#20世紀美術の軌跡
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tumblr2011aterehwon · 2 years ago
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12/28 in 京都 実は28日が仕事納め 数日前 ソワレに間に合えばいいので 午後休で(京都に行く予定で)申請したら 上司に「年末だしこの日もこの日も丸1日休んでいいよ」 と言われた 他意は無くご厚意として受け取っている 出かけた場所 ルートヴィヒ美術館展  20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション @ 京都国立近代美術館 どうせなら美術館巡りでも と思ったら お向かいのウォーホル(京都市京セラ美術館)は28日から休館 近くて遠い と 少し残念に思ったりもしたが でもこれで良かった ルートヴィッヒ美術館展だけでも 情報量が多い 見応え十分 市民の寄贈作品をもとに形成された 20世紀から現代までの作品が収集されていることで 世界的に有名な美術館 少し前に話題になった ウォーホルの洗剤の箱がここで鑑賞できた 絵画、彫刻、写真に映像作品など 大きな作品が来日中 創作の意欲は老けないことをピカソが教えてくれる キャンバスに筆をどんなスピードで走らせていたのだろう 今回は写真をじっくり見た 先日読んだ本のこともあり 時間をかけて写真を丁寧に見た 今までは 部屋に飾りたいかどうか とか 職場にあったらやる気スイッチ入りそう というような理由で見てきたけれど 今回は作品のサイズ 構図、鑑賞者の視点の誘導 黒の出し方、陰影の濃さ、付け方などを 鑑賞、観察、凝視 自分はスマホで写真を撮る なら スマホ写真ならどう出来るだろうか まで考えて 勉強不足だな と 思う そのままコレクション展へ 今回展示されていた日本画は どれもかわいらしい 品の良いお顔立ちに 柔らかく丸いほっぺが 本当にどうにもかわいい子どもの横顔 鬼も愛嬌があって思わず笑みがこぼれる 南国の動植物の屏風があるだけで 湿度や暑さが感じられる でも涼しげでもある ちょっとしたリゾート旅行気分 だけども 年末に来たのは京都 冬の京都 #年末年始の過ごし方 #有給休暇の過ごし方 #ルートヴィッヒ美術館展 #20世紀美術の軌跡 #市民が創った珠玉のコレクション #京都国立近代美術館 #美術館 #美術館好き #京都観光 #京都散策 (京都国立近代美術館) https://www.instagram.com/p/CmvxNuSv2Dn/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ryotarox · 5 months ago
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(Pollock [2000] Trailer - YouTubeから)
ポロック 2人だけのアトリエ - Wikipedia
(Pollock)は、2000年制作のアメリカ映画。 画家ジャクソン・ポロックの伝記"Jackson Pollock: An American Saga"(ピューリッツァー賞 伝記部門受賞)を、俳優のエド・ハリスが監督・プロデューサー・主演の3役を務めて映画化
ジャクソン・ポロック - Wikipedia
(Jackson Pollock、1912年1月28日 - 1956年8月11日)は、20世紀のアメリカの画家。抽象表現主義(ニューヨーク派)の代表的な画家であり、彼の画法はアクション・ペインティングとも呼ばれた
1943年頃から、キャンバスを床に広げ、刷毛やコテで空中から塗料を滴らせ、線を描く「ポーリング」という技法を使いはじめる。はじめは遠慮がちに使っていたが、1947年から全面的に展開する。このころ、批評家のクレメント・グリーンバーグが「いくら称えようとしても称えるための言葉が存在しない」と最大級の賛辞を贈る一方、雑誌や新聞によってからかい半分の取り上げられ方をしている。床に置いて描くことはインディアンの砂絵の影響などによると言われる。 彼は単にキャンバスに絵具を叩きつけているように見えるが、意識的に絵具のたれる位置や量をコントロールしている。「地」と「図」が均質となったその絵画は「オール・オーヴァー」と呼ばれ、他の抽象表現主義の画家たち(ニューマン、ロスコら)とも共通している。 批評家のハロルド・ローゼンバーグ(英語版)は絵画は作品というより描画行為の軌跡になっていると評し、デ・クーニングらとともに「アクション・ペインティング」の代表的な画家であるとした。
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芸術を愛し、芸術家を愛した女。20世紀美術の隆盛を支えたペギー・グッゲンハイムの映画が待望の日本公開|美術手帖
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acore-omiya · 5 months ago
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【レポート】「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」 平山郁夫シルクロード美術館
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開館20周年記念 山梨放送開局70周年記念「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」5月、プレスツアーへ参加しました
2024年に開館20周年を迎えた、山梨県北杜市にある平山郁夫シルクロード美術館。
戦後日本を代表する画家・平山郁夫(1930~2009)の絵画とシルクロードの美術品を展示し、シルクロードの魅力や文化保護の大切さを体感できる美術館です。
開館20周年を記念して「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」と題し、平山郁夫の画業の起点となった《仏教伝来》(1959 年)やその翌年に発表した《天山南路 夜》などの初期作、釈迦の生涯を描いた「仏伝シリーズ」、シルクロード各地を題材とした作品、制作に関連した資料を展示。
多彩な平山郁夫の絵画世界を紹介しています。
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挨拶 平山東子氏(平山郁夫シルクロード美術館 館長)
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ギャラリートーク 井上隆史氏(NHK番組「新シルクロード」統括プロデューサー)
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平山夫妻が半世紀近くかけて集めたシルクロードに関する美術品は、世界屈指のコレクションとなっています。
生前の平山郁夫の画室を再現したコーナーや、習作や未公開のスケッチも紹介されていました。
シルクロードを旅し、文化財保護活動に従事してきた画家・平山郁夫。
美術館周辺には観光スポットが多数あり、観光も楽しめます。
八ヶ岳、南アルプスの眺めながらくつろげる、館内にあるカフェ「キャラバンサライ」はおすすめです。
「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」は9月9日(月)まで開催中。
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JR小海線「甲斐小泉」駅すぐ前にある平山郁夫シルクロード美術館
開館20周年記念 山梨放送開局70周年記念 「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」 ●会期:2024年3月23日 (土)~9月9日(月) ●会場:平山郁夫シルクロード美術館(山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6)
●開場時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)※会期中無休 ●入館料:一般1,200円、高大生800円、小中学生無料 など
●問い合わせ:Tel : 0551-32-0225
●ホームページ:
現在、アコレおおみやホームぺージ(https://acore-omiya.com/)はリニューアル中です。(2024年5月)
リニューアル完成まで、こちらのblogで発信いたします!
今までの記事は旧アコレおおみやホームぺージへ ↓
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hisuix01 · 6 months ago
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【プレビュー】「三島喜美代―未来への記憶」練馬区立美術館で5月19日から 最大規模のインスタレーション作品《20世紀の記憶》をフルスケールで展示 – 美術展ナビ
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takahashicleaning · 11 months ago
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TEDにて
ジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガー:ヨーロッパ中の洞穴に描かれた32個のシンボルの謎
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
書き言葉は、人類文明の代表的な特徴ですが、一朝一夕で誕生したわけではありません。
最古の完全な文字体系ができあがる何千年も前。私たちの祖先は、自分たちが身を寄せていた洞穴の壁一面に幾何学的なシンボルを書き付けました。
古人類学者であり、岩壁画研究者でもあるジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガーは、ヨーロッパ中の洞穴に残された古代のしるしを研究し、コード化しました。
研究結果には、一定のパターンが見受けられ、図形を使ったコミュニケーションや、一瞬で消えてしまわないようメッセージを保存したり伝達したりする能力が、私たちが考えるよりずっと古くからあったことを示唆しています。
一握りの外れ値を除くと残る幾何学記号は、わずか32個です。たった32個です。3万年という期間のヨーロッパ大陸全体で、それだけしかありません。
これはごく少数です。もし、これがいい加減な落書きや飾りなら、もっと多様な種類があるはずですが、そうではなく私たちが発見したのは、時空を超えて繰り返し描かれている記号です、
中には、初期に勢いがあり、やがて、人気が衰え消滅した記号や後の時代に発明された記号もあります。
しかし、全記号の65%が3万年の間。ずっと使われ続けていました。線や長方形や三角形や楕円や丸などです。
こちらは、氷河時代末期の頃のもので、ピレネー山脈の高地にある1万年前の遺跡に描かれています。何千キロにもわたる範囲に広がる記号もありますが、分布パターンがもっと限られている記号もあります。
ある領域だけに限られたものもあります。これらの記号が制作者にとって、意味のあるものだったことは間違いありません。
こちらの浅浮き彫りの彫刻は、2万5千年前のものでフランスのヴェナスクの岩にあります。私たちには難しいですが、当時の人々に意味がわかっていたことは確実です。
これほど多くの遺跡で長きにわたり、同じ記号が繰り返し描かれたことは、当時の芸術家たちが意図的に選択していたことを示します。
幾何学的な図形にある特定の文化的に認められた通用する意味があるのだとしたら、それは世界最古の体系的な図形によるコミュニケーションである可能性が非常に高いでしょう。
世界最古の図形によるコミュニケーション体系の例には、シュメール語の楔形文字、エジプトのヒエログリフ、中国の古代文字がありますが、いずれも4~5千年前に生まれています。
それぞれ数を数える記号や絵文字のような表象から成る原型をもとに誕生したのですが、それらが表す意味やイメージは同じです。
2018年現在では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
(個人的なアイデア)
不思議なシュメール文明について・・・
西洋占星術と四柱推命は、根っこがバビロニア?四柱推命は中国じゃなくシュメール文明から?
翻訳された現実の粘土板の記述には、興味深いことが記されています。
45万年前から30万年前くらいは真偽不明。しかし、30万年前から偶然の一致か、不思議と考古学と一致してくる。
鉱山で働くアナンナキ。アヌンナキの手作業を引き継ぐ原始労働者によって、猿の遺伝子操作?を��り出しています(これは、日本神話のイザナギ、イザナミに似ている)
エンリルは鉱山を沈め、メソポタミアの原始的な労働者をエディナに連れて行きます。
彼らが繁栄することが許すとき、ホモサピエンスは繁栄し始めていきます。

20万年前。
その間、地球上の氷によって生命は停滞します。
10万年前。
再び暖かくなっていきます。アンニナキ(聖書のネフィリム)は、増え続ける懸念を持ち、人間の女性と結婚しています。
7万5000年前。
「地球の呪い」が始まります。新しい氷河期。さまざまな種、回帰型の人間が広がっており、そのうちクロマニオンが生き残っています。
4万9000年前。
エンキは、アヌンナキと共に人々のメッセンジャーを政府に呼び寄せる。
エンリルは怒っており、人類を破壊する予定です。
1万3000年前。

彼女は地球にニビルの差し迫ったアプローチは、巨大な津波を引き起こし、人類への差し迫った災難が明らかにすることを誓うためにアヌンナキを引き起こすことを実現。
1万1000年前。
エンキは宣誓に違反し、潜水艦?を建設するよう命じる。洪水が起こる。アヌンナキは、軌道上の宇宙船?からの災害に従います。
エンリルは、道具や種子を残りの人類に分け与えられることに同意します。 人類は高地を耕作し始める。エンキは動物を家畜化する。
1万500年前。ここらへんから人類の歴史と一致し始める。
ノアの子孫には、3つの領域が割り当てられています。アップル生まれの息子、ニヌルタは、谷を転覆し、川を乾燥させてメソポタミアを居住させる。
エンキは、ナイル川の谷を占めています。シナイ半島は、ポスト・ディルドゥー宇宙港?としてアヌンナキを保有しています。
モリア山(エルサレムが立つところ)にはコントロールセンター?があります。
現実の粘土板の記述らしいけど、何を言っているのか、意味がわかりません。
<おすすめサイト>
フィリップ・フリーマン:古代ケルトのドルイドの一日
ブランドン・クリフォード:古代の驚異的建造物に隠された建築の秘密
エリザベス・コックス:古代エジプトの医者の一日
サラ・パーカック:宇宙から見た考古学
ユバル・ノア・ハラーリ:人類の台頭はいかにして起こったか?
マニュエル・リマ:人類の知識を表す視覚的表現の歴史
サキ・マフンディクワ:古代アフリカのアルファベットに宿る優美と洗練
メアリー・ルー・ジェプセン:未来のマシンで脳からイメージを読み出せるか?
ラジェッシュ・ラオ:インダス文字のためのロゼッタ・ストーン
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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chishiru61 · 2 years ago
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2022年に見た展覧会
0102 民藝の100年+MOMATコレクション@MOMAT 0108 ハリーポッターと魔法の歴史@TSG ★0108 白井晟一入門 第二部@渋谷区立松濤美術館 0108 ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル 0110 大英博物館ミイラ展@国立科学博物館 ☆0116 大・立石タイガー展 世界を描きつくせ!@うらわ美術館 ☆0116 大・立石タイガー展 世界を描きつくせ!@MOMAS 0116 梅津庸一展 ポリネーター@ワタリウム美術館 ★0122 久保田成子展 Viva Video!@MOT ★0122 クリスチャン・マークレー トランスレーティング/翻訳する@MOT ☆0122 ユージーン・スタジオ 新しい海@MOT 0128 ミケロ・バルセロ展@東京オペラシティアートギャラリー 0129 矢萩喜從郎 新しく世界に関与する方法@神奈川県立近代美術館 葉山 0129 フィリア―今道子@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 0206 松岡コレクションの神髄@松岡美術館 0206 奇想のモード@東京都庭園美術館 ★0213 ミロ展 日本を夢見て@Bunkamura ザ・ミュージアム 0213 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 0227 グランマ・モーゼス展+ART/MUSIC@世田谷美術館 0305 木村伊兵衛と画家たちが見たパリ 色とりどり@目黒区立美術館 0306 ドレスデン国立古典絵画所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 0306 特別展 ポンペイ@東京国立博物館 0312 建部凌岱展 その生涯、酔たるか醒たるか@板橋区立美術館 0325 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~@京都市京セラ美術館 0325 挑む浮世絵 国芳から芳年へ@京都文化博物館 0326 ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント@名古屋市美術館 0327 GILBERT & GEORGE CLASS WAR, MILITANT, GATEWAY SELECTED WORK FROM THE COLLECTION@エスパス ルイ・ヴィトン東京 0401 はじまりから、いま。1952-2022@アーティゾン美術館 0415 上野リチ ウィーンから来たデザイン・ファンタジー展@三菱一号館美術館 0416 生誕100年 朝倉摂展@神奈川県立近代美術館 葉山 0416 山口蓬春と四季の移ろい@山口蓬春記念館 0416 山口勝弘展―『日記』(1945-1955)に見る@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 0417 日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京@泉屋博古館 東京別館 0417 ダミアン・ハースト 桜@国立新美術館 0423 Chim↑Pom展:ハッピースプリング@森美術館 0423 2121年 Futures In-Sight展@21_21 DESIGN SIGHT 0425 Chim↑Pom展:ハッピースプリング ミュージアム+アーティスト共同プロジェクト・スペース 0430 アール・デコの貴重書@東京都庭園美術館 0430 東京の猫たち@目黒区立美術館 ☆0501 カラーフィールド 色の海を泳ぐ@DIC川村記念美術館 0502 没後50年 鏑木清方展+MOMATコレクション@MOMAT ☆0503 ふつうの系譜 京の���画と敦賀コレクション@府中市美術館 0504 SHIBUYAで仏教美術@渋谷区立松涛美術館 ★0504 カナイフユキ 個展 『ゆっくりと届く祈り』@GALLERY X 0507 空也上人と六波羅蜜寺@東京国立博物館 0508 燕子花図屏風の茶会 昭和12年5月の取り合わせ@根津美術館 0515 シダネルとマルタン展@SOMPO美術館 ★0522 特別展 モディリアーニ―愛と創作に捧げた35年―@中之島美術館 0522 森村泰昌:ワタシの迷宮劇場@京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ 0529 ボテロ展 ふくよかな魔法@Bunkamura ザ・ミュージアム 0604 吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる@MOT 0604 生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展@MOT 0617 特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」@国立科学博物館 0624 スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち 0624 木梨憲武展@上野の森美術館 0625 生誕100年 朝倉摂展@練馬区立美術館 ☆0626 セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策@アーティゾン美術館 0626 Transforamtion 越境から生まれるアート 0630 2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館 0702 牧歌礼讃 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児@TSG 0702 日本の映画館@国立映画アーカイブ 0707 孤高の高野光正コレクションが語る ただいま やさしき明治@府中市美術館 ☆0713 スイス プチ・パレ美術館展@SOMPO美術館 ☆0715 特別展アリス へんてこりん、へんてこりんな世界@森アーツセンターギャラリー ☆0717 クマのプーさん展@PLAY!MUSEUM ☆0718 蜷川実花 瞬く光の庭@東京都庭園美術館 0718 アヴァンガルド勃興@東京都写真美術館 0718 メメント・モリと写真―死は何を照らし出すのか@東京都写真美術館 0722 ガブリエル・シャネル展 MANIFESTE DE MODE@三菱一号館美術館 0723 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで@NMWA 0725 故宮の世界@東京国立博物館 0727 深堀隆介展 金魚解禁 日本橋@日本橋三越 0803 もしも猫展@名古屋市博物館 0803 国際芸術祭 あいち2022@愛知県美術館 0806 ゲルハルト・リヒター展+MOMATコレクション@MOMAT 0807 津田青楓 図案と、時代と、@渋谷区立松涛美術館 0814 こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界@世田谷美術館 0820 ライアン・ガンダー われらの時代のサイン@東京オペラシティ アートギャラリー 0823 長谷川潔 1891-1980展―日常にひそむ神秘―@町田市立版画美術館 0827 かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと@Bunkamura ザ・ミュージアム 0917 ��ートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション@国立新美術館 0919 日本美術をひも解く@東京藝術大学大学美術館 0919 芸術×力 ボストン美術館展@東京都美術館 0919 キース・ヴァン・ドンゲン展@パナソニック汐留美術館 ★1002 生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎 @アーティゾン美術館 ★1008 ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展@NMWA 1009 ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで@MOT 1009 MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ@MOT 1022 旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる@東京都庭園美術館 ★1023 装いの力―異性装の日本史@渋谷区立松濤美術館 1029 イッタラ展@Bunkamura ザ・ミュージアム ☆1029 国立新美術館開館15周年記念 李禹煥@国立新美術館 1029 日本の中のマネ ―出会い、120年のイメージ―@練馬区立美術館 1110 クマのプーさん展@名古屋市美術館 1110 ジブリパークとジブリ展@愛知県美術館 1123 展覧会 岡本���郎@東京都美術館 1124 アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで@府中市美術館 1126 マリー・クワント展@Bunkamura ザ・ミュージアム 1127 国宝 東京国立博物館のすべて@東京国立博物館 1202 つながる琳派スピリット 神坂雪佳展@パナソニック汐留美術館 1204 川内倫子展 M/E@東京オペラシティ アートギャラリー ☆1206 雰囲気のかたち@うらわ美術館 1206 桃源郷通行許可証@MOMAS 1210 響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―@静嘉堂文庫美術館 1217 瞳に映るファンファーレ ―浜口陽三の銅版画と川瀬巴水をはじめとした新版画―@ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 1217 ヴァロットン 黒と白展@三菱一号館美術館 1218 善本 喜一郎 写真展 東京タイムスリップ 1984 ⇔ 2022@OM SYSTEM GALLERY 1218 おいしいボタニカル・アート@SOMPO美術館
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yasudai · 2 years ago
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#ルートヴィヒ美術館展 #20世紀美術の軌跡 ー#市民が創った珠玉のコレクション #国立新美術館 #乃木坂 #東京 https://www.instagram.com/p/CffzlnUJLkK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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dainana-seagull · 4 years ago
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劇評など critic
作品をめぐるこれまでのテキスト ※敬称略 ※所属や肩書きは執筆当時のもの
カトリヒデトシ(2010) 平山富康(2010) 亀田恵子(2010) Marianne Bevand(2011) 間瀬幸江(2011) 唐津絵理(2011) 金山古都美(2012) 島貴之(2012)
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カトリヒデトシ(エム・マッティーナ 主宰 舞台芸術批評)
「なぜ日本人がチェホフをやるのか?」と問うのは、かなりダサい。
今までの蓄積に付け加える、新しい文脈・意味を発見し提示するのだという優等生的な答えは間違っていると思っている。それでは、ヨーロッパ文化をきちんと学んだという模範解答になり、単なるレポートになってしまうだろう。
古典を何度でも取り上げることは、芸術の目指す「絶対的有」への敬虔な奉仕である。「有りて在るもの」への畏怖の気持ちは洋の東西といったものは関係ない。芸術へひざまづき、頭をたれることは、芸術家の基本的な資質であるし、それこそが歴史や文化的差異を超えようとする意思の現れにつながっていく。現代から古典を読み直し、古典から現在を照らすことにこそ、古典に取り組む大きな意味がある。
また、孔子は論語で「子は怪力乱神を語らず」といった。これは軽々しくそれについて語ってはならないと理解するべきで、超常現象にインテリは関わらないということではない。芸術は人間を超えた存在、「不可知な存在」を認知することが第一歩であろうから。
第七の演劇には、不可知が全体を包みこもうとする力。またそれに触れた人間の、根源的な「生」への畏怖がよく現れている。
それらの二点で第七劇場は大切な存在だとおもっている。 たとえば、今回の「かもめ」はチェホフの本質に迫ろうとする試みである。
ダメな人間がダメなことしかしないで、どんどんダメになっていってしまうのがチェホフ世界の典型である。そこには没落していく帝政時代の裕福な階級を描き続けた、彼の本質が現れている。
それはチェホフには、たれもが��代に「とり残されていく」、乗り遅れていく存在であるという認識があるからである。つまり、「いつも間に合わないこと」こそが人の本質なのだという考えである。
取り残されていくことは悲しい。何も変わらなければ既得権を維持できるものを、時代の変化によって、何もかもが「今まで通り」ではいかなくなる。チェホフはそれを、「われわれは絶え��間に合わず、遅れていく存在なのだ」と確信にみちて描く。苦い認識である。
人間はいつでも誰でも、既にできあがった世界の中に生み落とされる。誰もがすべてのものが現前している中にやってくる。個々人は、養育や教育によって適応をうながされるだけである。人は限りない可塑性をもって生まれるが、時代や地域や環境によって、むしろ何にでも成り得たはずの可能性をどんどん削ぎ落とされていく。
現在ではすたれてしまったが、日本には古代から連綿と続いた信仰に「御霊」というものがある。人は死んだ際に、現世に怨みを残して死ぬと、祟るものだという信仰である。「御霊」は、残った人たちに、天災を起こしたり、疫病を流行らせたりする。やがて人々は天災疫病が起こった時に、誰の「祟り」であろうと考えるようになる。それを畏れるために死んだものの魂が荒ぶらないように崇め拝めるようになっていく。人々に拝まれ、畏怖されるうちに、荒ぶった魂は落ち着いていき、「神」として今度は人々を護る存在へと変わっていく。だから「御霊」はおそろしいものであるだけではない。
「荒ぶる魂」を、第七は「かもめ」の登場人物たちの「遅れ」「取り残されていく」姿の絶望の結果に見る。舞台はその絶望からの荒ぶりに共振し、増幅し、畏怖を現す。
チェホフの持っていた、人に対する「諦観」を大きな包容力で抱え込んこんだ上に、零落していくことへの激しい動揺を、魂の「荒ぶり」として表現する。それは現在の私たちでは到底もち得ない、激しい「生」の身悶えである。
その方法として舞台に遠近法が援用される。 奥行き作り出すことによって、「位相=層=レイヤー」が作りだされる。 後景の美しいオブジェは遥かに遠い「自然」の層で、あたかも人の世を見つめ続ける「永遠」や「普遍」を感じさせる。そして中景は「六号室」のドールンのいる老練の世界、経験に基づいて生きる老人の世界である。患者たちは遊戯する体を持ち、永遠の世界を希求する。その三層を背負って、最前景で「かもめ」の世界が現れる。かれらは都会と田舎、人と人の現世の距離によって引き裂かれていき、苦しみ世界を生きるものとして描かれるのだ。
そう、日本人「にも」チェホフが描けるのではない。 日本人「にしか」描けないチェホフがあるのである。
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平山富康(財団法人 名古屋市文化振興事業団 名古屋市千種文化小劇場 館長)
遡って2010年2月、名古屋市の千種文化小劇場で企画実施した演劇事業『千種セレクション』(同劇場の特徴的な“円形舞台”を充分に活用できそうな演出家・団体を集めた演劇祭)で、第七劇場の『かもめ』は上演されました。企画の立ち上がった頃には、第七劇場は『新装 四谷怪談』の名古屋公演を既に果たしていて、その空間演出力が注目されていた事から企画の趣旨に最適でした。参加団体は4つ、持ち時間は各60分。それぞれ会話劇・現代劇の再構成・半私小説的創作劇とラインナップが決まる中、第七劇場のプレゼンは“チェーホフの『かもめ』を始めとする幾つかの作品”との事…たったの60分で。一体、どんな手法で時間と空間の制約に収めるつもりなのか。当惑をよそに第七劇場が舞台に作ったのは、さしずめ「白い画布」でした。舞台は一面、真っ白なリノリウムが敷かれ、無骨な机や椅子との対照が、銅版画のように鋭利な空間を立ち上げていました。舞台と同じく白い衣装をまとった俳優(彼女らは『六号室』の患者たち)は静謐な余白のようです。が、幕が開いて、彼女らが見せる不安な彷徨と激した叫びが「鋭利な銅版画」の印象をより強めていきます。この画布が変化を見せるのは、チェーホフの他作品の人物たちが続々と舞台に位置を占めていく時でした。彼らは暗い色の衣装をまとって、これまでの描線とは異なる雰囲気です。こうして、既にある版画の上から幾人もの画家が新たな絵画を描くように芝居は進みました。幾つもの物語の人物が、互いの世界を触れあわせていく現場。彼らが発する言葉と声、静と動が入り混じる身体の動きは、新たな画材でした。時に水墨画、木炭、無機質なフェルトペン。余白を塗り込めたと思えば余白にはねのけられる「常に固定されない描画」のようにスリリングな作劇が、観客の前でリアルタイムに展開されたのです。終演後のアンケートでは“視覚的に美しい贅沢な構成” “話を追いそこねても目が離せなかった” “世界がつくられていく感覚” “難しい様で実はわかりやすい”と、中には観劇の枠に留まらない感想も多々あり、第七劇場が『千種セレクション』で残したのは、限られた空間で無限に絵画を描く様な演劇の可能性だった…というのが当時の記憶です。名古屋市の小劇場で室内実験のように生まれたその作品が、再び三重県で展開され、これから皆さまはどのように記憶されるか。非常に楽しみです。
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亀田恵子(Arts&Theatre Literacy)
第七劇場の『かもめ』を見終わったあと、どうしようもなく胸高鳴る自分がいた。新しい表現の領域を見つけてしまったという心密かな喜びと、その現場に居合わせることの出来た幸運に震えた。彼らの『かもめ』は演劇作品に違いなかったが、別の何かだとも感じた。「ライブ・インスタレーション」という言葉がピタリと腹に落ちた。「インスタレーション」とは、主に現代美術の領域で用いられる言葉で、作家の意図によって空間を構成・変化させながら場所や空間全体を作品として観客に体験させる方法だ。元々パフォーミング・アーツの演出方法を巡る試行錯誤の中から独立した経緯があるというから、演劇との親和性は高いのだろう。しかし、すべての演劇作品が「インスタレーション」を感じさえるかといえばそうではない。
舞台を四方から客席が取り囲む独自な構造を持つ千種文化小劇場・通称“ちくさ座”(名古屋市)。この舞台に置かれていたのは白い天板の長テーブルが1つに、黒いイスが数客。天井からは白いブランコが1つと、羽を広げた“かもめ”のオブジェが吊られており、床は八角形状に白いパネルが敷き詰められていた。役者たちの衣装もモノトーンやベージュといった大人っぽい配色でまとめられ、全体としてスタイリッシュな印象だ。舞台セットの影響なのか、作品中のセリフでは、チェーホフの『六号室』や『ともしび』といった他の作品の一部も引用され、人間の生々しい欲望や絶望を色濃く孕むセリフが続くが、不思議と重苦しさに傾くことがない。むしろチェーホフの描く狂気や人生における悲しいズレが、役者の身体と現実の時間を手に入れ、終末に向かって疾走する快感へと変容していく。役者たちの独自の強い身体性が、無機質な空間の中で描く軌跡は、従来の演劇の魅力だけでは説明が難しい絶妙なバランスを生み出しているのだ。
第七劇場の『かもめ』は、演劇の枠だけで完結しなければ「インスタレーション」作品として押し黙っている存在でもない。戯曲に閉じ込められた時間を劇場という空間に新たにインストールし、生きた役者の身体によって再生する。それは観客との間に「今、この瞬間」を共有する「ライブ・インスタレーション」として新たな領域を創造する行為に他ならない。
「インスタレーション」は、観客の体験(見たり、聞いたり、感じたり、考えたり)する方法をどう変化させるかが肝らしい。この作品は優れた演劇作品であると同時に「インスタレーションの肝」そのものではないかと思うのである。
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Marianne Bevand(フランス・舞台芸術プロデューサー)
2011年3月、パリで第七劇場の『かもめ』を観たとき、このよく知られたチェーホフの戯曲において何が問題となっているかを、はじめてよく理解できた機会だった。『かもめ』は昨年にあまり成功していないと感じるいくつかの演出版しか観ていなかったが、私の心を奪ったこのロシア演劇の日本人演出を私はたまたま観る機会を得た。
私は演出・鳴海康平の力量に感動した。深く人間性を表現できる俳優への的確な演出があり、とても美しいシーンを舞台上に構成していた。このすばらしいパフォーマンスの中で、私はある種の普��性を感じた。私の演劇に関する感覚的な願いが実現するためには、この日本の第七劇場を待たなければならなかった。チェーホフ戯曲の人物を演じながら、偉大なる悲劇だけに可能な想像空間のひとつへと、私を連れ去ることに俳優たちは成功していた。この芝居の最初から私は現実の世界から引き離され、登場人物が衝動や欲求や悲しみによってつき動かされることに目を見張った。それは『かもめ』の中心となる感情である。
素晴らしい身体的なパフォーマンスを通して、俳優たちはコンテンポラリーダンスを想起させる一連のムーヴメントを創り、ときに印象的な間の中で静止する。手をあげる彼女たちは、まるで空を飛びその状況から逃げ出したしたいかのようである。しかし、閉じこめられているかのように最終的には彼女たちは地上に留まる。自由への抵抗の中で、もしくは自由が欠けた結果として、白い服を着た3人の女性の登場人物(訳者注:患者2人とニーナの3人)は、狂気の中へ落ちていくように見える。彼女たちは動きが速く、それは視覚的には、黒い服を着た他の人物たちの緩慢な動きと対照的である。舞台の中央から端へとぐるぐると回る彼女たちを見て、彼女たちは自分たちが生きている規定された世界を象徴するある種の領域を爆破したいかのようなイメージが私の心に浮かんだ。黒い服を着た人物たちは、外部の者に自分の居場所を思い出させる支配社会の象徴を思わせる。
このことは私に、チェーホフがこの作品でいかにアーティストが社会の外側に位置し、つらい時代を生きていたかを明らかにすることで当時のアーティスト状況の描写を試みたことを思い出させる。かもめにおいて、3人の女性の人物たちは、ある異なる精神状態の中で、そして目まぐるしい時空の中で彼らがいかに必死に生きるか、また彼女たちがいつもいかに社会の爪に捕えられているかを現している。
この芝居の終わりに私は自問した。「もしあなたが他の誰かとは異なるふるまいをするなら、あなたは気が狂っているとみなされるのだろうか?」いずれにせよ、第七劇場のパフォーマンスが国境を越えて、いくつかの問いを私に起こしたことは確かである。
この美しく芸術的な作品とともに第七劇場が受けるにふさわしい大きな成功を果たすことを、そしてあらゆる世界を横断し、さらに多くの観客の目と心を開くことを、私は願っている。
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間瀬幸江(早稲田大学 文学学術院 助教)
チェーホフは世界を面や立体としてとらえていた。人物という点や、人間関係という線は、それじたい基幹的ではあるにせよ、作品世界全体の構成要素のひとつでしかない。作品世界のこの広がりから何を「切り出す」のかが、舞台づくりの鍵を握る。 
今回、第七劇場の「かもめ」(シアタートラム、9月8日~11日 構成・演出・美術:鳴海康平)で中心的主題として切り出されたのは、トレープレフがニーナに演じさせる���中劇「人も、動物も…」の部分である。母親のアルカージナに「デカダン」と嘲笑され、当の演者であるニーナにも「よく分からない」と距離を置かれてしまうこの一人芝居の内容は、人間がいかに「やさしく」接しようともいずれ寿命を迎えて消滅することが決まっている地球という惑星の命の時間から考えれば、まったき現実である。その「現実」が、舞台奥中央の老木のオブジェによって密やかに具象される。活人画を思わせるこのオブジェは、開場とともに舞台に姿を見せる、ニーナを思わせる4人の女たちの狂気を孕む無造作な動きはもちろんのこと、見やすい席の確保を願うささやかな「姑息さ」を抱えつつ舞台上の彼女たちを横目で眺める観客たちの動きも、暗がりから見つめ続けている。そして本編が始まり、いつからかそこに照明があてられ、雪のようなものがしんしんと降りだすころ、前景では「かもめ」のいくつかのシークエンスが狂乱的リズムで反復運動を始める。母親にも恋人にも振り向いてもらえずに絶望する青年の物語にせよ、成功という幻想にからめとられたまま一歩も進めない女の物語にせよ、息子を愛しながらその愛を届けることに不器用な母親の物語にせよ、ツルゲーネフには勝てないと感じる自意識の牢獄から逃れることのできない小説家の物語にせよ、個別の物語が抱え込む不毛な反復のエネルギーから発せられる絶叫は、しんしんと降り積もる雪の世界に消えていくしかない。トレープレフは、チェーホフの作った物語のとおり、最後にはピストルの引き金を引く。発射音は聞こえない。しかしそれは、弾丸が発せられなかったからではない。観客は、朽木に降り積もる雪の世界から、トレープレフの自殺や、ニーナの破滅を眺めている。人も動物もヒトデも消えうせた孤独な世界に、ピストル音が届くのは、何万光年も先なのだ。
2011年の日本で、「終わり」というブラックホールを概念としてではなく実体としてほんの一瞬でも覗き見てしまった私たちにとって、朽木の住まう冷えきった世界は、もはや象徴主義の産物ではなくなってしまった。しかし、この終末感を100年前にこの世を去ったチェーホフがすでに言いきっていたことにこそ、私たちはかすかな希望をみるのである。「三人姉妹」を演出したマチアス・ランゴフは、「私たちはチェーホフのずっと後ろを歩いているのです」と言った。それから20年が経過した今なお、チェーホフは私たちの少し前を歩いていて、たまにふと振り返りいささか悲しげに微笑んでみせるのである。鳴海康平は、劇中劇を「切り出す」ことで、無数の点と線とが錯綜して作られる立体的な時空間の表出に成功した。その数多の点や線を大事に拾い出しながらもう一度観てみたかったとの感慨を抱きつつ、9月11日のシアタートラムを後にした。演技者たちの凛とした佇まいも素晴らしかった。
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唐津絵理(愛知芸術文化センター シニアディレクター)
私たちの深層心理に迫りくる懐かしさの気配、演劇を超えて広がる舞台芸術への希求、それが第七劇場『かもめ』初見の印象だった。
白のリノリウムが敷かれ、白紗幕が下がった劇場は、ブラックボックスでありながらも、ホワイトキューブ的展示室をも想像させる洗練された空間。そこにあるのは、白い長テーブルと幾つかの黒い椅子、天井から吊られた真っ白のブランコやかもめのオブジェ、そして座ったり蹲ったりしている俳優たちの身体だ。白い空間にじっと佇む身体は、彫刻作品のようでもある。上演中も俳優たちは役柄を演じるというより、配役のないコロス的身体性を表出させている。身体の匿名性は、観客自身が自らの身体の記憶と結び付けるための回路を作り出す。それは抽象度の高いダンスパフォーマンスと通ずる身体。前半は僅かに歩いたり、ゆすったりしていた身体が、後半になるにつれて、走ったり、体を払ったり、震わせたりと、より激しく痙攣的になっていく。演劇的マイム性とは一線を画したこれらの身振りが、絶望的に重苦しく表現主義的になりがちなロシアの物語を今日の日本に切り開いていると言ってもよいかもしれない。
怒涛のラストシーンまで、作品全編を演出家・鳴海の真摯さが貫いていく。しんしんと静かに降り積もる雪のように、一見穏やかに見える身体の佇まいの内には、静かな情熱の灯がいつまでも熱く燃え続けている。それがこの作品の確かな強度となっているのだと思う。
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金山古都美(金沢市民芸術村ドラマ工房ディレクター)
2010年2月千種文化小劇場、12月三重県文化会館で第七劇場の「かもめ」を観劇。時の交錯を感じた千種、閉塞と決壊を感じた三重。どちらについてもその『観後感』は、まったく違っていて。鳴海氏の構築する世界は、その“場所”で変化し、その“人”で変化するようです。“人”とは、役者はもとより、スタッフ、劇場の人々、そして当日来られる観客、すべての“人”を包んでいます。実際観に行った私自身の変化も少なからず影響しあいながら「劇場」という空間が形成されていくのでは。そしてそれは建物の中だろうが、外だろうが、1人だろうが1万人だろうが変わらないのでは・・・違うな。変わらないのではなく、変わることも含めての「作品」なのです。白い床も、テーブルも椅子も、ブランコも「かもめ」のオブジェも、何一つ変わっていないようなのに・・・。そんな演劇のもつ『その場でしか出会えない幸せ』に皆さんで会いに行きましょう。
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島貴之(aji 演出家)
金沢21世紀美術館にあるジェームズ・タレル作「ブルー・プラネット・スカイ」という作品を見た事がありますか?
四角い白色の天井の中央が四角くくり抜かれ、そこから空が見える。故郷へ帰る度に見上げる空。移ろいやすい金沢の空。晴天、夕刻、曇り空、雨。冬はそのグレイの穴から雪が舞い落ちるのです。
曇り空の四角いグレイのグラデーション。無彩色に見えるグレイに、私は何度もさまざまな色を見た事があります。それを見上げる人の心情がそこに色を齎すのです。天井の枠に囲われた今の自分が、その遠く向こうにあるものを見通す瞬間に—。
この作品では登場人物が纏う衣装を見渡すと白から黒へのグラデーションとなっています。そして劇中では、登場人物の性格や事象に伴う心情があらゆる要素により明確に描かれています。個としての居場所、表情、身体、言葉_そしてそれらが合わさりバランスを変化させる事で、その瞬間にしかない色が次々と生まれては消えて行くのです。
それは、移ろいやすい金沢の空のようであり、また、あなたの心情を映すあのグレイのグラデーションであってほしいと願うのです。
2011年の9月に私は第七劇場の「かもめ」を拝見しました。大胆に再構成されたこの舞台に流れる時間は、キリスト教的な時間感覚の、すでに始まったが未だ終わっていない「時のあいだ」を意識させるものでした。時間は、何分・何秒という座標を流れているとされる概念だけでなく、事件・タイミングによって認識される感覚との2つに分けて考えることができます。あのハイコントラストな世界は、ニーナの事件史のある時点なのだろうと納得して観ました。クロノスでなくケイロス、あるいはゲシヒテによって物語を紡ぐ方法は個に依った場合は有効で、むしろ本質的な問いは、なぜそのように構成したかにあると思われました。それが私には「かもめ」の本体をよく知るために境界線を明らかにしようとしているというだけではなく、ほんのりと漂うロマンチックな印象に隠されているような気がしています。舞台を構成するあらゆる要素は一見、清貧とも言えるほど禁欲的に佇み、それがある種の理想として観客に迫っていましたが、私達は同時にその内側にあるもっと柔らかで繊細なモノも見ていました。その存在が、内側からも外側からもこの作品の再演を促しているのではないかと思っています。
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genron-tomonokai · 6 years ago
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[友の会メール]大躍進する<ゲンロン 大森望 SF創作講座>の関連イベントに要注目!
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[友の会メールvol.313] 大躍進する<ゲンロン 大森望 SF創作講座>の関連イベントに要注目! (2019年1月16日配信)
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こんばんは、スタッフの堀内です。 底冷えが続く毎日ですが、体調など崩されていないでしょうか。
★大躍進する<ゲンロン 大森望 SF創作講座>関連のイベントに要注目!★
1/22(火)には、「大森望のSF喫茶」の第27回として、SF創作講座の出身者である櫻木みわ氏の単行本デビュー作『うつくしい繭』の刊行記念イベントを開催いたします。
櫻木氏のほか、同じくSF創作講座の出身者で、『異セカイ系』で第58回メフィスト賞を受賞しデビューした名倉編氏、 さらに! SF創作講座には毎年ゲスト講師としてご登壇いただいている新井素子氏をお迎えします。
豪華ゲスト陣とSF創作講座の主任講師��ある大森氏とともに、小説を書くための具体的なアドバイスから「新しい才能」の生み出し方まで、SF創作講座大躍進の秘密に迫ります! https://peatix.com/event/589405
また本日の朝日新聞デジタルには、櫻木氏の紹介記事が掲載されています(上記イベントの告知もしていただいております)。 こちらもぜひご覧ください! www.asahi.com/articles/ASM1H46N7M1HPTFC019.html
さらに1/24(木)には、「メフィスト評論賞」創設記念イベントを開催します。
ご登壇いただくのは、同賞の選考委員を務める作家・評論家の法月綸太郎氏と評論家の円堂都司昭氏。 同賞の創設にあたっては、法月氏がSF創作講座にゲスト講師として招かれ、小説家志望の若者を鍛えていく場に触れたことが契機になったんだそう。
「メフィスト評論賞」は「メフィスト賞受賞作家の作品(メフィスト賞受賞作に限らない)」が評論の対象なっていますが、SF創作講座の出身者である名倉編氏は、昨年第58回メフィスト賞を受賞しました。
小説家や評論家を目指す人、メフィスト賞の受賞作家ファンは勿論、エンターテイメント小説の魅力にひかれる全ての人にとって必見のイベントです! https://peatix.com/event/589346
上記以外にも、小松理虔『新復興論』の第18回大佛次郎論壇賞の受賞記念イベントなど、話題のイベントが目白押しです! もちろん、それぞれのイベントはニコニコ生放送で生中継、またタイムシフトで1週間くり返しご視聴が可能です。
今後のイベント情報はこちらから! どうぞお見逃しなく! https://genron-cafe.jp/event/?q=now_on_sale
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★お得なVimeo動画パック販売中!★
石田英敬氏による『一般文字学』シリーズ全3回がセットになりました! 通常レンタル価格¥1,800→¥1,500(ご購入は¥3,600→¥3,000)とたいへんお買い得です! こちらのシリーズがベースとなったゲンロン叢書第2弾となる『新記号論』は、目下刊行準備中! https://vimeo.com/ondemand/genronshinkigou
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それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ  ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1/16(水)19:00- 【生放送】イアン・ウェレット=ジェイコブ×DJ SHARPNEL×DJ TECHNORCH 「ナードコア・ムーブメントとはなんだったのか」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317898801
◆1/17(木)13:00- 【再放送】小川哲×山形浩生×大森望 「暴力の歴史から未来のゲームへ ――小川哲『ゲームの王国』刊行記念イベント」 【大森望のSF喫茶 #25】 (2017/11/28収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317900521
◆1/17(木)22:00- 【講評・無料生放送】小川哲×大森望 【ゲンロン 大森望 SF創作講座 第3期 #8】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317902895
◆1/18(金)13:00- 【再放送】夏野剛×東浩紀 「2020以前/以後 ――東京はこれからどうすべきか」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #4】 (2018/2/21収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317900990
◆1/18(金)19:00- 【生放送】清水亮×東浩紀 「人工知能は悩める経営者を救うのか」 【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #15】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317899575
◆1/19(土)17:00- 【生放送】ヒロユキ × さやわか 「魅力的なキャラクター――応用2」 【ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第2期 #16】 【チャンネル会員限定・生放送】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317901707 【講評・無料生放送】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317902488 ※無料放送分についてはタイムシフトの公開はありません。
◆1/22(火)19:00- 【生放送】新井素子×櫻木みわ×名倉編×大森望 「SF創作講座大躍進! ――新たな才能はいかにして生まれるのか?」 【大森望のSF喫茶 #27】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317977877
◆1/23(水)19:00- 【生放送】江尻浩二郎×黒瀬陽平×小松理虔 「被災地の記憶/アートと歴史 ――『新復興論』第18回大佛次郎論壇賞受賞記念」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317978292
◆1/24(木)13:00- 【再放送】 法月綸太郎×東浩紀 「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」 (2014/3/14収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317978213
◆1/24(木)19:00- 【生放送】円堂都司昭×法月綸太郎 「ミステリ評論の可能性 ――メフィスト評論賞創設記念イベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317978943
◆1/25(金)13:00- 【再放送】勝川俊雄×東浩紀 「日本が漁業後進国になった理由」 (2016/11/10収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317978390
◆1/25(金)18:00- 【再放送】さやわか×大井昌和 「いまこそ語ろう、士郎正宗! ――ニッポンのマンガ #2」 【四天王シリーズ #6】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv317978794 (2018/11/16収録)
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1/16(水)23:59まで 【再放送】広野真嗣×星野博美 「消された信仰を訪ねて ――世界遺産登録から問い直す、キリシタンたちの足跡」 (2018/10/26収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317835317
◆1/17(木)23:59まで 【再放送】川島素晴×木石岳×藤倉大 「現代音楽のポピュラリティ」 【現音カフェ #2】 (2018/10/30収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317835482
◆1/17(木)23:59まで 【再放送】清水亮×東浩紀 「2010-2015 IT界10大ニュースを斬る! ――ディープラーニング、2045年問題、シンギュラリティ……」 (2015/8/6収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317835593
◆1/18(金)23:59まで 【再放送】海猫沢めろん×坂上秋成×LEGIOん 「ヴィジュアルノベルの軌跡と未来 ――臨界点と星霜圏を超えて」 (2018/9/27収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317835671
◆1/18(金)23:59まで 【再放送】高橋哲哉×初沢亜利×東浩紀 「本土に基地を引き取る覚悟はあるか ――沖縄に照らして考える思想と運動」 (2016/8/9収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317835736
◆1/22(火)23:59まで 【初配信!】小松理虔×師茂樹×秋田光軌×陸奥賢 「死者・仏教・観光―ポスト『新復興論』をめぐる冒険―」 【主催:ほとがく】 【『新復興論』第18回大佛次郎論壇賞 受賞記念!】 (2018/11/7収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv317899188
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入できるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】津田大介×東浩紀 「あずまんのつだっち大好き・2018年猛暑の巻 ——公文書改竄から漫画村問題、そして米朝電撃会談まで 2018年前半の主要ニュースを振り返る夏休み特別企画!」 https://vimeo.com/ondemand/genron20180817 (2018/8/17収録)
◆【vimeo】速水健朗×さやわか 生徒=東浩紀 「戦術のパラダイムシフトとペップコードの謎 ——オフサイドの意味すらわからない超初心者・東浩紀が、 それでもハリル解任を許さない速水健朗と元サッカー部のさやわかに聞く2018ロシアW杯の魅力と行方」 https://vimeo.com/ondemand/genron20180715 (2018/7/15収録)
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://bit.ly/2sybMGS
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆1/16(水)19:00- イアン・ウェレット=ジェイコブ×DJ SHARPNEL×DJ TECHNORCH 「ナードコア・ムーブメントとはなんだったのか」 https://peatix.com/event/581400
★New!★ ◆1/22(火)19:00- 新井素子×櫻木みわ×名倉編×大森望 「SF創作講座大躍進!ーー新たな才能はいかにして生まれるのか?  櫻木みわ『うつくしい繭』刊行記念イベント」 【大森望のSF喫茶 #27】 https://peatix.com/event/589405
◆1/23(水)19:00- 江尻浩二郎×黒瀬陽平×小松理虔 「被災地の記憶/アートと歴史 ──『新復興論』第18回大佛次郎論壇賞受賞記念」 https://peatix.com/event/585637
★New!★ ◆1/24(木)19:00- 円堂都司昭×法月綸太郎 「ミステリ評論の可能性ーーメフィスト評論賞創設記念イベント」 https://peatix.com/event/589346
★New!★ ◆1/29(火)19:00- 勝川俊雄×鈴木智彦 「ゆれ動く日本の水産業と食文化を考える ――豊洲市場移転、漁業法改正…そして、サカナとヤクザ」 https://peatix.com/event/591022
★New!★ ◆1/31(木)19:00- 柴田英里×千葉雅也×二村ヒトシ 「『欲望会議』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/590544
★New!★ ◆2/9(土)14:00- パルコキノシタ×黒瀬陽平×梅沢和木×藤城噓 「おばけやしきをつくろう!——第6回 おばけのプラネタリウム」 【ゲンロンこどもアート教室 #26】 https://peatix.com/event/591512
◆◇ 編集部からのお知らせ  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
★『マンガ家になる!――ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第1期講義録』絶賛販売中! 絵がうまいだけじゃダメ、マンガが描けるだけでもダメ。業界騒然のマンガ家育成講義録! https://genron.co.jp/shop/products/detail/193 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/20181125/16
★『ゲンロン9 第I期終刊号』絶賛販売中! 『ゲンロン』創刊から3年。第I期のあらゆる伏線を回収し、第II期の飛躍を準備する、第I期終刊号。 https://genron.co.jp/shop/products/detail/188 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/genron9issuu/36
★小松理虔『新復興論』絶賛販売中! 第18回大佛次郎論壇賞受賞! 「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン! https://genron.co.jp/shop/products/detail/178 →『新復興論』特設ページはこちら! https://genron.co.jp/books/shinfukkou/
★毎日出版文化賞受賞『ゲンロン0 観光客の哲学』絶賛販売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →『ゲンロン0』特設ページはこちら! https://genron-tomonokai.com/genron0/
★友の会第9期��の更新・新規入会を受付中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/183
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、 友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。ご要望などもお気軽に! http://genron-voices.tumblr.com/
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は「被災者が必要としてるのはリラックスした言論環境では」です。 https://dot.asahi.com/aera/2018122600034.html
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
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株式会社ゲンロン 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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it-takes-two-weeks · 2 years ago
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「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション(国立新美術館)」
20世紀の美術はあまりたくさん見ていなかったので興味深く見れたが、知識不足を感じるところも多い。展示のなかでは、ウォーホルなどのポップアートがいくつか見れたのが良かった。アウグスト・マッケの「公園で読む男」やヴォルフ・フォステルの「コカ・コーラ」が特に印象に残った。
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ymyh · 2 years ago
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 佐谷画廊は佐谷和彦(1928-2008)が1978年に京橋で開業し、1982年に銀座に移転、2000年には佐谷の自宅(荻窪)に拠点を移し、2007年まで活動を続けた戦後日本の現代美術において東京画廊、南画廊に続く第二世代に位置付けられている画廊です。
 佐谷和彦が手がけた展覧会は継続的に開催されたオマージュ瀧口修造展、山田正亮展、クリスト展を始め全164回を数え、佐谷和彦の強い信念のもとに発行されたカタログは全132冊、また自身の執筆による著作は「画廊のしごと」美術出版社1988年刊、「アート・マネージメント」平凡社1996年刊、「佐谷画廊の三〇年」みすず書房2007年刊、など7冊を数えます。
 一方でアルバース、デュシャン、エルンスト、クレー、マンレイ、ピカソ、ポロック、ロスコーなど欧米20世紀美術のマスター・ピースを展覧会にて披露しつつ国内主要美術館に納めました。
 サラリーマンコレクターであった45歳のときに、当時の現代美術ギャラリーの代表的存在であった南画廊に転職し、その5年後には自ら画廊を開き、以後旺盛な活動を続けた佐谷和彦が、日本の現代美術界においていかなる考えの元にどのような仕事をしたのか、その全貌を南画廊勤務の70年代半ばから亡くなる前年まで毎日欠かさず記し続けた本人の日記を参照しつつ、全刊行物のデータとともに明らかにすべくこのサイトは開設されました。研究者の方々の今後の参照・手掛かりの一助ともなれば幸��です。
 佐谷画廊・佐谷和彦が美術とエッセイ執筆とに燃やし続けた情熱を皆様と共に分かち合えればこれに勝る思いはありません。
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mayusakazaki · 7 years ago
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お仕事
⚫︎『東京ウォーカー』(KADOKAWA)
10月20日発売の『東京ウォーカー』、別冊付録の「WEEKEND TRIP. 金沢×アート旅」内でインタビュー記事(5ページ)を取材・執筆しました。「WE ARE KANAZAWA LOVERS/4人の金沢ラヴァーが語る街と人のはなし。」というタイトルで、金沢在住のかたや金沢好きのクリエイターに話を聞いています。取材させてもらったのはアンティークショップ「フェルメール」の店主で雑誌『そらあるき』の編集長でもある塩井増秧さん、金沢21世紀美術館の学芸員でNPOひいなアクションの代表でもある高橋律子さん、岩本清商店の岩本歩弓さん、写真家の濱田晋くん。月刊誌のタイトなスケジュールの中、快く協力していただいてとてもありがたかった。そして、それぞれのエピソードがとても面白かった。金沢に行ったら挨拶してまわりたいな。
http://amzn.asia/h6jRTbz
⚫︎『girl houyhnhnm』
ウェブマガジン『ガールフイナム』で写真家の永瀬沙世さんとアートディレクターYOSHIROTTENさんの対談インタビュー記事を取材・執筆しました。作品の話はもちろん、「作る」ということに対する態度、みたいなことが語られていて面白かった。インタビューは何度やっても難しいのでいつも反省するが、読んでくれたかたが「良いインタビューだなあ。活力が湧いてくる。」とツイートしているのを見かけて、うれしかった。
http://girl.houyhnhnm.jp/culture/the_void.php?from=top
⚫︎『ジャックと豆の木』
(エデュイットジャパン)
11月23日発売の『ジャックと豆の木』で座談会記事をふたつ執筆しました。『ジャックと豆の木』は横浜のミニシアター『ジャック&ベティ』が発行している映画の季刊誌。秋号は映画祭特集。李鳳宇さん(映画プロデューサー)、杉野希妃さん(女優・監督)、堀越謙三さん(ユーロスペース代表)の座談会では国内外の映画祭について。佐藤忠男さん(評論家)、香川京子さん(女優)、川本三郎さん(評論家)の座談会では岩波ホールの軌跡について。どちらも知らないことばかりで、とても興味深かった。今の映画雑誌はタレント本のようになってしまっているので、「文化としての映画」というか、名画座やミニシアターを主体とした硬派な雑誌は貴重なのでは、と思う。
http://amzn.asia/3sfbpVL
⚫︎『warp』(トランスワールドジャパン)
11月24日発売の『warp』でインテリアとアウトドアの特集「A OUTDOOR THING ! 」を12ページ執筆しました。インテリアスタイリストの遠藤慎也さんに部屋を作ってもらい、それに合わせてショートストーリーを書いたり、「アウトドア/部屋」で連想した映画・写真集・本を紹介したり。ショップ取材やカタログページまでがっつり。たいへんだったけど、面白い特集になったなあと。そういえば一年くらい前にもインテリア特集やってたな。早いなあ。
http://amzn.asia/fYuI5SD
⚫︎『PERK』(ミディアム)
12月12日発売の『PERK』の巻頭特集は「always possessions/スタイルの軸を作る毎日をともにするもの」。デザイナーの林真理子さんと、モデル・女優の太田莉菜さんのインタビュー記事を取材・執筆しました。二人とも美しく聡明で素敵だった。自分の「軸」にあるものってなんだろう。本、雑誌、漫画とかいろいろ含めてやっぱり「読むこと」は毎日やっている。そう思うと映画を観るときも洋画の場合は字幕を「読んでいる」んだよなあ。などと考えた。カルチャーページではシンガーソングライターiriさんのインタビューと、ペトラ・コリンズの著書『Coming of Age』の紹介文も書きました。文字数の関係で入らなかったけど、iriさんが「telephone」でフィーチャリングした5lackのことを「音源の印象と本人の印象が全くブレなくて、オーラがあってかっこいい。でも、人間らしくて暖かい人」と評していたのが印象的だった。
http://amzn.asia/5DQpPNz
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honyade · 5 years ago
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長谷川逸子 × 冨永美保トークイベント「持続する豊かさを求めて」 『長谷川逸子の思考』(左右社)刊行記念
建築家・長谷川逸子さんの著作集『長谷川逸子の思考』(左右社)刊行を記念して、ゲストに冨永美保さん(トミトアーキテクチャ)をお招きしたトークイベントを開催します。
住まうことや建築のあり方を通して、私たちはどのような豊かさを得ること��できるのでしょうか。 世代を超えたふたりの建築家がいま考えていることを語り合います。
[対象書籍のご紹介] 私たちの身体の感受性を基点に、ひらかれたコミュニケーションを通じて、明るく柔らかい空間をつくり続けて来た建築家・長谷川逸子。 半世紀におよぶ思考の軌跡を論考・作品解説・講演・インタビューのみならず、対談や鼎談、多木浩二らによる批評をも組み込んだ著作集の函入り全巻セット。 特別付録:詳細ビブリオグラフィ&作品掲載誌一覧付き。
[参加条件] 銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・【イベント参加券』「持続する豊かさを求めて」長谷川逸子×冨永美保 トークイベント 1,600円 (税込み) ・【書籍付きイベント参加券】 長谷川逸子の思考【全4巻特別付録付函入りセット】¥11,880(税込) 長谷川逸子の思考 第1部 アーキペラゴ・システム 新潟りゅーとぴあ (1993-2016) ¥2,970 (税込) 長谷川逸子の思考 第2部 はらっぱの建築 持続する豊かさを求めて (1993-2016) ¥2,970 (税込) 長谷川逸子の思考 第3部 第2の自然 湘南台文化センターという出来事 (1985-1992) ¥2,970 (税込) 長谷川逸子の思考 第4部 ガランドウ・生活の装置 初期住宅論・都市論集 (1972-1984) ¥2,970 (税込)
[申込方法] ・店頭 ・お電話 03-3575-7755 ・オンラインショップ ※オンラインショップでの受付は2020年1月21日(火)午前10時の受注分までとさせていただきます。
[注意事項] *参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。 *イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。 *当日の座席は、先着順でお座りいただきます。 *イベント参加者によるイベントの模様の撮影、録音、記事化はお断りしています。 *参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。 *止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
[プロフィール] 長谷川逸子 (はせがわ いつこ) 建築家。長谷川逸子・建築計画工房主宰。 日本文化デザイン賞、日本建築学会賞、日本芸術院賞などを受賞、2018年には英国王立芸術院(Royal Academy of Arts)より第1回ロイヤルアカデミー建築賞受賞。 主な作品に〈湘南台文化センター〉〈新潟市民芸術文化会館〉などの公共建築、〈焼津の住宅〉〈松山・桑原の住宅〉などの住宅作品がある。
冨永美保 (とみなが みほ) 建築家。 伊藤孝仁と建築設計事務所tomito architectureを結成。 主な作品に、丘の上の二軒長屋を地域拠点へと改修した〈CASACO〉、真鶴半島の地形の中に建つ住宅を宿+キオスク+出版社へと改修した〈真鶴出版2号店〉ほかがある。 2018年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館出展、SD Review 2017入選、第1回LOCAL REPUBLIC AWARD優秀賞など。
会期 / 2020年01月22日(水) 時間 / 19:00~20:30 場所 / BOOK EVENT SPACE 主催 / 銀座 蔦屋書店 定員 / 60名 問い合わせ先 / 03-3575-7755
チケットのご予約はこちら オンラインショップでの受付は2020年1月21日(火)午前10時の受注分までとさせていただきます。
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takahashicleaning · 4 years ago
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TEDにて
マニュエル・リマ:人類の知識を表す視覚的表現の歴史
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
知識とは、どのように増えていくのでしょうか?
知識は、最初は1つの洞察から始まり、どんどん枝分かれしていくことがあります。
インフォグラフィックの専門家マニュエル・リマが追究するのは、千年に渡るデータ・マッピングの歴史。
すなわち、ツリー構造を使って言語から王朝に至る情報を表現してきた歴史です。これは魅力あふれる視覚化の歴史であり、知識を表そうとする人間の衝動が垣間見えるのです。
カバラの生命の樹?ダーウィンの生命の樹!!!
「出エジプト記」「創世記」「レビ記」「民数記」「申命記」の旧約聖書モーゼ五書も登場する「トーラ」と呼ばれるものの中にも記述されています。
写真のない古代から始まり、芸術やデザインで表現できた時代から発展し、そして、現代では、人間を限界を遥かに超えるコンピューターの計算能力により、ビックデータをプログラムにより自動処理できるようになったために、科学者が「生命のウェブ」や「生命のネットワーク」と呼ぶ領域にまで到達しています。
私は、10年以上に渡って人間が情報を構造化し、視覚化する方法について研究してきて興味深い変化に気付きました。
かなり長い間。人間は、世界に自然な序列があると信じていました。これは「存在の大いなる連鎖」ラテン語で「Scala naturae」として知られます。
トップダウン構造になっていて、普通は、神を頂点に天使、貴族、庶民、動物などと続きます。
この発���は、アリストテレスの存在論に基づいていて、人間が知るあらゆる事物を対立、対極するカテゴリーに分類しました。
ご覧の通りです。一方、面白いことに時が経つにつれ、この発想に枝分かれしたツリー構造が取り入れられて「ポルピュリオスの樹」として知られるようになりました。これは「知識の樹」の中でも最も古いものです。
ツリー構造は、情報を伝える上でとても強力な比喩であることから、次第に、様々な知識の体系を図で表す時に使う重要な伝達手段になりました。
道徳を描くためにもツリー構造が使われ「美徳の樹」と「悪徳の樹」がよく知られています。
これは、中世ヨーロッパの美しい図です。血族関係を表すためにもツリー構造が使われ、いろいろな血縁を表します。家系を表すためにも、この構造が使われますが樹形図の原型として最も有名なものでしょう。
皆さんも、家系図を見たことがある方は多いでしょう。こんな風に描かれたものを持っている方も多いかも知れません。
また、法律を表すのにツリー構造を使うことさえあります。王や支配者による様々な布告や決定を表しています。そして、最後に、よく知られている科学の比喩。
すなわち、人類が知るあらゆる生物を表すために、この構造を使うこともあります。
最終的に、ツリー構造は強力な視覚的な比喩になりました。秩序やバランス。統一感や対称性といった人間の志向を様々な面で具体化しているからです。
ところが、現在、私たちは、コンピューターの飛躍的な発展によって、単純な樹形図では理解できない複雑で込み入った新しい課題に直面しています。
そこで、現在、新たな比喩が出現し、様々な知識体系を視覚化する際に樹形図にとって代わりつつあります。この比喩は、私たちを取り巻く世界を理解する新しい視座を与えてくれます。
この新たな比喩こそ、ネットワークの比喩なのです。
ツリーからネットワークへと転換する様子は、多くの知識領域で見られます。
このような転換は、脳を理解する方法でも見られます。かつて、私たちは、脳をモジュール型で集中型の器官であり、ある特定の領野が一連の振舞いや行動の原因だと考えていました。
しかし、脳の理解が進むにつれ、まるで、何百、何千もの楽器が奏でる壮大なシンフォニーのように捉えるようになったのです。
この美しい画像は、ブルー・ブレイン・プロジェクトで製作されました。
ここには、1万のニューロンと3千万の結合が見えます。これでも哺乳類の大脳新皮質のわずか1割を描いているに過ぎません。さらに、転換の様子は、知識構造を捉える際にも見られます。
この見事な「知識の樹」あるいは「科学の樹」はスペインの学者ラモン・リュイによるものです。リュイは、実際、樹木としての科学という比喩を生んだ先駆者でした。私たちは、この比喩を毎日のように使っています。
「科学から生物学が枝分かれしてきた」とか「遺伝学が枝分かれしてきた」と言います。ただ、私が最も美しい知識の樹と考えているのは、1751年にディドロとダランベールがフランスの百科全書に描いたものです。
まさに、フランス啓蒙思想の拠り所です。この豪華なイラストは、百科全書の目次として採用されました。あらゆる分野の知識が一つ一つ樹の枝として描かれています。
ただ、知識とは、はるかに複雑なものです。これは、Wikipediaの項目相互のリンクを表しています。左は「歴史」に関するもの。右は「数学」です。
この2つのマップやWikipediaについて制作された他のマップは、人類が生んだリゾーム状構造で最大規模のものでしょうが、それを見ると人間の知識が、まるで、ネットワークのように複雑に依存し合っているのがわかります。
インターネットは、この枠組みを大幅に変化させます。これは、Perlプログラマーのオンライン上の協働を表した素晴らしいマップです。Perlは有名なプログラミング言語です。
これでわかるのは、多様なプログラマーがどうファイルを交換し、プロジェクトで協力し合っているかです。また、ここに表れているのは、完全に分散したプロセスであり組織にリーダーはいません。ネットワークなのです。
ツリーからネットワークへと転換する様子は、生物の種を分類し、体系化する方法にも表れています。右の図は、ダーウィンが 「種の起源」に載せた唯一の図で「生命の樹」と名付けたものです。
実は、ダーウィンが出版社に宛てた手紙が残っていて、この図の重要性が詳しく説明されています。進化論には不可欠だったのです。
しかし、近年、科学者はある発見をしました。この生命の樹を覆い尽くすようなバクテリアのネットワークが存在し、このバクテリアが、以前は、ばらばらに分類された種を現在、科学者が「生命のウェブ」や「生命のネットワーク」と呼ぶものに結びつけていることを発見したのです。
こういったネットワークの比喩は、最近現れたものですが、すでに、様々な姿と形式を備え、有力な視覚的分類法になりつつあります。コンピューターによって新たな言語の文法になりつつあるのです。
これが、私が惹かれる側面のひとつです。これは長期に渡って私が集めた15種類の類型で、この新しい比喩が視覚的に極めて多様なことを示しています。例をお見せしましょう。上の行は「放射状収束」で、ここ5年でとてもポピュラーになった視覚化モデルです。
ネットワークは単なる科学の比喩ではありません。研究者や科学者が、デザイナーとしてたくさんの複雑なシステムを描こうとし、絵画や彫刻といった伝統的な芸術の分野やたくさんの多様な芸術家に様々な面で影響を与えています。
ただ、ネットワークは、単なる新しいトレンドではなく、そう簡単には片付けられません。ネットワークは、分散化や相互接続や相互依存といった概念を具現化しています。
この新しい思考法は、現在、私たちが直面する多くの複雑な問題。すなわち、脳の解読から広大な宇宙の理解に至る問題を解決するために不可欠なのです。
アトラクターとは、ある力学系がそこに向かって時間発展をしながら集合すること。このフラクタル次元がアトラクターの形状の種類を決めていくようになります。
意味がないように見える大量のデータから生じた確認できるパターンに名前が与えられたものである。全て、支離滅裂に見えるものの中に一貫性が隠れています。
不動点、リミットサイクル、リミットトーラス、ストレンジアトラクターの種類が現在知られているトポロジー、Super String Theory(スーパーストリング理論)に関係する形状です。
人間の限界をはるかに超える大量のデータをグラフィックで表す高度な人工知能を搭載したスーパーコンピューターにより、ニュートン力学では解読できなかったり、あるいは、意味のないデータとして無視されてきたなど、その存在さえ知られていなかったシステムが明らかにされました。
以前は、非線形であるとしていたもの。わけがわからないと思っていたデータが、突然、もっとまとまりのある理解方法で考えられるようになってきたのです。そう言ったデータは、散乱しているか。無秩序だったので確率的な理論や数学を使った伝統的な方法では、アクセスするのは不可能でした。
古代から、人間の感覚を研ぎ澄ますことで体験的には、アクセスできていたかもしれませんが・・・現代のコンピューティングのパワーと蓄積された物理学や数学によりデータとして精密に表現が可能になってきています。
チャーンサイモンズ理論もトポロジーに関係している重要な数学です。
カオス理論?
カオス理論とは、アンリ・ポアンカレによる発見が挙げられる。1880年代、ポアンカレは、三体問題の研究において非周期的で、増加し続けないまたは固定点へ到達しない軌道があり得ることを発見。
ここで言う予測できないとは、決して確率的にランダムということではなく、その振る舞いが決定論的法則に従うものの、数値解析での誤差によっても、得られる値と真の値とのずれが大きくなる。そのため、予測が事実上不可能ということを示している。
人間の限界をはるかに超える大量のデータをグラフィックで表す高度な人工知能を搭載したスーパーコンピューターにより、ニュートン力学では解読できなかったり、あるいは、意味のないデータとして無視されてきたなど、その存在さえ知られていなかったシステムが明らかにされました。
以前は、非線形であるとしていたもの。わけがわからないと思っていたデータが、突然、もっとまとまりのある理解方法で考えられるようになってきたのです。そう言ったデータは、散乱しているか。無秩序だったので確率的な理論や数学を使った伝統的な方法では、アクセスするのは不可能でした。
古代から、人間の感覚を研ぎ澄ますことで体験的には、アクセスできていたかもしれませんが・・・現代のコンピューティングのパワーと蓄積された物理学や数学によりデータとして精密に表現が可能になってきています。
群論にも関係しているアンリ・ポアンカレによる発見は、トポロジーなど結び目理論にも活用されています。
現在の量子力学では、点粒子理論を扱うため、正確な一点での数値で一致しないといけない。しかし、群論、トポロジーなど結び目理論は、三体問題の研究を発展させています。
ここから、スーパーストリング理論。それから、ブレンという概念でこれらの現象を数値化し、巻き付きの概念、場の量子論等も使いトポロジー的に整合性を取ろうとしています。
他には、ジュリオ・トノーニの意識に関する情報統合理論がある。
万物には意識があるとする汎心論という考え方です。
ジュリオ・トノーニの 意識に関する情報統合理論によれば、ネットワークの密度は意識(ここでは、ファイと命名している)と呼ばれる何か?の密度に関連しているということ。
アトラクターパターン?トポロジー?スーパーストリング理論?
これを数値化して、方程式にしている!!
それゆえ、人間の脳内では、膨大な情報統合が行われるため高度なファイがあることになり、かなりの意識が存在します。
マウスにおいては中程度とはいえ、かなりの情報統合が行われるので相当な程度の意識があるといえます。しかし、虫や微生物や粒子レベルになると、ファイの量は低下します。情報統合の量が低下してもゼロにはなりません。
日本では、「一寸の虫にも五分の魂」という言葉もあります。
トノーニの理論によると意識の程度はまったくのゼロには、ならないのだといいます。事実上、トノーニは意識に関する基本的法則を提案しています。つまり、高度なファイには高度な意識が宿るのです。
そこには、ただ淡々と善も悪もなくて古来から有る日本の「魂」という概念みたいなことにも似ています。
2018年現在では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
<���すすめサイト>
ジム・サイモンズ:ウォールストリートを制した天才数学者
ユバル・ノア・ハラーリ:人類の台頭はいかにして起こったか?
カーター・エマート:三次元宇宙地図のデモ
デビッド・クリスチャン: ビッグ・ヒストリー
ヘンリー・マークラム:スーパーコンピュータの中に脳を構築!
エリック・バーロウ:いかにカオスの複雑さが簡潔さへとつながるか!
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッドな直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
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judachigeiju · 7 years ago
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情報カードでできる24のこと
21世紀は有閑頭脳労働者がアナログへ還る世紀である。デシタルは肉体労働の道具と見なされる。そんな時代の奔流のなかで見直され使われるのは、文房具店の片隅で埃をかぶっている情報カード群だ。以下、その情報カードでできること、24を並べる。元ネタは24 Things You Can Do With an Index Cardだが、そのままではつまらないので見出し以外はほぼ創作である。ここで言う「情報カード」とはコレクトの5×3情報カード補助6ミリ罫のことだ。
1.ToDoリストを作成
 朝、その日のうちに達成すべき幾つかの事項を情報カードに書き並べる。その数は3~5個など少ない方が良い。ポストイットに書くよりも紙の耐久力があり、あとあと残るものなので、おろそかにできず強制力を増してくる。やがてToDoをこなすことが目的化してくる。
2.メモをとる
 会議や講演などでメモをとるときに使える。冗談のように大きいノートにメモをとるのに比べ情報カードは内容を簡潔にまとめる必要がある。黒板やホワイトボードの内容を書き写すだけのメモ採取法は高校生までで終わりだ。頭を使い簡潔にまとめられたメモのうち、今後に生かせる内容を抽出できたら別の情報カードに転写する。
3.PDAを作成
 PDAは一般にはPersonal Digital Assistant(個人情報端末)だが、ここではMerlin Mannが提唱する
Parietal Disgorgement Aid
のことである。あえて日本語に訳するなら「頭頂部嘔吐補助器」となるだろう。PDAは情報カード数枚をダブルクリップでくくって外出中のメモに使うメソッドのこと。なるべく持ち物を少なくしたい人のために有効。
4.文脈リストを作成
 人間は関わりのなかで文章を書くことを強いられる。それは手紙だったり報告書だったり。そのときに一度書いた気の利いた文脈を別の文書でも使えたら時間の節約になる。それら気の利いた文例を情報カード形式で集めてその人なりの文例集として保存できる。
5.プロジェクトの軌跡を書き留める
 仕事をした手順をその手順毎に情報カードに書き留める。情報カードをためておいて別のプロジェクトに応用するための素材とする。並べ替えたり、気づきを書き足したり、無駄な部分は省いたり。
6.組織化された情報カード管理システムをつくる
PoIC(Pile of Index Cards)などに代表される情報カード管理システムを作成することもできる。カード強迫観念とも揶揄されるが、情報カードの巨大なデータベースは鉄道模型のジオラマや戦艦模型のような男のロマンのひとつでもある。そのシステムを完全にこなせば次に何をしなければならないかを考える必要はない、そのシステムが代わりにその先を演算してくれるだろう。
7.小説を書く
 ウラジミール・ナボコフは情報カード1枚に小場面ひとつを書いた。それは小説の本文を書いたという伝説だが、プロットの一場面を書くという術もある。並べ替えや破棄も簡単。
8.誰かへの伝言を書く
 席を外している人に架かってきた電話の伝言に使うのもいいし、誰かへのささやかな贈り物に情報カードでメッセージを添えてもいいかもしれない。急に退職した社員が引き継ぎのために残した情報カードは「こんなに鮮やかな使い方をする人がいるのか」と衝撃を与えるだろう。
9.思いつきメモをつくる
 朝起きたときや日常生活、仕事のなかでの思いつきを迅速にメモできるように、身近な場所に情報カードをペンとともに置いておく。机の上、ベッドの脇、電話機の横など。夢のなかで人は考えを圧縮し整理する。夢の残滓は眠りの成果物である。忘れぬうちにメモを。夢の記述も書き残そう。
10.人生でやりたいことリストをつくる
 限られた人生のなかで、死ぬまでにやりたい数個の事項を書き出す。もちろん人生という長いスパンでなくても今年一年でやりたいこと、今年の抱負を書くという手もある。それらはやがて人生のなかで本当にやりたいことに繋がる。今際の際にやり残したことを思い出してももう遅いのだ。
11.PDAを豪華にする
 散歩中や鉄道旅行中にこそ人は何かを思いいつくものだ。汗や飲みこぼしで濡れたり衣類で擦れて破れたりしないよう、PDAを革やビニルで防護すると耐久性が増す。既製品のメモパースも使い勝手が良い。
12.研究を組織化する
 論文を読んで引用文を書き抜いたり、気付いた事項を残したり。もちろんあとで参照できるよう書誌情報を忘れずに。
13.嫌な奴へ飛ばす
 忍者の手裏剣スタイル。報復は覚悟の上で。
14.意見を一致させるために使う
 ブレインストーミングなどの手法ではポストイットが使われるが、それが情報カードであっても良いわけで。情報カードで互いの意見を並べて共有し、意志決定に利用する。投票用紙がわりにも使える。
15.証券などの整理に使う
 保険証券やら株券やらが引き出しの中にごちゃごちゃしていて何の保険に加入しているか、何の株を持っているか分からなくなりはじめたときに、項目を並べて整理できる。遺言を書くときにも相続人が遺産を整理するときにも便利。
16.いたずら書き
 暇な会議やうるさい客との電話中に何気なく書いた落書きから何か有益なネタが生産されることもあるかもしれない。手を動かすのを怠ってはならない。手はもうひとつの脳なのだから。
17.料理のレシピ
 大量の食料を段ボールに詰めて都会で一人暮らししている子供に送るお母さんに朗報。簡単な料理のレシピを情報カードにまとめて現金書留と一緒に送れば、子供からどんなに感謝されることだろうか。いつか、そんな愛情に満ちた、そして失われてしまった秘伝のレシピが書かれた情報カードを見つけて伝説の料理人になりたいものだ。
18.紙飛行機を作る
 声をかけても聞こえない、メールを送るまでもない、でも立ち上がって歩いて行くのは面倒な場所に座る同僚に何か伝言したいときに有効な手段、紙飛行機。あなたのコントロール力と風読みの力は知らないけれど。
19.暗記カード
 たぶん日本人が情報カードという文房具とはじめて向き合ったのは英単語を覚えるときだろうか。覚えることよりもその暗記カードを作ることが目的になり、やがてそれの作業が学習そのものとなるあの日々だ。幼児の右脳教育にも使える。
20.折り紙
 情報カードの造形可能性に挑戦。
21.買い物リスト
 休日に家でゴロゴロしている夫に買い物を頼んで奥様方とのランチへ出かけるためのリスト。ただし品名は正確に。柔軟剤の匂いの違いだけで帰宅後にお互い嫌な思いをするのは避けたいから。
22.読書記録
 読みたい書物リストと読んだ書物リストを併用して、読んだ書物リストはさらに蔵書リストへと応用できる。ちょっとした感想と次もそれを読みたいかどうかの記入も忘れずに。蔵書リストは国際十進分類法を利用できる。
23.ライフログを残す
 どこで何を買ったのか、どこで何を食べたのか、どこのレストランがおいしかったのか或いはまずかったのか、どこのカフェの店員がかわいいか、どの四つ辻で旧友に会ったのかをメモする。人生における細部の記録である。靴のサイズも伸びた顎髭の長さもメモしよう。
24.家事を組織化する
 掃除、洗濯、炊事、買物などの家事を情報カードで組織化する。その情報カードに書かれた家事を済まして取り除けば、次に何をすべきか一目瞭然。そして誰がそれをしなければならないのかも一目瞭然。家事で最も勿体無いのは次に何をするのか考える時間だ。
これら24は情報でできることの一部に過ぎない。情報カード遣いには七十二派あり、情報カードには九十九の美名がある。あなたもあなたなりの手法を用いてコレクト5×3情報カード補助6ミリ罫で頭脳労働に励むことができる。
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newsletterarchive · 5 years ago
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NEWSLETTER  vol.49
ニュースレターの第49号をお届けします。
今回は2018年8月26日に Art Jewelry Forum に掲載された、ダニエル・クルーガー氏の記事をお届けします。
メールに埋め込むと画像が小さくなってしまうので、ぜひ元の記事もご覧になってくださいね。
ダニエル・クルーガー氏は、南アフリカ出身でドイツを拠点に活動するジュエリーアーティストです。この記事を読んで興味を持たれた方には、こちら↓の本をおすすめします(アマゾンでも買えます)。すごくいいから!
収録作品の数が多く、ひとつひとつに見どころがあって、いつまでも眺めていられます。
https://arnoldsche.com/en/product/daniel-kruger/
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https://artjewelryforum.org/like-bees-to-honey
08/26/2019
蜜に惹かれる蜂のごとく
ダニエル・クルーガー:愛好家、コレクター、仲間からの賛辞を受けるアーティスト
リズベット・デン・べステン
1992年、Schmuckで初めて開催されたモダン・クラシック・オブ・ザ・イヤーは、アーティストへの賛辞の表明であり、当初は毎年3名のアーティストが選ばれていたが、まもなくその数は1名へと変更された。選考は毎年、Handwerkskammer fur München und Oberbayern(ミュンヘンおよびオーバーバイエルン商工会議所)の内部チームによって行われる。エヴァ・サルノウスキー氏、アンジェラ・ボック博士、ウォルフガング・ロッシュ氏で構成されるこのチームは、選考に複数の基準を設けている。その最低限の条件は、ジュエリー分野における活動歴の長さと、同分野への際立った貢献である。
2019年3月、ミュンヘンの国際見本市(IHM)で行われたSchmuck展への来場者は、2019年度モダン・クラシックに選考されたダニエル・クルーガー(1951年生)の作品を目にしたはずである。1970年初頭から近年の作品から選ばれた彼の手による優れたジュエリーの数々が、公募展であるSchmuck展の会場に設置された4つのガラスケースに陳列された。
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ダニエル・クルーガー、ネックレス、2005年、銀、スーザン・ビーチ所蔵、撮影:ジョン・ホワイト
AJFは、1974年に移住したドイツの洗練された都市環境と、アフリカの荒野のルーツとを���しく重視する、多様な作風を誇るこのアーティストへの特別の賛辞として、幾人かの知識人に彼の作品に対する見解を寄せてもらえないか頼んだところ、全員から熱のこもった返答を得られた。そうして生まれた本稿は、複数のメールや書面の引用で構成されている。
見本市およびSchmuck展の担当局長であるウォルフガング・ロッシュは「ダニエル・クルーガーは、20世紀および21世紀における、最も重要なジュエリーデザイナーの1人です。彼は40年超にわたってジュエリーに携わり、ジュエリーのあるべき姿について、独自の見解を見出しました。彼のジュエリーが発する個々のステートメントは、時を経て変遷してきたものの、彼にとって装飾品としてのジュエリーの制作が重要であることを示してきました」と語る。クルーガーが審査員を務める場面を多く目にしてきた彼は「確信に満ちた判断と、感性豊かなジュエリーの描写」についても、クルーガーに賛辞を送る。
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 ダニエル・クルーガーの作品を収めた2019年モダン・クラシックのショーケース(ミュンヘン国際見本市、Schmuck展)、写真:エヴァ・ユンカー
 素材や物に対する気配りは、クルーガーが、2013年から2017年に教授職を務めたドイツのハレ・ギービッヒェンシュタイン城・芸術・デザイン大学でジュエリー科の学生を含む、自身の教え子に学ばせようとしたことだ。彼の元教え子であるフローリアン・ミルカーはこう振り返る。「ダニエルの作業場はまるで博物館のようでした。世界中から集めた多種多様な収集品を見られるのは楽しかったですよ。ダニエルは、教師そして助言者として、魅力を感じた対象をじっくりと考察し、その由来、素材性、作り方を理解して対象から物語を引き出すよう、アドバイスをしてくれました」。
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ダニエル・クルーガー、ネックレス、1977年、シルクで包んだ小石、一部メッキをかけた銅、銀、プフォルツハイム装身具美術館コレクション、撮影:ペトラ・イェシュケ
 クルーガーは、1971年に南アフリカでアートを学び始めた。最初にステレンボッシュ大学(1971-1972)でゴールドスミスの技術とグラフィックアートを、その後ケープタウン大学(1973-1974)で絵画を学び、最後にミュンヘン美術院(1974–1980)のヘルマン・ユンカーのクラスで、ジュエリー(当時の名称はゴールドスミスの技術)を習得した。1984年、プフォルツハイム装身具美術館は、ハーナウのゴールドシミーデハウス、およびウィーンのGalerie am GrabenとアムステルダムのGalerie Raという2つの民間ギャラリーの協力を得て、ダニエル・クルーガーのジュエリーで構成される個展を企画し、それに伴ってカタログも制作した。ユンカーが寄稿したその序文は釈明めいており、ジュエリー愛好家層に対し、「ゴールドスミス」の呼称は、金を使う者に限らずジュエリーの制作者全般を指すべきであることを説明しなければという思いに駆られているように見えた。ユンカーは、ゴールドスミス(彼はゴールドスミス全般を指したが、特にクルーガーに言及していた)を「シンプルであれ複雑であれ、控えめであれ豪華であれ、大ぶりであれ小ぶりであれ、細密であれ特に細密であれ、使う素材が金、銀、銅、スチール、木、ガラス、紙、プラスチック、布、石、骨かを問わず、艶消し仕上げも鏡面仕上げも、時に玉虫色の輝きを放つものを含め、ジュエリーを制作する者」[1]であると描写した。時は1984年、素材や大きさ、自律性における実験が常態化していたオランダでは、クルーガーの作品に対し、別の説明が必要だった。Galerie Raのポール・デレは、オランダの鑑賞者向けの紹介文で次のように書いた。「私はダニエルの装飾品を宝石と呼びたい。それは、ゴールドスミスの伝統技術を採り入れているがゆえに、洗練の極みをもって金や銀、宝石が扱われているからである。だが、そのデザインは実に個人的で特異である。」[2]ひとつの展覧会が2つの会場で行われ、2つの物語が語られたのである。
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ダニエル・クルーガー、指輪、1993年、トパーズの結晶、金、セルトーヘンボス市立美術館所蔵、撮影:ペア・ファン・デル・クルイス
 アムステルダムのGalerie Raは、このアーティストを支援し代表した最初のギャラリーであり、その後数十年にわたってそれを続けている。デレはこう回想する。「プフォルツハイム装身具美術館の「1977年のジュエリー:トレンド」展で初めて見た瞬間、ダニエル・クルーガーの作品に魅了されました。彼が作るすべてのジュエリーやオブジェは、豊かな参照や記憶に満ちており、それぞれに独創的です。1984年、Raでは10年にわたる彼の軌跡を紹介しました。当時の彼は、カトラリー、セラミックの器、箱、花瓶、シャンデリアなどの家庭で使う作品の制作を始めたばかりでした。私は、ギャラリーでの展示やアートフェアで、舞台のような環境を作って彼の作品を見せるのがすごく好きでした。(現)セルトーヘンボス市立美術館と、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館は、彼のジュエリーやセラミックの作品を数多く所蔵しています。ダニエルは、Galerie Raで最も高く評価され、最も活躍しているアーティストのひとりです。30年超にわたって、彼を代表できることは私にとって大きな喜びです」。
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ダニエル・クルーガー、目、ネックレス、銀、ミラーガラス、写真、カタリン・スペングラー所蔵、写真はダニエル・クルーガーの厚意により掲載
プフォルツハイム装身具美術館の「トレンド」ジュエリー展は、コンテンポラリージュエリーの最新の動向を通覧できる非常に重要な定例展覧会だ。当時、プフォルツハイムのデザイン大学の基礎課程で学びはじめて間もなかったモニカ・ブリューゲルも、この展覧会に足を運んだひとりで、「1977年、私は装身具美術館で新しいジュエリーの何たるかを発見しました。ですが、最も重要な作品は、ダニエルのネックレスでした」と回想する。
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ダニエル・クルーガー、指輪、1993年、金、ルビー、セルトーヘンボス市立美術館所蔵、撮影:ペア・ファン・デル・クルイス
 ブリューゲルが言及しているのは、シルク製の丸い袋が7つビーズ状に下げられたネックレスだ。中に詰められた小石をシルクがきつく包む。袋はサイズも形も不揃いで、先の尖った留め具がついている。ブリューゲルは、「その作品は、異文化か古い時代の産物のように見え、容易には理解できませんでした。その作品を私のわずかな知識と結びつける手立てはまるでなく、何ものもアーティストの意図を理解する役には立ちませんでした。唯一私にわかったのは、もはや境界は消え去ったという最も重要な点です。自分に影響を与えるすべてのもの、すべての時代がインスピレーションの源になりえます。その文化に背くことなく、異文化を反映することは可能なのです。ただし、すべては素材を通じて解釈され、アイデアと共鳴していなければなりません。ダニエルの作品は、歴史に則っているようでいて、すぐにそれは違うと気づかされる点で、時に宝飾史から「逸脱」して見えるかもしれません。この作品は、歴史上のモデルや、まるで異なる参照が反映されている点で、私を苛立たせも驚かせもしました。私たちの時代の影響は作品に現れるもの。彼の作品には、制作することの喜びが表れており、自由を物語っています」。
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ダニエル・クルーガー、ネックレス、2018年、ガラスビーズ、写真はダニエル・クルーガーの厚意により掲載
 ミュンヘンのGalerie Biróは、ドイツでクルーガーを代表しているギャラリーだ。Galerie Biróのオルガ・ゾーベルは、クルーガーと初めて直接会った時のことは、人生で「最高の瞬間」(彼女は「Sternstunden」という単語を使った)のひとつだ、と書いてくれた。「かくも奇妙で広く知れ渡り、その振る舞いは英国風でありながら英国人ではない、色の白いアフリカ人とでも形容すべきこのアーティストはいったい何者なのだろう、と思ったものです。ハンガリー出身の私にとって、彼は謎の存在でした」。
ゾーベルは、クルーガーとの出会いの記憶を振り返る。それは、20年以上前に彼のレクチャーに参加した時のことだ。彼はスライドで母国を紹介し「砂っぽい浅葱色の地平に杏色の満月が昇り、無限の天を背にした夜空に無数の星々が燦然と輝いていた」[3]という詩的な言葉で表現した。「彼は茶色と、柔らかで青々とした草に覆われた果てしない不思議な風景へと聴衆を誘いこみました。それは私に、彼の祖国について忘れられない印象を残しました。彼のジュエリーを手に取ると、その時の写真が心の中によみがえります。彼が体験し、見てきたことは作品に記憶されており、今日に至るまで彼は自然を表現しています。最近、ダニエルは、信じられないほど嬉しそうに、自宅のバルコニーに咲いた見事な薔薇を見せてくれました。が、彼の作品はミメーシスではなく、完璧な変容への到達に成功しています。例えばビーズの作品は、私たちが目にするのは完成形のみですが、そこに見られる秩序と豊かな官能、様々な色、精密で小ぶりな構造は装着する人と見る者を驚かせ、喜ばせます。ダニエルのジュエリーには、私たちが見て感じることが、造形と色を使ったじつに独自のやり方で表現されています。彼のジュエリーには常にタイトルがありません」。
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 ダニエル・クルーガー、指輪、1993年、トルマリン、金、セルトーヘンボス市立美術館所蔵、撮影:ペア・ファン・デル・クルイス
 Galerie Biróでクルーガーの作品を紹介されたというブダペストのコレクター、カタリン・スペングラーは、このアーティストの作品を熱心に見守ってきた。スペングラーはこう書く。「私がコンテンポラリージュエリーの収集を始めた2008年、ダニエル・クルーガーの作品はすぐに私の注意を引きました。彼の展覧会とあれば、そのすべてに確かな期待と興奮を胸に、にやけながら足を運びます。毎回、何らかの驚きに出会える、彼の新作が新たな対話に私を導いてくれる、という嬉しい予感を抱かせてくれます。2019年3月から4月にGalerie Biróで行われた彼の展覧会では、最新作のネックレスを選びました。「目」と題されたこの作品は円の連続を特長としていますが、これは、本作の左右対称の配置と同様に、彼のそのほかの作品にも見られる形式です。ただし、過去作と違って「目」では、ひとつのパーツが主役を張って単一の中心を成すことはありません。この構図は、可謬性や弱さ、過ちを犯す可能性、つまりは人間性に焦点を当てています。このネックレスは、一対の女性の目の写真を小さな鏡に貼り付け、それを小さな円形の銀の板から下げることで構成されています。複数の女性の目とまなざしが、装着者の顔の近くに来るというのは特異な体験です。このネックレスには、プロビデンスの目に始まり、鏡に完璧さを見出そうとする古代の物語、20世紀美術やコンテンポラリーアートに至る、一連の参照が要約されています。皮肉さと厳粛さ、伝統と現代性を兼ね備えた、ジュエリーでもありファインアートの作品でもある、高い技術による傑作です。私はこの巨匠の大ファンで、これで、私のコレクションに彼の作品が入るのは3回目です」。
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ダニエル・クルーガー、ネックレス、2018年、ガラスビーズ、写真:ティロ・ヘルトライン
アメリカ人コレクターのスーザン・ビーチもまた、クルーガーのジュエリーのファンであり、見事なコレクションを持つ。彼女が彼の作品を紹介されたのは、2005年ごろにロンドンで開催されたCollectでのことで、彼女自身の言葉を借りれば、その作品にすぐさま「はまった(訳注:原文ではhooked)」という。「Collectでは、たくさんの作品が販売されていて、決めるのが大変でした」とビーチは言う。「私が買ったのは、大きな半球が小さな球体で飾られた、美しい銀のネックレスです。その後、15点のネックレスとブローチを収集しました。カラフルで大胆で、ちょっと卑猥な感じがします。もちろん、その作りは見事で調和が取れています。これは、1日に何時間もジュエリーを装着する者には非常に重要なポイントです。楽しい作品で私を幸せな気分にしてくれますし、たくさん誉めてもらえます」。もうひとりのアメリカ人コレクターである、アーカンソー州リトルロックのマリオン・ファルクは、アートジュエリーマニアを自称し、常にジュエリーを身につけている。彼女もまた、スーザン・ビーチと同じく一流の装着者である。ファルクは言う。「ダニエル・クルーガーの作品を身につけるのは���ばらしい。体になじみ金具も使いやすい。彼の作品の精度の高さには常に驚かされます。素材が銀であろうと、七宝であろうと、さくらんぼの種であろうと、その仕事はいつも非の打ちどころがありません。私は彼の作品も、彼の教え子の作品も何点か持っています。彼は教師として面倒見が良いだけでなく、教え子の作品の支持者でもあるようですね」。
 この記事のために声をかけられた人の多くは、大いなる好奇心を持って彼の次回作を心待ちにしていると語る。彼らはそれが、常に驚きと興奮をもたらしてくれることを知っているのだ。ギャラリーのオーナーは常に最前線で作品を見られる点で恵まれた存在である。1993年、ポール・デレは、Galerie Raにおける幾度目かの彼の展覧会の折に発行したメールマガジンRa-Bulletinで、自分の気持ちをこう書き記した。「包みを開けた瞬間…喜びの感情が湧き起こった。このような瞬間が、ギャラリーオーナーの仕事に、苦労以上の価値を与えるのだ。そこにあったのは、アクアマリンと紫色の紙に埋まった3つの精巧な指輪――金とトルコ石、ルビー、トルマリンを使った指輪だ。無視できないロマンチックな雰囲気をたたえたジュエリーで、長きにわたって存在しながら、ようやく発見され、一時的に日の目を見ることが許されたかのようである」。[4]
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 ダニエル・クルーガーの作品を収めた2019年モダン・クラシックのショーケース(ミュンヘン国際見本市、Schmuck展)、写真:エヴァ・ユンカー
クルーガーの新作に対する、この美しく喜びに満ちた第一印象の描写は、シエナ・パッティの言葉とも符合する。「ダニエル・クルーガーから作品を入れた箱が届くと、私たちは蜜を見つけた蜂のように、興奮して小躍りしてしまうんですよ」と彼女は言う。Sienna Pattiは、アメリカにおけるクルーガーの所属ギャラリーで、パッティは彼を、「アーティストが制作したジュエリーを収集する人に気に入られる作家です。ダニエルの作品はほかのアーティストからも常々尊敬、称賛されています。装着していない時はオブジェとしても申し分なく、シンプルな造形と素材は驚くほど魅力的です。ですが、ダニエル・クルーガーの作品は装着を意図していることに疑問の余地はなく、装着されてこそ最大の良さを発揮します。どの作品の重みも絶妙で、装着すると快適で力強く魅力的です。シンプルな造形には力があり、それは彼の作品全体の共通項です。装着すると強くなったように感じられる作品を作るなどという芸当を、彼がどのようにしてやってのけているのか、私にはよくわかりませんが、彼は実際にそれをやってみせるし、装着する人もそう感じるのです。私自身、数えきれないほどそんな体験をしましたし、ほかの人がそれを体験するのを目撃してもきました。ダニエルの作品は優れた芸術作品が成すことをすべて成しています。それは変容と超越です」
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 ダニエル・クルーガーの作品を収めた2019年モダン・クラシックのショーケース(ミュンヘン国際見本市、Schmuck展)、写真:エヴァ・ユンカー
 パッティは、クルーガー作品にみられる手仕事を評価している。「ダニエルの作品について、私が一番に反応するのは、絶対に手作業で作られたのだろうと感じさせる点です。労力と愛情を込め、気を配って作られていることが感じられます。ダニエルが展覧会のためにここを訪れた時、一緒に近所のハンコック・シェーカー・ビレッジに行って数時間滞在し、古い建物を見て歩きました。家具作りや建築で知られるシェーカー教徒は、注意深いデザインと物作りは、それ自体で「祈りの行為」であると信じました。もちろん、ジュエリーの装着や制作は、彼らの暮らしぶりよりはるかに装飾性が高いですが、この考えは、すべての作品が熟慮に基づくという、ダニエルの作品の扱いを思い出させます」。パッティは次の言葉で締めくくった。「『千年生きるつもりで仕事をせよ、明日死ぬつもりで仕事をせよ』というシェーカーの「教え」は、私の好きな言葉のひとつです」。
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ダニエル・クルーガーのセルフィー、2019年、写真はダニエル・クルーガーの厚意により掲載
 ダニエル・クルーガーのジュエリーが、かくも多くの人を魅了し、アフリカ的、バロック的、都会的な印象やシェーカー教徒の祈り、かぎ針編み、女性的な視座、官能性、変容という多様な文化と接続しているのは奇跡である。クルーガーと会って話をすると、彼の優しさ、思慮深さ、謙虚さ、物静かさ、優れたユーモアのセンスを目の当たりにするだろう。変化が速く表層的な社会とは相反する、不思議さを持つ人物である。そして、その不思議さはその作風とも重なり合うのだ。
この記事は、以下の方々の寛大な協力を得て執筆が実現した(登場順):ウォルフガング・ロッシュ、フローリアン・ミルカー、ポール・デレ、モニカ・ブリューゲル、オルガ・ゾーベル、カタリン・スペングラー、スーザン・ビーチ、マリオン・ファルク、シエナ・パッティ(リズベット・デン・べステン選)
 [1] Daniel Kruger (Pforzheim: Schmuckmuseum, 1984). Catalog for traveling exhibition shown at Schmuckmuseum Pforzheim; Deutsches Goldschmiedehaus Hanau; Galerie am Graben, Vienna; and Galerie Ra, Amsterdam.
 [2] Ra-Bulletin, Number 14, November 1984.
 [3] Daniel Kruger, Between Nature and Artifice, Jewellery 1974–2014 (Stuttgart: Arnoldsche, 2014), 9.
 [4] Ra-Bulletin, Number 74, May/June 1993.
 リズベット・デン・べステン:アムステルダムに拠点を置く美術史家で、フリーランスのライター、講師、キュレーターとしても活動する。現在、アントワープのセント・ルーカスでジュエリー史を教える。フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ・コンテンポラリージュエリー財団の会長および、Chi ha paura…?協会の諮問委員を務め、欧州応用芸術イニシアチブであるThink Tankの創立にも参加。2011年11月、Arnoldscheより『On Jewellery: A Compendium of International Contemporary Art Jewellery(ジュエリー論:世界のコンテンポラリージュエリー通覧)』を出版。
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