#萩原誠
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kennak · 5 months ago
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弁明を拒んでいる自民党議員ら73人と不記載額(万円)※敬称略 【衆院】 二階俊博(3526)=和歌山3 三ツ林裕巳(2954)=埼玉14 萩生田光一(2728)=東京24 堀井学(2196)=比例北海道 中根一幸(1860)=比例北関東 平沢勝栄(1817)=東京17 簗和生(1746)=栃木3 林幹雄(1608)=千葉10 杉田水脈(1564)=比例中国 宗清皇一(1408)=比例近畿 菅家一郎(1289)=比例東北 小田原潔(1240)=東京21 衛藤征士郎(1070)=大分2 大塚拓(994)=埼玉9 和田義明(990)=北海道5 柴山昌彦(896)=埼玉8 関芳弘(836)=兵庫3 吉野正芳(660)=福島5 尾身朝子(623)=比例北関東 細田健一(564)=新潟2 西村明宏(554)=宮城3 高鳥修一(544)=比例北陸信越 根本幸典(420)=愛知15 義家弘介(369)=比例南関東 若林健太(368)=長野1 亀岡偉民(348)=比例東北 上杉謙太郎(309)=比例東北 鈴木英敬(280)=三重4 木村次郎(236)=青森3 青山周平(230)=比例東海 稲田朋美(196)=福井1 谷川とむ(188)=比例近畿 佐々木紀(184)=石川2 井原巧(168)=愛媛3 宮内秀樹(161)=福岡4 福田達夫(98)=群馬4 越智隆雄(84)=比例東京 山田美樹(76)=東京1 小森卓郎(70)=石川1 田畑裕明(68)=富山1 鈴木淳司(60)=愛知7 藤原崇(14)=岩手3 宮下一郎(12)=長野5 加藤竜祥(10)=長崎2 【参院】 大野泰正(5154)=岐阜 山谷えり子(2403)=比例 宮本周司(1482)=石川 堀井巌(876)=奈良 丸川珠代(822)=東京 羽生田俊(818)=比例 岡田直樹(774)=石川 加田裕之(648)=兵庫 末松信介(584)=兵庫 山田宏(560)=比例 石井正弘(378)=岡山 上野通子(318)=栃木 佐藤啓(306)=奈良 森雅子(282)=福島 江島潔(280)=山口 赤池誠章(268)=比例 吉川有美(240)=三重 太田房江(214)=大阪 松川るい(204)=大阪 井上義行(178)=比例 北村経夫(118)=山口 長峯誠(116)=宮崎 野上浩太郎(100)=富山 衛藤晟一(80)=比例 酒井庸行(58)=愛知 山本順三(58)=愛媛 石田昌宏(26)=比例 高橋はるみ(22)=北海道 山崎正昭(4)=福井
裏金議員73人、政倫審に応ぜず閉会 「レッテル貼られるだけ」 [自民]:朝日新聞デジタル
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daisukekawashima · 1 year ago
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映画「VOID 」
短編映画. 音楽.
2023.12.~2024.02.
映画「VOID」の音楽をPause Cattiが制作しました。
2023年12月8日NOTIONG NEW web上で公開。
2024年2月中旬~下旬下北沢K2でレイトショー公開。
Personnel
麻木 野内まる
鹿島 大石水月
手塚 伊藤歌歩
中尾 若杉困
尾関 神嶋里花
母 安藤聡海
父 金子岳憲
馬場 平井まさあき (男性ブランコ)
逗子 池田良
橋田 門間航
佐竹 大熊花名実
酒井愛梨 長澤優子 Kaya 璃 華
有井友歩 せんす 中村咲希 古館真実 尾中彩美
馬場眞桜華 小笠原澪 西田莉緒 雪見みと Shiori
春日彩子 瀬間琴美 健気 松本実優 中本優妃乃
楽太郎 三浦恭子 川崎脩誠 長束雄介 白神裕治
株式会社ユマニテ / 株式会社ヒラタオフィス / 砂岡事務所
株式会社 office MUGI / 株式会社 CRG / 有限会社ジャングル
吉本興業株式会社 / 株式会社 enchante / 株式会社ダックスープ
企画・プロデュース
林健太郎 鈴木健太
ラインプロデューサー
井上淳 長束雄介
プロダクションマネージャー
安藤健丸 毛麻貴
音楽 Pause Catti
撮影 大河原真生
照明 佐伯琢磨
録音 浅田将助
衣裳 石塚愛理
ヘアメイク 舟崎彩乃
編集 大森優希
カラリスト 足立悠介
助監督 天野隆太
撮影助手 中根凱也 森優斗
照明助手 西本昌良 鈴木 春佳
録音助手 徳田和真
衣裳助手 田中未来
ヘアメイク助手 鈴木りんか 萩田夏子
キャスティング協力 宮田雅史
制作車両 伊勢達也 金城和人 阿部美菜子
アシスタントプロダクションマネージャー 河合麻湖 近藤碧 藤田恭平 キム・ドヨン 本郷 穂 丹羽由理奈 関口きらら 木下春香 川崎脩誠 北山こころ 金子智咲季 久保侑斗
本編集 君塚紀貴 村田 元
スチール 今井駿介
撮影協力
大和フィルムコミッション / Cafe JB / カラオケ館 戸塚上矢部店
野口様 個人宅 / 学校法人大谷学園 秀英高等学校
プロダクション協力
TFC Plus Corporation / TFC Plus Applebox / 株式会社イノマタ / TREE DIGITAL GARDEN / Digital Studio / UpperCrust inc. / OMNIBUS JAPAN / 株式会社 1991
制作プロダクション TFC
製作・配給 NOTHING NEW
主演:野内まる @maru_nouchi_
監督・脚本:岩崎裕介 @iwsk_
cast @maru_nouchi @_utautau4 @wksg_k @rikashimarika @_zzzgoodmoon @satomi_ando2525 @hirai.swing @wataru_monma @kanami_22222 writing @iwsk_ cinematographer @maoohkawara lighting @juku19 stylist @a6655321 hair&make-up @ayano_funasaki music @dai5uke_k edit @seikatsu_sha director @iwsk_ distribution @nothingnew_film production TFC
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『NN4444』<ホラーショートフィルム作品集>
2024年2月16日(金)〜 終了未定
ロッテルダム国際映画祭やクレルモン=フェラン国際短編映画祭コンペティション部門に選出された作品を含む4つのホラーショートフィルム
INTRODUCTION
各作品がアメリカ、フランス、オランダの映画祭に選出。 世界が注目するホラーショートフィルム作品集「NN4444」
「NN4444」は、国内外の映画祭・広告賞などで高く評価される新鋭監督4名が映画界の未来を担う俳優とともに、現代社会における不条理をそれぞれの視点から描く4作のホラーショートフィルム作品集。 ロッテルダム国際映画祭の短編コンペティション部門に『VOID』、クレルモン=フェラン国際映画祭の国際コンペティション部門に『洗浄』、ボストンSF映画祭のセレクションに『犬』『洗浄』が選出されるなど、各作品が世界各国の映画祭から評価を受ける。
STORY
「犬」 あらすじ:抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公・楓が、夜道で突然「犬」のように女に吠えられ、その女のことを忘れられなくなってしまう
「Rat Tat Tat」 あらすじ:とあるパーティに出かけた一組の夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく
「VOID」 あらすじ:不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木。その周りで少しおかしな現象が起こりはじめて–––。
「洗浄」 あらすじ:湖のほとりで飲み会を楽しむ若者たち。1人が溺れかけたことをきっかけに、全員が水の呪いに飲み込まれていく。
AWARD
『犬』 第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『洗浄』 第46回クレルモン=フェラン国際短編映画祭の国際コンペティション部門選出 第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『VOID』 第53回ロッテルダム国際映画祭Tiger Competition部門選出
NOTHING NEW™
2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して設立された映画レーベル。世界を目指す新しい才能と共に作品を製作中。2023年10月、下北沢に発信拠点「TAN PEN TON」を立ち上げる。2023年にはショートフィルム4作品を製作し、各作品がロッテルダム国際映画祭をはじめとする国際映画祭に入選。才能が見出され、世界が熱狂する循環をつくりたい。
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yui-kuroki · 7 years ago
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おばけのジレンマ (ウェブサイトで公開、2019)
2018年に「おばけのジレンマ」を訪れた人々のうち、10名に展覧会のレビューを描いていただき公開した。また、以下の来場者の名前も公開し、展覧会について話を聞くことができるようにした。
2018年4月2日〜29日に行われた黒木結個展「おばけのジレンマ」での出来事・展示内容については、以下に名前のある方々が普段の会話で話す展覧会での出来事・展示内容と、10名の方々によるレビューを「本当の話」とする。
・名前のある方々は「本当の話」をするとき、嘘のないようにする。 ・名前はそれぞれの本名、またはそれに準ずる個人を特定できるものである。
会見 由莉江 / AIMI Yurie 吾郷 佳奈 / AGO Kana 足立 雄亮 / ADACHI Yusuke 鮎川 奈央子 / AYUKAWA Naoko 安東 睦郎 / ANDO Mutsuro 今尾 拓真 / IMAO Takuma 今井 菜江 / IMAI Nae 宇野 湧 / UNO Yu 岡留 優 / OKADOME Yu 岡本 秀 / OKAMOTO Shu 小川 智美 / OGAWA Tomomi 勝浦 大典 / KATSURA Daisuke 河合 正太郎 / KAWAI Shotaro 熊野 陽平 / KUMANO Yohei 黒木 敦 / KUROKI Osamu 桑原 愛恵 / KUWAHARA Megumi 小林 椋 / KOBAYASHI Muku 今野 はなみ / KONNO Hanami 酒井 瞭太 / SAKAI Ryota 佐々木 ののか / SASAKI Nonoka shimizu kana Jugem 高瀬 伊代 / TAKASE Iyo 谷口 かんな / TANIGUCHI Kanna 筒井 かおり / TSUTSUI Kaori 寺本 遥 / TERAMOTO Haruka 中谷 圭 / NAKATANI Kei 中村 日華里 / NAKAMURA Hikari 新平 誠洙 / NIHIRA Seishu 野口 春海 / NOGUTI Harumi 野村 由香 / NOMURA Yuka 萩嵜 咲良 / HAGIZAKI Sakura 橋本 隆史 / HASHIMOTO Takashi 早田 薫 / HAYATA Kaoru 福森 美紗子 / FUKUMORI Misako 松井 照太 / MATSUI Shota 松下 明正 / MATSUSHITA Akimasa 松本 愛楠 / MATSUMOTO Anan 本山 ゆかり / MOTOYAMA Yukari 村上 美樹 / MURAKAMI Miki 森川 彩夏 / MORIKAWA Ayaka 山根 香 / YAMANE Kaori 山本 紗佑里 / YAMAMOTO Sayuri 山本 真実江 / YAMAMOTO Mamie 湯本 祐生 / YUMOTO Yuki 横山 拓実 / YOKOYAMA Takumi
以上46名 2019年4月2日現在
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honyakusho · 2 months ago
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2024年9月27日に発売予定の翻訳書
9月27日(金)には38点の翻訳書が発売予定です。
1918年のインフルエンザパンデミック
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ジェフリー・ライス/著 伊藤雄志/翻訳 箱根かおり/翻訳 リッチーザイン/翻訳
春風社
スパイゲーム 核戦争に最も近づいた日
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スティーヴ・シャンキン/著 寺西のぶ子/翻訳
亜紀書房
価値と恐慌
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伊藤誠/翻訳 江原慶/翻訳
岩波書店
テイラー・スウィフト ザ・ホール・ストーリー TAYLOR SWIFT THE WHOLE STORY
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チャス・ニューキー=バーデン/著 梅澤乃奈/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ベールの下の見知らぬ花嫁
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サラ・マロリー/著 藤倉詩音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
シチリア大富豪と消えたシンデレラ
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リラ・メイ・ワイト/著 柚野木菫/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プラトニックな結婚
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リン・グレアム/著 中村美穂/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
男装のレディの片恋結婚
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フランセスカ・ショー/著 下山由美/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
二人のティータイム
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ベティ・ニールズ/著 久我ひろこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
結婚コンプレックス
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キャロル・モーティマー/著 須賀孝子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
結婚の代償
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ダイアナ・パーマー/著 津田藤子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
離れないでいて
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アン・メイジャー/著 山野紗織/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
危険な同居人
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ジェシカ・スティール/著 塚田由美子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
最愛の敵に授けられた永遠
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メイシー・イエーツ/著 岬一花/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
あなたによく似た��を授かって
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ルイーザ・ジョージ/著 琴葉かいら/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
十二カ月の花嫁
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イヴォンヌ・ウィタル/著 岩渕香代子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
罪深い喜び
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ペニー・ジョーダン/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛なき富豪と孤独な家政婦
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ジェニー・ルーカス/著 三浦万里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
会社のためではなく、自分のために働く、ということ
チェ・イナ/著 中川里沙/翻訳
日経BP
THE COMING WAVE AIを封じ込めよ : DeepMind創業者の警告
ムスタファ・スレイマン/著 マイケル・バスカー/著 上杉隼人/翻訳
日経BPマーケティング
IFRSⓇ会計基準2024〈注釈付き〉
IFRS財団/編集 企業会計基準委員会/監修・翻訳 公益財団法人財務会計基準機構/監修・翻訳
中央経済社
風俗のパトロジー〈新版〉
バルザック/著 山田登��子/翻訳・解説 今福龍太/著 町田��/著 青柳いづみこ/著
藤原書店
ビロードの耳あて : イーディス・ウォートン綺譚集
イーディス・ウォートン/著 中野善夫/翻訳
国書刊行会
奴隷たちの秘密の薬 : 18世紀大西洋世界の医療と無知学
ロンダ・シービンガー/著 小川眞里子/翻訳 鶴田想人/翻訳 並河葉子/翻訳
工作舎
80歳、まだ走れる
リチャード・アスクウィズ/著 栗木さつき/翻訳
青土社
ハイパーモダンPython : 信頼性の高いワークフローを構築するモダンテクニック
Claudio Jolowicz/著 嶋田健志/翻訳 鈴木駿/翻訳
オーム社
犯罪捜査技術を活用したソフトウェア開発手法 : フォレンジックアプローチによるソースコード分析
Adam Tornhill/著 園田道夫/監修 株式会社クイープ/翻訳
秀和システム
神話・伝説・伝承 世界の魔法道具大事典
テレサ・ベイン/著 桐谷知未/翻訳 庭田よう子/翻訳
原書房
わたしのくつしたはどこ?
フロレンシア・エレラ/著 ベルナルディータ・オヘダ/イラスト あみの まきこ/翻訳
岩崎書店
スヌーピーめくり2025 : ピーナッツ日めくり��レンダー
チャールズ・M・シュルツ/著 谷川俊太郎/翻訳
河出書房新社
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
アグラヤ・ヴェテラニー/著 松永美穂/翻訳
河出書房新社
アウシュヴィッツの父と息子に
ジェレミー・ドロンフィールド/著 越前敏弥/翻訳
河出書房新社
クリエイティブという神話 : 私たちはなぜそれを崇拝するのか
サミュエル・W・フランクリン/著 加藤洋子/翻訳
河出書房新社
ウイルスってなんだ?
シアン・グリフィス/著 宮坂宏美/翻訳 ONOCO/イラスト 本田隆行/監修・解説
ほるぷ出版
かえでがおか農��のねこマックス
アリス・プロベンセン/著 マーティン・プロベンセン/著 中井はるの/翻訳
ほるぷ出版
ヴィジュアルで見る アメリカ海軍特殊部隊 ネイビー・シールズ入隊マニュアル : 資格からトレーニングまで
ドン・マン/著 村上和久/翻訳
原書房
[図説]食から見るスペインの歴史と文化
マリア・ホセ・セビージャ/著 内田智穂子/翻訳
原書房
アサシン クリード フラグメント 会津の刃
オリヴィエ・ゲイ/著 阿部清美/翻訳
竹書房
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team-ginga · 5 months ago
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映画『翔んで埼玉』、『すずめの戸締り』、『ビリギャル』
 私は大学で毎年、人文演習という授業を持っています。1年生の基礎ゼミのようなものです。
 学生に発表の仕方やレポートの書き方を教えるという授業で、それさえすればあとは何をしてもいいので、私は「フィクションの美学」と称して、学生と相談しながら小説、映画、漫画を取り上げています。
 今年(というかこの春学期)のラインナップは以下の通りです。
小説  ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』  住野よる『腹を割ったら血が出るだけさ』  ドストエフスキー『罪と罰』
映画  『君の名は。』  『翔んで埼玉』  『すずめの戸締り』  『ビリギャル』
漫画  萩尾望都『ポーの一族』
その他  歌詞
 『罪と罰』だけは私がゴリ押ししましたが、それ以外は全て学生が選んだもので、私としては不満がないわけではないですが、時には発見もあり、いつぞや読んだ住野よるの『君の膵臓をたべたい』なぞはなかなかの名作でした(それに比べると今回読んだ『腹を割ったら血が出るだけさ』はちょっと落ちます)。
 というわけで映画3本ーー『翔んで埼玉』と『すずめの戸締り』と『ビリギャル』ーーを見ましたが、『翔んで埼玉』と『ビリギャル』は論外。しかし『すずめの戸締り』はなかなかの名作でした(これって新海誠の映画なんですね。知りませんでした。1学期に新海誠の映画を2作取り上げる必要もなかったと思いましたが、まあそれはそれということで……)。
 『翔んで埼玉』の原作はあの『パタリロ』の作者、魔夜峰央。ただし使っているのは設定だけでストーリーは映画オリジナルのようですが、これが全然ダメ。
 埼玉と千葉を徹底的にコケにする設定に圧政者に立ち向かう人間たちのよくあるストーリーをはめ込んだもので既視感満載というのかな、つまらないことつまらないこと。
 私が笑ったのは、Gackt率いる埼玉解放戦線と伊勢谷友介率いる千葉解放戦線が川を挟んで睨み合い、それぞれの県出身の芸能人の写真を掲げる場面で、千葉解放戦線が「最強のカード」として市原悦子を出してくるところだけでした(でも、今の学生は市原悦子を知ってるんでしょうか。たぶん知らないだろうな)。
 『ビリギャル』はそれに輪をかけてダメな映画ーー学年でビリ、偏差値30だったギャルが一念発起して慶應大学合格を目指し、塾の先生の助けもあり合格するという例のヤツですが、ひどい、いくらなんでもあれはひどすぎます。
 まず、主人公の女子高生さやか(有村架純)の担任の教師(安田顕)が塾の講師・坪田(伊藤淳史)に会いに来て、「うちの生徒に手を出さないでください」、「うちの高校は上に大学があり、そこへいくのが原則です」、「そもそも慶應大学なんて受かりっこないのだから、夢を見させるのはやめてください」と言うのですが、100%の確信を持って言えますーー高校の担任がわざわざ塾の講師に会いに来ることはあり得ないし、仮にあるとしてもそんなことを言うのはあり得ません。
 無理解な担任と理解ある塾の講師という構図を作りたかったのでしょうが、やりすぎると嘘くさくなります。これじゃダメですね。
 さやかの父親(田中哲治)はプロ野球の選手になるという自分が叶えられなかった夢を長男に託しています。でも野球は才能の世界ーーどんなに頑張っても無理だとわかった長男は野球を辞めてしまいます。父親はそれでも無理やり長男に野球を続けさせようとしますが、そのとき母親(吉田羊)が父親が野球チームの送迎に使っているマイクロバスの窓をバットで叩き割り(!)、「お前はさやかとまゆみ(さやかの妹)の面倒だけ見とりゃいいんだ。龍太(長男)のことをわしが決める」という父親に「私はさやかと龍太とまゆみの三人の母親です」と叫んだこともあり、父親もようやく納得します。
 そこまではいいでしょう。でも、そのあとがダメです。
 数日後、さやかが家に帰ると家族のみんなが家の前で龍太のバットやグローブを燃やしています。龍太を解放する儀式だそうです。
 そこで龍太は「俺は今まで野球しかしてこなかった。これからどうすればいいかわからない」と言います。
 いいでしょう。当然ですよね。それに対してさやかはどう言うか、龍太を励まし慰めるために何をするかというとーー
 なんと自分の模試の結果を龍太に見せます。かなりいい成績で「C判定、慶應大学合格可能性50パーセント」と書いてあります。
 ひどい! ひどすぎる! こんなことがあっていいものですか。
 目標を失い困っている人間に、しっかり目標を持ち、それに向かって邁進している人間が自分の努力の成果を見せるなんて、残酷すぎます。そんなの人間のすることではありません。
 映画の中では龍太はそれを見て救われることになっているのですが……あり得ない! 絶対にあり得ません。
 さらにもう一つ許せないことがあります。
 さやかは慶應大学の前に滑り止めとして近畿学院大学を受験するのですが、試験当日は��雪です。仕方なく彼女は父親にマイクロバスで試験場まで送ってもらいます。
 そのバスの中でさやかと父親は一歩和解に近づくのですが、会話の中で父親はさやかに「今となってはお前が我が家の希望だから」と言います。
 え? 
 そ、それはダメでしょ。
 父親は決して悪い人間ではありません。彼の最大の罪は自分の夢を息子に押し付けたことです。父親はそのことを反省したはずじゃないですか。
 それなのに……ああ、それなのに……今になって慶應大学合格の夢を娘に押し付けるんですか。これでは息子の野球が娘の慶應大学合格に変わっただけじゃないですか。世間が許しても私はそんなこと許さんぞ。
 どうしてそれがわからなんだろう。いや、父親の話ではありません。この映画を作った人々のことです。
 私の人文演習をとっている1年生たちはこんな映画をみて感動したんでしょうか。
 長くなったので『すずめの戸締り』については項を改めて書きます。
追記1:  ネットをちょっと調べればすぐに出てきますが、『ビリギャル』に出てくる近畿学院大学というのは、現実には関西学院大学、私が勤めている大学です。  どうして慶應大学は実名なのに、関西学院大学は名前が変わっているのでしょう。滑り止めだから? 行かなかったから?  それとも慶應大学は金を払ったのに関西学院大学は払わなかったから?  大人って汚い。
追記2:  授業が終わって帰るとき、電車の中にある広告がありました。「あのビリギャルでお馴染み、「子」別指導、坪田塾」とあります。  塾講師だった坪田先生が独立して経営している塾でしょうね。  うまくビッグウエーブに乗ったわけですか。  いや、それが悪いとは言いませんが、「なんだかなあ」とは思います。  大人って汚い。
 
 
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shintani24 · 7 months ago
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2024年5月4日
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Youは何しに海外へ?超円安のGWに「裏金」議員含む多くの自民議員が渡航 事前提出の「渡航計画書」は非公開(MBSニュース)2024年5月4日
円安、超円安である。一時1ドル160円台に突入した。政府・日銀による為替介入の可能性も指摘されるが、それでも150円台で推移している。ゴールデンウィークとはいえこんな時期に海外旅行するのは大変である。日本から食材を買ってしのいでいるハワイ旅行の映像などを見るとなかなか涙ぐましいものがある。
さて、そんな円安の最中、このゴールデンウィーク期間中(4月27日~5月6日)に国会議員も海外へと渡っている。
岸田総理はフランスやブラジルなどを訪問
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まず、岸田内閣からは14人が渡航している。岸田文雄総理が5月1日~6日の日程でフランス、ブラジル、パラグアイを訪問。フランス・パリでのOECD閣僚理事会や各国首脳との会談を行う。上川陽子外務大臣は同じくフランスを始め、マダガスカル、コートジボワール、ナイジェリア、スリランカ、ネパールと多彩。閣僚の場合、上記OECDの理事会があることに加え、国会日程の合間を縫って外交日程を組まざるを得ない事情もある。
自民党は4月28日の衆院補選で「3敗」したが、党内には岸田総理“お得意”の外交で支持率を少しでも上向きにできれば…との淡い期待もあるようだ。
GW中に登院できない議員はほとんどが自民党…萩生田、塩谷氏など「裏金」処分議員の名前も
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一方で、そのほかの国会議員。GW中に国会へ登院できないという届け出をした衆議院議員はのべ34人。写真は4月25日付けの公報に掲載されたもの。衆議院の公報上ではこの期間に国会へ出られないということしか確認できないため、34人すべてが必ずしも海外渡航とは限らないのだが、政権中枢に近い木原誠二議員、ベテランの船田元議員、甘利明議員のほか渡海紀三朗政調会長の名前がある。なかには派閥の政治資金パーティーをめぐる「裏金」事件で、2728万円の不記載があった安倍派「5人衆」の1人、萩生田光一元政調会長や、安倍派の座長だった塩谷立議員の名前もある。パッと見ただけで自民党の議員が圧倒的に多いことがわかる。塩谷議員は処分を受けて離党し無所属となったが、あとは立憲民主党の中川正春議員を除くとすべて自民党所属で、たまたまかもしれないが公明や維新、共産の議員はいない。実に34人中32人が自民党だ。
「エッフェル塔」写真で物議の松川るい議員はGW期間中2回渡航
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続いて参議院議員はのべ17人。参議院の場合、公報上に日程とともに渡航先、ごく簡単な目的も確認できる。こちらも安倍派に所属し「裏金」事件で問題となった議員がいる。政治資金収支報告書に2400万円の不記載があった山谷えり子議員(全国比例)はアメリカへ。876万円不記載の堀井巌議員(奈良選挙区)はグアテマラへ、306万円が未記載だった佐藤啓議員(奈良選挙区)は韓国へ、それぞれ渡航する。
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また、去年夏、自民党女性局の研修で訪れたフランス・パリにあるエッフェル塔前で撮った写真がSNS投稿され、批判を受けた松川るい議員(大阪選挙区)はこの間2回渡航する。政治経済事情を視察するため前半の4月26日から6日間はオーストラリアへ、後半の5月2日から3日間は韓国へという予定だ。観光産業復興の状況視察のためタイへ赴くれいわの山本太郎議員、シンガポールで政治経済事情を視察する社民党の福島みずほ議員などもいるが、それでものべ17人中11人と多数を占めるのは自民党であった。
国民の目から見えにくい議員の渡航…その中身と費用の実態は?
そもそも国会議員の海外渡航はどういった手続きを経て行われるもの��のか。衆議院事務局に問い合わせると、いまの通常国会など国会開会中は各議員が「請暇(せいか)」を届け出るのだという。聞きなれない言葉だが、暇(いとま)を請うという意味で一定の期間、国会へ登院がかなわないことを願い出るという主旨だそう。渡航の期間が7日以内の場合は議長の許可が、7日以上の場合は本会議での了承が必要だという。実際に海外へ渡航する場合、各議員は所属会派に請暇届と渡航計画書を出し、あらかじめ議会運営委員会の理事会で了解を得るのだという。
ただ、問題は、残念ながらこの海外渡航の中身やお金が一般には見えづらいことだ。例えば先日、自民党の麻生太郎副総裁はアメリカへ渡航した。4月22日からむこう4日間渡航するとの届を出して許可されている。たしかにこの事例などはアメリカのトランプ前大統領に面会するなどしたことがニュースとなり、何を目的に渡航したかは一般の方の目にも触れることとなった。
しかし、一方で多くの議員の場合、海外渡航の実態はなかなか見えない。事前に会派や議運に提出する「渡航計画書」なるものは非公開だ。また、あくまで議員個人の活動であるため、渡航後、国会などで活動報告が義務づけられてもいない。さらに、渡航費については各委員会や公式な議員派遣団とは異なるため予算がついておらず、各議員が処理する形で公表が義務付けられているわけではないため、どのように渡航費をねん出しているのかもわからない。毎年この時期に議員団として海外渡航し議員外交をしている例もあり、個々の議員がSNSなどで発信している例もあるのだろう。ただ、当方のようなメディアがよほど細かく各議員の活動をチェックし、渡航の中身や費用について問い合わせでもしない限り広く知られるところとはならないだろう。
国会議員たるもの海外で研鑽を積み議員交流を深めることは必要で、海外渡航すべてを否定するものではない。届や渡航計画書を出して議運の了解を得ての渡航だけに「旅行」ではないと信じたいが、あまりに議員の裁量と性善説にたった運用だとも感じる。Youは何しに海外へ。今後の議員活動や国会での質疑にどう生かされていくのか。連休明け以降の仕事でまた見ていきたい。(MBS東京報道部記者兼解説委員 大八木友之)
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「行かないことが支援」善意の拡散が変質 能登にいま漂う空気は(朝日新聞 連載:増幅の先に 「みる・きく・はなす」はいま 第6回)2024年5月4日
「『みる・きく・はなす』はいま」は、1987年5月3日に朝日新聞阪神支局が襲撃され、記者が殺傷された事件をきっかけに始まりました。憎悪、差別、不寛容……。今回は、デジタル空間で増幅された感情が現実社会にもたらす影響を報告します。
元日の能登半島地震。二次災害の懸念があり、道路事情の問題もあって、報道機関もなかなか被災地に入れない。どこで何が起きているのか、情報は乏しかった。
翌2日、主に石川県のグルメ情報を発信していたX(旧ツイッター)のアカウントが呼びかけた。
「被災地にボランティアや支援物資を届けに行く人はちょっと待って! 先の熊本地震でも個人支援に起因した渋滞が問題になっていました」
何度か投稿するうち、語気は強まる。
「もういいや、はっきり言います。災害直後に一般車両が現地に乗り入れることは『本来助かるはずだった方の生命をみすみす失わせる行為』です」
瞬く間に拡散し、表示回数は1800万を超えた。
県も能登方面への外出自粛促す
県にも、渋滞の情報が次々と寄せられた。個人ボランティアの受け入れ態勢も整っていなかった。県や県警も3日以降、「能登方面への不要不急の車での外出は控えて」などと被災地入りの自粛を促すメッセージを出した。
「行かないことが支援」。そんな言葉が、SNSで広まっていった。
東京都内の自営業男性は4日、「やっぱりまだ早いかもな。状況見て考えた���」と投稿した。過去の災害でボランティアの経験があり、自身も被災地の力になりたいと考えたという。
1月6日からの3連休を控えた5日には、石川県知事の馳浩が「現在、個人のボランティアは受け付けておりません」と投稿。表示回数は3千万を超えた。都内の30代男性も5日、写真投稿サイト、インスタグラムのアカウントで「この三連休は絶対能登に行かない!」などと投稿した。被災した石川県七尾市の出身。「少しでもふるさとの役に立てればと思った」
だが、善意で拡散された呼びかけは、違った意味を持っていく。
「自粛の空気が続いたことはさみしい」
「正直邪魔だと思う」「無計画に現地入り」。災害救援のNPOに同行して3日から被災地に入ったジャーナリストの津田大介(50)は、SNS上で批判を受けた。被災地入りした政治家らも「炎上」した。
東日本大震災以来、何度も被災地を訪れ、ツイッターで発信もしてきたが、こんなことは初めてだった。昨夏から仕様が変わり、表示���数に応じて収益が入るようになったことで、扇動的な投稿で数字を稼ぐ人が増えた影響もあるとみる。
「ガソリンを現地で調達した」。事実ではないことも広まった。NPOに迷惑をかけないよう、5日になって、どんな準備をしてどうやって現地に入ったかをXで詳細に説明した。
地震発生直後に被災地入りしたNPO法人カタリバ(東京都)は、これまで8カ所の被災地で支援してきたノウハウ通り、自活できる道具を持って向かった。だが、5日夜、避難所の一角に子どもの居場所スペースをつくる活動についてネット上で報告すると、「ボランティアごっこしか出来ないゴミ」などとXに中傷の言葉が並び始めた。
4人の子がいる石川県七尾市の女性(43)は当時、SNSを見る余裕もなかった。避難所の一部屋で5日ごろから子どもを預かってもらい、炊き出しの手伝いや被災した家の片付けができた。津波から逃れた時のフラッシュバックが出た際は、専門スタッフから助言ももらった。「本当にありがたかった」
重機操作などの技術を持った職人らによるボランティアネットワーク「DRT JAPAN」の吉村誠司(58)は1月2日から被災地に入った。1995年の阪神・淡路大震災以降、数々の現場に赴いてきた。
活動に対し、ネット上では「自衛隊や警察、消防の邪魔をするな」という声もあったというが、被災地では一度も非難は受けなかったという。
行くべきか行くべきでないか。それぞれの人の状況も異なり、明確な正解があるとは思わない。ただ、能登では時間が経ってからも、経験や技術のある人たちが目立ち、これまでの被災地とは異なると感じた。
「技術や経験がなくても人の役に立ちたい。そう素直に思った人がなんとなく排除されてしまう、自粛してしまう空気が続いたことはさみしい」
悩み続けた自治体「難しかった」
石川県輪島市の自宅が地震で倒壊、火災で全焼した漆芸家の桐本滉平(31)は、3カ月近く過ぎても知人らから「手伝いに行きたいけど、迷惑になるからやめた方がいいかな?」と言われることがつらかったという。
「被災地でやれることは今もたくさんある。何より思いを寄せている人たちにいまの被災地の姿をみてほしい」。3月22日、「1月に『まだ能登に行くな!』とSNSで大拡散してくださっていたみなさま、もういつでも能登にいらして大丈夫ですよ」とXに投稿した。
県戦略広報課長の素都明子は「決して一律に支援を拒んだわけではなかったが、様々な組織や部署の要望を、短く明確なメッセージにするのは難しかった」と振り返る。得られる情報は限られ、刻々と変化した。いつ、誰に、どんな支援を求めるのか。それともまだ控えてもらうのか。悩み続けたという。=敬称略
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motomuramakoto-illustration · 8 months ago
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20240408 高校生活の強化書 著者 西岡壱誠 萩原俊和 発行 東京書籍 表紙・本文イラスト
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kachoushi · 11 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令和6年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年10月2日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
日本海見ゆる風車や小鳥来る 泰俊 駅近の闇市跡に後の月 同 山門を標とするや小鳥来る 同 師の墓の燭新涼のほむらかな 匠 渡り鳥バス停一人椅子一つ 啓子 紫に沈む山河を鳥渡る 希 ひらひらと行方知らずや秋の蝶 笑 なりはひの大方終了九月尽 数幸
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
朱の色に蝋涙たれし日蓮忌 ただし コスモスのたなびく道を稚児の列 洋子 抱かれて稚児は仏よ日蓮忌 同 めらめらと朱蝋のうねり日蓮忌 同 ピストルの音轟ける運動会 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
友の墓秋空の下悠然と 喜代子 棟上げの終はりし実家や竹の春 由季子 菊人形幼き記憶そのまゝに さとみ 長き夜や楽し思ひ出たぐり寄せ 都 強持てに進められたる温め酒 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月6日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蜜と恋どちらも欲しく秋の蝶 都 八幡の荘園かけて飛ぶばつた 美智子 彼岸花軍馬の像を昂らせ 都 露の手に一度限りの炙り文 宇太郎 杖の歩や振返るたび秋暮るる 悦子 露けしや既視感覚の病棟に 宇太郎 コスモスの乱れ見てゐて老いにけり 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
天高く誇り高きは講談社 きみよ 華やかに滅びゆく香や秋の薔薇 和子 秋冷を暗くともして華燭の火 千種 白帝は白い梟従へて きみよ 薔薇は秋その夜会より咲き続け 順子 肘掛に秋思の腕を置いたまま 光子 爽やかや罅ひとつなきデスマスク 緋路 一族の椅子の手擦れや秋の声 昌文 邸宅の秋に遺りし旅鞄 いづみ 洋館に和簞笥置いて秋灯 荘吉
岡田順子選 特選句
栗の毬むけば貧しき実の二つ 瑠璃 流星を見ること永きデスマスク いづみ 正五位のまあるき墓を赤蜻蛉 小鳥 秋天の青は濃度を増すばかり 緋路 月光の鏡の中で逢ふ二人 きみよ 聖堂は銀に吹かるる鬼芒 いづみ 実石榴をロイヤルホストで渡されて 小鳥 石榴熟る女人の拳より重く 光子 秋の灯を落して永久のシャンデリア 俊樹 毬栗を踏み宰相の家を辞す 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
コスモスの島にひとつの小学校 修二 檸檬の香そは忘れざる恋なりき 美穂 嫁がせる朝檸檬をしぼりきる 朝子 母乳垂る月の雫のさながらに 睦子 タンゴ果て女は月へ反りかへる 同 護送車の窓には見えぬ草の花 成子 やはらかく眉をうごかし秋日傘 かおり 天と地を一瞬つなぐ桐一葉 朝子 流れ星太郎の家を通り過ぎ 修二 正面に馬の顔ある吾亦紅 朝子 傘たゝみ入る雨月のレイトショー かおり 幾千の白馬��けぬく芒原 成子 古備前に束ねてさびし白桔梗 睦子 糸芒戻れぬ日々を追ふやうに 愛 黒葡萄いつもの場所の占ひ師 修二
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
新生姜甘酢に浸り透き通り のりこ 風を掃き風に戻されむら芒 秋尚 足音にはたと止まりし虫の声 怜 朝露に草ひやひやと眩しかり 三無 出来たての色の重たき今日の月 秋尚 徒競走つい大声で叫びたり ことこ 秋落暉炎のごときビルの窓 あき子 秋祭り見知らぬ顔の担ぎ手に エイ子 秋霜や広がる花を沈ませて のりこ 面取ればあどけなき子や新松子 あき子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
万葉の歌碑一面に曼珠沙華 信子 金木犀優しき人の香りかな みす枝 昇る陽も沈む陽も秋深めゆく 三四郎 廃線の跡をうづめて草紅葉 信子 駅に待つ猫と帰りぬ夜寒かな 昭子 天の川下界に恋も諍ひも 同 ひらひらとバイクで走る盆の僧 同 蟋蟀の鳴く古里や母と歩す 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月10日 萩花鳥会
夜鴨なく門川暗くひろごれり 祐子 サムライ衆ナントで決戦秋の陣 健雄 これ新酒五臓六腑のうめき声 俊文 露の身や感謝の祈り十字切る ゆかり 虫食ひのあとも絵になる柿落葉 恒雄 すり傷も勲章かけつこ天高し 美惠子
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令和5年10月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
魁の櫨紅葉の朱句碑の径 三無 花よりも人恋しくて秋の蝶 幸子 咲き初めし萩の風呼ぶ年尾句碑 秋尚 女人寺ひそと式部の実を寄せて 幸子 豊年の恵みを先づは仏壇へ 和代 篁を透かし二三個烏瓜 三無 日の色の波にうねりて豊の秋 秋尚 曼珠沙華に導かれゆく道狭し 白陶 二人居の暮しに適ふ豊の秋 亜栄子 林檎好き父と齧つたあの日から 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
ガシャガシャと胡桃を洗ふ音なりし 紀子 秋日和小児科跡は交番に 光子 歩かねば年寄鵙に叱咤される 令子 稲の秋チンチン電車の風抜けて 実加 不作年新米届き合掌す みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
街騒も葉擦れも消して秋の雨 三無 大寺の風を擽る榠櫨の実 幸風 尾を引きて鵯のひと声雨の句碑 秋尚 水煙に紅葉かつ散る結跏趺坐 幸風 菩提樹を雨の宿りの秋の蝶 ���種
栗林圭魚選 特選句
観音の小さき御足やそぞろ寒 三無 絵手紙の文字の窮屈葉鶏頭 要 駐在も綱引き離島の運動会 経彦 小鳥飛び雨止みさうにやみさうに 千種 秋霖や庫裏よりもるる刀自の声 眞理子 句碑の辺に秋のささやき交はす声 白陶 秋黴雨だあれもゐない母の塔 亜栄子 梵鐘の撞木の先や秋湿り 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
考へる事に始まる端居かな 雪 おは黒を拝み蜻蛉と僧の云ふ 同 道草の一人は淋しゑのこ草 同 朝霧の緞帳上がる音も無く みす枝 秋灯火優しき母の���見分け 同 役目終へ畦に横たふ案山子かな 英美子 孫悟空のつてゐるやも秋の雲 清女 穴感ひ浮世うらうら楽しくて やす香 栗食めば妹のこと母のこと 同 天高し飛行機雲の先は西 嘉和 屋根人を照らし名月たる威厳 和子 秋深し生命線の嘘まこと 清女 蜩に傾きゆける落暉かな かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
枯れて行く匂ひの中の秋ざくら 世詩明 一声は雲の中より渡り鳥 同 見えしもの見えて来しもの渡り鳥 同 菊まとひ紫式部像凜と 清女 越の空ゆつくり渡れ渡り鳥 和子 秋扇に残る暑さをもて余す 雪 山川に秋立つ声を聞かんとす 同 鳥渡る古墳の主は謎のまま 同 鳥渡る古墳は謎を秘めしまま 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月20日 さきたま花鳥句会
SLの汽笛を乗せて刈田風 月惑 寝ころびて稜線を追ふ草紅葉 八草 残る海猫立待岬の岩となる 裕章 大夕焼分け行く飛機の雲一本 紀花 曼珠沙華二体同座の石仏 孝江 白萩の花一色を散り重ね ふゆ子 秋の野や課外授業の声高に ふじ穂 秋寒し俄か仕立てのカーペット 恵美子 秋空や山肌動く雲の影 彩香 爽籟や赤子よく寝る昼下り 良江
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令和5年10月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
生身魂梃子でも動かざる構へ 雪 古団扇此処に置かねばならぬ訳 同 飾られて菊人形の顔となる 同 亭主運なき一枚の秋簾 一涓 菊の香に埋り眠る子守唄 同 叱りてもすり寄る猫や賢治の忌 同 友の家訪へば更地やそぞろ寒 みす枝 叱られて一人で帰るゑのこ草 同 朝霧が山から里に降りて来し やすえ 隣家より爺の一喝大くさめ 洋子 菊師にも判官贔屓あるらしき 昭子 人の秋煙となりて灰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年10月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
靖国の秋蝶は黄を失ひて 愛 柿に黄をあづけ夕日の沈み行く 緋路 神池の何処かとぼけた鯉小春 雅春 細りゆく軍犬像や暮の秋 愛 うらがへり敗荷の海のなほ明し 千種 英霊の空はまだ薄紅葉かな 愛
岡田順子選 特選句
秋蝶に呼ばれ慰霊の泉かな 愛 鉢物はしづかに萎れ秋の路地 俊樹 年尾忌も近し小樽の坂の上 佑天 道幅は両手くらゐの秋の路地 俊樹 秋天へ引つ張られたる背骨かな 緋路 老幹の凸凹としてそぞろ寒 政江 板羽目の松鎮まれる秋の宮 軽象 御神樹の一枝揺らさず鳥渡る かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kennak · 3 months ago
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○日時 平成28年10月31日(月)16:00~18:00 ○場所 TKP新橋カンファレンスセンター ホール3A (東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル3階) ○出席者 (構成員等) 山本輝之座長、岩崎俊雄、久保野恵美子、田中正博、中原由美、平田豊明、松田ひろし、 松本俊彦、村上優、森隆夫 、森祐司、日野博愛、久保厚子、萩原勝己、桐原尚之、 小幡恭弘、松田ひろし、田村綾子、窪田彰 (関係省庁等) 堀江裕     厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長、 朝川知昭   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長、 内山博之   厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長 、 田原克志   厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課長、 石垣健彦   厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長、 河邉正和   厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課薬物取締調整官、 坂本大輔   内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)、 今福章二   務省保護局総務課長、 矢崎正子   法務省刑事局付、 高須一弘   警察庁生活安全局生活安全企画課長、 河原雄介   警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室長、 和田勝行   文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長、 森下平    文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官、 佐久間信哉 神奈川県保健福祉局長、 熊坂誠    相模原市健康福祉局長 ○議事 ○山本座長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を開催いたします。構成員の皆様方におかれましては、御多忙のところ御参集いただきまして誠にありがとうございます。  では、まず初めに本日の出欠状況について事務局からお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 事務局でございます。本日は、構成員の皆様全員が御出席となっておりま��。事務局からは以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございます。それでは、続きまして、事務局から資料の確認をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長 資料の確認をさせていただきます。座���表、クリップ留めの資料がございまして、資料1から資料10となっております。それぞれの関係団体ヒアリングの出席者名簿や関係団体からの提出資料でございます。青いドッチファイルがございますけれども、これは前回までの資料でございます。このほか別冊といたしまして、全国手をつなぐ育成会連合会から資料が配付をされております。 以上について足りない資料がございましたら、事務局までお申しつけください。 ○山本座長 ありがとうございました。それでは、以上をもちまして撮影については終了とさせていただきます。また、本日は関係団体の皆様からのヒアリングを行いますので、議事は公開とさせていただきます。  それでは、議事に入ります。本日は、関係団体の皆様からのヒアリングを行います。まず、社会福祉法人日本身体障害者団体連合会から御発言をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○森参考人 日本身体障害者団体連合会の森と申します。今日は、本来ならば阿部会長が来て御説明するところでございましたが、私が代わりに説明させていただきます。  お手元に資料2「相模原市の障害者施設津久井やまゆり園における事件について」ということでございまして、本年7月26日に神奈川県相模原市の障害者施設津久井やまゆり園において19名もの尊い命と二十数名の方が負傷されるという悲惨な事件が起きたことについて、二度とこのようなことが起こらないよう、事件の真相の究明をしていただくとともに、精神障害に対する偏見、無理解が広がらないようにすることが緊急の課題であると考えております。  また、同施設を建て直すという話がございまして、財政的支援並びに新たな施設ができるまでの間、入居者の住まいの確保や事件による心的外傷後ストレスの疑いのある職員の方などに対して適切なケアを、関係する方々や地元の自治体と連携して、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。  なお、障害者の権利条約が批准され、そして、本年4月から障害者差別解消法が施行されたわけでございまして、このようなときにこのような悲しい事件があったということ、大変残念だと思っておりますが、これを機会といたしまして、障害のある人もない人も分け隔てることない、共生社会の実現に国を挙げて邁進していただきたいと思っております。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。私から事前に、各団体10分以内で御発言をいただくよう、よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。それでは、続きまして、全国身体障害者施設協議会から御発言をお願いいたします。 ○日野参考人 身体障害者施設協議会の日野でございます。  今日はこのようなヒアリングの場を設けていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。お手元の資料3に私たちの協議会のヒアリングの資料をつけておりますので、その朗読とポイントのみ説明をさせていただきたいと思います。  身体障害者施設協議会は、全国で約510施設の団体でございまして、医療的なケアの高い方を含めた重度の身体障害者の方に対する施設支援と、それから地域で生活されている方、在宅の方、相互に対する生活支援というものを身障協の姿勢として謳って、今日まで事業を継続してまいりました。  4点について述べさせていただきます���れども、今回の事件を契機に、障害のある方への偏見が助長されたり、施設と地域との関係を閉ざすことにつながりかねない過度な施設管理体制整備と行政指導等が先行しないよう、地域と一体となった開かれた社会福祉施設づくりが不可欠です。折しも国は地域共生社会の実現を目指しており、そうした社会の実現に向けた関係施策に係る御配慮をお願いいたしますということで、ここで申し上げたいのは、過度な施設管理体制ということで、外部からの侵入防止を強化する余り、例えば施錠をしっかりしろとかいう通知が来ておりますけれども、そういったことを過度にやりますと、万が一災害が発生したときに、避難に時間がかかったり、あるいは避難経路の確保の妨げになったりとかいうことがございますので、ここで申し上げたいことは、防犯と防災は一体化して取り組んでいかなくてはいけないということが重要ではないかと思っております。  2つ目でございます。障害のある方への支援のための高い志とスキルを持つ職員がいつまでも働き続けることができるよう、人材確保・育成・定着に向けた職場環境の改善及び施設職員の処遇改善に向けた取り組みが推進されるよう、お力添えをお願いいたします。また、抜本的な職員配置基準の見直しにより、施設利用者の安全・安心につながる夜間の職員配置体制の強化に向けた��策検討が推進されるようお願いいたしますということで、まずは施設内の職員体制を整備することが重要だろうと思います。職員の配置基準であるとか、夜間職員体制の見直しが必要ではないかと考えております。  3つ目についてでございます。共生社会の実現に向けては、幼少期の教育、学校教育において、正しい人権感覚と知識を養う必要があり、障害者福祉施設を積極的に活用するなど地域における福祉教育の推進につきまして、御検討いただきますようお願いいたしますということで、やはり福祉教育の重要さを申し上げておりますが、これはそれぞれ行政とか社会福祉法人が別個にやるのではなくて、やはり一体的に取り組んでいくことが重要ではないかと思います。  4つ目、最後でございますけれども、平成28年度補正予算において、障害福祉サービス等の防犯対策の強化に関して示されておりますが、まさに社会福祉施設における防犯対策は喫緊の課題であり、早期の対応をお願いしたいと思っています。また、補正予算成立前に施設独自で実施した防犯対策についても、補助対象とするなど柔軟な対応が可能となるようお願いをいたしますということで、やはり早急な対応を図らなくてはいけないということで、施設によってはこの事件が発生した直後から既にそれぞれの施設で防犯強化体制に取り組んでいる法人が多いわけですけれども、通知では成立する前に取り組んだ事業は補助の対象にならないということになっておりますが、ぜひこれも補助の対象としていただきたいということと、もう一つは、取り組み方が自治体によって多少違うのではないかということも聞いておりますので、ぜひ統一した実施をお願いしたいと思います。  以上です。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国手をつなぐ育成会連合会から御発言をお願いいたします。 ○久保参考人 全国手をつなぐ育成会連合会の久保でございます。  本日はこのような場を設けていただきまして、まことにありがとうございます。  私どもの意見書としましては、資料4に出させていただいております。私どもは、障害の程度にかかわらず、各ライフステージに応じた適切な支援の基で���心して暮らせることを願っておりまして、共生社会の実現を求めております。本事件の検証及び再発防止に関する提案が、誰もが安心して暮らしていける社会の構築につながることを願っております。  1番目の精神鑑定の結果と当該施設の検証結果を反映していただきたいという要望でございますけれども、現在、容疑者への精神鑑定が行われておりまして、結果が1月ぐらいに出るとも聞いております。具体的な情報は今、私たちの中にはないと思っておりますし、容疑者が措置入院していたという事実と事件との因果関係が今もってはっきりとしていないという状態でございます。その中で、中間報告で焦点化された措置入院ですけれども、その鑑定の結果次第では、事件と距離感のある、そんなまとめになりはしないかということを危惧しております。  容疑者は、予告文を用いてその思いを世間に示したわけでございますけれども、書かれた内容とか本人の粗暴な振る舞いというのがありまして、結果として措置入院での対応となりましたけれども、本来、本当に措置入院の対応が適切であったのかどうかということも少し疑問視をしております。結果として、そんな対応をすべきではなかったのかなという思いもしております。いずれにしろ判断が困難だったこのような事例につきまして、当時の司法とか行政、医療、福祉を検証して、関わりが難しい人、対応の困難な方とされている方に、医療に託されがちな人の支援について、地域の関係機関が谷間を埋めつつ、本当の意味での連携がきちんと図れて、対応策が示されるように検討を深めていただきたいと思っております。その際、誤解とか偏見が生じないように御配慮いただきたいと思います。  皆さんのお手元に、私どもの方でコピーをしました「知ってほしい・知っておきたい-知的障害者と『警察』-」ということで、警察向けの冊子を私どもの会でつくっております。要は、すぐに犯人と思うというのではなくて、少し対応の困難な方に向けて、各方面で特性を御理解いただきたいなという思いがありまして、こういう冊子をつくらせていただいておりますので、こういうものもいろいろな方面で御活用いただいて、御理解いただけたらなと思っております。  そして、防犯対策ですけれども、中間報告の取りまとめの時点では情報が余り得られていないために、内部犯行を前提にしての検討がきちんとなされていないのではないかという感覚を持っておりまして、神奈川県では、まずやまゆりの報告書が出まして、今、神奈川県の方でやまゆり事件の検証委員会が設置されているとも聞いております。そこでまた結果が出てくるとも思いますので、この事件の検証が行われていますので、そうしたことの結果を少し踏まえながら、ここでも検討していただく必要があるのかなとも思っております。容疑者の犯行声明にどう対応したのかとか、離職後の容疑者をどのように犯行予告に備えてきたのかとかいった具体的な情報が十分に得られていないように感じておりますので、防犯対策の強化の経緯と結果への評価を踏まえて、今後の全国の施設への防犯対策としての検討を行っていただきたいなと思っております。  また、防犯を行う職員へのケアという点でも、職員同士の人間関係とかその辺のところも重要でありまして、職員の人間関係の中でその職員の特性だとか人柄みたいなものも分かってまいりますし、いろいろな情報が得られるだろうと思っております。これらの情報を得て、今後の対策として職員体制、施設職員の処遇とか、そうい��ことを検討していただきたいなと思っております。  2番の再発防止のことですけれども、これからの対応について段階的に整理していただきたいと思っておりまして、私どもは第3回の会議にも意見書として提出をさせていただいておりますけれども、2つの課題を踏まえての具体策が必要であると考えておりまして、1つ目は、事件の事実から抽出された「対策」。2つ目は、事件の事実そのものには関わらないものの、背景として考えられる課題を解決していくための「政策」が必要ではないかと思っておりまして、下のほうに対策と政策という形でずっと書かせていただいております。新たに書かせていただいたこととか、今までに意見書として出させていただいたこととか、いろいろ混ぜておりますけれども、お読みいただけたらと思います。  先ほどからも意見がありますように、共生の社会を目指して障害者への理解とか偏見をなくしていくという部分では、やはり育成会としましても、学校教育が重要な役割を果たすと思っておりまして、ぜひ学校教育の中で教科の一つのようにしながら、子供たちに多様性を認める共生の社会をつくっていくのだということで強く意識をつけていただきたいなと思っております。  具体的に今回示させていただきましたけれども、そういうことも含めて、未着手のものもございますので、さらに深く、広く御検討いただきたいと思っております。  今回の事件が社会的に与えたダメージは大変大きなものがありまして、私どもの会のほうにも、障害のある御本人や御家族から、怖いとか、自分の隣にいる支援者が信用できないとか、外に出られないとかいろいろな声が届いております。今もまだぽつぽつと届いている状態でございますので、本人や家族については本当に深く深く心に傷をつけたなと思っておりますし、それをまた一生懸命支援しようとしてくれている職員の方のところにも、心に傷をつけた事件であったと思っております。  そういう意味でも、この間違った発言を徹底的に払拭していけるような共生社会の実現を目指していけるような、そんな要因が必要だと思いますので、事件及びその影響に躊躇することなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会の構築に向けて、私たちみんなが着実に歩みを進めていくことが実現できるような検討の報告書をつくっていただくことを強く期待しております。  どうもありがとうございました。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益財団法人日本知的障害者福祉協会から御発言をお願いいたします。 ○萩原参考人 日本知的障害者福祉協会の危機管理委員会委員長を務めております萩原と申します。  当協会につきましては、知的障害福祉サービスを提供する施設・事業所の集まりでございますけれども、1934年が設立になっております。82年を迎えておりますが、会員数が本日現在6,215施設・事業所、そのうち施設入所支援を行う会員数が1,575施設となっております。この1,575施設の中には、津久井やまゆり園も含まれてございます。本日、私どもの方といたしましては、中間報告、中間の取りまとめに対応する意見として、何点か報告させていただきたいと思っております。  まず、精神医療の対応についての検証が進んでいると思いますけれども、この植松容疑者が犯行に至る、障害者は死ぬべきだという思想を抱くに至った要因などの検証解明といったものが必要と考えております。今後、裁判などで明らかになっていくと考えられますが、さらに時間をかけた中で、なぜこのような思想を抱くに至ったのかといったようなところの解明をお願いしたいと思っております。  それから、検証内容には入っておりませんが、障害者なんて要らないといった言葉がストレートに報道されましたことで、その言葉が印象づけられ、支援現場では、「私は要らないのでしょうか」と利用者が支援者に相談された方の例もございます。知的障害のある方への配慮ある報道のあり方について、御検討いただきたいと考えております。  それから、施設における防犯対策でございますが、施設においては従前から、夜勤の職員について法令上の最低基準が決められております。仮にこの知的障害者関係施設が基準以上に夜間対応を手厚くしたとしても、重度の障害者への対応などさまざまな支援がある中で、侵入者への警戒や対処には限界がございます。各施設におきましては、既に防犯対策の研修会あるいは設備の整備といったようなところに検討や着手しているところがありますけれども、実際にそういった対応についても限界がございます。今回のように犯行予告があった場合には、警察の対応が強く望まれるところだと考えております。  それから、施設における防犯対策に関する今後の検討課題という中に、設備面のみによる一律の対応には限界があるため、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策も具体的に示すことが課題であると記載されております。この件については、私どもといたしましても賛同いたします。これまで知的障害関係施設におきましては、利用者の地域での生活を支援するために、地域に根差し、地域に開かれた施設であること、そして、これこそが共生社会の原点であるとの理念を持って活動してまいりました。このような事件が起きたからといって逆行するわけにはまいりません。報告書にあるように、地域住民との連携など、いわゆるソフト面での対策を具体的に示すことは重要と考えますので、早急に着手をお願いいたします。先進的なモデル事例などを収集される場合につきましては、御協力もさせていただきたいと考えております。  また、この中間取りまとめが出された翌日、9月15日に発出されました「社会福祉施設等における防犯に係る安全の確保について」、「社会福祉施設等における点検項目」、これが地方自治体におきまして指導項目としてひとり歩きしないように徹底していただくことも、あわせてお願いいたします。  最後になりますが、今回の事件によって、障害者の方々への偏見や差別が助長されるようなことは断じてあってはいけません。全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合い、共生できる社会を実現していく。そのための具体的な行動として、国民に向け、障害者差別を解消するために、人権意識を醸成するために啓発を早急に進めていただきたいとお願いいたします。  以上でございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、全国「精神病」者集団から御発言をお願いいたします。 ○桐原参考人 全国「精神病」者集団の桐原です。  本日は、このような場に呼んでくださり、心より感謝を申し上げます。  このたびの相模原の障害者施設で発生した連続殺人事件で亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々が一日も早く回復されることを願っております。  私たちは、精神障害の当事者の全国組織ですので、精神障害の当事者という立場から、以下4点の意見を述べたいと思います。  まず1点目です。あらゆる事実の精査というふうに書かれているのですが、幾つかの重要な論点が中間取りまとめでは検証されていないのではないかと感じます。1つ目は、職員の採用基準についてです。このような行動を起こしてしまった職員を採用してしまった施設の採用基準を検証すべきではないかと思います。  2つ目は、教育・労働・安全衛生等の労働実態です。例えば職場の上司や同僚に相談することができたかなど、そうしたことを通じて技術の向上とか人材育成ができていた��かなど、そういった労働実態についての検証がされるべきではないかと思います。  3点目は、施設の提供するサービスの内容についての検証です。例えば意思の表出が困難な重度障害者が狙われたと聞いているのですけれども、こうした人たちの意思決定や意思疎通、コミュニケーションの支援というものがどれぐらいなされたかということに関心を持っています。そういった人でも意思を読み取れる職員がいて、読み取られることによってその人は意思を持った、人格を持った個人なのだと周囲に認識されると思います。そうした支援がされていなかったがために容疑者のような「生きていてもしかたない」という認識に至ったのかもしれないわけですし、意思疎通の支援がどれぐらいされているかなどの検証が必要ではないかと思います。  職員に対する研修ですが、第2回検討チームで一定されてはいるのですけれども、先ほど言った意思疎通の支援に関する研修がされていたかどうかということが検証されているかどうかが中間取りまとめを読んでもよくわからないので、これは検証が必要ではないかと思います。  そして、警察官通報を初めとする警察の対応について、この検証ももう少し、特に捜査方法や施設への情報提供、警職法判断や精神保健福祉法に基づく通報、こういったことが妥当であったかどうかといったことを検証しなければならないのではないかと思います。  続いて、2点目のほうですけれども、中間取りまとめで問題に思った点です。  主に今回の件は、検証が措置入院の入院や解除、施設の防犯といったところに重きが置かれているわけなのですけれども、しかし、これは余りにも精神保健医療福祉の検証・検討に偏重した枠組みではないかと思います。特に措置入院になったということは精神障害者という要件を満たして措置入院になるわけですので、容疑者に何らかの精神障害があったのだということは、それはそのようになるだろうと思うのですけれども、その疾病や障害と事件時の行為の因果関係に関する検証というものがされていないのです。これは刑事事件における精神鑑定を根拠に置かなければならないので、精神鑑定を待ってからでなかったら、本来これは検証できないのではないかと思います。  だけれども、再発防止策という形で措置入院解除後のフォローアップに対する関心が非常に高い。そのような中間取りまとめのつくりになっておりますので、精神障害による行為を抑止するための措置入院という形でなければ筋が通らなくなるので、そうなると容疑者の犯行時の障害の状態と行為との因果関係の検証、証明が必要になると考えます。しかし、この中間取りまとめは検証、証明がされておらず、容疑者に精神障害があったという事実をもって措置入院に対する関心が書かれてしまっている点で問題があると思います。  今までもこういった精神保健上の問題という形で社会的に取り扱われた事件は、往々にして責任能力ありというふうにされる傾向にあります。本件もやはりそうした可能性があるので、そこは慎重に検討されなければならないのではないかと考えます。  あと、警察官通報に関して、警職法の通報なのですけれども、どうしてもこれを法律の手続にのっとってやったら問題がないというのは、法律の手続にのっとっているから法律上問題ないことにはなるのですけれども、警察官がどのような必要性を判断して警察官通報にしたのかとか、警察官側が必要とした根拠について、それが妥当であるか、妥当ではないのかといったことの検証も必要ではないかと思います。こういったことをしなければ、広く恣意性というのは許容されていきます。法律の手続に従ってなされた手続は妥当であったものとして処理されるきらいがありますけれども、そこについてはもう一歩踏み込んで検証が必要ではないかと思います。  それから、神奈川県警の方で具体的に結束バンドで職員を縛るだとか、外部との連絡を取れなくするとか、抹殺したあとは自首するとか、そういったことを書いた衆議院議長宛ての容疑者が作成した手紙があるのですけれども、これを施設側、かながわ共同会に神奈川県警が見せていなかったということが報道されたり、議会で質疑されていたりしています。神奈川県警は、事件の発生予防という観点から、逆に危機感を失わせる結果になるのではないかということで、事態の危険性を正確に理解していただけるようにその内容を口頭で説明したのだと、だから手紙そのものを示すことは必ずしも適切ではないのだということで、見せなかったと報道されています。  ですが、明らかに犯行の方法などを事細かに書かれているわけなので、この神奈川県警の見立てというものが果たして本当に妥当だったのか、否、妥当ではなかったから実際に事件が起きて、施設側は対応できなかったわけですから、この点に関しては踏み込んだ評価が必要であろうと思います。そうでなければ現場の職員は、手紙を見せられずに情報共有がないまま防犯対策の責任だけを負わされることになるので、施設側の努力だけに解決の糸口を求めていくと、そういう解決策の筋書きになってしまいます。警察官のそのときの手紙を見せないという判断が妥当であったかどうかということを検証しなければならないのではないかと思います。  3点目ですけれども、これは実際に再発防止策という形で期待を寄せられている継続支援チームと多機能垂直型統合診療所についての私たちが思っていることについてです。  まず、兵庫県で実際に実施されている継続支援チームについては、兵庫の精神障害者の団体と協力して独自に調査した結果、次のような事実がわかってきました。精神科救急の輪番を組んでいて、その日当番だった病院が、あまり評判がよくない病院で、そこにたまたま救急で入院した。入院して、その後、継続支援の対象になって、通院自体をかなり厳密に管理されてしまって、逆にしんどいということで体調を崩した人がいるということと、それから、かなり他害防止のための監視という部分が強いので、そのあたりで監視されているということで体調を崩して入院を繰り返したりとか、そういった人がいるので、実際の面でも慎重に考えられなければならないと思います。  多機能垂直型統合診療所に関しては、これもやはり福祉のマターに対して精神科医が非常に入りやすくなってしまうということと、その大きな権限を持って精神障害者の地域生活に常に医師の目がつきまとってしまうことで窮屈なものになるのではないかと懸念します。  4点目は、措置入院見直しについてとか、犯罪防止機能の強化といったことに対して一般論なのですけれども、措置入院解除の検証というものは非常に力点が置かれているのですが、再発防止策として措置入院解除後の過度に管理的な干渉がなされるのではないかと私たちは危惧しています。そういう意味では、こうしたやり方には反対しています。地域の精神障害者は、報道でそういう事件があって、精神障害の犯行というふうに報道されたことによって体調を崩す者がいますし、検討チームの報道を耳にして、自分も措置入院にされてしまうのではないかと、そうやっておびえている人もいます。ですので、その部分については慎重に進められるようにお願いしたいと思っています。  精神保健医療福祉の問題という形で総括されてしまうことによって、結果として私たち精神障害者の実際の生活が規制されていく法制度になり得る状況にあるので、精神保健医療福祉を犯罪の防止のための策にすることに対しては、強く反対します。  ありがとうございます。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会から御発言をお願いいたします。 ○小幡参考人 本日はヒアリングの機会をいただきまして、ありがとうございます。本来ですと、理事長の本條が発言するところなのですが、別件の会議が重なっておりますので、私、小幡のほうからかわって発言させていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の家族会を中心とした団体・組織になっております。私たちとしては、今回の再発防止策の検討は必要なことだとは思っておりますけれども、今回の中間まとめ、また、この間の報道や、各団体さんからもるる発言いただいているところですけれども、このことが精神科医療全般の措置入院やそういったところに偏重しがちなところについては危惧を持っております。そういった意味では、予防拘禁的な機能や犯罪予防というような部分がしっかり押さえられるのであれば、別途対策も必要かと思っているところです。ただし、今回の再発防止策の中では、これに関するところがかなりまとめられておりますので、危惧されるところも含めて当会として意見を述べていきたいと思っております。  容疑者の特異な考え方というのは、精神の症状から発生するとは私たちは考えておりません。そういったことで治療で治るものではないとすれば、この入院措置、いろいろな対応というのは一時的な対応手段でしかなくて、本来の解決というところの糸口をともすると見失ってしまうようなことになりはしないかと思っています。  既に国のほうでは、これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会というものが設置されておりまして、当会からも構成員に入っておりますけれども、そちらのほうで保護入院等の非自発的入院と措置入院というのは本来連動するものと思いますので、関連があるのであれば、そこの部分をしっかりそちらの検討会のほうにも盛りつけていけるような方策が必要ではないかと思っております。  それから、今回の防犯対策としての救命というところを本当に区別していかないと、元職員の犯行であるとなれば、幾ら防犯策をとっても内部的なところからの観点というのは網羅されていないところがありますので、盲点として残ってしまうのではないかと思います。退院後のフォローアップにつきましても、精神疾患の患者さんということであれば、いろいろな方策がもちろんとられるわけですけれども、入院中からの退院支援に向けての取り組み、ここに支援者の参加を、専門員などを含めてですけれども、必須としていただきたい。  それから、地域の訪問支援の拠点というものに圏域をどう定めるかということはあると思いますけれども、小回りのきく小規模な拠点、区域にして、ここにも多職種、いろいろな目が入るようなチーム編成を築いていただきたいと思っております。  地域生活に移った後は、治療の中断、今回はそれに当たるところもあるかとは思うのですけれども、ここにどうアクセスしていくのか。また、家族とは今回、容疑者の方は一緒に暮らされていなかったところもありますが、そういった背景がどこから生まれているのか。精神の特性等にもし起因するところがあるとすれば、医療中断がないように、また急性期に陥らないようにしていくというところは、本人のみの対応ではなくて、本人を取り巻く家族やそういったところに関する医療へのアクセスの方法についてもつぶさに見ていかないといけないのではないか。そういったところでは、診療報酬との兼ね合い等も出てくるのではないかと思っております。  また、今回、容疑者の友人等もいろいろ変調を感じ取っていたりというようなこともあったようですけれども、そういった意味では相談をする窓口をきめ細かに、また、どんなものもたらい回しにせず、ワンステップでそのことを受けとめ、関係機関等につながっていくというようなサービス体制も整えていくことが求められているかと思っています。  また、いろいろな事件が起きたときに対応するには、国や行政等のかかわりももちろん必要でしょうけれども、当事者や家族会等が、なぜそういったこと至ってしまったのかというところで独自に情報を入手し、介入していけるようなシステムを自治体等の後押しをもってできていくということがあるといいのではないかと思っています。  それから、今回、容疑者が緊急措置入院になったときの状況は余り詳しくわからない部分があると思うのですけれども、措置入院になったときの身体拘束等が広がってきているというような背景を見たときに、例えば一般的な緊急措置入院になった場合と、今回の容疑者が措置入院になったときの受け入れや治療方針を立てるときの差異というのは逆になかったのかどうか。特異な事件としては扱われるのだけれども、ほかの状況と比べたときにどうだったのかというところは私たちも情報を得られないところがありますので、そういう観点から検証するのであれば、他の類似事件等も含めて比較対照が必要だと思いますし、現在、事件とは直接関係のない状況であっても、措置入院や緊急措置入院、また保護入院の実態というものもたださないと、明確な対策はとれないのではないかと思っております。  いずれにしましても、精神疾患、精神医療のところに偏重しない検証というものを進めていただきたいですし、今回の事件は防犯をしても内部から起こさせてしまえば、それは対応のしよ���がないという部分もありますので、こういった点については、より掘り下げて検証いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本座長 どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神科病院協会から御発言をお願いいたします。 ○松田構成員 資料7です。私、構成員ですけれども、たまたま日本精神科病院協会の役員ですので、その立場で今、お話しさせていただきます。  声明を日精協で出しました。その中で、終わりのほうですが、今回の事件でさまざまな立場から多くの意見表明や議論がなされていますが、日常的に措置入院患者を受け入れている日本精神科病院協会としては、今後二度とこのような悲惨な事件が生じないように、十分に人権擁護に配慮した措置解除後のフォローアップ体制の充実を含め、制度の見直しが早急に必要であると考えます。そして、今回の事件が地域移行の流れを阻害し、精神障害者への偏見を助長することのないように、そして、精神障害者と地域がともに安心かつ安全な生活を実現するために、各団体の団結が望まれますということです。  次のところには、今度、私どもの会長の意見が書かれています。その最後の方で、途中は飛ばしますが、再発防止を目的に治療・改善を行うための保安処分の検討や、医療監察法の対象者を治療可能な精神障害者のみに限定してよいのか。本来は司法モデルであるべき案件を安易に医療モデルとすることで、精神科病院に責任を押しつけてはいないかといった根本的な検討が求められているような気がしてならない。病院はあくまでも治療の場です。それを司法の考えを導入するというのはなかなか難しい。今回の事件に関しても、司法の側の検討をぜひお願いしたいと思っています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、公益社団法人日本精神保健福祉士協会から御発言をお願いいたします。 ○田村参考人  公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長の田村と申します。よろしくお願いいたします。  資料8に従いまして、私どもの協会の意見を述べさせていただきます。  また、その前に、今回の事件におきまして被害に遭われた全ての方々に対して、慰めがありますようにお祈りしたいと思います。また、この検討会におきまして、先生方が熱心に御議論くださっていることと、本日こういう機会を頂戴いたしましたことに感謝申し上げます。  それでは、資料8に従いまして述べさせていただきます。  私どもの団体は、精神障害者の社会的復権と福祉の向上ということに取り組んでおります専門職の団体であります。  まず1点目、幅広い見地から事件を検証し、再発防止策を検討すべきです。事件発生後の早い段階でこの検討チームが設定されたこと���そして、措置入院制度の見直しが規定のことかのように議論が進んでいることに、本日も幾つかの団体の方が御意見をおっしゃっていますけれども、私どもも違和感、そして危機感を強く覚えております。こうした類似の事件の再犯防止のために最も重要なことは、生きるに値する命とそうでない命といったものを選別するような差別思想、これといかに私たちが闘うかということの検討が必要だと思います。その意味では、政府としてもその方策を議論する必要があると考えます。  また、そのためにも、今回の事件の刑事司法における対応の検証と課題抽出が欠かせないと考えます。  2点目です。本協会としましては、精神科医療や措置入院制度のあり方及び退院後の継続的な支援のあり方を今回の事件の再発防止策として論ずることに反対いたします。これも他の方々も述べられていますが、被疑者の措置入院歴あるいは精神障害ということと、今回の事件との因果関係は明らかになっていないと思います。そういう中で、措置入院制度の見直しを検討することは、あたかも犯罪の再発防止の機能を精神科医療が担うということを肯定しているように映ってしまいます。精神科医療の守備範囲というのは、あくまでも精神疾患のある人への適切な医療の提供であります。その一端を担う措置入院制度におきましても、極端な差別思想に基づく行動をとる方、そういった方を取り締まるような治安機能はあり得ないと考えます。  また、私どもソーシャルワーカーである精神保健福祉士は、基本的に御本人中心の支援を行う立場にありますので、社会防衛のために私たちの支援が機能するということは直接的にはあり得ません。  3点目です。改めてノーマライゼーションやインクルーシブな社会の実現に向けた取り組みを推進すべきです。日本における障害者入所施設の入居者の方あるいはその御家族は、本当に幸せな日々を送っていらっしゃるのでしょうか。今回亡くなられた方々のお名前も公表されなかったということ一つとっても、その人生がどのようなものだったのかということを想像させられます。たとえ障害を持って生まれてこられたとしても、地域社会から排除されることなく幸せな人生を送れるような社会づくりが本当に必要だと思います。そのためにも、財源を伴った社会保障の充実は欠かせません。国としては、生存権の保障ということを貫く姿勢を今こそ見せていただきたいと考えます。  また、改めまして、福祉専門職や研究・教育者が差別思想というものに対峙できるような共生思想を再構築し、広く啓発することも重要な使命であると考えております。  4点目です。福祉人材の確保と育成方法について見直すべきです。今回の事件と障害者施設が置かれている状況やそこに従事する福祉労働者の実情等を切り離して考えることはできません。福祉人材を養成する教育現場においては、人権教育を一層充実させること、また、一定の資質を備えた人材を雇用できるだけの待遇を確保すること、そして、福祉現場での教育研修体制を充実させること、これらが一体的に図られる必要があると考えます。  5点目です。私どもソーシャルワーカーとして、本事件の被疑者をもしも私たちの支援対象であるクライエントと捉える場合に、その時間と費用の保障ということが必要であると考えます。もし本事件の被疑者に精神保健福祉士として支援介入するとしたら、もちろんこれは医療の対象とは限らず、福祉的な支援の対象ということを多く含んでおりますが、長時間をかけて援助関係を形成するということ、そして、この方が持っている心の闇に入り込みながら詳細なアセスメントを行うということ、その上で御本人の不満や不充足感といったものがどういったところから起こってきているのか、その根源を探ること。そして、この方がどういう生き方をしていきたいと考えているのか。そういった生き方探しに伴奏するようなソーシャルワークの関わりが必要となります。  こういった支援を丁寧に行うことを考えますと、仮に例えば今回のように措置入院でしたけれども、そういった短期間に限定される、そして強制的な治療の場においては、この関係形成においた支援は不可能と思います。また、これをもし成し得ようとしましたならば、制度的、経済的な裏づけなしには行うことは困難と考えます。  以上の5点を総括させていただいた上で、措置入院制度のあり方ということに関しましては、特に措置解除の判断やその後の通院など強制医療提供の部分に特化して議論が矮小化してはならないと思います。警察官通報のあり方、措置診察件数の都道府県格差を初めとした措置入院に至る過程の検証も含め、現在厚労省に設置されております、これからの精神保健福祉医療のあり方に関する検討会、こちらで精神保健福祉法の改正の検討がなされているところですので、そちらにおいて議論すべき事項であると考えております。  このため、私どもの協会としましては、そちらの方へ措置入院制度のあり方に関する具体的な意見提出をしたいと考えていることを申し添えて、本日の意見とさせていただきます。  なお、添付は私どもの協会で2度にわたって、今回の事件とそのことについての報道等に関しまして見解を出させていただいておりますので、御参照いただければ幸いです。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、続きまして、日本多機能型精神科診療所研究会代表世話人、窪田彰氏から御発言をお願いいたします。 ○窪田参考人  今日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の事件で亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。  さて、私は、今回の事件の本人が措置入院として適切であったかどうかについては、詳しく知るものはでありません。ただ、今回のことで気づかされた措置入院後の地域支援体制の乏しさ等について意見を述べさせていただきたいと思います。  医療保護入院では、退院後にケア会議が位置づけられている一方で、措置入院においては退院後の支援を検討するケア会議すら求められていないのが現状です。  私は、精神科診療所を開業している精神科医師で、日本多機能型精神科診療所研究会の代表世話人をしております。日本の精神科医療は、入院ばかりに頼らない地域ケアがなかなか実現できていないことが問題だと思っています。そのためには、重い課題を持つ患者さんを地域で支援できる包括的精神科外来医療チームを生み出していかなければならないと考えています。この考えに至った道筋と今後の方向性について述べさせていただきます。  それでは、1枚目のスライドに移ります。  東京の下町は、精神科病床が極端に少ない地域で、1978年に日本で最初の精神科救急病棟がこの錦糸町の都立墨東病院に生まれました。このときに私は着任しています。都立墨東病院の30床の入院病床は、日本一の短期入院期間を誇っていましたが、当時は退院後の治療継続支援もリハビリテーション支援もなく、日が経つにしたがって、再発再入院患者さんが増えてきたのです。このような経緯から、退院後の再発再入院を少なくするためには医療の継続支援が必要であり、同時に、地域に当事者たちの心の拠り所になる拠点も必要だと考えました。  そこで、周囲から寄附を集めて、当事者たちが自由に利用できる「友の家」と名づけた部屋を墨東病院の近くの町の中につくりました。その後、それらを支援し、継続的な医療を提供するために、1986年に錦糸町に精神科診療所を開業しました。墨田区等の行政や地域の医療・福祉機関との連携を構築し、必要な地域資源を立ち上げるなど、様々な活動をしているうちに30年の歳月がたちました。必要に応じて必要なサービスを提供できる体制を整えていくことによって、気がついてみると、まだ不十分ながらも重い課題を持った患者さんのための地域ケア体制ができてきました。  2枚目のスライドに移ります。  入院ばかりに頼らない地域での生活を支援していくためには、まず、重い課題を持った患者さんを外来で支援できなくては始まりません。重い課題を持った患者さんとは、この表のように例示できます。措置入院後とか、長期入院後とか、刑務所出所後とか、そういった課題を持った方たちがおられます。また、重い課題を持った患者とは、この表のほかにも、急性期の激しい病状を示す患者さんも短期的には含まれます。正直に言えば、重い課題を持った方たちを当院で診なくてはいけないとの制度はありませんから、本音のところではつらいなと時には思うこともあります。しかし、重い課題を持った方こそ手厚い支援が必要であるにもかかわらず、そのような患者さんを積極的に診療する医療機関は非常に限られており、当院では何とか診てまいりました。  今後は、市町村からの委託事業等により、何らかの責任と公的役割を認められたほうが、覚悟して実施ができるように思っています。  次のスライド、3番目に行きます。  当院の通院患者さんの特徴をグラフでお示しします。左側の円グラフのように、当院は統合失調症の患者さんが半分近くを占めています。鬱病や神経症圏の患者さんが多い一般的な精神科診療所と比較すると、当院は比較的重い患者さんが多いことが特徴です。  右側の円グラフは、当院でのフォローアップ期間を示しています。当院では、10年以上治療継続している方が40%以上を占めており、多くの方に長期の継続支援をしていることがお分かりいただけると思います。さらに、スライドには示しておりませんが、最近のある水曜日を急遽調べたところ、その日の私の外来患者さん69名中、措置入院経験者が6名、医療監察法通院処遇中の患者さんが2名、刑務所経験者が3名、拘置所経験者1名、計12名が重い課題を持った患者さんでした。刑務所経験者3名のうち2人は違法薬物の使用経験があります。この方たちは、外来通院につながっているという意味で成功例です。問題は、通院治療中に中断し、再三の電話連絡をしても応じない、つまりは継続支援からドロップアウトしてしまう方たちが問題としてあると思います。  4番目のスライドに移ります。  これは現在の当院の実践を図にしたものです。赤い字の箇所は診療報酬外のサービスで、ボランティアになっています。当院の特徴は、外来で医師の診察に加えて精神保健福祉士などのコメディカル���員も個別面接や家族支援を行い、ケースマネジャーとしての調整役を担っていることです。このことが毎日夕刻に開かれている院内ミーティングでのアセスメント等の検討時にチーム医療の重要な要の役割を果たしています。  精神科デイケアは、リハビリテーションへの入り口の役割とともに、人間関係が苦手な患者さんが安心できる環境で仲間に出会える場の役割があります。訪問看護や訪問診療、往診といったアウトリーチ支援を行うことによって、外来で通ってくるのが難しい方への医療継続支援等、ある程度の危機対応が可能になります。また、患者さんが実際に生活する場を見ることで、より本人のニーズに即した包括的な支援を行えることも、アウトリーチ支援の利点です。このようなアウトリーチ支援を当院は1カ月間に合計400件ほど行っています。ケア会議は、行政や入院中の精神科病院の職員との協議を行う大切な場ですが、ほとんどの活動は持ち出しで、報酬はありません。  5番目のスライドに移ります。  この図は、錦糸町の地域精神保健マップです。地域全体で精神障害のある人々を支えるために、顔の見える連携を構築しようと考えています。このようにサービス拠点が地域に点在して町に溶け込んでいる、町に散らばっているところがうちの特徴です。住みなれた地域でサービスを受けられることが特徴です。区役所やスカイツリーで患者さんがデイケア等でつくった作品を販売するなど、さまざまな活動を通して地域住民の精神障害者への理解も促進されてきたと感じています。このような地域に根差した活動や支援の提供を通じた地域共生社会の実現が、私たちの目指しているところです。  次に、6番目のスライドに移ります。  医療機関では提供困難なサービスについて考えてみます。当院では、このように創意工夫をして実践してきましたが、それでも力の及ばないことがあります。以下にあるような方々には支援が大変に困難なものです。  第1には、引きこもり等で初診すら困難で、もしくは受診拒否の方への治療導入。  2番目には、重い課題を持った患者さんが受診を中断・拒否している場合です。私たちは、患者さんの自己決定権を尊重しつつも、患者さん及び周囲の人々の生命、健康、生活を守るための支援をしていきたいと考えていますが、現実には難しい問題が多いのです。治療契約が成立しない患者に対しては、たとえアウトリーチ支援が可能な体制があっても、強制的な治療提供はできず、手を出せないのが現状です。できれば措置入院などの強制力を発動するために、入院にならないうちに地域で見守りを続けて孤立を防ぎ、根気よく働きかけることにより関係性を構築し、本人が納得した上で外来治療への導入もしくは再開することが望ましいと思っています。そのためには、公的な事業委託のような診療報酬とは違った仕組みで当事者を見守り、関わっていける枠組みが必要と考えています。  さらに第3には、薬物依存症等の濃厚なケースマネジメントを必要としている場合でもケースマネジャーが実施するサービスは現状では診療報酬の対象外であります。これらの課題は市町村から医療機関への業務委託が制度化されれば、地域への責任が生まれ、公的役割を果たすことができます。  7番目のスライドに移ります。  ここで、通常の医療機関では対応困難な方たちの医療継続支援の提供方法について提案したいと思います。  市町村からの医療継続支援については、2つの方法があると思っています。一つは、この図の右側の部分で、市町村が直接支援として保健師等の力で支援する現状のスタイルです。もう一つは、図の左側の部分、民間医療機関に業務委託をする案です。市町村の役割と責任の一部を実際に外来診療を行っている医療機関に業務委託することにより、民間医療機関でも市町村の保健師等と協力しながら一定の役割と責任を果たすことを可能にするのです。つまり、通常の診療では対応困難な患者にも、温かな見守りによる孤立防止や十分な時間をかけた関係づくりや必要時の危機介入ができるようにするのです。仮にこのような医療拠点を意欲のある外来医療機関、つまり、全体の精神科外来の約10%が引き受けてくれれば、全国に500から600カ所ができると思います。  すなわち人口10万から20万に対し1カ所程度ができてくれれば、継続的な医療支援が機能しやすくなると思います。例えば措置患者さんの退院前にケア会議を開き、その後の支援を行う場合を考えてみます。東京都は、人口当たりの措置入院が最も多い自治体の一つですが、例えば人口26万人の私がいる墨田区では、年間では二十数人が措置入院しています。月に直して言えば月に2人程度ですから、1つの機関で十分対応可能と考えられます。そして、このシステムの透明性を確保するためには、各都道府県単位の精神保健センターがモニタリング機能を担うようにすれば良いと考えています。  8番目のスライドに移ります。  次に、個人の生活・価値観を尊重した医療継続支援を実現するための条件について触れたいと思います。  第1には、医療機関が適切なアセスメント、ケースマネジメント、24時間365日のミクロ救急等を実施することです。手厚い支援が必要な人には、さまざまな医療資源や福祉資源を活用し、多機関との連携を密に行うことが必要となってきますので、それらのサービスの連携、構築のためのケースマネジメントが支援の鍵になります。そして、病状や生活状況が改善したときには、定期的アセスメントにより、逆にサービスを減らしていくということも必要になってきます。  第2には、外来医療の充実です。入院医療中心から地域中心へという国の方向性が明確に示されていますが、残念ながら、外来医療の診療報酬は従来と変わらず手薄なままです。デイケア、アウトリーチ、多職種によるケア等の外来医療全般の質の底上げが必要だと思います。  3番目はスライドのとおりです。  第4には、自治体の実情に応じて、民間医療機関への業務委託をすることにより、官民協働で包括的地域ケアを提供することです。これにより、地域共生社会の実現を果たしていけると考えています。  最後の9番目のスライドになります。  このように、市町村単位で民間医療機関への業務委託による官民協働の体制が実現すれば、カナダやイギリスやイタリア等の先進諸国と同様に、日本にも地域に責任を持ち、重い課題のある患者さんにも対応可能な精神科外来医療拠点が生まれます。ここに多機能で包括的な精神科外来医療チームを形成して、人口10万から20万人に1カ所の地域精神保健センターを日本にも創設する必要があるのではないかと考えています。  以上です。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、田原課長、よろしくお願いします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  事務局でございます。  追加資料を今、配付させていただきたいと思います。全国手をつなぐ育成会連合会から冊子が届きましたので、お手元にお配りいたします。  以上でございます。 ○山本座長  どうもありがとうございました。  それでは、そのほか本日御発言いただいた方々から、もし追加の御発言があれば承りたいと思うのですが、いかがでしょうか。  どうぞ。 ○日野参考人  身体障害者施設協議会でございます。  他の団体の方とは、施設という視点から若干違う意見を申し上げたいと思うのですが、今回の事件について、協議会としていろいろな意見が出たのですが、侵入防止という観点から考察しますと、まず第1は、敷地内への侵入防止策をいかに図るかということと、2つ目は、建物内、要するに利用者の方が生活をされている居住空間への侵入防止策をいかに図っていくかということと、3つ目が、今回の事件のように建物内に侵入された場合にどう対応していくかという、この3つの視点から、私たちの協議会は具体的にこれから取り組んでいかなくてはいけない重要な課題だと思っています。  もう一つは、今回の事件が元職員であったということは、やはり重視しなくてはいけないということで、特異なケースではあるにしても、今、職場環境改善ということも先ほど申し上げましたけれども、職員のメンタルヘルスケアというものをしっかり取り組むことが、職員の資質の向上にもつながると思っていますので、その部分だけ追加をさせていただきました。 ○山本座長  ありがとうございます。  他はいかがでしょうか。  どうぞ。 ○久保参考人  今、お手元に配っていただきました9月号の「手をつなぐ」という冊子ですけれども、私ども、先ほどのお話の中でも意見を言わせていただいたのですが、知的障害の方だけではなく、精神障害の方や身体障害の方からもお声をたくさんいただいておりまして、助けてほしいというような意見とか、今の報道されていることが障害のある人たちや家族から見るとマイナスのイメージばかりになってしまっているというのがあるのです。それで私たちは、もっと前向きに、みんなと家族や仲間と本当に明るく前向きに元気に生きている、こういう人たちのことを、障害のある人たちのところに余り関心を持っていない方も含めて、この人たちの命がなくていいものでしょうかというので発信をしたいなと思って、9月号を出させていただきました。  みんなマイナスイメージで、怖がって助けてほしいという声が聞こえてきますので、前向きに生活をしていけるような、そんな活動の一つとしてこの9月号をやらせていただいていますので、報道関係にはそういうところに御注意いただきたいという気持ちもありまして、今日提供させていただきました。よろしくお願いします。 ○山本座長  ありがとうございました。  その他いかがでございますか。よろしいでしょうか。  それでは、本日御発言いただきました各団体の方々、本当にどうもありがとうございました。御礼申し上げます。  それでは、各団体からのこれまでの御発言を踏まえまして、御質問、御意見があればお願いしたいと思います。いかがでしょうか。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  育成会連合会としても2つ要望させていただいておりますけれども、1つは、本人の精神鑑定がどのような進捗状況になっているのかということと、この会をどのように進めていくのかということについて、今日意見提出をしていただいた団体からも、そこを踏まえての検討が必要ではないかとされておりましたので、神奈川県での検証委員会の動きと、精神鑑定についての見通しはどのようになっているのかについて、お答えいただける方がいればお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点に関しましては、神奈川県のほうはいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の保健福祉局長の佐久間です。  今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私どもでやっております、先ほど団体の方からも検証委員会のお話を具体的に出していただきましたけれども、厚労省のチームと余りほどなく設置をさせていただいて、主に事実関係をどう認定していくかということと、それに対してどういう課題があったのか、課題に対する対応はどうすべきかと、こういった視点で検証をやらせていただいております。  もちろん第三者による検証委員会でございますので、私ども事務局がいつ出るとはなかなか言いにくいのですが、今の見通しですと、最終的なある程度のまとまりある報告、レポートというのは11月中にいただけるのではないかと受けとめてございます。  以上でございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、よろしいですか。 ○田中構成員  であるとして、この会がいつ結論を得るのかということと、幾つかの団体や私たちから要望した精神鑑定も含めて検証につなげるということについて、事務局としての見通しについてもお聞きしたいと思います。 ○山本座長  事務局、よろしいですか。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  精神鑑定の方の見通しは、まだ我々も十分承知はしておりませんが、この検証チームの再発防止策については、秋頃にまとめるということで申し上げておりました。大体11月中を念頭に置いていたものでございますので、神奈川県の検証の状況なども念頭に置きながら、この場でのいろいろな意見集約を見て、再発防止策がまとめられるように進めていきたいと考えております。 ○山本座長  ありがとうございました。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  団体からの意見としても強く上がっておりましたし、私も構成員としては2つの結論を待ってから検証報告を出したほうが、いろいろ指摘されたことに対してもバランスよく答えていくことになるのではないかと思いますので、11月ごろに報告書を出すという見通しを立てた時期とかなり情報が変わってきておりますので、もう一度そこは再考していただきたいと意見としては述べさせていただきます。 ○山本座長  この点につきましては、今の御意見をいただきまして、ちょっと検討させていただきたいと思います。  他はいかがでしょうか。もう田中構成員はよろしいですか。 ○田中構成員  今の件1つです。 ○山本座長  他はいかがでしょうか。  平田構成員、どうぞ。 ○平田構成員  今の精神鑑定との関わりについては、何回目かの会議で私も指摘したと思うのです。やはり鑑定の結果といいますか、被疑者の病理と事件との関係が解明されなければ、結論を急ぐべきではないという話をしたつもりなのです。ただ、それが確定するのを待つということになると、最高裁まで行ってしまう可能性がありまして、いつなのか見通しがつかないという事情もありますので、制度的な問題に限ってこの検証委員会で取りまとめるということはあってもよいかなと私は考えているのです。  ただし、鑑定結果が出たところで、もう一度そこに焦点を絞った検討会は再開すべきではないかと、ここで述べさせていただきたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  その点について、松田構成員、いかがですか。 ○松田構成員  全く同じ意見です。 ○山本座長  ありがとうございます。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  確かに精神鑑定の結果を待って、それからというのが一つの正論ではあるのですが、私はちょっと違った観点でお話をさせていただきたいと思います。  医療監察法ができました池田小学校事件の場合にも、要するに彼がこれまで医療を受けてきた経過を検討されて、そして、医療監察法という制度がスタートいたしました。制度が発足したときには随分反対意見も多かったと思います。ですが、ああいう不幸な事件をきっかけとして、医療としては、松田先生は司法モデルとおっしゃいましたが、あれは司法モデルを取り入れてはいるけれども、病院そのものは医療モデルで動いております。そういう意味での展開を考えてみますと、今回の措置入院という状況の中で、措置入院個々に関して、そのときに医師がどのように判断をしたのかに関しては、実際に診てきていただいた先生も含め、我々もいろいろ書類を読ませていただいた関係も含めた上で検討をさせていただきました。  ですから、確かに精神鑑定というのは、とどのつまり最後の結論はこれでしたという正解みたいなものがあるのだけれども、我々は全て正解を知った後に判断をしているわけではない。日常臨床というのは、そのときその場で状況を含めて判断をしております。その上で我々が陥りやすい落とし穴があったり、我々が用心しなければいけないことだったり、我々が準備しなければいけないということは、現時点でもしっかり論議はできるし、提案はできると思っております。  何度も申しますが、池田小学校のときの事件に関しては、岡江先生が、亡くなられる直前ですけれども、鑑定書を公にされました。お読みになった方もおられると思います。その鑑定書の中は、最終的には情性欠如の精神病質、パーソナリティー・ディスオーダーという判断なのですけれども、読み方によれば、もっといろいろな議論ができそうなものでした。  あれは一審でほぼ確定して、控訴したものもすぐ取り下げましたから一審で確定して刑が執行されましたけれども、不幸な事件を契機にして、でき上がった制度というのは必ずしも間違いではなかったと私は思っております。 ○山本座長  ありがとうございます。  今の点について、いかがですか。  座長でございますが、私も中間取りまとめの際にも申し上げましたけれども、鑑定の結果が出るまでは相当時間がかかるわけです。しかも、我々は検証におきまして課題を抽出したわけですから、その課題につきまして制度的に再発防止策を出すというのは義務だと思います。そして、これは秋頃までを目処に出すということを公にしておりますので、そういうことで再発防止策を出していくという方向で堅持したいと思います。それでよろしいでしょうか。  松田先生。 ○松田構成員  それで全く問題ないです。ただ、先ほどから皆さんの意見の中に、措置入院とかそのあり方を検討しているかのような御発言がありましたが、そういうことは一切ありません。この事案に関してどうなのかということをやっていますので、それに対して今、再発防止をどうしたらいいかということに特化しています。措置入院はこうあるべきだなどという上から目線の議論は一切していないということをお伝えしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございました。  他はいかがでしょうか。  松本先生、どうぞ。 ○松本構成員  私も今回の事件をきっかけにして、質の高い地域精神保健福祉のサービスが実現できればいいなと思っているのですが、その中で、きょう窪田先生に御指摘していただいた、本当にだんだん地域中心の精神科医療になっているのだけれども、診療報酬は本当に入院中心についていて、外来などではやせ細った形で支えている現実がありますし、地域保健の行政サービスのほうも年々人員的には厳しくなってきて、直接住民を支援するというよりは、役所仕事になっていってしまっているという現状があるなと思っています。  その中で、今日は窪田先生の御紹介された内容にちょっと関心を持ったのですけれども、2点ほど質問させていただければと思います。もしわかればということなのですけれども、現状の日本の中で、多機能垂直型のこのサービスをやっている医療機関というのがどのぐらいあるのか。例えば実態として、そういったところが担えるぐらいの潜在的な数があるのかどうかということが1点。  もう一点、私自身は薬物依存症を専門とする精神科医なのですけれども、本当になかなか医療機関が少なくて苦慮しているのですが、例えば行政から一定の委託費があれば診られるのか、あるいは診るだけのソフト面というか、職員のスキルなどは高められる可能性はあるのか。この2点について御意見をいただければと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  では、窪田先生、お願いします。 ○窪田参考人  御質問ありがとうございました。  まず、名前なのですが、今、垂直まで言うと余りにも長いのと、多少の概念の混乱がありますので、多機能型精神科診療所と言っています。それに相当する今回のようなきちんと地域でケアできる体制を持った医療機関がどれだけあるかといいますと、もしこれが制度として発足したときには、診療所レベルでは恐らく50から多くて100ヶ所くらいだと思います。日本中の精神科診療所でデイケアを持っているところは大体多機能になっているのです。それが約450件です。その中で重い患者たちを責任を持って診ると手を挙げる精神科診療所は、恐らく3分の1から4分の1というところだと思います。  これが始まったときには、精神科病院の外来で多機能になっているところは随分全国的にありますので、そこが中心的に担っていただいて、都市部については多機能型の診療所がやるというような現実的な形になると思います。それから、公立病院や総合病院でもそういったことが担える病院は幾つもあるだろうと思いますから、日本の総力を合わせて500~600カ所できてくるのではないかと思っています。  実際の力についてはどうかということを言われると、たしかに能力的にはまだばらつきがあります。少なくともデイケアをやっているところはスタッフが10人以上いますが、当院や幾つかの力をこめて実践しているところは50人を超える職員がいる診療所が増えてきています。全体を見れば、まだ研修も必要ですし、これがもし委託を受けることになれば、責任を持って薬物依存の患者を診療所も診なければいけないし、そのことについての研修もしなければいけないと思っているところです。  ありがとうございました。 ○山本座長  ありがとうございました。  松本先生、よろしいですか。 ○松本構成員  はい。 ○山本座長  他、いかがでございましょうか。  岩崎構成員、どうぞ。 ○岩崎構成員  私、再発防止ということに関連して言えば、先ほど育成会あるいは身障協の会長さんからお話がありましたように、教育の必要性というのは大変大事だと考えておりまして、文科省でもカリキュラム編成の際にそのような努力をしていきたいという前向きな回答をいただいております。  私が知る限りでは、平成の1桁の時代には、福祉の教育モデル校みたいなものがあって、学校教育の中でインクルーシブ社会の創設に向けた検討が行われていたのですけれども、このところは余り聞かれなくなってきた。ということは一般化してきたということで、評価すべきなのかもしれませんけれども、子供たちにとってはそういう機会に接することがなくなったということで、ぜひ団体としても御活躍をお願いしたいと私個人的に思っております。  それから、日野会長から出た中で、防犯対策と防災対策は一体的にしていくべきではないかという御発言をいただきました。私、初めてこういうことを聞いたのですけれども、今回出されました4課長通知の防犯に関する通知と、これまで行われてきた防災対策の中で示唆に富むようなお話があればお伺いしたいと思ったのです。  といいますのは、今回の防犯対策について、ちょっと細か過ぎるのではないかとか、幾つかの批判を各種別からお話しいただいているものですから、もしあれでしたら、身障協としてどんなお考えかも含めて。 ○日野参考人  岩崎構成員のほうからおっしゃったこと、教育の話は本当に重要だろうと思いますので、協議会としても、ライフステージに沿った教育というのが必要なので、教育委員会と社会福祉法人と一体的に取り組むことが必要だろうと思っております。  それから、防犯対策につきましては、示された通知とかでちょっと表現が過度な体制整備をしないようにとお願いしていますけれども、例えばある団体、先日の別のところのヒアリングでおっしゃったのは、防犯カメラを設置するということについては人権の問題、例えば監視をされるとかいうこともあるので控えていただきたいという御意見があったのです。それは身障協としては、外に向けての監視カメラであれば特に問題ないのではないかと思っておりますけれども、やはり一番危惧するのは施錠のところです。施錠の方法もいろいろあるのですが、例えば外から今回の場合はハンマーか何かでガラスを割って、そこから解除して侵入した。そのことであれば、例えば割れにくいようなビニールを窓ガラスに張るとか、そういう方法をとれば、例えばハンマー等でガラスを割るにしたって時間がかかるし、音がしますので、それは職員が気づくと思うのです。その程度であれば問題ないのですが、何カ所も施錠するとかいうことに関しては、先ほど申し上げました防災、万が一災害があったときに避難に時間がかかる。避難経路の確保ということを含めて一体的に検討しなくてはいけないのではないでしょうかということで発言をさせていただいたということです。 ○山本座長  岩崎構成員、よろしいですか。  ほかはいかがでございましょうか。  部長、どうぞ。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長  ありがとうございます。  防犯と防災ということで、社会から閉じた施設にならないようにというのは、どの委員からも共通して出ている話でございまして、私どものほうも通知の中で、地域と一体となった開かれた社会福祉施設となることと、防犯に係る安全確保がなされた社会福祉施設となることの両立を図るために、日ごろから利用者が地域に出て活動するということ。それから、地域開放など地域の関係者との交流に向けた諸活動について、防犯に係る安全確保に留意しつつ、これまで以上に積極的に取り組むことが重要で、また、利用者の自由を不当に制限したり、災害発生時の避難に支障が出たりすることのないように留意するということを書かせていただいております。  そうはいうものの、また改める必要があるのではないかという御示唆、御提言がありましたら、またお聞かせいただければと思います。 ○山本座長 ありがとうございました。  そのほか、いかがでございましょうか。  どうぞ。 ○松本構成員  先ほどの多機能型クリニックの話の続きなのですけれども、今、なかなか公的機関で地域のサポートをするマンパワーが少ない中で、こういう民間のそういったところ��委託するというのは一つのアイデアだなと思う一方で、本日、全国「精神病」者集団の方がプレゼンテーションしてくれた中に、やはり医療の抱え込みみたいな感じになるのではないかという、それも確かに危惧すべきことかなと思っていて、先生のクリニックなどは本当に地域に根差してやっているのですけれども、地域によってはかなり病院で抱え込んでいるなという感じもある。  多分、その解決策の一つとして先生が提案された中で、市区町村などとの人的な交流であるとか、精神保健センターのモニタリングみたいなことを添えられたのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか。やはりこれが医療の抱え込みとかになって、それは私もとても危惧すべきことなの��なと思っているのです。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  これまでの日本の精神科診療所を考えますと、余りにも非力だった。医者と事務の2人しかいない。これで一体、重い人たちを地域で支えられるのかという、とても無力な状況があったと思います。やっと最近はデイケアができ、訪問ができて、他職種多機能になり一定の力を持てるようになってきたのです。さらに近年では、障害福祉サービスのほうも障害者自立支援法ができてから株式会社も実践する時代ですから、医療機関も包括的ケアや垂直統合型と言うなど、一つの医療チームでしっかり支援する必要があります。重い急性期の状況にある人たちについては、とにかく相当力を込めないと支え切れない。医師が外来で10分間程度面接するだけでよくなるかというと、それだけでは無理です。地域の中で様々な力を統合していく必要があります。しかし、日本の現状はまさに個々ばらばらです。たくさん地域に福祉施設はあるのだけれども、どれもみな別々の法人がやっていて、チームになっていないのです。これが日本が諸外国に遅れをとっている面だと思っています。重い人をサポートするときには、多職種による多機能の連携をチームとしてやっていく必要があります。そのためには、一つの医療法人でチームとしての実践をしっかりやらなければいけないと思っています。  ですから、一定程度の安定を見たら、そこからは福祉レベルに移すことを私は水平連携と言っていますが、力を込めるときには力を込めてやる。そして、一定程度安定したら地域の福祉の人たちにお任せしていくということが必要です。一つの医療法人だけで抱え込まないことは大事だし、開かれた場である必要がありますが最初の急性期のときには力を集中して対処しなければならないわけですから、最初の大変なところは医療チームがしっかりと支えて、そして一定程度よくなったら、より広い範囲の中で見ていくという構造が必要と思います。今までの日本にはこのような医療ケアが無さ過ぎたのではないか思います。 ○山本座長  私からも1点よろしいですか。  これは継続的支援を行う場合、期限とかはどのようにされているのでしょうか。それと、行われていることについて、もし課題を感じていることがあられたら、ちょっと挙げていただければ非常にありがたいのですが。 ○窪田参考人  特に統合失調症の方については、現状で言えば、やはり再発予防が大事ですから、5年、10年と長いお付き合いになるのはやむを得ないと思っています。ただ、かなり力を込めてサポートする、これもかなり個人差がありますね。本当に数週間で急性期を立ち直る人もいれば、引きこもった状況からやっと友達ができて、人の輪の中に入っていけるのに10年かかる人もいますから、何とも期間については一概には言えないと思います。ただ、評価を定期的に行って、不必要な支援は減らしていくという作業がいると思っています。  現状で我々のクリニックで困っているのは、例えば家を探しに不動産屋さんへ行っても、それは診療報酬にならない。仕事を探しにソーシャルワーカーがハローワークに行っても、これもボランティアにしかならない。そろそろ退院だから来てくださいねと、当院のスタッフが精神病院のケア会議に行っても、これも診療報酬にならない。全部持ち出しでボランティアではなかなかやれないのです。そういった生活支援の活動に対して経済的な手当がつく必要があります。  逆に言えば、私の提案の中にある地域精神保健センターをというのは、そこに2人でも3人でも自由に動けるコメディカルがいてくれれば、個々の活動のたびに診療報酬にしばられずに動けます。例えば八王子の病院に地域移行のケア会議が必要な患者がいれば飛んでいくし、地域で困っている人がいれば夜でも飛んでいくことができます。さまざまな応援ができる。そういう自由に動ける人手がいないというのが実は一番困っているところです。 ○山本座長  ありがとうございました。  これは民間委託をするのも一つお考えだということですが、そういう場合でも情報提供の問題とかがあると思うのですが、何かその点についてお考えはございますか。 ○窪田参考人  情報提供というのは、病院との間ですか。 ○山本座長  要するに病院との間です。市町村から。 ○窪田参考人  例えば現在入院中の患者さんで、退院してから当院の外来へつなげる必要があったとき、こちらはその患者さんがもともと当院に通院中の患者さんならば、ケア会議に行くことはオーケーだけれども、今まで当院にかかったことがない人だと、情報提供上の問題が起きてきますね。それが区からの委託を受けて当院が責任を持って退院促進もやってくださいと言われていて、公的な契約関係があれば、情報の共有は可能になるのではないかと思っています。 ○山本座長  その辺はちょっと制度的な検討が必要だと思いますね。ありがとうございます。 ○窪田参考人  そうですね。それから、民間であることのよさは、やはりローコスト・ハイパフォーマンスでできる。アメリカも精神保健センターができたけれども、どんどんNPOに委託になっていると聞き及んでいます。そういう委託の良さがあると思っています。 ○山本座長  大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。座長のほうからいろいろすみません。  では、松田先生。 ○松田構成員  窪田先生に引き続き質問で申し訳ないですが、先生のような意思ある人がきちんとやるというのは大事なのだけれども、やはりどこかでポシャっちゃうのではないかという心配があるのです。そこら辺のところは地域力のアップ、地域での治療共同体でもいいし、福祉共同体でもいいし、生活共同体、そういったものを同時に考えていかないといけない。そこら辺の運動とか活動をどうリンクさせるかという問題があるのだけれども、そこら辺はどうお考えですか。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  当然そこが中心になれば、その医療機関の周辺の、例えば障害福祉サービスとも水平連携していかなければいけない。ただ、そこが委託を受けて一つのリーダーシップを発揮できれば、周辺の支援機関と一緒にケア会議を開くことが可能になります。今のところ現状で言えば、当方のクリニックはクリニックとしてやっているだけで、言うなれば八百屋さんと何の変わりもないのです。当院が周辺に呼びかけて一緒にケア会議を開こうなどという権限も何もないわけです。でも、そういうことをやれる、少なくとも言い出しっぺになれるような権限を与えてくれると、もうちょっと地域がうまく連携してやれるようになると思っています。 ○山本座長  松田先生、よろしいでしょうか。 ○松田構成員  はい。 ○山本座長  それでは、いかがでございましょうか。  また私からで申しわけないのですけれども、幾つかの団体の方から、警察の取り組みといいますか、警察官行政についての検証ということが指摘されておりますが、これに関しては、警察のほうではこの事件に対する対応として検証とかを行っているのでしょうか。どうぞ。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  警察庁の生活安全課長でございます。  こちらの考え方としましては、チームに参画して一緒に検討させていただいているという理解でおります。 ○山本座長  特に内部ではされていない。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  内部というか、もちろんこの検証チームがありますので、それにその都度、上司等に諮って相談申し上げておりますので、そういう意味では検討はしているところでございます。 ○山本座長  わかりました。  神奈川県のほうは、警察についての検証はいかがですか。 ○神奈川県保健福祉局長  神奈川県の検証委員会のほうにも県警本部の生安の総務課長さんに常時御出席いただいて、当然秘密会でやっております関係もあって、さまざまな資料でありますとか、いろいろな状況説明でありますとか、非常に丁寧にやっていただいて、今、そのおかげで非常に検証がはかどっているという面はございます。 ○山本座長  神奈川県では検証がはかどっているわけですね。 ○神奈川県保健福祉局長  おかげさまをもちまして。 ○山本座長  わかりました。  どうぞ。 ○窪田参考人  松田先生からの御質問で、だめなところはどうするのかというお話を思い出しました。委託したけれども、ちゃんとした成果を上げないところについてはどうするかについてです。自分が考えているのは、5年ごとに見直しをすることです。それぞれのところについてちゃんとやれているのか、そういったことを県の精神保健センターがモニタリングする。もしくは各自治体、市町村が委託を5年ごとに再契約をするというような形にすることによって、ちゃんと機能していないところは他に替わってもらうという道があるのではないかと思います。  恐らくこれが制度としてスタートすれば、かなりやる気になるところが出てくるのではないかと私は思います。逆に言えば、一つの地域で2つも3つもやりたいと言ったらどうするのかということがありますから、何年かごとに再契約し直すという制度が必要になってくるのではないかと思っています。 ○山本座長  ありがとうございました。  松田先生、よろしゅうございますか。  村上先生、どうぞ。 ○村上構成員  先ほど山本先生からも出たのですけれども、この間、私もグレーゾーンという表現で、これは警察が扱うべき事案なのか、医療が扱うべき事案なのかという、要するにはっきりとしない領域についてお話を伺いました。私自身、例えば日常臨床の中でも、当院は窪田先生のところと似ているのか、多機能型病院と言っていいぐらい問題な方ばかりがお見えになりまして、ほとんど警察の方がお連れになります。診断もやはり多様です。基本的には、すっきりと統合失調症という方はほぼおられません。多かれ少なかれ事件的なことを起こしておられます。  やはり我々自身も悩むのですね。多分この方を引き受けられた病院も悩まれたと思うのです。悩まれた経過はよくいろいろなところで調べていただいたものを見て、そのように悩んだけれども、やはりこれは受けようと思っておられたということは随分我々自身も共感を持って追跡ができるわけです。ただ、この悩んだ過程に関して我々は共有できない。  日常臨床はそういうことで、お巡りさんが連れてこられるので、お巡りさんとはすごく仲がいいわけですけれども、悩んだときに、この意見の交換がどれぐらいできるかということが、やはりこういう難しい場面に対応するような病院は必ず必要になってくるので、ぜひ警察のほうも、悩んでいただきたいというのはおかしい話ですけれども、悩んでいただいて、そこの悩みの部分は共有していただきたい。その結果において、我々医療が引き受ける場合もあれば、お戻ししてそれは司法といいますか警察の方で対応する場面もあるのだろうと思いますが、その領域があるのだということは、非常に難しい場面をどのようにマネージしていくかにとって非常に重要なポイントになるのだろうと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○山本座長  ありがとうございます。  田中構成員、どうぞ。 ○田中構成員  私も窪田さんにお聞きしたいのですけれども、プレゼンテーション資料の中の6ページの「行政からの業務委託により対応可能に」という文言は、4ページの図全体に対しての提案なのかなと理解しているのです。今日お話しいただいた精神の分野の医療の伴った対応ということになるわけですけれども、ケースマネジャーと相談支援専門員がかかわる分野は、3障害だけではなく発達障害、難病にも広がった状況ですので、業務委託に関してのウエートは、ソーシャルワーク的に動く相談支援専門員を指しているのか、医療的な背景を伴っていることに対して業務委託と御提案なのかということについて御意見をお聞きしたいと思います。 ○山本座長  窪田先生、お願いいたします。 ○窪田参考人  ありがとうございます。  やはりチームとしては一部のソーシャルワーカーだけの業務というわけにいかないと思うのです。包括的なコミュニティーケアという意味では、この医療法人の中の医者もソーシャルワーカーも心理も看護も、それから周辺にある訪問看護ステーションとか、就労移行支援事業所とか、様々なところが一体的に機能していく必要があると思っています。  ただ、一般外来では鬱病や不眠症の人も大勢来ていますから、そちらについては直接かかわらないでしょう。より重層的な多機能な支援が必要な人たちを対象にしたセクションになっていくと思っています。 ○山本座長  よろしいですか。 ○田中構成員  一言だけ。私たちの提案としても、対応が難しい方の特性を理解した見通しを見立てていくということが非常に重要だと思っていますので、この一体的な機能について、窪田さんからの提案を受けて、今後の対策の中で強めていただければということで、���の御意見ですとなかなか分かちがたい部分があるということだったかと思いますけれども、これを参考にして、ぜひ何らかの形になるように検討、報告にも反映していただければと思いますし、政策にも取り込んでいただければと思っての意見表明です。  以上でございます。 ○窪田参考人  ありがとうございます。 ○山本座長  ちょっと話が飛んでしまったのですが、先ほど村上先生から御指摘いただいた点につきまして、警察からいかがでしょうか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  村上先生は以前からおっしゃっておられることは認識しておりますので、その趣旨は理解しているつもりではありますけれども、警察側も決して悩んでいないわけではありませんで、以前、ちょっと今数字を思い出せませんけれども、保護した中でも全て23条通報しているわけではないというお話もさせていただいたかと思います。あくまで23条におきましては、精神障害のために自身を傷つけ、または他人に害を及ぼすおそれがある、自傷他害のおそれがあると認められる者を発見したときは直ちにその旨を最寄りの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならないとございますので、そういう意味では真面目にやらせていただいているところでございますので、また導き等、よろしくお願いしたいと思う次第でございます。 ○山本座長  村上先生、よろしいですか。 ○村上構成員  そういう関係性をつくるのに、日々、我々、日常的には警察の方と連携をとってきて、やっと信頼関係ができてくるというプロセスがございます。だから、警察の方も一生懸命されていることは十分承知しているのですが、ただ、何回も言うように、グレーゾーンというかはっきりと判断が出ないような、幾ら専門家が見てもたった1~2時間の世界では信頼がつかない場面があって、そこだけで何かの決定を出さないといけないわけですから、そういうときにお互いの意見交換がフリーにできるようなことは非常に重要なのだと。精神鑑定で結論が出てくるのは、入ってくる情報量の桁が3つ違うぐらいの情報量の中で診断をしたり判断をするわけですけれども、実際の診療というのはもっと生きている状況の中で、時々刻々の中で判断するわけですから、お互いに100%正解な答えを出しているわけではないというところを共有していただければと思いました。 ○山本座長  ふだんからの密接なコミュニケートというものは必要だと思うのですが、今後そういう具体策みたいなもの、村上先生、ございますか。 ○村上構成員  私、司法精神学を専門としているので、私がまいりましてからそういう非常に難しい患者さんに関して、かなり丁寧なケア会議を開かせていただいて、その中に警察の方がお入りになることもあるし、それから、先ほどお話ししましたように、ほぼ問題な患者さんは地域にある意味ではそのままいます。問題が起こるたびに余り有効な手が打てずにおります。そこが少し医療という観点で入ることについて、私のほうからも手を出したところ、警察の方もすっかりと、それこそ対話ができるようになったというプロセスがございます。だから、医療とこういう困難な方の処遇に関することは、やはりお互いの歩み寄りなのだと思います。  それは例えば児相も出てくるし、保健所も出てくるし、相談機関も出てくるわけですが、やはり一番判断の難しいところは、手つかずにあるということの事実なのです。この事実を我々が認めて、何か手をそこに出していかないといけない。多分今回の相模原のケースだって、手を出し始めるとそんなに簡単にいかない。単に寄り添うといっても、非常に二面性があってどのように判断するのかわからない局面が多分あったのだろうと。そういう非常に難しい局面にある方が実際に地域に多くおられるということ、そこを我々はどのように医療なのか、司法なのか、対話をしていくということが重要なのではないかと思いました。 ○山本座長  ありがとうございました。  ほかはいかがでしょうか。  中原構成員、どうぞ。時間がありませんので、済みませんが簡単に。 ○中原構成員  今の村上先生のお話の中に出てきた警察との情報共有というのは、保健所としても一番大事なところだと思っておりまして、要は地域で保健所とそれぞれの地域の警察がきちんとそのような意見を共有できるような関係性をつくる。それもまた各全国の保健所の役割だと思っています。  司法のほうでも、そういったところを十分に認識していただけるように意識していただければと思っておりますので、これは警察の方にお願いです。よろしくお願いいたします。 ○山本座長  ありがとうございました。  警察の方、今の点について何かございますか。 ○警察庁生活安全局生活安全企画課長  私自身も先週、座長に御一緒させていただいて兵庫の取り組みを拝聴してまいりましたので、そうした形で保健師の先生方、あるいはお医者様方とのつながりというか連携が必要だと思っております。  ただ、余りこちらから言って、各いろいろなところがあろうかと思いますので、構築というのは一朝一夕には難しいのかなという気もしているところでございます。 ○山本座長  ありがとうございました。  最後に、幾つかの団体から障害者に対する差別や偏見をなくす教育が必要だと、そういう体制をとっていくのが政府として非常に重要なのだという御指摘がございましたが、これについて、文科省か、内閣府のほうがよろしいですか。何かちょっとこの取り組みについてお話ししていただけますか。 ○内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付参事官(障害者施策担当)  内閣府でございます。  この事件、内閣府の取り組みということで申しますと、9月20日、第5回のこの場でも申し上げたことでございますけれども、うちの加藤大臣もやまゆり園を訪問するといったようなこと、それから、神奈川県との共催で障害者差別解消地域フォーラムに出席して、命の尊さ、あるいは共生社会の重要性ということで発信したところでございます。  内閣府のホームページでも、やまゆり事件に対する取り組みということで特設ページを設けまして、いろいろな取り組みについて一覧できるようにしております。それとともに、あと1カ月ちょっとたちますと障害者基本法で決められている障害者週間というものがあるのですけれども、今年は12月2日に内閣府でやることにしております。そういう中でも、改めて命の尊さについて考えるという形で、原点に立ち返ったようなテーマでパネルディスカッションのようなことも行うといったことで、いろいろな形で、今、久保会長もおっしゃっていましたけれども、とにかく当事者がいて、その家族がいて、お互いすごく大事な存在としているのだという、みんながある意味当たり前、本来それが当たり前だというようなところを一人一人の命の尊厳ということとあわせて発信することができればと考えております。  内閣府としては以上でございます。 ○山本座長  文科省、いかがですか。 ○文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育企画官  文部科学省でございます。  障害者理解の教育につきましては、実はこの会議の場でも折々重要性を指摘されておりまして、私ども、これから努めていきたいと思っております。  委員の皆様には繰り返しになってしまうのですけれども、現在の学習指導要領においても、障害者についての理解ということでいろいろな場面で障害のある子供たちと一緒に学習をしたりする場面を設けたり、あるいは道徳であるとか社会科の中で勉強するというのも盛り込まれていますけれども、現在、学習指導要領全体を見直しておりますので、その中でさらにとりわけ今度の改訂は、次のオリンピック・パラリンピックが東京であるタイミングでもございますので、それに合わせて障害者への理解等の充実をしていきたいと思っております。  1点、先ほど学校のモデル事業のような御指摘がありましたけれども、現在もそういったことをやっておりまして、現在、私どもで行っているのが、心のバリアフリー推進事業という通称で呼んでいますけれども、特別支援学校等において障害のある子供たちと障害のない子供と交流する場を設け、スポーツを題材にして、例えばパラリンピアンを呼んできて講座を聞くとか、障害者スポーツを一緒にやるとか、そういった場面を活用して行う委託事業をしているところです。  今、概算要求ではそこに文化の事業についても使えるように活用しようと思っていまして、これからもこうした形で事業を進めていきたいと思っています。 ○山本座長  よろしくお願いしたいと思います。  それでは、時間になりましたので、本日の議論はここまでとさせていただきたいと思います。  最後に、事務局から今後の日程などについて御説明をお願いいたします。 ○厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長  次回の日程につきましては、追って御連絡をしたいと考えております。  また、先週24日、兵庫県の取り組みの視察をしておりますけれども、その内容につきましては、次回説明をしたいと考えております。  配付した資料のうち、ドッチファイルにつきましては、机の上に置いていただきたいと思います。  事務局からは以上です。 ○山本座長  ありがとうございました。  本日はお忙しい中、長時間にわたりありがとうございました。  また、各団体の方には、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  それでは、これをもちまして、第7回「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」を閉会したいと思います。どうも長時間にわたりありがとうございました。 (了)
相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム(第7回)議事録(2016年10月31日)|厚生労働省
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hiroyukitsuji · 1 year ago
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【学会発表】日本育種学会第144回講演会
2023.09.15
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2023年9月15日-16日に神戸大学で開催される日本育種学会第144回講演会では、イネとオオムギのフロリゲンとシュートメリステムの発生学に関する4題の発表があります。
いずれも、コツコツと積み上げてきたユニークで特別な新技術を使って、私たちだけの素晴らしい発見をしています。
講演番号302 イネの茎頂メリステムにおけるホールマウント免疫染色系の開発 ☆森下 友梨香 1, 髙田 崚輔 2, 吉田 綾 2, 肥後 あすか 2, 辻 寛之 2,3(1. 名古屋大・農学,2. 横浜市大・木原生物学研究所,3. 名古屋大・生物機能開発利用研究センター)
講演番号313 細胞骨格のイメージングと重合阻害によるイネシュート頂メリステムの発生学的解析 ☆髙田 崚輔1, 田中 真理1, 武内 秀憲2, 丸山 大輔1, 井藤 純1, 辻 寛之1, 3(1横浜市大・木原生物学研究所, 2名古屋大・トランスフォーマティブ生命分子研究所, 3名古屋大・生物機能開発利用研究センター)
講演番号314 シングルメリステム RNA-seq 解析によるオオムギ茎 頂メリステムの連続的な発生ステート推移の解明 ◯井藤 純 1, 野村 有子 1, 高萩 航太郎 1, 金 俊植 2,3,鹿島 誠 4, 岡田 聡史 5, 佐藤 奈緒 1, 清水 みなみ 2,最相 大輔 3, 持田 恵一 2, 平山 隆志 3, 辻 寛之 1,5(1. 横浜市大・木原生研,2. 理研・環境資源科学研究センター,3. 岡山大・植物研,4. 東邦大・理、5. 名古屋大・生物機能開発利用研究センター)
講演番号315 オオムギの節間伸長に花序は必要か 田中 真理 1, 赤司 裕子 1, ◯辻 寛之 1,2(1. 横浜市立大学・木原生物学研究所,2.名古屋大・生物機能開発利用研究センター)
講演番号P086 オオムギ花序メリステムの細胞死過程における核内構造変化 ☆松本 大輝1, 井藤 純1, 野村 有子1, 若崎 眞由美2, 佐藤 繭子2, 武田(神谷) 紀子2, 最相 大輔3, 豊岡 公徳2, 辻 寛之1, 4(1横浜市大・木原生物学研究所, 2理研・環境資源科学研究センター, 3岡山大学資源植物科学研究所, 4名古屋大・生物機能開発利用研究センター)
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sports-pro-sokuhou · 2 years ago
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【高校バスケ】開誠館目指せ初4強 萩原加奈疲労骨折から復活「できることをしっかりやりたい」
【高校バスケ】開誠館目指せ初4強 萩原加奈疲労骨折から復活「できることをしっかりやりたい」 スポーツ…
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budaallmusic · 5 years ago
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阿部薫 Kaoru Abe – 彗星 Partitas #Nadja 1981 🇯🇵 Japan Alto Saxophone – #阿部薫 #KaoruAbe Artwork [Cover Art], Design – #萩原誠 #MakotoOgiwara Engineer – 長坂光司 Engineer [Mixdown Engineer] – 斉藤忠彦 Photography By – #小水一夫 #KazuoUrine Producer, Photography By, Liner Notes [Japanese] – #芥正彦 #MasahikoAkuta https://www.instagram.com/p/B7VmsOIpuWN/?igshid=ei4o0z7cw2nl
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honyakusho · 2 months ago
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2024年9月27日に発売予定の翻訳書
9月27日(金)には38点の翻訳書が発売予定です。
1918年のインフルエンザパンデミック
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ジェフリー・ライス/著 伊藤雄志/翻訳 箱根かおり/翻訳 リッチーザイン/翻訳
春風社
スパイゲーム 核戦争に最も近づいた日
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スティーヴ・シャンキン/著 寺西のぶ子/翻訳
亜紀書房
価値と恐慌
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伊藤誠/翻訳 江原慶/翻訳
岩波書店
テイラー・スウィフト ザ・ホール・ストーリー TAYLOR SWIFT THE WHOLE STORY
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チャス・ニューキー=バーデン/著 梅澤乃奈/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ベールの下の見知らぬ花嫁
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サラ・マロリー/著 藤倉詩音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
シチリア大富豪と消えたシンデレラ
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リラ・メイ・ワイト/著 柚野木菫/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プラトニックな結婚
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リン・グレアム/著 中村美穂/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
男装のレディの片恋結婚
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フランセスカ・ショー/著 下山由美/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
二人のティータイム
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ベティ・ニールズ/著 久我ひろこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
結婚コンプレックス
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キャロル・モーティマー/著 須賀孝子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
結婚の代償
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ダイアナ・パーマー/著 津田藤子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
離れないでいて
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アン・メイジャー/著 山野紗織/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
危険な同居人
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ジェシカ・スティール/著 塚田由美子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
最愛の敵に授けられた永遠
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メイシー・イエーツ/著 岬一花/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
あなたによく似た子を授かって
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ルイーザ・ジョージ/著 琴葉かいら/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
十二カ月の花嫁
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イヴォンヌ・ウィタル/著 岩渕香代子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
罪深い喜び
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ペニー・ジョーダン/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛なき富豪と孤独な家政婦
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ジェニー・ルーカス/著 三浦万里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
会社のためではなく、自分のために働く、ということ
チェ・イナ/著 中川里沙/翻訳
日経BP
THE COMING WAVE AIを封じ込めよ : DeepMind創業者の警告
ムスタファ・スレイマン/著 マイケル・バスカー/著 上杉隼人/翻訳
日経BPマーケティング
IFRSⓇ会計基準2024〈注釈付き〉
IFRS財団/編集 企業会計基準委員会/監修・翻訳 公益財団法人財務会計基準機構/監修・翻訳
中央経済社
風俗のパトロジー〈新版〉
バルザック/著 山田登世子/翻訳・解説 今福龍太/著 町田康/著 青柳いづみこ/著
藤原書店
ビロードの耳あて : イーディス・ウォートン綺譚集
イーディス・ウォートン/著 中野善夫/翻訳
国書刊行会
奴隷たちの秘密の薬 : 18世紀大西洋世界の医療と無知学
ロンダ・シービンガー/著 小川眞里子/翻訳 鶴田想人/翻訳 並河葉子/翻訳
工作舎
80歳、まだ走れる
リチャード・アスクウィズ/著 栗木さつき/翻訳
青土社
ハイパーモダンPython : 信頼性の高いワークフローを構築するモダンテクニック
Claudio Jolowicz/著 嶋田健志/翻訳 鈴木駿/翻訳
オーム社
犯罪捜査��術を活用したソフトウェア開発手法 : フォレンジックアプローチによるソースコード分析
Adam Tornhill/著 園田道夫/監修 株式会社クイープ/翻訳
秀和システム
神話・伝説・伝承 世界の魔法道具大事典
テレサ・ベイン/著 桐谷知未/翻訳 庭田よう子/翻訳
原書房
わたしのくつしたはどこ?
フロレンシア・エレラ/著 ベルナルディータ・オヘダ/イラスト あみの まきこ/翻訳
岩崎書店
スヌーピーめくり2025 : ピーナッツ日めくりカレンダー
チャールズ・M・シュルツ/著 谷川俊太郎/翻訳
河出書房新社
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
アグラヤ・ヴェテラニー/著 松永美穂/翻訳
河出書房新社
アウシュヴィッツの父と息子に
ジェレミー・ドロンフィールド/著 越前敏弥/翻訳
河出書房新社
クリエイティブという神話 : 私たちはなぜそれを崇拝するのか
サミュエル・W・フランクリン/著 加藤洋子/翻訳
河出書房新社
ウイルスってなんだ?
シアン・グリフィス/著 宮坂宏美/翻訳 ONOCO/イラスト 本田隆行/監修・解説
ほるぷ出版
かえでがおか農場のねこマックス
アリス・プロベンセン/著 マーティン・プロベンセン/著 中井はるの/翻訳
ほるぷ出版
ヴィジュアルで見る アメリカ海軍特殊部隊 ネイビー・シールズ入隊マニュアル : 資格からトレーニングまで
ドン・マン/著 村上和久/翻訳
原書房
[図説]食から見るスペインの歴史と文化
マリア・ホセ・セビージャ/著 内田智穂子/翻訳
原書房
アサシン クリード フラグメント 会津の刃
オリヴィエ・ゲイ/著 阿部清美/翻訳
竹書房
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yanarchy072 · 4 years ago
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・ ・ #staysafe #socialdistancing #withコロナ #newnormal ・ 『アンダードッグ 前編・後編』一気観した。 ・ 感無量!良かった! 練習シーンがアガるよ! ・ #アンダードッグ #underdog #武正晴 #masaharutake ・ #森山未來 #北村匠海 #勝地涼 #瀧内公美 #熊谷真実 #水川あさみ #冨手麻妙 #萩原みのり #風間杜夫 #柄本明 #芦川誠 ・ #ボクシング #boxing #かませ犬 #ルーザー ・ #映画 #movie #ビバムビ #instamovie #moviestagram #instagood #instapic (WHITE CINE Quinto) https://www.instagram.com/p/CIS4a5JA2eR/?igshid=1psxzuy8b6jky
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shinsengumi-archives · 3 years ago
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Actors who should play the Shinsengumi
There was an old poll about which actor should play the Shinsengumi members. This was from 2005 or earlier, so the results are outdated and the actors are probably too old for the roles now, but it’s still interesting to see what the Japanese think the Shinsengumi looked like.
I agree with some of the choices, such as Watanabe Ken as Kondo and Oikawa Mitsuhiro (who played Hanzawa Naoki’s best friend) as Itou, but the one I feel the most strongly about is Kimura Takuya as Hijikata.
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It’s not just his looks. He has the intensity and “bad boy” vibe to portray both the serious and roguish sides of Hijikata perfectly. It’s a pity he didn’t play him when he was younger... 😞
Nevertheless, here are the poll results:
Kondo Isami
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トミーズ雅    1031 votes    
渡辺謙 (Watanabe Ken)   740 votes    
今井雅之    420 votes    
渡哲也    348 votes    
ネプチューン原田泰造    322 votes    
竹中直人    269 votes    
ビートたけし    241 votes    
赤井秀和    227 votes    
内藤剛志    205 votes    
夏八木勲    201 votes    
渡部篤郎    151 votes    
舘ヒロシ    142 votes    
村田雄浩    140 votes    
myself    132 votes    
ガッツ石松    121 votes    
舟橋元    120 votes    
阿南健志    88 votes    
豊川悦史    76 votes    
竜雷太    76 votes    
藤原組長    69 votes    
宮本浩次(エレファントカシマシ)    68 votes    
勝野洋    66 votes    
巨人の石井    64 votes    
勇ちゃん    58 votes    
千代大海    50 votes    
桂三枝    46 votes    
ベンガル    46 votes    
崔洋一    46 votes    
倉田保昭    44 votes    
大地康雄    41 votes    
Hijikata Toshizo
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上川隆也    2097 votes    
真田広之 (Sanada Hiroyuki)    888 votes    
木村拓哉 (Kimura Takuya) 493 votes ← I agree!
豊川悦司    392 votes    
村上弘明    382 votes    
竹野内豊    382 votes    
反町 隆史    356 votes    
栗塚旭    305 votes    
稲垣吾郎    289 votes    
Gackt    201 votes    
役所広司    193 votes    
織田裕二    191 votes    
堤真一    190 votes    
柳葉敏郎    187 votes    
田辺誠一    172 votes    
佐藤浩市    131 votes    
渡辺 謙    120 votes    
三上博史    100 votes    
高橋克典    83 votes    
榎木孝明    71 votes    
坂上忍    65 votes    
京本政樹    60 votes    
渡哲也    52 votes    
細川 茂樹    51 votes    
岡幸二郎    45 votes    
沖雅也    36 votes    
木村一八    33 votes    
速水亮    32 votes    
天地茂    27 votes    
原 健策    22 votes    
Okita Souji
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中村俊介    1194 votes    
滝沢君    547 votes    
菅野良一    525 votes    
国分太一    368 votes    
島田順司    353 votes    
東山紀之    299 votes    
香取慎吾    282 votes    
及川光博(ミッチー)    254 votes    
野村萬斎    226 votes    
筒井道隆    163 votes    
松岡昌宏(TOKIO)    159 votes    
いしだ壱成    131 votes    
押尾 学    123 votes    
長瀬智也    121 votes    
木村拓也    120 votes    
中川勝彦    106 votes    
織田裕二    103 votes    
和泉元彌    99 votes    
中居正広    97 votes    
ジャッキーチェン    85 votes    
小原 裕貴    82 votes    
大沢 健    64 votes    
反町隆史    62 votes    
辻 輝猛    49 votes    
川村隆一    45 votes    
橋爪 淳(若大将天下御免!の頃の)    32 votes    
草刈正雄    32 votes    
高橋伸顕    28 votes    
小沢けんじ    26 votes    
有川 博    25 votes    
Serizawa Kamo
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中尾彰    539 votes    
篠田剛(CaramelBox)    393 votes    
内藤剛志    264 votes    
松本人志(ダウンタウン)    154 votes    
松山千春    116 votes    
安岡 力也    115 votes    
巨人の清原    100 votes    
石橋貴明    86 votes    
江守徹    84 votes    
赤星 昇一郎    58 votes    
みのもんた    45 votes    
萩原流石    43 votes    
ガッツ石松    43 votes    
萩原健一    42 votes    
さんま    37 votes    
梅宮辰雄    35 votes    
西岡 徳馬    31 votes    
伊集院 光    28 votes    
���方弘樹    26 votes    
津川 雅彦    25 votes    
三國連太郎    22 votes    
前沢慎二    20 votes    
三沢光晴(全日本プロレス)    20 votes    
地井武男     20 votes    
広瀬匠(現広瀬裕)    19 votes    
玄田哲章    15 votes    
遠藤 辰雄    15 votes    
西川のりお    14 votes    
地井武男    12 votes    
前田 吟    12 votes    
Sannan Keisuke
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椎名桔平    473 votes    
大内厚雄(CaramelBox)    440 votes    
辰己琢郎    266 votes    
ミスチルの桜井    123 votes    
東山 紀之    104 votes    
阿部 寛    103 votes    
稔 幸    85 votes    
榎木孝明    68 votes    
保坂尚樹    67 votes    
田辺誠一    57 votes    
筧利夫    53 votes    
三浦 浩一    49 votes    
金城 武    41 votes    
岡田達也(CaramelBox)    38 votes    
ウド鈴木    32 votes    
永島敏行    29 votes    
萩原 聖人    22 votes    
古谷 一行    21 votes    
小川輝晃    19 votes    
アルフィーの坂崎さん    17 votes    
前沢慎二    16 votes    
小林 稔持    16 votes    
根津甚八    14 votes    
司祐輝    13 votes    
柴田 恭兵    13 votes    
桂三枝    12 votes    
萩原流行    11 votes    
千聖    10 votes    
赤井英和    9 votes    
蟹江 敬三    6 votes    
Itou Kashitaro
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及川光博(ミッチー)    559 votes    
真田広之 (Sanada Hiroyuki)    411 votes    
大内厚雄(CaramelBox)    390 votes    
野村萬齋    359 votes    
京本 政樹    260 votes    
Gackt    77 votes    
東山紀之    61 votes    
福山雅治    46 votes    
辰巳琢郎    43 votes    
エスパー伊東    37 votes    
本木雅弘    33 votes    
近藤正臣    27 votes    
山口祐一郎    26 votes    
にしき愛    25 votes    
西村雅彦    24 votes    
東儀 秀樹    21 votes    
内海光司    19 votes    
大沢たかお    18 votes    
風間トオル    16 votes    
吉岡毅志    15 votes    
真田 広之    12 votes    
ベイスターズの小宮山    9 votes    
HAKUEI    7 votes    
原田 甲子郎    6 votes    
官直人    5 votes    
小川敦志    5 votes    
麗蒔(ROUAGE)    5 votes    
梅澤雄太    5 votes    
片岡俊文    5 votes    
飯島秀圭    4 votes    
Nagakura Shinpachi
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堂本剛    656 votes    
浅野忠信    214 votes    
福山雅治 (Fukuyama Masaharu)   118 votes    
岡田准一    106 votes    
井ノ原快彦(V6)    96 votes    
久城 彬    94 votes    
岸谷吾朗    88 votes    
山口達也    86 votes    
原田泰三(ネプチューン)    47 votes    
高橋克典    43 votes    
中居正弘    43 votes    
ベイスターズ佐々木 主浩    29 votes    
本田博太郎    28 votes    
倉田てつを    27 votes    
堤大二郎    27 votes    
佐藤浩市    25 votes    
渡辺謙    24 votes    
柴田恭平    23 votes    
萩原聖人    22 votes    
大沢たかお    21 votes    
アントニオ 猪木    19 votes    
宮本 浩次(エレファントカシマシ)    17 votes    
大洋あゆ夢    15 votes    
保坂直輝    14 votes    
大地康雄    12 votes    
萩原流行    12 votes    
有川 正治    10 votes    
中条 きよし    9 votes    
大橋 吾郎    7 votes    
大島宇三郎    7 votes    
Saito Hajime
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渡部篤郎    415 votes    
阿部寛    313 votes    
稲垣吾郎    249 votes    
真田広之    165 votes    
豊川悦司    141 votes    
浅野忠信    120 votes    
木村拓哉    102 votes    
野村萬斎    101 votes    
織田 裕二    88 votes    
袴田吉彦    85 votes    
草なぎ剛    77 votes    
反町隆史    69 votes    
佐藤浩市    59 votes    
松岡昌弘    54 votes    
左右田 一平    48 votes    
原田龍二    39 votes    
岡田達也    35 votes    
深江卓次    31 votes    
松田優作    28 votes    
京本政樹    22 votes    
土門 廣    22 votes    
西村雅彦    19 votes    
藤田まこと    14 votes    
阿藤海    11 votes    
立木文彦(声のみ)    11 votes    
中康治    11 votes    
隆 大介    10 votes    
西川きよし    10 votes    
大滝純    10 votes    
石橋凌    9 votes    
Takeda Kanryusai
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西村雅彦    243 votes    
ユースケサンタマリア    151 votes    
モト冬樹    46 votes    
佐戸井けん太    41 votes    
ピーコ    37 votes    
藤井隆    35 votes    
森本レオ    22 votes    
火野 正平    22 votes    
ジャニーさん(ジャニーズの社長)    21 votes    
さんま    19 votes    
夏実よう    19 votes    
おいかわ    13 votes    
チョコボール向井    12 votes    
清水章吾    11 votes    
おすぎ    10 votes    
桂 小枝    10 votes    
myself    9 votes    
井出らっきょ    9 votes    
中尾公紀    9 votes    
GISHO    8 votes    
ウド鈴木    7 votes    
鳥肌実    7 votes    
六平直政    7 votes    
ポール牧    5 votes    
Yasumicha'n    4 votes    
よしざわ    4 votes    
おいら    4 votes    
藤原義明    3 votes    
大木凡太    3 votes    
夏実よう    3 votes    
Inoue Genzaburo
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篠田剛 (CaramelBox)   356 votes    
渡辺 いっけい    334 votes    
片岡鶴太郎    182 votes    
いかりや長介    173 votes    
小林ねんじ    93 votes    
坂上 二郎    61 votes    
森本レオ    56 votes    
いかりや長助    40 votes    
斉藤 洋介    36 votes    
谷啓    34 votes    
坂田利夫    29 votes    
和泉史郎    26 votes    
藤村俊二    24 votes    
地井武男    21 votes    
樋浦勉    21 votes    
井上竜夫(吉本新喜劇)    19 votes    
モンキーパンチ    15 votes    
森繁久弥    15 votes    
小杉十郎太(声のみ)    15 votes    
北村 英三    13 votes    
笹野 高志    12 votes    
不二子におまかせ    11 votes    
すし屋の大将    10 votes    
ナナシー    9 votes    
地井武男    9 votes    
小橋けんじ    8 votes    
大工の原産    8 votes    
大工の原産    8 votes    
Yasumicha'n    7 votes    
O-JIRO    6 votes    
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ari0921 · 2 years ago
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▪️ズレた対応に国民は怒りと失笑
   【#有本香の以読制毒】
電力逼迫、政府の?錯乱?が止まらない!  
政府の?錯乱?が止まらない。異例に早く、本州でも6月に梅雨が明け、 途端に記録的な猛暑が続く中での電力逼迫(ひっぱく)。これへの政府の ズレた対応が、国民の怒りと失笑を買っている。
21日に、岸田文雄首相自ら国民に節電を呼びかけ、「節電ポイントを還元 する」と発表した。これがひんしゅくを買うと、3日後の24日には、「節 電プログラムに参加した家庭に、買い物などで使える2000円相当のポイン トを支給する」と追加発表。首相の最側近の一人、木原誠二官房副長官は 「実質的に電気代負担を軽減することを目指していきたい」と強調した が、これまた国民から大ブーイング。ネット上には「2000円より、電気を 持って来い」などの声が渦巻いた。
28日には、萩生田光一経産相が「(ポイント付与を)8月をめどに開始で きるよう準備したい」と述べ、またもやネット上が騒然となった。最も電 力需給が逼迫すると予想される7月に間に合わないからだ。こんな政府、 政権で大丈夫かー。国民の不安と不満が募るのも当然である。
この経緯を取材してみると、官邸が何の裏付けもないまま「2000円ポイン ト支給」と発表し、経産省は「ええっ!」と驚愕(きょうがく)。尻拭い に追われているというのが実態のようだ。
岸田首相と側近は完全に「聞く力」の使い方を間違えている。国民の真意 を聞かず、表層の「怒り」を冷まそうと焦るがあまり水をかけるところ を、慌てて油を注いでいる。
とはいえ、岸田首相も誤った「油注ぎ」ばかりしているとはいえない。
28日に閉幕したドイツでのG7(先進7カ国)首脳会議で採択された首脳 声明には、「2050年までに脱炭素化実現」の目標が盛り込まれたものの、 温室効果ガスの排出削減対策のない石炭火力発電所の廃止期限については 明記されなかった。
これは、7カ国共通の悩みである「ロシアのウクライナ侵攻で揺らぐエネ ルギーの安定供給」への対策を優先させた結果だが、特に電力逼迫が深刻 な日本が、「廃止期限の明示」に強く反対したためだ。
岸田政権の成果とはいえるのだが、所詮は防戦の策でしかない。
一方、世界はこの危機に超柔軟な対応を見せている。
ドイツ政府は19日、ロシア産天然ガスの供給減に備え、国内のガス消費量 削減のための緊急措置として、石炭火力発電の拡大を打ち出した。CO2 を毒ガスかのように忌み嫌ってきた「緑の党」が一翼を担う新政権のこの 「掌返し」は、悪い冗談のようだが、日本政府が見習うべきサバイバル術 でもある。
英国は今月中旬、EVやPHEVに対するプラグインカー補助金 (PiCG)を廃止すると突如発表した。ちなみに、わが国では相変わら ず、EV購入者に、国と自治体が多額の補助金を出している。国民に「電 気ポットの使用も控えて」といいながら、電気自動車は推進。政治的錯乱 の最たる事例だ。
フランスはどうかといえば、そもそも全発電量の7割超を原発で賄ってい る国だから、危機感は小さい。
いま日本でも「原発の再稼働」を求める声が高まっている。同時に、家庭 用電気代にも加算されている「再エネ賦課金」への不審が高まりつつあ る。世界一高い電気代を払わされ、野放図に拡大される太陽光や風力発電 (再エネ)の対価まで負わされたうえに、電力逼迫。「一体何の罰ゲーム か」と気づく国民が増えたのだ。
電力供給源として不安定で、環境破壊の原因となる「再エネ」。しかもこ れが、中国などの敵性国による日本への「経済侵略」の手段ともなってい る。私たちは、高い代金を払って、何重ものリスクを自国へ呼び込んでいる。
岸田首相と萩生田経産相、山口壯環境相に謹んで申し上げたい。
国民を苦しめるだけの再エネ賦課金を廃止しませんか。ついでに英国を見 習って、EV補助金も見直しましょう。これで一気に支持率挽回、参院選 も、圧勝の上の超圧勝です。文句を言う「党内再エネ族」なんか放ってお きましょうよ。
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