#鳥巣貴美子
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各地句会報
花鳥誌 令和6年8月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年5月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
ホロホロと鍬に砕ける春の土 喜代子 亡き猫の声かと覚む春の闇 同 四姉妹母に供へる柏餅 由季子 薫風にうだつの揚る港町 都 青嵐甍の波をひとつ飛び 同
(順不同特選句��み掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
誰待つや水子地蔵と風車 毬子 愛宕山水の匂ひのして立夏 光子 湧水の鯉は真珠になりたくて きみよ 虎ノ門ヒルズそれとも蜃楼 光子 そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 新しきビルの隙間にある新樹 久 常盤木の落葉は坂の底の底 小鳥 日傘手に男の上る女坂 昌文 虎ノ門ヒルズ這ひ来し蚯蚓かな 美紀
岡田順子選 特選句
新緑の堂宇律する木魚かな 毬子 猿寺のへその緒めきし花藻かな 小鳥 耳に髪かけたる指が蝶を呼ぶ 和子 生まれては緋目高といふ名を借りて 小鳥 風車回らぬほどの風を受く はるか そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 馬駆けし愛宕山とは蝶ひとつ 俊樹 緑蔭のどれも過去向く拡声器 きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
壱岐対馬越えて釜山へ卯波立つ たかし 人を待つ昂りに似て卯浪立つ 孝子 春愁はもつれたあやとりの紐 修二 さまざまの風に出合つて若葉かな 孝子 逃水を追ひいくばくの疲労感 修二 しやぼんだま戦火の子らに向けて吹く 朝子 雲雀の巣踏み潰し行く重戦車 たかし チューリップ手足ふつくり乳母車 成子 八方に餓鬼うづくまる黄砂かな 朝子 糸柳お岩は細き指を垂れ 修二 十字架を仰げば風の薫りけり 孝子 廃校の土俵に花の散りしきぬ 朝子 卯波立つ沖を眺めて昼の酒 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
柿若葉母の天麩羅語り種 和魚 ふくよかに葉音さらさら風五月 聰 山匂ひ水音響く五月かな 三無 沖へ帆の連なりわくや風五月 聰 パステルを選びて描く若葉山 ことこ 浅間への雑木若葉の葉音きき ます江 岩に波飛び散る光五月来ぬ 秋尚 日に濡るる若葉見上げつ峠越ゆ 三無 鯖街道歩きしところ穂高見ゆ ます江 甥つ子の声変はりして五月来ぬ 美貴 風五月江の電海へ大曲り 三無 思ひやる言葉を選び五月の夜 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蛇穴を出でて振り向く顔もたず 雪 聞きに来よてふは椿の落ちる音 同 女踏む如く男の踏む椿 同 藤房の先に見えざる風生まる かづを 葉���の神社まはりを鎮めをり 匠 アイリスを活けてサツチモ聞く深夜 清女 朧夜や母に逢ふ夢覚めやすき 笑子 荷を解けば青き匂ひの莢豌豆 希子 葉桜や旧制校のありし跡 泰俊 万象の輝く五月来りけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
やはらかき音の騒めき若楓 秋尚 結び目に母の思ひの粽解く 百合子 リハビリを終へて正午や街薄暑 恭子 中子師を偲ぶ五月の句座なりし 亜栄子 樟若葉風に煌めく音静か 秋尚 海の風山の風吹く捩花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
何某の宿祢の杜やかかり藤 都 花祭瑞雲を呼ぶ釈迦の指 宇太郎 余花の雨幹の裂傷深くして 都 新緑にろ過され朝の息甘し 佐代子 手に湿り春椎茸の肉厚く 和子 葉桜の土手ゆく白き犬曳いて 悦子 老眼のルーペで愛でし花楓 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
後遺症無いとは云へず蝶の昼 清女 福助の貯金箱あり五月晴 ただし 手鏡の髪なで乍ら土用干し 世詩明 戻り来て剥がす日めくり四月馬鹿 ただし 花卯木友と語りし通学路 英美子 金色の囲む在所や麦の秋 みす枝 夏来るシャンパングラス走る泡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
紙灯篭復興祈る輪島初夏 みえこ 初夏の列車に恐竜描かれし あけみ 花水木街路にいつか咲いてをり 令子 折紙の金環太き鯉幟 実加 祭町子等のよろこぶ菓子選び 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月14日 萩花鳥会
鴨ゆきて燕戻りて川住居 祐子 花の雨抜けて仮眠の深夜便 健雄 残されしボール一つに浅き夏 俊文 更衣する間も無くて半袖に ゆかり 水田の浅瀬泳ぐや鯉のぼり 明子 急階段挑みて天守若葉風 美恵子
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令和6年5月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
扁額の一字が読めず梅雨の宿 世詩明 若葉風わらべ地蔵をつつみゆく 笑子 お精舎の風鐸ゆらす梅雨晴間 同 路地裏をしよぼしよぼ歩く梅雨鴉 希子 獣めく匂も混じる草いきれ 泰俊 古りたりな三国祭の誘ひ文 雪 牡丹を切りて一日の贅とせん 同 牡丹に待てば現れさうな人 同 退屈を欠伸してゐる葱坊主 同 椿落つ終の一花と云ふ色に 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月17日 さきたま花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
葉桜や百葉箱はぽつねんと 月惑 黙祷の黙に扇子の音止まず 裕章 古民家も古木も包む若葉風 泉 せがまるる父の草笛音の出ず 康子 十薬の干されしままに家売られ 順子 蚕豆は反重力の世界とも 月惑 朝日受け夜来の雨に光る薔薇 彩香 道をしへ誘はれ来れば妓楼跡 裕章 薔薇一輪仏に供へ留守頼む 順子 祝酒ちよこに浮き立つ夏の月 同 結跏趺坐する禅堂に蚊は廻る 月惑 お互ひにためらひもなき更衣 八草 母の日や乳を持ちたる大銀杏 紀花 菖蒲田に挙るサーベルの直線 月惑 五月晴れ複々線の縄電車 良江 母の日の無口の兄の大あくび としゑ 掌に乗る子猫にも髭のあり みのり 夏館蒼穹の野へ開け放つ 裕章
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
万緑を深く映して奥の池 亜栄子 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 雨雲の近づく気配蝸牛 久 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 十薬の花もかをりも無縁墓と 亜栄子 D51は永遠や夏野に据ゑられて 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 久子 蛙田に昭和の声の残りたる 千種
栗林圭魚選 特選句
子等のこゑ池塘に生るる太藺かな 幸風 鮮やかな青翻へし瑠璃蜥蜴 久 一面の青草の丘登り急 軽象 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 暗闇坂薄暑の袖を捲りけり 斉 老鶯やメタセコイアの闇を抜け 亜栄子 新緑の森に山鳩奥の池 経彦 隠沼の静寂破りて蟇 芙佐子 新緑の木漏れ日揺るる年尾句碑 経彦 寺出でて定家かづらの香に触るる 秋尚 キャンパスに続く山道夏薊 久子 花卯木森の昏さに寄り添ひし 斉 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 峠路に仰ぐ卯の花空重く 芙佐子 寄せ墓に甘茶の花の日和かな 亜栄子 ひと筋に姫沙羅の花すつと落つ 秋尚 隠沼にメタセコイアの新樹光 幸風 お絵描きの子らや泰山木の花 斉 野薊のぱつと明るき母の塔 文英 日ざしきて暗さ呼び込む新樹蔭 千種 石仏の眼にも優しきさつき雨 軽象 切株に園児忘れし夏帽子 経彦 菖蒲田の間に間に低き白菖蒲 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 同 走り茶を呷り民話の始まれり 経彦 堂前に沙羅の花散る僧の留守 亜栄子 初夏の少し気怠き二人の歩 斉 庫裡裏に零れる実梅夥し 芙佐子 ��蛛の囲の元禄仏の肩に揺る 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
覗くまじ編笠百合の笠の中 雪 伊勢神楽牡丹の庭に舞ひ納む 同 大蚯蚓這ひ出て暗き穴残る 同 花は葉に店に残りし桜餅 ただし 大杉も岩も当時の夏の庭 洋子 かづら橋渡りきりたる夏の声 紀代美 万緑に全身染まる露天風呂 みす枝 胸奥は語らぬことに草を引く 一涓 春炬燵触れたる足のなかりけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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3月28日 木【暮らし】
小さなウォールプレートは、
ブルーと白のみの構成ながら、
美しい存在感があります。
Mor(偉大なる母)同様に。
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メーカー:Royal Copenhagen
/ ロイヤルコペンハーゲン
シリーズ:Mors Dag(母の日)プレート
デザイナー:Arne Ungermann Jorgensen
/ Kamma Svensson
年代:1971 -1982年 母の日限定
サイズ(cm):φ15.5 ×H2.0
デンマーク製
1971年から1982年までの間制作された
デンマーク / ロイヤルコペンハーゲン社
母の日イヤープレートが届きました。
1971年「アメリカのMor」
1972年「オリエンタルのMor」
1973年「デンマークのMor」
1974年「グリーンランドのMor」
1975年「巣の中にいる子鳥とMor」
1976 年「人魚のMor」
いずれも人気が高かった絵柄です。
裏にはヒモを通すための穴が開いており、
ウォールプレートとしても飾れます。
2024年の母の日は、
5月12日(日)です。
貴重なプレートですが母の日にちなんで、
今回は特別価格でのご提供です。
もちろん母の日だけではなく、
一年中 お部屋のインテリアとしても。
是非店頭にてご覧くださいませ。
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クラシノ
今週土曜日 18:00まで
通常通りの営業です。
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2023年 劇場で観た映画
2023年に劇場で観た映画のリスト。全56本。
作品タイトル(制作年/制作国/監督名) ★は私の超おすすめ (私は、簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5点満点で採点してます。★は5点を付けた作品です)
MEN 同じ顔の男たち(2022/イギリス/アレックス・ガーランド) ノベンバー(2017/ポーランド+オランダ+エストニア/ライネル・サルネ��★ ファミリア(2020/日本/成島出) イニシェリン島の精霊(2022/アイルランド+イギリス+アメリカ/マーティン・マクドナー) 母の聖戦(2021/ベルギー+ルーマニア+メキシコ/テオドア・アナ・ミハイ) 別れる決心(2022/韓国/パク・チャヌク) ベネデッタ(2021/フランス+オランダ/ポール・ヴァーホーヴェン) バビロン(2022/アメリカ/デミアン・チャゼル) RRR(2022/インド/S.S.ラージャマウリ) 赦し(2022/日本/アンシュル・チョウハン) エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/アメリカ/ダニエル・クワン+ダニエル・シャイナート)★ トリとロキタ(2022/ベルギー+フランス/ダルデンヌ兄弟)★ ザ・ホエール(2022/アメリカ/ダーレン・アレノフスキー) 妖怪の孫(2023/日本/内山雄人) 午前4時にパリの夜は明ける(2022/フランス/ミカエル・アース) 聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク+ドイツ+スウェーデン+フランス/アリ・アッバシ) 高速道路家族(2022/韓国/イ・サンムン) ヴィレッジ(2023/日本/藤井道人) せかいのおきく(2023/日本/阪本順治) 郊外の鳥たち(2018/中国/チウ・ション) 帰れない山(2022/イタリア+ベルギー+フランス/フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン+シャルロッテ・シャンデルメールシュ) EO(2022/ポーランド+イタリア/イエジー・スコリモフスキ)★ TAR(2022/アメリカ/トッド・フィールド) 怪物(2023/日本/是枝裕和)★ アフターサン(2022/イギリス+アメリカ/シャーロット・ウェルズ) 青いカフタンの仕立て屋(2022/モロッコ+フランス+ベルギー+デンマーク/マリヤム・トゥザニ) 独裁者たちのとき(2022/ベルギー+ロシア/アレクサンドル・ソクーロフ) 苦い涙(2022/フランス/フランソワ・オゾン) サントメール ある被告(2022/フランス/アリス・ディオップ) 裸足になって(2022/フランス+アルジェリア/ムアニ・メドゥール) 君たちはどう生きるか(2023/日本/宮崎駿) 小説家の映画(2022/韓国/ホン・サンス) CLOSE(2022/ベルギー+フランス+オランダ/ルーカス・ドン) 658km、陽子の旅(2023/日本/熊切和嘉) インスペクション ここで生きる(2022/アメリカ/エレガンス・ブラットン) 星くずの片隅で(2022/香港/ラム・サム) 君は行く先を知らない(2021/イラン/パナー・パナヒ) 高野豆腐店の春(2023/日本/三原光尋) 私たちの声(2022/イタリア、インド、アメリカ、日本/呉美保ほか) 福田村事件(2023/日本/森達也)★ オオカミの家(2018/チリ/クリストバル・レオン+ホアキン・コシーニャ) 骨(2021/チリ/クリストバル・レオン+ホアキン・コシーニャ) 白鍵と黒鍵の間に(2023/日本/���永昌敬) 愛にイナズマ(2023/日本/石井裕也) キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023/アメリカ/マーティン・スコセッシ) 栗の森のものがたり(2019/スロヴェニア+イタリア/グレゴル・ボジッチ) 蟻の王(2022/イタリア/ジャンニ・アメリオ) 理想郷(2022/スペイン+フランス/ロドリゴ・ソロゴイェン) ゴジラ -1.0(2023/日本/山崎貴) 熊は、いない(2022/イラン/ジャファル・パナヒ) ほかげ(2023/日本/塚本晋也) 父は憶えている(2022/キルギス+日本+オランダ+フランス/アクタン・アリム・クバト) 花腐し(2023/日本/荒井晴彦) ファースト・カウ(2019/アメリカ/ケリー・ライカート) PERFECT DAYS(2023/日本+ドイツ/ヴィム・ヴェンダース)★ ポトフ 美食家と料理人(2023/フランス/トラン・アン・ユン)
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ONGAESHI #3 – The Exhibition Tour
Exhibition 7.9.2017 – 10.9.2017
At the Guest Studios of Künstlerhaus Bremen
E
On September 7, 2017 we presented the catalogue to our ONGAESHI project. After two and a half years, it was a delightful occasion that gave an opportunity to take a look at current artwork of the participating artists.
Masami Fujii exhibited her photographic work Tanzen #1 ” (2017, transl.: Dance #1), a new element within a series with Double Window (exhibited on ONGAESHI #1 in Tsukuru). The various accidental imperfections and “mistakes” enhance the photographic images and make them perfect. In the same room, Irika Amono’s sculpture Follow a Memory 03 (2017) immediately caught the viewers eye inside the same room. Looking closely, one could see not only the artist’s typical depiction of plants but also her continued use of foil, which she already used in the second ONGAESHI in Kukoon in her work I Have a Something (2015).
Vincent Haynes arranged three works that reference each other. The focus was on the painting Goodluck Jonathan (2016). It represents one of many works from a series, in which the artist explores rulers from the African continent. The painting is accompanied by a site-specific Wall drawing. Its title good luck (Aufwand) (2017) ) is rather ironic with the german translation literally meaning expense. On the other hand “Auf Wand” translates to “on the wall”. The group of works is completed with two painterly objects were already shown in the Kukoon. In this former exhibition he also has critically depicted images of power in the artwork titled Kim Jong Money (2015). Jin Murata's third part of The Language with You (since 2014) also addresses political events. In his video piece, Murata captures the moment he and his family wanted to travel from Japan to Germany. On this day, 29 August 2017, there was no train service due to a missile launch by North Korea and its flight path over Japan. A second scene includes the creation of a trilingual poem on different aspects of despotism and terrorism.
A japanese maple tree stood out in second room of the exhibition. The ornamental tree was enhanced with the grafting technique and forms a symbiotic relationship with the tree's original wildness that gradually came back. It is a project prototype titled ACER|Version/Variante (Trees in Residence) by Felix Dreesen and Paule Potulski. The artists launched their project in 2015 and have given neglected trees like this one a new purpose. Collecting plants already played a significant role in Dreesen's performance installation To Show Room (2014).
Two objects by Keiko Tozaki titled いま、ここ、わたし (Jetzt, hier, ich) (2017, transl.: now, here, I) were placed opposite of the tree. Here, colorful threads twisted around pins make up structures, forms and geometric patterns. These motifs spark associations that are connected to floral geometry or mandalas. Her artworks in Tsukuru also focused on the spiritual character of gardens. Kimiko Torisus small-scale painting was already shown in the Kukoon. How varying lighting conditions can influence the perception of the painting was once again made clear in this exhibition. Schallplattenhalter (2017, transl.: record holder) by Ryosuke Aratani is directly linked to his works from previous exhibitions. A special linear structure forms the basis for the dynamic of his abstract painting that seems to be containing every colour. The oscillating movement within the painting is intensified by the parabolic shapes around the edges.
Anna Bart presented a new piece from her series of transferred spaces, which also includes her work in Tsukuru and Murata Haus (2015, transl.: Murata house). It depicts a living space with various musical instruments. The installation in the guest studio caused the four wall elements of the painted room to dissolves into a corridor-like space. The concurrence of inside and outside presented many room variations so that the painting could be taken in from a variety of angles.
For the time being, this overview of current work by all participating artists and the corresponding catalogue marks the end of the project ONGAESHI.
↓ D, J
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Am 7. September präsentierten wir das Buch zu unserem Projekt ONGAESHI. Es war für uns ein großartiger Anlass, um nach gut zweieinhalb Jahren einen Blick auf die aktuellen Kunstwerke der teilnehmenden KünstlerInnen zu werfen.
Masami Fujii präsentierte mit ihrem Werk Tanzen #1 (2017) eine Fotografie, die in eine Serie mit Double Window (ausgestellt bei ONGAESHI #1 in Tsukuru) gehört. In dieser versammelt Fujii bereits seit längerem Fotografien, die gerade durch ihre dem Zufall verschuldeten besonderen „Fehler“ vollkommen sind. Auch Irika Amanos Skulptur Follow a Memory 03 (2017) fiel in diesem Raum sofort ins Auge. Trat man näher an das Objekt heran, sah man, dass nicht nur die für Amano typischen Pflanzen sichtbar wurden, sondern dass sie nach der zweiten ONGAESHI Ausstellung im Kukoon weiter mit der Folie arbeitet, die sie beim Werk I Have a Something (2015) verwendete.
Vincent Haynes installierte drei Werke, die direkt aufeinander Bezug nahmen. Im Mittelpunkt stand das Gemälde Goodluck Jonathan (2016). Es gehört zu einer Reihe von Arbeiten in der sich Haynes insbesondere mit Machthabern des afrikanischen Kontinents auseinandersetzt. Dies ergänzte er mit einer ortsbezogenen Wandzeichnung mit dem durchaus ironischen Titel good luck (Aufwand) (2017) sowie zwei Malerei-Objekten der Ausstellung im Kukoon, wo er bereits die Darstellung von Macht im Werk Kim Jong Money (2015) kritisch befragte. Eine weitere Arbeit, die sich mit politischen Ereignissen beschäftigt, stellte in der Ausstellung der dritte Teil von Jin Muratas The Language with You (seit 2014) dar. Murata hatten den Moment in Japan auf Video aufgenommen, als er mit seiner Familie von Japan nach Deutschland reisen wollte. Am 29. August 2017 standen sie am Bahnhof. Kein Zug fuhr, da Nordkorea eine Rakete über Japan hatte hinwegfliegen lassen. In einer zweiten Szene der Videoinstallation entsteht ein dreisprachiges Gedicht, in dem Despotie und Terrorismus thematisiert werden.
Im zweiten Raum fiel eine Pflanze auf, ein japanischer Fächerahorn. Dieses Ziergehölz wurde zusätzlich durch pfropfen veredelt. Doch in einem Prozess der Verwilderung kam der ursprüngliche Wuchs zurück, sodass nun beide Arten an einem Stamm wachsen. Es ist ein Prototyp des Projekts ACER|Version/Variante (Trees in Residence) von Felix Dressen und Paule Potulski, an dem sie seit 2015 arbeiten und ungepflegten Bäumen dieser Art eine Residenz bieten. Das Einsammeln von Pflanzen spielte zudem bereits in der performativen Installation To Show Room (2014) von Dreesen eine besondere Rolle.
Ihm gegenüber hingen zwei Objekte いま、ここ、わたし (Jetzt, hier, ich) (2017) von Keiko Tozaki. Bunte Fäden, um Stecknadeln gewickelt, bilden Strukturen, Formen und geometrische Muster und ließen Assoziation zur Geometrie der Pflanzenwelt sowie Mandalas zu. Schon in ihren Werken in Tsukuru waren Gärten als spirituelle Orte ein zentraler Aspekt. Kimiko Torisus kleinformatige Malerei wurde bereits im Kukoon gezeigt. Auch in dieser Ausstellung wurde deutlich, wie die wechselnden Lichtverhältnisse die Wahrnehmung des Werkes beeinflussten. Die Arbeit Schallplattenhalter (2017) von Ryosuke Aratani steht in einem direkten Zusammenhang zu seinen Werken der vorangehenden Ausstellungen. Auch hier baut sich die Dynamik seiner abstrakten Malerei über die besondere lineare Technik auf, die nahezu sämtliche Farben integriert. Ein weiteres Element, sind die parabolischen Formen an den Rändern, die dem Werk innewohnende oszillierende Bewegung zusätzlich intensivieren.
Anna Bart zeigte eine bisher ungesehene Arbeit. Das jüngste Werk aus ihrer Reihe transferierter Räume, zu der auch ihr Werk in Tsukuru und Muratas Haus (2015) zählen, zeigt einen Wohnraum mit verschiedensten Musikinstrumenten. In der Installation im Gastatelier löste sich der aus vier Wandelementen bestehende Raum in einer Gangsituation auf. In der Gleichzeitigkeit von Innen und Außen der Malerei erschuf dies eine Form, die mehrere Raumvarianten zum Betrachten anbot.
Mit diesem Blick auf die aktuellen Werke der TeilnehmerInnen von ONGAESHI und der retrospektive des Katalogs geht dieses Projekt vorerst zu Ende.
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9月7日に「ONGAESHI」を記録する本をブレーメンの「Künstlerhaus」のガストアトリエで発表いたしました。それはプロジェクト参加作家の2年半の間に作られた新作をプレゼンする良いきっかけになりました。
藤井 昌美の出展していた「Tanzen 03」(2017)は「つくる。」の工場にあった「二つの窓」と同じシリーズの新作で、藤井が長年に制作し続けている現像の失敗を受け入れて完成になる写真作品シリーズに属しています。次いで、展示空間の中心にあった天野 入華の「Follow a Memory 03」(2017)というガラス彫刻を近くから観ると、天野の作品ならではの植物モチーフだけではなく、「Kukoon」で制作した「I Have a Something」(2015)の素材になった、光を屈折させるフィルムが再び目の前に現れます。
ヴィンセント ヘインスはテーマで繋がっている3つの作品を壁に設置しました。その中心になった「Goodluck Jonathan」(2016)はヘインスが描くアフリカ大陸の権力者の似顔絵シリーズの新作です。それに「good luck (Aufwand)」(2017)という皮肉なタイトルのウォールドローイング(ドイツ語:Aufwand 手間、auf Wand 壁に)と「Kukoon」での展示にも出していた2つの小さな絵画オブジェを添えました。あの展示の祭にはすでに「Kim Jong Money」(2015)という映像作品を通じて権力の描写を批評的に問いました。 政治的な話題をテーマにする他の作品は村田 仁の「The Language with You」(2014から)の最新作です。村田家が2017年8月29日にドイツに渡航しようとするとき、ちょうど北朝鮮からのミサイル発射についてアナウンスが入り、駅で電車が止まった様子の記録撮影が使用されています。このビデオインスタレーションの2つ目のシーンでは、3つの国語で専制とテロについての詩が書かれ、朗読されています。
2つ目の展示空間に入ると、まずは実物の植物が目に入ります。日本の紅葉というこの観賞植物は過去に��ぎ木されましたが、野生化のプロセスによって1つの根っこから2つの種類の木が生えています。この木はフェリックス ドレーゼンとパウレ ポトルスキに2015年から企画されている「ACER|Version/Variante (Trees in Residence)」という拾った植物に居場所を与えるプロジェクトの試作品であり、その上はドレーゼンが日本で作っていたインスタレーション作品「To Show Room」(2014)に含まれていた川辺の植物を思い出させました。
その向かい側の壁にはトザキ ケイコの「いま、ここ、わたし」(2017)の2つの作品がありました。ピンに巻きつけられている多彩の糸は構成、形と幾何学的な柄を通じて植物界の幾何やマンダラが思い浮かべます。トザキは「つくる。」での作品でも「庭」を精神的な場所として取り上げていました。 鳥巣 貴美子の小品のキャンバスは「Kukoon」ですでに展示されていましたが、今度の展示の異なる自然光によって、この油絵のまた少し違う見方ができました。 新谷 亮介の油絵「Schallplattenhalter」(2017)も前の展示で出していた作品と直接繋がっています。彼の抽象的な絵画の動勢は多彩の絵の具が付いた筆の直線で成立すると言えますが、他の要素としては、端っこに描かれている放物線のような形が特にこの作品の中に含まれている振動の動きを増強させています。
アンナ バートは「村田ハウス」と「つくる。」での襖絵が含まれている部屋再現シリーズの未発表の新作を出しました。この最新作には色々な楽器が描かれています。ガストアトリエでのインスタレーション風景は廊下のような様子で、部屋の「中と外」の同時性が多数の部屋の見方を可能しました。
今回の「ONGAESHI」の新作展示とカタログの発表を終えて、このプロジェクトを完了と致します。
by Sabrina Meißner
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目まぐるしく変わる天気予報
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
どうも、こんにちは。7月3日(土)は、鳥取にフライフィッシングに行ってきました。ジムニーの1ヶ月点検を予約したら日曜日の午後になり、必然的に釣行は土曜日一択。奈良県山間部の天気予報を見てみると土曜日は雨らしい。で、範囲を北陸、鳥取に広げたんですが、北陸は曇天、鳥取は曇天か小雨がパラつく程度。北陸は、今後のアブの発生を考えると最後のチャンス?先週の釣行で釣友さんが「(アブがでるまで)あと2週間(7月中旬)ぐらいかな」と言っておられたし。でも〜、軽自動車で3時間の高速道路走行ってしたことないし、1ヶ月点検も終わってないので気が進まない。で、中間案というか、鳥取なら大して降られずに釣りができるだろうと。
結果的に正解だったんかな。天気予報しか見てませんでしたが、天川は釣りができるような状況ではなかったそう。北陸も、ジムニー乗りのフライマンさんのブログを見たら「3ヶ所回ったが濁流増水で釣りを断念」って書いておられました。天気予報だけ見て鳥取に行ったんですが、鳥取東部は平水でした。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
最初の釣り場は峠の集落の上の川。基本的に地元にお金を落とす主義なんだが、鳥取で遊漁券を買ってたら平地に降りてまた戻らないと行けないので、山崎ICを降りたところにある兵庫県内の釣具屋さんで年券を購入。まあ、鳥取はコロナ感染がほぼないので気を遣って入境前に買ったってのもある。この集落の上流部はかつてはイワナが良く釣れた。アメリカに行ったヘンドリクソンさん(ハンドルネーム)が見つけた釣場。だから以前だったら絶対特定できるような写真はアップしなかったが、なぜこの写真をアップしているかというと立入禁止になってたから。環境保全のためらしい。鳥取の川の周りは獣害防止のために網や電気柵を張り巡らしているので釣り場に向かう時にゲートを開けて通ったりする。釣り人がゲートを開けっ放しとか駐車が邪魔とか何かあったんやろか?集落の向かいの川も、駐車スペースになってる入川口を管理者が立入禁止にしていた。これで「ボウズ逃れ鉄板系」の釣り場が一つ減ってしまった。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
最初の釣り場でボウズを回避してお気楽に釣り場巡りをするつもりだったがアテが外れた・・・。トボトボ歩いているとドアにかけられたスヌーピーを見つけた。なんでこんなところにと思ったが、誰かがスヌーピーをドアに掛けたかったんだろう。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
河岸を変えて2番目の釣り場へ。階段がついてて降りるのは楽。降りて行く時に水滴をまぶした蜘蛛の巣があったので絵になるかと撮ってみた。絵にならんか。
2021年7月、SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
今日は4番ロッドを振りたい気分。"じょっ"さんに作ってもらった「No.63」を持ってきた。和製パーフェクショニストって呼びたい素晴らしいアクション。ロッドを振らずにホールでループをコントロールするように意識する。川に降りてウェットフライを投げて矢野シルクラインのウェットリーダーを見ているとコツッっと当たったのに気づいたがそれは乗らず。釣れるかも♡。しかし、期待に反してアタリが遠い。もう、ここぐらいしか釣れる気がせーへんのに。大きな「落込み」でリーダーの動きが止まったので合わせるとやっぱ喰ってた(嬉)6寸ぐらいでイワナにしては小さいが、貴重な1尾なのでセカセカと抜きあげたらそのまま外れて川にお帰りになられた・・・(悲)。またアタリがあったが乗らず。マズイやんけ。ここで釣れなかったら終わりって感じのこの区間の鉄板ポイントでブレイデッドリーダーの先端が沈んでる気がしたので合わせたらやっと釣れた!引きを味わう余裕もないw
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
集落を抜けたあたり、堰堤が見えるところまで釣り上がったが、ボサが濃くなって堰堤まで行く元気あらへん。かつては当たり前のように堰堤まで行ってたけどな。上手い釣友さんと釣りに行くようになってからフライキャスティングが以前よりもっと好きになり、ロッドも4番が好きになった。ボサを潜りながらテンカラキャストって苦行やわ。ところで、手前の黒いチューブってなんやろね?鳥取の川岸ではよく見かける。自然渓流には似合わず美しくないが。当然、中は水が通るんやろし、民家に綺麗な水を引き込んでるんやろか?鳥取東部で見かけることが多いのも集落のそばで釣ってるから?
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
第3のポイントに来たが先行者が居た・・・。鳥取って釣り人少ないから先行者ってあまりないけど、この日は多かった。フライマンを何人も見ましたよ。「何人も」ってちょっと大げさかなw。必然的に僕は反対側の支流に入ったけど、左側の川岸にさっきの黒いチューブが這ってますね。この先の淵で泣き尺ヤマメを釣ったことあるんだけど、この日は何も釣れなかったしボサが酷いので嫌になって上がれるところで退渓。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
この支流はちゃんとしてるのは入口だけで、少し上がるとガレ場みたいな荒れ果てたショボい流れになってた記憶がある。逆に言えばボサもない。当時は入渓したらポイントごとにウェットフライでイワナが釣れた・・・といっても短い区間だけでせいぜい数尾だったけど。ボサの向こう側に荒廃した流れがあるはずと道を歩き始めたがゲートが通せんぼ。通行禁止の表示もないし獣害避けのゲートやったら人の通行は可能なはずだが、舗装路を覆うほどのボサを見たら行く気もしませんね・・・。またポイントが一つなくなった。
2021年7月、鳥取
もうお昼なので昼食にします。鳥取はコロナ感染がほとんどないので大阪からの釣行は気を遣う。行かない方が良いのかなって。でも、「鳥取 観光」で検索すると逆に安全をアピールして来てくださいって感じなので行ったのです。とはいってもやっぱ気を遣うので、遊漁券は県外で買ったり、昼食もコンビニでお弁当を買って川岸で一人で食べるかって思ってたんですが、釣り場のある区域はコンビニがありませんね・・・。コロナ禍の中で基本的に外食を自粛していましたが、道の駅の食堂を利用することにしました。鳥取は安全をアピールしているだけに消毒用アルコールが入館時、入室時に使うよう励行されていて食堂の席も透明の衝立で前と横がカバーされていて完璧ですね。でも、会話の時はマスクをつけてくださいって感じで、一人ならいいですけど、同行者がいたらしんどいかも。写真のとんかつ定食は絶品でした。吉川豚でしたっけ?鳥取東部は豚肉が名産なので豚カツ美味いし、ご飯と味噌汁も素晴らしい。なのに週末のお昼時にお客は僕だけ。コロナのせいや。ホンマ気の毒。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
昼食後は午前中最後の釣り場の隣の支流に行きました。お腹が弱いので、昼食後に道の駅から遠くに離れるのはストレス。この川では28センチのイワナを釣ったことあるが、それぐらいしか釣れた記憶がない。フライマン見たことあるからここで釣ってる人いるんかな?
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
なんか釣れたけどこのサイズw。山陰なのにアマゴの幼魚ですね〜。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
学校のプール跡って聞いた気がしたけど、川から上がったところに「河川プール」って看板が出てなんか書いてありました。もう埋まってるし泳げませんね。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
プール跡の奥も流れは続いているし、昔は奥まで入ったけど、遡行距離は短いし釣れた記憶もない。堰堤があったんやったっけ?ボサを見てたらうんざりしたんで退渓。ブラブラ歩きながら車に戻る。綺麗な花が咲いてたけど、植えられているのか自然に咲いているのか。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
集落の中の小道。日本家屋が立ち並んで良い風情です。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
今となっては珍しい木製の電柱。貼られているプレートの意味がわからない。真ん中の数字を囲むように1〜12って点検したって年月かなあ。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
なんか味があるような気がしたんで中央一点構図でパチリ。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
集落の中を歩くときは当然マスクをしています。偏光サングラスにマスクって見ようによっては不審者に見えるかもw。そんなオッサンでも、「こんにちは」って挨拶すると集落の人は愛想よく挨拶を返してくれて「釣れたか?」って聞いてくれたり。「何人も釣りに来てるから釣れないわ」って言ってましたけどw。公園があって遊具が置いてあったので撮ってみました。ぞうさんの滑り台かな。
2021年7月、鳥取
バス停がありました。フツーはベンチが多いと思いますけど、座り心地の良さそうな椅子です。
2021年7月、鳥取 SONY α7(APS-Cサイズ撮影)+SELP1650
もう帰ろうかとも思いましたけど、15時ぐらいで帰るのも勿体ない気がしてちょっと離れた釣り場に行きました。春先に良型ヤマメ、アマゴを連発したことあるんですけど、春以外釣れたことないw。この日は天気予報しか見てなかったんで、奈良南部、北陸が濁流増水って知らなかったんですけど、この川は減水で浅くなってましたね。といっても、繁茂した木の枝や草が川面に張り出してボサになってましたので、遡行は結構ストレスありますw。「夏ヤマメは一里1尾」って言葉を思いながら遡行して行きましたけど、ボサと護岸で退渓できる場所も少ないし、釣れないし、途中で上がれそうなところがあったので退渓しました。
ということで、7月3日(土)は、イワナ1尾、小アマゴ1尾の2尾でした。実は最後の川でメザシサイズのヤマメ?が釣れたんですけど、写真が撮れなかったのでヤマメかアマゴかわからないのでノーカン。カウントするほどのサイズでもないですし。
年券買っちゃったのであと1回ぐらい来ますが、次回はブラウントラウト釣れる場所に行こうと思います。でも、知ってる人が結構行ってるし釣れないって聞いてるから釣れないだろうなあ。
では、また。
#flyfishing#tottori#japan#bamboorod#snapshot#streetphotography#sony α7#Sonya7#フライフィッシング#バンブーロッド#釣り好きな人と繋がりたい#写真好きな人と繋がりたい#ファインダー越しの私の世界#鳥取
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機工の街バルドラ
名無しさん、リア・シーちゃんといっしょ
アルマ:おかえりなさい。 今日はどうするの? クエストを開始します。 [冒険者手帳] を手に入れた。 ▶ヴェルディアス機工房 計測機器や魔法機工の基礎機構の生産を主に行う工房。 ここは一般向けに店頭開放や施設の一部が見学出来るようだ。
──線路の引かれた、長い大通りを抜けていく。 ──どこからか漂う潮の香り、微かに聞こえる海鳥の声。 ──この通りを真っ直ぐ抜ければ港へと出るようだ。 ──長い防波堤の続く道を抜けると、海岸が見えてきた。 ─── : (座り込んで人影を眺めている) ルーバン : (流木を何個か拾っている) ルーバン : ム……見世物じゃぁないぞ(拾っている所で視線に気付いた) ─── : ……(無遠慮) ─── : 何してるんだ、それ。清掃ボランティア? ルーバン : いいや。まーそういうのも頼まれればやらんでもないが。焚き木にするんだよ。 ─── : 焚き木。……野宿にでも使うのか? ルーバン : そうだよ。今日は残念ながら野宿なんでね。釣って来た魚でも焼いて食おうかと。 ─── : え……。街にも宿があるだろう? なぜそんな野生的な…… ルーバン : いや、あ~…… ルーバン : 宿に行ったんだが何か鍵が合わなくてな。めんどくさいし泊まるのは断って来た。 ─── : それはまた、何と言うか……大変だったな?(ちょっと笑ってる) ルーバン : よく考えたら別のに変えて貰ったら良かったんだけどな。ま、野宿は馴れてるし。魚もそれなりに釣れたから良しって事だよ。 ─── : ふふ。まあ、楽しそうで何よりだ ─── : むしろ、普��より豪勢な野宿かな ルーバン : この前は貝しか釣れなかったからな。今日は魚があるだけマシだよ。 ─── : 貝だけって��もまたひもじい……と言うか、野宿は二回目なのか? ルーバン : 美味かったが、アレばっかり何度もはヤダな。二回目というか、よくやるよ。気付いたら宿が埋まってることが多くてね。 ─── : ……(よくやるのか~……) ─── : 変な奴だな。運がないのか、なんなのか ルーバン : フフフ……こう見えて俺は運は良い。野宿してても今のところスられた事無いしな。 ルーバン : (謎に自慢気に話した。自慢することではない……) ─── : それは誇る事なのか?? まあ無事なのは良い事だけど…… ─── : いやでも楽しそうだしな、それはそれで幸せな事か……?(小声で何やら納得をした) ルーバン : ま、上手くやってるよ。君は何してたんだ。こんな夜の海で。 ─── : うーん、私は……散策ついでに酔い冷ましかな。酔ってはないけど ルーバン : えっ……素面なのに何の酔いを醒ますんだよ。 ─── : (それは本当にそう。)まあ、何となくぼんやりしたかったんでね。そしたら君が来た訳だ ルーバン : そんじゃ、そこそこ都会だから人に酔ったって事にしといてやろ。 ─── : ああ、それ良いね。今度からそれを言う事にしよう ルーバン : 使って良いよ。困った時の口実にぴったりだし。 ─── : 有難く参考にさせてもらおう。……もしかして君の常套句? ルーバン : (しまった!という顔で)マズいな。俺以外にも使う奴が出るとオリジナリティが無くなってしまう…… ─── : ふふ。もう遅いよ、聞いてしまった。(勝ち) ルーバン : 負けたな。新しいのを考えるしか無いな。 ─── : (後ろで凄い跳ね除けられている気配がした)その時はまた真似させてもらうか ルーバン : それなら真似しづらいくらい恥ずかしいヤツにしてやるか。(ちらっと視線を向けた。ものすごく、跳ね除けられている……) ─── : それ君が自分で言うって事だからな。(凄い、気配!) リア・シー : (魔道ビットに全身でしがみついている。 ルーバン : 今更恥ずかしい事があるか。君も同じ目見るんなら安い安い ルーバン : ……。大丈夫かアレ(しがみつく妖精さんを見つつ小声で) ─── : 君そういうタイプか。じゃあ真似はやめておくか…… ─── : ……(つられて見上げた。くっ付いている!) リア・シー : (魔道ビットに歯形が付くか試している・ ─── : いつか見た妖精。……大丈夫じゃなさそうだな、機械の方が ルーバン : 凄いな。う~ん科学と神秘の融合……(訳の分からない事を口走った) リア・シー : (*それはとても硬い! 非力な妖精では欠片も砕くことは出来なかった……。 ─── : ……ああ、確かに? ああいう組み合わせは他じゃ見れんな ─── : (機械が頑丈である事を知った) ルーバン : あ~あ~……見てるだけで歯が痛みそうだ リア・シー : くッッッ……強いんだぁよ……ッ! ─── : (戦ってる……) ルーバン : 頑張り続ければ勝てるかもしれないが――、いや厳しそうだな。 リア・シー : ふぅ……やれやれ、今日のところは勘弁してやるんだぁよ ─── : おや。何やら決着がついたらしいよ ルーバン : 今日の所は機械の勝ちか リア・シー : (とぼとぼふらふらと海岸へ飛んでくる。 リア・シー : む リア・シー : 貴様ッ! 見ているなッッッ!! ルーバン : いかにも……見てたぞ……っ! リア・シー : たこにも……見られてしまったんだぁよ……ッ! ─── : (滅茶苦茶元気そうだな……と見守り人になった) ルーバン : 海も見てたぞ。間違いなくね。 リア・シー : 大きな海のことだから、あーしのことずっと見守ってくれてるんだぁよ ルーバン : なるほど……そういう考え方も……賢いな君……(納得した。なぜ?) リア・シー : ごきげん……ごき! 名無しのfood! と人間さん! ─── : やあ、リア・シー。ナイスファイト ルーバン : そこの彼と一緒に妖精君の頑張る姿を見守ってたわけだよ リア・シー : 負け犬に慰めなど要らぬッッッ! どうせならあまあまがいいんだぁよ リア・シー : 人間さんたちは何をしてたんだぁよ? ルーバン : 俺は野宿の準備だよ。運悪く宿無しだからさ。 ─── : 散策。ついでに野宿の準備してる奴を眺めてた リア・シー : じゃあ、あーしは野営の準備をしてる奴を眺める奴をつつく奴やるんだぁよ! ルーバン : おっいいぞ。やってやれ。きっと喜ぶだろ。 ─── : つつかれるのか。それはちょっと勘弁だな…… リア・シー : 長剣を貸してほしいんだぁよ! ─── : (武器~~~) リア・シー : この浜にはエクスカリバー(枝)がないんだぁよ ルーバン : ムムム、これは結構重いけど……(ちょっと考え) ルーバンが[右手]の装備を解除しました。 ルーバン : よ~し貸してやろう。後で返してね(長剣を渡した) リア・シー : (妖精は15㎝ほどのサイズだ。掌に載せられる程度の妖精が剣など持てるはずもなく。 リア・シー : ぐえっ ルーバン : あっ リア・シー : (下敷きになり。砂に埋もれた。 ─── : あ。…… リア・シー : (犬神家。 ルーバン : 大丈夫か?ごめんな(長剣を取り上げた) ─── : 綺麗に埋もれたな リア・シー : (上半身が砂に、下半身のみが突き出ている。 ルーバン : ……(棒倒しくらいの慎重さで砂をはらっている) リア・シー : (妖精は非力だが頑丈なようだ。 リア・シー : (怪我もなく妖精の頭が出てくる。 ルーバン : お~良かった。生きてるか。 リア・シー : 生きてないんだぁよ、死んでないだけ。 ルーバン : 死んでないなら大丈夫だな。無事で良かった。 リア・シー : 危うくダイニングソーセージが必要になるところだったんだぁよ。 ルーバン : ダイニング……??何て?? リア・シー : ダイイ……シャイニングウィザード? ルーバン : ……………(考えたがよくわからなかったようだ。ポンコツ……) リア・シー : (砂を払いつつ羽を動かす。 リア・シー : ぺっぺっ ルーバン : ま~、無事なら良かったよ。会ってすぐサヨナラなんてなったらショックだ リア・シー : 大丈夫! 人間さんのこと、あーしは忘れないから! ルーバンが[右手]に[長剣]を装備しました。 ─── : (ちょっとぼんやりしてた)(回線) リア・シー : (砂塗れの妖精。 ルーバン : (剣を持ち直した) ルーバン : ム、そうか……この焚き木に集めた木で突けばよかったんじゃないか……(今更気付いた) ─── : (��やぼやしているうちに救出されていた)(枝、ある……) リア・シー : 賢いんだぁよ、尖らせなきゃ(使命感を帯びた瞳。 ルーバン : ほら使って良いよ(集めていた木の小さいのを寄越した) リア・シー : わぁい🎶 ─── : 大分活き活きしてるな…… リア・シー : (フードの人物の靴を貰った枝でついている。 ─── : (つんつんされてる!) ルーバン : (水の迫って来ない辺りに集めた木を置いた。火を起こす準備をしている……) ─── : (返り討ちのデコピン(?)をしようと手を伸ばし) リア・シー : (額で受けるでしょう。 ─── : (大分力を弱めて ピシ…… とした) リア・シー : (弱い音なのに勢いよく妖精が跳んでいく。 ─── : あ。(えらい飛んでいった) ルーバン : あっ、君やり過ぎじゃないか……?! リア・シー : (砂地を二転三転と跳ね上がり、犬の上を宙返りし、アクロバティックな飛行を繰り出す。10点。 ─── : いや。……そんなに飛ぶと思わなかった。…… ルーバン : 人間基準でだろ?大丈夫かなアレは ─── : 良い飛行してるな。(のんびり眺めた) リア・シー : もっかい♪もっかい♬ ─── : 悪かったよ、て思ったけど 平気……そうだな? リア・シー : (どうやら自ら後ろに飛んだようだ。 ルーバン : もう一回やってやれよ。楽しそうだ ─── : ええ……変なの……(言いながら同様に二発目!) リア・シー : (べちゃっと小波に落ちる。 ─── : うーむ。よく飛ぶ。……あ ルーバン : あ…… リア・シー : (犬神家。 ─── : (波間を眺めた)(あ~���~) ルーバン : ………助けてやれよ。俺は忙しい ─── : ……。中々見た目には面白いな ルーバン : (微妙に火が起きないので首をひねっている) リア・シー : (海水塗れの妖精を手に入れた。 ─── : (得てしまった) ─── : 濡れてる。乾かす?(焚き火を見) リア・シー : 乾かすんだぁよ リア・シー : 火!!! ルーバン : う~む、確かに。湿気てるのかも。 ─── : ……あまりついてないな。(連れて行く) ルーバン : う~ん、仕方ない(ランプ用の油を開けて適当に掛けた) ─── : ……まあ、海で拾ったんならそれはそうかも。(湿気!作業を見ている) ルーバン : (マッチを投げ込んだ。火が結構大きく上がる) ルーバン : あっつ リア・シー : ファイアー! ─── : 燃えた。 ─── : 良かったな。火のない野宿は流石に辛いだろ ルーバン : 運が良かった。生魚食う羽目になるとこだった。 ─── : うーん。辛い所ではないな、それは リア・シー : 棘の付いた風船魚をあげるんだぁよ ルーバン : おっ、ありがとう妖精君。それじゃ料理しようかな(背嚢から調味料なんかを適当に出した。どれも大分減っている……) ルーバン : 待てよ、フグかそれ。中ったら死んじゃうかもしれないな。 リア・シー : (妖精がフリルの下から自身よりも大きな河豚を取り出した。 リア・シー : 男は度胸って誰かが言ってたんだぁよ ルーバン : …………(考えるような素振り) ルーバン : 俺は運が良い、のでもしかしたら大丈夫かもしれん。 リア・シー : きゃっきゃっ ─── : 本気か。チャレンジャーだな ルーバン : 俺はやるぞ……!(しかし河豚の内臓は物凄��念入りに取り除いた) リア・シーのダイスロール : (1d6 毒部位 皮 なし 卵巣 身 肝臓 なし) -> ([1])=1 ─── : 明日に体壊して転がってないと良いけど。(言いつつ止めずに見ている) リア・シー : (皮を剥げば食べられるようだ。……料理人の腕次第! ルーバン : 死んだらその時は骨を拾ってくれよ。今日会った君らに言うのもなんだか変な話だけども。 ルーバン : (焼いている。何となく皮がバリバリになっている……) ルーバン : 実食……(食った。案外思い切り行った。雑だ……) リア・シー : あっ……。 ─── : どう? ……(妖精の反応にちょっぴり目をやった) ルーバン : ぐっ……!!(わざとらし~く苦しんだ) リア・シー : あぁ……駄目だったんだぁよ…… リア・シー : おいしいやつをなくしたんだぁよ ─── : あーあ。残念な事だ。(笑ってる) ルーバンに9のダメージ ([6,3]+13) ルーバンは[激怒カウンター]を1つ獲得した。 ルーバン : …………ま、生きてる。生きてるよ。 リア・シー : なかなかに頑丈なんだぁよ リア・シー : (食べかけの河豚の皮を取り除いて食べている。 ─── : それは何より。格別の味だな。(人々の食事を眺めている) ルーバン : この程度で死んだらやってられんよ(他の魚も焼いている) ─── : 野宿するような奴だしな。多分他より頑丈だろ ルーバン : 君も食うか?毒の無い奴だけ選んでるから野宿しない奴でも平気だろ(焼いた魚を指して) ─── : ……魚はちょっと遠慮しとく。君が食べたら良い ルーバン : な~んだ嫌いなのか。美味いのに(さっき中りかけた口で何を?) リア・シー : foodなのに好き嫌いがあるんだぁよ? ─── : それ君が付けたあだ名(?)だろ。……肉の方が好きなんで ルーバン : フード君は肉派か~ リア・シー : (フードの人物に大蒜を渡す。 リア・シー : はい、にく ─── : そう。ああ、でも宿の魚料理はうまかったよ。…… ─── : ……微妙に違うけど。まあ好きのうちかな。(貰った) ルーバン : それじゃ今度宿の方のも試すかな。泊まれたらな。 ─── : ……。次は泊まれたら良いね……(若干の憐憫の視線を向けた) リア・シー : 泊まれないんだぁよ? ルーバン : 貰った鍵が合わなくてね。めんどくさいから野宿することにしたんだ。 ルーバン : 別に貧乏してて野宿してる訳じゃあないんだぞ? リア・シー : ………? リア・シー : てっきり宿無し金無し根無しの遊び人だと思っていたんだぁよ ─── : (滅茶苦茶言われてる)(ちょっと笑った) ルーバン : 確かに根無しだし多少遊んでるとこもあるなぁー…… ルーバン : そういう事にしとくか(適当極まりない……!) ─── : 良いのか。今後それでずっと呼ばれかねないぞ ルーバン : マジか。フード君のもまさかそういう? リア・シー : 人間さんのお名前はなんだぁよ? リア・シー : あーしはリア・シー! シーのリア・シー! ルーバン : ん、あ~!そういえば名乗ってなかったな! ルーバン : ルーバン。探検家だよ。 リア・シー : よろしくね! 根無し草のターバン! ルーバン : リア・シー君だね。よろしく頼むよ。 ─── : ……。私はフードでも名無しでも、何でも リア・シー : food(や��に流暢な発音。 ルーバン : じゃフード君 ─── : ああ。よろしく、ルーバン ルーバン : ターバンとフードだと頭にかぶる物だから若干ネタ被りだな…… ─── : ……。そうか?(そうか?) ルーバン : そうだ(言い切るな) ─── : そうか。(納得した) リア・シー : 仲良しなんだぁね リア・シー : ターバンフード達は ─── : 一纏めにするんじゃないよ。……彼は不服みたいだけど ルーバン : さっき会ったばっかりにしては~確かに? ルーバン : 俺が前だから別に良いよ(何故?) ─── : 成程(?)、そんなものか リア・シー : 不服じゃなくて衣服なんだぁよ ルーバン : くっ……(思わず笑った) リア・シー : にっこり ルーバン : しまった。この調子じゃ夜が明ける。俺はそろそろ寝るよ。 リア・シー : おやすみなんだぁよ、根無し草のターバン ─── : そういやもうそろそろ空も明るくなるな。居着き過ぎた ─── : ……(やっぱり名付けにちょっと笑ってる) リア・シー : この浜が満ち潮じゃないといいんだけれぇど ルーバン : リア・シー君もフード君も明日の為に寝ておくと良いよ。 リア・シー : あーしはこの先に用事があるんだぁよ リア・シー : じゃあね! リア・シー : お二人さん ルーバン : ウム、またね ─── : ああ、さようなら ─── : (またやってる……) ─── : ……それじゃあお休み。君も幸運だと良いね リア・シー : ばぁい! ─── : (もう居ない!) ルーバン : (手を振った後に寝てしまった)
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流れ流れて流山
何をするわけでもなく、何かしたいという気持ちだけでとりあえず家を飛び出した日曜の朝、とりあえず最寄駅から電車に乗って八王子を目指した。ゆるキャン△を見て山梨に行きたくなっていたので、ちょうど天気もいい冬の日に出かけることができればいいと思っていた。京王八王子から八王子まで歩いてみどりの券売機で乗車券と特急券を買おうとしたら突然画面遷移しなくなり、とりあえず乗車券のみ買って改札を抜けたものの、ホームに降り立つ頃にはちょうど発車チャイムが鳴り切っていた。ここで心が折れたので、山梨はまたの機会に行くことにする。
気を取り直して乗車券を払い戻し、とりあえずICカードで改札に入り、中央線ホームに止まっていたむさしの号大宮行きに乗った。八王子始発で、国立まで各駅に止まった後、西国分寺の手前から新小平まで短絡線を経由し、武蔵野線の各駅に止まった後、また短絡線で東北本線に入って大宮まで行くようだ。1日に数本のみの運行ということもあり、珍しさもあってとりあえず乗ったものの、大宮には一度行ったことがあるので終点まで乗る気になれなかった。
新秋津と西武線の秋津の間を徒歩で乗り継ぎしていたフォロワーがいたのを思い出し、その道を辿った。新秋津は半地下構造になっており、改札を出るといかにもな駅前商店街があったので、それを進んだ。まだ午前中というのに同じように西武線に向かう人は多く、生活道路程度の道もあって車が入って来にくい雰囲気だった。西武線は何度か利用したことがあり、秋津もまた他の駅同様に一般的な私鉄沿線といった感じだった。乗り込んだ電車はひばりが丘で元町・中華街行き快速急行を待避したので、乗り換えて練馬でまた池袋行き準急に乗り換えた。想定外だったのは池袋までノンストップだったことだ。それだけ池袋に用事のある乗客が多いのだろう。
池袋に着く頃には11時を過ぎており、土日の昼の賑やかさがあった。その脇を抜け、南池袋公園の芝生を片目に寝転がりたいなと考えていた。もう少し暖かくなったら一度芝生の上にビニールシートでも広げてピクニック気分でも味わ��たい。まっすぐ南東へ歩き続け都電の停留所の手前にある大勝軒で昼飯を取る。元祖つけ麺の有名店が来たことはなかった。感想はあえて割愛する。
都電の停留所まで行き着いたが停留所で待つのも癪なので歩みを進める。雑司ヶ谷のあたりから大塚駅前にかけては都電沿いに片側1車線の都道を造成する工事中で、フェンスで区切られた中に機械や資材が無造作に置かれていた。その中で民家の真前にぽっかり開いてアスファルトで舗装されただけの空間があり、地面にも頭上にもびっしりと鳩やカラスが集っていて、一歩僕が進むと彼らは徐々に近場の電線に飛び移り、まるでモーセにでもなったような感覚だったが、それ以上に目の前にある民家の糞害を気にしてしまった。
大塚駅前はある程度開けており、都電も併用軌道の取り扱いで、交差する道にもいちいち遮断機が設けられていなかった。変わらず歩みを進め、坂をあがり地蔵通りと春日通りを渡って、飛鳥山公園に登った。ここには無人のモノレールが走っており、小さな車体に16人だけ乗れるようになっており、扱いとしては斜行エレベータに近い。飛鳥山公園は巣鴨側から登ると大したことない階段の段数で済むのだが、王子駅から歩くと結構な標高になるため、お年を召された方々や子供連れにとっては便利な存在なのだろう。東京都が運行する”モノレール”といえば上野動物園があるが、こちらも欠かせない存在と言える。
王子駅前で京浜東北線に乗ろうか迷ったが、せっかくなら行ったことのない土地を進みたいので、観念して都電に乗り込み、車窓を眺めていた。都電荒川線という割に荒川が見えるわけでもないのだが、ここから先は放射状の公共交通ばかりの荒川区を縦断し各地区を結ぶ役割をしており、昼飯どきだが多くの人で電車は埋まっていた。
歩く気力がまだ回復していなかったので、町屋で降りて京成に乗り換えた。京成や北総線を成田空港との行き来で何度か利用したことがあったが、ほとんど疲れているときに乗っているのでじっくりと車窓を眺めたことはなかった。せっかく近くまで来たので北総線や新京成にも乗ってみようと思い、高砂で金町線に乗り換え、柴又から新柴又まで歩いた。特に理由はないのだが、京成と北総線の接続が悪く、何分も駅のベンチで待つよりはせっかくだから柴又を歩いてみようと思った。ただ、いわゆる柴又は駅の東側であり、新柴又は柴又から南側に数百メートル歩いたところにあった。寅さんのイメージの強いエリアだが、一歩外れるとただの住宅街で、何の変哲もない郊外型のファミレスやカー用品店に見���きたくらいに新柴又駅についた。
��営の少し古めの車両に乗り、新鎌ヶ谷を目指した。北総線は後発の路線ということもあって基本的に高架や地下に作られていて、特に高架区間での見晴らしがよかった。運賃が高めに設定されているのも無理はない。新鎌ヶ谷ですぐ後に来る松戸行きに乗り換えようとしたが失敗し、今更歩く気にもなれず駅のベンチで知らない母子の会話を聞きながら日曜昼下がりの平和を堪能していた。別に美術館や博物館に行かなくてもいい、スポーツをしなくていい。なんてことない日々のための買い物を済ませて、電車に乗って、夕飯は平日よりちょっといいものを拵えるくらいでいい。
松戸で常磐線に乗り換え馬橋で流鉄に乗り換えた。馬橋は一部鉄道ファンたちの中で知らない人はいない駅だ。特に何か変わった設備があるわけでもない。強いていうなら流鉄だが、それを抜きにしてこの駅の一部での知名度を担保しているのは、年越し大回りの存在だ。2018年から2019年の年越しで僕もこれに参加した。大晦日の早朝に馬橋より2駅北にある北小金をスタートし、初乗り切符片手に約30時間、1,035kmの末に目指すのが馬橋なのだ。馬橋からスタートして北小金を目指していた人もいたので、次に機会があればこちらもトライしてみたいものだ。僕にとってはこの印象が強い駅だ。
さて、流鉄に乗り込んでとりあえず終点の流山についた。古めの設備と2両編成の列車がなんともレトロで可愛らしい。少し街中を散策したくなり、隣の平和台まで住宅街を歩いた。少し見晴らしがいいだけのなんの変哲も無い住宅街だったが、どことなく僕が生まれ育った神戸の郊外を思い出した。一つ神戸と違うのは海が見えるかどうかだが、神戸でも駅から逸れると似たようなもので、なんとなく原チャリでいろいろ見てまわりたくなったが、駅に電車が来ていたので乗り込み、線内唯一の交換駅である小金城趾でおり、TXの南流山駅を目指して歩いた。小金城趾は松戸市内の駅のため、途中で川を渡り流山市に戻ることになる。松戸と流山を隔てる川のそばには大きめの鉄塔があり、ちょうど夕焼けがいい感じに染まっていたので、撮影してInstagramに上げた。
南流山の駅前は小綺麗で、おそらくTX開業時に整備されたと考えられた。地下のホームからTXに乗り、秋葉原を目指す。TXも北総線同様に高架と地下ばかりで、高架区間の眺めがよく、首都圏には珍しく130km/hとスピードも出るので、きっと通勤も快適だろうと思った。秋葉原に着く頃にはすっかり日も暮れていたので、気になっていたPCをちょっと眺めて中央線と小田急線で帰路についた。週末は何も考えないでいろんなところをフラフラ歩くに限る。特に寒い冬の貴重な晴れた1日であれば、殊更だ。こんな気分転換に付き合ってくれる人がいればと思う時もあるが、なくてもまた良いものだ。好きな時に立ち止まり、好きな時に行き先をかえ、好きな時に気になったものを食う。こうして今日もいい1日になった。
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北海道夏旅 stay民泊編
さて最終日の滞在先は、岩見沢市栗沢町万字にある「NORD HOUSE」さん。スーパーもコンビニも出現しない長閑な山中を奥へ奥へと車走らせ着いたところは自然環境抜群で空気フレッシュなイメージどおりの場所。
以心伝心⁉︎ 着いて早々に美味しいメロンをいただきました。
夜は事前にご案内いただいていた「麻の実」さんにタイ古式マッサージを予約していて、部屋で入念にボディ調整をしていただきました。東京から移住してきたという聡明な女性によるマッサージ、、とても気持ちよかった〜
翌朝は窓辺に据えた巣箱にあるお米を鳥が食べに来て、ガラス越しいっぱいに北海道の夏の終わりを実感するオオハンゴンソウの黄色い花(写真)も満開に咲いており、たいそう美しい風景。
それにしても古い家屋にご夫婦で手を入れ、魅力あるインテリアアイテムで随所に色を添えれば、こうも心地よく蘇るのかと感心しました。わずか1泊でしたが気持ちよかった。オーナーも旅人!夏になればゆっくり過ごせる故郷ができたようで嬉しい^ ^
配慮満点、隅々磨き上げられ、どこを見ても清潔!暮らしを愛するオーナー夫妻に、予約した時点でお会いできるのを心待ちにしてましたが、それもまた想像どおり。
まだまだお話していたいお2人に更にお願いをして、帰り際の早朝に、今月オープンしたばかりのNORD house2も案内していただきました。ここもまた完璧!イエローの冷蔵庫にグリーンのタイル貼りダイニングテーブル。味わい深いレトロ��チェアに良く似合う掛け時計、、お家にピッタリのインテリアアイテムを上手く吟味していて感心しました。お迎え準備も万端です。
家が新しくないからこそできる技!が随所に光っています。トイレの経験も子どもには貴重ですから、とエールを込めて、家屋再生への御心に感謝して、手を振り空港へ向かいました。
帰りは千歳空港まで高速なしで順調に約1時間。緑広がる運転しやすい道で、アクセスもスムーズだったことが判明。近くの方も遠路の方も、豊かな暮らしが息づく環境に恵まれた懐かしいビレッジハウス、是非ご体感ください^ ^/
writing by emiko shiotsuki ( llc blossom )
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Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊��羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号// ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТ��ФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
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各地句会報
花鳥誌 令和6年7月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年4月4日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
受験の子送りてしばし黙す父母 喜代子 うつうつも待つこと楽し花便り さとみ 初桜幾歳月や句座の道 都 野遊びのノスタルジーを胸に秘め 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
野遊の一人は高きハイヒール はるか 春愁の長き耳垂れ犬来たる 光子 譲ること大嫌ひなの半仙戯 同 ボール蹴る子に一瞬の花吹雪 美紀 ぶらんこを替つてくれず漕ぐばかり 瑠璃 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 大使笑ふ南麻布の花の昼 佑天 花冷のベンチに花冷のお尻 緋路 群青の絵の具は春の水に溶け 同 教会の桜は透けるほど白く 小鳥
岡田順子選 特選句
花に息ととのへてゐる太極拳 光子 鞦韆の蹴り寄せてゐる桜色 三郎 純白の肌着吊られて花曇 同 皆遠き目をしてをれば桜かな 和子 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 子の声は残響となり連翹黄 同 花は散るべしと笛吹く裸体像 俊樹 春の野の児らしか知らぬものがたり 軽象 花すみれ遠くの空に戦闘機 美紀 春光の鳩はみどりの首見せに きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夕日落つ別離の駅の古巣かな 朝子 冴返る齢八十骨の音 成子 仔犬抱き遅日の船を見送りぬ かおり 菜の花や千の棺より生るる 睦子 枝枝に声転がせて鳥交る たかし いつせいに揺るゝ吊革鳥帰る かおり 煙草屋は古巣残して店仕舞ひ 久美子 陽炎の消えて居座る陰陽師 美穂 地に古巣天に野鳥の窓があり 修二 我先に舫ひ綱解き鰆東風 たかし 朧月十二単衣に逢へさうな 同 しつけ糸解くおぼろ夜の京友禅 美穂 待つといふうれしさ人も桜にも 孝子 永遠の未完でありぬ桜かな たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月8日 なかみち句会
春の海ばかりの駅に途中下車 秋尚 つれづれに雨音聞いて日永かな 廸子 鎌倉や角曲がるたび春の海 三無 石楠花や参道狭し奥の宮 史空 お別れの日に石楠花の紅の濃く 貴薫 また元の話に戻る母日永 美貴 小刻みにきらめく春の海まどか のりこ 寺領にも石楠花紅く小糠雨 ます江 ………………………………………………………………
令和6年4月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
娘良し妻さらに良し春日傘 三四郎 母の忌を迎へし朝の春の雪 ただし 風光る千年超えし物語 みす枝 春浅し耳朶柔らかなイヤリング 世詩明 天空へ光を返す白木蓮 三四郎 愛猫に愚痴こぼしをり四月馬鹿 みす枝 初蝶の二つ行先定まらず 英美子 貝の紐噛んでひとりの春炬燵 昭子 ほろ酔ひを名妓支へて大石忌 同 校庭の鉄棒に触れ卒業す 時江 薔薇一本くれる夫ではなけれども 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月9日 萩花鳥会
春一番濁りし川の鯉めざめ 祐子 春愁の情緒一新晴衣着る 健雄 春の宵椿徳利の矢の根寿司 俊文 四月空総出で迎える娘の帰国 ゆかり 遊覧の舟に続くや花筏 明子 教科書に漢字で名前進級す 美恵子 ………………………………………………………………
令和6年4月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
山笑ふ札所巡りにの急き 宇太郎 一歩づつ眼下となつてゆく桜 美智子 渡船場に飯蛸釣りて島土産 宇太郎 桃咲いて捨て犬たちの誕生日 都 杖を曳き混じりて遊ぶ花筵 悦子 囀を総て抱へてゐる大樹 史子 初燕無音の青を切り分けて 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
としあつ忌修す爛漫卓の上 百合子 信濃路は薄紅に花杏 和代 里は今杏の花に溺れたる 白陶 想ひ出のとしあつ談義飛花落花 亜栄子 竹秋の風を聞かむと句碑に佇ち 三無 白寿なる母満開の花と散る 多美女 句碑古りて若さ溢るる花楓 文英 雨上り杏の花の山家かな 幸風 ふんはりと包みたる香の花通草 秋尚 白き卓都忘れの彩映えて 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
対岸に人の流れてゆく花見 あけみ 軽貨物春の泥付け走る町 紀子 犬ふぐり自転車の子は風のやう 裕子 烏ども引き連れてゐる田打ちかな 紀子 障子開け全て我が世の花見なり みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
余生をば貪る朝寝でありにけり かづを 一穢なき姿のままの落椿 同 落ちてなほ華やぎ続けゐる椿 同 春風に仰ぎて凜と左内像 同 板木打つ仕草秘かに春そこに 和子 朝寝して咎める人も無き自在 泰俊 春愁や錆びし火の見の鉄梯子 同 蛇穴を出づと云ふ世の一大事 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
咲き満ちし花に静けきある古刹 かづを 芽柳に縁なる風棲み初めし 同 沈丁の闇をつないでゆく香り 同 九頭竜に吐息とも見る春の雲 同 此の花に幾春秋を共にせし 雪 花を見に一人で行ける所まで 同 春休み児ら自転車で飛び廻る 富子 鴬のしきりに啼く日啼かざる日 英美子 川幅を歪めて流る花筏 真喜栄 夜ざくらやいつも打つ寡婦暮し 世詩明 筍や十二単の皮を剥ぐ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
哀愁の容姿あらはに紫木蓮 数幸 徐に白を極めて花水木 千加江 流されて留まり忘る花筏 同 春場所やふるさと力士負け多し 令子 唐門の昔を語る桜かな 啓子 紫の夜空の中に桜散る 同 二人で見いつしか一人花の道 希子 仮の世にしては見事な花吹雪 泰俊 無住寺は無住寺のまま桜咲く 同 愛子忌やせめて初蝶見たること 雪 落椿踏まるるをもて瞑すべし 同 和尚来たかと散る花に酌まるるや 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月19日 さきたま花鳥句会
たまゆらの時を浮遊し石鹸玉 月惑 春愁や己を鼓舞し逝く句友 八草 花篝名残りの片のうらおもて 裕章 脱ぎ捨てし靴下にある花疲 紀花 掛茶屋へたどりつきたる花疲 孝江 花吹雪渋沢像の頭に肩に ふゆ子 腰痛の愚痴ふき飛ばす芝桜 としゑ 楤の芽の口にひろごる大地の香 康子 春炬燵夫の座椅子のたばこ臭 恵美子 藤棚の真中を風の通り抜け みのり 待ちかねた早朝よりの花見客 彩香 十字架の隣に読経山笑ふ 良江
………………………………………………………………
令和6年4月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
メタセコイアむんずと掴む春の雲 三無 今日も来て舞ひを見せたる春の蝶 ます江 佐保姫を見送る空の雲白く 軽象 蒲公英の真白き絮は飛ばず揺れ ます江 一山をより高くみせ桐の花 斉 僧一人花韮咲かす露地に消ゆ 久子 牡丹の重たく崩れかけてをり 秋尚 桜蘂降つて大地に横たはる 斉 春草の足裏くすぐる田圃道 経彦 観音の御手のやさしく著莪の花 芙佐子 ゆつくりと翅を広げて蝶生まる 斉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
昨夜爪を切りたる指に草を引く 雪 十一面千手千眼像朧 同 瞑すべし柏翠踏みし落椿 同 この椿もんどり打つて落ちたるか 同 初蝶や昨日は森田愛子の忌 同 不器用を誰憚からず針供養 同 春愁や文箱に封じたる手紙 同 春愁や此の髪に手を置きし人 同 昭和人昔語らず花の下 昭子 本気度を探るお見合亀鳴けり 同 久々に手に取る修司五月来る 同 しなやかにそしてしたたか単帯 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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☆神社巡り☆ 鴨布勢神社 ギャラリー桃花さんの目の前 小高い丘に見えた鳥居 気になって行ってみた 鴨布勢(かもふせ)神社 祭神神徳 大己貴命(おおなむちのみこと) 大国主命の別名 文化の神 農業の神 商業の神 縁結びの神 医療の神 事代主命(ことしろぬしのみこと) 大国主命の子 海の神 商業の神 福の神 由緒 この社はもと、鍋谷、西中、下仁保、西仁 保、上仁保、西窪田の 六か村の大民宮で祭 当日は御輿六体が集まって 神幸の儀があった。 正面の大鳥居には 「六座神社」と刻み、 軒丸瓦には「六」の字を入れている。 祭日は陰暦十月十七・十八日。 末社 稲荷神社(五穀豊穣 諸產業繁盛) 祇園神社(防災除疫) 社殿の屋根の色が印象的な�� 大きなクマンバチの巣の跡が 近くの桃の花の蜜なら 美味しそうだな 末社の稲荷神社と祇園神社は ミニチュアのよう 静かな空気感 ふんわり吹き抜ける風 ぱらっと落ちてきた雨粒 晴れたり曇ったり雨が降ったり 一瞬の間に忙しい天気 鴨布勢神社 赤磐市上仁保699 #神社巡り #鴨布勢神社 #大己貴命 #事代主命 #赤磐市 #神社好き · · · いくつも名前のある 大国主命 出雲の神様 ここでも出逢えた (岡山県赤磐市) https://www.instagram.com/p/CdXrI63LAb_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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The Uniqueness of the Perception Moment
Kimiko Torisu | 鳥巣 貴美子
Untitled, 2015, Painting, Oil, Pastell, Pencil on Canvas, 38 × 39 cm, Courtesy of taïmatz
Untitled, 2015, Painting, Oil, Pastell, Pencil on Canvas, 212 × 167 cm, Courtesy of taïmatz
Untitled, 2015, Painting, Oil, Pastell, Pencil on Canvas, 213 × 160 cm, Courtesy of taïmatz
E
Kimiko Torisu showed three painterly artworks in the only separate room at the upper floor of Kukoon. There the diffuse mix of daylight and artificial light changed depending on weather and daytime. The game of light is particularly important, because it repeatedly focused on different details of her paintings. The uniqueness of every day or even minute and place is as unique as each visible element at the moment of perception.
The deliberately integrated coincidence shows furthermore in two paintings, which developed on unstretched canvas. Without the tension of the cloth the canvas changed during the process of painting and drying. The folds and the frayed edges of the cloth are elements of the works.
↓ D, J
D
Im einzigen separierten Raum im Obergeschoss des Kukoons zeigte Kimiko Torisu drei malerische Werke. Abhängig vom Wetter und von der Tageszeit wandelte sich dort ständig die diffuse Mischung aus Tages- und Kunstlicht. Gerade in diesem Spiel des Lichts rückten immer wieder unterschiedliche Details ihrer Malerei in den Fokus. So einmalig jeder Tag oder gar Minute und Ort ist, so einmalig ist auch das, was im Moment der Rezeption sichtbar ist.
Der bewusst integrierte Zufall tritt zudem in den zwei Gemälden hervor, die direkt auf ungespannter Leinwand entstanden. Da die Spannung des Stoffs fehlte, veränderte sich die Leinwand während des Malvorgangs sowie der Trocknung. Die Falten und auch die ausgefransten Ränder des Stoffs sind Bestandteile des Werks.
J
上の階には1室だけ小部屋があります。そこで鳥巣貴美子は3枚の絵画を展示しました。展示室では人工光が点灯しながら窓からは自然光が注ぎ込みます。二つの光は天候や時間帯とともに室内に多様な散光を生み、絵画のディテールが様々な視点から見えました。それぞれの日にちや時間や場所が特別であるのと同様に、その鑑賞もその時にしかできない特別なものです。
鳥巣は支持体である2枚の大きな麻布を木枠に張らず、意識的に布地の色を残して描きました。枠に引っ張れないことで制作と乾燥により麻布は縒れましたが、鳥巣はこの偶然を受け入れ、布地の皺や解れも作品の一要素として取り入れました。
by Sabrina Meißner
#ONGAESHI artist exchange bremen nagoya 2014 2015#ONGAESHI in Germany#Exhibition in Germany#Kimiko Torisu#鳥巣貴美子#painting#Sabrina Meißner
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【小説】フラミンゴガール
ミンゴスの右脚は太腿の途中から金属製で、そのメタリックなピンク色の輝きは、無機質な冷たさを宿しながらも生肉のようにグロテスクだった。
彼女は生まれつき片脚がないんだとか、子供の頃に交通事故で失くしたのだとか、ハンバーガーショップでバイト中にチキンナゲット製造機に巻き込まれたのだとか、酒を飲んでは暴力を振るう父親が、ある晩ついに肉切り包丁を振り上げたからなのだとか、その右脚についてはさまざまな噂や憶測があったけれど、真実を知る者は誰もいなかった。
ただひとつ確かなことは、この街に巣くう誰もが、彼女に初めて出会った時、彼女はすでに彼女であった――ミンゴスは最初から金属の右脚をまとって、我々の前に現れたということだ。
生身である左脚が描く曲線とはまるで違う、ただの棒きれのようなその右脚は、しかし決して貧相には見えず、夜明け前の路地裏を闊歩する足取りは力強かった。
脚の代わりでありながら、脚に擬態することをまったく放棄しているその義足は、白昼の大通りでは悪目立ちしてばかりいた。すれ違う人々は避けるように大きく迂回をするか、性質が悪い連中はわざとぶつかって来るかであったが、ミンゴスがそれにひるんだところを、少なくとも俺は見たことがない。
彼女は往来でどんな目に遭おうが、いつだって澄ました表情をしていた。道の反対側から小石を投げてきた小学生には、にっこりと笑って涼しげに手を振っていた。
彼女は強かった。義足同様に、心までも半分は金属でできているんじゃないかと、誰かが笑った。
夏でも冬でも甚平を着ている坊主崩れのフジマサは、ミンゴスはその芯の強さゆえに、神様がバランスをとる目的で脚を一本取り上げたのだ、というのが自論だった。
「ただ、神様というのはどうも手ぬるいことをなさる。どうせしてしまうのならば、両脚とももいでしまえばよかったものを」
そう言いながら赤提灯の下、チェ・レッドを吸うフジマサの隣で、ミンゴスはケラケラと笑い声を零しながら、「なにそれ、チョーウケる」と言って、片膝を立てたまま、すっかりぬるくなったビールをあおった。
彼女は座る時、生身である左脚の片膝を立てるのが癖だった。まるで抱かれているように、彼女の両腕の中に収まっている左脚を見ていると、奇抜な義足の右脚よりも、彼女にとって大切なのはその左脚のような気がした。それも当然の��となのかもしれなかった。
彼女も、彼女を取り巻いていた我々も、彼女が片脚しかないということを気にしていなかった。最初こそは誰しもが驚くものの、時が経てばそれは、サビの舌の先端がふたつに裂けていることや、ヤクザ上がりのキクスイの左手の指が足りていないこと、リリコの前歯がシンナーに溶けて半分もないこと、レンゲが真夏であっても長袖を着ていることなんかと同じように、ありふれた日常として受け入れられ、受け流されていくのだった。
「確かにさぁ、よく考えたら、ミンゴスってショーガイシャな訳じゃん?」
トリカワが、今日も焼き鳥の皮ばかりを注文したのを頬張ってそう言った。発音はほとんど「超外車」に近かった。
「ショーガイシャ?」
訊き返したミンゴスの発音は、限りなく「SHOW会社」だ。
「あたし障害者なの?」
「身体障害者とか、あるじゃん。電車で優先席座れるやつ」
「あー」
「えー、ミンゴスは障害者じゃないよ。だって、いっつも電車でおばあちゃんに席譲るじゃん」
キュウリの漬物を咥えたまま、リリコが言った。
「確かに」
「ミンゴスはババアには必ず席譲るよな、ジジイはシカトするのに」
「あたし、おばあちゃんっ子だったからさー」
「年寄りを男女差別すんのやめろよ」
「愚か者ども、少しはご老人を敬いなさいよ」
フジマサが呆れたように口を挟んで、大きな欠伸をひとつした。
「おばあちゃん、元気にしてんのかなー」
まるで独り言のように、ミンゴスはそう小さくつぶやいて、つられたように欠伸をする。
思えばそれが、彼女が家族について口にしたのを耳にした、最初で最後だった。
俺たちは、誰もろくに自分の家族について語ろうとしなかった。自分自身についてでさえ、訊かれなければ口にすることもなく、訊かれたところで、曖昧に笑って誤魔化してばかりいた。
それでも毎日のように顔を突き合わせ、特に理由もなく集まって酒を飲み、共に飯を食い、意味のない会話を繰り返した。
俺たちは何者でもなかった。何かを共に成し遂げる仲間でもなく、徒党を組んでいたというにはあまりにも希薄な関係で、友人同士だと言うにはただ他人行儀だった。
振り返ってみれば、俺がミンゴスや周りの連中と共に過ごした期間はほんの短い間に過ぎず、だから彼女のこと誰かに尋ねられる度、どう口にすればいいのかいつも悩んで、彼女との些細な思い出ばかりを想起してしまう。
ミンゴスは砂糖で水増ししたような甘くて怪しい錠剤を、イチゴ柄のタブレットケースに入れて持ち歩いていた。
彼女に初めて出会った夜のことは、今でも忘れられない。
俺は掃き溜めのようなこの街の、一日じゅう光が射さない裏路地で、吐瀉物まみれになって倒れていた。一体いつからうつ伏せになっているのか、重たい頭はひどく痛んで、思い出すのも困難だった。何度か、通りすがりの酔っ払いが俺の身体に躓いて転んだ。そのうちのひとりが悪態をつき、唾をかけ、脇腹を蹴り上げてきたので、もう何も嘔吐できるものなどないのに、胃がひっくり返りそうになった。
路地裏には俺のえづいている声だけが響き、それさえもやっと収まって静寂が戻った時、数人の楽しげな話し声が近付いて来るのに気が付いた。
今思えば、あの時先頭を切ってはしゃぎながら駆けて来たのはリリコで、その妙なハイテンションは間違いなく、なんらかの化学作用が及ぼした結果に違いなかった。
「こらこら、走ると転ぶぞ」
と、忠告するフジマサも足元がおぼつかない様子で、普段は一言も発しないレンゲでさえも、右に左にふらふらと身体を揺らしながら、何かぶつぶつとつぶやいていた。サビはにやにやと笑いながら、ラムネ菓子を噛み砕いているかのような音を口から立てて歩いていて、その後ろを、煙管を咥えて行くのがトリカワだった。そんな連中をまるで保護者のように見守りながら行くのがキクスイであったが、彼はどういう訳か額からたらたらと鮮血を流している有り様だった。
奇妙な連中は路地裏に転がる俺のことなど気にも留めず、よろけたフジマサが俺の左手を踏みつけたがまるで気付いた様子もなく、ただ、トリカワが煙管の灰を俺の頭の上めがけて振るい落としたことだけが、作為的に感じられた。
さっきの酔っ払いに蹴り飛ばされてすっかり戦意喪失していた俺は、文句を言う気もなければ連中を睨み返してやる気力もなく、ただ道に横たわっていた。このまま小石にでもなれればいいのに、とさえ思った。
「ねーえ、そこで何してんの?」
そんな俺に声をかけたのが、最後尾を歩いていたミンゴスだった。すぐ側にしゃがみ込んできて、その長い髪が俺の頬にまで垂れてくすぐったかった。
ネコ科の動物を思わせるような大きな吊り目が俺を見ていた。俺も彼女を見ていた。彼女は美しかった。今まで嗅いだことのない、不可思議な香水のにおいがした。その香りは、どこの店の女たちとも違った。俺は突然のことに圧倒された。
彼女は何も答えない俺に小首を傾げ、それからおもむろにコートのポケットに手を突っ込むと、そこから何かを取り出した。
「これ舐める? チョー美味しいよ」
彼女の爪は長方形でピンク色に塗られており、そこに金色の薔薇の飾りがいくつもくっついていた。小さな花が無数に咲いた指先が摘まんでいたのはタブレットケースで、それはコンビニで売られている清涼菓子のパッケージだった。彼女はイチゴ柄のケースから自分の手のひらに錠剤を三つほど転がすと、その手を俺の口元へと差し出した。
「おいミンゴス、そんな陰気臭いやつにやるのか?」
先を歩いていたサビが振り返って、怪訝そうな声でそう言った。
「それ、結構高いんだぜ」
「いーじゃん別に。あたしの分をどうしようと勝手じゃん」
彼女が振り向きもせずにそう言うと、サビは肩をすくめて踵を返した。連中はふらふらと歩き続け、どんどん遠ざかって行くが、彼女がそれを気にしている様子はなかった。
「ほら、舐めなよ」
差し出された彼女の手のひらに、俺は舌を突き出した。舌先ですくめとり、錠剤を口に含む。それは清涼菓子ではなかった。これはなんだ。
「ウケる、動物みたいじゃん」
からになった手を引っ込めながら、彼女は檻の中の猛獣に餌をあげた子供みたいに笑っていた。
口の中の錠剤は、溶けるとぬるい甘みがある。粉っぽい味は子供の頃に飲まされた薬を思わせ、しかし隠し切れないその苦味には覚えがあった。ああ、やはりそうか。落胆と安堵が入り混じったような感情が胃袋を絞め上げ、吐き出すか悩んで、しかし飲み込む。
「ほんとに食べてんだけど」
と、彼女はケラケラ笑った。その笑い声に、冗談だったのか、口にふくまないという選択肢が最良だったのだと思い知らされる。
それでも、目の前で楽しそうに笑っている彼女を見ていると、そんなことはどうでもよくなってくる。こんな風に誰かが喜んでいる様子を見るのは、いつ以来だろうか。笑われてもいい、蔑まれても構わない。それは確かに俺の存在証明で、みじめさばかりが増長される、しがない自己愛でしかなかった。
からかわれたのだと気付いた時には彼女は立ち上がっていて、俺を路地裏に残したまま、小さく手を振った。
「あたしミンゴス。またどっかで会お。バイバーイ」
そう言って歩き始めた彼女の、だんだん小さく、霞んでいく後ろ姿を見つめて、俺はようやく、彼女の右脚が金属製であることに気が付いたのだった。
人体の一部の代用としては不自然なまでに直線的で、機械的なシルエットをしたその奇妙な脚に興味が湧いたが、泥のように重たい俺の四肢は起き上がることを頑なに拒み、声を発する勇気の欠片も砕けきった後であった。飲み込んだ錠剤がその効用をみるみる発揮してきて、俺はその夜、虹色をした海に飲み込まれ、波の槍で身体を何度も何度も貫かれる幻覚にうなされながら眠りに落ちた。
その後、ミンゴスと名乗った彼女がこの街では有名人なのだと知るまでに、そんなに時間はかからなかった。
「片脚が義足の、全身ピンク色した娘だろ。あいつなら、よく高架下で飲んでるよ」
そう教えてくれたのは、ジャバラだった。ピアス屋を営んでいる彼は、身体のあちこちにピアスをあけていて、顔さえもピアスの見本市みたいだ。薄暗い路地裏では彼のスキンヘッドの白さはぼんやりと浮かび上がり、そこに彫り込まれた大蛇の刺青が俺を睨んでいた。
「高架下?」
「あそこ、焼き鳥屋の屋台が来るんだよ。簡単なつまみと、酒も出してる」
「へぇ、知らなかった」
そんな場所で商売をして儲かるんだろうか。そんなこと思いながら、ポケットを探る。ひしゃげた箱から煙草が一本出てくる。最後の一本だった。
「それにしても……お前、ひどい顔だな、その痣」
煙草に火を点けていると、ジャバラは俺の顔をしみじみと見て言った。
「……ジャバラさんみたいに顔にピアスあけてたら、大怪我になってたかもね」
「間違いないぞ」
彼はおかしそうに笑っている。
顔の痣は触れるとまだ鈍く痛む。最悪だ。子供の頃から暴力には慣れっこだったが、痛みに強くなることはなかった。無抵抗のまま、相手の感情が萎えるのを待つ方が早いだとか、倒れる時の上手な受け身の取り方だとか、暴力を受けることばかりが得意になった。痛い思いをしないで済むなら、それが最良に決まっている。しかしどうも、そうはいかない。
「もう、ヤクの売人からは足を洗ったんじゃないのか?」
「……その仕事はもう辞めた」
「なのに、まだそんなツラ晒してんのか。堅気への道のりは険しいな」
掠れて聞き取りづらいジャバラの声は、からかっているような口調だった。思わず俺も、自嘲気味に笑う。
学んだのは、手を汚すのをやめたところで、手についた汚れまで綺麗さっぱりなくなる訳ではない、ということだった。踏み込んでしまったら二度と戻れない底なし沼に、片脚を突っ込んでしまった、そんな気分だ。今ならまだ引き返せると踏んだが、それでも失った代償は大きく、今でもこうしてその制裁を受けている現状を鑑みれば、見通しが甘かったと言う他ない。
「手足があるだけ、まだマシかな……」
俺がそう言うと、ジャバラはただ黙って肩をすくめただけだった。それが少なからず同意を表していることを知っていた。
五体満足でいられるだけ、まだマシだ。特に、薄汚れた灰色で塗り潰された、部屋の隅に沈殿した埃みたいなこの街では。人間をゴミ屑のようにしか思えない、ゴミ屑みたいな人間ばかりのこの街では、ゴミ屑みたいに人が死ぬ。なんの力も後ろ盾も、寄る辺さえないままにこの街で生活を始めて、こうしてなんとか煙を吸ったり吐いたりできているうちは、まだ上出来の部類だ。
「せいぜい、生き延びられるように頑張るんだな」
半笑いのような声でそう言い残して、ジャバラは大通りへと出て行った。その後ろ姿を見送りながら、身体じゅうにニコチンが浸透していくのを脳味噌で感じる。
俺はミンゴスのことを考えていた。
右脚が義足の、ピンク色した天使みたいな彼女は、何者だったのだろう。これまでどんな人生を送り、その片脚をどんな経緯で失くしたのだろう。一体、その脚でなんの代償を支払ったのか。
もう一度、彼女に会ってみたい。吸い終えた煙草の火を靴底に擦りつけている時には、そう考えていた。それは彼女の片脚が義足であることとは関係なく、ただあの夜に、道端の石ころ同然の存在として路地裏に転がっているしかなかったあの夜に、わざわざ声をかけてくれた彼女をまた一目見たかった、それだけの理由だった。
教えてもらった高架下へ向かうと、そこには焼き鳥屋の移動式屋台が赤提灯をぶら下げていて、そして本当に、そこで彼女は飲んでいた。周りには数人��同じように腰を降ろして酒を飲んでいて、それはあの夜に彼女と同じように闊歩していたあの奇妙な連中だった。
最初に俺に気付いたのは、あの時、煙管の灰をわざと振り落としてきたトリカワで、彼はモヒカンヘアーが乱れるのも気にもせず、頭を掻きながら露骨に嫌そうな顔をした。
「あんた、あの時の…………」
トリカワはそう言って、決まり悪そうに焼き鳥の皮を頬張ったが、他の連中はきょとんとした表情をするだけだった。他は誰も、俺のことなど覚えていなかった。それどころか、あの夜、路地裏に人間が倒れていたことさえ、気付いていないのだった。それもそのはずで、あの晩は皆揃って錠剤の化学作用にすっかりやられてしまっていて、どこを通ってどうやってねぐらまで帰ったのかさえ定かではないのだと、あの夜俺の手を踏んづけたフジマサが飄々としてそう言った。
ミンゴスも、俺のことなど覚えていなかった。
「なにそれ、チョーウケる」
と、笑いながら俺の話を聞いていた。
「そうだ、思い出した。あんた、ヤクをそいつにあげてたんだよ」
サビにそう指摘されても、ミンゴスは大きな瞳をさらに真ん丸にするだけだった。
「え、マジ?」
「マジマジ。野良猫に餌やってるみたいに、ヤクあげてたよ」
「ミンゴス、猫好きだもんねー」
どこか的外れな調子でそう言ったリリコは、またしても妙なハイテンションで、すでに酔っているのか、何か回っているとしか思えない目付きをしている。
「ってか、ふたりともよく覚えてるよね」
「トリカワは、ほら、あんまヤクやんないじゃん。ビビリだから」
「チキンだからね」
「おい、チキンって言うな」
「サビは、ほら、やりすぎて、あんま効かない的な」
「この中でいちばんのジャンキーだもんね」
「ジャンキーっつうか、ジャンク?」
「サビだけに?」
「お、上手い」
終始無言のレンゲが軽い拍手をした。
「え、どういうこと?」
「それで、お前、」
大きな音を立てて、キクスイがビールのジョッキをテーブルに置いた。ジョッキを持っていた左手は、薬指と小指が欠損していた。
「ここに何しに来た?」
その声には敵意が含まれていた。その一言で、他の連中も一瞬で目の色を変える。巣穴に自ら飛び込んできた獲物を見るような目で、射抜かれるように見つめられる。
トリカワはさりげなく焼き鳥の串を持ち変え、サビはカップ酒を置いて右手を空ける。フジマサは、そこに拳銃でも隠しているのか、片手を甚平の懐へと忍ばせている。ミンゴスはその脚ゆえか、誰よりも早く椅子から腰を半分浮かし、反対に、レンゲはテーブルに頬杖を突いて半身を低くする。ただリリコだけは能天気に、半分溶けてなくなった前歯を見せて、豪快に笑う。
「ねぇ皆、違うよ、この子はミンゴスに会いに来たんだよ」
再びきょとんとした顔をして、ミンゴスが訊き返す。
「あたしに?」
「そうだよ」
大きく頷いてから、リリコは俺に向き直り、どこか焦点の定まらない虚ろな瞳で、しかし幸福そうににっこりと笑って、
「ね? そうなんだよね? ミンゴスに、会いたかったんでしょ」
と、言った。
「あー、またあのヤクが欲しいってこと? でもあたし、今持ち���わせがないんだよね」
「もー、ミンゴスの馬鹿!」
突然、リリコがミンゴスを平手打ちにした。その威力で、ミンゴスは座っていた椅子ごと倒れる。金属製の義足が派手な音を立て、トリカワが慌てて立ち上がって椅子から落ちた彼女を抱えて起こした。
「そーゆーことじゃなくて!」
そう言うリリコは悪びれた様子もなく、まるでミンゴスが倒れたことなど気付いてもいないようだったが、ミンゴスも何もなかったかのようにけろりとして椅子に座り直した。
「この子はミンゴスラブなんだよ。ラブ。愛だよ、愛」
「あー、そーゆー」
「そうそう、そーゆー」
一同はそれで納得したのか、警戒態勢を解いた。キクスイだけは用心深く、「……本当に、そうなのか?」と尋ねてきたが、ここで「違う」と答えるほど、俺も間抜けではない。また会いたいと思ってここまで来たのも真実だ。俺が小さく頷いてみせると、サビが再びカップ酒を手に取り、
「じゃー、そーゆーことで、こいつのミンゴスへのラブに、」
「ラブに」
「愛に」
「乾杯!」
がちゃんと連中の手元にあったジョッキやらグラスやらがぶつかって、
「おいおい愚か者ども、当の本人が何も飲んでないだろうよ」
フジマサがやれやれと首を横に振りながら、空いていたお猪口にすっかりぬるくなっていた熱燗を注いで俺に差し出し、
「歓迎しよう、見知らぬ愚か者よ。貴殿に、神のご加護があらんことを」
「おめーは仏にすがれ、この坊主崩れが」
トリカワがそう毒づきながら、焼き鳥の皮をひと串、俺に手渡して、
「マジでウケるね」
ミンゴスが笑って、そうして俺は、彼らの末席に加わったのだ。
ミンゴスはピンク色のウェーブがかった髪を腰まで伸ばしていて、そして背中一面に、同じ色をした翼の刺青が彫られていた。
本当に羽毛が生えているんじゃないかと思うほど精緻に彫り込まれたその刺青に、俺は幾度となく手を伸ばし、そして指先が撫でた皮膚が吸いつくように滑らかであることに、いつも少なからず驚かされた。
腰の辺りが性感帯なのか、俺がそうする度に彼女は息を詰めたような声を出して身体を震わせ、それが俺のちっぽけな嗜虐心を刺激するには充分だった。彼女が快楽の海で溺れるように喘ぐ姿はただただ扇情的で、そしていつも、彼女を抱いた後、子供のような寝顔で眠るその横顔を見ては後悔した。
安いだけが取り柄のホテルの狭い一室で、シャワーを浴びる前に外されたミンゴスの右脚は、脱ぎ捨てられたブーツのように絨毯の上に転がっていた。義足を身に着けていない時のミンゴスは、人目を気にも留めず街を闊歩している姿とは違って、弱々しく薄汚い、惨めな女のように見えた。
太腿の途中から失われている彼女の右脚は、傷跡も目立たず、奇妙な丸みを帯びていて、手のひらで撫で回している時になんとも不可思議な感情になった。義足姿は見慣れていて、改めて気に留めることもないのだが、義足をしていないありのままのその右脚は、直視していいものか悩み、しかし、いつの間にか目で追ってしまう。
ベッドの上に膝立ちしようにも、できずにぷらんと浮いているしかないその右脚は、ただ非力で無様に見えた。ミンゴスが義足を外したところは、彼女を抱いた男しか見ることができないというのが当時囁かれていた噂であったが、俺は初めて彼女を抱いた夜、何かが粉々に砕け散ったような、「なんだ、こんなもんか」という喪失感だけを得た。
ミンゴスは誰とでも寝る女だった。フジマサも、キクスイも、サビもトリカワも、連中は皆、一度は彼女を抱いたことがあり、それは彼らの口から言わせるならば、一度どころか、もう飽き飽きするほど抱いていて、だから近頃はご無沙汰なのだそうだった。
彼らが彼女の義足を外した姿を見て、一体どんな感情を抱いたのかが気になった。その奇妙な脚を見て、背中の翼の刺青を見て、ピアスのあいた乳首を見て、彼らは欲情したのだろうか。強くしたたかに生きているように見えた彼女が、こんなにもひ弱そうなただの女に成り下がった姿を見て、落胆しなかったのだろうか。しかし、連中の間では、ミンゴスを抱いた話や、お互いの性癖については口にしないというのが暗黙の了解なのだった。
「あんたは、アレに惚れてんのかい」
いつだったか、偶然ふたりきりになった時、フジマサがチェ・レッドに火を点けながら、俺にそう尋ねてきたことがあった。
「アレは、空っぽな女だ。あんた、あいつの義足を覗いたかい。ぽっかり穴が空いてたろう。あれと同じだ。つまらん、下種の女だよ」
フジマサは煙をふかしながら、吐き捨てるようにそう言った。俺はその時、彼に何も言い返さなかった。まったくもって、この坊主崩れの言うことが真であるように思えた。
ミンゴスは決して無口ではなかったが、自分から口を開くことはあまりなく、他の連中と同様に、自身のことを語ることはなかった。話題が面白かろうが面白くなかろうが、相槌はたいてい「チョーウケる」でしかなく、話し上手でも聞き上手でもなかった。
風俗店で働いている日があるというリリコとは違って、ミンゴスが何をして生計を立てているのかはよくわからず、そのくせ、身に着けているものや持ちものはブランドもののまっピンクなものばかりだった。連中はときおり、ヤクの転売めいた仕事に片脚を突っ込んで日銭を稼いでいたが、そういった時もミンゴスは別段やる気も見せず、それでも生活に困らないのは、貢いでくれる男が数人いるからだろう、という噂だけがあった。
もともと田舎の大金持ちの娘なんだとか、事故で片脚を失って以来毎月、多額の慰謝料をもらい続けているんだとか、彼女にはそんな具合で嘘か真実かわからない噂ばかりで、そもそもその片脚を失くした理由さえ、本当のところは誰も知らない。訊いたところではぐらかされるか、訊く度に答えが変わっていて、連中も今さら改まって尋ねることはなく、彼女もまた、自分から真実を語ろうとは決してしない。
しかし、自身の過去について触れようとしないのは彼女に限った話ではなく、それは坊主崩れのフジマサも、ヤクザ上りのキクスイも、自殺未遂を繰り返し続けているレンゲも、義務教育すら受けていたのか怪しいリリコも、皆同じようなもので、つまりは彼らが、己の過去を詮索されない環境を求めて流れ着いたのが、この面子という具合だった。
連中はいつだって互いに妙な距離を取り、必要以上に相手に踏み込まない。見えないがそこに明確な線が引かれているのを誰しもが理解し、その線に触れることを極端に避けた。一見、頭のネジが外れているんだとしか思えないリリコでさえも、いつも器用にその線を見極めていた。だから彼らは妙に冷めていて、親切ではあるが薄情でもあった。
「昨日、キクスイが死んだそうだ」
赤提灯の下、そうフジマサが告げた時、トリカワはいつものように焼き鳥の皮を頬張ったまま、「へぇ」と返事をしただけだった。
「ドブに遺体が捨てられてるのが見つかったそうだよ。額に、銃痕がひとつ」
「ヤクの転売なんかしてるから、元の組から目ぇ付けられたのか?」
サビが半笑いでそう言って、レンゲは昨日も睡眠薬を飲み過ぎたのか、テーブルに突っ伏したまま顔を上げようともしない。
「いいひとだったのにねー」
ケラケラと笑い出しそうな妙なテンションのままでリリコがそう言って、ミンゴスはいつものように、椅子に立てた片膝を抱くような姿勢のまま、
「チョーウケるね」
と、言った。
俺はいつだったか、路地裏で制裁を食らった日のことを思い出していた。初めてミンゴスと出会った日。あの日、俺が命までをも奪われずに済んだのは、奇跡だったのかもしれない。この街では、そんな風に人が死ぬのが普通なのだ。あんなに用心深かったキクスイでさえも、抗えずに死んでしまう。
キクスイが死んでから、連中の日々は変化していった。それを顔に出すことはなく、飄々とした表情を取り繕っていたが、まるで見えない何かに追われているかのように彼らは怯え、逃げ惑った。
最初にこの街を出て行ったのはサビだった。彼は転売したヤクの金が手元に来たところで、一夜のうちに姿をくらました。行方がわからなくなって二週間くらい経った頃、キクスイが捨てられていたドブに、舌先がふたつに裂けたベロだけが捨てられていたという話をフジマサが教えてくれた。しかしそれがサビの舌なのか、サビの命がどうなったのかは、誰もわからなかった。
次に出て行ったのはトリカワだった。彼は付き合っていた女が妊娠したのを機に、故郷に帰って家業を継いで漁師になるのだと告げて去って行った。きっとサビがここにいたならば、「お前の船の網に、お前の死体が引っ掛かるんじゃねぇの?」くらいは言っただろうが、とうとう最後まで、フジマサがそんな情報を俺たちに伝えることはなかった。
その後、レンゲが姿を見せなくなり、彼女の人生における数十回目の自殺に成功したのか、はたまたそれ以外の理由で姿をくらましたのかはわからないが、俺は今でも、その後の彼女に一度も会っていない。
そして、その次はミンゴスだった。彼女は唐突に、俺の前から姿を消した。
「なんかぁ、田舎に戻って、おばあちゃんの介護するんだって」
リリコがつまらなそうに唇を尖らせてそう言った。
「ミンゴスの故郷って、どこなの?」
「んー、秋田」
「秋田。へぇ、そうなんだ」
「そ、秋田。これはマジだよ。ミンゴスが教えてくれたんだもん」
得意げにそう言うリリコは、まるで幼稚園児のようだった。
フジマサは、誰にも何も告げずに煙のように姿を消した。
リリコは最後までこの街に残ったが、ある日、手癖の悪い風俗の客に殴られて死んだ。
「お前、鍵屋で働く気ない? 知り合いが、店番がひとり欲しいんだってさ」
俺は変わらず、この灰色の街でゴミの残滓のような生活を��っていたが、ジャバラにそう声をかけられ、錠前屋でアルバイトをするようになった。店の奥の物置きになっていたひと部屋も貸してもらい、久しぶりに壁と屋根と布団がある住み家を得た。
錠前屋の主人はひどく無口な無骨な男で、あまり熱心には仕事を教えてはくれなかったが、客もほとんど来ない店番中に点けっぱなしの小型テレビを眺めていることを、俺に許した。
ただ単調な日々を繰り返し、そうして一年が過ぎた頃、埃っぽいテレビ画面に「秋田県で殺人 介護に疲れた孫の犯行か」という字幕が出た時、俺の目は何故かそちらに釘付けになった。
田舎の街で、ひとりの老婆が殴られて死んだ。足腰が悪く、認知症も患っていた老婆は、孫娘の介護を受けながら生活していたが、その孫に殺された。孫娘は自ら通報し、駆けつけた警察に逮捕された。彼女は容疑を認めており、「祖母の介護に疲れたので殺した」のだという旨の供述をしているのだという。
なんてことのない、ただのニュースだった。明日には忘れてしまいそうな、この世界の日常の、ありふれたひとコマだ。しかし俺は、それでも画面から目を逸らすことができない。
テレビ画面に、犯人である孫娘が警察の車両に乗り込もうとする映像が流れた。長い髪は黒く、表情は硬い。化粧っ気のない、地味な顔。うつむきがちのまま車に乗り込む彼女はロングスカートを穿いていて、どんなに画面を食い入るように見つめても、その脚がどんな脚かなんてわかりはしない。そこにあるのは、人間の、生身の二本の脚なのか、それとも。
彼女の名前と年齢も画面には表示されていたが、それは当然、俺の知りもしない人間のプロフィールに過ぎなかった。
彼女に限らない。俺は連中の本名を、本当の年齢を、誰ひとりとして知らない。連絡先も、住所も、今までの職業も、家族構成も、出身地も、肝心なことは何ひとつ。
考えてもしょうがない事柄だった。調べればいずれわかるのかもしれないが、調べる気にもならなかった。もしも本当にそうだったとして、だからなんだ。
だから、その事件の犯人はミンゴスだったのかもしれないし、まったくなんの関係もない、赤の他人なのかもしれない。
その答えを、俺は今も知らない。
ミンゴスの右脚は太腿の途中から金属製で、そのメタリックなピンク色の輝きは、無機質な冷たさを宿しながらも生肉のようにグロテスクだった。
「そう言えば、サビってなんでサビってあだ名になったんだっけ」
「ほら、あれじゃん、頭が錆びついてるから……」
「誰が錆びついてるじゃボケ。そう言うトリカワは、皮ばっか食ってるからだろ」
「焼き鳥は皮が一番美味ぇんだよ」
「一番美味しいのは、ぼんじりだよね?」
「えー、あたしはせせりが好き」
「鶏の話はいいわ、愚か者ども」
「サビはあれだよ、前にカラオケでさ、どの歌でもサビになるとマイク奪って乱入してきたじゃん、それで」
「なにそれ、チョーウケる。そんなことあったっけ?」
「あったよ、ミンゴスは酔っ払いすぎて覚えてないだけでしょ」
「え、俺って、それでサビになったの?」
「本人も覚えてないのかよ」
「リリコがリリコなのはぁ、芸能人のリリコに似てるからだよ」
「似てない、似てない」
「ミンゴスは?」
「え?」
「ミンゴスはなんでミンゴスなの?」
「そう言えば、そうだな。お前は初対面の時から、自分でそう名乗っていたもんな」
「あたしは、フラミンゴだから」
「フラミンゴ?」
「そう。ピンクだし、片脚じゃん。ね?」
「あー、フラミンゴで、ミンゴス?」
「ミンゴはともかく、スはどっからきたんだよ」
「あれじゃん? バルサミコ酢的な」
「フラミンゴ酢?」
「えー、なにそれ、まずそー」
「それやばいね、チョーウケる」
赤提灯が揺れる下で、彼女は笑っていた。
ピンク色の髪を腰まで伸ばし、背中にピンク色の翼の刺青を彫り、これでもかというくらい全身をピンクで包んで、金属製の片脚で、街角で、裏路地で、高架下で、彼女は笑っていた。
それが、俺の知る彼女のすべてだ。
俺はここ一年ほど、彼女の話を耳にしていない。
色褪せ、埃を被っては、そうやって少しずつ忘れ去られていくのだろう。
この灰色の街ではあまりにも鮮やかだった、あのフラミンゴ娘は。
了
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Text
魔女の霊薬 種村季弘
十六世紀ドイツの画家ハンス・バルドゥングス・グリーンに、「魔女たち」と題して、数人の魔女が恍惚状態で飛翔したり、そのための準備をしているらしい場景を描いた一幅の銅板画がある。後方に水平に浮遊している老婆が片方の手に尖の二股状になった杖を持ち、もう一方の手で、なかば浮き上った若い娘の腰を抱えて何処(いずこ)かへ拉し去ろうとしている。前景右手には、片手にもうもうと煙を上げる魔香の器を掲げて今にも地を離れんばかりのエクスタシーに浸っている女がいる。
注目すべきはしかし、それよりさらに前景左手の女である。彼女は左の手に何やら呪文のようなものを記入した紙片を持ち、もう一方の手を股間に押入して(後方にぐつぐつ煮えている釜から取り出したものであろう)塗膏(ぬりあぶら)らしきものを陰部に塗布しているのである。呪文と見えたのは、あるいは塗膏の製法または用法を書きとめた処方箋でもあろうか。仔細に見ると、この銅版画は映画的な連続場面で構成されていて、最前景の塗膏を塗布している魔女が遠景に退くのにつれて、徐々にエクスタシーに陥りながら催眠状態で飛翔する(もしくは飛行感覚に襲われる)過程を刻明に記述していることがわかる。
バルドゥングス・グリーンばかりではない。ゴヤも(「サバトへの道」)、アントワーヌ・ヴィルツもレオノール・フィニーも、古来魔女を描いたほとんどの画家が、箒にまたがって空中を飛行する魔女を描いた。魔女は飛ぶのである。しかも股間にあやしげな塗膏をなすり込むことによって。これこそが悪名高い「魔女の塗膏」であった。
ところで、一体、魔女の塗膏の成分はどんなものだったのだろうか。血やグロテスクな小動物のような、さまざまの呪術的成分を混じてはいるけれども、主成分はおおむね幻覚剤的な薬用植物であったようだ。ゲッチンゲン大学の精神病理学学者H・ロイナー教授は魔女の塗膏の成分を分析して、混合されたアルカロイドの種類をおよそ五種に大別した。
一、 イヌホオズキ属のアトロパ・べラドンナから抽出されるアトロビン。
二、 ヒヨスから抽出したヒヨスキアミン。
三、 トリカブトのアコニチン。
四、 ダトゥラ・ストニモニウムから取ったスコポラミン。
五、 オランダぱせりからのアフォディシアクム。
これらの各成分から醸し出される効果はまず深い昏睡状態であり、ついで、しばしば性的に儀式化された夢幻的幻視、飛行体験などである。おそらく媚薬(アフロディシアクム)として常用されたオランダぱせりは性的狂宴効果を高めたであろう。魔女審問の記録(十六、七世紀)には、実際におこなわれたものか、それともたんなる幻覚であったの定めではないか、ソドミー、ぺデラスティー、近親相姦のような倒錯性愛の告白がいたるところに見られる。告白された淫行のなかには悪魔の肛門接吻(アナル・キス)のように入社儀式化されているものもあった。アコニチンによる動悸不全はおそらく飛翔からの失墜感覚を惹起した。またベラドンナによる幻覚は、はげしく舞踊と結びつくと運動性の不安――すなわち飛行感覚を喚起する。睡眠への堕落、性的興奮、飛行感覚は、こうして各成分の作用の時差によって交互に複雑に出没する消長を遂げるものにちがいない。
使用法は、右のアルカロイド抽出物の混合液を煮つめたものに、新生児の血や脂、煤などを加えて軟膏状にこしらえたものを、太腿の内側、肩の窪み、女陰のまわりなどにすり込むのである。さて、細工は流々、はたして所期の効果が得られるであろうか。
現代の学者で魔女の塗膏を実際に当時の処方通りに造って人体実験をしてみた人がいる。自然魔術と汎知論、あるいはパラケルスス研究やシュレジア地方の伝説採集の研究で高名な民俗学者ウィルーエーリッヒ・ポイケルト教授である。一九六〇年、ポイケルトと知人のある法律家は、十七世紀の魔女の塗膏を処方通りに復元して、こころみに自分の額と肩の窪みにすり込んでみた。成分はベラドンナ、ヒヨス、朝鮮朝顔、その他の毒性植物を混合したものであった。まもなく二人はけだるい疲労に襲われ、ついで一種の陶酔状態で朦朧となり、それから深い昏睡状態に陥った。目がさめたのようやく二十四時間後で、かなりの頭痛を覚え、口腔からからに渇き切っていた。二人はそれから、時を移さずにぞれぞれ別個に「体験」を記述した。結果はほとんど口裏を合わせたように一致し、しかも、三百年前、異端審問官の拷問によって無理矢理吐き出させられた魔女たちの告白とおどろくべき一致を示したのである。
「私たちの長時間睡眠のなかで体験されたものは、無限の空間へのファンタスティックな飛翔、顔というよりはいやらしい醜面をぶら下げている、さまざまな生き物囲まれたグロテスクな祭り、原始的な地獄めぐり、深い失墜、悪魔の冒険などであった。」(ポイケルト『部屋のなかの悪魔の亡霊』)
してみると十六、七世紀の魔女たちの証言はかならずしも根も葉もない虚構ではなかったのである。一五二五年に『異端審問書』を書いたバルトロメウス・デ・スピナは、当時の有名な医者ぺルガモのアウグストゥス・デ・トゥレが、その家の女中が部屋のなかで素裸になり意識を失って死んだように床に倒れているのを発見した委細を記録している。翌朝、正気に戻ったところを尋ねてみると、彼女は「旅に出ていた」と答えたという。どうやら塗膏を使用したのである。ルネッサンス・イタリアの自然科学学者ヒエロニムス・カルダーヌス(カルダーノ)も旅の幻覚を伴う塗膏の話を書いている。
「それは、おどろくべき事物の数々を見させる効力と作用を有しているとされ……大部分は快楽の家、縁なす行楽地、素晴らしい大宴会、種々様々のきらびやかな衣装を着飾った美しい若者たち、王侯、貴顕の士、要するに人の心を呪縛し魅するありとあらゆるものを目に見させ、ために人びとはてっきりこれらの気晴らしや快楽を享楽し娯しんでいると錯覚さえする。彼らはしかし、一方では、悪魔、鳥、牢獄、荒野だの、絞首吏や拷問刑吏の醜怪な姿だの、とかをも眼にするのであって……そのため非常に遠い奇妙な国を旅行したような気がするほどである。」
おそらく現代の幻覚剤による「旅(トリップ)」と同じような、未知の空間への旅行が体験されたのであろう。ヒエロニムス・ボッシュの「千年王国」の天国と地獄を一またぎするような、至福と恐怖がこもごも登場するその旅の旅行の体験の内実は、「ビート族のベヨーテ生活」の至福共同体が「ある敷居を境に苦痛の闇へと転落し、そこからヒップスター生活が犯罪の世界へ繋っていく」(ワイリー・サイファー)ところまで、現代の幻覚剤体験そっくりだったようだ。
幻覚剤文明が現代の特産物ではないように、魔女の塗膏もキリスト教的中世独特の薬物ではなかった。それは古代ローマにも、それ以前の蒼古たる地中海文明的なかにも、明らかに存在していた。ただ、またしてもその意味が違っていたのだ。キリスト教的中世の魔女の塗膏が忌むべき禁止の対象であったのにひきかえ、そこでは同じものが驚異の対象だったからである。
もっとも著名な例は、アプレイウスの『黄金の驢馬』の主人公ルキウスが魔女めいた小婢フォティスの導き屋根裏の小部屋の扉の隙間ごしに覗き見るパンフォレエの変身であろう。ミロオの妻パンフォレエは人眼に隠されて塗膏を身体中に塗り、鳥に変身して夜な夜な恋する男のもとへの飛んでゆく。
「見るとパンフォレエは最初にすっかり着ていた着物を脱いでしまうと、とある筐(はこ)を開いて中からいくつもの小箱を取り出し、その一つの蓋を取り去って、その中に入った塗膏をつまみ取ると、長いこと掌でこねつけておりましたが、そのうち爪先から頭髪のさままでからだじゅうにそれを塗りたくりました。そいでいろいろ何かこそこそ燭台に向ってつぶやいてから、手足を小刻みにぶるぶると震わせるのでした。すると、体のゆるやかに揺れうごくにつれて柔かい軟毛(にこげ)がだんだんと生え出し、しっかりした二つの翼までが延び出て、鼻は曲って硬くなり、爪はみな鉤状に変わって、パンフォレエは木菟(みみずく)になり変わったのです。
そうして低い啼き声を立てると、まず様子を吟味するように少しずつ地面から飛び上がるうち、次第に高く上がってゆくと見るまに、いっぱい羽根をひろげて、外へ飛んでってしまいました。」(呉茂一訳)
この場合にもパンフォレエの羽化登仙的な至福感は事の一面を物語っているにすぎない。同じ塗膏をフォティスから手に入れたルキウスは、同じようにそれを身体中に塗りたくりながら鳥とは似もつかぬ鈍重な驢馬に変身してしまう。それは天上的なものの失墜した果ての、道化た、暗い、醜悪な実相である。以後、彼はヒエロニムス・カルダーヌスのいわゆる「非常に遠い奇妙な国」の間をさまざまの魔物や物の怪に囲まれながらさまよいつづけなくてはならない。天上の飛翔は、一転、暗い冥府の旅に変るのである。
さて、このように両極的な作用を及ぼす『黄金の驢馬』の魔女の塗膏の成分は、一体どのようなものだったのであろうか。フォティスはこれらの驚異が「小さな、つまらない野草のおかげで」成就すると説明している。「茴香(ういきょう)をちょっぴり桂の葉をそえ、泉の水に浸したものを身に浴びるとか、飲むとかするだけ」でよく、また変身の解毒剤には「薔薇の花」を食べればよい。これ以上の説明がないので詳細は不明であるが、塗膏が茴香や桂の葉を含むいくつかの野草から合成されたことだけはたしかである。
ローマ文学史上、アプレイウス(一二三頃~一九〇年?)が登場するのは白銀時代も終焉してからのことであった。すでにこの頃、オリエントの異教はローマに流入して熱病のような猛威をふるっていた。しかし魔女の薬草はこれより早く、すでに黄金時代から重要な文学的トポスとしてしばしば詩文学の上に登場している。さいわい、ゲオルク・ルックという学者が黄金時代の四人の詩人に焦点をしぼって、『ローマ文学における魔女と魔法』について論じているので、これを参照しながらローマにおける魔女の塗膏の繁昌とその源泉をしばらく訪ねてみよう。
アプレイウスのパンフォレエが「恋いこがれた男」のもとに飛んでいくために鳥に変身したように、塗膏の効果の主たる目的の一つは明らかに愛の魔法���あった。正確にはむしろ愛の錬金術というべきかもしれない。なぜから塗膏は、別れた男女をふたたび合一させたり、げんに夫婦である男女を分離させてその一方をよこしまにも他の男や女に結びつけようとする、分離と結合のための触媒の役を果たしたからだ。それゆえに塗膏の使い手反しばしばローマの悪場所である売淫の街区スブーラに巣食う百戦錬磨の取り持ち女たちであった。
盛期黄金時代の詩人ウェルギリウス(前七十~十九年)の『牧歌』第八に、ダフニスに恋をして捨てられた女が魔法で男を呼び返そうと逸話が見える。ふつうから職業的な魔女の家を訪うべきところであるが、この女(そもそも『牧歌』第八のこの箇所は、牧人ダモンとアルフェシボエウスが歌くらべをして、アルフェシボエウスが魔法を実演してみせるためにその女にじかになり変わり、彼女の声、言葉、状態を直接に演じているので、女は無名である)は女奴隷のアマリリスを助手に使い、かつて大妖術使いのモエリスから伝授された霊薬の製法を駆使して、みずから愛の魔法を演じてみせる。はじめに彼女はアマリリスを呼び寄せてつぎのように命じる。
「水を持ってきて、そこの祭壇をやわらかい紐でお結び。それから強い野草と匂いのきつい乳香を燃やすのだよ、そうすれば情夫(あのひと)の狂った気持を魔法の供物(くもつ)で惑わしてやれるのだから。足りたいのはあと魔法の呪文だけ。――街から家へ、私の呪文よ、ダフニスを連れ戻しておくれ。」
祭壇に結び紐、野草、呪文といった魔法が早くもあらわれている。「やわらかい紐」はおそらく羊毛の紐で、羊毛の紐には霊的呪縛力があると信じられていた。紐の結び方は、まず不実な相手の肖像画の首のすわりにそれぞれ三色(黒、白、赤)に彩った三本の紐をかけ、この画を祭壇のまわりに三度めぐらせる。「三つの異なる色を三つの結び目でひとつに結ぶかいい、アマリリス、結びつけさえすればいいのだよ、アマリリス、そしてお言い、〈私の愛の絆(きずな)を結ぶ〉と。」
三の数がしきりに重用されるのは、「神は奇数をおよろこびになる」からである。したがって「愛の絆」云々の畳句(ルフラン)も三x三の九回唱えられる。紐の三色のうち黒は冥府の色で、赤と白は悪を予防する保護色であり、黒を中心にしていわば施術者を庇護してくれる。こうして呪縛――結合(katadesis)が完了し、ダフニスは空間を立ち越えて施術者につながれてしまう。しかし魔法はこれで終わりではない。無気味な呪いの人形の焚刑がこれにつづく。
「粘土が火で固くなるように、蠟が同じ火にあった溶けるように、ダフニスは愛のために私のところにやってくる。供物の碾(ひ)き粉を徹き、もろい月桂樹を瀝青で燃やすがいい。悪いダフニスが私を燃やし、私はこの月桂樹の枝と私のダフニスを燃やす。」
呪いの人形はホスティウスの『諷刺詩篇』第一巻八「魔女とかかし」にも登場するが、ここでは魔女は「毛制と蠟制の二つの像をもっていた」(鈴木一郎訳)とあって、はっきり人体を模している。しかしウェルギリウスでは粘土や蠟をダフニスの姿に似せて捏ねておく必要はなかった。男の名前や不実を意味する符号が粘土や蠟に刻み込まれていたかもしれないが、顔形を模造するまでもなく、施術者の女がこれこれの呪物によってダフニスを意味し、それが相手だと考えればよかったのである。粘土は火のなかで固くなり、蠟は軟らかくなる。ゲオルク・ルックの注解によると、粘土は女の(相手にたいして硬化する)憎悪の固さをあらわし、蠟は彼女にたいしてふたたび軟化するであろう男の気持をあらわしている。異解では、粘土が固くなるのは、彼女から離れて他の情婦に移ったダフニスの気持を憎むべきコイ恋仇にたいして固くさせるの意である。同時に投げ込まれる月桂樹は願いの筋の吉凶を知らせてくれる。月桂樹がバチバチ爆(は)ぜて燃えれば願いはかない、燃えつきが悪ければさらに瀝青を注いで火を熾(おこ)らせるのである。
だが、つぎつぎにおこなわれる魔法にもかかわらず吉兆は一向にあらわれない。そこで女は、ダフニスが「担保」としてのこしていった衣服を閾(しきい)の下に埋めて地下の神々の裁きを乞う。「ダフニスは私にこの担保の借りがあるのだ」と。事態はこれでも好転しないので、女はアマリリスに先程燃えていた火の冷めた灰を河に持っていって投げ捨てるように命じる。その場合、灰を運んだらそれを「頭越しに」河に捨て、そちらの方を見ないで帰ってこなくてはならない。そうしないと悪霊がかえって施術者の側に憑(つ)いてしまうおそれがあるからである。かくて灰は流れに運ばれて「ダフニスを襲うであろう」。
この箇所では、女はダフニスへ呪縛をひとたび放棄して、呪いの灰で彼を襲うためにふたたび相手から分離している。「結合(カタデシス)の後にかりそめの「分離(アポリシス)」がつづくのである。この分離は恒久的なものではない。最後の結合手段として効果甚大な薬草(野草)が控えているのを女は知っている。しかしその力はあまりにも強大で、まかりまちがえば周囲に致命的な影響を及ぼす。そのために、一瞬、女は最後の切札を出すべきかどうかを逡巡する。するとこの瞬間、一度冷たくなった灰がふたたびめらめらと燃え上って祭壇を焦がしはじめる。
「これは吉兆だ!明らかにこれは何事かを意味している。――これを信じるべきなのか。それとも恋する女が魔法の夢にまどわされているのか。止まれ、わが呪文よ、止まれ。ダフニスはすでに都(みやこ)から帰りつつある。」
強烈な薬草を用いるまでもなく愛の魔法は成就する。しかし抜かずに終わった伝家の宝刀を彼女は依然として持ってはいるのである。それほどのようなものか。
「黒海沿岸で採集されたこの薬草と毒草は、モエリスがみずから私にくれたもので――それは黒海地方に多生している、しばしば私は、モエリスがこれを使って狼に変身して森のなかに姿を隠したり、深い墓穴から霊魂を喚び戻したり、穀物をよその土地に移したりするのを見た。」
薬草は単純な野草ではなく、特に「黒海地方に多生する」と明示されている。ホラティウスも初期の『エポーディ』のなかで、「毒薬の国イオルコスとヒべリアからきた毒薬」について語っている。ヒべリアは現代のグルジア共和国で、黒海地方に属する。黒海という地方は当然コルキス生まれの大魔女メデアを連想させるにちがいない。実際、詩人たちが邪悪な薬物の出所として念頭に浮かべているのはメデアその人なのである。メデアの壮大な魔法を活写した『転身物語』のオウィディウスはいうまでもなくティブルスも、「キルケ―か持ち、メデアが持っているあらゆる毒薬、デッサリアの地に生れたあらゆる薬草、欲情にたける雌馬の女陰からしたたる粘液」(『『哀歌』』と列挙する。オウィディウスのメデアは龍に打ちまたがってデッサリアに飛び、そこから薬草を採ってくる。すなわち薬草の特産地として、黒海沿岸とデッサリアといういずれ劣らぬ不気味な地方がいちじるしく強調されるのだが、これが何を意味するかについてはのちに述べたいと思う。
さて、ウェルギスウスの述べているモエリスの薬草の三つの応用例のうち、一は人狼変身、二は死者を喚起する降霊術(ネクロマンシ―)、三は穀物の生殖力の転移にそれぞれ関わる。人狼変身の話は後代(紀元一世紀)の『サテュリコン』の「トリマルキオーの饗宴」にも出てくるが、人狼信仰はおそらく神話時代に遡る起源を有している。ところがで、ロイナー教授は神話学者ランケ・グレイヴスらの説を援用して、オリュムボス神の飲食物たるアルブロジア(神々の食物)やネクタール(神々の美酒)が右のごとき幻覚性の薬物そのものではなかったとしても、そのエッセンス多量に混じていたにちがいないと推定する。ディオニュソス祭儀のメーナードたちの狂乱もこれと無関係ではない。
アルブロジアややネクタールを飲食する権限を独占している神々は、おそらく有史以前の聖なる王や女王たち(その前身はシャーマンであろう)であった。彼らの王朝が没落した後、それは、閉鎖的結社的なエレウシス密議やオルフェウス密議の秘密の要素となり、ディオニュソス祭儀とも結びついだ。密議の参加者たちは密議の席で共食した飲物や食物を絶対に口外してはならなかった。そうすることによって忘れ難い一連のヴィジョンが体験され、その類推的延長の上に超越的世界における不死と永生が約束されたからである。
ディオニュソス祭儀のメーナードたちの狂乱は、内的には飛翔感覚や性的興奮を伴い、外面的にはさながら狼のような凶暴を示したものにちがいない。彼女たちは髪をふり乱しながら国中を進行し、家畜や子供をずたずたに引き裂き、酒や薬物入りのピールに酔って「インドに旅行してきた」ことをひけらかした。してみると、見知らぬ士兵や妖術使いの人狼変身は、密議的な幻覚共同体が崩壊した後、秘密から疎外された個人や小集団が犯罪の形で表出せざるを得なかった聖なる薬物体験であったとおぼしいのである。
メーナードの末裔のように残酷な魔女たちは、先にふれたホラティウスの『エポーディ』にも登場してくる。数人の魔女が良家の子供を誘拐してきて、地面に首だけが出るように生き埋めにし、御馳走が山盛りの血を眼の前において(口元まで皿がきていても手が使えないので食べられないのだ)凄まじい飢えの修羅場をながながとたのしみ、はては生きたままの身体から骨髄と生き肝をちぎりとり、これを煮つめて媚薬をつくる。
「髪に、さてはまた蓬髪乱れる頭に、小さな蝮どもを絡ませながら、カニディアはコルキスの焔のなかにつぎのものを投ぜよと命じた。墓場から引き抜いてきた野生のいちじくの樹、死者の樹なる糸杉の木材、いやらしい蟇の血に塗られた卵、夜鳥ストリックスの羽根、毒草の国イオルコスとヒべリアからきた野草、飢えた牝犬の口からもぎとってきた骨を。」
これに子供の生き巻肝を加えれば魔女の霊薬は完成する。怖ろしい魔女カニディアのつくる媚薬は、ウェルギリウス作品の場合と同様、ある不実な男を呪縛するためである。しかし不思議なことに、カニディアの媚薬は予期したような効果を発揮しない。男の名はヴァールス、「老いぼれの漁色家」である。いましも彼は「私の手がこれ以上完璧には調和することのない塗膏(ポマード)を塗られ」て、魔窟スプーラの犬に吠えつかれ、人びとの物笑いの種になっているはずであるのに、これはどうしたことであろう。彼はこともなげに街をうろついて夜の冒険に出かけている。やがてカニディアは「(自分より)さらに秘密に通じた魔女」が彼の背後にいて、その呪文が自分の塗膏の効果を台なしにしていることをさとる。「もっと強力な薬を、そのもっと強力なやつをお前から取り上げてやる」。こうして毒物と解毒剤が互いにきそいながら老ヴァールスを板はさみにしてしまうわけた。
それはちょうど、十八世紀毒殺魔ド・ブランヴィリエ侯爵夫人が夫の侯爵を亡き者にしようと毒を盛ると、度重なる毒殺の発覚をおそれた相棒のサント・クロアが解毒剤をあたえ、毒と解毒のシーソーゲームのなかで中途半端な廃人となった侯爵が、宙ぶらりんな生かさず殺さずの、世にも恐ろしい余生を送ったのとそっくりであった。
ヴァールスというのが誰をモデルにした人物ではっきりしない。しかしホラティウスの知人であることはたしかで、詩人ははっきりとヴァールスの肩を持ち、かつカニディアを憎んでいる。一方カニディアは、詩人の庇護者マェーケーナスがローマの無縁墓地エスクィリーナエの丘を自分の庭園に造りなおした際、この旧墓地に出没した魔女である。ホラティウスは「汝、マドロスや旅商人どもにあまた愛された女」と侮蔑しているので、前身は港町の娼婦かいかがわしい取り持ち女の類であろう。一説には、本名をグラティディアと称してナポリで美顔用塗膏を商っていた実在の女であるともいう。
ホラティウスは何故かこの女を心底から憎悪していた。開明的なエピキュリアンであったホラティウスはむろん魔法を真に受けていたわけではないが、不倶戴天の敵カニティアの脅威は身をもって知っていたらしい。カニディアは詩人に執拗に呪いをかけた。『エポーディ』前半ではカニディアを揶揄していた詩人も、第十七歌あたりではさすかに音(ね)を上げて魔女に降参してしまう(「やめろ、やめてくれ!私は効き目のある術に降服する!」)カニディアとホラティウスの間には直接の色情的怨恨はないのに、何故こうも執拗に呪詛し憎悪し合うのであろう。目下の論題から離れるので無用の詮索ではあるが、講和主義として敗北してから「黄金の中庸」を看板に韜晦してきたホラティウスの、政敵にたいする潜在的な不安が魔女カニディアの姿に結実したのだとすれば含意は深長である。
ところで、先に私は、老ヴァールスがより秘密に通じた別の魔女から対抗秘薬を調達し、カニディアの塗膏から身を護った経緯を述べたが、正確にはこれは逆である。漁色家ヴァールスは老いかけた精力を挽回するために(別の)魔女に催淫剤を依頼し、そのお蔭で老齢にもかかわらず夜な夜なスプーラに出没することができたのであった。一方、カニディアの塗膏は通常の媚薬とに逆に、この好色な遊び人を性的不能に陥らせる麻痺的な減退剤であったにちがいない。なぜなら「老漁色家がスプーラに犬に吠えつかれ、人びとの物笑いの種になる」効果を狙った薬物は、相手を色街における無用の徒である不能者に仕立てるための、底意地の悪い精力減退の薬にほかならないだろうからである。この不能不毛化させる魔法は、ウェルギリウスのいう「第三の魔法」である穀物の生殖力の転移盗奪の法にも通じている。
ローマ最古の法文書である十二銅表律は、隣人の耕地の収穫物を荒廃させる災いの魔法を重罰をもって禁じている。罰は犯罪を前提としているので、すでに当時から他人の畑の生産力を涸渇させ、(あまつさえ)これを我田引水しておのが腹を肥やす魔法が実践されていたのであった。本来神と自然の摂理のみが按配すべき穀物の作不作が人為の魔法によって操作されるのなら、同じことは人間的自然である肉体の活力の、特に性的エネルギーの増減についても通用するはずである。
ホラティウスがカニディアに蒙ったの呪い魔法は、老ヴァールスのような精力衰弱のそれぞれではなかったが、肉体のすみやかな老化という脅威であった。彼の髪は急速に白くなり、仕事は日々困難になりまさり、一瞬として息を吐くひまもなくなるであろうというのが、カニディアの呪いに籠めた脅迫であった。事実、ホラティウスは年齢より早く白髪が目立ち始めていたが、それがカニディアの魔法のたまものという証拠はなく、むしろ詩人は生来の病身にもかかわらず健康を維持し、日々の仕事も快適に楽しんでいた。彼はカニディアの悪意を感得してはいたが、魔法そのものはそれほど本気で信じていたわけではなかった。
ウェルギリウスやホラティウスの同時代の詩人プロベルティウス(前四十八?~十九年)も魔女の呪いを蒙ったことがある。プロベルティウスの受けた呪いは、まさに彼の男性としての能力の荒廃の脅威であった。敵なる魔女はその名もアカンティスといい、魔法をあやつると同時にやはり男女の仲を斡旋する取り持ち女でもあった。そもそもおらゆる種類の自然と蔑視してその正常な運行を人為的に左右しようとするプロメテウス的瀆神行為である魔法を、とりわけ肉体のの領域において一手に引き受けていたのは、先にも述べたように、当時スブーラに巣食っていた卑賤な薬草売りの魔女やあやしげな取り持ち女だった。ホラティウスの『エポーディ』のいちじるしい影響下にある『哀歌』のなかで、プロペルティウスはほとんどホラティウスをそのまま踏襲しながら唱っている。
「彼女(アカンティス)はつれないヒッポリュトスをアプロディーテーにたいして和ませるすべをすら心得ているのだ、水入らずの愛の絆にたいする最悪の災いの鳥であるこの女性。彼女はベネローベをさえ、その夫の知らせなどおかまいなしに、淫蕩なアンティノースとめあわせることだろう。彼女がその気になれば、磁石はもはや鉄を牽引せず、鳥はその小鳥たちの巣のなかで継母(ままはは)となる。すなわち彼女がポルタ・コリナの野草を掘り出したならば、固く結ばれていたものはすべて流れる水に溶け去るのだ。彼女は大胆にも月に呪文をかけ、月をおのが掟に従わせ、夜な夜なその肉体を狼の姿に隠す。醒めている夫の眼を環形でくらませるために、彼女は処女の雌鳥どもの眼を爪でくり抜く。彼女は魔女たちと結託して私の男性の能力を去勢させようとし、私に害をあたえようものと子持ちの雌馬の欲情の愛液を集めた。」
アカンティスはエロチックな引力(共感)と斥力(反感)の結合(カタデシス)と分離(アポリシス)の両極原理を基盤とする錬金術的性愛術を自在に操るのである。思うがままに貞淑ペネローペを淫蕩なアンティノース靡かせ、冷たいヒッポリュトスにアプロディーテーにたいする熱烈な情欲をかきたてる。彼女は自然の法則を嘲笑し、リビトーの流れをあちらからこちらへと変えたり、涸らしたり、増量させたりすることさえできる。共夫の女をよこしまな道楽者に取り持つように頼まれれば、不運な男の眼を鳥の眼をくり抜くようにくらませ、あまつさえ他人の畑の作物を枯らすようにしてそのリビドーを荒廃させ、不能の夫から強壮薬で男性的魅力をいやが上に引き立たせられた道楽者の方へと女の浮いた心を誘導していく。���感の法則をたくみに使い分けて、愛し合う男女を別れさせたり、嫌われた相手を手元にたぐり寄せたりするのである。
もっとも、このときにこそ魔女アカンティスを憎々しげた呪詛しているプロベルティウスであるが、彼自身、若年の頃は靡かぬ片恋の人「キンティア情(なさけ)を買うために「キタイアの女の魔法の呪文によって星辰や河の軌道を転ずることができ」、「わが主なる女(ひと)の心を変えて、彼女の貌(かんばせ)を私のそれよりも蒼ざめさせる」魔女の性愛術に帰依したことがあったのである。
アカンティスの魔法の中心にあるのも「ボルタ・コリナの野草」である。黒海やコーカサス地方の野草ではなく、市郊外の入手しやすい野草に頼ったのは輸入品が高価だったからであろう。いずれにせよ、この野草を投ずることによって、星の運行、河川の流れ、男女の情愛、磁力や母子愛まで、自然の正常な摂理は突然ばらばらに分解し、崩壊した積木の神殿を魔女の家に組み立てなおすように、別種の構成原理の手に委ねられる。
端的にいえば、この瞬間に世界は昼の側から夜の側に逆転し、世界原理の主宰者が神と宗教から悪魔(もしくは魔霊(デーモン)と魔法に交替する。あるいは天地創造の原活力たる火が神の手からプロメテウスに簒奪される、といってもいい。このように、あらゆる魔法使いは自然の法則を嘲笑するプロメテウスにほかならないのである。
「宗教的人間の態度は、祈る人、懺悔する人の態度であり、魔法使いの態度は主人と支配者の態度である。信仰篤い人間は祈りのなかで彼の神々に自分の優位を感じさせ、呪文によって神々を屈服させる。ある意味で魔法使いは神々の上に立っている。なぜなら彼は、神々がそれに従わなければならないと呼びかけと誓言とを知っており、かつ服従させられた神々の怒りから身を護る予防策に精通しているからである。」(ゲオルタ・ルック)
ローマの詩人たちは宗教詩人というよりはむしろ世故に通じたエピキュリアンであった。彼らは神々の側に立って魔法使いや魔女をきびしく紏弾したわけではない。そうかといって、あまたの魔女の姿を描いたにもせよ、彼らは悪魔崇拝に首までどっぷりと浸って秘教的な暗黒詩を書いたのでもない。
詩人たちが魔法にたいしてあいまいな態度をとりつづけたのは、彼ら自身と魔法使いたちとの間に存在した隠微な抗争のためであった。彼らは宗教の側に立って魔法を攻撃することこそあえてしなかったが、彼らなりに魔法を嘲弄もしくは嫉妬していた。なぜなら魔法が万事を解決してしまえば、彼らの持駒である言葉の救済力という白い魔術の出番がなくなってしまうからである。「歌(カルメーン)の原義は「魔法の歌」、「魔術的呪文」であった。「詩作(ポイエーテス)」もまた言葉の自然状態の組み変えというプロメテウス的行為である。それゆえに詩人もまた「傲慢(ヒュブリス)」の罪によってみずからはコーカサスの山巓にさらされながら地上の人びとに慰藉を授ける。プロベルティウスの言葉の医術についての確信は反語的である。
私は離ればなれにさせられた恋人たちをふたたび合一させることができ、
主(ぬし)なる女(ひと)の抗う扉を開くことができる。
私は他人(ひと)の生々しい悲哀を癒すことができるが、
私の言葉のなかにはいささかの薬剤もない。
さてウェルギスウスのモエリスが演じた薬草による三つの魔法のうち、まだ死者降霊術のみが言及されていない。死者召喚の秘法に関しては、すでにホメーロスの『オヂュッセイア』第十一巻に「招魂」の章がある。そこでオヂュッセウスに地下に一キュービット四方の穴を掘り、乳、蜜、酒、水、大麦の粉などを播いてから黒い牧羊の喉を切ってその血を穴に注ぎ、死者たちの魂を喚び戻す。古代人にとって死者は存在から消滅するのではなく、冥府や月世界に移行するのであるから、冥府の主であるハーデスやペルセポネイアに祈願して時間を逆流させることができれば、死者は当然地下世界から地上に還帰するはずなのである。地下的なものの秘密の結実である薬草がこの喚び戻しに重要な役割を駆使するのである。オウィディウスはいう。「彼女は黴び朽ちた墓の底から汝の父祖や祖先を引き出し、大いなる祈りによって大地と岩石とを割る。」
死者召喚が発端と終末、死と生と逆転であるとすれば、死から生への大逆流の一環として若返りの魔法が考えられる。老年から幼年への(自然的に不可逆的な)若返りはいわば死者再臨の模型である。オウィディウスは『転身物語』のなかで大魔女メデアがアエソンに施したおどろくべき若返りの秘法を絢爛たる筆にのせて活写している。
しかもここでメデアの魔法の要となっているのも「魔法の霊薬」である。まずメデアは翼のある龍にの首に牽かれた車を呼び出し、これにのり込んでテッサリアの野に飛び、あまたの薬草を採集する。それから奇怪な薬の調合にかかる。
「かの女は、髪の毛をバックスの巫女のようにふりみだして、炎のもえている祭壇のまわりをぐるぐるまわり、こまかに割った炬火(たいまつ)を溝のなかの黒々として血にひたし、ふたつの祭壇の炎でその炬火に火をつけ、こうして火で三度、さらに硫黄で三度老人(アエソン)のからだを清めた。そのあいだに、火にかけた青銅のなかでは、魔法の霊薬が煮えたぎり、白い泡をたててふきこぼれていた。かの女は、ハエモニア(テッサリアの古名)で刈りとってきた草の根や種子や花や激烈な草汁をそのなかに煮こみ、さらに、極東の国からとりよせた 取り寄せた小石や、オケアヌスの引潮に洗われた砂をまぜ、これに満月の夜にあつめた露、鷲木菟(わしみみずく)の肉といまわしいその翼、おのれを狼のすがたに変えることができるといわれる人狼の臓腑をくわえ、その上にキニュプスの流れに住む水蛇のうすい鱗皮と、九代を生きながらえた鴉の嘴と頭を入れてことをわすれなかった。」(田中秀夫・前田敬作訳)
前代の詩人たちの精読者であったオウィディウスは、ここにウェルギリウスやホラティウスやプロペルティウスの伝えた魔女の秘薬のあらゆる要素を投げ入れ、ほとんど完璧なごった煮を調製しているのである。さて、メデアの最後に橄欖樹の枯枝でこの液体をかきまわすと、老いた枯枝はみるみるうちに縁に返って豊かな薬をつけ、ふきこぼれた液がふれた地面はたちまち若やいだ春の地肌に変り、花が咲き、やわらかい草が萌え出た。メデアはすぐさま剣を抜いて老人の喉に孔をあける。流れる出る古い血の後に薬液を注ぎ込むと、瀕死のアエソンの白い鬚や髪はたちまち真黒になり、老醜の皺は消えて四十年前の姿になり変わった。
メデアが龍にのって薬草を探しにいくデッサリア地方は、都の郊外のように手近ではないが、さりとて彼女の故郷の黒海沿岸(コルキス)やコーカサスのような遠方でもない。しかしこころみに地図を広げてみると、エーゲ海から黒海に入るダーダネルス海峡を通じて、薬草の特産地たる黒海東端のコルキス、ヒべリア、コーカサスは水路から意外にも指呼の間にある。事実、アルタゴナウタエたちはテッサリアのパガサエの港からアルゴ号を仕立ててコルキスの金羊毛皮を探しに出立した。テッサリアと黒海沿岸地方に古くから深い関係が成立していたであろうことは、この一事からも容易推測される。ちなみにロイナー教授の野生幻覚剤分布表によると、魔女の塗膏の歴史的原生地は「中央ヨーロッパ全土」とされている。
おそらく中央ヨーロッパ奥地から地中海沿岸地帯にかけて、かつて強大な母神信仰が栄えていたのであった。この地下的(クトーニッシュ)母神崇拝の宗教はやがてアポロン的宗教に打倒され、輝かしいギリシア世界の表面からは駆逐された。とはいえ跡形もなく消滅したわけではなく、勝利を占めた若いアポロン信仰は古い地中海宗教の多くの要素を受け入れた。たとえばデルポイの神託を授けるアポロン神殿の巫女ピュッティアは、大地の裂け目の上にすわって地中からくる母の指示を受信する。ピュティアという名称そのものがすでに前ギリシア的宗教における地下的なものの化身たるピュトンの蛇との関連を暗示している。
若い宗教に征服された前代の宗教は、一転、魔法となるのがつねであった。のが常であった。同様に魔女たちは、かつてこの冥府的な大母神信仰の由緒正しい女司祭若巫女だったのであろう。しばしば魔女が引合いに出すテッサリアやコルキスのような土地は、メデアのような大女司祭が君臨していた聖地だったのであろう。したがってローマの詩人たちがその作品のなかに描いたアカンティスやカニディアのような魔女は、没落した大母神崇拝教団の巫女の、いまは往古の栄えある祭儀に参加するすべもなく孤立して巷をさまよい、賤業に口糊する、頽落したなれの果ての身にちがいない。彼女たちが時折り口にした霊薬の甘味は、プルーストにおけるマドレーヌの喚起的美味とひとしく、それが神餞として共食された往時の、栄光ある、だがいまは沈んで久しい世界の天上的な至福の思い出を、一瞬ざまざと想起させてくれたかもしれない。
魔女の塗膏や霊薬は、それ自体としても、むろん後の悪魔礼拝と切っても切れない密接なつながりがある。しかしそれよりも重要なのは、魔女を女司祭に戴いていた前ギリシア的地中海宗教が若い宗教に敗北したとき、そこにアポロン信仰が定位されたことである。いいかえれば、このとき以来、崇拝の対象は女性神(大母神)から男性神アポロンに変ったのだ。
アポロン的宗教の男性神崇拝は、当然のことながらキリストを受け入れる基礎を用意した。ここからキリストの倒錯像サタンの成立まではわずか一歩である。アポロンとキリストが男性でなかったならば、悪魔もまたついに男性ではなかったであろう。若い男性神に打倒された母神へのなつかしい郷愁は、アポロンやキリストへの憎悪の化身である第二の男性神を必然的に招来せしめた。この怨恨と憎悪に黒々と塗り込められた黒い男は、ときにはサタンとして、ときにはロマンティックな悪魔主義者として、ときには超人や天才として、時代とともに変転する自己表現をとげた。 いみじくも聖侯爵の「悪魔主義」について語りながら、「天才は母の国にではなく、魔女の国に棲む」と語ったのはG・R・ホッケである。私が右に述べてきたのもサタンの棲もう風土たる「魔女の国」のくさぐさの追憶であった。
出自《悪魔礼拝》
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侍道4 流派一覧
◆上段 ●浅比黒生流剣術 四天王・虎鉄 段位・極には大黒生か大樽生が必要 脇いなし・極 ●綾手流剣術 「欺きの代価」剣崎(普通以上) 『侍』刈部星雲の技 ●貞破流剣術 赤城烈斗 貞破の型 練気呼法・極 ●発素流剣術 魔鱗組 「欺きの代価」剣崎 ●不敗流剣術 ●無頼流剣術 上段の武士や兄貴 名前負け流派 丸飲み ●矢統流剣術 凶衛門(剣術大会・無所属) 最終なりわい「阿弥浜八人衆」の侵略兵(上段) ●久土井流剣術(上段) 琴吹光 中段・上段のセット 剛体法・極 不動心 ◆中段 ●玩流剣術 先生 女剣士・道場どちらでも入手可能 段位・極にするには絶海が必要 ●剛志流剣術 四天王・熊神 不動心 下段いなし・極 ●座備流剣術 「阿弥浜八人衆」の女将 ●寂尊流剣術 四天王・霧鮫 練気呼法・極 ●捨命流剣術 三姉妹・万由 捨命の型 投げ技2つ ●無心流剣術 初期流派 ●無敵流剣術 易しい・普通 中段の雑魚 ●久土井流剣術(中段) 中段・上段のセット 剛体法・極 丸食い ●鬼怒川流剣術(中段) 鬼怒川怨仙 脇・中段・片手のセット 剛体法・極 丸飲み ◆下段 ●鷹舎流剣術 めし屋の用心棒等 ●九忌流剣術 最終なりわいの侵略兵(下段) 攘夷・剣術大会 嘉門夫作(難しい以上) 丸食い 不動心 ●常勝流剣術 下段の兄貴等 名前負け流派 丸飲み ●瀬古井流剣術 下段の般若党など ●坪内流剣術 四人組・小鳩 二刀いなし・極 ●天神御影流剣術 堂島軍二 段位・極には竹富士or闇緊or斗壱が必要 丸食い 練気呼法・極 剛体法・極 ●卜念流剣術 四人組・鈴目 ●夢誠流剣術 下段の舎弟や兄貴等 ◆脇 ●磯部流剣術 無所属・剣術大会 五兵衛 脇構えのきれいな侍 道場道場破り 同心 道場道場破り バーテンダー ●ウィンザー流剣術 メリンダ 不動心 ウィンザーの型 ●高尚流剣術 脇構えの武士など ●コモン流剣術 パツキン隊 病院の用心棒 ●東急流剣術 道場のぢぢい 道場破りと戦わないと習練度は増えない 中段いなし・極 ●埴磨流剣術 冒頭イベント後に死体を漁る 脇構えの同心 丸食い ●武業流剣術 「阿弥浜八人衆」の指揮官 段位・極にはハルユキorマサトシが必要 丸飲み 剛体法・極 ●富良野流剣術 「剣客 茂呂茂」茂呂 剛体法・極 ●鬼怒川流剣術(脇) 鬼怒川怨仙 脇・中段・片手のセット 練気呼法・極 ◆居合 ●活慎流居合術 小暮迅雷 剛体法・極 銃いなし・極 ガード不可有り ●完璧流居合術 易しい・普通の居合の武士や浪人 旅籠の用心棒 「時代の寵児」の用心棒(普通) ●起念流居合術 幕府・剣術大会 巣鴨 旅籠の用心棒 練���呼法・極 ●佐村一刀流居合術 幕府・剣術大会 巣鴨(難しい) 「阿弥浜八人衆」の侵略兵(居合い) 段位・極には絶天が必要 ●勝決流居合術 幕府・剣術大会 巣鴨 旅籠の用心棒 ●乗嫡流居合術 旅籠の用心棒 「時代の寵児」の用心棒 ●隻車流居合術 幕府・剣術大会 巣鴨 旅籠の用心棒 「侍四天王」の黄侍 「時代の寵児」の用心棒 ●半左流居合術 賭場(夜)の胴元 「阿弥浜八人衆」の侵略兵(居合い) 丸飲み ◆片手 ●アルスター流剣術 J・J(剣) アルスターの型 練気呼法・極 ●凶慈流剣術 「大老暗殺計画」鬼怒川の影武者(鮫肌丸) 「阿弥浜八人衆」の侵略兵(片手) 丸飲み 段位・極には美帝骨が必要 ●伍要流剣術 岡っ引き 丸食い 御用 ●仙羽流剣術 幕府・剣術大会 細川 「阿弥浜八人衆」の侵略兵(片手) 早食い ●智慧流剣術 新隊長(メリンダ死亡時に登場) 「阿弥浜八人衆」の侵略兵(片手) ●鳥片流剣術 岡っ引き ●南山流剣術 同心・岡っ引き 「司法取引」の極悪人 ●鬼怒川流剣術(片手) 脇・中段・片手のセット 剛体法・極 居合いいなし・極 ◆忍者 ●明日香流剣術 四天王・大蛇 槍いなし・極 ●裏波羅流剣術 まだら 裏波羅の型 練気呼法・極 ●鬼倭流剣術 暗闇脳天 忍者構えのきれいな侍(易しい) 道場破り・猫耳ビキニ(普通) ●玄蕃流剣術 「演技派」の人殺し 道場破り・猫耳ビキニ(易しい) 丸食い ●犀賀流剣術 暗闇脳天(普通) 「演技派」の人殺し(難しい) 道場破り・猫耳ビキニ(普通 ●絶頂流剣術 「阿弥浜の色男」出現のくノ一 道場破り・町娘(易しい) 個別なりわい「女の敵」の標的(易しい) 丸食い 丸飲み ●東邦流剣術 最終なりわい「阿弥浜八人衆」の侵略兵(忍者) 天蓋を被った幽霊の道場破り 剛体法・極 丸飲み 段位・極にするには残月が必要 ●腐毛流剣術 「阿弥浜の色男」出現のくノ一 道場破り・町娘(易しい) ◆槍 ●愛怒流槍術 三姉妹・百合 剛体法・中 練気呼法・中 ●梅見家流槍術 四人組・緋横 ●経蔵院流槍術 カジノの用心棒(槍) 般若党(槍) 丸食い 練気呼法・中 ●激勝流槍術 最初から所持 ●混御流槍術 外国・剣術大会 江里香(難しい推奨) 「女帝はひとりで十分」のくびれ(低確率) 丸飲み ●大導流槍術 槍持ち浪人や般若党(普通以下) カジノの用心棒(槍:易しい) 丸食い 片手いなし・極 ●福王流槍術 カジノの用心棒(槍) 槍持ち浪人や般若党 イベント【祝・病院開業】の盗賊 不動心 ●升尾流槍術 外国・剣術大会 江里香(易しい推奨) 「女帝はひとりで十分」のくびれ ◆二刀 ●貫鉄流剣術 攘夷・剣術大会 斎藤一二三(全難易度) 道場破り/軍人 無手いなし・極 早食い 早飲み ●合魂流剣術 三姉妹・千佳 剛体法・中 練気呼法・極 合魂の型 ●二示現流剣術 「二刀流の免許」を先に解除 斎藤一二三(普通以下) 道場破り/軍人(普通以下) ●覇天流剣術 四人組・百舌万丸(普通以上)のみ 剛体法・中 不動心 ●和合流剣術 斎藤一二三(普通以上) 道場破り/軍人(普通以上) 四人組・百舌万丸(普通以下) 剛体法・中 ◆忍者二刀 ●小鴉流剣術 「女帝はひとりで十分」のえくぼ 道場破りの猫耳下着姿の外人コンビ とぐろ(難しい) 剛体法・中 丸食い ●波羅流剣術 「忍者二刀流の免許」を先に解除した場合のデフォルト とぐろ(易しい推奨) 忍者いなし・極 不動心 練気呼法・中 ●弁財流剣術 えくぼ 道場破りの猫耳下着姿の外人コンビ(易しい推奨) ●喪巣流剣術 えくぼ(普通推奨) 道場破りの猫耳下着姿の外人コンビ(普通・難しい) 丸飲み ◆無手 ●夜杯流体術 女の弟子のみで道場☆5で登場する道場破り ●阿佐翔流体術 そば屋の用心棒 「決まり手は盗み出し」の力士 隠しルートの人間豚 丸飲み 段位・極にはクズリ爪が必要 ●我珍固流体術 外国・剣術大会 鬼瓦 丸食い ●金剛流体術 黒船の酒場の用心棒 ●松寺流体術 鍛冶屋のおじさん 刀軸折り 上段いなし・極 段位・極には虎爪が必要 ●適闘流体術 初期所持流派 ●夕張流体術 茂呂茂(無手) 光電返し 剛体術・極 練気呼法・極 ◆拳銃 ●アルスター式銃術 「銃の免許」解除と同時に取得 ◆ライフル ●セイラー式長銃術 「ライフルの免許」解除と同時に入手 ●チャーリー式長銃術 攘夷・剣術大会 チャールズ
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『ドラゴン退治の依頼』
実質バード4人といっても過言ではない。
アドラさん、ジーンさん、ノエさんといっしょ
アルマ:おかえりなさい。 今日はどうするの? クエストを開始します。 当クエストは難易度の調整が可能です。 難易度の設定をしてください。 ノエが[各難易度について]を選択しました *easy ロールやお話重視で遊ぶ場合はこちらでお願いします。 少人数や低レベルの場合はこちらがオススメです。 *Normal 今回のクエストは当社比ですが結構難しいです。 Normalでも結構難しい気がします。 チャレンジャーな方にオススメです。 *Hard かなりのバフがかかる当クエストに、 ほぼ生身で挑むという酔狂な方向けです。 *Extreme バフ?俺の拳で挑みたいからそんなもんいらねーぜ! みたいな方にオススメです。たぶん死にます。 当クエストは難易度の調整が可能です。 難易度の設定をしてください。 サイアムが[easy]を選択しました 難易度『easy』に設定されました。
クエストを開始します。 あなたは依頼書の一枚を手に取ると、アルマに差し出した。 サイアム : ではこれでお願いしましょうか♪ アルマ 「この依頼を受けてくれるのね。」 アルマ 「この依頼は、遠くの村に出たドラゴン退治の依頼ね。」 アルマ 「ドラゴンは普通に強敵ではあるけれど、 特に変わった点が無いって意味だと素直な依頼ね。」 アルマ 「詳しくは現地で聞くことになると思うから、 ついたら依頼人の村長さんあたりに聞いてね。」 アルマ 「さすがに移動は馬車になるから、 準備が出来たら馬車に乗ってね。」 ノエ : ……そう。 アドラ : ドラゴン倒せって時点で普通じゃねぇんだよ。素直なワケあるか ジーン・デュポン : え、ええ……本当に行くんですか だってドラゴンですよ ノエ : ……強い? サイアム : 物語の英雄に倒されることが多いくらいですから、もちろん強いと思いますよ ノエ : ……そう。 ノエ : ……ノーネスが壊れなければいいけど(と、傍で浮かぶタレットに首を傾げてみせた) アドラ : ん、そういやお前らは前に仕事したっけな(どうしようか、と思案しつつもジーンとノエに視線を向ける) アドラ : ……(まじまじとノエを見つめる。主に上半身) サイアム : おや、それでは俺だけ初対面でしょうか。申し遅れましたが詩人のサイアムです。よろしくお願いしますね♪ ジーン・デュポン : あ、その節はありがとうございました。俺はジーンと言います。どうぞよろしく…(ぺこりと頭を下げればつられてノエの方を見て) ノエ : ……覚えてるよ、アドラ……。僕の位置が悪くて、貴方の術を邪魔したの……。 アドラ : いや……あれはどう考えても雑に術発動させた俺が悪いから気にすんな…… ノエ : ……サイアムとアドラは知ってるけど、ジーンは……初めまして? ジーン・デュポン : えっと、はい。初めましてかと… ノエ : うん、ノエ……よろしく。 ジーン・デュポン : ノエさんですね。こちらこそ ノエ : うん……(と、アドラの視線にそちらへ視線を向けて) ノエ : ……無くなったけど、ノーネスがいるから大丈夫だよ。…足は引っ張らない、から…。 サイアム : 無理はなさらずに。 ノエ : うん……。 ジーン・デュポン : 大変そうですね……って、無くなった…というのは…… アドラ : …………やっぱねぇのかそれ…………………(絶句と呆然の中間みたいな表情を顔に貼り付けて目を逸らした) ノエ : ……覚えてないの。 サイアム : おや、てっきり何か大怪我をするようなことになったのかと。それは不思議ですね。 ノエ : ……うん……瓦礫の下にいて……何かに巻き込まれたのかな……。 ジーン・デュポン : 不思議で済ませられることなんですかそれは。 サイアム : 事件かもしれませんが……ともあれ覚えていらっしゃらないのであればどうしようもないかと。フフ アドラ : まあ冒険者にゃ危険は付きモンだしな。生きてて依頼に出れんならいいんじゃねぇのか ノエ : ……そう……お金が貯まれば、義手だってつけれるし、大丈夫、だよ……。 ノエ : ……話を聞いていたら、ドラゴン相手……は、ちょっと大変かもしれないけど。 アドラ : …………(気まずい沈黙) あー……と。そうだったな。話逸れた。そんでどうすんだよこの依頼 ジーン・デュポン : そうですか…… 俺はまあ…皆さんが行くなら… サイアム : 話を聞いてから決めるのも有りかもしれません。 ノエ : ……だと、移動の馬車にのらないと、だよね……。 アドラ : んじゃまず行って話聞く。無理そうだったら観光して帰る。受けてもし強かったら追加報酬貰う。これでどうだ サイアム : アドラ様賢いですね。それであればお得に報酬を得られそうです。そうしましょうか。 ノエ : ……うん、それで、役に立つなら使って……。 ジーン・デュポン : はい、それがよいかと。無理だった場合に観光が挟まってるのがいいと思います ノエ : ……観光、好きなの……? ジーン・デュポン : 旅行は好きな方ですね。日頃あんまりいけませんから ノエ : ……そう、僕も好きだよ……知らないとこに行くの……。 ノエ : ……最近は、あまりどこにも行けなかったけど……。うん……少し楽しみ……。 アドラ : うし、んじゃ決まりだな サイアム : では行きましょうか(チェンバロを担ぎ直し、馬車の方へ歩いていった) アドラ : (「あれ持ってくんだ……」) ノエ : …… ジーン・デュポン : ……あれ、担げるんですね……すごいな……(呆然と後姿を見ていたがハッとして自分のチェロを手に持ち、後を追いかけた) ノエ : (……サイアムのことを話したときに「チェンバロは持ち歩く楽器じゃないように思う」と言われたことを思い出し……そのままタレットを引き連れて追いかけて行った
冒険者達が馬車に乗り込むと、 馬車は軽快に走り出す。 しずかに、たまに激しく、ごとごとと。 目的の村は結構遠くにあるらしい。 結構な長い間揺られても、まだつかないようだった。 まだまだのほほんとしていてもいいし、 そろそろつかないですかと催促してもいい。 あなた達は、そんな、馬車の旅の中だ。 サイアム : これくらい時間がかかるのであれば観光の方は期待できそうですね。 アドラ : 帰りの道はちょっと楽しみだな ノエ : ……(幌の隙間から見える景色をじっと見ている…… ジーン・デュポン : …しかしこれだけ長いと…本当に到着するのかちょっと不安になりますね…… サイアム : 御者の方に聞いてみましょうか。あとどれくらいなのか アドラ : いや~流石に着くだろ。騙されて変な場所に運ばれでもしねぇ限りは ジーン・デュポン : ……(騙されて、と聞くとより不安そうな顔になる。身を乗り出せば御者に声を掛け) あなたが御者に声をかけると同時、 進んでいた森が開けて、寂れた村が目に入る。 御者が、あなたの方に微笑んだ。 どうやら、到着したらしい。 ノエ : ……よかったね?ジーン……。 アドラ : な、着いたろ? ジーン・デュポン : あ、良かった!本当に良かったです よかった~………
サイアム : (ひらりと馬車から飛び降りた) ノエ : (飛び降りると、少しよろめく……後ろからタレットがついてきた) アドラ : (馬車から降りると、大きく伸びをしながらゆっくりと歩き出した) ノエ : ……羊…。 サイアム : おや、たくさん居ますね。長閑で良い村のようです。 ジーン・デュポン : (楽器のケースを馬車から引きずり出すと、景色へ目を向けて)ほのぼのとしていますね~かわいいです アドラ : 酒場とかねぇのかな(かわいい羊には目もくれず辺りを見回す) サイアム : 依頼人は村長さんでしたっけ。村長の家であれば目立つ場所にあるでしょうし、酒場で聞き込んでも良いかもしれませんね 村人 「あら、あなた、もしかして冒険者さん?」 村人 「それならこの先にある商店には絶対に行った方がいいわよ。」 村人 「とっても腕利きの薬師さんがいるの。 遠くから買いに来る人だっているくらいなんだから!」 村人 「………その分、物凄い苦いみたいだけど。」 村人 「こんな辺境の村までお疲れ様。 ここはポロモの村、特に覚えなくていいよ。」 村人 「村長が言ってた冒険者だろ? まっすぐいった先が村長さんの家だよ。」 アドラ : 聞き込みはしてぇけどな。村長の家ならここ真っ直ぐ行くとあるってよ。さっきそこにいた奴から聞いた サイアム : おや!話が早いですね!では行きましょうか? ノエ : ……うん、ついてく……。 アドラ : おう、んじゃさっさと話済ませて来るか ジーン・デュポン : お話はすぐ済む方がよいですもんね 羊 「めうめうめー」 門番の兵士 「おや、あなたは……。」 門番の兵士 「見ない顔、ということは、 あなたが依頼を受けた冒険者さんでしょうか。」 門番の兵士 「……小さい村ですから、顔なんてすぐ覚えちゃうんです。」 門番の兵士 「まずは村長にお話を聞くといいでしょう。 ………ご案内いたしましょうか?」 ノエ : (白いもふもふを一瞬振り返って、すぐに前をむいた アドラ : おう、頼まぁ アドラが[はい]を選択しました 門番の兵士 「では、ご案内いたしましょう。」
サイアム : お邪魔致します。 アドラ : 邪魔するぜー ノエ : ……お邪魔、します……? ジーン・デュポン : え、あ、失礼します… 村長 「改めて、冒険者様がた。 まずは遠い所から来てくださった事に感謝を。」 村長 「早速依頼の内容を説明したいのじゃが……。」 村長は、小さく咳ばらいをすると依頼内容を語り始める。 村長 「数日前の事ですじゃ……。 村に1匹の竜がやってきて、こう言ったのです。」 村長 「『若い娘を一人よこせ』と。」 村長 「そう言われては、わしらには差し出すしかありませぬ、 村人の中から、娘を一人選ぶこととなったのですが―――。」 サイアム : (うんうんと頷いている) アドラ : 人語使えんのかよ……。随分知能高ぇな……(小さく呟くと話の続きに耳を傾けた) 村長 「ある娘が『自分が行く』と、言いだしましてな……。」 村長 「その娘、というのが、何の因果か、 孫の婚約者だったのですじゃ。」 村長の視線の先を追うと、 若い男が、沈んだ顔で立っている。 村長 「………まぁ、見ての通りの様子での。」 村長 「じゃから、冒険者様方には、 娘とその護衛に扮して、竜の巣へ行っていただき、 そして、竜の討伐をお願いしたい。」 アドラ : (「ん?」) サイアム : 娘、どなたがやります? アドラ : ん? ジーン・デュポン : 俺はやりませんよ。 アドラ : 受け入れるの早くねぇか? サイアム : 英雄譚では良くありますからね。娘に扮しての戦闘。 ノエ : ……えと、騙す……の?ドラゴンを……。 アドラ : いやまあ、俺も仲間にさせた事あるけど。生きてるうちにそう何度もあるかこういうの? アドラ : まあ、端的に言うとそれを今求められてる(ノエの問いかけに視線を落として答える) サイアムが[娘と]を選択しました 村長 「うむ、幸いにして竜の塒とする洞窟は薄暗い、 ベールで顔を隠せば、見分けは付かないでしょう。」 サイアム : 存外楽観的ですね。 ジーン・デュポン : 人語を解す程知力は高いのに視力は超悪いってことあります…? アドラ : こういう作戦ってなんで毎回そういう超杜撰な感じでいけると思うんだろうな ノエ : ……そう。(アドラの言葉に小さく頷いた) ノエ : ……でも結局……これが依頼、なんだよね……? ノエ : どうするの……? サイアム : であれば完璧な女装をするしかないでしょう アドラ : 正直どうもしたくねぇけどどうにかしねぇとなんねぇよなあ…… 村長 「………何か問題でも?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 ジーン・デュポン : この人本気で言ってるんですか?(村長をこそっと指差した) サイアム : (口元に人差し指を立てて静かにの仕草をした) 仮に討伐できればそれでよし、 ダメでも村への被害は全く無い。 ………だからこそ、村長は落ち着いている。 ジーン・デュポン : (不満げな顔をしつつも手を下げて体の前で組みなおした) その思惑を、あなたは感じ取ったかもしれない。 感じ取れなかったかもしれない。 あなた達を見ている村長の瞳が平べったく細まった。 村長 「して、受けてくださりますかな。」 ノエ : ……(碧い眼が3人の顔をさ迷った) サイアム : 俺は見ての通り、背が高いので向かないでしょう。護衛であれば自信がありますが…… アドラ : 女装云々より作戦自体のリスクの方が気になるんだよな。それでも構わねぇなら、あ、俺はやらねぇぞ ジーン・デュポン : 俺も背が高いので……… サイアム : であれば、ノエ様にお願いしましょうか。小柄ですし。 アドラ : 子供顔っつーか、まあ一番誤魔化し効くのはコイツしかいねぇだろうな ノエ : ……役に立つ……?それなら、何でも使って……。 ジーン・デュポン : 使うという表現はちょっと……ですけどお願いできますかね? ノエ : うん……大丈夫……。 アドラ : 決まりだな。この依頼人には色々言いてぇ事あるけど全部終わってからにしとくわ サイアム : では、受けることに致します。 サイアムが[はい]を選択しました 村長 「ありがとうございます、冒険者様がた。」 村長 「今日はもう遅い、一晩は村に泊まり、 明���、竜の住む森へと向かうといいでしょう。」 村長 「わしの家を出て右手の家の者が、 冒険者様方を泊めてくださる事になっておりますじゃ。」 話を終え、踵を返そうとするあなた達を、 傍らにいた男が呼び止める。 村長の孫 「………冒険者様方、これを。」 村長の孫 「それは、村に伝わる伝説のお守りです。」 村長の孫 「なんでも、この村は昔から竜に襲われる事が多く、 それを討伐する戦士達を多く輩出したとか……。」 村長の孫 「あなた達の泊まる家の主も、 元々はそんな戦士の一人で、 そして、彼女の父親でもあるんですが。」 お守りだというそれを、ぎゅっと握りしめる。 その父親から、託されたのかもしれない。 ………自分の後を継げと。 しかし、やがてそれを手放すと、あなた達の手に握らせる。 村長の孫 「僕が持っていても仕方のないものです。 竜に立ち向かうあなた達にこそ、 このお守りは相応しいでしょう。」 サイアム : 御自分では行かれないのですか? サイアムが[自分では助けにいかないのか]を選択しました 村長の孫 「そりゃ、行きたいですよ。」 村長の孫 「けど、僕が行ってもただ死ぬだけです。」 村長の孫 「竜は、花嫁の返還を求める者に勝負を挑むんです。 ………毎回、そうだったと聞いています。」 村長の孫 「竜種特有の価値観なんでしょう。 強き者こそが、花嫁を勝ち取る権利がある。と。」 村長の孫 「だから、あなた達に託します。 少しでも、竜に勝てる可能性のあるあなた達に。」 ジーン・デュポン : はあ。先代の戦士もわざわざ女装して行ったんですかね? サイアム : 流石に毎度ということは無いでしょう。 サイアム : であれば受け取りましょう。使わなければお返ししますね。 村長の孫 「………どうか、がんばって。」 村長の息子は、そう言って微笑むと、 あなた達を見送ってくれた。
サイアム : 先に少しだけ観光でもしますか? ノエ : (もふもふをつつく……腕は無いのでじっと見ている……) アドラ : おう、まだ時間あるしな。いいんじゃねぇか? ノエ : ……うん、明日は……朝から向かうことになりそうだし……。 ジーン・デュポン : いいですねそれ!俺はしたいです ノエ : ……めう? サイアム : では決まりですね♪見て回りましょう 羊 「めうめうめー」 羊 「めう」 ノエ : あ……わかった…… アドラ : おう、んじゃ行くか 村人 「おお、お前が依頼を受けた冒険者か!」 村人 「ここは村の奴らが皆食べにくる…… レストランってほど洒落ちゃいないな……。 なんていうんだろうな、そういうとこ。」 村人 「仕事前にゃみんなここで腹ごしらえするんだ。 お前さんも仕事前にはここに食べに来るといいぜ!」 村人 「しっかし、ドラゴンを倒そうなんてすっげぇよなー 流石冒険者、命知らずにもほどがあるぜ。」 アドラ : (ひつじの近くを通過)(ひつじがにコートの裾に興味を示す)触んな!シッシッ! サイアム : フフ、アドラ様の服が物珍しいのかもしれませんね。
仕事前の腹ごしらえはぜひここで!! アラセンブルのお任せキッチン!!!
メニュー等はかかれていない。 一体何のお店なのだろうか。 アドラ : 大人しく草食ってろってんだ。あーヤダヤダ ノエ : ……お任せキッチン…? サイアム : こちらはお食事処だそうで。メニューは無さそうですが。 ノエ : ……チョコアイスあるかな…。 アドラ : こういう場所のご当地料理みてぇなのって結構当たりが多かったりするんだよな サイアム : お好きなんですか? ノエ : うん……ガリアイスでもいいよ……。 ジーン・デュポン : ガリ? アドラ : 何て?ガリ? サイアム : 珍しい組み合わせですね ノエ : ガリ……美味しいよ……バルドラでも売ってる……。ああ……でも、氷のお菓子は難しいかな……。 ジーン・デュポン : ガリってあの…いわゆるショウガですよね?あれアイスになんてなってたんですね。俺はクッキーくらいしか知らないので… ノエ : バルドラに行ったら、食べてみて……気に入ればいいのだけど……。 アドラ : 酢に浸けたやつで合ってるよな?東方の。味の想像が付かねぇ…… ジーン・デュポン : バルドラ、ですね。では気になるので行った際に…… サイアム : 面白い味ではありそうですね。いずれ食べてみましょう。 木には綺麗な花が咲いている。 あたりに漂ういい香りは、この花の香りだったようだ。 ノエ : ……何の花だろう……。 アドラ : そんな際どいモン売ってたのかあの街……今度食ってみっか…… サイアム : 綺麗ですが何の種類かまでは。良い香りですね ノエ : ずっと何かの匂いがしてると思ってたの……この樹がたくさんあるからだね……。 アドラ : 俺も見た事ねぇやつだな。今度図鑑でも借りて来るかな ノエ : ……分かったら教えてね……。 アドラ : おう、調べとく [スローイングキノミ]を覚えました。 アドラ : ? 何やってんだ? 木の上には鳥が巣を作っているようだ。 ノエ : ……あれ、何か生ってる……。 木には真っ赤な実がついているようだ。 潰すと真っ赤な色を噴き出すその木の実は、 食べる事はできないけれど、子供の遊び道具にぴったりだ。 あなたはそれを知っていてもいいし、知らなくてもいい。 [スローイングキノミ]を覚えました。 ノエ : 食べられる……? サイアム : 鳥の巣があちらにありましたが、此方のは食べられていませんし、食べるのはおすすめしませんよ [スローイングキノミ]を覚えました。 ノエ : ……そう。 アドラ : うわ危ねぇ!汁服に付くとこだったじゃねぇか サイアム : なかなか落ちないかもしれませんね ジーン・デュポン : 結構きつい色してますもんね、それ… アドラ : (うっかり潰してしまった木の実の汁が付いた指の先をぴっぴと払い) 村人 「あら、あなた、もしかして冒険者さん?」 村人 「それならこの先にある商店には絶対に行った方がいいわよ。」 村人 「とっても腕利きの薬師さんがいるの。 遠くから買いに来る人だっているくらいなんだから!」 村人 「………その分、物凄い苦いみたいだけど。」 サイアム : 此方の先の商店がおすすめだそうですよ。薬があるとか。 アドラ : ガキは潰して遊ぶの好きそうだな~ ノエ : ……そんなに簡単につぶしちゃうなら、ノーネスも取るのは大変そう……。 ノエ : ……薬? アドラ : 薬(苦々しい顔) ジーン・デュポン : 俺もそう聞きましたが…かなり苦い薬らしいですね。 サイアム : もしやアドラ様はお薬は苦手で? アドラ : ……粉と注射以外なら平気 ノエ : ……いい薬ほど、苦い、っていう……? サイアム : 苦いのであれば粉かもしれません。竜に挑むことですし、見ていく価値はあるかと。 ノエ : ……塗り薬もあれば、いいね……アドラ…。 アドラ : 飲みたくねぇな……出来たら竜退治と何も関係ねぇやつだといい…… アドラ : (気が進まないといった様子で後を付いて来る)
何に使うか分からない謎の機材が並んでいる……。 魔女ニニム 「おやおやおやおやぁ~~~? なかなか珍しいお客さんが来たね。」 魔女ニニム 「僕は魔女ニニム。 魔法薬の調合と実験が趣味のイカした魔女さ!!」 魔女ニニム 「今イカれたの間違いとか思わなかった? 失礼なやつだなぁ、君は~~~~。」 魔女ニニム 「まぁいいや、君、ドラゴン退治だとかに来た冒険者君だろ? 僕の所で薬を買っていきなよ、効果は保証するからさ。 ……味は保証しないけどね。」 魔女ニニム 「ちゃあんと効果がある薬なら味が酷くても飲むだろう? 味が甘い方やつは甘くしないと飲んでもらえないような薬なのさ。」 魔女ニニム 「まーまー、そんな甘い薬がご所望なら 甘い薬もあるけれどね。」 魔女ニニム 「作り置きは惚れ薬しかないけど、 ご所望とあれば夜のアレヤコレを 力強ぉくサポートする一品までお任せさー。」 魔女ニニム 「ほらぼさっとしてないで、 なんでもいいから買って行きたまえ。 僕の本代と実験機材代の為にね。」 取引をしました。 魔女ニニム 「はいはい、まいどありー、 お金はそのへんの天秤の上にでもおいといてよ。」 100ルド失った。 [ニニムの特製薬・赤] を手に入れた。 サイアム : (回復薬を一つ買った) ノエ : ……(きょろと見渡して、瓶を引っ掛けかねないタレットを呼び戻した) アドラ : (苦々しい顔をしながら薬瓶を受け取ると硬貨を机の上に置いた) ジーン・デュポン : (薬を一つ買うと適当なポケットに突っ込み) ジーン・デュポン : 結局皆さん買いましたね。苦いやつを… サイアム : フフフ、効果には抗えませんよ。 ノエ : ……惚れた…?よくわからないけど、もう一度薬の瓶、見せて……。 アドラ : いざとなったら味とか気にしてらんねぇからな、冒険者稼業。使いたくねぇけど サイアム : 意中の方でも居るのですか? ノエ : ……意中……? サイアム : 好きな方、ということですよ。 ノエ : 好きな人……?それは、よく分からないけど……この人、ニニム……もう一度見せてもらおうとおもったら、僕に惚れたのか?って……。 ジーン・デュポン : わあ………それはなんというか… サイアム : であればノエ様にはまだ早いかもしれませんね。 ノエ : うん……ニニムも、見た目以上に年上だからやめておけって……。 ノエ : とりあえず……ノーネス、この薬瓶、持っててね…。 ノエ : でも、粉じゃなくて…よかったね、アドラ…。 アドラ : ひとつ教えといてやる。液でも粉でも変わりねぇわ!! サイアム : 飲まずに済むよう祈りましょうね♪ ノエ : ……そうなの?覚えておくね…。 ノエ : こっちは…なんだろう。 サイアム : せっかくの観光ですし、見ておきましょうか ジーン・デュポン : 人の家だったらちょっと困りますけどね~
ノエ : …あってたね、ジーン……。 男性 「おう、来たな!!冒険者!!」 その妙齢の男性は、興味深そうにあなた達を眺める。 男性 「俺はランダル、昔は破竜なんて言われてた、 いまじゃあただのおじさんよ」 アドラ : 人んちだった。ごめんなー ジーン・デュポン : 嬉しくないクイズでしたね…… 破竜のランダル 「明日はいよいよ竜に挑もうってんだ、 たらふく食って、ばっちり寝て、体力全開で挑んでくれよな!」 破竜のランダル 「今日はちゃんと釣れたしな!! 狩りなら自信があるんだが、この足じゃあな……。」 彼が指し示す足は、片足が欠けている。 ……もう片足も万全ではないように見えた。 それでも彼は、ニィ、と笑う。 ノエ : 片脚だと、大変だよね…。 ノエ : バランス、取りにくい、し…。 アドラ : (「かける言葉が見つからねぇ」) 破竜のランダル 「自慢じゃないが、俺の嫁の飯は世界一ウマいぞ!!! ハッハッハッハッハ!!!!」 存分に自慢してもよさそうな美味しい料理の数々を食べつつ、 あるいは、食べずとも、あなた達は長旅の疲れを癒す。 破竜のランダル 「っと、もうこんな時間か。」 アドラ は全回復しました。 ノエ は全回復しました。 サイアム は全回復しました。 ジーン・デュポン は全回復しました。 破竜のランダル 「明日は気合いれねぇとなんだ、 早く寝た方がいいぜ。」 破竜のランダル 「そっちが冒険者さんがたの部屋だ、 普段は俺と世界一の俺の嫁が使ってるんだが……。」 破竜のランダル 「ま、一日くらいリビングで過ごすのも悪かねぇ。」 破竜のランダル 「そっちは娘の部屋だが……。 こんだけわざとらしく騒いでも一度も出てこなかったな。」 破竜のランダル 「まぁ、責任の一つや二つ感じてるんだろう ………いい子だからな。」 破竜のランダル 「身勝手に身勝手を重ねる願いだけどよ、 娘の為にも竜の奴にちゃんと勝って帰ってきてくれよ。」 破竜のランダル 「そりゃ、どっちにしても娘は助かるけどよ。 誰かを犠牲にして生きるってのは、辛いからな。」 ノエ : 別にこっちで休んでも、よかったのに…。 アドラ : な。雑魚寝くらい慣れてるしよ サイアム : 屋根があるだけ有難いというものです ノエ : うん……。 アドラ : ま、飯と寝床と報酬の分くらいは頑張って来てやるよ アドラが[任せろ]を選択しました 破竜のランダル 「はは、こりゃ頼りになるな」 破竜のランダル 「俺の部屋にゃ、竜に関する資料がいくつか置いてある。 村長のとこのに任されたっていうお守りの使い方も調べりゃ書いてあんだろ。」 破竜のランダル 「戦闘の前に不安だってんなら参考にしてくれや。」 破竜のランダル 「まぁ中にゃ御伽噺めいた話もあるが……。 それは別に読まなくてもいいぜ。」 破竜のランダル 「娘は結構好きでな、昔はよく―――。」 また話の長くなりそうな彼を適当にやりすごすと、あなた達は歩き出した。 ジーン・デュポン : (ニコ!愛想笑いをして離れた) 話しかけると長くなりそうだ、早く寝室へ移動してしまおう。 女性 「いっつも話が長い人で……ごめんなさいね。」 女性 「前はね、彼が竜から私を助けてくれたの。 たぶん私が娘と同い年くらいの時だったかしら。」 女性 「ふふ、彼にもなんとかなったんだから、 きっと冒険者さん達も大丈夫よ。」 ノエ : えと、あの……おやすみ、なさい…。 アドラ : (ふわあ、と欠伸をして寝室のほうへ)資料見たら寝るわ。飯ごっそさん サイアム : そうですね。おやすみなさい。良い夢を。 寝室へ移動しますか?
◇机の中を探ると、誰かの冒険手帳がしまい込まれていた。 魔女のニニムはすぐ変な薬を試しやがる。 甘い薬の時は要注意だ、ろくなものだった試しがねぇ。 この前のゴブリン討伐の時なんか、顔だけ象になっちまった。 確かに長い鼻は便利だったけど、そういう問題じゃねぇんだよな。 策士のじじいと一緒に野盗の討伐に行った。 あいつの性格の悪さは筋金入りだけど、 あいつはあいつなりに仲間を守ろうとしてるんだよな。
……ちょっと他人に冷たすぎるのが欠点だろうが、 それだけ身内が大事って事なんだろうな。
でも平気で建物に火をつけるのはやめてほしいな。 アラセンブラっていう弓術士がパーティに加わった。 でも弓術に惚れたんじゃない、料理の腕が良すぎたんだ。 お前はさっさと引退して料理屋でもやったほうがいいよ。
とまぁ、森で野営しながらそんな事を言ったら怒られたが、 まぁ歳を食ったら悪くないかもなと言っていた。 一番信頼できる仲間を集めた。 魔女ニニム、策士のじじい、そんで弓術士のアンセンブラ。 この4人なら、きっとドラゴンだって倒せる。
……ああ、きっとなんとかなるさ。
きっと。 竜との戦いで俺は片足を失った。 もう片足も、満足に動きやしねぇ。
けど、その分大事なもんを守れたから、それでいい。
仲間だったやつらまで付き合う必要もねぇのに、 皆すっぱり引退して、村でそれぞれに暮らし始めた。
俺達の冒険はこれで終わりだろうけど、 それでも、悪くない結末だ。
『膝に矢を受けちまったから』ってな。
◇巨大な相手と戦う際の戦術について書かれているようだ。 巨大な敵ともあれば、 もはやその一撃一撃が必死の威力を持ち、 攻撃の範囲はもはや範囲を考えるのが馬鹿らしいほどである。
しかし、その巨体故、相手の動きには必ず予兆がある。 爪を振り上げれば振り下ろす、 尻尾を振り上げれば振り回す、 口を広げればブレス攻撃だ。
当たり前ではあるが、そういった予兆を見逃さない事で、 巨大な相手とも有利に戦う事ができるだろう。 後の先が取れるものなら関係ないが、 特に戦術師ならばこの隙を存分に生かす事ができよう。
とにかく『攻撃の予兆を見逃さない』事だ。 常に相手の攻撃が来るまでには猶予がある。 それまでに備え、被害を最小限に抑えれば、勝機はある。
◇『不器用な竜のおよめさん探し』 ……という御伽噺の本が置かれているようだ。 昔々の事。
あるところに、不思議な竜の住む街がありました。 竜の住む街なのに、そこに居るのはほとんど人間と変わらない竜たち。 そう、なんと彼らは、人間になる事ができるのです。
言の葉を操る竜、葉竜と呼ばれる彼らは、 大人になると、大好きな人間を一人見つけて、 自分のお嫁さんやお婿さんとして、一生大事にするのです。 そんな街に、一匹の竜が居ました。 竜はとても口下手でした。
誰かと一緒に居たいと思っても、 そういったら迷惑なんじゃないかと考えて、 何か思う事があっても、 そういったら誰かが傷つくかもしれないと考えて、
そうして、自分の気持ちをひた隠して、 寂しいと言えば、誰かと一緒に居たいと言えば、 辛いと言えば、誰かが嫌な思いをすると考えて、
ただただ明るく、楽しそうに、振舞い続けたのです。 そうやって強がり続けていれば、 皆は「あいつは一人でも楽しそうだから」と、 誰も寄って来ることはありません。
1人が好きというわけではない竜は、 いつだって寂しかったけれど、それを口にすることはなく、
大人になったら探す、たった一人の『お嫁さん』を、 そのただ一人を心から大事にしようと、 ずっとそれだけを楽しみに、ずっとずっと生きてきました。 [スローイングマクラ]を覚えました。 そうして竜は、ようやく大人になります。 1人だった分、いっぱい訓練をして、 誰よりも賢く、強い、立派な雄になりました。
……竜は強ければ強いほど偉いのです。 だからきっと、こんなに強くて立派なら、 上手くしゃべれなくても、きっと『お嫁さん』も見つかるはずです。 竜はウキウキと人間の街へ行くと、一言こう言いました。
『娘を一人よこせ。』
緊張のあまり、上手に話せず、 唸り声のような声になってしまいましたが、 最低限伝えたい事は伝えられたはずです。
竜は近くの洞窟に居た魔物をやっつけて、そこに巣をつくりました。
やってくるお嫁さんと、ずっと幸せに暮らすのです。 やって来たお嫁さんを見て、竜は大喜びしました。
『これでようやく独りぼっちじゃなくなるぞ。』
そう思った矢先の事です。 お嫁さんを連れて来た一人の人間が、 自分めがけて剣を突きつけて何かを言っています。
竜は、笑いました。 1人ぼっちで訓練を続けていた竜は、 人とその力を競ったことはありません。
他のみんなが力を競い合い、笑っている様子を、 いつだって独りぼっちで眺めながら、 でも独りだからこそ集中できるのだと信じて、 自分独りで訓練を続けていたのです。 お嫁さんが出来るだけじゃなくて、 力比べまで出来るなんて、大人ってすごい。
竜は大喜びで、その人間の挑戦を受けました。
いつでも止めは刺せたのです。 けれども竜は、そうして遊べるのが嬉しくて、 いつまでもいつまでも、立ち上がってくる限り、 その人間の相手をし続けました。 最後には竜は、人間に負けてしまいました。 より強い雄が、お嫁さんをもらう。 竜はお嫁さんを貰えませんでした。
けれども竜は人間を称えると、満足して帰っていきます。
竜はお嫁さんが欲しいのではなく、 ただ一人で居たくなかっただけなのです。 遠くの空から、村で結ばれる二人を、 竜は眺め、祝福しています。 お互いの事を心から大事に思っている二人を、どこか羨んで。 けれども次はきっと負けないと、やはり一人で爪を研ぎ。
そしてその子供が大きくなった頃。 竜は再び村へやってきて、 いつだって緊張した声で、こういうのです。
『娘を一人よこせ』と。 不器用な竜は、きっといつまでも独りぼっちで。 いつまでもいつまでも、 誰かに大切にされる誰かを見ながら、 自分の大切にする誰かを、夢見ているのです。
◇破竜の護符について書かれているようだ。 巨大な竜種の攻撃は凄まじく強力であり、 防御力に優れた者であってもただでは済まない。 よほど身軽であれば避ける事も可能であろうが、 それほど身軽とあれば彼らの竜鱗を貫けない事もあろう。
そこで生み出されたのが『破竜の護符』である。 大量の魔力を込めて編んだ布に、 さらに魔力を込めて刻んだ文字を持つそれは、 量産する事はどうあがいても難しい。
その為、戦士たちは数人で組み、 そのリーダーにこの護符は手渡された。 護符は、周囲に結界を張る効果を持つ。 結界内では防御力が向上する。 安全地帯がないのならば作ればいいのだ。
しかし、結界の範囲はあまり広いとは言えない。 しっかりと集まって攻撃を受ける必要がある。
また、それぞれの防御力を併用する事で、 さらに効果を高める事ができる。 集まるだけでなく、しっかりと防御を固めるのだ。 注意としては、集まっていれば当然、 竜のもう一つの武器であるブレスによって 壊滅する危険があるということだ。
結界内も、絶対に安全とはいいがたい。 ブレス攻撃の際には、一人だけを残し、 残りの者は散開してブレス攻撃を受けないようにしなければならない。 以上が、破竜の護符の使い方である。
後輩の破竜の戦士たちに届かんことを。
サイアム : なかなか興味深い資料ばかりですね アドラ : んー……(頁を捲りながらの生返事) ふかふかの枕が沢山つまれているようだ。 [スローイングマクラ]を覚えました。 ノエ : ……(タレットに取らせた本を床に広げて読んでいる…おとぎ話だ) 整えられたベッドだ! 机の上には蜂蜜入りのホットミルクが置いてある。 どうやら奥さんが気を使ってくれたようだ。 ジーン・デュポン : はあ~…難しい内容ばかりですね 不安になってきました。 サイアム : (少し離れた場所で楽器の調律をし始めた) ノエ : (……じ、と机を見ている) アドラ : ただの願掛けかと思ったが結構使えそうだな、この護符。やっぱ持って行くか ジーン・デュポン : (机の上に手を伸ばせば置いてあったコップを手に取り) アドラ : ……(少し考えるように身に付けているものを確認する) アドラが[アクセサリー2]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー2]に[お気に入りのリボン]を装備しました。 アドラ : ……駄目だな(一度は外したそれを、また結び直す) アドラが[アクセサリー3]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー3]に[破竜の護符]を装備しました。 アドラ : ん、(納得した、というように一人で小さく頷いた) サイアム : (数回和音を鳴らし、満足したようにチェンバロを畳んだ) [スローイングマクラ]を覚えました。 ノエ : (ふらっと机から立ち去ると、ぽすと布団に転がった。タレットも床に着地すると、頭上におさまる) サイアム : もう休みますか? アドラ : (なんとなく積まれた枕をひとつ手に取ると、空いているベッドに寝転がってぽすぽすと叩いたりして遊び——飽きたのか、頭の傍に置いた) アドラ : んー、だな。もういい加減眠ぃわ ノエ : ……うん、こんな遠出は、久しぶり……。 サイアム : 良い時間ですからね。(チェンバロを壁際に置いた。重そうな音が鳴った) ジーン・デュポン : 明日は体力仕事ですからね。いっぱい休んでおきましょう サイアム : では皆様おやすみなさい。 アドラ : …………(既にスースーと寝息を立てている。おやすみ3秒) ノエ : ……いい夢を……。 ジーン・デュポン : (寝るの早!!!人々を見てから自分の寝場所を探して辺りを見渡す) サイアム : (そっと避けて空いている場所を示した) ジーン・デュポン : (そちらに会釈すれば空いている場所に収まり…) 今日はもう休んで、明日に備えますか? サイアムが[休む]を選択しました ジーン・デュポン は全回復しました。 サイアム は全回復しました。 アドラ は全回復しました。 ノエ は全回復しました。
翌朝、冒険者達は、 非常に重要な事を決めなければならなかった。 誰がこの『村娘の服』を着るかだ。 今回の依頼は、誰か一人が彼女のふりをして、 残りの者はその護衛として同行する事になる。 故に、誰かは絶対に着なくてはならないのだ。 このきらびやかで可愛らしいながらもどこか素朴な ………『村娘の服』を!!! 誰が着ますか? ノエ : ……着替えないと駄目なの……? ジーン・デュポン : (服を見た。可愛い服だな~)それではこれはノエさんに…… サイアム : ノエ様。お願いしますね。 アドラ : んじゃあ手筈通り……(ノエへ視線を向ける) ノエ : ……うん……。 ノエが[ノエ]を選択しました ノエは村娘の服を身につけると、ベールをかぶる。 これで準備は整った。 あとはドラゴン退治へと向かうだけだ。 サイアム : では、行きましょうか。 アドラ : おう ノエ : (ベールをかぶるというより、タレットが落としたに近い…) サイアム : (チェンバロを担ぎ直し、さっさと歩いていく) [スローイングマクラ]を忘れました。 ノエ : ……うん…。 [スローイングマクラ]を忘れました。 アドラ : (手伝えば良かったなあ、などと思いつつも後の祭りだ。部屋を後にした [スローイングマクラ]を忘れました。 ジーン・デュポン : (楽器のケースを手に持つと急いで後を追う) サイアム : お世話になりました。良い知らせを持って戻れるようにしますよ。 女性 「あの人ならもう森の方へいったわよ。 足が悪いから、先に行かないとどうしても遅れちゃうからって。」 女性 「……途中までくらいは付いて行く気なんじゃないかしら。」 アドラ : 飯美味かったぜ。んじゃ行ってくるからよ ノエ : ……ありがとう……じゃあ、ね…。
破竜のランダル 「おお、お前ら、来たか……。」 破竜のランダル 「見ろ、竜に追われて、 オーガが一匹外に出て来てる。」 破竜のランダル 「丁度いい機会だ、 あいつでのろまででかぶつな奴との 戦い方を練習してみるといい。」 破竜のランダル 「ついでに、破竜の護符の使い方もな。」 破竜のランダル 「そいつはオンボロの骨董品だが、 オーガー程度に壊されるほどやわでもない。 まぁ、竜と戦ったら壊れるだろうが……。」 破竜のランダル 「なんだ、練習するならいまのうちってことさ。」 破竜のランダル 「本を読んだかは知らないが……。 予兆を見逃さずに隙をつけば大丈夫だ。 相手がでっかくても、落ち着いてな。」 破竜のランダル 「そんじゃ、俺は邪魔にならないように隠れとくよ。 ……現役なら一緒に戦たんだが、残念だ。」 サイアム : おや、練習させてくださるなんて親切ですね。 ノエ : ……殆ど、アーティファクトに近いものね……。 アドラが[右手]の装備を解除しました。 アドラは、凶運のカルティアを使った。 シャカシャカパチパチ…… アドラが[右手]に[凶運のカルティア]を装備しました。 サイアム : では、道を開けて頂きましょうか。 アドラ : っし、手負いだろうが手加減しねぇからな(言いながら金装飾の短剣を手首に押し当てる) アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る([6,6,6]+10) アドラのクリティカル! アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を1つ獲得した。 全道通じる者、オーガ 「ウオオオオオオオオオオン!!!!!」 オーガが咆哮を上げ、武器を構えるのに合わせて、 冒険者達も武器を構えるッ!!! Round 1 サイアム : では遠慮無く。 ノエは移動した。 ノエは[7,9]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[5,9]へ移動した。 サイアムは移動した。 サイアムは[6,8]へ移動した。 全道通じる者、オーガ : *薙ぎ払いの構え! 全道通じる者、オーガは薙ぎ払いの構え! 全道通じる者、オーガは[薙ぎ払いの構え]になった アドラは移動した。 アドラは[6,9]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。 ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[5,8]へ移動した。 サイアムは移動した。 サイアムは[6,6]へ移動した。 アドラは移動した。 アドラは[6,7]へ移動した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る
アドラは2のSPを回復した。 ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ノエは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 サイアムは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった Round 2 ジーン・デュポンは待機した。 ノエは待機した。 アドラ (long long arm) サイアムは移動した。 サイアムは[6,4]へ移動した。 サイアム (演奏は死んだ) アドラは待機した。 全道通じる者、オーガ : 振り回し! オーガが激しく武器を振り回す、目の前にあるすべてに邪魔と言うように。 達成値:8 ([4,2,2]) ジーン・デュポンは防御した。 ノエは防御した。 サイアムは防御した。 アドラは防御した。 ジーン・デュポン (演奏交換すっか~) ダメージを15軽減! ([]+30)/2 ダメージを14軽減! ([]+28)/2 ダメージを17軽減! ([]+33)/2 ダメージを15軽減! ([]+29)/2 サイアムに0のダメージ ([2,4]+22) アドラに0のダメージ ([2,4]+22) ノエに0のダメージ ([4,1]+22) ジーン・デュポンに0のダメージ ([2,3]+22) ジーン・デュポンの攻撃は距離が合わず失敗した。 ノエの攻撃は距離が合わず失敗した。 アドラは移動した。 アドラは[6,6]へ移動した。 サイアムの攻撃はAPが足りず失敗した。 アドラ : 煉獄の惨歌! 火球が生じ、熱風が吹き荒れる! 達成値:21 ([2,3,4]+12) 全道通じる者、オーガに34のダメージ ([5,1]+33) 全道通じる者、オーガは[覆影]になった ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 全道通じる者、オーガ : *振り上げる! 全道通じる者、オーガは武器を振り上げた! 全道通じる者、オーガは[薙ぎ払いの構え]でなくなった 全道通じる者、オーガは[振り上げた武器]になった
アドラは2のSPを回復した。 ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ノエは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった サイアムは[音楽]でなくなった Round 3 サイアム : (拳を振り被り、叩き付ける サイアムは攻撃した。 達成値:21 ([5,2,3]+11) 全道通じる者、オーガに36のダメージ ([6]+35) ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[5,6]へ移動した。 アドラは移動した。 アドラは[6,5]へ移動した。 ノエは移動した。 ノエは[7,8]へ移動した。 全道通じる者、オーガ : 振り下ろし! オーガは激しく武器を振り下ろす、全てを壊す為に。 達成値:10 ([2,3,5]) サイアム : (腕を構え、防御の姿勢を取る サイアムは防御した。 ダメージを17軽減! ([]+33)/2 サイアムに4のダメージ ([3,6,3]+42) アドラに24のダメージ ([4,5,2]+42) アドラは[重傷]になった アドラは[気絶]になった アドラ : クソ、だっせぇな…… ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:27 ([2,6,2]+17) 全道通じる者、オーガに27のダメージ ([2,3]+27) 全道通じる者、オーガは[重傷]になった
アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった サイアムは[破竜]でなくなった ノエは[破竜]でなくなった ジーン・デュポンは[破竜]でなくなった Round 4 サイアム : っと! ノエ : アドラ……! ジーン・デュポン : …っアドラさん! アドラ : っ、クソ……!(勢いよく吹き飛ばされ、上手く起き上がれない) サイアムは攻撃した。 達成値:27 ([4,6,6]+11) 全道通じる者、オーガに18のダメージ ([3]+20) 全道通じる者、オーガは[気絶]になった ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:30 ([2,6,5]+17) 全道通じる者、オーガに13のダメージ ([5,1]+12) ノエは移動した。 ノエは[7,7]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。 ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:22 ([2,2,1]+17) 全道通じる者、オーガに14のダメージ ([1,6]+12)
サイアムは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった オーガが轟音と共に地面へと倒れ伏す。 それはもはや動かず、ただ木根と朽ちていくばかりだ。 冒険者達は武器を収め、そして進む。 本命は、まだこの先にいるのだ。 サイアム : 片付きましたね。 ノエはアドラを応急手当した。 アドラは[気絶]でなくなった ジーン・デュポン : ああ、びっくりしました。大丈夫です…? ノエ : ……アドラ、アドラ……平気……? サイアム : ご無事ですか?俺だけかと思っていました。周りを見れなくてすみませんね。 アドラ : ってて……。悪ぃ、油断した アドラ : (薬瓶とオーガの死体を何度か見比べ)まだ使えるか……。ちょっと離れとけよ サイアム : ええ。わかりました。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる! 達成値:21 ([5,3,4]+9) 全道通じる者、オーガに26のダメージ ([4,5,4]+18) アドラは26回復した。
サイアム : なるほど、そう使いますか。 アドラ : 死体だしこんなモンだな。あとは普通のポーションで間に合う アドラは、ポーションを使った。 アドラは7回復した。 ([4]+3) アドラは、SPポーションを使った。 アドラはSPポーションを飲んだ。 アドラは9のSPを回復した。 ([6]+3) サイアム : では行きますか。 ノエは、SPポーションを使った。 ノエはSPポーションを飲んだ。 ノエは4のSPを回復した。 ([1]+3) アドラ : おう、手間取らせて悪ぃな サイアム : いえ。面白い物が見られて嬉しいですよ。 破竜のランダル 「ここが奴が根城にしてる洞窟だな。」 破竜のランダル 「……悔しいが、俺はここまでだ。」 ノエは99回復した。 ノエは99のSPを回復した。 破竜のランダル 「……悔しいが、俺はここまでだ。」 サイアムは99回復した。 サイアムは99のSPを回復した。 破竜のランダル 「足が悪くても、回復魔法くらいはかけられるからな。」 ジーン・デュポンは99回復した。 ジーン・デュポンは99のSPを回復した。 破竜のランダル 「足が悪くても、回復魔法くらいはかけられるからな。」 破竜のランダル 「頑張れよ、冒険者。 奴は、強いぞ。」 アドラ : 面白いってお前なあ…… アドラは99回復した。 アドラは99のSPを回復した。 サイアム : フフ、興味深いと言った方が良かったかもしれませんね。 ノエ : じゃあ、この先……? サイアム : そうですね。ノエ様、ベールがずれないようにしてくださいね。(服の乱れを少し直した) アドラ : はいはい……(サイアムの話を適用に流しつつ) さて、気合い入れてくか ノエ : うん……頑張るね……。 ジーン・デュポン : そういえば村娘と護衛って設定でしたね…忘れてました。 サイアム : では行きましょう。
竜の住処、オーガより力にて奪い取った、征服者の洞窟。 その最奥に、ありえないはずの人影がある。 ??? 「ククク、ついに来たか……。 我が花嫁よ、待ちわびたぞ――。」 ??? 「少しばかり背格好が違うような気もするが、 まぁ良い、強大なる我に比べれば、 遍く人の子は愛き庇護すべきものよ。」 ??? 「さぁ、至高の葉竜である我、ヴァレルの妻となれること。 心より喜び震えるがいい、人間―――。」 ヴァレル 「ああ、他の者も送迎ご苦労、もう帰ってもよいぞ。 さぁ、此度こそ、だ、来い、花嫁―――。」 ノエ : ……ええ、と……。 サイアム : 行く必要はありませんよ(小声で ノエ : ……そう、よかった……。 アドラ : (んー、と一瞬遠~くに視線をやると) アドラ : ……悪いがコイツはお前にゃやれねぇな アドラが[断る!!!]を選択しました ヴァレル 「む―――?」 ヴァレル 「クク、ククク、ハハハハハ!! 此度もこうなるか、よい、受けて立つぞ人間!!!」 ノエ : ……。 サイアム : 良いんですか?俺は強いですよ。 アドラ : やべぇ、マジで乗って来た(不敵な表情を崩さないまま、小声で) ヴァレル 「より強き雄が花嫁を娶るは自然の摂理よ、 送迎ではなく我と花嫁を賭け競う人間の戦士であると、」 ヴァレル 「我ではなく汝とラヴラヴであるとッ!!!!!!! そう言うのだなッ!?!?!?!?」 ノエ : ……?? ジーン・デュポン : そうなんですか? サイアム : ええ。彼女はまさしく俺の物です。 ノエ : ……そうだっけ……? アドラ : (一瞬遠~~~~~くを見て) サイアム : そうですよ♪ ノエ : ……そう。 ジーン・デュポン : (そうなんだなあという顔になった) アドラ : そうだぜ!!!俺達はコイツ等の為にここに来てるんだからな!!! ノエ : ……そう? サイアム : ささ、ジーン様も(催促した。無茶ぶり) ジーン・デュポン : え……これ俺もノったほうがいいやつですか ええと…… アドラ : いや無理しなくていいぞ ジーン・デュポン : そ、そうだ!俺たちのマドンナを あ、言わなくていいならやめます。 サイアム : フフ、ということですので。渡すことは出来ないんです。 ヴァレル 「クハハ、そうであるならば構わぬ、 このヴァレルを打ち倒し、 某こそ花嫁に相応しいと示してみせよッ!!」 その竜は、一歩、踏み出す。 その一歩は果てしなく大きくなっていき、そして。
咆哮を、上げるのだ。 我こそが、全ての力の頂点であると。 ヴァレル 「我が力を見て、我に惚れるが良いッ!!!人間ッ!!!」 ノエ : ……。 ノエ : ……惚れるって言葉、好きなのかな……。 サイアム : 好きなんでしょうね。 ジーン・デュポン : 竜の間で流行なのかもしれませんね アドラ : なんだか分かんねぇけど上手く行ってしまった アドラが[アクセサリー2]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー2]に[真紅の爪紅]を装備しました。 ノエ : ……ノーネス、いくよ……。 アドラ : 好きなんじゃねえの。まあなんでも……いいけどな……っと アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る([6,6,6]+12) アドラのクリティカル! アドラは[ネクロカウンター]を1つ獲得した。 Round 1 アドラは移動した。 アドラは[8,11]へ移動した。 ノエは移動した。 ノエは[9,11]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[7,11]へ移動した。 サイアムは移動した。 サイアムは[8,10]へ移動した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。 達成値:21 ([2,1,2,6,5]+5) ノエ : ハウリング! サイアム : ハウリング! アドラは抵抗しようとした。 ノエが発す��音波で抵抗する! サイアムが発する音波で抵抗する! アドラは抵抗に失敗した。 達成値:9 ([4,1,3]+1) ノエは抵抗した。 達成値:28 ([1,3,4,6]+14) サイアムは抵抗した。 達成値:22 ([6,2,3]+11) ジーン・デュポン : わかったよ、やってやろう。 ラプソディ! チェロの音が轟轟と響く…! アドラは抵抗した。 達成値:29 ([3,5,2]+19) サイアムに0のダメージ ([3]+3) ノエに1のダメージ ([6]+3) アドラに3のダメージ ([3]+3) ジーン・デュポンに0のダメージ ([1]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : *尻尾を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた! 残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]になった アドラは移動した。 アドラは[8,9]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。 ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[7,9]へ移動した。 サイアムの移動はAPが足りず失敗した。 アドラは移動した。 アドラは[8,7]へ移動した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。
サイアムは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された ([]+30) アドラは2のSPを回復した。 ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 2 サイアム : のんびりしすぎてしまいましたか。 アドラ : っと、前出過ぎたか? アドラ : まあいい、このままちょっと遊んでやるよ アドラの煉獄の怐物は距離が合わず失敗した。 サイアムは移動した。 サイアムは[8,8]へ移動した。 ノエは移動した。 ノエは[9,10]へ移動した。 ジーン・デュポンの攻撃は距離が合わず失敗した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。 達成値:22 ([1,6,5,1,4]+5) ジーン・デュポン : ラプソディ! アドラは抵抗しようとした。 ノエは抵抗しようとした。 チェロの音が轟轟と響く…! ノエは抵抗に失敗した。 達成値:15 ([4,3,1]+7) アドラは抵抗に失敗した。 達成値:11 ([1,4,5]+1) アドラは抵抗した。 達成値:27 ([4,3,1]+19) サイアムに0のダメージ ([5]+3) ノエに0のダメージ ([1]+3) アドラに0のダメージ ([3]+3) ジーン・デュポンに0のダメージ ([1]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 振り回し! 龍尾が唸る、洞窟中に響く残響が、吹き荒れる豪風が、その威力を物語る。 達成値:25 ([3,1,5,6,5]+5) アドラは防御した。 ノエは防御した。 ジーン・デュポンは防御した。 ジーン・デュポンはWillを使用した! ダメージを15軽減! ([]+29)/2 ダメージを15軽減! ([]+30)/2 サイアムに0のダメージ ([4]+16) アドラに0のダメージ ([2]+16) ジーン・デュポンに0のダメージ ([1]+16) サイアムは移動した。 サイアムは[8,6]へ移動した。 ノエの移動はAPが足りず失敗した。 アドラの煉獄の怐物はAPが足りず失敗した。 ジーン・デュポンは待機した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 残されし葉の竜、ヴァレル : *爪を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた! 残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]でなくなった 残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた爪]になった ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された ([]+30) アドラは2のSPを回復した。 ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 サイアムは[音楽]でなくなった Round 3 アドラは移動した。 アドラは[8,6]へ移動した。 サイアムは移動した。 サイアムは[8,5]へ移動した。 ノエは移動した。 ノエは[9,9]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。 ジーン・デュポンは[7,7]へ移動した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。 達成値:20 ([4,6,1,2,2]+5) ノエ : ハウリング! ジーン・デュポン : ラプソディ! ノエが発する音波で抵抗する! チェロの音が轟轟と響く…! ノエは抵抗した。 達成値:27 ([4,3,5,1]+14) アドラは抵抗した。 達成値:32 ([6,4,3]+19) サイアムに0のダメージ ([4]+3) ノエに0のダメージ ([3]+3) アドラに0のダメージ ([3]+3) ジーン・デュポンに0のダメージ ([3]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 断爪! 風が唸り、風が退き、やがてその絶爪は全てを断つ―――。 達成値:26 ([6,5,5,1,4]+5) サイアム : さて、見せて貰いましょうか サイアムは防御した。 サイアムはWillを使用した! ダメージを23軽減! ([]+33)/2+([6]) サイアムに0のダメージ ([5,1,4]+37) アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる! 達成値:23 ([5,1,4]+13) 残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。 ダメージを3軽減! ([]+5)/2 残されし葉の竜、ヴァレルに36のダメージ ([5,4,2]+33) アドラは36回復した。 残されし葉の竜、ヴァレル : *大きく口を開く! 残されし葉の竜、ヴァレルは口を大きく開けた! 残されし葉の竜、ヴァレルは[大きく広げた口]になった 残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた爪]でなくなった
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された ([]+30) アドラは2のSPを回復した。 ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 4 ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:30 ([2,5,6]+17) 残されし葉の竜、ヴァレルに26のダメージ ([3,1]+27) サイアムは移動した。 サイアムは[9,4]へ移動した。 ノエは移動した。 ノエは[9,8]へ移動した。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる! 達成値:23 ([2,6,3]+12) 残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ ([1,5,5]+33) アドラは39回復した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。 達成値:25 ([2,6,5,3,4]+5) ノエ : ハウリング! アドラは抵抗しようとした。 ノエが発する音波で抵抗する! アドラは抵抗に失敗した。 達成値:11 ([6,1,3]+1) ノエは抵抗した。 達成値:30 ([2,3,6,5]+14) サイアムに0のダメージ ([3]+3) ノエに0のダメージ ([1]+3) アドラに0のダメージ ([3]+3) ジーン・デュポンに0のダメージ ([4]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 紅炎弾! 空気が歪む、その紅蓮の為に。 達成値:31 ([6,6,5,3,6]+5) サイアムに13のダメージ ([3,4]+31) 残されし葉の竜、ヴァレルに35のダメージ ([5,4]+31) サイアムは攻撃した。 達成値:21 ([1,6,3]+11) 残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。 ダメージを3軽減! ([]+5)/2 残されし葉の竜、ヴァレルに30のダメージ ([3]+35) ノエ : もう、理解してる…… Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。 ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:31 ([6,4,4]+17) 残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。 残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。 達成値:15 ([3,4,1,4,3]) 残されし葉の竜、ヴァレルに33のダメージ ([5,6]+27) アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる! 達成値:24 ([3,6,3]+12) 残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ ([3,2,6]+33) アドラは39回復した。 残されし葉の竜、ヴァレルは[重傷]になった 残されし葉の竜、ヴァレル : *尻尾を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた! 残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]になった 残されし葉の竜、ヴァレルは[大きく広げた口]でなくなった
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された ([]+30) アドラは2のSPを回復した。 ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 5 サイアム : チャージ! サイアムは力をためた!([2,2,2]+11) サイアムのファンブル! ノエは攻撃した。 達成値:26 ([6,5,1]+14) ノエはWillを使用した! 残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。 残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。 達成値:13 ([3,1,3,3,3]) 残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ ([4,6,6]+28) サイアム : おっと。 アドラ : 汝は徒花 巡礼の果て、その咎を知るがいい 煉獄の惨歌! 火球が生じ、熱風が吹き荒れる! 達成値:20 ([1,1,6]+12) 残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。 ダメージを3軽減! ([]+5)/2 残されし葉の竜、ヴァレルに33のダメージ ([5,3]+33) 残されし葉の竜、ヴァレルは[覆影]になった ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:24 ([2,4,1]+17) 残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。 残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。 達成値:20 ([6,6,1,6,1]) 残されし葉の竜、ヴァレルに30のダメージ ([4,4]+27) 残されし葉の竜、ヴァレルは[気絶]になった サイアムは攻撃した。 達成値:19 ([1,3,4]+11) サイアムはWillを使用した! 残されし葉の竜、ヴァレルに45のダメージ ([3,6,6]+35) アドラ : 天火の余燼 供犠の時来たりて示すは汝が名 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる! 達成値:24 ([4,5,3]+12) アドラはWillを使用した! 残されし葉の竜、ヴァレルに50のダメージ ([4,4,3,6]+33) アドラは50回復した。 ジーン・デュポンは攻撃した。 達成値:34 ([6,5,6]+17) 残されし葉の竜、ヴァレルに31のダメージ ([4,5]+27)
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった アドラは1のSPを回復した。 ([]+5)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 ヴァレル 「くふっ……。」 サイアム : 手が滑ってしまいました。 長きにわたる死闘の末、竜は地面へと倒れ伏す。 アドラ : (素手ですよね?といった感じでまじまじとサイアムを見ている。……眉間に皺を寄せて) ヴァレル 「此度も、我の負け、か―――。」 ヴァレル 「そうであるのならば、仕方がない。 その花嫁は、人間、汝が持って行くがいい。」 ヴァレル 「―――また、修行のしなおし、であるな。」 やがて竜はそのまま瞳を閉じる。 ……けれども、死んだわけではないようだった。 アドラ : まあ、物分かりがいいのは助かるんだけどな ノエ : (戦闘で薄汚れたベールをずると落とし……て、なんとも言えない顔をした……) サイアム : 実際に竜と戦うのは初めてでしたが、存外やれるものですね。 ジーン・デュポン : 初めてであれですか…すごいですね…… アドラ : 人間の可能性を見たな…… サイアム : 鍛えていますからね♪ アドラ : (つっこむのを、やめよう!竜のほうへ視線を戻した)
冒険者達は竜を倒し、村へと帰った。 目を丸くする村長、頷く料理屋の店長、 ニマニマと笑う、魔法道具屋の店主。 そして、豪胆に笑う、かつての英雄。 『ここに、新しい破竜の戦士が生まれた!!!』 誰かの言葉と共にはじまった宴は、 そのまま夜まで続くこととなった。 娘 「冒険者さん。」 眠る準備をしている冒険者達、 その部屋に、件の娘が訪ねて来たようだった。 俯きがちの表情は、髪に隠れてうかがい知れない。 けれど、その手には、御伽噺の本が抱かれている。 娘 「お父さんに聞いても、きっと、本当の事は教えてくれない。 だから、冒険者さんたちに聞きます。」 娘 「あなた達の倒した竜は ………御伽噺の通りの竜でしたか?」 冒険者達は、少しだけ相談すると、答える。 サイアム : …… サイアム : 少なくとも、あまり口下手な方には見えませんでしたが……(仲間内に聞こえるように) ジーン・デュポン : そうですねえ。饒舌でした アドラ : だよなあ(小さく溜息を吐くと、視線を少し上に上げて後頭部を掻いた) ノエ : ……御伽噺の通りかって聞かれたら……。 サイアム : ですが悪い方ではありませんでしたね。フフ。 ノエ : ……多分、ちょっと……変わってる……よね? アドラ : ちょっとっつーか…………相当? サイアム : 御自分で確かめに行かれるのが一番いいかと。 ノエ : ……そのままを伝えるのも、ちょっと、難しい、ものね……。 アドラ : 行ったところで何もしねぇだろうしな サイアムが[自分で確かめにいきなよ]を選択しました 娘 「………そっか、」 娘 「ありがと、冒険者さん。」 娘 「おやすみなさい。」 そう言い残して、彼女は部屋から出て行った。 ――彼女の今後は、きっと竜が見守ってくれる。 なんとなく、そんな気がしたかもしれない。 サイアム : ええ。おやすみなさい。 アドラ : (無言で手を振って後ろ姿を見送った) 行きと同じく、馬車にゆられる。 静かに、ごとごとと。 ありふれた竜退治の依頼は、こうして終わっていく。
次の依頼は、どんなものになるだろうか。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 85経験点 を手に入れた。 1名誉点 を手に入れた。 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 ノエ : 次は何…?終わり…? アドラ : ま、俺がいりゃ当然なんだよな ジーン・デュポン : ああ、���が明けたぞ。 サイアム : お疲れ様でした 5経験点 を手に入れた。 レビューを送信しました。 [報酬袋] を手に入れた。
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