Tumgik
#過去写真シリーズ
kennak · 1 year
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ジャニーが同性愛者(真性の少年性愛者、児童性愛者)であり、事務所に所属する男性タレントに対して性的児童虐待(同性愛行為の強要)を行っているとの話は、1960年代から散発的に繰り返し報道されてきた。 まず、駐留米軍の「在日軍事援助顧問団 (MAAGJ)」に勤務していた頃(1958年~1966年)から、外交官ナンバーの車(クライスラー)で新宿・花園神社の界隈に繰り出し、「ケニー」、「L」、「牛若丸」といったゲイバーで遊んでいたこと、更に新宿駅南口で網を張り、田舎から出てきた少年たちに声をかけては、常宿の「相模屋」(1泊600円のベッドハウス)に連れ込んでいたことを、当時のゲイ仲間・原吾一が、著書『二丁目のジャニーズ』シリーズで明かしている。 ジャニー喜多川が最初に手がけたタレントは「ジャニーズ」の4名(真家ひろみ、飯野おさみ、あおい輝彦、中谷良)で、当初は池袋の芸能学校「新芸能学院」に所属させていたが、学院内にてジャニーが15名の男子生徒たちに性的児童虐待行為をしていたことが発覚。 オーナーの名和太郎学院長(本名:高橋幸吉。2000年6月7日に急性心不全で逝去。81歳没)はジャニーを1964年6月28日付で解雇した。 しかしジャニーが、ジャニーズの4名も一緒に引き連れて出て行ってしまったためにトラブルとなり、ジャニーらが所属中の授業料やスタジオ使用料、食費など270万円を求めて学院長がジャニーを提訴し、裁判へと発展した (通称:ホモセクハラ裁判)。 なお、当時のジャニーは在日軍事援助顧問団(MAAGJ)に在籍する下士官事務職員として、米国軍人および外交官の立場にあったが、新芸能学院との騒動は「MAAGJの公務の範囲外の職業活動」で起こった問題であるため、「外交関係に関するウィーン条約」(日本では1964年6月8日に発行)の第31条1項による外交特権「外交官は接受国の刑事・民事・行政裁判権からの免除を享有する」の対象から漏れ、訴えられた。 この裁判は長期化し、1964年から実に4年に渡って行われた。 ジャニーズの4名も実際に証言台に立っており、その証言記録は『女性自身』(1967年9月25日号)、『ジャニーズの逆襲』(データハウス刊)、『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社刊)にて再現されている。 『週刊サンケイ』(1965年3月29日号)でも「ジャニーズ騒動 “ジャニーズ”売り出しのかげに」として5ページの記事が組まれた他、ルポライターの竹中労も、著書『タレント帝国 芸能プロの内幕』(1968年7月、現代書房)の中で「ジャニーズ解散・始末記」と題してジャニーの性加害について言及した (当書はその後、初代ジャニーズを管理していた渡辺プロダクションの渡邊美佐の圧力で販売停止)。 なお、『ジャニーズスキャンダル調書』では「同性愛」という表現自体を否定しており、ホモセクハラである以上、「性的虐待」、善意に表現しても「少年愛」であるとしている。 『週刊現代』(1981年4月30日号、講談社)にて、「『たのきんトリオ』で大当たり アイドル育成で評判の喜多川姉弟の異能」と題し、ジャーナリストの元木昌彦がジャニーの性趣向問題について言及。 (直後、ジャニーの姉のメリー喜多川から編集部に「今後、講談社には一切うちのタレントを出さない」と猛クレームが入り、元木は処分として『週刊現代』から『婦人倶楽部』の部署へと異動させられた。 この件については、『週刊文春』(1981年5月28日号、文藝春秋)でも、「大講談社を震え上がらせたメリー喜多川の“たのきん”操縦術」と題して報じられた。 なお、ジャニーの性的児童虐待についてメリーは、「弟は病気なんだからしょうがないでしょ!」と言ってずっと放任していた) 雑誌『噂の眞相』(1983年11月号)が、「ホモの館」と題してジャニーズ事務所の合宿所の写真を公開。 元所属タレントの告発も相次いだ。 元フォーリーブスの北公次は『光GENJIへ』(1988年12月)、 元ジューク・ボックスの小谷純とやなせかおるは『さらば ! ! 光GENJIへ』(1989年9月)、 元ジャニーズの中谷良は『ジャニーズの逆襲』(1989年10月)、 元ジャニーズJr.の平本淳也は『ジャニーズのすべて ~ 少年愛の館』(1996年4月)、 豊川誕は『ひとりぼっちの旅立ち ~ 元ジャニーズ・アイドル 豊川誕半生記』(1997年3月)、 山崎正人は『SMAPへ』(2005年3月)をそれぞれ上梓。 タレントの生殺与奪の全権を握るジャニーの性的要求を受け入れなければ、仕事を与えられずに干されてしまうという実態が明るみに出た。 中でも『SMAPへ』は、ジャニーが行っていた性行為の内容について最も細かく具体的に描写しており、少年に肛門性交を強要していたことも明かしている。 同じく元Jr.の蓬田利久も、漫画『Jr.メモリーズ ~もしも記憶が確かなら~』(竹書房の漫画雑誌『本当にあった愉快な話』シリーズに掲載。著:柏屋コッコ、2014年1月~2015年4月)に取材協力する形で暴露している。 ジャニーは肛門性交時にノグゼマスキンクリーム、メンソレータム、ベビーローションなどを愛用しており、少年隊もラジオ番組で、錦織一清が「ジャニーさんと言えばメンソレータム思い出すなぁ・・・」、東山紀之は「合宿所はいつもメンソレータムの匂いがしてた」など、分かる人には分かるギリギリの発言をしている。 元Jr.の星英徳も、ジャニー喜多川の死後になってネット配信で、「ただのJr.だった自分ですら、何十回もやられた。 ジャニーさんが特に好んだのは、小中学生の段階のJr.。 時には平日の朝から学校を休んで合宿所に来いと呼び出され、マンツーマンで性行為を受けた。 その最中は、当時付き合ってた彼女のことを毎回必死に頭で思い描きながら耐えてた。 メジャーデビューしたメンバーは必ず全員やられている。 必ずです! 全員やられてる! そもそも断ったらデビュー出来ない」と幾度も打ち明け、ジャニーによる性被害や当時の事務所内での異常な状況を説明した。 ジャニーズの出身者以外からも、浜村淳が関西ローカルのラジオ番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)の中でジャニーのことを「あのホモのおっさん」と発言したり、ミュージシャンのジーザス花園が、2009年発表の自作曲『ジャニー&メリー』で、AV監督の村西とおるもブログやTwitterで糾弾している。 ジャニーに対する感謝、愛情が誰よりも強いことで知られるKinKi Kidsの堂本剛(児童劇団の子役出身)は、小学5年生の段階で子役活動を辞め、一旦芸能界を引退していたが、姉による他薦でジャニーズのエンターテインメントの世界に触れ、自分もスターになって成功したいという感情が芽生える。 しかし成功するためには、まだ幼い小学6年生の段階からジャニーの性的な行為を耐え忍ぶしかなく、剛が中学2年生の14歳の時に奈良県から東京の合宿所に正式に転居してからは、ジャニーの性行為は更に過熱していった。 当時剛と非常に親しい関係にあった元Jr.の星英徳も、「剛は普通のJr.たちとは違うレベルの性行為をジャニーさんから受けていて、そのことにいつも悩んでた。剛が病んじゃったのはジャニーさんが原因」と、2021年6月25日の深夜にツイキャス配信で証言した。 剛にしてみれば、確かにジャニーには芸能界で大成功させて貰って感謝はしているものの、幼い頃から異常すぎる性体験を強いられ、自分の心と体を捨て去るという代償を払わされてきた訳であり、更に人一倍繊細な性格がゆえ、15歳からは芸能活動へのストレスも相まってパニック障害を抱えるようになり、長年に渡って自殺を考えるほどに苦しんだ時期が続いた。 自分で選んだ道ではあるし、ストックホルム症候群、トラウマボンド(トラウマティック・ボンディング)、グルーミングなどの効果によって、ジャニーに対して大きな感謝はしつつも、もしジャニーと出会わなければ、こんなにも苦しい思いをすることは無かった、という愛憎が入り混じった複雑な感情から、剛の自作曲『美しく在る為に』は、ジャニーへの思いや、芸能活動への葛藤が描かれた曲だと、一部のファンの間では解釈されている。 その歌詞の一部には、 「あたしが悪いなんて 云わせないの あなたが悪いなんて 云う筈がないの 人は勝手だったもの 何時も勝手だったもの 美しく在る為に 勝手だったもの」とある。 [1] 元光GENJIの諸星和己も、2016年11月6日放送のバラエティ番組『にけつッ ! !』(日本テレビ)に出演した際、千原ジュニアとの会話でジャニーについて、 千原 「数年後に大スターになると見抜くその力よ」 諸星 「違う違う、たまたま、たまたま」 千原 「先見の明がすごいんでしょ?」 諸星 「僕の考えだと、“結果論”だね。 あの人(ジャニー喜多川)の目がいいとか、見抜く力がすごいとか、“全く”無い!」 と断じ、ジャニーに対する世間の過大評価に異を唱えた。 そして番組の最後では、「ジャニーの感性はね、あれホ〇だから!」と締めくくった。 ジャニーについてはよく、「少年の10年後の成長した顔が見えていた」などと評されてしまうことがあるが、それは間違い。 確かに子供の頃は冴えない平凡な顔をした者が、美容整形なども踏まえて将来二枚目に化けたパターンもあるが、その一方、小さい頃は可愛かったのに、成長と共にどんどん劣化してしまったパターンも少なくない。 そもそも、テレビなどで頻繁に同じタレントの顔を目にしていれば、視聴者の目はその顔に慣れていく訳だから、マイナス面はどんどん軽減されていく。 ジャニーが持っていたのは権力と財力であって、人の10年後の顔はおろか、人の本質や将来を見抜けるような特殊能力、神通力は存在しない。 ジャニーは将来を予見して採用していたのではなく、ただ単に、今その瞬間の“自分の好み”の少年、個人的に性欲を感じる“ヤりたい相手”を選んでいただけであり、その少年がたまたまスターになるかならないかは、諸星が述べた通り、後からついてきた“結果論”に過ぎない。 ジャニーに個人的に嫌われれば、いくらスター性や才能がある者であっても捨てられるし、ジャニーに個人的に好かれれば、スター性の無い者であっても権力と財力でメディアにゴリ推しされ、結果、誰でも人気者になれた。 こうした、ジャニーの個人的な好み、機嫌だけで全てが操作・決定される、非常に特殊で独裁的な事務所だったため、多くのスターを製造した一方、本当に将来有望だったはずの多くの才能も死んでいった。 なお諸星はこの放送の一ヶ月後の2016年12月2日に大沢樹生と共に開催したトークライブでも、ステージ上で「俺が何で結婚しないか? ホモだから。 ジャニーみたいなものだから」と発言し、ジャニーを茶化している (諸星自身がゲイであるという部分は自虐による冗談であり、諸星はゲイではない)。 1988年~1989年にかけ、月刊誌『噂の眞相』もこの問題を数回取り上げた。 しかしジャニーズ側は、「『噂の眞相』という雑誌はこの世に存在しないもの」という姿勢を貫いていたため、全く相手にされることは無かった。 週刊誌『FOCUS』(1989年8月11日号、 新潮社)に、ジャニー喜多川が合宿所で撮影した田原俊彦の全裸のポラロイド写真が流出掲載される。 1999年10月28日号から2000年2月17日号にかけ、『週刊文春』がジャニーズ事務所に対する糾弾を14回に渡ってキャンペーンとしてシリーズ掲載。 ジャニーが所属タレントに対してセクハラ・児童虐待を行い、事務所内では未成年所属タレントの喫煙や飲酒が日常的に黙認されていると報道し、約15名もの元ジャニーズJr.が取材に協力した。 出版元である文藝春秋は、他の大手出版社と違ってジャニーズ事務所との癒着や影響力が皆無に等しかったために出来たことだった。 【キャンペーン開始の引き金的な記事】 江木俊夫 公判で元アイドルが「ジャニーズ」批判 (1999年10月7日号) 【14回のキャンペーン】 青山孝 元フォーリーブス衝撃の告発 芸能界のモンスター「ジャニーズ事務所」の非道 TVも新聞も絶対報じない (1999年10月28日号・p252~255) ジャニーズの少年たちが耐える「おぞましい」環境 元メンバーが告発 「芸能界のモンスター」追及第2弾 (1999年11月4日号・p190~193) ジャニーズの少年たちが「悪魔の館」合宿所で 「芸能界のモンスター」追及第3弾 強いられる“行為” スクーブグラビア ジャニーズ「喫煙常習」の証拠写真 (1999年11月11日号・p26~29)[1] テレビ局が封印したジャニーズの少年たち集団万引き事件 追及キャンペーン4 マスコミはなぜ恐れるのか (1999年11月18日号・p188~191) ジャニー喜多川は関西の少年たちを「ホテル」に呼び出す 追及第5弾 芸能界のモンスター (1999年11月25日号・p188~191)[1] ジャニーズOBが決起! ホモセクハラの犠牲者たち 芸能界のモンスター追及第6弾 (1999年12月2日号・p195~197) 小誌だけが知っているジャニー喜多川「絶体絶命」 追及第7弾 (1999年12月9日号・p179~181)[1] ジャニーズ人気スターの「恋人」が脅された! 追及第8弾 (1999年12月16日号・p185~187) ジャニー喜多川殿 ユー、法廷に立てますか? 「噴飯告訴に答える 追及第9弾」 (1999年12月23日号・p179~181) 外国人記者が「ジャニー喜多川ホモ・セクハラは日本の恥」 追及第10弾 (1999年12月30日号・p38~40) ジャニーズ裁判 元タレントはなぜ「偽証」した キャンペーン再開! (2000年1月27日号・p180~181) ジャニー喜多川よ、ファンもこんなに怒っている 徹底追及(第12弾) (2000年2月3日号・p165~167) NYタイムスも報じたジャ二ー喜多川「性的児童虐待」 (2000年2月10日号・p172~173) ジャニー喜多川「性的虐待」 日本のメディアは腰くだけ ピュリツァー記者が激白 (2000年2月17日号・p34~35) 【追加報道】 スクープ撮! ジャニー喜多川の素顔 (2000年3月16日号) ジャニー喜多川の性的虐待! 母親が決意の告白 「息子は私に訴えた」 (2000年3月23日号・p184~186) 新展開 ついに国会で質問されたジャニーズ性的虐待 なぜNYタイムスしか報じないのか (2000年4月27日号・p176~179) ジャニーズ疑惑 梨元勝国会で証言へ! (2000年5月4日・11日合併号・p180~181) 大手メディアがこの性的児童虐待問題をこれほどまでに取り上げたのは1960年代以来初めてのことで、その波紋は大きく、自民党衆議院議員・阪上善秀(後の宝塚市長)も、2000年4月13日にこの問題を衆議院で取り上げた [注 6]。 1999年11月、ジャニー側は名誉毀損であるとして文藝春秋を訴え、1億700万円(ジャニーズ事務所に対し5350万円、ジャニー喜多川に対し5350万円)の損害賠償と謝罪広告1回を求める民事訴訟を起こした。 2002年3月27日、東京地裁の一審判決では、「高度の信用性を認めがたい。 証人の証言はたやすく信用できない点を残している」としてジャニー側が勝訴し、東京地裁は文藝春秋に対し、ジャニーへ440万円、ジャニーズ事務所へ440万円の、計880万円の損害賠償を命じた (井上哲男裁判長)。 文春側はこれを不服として東京高裁に控訴。 これに対抗するかのようにジャニー側も控訴。 2003年7月15日の二審判決では、ジャニーの性的児童虐待に関する記述について、 「喜多川が少年らに対しセクハラ行為をしたとの各証言はこれを信用することができ、喜多川が、少年達が逆らえばステージの立ち位置が悪くなったり、デビューできなくなるという抗拒不能な状態にあるのに乗じ、セクハラ行為をしているとの記述については、いわゆる真実性の抗弁が認められ、かつ、公共の利害に関する事実に係るものである」 と結論づけられ、ジャニー側の性的児童虐待行為を認定 (矢崎秀一裁判長)。 このため、性的児童虐待部分のジャニー側の勝訴は取り消され、損害賠償額はジャニーへ60万円、ジャニーズ事務所へ60万円の、計120万円に減額された。 ジャニー側は損害賠償額を不服として最高裁に上告したが、2004年2月24日に棄却され (藤田宙靖裁判長)、120万円の損害賠償と性的児童虐待行為認定が確定した。[1]、[2] しかし各芸能マスコミは、一審の880万円から120万円に減額された事実だけをベタ記事で書いて済ませ、「性的児童虐待が認められた」という肝心の部分は書かなかった。 この問題について、懐疑主義団体「JAPAN SKEPTICS」の機関誌『NEWSLETTER 53号』にて、当時同会の副会長だった草野直樹が批判。 「マスコミの誤りというのは、『間違ったことを報じる』だけでなく、『必要なことを報じない』ことも含まれる。 そして後者の多くは、いくつかの『タブー』に縛られていることが原因になっている。 報道におけるタブーのベールを抜いた報道には、オカルト・疑似科学の類と同様に騙されないようにしよう」と訴えた。 芸能評論家の肥留間正明も、「芸能界でホモセクハラが裁判になったのは異例。 真実と認められたのも初めてで、これは社会的な事件」と語っている。 また、ニューヨーク・タイムズや、イギリスの新聞・オブザーバーなどの海外メディアも大々的に取り上げ、この問題をタブー視するなどして真実を報道しない卑怯で腰抜けな日本のマスメディアの姿勢、体質を批判した。 以後もジャニーズ事務所と文藝春秋は対立。 2006年に『武士の一分』が映画化された際、ジャニーズは文春文庫で発売されている藤沢周平の原作本の帯に、主演の木村拓哉の写真の使用を一切許可しない、という対抗措置を取っている。 また、木村が工藤静香と結婚した際にも、会見への週刊文春の参加を禁じた。 そのため、文春側は巻頭グラビアで白紙ページに木村とインタビュアーの輪郭のみを描き、ジャニーズによるメディア統制であると非難した。 2010年3月14日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「新約・ジャニーズ暴露本」開始。 2018年6月6日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「いま振り返るジャニーズの“少年愛”報道」開始。 2019年7月9日にジャニーが逝去。 その際、テレビや雑誌など、日本の主要メディアではジャニーを賛美する歯の浮くような美辞麗句のみが並べられ、まるでジャニーを聖人君子かのように崇め奉った。
ジャニー喜多川 - ジャニーズ百科事典
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tokyomariegold · 11 days
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2024/3/4〜
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3月4日 バレンタインのモロゾフのミッフィーを渡した方から、お返しに…、と可愛い栗のお菓子をいただく。その方には以前、ベンガルスパイスの紅茶を一つあげたことがあって、そのハーブティーのシリーズの、アップルシナモンを買ったことを報告してくれた。
昨日買って、開封した袋のままラップになんとなく包んだ油揚げが、今日もまだ使えるか不安で、インターネットで調べても大丈夫そうだけど不安で、よくしてもらっている職員さんに訊いてみると「3日くらいは全然平気!冷凍すればもっと大丈夫よ!」と教えてくれた。 昨日は油揚げと見切り品のレタスで作ったお味噌汁がとてもよかったので、できるだけ続けたい気持ち。 レンジで味噌汁を作った話をしたら「息子が4月から一人暮らしをするかもしれないから、いいこと聞けた!」と言ってくださった。 高校を卒業できないかも?というエピソードを聞いていた息子さんだったので、卒業はできたのかな?と思った。
今日はロキソニンを飲まなかった。 でも代償としてずっと頭や首や肩や腰や、身体中が痺れて痛かった。
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3月5日 都庁の展望台は火曜日がお休み。 また、新幹線で大阪へ行ける時間を費やしながら都庁から職場へ戻り、そしてまた明日都庁へ行くことになってしまった!
明日は元々出張の予定があって、終わったあとの時間は坂本龍一の展示でも行こうかなと思った矢先。 でも今は何も楽しめない感じの無の心なのでちょうど良かったかも。
ポッドキャストを聴くのに思ったよりはまってしまい、いろんな番組を探すのも楽しい。
amazonセールも楽天スーパーセールもあやかりたくても何も欲しくない(届いた時のことを考えると面倒になってしまう)。 でも今朝、鏡につけているライトの灯りがつかなくなってしまい、以前と同じものをamazonで注文した。
出張先から職場へ戻ると、リュックにつけていた毛(黒カビ)が落ちてしまった。 書類を運ぶように持っていた手提げにつけていた、てらおかさんの犬のピンバッジも取れていることに気がついた。悲しい。
雨だったと出張の荷物が重かったので一旦家にもどってからスーパーへ。いつも買いたいものたちが今日は少しお安めだったり、レンジでゆで卵を作る機械が届いたので生卵を買ってみたりして、セルフレジでお会計をしようとしたところ、iPhoneもお財布もおいてきてしまっていることに気がつく。 店員さんに事情を説明して、iPhoneを取りに戻り、またスーパーへ戻っている。
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3月6日 昨晩は、連続して出張のために自分のデスクでしておくべきことを忘れていたこと、それがちょっと怒られ気味案件だったことを思い出し、ただただ怒られ対策メールの文面をずっと考えたりしながら怒られたくない!という気持ちで過ごしていた。
そのせいかとても頭が冴えてしまい、でも夜の一食目の食事がなかなか進まず、22時からたぶん日付が変わる頃までかけて食事をしてしまった。
ゆで卵のお稲荷さんをレンジで作りたかったけれど、半分に切った油揚げは卵1個分がはみ出てしまう大きさで、油揚げと卵の他人丼の具みたいなのを作ってしまった。でも美味しかった。
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今日はいつもの東京出張からと都庁へ移動。 思いがけず2日連続でナチュラルローソンのコバトンに会って、昨日は陳列していなかったグルテンフリーのドーナツを買って食べてみた!散々ミスドの話をした日々で、流石にドーナツ本体を食べてみたくはなっていたので丁度よい感じで食べることができた。
新宿三丁目から西口まで地下を歩きながら、伊勢丹や紀伊國屋や丸井によって、平日でも伊勢丹の人気店は長蛇の列ができていて、丸井はとっても閑散としていて、紀伊國屋の地下に大将がいるカウンターのお寿司屋さんは誰も居なかった。前を通りかかったら、嘘みたいに「へいらっしゃい!」と声をかけられた。
都庁で数十分で用事を終えて、ニコンサロンで若山さんの写真展を鑑賞。 都庁もニコンサロンもおじさんばかりだった。
どんなに忙しくても、もうすでに無の心の年度末を迎えてしまっているけれど、人生するべく大阪に行くんだよ!と新幹線のチケットを取った。
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3月7日 久しぶりにまともに職場に出勤した気がして、出張は移動するのがお仕事だということを実感。溜めていたお仕事を少しずつ動かしてあっという間に1日が終わってしまった。
朝、向かいのデスクの方から「コーヒー飲みますか。新しいドリップ買ったので良かったら」と声をかけていただく。コーヒーもお酒も飲めないしタバコも吸わないし、嗜好品がない人生、何が楽しいんだろう、と思ってしまう。「胃が痛くなってしまうんです…」とお断りさせてもらう。
本当、最近は何を楽しみに生きているのかわからなくて、嫌なことや辛いことを予防することに精一杯だったり、それでもそんな良くないことが起きてしまいそうな予感に怖くなり、焦って祈ることしかできない日々。
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ポッドキャストを聴く日々を始めて、chelmicoの番組とゆっきゅんが出ているY2Kの番組などを聴いている。chelmicoの2人の感じがハッピーでとても良い!と思っていたら、あのちゃんの番組の直近の回にゲスト出演していることに気がつき、嬉しくなってすぐ観てしまった。そして番組の中でレイチェルさんが怒ることについての本を紹介していて、怒られ案件の日々に嬉しい紹介だった。
駅まで歩く帰り道にあった、しあわせのポキ丼の店が潰れていた。
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3月8日 朝起きて窓の外が思ったよりずっと雪で「雪じゃん!」と声が出てしまった。それで写真を撮って、思わずカメラを持って出かけてしまった。 今年は寒さが長引いている気がする。
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去年の今頃は白い花が咲く中で三脚を立てて自撮りをした気がして、その花を確かめに行ったらまだ咲いていなかった。
金曜日なのでとても掃除をしたいけれど、もうへとへと過ぎて今日こそは何もできないかもしれない。 何もできなかったらそれはそれで、何かを克服できた新しい気持ちになれそうで、そっちへ転んでもよいかな、と思ったりしている。
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redringnr · 10 months
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私なんかにSAC_2045の考察なんてできるわけがない
 どうやら自分はアニメとかドラマとか映画が苦手らしい、と最近気づいた。  昔から何となく、違和感というか、集中しきれないなぁ、とは思っていた。  今までその原因を言語化できるほど明確にできていなかったのだけど、どうやら物語の進行ペースを自分で調整できないのが良くないらしい。  自分のペースを崩されるのがそんなに嫌なのか、それとも単に頭の回転が遅いが故なのか。  なんにせよ世間と自分のズレが顕れているような気がしてちょっと辛くなってしまう。
 そんなワケで、「好きなアニメ」というものがないぐらいにアニメにこだわりがなかったのだけど、ある日アマプラで「攻殻機動隊」シリーズが無料になっていたのをなんとなしに見始めたところ、不思議なことにちょっとハマってしまった。  たたでさえアニメが苦手な自分なので、複雑な世界観で知られる攻殻機動隊の物語を理解できた自信なんて無いのだけど、「草薙素子のビジュアルが好みだったから」などというファンに怒られそうな理由で旧SACシリーズ(この呼び方で良いんだろーか)を最後まで見終わってしまった。 「素子がエロかった」以外に明確な感想がない。私は世界で一番不真面目な攻殻機動隊ファン、いやにわかです。申し訳ありません、自分の脳みそは下半身にあります。電脳化するときどうしよう。
 ……いやさすがに物語自体には一切思うところなんて無かったぜ! ってことはないけれど、理解に自信がなさすぎて本当に何も言えることがない。 考察とか書いてる人見ると「わぁ、すごい」という小学生みたいな感想ばかりが頭を埋め尽くしていく。 いかに自分が成長というものができなかっ���のかを思い知らされる。人生やり直したい。異世界転生キメたい。なろう的世界観で赤ん坊から強くてニューゲームしたい。チートスキルも頼む。  しかし現実はなろうではない。この厳しい現世でどうにかなるしかないのだ。何の話だ?
 ……ともかく、よーわからんなりに好きになれそーなシリーズだなぁと思い旧SAC以外の最初の劇場版だイノセンスだARISEだと、この攻殻機動隊シリーズの為だけにネトフリに登録し、その複雑さに頭をショートさせながらも鑑賞し続け、つい数週間前ぐらいに最新の「SAC_2045」にたどり着いた。 アニメ苦手マンにしては快挙である。誰か褒めてくれ。褒められ慣れてねぇんだおれは。
 で、その「SAC_2045」を見終わった私はあろうことか、その感想みたいなのを書きたくなってしまった。アニメ苦手マンの分際で。  見終わった後もふと気づけば「SAC_2045」について考えさせられてしまいどうにも落ち着かない。  先日公開が始まった映画「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」も見にいこうと思っている。なんかアニメシーズン2の総集編みたいなモンだと思ってたら新カットとかもあるらしく……
 映画を見る前に軽く頭とか感情の整理をしたいな~と思ったので、このロクに更新されないブログに無責任に書き散らしてみます。    誰も読まないと思うけど一応注意書き。  他の人が書いてた考察とかを引き合いに出してそれに反するようなことも書く予定だけど、当然否定や批判の意とかがあるわけでは無いです。こちとらアニメ苦手マンやぞ。マジのアニメファンとやり合う能力なんてあるわけがない。「多分間違ってるけど自分はこう思いますはいすみません……」ぐらいのテンションです。予防線を張らないと何も安心ができない。自分のアニメIQの無さはよくわかっております。アニメIQとかじゃなくてシンプルに頭が悪い可能性もある。基本このブログは自分の為だけに書かれています。そういうのをネットに放流するのが性癖なだけです。
>>>正直2期ラスト近くまで微妙な作品だと思っていた
 「SAC_2045」の1期はネット上ではなんか評判悪いっぽいが、6話までは攻殻シリーズ中でも見やすくてこれはこれで良いと思っていた。  戦闘シーン多めでエンタメ寄りというか、こういう風にわかりやすくしていくのか~と感心したくらい。まぁ古参ファンにとってはキツかったんだろうけど。  短い期間で一気に見た自分にしてみればまぁこういうのも悪くないな~と受け入れられた。  3DCGになった点にも批判が集まっている感覚だけど、これも自分の嗜好的には問題無く、楽しく見られてはいた。6話までは。
 ……1期を見終わった直後はかなりキツい気分になった。  「コレ大丈夫か?」と。  視聴前軽く見かけていた、批判されている部分。  それが個人的には大して気にならなかったので、そのまま楽しく見続けられるかと思ったのだが甘かった。
 江崎プリンが……新参ファンの自分としてもすごく……アレで……
 マジで好みじゃなかった。そりゃどんな作品にも苦手なキャラの一人くらいはいるけれども、攻殻において彼女はビジュアル的にも言動的にも目立ち過ぎていた。  「この作品にそーいうの求めてない」――言葉にしてみると傲��過ぎるようなその感触、どうしても無視できなかった。  新参の自分すら拒否反応を起こしたのだから、古くからのファンの反発が目立つのは自然なことなのかも。
 正直2期で色んな新事実が発覚した後も全く好きになれなかった。なんなら今も好きじゃない。  「あ~また美少女がかわいそうな目に遭っちゃう系のヤツか……5億回ぐらい見たわ」というお気持ち。  あのエピソードで印象変わった人結構いるっぽいんですが自分には全く響かなかった。同情を強制されてるみたいで……  タチコマやバトーを始めとするキャラ達と完全に真逆な反応をしてました。血も涙もないのか?  ポストヒューマン化した後は元からのハイスペックがさらに過度になり、「メアリー・スー」な印象を受けてかなりキツかった。  「死んじゃったものは仕方ない」じゃないんだよ。どんだけ悪い意味でアニメキャラ的なんだよ。
 ……こんな受け取り方してる自分にドン引きする。人の心が無いのかもしれない。
 まぁネガティブなことを書きたかったワケではないのでこの辺にしときますが。  ともかく、1期を見終わった段階では「SAC_2045」に対しての期待は大きく萎えていた。  一度刻まれたイメージはなかなか変わらない。なんとか気力を振り絞り2期を見始めると少しずつ持ち直してきたけれど、ラスト近くになるまで、いやラストを迎えても微妙な気持ちが振り払えなかった。  まさか最終的に、こんな感想文を書きたくなるような作品になるとは、この時点では思いもしなかった……
>>>強烈なラストが、それ以前のストーリーに思いを馳せるきっかけに
 2期の最終話まで、1期を引きずって「エンタメ寄り攻殻」として消化しようとしていた自分にとって、あの最終話は背後から突然後頭部をブン殴られたかのような衝撃だった。  おいエンタメどこいった。考えさせられちゃう系(度を越して軽薄な表現)やんけ!?
 始めてあのラストを見た時は喪失感のような、置いてけぼりにされたかのような、本当に自分の中でどう処理していいかわからなくなってしまった。  過去の攻殻シリーズも全容を理解できなかったのは同じなんだけど、自分は深く考えないタチなので「わからんかったけどわからんなりに面白かった~しばらく経ったら見直してみるかな?」ぐらいで終わっていた。  が、今回はソレではどうにも収まりがつかなかった。  モヤモヤを解消したく、「SAC_2045 考察」でググり始め、他の方の考察を見始めたばかりの頃抱いていたのは……「怒り」、だった気がする。
 本作はジョージ・オーウェル氏の「1984年」からの引用が多く見られ、その中の一つに「ダブルシンク」というワードがある。  「相反し合う二つの意見を同時に持ち、それが矛盾し合うのを承知しながら双方ともに信奉すること」らしい。  らしい、と言っているのは原著読まずにネットで調べただけだからである。どこまでも不真面目。……すみません、いつか時間が出来たら読みます……     で、あの問題のシーン――
 1.シマムラタカシのコードを引き抜き、全人類のN化(ダブルシンク)は解かれた。
 2.コードは引き抜かれず、そのままN化が続行される。
 どちらの結末になったかをはっきりさせないような終わり方は、視聴者をもダブルシンク状態にするのが狙いだった、という考察を各所で読み、ようやくなぜあそこまでぼやかしたのかを悟りました。  そしてすぐに、「そんなのありかよ! 卑怯じゃねぇか!」とキレてしまった。    「物語の解釈は画面の前の君が自由に考えてくれ!」みたいなスタンス、大して珍しくもないし、「無し」とは普段では思わない。  が、この「SAC_2045」はあまりにも事実と確定していない描写が多過ぎる。  例えばこの物語を「つまらない」と評価したとしても、「つまらないと思ったのは貴方が物語がつまらなくなるような解釈をしただけ! 本来はもっと面白い話! 不当な評価だ!」なんて言い訳ができてしまうような。  上手く言い表せなくて歯がゆいけど、物語のクオリティそのものを視聴者に委ねているようなやり方に、「無責任さ」――のような何かを感じてしまった。
 大体ポストヒューマンがあまりにも反則的過ぎる。  もうヤケクソ気味な言い分だけど、あんなポンポン人が観測する「現実」を歪められちゃうならこのアニメの全描写が信用ならない、夢まぼろしのようなものと解釈しちゃってもいいじゃねぇか、とも考えたことすらあった。  ギャグ系以外では禁忌ともいえる「夢オチ」というヤツ。こんなモン考察したってしゃ~ないだろ、と投げやりな気分になっていました。
 まがりなりにも好きだったシリーズがこんな終わり方をしたのがショックでした。好きだったものを嫌いになるのはいつだって辛い。  もう忘れてしまおう、としばらく他のネトフリ作品を見たりしていました。
 ……すると不思議なことに、忘れてしまおうとしていた「SAC_2045」について、日が経つにつれてどんどん考え続けてしまうようになっていました。  正直今でも「こんなやり方ありかよ」と感じる部分はあるのですが、悔しいことにあの仕掛けの面白さがジワジワと理解できるようになってしまった。  やっぱ考えちまうよずりぃよ………あのコード結局抜いたの!? 抜かなかったの!? うーわ俺自身もダブルシンクしちゃってね!? みたいな。頭悪すぎる表現で申し訳ない。
 その結果いつの間にか「2週目」に突入してました。既に見た映像作品をもう一度見るなんて本当に初かもしれない。
 ここからはその「2週目」の過程で気づいたことや考えた事を雑に書き並べてみます。
>>>シマムラタカシ以外のポストヒューマンって結局なんだったの
 ポストヒューマンの面々は、基本的に人間らしさというものをあまり表に出さない。  出さない、のだが、ポストヒューマンになる前の思想が、なった後の行動にもかなり反映されている様子がある。  その内の一人、矢口サンジは日本に現れた3人のポストヒューマンの中では唯一2期にすらたどり着けない程にあっさりと捕まってしまうのだけど、このキャラは恐らくそういう部分を強調する為のキャラだったのだろう。
 犯行理由にも思想が強く表れているし、素子と対峙した時に、彼女の「ボクシングスタイルを使う」という誘いにあっさりと乗る辺りも。  脱線だが、「急に素子がボクシングに目覚めたんだけど……」なんてネットの声も見たが、普通にやり合ったら超演算による変態的な格闘技術全開の相手では勝ち目が薄いので、敢えてボクシング縛りを選択した、と解釈してます。  ボクシング縛りに持ち込んでいたからこそ、バトーが軍隊格闘で乱入した時にあっさり型にハメられたのでは。
 ……その点ミズカネスズカはマジでなんだったんだ。  数学オリンピックの元チャンピオン、ぐらいの情報しかないし、シマムラタカシに協力していた理由もいまいち不明。  シマムラタカシが操っていただけとか?  トグサの回想にそっくりな女性がいたが何か関係があるのだろうか?
>>>シマムラタカシ、自分の理想を全肯定していなかった説
 正直シマムラタカシもプリンと並んで……って程ではないにしてもあまり好きになれないキャラだった。  ナヨナヨし過ぎで同族嫌悪が凄い。これは自業自得か。  こんなナヨナヨ中学生の手のひらの上で、9課が終わってみればほぼ完封と言って良いほどに踊らされていた、というストーリーもあってう~ん……とモヤっていて、彼に対してそんなにしっかり考察しようとは思わなかった。
 ただ、ネットの考察を通して「1984年」の知識を得ていくにつれて、妙に気になるキャラになってきた。
 「ビッグブラザー」だの「ミニラブ」だの「ダ��ルシンク」だの、これらの「1984年」由来のワードは物凄く乱暴に言えば敵側、悪役側の名前だったり、その悪役が掲げているキーワードだったりする。
 シマムラタカシは「1984年」で悪役として描かれた者達を、一概に悪と解釈しなかったのでは、という考察を見たが、自分はむしろ悪であることをはっきり自覚している気がする。
 根拠は1期の彼が学校にいた頃の一連のシーン。  この辺り、1期の中ではかなり理解しがたかったが、これまた考察の「妄想と現実が入り混じっている」という解釈に助けられ、ようやく腑に落ちかけている。  まぁ恐らく、空挺部隊がやってきたくだりの方が妄想なんだろうけど(軍隊が大真面目に学校に攻め入るワケないし)……  この妄想、妄想にしては都合良くないのだ。なんせ空挺部隊にシマムラタカシ自身が撃たれちゃうから……
 まるで自分が罰せられるべき人間であると考えているかのようだ。
 最終局面、素子がN化作業中のシマムラタカシの元にやってきた場面。  いくら素子がNにならないロマンチストだったとして、ポストヒューマンである彼ならいくらでも妨害できたはず。  だが、そうはならなかった。  コードを抜かれて全てが水の泡になるリスクを背負ってしまった。    これは素子がコードを抜かないことを選択することがわかっていたから、という考察があって、あり得ると思う。
 が、自分はシマムラタカシが自分の思想を全肯定しきれておらず、その迷いは掲げるキーワードを「1984年」の悪役由来のモノに設定したり、素子がNにならなかった時点で彼女を妨害することを止めた、という形で表れてしまったのではないだろうか。
 これ、自分が知る限り自分オリジナルの考察もとい感想なんでちょっと気に入っている。  まぁ無理あるとも思うけど。
>>>で、結局コード抜いたの? 抜かなかったの?
 結論から言うと、「抜いた」と自分は考えている。  これこそ雑な言い分ですが、コードの描写後の一見それまでと辻褄の合わないような流れがN化した後、誰かが見ている仮想現実の描写だった、として。  いくらでも都合良くできる「現実」の光景にしては、ボーマが車椅子のままだったりプリンが泣き出してしまったりと、都合良くなりきれていないと感じる。    Nキメちゃったんなら、誰の視点だったとしてももうちょい理想的で構わんやん? というクソ雑な理屈です。
 まぁ自分の願望も含まれているとは思う。  自分はダブルシンクという考え方に現実逃避的なニュアンスを感じてしまっているから。  そりゃ自分だって大した人生歩んでないので理想の仮想現実に心惹かれなくは無いが……やはり何の苦労もなく理想を手に入れる、という行為には妙にモヤモヤしてしまう。  ちょっと脱線だけど、個人的にはシマムラタカシの計画の肝は「自覚のないうちに」行われる、という部分だと思う。  嫌いな言葉が「努力」と「苦労」である自分ですらモヤるのだから。
 辻褄の合わないような描写も疑似的な記憶を植え付けられることすらある攻殻の世界観だと絶対に説明つけられないことではないと思う。これこそ乱暴な考察過ぎるが。
 あとこれは考察漁って思い出したことだけど、旧SACにて素子は「夢は現実の中で戦ってこそ意味がある」というセリフがあった。  こんな事言っちゃう素子がコード引き抜かないなんてある……?
 ただ「じゃあコード抜いた方に賭けるんかぁ~!? 賭けるか!? 金とか命とかよぉ!?」と言われるとチワワみたいになってしまうけど(ネット上に抜かなかったに5兆円賭けるとか言ってる人いてすげぇ~ってなった)。  それに、元は即コード抜いちゃうような思想だった素子がプリンを見て考えを変えた、というのもありそうに思える……
 ……なんか考えをまとめればまとめるほど、抜かなかった方が色々綺麗にまとまる気がしてきた……うぅ……
>>>ラストシーンの各キャラの反応から考えてみる
 ここでいうラストシーンは、素子がコードを掴んで暗転した直後から。    まずは素子、バトー、トグサ、プリンとその他のメンバーに分けて考えてみる。
 こんな慈悲のない分け方をするのは心が痛いけれど、まずはその他のメンバー。  「ずっと一緒に働いていたはずのプリンが新人として加入してくる」、という妙ちくりんな展開にも違和感を抱いた印象は感じられない。  ここだけ切り取れば、まぁ普通にコードは抜かれてないからこういう構図が成り立っちゃってるんだろうな~という解釈が一番無理がない。
 次はプリン。9課メンバーに改めて自己紹介しようとするタイミングで涙ぐんでしまう。  明らかにそれまでの記憶……9課メンバーと一度敵対してしまった事実を認識している。  「ゴーストがない」のでN化できないとはいえ、素子やシマムラタカシならその記憶を消してやり直す、なんてこともできなくは無さそうだが、恐らくそうはしていない。    仮にこのシーンが、誰かの仮想現実の光景だったとするとプリンにこういう反応をさせる必要は基本的にはないはず。  コードがどうなっているにしても、現実の光景ではあるのだろう。
 ……あれっ、コレ前述した「都合良くなりきれていないからコード抜いてる!」という主張を自分で否定してしまったじゃねぇか!  いつの間にか「コード抜いてなかったとしたらあのシーンは仮想現実」という謎の先入観を持ってしまっていた……  現実であればボーマが車椅子のまんまのかわいそうな状態であることにも説明はつく。  でも現実であればなんで「それ以外のメンバー」が初対面っぽい感じなの? という疑問も出てくるけど。  まぁそれこそクソ雑に疑似記憶ブチ込んで~ってすればいい話か。    次は素子。9課メンバー全員で話しているシーンからは特に特別な感情は読み取れないが、その後のバトーと二人きりの場面でのセリフ群からは明らかにそれまでの記憶をしっかり持っていることが読み取れる。
 次はバトー。9課のムードメーカー的な部分がある彼であれば、「新人の」プリンがやってくればしっかり反応してあげる、と思うのだけど、このシーンでは浮かない……というか、何とも言えない表情。プリンにも言葉はかけない。  そこだけを切り取れば、以前の記憶――プリンが死んでしまったという事実を知っていて、複雑な思いを抱いている。  あるいは、ロマンチックな解釈だが記憶は無いが本能的に「何か」を感じ取っているとか。
 コードを抜かなかった素子がバトーにだけは事実を伝えた、という考察をしていた方もいた。  この想定なら、その後の素子への「あんまり一人でしょい込むんじゃねぇよ」というセリフの解釈も綺麗にできる。  全人類をNにすることを選んだ、という大きすぎる事実を一人で抱えるな、という。  まぁ逆でもいいけど。N化、というある種の救いを人類に手放させてしまった、という事実を以下同文。    最後はトグサ。プリンに対して普通にコミュニケーションを取っているので、一見「その他のメンバー」と同じ条件のように思えるし、バトー「だけ」は事実を知っている、と解釈している人も結構いた。  が、何とも言えない表情をしているバトーを気遣うように肩を叩く様子は、全てを知っているようにも思える。  勿論、単純に「どうした?」という気持ちを込めた行動なのかも知れないが……流石にちょっと苦しいか。それなら「旦那?」と問いかけるぐらいだと思うし。  素子が事実を伝えたのはバトーとトグサの二人だったのだ、という解釈もあるだろう。
 が、自分にはまた違う考えが思い浮かんだ。  トグサが全てを知っている、と想定するとする。  しかしバトー「だけ」と考える視聴者が出る程に、彼は最初なんともないような態度でプリンと接している。
 だったら、「その他のメンバー」も同条件、つまり事実を全て知っていた可能性があるのでは……?
 確かに、プリンは一度9課と敵対関係になってしまった。  しかし、9課のメンバーは元々プリンに対し好意的で、もしかしたら同情的だった。  故に、プリンの「9課とやり直したい」という希望を叶えようと、全てを忘れてしまったように振舞ったのかも知れない。  だがバトーはプリンと特に関係性が深く、彼女の事を思い出さないままに死なれてしまった後悔がある。
 優しい男でもある彼「だけ」はどうしても、プリンに対して忘れた演技ができる自信が持てなかった。  そしてあのような煮え切らない反応をしてしまい、トグサに気遣われた……なんて、ロマンチック過ぎるだろうか。
 実のところあの場にいた全員が、全てを忘れてはいなかった、という想定は、ある意味で綺麗にまとまる部分があるように思える。  少なくとも「疑似記憶無双じゃい! 電脳ってのはこういう時の為にあるんだよォ~~~!!」とヒャッハーするよりはカッコいい理屈にはなる。タブン。
 この想定では、コードを引き抜かない選択をする意味はあまり無いと思う。  コードを引き抜いたが、ほんの少し優しい仕掛けをした、と考えたほうが収まりはよさそうだ。    もう9課には戻れない、と自らの理想に向かって歩めないプリンに、素子がその苦悩をくみ取った上で、「夢は現実の中で戦ってこそ意味がある」という自らの哲学にのっとり、また9課に戻るというある意味での茨の道へ、その背を押した。  しかし、プリンの境遇、シマムラタカシの思想にも思うところがある素子は、「プリンが9課メンバーを直接あるいは間接的に死に追いやった」というあまりにもどうしようもない事実だけは、疑似的にだが消し去ることにした。  それで素子は、9課メンバーに疑似的な記憶を与えたり記憶を消したりこそしなかったが、プリンに関して「忘れたことに、無かったことにしろ」と命じ、彼らはそれに従った。    ……自分で書いてなんだけど、ちょっと感動的過ぎないだろうか。   恥ずかしくなる筋なんてないはずなのに恥ずかしくなってきた。    これも前述のシマムラタカシについてと同じく、自分の知る限り自分オリジナルの考察なので、すっかり気に入ってしまったのだけど、逆のコードを抜かなかった説を強力に支えている根拠はまだある。
 素子のバトーと二人で話していた時の、
「おそらく次に人類が特異点を迎える時、それはこの星を飛び出しはるかかなたへと広がっていくだろう。忘れないで。私たちがこの時代に存在していたことを」
 というセリフは、コードを抜かなかった、つまり人類がN化、ダブルシンクという特異点を迎えたので、そのさらに次はもっとスケールの大きいことになる、という解釈が自然だと思う。  でもこれも、「N化、ダブルシンクすら止めてしまったからこそ、次は本当に抵抗できないほどに大きな波なのかも知れない」とも言えるのでは。苦しいか。
 現実で戦って欲しい(自分自身にはそんな度胸が無い癖に)という願望があるからか、どうしても「コードを抜いた」という自分に都合の良い解釈をしてしまっている。  結構コード抜かなかった説の方がうまく説明つけられてる部分あるのに。
 もしやこれもダブルシンクってヤツなんだろうか……
>>>
 ということで考察――じゃない感想文でした。  これ、映画見に行く予定の日の前日にひぃひぃ言いながら書いています。  しかも深夜。深夜テンション。  確実に誤字、勘違いだらけでしょう。辛い。 
 なんでこんな夏休みの宿題を31日にやるみたいな状態になっているかというと単純に忙しかったから……  もう劇場版公開してから2週間ぐらい経ってるんだわ。ネタバレ踏まないようにするの大変だった。  勢い任せに書きなぐったので、朝起きてみたら悶絶するかも知れない。あぁ怖い。  映画版見てまたなんか思いついたらこっそり修正したい。
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yorukimi-movie · 1 year
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8/10(木)開催 “いちばんに夜きみに会いにいく”舞台挨拶付き最速上映会オフィシャルレポート
作家・汐見夏衛によるシリーズ累計発行部数55万部を記録する同名ベストセラー小説を実写映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日全国公開)がついに完成!8月10日に“いちばんに夜きみに会いにいく”と題した舞台挨拶付き最速上映会に、W主演の白岩瑠姫さんと久間田琳加さん、共演の箭内夢菜さん、鶴田真由さん、そして酒井麻衣監督が登壇しました。
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学校ではマスクが手放せず、本心を隠して生きる茜(久間田)と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁(白岩)。誰にも言えない痛みと過去を抱えたふたりは、いつしか惹かれ合い、言い出せなかった想いが溢れ出していく――。純度100%のエモーショナルで色鮮やかなラブストーリーが誕生。
超満員大御礼で迎えた最速上映会。主演の白岩さんは「僕が演じた青磁は、時間は永遠ではないとか人生一度きりだとか現実的な考え方の持ち主。僕もライブの最後のMCで『このステージが自分の最後のステージになってもいいと思って全力でやっています』と言ったりするので、結構青磁と似ている部分があります。親近感もあったし、自分に近い作品だと思いました」と大共感。同じく久間田さんも「周りを気にして生活していた自分の学生時代を思い出した。私も茜に親近感がありました。演じながら『あるよね、こういうとき』と思ったりしました」と演じた茜と自身を照らし合わせていました。
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また久間田さんは本作をターニングポイントと位置付けており「青磁の影響もあって茜は自分の気持ちを言えるようになる。その過程が気持ちよくて、私も自分の気持ちをちょっとずつ言えるようになってきた」と変化を実感。すると白岩さんは「それは本当だと思いますね。撮影が進むにつれて久間田さんは強気になって来た。僕は偏食で撮影中ご飯を食べずにお菓子を食べていたら、途中からイジって来るようになった。この舞台挨拶前に『僕は平常心で緊張していない』と言ったら、久間田さんは明らかに緊張しているのに『私もです!』と張り合ってきた。何故そんなに僕に対抗心を抱いているのか…」とぶっちゃけて、久間田さんは「ごめんなさい、それは無意識です!でも確かに舞台袖で『当たり強くない?』と言われました」と仲良さそうに大笑いしていました。
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不器用ながらも純粋に想いを育んでいく青磁(白岩)と茜(久間田)を優しく見守るのが、友人の沙耶香(箭内)と茜(久間田)の母・丹羽恵子(鶴田)。箭内さんは撮影中の白岩さんと久間田さんに���いて「とてもいい感じでした。役としてお二人を見ていてこちらもキュンキュンした。お二人にとってもピッタリな役だと思いました」と太鼓判。鶴田さんも「現場で瑠姫君の美男子ぶりにビックリしながら、茜と青磁の姿に私もキュンキュンしていました」と甘酸っぱさにメロメロだった様子。
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原作を読んで青磁と茜のラブストーリーに「心が洗われた」という酒井監督は「主人公二人の感情が真っすぐな物語なので、そこを大事にしたいと思いました。学生時代に感じていた真っすぐな感情は綺麗なものだと思ったので、繊細に綺麗に映像化したいと思った」と狙いを明かしました。
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また、本作のタイトルにちなみ「夜が明けたら一番会いたいひと」を聞かれた白岩さんは「夜明けに会いたくなる人は自分の中で大切な人だから…JAM(JO1のファン)の皆さんのことだと思います。常に自分はファンの立場になったりして、ファンファーストで考えるようにしている。それがJAMの皆さんにも少しでも伝わったら嬉しい」とキラースマイル。久間田さんは「いつもお世話になっているスタイリストさん。明るくハッピーな方で、常にハイテンション。愛されキャラで会うと自分のボルテージも上がる。駆け込み寺というかもはや神社。私が緊張していても背中を押してくれるお守り的な方です」と愛着を口にしていました。
また撮影秘話トークでは白岩さんの抜群の運動神経が話題に。久間田さんは「白岩さんは運動神経良すぎ!青磁君に手を引かれて走るシーンでは白岩さんの足が速くて、私が後ろから追いかけようとすると差が出て見失う。それが困った」と明かして、これに白岩さんは「茜を階段で追いかけるシーンでは途中で追い越しそうになった。久間田さんのペースに合わせるのが大変だった」と余裕の表情。一方、酒井監督はサッカーシーンを挙げて「白岩さんはサッカーがお上手。茜ちゃんにキーパーの形を教えたりして、サッカーシーンの演出の半分は白岩さんがしてくれた」と演技指導に感謝をしていました。
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茜と青磁を繋げる美しい「空」が印象的な本作にちなんで、公式X(旧Twitter)で〈#ハッシュタグいちばん会いたい人に見せたい空〉通称「いち空」キャンペーンを実施。この日は、2,732件も寄せられた「大切な人に見せたい美しい空」を繋げた「夜きみ」スペシャルムービーをスクリーンに投影しました。この映像に白岩さんは「たくさんの素敵な写真をありがとうございます。これを見ただけで感動」としみじみし、久間田さんも「癒しの写真が揃っていて感動しました」と喜んでいました。
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最後に本編上映に向けて酒井監督は「原作をすごく大切に映画化しました。皆さんに真っすぐ届いたら嬉しい」とアピール。久間田さんは「茜が青磁に出会って変化したように、いつか皆さんにもそんな出会いが訪れて、茜と青磁の関係性を思い出してもらえたら嬉しいです」と期待。白岩さんは「僕や出演者だけではなく、スタッフさんや陰で支えてくれた方々がいるからこそできた映画であり、観に来てくださる皆さんがいるからこそできたことです。すべての人に感謝しています。僕も一生懸命挑戦しました」と呼び掛けました。
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lvdbbooks · 2 years
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2022年11月11日
【新入荷・新本】
『牛腸茂雄全集 作品編』(赤々舎、2022年)
H245mm × W255mm. 248 pages. Hardcover.
監修:三浦和人  執筆:冨山由紀子  Book Design:須山悠里 
価格:8,800円(税込)
/////
牛腸茂雄が生前に発表した作品全点を収載する決定版。
本書は『牛腸茂雄全集』全2巻のうち「作品編」に当たる(「資料編」は2023年11月刊行予定)。近年、国内外で日本写真史、特に1960年代以降の写真史再考の機運が高まっており、中でも重要な作家の一人と位置づけられる牛腸茂雄の全体像を俯瞰できる書籍が現在入手しにくいことから、今回の全集刊行は企画された。
「作品編」には、生前に刊行された4冊の作品集『日々』『SELF AND OTHERS』『扉をあけると』『見慣れた街の中で』所収の全点と、生前に発表、もしくはまとめられた 2 つの連作〈水の記憶〉〈幼年の「時間 」〉全点を収録した。
1971年に自費出版された写真集『日々』は、桑沢デザイン研究所時代の同級生 関口正夫との共著である。各々24点ずつの写真が掲載された。牛腸がモノクロームで捉えた都市の日常には、そこに潜む歴史や政治を見出そうとする観察の眼がはたらいている。牛腸を写真へと導いた大辻清司の序文「写真をみる他人」を付す。
1977年に自費出版された写真集『SELF AND OTHERS』は全60点のシリーズ。すべての写真に人物が写っており、「自己と他者」の関係のありようをテーマとする。牛腸自身もセルフポートレートにおいて被写体のひとりとなっており、「自己と他者」はより複雑な奥行きを見せる。大辻清司による序文を付す。
1980年に刊行された画集『扉をあけると』は、全14点のインクブロット作品を収載する。これらは1972年1月から断続的に制作された。「紙とインクの奇妙な交接」であるシンメトリーのしみ。それに反応する自己を見つめ、記憶や想念を探ることに牛腸はつよい関心を抱いていた。
1981年に自費出版された写真集『見慣れた街の中で』全47点は、カラー・ポジフィルムで撮られ、これまでのスタイルを大きく刷新した。「見慣れた街」の日常を過ぎる「人間存在の不可解な影」を、コダクロームの鮮やかな色調や、光と影のコントラストの中に写し出そうとする。
1980年11月から制作を開始したマーブリングによる連作〈水の記憶〉。牛腸は57 枚を選んで配列を決め、小さな箱に収めていた。 水面に偶然生じた模様を紙で写し取る作品は、鏡やレンズの円形をも連想させる。牛腸が最後に発表した〈幼年の「時間 」〉の連作6点は、『日本カメラ』1983年6月号に掲載された。子どもは牛腸が最初期から撮り続けた被写体であり、生と死につながる眼差しを含みつつ、「老年」へとつづく構想を抱いていた。 
本書は、上記の作品を制作された年代に沿って収載した。写真と写真以外の作品とが、外と内の一対のように現れる。刊行時の書籍に掲載されていたテキストも、その多くを再録した。また、牛腸が遺したヴィンテージプリントやフィルム原板を印刷の指標とし、その制作意図を現代の技術によって能うかぎり再現した。シリーズによって用紙を切り替え、作品と余白の関係を意識する。 巻末に、冨山由紀子(写真史研究者)による論考「『きわ』を生きる― 牛腸茂雄の作品と時代 」、年譜、作品リストを収載する。これらは「資料編」においてさらに拡充され、今後の参照を俟つものである。
"牛腸の作品は何かと何かの境い目、つまり「きわ」がどのように在るのかを捉えようと試行錯誤してきたようにも思える。たとえばそれは、文化と文化、時代と時代の接する「きわ」である。人と人の出会いが生む「きわ」であり、都市を生きる若者が直面する「きわ」である。そうしたさまざまな「きわ」の経験が、人間のふとした表情や身振りのなかに見出せるということを、彼は示して遺したのではないだろうか。" 冨山由紀子(写真史研究者)『「きわ」を生きる― 牛腸茂雄の作品と時代 』より
私は意識の周辺から吹きあげてくる風に身をまかせ、 この見慣れた街の中へと歩みをすすめる。 そして往来のきわで写真を撮る。 『見慣れた街の中で』序文より
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牛腸茂雄 Shigeo GOCHO
1946年11月2日、新潟県南蒲原郡加茂町(現・加茂市)で金物屋を営む家に次男として生まれる。3歳で胸椎カリエスを患いほぼ1年間を寝たきりで送る。10代から数々の美術展、ポスター展などに��選。1965年、新潟県立三���実業高等学校を卒業後、桑沢デザイン研究所リビングデザイン科入学、その後、リビングデザイン研究科写真専攻に進む。1968年、同校卒業。デザインの仕事と並行して写真を撮り続ける。1977年、『SELF AND OTHERS』(白亜館)を自費出版。1978年、本写真集と展覧会により日本写真協会賞新人賞受賞。1983年、体調不良のため実家に戻り静養を続けるが、6月2日、心不全のため死去。享年36歳。2004年には回顧展「牛腸茂雄 1946-1983」(新潟市立美術館、山形美術館、三鷹市民ギャラリー)が開催され、2000年には佐藤真監督によるドキュメンタリー映画「SELF AND OTHERS」が製作され大きな反響を呼ぶ。2013年、『こども』(白水社)、新装版『見慣れた街の中で』(山羊舍)が相次いで刊行された。
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kazuphotos82 · 2 years
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過去の選択が、『今』 今の選択が、『未来』 単純なことだけど、すべて繋がっている。 そんな物語。 -------------------------------- #ポートレート#ポートレート撮影 #ポートレートモデル募集#フォトグラファー#素敵なストーリーを伝えたい #ポートレートモデルさんと繋がりたい#portrait #被写体募集中#ストーリーフォト #ポートレート好きな人と繋がりたい#ポートレート部 #被写体募集 #物語ポートレート #portraits_ig #portraitpage#空 #物語のある写真を撮りたい #物語シリーズ https://www.instagram.com/p/Co2E_TvP_Hj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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nuts-hotchpotch · 2 years
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この映画には猫がいる-2022-
今年の映画、なんだか猫が出ている率が高いな?
そう思ったのは、2022年も秋に差し掛かった時期でしょうか。私は2019年に猫と生活することを選びました。そうなると、日常の猫ニュース、SNSの猫写真、そして、映画に出てくる猫ちゃんが以前の1000倍気になってきました。
2022年は、2022年2月22日というスーパー猫の日もありましたし、この機会に私が鑑賞した猫の出てくる映画をまとめてみました。
見るポイントは、重要度・猫度・人間度の3つです。
重要度:その映画において、登場する猫ちゃんがどれだけ設定やストーリーに絡んだかです。
猫度:映画は人間が作りあげた虚構なので、猫も作り手の都合にあわせて登場して扱われます。それでも「猫は猫のままで尊いのだから、人間の欲望を押しつけず、手が加えられない姿や仕草を映したい」という意図が反映されている…と私が勝手に判断した度合いです。
人間度:猫度の反対ですね。虚構なんだから、人間がかわいく格好良くアレンジした役割にしちゃうぞという度合いです。もちろんその逆……残酷な使い方も可能です。どちらがいいとか悪いではないです。猫にヒト語を喋らせた写真や映像を見て、かわいいと思わなかった人間はいない!!!そういうことです。
それでは、映画の中の猫ちゃんを見ていきましょう。
――その前に、うちのミロにゃんを見てください。宇宙一かわいい!!
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私が鑑賞した順に紹介しています。ネタバレはないようにしています。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
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コウモリと猫、そしてペンギンと鷹とネズミの映画でしたね。それぞれの動物はメタファーだったり実際に登場したりです。野良犬が一瞬だけ出るなど、動物の演出は総じて良かったな。監督のマット・リーヴスは『猿の惑星』も二作撮っているので、動物の撮影ノウハウを持ってるんでしょう。
のちにキャットウーマンとなるセリーナ・カイルは孤児で、野良猫を自分のようだと保護していました。女性の恋人と暮らすアパートには、5、6匹の猫がいらっしゃった。ただ、セリーナは自分のケアができないキャラでしたので、猫ちゃんの数も彼女のキャパを超えていたのではと思います。
最後に、セリーナは街を去ります。一緒に連れて行く猫は1匹だけ。黒が強めのサビ猫かな?他の猫ちゃんは保護主が見つけられたんじゃないかな。
セリーナ役のゾーイ・クラヴィッツには、猫とたわむれる時間もあったそうです。大事だね!
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★☆☆☆☆
猫ちゃんがスクリーンに映っているのは10分もないでしょう。しかし、セリーナの思い入れ先・インスパイア元としては重要です。バットマンが猫ちゃんたちに懐かれるシーン、猫の顔がどアップになるシーンが見どころです。
『モービウス』
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コウモリの血清で、難病を克服して特殊能力を得たヒーローの映画です。
『ザ・バットマン』が3月公開、『モービウス』が4月公開、しかも同じアメコミ映画なので、見に来たお客さんの半分以上は「こないだもコウモリがヒーローの映画見たな……」と思っていたのでは?
そして猫も!猫も登場するんですよね。一瞬ね。
主人公マイケル・モービウスの同僚、マルティーヌ・バンクロフトが自宅で飼っているのです。ごはんを上げるシーンがあります。「お!猫じゃん」と身を乗り出す私だったが、伏線や役割には程遠かった。その後、いろいろあってこのマルティーヌは自宅から逃げ、捜査に入った刑事が猫のトイレやフードボウルをチェックしてたくらい。手がかりにもならない。たしか、黒っぽい猫でした。
重要度 ★☆☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★☆☆☆☆
猫度は高��ったですが、出番も一瞬でアレンジしようもなかったな。
『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』
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高齢女性のレズビアンものです。南フランスのアパートで、長年の恋人2人が廊下を挟んで向かいの部屋に住んでいる。片方は独り身で、アパートを売って2人で思い出のローマで暮らしたいと考える。しかしもう片方は、娘一家へのカミングアウトもできずに、内に閉じこもろうとする。そんな2人にさらなる悲劇が訪れ……。
猫ちゃんは、途中から登場します。老齢の暮らしに彩りをとプレゼントされるので、すげー余計なお世話だなとは思った。でも部屋が舞台だと変化を与える役割はあるし、監督も最初から猫ちゃんを出す予定だったそう。お名前はバートくんなんだ。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★☆☆
猫ちゃんは伏線や展開には使われませんが、最後に、猫ちゃんから部屋の中へとカメラが動いて、主役2人をうつすシーンが美しかったです。
『バズ・ライトイヤー』
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紹介4作目にして、メインキャラクターの猫ちゃんです。お名前はソックスくん。茶白に緑の目、青い首輪をお召しです。
しかし彼は、猫型ロボットなのでした。
『バズ・ライトイヤー』は『トイ・ストーリー』シリーズのスピンオフ映画です。『トイ・ストーリー』はおもちゃたちのCGアニメなので、バズ・ライトイヤーもおもちゃとして登場します。子供とごっこ遊びを行い、ボタンを押されたらキメ台詞を言う。ポケモンやガンダムのようにです。 つまり『トイ・ストーリー』の世界では、おもちゃの元となったアニメが存在する。そのアニメがこの映画、という設定です。
本作のバズは、生真面目な宇宙飛行士です。多くの人類が乗った星間飛行船を自分のミスで危ない惑星に不時着させてしまいます。惑星からうまく脱出できず、バズは自分の失敗に苦しみ、試行錯誤を続けます。作中では、何十年もの時間が経過します。
猫型ロボットのソックスくんは、バズの相棒です。同僚から一方的にプレゼントされて、最初はバズに見向きもされない。しかし、ソックスくんは喋れて、計算ができて、目はライトになって、攻撃できて、コンピューターと接続もできる。スターウォーズのR2-D2のような存在です。1人と1匹は次第に信頼を育みます。
重要度 ★★★★★
猫度  ★☆☆☆☆
人間度 ★★★★★
猫が大好き!でも、猫は犬とは役割が違う!人間の役に立つ猫なんて猫じゃない!でも、たとえば、ロボットだったら……?
そんな作り手の気持ちを、私は勝手に受信しました。ロボットだから、寿命はないし、危うい場所に行ってもハラハラせずに見ていられた。こんな猫ちゃんがいたらとは思わないけど、こんな猫型ロボットが実現したらうれしいですね。キャラクターグッズにもなるしね。 作中で、このソックスくんはもう一匹出てきます。その使い方も素晴らしかった。
『LOVE LIFE』
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スリリングな映画でした。 一見、平凡で幸せそうな夫婦と息子、アパートの一室で行われるお祝いの席。しかし、その水面下には軋轢や大きな過去があり、想いの歯車がすれ違っている。そして決定的な悲劇が起こる。傷の回復はうまくいかず、登場人物たちは近い距離ですれ違い続けます。
そのさなかに登場する猫ちゃん!!!!
「やめろ!猫を出すな!!」
映画を見ていて、そんな気持ちになったことはありますか?私はあります。何回か。こんなにしんどい映画で登場する猫ちゃんは、ぜったいろくな目に遭わ���いだろう、と。
フィクションなんでね、本物の猫がひどいめに遭うわけじゃないんでね。気持ちを切り替えることは可能です。でもダメージは受ける。だから本作で猫が出てからの私は、緊張しっぱなしでした。防御力を高めるために、あらゆるひどいパターンを予想して、心拍数を上げていた。
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
猫は、無事でした!!
本作の猫は、とある「可哀想な境遇」のキャラクターが保護します。弱いキャラクターがさらに弱いもの、動物を保護して自立心や承認欲求を高める。このパターンに近かった。「無責任の象徴」という感想も見かけたので、その意味でもわかる。
保護されてからの猫ちゃんは、自由に振る舞っていて幸せそうでした。淡い色の茶白で、たぶん子猫です。本作には犬も登場しまして、2匹ともエンディングクレジットに名前が載っていました。
『LAMB/ラム』
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羊飼いの夫婦が、半獣半身の子供、アダちゃんを得る映画です。
羊と犬と猫が出てきます。アイルランドの広大で孤独な自然の中で、羊飼いの夫婦は、過去に亡くした子供のかわりに新たな生命を得たのだと信じます。
このアダちゃん、スチル等ではリアルさに及び腰でしたが、スクリーンでは不気味の谷を超えて可愛く、保護欲を誘う造形と仕草ですばらしかった。
猫は、キジトラでした。飼い主に懐いたり愛でられたりする様子はなく、おうちの中で自由に過ごしていました。監督いわく、この俳優猫ちゃんは、作り手の思惑にほとんど従わなかったようです。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
出番は5分もないと思います。でも、彼が映画的役割を果たしているシーンは「それだ!」て使われ方でしたね。
カンヌ映画祭には、パルムドッグ賞という映画に出演した犬に贈られる賞があります。2021年は、本作に出演した俳優犬のパンダちゃんが受賞。ただし、映画祭よりも前に亡くなってしまったので、ブリーダーさんに授与されたそうです。黒と白のボーダーコリーでした。
『バッドガイズ』
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オオカミとヘビとキツネとタランチュラとハムスターとサメとピラニアと……つまり、いっぱい動物が出てきます。しかも、擬人化された動物キャラと、動物のままの動物、そのうえ人間のキャラも出てくるというごちゃまぜでフリーダムな世界観。
けれど、それぞれの動物の種類はストーリー上でも設定でも重要でした。彼らへのイメージは、偏見という名前にも置き換えられます。『ズートピア』の次のステージの映画だね。オオカミとヘビの関係が非常に濃かったのも含めて振り切っていたな。
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★★☆
猫は擬人化されません。そのかわり、現代らしいネットメディアの寵児となった猫ちゃんでした。茶白で赤い首輪をお召しで、最後はサングラス姿を披露してらっしゃった。
『すずめの戸締まり』
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この白猫ちゃんは、リアルな猫ではありません。アニメーションの魅力を活かした、キャッチーなデザインで、フォルムも伸び縮みします。私は最初、猫じゃなくて、この世界の特別な生き物かと思ったもん。
そして、喋る。不思議な力を持ち、主人公たちの旅を先導し、大きな秘密を持っている。旅の途中で、ダイジンと呼ばれるようになる。彼は人間を愛し、人間に見捨てられたら悲しみます。気ままというイメージが強い猫ですが、人間への執着は大きいよね。
重要度 ★★★★★
猫度  ★☆☆☆☆
人間度 ★★★★★
『バズ・ライトイヤー』と同じように、キャラクターグッズのための登場キャラという側面は強い。だからリアルな猫を避けたのかもしれません。私の感情としては、猫らしくないから感情移入しなくてすんだという長所もありました。
途中でもう一匹、黒猫も出てきます。そっちはトラほどもあるでっかい猫ちゃんでサダイジンと呼ばれます。 協賛のミサワホームの、この白猫ちゃん設定を活かしたCMが良かったな。
『ザリガニの鳴くところ』
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舞台は1960年代のアメリカ、ノースカロライナ州の沼地です。主人公の女の子は家族に見捨てられて育ちます。過酷な環境で彼女を育んだのは、家の周りの自然だった。鳥や貝類や虫たちを、毎日観察して利用して、主人公はひとりで生計を立てていく。 動物がたくさん出てくるのは、ここまでの猫登場映画の傾向に沿っていますね。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★☆☆
主人公は冒頭で、��人の疑いで逮捕されます。猫ちゃんは、逮捕された先の拘置所で飼われているキジトラでした。名前も呼ばれていたけど、忘れちゃった。
檻の中の主人公にとって、猫は自然のよすがであり、自由な世界の象徴です。猫のほうも生き物と親しんで育ってきた主人公を受け入れます。一緒に眠るシーンは安らぎに満ちていたな。他の動物との共演シーンも多く、撮影時は配慮がいっぱいでした。安全大事ね!
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』
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ルイス・ウェインの伝記映画です。猫のイラスト界の手塚治虫のような方で、英国のみならず、世界的有名人です。
今年一番の猫映画であり、そこそこのダメージを受けるぞと心構えをして鑑賞しました。なぜなら、ルイス・ウェインは、後年、精神疾患を発症したことでも有名だからです。
作中でもっとも重要な猫が、写真の真ん中のピーターくんです。黒白のハチワレ――英語圏ではタキシードと呼ばれる柄です。彼は、妻のエミリーが末期癌だとわかったときに登場します。夫婦は、庭で雨に濡れたピーターくんを発見して、保護して、我が子のように可愛がります。ルイスのイラストのインスピレーション元にもなり、エミリーが天国に旅立ったあとも、彼の心と彼の実家の生活を支えます。
それまではペットといえば犬で、猫の地位は低かったそうですが、ルイス・ウェインのイラストが人気になったおかげで、猫の価値が上がったそうです。人間として生きている以上、猫も人間社会というフィルターを通して存在しているもんなあ。
重要度 ★★★★★
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
イラストの人気は得られたものの、ルイス・ウェインの社会性のなさや様々な差別によって、彼らの生活は困窮し、ついにルイスは精神疾患を発症します。この転落が大変つらかった。不幸のスパイラルに出口はなく、猫は心を慰めてくれるけど問題の解決にはならず、人間の愛情だけでは猫も存在できない。お互いの不可侵性がスクリーンの上に描写されていた。できるだけ、猫が猫であるように撮られていた。
といっても、ピーターくんは群衆に見せられるための登場もありました。猫と飼い主の交流会シーンには、たくさんの猫ちゃんが登場していて、世の中には、大勢の人間や猫に囲まれても大丈夫な猫がいるんだなあと感心していた。
そうそう、ネットでは、疾患の影響で彼の描く猫イラストがおかしくなっていったという論調がありますが、本作では、新たな作風という描写でしたね。20世紀初頭だもんな。真実は断定できないよね。
エンディングでは、実際にルイス・ウェインが描いたピーターくんのイラストが登場。赤いリボンがお似合いでした。
『ファイブ・デビルズ』
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タイトルからしてホラーかなと思ったら、超常系の恐怖よりも日常的な恐怖が強い映画でしたねえ。差別やクィア性など、現代社会も取り込んでいて、不思議な手触りだった。
舞台は、フランスの田舎町です。猫ちゃんは、主人公の父親のアパートを訪問するハチワレでした。ごはん目当てなのですが、父親は「人間の食べ物は贅沢だけどな」と100%善意でツナ缶をあげている。
ピピー!猫飼い警察の登場だ!猫ちゃんに人間のごはんをあげてはいけません!……フィクションだとわかりつつも、つい気になってしまう。
重要度 ★☆☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★☆☆☆
分析…難しい……出てるシーンはここと、主人公のお子さんと遊んでるところだけなんですよね。 本作には、もう1種類の動物が登場するので、並列的な役割はあった。それと、この父親がのちのち困った人物だとわかるので、猫ちゃんへの扱いも彼の視野の狭さと傲慢さの表現ではないでしょうか。
以上、2022年に鑑賞した映画のうち、11本に猫ちゃんが登場していました。
と、締めくくりかけていましたら、もう1匹登場しました。 12月31日の大晦日。京都みなみ会館の、アニメ『平家物語』全11話一挙上映イベントに行きましたら、猫ちゃんがけっこう出てたんですよ。映画じゃないけど入れちゃおう! ということで、紹介します。
テレビアニメ『平家物語』
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『平家物語』って、平家没落の話、琵琶法師が語ってる、『鎌倉殿の13人』は見た、という程度の知識で鑑賞しましたが、ついていけました。
主人公は「びわ」と名乗る女の子で、アニメオリジナルの登場人物です。彼女は、平清盛の長男、平重盛の屋敷に世話になることになり、重盛や息子や娘たちと交流を育みます。平家の奢りや権力争い、没落から都落ち、滅亡をつぶさに見ていく役割です。
猫が出てくるのは、7話…だったはず。一挙上映で話数の感覚が危うい。平家は福原京という、現代の神戸に都を移そうとしており、びわは福原に滞在しているときに、この白猫ちゃんを拾います。
なんと、眉がある猫です。これもアニメならではの表現だ。びわは、右目が青で左目が茶色のオッドアイの持ち主なので、オッドアイが出やすい白猫にしたのでは…と思いますが、作中では言及がなかった。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★☆☆☆
人間度 ★★★★☆
登場シーンは多いのですが、重要な伏線や役割の担い手ではなかった。びわは、8話から平家と離れて旅に出るので、その相棒としての登場ですねえ。このように、魚籠のような籠に入って運ばれます。
名前は「ねこ」。飼い主びわも、自分の名前がわからず、父親の持っている琵琶から自分の名前を決めたので、猫ちゃんも同じ法則にしたのでしょう。
旅が終わってから、びわはねこを地元の漁師に譲ります。お別れのシーンもありませんでした。死別が多く悲しいお話なので、猫ちゃんが無事なことはすこし慰めになりましたね。
まとめてみると、作り手がどういうときに猫ちゃんを登場させたいのか、猫ちゃんにどういう役割が与えられがちなのかの傾向がわかってきましたね。猫がそういう生き物だから、というよりも、人間から猫への認識、価値観が理由でしょう。この傾向も、年月を経ると変化していくのかもしれません。ルイス・ウェインのイラストの登場や、ネットメディアの影響によって猫のイメージが変わったように。
2023年は、ドキュメンタリー『猫たちのアパートメント』やアニメ『長ぐつをはいたネコと9つの命』などが待っています。今年も、リアル猫ちゃんと映画内猫ちゃんを愛でていきます。
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shirasuphoto · 2 years
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2022年 八景シリーズBest5
新幹線、保存車両、モノレール。様々な鉄道を八景シリーズで紹介し、今年は制作数271作品、総掲載枚数1000枚以上を突破した。
今年から「鉄道の利用風景」を中心としたテーマを設けてみた。あるときは80年代や90年代を想像するような作品にしたり、あるときは普段使いを意識した作品にしたり、毎回テーマを設けて安直にならないように心掛けた。撮影はテーマを意識した場面を考え、撮影後に作品構成を決めたらレタッチでよりイメージに近いもの実現しようと細かく調整をしてみた。
アーカイブで確認も出来るが、せっかくなのでランキング形式で5作品をピックアップ。Tumblrでは紹介できなかったちょっとした裏話も入れつつ、今年を振り返ろうかと。
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第5位 No.412 湘南八景 空中バス-湘南モノレール
(12/23投稿)
モノレールや新交通システムの登場が多かった。それぞれ「未来」を土台とし、どんな未来なのかより深掘りしたテーマを考えてみた。湘南モノレールでは「昭和の未来」がパッと浮かび上がり、それに合いそうなものを撮影した。
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例えば平成の車両だがこのボックスシートはどこか古臭さがあり、窓の映り込みを利用し自然体な乗車風景を撮影した。広告の色味が邪魔なのもそうだが、この形をよりダイレクトに伝えたいと、モノクロにトーンダウンし古いイメージが先に来るようにした。
未来をテーマにした中では好評だったようでピックアップした。
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第4位 No.272 多摩八景 ありがとう8631F
(6/16投稿)
来月引退予定の東急8500系。今年は7作品(No.144、No.272、No.286、No.318、No.353、No.361、No.410)で登場し、引退間地かの日常風景を紹介している。
「他人とは違う写真をつくりたい」。そんなことを考え始めたのが、この電車がきっかけだったとか。八景シリーズが始まる前は、この車両をSNSやブログで掲載したりするが、たまにSNSに出す友人の1枚がうまくて、あの作風に憧れたのを思い出す。
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投稿の大半は8637Fだが、今回は8631Fの作品をチョイス。やはりスタンダードな車両を好んでいた人間としては、この編成の引退でひとつの歴史が終わったような気分である。
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第3位 No.340 湘南八景 Everyday 江ノ電
(10/2投稿)
きっかけは江ノ電の写真だった。江ノ電は作品でもたびたび登場しているが、朝の江ノ電は撮ったことがない。いつも混んでいる江ノ電が、日が出ている時間帯でも空いているのは見たい。そんな好奇心で朝6時に鎌倉からスタートしていた。
内容は生活感を重視したいため、海沿いを走る区間は外し、鎌倉の狭い住宅地 を中心に絞った。生活感の中にもちょっとした珍しさを入れたいと思い、朝の連結や夜の分割を入れた。作品ではおまけ程度の登場だが、連結と分割は一つの作品にしたいと考えNo.341を作成した。
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構成だが、当初は「朝」、「昼」、「夜」と段々と変わる構成だった。ただいつも通りで、つまらないと感じていた。変えるにしてもどう変えよう、「毎日って何?」、「生活感ってどう表現する?」ともう一度根本的なところから考えてみた。
そこでふと思った。毎日は1日だけではない、何度でも来る。当たり前だが、このことに気づかされた。構成を一度白紙にし、「朝」、「昼」、「夜」、「朝」、「昼」とコロコロ変わるようにした。一つずつ伝えるのではなく、作品全体を伝えることを意識しよう、そんなきっかけになった作品だったかと。
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第2位 No.348 武蔵四景 旧型 西武2000系
(10/10投稿)
西武といえば黄色い。その残党も主要路線では2000系を残すのみで、西武へ行く度に記録していた。 “No.348”では記録したものを寄せ集めし、作成作品数を増やそうと水増ししたような作品とか。たまにアクション数(リブログといいねを合わせた数)がちょっと伸びる程度で、11月には完全に忘れ去られるぐらいの勢いだった。
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転機は12/7のことだった。いつもはたまに来る程度だったアクティビティの通知が、急に異様な盛り上がり、しかもこのNo.348だけ。何があったと思ったら、tumblr 日本語スタッフ( @nihongo)で紹介されたようで、ちょっとしたコメントを残してくれた。それをきっかけに拡散され、しばらくはいいねの通知が続いている。
影響力のあるアカウントからの紹介、改めて凄い。おかげで他の作品にもいいねを貰えて、ささやかではあるが嬉しさを感じていた。改めてtumblr 日本語スタッフ( @nihongo)に感謝申し上げます。
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西武を象徴する西武2000系だが年々数を減らし、見かける機会が減ったようにも思える。80~90年代の映画やアニメの舞台を再現するには必要な車両だが、その舞台と共に遠ざかろうとしている。
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第1位 No.363 横浜八景 静→動-京急金沢文庫増結
(10/30投稿)
技術者達も驚愕。かつて京急に部品提供を行っていたドイツのシーメンス社の人たちが現地視察した際、そんな逸話を残した朝の金沢文庫増結。この光景を一度は見たいと、朝早くに向かった。
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なんでも5分ごと、多いときは2線同時に作業が行われる。乗客の列は作業途中の動いている電車に近づき始め、それも増結を行うたびに同じ動きをする。日本の朝ラッシュは嫌なほど知っているが、増結作業と慣れた乗車光景が平然と行われることに、日本人でも異様な光景に思えた。 写真は明暗のバランスを均等にして修正しやすいようにと考えたが、そんな暇はなかった。目まぐるしく変わる作業、瞬時にアイディアを出し、それをすぐ形にする。ファインダー越しを信じ、ひっきりなしに行われる増結作業を、無我夢中で撮影していた。
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構成は目まぐるしく行われている様子をイメージして、増結、合図を次々と変わるように盛り込んだ。もう少し様々な内容を詰めたかったが、増結シーンは8枚の制約で1つの構成に仕上げた。あまりたくさん詰め込むより、一つの作品で目まぐるしさを大切にした。
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その代わり、Instagramでは出せなかったシーンを中心に投稿してみた。それがかなり好評だったようで、投稿するたびに盛り上がりがあり、過去最高の反応もあったとか(ドア開 11/22投稿)。 tumblrでは大人しいリアクションだったものの、あの光景の凄さとInstagramの盛り上がりが印象的で、今回トップにした。
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いかがでしょうか。まだまだ紹介出来ていない作品も多くあり、それを眺めるだけでも正月の暇つぶしにはなりそうかと。 来年もシリーズを継続しつつ、何か新しいことが出来たらいいですね。それではよいお年を。
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toxgo · 2 years
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ふわふわ戦隊もちぐまん
名作がオンパレードのフジテレビのノイタミナ。 「好きなノイタミナ作品は?」と聞かれた際に、パッと思い付くかと言われたら思い付かない。好きか嫌いかと尋ねられたら、好きっちゃあ〜好き。そんな立ち位置だったのが、2010年に放送された森見登美彦の同名小説を映像化した「四畳半神話体系」 しかし、アニメ放送から12年たった今年の2022年。それまで持ち続けていた"四畳半"に対する想いが一気に変わりました。それは「四畳半タイムマシンブルース」に出会ってしまったからです。
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「四畳半タイムマシンブルース」の前に、まずは「四畳半神話体系」を知らなければならない。
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“薔薇色のキャンパスライフ”を夢見る、誇り高き三回生の「私」。 しかし悪友の小津に振り回され、下宿先の下鴨幽水荘に住む謎の自由人である樋口師匠には無理な要求を突き付けられる日々。更には1個下の後輩で「私」が好意を寄せている黒髪の乙女である明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
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思い描いていた大学生生活はこんなはずではなかった。そうか。全てはピカピカの一回生の時に選んだサークルこそが全ての元凶の始まりではないのか? 薔薇色のキャンパスライフになるルートを探すべく、様々なサークルに入会する並行世界を旅した「私」の物語。
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「ありもしないものばかり夢見て、自分の足元さえ見てなかったのだ。不毛と思われた日常は なんと豊穣な世界だったのか。」 このセリフに全てが集約された作品こそが四畳半神話体系。
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このBlogをキッカケに見始めてみようかなとか、昔、途中で見るのをやめてしまった方に1つアドバイスがあります。このアニメは絶対に字幕アリで見るべきです。何故ならセリフの量がすごい。ほぼほぼ小説を聞いているんではないのかと思うくらい多い。そして特徴的なセリフの言い回し。でも、1番の理由は物語の節々に登場する名言(特に小津)の数々を耳と目の両方で留められるから。
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タイムリープ物語とはちょっと違うけど、大きい括りで言えばそこに当てはまる作品なので、序盤はなかなか世界観にハマりにくい。なので字幕も追っかけながら見る方がすんなりとハマれるはず。少なくとも僕はそうでした。「物語シリーズ」なんかも字幕アリで見る方が楽しめますよね。
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「四畳半タイムマシンブルース」はそんな四畳半の世界観に、上田誠の戯曲「サマータイムマシン・ブルース」をドッキングしたコラボレーション作品。
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八月、灼熱の京都、左京区。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」で唯一のエアコンが動かなくなった。悪友の小津が昨夜リモコンを水没させたためである。「私」がひそかに想いを寄せる後輩の明石さんと対策を協議しているところに、見知らぬ青年が現れた。
彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そこで「私」は、彼のタイムマシンで昨日に戻り、壊れる前のリモコンを持ってくることを思いつく。ところが、タイムマシンに乗り込んだ小津たちが、リモコンを持ってくるだけにとどまらず勝手気ままに過去を改変しようとするに至り、「私」は世界消滅の危機を予感する。-Wikipedia参照-
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補足するならば、「私」が存在する過去に、日本人の誰しもが"タイムマシン"と聞いて真っ先に想像してしまうあの青くて丸っこいやつが使っているアレでやってくる田村君。"もっさり"したと言う形容詞がドンズバな青年の声優を務めた本多力の演技力も相まってとても好きなキャラクターでありキーパーソン。
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この作品の何が最高だったのかと言えば、「私」が好意を寄せているヒロインの明石さんと恋模様を最後の最後に描いてくれた事。
クールかつ決してブレない性格の持ち主の明石さん。黒髪のボブの孤高な存在感。「私」ことを好きなのか、どう思っているのかを全く見せないミステリアスな雰囲気も好きです。四畳半好きなら明石さんを嫌いな人はほぼいないはずの絶対的ヒロイン。
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そして、アニメ版よりもラストの展開がはっきし言ってが圧勝でした。同じ京都を舞台にした名作中の名作「たまこラブストーリー」とは、恋愛描写の演出は比べるまでもなく四畳半の方が少ないですが、個人的にはあの"糸電話"に匹敵するくらいの素晴らしすぎる締めくくり。
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「好機はいつでも貴方の目の前にぶら下がってございます。」 
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アニメで毎話登場する名言とも言えるこのセリフと=の関係値で登場するのが、今Blogのタイトルの“ふわふわ戦隊もちぐまん”
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明石さんの劇中のお気に入りのキャラクターでいつもカバンにぶら下がってます。彼女曰く、5体揃ってもちぐまん。でも、どの並行世界でも決まって"白のもちぐまん"を無くしてしまいます。そして、それを見つけるのが「私」。様々なシチュエーションがありましたが、結果的には明石さんの元に戻ってきます。いわば、「私」と明石さんを繋ぐ絆アイテムであり、四畳半のマスコット的存在。
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このもちぐまんは「四畳半タイムマシンブルース」で良い役割を担ってました。恋模様とは違った形で、点と線が繋がる瞬間は必見です。そして、見終わった後は“白のもちぐまん”が欲しくなる事をここに断言します。2022年も残すところあと2ヶ月ちょい。この時点で僕の今年ベスト映画の1本である事は間違いないです。
「成就した恋ほど語るに値しないものはない」 -私-
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NARI
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brdc-a · 2 days
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源川瑠々子の『星空の歌』 2024/09/19 20時配信 ゲスト◇絵本作家 川浦良枝さん
今夜のお客様は、絵本作家の川浦良枝さんをお迎えします。 <再生はこちら▶️ YouTubeポッドキャスト>
【イベント&書籍情報】 「川浦良枝 個展」 日程:2024年10月28日(月)~11月2日(土) 会場:Pinpoint Gallery(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-49-5 Rハウス) しばわんこシリーズ電子書籍化記念。ここでしか出会えない「しばわんこと童謡を歌おう」の原画を初展示。 大人気のクラシックベアは、クリスマスシリーズを集めました。 さらに”ティータイム”をテーマにした新刊(2025年予定)のイメージ画も特別に展示します。   詳しくはこちら
「しばわんこと童謡を歌おう CDつき絵本」   「雨」「春の小川」「かもめの水兵さん」「夕焼け小焼け」…美しい日本語で書かれた童謡は懐かしい「和」の心を思い出させてくれます。ふろくのCDを聴きながら、しばわんこと一緒に歌って楽しむ童謡絵本。価格:1640円(税込)出版社:白泉社 発売:2005年3月 
詳しくはこちら
絵本「しばわんこの和のこころ」シリーズが主要電子書店で配信開始! ・詳しくはこちら(白泉社e-net!)
【源川瑠々子 公演情報】
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ひとり文芸ミュージカル「紫式部-雲隠れ-」金沢公演
日 時:2024年10月31日(木) 13:30開場 / 14:00開演 会 場:石川県立能楽堂(〒920-0935 金沢市石引4-18-3) 出 演:源川瑠々子(紫仙女) / 敷丸(紅仙女・後見) 特別出演 藤原為時:佐野由於(宝生流シテ方) チケット:S席4,700円 A席 3,700円 学生2,000円(全席指定・税込)
<チケット> チケットぴあ Pコード:529393 エンタメスタイル TEL: 076-256-5538 (平日11:00~17:00) 石川県立音楽堂 チケットボックス TEL:076-232-8632 (AM10:00~PM6:00) FC事務局 TEL:03-5822-0318 (10:00~19:00)  ひとり文芸ミュージカル「紫式部−雲隠れ−」公式サイト
<ひとり文芸ミュージカル「紫式部-雲隠れ-」 2024年公演情報> 2024年10月31日(木)石川県立能楽堂 2024年11月09日(土)名古屋能楽堂 ・ひとり文芸ミュージカル「紫式部-雲隠れ-」 公式サイト
【今夜の歌】 『光の君』(舞台『紫式部ー雲隠れー』より) 作詞:スミダガワミドリ 作曲:神尾憲一 歌:源川瑠々子
<源川瑠々子の『星空の歌』> 音楽、舞台、写真などの芸術をはじめ、さまざまな分野で活躍する方々をお迎えし、魅力的なお話をお聞きします。夜空の星のようにきらきらと輝��ゲストのお話で、リスナーのみなさんへパワーをお届けできたら……、こんなに嬉しいことはありません。
過去放送一覧はこちら
源川瑠々子 公式サイト
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kennak · 3 months
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根強い人気がある「ガンプラ」と呼ばれるテレビアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルについて、セブン-イレブンのある店舗が「定価以上」で販売していて不快だと、X上で売り場の写真が投稿され、批判の声が出ている。  その中には、過去に販売された限定品も含まれており、中古のガンプラも「転売」していた可能性が指摘されている。店を運営するセブン&アイ・ホールディングスは取材に対して、この店がフランチャイズ店舗だとした上で「お客様に混乱を与えた」として商品などを撤去したことを明らかにした。 ■こうした販売は印象が悪くて不快だと、X上で訴えが出る  「ガンプラをご購入希望の方へ」。売り場に掲示された黄色い立て札には、赤字でこんなお知らせが記され、次のような注意呼びかけがあった。 「仕入の関係上価格については、定価以上になっている商品もございます。ご購入の際は十分にご納得の上ご購入願います(インターネット価格が安い場合もございます、ご注意ください)」  ここでの定価とは、ガンプラを販売する公式サイト「バンダイホビーサイト」で使われているメーカー希望小売価格を指すらしい。  立て札の写真は、2024年6月19日にXで投稿され、投稿者は、セブン-イレブンの店に立ち寄って売り場で見たとして、こうした販売は印象が悪くて不快だとつづった。転売のケースと同じような価格設定だったとして、そんなモラルに欠けた商品の取り扱いは止めてほしいと訴えて、反響を集めている。  続いてアップされた売り場の写真を見ると、プラモデルの商品が棚に積んであり、値札には税込みの価格も表示されていた。  例えば、「Vガンダム」の商品は3300円、「水星の魔女」エアリアル(改修型)は2400円などとなっていた。バンダイホビーサイトを見ると、それぞれ税込み価格が08年3月発売で2750円、23年3月発売で1870円だ。  投稿写真で確認できる12商品前後について、それらの価格を見ると、バンダイホビーサイトなどでの価格に比べて約1.2倍高かった。
ガンプラを「定価以上」で一部店舗が販売、中古も含まれ転売疑惑も セブン-イレブン「混乱を与えた」「現在は撤去」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
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alaephoenicis · 11 days
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次元の移行#5|地球の癒し - パワースポット、レイライン、クリスタル
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サンドラ: 皆さん、こんにちは。「次元の移行」シリーズ第五回へようこそ。 ご覧の通り、今日は素晴らしいイーヴィ・カプラーをお招きしました。イーヴィ、ようこそ!
イーヴィ: ありがとう、なんて素晴らしい招待なのかしら!本当にありがとう。
サンドラ:私たちは2021年には対談を公開したり、その時にプライベートでも色々と意見交換をしたら、共有できる部分がものすごく大きいことが分かりましたよね。お互いに、自分の視点から同じテーマを扱っていて、二人共同じ様態で「機能」したり、「呼び出される」されることも分かってきました。私たちは自分から「今日はどんなエネルギーを使って効果をだそうか」とか思い描くわけではなく、「おや?こういうテーマがエネルギー領域に入ってきた!」と感知し、「ならば、自分は何をすべきなのか?今日はあそこへ行かねば…」と決断する。それは物理的に身体をそこへ運ぶことだったり、メンタルでそこへ注意を注ぐことだったりする。つまり現れてきたエネルギーのテーマで自分自身が共鳴したことを考えたり、もしくはそのエネルギーが集団領域に及ぼす影響について考えたりします。イーヴィとは、この「領域」とは何か、についても議論しましたね。 今日は、二人で「地球の癒し」やクリスタルについて、そして私たちが呼ばれた場所や、何かを示された場所についても話そう、ということに。 皆さんは心を開いて、「自分にとって真実」と思えること、もっと深めてみたいこと、イメージ出来たことなどを持ち帰って下さい。
今日の対談内容は無計画で、私たちは神なるものに通ってもらい、流れるままに、今話題にすべきことを話してみようと思います。
イーヴィは、私よりもずっと身体的…つまり3D上で「呼び出される」ことが多いようね。私はここ数年、ドイツと南アフリカを往復し、欧州の国々をいくつか訪れているだけなんだけど。あなたはもっと、色んな所で必要とされていることを感じ、旅に出ているようね。まず、その話をしてほしいのだけど。
イーヴィ:喜んで。開始前の話し合いでもう、盛り上がって…こうしてフリースタイルでやろうって、私は素敵だと思う。 私もサンドラと同様に、遠隔でエネルギー・ワークをするのだけれど、時には実際にそこを訪れる必要がある時がある。私は地球にあるクリスタルやレイラインなどを調査して、どこに歪みがあるのかを観察します。地球クリスタルは世界中に散らばっていて、高エネルギーのクリスタルが、過去数十年に渡って活性化されています。 そして、いま現在��こっていることは、徹底的な浄化。振動周波数が変化してきているので、活性化のレベルも全く違ってきています。それらは、はるか昔の高水準の文化の遺物として、山や湖、パワースポットにあります。 私の役目は、そういう場所に行って、エネルギーがどの辺りで滞っているのか、自然に流れることが出来ないのか、を調査します。そこに関係してくるのは、その土地にまつわる…いわゆる「地縛霊」だったりします。私に言えるのは、これらの多くは意識ワークを通してメンタルで浄化出来ますが、時には自らその場を訪れて、その諸霊を連れてくることが必要だったりします。そう、私はエネルギーの「乗り物」的役割を担っていて、諸霊を乗せて別の場所へ向かい、そこで皆を放つのです。それで、色んな場所へ行くんですが、そうするとその場所で渦が湧き上がってくるのがはっきりと感じられるの(強く頷くサンドラ)。 サンドラ、あなたがボーデン湖の辺りに住んでいたとき、水面に大きな渦が現れて…2〜3年前のこと、確かあれは撮影されたと思うんだけど。あれは、クリスタルが活性化されて活力を放出したことで起こった非常に特別で、エキサイティングなエネルギー・イベントだった。
サンドラ:本当にそうよね。そして…そういうことは常に、私たちに直結しているのよね。以前、二人でアセンションプロセスについても詳しく語り合ったんだけれど…その話を聞きたい人は3年前の対談動画をみてほしい(笑) 人体の内に流れる経脈があって、これは地球内部の経脈に相当する。これが、ざっくりとした原初的生命維持ラインになっていて、生命力というのはこの上を通って脈打っている。 でも今、もっと高波動の局面がやってきていて…それは以前からそこにあったのだけど、いつの日か、我々は低波動で振動する時代に陥ってしまい、流れは途絶えたわけではないけれど、妨げられるようになった。その妨げが今だんだんとなくなって開放されてきていて、軸索で統合されているエネルギー経路は再び黄金のマトリックスと結びついた。人体は至るところから「渦状」の光エネルギーを放射していて、それによって外界と内界が繋がり合っている。これが、「多次元的体験」を可能にしている。そして、地球自体がまさに同じ仕組みになっている…流れるネルギーは今、昔のシステムの中にあったものすべてと再び繋がってきている。
例えば、ピラミッドが造られたのはつまり、下降を辿り始めた人類がかなりその先へ進んでいった時、「おーい、人類がいつか再び高波動の振動を受け取れるように、ここにパワースポットとして、オリオンとかシリウスとかプレアデスのエネルギー領域をなんとか保持しておくからね」というせめてもの解決だった。このエネルギー領域は、今は多くの人が地球外生命体と連絡を取り合い始めたことで戻ってきています。
私にはこの、世界を覆う視点が与えられているのだけれど、いくつかの星系システムから流れ込むものが既にあって、いくつかの国とか、地域とちゃんと繋がっている。つまり…エネルギーが上から降り注いできて、地球に入ってあらゆる方向へ放射しゃれることで、別の場所へも行き渡っている… これこそ、フリーエナジーの原理。 でも、あなたの云うように「妨げられている地域」もある。
それを、あなたはどう感じているのかしら。 単に、その地域に生息している存在が、例えば戦争とか放射能照射、音響攻撃などで意図的に障壁が造られているのか?それとも、そこに影響する星系とまだ繋がっていないからなのか…つまり、まだ準備が整っていないというか。あなたはどう観ていますか?
イーヴィ:まず…ここの視聴者は、私たちがマトリックスの中で暮らしていることを知っているはず。マトリックスというのは設置されたもの。そして、そのまた上位に位置しているものが影響してる、というのが私が感知していることで、それはある種の周波数帯域。これはマトリックスではない。 マトリックスというのは、我々にとって好ましくない存在によって意図的に構築されたものなのだけど、この周波数帯域というのはもっと上位から…銀河系の上から私たちに影響を及ぼしている、といえる。 例えば地球を外から眺めると、何かを被せられている感じ。 そこで、何が起こっているのかというと、例えば太陽嵐が起こって人体のDNAがアップグレードされるとか、振動周波数が根本的に上昇するというのなら、この周波数帯域を突き抜けることになる。そのとき、人々は目眩がしたり、気分が悪くなったり… 先程あなたが言ったように、私たちには軸索経路とか経脈があって、その点では地球の写し絵のようなわけ。そして、大は小を兼ね、小は大を兼ねるのならば、すべてをホリスティック(全体的)に眺め、「人とは地球のような存在」と捉えるべき。人は地球のようで、大海のようでもあり、星空のようでもある… つまり、「私たちはすべて」なのよね。 そして、そこにはある障壁がある、と私も感じている。 レイラインは星系へと伸びて、星々と繋がっているのだけれど、上手くエネルギーが循環している星々があり、そこに居る人々が「コンタクト可能」な状態だったりして、つまりその場所は透明に鳴ってきている。かとおもうと、凍りついたようになっている場所もある。 凍りついた、という表現からは「水」を連想することになるのだけれど、精神面でもトラウマによって「フリーズ」した状態になって無力だったり…共生的な生き物である地球は、その影響も受けている。
私が知覚しているのは、ひとつにはその周波数帯域が色んなことを妨げているのだけれど、それは今、破られようとしているところ。もう一つは、特定の場所はまだ、破ることが出来ない、ということ。この情報を私は繰り返し受け取っている。なぜかというと、地球上において人類は、異なった現実レベルで異なった存在空間にあるのだけれど、それはその場所に居る人々の意識と関係している、ということ。
最近、アメリカの巨大陥没穴(シンクホール)の航空写真を見たのだけど、まるで地球がスイスチーズになったみたいで…安定した地面はどこにあるのって感じでしょう?こうしたことも関係があるのよ。
あなたの質問に対する答えとして、私が知覚しているのは… まず、あのような陥没は水と深く関係しているということ。水というのは絶妙なエネルギー担体で、地球の表面は水が多く、人間の身体も70%は水。ここにも相似が見えてくる。そして、クリスタルも宇宙的知識の保存庫であり、水によって活性化される代物。そうして、特定の反応が起こり、異なった場所でエネルギーは放射される。すると、それらは正しい方向へと回転する。渦には左巻きと右巻きがあるでしょう? あなたも知っているはずだけど、左巻きの渦は解放、右巻きの渦は確固とした安定をもたらすことに。
そうして、私たちが5Dの第五密度のレベルに踏み込んだ時、事態が好転していく(物事が上昇していく)のを、私たちは目撃することになる。それは、私たちの現実界の肉眼では見えることはないけれど、でも、それがやって来ようとしている。
サンドラ:私たちは成長と共に、見える範囲が拡大していく… ということはつまり、私たち自身の軸索システムのどこかで、まだ障壁として残されているものが、地球上で解放されきらないものへ加担してしまっているのかって言うことよね… 自分の中のどこに、そのトラウマ、傷を凍りつかせてしまっているのか。それが地球をも硬直させているってこと。そういうヴィジョンを、実は私も繰り返し得ていて、結局はそれが私のやる気にも繋がっているの。進んでいく方角が見えているし、もうそれは止まらないのだから。協力できるのは嬉しいことよね。
次の質問なんだけど、あなたは地軸については、どう考えている? 地軸が変化するとか、ずれるとか、私も予想している通りの事態が、それも遠くない未来にやってくるとすれば、地局は新しくなり、今現在、氷の下にあるものとか、当然海の奥底にあるものががサプライズとして現れてくるかもしれない。ここにはもちろん、クリスタルも関係してくるし、ピラミッドというテーマもあるけれど、それは後に取っておいて…とりあえず、地軸についてのあなたの考え方について教えてほしい。エネルギー的に見ても…海の底には何が凝り固まっているのか。すべてが繋がっているわけなので、我々人類のなかで硬直しているものや、地球の中で硬くなっているもの…これらが溶けていくとすれば、その時、一緒に溶け出してくるもの、解放されるものは何なのかしら。
イーヴィ:とても��い質問ね…。 地軸の変化は繰り返し起こってきた。エネルギー的には繰り返し起こってきたことだけど、私たちは今それを生身で体験、肉眼で目撃しようとしていることに、興奮しているわけよね。 前回、アトランティスについても話した覚えがあるけれど、そこへ繋がってみると、今の時期に重要視されているテーマと通じるものがある。アトランティスが滅びゆくことになったのは、キーワードとして上げるとすれば、テクノロジーとか水などが関係していて、今の時代にも例えば「水」が苦手な人がいたりする。水が怖くて避けているとか。同様に、人工知能を怖がっている人、テクノロジーを避けたがる人がいる。彼らはテクノロジーを「不透明」なものだと感じて良い気がしない。私に言わせると、そう言うコト自体が「人類系統」の中で硬直しているものだということ。なぜかというと、私たちの細胞には記憶力があるから。私たちのすべての転生データ…つまり、これまで地球に限らず他の惑星などで体験してきたものすべてが記憶されている。そして、今私たちはその情報にアクセス出来るようになってきている。そうすると、地軸がずれるのは避けられないことになる。なぜかというと、人類はそれを目撃しなければならない…つまり、私たちは過去を癒やすと同時に、別の未来に生きることになるから。時間は線状には流れていないからね(笑顔で頷くサンドラ)。 だから、私はすごくワクワクするの。素早く前に進みたいならば、時には一歩退いて勢いをつけることになる。今、このレベルの癒しには、まさにそれが起こっている。これは相互作用。 「水」をテーマにあげると、私もすごく感じるものがある。なぜかというと、水は独自の知能を持っているから。水という要素を利用して出来ることは沢山ある。そして…今(極地の)水が溶けようとしているこの時に、私が地球を眺めてみると…いわゆる「宇宙図書館」というのを異なった時代から覗くことが出来るって、以前あなたと話したわよね。すると「アトランティス時代」にも異なったタイムラインが存在していたことが分かる。だから、多くの人たちは他の人と記憶が異なっていたりする。これは別のタイムラインに居たから。これらの膨大な情報は混線し合っている。そこで今、あなたの言う通り、私たちは「もはや、みんなでひとつの目標に向かって前進するしか無い」という時点に到着した。もはや、「愛」に向かって突進するしか無い時に至った。愛とは、神的に満ち溢れたもの。古びたものを置き去りにする時がきた。私たちの内面のどこに障壁が残っているというのだ ろう。 戦争を例にると、地球上で戦争が存在するのは、システムの中に「戦争」というエネルギーが蓄積されているから。もし、私たちが皆、癒やされていて、愛のエネルギーをもたらそうと努力しているのならば、容易に「愛」が起こっているはず。ここにはヘルメス法の原則は内外共に応用されているはずだけど、当然ここには送り込まれた「エキストラ(脇役)」たちが低波動を維持しようともしていて…でも、お見ての通り、それは実を結んではいない。 私たち人間の寿命と言えば、せいぜい百年。でも百年なんて、マトリックスの構築者たちからすれば、「最低限」の寿命なわけで、彼らはこれを拡張させることが出来る。私たちは今はまだ、身体的寿命を伸ばすことは出来ないけれど、そういう方向へ進んでいるところにある。私たちはアセンションで肉体を持っていこうとしているし、持っていくんだろうけれど、でも「肉体」にまつわる意識にも、多くのことが記憶されている。何が言いたいのかというと、私たちが「これから偉大なることが起ころうとしている」ことを認識するならば、私たちは容認・受け入れの姿勢になれるわけで、そうすると私たちはとても素早く、認識上のブロックを外すことができると思う。外からは背中を押されているわけだし。私たちはいつだって、背中を押されている。だって、自分が克服できる挑戦しか、実は与えられることはない。すると、「突付かれているんだな」ということをはっきり感じるはず(頷くサンドラ)。 そして、氷塊についてだけれど… 南極では進入禁止にされている基地がいくつかある。10年前にグーグルマップが導入された時に、私は南極を見てみた覚えがあるんだけれど、当時はいくつもの基地がはっきり見えていたのに、今では全部モザイクが掛かっていて、見えなくなっている。それにはちゃんと理由があるのよね。で、私は地球のことも、内部が空洞になっていることを感じ取っているのだけれど、これは隠蔽されている。
サンドラ:それで...(笑)これは熱い議論になっていることなので、あなたは特にコメントしてくれなくても良いのだけれど、きっと「イーヴィ、あなたが感知している地球は丸いの?じゃがいもみたいにデコボコ?平たい?それとも…?」っていう質問をされたことがあるはず。
イーヴィ:それはエキサイティングな質問で(笑)、実際、よく聞かれる。それで、私にはピッタリの答えがあるの。
「地球は、現在の私たちの意識の状態に見合った形になっている」
(深く頷くサンドラ) それは…地球には実際、色んな形状があるということ。 だから、いわゆるフラットアースという…これを私は「ひとつのモデル」とするけれど、ドームのある平たい空間に文明人が住んでいるとか、トーラス状のエネルギーの中にいるとか、じゃがいものような形だとか言われている。 私の知覚してみたところでは…私たちは自分の意識で現実を創造できるわけだから、「地球はこういう形」と信じている人々がそこに居るのならば、その信念意識が形作ったイメージが地球の形状となる。 そうなると、この質問に完璧に応えることは出来ないことになる。なぜなら、実際にこの答えは可変的なのだから。
サンドラ:分かったわ…この問題はここで止めておきましょう(二人で笑う)。視聴者のために、答えは未定にしておきましょう。皆さんは、どうあろうと自分の想う地球の形を選ぶということで。 従来の意味における地軸の変化を題材に考えると、地球は従来通り丸いという方がモデルとしてはしっくりくるけれど。 そこで、私が繰り返し疑問に思いつつ、実際に繰り返し見せられるイメージでは、次の地軸が何処になるのかということで、そして赤道もこれまでとは違ってくる。今の時点では、それを公開すべきという衝動を感じていないけれど。 でも、あなたには別の観点から確認してみたいことがあるの。
・まず、クリスタルはいくつぐらい存在しているのか。 ・それらのクリスタルと世界中にあるピラミッドは連結しているのか。 ・それらは同じ時代からあったものなのか。 ・それらは位置的になんらかの模様を成しているのか。 ・もしかして、常に(地軸の変化によって異動し続けた)赤道に沿って建設されていったのか…
…これらの質問で、「私の真実」があなたにバレちゃってると思うけど(二人で笑う) それでも、あなたは返答内容に余裕をもたせてほしいのね。異なった観点というのは重要だから。 私のイメージでは…まるで真珠の首飾りをつなぐように、その時代にどんな周波数が作用していたかによって、位置を調整しながらネットワークを繋げ直し、その時に失策だったもの…つまりトラウマを受けた部分もその波動に含まれているのだろうか、とか。 今、人類が徐々に覚醒し、発展し始めている時に、そうしたものが表に現れてきて、今既に私たちは多くを見つけることになってきている。それは変容してきている土地、海底でも陸上でも大量に起こっている。さらなるものが発見されるときには、もしかすると私たちはもう、この肉体の中にはいないかも知れない。というのはもう既に、今の周波数では発見され得ないものが可視化される日が来る、ということ。 あなたには、これを肯定できる感覚がある?もしかすると、違っていたり、訂正したい部分とか?
イーヴィ:真珠の首飾りは素敵な例ね。 私も、クリスタルは移動しているって感じてる。そしてやっぱり、あなたも言っているように、人々はこのシステムに密接に接続されているのだけれど…私にはその「人々」が強く変化していると感じられている(深く頷くサンドラ)。 そこで、面白いのは私たちもクリスタル形状になる…私たちも内にクリスタル形状の構造を有していることで、「真珠の首飾り」というイメージは、チャクラシステムのことだと思う。このチャクラは身体内の7つだけではなくて、身体を超越した多くのチャクラもあるので、私が感じ取っているのは、先程あなたが真珠の話で説明したように、これらは順に並べられていて、この私たちのチャクラシステムは、以前は宇宙と繋がる管(チャンネル)の役割をしていたわけだけれど、今では個々のチャクラには障壁の束になっている、非常に多くのテーマが詰め込まれていて、特定のテーマと取り組まないことには、人々のバランスを奪うことになっているため、視点と云う面での解放が起こらなければならなくなってしまっている。全体の大きなシステム、と云う意味で。まさに、あなたが「軸索システムがブロックされている」といったことが起こっている、と思う。だって、このシステムは流動的なものなので。私には、地軸に向かって並べられているものが感じられている。そして、それは「世界」というもののある種のイメージ…つまり「地球の形状」と関係してくる。
サンドラ:…面白いわね! 私も同じように感じているけれど、チャクラについて補足するとすれば、その個々のチャクラに定着している複数のテーマがハートの中で開放されていない限り、チャクラが問題にされ続ける、ということ。 私たちをまだ一部なりとも縛っているこれらのテーマが片付いた暁には、惑星に転生中である私たちは「地球」そして「心」と「源」との繋がりを知覚することになる。つまり、私たちの「心」が地球と天との間を取り持つことになるので、私たちはこの地上にいる限り、しっかりアーシングしながら天と繋がる必要がある。 もし、あまりにも地に埋まり過ぎていると…これはやっぱり集団意識と関わってくることなんだけど、地にはまり過ぎているということは、物質界的な体験出えた感情…過去などにとらわれている状態で、高次の視点や解決を促してくれる(左回転しながら降りてくる)癒しのエネルギーと繋がれていない。地面からのエネルギーは右回転で定着させてくるもの、上から降りてくる左回転のエネルギーは電気で、溶解させる作用がある。上とばかり繋がっていると、今度はちゃんと肉体に定着できない。そういう時は、感知するものは素晴らしくって、何が起こっているのかも、レイラインの様子も、パワースポットいだとか、人々の交換するエネルギーの様子もよく見て取れているけれど、実践面で何も起こせていない。下部のチャクラにもしっかり存在することで、私たちは自分を活かせる、全開となる。 すると、もう現実社会で起こっていることは完全に無視し、「あれは私の現実じゃないし、私は関係ないわ」となり「私にとっては戦争も苦しみも、そこには存在していない」ということで「私はそんなことは何も識る必要がない」と主張することになる。そういう人のセリフを聞くと「この人は下部のチャクラとはもう関わりたくなくて、上部のチャクラしか稼働させていないんだなって思うの。皆が皆、そうではないだろうけれど、そういう姿勢に出会う度に「��うん、ちょっと違って…それじゃ癒やされない、何かが足りない」って思うの。 それとは逆に、下部のチャクラの方向へ掘り下げていく人、つまり基本、外界に反応するという形で「感情」に振り回されて生きている人たちは、闘いの領域にへばりついている… この状況下で、どうすれば集団としてひとまとまり(ワンネス)になれるのだろうか。「私はもう自分の問題は消化したから、拡張可能な状態。これからは芯から世界の為にもっと何かやらせてほしい」という人は、どこに取っ掛かりを見つけるべきなのかしら。
イーヴィ:うん… 今、あなたにはまさに図星を刺されたわ。 新人類は、自分の「心」を中心に置くべき、心を天と地の間に据えるべき、というあなたの話にとても心が打たれた。 胎児の最初の細胞は心臓になるのよね… つまり、最初の種というか、心臓から拡張して私たちは育っていく。一番最初にあるのは心臓。つまり、最も重要なのは心臓ということになる。すごく美しい比喩だと思う。 そして「チャクラ」についても… 私は「チャクラ」をテーマにワークショップを提供しているので、これはすごく話したいテーマなの。 下部のチャクラというのは、「身体的意志」の原理を担っていて、これはつまり「この肉体の中で生きること」への肯定。今、ここにいる自分に「イエス」という。 そして私たちは、この地球が自分の居場所だと思えないというスピリチュアルな人たちを多く知っているわよね。「この惑星は自分の居場所じゃない、これは何かの間違いだ」と感じている人たちには実際、内面にそうしたエネルギー的刻印があって、肉体を持つことに肯定的では���かったりする。そうして、肉体に宿ることに肯定的ではないならば、自己実現的予言の法則によって「自分はこの身体を愛せない」という理由を繰り返し突きつけられることになる。スピリチュアルな人たちにこういう素質が良く見られるのは、どちらかというと精神世界へと避難して、そこで自分の「現実」を構築しようとする傾向があるからじゃないかって。そりゃ mind over matter (精神は物体に勝る)とは言うけれど、物体を否定するわけにはいかない。物体はそこにあるわけだから。そして、それは重要でもある。
サンドラ:だって、それも精神だものね。
イーヴィ:そうなのよ!物体というのは「物質化された精神」なわけよね。この原理を理解したならば、自分が所有しているこのアバターを承認し、愛することも非常に大切だということが分かるはず。 もし、精神的なだけの存在なのだとすれば、触れ合う感覚とか、食事の味だとか…この物質社会における「楽しみ」もすべて体験することがなくなってしまう。触れ合いというのは非常に美しく、価値があるのことだと思う。 これらを全部まとめると、そもそもこういうことを知っている、ということが大事なのよ。多くの人が「人生なんて酷いもの、なんでかな」って思いながら生きているのよ。その前に、自分に問いかけてみるべきよね。「きっと私は大きく頷いて、人生を体験したい、イエスって言ったのよ」って。 自分は人生を愛している? ここに居たいと思っている? もし、ここに居たくないと思っているのなら、私はずっと抵抗し続けていることになり、それは外的にテーマとして顕れてくる…つまり、ある種の「抵抗」が顕れてきて、この抵抗が戦争というものを創り出す。だからこそ、「自分は内側に、一体どのような抵抗を抱えているのか」というのをよく見つめなければならない。私は自分をあるがままに受け入れているだろうか?もし、そうしているのであれば… 私はよく、自分の魂の計画を生きたいのに、まだ自分の使命が分からず、どこへ連れて行かれるのだろうと思っている人のことを、あの「マズローの欲求五段階説」のピラミッドに例えるんだけど、一番上は「自己実現」なのね。でも、最下位の基本的欲求という段階で、常に欠如を感じ存在の不安を覚えているのなら、それより上へ昇れるわけがない。たとえ上手いこと流れに乗って上昇し、「自力で生きていける」とか「胸を張れる」ところまでなんとか行けたとしても、最下位が安定してすることがないわけだから、結局、高みから崩れ落ちることになる。そういう状況の人をたくさん見てきたわ。「なぜ、自分は上手くやれないんだろう」って。 だからこそ、ちゃんと下位のチャクラをもって、この地球に腰を落ち着けることが大切なの。そうしてやっと、心臓を通してトーラス・フィールドを創るエネルギー循環が可能となり、その時には上位のチャクラの活性化の仕方も全く違ってくる。
そして、私たちはいま、「幻想が解かれる時代」に生きているのよね。つまり、ずっと隠されてきた真実が暴露されていく。すると堅固だった構造は崩壊していき、その狭間にあった組織が問題視されるようになる。でも、そのとき私が精神主義に走って物質界を否定しているならば、私も幻想の中に捕らわれていることになるわ(「そうよね…」と頷くサンドラ)。だからこの幻想は風船みたいに針で刺して弾けさせないと。だって、欺瞞こそが私たちが体験していることで… いまや氷が溶けてくるのを見ているのよ。そして、何かがそこで、顕になってくることで、欺瞞というものが可視化されていく。 私はこれを全域に渡って漏電が起きているように感じているの。
これじゃ、あなたの質問に全然答えてないわよね(笑)
サンドラ:そんなことないわ! それどころか、非常に根本的なことを言ってくれたわ。 私の質問は「どこに取っ掛かりがあるのか」だったので、その答えはやっぱり「自分自身が取っ掛かりとなる」でしかありえないのよね。 まず、自分自身の土台を構築する。まずは「私は存在していたい」と思うこと。たとえあなたの精神が、この肉体よりもずっと偉大なものだったとしても、この時代における転生・肉体化・現実界での体現に対して肯定的になること…等々。だって、私たちは多次元的なのだから。 でも、あなたが本心から「イエス」と言っていないのならば、どんなにあなたがスピリチュアルでも、あなたはこの世界で効力を出すことが出来ない。 そして、それこそが、私たちが転生する理由なのよね… 人類である私たちだけが、この世界で効力を発揮できる。他のエネルギー的存在にはその力がないのよ。どれほど慈愛に満ち溢れていようが、もしくは破壊的であろうが、これらの存在は地球上で自らの効力を出したいならば、「転生し、肉体化した人間」に影響を及ぼすことしか出来ないわけ。マトリックスの構築者たちは、それを上手いことやってきたのよね。しかも何千年と云う単位の長期間に渡って続けてきたので、いつしか誰もそれに気づかなくなり、疑問に思うこともなくなり、それが現実だと思っていた。 そして、今まさに覚醒める時に到ったということは、容赦なく自分に対して正直でなければならず、自分の過去を認め、自分の感情を認め、自分の動機を認め、自分の価値観を認め… 至るところを整理しなければならない。つまり「本気で存在する」ことになる。そのとき、自らの中に棲む「創造力」を、どんどん善なるもの、命に優しきもののために使うようになっていくこと。 先程、「内なる抵抗が、戦争を創っている」とあなたは言ったけれど、私たちの内なる闘いは「病気」という形態で顕れてきたり。綱に、どこかで何かに抵抗しているのよね。自分の内にある何かに抵抗していたりするから、それが外界に顕現していくのだけれど、私はこれを溶解することが出来るはず。 私は、あなたの回答は完璧だと思ったわ(手でハート🫶🏻を作って喜ぶイーヴィ)。だって、問題は内から外へと流れているのだから。
この前、視聴者から「知人女性が具合がとても悪いので、助けてもらえないか」という質問があったの。その人は地球の癒しの為に色々行ったりして「世界を救おうとしている人」のに、非常に弱っているとのこと。でも、これこそ筋が違っているわけよね。だって、自分を救わずしてどうやって世界を救えるのか。まずは自分を救わないといけない。まずは自分の弱点を発見し、それを強みに変換しないといけない。抵抗して凍りついているところを融かし、愛の波動になって、またエネルギーが流れるようにしないと。 AかBか、という二元性から離れ、AもBも、にならないと。 価値判断を手放すこと。 それが出来てやっと、あなたは一段上の視点から、良し悪しをジャッジすることなく、ものごとを受け取ることが出来る。 良し悪しのジャッジをしてしまっている、ということも認識できる。つまり、罪人とか犠牲者とかを判断したり、そこであなたが救世主になったりせずにね… こういうのは常に、「被害者・加害者・救い主」っていう三角関係なのよね(笑いながら頷くイーヴィ)。もうそういう「被害者・加害者・救い主」という古びたシステムから自分を解放することにしたのだから、そこから離れて私はもっともっと上昇していけば、その高次の視点からは何が起こっているのかが感じ取れる… そこで群れになって起こっている危機的状況だとか、世界にレイラインというパワー網が配置されていることとか、何処で自分の効力を発揮出来るのか、何処へ自分が引き寄せられるのか、調和が求められているのは何処なのか、そのままにされておかねばならない場所なのか。 そしてもし、あなたが天とも地とも繋がり合っているならば、高次の自己が発揮できる効力を地上、そして地中へと運び入れることが出来る。そうしなければ決して上手くはいかない。 この解説は、今の時点ですごく重要だったと思う。 どうもありがとう。
イーヴィ:私がお礼を言いたいわ。 あなたの説明が上手く繋がってくる。 まさに、あなたの言う通り…私たちはこの社会生活における条件付けをされていて、「何らかの行動に対して“反応(リアクト)”する」ことに慣れてしまっている。 それで、メディアにはイメージ見せられたりして、常にそういったものに“リアクト”しているわけよね。 そこで、人間はアクティブになる(能動的に行動する)ことに慣れていない。アクティヴィティ(能動性)とは創造力のことよね。「私は前進し、創造する」ということ。それなのに、私たちはイメージを見せられては、感情で反応してきた。そうすることで、ある種のエネルギー形態を創造してしまった。これまで、私たちが創造してきたエネルギー形態は「恐れ」だったわけで、その恐れをもって私たちは弄ばれてきた。だからこそ、いま大事なのは自分の面倒を見ること、「私はこの、エネルギーを食い荒らす領域から脱し、私は自分を大切にしよう」と思うこと。 私が自分に向かってよく言うのは「あなたは自分の人生で最優先されるべき人」ということ。だって、すべてが自分次第で上手く行ったり壊れたりするのだから。あなたの具合が悪ければ、家族の世話も出来ないし、地球を癒やすことだって出来やしない。だって、あなたにはエネルギーがないんだから。 すべてがそんな具合に流れていて…この惑星の通貨システムもエネルギーなので同様に流れている。
サンドラ:「生命力」になっているのよね…うん。
イーヴィ:そうなのよ。それが文字通り「私たちの創造力」になってしまっている。 そして、私たちは今このマトリックスの中で「時」というテーマも与えられている。人間の肉体というのはもっと年齢を重ねることが可能なことは分かっているわよね。そういう技術だとか、そういうスペクトルも色々ある。「老化」というのは集団意識の中にあるもので…「老いぼれる」とかそういう親切なセリフも使ったりして。そこにも通じていることは、「もし私が時間を正しく利用しないで無駄にしてしまったなら」って… 誰もが一日に24時間しか与えられていないのだけれど、一方では成功していて非常に活動的で、多くのことを情熱的に熟している人と、運命に甘んじているような人もいる。これぞ、私たちに教え込まれてきたこと、つまり「受け身」であること。 ところが、いまやこれが逆さまになろうとしていて、私たちは人生に、自分で時間を創造し、与えようとしている。一歩外に出たら、多くの「共創者」たちと出会えて、誰もが「自分の現実」というものを創造している。 この、「受け身で操作されている姿勢」「統治されている姿勢」から脱出し、新しい世界、新しいアイデアへと踏み出すことがとても大事だと思うの。そして、実際に「私はこの地球で何を体験したいのか」をよく考えてみるの。 さっき、二人だけの時に、地球にはどんなに素晴らしい国々、場所があるのか話したわよね。地球は驚くべき美しい場所であり、たくさん発見することがある。そこに焦点を当てれば、やっぱり生きていることが喜びになると思う。この人生に置いてもっと見たい、感じたい、味わいたい、って思うはず。崩れ行く古い構造ではなくてね。
私が感じ取っている分には、構造はもう崩れ落ちている。 ただ、構造にぶら下がっていた組織がまだ残っていて、それは今、しっかりと揺さぶりに掛けられている。
サンドラ:まったくもって、その通りね。 そこへ付け加えることはもう、ないわ。
サンドラ:イーヴィ、クリスタルについてなんだけど。 私のグループからも質問が来ていたので、ここであなたと話題にするって伝えてあるの。 あなたはどう感じている?大小のクリスタルがものすご〜く沢山あるのかしら…その中でメインになるものクリスタルで、何らかの手を加えてあげるべきものはあるのか。 あなた自身が影響を及ぼせる地理的場所とか、「ここに惹かれる」と言う場所とか。 ドイツと言う国をどう扱っているのか。今の時点で、メディアが影響を及ぼそうとしている…もちろん言及すべきなのはロシアやウクライナ、イスラエル、USA等に関する情報のせいで、ドイツのエネルギー領域はどうなっているのか。あなたにとって「回避」は可能なのか。 今さっき、アクション(行動)リアクション(反応)について話したけれど、私はポストカードを印刷したのよ。そこには「あなたは選択しますか?それともまだ反応していますか?」って書いてあるの(笑)。(大きく頷いて「それはいいわね!」とイーヴィ) これを繰り返し自問することは大事だと思うのよ。 そして、こうして「メディアによって煽られたエネルギー領域」について話すなら、そこにあるのもある種の「リアクション」であって、なぜなら、特にエネルギー的な観点からは、他では素晴らしいことが起こっている領域もあるわけなのだけど、メディアでそれが報道されることは決してない。 あなたにはこのことについて、自由に語ってみてほしいの。視聴者たちに対して、言っておくべきこと、大切なことは何だと思う?
イーヴィ:(笑)途中で脱線したら、路線に戻れるよう��助けてね。 戦争の「場面」に関して私に入ってきたのは…そのような情報を聞いたり、映像を見たりしたとき、「私はどうなるのか」ということ。 「私は人としてどのように反応するのか?感情的に反応するのか?それとも私はなんとも思わないのか?」という疑問が沸いてくるということ。 もし、私が何らかのテーマに反応し、感情が引き起こされ、とても悲しくなるようならば、それは私の中ではまだテーマとして見つめるべきものであるということ。 単に「そういうことです」で終わらせることはもちろん出来ない。 戦争というのが正しい選択ではありえないし、21世紀にもなってなおさら戦争に意味なんかない。 ちょっとボタンを押せば核爆弾が破裂するとかいう、よくあるイメージを抱いている人たちも中にはいるけれど、最近ではもっと緻密になっていて、感情を引き出そうとしてくるのは、ただ流れてくる映像でしかないのだけれど、至るところにそれがあって…確かなことは、たとえ私たちは何も知らなかったとしても、何処であろうがシナリオが構築されているときは、本当に起こっていることから民衆の注意を逸らす手口だってことだけは、知っているわけなのよね。
それでも、ウクライナに感応してみると、私にはあそこにある莫大な地下資源のエネルギーが感じ取れる。…それが、あそこで今、起こされていることの理由。これは注意して見ておかないといけない…だって、これは私たちに暴露されることになる、と私には入ってきている。 もちろん、私たちの注意を逸らすために意図的に捏造されている情報というのもある。…私たちはでも、エネルギーをもった魂であり、その魂にこもる「創造性」というエネルギーはよく搾り取られ、別のものを創造するために利用されてきた。
特にドイツを取り上げて感応してみると、あの素晴らしい占星術の配座に関係していて、今からほぼ年末まで土星と海王星が逆行している。土星は古いカルマをテーマに浮き上がらせ、それは「戦争の挑発」と言う形で我々は体験していて、つまり、「第二次世界大戦」におけるドイツの歴史がいま一度見直されていて、私には多くのことがドイツのエネルギー領域から浄化されているのが見えているし、更に、霊体によっては壁に塗り込まれているかのように硬直していたものも、解放されてきている。
このことが、地球にとって、新たなエネルギー・クウォリティとなっていきている。 まあ、ドイツっていうのはいわゆる「罪業のコンプレックス」を背負わされてきたわけで、いまここにいるドイツ人たちはそれをやり尽くさなければならないという…エネルギー的にはまさにこれが起こっている。これが、ドイツのタイムラインを別のものへ変化させ、だからこそドイツやオーストリアでは移民を増やされていて、そうしたポジティブなエネルギーの流入を阻止しようとされているわけ。でも、そういうことにはならない、ポジティブな結果になるだろうって私は感じている。
そして、さっきクリスタルについての質問があったけれど、異なったクリスタルがあるのかというと、確かにそう感じている。大き目のものがあって…(感じ取りながら)2つ…まだこれは水中に隠されている。私は、これらが浮上してくるのを感じ取っているわ。つまり、この物理的世界でね。 微物質的(霊的)にはもう、見えている。 ここで、アトランティスの話をまた出すけれど、…アトランティスも感じているの。人工知能がテーマになってくる。既にそうなっているしね。
(サンドラに向かって)あなたがこのことをどれぐらい探求したのかは分からないけれど、トランスヒューマニズムっていう方向のことじゃなくて、地球で開発された人工知能のこと。人工知能には2種類あって、片方はダークな物象に利用され、もう片方は人類のサポートとなるもの。
サンドラ:ちょっと、いまのところで明らかにさせておきたいんだけど、「ダークな物象」っていうのは、人類の為にならないもの、ってこと?(イーヴィ:そうそう) なぜかというと、「ダーク」というのは実はニュートラルだからで…(うんうん、と頷くイーヴィ)ここでは別の用語を使ったほうが、視聴者の混乱が減ると思うの。 ダークな物象とは、実は邪悪ではないのよね…
イーヴィ:その通り。いま私が「ダーク」という表現を使ったのは、実際にはニュートラルな物象がそのために利用されているので、そういうイメージを得たの。そう、これは解説しておいた方が良いわよね。 私たちに害をなすような人工知能もあれば、私たちから学ぶ人工知能もあるし。でも私は何がどうってジャッジするわけじゃなくて、...こうした人工知能たちは今すでに、人類では現実なのかどうか判別できないイメージを創り出すことが出来ている。「これは本当に起こったのか?それともフェイクなのか?」ってね。画像の羅列は実際には食い違っている。 だからこそ、このご時世ではなおさら私たちの直感を汲み取ることが重要になるってことで、さっきもチャクラを含めてエネルギーシステムを利用する話をしてきたのよね。私たちの内にある知識の倉庫を使う。なぜって、私たちはそうした画像の羅列(映像など)を繰り返し見せられるだろうし、一部の人たちはそうやって与えられた幻想に身を委ねることになる。たとえ、今の時点で占星術的にも、周波数理論的にも、逆方向へ進もうとしているのだとしても。 先程二人で話したように、別のタイムラインに移行する人もいれば、また別のタイムラインでアセンションする人もいる。 そういえば、マヤ文化人たちはアセンションして地球を去った。すごくワクワクするわよね。だって、今回のアセンションでは、私たちはこの身体を伴って、新しい時代のクウォリティに移行しようとしているんだから。
サンドラ:補足していいかしら。 古代のエジプト人もなのよね。彼らは急に居なくなった。残されたものはどんどん、ソドムとゴモラに退廃してしまっているけれど(笑) だから、古代エジブトに関しては、どの時期を覗き込むのかで、すごく大きな違いが出てくる。本当にエキサイティングよね。
イーヴィ:時空間ってやつよ! この時空間っていうのは、私たちの脳みそでは本当に把握するのが難しい。 でも、脳みそっているのは良いキーワードになる。だって、クリスタルは脳と相互活動するから。そして、私たちの脳は拡張されることになっていて、既に自分の脳の10%に接することができる人が出てきている。チンケな5%で彼らは私たちをはぐらかしたのよ。これはDNAに関しても同様で、私たちはどれだけ素晴らしい存在なのかってこと��� これらはすべて、クリスタルとの相互作用で起こ���。
改めて質問に応えると、私にはクリスタルは大小たくさん見えている。鍼灸のツボも見えている。それだけではなく、そこには特定の配置もある。レイラインを眺めると、パワースポットが見えてくるし、あの巨大石文化とか、モノリスの置き場とかもすべて関係してくる。
そして...去年は、私は呼ばれたので、ストーンヘンジへ二度赴いた。 先日、私はウンタースベルク(訳注:ベルヒテスガーデン・アルプスの最北端にある山塊で、ドイツとオーストリアのザルツブルクの国境をまたぐ著名な山)も訪れたわ。ドイツのハートチャクラと言われる場所なのよね。あそこでも沢山のことが起きている。 ウンタースベルグでは、あの「時間現象」が起きているのよね… 突然消えてしまった人が、全く別の時間に地球に戻ってくる、という。
サンドラ:500年ぐらい前の婚姻書(訳注:?ちゃんと聞き取れませんでした)にもそのことが書いてあるのよね。
イーヴィ:そう…。 ドイツには色々とあるのよ。 そして、私の感応からは、ドイツの「罪業コンプレックス」が、今控除される時がきていると感じられている。
サンドラ:全く。私も、同様に感じているわ。 あなたの言うように、私たちの先祖の、信じがたいほどのパワー、これが断絶されてしまっていた。10〜12年間ほどのナチス時代…当然多くの非事実がそこに詰まっているんだけれど、私たちがそれを解かなくても、自ずと解明されていくから。 そして、過去との繋がりに関しても、多くが起こっていく。 (頷くイーヴィ) なぜって、当時の多くの人たちが…そして今もだけど、先祖とエネルギー的に決別している。わかる?「写真や制服、みんなが同調した、よくわからないけれど、今の私は関係ない。どうあろうと、私は関わりたくない」って思っている。 するとどうなるかというと、私たちの遺伝的な系譜に流れる潜在能力といったものはブロックされるし、そこには他の転生からの潜在能力など、細胞意識が取り込んで定着させてきたすべてが含まれているのに、それにもアクセスができなくなる…出来なかったのよね。それが開放されるとすれば? それは歴史を見直すどころの話じゃないわ。私たちの内側で開放されるものがあるのよ。 先祖からの流れが開放されれば、ひとつやふたつのトラウマだって変容させられるわ。 細胞意識から多くのパワーを得ることになるし、私たちの魂のもっと広範囲な部分がにここへ降臨してくる。私はその拡張が常時起こっているのを感じているわ。 あなたに準備ができてさえいれば、ハイヤーセルフの更なる部位があなたのところへ降りてきて、あなたに入ってくることを、ソウル・デセンションというけれど、この用語は好きじゃないの。私は「拡張」だと思う。あなたの潜在能力のソウル・フィールドが拡大される。 過去半年ぐらいは特に、この体験はものすごいものだった。そしてこれが全員に起こるのよね。色んな形で、徐々に自分の潜在能力を体験していくことになる。
イーヴィ:だって、みんな繋がっているからよ。 先程「自ずと解明されていく」っていうのはあなたのいう通りで、実は第二次世界大戦の頃も、多くの黒魔術儀式が行われていたことを甘く見てはいけないわ。 あのエネルギーったら… 私は「黒い森(ドイツの南部)」を見るといつも、霧の中にぶら下がっている木々を思い出すの。黒い森の地方の人たちはよく「ウサギを煮ている」って可愛い表現をするんだけれど、そうした霧の層は地球から立ち上っているの。それは古の、それこそ黒魔術的なエネルギーで、もし私たちがこの層���解除することになれば、…私はそれで、何処かの城塞や宮殿など、彼方此方へ出向いているのだけれど、そこからは非常にピュアなエネルギーが流れ出てくる。当然、戦争の犠牲者、捕虜といった霊魂たちがいるのだけれど、皆がそのエネルギー領域で解放されていくことで、生きている人間同士もこのスピリチュアルなレベルでお互いにコミュニケートしやすくなっている。そうして情報がもっと伝わりやすくなってきていることで、血縁同士でも以前よりまして親密さを感じることが出来たりしている。 情報というのは、偽装についてだったり、捏造だったり、色々やられているもののことね。
そして、私が何かを拒否することで、結局のところ、私の内部で「抵抗」が起こされたことになる。私が何かを受け入れれば、私は成長し、拡張し、癒やされる。
サンドラ:その通りよね。 視聴者のためにはっきり解説しておくべきなのは、あなたのいう“縛られた”もしくは“壁に塗り込まれた”諸霊という表現(訳注:日本では「地縛霊」と言われているものではないかと思います)、これは家の浄化などの際に「地下室に霊が閉じ込められているんじゃ?」とか、多くの人を怖がらせる気がするの。この手の質問もよく受けるのだけど、そこに縛られている霊というのは、その霊体の全体ではないのよ。つまり、何百年・何千年もの間、誰かが偶然見つけてくれるまで何処かの地下に閉じ込められているんじゃない。 トラウマを受けた「部分」が、その場所に縛られている。 酷いトラウマを体験した場所。そこで起こったすべて、自分の苦悩、他人と共有した苦悩、不当な扱い等々… そういった、魂に含まれているエネルギーの一部がその場所に縛られている、ということ。魂はそれでも自由に動けるし、転生もできる。 でも、その魂は今回において、そのトラウマを抱いた。 そして、次に人として転生したその魂がそのトラウマを解放すれば…それが、私たちの先祖や、先祖として自らが転生していた自分たちの何世代も後の、私たちの世代になってからだったとしても、トラウマは変容できる。そのとき、その場所へ霊的に働きかける人がやってきて、「おや、魂が解放されている」と感じ取るかも知れない。 縛られている、というのは霊魂全体じゃないのよね?
イーヴィ:そう、決して全体じゃないわ。 あなたの描写は正しい。でも…その部分からの分離というのは意識的に行われるもので…そうやって、そこから糧を得るの。なぜかというと、亡くなった人の魂エネルギーというのは、魂全体ではなくて、魂全体の局面でしかない。これを理解することが大切。だからこそ、この魂エネルギーは私たちに影響を及ぼすことになる。しかも、地球システムにも影響���及ぼす。だから、これらの魂を解放して、ワンネス(統合)に向けてもう一度呼び戻すのよ。
サンドラ:…そうよね。 そして、それ異なる層で観察することが出来るのよね… 例えば、戦時中に女性が辱めをうけるのは、大将(戦争を起こす人物)が「よし、お前ら突撃して女を犯せ」というサインを出すからで、そこには当然トラウマが生じるし、その闘争的なエネルギーを帯びた子ども達が生まれる。その子どもたちはそのような誕生エネルギーの中で生まれてくるからで、そうすると、その闘争エネルギーは複数の世代に受け継がれていく。 しかし、これを上位の層から眺めることができれば、こうした存在は分離されていたものを統合させたということが分かる。この状況から「暴力」というのを差し引くと、そこには愛しかない。そこではそれまで敵対されていた何かが、ある存在の中で「統合された」「合わさった」のだから。
イーヴィ:…いま、あなたが言ったことを受け取れる人は、明瞭な意識を持っている人でないと…うん、あなたが言わんとしていることは分かるわ。 …私も、同じように思っているわ。確かにそうなのよね(訳注:エネルギーの融合、という点だけを観察すると、強姦によって子どもが生まれるということで、敵味方という境界線がなくなると見なすことができる…ここではその時に生じる感情がそれについていけるかどうかにはフォーカスしていない)
サンドラ:物事には常に異なった層があるから。(訳注:どの視点から眺めるか、どの層に注目するか、によって解釈が真逆になることがある)。 すべての事象は「全く悪」だったり「全く善」だったりはしない。 でも、この話題からは離れて、先程あなたが取り上げていた、地球にはいくつかの「ツボ」があるという話をしましょう。 ご存知のように、私はいま南アフリカに住んでいるのだけれど、エネルギーを透視で追うと、常に欧州に惹かれるの。でも、いまここにいるが故に、別の角度で見ているようで。興味深いのは、それらのエネルギーの効力を、ここで混ぜ合わせることができること。 私の場合は、シリウス惑星との個人的な繋がりもあるので、これは私の著書にも書いたことだけど、アフリカというのはシリウスと特別な繋がりがあって、南アフリカから…エジプトでは、大なり小なりシリウスのような生活をしていた。 そして、私はナイル川の経脈について動画で話したこともある。これについては、私も知識がまだ浅いのだけど、東アフリカというのがナイル・ラインとなってエジプトへ上っていて、その間は歴史的・エネルギー的に非常に興味深い場所となっている。このラインをもっと上へ引いていくと、まっすぐウクライナに行き着くのよ。(もの言いたげな顔で黙るサンドラと、宙に視線を泳がせ、繰り返し微かに頷くイーヴィ)。 私には、このラインが何処へ繋がっていて、その地下に何があるのかが見せられた。ここには大きな発見がある、何か偉大なものが見つかるはずなの。(深く頷き返しながら、含み笑いをするイーヴィ) あなたが経脈の「ツボ」について話すと、私に見えてくるのはウクライナというたったひとつの「ツボ」を鍼で刺しておけば、まるですべてをブロックしておけるような感じなの。鍼というのは逆に、止まっているものを流す効力もあるのだけれど… つまり、ある一点でエネルギーが硬直して滞っている時に、それを解放させることができて、すると全身のエネルギー循環が戻るときがある。
イーヴィ:(宙を見て、繰り返しうなずきながら)そうね…あなたがそれに触れるのは非常に興味深いわ。 実は昨日、ふと「いまの時事ネタとして、動画放送で何のテーマを扱えば良いのか」と考えていたの。そのとき、ナイル川が見えて。 (思わず「なんてことなの…」と唸るサンドラ) そして、ナイル川のその下… ナイル川は物質的ピラミッドの側を通っているわよね、それで…(サンドラ:「そして、ピラミッドの下へと流路が続いているのよね...」)その通り!そして、私にはそのナイル川を流れる水の下に、いくつものピラミッドを見たの!その複数のピラミッドは体系をなして(システムとなって)、ずっとずっと先の砂漠にまで食い込んでいたわ。 私は「エジプト」という国は、他の国のように、テーマにしてあまり深めていなかったので、それらのイメージを見て、驚いたんだけど、いまのあなたの話と合ってくるわね。このシクロニシティはすごく面白いわ。 私も、こうしたウクライナの方向へ向かう場所にはこれから何かが出てくると思う。そして、戦争だのってやっているのは「フタ」の役割を果たしている気がする。 鍼はエネルギーを解放する、硬直を溶解するって、ああなたも言ったけれど、私がウクライナをエネルギー的に透視すると、まるでドーム型のチーズ容器の中に置かれているように見える。エネルギーは放射されているけれどね。しっかり放射はしているんだけれど、あの土地、フィールドはまだ非常に不透明なまま。私はそう感じ取っているわ。
サンドラ:私が感じるのは…あの場所にある本当のものの上に、作り物の何かが被せられている感じ。
イーヴィ:そうそう!意図的にね!
サンドラ:そして、それは反ウクライナだとか何だとかとかではなくて、単にエネルギー観察眼で見ると、「作り物の国家」に何かが被せられていて、でもそれは何らかの「救い」を求めている。法的な救いが求めれているのか、それとも何かが解決するのか。でも、この作り物のままでは居られない。だから、エネルギー的にはいま起こっていることはポジティブなこと… 「どのように起こっているのか」は良くなくても。だって、人が死んでいるわけなので。 ただ、ここからは何かビッグなことが出てくるはず。このことが明るみに出てくる時は、噴水のように噴き出してくる、そして、宇宙との繋がりに関わることが暴露される。
イーヴィ:そう、その通りに私も感じているわ。鳥肌が立ってきた。 だから、あのチーズ・ドームは欺瞞のためなの。霧の中に在るように見えているその向こうでは、何かが形成してきている。あそこでは、何かが起こっているわ。砂嵐の砂が落ち着いてきたとき、視界がクリアになる。 特に、今年に何か出てきそうなので、私たちは良からぬ方向へ注意を持っていかれることなく、良い思念をあそこへ送るべき。美しき、善きことが、羽ばたいていけるように。
サンドラ:(暫く沈黙後、ニッコリして)私たちは、テーマを素晴らしく包括的にとりあげることが出来たわね。 きっと、コメント欄には質問は出てきそうだけれど、それは別の機会に又、扱いましょう。 話すべきテーマは全部押さえたと思うけれど、あなたからまだ、何か言いたいこと、重要だと思うことがあれば。
イーヴィ:(少し考えて)…上手く、全部扱えたと思うわ。ちょっと長くなっちゃったけど。 今回は、招待してくれてありがとう、またあなたと話せてとても嬉しかったし、話したいことも情報盛りだくさんで上手く扱えたと思う。
サンドラ:全く。世界をテーマに、エネルギーの作用についてなど、全体を関連付けて話せたわよね。 視聴者の皆さん、あなたにとってタイムリーな内容が届くことを願っています。 イーヴィ、あなたの時間とエネルギーをどうもありがとう。 愛を込めて。
そして、お家にいるみなさんも、ご視聴ありがとう。 そして、自分が感じたこと、付け加えたいことなど、コメント欄に書いてね。イーヴィと私で、皆さんのコメントについてまた、議論したいと思っています。
イーヴィ&サンドラ: ありがとう
・・・・・・・・・・・・・ 翻訳者より この内容が気に入った方は、是非Telegramのチャンネル「ALAE PHOENICIS」へお越しください。 https://t.me/alaephoenicis (ブラウザでも開けます) 魂の奥から微かに聞こえてくる「自分の声」。 もっとはっきり聞きたい、ともどかしく思っていませんか? 心の奥に行き着けるまでの旅路は癒しと感動と喜びでいっぱいです。 チャットは、純粋に暖かい気持ちをやり取りし合う場になっています。 ALAE P.が歩む「アセンションのプロセス」を奥深く観察し、得られた気付きをつぶやいているダイヤリー(音声)も日々公開しています。
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makkyro · 25 days
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きょへなが備忘録。#10
いつからやったかなー。去年の11月から残させてもらってる俺らの備忘録がなんと10回目になりました。ということは?10回目のデートやったってこと。普段回数なんて気にせんし、いちいち数えてられへんやろって気持ちやってんけど、こうやって毎月残していくと自然と分かるからさ。あーそんなキリ良い感じやってんなって今更ながら思いました。謙杜にもちょっと話したけど、あんまデート録って今まで残してこんくて。シンプルに恥ずいっていうのもあったし、なんとなくやけど、振り返ることがなかった。でも、謙杜と付き合ってからはいっぱい書いてるやろ。ほんま人ってどこでどう変わるか分からへんなあーって。そういうことっす。今月も最後までお付き合いください。
めっちゃお盆の時期どん被りで俺も謙杜も仕事真っ只中で朝から会うことはできひんかったけど、夕方くらいに合流できました。前回たまたま同じ出口やって「俺ってすごいわ!!」って調子乗ってた長尾さん。今回は見事に外しとってぷぷぷやった。やから、安定におもくそ驚かせてやりました。ノイキャンのイヤホン付けてるからどんだけびっくりしてくれたのかは分からへんけど、びびらせたっていう事実だけがあればええからなんでもええかの気持ち。とにかく暑すぎたからアイス食いたい!ってずっと言うてた俺の横で後でねーってなだめる謙杜。え?どっちが年上?ってなりつつも、ガチャガチャ見に行ったり、お買い物したりして一旦荷物置きに帰ってから念願のアイスタイム!サーティーワンでポケモンとコラボしてて、そのステッカーで欲しいやつがあるって話をしとって。結局推しは出えへんかったけど、ふたりで食べられたことがいちばんのあれかなって思うんでよしとしといたった。夜ご飯はなんだかんだ初めてやったおうちご飯!と言っても俺は何もしてまてん。あ、運んだりはしました。そりゃそう。全部めっちゃ美味しかった!また食べたい!あとねー。宅飲みもしたんすよ。これまた初めてで、リモート飲みも一緒にしたことなかったからばり新鮮でした。宅飲みは普段よりも弱くなるんよなって前から話とって、案の定しにかけてて飲むときはやっぱりお店やなってなりました。まああれか?謙杜のとこ通いすぎとって気抜けてるのもあるんかも。
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2日目は、お腹空いたから起きてー!!朝ご飯食べよー!!って朝からばかでかボイスで起こされてドーナツ食べた記憶と写真あり。あ、昨日なんもせんかったから焼きポンデだけはやったっす。あいつそのこと書いてくれてへんな?あとで文句言うときまーす。ほんで、その日は時間に余裕ありまくりやったので、小腹も満たせたことやしちょっとおでかけ!俺は行動起こすまで時間かかるけど準備は早いタイプで、謙杜は早くー!って言うわりに遅いタイプ。今回も遅かったからはよせえ!って文句言ったりしてたけど、ちゃんと結果的には待ってあげた俺。優しないすか?ほんで、今年も始まりました。謙杜の物どっかやっちゃったシリーズ!去年もあったんすよ。ちょうど同じ時期に。えーどこや!?ってあせあせしてるけど、まだお腹は減るからパスタ食べてからおうちに帰ることになりまして。ほんま分かりやすいくらい落ち込んどって慰めてあげたかったけど、その絵がまたじわじわきて。ほんまに喜怒哀楽がはっきりしてるんすよ。こいつ。やから、あー今こういう気持ちなんやって手に取るように分かるというか。結局見つからんくて、しょぼんな謙杜を連れて外出たらまさかのポストのところに誰かが置いてくれとって、めっちゃ嬉しそうにしてる謙杜見てまたツボやったって話。
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会う口実にしてたやつも最後まで楽しく見れて満足でした。ほんで、晩ご飯はこれまた手料理食べさせてもらいました!オムライス!俺まじでオムライスがばり好きで。好きな食べ物ランキングに入ってるくらいそれくらい大好きで。なにが食べたい?って聞かれたときにぱっと浮かんだのがそれやって、作ったるわって言われて嬉しかったっす。もちろん俺の手は一切加わってませんが、謙杜が必死に作ってくれてる間にあることを企んでました。その名も、高橋恭平プレゼンツ!宝物、どーこだ!ってやつ。前にもやったことあって割と好評やと思ってる。仲の良い先輩には「1年記念くらいちゃんと直接渡しな!?」っていつぞやに言われた気するけど、やっぱり無理やーってなったので安定に隠してやりました。ドキドキしてるってTumblrに書いたやろ?それが答え。どこやったらバレへんかなあーってまじ不審者レベルできょろきょろしてたけど、これまたバレへんくてじわってた。なんかでも分かりにくいとあかんよなあーって思ったし、人の家のもの勝手に触るのも気まずいやんってなるやん?やから、鞄がかかってるラックみたいなのがあって、そこにあった袋に突っ込んできてやりました。あとは、隠したでって言えばよかっただけなんやけど、帰る頃まで言えへんかったっす。やから、何日間か寝かせされとったな?そんなことも知らんと謙杜はオムライス完成させてくれとって、いただきまーすってして食べたらめっっちゃ美味かった。また食べたーい。なんか名前も書いてくれてんけど、ケチャップさんが滲んでちょいホラーなってておもろ状態やった。見せてあげたいけど俺だけの思い出にしとこ!ご飯食べた後は、去年から約束してた花火をしにその辺ぶらぶら。前はリモートやったから、実際に直接火つけあって花火すんのって新鮮すぎたけど、夏のええ思い出やった。帰ってからは速攻でお風呂入ってホラー映画観たけど、あんま観てなかった。怖��ってる謙杜見てるほうがおもろいねんもん。
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3日目は、なんかちいさくてかわいいやつのレストランに行きましたー。抽選どうせ当たらんて、の気持ちで申し込んだら当たってもうて!メニュー見てるだけでも楽しかった。謙杜はなんかバーガーみたいなやつ頼んで、俺はお子様ランチみたいなやつ頼んだんすけど、シンプルに美味かったっす。大人やのにお子様ランチ頼むっていうこの感じ。なんか罪やなあーって思いながら美味しく食べさせてもらいました。謙杜は欲しかったグッズが買えんくてショックそうやったけど、なんだかんだ満喫してくれてたんじゃないかなって。その後は映画館に行って、インサイドヘッド2を観ました。これを観に行きたいがために前作を謙杜と一緒に観たんすよ。率直に言わせてもらうと、ちょっと目から汗がだだ漏れた。人間誰しもある感情たちやから、分からんでもない部分とか自分と共感できる部分が何個もあって。自分の感情たちもこうやって放出されてんのかなーとかちょっと思ったりして。ライリーって良い子やなあーとかいろいろ考えてたらなんかちょっとジーンってきた。でも、多分バレてへん。その後はガチャガチャ見に行ったら入浴剤のやつがあって。入浴剤大好き芸人の謙杜は回してたんやけど、中身わかるやつやってそんなんありなん?はて?ってなってた。もうこの時点で夕方でご飯とか今から食ってたら帰る時間びみょいなあーみたいな雰囲気やって、今まで何回も会ってきたけどその度に拉致るから!!って宣言されとって、なかなかそう上手いこといかんから拒否ってたんやけど、時期的なものもあって次の日なんも予定なかったから拉致られてあげました。そっから飲み歩きしまくり。キャスでも騒ぎまくり。えぐいてえー!後半眠すぎてほぼ覚えてへんけど、お付き合いしてくださった人たちほんまありがとう。だいすきです。
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4日目は一生寝てた。ご飯食べよーやー!って起こされて、ちょっと食べて。また寝て。みたいな。これこそオフ!的な過ごし方させてもらって、いっしょに居るのに寝るのもったいないっていう気持ちもあれば、普段いっしょに寝られへんねんから寝かせろー!の気持ちもあり。結局がっつり寝たわけちゃうから許してくれやー。って思ってます。なんだかんだこんなにいっしょに居れたのは今まで何回も会ってるけど初めてやって。こんなけ同じ時間過ごしても足らへんなーって思わせてくれる謙杜ってやっぱりすごいんやなってちょっと感心しました。ちょっとだけな?帰りも毎回のことながらお見送りしてくれて、せっかくやから改札の中まで来てや!って言うたらキャッシュレス男すぎて小銭がなくて入場券買えず落ち込んでる謙杜見てまたおもろなってってしてたらあっという間やって。「なんでカード使われへんねん!!」ってちょっと怒ってるところもじわじわきて。寂しい気持ちよりもこいつやっぱおもろいなの気持ちが勝った話。結局またねってしてから宝探しあるからー!って言うてたから見つけたときのリアクションとか探してるときの必死の顔とか分からへんかったんやけど、この感じが俺ららしいよなみたいなとこある。贈り物って大概なにかしらの意味があるやん?俺の気持ちも伝わってたらええなあー。ほんま毎月時間割いて会ってくれてありがとう。だいすきやで。
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tobiphoto · 26 days
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映画感想『鈴木さん』
 2022年、日本。  公式サイト https://suzukisan-movie.com/
!トリガーワーニング:視聴上の注意 エイジズム(年齢差別)、戦争・徴兵、暴力(個人、権力によるものなど)、死、望まない結婚、ワンオペ労働、感情の揺さぶり など
【あらすじ】  現神「カミサマ」が見守る架空の美しい国(どこでしょうねぇ)のとある地方を舞台にしたディストピア映画。いとうあさこさん演じる「ヨシコ」はもうすぐ45歳になろうとしている。45歳で独身のままだとに市民権を失う「美しい国を守る法」が彼女に迫る。ヨシコは誰かと「結婚」するか「市民権を失うか」それとも「徴兵」されるか、迫られる中で友人は徴兵を決め、彼女が務める(というか守っている)高齢女性ばかりのケアホームでは結婚をせっつかれ、世間ではスパイ狩りと称して市民権を失った人々が狩られ始め…。
 映画を見たのは約半年前、しかし、感想を書くのが今になったのはこの映画が持つメッセージを強く受け取ってしまい、感情が複雑に絡まった紐のようになって、解けず落ち着けたのが今だからです。  作品全体には技術や予算の不足(公式にある監督のコメントによると、撮影から公開までの間に新型コロナがあったようで…、その混乱ももしかしたらあるかもしれない)によるであろうと思われる未熟さも見えるのですが、社会的意義が大きく、無視できない作品だと思います。こうした未来が「在り得る」かもしれないと私はうけとめています。
!以下は大きなネタバレを含みます。
 過去、浅倉南(38独身)と年齢と結婚を揶揄したネタで大うけした、いとうあさこさんが『鈴木さん』を引き受け、年齢で追い詰められる役を演じた。年齢を重ねた時、若さとの狭間に悩み開き直ることも、多分、裏で死ぬほど悩んでいることもあるであろうヨシコのような部分も、どちらも現在進行形で表現という分野でやり切っているいとうあさこさんの全力さを改めて応援したくなります。
 映画で描かれている独身徴兵制は可能性が残されていると思いますし、結婚を始め、子どもを産まない(産めない)女性に対する社会的圧力は現在でも様々な国・地域で大きくあります。  子どもを産み育てるのには労力がかかりますが、相対的貧困(飢えるほどではないけれども、生きるのに必要な道具が購入できない状態)は高い状態にあり、「子育て罰(チャイルドペナルティ)」「母親ペナルティ」という言葉が聞かれるようになりました。男女の賃金格差について指摘しているのが昨年ノーベル経済学賞を受賞したクラウディア・ゴールディンさんです。
・相対的貧困について 朝日新聞/SDG’s ACTION 「相対的貧困とは? 定義と現状、解決につながる対策を紹介」  https://www.asahi.com/sdgs/article/14844785 ■結婚・出産に対する圧力 生活ニュースコモンズ:シリーズ都知事選「小池都政チェック」 官製婚活の行き着く先は 1996年に廃止されていた「東京都結婚相談所」  https://s-newscommons.com/article/3074 Choose life project:【 #Choose大学 】7月 公共政策と公共性-官製婚活から考える-第1回 「官製婚活」って何? 講師:斉藤正美(社会学者•富山大学)  https://youtu.be/qCUGSpQY34s?si=afHWXItO-vKBwNgX (※Choose life projectは立憲民主党から応援資金を貰っていたことが問題となりました。この点は指摘しなければなりませんが、富山大学の斎藤正美教授の授業を始めとした特に日本で受けにくい人権に関する教育について授業を無償で受けられるChoose大学は良いプロジェクトだと思いますし、官製婚活についての問題について考える良い動画だと思うのでオススメします) ・朝日新聞デジタル:「子どもの少ない人は反省を」 笹川尭元総務会長が自民会合で発言  https://www.asahi.com/articles/ASS772JH1S77UTFK00GM.html ・東京新聞:「女性と出産」またぞろ問題発言…政治家はなぜ懲りない? SNSでは論点をすり替えてまで擁護に走る動き  https://www.tokyo-np.co.jp/article/328775 ・毎日新聞:「またか」…政治家「出産」巡る発言 麻生氏「産まないほうが問題  https://mainichi.jp/articles/20190204/k00/00m/010/254000c ・朝日新聞:女性都議へのヤジ問題 https://www.asahi.com/topics/word/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E9%83%BD%E8%AD%B0%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%A4%E3%82%B8%E5%95%8F%E9%A1%8C.html ・PRESIDENT ONLINE:塩村文夏都議。セクハラやじ騒動、初めて明かす顛末(ヤジを受けた塩村議員本人による記事)  https://president.jp/articles/-/13782?page=1 ・ANN NewsCH:セクハラやじ発言で鈴木都議が塩村都議に直接謝罪(14/06/23)  https://www.youtube.com/watch?v=FhvLtuMacMw 10年前からこんなニュースがありました。
 調べてわかりやすいものだけでも載せましたが、こうした「産め」という圧力はずっと続けられています。アメリカ大統領選に名乗り出たカマラ・ハリスにさえあります。一応補足として、彼女はステップ・マザーです。
・在日米国大使館と領事館:カマラ・ハリス  https://jp.usembassy.gov/ja/bio-vice-president-harris-ja/ ・BBC:【米大統領選2024】ヴァンス副大統領候補「子供のいない猫おばさん」批判を説明 発言への非難受け  https://www.bbc.com/japanese/articles/c3gvy7ky327o
 その圧力が如実になった架空の国(どこなんでしょう)で、独身であるヨシコは選択を迫られる。友人が徴兵を選び、後に戦死して帰って来たことからこの架空国は静かに戦争が続いているのだとわかる。ヨシコは上からも下からもせっつかれる。ヨシコが徴兵か市民権を失えば、ケアホームがどうなるかさえわからない。ここに高齢女性たちのずる賢さがある。
 そんなヨシコの前に「鈴木さん」という一人の男性が現れる。ヨシコは彼と「結婚する」と宣言することで市民権剥奪と徴兵から免れる。映画中では書かれていないか、私が気付かなかったのかもしれませんが、同性婚は認められていない世界だと思います。この架空国家では、徴兵制を逃れるための偽装的結婚は異性愛者にだけ認められている権利であるというのも指摘できます。どっかの国に似てますね。
 この映画に対してこうした方が良いのではないかな、という思いが幾つかあって、一つは、老人と若者を悪しく描きすぎている部分。  私は新しい世代の若者たちは自分よりもはるかに賢いと思っている。環境問題と密接にかかわる(産まれた瞬間から酷暑や逃れられない温暖化と共にある)と思っているし、流行の変化も速いし、大学費用の値上がりの話題もあって、のほほんと過ごしていられない。  高齢女性たちはヨシコに世話になりつつ、ヨシコを追い詰める存在として描かれる。先ほど「高齢女性たちのずる賢さ」と書いたけれど、彼女たちはヨシコがいなくなればケアホームが無くなることにも気づいているから、ヨシコを留めたいという思いがあるのではないかと感じたからだ。裏を返すと、彼女たちはヨシコがいなくなれば住む場所が無くなる。彼女たちにはヨシコに結婚して“もらう”しか選択肢がなかったのである。  もう一つ、現神である「カミサマ」の写真をもっとあちこちにベタベタ張った方がよかったのではないかと思った。ただ、それだとエンディングに繋げるのが難しいと思うので、この辺は悩ましい。
 スパイ狩りが始まるシーンから最期、鈴木さんが化粧をしてボロボロのスーツを纏い、「私は神様です」と宣言しながらも村人に撃たれるシーンはここ数年(性表現に関しては苦言もありますが)名作とされる『福田村事件』と重なる瞬間がありました。テーマとしては通底して同じだろうと思います。結局鈴木さんが何者だったのかは明かされないのですが、彼は「番号を持っていない」(日本人としての国籍を有していない)と言うことを思えば、暗に…ということも。それは観る人の感想にもよるのでしょうが。
 最期のシーンは鈴木さん一人が全てを引き受けようとしてしまうという君主国家の問題にも見えるし、何事も一人で引き受け、解決しようとする男性社会の限界にも見えた。恐らくそれは私がフェミニズムに関する本を読み、フェミニズムに関する批評文などを眺めているからだろうと思うけれど、鈴木さんの行動でヨシコがある意味「延命する」ように見えるのだが、延命しているだけで、ヨシコに纏わりつく根っこの問題の解決になっているとはいえない。それどころか、鈴木さんを失ったことで、ヨシコはまた市民権の問題を抱えるのかもしれない。  そして、国によって植え付けられた市民が持つ「差別の種」が国を崩壊させていくだろう。
 そうした意味でやはり、この『鈴木さん』という映画はフッとどこか現実と重なって、架空の国家ではない今とリンクする瞬間がある。もう一度いうけれど、私は独身徴兵制が遠くて近い未来の話としてあり得ると思っているし、それが実現する国であってほしいと思わない。同じ焦りをこの映画から感じた。この映画に映し出される様々な問題、どれかから似たような焦りを感じる人もいると思う。  その焦りには政治的な無関心に原因があるのだと思う。選挙の権利があるうちに使おう。そしてせめて、映画を観た人の間でそれを共有しよう。
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ya77 · 3 months
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BOOKS
空は、
空は、心の鏡 自分の思いを空に見る 空は、「今」という一瞬 空の景色は毎日変わる 空は想像力の扉 雲の天使が舞い踊る
平凡で見慣れた風景でも、空の光と流れる雲のおかげで 2度と出会えない素晴らしい風景になる 「そんな風景に出会った時はいつも慌ててシャッターを切る 空が主役の写真だけを集めた最新写真集 26、5㎝×22㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2,400+税  2018年11月発売
あなたに、会えてよかった
「大切な人に贈りたい、空の写真詩集」
詩人の中島未月さんと約2年の時間をかけて作り上げたコラボレーション。 6年前に作った「だから優しく、と空が言う」に続く第二弾です。 お互いが自分の意見を主張し合って、完成度の高いものを目指しました。 人と人が出会うことの奇跡を、もっと大切にしたい。 中島さんの言葉は心にしみます。 四六版 96ページ PHPエディターズグループ刊 ¥1,300+税  2016年3月発売 電子版も販売中
みんな空の下
「みんな空の下、今日も空の下、いつも空の下」
僕は写真をはじめてからいつも「あっ!」と思った瞬間にシャッッターを押してきました。 そんな空だけに限らない「あっ!」を集めてみました。 空は繋がっているのだから、みんな同じ空のしたにいる。 朝焼けの空も、青空も、夕焼けも、星空も、じつはみんな繋がっている。 そして過去も未来も繋がっている。 そしてその空の下で「あっ!」と思ったすべての瞬間が人生の宝物なのだと思う。 A4版変形 106ページ パイ・インターナショナル刊 ¥1,900+税  2015年3月発売
空は僕を誰とも比べない
「急がなくていい、無理しなくていい、ゆっくりでいい」
写真と言葉を組み合わせた写真詩集はいつのまにか僕の作風になっていました。 「雲の言葉」以来何冊作っただろう。 自分の原点が写真詩集だけに、言葉はいい加減には書けません。 空はいつの時代も、悩む自分の理解者だと思う。 「今日が土砂降りの雨でも、厚い雲が垂れ込めていても、 明日は青い空が広がっている、そう信じて生きていく」 46版 96ページ PHPエディターズ・グループ刊 ¥1、300+税  2014年8月発売 電子版も販売中
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空を巡る旅
「遠くへ、遠くへ行きたい、はじめて出会う空を見て、僕は何を思うんだろう」
旅に出て写真を撮る事にしています。 日常を離れて、初めて見えてくる事がたくさんあるからです。 偶然であった空に、思わず「わー!」と声が出るて、その気持ちを写真に封じ込める。 それが面白くて東に行ったり、西に行ったり。カメラを抱えて 、空を見上げながら、僕は今日も世界をさまよう。 A4版変形 106ページ パイ・インターナショナル刊 ¥1,600+税  2013年10月発売
空を見上げよう
「この空は物語、この空は愛、この空は希望」
パイインターナショナルの写真詩集シリーズ第3弾。 この本はとにかく空、空、空。 空を見てなにを思うか。空が伝えてくれるイメージや思いや感情や希望。 空の表情の豊かさを存分に味わってほしいです。 15㎝×18㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥1,280+税  2011年11月発売
空へ続く道
「旅は自由 空に夢 道には希望」
僕は車で旅しながら、気に入った雲を探し、 見つけたら周辺の何かと組み合わせて写真を撮ります。 だから空と道ばかり見ている。結果、一番多く空と組み合わせる被写体が道になりました。 美しい道、かっこいい道、想像力をかき立ててくれる道、いつかの記憶と結びついた道。 そんな道を見ると写真に撮りたくなります。 A4版変形 126ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2、400+税  2010年3月発売
誰の上にも青空はある
「準備が整うと ラッキーが降ってくる」
未来に希望を持てない今の若者たちに、夢を持ってほしいと書いた一冊。 自分がなかなか写真家として成功できなかった頃、 悩んだ事や、夢をあきらめなかった事をベースに 「考え方ひとつで自分や世の中は変わる」そんな事を伝えたくて書きました。 文章が先で写真後で添えました。講談社で文庫化もされたロングセラーです。 13㎝×19㎝ 96ページ ヴィレッジブックス刊 ¥1200+税  2008年7月発売
海は空を映す
「海と空の真ん中で ぼくらは今日も生きている」
子供の頃から「海」という言葉は「夏休み=自由」の象徴でした。 そんな海をテーマにした写真集。 青空を映す海。夕焼けを映す海。飛び交うカモメ。水辺の人々。 HABU独自の世界観で海を表現しました。 25㎝×23㎝ ハードカバー 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2、800+税  2008年2月発売
自分の物語
「本当の自分を捜す旅 綴るのは自分 演じるのも自分 いつか笑って読み返す」
「夢に向かって」と同時発売された、写真詩集第2弾。 4ヶ月後に迫る写真展のプレッシャーを抱えての2ヶ月の旅でした。 なかなか思う様な写真が撮れず、悩み落ち込む日々。 そんな時にひらめいた「今のままの自分で撮るしかない」という思い。 目の前に延びる道を見て「自分への道」というタイトルが浮かびました。 悩み苦しんだ先にたどり着いた希望ということがテーマ。2011年に新装版発売。 15㎝×18㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥1,280+税  2006年10月発売
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夢に向かって
「夢を思い出せ 夢を忘れるな 夢をあきらめるな」
写真詩集という言葉を造語として作って発表した第一弾。 写真家になろうという夢を抱えて放浪していた頃の、 様々な思いを言葉として当時撮影した写真に添えました。 全体の流れでひとつの長い詩になるよう構成を考えました。 テント暮らしでオーストラリアを縦断した日々がよみがえります。 15㎝×18㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥1,280+税  2006年10月発売
空の模様
「空はこんなに美しい 空はこんなにかっこいい  空はこんなに懐かしい 空を見たのはいつですか」
「空の色」という写真集に対して、 雲の形をテーマにした写真集をずっと作りたいと思っていました。 「空模様」という言葉からヒントを得てまとめることができました。 この頃取材が多かったためオーストラリアのみならず、 ギリシャ、イタリア、インドネシアなど各国の雲も登場します。 もちろん日本の空も捨てたもんじゃない。 28㎝×22㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2,400+税  2006年8月発売
雲を追いかけて
「雲を追いかけて 風のように あても���く どこまでも そんな旅をしてみたかった」
長い心の旅の末、自分が撮りたいのは「空や雲」だと分かった。 以来、僕は毎年雲を追いかけるたびに出ます。 そんな様々な旅の途中で、自分の心に響いた雲の数々。 オーストラリアをメインにモロッコ、ギリシャにて撮影しました。 28㎝×22㎝ 152ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2,800+税  2004年11月発売
あの夏
「風が吹き 夏がはじまる」
32歳の時にサラリーマンを辞めて、 人生の夏休みだと自分に言い聞かせてオーストラリアに渡りました。 ぽんこつの車を買って写真を撮るために「あの夏」をさまよいました。 あんな旅は一生に一度だと思います。 その当時撮影した写真に、それぞれ短い文章をつけました。 A4版変形 96ページ ヴィレッジブックス刊 ¥2、400+税  2003年4月発売
空の色
「忘れられない 空の歌がここにある」
はじめて作った本格的写真集。 色をテーマに、オーストラリア、バリ島、日本で撮影した作品をまとめました。 構成を考えるために、すべて六つ切りのプリントを作り、 友人のデザイナーとともに悩んで悩んで作りました。まさにHABUの原点。 28㎝×22㎝ 96ページ パイ・インターナショナル刊 ¥2,400+税  2000年11月発売
Kindle版(電子版)もこちらから
絶版写真集
雲の回廊
「頭を空っぽにして、流れていく雲を見る。 地球に生きるものたちの、ふつうのスピードを思い出す」
2012年富山県高岡市の写真専門美術館「ミュゼふくおかカメラ館」での写真展の図録を兼ねて制作しました。 今まで発表したすべての中から150点を選び、一冊にまとめました。 タイトルの「雲の回廊」は回遊型の会場のイメージ。 コンパクトな一冊ながら、HABUのすべてがぎっしりと詰まった一冊。自選ベスト150。 18㎝×15㎝ 160ページ PHP研究所刊 ¥1,400+税  2012年5月発売 電子版は継続販売中
たったひとつのもの
「空を見上げて 明日へ進もう」
平原綾香さんの名曲Jupiterの作詞家、吉元由美さんとの合作。 吉元さんが僕の写真を見てイメージした思いを文章にしてくれました。 読み込んでほしい一冊です。 46版 64ページ 経済界刊 ¥1、100+税  2012年4月発売
KLICK
空の鼓動
「VIBES 心が共鳴する、空の鼓動」
心が折れそうな時は、空に抱きしめてもらうといい。 空の鼓動に耳をすまし、自分が自然の一部だという事を思い出そう。 言葉にはしにくいけれど、心が共鳴するイメージを集めた一冊。 想像力を解き放ち、自由にイメージを膨らませてください。  A4版変形 112ページ 武田ランダムハウスジャパン ¥2,400+税 2010年6月発売
だから優しく、と空が言う
「海と空の 交わるところ 心でしか ふれられない 場所があり」
僕の写真に五行歌人の中島未月さんが言葉を添えました。 心に染み渡る様な言葉が読む人を励まし、元気づけます。 「明日、新しい空が生まれる。歩き続けなくてはならない理由。」 プレゼントにも最適なロングセラーです。 四六版 110ページ PHP研究所刊 ¥1,300+税 2009年12月発売 電子版は継続販売中
空へ
「海は空の色を映す 空は人の思いを映す」
HABUの写真集、第2弾。 26㎝×25㎝ 96ページ ピエブックス刊 ¥2,800+税  2002年3月発売
空の力
「ふと見上げた空に心が共鳴した」
フォトカードブック第2弾 ピエブックス刊 ¥1,280+税  2003年5月発売
雲の言葉
「ちょっと立ち止まって、空を見上げてごらん」
HABU初のフォトカードブック ピエブックス刊 ¥1,280+税  1999年7月発売
その他
空のとびら
「空、海、風、夢 とびらを開けよう 旅がはじまる」
空の写真家HABUとして初の書き下ろしフォトエッセイ。 四六版 152ページ PHP研究所刊 ¥1,300+税  2009年8月発売
知られざるイタリアへ
ロバート・ハリスの終わりなき旅路イタリア編/写真HABU
14㎝×21㎝ 234ページ 東京書籍刊 ¥1,800+税  2008年7月発売
モロッコ オン ザ ロード
ロバート・ハリスの終わりなき旅路モロッコ編/写真HABU
14㎝×21㎝ 288ページ 東京書籍刊 ¥1,600+税  2005年8月発売
幻の島を求めて
ロバート・ハリスの終わりなき旅路ギリシャ編/写真HABU
12㎝×18㎝ 272ページ 東京書籍刊 ¥1,400+税  2003年4月発売
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oivgbqiqfz358 · 3 months
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--深海人形-- 「先帝の無念を晴らす!」
※これをルドン高原で"例の奴"された後に言うから面白過ぎる
※後半クロスオーバーネタ注意
※全体的に閲覧注意
※雑多にネタをぶち込み
※キャラ崩壊注意
…サガは良いよな……何処迄も尖れて(※最新作は其れの極北らしいし……)。
…。
「只管、独自路線を。」…確かに諸拙作の、この方針は、CAVEシュー、ライジングシュー、アイレムシュー、サガシリーズから受け継いだ物かもしれない。
…。
…昔の雑誌には、シロッコの任侠パロで長ドス持っててヤッさんみたいに刺青入れてて和服を着てる、スゲェピンナップイラストが(※Zガンダム放映中の時期に)あるんですけど、そのイラストでは、(少し背中に贅肉がついてて)腹部の所がだらしない(多分少し贅肉のついたぽっこり御腹)っぽくて、そこが堪らなく好きなんですよね(※それは兎も角一応鍛えた方が……)。…後、そう言うのは本人も気にしてるかも(※でも、すまん、触りたい)。
…。
テイルズとサガシリーズに限らず、ゲームの弓兵、弓術って不遇だしパッとしないのばっかりだよなぁ……(※FEでは優遇されててもネタキャラ枠やし……)。
…。
…罦傑か館主様のモビルミゼット(※過去記事参照)飼いたいけれど、どうせ、彼奴等、割と早い段階で、何時の間にか蛇に丸呑みにされてる()。
…。
…罦傑と館主様はトレモ木偶かサンドバッグにする物、アスランは玩具にする物(※命は投げ捨てる物感覚)。
…。
体術の威力と命中率の計算式(※ロマサガ方式)→単純に書くと『体術適性+力の数値+器用さ+熟練度+素早さ(※本当はもっと複雑ですけど)』
この事実(?)を鑑みると、館主様とか泊鳳が言う迄も無く体術使用者の頂点なのは当然かもしれない(※…其の割には、ロクな戦果出してないけど……)。
更に、投げ技の場合→『力の数値+器用さ+熟練度+素早さ(※本当はもっと(ry 』
或いは、打撃技にしろ、投げ技にしろ『器用さ+体術適性+熟練度』(※格ゲー的なタイプ)。
…。
ゲーム、オタクにありがちな話、祈り、日常の愚痴、何気無くてたわいもない投稿、身内、家族による元々のアカウント所有者が亡くなったと言う報告、闘病の果てに、列車、駅の写真を最後に、三十代で、二十代で……みたいに多種多様な訃報に、それ等以降新しい情報が投稿されることのないアカウントに出会うたびに「人間の人生って何だろう」って思う。
同じくこう思う。死後の世界をどう過ごすつもりだったんだろう。
彼らは輪廻転生でも信じながら去って行ったんだろうか。
そして、天寿を全うせずにこの世を去った時点で、それ等の人々に対して「記憶に留め���に値しない」と言う人もいるかもしれないけれど。私は留めておこうと思います。
…。
※…以下、クロスオーバー・ショタリョナ・男リョナ注意
※某機動戦士シリーズ、サムスピ、月華並グロテスク、流血残虐表現注意
※館主様とふーけつと蒼傑の噛ませ犬化注意(※何時もの事)。
※ガソダムEXAって漫画あるじゃろ?それをガソダムの奴等が他漫画(※…但し、ドマイナーで、基本的に、其の存在を誰も気にして無い)に対してやって居るみたいなモンじゃ(※男塾勢は読むな)。
※Effigy(※ ttps://www.tumblr.com/azure358/744844690918162432/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%AF%87-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC-%E6%BA%96%E5%82%99%E5%8F%B7参照)ネタ注意
※実質シロッコリーネタ(ジョジョパロもあるよ⭐︎)。
※弓の素人に負ける達人弓兵
今回、蒼傑十八番の『双条檄射』で死合を行う事となった。何時も通り、真面目に今回の死合にも取り組む蒼傑は、静かに相手を睨む。
「…彼奴か……、…今回の相手は、とても俺と同レベルの弓矢の熟練者とは思えん……。」
対戦相手は、『Effigy(相手を呪う為の儀式人形)』、『科学と魔術ハイブリッドの特級呪物』とも呼ばれて居た。
そんな何処はかとなく"自分"に対して、薄らとした恐怖を感じている蒼傑を見た彼は無感情に、穏やかで何処か妖艶で静かな薄ら笑みを浮かべながら、挨拶をする。
「你好、感觉如何?」
何と完璧なピン音の発音と文章だろうか。その言葉を聞いて驚いた蒼傑が思わず中国語で返す。
「你听得懂中文?」
「我的中文差劲」
「你也是弓箭手吗?」
「不是」
すると、RXQ-03の上司と思われる一人の中年男性が、RXQ-03に、冷静に、冷淡に話し掛けた。
「オーキッド、此方に来なさい。」
「…はい、叔父貴ィ……。」
すると、彼は何処か虚ろに不安気な表情をする。…が、すぐにその叔父貴に武器の事を訊く。
「…叔父貴ィ、武器は?」
「…随分、気が早いな。…まぁ、良い。これがお前の今回の武器、"コンパウンドボウ"だ。仕方が無い。お前は、レプリカとは言え神器を使う程に、弓術に熟練していないからな。」
「いいえ、これで十分です。」
コンパウンドボウ----それは、滑車システムを利用して、精度と射撃力を高めた現代的な弓である。弓をまともに使った事が無い初心者でも扱い易い。
今回の対戦相手は、只さえ、只管習熟と熟練を求められる弓術、弓道の世界において、まともに弓矢の扱いを知らない弓の素人----その事を本格的に知った蒼傑が鼻を鳴らす。
「ふん、俺の懸念は杞憂だったな。矢張り、生粋の素人だったか。」
その時、そんな蒼傑の様子を見た上司が、RXQ-03に話し掛ける。
「…お前のニュータイプ能力を知らずに、オーキッド、お前に勝てるとその気になったあの弓兵の姿は、最早お笑いだとしか言えないだろう。」
「…………。」
…それでも、RXQ-03は黙った儘だった。
…。
それから『双条檄射』----試合開始。
…此処で、蒼傑は相手に訊く。
「オーキッドとやらよ、試合内容と勝利条件は分かるな?」
「十本の矢を撃ち合い、射撃により勝敗を付ける。何方かが線外に出ればその者はその場で処刑され、矢が尽きて何方も生きている場合は双方自決。」
「その通りだ!」
そう言った蒼傑が瞬時に弓を構え、神速の速度で矢を放つ。だが、余裕で相手はまったりと避ける。避けられてしまった。そして、その素人である筈の対戦相手は不敵な薄ら笑みの表情で言う。
「…フフッ、…何なのだ?今のは?」
「…な、何故だ……?!」
…本来なら、最速で、たった一矢、一撃で、勝負あった!で、勝敗を、決着を付けられた筈の一撃を、楽々と避けたRXQ-03を見た、蒼傑は顔面蒼白になり唖然とする。…が、相手は、蒼傑に興味がまるで無い。
「…カトンボが……。…所詮、虫ケラは虫ケラ。」
それから、蒼傑は大きく息を吸って吐く。
「…宜しい。まぁ良いだろう。…"オーキッド"とやら、貴殿はこの上無く僥倖な闘士だ。思う存分、イヤと言う程梁山泊闘弓術の真髄を見せてやろう。…これならば、どうだ!」
非常に強く嫌なオーラを感じた蒼傑は、放物線を描く二本の矢と真っ直ぐに飛んで行く矢二本を放つ。…だが、その攻撃すら、簡単に全て、避けられる上に、相手が反撃で撃った矢の内の三本中二本が蒼傑の足と腹に刺さる。すると、"オーキッド"は此う言い放つ。
「次に、君は、"味な真似を!"と言う。」
「味な真似を!」
更に、蒼傑は三本の矢を放つが、全て、敵に見切られており、一矢も当たらない所か、反撃として、その敵が放った矢の二本が、綺麗に命中矢として腹部の右脇に刺さる。
「その次は、"卑怯な真似を!"と叫ぶ。」
「卑怯な真似を!…ハッ?!!」
「…私が卑怯者?…違う、私は一握りの天才なのだよ。」
…何故だかは分からない、知らないが、相手に自分の手中と言う手中が知られて居る。…如何足掻いても、これでは勝ち目が無いと悟った蒼傑が最終手段に乗り出した。手持ちの矢と言う矢を束ねた後……、
「…では、これなら如何だ!!…梁山泊闘弓術極奥義!!……光陰跳背……、!」
…と思わせた後、矢をバリスタの様に放った勢いによって、自らは、高く飛び上がり、相手の頭上から、指撥透弾!
正直、対戦格闘ゲームではありがちなジャンプ攻撃!!!!…無論、弓矢攻撃は咄嗟の対空には不向きだ。…だが、容赦無く、RXQ-03は、予め、相手の動きを見切って居た蒼傑を全ての矢を使って射抜く。
「何時かは私に勝てると良いな?」
こうして、決闘の決着はついた。…弓の熟達者が、弓の素人に負けてしまった。
※…"オーキッド"の弓術熟練度:5 (※最大100とすると)。因みに、其の素人に負けた雑魚弓兵の弓術熟練度は100(※カンスト済)。
…。
※素人に負ける格闘の専門家
シロッコ「格闘素人の私にすら格闘で負けるとは、本当に情けない男!(※げしげし足蹴)。」
ふーけつ「…だって仕方無ぇじゃん。俺は強襲揚陸艦みたいなモンだぜ。…だが、自衛すら無理なのは認める(※素直)。」
…。
シロッコ「恥を知るが良い。格闘素人に格闘で負けて悔しいとは思わないのか?小僧?(※何度も踏み付け)。」
鎮獰「…では、館主様。貴方は館の面子に泥を塗りました。ケジメとして自ら切腹して下さい(※この鎮獰が昔やった様に)。」
館主様「…畜生……(※…余談:原作では逆に鎮獰を切腹させた。…だが、最終的には、館主様も切腹した。桃がさせたので)。」
※シロッコの体術熟練度:15 (※最大100とすると)。因みに、格闘素人に負けた雑魚二名の体術熟練度は100(※カンスト済)。
…。
※…以下、某スパロボ亜種と似た様なの考えた(此処 ttps://www.tumblr.com/azure358/753705211513716736/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E4%BA%BA%E5%BD%A2 収録)の続き
小人の平均寿命は地域にもよるが、120〜170歳位。人間よりも長生き。
大型生物等に狩られたり、捕食される事が割とある。
老い辛いのもあり、極端に老人が居ない。
この惑星の世界は、小人をただの餌にして生きて居る生物が多過ぎる。
…。
この話は全体的に、ハクミコ、サガフロ2とアンサガの世界視と曲とヴィジュアル(※…尚、ゲーム性の部分は、尖り過ぎて居るので……)を意識しています(※それ以前に、ハクミコ自体の絵柄と雰囲気がサガフロ2とアンサガに似てる ※…但し、上っ面だけ)。
…もう、作風も何もかもが万人を振り落とす勢いで尖りに尖りまくってるし、サガフロ2、アンサガから名前を拝借して、『アンリミテッド フロンティア(アンフロ)』とでも名付けようかww(※悪ノリ)。
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