#眞窯
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2024.6.6新入荷のお知らせ
先週熊本より持ち帰ったばかり、まゆみ窯の器をたくさん並べました
2月の個展以来ですが、今回も初めて目にするものもあり、さらになかなかの物量で、眞弓さんの仕事の勢いを感じます
ご来店お待ちしています
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今井眞正さん(左) 今井政之さんの遺作、竹原市で窯出し 14日からの展覧会に出品 [中国新聞] 2024-11-04
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本日26日、11月1日から始まる「小野眞佐子のノッティング織り 椅子敷き」初日に予約をいただいた方にメールを差し上げております。未着の方はご連絡いただけますでしょうか。なお、1日の17時以降は予約不要でご覧いただけます。数が限られておりますので、無くなり次第終了となります。どうぞご了承ください。
また、『民藝』11月号が発刊されました。特集は「住まいと暮らし2 茅葺き」です。今年の六月に葺き替えを終えた濱田庄司記念 益子参考館四号館(上ん台)や濱田窯の長屋門などを中心に取り上げています。都市での暮らしでは遠ざかってしまいがちな「茅葺きの仕事と暮らし」を取り上げることは、共同体があってこそ生まれる美しさについてあらためて考えることにも繋がる、と感じました。本号は濱田窯の皆さまをはじめ、多くの方にご協力いただいて刊行叶いました。深く御礼申し上げます。また、日本民藝協会のWebサイトにて書籍版・電子書籍版も購入いただけます。ご覧いただけますと幸いです。
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From @katomayuki_ceramics • • • • • • Seto, Aichi . Never touch the surface of the biscuit‼️. It causes for color spottings. Pull Gosu(pigment) with the tip of the brush to expand. I think this is the most difficult technique in "Sometsuke". . #howtomakepottery #瀬戸市 #瀬戸焼 #瀬戸染付焼 #加藤真雪 #うつわ #せともの #瀬戸焼 #伝統工芸 #染付 #pottery #うつわ好き #ていねいな暮らし #mug #工芸 #potter #dish #craft #japanesetraditionalcrafts #眞窯 #potterystudio #ceramicart #stayhomeandpaint #ceramicartist #potterymaking #pottery #ceramics #potteryvideo #potteryvideos #instapottery #pottersofinstagram https://www.instagram.com/p/B-_DJLgBzYF/?igshid=vsb6q0u112xy
#howtomakepottery#瀬戸市#瀬戸焼#瀬戸染付焼#加藤真雪#うつわ#せともの#伝統工芸#染付#pottery#うつわ好き#ていねいな暮らし#mug#工芸#potter#dish#craft#japanesetraditionalcrafts#眞窯#potterystudio#ceramicart#stayhomeandpaint#ceramicartist#potterymaking#ceramics#potteryvideo#potteryvideos#instapottery#pottersofinstagram
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眞窯の重なるマグ
こんにちは。
Playmountainでも好評の眞窯「重なるマグ」は原田 眞利子さんの作品です。
鹿児島を拠点に、ものの使いやすさを追求し、作陶を続けている原田さん。
マグカップは加治木町の土をブレンドし、焼きあがると他にはない赤い色になります。
��れぞれスタッキングができるように成形されます。
訪れた工房には乾燥中の品々がありました。
ご自宅を改装し、お店と制作場が一体となっています。
制作場へ案内されると窯があり、わかっていたつもりもこんな場所に窯が!と驚きました。
焼かれるのを待つ器たち。
いくつかの��色を重ねて使うのも楽しいですね!
丁寧に制作されるマグです。原田さん、ありがとうございました。
入荷したばかりですので、ぜひ店頭で触れてみてください。
佐々木 達也
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明後日8日から3日間、マルヤ4階の展覧会に参加します。珍しく白薩摩だけの出展。デミタスカップやコンポートなど初めて制作したアイテムもあるので、ぜひ覗いてみてください。 ——————————————— 毎年2月に東京で開催されている「テーブルウェア・フェスティバル」に向けて新商品開発に取り組む工房の新作等を紹介する「かごしまの暮らしを彩る器展」を開催いたします。 会場では、薩摩焼や薩摩切子を中心に、多様なライフスタイルにあわせたテーブルセッティングや、日々の暮らしに彩りを添える逸品を展示販売いたします。 この機会におうち時間を楽しむためのあなたのお気に入りの器を見つけませんか? 会期:令和3年10月8日(金)〜10日(日) 時間:10時〜20時(最終日は18時まで) 会場:マルヤガーデンズ4階ユナイトメントガーデン(鹿児島市呉服町6-5) 出展者:荒木陶窯、紅葉窯、御茶碗屋つきの虫、ファクトリー17、美の匠ガラス工房弟子丸、薩摩焼窯元紫陶、利重窯、城雅典、眞窯、渓山窯南州工房、島津興業薩摩ガラス工芸、薩摩金襴手絵師実雪(会場での展示順) 主催:公益社団法人鹿児島県特産品協会 #kagoshima #鹿児島県 #マルヤガーデンズ #薩摩焼 #薩摩切子 #荒木陶窯 #紅葉窯 #御茶碗屋つきの虫 #ファクトリー17 #美の匠ガラス工房弟子丸 #薩摩焼窯元紫陶 #利重窯 #城雅典 #眞窯 #渓山窯南州工房 #薩摩ガラス工芸 #薩摩金襴手絵師実雪 #鹿児島県特産品協会 #白薩摩 (マルヤガーデンズ) https://www.instagram.com/p/CUrvoYWvsUR/?utm_medium=tumblr
#kagoshima#鹿児島県#マルヤガーデンズ#薩摩焼#薩摩切子#荒木陶窯#紅葉窯#御茶碗屋つきの虫#ファクトリー17#美の匠ガラス工房弟子丸#薩摩焼窯元紫陶#利重窯#城雅典#眞窯#渓山窯南州工房#薩摩ガラス工芸#薩摩金襴手絵師実雪#鹿児島県特産品協会#白薩摩
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瀬戸染付焼の眞窯さんの人気シリーズの制作風景。先月の瀬戸オープンファクトリーの時の記録から。 約30センチストロークの均等なラインが、実に気持ちよく引かれていきます。打ち合わせなどで、何回もお伺いしている窯元さんですが、こういう仕事はなかなか拝見することはできないのです。また新しい発見をした貴重な時間になりました。 #暮らすひと暮らすところ #瀬戸染付焼 #眞窯 #瀬戸オープンファクトリー #ミトン #工場見学 #プロダクトデザイン #kurasuhitokurasutokoro #singamania #cuff #mitten #setoopenfactory #sof #productdesignstudio #sometsukeware #japantraditionalcrafts (染付窯屋 眞窯) https://www.instagram.com/p/CHvHBWTFErS/?igshid=14ldk07k0bf32
#暮らすひと暮らすところ#瀬戸染付焼#眞窯#瀬戸オープンファクトリー#ミトン#工場見学#プロダクトデザイン#kurasuhitokurasutokoro#singamania#cuff#mitten#setoopenfactory#sof#productdesignstudio#sometsukeware#japantraditionalcrafts
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楽しいうつわ!! ぜひスワイプしてご覧ください😊 #上野焼 #福岡 #デミタス #おさかな #化石 #守窯 #熊谷守 #熊谷眞春 #使える芸術 #食器 #銀座 #銀座器ギャラリー門 (銀座器ギャラリー門) https://www.instagram.com/p/CM6nlPbMRcq/?igshid=1r0u1brhnae2c
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おやつを、東京ドームテーブルウェアフェスティバルの戦利品で‼️ 小石原焼きの早川窯さん、高取焼きさん、マルタ窯さん、上野焼 守窯さん #眞春 さんの個性的な箸置きです‼️#上野焼#守窯#早川窯#早川窯元 #テーブルウェアフェスティバル #テーブルウェアフェスティバル2020 #テーブルコーディネート #デザイナー荒川リリーの非日常 #高取焼き#高取焼#小石原焼 #小石原ポタリー #まるた窯#まるた窯元 #チーズ天使#3時のおやつ https://www.instagram.com/p/B8XWB5cA_Np/?igshid=k7wkc780zlqa
#眞春#上野焼#守窯#早川窯#早川窯元#テーブルウェアフェスティバル#テーブルウェアフェスティバル2020#テーブルコーディネート#デザイナー荒川リリーの非日常#高取焼き#高取焼#小石原焼#小石原ポタリー#まるた窯#まるた窯元#チーズ天使#3時のおやつ
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Tumblrユーザーボイス: 東京都在住・岸本眞季さん(60歳)。
自然の産物である土を成形して焼くという、何千年も前から人間が行ってきた、陶器作り。特に日本ではさまざまな陶器、磁器が発達し、それぞれユニークなスタイルや特徴をもつ器や調理器具、芸術作品が生まれています。今回のインタビューは、長く続けたデザインのお仕事から転向して自己流で陶芸を学び、「自分は陶芸家ではなくむしろ作陶家」とおっしゃる岸本さんです。ブログ「Ma k i K i s h i m o to」では、涼しげな白、ブルー、グリーンをメインにした、自然をモチーフにした岸本さんの作品の数々を見ることができます。やさしげで、モチーフに使われている花や植物、蝶そのもののような雰囲気の作品を作る際の楽しさや難しさなど、いろいろと伺いました。
- 陶磁器の面白い点、難しい点とは何でしょうか。 私の陶磁器への興味は、陶芸や器への興味というより、むしろ立体作品への興味から始まっています。デザインの世界から次はアート寄りの制作活動へ移行したいと思っていた時期に、近所の陶芸教室で作ってみる機会があり、そのまま続けて通っているうちに面白くなってやめられなくなりました。多分、自分の感覚に合った創作手段だったのだと思います。
何より、土の持つ柔軟性とおおらかさは魅力です。技術的に可能であれば作りたい形に限りなく近づけることができるし、成形中に偶然良い形に出会うことも多く、大抵、作為と無作為を繰り返しながら形ができ上がっていきます。私が一番面白いと思うのは、そういう土での成形プロセスです。その後の窯焚きはどちらかと言えば苦手な作��なのですが、思いがけず良い焼き上がりになると嬉しく、それも面白さの一つと言えるでしょうか。
以前は独創的な形を好んで作っていましたが、数年前から身近な植物の形を写しとって模様にした作品作りに興味を持つようになりました。自然の造形の美しさをそのまま写せるというのも焼き物の魅力です。
私の場合、土は陶器の土と磁器の土をミックスした粘土を主に使っています。そうすることで可塑性の高さと柔らかい風合い、透明感と繊細さなど、陶器、磁器両方の性質を取り入れて制作できます。土の配合と釉薬の組み合わせで、色も風合いも変わってきますので、そこも非常に面白いところです。
一番難しいと感じるのは、成形のタイミングとコントロールのきかない窯焚きですね。制作では、使う土の状態で成形の良し悪しがかなり決まってきます。大抵、細工や変形を作品に加えるので、土の固さや乾き具合、作業の手順などにいつも頭を悩ませています。それは、気候やお天気にも左右されるので、天気予報を見ながらスケジュールを立てたりもします。素焼き前の作品乾燥も難しいです。轆轤 (ろくろ) で挽いたか、板作りかなど、成形方法の違いで時間のかけ方、作品の保存の仕方が違います。窯焚きに関してはあまりコントロールがきかず、回数を重ねたからといって上達するものでもなく、毎回冒険のようで、予想に反した焼き上がりになります。失敗も多くて、一窯分全部失敗することもありますが、もちろん、予想もしなかった良い作品が焼き上がることもあります。
- 普段の創作活動で欠かせないこと、仕事を進めていくうえで大切なものはありますか? 制作時にまず大切だと思うのは、心身の健やかさです。作品から作り手の状態や意識までが見えてくるように思えてならないので、まずは自分自身が良い状態で作るように心掛けています。作品に植物モチーフのものが多いので、制作上で自然との繋がりが深いのですが、気持ちや体調を整えるためにも自然の中で過ごしたり散策する時間は欠かせません。
そして、創作への情熱を絶やさないようにすることも自分にとって重要です。行動や忍耐、集中への大きなエネルギー源になってくれます。
それから自分の個性や理想だと思うイメージを大切にしています。これは、作品の質を良い方向に導いてくれます。
また、頭で考えすぎたりひとつのやり方に固執しすぎないよう気をつけています。ゆるく柔軟に構えていたほうが、作る過程で良い情報が入ってくる余地があるからです。
- 一窯分全部失敗などとなると、心が折れませんか?どんなふうにして失敗と向き合い、折り合いをつけていますか? 窯を開けてみたら失敗していたり、思うように焼けていないときはがっかりしますが、結果として受け入れるしかありませんから、それ程長くは落ち込まないように思います。期待に反した焼き上がりだったものも、目が慣れてくると良く見えたり、失敗であっても、そこから次に繋がるものが見えてきたりもします。私の場合ですが、窯焚きの成功率は全体的に見て半々くらいです。失敗が多ければ、その分別のどこかで成功の多い窯焚きになる可能性があるだろうと思っています。
- 創作活動を続けるためには「創作への情熱を絶やさないようにすること」が大切ということですが、コツ、秘訣は何でしょうか。 私の場合は、自分の得意や苦手、好き嫌いを自覚した上で、より興味が持てる方向へ向かいます。例えば、同じ物をいくつも作ったりサイズなどがあらかじめ決まっているものを作るのは苦手ですが、一瞬一瞬の創意に従って手を動かしていくことには楽しさを覚えます。苦手なことに気をとられていると、自分のやる気が失せるだけでなく、作品にも勢いがなくなってしまいます。ですから、例えばサイズが大体決まっているような場合には、そこに施す細工は即興で入れるなど、楽しめるポイントを必ず入れます。また、気持ちが乗らない制作はしないこと、良いテーマやイメージを見つけていくこと、憧れを抱くことなどが秘訣ですね。
- 今後の岸本さんの夢、目標を教えてください。 歳を重ねたせいなのか、「夢」という言葉にあまりピンとこなくなりました。それよりも自分の可能性を十分に生かせているだろうか?少しは世のためになっているのだろうか?やり残しはないだろうか?と思うばかりです (笑)。でも、子供の頃から現在まで一貫して、美しいと思うものを作りたいという願望を持ち続けています。大きな意味では、これが夢や目標と言えるかもしれません。
現在は、草花柄の作品をよりシンプル��使いやすい形に展開していき、身近な存在である草花のイメージをそのまま暮らしに添わせていこう、をコンセプトに「mori de nohara de (モリ デ ノハラデ)」という名前でも活動を始めました。ブランドのようなものですが、初めからこうと決めず、草花を育てるように居心地の良い方向に芽を伸ばしていければと考えています。
(画像: @watai, 1枚目: 福山ヒサヨ/鎌倉・patrone)
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. 祐工窯 白磁染付網文六寸皿 北九州の阿部さんより追加で色々届けていただきました こちらの六寸皿はフラットな作りで、取り皿やパン皿として普段使いにもよいですし、縁起の良い模様は贈り物としても喜ばれています 今朝の我が家では、赤大根のお漬け物をのせてみました 私物の六寸皿は随分前に求めたもので、今のものとは少し形が違います 使った雰囲気がお伝えできたらよいなと思って、陶器や木の器ともあわせて楽しんでいます #祐工窯#阿部眞士#うつわとくらし桃李#山口県#下関市#川棚温泉 https://www.instagram.com/p/CqPoz1_Plz1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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名古屋の瀬戸市へ眞窯の真雪さんに会いに来ています☺️手作業でひとつひとつご家族で作ってらっしゃいます。繊細な職人技は息を呑むほど。手仕事の美しさを感じる旅。明日もつづく☺️💕 はぁ、創作意欲がもりもりだ!作りたいものがたくさんあるのに、実際に形に起こせるのはほんの一部で。もっと時間を当てられたらなとは思うけれど、きっとそれだけじゃダメなんだろな。創造と実働程よいバランスで進んでいけたらな。作る人でいられることに感謝。☺️ #加藤真雪 #眞窯 #瀬戸焼#伝統工芸#カップ#うつわ#器好き#瀬戸
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新入荷品より、阿部眞士・汲み出し。
久しぶりに阿部さんからもいろいろと届いています。阿部さんには、次月号の民藝誌「古染付」特集でも文章をご寄稿いただいています。明代末期に景徳鎮の民窯にて生み出された古染付の楽しさを、実作者としての立場から語っていただいています。僕は阿部さんの絵付けはもちろん好きですが、やはりうっすらと青白い磁肌と柔らかくもすっとした立ち姿がうつくしい、無地の器がより好みです。
ちなみに本日19日は、豊永盛人展の初日・22日の予約締切日です。23日以降は予約不要ですが、店内込み合う際は入店制限をいたします。よろしくお願いいたします。
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雑 詠
花鳥誌 令和3年3月号
雑詠巻頭句
坊城俊樹主宰選 評釈
干蛸の腕寒風を八つに裂き 荒木 絹江
干鮹が浜辺などで干されている姿は可笑しい。何か宇宙人のように八本の手を広げていたことを思い出した。それがあたかも寒風を八つ裂きにしたように見えたのだろう。大袈裟だが、写生の面白みと風土性がきちんと諷詠されていることで実感がある。
凍蝶の気息天与の日矢受くる 荒木 絹江
「気息」とは呼吸とか息づかいのこと。凍てているのだから、その気息はもう風前の灯火だろう。しかし、そこに天与の日の矢が差し込んできた。その命を復活させんと。これは儚い生命と神の光輝たるものとの出会い。蝶の死と生との鬩ぎ合いという大問題の句として巨大だ。
海鳴りか虎落笛かや雑魚寝宿 荒木 絹江
そもそも海鳴りというものの実体は場所や季節、あるいは低気圧の関係などで様々だろう。虎落笛もまた千差万別であろう。それを背景とした真冬の雑魚寝宿にはもの凄い物語を感じる。漁師たちのものか、一族郎党のものかさまざまな物語が浮かぶ。「や」は感嘆詞の「や」であるか、この物語の余韻はここにも見えている。
地に還るものを褥に眠る山 比嘉 幸子
山が眠る頃、すな��ち冬の訪れとともに日が暮れる頃。地に還るものはいろいろなものがある。それは枯葉であり、死せる生命であるかもしれない。山はそれらを育みそして死に追いやり、それを褥にして眠りに入る。根源句と言っていい。
落日の燃えがらも焼べ大焚火 比嘉 幸子
嗚呼そうか落日のあの色は燃えていたからなのだと改めて気づかされた。この大焚火は海のそれを焼べての焚火。夕焼けの燃えかすもその沖から引きずりこんで焚火に焼べる。日月星辰の営みとはこの焚火の中にある。
空の丈使ひきつたる冬の月 比嘉 幸子
「空の丈」とはどこからどこまでか。もしそこが浜 辺ならば、あちらの水平線からこちらの山まで。大都市ならばあの田園地帯からこの街まで。ともに冬の月の白く皎々とした主人公がそこを渡る美しさと寒さは格別。
ふつくらと媼座りて胡麻叩く 永野 佐和
胡麻を叩いている昼間。それは冬の日がほかほかと降り注いでいるのだろう。媼はその暖かさを座布団としてふっくらと座る。この牧歌的な光景はむしろ、日常の作業から遥かに昇華した光景となる。
扁平に乾く干魚冬の宿 永野 佐和
とかく干したものは扁平で薄くなる。そうして乾ききってひらひらと風に舞う。その魚のひらひらがこの宿の夕飯になるのか。何か堪らない日本の原生的な光景を見るようで、こういうのを俳句と言うのだ。
窯の火の唸りに落ちし寒椿 永野 佐和
「唸り」が眼目だろう。窯の火は猛々しく、そして 雄々しく唸る。寒椿はやはり赤い。その色が、紅蓮の炎に落ちてすぐ火を吹く。寒椿という季題の本意にかかわってくる句のように思え��。
曼珠沙華咥へて君を驚かす 村上 雪
「咥へ」の真骨頂。君は誰か、そこに恋や愛があるのか。
背から寅さんらしき嚔して 上嶋 眞理子
「寅さん」はおっさんである。そんな嚔は「へいくしょん」である。
湿原に遊びし鶴の過客かな 髙間 ヨシヱ
鶴というものが過客であると見立てた。その優雅な遊び方こそが日本そのもの。
赤馬の駆けし吉良領冬日和 沢井 真弓
吉良上野介の赤馬はむろん駿馬。冬の白い日を駆け抜けて行く速さ。
番鴨すうと寄り来る乳母車 武山 文英
番の鴨にも子がいる。乳母車にも人間の子がいる。だから俳句が成立する。
天空へ影絵芝居や大冬木 安原 さえこ
大きな欅の枝が影絵のように天空のカンバスに描かれた。これはむしろダリの絵。
十二月八日落下傘二十二本 田中 惠介
太平洋戦争勃発の真昼。パールハーバーの空か、瞬間移動したマレー戦線の空か。
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