#私が見たニューヨーク
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バイデン米大統領の強力な支持者として知られる米俳優ジョージ・クルーニーさんが10日、バイデン氏に11月の大統領選からの撤退を呼びかけた。クルーニーさんは先月、バイデン氏の選挙資金を集めるイベントを主催したばかりだった。 [snip] クルーニーさんは米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、「私はジョー・バイデンを愛している」としながらも、先月15日の資金集めのイベントで会ったバイデン氏は「討論会で目の当たりにした通りの人物だった」と指摘して撤退するよう求めた。 [snip] クルーニーさんはバイデン氏と近しい間柄で、付き合いはバイデン氏が副大統領に就任して間もないころから続いている。このため、バイデン氏は私的に付き合いのある人物から厳しい評価を下されたことになる。 クルーニーさんが西部カリフォルニア州ロサンゼルスで先月主催した選挙資金集めのイベントでは、2800万ドル(約45億円)が集まった。この額は民主党の1回のイベントで集まった資金としては過去最高となった。
米俳優クルーニーさん、バイデン大統領に撤退要求 - CNN.co.jp
今までも十分ヤバかったけど、急激にさらに一段階進んだのかもなぁ。
身近な老人たちを見ていても、劣化のペースって一定じゃなく、ある日突然一気に進む。そして衰える前には「ダメになったら辞める」と言っていた人が、衰えて多方面に迷惑しかかけないようになった頃にはその事実を認識できなくなっており、指摘されれば激怒し、意地でも辞めずにしがみつく。もう何人も見たわ、そういうの…
今のバイデンが自ら判断できるはずもなく、バイデンが信頼する誰かが介錯してやるしかない。ジョージクルーニーがその人なのかもね。
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海外の反応 - 日本のアニメ・キャラクターは白人に似せているわけではありません!-: とりいそぎ。
以下引用
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元記事を書いたのは、ニューヨークに住むコンピュータ・プログラマーのAbagondさんという個人のかたですが、Sociological Images、Kotaku、Sankaku Complexなどに転載され、各所でかなりの数のコメントを集めました。
ご紹介するコメントは、Sociological Imagesから。学生、教授を含め、社会学に関わる人たちに向けたサイトのようで、なかなか私の守備範囲と交わることはないかと思われるので、せっかくなのでこの機会に。
Sociological Images、Kotaku、Sankaku Complex
なぜ日本人は自分たちを白人のように描くのか?
なぜ日本人は自分たちを白人のように描くのか?特に、アニメやマンガを見ると、そう思うのではないだろうか。
だが、とどのつまり、これはアメリカ人の意見でしかない。日本人はそう考えていないし、日本人は、アニメのキャラクターをちゃんと日本人として見ているのだ。白人だと思い込んでいるのは、アメリカ人。なぜか?それは、アメリカ人にとって、白人こそがデフォルトの「人種」だからだ。
ここに棒人間を書こう。ほとんどのアメリカ人は、これを白人だと考える。というのは、アメリカ人にとって、白人がデフォルトの「人種」だから。 アメリカ人にこの棒人間を女性だと思いこませるには、ドレスか長い髪をつけなければならないし、アジア人に思わせるには目を吊り上げさせ、黒人にするならチリチリの髪か黒い肌にしなければならなくなる。
とにかく、棒人間になにか他のものをつけなければならないのだ。他人種を示すステロタイプなものが何もない場合は、アメリカ人はそれを白人だと考える。
アメリカ人は、この考え方を日本の絵を見るときにも当てはめている。だがしかし、だ。日本人にとって、デフォルトの「人種」は日本人なのだ!日本人が、自分たちのキャラクターをあえて「アジア人に見せよう」とする必要を感じているわけがない。 日本人がしなきゃならないことは、自分たちのまわりにいる人たちに似せてキャラクターを作ることであり、日本人はこうだよなと日本人が思うようなキャラクターを描くこと。たとえ、その外見的特徴がいかにありえないものであっても、だ。
同じようなことがアメリカでもある。みんな、マージ・シンプソンを白人だとどうして思う?彼女の肌を見てみよう。黄色だ。髪を見て。青のアフロ。でも、「デフォルトの人種」というすり込みはとても強い。だからこそ、マージが、黒人かアジア人のステロタイプなはっきりとした特徴以外のものを何ももってないにもかかわらず、彼女はデフォルトで白人ということになってしまう。
アニメのキャラクターは、外見に関しても、特に白人だという部分はまったくない。
大きな丸い目:こんな目の人は誰もいない。白人にすらいない(こういう目の描きかたは、ベティ・ブープにまで遡れるが)。
黄色い髪:日本のアニメのキャラクターには、青い髪も緑の髪もあるし、どんな色でも揃っている。ということは、髪の色は、実際の人間に即しているわけじゃないということだ。
小さな鼻:世界の他の人たちと比べると、白人の鼻は長く飛び出ている。
白い肌:白人のアメリカ人と同じぐらい青白いか、白い肌をもつ日本人は多い。
これにくわえて、日本人のアニメキャラクターの描き方では、白人も、そうして中国人で���ら異なったもになる。外国人を描くときは、はっきりと外見的ステロタイプで違いを描き分けているのだ。そう、アメリカ人が有色人種を描くときにそうするように。 アニメでは、白人のアメリカ人は、黄色い髪、青い目、長くてデカい鼻というステロタイプに描かれる↓。
大きな丸い目や奇妙の色の髪ことはもう解決だ。なぜなら、そうしたものは白人とはまったく関係がないのだから。
気をつけてほしいのは、アニメの舞台が外国、たとえば中国やアメリカになると、日本人は外国人の特徴をキャラクターから削り落としてしまうことだ。この場合、キャラクターは(訳注:外国人であっても)通常のアニメ・スタイルで描かれる。なぜなら、(訳注:いちいち外国人的特徴を描かなくても)、ストーリーでデフォルトの人種が理解できるからだ。
アメリカ人の中には、学者ですら、日本のアニメの描き方に異議を唱える人たちがいる。彼らは、日本人がアメリカや白人を崇拝しているのだと思いたいのだ。 そして、その証拠としてアニメを挙げたいのだ。しかし、彼らは、自分たちの人種差別主義やナショナリズムに振り回されているだけのように私には思えるのである。●
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引用終わり
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標識 (言語学) - Wikipedia
有標とは特殊と考えられるものであり、無標とは基本的ないし自然と考えられるものとすることもある。この概念を有標性(英語版)(markedness)という。 例えば英語のlionは雄雌どちらのライオンも表すが、lionessは雌だけである。前者が無標で後者が有標である。 こちらの意味で「有標」「無標」を用いる場合、標識の有無と一致しないことがある。
下記のくだりが、「有標」「無標」の好例になってる。
ここに棒人間を書こう。ほとんどのアメリカ人は、これを白人だと考える。というのは、アメリカ人にとって、白人がデフォルトの「人種」だから。 アメリカ人にこの棒人間を女性だと思いこませるには、ドレスか長い髪をつけなければならないし、アジア人に思わせるには目を吊り上げさせ、黒人にするならチリチリの髪か黒い肌にしなければならなくなる。
棒人間が「無標」で、ドレスや長い髪やつり目やチリチリの髪が視覚的な「有標」。
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世の中と断絶して暮らしてきたアマゾンのある部族が衛星インターネットが開通した後、暴力やポルノ中毒などの副作用に苦しめられていると報じられたが、これは「フェイクニュース」であることが確認された。インターネットを利用した外界とのつながりが部族固有の文化を害する場合があると伝えたニュースが一部メディアで無分別に扇情的に歪曲(わいきょく)された。 最初はイーロン・マスクのインターネット「スターリンク」開通以降、変化したアマゾンの一部族「マルボ族」の状況を伝えたニューヨーク・タイムズ(NYT)が11日(現地時間)、「アマゾン部族はポルノに中毒していなかった」と題する記事を載せた。 NYTはこれに先立って2日、アマゾンの奥深くにある密林に暮らすマルボ族の人々の日常が2カ月前にインターネットが開通した後でどのように変化したのか紹介する記事を載せた。NYTは「2000人余りのマルボ部族員がインターネットを村同士の連絡や愛する人々とのメッセージのためにやりとりして、緊急状況を知らせるために使っている」としつつも「今は部族の人々がインターネットをしようと、家族とも互いに話をしなかったり若者たちがインターネットのせいでに仕事をせず怠けるようになるなど状況が悪くなった」とし、部族の一員との話を伝えた。 年配の構成員は10代の青少年が携帯電話を肌見放さず持ってグループチャットをしたり未成年者がポルノ物を見たりする場合もあり心配しているとNYTは状況を伝えた。 だが、記事が報道された後、ニューヨーク・ポストなど一部メディアはNYTを引用して「マルボ族の人々がポルノ中毒」というタイトルで記事��趣旨を歪曲、再拡散し始めた。 この記事はすぐに世界100個余りを越えるウェブサイトに掲載され、米国芸能メディア「TMZ」は「部族のスターリンク連結はポルノ中毒につながった」という極端なタイトルをつけたりもしたとNYTは伝えた。 NYTによると、このようなヘッドラインは、英国・ドイツ・オーストラリア・インド・トルコ(テュルキエ)・メキシコなど世界に広がり、SNSにはこれを嘲弄するミーム(meme・インターネット流行コンテンツ)も投稿された。 これに対して部族に関する記事を最初に報じたNYTのジャック・ニカス(Jack Nicas)記者は「マルボ族の人々はポルノに中毒していなかった」とし「(取材に行った)森の中の村ではそのようなことは見られず、NYTの記事はそのような事実を暗示していなかった」と強調した。 当事者のマルボ族の人々も反発した。マルボ族の指導者であり、スターリンク開通を主導したエノク・マルボ(Enoque Marubo)氏はSNSで「このような主張は根拠のない偽りであり、私たちの自律性とアイデンティティを無視する偏向した思想的流れを反映したもの」と批判した。 弁護士であり原住民権利活動家のエリシオ・マルボ(Eliesio Marubo)氏も今回のフェイクニュース拡散はインターネットの別の危険性を見せたとし「インターネットは多くの利点をもたらしてくれるが、同時に多くの困難ももたらす」と指摘した。 NYTは今回の事態を置いてオンラインメディアのシステムを指摘した。細部の内容を歪めて拡散したオンラインメディアが、広告を売るためにたびたび扇情的なタイトルをつけるということだ。 一方、歪曲報道したニューヨーク・ポストやTMZは特に立場を明らかにしていないという。
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これらの結果は、アミロイドベータの蓄積よりも「かなり前」にアルツハイマー病による変化が始まっており、アミロイドベータの蓄積は真の原因ではなく、結果に過ぎない可能性を示します。
さらに研究者たちがアルツハイマー病で亡くなった人間の脳を調べてみたところ、マウスと同様の「毒の花」が存在していることが判明しました。
そのため研究者たちは、今後のアルツハイマー病の治療薬を開発する場合には、既存の薬のようにアミロイドベータの蓄積を防ぐのではなく、分解屋(リソソーム)の酸性度を回復させることに焦点を当てるべきであると結論しています。
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とにかく税金、住宅、交通費、保険が支出のほとんどを占めます。住宅は世界中で大きく異なります。現在、米国の多くの地域では、家を借りるのに平均で月額 3,000 ドル以上かかります。それらの住宅のほとんどは、現在の金利で住宅ローンを月あたり 3,000 ドル程度に換算すると、おそらく ~50 万ドルで販売されています。ソモエネの収入が 12 万ドルの場合、これは収入の 3 分の 1 です。全国平均(約7万ドル)を稼いでいる人の場合、これは総収入の2分の1に相当します。言及しておきますが、給与が 25 万ドルから 30 万ドルの地域 (シアトル、サンフランシスコ、ニューヨーク市) では、これらの人々はこれらの数字よりもはるかに高い給料を払っています。おそらく家賃が 5,000 ~ 6,000 ドルか、たまたま 125 万~150 万ドルかかる質素な住宅を購入するか、 米国では、健康保険料として月あたり 1,000 ドル (またはそれ以上) を支払うこともできます。世界の他のほとんどの地域では、このような費用はかかりません。 2024 年の時点で、米国における新車の平均価格は 47,000 ドルです。現在、誰もが新車を購入しているわけではありませんが、中古車市場はこの数字に基づいて膨れ上がっています。 そうすると、ここのほとんどの人は平均して 15 ~ 30% の税金を払っていることになります。 つまり、これらすべてを合計すると、おそらくお金の 2/3 ~ 3/4 がなくなってしまうでしょう。 衣料品、消費財、ソフトウェア、肉、石油などは現在では世界的に見てもほぼ同等ですが、これらの商品はおそらく個人の月々の出費の 10 ~ 20% しか占めていないという意見に私も同意します。 退職は言うまでもありません。これらすべてのコストが非常に高いため、死ぬまでに数年間働かなくても生き延びるために、給料のより多くの割合を退職金に充てる必要があることを意味します。医療や住宅などの生���必需品が私が概説したように高額になると、退職後に向けてより多くのお金が必要になることを意味しますが、それはあなたが言及したこれらの基本的な物品に費やすことができないお金です。 そうです、あなたが指摘したこれらの商品は、実際には世界中で同等のものです。しかし、それらは支出の比較的小さな部分にすぎません。未払いの出費は最も変動しやすいものです (住居、交通費、保険、税金)。
米国全体のソフトウェア エンジニアの給与ヒートマップ |ハッカーニュース
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『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』 若林正恭
友人のAちゃんが貸してくれた本。
辛いことが重なって、鬱になっていた私を助けてくれた。Aちゃんには感謝してもしきれない。
内容は、若林がニューヨーク、キューバ、モンゴル、アイスランド各国への旅を通して、現在の日本と自分自身の今後の在り方を見つめ直すといったもの。
キューバ
父の死をきっかけに、若林がキューバへと初1人海外旅行に挑戦する。人見知りの現地ガイドや闘鶏観戦、共産主義国ならではの光景など盛りだくさんの内容だった。読んでいて楽しかったが、暑そうなので実際に行ってみたいとは感じなかった。
キューバの章の終盤で、観光を一緒に楽しんだ現地の人たちと、連絡先も聞かずに爽やかに別れるシーンが特に印象的だった。
この部分を読んで、いつの間にか自分の中の「人付き合いへのスタンス」が歪んでいたことを認識した。相手と「いつでも連絡が取れる」という考えが、自分の中に前提として存在していて、実際に会って会話することを軽んじていた気がした。
モンゴル
モンゴルに1人で旅をして、現地の大自然や人々との交流を楽しむ内容だった。
若林による丁寧かつ精緻な情景描写と心理描写のおかげで、彼と同じ目線になって旅を楽しむことができた。特に、草原を馬に乗って走る場面は爽快感を得られた。
この本で読んだ中で、モンゴルに1番行きたいと思った。
あとがき
旅を経た若林による、日本の現状の分析と今後の生き方について。
あとがきを読んで、自分がこれまでの人生で感じてきた「生きづらさの正体」を明確に理解することができて、本当に嬉しかった。また、旅を経た若林から、今後の生き方についてのヒントをもらえて、少し救われた。
「日本特有の“世間”信仰」と「新自由主義」の相性の悪さは、一部の人間に居心地の悪さを感じさせていて、それは今後も続く。その上、「新自由主義」と「資本主義」による格差と分断は今後さらにエスカレート。つまり、今よりもっと生きづらい未来がこれから待っているのは確実と考えられる。
そんな絶望的ともとれる状況下で、これからの私たちに重要なのは“没頭”と“血の通った人間関係の構築”ではないか。
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2006年 映画「善き人のためのソナタ」
Das Leben der Anderen
監督・脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
時はベルリンの壁崩壊の足音が聞こえる1984年。
東ドイツ国家保安省の大尉として働くゲルト・ヴィースラー。
ある日彼は、重要案件である反体制疑惑のある劇作家のドライマンとその愛人で女優のクリスタの監視を命じられる。
社会主義体制維持のため、秘密警察の一員として仕掛けた盗聴器や監視カメラの内容を淡々と記録して任務を遂行する日々を送るヴィースラー。
そんな中、盗聴器から聞こえてくるドライマンが弾く美しいソナタや監視カメラに映し出される彼らの自由で純粋な愛に体制への疑問を感じ始めたヴィースラーは、彼らを守るためいつしか秘密警察に嘘の報告書を提出するようになる。
映画終盤は、秘密警察と反逆分子となったヴィースラーの攻防が、体制崩壊に真っすぐ伸びた時間軸に沿って激しく対峙する。
そして、ベルリンの壁崩壊。
どこか落ちぶれて冴えない日々をおくるヴィースラーが、何気なく入った本屋で一冊の人気新刊本を手にする。
タイトルは「善き人のためのソナタ」。
献辞に「<HGW XX7>に捧ぐ」と書かれていて驚くヴィースラー。
<HGW XX7>とは、秘密警察時代のヴィースラーのコードネーム。
劇作家のドライマンはベルリンの壁崩壊後、国の機関で社会主義時代の監視記録を閲覧して、ヴィースラーが自分たちを守っててくれていたことを知ってヴィースラーのためにこの本を執筆していたのです。
(涙腺ヤバイ)
当時、何か見返りを求めるでもなくただ、自由と本当の正義のために無償の愛でドライマンとクリスタを守ったヴィースラー。
ヴィースラーの過去のすべてが報われる、この本屋のシーンで涙腺が崩壊する人が続出だったらしいですが、確かに誰でも間違いなく涙腺が崩壊します。(笑)
この本の購入の際、ギフトラッピングを聞かれたヴィースラーは「これは私の本だから」と言って店員に断ります。
画面のヴィースラーに無言で優しく肩をたたきたくなるような素晴らしいエンディングシーンです。
この映画はアカデミー賞・外国映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ヨーロッパ映画賞、ドイツ映画賞、バイエルン映画賞、英国アカデミー賞、セザール賞など数えきれないくらいの映画賞を総なめにした作品です。
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ニューヨークで開催された「TIME100 Summit」に登壇したスピルバーグ監督は「改変は間違いでした」と発言。さらに「E.T.は、『E.T.が撮影された時代』の作品です。私たちの現代的価値観に沿って作品を改変するべきではありません」「私たちの映画は、『作品を制作したときにどこにいたのか』『物語を世に送り出したとき、世界はどうなっていたのか』『世界は作品から何を受け取ったのか』を示す道しるべのようなものです。私は(改変版のE.T.を)世に送り出したことを後悔しています」と述べ、過去作品の改変は避けるべきという見解を示しました。
スピルバーグ監督がE.T.の改変について「現代の価値に合わせた過去作の改変は過ちである」と述べる - GIGAZINE
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)5月2日(木曜日)
通巻第8236号
コロンビア大学占拠組に学生は少数、プロの活動家、外人部隊が大半
悪名高きリサ・フィシィアが扇動。米国分裂の前衛部隊が政治演出を狙った
*************************
極左活動家に占拠され器物を損壊されたコロンビア大学のハミルトンホールにニューヨーク市警冊が突入、およそ百名の活動家を逮捕した。
場外で扇動していたのは悪名高きリサ・フィシィア女史(63歳)。「われわれは99%」と叫んでウォール街占拠事件なども彼女が扇動した。
現在の米国分裂を作り出した前衛部隊の活動家である。
アメリカの世論は換わった。
7月の共和党大会の焦点はトランプが『副大統領』に誰を指名してチケットを組むか、である。WOKE批判の人間が選ばれるだろう。
ニッキー・ヘイリー元国連大使が予備選撤退の際にトランプを支持しないで、トランプ陣営から離れたため、彼女の副大統領指名の可能性は薄らいだ。
というのも軍需産業とウォール街の幹部でなりたつ共和党主流派はトランプに非協力的であり、現在もこれからもトランプは支持者だけの孤軍でたたかう姿勢にある。
となると最有力の副大統領候補はトゥルシー・ギャバートに絞られてきた。
第一に女性であること。���二に少数民族出身という条件をみたしており、第三に有力視される材料とは彼女が民主党幹部だった「履歴」、第四がイラクで戦った『軍歴』である。
彼女は最年少でハワイ選出下院議員、2020年には民主党の大統領候補予備選にでた。またヒラリー・クリントン批判で知られる女傑。されど美人。難点がもしあるとすれば、彼女がヒンズー教徒を信奉するインド系であることだろうか。ちなみにニッキー・ヘイリーもインド系である。
トゥルシー・ギャバードの新著『国を愛するために』が4月30日に発売され、たちまちベストセラーとなった。
彼女はこう書いた。
「無駄な時間はもう無いのです。私たちの国は激しく分裂しています。共和国として、労働組合としての私たちの将来は暗い。騒音、狂気、暗闇。。。多くを締め出してサーフボードで海に漕ぎ出したり、山にハイキングに出かけたりして、母なる自然の平和と雄大さを味わいたい」
つづけてギャバートは、なぜ民主党に絶望したかを語る。
「狂気が消え去ることを期待して目隠しをして生活を続けるには、あまりにも多くが危険にさらされています。私たちが立ち上がって、この国を破壊しようとしている人々に、私たちの政府は国民の、国民による、国民のための政府であることを思い出させない限り、立憲民主主義に対する狂気と脅威は消えることはなく、増大するばかりです」
▼アメリカはどうしてこうなったのか?
ギャバートは続ける。
「私が2002 年にハワイ民主党に入党したのは、当時、国民のための言論の自由を尊重し、参加者全員を大きなテントに歓迎し、多様な意見や意見を共有する政党のように見えたからです。第二次世界大戦中、隣人や友人たちが日本の強制収容所に放り込まれ、一瞬にして自由が奪われたことを思い出しながら、市民の自由と権利のために闘う政党だった。それはJFKとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師に触発された政党でした。アメリカ人として団結すれば何が可能になるかを示してくれました。その党はもはや存在しません」
エセ民主主義の偽善者が民主党のエリートだと批判が続く。
「民主党はあらゆる問題を人種差別化することで私たちを分断し、反白人人種差別を煽り、神から与えられた自由を損なうために積極的に活動する、卑劣な『目覚め』(WOKE)に煽られた『戦争屋』の「エリート主義陰謀団」の完全な支配下にあります。
憲法に明記されており、信仰と精神を持つ人々に���対し、警察を悪者扱いし、法を遵守するアメリカ国民を犠牲にして犯罪者を保護し、「安全」だと主張しながら国境を開いたままにし、国家安全保障国家を兵器化して、政敵の追撃、そして何よりも日を追うごとに私たちを核戦争に近づけています」
激越な批判である。
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Time Outの記事の翻訳
この記事、結構基礎的情報が詰まってたな〜と思ったので翻訳してみました。()や[]内は原文中ですが【】は私の補足です。※翻訳の品質は保証しません!
2024.10.17 アダム・フェルドマン
「ウォリアーズ」は今夜現れるープレイするために。リン=マニュエル・ミランダの「ハミルトン」以来初めての長編ミュージカルはブロードウェイには存在しないーー少なくとも今は。代わりに、ミランダと共作者のイーサ・デイビスは1970年代風に作品を発表することにしたーーコンセプトアルバムとして。スリリングなナンバーと、ヒップホップのスターたちも含めたキラー・パフォーマーを沢山詰め込んで、ディストピアのニューヨークをワイルドに駆け抜け、ミュージカルとレコードの未来の立ち位置を高らかに主張する。
「ウォリアーズ」は1979年のカルト映画であり、ヒップホップ文化にも愛される「ウォリアーズ」を原作にしている。題名にもなっているストリート・ギャングたちが、ブロンクスのカリスマリーダー・サイラスーー主要なギャングたちを集め、停戦を呼びかけるーーを殺したという濡れ衣を着せられ、自分たちの縄張りまで帰ろうとする話だ。今回のバージョンは、ウォリアーズたちはみんな女性。それはサイラスも同じで、サイラスの声は映画とも負けず劣らないカリスマのローリン・ヒルがつとめている。映画でウォリアーズを誘惑する女性ギャングのリジーズは、今回は男性ギャング、ビジーズとなり、他の役はマーク・アンソニー、コールマン・ドミンゴやビリー・ポーター、などなど。オ��プニング・ソングでニューヨークの5地区を表すのは、バスタ・ライムス、ゴーストフェイス・キラー、クリス・リバース、カムロンやナズである(映画で不気味な悪役を演じたデイヴィッド・パトリック・ケリーもカメオ出演している)。
ミランダと、共作の俳優・作家のデイビスは2007年以来の友人同士だ。この年、彼らはオフブロードウェイで、それぞれブロードウェイに行くことになるミュージカル(In the HightsとPassing Strange)に出演していた。彼がいうに、「ウォリアーズ」を原案に作品を作ると決めた時、すぐにデイビスのことを考えたという(デイビスの作品には、伝記劇Angela’s Mixtapteとピュリッツアー賞最終候補作Bulrusherがある)。「僕よりクールで賢い人と言ったら、と考えてすぐにイーサのことを思いました」。2020年1月、二人はドラマブックショップの地下でプロジェクトのことを話し合い始め、2年後、アルバムのレコーディングを始めた。
私たちは発売前の視聴パーティが行われたパブリック・シアターにて、ミランダとデイビスに、翻案についての選択や、なぜ「ウォリアーズ」の旅物語が「ヒップホップの誕生物語」と捉えることができるか、ということについて、話を聞いた。
「ウォリアーズ」に興味を持つようになったのはどうやって?
ミランダ:4歳の頃映画を見たんです。親友が階下のご近所さんで、そのお兄さんがVHSを持っていて。ビンをカチャカチャ鳴らすデイビッド・パトリック・ケリーは自分の人生最初のブギーマンでしたね。もうとにかく何回も、何回も見たので、映画自体が僕の頭の中のニューヨーク地図になってるんです。(ギャングメンバーの)レンブラントが地下鉄の路線図を指で辿りますよね。同じルートを、当時の、80年代中盤なので少し変わっていたんですけど、路線図にそって指でたどったことを覚えています。2009年に、ハイツを1年公演した頃ですが、大学時代の同級生のPhil Westgrenがメールをくれました。「プロデューサーのラリー・ゴードンと仕事しているんだけど、彼が、というか彼の妻が、まあ元妻が『ウォリアーズ』のミュージカルにするってアイディアを持ってるんだ。どう思う?」といったものでした。で僕の返信は、「これこれこういう理由でできるわけない」(全員笑)。「僕は『ウォリアーズ』が大好きで多分他の映画よりもずっと沢山見てるんだけど、だからこそ��れこれの理由でこのアクション映画をミュージカルに翻訳することができない」と返したんです。とはいえ無意識下では「挑戦しかと受けたぞ!」という感じだったんですね。ざっくり2016年だか2017年だか、「ハミルトン」を公演してた時に飛ぶんですが、僕は考えてたんです。「次の作家人生、何���したらいいんだろう?」って。その時に脳の全部が「『ウォリアーズ』だ!ウォリアーズ!やってみようじゃないか」って感じになって。ちょうどその頃、インターネット界隈はゲーマーゲートの時代で。2010年代って僕はめっちゃオンラインだったんで。今はそうでもないんですけど(悲しそうに笑う)。ゲーマーゲートのこと覚えているかわからないんですけど、ビデオゲーム界で働いてる女性たちが晒されて人生を台無しにされてました。大した理由もなく、カオスとウケを狙っただけの男たちに。
デイビス:ただのミソジニーですよ。
ミランダ:ミソジニーはもちろん。ただそれよりも根源的な悪意というか。「これが彼女の住所だ。それで何が起こるだろうね?」と言ったような。その残酷さは「ウォリアーズ」のルーサーを思い起こさせました。奴らとルーサーを結びつけたんです。それで、そうか、もしウォリアーズが女性だったら?ルーサーがサイラスを撃って、あのふざけた口調で、撃ったのは彼女たちだと言ったら?それで、イーサと一緒にやっていく中で、もし女性ギャングだったらと考えると、ストーリーがもっと興味深いものになると発見したんです。僕は映画が大好きで、頭の中ではもう二枚の石板【モーセが授かった、「十戒」が書かれた石板で二枚からなる】みたいになってます。でも物語を描いていく中で、どう歌わせるか、そういう意味では、女性たちがホームに帰るために戦う話を描く方がずっと興味深いものになると思いました。ということであなたを引き込んだんです。あなたが話す番ですよ。
デイビス:リンは175cmの、ミュージカルシアターだけじゃなくて音楽の、時代の、私たちの文化の、巨人です。私はいつも文化としてのヒップホップと、文化としての劇場を組み合わせることを提唱してきましたけど、リンはそういったアーティストたちの末裔なんです。それが【このプロジェクトの?】芸術的魅力の大きな部分です。それに、リンは友達ですから。だからリンが、「どう?やってみたい?」ってなったら、断れませんって!もちろん、「やりましょう」って。でもまず映画を通しで見なきゃいけませんでした。ヒップホップを通じてしか知らなかったので。リンが言ったように、【十戒の】石板なんです。で、ヒップホップのサンプリングされ、彫刻になってる。
ミランダ:ウータン・クランの曲や、コモンの曲や、ミュージックビデオなどですね…
デイビス:どこにでも引用されてます。いまだにね。LL Cool Jが新しいレコードを出しましたけど、そのうちの一曲がSpirit of Cyrusですから。
ミランダ:映画の中のサイラスの聴衆の「いけ!サイラス!俺らは兄弟だ!」がサンプリングされてます。
デイビス:そう。血脈に、DNAに深く根付いている。ヒップホップの、ニューヨークのあり方にね。この映画がそう言った基盤になってるってわかっていて見ることができました。ただ、その影響から無関係だったから、新鮮な立場で見れたとも思っています。だから、いらないな、って部分がわかりますから。ちょうど[TVミニシリー��の]Justified: City Primevalに関わっていたんですけど。それもエルモア・レナードの本を原作にしたものです。彼が言っていたことはこうです。原文を吊るして骨まで削り落とせと。これでも同じことだと思いました。そして新しいバージョンは女性が動かしているということが肝だと。またアイデンティティや表象に関しても同じように逐一切り分けていって、大事にしなきゃいけないと思った点は、2024年からの視点で行う必要があるということでした。【映画の】1979年でもなく、原作小説の1965年でもなく。
ミランダ:原作の元になっている話【小説のWarriorsはクセノポンの「アバナシス」を下敷きにしている。ギリシャ傭兵隊に参加したが敵地ペルシャで敗走し故郷に向かうこととになる顛末を元にしたもの】の時代(紀元前4世紀)でもなく!
デイビス:そう。でもこの作品は神話的でもありますからね。根源的な恐怖についてのことでもあるし、仲間や家族や生き残ることに対することの本能的な渇望の話でもある。
ミランダ:僕はいつも「ウォリアーズ」はニューヨークで恐るべきことのビジュアル・ガイドだと思ってきました。誰かが地下鉄の線路に落ちたり、車両で火事が起きたり、警察に追われたり、間違った界隈にいて間違ったギャングに追われたりだとかの、恐れることが全て起こるし、それが素晴らしく鮮明なイメージとして映画の中に描かれています。ニューヨークの恐怖スターターキットという感じ。
70年代は特にそうですよね。ニューヨークを舞台にした映画に描かれる地下鉄の様子って恐ろしげでした。「殺しのドレス」や「狼よさらば」、「サブウェイ・パニック」など、アメリカや世界は、恐ろしくて危険な地獄だと語っているようでした。「ウォーリアーズ」はその恐怖の文化の一つであると思いますが。
デイビス:興味深いのはその視点です。だって、例えば、恐れているのは誰か?列車に乗ったプロム帰りのカップル。ただ私が思うに、どうしてヒップホップ界がウォリアーズを愛しているかというと、ギャングについての、それもその後ミュージシャンとなったギャングについての映画だからだと思うのです。ズールー・ネイション、今はズールー・ユニオンのような。またはゲットー・ブラザーズのような。アルバムに繰り返される一節は「これはなにかが生まれる音(This is the sound of something being born)」です。ある意味ではこれはヒップホップのオリジン・ストーリーなんです。まあ今現在我々がヒップホップの始まりだと決めた、1973年にセジウィック・アベニューでCool Hercがブロックパーティをしたときよりずっと後の話ですけど。
ヒップホップのストーンウォールライオットということですか。
デイビス:まさにそう。その頃(70年代終盤)といえば、シュガーヒル・ギャングやグランドマスター・フラッシュがいました。これらの若い世代のコミュニティは、「もう抗争はしたくない」と言った世代でした。映画の中で起こった停戦は、実際のブロンクスで起こったことなんです。ゲットー・ブラザーズの���ンジー・メレンデスが主導したことです。もう争いたくない。縄張りやコミュニティを代表した組織としてわかり合おうじゃないかと言ったんです。変化が文化の成熟を生み出した美しい瞬間でした。
ミランダ:イーサが注目した視点というのは、「平和の約束」が実を言うと映画のモチベーションなのだということです。彼らは平和の約束をもとに、自分たちの縄張りを離れた。僕がこの映画を愛しているまた別の部分というのはーーヒップホップや、我々のカルチャー一般がこの映画を愛する理由でもあると思いますがーー登場人物たちを全く値踏みしない、または彼らのいる条件の中で値踏みをしているという部分です。実際、ある登場人物が彼らを値踏みするときは、ウォリアーズの側についていたくなるんです。大変な状況に放り込まれて、なんてこった、家に帰らなきゃ、という気持ちにさせられる。それって世界中で一番普遍的な話ですよね。
なるほど。ウォリアーズは映画の中でギャングに脅かされますが、でも彼らもギャングですよね。外部の側からのギャングを見る目じゃない。
ミランダ:勿論。だからそのような立場に置かれますし、またそれだからこそ美しくシンプルな話を伝えられます。
映画で、サイラスはギャング間の停戦のみ提案するのでなく、停戦して力を合わせれば街を支配できる、と説きますよね。お日様とお花の世界でなくって、これは組織犯罪の大計画です。アルバムの方では、もっと協力といった部分が強調されたものにシフトしているようですが。
デイビス:ええ、何が言いたいかわかりますよ。映画でサイラスが言うことはこうです。「モブや警察よりデカくなって街を乗っ取ろう。」私たちはそれを、「街の平和のために団結しよう」、というふうに精製し直しました。街を乗っ取るためではないんです。
ミランダ:平和への約束っていうのが面白いなと思ったんです。自分たちの界隈ーー自分たちの界隈ですから、物事は守備よく進みますーーを離れることができるということは、恐れる必要もなく自由に街中を出歩ける機会だということですから。
そしてサイラスは暗殺されます。ピースメーカーの暗殺はーガンディーやキングやラビンの暗殺のようにー興味深い現象ですよね。世界中にその興味深くも恐ろしい要素があります。ここでの要素はルーサーで、彼の激しいメタルサウンドは彼の二ヒリスティックな態度とよく対応しています。
デイビス:彼は混沌の悪意ですね。
ミランダ:混沌の悪意。それが彼のD&Dタイプですね【ダンジョンズ&ドラゴンズ由来のキャラクタータイプ分けのやつ(lawful good,neutral goodとかああいうの)を言っているかと】。イーサが参加する前、ルーサーのラップを作ろうとしたんです。でもどうも理路整然としすぎてて。もっとちゃんとした計画があるやつみたいになったんです。「ハミルトン」の時みたいに、登場人物の考えのパターンにマッチしたフローを作ろうとしてたんです。そこでイーサがAlekhine’s Gunって聞いたことある?って。それがまた[とても大きなしわがれた雄叫びを挙げる]って感じで。聴いてる間、うちの天国のカトリック信者のおばあちゃんたちが十字を切るのを感じましたよ。僕はメタルの大ファンなんですが、ああそうだな、これはショーの音楽で聞くとは思わないよね、と思いました。
地底が開くような音ですね。
ミランダ:一番意外なものですよね。でも結局意外なのが一番面白いし勝つんです。本当に混沌としたエネルギーがあるのは楽しい。実際は熟練の、コントロールされたものなんですが、混沌としています。
このボーカリストも素晴らしいですね。
デイビス:ええ、キム・ドラキュラは素晴らしい。勿論、ロックミュージカルの多くはラブレターですーー
ミランダ:70年代のジーザス・クライスト・スーパースターみたいなコンセプトアルバムへのねーー
デイビス:だからロックサウンドは重要なんです。でもメタルの方向に行くと言うのは、違いかなと思います。
ミランダ:11まで音量を上げて!【映画spinal tapの台詞。音量のリミットは10までだよ…という返事になる】
デイビス:サウンドはキャラクターに命を吹き込むためにも本当に大きな役割を果たしますから。
ミランダ:僕らはまずそれぞれ好きな70年代の音楽ミックスを作ることから始めました。または今のものでも70年代の断片を残すものですね、ストロークスのように。それぞれギャングが違った音を奏でるのは、それぞれのネイバーフッドはそれぞれ違ったサウンドになるからです。
デイビス:違った音を作ってニューヨークのパッチワークキルトを作ろうとしたんです。
ヒップホップのスコアがあるのは勿論ですが、ポップの要素が全体を強く貫いてますよね、特定の文化やエスニシティを想起させるような。どうやってそれらのサウンドを選んだのですか?
ミランダ:本当に一つ一つこなしていきましたよ。まず、もしイーサが音楽の思いつきがあったら、まず鍋に入れていくんです。オープニングナンバーを聴くと彼女のボイスメモからとった声が聞こえますよ。その時は彼女は「こんな音楽がオープニングに聞こえた」みたいな感じで[フレーズを歌う]。オープニングナンバーのクラクション・ラインになりました。なんだったらボイスメモを一番上の方におきました。ビートが始まる前にイーサの声が聞こえます。
デイビス:確か最初は私が脚本を書く、という提案でしたよね。
ミランダ:そうでしたが、その考えはすぐに捨てました。持ってるものを全て頂戴、それをガンボ【鍋料理】に放り込もう!ということになりました。イーサの提案はオープニングナンバーとウォリアーズのサウンドのベースラインに沢山活かされています。”Roll Call””Woodlawn Ceremony”なんかに特に。それから、ターンブル・A.C.ですが、ちなみに僕のお気に入りのギャングなんですがーーだって改造スクールバスに乗ってるんですよ、まるで「マッドマックス・怒りのデスロード」じゃないですか。
このアルバム全体が怒りのデスロードのようですよ。
デイビス:そうですね!
ミランダ:僕の頭の中では、1979年のサウスブロンクスのスキンヘッズじゃないんです。プエルトリコ人たちなんですよ!だからファニアのことを考えたんです。ファニアは世界的なサルサのムーブメントですが、実はサウスブロンクスから始まりました。ウィリー・コロンはブロンクス出身です。70年代にサルサを改良復興した人々はみんなサウスブロンクス出身で、しかもギャングスターでした。ってことで、よし、彼らをファニアギャングにしようと。マーク(アンソニー)はファニアの偉人エクトル・ラボーを演じたこともある【「エル・カンタンテ」(2006)】ので、彼に話を持ちかけました。頭の中ではフューリーロードのギター男みたいになってる彼を想像してます。ウォリアーズを捜索する中で、文字通りバスのフロントに括りつけられて歌うバラード歌手。それから、【映画では】ユニオンスクエア駅で襲ってくるスケートに乗ったギャングを、96番街駅のハリケーンズのハウスに送って再構成しました。これは僕らなりのボールルームサウンド、「パリ、夜は眠らない。」【Paris is Burning、1980年代の有色人種のクィアの人々が関わったボールルームカルチャーを記録したドキュメンタリー映画】などのサブカルチャーへの賛歌なんです。あとはどんなギャングがいましたっけ?
デイビス:オーファンズですね。沢山ある中で、感情的に必要な、彼らにふさわしいバイブのあるものはなんだろう?と。
ミランダ:そうやって、オーファンズにはポップパンクとポリスの中間点を取りました。ポリスっぽいスカが、ブリンク182っぽいものに変化します。ニューヨークらしい言い方をすると彼らはハーブス【負け犬、キモいナード、ぐらいのスラング?】なんでね。
デイビス:西海岸でもハーブスって言いますね!そう、彼らはハーブス。カモ、道化です。
それで、勿論ビジーズがいますね。
デイビス:ボーイバンド!みんな私たちがあれをレコーディングしてる時怒ってましたよ。彼らが言うに、みんなこんな感じの曲を作ろうと長年頑張ってるのに、リンは、おはようー!じゃやるか!って感じでやっちゃうんだからって。確か(息子の)フランキーのために書いた歌がベースになってるんですっけ?
ミランダ:そう。うちの子のために書いたメロディです。チャーミングなメロディが必要だったので、その歌から拝借しました。実際は子守唄だったのですがボーイバンドのテーマに作り直しました。僕らは「ザ」・ボーイバンドが必要だったんで。これもまた2024年の視点からのボーイバンドです。ジョシュ・ヘンリーが最善のボーイズ・Ⅱ・メンソウルを持ち込んでくれてますし、スティーブン・サンチェスも美しく歌い上げてくれてます。最後にダニエル・ジャカルがK-POPのフレーバーを持ち込んでくれてます。
ポップの要素のおかげで、70年代ロックオペラコンセプトアルバムのスピリットをまた思い出させてくれますね。ポップはアンドルー・ロイド・ウェバーとティム・ライスのミュージカルには大きな役割を果たしていました。あれらの曲は、ラジオで流行ってる曲と同じぐらいモダンでしたから。
ミランダ:アンドルーとティムが成し遂げたことは本当にすごいことでした。彼らは「ジーザス・クライスト・スーパースター」を完成させる前にすでに「スーパースター」をリリースしました。だってどこのレコード会社もフルアルバムを制作させてくれなかったから。冒涜的だとか罰当��りだとか呼ばれつつも、反響がすごくて、レコード会社もしょうがない、アルバムを作れ、となったんです。本当に好きなアルバムです。でも、聞いてくださいよ。貧乏な時は、どんなキャスト・アルバムもコンセプトアルバムです。聞いているものからショーを頭に描いて、点と点をつなげるんですからね。僕が子供の頃に両親が持っていたキャスト・アルバムを聴きながらやっていたことです。劇を見る手立てのない人たちが「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」のキャストアルバムを聴きながらやっていたことなんです。面白いんですが、アンドルー・ロイド・ウェバーと朝食をともにしたんですけど。彼が街にやってくると聞いて誘ったんです。そこで尋ねたんです。「あなたの手順書から盗んでる途中なんですけど、イーサと僕はコンセプトアルバムを作っているんです。何かアドバイスはあります?」と。「あるよ。ライブバンドと一緒に作りなさい」ということでした。彼は熟練のミュージシャンたちに自分の音楽を演奏してもらい、さらに探索する喜びを教えてくれました。確かにそれは今までと違った体験でした。「これが楽譜です。演奏してみてください」っていうのとは全く違いました。
デイビス:でも、アンドルー・ロイド・ウェバーが言う前から、その方向性だったと思います。初めの頃のミーティングで、バンドとやってみて、曲が完成するのに任せてみたらどうだろうか、と話していたので。やってみると、本当に素晴らしかったですね。
ミランダ:僕らのプロデューサーのマイク・エリゾンドはナッシュビルを拠点にしています。素晴らしい人々と親しい友人を呼んでくれて、2週間曲を探索できました。一つ歌を持ってきて、セッションしてその中から生まれるものがーーまるで映画を撮る時みたいに、計画して、でもたとえばそこで照明がいい仕事をしてるな、となったらそのひらめきについていく。それがとても楽しいところでした。座ってミュージカルを書いているのとは違う体験でしたから。
今年の初め頃にレコーディングをしたんですっけ?
デイビス:まずはデモから始めました。私たちのウォリアーズがウォリアーズとなった過程はまた全く別の話です(ウォリアーズはブロードウェイ俳優のジャスミン・シーファス・ジョーンズ、フィリッパ・スー、アンバー・グレイなどが演じている)。最初にデモを取ったのですが、いやいや、これより上手くできる人がいる?って。
ミランダ:無意識にキャスティングしてたんですねきっと。デモができて、僕ら目を見合わせて、もうバッチリじゃん。ポップスターにやってもらうこともできたけど、でもーー
デイビス:これより上手くできないって。こんなケミストリーができる?そもそも演技ができる?彼女たちも多忙で、素早くやらなきゃ行けなかったけど、それでも素晴らしいものができた。
ミランダ:実際、トラックを録るよりまずウォリアーズのパートを先に録ったんです。で、ナッシュビルに2週間行ってーー
デイビス:そこでトラックを録りました。
ミランダ:そのあとギャングたちと、スターたちを追いかけました。オープニングナンバーだけでも大仕事です。ゴーストのレコーディングをするためにスタテンアイランドへ。ビッグパンの息子の、クリス・リバースがアリゾナに住んでいるので、そこへ。彼らがいるところ追いかけて行きました。
デイビス:そしてミス・ローリン・ヒルを、マネージャーを通して追いかけました。世界中を旅してますから。
ミランダ:そしてある日、Dropboxにボー��ルが。バックグラウンドボーカルまで足してくれました。あちらで全部やってくれたんですよ。びっくりしました。
デイビス:とろけましたね。
ヒルの声は本当に権威的ですね。また、若い頃よりもラフな声です。
デイビス:人生が積み重なった声ですね。いぶしが効いています。
ミランダ:Apple Musicによると、「ミスエデュケーション・オブ・ローリン・ヒル」はオールタイム・ナンバーワンのアルバムです。なのでミス・ヒルがサイラスを演じて、男社会の中でトップに立ち支配している、という想像はちっとも的外れなものではありません。イーサが参加する前に別バージョンの曲を書いていましたが、イーサとの会話でこの役割に立つ女性としての姿を深く考えることができました。「私がこの立場に立ち続けるためにしたことを想像してみろ」と言う詩があります。この男社会の業界の中で。
ブロードウェイ・ミュージカルは他のジャンルよりも、女性をセンターにしてきたと思います。私が面白いと思ったのは、この作品はあなたが今までやってきたことからの大きな変化ではないかという点なのですが。
ミランダ:僕としてはやってることはずっとおんなじなんですよ。僕は劇場で劇場に恋に落ちたわけじゃないんです。学校劇に出たことで劇場に恋したんです。気づいたのですが、僕はいつだって最高の学校劇を作ろうとしてきてたんです。そりゃあ罵り語に満ちてるしギャングについての話だったりしますが、大人数の登場人物で、素晴らしい女性たちの役も沢山必要なんです。男の子の割合は1/8ぐらいですから、女の子の数の方が圧倒的です。少なくとも僕の高校はそうでした。
ゲイボーイのためのギャングもありますしね!
ミランダ:そうそう。(笑)甥がシアター・キャンプに行ったんです。シアター・キャンプの人口分布もそうじゃないですかね。
デイビス:今回【ウォリアーズを女性にすることで?】持ち上がった大きな課題はこうです。彼女たちは深夜に道を出歩かなきゃならないってこと。勿論、彼女たちはギャングですが、普段は自分のシマにいますからね。私たちは、彼女らはコニーアイランドのボードウォークを安全に保とうとしている、というふうに考えました。でも彼らは今は知らない違うテリトリーにいる。しかも丸腰だと。
彼女たちはギャングとガーディアン・エンジェルの中間にあたるような感じですね。
デイビス:そうなんです!で、ビジーズの部分になって持ち上がった問題はこうです。どうして彼女らはよく知らない男たちの家についていけるか?ということです。どうやったらついていくだろう?ニューヨークを歩くということはーー女性はみんなわかると思いますがーーどう警戒して逃げる準備をする必要があるかということなんです。夜遅くに出歩く時は鍵をこう(拳から鍵を突き出した状態で持ってみせる)持っておかなきゃならない。誰かに襲われるかもしれないから。どれぐらい付き纏われたことがあるだろうか?彼女たちは明らかに自分たちの安全のために仲間と共にいただろうし、お互いの面倒をよく見たでしょう。私はサイラスが「和平を結ぼうじゃないか」と提案した、というアイディアをすごく気に入っているんです。なぜなら暴力というのは、女性の方に余計影響を与えるものだからです。映画では、マーシーはギャングレイプの脅しを受けます。
ウエスト・サイド・ストーリーのアニタみたいに。
ミランダ:性暴力の脅威は常にすぐ表面下にあります。
デイビス:原作では実際に起きます。だから彼女たちは映画【の男のウォリアーズ】よりずっと危うい立場なんです。彼女たちのお互いへの忠誠心の理由になるところだと思います。仲間のためなら死ぬことだって厭わない。
ミランダ:それを考えるとビジーズの歌の制作はより興味深いものになりましたね。だって、映画みたいな「イケてる女たちだ、ついていこうぜ」じゃだめなんですよ。僕らはビジーズがどんな感じならついていくだろうか、ということについて沢山話し合いました。それで、そう、セーター・・・
デイビス:セーター。ふわふわのセーター。
ミランダ:セーターの約束。食事の約束。休息の約束。イーサは特にフレンチトーストのことを言ってたんで、歌詞に入れました。(二人笑)つまりはこういう会話です。「何をきっかけに警戒を解くだろうか?」
マーシーを女性のままにして、(ウォーリアーズのリーダーの)スワンとのロマンスもそのままにしましたよね。僕はすごい腑に落ちましたよ。だってもしウォリアーズがコニーアイランドで幅を利かせている女性ギャングなら、少なくともひとりはダイクがいるだろうって。
デイビス:少なくとも!そうですね。(笑)
ミランダ:それに関しては話題にすら上がらなかったですね。マーシーは【映画の】マーシーのまま。マーシーはマーシーなりの力を持っています。彼女の登場シーンで明白です。オーファンズは、う���!マーシーだ!って感じですよね。マーシーが怖いんです。彼女はそれだけの強みがある。
デイビス:そして自分に合う相手を見つけるんです。スワンをね。スワンもかなり警戒心の強い人です。
ミランダ:マーシーもスワンが自分のことをよく知らないのに、追い払わないことに驚きを感じるんです。
アルバムを聴いていると、すごく映像が思い浮かぶんですよね。勿論映画を見たからなんですけど、それだけじゃなくて、見せ場などは舞台で表現するのが難しそうに感じます。バスや地下鉄やファイトシーンなどの部分です。「ウォリアーズ」の舞台化を考えていますか?そうだったら、何か変わる部分がありますか?
ミランダ:映画にする気はありませんが、舞台化はすごくやりたいですね。でもこれ(アルバム)が一番の形かと思いました。望んだ声たちを得られましたし、その中の大体の人たちは週に8回公演することはないでしょう。ミュージシャンシップに乗っ取ってアルバムを作る時間を十分に取れました。正直に言ったら、映像化や舞台化の制約から自由に作れたんです。もしファイトシーンがあったら、「曲が終わり、彼女らは勝った」で言うだけで済みますから。誰であれ、将来の制作チームに大きな課題を設定できたら嬉しいなと思います。とはいえまずはこのストーリーがどう歌われるかを見たかったのです。その探索の衝動が、まずアルバムという形で残したかった理由なんです。頭の中で壁にかけて、最初から最後までストーリーを組み立てるーー「トミー」や「ジーザス・クライスト・スーパースター」みたいに、「ハデスタウン」のようにーーその後に、次に進む。
先ほどお互いにミックステープを作ったという話を聴いて、閃いたのですが。「ハミルトン」は最初は「ハミルトン・ミックステープ」でしたよね。で、イーサ、あなたは「Angela’s Mixtape」を書きました。(有名な黒人のラディカルな政治活動家で大学教授の)アンジェラ・デイビスの姪として育った自分の経験を題材にした作品です。サイラスはアンジェラ・デイビスのようなタイプではないですか。あなたの家族や彼女の周りの関係性はキャラクターのヒントになりましたか?
デイビス:そうですね、そのことについて考えないことはできなかったですね。自由と正義と社会変革の価値については、生まれる前から深く叩き込まれてきましたから。アンジェラが投獄された時、母は私を身ごもっていました。
ミランダ:伝記のその部分を丸つけてますよ。釈放された時にイーサを手渡されたんですよね。(二人笑)
デイビス:そうです!とはいえその政治に囚われていたわけではないです。彼女も私の母も、この場合は私の父も、私の芸術家としての活動をよく支えてくれますし、芸術は人々が未来を夢見て前に進むために大きな役割があるということを理解してくれています。でも彼女のことは当然私の頭にありました。当然ね。
ピースメーカーでありギャングリーダーでもあるという組み合わせは、アンジェラ・デイビスの文脈で考えると特に示唆的ですよね。このユートピア的な理想はまたブラックラディカリズムの暴力的でモラル的にも危うい側面にも基づいているという・・・念の為、彼女が裁判の件で有罪だったと考えているわけではないですよ!ただ彼女もその世界にいましたね。
デイビス:そうですね。マーティン・ルーサー・キングやケネディやマルコムX、フレッド・ハンプトンの暗殺の話になると思うのですがーーほんとうにおばが生き残ることができてよかった、と思います。本当に沢山の、本当に沢山・・・私が子供の頃、おばは死の脅迫を受けていました。家を締め切って、ボディーガードをつけて。電話も盗聴されてました。
その時は一緒に住まれていたんですか?
デイビス:いいえ、でもとても近くに住んでいたんで、親のひとりみたいなものでした。私を育ててくれたんです、母と継父と一緒に。彼女の家で一緒に過ごしましたし、彼女の持っている音楽も聞きました。母と同じように、彼女も文化を愛していますから。私が芸術の道に行き着いたのもー彼女たちが芸術を愛していたからなんです。ところで【それと関連して?】映画でもあった曖昧な要素ですがーールーサーと電話で話をしていたのは誰か?誰かがサイラスを殺すためにルーサーに依頼したのか?
ミランダ:ウォリアーズのレディットにいくと陰謀論について議論されてますよ。誰かのためにやったのか?誰と話していたのか?
デイビス:そう。コインテルプロの世界を実際に経験した身として、ルーサーが誰と話していたのか仮説を立てることができます。仮説ですよ!知らないですけど。でも私たちはそれについては曖昧にしておくことにしました。あの時代は本当に沢山の組織が関わっていましたから。誰もどこと関わっているかわからなかったのです。オリバー・ストーンの「JFK」にいいセリフがあって。殺し屋でさえ誰が殺し屋かわからないっていうセリフでした。不明瞭にするのが実際の戦略だったんです。もちろんそのことも考えました。そのほかにリンと話したことは、ーー”Quiet Girls”の時に話したことですがーーハリケーンズがウォリアーズに言ったことです。「��実であることを人々に知らしめなければいけない」。逃げていれば、有罪に見える。もちろん、それはおばに起こったことです。彼女は地下に二ヶ月潜りました。彼女は無実でしたが、人々は彼女は有罪に違いないと考えました、逃げていたので。【おばのことが?】反映されていると気づいたのはまたワイルドな瞬間でしたねーーハリケーンズが言っていることは、「みんなに知ってもらえ。ただ逃げるだけじゃなくて外に出ていけ。自分たちは誰か、何をしていないかを知らせろ」ということです。それをストリートの、自分たちのアイデンティティを隠すことはできない、というクィアの人々が伝えるというのが重要でした。我々のアイデンティティを何倍にも広げて輝かなければいけない。それは生存の方法なんです。
生存といえば。ウォリアーズのリーダー、クリオンは、映画では最初に死にますがーー少なくとも死んだように見えますが。
ミランダ:死ぬまでゆっくりエルボーされたみたいな。(二人笑)
でもあなたたちのバージョンでは、クリオンは生き残って、サイラスの右腕マサイと同盟を組みますね。
ミランダ:マサイは映画では3分ぐらいしか出てこなくて、セリフも「ウォリアーズとは誰だ!」ぐらいですが、彼の話をもっと聞きたいなというのと。それでコールマン・ドミンゴを得て、本当にすごいですよ。そうすることで、和平の実行者を得たと思っています。クリオンはウォリアーズをそこ【ブロンクス】に連れて行った張本人です。クリオンは「サイラスは唯一無二だ」って感じですから、クリオンを生かせば、サイラスの夢は生きる、それが僕らのプロジェクトの大事な理論でした。彼女はウォリアーズに、僕たちに、旅をする理由、サイラスが死んだからその理由が消えるわけではないということを思い起こさせる存在なのです。これはイーサの作り出した構造でした。僕は恐怖の側から、イーサは希望の側から始まって、ちょうど真ん中で折衷することができました。(二人笑)
デイビス:本当にそうですね。
「ウォーリアーズ」は10月18日、金曜公開。
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スウェーデンに注目してください。そこでは、一般的にアメリカよりも自動化に寛容な意見が広まっています。これは、2017 年のニューヨーク タイムズの自動化に関する記事で印象的に述べられています。 「スウェーデンでは、労働組合のリーダーに『新しい技術は怖いですか』と尋ねると、『いいえ、古い技術が怖いのです』と答えるでしょう」とスウェーデンの雇用・統合大臣イルバ・ヨハンソン氏は言う。「仕事がなくなると、私たちは新しい仕事のために人々を訓練します。私たちは仕事を守るつもりはありません。しかし、労働者は守ります」 自動化はスウェーデンの生産性を高めますが、自動化に対してオープンであることがそれを可能にします。スウェーデン人が自動化に対してオープンである理由の一部は、スウェーデン人がその文化、法律、雇用制度により雇用と生活の質に安心感を抱いていることにあると考えられます。
ロボットのための労働者 - Cremieux Recueil
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クリスチャン俳句
ニューヨーク教会の賛美さんの俳句ブログ
楽しみに見させていただいています😊
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影響されて私も久しぶりに👀
ただの一句🍁
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ひと呼吸
流れる雲に
秋の風
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夕方ひと息ついて空を眺めていたら
すごく久しぶりに雲が動いて流れているのを
認識できて一句できました🍁
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昨日心に留まっていた御言葉が
今日の授業で開かれて
不思議なさらにな語りかけを受けました📖
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主に感謝せよ。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。
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詩篇 136篇1節
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October 18,2024
あと少しで新年度🍁
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クイーン・オブ・R&Bと称し、再び活動を開始したDOUBLE。ZEEBRAとのコラボ「プラチナム・デート」を皮切りに、今回到着した同発シングル 「handle」「U」でも、必殺の美麗コーラスを存分に披露、セクシーかつハードなプロダクションで魅せてくれる、で、その2曲、「handle」は元SWVのCOKOなどを手掛けるブライア ン・アレキサンダー・モーガンがプロデュ ース、一方の「U」はドネル・ジョーンズなどを手掛けるエディ・F&ダレン・ライティがプロデュースした完全NY生産品。 がしかし、その制作ディレクションはDOUBLEが行なっていたという。アーティストとして当然といえば当然のことだが、新生DOUBLEが、またひとつステップ・アップしたことは間違いない。
▶ 今回は完全に海外制作ですが、プロデ ューサーの選定はどういういきさつだったのでしょうか?
TAKAKO ブライアンには、もともとたのむつもりでいたんです。「Crystal Planet」 (DOUBLEのリミックス盤)でお願いして、OKもらった時点で、やってもらいたいと思っていて。で、エディ・Fのほうは、(ニューヨークに)行く直前ぐらいまで、ずっと“プロデューサーは誰にする?” と��、バーッと曲聴いて話してたんですよ。 で、そうすると自分の好きな曲にエディ・ Fっていう名前があるんですよ。それにそのときはやってたドネル・ジョーンズの 「U Know What's Up」も好きだったし。
▶ 基本的にはトラックをもらって、メロや詞をつけていくという作業なんですか?
TAKAKO まあ、全部ではないですが、 そういうパターンも多いです。
▶ そうすると、たとえばZEEBRAとの 「プラチナム・デート」はZEEBRA側のプロダクションに則って制作するわけだけど、それが自分のプロダクションになると責任感というか、ディレクターとしての目も必要になってきますよね?
TAKAKO そういう視点もあると思います。まあ、自分たちの作品に関しては今までもそうだったし。プロデューサー的な視点というか、ね。
▶ ポロッと行って歌うたって終わり、じゃないと。
TAKAKO でもね、ポロッと行って歌うたったほうがラクちんですけどね。(笑) 全然。で、今回また、詞が加わったから、 大変でした。
▶ 「handle」のほうにはF.OHがフィーチャーされてますが、このコラボはどうやって行なわれたんですか?
TAKAKO [handle」の仮歌に男の人の 声が入っていて、“この曲、歌詞の内容は 女の子の内容で。でも、聴いた感じはやっぱり男の人が歌ったほうがいいな”と思っ て。でもニューヨークだし、誰もいないじゃないですか?(笑)で、“しょうがない。 これ自分でやるしかないのかな”って思っ てたら、F.O.H来てるらしいよっていう噂を聞きつけて。
▶ じゃあコレ、単なる偶然の産物?(笑)
TAKAKO ホントすごい偶然。で、ピーンときて、突撃アタックかけたんですよね。 もう、1~2日でお願いしますって。
▶ F.O.Hにしたら、そんなムチャなって 感じですよね。(笑)
TAKAKO でも、曲気に入ってくれて、次の日 “やります”って。楽しかったですね。(笑)
▶ ところで今回のNYレコーディングで学んだものってやっぱり大きいんですか?
TAKAKO 今回はすごく勉強になりましたね。ボーカルのテイクの仕方とか、こういうふうなやり方をすると、ああいうふうになるんだな、というのがわかりました。 あと音圧とか、全体的な雰囲気とか。
▶そういう経験をすると、自分でどんど ん音を作りたくなっちゃいますよね?
TAKAKO そうなんですよねぇ。だけど、作業が大変になっちゃう。ホントは自分でトラックもやって、メロディもやって、歌詞もやってっていうのが、いちばん、私の中でフィットするものができるとは思うんだけど。
▶確かにそれが理想型ですよね。
TAKAKO でも全部自分でやることになったら、ホントに期限っていうものが、言えなくなるじゃないですか?今は“トラックが上がってるんだから、君の仕事はこれ”っていうのがあるけど、“(トラック) できない? できない? まだできない?”って言われちゃ、もう“できないものはできない!”って感じになりそうだし。 そうすると1曲1年とかになっちゃいそうで。(笑)
▶でも今回の曲を聴いていると、確かに 海外陣とのコラボながら、自分のクリエイ ティビティに正直に曲を練り上げていってる感じはしますよね。
TAKAKO そうなんです。(笑)
▶だから、プロデューサーに“音をください”っていうのではなく、“音を作りたい”という動機のほうが強いというか。
TAKAKO シンガー���してというより、 プロデューサー的な視点から見るとそういう感じなんですけどね。でも、私にはシンガーとしての側面もあって、そういうところでは完全にプロデューサーに任せたいタイプ。で、シンガーとしての私の良さとか、 私の知らない面とか、もしくは私に合った雰囲気の曲を作ってもらいたいっていう気 持ちもあるんですよね。
#DOUBLE#ダブル#Double_Japan#DoubleSACHIKO#SACHIKO#サチコ#DoubleTAKAKO#TAKAKO#タカコ#SuperSister#J_RandB#JRnB#RandB#QUEENofRandB#WeRandB#y2k#Gb#200009#Zeebra#2000#00s#2000s#雑誌
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Harry Teardrop- “discolor ”Interview
ニューヨークのアンダーグラウンドで彼は完全に独立した立場を保ちながら、限られたリソースの中で特別なものを生み出している。デビューEP「1000Backyard Pools」ではパワフルで爽快なギターロックと甘くストレートに歌ったリリックが印象的だった。
新曲「Discolor」では自己不信や未来に不安を抱えながらも、自らのアイデンティティや経験、築いてきたもの���事にしながら自分を信じて前に進むことを歌っている。
NewSingleとは別でAmbient Track「May’s always humming something 」が同時リリースされており、 街の音や人の会話、様々な日々の環境音がサウンドに影響を与えている彼の「音」へのこだわりを感じる1曲となっている。
ニューヨークで活動しながらもアジア人としての文化的アイデンティティに誇りを持ち作品に反映されていたり、インターネットを使って積極的に日本のミュージシャンたちと交流があることも興味深かったため メールインタビューをお願いし今回快く引き受けてくれた。
Discolor + May’s always humming something- out now★←
Instagram@HarryTeardrop
Twitter@harryteardrop
★新曲のコンセプト、制作、レコーディングについて教しえてください。
この曲では、まずインストルメンタルから始めました。ドラムのプログラミングそれに合わせてギターやベースのパートを書きます。最初は歌詞はありませんでしたが、「Discolor」という言葉だけが頭の中に浮かんでいました。なぜその言葉が潜在意識に浮かんでいるのか、それが私にとって何を意味するのかを考えました。数日間歌詞を書いたり書き直したりしているうちに、「I won't quit even if I'm discolored(変色しても諦めない)」というフレーズが浮かびました。この曲は、自己不信に直面したときに希望を見つけること、そして自分自身の道を辿ることがどれほど困難であってもそれに従うことについての歌です。
★作品作りどのようにして行われますか?
私の創造的なプロセスは非常に散漫です。なぜ何かを作りたいのかはあまり分かりません。ただそれは痒い所に手が届くような感覚。音楽的には、通常はコンピュータ上でアイデアのインストゥルメンタルを作り始めます。しかし、詩を書いたり、映像を作ったり、服を作ったりスプレーを吹いたり、すべては同じ源から生まれています。ただ自分自身に対して正直であることを心がけています。
★新曲「Discolor」のMusicVideoについて教えてください
ロンドン出身の親友であるSoren Harrisonと一緒にビデオを作りました。数か月前、彼がニューヨークに来ると話していたので一緒に作品を作りたいと思いました。私は彼の作品のファンであり、4年以上も前から彼の仕事に魅了されています。Sorenがニューヨークに到着する前日に曲を完成させ、翌日にビデオを撮影しました。 ほぼ即興で決めて街のお気に入りのスポットを巡りました。その中には、私にとってのニューヨーク最初の思い出の場所である自然史博物館やセントラルパークなどもあります。私には予算はありませんでしたが彼が私と一緒にビデオを作ることに快く協力してくれたことにとても感謝しています。彼は普段、より大きな予算でビデオを制作していますが、私と一緒にDIYで制作ができたこと、それは愛です。
★あなたの音楽的な影響はどのようなものがありますか?
名前を挙げるのは難しいですが、私のお気に入りのアーティストの中にはThe Cribs、Bill Evans、Mazzy Star、Ride、The Replacements、My Bloody Valentineがいます。Oasis、Blink-182、The Strokes、The 1975も聴いて育ちました。
★あなた自身について教えてください
私の母はベトナム出身で、父は中国出身です。兄のGrey(Push Ups)が生まれた直後に、彼らは私が生まれたニューヨークに学校のために引っ越しました。私たちが育つ間に、家族はよく引っ越しをしました。私はニューヨーク、オレゴン州ポートランド、上海、カリフォルニア州オレンジ郡といった場所で育ちました。変わる世界を理解するために、いつも音楽に頼ってきました。6年前、私は学校のためにニューヨークに戻り、"Harry Teardrop"として音楽をリリースし始めました。まだ自分の人生を見つける途中ですが、この地球に存在できることに感謝しています。
★どのようにして音楽のキャリアを始めましたか?
私は5歳のときにドラムを始めました。記憶に残る限り、音楽はずっとそばにありました。11歳か12歳のときに曲を書き始め、高校の時にGaragebandでプロデュースする方法を学び、Soundcloudで本当にひどいデモ音源をリリースしました。18歳のときに "Harry Teardrop"として最初の曲「Chinatown」を発表しました。当時の自分をほとんど認識できないくらいですが、それが私の音楽の本格的なキャリアを築けると愚かにも信じるきっかけとなりました。それにもかかわらず、それに伴う困難があるにせよ、私はそれをうれしく思っています。もし自分を出し切っていなかったら、東京の新しい友人であるあなたとは繋がることはなかったでしょう!
★周りのシーンについてどう感じていますか?他のバンドとのつながりはありますか?
ニューヨークの創造的な人々は常に互いに出会っています。みんながお互いを知っているか、友人の友人を知っているような感じがします。ニューヨークで活躍しているアーティストたちと仲良くしているけれど、特定のシーンに所属しているとは感じません。私はバンドでもなく、電子音楽のアーティストでもありません。その中間にいます。また、アジア系アメリカ人のアーティストでもありますが、それはアメリカで最も多様な都市でも珍しいことです。でも、私は慣れてきた感覚なので、それで構いません。新しいアイデアが毎日交換されている都市に住めていることにただただ幸せです。
★聴いている日本のアーティストはいますか?
たくさんの日本の音楽を聴いています。最近は、新しいCruyffのアルバムがとても好きです。
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私のお気に入りの日本のアーティストには、スーパーカー、ART-SCHOOL、Number Girl、m-flo、Strawberry Machine、くるり、宮��大輔、原神玲がいます。
★あなたとSATOH(LINNA FIGG/Kyazm)はInstagramでお互いをフォローしていますね。どのように知り合いましたか?
@SATOH←
SATOHが大好きです!彼らは私にとってとてもクールです。どうやって知り合ったかは覚えていませんが、多分lil soft tennisを通じてだったと思います。彼らの音楽がどれだけ本物に感じるか、私は大ファンです。最近、LINNA FIGGとはビデオ通話をしましたが、彼の英語の上手さに驚きました!私は本当は日本語を学びたいと思っていますが、東京では多くの人が英語を話すので便利です。今年の後半には一緒に東京でショーをする予定です。
私は実際に会ったことはありませんが、DYGLやSATOH、Lil Soft Tennis / Heaven、JUBEEなど、いくつかの日本のミュージシャンを知っています。そこに行けばたくさんの友達ができるだろうと思っています。その考えだけでとてもワクワクします。私は日本に行った際にはパーティーでDJをしたいと本当に思っています。
★2023年の現在の/夢の目標は何ですか?
2023年のメインの目標は、秋にデビューアルバム「Inbetween Webs」をリリースし、記憶に残る映像と共に提供することです。また、ロンドンと東京でショーを行いたいとも思っています。しかし、大局を見れば、私は人々にインスピレーションを与えたいし、大きな窓のある自分の家に住み、猫と妻、将来は子供も欲しいです。それまでは、手に入るすべての勝利を受け入れます。
★あなたの音楽の魅力は、日本で話題となり、多くの熱狂的なファンがいます。日本のファンへのメッセージはありますか?
それは本当に信じられないことです!音楽の大きな要素の一つは文化的アイデンティティです。私がアジア人であるため、日本の人々は私をそのまま受け入れてくれるので、時にはここアメリカよりも日本の人々により理解されていると感じることがあります。私の母も90年代に日本で英語の先生をしていたので、私は日本の文化への愛を育んできました。年を重ねるごとにその愛はますます深まり、お気に入りのアーティストたちを発見しました。日本に行って、思いっきりパーティーを楽しみたいです!
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【English 】↓
★Please tell me about the concept, production and recording of the new single .
Thank you! I'm so happy it resonates with you. For this song, I started with the instrumental. I usually start with programming the drums on my computer and then write the guitar/bass parts over that. I didn't have any lyrics at first but I had just the word, "Discolor". I thought hard about why that word was floating around in my subconscious -- what it means to me. After a few days of writing and re-writing the lyrics, I wrote the line "I won't quit even if I'm discolored". To me, the song is about finding hope in the face of self-doubt. It's also about following your own path, as challenging as that may be.
★what does your creative process ?
My creative process is so scattered. I never really know why I want to make something. It just feels like an itch that I need to scratch. Musically, it usually starts with making an instrumental idea on my computer. But I also write poetry, make visuals, sometimes make clothes or spraypaint-- it all comes from the same place. I just try my best to be honest with what I'm doing.
★Can you tell me about your new music video?
I made the video with my good friend Soren Harrison, who's from London. A few months ago he told me he was going to be in New York. I knew I wanted to make a video with him because I've been a fan of his work for over 4 years now. I actually finished the song the day before he flew into New York and then we shot the video the day after. It was all so spontaneous, just going around my favorite spots in the city. Some of them are places where my first memories were formed like the Natural History Museum and Central Park. As with pretty much everything I do, there was no budget. I'm so grateful he was willing to DIY it with me because he usually makes videos with way bigger budgets. That's love.
★who are your musical influences?
I have too many to name but a few of my favorite artists are The Cribs, Bill Evans, Mazzy Star, Ride, The Replacements, and My Bloody Valentine.
Growing up though it was Oasis, Blink-182, The Strokes, probably The 1975 too.
★can you tell me about your personal history?
My mom is from Vietnam, my dad is from China. Right after they had my brother Grey (Push Ups), they moved to NYC for school where I was born. Our family moved around a lot when Grey and I were growing up. I grew up split between NYC, Portland, Oregon, Shanghai, and Orange County, California. Somehow we always turned to music to make sense of our changing world. 6 years ago, I moved back to NYC for school and started releasing music as "Harry Teardrop". I'm still figuring out my life with each new day but I just feel grateful to be here on this earth.
★how did you start your music career?
I started playing drums when I was 5 years old. Music has been around as long as I can remember. I started writing songs when I was 11 or 12 and then learned how to produce on Garageband when I was in high school, releasing really shitty demos on Soundcloud. I put out my first song as "Harry Teardrop", "Chinatown" when I was 18 and even though I barely recognize the person I was back then, it led me to foolishly believe I could make a real career out of my music. I'm glad it did, despite the challenges that come with it. If I had never put myself out there, I would never be connecting with you, my new friend in Tokyo!
★how do you feel about the scenes around you ?
Do you have any connections with other bands?
Creative people in New York are always bumping into each other. I feel like everyone knows each other or knows a friend of a friend. Even though I'm friendly with so many artists coming out of New York right now, I don't feel like I'm part of any particular scene. I'm not a band, nor am I an electronic artist. I'm somewhere in between. I'm also an Asian American artist which is rare, even in the most diverse city in America. That's how I've been my whole life though so I'm used to that feeling. I'm just happy I get to live in a city where new ideas are being exchanged every day.
★Are there any Japanese artists you listen to ?
Yes! I listen to a lot of Japanese music. Most recently, I've been really loving that new Cruyff album. Some of my favorite Japanese artists are Supercar, ART-SCHOOL, Number Girl, m-flo, Strawberry Machine, Quruli, Daisuke Miyatani, and Rei Harakami.
★You and SATOH(LINNA FIGG/Kyazm) follow on Instagram each other. How did you get to know each other?
I love SATOH! They're so cool to me. I don't remember how we found each other, maybe through lil soft tennis. But I'm a big fan of how genuine their music feels. Linna figg and I had a facetime call recently, I was surprised by how good his English is! I really want to learn Japanese but it's convenient that a lot of people in Tokyo speak English. We're working on playing a show together in Tokyo later this year. I'm just trying to find a sponsor to fly me out there, so if you know of any brands that would be interested, let me know!
★Are there any other Japanese musicians you are close with?
I've never met any of them in person but I know DYGL, SATOH, Lil Soft Tennis / Heaven, and JUBEE, to name a few. I know once I go out there I'll make so many friends. Just the thought is so exciting to me. I really want to DJ a party while I'm out there too.
★What are your current/dream goals for the upcoming ?
My main goal for 2023 is to release my debut album "Inbetween Webs" in the fall accompanied by memorable visuals. I also want to play shows in London and Tokyo. In the grand scheme of things though, I just want to inspire people, have my own house with huge windows, and have a cat, a wife, maybe kids someday. Until then, I'll take every win I can get.
★ The appeal of your music is a hot topic in Japan, and you have many passionate fans. Do you have a message for your Japanese fans?
That's so crazy to me! Such a big part of music is the cultural identity aspect. Sometimes I feel more understood by people in Japan than even here in the US because I'm Asian so they can see me for who I am. My mom was also an English teacher in Japan in the 90s, so I grew up with a love for Japanese culture. That love has only grown as I've gotten older and discovered my favorite artists from there. I can't wait to come out there and party my brains out hahaha.
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東京は料理の聖地です。非常に多くのシェフが移住したため、東京のイタリア料理はイタリア本国よりも美味しいと言えるでしょう。また、すでに世界クラスのアート、音楽、ファッションシーンに活気をもたらしました。私の意見では、ニューヨークよりも上です。アーティスト、作家、ミュージシャンで、最先端の場所を探しているなら、以前はパリに行き、次にニューヨークに行きましたが、今ではますます東京に行く人が増えています。今後20年間で、トレンドやアイデアはますます東京で生まれ、世界中に広まっていくと私は予測しています。 日本人があなたを受け入れるかどうかについては、答えは、もしあなたが日本人の言語を話せば(日本に住んでいるなら絶対に話すべきです)、日本人は非常に温かい傾向があり、親しい友人関係を築くことは難しくありません。
東京は新しいパリ - ノア・スミス - Noahpinion
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周囲のアメリカ人から「あの本読んだ?」とよく尋ねられる本が毎年何冊かある。韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの長編小説『パチンコ(Pachinko )』もそのひとつだ。 韓国と日本を舞台にした、在日韓国・朝鮮人の4世代にわたる年代記なのだが、アメリカでベストセラーになり、2017年の全米図書賞の最終候補にもなった。私の周囲だけでも、義母、娘、娘の婚約者の母親が同時に読んでいて、まるで「読書クラブ」のようだった。それほど、多くの人に読まれている作品であり、読者の評価も高い。 小説は1910年の釜山からスタートする。大日本帝国が大韓帝国との間で日韓併合条約を締結して韓国を統治下に置いた年だ。釜山の漁村に住む漁夫の夫婦は、その運命を黙って受け入れた。「泥棒相手に国を失った無能な貴族と腐敗した母国の統治者」には、それ以前からすでに諦めの気持ちを抱いていたのだ。動揺するかわりに夫婦は身体に障害があるが利発なひとり息子フーニーの将来を考えた。夫婦は息子に学校で韓国語と日本語を学ばせ、仲人を使って見合い結婚をさせ、労働者用の宿屋を経営させた。 フーニーの若い妻ヤンジンは何度も流産を繰り返した末にようやく健康な娘スンジャを得た。そして、働き者のフーニーが亡くなった後も、未亡人は娘の助けを借りて評判の良い宿屋を営み続けた。 スンジャは働くことに生きがいを見出す生真面目な少女だったが、16歳のときに年上の裕福そうな男コー・ハンスーから誘惑されて妊娠してしまう。相手が既婚者だと初めて知ったスンジャは、自分の過ちを恥じ、「結婚はできないが面倒は見る」という申し出を拒否して別れる。 田舎の漁村で未婚の女が妊娠するのは醜聞だ。結核で倒れたときに母娘に看病してもらったことに恩義を感じる若い牧師イサックは、これを神が自分に与えた機会だと考えてスンジャに結婚を申し込む。若い2人は、イサックの兄ヨーセブの誘いで1933年に大阪に移住する。 イサックとヨーセブの両親は裕福な地主だったが、韓国社会の不安定化で経済的な余裕はなくなっていた。大阪では韓国人牧師のイサックが得られる収入はほとんどなく、2組の夫婦は会社に務めるヨーセブの収入に頼ることになった。そのヨーセブにしても、雇ってもらっているだけで感謝しなければならない状況で、そこに付け込まれて日本人より安い賃金で倍以上働かされていた。 さらに戦争前夜の日本の思想弾圧により、牧師のイサックが逮捕されてしまう。一家はますます窮地に陥る。男としての甲斐性にこだわるヨーセブは妻たちが外で働くことを固く禁じるが、スンジャはコー・ハンスーから受け取った唯一の贈り物である高級時計を売ってイサックの借金を返し、ヨーセブの妻が作ったキムチを路上で売って家計を支える。 イサックは、スンジャが産んだコー・ハンスーの息子のノアをわが子として愛して育てる。しかし何年も刑務所で拷問を受けた結果、結核が悪化して解放直後に死んでしまう。イサックの性格を受け継いだように生真面目なノアは、働きながらも早稲田大学で英文学を学ぶ夢を叶えるが、自分の誕生の秘密を知って絶望する。日本で受け入れられるために愚痴も恨みも言わずひたすら努力を積み重ねてきたノアは、母を罵り、家族を捨て、見知らぬ土地で日本人としての偽りのアイデンティティを使って新しい人生を生きようとする。 スンジャの次男モサズは、兄とは違って、学問にまったく興味がない。だが、商売の嗅覚があり、パチンコ店に勤務して頭角を現す。そして、自分でも店を持ち成功する。モサズは、ひとり息子ソロモンをアメリカのコロンビア大学に留学させる。それは、亡き妻が抱いていた夢の実現でもあった。しかし、日本に戻って外資系の投資銀行に勤務したソロモンは、その環境であっても自分が在日韓国人として扱われる現実を実感させられる――。 在日韓国人の4世代にわたる年代記が、アメリカでベストセラーになり、しかも全米図書賞の最終候補にまでなったのはなぜなのか? それは、場所や人種が異なっても、「移民の苦労ばなし」が普遍的なものだからだ。 読んでいるうちに思い出したのは、20世紀前半にアメリカに移住したアイルランド系やイタリア系移民が受けた差別や紀元前からあるユダヤ人の迫害だ。 ユダヤ系には金融業、医師、弁護士、科学者が多いが、それは古代のヨーロッパでユダヤ人の就業が禁じられていた職種が多かったからだと言われる。アメリカのニューヨークやボストンでは、アイルランド系移民の警察官が圧倒的に多い。これも、アイルランド系移民が初期に受けた職業差別が少なからず影響している。20世紀の日本での在日韓国・朝鮮人によるパチンコ経営は、これらに比類するものだ。 アメリカは、先住民以外はすべて「移民」とその子孫だ。何世代か遡れば、必ず移民としてのこうした苦労ばなしに行きあたるはずだ。こうしたアメリカ人のDNAに刻み込まれた記憶が、小説への共感を生むのだろう。 日本統治下の韓国での日本人による現地人への虐めや、日本人による在日韓国・朝鮮人への差別、そして単語こそ出てこないが「慰安婦」のリクルートなど、『パチンコ』は日本人にとっては居心地が悪い小説かもしれない。 しかし、これは日本人を糾弾する小説ではない。1人の人間として「読者」になれば、誰でも感情移入できるし、家族ドラマとして楽しめる本だ。私は、若い頃に観たNHK連続テレビ小説の「おしん」を思い出した。そういう雰囲気もある。 著者のミン・ジン・リーはそんな私の意見に対して、このように答えてくれた。 「日本人の読者は洗練されているし、微妙なニュアンスも理解できる。あなたのように先入観なく、公平な視点でこの本を読んでくれると強く信じている。(英語で読んだ)多くの日本人読者は、すでにこの本をとても支援してくれて、とても感謝している。私の夫は日本人とのハーフで、私の息子は民族的には4分の1が日本人だ。現代の日本人には、日本の過去についての責任はない。私たちにできるのは、過去を知り、現在を誠実に生きることだけだ」
『Pachinko』(Head of Zeus) - 著者:Min Jin Lee - 渡辺 由佳里による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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