#観光スポット休館日
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Scan and transcription of the Persona 3 part of Newtype Magazine February 2016
春、夏、秋を経て冬、理が出す答えを見届けて
監督 田口智久
死を見つめる季節のフィナーレに
第1章でコンテ、第2章で監督を務めてこられた劇場版「ペルソナ3」ですが、ファイナル・シーズンである第4章は、どのような気持ちで臨んだのでしょう?
田口 第3章で自分が監督としてかかわっていない劇場版「ペルソナ3」を見ることができたのが、刺激になりました。自分とはまったく違う方法論で構築されていて、僕がやったら確実にこうならないですし、なんというかジェラシーのようなものを感じまして。ああ、ペルソナって、こういうふうにつくることもできるんだ、と。それを受け止めることができたからこそ、第4章では、自分のやり方を突き詰めたフィルムにしなくてはと思いました。あとは、やっぱりフィナーレということでのプレッシャーが大きかったです。
第4章の物語の関となるのは?
田口 理と綾時の関係性ですね。そこヘシャドウの母体であるニュクスが襲来したり、それに伴ってみんなの心がダウナーになって⋯⋯という展開で、ずいぶん重いものになっています。でも、みんなが悩んでいる部分にしっかり尺を取って描いているので、映画ならではの見せ方ができているのでは、と思います。
理にスポットが当たっていきますが、どのように描きましたか?
田口 第3章に、理が旅館の池に落ちて笑うシーンがありますけど、あの理を経ての理をしっかり追っていこうと考えていました。今作では、抱えきれないほどの絶望を前に、悩み、立ち止まってしまうというところまで、みんなが落ちてしまうんですけど、そのなかで理が見つけ出す答えというのが、全4章通してのテーマでもあり、象徴的なセリフになっています。そして、それは、第3章で笑った理がいなければ、たどり着けなかった答えなんじゃないかな、と。
それから、綾時とアイギスも、重要な存在ですね。
田口 すごく極端な⋯⋯本当に超極端な言い方ですけど「綾時と理は両想い。アイギスは理に片想い」っていうのを、こっそり頭の片角に置いてました(笑)。もちろん僕独自の解釈なので、いろんなとらえ方をしてほしくもあるのですが。ただ、そうやって、���イギスがヒロイン然としているわけではないからこそ、ペルソナならではの仲間感が出る、というのもあるんですよね。
理と綾時に重点が置かれていくとなると、その二役を演じられている石田彰さんのアフレコもすさまじいものになったのでは。
田口 石田さんだけ別の週に理以外の綾時を中心とした声を録らせていただいてから、全体アフレコの週に理としてみんなといっしょに録らせていただいた感じなんですけれど、本当にすばらしかったです。演技に対するストイックさが本当にプロフェッショナルで、ご自身で「今のは少し綾時が出てしまったから」とリテイクを申し出てくださったり。
全体的にも、とてもスムーズなアフレコになったそうですね。
田口 圧倒的にスムーズでした。特に今回は静かなシーンが多くて、感情的にセリフを吐くような場面はほとんどないんですけど、その淡々とした空気感を成立させるのは難しいはずなのに、自然にスッとやってしまえるのがこのチームの方々の成せる技。こんなに研ぎ澄まされた現場は、なかなかないのではないかと。
細かな心情描写という意味では?画づくりにもこだわられたのでは?田口監督の描き出すダウナーな情景描写が楽しみです。
田口 カッティングが終わった後に、編集さんに言われたひと言が「暗っ!」でしたからね(笑)。刺されて死ぬとか大惨事が起こって死ぬとかのサスペンス的な死ではなくて、非常に観念的な死についての物語なので、精神的にどうやられていくかというのを、どう表現するかが課題で。光や色味の演出であったり、降ってくる雪の量で表現していきました。アニメで雪が降りつづけている作品もあまりないんじゃないかと思うんですけど、心情とマッチさせたいなあというところで、力を入れています。作画もすごいアニメーターさんたちが集まってくださっていて、誇張された動きというよりはリアル寄りの芝居をていねいに描いてくださっています。全然動いているように見えないところにも実は枚数が割かれていて、作画枚数もこれまででいちばん使っているんですよ。
最後に、今作を描くうえでの最大のポイントだったと考えるシーンを教えてください。
田口 ラストですね。それは第4章を担当すると決まったときから、見据えていたビジョンでもあります。第1章の春からともに季節を経てきた理と仲間たちが迎える、そのラストを見届けてほしいです。
#1 Spring of Birth
1日と1日のはざまに隠された影時間。そこにはびこる怪物・シャドウに襲われて、無気力症となってしまう者が町に続出していた。対抗できるのは、ペルソナという��殊な能力をもつ者だけ。春、私立月光館学園に転校してきた結城理は、ペルソナの力に覚醒し、同じくぺルソナの力をもつ者たちが集う特別課外活動部へと引き入れられる
#2 Midsummer Knight's Dream
夏休みに屋久島旅行に向かった特別課外活動部。そこでアイギスという女の子に出会う。彼女は対シャドウ特別制圧兵装のラストナンバーであり、なぜか理のそばにいることを望むのだった。理たちは影時間の謎を追いながら、さらに新たな仲間と出会い、きずなを深めていく。だがそこにストレガと名のる者たちが現われ⋯⋯
#3 Falling Down
季節は秋。特別課外活動部は、影時間を終わらせるため、シャドウや滅びを望むストレガとの死闘を重ねていた。ある者は仲間や家族の死と向き合い、ある者は護るべき者に気づき、ある者はこれまでの戦いの意味に葛藤する。そんなとき、理の前に謎の転校生、望月綾時が現われる。その出会いの先にあるものは⋯⋯
「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」
●1月23日土全国ロードショー
●第3章Blu-ray&DVD 1月20日水発売
WEB▶http://www.p3m.jp/
Twitter▶@P3movie
illustrated by YUKIO HASEGAWA, finished by SAORI GODA
background by BIHOU, text by HITOMI WADA
©ATLUS ©SEGA/劇場版「ペルソナ3」製作委員会
STAFF 原作=「ペルソナ3」(アトラス) 脚本=熊谷純 スーパーバイザー=岸誠二 キャラクターデザイン=渡部圭祐 ペルソナデザイン=秋恭摩 プロップデザイン=常木志伸 色彩設計=合田沙織 美術監督=谷岡善王(美峰) 美術設定=青木薫(美峰) コンポジット&ビジュアルディレクター=高津純平 編集=櫻井崇 音楽=目黒将司、小林哲也 音響監督=飯田里樹 第4章監督=田口智久 制作=A-1 Pictures
CAST 結城理=石田彰 岳羽ゆかり=豊口めぐみ 伊織順平=鳥海浩輔 桐条美鶴=田中理恵 真田明彦���緑川光 山岸風花=能登麻美子 アイギス=坂本真綾 天田乾=緒方恵美 荒垣真次郎=中井和哉 イゴ ール=田の中勇(特別出演) エリザベス=沢城みゆき
#persona 3#p3#ryomina#that tag's deserved i think#'Ryoji and Makoto are in love with each other. Aigis' feelings for Makoto are unrequited'#insane
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さいきんのできごと
「大使館の美術展Ⅲ―文化交流随想―ブルガリア」展 記者発表会&カクテルレセプション
にうかがってきました。『令和ブルガリアヨーグルト』でお世話になったとき大使館スタッフの方に名刺をお渡しした関係で、自動的に招待状が届いたみたいです。普通に生活してたら大使公邸に入れるチャンスなんて二度とないなと思い、野次馬根性フルオープンで編集者と一緒に行ってきました。
大使館の美術展という、その名のとおり大使館が所有する絵画や工芸品が展示される催しが定期的に東京富士美術館@八王子で行われているそうで、今回それがブルガリア大使館です。 記者向けのプレゼン映像でいくつか紹介されていた絵画、主に20世紀以降の風景画を見て、ちょっとびっくりしました。というのも、私の中のブルガリア像って、小説書いてたときに読んだ資料や文学作品の印象の限り、もうちょっと寒くて曇ってる感じでした。残ってる史実がどこもかしこも悲惨すぎて、小説内でも同じ事書いた気がしますが、しかし実際にはどの絵も晴れ晴れと暖かで、光がキラキラしてた。もしかしたら資料映像以外の絵画は曇ってるかもしれないけど、なんか勝手に、よかったね!!! あったかいね!!! という気持ちになったよね。でも昔のイコンもわりとすっきりした顔だった。以外と昔からあったかかったのかもしれない。 併設のレストランではブルガリアンなメニューのアフタヌーンティーもいただけるそうです。このレストラン、めっちゃ凄腕のプロデューサーさんがプロデュースしてるらしいので食べに行ってみてね。私は会場で一部をいただいたよ。美味しかったよ。 会期:10月12日~12月22日 休館日:毎週月曜 開館時間:10時~17時 https://www.fujibi.or.jp/ ちなみに同時開催のメイン展示が「サムライ・アート展-刀剣、印籠、武具甲冑、武者絵、合戦絵-」という、一部界隈が好きそうな感じので、これ『ガラシャ』書いてるときに観たかったです。���いてるだけでどんどん��せていくという過酷な連載でした。当時……もっと物質的な資料があれば……
近況
北米大陸の北のほうへひとり旅に行ってきました。無事戻ってまいりました。 レンタカー屋で 「海外で車運転するの初めてだから付けれる保険ぜんぶ付けて」 「それはラッキーだね! この町での運転はパリに比べればチョロいぜ! それでも保険いる?」 「イエス!」 「でもタイヤのパンクと窓ガラスの破損は保険の適用外だよ? それでもいる?」 「イエス!!」 「まあ君に貸す車もともと窓ガラス割れてるからちょっとくらい欠けても問題ないけどね!」 というやりとりをし、マジで「これをよく商品として貸せるな……」と思うレベルで窓ガラスが逝ってる車を渡され、肩慣らしのためにグーグルマップでお勧めされた絶景スポットのある近くの山に入っていったらぜんぜんチョロくなかったです。全面的に砂利道で(そりゃ飛び石で窓ガラス割れるわ)深さ30㎝くらいの穴ぼこがいっぱい空いてて、雪も積もってて、それを避けつつ崖から落ちないように山側に張り付いて走ってたら横転しそうになって入国二時間で死ぬところだったわ。しかも途中で心折れてグーグルマップのおすすめスポットまでたどり着けなかったうえに道幅狭くてUターンできなくてしばらくバックで下山する羽目になったわ。生きててよかったです。 一生のうちにやりたいことリストの中に「アラスカハイウェイを車で走る」「でかい橋を歩いて渡る」があり、今回そのふたつが叶いました。アラスカハイウェイについては検索すると画像いっぱい出てくるので興味のある方はぜひ。
もしかしてこれから初めて北米の北のほうでレンタカー旅をするかもしれない読者へ、主に私が大変だったことを書いておくね。 ・レンタカー屋では自分で駐車場へ行き、鍵オープンのボタンを押して応えてくれる車を探します。 ・行き先を設定すると「170キロ先を左折」とか普通に出てきて笑っちゃう。 ・ガソリンスタンドを見つけたらこまめに満タンにしておくといい。気づいたら目盛りが三つになってて、最寄りのスタンドが100キロ以上先とかだと冷や汗出ます。 ・スタンド併設の売店でトイレも借りておいたほうがいい。道端の休憩エリアのトイレは便器のような台がついた穴だしだいたいドアも閉まらない。 ・田舎に行けば行くほどガソリン代が高くなる。メーター見てると絶望的な気持ちになる。 ・ナビがついてても人の住む場所を大きく外れるとナビごと迷子になるからオフラインマップ必須。 ・「常に運転席が中央線の近く」を意識して走れば右車線走行も怖くないです。
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どこかにビューーン! at 盛岡・花巻
岩手旅2日目は、盛岡駅周辺散策から宮沢賢治のイーハトーブの世界へ。
2日目はこの旅のメインともいえる宮沢賢治ゆかりのイーハトーブの世界を訪れます。とはいえ最寄りとなる釜石線 新花巻駅までの列車の本数はそれほど多くはないことから、午前中にできた時間を利用し、盛岡駅周辺を散策。昨年 夏の東北旅の最後に盛岡城址周辺は訪問済みのため、その先 岩手銀行赤レンガ館や茣蓙九等、歴史的建造物が集まるエリアでスナップ撮影を楽しむ。盛岡駅へ戻る道中、北上川にかかる開運橋から岩手山の雄姿を拝む。前回も同じところを通ったはずなのですが、こんなに綺麗な景色が楽しめるとは知りませんでした。天気の悪い夏の空 and 数時間前 豪雨に打たれ心身ともに疲れきっていたという悪条件が重なっていたから気づけなかったのかな、今回は好天・空気の澄んだ冬空・元気いっぱいの朝という好条件が整っていました。
カフェでコーヒー片手の小休止したのち、一路イーハトーブへの最寄り 釜石線 新花巻駅へ。
駅からのどかな通りを歩くこと15分弱。宮沢賢治の世界が広がる一帯に到着。 まずは宮沢賢治記念館へ、立ちはだかる367段の木の階段を、気合を入れて登ります。階段を登り切った胡四王山の中腹からは、新花巻駅駅周辺、長閑なイーハトーブの光景が楽しめます。
猫の事務所の審査を通過し、宮沢賢治記念館内部へ。宮沢賢治ゆかりの品や関係資料をみながら、作品の逸話を知ることができました。個人的には賢治が過ごした現実世界と、そこから生まれた「銀河鉄道の夜」の世界の対比が興味深かったです。
注文の多そうなレストラン 兼 お土産屋さんである「山猫軒」にて、記念用に何点か宮沢賢治グッズを購入した後、続いて宮沢賢治童話村へ。
メインとなる「賢治の学校」では、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンをめぐり、独特の世界観が堪能。なんとも不思議な気分に浸りながらの体験でした。
イーハトーブの世界感を満喫し、気分一新・リフレッシュ完了。再び新花巻駅まで戻り、花巻経由で最終経由地 北上へ、そこから東北新幹線にておうちに帰ります。 最後の残念ポイントは。。。新幹線の中でお弁当でも食べようと思っていたのですが、18時台の北上駅の売店(NewDays)、お弁当はおろかおにぎりすら売り切れですっからかんでした。。。規模感や利用状況を考えればある程度予想できていたことなので、甘かったな。かろうじて1つ残っていたサンドイッチとおつまみ適当 + 缶チューハイだけ調達し、帰路につく。
今回、利用した「どこかにビューーン!」。こんな機会でもないとあまり訪れないスポットに足を運ぶきっかけというコンセプトがとてもよかったと思います。申し込み後、行き先が決定するまでのワクワク感、行き先決定後に行きと帰りの新幹線が決まっているという制約条件の中、どうやってその土地を満喫できるようプランをたてるか考えること含め、楽しい日々でした。また、低予算で行けるこの旅を一種のロケハンと考え、別のシーズンに再度 訪れてみようかな、と思えるきっかけ作りにもなるかと。
現時点のJREポイントの残数から、もう1回 どこかにビューーン することが可能な状態。また気が向いたときに第2回ビューーン旅を実施しようと思います。
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ちょっと前の連休の最終日、金沢の浄土真宗の照円寺で「地獄極楽絵図御開帳」という秋の特別公開をやっているとの連絡が関係者からございまして、急いで行ってまいりました。
(関係者。笑)
お寺の場所は、金沢駅近くにある金沢最大の寺院・金沢東別院の前の別院通りのどんつきにあります。
江戸後期より伝わる八種の地獄と六道、そして仏様の慈悲によって救われた人間が到達することのできる彼岸・十種の極楽絵図を一堂に公開。
「地獄極楽絵図があなたの生き方に問いを投げかけます」ということで、誰もいないだろうとお寺に入ったら、本堂の中はアイドルのコンサート並みに人がいて、地獄絵図よりもまずそっちにビックリでございました。
(地獄見たさに集まる人々)
これは、4月に東京の府中市美術館でも公開されていた美術展で、毎年秋に金沢の多くのお寺が参加して行われている「オテラートかなざわ」の行事の一環として今回凱旋展示されておりました。
靴を脱いで本堂に入ると、そこには小さな子供やカップル、おじいさん、おばあさん、明らかにセンスのいいデザイナー風の方たち、みうらじゅんみたいな美大生とかで場内満杯(笑)。
(世の中、こんなに寺マニアがいるとは。笑)
境内には地獄絵図(複製)と記念撮影できるスポットもありました。
江戸後期に照円寺十五代住職敬連〈きょうれん〉により制作された地獄絵図の数々に圧倒。
写真撮影はできないので、言葉では表現しずらいですが兎に角、ここまで凄い地獄絵図は京都でも見たことがありません。
十八枚の大きな絵はどれもリアルで、地獄ごとに詳細な解説がついていてとっても見やすかったです。
最後の方に極楽の絵図もあって阿弥陀如来の額からウルトラセブンのエメリウム光線みたいな光を出しているシーンもあって、「知恩院とか平等院で観た来迎図とおんなじだ」とひとり脳内で確認会話。
(確認会話ってなんやねん。笑)
真剣に絵を見ているとニコニコ顔の若い住職さんに声をかけられまして、しばし地獄の説明をしていただきました。
(こんなに人がいるのに何故僕だけに。笑)
帰りに玄関で住職のお母様だと思われるおばあさんに挨拶をすると、物凄く丁寧に挨拶を返されて恐縮しながらお寺を出ました。
(いや、マジで凄い絵だったな)
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2023/10/21
10月21日 半月が上る空を見ながら帰ってきた。 今朝、鴨川沿いを散歩していたのがだいぶ昔のことのように感じるくらい、次々と大阪と兵庫で予定を済ませて、次はもっとそれぞれの場所にじっくりいられるような旅行をしたいと思っている。 どこへ旅行へ行っても、何か良い時間を過ごせて満たされた感じがあるけれど、京都や大阪は、一度数年間そこで暮らしてみたい、と行くたびに思わせてくれる。昨晩もホテルのお部屋で京都のシャーメゾンを調べていた。
あまりぐっすり眠れなくて、ホテルのチェックアウトギリギリまで眠ってしまって焦ったり、体調が悪くなる夢を見て、現実と混同しながら、もしかして本当に体調よくない?と不安になりながら起きた。 本当に分刻みスケジュールになってしまうけれど、坂田焼菓子店の9:00オープンに間に合うようにホテルを出るつもりで、その前に時間があったので鴨川沿いを散歩した。
京都の方々からしたらそれでも汚されてしまっているのかもしれないけれど、鴨川沿のゴミの少なさに感心してしまう。対岸の方が日陰で、ランナーたちはそちら側をみんな走っていた。帰りは日陰側へ渡って帰った。
チェックアウトをして分刻みスケジュールスタート!と思ったけれど、乗りたかったバスがなかなか来ず、結局これ以上バタバタするのも嫌だったのでそのまま地下鉄で京都駅まで行ってしまった。 まだ早い時間だったので伊勢丹も開いてなく、地下のマールブランシェで少しだけお土産を買った。
あといつもお部屋から見ているライブカメラが映すスポットへ、今回も行ってきた。
JRに乗って、友人夫婦と待ち合わせしている芦屋駅へ向かう。京都、大阪と人が多かったので、友人たちと会えたのと、落ち着いた芦屋の雰囲気にほっとした。 短い時間だったけれどモーニングをやっている喫茶店へ入ってお話をしてもらう。 芦屋は東京で言うと田園調布のようなまちで、大阪の百貨店文化の象徴(?)である大丸があるところ、と教えてもらう。大丸って確かに全国区で、何もない父の実家にも下関大丸があって、なんか安心したことを思い出す。
最近のお仕事のことや、NHKの夜ドラの話、昨日行った京都の一乗寺周辺は出町柳より家賃がだいぶ安い話、写真の話、モーニングを食べ比べしている話などを聞かせてもらう。 次はみんぱくや太陽の塔がある大阪の北エリアを中心に観光したくなる。
関西に行く楽しみの一つがお二人に会うことで、お二人を見ていて自分も関西で暮らしてみたい、と思うようになった。 多分色々あるんだけれど、でも良いと思ってお二人がその場所で生活している感じを勝手にとても感じていて、そこに魅力を感じているのだと思う。
またすぐ遊びにきますね、と改札で別れる。 振り返るとずっと手を振って見送ってくれていて、きゅっと言う気持ちになった。
三ノ宮へ移動して、神戸の友人と待ち合わせ。 三ノ宮は三ノ宮で関西の若い方々(みんなおしゃれに見える)がたくさんいた。 こちらもあまり新幹線まで時間がない中だったけれど、兵庫県立美術館でPerfumeの衣装展をみて、新神戸までお散歩してもらった。
友人は最近マラソンをしていて、レースに出場するため、応援をするために遠征もしたりするそう。「このへんから家まで走っているんだよ、だいたい5キロくらい」と教えてくれた。
兵庫県立美術館はとても立派な安藤建築だった。 空気の蛙が乗っかっていた。 あまりPerfumeの気持ちでなかったけれど、展示の衣装もPerfumeも可愛くてとても楽しかった。Perfume CLOSETのお洋服欲しくなる。
三ノ宮から新神戸まで歩きながら、数分歩いただけでさっきまでの人たちはどこへ?と言うくらい人気がなくなってしまって、東京は人が多すぎるよね、と言っていたら「虹だ!」と友人が虹を見つけた。 「神戸で初めて虹を見たよ〜」と言っていた。 関東に住んでいたときは、高台の家で、東の窓からたまに虹を見ていたそうで、虹って東側の空に見えるらしい。
新神戸で友人と別れて、2時間超えると腰が痛いな〜と思いながら、うつらうつらしながら新幹線に乗った。 新大阪から隣に女の子二人組が座り、イブサンローランの化粧品と推しのアクリルキーホルダーを並べて写真を撮ったり、綿矢りさの“かわいそうだね”を読んだりしていた。 途中、うとうとして目を覚ましたら女子学生の集団が前4列くらいに入っていて、先生からお弁当とパックのお茶を配られていた。“でらな��や”と書かれたお弁当を食べていて、中途半端な時間に何ご飯だろう?と思った。
夜に新幹線に乗るのは久しぶりで、熱海の海とかオフィスビルの赤い点々とか楽しかったけれど少し疲れている方が勝ってしまっていて、今日はなるべく掃除に励まずに休もうと思った。
一先ず帰って来れてよかったかな。 いつも行くスーパーにつくと、クリスマスケーキや年賀状のプリントの予約が出ていて年末。 芦屋で会った友人達と三ノ宮で会った友人にも「良いお年を」と言った日だった。
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夏休み!
8月、そして夏休み、9月と下書きに眠っていた分を掘り起こす コピーペーストした文で埋め、放置 もうだいぶ記憶は薄れている 目についた文は冷え切っている
私がする文章の書き起こしは多くの場合単なる吐き出しだ ひらめきの寄せ集めであり、取り留めがない それをシワをのばすようにしてある程度形にまとめるのが億劫で、つまり優先順位に昇らなくて日が経ちに経った 良くも悪くも待ち受ける何かがないために書かないという選択肢をとることが簡単なのだ
(「ひらめき」と言ってしまうと何かすごいかしこまった印象がある 「思い浮かぶ」が似た現象を扱う類語としてあるけど、単語としての機能・表象は「ひらめき」に劣ると思っている 文章の体(てい)を気にしているから……)
すでに10月で、後期授業も始まって、こたつも衣替えも始まったが夏休みの日記を投げる このまま一生でてこないと思ってたが出るらしい
健康に閉じこもっていたときの日記なので文体がグルグルしている
8月の要素
補講欠席、おじさんと激辛シュークリーム、カビ掃除、最高創作、手書き30秒固定カメラ個人競技、灯籠流し、帰省
おもしろいものはつかれる 白湯みたいに何も残らないけど感触は確かにある作品を見てみたい気がする ……集中が続く程度のほどほど衝撃を受けられるものを(ゼイタク〜)
スマホにちまちま描くのたのしい! が再熱
オシャレペン is GOD
9/2
おもしろくてつかれる映画を観た
『ラストマイル』
アンナチュラルもMIUもみていたので予告から楽しみにしていた
エンドロールが流れ終わり、会場が明るくなった後なかなか立ち上がれず(一緒に見に来た)母と顔を見合わせた 疲れと呆然と解放のため息 しばらく、昼から夕方まで映画の話をした
ここからは箇条書きで感想を残す
・わたしが犯人ならそうする、と言った声色と仕草に懐かし愛おしむような、愛子の頭を撫でるような物を感じた しかし、違った これは結局確信に酔っていた自己愛だったのかもしれない (ミスリードが上手い!) 当然のように自分を抱きしめ、他人にもそうしてほしいと願える方ですごく人として上司として主人公として安心して観れる 好きだ
・時々悪質な驚かしがあり据わり悪さを感じヒ〜〜〜〜となる ジャンプスケア 音にビクビクして肩がいかる
・いい意味ても悪い意味でも釘付けになった
・切り取ってみたい映像の美しさ 漫画であれば大コマだな〜とわかるような、目を惹く力がその一点にある カメラワークというか視線の集め方というか、そういう構成的な部分の上手さにずっとあてられた 大雪のなか過去を告白するシーンが特に魅力的に思えた 背景の無機質な感じや色の雑多さも好き
・ドラマの方々がメインテーマと共に画面に映ったとき、興奮よりも安心が勝る ハラハラしてばかり アンナチュラルの死と対面しててもふつーの態度が崩れないところが好きだ それが仕事だし日常であって���だから何よりも冷静な目でいてくれる 安心〜〜〜
・事件は最善の解決結果となり、物語は終了 しかし語られた問題は残ったまま終わる この監督/脚本の作品はたいていがそういった、社会にメスを入れて歪な部分を手にとって見せてくれるものだ 観終わった瞬間疲れとモヤモヤの重量感に襲われる 今回の映画では運送会社にスポットがあてられたが、別にここに限った話ではないのだろうなと「働く」ことに関連する全てのものを連想してしまう 仕事でなくとも、個人が思いわだかまって動いても全体には反映されない、あの集団構造があるところに重ねられる話だ 改革にはすくい取れないものや、それによって強制されるものとそれに反発できない意識がいつの間にか当たり前の日常になっていて溺れてからでないと終了できない 終了してからもその欠陥は残される ほしいものはわかるけど、そのためにどうすればいいのかわからない すでに知っている人々がいる だから広すぎるから多すぎるからでは片せない、もっと多数にそれらを教えてくれる構造が組み込まれるといいのかな
※
突然の腹痛
こまる 非常に
痛みの波がある
お腹が苦しくなったり、緩んだり 大腸が活動しているのだ
あたま、特におでこあたりがスースーする
そこから冷や汗がじわりと滲み出、さするとペタリとした感触があった
全身のところどころが冷たい 鳥肌がたっていた 手でさすろうとするも力が入らずぺたぺたと上下させるのみだ
脳が目を開けろといっているのに、身体は目を閉じろという 半目である
どうして、なぜ、なにが……といったことに巡らせる余裕はなく、ただボウとしている 痛い
横になりたいというか倒れ込んでしまいたい
血色がひどく唇が色を失っている と聞いた 一度鏡で顔をチラと見たが視界がぼやけていて像しかつかめず顔色まで判然としなかった 足の痺れに気づく
夜、回復
今までに感じたことのない変な痛みでこわかった もう二度と勘弁 来るならちゃんと来い
3
涼しい! びっくり
外に出たら少しひやっとした 嬉しい〜〜 冷房が要らない気温、享受できる日差し しい〜〜〜〜〜
図書館
本当は1時間早く起きて9時の電車でむかう予定だったが、まあ起きれず11時前頃に着いた ……
駅に同接している御茶所でソフトクリームを食べた 粘度がちょっとあるので掬ったスプーンの先にツノができる 店内はせんべいが、ソフトクリームは豆が匂う 吸っても吐いても香ばしい
迎えの車を待っているとき、隣のベンチでおばあさんがパピコを食べ始めてビビる 自然な動作
5
横になって本を読む リリリリと小刻みに虫の音が聞こえた しかし耳鳴りだった 鈴虫がなってる〜と外に出ようと立ち上がったら静寂 確かな時間はわからないが、10p以上読む間耳鳴りを止めずにいたらしい え〜……
文字を認識するはやさと意味を了解するはやさが合わない 目がすべる もうねる
6
目尻まで沈む
内で響く息の音がする
天井についているスピーカーの穴を見る
白、青、黄色
息をする度にお腹が水面もしかすると水上に触れる
鼻頭を残して沈む
目を開けてみたい しかしはやく動くことを身体に強制することになるのは嫌なのでただ呼吸をし続ける
頭が段差についていた
体を起こす
目周りにある水を手の指で払う
瞼がむくんでいた
静かだ
何かしたいがやる気はない
達成することにだけ目がいっている気がする その間の過程にも燃えることができていないのかもしれない そんなわけはないだろうが、おそらくそうなのかもしれない ただ目を動かす 何も動いていない
何も動じない ただやる気がない 動いていない
小中高大と、どんどん人のピントが自分の範囲と合っていく
自分の内をボソボソグダグダ連ねた言葉を、頷いて聞いてくれる 嬉しくて楽しいくて嬉しい
結局私は私を求めているだけなのかもしれない 私とその範囲に掠める領域にいるものを探しているらしい でも知らない、外からのものはほしい 見たい
勝手に…………
9/9
手すりが朝露で濡れている
朝、ベランダに出る 外に出たかったから
ジージー、ピロピロ、ピーピー、ヂヂヂヂヂヂ、ジャジャジジャ、ヨイヨイヨイ 虫やら鳥やらの鳴き声が聞こえる 不快な騒音ではない 近所の人の草刈り機や台所の音もそれなりの音量で耳に入る
陽も上がりきっておらず片方がやけに明るい 霧が田んぼの上にあり、杉が風景から浮いている 方々で白や橙がかかっていた
てきとうに体を伸ばしたり曲げたり、手を握ったり開いたりする ひやひやしていて心地いい
部屋に入る 温度が明らかに違う 物の匂いで充満している
9/11
集中できない
文字をのみこむと頭がガヤガヤし続ける あまり快��状態ではない 何もできないところの数歩前
無心で言葉を出すと落ち着く だから書いている
紙に書いた
最近、紙にシャーペンで書くことが増えた 単純に良いと思う ブルーライトからの支配から逃れようとバタバタしたのが始めだが、紙上での文字の出方が好きで近頃はよく書くようになった 乱雑で欠けた部分が、ふり返ってみると、いくつも見つかるけど言葉を出すことだけが目的なのでそれが良いと思う
紙の上だと私はいないが私だけで文字を外に出している これが好き ピリオドのような黒点で文を区切るのも好き 基本、なんとなく文に句点をつけないようになっているが紙の点は許容できる あとカッコで補ってみたり記号を付けたりしないので素っぽくなって良い まあ、どちらにしろ演じている節はあるのだろうが……
演じている かっこつけたり、騒々しくしたり 何が本物なんでしょう(知らん)
9:30
図書館に来ている
小中とよく来館したところ 匂いと物の位置で記憶が掘り出される が、全く郷愁の念は湧いてこない 謎
窓にガガンボが張り付いている席にいる
新聞紙がめくられる、カードが読み込まれる、めっちゃ鈴虫、たまに人の声 いや(思っていたよりも)かなりの頻度で
11:28
時間がない 時間を感じない
飽きを感じたので休憩する イヤホンケースをいじりながらスマホをいじる 光 腕時計がライトを反射していた
時間がないというのは、室内の明かりが多少原因していると思った 外から日光は漏れて見えるが温度はない 空調で統一された温度 腕を触ると冷えている そして外の様子は白い布で遮断されている 隙間から緑とコンクリートの灰色だけが見える 動く影もたまに視界に入ってくるがあまり強く感じられない 無視できてしまう とにかく、今ある明るさのほとんどがが人工的であってそれには時間が含まれない (お腹の空き具合がちょうど中間にあるのもこの感覚を引き出している一つなのかもと思いつく)雨の日の台所、夏の部活、日曜朝食後の10時頃のような なんとなく怠く、座ることが心地よい
16:30
集中が切れる
頭が満腹
何も読めない
開いて、文字を頭上で展開することができない 手もよれよれ つかれた
読む速度が遅く、ほぼ1日中図書館にいたが200pくらいしか進められていない 途中途中頭に湧いた文字を消化するのに邪魔されたのもあるけども……本の読みやすさや相性以前になんか……でもこんなもんなのか……単に睡眠不足が原因なのかもしれませんが……目を閉じたら寝れそう……
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人間の生は尊重されるべき ←書いてて涙が出そうになる
そうか…… そうかも…… そうか……? そうかも……
広く、人の生とそこで認められるべき諸権利は尊重されてほしいと思う が、本当に一人一人の生について、そう思��るかわからない 私はめちゃめちゃ人に対して嫌悪感も好意も抱く なので一概に命を大切に思いますと言えるのかわからない でも別に生死まで求めないな そうだ そうじゃん 関わりという点のみ考えてます そりゃそうだ 皆さんの生は尊重されるべきです 絶対に
尊重されるべきである というよりかはそうでなかったら誰でも苦しむことになるよという話かも
13
ひらめきは主に言葉のかたまりとなって出てくる 背景とその雰囲気は色彩をもった映像で思い浮かばれるが、ほとんどは文字である その言葉は生まれてくるのに時間がかかる 数年だったり、明日だったり ふっと、何かスイッチが押されたとき頭に湧き出て形となる 創作意欲がないというのはここに起因している 思いついたときはそれを100の状態に整えるためと机に液晶に齧りつける しかし空っぽのときは何もできない 意欲を待つしかない つまりまあ、刺激がほしい 私は外から刺激がない限り何も生まれないらしい 歩きな〜
※
fineのしっかり者は天祥院英智と伏見弓弦です ←そうなんだ
しっかり者とクールの区別、兄と弟の分けられ方で永遠にニコニコしている
料理好きのカテゴリー好き 料理の上手い下手は関係なく、ただ好きというところで括られている 上手でよく作ってる描写がある人がおらず、あまり得意ではないけど楽しいねといったストーリーがあって人がいた 良い定義
紅月 読み取ると同時に推測される空白の重みでサイコ〜〜〜〜になった ありえんほど良い
※
「虎に翼」の一週間分の放送を観て、途中でとめた 人と世界の重さが、誇張なくぶつかってきて息が詰まる
差別ってあるべきなのか
規制はされるべき 推奨はされるべきではない それで傷がつけられるだろうので
差別は感情に起因している 感情の抑制と同じように、怒りや憎悪と似たように考えてみるのもありなのか、も? うーん…… 生じた差別を放置するのはもちろん、完全になくすのもよろしくないのか……? 解ける場合なら無いほうがいいだろうと思ってしまうが何が善い歩なんだろう 個人間の問題と片せるものでもないけど全体性にだけ注視すると掬いとれない部分がある気がする
知らないことは悪だと部分的に思っている 目に見えないものは五万とあるからどうしようもない、という理由で部分的に悪ではない
知っていることで悪でなくなるわけでもないが、力に寄れることはできる
知っていることでそれに衣の端を引っ掛けている ずっとどこかに引いている そればかりを気にしてしまう どうすればいいんだ 本当の服の形がわからなくなるときがある 寄り添うのでなく願い続けていたい
感情だけが本物だ どんなごちゃごちゃとした議論��あろうと、感情的な言葉が出てきた途端それに惹きつけられて信じる 信じられる それを軸に動こうとするのは場合によっては良くない結果を招くかもしれないが、それを尊重する等して忘れないようにしておくのは大切だと思ってしまう
でも、信じられてしまうしそれで揺れてしまうから感情のない分析と興味関心だけのものが大好きだ 本当に……
人間は文化的な生きものではないが、文化的に生きれる からそれに縛られて生きるしかないし、場合によっては「そうするべき」と言えてしまう
(「脈々と引き継がれてきた伝統というのは、ある意味では存在しない」という言葉を何回か聞き、そしてそれに対抗するような意見をまだ見つけられていないのでめちゃめちゃ学ぶことや文化に対しての光的なそれを見失ってる人間の言うことなのでそのうち変わる 変えてくれ……教えてくれ…… 興味関心おもしろ〜以外の素晴らしさをちゃんと知りたい)(そういう題材の本を探せばいいよ)(……)
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簡単な語彙での表現が多い というか、言葉の更新や導入が乏しい
内在したものを言葉に具体化させることが苦手だ
イメージはわかるが簡潔に、シンプルに、言語へ移行させるのが苦手だ
しかし、イメージはわかっているのだ ならばそれに対応する表現をつかえばよい
穏やか→凪、昼の森林
もっと簡単にしてもいい 一々凝らそうとしなくてもよい 形容詞ひとつでもいいらしい
目に見え、耳に聞こえ、味がわかる、知覚されたものはそれをそのままひとつずつ並べるのと同じようにすればいい
実感は並列されない ぐちゃぐちゃだ 混在という文字そのまま、混ざって同時だったり分裂だったりして存在する
その様態を付け加えて書き出せばいい
でもピタッとはまる表現を読むのは快感 それを一番よい/好きな文としているから抜け出せないかもしれない
身の丈に合うかっこつけ方をいつも模索しているのかもしれない
わからんすぎ
🫥
※
ごはん美味し〜〜
一人暮らし、不安
帰省する度にこれになる 大丈夫なんでしょうか 9:30頃になると眠気がくる健康ボディを崩さずがんばれるのか 夏休みの終わりよりも実家離れにガ〜ン……となってる
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溜まったやつは全放出!
これで最後だ&追加ネタだ!! 写真は後ほど追加します!!!!!!!!
・下北半島一周の話 ・バイクのヘルメットの話 ・水筒の話 ・竜飛岬の補足(階段国道とか) ・ようやく複利投資を始めた話 ・弘前城の桜を見た話 ・青森の日本海側を��ょびっと行った話 ←これ ・クレカのポイント特典がしょぼくなった話
というわけでようやく溜めてたやつを全部消化。 まぁ書けてないネタはまだあるので、そっちもいずれ……
よし、最後またバイクで青森県内うろうろした話!!
◯青森の日本海側をちょびっと行った話
青森県に来てから半年以上経ちましたが、バイクでちょくちょく観光には回ってるけど、日本海側ってほとんど行ってないんですよね。じゃあ太平洋側行ってるのかっていうとそうでもないんだけど。。。とりあえず、日本海側は全然行ってなかったので、行ってきました。4月と5月にとりあえず1回ずつ。行ったのは、十三湖と千畳敷です。ちなみに十二湖もあります。白神山地の近くまずは4月。十三湖は汽水湖だったかな。しじみが有名なでっかい湖です。昔はもっと湖が大きかったらしいですが。この日はバイクで行ったんですが、ちょうど花粉全盛期に行ったせいで死にかけてました。花粉やばすぎ。道の駅でしじみラーメン食べようとしてたのに、花粉の症状が全く改善しなかったので泣く泣く諦めました。で、そのあとは近くをバイクでぶらぶらしつつそのまま南下。近く、でもないけど比較的近傍にあった高山稲荷神社に行きました。ここは千本鳥居があります。ちなみに京都生まれ京都育ちのくせに伏見稲荷には行ったことがないので、比較はできません。まぁとりあえず、こんな感じかーって体験がてら行きました。ぼちぼち人がいたけど、そこまで沢山じゃなかったので助かりました。やっぱこのくらいよな……。 次に5月。どこらへん行こうかなーって職場で話してると千畳敷の話が出てきたので、せっかくだし行ってみるかってことで向かいました。全く潮の満ち引きのこと調べてなかったけど、比較的潮が引いてるタイミングだったのでいい感じで見れました。飯もついでに食べたので、2時間近くいたけど、だんだん潮が満ちてきて行こうと思ってたところがいけなくなったりはしたけど、とりあえず楽しみました。ただ、ちょっと見た目のインパクトには欠けるかなーって感じ。今の所、見た目のインパクトは仏ヶ浦が一番です。恐山もいい感じだったけど。この日は千畳敷以外はいってないですね。ちなみに千畳敷へ向かう途中に日本一のイチョウの木がありました。秋はすごいらしいですね。まぁ木は大きかった。またその時期に行こうかな。大人だと何気なくいっても経験として楽しめるけど、子供の頃にここ連れられても記憶に残るかなとちょっと思いつつも、まぁそんなの俺には関係ないや!と思ったくらいです。 終わり!
とするのはアレなので、そのままバイクでいろいろ行った話ね。追加というか日記
◯久々にバイクに乗った話+α
上の千畳敷行ったのち、2ヶ月ぶりにバイクに乗りました。5月に乗ってから、いろいろあって乗ってませんでした。単純に休日に動くのが面倒だっただけなんですけどね。6月はまーまじでなんもしてねえ。7月になってからさすがにそろそろ一回くらい乗らないとなって危機感もって適当に目的決めて走りました。まぁ暑かったけど結果的には正解でしょ!で、目的。とりあえずそこまでしっかり決めてた訳じゃないんだけど、夏泊半島行こうかなと。どこだよって話ですよね! 青森の真ん中で湾に向かってちょこっともっこりしてるところです!まぁ何かがあるって訳じゃないんですけどね。家からちょうどいい距離だったから行ってみた、くらいです。行った結果、まじで特に何かある訳じゃなかった! もう少し調べてからいってもよかったかな! で、次。実は青森県には知られざる有名なB級スポットがあるの知ってますか?知られざる、なのに有名ってなんだよって話ですが。そう、キリストの墓ですね。知ってる人はあぁ……、ってなる、知らない人は、は?ってなる、実にいい具合のB級スポットです。行った結果、うーん、B級感はんぱねぇ〜! 絶妙なこの感じサイコ〜!!って感じです。ただ伝承館という名前の資料館が500円もするのはちょっとあれだったな。半額でしょあれは… で、だいたいやること終わったしいいかなと思って帰路。ほんとはキリストの墓関連でパワースポットにも行こうかなと思ったんだけど、思いのほか暑くて疲れてたから諦めました。スマホに自宅までのルート設定して帰ってる中で途中で気づきました。ここ八甲田のアレのルートじゃね!?とという訳で来ました八甲田旧陸軍の八甲田演習の話は聞いたことある人も多いのかなと思います。ちなみにこっちは300円しなかった。値段設定逆でしょ! むしろこっち500円くらいとれよ!! このあと一度通り過ぎて後藤伍長の像まで行きました。ぐるりと周りみて思ったのは、ここ冬で閉ざされた時に歩くの無理っしょ!って感想。ぜったい吹雪いて死ぬ・・・としか思えんかったね その日の分はおわり!で、一度バイク乗るとまた乗りたくなるんですよね。という訳で8月に入っても速攻バイク乗りました。場所はどこへ? 下北半島の端っこです。そう、下北半島で行けてなかった尻屋崎に行ってきました。みちのく有料道路という有料道路も去年の暮れにETC対応したし、バイクに優しい(路面を除く)有料道路になったので、せっかくだしこれに乗って行くか!と。この有料道路自体は去年も乗ってるんだけどね…。小銭出すのに手間取って渋滞を作りだす男!いえーい で、尻屋崎へ。青森市からはそれなりに時間かかります。暑いのも相まって、休憩多めにしないとなぁと思いつつ移動。結局途中休憩一回、コンビニで休憩した��らいだけど、こういう時のファミマのフラッペは最高です。ちなみに尻屋崎って何があるの?って話なんですけど。何があると思いますか?何もないんですけどね。馬がいるくらいしか事前情報取ってなかったので特に何も気にすることなく行きました。尻屋崎に向かってる途中。え、ここって採石場あんの!? って感じのでっかい工場が登場。写真撮りたかったなぁ…… と言ってる側から馬がいるエリアに到着。馬を逃がさないようにするためにゲートで管理しています。ゲートを通って間もないうちに馬エリア到着。ちなみに灯台もありました。灯台あったんだ…初耳……ところでここ、灯台の手前にトイレと駐車場があるんだけど、これ以降に車とか停めるとこがないかと思って停めちゃってたけど、普通に駐車場あります。灯台とちょっとしたお店用のが。 まぁその辺みて終わり。たいして感動はなかったな……。一番驚いたのが採石場あった事実だし……
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【レポート】「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」 平山郁夫シルクロード美術館
開館20周年記念 山梨放送開局70周年記念「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」5月、プレスツアーへ参加しました
2024年に開館20周年を迎えた、山梨県北杜市にある平山郁夫シルクロード美術館。
戦後日本を代表する画家・平山郁夫(1930~2009)の絵画とシルクロードの美術品を展示し、シルクロードの魅力や文化保護の大切さを体感できる美術館です。
開館20周年を記念して「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」と題し、平山郁夫の画業の起点となった《仏教伝来》(1959 年)やその翌年に発表した《天山南路 夜》などの初期作、釈迦の生涯を描いた「仏伝シリーズ」、シルクロード各地を題材とした作品、制作に関連した資料を展示。
多彩な平山郁夫の絵画世界を紹介しています。
挨拶 平山東子氏(平山郁夫シルクロード美術館 館長)
ギャラリートーク 井上隆史氏(NHK番組「新シルクロード」統括プロデューサー)
平山夫妻が半世紀近くかけて集めたシルクロードに関する美術品は、世界屈指のコレクションとなっています。
生前の平山郁夫の画室を再現したコーナーや、習作や未公開のスケッチも紹介されていました。
シルクロードを旅し、文化財保護活動に従事してきた画家・平山郁夫。
美術館周辺には観光スポットが多数あり、観光も楽しめます。
八ヶ岳、南アルプスの眺めながらくつろげる、館内にあるカフェ「キャラバンサライ」はおすすめです。
「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」は9月9日(月)まで開催中。
JR小海線「甲斐小泉」駅すぐ前にある平山郁夫シルクロード美術館
開館20周年記念 山梨放送開局70周年記念 「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」 ●会期:2024年3月23日 (土)~9月9日(月) ●会場:平山郁夫シルクロード美術館(山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6)
●開場時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)※会期中無休 ●入館料:一般1,200円、高大生800円、小中学生無料 など
●問い合わせ:Tel : 0551-32-0225
●ホームページ:
現在、アコレおおみやホームぺージ(https://acore-omiya.com/)はリニューアル中です。(2024年5月)
リニューアル完成まで、こちらのblogで発信いたします!
今までの記事は旧アコレおおみやホームぺージへ ↓
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旅の話 山口編①
3月の終わりに山口県へ行った。金曜に仕事を終え、萩行きの深夜バスに乗るために東京駅へ。八重洲の地下街の端にある、昔のパーキングエリアみたいな雰囲気のカレー屋で380円のカレーを食べ、それまで退勤中の感覚だったのが一瞬で旅の感覚に切り替わる。
19時30分、深夜バス萩エクスプレス発車。
1週間の疲れもあってか、早い時間にも関わらずすぐに寝付くことができた。
翌朝、広島の沼田PAでの休憩で起床。広島や、山口県内各都市の停留所でそれぞれバスを降りる人がいる。終点の萩に向かう頃には、車内はガラ空きになっていた。
乗車時間15時間40分、東京から1,000㎞。最終目的地の萩に到着。
レンタカーの時間まで萩市内を駆け足で散策。時間が足りなくて昼食を食べ損ねた。朝食用に買ったパンが余っていて助かった。レンタカーを借りるや、秋吉台の方向へ。これから3つの鍾乳洞を巡る。
①景清洞
平坦な横穴がトンネルのように続いている。受付の人に探検コースは水浸しだよと言われたので観光コースだけにしたが、意外と探検コースに行っている人がいる。あとでわかったが探検コースの途中までなら大丈夫だったらしい。
②大正洞
景清洞よりも入り組んでいる印象。この洞窟では、音声ガイドとして「マグシーバー」が貸与される。マグシーバーとは株式会社グローバル振興が開発した特殊放送受信機で、昭和50年から平成4年にかけて日本各地の観光地で導入された実績があるようである。世の中には知らない道具がたくさんある。
さて、洞窟を2つ巡ったところで、夕方にもなったので宿泊地へ向かう。俵山温泉へ。明治屋旅館で一泊お世話になる。
この温泉街の旅館には内湯がなく、宿泊客は皆外湯へ出向くことになる。外湯へ行きがてら街並みを散策したりして過ごす。桜が咲いていた。夕食は鹿肉と猪肉が乗ったそばを食べた。
翌日、3つ目の鍾乳洞へ。が、その前に、もう一つ気になっていたスポットへ寄り道する。
江原ウバーレ集落
石灰岩の窪地の中にある集落。全方向を山に囲まれていて流れ出る川がなく、雨が降ったら湖になってしまうのではないかと心配になる地形をしている。なのになぜ湖にならないかといえば、一番底の箇所に「吸い込み穴」があり、雨水などはそこから地中の洞窟へ流れこんでいくからだという。
人の生活空間にあった水が洞窟に流れていくというのはなんだか不思議な感じがする。
ちなみに吸い込み穴は一応フェンスがしてあるのだが周りから落ち葉とか入っちゃっており、詰まったらやっぱり湖になってしまうのではと心配になる。
次回、この旅最大の目的地・秋芳洞へ
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Vigan旅行🚌
Magangdang araw po!
5/11-12日と2日間お休みを頂いたので、ずっと行きたかったVigan Cityに行ってきました!!
赤いピンが立っているところがVigan Cityです。
地図で見ると、マニラ・バギオ間より近そうだしすぐ着くでしょ^^と思ってたけど、途中で何回も止まって人を乗せたり降ろしたりするし、高速道路でもなさそうな道を行くので結局片道6時間くらいかかりました^^;そもそも長距離バスをタクシーみたいに止めて途中乗車できるのも衝撃でした、!
Vigan City
スペイン植民地時代の街並みを現在まで残し、1999年に都市全体が世界遺産に登録された歴史ある街です。ずーっと行きたいと思っていたのですが、ほぼ北の端っこにあるのでどうやって行くのかもよくわからずあきらめかけていました、、が、バギオに住むことになりバスで行けることが分かったので念願の旅行が実現しました(^^)
現地での細かい移動は、トライシケルと呼ばれる、モーターバイクの横に座席が付いた小さい乗り物をつかまえます。バスを降りたらすぐにトライシケル運転手のおじさんに話しかけられ、一瞬混乱しましたがホテルの名前を伝えると連れて行ってもらえました。5分ほど乗って40ペソ(約109円)。
泊まったホテル!
Vigan観光のメインである石畳のCrisologo Streetのど真ん中にあり、内観もアンティーク家具がたくさんできれいでした!!
街のいたるところをKalesaと呼ばれる馬車が走っており、歴史的なスポットを案内して回ってくれます。ホテルを出てすぐに何度も誘われ、値段を聞くと30分くらいで200ペソ(約543円)。いい経験かなと思って乗ってみました^^
お馬さんがんばれ~~🐎
本当は博物館などいろんなところに寄ってもらえるようですが、夕方17時を過ぎていたのでどこもしまっていて、このマーケットにだけ寄りました。帽子や置物など観光客向けのお土産物がたくさん置いてあります。
晩ご飯は、観光客に大人気だというお店でEmpanadaをいただきました♡
Empanadaは、ルソン島北部の名物料理で、ひき肉や玉ねぎなどを炒めたものをパリパリの皮で包んであげたもの。Baguioに住んでいる人が、Empanadaは「完璧な料理」(野菜、肉が同時に食べられるから)だと言っていたのを思い出しました^^
奥に見えている飲み物は、Cucumber Lemonade。名前の通り、きゅうりとレモンの味が一緒くたになっていました、、、!Vigan City のいたるところで売られていました。
夜もきれい~✨
2日目は、早起きして博物館に向かいました。
ビガンは織物産業で有名らしく、機織りの道具がたくさん展示されていました。
とてもこじんまりとした博物館で、15分もあれば全部見終わってしまいました。
到着したのが夕方だったので1日目はそこまで感じませんでしたが、2日目は天気がすこぶる良くとにかく暑い!!!🥵フィリピンに来た次の日からバギオにいたのであまり実感できていませんでしたが、やっぱりバギオは快適なんだなと思いました(笑)
せっかく長期滞在するのでフィリピン中のいろんなところを訪れたい��、しかしバギオの涼しさから抜け出せなさそうな気がしています...(笑)
Vigan Trip
Hello!
I have been to Vigan for two days 5/11~12 because it was my day off:)
I thought Vigan is close to Baguio but it took almost 6 hours because our bus went on the general road, not a highway!! I was surprised that the bus can stop for every passenger who is waiting for us on the road, like a taxi!
About Vigan City
Vigan is a historical city that was registered on the world heritage list in 1999 because of their cityscape that is lasting how it was in the period of Spanish rule. I have longed to go there but I didn’t know how to go. I have started to live in Baguio and I know I can get there by bus, so I decided to go there!:)☆
My journey☆彡
You can catch a tricycle to go around Vigan. The drivers were waiting for the passengers at the bus terminal, and one of them talked to me. I was a little confused because it was my first time taking it, but he took me to the hotel. It took 5 minutes and cost 40 pesos.
My hotel was located on the center of Crisologo Street which is the main spot of sightseeing. Their antique interior was beautiful!!♡
You can also ride on the Kalesa. It goes around historical spots in Vigan City. The drivers asked me many times if I would ride on, finally I said yes because it would be a nice experience:) Usually you can get off at all of the historical spots like museums, but I could not because they were already closed. I could get off only at the market that was selling handicraft products or objects for the tourists.
I had Empanada for dinner at a restaurant that is popular with tourists.Empanada is famous in Ilocos, that is wrapped fried minced meat,onions and something else, with crispy skins. Once some people who live in Baguio said that Empanada is a perfect meal, that includes all of the stuff(like meat and vegetables),,,;;And I also drinked Cucumber Lemonade for the first time! It really tasted like cucumber and lemon,,,!! They were sold around the city.
On the second day, I woke up early and went to the museum. There were many old machines for weaving machines because it’s an important industry in Vigan. The museum is very small, so it took only 15 minutes to see all of them.
On the first day I didn’t feel it but the second day is too hot, especially in the morning🥵I understood how comfortable Baguio is (^^) I would like to visit many city around the Philippines but I might not be able to get out from comfortable Baguio^^💦
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新規OPEN した「そば屋」さんと
「わたらせ渓谷鉄道」の「桜」
皆さん こんにちは。
近くの結婚相談所 ハッピータイム桐生相生
婚活アドバイザーの金子です。
桐生市黒保根町水沼に建設中の桐生市の新観光スポット「サウナの森 水沼ヴィレッジ」
「築地銀だこ」を始め、多岐に渡るジャンルの飲食店を展開する桐生市発祥の(株)ホットランドさん関連の施設のようです。
サウナ・コテージ・グランピング施設は、2024年4月中旬時点では建設中でしたが、飲食店の「シカモア カフェテラス」「スミテラス 焼肉BBQ」の2店舗は、すでに先行して昨年秋に開業済み。
そんな「サウナの森 水沼ヴィレッジ」内に新たにOPENしたのは「十割そば 囲炉裏 水沼店」
先日、ドライブと花見を兼ねて伺ってみました。
雰囲気のある古民家風の建物です。店内には、お店の名称通りに囲炉裏が設置されていました。
9種類ほど有るセットメニューから選んだのは、醤油ベースの通常の「そばつゆ」と「胡麻つゆ」の2種が楽しめる「二味そば」
ネギ、山葵の他、とろろ、辣油も付いており、組み合わせでバラエティーに富んだ味を食す事ができるのが嬉しいです。
デザートまでセットに含まれていました。
追加で「舞茸の天ぷら」を注文。
こちらのお店の最大の特徴は、そばを何杯でも「おかわり」できるシステム。
言い換えればセットメニューを注文すれば「そば食べ放題」である事です。席に設置されている一玉用又は半玉用の「おかわり札」を店員さんに渡す事により「おかわり」が可能。
この日は、一玉用の札2回と半玉用の札1回の「おかわり」をお願いしました。
通常のそば屋さんにおいては、そばだけでは物足りない事が多々ありますが、こちらのお店ならばお腹いっぱいそばを食べることができます。
食後は、お店から徒歩圏内である「くろほね大橋」周辺の、ちょうど見頃な「桜」を堪能。
タイミング良く、桐生方面の駅から水沼駅に向かう「わたらせ渓谷鉄道」と「桜」を画像に収める事ができました。
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近くの結婚相談所
ハッピータイム群馬桐生相生
婚活アドバイザー 金子 薫
群馬県桐生市相生町5-536-1
ネプチューン2-A
電 話:0277-32-5314
連絡時間:午前10時から午後9時
定休日:年中無休
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婚活 結婚相談はお近くの結婚相談所ハッピータイム (http://www.happytime-en.com/)、 群馬前橋・群馬沼田・群馬渋川・群馬高崎・群馬安中・群馬藤岡・群馬伊勢崎・群馬桐生・群馬みどり・群馬太田・群馬邑楽・群馬館林・栃木足利・栃木佐野・栃木小山・栃木栃木・栃木真岡・埼玉熊谷・埼玉深谷・埼玉本庄・埼玉行田・埼玉羽生・埼玉加須・埼玉児玉・茨城牛久・茨城下館・茨城筑西・茨城結城・茨城古河・新潟長岡・新潟小千谷・新潟見附・新潟柏崎・新潟魚沼・新潟十日町・新潟南魚沼・新潟西蒲原・神奈川川崎・山梨甲府昭和までお問い合わせ下さい。
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helloharuo tour 2014
Wednesday 16 April 2014
真観は、箱根の旅館に向かった。箱根までは約1時間で到着。この旅館でチェコから来ている観光者Dと初対面。昨年知り合ったチェコの女性Mからの紹介だった。Mは、大学で心理学の教授をしているがその彼女のクラスの生徒の母親が日本に来て箱根に泊まる。その彼女の箱根エリアの観光案内をして欲しいというリクエストだった。真観は快く承知した。9時にDが滞在してい旅館の前で彼女と合流。DとはFacebookで既に繋がっていて何度かメッセージのやり取りをして交流を始めていた。真観は彼女を車に乗せて「helloharuo tour 2014」をスタートさせた。旅館の前には橋が架かっていてその橋の両側に鯉のぼりが何体も風に吹かれて泳いでいた。鯉のぼりの意味をDに話すとチェコではポピュラーで食用するとのこと。真観には新しい情報だった。Dがお茶に興味を示していたので真観は強羅公園に先ず向かった。この公園には茶室があるからだ。強羅公園の入場料は500円。茶室に着いて抹茶とまんじゅうセットで500円。簡易的にサービスされ後は3カ所の茶室を回った。湯を湧かす為の正方形の小さい炉を塞いでいた畳をひっくり返してDに炉について説明すると『畳がこんなに厚いとは知らなかった』と言った。彼女には意外だったんだろう。真観たちがこの茶室を去る時に外国人の団体がやって来た。Dは、彼らの言葉を聞き『ロシア人だわ。チェコ人はロシア人は好ましく思っていない』と言った。真観はその意味を理解していた。それはかつて1968年に起きたロシア侵攻、いわゆる「プラハの春」があったからだ。Dは、チェコでアメリカのパソコン関係の会社の弁護士をしている。歳は真観の1歳上。初めて会った真観だったがDのオープンな性格と真観のオープンな性格がマッチしたのか一緒にいて会話は弾んだ。次に向かったのは富士屋ホテル。ジョンレノンも泊まったと言うホテルならば印象も深まるだろうという真観の案だった。このホテルは、つい先月Kちゃんと訪れたばかりだった。和洋折衷のホテルはDにとっても興味深く感じた様で連れて来て良かったと真観は思った。次に予定していたのは富士山須走口。箱根からR138、そして東富士五湖道路のインターに入った。そして真観は道を間違えたことに気付いた。仕方なく一つ目のIC、山中湖で降りて真観はiPhoneで富士山須走口を検索し一般道路で引き返すことにした。山中湖に差し掛かった時ランチの時間でもあったのでイタリアンレストランを見付けて入ろうとしたら休日だった。これまた仕方なく富士山須走口を見付けることを第一優先と考え車を進めた。まもなく「須走道の駅」を見付けてここでランチを食べることにした。そして真観はやっと富士山須走口に行く為には東富士五湖道路に入っては行けないんだと悟った。「須走道の駅」のレストランは富士山がバッチリ見えるレストランで二人とも「富士山カレーライス」を食べた。このカレーライスのライスは富士山に見立ててライスの盛りつけをしていて日本人の芸の細かさをDは知った。さて食事も終わり富士山須走口に行こうと車を走らせた時更なるどんでん返しがあった。雪でまだ通行止めだというのだ。確かに富士山に雪が積もっているのは茶畑庵からも確認出来ていたがこれは大きな誤算だった。富士山須走口を目指したのはそこから行ける「小富士」に行きたかったからだ。う〜ん、残念。
Dは真観の観光案内にフレキシブルに対応してくれて『富士山が見れればそれで十分』と言ってくれた。真観は気を取り直して古巣十里木高原へと向かった。R469を上り忠ちゃん牧場の先にある富士山絶景スポットに案内。Dは大変感動してくれて何度も真観に感謝を伝えた。今日の富士山は空にガスがあり少し霞んでいたが標高1000mの十里木高原に来たらすこしばかりクリアーに見ることが出来た。そしてさらちょっとした感動をと真観は思い十里木展望台へと向かった。途中真観はDに東京から静岡に引っ越しをするきっかけになった友人のペンションも紹介する。そうやってDとの道中お互いのことを話して打ち解けて行く。Dはご多分にもれず?離婚を経験していたり、その訳あって子育てで子供に辛い思いをさせたことや社会主義時代のチェコの話をしてくれた。真観も出身地から上京しカメラマンになるまでの経緯や日本についての考え等を話した。十里木展望台の駐車場には車が沢山停まっていたが人気はなかった。そして約10分2人は展望台へと登って行く。Dは少々運動不足の日々を送っている様で途中途中立ち止まっては休憩しながら登った。展望台に着くと気持ちよい絶景が待っていた。二人ともこの時ばかりにカメラの機能であるパノラマで撮影をする。そうやって撮りたくなるほど景色はパノラマに広がっていた。当初「小富士」に行く予定で観光案内のスケジュールを組んでいたが諸々で変更となりその分時間に余裕が出来ていた。真観はDに箱根に帰る前に茶畑庵を紹介したいと言った。Dは、茶畑にも興味を持っていたので丁度いいと真観は思った。そして外国からの観光客にとって日本の家屋の造りを見るのも良かろうとの判断だった。茶畑庵の到着すると庵内に入る前にバックヤードにある茶畑に案内した。天気が良ければ富士山が茶畑の向こうにそびえるのだが富士山は雲のベールでかすかにシルエットだけだった。この茶畑庵のバックヤードにある茶畑は茶畑らしい?形状を持ちとてもフォトジェニックである。茶畑庵の中に入ると真観はDに各部屋を紹介した。それはいつも茶畑庵に初めてやって来訪者たちへの恒例の案内。Dは、キッチンや壁の素材に興味を示した。それとバスルームで使う桶は何の為にあるのか?と質問して来た。恐らく日本の旅館に泊まった際に温泉の浴場に置いてあったのだろう。立ちながらシャワーをする欧米人には不思議なモノに写るのだと思う。真観は、バスルームに入って水のないバスタブから水を汲む振りをしてどう使うかをジェスチャーで紹介した。次は寝室そしてリビングと移りオーディオルームやレコードの説明そして坐禅部屋で坐禅の組み方も披露しDにも体験してもらった。英語で禅について説明するのは難解なのでインターネットで調べてほしいと頼んだ。2回に上がり仕事部屋から見える富士山を見たDは真観をうらやましがった。外国人にも富士山は憧れの山ということだろう。ライブラリー室に移ると真観は自身の作品、今回はウェディングアルバムの数々をDに見せた。Dは、一枚一枚ページを丁寧にめくり見ていた。ウェイディングは各国共通項の行事。ウェディングにどれだけの費用が掛かるのかとかどうしてお色直しをするのか興味津々だった。
夕暮れになり時間も6時近くになって来た。そろそろDを箱根の旅館に戻す時間になった。真観は茶畑庵を出発してDに真観が毎朝通う禅寺に案内した。禅寺には枯山水の庭があるのでツアーの最後に紹介したかったのだ。Dは真観の坐禅についての話を彼女なりに汲み取って自分の生活に何かが足りないのかもと気付いた様だった。真観自身がそうだった様に。
もう空は暗くなりヘッドライトを点灯してのドライブになった。朝Dと話した時に旅館でのディナータイムは7時半からだと聞いていたので今回のツアーはそれまでには終えようと真観はスケジュール調整して観光案内をした。
真観の車アーティ21スペシャルが旅館に着いたのは7時13分。 「helloharuo tour」はこうして無事に終える事が出来た。 Dとはこれからもkeep in touchで行こうとハグをして別れた。 いい出会いに感謝。
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#HOTELR9TheYard #北國銀行武蔵ヶ辻支店 #鼠多門 #石川四高記念文化交流館 #しいのき迎賓館 #金沢21世紀美術館 #尾張町老舗交流館 #尾張町町民文化館 #HDR #アマゾンクレーム
3連休の中日。金沢に出かけた。鼠多門と北國銀行武蔵ヶ辻支店。近江町市場も見学した。外国人観光客で賑わっていた。 間違って入ってしまった尾張町町民文化館。内装がとても立派で、棚からぼた餅的スポットだった。 目的としていたのは、珍しいプロレスの展示。会場はお隣の尾張町老舗交流館だった。馳石川県知事は富山生まれ石川育ちのプロレスラーである。 金沢市内、散歩するだけで、素敵な建物に出会う。石川四高記念文化交流館としいのき迎賓館。 金沢21世紀美術館も絵になる。 道の駅に現れたコンテナホテル(HOTEL R9 The Yard)。災害時にも活躍しそう。お隣の空気モニターはうまく動いてくれないのでクレームを出した。 バスボムとせっけん作りを体験した。
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2023/05/10(水) 第5回打ち合わせ
場 所
10号館ゼミ101B
出席者
杉田先生、飯田、池田、石井、志田、田口、中村、藤江、渡辺
欠席者
管原
議題
【課題の共有】
<印象に残っている点>
・檜原村は観光業が栄えている
・食べ物が美味しい(じゃがいもアイス・ドーナツ・うどん)
・自然の多さ
・傾斜が多い
・日本猿等の動物がいる
・店の前に灰皿→昔の日本
・住民が不自由なく生活している
・東京からの観光客が多い
<メディア>
・デジタルなメディアがない
・パンフレットが主なメディア
・情報が古く、マップに載っていない場所がある
・観光客の印象に残るようなメディアがあるといい
・地元独自ののぼりがある
・掲示板が木の板で作られている→村の雰囲気に合った素材を使っている
・東京唯一の村としてテレビで取り上げられている
<魅力的な点>
・地域の人が温かい
・素材の味を生かした美味しい食べ物がある
・東京都とは思えないほどの大自然(払沢の滝)
・釣りやグランピングなどのアクティビティ
<不足している点>
・電波が通らない場所がある
・コンビニや家電量販店の不足
・家を建てるような土地が少ない
・若者が少ない
・交通の便が悪い
・普段人が少ない分、観光客が
・観光客が多いのに、一車線しかない
<共通点>
・9割が森林
・暮らしている人が少ない
・若者が少ない
・観光スポットが多い
<相違点>
・道路が整備されていない状態であると思っていたが、整備されていた
・人が少ないと思っていたが、地域の方や観光客が多い(過疎<観光地)
・動物が多い
・道路が混雑していたため、行きも帰りも想像以上に時間がかかった
・高齢者が多い
<過疎とは>
・住んでいる人は少ないが、観光業が栄えているので本当に過疎化で困っているのか
・観光客は多い
・観光客すらいないのが過疎地域だと思っていたが、観光客が多く住民が困っているようには見えなかった
・観光ではいいが、住むのには難しい
・若者が生活するのには難しい→セカンドライフを過ごすための土地として魅力を発信すれば過疎を改善できるのではないか
・生活に必要な施設が少ないため、住民が減り、過疎化しているのではないか
【それぞれの目線】
<観光客目線>
・観光地としてはいいが、交通の便が悪い
・観光スポットやアクティビティがある
・地域の人が温かいのでまた行きたいと思う
<住民目線>
・交通の便が悪い
・生活必需品の購入が難しい
・公共施設の不足
・大型休みに混雑するとストレス
<先生視点>
・水道の整備をするお金がある
・小林家住宅1軒だけで300年間住んでいた(資料なし)
→養蚕・炭焼き(炭を作って販売)で生活
・家のすぐそばに先祖の墓がある生活はどのようなものか
・何を求めて檜原村に来たのか
【真鶴町】
●メンバー
池田、飯田、菅原、中村(渡辺)
●日時
5/21(日) or 6/11(日) 未定
向ヶ丘遊園 9時集合
11時到着予定
●交通手段
レンタカー(向ヶ丘遊園、登戸発)🚘
●行き先
海女食堂(海鮮)、真鶴岬、神奈川県立真鶴半島自然公園
●課題
神奈川県唯一の過疎地域、ネットワークの有無、生活のしやすさ(コンビニ、交通など)、観光業の力量
●予算
レンタカー代 10000、各自食事代 1000-2000
決定事
【ときがわ町】
●日程
2023年5月11日(木)
●集合
立川(11:40)
●交通手段
石井車🚘
●行き先
昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉
次回予定
【檜原村レポートに追加で書くこと(文字数自由)】
・気になったこととその理由(また行きたい、調べたい、疑問)
・檜原村が抱えている地域課題、どうすれば課題が見えてくるか
・檜原村のPRポイント・PRするためにしなければいけないこと
【ときがわ町】
・5月10日中に企画書作成
ときがわ町の温泉楽しみ♨️
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"イチ"をめぐって:『犬王』作中における当道座の拠点どこやねん問題
劇場アニメーション『犬王』のいわゆる「聖地」のひとつに挙げられる当道職屋敷址。仏光寺通に面する洛央小学校の敷地内にその碑はある。のだが、この「職屋敷跡」は近世のものらしい。では中世、殊に『犬王』の舞台と思われる1370年代の当道座の拠点はどこか。インターネットで拾える情報がやや錯綜していると感じたので整理しておきたい。
関連スポットの地図を作りました。ていうかこれが伝わればだいぶ満足です。Google Mapもあるよ(https://maps.app.goo.gl/Qqe48CYHHGXKvGSi9?g_st=i)。
はじまりのイチ:『犬王』の時代の当道座はどこにあったか
まずこの問題、手がかりになる情報の多くは兵藤裕己『平家物語の歴史と芸能』(吉川弘文館、2000年)から得ることができます。岩波新書『琵琶法師』で『犬王』ファンにはおなじみの兵藤先生の単著! 現在は入手困難ぽいのででっかい図書館とか駆使して読もう。特に関連するのは以下の箇所。
第一部 第一章「覚一本の伝来―源氏将軍家の芸能―」pp.8-30(初出:「覚一本平家物語の伝来をめぐって」『平家琵琶―語りと音楽』ひつじ書房、1993年)
第二部 第三章「当道の形成と再編―琵琶法師・市・時衆―」pp.157-173(初出:「琵琶法師・市・時衆」『一遍聖絵を読み解く』吉川弘文館、1999年)
こちらを参考にすると、結論からいえば『犬王』の時代の当道座(一方派)の拠点は平安京の東市周辺だったとみてよさそう。『琵琶法師』でも言及されているように、『梁塵秘抄異本口伝集』巻十四にみえる「さめうしの盲目ども」のエピソードから、仁安年間(1166-69)の段階で東市北辺にあたる佐女牛小路付近を拠点とする琵琶法師の集団が形成されていたとみられる。その後、明石覚一を派祖とする一方派の拠点がどこに置かれたかははっきりしないけど、定一の次の代の総検校・慶一の在名が"塩小路慶一"(塩小路は東市の南辺)であることから、この頃まではまだ東市周辺に彼らの拠点があったと考えられるようです。
さらに絞り込むなら、以下は私の推測ですが、『犬王』の時代には、東市周辺でも佐女牛側(北側)ではなく塩小路側(南側)が拠点だったのではなかろうか。すなわち、先に触れた慶一の在名が塩小路であることに加え、(1)律令制の衰退とともに東市は廃れ、その東南側、七条大路と町尻小路の交差点付近を中心とする"七条町"に商工業地帯が展開すること、(2)空也と一遍が布教をおこない市屋道場・金光寺となったのは東市の南半であること(参考:リーフレット京都No.65「東西の市」)などをふまえると、慶一よりも前の世代から、一方の拠点は市の南側に移動していたと考えてよさそう。
ということで、『犬王』の時代の当道座の拠点は京都駅の北西から西本願寺の南側にかけて…くらいの場所と考えておくのがよいのではないでしょうか。(東市の位置はおおむね現在の西本願寺にあたるわけですが、2022年10月に西本願寺で『平家物語 犬王の巻』の朗読イベントやったのエモすぎません?!)
イチの痕跡:佐女牛八幡と市姫神社
現在の西本願寺周辺には当道座そのものの痕跡は残らないけれど、東市と周辺の人々に思いを馳せることができる場所はいくつかある。ここでは兵藤の『琵琶法師』でも言及がある佐女牛八幡と市姫神社に焦点をあてたい。
「さめうしの盲目ども」の拠点とみられる佐女牛八幡=若宮八幡は、東市から北東に位置する。源頼義(八幡太郎義家の父)がその邸内に営んだことに始まり、以降、源氏の氏神として深い信仰を集めた。豊臣秀吉の京都改造によって五条坂に移ったが、旧地にも小さな"若宮八幡宮"が再建されている(写真)。移転先の五条の若宮八幡には足利義満寄進の手水鉢が残る。
ほかに「佐女牛」の名を残すスポットとしては、やはり源頼義の邸内にあったとされる佐女牛井(さめがい)がある。京の名水に数えられた井戸らしいけど、第二次世界大戦後に埋められ、西本願寺の北側、堀川通沿いに跡地の碑が立つ。また、西本願寺の北西にある緑のタイルが印象的な"井筒佐女牛ビル"5階には風俗博物館が入る。平安貴族の復元衣装や人形展示が見られるけど、日祝休館でタイミングによっては長期休館もあるので注意。
市姫神社は東市に祀られた市の守護神。やはり秀吉の京都改造で河原町五条に移っている(市比賣神社)。旧地は西本願寺の寺域になっており何も残らないけど、JR山陰線を越えて西側、京都中央卸売市場の付近にも"市姫神社"がある。これは何なんやと思ったら、中央卸売市場の開設にあたって市比賣神社から分祀されているらしい。現代の市もお守りされているの、なんかいいですね。
移転先、五条の市姫社は女人厄除で有名で、マンションと一体化した入口も面白い。その西側には、やはり東市で空也と一遍が活動した市屋道場に端を発する市中山金光寺がある。非公開寺院。市姫神社とセットでこの地に移転しているわけで、東市と時衆の関係の深さがわかる。
京都観光Navi「若宮八幡」
フィールドミュージアム京都「佐女牛井跡」
京都観光Navi「市比賣神社」
その後のイチ:浄教寺と当道職屋敷跡
この文章の早い段階で、いや中世の当道座って浄教寺にあったんちゃうんかい、と思った方もいらっしゃると思うので、当道座の拠点が近世の職屋敷跡、仏光寺の北に移るまでの歩みも整理しておきたい。
兵藤の『平家物語の歴史と��能』では、永享4年(1432)に「惣検校城存」が錦小路富小路の東頬に屋敷地を賜ったこと(『室町家御内所案』巻下)、永享9年(1437)に慶一の後を継いだ井口相一が「山法師戒浄」の屋敷を賜ったことを挙げ、15世紀初めには四条・五条の町地区へと移ったとしている。(ただ、城存は「城」の字からみて八坂方だろうし、山法師戒浄がどんな人で屋敷がどこにあったかまでは私は調べられていないです...。)
また、『職代記』には応仁の乱の際に当道の文書類が浄教寺で失われたという記載があるそうで、この頃には浄教寺に座務期間がおかれていたとされている。現在の浄教寺は四条寺町にあるけれど、これもやっぱり秀吉の京都改造で移ってきたもので、その前の所在地は五条東洞院。浄教寺は元は平重盛が小松殿に営んだ燈籠堂に端を発すると伝えられ、五条東洞院には"燈籠町"の地名が残る。なお、本来の重盛の燈籠堂は『平家物語』巻三にもあるとおり東山の小松谷にあった。現在、七条のフォーシーズンズホテル敷地内となっている"積翠園"は小松殿の庭園遺構であるとか。
近世の当道職屋敷は、微妙な位置の変化はありつつも基本的には仏光寺の北にあったらしい(職屋敷址の碑は写真の植え込みのなかにあり)。絵図から位置が抑えられるのが寛永14年(1637)から。このあたりは以下の梅田論文に詳しいです。
梅田千尋2008「近世京都惣検校職屋敷の構造」『世界人権問題研究センター研究紀要』
なお、この論文では、永禄11年(1567)の当道座宛ての禁制文書の宛先が「四条かんこく惣けんぎやう町」となっていることから、戦国期には四条の函谷鉾町が拠点だったのではという指摘もされてる。
さて、ここまでつらつら書いてきましたが、『犬王』作中での描かれ方をみると、ラストの友有疾走シーンが四条室町っぽい(通りの描写の参考にしたと思われる国立歴史民俗博物館の復元ジオラマがここ。洛中洛外図屏風が描かれた頃の繁華街)ので、イメージとしては四条の街なかに位置していると捉えてもいいんじゃないかなと思います。平安・中世の東市周辺にしても、中世後半〜近世の四条・五条にしても色んな人がごちゃごちゃいて新しい音楽が生まれるのにふさわしい場所だったことは確かそう。私は劇場アニメーション『犬王』の、都市の物語でもあるところが大好きです。
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2023GWの記録
突然ですが、先日家族と旅行に行って来たので、その様子をお裾分けしたいと思います。日帰りで1日ずつ、計2日の弾丸旅行だったので、この旅程をまねするのはあまりおすすめしません(特に2日目)。
それではまず1日目をどうぞ。 (なお写真の量は、1日の後半にいけばいくほど少なくなっていき「旅行したわりに写真少なくない?」となる程度しかないので、実際の様子は皆さんも現地に行って確認してください)
で、私(たち)はどこに行ったのかというと…。
こちらは、道中立ち寄った栃木県佐野氏佐野SA下りにある「さのまる」像です。今回の目的地は
日 光 東 照 宮 !!
(ここでその写真が出てこない辺りでご察しください。今後もちょっとずれた視点の写真のみ出てきます。)
こちらは東照宮の鳥居に書かれている文なのですが、よく見ると「黒田筑前守藤原長政」の文字が…。「長」までしか入ってないですね。はい。これは今気づきました。画面右奥��映る建物では大福が売られていました。今回は購入しませんでしたが、みなさまは是非食べてみてください。
こちらは超超有名な例のあれ、三猿が施されている建物です。建物をぐるっと一周する形で、人の一生を表した猿の装飾が施されているので、皆さんは1周分全部写真に収めてください。ちなみにここは厩舎だったそうです。初めて知った。家康の愛馬の毛は白だったそうですが、純粋に白毛なのか芦毛だったのかは、私が見た中ではどこにも説明がありませんでした。
厩舎とは通路を挟んだ反対側に、建物とその周りに大量の塔があったのですが…
伊達政宗作(奉納)のものです。2枚目の中央あたりに「政宗」の文字が見えるはず…。 まぁ目をこらさなくても、その場に説明の立て看板があるので、是非現地でそちらをご覧ください。
で、こちらは象…陽明門か唐門かどこのかは覚えてないんですが…。他にも東照宮には眠り猫とか色々有名な装飾がありますが、そちらは是非ご自身の目で。 有名なやつだけを見るのであれば、体力はほぼ使いません。割とすぐにあっさり現れます。ですが問題は「奥宮」へのルート。山の上へと登って行くのですが、道が全て石階段となっています。これがものすごくキツい。普通に山を登るのとは違い、1歩1歩のペースを自分で作ることが出来ません。階段の幅に合わせないといけないのです。しかも階段の段の高さがとても高く、横幅の狭い細い道なので、階段の途中で止まれないんですよね。途中踊り場というか、休憩スペースというか、そういう場所もあるにはあるのですが、そこも激セマ。墓といえば墓なので、そんな広い道が必要無いのでしょうが、令和の世では一大観光地と化した東照宮。観光地には不向きな狭くて急な道が、着実に体力を奪っていきます。今回の旅行の2日間を通じて一番辛かったで���ね。 (ちなみに、以前久能山東照宮にも行ったことがあるのですが、そちらも同じくらい辛かったです。ですがこちらはロープウェイという回避手段があるので、久能山へ向かわれる方はロープウェイをお使いください。なお自力登山ルートとロープウェイルートでは駐車場が異なるので注意。)
東照宮の鳥居を出て「日光東照宮」と書かれた大きな石碑のところまで歩くと、真っ直ぐ伸びる参道…とは別に左右にも道がのびています。
これはその十字路で東照宮を背にしたときに、右斜め向かいにあるお土産屋兼食事処でのお昼湯葉ざるそばです。あったかいのだと、湯葉が直接上に乗ってるのかな? 湯葉料理をメインとしているらしく、湯葉定食とか色々あったのですが、量が多そうだったので今回は蕎麦をチョイス。湯葉は結構好きなので美味しかったです。ほんのり甘く煮てあった気がする。 (こちらのお店、席数が少なく店員も少なめだったので、かなりギリギリで回してる感じがせつなかった…)
これで1日目は終わり!!…と言いたい所ですが、実は日光東照宮周辺には様々な神社やお寺があるんです(何なら東照宮の敷地内にも別のお寺があった)。超簡略化地図がこちら。
今回はこれら全部を巡りましたよ~! なお写真() 個人的には宝物館にあった、家康が実際に使用したお薬ごりごり棒(正式名称は忘れた)がテンション上がりましたね。意外とキレイだった。全て歩いて回れる範囲内にはあるので、みなさまも日光を訪れた際は全部回ってみてください。 特に二荒山神社はこのエリアで唯一徳川家とそこまで関係の無いスポットなので、アンチ徳川家の方は休憩場所としてぜひ。場所が場所なので、どこ行っても家康ぶち上げプロパガンダ祭りなんですよね…。アンチじゃなくても色々思う所があり。というのも、エリア内の各お寺での物販アピールがものすごいんですよね。ジャパネットかもしくはそれ以上の話術でアピールしてきます。買わなくて嫌な顔されるとかは全然無いんですが、どこ行っても「こういう由来があってそれを模したものが云々」な話ばかりなんですよね…。中世とかのマッドマックス的なお寺の名残を感じました。 なお大猷院も地味に体力削りポイントなので注意。二荒山神社も七福神めぐりや、敷地内全部見ようとするとごっそり体力持ってかれるのでお気を付けください。
最後にこちらを。
サービスエリアに置かれているスタンプです。今回は佐野SAの上り・下り両方��行くことができました。私が訪れたときは台紙が置かれていたのですが、ほとんどのSA・PAではインフォメーションで声をかけて台紙���もらうようです。さのまるかわいい。
これで1日目日光編はおわりです。個人的日光観光のポイント(注意?)ですが
歩きやすい靴必須 体力が十分な状態で行くこと (お寺の方曰く)日光は1年の3分の2が悪天候らしいので、雨具があると安心かも 入場券や拝観券は各種キャッスレス決済対応だけど、中でのお守り購入はほぼ現金オンリーなので注意
それでは2日目に続きます。
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