#美術展巡り
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川崎浮世絵ギャラリーで
新版画の沁みる風景展を見てきました!🗻
平日の昼でもけっこう混んでいました‼️
川瀬巴水がもちろん一番多いんですけど
石渡江逸の横浜万国橋とか吉田博の猿沢池とか見れて
いままでの浮世絵ギャラリーの展示の中でもかなり良かったし好きだったなと思いました。
あと結構最初の方に小原古邨とチャールズ・ウイリアム・バートレットが展示されていたですが
小原古邨のは本当に版画なのが信じられないですよね…
見れて良かったです
2/3まで(月曜休)なので是非行ってみてください‼️
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田中一村展
2024.11.3
昨日の雨が嘘のようにいいお天気の中、上野の東京都美術館で開催中の「田中一村展」を観てきました。
予約していた10時の5分前ぐらい前に着いたら長蛇の列! 最初のフロアは大混雑していたので、どんどん通り抜けて最後のフロアから観ることに。
作戦成功でした♬
上の写真の作品は、その最後のフロアの最後の最後にあるのですが、実物の圧倒的な凄さといったら…!
『こんな砂浜や海が描けるなんて…』と誰もが驚くと思います。
逆コースの2階→1階ときて、LBFに何が展示されているかと思ったら、一村氏が8歳の頃から10代の作品がフロアの半分近くあって、その上手さ、大人っぽさが凄まじく、最後にこんなに驚くことになるとは思いませんでした。もし中年以降の作品に混ぜても全く分からないぐらい完成度が高かったです。
お腹が空いてきたと思ったら、3時間経過していましたが��もっと観ていたいくらい充実した内容でした。
素晴らしい作品が沢山あるのに、生前中央画壇から認められず、個展も開くことがなかったと思うと、画壇の闇を感じたり、悔しさも感じる展覧会でした。
#art#tokyo metropolitan art museum#museum#tanaka isson#tokyo#ueno#東京都美術館#田中一村展#美術館巡り#美術館#東京#上野#展覧会は写真禁止でした#奄美大島にある美術館には2度行きましたが、初めて観る作品もたくさんありました。
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夏ですね!いや、夏は終わってしまいました。そう、それはつまり「夏に企画されていた展示が終わっていく」ということなのです。 というわけで、お出かけ記録を書くことにしました。
まずはCLAMP展@国立新美術館です。
時系列やテーマに沿ってカラーイラストや原稿が展示してたったのですが、その精密で美しいこと!
近年の作品はデジタル/アナログ両方で制作されていましたが、どちらも印象が変わらないのがすごい。弘法筆を択ばず。 4人組の漫画家というイメージで見ていたけど、展示でその活動の全貌を見たら、漫画家というより「職人集団」だなと思いました。 カッコよかったなあ。
#絵日記#絵日記グラム#絵日記ノート#手書き日記#イラストエッセイ#エッセイマンガ#コミックエッセイ#日記#diary#illustration#drawing#draw#illustrator#sketch#dailysketch#CLAMP展#美術館#美術館巡り#comic
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美術の祭典「東京展」@東京都美術館
【展示参加】 Exhibition info in Tokyo
第50回 美術の祭典 記念展 「東京展」 Art Festival of Tokyo-ten
場所: 東京都美術館 Tokyo Metropolitan Art Museum
日にち: 2023年10月8日(火)〜10月14日(月)
時間: 9:30-17:30 (最終日14:00まで、入場13:30まで)
最寄り駅: 上野駅
入場料:1,000円(学生無料、70歳以上、身障者・付き添い1名無料)
30号×2点で参加します ぜひご覧頂けますと嬉しいです!
#art#exhibtion#tokyo#展示のお知らせ#東京都美術館#上野駅#Ueno#アート巡り#展示#展示情報#美術館#美術展#ギャラリー巡り#芸術の秋#上野公園#絵画展#イベント#art exhibition
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【美術館巡り】印象派 モネからアメリカへウスター美術館所蔵
公式サイト→https://worcester2024.jp/
行ってきた。ネタバレ(?)なので折ります。
印象派の展示。すでに終わってると何故か思い込んでて「また行きそびれた……(虚無顔)」と思ってたらGoogleカレンダーに期間を登録してたのを発見し、ギリギリ滑り込んだ。
最終1週間(?)は予約制になってたのでちょうどよかったかもしれない。が、予約制でも混んではいた。
印象派好きの日本人(偏見)の例に漏れずわたくしも大変印象派が好きです。ただ、今回の展示はアメリカに渡った印象派がメインになっていたのでモネのピントが合ってない感じとかを期待していると期待外れになるかもしれない。
個人的にトーナリズムの表現方法は東山魁夷の日本画ぽさを感じてとても好きだった。(ポスカ買った)(ポスカ選んでたら「ポスカはラインナップがちょっと…(イマイチ)」みたいに言ってるお姉さんがおり、ぐぬぬぬぬとなった)(わたくしは好きですわ!!!)
とくにドワイド・ウィリアム・トライオンの「川、日暮れ」はこれと雰囲気が似てて夏の絵かな……?と感じた
(山種美術館所蔵)
帰りに歩き花見をしました(背景に人入ってたけど消しゴムマジックで消せたスゴー)
途中で投稿してしまった/(^o^)\
以外追記分
最近光と色の表現方法の本を少しずつ読んでいて、最後の方にあった「ハーミット・クリーク・キャニオン」は「空の環境光の青がこう…なるほど……👀」とちょっと今までとは違う見方ができた。あと、印象派でよくある(?)メインモチーフの後ろに水面がある構図は水面からの反射光がバックライトの役割をしてて浮き上が���ような表現になるのかもな……とかも思った(あってるかどうかはわからん)
川瀬巴水が好きなのもモネや印象派が好きなのも「水面」っていう共通点があるようだ。水面描けるようになりたい……
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モネ 連作の情景
▷上野駅 上野の森美術館
10/20 〜 1/28
100%モネの展覧会。マジで全部クロード・モネ。流石にこんなにモネを浴びることってあんまないな…と思った。期間長いので行きやすいだろうな。来年には東京都美術館の方でも印象派展あるから連続で見れたりするのかも?
公開初めの日曜日だったので人が多かった!普段平日に美術館巡りしてるので久々の気分でした。一番初めにある睡蓮の池を模した光の体験アート面白かった!自分の動きに合わせて水面が揺れたり���音がするんですけど、睡蓮に合わせて緑色コーデで行ってきてよかった……。かわいい、この手の体験アートは気分が上がる。このチームラボっぽいやつ最近の展覧会だと増えてきたね〜。実際に楽しいのでどんどん増えて欲しい。
連作テーマの展覧会だったけどモネをバランスよくつまんでる感じで連作どーん!メイン!ってノリではなかったかも。そもそも日本で揃ってるモネの連作ってあんまないし……。これでもかなり頑張ってると思う。
ウォータールー橋の連作かなり良かった。特にこれ、〈ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ〉は衝撃的。なにこの緑。夕暮れですよ?マジで?ってなった。19世紀産業革命後のイギリス、大気汚染やばい。煙突から煙が出てる遠景があるから余計にね。現在とは見えてる景色が全く違うんでしょうね。他の時間帯の連作は普通の色だったので、たぶん…大気汚染……。これは1904年の絵だけど大気汚染のピークって1950年代でしょ?怖〜〜……。
図録!満足!モネの連作のイメージ元の話とかあると嬉しいな〜と買ったのですがありました。たすかる。実は図録がお目当てでした。
永遠の都ローマ展
▷上野駅 東京都美術館
9/16〜12/10
ローマ!ローマ!ローマ!年代かなり網羅されてる感じ。色々ある。カピトリーノ美術館の秘蔵品が結構出ていて2度と見れないかもな…と思うもの(特に今回の目玉、初来日のカピトリーノのヴィーナス)があったので行ってきた。
ローマ建国、ロムルスとレムスと牝狼の伝説からスタートしてルネサンスやらとカバーしてる時代が広い。ローマ入門?にいいのかも?図録も解説多めで良さそうでした。
本展覧会はとにかく彫刻の作品が多い!彫刻は360度眺められるのが最高。図録では味わえない良さがある。超巨大な彫刻もあり搬入経路が気になるなどした。デカいよあれ、美術運搬用クレーンで持ち上がるんだろうか。何トンあるんだろう……。ローマからだ���流石に飛行機だと思うんだけど、あれを見てると海路を疑わざるおえない。あのサイズ、重量は空路むりでしょ。
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「水 -巡る- 現代日本画展」に行ってきました。郷さくら美術館で開催されているこの展覧会では、水の流れや色や光や音など、水のさまざまな表情が感じられる作品がたくさん展示されています。水は雨として降り注ぎ、沢や滝や湖や川や海として流れてゆきます。それらは別々の存在ではなく、地球上の「水」が姿を変えて巡っているものではないでしょうか。水は生命の源であり、私たちの体の大部分を構成しています。水は感情や感覚にも影響を与えます。この展覧会では、郷さくら美術館の所蔵作品から、雨・沢・滝・湖・川・海をモチーフとした作品に着目しました。それぞれの作品には、水の流れや泡や色や光や音や香りが表現されています。それらは私たちの五感や六感に訴えかけてきます。展示の会期は、2023年6月27日(火)から8月27日(日)までです。会場は、東京・中目黒にある郷さくら美術館です。ぜひ足を運んでみてください。 https://taira-anjo.poohmie.jp/water-touring-sato-sakura-museum/
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2023.3.19 #マリーローランサンとモード展 画家の #マリーローランサン 、 服飾デザイナーの #ココシャネル 。 どちらも、魅力ある作品を世に送り出した、 代表的な女性クリエイター。 * ある時、 シャネルがローランサンに 肖像画を依頼したのにもかかわらず、 描いた絵にいちゃもんを(笑 絵はステキだと思うんですが、 何がちがったのでしょうか… とは言え、 ローランサンに絵を描いてもらうことが、この頃の 富裕層の女性のステータスであったようで、 パステルカラーのような淡い色味は、 今までになかった女性らしい表現として、 人気を博したのでしょう。 * シャネルも同じく、 機能的なモードを数々残し、 今もなお、憧れのブランドとして、 君臨し続けています。 どちらも共通してプロデュース力があり、 舞台美術、舞台衣装などの制作にも、 大いに活躍しました。 仲は良い方ではなかったらしいですが、 きっと良きライバルとして、 この時代を牽引してきたのは間違いないですね。 * 他にも、活躍した人々も紹介されていて とても春らしく、美しい展覧会でした。 * そして、#bunkamuraザミュージアム は、 この展覧会をもって、当分お別れです。 数年後には、また新しい商業施設が建設され、戻ってくる予定だそうです。 たくさんの展覧会を観させて頂きました。 好みのものが、ここで多く開催され、 色んな友人たちと足を運びました。 当分の展覧会はヒカリエで開催されるようで、 今後も楽しみです。 既に行きたい展覧会があります(笑 * たくさんの作品をありがとうございました。 Bunkamuraのことは、忘れません。またいつか。 * #ソロ活 #美術館巡り #春のおでかけ (Bunkamura ザ・ミュージアム) https://www.instagram.com/p/Cp9zAyDv6F3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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おはようございます。
Good morning everyone^^
今朝のウォーキングは、神社巡りのコースをゆったりと。アイドリング完了です。
本日は、大学時代の先輩(美術コース)の特別展を見に行ってきます(七宝町、おまつの里付近)
先輩は、コースは違えど(私は音楽コース)2年ほどキャンパスを共にしていました。
張り切って参りましょう
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原画即売会『みんなの原画展 in 京都高島屋』に水彩画を1点出品します。
京都高島屋6階、大垣書店前にポップアップ展示されます。
私は見つめて想いを巡らせるための灯火を描きました。 ぜひ実物をご覧いただけましたら幸いです。
作品は購入可能ですので、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。
<会期> 2024年11月13日(水)~11月26日(火) 10:00~20:00(最終日は17:00まで)
<会場> 京都高島屋 6F(リビング・美術・書籍) POPUP STAGE61(大垣書店前) 〒600-8001 京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52
【阪急電車】阪急京都線京都河原町駅下車、地下にて直結 【京阪電車】京阪祇園四条駅下車 徒歩5分 【バス】京都駅「A2」乗り場から、市バス(4) (5) (17) (205)系統利用 (約15分) 四条河原町バス停で下車 ※(205)系統は「四条河原町・北大路バスターミナル行き」をご利用ください。
<入場料> 無料
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ガウディとサグラダファミリア展
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【基本情報】
会場:東京国立近代美術館
会期:2023年6月13日(火)〜9月10日(日)
会場の温度:快適☀️
会場の照明:明るめ
点数:115点
規模:狭め
作品の大きさ:色々
写真撮影:一部可能
鑑賞カロリー:☆ ☆ ☆ ☆ ★
※展覧会を見た後の疲労度や大変さを鑑賞カロリーとして⭐︎1〜5で表しています。
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作品というか全て建築資料なので
立体図から図面から解説資料や映像資料まで色々あるので
ひとつひとつ全部読むというよりは
資料系はちょっと読んだり見れるところ見る感じでした。
確実に混むし資料が多いので、鑑賞カロリーは高めですw
私としてはサグラダファミリア建設中の様子が興味深くて
サグラダファミリアの意図やガウデイの考えを資料を通して知ることができて
こんなに魅力的な聖堂を作っていたんだなあと思いました。
自分に子供ができて、その子が海外に興味を持ってくれたら
是非スペインへ、サグラダファミリアへ行きたいとおもいました!
相手いないし結婚もしてないけど!!!😂
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Thank you for reading My Tumblr‼️🦫
ご覧いただきありがとうございます。私からのお知らせです。
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福田美術館(京都旅)
2024.8.25
金土日で京都に行ってきました♬
まずは嵐山の福田美術館へ。渡月橋近くの最高の立地にあって、カフェからの景色も抜群!(下の写真)
友人達と久々に再会して、皆で展覧会を鑑賞し、カフェでたっぷりお喋りして、楽しい時間でした♬
『福田どうぶつえん』という企画展だったのですが、最近好みと分かった速水御舟の作品もいくつかありました。この木はツツジ。この状態のツツジを描くのがすごいなぁ。
美術館の後は有名な嵯峨野竹林の小径を通って、観光客が少ない道の素敵なカフェでまたお喋り😁
暑さをしのぎながら、嵐山での再会を満喫しました!
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無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている。感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄い���ップス。ズレた口紅。酔った勢いで入れ墨を彫ってしまう危うさ、煙ったクラブでなにもかんがえずに踊って、好きな男と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。自らを成り立たせるピースを集めた上でそれを食い尽くすくらいの覚悟や貪欲さがあなたにはある?わたしにはそれが足りなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、何千もの美術展が開催されていて、明日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れてゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくも���すべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリー��が薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入ってからそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーしにてーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがいちばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。わたしはわたしのことをぜったい見放さない、それだけで充分いっぱいすてきでしあわせで救いだということを今じゃなくてもいい何年もかけて真実にしていく、揺るがない愛に変えていきたい。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たちが皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな匂い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そういった思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シ��プルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「俺みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落としたのを拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい、わたし、山猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して死ぬほどどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。木曜日、ほんとうは1限に英語の授業があったんだけど、財布を��れたいせいで交通費が若干足りなくて新宿駅から乗り換え先の電車に乗れなかった。その旨をインスタのストーリーに載せたら、一度しか喋った事ない同じクラスの男の子から「抜け出していくわ、」とだけ連絡が来て、本当にきてくれた。クラスで唯一金髪で、派手で、いつも高そうな服を着ている。ピーナッツをぼりぼり食べながら、ダーツをする。わたしが2回勝って、可哀想だったからあとの1回は負けてあげた。それからは何も無かったかのように授業では一言も喋らない。お互い、目を合わせないふりをしているような、ふしぎな距離感を保つ。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こんなに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何もかも諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲気がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかしたら私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番に��なれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもうの。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける!だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき、ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだとおもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる愛情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
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美術の祭典「東京展」@東京都美術館
【展示参加】
第49回美術の祭典 東京展 Art Festival of Tokyo-ten
場所: 東京都美術館 Tokyo Metropolitan Art Museum
日にち: 2023年10月7日(土)〜10月14日(土)
時間: 9:30-17:30 (最終日14:00まで、入場13:30まで)
最寄り駅: 上野駅
入場料:1,000円(学生無料、70歳以上、身障者・付き添い1名無料)
小さめのサイズなのですが、過去作で人気のものと、最新作、計2点持っていく予定です ぜひご覧頂けますと嬉しいです♪
#展示のお知らせ#上野駅#東京都美術館#Ueno#tokyo#art exhibition#アート巡り#展示#展示情報#美術館#美術展#ギャラリー巡り#アートイベント#イベント情報#芸術の秋#イベント告知#上野公園#絵画展#Tokyo metropolitan art museum#tokyo trip
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フェルメールと17世紀オランダ絵画展【美術館巡り】
2022年9月、大阪市立博物館にて
(美術館巡りの日記にリアクション頂いてて書いてなかったことを思い出した)
東京で行きそこねたので大阪で見た。
ちょうど台風が来てるときで行くかどうかかなり迷ったけど、東京に帰って来てはくれないので「最悪コレだけ!!」と思って行った。ギリギリ見れました。
知らんかったこといっぱい知れてまじでよかった。「窓辺で手紙を読む女」のことが好きになった。
「画面前にあるカーテンはだまし絵的要素」とか(そういう間取りかと思ってた)(今思うとどんな間取りやねんそれ)、「絵の中の絵は特別な意味を持ってることが多い」とか(解説読んでたらこれは「手紙の内容」ってことかーと思った)。
「窓辺で手紙を(略)」のマグネットとポスカとアクキーを買った。同じ絵に何度も金を払ってしまうタイプのオタク。
解説読んだから余計にかもだけど、私はキューピッドさんいるほうが好きだな〜
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