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Bob Cooper "Coop! The Music of Bob Cooper" マニア受けする渋いジャズ・メンの無銘盤2枚目は、初ボブ・クーパー。ジュン・クリスティーの旦那さんです。 1957年8月26,27日、Contemporary's Studio, Los Angeles, CA, 録音。 #ContemporaryRecords レーベル(C-7544)、Original Jazz Classics (OJC-161) Sound by - #RoyDuNann Produced by - #LesterKoenig Arranged By, Composed By - #BobCooper (tracks: A1 to A5) 録音評から... デュナンらしい自然なエコーと余韻、各楽器の音の強弱、バランスの良さが素晴らしい。フロントの管楽器とフェルドマン���ヴァイヴは立っていますが、サイド・メンの楽器の音色は控え目で小さい音でもチープにならずしっかりした音質、流石です。若干、ビリつきます。 楽曲は明るくドライなウエストらしさではなく、のんびりゆったり軽やか。カートリッジは、ヴァイブ、テナー、トランペットがリアルに際立つShure M44-7が合うと思います。 共演者に花を持たせ、リーダーである自身は目立たず脇役に回るクーパーのスタイルが、本作でも存分に発揮され、黙って聴けば、ヴァイヴのフェルドマンのリーダー作品かと思ってもおかしくないでしょう。劇中音楽的な雰囲気が実にウエストらしい。 村上春樹の小説「ダンス・ダンス・ダンス」上巻P.271,272の一文... 「彼はB&Oのプレイヤーにレコードを乗せて、針を降ろした。スピーカーは懐かしいJBLのP88だった。JBLが神経症的なスタディオ・モニターを世界にばらまく前の時代、まだスピーカーがまともな音で鳴っていた時代の素敵な製品だった。彼のかけたのはボブ・クーパーの古いLPだった。 そして僕らはクールで清潔なウェスト・コースト・ジャズを聴きながらレモンをきかせたウォッカ・トニックを飲んだ」 私のスピーカーは、そのJBLによってばらまかれた神経症的なスタディオ・モニター... 。 #BobCooper (ts) #LouLevy (p) #MaxBennett (b) #MelLewis (ds) #ConteCandoli (tp) #PeteCandoli (tp) #DonFagerquist (tp, track 1.1-1.4) #FrankRosolino (trb) #JohnnyHalliburton (trb, track 1.1-1.4) #VictorFeldman (vib, tracks 2-6) Liner Notes [September 19, 1957] - #NatHentoff Cover Design - #RobertGuidi Cover Photo - #PeterJamesSamerjan ボブ・クーパー... ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。 オーボエでジャズ演奏を行うミュージシャンとして有名、1940年クラリネットを始めるが、後にテナー・サックスに転向。45年スタン・ケントン楽団に参加、翌年同楽団専属歌手のジューン・クリスティと結婚。51年ケントン楽団退団、以後西海岸を中心に活躍、60年代以降は編曲に携わり、テレビ、映画などで活躍。70年代はロサンゼルスを中心に活動。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素���らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B3OqWh7pm5m/?igshid=2a7qz6vfz1du
#contemporaryrecords#roydunann#lesterkoenig#bobcooper#loulevy#maxbennett#mellewis#contecandoli#petecandoli#donfagerquist#frankrosolino#johnnyhalliburton#victorfeldman#nathentoff#robertguidi#peterjamessamerjan#jazz#fuzey#vinyl#jazzvinyl#vinylcollection#jazzrecords#recordcollection#ジャズ#スイングジャーナル#レコード
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Shelly Manne "More Swinging Sound" おやっ?前にポストしたShelly Manne "My Fair Lady"は1956年8月17日の録音で、本作は1956年7月16日, 8月15,16日録音、つまり"My Fair Lady"の前日に録音していたとは!これは大発見ですね。 Contemporary Records Studio, Los Angeles, California #ContemporaryRecords レーベル、オリジナルはC3519、本盤はStereoのS7519、OJC320、ジャケット裏面にはバーコードもあり、Remastered 1987 by #PhilDeLancie (Fantasy Studios, Berkeley)、オリジナルはMonophonicでしょうか。ContemporaryレーベルのいつものTechnical Dataがありません... 残念。 録音評は... 左から管楽器、右からリズム・セクション、チャンネル・セパレーションが強引なくらいはっきりしています。楽器の音色や分解能は素晴らしいです。元の音源の良さに加え、リマスターも良いのだと思います。 Producer - #LesterKoenig #ShellyManne (ds) #StuWilliamson (tp, vatb) #CharlieMariano (as) #RussFreeman (p) #LeroyVinnegar (b) Sound - #RoyDuNann ジャケット裏面に"Holman's Quartet, etc."とありますが、Side B-2"Quartet, A Suite in Four Parts by Bill Holman."のことで、4つのパートからなる奇抜なアレンジが特徴のビル・ホルマンの楽曲。ちょっと不思議、あまり好みではないかな。 ジャケットは大人気。シャンデリアにぶら下がって、Swingしている猫。ジャズ・ミュージシャンのことを俗にCat(猫)と言い、ジャズをちゃんと表しているらしいです。Contemporaryで仕事をしていた、 #RobertGuidi (ロバート・グイディ)というデザイナーの作品。ワニもライオンも"My Fair Lady"も彼のデザインです。 アルトのチャーリー・マリアーノは後に秋吉敏子さんと結婚する人。完全に西海岸の人ではありませんが、白人アルト・サックスプレーヤーとしてはトップクラスの一人。彼を除いてはContemporaryレコードのスターたち=Catたちが楽しくSwingします。タイトルに"More"がつくのは、本作の前に、以前に紹介した、Shelly Manne & His Men, Vol. 4 "Swinging Sounds"(1956年1月19,26日、2月2日録音)があり、本作と���メンバーだからなんです。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #シェリーマン #ラスフリーマン #レロイヴィネガー ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Bwd0DaSgGYF/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=19p6tvzcirs44
#contemporaryrecords#phildelancie#lesterkoenig#shellymanne#stuwilliamson#charliemariano#russfreeman#leroyvinnegar#roydunann#robertguidi#jazz#fuzey#vinyl#jazzvinyl#vinylcollection#jazzrecords#recordcollection#ジャズ#スイングジャーナル#レコード#シェリーマン#ラスフリーマン#レロイヴィネガー
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Lennie Niehaus "The Sextet" お宝アルバムを紹介。マニアックですが、レニー・ニーハウス。サックスを鳥の形に見立てた #RobertGuidi / Tri-Artsの秀逸イラストでマニアからジャケ買いで大人気のアルバムです。 ジャケットに負けずに中味もいい雰囲気ですよ。ウエスト・コーストのアルトと言えばアート・ペッパーですが、ニーハウスはもっと注目して欲しい奏者です。ペッパーは、白人でウエスト・コーストながら実はかな���エモーショナルです。その点、ニーハウスは実に爽やか、クールでドライでライト。清潔さと知性、これこそがウエスト・コーストの真髄だと思います。気難しくない、あっけらかんとした「空っぽ感」が、リラックスするには最高にいい。これが主張の強さを好むジャズ愛好家に人気のない理由なのですが、音楽は時代を変えることや新しい挑戦をすることで評価されるべきものではないと思うんです。 Contemporary's Studio, Los Angeles, CA、1956年1月9,11,12日録音。本盤は、1980年キングレコードからの再発盤。ニーハウスの名盤、日本初登場との記載。 音質は言うまでない、天才RoyDuNannによる究極のMono録音です。音の濁りや混じりが一切ない絶妙のバランスと音色。なおかつ本作は、低音域がしっかりしているので、軽々しくないところが素晴らしい。ですが、編成はリーダーのレニー・ニーハウスを筆頭とする華やかな4管に、ベースとドラムが加わり、ピアノレスと言うセクステット。この点は、私はピアノの音色が好きなので少し残念... 。 Producer #LesterKoenig Recorded By, Supervised By #RoyDuNann #LennieNiehaus (as) #JimmyGiuffre (bs) #BuddyClarke (b) #ShellyManne (ds) #BillPerkins (ts, flt) #StuWilliamson (tp, valtrb) 50年代のウエストコースト・ジャズと言えば、白人ミュージシャンによるコンボ編成で、アレンジがきっちりと決められていて、知的でクール。アンサンブルが多く、アドリブ・ソロは少なく、1曲の演奏時間も比較的短いのが特徴。本作は、その典型的なウエストコースト・ジャズ。メンバーはベースのバディ・クラークを除いて、スタン・ケントン楽団かウディ・ハーマン楽団の出身者。演奏はほとんどの曲が4分前後で、あっと言う間に聴き終えます。5曲がスタンダードで、残り5曲はニーハウスのオリジナル。 チャーリー・パーカーとは正反対のジャズで、さわやか系で汗臭さやガッツリさは微塵もない。ジャズの持つ醍醐味のひとつである管楽器のアンサンブルを楽しみたい時には、これに勝るものはないのでは。清涼感に包まれます。アドリブと言うアドリブは感じられず、アンサンブルとアレンジが抜群。これこそが、彼の世界なんですね。 レニー・ニーハウス... 13歳でアルト・サックスとクラリネットを始め、ロサンゼルスのカリフォルニア州立大学で作曲と編曲を学び、スタン・ケントン楽団のメンバーに抜擢。52年から2年間は陸軍の軍役に就き、朝鮮戦争に従軍。その軍役時代にクリント・イーストウッドと出会い、彼がジャズ愛好家であったことから親交を深める。59年にケントン楽団を退団してから��、演奏者として一線から退くが、84年以降はほとんどのイーストウッド作品の音楽を手掛けていて、ですからジャズより映画音楽の世界で著名な人物。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Bu0TnIggdGd/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1seif9zt5kc4c
#robertguidi#lesterkoenig#roydunann#lennieniehaus#jimmygiuffre#buddyclarke#shellymanne#billperkins#stuwilliamson#jazz#fuzey#vinyl#jazzvinyl#vinylcollection#jazzrecords#ジャズ#スイングジャーナル
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Hampton Hawes "everybody likes Hampton Hawes vol.3 : the trio" #ContemporaryRecords レーベル+ #RoyDuNann / #LesterKoenig の黄金コンビを4枚。 初めは、本当にお久し振りのハンプトン・ホーズ。俗名「ワニのアルバム」、ピアノ・トリオの定番シリーズ3部作のVol 3。 ジャケットに゙... 「��が好きなハンプトン・ホーズ」、何故ワニかは分からないが、ワニさえもリラックス!Contemporaryレーベルの動物イラストで有名な #RobertGuidi 。 さて、ここで疑問が... 。倉庫を改造して作ったコンテンポラリー・スタジオの初録音は1956年8月17日、Shelly Mann & His Friendsの"My Fair Lady"だと思っていたが、本作は1956年1月25日で、 Contemporary Records Studio, Los Angeles, California. Recording and technical supervision by Roy DuNann. の記載。よく調べたら、Stereoでの初録音が"My Fair Lady"でした。 #HamptonHawes (p) #RedMitchell (b) #ChuckThompson (ds) 音質は、相変わらず素晴らしい!Monophonicとは思えない分解能、クリアである。そして、床が響くような低音域。やや音が硬いので、Shure SC35Cが軟らかくていい。 Vol .1,2 に比べると本作は、ホーズの特徴であるオフビート感や粘りっ気ある弾くようなピアノ・タッチが醸し出すちょっと尖った雰囲気が和らいで、柔らかで聴きやすいスタンダードが中心。初めにホーズを聴くなら、このVol.3が入門盤としてオススメだと。 Vol.2は3つのセッションの寄せ集めだったが、このVol.3はすべて1日のセッションなので、演奏のノリや雰囲気に統一感があり、小さなパブでのライブを聴いているようで寛げる゙。 感情的゙ではない、湿気のないカラッとしてドライなバラード演奏は小粋で良い。 ベトベト、ジメジメしたバラード演奏は、重たくて疲れる。だから、西海岸のジャズが好き。 さて、Vol.2は如何に... #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Brq48i2gMVI/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1riisdumtufn3
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Gerry Wiggins "Relax And Enjoy It!" #ContemporaryRecords レーベル、私は全く知らないメンバーだが、カバー・デザインにも惹かれた。 タイトル通り、ライト感覚でのんびり柔らかく優しい、リラックス出来るアルバム。でも単なる軽音楽的なラウンジ系のアレンジではなく、ミドルなスピード感のスイングとアーシーさを兼ね備えた大変素晴らしい秀逸アレンジ。 録音もRoyDuNannだから、申し分ない。余韻、奥行き感、クリアな音質、最高である!合わせ技で★私的名盤No.53。 Contemporary's Studio録音だが、珍しく録音年月日が不明。Lester Koenigのライナーノートは1962年1月3日の記載。おそらく1961年録音だろう。ネットにも情報が見当たらない。 #GerryWiggins (p) #JoeComfort (b) #JackieMills (ds) Produced by - #LesterKoenig Sound by - #RoyDuNann Liner Notes - #RalphJGleason Cover Design by - #GeorgeKershaw , #RobertGuidi /Tri-Arts カヴァーは、シェリー・マンのネコ、ハンプトン・ホーズのワニ、アルドレ・プレヴィンのライオンなどContemporary一連のイラストで有名なデザイナーの手によるものでした。 本作、とにかくエンターテインメントなピアノ・トリオとの評価は、この3人に理由がある... 。 聞き慣れないジェラルド(ジェリー)・ウィギンス... 1922年5月12日ニューヨーク生まれ。1942年ルイ・アームストロング楽団、50~51年リナ・ホーン伴奏者、56年からケイ・スターの伴奏。59年ハリー・ジェームス楽団に参加、その後MGMと契約しスタジオ・ミュージシャンとして活動。マリリン・モンローの歌��指導なども手がけると言う異色の経歴。"Around the World (80日間世界一周)"のアレンジなどが有名、主にショー・ビジネス界で仕事をしてきたピアニストなので、ジャズ・シーンでは彼の名を耳にしない。なので、エンターテインメントなスタイルで聴衆を楽しませるツボを心得たプレイを信条とすると。そう言われれば、映画音楽的な雰囲気が感じられる。スタジオ・ミュージシャンとして活動しただけにテクニックはもちろんだが、スイング感も一流。"Satin Doll"のは、図々しくない丁度良い彼のスタイルを雄弁に表していると。自作ブルースSide 2-4"Blue Wig"ではアーシーな味わい。バラードはセンチメンタルなプレイ。多彩なアレンジがお見事!リラックス&ゴージャスな世界でリフレッシュするのもジャズの楽しみ、実に奥が深い。 ジョー・コンフォートも映画やTVなど、ショービズの世界で活躍した人物。 ジャッキー・ミルズは、50年代からはセッションミュージシャンやColumbia, MGM, Capitol, Liberty Recordsのプロデュース、Larrabee Sound Studiosを設立など、ビジネスの世界をメインに。実力は間違いない。 まさに、こうした3人が丁寧に作り上げた、リラックスしてもらう事に力を注いだ快作と言える。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/BqQ4L2FgyNc/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1k54inmuym0r3
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Andre Previn & Russ Freeman "Double play ! (Two Piano Jazz)" 2台のピアノ、2人だからダブルプレイで、野球に引っ掛けたタイトル、野球帽だけの美女ジャケットで有名な、 こちらも #RobertGuidi /Tri-Artsによるもの。収録曲も野球に因んだ曲名を付けると言う、私の大好きなアンドレの代表作で異色のウェストコースト・ジャズの傑作! 1957年4月30日, 5月11日、 Contemporary's studio, LA録音。 #ContemporaryRecords 、グリーンのセンターラベル、いつものレギュラーメンバー。 #AndréPrevin (p) #RussFreeman (p) #ShellyManne (ds) #RoyDuNann (Engineer) #LesterKoenig (Producer, Liner Notes) Cover Photo by - #HalAdams ベースレス!シェリーのブラッシュ・ワークをバックにしているだけだが、信じられない程の完成度!美しいの一言!軽やかに、2人が楽しんで演奏している様子が目に浮かぶ。 "Take Me Out To The Ball Game~野球場に連れて行って"以外はすべて二人のオリジナル。 スピード感のある軽快なスポーティーなプレイから一転、ジャケットのイメージからは想像出来ない、ゆったり、のんびりした演奏に意表をつかれたり、ミドルテンポの美しいコンビネーションなど変化に富んだ構成。不思議とリラックスして落ち着ける。2台のピアノが左右に分かれたStereo感を強調したリアルな録音の良さに加え、低音域の迫力が特に素晴らしい!ここは聴き処、オーディオ・チェックにもいいかも知れない。★私的名盤No.54を! 現在では珍しくないピアノ・デュオだが、この当時は画期的!共にクラシックの素養がある同じタイプのピアニストだからソロリレーも全く違和感なし。うっかりしていると二人で弾いているのに気づかないほどの一体感。これが本作の聴き処であり魅力。ジャケット裏には、細かくどの部分がどちらが演奏しているか書いてあるのだが... 。 アンドレとシェリーについて、バリー・ウラノフ(メトロノーム誌���スタッフ、41年から55年まで編集執筆活動、代表著作「ジャズ栄光の巨人達」、その後ダウンビート誌のコラムを担当)曰く... 「ピアノもドラムも打楽器で、この二人のプレイはどちらがよりパーカッシヴなのか、言い換えればピアノとドラムのどちらがより魅力的なラインなのか判別し難い。アンドレがシェリーを模写したかと思えば、今度はシェリーがアンドレを模写するという具合に、フレーズを正確にやり取りしていないにしても、精神的に両者が互いにキャッチボールをしているような楽しさを醸し出している。これこそウェスト・コースト・ジャズの最高の醍醐味であろう。映画やテレビのスタジオ・ワークを通じて、様々な経歴のジャズメンがひとつの社会を形成し、お互いに研鑽して力を伸ばす。そして個人的に、またグループとして新しい試みに挑み、そこから自らも学ぶと同時に他のミュージシャンが学んだものから影響を受ける」 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/BqQ8JomAryl/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1krfuvdzz88lb
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