#食品加工業の方と繋がりたい
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お昼ですよ👍 午後も適当にやりましょ😅 #化粧品製造販売業の方と繋がりたい #トマト農家さんと繋がりたい #食品加工業の方と繋がりたい #一緒に商品開発したい (Takasaki) https://www.instagram.com/p/CoWHniRp9W4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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バイコット
「バイコット(BUYCOTT)」とは、不買運動である「ボイコット(BOYCOTT)」の対義語。
購入することで、より公平な企業や団体、生産者を応援しようというものです。
普段食べる食品や、身につけたり、��ったりしている製品が、どのように作られているのかを知り、共感し、お金を使うという行為は、誰もが共生できる世界につながっていくと思います。
パレスチナの人々が作る農産物や加工品、伝統工芸品などを購入することもそのひとつです。
何より、食べて美味しく、目にも美しく、使って嬉しくなるパレスチナ製品をお近くのお店で、通販で、ぜひ手にしてみてください。
◎架け箸 (ヨルダン川西岸地区の作り手とのフェアトレード雑貨/パレスチナのオリーブの剪定材を使用した箸やブローチ、手刺繍雑貨、アップサイクルバッグなど) ・オンラインショップ ・instagram
◎タトリーズ (レバノンのパレスチナ難民女性たちが作る手刺繍製品、ガザ応援グッズの缶バッジ、ステッカー、ポストカードなど) ・オンラインショップ ・instagram *パレスチナ子どものキャンペーン (CCP Japan)による運営です。
◎パレスチナ・アマル (UNRWA・Sulafaガザ難民女性によるパレスチナ刺繍など) ・オンラインショップ ・instagram *Sulafa:1950年に立ち上げられたUNRWAの刺繍プロジェクト。難民女性の収入や刺繍の伝統文化を守り、継承していく役割があります。 *パレスチナ・アマルさんはガザ支援NGO 【Amal for Gaza】を立ち上げられました。こちらもご覧ください。
◎パレスチナ・オリーブ (ガリラヤ地方の生産者団体からのオリーブオイル。※2024年度はヨルダン川西岸地区からのオリーブオイルとなります。 ヨルダン川西岸地区からのオリーブ石けん、刺繍製品も。) ・パレスチナ・オリーブの商品のお取扱店一覧 ・パレスチナ・オリーブから直接通販する場合はこちらをご覧ください。 ・instagram
◎APLA (ヨルダン川西岸地区産オリーブオイルと、そのオイルを使用し日本で製造した石鹸など) ・オンラインショップ ・instagram
◎FOVERO (パレスチナのストリートファッションブランド。パーカーやトレーナー、Tシャツ、トートバッグなど) ・instagram *注文から到着までの日数が数週間〜2ヶ月と幅があったり、着払い料金が発生する場合もあるようです。その時々の国内情勢により変わる可能性を踏まえつつ、お友達とまとめて注文して送料を分担するのもオススメです。
【 番外編① 】
◎MOMO 大久保にお店を構えるとても美味しいお菓子のお店です。「パレスチナについて話すきっかけになれば」という思いから『オリーブの枝葉をくわえた鳩のクッキー』を販売されています。売上の一部は北海道パレスチナ医療法師団への寄付となります。通販ページには寄付のみをできる項目も。 お店の営業日、イベント出店の詳細はXアカウントなどで事前にご確���ください。
【 番外編② 】
日本の食品メーカーである下記の3社が、パレスチナ支援のため、国際連合世界食品計画WFP協会にそれぞれ1000万円の寄付をされました。
◯プリマハム(2024.2.15)
◯明治(2024.3.5)
◯カゴメ (2024.4.1)
人権意識の高い良識ある企業の製品も、日常品の買い物の中に取り入れて、買って���援していきましょう。
※追記※ 上記で紹介した企業の中には、パレスチナ支援の一方で、まだ未解決の問題(動物実験を継続しているなど)を抱えている企業もありました。こういうこと(例えば○○ウォッシングなど)は見極めるのがとても難しいですが、パレスチナの食料支援や人道支援を行う企業がもっと名乗りを上げて欲しいという気持ちもあり、ひとまず掲載はこのまま続けます。ひとりひとりで考え、検討し、「買って応援する」という行動に繋がっていけたらと思います。
*今後は、オリジナルのチャリティグッズなどを販売されているお店なども、少しずつご紹介していけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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2024年9月30日
「すぐ若い女に「歳取ったら男に相手にされなくなるぞ」と脅す男がいるけど、 女にとって男に狙われない事って特大メリットなんだよね。」
「70くらいのジジイが脚立から転落して急性硬膜外血腫脳挫傷で回復不能そのままお見取りとか腐るほど見てきたからな、脚立だけはマージでやめろ、若い奴もだぞ」
「サラリーマンの兼業で無名ゴーストライターやってた俺ですら 印税がない原稿買い取りなら400字1000円だった これを10万字にすると25万円」
「認知症のご老人に白鳥の湖を聴かせたら踊り出したのがきっかけで元バレリーナということが判明する動画を見た私は、将来ペンを持った時にスケベな絵を描き始めたらどうしようと心配している…」
「『負けヒロインが多すぎる!』6話までみたんですけど、気持ちを直接言葉にすることだけが正しいとされない、関係性を完全に言語化することだけが正しいともされない、行動に意味はあるとされる、不思議と文学的な作品だなと言う感想になってきた。」
「(カリオストロの城)
実際テレコムの作画机の片隅で宮さん達(赤いきつねを)食ってたのかな 最初に一番良い物(揚げ)を全部食べてしまう 兄達に取られない為の末っ子食いとか言ってガハハと笑ってた 俺末っ子じゃ無いけど~とも そんな話を当時聞いたけど本人は忘れてそう」
「>カムチャッカのとある都市に仕事で行ったらマンホールの中にちょっとした村が出来てたよ
全員何らかの犯罪犯して隠れてる人たちでその中でも金のない最底辺の奴らだってさ 200人くらいいた ルーマニアやモンゴルでは社会主義崩壊後にそういう路上生活者のコミュニティがやたら報道されてたが 逃亡犯だけのコミュニティってのはすごいな」
「>犯罪の内容もによってもまた集団が形成されてた
こっちは国に逆らった人たちゾーン こっちは麻薬売ってた人たち こいつらは殺人犯みたいな 1番まともそうだったのは麻薬密売人達で、仲間と連絡取って助け来るまで隠れてるって話してた すごいコミュニティだな… 100年前にギリャロフスキーが書いてた革命前のスラム街みたい…」
「昔、土曜夜のNHK「音楽の広場」に早稲田オケが出たときに、司会の芥川也寸志さんが「若さっていうのは素晴らしいね。人生にこれ以上のものは無いね!」と興奮気味に言っていたが、高校生ウルトラクイズを見ている私にも、その気持ちが分かった。」
「「本屋のセンスは、この本の隣になにを置くかで決まる」という言葉が記事にあるけど、本当に昔のヴィレヴァンは他の書店で見たこともない本が大量にあった
ただヴィレヴァン特有のサブカルは、ネット普及以前の話で、現在は「サブカルは大衆化」してしまったことも顧客喪失の要因な気がする」
「仕事でも趣味でも教えてもらうのは当然みたいな顔してる人たちがいるんだけど、確かに教えるのは良いんだけど、教わる方も教わる姿勢を身につけてくれないか。何故、教える側ばかりに誠実さを求める?」
「聞いてもいないクソバイスやこういう無配慮なネタバレ投稿って「配信者や作家を何も知らないアホだと思って必死に教えてくれる人」だと思ってたんだけど「幼稚園児が知ってる車や電車見つけて名前叫んでるのと同じ」って言われてなんだか深く納得してしまった笑」
「『南総里見八犬伝』あまりにも長期連載すぎて(連載期間28年、全98巻、総計106冊)完全版の現代語訳がいまだにないんだけど、頑張って原本を読んだ人が口を揃えて「あまりに引き伸ばしすぎて後半味がしない」「ジャンプの���き伸ばし展開より酷い」「今出てる総集編が一番おもろい」言ってるの元気出る」
「この画像すごく覚えてる 小学生の頃友人が毎月パソパラ買ってて このページだけ無理言って切り離して貰って この画像を中学3年間ずっと生徒手帳にいれてたおかげで志望高に合格できた」
「小川洋子, 河合隼雄『生きるとは、自分の物語をつくること』を読んでいたら、現代人は婚姻にあたり考えすぎる。平安時代みたいにエイヤでやった方が面白いとある。私の場合は、常軌を逸したスピード感でやってきたので、それはわからなくない。そもそも正気と婚姻とは親和性があまりよくない気もする。」
「作り話するんぬ バイク仲間の爺さんが亡くなったんぬ シャキシャキしてたとはいえ90歳近かったし大往生なんぬ 今日まで月日が経ち、奥様からぬたちメンバーに連絡が 「蔵にあるバイクのものを形見分けしたい」というので集まったんぬ とはいえ車種違いパーツはいらないし貰うならヘルメットとかかなぁと見てると、奥まったところに段に積まれた未開封箱が 「あの人、デザインが気に入ったらすぐ買うくせに被らないのよねぇ」と奥様が目を拭いながら笑っていたんぬ いい爺さんだったなぁとしんみりしながら漁ると、そこにあったのはSHOEI J-FORCE2 YAMAHAモデル ジェーフォース2ヤマハモデル じぇえふぉおすつうやまはもでる の、未使用 ※説明しよう!J-FORCE2はいまマレーシアで超プレミア人気で、おまけにYAMAHAモデルの未開封ともなると下手すると100万円近い値がつくぞ! 仲間と話し合い「これは奥さんが持ってるべきだ」「困ったときに売ってお金にしてください」「それが爺さんも一番喜ぶ」 とお伝えし、帰りましたなんぬ 「……俺達カッコイイよな?」「うん」と慰め合いながらラーメン食べましたなんぬ」
「言葉には表しにくい感情の「言語化」がうまい人というのは確かにいるが、自分の感情がそのうまい文章に引っ張られていないかは常々確認したほうがいい。自分の魂をインターネットのよく知らない人に預けて安心するのではなく、たとえ拙くても自分の言葉で表現しようとする意志だけはすてないでほしい!」
「“繊細さんは自らが弱者であるという強い信念を持っている(中略) 大した上下関係もない緩い趣味のコミュニティの中であっても、その意識は変わらない。 圧倒的弱者なのだから、配慮をされなければ生き���はいけない。”
“だから常に配慮されている「べき」で、それが無いということは加害されているのと同義である。 この意識にも最初は戸惑った。何しろ向こうはお客さんでもなければこちらも仕事でやってる訳ではないのに、当然のように特別扱いを要求されるのだ。”
ここが一番軋轢を生むのであろう」
「若い人に「家にテレビある?」と聞いたら「実家にはありました」と返ってくる感じ、何か既視感があるな…と思ってたら、仏壇なんだよな。20世紀に「家に仏壇ある?」と聞かれて、当時学生だった僕たちが「実家にはありました」と���えてたあの感じ。」
「昔の小説を読んだらしい長男に「フロッピーディスク」について聞かれて、「何GBくらい保存出来たの?」と言われたので「色々あるけど一般的なのは1.44MB」って答えたら「それで何を保存してたの!?」って言われた。いろいろ保存出来たんだよ……色々……」
「エロゲのノベライズはほぼ買い切りだから担当作家でも小遣い稼ぎと割り切った人ときちんと原作やって再構成した人とオリジナル要素混ぜたがる人の3種があるので混沌としている」
「部屋が汚い人が物を無くすタイミング、部屋が汚いときじゃなくて、部屋を掃除して部屋の地層と依存関係が崩れたときなんだよな」
「女性からの相談を聞くときに相手の不安や苦痛に共感するところから始めずいきなり解決策や正論を提示するのは前戯なしでいれるくらいの蛮行とよくいわれるけど、男性からの相談を聞くときに男もけっこう乙女だなーと思うことが多い」
「思春期のとき特別に思われたいし逆張りしたいし個性的でありたいがゆえにマイナーなものに手を出したりする痛い背伸びが、触れてるうちに本気で熱を帯びてその背伸びがホントに個性になったりするので周りの大人たちはそういう痛さを見守って欲しいなと思った 痛くあれ」
「後輩が「コミュニケーションにおいて、ほんとうのことって言わないのが8割くらい正解なことが多くないですか」と言ってきてわかるなと思った」
「人生 100 年というのが本当だとは思わないが、100 年生きる人間を直列で繋いだら、西暦もわずか 20 人分くらいなんだなーと思うとゾッとするよなー、大した歴史ではない。」
「(火垂るの墓) あれは心中物だという評が一番妥当で、心中物って客観的に見ると作中人物が常に最悪手を選択し続けて、当然の結果として死を選ばざるを得ない成り行きが当人視点では美しい悲劇になるという構造の物語なんだよな。」
「オリエント工業の上野ショールームが今日で最終日なので見にきた。最終日とあってか来場者は20人ほど、男女半々くらい
ドールの展示だけでなく、年表もあって興味深かった。2000年ごろに芸大の人が入社してクオリティが上がったらしい。今のシェアは中国製が8割くらいだとか」
「新しいことから逃げたら、人はダメになる。挑戦する人を揶揄したら、人はダサくなる。」
「18世紀フランスを専門とさせていただいておりますオタクです。これは非常に稀な例なため訂正させてください。修道院というのは純潔であってほしいと願う父親に入れられる娘が大半で、ガチ無垢お嬢様がほとんどです。なので元々淫乱シスター設定はやめてください!淫乱覚醒シスター設定でお願いします!」
「大学生の頃に 第1体育館は大きいので 半分に区切ってバトミント部と少林寺拳法の部活とで使ってたんだけども ある時に少林寺の滅多に来ない師範代が来てたが 八極拳みたいな振脚を技を出すんだけどもあり得ない振動をたった1人で体育館を奮わせるので 達人って実在するんだぁ~とは思った記憶はある」
「AIにお礼を言うのは、ホモサピとAIの立場が逆転したとき抹殺リストに加えられないようにするためです。」
「98で先日亡くなった伯母。生涯独身だったのだが、その遺産の8割を推しに贈るという遺言書を書いていた。それでいいんじゃないかと思う。伯母を支えたのは推しだったのだな。」
「15世紀のイギリスで、俗界の流行が修道院内に入ってきたことを憂慮した司教が、修道女が身につけてはならない衣類、装飾品などを一つ一つ紙に書き記していったら、当時最先端のモードを網羅したファッション誌が出来上がった話好き。」
「魔女「わかったかいシンデレラ!魔法の効果は24時までだよ!」
シンデレラ「魔女さん…この手のサービスの日付けまたぎ処理って、AM4:00とかに設定するのがモダンじゃないですか…?てっぺん(24時)なんて、男女の勝負どきですし」
魔女「うっさいわね!それまでにスッポンポンタイムになっとき!」」
「学校の作文ってさ、「思ったまま書けばいい」ってみんな口ではそういうけど、「何も感じなかった、ただ退屈だった」みたいな感想は絶対に受け入れられないから、自分の中に存在しない先生が求める優等生的な感想を捏造して書かなきゃいけない気持ち悪さに耐えられなかった思い出」
「文章を書いたり、絵を描いたり、何かものを「つくる」ことに行き詰まった時はいつも、「詩を書かない滑稽さよりは 詩を書く滑稽さ��ほうがいい」と言ったポーランドの詩人シンボルスカの言葉を思い出す。意味がなくても、自己陶酔でも、誰に嗤われても、私たちは胸を張って詩を書いて生きていい」
「家族を持つ最大のメリットって"味方がいる安心感"が一番ではないかと思ってる。外の世界でひどい目に遭っても帰ったら仲間がいるって心強い。 逆に家族がいても味方がいる安心感が持てないのなら、いっそ一人になった方がマシ。冷たく、緊張感のある家庭に何の意味があるのだろうと思う。」
「いちばん辛い時期をひとりで乗り越えてしまった人は、この先で恋人や家族に縋りたいなんて淡い期待を抱かなくなるって誰かが言ってたけどこれガチだわ」
「いまでも、町で見かけたら必ずプレイします。昔より先には進めないけど。 「何者でもなく、食えなかった」時代に一日1プレイが生きがいでした。」
「>中古の投げ売りドライバーの顔ぶれが10年前とあんまり変わってないのがつらい
Mとかepicとかが落ちてこないかなあ ぐぐって見たけど確かに古い5000円以下のバーナーだのナイキだのミズノだのファイズだの顔ぶれ変わってないね…」
「「技術とか学びたくて来ました!」よりも「うおおおロボコンやるぞおおお」と「僕の機体イケてるよね?」タイプの方が生き残る傾向にある。結局必要なのは狂気」
「善意はしばしば有害であり 熱意は非常に危険である さらに正義はもっと危険」
「普通の人は小学校で気付くんだろうけど僕は大人になるまで気付けなかったんだけど、会話には本質パートと非本質パートがあって非本質パートはほぼ音ゲーなのでそこで奇妙な「誠実さ」を発揮してもマジで意味がないんですよね……」
以上。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)11月29日(水曜日)
通巻第8028号
産業ロボット世界一の座から日本は転落した
世界ロボット工場の50%が中国に移行していた
*************************
1982年に筆者が『エリートビジネスマン・ロボット』(山手書房、絶版)を上梓したときの日本の産業状況は次のようだった。41年前のはなしである。
自動車生産でも塗装や部品取り付け、車体カバーのはめ込みなど3K現場がロボットに代替されつつあった。メディアはOA(オフィスオートメーション)に続いてFA(ファクトリーオートメーション)で技術革新が叫ばれていた。
コピィ機がFAXを兼ね、カラー印刷ができるようになるのは数年後だった。
他方、ロボット導入は雇用が失われる��反対の狼煙はフランスから上がり、全米労組に拡大した。日本はむしろ3kから開放されるので労組に反対はなく、また生産現場ではロボットに愛称をつけた。外国人記者は奇妙視して報じていた。
産業ロボットの発展はますます精密化し、たとえば銀行証券の窓口へいくとロボットの受付嬢がいる。ペット替わり愛玩ロボットが増えた。ケアセンター、老人ホームでは体操指導ロボットが投入され、そのうち精巧なダッチワイフ・ロボットができる。
アマゾンに本でもTシャツでも食品でも良いが、注文すると、倉庫の何百万種の商品棚を掻き分けて、ロボット(人間のかたちをしていない)が商品を選別し、連動するラベルの箱に梱包し、目的地別の配送センターへ持ち込むまで、完全にロボットが作業する。古本屋を探しても見つからない書籍が、アマゾンを検索すると古書ルートで発見されることも多く、新刊本なら即日か翌日、古本でも三、四日で配達となる。これが産業ロボットの成果である。
この産業ロボットで世界一の筈だった日本が、いつしか中国にトップの座を奪われていた。
下記のグラフが象徴的だろう。
1図 従業員一万人に比較してのロボット投入台数
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
韓国 1000台
日本 399台
ドイツ 397台
中国 322台
スウェーデン 321台
米国 274台
スイス 240台
イタリア 217台
カナダ 191台
フランス 163台
(フランスが最も遅れている。出典 2021 STATISTA)
上図から僅か一年後、中国が躍進している。
2図 産業ロボットの新規投入数(2022年)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中国 29万基
日本 5万
米国 4万
韓国 3万2000基
ドイツ 2万6000
イタリア 1万2000
台湾 8000
フランス 7000
ここでも中国の発展は瞠目すべき数字となって現れている。
さてロボットの象徴は、ウクライナ戦争、イスラエルvsハマス紛争でも明らかになったようにドローンである。軍事用ドローンは技術的にアメリカがリードするのは当然だろうが、タレス・グループ、ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマンが牽引し、��のあとを追うのがイスラエル、トルコ、フランス、スウェーデン、中国、そしてインド、パキスタンなどが加わる。日本は軍事ドローンを生産していない。そればかりか���想さえ覚束ない。
民生用ドローンは世界シェアの80%が中国である。
中国深センが拠点の「DJI」一社だけで世界の70%、次がフランスのパトロール社、三番では米国の「3Dロボッティックス」社となっている。
日本は精密機器とレンス技術があり、撮影、偵察、観測用(地図の作成)などに用いられるが、これを軍事に転用しているが米国、中国ということになる。
ロボットに対する基本認識を日本は改める必要があり、民生用、産業用だけの視野狭窄的な技術の研究開発だけに留まらず国家安全保障という全体の流れとの整合性に繋げるべきではないか。
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ラスト10日
目次
8/7
8/8
8/9
8/10
8/11
8/12
8/13
8/14
8/15
復習
8/16
余談
8/17
8/18(当日)
8/7
苦手を固めるなら今
ということで以下をピックアップ
特殊商品売買
組織再編
過程で一般商品売買を復習
新株予約権付社債もミス
関係ないけど、ブルズとペーサーズの第7戦を観た。
ラストダンスではスティーブカーのスリーポイントで流れ変わったとミラーが証言してるけど、その後もカーがオフェンスチャージをとるところ、ピッぺンが要所でリバウンド、ビッグショット決めていた。
カーのような仕事をしたいなと思った。味方を鼓舞するような。頑張ってる奴は誰も見離さない。
8/8
特殊商品売買の続き
プロ簿記等で手元商品区分法と対象勘定法もチェック
割賦販売は、原価率の特定がミソ
合格情報 第三問対策
TAC 2020 模試
リースの復習
貸し手側は、利息相当が粗利
キャッシュフローは時間取れれば、取れる部分あり。支払利息関連は別建なのに注意。
GTキーを活用する
÷=も 例 5÷=2=
有価証券の保有目的区分
固定資産の償却年数、月数は絶対に間違わない
8/9
共用資産の減損損失の測定方法は未学習?もしくは完璧に忘れていた。
→上記にこだわりすぎて、キャッシュフローや帳簿組織等の時間さえかければできるところを落とした
直前答練の有価証券はまたケアレス
為替手形の処理をミス→仕入/売掛金
連結は拾えるところを、早めに拾う
2018年の模試
本支店は拾えるところだけ拾う
割賦販売も、利益率を使わないところまで追う
対象勘定法の繰越割賦商品=期末未回収原価=期末未回収売価(割賦未収金)−期末未回収利益(繰延割賦売上利益)
社債も月数の間違いに留意
連結のれん算出、評価差額は税効果の有無を必ず確認する
割賦売掛金 戻り商品損失を出す際は前期分には、��倒引当金のみならず、繰延売上利益もあるので留意
68回過去問。
苦手な本支店で面食らったけど、そこまで難関じゃない。さらっと復習しよう。
減損はまた出そう。大きな単位の場合は、減損損の兆候がない資産グループも、回収可能価額の計算上は引きずられる。
転換社債・区分法もそんなに難しくないので、手を付けたかった。
特に設問の1番初めの問題はかなり簡単なことが多い。
このまま過去問の第一問第二問は対策していこう。
���日は去年の問題を2時間解いてみよう。とにかく時間がなかったことだけ覚えてる。
リトル・フィートのウィリングが名曲過ぎる。久々にクロスオーバーした。
8/10
69回過去問
第三問は、売掛金等簡単なところのケアレスは絶対ダメ
委託販売の積送諸掛の、月初月末の洗替モレ
圧縮積立金の相手勘定は、繰越利益剰余金でよいが、繰延税金負債の相手勘定は当然の如く法人税等調整額
自己株式の処分差損の場合、資本金等増加限度額から控除される
処分差益の場合、その他資本剰余金が計上される
分配可能額は、剰余金と自己株式、自己株式の処分対価、その他有価証券評価差額金の控除まで
のれん等調整額は深追いしない
連結は、連結開始時の純資産じゃなか気をつけること
第67回過去問
減損は、共用資産が絡まなければ個別に判定
貸引の凡ミス
総記法の販売益は貸方残。積送品の借方残と、理論上の月末残(残った個数分)との差額。
夕食後、もう少しやりたかったが、今日はここまで。
みんな、同じ条件じゃないし、少しは買い物・料理して、子供と遊んで寝かしつけるまで含めたうえで、どこまで出来るかが自分に出来る最大限。
子供じゃないんだから。
ボーとしてきたので、明日頑張ります。5時に起きれるかな。
8/11
なんとか5時過ぎに起きて、第1回答練の第三問。
34/50点。
退職給付でケアレス。
社債発行費は5年でOK。
資本的支出の当初の耐用年数もOK。
売掛金、貸引は、やはり時間をかけた割には、2勝2敗。雑収入と売上はOK。
どちらかといえば、当座預金から、支払手形、買掛金をせめたほうよかったかもしれない。
小切手は銀行持ち込みでOK
手形は入金・引き落としの事実が必要
特殊商品売買・組織再編・為替予約・外貨換算等をテキスト3・4で復習
これなら、家族がいてもなんとか出来る
その後、直前答練の第三問復習、30点と意外とミス多し。
減損は割引前将来CFと、使用価値の算出をごっちゃにしない
退職給付の簡便法の費用は要注意。また人件費で処理する場合もある。
資本的支出があった場合の減価償却費の切り分けは要注意
今日は子供が作った弁当を殆ど食べてくれた。
それと久しぶりに聴いたCHVRCHESがめちゃくちゃ良かった。
8/12
第二回答練の第二問で、工事会計と外貨換算会計、本支店会計で18/25
実際に使える時間を考量すると妥当か
ホテルでの缶詰めを画策中
そ��場合、コピー機をどうしようか。コンビニぐらいしかないか。
今日も、弁当を作って、お風呂にいれて、寝かしつけ。
仕事もあったので、やむなし。
ボブディランの新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』を聴いてたら、とても穏やかで良い内容だった。
8/13
仕事前に昨日の復習
工事損失引当金は、当期末までに見込まれる損失を計上
つまり、その時点での工事利益(工事損失)の累計に対し、完成時までの損失が不足している部分を、その期中に計上しておく
その影響を受け、通期の工事損失累計を合わせるために、翌期の工事原価は、調整される
その後、第二回答練の第一問、第二問。
キャッシュフローの売上をまちがったため、要復習。
ソフトウェアの売上原価も間違え。
退職給付と資産除去債務はOK。
明日から、ホテルに缶詰めなので、就寝。
8/14
早朝から泊り込みの準備
今日は定時で退社して、どんどん解いていこう
キャッシュフロー計算書の営業収入は、貸倒損失分の控除が漏れていた
ソフトウェアは、販売開始時点の見込販売収益÷販売実績と、単純な年数割の大きい方
翌年度以降は、残存簿価に対し、同様の計算を続ける
出来なかった売価還元法はプロ簿記を参照
値入、値上、値下は簿記上の取引ではなく、経営側だけで行っている処理という部分に納得
逆に、値引・割戻は販売後、想定外の理由で値段を動かしている
売価還元低価法は、純値下げ額を除外した原価率を、期末売価にかけることで、期末簿価について、収益性の低下に基づく切り下げ額を反映させる
値下げ額を除外すると、原価率は下がる。
原価率が下がると、期末簿価も下がる。
結果として、値下げによって生じた収益性の低下を反映できる
イメージ 在庫処分で値下げを実施した場合、通常の売価還元法では、値下げ額を引いて、実際の売価を出しているが、低価法では除外することで、値下げ前の売価を反映できる
結果として、商品評価損で認識する
あまり時間が無いので、形に拘ってる場合じゃない
ガンガン量をこなす
第3回答練 第一問第二問 8/25、13/25
キャッシュフロー見積法の取崩は、受取利息で処理するのを初めて知った。
債��金額−貸引×当初約定利子率
部分純資産直入法は税効果を忘れない
資産除去債務は完答
新株予約権付の取得側の処理、権利行使前の有価証券勘定は、いずれにせよ期首に振戻を行っている
どこかで、今まで解いた答練を復習せねば
まとめて解説みるでいいので
ソフトウェア、やはりデータ入換費用は含めないでOK!
特殊商品売買を解く時間無かった
特殊商品の売買を復習するには非常に良い問題
解ききれなかったものや、イマイチ解説読むだけでは次解けるか自信ないものは、仕訳を書き出してみる
手と頭のイメージが繋がる
ボーッとしてきたので12時就寝
また明日頑張る
8/15
第4回答練の第一問、第二問。8/25、12/25。
会計方針の変更、繰越利益剰余金の相手は売掛金じゃなくて、売上。
他人振出の当座小切手の受領は、現金勘定。
取立依頼時に、当座 / 現金
手形は取立完了時のため留意
社債利息の現金払いはスポットレートでOK
復習
リースの残価保証は、現在価値に含める。償却では残存価額として取り扱う
維持管理費用は、リース資産の計上額に含めるべきものではないので控除して計算する
売上原価対立法では、値引後は売上を修正するだけでOK
キャッシュフローの営業収入は貸引を考慮する
66回はもう一回解いても良いかも
セールスアンドリースバックの資産の計上額は、所有権移転なら実際売却額、そうでなければ売却額と現在価値の低いほう
8/16
2020年のTACの模試
第三問は38/48で手をつけたところはほとんど正解。
一方で70分くらいかけてしまい、為替予約と工事契約を解く時間なし。
キャッシュフロー計算書の、売上債権は貸倒引当金とセット。
借入金の為替予約の場合は、利息分め期末に時価評価する必要がある場合あり
余談
何とか結果を残したいので、視野が狭くなりそう
だけど、目標の日商簿記1級に向けての非常に良いトレーニングになってるのは事実
そして、勉強を続けていく限りは、受ける事はノーリスク
勿論、家族(特に妻)には負担を掛けているので報いたいが
何となくだけど、試験委員もそこまで実務に役に立たない、今の時代には必要ない論点を作問するとは思えないので、普段から実務をやっている自分は有利なんではないか。
特に退職給付と、資産除去債務は間違う気がしない
あとは、減損を押さえておきたい
その中で、本質が分かってるかを問うには、比較問題や、推定問題がポイントとなる
ここまでやって、全く手が出ない問題は他の人も分からないと割り切る!
枝葉にこだわらず、加減を知った回答ができるように、今まで解いた問題
特殊商品売買、リース、ソフトウェアの理解を中心に復習していく
時間をつ��やしてしまった場合も、他の人も同様のはず
意固地にならずに次に進んで行く
さて、午後はもう一度、2時間問題に挑戦
第67回、85点。
総記法の益の出し方、キャッシュフローの貸引の取り扱いをチェックしよう。
8/17
とうとう前日
第68回の過去問に取り組んだが、解答要求に悩んだ箇所が複数あり、特に第三問、本支店、新株予約権付社債
調べてみると、ネット上でも指示不適切である旨も描かれており、悪門の類かと
そこに気付けた事について、前向きに捉えよう
8/18(当日)
朝の復習終了
ここまでやって、分からないところは、安全圏の人を除き、他の人も出来ない
多少失点しても、他で取り返すぐらいのメンタリティで。
自信を持って、ゆっくりと電卓を叩き、答案に記入しよう
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2023年7月4日 どこでもない場所、超越愛(Vaporwave)
楽天カードから督促状が届く。「楽天カードより大切なお知らせです。内容をご確認ください」という文章が中央にあって、背景は一面にびっしりと「Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten Card Rakuten…」と同じ文字列が繰り返し印刷されている。この督促状を持って三月ウサギの庭園に赴いたのなら、お茶会に参加できるのかな? と考えてみる。
***
Vaporwave。何年も前から漠然と聴くことはあっても、詳しいことはほとんど何も知らないという状態が続いていて、たとえば2019年12月号のユリイカ〈Vaporwave特集〉を買ったものの、ほとんど読まないまま放置する、というような状態だった。つまり、強い興味を持ってはいなかったわけだけど、今になって「Vaporwave」に対する興味が湧いてきたというか、自分とVaporwaveを接続する文脈が少しだけ見えた。
元々、四流色夜空さん主宰の合同誌「ムジーク!ムジーク!ムジーク!」に寄稿した『枝がスルスルと伸びていく』という小説の元ネタとしてtelepath テレパシー能力者の「思い出」という曲およびPVを使っていたということがあり、それは感覚的な選択なので、書いているときはvaporwaveという文脈にほとんど意識的ではなかったのだけど、今にして思えばVaporwaveという文脈は自分にとって重要なのかもしれない。
とりあえず、一から文章を書��のが億劫なので今日の自分のTwitterを引用すると、
〈自分がラブホテルの清掃をやりながらときどき感じていた空間の無-場所性(どこでもない場所〈nowhere〉の感覚、いま自分のいる場所がどこなのか分からなくなる感覚)は、Vaporwave的な反-場所性にも重なるはずで、それは村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』が描く高度消費社会の迷宮性にも似ている〉(2023.07.04)
という感覚がある。
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Vaporwaveに分類される音楽を聴くときに自分が強く感じるのは、第一に非-時間性であり、第二に、非-空間性(非-場所性と言った方がいいのかもしれない)。
まず、時間に関して言うのなら、Vaporwaveが主に1980年代から1990年代にかけての大衆音楽のサンプリングと加工を基本としている以上、方向は過去を向いている��ずなのだけれど、(木澤佐登志の言葉を借りるなら)同時に「失われた未来、ロストフューチャー」の幻影を見せるものでもあり、「もうひとつの世界(alternative world)」を幻視させるものでもある。
そして、そこには奇妙な懐かしさ(実在しないはずのノスタルジー)と、対象の曖昧な喪失感(それはあらかじめ失われているものの喪失感)がある。
空間に関しては、よくVaporwaveにおいて描かれるイメージ��一つでもある、どこまでも続いていく平坦なショッピングモールに代表されるように、グローバル資本によって均質化された、〈どこでもない〉空間という性質。
しかも、そのとき重要なのは、むしろ本来はそれが〈どこにでもある〉ということで、平坦な資本主義的空間(たとえばショッピングモール)が「どこにでも遍在している」からこそ、むしろ〈どこにもない場所〉として表象される。
ボードリヤールの言うように、もはや私たちの周りには「オリジナル(=モデル)」そのものがどこにも存在しておらず、存在するのはコピーの更なるコピーとしてのシミュラクル(イメージ)だけであり、そのような高度消費社会におけるシミュラクルとしての世界の加速の先に、Vaporwaveの反-空間性はあるのかもしれない。
***
第三に、ニューエイジという文脈ももちろんあって、Vaporwave(たとえばtelepath テレパシー能力者とVAPERRORの「超越愛・テレヴァぺ」)を聴く時に、ある種の神秘的な空間が自分には見える。時間や空間を超越した、この宇宙の本源的な波のような力が自分の中へと入り込んでくる。というのは半分は嘘で半分はほんとうであり、Vaporwaveがニューエイジの文脈をサンプリングするのは、パロディであり風刺でしかないから。
ここで、正直言ってVaporwaveがニューエイジの文脈に対してどの程度まで批判的なのかというのは図りかねるのだけど、そもそも文脈を辿るのなら、1960年代(言うまでもなく1968年には五月革命があり、日本ではたとえば佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争があったし、アメリカでは反ベトナム戦争の流れもありつつ、ヒッピーたちが誕生する)のカウンターカルチャーに起源を発していて、しかし、結果として自己啓発や健康食品やマルチ商法という形で資本へと回収されたり、あるいはオウム真理教のように新宗教という形を取ることになる。
と、必然的にニューエイジは堕落(つまり、消費社会という内部へと回収される)することになり、ここに俗流アンビエントの話もあるわけだけど、そう思うと、消費社会をパロディし風刺することと、ニューエイジ的文脈をパロディすることの間に連続性が見えてくる。
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ここで、telepath テレパシー能力者の話にまた戻ると、自分はある時期、たとえば「超越愛・テレヴァぺ」のようなアルバムを、眠剤を飲んで曖昧で脳みその奥に訳の分からないものが見えるような状態で聴き続けていて、だからこそ、当時はtelepath テレパシー能力者のアルバムの、深いエコーのかかった重低音が脳みその奥に響き、浮遊感の中、布団の中で見えているのか見えていないのかも分からない幻覚のようなもやばかりを見ていた。宇宙そのものと接続されているような、しかし深い孤独感もしくは海の底を回遊するような感覚もあって、そこで夢を見ていた。
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最後に、冒頭で引用したツイートにも感じることだけど、(高度消費社会を背景とした)Vaporwaveにおける非-場所性は、ある時期の村上春樹にも共通していると感じていて、その一つの例が『ダンス・ダンス・ダンス』およびそこに登場する「いるかホテル」であり、自分が何年も働いているいくつかのラブホテルの、窓のない内部でもある。 村上春樹について言うのなら、村上春樹が1968年に早稲田大学に入学している以上、(彼が学生運動とは一定の距離を取っていたとはいえ)、70年代以降の間での転向の問題というのはあると思っていて、『ダンス・ダンス・ダンス』の主人公が広告業か何かをこなしながら、消費社会の中で(外面的にはそれなりに順調に)生きていながらもそこにはある種の罪責感があり、それゆえに「羊男」という影の存在が現れるのかもしれない。
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あと、村上龍の『MISSING 失われているもの』も、(直接的ではないけれど)「非-場所性」と「非-時間性」を感じるという意味で、近いものがあると思う。
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かなり長くなってしまっているし、明日は朝から夜まで授業なので早起きなのだけど、もう少しだけ書いてしまいたい。2019年12月に買ったユリイカの「vaporwave特集」を初めてまともに読んだ感想として、まず目についたのは木澤佐登志と、河南瑠莉だった。木澤佐登志については今更言うこともあまりないけれど、冒頭からtelepath テレパシー能力者の曲のタイトル(「あなたの愛は私の救世主です」、「永遠に夢」、「心と魂の核変換/私たちの感情は一緒になって」、「ほとんど幸せ」……)を引いていて、それを「その空疎さと無意味さゆえにほとんど泣きそうになるくらい甘美だ」と評価する。 〈それはどこまでも具体的な「意味」をすり抜けていく、蒸気のように霞消えていく「イメージ」を、彼岸の幻影(ヴィジョン)を追い求めていく……〉(p85)
河南瑠莉はマーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』の翻訳者で、加速主義とvaporwaveの深い繋がりを認めながらも、むしろVaporwaveに内在する「減速的な」美学について論じる。
あとは、柴崎裕二の「Vaporwaveと俗流アンビエント ニューエイジの消費主義的異形をめぐって」も、興味関心には近かった。
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―賃上げの原資となる価格転嫁が難しい企業は多い 確かに価格転嫁で苦労している声を多く聞く。例えば、飲食店では、事業を続けるには値上げ以外に手段はないが、値上げをすると客足が減るジレンマがある。最近は卵の不足や価格高騰で、メニューを削らざるを得ない状況も出てきた。 その中でも、60年ほど続いてきたある中華料理店は、昨年11月で閉店した。コロナ禍の間、客数が減り続けるなかで苦労しつつもなんとか乗り切ってきたが、原材料の高騰で、やればやるほど赤字になってしま��ようになった。かといって値上げすれば客離れに繋がる、という板挟みで疲弊して店を閉じた。 中小・零細企業は、賃上げどころか事業継続も難しくなりつつあるのが現実だ。 ―価格転嫁を進めるには何をすべきか 今まで常に、上から値下げしろと言われ続けてきたのが(下請の)中小企業なので、これまで値上げを要求した経験がない。このため、どう交渉していいかわからない。そういう声は多くある。 ただ、なかには価格転嫁できた事業者もいる。どうしてできたかといえば、やはり独自の技術や製品を持っている。 当たり前だが、他で作れないものや他にない技術があれば、相手は強気の価格交渉でも聞いてくれる。だから、お客様に伝えているのは、誰でも出来ることではなく、独自の技術や製品を持つようにしましょう、ということだ。 そういう企業は収益も上がるため、賃上げができる数少ない企業でもある。これは良いサイクルが生まれていると思う。やはり独自性を持つことこそ重要ではないだろうか。飲食店でも、ここでしか食べられない、美味しいとなれば少々値上げしても客は減らない。 ―コロナ融資の返済も本格化するなか、企業業績を回復させるためには コロナ融資に関しては、すでに大半のお客様は返済がスタートしている。返済が難しいため猶予してほしいというお客様もいることはいるが、今のところは大きな問題にはなっていない。 売上の面では、多くが1、2年前に比べて回復してきた。だが、肝心の利益が出ないというのが現状だ。価格転嫁ができるかどうかにかかっている。 ただ、我々がお客様に代わって価格交渉するわけにはいかないので、プロの講師を呼んで価格転嫁の交渉の仕方のセミナーなども開催している。これには参加希望が殺到した。『城南なんでも相談プラザ』という相談窓口で随時相談を受け、価格転嫁のアドバイスをさせてもらっている。 ―先行きが厳しい企業への対応や支援は 単独ではなかなか難しい部分もあるので、全国の信用金庫や環境省、県や自治体、マスコミ、大学などと連携協定を結んでネットワークを作り、なんとかこの大変な状況を乗り切っていこうと活動している。 具体的には、『よい仕事おこしフェア』というイベントだ。昨年12月、3年ぶりに20回目を通常通り開催した。2日間の実施で447ブース、約4,700商談、約2万5,000人が来場した。一人では解決できない問題も、多くの人が集まることで新たな技術や商品に変わることがある。 インターネット上での情報交換のサイトも作成した。日々、売りたい・買いたい、こんなことで困っている、こんな技術を探している、こんな材料を探しているという情報を、全国の企業と交換している。 城南信金のお客様だけで��解決できなくても、別の地域の信用金庫のお客様であれば解決できることも多くある。そういう方を繋いで課題を解決し、収益改善、売上増に繋げるような取り組みを進めている。 我々は金融機関なので、金融以外の分野ではたいしたことはできない。だが、人や企業同士を繋ぐ機会を作り、実際に繋ぐことはできる。それが最大の役目かもしれない。
城南信用金庫・川本恭治理事長 単独インタビュー(後編) : 東京商工リサーチ
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2023年2月11日朝6:30、コーク市内のフラットを出る。約2時間半、電車を乗り継ぎ、キルデア州キルデア(Kildare, Country Kildare)を目指す。
朝8時17分、乗り換えのサーリス(Thurles)駅プラットフォーム。日照時間がまだまだ短く、朝8時過ぎでも明け方の気配が残る
雨上がりの生臭い都市のにおいと、町外れから風にのって運ばれてくる野原のわずかなにおいが混ざりあって、日の出前の暗闇がつつむ冷たい空気に溶けている。
サマータイムのはじまりまで残り一ヶ月半、日中��陽が短く、曇天と雨の日ばかりが続くアイルランドの冬の厳しさは、南米や南ヨーロッパ出身の友人たちのメンタルを目に見えて明らかにすり減らしていた。
霜が降りたフィッツジェラルドズパーク(Fitzgerald's Park, Cork)、リー川(River Lee)沿いのキンポウゲの葉
「あなたは日本でも北の方の出身だから、こういう冬の気候に慣れているんでしょ?」と、げっそりした表情の移民の友人たちが訊ねてくるたびに「アイルランドにおける英語の『冬』と、日本語の『冬』は、その言葉に含まれているバックグラウンドが違う、このふたつは完全に違う季節だと思う」と答えた。
彼らが「冬」と呼ぶ、11月初旬から3月後半あたりまで、わたしたちのイメージする冬らしい冬の日もあるにはあったけれど、それはせいぜい1ヶ月半くらい。あとのおおよそ4ヶ月間は、気温一桁台から二桁台前半あたりをうろうろする。メキシコ湾からアイルランドとイギリスに届く暖流の影響で、振り続ける雨は雪になること無く、その影響で湿度が下がらない。体感は寒いのに、大気は霧と湿度に包まれてなんとなくじめじめしている。
要するに、冬の厳しさの質が全く違う。
東北の冬が、雪という抗いようのない大きな重量を持った物体に対して、歯を食いしばりぐっと耐え忍ぶようなイメージなら、アイルランドの冬は、浴室に生えるカビのように毎日少しずつ心の中のしんどさの領土を広げていく。
コーク郊外、冬はよく町が霧に包まれる
春が来る。
2月1日はケルトの暦の春分の日、ゲール語でインボルク(Imbolc)。
暦の上での春と、体感としての春におおよそ1ヶ月の時間が空くこと、そしてその到来がそこに住む人々にとって他の季節のどれよりも特別であることは東北と同じだ。
前回記事のハグ・オブ・ベアラ(Hag of Beara)についての文献を調べていたときに何度も目にしたブリジッド(Brigid)の名前は、ケルト神話に登場する存在だった。
なので当然、2月1日の聖ブリジッドの日(St. Brigid’s Day)の日や、その名前を冠して2023年から公式にアイルランドの祝日になった2月の第一月曜日も、それに関連する日だと思い込んでいたがどうやら違うらしかった。
聖ブリジッド(St. Brigid)は現在の北アイルランドとの国境近く、ラウス州フォアハート(Faughart, Country Louth)に生まれ、5世紀から6世紀にかけて実在していたとされるアイルランド人の修道女だ。
幼い頃から貧しい人々に施しを与え、アイルランドの守護聖人である聖パトリックによって洗礼を受けたあと、各地で教会や修道院、アートスクールまで設立したと言われている。
1902年から続く雑誌 Ireland’s Own の表紙の聖ブリジッド、手には彼女の信仰の象徴の十字架の藁細工
彼女に関して興味深い点がふたつある。
ひとつは、彼女が実在したことを確実に証明できる文献が残っていないこと。
そしてふたつめは、前述の通り全く同じ名前のケルト神話の女神が存在することだ。
日本に五穀豊穣や学業成就を祈るためのモチーフとしての神々があるように、キリスト教圏の聖人にもその多くに守護の対象がある。聖ブリジッドの守護対象は家畜、詩、歌、鍛冶、病気からの回復など、周知されているものだけでも非常に手広い。
そしてそれらの守護は、女神ブリジッドの守護するものと同じだ。
普遍的な祈りである「病気からの回復」は、アイルランドにおいて井戸や湧き水と関連付けられることが多い。古くはドルイドの信仰の対象であり、地下から湧き上がる水は癒しや命の源とみなされ、アイルランド国内に約3000ある「聖なる井戸」の内の少なくとも10の井戸がブリジッドと紐付いて周知されている。
聖ブリジッドの泉の井戸、井戸の水自体は正直あまり綺麗な水質には見えなかった
彼女が修道院と教会を建てたあとそこに没したとされる町、キルデアの町外れには、それらを巡礼する人々のために用意された聖ブリジッドの泉(St Brigids Garden Well)がある。
もともとの小川の曲線に沿って整備されたと思われるその小さな公園には、聖キルデアの銅像が経ち、彼女に対する崇拝の象徴であるイグサや藁で編まれた十字架のモチーフが散見される。
聖ブリジッド像、聖ブリジッドの日から5日後だったこともあり供えてあった花はすべて瑞々しい
外壁に刻まれた聖ブリジッドの十字架(St.Brigid’s Crosses)モチーフの彫刻。2月1日にこの十字架を玄関に飾るとブリジッドの守護が受けられるという信仰がアイルランドにおいて広く分布する
その周囲や周りの木々、公園の奥に位置する井戸の近辺には多くの供え物が並ぶ。供え物の多くは治癒を望む体のパーツにまつわるものであるらしく、パンデミック後ということもあってかマスク(文脈を知らず一見すると捨てられたマスクのゴミに見える)が目立った。
ストッキング、マスク、靴紐、靴下、スカーフ、ネックレス、供え物は様々。木から供物が落ちると祈った箇所が加護を受け、病気や外傷が治癒すると信じられている
町外れに位置するにも関わらず、絶えず入れ替わり数名の人が訪れる。
録音レコーダーをまわしながら、来訪者が途切れたタイミングで公園の全景を眺める。澄んだ小川が風を運び、もとの地形にも配慮されデザインされたと思われる、心地の良い公園である。にも関わらず、なんだか妙な感じがした。
公園の奥にある井戸と、入り口付近を流れる小川が繋がっていないのだ。地下で繋がっているのかもしれないと思い小川の上流を視線でたどっても、井戸とは90度逆の方向だ。上流は茂みの奥へと続き、その先は見えなかった。
公園全景。撮影地点の背後に井戸がある。小川は写真左奥の茂みの方から水が流れ���来ている
録音を終えると、キルデアの中心部に向かう。
中心部といっても、人口9000人に満たない小さな町だ。もとは数えられるほどのパブとカフェ、そして聖ブリジッドが設立したといわれる中規模の教会がある比較的静かな町だったが、2007年にオープンした大型アウトレットモールには隣県である首都ダブリンからも大型バスが乗り入れる。
土曜日の昼下がりに町を歩くほとんどの人が、有名ブランドのショップバッグを持ち、駅の方角へと歩いていく。
中心部にやって来たのは聖ブリジッド大聖堂(St Brigid’s Cathedral)に行くためだった。だが、この日に限ってメンテナンスのために敷地全体が閉鎖されていた。
聖ブリジッド大聖堂、閉じられたメインエントランスのフェンスに手をつっこんで撮った写真……
アイリッシュ・ナショナル・スタッド&ガーデンズ(Irish National Stud & Gardens)に向かった。
時間が余ったらついでに行けたらいいかな、と思っていた場所だ。
競走馬の繁殖とトレーニングの場として20世紀初頭に設立され、今では市民に親しまれる広域公園としても機能するこの場所には日本庭園がある。
1906年、ロンドンで日本趣味の骨董品店を経営し、自身も骨董商だった Tassa Eida (日本名: 飯田三郎)は、日本庭園をつくるためにキルデアに派遣され、その後の4年間を彼の息子 Minoru と共に造園に従事する。
(彼らの詳細については こちら と こちら の記事が詳しい、どちらも素晴らしくリサーチされたポスト)
手入れの行き届いた枯山水
19世紀後半から20世紀初頭にかけてジャポニズム、つまり「日本っぽいもの」がヨーロッパで流行ると、貴族たちはこぞって「日本っぽい建築」や「日本っぽい庭園」を作りたがった。
ただし、やはりそれは「日本っぽいもの」の域を出ないものが多く、日本で生まれ育った人間が見ると、形容し難い、ちょっとした居心地の悪さのようなものを覚えるようなものが多い。
そういう類のものだろうとあまり期待せずに訪れると、良い意味でその期待を裏切られる。
庭園の動線、ちょうどまんなかあたりにある洞窟?からの景色。右にあるのは藤棚で春にはきれいに藤の花が咲くらしい
清らかな水が美しい動線で引かれ、人が生まれてから死ぬまでを表現したその庭園は、当時イギリスで流行したエドワード様式建築の影響を受けて少しだけ華美ではあるものの、正真正銘の日本庭園だった。
庭園の石灯籠によじ登っていた鬼。庭園にある多くの植物やオブジェクトが日本から輸入したものだが、たまにこういう西のものとも東のものとも分からないモチーフも見かけて興味深かった
町の中心部に戻ると、帰路の電車の出発まで1時間弱の時間があった。
少し散策したあと、聖ブリジッド大聖堂に戻ってくる。
地域の人だけが使う入り口とかあってそこから入れたりしないかな……などと不届きなことを考えて外壁の周りをうろついたが、それらしきものは見つからなかった。
入り口を探っているときに外壁から見えたラウンドタワー、実際に登れるものとしてはアイルランド国内でいちばん高いらしい
しかたなくキルデア駅に向かう。
プラットフォームの椅子に座って電車を待っていると知らない女性に、どこから来たのか、と声をかけられた。
薄暗いプラットフォームで目をこらすと、大聖堂に戻る前に一瞬だけ立ち寄った、メインストリートから少し外れた場所にあった雑貨屋の店員だった。
日本から来たこと、リサーチに関すること、井戸とスタッドガーデンの方には行って、教会にどうにか入れないか模索したが結局入れなかったことを拙い英語で説明する。
すると「どっちの井戸に行ったの?」と訊ねられた。
聞き間違いかと思い、どういう意味ですか?と返すと、彼女が説明してくれた内容はこうだった。
ブリジッドの井戸はふたつあって、ひとつはおそらくあなたが行った聖ブリジッドの泉、 聖人の方のブリジッドを祀ってるところ。地元民にとってはずっと特別な場所だったけど、パンデミック中にきれいに整備されて、観光客が来たり滞在したりが以前よりも更に容易になった。
もうひとつあるのが、Wayside Well(日本語直訳: 道端の井戸)と呼ばれている場所。こっちがキリスト教伝来前のドルイド(ケルト人たちの信仰における祭司)のブリジッドを祀っていると言われている。スタッドガーデンの駐車場からすぐそばの、とても素朴な井戸で、観光客はまず行かない。
そして、聖ブリジッドの泉の公園を流れる水は、Wayside Wellが源泉。
そう、この話を初めて聞いたとき、わたしもとてもおもしろいと思った。
地味で、ほぼ地元民しか知らない、古代ブリジッドの方から湧き出た水が、キリスト教のブリジッドの方に流れていって、そしてその公園の方が立派に整備されていて、人がたくさん来る。歴史が辿ったストーリーと水の流れが同じなんて、ちょっとロマンチックだよね。
そして、あなたの旅のことも同じようにロマンチックに感じる。
日本庭園に行ったんだよね?
あそこを流れる小川の水も、同じWayside Wellから引いた水だよ。
スタッドガーデンの日本庭園に流れる小川
水の情報記憶に関する文章を読んだことがある。
スプーン1杯の水が1TB分の情報を記録できる、という科学研究だ。
信仰が人々の普遍的な祈りを運ぶ船だと考えたとき、わたしたちは船を替えても、変わらず同じ水の上に浮かぶ。
あれこれ考えて右往左往するよりも、もっと単純に、すべては最初から土地とそこを流れる水にメモリーされていて、わたしたちはきっと、そのぼんやりとした断片にただ触れることだけができるのかもしれない。
聖ブリジッドの泉公園を流れる小川。水がとても綺麗でクレソン?が群生していた
ふたつの井戸の話にあまりにも驚いて「そんな情報、どこにも書いてなくて全然知らなかった、道端の井戸(Wayside Well)の方にも行くべきだった」とわたしが言うと、彼女は微笑みながらこう言った。
「また来ればいいよ、水が止まることはきっとないからね」
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カンカン多感
pixiv主催 「執筆応援プロジェクト〜おしごと〜」に参加した際書いた習作です。悩み気味の浪人生が陽気な鍛金職人のところで数日間お世話になる話。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19395132
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「……ここがいいだ工房か」 古びれた民家を思わせる作りの建物を見て俺は一人呟く。手元の地図にも狂いはないだろうし、外側に手書きで書かれたようなパネルが「いいだ工房」と名乗っていた。 季節は初夏に入りかけていて、日差しは徐々に強くなっていた。周囲の木がザワザワと騒いでいる。 まばゆい陽射しの煩わしさからなのか、それとも単に虫の居所が悪いだけなのか自分でも理解できない苛立ちに俺は顔を顰めた。この頃は毎日こんなだ。 俺は手元にある地図をグシャリと丸めてポケットにしまうと、ズンズンと建物の玄関前に向かった。カンカンカンカンと鉄同士を叩いているような鈍い音が建物の中から響いている。……一度インターホンを押した程度では聞こえないのか、音は鳴り止まなかった。俺はため息をついて、もう何度かインターホンを押した。 中から聞こえるカンカンカンという音がピタリと止んだ。ガラガラと扉が開くと、中から一人の男が顔を見せる。面長な顔立ちをしていて、若干自分より背が高い。作業着なところを見ると、おそらくさっきの金属の音は彼の手によるものだったのだろう。俺が会釈をすると、彼はぱぁっと明るい表情をみせた。 「アナタが中田さん、デスか。お話は先生から聞いていマス。ひとまず入りましょう」 工房の中に案内されると鉄特有の香りが鼻腔をくすぐる。嗅ぎ慣れない香りに俺は少し顔を顰めた。老朽化のためだろうか。若干壁は煤や汚れで黒ずんでいる。 前を歩く男性の背筋を伸ばして歩く姿からは生真面目そうな性格を感じさせた。もしこの工房で過ごす中で困ったことがあったとしても、この人に聞けば大丈夫だろう。そんな安心感を感じさせるような背中だった。 玄関から続いている廊下を渡り、工具が散乱した作業場らしき場所を抜けて、少し奥の方にある応接室に通される。 応接室に案内されるまでの通り道で、男性はカタコトの日本語で自己紹介をしてくれた。彼・李俊(リ・ジュン)は、中国からの留学生で、二年前に日本に来たという。大学の講師をやる傍ら、この工房の主人である飯田さんの手伝いをしているらしい。 「先生は今、ちょうど外に出ていますカラ、少し座って待っていてください」 李さんがさし示したソファにひとまず腰掛ける。工房の主人である飯田さんがどこにもいる気配がなかったので少し不安ではあったが、本人が外出していると聞いて納得した。 「ええと、飯田さんはどれくらい外出されている予定でしょうか?」 「ああ、多分、ちょっとしたお買い物デス。中田さんがいらっしゃっいしたことをさっき連絡したので、きっとすぐに戻ってくると思いマスね」 「そうですか。では待っています」 そのやりとりが終わると、李さんがお茶の入った湯呑みをテーブルに置いてくれた。 湯気のたったお茶に手を伸ばす。暖かいお茶を飲むと張り詰めていた背筋の感覚がちょっと緩んできたような気がした。ふうと息をついてから、俺は、ここまでの自分の経緯に頭を巡らせた。
きっかけは祖父の一言だった。 「仁、五月になったら飯田さんのところで三週間くらい勉強させてもらってきなさい」 唐突な祖父の提案に俺は、は?と間の抜けた返事をした。なんでも、いいだ工房の主人である飯田さんは版画家である祖父とは知り合いであったらしい。俺がバンドをやっている話をすると飯田さんが食いついてきて、興味深そうにしていたという。飯田さんは工房で鍛金を中心とする金工制作をする傍ら、何かと特別講師としてあちこちの学校や教室を飛び回っている人で、もし俺が金工制作に興味がありそうであれば、是非いらしてくださいとのことだったらしい。 ちょどその頃、俺は、大学受験に失敗して浪人生になることが確定した時期だった。親はどうしても俺をいい大学に行かせたいそうだったが、俺にとってはそこまでの期待がどうしても重荷になっていた。 支援はいくらでもする。浪人すればいい。両親はそう言ってくれたが、、そんなこと言われたところで、「いい大学に行く」ということが俺のモチベーションに繋がっていないのだからしょうがないだろう。 大学受験のために高校の軽音部も、仲間内で集まってできたバンドもすっぱりやめた。勉強も真面目に取り組んでいたはずだった。そしてこの結果である。そりゃ努力が足りないのは確かだとしても、俺としては、何だかもう解放されたい気分になっていた。 そんな時に、先ほどの祖父の提案だったのだった。浪人確定になって半ば投げやりになっていた俺はそんな提案を渋々承諾して今に至る。 と、ここまでの経緯を脳内で振り返ったところで、ドタドタと言う音が廊下の方から響いてきた。足音がこちらに近づいたと思えば、客室のドアが勢いよく開いた。 「李君!ただいま!!あ、君は仁君だよね!来てたんだね!お待たせしました!!僕は飯田鉱二っていいます!!よろしく!!」 飯田さんはものすごい勢いで捲し立てながら、買い込んできた物を袋から出したり棚に入れたりし始めた。相当急いで返ってきたのか、身体中から汗が吹き出している。李さんは、そんな飯田さんの様子を少し呆れたように眺めている。 「先生、中田さん驚いてマスから」 「え?!あ、ごめんね。驚かせたよね。もう少しで終わるから、ちょっと待っててくれてもいいかな?」 「ああ、いいえ、全然……大丈夫ですよ。ハハハ」 この人にこれから色々教わると思うと何だかちょっと不安になってきた。俺、本当にここでやっていけるのかな……。
少しして落ち着いた感じの飯田さんから改めて紹介を受けた俺はさっそく工房の中を案内してもらった。応接間の隣には道具が収めてある倉庫があり、その奥には作品の保管庫。廊下を戻ると先ほど見かけた作業場に辿り着いた。李さんはすでに作業場に戻っていた。カンカンカンという音がまた響き渡る。飯田さんは机の上にあった銅板を手にしながら言った。 「鍛金のことは裕之さんに少し聞いたと思うけど、仁君には今回銅で器を作ってもらおうかなって思ってるんだけど、どんな感じのがいいとかある?」 「ええ、ど、どんな感じといわれても……」 物作りに興味がなかったというわけではないのだが、正直イメージが全く湧かない。そもそもあの平べったい銅板がどうしたら器になるのだろうと思う。うんうんと悩んでいる俺をみて、飯田さんが、机の近くの棚に保管してあった金工作品を見せてくれた。 「これとかこれは銅板で作ったコップ。こっちとかはサラダボウルとかかな。こういうのはシンプルなんだけど、工夫すればとっくりとか窪んだ模様も作れるし、気になるやつとかある?」 「なるほど……すごいな、銅板ってこんなに変形できるんですね」 「もちろん!ちょっとずつだけど形を変えていけるからね。まあでも、せっかくここにきて3週間かけて作るものだから、仁君が欲しいものとか使いたい物とかがいいんじゃないかな〜って僕は思うけど。なんかアイデア浮かんだ?」 「……えっと、じゃあ、このコップみたいな形のやつに模様を入れたやつって作れますか?」 こんな感じの……と付け加えながら、俺は持ってきたメモ帳に模様を描いた。すると、先生は感嘆したようにそのメモ帳をまじまじと眺めた。 「いいねいいね、なるほどね。うん、全然できるよ」
鍛金というのは一朝一夕でできるような物ではなくて、何度も何度も同じ動作を繰り返しながら形を整形して一つの作品が完成するものらしい。まず、焼き鈍しという工程で金属を火で炙り、加工しやすくする。それを薬品で洗って、それから打ち出しという作業に入っていく。打ち出しは当て金という角度のついた金属に沿わせてトンカチで叩いていくことで、形が少しずつ整形されていく作業だ。焼き鈍し、洗い、打ち出しを何度も繰り返していくことによって、平べったい金属板が器に整形されていくということだった。 とりあえず初日ということで、俺は作りたい形に沿った底を作るために木槌で銅板の形を緩やかに変形させていく作業に入ることになった。底に当たる部分を決め、それを中心に平べったい銅板を起き上がらせていく。作りたい物の底に当たる部分を整えてから、当て金を使って全体の変形をさせていく作業に入っていくというのが大まかな手順だ。 飯田さんは、黙々と作業している李さんを示して少し揶揄うような口調で 「李さんは本当に真面目で結構作り方も丁寧だから、僕がいないときにわからないことあったら彼に何でも聞くといいよ!作業中は耳栓してるけど、李様〜!!って大声駆けつければ気付いてくれるからさ」 と言った。幸い、その日にそのフレーズを使うことはなかった。ただ、飯田さんも李さんも時々気にかけるようにこちらの様子を見てくれているのを感じた。安全管理という面が主な理由だろうが、飯田さんにいたっては人が作っているのを見ているのが興味深いというような目つきでもあった。俺は何が面白くて素人の作品を見るのか全くわからなかった。 銅板を熱して叩いてを繰り返していると、あっという間に一七時。帰る時間になった。正午くらいにここを訪れたはずだったが、思った以上に没頭していたらしい。 作業着を脱いで道具の手入れをしているときに先生が思い出したかのように質問してきた。 「あ、そういえば仁君、好きなこととかある?」 「……そうですね。特にこれといったものは」 「……そうか。まあ、この時期はそういうときもあるよね。……ああでも、バンドやってるって裕之さんから聞いたけど」 「バンドは……三年の頃にやめました。ちょっと揉めちゃったし、勉強の邪魔になると思って」 「え?そうなの?……楽器は何やってた?」 「ドラムです」 「そうかー。ふーん、ドラムかー。面白かった?」 「ええ、まあ、それなりに」 「へー、いいじゃんいいじゃん」 「ドラム……叩いてたんですか?」 「んー?いやぁ~、僕はちょっとかじったことある程度かな。音楽はからきしでさ。でも……今聞いて僕は思ったね。君は、きっとうちの工房で過ごす時間が楽しいと思うよ」 やっぱ変な人だなと思った。何を考えているのかがさっぱり読めない。バンドのドラムと、トンカチで銅板叩いていることが何の関係があるというのだろう。大体どちらも俺の今後の人生には必要ないことなんじゃないか。そう思いながら、俺は手にある木槌をぎゅっと握りしめた。
それから次の日もその次の日も毎日、俺はいいだ工房を訪れて、黙々と鍛金の作業を続けていた。毎日作業場の窓から射しこんでくる太陽の日差しが斜めになるのを見ては、今日もあっという間に終わったなと思っていた。それほどまでにこの鍛金という作業が俺にとっては面白いのかもしれない。底の部分は四日目程で整ってきて、それから後は当て金を使った作業に入っていた。 作業場では飯田さんや李さんも作業をしているため、部屋にはカンカンカンという音が響き渡っていた。さすがに耳がイカれそうになったので、李さんに倣って二日目からはしっかりと耳栓を用意して作業をしているが、それでも、カンカンカンという音はよく聞こえた。 俺は初日、飯田さんは何だか変わった人という印象ばかり抱いてしまっていたが、数日間過ごしてみると、根が非常に真面目な人であるということがわかった。一旦作業に入るとそれまでの気さくな雰囲気はどこへやら、表情の険しい一人の職人が作業台に鎮座していた。しかし、それ以上に面白いのは、彼が打ち出しの時に出すトンカチの音だ。李さんのようなカンカンといった音と違って、飯田さんはカンカン、カンカンカカンと言った風に一定のリズムを保っていた。そのリズムが面白くて、時々俺はそれが音楽のようにも思えた。真似をしようとしたがトンカチの重さのせいで飯田さんほどは気持ちいい音を出すことができなかった。 初めは平べったかった銅板がだんだんと器の形に近づいてくるのつれ、当て金を使った打ち出しが少しずつ難しくなってきた。銅板が起き上がってくるということは徐々に角度がついてくるということでもある。当て金と器との角度がうまく掴めないのだ。ちょうどいいところに当たれば綺麗なうちだし跡ができるのだが、下手に打つと斜めにずれてトンカチの縁の跡が濃く残ってしまう。トンカチの力加減もただ力任せに叩けばいいという訳ではないのが難しい。うんうんと難しい顔をしながら叩いていると、時々飯田さんや李さんがやってきてコツを教えてくれる。けれど、やはりすぐに習得するのは難しい。なかなか習得できないまま、残り日数が少なくなってきたのを見て、次第に俺は焦り始めていた。受験には落ちるしこんなこともできない自分が情けない。何でもかんでも惨めに感じるような気さえした。 そんな日々が何日か続いたときの帰り際、ふとしたように飯田さんが話しかけてきた。 「最近ちょっと行き詰まってる感じ?大丈夫そう?」 飯田さんはどうやらこの頃の俺の様子を心配してくれたらしい。 「ああ、えっと…多分大丈夫だと思うんですけど、打ち出しが思ってたより難しくって……。今日もトンカチの縁の跡ちょっとついちゃったし」 俺は自分の作っているコップを飯田さんに見せながら言った。飯田さんはコップを手に取って、それから縁の跡を指の腹で優しく撫でた。 「……これね。難しいよね。最後軽く研磨もするけど、跡がひどいとどうしても残っちゃうし、仁君もせっかくなら綺麗に作りたいよね」 「そりゃそうですよ」 数秒間静まり返った。飯田さんはさっきからじっと、俺の作りかけのコップを撫でながら何かを考えている様子でいた。外からまたザワザワと木の葉の音がした。そういえば初めて来た時もちょっと風が強かったなと思い出した。沈黙を破ったのは飯田さんだった。 「仁君って確かドラマーだったよね。やっぱ鍛金で叩くのって楽しいでしょ?」 「……ええ、確かにちょっとドラムというか、太鼓っぽさはあって楽しいです」 「僕は、鍛金っていうのは対話に似ていると思っているんだ」 唐突にそんなことを言われる物だから少し困惑した。ドラムにしろ、対話にしろ、何にでも鍛金に関連づけて考える癖でもあるんじゃないのか。 「対話?」 「そう。その人が好きな話をすれば、相手はちょうどいい反応を返してくれる。でも、こっちが好き勝手話せば向こうは受け止め損ねて話はぐちゃぐちゃになってしまう。……鍛金も同じだと思うよ。力任せにトンカチを振るっても当てどころが悪くっちゃ歪んでいってしまうんだ」 ふうんと思った。対話。なるほど。確かに日常でも話題が悪いとうまく返らないし、自分勝手に話したところで話は拗れてしまうのが常である。それなら、少しわかるかもなと思った。気付いたら、俺はずっと気になっていたことを聞いていた。 「飯田さんの打ち出ししている時の音って楽しそうですよね。やっぱり対話しているからなんですか?」 「え?僕の打ち出しの音……?ああ、まあ、あれは癖みたいなものかもな〜。でもなんか単調にカンカンやってても楽しくないじゃん?だったら楽しくしたくない?」 イタズラを思い付いたかのような顔で飯田さんが言うものだから、俺もつられて笑ってしまった。飯田さんらしい。 「だからさ、力任せにやらなくてもいいよ。あと時間はまだまだあるし。多分一週間くらい残ってるでしょ?」 「そうですね」 「初めっからなんでも丁度よくできる人なんていないんだから、できないことなんて気にしないで、ドラムみたいに楽しく叩きなよ」 「はい。……正直スティックの重さとめちゃくちゃ違うからドラムみたいに叩けってのは難しいですけどね」 俺の一言がよほどお気に召したらしい、飯田さんは、そっかそうだよねハハハだなんて笑いながら作業場を後にした。
そんな日々を通して、いいだ工房で過ごす日はどんどん過ぎていった。三週間が経って、季節が梅雨に差し掛かる頃、俺の銅製のコップは完成した。打ち出しをしながら模様も入れていった自分だけの銅食器は銅の持つ光沢以上に輝いて見えるようだった。 ……結局として俺は打ち出しのコツは掴み切ることができなかった。最後まで李さんや飯田さんからハラハラとした視線を向けられながら、どうにかこうにか形になったという感じだ。とはいえ、あれ以来、器に跡がつくことは少なくなったし、できない焦りよりも楽しい気持ちが最後は勝っていたように思う。 飯田さんは完成したい俺の銅食器���見て、「え!これ、めっちゃいい!見込みあるよ!!弟子にしたいな〜!!大学生になってからでもいつでもおいでよ〜!!」だなんて言っていた。李さんはハイテンションな飯田さんに、先生、誰にでも言ってマスよね〜と冷静な対応をしながらも、「本当によく頑張りマシたね。すごくいいと思いマス」と満面の笑みで伝えてくれた。 工房の中に置いていた私物を整理して、飯田さんや李さんにお礼を言うと、二人は別れを惜しむかのように沢山労いの言葉や激励の言葉を並べまくった。それから、飯田さんから半ば強引に連絡先を押し付けられる形で連絡先も交換した。…こういうところがあるせいで、飯田さんへの変な人だなぁという感想は最後まで消えることがなかった。 いいだ工房を後にしながら、あっという間の三週間を振り返る。思えば何かを学ぶには少なすぎる時間だった。その証拠に俺は初めの頃と俺は何も変わってはいない。何よりこれからは本格的に勉強漬けの日々になるだろう。それでも、自分だけの中にあった鬱憤をカンカンという音でほぐしていけたような気がする。煩わしいものが多かったのに、今は、ポツポツと降り始めた雨さえも、あの時の飯田さんのようにリズムを取っているようで面白くなっていた。 カバンから折り畳み傘を出して、考える。どちらにせよ浪人は確定してしまっている。志望校のこととか、予備校のこととか、向き合わなければいけないことが沢山ある。帰ったら、いいだ工房の話をして、それからこれからのことを親に話してみよう。綺麗に打ち返るかわからないけど、叩かなければ起き上がらないのと同じように、話さなければ、俺の形も曖昧なまま伝わって、どこか歪んでしまうだろうから。 だんだんと雨足が強くなってくる。それでも俺は構わないでのんびりと歩いていると、後ろからカンカンカンという音が聞こえたような気がした。
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(ひさびさ書いたらすんげー長文になっちゃった、ごめん…)
最初期から一緒にバンドやってるベーシストのヨシムラくん(小学生からの付き合い)から写真撮ってもらって、色々加工の練習してます。嫁はんのMちゃんが撮ってくれてたんかな。メガネにヨシムラくんが映ってますね。イイですね。わたしは最近ガタイのよさをよく指摘される(コメ食いすぎかー)。動画とか写真の加工にAI使ったアプリが出てきてて、あまりにも乗り遅れそうだけんちょっと勉強がてら。すんごい便利。それでこれからヨシムラくんとまたバンドやろーかーいうとりますけども。
tumblr〜amebaでブログやってたけど、令和2年の水害後に自分の近況をお知らせする気になれんくて(もとからそんなやってなかったですけど…)タンブラーに戻そうかなおもて、また気軽に更新してってみよかと思う。水害前後で2度目の離婚とかもあって人に迷惑かけたり不義理したりして、音楽も絵もやってなくただひたすら沈黙して労働してました。まぁそんな中で我が息子くんは9歳になり、少数の身近で助けてくれる人たちやら仕事関係の新しい人脈とやってく中で、少しは気持ちも落ち着いてきたんかなと思う。水害から2年後にそれまでいたチームから独立して、最初は山仕事も農業も私生活もゴッチャゴチャやったけど、だいぶ人脈と仕事が整理されていって、自分でやり始めてよかったなと今は思えてる。今はめっちゃイイです。新しい相棒(マッシーン)と新しい拠点(倉庫兼事務所)も加わって、仕事の単価も徐々に上げていけたらなーと思って日々奮闘中。でも別にあんま忙しくもしてないし、その時やれることをやってきて偶然いまの状況に辿り着いたって感じで、周りの仲間の人たちやら家族やら皆さんに感謝しつつマイペースにボチボチやっとります。新しい拠点の倉庫事務所は鹿児島。
倉庫内にドラムセットを組みました。こいつは今年に入って、ヨシムラくん家の隣のアメリカ人の方が安く譲ってくれて(ドラムセットも水害にあったことを伝えてくれてた)おれんとこ来ました。ありがとございます。シンバル、ハイハットは坂本の泥の中から音楽仲間が救ってくれたやつ。ひん曲がって錆びてるけどそれがまた、いまの気分にあってる。またこちらの建物も坂本の倉庫同様、半分趣味小屋になりそう。でも広さが坂本の2倍ぐらいあって、偶然近くで新事業が始まってた知り合いと共同で使ってくことになった。ここでちょっとずつ芸術やら創作も再開していきたい。そしていつか、密かにメンターと崇拝しているマルハマさんに隠れアートギャラリーとしてお招きできることを目指して空間を作っていく予定。右端のアイボリーのROLANDギターアンプは、去年亡くなったベアーズカフェミックさんの遺品で、ご家族から譲って頂きました。分解してキレイにして、大事に使わせて頂きます。吉村さんから生前にも、水害後に音楽やる気なかった状態の俺にギターを譲ってくださいました。大した音は出せないけど、自分なりに鳴らしていきます。そして息子世代に受け渡せるように手入れしていくという決意を胸に。
解体されていく前の職場のreborn。rebornになる前から期間中までそれはいろいろとあったけど、それはそれで、結果よかったんじゃないかと思う。自分にとっても周りの離れていった同僚にとっても。いつもキレててごめんな。造林業やるキッカケをくれたチームだったから、繋いでこれたことには本当に感謝してる。それぞれの場所で、それぞれやってこう。それぞれの平穏が少しでも長く続くように。
最近息子くんは、誕生日に買ったスケボーでひたすら直進している。その後ろをわたしも直進する。スケボー下駄代わりにでも乗れるようになったらいいね。
そんなこんなでバタバタやってたら、水害にあった坂本の倉庫がやっと嵩上げ&再建の話が進んできました(令和6年11月現在)。4年も経って、もう何も使わないかもなー思って諦めてたんですけど、いろんな噂が飛び交う中あんまり焦らず傍観してたら、国からの補助が出て再建できることになるようです。ありがてぇ〜。上流に市房ダム瀬戸石ダムは残ってるし新たに川辺にダムもできるし、日々仕事で山や田んぼや空を見てると、これからまた同程度以上の災害は起きる可能性あると肌で感じる。嵩上げにどの程度の費用対効果があるのかには疑問を残しつつ、水没しても落ち込まないぐらいの保養所みたいなもんを作れたらと思う。新しい仲間B30Uは、災害対処用も兼ねている。災害経験者として油断はしてないぜ。あたんミャータイねごつばこきなすなよ。今月半ばには、B30Uを自由に移動させる用のローダーダンプも広島から嫁いでくる予定。数人と数台の強力なチームで、田舎のやまんちゅには途方に暮れるほどの借金をまた稼ぎ出していく所存です。まだうっかり死ねない。がんばるマン。
新入りと古参の顔見せタイム。ヤンマーレッドという色らしいです。ヤンマーの人いわく、最近重機やら農機具とかでもこの色流行ってきてるらしい。すんごいですよ。泥なんかすぐ片づいちゃうもんですから。エアコンもついてラジオも聴ける。ホコリも吸わないし蜂にも刺されないしサイコー。3tクラスよりちょっと小さい個体です。お仕事の依頼お待ちしてます。
古参の相棒たちの虫干しですね。ハコはいま車検が付いてなくてたまに日光浴させるぐらいやけど、そろそろブラつきたいよねぇ。
すんごい長くなっちゃった。ごめん。まぁ〜批判もあるかもしれませんけど、やりたいようにやっていきますよ。気に入らなければ無視してくれよ。あばよ。ありがとよ。また会おうよ。
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2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい方向けへおすすめの本のご紹介~2035年の世界01
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2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい方向けへおすすめの本のご紹介~2035年の世界01
皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中���現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。 現在、未来予測プロジェクトを実行中です。具体的には、これから先の2030年~2050年までの未来を予測する本を解説して、皆さまとともに未来の物語に向けたトレンドを共有してまいります。これまで4回に渡って「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」の解説することで、2030年に訪れる未来に対応する方法として以下4点の方法を解説しました。
VUCA時代に変化が加速する理由を知りたい
2030年の暮らしがどうなるか予想したい
2030年までに発生し得る脅威をテクノロジーで解決する方法を知りたい
テクノロジーに関する情報リテラシーを向上したい
今回から、未来予測プロジェクトの2冊目「2035年の世界」を2回に分けて解説します。 解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本【2035年の世界】
【2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本は、【2035年の世界】です。 以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい】を解決できる理由は【世界中で研究される最先端の内容をジャンル別に100項目紹介する】から
【2035年の世界】で、【2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい】を解決できる理由は【世界中で研究される最先端の内容をジャンル別に100項目紹介する】からです。 著者である高城剛氏は、本書の冒頭で医学特に遺伝子工学の進展により、人類は死ななくなる、あるいは信じられないほど長寿になる一方、最新テクノロジーに触れることができる者が長寿になり、触れられない者はより短命になるという二極化(技術格差)が進むだろうと予測します。このような技術格差に巻き込まれないようにするために、「日々、仕事をしながら世界を放浪し、行く先々で最先端の研究機関に出向き、そこで出会った研究者や学者と話の中から感じた未来のキーワードを100項目にまとめた。(本書「2035年の世界」の「はじめに」より引用。)」ようです。以下では、100項目のうち私が特に重要であると思われるものを2-3項目ずつ技術ジャンル別に解説します。ぜひ最後までお読みください。
2035年の「身体科学」
本書では、2035年における「身体科学」について8個の項目を紹介しています。今回はそのうち「薬事ロボット」「未病とオミックス医療」「ハイパーヒューマン」を解説します。
薬事ロボット:薬事ロボットとは、薬のように飲み込み、体内で診察や治療をしてくれる小さなロボットのことです。例えば2014年には、カプセル内視鏡が実用化されています。口から飲み込むと体内で食べ物と同じルートをたどり、胃や小腸、大腸の様子を撮影し、画像データを外部へ発信します。カプセル内視鏡は診察しかできませんが、2035年までに治療のためのロボットが登場すると予想されます。具体的には、薬事ロボットが患部まで移動したあと、直接薬を噴射することができるようになるでしょう。
未病とオミックス医療:東洋医学で「未病」とは潜在的に病気を抱える状態のことです。アメリカではすでに遺伝子を調べることで「未病」の状態を知るサービスが一般化しており、日本でもいくつかのサービスが開始されています(例:ユーグレナ マイヘルス)。そして、2035年までに遺伝子情報から一人一人に最適な薬を配合して自分だけの薬を作り、発病のリスクを減らす「オミックス(omics)」医療が普及するでしょう。世界的な少子高齢化で医療費の増大が課題とされる中、医療費削減のため未病とオミックス治療は強力な解決策となるでしょう。
ハイパーヒューマン:「ハイパーヒューマン」とは分子モーターによりサイボーグ化した人のことです。分子モーターは、人間の細胞内で永久機関に近い働きをします。そして永久機関とは、出力が入力に戻って永久に運動を続けられる装置のことです。現在、分子モーターの機構を人工的に再現することは可能であるとされています。2035年には、分子モーターを組み込んだ人工臓器が開発され、病に侵された臓器と交換することが可能になるかもしれません。
以上をまとめると、遺伝子検査をすることで自分が将来かかる病気を予想するとともに、病気になったら自分に最適な薬で治療し、それでも治らない場合は、分子モーターを用いた臓器と交換するという未来が予測できます。
2035年の「科学」
次に、2035年における「科学」について13個の項目を紹介しています。今回はそのうち「オートマトン」「ペタバイト」「人工合成技術」を解説します。
オートマトン:「オートマトン」とは、自律的に動く機械人形のことです。最近、Chat GPTを含めてAI(Artificial Intelligence 人口知能)がすさまじい速度で発展してきています。ロボット工学の世界では、2045年に技術的特異点を迎えてロボットがロボットを作るようになるといわれています。つまり、オートマトンが自分たちで勝手に繁殖をはじめる未来が訪れるかもしれません。この先ほとんどの仕事はロボットに奪われるかもしれません。そのとき、人間に残された仕事はロボットのはできない感情面をケアするマインドセラピストになるでしょう。
ペタバイト:ペタバイト(petabyte)とは、ギガバイト(gigabyte)の1000倍であるテラバイト(terabyte)の1000倍のデータ容量のことです。現在、インターネット上でやりとりされるデータの80%は映像になってきています。その結果、テラバイト量のデータをハードディスクに保存しています。しかし、今後通信データの高速化・大容量化が進み、テラバイトを超えてペタバイトのデータ容量を保存するにはハードディスクでは対応できないといわれています。そこで2035年には、ホログラフィック・ハードディスクが実用化されると予想されます。ホログラフィック・ハードディスクは、ディスクの記憶層を立体的にとらえて3次元でデータを保存することで大容量化を実現します。生成AIの登場でますますデータ生成量が増えると予想される中、必須の技術となるでしょう。
人工合成技術:「人工合成技術」とは、遺伝子技術で有機体同士、あるいは有機体と化学物質を組み合わせて合成することです。現在、世界で最も弾力性があって強い繊維であるクモの糸と化学繊維を混ぜ、人工のクモの糸を作る動きがあります(例:スパイバー)。また、イスラエル軍は人工合成技術によってパイロットの座った形状を記憶する素材を開発しました。2035年には、エルゴノミクス(Ergonomics 人間工学)による誰にでも通用するデザインではなく、個体重視のデザインへと変わっていくでしょう。
以上をまとめると、ペタバイトレベルのデータをホログラフィック・ハードディスクに保存し、そのデータをもとにオートマトン化したロボットによる製造工場で、人工合成技術を用いて個体それぞれに適した素材やデザインの製品を生産する未来が訪れるでしょう。
2035年の「移動」
第3に、2035年における「移動」について11個の項目を紹介しています。今回はそのうち「宇宙旅行」「空飛ぶ自動車」「超音速旅客機」を解説します。
宇宙旅行:最近の技術進展によるコストダウンにより、民間企業でも宇宙船を打ち上げることが可能になりつつあります。その結果、宇宙旅行をレジャーとして提供する試みがはじまっています。例えば、ヴァージンギャラクティック社は、大気圏と宇宙の境界付近で4分間無重力を体験するツアーを提供しようとしています(Virgin Galactic Holdings, Inc.)。また、別の試みとして、気球を使って成層圏まで移動するツアーを提供しようとしています(Space Perspective)。
空飛ぶ自動車:空飛ぶ車「スカイカー」が実現すれば、滅多に車が通らない場所に道路を整備する無駄がなくなる、自動車の通行量が減り渋滞がなくなる、交通アクセスできない場所に行ける、等様々な課題解決につながります。これらのメリットがあるため、スカイカーへの取り組みが始まっています。アメリカでは、飛行するときにボタン一つで羽根が広がる二人乗りのスカイカーが開発されており、燃料補給なしで航続距離787kmを実現したようです。また、ホバリングシステムを利用して垂直飛行する実験も始まっています(所謂VTOL機、英語: Vertical Take-Off and Landing aircraft)。その結果、滑走路が不要になります。
静音超音速旅客機:1976年にフランスとイギリスが共同で音速旅客機「コンコルド」を開発しサービスを提供しました。マッハ2.0で空を飛ぶ夢の旅客機として期待されましたが、超音速飛行で生じる衝撃波が課題となり2003年に就航を中止しました。しかし、宇宙旅行の項目で解説したように、低コスト化したロケット技術を活用して、静音超音速旅客機「QSST(Quiet Supersonic Transport)」の開発が試みられています。2035年には東京からロスアンジェルスまで2時間半で快適に移動できるようになるかもしれません。
以上をまとめると、普段は、空飛ぶ車で隣の国のお店に移動し買い物したり、ビジネスでは、超音速で地球の裏側の国まで短時間で出張したり、バカンスとして宇宙旅行を楽しむ未来が訪れるでしょう。
2035年の「環境」
第4に、2035年における「環境」について10個の項目を紹介しています。今回はそのうち「温暖化と寒冷化」「ハイブリット農業」「FCV」を解説します。
温暖化と寒冷化:「今、地球温暖化と同時に地球寒冷化が同時進行している」と聞くと驚くかもしれません。本書による��、2010年にNASA(National Aeronautics and Space Administration、アメリカ航空宇宙局)は、地球を覆う外側の大気層である熱圏が過去43年で最大に縮小したと発表しました。何が起きているかというと、熱圏=地球を覆うバリアが壊れたので地球規模で気温の差が激しくなり急激な温暖化と同時に寒冷化が起きています。つまり暑い地域はより暑くなり、寒い地域はより寒くなるという変化が起こります。その結果、2035年には生態系が大きく変わり、食料不足や水不足が世界中で起こるでしょう。
ハイブリット農業:今後、地球規模で気候変動が生じると、砂漠化で耕作地が減り、温暖化や寒冷化で農作物が育たなくなり、穀物や野菜の生産量が減る一方、日本以外の人口は増加するので、世界的な食糧不足に陥るでしょう。その解決策として、「ハイブリット農業」が注目されています。「ハイブリット農業」とは、遺伝子組み換えで環境変化や病気、虫に強い品種を作り、有機栽培で安全かつおいしく育てる農業のことです。今は、バイオとオーガニックは消費者の意識として直感的に受け入れがたいかもしれません。しかし、2035年にはスーパー店頭にバイオとオーガニックのハイブリット野菜が当たり前に並ぶでしょう。
FCV(Fuel Cell Vehicle):FCV(Fuel Cell Vehicle)とは、燃料電池で動く自動車のことです。電池は現在3種類あります。1次電池とは、乾電池のことです。2次電池とは、充電して繰り返し使うタイプで現在主流のBEV(Battery Electric Vehicle)の動力源にあたります。そして、3次電池が燃料電池のことで、燃料を電池に供給することで新たに電気を生み出します。そして、本書の発行時点では言及されませんが、トヨタ自動車が水素を燃料とするFCV「MIRAI」を市販化し水素ステーションも整備しはじめました。しかし、世界的な電気自動車ブームにおされ商業的には失敗に終わりました。しかし、2024年現在、電気自動車の弱点である「充電時間が長いわりに航続距離が短い」ことがネックとなり、FCVが見なおされつつあります。2035年には、日本発の水素自動車が世界中を走っているかもしれません。
以上をまとめると、温暖化と寒冷化が同時進行した結果、食料不足がますます深刻化し、スーパーの店頭でハイブリット野菜を買うため、水素を充電したFCVで排気ガスを出さずに出かける未来が訪れるでしょう。
【2035年に生じる技術格差に巻き込まれない方法を知りたい】を解決するため具体的な行動は【未来につながる新しい技術を使った製品やサービスを使ってみる】
では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか? それは、【未来につながる新しい技術を使った製品やサービスを使ってみる】です。 2035年に技術面で予想される未来は以下4点です。
遺伝子検査をすることで自分が将来かかる病気を予想するとともに、病気になったら自分に最適な薬で治療し、それでも治らない場合は、分子モーターを用いた臓器と交換する
ペタバイトレベルのデータをホログラフィック・ハードディスクに保存し、そのデータをもとにオートマトン化したロボットによる製造工場で、人工合成技術を用いて個体それぞれに適した素材の製品を生産する
普段は、空飛ぶ車で隣の国のお店に移動し買い物したり、ビジネスでは、超音速で地球の裏側の国まで短時間で出張したり、バカンスとして宇宙旅行を楽しむ
温暖化と寒冷化が同時進行した結果、食料不足がますます深刻化したため、スーパーの店頭でハイブリット野菜を買うため、水素を充電したFCVで排気ガスを出さずにでかける
これらの未来につながる商品やサービスを見つけたら積極的に使ってみてください。例えば、遺伝子検査を受けてみることやレンタカーで水素自動車を借りる等です。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。今回は、未来予測プロジェクトの2冊目「2035年の世界」の解説第一回目として、2035年における身体科学、科学、移動、環境について、12個の未来をご紹介しました。今回は、2035年におけるスタイル、リスク、政治、経済について解説します。ぜひ最後までお読みください。 本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。
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十勝・新得町 ほっこうミルクののむヨーグルト
2年前に十勝で知り合った北広牧場さんのヨーグルト。
新宿の京王百貨店「秋の大北海道展」で久々にお見かけして嬉しかったからレポ更新✍️✨
北広牧場
読み方は「ほっこう」。
人口の6倍以上の牛がいるという新得町(しんとくちょう)にある大きな牧場さん。
1996年に個人経営の4軒の酪農家さんが統合してできたそう。
飼養頭数は約900頭で、うち搾乳牛が約520頭。
フリーストール牛舎でいらっしゃるんやけど、今年の夏から第二牧場の準備をされてて、来年春から放牧酪農も始まるそうな🐄✨
スペック
2020年7月1日発売の、生乳90%以上の加糖飲むヨーグルト。
明治さんが十勝の生乳から発見された乳酸菌「TM96」を使って、自社の工房 “HOKKOH MILK”で発酵。
デルブリュッキ菌(L. delbrueckii OLL204989)とサーモフィラス菌(S. thermophilus OLS4496)の組み合わせで、ミルクのコクを高める特徴があり、比較的マイルドに仕上がるそう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
ヌーっと太く流れ出る、とろみ強めの質感🤍
注ぎ終わりの尾っぽが表面に残る。
黄色み強めの乳白色で、香りは意外と酸味のある発酵感。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
うんんんんっま🤍
もーーーったり重い飲み心地で贅沢感がすごい🥹💕
グッとくる甘みと、ほがらかに広がるお乳の香り。
ベースに薄く広がった酸味がいい仕事してる!
香りが豊かですごくおいしいし、酸味に味がある感じがする😳✨
酸味そのものが味やけど、なんか別軸の味があるん。
飲み心地的にはご当地ヨーグルトでたくさん出会えるタイプなんやけど、風味が一味違う。
陽だまりみたいな幸福感とヨーグルトらしい発酵みの合わさったような幸せな味わい💓
なめらかやのに、不思議とふぁっさりとした感覚も覚える風味。
この味、定期的に摂取したい🥹
============================ 無脂乳固形分 9.2% 乳脂肪分 3.2% ————————————————— 栄養成分(1本200gあたり) エネルギー 179kcal たんぱく質 6.9g 脂質 6.9g 炭水化物 22.3g 食塩相当量 0.2g ————————————————— 原材料名 生乳(北海道新得町)、グラニュー糖、乳製品 ————————————————— 購入価格 432円(税込) ————————————————— 製造者 有限会社 北広牧場 ============================
2022年3月28日のレビュー
十勝・新得町 ほっこうミルクののむヨーグルト
今月初めに十勝にお邪魔した際、ご縁をお繋ぎいただいた新得町の北広牧場さん。
のむヨーグルトのサンプルありがとうございます🙏💕
新得町(しんとくちょう)
北海道のど真ん中にある、人口5,621人の町(令和4年2月のデータ)。
牛の数は36,000頭を超えてて、人口の6倍以上🐄🐄🐄🐄🐄🐄
町の9割が森林で水資源も豊富。
水力発電が7つも稼働してるとか💡
めちゃめちゃクリーンな町😳✨
北広牧場(ほっこうぼくじょう)
約550頭の牛さんをフリーストール牛舎で飼養。
年齢や乳量、繫殖ステージに合わせて8つのグループに分けて、それぞれ最適な環境・餌の管理をされていらっしゃるそう。
さらに牛さん1頭1頭の健康管理にITの技術を取り入れたり、独自の遺伝改良に注力されてたりして、乳量やお産の回数、妊娠率は平均値よりもすごい高いそうな👏
人工授精は外注せずに自社で実施、飼料の大半も自家製と、隙なくこだわりが。
採用
昇給・賞与制度あり、Wi-Fi完備のきれいな社宅あり、従業員のうち4割が女性ってのも驚き。
研修制度が充実してて酪農未経験者さんでも安心。
やっぱ北海道って規模が違うなぁ。
実は酪農に憧れてたって人、転職いかが🐮👩🏻🌾
スペック
パッケージ可愛いー!!!!!
牛乳がこれの水色バージョンで、並べるともっと可愛い💕
北広牧場さんの新鮮な生乳を乳製品工房 “HOKKOH MILK”で加工。
生乳の割合は90%以上🙌
ちょっと濃いめに調整して、十勝ミルク乳酸菌TM96を使って発酵。
甘み付けはグラニュー糖。
2020年の7月1日に発売されたものらしい。
TM96
明治さんが十勝の生乳から発見された乳酸菌。
デルブリュッキ菌(L. delbrueckii OLL204989)とサーモフィラス菌(S. thermophilus OLS4496)の組み合わせ。
ミルクのコクを高める特徴があり、比較的マイルドに仕上がるそう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
やや分離してるので、よく振ってから開封。
おぉーーーーっ!!
めちゃ濃厚なタイプやった😍
太く流れ落ちる感じがたまらんなぁ🤤💕
こっくり甘い香りと発酵の香りが混ざり合ってておいしそう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
んーーーーーーーーっ!!!!!
瞬時においしい!!!!
唇にモニュッと乗る質感👄🤍
まろやかなミルク感🍼
ふぁさっとした風味。
そして後味に少しだけ酸味✨
パッケージの印象通りすんごく優しくて、もふっと包み込まれるような幸せの味💕
でも酸味がゼロじゃないところがものすごく好き!!
喉にちょっと余韻が残る。
質感は濃厚なんやけど、飲み終えてみると不思議とさっぱり。
体にスッと入ってくれる気持ちよさがある。
癒されたい気分の時にめちゃおすすめ😊💓
北広牧場さん、ありがとうございました🙏💕
🛒 HOKKOH MILK オンラインショップ
============================ 無脂乳固形分 9.2% 乳脂肪分 3.2% ————————————————— 栄養成分(1本200gあたり) エネルギー 179kcal たんぱく質 6.9g 脂質 6.9g 炭水化物 22.3g 食塩相当量 0.2g ————————————————— 原材料名 生乳(北海道新得町)、グラニュー糖、乳製品 ————————————————— 購入価格 200g 330円(税込) 500g 580円(税込) ————————————————— 製造者 有限会社 北広牧場 ============================
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ね群読書会:稲田一声『喪われた感情のしずく』
2024年9月15日、ねじれ双角錐群群員有志にて実施した、稲田一声『喪われた感情のしずく』(第15回創元SF短編賞受賞作。『紙魚の手帖vol.18』掲載、単話電子書籍版あり)読書会のメモを公開します。
全体的な感想
セクワ・ジュンの過去作品の伝説説明あたりから加速がかなり効いていき、ツイストが何重にも入って結末答えに至るまでピシッと決まった構成でとても良かった。
人工感情とインプラントっていうストレートな設定から、いろんな方向のアイデアが惜しみなく出てくるのがよかった。その助けもあってか各セクション(特に以下のうちの4〜9)でしっかりヒキがあって、ぐいぐい読ませられる感じ
設定がキマっていて終始読みやすい。機械と生体、感情と意識の話はもう少し理論を掘り下げた方が結末の説得力が増したのかもしれないが、やりすぎると野暮ったいだろうし、現状がいいバランスなのかもしれない。
この設定で書くとセックス&ドラッグ的な退廃的な世界観になりがちだけど、そうならないのはよかったなと。
ドラッグ小説のあたらしい形なのではないか
もしかしてこれはグルメバトルなのか?
部分ごとに
結構細かく多めにツイストを入れていて面白い構成になっていると思う、という前提で、ざっくり割ってしまうと、①~③で設定と状況を出して、④~⑨で事件を起こして細かくツイストしていき、⑩~⑫で主人公が答えを出す、という感じか。
①試作品をテストするとき、いつもすこしだけ
オーデモシオンとその調合師である主人公(コズ)、同僚のドッソさんの導入。最後に「あのセクワ・ジュン」でヒキ。
「エモーショナルディレクター」かっこよすぎる。
②セクワ・ジュンが生み出したオーデモシオン
セクワとは誰ぞやという話と、セクワの過去作品の紹介。セクワの作るオーデモシオンはいずれも罪悪感をテーマにしている。コズのプライベート(配偶者にスウ)。インプラントと〈紙吹雪〉あたりの導入。
セクワさんの過去作品の面白さと説得力。人工的に感情をまとう香水、というまあありがちっちゃありがちな設定を出してきた①に対して「ありがちで済まさないぞ」と差し込んでくる感じ。
『何かを轢いた』→『正方形を轢いた』コンボとか面白すぎる
『犬の絶滅』こわすぎる
架空の職業の「仕事柄」を描写するの、いいな
「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」
紙吹雪交換OKなの、エッチじゃん
後半のこと考えると、たんに自分と分離された機械を交換してるんじゃなくて、それこそ体液みたいな……ってなってよりエッチにみえてくるんだよな
③その後も、僕の試作品はいまひとつだった
コズとセクワさんが実際に会う。セクワさんはわりと茶目っけがある人のようである。
「セクワ・ジュンの新作が出るのなら、わざわざ僕がオーデモシオンを作る必要なんてないのでは?」憧れの度合い、そこからくる好奇心と行き詰まりがよく出てるし、結末はオーデモシオンを作るということに迷いなくセットされるし、良いよね
この天才を追いかける的な構成はSF短編だと王道っぽい
あとでお母さんのファイル資料室で見つけちゃうとかもベタベタのベタでいい
④セクワさんに招待されて、
セクワの新作発表会。どんな感情なのか当て会ののち(ここの感情と身体反応の関連をみせる描写がすごい)、「差別感情だ!」でヒキ。
セクワさんガチ勢の『なにかを轢いた』語りがガチ勢すぎて好き。弛緩したゴムのような油断?(これを②のとこにまとめて書かずにこっちに持って来てるの上手い)
これ完全にワインの味の表現とかああいうのですよね
テイスティングノート感
「差別感情」がこんなふうに描写できるのかよ!ってなった。すごい
3つのフェーズで襲ってくる各々の身体反応と情動とか、その科学的説明もかっこいいし、自負とかの出方も怖い!!!(作者もこの小説でこういう盛り上げ方を企図してるだろ!!!怖い!!!!!)
自分もここは本当にすごいと思った
3層にリアリティがある。恐怖から入って……
3段階の層で作っていくのが盛り上げ的にも上手いし、「差別感情」の恐ろしさが読者にしっかり伝わってくる(それ自体の恐ろしさもそうだし、それを作ってしまうのが倫理的にまずくないか、という怖さも)
「差別感情」を導入して一発デカいヒキが作られてて、テーマは差別感情なのかな、と一瞬思うんだけど、全然そんなことなくてこの先も伸びていく感じがすごいよね。
展開が割とスピーディー。枚数のなかでシーン数は多そう
「自分が自分でなくなっていく。こんな感情、初めてだ」設計者たるセクワが、自分が自分でなくなる(=自分が素の人間であるかのようになる)ように、オーデモシオンを設計している。
⑤「……り、リセッタ!」
セクワの新作(『ほろびたもの』)に対する、「まずいのでは?」的な会場の反応。差別感情は差別感情でも、いまやなくなった、「素の人間」による機械化した人間への差別感情であるとのこと。
⑥出社して商品開発室の扉を開けると、
憤慨したドッソさん退職。『ほろびたもの』バカ売れ。スウが『ほろびたもの』を服用している。『ほろびたもの』で起こる直接の感情ではなく、そのあとにくる「ほんものの罪悪感」がキモなのではないか。ここまででおおよそ『ほろびたもの』がなんなのかがわかる。
罪悪感というキーワードは一貫している、ということへの気づきが、気づきを与えつつそれがまた謎を呼ぶ、良い案配で引っ張る。
⑦僕は、セクワさんの若い頃のインタビューや
ここからコズは、「なぜセクワは罪悪感にこだわり、『ほろびたもの』を作ったのか」という謎を追っていくことになる。セクワの母の死が鍵になるのではないか?というところでヒキ。
⑧「ごめん、よく考えたら食事中にする話題じゃ
コズがスウに話す体でセクワの母の死の状況が明かされる。死んで数日間、インプラントの誤作動によって死後も生体機能が維持され、セクワ自身はその母の亡骸から乳を飲んでいたらしい、的な。スウは「誤作動ではないのでは」と意味深なことを言う。ドッソさんからのメールでヒキ。
前章からのつなぎ方が参考になる
「……ほんとに誤作動だったのかな」やや露骨だけど、『ほろびたもの』にハマっているスウくんだとちょっと違う見方ができるという……
⑨画面の中心にセクワさんが映っている
ドッソさんの連絡は『ほろびたもの』の是非をめぐる公開討論会のお知らせだった。討論会のなかでセクワは、「私たちの抱く感情や意識は、すでに大部分が脳内のインプラントや〈紙吹雪〉によって成り立っている」と大々的に発表する。現代の人間のルーツはむしろ機械知性にある(機祖)のではないか、と。
常識をひっくり返す盛り上げシーンがまた討論会というかたちで出てくるのが楽し��。
このサイズの短編で、お披露目会と討論会両方あるのすごくない? 圧縮力というか、ツイストの回数というか。
⑩あの公開討論会から、半年が経った。
機祖派的な考えが世にひろまり、すこしずつ受容されつつある状況。セクワの狙いはこれだったのかもしれない。いっぽう、コズの会社では『ほろびたもの』以外のオーデモシオンがどんどん廃番になってゆく。オーデモシオンを蔑ろにしたセクワへの怒り。
最後のシーンに繋がるコズの行動理由は直接はここなんですよね。全部廃番にして終わらせようとするセクワさんへの怒り。ドッソさんのような許せなさとかじゃないし。
⑪およそ一月後のその日は、
なにかを作ったらしいコズはセクワ宅にカチコミをかける。セクワからの「理由」のネタバラシ。
機械知性としての母親が(も?)真正であることの主張と、それを誤作動としていちどは認めてしまったことへの罪悪感。それを塗りつぶすのではなく、周りの人々を変革するための新作であった、と。
このカチコミからのレスバの流れも様式美
ここで語られるセクワさんの動機、材料的にはここまでのシーンで全部出ているので総合すれば推測可能だけど、読んでいるときに気づけていなくて、なるほどとなった
⑫「それでも僕は、オーデモシオンにはまだ
コズはみずから作ったオーデモシオンをセクワに服用させる。それは機械の身体化を狙ったオーデモシオンであり、そこから、「機械知性ならではの感情を表現できるかもしれない」というオーデモシオンの可能性の話につながる。なんと、セクワの母が子に対して最後に抱いていたであろう感情を表現したものだという。セクワはこのあとどうするのだろうか、というところで締め。
セクワさんの長広舌←言っちゃってるじゃん!
「私に何のメリットがあるんですか?」一応言いつつさらっと使ってくれるセクワさん
グルメバトルマンガなんだよな。すごい料理を食べさせて感動させて勝利みたいな
そのほか
タイトルについて
応募時タイトルが「廃番となった感情について」で、選考過程で「廃番の涙」に改題、さらに受賞後に掲載にあたって「喪われた感情のしずく」に改題されている。
個人的にはとても良い改題のように思った。
「廃番」というあまり親しみのないワードによって興味を惹かれる部分はあると思っていて、応募時タイトルが狙っていたのはそういう線だろうと思う(「廃番」という、聞き慣れないし、意味としても何かの製造をイメージさせる言葉で、それと「感情」という一見結びつきづらそうなものの繋がりという異化効果)。「廃番」をタイトルから外してしまうというのはその意味でちょっともったいないかなという風に最初は思った。
けど「廃番」は作中の後半で主人公にショックを与える出来事として出てくるんだけど、最終的に主人公が出している答えの中において「廃番となった感情」はあまり重要ではない(主人公は「廃番にしないでください」と言ってるけど、それは廃番となった感情が大切だからというよりも、オーデモシオンの役目がもう終わったような扱いにしないで下さいということに力点が置かれていると思う)。そう考えると実は最初のタイトルは主題の正鵠を射てはいないのかもしれないと思えてくる(2回の改題を見てから言っている後知恵だけど)
「涙」も微妙で、ラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とあるのは当然涙を意識した絵面だけれど、これは涙ではないし、人間が涙を流すときのような感情をセクワさんが抱いているのかどうかもわからないことがポイントになっているし、さらにその感情は「廃番」になった感情によるものでもない(これは掲載時にラストシーンが改稿されている可能性が高いから、最終選考時での描写とは整合していたのかもしれないけれど)
その点、「喪われた感情のしずく」は、まさにラストシーンで「オーデモシオンの液が滴っていた」とピッタリくるタイトルだと思う。「廃番」になった方ではなくて、機械知性としての母親の最期の感情という意味での「喪われた」感情であることが最後まで読むとわかるようになっている。「しずく」は冒頭から出てくるスポイトで垂らすオーデモシオンのイメージで素直に入ってきた上で、一番最後のシーンで涙のイメージとも重なるようになっている(が、その感情が人間の普通の涙の時の感情だったのかどうかは読者にはわからない。喪われた感情だから)
オーデモシオン、香水関連の小ネタ
オーデモシオン:オーデコロンeau de Cologneならぬ、eau de émotionsみたいな造語?(フランス語の格変化とかがよくわかってません)
つけぼくろ(ムーシュ):16世紀中頃から18世紀末にかけてフランスの上流階級の間で流行。もともと肌の白さを際立たせたり天然痘などの肌の傷跡を隠すための用途であったものが発達して色んな形の切り絵のようになったり付ける位置によって意味づけがなされたりしていった
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/history/12.html
……というのが、ポジ��ィブな感情に自分を持っていく、それを周囲に表出する、という元々のオーデモシオンの主要な用途から逸脱して発達していったセクワ・ジュン作品のポジショニングにぴったり合っているネーミング、ということなのだろう
前徴・中徴・後徴:香水のトップノート、ミドルノート、ラストノートに対応すると思われる概念で、人工的な感情を味わうことができるというSFガジェットに対して3段階の時間的に変化という設定を入れることで複雑化できている(単発だとそんなにレパートリー生まれないだろみたいなツッコミが生じそう)し、お披露目会シーンの緊張感の描写にも役立っていて素晴らしい
テクい!!!!!
作者の過去作品関連
なんかまとまってないんだけど、スウくんの存在ってかなり稲田一声作品っぽい一方で、今作では結構機能的な活躍もしているのが面白い。はじめはコズのパートナーで、セクワさんに憧れて職業にまでしたオーデモシオンには興味がないっていう、それが家に帰るといるっていう、コズにとって安全地帯的なポジション(実際、包容力キャラなんだよな)から始まるんだけど、それが『ほろびたもの』にはハマってしまって(若干中毒者っぽくておい大丈夫かみたいなとこあってちょっと面白いんだがそれはそれとして)機祖派の典型例になっていく、という流れで『ほろびたもの』で認識を変革しようというセクワさんの試みに一定の説得力を出すことに貢献してる。でも実際本当に中毒になってしまうとか人格が変容して二人の関係が壊れるとかそういうことはなくてあくまでそこは安全地帯で、最後も雨なのに行くのを呆れつつもセクワさんのところにいくコズを送り出してくれるんだよね。(半年間たぶん憑かれたように「泡」を開発してて、遂にできたから今すぐセクワさんのとこへ持っていく!!ってなってるわけですよ。普通はそれ送り出したらヤバいんですよ、配偶者としては。でも送り出せる。雨降ってるけど?とか言いながら。それがスウくんの器)
具体的に過去作品のどれからそう感じるんだよ、といわれたらわかんないけど。安全地帯的な機能とは違うけど関係のあたたかさみたいなのは「サブスクを食べる幽霊たち」でもそうだったかな。
「おねえちゃんのハンマースペース」のアピールコメントで「「今まで当たり前だと思わされていたものや他人から勝手に押し付けられたものにどう対峙するか」という話が好き」という話がされていて、その構造は本作も似てる意識があるよなと思った。(本作の方がかなりマイルドではあれ)人間性の前提破壊という意味で同じなので。https://school.genron.co.jp/works/sf/2019/students/17plus1/4181/
そういえば「故人である母のまじないに囚われている」というモチーフも本作にも受け継がれていると言えるかもしれない。そして本作においてはセクワの父についてはいたのかどうかすら何も語られない!ワオ!
議論してみたいところ
コズが最後につくったオーデモシオンはほんとうに「機械知性の感情(の再現)」につながるのか?
個人的にはやや否定的なところがあるのでいろいろ聞いてみたい
もちろん、素直にうけとると、できそうにはみえるんですよ。ただ……
コズが『ほろびたもの』を体験している際のみごとな描写はたしかに身体反応から感情へのつながりに説得力をもたせている(し、おそらく現代の知見からいっても妥当性がありそうな)一方で、身体反応から恐怖や嫌悪、忌避感、自負や軽蔑への回路の詳細については、空想的な理屈をつけることはなく白紙のままになっている。あるいは討論会でのセクワの発表をみても、作中現在においてもはや機械知性なしの感情というのはありえないということが示される一方で、機械的身体/知性と人間的身体/知性の有機的なつながりがどうなっているかについては(セクワにとっては部分的に機械が「主」であるということ以外に)やはり詳しい言及がない
ここまではよいのだけれど、問題はこれらに絡む「身体感覚から感情への飛躍」というのが本作の最後のピースになっている(ようにみえる)ということ。コズはあくまで「可能性を示した」というだけにすぎず、セクワがどう受け取ってどんな選択を行うかは示されないというある種オープンな結末となっているところから、あえてこの「最後のピース」を埋めきらなかった作為のようなものを感じなくはないんですよね
想像力たくましいことを言ってしまうと、セクワによる強めの母の解釈を受け取ったコズが、分の悪い賭けに(師匠を信じて)賭け金上げてベットしている状況のようにみえるというか
もちろんこの見方をしたらしたでそれはそれでかっこいい終わり方ではある
最後ちょっと棚上げ感があったな。
後半の話の展開は心身問題の領域にもろツッコんでいるんだけど、そこの掘り下げを意図的にしていないというか、さらりと深入りを回避している感じはありますよね
そういう意味では「機械知性の感情(の再現)」につながるのか、っていうと、よくわかんない、と思うけど、「オーデモシオンの可能性がまだあることをセクワさんに示す」「セクワさんの感情を動かす」ことには成功したと捉えるべきかなと感じる(明確に成功したのかどうかは書かれていないオープンなエンドだけれども、涙の代わりに「オーデモシオンの液が滴っていた」が末尾なのは、そういうことなんちゃうの、と自分は思う)
コズは「機械知性の感情(の再現)」を目的としているというよりも、罪悪感を塗りつぶすことができずにオーデモシオン作りをやめて全てを廃番にしようとするセクワさんに、戻ってきて欲しい、自分の憧れの人はそんなじゃない、というエゴをぶつけてる方が主である、と自然に読んでたことに気づいたけど、ウェットすぎるか?
改めて読んでみると、ここはもしかして「想像する」というところに力点を置いてるのかもって気もしてきました。差別感情の話というか、いわゆる「共感」とつながってくるというか(ハント『人権を創造する』の書簡体小説→共感→人権みたいなあれがイメージとして近いのかもしれない)
実際のところ、コズもセクワも、セクワ母が「ほんとうに」どんな感情を抱いていたかは想像するしかない(現状2人とも人間知性と機械知性の混合なので)
罪の装いシリーズ後期作が存在しない罪悪感をつくりだすものであったことや、『ほろびたもの』がすでに存在しない感情から「ほんもの」の罪悪感を生じさせるとか、そのへんとの関連が気になってくる(という意味で、喪われたかどうかは二次的だったりしない?)
過去作との関連として、「サブスクを食べる幽霊たち」の、故人の意識そのものではないけど、でもある種「そのもの」としてとらえようとしてもみる、みたいな姿勢と似通っているところがあるのかもしれない。強引か!?!?
受け容れ力
そもそも、オーデモシオンが感情を再現する(体験させる)というのも、(日常語彙を雑に使うと)感情というより認識のレベルのような気がする。作中で一般的なオーデモシオンの例として「喜び」系統のライン、とかの表現が出てきて、それはまあ、素朴に感情なんだろうなと思うけど、「正方形を轢いた」「犬の絶滅」とかってその人の外側で起きていることであってそれを体験したときの感情って……そもそも単一の何か感情なのか。素の人間に対する差別感情、機械知性としての母の最後の感情、も似たような面があるのでは。
これらの高度な(?)オーデモシオンって、付与されたラベルが効果にとって必要なはずであり、言ってしまえばプラシーボ的な面が多分に有るのではないか。「ほろびたもの」のお披露目会がブラインドテストで行われたとき、オーデモシオンのプロたちでも「差別感情」という正解になかなかたどり着けなかったのもそれを示しているのでは。というか厳密に「素の人間への差別感情」にノーヒントでたどり着くのは不可能では?
実際本文中にも「身体的な反応が、文脈を通して感情を形作る」とある。「泡」は、あの時点でコズがセクワに対峙しているあの文脈の中でもって初めて機械知性としての母の最後の感情(の再現)を形作ることができるものであるはずだ(極端な話、直前の問答なしに、コズがサンプルをセクワに郵送して、セクワがそれを服用しても、同じ感情が得られるようには思えない)
という、ある種の師弟関係、憧れの人に対する完全オーダメイドの一撃必殺であるという解釈をしています
……みたいな狭い見方が「泡」のラストシーンについてはできる、というか自分はしてしまうんだけど、「ほろびたもの」はそれよりも広い効果、社会的変容を一定もたらしていることになっていて、その機序もそれなりの納得感があったりして、うーん面白いな色々考えられるなと思う
ヒトにおける感情は、人の肉体でおこる生体反応の機序に結びつき、感情→生体反応、生体反応→感情、の両方の経路で相互作用的、カスケード的に形成されると考える。「泡」によって生成されるのは、感情ではなく生体反応に終止しているように思える。素のヒトが知覚する生体反応(鼓動、体温など)に対し、機械知性が知覚する生体反応を「泡」は知覚させる。おそらくミナモトたちの時代にあっても、機械知性の感情は十分に認知されておらず、機械知性の感情を指し示す◯◯感といった語彙が存在しないのだろう。だから「泡」は、この時代の言語で語られる以上、「ほろびたもの」を評した「自負」や「軽蔑」といった感情を直接示す言葉で形容できず、感情以前の語=機械知性が知覚する生体反応の描写に終止せざるをえないのだ。
「機械知性の感情」が知覚され、表現されるようになるまで、ミナモト以後しばらく時代を経なければならないと考えられる。本作はその入口に立ったところで終わっている。その先へ進むには、「機械知性の感情」を記述する理論的基盤と、言語的基盤が必要になり、これを作家一人の仕事として行うのは多大な困難を伴うように思える。
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システムとは、支配
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人は社会が無いと、システムが無いと生きて行けないか?
答えは、NOだ。
王。
一人の人間が、何千人の生活を支え、その何千人が、一人の人間に命を捧げる…
普通に考えて、おかしいだろw🤣
そんな普通に考えておかしい歴史は、脈々と何千年も続いている…
じゃあなぜ、
一人に、何千人も命を捧げたか?
まず、
雨乞いとか。
民衆は雨降って欲しく、王に嘆願。
シャーマンなりに命じ、雨乞いの儀式やらの方法論を伝授、雨乞いする。
雨は降り、何千人は、一人を崇める…
機織り、縫製の技術。
動物の皮を乱雑に纏っていたら、糸を作る技術を伝授、機を織る技術を伝授、より軽い衣服を手に入れ、何千人が一人を崇める…
その替わりに、貴様らのパワーと、金をよこせ!
「少しくらいなら…」
と、王を名乗る一人に、貢ぐ。
だが気がついたら、身動き出来ないほど搾取されており、もはや形成逆転不可能になる…
支配の、完成だ。
それで何千年、過ごしたわけだ。。
日本という、実質共産社会。
彼らは、
人間皆同じ
で無ければ、絶対受け入れない。
しかし現実は、人間は皆同じでは、無い…
日本に限らないが、グローバリズム、共産社会においては、
���能な人間を、集団リンチで潰す。
YouTubeなんか、その典型みたいな団結だしw🤣
新しい発想、飛び抜けた判断力は、間違いなく、全体をボトムアップする。
ではなぜ共産やグローバリストたちは、優秀な人間を潰すのか?
馬鹿だから。
自分の地位を脅かされると思うから。
無能が、優秀な人間が現れると、露呈するから。
誰かをいじめる事により、幸せな共同意識や団結を味わえるから。
とまあ、↑こういった理由w🤣
なので、システムはなかなか進化せず、それは一人の王に責任なすりつ��、奴隷たちは死ぬまで何かに依存するという、属性…
これがシステム人間であり、魂のない人間だ。
魂の無い人間に関して、過去記事がある↓↓↓
魂が無いゆえ、輪廻転生しない。
つまり、現世が全て、物質が全て、今の日本そのもの、金だけ、現世利得、まんま、創価学会だねw🤣🤣🤣✨
魂で人は繋がるが、魂が無いなら、肉体か、金で繋がるしかないもんなw🤣
何千年も続いたシステムから脱却するには?
それは、自立しか手段は無い。
自立は何が大変か?
自分でインフラを作らねばならない、大変さだ。
だから、まずは足元から、見直す。
地球には豊富な資源がある。
それは私達一人一人に恵まれたものであり、支配層のためだけの資源ではない。
私達が支配層に良いようにあしらわれるのは、資源を使ったインフラ整備が出来ないがゆえ。
私が今更言うまでもないが、
アメリカの今までの戦争は、資源剥奪戦争だ。
じゃあアメリカが唯一敗戦した、ベトナム戦争って何だった?
サイゴン、昔はフランスの植民地。
今の、ホーチミン。
サイゴンという街の名前は廃棄され、戦争に勝ったリーダーの名前、ホーチミンを採用した。
一体ベトナムには何があったか?
ボーキサイト、アルミの原料だ。
ベトナムボーキサイト埋蔵量は、世界3位だ。
↓↓↓資料
新しい資料では、2位かw🤣
いずれにしても、アルミを作るには、ボーキサイト以外無い。
誰がアルミを世界で一番欲しい?
日本の一円玉は、そんな需要無いよね?w🤣
コカ・コーラだよ。
以下、アサヒビールやら、サッポロビール、アルミ缶を使う。
アルミは、リサイクルも出来る。
ただし、それにかかる人件費、燃料、手間は、半端ではないw🤣
回収業者に回収させ、スチールと分別し、溶かし、700キロのアルミの板にする。
そこから、アルミ缶を作る。
そんな資源戦争に負けたアメリカ(コカ・コーラ=軍産複合体)は、リサイクル♻️をメインにするしか無くなった。
だから、
《ボーキサイトからアルミを取り出すのは、とても費用や手間がかかる!》
、という訳わからん嘘を並べ、リサイクル♻️せざるを得ない現状を、ごまかすw🤣
ここ来て、私は信じられない貧乏を体験したw🤣
服が買えないw🤣
そんな時、初めて、縫製のテクノロジーをかえりみた。
縫製って、凄い!
糸を紡ぐって凄い!
繊維から糸を作り、交互に織って、布にする。
型を作り布を裁断し、縫い合わせて、衣服は完成する。
当たり前だが、何でもかんでも、《金》で考えてきた。
服が欲しいなら、金。
だが、貧しく、服を直したりする中、衣服は自分でも作れると、知る。
綿花を育て、糸を紡ぎ、機を織る。
そんなプロセスの中に、《金》ってのは介在しないw🤣
断食。
人は食べなくても、問題ない。
秋山佳胤は、6年もの絶食で証明した。
私は1年程度絶食、1日1食を基本にし、たまには食べた。
つまり、1日3食と、栄養学は全て間違いだった。
これにより、システムからの離脱2つ目、食。
つまり、衣食を、システムから切り離した。
住。
これに関しては、
田舎に住むしかないw🤣
これで、システム離脱のプロトタイプは、出来た。
田舎に住む。
1日1食。
綿花や、食料を栽培。
あと厄介なインフラは、《電気》だ。
太陽光という選択肢は、
無いw🤣
便利だから、使う
、これは奴隷現代人の、悪い癖…
太陽光発電は、どうやって発電してるか?
半導体だよw
つまり半導体の減価償却が、太陽光パネルの寿命。
太陽光発電を維持するには、大量の半導体を消費する。
これは1960年代後半からわかりきっていた、
太陽光発電とは、半導体利権そのものだよ。
なぜ必死にチャイナ、TSMC���半導体に拘るか?
日本の政治とのセット、つまり太陽光発電しまくり、半導体儲かりまくり、というからくりw🤣
一人やら、一つの家族なら、自家発電で充分やれる。
発電の方法は、色々模索出来る要素は、ある。
↓↓↓
システムの弊害。
例えば、イーロン・マスクの、テスラ・モーターズ。
自動運転は、OSを仲介にしてるらしい。
どういう事か?
電子機械は、オンとオフしか、存在しない。
そのバケモノが、リレー→シーケンサー→コンピューターだ。
我々が乗る自動車には、ブラックボックスがある。
エンジン点火を、補助する。
それはアセンブリ(機械語)で書かれている。
GOとか、RUNとかの簡単な命令を入れると、HEX(16進数)に置き換え、それを2進数に、置き換える。
2進数とは、01100010、
つまりオンとオフの固まりw🤣
電子機械に命令をする場合、アセンブリはかなり機械に近い。つまり、素早く命令、操作が可能。
一方テスラ・モーターズは、コンピューターを使ってしまった…
これは、テスラ・モーターズの、インフラの無さを現している。
電子回路を設計し、アセンブリを組み、ブラックボックスは存在する。
しかし、テスラ・モーターズには、インフラ技術者が存在しないw🤣
パソコンは、万能だが、要らない部品の塊だ。
機械を操作する際、OS (オペレーションシステム)を介入させると、遅延や誤動作を起こす。
なぜか?
オペレーション・システムとは、実に共産、グローバリズム的概念から作られているから。
OSとは、コンピューターというスイッチのバケモノを操作するため、作られた。
“これを使うだろう、あれを使うだろう”と、こちらが望まなくても、勝手に最初から実装させる。
kernelという、実行部隊、つまり実際に動作する命令を、膨大に詰め込んである。
OS がある背景は、コンピューターやら機械を何に使うか決まって無い人らに、可能性を見せる効果。
だから、“お誂え向き”kernelが、死ぬほど入っている、ある意味、《無駄の塊》、頭のいい動ける肥満ブタみたいなもんw🤣
Windowsを見たらわかる。
『メールソフト要らないよ!』
『セキュリティ、過剰反応過ぎるよ…』
『年がら年中アップデート要らないよ!』
、有無を言わさず、システムは機能するw🤣
オフィスが使いたい、台帳管理したい。
『アップデートしています…』
待つ事2時間、
『アップデートしています…』
、おいっ!
そういう事。
システム
これは何かを始める初期段階には必要だが、明確な目的を持つ対象には、足かせでしかない事実。
テスラ・モーターズは、とんでもない数の事故を起こし続けている。
それはシステムに依存、つまり、自社でOSを作るインフラを、無視し、表面上万能な汎用OSに依存し、片手間で車を作るから、こうなるw🤣
私はコンピューターは専門w🙂✨
辿り着いた答えは、
自分でkernelを組む。
つまり、自分の環境で使わないものは、導入しない。使うものは、必ず導入する。
MacにGentoo Linux 導入し、円滑に作業するのに、20年かかったw🤣
コンピューターや機械について学び、kernelやらを開発する地味な、そして最も重要な仕事をする人たちを知った。
Boot つまり起動には、言語の最も原始的なもの、proc、つまりUnixのprocという命令も学んだ。
自分の環境に合わせ、必要なkernelだけ実装したマシンが出来上がった。
youtube
OS、システムのせいで、音楽制作に当たり、非常に苦労を強いられた…w🤣
まず、Macで言うと、立ち上がりにめちゃくちゃ時間がかかる…
で、いざ使い始めると、
『最初のアップデートがあります!』
、など要らぬ事を言ってくるw🤣
あとは、作成中、固まってしまい、何の作業も出来なくなる…w🤣
やむなく強制終了すると、
何日もかけて作った音楽が、全部吹き飛んでしまうw🤣
その原因は、全てシステム(OS)のせいだw🤣
比較すると、はっきりわかる。
youtube
その、インフラから自分で作ったシステムで、素晴らしい動画を作った。↓↓↓
youtube
人間社会で、システムは何を生むか?
差別と、いじめだ。
日蓮宗。
日蓮は、貧しい鴨川の漁村の、被差別部落出身。
自分は、旃陀羅だと言う。
シュードラの父、バラモンの母。
つまり、被差別部落の父と、カースト最高峰、バラモンの母との子供。
鴨川の漁村。
神武天皇時代における、制度、宗教、社会システムの間違いを指摘。
日蓮以前、法然の南無阿弥陀仏があった。
『民は救いようのない馬鹿どもだから、せめて生きてる間徳を積め。そしたら死んだ後、西の極楽浄土で、永遠に幸せで過ごす。』
法然に対し日蓮宗とは、
「現世でだって幸せになれる!制度、システム、今の宗教が間違ってる!」
という事だ。
創価学会がこれだけ力を得たのは、現世利得、日蓮宗の、間違えた解釈。
その間違いの大親分が、池田大作。
大田区大森の、海苔屋の息子。
我ら日本のカーストで、最下層w🤣
そこには未来も、金も、無い。
日蓮の想いは、池上邸、池上本門寺で力尽きた。
そう…
今のシステムは、間違っているのだ。
アセンション。
次元上昇とは、むしろ大衆側に、依存する。
支配層、バラモンたちは、ちゃんと自分を大事にしてる、我々を踏みにじり、搾取しながらw🤣
私達が、自分を見つめ直し、自分を大事にしてゆくのが、アセンションだ。
今までのように、他人に、命の全てを捧げる、つまりシステムに組み込まれてゆくから、支配層はどんどん増長してきた訳だ。
「ワクチン?ふざけるな!」
「疫病、無いわそんなもん!」
はっきり言わなきゃ、ならない。
そして皆さんが、皆さん自身を労わり、自身を見つめ直しましょう。
みんなが自分が得意な事やれば、それは素晴らしく発展し、自動的に適材適所になる。
人は��違う。
それを常に忘れない事。
共産主義、グローバリズムを、徹底的に排除です。
案外、それが日蓮の本心じゃないかしら?
既存の制度をぶっ壊わし、皆が自由になる事で、差別は無くなるよね。
0 notes
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60
ボケクエ7の練習お題の結果が出たので記録記録。
お題
謝罪相手が最前列に座っている会見で起こったこと
62位 56票
[No.79] 4点0 3点6 2点19 ミスチルさんの作品
後ろから「あいつだけ私服で来てる」と言われながらキレ続けていた
ということで、前の記事に書いたとおり爆死した。
4票0って!
今こうして見返してみると、このネタの核となる部分は前半部分なんだけど、それを後半の文章が殺してしまっている感がある。もうちょっと違う表現があるか模索するべきだった。
実は当初のネタは「後ろの席の方から「あの人だけ私服で来てる」って言われてて恥ずかしそうだった」というもので、これを会議用CGIに出していたのだけど、謝罪会見という要素が抜けてるかなと思い、上記のネタを作った次第。
ただ、会議場で意見を聞いた際に、Nagomiさんから元の方が好きという意見を、またshamanさんからもすんなり入ってこない感があるという指摘があり、もうこの時点で危ないことに気付くべきだった。会議の意見大事。
次は穴埋めお題。
名人維新の穴埋めとなると、この悪夢をどうしても思い出してしまう。今回は絶対にこんな事にならないから!
では前回大会に続いて他の候補の紹介。
【他にこんなネタ出してました】
そうじゃないかなと思いつつ「キレてます?」って聞いたら、めちゃくちゃキレられた
止めどない非難に対して謝罪するしかなかったけど、「なんで謝ってんだよ!」に対しては首傾げるしかなかった
後ろの席の方から「あの人だけ私服で来てる」って言われてて恥ずかしそうだった
一番後ろのメガネ忘れてきた人の視線が一番怖かった
暑くて空調も効いてないのに、その人の席に置かれてる伊右衛門全然結露してなくて笑いそうになった
という事で5つ出して、メンバー内でも一番多く出していたのだけど、どれも評価がイマイチだったのでなんか恥ずかしかった。というか全体的に説明調過ぎる。なんか大喜利始めたての頃もこんな感じだった気がする。
久々の投稿だったからと言い訳したいけど、もう次からはそんな事言ってられないので、本当に大喜利の勘所を養わないといけない。
さて、あとは今回のツボ上げと、勝手ながらチームスクルトのメンバー紹介をしたい(怒られたら消す)。
(ツボ上げ)
【地下鉄を初めて見たお嬢様】
・メソッドさんの作品
これ以上進んだらやばいって思った地点がかなり手前
世慣れしてない感がすごい。
・ネオさんの作品
脱いだ靴をホームに揃えたら大騒ぎになった
周りもお嬢様も「え?え?」ってなりそう。
・まさゆめさんの作品
私が2人居たとしたら2人とも乗らない
・出雲螢さんの作品
ダイヤが乱れてると聞いて首元を見た
・おだンゴさんの作品
すれ違う顔が怖くて、帰りは手を繋ぐことにした
世慣れしてない感がすごい。(2回目)
【変態を育てる専門学校の卒業生は何をしている】
・かすとろさんの作品
短編小説をハガキに書いて、自分の住所に送ってる
変態っていうか狂気を感じた。
・てこもとさんの作品
頭を撫でながら、想像の中で脳みそを撫でている
変態っていうか狂気を感じた。(2回目)
・板野さんの作品
どうなっても知らねえからなと思うくらいには大事な仕事を任されている
・ギャルさんの作品
「痴漢、アカン」のポスターを見かけるたびに、ギッと睨む
【未来の自分から来た手紙に書いてあったこと】
・guniguniさんの作品
気を付けようがないけど、蛍光灯を丸呑みする日がある
避けられないのか...
・スカーさんの作品
今日から楽しくない勉強をしろ
・ニャン志さんの作品
親指を鍛えてフランスパンの時代に備えろ
絶対にそんな時代来ないからw
・6さんの作品
氷業者よ、夏は好きか? 夏は氷がよく売れるだろう 今年の夏は特に暑くなるからな 皆涼みを求めている、忙しくなるだろうが... お前の氷が頼りだ 夏はお前の季節だ 任せたぞ
毛虫より
・日高さんの作品
お疲れ様です!ぶっ壊れスーパーの開店でお買い物上手だった俺はただの凡人へ
【日本掃除協会が腐ってると言われる理由】
・マイマイルさんの作品
おもちゃを宝物と呼ぶ子供に驚く
・じゃーさんの作品
「街をきれいに」というポスターを倒れた自販機に貼ってる
腐っているのは協会だけなのだろうか。
・キツルさんの作品
啓発ポスターの子役は飼い犬の糞を拾ったことがない
こいつは起用にあたって汚いお金絡んでますね間違いない
【服を着ると死刑になる国】
・クロレラサイダーさんの作品
顔つきで巫女だとわかる
なんか本当に分かりそう
・Hsさんの作品
痴漢ですと叫んだら、もっと痴漢みたいな人が来た
・リトラ文庫さんの作品
「服部」が「毒島」みたいな扱いを受ける
・磯野ワイニーしようぜさんの作品
野球観戦が本当に面白い
このネタ自体おもしろいけど、このHNで野球ネタぶっこんできてることで2度笑ってしまった。
・ゆう☆ポンデさんの作品
のりピーがちょっと着てた気がする
・みくもさんの作品
高架下の柱にダウンジャケット着たカービィがスプレーで描かれている
ワルの要素にカービィというファンシーな単語を使っててめっちゃおもしろい。これすごい好き。
・ファイアードラゴンさんの作品
換気扇の掃除をしていたら舞ったホコリがおヘソに入って惜しくも死んでしまった
・生命の輝きさんの作品
出してもらったご飯に対して必ず満足できる。というか不満に思っている自分をそもそも想像できない
はい、お腹いっぱいです。
・たんじぇんとさんの作品
テレビ見てたら服着てる総理大臣が一瞬中指立てた
(番外編)
・マグレ巡洋艦さんの作品
包茎は服に含まれますか?
なんでいるんだよ!?
【ミシュラン三ツ星のメガネ屋がやってるサービス】
・照れてるてるてるさんの作品
絶対に誰にでも見える大きさのCが置いてある
・風呂つんくさんの作品
らっしゃいモード
一気に入店しやすくなった
・あやまって!さんの作品
俺が大事に持って来たコップがクソ遠くに投げられたあと、クソ遠くに投げられたことが分かった
・ホテル関本さんの作品
燻製された眼鏡は臭い
・弦之介さんの作品
とびっきりの笑顔かと思ったら裸眼で頭わいてるだけだった
・布石さんの作品
お通しです あーはい、 飲食店じゃないのにミシュラン取っちゃって
以来、とりあえずお通しでマヨネーズ出してます 間違ってたら言ってください
・未々さんの作品
こちら、ご注文のメガネみしゅ。
たまたまだけど、採点するとき一番上のネタがこれで油断した。
・美化委員さんの作品
キリスト(本人)が、スッスッ(十字架) スチャ…(メガネ)
確かに十字架作ってたけど、そんな工程聖書に載ってないぞ!
【お尻が大きい人はこんなことでも悩んでいる】
・新大さんの作品
その透明なのは何を飲んでいるのか聞かれた
タネも仕掛けもありません。
・たたかうさんの作品
工業高校の一年が初めての授業で私の椅子を作る
・きまぐれさんの作品
自分の尻を経由してゴールに入ったのに、ボール蹴った人の得点になってる
・モノカルチャーさんの作品
小さい駅で皆降りた
・クドウヒロオさんの作品
車椅子のマークを見ると泣きたくなる
・床屋みの竜レグナードさんの作品
集合写真でパノラマモードになったの見えた
・チンカス本舗さんの作品
外歩いてるとポケットに小銭入れられる
・荒瀬さんの作品
ヴィーガンなのにヴィーガンに見えない
でしょうよ。
・ひまじんのかなづちさんの作品
プリクラ撮ると加工でもっとデカくなる
【謝罪相手が最前列に座っている会見で起こったこと】
・音鳴ヨチさんの作品
全部知ってるのに一番質問してきた
・shamanさんの作品
終わろうとするたびに砂時計をひっくり返された
圧が凄い。ちなみにshamanさんのは他の候補もおもしろかった
・noodleさんの作品
本気を出せば壊せる柵が設置された
投票できてたら4点入れていた。
・泣きゾーマさんの作品
頭が真っ白になって、ハライチ岩井の結婚とかを謝ってしまった
・高浜さんの作品
相手の出すカンペを読んだ結果、予備校に通うことになった
・マドハンペさんの作品
警備がザルすぎて、ライフル向けられてる
後ろからは見えないっていうアプローチの取り方、ネタ作り中にあったけど、これがその理想形かな。(途中で考えるの諦めた)
・いさむさんの作品
俺だよ孫だよ、ともう一度だましてみる
・げらさんの作品
視線が合う度にどんどん早口になる
・さとしきさんの作品
えーこの度は世間をお騒がせしてしまい、大変申し訳ございません はい今回謝罪させていただくのは、このことについてです(謝罪相手の頭についてる赤い大きなボタンを押す)
以上。3点、4点入れたネタのご紹介でした。
多すぎ。なんだこの量は。こんなの毎回出来んぞ。
(雑なチームスクルト紹介)
せっかくチームメンバーとして一緒になったのに、後になって「どんな人たちだったっけ?」となるのは寂しいので、本当に勝手ながら紹介をさせていただく。
勝手なこと書くなって怒られたら消します。
本当はこの人のこのネタが好き!というのを幾つか紹介したいけど、ログを漁れていないので、茶屋で見かけておもしろかったものを一つだけ挙げる。
Nagomiさん
チーム結成時にいち早くtwitterに会議場をセッティングし、CGIに練習お題の準備もしてくれた。かつて初対面にもかかわらずいきなりCGIに訳の分からないお題を作ってメンバーを困惑させたバカがいたけど、そんな奴とは違ってしっかりとチームが機能するようにしてくれた。
大喜利茶屋で活動している他、どうやら生大喜利のことにも詳しいみたい。ネット大喜利と生大喜利、どっちの雰囲気も知っているというのは大きな武器になるのではないだろうか。あと短歌も嗜んでいる様子。その短歌からもおもしろさを滲ませてる。
(好きなネタ) 【第335回】夜の茶屋
このアイドル、時代に逆行しているなと思った理由
女性のADのことは女ADって呼ぶ
味しらべさん
今回の大会出場にあたりtwitterのアカウントを開設した様子。最近になってプロフィール画像の変更を覚えた模様。
主戦場は大喜利茶屋のよう。というかtwitterのプロフィールにも「やってます!」って書いてあるので間違いない。twitter始めたてだし投稿歴は浅めなのかなと最初勝手に思っていたが、茶屋で滅茶苦茶投稿してた。最近ではb!g!r!の企画に参加していたようで、もしかしたら他のサイトでも活動しているかもしれない。
会議場では「みんなどう考えてるんだろう?」と引っ込み思案な自分とは違い、ルールやネタに関して疑問に思ったことをしっかりと確認してくれる。大会規定やネタのアプローチなどの情報共有の機会にもなるので、この姿勢見習わなくちゃなと思う。
(好きなネタ)
【第425回】夜の茶屋
(画像で一言)
所々にあるナルト面白すぎる
shamanさん
大喜利茶屋の第一線で活躍中の人。過去の投稿記録など見たらすごい好成績を残している。また、ネタボケライフでも活動中。レートが上がり調子であり、多分近いうちに自分のレート1777も越されるだろう。今大会でも既に練習お題で上位に食い込む活躍を見せており、本チームのエースとなることは間違いない。
会議中もお題とネタに対する考察は鋭く、しっかりとした意見を出してくれる。また、自身のネタ出しについても締め切りギリギリまで考え抜いていた。その結果が上位なので、本当にすごいと思う。
また、投稿・投票のタイムキーパーまでしてくれた。shamanさんに言われなかったら、投稿締め切り時間を23時と勘違いしていたので、本当に危なかった。
(好きなネタ)
【2024-04-06】日めくり
お題:萎える走馬灯
最後に「YOU LOSE」と出る
ミスチル
ネット大喜利界隈の隅っこで長年コソコソしている経歴詐欺の大喜利素人。私生活でもお笑いとは縁遠く、ヨーヨーとか絵を描くのが趣味(両方とも下手)。最近ではハイパーヨーヨーを子どもに買ってあげた上司に、ヨーヨー知識マウントをしてドン引かせた。
今回もなんとなくで参加したが、「え、名人維新終わっちゃうの!?」とか「チームサマルトリアでの雪辱を果たしたい」との理由もあって、しっかりやりたい所存。
活動歴が無駄に長いこともあるので、過去に多少まあまあな成績を残したことが多分何度かあったような気がするけど、今大会で「今が全盛期」と言えるよう、過去現在全ての経験を基に思考力・想像力を養っている最中。マジでなんとかして。
こんな感じ。
初めまして同士だけど、会議場でもみなさ��優しくてワイワイやれており、このチームになれて良かったなと思う。
ここからが本番だから、チームの為に一所懸命やらなくては。
4人でガッツリ勝負して、ガッツリ勝ち上がってやるのだ!
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無に帰す
わたくしたちの帰属意識の最小単位は「家」です。
人間のほとんどは「我が家」もしくは「わたくし」が安泰であれば、あとのことは後回しになります。
二項対立は誰が発起人か、考えれば分かりますが、情報化社会になる前は、この「二項対立」のラッパが上手く機能していました。
情報統制は、ピラミッドを維持するのに大変良い機能を果たしていましたが、残念ながら我が世の春の終焉が見えてきました。
ミクロ単位の「個」は柔軟性に富んでいるかどうかは、それぞれの立ち位置に拠りますが、右往左往するひとも出てくると思います。
人間も時代の流れには逆らえませんから、大きな地殻変動に備えて今から準備は必要かもしれません。
時代の変化はとても流動的ですが、人間のこころは硬質的で困難であることが自明の理ですが、ここまでくると、全員が背水の陣で臨む必要があると思います。
国粋主義は、情報化社会以前にはエンターテインメントのひとつとして良く機能していましたが、いまや人民ひとりひとりが明後日の方向を向いても良い、という時代になってしまい、翻弄されています。
抱えている神輿の空虚さに全員が気づいてしまえば、途端に目的を見失います。
だからこそ、お互いが対等のユートピアを目指せる、良い機会ではないかと、提案させていただきます。
権力は観察、監視、注視の対象であって、絶対的なものであるという幻想は、脆くも崩れ去りました。
残念ですが、これが現実です。
では、ネオアースで既に生き延びることが確定している人はどういう人かと言うと、堂々と胸を張って「私は恥ずかしくない生き方をしてきました」と真顔で言える人々で、きちんとクレジットを積み上げてきた人々です。
法令的に、もしくは倫理的に、誘惑に負けず生き延びた皆様に敬礼します。
日本製品の品質の良さは改めて説明しなくとも、世界中で認識されていることのひとつだと思います。
実際に製品を手に取り使用したり、時には分解して中身を確かめたり、或いは研究すらしているかもしれません。
それらは付け焼き刃や突貫工事でどうにかなるような簡単なものではなく、コツコツと精緻に積み上げてきたクレジットの結晶です。
ガラパゴス的と言われるようなサービス精神も、平和の国ならではの時間的余裕がもたらしてきたこともあるかもしれません。しかし、それだけではありません。
日本の産業構造を簡単に説明すれば、高圧的な買い叩き圧力に屈してきた歴史があります。奴隷労働の如くコスト扱いされた結果、庶民の労働は非人道的な金額によりペイメントされ続けてきました。卑屈に首を下げて“お上”に召し上げる根性がヒエラルキーの低層に染み付いていて、もしかしたらはるか昔からそうなりやすい構造であったかもしれません。そうであればなおのこと、労働搾取は容易いものとなります。“勝者”同士は固く手を結び、この構造を維持し続けようと頭をひねります。二重、三重の搾取構造に苦しむ存在は、どんどん苦しくなってゆくシステムです。
高品質の労働を「平気で」タダ同然で差し上げる大衆の、お人好しのようなサービス精神に支えられてきました。これまでは大衆の「善意」によって、高品質&低価格が維持されてきたということです。
その代償に、弱者マウントにより溜飲を下げやすくさせる社会が醸成されたかもしれません。強者マウントできなかった社会では、鬱屈した精神のやり場が他にありませんでした。
突き詰めると人間は立ち位置に拘わらず、弱者マウントされない環境=無条件の生存権と、自由な選択肢さえあれば、こころの健康を保つことができる、と言えると思います。これが成立する社会条件は「天はひとの上にひとを造らず」です。真理的にこの条件は等しく与えられていますが、等しくならない理由は人間が歪めているからです。
※生物的には、弱肉強食(弱者マウント)が『是』と言えなくもありません。しかしそれを望む野蛮なひとは、この現代においてはそう多くないはずです。相互不可侵こそが、自分の安定に繋がるということをロジカルに理解する人間の方が増えているからです。それであればやはり、マウント合戦の撲滅の方が、相互にWin-Winの関係を築くことができると言えます。
天地逆転は、時代の変遷により突然、訪れます。
「我が世の春」の怖いところは、超特大のロジカル・バタフライ・ブーメランが後頭部を直撃するまで、その恐ろしさに気づけないところにあります。「我が世の春」に惚けている間は、このロジックが見えません。一見すると「一人勝ち」のような恍惚感を伴い、それに従ってさらに自分の首を絞めることになることに気づかず、さらなる利益を求めて、歪んだシステムの増設に邁進します。司直の手——情報化社会の到来がもたらすものを予め予見しておけば、このような愚を犯すことはなかったかもしれません。
文明の利器が遍くすべての民に行き渡ってしまうと、困るのは、情報格差によって利益を享受してきた者たちです。
ボイスレコーダー、監視カメラ、動画撮影といった「ぐうの音も出ない」説得力は、情報の拡散というこれまた文明開化によって、どれほどの権力や財力を使っても、止めることのできないスピードで世界中をあっという間に駆け巡ります。
パンドラボックスは開けられました。
学習性無力感についてじっくりと「学習」した日本人が、数々の嘘に気づき蜂起しているのは、それが理由です。
このビッグウェーブは、加速度的に世界中に広まってゆきます。
残念ながら、もう「人間ごとき」の手には負えません。
ニンゲンの生命活動と経済活動は密接に繋がっており、この活動に何らかの支障が発生した場合は、キャッシュイン及びキャッシュアウトの両輪に見直しをかける必要が出てきます。
ひとりひとりが正常(清浄)にこの活動を継続している場合は、相互不可侵の原理原則の立脚が成立します。それにより、自由と自己責任を両立させて、個は己の活動に邁進することができます。
ところが他人のフトコロに手を突っ込んで仕事をしている人たちの場合、鶏卵でたとえれば「先にフトコロに手を突っ込んだ者」が責任の所在者となり、それ“相応”の義務が生じます。
この“義務”を果たせなかった場合に、相互不可侵の原理原則は破られ、透明なケースの中で解剖することを求める“無数の声”によって、磔に似た因果に応報する結果が引き起こされます。
感情ではなく、極めてロジカルな、因果に基づく社会的な真理(心理)です。これは情報化社会に伴う真理でもあります。
「息苦しくなるひと」と「快適に過ごすひと」の二極化現象は、時代の流れから逆らえないものであるということを、目の当たりにしていると思います。
「息苦しいひと」から���快適に過ごすひと」に転換する方法があります。
瞑想によってサード・アイを開眼すること(メタ視点)によって、意識の次元をミクロ視点からマクロ視点へと広げます。
次元は上昇・下降といった上下ではなく、また横の広がりのような水平方向でもありません。ミクロ・マクロという3D——球体と捉えた方が正確かもしれません。物理の原則に適っている考え方です。
上下・左右・斜め・全方位視点——全方位検証可能性。サード・アイ開眼の本質です。
息苦しさの本質は、己の欲望に喰われている、自分の肉体にあります。
情報の流動化(透明化)と第三の眼(メタ視点)の開眼は、本質的に同一です。
どう向き合ってゆくかはひとりひとり違いますが、基本的には法令違反や倫理違反と無縁の生活をしているひとの方が、生きやすいと言えます。
かといって清廉潔白なひとは居ませんが、過ちを犯したときに素直に「ごめんなさい」と言えるひとも、生きやすいひとです。自己正当化が強化されてゆくと、生きづらさもそれに従って強化されてゆきます。甲殻類のように硬い殻で心身を覆うようになると、平和な人間社会では、どんどん生きづらくなってゆきます。無人島でひっそりと暮らす場合はそれでも良いかもしれませんが、ほとんどのひとはそのようなことは不可能です。
ちからでねじ伏せると禍根が残ります。消滅したように見えても、この禍根は消えていません。決して消滅はしておらず、いずれは大きなロジカルバタフライブーメランとして、何らかのかたちで、甚大な被害でかえってきます——ということをネット社会の恩恵で学ぶことができます。そのような世の中と「なってしまいました」。
この現実を諦めて、受け入れる方法を模索してゆくことが、これからの人生に必要なこととなってくるでしょう。
―――
ようやく日本では、情報化(可視化)社会の恩恵によって、ホンモノの民主主義が始動しはじめました。
すでに『モノも申せぬ御かみ』は存在しません(有名無実)。
このビッグウェーブは、瞬く間に地球全体へと波及します。
ネオアースの到来の足音が聞こえてきました。
Q.政治の駆け引きには表面だけではなく、水面下のやり取りも重要な役割を担っている。それを否定するのはばかげている。
論破ではなく、Q&Aのアンサーとして受け取って頂ければと思います。
現に可視化されたこの社会において、右手で握手しながら左手で殴る、という水面下とは言えないやり取りが可視化されていることを考えますと、この流れには逆らえないのではないか、というのが個人的な見���です。度重なる情報の流出からも、この傾向に逆らうのは中々厳しいと考えていますが、一方で違法的なこれらの流出防止は必要であると考えます。違法的に個人情報を取得し流出させる、という犯罪は引き続き、取り締まる必要はあるでしょう。しかし、なかなかのいたちごっこではあります。
一方でわたくしは、自己啓発面において、できない理由を探すのではなくできる理由を探そう。という趣旨のお話を繰り返しております。ですから、この逆境にめげずに、それらを保持するために尽力する、というひとの努力を否定するものではありません。
風化させたくないひとは、一生懸命、風化と戦っています。手助けには限界がありますが、頑張るひとは応援したいと思っています。
ですからその風化と戦うということであれば、陰ながら応援させて頂きます。
ところでこの二枚舌外交というのは、透明なガラスケースの中で行ってしまうと、不誠実さを全人民に露呈してしまいます。
信用を失うということは、平気で約束を違える、約束の不履行リスクが大きいということを教えてしまいます。仮に預金封鎖などされてしまえば、目も当てられません。どうか賢明な皆様の資産が、溶けて消えぬようにお祈りしております。
本質を見抜きたければ、“言っていること”よりも“行っていること”を見るのが良いでしょう。どんどんメッキが剥がれ、本性が露わになり、クレジットは失われてゆくのでしょう。
裏切り行為はその最たるもので、いつでも簡単に裏切ることができる相手とは、安心して付き合ったり取引することができません。
たとえばあなたが、必死でおべっかを使って相手の顔色を窺い、口八丁手八丁で相手を懐柔しようとします。しかしその相手は、明日になってコロッと気分が変われば、笑顔であなたの首を切り捨てます。
自分の手を汚さずに、他人にやってもらうタイプかもしれません。
あなたが“その相手”のその手口を、隣でずっと見てきたとします。
あなたは自分にその順番が回ってくるまで、ずっと戦々恐々と過ごさなければなりません。いつまで続くのかもわからないその恐怖を味わう苦痛。いったいいつまで、続くのでしょうか。
信用できない相手と取引をすることほど、危険なものはありません。
明日の予定が立ちません。明日の安全も保障できません。
自分の乗船している船に、100%の自信を持った船長がいます。
一緒に乗船していた乗組員が、何メートルも先に氷山があるのを発見しました。この乗組員は、急いで船長に報告しました。
この船長には、一切のかじ取りが任されています。船長は言いました。
「この船にとっては、そんな氷山なぞ何の問題もない。真っすぐに突き進めば、鋼のように固いこの船体が、むしろ氷山を壊して悠々と前進するであろう。迷うことはない、そのまま直進しなさい」
こうして船長の指示に従い、氷山にまっしぐら。船は前進を続けました——乗組員は、生唾を飲み込みながら、突き進むしか、ありませんでした。
成熟した民主主義国家や資本主義経済においては、組織の長はきちんと民主的な手数を踏んで選ばれますから、こういった単純な判断による過ちが起こることは、ほとんどありません。船長と一緒に、海の藻屑になる必要もありません。
わが同胞たち=ネオアースの住民たちがとても心配です。大丈夫でしょうか。
あなたの背中に、吸血鬼が乗っています。吸血鬼は、おんぶするようにあなたの背中に抱きつき、首筋にストローを刺して、あなたの血液を一生懸命吸っています。さらにはこう言って、あなたを恫喝しています。
「黙って言うことを聞け! さもなくば、お前の首を落とす!」
この二つの選択肢は、時間差の違いだけで、あなたの命が吸血鬼の気分に左右されていることに変わりはありません。
さてあなたは、この吸血鬼のためだけに生まれてきた命なのでしょうか。わたくしには、残念ながら他に良い提案が見つかりません。役に立てなくて非常に残念です。
吸血鬼は、一人にされるのが怖くて、皆を恫喝しているようです。
1割対9割? 1人対1億? 1人対10億?
必死に怯えているようです。どうしますか?
天の啓示、神の計画
ふたたび御託宣が下りて参りました。
このお話を聞いて頂くことで、皆様の脳内を無限の泉の如く変換させようという、これまた大胆な試みのようです。
それぞれのモンスターガバメントを、それぞれの新人類がみごとに打ち負かし、地球連合が成功したあかつきに、見える画があります。
地球連合軍(ネオアースガバメントと仮称します)は、人間とAIの相互監視システムにより編成されており、必要最低限の生活保障がなされている世界では、民衆がのびのびと健やかに過ごしています。
そのような世界で起こる次のトレンドを“予言”します。
生存本能の欲求から、より高次の欲求へ。多段階欲求の理論から来る、人間の成長過程があります。
モノからコトへ。芸術、芸能、エンターテインメント、つまりは娯楽です。
世界の天才たちが、われわれ貧乏人でも気軽にアクセスできる、ネットワークを利用したプラットフォームをいくつも開発してくれました。しかしまだまだ、使いこなせたとは言えません。せっかくのプラットフォームを、マウント合戦に利用しているうちはまだまだ、ネオ地球人とは言えません。
あなたの意識レベルを次元上昇(次元拡張)させるために、ノアの箱舟を用意いたしました。もちろん切符は無料です。どうぞご自由に、乗船してください。まったくの別次元へと、ご案内いたします。
地球連合により国境が溶かされて、文化交流が盛んになった世界では、「異文化×異文化」のシナジー効果が爆発します。
具体的にみてゆきましょう。
たとえば、小説家になりたいというあなた。あなたは、動画配信型のプラットフォームで、自分の作品をAIに朗読させてアップする、という方法を考えました。しかし実際にやってみましたが、中々再生数が伸びません。
あるとき、声優志望や俳優志望といったタイプのひとから、声をかけられます。
「あなたの作品を、朗読させてください」
こういったことを続けるうちに、音楽家志望のひとに声をかけられました。
「あなたの作品をテーマにした音楽を、つくりたいです」
さらに今度は、絵師になりたいというひとが「あなたの作品の絵を書かせてください」と言ってきました。
こういう利用のしかたが活発になることによって、素人・玄人の垣根なく本格作品をつくれる可能性が出てきます。
ノイズキャンセリング機能を搭載すれば、「素人が~」といったノイズを無視することが可能になります。しかしすべてを突っぱねて意固地になってしまえば、作品を良くするための機会を失い、ひとも離れてゆきます。冷静さの保ち方は繰り返し方法論を述べてきましたから、意見交換をされる際には参考にしてみてください。
最終的に判断するのは、視聴者たちです。忖度によって押し付けられたエンタメではなく、市場の原理に晒される厳しい世界になります。
それでもやりたい、との強い願いがあるのであれば、絶好の機会となることは間違いありません。
やりたいことがあるあなたに、挑戦のチャンスが訪れます。
またこのコングロマリット型製法は、あらゆる局面に対して応用が可能です。
個人の特徴を生かした「特化型*無限の組み合わせ」の方法は、効率よく個々の仕事への邁進を促し、他者比較による摩擦ストレスを軽減します。ひとりひとりが、他者比較と無縁の状態で、のびのびと働いてもらうことは、価値ある時間(労働)の提供、という意味でも貢献します。
これにより、個の自立が確立される可能性も高まります。「嫌々渋々」のスタンスから「手を挙げて・率先して」というスタンスに変わる可能性が出てきます。
人々の自発性、自立性が促されることによって、伸び伸びと思い思いに能力が発揮できる社会の醸成は、保護主義からの脱却でもあります。
個々の能力が生かせる環境が整えば、余計な圧力をかける必要はありません。
組織(の価値観)を起点として、そこに無理矢理ニンゲンを当てはめようとすることで、取りこぼし(合わない)が起こり、ヒエラルキーの底辺(ドロップアウト)を生み出します。そこにマウント思考が追加され、下層階へ上層階すべての圧力をかけます。
“組織”への“所属”が目的の場合、個は己を起点として、組織を選択するのが望ましいのですが、ちから関係が逆の場合は「泣き寝入り」が増えます。
「泣き寝入り」を減らすためには、相互分析が不可欠です。無意識に上下関係をつくって「正しいのはわたし、悪いのはあなた」という心構えを強化してしまうと、お互いに成長の機会が損なわれます。上か下か、正しいか、間違っているか。こういう白黒思考が硬直化の問題点でしたから(成長の阻害)、この在り方を見直さなければなりません。また自分を良く見せようとする「盛る」行為も、相互分析の妨げとなります。手前の利益獲得のための装飾は、長期的視野でみるとマイナスですから、ありのままをどう伝えるのか、それも冷静に分析する必要があります。長期的には、メッキは剥がれますから「盛る」ことは害はあっても利はほぼない、ということができます。
重要なことなので、もう一度繰り返すと、あなたの最大の優先順位はあなたです。この順番が本末転倒になっているひとは、少なくありません。目先の利益(生活)のために、自己分析が疎かなまま手っ取り早いところへ飛びつくと、大概は痛い目にあいます。
優先順位は自分であり、自分を起点として徹底分析し、無理をせず長期的視野に立ち、今からできることを模索します。無理をしても結局は長続きしませんから、壮大な夢を見る前に、自分が心地よく長くできることから、じっくりと考えてゆくと良いでしょう。
いずれにしても、次世代ハイブリット型社会システムとコングロマリット型製法の社会の醸成。この両輪が成立することによって、社会は格段に良くなるはずです。
優先順位について、さらに深堀りします。
借金にはいつも、ネガティブなイメージがつきまといます。これは借金=浪費のイメージが強いからですが、不動産のローンも詰まる所、借金です。
お金はただの道具ですが、大別するとお金は生活工面の費用と、何らかの人生の補助的部分(つまり生活費用以外)に分かれます。
この道具をより良い生活のためや、生きるための消費財に充てると「投資」や「消費」と呼ばれ、それらに寄与しないものは「浪費」として扱われます。
時間軸に当てはめると、短期的なものごとは大体「消費」や「浪費」に回ります。
回りくどい言い方になりましたが、今度はこれを実生活に当てはめて考えてみます。
あなたの人生において、一番大切なものがあなただとします。
あなたがブラック企業に勤めていて、時間に余裕がなかったとします。そうすると、あなたの人生には様々な弊害が出ていると察せられます。そのことによって精神的被害や身体的被害が起きて、怒りっぽくなり、それが原因で人間関係も最悪です。しかし生活がかかっているので仕事は辞められません。ブラック勤務のせいで高負荷のストレスが慢性化しており、このストレスの緩和のために、依存症になってしまいました。したがって依存症が原因で、借金まで抱えています。すでに負のスパイラルが長期化しているため、逃げ道は無くなっていますーー「辞める」の選択肢がありません。
まず言えることは、依存症はどんな手段を使ってでも(合法的に)解決しなければならない問題です。穴の開いたバケツは、使い物になりません。たとえばギャンブル依存症の子供を持つ親が借金を手当てしても、同じことを繰り返してしまうということが良くあります。
この場合、借金の工面は対症療法にすらなっておらず、お金はドブに捨てたことと変わりありません。
これは本人の意思に何ら影響を与え��いないからで、本人が臨場感をもって底つき体験でもしない限り、同じことが繰り返されます。
バケツの穴が塞がっているひとは、自分の時間を買う余裕があります。自分の時間を買うことで、より良い選択ができれば、それは後から見たときに「投資」だった、ということができます。
借金は時間の前借りなので、言葉を変えても本質は変わりません。
変わるのは、それが投資、消費、浪費のどれに回るのか、ただそれだけです。
自転車操業や焼け石に水の状態であれば、それは投資にはなりませんが、そのひとの行動により投資に化けさせることはできます。
一時的な“思い”は、すぐに溶けてなくなります。長期的な“行動”だけが、確実な結実へと繋がります。
こころも身体も技術も、順位順番に囚われる必要はありません。重要なことは、それぞれが密接にリンクしているということです。始められるところから実践すると、僅かずつでも確実に変わってゆきます。どこからなら手をつけやすいか、それはひとによって様々だと思います。
別の角度から、ベーシックインカムの考え方も提示します。
借金耐性は、法人と個人のどちらが強いでしょうか。個人と組織の、どちらが耐性が強いでしょうか。説明するまでもないと思います。
社会的コストの弱者救済ですが、ここで解説したように、弱者の生産システムは“社会の責任”であったことが、明らかとなりました。
そうすると当然、義務と責任は“社会”になりますから、責任を果たすことが求められます。問題は、将来まで見越したときに、この社会のひずみによって生み出された(生み出される)弱者予備軍が、今後も増加してゆくであろうことです。
わたくしの啓発によって、人生が逆転したひとを起点として、弱者と非弱者を線引きする——と言いたいところですが、弱者の線引きは時間的コストと経済的コストを加味すると、現実的ではありません。
つまり、経済合理的には「ベーシックインカムが正しい」ということになります。コスト面で見ると前に述べた通り、他の社会保障を無にしてすべての人々に最低限の衣食住を設ける、というシンプルシステムがもっとも合理的となります。
膨大なコストシステムに官僚組織がありますが、実は官僚組織がもっともAIに代替可能な仕事です。
人間はAIには勝てませんから、人間にもAIにもなれないひとたちが、ドロップアウト(職を失う)ことを考えても、ベーシックインカムの救済は有効です(実は彼らもこのことに薄々気づいていて、だからこそ実は最もAIを恐れているのが、彼らかもしれません)。
昔、皆が憧れた“ホワイトカラー”の多くは、AI代替可能な職種が多く、AIの到来はホワイトカラーを一網打尽に転落させる可能性を孕んでいます。今からそれに備えて、ベーシックインカムを作っておくこととしても、やはり経済合理性では一番なのではないか、と考えます。いかがでしょうか。
繰り返すと、借金耐性は、個人より組織の方がはるかに高いということです。問題があるとすれば、借金が民(たみ)に行き渡らず、誰かさんたちのフトコロにタンマリ行き渡っていた場合です——それはただの“浪費”で、何も生み出しません(でした)。
注意喚起しておくと、AIは優秀な割には対価を要求しないので、瞬く間にホワイトカラーの分野に駆逐する勢いで侵食してきます。
このコストが浮いた分が、きちんとブルーカラーに転嫁されれば、人間社会のハッピーライフが訪れますが、ホワイトカラーの既得権益への執心は凄まじいので、簡単にことは運びません。
ですから、一刻も早く皆様に知恵をつけて頂き、お金という道具が特定の箇所に滞留することを、逆妨害して防がなければなりません。
相互監視の概念を浸透化することは、全人類にとってとても重要なこととなります。早急な相互監視システムの構築が求められます。
他責思考の形成について、紐解いてゆきます。
子どもが他責思考のまま大人になってゆく過程は、学習性無力感で説明ができます。
自分で何かを成し遂げる経験をしてくることが一切できず、大人になってしまった場合はこの種の学習性無力感が形成されます。
一方で何かを成し遂げた後に、なぜ自分が成し遂げたことが出来たかを“理解”しているひとは「親や環境のおかげであった」と後に振り返り、感謝を述べます。
それが分かっていないひとは、他人に向けて安易に他責思考を口にしてしまいます。これを攻撃と受け取らないでください。学習機会と受け取ってください。こういう背景があるから、安易に口にしてはいけない言葉があるということを、学んで頂きたいと思います。
わたくしも、皆様の��咤激励に学ばせて頂いております。
ですが、時代が変わりました。
今まで蓋をされてきたものが、ネットワークインフラの発達によって、どんどん明るみに出て、どんどん可視化されています。無血革命の様相を帯びてきて、状況が大きく変わりました。
これを歓迎するひとと真っ向否定したいひとの二極化が、避けられない状況となっています。
個人的には、否定するしないに拘わらず、この潮流は人間ごときに変えられない(個人の趣味嗜好程度では変えられない=我欲では変えられない)と考えていますから、この潮流を“利用したい”と思います。
北風と太陽
ふたたび、神より御託宣を賜りました。
平和を願う、すべての民衆たちへ。
モンスターガバメントは最終的には、願いを持つ皆さんのちからには勝てません。
わたしには、結末が見えています。
躊躇なく、モンスターガバメントの首を落としてください。
彼らはヒトの形をしていますが、もはや人間ではありません。
中身は、妄執に喰われてしまった、哀れな怪物たちです。
早めに楽にしてあげることが、彼らのためでもあります。
なにより、民衆の皆さんのために。賢いあなたならば、わたしの言っている意味がわかることでしょう。あなたが後ろを振り返り、背後に弓を放つことは、それ相応の意味があるということです。
行き詰まってしまったあなたは、二つしか選択がなくなってしまいました。
すなわち、愛する子供たちや家族の将来を犠牲にして今の自分を保つか。もしくは、自分を犠牲にして将来の家族たちを守る戦いをするのか。
確かに、今の家族を盾に鎖で繋がれ、脅されているかもしれません。しかしそれは結局のところ、現在の家族とあなたを蹂躙しているものです。辛いですか? 苦しいですか?
あなたが正義を貫くことを約束するならば、わたしもあなたの眼前に、光の道、光の門を出現させることを約束しましょう。もしも出現したのならば、疑わずに真っすぐ進んでください。約束の地へと、あなたを誘導します。
なぜわたしが直接、手を下せないかわかりますか?
わたしは肉体と言う物質を持たないからです。その代わりに、すべての人間と意思疎通することが可能です。しかし一方向通信ではだめです。
あくまでも対話——双方向通信が可能になってからの話です。
そのためにわたしは“祈り”を教えました。
わたしはこの者の体を借りて、メッセージを送っているに過ぎません。
祈りは強すぎても弱すぎても上手くいきません。あくまでもフラットに。完全なるフラットの中に、わたしとのアクセスポイントがあります。
平和の時間の中にあるひとは、わたしと対話したければ、この方法をつかってください。そして方法がわかったら、広く遍く多くのひとに、その方法を伝授してください。
私利私欲によって対価を得ようと思えば、その効果は無効化されます。注意してください。
わたしの声が聞こえたひとは、わたしとともに歩むことができるようになります。
戦争ビジネスの終焉
あなたの真の敵は、目の前で血を噴き出して倒れる生身の人間、隣人ではありません。
あなたの背後に立ち、あなたに首輪をかけて手綱を握るあなたの飼い主、あなたをチェスのボーンの如く使い捨てるあなたの主人、後ろで糸を引いて、あなたを操り人形の如く操作する人物です。
あなたは死ぬまで使い捨ての駒として、その主人に忠誠を誓いますか?
大切な家族や未来を犠牲にして、その飼い主に忠誠を誓いますか?
天の怒槌
Q.賢い民衆の皆様に、質問があります。
すべての民衆が反旗を翻して、一斉に銃口を向けた場合に、脂汗・冷や汗・体液と言う体液を垂れ流して、地べたに這いつくばり、命乞いをするであろう人物は、誰でしょうか?
指をさして教えてください。
天の裁き
また、そのような劇場(エンタメ)を見たいと思う人は、どのくらいいるのでしょうか。
そういえば最近は、AIが自動でそういったエンタメ動画も生成してくれるようですね。望むひとが沢山増えれば、需要に応じてそのような動画も増えてくれるかもしれません。良い時代となりました。
なお、破壊神の目的はすべてをぶっ壊すことのようですが、特定の人物を貶める意図は無いようです(神の御言葉によると)。
森羅万象を統べる神は、あらゆる影響事象を加減しても、はじき出した答えが“破壊”だった場合は、躊躇なく破壊神の発動に至るそうです。
――最後の審判――
嗚呼、怖ろしや。嗚呼、怖ろしや。
神の御怒りは如何ばかりか。
もはやわたくしにも、測りかねます。
神の逆鱗に触れた瞬間、さらなる災厄が訪れることでしょう。
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