#2020年8月のゆうくんそうちゃん
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Monster Nursery 2020
#かもめモンスター保育園
主任、あれはT研究員です。 あ、あまり近寄らないように……一定の距離を保つよう注意してください。これはあなたのためですよ。
主任、もしかしてお疲れですか? でしたらまず休憩室へご案内しましょう。 珈琲でも飲みながら、ゆっくり本日の行先を決めて頂ければ。 ……あら、あれは。
K研究員はその善良さゆえに、これまで卵の育成に携わったことはありませんでした。 一昨年まで、モンスターは邪悪であるほど良いとされる風潮がありましたからね。 けれどこれからは多様化の時代。 彼が育てるモンスターがどのような活躍をするのか、私も楽しみにしています。
主任、こちらA研究員です。T研究員の双子の兄でもあります。 同じ顔ではありますが、大変真面目な性格で、やや悪筆ですがとても読みやすいレポートを仕上げる研究員ですよ。 コンスタントに成果を上げてくれるので私としても助かっています
私ですか? 私はS研究員、あなたの補佐を務めます。 それ以上の情報が必要ですか? 円滑な職務遂行のため……。そうですか、わかりました。 では何をお答えすれば。趣味ですか。 趣味。そうね…。 …………収益の計算かしら。好ましい作業です。
ご覧ください、こちらのみっつが今年のモンスター卵たちです。 Mの卵からは混沌を。8の卵からは力強さを。3の卵からは必死さを感じます。 どれもすばらしい可能性の塊ですね、主任。
なるほど、主任はそのように選ばれるのですね。 結果はこのようになりました。 私たちでは選びえない組み合わせ、お見事です主任。
……随分懐かしい写真ね。 今度主任にもお見���しましょう。
こちらはT研究員のモンスター卵だったものです。 このモンスターは外界への興味が強い様子ですね。早くも研究員の個性が反映されているのでしょうか? 秘めた力強さもとても魅力的ですね。
こちらはK研究員のモンスター卵だったものです。 ご覧ください、このモンスターらしからぬ輝く瞳と造形美。予測不可能で素晴らしいですね。
こちらはA研究員のモンスター卵だったものです。 まあ、なんて元気なのかしら。やる気いっぱいですね。今からこちらを威嚇してくるなんて将来有望ですよ。どんな子になるでしょうね。
こんばんは主任、本日は卵の孵化を祝いに去年度の最優秀成人モンスターとMS(モンスター災害)対策部主任が来てくれました。 皆、彼らのように健やかに大きくなりましょうね。
T研究員の育児の様子です。 彼はいつも興味深げにモンスターの観察をしていて緊張します。 どうやって泣き止ませるつもりでしょうか…。
主任、施設が半壊しました。 モンスターの機嫌は直りました。
ええ。モンスターによっては、成人後にこうやって研究所勤務となる例もあるのですよ。 ご安心を。彼女はとても無口ですが、大変かしこいモンスターで… ……あ、尻尾だけは絶対に踏まないように注意してくださいね。
K研究員の育児の様子です。 彼は常にモンスターの様子に気を配り、細やかな世話をしていてとても安定感がありますね。
なるほど、モンスターを鍛えるためのものなのですね。 あ、いえ。私は結構ですK研究員、ありがとう。
A研究員の育児の様子です。 少し仕事が立て込んでいるようですね。
担当研究員が多忙の際は、他の研究員が代わりに面倒を見ることもありますよ。
A研究員は多忙のようです。 あら、あれは……先日モンスターから渡された似顔絵かしら? 大切に飾ってあるみたいですね。あとでモンスターにも伝えておきましょう。
初めての仕事にK研究員も疲れているようです。 みんな、休ませてあげましょうね。
モンスター同士が遊びはじめました。良い傾向です、こうして社交性を高め あっ……
仲が良くて微笑ましいですね。 きっとみんな今年のハロウィンで素晴らしい活躍をしてくれるでしょう。
こんばんは主任、良い夜ですね。 いよいよ4時間後にハロウィンが始まります。モンスター達の用意が済むまであと4時間。私と月見でもしながら待ちましょうか。
皆素晴らしいモンスターになりましたね。 忘れ物はありませんか? よろしい。あなた達にとって初めてのハロウィンを楽しんでね。 気をつけて行ってらっしゃい。
これからもどうかよろしくお願いしますね。
#かもめモンスター保育園
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首都圏にあるムスリム墓地 霊園内にあるムスリム区画には見慣れない墓が並ぶ 無機質な太陽光パネルが取り囲む高台に見慣れない墓が並ぶ。鮮やかな花が供えられ、墓石にはアラビア語が刻印されている立派な墓。四方をブロック塀で囲んだだけの簡素な墓。盛り土だけの土まんじゅうのような墓……。これらはすべて宗教上の理由で土葬を必要とするムスリム(イスラム教徒)が眠る墓だ。 1980年代後半からパキスタン人やバングラデッシュ人をはじめ多くのムスリムが労働者として来日した。一部は日本人女性と結婚するなどして定住し、彼らの配偶者となった女性も改宗した。いまや日本に住むムスリムは外国人と日本人を合わせて約34万人ともいわれるが、人口増加とともに深刻な問題になっているのが墓不足だ。 ムスリムは宗教上の理由で土葬を望むが、火葬率が99.9%を超える国内にはムスリムの土葬が可能な墓地は限られている。また、ムスリム向け土葬墓地の新設計画が持ち上がっても、地元住民から反対の声があがり、計画が頓挫してしまうケースも少なくない。 「ムスリムの土葬が可能な墓地のない沖縄から遺体が運ばれ、埋葬されたこともあります。いまでは全国から問い合わせがあります。一方で、約束を守らないなどトラブルが多いのも事実です」 こう話すのは、ムスリムの土葬を受け入れる霊園のひとつである埼玉県本庄市の本庄児玉聖地霊園を管理する早川壮丞さん(77)だ。ムスリムの墓不足の「実態」、そして埋葬現場に立つ当事者としての「本���」や「悩み」を聞いた――。 霊園には礼拝室や洗体場も 霊園は丘陵の頂上にある。周囲にあるのは工場だけだ 関越自動車道「本庄児玉IC」から車で15分。市の中心部から離れた丘陵地の坂道を上ると、突如「本庄児玉聖地霊園」の看板が現れた。丘陵の頂上にある霊園の周囲に民家はなく、太陽光パネルが林立している。 霊園の入口近くにはプレハブの管理事務所が建つ。その中には礼拝室がもうけられており、管理事務所の隣には洗体場もある。管理事務所を出て砂利の坂道を上ると、そこには平地が広がっており、入口にアラビア語の看板が立つ。その奥には見慣れない墓が並ぶ。ここがムスリムの土葬墓地区画だ。 本庄児玉聖地霊園は、全国でも10ヵ所程度しかないムスリム土葬墓地のひとつだ。なぜムスリムの土葬を受け入れるようになったのか。こう問うと、早川さんは苦笑いして「『先見性がありますね』なんて言われることもありますが、ムスリムの増加を見越していたわけではありません。まさに偶然が重なった形でした」と明かした。 「墓地を開設した1995年、当時許認可を管轄していた保健所の担当者から『土葬もできる墓地として申請しますか』と尋ねられました。というのも、この周辺地域には土葬の風習が残っていたためです。そこで、1万7000坪の敷地すべてを土葬ができるように申請しました。それがスタートです。 霊園には地主がいて、管理面を私の会社が担当しておりますが、地主が土地をめぐるトラブルに巻き込まれ、紆余曲折の末、4800坪だけが墓地として残りました。残りの土地には現在、太陽光パネルが置かれております。 もともと日本人向けの墓地であり、最大で270基の日本人のお墓がありました。もっとも、土葬を希望する人は長年現れず、現在に至るまで日本人による土葬の申し込みはわずか1件だけです。近年は墓じまいをする人も多く、収益は激減。墓地の維持が長年の悩みでした」 14体もの遺体が無許可で埋葬された 霊園内のイスラム区画 思わぬ事件が起きたのは、経営難に苦しんでいた2019年初めの頃だった。 「霊園の敷地内にムスリムの遺体が私の許可なく埋葬されていたのです。普段足を踏み入れない場所に重機が通った跡があり、それを辿っていくと石とブロック塀が並べられていました。調べたところ、そこには遺体が埋葬されていました。 私の許可なく埋葬していたパキスタン人は群馬県伊勢崎市にあるモスクの関係者を自称していました。土地をめぐるトラブルがあったのは先にお話した通りです。彼は『私はこの土地を購入している』という主張を譲りませんでした。その後も遺体の無断埋葬は続き、合計で14体もの遺体が埋葬されました。 イスラム教では埋葬は死後早いほど��いとされており、彼らは夜中に遺体を埋めるので現場をおさえられませんでした。警察に相談したところ、『現行犯じゃないと対応できない』とのことでした。そこで、監視カメラを設置したところ、ある日、夜中に重機が現れた。『これは埋葬するな』と思ったら、案の定でした。 警察に協力してもらい現場を取り押さえましたが、そこには20人ほどのムスリムがいました。私が管理する霊園内での出来事ですが、彼らは『土地を購入しているから問題ない』と言い張ります。結局、警察立ち合いの下、2019年10月に事務所内で念書を取り交わしました。このときばかりは、パキスタン人の男も態度を一変させ、しきりに『もう二度をやりません』と頭を下げていました」 「無断埋葬」事件の結末 14体もの遺体が無断で埋葬されたが、その一帯はのちに正式な墓地になった 無断で埋葬された14体もの遺体はいまも残る。早川さんは続ける。 「許可なく埋葬されたとはいえ、一度埋めたものを掘り返すことはできません。亡くなった方に罪はありませんからね。結局、そのまま墓地にして、いまでも残っております。 本来、正規の埋葬代金を請求したいところでしたが、200万円を支払ってもらうことで話をまとめました。男は警察官の前で念書に署名・押印し、その書類はいまでも保管してあります。もっとも、1銭も支払われていません。数ヵ月後、念書を取り交わしたパキスタン人は行方不明になり、現在に至っております」 このトラブルについて、本庄市役所の担当者はこう話した。 「土葬については経営者・管理者の方が判断するものであり、行政としてはいいともダメともいう立場ではありません。(埋葬をめぐり、本庄児玉聖地霊園で)トラブルがあったことは把握しておりますが、民間同士のやりとりのため、こちらが何か言える立場にはありません」 予期せぬ事態に困惑した早川さんだったが、東京都・大塚にモスクを置く宗教法人「日本イスラーム文化センター」の責任者から数年前に「ムスリム向けに区画を購入したい」という打診があったことを思い出した。 「大塚のモスクに連絡したところ、改めて『ムスリムの墓を受け入れてほしい』との話がありました。お墓がある限り、何としても霊園を維持していかなければいけません。ある意味、苦渋の決断ではありましたが、受け入れを決め、遺体が無断埋葬されていた場所の近くにムスリム専用の区画をつくりました」 恩義から草刈り 最初に埋葬されたガーナ人男性の墓。早川さんは無償で石材を提供した 最初に埋葬されたのは、大塚のモスクから紹介された埼玉県草加市に住むガーナ人男性だった。 「2019年6月です。一緒に来日した友人たちが故人のために必死にお金を集めたそうです。ただ、埋葬代を用意するのがやっと。本来、墓石代は別途ですが、霊園に余っていた石材を無償で提供し、どうにかお墓の体裁を整えました。友人らは���の恩義から定期的に霊園を訪れ、毎年のように草刈りを手伝ってくれます」 墓地に眠るムスリムの国籍は様々だ。最も多いパキスタンのほか、バングラデシュ、スリランカ、インド、インドネシア、イラン、中国、ミャンマー、イラク、ウズベキスタン……。ムスリムの外国人と結婚した日本人もいる。 「受け入れを始めた2019年は8件でしたが、2020年は9件、2021年は23件、2022年は21件、2023年には31件まで増えました。今年は現時点で19件ですが、全体的に増加傾向にあり、合計で111件です。宣伝をしたわけではありません。口コミで広がったようです。ニーズがあったということでしょう。なお、キリスト教徒の土葬区画ももうけており、こちらは合計で5件です」 埋葬されたムスリムの居住地は、最も多いのが霊園の所在地である埼玉、次いで群馬だ。霊園がある本庄市は利根川を渡れば群馬県伊勢崎市という立地であり、また群馬はとりわけ外国人労働者が多く、ムスリムも多い自治体だ。一方で、本庄から遠く離れた場所も少なくない。 「ムスリム墓地のない富山や新潟、宮城、沖縄の方もいます。いまでは全国から問い合わせがあります。地域のモスクを通しての申し込みもあれば、個人からの申し込みもあります」 白い布で包み、掘った穴の中へ ファミリータイプの墓地もある 日本に住むムスリムが死去した際、母国に輸送するという手段もあるが、燃料費の高騰もあり、利用したくても利用できない現状もあるという。 「成田には専門の業者がいて、遺体を運ぶと母国に輸送してくれます。ただし、高額です。以前は60~70万円でしたが、いまは90~100万円に値上がりしています。日本に暮らすムスリムの多くはもともと出稼ぎに来ていた人たち。決して裕福な人ばかりではありません。 こうした事情も考慮し、埋葬料金は当初26万円に設定しました。一時、地主の意向で45万円に値上げしたこともありましたが、現在は30万円に落ち着いています。墓石代については別途という形です」 現在、ムスリムのお墓は111基。新たにファミリータイプの墓地の区画も設置した。早川さんは、ほぼすべての埋葬に立ち会ってきた。 「遺体が霊園に運ばれると、洗体室で遺体をきれいにして白い布で包みます。それからムスリムの区画に移動し、白い布に包まれた状態で1メートル50センチ以上掘った長方形の穴にゆっくり下ろし、頭をメッカの方角に向けて状態で土をかけます。遺体は棺には入れません。つまり土に返す形です。 ひとつの遺体につき、区画は1メートル50センチ×2メートル50センチ。御影石の立派な墓もあれば、土の中に埋めただけの質素な墓もあります。国による違いもありますが、基本的には経済力次第です。 印象に残っているのは日本で生まれ育った10歳のバングラデシュ人のお嬢さんが埋葬されたとき。お父さんは泣きながら穴から出てこなかった……。彼は週末になるとお嬢さんに会いに来ています。日本人に比べ、ムスリムは墓参りにくる頻度が高いと感じます」 管理費を払わないムスリム 霊園を管理する早川さん ムスリムの土葬を受け入れたことで霊園の維持は可能になった。だが、悩みや気苦労は絶えないという。 「お墓の収益なんて微々たるもの。何とか維持できているような状態です。日本人とムスリムでは価値観がまったく違うこともあり、新たな悩みも出てきました。 ムスリムにとって値切るのは当たり前。埋葬してから値切ってくるので呆れてしまいます。向こうは10人以上で事務所に入ってきて、『高い。安くしろ』と訴える。あまりにしつこいので『持って帰ってくれ』と言ったこともあります。こっちはひとりで、向こうは集団ですから怖いですよ。 ムスリムは女性も手ごわい。盛んに『お金がない』と訴えてきます。あまりにもしつこい場合、やはり『持って帰ってもらうしかないね』と伝えます。すると女性は観念して『払います』と現金を取り出す。たとえお金があってもないと言い張る。日本人の感覚とはまるで違います。 約束を守ってくれないのも困ったものです。埋葬をしたいという連絡を受け、準備して待っていても、当日に現れない。こうしたことは一度や二度ではありません。また、年間1万2000円の管理費を払わないケースも多い。これでは草刈りもまともにできません。うちの場合、区画のサイズは決まっていますが、勝手に増設し続ける人もいます。 もちろん常識的なムスリムも多くいます。ただ、彼らは基本的に自分たちの慣習や常識を大切にしており、日本の風習や考え方をさほど意識していません。多文化共生というのは双方の歩み寄りがあってのもの。自分の主張ばかりでは相手も嫌になってしまいます。地域住民の反対により、各地でムスリム向け墓地の計画が頓挫していますが、そうしたことも根本にあるのでしょう」 後編記事『「闇土葬」が行われている…〈ムスリム土葬墓地不足問題〉在日イスラム教徒向け霊園経営者が懸念する「最悪の事態」』では引き続き、ムスリム向け土葬墓地不足の「実態」、そして霊園を管理する当事者としての「本音」や「悩み」を紹介しています。
「無断で死体を埋められた」「お金を払ってくれない」…ムスリム土葬墓地経営者が明かす、墓不足の「実態」と当事者の「深刻な悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
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朗読フェス ’23
三軒茶屋にある本屋&ギャラリー&カフェ『twililight』で、 心にあそびが生まれる夏の一日を。 翻訳家、詩人、ミュージシャン、俳優、画家、モデル、作家たちの表現を、 からだで聴き、知らないあなたと分かち合える喜びを。
「朗読フェス ’23」を、8月16日に開催します。
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日程:2023年8月16日(水)
会場:twililight (世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
タイムテーブルと料金:
10時45分:開場
11時:柴田元幸(翻訳家) 料金:1,500円
12時30分:水沢なお(詩人) 料金:1,500円
14時:浮(シンガーソングライター) 料金:2,500円
15時30分:菊池明明(俳優)+小山義人(画家) 料金:2,500円
17時:前田エマ(モデル、作家) 料金:1,500円
18時30分:安達茉莉子(作家) 料金:1,500円
20時:butaji(シンガーソングライター) 料金:2,500円
21時30分:ninoheron(イラストレーター、ミュージシャン) 料金:2,500円(キャンセル待ち)
22時15分:終演
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出演者ごとに定員18名の入れ替え制になります。
2回参加は合計金額から200円OFF、3回参加は500円OFF、4回参加は700円OFF、5回参加は1000円OFF、6回参加は1500円OFF、7回参加は2000円0FF。
一日通し券(キャンセル待ち)は3000円OFFの13,000円です。
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件名を「朗読フェス’23」として、
お名前・ご予約人数・当日のご連絡先・参加ご希望の出演者名を明記の上、メールをお送りください。
複数回予約される方は、出演者それぞれのお名前をご明記ください。一日通し券をご希望の方は、一日通し券とご明記ください。
*当日無断キャンセルの方にはキャンセル料を頂戴しております。
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出演者プロフィール:
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年、東京生まれ。米文学者、翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン(上・下)』(トマス・ピンチョン著、新潮社)で日本翻訳文化賞、2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』の責任編集も務める。
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水沢なお(みずさわ・なお)
静岡県生まれ。詩人。2016年第54回現代詩手帖賞、2020年第1詩集『美しいからだよ』(思潮社)で中原中也賞受賞。詩集『シー』(思潮社)、小説集『うみみたい 』(河出書房新社)。
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浮(ぶい)
米山ミサによるソロユニット。 2018年頃から「浮」としてガットギターの弾き語り、作詞曲を始める。 2019年、FABIENNEより1stAlbum"三度見る"をリリース。 2020年、白と枝、松井亜衣とユニット”ゆうれい”を結成。 2021年、藤巻鉄郎(ds)、服部将典(cb)とトリオ”浮と港”の活動を開始。 2022年11月1日、Sweet Dreams Pressより2nd Album"あかるいくらい”リリース。
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菊池明明(きくち・めいめい)
千葉県出身。和光大学在学中に演劇をはじめる。2008年ナイロン100℃劇団員オーディションに合格、2009年に劇団員となり2023年4月まで在籍。ナカゴー『黛さん、現る!』にて2012年度佐藤佐吉賞最優秀助演女優賞受賞。2021年に第一子を出産、2022年に復帰し、映画やドラマなど映像出演の機会も増えている。公開中の出演作は映画『テン・ストーリーズ』(山西竜矢監督他)、『おーい!どんちゃん』(沖田修一監督)、『家族・する』(渡邉高章監督)。近年の出演舞台はマームとジプシー『cocoon 』、東葛スポーツ『ユキコ』、ナカゴー特別劇場『もはや、もはやさん』、東京にこにこちゃん『シュガシュガ・YAYA』など。
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小山義人 Yoshito Koyama
イラストレーター、ペインター。セツ・モードセミナー卒業。 主な仕事に装画『ベルリンは晴れているか』(深緑野分 著 / 筑摩書房) 、『バグダードのフランケンシュタイン』(アフマド・サアダーウィー 著 / 集英社) 、『首相が撃たれた日に』(ウズィ・ヴァイル 著 / 河出書房) など。
HP https://www.yoshito-koyama.net Instagram https://www.instagram.com/yoshito_koyama/ Twitter https://twitter.com/koyama_13
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前田エマ(まえだ・えま)
1992年生まれ、神奈川県出身。東京造形大学卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持つ。現在、韓国・ソウルの語学��に留学中。モデルを中心に、執筆やラジオパーソナリティ、ペインティングなど、幅広く活動。著書に小説集『動物になる日』(ミシマ社)。『オズマガジン』の他、ウェブサイト『ミシマガジン』『ARToVILLA』『Hanako web』でエッセイ連載中。
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安達 茉莉子 (mariko adachi)
作家・文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・執筆をおこなう。 著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(ignition gallery)など。
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butaji
東京に住むシンガーソングライター。幼少期からクラシック音楽に影響を受けて作曲を始める。コンセプト立てた楽曲制作が特徴で、生音を使ったフォーキーなものから、ソフトシンセによるエレクトロなトラックまで幅広い楽曲制作を得意とする。2013年に自主制作したep「四季」が話題を呼び、1stアルバム「アウトサイド」、2ndアルバム「告白」を発売。2021年に3rdアルバム「RIGHT TIME」を発売し、「APPLE VINEGAR – Music Award2022」の大賞を受賞。2022年にはドラマ『エルピスー希望、あるいは災い-』主題歌「Mirage」に作詞、作曲で参加した。ライブでは弾き語りを始めバンド、デュオなどさまざまな形態で活動中。トラックメイカーの荒井優作とのユニット・butasakuとしてもライブ&リリース中。
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ninoheron(にのへろん)
東京を拠点に活動するイラストレーター/ミュージシャン。 バンドや雑誌などにアートワークを提供しつつ自身の制作活動を行う。 2022年9月、1stアルバム『Image』を自主レーベル「MADAM」より発表。 楽曲とドローイングが一冊にまとまった作品集となっている。 uri gagarnやgroup_inouのメンバーとしても活動。
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宣伝美術:ササキエイコ
企画:twililight
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2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、��メラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書いていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ書いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった」ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなくなったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象深かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金閣寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるのがおもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イエルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみしい。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。��ろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝のバー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付き合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定の人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島・舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説を書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も参加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
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会社を辞めた理由
2023年7月末、10年以上勤めた会社を退職した。 8月上旬から中旬は、去年の引っ越し後に手つかずになっていた段ボールの開梱と断捨離をしていた。必然的に段ボールの中の本も断捨離することになり、古書店に60冊ぐらい売った。
そして8月下旬から、短期留学でハワイに来ている。 語学学校に通いつつ、空き時間には観光もして、これまでの疲れを癒しつつ今後に向けてエネルギーをチャージしている。 (とは言っても最初の一週間は宿や学校などの不慣れな環境に馴染むことで手一杯だった……今週はもう少し穏やかに過ごさせてくれ……!)
会社には、退職の理由を、健康診断で視力が大幅に低下してしまい、翻訳チェックの仕事をずっとやるビジョンが描けないので……と説明した。視力は本当に下がっていたので、嘘ではない。 でも、実際にはもっと別の理由がある。上司に言って解消されるような内容ではないので、会社の人には言っていない。 ハワイ生活が軌道に乗り始め、ブログを書く余裕が出てきた今のタイミングで、会社を辞めた本当の理由をちゃんと振り返りたい。
本当の退職の理由は、以下の4つだ。
1) 「社員と非正規雇用」という歪な関係に疲れた
2) 自分に合った仕事を探す意欲が高まった
3) 経営陣が価値観をアップデートできていないことが辛くなってきた
4) 「父に認められなければ」というプレッシャーがなくなった
「社員と非正規雇用」という歪な関係に疲れた
3年前、部署異動することになった。配属先は女性だけの部署で、7人のうち社員は私を入れて2人、他5人はすべて非正規雇用(派遣か業務委託)だった。 私に割り振られた仕事は、その職場で2年以上働いているベテランの派遣さんが担当していた。私は社員として入社していたので立場としては派遣の人より上だが、その部署での経験という点では後輩という立ち位置だった。
ベテランの派遣さんは、ものすごく仕事のできる人だった。ミスをなくすという目標への執着が桁違いだった。これまでずっと英語関係の仕事をやってきたが、このレベルでミスを潰せる人に出会うのは7年に1度レベルだった。私たちが担当していた技術系の翻訳チェックをするには最適の人財だったと思う。
最初のうちは、自分だって英語を人一倍学んできたのだから、チェック作業のフローになれればそれなりのレベルでチェックできるようになるだろうと思って頑張った。実際に、チェックの精度は徐々に上がった。でも、ある程度の期間その仕事をする中で、努力ではカバーしきれない適正上の問題に直面せざるを得なくなった。
多分私は、仕事のどこかにクリエイティブな要素がないと楽しめない。正確さを追求するより、面白さとか独自の工夫を考える方が向いている(この部署に来て分かったことではあるけど)。チェックの仕事をしながら、「私よりこの作業に向いてる人がいるんだろうな」という気持ちになることが多々あった。 そして、ベテランの派遣の人は、ミスなく正確にタスクをこなすことを楽しいと思えるタイプなのではないかと思う。逆に面白さや独自性を求められると、この手の人はどうしていいか分からなくなる。
ベテランの派遣さん以外にも、こういう人が職場に数人いた。
でも、立場的には社員である私の方が権限を持っている。そのまま偉くなれば、私は非正規の人たちに指示を出すポジションに就く。私の方が経験も浅く、仕事ができなかったとしても。
そもそも、非正規雇用というシステムが非人道的すぎる。 非正規で働く人には有給が与えられず、給料を減らされたくない人は体調が悪くても無理して出社せざるを得なくなる。いつ契約が切られるか分からないので、ローンを組んで家や土地や車などの大きな買い物をすることも難しい。結婚して子供を持つことを諦める人もいる。正社員と同じくフルタイムで働いても、こういう状況にある人は多い。
仕事のできる派遣の人が隣の席にいる環境でずっと働いていると、この問題について嫌でも考えてしまい、仕事そのものとは別の疲労感に襲われる。 そして、どんな事情があったのか分からないが、そのベテランの派遣さんは月に半日程度しか休みを取らなかった。私は月に1.5~2日ぐらい休みたいと思っていたが、派遣さんより上の立場の人間が派遣さんより休むというのはかなり気が引けるため、気軽に休むこともできない。消化できない(そして今後も消化できる見込みのない)有給が、どんどん溜まってゆく。 このまま偉くなったらもっとしんどくなることが目に見えていたので、メンタルを病んだりする前に退職しようと決めた。
自分に合った仕事を探す意欲が高まった
2021年、私の書いた小説が、三田文學新人賞の佳作を受賞した。 小説は8年ぐらい書いていて、過去に色々な新人賞に3回出したものの結果が出ず、才能ないのかなー時間の無駄なのかなーと思いながらも気が向いた時に書くことを続けていた。 初めて賞を貰い、自分の作品が広く読まれたり、文学を生業にしている人からコメントをいただいたりしたことで、やっぱり私はクリエイティブな活動に向いている!と確信できた。
この経験を経て、文化・芸術方面の業界で英語を使う仕事を探そう、という気持ちが固まった。 私は文学や美術を専攻しておらず(専攻は経営・会計学)、その分野の職歴もないが、履歴書に「三田文學新人賞佳作」と書ければ、その手の求人にも応募しやすくなる。そして、親や周囲の人にも説明しやすい。
経営陣が価値観をアップデートできていないことが辛くなってきた
2017年に、反女性差別のキャンペーン「#MeToo」が世界中にインパクトを与え、フェミニズムやセクシュアリティ研究など旧来の家父長制を問い直す学問への関心が高まった。日本でも、昔は大型書店の奥の棚に数冊あるだけだったフェミニズムやセクシュアリティ関連の本が、#MeToo後には大型・小型書店の平台に並ぶようになり、少なくとも東京では空気が変わったのを感じる。
こうした変化に伴って私の意識も変わり、自分の職場にある理不尽な出来事や慣習が気になり始めた。
私の周りで、育児休暇や子育て目的の時短勤務をしている女性を沢山見た。 でも、勤め先にそういう男性は一人もいない。課長などの役職に就いている人が率先して育休や時短を活用すれば部下たちも同じことをしやすくなるのに、誰もやらない。
また、セクシュアルマイノリティへの想像力を欠いた制度にも違和感を覚えるようになった。 私がいた会社では、社員が結婚すると共済会から祝い金が出る。 でも、ゲイやレズビアンの社員が人生を共にするパートナーを見つけた場合については、何も書かれていない。社員数が1,000人を超えている会社なので、ゲイやレズビアンがいてもおかしくないのに。 最近は、同性カップルが結婚できないことで直面する困りごとについて、様々なメディアで報じられている。自治体によっては、婚姻関係に準ずるものとしてパートナーシップ制度を導入しているし、同性婚を合法化すべきという声も強まっている。 しかし、それでも、共済会のルールは変わっていない。同性パートナーシップの届けを自治体に出したと報告した社員には、結婚した社員と同額の祝い金を渡すなどのルールが加わる気配はなかった。
経営陣は、ドローンやAIなどのビジネスのトレンドについては、プロジェクトチームや勉強会を立ち上げて追いかけようとする。 一応、女性の働きやすさを促進する試みも行われてはいる(男性の育休取得増は達成できていないものの)。 それなのに、セクシュアルマイノリティをめぐる問題については、一切アクションを起こさない。何で?
私が定年まで辞めずに働くとしたら、あと20年この会社にいることになる。 経営陣を信頼できない状態で、20年も働き続けられる気がしなかった。
「父に認められなければ」というプレッシャーがなくなった
2020年下旬、父が亡くなった。 私は一人っ子なので、葬儀の準備や役所での手続き、遺品の整理などを、母と分担して進めた。父が亡くなった時点では私は一人暮らしをしていたが、母が実家の一軒家を売ってマンションに越すと言うので、私も同居することに��た。
昨年の4月、一人暮らしのアパートから広いマンションに引っ越した。 荷造りを仕事と並行してやらなければならず、ずっと忙しかった。 転居から3ヶ月ほど経って、ようやく生活が落ち着いてきた。昔より広くなった部屋で、自分にとって父とは何だったのかをゆっくり振り返れるようになった。
父がいなくなって、これまでの私は、「父に否定されたくない」「父にいっぱしの人間として尊重してもらえるような生き方をしなければ」という気持ちで、人生の様々な決断を下してきたことに気付いた。
前の勤め先で、仕事が今一つ楽しめなくても10年以上働けたのは、父に対する意地があったからだ。 「私はそれなりの会社で真面目に働いて、高給とは言えなくてもそれなりの額を稼ぎ、一人暮らしできるぐらいの経済力がある。だから、私の人生に対して口出しはさせない」という意識が、私を支えていた。私の着るものや細かい行動に気が向いたタイミングで難癖をつけ、「俺はお前より優位に立っているんだ」と定期的に示したがる父に対抗するためには、安定した仕事や経済的自立という拠り所がどうしても必要だった。
しかし、父の干渉を阻止して自由に生きるためにとった行動が、新たな不自由を生むことになった。 本当はもっと自分に合った仕事があるような気がしても、やりたいこと基準で転職して今より給料が下がれば、父は必ず文句をつけてくるだろう。そうなるくらいなら現状維持でいいや。そんな思考から、私は違和感を抱えながらも転職を決断できなくなった。 仕事だけではなく、父に何か言われるのが煩わしいという理由で、実家に帰る時に文句をつけられない服装を心掛けたりもした。何故そこまでしてやらなければならなかったのか? 思い返すと悔しい。
父がこの世からいなくなったことで、ずっと私を縛っていたものが失われた。 しがらみから解き放たれて人生を振り返り、私が無意識のうちに自分に課してきたものの大きさを思い知った。 人生の選択を自分の意思で下してきたと思っていたけれど、実際は仕事という人生の大きな要素を自分の純粋な欲求で決めていなかった。こうして言葉にしてみると情けない話だが、事実なので仕方ない。
だから、会社を辞めて短期留学をすることは、自分の人生を取り戻すための儀式でもある。 これからは自分に関する重要なことは自分で決め、それによって生じた失敗も自分で引き受ける。 何かあるたびに他人や環境のせいにして嘆くような、自分の人生を「生きさせられている」みたいな状態を、この辺りで終わらせたい。
今後について
今、この文章をホノルルの家具付きマンションで書いている。 会社や仕事に対する責任から解き放たれ、しがらみのない土地で過ごすという、前例のない体験をしている。 語学学校の授業は難しいところもあるが、落第が危ぶまれるほど深刻ではないので、まあ何とかなるでしょう。
短期留学を終えて帰国したら、1年ほど学生をやる予定だ。 1年間で学芸員過程や諸々の資格を取り、その後に転職活動をする。
ここまで文章を読んで、「こいつ30代後半なのにまだ『自分探し』やってんの?」みたいな感想を抱いた人もいるだろう。 確かに日本社会では、この年代の人間は結婚して家庭を持って子育てをしているのが望ましいとされている。 でも、私としては「たまたまこのタイミングだったので仕方ないんです」としか言えない。傍から見たら不可解かもしれないが、自分の人生を取り戻すためにどうしても必要なことだから、今やらざるを得ない。
そして、パートナーや子供がいないタイミングで人生を見直せてよかったとも思う。例えばローンを組んで家を買った後だったりしたら、その家に住んでいる人全員が私の自分探しに巻き込まれることになって、さらに大変になるだろう。 (もちろん、パートナーや子供ができた後に生き方を変える必要が出てくる人もいるとは思う。そういう人が別の可能性に挑戦するのが悪だとは思わないが、相手のキャリアが変わる前提で一緒になったわけではないパートナーや子供が納得しなかった場合、家庭という一つの拠り所が失われることも覚悟しなければならないわけで、今の私以上にリスクを負うことになる気がする。) あと、私の母が老後の資金を確保できていることにも感謝しかない。私が母を養う必要があったら、1年働かずに勉強することはできなかった。ありがとうございます。
書くべきことを書ききったので、これからの1年を有意義に過ごすという決意とともに、この記事を終わりにしたい。 まずは語学学校を修了すべく、目の前の課題をしっかりこなす。 そして、ホノルルで過ごす人生の夏休みを、全力で楽しむ!
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【Heartlands】曲解説
Heartland というアルバムタイトルを考えていたのですが、複数形だとしっくり来ました。まあ、全部解説してしまうとつまらないので、理由は各自感じ取っていただければと…(遠藤)
以下、作曲者による曲解説です
2.Tetetete(原)
海外のボーイ・バンドの曲をイメージして作りました。スーパーボールのハーフタイムショーのような会場で、途中からドラムラインが出てくるような壮大な妄想のもと、、笑
自作の中では一番ポップな曲になったような?気がします。
アコーディオンが刻む「てててて」の響きが好きなので、タイトルもそのまま「tetetete」に。
3. 足の裏(遠藤)
斉藤友秋さんのイベントで遠藤里美ソロをやる際に作った曲。この時は、ライブまで時間的(&精神的)な余裕がないため、演��するのが容易かつ、しっかりした構造にするために「曲の構造から作曲する」というスタイルをとりました。
当時は変なコード進行する曲ばかり作っていたので、世の曲って結構ワンコード…と思い作った曲。
当初はトリオ編成(Sax × 2, Bass)のために作ったので非常にシンプルでしたが、バンド用に少しゴージャスにアレンジしなおしました(FlとObのカウンターメロディーなどを追加)。構造は2管のユニゾンの対決、その後全員ユニゾン、というシンプルな流れになってます。
ベースラインはほとんど同じ音型のまま進行して強固にキープ(そのせいで弦の演奏者は指が異常に疲れる)その上でメロディーがユニゾンするというものです。
単純な構造ではありますが、「ナチュラルではないリズムやメロディーを2人以上で完璧にユニゾンすればなぜかユーモアが生まれる」というプログレ的なねらいもあります。
曲の情景としては、さまざまな地面の形状や景色に対応する、足の裏から見た世界を描いてます。
中尾さんへの演奏指示としては「歩きながらオナラをする感じでお願いします」と言ったところ、一瞬で理解していました。
リスナー側から見た音楽の面白さや快感とはどういうところにあるのだろう?と考えた時、反復や、リスナー側のメモリーと一致した感触なのかなと思うこともあり(初めて曲を聴いた時の喜びはまた別のものでもありますが)反復と、反復への裏切りに関しては、作曲する上で考えるポイントです。
4. abandon obsession(原)
執着を捨てるという意味のこの曲。
日々窮屈さを感じている時に、ビオパタにファンクなダンスナンバーを…と何故か思いたち、うまれました。
色々捨て去って、兎にも角にも踊ろうぜ!踊っとけばなんとかなる!という、普段あんまり思わない事を、逆にかたちにしたような曲です。
6. かめめぱやし(古池)
この曲は、単音の楽器が(当時は)6本もいるビオパタのために、
6声で、変拍子で、絡みつくようなフレーズの曲が書いてみたいなぁと思って作った曲です。
曲名は特に考えてなくて、初めて合わせた後にメンバーそれぞれに一文字づつ言ってもらって、それを繋げてタイトルにしました。
自分で演奏しようと思ってもなかなかに厄介な曲を、見事に形にしてくれました。
とても嬉しいし、聴いててとても楽しいです。どうもありがとう。
7. 草原境(遠藤)
実家で飼っていた犬の「ゆきちゃん」が亡くなった時にできた曲。身近な命がなくなると、曲ができてしまいます(以前作曲した「五十嵐川」は祖母が亡くなった時の曲)。犬のゆきちゃんは雑種で自由な女の子でした。動物たちが、周りからの視線を気にすることなく生きている様は、癒やされるということを通り越して元気づけられます。
進んでいるようで進んでいない、同じところをずっと回っていながらも景色は少しずつ変わっていく感じを出したかったので、それほどドラマティックな展開はありませんが、ユニゾンのメロディーは自然に出てきたもので、意外に気に入っています。
曲の全体のイメージとしては、まったく悲壮感のなかった、あっけらかんとした「ゆきちゃん」という存在を表せたのではと思います。
8. 消失(遠藤)
円盤から発行されていた雑誌「Comicミツザワ」のために作曲した曲。
1ページに納めたので短い曲です。また演奏にチャレンジしやすいようにとても単純で美しい曲を作ったつもり。
コード進行重視で作った曲です。シンプルながら楽譜から音が立ち上がった時、不思議な響きになったりギャップがあるのは個人的に嬉しいものです。
(読者が演奏してくれるのを期待しましたが、そういう交流は生まれなかったですね)
9. 雲間(原)
隙間というものが気になるのに、暮らしの中でちょっとした隙間(ドアがちょっと空いてたり、棚が少し開い��たり)を生み出しがちです。
その隙間から何かに見られてるような気がしてつい目がいってしまう。同じ様に、雲の間から見える月にもつい目がいってしまいます。でも、ずっと見てるわけではなくて、チラチラみて、違う事考え出したら忘れてしまう。そういう感覚を曲にしてみました。
10. 村の掟(遠藤)
2020年に、某バンドで演奏するために作曲した曲。
簡単で楽しい曲を作るというミッションのもと、15曲くらい作ったうちの一つをビオパタ用にアレンジしました。後から適当にタイトルをつけたのですがなかなか他と毛色の違う良い曲になった気がします。
自分としては、メロが単純すぎるので無意識に何かのパクリみたいになっていそうなのが気になっています。
一度加藤休ミさんの絵本ライブで「かんなじじおどり」という本にBGMとしてつけたのですが、何だか合っているようでした。
「日本人しか作れない曲」というのは確かにあると思うので、日本人らしさを作曲に活かせれば良いなと思ったりします。
11. 深更、雪(遠藤)
円盤から発行されていた「Comicミツザワ」のために作曲した曲。
少しだけアレンジを付け足し、さらに深夜感を出しました。雪国育ちなので、「夜中に大量に雪が降っていて、朝妙に静かだなーと思ったら雪に埋もれていた」感じを表現しました。雪の降る音を聞くのは難しいですが、人間の見ていない場所に静かに雪が積もっていくイメージです。
「分断されたメロディーを自然に繋げる」が裏テーマ。とにかく1拍三連が昔から好きなのです。ドラクエ3のエンディング「そして伝説へ」で目覚めました。
12. Empty Tango(遠藤)
biobiopatataは2012年の円盤によるタンゴ企画がきっかけで誕生したバンドですが、2017年3月に再度タンゴ企画が企画され、ビオパタも懲りずに招致されました。それに合わせ作曲しました。
初演は会場は入谷なってるハウスで、対バン「LimaTango!!」には当時のなってるハウス店長のリマ哲さんがいました。なってるハウスを退職される直前とのことで、新店長・小林さんと新旧店長アドリブソロ対決をお願いしたく、ビオパタでは珍しくアドリブソロの部分を作りました。(録音では遠藤ソロになっている)
イントロは、管楽器のメロディーだけでタンゴを表現できるか?をテーマとしてバラバラに聞こえるけどお互いが支え合ってグルーヴを作ることを目指しました。タンゴはもともとドラムが入ることが少ないようなのですが、リズム楽器無しでメロディでグルーヴを作ることでタンゴらしさを少しずつ作りだしていきます。
本編はダンスミュージックとしてのタンゴを意識しました。テンポが微妙に変わったりするのも、もしダンス作品としてストーリーがある振り付けがあったら素敵だな、という妄想のもとです。
曲のイメージは、引っ越しが終わった後、空になった部屋に思い出だけが浮遊しているイメージといいますか。
13. 山2(山本)
楽譜にしたときに音の横の流れが美しいのがいいなと思い、どのパートもなるべくきれいな旋律に感じられるよう心がけました。意図したわけではないのですが、結果的にその旋律が山々の稜線を描くような曲になったように思います。
15. BBK(遠藤)
初めはどういう経緯か忘れましたが、絵本作家の加藤休ミさんの絵本「ぼーるとぼくとくも」にBGMをつけるというミッションのもと作曲した曲。
ぜひ、絵本「ぼーるとぼくとくも」をご購入の上、一緒にお聞きください(休ミさんにはこのアルバムのジャケットも担当していただいています)。
絵本にBGMをつけるというのは初めての体験だったのですが、古い友人である休ミさんのことも自分なりに理解した上で、絵本を読み解いて音をつける作業は全く違和感なくスムーズに行うことができました。
ある年齢までしか見えない幻、トトロ的なものを感じて、楽しさ、奇妙さ、ワクワク感、不安定さなどを表現したつもりです。
主人公の少年の性格が垣間見られる冒頭、まだ別の世界へ飛び立っていない時点からなんとなく不穏な空気を漂わせています。
テンポが移り変わり、浮遊感のある景色が広がります。ひとしきり空で遊んだ後は、余韻のある状態で元の場所に戻ってきます。夢だったのかもしれないけど、それは確かに彼の血肉となって残るのです。私は幼少時、外で独りでいる時に数分気を失った記憶があり、その時の体験を思い出したりしました。あれは何だったんだろうとたまに思います…。
メロディーの上下で浮遊感を表しておりますが、譜面で見ると音型は雲のようにも少年の軌跡のようにも見えて視覚的にも浮遊感があります。
ライブでは加藤休ミさんが絵本の読み聞かせをしているのですが、その時の状況次第で場面の尺が変わるため、要所要所でリピート回数の指示をアイコンタクトで行います。(ちなみに、加藤休ミさんの読み聞かせの入ったバージョンの音源も存在しますが、録音しながらなぜか感動のあまり泣いてしまったという���)
録音自体は2017年に行っており、全員での一発録音となっております(アコーディオンだけオーバーダブだったと思います)。伴瀬朝彦さんにギターを演奏していただいています。
この曲と「足の裏」はベーシックは全員で録音を行なっています。その他の曲は各メンバーが個々に録音したものをミックスしています。
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佐野美里 個展 『SHALL WE COZY?』
【おしらせ】
2025年、文ヶ学での展示初めとして、
“犬“をモチーフに木彫で自刻像(ポートレート)を表現する彫刻家・佐野美里さんによる個展、
『SHALL WE COZY?』
の開催をご案内差し上げます。
2024 「Misato Sano × IGOONE ARAI 桃フェア」IGOONE ARAI / 宮城 2024 「日日是好日 / Everyday is a Good Day」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2023 「第9回 [ 雲、想、藝 ] 彫刻展」青雲画廊 / 台湾 2022 「time」FEELS / 宮城 2022 「Good to see you - A Misato Sano exhibition at Le pop-」Le pop / 宮城 2022 「HELLO HELLO!」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2021 「sleepyhead」Cyg art gallery / 岩手 2021 「WOODEN WONDERS: A HAND-CARVED EXHIBITION」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2020 「jumping!」伊勢丹新宿店 / 東京 2020 「I’m Ready!」松島パノラマハウスyohaku / 宮城 2020 「犬っこミーティング」四同舎 / 秋田 2019 「Hi sweetie!」大阪巡回展 ondo tosabori,osaka / 大阪 2019 「Hi sweetie!」ondo STAY&EXHIBITION / 東京 2019 「Feel so good」OOMACHI GALLERY / 福島 2017 「松島。彫刻と、暮らすこと。」松島パノラマハウス yohaku / 宮城 2017 「Let’s play!」KUGURU / 山形 2015 「Say Hello!」塩竈市杉村惇美術館 / 宮城 2014 「She is lovely」ビルドスペース / 宮城
といった、 誰もが羨む輝かしい経歴をポジティブに後方に置き去りにしながら、 楠を素材に、 その時々の自身の内面性を「犬の姿」を借りる形で表現を続ける作家さん。
”密度のある質感とフォルムを理由にして生まれ���チャーミングさとダイナミズム”が作品の大きな特徴で、経年劣化を味方に、変わってゆく木彫り作品の味わいを含めた作家・佐野美里の世界に一人でも多くの方に溺れて頂きたく、大分の駅裏を舞台とした個展の開催を宣言致します。
. .
突然ですが、私の人生は「影刻」と出会えて本当にラッキーでした。なぜなら私の性格にとても良く合うからです。私���自分の暮らしを大切にしながら、心から自分が素敵だと思うものを作れた時に他の物では味わえない幸せな気持ちになります。さらに、そうしてできた作品を誰かに好きと言ってもらえたなら小躍りして嬉しくなります。いろいろ起こる大変なことも日々楽しく踏ん張ることができます。 健さんとの会話の中で、自分自身をじ続ける力について話した時、深く頷いて聞いてくださったのを覚えています。自分の表現がそのまま作品になることは、時々プレッシャーにもなります。それでも健やかに発表し続けていけるのは自分のことを信じて愛する力が強くなってきているからだと思うんです。同じ時代に生きる表現者として、このタイミングでお会いできて本に良かったです。健さんがそうであるように、私も私の場所からできることを言じて頑張ります。」
(佐藤健・神木隆之介 著『みやぎから、』/NHK出版 より抜粋)
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何と・・展示初日から宮城県より作家・佐野さんをお迎えし「あなたのお好きな犬のドローイングをお描きしますの会」・在廊会を開催いたします。是非佐野さんに会いにいらして下さい。
会期中はワンちゃんのご来場も大歓迎!!2025年の年明けは、是非ギャラリー文ヶ学にお集まり下さいね。
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⚫︎展示情報 佐野美里 個展 『SHALL WE COZY?』 期間:2025年1月18日(土)~2月8日(土) 時間:13時~19時 おやすみ:2月5日(水) *2月1日のみ13時〜18時の短縮営業 会場:文ヶ学 @bunkagaku 〒870-0822 大分県大分市大道町2丁目6−26 N2Gビル 1F 入場料:無料
作家在廊日:1/18(土)、19(日)、20(月)
⚫︎関連イベント 「あなたのお好きな犬のドローイングをお描きしますの会」
1/18(土)、19(日)、20(月) ★要予約
佐野美里があなたのお好きな犬のドローイングをお描きします。モデルとなる犬と一緒にご参加、またはお好きなお写真をお持ちください。人間を犬の姿にして描くことも可能です!
*1回 /30分程度 12,000円 *紙のサイズ:F4(約33×24cm) *1匹ですと全身、2匹ですとバストアップ、 3匹ですとお顔のみのドローイングとなります。 *当日は原画をお持ち帰りいただけます。 *本展示期間中はワンちゃんも一緒にご来場いただけます。
1月18日(土)①15:00〜 ②16:00〜 ③17:00〜 1月19日(日)①15:00〜 ②16:00〜 ③17:00〜 1月20日(月)①15:00~ ②16:00~ ③17:00~
★専用フォームよりご予約ください。
⚫︎作家プロフィール
佐野美里 | Misato Sano @misato_sano 彫刻家 1987年生まれ。東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科専攻彫刻領域修了。現在、宮城県在住。
-作家コメント- 私の作品は全てが自刻像(ポートレート)です。その時々の自分を犬の姿で表現しています。私は自分の考えや内面性を解像度高く具現化する方法として犬の姿を借りることが最も適していると考えます。様々な自分自身を形にすることは、嘘偽りなく自分自身と対話することです。私は私自身と向き合う際に、犬のように情熱的で自由で愛情深くありたいと考えています。私の作品は、私を見つめる私自身でもあります。傍にいたり、離れていたりしながら、私を見守っている存在を作り続けているのかもしれません。
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ヨーグルト専門店モーニング 加糖
昨日と全く同じに見えちゃうけど、今日のは加糖タイプ。
モーニングさんのヨーグルトは商品名や一括表示が底に貼られてるからちょっと不便なんやけど、ショーケースに並んでると美しい✨
ヨーグルトをひっくり返すのに抵抗があるからいつも持ち上げて覗き込んでるんやけど、側面に貼っても美しいパッケージをどなたかが開発してくださらんかなぁ🙏
スペック
おそらく昨日のプレーンヨーグルトをベースに、モーニングさんの方でお砂糖を加えまぜて充填したヨーグルト。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
蓋裏にたっぷり付着。
見た感じ、プレーンと同じかな?
と思いきや。
加糖はかなりゆるい!
若干のぷんにゅり感はあるものの、ツノはほとんど立たず、スプーンからは流れ落ちるような感覚。
お砂糖を混ぜ込む作業で組織がほぐれてるのかな。
香りは不思議なぐらい何も感じず😶
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
甘い♡
けど、意外と酸っぱい。
プレーンの酸味もちゃんと生き��上での加糖。
ゆるく、飲めそうなぐらいの感覚でスーッと入ってきて、じわっと甘みが出たかと思うと、弱く沁みるような酸味。
プレーンの場合は瞬発的に酸味を感じてたんやけど、加糖されると遅くなるのがおもしろい。
スプーンですくっても山にならんから、一回に口に運べる量が少なくて、せわしなくスプーンを運んじゃう。
そうか、いつもはここに果物が乗ってたから一口ごとに咀嚼できてたけど、加糖ヨーグルトだけになるとこんなに忙しくなるのか🥲
少しずつ食べてると満たされへんのやけど、カップに口をつけて飲むヨーグルトよろしく食べちゃうと、めっちゃおいしい😍
こうすると後味にお乳の風味が出てくる!
一度に口に入れる量って大事。
発酵の酸味とお乳のまろやかさのバランスがよくなってうまうま😋
============================ 無脂乳固形分 11.0% 乳脂肪分 2.7% ————————————————— 栄養成分(100gあたり 推定値) エネルギー 108kcal たんぱく質 4.2g 脂質 3.1g 炭水化物 16.2g 食塩相当量 0.2g ※全量は200g ————————————————— 原材料名 はっ酵乳(国内製造)、砂糖 ————————————————— 購入価格 260円(税抜) ————————————————— 製造者 株式会社 モーニング ============================
2021年12月15日のレビュー
加糖ヨーグルト
全く同じに見えるけど、こちらは加糖タイプ。
そして明日もまたそっくりなの投稿します🙏😂💦
パッケージデザイン
「プレーンも加糖も全く同じで見分けが付かんなぁ」と思われた方。
そうなんです。
モーニングさんの商品は全く同じカップで、底に貼ってあるシールで内容を確認する仕様。
量販店には卸されておらず、専門店でのみ販売されていらっしゃるから、目指すはショーケース映え✨
統一感があって、色とりどりのフルーツヨーグルトがカラフルに並ぶ様はきっと圧巻!
(実はまだ店舗に行けてない😭)
数年前はカップと蓋の正面がビシッと揃ったのが届いてて、手作業にこめられた職人魂がビシビシ伝わってきててんけど、最近は揃えるのやめちゃったみたいでちょっぴりさみしい💔
スペック
シンプルにお砂糖だけが加えられたバージョン。
あの酸味がどうなってるかワクワク🥰
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
わぁ、質感違う😳✨
プレーンよりかなりゆるい。
果肉入りのがゆるくなってるの、酵素と果汁の影響って思ってたけど、加糖の工程でもこんなにほぐれてたんや✨
マットな質感で美しい💓
ほんのり発酵の香りはあるけど、やはり弱め。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
あっっっま💓
すっぱ💓
大胆に甘い…と思ってたらちゃんと酸味も来た😍
こんなに甘味が感じられるのに、発酵の良さをかき消してなくてすごい!
めちゃめちゃいい具合。
口溶けよすぎて、スプーンで口に運ぶペースがかなり早くなる😂
飲みたくなってくるぐらい。
これは無限…
🛒 ヨーグルト専門店モーニング オンラインショップ
============================ 無脂乳固形分 11.0% 乳脂肪分 2.7% ————————————————— 栄養成分(100gあたり) エネルギー 108kcal たんぱく質 4.2g 脂質 3.1g 炭水化物 16.2g 食塩相当量 0.2g ※全量は200g ————————————————— 原材料名 はっ酵乳(国内製造)、砂糖 ————————————————— 製造者 株式会社 モーニング ============================
2020年2月18日のレビュー
モーニングさんのお取り寄せもこれで最後。
今回のお取り寄せで全種類網羅したかったけど、消費期限が市販のより随分短いから泣く泣く苺6種とプレーン・加糖の全8種で我慢。
また今度、他のもお取り寄せしてみよ♫
ちなみにプレーンや加糖の消費期限は届いてから7日。
ずっと気になっててんけど、原材料が「生乳」とかじゃなく既に「はっ酵乳」で、種別を「乳等を主原料とする食品」にしてらっしゃるのは、なんでなんやろう🤔
シンプルな素材で自家発酵で…って謳ってらっしゃるから、業務用食品として一旦動かしてることもないやろうし、あえてキャリーオーバーにせなあかんような添加物も入ってないはず・・・気になる😖
開封。
甘いヨーグルトのいい香り💕
無糖とかなり質感が違って、こっちはとろとろ流れるような柔らかい液体状。 めちゃおいしそう!
頂きます🙏
わっ、かなりしっかり甘みついてる!! 意外!!
でもこんなに甘みがついてても、後味の酸味はマスクしきれずに生きてる。
個人的な好みでは、もう少し甘さ控えめな方がお乳の旨味が分かりやすくて好きなんやけど、牛乳そのものは好きじゃない人とか、子供ちゃんとかには喜ばれるかな💕
それにしても、滑らかさがすんごくて美しい…✨ すくうたびに惚れ惚れするなぁ。
容器に口つけたら飲めちゃうぐらいゆるゆる。
酸味がなかなかしっかりで、最後の方は喉がピリピリ。
甘かったり酸っぱかったりするのに、なぜかすごく上品に感じるのは、滑らかな質感+お乳のクセのなさからかなぁ✨
おいしかったー、幸せ😊
============================ 無脂乳固形分 10.4% 乳脂肪分 2.7% ————————————————— 栄養成分 記載なし ————————————————— 原材料名 はっ酵乳、砂糖 ============================
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節目誕生備忘錄
H:三立都會台「艾嘉食堂」,其概念應來自「深夜食堂」「大雲時堂」,
甚至「誰來晚餐」。節目誕生程序,在第一集有介紹,也見證餐廳的誕生時程,人事時地物,各方配合,準備工作於前,14天搞定,20241006W7
網路摘鈔
節目誕生程序
1概念內容
喜歡做菜,早期也做過節目很長一段時間,「希望台灣會有很好的真人秀」。
2資金預算
《艾嘉食堂》耗時4年製作、斥資近億,版權費雖說無法多談。不過整體製作費並無超支。驚人版權費。
3召集人及地點的規劃整理
借用廢墟,重建,拍完留給地主,互利。
4演員的選角及訓練
演員未報前自行練習,拍攝的勤前教育,拍攝中的技術指導及討論。
5拍攝進度的律定,相關人員的進駐。
張艾嘉回憶起14天的拍攝過程,透露留下相當美好的記憶。
6現場的拍攝
「我們在營業!」可見大家是來真的。
7節目的剪輯旁白
8節目的行銷
《艾嘉食堂》2024年10月3日不畏颱風山陀兒,照常舉辦首映記者會。
9現場的解壓方案。
休息時段的餐飲及住處休閒。
10後續的推展
全球首個獲得CJ ENM《尹食堂》官方授權的實境綜藝節目。2024年10月5日(六)在三立都會台晚上八點首播、Netflix晚上十點、華視主頻隔周六晚上八點播出。
網路資料
《艾嘉食堂》由張艾嘉、楊祐寧、柯佳嬿、王大陸領銜,嘉賓林柏宏、(G)I-DLE舒華加盟,為全球首個獲得CJ ENM《尹食堂》官方授權的實境綜藝節目。歷經四年製作期,耗資近億新台幣,10月5日(六)在三立都會台晚上八點首播、Netflix晚上十點、華視主頻隔周六晚上八點播出。
維基百科
《一起吃晚餐嗎?》(韓語:저녁 같이 드실래요?),為韓國MBC於2020年5月25日起播出的月火連續劇,由《Player》的高在賢導演與李秀河作家合作打造。此劇改編同名網絡漫畫,講述因為曾經有過痛苦離別的戀愛經歷,以及受到「單身文化」的影響,漸漸對戀愛冷感,愛情感知退化的兩個男女,通過共進晚餐慢慢找回愛情的甜愛羅曼史。
《深夜食堂》(日語:深夜食堂)是安倍夜郎創作的日本漫畫作品。2006年10月在小學館發行的漫畫雜誌《Big Comic Original增刊(日語:ビッグコミックオリジナル増刊)》初次發表,一次刊登三話,接下來每一期登出兩話。2007年8月開始在《Big Comic Original》連載。
《大雲時堂》(英語:Da Win Dining),是大雲文創製作、MOMOTV監製的談話性節目,場景由中華電視公司美術中心搭建,並以4K解析度規格製播。主持人為大雲文創董事長李四端。2018年10月1日於MOMOTV播出,時段為每週一至週五22:00-23:00。後製導演為沈丹桂。2022年於MyVideo上線。
《誰來晚餐》(英語:Guess Who)是台灣公共電視台製播的真人實境秀及紀錄片,無主持人,目前播出至第十四季。
Quick Facts 誰來晚餐 Guess Who, 類型 ...
概況
節目形式為每集探訪一個台灣家庭,採訪他們的生活點滴,並邀請該家庭成員心目中的夢幻嘉賓。在節目前半,通常會先介紹家庭成員的組成、日常生活,並在節目後半段讓嘉賓登場,與他們一起共進晚餐。
目前擔任《誰來晚餐》嘉賓次數最多的為詹姆士,共4次[註 1]。[1][2][3][4]
2019年,《誰來晚餐》拍攝第11季的第37集,因受訪家庭的男主人謝東寧去世,而取消邀請受訪家庭的神秘嘉賓,是唯一一集因受訪家庭成員去世而無嘉賓[5]。
網路介绍
節目以繪本為核心,每集會找不同的來賓,開展各式各樣的繪本漫談,讓我們一起分享繪本的奧妙! 只有繪本這種書籍,從0歲到100歲都可以欣賞。
今晚吃什麼?:日本主婦和台灣太太的家庭常備菜交換誌
作者:小野慶子 , 謝苹愉
語言:繁體中文
出版社:帕斯頓數位多媒體有限公司
出版日期:2019/06/06
內容簡介
#日式餐桌完全複製術!
#小小的盛情款待
#想和喜歡料理的人緊緊聯繫
#簡單的家庭常備菜是所有主婦的心願
一位是跟隨著日籍先生來台灣生活的日本主婦,另一位則是嫁到日本的心願夢碎,只好回家鄉當台灣太太。兩人兩年多來不間斷地語言交換,雖然約定好要學中文、練日文,但有著「ABC Cooking Studio」講師經歷的慶子,以及身為美食專欄作家的苹愉,卻花了很多時間在吃東西、聊食物、談料理,用美食做好國民外交。
日本主婦慶子第一次來到台灣就是跟著先生「海外出張」(出差),這一待就是三年多,來到台灣生活後,才發現真正的「台灣」和過去以為的「台灣」怎麼差這麼多,「原來台灣人不會自己在家做小籠包啊!」、「原來台灣不只有勾芡的湯品!」、「原來菜瓜布可以吃啊!」(日本人不會把絲瓜當成食材),透過生活在台灣的日本主婦,破除日本人對台灣的刻板印象,也揭開台日之間飲食文化差異。
台灣太太苹愉吃了三十多年的台式家常菜,卻對吃熱食很不拿手,偏好日本的冷菜冷飯,有著日本人的胃,對日式料理有著無限喜愛和探究精神,即使在日本住過一年,但對於日本飲食文化和家常菜色仍充滿很多好奇,透過和日本主婦的交流,以學習的心態,瞭解屬於日本味的美食。
住在台灣的日本主婦發表自家常用的食譜配方,搭配台灣太太對於日台飲食的觀察,讓你在家也能複製日式餐桌,還來一場料理PK,用相同的食材、元素,各自準備一道擁有日台特色的料理,一起探究台日飲食的有趣之處吧!
你也想把日式餐桌搬進你家嗎?跟著做就對了!
Step 1買對日本人愛用調味料
Step 2用對調味料才有美味料理
Step 3煮一壺日式高湯
Step 4常備一罐日式昆布醬油
Step 5跟著食譜做準沒錯
本書特色
日台聯手做好國民美食外交
來自日本主婦的家庭菜譜,和台灣太太的細微觀察,攜手介紹日台美食,一起發掘有趣的飲食文化。
#日式家常菜
日本料理善用燉煮、涼拌、油炸等烹飪技巧,但你知道日式炒麵沾蛋液有多美味嗎?收錄一些你熟悉的,卻有你不知道的意外吃法。
#下酒菜
日本人總喜歡下班後喝一杯,不過在日本居酒屋,下酒菜真的只是配菜,喝的酒倒是比吃的菜還多!儘管如此,料理同樣不馬虎呢!
#和風洋食
當漢堡排不再只配麵包,來一碗白飯更好;吃義大利麵不拿刀叉,改拿筷子,這就是日本人愛的和風洋食。
#中華料理
日本人對於果然中華料理有很深的誤會,才能發展出連我們都認不出來,屬於日本獨有的中華料理,但……仍舊好好吃啊!
#日台料理交換誌
誰說一個廚房容不下兩個女人,看日本主婦和台灣太太來一場料理PK,用同樣的食材做出展現日台特色的美味菜色吧!
名人推薦
Iku老師/人氣YouTuber
江夏啓人/「山江食品」常務董事
泉原俊一/「享櫻和風西洋料理餐廳」主廚
美奈子的。微日本旅行/知名部落客
收回
目錄
推薦序
最簡短而有力的推薦!/Iku老師
帶著盛情款待之心在裏頭/江夏啓人、江夏敬子
充滿著真心也帶著溫暖的家庭料理書/泉原俊一
輕鬆搞懂超市眼花撩亂的調味料/美奈子
作者序
想帶給你日本家庭料理的溫度/日本主婦 小野慶子
台日友好從料理啟程/台灣太太 謝苹愉
# 1 日本主婦在台灣
逛逛傳統市場買菜去
打破小籠包的迷思
早餐一汁三菜太幸福
# 2 搞懂日本人的五味,日式料理不難了
認識基礎日式調味料
飛越2163公里,出國採買日式食材吧!
從日式高湯開始做起
從一瓶「麺つゆ」開始,入門日式料理
常備沙拉醬搭配生菜沙拉
# 3 日式家庭料理,日常的和食魅力
乾拌蕎麥麵 和えそば
日式炒麵 焼きそば
味噌烤飯糰 焼きおにぎり
雞飯 鶏めし
親子丼 親子丼
散壽司 ちらし寿司
關東煮 おでん
關西風玉子燒 関西風だし巻き玉子
肉湯 肉吸い
馬鈴薯燉肉 肉じゃが
照燒雞肉 照り焼きチキン
鯖魚味噌煮 鯖の味噌煮
雞肉天婦羅 とり天
炒金平牛蒡 金平ごぼう
# 4下班後,來點下酒菜
紅蘿蔔鮪魚炒蛋 にんじんしりしり
菠菜拌胡麻 ほうれん草の胡麻和え
豆腐白和 白和え
芹菜胡桃味噌 セロリくるみ味噌
揚出豆腐 揚げだし豆腐
雞里肌胡椒起司串 ささみペッパーチーズ串
燉煮牛筋 牛すじ煮込み
油豆腐皮Pizza 油揚げピザ
焗烤千層豆腐 豆腐ラザニア
番茄拌梅肉 トマトの梅肉あえ
甘辛大豆炒 大豆の甘辛炒め
# 5懷念的滋味,和風洋食
漢堡排 ハンバーグ
蛋包飯 オムライス
日式牛肉燴飯 ハヤシライス
菠菜三明治 スピナッチサンド
鯖魚三明治 鯖サンド
# 6別裝了,這不是中華料理
牛肉香菜煎餃 牛肉パクチー焼き餃子
肉醬起司餃子 ミートソース餃子
中華冷麵 冷やし中華
肉味噌拌麵 肉味噌混ぜ麺
黑醋豬肉 黒酢酢豚
棒棒雞 バンバンジー
美乃滋蝦球 海老マヨ
# 7煮婦料理交換誌
◆試試台日蘿蔔乾
蘿蔔絲涼拌胡麻 切り干し大根マヨ胡麻和え
燉煮蘿蔔絲 切り干し大根の煮物
吻仔菜脯豆腐燒
◆日台肉燥飯
日式肉燥飯 肉そぼろ
筍菇花生肉燥
◆ 吃韭菜
韭菜涼拌胡麻 ニラの胡麻和え
韭菜花炒豆皮
◆ 我家招牌排骨料理
燉煮小排 スペアリブの煮込み
古早味排骨酥
◆ 好長的台灣茄子
素炸茄子浸高湯 茄子の揚げ浸し
腐乳茄子
◆ 麻婆風
日式麻婆豆腐 マーボー豆腐
白麻婆豆腐 白マーボー
台式家常麻婆豆腐
◆ 茭白筍初體驗
筊白筍雞絲涼拌柚子胡椒 マコモダケとささみの柚子胡椒マヨ和え
筊白筍炒鹹蛋
◆ 等著蛤蜊開口
酒蒸奶油蛤蜊 あさりの酒蒸し
酸菜豆腐蛤蜊湯
◆ 拌飯系
大蒜奶油飯 ガーリックライス
櫻花蝦蔥油拌飯
◆ 日式年糕PK小湯圓
日式年糕湯 雜煮
紅白小湯圓鹹湯
《入侵者們的晚餐》就像一本存在各種驚喜的懸疑小說,高潮迭起卻呈現出平凡卻又讓人有共鳴的女性情誼。三位主角雖失去婚姻,獨自照顧自己,但入侵日一起出生入死,似乎讓三位女子完成了友誼的試煉,展開了一起晚餐的生活,當揮別了一個人吃貼著降價標籤冷便當的日子後,人生似乎也跟著變得溫暖幸福了一點。
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「だきしめていく、堂々と」 RELEASE LIVE 開催!
2024年11月8日(金)京都UrBANGUILD
だきしめていく、堂々と RELEASE THREE-MENS LIVE (ensemble編)
open/start 18:30/19:00
adv/door ¥3000/¥3500
ひろせむつみ(ensemble)
ベルマインツ
ゴリラ祭ーズ
https://urbanguild.net/event/11-8-release-three-mens-live-ensemble%e7%b7%a8/
2024年12月6日(金)京都UrBANGUILD
だきしめていく、堂々と RELEASE TWO-MAN LIVE (ひとり編)
open/start 19:00/19:30
adv/door ¥3000/¥3500
ひろせむつみ
大石晴子
https://urbanguild.net/event/12-6-release-live/
ご予約は [email protected] か 上記リンク先まで!
ゲストの3組のご紹介
まずは11/8、ベルマインツとゴリラ祭ーズについて。
ベルマインツとゴリラ祭ーズ(とひろせむつみ(ensemble))、意外とない組み合わせな気がします。が、私としてはめちゃくちゃ合うのでは?と思っていて、というのも、二組ともそれぞれの在り方でポップな気がするからです。音楽性や編成は違っているけれど、お二方のもつポップネスの普遍的なところ、もしかしたらほんのちょっと似た形をしているかも?……そんな気持ちでオファーしました。思った通りのスリーマンが実現して嬉しいです。あとは、せっかく(ensemble)で、しかもスリーマンでやるんだから、SSWのバンドセットじゃなくて「バンド」をお呼びしたい!みたいな意図もありました。
・ベルマインツ
ベルマインツの音楽と出会ったのはきっともう6年くらい前のこと。
そのころの私はまだ弾き語りでしか活動しておらず、ベルマインツの音楽と出会ったのも、ボーカルの盆丸さんと弾き語りで共演したのがきっかけだったはず。
歌が上手でギターも上手、歌う曲がどれもこれも素敵で、すごく驚いた気がする。
ベルマインツの音楽はポップだなあと思います。めちゃくちゃポップ。ジャンルとしてっていうか、なんでしょうか、性質……? 違ってたらすみません、というか、そもそもひとさまの音楽にコメントするとか、本当に烏滸がましくてすみませんという感じですが、大好きなので書かせてください。
ベルマインツの音楽は、聴いていると、なんとなくこっちを向いて鳴らしてくれてる感じがします。いや、こっちを向いてるというよりは、向き自体が全方向というか、とにかくそういう感じです。世の中の人たちに聞かれることを、当たり前に想定して書かれた曲たち。全然閉じていない、とても開かれている音楽。
どの曲もめっちゃかっこいいのに、クールさと愛嬌を兼ね備えててすごい。基本的には誰も拒みませんよって感じがするのに、全然暑苦しくないし胡散臭くない。さらっとしてる。
そして、歌が気持ちいい。めちゃくちゃ素敵な声をされてます。(そもそも「歌がうまい」とはどういうことを言うのか、とか、思ったりもするのですが、そういうのを全部に抜きにしてベルマインツの歌は最高だと思う)
「ベルマインツの音楽のまっすぐ」は誰が見ても「まっすぐ」だとわかる形をしているのにいつもちゃんと「ベルマインツの音楽」だなあと勝手に思っていて、それってめっちゃすごいことだと思うのですが、それ以上に、ベルマインツの皆さんは自分たちの「まっすぐ」の在り方とその捉えられ方みたいなものをはっきり分かった上で音楽をつくられているんだろうな、という風にも(僭越ながら× ∞) 感じており、もし本当にそうだとしたら、それってすごく格好いいことだと私は思います。ポップミュージックを志すってそういうことなのかなって思ったり。
と、ここまで好き勝手書いてきましたが、全て私の主観ですので、全然違うよ!と思う方がいらっしゃっても、どうかご容赦ください......
兎にも角にも、バンドセットを組んだあかつきには絶対に共演したい!と思っていた人たちなので、実現して嬉しいです。
楽しみだーーーーーー、よろしくお願いいたします!
・ゴリラ祭ーズ
ものすごい人たち。無敵の楽団バンド、みたいなイメージです。音源はもちろんだけど、それ以上にライブが凄まじいと思っています。
本当に、その場で音楽が立ち上がってくる感じ。なまの音楽。
ライブバンドっていうか、いやライブバンドなんだろうけど、なんていうか、「ライブを観ている」=「『その日のゴリラ祭ーズ』が出現してくる様子を観ている」、みたいな感じ。一瞬も気を抜けない。耳だけじゃなくて目も要るし、全身全部必要。そういうライブな気がします。これ以上言葉で説明できないので、音源を前もって聴いたうえで、ぜひライブを観に行って(もしくは、来て!)ください。すごいです。
しかも、すごいのはライブだけじゃないのです。そもそもの曲が、歌が、とてつもなくすごいです。「未来」とかもう、すきすぎて、聴いてくださいとしか言えません。
私は「その人にしか書けないことを、誰にでもわかる言葉で書くこと」の意義を信じていて、というか信仰すらしているのですが(ここにそれ以外の言葉のあり方(書き方?置き方?並べ方?)を否定する意図は全然ないです、むしろ救われることもしょっちゅうあります、てか言葉のあり方を否定するとか無理がある)、この「未来」という曲は、(本当に偉そうな言い方で申し訳ないのですが)その極致だと、聴くたびに勝手に感動しています。あんなにむき出しで優しい曲、よく書けるなと心の底から思うし、かっこつけてない言葉であんなこと書けちゃうのが一番かっこいい。リコーダーもギターも泣きそうになる。ポップ。尊敬です。(と書きつつ、古賀くんにここで書いたような意図が全然なくて、むしろ逆だったらどうしよう、すいませんという気にもなっています)
そして、ゴリラ祭ーズのサポートベースは我らがなみきちゃん!
ひろせむつみ(ensemble)での彼女ももちろん素敵ですが、ゴリラでのなみきちゃんも超かっこいいです。当日はゴリラとひろせの2ステージで演奏してくれるなみきちゃん、マジで本当にめっちゃすごい。そしてかわいいです。本当にかわいい(RECの時になみきちゃんかわいいかわいいと言いすぎて吉居くんに「むつみちゃん、ちょっときもいで……」と苦言を呈された)。
ということで、ゴリラ祭ーズはものすごい人たちです。一緒にできてとても嬉しい。
そういうわけで、11/8、来ていただけると嬉しいです。ensembleのメンバー紹介も近々書きます。グッズや音源も、現在いろいろ準備中です。
それでは、チケットのご予約、どうぞよろしくお願いいたします!(予約先はこの記事の上部にあります)
12/6のひとり編についても近いうちに書きますので、もう少々お待ちを。大好きな大石晴子さん、いや晴子さんが関西に来てくださるなんて、めっっっっっっっちゃ楽しみで背筋が伸びます。
*11/29 追記
・大石晴子さん
晴子さんの音楽を知ったのは、4年くらい前のことだったと思います。2020年、セーターを着ていた季節。
その時、私は当時神戸の赤レンガ倉庫にあった「海辺のポルカ」という場所でアルバイトしていて、そこでのイベントの出演者の中に「大石晴子」という名前を見つけたので、検索してみたのでした。
初めて聞いたのは、ランプという曲。
聴いてすぐ、早くライブを観てみたいなと思ったのをよく覚えています。
そして待ちに待ったイベント当日、土岐麻子さんのライブのオープニング・アクトとして現れた晴子さんの弾き語りに、私は釘付けになったのでした。
音源の音像が、たとえばゆったりとした流れなかに伸びるしっとりとした影や時折きらめく煌びやかな光みたいに思えるとしたなら、弾き語りのライブは一本筋の通った、「ただそこにある」という様子で紡がれていくうた、とでも言えましょうか。
少なくとも私はあの時のライブをそう記憶しているし、私の心にはあの日のあの時間がが四年間ずっと引っ掛かってぶらさがったままです。
ライブの後に、ポルカの外、寒い海辺で、素晴らしかったです、と伝えて、みんなで集合写真を撮りました。そのときの写真は、(だいすきな)カウアンドマウスさんか海辺のポルカのInstagramにまだ残っていると思います。
そのあとに晴子さんが出されたアルバム「脈光」。私が特に聴きこんだのはフランスにいる時の2月3月、夏の強い光が隠れていた時期のことでした。Cleo Sol のMotherと「脈光」を行ったり来たりする、ということを、それなりの期間、続けていて、その時期に弾丸でイギリス旅行にも行ったので、その旅行中の夜行バスの記憶は、2枚のアルバムと結びついています(ちなみに、帰りのバスでは8時間くらいぶっ続けでマユリカのうなげろりん!を聴いていました。マスクの中で笑いをこらえるのが、あまりにも過酷で辛かった、という良い思い出)。
留学前、そして後、何度かツーマンライブのお誘いをし続け、やっと今回、京都で二人で夜をつくれることになりました。本当に嬉しいです。
音楽のつながりに限らず、二人だけで話すのと三人以上で話すのでは、会話というものの種類が、全然別な気がします。相手の発したものを丸々受け止めて、自分なりに誠心誠意投げるか転がすか飛ばすか、とにかくなんとかして、返すこと。
楽しみです。練習しなきゃ。
いい日になりますので、皆様ぜひお越しくださいませ!
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ちょっとやばそうな発言をすると、これから(将来)のことを考えるとズーンとしてしまって生きていて何が楽しいんだろうと思う毎日なのですが、津波を目の前にした時に死にたくないなと思ったのも確かでして……。この日のことを自分用の記録としてこの日記に綴っておきたいなと思っていたのですが、気づけば半年以上が過ぎていました。そうです。元日にあった能登の地震のことです。
あの日は我が家もしっかり揺れました。震度は5強でした。私がこれまでに経験した最大震度は6弱だったんですけど、今回のがいちばん強烈でした。そりゃそうですよね。どんなに揺れが大きくてもM7.0以上は経験したことがなかったんだから、M7.6にもなれば伝わってくるエネルギーがこれまで以上になるのは当然なんですよね。多少食器が割れたりはありましたが、家に困るような被害が出なかったのは不幸中の幸いでした。私のテレビ(42型)はひっくり返りましたが、当たり所が悪くなかったのか壊れずに済みました。ひっくり返ってるのを見た時は終わった…と思いましたけど。あと廊下に鎮座していた柱時計は完全にぶっ壊れてしまいました(倒れてバラバラになった)が、でもそれくらいです。
あんまり報道されていないことなんですけど、いちばん大きな揺れをもたらした16時10分のやつは実は2回目の揺れでして、その4分前にも一度揺れていたんです。たしか震源のあたりは5強か弱かそのくらいで、私のところは3でした。うわ、地震だ。また能登だね…なんて話していたら、スマホがけたたましく鳴るのと同時に激しく揺れだして、もしかしたら揺れの方が先かもしれなかったけど、とにかく瞬時にこれはやばいとわかる揺れで、咄嗟に充電中だったスマホからコードを引き抜いてそれだけ持って玄関に走りました。本当はよくない行動なのかもしれませんが、私は普段2階にいるので階段を駆け下りました。無理して動かずその場で身の安全を、とよく聞くけれど、じっとしてる方が私は恐ろしくてたまらないので、動けるのなら避難経路の確保も兼ねて私は玄関に走ります。身に沁みついた行動と言ってもいいかもしれません。中越地震以降、特に2020年以降は半年に一回くらいのペースでそこそこ大きな揺れに見舞われているので、揺れたら走るが鉄則になっているように思います。でもその慣れのようなものが今回仇になったように思いました。あれだけここは津波が来たらまずい場所だって普段から思ってたはずなのに、どうしてあの瞬間は頭から抜け落ちていたのか。テレビでは津波警報が出ていることを伝えていましたけど、外に出ていたから見ているわけもなく、これは市の問題だけど防災放送も一切流れず、揺れが収まった後、食べ物とか飲み物とか外に出せるものを放り出している時にふと母親が「津波は?」と言ってきて、はっとして海の方を見たんですよね。というか、これこそご法度な行動なんですけど、川の方に近づいたんですよね。そしたら川の流れがいつもと逆で、でも水が引いているというほど引いているようには見えないけど…と思いながら河口の向こうの海の方に目を向けたら、一直線に立っている白波が見えて、まさか、と思いました。あの時の感情はひと言で表すことができません。正常性バイアスにかかっていたなと思います。まさかと思うものを目の前にしてもなお、あれが津波だと認めることを脳が全力で拒否していました。ここにいればあれば津波じゃないって証明できるよ、なんてことも頭に浮かんでいました。それでも母親の「逃げるよ」のひと言で何とか動き出しましたが、逃げるって、今からどこに逃げるのよ…と思いましたし、もしかして私は今から死ぬのかなとも本気で思いました。こんな呆気ないものなんだなとか、苦しむのは嫌だなとか、家流されちゃうのかなとか、とにかくいろんな思考が一気に駆けめぐりました。今更逃げるといっても遠くへは行けないので、この近辺ではいちばん頑丈な鉄筋コンクリート造のお隣のお宅に避難させてもらいました。結果としては、川の対岸には水が上がってしまいましたが、我が家周辺はちょろっとだけ流れてくるにとどまり無事でした。私の車はかなりすれすれだったみたいで、すぐそばに流されてきたと思われる木片が転がっていました。仮に流れてきていたとしてもタイヤにちょろちょろくらいだったと思うので、問題はなかったと思うのですが、でもそれは結果論ですからね。あとで映像を見返してみたらあとちょっとでも高かったら…と思うくらいぎりっぎりだったので、何もなくてよかったなと本当に思っています。今映像と書きましたけど、映像が残っているんですよ。川を遡上する津波としてゆーちゅーぶにも上がってますし、どうやら全国ニュースでも流れたようです。あの映像、あと1,2分早く切り取られていたら、呑気に川の方を眺めている私が映りこんでいたなと思うので、映ってなくてよかったーと思っています。映っていたら「何呑気にしてるんだよ」っていう非難ごうごうのコメントが上がっていたと思うので。
アップした写真の話に戻しますが、これは2日の朝に撮影したものです。めちゃくちゃ天気良いですよね。例年のゆく年くる年は悪天候なんですけどね…。ここ10年くらいを振り返ってみても、天気悪くなかったの1回くらいしか思い出せません。ご覧の通り、津波が通過した後の写真になります。水が上がったのはこの川の対岸…ではなく、この写真の右側に流れている川の対岸になります。ここ、川の合流地点なんですよ。で、その先は海ってかんじです。
こんなに事細かに書いちゃって大丈夫かしら?というくらい書いちゃいましたが、ここの日記を読む人は限られていると思うので、書き残しておきます。怖い思いをした人が身近にいるかいないかで災害に対する意識というのは変わってくると思うので、友人各位、もしこの記事を読んでいたなら、少しでも警戒心を強めてくれたら嬉しいです。自分ひとりだけの命なら、生きたければ死に物狂いで逃げるし、諦めるにしても自分ひとりの責任で済ませられるなと思います。私が今回何よりも怖いと思ったのは、自分以外の命はどう守ったらいいんだろうということでした。もし、あんただけでもいいから逃げてと言われたとして、ひとりで逃げることなんてできます? 私はできないと思いました。一緒に助かる道を最後まで探すだろうなと思うし、今回は祝日でみんな同じ場所にいたからよかったけど、これが平日で仕事に行ってる時だったら、危ないとわかっていても自宅に向かっただろうなとも思います。とにかく今回はかつてないトラウマを植え付けられたし、価値観も一変させられたなと思います。でも今一度考える機会を与えてもらったと思うことにして、ちゃんと教訓としていきたと思います。
堅苦しい話で失礼しました。次日記を書く時は楽しい話題にしたいと思います。前回の日記に書いていた5月の東京と6月(今月ですね)の京都はしっかり行ってきましたよ! チケット次第の8月もチケットがとりあえず1枚は取れたので、横浜に行きます。ちなみにですが、5月の東京はスパコミ、6月の京都は宮野くんのオーケストラコンサートが目的でした。8月の横浜はうたプリのスタリ単独ライブが目的です。そして年末年始にはまた宮野くんのライブツアーがあるので、1月に千葉に行く予定になると思います。そして今回のライブツアーはなんと、大阪・宮城・愛知・千葉に加えて新潟が入っているので、そちらも参戦する所存でいます! 嬉しいね!!! 本当はね、去年の宮野くんのライブの時にあった出来事とか、書いておきたいことがいっぱいあるんですよ。なので、どんなにタイムラグが生じても、いつかきちんと書きにきます。ちょっと自慢話になってしまうかもしれないけど、そこはどうかご容赦ください。それではまた。
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2024年5月26日
2024 明治安田J1リーグ 第16節 セレッソ大阪 1-1 サンフレッチェ広島@ヨドコウ桜スタジアム 25505人/53分 荒木 隼人、66分 西尾 隆矢
小菊昭雄 監督の就任(2度目)は2021年8月26日。初の対広島戦は9月22日J1第32節 広島 0-1 C大阪@Eスタ 3905人/55分 進藤 亮佑で勝利。しかしスキッベ監督が率いる広島には公式戦2分5敗。
2022年6月18日J1第17節 広島 2-1 C大阪@Eスタ 9311人/54分 ブルーノ メンデス、78分 野津田 岳人、85分 ドウグラス ヴィエイラ
2022年8月27日J1第27節 C大阪 0-3 広島@ヨドコウ 12698人/25分 茶島 雄介、81分 松本 泰志、90+10分 ピエロス ソティリウ
2022年9月7日第102回天皇杯 準々決勝 C大阪 1-2 広島@ヨドコウ 5054人/40分 アダム タガート、86分 柏 好文、90+1分 川村 拓夢
2022年10月22日YBCルヴァンカップ決勝 C大阪 1-2 広島@国立 39608人/53分 加藤 陸次樹、90+6分 ピエロス ソティリウ、90+11分 ピエロス ソティリウ
2023年4月29���J1第10節 C大阪 0-1 広島@ヨドコウ 16151人/90+3分 ドウグラス ヴィエイラ
2023年10月21日J1第30節 広島 0-0 C大阪@Eスタ 22834人/
広島は2018年からC大阪とのアウェイJ1リーグ戦6連勝中だったが今節の引き分けで記録更新ストップ
2018年8月25日J1第24節 C大阪 0-1 広島@ヤンマースタジアム長居 23442人/19分 稲垣 祥
2019年3月9日J1第3節 C大阪 0-1 広島@ヤンマースタジアム長居 12044人/19分 エミル サロモンソン
2020年11月21日J1第28節 C大阪 0-1 広島@ヤンマースタジアム長居 6625人/24分 レアンドロ ペレイラ
2021年5月23日J1第15節 C大阪 1-2 広島@ヤンマースタジアム長居 0人/47分 奥埜 博亮、50分 ジュニオール サントス、59分 浅野 雄也
2022年8月27日J1第27節 C大阪 0-3 広島@ヨドコウ 12698人/25分 茶島 雄介、81分 松本 泰志、90+10分 ピエロス ソティリウ
2023年4月29日J1第10節 C大阪 0-1 広島@ヨドコウ 16151人/90+3分 ドウグラス ヴィエイラ
荒木隼人選手/得点が勝利に繋がらない
……ナイスゴールでした。
荒木●なかなか今年は、ゴールが勝ちに繋がらないですね。
……でもあのヘディングは、自分の形になった。
荒木●鹿島戦で(植田直通選手に)上からやられたシーンがあって、それを自分自身でも参考にしています。今日もいい入り方ができたかなと思ってます。
……相手を参考にしたんですか。
荒木●自分がやられた時、すごく嫌だったんですよ。なので、それを真似てみました。
……コーナーキックでやられてしまった。
荒木●あの時間はすごく相手に押し込まれてたんで、そこを一つ踏ん張ればまた状況が変わったのかなと思います。
……マークが曖昧かなという感じがした。
荒木●セットプレーのデザインも良かったですし、ボールも良かった。でも、それでも守れないといけない。
……警告をもらったときは、退場も頭によぎった?
荒木●ちょっと、危なかったなって感じました。反省ですね。
……実感としては?
荒木●相手の身体の当て方がうまくて、倒しちゃったんですけど、でも(退場は)大丈夫かなと思っていました。
……引き分けは決してネガティブでないと思っているんだけど。
荒木●ネガティブでもなく、ポジティブでもない。先制して追いつかれてしまってるんで、そこはちょっと残念な気持ちはあります。でも非常に強いC大阪に対して、70分〜75分ぐらいまではいいサッカーができたのは、ポジティブに捉えていいのかなと思います。
……アウェイの3連戦は疲れたね。
荒木●非常にタフではありましたね。
……次は出場停止。
荒木●ちょっと反省期間で(苦笑)。ここまで連戦だったので、トライアンドエラーが試合の中でしかできなかった。練習でしっかりトライして、また成長に繋げたいなと思ってます。
新井直人選手/まだまだ、良くなる
……アシストのシーンは、��いCKだった。
新井●ありがとうございます。中には強い選手がいるんで、いいボールをおくれば決めてくれる。複数のターゲットがいるっていうのは心強いですよね。
……前半のフリーのシュートは、決めたかった。
新井●前半で1点欲しかったですし、自分なら決めれたんじゃないかなと思っています。次は決めたい。
……得点に絡む活躍が目立つんだけど、自分の中で掴んだものは。
新井●いや、まだまだじゃないですか。もっと積み上げなきゃいけないですし、まだその段階だと思います。広島に来てからまだ2ヶ月ですし、もっともっと良くなるって感じているので。ただ毎試合、ゴールやアシストに絡むっていうのは、非常にポジティブだと思います。
……相手の左ワイドも非常に強くて速い選手ですが、しっかりと抑えられた。
新井●相手のストロングでもありますし、そこが勝負を分けると思っていた。90分通していい仕事はできたんじゃないかなと思います。
……アウェイ3連戦で疲れたのでは。
新井●はい(苦笑)。回復に専念して、次はホームの力を借りながら、やっていきたい。6月の連戦は、しっかりと勝ち続けて上にいきたいなと思ってます。
川村拓夢選手/疲れました。
……疲れましたね。
川村●いやあ、疲れました。はい。
……接触して倒れたシーンがありましたが。
川村●ちょっと相手の(スパイクの)ポイントが入って、ちょっと切れたんで。大丈夫だと思います。
……残念な引き分けなのか、ポジティブなのか。
川村●簡単には勝たせてくれませんし、4連戦目ということもあって、後半の最後は(体力的に)落ちてしまったというか……。C大阪の勢いに持っていかれたなという印象です。
……相手の前4人は、強力でしたね。
川村●J1でもトップクラスの攻撃陣でしたし、そこでデュエルでなかなか勝てず、セカンドボールを回収できなかった。僕たちのサッカーができなかったです。
……ちょっと疲れたかな、休んでいきましょう。
川村●はい。
松本泰志選手/責任を感じています
……いい動き出しもあったし、今までの中で一番良い形で良さを出せたと思います。
松本●それが自分の持ち味でもある。でも、フィニッシュのところは自分の課題でもあるんで、そこのところでチームに迷惑をかけた。責任を感じています。
……この引き分けは、どう捉えますか。
松本●相手は強かったけれど、前半は特に支配できたと思う。試合内容自体はプラスに捉えてもいいんじゃないかなって思います。
……試合は面白かった。あとは結果ですね。決定機を決めるという。
松本●そこに関しては本当に、決めきれていない部分が多い。C大阪戦もそうですけど、チャンスで仕留められればチームはすごく楽になる。そこを考えつつ、次の試合に切り替えようと思います。
……後半の決定的シーン、シュートはキム・ジンヒョン選手に弾かれたけれど、セカンドボールを狙いにいきましたよね。
松本●はい。滑りました。
……滑らなかったら、ボールに触ってゴールできたかな。
松本●どうですかね。多分、いけたんじゃないかっていうのは、思いますけどね。
……今度は滑らないようにやりましょう。
松本●そうですね。磐田戦では得点やアシストなど、ゴールに関わるプレー、ゴールに近いプレーができればいいかなと思います。
……ちょっと疲れましたか。
松本●疲れましたけど、まだまだ元気なんで頑張ります。
ミヒャエル スキッベ監督/オープンな展開になった
スキッベ監督●内容としては、本当に面白い試合だったと思います。ただ、65〜70分までは。自分たちの方がより優れた、いいチームだった。
2点目をとるチャンスは十分あったと思うんですが、1対1に追いつかれてしまいました。その後すごくオープンな試合になりましたし、その中でうちがラッキーであれば、2-0で勝つことができたかもしれませんし、アンラッキーだったら2-1で負けたかもしれません。1対1という結果は、両チームにとって良かったんじゃないかと思います。
……同点になって相手がかなり勢いづいてきた。交代を切るのが遅くなったように感じたんですが。
スキッベ監督●選手のパフォーマンスに関しては、非常に満足していましたから。失点直前のクロスがCKにつながっていなければ、そのまま1-0でずっと行けていたでしょう。
……運動量がかなり落ちてた選手もいたし、接触で傷んでた選手もいたと思うんですけど。
スキッベ監督●サッカーですので、傷むこともあると思います。ただ、プレーできなくなるような大ケガをした選手はいなかった。
……5月に入ってからまだ1勝。その要因を監督はどう考えていますか。
スキッベ監督●まずチャンスをものにして、得点に繋げられない部分がありました。また、何もないところから自分たちのミスが出て、失点をしてしまったところもあります。ゆえに、思ったように勝点を積めていない。ただJリーグは、上から下まで本当に拮抗している。どこのチームと対戦しても、ポイントを取れるという確実なものはない。
……塩谷選手のボランチを東京V戦からやってますけども、今日も素晴らしいプレーだったと思いますが彼のボランチの狙いというのが一つと、新井直人選手の存在感がものすごく増しているところもありますが、彼の役割についてお願いします。
スキッベ監督●塩谷がボランチをやると、ゲームは落ち着く。また(彼のボランチ起用は)中野が3バックの右ですごく良いプレーを見せているというのもあります。
新井に関しても右サイドで彼の才能をいかんなく発揮している。シュートを決めたことだけじゃなくて、得点に絡む部分で、いろんな働きをしてくれています。本当に早く、いい形で、うちのチームになじんでくれたと思います。
6月から変わる暮らし 定額減税スタート、新税徴収、光熱費は値上げ(毎日新聞 5月26日)
6月の給与明細のイメージ
6月から暮らしに関わる制度や仕組みが変わります。物価高の影響を受ける国民への支援策として「定額減税」が始まります。一方で、年金支給額は実質的な目減りとなり、食費などの値上げラッシュは続きます。新たな税負担も重なり、定額減税の効果が薄くなりかねません。主なものをまとめました。
【図解】6月の給与明細のイメージ 定額減税額を明記でどうなる?
◇定額減税スタート
1人あたり4万円の税負担を減らす定額減税が始まります。給与などにかかっている所得税3万円と住民税1万円の計4万円が減税されて手取りが増えます。納税者本人と配偶者など扶養家族を対象とし、夫婦と子供2人の4人世帯の減税額は計16万円となります。
6月分の給与や賞与で引き切れなかった減税額は、7月以降に繰り越されます。年内に減税しきれない場合は今夏以降に自治体から給付金が支給されます。
年収2000万円超(合計所得1805万円超)の高所得者や、海外に住む扶養家族は対象外です。減税額は給与明細や納税通知書に表記されます。
政府は物価高で苦しむ家計を支援し、「物価と賃上げの好循環」の持続を目指しています。定額減税のための財政措置は3兆円規模に上ります。所得が低い人ほど減税が複数回に分散するため、一括給付より実感を持ちづらいとの指摘もあります。
◇食品、光熱費が値上げ
6月は人気菓子などの値上げや光熱費の負担増などが予定されています。
カルビーは「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」など68商品の価格を1日以降、3~10%程度引き上げます。明治は「アポロ」など54商品、ハウス食品も「とんがりコーン」など6商品を値上げします。原材料費や物流費などの高騰が理由で、まるか食品は「ペヤングソースやきそば」などの即席麺13商品を5年ぶりに値上げします。
大手電力10社と都市ガス大手4社の6月請求分(5月使用分)の電気・ガス料金は、政府の補助金が半減するため、全社で前月より値上がりします。電気料金は平均的な家庭で357~585円値上がりし、補助金が終了す���7月はさらに上昇する見通しです。
◇年金支給額実質目減り
4、5月分の年金は6月14日に振り込まれます。年金の支給額は物価や賃金の変動に連動して毎年4月に改定されています。4月以降の年金は物価や賃金の上昇に伴い、2・7%引き上げられるものの、将来の年金の給付水準を確保するため物価や賃金の伸びよりも低く抑えられており、実質的に目減りします。
具体的な支給額は、平均的な給与で40年間働いた夫と専業主婦の「モデル世帯」で、月23万483円(前年度比6001円増)。自営業者らが加入する国民年金のみ加入する人のうち、24年度中に68歳以下の人は満額で1人6万8000円(同1750円増)で、69歳以上の人は6万7808円(同1758円増)となります。
◇森林環境税の徴収開始
森林整備などを目的とする新たな税金「森林環境税」の徴収が6月から始まります。住民税の納税者1人につき年1000円を上乗せします。ただし、定額減税の実施に伴い、6月の住民税の徴収がゼロ円となる人は7月からの徴収となります。
年1000円は2023年度で徴収が終わった東日本大震災の復興を目的とした住民税の上乗せ分と同額のため、負担増は見えにくいですが、対象者は約6000万人に上ります。年約600億円と見込まれる税収は市区町村と都道府県に配分され、森林の間伐、林業の人材育成、木材の利用などに使われます。
自治体への森林整備財源の配分(森林環境譲与税)は、森林環境税の徴収に先立ち、19年度から始まっています。ところが、都市部への配分が多かったため、「財源を使い切れない」という問題が浮上。24年度からは人口が少なく森林面積が多い自治体への配分額を手厚くするため配分基準を見直しました。
◇診療・介護報酬改定で負担増も
医師らの技術料や人件費にあたる診療報酬の本体部分が、0・88%上がります。医療機関を初めて受診した時に支払う初診料を20年ぶりに増額。多くの場合で、初診料(現行2880円)が90円、再診料(同730円)は40円上がる見通しです。3割負担の人では初診料が27円、再診料は12円の負担増となります。入院基本料など診療に関する基本的な利用料も上がります。
医療機関の準備期間を取るため、今回から改定の時期を4月から6月に変更しました。これに伴い、介護報酬で医療と連携するサービスの改定も6月になりました。対象は訪問看護と通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導の4サービス。訪問看護でみとり期への対応などが上がります。【杉山雄飛、道永竜命、山下貴史、神足俊輔】
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2020年3月、兵庫県神戸市西区の精神科病院「神出病院」の看護師や看護助手ら6人の男が、患者への虐待容疑で一斉に逮捕された。看護の道を志して集まった彼らは、なぜ卑劣な犯行に手を染めたのか。閉ざされた病棟ではいったい何が起きていたのか? ここでは、事件の背景に迫った神戸新聞取材班の渾身のルポルタージュ『 黴の生えた病棟で ルポ・神出病院虐待事件 』(毎日新聞出版)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/ 2回目 に続く) ◆◆◆ 神出病院の看護助手を強制わいせつ容疑で逮捕 神戸をイメージさせる海もなければ、ハイカラな洋風建築も、石畳もない。市の最西部に位置する西区は、台地の上にニュータウンが広がり、緑豊かな谷あいに田畑や果樹園、牧場が点在している。静かで、のどかで、犯罪発生件数も少ない。そんな一帯を管轄する兵庫県警の神戸西警察署で、署員たちは2019年夏からピリピリしていた。 というのも、その頃から若い女性が襲われる強制わいせつ事件が相次いでいた。お盆中の8月13日午後11時頃、帰宅してきた女性が自宅マンションのエントランスに入ろうとすると、後ろから近づいてきた男に突然、顔を手で押さえつけられた。かろうじて悲鳴を上げると、男は下半身へと手を伸ばす。だが、女性はショートパンツだったことから、男は胸を触って走り去った。 1カ月後の9月、そして11月にも、帰宅中の女性が背後から男に抱きつかれ、下着の中に手を入れられたり、尻を触られたりした。 神戸西署が捜査を進める。すると、11月の犯行現場で不審な動きをする男を、近くの防犯カメラが捉えていた。さらに8月の事件で、犯行現場に近い建物のドアに掌紋(しょうもん、手のひらの紋)が付着していたことがわかった。 一連の事件の容疑者として1人の男が浮上する。それが神出病院で、看護助手をしていた当時27歳の田村悠介(たむらゆうすけ、仮名)だ。 田村には、女性の悲鳴を聞くほど興奮が高まるという性的嗜好があった。最初はスカートの中にスマートフォンを差し込んで盗撮行為を繰り返していたが、やがて物足りなくなり、女性を直接襲うようになった。神出病院で看護助手としての仕事を終えた帰りに車で駅前などに立ち寄り、ターゲットを定める。女性が人通りの少ない場所に入ったことを確認すると、スマホの録音ボタンをオンにして、後ろから歩いて尾行した。 その年の12月、神戸西署は強制わいせつ容疑で田村を逮捕する。押収したスマホには女性の悲鳴が多数収められていた。しかし、その悲鳴よりも捜査員を驚かせたのは、それとは別に保存されていた動画の数々だった。 押収したスマホから見つかったおぞましい動画の数々 「○○君、口、口」 「早すぎる、早すぎる。もう1回」 「舌入れな」 再生すると、はやし立てる数人の男の声がした。 50~60代の男性2人が襟をつかまれ、キスをさせられている。2人が神出病院の入院患者であることはすぐに察しがついた。 別の動画では、再び同じ男性がベッド���仰向けになり、陰部にジャムを塗られていた。これにもあざ笑う声が入っている。 「ちゃんと吸ってや」 「ちゃんとなめてよ」 「ここ、ちゃんとくわえろって」 別の男性患者がその陰部をなめる様子が映っていた。 看護師らが患者を集団虐待する前代未聞の事件 事件の端緒が女性への強制わいせつだったこともあり、神戸西署には当初、これらの動画も田村が性的目的で撮影したのではないかという見立てがあった。ただ、動画から聞こえる嘲笑の声は、明らかに複数の人物が関わっていることを示しており、わいせつ行為よりも人間の身体をもてあそぶことが目的のように思われた。 神戸西署は県警本部の捜査1課から応援を得て、捜査態勢を強化することを決めた。わいせつ事件をはじめ、殺人、放火、強盗、誘拐、立てこもりといった凶悪犯罪を専門に扱う捜査1課の捜査員を投入し、最先端の捜査技術も駆使して指揮命令系統を一本化させる。 看護師らが患者を集団で虐待するという前代未聞の事件捜査はこうして始まった。 60代の男性患者を長期間にわたって監禁し… 田村はスマホに全部で約30点の動画を残していた。 このうちの1つには、逆さまにひっくり返された重さ100キロ近い柵つきベッドの中で、長時間にわたって監禁されている60代の男性患者の姿も映っていた。男性は檻(おり)のようになったベッドの落下防止柵のすき間から 「出してーな」 「何するんや」 と悲痛な声を上げている。 男性は食べ物への関心が極度に強いという特有の症状があった。 田村たちが柵のすき間からポテトチップスの袋を見せると、体をばたつかせ、顔をゆがめて必死でもがく。別のすき間からは何やら尖(とが)った紙状のものを差し込み、男性の体を何度も突っついていた。 よく見ると、わざわざ包丁の形に作った厚紙の模型だ。男性がおびえ切った表情で体をよじって暴れると、ベッドの床板が外れ、男性の体が押しつぶされた。 スマホに残された撮影時間から、警察は監禁時間を26分間としたが、実際には少なくとも1時間半にわたって監禁は続けられたという。田村たちはひとしきり患者をからかった後、現場を離れ、時折様子をうかがいに来るだけだった。男性を助け出したのは同じ部屋の別の患者だった。 虐待行為は手を替え品を替え続けられていた 動画に映っていた被害者は全員で7人。いずれも男性で重度の精神疾患があり、されるがままの状態だった。 看護師らによる虐待行為は他にも手を替え品を替え続けられていた。 ・病院のトイレで患者を裸にし、椅子に座らせて顔にホースで水をかけ、嫌がると洗面器で湯をかける。 ・車いすの患者の頭に粘着テープを四重に巻きつける。 ・球状に丸めた粘着テープを患者の頭めがけて投げつけておびえる様子を面白がる。 ・患者の頭にゴム手袋をかぶせ、嫌がって外そうとする患者の両腕を2人がかりで引っ張ってもてあそぶ。 ・シリンジ(注射器)を水鉄砲のようにして患者の顔に水をかけ、悲鳴を上げて嫌がる様子を見て楽しむ。 ・患者の腕を引っ張って別の患者を殴らせたり、ベッド上で患者の体に別の患者を乗せたりし、抵抗すると押さえつけたり、鼻に指を突っ込んで引っ張ったりする。 県警は動画を解析し、右のような、 「7つの暴力行為、3つの性的虐待」 を特定した。病院から撮影日の勤務態勢がわかる資料を提出させ、行為に関わったとみられる人物を絞り込む。起訴するか否かを判断する検察と打ち合わせをして、送検容疑を確定させた。 「体を押さえ、無理やりキスを…」神戸の精神科病院で、看護師が患者に強制わいせつ→事件発覚後に病院側が取った“驚きの対応”とは へ続く
「ちゃんとくわえろ」「舐めてよ」精神科病院の看護師が、患者に“おぞましい性的暴行”…神戸・神出病院で起きた“前代未聞の虐待事件”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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山崎由紀子 - Listen to the picture Yukiko Yamasaki “Listen to the picture” 2024.3.9 Sat - 3.31 Sun
この度VOILLDは、山崎由紀子の個展「Listen to the picture」を開催いたします。VOILLDでは2023年に開催された個展「ここにバグがある」 に続く、1年ぶり、3度目となる新作個展となります。
1988年京都府に生まれ、学生時代にイラストレーター・デザイナーのヒロ杉山のもとでデザインを学んだ後、現在は東京を拠点に活動を行う山崎由紀子。国内での様々なグループ展への参加や個展の開催など、精力的に作品を発表をしながら、企業やブランド、雑誌等への作品提供、自身によるZINEの制作やグッズデザインなど、多彩なジャンルにおいて活躍の場を広げています。
山崎は、デジタルとアナログが著しい進化を遂げた80年代に生まれ育ち、ガラケーからスマートフォン、ロースペックのPCからMacBookなど、近年すさまじい進化を遂げてきた様々なデジタルガジェットと、それに伴って形や速度を変える情報収集の変化を、身をもって体感してきました。制作にあたっての資料集めも、雑誌やチラシなどの紙媒体から、近年ではネット上から集めるようになり、日々インターネットから流れてくる膨大な数の画像の中から目に止まったものを素材としてスクラップし、それらをiPhoneやPhotoshopでデジタルコラージュとして再構築した上で、キャンバスにペインティングという形で落とし込むという手法で��品を制作しています。このプロセスは、彼女がデジタル世代の生き証人であること、そしてそれが現代アートにおける彼女の言語であることを示しています。
グラフィカルなモチーフ、鮮やかな色彩、力強いラインワーク、躍動感に満ちた大胆な構図。画面の中で強烈な対話を繰り広げる山崎の特徴とも言えるこれらの要素は、漫画やアニメーション、ファッションや音楽など時代の流行をポップに取り込みながら、卓越したセンスとウィットに富んだ表現力によって、細部にわたり描かれています。それらのモチーフたちを観察してみると、彼女の視点や日々の生活までもが浮かび上がってくるかのようです。山崎独自の目線で切り取られ編集された画像たちや、一見ミスマッチなモチーフや描画も、一枚の絵として構成することで調和をとりながら画面内で巧妙に響き合い、現代の絵画としての新しい価値観を提示しているかのようにも読み取れます。デジタルのメディアとアナログの手法を巧みに操り、自由に横断し続ける山崎の作品群は、時に自身の思惑を超えて、情報やガジェットの変化と共に多様な形に進化し続けており、自身の嗜好だけでなく、大衆的なニュースや流行、時代の移り変わりまでをも肯定的に楽しみながら、鮮明に記録しているのです。
本展では、新作のペインティング作品、約10点を発表いたします。生き生きとした色彩と大胆な抽象形態を自在に融合させながら、抽象と具象の境界を自在に行き来し、視覚的な調和とコントラストの中で独自の物語を紡ぎ出す彼女の作品群は、私たちに内なる感性を呼び覚まし、色と形の自由な解釈を提示し、新鮮な視点を促してくれるようです。デジタル時代の躍動感と、アナログの手触りを組み合わせた新しいビジュアル言語を提示しながら、デジタル時代を生きる人々の日常と、情報がどのように私たちの認識を形作っているかについての深い洞察を与えてくれることでしょう。観る者を自身の創造的宇宙へと導き、画面の向こうに広がる無限の可能性へと思考を拡張させる、山崎の創造する複雑で多層的な最新作を、是非ご高覧いただければ幸いです。
ー
たくさん作品を作ってきても、自分の作品制作の根幹は表現への好奇心であることは変わらずにいる。表現への好奇心とは、自分が昂るような刺激を感じたり、挑戦してみる的な感覚の話なのだけど、自分にとって作品を作り続ける意味とモチベーションがそこにはある。 インターネットから拾うアニメ、広告、写真、絵画、グラフィック画像などからインスピレーションを受けて、それらの形を崩したり足したり重ねたりと、コラージュ的な再構成をしてそれを一つの画面に収めた時に起こる化学反応みたいなものに、いつまでも惹きつけられているのだと思う。
ここ数年、自分の制作の裏テーマにどこまで画面をぐちゃぐちゃにしても成立するのかという意識を敷いてラインを探っていたけど、それも一旦落ち着いて、最近はもう少し余白や抜きで成立する画面を作ることに興味が向いてきた。
今自分が何に心惹かれるのか、その感覚に正直に耳を傾け探求して導かれてみたいと思った。
ー山崎由紀子
山崎由紀子|Yukiko Yamasaki 1988年京都府出⾝。東京都在住。 デジタルネイティブとアナログ世代の間に⽣まれ、ガラケー、スマートフォン、ロースペックなPC、そしてMacBookとあらゆるデジタルガジェットの進化、それに伴う情報取集におけるスピードの変化を体感した世代の作家。SNSやネット上で気になった画像を⽇々集め、デジタル上でコラージュし、それをペインティングに再編集するという⼿法で作品を発表している。 ギャラリーでの展示の他、スカート(澤部渉)のメジャー1stシングル「遠い春」メインビジュアル、adidasオリジナル「OZWEEGO」プロモーションビジュアル、アパレルブランドSLYの2020SSコラボ商品など、多様な媒体を手掛ける。 HP / IG
・PAST EXHIBITION (Selected) 2023年 個展「ここにバグがある」VOILLD(中目黒) 2022年 グループ展「プリミティブ・コミュニケーション」TENSHADAI(京都)、グループ展「8」VOILLD(中目黒)、グループ展「NEO PAINTING TOKYO」OIL by 美術手帖(渋谷) 2021年 個展「OK!」VOILLD(中目黒)、個展「Momentary Record」MOTIF(香川) 2020年 個展「崩壊する絵画」OIL by 美術手帖(渋谷)、グループ展「NEWEN」BAF STUDIO TOKYO(馬喰町) 2019年 個展「PAINT(ing)COMPLEX」TOKYO CULTUART by BEAMS(原宿) 2017年 グループ展「グラビア」タンバリンギャラリー(東京) 2016年 個展「きみの、グリーン」Quantum Gallery&Studio(都立大学)、個展「年末ジャック」夢通り高架下(中野) 2015年 個展「トッテモフラット」Anagra(半蔵門)
・Cliant Works (Selected) 2024年 asobi 「All In My Head」メインビジュアル 2023年 BEAMS T Collaboration、AnotherADdress×津田沼PARCO アップサイクルプロジェクト作品 2022年 株式会社イトーキ日本橋オフィス壁画、AFFECT横浜店(古着屋)壁画 2020年 三菱地所presents 新東京ビル4Fエリア壁画、SLY 2020ssコラボ商品ビジュアル制作、6curry渋谷店壁画(カレー屋) 2019年 adidasオリジナル「OZWEEGO」プロモーションビジュアル、スカート(澤部渉)メジャー1stシングル「遠い春」メインビジュアル 2018年 PANPATI町田店壁画(パン屋)
・受賞歴 2014年 1_WALLグラフィック 柿木原政広賞、1_WALLグラフィック 菊池敦己賞 2010年 アートアワードトーキョー丸の内2010 長谷川裕子賞
山崎由紀子「Listen to the picture」 Yukiko Yamasaki “Listen to the picture” 会期:2024年3月9日(土)~3月31日(日) オープニングレセプション:3月8日(金)18:00 – 20:00 開廊時間:13:00 - 18:00 休廊日:月曜、火曜、祝日
ー 9th Sat 2024 - 31th Sun Mar. Open: 1-6pm Closed: Mon, Tue and National Holidays
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2023年の文化活動(一覧)
昨年もたくさん行脚しました。特筆すべきはコロナ禍からの本格的な脱却、夏休みの北海道旅行、勤続30年目のリフレッシュ休暇で西日本周遊、だろうか。行きつけの美術館は展示替えの都度、再訪するルーチンが確立。思ってたよりコンサートにもたくさん行ってた(クラシック系が多い)。地方の美術館(県立レベルの)を攻略する楽しさを知ってしまったので、今年も隙を見て行ってみたい。
星野道夫 悠久の時を旅する@東京都写真美術館
プリピクテジャパンアワード@東京都写真美術館
野口里佳 不思議な力@東京都写真美術館
パリ・オペラ座─響き合う芸術の殿堂@アーティゾン美術館
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台@東京都現代美術館
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd@東京都現代美術館
DOMANI・明日展 2022-23@国立新美術館
クリストとジャンヌ?クロード 包まれた凱旋門@21_21 DESIGN SIGHT
ハンドメイドジャパンフェス冬2023@東京ビッグサイト
室内楽・シリーズNo.22 デュオの世界 <チェロとピアノのための>@東京文化会館
驚異の声、驚異の言葉─未体験の音空間へようこそ!@横浜みなとみらいホール
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎@東京オペラシティーアートギャラリー
3331によって、アートは『 』に変化した@3331 Arts Chiyoda
恵比寿映像祭2023@東京都写真美術館へ
同潤会アパート渋谷@白根記念渋谷郷土博物館・文学館
引き寄せられた気配@トーキョーアーツアンドスペース 本郷
東京都水道歴史館
開館60周年特別展「横山大観と川端龍子」@龍子記念館
0~8848M・地上の紋――中国空撮写真展@日中友好会館美術館
毎年恒例の岡本太郎現代芸術展@岡本太郎美術館
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!@森美術館
わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち@世田谷美術館
それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱@世田谷美術館
平原まこと 50周年 メモリアルコンサート@東京国際フォーラムCホール
吉松隆オーケストラ傑作選 吉松隆の<英雄>@東京芸術
動物会議 緊急大集合!@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
VOCA展2023@上野の森美術館へ
藤子不二雄のまんが道展@豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
昭和レトロ館
ヴォクスマーナ 第49回定期演奏会@豊洲シビックセンターホール
第52回邦楽演奏会@国立劇場
ダムタイプ|2022: remap@アーティゾン美術館
アートを楽しむ 見る、感じる、学ぶ@アーティゾン美術館
画家の手紙@アーティゾン美術館
重要文化財の秘密@東京国立近代美術館
明治美術狂想曲@静嘉堂@丸の内
今井俊介 スカートと風景@東京オペラシティアートギャラリー
収蔵品展076 寺田コレクションハイライト(前期)@東京オペラシティアートギャラリー
ブルターニュの光と風@SOMPO美術館
情景の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝が見た異郷@国立西洋美術館
エドワード・ゴーリーを巡る旅@松濤美術館 応挙と蘆雪@東京黎明アートルーム
「ラ・フォルジュルネ2023」 公演番号:313止まらない!若き活力の横溢と抒情 公演番号:324大作曲家に楽器の制約ナシ!SAXカルテットによる名曲の解答
島じまん2023@竹芝桟橋
デザインフェスタ vol.57@東京ビッグサイト
東京みなと祭@東京国際クルーズターミナル
ルーヴル美術館展@国立新美術館
清澄庭園
大阪の日本画@東京ステーションギャラリー
第63回 海王祭@東京海洋大学 越中島キャンパス
マティス展@東京都美術館
都美セレクション グループ展 2023
夢と自然の探求者たち―19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで@群馬県立館林美術館
原始神母 THE DARK SIDE OF THE MOON 50th ANNIVERSARY@日比谷公園大音楽堂
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語@東京都写真美術館
TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見@東京都写真美術館
田沼武能 人間讃歌@東京都写真美術館
発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間@府中市美術館
プレイプレイアート展@ワタリウム美術館
下町七夕まつり@かっぱ橋本通り
モネ・ルノワール 印象派の光@松岡美術館
フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン@東京都庭園美術館
川崎水族館
F.A.T.2023 Summer Concert FireBird & AzBand & TAKEBAN@月島社会教育会館ホール
山下清展 百年目の大回想@SOMPO美術館
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ@アーティゾン美術館
野又 穫 Continuum 想像の語彙@東京オペラシティー アートギャラリー
没後10年 映画監督 大島渚@国立映画アーカイブ
熊谷守一美術館
三井高利と越後屋@三井記念美術館
北海道旅行 ファーム富田 旭山動物園
恋し、こがれたインドの染織@大倉集古館
ブラチスラバ世界絵本原画展@うらわ美術館
特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン@東京国立博物館
誰かのシステムがめぐる時@TOKAS本郷
東京大学総合研究博物館
第21回東京音楽コンクール(ピアノ部門)の本選@東京文化会館
テート美術館展@国立新美術館
ガウディとサクラダファミリア展@国立近代美術館
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会@森美術館
コレクション展2023-3@青森県立美術館
大巻伸嗣 地平線のゆくえ@弘前れんが倉庫美術館
弘前昇天教会
旧五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
旧東奥義塾外人教師館
旧弘前市立図書館
山車展示館
弘前城
津軽藩ねぷた村
カトリック弘前教会
荒木珠奈 展@東京都美術館
ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023 CIRCULATION -ひともまちもせかいもめぐる‐@臨海副都心エリア
生誕140年 モーリス・ユトリロ展@横浜高島屋ギャラリー
全日本模型ホビーショー@東京ビッグサイト
デヴィッド・ホックニー展@東京都現代美術館
「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館
ステファン・サグマイスター ナウ・イズ・ベター@ギンザグラフィックギャラリー
福田美蘭 「美術ってなに?」展@名古屋美術館
生誕120年 安井仲治YASUI NAKAJI: PHOTOGRAPHS@愛知県美術館
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築@豊田市美術館
漆の彩り・黒と金の幻想 - 高橋節郎@豊田市美術館(髙橋節郎館)
コレクション展 歿後20年 若林奮@豊田市美術館
2023年度 第2期 コレクション展@豊田市美術館
山田寅次郎展@ワタリウム美術館
Japan Mobility Show 2023@東京国際展示場
黒田記念館(特別室開室)
横尾忠則 寒山百得展@東京国立博物館
東京国立博物館の寒山拾得図
デザインフェスタ vol.58@東京ビッグサイト
永遠のローマ展@東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間@東京都美術館
動物園にて ―東京都コレクションを中心に@東京都美術館
第64回 日本版画会展@東京都美術館
「今こそ、ルーシー!」 ~LUCY IS HERE~@スヌーピーミュージアム
大原美術館
そして船は行く@高知県立美術館へ。
大塚国際美術館
コレクションハイライト@福岡市美術館
芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄@久留米市美術館
遠距離現在 Universal / Remote@熊本市現代美術館
第3期コレクション展:宮崎県立美術館
MOT���ニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ@東京都現代美術館
MOTコレクション歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館
第4回カルチャー芸術展@国立新美術館
第12回 躍動する現代作家展@国立新美術館
21世紀アートボーダレス展(2023)@国立新美術館
JAGDA国際学生ポスターアワード2023@国立新美術館
第63回全国矯正展@東京国際フォーラム
ゴッホと静物画―伝統と革新へ@SOMPO美術館
ピカレスク・ニュー展 Vol.8@ピカレスク
モネ 連作の情景@上野の森美術館
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「絵のことは、絵に話しかければ」とあなたは言う (松岡亮 「誰かに愛されている空。 誰かを愛している空。」 SAI)
小金沢智 2023年12月4日 20:23
松岡亮さんの個展「誰かに愛されている空。 誰かを愛している空。」が、MYASHITA PARK(渋谷)3階のアートギャラリーSAIで開催されている。2021年11月の個展「暇で育つ。」以来、SAIでは2年ぶりとなるこの展覧会では、ミシンを用いた刺繍作品を中心としながら、ギャラリー空間の(ほぼ)始まりと終わりにはアクリル絵具を素材とする絵画作品が展示された。15点の刺繍と、56点の絵画、合わせて71点。後者のうち、1点はSAIのひと部屋の連続する二面にロール紙を貼り、まさしくその場で描かれた作品であり、55点は、その制作を終えた後のロール紙をさまざまなサイズに切って(それらも、同様にSAIで)描かれた作品である。
ここで、あぁ、と思うことは、つい、「刺繍作品」「絵画作品」と書き、また、作品の展示点数すらも記してしまったが、書いてみて、松岡さんの作品をそのような便宜的な分類に基づき整理することの不適切さを感じてしまう。キュレーターという職業柄、あるいは美術史という学問においても、作品の分類・整理は欠かせざる重要事項であるのだが、松岡さんの絵の前に立つとき、そういういつもの自分から距離をとってはどうかと促されている私がいることに気づかされる。誰から促されているのかというと、松岡さんからということではなく、松岡さんが描いた/制作した作品自体から促されている。
松岡さんの作品は、ある特定のテーマやコンセプトに基づき制作されるものではない。今回展示されている71点の作品は、2020年制作の作品が2点、2022年制作の作品が8点、それ以外の61点は2023年制作の作品であるが、会場で制作された56点を除き(点数だけ見れば非常にボリュームがあるが)、この展覧会のために制作されたというわけではなく、松岡さんが日々行っている絵を描くという営為の中で生まれた作品が、今回の機会に一堂に会した。ギャラリーに展示された作品以外にも、松岡さんの手元(というにはあまりに大きなものも含まれる)には多くの作品があり、そして日々生まれており、今回も、ギャラリーに持っていったものの空間の都合上展示することのできなかった作品があったとも聞き、すなわち、それらの作品は、何か(例えば、展覧会やアートフェア)のためにということではなく、松岡さんの毎日の生活の営みの中で自然とつくられている。生活の中で、「あなたの生活のコンセプトは? テーマは?」と殊更に聞かれる/聞くことがないのと同様、松岡さんにとってつくることは、生きることと切り離すことが「生理的な意味でできない」ものとして存在している。松岡さんにとってつくることは、テーマやコンセプト���以前」にある。
食べること、眠ること、家族や友人を愛することと同じ線上に、「絵を描く」ことがあり、だから松岡さんは、「絵を描くこと」を生活の上で優位に置かず、「絵を描くこと」によって自分を特別視せず、人との作品の比較もしない。もし、寝る間を惜しんで、生活を顧みず絵を描いている人がいるならば、「ちゃんと食べて、絵を描け」と松岡さんならば言うだろう。 今回の個展のステイトメントで、松岡さんはこう書いている。
何を見たのか? 何を知ったのか? 何を忘れたのか? 美しい旅だった。ゆっくりと動き出し。 少しずつ削ぎ落とされて。 自分自身に戻っていく。遊びの、遊びへ。 ただただ、描き。
仏教用語で「おのずからそうである」という意味で「自然」(じねん)という言葉があるが、松岡さんの作品から受けるのはそのような意味での「自然」である。「自ら然る」。絵とは、人の手によってつくられた人工的なものであるから、「おのずからそうである」ということは基本的にはないわけだけれども、できあがった松岡さんの絵は、それを強く感じるから不思議だ。作品の大小、素材・技法の違い、そういうものの如何を問わず、ここに絵が存在しているということ。「おのずからそうである」ものに対して、いったい、何を言うことができるだろう?
松岡さんの作品は、即興でつくられる。刺繍であればミシンによって、絵画であれば手によって(松岡さんは筆を用いない)、作品がどれだけ大きくても、小さくても、事前の下絵や構想はない。絵は、一本の線から、または点からはじまっていき、(松岡さんにとっての)然るべきタイミングで終わる。誰も、本人すらも、はじまり、過程、終わりを知らないまま、形態や色が次第に重なり、連なっていくようだ。最後の部屋に展示されていた大小55点のドローイングは、その豊穣な重なりと連なりの一端を示している。
SAIの入っているMIYASHITA PARKは、JRの線路にほぼ面しており、SAIには線路はもちろん渋谷の街の様相を見下ろすことのできる一室がある。おそらくそこは、展示によってはガラス面を閉じるなどのことができるのではないかと思うが、今回の展示では一部遮光されながらもほとんど開いたままとなっており、訪れた日中は陽の光が空間全体を満たすようにして作品に入り込みつつ、ガタンゴトンという電車の音もしばしば響いた。ふと目線を下げると、人工物の合間に植物が見える。線路脇ということであまり浸食すると危険であるということなのか、詳しい意図は不明だが、ある空間の中に植物を閉じ込めるようにして囲いができているのだが、しかし、その囲いから飛び出るようにして植物はその外側へと伸びてしまっている。電柱にも這っている。不思議なもので、それらの植物のありようと、松岡さんの絵の近さについて私は考える。まったく違うものではあるけれども、近いもののように見える。あの植物と、この絵と、何が違うのか? 本当に、違うのか? 植物も、絵も、食べることも、絵を描くことも、近い、もっと言えば、同じである、ということから始めることができるのではないか?
刺繍による作品は、ミシンでつくられた後、展示にあたっては木枠にセッティングされているのだが、一部、ふわふわと空気をはらんでいるというか、布が波打っているようなところがあって、それが呼吸のようで、またいい。絵が呼吸している。などと書くと、情緒的に過ぎるかもしれないが、松岡さんの絵は、情緒ということではなくて、絵の一点一点が、絵としてそこに存在しているという意味において、「呼吸」という言葉が、私にはとてもしっくりくる。それこそ、制作過程において松岡さんの身体/呼吸とともにつくられた絵が、その手を離れ、自ずと呼吸を始める。私には、松岡さんの絵は、水のようであり、光のようであり、風のようであり、ある場所で、ある場所を、たゆたい、ゆらめき、吹き抜ける。呼吸/リズムを伴いながら。
「絵のことは、絵に話しかければ」と松岡さんは言う。私が私として、あなたがあなたとして、絵と向き合う。作家に向き合うのではない。
松岡さんの作品は、今回のものもすべて、具体的なタイトルが付けられているものはない。《untitled》(無題)である。作品と見る人との関係というものは、実は、作家と離れたところでこそ、きわめて相互的なものなのだということを松岡さんは信じているように思う。そのとき、絵もまた、あなたを見つめているのかもしれない。光を受けて、呼吸しながら。
小金沢智
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"You said, 'If it's about a painting, just talk to the painting.'" (Ryo Matsuoka, The Sky Loved by Someone. The Sky Loving Someone. SAI) Satoshi Koganezawa December 4, 2023, 8:23 PM
Ryo Matsuoka's solo exhibition, The Sky Loved by Someone. The Sky Loving Someone., is being held at the art gallery SAI on the third floor of MIYASHITA PARK (Shibuya). This exhibition, the first at SAI in two years since the November 2021 solo exhibition Growing in Idleness., focuses on embroidery works created with a sewing machine, while the beginning and end of the gallery space feature paintings using acrylic paint. The exhibition showcases 15 embroidery works and 56 paintings, for a total of 71 works. Among the paintings, one was created directly on-site by attaching rolled paper to two consecutive walls of a room at SAI, while the remaining 55 were created by cutting the rolled paper into various sizes after completing the larger work (also at SAI).
At this point, I catch myself thinking, "Oh," as I write about "embroidery works" and "paintings" and even list the number of works on display. However, upon reflection, I feel a certain discomfort in categorizing and organizing Matsuoka's works based on such convenient classifications. As a curator, or even within the study of art history, the classification and organization of works is a crucial task, yet when standing before Matsuoka’s paintings, I am prompted to distance myself from this usual approach. Who is prompting me? Not Matsuoka himself, but rather the works he has created.
Matsuoka's works are not created based on a specific theme or concept. Of the 71 works on display, two were created in 2020, eight in 2022, and the remaining 61 in 2023. With the exception of the 56 works produced on-site (a large number on its own), these works were not made specifically for this exhibition but emerged from Matsuoka's daily practice of painting. In fact, beyond the works displayed in the gallery, Matsuoka has many more works in his possession (some of which are quite large), and new ones are created daily. I also heard that some works, despite being brought to the gallery, could not be displayed due to space limitations. This reinforces the idea that Matsuoka’s works are not created for any particular purpose (such as an exhibition or art fair), but rather arise naturally from his everyday life. Just as we do not ask, “What is the concept or theme of your life?” Matsuoka’s act of creating cannot be separated from living—it is something that cannot be “physiologically” detached. For Matsuoka, creation exists prior to any theme or concept.
Just as eating, sleeping, and loving family and friends are a part of life, so is "painting." Therefore, Matsuoka does not place "painting" in a position of superiority in his life, nor does he view himself as special because he paints. He also refrains from comparing his works to those of others. If there were someone who painted while sacrificing sleep and neglecting their daily life, Matsuoka would likely say, “Eat properly, and then paint.”
In his statement for this solo exhibition, Matsuoka writes:
What have I seen? What have I learned? What have I forgotten? It was a beautiful journey. Moving slowly, little by little, things are stripped away, and I return to myself, to the play of play. I just paint.
There is a Buddhist term, "jinen," which means "to naturally be as it is," and this is the sense of "nature" that I get from Matsuoka’s works. "Naturally so." Though a painting is an artificial creation made by human hands and does not naturally “exist,” Matsuoka’s finished works give off such a strong sense of “naturally being” that it feels mysterious. Regardless of the size of the work or the differences in materials or techniques, the fact remains that the painting is there. And what can one really say about something that “naturally is”?
Matsuoka’s works are created spontaneously. Whether it's embroidery using a sewing machine or painting by hand (Matsuoka does not use brushes), there are no preliminary sketches or plans, no matter the size of the work. His paintings begin with a single line or dot and continue until what he feels is the right moment to finish. No one, not even Matsuoka, knows how they will begin, progress, or end, but as the shapes and colors gradually accumulate and connect, they form something. The 55 drawings displayed in the final room offer a glimpse into this abundant layering and connection.
MIYASHITA PARK, where SAI is located, faces the JR train tracks, and one of the rooms at SAI offers a view overlooking the tracks and the city of Shibuya. While the glass walls could probably be covered depending on the exhibition, for this exhibition, they were mostly left open, allowing sunlight to fill the space, while the sound of passing trains frequently echoed. Looking down, I noticed plants growing between the artificial structures. Perhaps due to safety concerns, since the space is close to the tracks, the plants are enclosed, but some have grown beyond the barriers, creeping along utility poles. Strangely, this scene reminded me of the affinity between Matsuoka’s paintings and these plants. Although entirely different, they seem close. What really distinguishes these plants from Matsuoka's paintings? Are they truly different? Could it be that plants, paintings, eating, and creating are all close—perhaps even the same?
The embroidery works, while framed for the exhibition, have parts where the fabric ripples like waves, almost as if it’s breathing—this too is beautiful. To say "the painting is breathing" may sound overly sentimental, but it is not about emotion. In the sense that each of Matsuoka’s paintings exists as a painting, the word "breathing" feels apt. The painting, created alongside Matsuoka's body and breath, begins to breathe on its own once it leaves his hands. To me, Matsuoka's paintings are like water, light, and wind, drifting and shimmering, passing through a space. They carry a rhythm, a breath.
Matsuoka says, “If it’s about a painting, just talk to the painting.” I face the painting as myself, and you as yourself, not facing the artist.
Matsuoka's works, including those in this exhibition, are all untitled. He seems to believe that the relationship between a work and its viewer is, in fact, deeply reciprocal, away from the artist. At such moments, the painting might be gazing back at you, breathing, bathed in light.
Satoshi Koganezawa
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松岡亮 「誰かに愛されている空。 誰かを愛している空。」 2023年12月2日(土)〜2023年12月24日(日)無休 SAI / 渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F https://www.saiart.jp/
小金沢智 https://www.koganezawasatoshi.com/
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