#鯉のぼり工作
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wineeveryscene · 2 months ago
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TSUNO WINE in Miyazaki, Japan 都農ワイン訪問
2025年5月2日、雲一つなく晴れ渡たり、無数の鯉のぼりが泳ぐ青空の下、宮崎県の都農(つの)ワインを訪問しました。ブドウの結実期でご多忙な中、社長の赤尾誠二氏が案内をしてくださいました。
1996年設立の都農ワインは自社畑9.5ha、年間生産量18万本で、日本のワイナリーとしては中規模です。1,500万年前、都農町より内陸西側にある尾鈴山の噴火により火砕流が発生し、その溶岩が固まって、現在の花崗岩地質となりました。宮崎県は年間降水量が2,000mmを超える多雨地域で、その中でも都農町は年間降水量が4,000mmを超え、世界のブドウ産地の5~8倍という一般的にブドウ栽培に不適な土地と言われてきたそうです。しかし、排水対策、高い位置のフルーツゾーンを覆うビニールトンネルの設置等、困難な環境を克服する工夫を重ね、現在都農ワインでは16のブドウ品種を栽培し、40アイテムのワインを生産しています。
まずご案内いただいたのが、そのブドウ畑。黒く湿った柔らかい土を握り、鼻を近づけると、ほのかにミネラルや腐葉土の匂い。ヨーロッパのブドウ畑のような、乾燥してパラパラした土とは全然違います。都農の土質は、排水性には優れているものの、ブドウが必要とするカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乏しいため、毎年ブドウの休眠期に堆肥を使った土作りを行っているそうで、各ブドウ畑のテロワールを表現することに拘ったブドウ栽培及びワイン造りをされています。
次に醸造所、セラーをご案内いただいて、最後に赤尾さんが毎日記録しているブドウ畑及び月の満ち欠けが記された定点観測表(巻物のような形状)を見せていただくと、ブドウの生育状況が一覧でき、その絶え間ない努力と緻密さに敬服。
さて、日向灘の青い海を見下ろす景色のテイスティングルームで試飲!
Amberacy White(白、トレッビアーノ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン。「あんべらしー」とは、都農方言で「塩梅がいい」)
Makinouchi Unwooded Chardonnay (白、シャルドネ)
Onoshita Estate Chardonnay#5 (白、シャルドネ)
Shiramizu Unfiltered Chardonnay#6-B (白、シャルドネ)
Mozoracy Pione Petillant (にごり微発泡、ロゼ、ピオーネ。「モゾラシー」とは、都農方言で「かわいらしい」という意味。昨年リリースの新商品)
Private Reserve Muscat Bailey-A (赤、マスカット・ベーリーA)
Private Reserve Bijou Noir (赤、ビジュノワール。「Bijou」はフランス語で宝石)
Campbrusco Rose Petillant (微発泡、ロゼ、キャンベル・アーリー)
個性豊かなワイン達で選択に迷いましたが、数本購入して宅配便にて我が家へ。
都農でしか造れない、納得のいく品質のワインを目指し続ける赤尾さんの志をお伺いして、今後も都農ワインを応援していきたいと思いました!
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kozuemori · 2 months ago
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ゴールデンウイークも過ぎ、新緑が美しい季節ですね。我が家のバラも次々に咲き、頃合いを見計らって花瓶へ移し替える作業に追われています。できればずっと切らずにいたいのですが、何しろ花びらの枚数が多いので、散った後の掃除が大変なのです。移し替えといえば、ホテイソウに絡みついたメダカの卵もすぐに別容器に入れないと親魚が食べてしまうので、こちらも朝のうちに済ませます。この季節ならではの忙しいベランダでの作業は、私にとって大切なグラウンディングタイムです。
先日、初めて秩父三社巡りをしてまいりました。東京からはちょっと交通の便が悪いですが、関東有数の聖地と呼ばれる秩父には一生に一度は行きたいと思っていました。
小雨の中、思ったより空いている三峯神社までの道を走ってゆくと、前方にお猿さんたちが現れました。背中に赤ちゃんを背負っているお母さんや寄り道をしようとする子、堂々と道の真ん中を歩いている子もいます。温泉近くの道だったので、入浴帰りなのかもしれません。西武秩父駅を発って山道を登ること約1時間、ようやく三峯神社の駐車場に到着しました。雨もだいぶ止み、霧が立ち込める幻想的な景色に迎えられます。
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しばらく歩くと三ツ鳥居と呼ばれるちょっと変わった形の鳥居が見えてきました。以前に参拝した奈良の大神神社やその摂社の檜原神社にもこれと同じ形の鳥居があります。狛犬の代わりに狼が出迎えてくれますが、大神神社(おおみわじんじゃ��の大神を普通はオオカミと読むのも何か関係があるかもしれません。
参道の両脇には高くそびえる杉の木が連なり、その梢は霧に覆われてぼんやりとしています。そんな幽玄な神域を進んでゆくと、やがて立派な隋神門が現れます。神仏混淆期には仁王門という名で、仁王像が鎮座していたとのことです。なるほど正面の文字といい、ここだけ見ると神社というよりもお寺っぽいです。
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そこから再び杉並木の参道をしばらく歩き、階段を登って青銅鳥居を抜けると、樹齢800年と言われる立派な二本の御神木の奥に鎮座する拝殿が現れます。三峯神社は日本武尊が創建したといわれ、日本武尊が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりだと伝えられているそうです。
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拝殿は総漆塗りで、正面の極彩色に彩られた見事な七福神の彫刻が出迎えてくれます。ほとんど人気もなく、静かで清浄な空間に身が引き締まります。
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拝殿同様、手水舎も色鮮やかです。中でも龍の彫刻が数多く施され、天井からも龍が見下ろしています。身を清めて拝殿に進み参拝を終えると、左脇の石畳の床に囲いが見えます。そこに「2012年辰年に龍の姿が突然浮かび上がった」との説明文があり、赤い目をした龍の頭に見える図柄がありました。
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1661年に建立され1961年に修復された拝殿ですが、60年以上経っているとは思えない美しさです。
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復路の秩父湖は深い緑が印象的でした。
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山を降りたら、次はご鎮座2111年という長い歴史を持つ秩父地方の総鎮守、秩父神社を目指します。レトロな街並みの参道を眺めながら歩いて行くと、目の前に鳥居が現れます。
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ここでも正面の極彩色の彫刻が出迎えてくれます。この社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進したものだそうです。
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手水舎で身を清め、拝殿でお参りを済ませて裏側(北側)に周ってみると、後ろを振り返った『北辰の梟』と目が合います。体は正面の本殿に向き、頭は正反対の真北を向きながら24時間ご祭神をお守りしているとのこと。そのまま西側に周ると『お元気三猿』の彫刻があります。有名な日光東照宮の三猿が「見ざる・言わざる・聞かざる」なのに対して、秩父神社の三猿は「よく見・よく聞いて・よく話そう」を表しているそうです。そういえば、山道で出会った秩父の猿たちもすこぶる元気そうでした。
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こちらの御神木は銀杏です。鯉の餌が売っていたので、餌やりもしました。境内の一番奥には全国の一之宮を中心とした75座の神々がお祀りされている天神地祇社があります。
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お参りを済ませたら花盛りの参道に戻って散策。昭和初期の雰囲気がたまりません。秩父34観音霊場13番目の札所である慈眼寺と、秩父七福神の札所である惣円寺の弁天堂にも立ち寄りました。
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お次は20分ほど秩父鉄道に揺られて長瀞まで。目的地は秩父三社最後のお参り、寳登山神社です。レトロ感満載な駅舎を出ると、すぐに参道が始まっています。二つ目の鳥居を抜け、手水舎で身を清めて小川を渡ると、極彩色豊かな拝殿が鎮座しています。建立は今から1915年前の西暦110年、日本武尊がこの土地の美しさに惹かれ、道中で山火事に遭ったところ山犬たちに助けられたので山の名を「火を止める山」とした「火止山=ほどさん」と定めたことが始まりだそうです。ちなみに、2011年に『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の一つ星「興味深い観光地」として認定されています。
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権現造りの本殿は江戸時代末から明治初頭に造り替えられ、16年前に改修工事が行われました。
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日本武尊を祀るお宮と、遠征の途中で禊をされたと言われる『みそぎの泉』もありました。
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境内を散策したあと、参道を駅の方に戻ってゆき、そのまま道なりに駅の裏側へと歩いてゆくと…。
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隆起した美しい岩畳と荒川上流のゆったりとした流れが織りなす壮大な景観が楽しめます。
今回はあまり情報も集めずに急ぎ足で三社を巡ったので、ご縁があればいつか三峰神社と寳登山神社の奥宮も訪れたいと思っています。
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クラスの詳細及びお申し込みはこちらのページからどうぞ。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス   
このクラスは、2025年春学期以前のベーシック前期クラスを受講された方のみ、ご受講いただけます。
土曜日:19:00~21:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:5/14
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:5/27、6/10、6/24、7/8、7/22
木曜日:10:00〜12:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
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アウェアネス・マスターZoom クラス
月曜日:19:00〜21:00 日程:5/19、6/2、6/16、6/30、7/14
火曜日:19:00〜21:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
金曜日:19:00〜21:00 日程:5/23、6/6、6/20、7/4、7/18
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:5/25、6/8、6/22、7/6、7/20
水曜日:16:00~18:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス  
木曜日:19:00~20:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
土曜日:13:00~14:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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マントラ入門 Zoomクラス  
金曜日:10:00~12:00 日程:5/30、6/13、6/27、7/11、7/25
土曜日:13:00~15:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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トランスZoomクラス
木曜日:10:00~12:00 日程:5/29、6/12、6/26、7/10、7/24
土曜日:19:00~21:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス 
水曜日:19:00~21:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
金曜日:10:00~12:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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ドロップイン・ナイト 
5月29日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
7月24日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
内容:指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月25日(日)12:30〜14:00 担当:森+神塔ミディアム
6月15日(日)12:30〜14:00 担当:森+松山ミディアム
7月13日(日)12:30〜14:00 担当:森+恵子ミディアム
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
5月〜7月へのご参加は全て以下のリンクよりどうぞ。
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asuka-iwamizawa · 2 months ago
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〜てくてく通信〜4月のイベント春の訪れ〜
豪雪地帯の岩見沢もすっかり雪が解け、ふきのとうや、つくしが芽生え、こぶしや桜も見頃の季節を迎えようとしています🌸☘️
4月は春らしい企画が盛りだくさんでした、振り返って行きます✨
『桜の壁画作り』
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皆んなでお花紙を小さく丸め、満開の桜の木が完成です🌸
『マグネット付きキーケース作り』
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レザー仕様のキーケースを手作りしました‼️
内側に織り込みボンドで貼り付けるのに苦戦もしましたが綺麗に完成です😊
大切な鍵を付けられて、マグネットが入っているので便利です✨通所用のカバンにつけている方も多く���しいです☺️
『てくてく喫茶』 どら焼き作り
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どら焼きは生地作りから皆んなで挑戦‼️
あんこと、ホイップクリームをサンドし、果物の盛り付けもやって頂きました✨
手慣れた手つきで、沢山作れました👍
手作りは美味しく至福の時間でしたね😋
『工作カレンダー作り』
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5月と言えば、端午の節句🎏
今回は鯉のぼりを作る際、ハサミ✂️を使いました✨可愛く完成です⭐️
『お花見会』
4月の締めくくりはお花見会で豪華に✨
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呉服屋を営んでた利用者様に着付けをして頂き、��物を着た職員が和の雰囲気で茶道を🍵
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お抹茶をたてる姿を見てもらい、琴の生演奏でさくらを弾き皆で歌いました🎶🌸 
琴の優しい音色と、皆様の歌声で和やかなお花見会でした🌸
おやつは羊羹ロールと甘酒がとても美味しかったですね‼️
5月も楽しいイベントを企画していますので、ご利用をお待ちしています‼️
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tamanine · 3 months ago
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2025.4.6-7
雨が止まないかと思っていたら5時前には止んでいた。
もう一度Babygirlを見ようかと思っていたけど人に会いたくなり、会う。
映画を眺めるよりも自分の体験を積んだほうがきっと何かがわかると思うから。でも何を知りたかったんだろう?
家の近くの桜はまだ綺麗に残っていて、抱えたうさぎさんとお散歩している人を見た。鯉は池の中にぼんやりと浮かび、鴨がぷかぷかしていた。世界はまだとても綺麗。橋を2個越えると空がより大きくなる。
私は私の人生を愛せるだろうか、一昨日の切望、私の虚無、私はこの人生をどうしたいんだろう。穴が空いたバケツみたい。もうパーツは揃っているはずなのに。
あの気持ちは、あの空っぽな気持ちは、20くらいからのこの空っぽさは、何をどうしたら埋まるんだろう。もう何も別案が出ない。
昨日の飲み屋で軽く酔い、「Mickey 27!」と3回言って都度訂正される。映画の話を延々していてもものすごく温かい眼差しを向けてくる人が揃っており甘やかされていると思った。うち1人は映画爆量見る民なので互いに10日分の見たものをワーワー言い合いリストに追加しバーっと別れる。やりたい放題だ。
U-NEXTのスティーヴン・キング『アウトサイダー』の話をしたが、コッポラのアウトサイダーもかっこいいらしいので見ようと思った。
映画『FEMME』を見る。『Babygirl』と合わせるとgood girl/good boy 2本立てになっ��しまった。
「有害な男性性」の強烈さがあり、男らしさにこだわる有害な男性たちがいることでBabygirlと違う終わりになってしまった。どうせ愛し合って求め合っているんだから愛し合えば良いのに。
FEMMEのことを書きたいと思いながらうまくまとまらず、今日は大きな疲労を抱えながら自転車に乗った。何年も前にすごく綺麗な桜並木を家の近くで見たはずなのに、どこだったのか思い出せない頭の中の映像があり、今日フラフラとSTUTS・tofubeatsの曲(One)を聞いて頭を揺らしていたらその数年前に感動した道に辿り着いていた。普段の散歩コースからは外れていたせいで気づいていなかった。でも前にも感動した通り枝ぶりが華やかに連なり空の抜けがあり、黄色や白の雑草が花咲き、夢みたいに綺麗な道だった。いろんな人が桜を見上げ、カメラを向け、夕焼けの淡い色の空を眺め、散る桜を眺め、通り過ぎるはずだったのにたたずみ、人も多くないから全員が好きな場所で風に吹かれて足を止めていた。行って帰ったっていい、どこにも行けなくなったっていい、何十分も目が離せなくても良いし、酒の缶を片手に1人で踊っていてもいいらしく踊っている人もいた。西日の黄色に照らされた薄いピンク色の丸い花の枝、地面の黄色や紫色、雲の流れを見ながら音楽を聞いて、自分の中身に空気が入って膨らんでいくように呼吸が楽になった。
音楽の効能。
私が育った場所には川があり、川沿いの印刷工場の隣のビルで求人誌や不動産雑誌の組版データを作るアルバイトをしていたことがある。デスクワークでの初めてのバイトで、誤植の怖さ、チェックの重ね方、業務上常識とされている基礎の基礎のあれこれをコツコツと教えてもらった。私がまだ高校生の時期も重なっていたはずで、意地悪な人なんておらず、新聞の校正をやっていたご年配の方や、バブル後のDTPの変化にうまく乗れなかった人、工場の人、アルバイトの人、みんな優しかった。私は背が高かったから、「スラッとしていていいなぁ」と言われたことがあり、そう見えるんだ、と思った。あの人は今どうしているんだろう。記憶の中では20代だったあの人。
そして、ある日雑誌がカラー化された時、大学の試験期間を終えてバイトに戻ると1フロア数十人全員が2、3人の正社員を残してバッサリと首になっていた。自分が残れるのかも分からなかったし、結果として残れたけどとても寂しくつらかった。業務環境が悪くなり辞めようとして、次のバイトが決まるまで誰にも言えず、次を決めてから人に話して泣いた。
工場の端っこで何時間か働いて、自転車に乗って音楽を聴きながら、魂に空気を入れてもらっているような、ぎゅっと縮まっていた場所に光が入る空間を入れてもらっているような、音楽の効き方を労働の後に感じた。工場の立ち並ぶ場所と、空が開ける瞬間の風。
昨日や今日、自転車に乗りながら、あの労働の後の音楽を思い出す。今日もあの時と同じように光が差し込む空間を音楽がシュコシュコと広げていってくれる。久しぶりに見つけた桜並木と、好き放題に咲いた野草の花、巨大な空。全世界を手にしたみたいに綺麗、ああいう場所で空を見上げないで、どうやって生きていったら良いのか分からない。
FEMMEにも冒頭に音楽が出てくる。ジュールズがクイーンとしてパフォーマンスする自信満々の曲。ジュールズは途中、あのドラァグクイーンのキャラクターに飲まれてしまいそう、と言う。ジュールズの現実の街中での恐怖、ステージ上での強さ。ゲームの中でなら強い女として暴れ回ってもみんなの歓声を浴びるのに。
プレストンが強さを纏うためにかける音楽。彼も、周りにいる人をもっと増やせたら、何かに怯えていなければ。
私たちの魂に寄り添ってくれる音楽。役にたつ、一般的な、理解しやすい、毒のない人間としてじゃない私たちに寄り添ってくれる音楽。私はデザイン系の業務もするから、人間としてざっくりと「なんかアート系だから」と放っておかれている。理解できない部分があっても良いやと思われている。もしもそうじゃなかったら、どうやって生きていったら良いのか分からなかっただろう。もっと早く滅茶苦茶になっていたと思う。
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bearbench-tokaido · 10 months ago
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七篇 上 その二
京見物をしている弥次郎兵衛と北八。 着の身着のままの北八。 やっとのことで見つけた古着屋でのできことです。
北八はちらっと、弥次郎兵衛の方をみてから、 「それだから質におく時の算用からして、その値段では買われねえ。 この布子ではどう考えても、銀二十より外は貸すめえから銀十五も、損することになる。」 今度は亭主が、顔の前で手を振りながら、 「何を、おっしゃる。 後家の質屋へ持っていっても、ものも言わずに銀五十はすぐに貸すわいな。」 「とんだことを言うもんだ。 この布子でどうして、五十も貸しましょう。」 と北八は意地悪そうに、亭主を見ると、 「なに、銀五十の価値は十分ありましょがな。」 「それじゃお前さん。この布子で、うけなさるか。」 「うけるわいな。」 これは仮に質に入れたら銀五十の金をかすかと聞かれているのだが、亭主は慌てているのか即答する。
「そうは言っても当てにはならねえ。ならねえ。」 と北八は、すましたものである。 「それよりか、この間の股引きのごたごたはどうするんだ。 ほかにも、袴の一時貸しもあるし。 それもお前、子供たちが腹痛でかみさんがはやり病で死んじまって、葬式を出す金も工面が出来ぬとたっての頼みだから貸してあげたものを、義理のわるい。 いっそのこと、この布子はその袴の、担保にとっておきましょう。」 と北八は、あることないこと並べ立てる。 「ああ、何をいいなさる。 何だか、さっぱりわからん。 やっかいなことをいわっしゃる。 わしのかかあが、いつ疫病で死んだぞいな。 まったくけったいなこといわんすわいな。」 と亭主は、腹を立てている。
弥次郎兵衛おかしくなって 「どうも、この男は口が悪くてなりやせん。 まあ、勘弁してください。 それにしても何かと面倒じゃ。その布子、銀十枚にまけなえ。」 亭主も面倒になったのか係わり合いにならないほうがいいと思ったのか、 「よござります。朝商いじゃ。まけてあぎよわいな。しゃんしゃん。」 と手をうってしまう。 「これで、とりあえず、布こにありついた。」 北八はほっとして布をきた。
弥次郎兵衛はそれを見ながら、金を払ってやる。 北八は今まで着ていた木綿の合羽を、弥次郎兵衛に返すとさっさとこの店をでた。
それより北八は、にわかに元気を取り戻して、 「なんと弥次さん、たいしたもんだろう。 古着屋めを口からのでまかせで、はぐらかして銀三十五を十に見下すのは簡単だ。」 と手に入れた布を弥次郎兵衛に見せびらかすように、歩いている。 「ほれ見なせえ。まだ衿にあかもついていねえものを、いとも簡単に手に入れた。」 弥次郎兵衛はその様子に、 「そうだな。紺の布子だからお武家様の家来ってところで、俺のお供にぴったりだな。ちょうどいい。」 と笑っている。北八は、それには答えず、 「ところで、ここら辺は、何ていうところだろう。」 とあたりを見回している。
「えらく、いろっぽい女がうろちょろしている。」 弥次郎兵衛もそれにつられて、あたりをみまわし、 「ははあ、歌舞伎の役者がかぶるような紫ぼうしの野郎どもが見えるから、おおかた、宮川町あたりだろう。」 と答える。北八は、 「くるぞ、くるぞ、美しい妓どもがくる。 いい時に俺は、着物を買ってよかった。」 と汚れても居ない、自分の布をパタパタ叩くと、 「さっきみたいに裸の上にその木綿合羽じゃあ、あいつらとすれちがったときに格好悪くていけねえ。」 ととっさに襟をかきあわせる。
北八は見栄を張りながら、むこうより来る女形や芸妓とすれ違い通ると、一人の女形がふりかえって北八をみた。 「はつねさん。あの人の着物におっきな紋がついてじゃわいな。おお、可笑し。おほほほ。」 と指差して笑っている。 はつねと、呼ばれた芸子も、 「ほんに、あほらしい人さんじゃ。すかんやの、おほほほ。」 とこれも笑いながら、行き過ぎていく。 その様子に弥次郎兵衛が気がついて、 「おやおや、北八。お前の着物を見てみろ。 背中のよこっちょに大きな紋所がくっついていらあ。」 と北八の背中を叩く。 「どこにどこに。」 と脱いで背中のところを見てみると、ちょっと見ただけではわからないのだが、日のあたる所へ出ると大きな紋所がありありとすいて見える。 「しまった。こりゃ、大変、大変。」 と日に透かして、見える大きな紋所に、北八は苦い顔おをしている。
弥次郎兵衛は構わず、 「ははは、裾の方には、鯉の滝のぼりが見へるから、こいつはきっとどこかの店ののぼりを染めなおしたもんだな。」 北八は慌てて、弥次郎兵衛の指差すところを見ると、確かに鯉の絵が見える。 「ええ、古着屋めが。とんだ目にあわしやあがった。 どうりで安いとおもった。ぶんのめして来よう。」 「なに、ほっとけほっとけ。 だいたい、皆お前のせいじゃねえか。 古着屋も商売なんだし、こうなっちゃしかたがねえ。」 「畜生、いまいましい。」 と北八はつぶやきながら、不承不承また、その着物を着ると歩き出した。
さて二人は、四条通りに出てきた。 ここは名に聞こえた、賀茂川の東、祇園町である。 北側と南側の芝居小屋からはやぐらだいこを打ちながら、てんからてんからの音が客の足を止めている。 狂言名代の看板も華やかで、それぞれの木戸番も派手な衣装にみをつつんで、嗄れ声をあげている。 「さあさあ、評判じゃ、評判じゃ、今が三五郎の腹切じゃ。 このあとがあら吉と友吉が所作ごと。評判、ひょうばん。」 江戸で言うところの呼び込みは、ここ京大阪ではみな女で、その女が北八と弥次郎兵衛の袖をひいて、 「もしな、おまいさん方。ひとまく見てお出んかいな。」 とさそう。
「おおそうか。弥次さんちょっくら、京の芝居を見ようじゃあねえか。」 と北八が、弥次郎兵衛にいうと、 「おもしろかろう。女中いくらで見せる。」 「よござりますわいな。わたしがどうなとするさかい。 まあ、お出なされ。」 と女は二人を両方の手でひっぱり、引つれて芝居小屋に入ると、そのまま二階のほうへあげてしまう。 そこに桟敷をしきるさじき番がやってきて、二人を向こう��じきの前の方に入れる。
ちょうど幕の内にて芝居小屋の中では、売り子の声があちらこちらに響いている。 「みづから、うぢやま。(いずれもお菓子の名前) みづから、うぢやま。饅頭よいかいな。」 「茶、あがらんかいな。茶やどうじゃいな。」 「番付絵本、ほん。(パンフレットのようなもの)」 などと言っている。
「それにしても、こりゃ大入りだ。 しかし小屋の大きさが、江戸の半分しかねえ。」 と弥次郎兵衛が、あたりを見回していうと、 「ああ、退屈だ。一杯飲みたくなった。」 と北八は芝居が始まっていないので、手持ち無沙汰でいう。 「俺は、腹がへりまの大根(練馬の大根)だ。菓子でも買ってくおう。」 と弥次郎兵衛も、北八につられていう。 「みづから、うぢやま。饅頭よいかいな。」 「これ、まんじゅうを三つ四つ、くんなせえ。」 と、北八が、売り子に声をかけた。 「はいはい、三文づつでござります。」 と隣のさじきの見物人が、売り子に言った。 「これ、まんじゅうやさん。どしたもんじゃぞい。 こちの弁当、踏み潰したじゃ。」 「はいはい、おゆるしなされ。」 と隣の見物人の方に頭を下げた。 「あいたたた。お前は、俺の足をふんでる。」 売り子ははずみで、弥次郎兵衛の足を踏んでしまう。
「はい、これは、もし、ちとおゆるしなされ。」 と売り子は、体をずらそうとする。 「こりゃ、どうしやがる。 人の頭の上を、金玉をひきずってとおりやあがる。ええ、きたねえ。」 込み合った桟敷から売り子が去っていくと、隣の桟敷の見物人の会話が聞こえてきた。 「おい、権兵衛さん。何買うてお出たぞいな。」 権兵衛と呼ばれた男が、 「太郎兵衛さんや。待てじゃある。わしゃ今、あこの桟敷でな恐ろしく美味い物くうてじゃさかい。」 と何やら食べている。 「それ見ていて遅なったわいな。さあさあ、こないなもんじゃ。」 と権兵衛が、太郎兵衛に竹の皮づつみを出す。 「なんや、鯖のすしかいな。こりゃ、ウマそうじゃ。」 「それより、その飯は弁当のかわりにして、魚ははがして酒の肴にさんせ。それがよいわいな。」 といわれて、権兵衛は、 「さよじゃ、竹の皮はもていんで、草履の鼻緒たてるわいな。 いや、さっそく一盃やろかいな。」 と小さなお猪口を取り出し、ふろしきにつつみしとっくりよりついで飲みだした。
北八これを見ていて、小声で、 「弥次さん見てみろ。美味そうに飲んでやがる。まったくうらやましい。」 弥次郎兵衛は、買ったばかりの饅頭をほおばりながら、 「ええ、せこいことを言うもんだ。」 北八は何やら、考えていたが、 「これぼうず。この饅頭をひとつあげやしょう。」 とさっき買った饅頭の食い残しをひとつ隣のさじきの子供にやる。 北八はこれで、関係をつけて、隣の見物人の酒にありつこうとしたのだ。
つづく。
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catonoire · 11 months ago
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シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝
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森美術館で「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」を見る。シカゴを拠点に活動しているアフリカ系アメリカ人アーティストの個展である。2004年に来日して常滑で陶芸に携わり、民藝運動に影響を受けるなど、日本とのゆかりも深い。黒人文化と日本の工芸文化を融合した美学を提唱し、それを「アフロ民藝」と呼んでいる。
最初の展示室は「神聖な空間」と題されている。ゲイツがリスペクトしている作家の作品と自身の作品とが展示された、祈りの場のようなしつらえ。
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照明の関係でひどい写りになってしまったが、下の写真は、黒人奴隷だったデイヴィッド・ドレイクの《無題の器》。彼は黒人が文字の読み書きを禁じられていた場所に住んでいたが、敢えて文字を書き込んだ作品を作った……というエピソードが胸を打つ。ゲイツが「神聖な空間」にこれを展示するのにもとても納得がいく。
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ハモンドオルガンとスピーカーを並べた、アフリカ系の人が集う教会を模した作品。
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床には常滑市で作られたレンガが敷き詰められており、常滑の職人たちと、かつてレンガ作りに従事していた黒人労働者たちへのリスペクトが重ね合わされているようである。
次の展示室は「ブラック・ライブラリー&ブラック・スペース」。黒人の歴史や文化などに関わる2万冊(!)の本をシカゴから運び込んだという図書コーナーは開架で、英語のものが主ではあるが本を手に取って読めるようになっている。
ソファが置かれたスペースの壁には、ゲイツの携わったプロジェクトの紹介が。アートは社会の役に立たないと思っている人に見せたいような展示内容だった。(個人的には役に立つ/立たないという評価軸にはあまり意味がないというか有害だと考えているが、具体的に何かの役に立つことを否定するものではなく、役立った事例を示す必要がもしあったらゲイツのプロジェクトを挙げられるのではないかと思った。)
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上のプロジェクト紹介の反対側の壁に掛かっていた、放棄された消防ホースを用いたゲイツの作品《黒い縫い目の黄色いタペストリー》。アメリカ公民権運動の際に平和的デモ隊を警察が高水圧ホースで弾圧したことが下敷きになっているとのこと。
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次は「ブラックネス」と銘打った展示室。下の写真の奥の壁にあるのは、取り壊された小学校の体育館の床を用いたゲイツの作品。壁際にずらりと並んでいるのはゲイツの陶芸作品。壺や瓶などの器のように見えるが、内側は空洞にはなっていない。キャプションによれば、アーティストは「魂の入れ物としての器、そして土を用いた造形の可能性を探求してき」たのだという。
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ゲイツ《7つの歌》。ゲイツの父は屋根にタールを塗る職人だったそうで、その父から教わった技術が活かされている。この作品には、タールの代わりに屋根補修に用いられるようになった工業用トーチダウンという素材が使われている由。
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年表のコーナー。常滑の歴史、民藝の歴史、アメリカ合衆国の黒人の歴史、アーティスト本人の歴史などが重ねて示されている。
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ところどころに常滑ゆかりのアイテムが展示されている。
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近代土管。これは初めて見たような気がする。
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タイル好きにはお馴染みの、帝国ホテルのスクラッチタイル。
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ゲイツ《常滑壺》。
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出版物の展示もある。これはシカゴのジョンソン・パブリッシング・カンパニー発行の、アフリカ系アメリカ人向けの雑誌『エボニー』。
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最後に「アフロ民藝」フロアが登場。
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常滑市の陶芸家、小出芳弘の作品群を、小出の死後にゲイツがすべて引き受けたとのこと。自分のしょぼい写真ではすごさが伝わらないが、とにかく圧倒的。
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これを遺した小出もすごいし、まるごと受け継いだゲイツもすごい。
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ゲイツ自身の作品も交えてある。
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上の画像に見える男性の写真はおそらく生前の小出かと思われる。
日本酒「門」とゲイツの作品が収められた冷蔵庫。そうか、gates だから門なのか……
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ルーシー・リー、濱田庄司、鯉江良二、大田垣蓮月、ゲイツの作品が並ぶ展示ケース。
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きらめきながら回転する《ハウスバーグ》。
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この下の3点もおそらく、屋根のタール塗り職人だった父から教わった技術を活かし、屋根補修に使う材料を用いて描いた作品。
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貧乏徳利が並んだバーカウンター風のコーナー。ターンテーブルも置いてあった。
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kira-koubou · 1 year ago
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黄砂か曇り空の影響か?
今日も一日お疲れ様でした^^ こんばんは😊今日の埼玉は曇り時々晴れ☀️長袖着てちょうど良く感じる陽気でした。 黄砂か?曇り空の影響か?どんより暗い日中でしたね。 夜には雨とか☔️(||゚Д゚)ヒィィィ! そしていつものお約束、傘なしで昼から出かけている今日のWEB担当。(汗)降りだす前には帰宅したいものです😅 今日の一枚🤳 「新作リメ鉢増えました💖」 今日の写真は、キラ工房多肉植物担当さん制作の「新作リメ鉢💕」イチゴにチューリップに、鯉のぼり🎏と、かわいいデザインの物が完成しました💖 5月のGWに開催されるモロマーケット4thで新作お披露目予定となっておりますので、皆様ぜひお立ち寄り下さいませ😊 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜🌟イベント出店情報🌟「moro Market」5/6(月、祝日)時間:10:00〜15:00場所:毛呂山町役場駐車場住所:…
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wazakka-kan · 1 year ago
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営業中。しゃくれ顔のしょうちゃん。木彫の三つ折れ人形です。市松人形みたいな作りになっておりまして、お座り上手。
通販→
桃の節句の次は端午の節句。注染手ぬぐいも鯉のぼりや兜飾りの柄がいくつか入ってきております。まゆ玉人形やのごみ人形の節句飾りもご用意ございます。
ご興味あれば、HPをチェキラ!
当店の小さいお飾りは、自宅用というより贈り物にお使いいただくことが多い印象。先日も、出産祝いにKONOITOのタオルにまゆ玉のひな人形をセットにして送られた高齢女性がいらっしゃいました。
聞けば、孫の出産祝いで「嫁に出た子だし、いろいろご用意は向こうの親御さんがしているだろうから、あまり大仰に見えないようにと思って探してた」
その方がおっしゃるには、「実用性のないものや、好みと違うものを贈ったら迷惑にもなるし・・・というのは贈らない言い訳。そりゃ好みに合えばいいと思うけど、少額でもいいからお金を包んだり、形あるものを贈るという『行為』に意味があるの。」
うちの親も同じことを言っていました。
本当に困った時に、��先だけで応援しているという人はいっぱいいる。でも時間を使って、体を動かして、助けてくれる人は大事にしなさい、恩を返しなさいという話をしてくれたことがあります。
そのぐらい、人って自分で納得したり、価値を見出していること以外には時間やお金や体力を使わない生き物ってこと、と私は自分の事を振り返り実感です。
贈る相手が喜ぶものが分かればいいけれど、思いつかなかったり、予算が合わなかったり、そうもいかない場面では、それっぽいものを選ぶでいいと思います。
お印ですから。
あなたを大切に思っている証拠、お印。
だからもらう方も、ナニコレ?と思っても、お印なんだと感じたら、気持ちよく受け取れるようになれば、あなたの世間は円満になっていくはず(たぶん汗
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harinezutaka · 2 years ago
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二年前日記46(2021年11/12〜11/18)
11月12日 夜中、ピカッと光ったかと思ったら雷がなり、ザーッと雨が降ってはすぐに止んだりを繰り返す。雨かなと思っていたら晴れていたので、朝、散歩に出掛ける。いよいよ冬という感じの気温。出産の入院の時はなるべく身軽な格好のほうがいいのかなーと思っていたけど、12月って寒いんだったな。子は靴下とかがいるんだろうか。服も新生児のサイズは足りない気もするけど、そのときは大きめのを着せたらいいのかな。今日はもらったサンプルの整理などをして、あと買わないといけないものの洗い出し。あとは哺乳瓶関係と布団ぐらいかなぁ。おむつとミルクは生まれてから買って帰ってもいいかも。日中、特に誰からも連絡がなく、一人で考えていると何だか不安になってきた。産後はお世話が大変というよりも、メンタルが不安定なかで、一人でいるのがきっと大変なんだろうな。考えすぎたからか朝も昼も軽めだったからか過食っぽくなり、夕方に焼いた大きな芋をひとりで食べてしまった。晩ご飯は、鶏団子とほうれん草の鍋、ひじきの白和え、茹で落花生。
11月13日 前駆陣痛っぽいのが時々ある。これ、結構早く産まれたりしないのかな。まだ布団も買ってないので今だとまぁ困るのだけど。ピッチあげてこう。朝、三宮へ。三宮に行くのもこれでしばらくは無理だろうなと思いながら街を歩く。まずは版画の作品を取りに行く。そのあと、思い立って眉カットに。そろそろ自分で整えないといけないなと思っていたのでやってもらえてよかった。スリーコインズで、タイツ、洗面器を買い、ユニクロでカットソー、阪急でコンシーラーを買う。お昼は前、ネスカフェのカフェだったところのお店へ。店内はわりと混んでいたので、外のテラス席で食べようとしたところ机が不安定で飲み物がほとんどこぼれてしまった。あーあ。まぁ、ノンカフェインじゃなかったので、飲むのは少しだけにしようとは思っていたのだけど。帰りに、危ないので使えないようにしたほうがいいですよと店員さんに伝えた。いかりスーパーで、晩ご飯の足しになりそうなものなどを買う。ヤクルトのよく効くと噂のやつも売ってたので買った。帰りはバスで帰ろうと時間を見ると1時間以上あったので、元ダイエーをうろうろする。マンガを買ったりイオンで使いさしのワオンカードの残高をゼロにしたり。管理する自信がないので、もうあらゆるポイントはどこかで一括して徳に交換されればいいのになと思う。晩ごはんは、ステーキ、水餃子、ポテトサラダ。食後にお茶を入れて家族会議をした。「出産、立ち合いするよね?」と一応確認すると、「夜勤の中日とかだったら厳しいかも」みたいなことを言うので、「私死ぬかもしれないんだよ。親が危篤だったら仕事でも病院行くでしょ」などと淡々と言ってみた(ネットで助産師さんが書いてたことの受け売り)。実際のところ誰も来なくても産めるものなんだろうか。病院で聞いてみよう。それにしても、なかなか温度差があるもんだな。バースプラン考えるのってやっぱり大事。気持ちのすり合わせ。夫も無理なく来れるタイミングで、ほどよく苦しんでいるところも見てもらい、何とかさくっと産めるように祈ろう。
11月14日 午前中、ベビーベッドを組み立ててもらう。義理の妹から譲ってもらったもの。ベッドでは寝てくれないとみんな言うので、いらないかなぁと思っていたけれど、設置してみるとなかなかしっくりきた。狭い家ほど大きな家具を買うほうがいいという人もいるしな。お昼はパスタをつくり、食べた後に久しぶりに二人で実家に行く。母は昔の話ばかりしていた。灘でガラス工場をしていた頃の話や、大阪のおじさんが鯉をとってきて捌いて食べた話など。真ん中の姉から電話があって、「私の子どもの世話なんかできるの」と聞かれ、「そりゃ大丈夫よ」と言ったと言っていた。西松屋で布団やら���乳グッズを買い、とりあえずはひと通り揃ったかなという感じ。夫は試験勉強をしないといけないのでサイゼリヤに移動。私は本を読む。晩ごはんは、豚肉のケチャップ炒め、味噌汁。
11月15日 朝、句具句会の結果を開けてみたら思いがけなくも高得点だった。びっくり。犬の句を出したので、犬にあやかって安産でいきたいものだ。午前中検診。入院のための預かり金を預ける。今日はエコーはなしで、心音だけ。血圧は少し高めだったけど、再度測ってもらったら、少し下がった。かなり体に負担はかかってるわけだし、少し上がるのは仕方ないと思うけど。産むときはもっとあがるんだろうから、普段はもっと気をつけなさいよということだな。今日の助産師さんはちょっと怖かった。赤ちゃんは結構下の方に降りてきてるみたい。でもここからのスピードは人それぞれとのこと。順調に進んでるみたいでよかった。帰り、夫に頼まれていた無印の棚のパーツを注文する。駅前の喫茶店でランチを食べ、バスで少し遠くのスーパーへ。ダイソーで買えるグッズがいろいろ欲しくて。爪切り、湯温計、お尻ふきケースなど。ミスドで少し休憩し、食料品を買って帰宅する。いろいろ書類を書かないといけなかったので、それらをすませて少し仮眠した。夫は義実家に寄ってくるそう。晩ご飯はレトルトカレー、温野菜サラダ、煮卵。
11月16日 今日は家でゆっくりする。昨日は14000歩も歩いていたので。あまり動きすぎても陣痛が起こりにくいらしい。力を入れるよりも抜く���うがむずかしいもんな。お産はふだんの生活の延長上にあるものなんだろうな。とはいっても、冷蔵庫の整理がしたくてクッキーを焼いたり、黒豆や牛すじを炊いたりした。死んだ後見られるものとして、下着よりも管理ができてない冷蔵庫のほうが私は恥ずかしいと思ってしまうみたい。それから本を読んで、断捨離のテレビを見て、図書館から借りていた本を返して、年末調整の書類を書いた。図書館通いもこれで少しお休み。晩ご飯は、鮭の西京焼き、煮卵、きゅうりの柴漬け、牛すじを炊いたのを今日は汁物として食べた。食後にキャロットケーキ。
11月17日 朝、鍼に行く。体重の乗せかたが左に偏っているのはずーっと言われている身体の癖。スマホもよくないんだろうな。次で産前は最後になるけど、夫に送ってもらうので駅から歩いてこの辺りにゆっくり来ることもしばらくないかなぁと和菓子屋さんで地元の銘菓らしいお餅のお菓子を買った。箱入りだと400円で簡易包装だと200円だとのこと。なんとまぁ。お昼は、ルーロー飯のランチ。ルーロー飯美味しいなぁ。最寄り駅のイオンでワンピースを買い、スタバで読書して買い物をして帰宅。晩ご飯は、牛肉と里芋の煮込み、エスニックサラダ。うーんと思う電話があってダメージを受ける。今の自分はいろいろと敏感になっているので、しばらくは、ちょっとシャットアウトさせてもらったほうがお互いのためだな。今日は臨月第三水曜日だと思いながら雪舟えまのCDを聞いていた。夫は最初一緒に聞いていたが途中から怖いといって別室に避難していた。
11月18日 朝、ルーチン家事、読書、少しうとうとする。昼からは、来年の確定申告を少し、コープの注文、選句などする。片付けをしてから、少しだけ散歩。晩ご飯は、ししゃも、なす田舎煮、牛すじ煮のスープを使った茶碗蒸し、ナムル、ごぼう唐揚げ。ご飯を炊いてなくて、思わずガンダムの主題歌の替え歌で「ご飯がない」と歌った。
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vvv-craft-blog · 4 years ago
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Vクラフト応用編
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anemos-2017 · 2 years ago
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鯉のぼり
Iさんの作品。可愛らしい鯉のぼりの飾りが出来ました。私のミスで素焼きのタイミングを逃してしまい、今頃になってしまいました…申し訳ないです。
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fake-plastic-things · 6 years ago
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昨日のワークショップの鯉のぼり。 - 集合写真が撮れなくて…残念です。 - From Instagram
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eijirusi · 3 years ago
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今日は、紙コップや割りばし、ストロー、折り紙を使って鯉のぼりを作りました! 可愛い鯉のぼりがたくさんできました>゜))))彡 2時間目は自分の作品をデッサンしました! #鯉のぼり #こども図工サークル #お絵かき教室 #絵画教室 #造形教室 #図画工作 #図工 #工作 #美術 #デッサン #デザイン #物作り #芸術 #アート #小学生 #子供 #生徒募集中 #1日体験受付中 #愛知県 #豊明市 #名古屋市 #緑区 https://www.instagram.com/p/Cc-KWKrJdWE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bearbench · 3 years ago
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luminous-goldfish · 3 years ago
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おとなの図画工作。
風を受けて空を泳ぐペーパークラフト、『Black 鯉のぼり』ワークショップ 参加費¥5,500(税込)。
2022 4月23(土)・24(日)
13:00~16:00
練馬区栄町36-7
『暮らしを美しむ小道具の店 環』2F
材料や道具類はこちらで用意しますので、手ぶらでおいでくださいませ。
定員10名(各日程)
18歳以上
※接触感染アプリ使用、複数回ワクチン接種済みの方、不織布マスク着用の事。テーブルと椅子はありますが和室ですので気になる方はスリッパ等の��履きをご用意下さいませ。
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k-kurumigi · 4 years ago
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GW中のおこもりのお供3種  展開図DL可 夏の工作などにもどうぞ
連休ですがなかなか外に行く感じじゃないじゃない? ペパクラで暇つぶしと疫病退散に貢献できれば幸い、というわけで胡桃木紙工のDL可能な展開図を3つあらためでご紹介。 1、アマビエ様 ※歩きます。   疫病退散のニューフェース!
展開図↓ https://drive.google.com/file/d/1SKVlrSIaWqygVecFIovTbSryCfTuAaaF/view?usp=sharing
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2、赤べこ ※どこのとは言わんが帝国軍の気配がする。    蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説がある。
展開図↓ A https://drive.google.com/file/d/1KoTbsMi8ZuN3DIdwsqBH2MjZb8tLA0N3/view?usp=sharing B https://drive.google.com/file/d/10KQuaySkoS4IiXPiwj_sO3BWyIFA9ROB/view?usp=sharing
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3、鯉のぼり    すこやかな成長を願う縁起物
展開図↓ https://drive.google.com/file/d/1PpcxFcd1DV93aUSfTIzlj7jhite2vk62/view?usp=sharing
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お役に立てば幸いです
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