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#georgekershaw
kari3622-blog · 4 years
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Harold Land "Fox" 今度はハロルド・ランドの名盤。過小評価メンバーによるイーストのようなハードボイルドなウエスト・コーストを。 オリジナルは #HiFijazzRecords 612で、10年後の1969年 #ContemporaryRecords によるリマスター 盤‎(Stereo S7619)、1959年8月、Radio Recorders Studio B in Los Angeles 録音。 オリジナルはレーベル名の如く音質にこだわったアルバムだそうで、ランドの深い音をより鮮明に捉えていると。このレーベルは2年ほどで活動を休止、その後Contemporaryレーベルからジャケットを変更して再発されるほど内容が充実しているとの評。センターラベルのアルバム・タイトルがジャケットと同じフォントなのは珍しい。 #HaroldLand (ts) #DupreeBolton (tp) #HerbieLewis (b) #FrankButler (ds) #ElmoHope (p) Engineer - #ArtBecker , #DavidWiechman Liner Notes - #LeonardFeather Design - #GeorgeKershaw Cover Photography By - #RayAvery Producer - #DavidAxelrod カートリッジは、とりあえずShure SC35Cをセレクト。Contemporaryですがスタジオも違いますし、録音もRoy DuNannではないので、リアルさや余韻はありません。 初っぱな、ランドのタイトル・テーマ曲"The Fox"、いきなりスリリングで驚きますが、2曲目ホープのオリジナル"Mirror Mind Rose"は一転ホープの悩ましいマイナー調ナンバー。テーマの後のランドのソロがいい音で、トランペットのデュプリー・ボルトンも抑えたプレイ。そしてエルモ・ホープのバッキングが非常に素晴らしい。続く"One Second, Please"もホープ作ですが、今度はスピード感あるハード・バップ。Side 2はホープのオリジナル"Sims A-Plenty"でスタート、哀愁のピアノ・ソロと枯れたトランペット、タイトなドラムスが聴き処、これが盤イチかなぁ。続く"Little Chris"は、2曲目のランド作品で彼らしいハードボイルドなプレイにリズム陣も調和。最後はホープのオリジナル"One Down"、ランドとボルトンのユニゾン、各自の強烈なソロ演奏は、まるでイーストのようなエキサイティングさです。 ハロルド・ランドは相変わらず独特なトーンとブロウでハードボイルドなプレイを披露、本作はいい意味でウエストらしさを裏切られます。ローチ-ブラウン・カルテットで鍛えられた躍動感に満ち溢れた作品となっています。 私の大好きなエルモ・ホープ、本作のピアノは重く黒くスイング。バド・パウエルと親友ながら大きな注目を集めることもありませんでしたが、パウエルほどの派手さはないものの、持ち味である癖のない哀愁漂うフィーリングと何処か影あるスイング感は健在。 トランペットのデュプリー・ボルトン、ハードな演奏が意外と目立ちます。幻のトランペッターと言われる彼の参加は貴重なものだそうです。 そしてこちらも過少評価のフランク・バトラーの引き締まったドラミングも素晴らしい。 ハロルド・ランドの最高傑作の一つとして、ウエストコーストの底力を見せた作品として超オススメとの評! #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B-1Afc1plqc/?igshid=z7pmlen39got
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budaallmusic · 8 years
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Shelly Manne ‎– Alive In London #contenporaryrecords 1971 Bass – #RolandHaynes Design – #GeorgeKershaw Drums – #ShellyManne Electric Piano – #MikeWofford Guitar – JohnMorell Tenor Saxophone – #JohnGross Trumpet, Flugelhorn – #GaryBarone
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kari3622-blog · 5 years
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Art Pepper "Intensity" アート・ペッパー前期最後の作品。1960年11月23,25日、Contemporary Records Studio in Los Angeles 録音、本盤はContemporary Jazz 1500 Series〈第3期〉キングレコード株式会社からの再発盤、LAX-3036、ブラックにシルバー文字ラベル、オリジナルは #ContemporaryRecords S-7607。 録音評... これは何だかおかしい... 針の調子でも悪いのかとカートリッジを抜き差ししてクリーニングもしてみたくらい。Contemporaryレーベルなのに、デュナンなのに、抜けや余韻など全くらしくない割れ気味のサウンド、ダイナミック・レンジも狭く、リアリティのないピアノの音... 。ペッパーのアルトはセンターやや左から、ピアノは左、ベースとドラムスは右から、とステレオ感はあるものの広がりはありません。ここまでおかしいのは、リマスターのせい?元の録音?私が知るContemporary & Roy DuNannでは一番悪い音... どうしたのでしょうか。 #ArtPepper (as) #DoloCoker (p) #JimmyBond (b) #FrankButler (ds) Engineer - #RoyDuNann Mastered By - #PhilDeLancie Cover Design - #GeorgeKershaw Cover Photography By - #WilliamClaxton Producer, Liner Notes - #LesterKoenig まぁ、それはさて置き、本作について。1960年の本作"Intensity"と次作1975年の"Living Legend"の間には15年ものブランクがあります。この15年をペッパーは、薬物中毒者のためのリハビリテーション施設「シナノン」(ジャズ・メンの間では有名な施設、ここでの録音さえあります)で過ごします。長期の治療に入る、いわゆる前期の最後になるアルバムが本作。 Contemporaryらしい、Roy Du Nannらしい音質は諦めて、彼の作品には珍しく楽曲に注目するのが良さそうな作品です。8曲中7曲が、ジャズに限らず多様のミュージシャンに愛され続けている、よく知られた超ポピュラーなヴォーカル・スタンダード・ナンバー。 Side 1-1 " I Can't Believe That You're In Love With Me"は、Jimmy McHugh作曲1926年のオールド・ナンバー、16年間で20以上の録音。ルイ、ハインズ、エラ、シナトラ等々。 Side 1-2 "I Love You"は、コール・ポーターが自身のミュージカル・ステージ「Mexican Hayride」のために書いた1944年の楽曲。Bing Crosbyが1944年2月11日録音、Billboard chartsで5週間���ップ。エヴァンス、コルトレーン、ピーターソン等々。 Side 1-3 " Come Rain Or Come Shine"は、Harold Arlenの1946年のナンバー。サラ、ホリデー、JM、クラプトン、ノラ、ボブ・ディランまで、とんでもない曲。 Side 1-4 " Long Ago" (And Far Away)は、ミュージカル映画「Cover Girl」(1944)、アカデミー賞最優秀オリジナルソングにノミネートのGershwinのナンバーで、何とロッド・スチュワート(2005)までカヴァー。 Side 2-1 " Gone With The Wind"説明するまでもない。 Side 2-2 " I Wished On The Moon"は、ビング・クロスビー(1935)録音他多数カヴァー。 Side 2-3 " Too Close For Comfort"は、Sammy Davis, Jr.のブロードウェイ・ミュージカル「Mr. Wonderful」(1956)の楽曲。スタン・ゲッツ、ナタリー・コール等々。 Side 2-4 " Five Points"最後のこの曲だけがペッパーのオリジナル。 相変わらずの彼らしい自由自在なアドリブは健在。これだけの超人気曲... しかし、何だろう... 何か違う... 。聴き終えた後で、いつものペッパーのような印象が薄い。悪くはないが、頭に刻まれない... 。全く輝いていません。強さがない?主張がない?迷い?自信がない?時代か体調か?困窮?崖っぷち?... 。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B7c6okLJ3Tc/?igshid=ws01lbjc6rum
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kari3622-blog · 6 years
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Gerry Wiggins "Relax And Enjoy It!" #ContemporaryRecords レーベル、私は全く知らないメンバーだが、カバー・デザインにも惹かれた。 タイトル通り、ライト感覚でのんびり柔らかく優しい、リラックス出来るアルバム。でも単なる軽音楽的なラウンジ系のアレンジではなく、ミドルなスピード感のスイングとアーシーさを兼ね備えた大変素晴らしい秀逸アレンジ。 録音もRoyDuNannだから、申し分ない。余韻、奥行き感、クリアな音質、最高である!合わせ技で★私的名盤No.53。 Contemporary's Studio録音だが、珍しく録音年月日が不明。Lester Koenigのライナーノートは1962年1月3日の記載。おそらく1961年録音だろう。ネットにも情報が見当たらない。 #GerryWiggins (p) #JoeComfort (b) #JackieMills (ds) Produced by - #LesterKoenig Sound by - #RoyDuNann Liner Notes - #RalphJGleason Cover Design by - #GeorgeKershaw , #RobertGuidi /Tri-Arts カヴァーは、シェリー・マンのネコ、ハンプトン・ホーズのワニ、アルドレ・プレヴィンのライオンなどContemporary一連のイラストで有名なデザイナーの手によるものでした。 本作、とにかくエンターテインメントなピアノ・トリオとの評価は、この3人に理由がある... 。 聞き慣れないジェラルド(ジェリー)・ウィギンス... 1922年5月12日ニューヨーク生まれ。1942年ルイ・アームストロング楽団、50~51年リナ・ホーン伴奏者、56年からケイ・スターの伴奏。59年ハリー・ジェームス楽団に参加、その後MGMと契約しスタジオ・ミュージシャンとして活動。マリリン・モンローの歌唱指導なども手がけると言う異色の経歴。"Around the World (80日間世界一周)"のアレンジなどが有名、主にショー・ビジネス界で仕事をしてきたピアニストなので、ジャズ・シーンでは彼の名を耳にしない。なので、エンターテインメントなスタイルで聴衆を楽しませるツボを心得たプレイを信条とすると。そう言われれば、映画音楽的な雰囲気が感じられる。スタジオ・ミュージシャンとして活動しただけにテクニックはもちろんだが、スイング感も一流。"Satin Doll"のは、図々しくない丁度良い彼のスタイルを雄弁に表していると。自作ブルースSide 2-4"Blue Wig"ではアーシーな味わい。バラードはセンチメンタルなプレイ。多彩なアレンジがお見事!リラックス&ゴージャスな世界でリフレッシュするのもジャズの楽しみ、実に奥が深い。 ジョー・コンフォートも映画やTVなど、ショービズの世界で活躍した人物。 ジャッキー・ミルズは、50年代からはセッションミュージシャンやColumbia, MGM, Capitol, Liberty Recordsのプロデュース、Larrabee Sound Studiosを設立など、ビジネスの世界をメインに。実力は間違いない。 まさに、こうした3人が丁寧に作り上げた、リラックスしてもらう事に力を注いだ快作と言える。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/BqQ4L2FgyNc/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1k54inmuym0r3
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