#6の展示でも販売させていただきます
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残暑、と呼ぶには、あんまりにもひどく継続中の酷暑に思考能力を奪われたまま、気づけば9月も後半に差し掛かり、いい加減にこの夏の事を振り返っておかなければ、と、今年、2024年もひと月限定でオープンしたシェア型書店「みんなの表町書店」について、まとまりのないまま、書く。
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「冬雨文庫」という名前で昨年に引き続き一箱本屋の棚主として出店させていただいた。昨年同様、私家版の��集と、私物の読了本を並列に置くス��イルを取った。今年は本箱も自作して、工具と材料もほとんどは100均で揃え、それなりの形になったと思う。
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昨年は持病の症状が強く出ていた事、はじめての催しで勝手がわからなかった事もあって、棚主が交代で担当する店番ができなかったのが心残りではあった。けれど今年は比較的持病も落ち着き、数回のイベント出店を経たこともあって自信もついたのか、計三回店番を担当した。
ただ「店番をする」だけでは面白くない、と思ったので、レジ横のスペースに冬雨の個人所蔵の私家版詩集やzineを並べて展示した。一般書店で流通していない、文学フリマやネットで個人が販売している本の数々。冬雨として自分が作った本を並べる、という選択肢もあったのだろうけれど、岡山という地で、表町商���街という人の行き来が比較的多い場所において、自分ひとりの宣伝をするよりは、私が今まで出会って心動かされた作家を紹介する機会にしたかった。
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「自作の頒布」というのも出店の大きな動機であるのだけれど、きっと、詩を書き始める以前の、小学生時代に図書室の主と化していた、ただの本好きのひとりとして、この場にいられる事が嬉しかったのだと思う。昨年に比べて、棚主の数も増えて、「みんなの」という言葉をより感じるイベントになっていたと感じた。
「常設のお店ではない」ということも良い方向に働いているのだろう、各々の棚主が趣向を凝らした棚は見ごたえがあり、「本当にこの本をこの値段で買っても良いのだろうか」というような本との出会いも数多かった。
具体的に数えてはいないのだけれど、売れた本の数と、買った本の数がそれほど変わり無いのではないか、と思うほど楽しませていただいた。
売買、という通貨を通じた形ではあるけれど、私の実感としては見ず知らずの人々��それぞれの持ち寄った本を交換し合っている感覚であって、(それは身内で楽しんでいるだけじゃないかとの批判点かもしれないが)好ましく思えることだった。
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(みんなの表町書店で私が購入させていただいた本たち)
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これまで関わることのなかった人々との会話が発生した、というのも嬉しい機会だった。特性としてコミュニケーションそれ自体が得意とは言い難い私でも、好きなものを介してであればそれなりに楽しく話すこともできるのだ、ということは発見であった。
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人と繋がるために創作をする、という考え方は好きではない。誰かと出会うために、繋がりをつくる為に、何かをつくるようになるくらいであれば、すっぱりやめてしまえば良いと私は私自身に対して思っている。
ただ、それとはまた別のレイヤーにあることとして、本が好きであることに変わりはなく、町のなかのひとりの生活者として、「みんな」のなかの一人として、魅力的だと思える場が在ることは望ましいことである、とも思っている。
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正直にいえば、岡山市が「文学創造都市」と急に名乗りはじめたことに疑問を抱かないでもない(ずっと岡山に暮らしていた者の実感として)。「都合良く文学という言葉を利用してるんじゃねえよ」というような呆れる気持ちもないとは言わない。
シェア型書店、という形を絶賛する立場を取りたいと思える訳でもない。従来の新刊書店や古書店に代替可能な形式ではあり得ないと思う。あくまでも「本」という文化の楽しみ方のいち形式でしかないのでは、と個人的には考える。その「文化」を大切にする、持続可能的に守って行くことを考えるならば、新たな催し事を増やす、ではなく、例えば図書館の予算であったりとか、常日頃から営業している町の本屋さんの現状を何とかする方が先決なのでは、とか考えたりもする。
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着地点がみえなくなってきた。
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きれいにまとめることはできなかったけれど、書きたかったことは大体書くことができたような気もする。
ひと夏の思い出として、素敵な場をもうけてくださった主催者さま、また、出店者の皆さま方、そして冬雨文庫の本を手にとってくださった方々、本当にありがとうございました。
来年も「みんなの表町書店」は開催予定とのこと。
毎年の夏の定番となれば良いな、と今の時点では感じているし、「商店街の空き店舗活用」という目的も、何かしら良い形で達成されると良いなぁと思っています。
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「冬雨文庫」としての売上 8,400円につきましては、令和6年9月能登半島豪雨への支援として、「特定非営利活動法人ピースウ���ンズ・ジャパン 空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」に寄付いたしました。
2024.9.23 冬雨千晶
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【企画公募展】ぎゃらりぃ あと あの時を描く
グループ展参加の告知をさせていただきます!
この度、ぎゃらりぃ あと様にて2024/10/23(水)〜2024/10/27(日)の期間で行われるぎゃらりぃ あと様主催の企画公募展「あの時を描く」に参加させていただきます!
「旧作のリメイク」をテーマとした企画展で、メイン作品は作家さんの1年以上前の作品と、それをリメイクした作品。そしてそれらと同じ世界観の作品が並びます! 今回はオリジナルシリーズ「探偵乙女シリーズ」の本当に一番最初の作品と、そのリメイクを中心に展示します! …最初の作品もう7年前だよ。ちょっとは上手くなってるといいけど💦
今回は
A4のリメイク前旧作1点(非売品) A4のリメイク版新作1点(¥45,000 額縁込み) A4の旧作1点(¥45,000 額縁込み) 約80mm×80mmの新作2点(¥5,000 額縁込み)
ハガキ大の新作1点(¥4,000 額縁なし)
を展示させていただきます。
また、ポストカード6種類(1枚¥150)も販売いたします。こちらは「探偵乙女シリーズ」のものばかり���す。
ほかの方々の素晴らしい作品もたくさん展示されますので、ぜひ興味のある方はお越しください! (まぁ、偉そうに言える立場じゃないけど…(´・ω・`)) ※会場での感染症対策等、詳細な情報は下記の公式HPからご確認お願いいたします。 参加したグループ展の会場でどなたかがどんな病気になっても悲しいので…
詳細はこちらから!(主催ギャラリー様HP 会期自体の詳細は次回の展示 よりご確認ください)
the group exhibition "Painting That Time" at Gallery Ato!
I'm pleased to announce that I'll participate in the group exhibition "Painting That Time" organized by Gallery Ato, which will be held from 2024/10/23 (Wed) to 2024/10/27 (Sun) at Gallery Ato!
The theme of the exhibition is "remake of old works", and the main works are the artist's works from more than a year ago and remakes of those works. The main works will be the artist's works from more than a year ago and remakes of those works and works with the same world view! This time, I'll mainly exhibit the very first work of the original "Detective Maiden Series" and its remake! …The first one was already 7 years ago. I hope I've gotten a little better 💦.
This time
1 old work before remake of A4 (not for sale) 1 new A4 remake ($45,000 including frame) One A4 old work (¥45,000 including frame) 2 new works of approx. 80mm x 80mm (¥5,000 including frame)
1 new work of postcard size (¥4,000 unframed)
will be exhibited.
I'll also sell 6 kinds of postcards (¥150 each). These are all from the "Detective Maiden Series".
There will be many other wonderful works by other people on display, so please come and visit us if you are interested! (Well, I'm not in a position to say so, but…) *Please refer to the official website below for more detailed information, including infection control measures at the venue. I'll be sad if anyone gets any kind of illness at the venue of the group exhibition we participated in…
For more information, please visit the following website!(HP of the organizing gallery Please check the details of the exhibition itself from the next exhibition)
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)10月31日(木曜日)
通巻第8482号
ロシア憎し、バイデンが取り憑かれたロシア恐怖シンドローム
マルウェアなどを排撃するソフト「カスペルスキー」も排除へ
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2024年6月、米国バイデン政権はロシアのサイバーセキュリティ企業「カスペルスキー」社の製品の使用と販売を禁止した。同年九月に発��し、百日以内に使用者は代替ソフトと入れ替える必要がある。
米国はカスペルスキーのソフトがコンピューターシステムにアクセスすることで、米国ユーザーから機密情報を盗んだり、マルウェアをインストールしたり、重要なアップデートを保留したりする可能性がある、と言い出した。
過剰な反応で「ロシア憎し」で一貫した非論理的な政策である。なにしろバイデンは病的なロシア恐怖、軍事脅威という強迫観念に取り憑かれているようだ。
しかし、一部のアメリカ人ユーザーは規制を回避する方法を見つけた。彼らは禁止の理由に懐疑的で、「カスペルスキーは世界最高のウイルス対策ソフトとして知られ、またちゃんとした実績がある。これが『スパイウェア』であるという実際の証拠はまったくない」という。
日本支社も「疑わしきは罰せずという『推定無罪』は近代法の基本であり、その原則を無視して米国が国家として裁定を下すのは残念。疑惑ばかりでなく、カスペルスキーの前向きな活動も知ってもらいたい」とした。
すでに2017年、米国国土安全保障省は国家安全保障上の懸念を理由に、すべての連邦機関がカスペルスキー社のソフトウェアを使用することを禁止している。しかし証拠は示さなかった。ようするにロシア制裁の一環で、「中国憎し」のTIKTOK禁止と同様な、或る意味では過剰防衛的措置である。
同社の創設者兼CEOであるユージン・カスペルスキーは当時、この措置を「根拠のない妄想」と非難した。同社は米国で訴訟を起こしたが、裁判所で却下された。
カスペルスキーはロシア生まれ、高校時代から数学で頭角をあらわし、KGB技術アカデミーで暗号理論などを学んだ。1991年からウィル検知のソフト開発に挑み、97年にカスペルスキー社を設立した。
モスクワに本社を置いているが運営は英国の持ち株会社である。日本を含め、世界200以上の国と地域で事業を展開しており、四億人のユーザーを抱えている。同社のエンジニアは世界規模で5000名という。
個人でもインターネット使用に際してのアンチウイルス、アンチマルウェア、アンチランサムウェア保護、侵入済みのウイルスの除去、フィッシング対策、ハードディスク正常性モニターなどを行う。個人パソコン向けなら年に5000円前後だ。
カスペルスキーその人はロシア人特有の人なつっこい、小太��親父という印象。素朴なコサック兵のようで、眼光鋭い、切れ者という風貌ではない。
親日家で富士山に二回も登った日本通でもあり、日本食では鰻大好き、箱根の温泉も、嫌いなのは納豆だとか。
カスペルスキー日本支社は既に20年前から日本でビジネスを展開、「あらゆるマルウェアを無害化する。マルウェアに善悪の区別はなく、サイバー脅威の種類や背景にかかわらず対処する」としている。
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展示会に出展します。
Gister Central Exhibition 03に一枚出展しております。
ジスター展にて一枚出展させていただいております!
よろしくお願いいたします!
↓複製原画も販売中↓ https://tsukushiteam.official.ec/items/86458686
One piece was exhibited at Gister Central Exhibition 03.
We are exhibiting one piece at the Jister exhibition!
Best regards!
↓Reproductions of original drawings are also on sale.↓
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育鵬社教科書とは 育鵬社やそれにつながる教科書では、歴史や政治の内容について「自虐史観」などと中傷し、学問での標準的な理解とはかけ離れた一方的な内容の、いわゆる極右的なイデオロギーを一方的に押しつけようと策動している。 大阪市に関連する内容では、大阪維新の会が育鵬社などの教科書を念頭に置き、「適切な教科書」が採択されるよう求める要望を、2011年に大阪市教育委員会宛におこなっている。 また大阪市では2013年、従来の市内8採択地区制度から全市1区採択地区への変更が実施された。小学校では2014年採択から、中学校では2015年採択から適用することとした。これは、育鵬社教科書などを採択させやすくするための策動ではないかとも危惧された。 2015年教科書採択 小中学校の教科書採択は、原則として4年に1度実施される(学習指導要領改訂をまたぐ場合は変則的になる例もあり)。前年度夏に採択がおこなわれ、翌年度より4年間同じ教科書が使用されることになる。 2015年は、2016年度~19年度の4年間使用する中学校教科書の採択年にあたっていた。 大阪市ではそれまでの動きから、「育鵬社教科書が採択される危険性が高い自治体の一つ」とみられ、市民や教職員らが警戒の目を向けていた。 当時の大阪市教育委員・高尾元久氏は、育鵬社のグループ会社にもあたる産経新聞グループの幹部を歴任した経歴がある。また同氏は、育鵬社教科書の母体となる「日本教育再生機構」が発行する機関誌のインタビューに応じ、育鵬社教科書を肯定的に扱うような内容が掲載された。この教育委員は教科書の利害関係者と疑われるとして、特定教科書の利害関係者が教科書採択に関与するのは問題があるのではないかとする疑念が指摘された。 2015年8月5日、大阪市での中学校教科書採択が実施された。大阪市立中央図書館(大阪市西区)の会議室で採択のための教育委員会会議をおこなった。 しかし傍聴希望者は直接傍聴できず、中央図書館から西へ約3km離れた大阪市教育センター(大阪市港区)のホールで動画中継を見る方式とされた。この傍聴方法にも疑問が出された。 この日の教育委員会会議では、中学校社会科歴史的分野・公民的分野について、育鵬社教科書の採択を決めた。 この際に大森不二雄教育委員長が「公民教科書の比較資料を作成した」として他社教科書を名指しで激しく批判するなどした。大森教育委員長と高尾教育委員が議論をリードする形になった。 またその一方で、当時の大阪市長・橋下徹の了承を得た上で、市教委として「歴史・公民ともに、2番目に評価が高かった教科書を市費で購入し、補助教材として併用する」という異例の附帯決議も同時に出された。 教科書アンケート 大阪市教育委員会事務局は、教科書採択に先立ち、2015年6月の一般市民対象の「教科書展示会」会場で実施された教科書アンケートの集計結果を、資料として教育委員会会議に提出した。社会科教科書について触れたもののうち約7割が育鵬社教科書に肯定的な意見だったとされた。そのアンケート結果も踏まえて、育鵬社が採択された。 しかしその一方で、他地域の教科書展示会でのアンケート状況を分析すると、社会科に触れた意見のうち、いずれの地域でも、育鵬社教科書に肯定的なのは1割以下、中には皆無の地域もあった。大阪市での「育鵬社支持が異常に突出する」集計状況は不審に思われていた。 教科書採択の当日や直後には、この不審な状況の理由は不明だった。しかしこの不審なことがなぜ起きたかという理由が、後日になって出てくることになる。 フジ住宅「ヘイトハラスメント」訴訟との関連 2015年8月31日、住宅販売会社・フジ住宅(大阪府岸和田市)の従業員が、「職場で、業務とは無関係な民族差別的なヘイト文書を繰り返し読まされるなどして、苦痛を受けた」として、「ヘイトハラスメント」訴訟を提訴した。 この問題は、直接的には職場での労働問題である。一方で、大阪市の育鵬社教科書採択問題と「ヘイトハラスメント」は密接に関連していたことが指摘された。 「ヘイトハラスメント」の一環として、フジ住宅が会社として、従業員を勤務時間内に教科書展示会会場に動員し、アンケート���育鵬社教科書を支持する内容の回答を記入するように求めていた。さらに回答用紙を一旦会社に大量に持ち帰り、ほぼ同一の内容の回答を記述した上で、後日再び教科書展示会場に行かせて投函する指示も出していた。回答記入例は、会社側で用意していたとされる。持ち帰って記入した用紙は、約1200枚にのぼるとも指摘された。 「ヘイトハラスメント」訴訟の中で、フジ住宅の会長が育鵬社教科書を支持する「日本教育再生機構」の関係者でもあることが指摘された。また、育鵬社の関係者がフジ住宅の関係者に対して、「アンケートで育鵬社支持が多いほど採択されやすくなる」とする情報を提供し、それを社内報で従業員に知らせていたことも明らかになった。 教科書アンケート回答用紙の原本コピーを市民団体が情報公開請求したところ、育鵬社教科書採択を支持する内容で、酷似した筆跡で内容もほぼ同じという回答が20枚以上出てきたとされる。育鵬社を支持する内容の大半が、フジ住宅関係者によるものではないかと疑われた。 ※「ヘイトハラスメント訴訟」は2020年7月2日、大阪地裁堺支部で、フジ住宅と同社会長が連帯して110万円の損害賠償を支払うよう命じる判決。職場での民族差別的な文書配布や、会社が従業員を教科書展示会に動員して育鵬社に好意的な回答を書くよう強要したことなどを不法行為と認定。被告側は即日控訴。二審大阪高裁は2021年11月18日、一審に引き続き事実関係を認定し、賠償額を増額して約132万円の損害賠償を命じる判決。被告側は上告したが、最高裁は2022年9月8日に上告を不受理、原告側勝訴が確定した。 大阪市会でも疑念が示される 大阪市教育委員会事務局は教科書アンケート集計の際、集計担当者が「酷似した内容の回答が多数ある」という不審点に気づき、集計チームの責任者に相談した。しかし責任者はそのまま集計するよう指示し、「7割以上が育鵬社教科書支持」という集計結果になったアンケートの内容を、教育委員会会議の資料として提出した。 このことは不正ではないかと疑われ、大阪市会でも教育こども委員会で、育鵬社教科書採択問題の追及がおこなわれた。 公明党や共産党の議員が問題視して追及し、また自民党も「教科書の中身の是非には立ち入らない」と前置きしながらも「採択手続きに不正があってはいけない」として追及する姿勢を示した。 市教委側は、「アンケート内容が採択に直結することはない」「外部団体の行為についてはあずかり知らない」などと答弁した。 一方で大阪維新の会は、教科書採択不正疑惑について一言も発言することはなく、真相究明を求める市会への陳情などには反対した。 大森不二雄教育委員長は2016年3月、「新年度から本業の大学教員として新しい大学に赴任することになり、教育委員の仕事と両立できなくなった」として、任期を残して教育委員長を中途辞任した。しかしその一方でわずか半月後の2016年4月中旬、吉村洋文大阪市長から、教育分野の政策を担当する「大阪市特別顧問」を委嘱された。 また高尾元久教育委員は、2017年1月末日付で「一身上の都合」として、任期途中で辞職した。 外部監察チームの調査 大阪市教育委員会は大阪市外部監察チームに調査を依頼し、同チームは2017年3月に調査報告書を発表した。 調査報告書では、アンケートが採択に影響したとは認められないと判断した。採択当日の傍聴の手続きについても違法性は認められないとした。 高尾教育委員については、教科書採択当時産経新聞関連会社役員をすでに退任していたことなどから、直接の利害関係者とは認められず教科書採択からの除斥理由にはあたらないとしたものの、より具体的な説明が必要だったと指摘した。 影響 この事件では、真相解明については十分とはいえないままになったものの、一定の影響が得られたことにもなる。 教科書アンケートについては、回答用紙に「意見の多寡が採択に直結するものではない」「回答用紙を持ち帰らないように求める」といった記載をおこなうなどの改善をおこなった。 「不正の温床の一つは全市1区採択制度にある」とも指摘され、採択地区細分化を求める陳情が大阪市会に出されて可決された。大阪市教育委員会は2018年、全市1区採択制度をやめ2019年度小学校教科書採択より採択地区を細分化することを決めた。 その一方で、採択地区が4採択地区になっていて、その区割りが、市政与党の大阪維新の会が進めている大阪市の廃止解体・維新がいうところの「大阪都構想」での特別区の区割りと一致していたことで、新たな疑念が出されることにもなった。
大阪市立中学校・2015年育鵬社教科書採択問題 - きょういくブログ
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大阪店、土屋です。
2024年の年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?
今年の営業ももう少しで無事に終えることができそうです。
今年も昨年以上に多くのお客様にご愛顧頂きましてスタッフ一同とても嬉しく思っております。 店内が混雑してお待たせすることも多く申し訳ありませんでした、微力ながら精一杯ご対応させて頂きますので来年からも宜しくお願い致します。
大晦日と元旦はお休みを頂きまして、2025年は1月2日 12時より営業致します。
新春恒例の福袋もご用意しております。
1月2日(木)から1月5日(日)までの販売です。
福袋の内容は今年と同様にパンツの販売は無くトップスのみとなります。¥5,500-、¥16,500-、¥27,500-、¥44,000-、¥88,000-の展開です。(税込み価格)
福袋には限りがあります、最初から並ばないサイズがありますので予めご了承下さい、福袋は無くなり次第終了とさせていただきます。
福袋の準備が出来てきたので店内の様子をご覧ください。
福袋に加えて1月2日(木)から1月5日(日)まで各直営店で 『ニューイヤーフェア』を開催致します。
期間中に各直営店にて公式LINEアカウントの画面を提示して頂いた場合、ビンテージ商品と福袋以外の商品については恒例の特典をつけて販売致します。
新春から皆さんに会えるのを楽しみにしております!
2025年もよろしくお願い申し上げます。
良い年をお迎えください。
大阪店スタッフ一同
WAREHOUSE 大阪店
大阪府大阪市中央区瓦町4-6-11
電話番号 06-6205-7889
※2024年12月31日・2025年1月1日 : 休業
※2025年1月2日から5日は12時から18時まで営業、6日は商品入れ替えのため15時から営業します。
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コピー本交換会レポート(でもない)①
コピー本交換会ありがとうございました! 早いもので1ヶ月経ってしまった。 2月は本棚展をやったり寄稿するアンソロの〆切×2があったり忙しく、自分主催のアンソロも動き始め、3月に入ったらJ.Gardenもありそのほか生活のもろもろもあり…ずっとドタバタしている。自主開催するイベントってほんとはもうちょっと身軽なときにやるものだったかもしれないなあとは思いつつ、身軽なときというのはなかなかやってこないので、えいやっとやってみてよかったようにも思う。 というかいちばん初めのところでは、えも個展&本棚展への集客につながったらいいなーというちょっと下心みたいな気持ちで始めたことではあったので、会期中の2月に開催したのはそういうわけでした。
つまずく本屋ホォルの深澤さん、mibunkaの吉田さん、快く会場を貸してくださりありがとうございました。わたしの要領を得ない説明をいつも辛抱強く聞いてくださり、コピー本って何?交換ってどういうこと?というところからしっかり会話ができて、とてもうれしくありがたかったです。 わたしが「なんかもっと格好いいイベント名をつけたかったんですけど思いつかなくて…」とぶつぶつ言ったとき、「コピー本交換会ってとてもいいと思いますよ」と吉田さんが背中を押してくださりありがたかった。い��いろ準備したり当日を過ごしたりするなか、今回のイベントはそういうまんまの名前が必要だったんだなあと思い至りました。コピー本を交換するということだけ決まってて、来た人はそれぞれいろんなスタンスでいていいというか。
打ち合わせに何度かお伺いしたのですが、いつもいろんな方がにこやかに出入りしていて、本当にいい雰囲気のお店だなあと思います。お店は地域生活応援団という地域住民主体の支え合いの場、有償ボランティアさんの拠点でもあって、イベント会場に貸していただいた2階スペースはふだんコワーキングスペースにしているとのこと。近所の方が「霞ヶ関の父」っていう傾聴ボランティアをやってらして、幅広い世代の方で賑わっていていいなあと思います。
本当にとても正直な気持ちをいえば、そういう「地域」「地元の人」と密接な場所におじゃまするのはけっこうドキドキします。わたしは自分の作品にセクシャルマイノリティのことをたくさん書くので、生身の人間が顔を突き合わせる場、住所や容姿や年齢やもろもろ属性と紐付きやすい場に作品を持っていくのはとても緊張する。いま家からかなり近いところで貸本棚をやっているけど本当におそるおそるという感じで、もちろん悪いことをしているわけではないしうしろめたい表現というわけではないんだけど…「地縁」的なものになんとか馴染もうとするときに切り捨てられがちなものが気にかかる(そういうものを小説にしている面がある)。 ホォルさんはいま住んでいる場所からは離れているんですが実家の近くではあるので、イベントを開催したり自分の作品を並べたりするのはいろいろ感慨深いものがありました。怖さ、照れ、恥ずかしさ、でもここで自分がこういうことをできるようになったんだなーという喜び。また少部数のコピー本だったりzineだったりは書いた人のパーソナルな部分が出やすいものではあるから、自分含む参加者がリラックスして話せることを大事にしたかった。セーファーな場づくりをしたかった。
深澤さん吉田さんがわたしのそういった葛藤や、zineにまつわるデリケートさをみたいなものを汲んでくださりつつ、本当に快く場を開いてくださりとてもとてもうれしくありがたかったです。イベントが明るくオープンな場になったのはホォルさんmibunkaさんの常日頃からのお店づくりによるものが大きいと思います。ホォルさんの選書にもそういった姿勢があらわれていて、大らかで気骨のある場所だなあと感嘆します。
なんかこのレポートすごく長くなりそうなので何回かに分けようかな。ひとまず今回は余談のような話をしておしまいにします(もはやレポートでもないんだけど、ちゃんと書こうとするとえっらい時間がかかりそうなので、ともかく考えたことを垂れ流しにしているような感じ…)。
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ホォルさんのある角栄商店街の通りに合鍵と靴修理のお店があって、そこで5円コピーというのをやってたんだよね。白黒と単色カラーが5円で、色紙(色上質紙)に刷ると6円だったかな。中学生のころ友だちとそこに行ってペーパーを刷ってたの。 ペーパーっていってもべつに何か宣伝するとかでもなくて、なんかこう…各自が好きな漫画とか音楽とか身の回りのこととか、いろいろおしゃべりみたいなのを書いた手書きの紙。30枚とか40枚とか刷って、学校の友だち同士で交換したり、同人誌のイベントのフリーペーパーコーナーに置いてみたり、好きなバンドのライブとかファン同士の交流会?みたいな場で名刺と一緒に交換したり、郵便で知らない人と交換したり…。 こないだ実家を掃除したらそういうのが出てきて、GLAYのJIROのラジオで紹介されてたスマッシング・パンプキンズのAdoreってアルバムがよかったとか、恋する惑星を観たから香港に行ってみたいとか、そんなようなことを書いていた。いまとあんま変わんないかもしれない。 同じ頃、部活の後輩から毎日手紙をもらっていて、ルーズリーフやコピー用紙にぎっしり書かれた手紙だった。夜に書いたのを朝にくれて、授業中に書いたのを昼か夕方にくれて、1日2通の手紙。わたしの返事は5回に1回返すかどうかって感じだったんだけど、毎日まめに手渡してくれて、なんか話したいことがあったんだろう。わたしにそういう高頻度で手紙をくれる子はほかにも4人くらいいて、毎日たくさん読んでいた。どの子の手紙も深刻な話はあんまりなくて、だいたいは日記というか���談というか。 あとその頃よく行っていたCD屋で店員さんが新譜紹介のフリーペーパーを自主的に作っていて、これまた手書きの手作り感あふれる感じの紙だった。新譜紹介といいつつ「これぜんぜん好きじゃない」とか「もうこれで解散してもいいくらい最高」とか思いっきり主観で、余白にはどこそこに行ったとか何を食べたとかの雑談も書いてあって…。
わたしはふだん同人誌やzineを作って文フリなどのイベントや書店で販売してるんだけど、今回のコピー本交換会は、こういうペーパーや手紙が頭にあった。売り買いとはちょっとちがうやりかた、むかし作っていたペーパーみたいなことってできるのかな。これは去年6月に参加した陰気なクィアパーティーでzineの交換会をやってすごくいいなと思ったのもあったし、以前umeさんからいただいた交換がテーマのzine(umeさんは本の交換所をやっている)を読んで考えたことでもあった。売ったり買ったりではないことをしてみたらどうなるだろう。売ったり買ったりできないものを作るってどんなだったっけ。
金銭のやりとりの方がコミュニケーション自体はラクだろうか。交換だと人対人になりやすいから結局のところコミュニケーションが達者かどうかになっちゃうんだろうか。買う(読む)側としては匿名でいたい気持ちはすごくある…なら金銭を介したやりとりであるべきか。いや売り買いであっても、規模の小さいイベントだと人対人のコミュニケーションになりやすい。11月に出店者10組だけのzineイベントに出て、「あなたは誰?」「この本は何?」という会話になりやすかった。場が親密になればなるほどそうで、それ自体はとても豊かな時間なんだけど、属性と作品がまっすぐ結ばれるのってちょっと危うさはあるなと思った。そして作り手側もそういうプレゼン?にあっというまに慣れちゃって、自己プロデュースのうまさみたいなことになりがちなのも気にかかる。属性、作品、宣伝、SNS、ビジュアル、会話…そういうものがしっかり噛み合い、「わたしは◯◯で、△△な作品を作っています」がいつも首尾一貫している。一言で説明できる。なんかわかりやすすぎないか。整いすぎてないか。自らと作品をじょうずに寄せにいっちゃってるけど齟齬があってもよくないか。あと買う側の人も自身のことをけっこう開示してくれて、わたしとしては会話ができるのすごくうれしかったけど、無理に話させてないかとちょっと心配にはなった。べつにあなたが何者であっても(なくても)わたしの小説を手に取ってくれるのはうれしい。でもそれだけではいられない、何か話さなきゃって圧が場に生じてるんだとしたら、けっこうきついことかもしれない…とか(ところで陰気なクィアパーティーはそういうのがなくてすごく居心地よかった。会のはじめにセーファースペースポリシーを読み上げてくださって、場にいた人がおたがい了解していたのもあったし、たぶんそのあたりに関心の強い人が多く参加していたのもあったと思う。すごいことだなあと感嘆したしほっとした)。
あるいは売り買いの宣伝の話。文フリとかzineフェスとか書店さんとかで小説を売るとき、多くの人に見つけてもらえるよう宣伝をするわけだけど、なんというかまあけっこう大変だし疲労はある。たとえばアンソロジーだと、コンセプトの強さだったり、フックの効いた言葉やビジュアルだったり、作品や作家の紹介を丁寧にやったり、メンバーの豪華さをアピールしたり…いろいろあるわけだけど、ちょっとちがうことをしたくなった。これはそういうのがよくないという話ではなくて、ちがうベクトルのことをしてみたらなんかいいことあるかもなあくらいのぼんやりした予感。 文芸作品、とくに小説は、読むのにそれなりの負荷がかかると思う。作品の難解さとはまた別のところで気持ちや時間のコストが大きく、「なかなか読めない」という話を作家同士でさえ本当によく聞く。そうすると作品や作家周辺の「活気」みたいなものがけっこう重要ではあって、何か賞をとった、SNSでよく見かける、みんなが話題にしている、みんなが工夫をこらして強い文言で「いい」って言う、そういう祭りや波が読むことへの後押しになる。活気があるのはいいことで、わたし自身すごく楽しんでいるし参考にもしている、かなり恩恵を受けている部分もあるけども、祭りや波から生じる権威大好き感がちょっと苦手ではあって…。権威大好きはちょっと言葉が悪いか。でも沈黙や絶句が、ほんとに沈黙や絶句のままでいられないのはなんかちがうなというか、心の柔らかいところをまいど律儀に開示しなくてもいいし、そもそもそんなに激しく感情が動かなくても楽しんだり感じ入ったりはあるわけで、まして誰々のお墨付きとかじゃなくてもいいわけで…。大傑作とまでは思わなかったけどほどほどに楽しんだ、ちょっといいなと思った、そういうことはぜんぜんあるというかわたしはだいたいの作品はほどほどに面白がってるんだけど、それをまんま口にするとちょっとけなしているみたいに聞こえてしまいそうだなと思う。なんかこう活気を起こそうとする中でちょっと「褒め」がインフレしてねえか…と思う。要するに、祭りや波的なものとはちがったやりかたでの読んだり書いたりが必要な気がしている。 (これはあんまり整理できてないし、活気を起こそうとがんばっている人たちをくさしたいわけではないので、ほんとにまとまってない話で恐縮なんだけど。参加してるアンソロ10000000部売れてくれ〜とかわたしもぜんぜん言うし、人と一緒に作ってるときはおたがいを鼓舞する意味合いも強いのはわかってる。もしかしたらみんなそんなことはとっくに了解していてあえて強い言葉をやっているのかもとも思うけど、わたしはその「あえて」をやり続けられるのってそれなりに元気な人だけじゃないかなあとは思ってしまう…元気じゃない人も文芸をやりたいし、実際勝手にやってるんだけど、「やってる」ということを他人に見せていくのは大事かなと思って言っている)
余談と言いつつすごい長くなってしまった(むしろ余談の方が長い)。 えーと今回のコピー本交換会、わたしはいくつかzineやペーパーを持って行って、そのうちのふたつ『tide』と『プロテスト・モノローグ』はあんまり売ってない本です。 『tide』は陰気なクィアパーティーでのzineの交換用に作ったもの。短い小説をいくつかと&セクシュアリティにまつわるぼやきみたいな文章をまとめたもので、通販はしてなくて文学フリマにも持って行ってない。zineフェス長野には持ってったかな。べつに過激なことが書いてあるわけじゃないんだけど自分的にちょっとナイーブな話はしてるから、こういう本がありますよって宣伝するとなると勇気がいるなーと思う。 『プロテスト・モノローグ』はパレスチナへの連帯について考えてることとかのひとりごとみたいなzine。コピー本交換会のどさくさにまぎれて作ったような感じで、ほんとの走り書き。あんまりおおぜいに売るものではないなーと思った。勿体つけるわけではないんだけど、なんかこうちゃんと発信しようとすると発信するための言葉や話題になるわけで、そうじゃない話、「どさくさ」でないと出てこないような話をする必要があるなと思ったというか…。
そういうものを手渡す場所をやろうと思った。交換する本を机に並べて、気になったものを手に取って読んだり持ち帰ったりできる。しゃべりたかったらしゃべれるし、黙って本だけ交換して帰ってもいい。閲覧用の本も置いておいて、読書の時間にしてもいいし本作りのヒントにしてもいいし…。 それがうまくいったのかどうか、当日わたしはドタバタしていてじつはよくわかんないんだけど、ちょっとずつ振り返っていければと思います。
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京都のセレクトショップ コトバトフクにて、『SINA SUIEN 2025 collection-Se promener-』を開催します。
内 容|2024年2月に東京で展示した刺繍作品“めまる”、小さな映像作品「1979/ 5/ 24」の巡回展示と、SINA SUIEN新作コレクションの展示販売&イベントの開催
【イベントについて】 「有本ゆみこのお絵描きSHOW inコトバトフク」
開催日 12月8日(日) お話をしながらA4サイズの1枚の絵を完成させます。似顔絵でも、描いて欲しいお題でも、愛するペットでも何でも描きます。持ち込み可。 一人30分3300円 要予約。定員7名様
1枠/13:00-13:30 2枠/13:45-14:15 3枠/14:30-15:00 4枠/15:15-15:45 -小休憩- 5枠/16:15-16:45 6枠/17:00-17:30 7枠/17:45-18:15
※予約は11月26日(火)21時から受付します。 参加希望の方は コトバトフクウェブサイトよりご予約ください。 (定員に達し次第受付終了)
会 場|コトバトフク *地下鉄「京都市役所前」駅より徒歩5分 阪急「河原町」駅より徒歩10分 京阪「三条」駅より徒歩10分 住 所|京都市中京区御幸町通三条上る丸屋町315番地たけうちビル2階A号室 会 期|2024年12月5日(木)~12月25日(水) 開場時間|13:00~19:00火曜水曜定休日 *最終週(24日、25日)は開場 入場料|無料
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魂の設営の続き完了
本日より開催です LimeLightカレンダー2025
表紙と裏面含めて14名での展示です
展示ではカレンダーにつかった写真との組写真で壁面を飾っていただきますよ
各月&表紙&裏面はこやつ達が担当してくれました
表紙 ササキ昂志
1月 小栗一紅
2月 林 慈郎
3月 chisaki hiromi≒ChisafineFranck
4月 吉原直子
5月 岩森洋介
6月 藤田莉江
7月 佐藤 柊
8月 門脇大敬
9月 田浦ボン
10月 松浦 恵
11月 キシノユイ
12月 加藤功章
裏面 兒嶌秀憲
簡単ですが展示動画オープン同時公開です
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カレンダーの内容は簡単ですがこちら
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限定50部のカレンダーもちろん今年も販売です
リング綴じカレンダー(壁掛けB5) 定価¥1500−
50部限定 使用紙 マット110kg 28ページ(1ヶ月用)
遠方の方には
発送はレターパックライト(¥430)で対応させて頂きます
メールフォームよりご連絡いただければ幸いです
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2024/5/3
5月3日 昼過ぎまで関西にいて、うとうと時速300kmを過ごして、ちょうどよく富士山を横切るところで目を覚まして写真を撮って、夕方荷物の片付けやお土産の整理をしていたとは思えない程、すっかり生活に戻ってきている。 我ながら清々しいと思えるくらい、生活にシフトチェンジして、いつもの金曜日の掃除や片付けを3時間ほど終え、スーパー��買い物をして食事の用意や洗濯や日記をしている。
朝起きて、昨晩も全くよく眠り続けられず、夜中に自分の病気のことを調べ出してしまうよくないモードに入った事に、落ち込まないけれど反省しつつ奈良駅のみどりの窓口へ向かった。 早い時間の新幹線に変更してもらいたさすぎて、昨晩このみどりの窓口の口コミを読んでいた。窓口は一つしかだけとのこと。あまりに並んでいたらやめよう、という感じで駅へ向かう。 そろそろゴールデンウィーク真っ只中で席の振替なんて効くのかしら?と期待せずに訪ねたけれど、着いてすぐ窓口へ案内してもらえて、乗車する列車の時間も変えてもらえた。 ブースの向こうには、昔父が職場の修学旅行の引率で行った奈良土産で買ってきた鹿のパペットぬいぐるみが3匹飾られていた。
やったー!早く帰れる!と元気を少し取り戻して、京都までの近鉄線も指定席をとってしまい(これもとても快適で良かった)、足取り軽く歩いていると「忙しい?いそがしいよね?でも一枚撮ってくれない?」と、奈良駅がスタートのマラソン同好会(?)ご一行に集合写真の撮影を頼まれる。駅舎を背景に皆さんを撮影。 自分でもびっくりしちゃうくらい大きな声で「撮りまーす!はい!チーズ!」と言っていた。びっくりした。
もう一度奈良ホテルでお土産を買って、泊まっていたホテルに戻りチェックアウトをした。 10時を過ぎるとお店も始まるので街に人が増えており、角の草餅屋さんはすでに大賑わいで、今回もあまり何の店だったのか実態をつかめず。実演販売もお目に掛かれなかった。
京都は駅に人が多くてパニックだったけれど、四条で地上へ出ると案外人は少ない気がした。東京の1/6くらい? 全く時間がない中、分刻みスケジュールで京都芸術センターへ行った。今回の旅行は今まで行けていなかった展示スポットに行けたので、よく考えるととても充実している。体調が良い時にどこもリベンジしたい。
芸術センターは古い学校を再利用した施設。 またゆっくり訪れたいと思う。一度場所を把握できれと、訪ねるハードルが下がるので、次回はふらっと行ける気がする。 泥や石の音を聞く展示を、京都の大学生6人グループと一緒に観て、駆け足で京都駅へ戻り新幹線に乗った。 今回隣の席がずっと空席で、他もちらほら空いていたので快適だった。 いつもだと今回の旅の反省モードで帰路に着くところだけれど、今日もずっとうとうとしっぱなしだった。
帰ってきて、生活を取り戻して��心してしまっている。 これがしたくて遠出をしているの?万全に体調と生活が整って、心の底から旅本体を楽しめる日は来るの?別に来なくてもいいの?
スーパーに、まだいちごが並んでいた。 でも同じ並びにスイカも並んでいた。 スーパーと玄関ばかりで撮ったフィルムをちょうど撮り切ったので明日は現像に出しに行こう。
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「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」展
大阪市立東洋陶磁美術館で、リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」を見る。惹句にあるように“オールスター・珠玉の約380件(国宝2件、重要文化財13件含む)”が揃った、なんとも贅沢な特別展である。全面的に撮影可能。無料のアプリをダウンロードすれば音声ガイドも聞ける(書き起こしもあって文字でも読める)。
また、美術館の公式サイトでは収蔵品画像オープンデータが公開されており、この展覧会に出品されている作品も参照することができる。さらに、公開されている画像は“当館への申請が必要なく、自由にダウンロード、複製、再配布することができます。例えば出版物やウェブサイトへの掲載、講演会等でのスクリーンへの投影、テレビ番組での放送、販売商品への印刷など、営利・非営利に関わらず利用が可能です”とのこと。でも、公式画像は美しいけれども展覧会の臨場感(?)が出ないので、いつもどおり自分で撮ったしょぼいスマホ写真を載せることにする。
展示は全部で13のパートに分かれており、それぞれに格好良さげなタイトルがついている。
1 「天下無敵(てんかむてき)-ザ・ベストMOCOコレクション」
この展示室では陶磁器と六田知弘の写真作品《壁の記憶》との取り合わせが楽しめる。《壁の記憶》は写真家が世界各地で撮った壁の写真のシリーズのようである。展示風景はたとえばこんな感じ。
このようにコーディネートされており、意外性もあってなかなかよかった。上の赤い写真作品の壁はベネチア(イタリア)、下の白っぽいのはサンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)。
展示室から展示室へと移動する途中に特別あつらえらしい展示ケースがあり、国宝の油滴天目が鎮座していた。たしかに美しいが、正直なところ自分の好みではあまりなく、油滴天目なら以前別の美術館で見た別のもの(もっと油滴が細かくて繊細に光る感じ)のほうが好みだったなあと思い出すなどした。
2 「翡色幽玄(ひしょくゆうげん)-安宅コレクション韓国陶磁」
青磁好きにはたまらない展示室。あれもこれも全部青磁、もちろんクオリティも高い。
3 「粉青尚白(ふんせいしょうはく)-安宅コレクション韓国陶磁」
下の写真の3点は日本では三島とか三島手と呼ばれるタイプの焼き物。三島は朝鮮半島製のほうが日本のより圧倒的に良い出来で、とても好き。
そして次の3点は粉引の瓶。日本の茶人などの間で好まれたタイプで、たしかに良い風情である。
4 「清廉美白(せいれんびはく)-安宅コレクション韓国陶磁」
《青花 草花文 面取瓶》。日本では「秋草手」と呼ばれる文様。面取の具合も文様も端正で美しい。
《白磁 角杯》。遊牧民族が酒などを飲むのに用いていた角の形の杯を模したもの。王室用の白磁らしく、品がある。
ロビーの展示ケースにあった、ルーシー・リー《青ニット線文鉢》。
これもロビーにあった、《青花 虎鵲文 壺》。18世紀後半、朝鮮時代の作。ここに描かれた虎が美術館のキャラクターに採用されて「mocoちゃん」と呼ばれることになった。MOCOは美術館の英語名の略である。
6 「優艶質朴(ゆうえんしつぼく)-李秉昌コレクション韓国陶磁」
《青磁象嵌 雲鶴文 椀》。象嵌技法にすぐれた一品。釉薬の貫入がまったくないのも特徴。
《白磁鉄地 壺》。下半分はちょっと見には焼き締めのようだがそうではなく、鉄絵具を塗ったもの。16世紀朝鮮時代の作だが不思議と現代的に見え、たとえば「ルーシー・リー(あるいは誰か他の現代の陶芸家)の作品だよ」などと言われたらつい信じてしまいそうである。無理を承知で言うならこれはうちにも欲しい。
6 「陶魂無比(とうこんむひ)-日本陶磁コレクション」
中国や朝鮮半島の優品を見てしまうと、日本の焼き物は正直かなり見劣りしてしまう。悪くないものはあるのだが、ほうっと溜め息をついたりつくづく感心しながら眺めるようなものはなかなかない(好みの問題かもしれないが)。そんな中で自分の目に留まったのはこれ。料理が映えそうなデザインで、実際に使ってみたいと思った。
7 「陶花爛漫(とうからんまん)-李秉昌コレクション中国陶磁」
このパートに展示してある作品は、古いものだと新石器時代ごろまで遡る。中国文明の先進ぶりを目の当たりにして恐れ入る。この下の美しい白磁の杯も、さすがに紀元前とまではいかないが隋の時代(7世紀)の作。高台に釉薬が溜まって緑がかって見えるのもチャームポイント。
8 「喜土愛楽(きどあいらく)-現代陶芸コレクション」
現代の作家の作品がロビーにいくつか並んでいた。下の写真は金子潤《2フィート・トール・ダンゴ》。ガラス張りのロビーだが、作品の背後には薄手のシェードが掛けてあった。
9 「明器幽遠(めいきゆうえん)-安宅コレクション中国陶磁」
MOCOのヴィーナスこと《加彩 婦女俑》。自分がお目にかかるのはこれで2度目である。360度回転する展示台にお乗りあそばされている。
こんなふうに回っておられる。
後ろ姿のなんと優美なことか。
《黒釉刻花 牡丹文 梅瓶》。白化粧をした上に黒釉をかけ、黒釉を削り落として文様を表現する技法(掻落し)で作られたもの。掻落しで自分の好みに合うものはあまり多くないのだが、これは堂々とした存在感でひときわ目を引いた。
《木葉天目 茶碗》。本物の木の葉(桑の枯葉)を焼き付けて作られた天目茶碗。加賀藩前田家伝来とのこと。
10 「天青無窮(てんせいむきゅう)-安宅コレクション中国陶磁」
点数は少ないが、うっとり眺めてしまうようなものばかり集めた特別な室。
《青磁 水仙盆》。これは以前この美術館を訪れた際にも見たので、またお会いできましたねと声をかけたくなった。宋の時代に宮廷用の青磁を生産していた汝窯の逸品。美しいが、これよりもっと素晴らしいのがこの世に存在している(台湾の故宮博物院が持っている)というのもまたすごい。
国宝《飛青磁 花生》。自分のスマホ写真では到底うまく色を再現できないのが残念。
この特別な展示室では自然光による採光がなされているのが大きなポイント。青磁の微妙な色合いをよく見ることができるとされる。
11 「皇帝万歳(こうていばんざい)-安宅コレクション中国陶磁」
中国の皇帝の身辺を彩るにふさわしい、文様が華やかだったり色鮮やかだったりする作品の多い室。
《釉裏紅 牡丹文 盤》。銅顔料が使われており、たまたま中央部の牡丹の花のところだけ赤っぽく濃いめに発色したというのがおもしろい。
抹茶色が特徴的な《茶葉末釉 双耳方形瓶》。茶葉末釉は個人的にそれほど好きな色ではないのだが、これはとても出来が良いように見えて印象に残った。
12 「百鼻繚乱(ひゃくびりょうらん)-沖正一郎コレクション鼻煙壺」
いわゆる嗅ぎタバコ入れが勢ぞろい。下の写真はほんの一部である。
この虫づくしのはどこか現代的な感じがする。とてもいい。虫好きな人がこぞって欲しがるのではないか。自分も欲しい。
13 「泥土不滅(でいどふめつ)-現代陶芸コレクション」
現代の陶芸作家の作品がいくつか展示されていた。これは星野曉《表層・深層》。
併設のカフェには「陶片クッキー」なるメニューがある。これは注文せざるを得ない。作家がひとつずつ彩色(アイシング)を施しているというから凝っている。ふたつとも涼しげな色合いなのは、もしかして夏だから? 海や水辺をイメージしたとか? 別の季節にも行ってクッキーの色合いを確かめてみたい。なお、味のほうはいまいち口に合わなかった……惜しい。
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【企画展】ARTs*LABo COLORs 2024
グループ企画展参加の告知をさせていただきます!
この度、東京・神保町のGallery CORSO様にて2024/11/6(水)〜2024/11/9(土)の期間で行われるARTs*LABo様主催のグループ企画展ARTs*LABo COLORs 2024に参加させていただきます!
もはや恒例となった「推し色・推し画材」がテーマのグループ展! 今回も企業様の協賛が発生する企画展となってます。様々な作家の“色”が見えると思います!
そして今回も開催期間中のスマホ画面が楽しみです。 (東京遠い…)
今回は
A4の新���1点(¥45,000 額縁込み) A4の発表済み作品2点(¥45,000 額縁込み)
64mm×89mmのミニ原画「ATC」2点(1点¥3,600 額装なし)
を展示&販売させていただきます。
ほかの方々の素晴らしい作品もたくさん展示されますので、ぜひ興味のある方はお越しください! (まぁ、偉そうに言える立場じゃないけど…(´・ω・`))
※だいぶ2019年以前の形式に戻ってますが会場での感染症対策等、詳細な情報は下記の公式HPからご確認お願いいたします。 参加したグループ展の会場でどなたかがどんな病気になっても悲しいので…
詳細はこちらから!(主宰者様HP)
Group exhibition ARTs*LABo COLORs 2024
I'm pleased to announce that I'll participate in the group exhibition "ARTs*LABo COLORs 2024" organized by ARTs*LABo, which will be held at Gallery CORSO in Jimbocho, Tokyo from 11/6/2024 (Wed) to 11/9/2024 (Sat)!
The theme of the group exhibition is "Recommended Colors and Materials", which has become a regular feature of the exhibition! This year's exhibition will again be sponsored by corporate sponsors. You will be able to see the "colors" of various artists!
And again, I'm looking forward to seeing your smartphone screen during the exhibition. (Tokyo is far away…)
This time
1 new A4 work (¥45,000 including frame) 2 A4 works already exhibited (¥45,000 including frame)
2 miniature original "ATC" 64mm x 89mm (¥3,600 per piece unframed)
will be exhibited and sold.
Many other wonderful works by other people will also be on display, so please come and visit us if you are interested! (Well, I'm not in a position to say so, but…)
*We are much back to the pre-2019 format, but please refer to the official website below for more detailed information on infection control measures at the venue, etc. I'll be sad if someone gets any kind of illness at the venue of the group exhibition I participated in…
For more information, please visit! (HP of the organizer)
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10/6にて吉野ユウ、初の個展「灯火」が無事終了いたしました! 在廊中は友人やフォロワーさん、ご来場いただいたみなさまとお話出来て楽しかったです!差し入れやお花もありがとうございます!今回作品もお迎えいただき、この展示期間中は感謝と驚きの日々でした✨ 今後も引き続き作家としてがんばってゆきたいと思います。 本当にありがとうございました!
【今後の参加予定】 11/17コミティア(東京) 12/17〜23神さま展(東京)
【個展で販売したグッズについて】 個展で販売しておりましたグッズについては 10/10まで通販受付をしております! ぜひご利用くださいませ
✨通販ページ https://ricoririca.booth.pm/
【現地の様子】
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💻 オンライン似顔絵イベント開催決定⚡️ 似顔絵イベントのお申し込みはこちら (受付開始日時 2024/09/04(水) 10:00 ) https://reserve.hankyu-hanshin-dept.co.jp/events/detail/pd-1724906295291
ウィスット ポンニミットの 空想トリップ似顔絵会
●9月18日(水)・21日(土)・22日(日・祝) 各日午後3時~6��� ●9階 催場 マムアンちゃんと空想トリップ展内 ●各組2名様まで 応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。 ●各組約15分
あなたが行きたい国や地域、場所はどこですか?マムアンちゃんの生みの親であるタムくん(ウィスット ポンニミット)が、オンラインで似顔絵を描きます。背景には、あなたが行きたい場所をシンプルに描きます。
🌏 イベント情報 ✈️
「マムアンちゃんと空想トリップ展」
🌟 阪急うめだ本店 で3年ぶりの特別展開催が決定🌏✨ 描き下ろしドローイング作品の展示、 オリジナルグッズの販売も予定しています🛍️💕
🌏🐶🌏😺🌏🥭🌏
📍 阪急うめだ本店 (@hankyu_event )「世界のかわいいもの展 」🥭
📅 開催期間: 2024年9月18日(水) ~ 2024年9月23日(月)
🕰️ 営業時間: 午前10時 ~ 午後8時 (最終日は午後5時終了)
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猫の「アイーダ」
フォトジャーナリスト 安田菜津紀さんが東エルサレムで出会った猫・アイーダをモデルに、イラストレーター 坂本千明が紙版画を制作し、2024年1月から2月にかけて、東京 Amleteronにてパレスチナチャリティとしての展示を行いました。展示詳細と寄付報告に関してはこちら↓をご覧ください。
アイーダとの出会いやその背景を、安田さんが副代表を務める認定NPO法人Dialogue for peopleサイトにて、エッセイを綴ってくださっています。こちらもぜひお読みください。 『パレスチナとアイーダ』
*また「アイーダ」と、パレスチナの周知や支援を目的としたポストカードを2枚セットにして販売しています。
①猫の「アイーダ」ポストカード ②ひとりでもパレスチナ応援カード 2枚で1セット 税込¥250
左の1枚はポストカードとして、メッセージを書いて送ったり、部屋に飾ったり。
もう1枚はオモテ面にはイラストと意思表示のための言葉が、ウラ面にはこのwebページと同様に、ごく基本的で、ひとりでもできる支援や行動について、ORコードと共に掲載しています。
購入後、ご自身で5つにカットして
それぞれ「しおり」や「カード」として家族や友人知人に配ったり、スマホケースやアクリルキーボルダーなどに入れたりして、身につけるなど、個人プロテスト���周知活動に自由にお使いいただけます。
※しおりを挟んでいるのは「それでもパレスチナに木を植える」 高橋美香 著・写真(未來社)。アクリルキーホルダーは百円ショップなどで5cm正方形が入るものがピッタリなようです。
もちろんカットせず、そのまま友人や知人、家族などに配ったりしても。
経費などを除いた売り上げをパレスチナへ支援のための寄付といたします。販売にご協力頂いているお店の情報はこちらに随時更新していきますので、ぜひお近くのお店で、通販でお求め頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
《5/30 販売店情報更新》 お近くの店頭、または通販にてお求め下さい。
【青森】ネコ曜日 店頭・通販
【岩手】ひめくり 店頭
【秋田】かぎしっぽ 店頭・通販
【長野】本・中川 店頭・通販
【富山】巣巣 店頭販売中
【仙台】パレスチナ・オリーブ イベントなどで販売
book cafe 火星の庭 店頭
【群馬】灯り屋 6/20発送済
【埼玉】ねこのみち 店頭・通販
ベイクショップ ミリ秒 店頭
【東京】Ameleteron 店頭・通販(メールにて受付)
URESICA 店頭・通販
キャッツミャウブックス 店頭・通販
今野書店 店頭販売中
カフェ潮の路 毎週木曜12~15時 品切中
necoya books 店頭・通販
ひるねこBOOKS 店頭
MOMO 店頭・通販(パレスチナ支援につながる「オリーブの枝葉をくわえた鳩のクッキー」も販売中)
【神奈川】ポルベニールブックストア 店頭・通販
鎌倉ねこの間 店頭(来店予約制)
【静岡】書肆猫に縁側 店頭・通販販売中
お菓子と絵本ちびねこ 店頭
【京都】 nowaki 店頭
【奈良】とほん 店頭・通販
猫雑貨さんちこ 店頭・通販
【兵庫】毎日食堂 店頭・通販
【松山】 erimaki 店頭・通販
【熊本】長崎次郎書店 ※残念ながら6月いっぱいで休業されましたが、長崎書店さんにて引き続き販売中です。
長崎書店 店頭
【沖縄】CONTE 店頭
またありがたいことに、バイコットでご協力頂いた架け箸さん、APLAさんもイベント出店などで販売して頂けることになりました。APLAさんのオンラインショップでも販売中です。
お近くのお店店頭で、または通販で、「アイーダ」を見かけましたら、どうぞよろしくよろしくお願いします。
これまでの「アイーダ」ポストカードセットの寄付報告はこちらに。
「アイーダ」©chiaki sakamoto2024
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文楽『女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』を観た
初めて国立文楽劇場に行った。
文楽・歌舞伎演目を現代翻案した演劇だとか、文楽を題材にした海外の人の作品は何回か観たり知ったりしているんだがそういえば文楽を生で見たことはないんだよなと思って見に行った。「日本の文化」なるものは地域に根差したものなのでその地域に住んでないと観る機会など発生しづらいし興味がないと近くにあっても行かないんだよねというのをしみじみ感じる。
今回観たのは『女殺油地獄』という演目で、雑に話の筋を言うと、めちゃめちゃ甘やかされて育った油屋の次男坊(弁護しようのないクズ男)が殺人を犯すという話です。
見せ場はやはり殺人の場で、世話を焼いてくれた女を主人公が殺す場面。女がぶちまけた油でぬるぬるになりながら豪快にズベーーーっとすっ転びつつ相手を追いかけまわして殺す凄惨な場面。文字で書くと改めて変なシーンだな。めっちゃ刺されるし髪振り乱すしで大変殺伐としているのだが登場人物たちが滑って転んでを繰り返すので見てる側としてはすごく感情が乱高下する。真面目な調子で観てしまったが多分この場面スプラッターコメディなのでは? と終わりかけから思い始めました。
作者の近松門左衛門はたくさん作品を残していますがなにもかも完全創作というわけではなく割と当時の時事ネタを浄瑠璃にしていて、この作品もネタ元になった事件が実際あったようだ、という風にいわれているようです。心中ものの話が多いのも、当時としては演目がそのままゴシップ的なエンタメとして機能していたのかなあなどと想像します。浄瑠璃は今のように古典芸能として見るのではなく、ストレートに同時代の娯楽の類だったのだもんな。
『女殺油地獄』は歌舞伎でも上演されているけど歌舞伎のほうは未見です。この油ぬるぬる殺人シーンを人間でやるんだ……? たいへんじゃない? なんか機会を探して観よう。
文楽の話に戻ると、上手側に太夫と三味線の方々がいるのだけど、その席が回転式で、ぐるんと回って出てくるのが面白かった。ここの位置は床、回転機構は盆回しという。
文楽は舞台上の主体が人形で、太夫さんが三味線と共に独特な節回しでセリフを語る形式なので、見る芸能ではあるけど聞く芝居だなあとも思う。ほぼ音楽だし。
私は劇場にいくときだいたい一階席の後ろの方の席をとりがちで今回もそうだったんですが(全体を見渡したいため)、文楽はちょい前寄りで席とったほうが人形の機微がもっとわかると思うので次行くときは前の方で観ようと思う。遠目だったけど小物を持つ動作とか細かいな~って思いながら見た。繊細。人形が広げた手紙巻いてしまったり、髪をくしでといたり、蚊帳をかけたり、お茶碗受け取ったりするの。
自分が行った回では最後尾あたりの席に座っていた恐らく常連さんなんだろう方が、口上から太夫・三味線さん方の紹介などで盛大に拍手をするので「なるほどそういう拍手ポイントがあるんね……」と思いながら追従しました。
よく財政難やら技芸員の不足やらで話題になりがちな文楽ですが、いろんな試みをされてるんですね。
今回の上演は期間限定で配信もあるそうです。
親子劇場の演目も観たかったな。宙乗りがあるらしいし。西遊記かな? だいぶ前に映像で『義経千本桜』を見たことがあるんですが、ぴゃーっと飛ぶのすごいよねあれ。
ゲームコラボの新作とかも作ってるんですね。へええ。
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会場に人形の展示があった。
上演には字幕もあるし、音声ガイドもあったけど、文楽は自分にとっては事前予習がないとストーリー追うのが厳しい感触だったので、バレエ公演みたいに、いろんな演目の見せ場だけ詰め合わせたガラ公演みたいなやつを詳しい人の解説付きで観たい。休憩込み2、3時間で集中体験的な。どこかの文化センターみたいな���で講座とかやってそうではあるな。字幕があると舞台見ずに文字読んじゃうんだよね。話の流れを概ねインプット済みで表現をちゃんと観たい。鑑賞はスポーツなので練習がいる。映像で見る分にはめちゃめちゃ気軽に観るというより眺める感じで楽しめるんだけど、劇場行くのってやっぱ気合入れたいもんですので。
今回は普通に席のチケットとったけど、お試しでとか好きな一幕だけちょっと観たい人向けに当日劇場のみで格安で販売している幕見席(千円とか二千円とかそのくらい)というのがあるそうなんで、近くに住んでるならそういう通い方もあるんだなあと思った。これは歌舞伎も同じようなシステムですね。幕構成でちゃんと休憩挟むタイプの芸能だとこういうのがやれるんだな。
国立文楽劇場 幕見席のご案内 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)
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