#いつもの長沼に戻って欲しいな
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「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織を名乗り、防災情報を「国内最速」のレベルで発信し続けるSNSアカウントがある。今や気象庁も認める社会インフラの一つとなった「特務機関NERV(ネルフ)」だ。当初は19歳の大学生による無許可のファン活動だったというNERVが、最速と呼ばれる防災情報組織に発展した背景には何があったのか。アカウントの設立者でセキュリティー会社「ゲヒルン」(東京)社長の石森大貴さん(34)の歩みを追った。(時事ドットコム取材班キャップ 太田宇律) ◇学生起業「すぐにつぶれると」 大学生だった石森さんが、ツイッター(現X)上に防災情報を発信するアカウント「特務機関NERV」を立ち上げたのは、2010年2月のこと。エヴァンゲリオンに登場するNERVは、謎の敵「使徒」と戦う組織の名称だ。「突如現れる使徒は、現実世界で言う災害のようなもの。当初は、全国の警報や避難指示を自動投稿するだけのアカウントで、ただのファン活動でした」(石森さん) エヴァと出会ったのは、主人公の碇シンジと同じ14歳のとき。幼なじみがDVDを貸してくれたのがきっかけで、「新劇場版」の公開時には映画館に何度も足を運ぶほど熱中した。大学在学中に知人の勧めで起業したときも、社名はエヴァにちなんで「ゲヒルン」に決めた。「頭脳」を意味するドイツ語だが、ファンにはNERVの前身組織名として知られている。 石森さんは設立当初のゲヒルンについて、「若手エンジニアを集めたイベントの開催や、ウェブサイト制作などを手掛けていましたが、大した仕事はなかった。きっとすぐにつぶれてしまっ��、自分は普通に就職するんだろうなと思っていました」と振り返る。その運命を大きく変えたのは、起業から半年後、2011年3月に発生した東日本大震災だった。 ◇炎上する小学校「もうだめか」 石森さんは宮城県石巻市出身。震災当時は東京都内で1人暮らしをしていたが、同市渡波の実家には母と妹がいた。 「揺れの直後は一度だけ家族と連絡が取れましたが、すぐに通信が途絶えてしまった。報道ではなかなか石巻の情報が得られず、一晩中ツイッターにかじり付いていました」。東京にいる自分にできることはないか。石森さんはネットや報道で得られた石巻市内の被害状況や避難情報を、自身のブログに「スクラップ」していった。被災者や故郷を案じる人のため、せめてもの行動だった。 夜が明けた午前6時ごろ、炎上する石巻市内の小学校や津波で押し流された家屋の空撮映像がテレビで流れた。「実家や家族も、もうだめじゃないか」―。最悪の想像が頭をよぎったが、数日が経った後、石森さんの実家が流失を免れ、中にいた母や妹も無事だったことが分かった。しかし、石巻市雄勝町で病院職員として働いていた伯母は、大津波で帰らぬ人となった。 ◇ヤシマ作戦 震災直後から、東京では輪番停電(計画停電)が始まった。エヴァには、使徒を倒すために日本中を停電させ、その電力で陽電子砲を撃つ「ヤシマ作戦」という場面がある。石森さんはNERVのツイッターアカウントで、計画停電をヤシマ作戦に例え、連日必死に協力を呼び掛けた。 「怪しい」といぶかしむ人もいたが、次第に賛同する人は増えた。アニメの版権元は「あくまで非公式」としつつ、NERVの名称やロゴの使用を容認してくれた。石森さんはこれ以降、NERVのアカウントを徐々に「国内最速の防災情報アカウント」へと発展させていく。 災害情報共有システム(Lアラート)から避難情報などを受信できるようにし、気象業務支援センターとも専用線をつないでもらった。ゲヒルンは防災情報発信だけでなく、有名企業のセキュリティー診断を手がける企業として成長し、2016年にはさくらインターネットの子会社に。NERVの緊急地震速報は、テレビのテロップ表示を速度で上回ることも多く、災害時に多くの人が頼る情報インフラの一つとなっていった。 ◇防災アプリ、始動 ただ、ツイッターでの防災情報発信には限界も感じていたという。「全国の情報が全部流れてくることは、メリットでもデメリットでもある。一度でも煩わしいと思��れたら、フォローを外されてそれっきり、その人の役には立てなくなってしまう」(石森さん)。ツイッターの運営企業の方針変更に振り回され、アカウントが突然「凍結」されてしまう事件も起きた。ニーズに合わせた防災情報を自主発信するため、自社アプリの制作を決断した。 「防災の日」に当たる2019年9月1日、ゲヒルンはiPhone用アプリ「特務機関NERV防災」をリリース。わずか1日で10万人超がダウンロードするほど大きな反響があったという。エヴァの版権元からは「社会的に意義のある活動」として正式に名称やデザインの使用許諾を得られ、気象庁も「使命を共にする頼もしいアプリ」と太鼓判を押した。2025年3月時点で、Android向けを含めたアプリの総ユーザー数は680万人を超える。 ◇「国内最速」無力感を糧に 現在、ゲヒルンの社員は15人。国内最速レベルの通知を実現しているのは、石森さんを含む少数精鋭の技術者たちが日々、システム改修と効率化を進め、人間には知覚できない「1ミリ秒」を削る努力をしているからだという。その背景にあるのは、石森さんが震災時に痛感したという「無力感」だった。 「大学で情報科学を勉強していたので、情報の取り扱いには長けていると思っていました。でもあの災害で、自分は家族や親戚にとって何の役にも立てなかった。あの日、自分がブログに情報をスクラップしていたように、全ての災害情報を一カ所にまとめたい。必要な情報を、大切な人に一瞬でも早く届けられたらと思い、開発を続けています」(石森さん) ◇「会社辞める」心折れた過去も 伯母を亡くした震災から今年で14年。スマートフォンの普及や技術の発展で、災害の情報は当時より早く、必要なときに必要な分だけ届けられるようになりつつある。ただ、石森さんはかつて、「このままSNSで防災情報をつぶやいていても、本当に人を救えるのか」と疑念を持ち、周囲と連絡を絶った時期もあった。 防災アプリ公開から半年前の2019年2月。きっかけは、親会社とのグループ会議で、防災事業の赤字をとがめられたことだった。「防災情報で儲かるのか」「社員と信頼関係は結べているのか」。役員からの厳しい言葉に、石森さんは強いショックを受けた。「この会社ではやりたいことができない。辞める」。そう言い残して、石巻市の実家に帰ってしまったという。 ◇情報は完全じゃない 再起のきっかけは、たまたま見に行ったリアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)で出会った東日本大震災の展示だった。「現代人は情報に命を託している」「しかし、あのような大規模災害が発生したなら、情報を待つ前に、想像力を働か��、自ら行動しなければならない」―。常設展示の解説にあったこの一文が、石森さんの心に刺さった。 震災の日、伯母がいた石巻市雄勝町の雄勝病院。周辺に第1報として発表された大津波警報は「高さ6m」で、3階建ての病院屋上に逃げればやり過ごせたはずだった。しかし、実際に雄勝町を襲った津波は最大16.2メートル。雄勝病院は屋上まで津波にのみ込まれ、入院患者40人と、伯母を含む職員24人が犠牲となった。 「情報は完全じゃないし、答えじゃないし、届かないこともあるし、遅れることも、間違っていることもある。情報の役割は、その人に『判断をもたらす』ところまでなんです。情報に依存しないで、自分で考えて行動することを、自分は開発者として伝えなければならない。そう気付きました」 東京に戻った石森さんに、ゲヒルンの専務で、少年時代からの友人でもある糠谷崇志さんは「みんな待ってるよ」と声を掛けた。再起した石森さんを、ゲヒルンの仲間たちは温かく迎えてくれた。「心の整理がついて、それからは迷わず仕事に向き合えるようになった」と、今は思える。 ◇「1ミリ秒」削り続ける 防災アプリの運用コストは、精度や性能の向上とともに年々膨らみ続けている。「広告を見たら無料で使えるとか、課金したらより良い情報が得られますというのは、防災アプリとしてはあるまじき姿。一方で、ユーザーからは、『このアプリがなくなったら本当に困るので、課金させて欲しい』という声も寄せられていました」。そこで、2020年9月から「サポーターズクラブ」を開設し、運営費の一部を有志に支援してもらうことにした。 ただ、サポーターからの収益で賄えているのは、サーバー代などで年間1億円を超える運用コストの1割程度という。「あったらあっただけシステム改良に使ってしまうから、どんどんコストが大きくなる」と石森さんは笑う。 東日本大震災では、指定されていた一次避難所に身を寄せたにも関わらず、津波にさらわれ命を落とした人々がいた。情報は命を救うこともあれば、奪うこともあると、石森さんは言う。「怪しいアカウントの情報だから間違っている、気象庁や自治体、報道機関の情報だから正しいということでもないんです。情報の正確さと共に、自分の想像力も大事にして行動してほしい」。情報で人を救うことまではできなくても、少しでも早く伝えられたら、その人はどう行動するか判断できる。そのために、NERVは今後も「1ミリ秒」を削り続けていく。 <この記事は、時事通信社とYahoo!ニュースの共同連携企画です>
「情報で人は救えない」心折れた過去◆特務機関「NERV」、それでも削る1ミリ秒 #知り続ける(時事通信) - Yahoo!ニュース
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NHKに提訴された日本IBMの反論が生々しい…仕様書に記載ない仕様が満載 | ビジネスジャーナル
大手SIerのプロジェクトマネージャー(PM)はいう。 「10年以上にわたり稼働しているようなシステムに数多くの機能が追加されたり、属人的な運用が行われるようになり、ドキュメント化されていない機能・仕様や運用が存在してしまい、全面的な更改や移行の際に想定以上のコストや開発スケジュール遅延が生じてしまうというケースは非常に多いです。 本来であればそうした仕様は初期の検討や要件定義の段階で発注者側が社内の関係部門を調整して洗い出し、新システムで実装すべき仕様と不要な仕様を選別したり、現場の業務オペレーションが変更になる旨を説明して合意形成を行うべきなのですが、システム部門がそれを十分にできておらず、いざ開発が始まると火を噴き始めるというのは非常によくあるパターンです。 特にシステムに関する知見が乏しかったり、社内の力関係的に業務部門のほうが強かったりすると、そのような事態に陥りやすいです。 そして、開発フェーズに入って想定外の仕様が次々と見つかっても、とにかく当初の費用とスケジュールに収めることをベンダーにゴリ押しする発注者もいます。 NHKがそのようなタイプなのかは分かりませんが、少なくても日本IBMの声明を読む限り、NHKがしっかりとベンダーの言うことに耳を傾けて、対等なパートナーとして課題を解決しようとする姿勢を見せていたのかどうかが気になります」
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別の大手SIerのシステムエンジニア(SE)はいう。 「気になるのは、現行システムは富士通が開発したものなので次期システムも同社が担当するという流れが自然ですが、違うベンダーが選ばれているという点です。 長年にわたる稼働のなかで複雑化した現行システムの実情をある程度把握している富士通が、多くの開発工数が必要だと考えてコンペで競合他社より高い費用見積もりを提示したことで、より低額の見積もりを提示した他ベンダが選ばれた可能性もあります。 また、もし日本のベンダーであればNHKという大きな重��顧客だということも加味して、ある程度は無理難題を要求されても“自前でなんとかする”というかたちになったかもしれませんが、外資系ベンダーは追加開発に伴う追加費用やスケジュール見直しについて非常にドライに要求する傾向があることも、法的紛争に発展した背景としてはあるかもしれません。
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山岸純法律事務所の山岸純弁護士はいう。 「システム開発においては、一般的に『要求定義』、すなわち『今はこれだが、これからあれを開発して欲しい』という依頼者側の求めをまとめる作業と、『要件定義』、すなわち『これからこれを開発します』という開発者側の理解をまとめる作業があります。 今回の日本IBMの言い分は、NHKから『今はこれだが』と言われたものが間違っていたので開発するのが難しくなった、というものかと思います。 システム開発の失敗を原因とする裁判をよく見るのですが、『要求定義』か『要件定義』のどちらか、または双方があいまいだったために失敗する例がほとんどです。このため、今後、依頼者側が提出した『要求定義』と、開発者側が提出した『要件定義』と、どちらに非があったのかが争点となります。 こういった裁判で、極めて重要な“決め手”となるのは、キックオフから開発破綻まで、何度も何度も重ねられてきた会議の『議事録』です。裁判ではこの『議事録』をもとに、 ・いつの時点で、 ・開発に関するどんな問題が発生し、 ・各当事者はどのような行動をしたのか、 を過去に戻って紐解いていく作業となります(議事録がない場合は、もはや“泥沼”です)。 はたして日本IBMが言っているように『あの時、このままだとこうなってしまうよ、と言っていたじゃん』といったことが認められる場合には、(契約内容による修正もあるかもしれませんが)『このまま』にしたことがNHKの責めに帰すべき事由なら、損害賠償は認められません。 しかし、システム運用の歴史があるとはいえ、NHKはシステム開発について素人であるのに対し、日本IBMはプロ中のプロです。このため、『こうなるよって、言っていたじゃん』による免責は、ある程度修正されることでしょう」
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まだ出てない新刊『令和ブルガリアヨーグルト』連続ドラマ化
※長いです おはようございます。はじめまして。「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」の原作の小説を書いた人です。名前は宮木あや子といいます。宮本あや子ではなく、宮木あやこでもありません。木です。子です。いろんな小説を書いています。
三年ぶりの新刊『令和ブルガリアヨーグルト』予約がはじまっております。食品会社に勤める20代の人間とブルガリア菌のダブル主人公でお送りする、笑いあり涙は特にないが謎の感動はたぶんある、ジャンル分けするのを諦めてほしいハートウォーミングな感じの長編です。 それから 三年ぶりの新刊「令和ブルガリアヨーグルト」、出版前からどういうわけかドラマ化が決まってました。やったねー! テレビ東京水曜25時~、題名は「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」、主演は鞘師里保さん! https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/ 略称は「オシメシ」だそうです。まさかこの内容で○○ガール系の題名になるとは。 「校閲ガール」書いてたとき���「私も○○ガール市場(ルビ:しじょう)に参入したい! 先達のガールたちに乗っかってドラマ化とかでボロ儲けしたい!!」という打算100%でしたが、此度のガールはまったくもって意図していませんでした。したがって今回はどじょう100%(二匹目)
原作者プロフィール 1976年 神奈川県生まれ 東京都在住 2006年「花宵道中」で第五回女による女のためのR-18文学賞受賞:デビュー 詳しくは上のほうにある「★」をクリックしてください。 ゆるキャン△に影響されて今年の八月にキャンプを始めました。
テレ東の深夜といえばもぐもぐドラマ。しかし原作はまったくもってもぐもぐしてません。かなり原作通りに脚本を作ってくださった感じがしますが、映像化ってぜったい「全く同じ」にはならないので、私の読者のみんなには今までの映像化と同じく、小説とは違う種類のエンターテイメントとしてお楽しみいただければ幸いです。脚本めっちゃ面白いです。 あと、この機会に各方面へお願いさせていただきたいこと。 今回のドラマは「乳酸菌を推すヒューマンビーイング」が主人公です。これまでも私は「推しがいる人間」が出て来るお話をいくつか書いています。その中のひとつが『婚外恋愛に似たもの』というアイドルファンの小説で、2018年にdTVでドラマ化されています。 が、最近dTVがなくなってしまい、あの名作ドラマが現在どの配信サイトでも観られなくなってしまいました。円盤も出ていません。親の欲目や自画自賛ではなく本当にこのドラマはみどころいっぱいの名作です。主演のオタクは麗しき栗山千明さん、今をときめくDa-iCEのおふたりや増子敦貴君も、推されるアイドル役で出ています。チカちゃん(あつきくん)マジ爆売れだよね……雅さんもきっと喜んでるわ。ここをご覧の関係者様、いらっしゃいましたらぜひ御社でお迎えのご検討を何卒お願いいたします。原作側の窓口は光文社です。
※ここから転載禁止※ ※以下の文章の一部およびぜんぶをどこにも転載しないでください。以下の文章をもとにした記事や動画を絶対に作成しないでください。※
公表されているキャストさんについて個人的なあれこれ
主演の鞘師さんについて ラッセ! めんつゆの国からようこそヨーグルトの国へ。 先日、豊洲のライブを拝見してきました。タレントとファンの信頼関係と双方の愛が溢れる素敵な現場で、余所のオタクながら見ていてすごく幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。スマホライトの光の海、きっと綺麗だったでしょうね。私はその翌日幕張で似たようなことをしてきました。 テレビをほとんど観ない、芸能にすこぶる疎い私の薄い知識の中での鞘師さんは「BABYMETALのサポートですごいダンスを踊っていた子」でした。あとモモウメのラスクの歌と、やがて古田新太になる山田様の彼女、そして柚木麻子の推し。この原作でOKしてくださり本当にありがとうございます。 鞘師さんのファンの皆さま、原作者、ハロプロはほとんど判らなくて申し訳ないのですが、女子アイドル方面では細々とさくら学院が好きでした/です。当時はすぅちゃんと鞘師さんが同じスクール出身だとは知らず、サポートメンバーがほかのグループの子、というニュースにおおいに驚いた一人です。機会がありましたら原作の小説のほうもお手に取ってみてください。帯に鞘師さんのお写真が入ってます。あと、もし私の公開授業にいた父兄でハロ兼の方がいらっしゃったら、お手数ですが鞘師さんファンのお友達に私の説明(できれば良い印象を持ってもらえそうな)をお願いしたいです。ヲタ友の口伝が一番信頼してもらえると思うの。出身賞にR-18って入ってるし、映画で安達祐実さん脱がせた原作者でめっちゃ心配だと思うけど、手のひらの楽園という本は国語の試験や学習教材によく使われているんだよと(本当です)。そういう未成年向けのお話も書くんだよと。私の代わりに。弁明を。どうかお頼み申す。
明日海さんについて 宝塚の湖沼があるとしたら、私は離れた村落からその湖沼まで月に二回くらい水を汲みに行っている永遠のにわかです。 映像化していただく際、いつもダメモトで「私の夢の配役リスト」を出しています。好きな俳優を挙げるわけではなく、なんとなくこんな感じかなあ、と想像する容貌に近い役者さんのお名前を書くだけの熱量低めのものですが、此度の企画書のキャスト欄はほとんど空だったため、まあ今回もダメもとで出してみるかと、緑川役には現実的に依頼が可能そうな元宝塚の方のお名前を書きました。そしたらいろいろ飛び越えてすごいの来ちゃった……。なんか、鉄板焼き屋で私のお小遣いで食べられるせいいっぱいのお肉頼んだら、お店の手違いで松坂牛のシャトーブリアン出てきたみたいな感じで、「緑川は明日海りおさんです」って言われたときちょっと何を聞いたのか判んなくてリアクションできませんでした。いいの……!?! それ超高級なおにくだよ……!?! ファンの皆さま、よろしくお願いいたします。私は今までの推しが全員卒業後に芸能から離れており、今は直近の推しのお手伝いだった下級生さんを細々と応援しています。顔の造作ぜんぜん違うのに、ダンスも演技もお化粧も決めポーズの表情や首の角度も推しちゃんにそっくりで、スール制度(っていうのか?)すごいなと毎回感心しています。在団中のみりおさんの出演作ではハンナのお花屋さんが好きです。よろしければ原作本もお手に取ってみてください。帯には間に合いませんでしたが、書店にあるかもしれないPOPにはお名前を入れさせていただいております。
橋本さんについて 橋本さんにお願いしているとうかがったのがちょうどVIVANTが終わった直後くらいの時期で、え!?!?! あの製作費が民放最高額の超大作ドラマに出てた、「帝劇? 俺の別荘やで!」みたいな俳優さんに一人称が吾輩の微生物役頼んだの!?! 正気なの?!?! ってガクブルでしたがわりとノリノリでお引き受けくださったらしいという話を二人くらいあいだに挟んで聞きました。なんという懐深きイケメンタル。まことにありがとうございます。素晴らしきブルガリア菌20388株になる予感しかありません。楽しみにしてます!!! 余談ですが、企画書いただいた時点ではブルガリア菌はCGか声だけだと聞いていたため、夢の配役リストには少年役を得意とする若い女性声優さんのお名前を書きました。その後制作側で紆余曲折あったらしく、まさかの生身。しかも身長184㎝のアラ還イケオジプロフェッショナル。予想の斜め上にもほどがあるわ。ただ、この布陣になった以上橋本さんのファンにこそぜひ読んでほしいので、ファンの皆様は原作本をお手に取ってみたらそのままレジへ直行してください。橋本さんのお役がより愛しくなること、ドラマがより楽しくなること請け合いです。私が橋本さんのファンだったらぜったい「観る前に読んどいてよかった!」って思うと思う。発売日は11月29日です。何卒よろしくお願いいたします。
※※転載禁止ここまで※※
書籍に関する詳細は発売日近辺にまた書きます。見に来てください。 買い逃している人がいるかもしれないので再度のお知らせですが、小説「雨の塔」の続編が、今年の始めに出た「百合小説コレクションwiz」という百合アンソロに載ってます。題名は「エリアンタス・ロバートソン」です。よろしくね! あと校閲ガールシリーズの文庫がまた何度か重版されてました。ありがとうございます。電子の売り上げがわからない+単行本の刷数を憶えてないので、大幅に少ない/多い可能性もありますが、たぶん現在20万部くらいです。頑張ったわね悦子……これから頑張るのよ由寿……
近況(キャンプ) 順調に月二回ペースでキャンプしてます。楽しいです。先日新しいテントとガスストーブとめっちゃあったかいと評判のダウンジャケットを買いました。今からそれらを使うためにキャンプ��行ってきます。PCやタブレットは持って行きません。スマホは持って行きますが老眼で指もパサパサでキャンプ場は寒いです。お察しください。木曜には戻ります。あと上のほうで書き忘れましたがご存じない方のためにベビメタはさくら学院の元重音部です。それでは行ってきます。
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2023/10/2〜

10月2日 昨日ちゃんとレンジでスパイスカレーを作ることができて、ちゃんと美味しかった。誰にも報告してない。こうゆう時に写真を撮っていないので報告しがいがない。
あと少しでつみたてNISAの口座設定が完了する。マイナンバーカードの登録(また?)を残すのみ。いつもマイナンバーカードのところでつまずいてしまう。
午前中、東京の事務所の同期がこちらにきていて、今日こそは吉澤嘉代子ちゃんのポロシャツの真相を確かめたい、とそわそわしてしまった。 お昼で戻る同期を呼び止めて、ほとんど初めてくらいに仕事以外の話をした。なのでなんかお互いどぎまぎしていてたけれど、やっぱり吉澤嘉代子ちゃんを聴いている方だった!わーい!
そんな感じで今日の任務を終えた感で、でも午後もバタバタとお仕事をした。明後日の出張のこととか、これからの検査のこととか、来年度の異動希望のこととか、いろんなことを考えながら今日のところは結論を出せずに、また日が短くなってすっかり暗い道を歩いて帰った。
今日は(久しぶりに復活した?)内定式だったらしく、リクルートスーツの方々がちらほらしていた。なんと来年度も2人新しい方が今の部署に入ってくるらしい。
今期の朝ドラの主演は趣里ちゃんなんですね! cosmosのPVとおとぎ話みたいをまた観たくなる。

10月3日 お金関係の手続きに一区切りがついて、でもまだよくわかっていない仕組みと、やっぱり写真展までの期間かなり使い過ぎていたことが判明したことで、ひりひりした日。 お金のことを考えるとどうしても、節約しなくては!将来の不安のために!と元気がなくなってしまう。そしてどんなに今日のところそう思ったとしても、来週くらいに起こった悲しいことを埋めるように、何かにお金を使ってしまうのだと思う。 節約したいものが何もないです。
明日は久しぶりに東京出張。雨予報が出ていて、確かに気圧の変化?で身体が重苦しい。でもそんなことも、お金のことを考えすぎてあまり感じられずにいる。
そういえば今朝はバス停が行列で久しぶりに歩いて出勤してしまったのと、お仕事もバタバタで忙しかったので、疲れてマイナス思考なのかもしれない。
睡眠負債も返済したい。

10月4日 また一つ季節が進んだ気がして昨晩、もう、いい加減休まないと!と思いながら衣替えをして正解だったな、と思った。
東京の現場へ出張してから、今住んでいる町を通り過ぎて職場へ戻って、帰る時間はすっかり真っ暗になった風景を見ながらまた戻って、移動時間が長い1日。
あわよくば途中でお金関係の手続きに銀行へ行きたかったけれど、そんな余裕もなく、一瞬降り立った池袋でコジコジの催事がされているのと今日もポケモンカードの機械にメンテナンスが入って、並んで待っている人がいる様子を見ながら乗り換えをした。
なんとなく今持ち場でぬるま湯?的な心地よさを感じつつあり、結局、移動希望の意をはっきり示すことのない調書を提出した。
1番疲れる木曜日を目の前にふらふらで、やっぱり今日は出張先から直帰すればよかったかもしれない。
スーパーで今月から1000円お買い物ごとに一ポイントずつ貯めてピーターラビットグッズと交換できるキャンペーンが始まって、ぬいぐるみが可愛いので貯めてみようかな?と、このポイント・クーポン沼に入ろうとしている。

10月5日 もうエアコンを入れなくても一晩過ごせるようになった。 昨日からへとへとだったので、朝のバス停が長蛇の列だったけれど、乗れるのでは!と祈るように並んでみる。結果、私の前10人くらいを残して満員となり出発してしまった。職場まで5〜6kmの道のりを歩いて、前に並んでいた人を途中で見かけて、たぶん同じ様に絶望しながら歩いていた。
今日は久しぶりに細かい用事をこなして、自転車でくるくると移動した日だった。 今月から新学期が始まり、学生さんの自転車が乱雑に置かれる駐輪場に自転車を停めたら、取り出せなくなってしまい、隣の自転車のストッパーが外れて動き出してしまう。わたわた2台を抑えて動けずにいたら「バカな奴がいるんですよね、抑えてるか���大丈夫っすよ」とたぶん学生さんがビーサンの足でストッパーをかけてくれる。普通に、かっこいい!と嬉しくなり「ありがとうございます…」とお礼した。 ふと視界に入ったちょっと困っている人を当たり前に助けられるのって、社会人であまりいない気がしていて、お仕事相手とか自分にとっての存在価値を自然と図って、ここで助けた結果までジャッジできてしまうからなのかな、と思った。 いつまでもかっこいい人でいて欲しい。
お仕事のことで、決定的な私だけのミスではないけれど、確実に自分にも起こってしまったことを防げたポイントがたくさんあったミスが起こってしまい、解決できたけれど少し落ち込んだ。けれど!それよりも!定時になったら全てをほっぽり出して帰りたかったり、今日初めて行った部署の温室の隣にあるプレハブ小屋みたいな事務室で猫を飼っていたこととか、そっちの方がずっと気になってしまうなんて、いつまでも本当の真面目にお仕事に専念なんてできない気がする。
明日は通院なのに今日まででへとへとを使い切ってしまった。
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P3 Club Book Akihiko Sanada short story scan and transcription.


真田明彦の難攻不落伝説
某日深夜---ここ、月光館学園巌戸台分寮のと ある一室で、その恐ろしくもおぞまし��謀略は、徐々に形を現わそうとしていた。
「許せねえ······絶対に許せねえぜ、真田サン。いや、真田明彦ぉ!」
「じゅ、順平くん。そこまで怒らなくても······」
「甘いわよ、風花!私も順平に同感。食い物の根みが恐ろしいってこと······真田先輩の骨の髄まで思い知らせてやらなきゃ!」
「別に僕は、甘いものがそれほど好きって訳じゃないですが······美味しそうでしたよね。お土産のー日限定100個の特製プリン」
「わん!」
「コロマルさんも、ひとりで10個は食べすぎだと申しているであります」
「トレーニングで疲れてたか何だか知らねえけどよ、フツー全部食うか?俺たち仲間だろ?みんなの分残しとくとか考えるだろ!?」
「あ、あうう。り、リーダー、皆さんを止めなくていいんですか?え?······別にどうでもいい? ううううう······」
あまり恐ろしくもおぞましくもないようだが、ここからが恐ろしい。
「よっし!んじゃ、満場一致で “真田先輩をギッタンギッタンにしてギャフンといわせてグウの根も出なくさせる計画”、略してトリプルGプロジェ クトの発動を宣言します!」
「おーっ!」
この今どきどうよ、というネーミングセンスのなさが恐ろしい。
ともあれ、真田の天然ぶり---というより鈍感さに端を発する、特別課外活動部メンバーの怒りの鉄槌が、真田の頭上に振るわれようとしていた。だが彼らはやがて思い知る。真田明彦の天然もまた、ボクシングの腕前と同じように、超高校級であるということを······。
~フェイズ1 伊織順平&山岸風花~
「オレの武器は······これだ」
そう言って順平が取り出したのは、普通ならスポーツドリンクなどを容れるのに使う、ストローつきの白い円筒形のボトルだった。
「トレーニングで疲れたセンパイに飲ませるための、特製栄養ドリンクって訳だ」
「あんた······敵に塩送ってどうすんのよ?」
ゆかりの言葉に、順平はちっちっちと指を振って、恐るべき事実を公表した。
「これはな 風花の······手作りだ」
「そうなの。頑張って、作ったんだよ」
どよつ。
場の温度が下がり、驚愕のどよめきが走る。
「そ、そんな······順平さん。そこまで酷いことをしなくてもっ······!」
「こ、これは、ワシントン軍縮条約に抵触する可能性すら考えられるであります!」
「きゅ~ん······」
「順平······本気ね······?恐ろしい男······」
この液体がもたらす惨劇の予感に、その場にいた全員の顔が着白と化す。ちなみに、兵器開発もとい調理担当の風花は、皆の���価によって心に深い傷を負い、壁際でしくしく泣いていた。
「お!来たぜ!」
順平の言葉どおり、朝のトレーニング帰りの真田が寮の玄関から姿を現わした。すかさず順平がタオルとボトルを持って歩み寄る。
「センパイ!お疲れさんッス!どうスか?運動あとに特製ドリンクなんて?」
「おお、順平。ありがたいな、ちょうど喉が渇いていたところだ」
「しめしめ······じゃなくて、どーぞ!いい感じに冷えて、飲み頃ッスよ!」
何の疑いもなく、真田は順平からボトルを受け取ると、ストローに口をつけて中の液体を勢いよく吸い込んだ。
ずずずずずずずず!
何だか、嫌な感じに粘度を感じさせる音が響き······そうして、真田が口を開いて叫んだ。
「美味い!これはいけるな!」
「······へ?」
予想を裏切る真田のセリフに、唖然とする順平。そこに、真田の歓声を聞きつけ、何ごとかといった表情で桐条美鶴が現われた。
「どうした、明彦?」
「いやな、順平が作ってくれた特製ドリンクが、なかなか美味だったからな。美鶴も飲むか?」
ごく自然に、真田が美鶴にボトルを手渡し、そしてごく自然に、美鶴もストローを口にくわえる。付き合いが長い上、精神年齢的に成熟しているふたりは、間接キスなど気にはしない。······してくれれば、順平の制止は間に合ったろうし、その後の悲劇も防げたのだが
ずずずずず······。
やや飲みにくそうに、美鶴は頬に力を込めて体を吸い上げ、次の瞬間。
ぶびっ。
表情を変えないまま、美鶴の鼻の穴から腐った沼のような色の液体が噴出した。
「き、 桐条センパイっ!!」
美鶴の顔色が、黄土色から紫色、さらにはオレンジ色から緑色へと目まぐるしく変化する。そして最後は、ぐりんと白目を剥き、棒が倒れるような勢いでばたんと倒れ伏した。
「せ、せんぱぁあああいっ!!」
順平の悲痛な叫びがこだまする。それは、この後に来るはずの、美鶴の報復を予感し
ての、早すぎる断末魔のように聞こえた······。
~フェイズ2 岳羽ゆかり~
「えー、牛丼をプロテイン茶漬けで食べる、真田先輩の味覚を甘く見すぎてました。そこで、食欲以外のアプローチで行きたいと思います」
「順平さんはどうしたでありますか?」
「解凍に、あと半日はかかります。ついでに、風花も部屋にこもってしまい戦力外です」
計画の第1フェイズで、すでに彼らの戦力は激減している。あまつさえ、善意の第三者であるところの美鶴まで巻き込み、もはや失敗は許されない状況へと追いやられていた。
「で、あの······ゆかりさん、今度の作戦は?」
そう言う天田は、ゆかりから目線をチラチラと外しては戻すという、不審な動き��続けていた。し かし、それも無理からぬことだった。
「ズバリ!色気で落とすっ!」
きっぱりと宣言したゆかりの服装は、いわゆるボンデージ風のタイトな超ミニワンピース。服というより、数枚のラバー生地を紐で大雑増に繋ぎました、という感じの露出過多のデザインである。胸元や背中そして左右のサイドから、これかというくらいに眩しく、白い素肌を見せつけている。日ごろ弓道部で鍛えた均整の取れたプロポーションを誇るゆかりが着ると、これが意外と悪くなかった。第二次性徴期が来たかどうか微妙な年頃の天田ですら、頬を赤らめてぼうっとなるほでの色香を放っている。
「これで真田先輩をメロメロにして、さんざんしてあそんだ挙句に捨てるという、自分の非情が恐ろしくなるほどに完璧な作戦よっ!メイクバッチリ、ヘアスタイルもオッケー!」
「胸部の追加装甲も問題なしであります」
「アイギス、ひと言余計! 」
ちなみに、いま彼女らがいる場所は、白昼のポロニアンモールのど真ん中。真田は辰巳東交番の中で、黒沢巡査と話している。出てくるところを狙って、作戦開始という段取りである。
「あ、出てきた出てきた。んじゃ、みんな。行ってくるよーっ!」
何も知らずにやってくる真田を確認し、ゆかりがゆっくりと接近していく。2メートルほど近づいたとき、ついに真田がこちらに気づき、ゆかりと目が合う。すかさず身体をくねらせ、ほどよい弾力を感じさせる太ももを見せつけるように、グラビアアイドル風のポーズを取った。
「······」
つゆつゆつゆ。
······見事に、真田はそれをスルーした。
「んなっ!?」
たとえ色気が多少足りなかったとしても、後輩このゆかりをシカトするとは······。プライドを傷つけられ、ゆかりの中の女の意地が覚醒した。
立ち去ろうとしつつある真田をダッシュで追い抜き、くるりと振り向いて真田の進路を塞ぐように対峙する。さすがに歩みを止める真田。そしてその真田の目の前で、ゆかりは前かがみになり左右の腕でバストをぎゅっと中央に圧迫した。寄せて底上げした胸が、さらに押し付けられて豊かな双丘を形作る。そして---。
「セ•ン•パ•イ (はぁと)」
微動だにしないまま沈黙する真田。手ごたえあり!と、ゆかりが心の中でガッツポーズをしかけたとき、真田がゆかりに話しかけた。
「あー······月光館の生徒か?すまんな、覚えがない。しかし平日は制服着用が定められているはずだぞ?生活指導に見つからないうちに着替えに戻ったほうがいい。それじゃ、な」
つかつかつかつか。
再び見事に���ルーし立ち去る真田。取り残されるゆかり。ひゅるりら~と風が吹いた気がした。完敗、というか惨敗、というか勝負にすらなっていなかった。あろうことか、ちょっと髪型を変えて化粧をし、いつもと違う服を着ただけで、真田はゆかりを知人だと認識できなかったのだ。よく年配のオジサンたちが、若い女の子はみんな一緒に見える、などと言うが、それのさらに酷いやつである。予想の斜め上を突っ走る真田の朴念仁ぶりと言えよう。
「せ、せんぱい······会ってからもう半年たつっていうのに······もてあそばれたー!酷いぃぃ!!」
真田の無心ゆえの見事なカウンターアタックで、ゆかりは精神を破壊されかねないほどの敗北感を感じていた。その再起には、まだしばらく時間がかかりそうだった······。
~フェイズ3 アイギス&コロマル~
「ホントに、大丈夫ですか?」
残る戦力となる、天田、アイギス、コロマルの3者が、夕方のランニングをしている真田を遠くから追跡しつつ作戦会議を行なっていた。
「大丈夫であります。私とコロマルさんがいれば、十全と言えるでしょう」
今度の作戦はシンプル。真田にコロマルをけしかけ、ズボンの尻でも破いてトホホな目にあわせてやろうというものだ。
「では、アイギス行きます!」
コロマルの首に結びつけたリードをしっかりと握り、アイギスが走り始める。さすがに運動性能が高いアイギスは、天田が見守る中、どんどんと真田に接近していく。
あと20メートル。10メートル。5メートル。4、3、2、1······あっさり追い抜いた。
「あ······」
見ている天田の額から、汗が一筋垂れる。その間も、アイギスとコロマルは走る走る。どうやら、久々の広い場所が嬉しくてしかたないコロマルが、目的を見失って猛ダッシュしているようだ。念入りにリードを手に絡めていたアイギスは、前に倒れそうになりながら振り解くことも止めることもできずに引っ張られ。
コケた。
そしてそのまま。
ずるずるずるずるずるずるずる。
1機と1匹が巻き上げる砂煙が、遠く地平線の向こうに夕陽とともに消えていくのを、ただ天田は見つめるだけしかできなかった。
~最終フェイズ 総攻撃~
「正攻法で行きましょう」
各々の理由で叩きのめされ疲れ果てた面々に、天田は溜め息交じりに提案した。だが。
「ダメだ······勝てる気がしねえ······」
「見た目はともかく声ぐらい覚えててよ······」
「ぜっはっぜっはっ (散歩して満足)」
「もはや、ベコベコであります······」
部隊の士気は、嫌が応にも低かった。
ちなみに、前髪が長い現場リーダーは、フェイズ2の頭あたりで、ばったり会ったクラスメイトの友近と、はがくれのラーメンを食べに行ってまだ帰ってきてはいない。ぐだぐだである。
全員が集まった寮のラウンジに、どよ��と重く苦しい空気が沈殿する。と、そこに。
「おう、みんな。何だか元気がないようだが、どうした?風邪か?食中毒か?」
攻撃目標 • 真田明彦が現われた。トラウマがかった「ひぃ」という悲鳴を、誰かが上げる。
いったい、どうやって戦えば······どうすれば、勝てるんだ······。この、痛みを感じない (それ以外のものもあまり感じない) バケモノのような人に、どうやって太刀打ちすれば······?いっそ復讐代行サイトにでも依頼を······。
そこにいる全員が、絶望に覆われ心を闇に侵食されかけた、そのときである。
「おう、こら、アキ!」
「ん?どうしたシンジ?」
今日は朝からどこかに出かけていた荒垣真次郎だった。いつの間にか寮に帰ってきていたらしく、二階からドスドスと音を立てて降りてくる。そして、鋭い声がラウンジに響いた。
「てめぇ······昨日美鶴が買ってきた限定プリン、全部食いやがったんだってぇ!?」
「ああ、悪かったな。まぁでも普通のプリンと味は変わらなかったぞ。牛乳と卵と砂糖の味だ。今度コンビニで代わりを買ってきて---」
順平たちが問い詰めたときと同じ。謝っているようで、まったく謝罪の意味をなさない、それどころか被害者の神経を逆なでする、無神経な言葉の羅列。昨日は、この真田の態度にさんざん文句をつけたのだが、“たかがプリン” に目くじらを立てるということが、どうしても真田には理解できず、最後までこちらの怒りが伝わらなかったのだ。荒垣も真田の無反省な態度には怒り心頭に······発してはいなかった。むしろ、またかよ、と呆れたような 顔。そして。
「おい、アキ。ちゃんと謝らねえと······」
何を怒られているのか、わからない風の真田に、荒垣が投げかけた言葉は。
「絶交だぞ」
「ごめんなさい!」
真田のリアクションは、これがまた早かった。
「もう、人の分まで食うんじゃねえぞ」
「あ、ああ、わかった」
「食った分、おめえが買ってこいよ?」
「もちろんだ!」
その様子を見て、呆然となるラウンジの面々。
「あんなんで······良かったんですか?」
「今度から······荒垣先輩に頼もうね」
「その作戦を推奨するで、あります······」
そして、力尽きた後輩たちは、バッタリとソファに倒れこみ、そこからしくしくとやるせない泣き声が漏れ始める。その泣き声は、翌日の朝から行列に並んだ真田が、限定プリンを人数分買ってくるまで続いたのだった。
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250410 CIRCULAR MOTION
娘と過ごしている時に感じること
宝石や思い出のアルバムが動いて喋ってる、って感じ
妻との関係性の蓄積に命が宿って動いている、という認識
だからそこには常に娘本人が意識しない素敵な物語が乗っかっている
これの逆パターンで親にとって「嫌な物語」が乗った子供は忌み子ポジションになってしまうのだろうな…
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いつだって、子どもは自分の出自にまつわる愛や憎しみの物語には無頓着だ
望まれれぬ子供は自分で自分に価値を見出さなきゃいけないから人生大変だ
私は望まれて生まれたはずなのに、随分長く寂しいシーズンを過ごしてしまった。なぜなのか
妻は「あんたは片親だから。片親家庭で産まれた子供は全て狂う」の一言で済ました
けど、それが事実にせよもう寂しくないんだからまあいっか、って感じで私も流した
大人になって、親がいつもにこにこしていて子供である自分のことを大好き、大事、愛してる、って言っていた過去を思い出せたなら、悪くない幼少期だったと思えるはずなんだ
だから今私はそれをデザインしている
少しずつ、少しずつ、こうして自分が親にしてほしかったことを、親になった自分が子供に与えるサイクルを繰り返していけば、何世代後かの子供は私よりずっと強く優しい人間になれるはずなんだ
一世代で成り上がらなくていい。ゆっくり、ゆっくり、変わっていけばいい
◆ステージ2: よそ者自己の登場
「なあに悠長なこと言ってんだよ、俺らにとっちゃあこの人生だけが現実。このターンで数百年分遅れ取り戻す構えで動かなくてどうするんだよ」
おお、よそ者自己よ。そうだ、その通りだ、うん、うん。でも、わたし、よかっただろ?
メカやSFなんていう食うのに苦労するジャンル好きになった割には幸せなオチに着々できて。十分じゃないか、もう
「お前が十分だというならそうなんだろうな。妻や娘と共に築く普遍的な愛情、平和。大いに結構! だが、それでいいのか? そんなベタな幸せでこれまで味わってきた孤独や侮辱をなかった事にしちまっていいのか? その憎しみの泥沼の中であんたの事を支え、沼から陸へ送り出し、今も沼の中で喘ぎ続けるかつての仲間ってもんが居るんじゃあね��のか? お前とお前の家族だけ幸せになってはい、ハッピーエンド。随分と虫の良い話だなァ、おい! それさえもお前はお得意のアドラー持ち出し課題の分離の一言で片付けんのかよ。だとしたら随分と薄情なやつだぜお前は」
そうだな。だからこそもっと幸せにならないと。まだ、沼に沈む人々を引き上げられるほどのバッファは私にはない。だからさらに力をつけるさ
「そんで、沼の奴らがさらに深みにハマらないための灯台やかがり火になるってか。まあ、筋は通ってんじゃあねーの? お前が弱くて、遅くて、薄情者のお為ごかッシャーって事実は揺らがねーけど。沼ん中は暗いぜー、苦しいぜー。どんな善意もいずれは自分が沼から脱出する自己投資や糊口をしのぐ糧に使っときゃ良かったって後悔の火種になる。今頃お前を助けたやつは後悔してるさ! あん時あのボール投げなきゃ、あいつは今でも俺らと同じ沼ん中で苦しんでたかもしれないのにな、って。お前がいつまで経っても助けに来ず、幸せそうに暮らす様を見せつけるからだ‼︎」
いいね。素晴らしいよ。私をドス黒い気持ちにさせたいんだな、君は。私に謝らせたいのだろう? 私には私としての役割が、君には君としての役割がある。君が私に投げるそのボールはかつてのシャチョーや妻のディスりそっくりだ
私の中の内省と脅迫を欲する心が、私の欺瞞を暴いて私のやる気に火をつけるために君をレンダリングしている。私が他者に頼らず自分一人で自分を律していこうという決意のあらわれだ
「そうか? そうだな、そうかもなァ‼︎ 貴様は持つ側になった。持たざる者の敵になったァ。自助努力や運が足りないとか信じる心が足りないみてーな教科書通りの説教はいらねぇぜ? ただお互いの立場に基づいた正義をぶつけ合おうじゃあねぇか‼︎ てめぇが人並みの幸せ手に入れて落ち着いた余生送るとか、俺は絶対に許さん。いずれ積み上げたもの全部捨てさせてでも、バカデカい勝負の場に出ざるを得ないよう俺がお膳立てしてやるからな? 震えて待ってろ。てめーにはカスみてーな不幸が1番似合ってる。今は束の間の幸せの絶頂ってやつだぁ。ジェットコースターばりの転落カタルシスはこれからだぜぇ?」
ああ、楽しみにしてるよ。私も、みんなも。試練マニアの神様も
私は、与えられたすべての試練と幸せと不幸を楽しみ、愛し、この世に生まれた事を肯定しながら逝く
ヒスと人間不信を抱える人は、押し並べて可愛い
可愛い人が与えてくる試練の為に、私はこれからも頑張りたい
私の中のよそ者自己よ、生きろ。そなたはかわいらしい
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【レビュー】宙吊りの抵抗 ——「ここではないどこか」と「今、ここ」の間で 小沼理

撮影:菅原康太
●近からず、遠からず
「名前は?」 「身長体重年齢は?」 「仕事は?」 「恋人は?」
スクリーンに質問が映し出される。男は宙を見ながら、静かに答えはじめる。橋本清。190センチ、74キロ、36歳。仕事は……。恋人は……。男のパーソナリティが一つずつ明かされていくのを見ながら、ゲイ向けマッチングアプリのやりとりみたいだなと思った。 その1分か2分後、橋本清が演じる「橋本清」は、マッチングアプリに言及した。正確には、まず言及したのはゲイビデオだった。ゲイビデオでは身長体重年齢や、仕事、恋人の有無といった数字と記号によって、手っ取り早くその人がどんな人かを示す。そういった説明があり、「1907436G、みたいに数字の羅列をTwitterのプロフィール欄に書くのが流行した時期があった」という話を経て、「マッチングアプリにも、ウリセンのサイトにだって、この7ケタか8ケタの数字は絶対に載ってる」と続いた。 こうして書いてみれば、「ゲイ向けマッチングアプリのやりとりみたい」という私の印象は、的中って感じではなかった。近からず、遠からずだ。 それだけなら、すぐに忘れてしまったかもしれない。しかし、この「近からず、遠からず」という印象が、『ゲイ・モノローグ』の序盤では何度も繰り返し訪れる。
彼——「橋本清」は、生まれてから現在までの半生を回想する。 5歳。車が好きで着せ替え人形もほしかったけど、女子のおもちゃだと言われて買ってもらえなかった。 11歳。修学旅行の夜に好きな女子の話で盛り上がりながら、「好き」の意味がわからなかった。 17歳。掲示板を通じてはじめて自分以外のゲイの人と出会った。 27歳。はじめて同級生の結婚式に出席した。思わず「結婚したい」と言ったら、「そういうことに興味あったんですね」と後輩に笑われた。 語られるエピソードは、シスジェンダーのゲイ男性である筆者にとって、身に覚えがあるものだった。筆者や「橋本清」と同世代のシスゲイ男性であれば、少なからずそうした印象を抱くのではないかと思う。同じ経験をしたわけではないけれど、知っている気がする。似たような分岐点に立ったことがあるけれど、違う方を選んだ。そんな近からず、遠からずの記憶があって、「自分も……」と、語り出すことができる。
それは、ここで���示されるエピソードが「わかりやすい」ことに起因するのだろう。 ゲイビデオは手っ取り早くその人がどんな人かを示すため、数字と記号を用いる。『ゲイ・モノローグ』の冒頭部では、数字と典型化されたエピソードを用いることで、2020年代の日本を生きるゲイ男性の最大公約数的な姿をまずは描き出している。 それはゲイではない——特にシスジェンダーでヘテロセクシュアルの——観客にとっては、彼がどのような違和感を抱えながら生きてきたのかを知る効果的な導入として機能する。ゲイをはじめクィアの観客にとっては、共通項と差違を見出しながら、自身を投影するフレームになる。

撮影:菅原康太
●I wish I were a bird
同級生の結婚式のシーンのあと、「橋本清」はつぶやく。「I wish I were a bird」。 このセリフのあと、テキストを無感情に読み上げる英語教師のように、彼は続ける。「ああ、鳥だったらよかったのに。この文章は、私が鳥ではないことを意味しています」。それは「反実仮想」、現実にはそうじゃないことを空想してみることの例文だ。 私は鳥ではない。でも、思考は翼のある生き物のように、ここではないどこかへ飛んでいく。回想は36歳の現在を貫通して、未来の空想へと向かう。5年後、10年後、20年後、50年後、さらにその先。そこで進路が屈折し、話題の主役が「橋本清」ではなくなる。「長谷さん」という、一人のゲイ男性になる。ドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』に登場する、94年間誰とも付き合うことも、セックスもしなかったおじいさん。 その人生に思いを馳せながら、彼は94歳になった自分を空想する。「94G」という数字と記号によって、2人の生が一時的に重なる。
その後も数字を取っかかりにして、語りは時空を飛んでいく。 1913年。クラフト・エヴィングの「変態性欲」論が日本で紹介された。1949年。三島由紀夫が『仮面の告白』を発表した。その2年後。『禁色』の第一部が出版された。日本におけるゲイの歴史年表を作るなら、太字で記されるような話だろうか。 一気に飛んで、2000年。新木場の夢の島緑道公園で、一人の男性が「ホモ狩り」に遭い殺害される事件が起きた。 彼はこれを、高校生の頃の記憶として語る。 あれ、2024年に36歳ということは、2000年は? 暗算しながら、これが自伝ではなく「自伝的パフォーマンス」と銘打たれていたことを思い出す。 ずれた時間軸の上で、「橋本清」は2000年に高校生だった人物として生きはじめる。さっきとはちょっと違う生。でもやっぱり、「I wish I were a bird」な生。 彼は、その新木場の公園に足を運んだ時の記憶を語りはじめる。ハッテン場として知られる、夜の公園。襲われても誰も助けてはくれない場所。でも、同じゲイの人と会えるかもしれない場所。 公園を歩きながら、「殺されるかもしれない」と「ヤれるかもしれない」がめまぐるしく交錯する。彼の身体は、「今、ここ」にある恐怖と興奮ではち切れそうになっている。気づくと、内的なざわめきのようなホワイトノイズが鳴っている。その音が徐々に大きくなる。一段階、さらにもう一段階と大きくなって、ぷつりと途切れる。 静寂が訪れて、彼はその夜に誰ともヤれなかったこと、新木場の公園が東京オリンピック2020の際にきれいに整備されたことを告げる。ハッテン場も、「ここではないどこか」になった。

撮影:菅原康太
●We’re here, We’re Queer, Get used to it
この後ろめたいハッテン場の記憶以降、語りは深度を増していく。冒頭にあったような「わかりやすさ」は影を潜め、最大公約数では捉えきれない側面が現れてくる。典型化が難しく、説明を必要とする感覚。他の人(ゲイやクィアであっても)には理解されず、この感覚を抱いた本人すら受け入れ難いと感じている���もしれない感覚。 次に語られたのは2024年、日本のレズビアンカップルがカナダに亡命し、難民認定されたニュースだった。 そのニュースを聞いた「橋本清」は、自分が難民になって日本から出ていく姿を思い浮かべる。しかし、同性愛者であることに加えて家父長制的価値観のもとで女性としても差別を受けてきたそのカップルと、クローゼットで生活し直接的な差別を免れてきた自身を同列に置くことはできないのだと、彼はすぐに続ける。 ここには、ゲイ男性がジェンダー的にはマジョリティであり、さらにカミングアウトしなければマイノリティ性を隠して生活できるという事情が反映されている。 クローゼットでいれば差別を受けないわけではないし、またその責任はカミングアウトをしない個人ではなく、カミングアウトをできなくさせている社会が負うべきものだ。しかしそうはいっても、クローゼットでいることで、人を欺いているような、ずるいことをしているような感覚に苛まれることはあり得る。そして罪悪感の中で自身の苦しみを否定してしまい、身動きが取れなくなっていくことは、一つの現実として確かにある。
「I wish I were a bird」。時空を自在に飛んで、ここではないどこかを空想する。しかしそれは仮定の話に過ぎず、最後は「今、ここ」に戻らざるを得ない。 「今、ここ」を肯定するために劇の後半で持ち出されるのが、「We’re here, We’re queer, Get used to it」というスローガンだ。LGBTQ+のアクティビストグループ、クィア・ネーションが1990年代初頭に広めたもので、『ゲイ・モノローグ』では「我らクィアはここにいる お前らそれを受け入れろ」と訳している。 「クィア」は英語で「変態」を意味し、1990年代には今よりもずっと侮蔑語としての意味合いが強かった。その「クィア」という語をあえて自ら使うことで、このスローガンは「今、ここ」にいる自分たちを肯定しようとした。 彼はその力強さに「泣きそうになった」と言う。しかしそのあと、「我らクィア」に「自分が含まれていると感じない」と続ける。この言葉では、自分の「今、ここ」を肯定できない。
「I wish I were a bird」、ここではないどこかを空想すること。「We’re here, We’re queer, Get used to it」、ここにいると叫ぶこと。抵抗をあきらめることも、主体的に引き受けながら誰かと連帯することもできず、二つの間で宙吊りになっている。 それが現在地なのかもしれない。しかし、積極的に規範を揺るがそうとしなくても/できなくても、逸脱する姿を曝すことで規範は揺らぐ。 ハッテン場の夜。難民認定の煩悶。スローガンに自分が含まれている気がしないこと……。後半で語られるのは、屈折した感覚だ。しかし屈折しているからこそ、正直にも感じた。ストレートじゃないのがストレート。その語りから、ある種のクィアネスがこぼれ落ちる。 宙吊りのまま抵抗すること。その困難と可能性を、『ゲイ・モノローグ』は静かに提示していた。

撮影:菅原康太
小沼理 文筆家。1992年富山県生まれ。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)、編著に『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。
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年末から沼落ちした
一年ぶりのタンブラーです。生きてます。
私生活は特に代わり映えもせず、仕事してゲームして飯食って寝て……みたいな生活を送っている自堕落人間です。 数年ちらちらと夢に触れつつも、ここ一年は完全に夢からは殆ど足を洗っていて、「ついに卒業か~」なんて呑気に構えていたのですが、うっかり忍たま映画を観に行ってしまったら……ね……。綺麗に沼に落ちて夢世界に戻ってきました。 正直ここまで綺麗に沼落ちするとは自分でも思っていなかったのでびっくり。新しい作品に嵌るってのは全然ここ数年何度もあって、なんならヒロアカ最終回目前に全巻読破したりもしていた。推しはホークスです。夢主もうっすら誕生したのですがきちんと小説を書くほどではなくて、余計に「あ~卒業~~~」となっていたのですが、どういう心境の変化なんですかね。不思議で仕方がない。
軍師はとりあえず毎週特典が変わるので、コンプ……は無理でも「もういいかな」と満足するまでは毎週観に行くかと。既に3回観てるがまだ観足りない。 推せる~てなっているのは初恋キラーの土井先生と利吉さん。でも全員集合の段で「あれ……気になるぞ……」てなった伊作先輩が、軍師を重ねるごとに徐々に来てる。善法寺伊作ってお名前の響きがまず好き。他の六年生や五年生たちも気になっているのですが、まだまだちょっとキャラがうまく自分の中で動いてくれるまでに履修できていないので、配信されているアニメ見て勉強したいと思います。 人生は勉強である(?)
▽夢の話 土井先生落ちです。とはいえ私、男女がくっつく瞬間のあれこれを書くのが苦手だとここ数年で学んだので、連載形式ではなく書きたいところだけ穴埋め形式。まだ4つくらいしかかけてないけど、ネタだけならまだとりあえず3話分くらいはストックがある。書いてすぐ更新するかはわかりませんが、気長にお待ちいただけたらと。 今順番に配信しているアニメを最初から見ていて、とりあえずS16-31話までは見終わった。六年生……深堀したい……五年生以下……キャラを掴みたい……幼女時代のわたしがアニメ見てたときに覚えている生徒の名前が、乱きりしんと滝夜叉丸先輩のみという絶望状態なのでとりあえずキャラ掴みたい。自分の中で動き出してくれたら恐らく夢にも登場してくれることでしょう。 タソ忍の話してないって?うん、タソはもう沼落ちしている。まだ雑渡さんと尊奈門しかちゃんとは把握できてないけど、既に書きかけの話はある。いずれ更新するから気長に待っ���いていただきたい。ただそのためにもアニメをね……見進めないといけなくてね……って感じです。ま~じで気長に待っていてくださいm(__)m
あ。あと降谷夢をようやくサイトに格納しました。サイトに格納するにあたって章分割してみたんですけど、自分の頭の整理にもなったので、いずれ続き書けそう。2年以上放置して「これもうだめだな……未完終了!!」て思ってたのですが、何とかなりそうな気配がしてる。ただ、たぶん続きは支部でなくサイトに上げる感じになるかなぁ。ここ1,2年の支部、なんかこう、色々あるし……。続きをいつかくかは永遠に不明ですが、まぁ今年の映画の内容次第ではちょっと動くかもしれない。予定は未定。
▽新年の抱負がてら、昨年の積みゲーたちの進捗と追加ゲームメモ
■積んでるゲーム ・アトリエエ 不思議シリーズ 変わらず積んでる。どうしよう。本当にどうしよう。
・ペルソナ5ロイヤル あれこれそもそも持ってるんだっけ?と頭を捻るレベルで積んでる。
・軌跡シリーズの周回プレイ 周回プレイより最新作。あの状態で(恐らく)2年待たされるのは本気でしんどい。あっ最新作までクリア済みです。界の軌跡、サイコー。なんたって推したち(閃組、特にクロウとリィンくん)が出ているから。
・ドラクエⅪ S 終わりました!!!去年のうちに!!終わり!ました!!!ベロニカたんとカミュが大好きで、ずっと使ってた……。本当にイレブン大好き……また時間ができたら遊びたいですね。
・ドラクエトレジャーズ まぁ……今年遊べたらいいな……って……
・テイルズオブアライズ 一切遊んでませんね。順番に……順番に消化するから……
・ルーンファクトリー5 結婚は……したいなぁ……って……思っていてですね……昨年は一切触ってない
・ポケモンSVのDLC 残念。昨年は結局一切手を付けず。むしろ剣盾最初からやりたい欲が出ている。危険。
・FE風花雪月 去年はコメント残してないけど、実は年単位で詰んでたゲーム。ついに、一ルートだけ、やりました。青です。推しはフェリクス。夢書きてぇ、でもネタがねぇ……って感じ。とても面白かった……年内に残りのルート進めたいなァ……あと3ルートもあるね……青のク���アに50時間かかった女なんだけど、どうやって時間を捻出したらいい? 錬金術? 魔法? (曇りなき眼)
そしてここからは追加ゲームですね。
・ドラクエⅢ 正月は残念ながら奇跡の九連休とはならなかった私なのですが、まぁ普段の休みよりはちょっと長め(?)の三連休が二回もあったので、いけるっしょ!と思いつつ年末に購入し、結局未クリア。今もちまちま少しずつ進めている。1月中にはクリアしたいなァ……。でも忍たまと夢が忙しくて忙しくて……
・フリーダムウォーズ リメイク版。遊びたいのです。ただまだ発売してない。というか今週木曜、もう日付変わってるから明日発売?だよな?たしか? 遊びたいなぁとは思ってるけど、買っちゃってもドラクエ終わらん限りは積むだろうから、落ち着いたら買います。サイト更新が止まったら《そういうこと》です。
とりあえずはそんな感じですねぇ。流石に積みゲーが多すぎて、どうしても気になるやつ以外はゲームを買わなくなったので、途中で止まっている作品は少ない。 あっクリアしたゲーム? 他にもありますねぇ。 SANNABIとか、GERの何周目かわかんない周回プレイとか。あと話題のパルワールドとか。去年の半分くらいはパル遊んでたかも。最近はもういいかな……ってなってやめちゃった。あぁそれから碧の軌跡の周回もやってた。 あとはもうグラブル……グラブルくんですね……こちらで話したか分かんないけど、あいもかわらずストーリーを読まずただただ戦闘というか武器集めというか、そういう遊び方をしているので、夢!!て感じじゃないけど。楽しい。だらだら続けてしまう。 あ、これだけは言わねば。SANNABIは是非とも全人類に遊んでほしい。大体10時間ちょいあればたぶんクリアできる。私は12時間クリア。ノーマルモード。ワイヤーアクションで今まで遊んだことない分野だったから苦労したけど、ストーリーがとにかく面白く感動もので、最終的に涙ぐずぐずになりながらクリアした思い出。詳細はググってください。語彙力が不足しています。是非気になる方、遊んでください。
なんだろうこのゲームがほとんどを占める日記。 そんなこんなでサイトは死んでますが私は元気に生きています。今のところサイトを消す予定とかもないので、基本エタってるサイトですが今年もどうぞよろしくお願い致します。
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2025/01/02 Day❄
今日も寒くて暖かいお風呂で
気持ちのんびり入ってたから
リフレッシュになった(あったかい)

掃除とかの家事も思いのほか
早く終わっちゃって今日はせっかくの
休みだし、のんびりしようと
思ったけど、ソワソワする。
日課にしてる散歩🚶♀️?ウォーキング?も
ぎっくり腰が悪化しないかこわいから
今日はお休みにしようと思ったけど
それでもソワソワする。
よし、お出かけしよう。
不安だった、はじめての区域のバスに
乗りながら遠出するか
そう思ったけど、ぜんっぜん来ない
ある程度歩くし
大型ショッピングモール行くし
歩くから身体は温まるだろうと
思ってたのに、バスを待つのが
こんなに長くなるのは想定外で
身体がどんどん冷えてく。
2時間に1本ぐらいしか
バス来ないから気をつけてね、って
おばーちゃんに教えて貰ってたけど
ググッたら時刻表はあって
ちゃんと来ると思って事前に
早めに着いてたのに来ない来ない。
おいおい、予定変えるしか無い?コレ。
と思って、ふとバス停にある
看板?みたらおいおい…休業じゃん!
正月シーズン休みは
バスも運行無くなるのか
しんどいなぁ
と思って、さすがに体調崩すのは
もっと最悪だから(明日からまた派遣)
ソワソワしてるのは帰っても
どーせ変わらないだろうから
痛めた腰を覚悟させて
気持ち遠くの靴屋さんへ。
良いウォーキングシューズ
欲しかったから下見しに行った。
かわいくてコスパの良い靴にも出会えた。
支払いもすませたりで
自分なりに有意義な
休日のままで良かった。
無制限のレンタルWiFi
注文したから正月シーズン終わったら
届くの楽しみだなぁ☁
ほとんどのやりたいこと
すべきことが正月シーズン連休に
ぶち当たってなーんにもできない。
ってのが多すぎるぞ、ほんとに。
でも今夜は頑張って
無駄寝しないよう新しい靴で
ウォーキングもしてきたし
よきよきまるなのだ。
とりあえず貯金の事も考えながら
節約もがんばらなきゃだね
未だに後ろ髪引かれる
想いの出来事が
胸に取り憑いてるけど
きっともう戻らない。
戻せないぐらいぐちゃぐちゃになった。
きっと時間が経てば
ケロッとしてるの分かるんだよな。
なんだよそれ
不幸になって欲しいなんて
真面目に1ミリも思わないけど
やり方はやっぱりダメだったよ。
いくら混乱して苦しんでたとしても
たくさんの人を傷つけて良い理由には
ならないと思うんだ。
大人って難しいよね、
私の方が周りよりまだまだ
未熟者だから人一倍頑張らなきゃいけない
気をつけなきゃいけない。
たくさん努力していかなきゃいけない。
苦しいな、あんな事されると
それはもう仲間じゃなくなるし
友達でもないよって
言われてる気がして、
何も伝わらない、
伝えられてないから。
何も届かない、
何も届けられてないから。
新年明けたばかりだぞ、
こんな一方通行の哀しみに沼るぐらいなら
愛に沼るべきだ、それが私にとって
大事にしたいもので育むべきものだ。
たくさん頑張った人達が
いい意味で休ませてもらえる
大型連休だろうから
失言にならないようには
気をつけてるけど
何も出来ないのしんどいな、
仕事か家事か運動か。
メインがこれになってるのヤバいな
あと数日耐えれば
PC触れるけど
12月から毎日、毎日
耐えっぱなしで心疲れるね。
でも大事な未来のため、がんばるよ。
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私の手元に、古ぼけた書類の束がある。手製の表紙をめくると目に入ってくるのは軍の最高機密を意味する「軍機」の朱印だ。昭和16年12月8日、日米開戦の象徴となった真珠湾攻撃に関する詳細な計画、命令書である。なぜこんなものが私の元に来たのか、そして軍の機密のその中身とは――。 「進藤三郎」という男 昭和15年9月13日、圧倒的勝利に終わった零戦のデビュー戦を指揮し、漢口基地に帰還した進藤三郎大尉 平成12(2000)年2月2日、ひとりの元海軍少佐が88年の生涯を終えた。その人の名は進藤三郎。太平洋戦争に興味のある人ならまず知らない人はいないであろう戦闘機乗りである。 進藤は昭和15(1940)年9月13日、制式採用されたばかりの零式艦上戦闘機(零戦)13機を率い、中国・重慶上空で中華民国空軍のソ連製戦闘機33機と交戦、27機を撃墜(日本側記録。中華民国側記録では被撃墜13機、被弾損傷11機)、空戦による零戦の損失ゼロという鮮烈なデビュー戦を飾った。続いて、昭和16(1941)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃では、空母赤城戦闘機分隊長として第二次発進部隊制空隊の零戦35機を率いた。その後、激戦地ラバウルの第五八二海軍航空隊飛行隊長、空母龍鳳飛行長などを歴任し、筑波海軍航空隊飛行長として派遣先の福知山基地で終戦を迎えた。 戦後はトラック運転手や福島県の沼沢鉱山長などの職を転々としたのち、生家のある広島に戻って東洋工業株式会社に入社、出向した山口マツダで常務取締役まで務めた。 戦争中はその華々しい「活躍」がしばしば新聞にも載るほど著名な海軍軍人だったが、戦後は一転して平凡な会社員生活で、戦争の話はよほど心を許した相手にしか、最後まですることを好まなかった。 進藤が保管していた書類に入る前に、進藤自身の「真珠湾攻撃」について、1996年から99年にかけての私のインタビューをもとに再現しよう。 突然の転勤命令 昭和16年4月、新編された当時の赤城戦闘機隊搭乗員たち。中列中央・飛行隊長板谷茂少佐、その右・分隊長進藤三郎大尉。このメンバーのうち数人は、のちに第五航空戦隊に異動した 昭和14(1939)年、ドイツ軍がポーランドに侵攻したことに端を発する欧州での大戦は、日本がドイツと軍事同盟を結んだことで、もはや対岸の火事とは言えなくなっていた。日米関係は悪化の一途をたどり、昭和16年7月28日、日本軍の南部仏印進駐を機に、アメリカは日本への石油輸出を全面的に禁止、イギリス、オランダもこれに同調する。世にいう「ABCD包囲網」である。 この制裁措置は、石油その他の工業物資の多くをアメリカからの輸入に依存してきた日本にとって、まさに死命を制するものだったった。米英蘭との戦争は、もはや不可避と考えられた。海軍も、極秘裏に開戦準備に入る。 航空母艦赤城、加賀の第一航空戦隊、蒼龍、飛龍の第二航空戦隊を主力に、第一航空艦隊(一航艦=司令長官・南雲忠一中将)が新たに編成されたのは、昭和16(1941)年4月のことである。一航艦は、空母と少数の駆逐艦だけで編成されたが、実戦に際しては、臨時に配属する速力の速い戦艦、巡洋艦、駆逐艦などを合わせ、これが世界初の試みとなる「機動部隊」として作戦に従事することになっていた。 進藤は、機動部隊の編成にともなう人事異動で、南雲中将の座乗する旗艦赤城の戦闘機分隊長に転勤を命ぜられた。進藤の直接の上官、赤城戦闘機隊の飛行隊長は板谷茂少佐である。 「支那事変での長く続いた戦地勤務で、私の体は疲れ切っていました。できれば今度は内地の練習航空隊の教官配置につけてもらえないかと思っていた矢先の転勤命令。空母乗組は“搭乗員の華”、誰もが羨む配置なんですが、正直なところ、はじめはうんざりしましたね」 と、進藤は振り返る。 猛訓練で体が悲鳴を上げていた 機動部隊の旗艦・空母赤城。巡洋戦艦を建造中に空母に改装。当時世界最大級の航空母艦だった 空母搭載の飛行機隊は、洋上訓練や出撃のとき以外は、陸上基地で訓練を行うのを常としていた。搭乗員が揃うと、赤城戦闘機隊は、鹿児島・鴨池基地を拠点に、飛行訓練を開始した。 まずは、搭乗員全員の零戦での慣熟飛行から始まり、着艦訓練の前段階として、母艦の飛行甲板を想定した、飛行場の限られた範囲に飛行機をピタリと着陸させる定着訓練が行われる。5月��なると空戦、無線電話、着艦訓練と、訓練もより実戦的になり、空戦訓練は、1機対1機の単機空戦よりもチームワークを重視する編隊空戦に重点が置かれ、2機対3機、3機対6機の編隊同士の空戦訓練が、実戦さながらに行なわれた。吹流しを標的とする射撃訓練も、さかんに行われた。 9月に入ると空母翔鶴、瑞鶴からなる第五航空戦隊が新たに機動部隊に加わり、赤城の搭乗員の一部は五航戦に転勤する。進藤の回想。 「猛訓練が進むにつれ、疲労がどうしようもないほど蓄積してきました。体がだるく、食欲もない。8月には黄疸の症状も出始め、周囲から『君の目は黄色いじゃないか』と言われるほどでした。これはもう、海軍をクビになっても仕方がない、休暇療養を願い出ようと決心したんですが……」 ところが、そう決心した矢先の、進藤の記憶によれば10月1日頃、各航空戦隊の司令官、幕僚、空母の艦長、飛行長、飛行隊長クラスの幹部が、志布志湾に停泊中の赤城の参謀長室に集められ、ここで南雲中将より、「絶対他言無用」との前置きのもと、真珠湾攻撃計画が伝えられた。航空参謀・源田実中佐からは、この作戦に対応するための訓練を急ピッチで進める旨の指示もあった。 少佐の本音 揚子江上空を飛ぶ零戦一一型。進藤大尉が撮影した 「しまった。これを聞いたからには、休ませてくれとは言えないな」 と、進藤は観念したと言う。傍らにいた板谷少佐が、やや興奮の面持ちで、 「進藤君、こりゃ、しっかりやらんといかんな」 と、声をかけてきた。だが、解散が告げられ、基地に帰る内火艇に乗り込むときに、 「俺たちはただ命令通りに死力を尽くして戦うだけだが、その後始末はどうやってつけるつもりなのかな」 と、誰にともなくつぶやいた板谷少佐の言葉がいつまでも心に残った。こちらのほうが本音なんだろうな、と進藤は思った。 昭和16年10月には、戦闘機隊の訓練は仕上げの段階に入りつつあった。訓練項目に航法通信訓練が加えられ、コンパスと、波頭を目視して判断する風向、風力を頼りに長距離を飛ぶ三角航法、無線でモールス信号を受信する訓練などが行なわれた。高高度飛行の訓練も実施され、耐寒グリスを塗った20ミリ機銃による、高度8000メートルでの射撃訓練も行われた。一航戦では、18機対18機の大規模な空戦訓練も実施された。二航戦は9機対9機、五航戦は3機対3機までしかできなかったという。 11月に入ると、志布志湾に機動部隊の6隻の空母と飛行機が集められ、11月3日、南雲中将より機動部隊の各艦長にハワイ作戦実施が伝達された。その日の夜半、「特別集合訓練」が発動され、翌4日から3日間にわたって、全機全力をもって、佐伯湾を真珠湾に見立てた攻撃訓練が、作戦に定められた通りの手順で行なわれた。 〈十一月四日 「ハワイ」攻撃ヲ想定 第一次攻撃隊 〇七〇〇(注:午前7時)発進、第二次攻撃隊〇八三〇発進。十一月五日 第一次〇六〇〇、第二次〇七三〇。十一月六日〇五〇〇ヨリ訓練開始〉 と、進藤はメモに書き残している。11月6日には、戦闘機隊が半数ずつ、攻撃隊と邀撃(ようげき)隊の二手にわかれ、攻撃隊はいかに敵戦闘機の邀撃を排除して攻撃を成功させるか、邀撃隊はいかに攻撃隊を撃退するか、という訓練も行なわれた。激しい訓練で、攻撃隊の九九式艦上爆撃機のなかには不時着する機も出た。 特別集合訓練が終了すると、赤城、蒼龍は横須賀、加賀、飛龍は佐世保、翔鶴、瑞鶴は呉と、それぞれの母港に入って準備を行い、飛行機隊はふたたび、陸上基地に戻って訓練を続けた。このとき、戦闘機が洋上で単機になってしまった場合に備えて、無線帰投方位測定機(クルシー)を使っての帰投訓練が熊本放送局の電波を利用して実施されている。 覚悟を決めた日 第二次発進部隊制空隊(零戦)指揮官・進藤三郎大尉の命令書(軍機) 11月中旬には、各母艦は飛行機隊を収容し、可燃物、私物の陸揚げや兵器弾薬、食糧の最後の積み込みを終え、佐伯湾に集結した。 赤城が佐伯湾を出たのは、11月18日のことである。行動��隠匿するため、出航と同時に、各艦は厳重な無線封鎖を実施した。 空母6隻を主力とする機動部隊は北へ向かい、千島列島の択捉島(えとろふとう)単冠湾(ひとかっぷわん)に集結した。湾の西に見える単冠山は、すでに裾まで雪に覆われていた。11月24日、6隻の空母の全搭乗員が赤城に集められ、真珠湾の全景模型を前に、米軍の状況説明と作戦の打ち合わせが行われた。機動部隊の行動についてはもちろん、攻撃隊の編成や各隊ごとの無線周波数など、詳細な作戦計画が、すでにでき上がっていた。進藤が保管していた機密書類はこの日の日付から始まっている。 11月26日、機動部隊は単冠湾を抜錨、各艦、単冠山に向かって副砲、高角砲の試射を行った。凍てつく空気に、砲声が轟いた。艦隊はそのまま針路を東にとった。 「自信を持って戦いに臨める。しかし、今度こそは生きて帰れないだろうな」 と、進藤は、遠ざかってゆく雪の単冠山を見ながら、しばし物思いにふけった。 時化模様の航海が続いた。護衛の戦艦、巡洋艦、駆逐艦、補給船、潜水艦など、総勢31隻もの艦隊を、隠密裏にハワイ北方までたどり着かせなければならない赤城艦上の機動部隊司令部は緊張の連続だった。 12月1日、機動部隊は日付変更線を越えた。機動部隊は日本時間で行動するので、時差で時間感覚がずれてくる。この日の御前会議で、日本は英米との開戦を決定する。 12月2日、「新高山ノボレ 一二〇八」 という暗号電報が、聯合艦隊司令部より届いた。これは、「X日(開戦日)を12月8日とす」という意味である。開戦は、12月8日午前零時と決まった。ただし、日米の外交交渉次第では、まだ作戦が中止になることもあり得る。しかし反転命令は出ず、矢はついに弦を放れた。 12月8日午前1時半(日本時間)。第一次発進部隊が次々と6隻の空母を発艦した。 第一次発進部隊は、零戦43機、九九艦爆51機、九七艦攻89機(うち雷撃隊40機、水平爆撃隊49機)、計183機で、総指揮官は淵田美津雄中佐である。第一次攻撃では、雷撃隊が二列に並んで停泊している米戦艦の外側の艦を攻撃、水平爆撃隊が上空より内側の艦を爆撃する。さらに艦爆隊は飛行場施設を爆撃することになっていた。 そこらじゅうで火柱が 九九式艦上爆撃機。急降下爆撃を行う 機動部隊の各母艦では、第一次の発艦後、すぐに第二次発進部隊の準備が始められた。 第二次は零戦36機、九九艦爆78機、九七艦攻(水平爆撃のみ)54機、計168機が発艦し、うち零戦1機と艦爆2機が故障で引き返している。こんどは、艦爆が第一次で撃ちもらした敵艦と飛行場を狙い、艦攻が敵飛行場を水平爆撃することになっていた。 赤城から発艦するのは、零戦9機と九九艦爆18機。2時13分、進藤の搭乗する零戦、A1(本来はローマ数字だが、機種依存文字のためアラビア数字で表記)‐102号機は、その先頭を切って発艦した。第二次発進部隊の総指揮官は瑞鶴艦攻隊の嶋崎重和少佐、進藤は、制空隊(零戦隊)全体の指揮官を務める。 「第一次の発進を見送ったときにはさすがに興奮しましたが、いざ自分が発進する段になると平常心に戻りました。真珠湾に向け進撃中、クルシーのスイッチを入れたら、ホノルル放送が聞こえてきた。陽気な音楽が流れていたのが突然止まって早口の英語でワイワイ言い出したから、これは第一次の連中やってるな、と奇襲成功を確信しました」 第一次に遅れること約1時間、真珠湾上空に差しかかると、湾内はすでに爆煙に覆われ、ものすごい火柱が上がっていた。心配した敵戦闘機の姿も見えない。空戦がなければ地上銃撃が零戦隊の主任務になる。進藤はバンクを振って(機体を左右に傾ける合図で)各隊ごとに散開し、それぞれの目標に向かうことを命じた。 「艦攻の水平爆撃が終わるのを待って、私は赤城の零戦9機を率いてヒッカム飛行場に銃撃に入りました。しかし、敵の対空砲火はものすごかったですね。飛行場は黒煙に覆われていましたが、風上に数機のB-17が確認でき、それを銃撃しました。高度を下げると、きな臭いにおいが鼻をつき、あまりの煙に戦果の確認も困難なほどでした。それで、銃撃を二撃で切り上げて、いったん上昇したんですが」 頭によぎった最悪のシナリオ 開戦を告げる昭和16年12月9日の新聞紙面 銃撃を続行しようにも、煙で目標が視認できず、味方同士の空中衝突の危険も懸念された。進藤は、あらかじめ最終的な戦果確認を命じられていたので、高度を1000メートル以下にまで下げ、単機でふたたび真珠湾上空に戻った。 「立ちのぼる黒煙の間から、上甲板まで海中に没したり、���転して赤腹を見せている敵艦が見えますが、海が浅いので、沈没したかどうかまでは判断できないもののほうが多い。それでも、噴き上がる炎や爆煙、次々に起こる誘爆のすさまじさを見れば、完膚なきまでにやっつけたことはまちがいなさそうだと思いました。胸がすくような喜びがふつふつと湧いてくる。 しかしそれと同時に、ここで枕を蹴飛ばしたのはいいが、目を覚ましたアメリカが、このまま黙って降参するわけがない、という思いも胸中をよぎります。私は昭和8年、少尉候補生のときの遠洋航海でアメリカに行き、そのケタ違いの国力と豊かさをまのあたりにしていますから、タダで済むはずがないことは容易に想像できる。これだけ派手に攻撃を仕掛けたら、もはや引き返すことはできまい。戦争は行くところまで行くだろう、そうなれば日本は…………負けることになるかもしれないと、このときふと考えました」 空襲を終えた攻撃隊、制空隊は、次々と母艦に帰投し、各指揮官が発着艦指揮所の前に搭乗員を集め、戦果を集計した。進藤は、赤城の艦爆隊と合流して帰還した。南雲中将が、わざわざ艦橋から飛行甲板上に下りてきて、「ご苦労だった」と進藤の手を握った。 ほどなく、最後まで真珠湾上空にとどまっていた総指揮官・淵田中佐の九七艦攻が帰艦する。大戦果の報に、艦内は沸き立った。しかし日本側にとって残念なことに、いるはずの敵空母は真珠湾に在泊していなかった。 艦上では、第三次発進部隊の準備が進められている。蒼龍の二航戦司令官・山口多聞少将からは、蒼龍、飛龍の発艦準備が完了したとの信号が送られてきた。しかし、南雲中将は、第三次発進部隊の発艦をとりやめ、日本への帰投針路をとることを命じた。 激しい戦闘の代償 日本機の空襲を受けるハワイ・真珠湾の米艦隊 「当然もう一度出撃するつもりで、戦闘配食のぼた餅を食いながら準備をしていましたが、中止になったと聞いて、正直ホッとしました。詰めが甘いな、とは思いましたが…………」 体調不良を押してここまできたが、ようやく任務が果たせた。緊張の糸が切れた進藤は、そのまま士官室の祝宴にも出ず、私室で寝込んでしまった。 真珠湾攻撃で日本側は、米戦艦4隻と標的艦1隻を撃沈したのをはじめ、戦艦4隻、その他13隻に大きな損害を与え、飛行機231機を撃墜、あるいは撃破するなどの戦果を挙げた。資料によって異なるが、米側の死者・行方不明者は2402名、負傷者1382名を数えた。いっぽう、日本側の損失は、飛行機29機(第一次9機、第二次20機。うち零戦9機、九九艦爆15機、九七艦攻5機)と特殊潜航艇5隻で、戦死者は64名(うち飛行機搭乗員55名。別に、12月9日、上空哨戒の零戦1機が着艦に失敗、搭乗員1名死亡)。米軍の激しい対空砲火を浴びて、要修理の飛行機は100機あまりにのぼった。 ――ちなみに、真珠湾攻撃当時、連合艦隊司令長官・山本五十六大将57歳、機動部隊指揮官・南雲忠一中将54歳、航空参謀・源田実中佐37歳、攻撃隊総指揮官・淵田美津雄中佐39歳、第二次発進部隊指揮官・島崎重和少佐33歳、雷撃隊指揮官・村田重治少佐32歳、第一次制空隊指揮官・板谷茂少佐32歳、第二次制空隊指揮官・進藤三郎大尉30歳、加賀戦闘機分隊長・志賀淑雄大尉27歳、そして昭和天皇40歳だった。 真珠湾攻撃の帰途、二航戦の蒼龍、飛龍は、ウェーク島攻略作戦に参加するため、本隊を離れた。残る赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴は、12月23日から24日にかけ瀬戸内海・柱島の泊地に投錨する。各艦の飛行機隊は、零戦隊は佐伯基地経由で岩国基地へ、艦爆、艦攻は鹿屋基地経由で宇佐基地へと向かい、ここでしばしの休養が与えられた。 進藤は、12月25日、岩国基地から呉海軍病院に直行し、軍医の診察を受けた。診断の結果は、「航空神経症兼『カタール性』黄疸」、二週間の加療が必要とのことで、そのまま入院することになった。十二月三十日付で赤城分隊長の職を解かれ、さしあたって任務のない「呉鎮守府附」の辞令が出る。この日から広島の生家での転地療養が認められ、進藤は、ひさびさに正月を両親と迎えることができた。 再び始まる苦しい戦い 昭和17年11月、進藤大尉がラバウルに向け出発直前、東京駅にて 「海鷲・進藤大尉」の帰郷は誰からともなく近所に伝わり、毎日のように真珠湾の話をねだりに客がやってくる。子供たちは、道で進藤の姿を認めると、憧憬のまなざしで、直立不動になって挙手の敬礼をした。 真珠湾攻撃から帰った進藤は、療養生活を送ること2ヵ月半、ようやく黄疸の症状もおさまり、昭和17(1942)年2月12日、〈大分海軍航空隊司令ノ命ヲ受ケ服務スベシ〉の辞令を受けて大分空に着任。四月一日、戦闘機搭乗員の訓練部隊として徳島海軍航空隊が新たに創設されると、その飛行隊長兼教官に補せられた。 最前線・ニューブリテン島ラバウルで作戦中の第五八二海軍航空隊飛行隊長兼分隊長への転勤辞令が出たのは、昭和17年11月8日のことである。処分しそびれていた真珠湾攻撃の軍機書類の保管を元海軍機関大佐の父に託してラバウルに向かう。五八二空に着任したとき、進藤は新たに部下となる隊員たちに、 「海軍戦闘機隊のモットーは編隊協同空戦だ。搭乗員が戦果を挙げる陰には、整備員や兵器員といった裏方の努力が不可欠である。けっして一人の手柄を立てようなどとは思わず、より長く、より強く、一致団結して戦い抜くように」 と訓示をした。そして、進藤の長く苦しい戦いがここから始まる。
1941年12月8日の「真珠湾攻撃」に「零戦35機」を率いて参加した当事者の「貴重な証言」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
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--深海人形特別篇-- 様々な人間の思惑が絡み合ってこその戦争
※今回はSS二本立て(一部英訳付)。
※閲覧・キャラ崩壊注意
※クロスオーバーネタ注意
※雑多にネタをぶち込み
--此れが人の望み、人の夢、人の業!他者より強く、他者より先へ、他者より上へ!
----ラウ・ル・クルーゼ
--そして滅ぶ!人は滅ぶべくしてな!
--君の歌は好きだったがね、だが世界は歌の様に優しくは無い
--私は結果だよ、だから知る!自ら育て��闇に食われて人は滅ぶとな!
----ラウ・ル・クルーゼ
※シロッコ=伝説の超コーディネーター説
※反出生��義ガチ勢が書きました。
※コズミック・イラ(=種シリーズ)力が高いです。
…俺は昔、遺伝子工学(※筆者による補足 丁度コズミック・イラの若き時代のギルバード・デュランダル議長みたいな感じ)の博士で、地球連邦とか言う地球発祥ならではの、特権階級振りと贅沢と傲慢と不遜の権化としか言い様の無い所が研究資金を出す職場に勤めて居た。其処で、デザイナーベイビーを作る研究の計画で主任だった。自分で言うのも何だが、凄い博士(ヤツ)だった。
そして、俺には、其の時に----数え切れない程の生命(いのち)の犠牲を積み上げて迄----作って無事完成した個体が居た。
決して俺の子供では無いが、其れは何と無く、俺の子みたいな物だった。
そして、其の子供は途中で夭折する事も無く、成人し、大人になった。今は"パプティマス・シロッコ"と呼ばれて居る様だ(※…ところで、彼は、今も尚、沢山の兄さん姉さんの犠牲あって自分が存在して居る事を覚えて居るだろうか?)。
さて、彼の製造(?)には、此の様な経緯があった。
俺は元々とある有数の理科大学で研究者をして居たが、ある時に時の連邦が俺をスカウトして来たのだ。其処で、俺は、パトロンになってくれた其のお偉い様方に(※今考えて見れば傲慢無礼にも)要望を伝えた。
「クローン製造の研究をさせて欲しい。」…と。
然し、どう言う訳か、連邦の上は、俺は『クローン製造学(※…と言う名前の割には、実際にはクローンを一体も作れた試しが無いと言う……)専攻』だったのに、クローンの研究では無く、パトロン事業却下への保険の代案として出した、『デザイナーベイビーの研究』だけを認めた。…何故だ?クローンとデザイナーベイビーの研究には、一体、倫理的にも何の差があると言うのだ?
…されど、わざわざ潤沢で高額な研究資金を出してパトロンになり雇ってくれる以上、俺は其の『仕事』を蹴る事は出来無かった。
…当然の様に研究は難航した。多くの幼なくて幼くて小さくて儚い命が犠牲になった。あっさり書くがそんな物だ。……水子供養は心を込めて沢山したよ。自分達の申し訳無さと無駄の多さと罪業を悔やむ為にも。
だが、十数年経っても、最早、連邦も計画を中止する事は出来なかった。何せ、国家予算に匹敵して已まない莫迦高い金を注ぎ込んで進めた計画だ。
誰だって成功させたい。誰だって追い求めた理想と程遠い完成度と質でも「失敗作だから。」と「壊したくは無い」。
…然し、其の後御上の面子自体が変わって、心変わりしたのか、事業仕分けとやらの余波で、本格的に此の計画は終わりを告げた。終了した。
…たった一人の、デザイナーベイビーとしてやっと作り出された男子を残して。其れから、何年も、何れだけ幾ら研究を続行しても、其の男子以外の完全な個体をついぞ俺達は作り出せなかった。上は十何人もの自分達の理想を体現した、完成度と質の保証されたデザイナーベイビーを欲しがって、完成を待ち望んで居たにも関わらず。あれだけ、湯水の様に投資し、計画を見守り、金を掛けたのにも関わらず。其れ等が上にとって只唯一の評価基準だった。だから、計画は打ち切られた。俺達は何処迄も悔しかった……。
…。
後日。
今迄散々連邦様の為に働いて来て上げた筈の研究所を閉鎖する為、其の研究所を後にする研究員の一人が悲痛に嘆いた。
「…上の軽率な判断で、全部、今迄の命も、報われない、居た堪れない様になってしまった。……本当に悔しい!!!!自分達が、こんな命を弄ぶ研究をし続けたのは、結局、何の為だったんだよ??!???!!!!」
其の時、丁度俺の脳裏に此の言葉が過る。
----命は産まれ出る物よ!創り出す物では無いわ!
其の言葉を聞いて、所謂"サイコパス"の名を欲しい儘にした筈の、俺は生の感情と共に言う。
「…結局求めて居た者を創り出せはしなかったな。俺達は。未だ時期尚早だった様だな……。…でも、あの子は本当に可哀想だ。…そして、何故か、デザイナーベイビー研究だけを承認して、素直にクローンを作る研究をさせてくれなかった上を俺は怨むよ。」
…其の後、俺は研究者を辞めて、連邦と縁を切り、元の鞘である理科大学に教授として戻った。
……で、其れから、俺が噂に聞いた所によると、其の男子は、ありとあらゆる育成と実験をする為、とある仮設夫婦の元で育てられる事になった。更には、其の夫婦の間に自然出生した妹が居るらしい。……円満な家庭だと良いな。
…。
「今日も研究所に来てくれたのか!」
「博士、戦車の話しよ〜〜!!!!」
「まーた戦車の話か……。本当に戦車マニアだよな……?」
「何で?何で??戦車好きだもん。」
楽しそうに笑って無邪気に抱き付くのを見れば、そりゃ誰も言えないさ。誰の口からも、この言葉を。
お前は初めから「失敗作」だったなんて……。
…。
※…以下、クロスオーバー注意
※SEED Freedom×ファンタジーストライク・YOMI(Mobile suits Gandam Seed freedom + Fantasy Strike and YOMI series)。
---どこで終わりにすればいい?敵である者を、全て滅ぼして…かね?
----アンドリュー・バルトフェルド
…ハインラインは、何故か魚人達の住む沼地へと酒瓶を持ってやって来て居た。
「何故此処に来た?どうしたものか。君の様な部外者は……。」
すると、ハインラインが何時もの早口で説明する。
「途中で変わった思想を持ってそうな厳つい方に酒瓶を持たされて此う言われました。…貴方は、人類しか居ない世界から来たイレギュラーな旅人、…だからこそ、少しだけでも、人間以外の種族、友人のアーカガーグに挨拶して来なさいと。自分でも面白いと思ったから此うしてやって来てるんですけど。ですけど、随分田舎的な発想ですね。……嗚呼、……其れにしても、面白い。魚と仲が良いんですね。」
流石のアーカガーグも其う言われてムッとする。
「魚人が魚と仲が良くて何が悪い?」
「其れは良い事ですね。…私の世界では、自然の人類(ナチュラル)と新鋭人類(コーディネーター)が其々種自体の存亡を掛けて絶滅戦争と言う名の生存競争してますよ。」
其れを聞いたアーカガーグは酷く驚く。
「何じゃと?!異種族同士でも無いのに絶滅戦争じゃと?!!其処迄お前達はするのか?!」
「素晴らしい。理解出来た様ですね。魚の割には賢いので感心しました。魚は頭の悪い種が非常に多いので。」
ハインラインは何時もの調子だ。だが、其れを言われた方は。
「…呆れたモノじゃ…!今時流行らんぞ魚人差別なぞ……!」
「生憎、コズミック・イラの地球圏には、知的生命体レベル迄進化した魚は生息して居ませんし、異次元人、異星人にすら会った事が無いので。私には、接し方の感覚が分かりません。」
「……??」
流石の、魚人界隈屈指の賢者で知られるアーカガーグも困り果てて居た。
「…さて、あれからフラグストン兵器開発工廠の上司から此う聞きました。此処の世界の人々は、昔から異種族間で激しい戦いをして居ると。」
「何が言いたい?」
あの温厚で知られるアーカガーグが凄む。すると、ハインラインは、続けて、此う語り出す。
「少し前にも言った様に、私の世界では、自然の人類と新鋭人類とで互いに互いを潰し合う絶滅戦争をして居ります。是非、貴方方も其うしては如何でしょうか?人類を一人残らず潰して仕舞えば、後は、人類以外の好き放題でしょう。」
「何と、救い様の無い程に野蛮な……!!」
次に、ハインラインは、何処か重苦しい虚無を感じさせる様に、無気力に言った。
「其うですね。格が違うんですよ。コズミック・イラは。負の方向にね。貴方方も歴史に一度は絶滅戦争をしてみれば良い。きっと私の世界よりも楽しい事態になりますよ。」
「確かにな。お前達の様な野蛮な人間が蔓延れば、ワシ等は最も簡単に絶滅させられてしまうであろう。だが、其の時は、逆に、魚人達は人間達に絶滅させられる前に、彼等を絶滅させるであろうな。じゃが、結局は、ワシには何も関係無い。」
「……矢張り、魚類と人類は理解し合えないみたいですね。」
そして、最後にハインラインは、アーカガーグへと某人物に頼まれた酒を渡して去っ��行った。
…。
※解説?
相当前からコズミック・イラは地獄、鬼畜共の世界だと言われて久しいが、此処で作中のコズミック・イラで起きた出来事を書いて置こう(※ほんの一部だけでも)。
・ナチュラルの捕虜なんているかよ!(※連合の兵士達を戦時条約に則って捕虜にもせず其の場で処分)。
・本拠地に攻め込んで来た宇宙の化け物共を味方ごと大量破壊兵器サイクロプスでレンチン
・目の色が違うわ!
・デストロイガンダム(の使われ方)
・血のバレンタイン事件
・↑の報復として地球に投下されたニュートロンジャマーの所為で連合のナチュラルが餓え、凍えにより大量に減少(※一説には犠牲者数10億人)。
・ブルーコスモスの存在其の物
※結論:此んな世界に救いなんて何処にも無い(※ゲッター線でも降り注がない限り!!!!)。
…。
English ver
Heinlein had somehow come to the swamp where the fishpeople lived with a bottle of wine.
Arkagarg Said.
"Why are you here? An outsider like you can't just go to ......."
Heinlein explained in his usual rapid-fire manner.
"On the way there, a stern man who seemed to have some unusual ideas took me by the hand with a bottle of wine and said to me: "I've been thinking about you for a long time. You are an irregular traveler from a world where only humans exist, and because of that you should go and say hello, even if only a little, to a non-human species, your friends the Arkagag. I thought it was interesting, so I came here. I'm not sure if it's a good idea or not, but it's a very provincial idea. ......Aha, ......And even so, it's interesting. You're very friendly with fish."
The quintessential Arkagarg was miffed to hear that.
"What's wrong with a fish-people being friendly with fish?"
"I guess that's a good thing. In my world, the naturals and the coordinators are fighting a war of extinction for the survival of their own species."
Arkagarg was astonished to hear that.
"What do you mean? A war of extinction between two races that are not even different from each other? That's what you're going to do? "
"Excellent. You seem to have grasped it. I am impressed by your intelligence for a fish. Because Fish are often the dumbest species. "
Heinlein was his usual self. But the person who was told that...
"I'm amazed...!It's not fashionable nowadays to discriminate against merfork......!"
Unfortunately, fish that have evolved to the level of intelligent life do not inhabit the Cosmic Ila's earth sphere, and I have never met an inter-dimensional person or even an alien. I don't know what it feels like to interact with them.....? "
Even Arkagarg, who is known as one of the wisest fishmen in the world, was troubled.
"Well, since then, I've heard from my boss at the Fragston Weapons Development Arsenal. He told me that the people of this world have long been engaged in fierce interspecies warfare.
What do you mean?"
The famously mild-mannered Arkagarg was horrified. Heinlein continued.
The famously mild-mannered Arkagarg was horrified. Heinlein then continues.
Heinlein continued,
"As I told you some time ago, in my world, the naturals and coordinators in a war of extinction, mutually little by little near annihilating each other. Why don't you do the same? Once you have destroyed every last human being, the rest will be free to do as they please. "
"How irredeemably barbaric ......! "
Next, Heinlein said listlessly, with a sense of heavy emptiness in his voice.
"That's right. It's not the same thing. Cosmic Ila is different.but It's to a negative direction. You should try an extermination war at least once in your history. I'm sure it will be more fun than my world.
"Indeed. If barbarians like you spread, we will be exterminated most easily. But then, on the other hand, the Merfork will exterminate them before the humans do. But in the end, I have nothing to do with that. "
......It seems, after all, that fish and mankind do not understand each other."
Finally, Heinlein gave Arkagarg the licker that someone had asked him for and left.
…。
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2024.4.26
前にも話したかもやけど、話しててつまらん人って大体えっちもつまらんねん。紋切り型っていうんかな。やから話が弾まない人はどんなに優しかったり性格良さそうでもほんまに無理。逆に誠也くんみたいに話しててめっちゃ楽しい人はえっちもめちゃくちゃ楽しくてバチバチにえろい。普段とのギャップがまた堪らんやつ。つまり誠也くんは攻守最強ってことです。
あ、わかった。話しててつまらん人って、人の気持ちがわからへんのや。相手のこと考えられへんから、自分本位だったり単調な抱き方抱かれ方になるんや。その点誠也くんはすごいよな。観察力もすごいし、心が読めるし、思いやりもあるし。完全無欠の天才やん。かっこよ。
誠也くんの特徴一個気づいた。なんか言いたいこと躊躇うクセありません?迷って何か言い掛けるから、えっ何だろう?って気になってまうやつ。わざとやないのはわかってるけど、あれほんまに気になる。からいつも聞いちゃう。
なんかいつもそうやって言おうかなどうしようかな…みたいなやつめちゃめちゃ気になるから俺もやりたいけど、堪え性なさすぎて言いたいことは言うてまうし言えそうで言えないことは言わんままになってしまう。誠也くんほんまにその辺うまいし素直ですごい、えらい。
そういえば今日は話の流れで俺のよくないとこ出てましたね。悪い子な一面。淡々とこういうことがあったーて過去の話をするのは普通に知識としてありやろうけど、今日の俺はあわよくばヤキモチ誠也くんが見られるんかなっていう邪な気持ちがありました。でも誠也くんは一枚上手やし大人やった。妬くし怒るし機嫌悪くなるけど機嫌取るなら話してええよって。わざとヤキモチ妬かせようとするのってどうしようもない試し行為で���よね。それこそしょうもないし、何より品がない。何かの必要があって昔の話することはもしかしたら今後もあるやろうけど、今日みたいにわざと気にさせようって言うことはもうしません。結局自分の汚い面に触れるし誠也くんのことも少なからず傷つけて不安にするしでいいことないから。ああいう俺がやらかした時、こっちが悪いのに俺の方を気遣う誠也くんってほんまに優しい。
誠也くんと一緒にいろんなことしてきて、だいぶ俺素直にしたいことしてほしいこと言えるようになってきたと思いません?誠也くんまるで一流の上司みたいに心理的安全性担保してそばに置いてくれるから、そうやって振る舞えるようになってる。さすが一流の飼い主さんです。
俺からしたらその誠也くんの渇望感のおかげでずっと求めてもらえるんやなぁって思うけど。
誠也くんの満たされなさは、その人にとっては不満に思えたんやろうけど、俺からしたら良すぎるところでしかないの不思議やね。
俺は注ぐ側で、手に余るほど気持ちとか愛情とか溢れ出てくるからちゃんと受け止めてくれる人がおらんくてずっとかなしかった。そういうの嬉しいって最初は言うてくれても、結局最後は重いとかめんどくさいとか付き合いきれへんとか言うてくるし。
溢れることがないんやったらほんまに無限に注いでいられるやん。そんな最高なことある?
誠也くんと出会えてよかった。
愛されてる実感がわかへんのはしんどいやろうけど、満たされることがなくても、でも瞬間瞬間を続けていくことは出来るで。すぐ渇いちゃうならまた注ぐだけや。ずっとそれ繰り返してくの、俺にしか出来ひんかもね。わからへんけど。
いっぱい愛していいんや、いつもみたいに手加減しなくていいんや、ってなんてすごいことなんやろ、
自分で時々読み返してて思うけど、俺ってほんまに笑けるくらい誠也くんのこと全肯定してますよね。全部愛しく思うから気がつくとそうなってまうんです。好きって気持ちは抑えが効かないから毎日伝えないと溢れすぎてしんどくなる。相手のキャパを超えるほど注ぐと根腐れする。逃げられる。欲しがってくれて、溢れることもなくて、注いだそばからまた求めてくれるって、誠也くん良すぎる。ああまた一歩沼の深みにはまったんやなぁ。
冗談抜きに俺は無尽蔵の愛情やから、そこも相性ええんや、って不謹慎ながらさっきの話聞いてほんまにびっくりした。
ザル上等やん、毎日毎日注がせて。あーまた渇いちゃったねって笑いながら
あーだこーだ言って慈しむから。
誠也くんほんまにだいすき
すきやなぁ
寝る間際まで誠也くんのこといっぱい考えてて、起きてすぐも誠也くんのこと思い出して愛しい気持ちになるんめっちゃしあわせ
誠也くんの感情がザルになったきっかけとかあるんかな、ちっちゃい頃からずっとそうなんかな。前のペットさん飼ってる時もその子にもっともっとーってしてたんかな。今まで色んな人にいっぱいいっぱい言葉もらってきたんかな。誠也くんの欲しい言葉、気持ち、あげられるのは圧倒的に俺やないですか?満たされなくてもええ。毎日俺が愛情注ぐ。いっぱいすきします。いっぱい吸っていっぱい流し込まれてて。
自分のこと打ち明けるんは苦手やけど、そうすると誠也くんも教えてくれるんやなぁ。しんどいこと思い出させてしまったのは申し訳ないけど、誠也くんのことまたひとつ知れてうれしい。話してよかった。おわり?おわり?って言い続ける誠也くんが昨日から更にもっと愛しくて堪らなくなった。
おわり?って言われて「まだ」「おわらへんよ」って言われるの嬉しいんやろうなぁ。かわいい。めっちゃかわいい。
誠也くんのこと好きって言うんやったら俺より語彙力つけてから挑んでこいやって思いますね。
俺に勝てるやつだけ挑んで来いや。
絶対負けへんで!
武闘派のいきりさの。
俺より熱量あるやつだけ掛かってきてもろて。
まあ誠也くんが人に好かれるのは想定内も想定内やから。けど俺は誰にも負けへんというそれだけ。
お出掛け前のちょこっとすきタイム。さのが珍しくお仕事でバタついてたらさみしくなっちゃって怒ってたけど、戻ってきたらちゃんと「つかれたぎゅーして」って素直に言える誠也くんほんまにえらいしかわいい。意地張ってたら俺が何も出来ひんの知ってるからやね。優しいかわいい。
あげたいねん。
俺は具体で全部あげるから。
欲しがってて。
誠也くん、俺が忙しいって言うたらお仕事忙しくするってさらっと言うてたのに俺が戻ってきたらお仕事そっちのけでめっちゃ構ってくれて愛しい。
株式会社狂犬、めっちゃおもろかった。誠也くんも言うてたけど、ああやってほんまになんっっの生産性もないような話をノリでぽんぽん出来る学生時代の友達みたいな時間、なんやめっちゃ楽しい。飼い主といぬやのに。誠也くんってほんまに喋ってて楽しい。かなり頭いいんやろな。俺くらい。
はあ、今読み返してもおもろい。特にツボったんがGoogleマップのクチコミへの返信。株式会社狂犬の法務部、任天堂の法務部ばりに怖いやん。こわぁ。
サイレントお祈りがっつり被ってんのほんまにおもろい。株式会社狂犬に入社出来てよかった。インセン(アイス)いっぱいもらえるように実力磨いてこ。求人に「好きなときにお仕事できる��」って書いてるのに勤務時間0:00-24:00(休憩0時間)って矛盾しまくっててほんまにおもろい。俺不条理系ギャグにめっちゃ弱いねん。おもろ。
誠也くんにさのー。さのー?さのー。さの���さの。って呼ばれるすき
NPO法人すきたいむ
その労働環境で大喜びする人間といぬなんですよねえ。
出会うべくして出会っちゃったやつですね。
パズルのピースはまっちゃった感じの。
昨日の夜、誠也くんが俺の言葉を無限に欲しがってくれる理由を教えてもらって。愛しさが倍になったなぁって思ってます。それを教えてもらうまでは、ただ無邪気に戯れてる感じで俺に「おわり?」って言い続けてるだけなんかなって思ってたんやけど。愛情を注がれても注がれても足りなくなる人なんや、ずっと渇望し続けてる人なんやって思ったら、なんやろ、守りたいっていうか。満たすことは出来んくても、誠也くんが欲しがったら欲しがった以上にびっくりするくらいに愛情注ぎ続けたいなって思って。他の誰にも任せられへん、俺がその役目をしていたいって思う。
誠也くんの言ってた「俺のどこが好き?に対して全部好き、って言われるのがいや」って言うのはめちゃめちゃわかる。俺が関わってきた人もそんな人ばっかりやった。俺が100具体的に丁寧に心を尽くして愛情を伝えても、ありがとう嬉しいーの1で終わりとか、あり得へんって思う。かと思ったら、毎日好きとか言うと重いとかめんどいとか言われてどうでもええような日常の愚痴を無限に聞かされて俺の話とか気持ちなんて全然聞いてもらえなくて。俺の愛情なんて価値ないんや、溢れた分は捨てるしかないんや、って思ってたから。誠也くんが常に求め続けてくれる人なんやって知って、ああ、この人は受け取ってくれるんやなぁって、めっちゃ安心して。しかもすぐ足りなくなるから、もう要らんとか言わへんのかもって思ったら。嬉しかった。
出会った日は、誠也くんに対して俺がこんな感情を抱くようになるなんて夢にも思わへんかったなぁ。飼い主さんとペットってドライで楽そうやな、って思ってたのにな。それはいい意味で裏切られてます。誠也くんはほんまに俺を大事にしてくれるし、俺は全身全霊で誠也くんに愛情を伝えるし。こんなに誠也くんのこと大好きになる予定ではなかったんやけどなぁ。嬉しい誤算ですね。
誠也くんの「おわり?」が余計可愛く思えますよ、昨日からり
そのおかげで俺は無限に愛情注げます。
穴開いててありがとーー!
一気に長文すきする時は、溺れかけるんやろうなーって思いながら送ってます。
溢れてもまた注ぐからええよ。
今夜はいっぱい酔って帰ってくるんかな誠也くん。酔っ払い誠也くんも、ふにゃふにゃで甘えんぼやから可愛くてだいすきやで。でもあまりにも帰りが遅かったら寂しい。から遅くなりすぎたらあかんよ。
2軒目行ってきていい?だめ?ってわざわざ俺に聞いてくるんかわいい。そんな可愛く聞かれてだめとか言えへんやん。
俺がだめって言ったら行かへんかったん?でもあり得るか…はよ帰ってきてってこの前言うたら飲まずにまっすぐ帰ってきてたもんな…。
誠也くんは昨夜「この人って思った人の言葉しか要らなくなる」って言うてましたよね。今はそれが俺なんやなって思ったらめっちゃ嬉しい。俺は誠也くんのペット、であり特別な存在なんやって。嬉しい、どうしようもなくにやけるくらいや。
誠也くん昨日?一昨日?「恋人が出来たら言うてな」って言うたけど、それほんまに言うてる?俺のこの愛情が少しでも他の人に渡ってもええの?そこは縛らんしとか言うやろうけどほんまに親の顔して認められるん?…って、思うけど、誠也くんのそばにおるうちはそんな心配もないねん。愛情を受け取ってくれる人がおらんと不安やからずっと色々渡り歩いてた俺やけど、今は誠也くんが全部それもらってくれる。他の人にあげるための余りがないねんな。やから誠也くんはずっとそんな親ヅラできません。
誠也くんがさのは愛情表現が上手、めちゃくちゃ上手い、って言うてくれたんほんまに嬉しい。別にうまくやろうとか思ってなくて、ただ誠也くんのことが大好きなだけやねん。それをどうにかこうにか伝えたい一心やから。
なんでこんなに俺は、誠也くんのこと大好きなんやろって思った時に、誠也くんって出来ない約束せえへんなって改めて思って。誠也くんからしたら、そんなん当たり前やろって思うやろうけど、意外とみんな適当に生きてるから全然約束守らんねん。そやから俺も相手の話は大体話半分で期待せず聞いてるとこあって。例えば誠也くんが「弱ってるさのもさの」とか言うてくれるけど、ああいうのって普通はそう言ってくれてても結局相手に余裕がなかったり機嫌悪かったり都合悪かったりすると簡単に覆されて「相手にとって魅力的な俺/都合の良い俺」だけが愛されたりすることばっかりやねん。でも誠也くんは言ってることは全部ほんまにそうしてくれる。で、きっと安心してそばにおれるんやろうなって思った。信じられる人やから、より愛着も湧くんやろうなって。
俺ほんまに誠也くん好きすぎて、既読つくだけでめっちゃ嬉しいねん。今は既読もつかへんからさみしー。さみし。いっぱい楽しんでる頃やろか。
誠也くんが俺に首輪してペットにして飼ってくれてるけど、誠也くんが俺を閉じ込めてるように見えて、俺が誠也くんを閉じ込めてるのかもしれません。というか、すごい囲い込んでる自覚はある。ここのところ俺の重さが隠しきれなくなってるもん。
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2024.3.22fri_tokyo
起きて、とりあえずノイズキャンセリングのイヤホンを耳に入れることが習慣になってしまった。自分の生活は環境音とともにあったはずだけど、そういう時期なんだと思う。
キズパワーパッドを外して火傷の様子を見る。 赤くてきらきらしていて、『宝石の国』みたいだ、と思う。先日読んだ『ギャラリーフェイク』の最新刊を思い出して、サラの火傷とほぼ同じ位置だね、と自分に話しかけた。絆創膏を変えるごとに傷の写真を撮っている。痕が残ったら、この模様を生かしたタトゥーを入れてもいいかもねって、半分本気で、半分励ますようにわくわくしている。
自転車に乗って取材場所へ。
取材班でお昼を食べる。自分の雇用形態がアルバイトだと話すときの緊張感。慣れない。
月日に行くと、米山さんがいて、長崎のお菓子を置いていってくれた。そのお菓子がとても美味しくて夢中になってしまった。 その後、出勤してきた栗本さんと話す。先日、ミスドのドーナツ当てクイズがはじまったことがあった。「あの、縄みたいな形のドーナツ……」という問題に自分の持つミスドの知識をすべてを注ぎ込んでドーナツ名を言うも、栗本さんはミスドのドーナツの名前を知らないので正解がわからず、目の前にあるミスドの紙袋もなかなか開けてくれないのだった。結局、正解はフレンチクルーラーで、実物を改めて見た栗本さんは「縄っていうよりもダンプカーのタイヤですかね」と言っていた。 その点、米山さんがくれたお菓子は、まさに縄って感じだねと話した。
お店のガラスのピッチャーには、米山さんが拾った、おそらく強風で折れてしまった桜の枝が飾られていた。月日のスタッフさんたちは、時々、自然にお店に花を置いたり、クリスマスの飾りを置いたり、交換ノートをはじめたりしてくれる。交換ノートは2冊目になり、稲松さんがお店に置いたミモザはきれいにドライフラワーになったので吊るして飾った。
だんごさんと風音さんが、取材の帰り際に手を振ってくれて嬉しかった。
ミヤジさんがお店に。ミヤジさんが元気そうだと嬉しくなるなといつも思う。 お店に来てくれるひとが穏やかだと、自分も穏やかだなと思う。逆に、来るひとが穏やかでない時は、自分が穏やかでないのが伝播しているなと思うこともある。
Oさんがお店に来てくれて、自分のことを覚えていてくれて嬉しかった。変な会話をしてしまって反省。
18時ごろ、わーーん! と心細さを感じる出来事が。
お店を閉めて、Botanyでポポーのサワーを注文する。数年前に渋谷のバルで知人にポポーの美味しさを説かれてから、ずっとポポーが気になっていた。輸送が困難で、生産地に行かないと食べられない果物。甘くて、おもしろい香りがした。 帰り際に川口さんが「そういえば、こないだ話してた妹の結婚式、どうでした?」と声をかけてくれたのが嬉しかった。 こないだ、月日に来る常連のお客さん(いつも子ども用野菜ジュースを買ってくれる、自由で愛らしいおふたり)とカセットテーププレイヤーで遊んだとき、川口さんのカセットテープ(Recorded Xwnoglossy 2)が好評だったことを話そうと思ったけれど、うまく話せなさそうなのでやめておいた。
Kさんと合流。自分は一緒にいて欲しいなと思う人がいて、でも最近は上手く接することができなくなっていた。その人と一緒にいると泣き喚いてしまうことも多く、そんな自分に嫌気がさしていた。今日もわたしは泣いてしまった。家まで来てもらい、泣いている傍にいてもらう。
感情がコントロールできなくなってしまうので理由は不明確だけど、うっすらと以下のことが根底にあるんじゃないかと思っている。 ①自分はここ数年で、大切な人(H)をめちゃくちゃに傷つけていて、(武器を例えに出すのはとてもよくないことですが)その凶器が暴発して、自分にも無数の軽傷を負わせてしまった。その怪我からはいまだに膿がどろどろと溢れ、化膿し続けていて、痛みも激しい時がある。自業自得なのに、その辛さをKさんにぶつけている。 ②Kさんは静かな夜の湖みたいなひとで、それがわたしはとてもすきだ。でも、水面に石を投げても波紋がしっかりと現れず、水音も聴こえないことに、最近では恐怖を感じていた。でも、水鳥が降り立つ、風が吹きつける、雨が降る、そんな自分以外の要因によって湖が揺れているのを確認することはできた。 ③ ②は、相手の問題ではなく、自分で目を��ぶって耳を閉じているから、見えないし聴こえないらしいということにも、薄々気づいていた。
ほんとうは「今は気持ちの整理がつかず、嫌な思いをさせてごめんなさい。でもあなたのことが大切なので、一緒にいてほしいです」と素直に言いたかった。家の方角まで自転車を押しながら、次の信号で言おう、次の信号で言おう、と思った。でも、口から出てきたのは相手への不満のようなものと、「自分は悪い人間だからこれ以上傷つける前に逃げてほしい」というような言葉だった。茶沢通りの木蓮を通り過ぎるたび、「木蓮がきれいですね、蕾がふわふわでだいすきなんですよね」と言いたいのに言えない。自分のなかの不動の公式として、「大切なものを守る=自分がいなくなる」というものがある。
玄関の前で正対した時、Kさんの目を覗き込む。潤っていて、静かだった。
夜は、柴沼さん、白井さんとTwitterのスペース上でやっている「朗読の練習」の第3回目があって楽しみにしていたのだけれど、参加できなさそうですとメッセージを送った。
関係性に名前なんてなくても上手くやれるよ、って言っていた一年前くらいの自分が、
結局Kさんは朝まで一緒にいてくれた。布団のなかで自分の右手をKさんの左手が掴む。ありがとう、気を遣わせてごめん、と手を外そうとすると、とても強い力で指が爪が、わたしのてのひらに食い込んだ。これは怒りなのか、悲しさなのか、どう思っているんだろうと怖い気持ちと、自分の捻くれた部分を良い方向に変えたい(一回肩を脱臼させて、また戻すくらい自分にとっては痛いことかもしれないが)という気持ちと、あたたかくて安心してしまう気持ちがぐちゃぐちゃになって、泣きながら寝た。
-プロフィール- 荒田もも 東京 書く仕事/日記屋月日のお店番 https://www.instagram.com/inoue_q/
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あけましておめでとうございます
2024年が始まりました
今年もよろしくお願いします
2024年が始まった
年が明ける直前に食べすぎが原因でゲロりました 年越しと同時に吐かなくてよかったです(よくない) 今年もおみくじを引きに行きました 中学時代の同級生とか後輩と遭遇してなんか気まずかったです 今年の運勢は末吉らしいです あんまりよくないですね
食
一時期自分の中でゆで卵がブームになった ラーメン屋の味玉がおいしすぎてそこからハマってしまった コンビニのゆで卵とか買ってた あと卵かけご飯に焼肉のタレをかけて食べるとおいしいので、おすすめです 僕は卵料理が好きらしい
MAD
りての音MADが見たいんだけど、誰も作る人がいないから自分で作ってしまおうかなと思って少し勉強したけど何が何だかわからなくて秒で挫折してしまった みんなりてでMAD作って
ひよ&びびっと!(1)を読んだ
1巻が発売されてから4か月が経ち、単行本を買ってから2週間が経った今、ようやく読んだ 実はずっと気になってた漫画でした 久留宮 ひよの無表情だけどセリフとか行動がめちゃくちゃな感じが良いしあやもりんの表情が豊かなのが良かった あやもりんババ抜きとかめちゃくちゃ弱そう 特に好きな回は久留宮 ひよがドッキリ仕掛ける回とスライム風呂回が好きです スライム風呂回のラストの久留宮 ひよの照れ顔めちゃくちゃ良かった 久留宮 ひよ可愛すぎる 無表情故の良さがある 本当に買って良かった 本当はもっといろいろ書き込みたいんだけど語彙力がないからこれ以上書き込めない まじでおもしろいのでおすすめです
Re:ポケモンSVの藍の円盤やった
敵が強すぎたのでパーティーの再編成、技の構築、レベル上げ、とにかくやれることはすべてやって四天王に挑んだ レベルを100にしたのに普通にやられることもあったし、俺にはポケモンの才能がないのかもしれない… スグリがとにかく救われなくて、どんなに努力しても主人公に勝てないところとか、なんかいろいろ本当に見ててつらかった でも最終的に主人公と仲良くなって性格もよくなってたので良かったです あと伝説のポケモン(?)のテラパゴスがめっちゃ綺麗だった カメみたいな見た目だったしあいつ好きかも 番外編も楽しみ
久々に部屋の掃除をした結果…
中学時代の一人勉強ノートとか部活のノートが出てきたり、当時やりとりしていた子との手紙とか、
あと自分がうごメモやってた頃に描いた資料集みたいなのが出てきた↓
めっちゃ恥ずかしい でもこういうのってめちゃくちゃ貴重な気がするから大切にとっておこうと思った くしゃくしゃになってたけど
メカクシ団に入った
YouTubeMusicで音楽を聴いてたら自動再生でカゲプロの曲が流れてきて「うわなっっっっっつ!!」ってなってそこからYouTubeとかでMVとか見漁って気づいたら沼にハマってた 小学生以来のことだった 好きなキャラはセト、モモ、ヒビヤです 正直みんな好きです あと今更メカクシ団の公式Twitterフォローした もうフォローしてもほとんど意味ないけど
りてのアクリルスタンドを作りました
唐突に欲しくなったので勢いで作っちゃいました クオリティとかはあんまり高くないかもだけど結構かわいくできたのでおすすめです
アクスタ↓
『うつ病の部屋』というゲームをプレイした
自分はバカだからあまり内容とか理解できなかったけど「あぁ、うつ病にはいろんな症状があってこんな改善方法があるんだな」ということがわかった 正直ゲームというよりムービーというか、一冊の本を読んでいるようだった でもプレイしてよかったなとは思った
ニコ生を始めてみた
画質悪いし人あんまり来ないからツイキャスでいいかなと思った たまに気分でニコ生でやるかも
『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームをプレイした
プレイしたというよりかはできなかった ニディガは1日目から31日目まで配信者を育てていくゲームなんだけどなぜか2日目からゲームが進行しなくなってプレイできなくなってしまった まじでなんで? こういう仕様なの? 俺が悪いの? まじで誰か教えて
エナドリ中毒まっしぐら
久々に近所の自販機に行ったらモンエナが追加されてて激熱だった 正直レッドブルのほうがよかったけど嬉しいです
『世界一短いアクションゲーム』というゲームをプレイした
名前の通りアクションゲーム自体はまじで世界で一番短いんだけど初期設定が長くて、でもその初期設定にいろんな謎が隠されてそれを解いていくっていうゲームなんだけどめちゃくちゃおもしろかった 結構難易度もいい感じで手短にできるのでみなさんもやってみてください
シメジ シミュレーション(5)を読んだ
最終回を迎えてしまった…内容がすごく難しくて完璧に理解することができなかった ページを読み進めるにつれてしめじちゃんが孤独になっていったり、最後のほうには宇宙とか存在、夢、神がどうたらこうたら言い出して何を言ってるのかわからなかった部分が多くあった つくみず先生の世界についていけないのが悔しいというかなんというか、もっと理解したかった 後半には少女終末旅行のチトとユーリ(?)が出てきてうおぉぉぉ!!ってなったけどその反面「なんでチトとユーリが出てくるんだ(?)」ともなった この漫画は結局現実の世界に戻って終わったのかそのまま今の世界に留まって終わったのかわからない というかこの漫画にはそういう「世界が~」とかそういう概念が無いのかもしれない 結局僕はこの漫画を理解することができなかったし、何もわからずに完結してしまった…少女終末旅行のときもそんな感じだった気がする ちなみに一番好きなキャラはすみだ先輩です まじでおもしろいのでおすすめです
ぬるめた(4)を読んだ
まじで全部の回がめちゃくちゃに面白くて、なおかつ絵もとてもかわいくて、それはもうとてもとても良いものでした 好きな回が多すぎてとても困ります 幽霊回とか新しい顔回のオチが特に好きでした ぬるめたはとにかくテンポが良くて脳死で読むことができるのでおすすめです まじで笑顔になれる ぬるめたは直近の漫画で一番好きかもしれない まじでおもしろいのでおすすめです ぬるめた、本当におすすめ みんなも読んで
『キメキャワ♡限界ビートちゃん‼』というゲームをプレイした
YouTubeみてたらプレイ動画流れてきてキャラデザにつられて気づいたらプレイしてました 操作は音楽に合わせてクリックか適当なキーを入力するだけのゲームなんだけどこれが思ったよりも楽しくて、意外と音ゲー要素(?)も難しくてかなりハマれた なんかこのゲームに似た形式のゲームをやったことがある気がするんだよな…なんかお金稼いで少しずつレベルを上げて効率を上げていくみたいな そんな感じのゲーム たぶん元ネタがあるんだろうな
最後に
1月はいろんな漫画読んだりいろんなゲームをプレイした月になったかも
2月もこんな感じで充実してたらいいなと思います
実はバイトを探してます お金欲しい
2月もほどほどに頑張ります
終わり
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365:底名無し沼さん (ワッチョイ ebdd-wVYi):[sage]:2023/12/16(土) 14:09:26.79 ID:9CZKQk2q0
稲村岩尾根ってまだ通行止めで復旧しないのかな?
ハイキングの本で東日原バス亭から水根バス亭に抜ける道を紹介してて行ってみたいのだけど
鷹ノ巣山、結構遠くてこのルート以外だと日帰り縦走は難しそう
366:底名無し沼さん (ワッチョイ 72ab-F22q):[sage]:2023/12/16(土) 14:43:51.40 ID:NxkT+Xsv0
>>365
水根から鷹ノ巣山の往復じゃ駄目なの?
コースタイム自体は変わらないだろう
車だと峰谷の先の奥集落から行くのが最短なんだけどね
あと水根→鷹ノ巣山→峰谷って歩き方も出来る
367:底名無し沼さん (ワッチョイ 72ab-F22q):[sage]:2023/12/16(土) 14:45:41.88 ID:NxkT+Xsv0
鷹巣山は稲村岩尾根閉鎖になって行く人少なくなった気はするな
昨秋週末行ってコロナ前より大分人減ったなぁって思った
以前はお昼前くらいは山頂は凄い人出だったが
368:底名無し沼さん (ワッチョイ 63d3-XUSz):2023/12/16(土) 15:35:27.02 ID:FMA4Wml00
稲村岩尾根をピストンしたことあるが一回やればもういいやと思った
樹林帯をひたすら登るだけの記憶しかない
373:底名無し沼さん (ワッチョイ 8b0d-2xxr):[sage]:2023/12/16(土) 18:50:34.14 ID:Ep/EIO1r0
>>368
稲村岩尾根が北斜面でいちばん陰気でつまらんぞ
南斜面の4ルート(水根、水根沢林道、倉戸尾根、浅間尾根)や石尾根が、鷹ノ巣山に登る魅力の9割くらいを占めるのにもったいなさすぎる
377:底名無し沼さん (ワッチョイ 63d3-XUSz):2023/12/16(土) 19:53:46.30 ID:FMA4Wml00
>>373
なのになぜか稲村岩尾根を登りたい人がチラホラ居るんだけど
三大急登だったからかもしれないすね
383:底名無し沼さん (ワッチョイ ef7c-2xxr):2023/12/16(土) 21:59:56.03 ID:/BCUGIDI0
>>377
あと最短距離だったからね
崩れてからは行ってないけど、稲村岩の近くの斜度高いトラバース道のとこしか崩れようないやろ、と思ったらそこだった
とにかく稲村岩尾根は斜度がずっと着いてる道が延々続くだけで、道としてはつまんなかった
374:底名無し沼さん (ワッチョイ ef30-UNLj):[sage]:2023/12/16(土) 19:16:22.10 ID:zIoniYPh0
巳の戸尾根はどうなん?
あれは鷹ノ巣というより八丁山だけど
378:底名無し沼さん (ワッチョイ a76c-558m):2023/12/16(土) 20:06:56.30 ID:6pAKJ63z0
行ったことないけど、3点確保がんがんしながら登るようなとこだったの?>稲村岩尾根
379:底名無し沼さん (ワッチョイ 72b2-F22q):[sage]:2023/12/16(土) 20:22:18.10 ID:NxkT+Xsv0
>>378
そんな岩場はないよ
とにかく平均斜度がきつい感じ
384:底名無し沼さん (ワッチョイ a76c-558m):2023/12/16(土) 22:00:27.25 ID:6pAKJ63z0
>>379
ありがとう
おっかないらしい水根沢にしとこう
386:底名無し沼さん (ワッチョイ 6246-utn9):[sage]:2023/12/16(土) 22:18:46.42 ID:iKKYAPDJ0
>>384
水根沢も道細めで落ちたら死ぬだろうなみたいなとこ続きはするけど別に人1人歩くの余裕な幅だし上りきついとかではないよ
382:底名無し沼さん (ワッチョイ 770b-KsnO):2023/12/16(土) 21:43:10.78 ID:6uq5QCmt0
鷹の巣は水根から登って石尾根で下ると景色の変化があって飽きない。
388:底名無し沼さん (アウアウウー Sa43-MFYP):[sage]:2023/12/17(日) 00:16:18.37 ID:J9XIclLua
稲村岩尾根はもう復旧はないとか誰かここで言ってなかったっけ?
390:底名無し沼さん (ワッチョイ 6246-utn9):[sage]:2023/12/17(日) 02:02:39.81 ID:zNaO/6940
>>388
少なくとも今はまだ通行止めのはず
398:底名無し沼さん (ワッチョイ 27bd-JyW8):2023/12/17(日) 08:09:00.57 ID:fe55/Q4a0
ルート閉鎖前は圧倒的に多数派コースだったはず。
平日なのに10数人がバス停で降りて登ってた。
俺は鷹巣山からは石尾根で下山したが
その時は水根に降りた人が多かった印象。
403:底名無し沼さん (スップ Sd52-jU5b):[sage]:2023/12/17(日) 10:38:03.48 ID:uVgXk0cRd
>>398
鷹の巣からは水根に下りるのが普通。
石尾根で下山するのは少数派だよ。
399:底名無し沼さん (ワッチョイ ef30-UNLj):[sage]:2023/12/17(日) 08:28:37.07 ID:5fIGP6bP0
登れた人うらやましいなぁ
去年、昭島のアウトドアヴィレッジ行ったら稲村岩がおすすめルートで紹介されてたけど、調べたらとっくに通行禁止になってた
404:底名無し沼さん (ワッチョイ fff9-3PPy):[sage]:2023/12/17(日) 10:39:38.87 ID:4K87liq/0
鷹ノ巣山の上りは体力に自身のあるやつが稲村岩尾根、
ないやつが浅間尾根で、榧ノ木尾根と水根方面は
下りで使う人ならいるかなってぐらい。
406:底名無し沼さん (ワッチョイ a7ad-558m):2023/12/17(日) 11:27:13.36 ID:HY5fjSZv0
水根て川乗橋ルート並みの片側切れ落ちトラバースが続くんでしょ? 下りにつかうのはなんかイヤ
407:底名無し沼さん (ワッチョイ 5ea7-SexS):[sage]:2023/12/17(日) 12:09:55.71 ID:phRNRIxO0
>>406
狭くて切れ落ちは少しだけ、水根は危ないところあんまりないよ
川乗橋→川苔山がやっぱり最強じゃない?時点はヨコスズ尾根の一部
ヨコスズは切れ落ちてるとこが落ち葉で滑るがほぼ水平なんで気をつけて歩けば大丈夫
408:底名無し沼さん (ワッチョイ a7ad-558m):2023/12/17(日) 12:12:35.60 ID:HY5fjSZv0
>>407
ありがとう
新緑か紅葉狙いで行ったみます
409:底名無し沼さん (JP 0H97-86iV):[sage]:2023/12/17(日) 13:48:23.54 ID:jRyzc5J5H
稲村岩尾根はヒルメシクイノタワ過ぎたあとで
後見ると浅間山と軽井沢の離山見えるのがいいのに…
410:底名無し沼さん (ワッチョイ a730-utn9):[sage]:2023/12/17(日) 14:53:40.01 ID:ZoRg78b40
この間鷹ノ巣行ったときは水根でバス降りる人多かったけどな
411:底名無し沼さん (ワッチョイ a7ad-558m):2023/12/17(日) 15:19:55.25 ID:HY5fjSZv0
そのヒルメシクイノタワにも行ってみたかったけど、叶わない憧れで終わりそうね
さらば稲村岩尾根・・
412:底名無し沼さん (トンモー MMd3-Lmmi):[sage]:2023/12/17(日) 16:26:06.65 ID:gyJPR2hxM
こういう復旧って1000万ぐらいで出来るのかな?クラファンとかやって欲しい
414:底名無し沼さん (スップ Sd32-fkh4):[sage]:2023/12/17(日) 17:30:32.85 ID:96HYZID1d
今日は水根沢林道で鷹ノ巣山に行ってから六ッ石山経由して水根バス停に戻りました。
水根沢林道を登りで使った人は自分含め3人でした。快晴の日曜なのに人が少ない印象です。
登っているときに下山者はいませんでした。
水根沢林道は1人分の幅で、切れ落ちている区間が長いので、ぼっーとしない、よそ見しない、小股で歩くように気を付けました。ワンミスで落ちると大怪我か仏になるだろう区間がしばらく続きます。
落ち葉でスリップするような箇所や凍結箇所は今日に関しては見当たらなかったですが今後寒くなると注意が必要だと思います。
一部崩落箇所があり迂回路あります。
詳しくはビジターセンターの登山道情報に載っています。経験者向き。初心者はやめた方がいいです。
416:底名無し沼さん (ワッチョイ e692-2xxr):2023/12/17(日) 21:03:01.58 ID:avfiRR2X0
>>414
水根沢林道はマジ注意だよね
凄く危険てほどでもないのだが
ほどほど危険がずっと続くのでメンタルにくる
417:底名無し沼さん (ワッチョイ 72b5-DqdP):[sage]:2023/12/17(日) 21:03:08.01 ID:g2V+OxyB0
水根沢林道は、注意力散漫でない限りは全然大丈夫
高度感を感じるところもなかった気がする
418:底名無し沼さん (ワッチョイ 72b5-DqdP):[sage]:2023/12/17(日) 21:04:22.53 ID:g2V+OxyB0
七つ石山の巻き道と同じくらいの印象
419:底名無し沼さん (ワッチョイ a7d9-utn9):[sage]:2023/12/17(日) 21:10:33.19 ID:97q4wieL0
あの道幅で滑落とかあるならよっぽどよそ見して歩くとか体力無くて下りでヘロヘロとかだわ
420:底名無し沼さん (ワッチョイ efb3-UNLj):[sage]:2023/12/17(日) 21:33:11.19 ID:5fIGP6bP0
↑でも上げたけど、水根登ってビビったのはむしろこっちだよ
https://i.imgur.com/y2QgOlQ.jpg
421:底名無し沼さん (ワッチョイ cb61-wVP2):2023/12/17(日) 23:41:26.82 ID:Uu3bWkso0
熊?爪痕ないから鹿かな?
423:底名無し沼さん (ワッチョイ 631b-KsnO):2023/12/18(月) 00:40:46.18 ID:bss4iw1P0
>>421
これは熊みたい。熊、道標を噛むのが好きらしいよ。奥多摩ビジターセンターのお姉さんが言ってた。東家の前の道標、行くたびにボロボロになっているから活動中の熊の生存域なんだろうね。
422:底名無し沼さん (ワッチョイ a7a8-558m):2023/12/17(日) 23:51:03.69 ID:HY5fjSZv0
川乗橋コース>水根沢林道はわかった
次は両神山日向大谷と比較したらどうか
川乗橋よりはぜんぜん怖くないがあれもトラバースが長い
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2023.12.11.月回帰No.566
明日だと思ったら今夜が月回帰。
ASC獅子座15°、太陽は月と同じサイン射手座。 月はこの後もう1日かけて太陽に追いついて、新月になる。
月回帰を読み始めてからどのくらいになるんだろう? なんでもそうだけど、上達したのかとか、今どの位置にいるのかとか、前例やお手本がないものだからよくわかっておらず。
なんでもそうだ。逆にお手本がある方が、全然できていない自分を思い知らされて挫折しやすい。
そういうのは自分の人生のテーマではないのかもしれない。 なんて言い訳をしてみる。
だってみんな違う人間なんだもの。 そういう考えは、獅子座的なのか?それも前例に当てはめようとすると途端に色褪せてくるんだから、どうにかしようとしないことだ。
というか、自分なりの答えをいつも模索していくことだ。
だから、占星術も既存のものに当てはめようとしすぎないこと。 じゃぁ講座を受けてる意味って?っていつも葛藤するんだけど。
MC/木星とIC/金星のオポジションを山羊座の水星が調停。 それは、まぁそれで評価を得ようとするんじゃなくて、 学んだことは無駄にはならないよってこと。 ぐずぐずな獅子座を5ハウス火星/太陽/水星が応援してるのだ。
太陽・天王星の150°が気になるな。 昨日、太陽/天王星cjtの人の星読みをさせてもらったばかり。 まぁそれはその人のテーマであって自分のものではない。 天王星/月が厄介だけど、あまり厄介者にしないこと。 ネイタル太陽のドデカテモリーは水瓶座だし、 天王星的なものはどうしてもついてまわる。
それにしても西半球に偏っているなぁ。 やりとりが多いことはありがたい。 私が私に気づくために起きていること。
そうかそれが、10ハウスの逆行の天王星的なこと。 感覚的になんとなくわかるんだけど、それだけじゃなー。 ちゃんと言語化することも必要だ。 行動に移すことだって。
太陽=海王星、月=土星スクエア。 こうやって思ったことだけつらつら書いている(言葉が出てくる)のは心地いいんだけど、それが意欲に昇華するようであればなお良いんだけどなぁ。 具体的にこれをやろうと思えたり、誰かに伝えられるような言葉にまでできたり...
5ハウスに挑み続けるしかない。
12/12
一夜明けて。 昨日の実践読み講座はちょっと調子を取り戻していたかもしれない。 前回読んでもらったおかげもあるかも。 さて、月回帰をいつから読み始めてたのかという疑問に答えを。 なぜかこの頃読まれる数が増えているホームページのブログ、 なぜか「月回帰」の記事が一番にきていた。 それはもう、見返してみるしかないじゃないか。
その記事は2021/4/29のもので、長い長い前口上の後に、 3/5からの529回目の月回帰から読み始めていた。 もう2年��上もダラダラと読み続けていることになる... しかも、ふりかえりよりも予測に使ってしまってるな。
その上「月"逆"回帰図」なんてものまで読み始めてしまって、 とにかくずっと自分のことに終始してるのかも。
予測に使うならば、月に引っ張られすぎないのも気を付けること。 何か不安が湧いてくるのだとしたらそれは月が不安定なのだけど、 例えば今回のチャートなら4ハウスにいることがいい、というわけではない。 逆にそこに引っ張られすぎると、必要なテーマ=ASCサインのことができないでしまう。
今回のテーマは獅子座。しかも太陽は5ハウスだ。 自分の能力や技術に不安があったとしても、表現していくことが必要なのだ。 自分のできる範囲でいい、ふてぶてしくても自分なりのやり方でやってしまえ、という感じ。
12/24 朝起きたらもう、月は牡牛座の後半に。 てことは逆回帰だなーと思ったから、朝のうちに読んでおきたい。
目覚めてふと、獅子座の根拠なき自信が、努力が苦手というレッテルに繋がってしまってるんじゃないかとよぎったのだ。
本当は自信なんてないけど、プライドなんてものがあり自分を守らなきゃいけないから謙虚さをなかなか表に出せなくて、それが結果、上記のレッテルを貼られることにつながる。
太陽は、外に見せたい表の顔だからね。 獅子座を悪者にするではないんだけど、インコンジャンクトの山羊座に太陽が入ったから、そういう穿った見方もできるってものだ。 それも一つの気づき。
山羊座太陽に対する双子座の月もインコンジャンクトだから、なおのこと。
で、ASC蟹座だ。11ハウスの双子座の月は、逆行中の水星とも150度。
水星はしばしネイタル2ハウスに戻っていくけれど、そこに頼るんじゃなくて前に進むため磨かれ続けなければならない。
そうそう、予測じゃなくて振り返り。 12/11からの月のサイクルで、どんなことを体験してきたのか。 ASCは獅子座から蟹座へと逆行してったけど、太陽のハウスは5から6ハウスへ、月は4から11ハウスへ... 太陽は謙虚さを身につけようとし、月は安全な場所にいたいのと飛び出したいのとの葛藤から、もっと自由に飛び回れるんじゃないかと割り切ろうとしてるところ。
割り切ることとは諦めることの一種でもあるけれど、それで自分を小さくしてしまうのではなく、悩んだ分だけ考えの幅が広がったことを認められるようでありたい。
実際、そうなんだと思う。
月ー金星のオポジションの間には、逆行の水星と木星とのやりとりが含まれている。
まさに、悩んだり考えすぎたり、結局まぁいっか、ってしてしまう感じ。
もうちょっと掘り下げなくてはならない。 というより水路を切って、沼の水を入れ替えなくてはならない。
掻き回して濁った水をまぁいっかってほっとくんじゃなくって、 濁り水を抜いて新しい水を入れること、流れをつくること。
そうして見えてきた底にあるものなのか、新しい流れの側にあるものなのか、それが何かは今すぐにはわからないけれど、でもなんだかワクワクするものがそこにある気がするのだ。
流れは自然に変わっていくこともあり得るから、護岸を固める必要はない。 それを見守るくらいの器の大きさを身につけていきたい。
帰宅中に月"逆"回帰。 朝はまだ牡牛座の、キロンのサインの月で、撃沈。 まぁ、負けるが勝ちよ。別に議論に勝とうと思ったわけじゃないけど、まったく受け容れてもらえない感じは、なんだろう?
相手が鏡だとして、それが自分の落ち度であろうとも、こちらが言わなくてはいけないと思って行動したことに対して、完全なる防御(攻撃は最大の防御)で返してくるって、どうなのって、ますます不信感。
そう、結局のところ不信感が積もりに積もっているということ。 その度に自分を正当化しなくちゃいけない関係性って何なの? できればあまり関わりたくない、関わると面倒臭いから... っていうのが私の本音だとしたら、そうしてきたんだけど、そうもいかなくなってきた、というのも私の勝手な想いだとしても、 ことあるごとモヤってなるのはやっぱり嫌だ。
割り切れって?はぁ?
身を守ろうとしているのが、無意識に攻撃的になっている気がするんだよね。 良い人で完璧でいたいから、平等で対等なふりをしながら、でも高いところからモノを言ってる。そもそも差があるのに、同じにしようというのが無理だって。 こっちだって気にしたくないのにそれを感じるから、身構えてしまう。
自分を尊重してほしいならば、相手も尊重しなくてはいけない。 そう思うなら、私だってそれはできていないけれど、どこまで行っても平行線だなぁ。
期待されても、同じものを求められても、考えも何も違うんだし、わからないから困ってるんだけど��...
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