。 蛍光灯のためなのか、その一帯だけが妙に明るい。��れとも、婆さん自身が発光しているのかもしれない。 「ばあちゃん、こんちは」 「おやぁ。久し振りだね」 婆さんは俯き加減だった顔を上げた。膝に載せた焼き物の鯉を撫でている。 「ばあちゃんまたヘンなもの手に入れて」 「かわいいだろう。この前、鯉が一匹逃げちゃってね。その代わりさ」 「ばあちゃん鯉なんか飼ってたっけ」金魚ばっかりだと思ってたな、と高野はカウンタに肘をついた。「あのさ、私ね、仕事で5番街まで行くんだ」 「そうかい。あすこはこの前新しい横丁ができてたよ」婆さんは撫でる手を止め、そう言った。 「そう。私も初めてだから地図を買いに来たの」 「あるよ。待っといで」 婆さんは焼き物の鯉を高野に押し付け、ふらっと立ち上がって棚の陰に消える。しばらくがさごそと何かを掻き回すような音が聞こえたあと、腕に大判の印刷物を抱えて戻った。 「いっつも助かるよ。ばあちゃんとこ何でもあるね」だめもとのつもりで来たのに、と高野がはにかむと、老婆は満足そうににっかりと笑った。 「いいんだよぉ。ついでにこれも持ってきなさい」 皺くちゃ婆さんは金魚鉢を手渡した。中には瑞々しい美味しそうな煮物が詰められている。「サービスだから」 高野はうんと目を輝かせ、婆さんに勝るとも劣らぬくらいに発光した。 「ありがとうばあちゃん。いつも悪いね」 高野は一文字屋を辞すると、皺くちゃの婆さんから受け取った地図と金魚鉢を両手に抱えて車へと戻った。 持ちきれなくなったレモネードのグラスは、婆さんへのプレゼントにしてきた。きっとあれにもそのうち金魚が入るだろう。 車の傍では、篠田が口をへの字に結んで高野を待っていた。 「カーナビもあるし、絶対要らんってそんなの」 「持ってても損にはならないでしょう」 高野は構わず後部座席に荷物を放り込んだ。勢い余って煮物がぼとぼとと零れたが、彼女は構わず助手席に戻る。すぐに篠田も運転席にどかりと座った。 「だってお金の無駄じゃん」 「健全な消費活動だよ。なにがだめなの?」 「呆れた」キーが回され、ぶぅんと大きな音が発生した。エンジンの音なのか、篠田の唸り声なのかは判然としない。「全部ツケにしとるくせに」 篠田が思う存分に唸り散らしてタイヤを回している間、高野はじっと購入したばかりの新しい地図を眺めていた。そして時おり、思い出したように窓から顔を出して外を見上げる。 アーケードはいつもどこまでも、変わりのない黄色さで人々を覆い尽くしている。ときたま隅のほうがくすんだように汚れていることはあるが、その程度はコーヒーの底に溜まった砂糖のようなものだ。 「ここんとこ、天気変わらんねぇ」 高野が考えていることを察した篠田は、まっすぐ前を向いたまま言った。 「天気っていうか、そもそも、時刻がね」 アーケードの下からは、その向こうがどうなっているのかを知る手立てはない。ぼんやりと明るい光が差し込み始めれば朝、暗くなり始めれば夜だ。 過ぎ行く時間を区切るための基準はおよそこれだけしか存在しないので、商店街での時間の流れ方は非常に曖昧だ。 そしていつの間にか、その頼みの綱まで動かなくなったのだ。 「いつからだっけ」 「さあ……十日ぐらい昼間のまんまな気がするけど、私」 「気まぐれもいい加減にしてほしいよな」 篠田は後部座席に向けて片手をへにゃへにゃと動かした。高野がすみやかに金魚鉢を取って寄越すと、篠田は皺くちゃ婆さん産の煮物をひょいとつまんで食べ始める。 単純だが奥の深い味わいで、婆さんの人生の長さがそのまま煮詰められたかのような滋味だ。 一部では、婆さんが物心ついてよりこのかた一度も水を替えたことのない金魚鉢の水で煮ているからだ、とまことしやかに囁かれている。 「お蔭で午前だけのはずだった仕事が大幅に伸びちゃったじゃん。そのせいで事務所の食堂は閉まっちゃうし、わざわざ外食しに出る羽目になるし」 午前というのは、朝起きてから、何となく区切りがついたような気になるまでの時間帯のことだ。したがって、人によって午前がいつまでかは変わる。 しかし、なけなしの昼夜の差すら消え失せた今となっては、一体いつからいつまでが午前かという合意の形成には困難を極めた。 「何にせよ、私がばあちゃんの店で買った煮物がこうして昼食となり、お腹をふくらしているんだもの。健全かつ正当な消費活動だったと言えるでしょ」 「買ってはないと思うけど、まあ、そんで良いよ」 篠田は高野の消費活動を褒めたつもりはこれっぽっちもなかったが、良いと言われたその部分だけを切り取って理解した高野は、フンフンと鼻を鳴らした。 面白くないので話をそらすことにする。 「いつまで眺めてんの。それ」 「へ?」 篠田は顎で高野の地図を示した。よくもまあ延々と代わり映えもしない紙切れなんて見ていられるな! と付け加えてしまいそうになったが、それは飲み込むことに成功した。 代わりに全部表情に出た。 「うるさいな、いいじゃん。面白いんだよ、お店の名前とか、全部載ってるし」 「寄ってあげないからね」 篠田は顔を顰める。高野の寄り道に付き合っていては、いつ目的地に辿り着けるか分からない。 「ちょっとそこで停めてもらっていい?」 「今の話聞いてたか?」 「吐きそう」
カーナビの表示には『8番街』と出ていた。ここから先は、普段の仕事でもあまり訪れない場所だ。 辺りは薄暗く、ひんやりとした涼気に包まれている。天気が変わったからではない。8番街のアーケードはツタ植物に覆��れ、左右の建物もほとんど呑み込まれつつあったからだ。 人の姿も碌にない。 おおかたこの区画は、油断しているうちに何やら生えだしてしまい、伐採が面倒くさすぎて放棄されたのだろう。 枯れた頃に戻って来ようと様子見しているのか、人が離れたことでますます爆発植物楽園と化してしまったか、どちらかだ。 車を路肩に停め、ハザードランプを点ける。助手席の馬鹿が車内で吐いたら大災害だ。ハザードの名には相応しかろう、と篠田は高野を車外へ蹴り出した。 高野は「すまんね」とでも言いたげに手をひらひらと動かし、側溝へと向かっていった。 しゃがんで溝の中を覗き込む。水は予想外に美しく澄んでいた。 これ、側溝かな、と高野は首を傾げた。随分と水深があるようだ。木漏れ日が水中できらめいて、青や緑や黄色に複雑に光っている。そのもっと下は真っ暗だ。どこが底か分からない。 こんなとこに吐くのは申し訳ないなあ、と高野は思う。思ったがそれとこれとは別なもので、迫り来る嘔吐感は否応なしに胃の中身を逆流させた。 すると、不意に水の中を赤色に照らすものがある。なんじゃろな、と訝しんで見つめていると、それは水底の淀みから躍り出た真っ赤な鯉だった。 軽やかに上層まで泳ぎ、ついさっき高野が水面に浮かべた不躾な流動食をぱくぱくと吸い込んでいる。これは運命かな、と確信した高野はむんずと鯉を鷲掴みにした。
「なにあんた、それなに」 「鯉だよ」 車の傍へ戻った高野は、自慢げに捕まえたばかりの鯉を見せびらかした。 「どうしたそれ!」 「いかにも獲ってほしそうな顔でノンビリ浮上してきたから」 「なにそれ。溝にいたってこと?」 「そうそう、そうだよ。どうしよっか。折角の煮物吐いちゃったし、こいつ捌いて食べる?」 「厭だなぁ、あんたのゲロ食った魚でしょそれ」篠田は今世紀最大に顔を顰めた。 「なんで分かった」 「とりあえず。金魚鉢にでも入れときなよ」 車は再び発進する。鯉は大人しく水を湛えた金魚鉢に浮かべられ、ちゃぷちゃぷと左右に揺られた。 かつて煮物が入っていた鉢だが、まだ吐瀉物で汚染されていないと思われる側溝の水を掬って持ってきたのだ。 10分ほど走ると、篠田は好奇心に負けたのか、片手をステアリングから離して鯉をつつきだした。 「こいつ、なんで溝なんかにいたのかなぁ。あ痛っ!」 篠田は急に走った刺戟に手を引っ込めた。まるで、非常に強力な静電気を喰らったように痺れる。 「なんだ今の」 「おお、すごい。こいつ、デンキウナギならぬデンキゴイなのかな」 「そんなやつ、いてたまるか」涙目でヒリヒリする手を振りながら篠田は抗議した。「あんたがまずやられろよ!」 「だから言ったでしょう、運命だと思ったって。こいつにも分かってたんだよ」 相手にしていられない、と篠田は無視してアクセルを踏み込んだ。苛立ち紛れにかっ飛ばしたのが半分。腹が立ったのがもう半分だ。 やがて鬱蒼としたツタの森を抜けた。代わりにアーケードを支える鉄骨からはパステル色の塗装が剥げ、てらてらとぬるい光を反射している。 カーナビの表示は『6番街』と表記を変え、進むべき道を指示する矢印は向きを変えた。ふと見ると、確かに唐突に横道が伸びている。 これが新しくできたっていう横道か、と篠田は納得した。ちらりと高野を盗み見ると、デンキゴイに地図を読ませていた。馬鹿はあてにならない。 「ここで左折」 篠田は一応馬鹿に話しかけた。 「どうぞしてくださーい」 高野は相変わらず鯉と戯れたまま返事をする。篠田はため息をついて一度バックに入れ、車を切り返し、横道に突っこもうとした。が、その直前��ブレーキが踏まれる。 「だめだ」 篠田はもう一度溜め息をついた。 「なんで?」 「ちょっとは前見ろよ。この幅、車入らんわ!」 高野がパワーウィンドウを降ろして確認すると、なるほど前進すればバンパはへこんでタイヤが詰まって動けなくなっていただろう。新しくできたという横道は狭かった。 「あとちょっとなのに」 篠田は脱力してシートにもたれた。 「うーん、これはしょうがないよ。要るものだけ持って歩いて行こう」 「そうだね……そうしようか」 車から降りた二人は、カバンや工具箱、必要になると思われるものをトランクから引っ張り出した。それらを片っ端から抱えて歩き始める。 「気が遠くなるなあ」 篠田は両肩に工具入れを掛け、ぼそりと呟いた。 「歩いても一時間ぐらいでしょ」巨大なラージサックを背負い、腕には金魚鉢を抱えた高野が笑う。「楽勝だって」 「カーナビが持っていけないからなぁ」 「だからさ、ほら。買っといて良かったでしょう、地図」 「うーん、認めたくないけど、あとはあんたが頼りだなあ」 「よしきた」 横道を抜けると、別の商店街に出た。 商店街の横にはまた商店街があるという事実は、六十年ほど前から指摘されていて、それは時たまこうして新たな横道が誕生するから明らかになったことだった。ご丁寧にも横道には横道用の小さなアーケードが覆い被さり、商店街同士を繋いでいる。 別の商店街に出ると、アーケードの色はクリームから薄いピンクに変わり、頭上には『5番街』と大書された吊り物が下げられていた。 こうした吊り物自体は、住民が邪魔と感じて取り外さない限り、珍しいものではない。 「これを右に曲がって……途中で通行止めの区画があるから、そこだけ二階の臨時通路に登って迂回する、みたい」 高野が地図を片手にぼそぼそと呟いた。 「ばあちゃん、よくこんな所の地図持ってたな」 高野の言う通り、一時間少し歩いたところで、目印と伝えられていた看板が見えた。『青山理髪店』と書かれたそれは、チリチリと小さな音を立てながら光っていた。 静かに扉を押し開け、中に入ってみる。店内は清潔に整っているが、人気はない。入り口すぐのカウンタには、呼び鈴が置かれていたので、試しに鳴らしてみた。 すると、カウンタの背後にある上り階段からどすどすと足音が聞こえてきて、眠たい牧羊犬みたいな顔の男が姿を現した。 「やあやあ、こんちは、修理屋の人ですよね」 「どうもー、10番街糸電話修理店です」高野が答えた。「えっと、お電話の、佐山さん?」 「そうです。僕が佐山」 そう言って彼は二人と握手をした。 「青山じゃないんだ」 篠田は思わず言ってしまった。 「こっちは借家なんですよ。本当の僕の家はこの隣」 佐山は二人を手で招いて、階段を昇っていった。二階はごくふつうの居室になっていて、現代感あふれる一階とは打って変わったオールド・タイプの木造様式が印象的だった。 そして、廊下の突き当りの壁が唐突に破壊されて巨大な穴になっているもの印象的だ。 「僕の家と行き来できるように、壁を抜いたんです。生家の一階は古いから、どうも建付けが悪くて、玄関が開かなくなっちゃったんですよ」 「そうなんですね」 高野は家と家の隙間を乗り越えて言った。腕の中の金魚鉢がちゃぷん、と音を立てる。 「直してほしい糸電話は、この下です」 佐山に案内された先は、彼の生家だという建物の一階だった。 もう営業している様子はないが、こちらはどうやら扇屋だったらしい。薄い硝子のはまった箪笥に、色褪せた扇が何枚も飾られていた。 店の一画に、床面が一段落ちたスペースがあり、そこの壁だけ腰板が外されている。普段は腰板に隠されているだろう位置には、横長の銀色をした蓋があり、『西81番』と書かれていた。 「これですね」篠田は壁に近づき、傷めないようにゆっくりと蓋を開けた。「拝見します」 蓋の中には、十数本の糸が張り巡らされていた。色はどれも同じ白だが、材質や太さがそれぞれ違う。これが彼女らの修理している糸電話の正体だった。 蓋は、糸電話のごくごく一部を覗き込める開口部でしかない。糸はそのずっと先まで、どこまでも長く続ぎ、大きな大きな円を描いてひとつなぎの輪になっている。ちょうど、商店街を髣髴とさせるように。 もう何百年も前から、この糸電話と形容される物体を利用して情報を保存する技術が活用されてきた。糸は一つの大きな輪になっているので、一旦どこかから音を吹きこめば、振動は輪を伝って永遠に流れ続ける。 やがて時が流れ、技術の進歩とともに、音として保存されてきた情報は、振動を0と1に見立てた二進数の情報に変わっていった。今でも、そのやり方で糸電話に大切な情報を保存する習慣は引き継がれている。 「確かに、糸がいくらか絡まったりしているようですけど」高野が中身を覗き込んで言った。「何が保存してありました?」 「声です。祖父の声。データ自体はバイナリで格納したみたいなんですけど」 「あれ。お詳しいんですね。バイナリなんて」 佐山は後ろから興味津々に作業を眺めている。篠田が肩にかけていた工具箱を開き、様々な器具を取り出していく。 「遺言だったんですけど。つい先日ですね。昔、家の7番糸に残したデータがあるから読んでくれって」 「それはそれは……」 高野は篠田からピンセットのような器具――止振子を受け取った。一時的に糸の振動を止めるためのものだ。問題の7番糸がもつれている部分を左右から挟むように数本留める。 「お悔やみを申し上げます」 「ありがとう。まぁ、ですから、糸のデータが知りたくて」 「すぐですよ」 篠田と高野は、二人がかりで手際良く糸のもつれを取り除いた。すぐに止振子を外し、糸の振動を再開させる。情報の喪失を引き起こさないため、職人の腕の見せ所となる作業だ。 次いで復元器と呼ばれる機械を糸につなぐ。こちらは、もつれた糸同士で混線してしまった振動を正しく選り分け、元に戻す機械だ。 「これで作業自体は終了ですね」篠田が腰に両手を当てる。「ですけど、おじいさまが昔に保存されたなら、今とはエンコード形式が違う可能性があります。そうなると、普通の機械では再生できないので、今、私たちが形式を確かめることもできますが……」 「ああ、じゃあ、お願いします。ぜひ」 「分かりました」 二人はカバンからコードを引き出し、端子を糸に接続した。反対側の端子を四角い機械に接続し、更にその機械から伸ばした配線をノートパソコンにつなぐ。これで糸の振動を読み取り、四角い機械、すなわちデコーダに送ることで、圧縮された情報を解凍することができる。そうして初めてパソコンで表示することが可能になるのだ。 ところが、 「あれ?」 篠田は頓狂な声を上げた。 「デコードエラーだ」高野が横からパソコンの表示を見る。「他のデコーダは?」 二人は次々にパソコンと糸の間の仲介をするデコーダを取り換え、いずれかの機種で解凍ができないかを確認した。だが、相変わらず画面にはエラーが吐き出されたままだ。 「おかしいな。形式が古いってだけじゃなさそうだ」 「どういうことですか?」 佐山が顔を曇らせた。 「未知のエンコード方式で保存されていますね、これ」 彼女らは腕を組んだ。独自の方法で圧縮されていた場合、解析するのには途方もない時間を要する。一朝一夕に解決する問題ではなくなってしまうのだ。 考え込む二人の傍で、金魚鉢の鯉がちゃぽんと水音を立てた。 「糸……、端子、電気信号……。電気、あっ。デンキゴイだ」 高野が思いつきに口を滑らせると、すぐさま篠田が反応した。 「お前、いきなり何言ってんの?」 「鯉だよ。この子は電気をピリピリできるでしょ。きっとよく分かんないバイナリも変換してくれるよ」 「あのなあ」 「この子は地図も読める賢い子だって」 怒りを顕わにする篠田と呆気にとられる佐山を尻目に、高野はデコーダを押しのけて金魚鉢をセットした。水の中へ端子を放り投げる。 すると、しばらくの間を置いてから、パソコンの画面に文字列が表示された。 「んな、馬鹿な」 篠田は目を剥き、阿呆極まりない形相となった。佐山が二人の隙間から画面を読もうとする。 「『絡繰時計の発条を巻いてやれ』……ですか?」 「絡繰時計? この文章、正しいですか? 何か心当たりが?」 「ええ、あります。二階の部屋です」 佐山は慌てて走り出し、階段を上り始めた。反射的に篠田も立ち上がり、後に続く。 「ええっ、ついてくの?」高野は金魚鉢を置き去りにした。 佐山が引き戸を押し開いたのは、二階でも一番奥まったところにある部屋だった。 六畳か、八畳ほどはありそうな板間で、部屋の殆どを大きな機械が占めていた。大部分は木でできているように見え、歯車や梃子や滑車がたくさん付いている。中央には円形の文字盤があった。 「止まってる」 彼は小さく息を吐いた。どうやら、時計は気付かないうちに止まっていたものらしい。篠田と高野も時計に近寄り、精緻な技工の妙を眺めた。 「なんじゃこりゃ」 佐山は時計の側面に回り、膝をついた。きりきりと何かを回す音が聞こえる。どうやらそちらに発条があるようだ。 ふと、篠田は高野の肩をつついた。ぱくぱくと口を動かし、酸欠の鯉のような表情をして��る。 指は時計の文字盤を指していた。 「なんだよ。どうしたの」 高野もつられて文字盤を見る。文字が書かれていた。時刻の表示とは別だ。中央あたりに、たった一文字だけ、何かが刻印されている。���と書いてあるか分からない、変体仮名のような文字が。 「これ、一文字屋の」 高野がこぼすと、篠田は頷いた。 そこへ、突如として盛大な作動音が部屋に響きわたり始めた。佐山が発条を巻き終えたらしい。時計は動き出し、針も回り、佐山は二人の傍へ歩いてきた。 「ありがとうございます。遺言、やっぱりこれだったみたいですね。祖父はこの絡繰時計に、随分執心でしたから」彼はそろって酸欠の鯉と化した二人を見て、首を傾げた。「どうかなさいました?」 「あのう、差支えがなければで、いいんですけど。この文字は」 「ああ、これですか? これは、祖父のサインです。花押気取りなんですね。祖父がこの時計を作ったから」
遠いし見送りは不要ですよ、と断ったのだが、佐山は結局二人が車に乗るまで歩いて着いてきた。5番街は来た時よりも少し薄暗くなり、夕暮れ時の静けさを孕んでいた。 二人は改めて別れの挨拶をし、車に乗り込む。Uターンをし、滑り出すように静かに走り出させると、車内のミラーに手を振る佐山が写っていた。 アーケードを透ける光は、どんどん赤みを増し、それと同時に弱く細っていく。商店街は、ごく久しぶりの夜の到来を告げたようだ。 パワーウィンドウを開け、顔に風を浴びる高野が最初に切り出した。 「時間、動き出したね」 「うん」 篠田はヘッドライトを灯した。 「これは、ただの私の想像なんだけど」 「うん」 「時間は勝手に動き出して、私たちも勝手に時計を動かした? それとも、あの時計が動いたから時間も動いた?」 「何を馬鹿なことを。でも」 篠田はわずかに後部座席を一瞥した。一仕事終えて、ぐっすりと眠りこけるデンキゴイが金魚鉢にたゆたっている。 「私もいろいろ思うよ。ばあちゃんはなんであんな新しいとこの詳しい地図を持ってたんだろ。ばあちゃんの屋号はなんで佐山さんのと同じなんだろ。これって、偶然?」 「さあね」 高野は首をひねった。 「この鯉と私も運命だし。鯉と佐山さんの糸電話も運命かも。じゃあ、いっぺんこの鯉をばあちゃんに見せてみて、もしもばあちゃんが逃がしちゃった鯉だったら、この鯉とばあちゃんと佐山さんは運命だったってことかな」 篠田は、ヘッドレストに頭を預け、肩から少し力を抜いた。 「私、いつもスミレの言ってる事よう分からんし、今もだいたい分からんけど、気持ちだけは分かるような気がするよ」 二人を乗せた車は、静かに来た道をひた走った。 早く本店に戻って、セキグチに修理完了の報告をしなければならない。 一文字屋の、皺くちゃの婆さんに鯉を見せるのも。 頭上をどこまでも覆う、クリーム色のアーケード。雨も雷も台風も、今晩は音を立てて騒ぎまわることもないだろう。なぜだか、そんな気がした。 全てを覆い尽くす商店街。その内側で起こるいろいろなことを、やさしく秘密で隠しているような。
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◆【11月】世界一幻想的な夜を!タイのコムローイ祭りで
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◆【11月】世界一幻想的な夜を!タイのコムローイ祭りで夢気分 ... https://trippiece.com/plans/23975/view/ 毎年11月にタイ、チェンマイで開かれるコムローイ祭り。 昨年は現地情勢により開催か中止か直前まで不明で、参加を諦めた方も多いはず! ディズニーの名作、「塔の上のラプンツェル」の灯籠をあげるシーンは、このお祭りがモデルともなった言われています。 空に無数のランタンが夜空に浮かび、幻想的な景色を見ることができます! しかも、ランタンを自分で打ち上げることもできるんです! 今年こそ、世界中の人が魅了されるこのイベントに行きましょう! 圧倒的なスケール感で、一斉にランタンが夜空に舞う絶景に心を奪われること間違いなしです! ◆アジア屈指の絶景! タイ・コムローイで一生心に残る風景を撮ろう https://hotels.his-j.com/ct/tripiteasy/?p=8983 2017/09/29 目次 1. 「ロイクラトン」と「コムローイ」 2. タイの2種類のコムローイ 3. 「イーペン・ランナー・インターナショナル」は事前にチケット予約が確実! 4. コムローイの開催場所までの行き方 5. 厳かに行われる幻想的な儀式コムローイ 6. タイのコムローイ、撮影のポイントはここ! 6.1. 1.コンパクト三脚とリモコン 6.2. 2.夜間撮影ISO感度800~1200以上なら手持ち撮影も 6.3. 3. スマホで動画を 7. タイのコムローイで事前に知っていると良いこと 「ロイクラトン」と「コムローイ」 コムローイ(タイ語で天灯)とは、仏教国タイで陰暦12月(今の11月)の満月の夜に行われる「ロイクラトン」というお祭りの一部です。 ロイクラトンの祭りは、収穫や水の精霊に感謝の祈りをささげ心の罪などを洗い流すという意味で川に灯籠(とうろう)を流します。ロイは川、クラトンは灯籠を表すタイ語です。 ◆【ディズニー好き必見!】ラプンツェルの絶景・コムローイ https://yuta-log.com/khomloi 2019年4月13日 / 2019年4月14日 https://yuta-log.com/wp-content/uploads/2018/08/S__8667216-1280x720.jpg 今回は私の大好きなお祭りであり、あのラプンツェルのモデルになったとも言われているタイのコムローイ祭りについて、概要と参加方法を紹介したいと思います。 [更新日2019年4月13日] この記事を読んで分かること ①コムローイというお祭りについて ②コムローイの開催場所(メージョー、メーリム、ドイサット)について ③コムローイへの参加方法 ◆ドローンで撮った無数の熱気球 タイ・チェンマイのコムローイ祭り https://www.asahi.com/and_travel/20191008/118888/ 2019/10/08 日本人の父とタイ人の母を持つ若手写真家、野見山大地さんの 新連載「タイ 上から撮るか、下から撮るか」が始まりました。 ドローンによる空中撮影から水中での撮影まで、ひとひねりした 視座の写真を得意とする野見山さんが写真と文章でお届けするのは、 観光客目線とはちょっと違うふるさとタイの姿。 まずは幾千のランタンを打ち上げる「コムローイ祭り」です。 ・無数のコムローイ打ち上げて、ブッダに感謝 ◆世界一美しいお祭り「コムローイ」 タイ・チェンマイ https://youtu.be/O-y4QIjbJlg 2,387 回視聴 2019/11/11 TBS NEWS チャンネル登録者数 15.8万人 「世界で最も美しい」とも称されるお祭りがタイのチェンマイで行われ、集まった多くの人たちが幻想的な光景に酔いしれました。 (JNNニュース 11月12日放送) ◆【タイ・絶景】チェンマイの幻想的なコムローイ祭り!しかし…そこには理想と現実が!?【 ロイクラトン イベントレビュー】【ラプンツェル ランタン】 2019/12/08 https://youtu.be/9GZk_rbfqFc はたけちゃんねる チャンネル登録者数 5260人 今回はタイのチェンマイからお届け タイ全土で行われてるロイクラトンの 中でもひときわ美しい光景が見れる 「コムローイ」と呼ばれるランタンを空に放ち 無病息災を祈るお祭りをツアー体験してきました。 僕はツアーで行く事はあまりオススメはしないです笑 ただ初めてタイに行く方や初心者の方は ツアーで行った方が色々体験できるので良いかもしれないですね。 一生に一度は体験した方が良いと思うくらい 幻想的な光景を見る事ができました。 しかし帰り道に 理想と現実を突きつけられる光景が… この後の事は動画を見てみて下さい! では良い旅を〜 ◆コムローイ祭りの無料、有料の参加方法【2020年最新版】 https://labsk331.com/bkk-khom-loi/ 2020/03/13 コムローイ祭りは一斉にランタンを飛ばすお祭りです。 巷では有料チケットが必要だと思われていますが、 実は無料でも十分に楽しめます!! ということで今回はコムローイ祭りの参加方法をご紹介します!! 〈目次〉 1. コムローイ祭りとは? 2. 有料の参加方法 3. 無料の参加方法 4. 最後に ◆幻想的な空を舞うランタンに感動!コムローイ祭りに参加! https://00m.in/GV8xu https://yuuma7.com/幻想的な空を舞うランタンに感動!コムローイ祭 ランタン飛ばして幸せになろう! 「コムローイ祭り」(Khom Loi)/タイ・チェンマイほか 台湾だけじゃなかった! タイにもありました。幻想的な空を舞うランタンの祭り、その名は「コムローイ」です。 タイのランタン祭りは、仏教の儀式の一つとして行われています。仏陀への感謝の気持ちを込めて、火をつけたランタンを空へと飛ばすのです。 ランタンはこの世の苦難を一緒に空へと連れ去り消し去ってくれるありがたい存在。僧侶の唱える念仏をバックに黙とうを捧げられると、数万といわれるランタンが夜空へと放たれます。 満月の夜、空をオレンジ色のランタンが漂いながら消えていく幻想的な風景は世界中の旅人たちを魅了してやみません。 ◆タイだけじゃない!世界の「ランタン祭り」まとめ - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2140807466912915701 2014/09/01 ランタンの美しさは幻想的です。 ◆ランタン|おすすめランタン30選&選び方ガイド紹介 - CAMP HACK https://camphack.nap-camp.com/65... 2019/07/26 おすすめランタン特集! ガスランタン、ガソリンランタン、LEDランタンを中心に、 明るさ別にランタンをご紹介。 キャンプの必需品の1つ、 明るさや機能性・デザインなど豊富なラインナップが揃う「ランタン」。 意外と知らない選び方をチェックしてみよう! 目次 キャンプの必需品「ランタン」 ランタンの選び方「3つのポジション」 メインランタンにおすすめの10選 テーブルランタンにおすすめ10選 テント内ランタンにおすすめ10選 まずは3つのランタンをGET! ◆【2020年版】ランタンのおすすめ21選。アウトドア初心者の方は要チェック https://sakidori.co/article/90943 2020/02/18 アウトドアシーンにおいて欠かせない「ランタン」。普及した当初は農作業の必需品として重宝されていましたが、最近はキャンプサイトを明るく照らす便利アイテムとして、多くのメーカーから展開されています。
そこで今回は、ランタンのおすすめモデルをご紹介。選び方や使用する際の注意点などについても解説するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。 目次 ランタンの種類 ランタンの選び方 ランタンのおすすめブランド LEDランタンのおすすめモデル ガソリンランタンのおすすめモデル ガスランタンのおすすめモデル 灯油ランタンのおすすめモデル 番外編|ランタンを使用する際の注意点 ◆ランタン 1 角灯(かくとう)。 2 ちょうちん。 ◆提灯(読み)チョウチン ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 ろうそく用の携帯灯火具。細いひご (割り竹) を骨とし,これに紙を張り,伸縮自在にしてあるものが多い。形は球形,円筒形,なつめ形など。夜間の外出に携行するほか,門前,軒先などに掲げて目印に使用したり,定紋を入れて,携行する人の所属を明確にするようになっていた。現在ではおもに装飾に用いられ,祭礼や盆踊り,納涼場所などで使用される。初めは中国から伝来したもので,ろうそくの生産が少量であったため,その使用は一部の者に限られた。当時のものは吊灯籠式のもので,次いで籠に紙を張り取手をつけた籠ちょうちんが使用されるようになった。火袋の折りたたみができるものが考案されたのは文禄年間 (1592~96) のことで,江戸時代に入ってからは,ろうそくの生産が増加するにつれ,ちょうちんの使用も一般化し,その生産,販売を業とするものも現れた。 ◆提灯(読み)チョウチン 紙をはった籠(かご)状の火袋に蝋燭を入れた携行用灯火。ちょうちんは提灯の宋音で,室町時代禅家によって普及。最初は折りたたみのできぬ籠提灯だったが,胴が蛇腹(じゃばら)でたためる箱提灯が文禄年間に生まれ,江戸時代に多くの種類ができた。ぶら提灯は棒にぶら下げた球形の提灯で,提灯行列などに用いる紅白の酸漿(ほおずき)提灯もその一種。弓張提灯は弓の弾力で火袋を上下に張り安定させたもの。高張提灯は竿(さお)の先につけ大型の棗(なつめ)形の提灯で目印とした。また小田原,岐阜など提灯を名産とする土地が現れた。小田原提灯は小型の箱提灯で,上下の箱は銅製,懐(ふところ)提灯ともいい,深夜狐狸妖怪(こりようかい)を追うまじないになるといって売り出され,旅行者が携帯した。岐阜提灯は薄い美濃紙に花鳥画を彩色した優美な釣提灯で,盆に仏前に供えるので盆提灯ともいう。 ◆角灯(かくとう) ブリキなどで枠を作り、ガラスで四面を囲った灯火。ランタン。 ◆角灯 文化遺産オンライン 高岡市立博物館 https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/282440 角灯 かくとう. 民俗 金属,ガラス 幅17.0cm×奥行17.0cm×高さ31.0cm,吊手含む高さ43.0cm 1 富山県高岡市古城1-5 高岡市 ランプをガラス張りの箱に収めて吊り下げられるようにした角灯である。 外箱は側面四方と底面がガラス板で、枠と天板が金属製の直方体である。 側面の一方が蝶番によって開閉できるようになっている。 天板は中央に穴が開いており、吊り手が付いている。 ランプは基部が金属製で、火勢調節用のつまみが付いている。
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Best Of 2017:10 Next Musicians
超個人的に本来ならばもっと注目されるべきアルバム10枚をここに記します。
Duncan Fellows - Both Sides of the Ceiling
USはテキサスの5人組 インディー・ロックバンド。1st full albumは自主レーベルからのリリース。
本作を聴いてUSインディーは本当に底がないなーと改めて思いました。
夏が恋しくなるトロピカルなサウンドを基調としつつ目を瞑ればそこにはさざ波の音と夕焼けの情景が浮かんできそうな甘酸っぱいギターが最高です。オーストラリアのバンドっぽい感じが通してしますね。
早速 M-1「L.S.B」とM-2「Cul De Sac」の嫌味のないカラッとしたインディー・サウンドが聴こえてき、M-3「Coffins」M-4「Fresh Squeezed 」とTempalay , never young beach , TENDOUJI といった昨今のジャパニーズ・インディー・ロック勢とも共鳴しているトラックが続きます。だから彼らは絶対に日本で人気が出るはず。
極めつけはM-6「Sleeper」ですね。甘酸っぱいノスタルジーと突き抜けるようなサビに恍惚となる文句なしのベスト・トラック!いい塩梅のパーティー感がもうたまらない。。
それから M-7「Sway」M-8「 Rosalyn (Whenever You Call) 」はそれこそ Last Dinosaurs や The Temper Trap といったオーストラリアのバンド勢の雰囲気が漂っています。
音楽ファンだけでなくとも広い層が楽しめるであろう良いアルバムでした。
Duncan Fellows - Sleeper
Wild Pink - Wild Pink
USはNYの3ピース インディー・ロックバンドの1st Album。Tiny Engines からのリリース。
この一枚には3ピースの良さが詰まっています。
とにかく音や展開がシンプル。だからこそサウンドに隙間が生まれているし、何よりその隙間からサウンド・スケープが身勝手に想像されていく。そして聴いていくごとにその聴き手の思い思いのサウンド・スケープが徐々に膨らんでいく。その過程がとても心地いい。
とどのつまり、聴き手側がこの音楽に浸る時間をしっかりと作られているという事。音楽と対話する時間が曲に内包されているという事。故にどの曲もとても丁寧な印象を受けます。(大量の音楽が一瞬で消費され続けるシビアな業界でもあるので仕方がないのだけれど) メインストリームのポップ・ソングによく見られる、あまりにも分かり易さに重点を置いてしまうせいで我が我がと聴き手に食い気味に曲を聴かそうとする、恩着せがましいメッセージ・ソングには絶対に無い”良さ”ですね。
それとアルバムの流れがとても自然体。この一曲を切り取って本作を紹介する、というのは少し野暮だなと思う程にコンセプチュアルな一枚でもあります。だからベスト・トラックとかはあえて決めませんでした。
必ず頭から聴いてほしい作品。
Wild Pink - Wild Pink
Wild Cub - Closer
USはナッシュビルの3人組シンセ・ポップバンドの2nd Album。
前作に引き続き Mom+Pop からのリリース。
今年はエレポップが少し大人しめだったかなと思っている時に本作に出会い、とても熱量の籠った良いアルバムだなーと思いました。
やっぱりキラキラしたエレポップというのは即時に伝わるパワーはあるのだけれど、どうやらそれは持続する事のない一過性なものになってしまう曲が多いと僕は思っていて。しかしその中、本作は一度再生するとついつい最後まで聴かせていく、正にがっちり心をホールドするキラー・チューンが詰まっています。
M-1「Magic」で既に僕は心を掴まれてしまいました。あざとさも垣間見えるノスタルジックなメロディー・ラインをバックにヴォーカルの熱さが高揚を誘うアンセミックなナンバー。ベスト・トラックです。
また、M83 のようなデカ鳴りシューゲ的シンセ・サウンドが疾走していく M-3「Speak」, M-8「Not With You」も必聴だし、 M-2「I Fall Over」M-7「Mirror」のように Two Door Cinema Club や The Colourist といった現行インディー・ポップバンド勢感と M-4「Clicks」M-9「Rain」などでは New Order や Future Islands のような絶妙な臭さがかぐわしいアレンジも随所に散りばめられていて、それがまたクセになります。
パーカッションも全体的にいいアクセントになっているし、ただのポップ・ソングにしないエッセンスをたくさん利かせている良いアルバムでした。
Wild Cub - Magic
Washington Irving - August 1914
UKはグラスゴーの5人組 インディー/オルタナティブバンドの1st full Album。
本作は20世紀の多くの戦争について歌っているみたいです。(タイトルもソビエト連邦時の作家 アレクサンドル・ソルジェニーツィン の 一九一四年八月 から引用しているのか)
だからといって、そういった厳かな雰囲気はあまり感じる事のないフォーキーなオルタナティブ・サウンドを基調として進んでいきます。
特筆すべきは M-2「We Are All Going to Die 」。我々のアンセムであり凱歌でもあるんだ!そのような熱いメッセージと”我々は全て死んでいくだろう。”という合言葉を叫びながら前進していくようにテンポが良い曲で心震えるパワーに満ちた一曲です。ベスト・トラック。
また、テーマ的にも全曲を通して郷愁が漂っています。特に M-4「The Great Unrest」,M-5「Philistine」,M-8「Alexander」などは突風が吹きすさぶようなメランコリーを感じ、また壮大に曲が仕立て上げられています。
そして、ヘヴィーで張り詰めたアンサンブル M-9「Tongues」の流れから驟雨のように M-10「A Grave! A Grave!」が全てを沈下し、埋葬してくれるかのように本作は終了します。
たしかに戦争をテーマにしているので、詞からは生死を扱う故の血生臭さがありましたがメロディーには包み込んでくれる程の優しさと拳を突き上げたくなるスタジアム感あるロック・サウンドが同居しているので、聴いていて疲れなどは感じないすっと聴ける一枚になっていると思います。
Washington Irving - We Are All Going to Die
Smidley - Smidley
僕が現行USインディー/エモ・シーンで一番大好きなバンド Foxing のフロントマン Conor Murphy の1st Album。Foxing と同じくTriple Crown Records から。彼が所属している Foxing というバンドは、全体的にシリアスだけれど徐々に熱を帯びていき気付けば感情が駄々洩れしてしまっているという エモ/ポスト・ロック的要素が強めなのですが、そこと比べるとやはりメロディーはパワー・ポップ要素が全面に主張していて、Foxing を陰と捉えるならばこのソロ・プロジェクトは陽といった感じですかね(くそダサい比喩)。
だけれど、やっぱり全曲抒情的で M-3「Dead Retrievers」(タイトルの時点もうエモい)や彼の特徴でもある悲痛に似たシャウト混じりの歌声がたまらない M-5「Pink Gallo」はインディー/エモ ファンには必聴して欲しいトラック。
しかし、たしかに Foxing的サウンドは内包されていますが M-6「Fuck This」を聴けばコンセプトがバンドとソロでは全く違うんだろうなという旨が瞬時に伝わる一曲もクレジットされています。
そして、切なく弾き語る M-7「It Doesn’t Tear Me Up」からそのまま続くように温かみあるロック・サウンドの上を何かに思いを馳せながらゆっくりと歌い上げる M-8「Power Word Kill」がベスト・トラック。
やっぱり彼の作る曲は心に響きます。例え共通する言語は違っても。。
Smidley - Power Word Kill
People Like You - Verse
USはボストンの5人組 エモ/オルタナティブバンドの2nd Album。
日本のバンドも時折リリースしている ボストンの Topshelf Records から。
本作は American Football を女性ヴォーカルにしてそこにトランペットやピアノを注入したかのようなサウンドで、人によっちゃこの文体だけで気持ち良くなれる方もいるのでは。でも勿論ですが聴けばもっと気持ち良くなれます。
本作は上で前述した Wild Pink のようにアルバムの流れが最高なんですよね。M-1「You Need a Visa」のアウトロのシャウトから M-2「The Baker」の流れだけでもうニンマリできますし続いていく、M-3「Thumbnail」の男女デュオと一癖あるのに流動的に聴こえるギター・リフが冴えた一曲からの、静かに情熱を燃やしているかのようにメロディーが紡がれていく M-4「Variations on an Aria」でもう満腹になっちゃいます。
インタールード的な役割を持つ曲も所々に挟んで、同レーベルからもリリースしている toe のような緊張感のある M-6「Eulita Terrace」も素晴らしい。
M-8「Josephine Ave」の切ない展開も最高です。トランぺットがメインの曲なのですがそれ以外のリズム隊も冴えていて、緊張と緩和が絶妙な一曲です。
様々な側面から音を紡いできましたがやっぱり最後には感情を爆発させるM-11「Sleeptalk」で幕を閉じるあたり、彼らの根底にはエモが流れているんだなという印象も受けますね。
ポスト・ロックのように繊細で90年代USエモのような熱さも兼ね備えていて、マスロックみたく展開が捻くれている。そんな緊張感あるメロディーにバシッと締めるようにトランペットが鳴り響く。バランス感覚がダンチな一枚です。
People Like You - Verse
Sudan Archives - Sudan Archives
23歳のヴァイオリニスト/ヴォーカリスト のデビューEP。
LAの Stones Throw Records からのリリースです。
アフリカン・ビートが軸となったエレクトリック・ミュージックに独学で学んだヴァイオリンが合わさったラインナップの6曲です。
M-2「Come Meh Way」がベスト・トラック。トライバルなメロディーに自由奔放なアフリカン漂うリズム、そしてそこにヴァイオリンが良い味付けとなって奏でられています。だけれど豪華な音にはなっていなく、しっかりとミニマルで、必要な音だけを選りすぐって作り上げている印象もあり、努力とセンスが滲み出ているような楽曲です。
M-3「Time」とかも面白いです。何のパーカッションを使っているのか、奇妙な音がたくさん散りばめられていて、不思議なグルーヴが生まれています。
全6曲割と難解な楽曲がそろっているのに、とてもポップなんですよね。彼女の持つ独特の実験性とポップ性との境界線が、何を基準にして引いているのか気になるところ。ともあれ、非常に才のある彩に溢れた高クオリティーな一枚でした。
Sudan Archives - Come Meh Way
Rolling Blackouts Coastal Fever - The French Press EP
前回も記しましたが、、
オーストラリアはメルボルンの5人組インディー・ロックバンドが名門レーベル Sub Pop からリリースした6曲入りEP。
乾いた熱風 at メルボルンが心地よい。。サブポップはいつも良いミュージシャンを提供してくれる。。
耳にへばりつくような土っぽいギターリフやメロディーとドライなドラム音にベースが心地よさそうに重なり、そこに Fran Keaney の気だるげで陶酔的な歌声がのることにより独特のグルーヴが生まれています。しつこくない程にポップでフォーキー。耳を傾ければ傾ける程うっとりとしちゃいます。何よりギターの音が最高ですね。特に表題でもありリード・トラックの M-1「 The French Press」のアウトロのギター・アンサンブルなんかは最高に酔える。。
彼らの音楽を聴くと、太陽と熱を帯びた地面の間で立ち眩みうだる日々をアルコールで麻痺させているような気分になります。気分は最悪だがそれが気持ちが良いみたいな、頭を空っぽにしてやりたい感じ。
何もする事が無いだらっとした休日にアクセントとして彼らのミュージックをかけたいですね。
Rolling Blackouts Coastal Fever - The French Press
The Sea Life - The Sea Life
USはワシントンの4ピース激情型オルタナティブバンドの2nd Album。
ワシントンにある Babe City Records からのリリース。
非常に圧のあるエモーションが見事に歌声にのっています。その歌声は金切り声にも近く慟哭にも近く怒りにも近い、とにかく圧倒的な表現力です。
また声だけでなく、M-2「Compensation」のシューゲイズ/ドリームポップの様なメロディー・ライン(裏ではしっかりとギターがかき鳴らされている)も美しいし、M-3「Let Me Out」の轟音には永遠に耳を傾けていたいし、なりふり構わず疾走していくような M-5「Blame」の展開と泣きのギター・リフは胸にくるから完全にベスト・トラックだし、M-8「Precious Dirt」, M-9「Daymare」の繊細かつポップなアレンジは、憂いを帯びた歌声との相性もとても良く、お互いの魅力を引き出し合うかのように作用しています。
こんなにも切なく心苦しいのに何故か胸が熱くなる、、日々心身を摩耗して生活していくしかない日常にはウイスキーを摂取させて治癒を施すように、減った何かを補完するみたく本作を聴いていきたいなと思いました。
The Sea Life - Blame
warbear - warbear
北海道���大人気バンド Galileo Galilei は惜しくも解散してしまいました。しかしそのフロントマンである尾崎雄貴のソロプロジェクトが遂に今年12月に始動しました。そんな彼のデビュー・アルバムはソニーからのリリース。
まず本作を聴いて思ったのが Galileo Galilei よりも全然好きだなと。
本人も "解放され、自由に作った"と公言しているように、とにかくメロディー、歌声、詞、楽器全てが自由に踊っているようです。もともと彼はヒット・メーカーでもありメロディー・メーカーでもあるので、束縛があまりない状態で音楽を作ったら一体どんな曲が出来上がるんだろうと思っていましたが、、そんな妄想をはるかに超えてくれる程に楽曲が豊かに彩っています。
例えば、M-3「墓場の蝶」は Galileo Galilei の名曲「青い栞」がよぎる淡さと素朴なメロディーが素敵ですし、M-11「灰の下から」のセンスも良いですね。歌モノとして完全に完成していますし、とてもエモーショナル。
また本作を聴いて、Okada Takuro のような60年代ポップス風味と現行USインディー勢風味がブレンドされたかのような雰囲気もあり、80年代~00年代のジャパニーズ・ポップス的でもあり、これが”歌謡の新たな形”なのかなと思ったりもしました。 特に M-5「トレインは光へと向かう」, M-9「掴めない」なんて少しでもバランスが崩れれば、クソダサい歌に成り下がってしまう危うさがあるのに、彼はそんな気配を微塵も感じさせずにつらつらと演奏していきますし、その様相はさすがの経験値だなと思わず感銘します。M-13「27」は Bon Iver を彷彿とさせるし、M-6「Lights」も Alex Cameron みたいで良い意味で前時代的ですし、感受性のアンテナが他の日本のミュージシャンよりも広範なんだなとも思いました。また、ラスト・トラック「落ちていく」もそうですが、サックスの音色がまた心を揺さぶってくれます。
12月にリリースされたからかあまり評価されていない気がするけれど、来年になれば続々と話題になっていきそうな予感がします。何故ならばこんなにも素晴らしいので。。
warbear - Lights
漁れば漁るだけ良い音楽が見つかる時代。それもインターネットのおかげで見つけやすくなっているしとても良い時代です。しかしその分整理する時間を要するので、結果的に全ての音楽を中途半端に聴いてしまう事態に陥る事がとても怖いと思っています。だから来年も良い音楽と出会い次第しっかりとここに記していこうと思います。
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