#猫結膜炎
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子猫を捕獲して感じた幸福感。翌朝の弁当作りで頭がいっぱいなのに子猫を保護。そしたら何故か幸せな気持ちでいっぱいになった。
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「Can You Catch A Cold?」サンプル5
字幕大王2024.06.25
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水俣病の混乱
細菌論に夢中だったために伝染病と間違われた病気は栄養不足だけではない。1956年5月のこと、5歳の少女が日本の水俣市の病院に入院した。水俣は八代海に面した人口約5万人の小さな漁村だった。その少女は、けいれん、歩行困難、言語障害などの異常な神経症状を呈し、急速に体調を崩していた。数日後、彼女の妹と町内の他の3人もまったく同じ症状で病院を訪れた[45,46]。
その後、数週間から数ヶ月で、村の人々が病気になるケースが急増したが、罹患したのは村人だけではなかった。大量の魚が奇妙な泳ぎ方になり、やがて死んで陸に打ち上げられた。海鳥は飛べなくなり、異常な行動をとるようになった。これらの動物を捕食する猫も具合が悪くなり、口からよだれを垂らし、気が狂ったかのようにぐるぐる走り回った[47]。動物と人間の間で何らかの病原体が伝播したのだろうか。誰も確かなことはわからないが、この大流行は伝染病の特徴をすべて備えているように思われた。最初の患者が出た後、村に住む人々が次々と同じ症状で倒れ始めたのだ。そのため、ある種の「奇妙な伝染病」が発生したという噂が広まった[48]。やがて、この病気は伝染性髄膜炎であるという未確認の報道が出始め、地域社会は大きなパニックに陥ったのである[49]。
謎の病気への恐怖は極めて大きく、近隣の町の人々は水俣人を排斥し始め、長い間築かれてきた密接なコミュニティの絆は急速に失われていった[50]。伝染病まん延を抑えるため、家屋は消毒され、病人は隔離された[49]。この対策にもかかわらず、伝染病が地域住民を襲い続けた。初期の報道によれば、少なくとも55人が感染し、17人が死亡した[45]。
しかし、約3年後、研究グループはついに病気の原因が地元の肥料製造会社であると突き止めた。同社が、合成肥料製造の廃棄物であるメチル水銀27トンを水俣湾に投棄していたのだ[51]。この水銀が地元の水路を汚し、何百平方キロメートルもの海を汚染した。かつては美しく肥沃な自然の珊瑚礁であった水俣湾は、有毒な荒れ地となり、かつては豊かであったその恵みを不運にも口にした人間や動物を毒した。
1963年2月、水俣病の発生原因を調査していた研究グループから正式な発表があった。誰もが落胆したが、水俣病の原因は感染性微生物ではなく、メチル水銀に汚染された水俣湾の魚介類の摂取によるものだった[49]。長年にわたって、この環境破壊の犠牲者たちは、日常生活で出会う人々に伝染性ではないと安心させねばならなかった[52]。この災害によって900人以上が死亡し、200万人が慢性的な健康被害に苦しんだ[51]。
水銀中毒の混乱
水俣で起きた出来事にもかかわらず、医療関係者は今日に至るまで、水銀中毒を感染症として誤って診断している。2018年8月のこと、15歳女性、13歳女性、11歳男性の3人兄弟が救急外来を受診した。彼らには、発熱、筋肉痛、皮疹、倦怠感など、非特異的な症状が進行していた。検査は陰性の連続であり、その結果、「ウイルス性症候群」と診断された。子供たちは休ませるために家に帰らせられたが、その3日後、兄弟はさらに悪化した状態で救急部に戻ってきた。うち一人は神経障害を起こしていた。子供たちは溶連菌性咽頭炎(連鎖球菌性咽頭炎)と猩紅熱(しょうこうねつ)と診断された。彼らには抗生物質が投与されて退院した[53]。
その数日後、子供たちはセカンドオピニオンのために別の救急外来を受診した。この時までに、症状はかなり悪化しており、激しい頭痛、息切れ、手足のしびれ、全身の脱力感などが生じていた。結論に飛びついてウイルスやバクテリアのせいにするのではなく、救急医たちはさらに詳しく調べた。すると、子供たちが自宅で水銀の瓶で遊んでいて、それがカーペットにこぼれていたことがわかった。母親はこぼれた水銀を掃除しようとして掃除機を使った。母親はそうとは知らず、これが水銀を加熱・気化させて、子供たちはうっかり吸い込んでしまったのだ。不思議なことに、母親には何の症状も現れなかったので、この病気は小児感染症のように思われたのだ。
子供たちが水銀中毒であることを知った医師たちは、水銀除去のためにキレーション療法を開始した。二人の子供は完全に回復したが、1人は関節、背中、筋肉の痛みが続き、歩行器が必要になった。この出来事はケーススタディとして記録され、2020年2月の医学雑誌に掲載された。著者の結論としては、水銀中毒が感染症に似ている可能性があることだ[53]。子供たちは同じ家で暮らしており、似たような症状を呈していたため、最初の病院の医師は、小児期の伝染病が兄弟間で広がったに違いないと誤って考えたのだ。ここでもまた、一面的なレンズを通して世界を見ることが誤った思い込みを招き、正しい診断と治療を遅らせたのである。
なぜこれが重要なのか?
壊血病、ペラグラ、水銀中毒といった病気の原因を正しく特定することが重要だったことは明らかだ。しかし、いずれの場合も、細菌論というレンズが真実を邪魔し、調査者を無益な捜索に向かわせ、一般大衆を無用なパニックに陥れた。これらの事例だけを見ても、間違った説明モデルを適用したことによる影響を定量化するのは難しい。数え切れないほどの資源、時間、人命が、存在もしない敵と戦い、追いかけて失われたのだ。また、どれだけの人々が仲間はずれにされ、孤立し、非人道的な扱いを受け、タイムリーで効果的な医療を拒否されたかを考えると胸が痛む。それは伝染病だからではなく、伝染病であることを恐れたからである。このように、我々が世界を見るレンズは強力だ。良くも悪くも、レンズは我々のあらゆる知覚を彩り、我々の見方に一���する結果をもたらす。
もちろん、今では良くわかっており、これらの病気を伝染病と見なすことはない。壊血病、ペラグラ、水俣病のような病気を振り返り、その過ちに気づくのは簡単なことだ。現在の我々から見れば、人間がハンセン病患者のような烙印を押され、治療を拒否され、檻に入れられた動物のように閉じ込められていたのは野蛮なことのように思える。後知恵とはおかしなものだ。我々は今、すべての答えを持っていると思い込んでいる。しかし、我々がいまだに伝染病だと考えているが、そうでない病気が他にもあるとしたらどうだろう?ここまで来たと誇らしげに振り返っても、まだ同じ過ちを犯しているかもしれない。プライドと甘さに目がくらみ、過ちを犯し続けていることに気づかないまま、我々は突き進むのだ。
今にして思えば、過去の研究者の一部が傲慢でなく、型にはまっていなかったのは幸運だった。彼らは謙虚であり続け、心をオープンにし、勇気を持って行動した。もし彼らが、受け入れられているパラダイムに挑戦しようと思わなかったら、今日の世界はどうなっていただろう?我々はまだそれらの病気を伝染病とみなし、かつてと同じ非効率的で非人道的な治療法を続けていたかもしれない。単純な食生活改善の代わりに、重金属を注射し、ペラグラのために隔離されることを想像してみてほしい。壊血病や脚気、くる病に他人から感染することを恐れて暮らすことを想像してみてほしい。おそらく我々は、ワクチン接種、手洗い、社会的距離、抗生物質、抗ウイルス薬、マスク、ロックダウンといった現代的な方法で、これらの(存在しない)細菌から身を守ろうとするだろう。そのあいだ、人々はライフスタイルや環境によって不必要に死に続けるのだ。そういった想像は難しくはない。例えば風邪やインフルエンザなど、他多くの病気についても、今日の世界はこのような方法で対処しているからだ。ただひとつ違うのは、現代の研究者たちが、伝染病モデルによってこれらの病気を正確に説明できると信じてこんでいることだ。この信念は現在、集団心理に深く刻み込まれており、間違いの可能性を受け入れるのは難しい。文化もまた変化しており、受け入れられているパラダイムに異議を唱える者は、狂った陰謀論者のレッテルを貼られる。
我々はあまりに自身を確信しすぎてしまっている。しかし、本章で示すことは、結果を観察して原因を誤って帰することが、いかに物事を間違えやすいかである。また、結論を急ぐのではなく、厳密に管理された(controlled)科学実験によって因果関係を確認することがいかに重要であるかを強調している。我々は過去にも過ちを犯したし、因果関係を正しく理解し��ければ、我々自身がどれほど進歩していると考えていようと、過ちを犯し続けるだろう。誤った例が強調しているように、病気を伝染病と誤って診断することは、あらゆる種類の悪影響をもたらす。病人にとっては、適切な診断や治療へのアクセスが遅れ、より深刻な機能障害や身体障害につながる可能性がある。総合的には、これは広範囲に及ぶ影響をもたらす。実際、病気の原因を伝染病と混同してしまえば、より恐れを抱く回避的な社会が培われ、資源の配分を誤り(研究助成金など)、誤った経済(医薬品など)を支え、組織(政府など)に権力を譲り渡し、誤った道を進む間に、より多くの人々が病気になり、命を落とすという機会損失を最終的には被ることになる。
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「Can You Catch A Cold?」サンプル5 | 字幕大王
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ロビン店長の元気のミナモト!ナパーニのハーブブレンドオイル。その効果を私も試してみたくって、最近こっそりスプーン一杯ほどいただくようになりました。(笑) 【※注意:ブレンドオイルは犬・猫用です。】 #sweetthings #山陽小野田市 #宇部市 #山口県 #Repost @napani_japan ・・・ ドイツ🇩🇪オーガニックペットフードのナパーニです。 冬になり、乾燥してくると健康維持や不調のケアのためにとても重要になるのが、積極的な「水分」と「オイル」の摂取です。 水分は、ウェットタイプのフードや手作りで汁気たっぷりのごはんにするのがおすすめ! そして、オイルは、「質」にこだわる事がとても重要です。 一般的には、肉の脂身やバターなどの飽和脂肪酸は、多量に摂取してしまうとコレステロールを増加させてしまうため、控えめにしたいところです。 また、仮に良質なオイルだとしても、酸化してしまったオイルは、とても気をつけたいところです。毒性を持つ過酸化脂肪酸は、胃腸や肝臓に負担をかけ、動脈硬化など血管のダメージにも繋がりかねません。 この季節、積極的に摂りたいのは、不飽和脂肪酸!その中でも特に必須脂肪酸といわれる脂肪酸は、体内で他の脂肪酸から合成できないために、意識して食事から摂取する必要があります。 とても大切な役割を担っており、健康には不可欠なのに、ついつい不足しがちです。 人や犬達にとっての必須脂肪酸は、代表的なものは、オメガ9(オレイン酸)、オメガ6(リノール酸など)や、オメガ3 (αリノレン酸など)です。 質の高い必須脂肪酸は、細胞膜を強化し、良質な栄養を受け取りやすくすることで、身体の機能を正常に保ち、健康維持に大変重要な役割を担います。 また、悪玉コレステロールを低減することで、血管の健康を保ち、高脂血症や心臓疾患を予防するといわれています。 しかし、これらの必須脂肪酸は、非常に酸化しやすい物質です。 オメガ3 を摂るために主流となっているフィッシュオイルは、DHA、EPAが豊富に含まれているものの、酸化させずに品質を維持することが非常に難しいため、保存料が欠かせません。ある調査によれば、なかには、保存料が使われているにも関わらず、腐敗していた商品もあったとの結果も出ています。 そのため、ナパーニでは敢えてフィッシュオイルを使わずに��植物性のαリノレン酸やリノール酸を豊富に含んだ��イルを製品化しています。 αリノレン酸は肝臓で吸収された後、EPA、DHAに変換されます。そのため、体内で必要とされる量が、適正に変換され、過剰になることもなく、もちろん酸化の危険性もありませんので、安心して摂取いただけます。 ナパーニのオーガニックブレンドオイルは、厳選された3種のオイルをご用意。 良質なオーガニック素材を丁寧に低温圧搾し、必須脂肪酸やビタミンを豊富に含み、パートナーの身体に吸収されやすい質の高いオイルです。 オーガニックブレンドオイル プーデルヴォール (Puldewohl) ・月見草オイル、ウィートジャームオイル、杏仁オイルをブレンド。 ・リノール酸やαリノレン酸、ビタミンEやAも豊富で、心臓や肝臓やシニアの健康をサポートします。 ※リノール酸は多くのメリットがあるものの、過剰摂取は炎症を起こす要因にもなりえます。そのため、αリノレン酸を合わせて摂ることにより、競合的に作用して炎症を抑える役目を果たします。その二つを良い配合でブレンドした優秀オイルです。😊 オーガニックブレンドオイル ライブ&ゼーレ (Leib & Seele) ・ヘンプシードオイル、亜麻仁オイル、アマナズナオイルをブレンド。 ・αリノレン酸や、リノール酸が豊富で、体内に入るとDHAやEPAに変換されます。 ・抗炎症・抗酸化作用。細胞膜の健康維持。 ・皮膚や被毛を美しく。 脳と目に行き届く唯一のオイル!神経細胞を柔らかくして、脳や目の働きをサポートします。また、血管の詰まりを防ぎ血液をサラサラに。 👉オーガニックブレンドオイル ヘルフェライン (Helferlein) ・ブラッククミンシードオイル、オレガノオイル、ガーリックオイルをブレンド。 ・リノール酸やオレイン酸が豊富。 ・アレルギーの緩和、免疫機能サポート、抗菌、抗酸化、抗寄生虫などが期待できる万能オイル!! 今年人気爆発した優秀オイル。ブラッククミンシードの万能ぶりが、多くのパートナーをサポートしてきました😊💕 パートナーのお悩みに合わせても、健康維持のために3種類を代わる代わるトッピングに使ってもいいですね。 酸化しやすいため、開封後は冷蔵庫に保管して、必ず4週間以内に使い切りましょう! 目安は、小型犬なら100mlで20日分 中型犬以上なら250mlで20日分です。 ぜひお試しください!! #必須脂肪酸 #オメガ3 #napani #ナパーニ #カスタマイズフード #コンプリートフード #ドッグフード #dog #いぬすたぐらむ #犬のいる暮らし #dogstagram #猫 #キャットフード #犬ごはん #犬の手作りごはん #手作りいぬごはん #オーガニックドッグフード #オーガニック #organic #オーガニックライフ #ドイツ動物自然療法 https://www.instagram.com/p/CndpExQvRyt/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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預かりお姫様猫、結膜炎治療の末に… Treating Conjunctivitis in the princess-cat 'MOna' 2015年に預かり、無事に里親の元へ巣立った子猫3兄弟。 ところが、その母猫は避妊手術できずにいました。 4年越しで付近の ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=6OpxgAsuf98
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アレルギーと目の痒みの関係について
アレルギーは、私たちの体内に侵入した本来無害な物質(アレルゲン)に対して、体が過剰に反応してしまう免疫系の病気です。このアレルギー反応が、目のかゆみを引き起こすことがあります。
アレルギー性結膜炎:目の痒みの主な原因
アレルギーによる目のかゆみの多くは、「アレルギー性結膜炎」と呼ばれる病気です。結膜とは、まぶたの裏側と白目を覆っている薄い膜のことで、この結膜がアレルギー反応によって炎症を起こすことで、かゆみ、充血、涙が出るなどの症状が現れます。
アレルゲンとは
アレルギー性結膜炎を引き起こすアレルゲンには、様々なものが考えられます。
花粉: スギ、ヒノキ、ブタクサなど、季節によって花粉が飛散する時期に症状が悪化することが多いです。
ハウスダスト: ダニの死骸やフン、カビなどがアレルゲンとなり、一年を通して症状が出ることがあります。
動物の毛: 猫、犬、ハムスターなどの動物の毛やフケがアレルゲンとなることがあります。
食品: 卵、牛乳、小麦などがアレルゲンとなることがあります。
化粧品: 化粧品に含まれる成分がアレルゲンとなることがあります。
アレルギー反応のメカニズム
アレルゲンが体内に侵入: アレルゲンが鼻や目などの粘膜から体内に侵入します。
免疫細胞の活性化: 体内の免疫細胞がアレルゲンを異物と認識し、抗体を産生します。
ヒスタミンなどの放出: 抗体がアレルゲンと結合すると、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。
炎症反応: ヒスタミンなどの化学物質によって、血管が拡張し、粘膜が腫れ上がり、かゆみなどの炎症反応が起こります。
アレルギー性結膜炎の症状
アレルギー性結膜炎の症状は、人によって異なりますが、一般的には以下のような症状が現れます。
目のかゆみ: 最も特徴的な症状で、こすりたくなるような強い痒みを感じます。
充血: 結膜が炎症を起こすことで、目が赤くなります。
涙が出る: 目がしょぼしょぼして、涙が止まらなくなることがあります。
異物感: 目に何かが入っているような異物感を感じます。
まぶたが腫れる: まぶたが腫れて、目が開けづらいことがあります。
アレルギー性結膜炎の種類
アレルギー性結膜炎には、大きく分けて以下の2種類があります。
季節性アレルギー性結膜炎: 特定の季節に症状が出ることが特徴で、花粉症との関連が深いことが多く見られます。
通年性アレルギー性結膜炎: ハウスダストなど、一年を通して存在するアレルゲンが原因で、一年を通して症状が出ることがあります。
アレルギー性結膜炎の診断と治療
アレルギー性結膜炎の診断は、医師が問診や視診、アレルギー検査などを行い、総合的に判断します。治療法としては、以下のものが挙げられます。
抗ヒスタミン薬: ヒスタミンの働きを阻害することで、かゆみなどの症状を改善します。
点眼薬: ステロイド点眼薬や非ステロイド性抗炎症薬など、炎症を抑える点眼薬が使用されます。
アレルゲン回避: アレルゲンとなる物質を避けることが最も重要です。
免疫療法: アレルゲンに対する耐性を身につけるための治療法です。
アレルギー性結膜炎の予防
アレルギー性結膜炎の予防には、以下のことが大切です。
アレルゲンとなる物質を避ける: 花粉の飛散が多い時期は外出を控えたり、マスクを着用したりするなど、アレルゲンとなる物質を避けるようにしましょう。
室内の清潔を保つ: ハウスダストが原因の場合は、こまめな掃除や布団の干しなど、室内の清潔を保つようにしましょう。
目を清潔に保つ: 目をこすらないようにし、清潔なタオルで優しく拭きましょう。
規則正しい生活: 睡眠不足やストレスは、アレルギー症状を悪化させることがあるため、規則正しい生活を送ることが大切です。
まとめ
アレルギーと目の痒みは深い関係があり、アレルギー性結膜炎が主な原因の一つです。アレルギー性結膜炎は、様々なアレルゲンが原因となり、かゆみ、充血、涙が出るなどの症状が現れます。治療は、抗ヒスタミン薬や点眼薬の使用、アレルゲン回避などが行われます。アレルギー性結膜炎を予防するためには、アレルゲンとなる物質を避け、目を清潔に保つなど、日頃から注意することが大切です。
些細な日常
紅茶は花粉症やアレルギー性鼻炎などのⅠ型アレルギーに良いんだ
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アンリッカラーを買ってみたょ!
病院には、硬いエリザベスカラーしかありませんが、
(安心、安全、信頼、それに丈夫なので👌)
世の中には、かわいくて、機能的、ずっとつけてても苦にならない、
エリザベスカラーがあります。
その中でも、有名なアンリッカラー。
以前から過剰グルーミングをしてしまう猫ちゃんオーナー様に、紹介していました。
ずっとつけるには、硬いエリザベスカラーは無機質、
だけどこちらのアンリッカラーは、とにかく見た目がかわいい💕
これなら、オーナー様にも受け入れてもらえると思って、紹介していました。
過剰グルーミングをする猫ちゃんは、主に下腹を念入りにやっちゃうので、アンリッカラーが有効です。
ただ、守りたい場所が守れない時は、ダメですよ!
例えば、角膜潰瘍や結膜炎などの目の病気。足でかけちゃう時や床や何かに直に目を擦りつける時は🙅
手先足先、しっぽなどの末端部に患部がある時。舐めれちゃう時は🙅
手足のバランスや器用さや体の柔らかさなどでも、届いちゃう…ってことがあるので、
観察が必要です。
先日、オーナー様に代わりに頼んで欲しいと購入を頼まれ、
私自身、実際には見たことがなかったので、自分のも注文してみました。
そして、分かっては���ましたが、うちには猫がいないもので💦
チワワとイタグレにつけてみました🤣
かわいい❤️
アシカ(チワワ)はSサイズを、イルカ(イタグレ)はMサイズを。
本当に愛情込めてしっかりと作られいるのが分かります。
しかし、1番驚いたのは、軽さです。
とっても軽いです。
オーナー様も満足されたようで、洗い替えをお願いされました🤲
気になる方は、HPを覗いてみてください👀
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20130209 なお 化学療法11週間後 術後5ヶ月目 レントゲン エコー 血液検査 乳腺癌
20130209体重3.46/0126:3.52/0112:3.52/20121229:3.44 /1215:3.38/1208:3.36/1201:3.34/1124:3.35/1121:3.38/1117:3.3/1110:3.3/1102:3.5/1027:3.5/1020:3.5/1013:3.58/1006:3.6/1003:3.68/924:3.8/920:3.8/908:3.7/811:3.7/728:3.7/714:3.7/707:3.7
肺へ転移。体重3.46胸水抜後3.42(1/26前回3.52)減った…
2/9→肺レントゲン。エコー。血液検査。皮下補液。
レントゲン(前回12/15):胸水少し溜まってる(エコーで確認)→胸水:60cc。上皮細胞有、乳腺も上皮。肺へ転移したと思われる。
☆化学療法:あくまで緩和治療 ☆消炎鎮痛剤(胃腸薬混ぜる):上皮細胞の成長を抑制 ☆胸膜炎の痛み、呼吸困難の苦しさをどれくらい押さえられるかが今後の課題。
☆胸水の症状として、舌の色が紫っぽくなる。呼吸が速くなる、口をあけて口呼吸。動かない。
○肺レントゲン、エコー検査
前回12/15、肺の下も膨らんでいて心臓も明確にわかる。同じ条件だが若干心臓の下に白っぽい物がある。肺の後ろも完全に膨らんでいない、心臓の形も今回ぼやけている。器官等が圧迫されるほど心臓が大きくなってはない。少し肺の空気を含んでいる部分の透過性、レントゲンの通りがあまり良くない。こういう場合、胸に炎症がある又は水、空気が溜まっているの二つ。確認→若干胸水が溜まっている。心臓の血液の流れの逆流化などはない。心臓がらみの胸水なのか若しくは別の要因か。(肺炎で炎症がひどくて水が出る場合もある。他要因としては乳腺腫瘍があったという事で、それがらみの水の場合もある)水を抜いて検査しないとわからない。胸水の量はかなり少ない。
○結果
溜まっていた胸水約60cc。苦しくなる程の液体の量ではないが、皮膚や上皮をつくる細胞が有。乳腺も上皮。乳腺の上皮の細胞により近い。という事はおそらく肺への転移から胸水に最後は出てきている。
○胸水を抜前と抜後のレントゲン写真比較
肺の下あたりにぼやっとした物有。2ヶ月前は何も無い。なおはステージ2~3あたり。
●化学療法について
猫に対して乳腺腫瘍への反応は良くないが、何もしないよりはした方が良いがあくまで緩和療法。11月の3ヶ月前にやらなければもっと早く移転があった可能性もある。あくまで可能性。
骨髄抑制等副作用もある。反応もよろしくない、猫に負担がかかる療法を選択する必要があるのか。ただし、明確に効くというエビデンスは無いが前回使用していない化学療法剤を使ってみるという手もある。一種類ではない。他の組み合わせもある。
●化学療法を使わない:上皮細胞の成長を抑制する様な薬、消炎剤がある。人間が飲む鎮痛剤と似ている。痛みを抑えるお薬。ただ痛み止は血行を縮めるので長く飲んでいると腎臓に負担がかかったり、早い子は3日目位から吐き出すというう可能性がある。
今後、腫瘍細胞が出ている胸水が溜まって苦しくなってくる症状があるが、それをどれくらい押さえられるかという事が今後の生活において大事。
○胸水
肺に溜まってくるので呼吸が苦しくなる。今��肺レントゲンで白っぽいの見つけてエコーで確認で60ccなので、呼吸困難になってくる場合は100cc以上溜まっている。胸水に関しては早めに気づけた。溜まる速度はわからない。これからの状況を見ていかないとわからない。
○もう片方の乳腺への転移は
血液検査にて末梢血管まで腫瘍細胞が行き渡っているとでる数値が今の段階では無さそう。
●プラスアルファで化学療法、もしくは消炎鎮痛剤をやってみるか。
痛みは今のところ無いが、人間も同じで胸膜炎とかはすごく痛い!痛みが出てくる!!実際に水が溜まっていなくても肺を包む胸膜に腫瘍細胞がおしよせ肺が膨らむたびに息をするたびに痛い!
前回副作用は出なかったが、今回出過ぎたら考えていかなきゃならない。
改めてスタートするならば安全性が確認できているものからやってみて、あまりにも反応が悪いようであれば違うお薬を併用していく。
化学療法によって副作用が強くでるならば消炎鎮痛剤の方に切り替えてみる。胃腸障害が如実に出てしまうならばそれをケアするような形で胃腸薬を飲みつつ続ける。消炎鎮痛剤は24Hしかもたない。
⭐化学療法残り4回は万が一再発した時に。
今後レントゲンは1ヶ月に1回とっていく。
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早くも北海道帰省する日になってしまった…。早朝に太陽(結膜炎の為カラー装着)&星を汗だくになりながらホテルに預け、海&大地にオムツ装着させてリュックに入れて羽田空港へ。電車中、珍しく大地がちょいちょい鳴いていたけど、何とか空港に着き、用意してもらったゲージにin(多分オムツ脱げると思う)。 この移動中に、手荷物はキャリーケースにしようと決めた(ノートPCが重い!)。北海道で買う。 移動は毎回汗だくになるから、毎回服装に迷う。寒さには強いので、北海道でも同じ服装で行けるけど��…。 さて、そろそろ離陸(さすが土曜日、飛行機満席)。待ってろ北海道! #cat #neko #猫 #ねこ #ハチワレ #茶トラ #三毛猫 #黒猫 #ホテル組 #オムツ組 #猫2匹背負うのはやっぱ重い #結膜炎のハチワレ #兄妹猫組で実家に行くのは初 #キャリーケース買う #軽量PCが欲しい #北海道帰省2020冬 https://www.instagram.com/p/B7KJ9PdBMwt/?igshid=183rdoi2pruyj
#cat#neko#猫#ねこ#ハチワレ#茶トラ#三毛猫#黒猫#ホテル組#オムツ組#猫2匹背負うのはやっぱ重い#結膜炎のハチワレ#兄妹猫組で実家に行くのは初#キャリーケース買う#軽量pcが欲しい#北海道帰省2020冬
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マックちゃんママさんから10月2日に自宅前に仔猫が居て保護した旨の連絡を貰いました。 その時の様子が画像1枚目です。 片目が酷い状態でノミやダニが酷かった事から、すぐに病院へ。 当初は左目はカラスか何かに潰されたのだろうか?と思ってましたが、病院で診察して貰うと結膜炎の酷い状態という事で治れば、目は大丈夫だろうと。 それから約1週間が経った今日、仔猫に会ってきました。 それが画像2枚目以降です。 左目は、薬の効果が現れだして、腫れが治まりはじめて、瞳が覗きだしていました。 良かった! とっても元気いっぱいで、甘えん坊さんの男の子だそうです。 じっとしてないので、写真が撮れない! トイレも覚えて、遊びたい盛りの様子。 それで、この仔猫の目の方が落ち着いたら、里親を見つけてあげたいのです。 また、都合が合う時にお邪魔させて貰って、様子をお伝えしようと思います。 コチラでも、この仔猫の里親探しをしていきますので、よろしくお願いします。 #保護猫 #里親 #里親募集 #猫 #ネコ #野良猫 #仔猫 https://www.instagram.com/p/CjcwpNrPw2U/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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涙目がひどくて 病院でみていただきましたら、傷もなくキレイで結膜炎でもないし ほとんどの猫が持ってる風邪ウイルスとしわざではないかととのこと 抗生剤目薬だけ処方されて帰りまして いくらかいいようです おめめパッチリで益々綺麗な里子さまになっていたできたいのです💕✨ #りこさま #里子女王 #三毛猫 #パステル三毛 #catsofinstagram #猫のいる生活 #猫のいる暮らし #猫好きさんとつながりたい #ねこのいるしあわせ https://www.instagram.com/p/CWnckXoFUR8/?utm_medium=tumblr
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厚着紳士
夜明けと共に��き始めた強い風が乱暴に街の中を掻き回していた。猛烈な嵐到来の予感に包まれた私の心は落ち着く場所を失い、未だ薄暗い部屋の中を一人右往左往していた。 昼どきになると空の面は不気味な黒雲に覆われ、強面の風が不気味な金切り声を上げながら羊雲の群れを四方八方に追い散らしていた。今にも荒れた空が真っ二つに裂けて豪雨が降り注ぎ蒼白い雷の閃光とともに耳をつんざく雷鳴が辺りに轟きそうな気配だったが、一向に空は割れずに雨も雷も落ちて来はしなかった。半ば待ち草臥れて半ば裏切られたような心持ちとなって家を飛び出した私はあり合わせの目的地を決めると道端を歩き始めた。
家の中に居た時分、壁の隙間から止め処なく吹き込んで来る冷たい風にやや肌寒さを身に感じていた私は念には念を押して冬の格好をして居た。私は不意に遭遇する寒さと雷鳴と人間というものが大嫌いな人間だった。しかし家の玄関を出てしばらく歩いてみると暑さを感じた。季節は四月の半ばだから当然である。だが暑さよりもなおのこと強く肌身に染みているのは季節外れの格好をして外を歩いている事への羞恥心だった。家に戻って着替えて来ようかとも考えたが、引き返すには惜しいくらいに遠くまで歩いて来てしまったし、つまらない羞恥心に左右される事も馬鹿馬鹿しく思えた。しかしやはり恥ずかしさはしつこく消えなかった。ダウンジャケットの前ボタンを外して身体の表面を涼風に晒す事も考えたが、そんな事をするのは自らの過ちを強調する様なものでなおのこと恥ずかしさが増すばかりだと考え直した。 みるみると赤い悪魔の虜にされていった私の視線は自然と自分の同族を探し始めていた。この羞恥心を少しでも和らげようと躍起になっていたのだった。併せて薄着の蛮族達に心中で盛大な罵詈雑言を浴びせ掛けることも忘れなかった。風に短いスカートの裾を靡かせている女を見れば「けしからん破廉恥だ」と心中で眉をしかめ、ポロシャツの胸襟を開いてがに股で歩いている男を見れば「軟派な山羊男め」と心中で毒づき、ランニングシャツと短パンで道をひた向きに走る男を見れば「全く君は野蛮人なのか」と心中で断罪した。蛮族達は吐いて捨てる程居るようであり、片時も絶える事無��非情の裁きを司る私の目の前に現れた。しかし一方肝心の同志眷属とは中々出逢う事が叶わなかった。私は軽薄な薄着蛮族達と擦れ違うばかりの状況に段々と言い知れぬ寂寥の感を覚え始めた。今日の空が浮かべている雲の表情と同じように目まぐるしく移り変わって行く街色の片隅にぽつ念と取り残されている季節外れの男の顔に吹き付けられる風は全く容赦がなかった。 すると暫くして遠く前方に黒っぽい影が現れた。最初はそれが何であるか判然としなかったが、姿が近付いて来るにつれて紺のロングコートを着た中年の紳士だという事が判明した。厚着紳士の顔にはその服装とは対照的に冷ややかで侮蔑的な瞳と余情を許さない厳粛な皺が幾重も刻まれていて、風に靡く薄く毛の細い頭髪がなおのこと厳しく薄ら寒い印象に氷の華を添えていた。瞬く間に私の身内を冷ややかな緊張が走り抜けていった。強張った背筋は一直線に伸びていた。私の立場は裁く側から裁かれる側へと速やかに移行していた。しかし同時にそんな私の顔にも彼と同じ冷たい眼差しと威厳ある皺がおそらくは刻まれて居たのに違いない。私の面持ちと服装に疾風の如く視線を走らせた厚着紳士の瞳に刹那ではあるが同類を見つけた時に浮かぶあの親愛の情が浮かんでいた。 かくして二人の孤独な紳士はようやく相まみえたのだった。しかし紳士たる者その感情を面に出すことをしてはいけない。笑顔を見せたり握手をする等は全くの論外だった。寂しく風音が響くだけの沈黙の内に二人は互いのぶれない矜持を盛大に讃え合い、今後ともその厚着ダンディズムが街中に蔓延る悪しき蛮習に負けずに成就する事を祈りつつ、何事も無かったかの様に颯然と擦れ違うと、そのまま振り返りもせずに各々の目指すべき場所へと歩いて行った。 名乗りもせずに風と共に去って行った厚着紳士を私は密かな心中でプルースト君と呼ぶ事にした。プルースト君と出逢い、列風に掻き消されそうだった私の矜持は不思議なくらい息を吹き返した。羞恥心の赤い炎は青く清浄な冷や水によって打ち消されたのだった。先程まで脱ぎたくて仕方のなかった恥ずかしいダウンジャケットは紳士の礼服の風格を帯び、私は風荒れる街の道を威風堂々と闊歩し始めた。 しかし道を一歩一歩進む毎に紳士の誇りやプルースト君の面影は嘘のように薄らいでいった。再び羞恥心が生い茂る雑草の如く私の清らかな魂の庭園を脅かし始めるのに大して時間は必要無かった。気が付かないうちに恥ずかしい事だが私はこの不自然な恰好が何とか自然に見える方法を思案し始めていた。 例えば私が熱帯や南国から日本に遣って来て間もない異国人だという設定はどうだろうか?温かい国から訪れた彼らにとっては日本の春の気候ですら寒く感じるはずだろう。当然彼らは冬の格好をして外を出歩き、彼らを見る人々も「ああ彼らは暑い国の人々だからまだ寒く感じるのだな」と自然に思うに違いない。しかし私の風貌はどう見ても平たい顔の日本人であり、彼らの顔に深々と刻まれて居る野蛮な太陽の燃える面影は何処にも見出す事が出来無かった。それよりも風邪を引いて高熱を出して震えている病人を装った方が良いだろう。悪寒に襲われながらも近くはない病院へと歩いて行かねばならぬ、重苦を肩に背負った病の人を演じれば、見る人は冬の格好を嘲笑うどころか同情と憐憫の眼差しで私を見つめる事に違いない。こんな事ならばマスクを持ってくれば良かったが、マスク一つを取りに帰るには果てしなく遠い場所まで歩いて来てしまった。マスクに意識が囚われると、マスクをしている街の人間の多さに気付かされた。しかし彼らは半袖のシャツにマスクをしていたりスカートを履きながらマスクをしている。一体彼らは何の為にマスクをしているのか理解に苦しんだ。 暫くすると、私は重篤な病の暗い影が差した紳士見習いの面持ちをして難渋そうに道を歩いていた。それは紳士である事と羞恥心を軽減する事の折衷策、悪く言うならば私は自分を誤魔化し始めたのだった。しかしその効果は大きいらしく、擦れ違う人々は皆同情と憐憫の眼差しで私の顔を伺っているのが何となく察せられた。しかしかの人々は安易な慰めを拒絶する紳士の矜持をも察したらしく私に声を掛けて来る野暮な人間は誰一人として居なかった。ただ、紐に繋がれて散歩をしている小さな犬がやたらと私に向かって吠えて来たが、所詮は犬や猫、獣の類にこの病の暗い影が差した厚着紳士の美学が理解出来るはずも無かった。私は子犬に吠えられ背中や腋に大量の汗を掻きながらも未だ誇りを失わずに道を歩いていた。 しかし度々通行人達の服装を目にするにつれて、段々と私は自分自身が自分で予想していたよりは少数部族では無いという事に気が付き始めていた。歴然とした厚着紳士は皆無だったが、私のようにダウンを着た厚着紳士見習い程度であったら見つける事もそう難しくはなかった。恥ずかしさが少しずつ消えて無くなると抑え込んでいた暑さが急激に肌を熱し始めた。視線が四方に落ち着かなくなった私は頻りと人の視線を遮る物陰を探し始めた。 泳ぐ視線がようやく道の傍らに置かれた自動販売機を捉えると、駆けるように近付いて行ってその狭い陰に身を隠した。恐る恐る背後を振り返り誰か人が歩いて来ないかを確認すると運悪く背後から腰の曲がった老婆が強風の中難渋そうに手押し車を押して歩いて来るのが見えた。私は老婆の間の悪さに苛立ちを隠せなかったが、幸いな事に老婆の背後には人影が見られなかった。あの老婆さえ遣り過ごしてしまえばここは人々の視線から完全な死角となる事が予測出来たのだった。しかしこのまま微動だにせず自動販売機の陰に長い間身を隠しているのは怪し過ぎるという思いに駆られて、渋々と歩み出て自動販売機の目の前に仁王立ちになると私は腕を組んで眉間に深い皺を作った。買うべきジュースを真剣に吟味選抜している紳士の厳粛な態度を装ったのだった。 しかし風はなお強く老婆の手押し車は遅々として進まなかった。自動販売機と私の間の空間はそこだけ時間が止まっているかのようだった。私は緊張に強いられる沈黙の重さに耐えきれず、渋々ポケットから財布を取り出し、小銭を掴んで自動販売機の硬貨投入口に滑り込ませた。買いたくもない飲み物を選ばさられている不条理や屈辱感に最初は腹立たしかった私もケース内に陳列された色取り取りのジュース缶を目の前にしているうちに段々と本当にジュースを飲みたくなって来てその行き場の無い怒りは早くボタンを押してジュースを手に入れたいというもどかしさへと移り変わっていった。しかし強風に負けじとか細い腕二つで精一杯手押し車を押して何とか歩いている老婆を責める事は器量甚大懐深き紳士が為す所業では無い。そもそも恨むべきはこの強烈な風を吹かせている天だと考えた私は空を見上げると恨めしい視線を天に投げ掛けた。 ようやく老婆の足音とともに手押し車が地面を擦る音が背中に迫った時、私は満を持して自動販売機のボタンを押した。ジュースの落下する音と共に私はペットボトルに入ったメロンソーダを手に入れた。ダウンの中で汗を掻き火照った身体にメロンソーダの冷たさが手の平を通して心地よく伝わった。暫くの間余韻に浸っていると老���の手押し車が私の横に現れ、みるみると通り過ぎて行った。遂に機は熟したのだった。私は再び自動販売機の物陰に身を隠すと念のため背後を振り返り人の姿が見えない事を確認した。誰も居ないことが解ると急ぐ指先でダウンジャケットのボタンを一つまた一つと外していった。最後に上から下へとファスナーが降ろされると、うっとりとする様な涼しい風が開けた中のシャツを通して素肌へと心地良く伝わって来た。涼しさと開放感に浸りながら手にしたメロンソーダを飲んで喉の渇きを潤した私は何事も無かったかのように再び道を歩き始めた。 坂口安吾はかの著名な堕落論の中で昨日の英雄も今日では闇屋になり貞淑な未亡人も娼婦になるというような意味の事を言っていたが、先程まで厚着紳士見習いだった私は破廉恥な軟派山羊男に成り下がってしまった。こんな格好をプルースト君が見たらさぞかし軽蔑の眼差しで私を見詰める事に違いない。たどり着いた駅のホームの長椅子に腰をかけて、何だか自身がどうしようもなく汚れてしまったような心持ちになった私は暗く深く沈み込んでいた。膝の上に置かれた飲み��けのメロンソーダも言い知れぬ哀愁を帯びているようだった。胸を内を駆け巡り始めた耐えられぬ想いの脱出口を求めるように視線を駅の窓硝子越しに垣間見える空に送ると遠方に高く聳え立つ白い煙突塔が見えた。煙突の先端から濛々と吐き出される排煙が恐ろしい程の速さで荒れた空の彼岸へと流されている。 耐えられぬ思いが胸の内を駆け駅の窓硝子越しに見える空に視線を遣ると遠方に聳える白い煙突塔から濛々と吐き出されている排煙が恐ろしい速度で空の彼岸へと流されている様子が見えた。目には見えない風に流されて行く灰色に汚れた煙に対して、黒い雲に覆われた空の中に浮かぶ白い煙突塔は普段青い空の中で見ている雄姿よりもなおのこと白く純潔に光り輝いて見えた。何とも言えぬ気持の昂ぶりを覚えた私は思わずメロンソーダを傍らに除けた。ダウンジャケットの前ボタンに右手を掛けた。しかしすぐにまた思い直すと右手の位置を元の場所に戻した。そうして幾度となく決意と逡巡の間を行き来している間に段々と駅のホーム内には人間が溢れ始めた。強風の影響なのか電車は暫く駅に来ないようだった。 すると駅の階段を昇って来る黒い影があった。その物々しく重厚な風貌は軽薄に薄着を纏った人間の群れの中でひと際異彩を放っている。プルースト君だった。依然として彼は分厚いロングコートに厳しく身を包み込み、冷ややかな面持ちで堂々と駅のホームを歩いていたが、薄い頭髪と額には薄っすらと汗が浮かび、幅広い額を包むその辛苦の結晶は天井の蛍光灯に照らされて燦燦と四方八方に輝きを放っていた。私にはそれが不撓不屈の王者だけが戴く栄光の冠に見えた。未だ変わらずプルースト君は厚着紳士で在り続けていた。 私は彼の胸中に宿る鋼鉄の信念に感激を覚えると共に、それとは対照的に驚く程簡単に退転してしまった自分自身の脆弱な信念を恥じた。俯いて視線をホームの床に敷き詰められた正方形タイルの繋ぎ目の暗い溝へと落とした。この惨めな敗残の姿が彼の冷たい視線に晒される事を恐れ心臓から足の指の先までが慄き震えていた。しかしそんな事は露とも知らぬプルースト君はゆっくりとこちらへ歩いて来る。迫り来る脅威に戦慄した私は慌ててダウンのファスナーを下から上へと引き上げた。紳士の体裁を整えようと手先を闇雲に動かした。途中ダウンの布地が間に挟まって中々ファスナーが上がらない問題が浮上したものの、結局は何とかファスナーを上まで閉め切った。続けてボタンを嵌め終えると辛うじて私は張りぼてだがあの厚着紳士見習いの姿へと復活する事に成功した。 膝の上に置いてあった哀愁のメロンソーダも何となく恥ずかしく邪魔に思えて、隠してしまおうとダウンのポケットの中へとペットボトルを仕舞い込んでいた時、華麗颯爽とロングコートの紺色の裾端が視界の真横に映り込んだ。思わず私は顔を見上げた。顔を上方に上げ過ぎた私は天井の蛍光灯の光を直接見てしまった。眩んだ目を閉じて直ぐにまた開くとプルースト君が真横に厳然と仁王立ちしていた。汗ばんだ蒼白い顔は白い光に包まれてなおのこと白く、紺のコートに包まれた首から上は先程窓から垣間見えた純潔の白い塔そのものだった。神々しくさえあるその立ち姿に畏敬の念を覚え始めた私の横で微塵も表情を崩さないプルースト君は優雅な動作で座席に腰を降ろすとロダンの考える人の様に拳を作った左手に顎を乗せて対岸のホームに、いやおそらくはその先の彼方にある白い塔にじっと厳しい視線を注ぎ始めた。私は期待を裏切らない彼の態度及び所作に感服感激していたが、一方でいつ自分の棄教退転が彼に見破られるかと気が気ではなくダウンジャケットの中は冷や汗で夥しく濡れ湿っていた。 プルースト君が真実の威厳に輝けば輝く程に、その冷たい眼差しの一撃が私を跡形もなく打ち砕くであろう事は否応無しに予想出来る事だった。一刻も早く電車が来て欲しかったが、依然として電車は暫くこの駅にはやって来そうになかった。緊張と沈黙を強いられる時間が二人の座る長椅子周辺を包み込み、その異様な空気を察してか今ではホーム中に人が溢れ返っているのにも関わらず私とプルースト君の周りには誰一人近寄っては来なかった。群衆の騒めきでホーム内は煩いはずなのに不思議と彼らの出す雑音は聞こえなかった。蟻のように蠢く彼らの姿も全く目に入らず、沈黙の静寂の中で私はただプルースト君の一挙手に全神経を注いでいた。 すると不意にプルースト君が私の座る右斜め前に視線を落とした。突然の動きに驚いて気が動転しつつも私も追ってその視線の先に目を遣った。プルースト君は私のダウンジャケットのポケットからはみ出しているメロンソーダの頭部を見ていた。私は愕然たる思いに駆られた。しかし今やどうする事も出来ない。怜悧な思考力と電光石火の直観力を併せ持つ彼ならばすぐにそれが棄教退転の証拠だという事に気が付くだろう。私は半ば観念して恐る恐るプルースト君の横顔を伺った。悪い予感は良く当たると云う。案の定プルースト君の蒼白い顔の口元には哀れみにも似た冷笑が至極鮮明に浮かんでいた。 私はというとそれからもう身を固く縮めて頑なに瞼を閉じる事しか出来なかった。遂に私が厚着紳士道から転がり落ちて軟派な薄着蛮族の一員と成り下がった事を見破られてしまった。卑怯千万な棄教退転者という消す事の出来ない烙印を隣に座る厳然たる厚着紳士に押されてしまった。 白い煙突塔から吐き出された排煙は永久に恥辱の空を漂い続けるのだ。あの笑みはかつて一心同体であった純白の塔から汚れてしまった灰色の煙へと送られた悲しみを押し隠した訣別の笑みだったのだろう。私は彼の隣でこのまま電車が来るのを待ち続ける事が耐えられなくなって来た。私にはプルースト君と同じ電車に乗る資格はもう既に失われているのだった。今すぐにでも���ち上がってそのまま逃げるように駅を出て、家に帰ってポップコーンでも焼け食いしよう、そうして全てを忘却の風に流してしまおう。そう思っていた矢先、隣のプルースト君が何やら慌ただしく動いている気配が伝わってきた。私は薄目を開いた。プルースト君はロングコートのポケットの中から何かを取り出そうとしていた。メロンソーダだった。驚きを隠せない私を尻目にプルースト君は渇き飢えた飼い豚のようにその薄緑色の炭酸ジュースを勢い良く飲み始めた。みるみるとペットボトルの中のメロンソーダが半分以上が無くなった。するとプルースト君は下品極まりないげっぷを数回したかと思うと「暑い、いや暑いなあ」と一人小さく呟いてコートのボタンをそそくさと外し始めた。瞬く間にコートの前門は解放された。中から汚い染みの沢山付着した白いシャツとその白布に包まれただらしのない太鼓腹が堂々と姿を現した。 私は暫くの間呆気に取られていた。しかしすぐに憤然と立ち上がった。長椅子に座ってメロンソーダを飲むかつてプルースト君と言われた汚物を背にしてホームの反対方向へ歩き始めた。出来る限りあの醜悪な棄教退転者から遠く離れたかった。暫く歩いていると、擦れ違う人々の怪訝そうな視線を感じた。自分の顔に哀れな裏切り者に対する軽侮の冷笑が浮かんでいる事に私は気が付いた。 ホームの端に辿り着くと私は視線をホームの対岸にその先の彼方にある白い塔へと注いた。黒雲に覆われた白い塔の陰には在りし日のプルースト君の面影がぼんやりとちらついた。しかしすぐにまた消えて無くなった。暫くすると白い塔さえも風に流れて来た黒雲に掻き消されてしまった。四角い窓枠からは何も見え無くなり、軽薄な人間達の姿と騒めきが壁に包まれたホーム中に充満していった。 言い知れぬ虚無と寂寥が肌身に沁みて私は静かに両の瞳を閉じた。周囲の雑音と共に色々な想念が目まぐるしく心中を通り過ぎて行った。プルースト君の事、厚着紳士で在り続けるという事、メロンソーダ、白い塔…、プルースト君の事。凡そ全てが雲や煙となって無辺の彼方へと押し流されて行った。真夜中と見紛う暗黒に私の全視界は覆われた。 間もなくすると闇の天頂に薄っすらと白い点が浮かんだ。最初は小さく朧げに白く映るだけだった点は徐々に膨張し始めた。同時に目も眩む程に光り輝き始めた。終いには白銀の光を溢れんばかりに湛えた満月並みの大円となった。実際に光は丸い稜線から溢れ始めて、激しい滝のように闇の下へと流れ落ち始めた。天頂から底辺へと一直線に落下する直瀑の白銀滝は段々と野太くなった。反対に大円は徐々に縮小していって再び小さな点へと戻っていった。更にはその点すらも闇に消えて、視界から見え無くなった直後、不意に全ての動きが止まった。 流れ落ちていた白銀滝の軌跡はそのままの光と形に凝固して、寂滅の真空に荘厳な光の巨塔が顕現した。その美々しく神々しい立ち姿に私は息をする事さえも忘れて見入った。最初は塔全体が一つの光源体の様に見えたが、よく目を��らすと恐ろしく小さい光の結晶が高速で点滅していて、そうした極小微細の光片が寄り集まって一本の巨塔を形成しているのだという事が解った。その光の源が何なのかは判別出来なかったが、それよりも光に隙間無く埋められている塔の外壁の内で唯一不自然に切り取られている黒い正方形の個所がある事が気になった。塔の頂付近にその不可解な切り取り口はあった。怪しみながら私はその内側にじっと視線を集中させた。 徐々に瞳が慣れて来ると暗闇の中に茫漠とした人影の様なものが見え始めた。どうやら黒い正方形は窓枠である事が解った。しかしそれ以上は如何程目を凝らしても人影の相貌は明確にならなかった。ただ私の方を見ているらしい彼が恐ろしい程までに厚着している事だけは解った。あれは幻の厚着紳士なのか。思わず私は手を振ろうとした。しかし紳士という言葉の響きが振りかけた手を虚しく元の位置へと返した。 すると間も無く塔の根本周辺が波を打って揺らぎ始めた。下方からから少しずつ光の塔は崩れて霧散しだした。朦朧と四方へ流れ出した光群は丸く可愛い尻を光らせて夜の河を渡っていく銀蛍のように闇の彼方此方へと思い思いに飛んで行った。瞬く間に百千幾万の光片が暗闇一面を覆い尽くした。 冬の夜空に散りばめられた銀星のように暗闇の満天に煌く光の屑は各々少しずつその輝きと大きさを拡大させていった。間もなく見つめて居られ無い程に白く眩しくなった。耐えられ無くなった私は思わず目を見開いた。するとまた今度は天井の白い蛍光灯の眩しさが瞳を焼いた。いつの間にか自分の顔が斜め上を向いていた事に気が付いた。顔を元の位置に戻すと、焼き付いた白光が徐々に色褪せていった。依然として変わらぬホームの光景と。周囲の雑多なざわめきが目と耳に戻ると、依然として黒雲に覆い隠されている窓枠が目に付いた。すぐにまた私は目を閉じた。暗闇の中をを凝視してつい先程まで輝いていた光の面影を探してみたが、瞼の裏にはただ沈黙が広がるばかりだった。 しかし光り輝く巨塔の幻影は孤高の紳士たる決意を新たに芽生えさせた。私の心中は言い知れない高揚に包まれ始めた。是が非でも守らなければならない厚着矜持信念の実像をこの両の瞳で見た気がした。すると周囲の雑音も不思議と耳に心地よく聞こえ始めた。 『この者達があの神聖な光を見る事は決して無い事だろう。あの光は選ばれた孤高の厚着紳士だけが垣間見る事の出来る祝福の光なのだ。光の巨塔の窓に微かに垣間見えたあの人影はおそらく未来の自分だったのだろう。完全に厚着紳士と化した私が現在の中途半端な私に道を反れることの無いように暗示訓戒していたに違いない。しかしもはや誰に言われなくても私が道を踏み外す事は無い。私の上着のボタンが開��れる事はもう決して無い。あの白い光は私の脳裏に深く焼き付いた』 高揚感は体中の血を上気させて段々と私は喉の渇きを���じ始めた。するとポケットから頭を出したメロンソーダが目に付いた。再び私の心は激しく揺れ動き始めた。 一度は目を逸らし二度目も逸らした。三度目になると私はメロンソーダを凝視していた。しかし迷いを振り払うかの様に視線を逸らすとまたすぐに前を向いた。四度目、私はメロンソーダを手に持っていた。三分の二以��減っていて非常に軽い。しかしまだ三分の一弱は残っている。ペットボトルの底の方で妖しく光る液体の薄緑色は喉の渇き切った私の瞳に避け難く魅惑的に映った。 まあ、喉を潤すぐらいは良いだろう、ダウンの前を開かない限りは。私はそう自分に言い聞かせるとペットボトルの口を開けた。間を置かないで一息にメロンソーダを飲み干した。 飲みかけのメロンソーダは炭酸が抜けきってしつこい程に甘く、更には生ぬるかった。それは紛れも無く堕落の味だった。腐った果実の味だった。私は何とも言えない苦い気持ちと後悔、更には自己嫌悪の念を覚えて早くこの嫌な味を忘れようと盛んに努めた。しかし舌の粘膜に絡み付いた甘さはなかなか消える事が無かった。私はどうしようも無く苛立った。すると突然隣に黒く長い影が映った。プルースト君だった。不意の再再会に思考が停止した私は手に持った空のメロンソーダを隠す事も出来ず、ただ茫然と突っ立っていたが、すぐに自分が手に握るそれがとても恥ずかしい物のように思えて来てメロンソーダを慌ててポケットの中に隠した。しかしプルースト君は私の隠蔽工作を見逃しては居ないようだった。すぐに自分のポケットから飲みかけのメロンソーダを取り出すとプルースト君は旨そうに大きな音を立ててソーダを飲み干した。乾いたゲップの音の響きが消える間もなく、透明になったペットボトルの蓋を華麗優雅な手捌きで閉めるとプルースト君はゆっくりとこちらに視線を向けた。その瞳に浮かんでいたのは紛れもなく同類を見つけた時に浮かぶあの親愛の情だった。 間もなくしてようやく電車が駅にやって来た。プルースト君と私は仲良く同じ車両に乗った。駅に溢れていた乗客達が逃げ場無く鮨詰めにされて居る狭い車内は冷房もまだ付いておらず蒸し暑かった。夥しい汗で額や脇を濡らしたプルースト君の隣で私はゆっくりとダウンのボタンに手を掛けた。視界の端に白い塔の残映が素早く流れ去っていった。
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子猫、はじめての病院&目薬をさすぞ【猫の結膜炎】 こつぶっ子の目は、子猫によくある猫風邪による結膜炎でした。 早めの受診と目薬対応したので、大丈夫でした(´・ω・`)フゥ ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=s1BopiusHlM
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みんなで朝ごはん
チョコが片目軽い結膜炎ぽくなって子猫のが移ったみたいだな〜
目薬さしました
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昨夜の過剰なペロペロ攻撃
私の左目は、ぷっくら腫れて
見え辛い、涙が止まらない
アレルギー性結膜炎
今日は久しぶりにやられた。
猫とアレルギー。なのだ。
それでもやっぱり猫が好き。なのだ。
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猫全員帰宅後、疲れてそのまま寝てしまった…。 太陽&星を迎えに行くと、星が熱烈歓迎していたけど、やっぱり移動中にトイレしたw(オムツ装着)。太陽はまだ結膜炎が治らず目薬継続。 帰宅後、ご飯を変わらずモリモリ食べていた! さて、今日から仕事モードに戻らなければ!! #cat #neko #猫 #ねこ #ハチワレ #茶トラ #黒猫 #三毛猫 #無事帰宅 #移動で疲れた #北海道帰省2020冬 #帰省終了 #羽田空港でつい買ってしまった物 #店員さん皆猫好きだった #招き猫と富士山はおみくじ入り #招き猫は小吉だった… #富士山は2月に開けてみる #黒いのは魔除猫鈴 https://www.instagram.com/p/B7cLVbvBTmQ/?igshid=1ucr4e4nmtud6
#cat#neko#猫#ねこ#ハチワレ#茶トラ#黒猫#三毛猫#無事帰宅#移動で疲れた#北海道帰省2020冬#帰省終了#羽田空港でつい買ってしまった物#店員さん皆猫好きだった#招き猫と富士山はおみくじ入り#招き猫は小吉だった#富士山は2月に開けてみる#黒いのは魔除猫鈴
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【マダニが媒介する新興感染症「SFTS」の脅威 ペットの犬、猫を通じた感染例も (THE PAGE)】 - Yahoo!ニュース : https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc399cdaad3ed9f8bea73f08c8c728c8bcb00eb : https://archive.is/q7q6U : https://archive.is/NYGWS : https://archive.is/3VlbD : https://archive.is/wGEC4 : https://archive.is/ARiFQ : https://archive.is/2zW6A 2019/1/11(金) 21:24配信
■《マダニに咬まれて人が死ぬ!?》
近年、ダニに噛まれた人が病気になって死に至る、というニュースが話題になっています。その病気とは「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と言われるウィルス感染症で、吸血性のダニであるマダニが媒介します。この病気は、2009年に、中国中央部で原因不明の発熱症が集団発生したことから調査が進められ、2011年に病原体ウィルスが特定された、新興感染症です。
{{ 外来爬虫類、昆虫などに寄生して「ダニ」が密入国!? 危険な種類も : https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000002-wordleaf-sctch.view-000 : https://archive.is/EF2fV }}
SFTSウイルスに感染すると6日~2週間の潜伏期を経て、発熱、食欲低下、嘔気・嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識障害・失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血・下血などの出血症状などを起こして、最悪死に至ります。現在までのところ有効なワクチンも治療薬もなく、発症した場合は対症療法しかないとされる怖い病気です。
当初、対岸の火事と思われたこの病気は、2013年1月に、厚生労働省より、日本初の感染事例が報告され、日本でもニュースとなって話題になりました。その後も発症例が報告され続け、これまでに393名の患者が確認され、うち64名が死亡しています(2018年11月28日時点、国立感染症研究所)。
■《マダニとはどんな生物か?》
{{ 図版 1 : マダニの生活史 }}
マダニとは、節足動物門クモ綱ダニ目マダニ亜目に属するダニのことで、世界で1500種以上、日本国内で40種以上が確認されています。マダニ亜目のダニには、皮膚の硬いマダニ科(Ixodidae)と皮膚の柔らかいヒメダニ科(Argasidae)が含まれていて、一般に「マダニ」と称される種類はマダニ科に属する「硬いマダニ」の種のことを指します。また、今回話題にするSFTSをはじめ、私たち人間に深刻な感染症をもたらすケースが多い種も「硬いマダニ」に属する種になります。ここでは、このマダニ科に属する「硬いマダニ」=マダニとして解説することにします。
マダニは、主に自然環境中の森林や草むらの中に生息しており、哺乳類や鳥類(種によっては爬虫類)の血液を吸って栄養源にします。卵→ 幼ダニ→ 若ダニ→ 成ダニ→ 産卵という生活環を持っていて、幼虫、若虫、および成虫の各ステージで宿主動物に寄生して吸血を行います。
ステージごとの生活様式を詳しくみてみると、まず、土の中に産み付けられた卵がふ化して幼ダニに発育します。この発生は春に限らず、夏から秋にかけても起こります。幼ダニの大きさはわずか1ミリメートル程度しかありません。これらの幼ダニはネズミなどの小型ほ乳類に寄生して3~4日間吸血します。そして飽血(満腹)状態になると地面に落下して休眠し、1週間程度で脱皮して若ダニに成長します。
体長2~3ミリメートルほどの若ダニはウサギなどの中型ほ乳類や鳥類に寄生して4~5日間吸血します。そして、再び飽血して地面に落下し、休眠に入ります。休眠覚醒後、最後の脱皮をして成ダニに成長し、シカやイノシシなどの大型哺乳類に寄生して最後の吸血を行います。未吸血の成ダニは大きさが3~4ミリメートル程度で、5~6日間吸血することで最大2センチメートルまで膨れ上がります。
飽血したメスの成ダニは地面に落下して産卵を開始します。1匹のメスで600~6000個もの卵を産みます。産卵後、メスはその生涯を閉じます。この卵から成虫に至るまでは2~3年かかるとされ、その長い生涯の間で、マダニはたった3回しか吸血しません。
≫――――――≪
■《マダニはどうやって獲物を見つけるのか?》
{{ 図版 2 : ハラー器官のついた前足を振り上げながら獲物に向かって前進するマダニ }}
ほとんどのマダニ種にはメスとオスがいて有性生殖を行いますが、マダニの1種フタトゲチマダニには有性生殖系統と無性生殖系統が存在し、無性生殖系統では、メスが単独で自分のクローン卵を産みます。
マダニは目にあたる器官は持つものの、視力はほとんどなく、暗いか明るいかぐらいしかわからないようです。では、どうやって獲物を見つけるのか? マダニは前足の先端にハラー器官という、大気中の二酸化炭素を探知する器官を持っており、この器官によって、動物の吐息による二酸化炭素濃度の微妙な変化を感じ取り、宿主動物が近づいてくることを察知するのです。そして、草や木の先端に集まり、動物が接近したところでその体表に素早く取り付きます。
そして宿主動物の皮膚上を徘徊した後、鋏角(きょうかく)といわれるはさみ状の口器をつかって動物の皮膚にメスを入れ、口下片(こうかへん)といわれるくちばしをその傷口に差し込んで吸血を開始します。
■《マダニが媒介する感染症》
{{ 図版 3 : 人のSFTS発症報告数(2018年11月28日現在、国立感染症研究所HPより抜粋) }}
マダニはSFTSだけでなく、もともと他にも怖い病原体を媒介する動物として知られています。日本国内で確認されているマダニ媒介性の感染症には以下のようなものがあります。
マダニが媒介する主な感染症(左から病名―病原体の種類―主な症状) 日本紅斑熱―リケッチア―発熱・発疹 Q熱―リケッチア―高熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、倦怠感 ライム病―ボレリア―遊走性紅斑、筋肉痛、関節痛、���痛、発熱、悪寒、倦怠感、神経症状 回帰熱―ボレリア―高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感、咳嗽 ダニ媒介性脳炎―フラビウイルス―発熱、痙攣・眩暈・知覚症状 SFTS―フレボウイルス―発熱、消化器症状、神経症状
この他にも、海外では「クリミア・コンゴ出血熱(ウィルス)」「キャサヌル森林病(ウィルス)」などが報告されており、厚生労働省の感染症法で監視対象の指定を受けています。
これらの感染症は、重症化すると、最悪死に至る恐ろしい病気ばかりです。媒介するマダニは、フタトゲチマダニ、キチマダニ、タカサゴキララマダニ、ヤマトマダニ、オウシマダニなど、全国に分布している種とされます。従って、マダニによる感染症の感染リスクは、本来、全国レベルで警戒する必要があります。
もっとも、これらマダニ類の生息はほとんどが山林や草原など自然が豊かなエリアに限られており、マダニに噛まれること自体、頻繁に起こることではなく、また、噛まれて病原体に感染する確率、さらに病気が発症する確率は極めて低いことから、これまでダニ媒介性の感染症が社会的に注目を集めることはほとんどありませんでした。
そんななか、突如としてSFTSという新興感染症が登場し、にわかにその危険性が増していることが社会的問題となりつつあります。
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■《SFTS感染リスクの増大》
{{ 図版 4 : 野生シカにおけるSFTSウイルス抗体陽性個体分布およびマダニにおけるSFTSウイルス遺伝子陽性個体分布(都道府県単位)(国立感染症研究所HPより抜粋) }}
SFTSの感染患者はこれまでに石川県以西の23府県で届出が確認されており、傾向として西日本に偏っているとされます。厚生労働省・国立感染症研究所の報告によれば、九州から北海道の28自治体で2007~2015年にかけて捕獲されたニホンジカのSFTSV抗体保有率を調査した結果、西日本を中心に高い保有率が示されています。抗体保有率���高いということは、そこに生息するシカが過去にSFTSウィルスに感染した割合が高いことを意味します。
一方、九州から北海道の26自治体で2013~2015年にかけて国内に生息するマダニ野生集団内の重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)遺伝子保有状況をリアルタイムPCRで調査した結果、タカサゴキララマダニ、フタトゲチマダニ、キチマダニ、オオトゲチマダニ、ヒゲナガチマダニ等、複数のマダニ種から、SFTSV遺伝子が検出され、患者が発生している自治体に限らず全国的にウイルスを保有するマダニが分布していることが示されています。
これらのことから、本来、SFTS患者は日本全国で発生する可能性があると考えられますが、実際には西日本に偏っています。その理由としては、シカなどの野生動物と人間の生活圏との間の距離が特に西日本エリアでは接近していることから、ウイルス保有マダニによる咬傷被害リスクが高いためであると推測されています。
しかし、ウイルスに感染する動物はシカだけではなく、様々な野生動物が感染および媒介をしていると考えられ、その後の調査で野生のイノシシからもSFTSウィルスの抗体が検出されており、シカ・イノシシの人間社会への急接近がすでに全国規模で発生して、深刻な環境問題となっている現状を考えれば、今後、このウィルス感染症が全国規模に拡大する可能性を警戒する必要があります。
そして、さらに感染リスクを高める要因として、外来生物の存在が指摘されています。
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■《特定外来生物アライグマによるSFTSの拡大リスク》
{{ 図版 5 : 図6. 2010年から2017年に確認された日本国内におけるアライグマ分布情報(環境省提供) }}
山口大学・森林総合研究所の共同研究チームによって、和歌山県内で捕獲されたアライグマのSFTSウイルス抗体保有率を調査した結果、2007年には捕獲個体28匹中わずか1匹しか保有個体が認められなかったのに対して、2008年以降、抗体保有率は年々上昇して、2015年には捕獲個体の50%以上に抗体陽性反応が認められたのです。
さらに抗体保有個体の分布を調べた結果、海岸線に沿った平野部の市街地エリアで抗体保有個体が広がっていることが確認されました。このことは、外来種であるアライグマが新たなるマダニおよびSFTSウイルスの運び屋となっており、我々の身近なところまでこの感染症を持ち込むリスクが急速に高まっていることを意味します。
アライグマはすでに日本全国に分布を拡大しており、特に関東や関西の人口密集エリアでの増加が問題となっています。アライグマ集団におけるマダニ寄生率が今後全国規模で拡大していけば、東京や大阪などの大都市でもSFTSの患者が増加する可能性も無視できなくなります。
■《ペット動物がSFTSを媒介!?》
そして、SFTS感染リスクをもっとも深刻にする要因がペット動物になります。国立感染症研究所の調査によれば、西日本を中心に各地の飼育犬でSFTSV抗体保有個体が確認されており、さらに山口県の飼育犬における疫学調査研究では、136頭の検体中5頭(3.7%)にSFTSV抗体保有が確認され、さらに別の2頭(1.5%)の血液からはSFTSウイルス遺伝子が検出されました。しかもこれらの検体はいずれも全く症状が出ておらず、健康状態には問題がありませんでした。このことは、イヌの体内でウイルスが存在し続けていたことを意味しており、感染したイヌと濃厚接触をすることで、イヌから人へSFTSが感染するリスクを強く示唆するものでした。
このイヌから人への感染が起これば、SFTSウイルスは従来のダニ媒介性感染症とは決定的にリスクのレベルが異なる病原体となります。つまり「ダニという動物に噛まれない限り感染しない」病気ではなく、「感染した動物からも感染し得る」病気、すなわちSFTSは「人獣共通感染症」という、狂犬病などと同じカテゴリーに属する危険な感染症となるのです。
そして、実際にその恐れは2017年に一気に現実味を帯びることとなりました。同年10月に厚生労働省が、徳島県において病気で弱った飼い犬を介護していた40代男性の飼い主がSFTSを発症したとして調べた結果、イヌからもSFTSウイルスが検出され、状況からみてイヌから人に粘膜を介してSFTSが感染したものと判断される、との報道発表を行いました。幸いにして、このイヌと飼い主はその後回復したとのことでしたが、このニュースは関係者の間に大きな衝撃をもたらしました。「イヌも人間と同様にSFTSを発症する」=「ウイルスがイヌ体内でブーストするリスク」および「イヌから人へ感染するリスク」が示唆されたのです。
イヌでの感染実態については中国においても同様の調査結果が示されていましたが、興味深いことに、ネコに対する調査では、一切、抗体保有個体が検出されなかったということで、ネコはもともとマダニには噛まれにくい動物なのではないかという推測もされていました。
ところが、この推測もまた2017年に覆されました。同年6月に山口県においてSFTSを発症したネコが確認され、「ネコも人と同様にSFTSに感染して発症する」ことが明らかになりました。そして同年7月に、厚生労働省から、野良猫にかまれた50代の女性がSFTSを発症し10日後に死亡していた、と発表されたことで「SFTSはネコからも人に感染し得る」ことも明らかになりました。また同じ年の8月には、広島県安佐動物公園で飼育されていたチーター2匹が相次いでSFTSで死亡したことが報告され、ネコ科動物がSFTSウイルスに対して高感受性であることが強く示唆されました。
さらに昨年2018年8月には宮崎県において、SFTSに感染したネコを診察した獣医師および看護師がSFTSに感染した事例が報告され、飼育動物を介したSFTS感染リスクの現実性は決定的なものとなりました。
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■《SFTSウイルスは大陸と日本の間を移動している可能性も》
{{ 図版 6 : SFTSウイルスDNAの分子系統樹 。ウイルスが大陸と日本列島の間を移動していることが示唆される。(Li et al. (2017) Scientific Reports. DOI:10.1038/s41598-017-06853-1より抜粋) }}
中国でSFTSウイルスが発見されて以降、そのDNA情報の収集と起源を探る研究が進められています。我が国においても、2013年に初の発症例が報告されてからすぐに、国立感染症研究所を中心に、ウイルスのDNA分析が行われてきました。これまでの調査結果によれば、大陸で検出されたウイルスと日本で検出されたウイルスの間にはDNA情報に差があり、日本のSFTSはもともと日本に古くから存在していたものと推定されていました。
しかし、2018年に中国の研究者グループが科学誌「Scientific Reports」に発表した論文によると、アジア各地より検出されたSFTSウイルスDNAの分子系統解析の結果、日本および韓国で検出されたSFTSウイルスのDNA系統は中国国内においても認められており、大陸と日本の系統は二分されるものではなく、むしろウイルスは長距離を移動・分散していると考えられ、ウイルスを保有するマダニの運び屋として、渡り鳥の可能性も示唆されています。
中国国内においてもSFTSの発症例の確認は2009年と比較的新しいことから、このウイルスの起源や、人間社会への進出年代、移動・分散のルートについては、さらに調査を進めていく必要があり、同時に日本、中国および韓国など、アジア全体での研究の連携および情報の共有が感染症管理の観点から重要になるものと思われます。
■《身近に迫るマダニの脅威》
{{ 図版 7 : 山林から野生動物が人里へと進出することによってマダニが「下山」して、そのマダニを外来動物アライグマが都市部へと運び、ペット動物に寄生することで人間生活に感染症リスクをもたらす、という新しい人獣共通感染症の分布拡大プロセスが成立している }}
実はSFTSに限らず、ダニ媒介性の感染症リスクは身近に迫っているとされます。「日本紅斑熱」というSFTSとは別のマダニ媒介性ウイルス感染症は、日本では以前から知られている病気でしたが、1994年まで年間10~20名程度だった症例数は、1995年以降増加傾向にあり、その発生エリア(県)も拡大しているとされ、やはり、マダニが私たちの身近なところまでその生息域を拡大していることを強く示唆しています。
この分布拡大をもたらしている究極要因として、農山村放棄によるシカ・イノシシなどの野生鳥獣の増加、人間生活圏への進入、そしてアライグマなどの外来動物の分布拡大・都市適応など、我々人間の社会と野生生物の世界との間の境界および均衡(バランス)が崩壊していることが挙げられます。さらにイヌやネコとい��た愛玩動物までもがマダニ感染症リスクのキー生物となろうとしています。
野生鳥獣管理および愛玩動物管理は今後、人間および野生動物の健康な社会を保全するためにも重要な課題となります。
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■《One Health(ワンヘルス)という概念の重要性》
{{ 図版 8 : 黄色で囲まれら部分がツマアカスズメバチの巣が確認された樹林のなかで、赤色で示された樹林帯の脇の草むらエリアに無数のマダニ幼体が確認された。さらにその草むらの中にシカの糞(紫の囲み)が多数確認された(2018年7月) }}
人間社会で流行する感染症が、野生動物の脅威になるケースもあります。SFTSも野生動物と人間社会の間でマダニを介して感染が広がっていますが、特にネコ科動物に対して深刻な症状をもたらすとすれば、今後、ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコなど、希少な絶滅危惧種の存続を脅かす要因にもなりかねません。
実際に、我々国立環境研究所の研究グループが長崎県の対馬に侵入・定着している外来昆虫ツマアカスズメバチの調査のために、同島に赴いた際、ツマアカスズメバチの野生巣を観察していたら、海岸沿いの道路脇に広がる草むらに想像を絶する高密度でマダニ幼体が生息していることを偶然発見して、大変驚くと同時に、今まで知らずに調査をしていたことに思わず恐怖を感じてしまいました。
周辺を調べてみると、大量のシカのフンが確認されました。現在、対馬島内では野生のシカが増加を続けており、人の生活圏にまで侵入してきていることから、おそらくマダニもそれに伴って分布域を広げているものと予測されます。
島内に生息するツシマヤマネコも、道路での交通事故件数が増えるなど、その生息域と人間の活動圏との重なりが拡大していることが問題となっているなか、ツシマヤマネコ集団中にマダニ寄生が急増するようなことが起これば、SFTS感染によって集団が壊滅状態に陥り、最悪絶滅する恐れも想定されます。
現時点で対馬島内においてSFTS患者の発生は報告されていませんが、九州地方はSFTSウイルス患者の多発エリアとなっており、対馬においても早急にマダニ集団中におけるウイルス保有状況および野生動物やペット生物における抗体保有率の調査を行うとともに、ツシマヤマネコ集団の保全対策を検討する必要があります。
現在、森林総合研究所が中核となって、国立環境研究所、山口大学および兵庫県立大学と共同でSFTS感染予防のための野生鳥獣管理プロジェクトが立ち上げられており、動物学者、ダニ学者、そして獣医学者が連携して調査・研究を推進しています。ツシマヤマネコの保全対策も本研究プロジェクトの一環として検討が進められようとしています。
人間の健康と野生生物の健康、そしてそれらを取り囲む自然環境は一体であり、持続的な自然共生社会を構築するためには、医学・獣医学・生態学など様々な研究分野が学際的に連携して感染症対策に取り組むことが重要であるとする「One Health(ワンヘルス)」の概念が、いま世界的に広がりを見せています。
SFTSの感染防止は、まさにワンヘルスとしての対策が求められる課題です。今後我が国においても、環境省、厚生労働省、農水省など関係省庁がセクトの壁を超えて、感染症対策のための連携体制を作り上げることが強く望まれます。
(解説:五箇公一 国立研究開発法人 国立環境研究所 生態リスク評価・対策研究室室長)
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