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オイカワ丸 @oikawamaru - 午前11:55 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/oikawamaru/status/1635112376994496513 : https://archive.md/HqkfA 確かにその場の人には景観は一円にもならないのかもしれない。しかしこの草原(と生物多様性)は景観だけではなくて、有明海の水産資源の安定供給にもつながっていると考えられるわけで、一円にもならないどころか巨万の富みの源でもある。保全することでみんなが不幸にならないような制度が必要・・ ============≫ 鈎 裕之 @ELECTRICDADDY - 午前11:43 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/ELECTRICDADDY/status/1635109245858512897 : https://archive.md/GH9Ml 【西日本新聞】阿蘇にメガソーラー次々、狙われる草原 放牧廃れ…「景観では1円にもならない」 {{ https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1065445/ : https://archive.is/m3PPT : https://www.tumblr.com/benediktine/713172452155572224/ }} 熊本県の阿蘇山を背景に、草原に大規模太陽光発電所(メガソーラー)のパネルが延々と連なって
{{ 画像 : nishinippon.co.jp : 阿蘇にメガソーラー次々、狙われる草原 放牧廃れ…「景観では1円にもならない」 }} ≪============ ≫――――――≪
ざざむし。の人 @nekton27 - 午後1:04 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/nekton27/status/1635129642322649090 : https://archive.md/KyjhF 返信先: @oikawamaru 農地には場所によって転用できない仕組がありますし、似たような形で最新の知見に即した効果の高そうな仕組を作るのは難しいのでしょうか。 農地ですら転用できなくて困るので反発も想像はできますが。 ≫――――――≪
オイカワ丸 @oikawamaru - 午後5:31 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/oikawamaru/status/1635196799484047361 : https://archive.md/n2XUo 返信先: @nekton27 できない制度というものはないと思いますが、やはり必要性が社会的に共有されなさすぎているのがいかんともし難いです。回転��司なくなりますよ!と言ってもなくなったら仕方無い、という人が少なくないのだろうと思います。 ≫――――――≪
ざざむし。の人 @nekton27 - 午後5:44 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/nekton27/status/1635200202918490112 : https://archive.md/p8hVM 返信先: @oikawamaru 山も農地も川も海も、即物的というか自分の目の前で効果が還ってくるものであれば理解もされやすいんでしょうけど、そうでないからこそ誰かだけが損するでない形の強制力が欲しいと思うのですが、となると制度を作る人も目先の損が大きいんだろうなとも思うので難しいですね。 ≫――――――≪
イミザン @KyeV4E2ufq699FI - 午後5:47 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/KyeV4E2ufq699FI/status/1635200832219287555 : https://archive.md/uiVYy 返信先: @oikawamaru @nekton27 憲法を改正し、所有権に一定の制限を掛けられるようにして場所を指定して国有地化して環境保護できるようになればいいのですが。固定資産税という財政上の問題もありますが、国産魚を庶民が食べられなくなる未来が実現して欲しくないです。 ≫――――――≪
なまごも @kawaKAWA1129665 - 午後0:26 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/kawaKAWA1129665/status/1635120117754523649 : https://archive.md/KfAdj 返信先: @oikawamaru なんと言いますか…行政の国全体を見たリーダーシップが欲しいです…。各業界の事業者が理解できないのは仕方がない事なのかもしれませんが、その点を補完するのが行政なはずなのに…と考えてしまいます。 ≫――――――≪
オイカワ丸 @oikawamaru - 午後0:30 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/oikawamaru/status/1635121116888055808 : https://archive.md/MkUeH 返信先: @kawaKAWA1129665 国会議員のレベルを上げていくのも必要ですね。現状は、ウソをつかないとか真摯に議論するとかをまずは、みたいなレベルで悲しいですが。 ≫――――――≪
なまごも @kawaKAWA1129665 - 午後0:47 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/kawaKAWA1129665/status/1635125302463700993 : https://archive.md/pPyRq 返信先: @oikawamaru おっしゃる通りかと思いました。 本当にそう思います。国会のやりとりを見ていると日本の良いところがどんどん消えていくようで…。 いつも様々な情報をありがとうございます。勉強させていただいております。 ≫――――――≪
家老にっしのぞき @joudaikarou - 午後2:04 ・ 2023年3月13日 : https://twitter.com/joudaikarou/status/1635144749014466561 : https://archive.md/t0cUc 返信先: @oikawamaru 阿蘇の景観や自然の恵は素晴らしいと思うので、1円にもならないと断じてしまうのは何だかなぁ…と
大局観というか合成の誤謬を理解している、偉い人が必要に思います。 (というか、そういう偉い人を選ぶ力量こそ我々に必要なのでしょうね) ≫――――――≪
crustacean_24 @mari0610n - 午前0:08 ・ 2023年3月14日 : https://twitter.com/mari0610n/status/1635296719079608323 : https://archive.md/8xwxC 返信先: @oikawamaru 脱炭素というならば植物にCO2を吸収してもらうのもありでしょう。草原や湿地、山林などを適切に管��する所有者には国からお金が出る制度があればよいのに。自分でや��なくとも業者に委託してそれでも十分手元に残るくらいのお金。 ≫――――――≪
crustacean_24 @mari0610n - 午前0:17 ・ 2023年3月14日 : https://twitter.com/mari0610n/status/1635298933328183296 : https://archive.md/dKPA5 返信先: @oikawamaru 島国日本の豊かな多様性は国の宝。国が買い取って国立自然公園みたいに管理できるのが理想ではないでしょうか。維持管理に雇用だって生まれる。そういう事業に税金が使われるなら惜しくはないです。 ≫――――――≪
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キンラン, 金蘭, the golden orchid, ( ::Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume (1859) Syn.::Serapias falcata Thunb. (1784) (Basionym) Syn.::Cymbidium falcatum (Thunb.) Sw. (1799) Syn.::Epipactis falcata (Thunb.) Sw. (1805) Syn.::Pelexia falcata (Thunb.) Spreng. (1826) Syn.::Pelexia japonica Spreng. (1826) Syn.::Cephalanthera platycheila Rchb.f. (1845) Syn.::Cephalanthera japonica A.Gray (1857) Syn.::Limodorum falcatum (Thunb.) Kuntze (1891) Syn.::Cephalanthera raymondiae Schltr. (1922) Syn.::Cephalanthera bijiangensis S.C.Chen (1987) Syn.::Cephalanthera falcata var. flava X.H.Jin & S.C.Chen (2009) ). ラン科キンラン属.
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丸山宗利 Maruyama @dantyutei - 午前7:58 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/dantyutei/status/1841976267601739890 : https://archive.md/j0DNG 身近な生き物の減少が加速している。昆虫の減少がそれを餌とする小鳥の減少に影響しているのは間違いないだろう。そして昆虫の減少は、減っている種の生息環境を考えると、酷暑の夏を乗り越えられなかった例が多そうな気がする。今年の夏も酷かったので、拍車がかかりそう。 ―― スズメやセグロセキレイなど、身近だった鳥の15%が「絶滅危惧種」並に減少…環境省が警鐘(読売新聞オンライン) {{ https://news.yahoo.co.jp/articles/9755098b920e963c2caa10889f941e1c05a0aa49 : https://archive.is/y67xU : https://www.yomiuri.co.jp/science/20241001-OYT1T50084/ : https://archive.is/3OKsB : https://www.tumblr.com/benediktine/766505352097382400/ }} ≫――――――≪
丸山宗利 Maruyama @dantyutei - 午前9:26 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/dantyutei/status/1841998214624641027 : https://archive.md/xzeWH 保全に際しては単純に従来の良好な生息地を残すだけではなくて、草丈の高い草むらを残すとか、雑木林の下草刈りを半分残しておくとか、避暑ができる環境を残すのが大切だと思う。 ≫――――――≪
MASAMI @cardamon222 - 午前8:23 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/cardamon222/status/1841982484147560653 : https://archive.md/tjiuD ヘイケボタルも。里山の麓のもう何年もの休耕田の片隅ですが、猛暑と渇水で去年ガクンと個体数が減り今年は1匹も出現しませんでした… ≫――――――≪
冷やし中華丼 @hiyashitubo - 午後6:02 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/hiyashitubo/status/1842128079013208464 : https://archive.md/rXUpA 私は種の比率からみても昆虫類が地球環境を支えていると勝手に思ってます。 それなのに、他の生物はよくメディアに取り上げられるけれど、昆虫に関しては減少していたとしても話題に上がりづらい。
やはり世間の関心が薄いのか、それとも昆虫類は調査等で把握するのが困難だからでしょうか。 ≫――――――≪
奥山雄大(茨城県在住関西人) @yokuyama - 午前9:31 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/yokuyama/status/1841999600863084870 : https://archive.md/Wo6tw 街中の公園等で落ち葉かきをしない場所を残すのが越冬環境を守る上でも大事だと思うんですよねー。付近に落ち葉が飛ばされるのを嫌ってかなり徹底的にやられてるんやと思うんですが。 ≫――――――≪
丸山宗利 Maruyama @dantyutei - 午前9:35 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/dantyutei/status/1842000570124795956 : https://archive.md/T03nM それも思います。綺麗にしすぎなんですよね。もはや落ち葉の積もった場所も重要なビオトープですね。 ≫――――――≪
村山茂樹 @Clunio - 午前9:37 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/Clunio/status/1842001094404407560 : https://archive.md/8U2BQ スズメに関しては、イネ科雑草の種実を採餌できる草地が消失したことも大きいと思います。 ≫――――――≪
銀銅老太 @doujirou - 午前9:43 ・ 2024年10月4日 : https://x.com/doujirou/status/1842002447109357789 : https://archive.md/c5GEC 環境省が本来の機能をはたしていれば自然も守られるのであろうが、政府が企業とべったりの関係がある以上、益々生物にとっては厳しい冬の時代になるのかもしれない。人間を含めすべての生物は地球という宿主に寄生していることを忘れてはいけない。地球の代替物はないということを知るべきである。 ≫――――――≪
anicca @anicca092540138 - 午後1:42 ・ 2024年10月5日 : https://x.com/anicca092540138/status/1842425143374893257 : https://archive.md/FQZ53 身近な生物の減少については気候含め複合的要因があるのでしょうが、昨今の成分が持続する家庭用洗剤(日用品)の影響も大きいのではないでしょうか。
東京大学 山室真澄教授の研究では、河川域ヤマトシジミから柔軟剤由来の人工香料が検出され、とても気になっています。
{{ 合成香料を内包したマイクロカプセルが水界生態系に与える影響の検証 : https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17K20041/ : https://archive.md/ZYinA }} ≫――――――≪
nicca @anicca092540138 - 午後1:51 ・ 2024年10月5日 : https://x.com/anicca092540138/status/1842427446647505370 : https://archive.md/wajVs またナショジオに、森の木の葉にマイクロプラスチックが蓄積という研究も掲載されていました。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/060600307/
身近な家庭用品に用いられるマイクロカプセルの壁材がプラスチックであると報道もありましたが、水質土壌空気環境、そして生態系への影響は、想像より遥かに大きいと思います。
{{ 森の木の葉にマイクロプラスチックが蓄積、「まるで空気清浄機」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/060600307/ : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/060600307/?P=2 : https://archive.is/z79W6 : https://archive.is/YRi9o }} ≫――――――≪
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【スズメやセグロセキレイなど、身近だった鳥の15%が「絶滅危惧種」並に減少…環境省が警鐘】 - 読売新聞 : https://www.yomiuri.co.jp/science/20241001-OYT1T50084/ : https://archive.is/3OKsB 2024/10/01 14:00
国内各地の里地や里山で野生生物の生息状況を定点観測した結果、スズメやセグロセキレイといった、身近にたくさんいると考えられてきた鳥の15%が、「絶滅危惧種」相当のペースで急速に減少しているとする報告書を、環境省と日本自然保護協会が1日、発表した。報告書は里地里山で生物多様性が失われ続けていると警鐘を鳴らしている。
{{ 図版 1 : スズメ(佐藤良平さん提供) }}
環境省が2003年度から、里地里山のほか、高山や森林・草原、砂浜など約1000か所で継続的に行っている生態系調査で、「モニタリングサイト1000」と呼ばれる。このうち里地里山の調査は約200か所を対象に、同協会が市民参加型で実施しており、今回は22年度までの記録を分析した。
その結果、環境省の絶滅危惧種の基準となる「年間減少率3・5%以上」となったのは、鳥類ではオナガ(減少率1���・1%)を筆頭に、セグロセキレイ(同8・6%)やスズメ(同3・6%)など16種で、集計対象とした身近な種106種の約15%に上った。
{{ 図版 2 : オオムラサキ(高橋正一さん提供) }}
チョウ類ではクロセセリ(同22・0%)が最も減少率が高かった。「減少率3・5%以上」となったのは国 蝶 として知られるオオムラサキ(同10・4%)やイチモンジセセリ(同6・9%)など計34種で、103種のうち約33%を占めた。
同協会職員の藤田卓さんは「農地や草地など開けた環境を好む鳥類に顕著な減少がみられた。世界的な傾向とも一致している。里地里山の管理放棄が影響している可能性がある」と指摘する。
報告書では、地球温暖化による気温上昇が大きな地域のほうが、鳥類やチョウ類、植物の種の減少幅が大きいと分析している。チョウ類では南方に分布の起源を持つグループは、個体数の増加傾向がみられた。
また、ノウサギやヘイケボタルなども減少が確認された。一方、外来種のアライグマやハクビシン、食害が懸念されるニホンジカやイノシシは増加傾向がみられた。
石井実・大阪府立大名誉教授(保全生物学)の話「全国的に里地里山の自然環境が大きく変わり、生物多様性が減少しつつある。他の生物にも連鎖的に影響を及ぼしかねない」
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【人的被害も…葉山でイノシシの生息域拡大 住宅地近くも確認、注意呼びかけ】 - カナロコ by 神奈川新聞 : https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1098385.html : https://archive.is/VygFX : https://web.archive.org/web/20240731035646/https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1098385.html 2024年7月30日(火) 21:23
{{ 図版 : 葉山町内で撮影された、親子とみられるイノシシの群れ=今年5月(同町提供) }}
農作物などに被害を与えるイノシシの生息域が、葉山町で広がっている。同町と横須賀、逗子両市にまたがる二子山山系に加え、今年に入ると住宅地に近い「はやま三ケ岡山緑地」でも確認された。3日には初めてとみられる人的被害が二子山展望台で発生。町環境課はハイカーらに注意を呼びかけている。
葉山町では、町の非常勤特別職にあたる「町鳥獣被害対策実施隊」のメンバー34人が捕獲活動を行っている。同課によると、二子山全域で2023年度に捕獲したイノシシは過去最多の109頭(前年度比29頭増)。このうち、葉山町内では同隊などが全体の6割に当たる65頭を捕らえた。
生息数は不明だが、「捕獲数からみて二子山全域で70頭前後はいるのではないか。捕獲してもなかなか減らない」と担当者。イノシシが好む木の実が豊富なことと、以前は一度に4~5頭だったのが近年は7~8頭を出産する多産型に移行していることが要因とみられる。
生息域も広がっている。今年1月に野生動植物の保護などを目的とした「都市林」のはやま三ケ岡山緑地(約30ヘクタール、同町堀内ほか)にも生息していることが判明し、6頭を確認した。5月2日には同緑地内のあじさい公園で体重38キロの雌を捕獲した。
ランニング中に遭遇、負傷も……
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【県立大が植物標本1万点廃棄 寄贈した団体が説明求め要望書】 - NHKニュース : https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20240722/2050016552.html : https://archive.is/ZJyU3 : https://web.archive.org/web/20240723052737/https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20240722/2050016552.html {2024年} 07月22日 16時53分
県内の植物研究団体が県に寄贈した1万点に上る植物の標本が廃棄されていたことがわかり、団体は、山下知事に対して廃棄の経緯について、説明を求める要望書を提出しました。
要望書を提出したのは、県内の野生植物を研究している奈良市の「奈良植物研究会」です。 研究会によりますと、研究会は県内外で採集された植物の標本およそ1万点を、2001年に別の団体を通して県に寄贈したということです。 しかし、メンバーがことし3月、標本が保管されている奈良県立大学を訪れたところ、すべて廃棄されていたことがわかったということです。 これを受けて研究会は22日、県庁を訪れ、山下知事宛てに廃棄の経緯や今後の対応について、説明を求める要望書を提出しました。 要望書では「寄贈の際に県と交わした覚書では、現状のまま保管・管理することになっていた。廃棄は許されない行為で、これまで積み上げてきた植物標本の収集や管理に対する努力を無にする暴挙だ」などと指摘しています。 一方、県は標本の廃棄を認めたうえで「誤って廃棄してしまった。大変申し訳なく思っている。要望書の内容を精査して今後の対応を考えたい」と話しています。
■【県立大“深くおわび”】
寄贈された植物標本を保管してい��奈良県立大学は会見を開き、尾久土正己 学長が「誤って廃棄してしまい誠に申し訳ない。心を痛めている関係者に深くおわびします」と謝罪しました。 大学によりますと、去年5月以降、標本を保管していた建物の取り壊しに伴い、職員が建物内を整理していたところ、ロッカーの中から新聞紙にくるまれた植物標本が見つかったということですが、所有者が不明だったため産業廃棄物として廃棄したということです。 大学の調査に対し、廃棄した職員は「変色した新聞紙の間に 変色した植物が入っていたが、学術的に価値のある標本だとわからなかった」と話しているということです。 大学は「担当者の間でうまく引き継ぎができていなかった」としたうえで、今後、重要な資料については目視で確認しながら、担当者どうしで引き継ぎを徹底するとしています。
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【人も山も、それぞれの自然な状態を目指して。登山道を近自然工法で回復させる、岡崎哲三さんインタビュー】 - PORTLA : https://portla-mag.com/post-55635/ : https://archive.is/sjN3G : https://web.archive.org/web/20230925085849/https://portla-mag.com/post-55635/ JOURNEY FOR ACTION 2021.11.29 Written By 国広 信哉
{{ 図版 1 }}
人も山も、それぞれの自然な状態を目指して。登山道を近自然工法で回復させる、岡崎哲三さんインタビュー あなたは山を歩いている。足元を見ると道がある。その道は誰がつくったのか、想像したことはあるだろうか?今回お話を聞いたのは、北海道・大雪山系を中心に、近自然工法を用いて、登山道を整備し、山の生態系を回復させようとしている岡崎哲三さんだ。登山道という公共への接し方を通じて、都市に生きる僕たちはどう公共へ関わるべきかのヒントを探ってみたい。そんなことを考え、共に宿泊していた山小屋にて、早朝から話を聞いてみた。
======================== ●岡崎哲三 1975年、北海道札幌市生まれ。20代のころから登山道整備に携わり続けてきたが、故福留 修氏が生み出した「近自然工法」に触れたことで考え方が一変。より自然な植生の回復と、自然にストレスをかけない登山道のあり方を模索。2011年には合同会社「北海道山岳整備」を設立。2018年には一般社団法人「大雪山・山守隊」を立ち上げた。 ========================
■《福留脩文さんとの出会い、そして苦悩》
「約20年前、山小屋で働き始めました。最初の山の体験がいきなり山小屋管理だったんですよ。そうすると登山者とは違う視点が見えてきて。私たち登山者が行き交うことで、道が崩れていくことに気が付いたんです。僕も当時、山を走っていたし、せめて自分が崩した部分は直したいなって」
幼い頃から自然と慣れ親しんでいた岡崎さん。山小屋時代には、隣の営林署の管理棟に来る方々と山の保全について語り合ったそう。山をなんとかしたいという思いはそこで芽生えたかもしれない、と岡崎さんは語る。登山道整備への原点だ。
「あるとき、近自然工法っていう考え方に出会ったんです。環境省の事業で、大雪山に近自然工法を適用してみる試みがあって、そこで出会ったのが(多自然川づくりの専門家である)福留脩文さん。道内に先生が来られる機会があったら(その頃は本当にお金がなかったので)車中泊しながら講習に参加したりして」
{{ 図版 (省略) }}
そこから近自然工法に傾倒していった岡崎さん。しかし、その活動は順調にはいかなかったようだ。
「自分はすごく熱意を持ってたんだけど、何年かすると一緒に受講した人は全ていなくなったんですよ。こんなにすごい工法なのに、なんで誰もやらなくなったんだろう、もったいないなって。そこから何年後かに、 {{ 北海道山岳整備 : https://sangakuseibi.jimdofree.com/ }} という合同会社を立ち上げました。ただ、いよいよ会社を立ち上げてこれから、って時に先生は亡くなられてしまって」
自身で近自然工法の技術をマスターすれば山は直せるはず。しかし、いくら技術を持っていても、システムの中で正しく利用されない限り山は良くならないことに気が付く。自然公園法などの法律、各省庁と市町村の関係性、執行・管理・運用のプレイヤーの権限、許認可、お金の循環の仕組みなど、既存のシステムの中での活用はたやすいことではない。
「じゃあどうしようかと言ったときに一般登山者のみなさんが重要だなと。これは近自然工法の《生態系の底辺が住める環境を復元すると、自ずと生態系のピラミッドが整っていく》という発想と同じで。それで草の根で近自然工法を実装していく {{ 大雪山・山守隊 : https://www.yamamoritai.com/ }} という一般社団法人を2018年に立ち上げました」
{{ 図版 2 }}
■《登山道って誰のものなんだろう?》
気になる近自然工法の話に入る前に、僕はひとつ疑問がわいた。��れは「登山道って誰のものなんだろう?」だ。
{{ 図版 3 }}
日本ではこういった道が登山道である、という法律上の定義はないそうだ。場所や類型、土地の法的権利、公的ゾーニングや計画、時系列、環境、利用やアクセスの権利、管理責任や義務など、いろんな視点から登山道が誰によって利用できるか、あるいは、誰が管理すべきかを考える必要がある。つまり、誰のものと非常に定義しにくい。
この問題提起については、平野悠一郎さんの『 {{ 登山道は誰のものか?ー日本の現状および海外との比較ー : http://koshiryo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/yuuichiro_hirano_191027.pdf : https://web.archive.org/web/20211201172939/http://koshiryo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/yuuichiro_hirano_191027.pdf }} 』を見てほしい。登山道の維持整備の責任は規定されてないのに、善意で維持整備をすると安全管理責任が問われる可能性がある。これが整備に消極的な状況を生んでいる最大の要因となっているようだ。だからこそ、岡崎さんのように責任をもった組織的な活動が重要なのかもしれない。
平野悠一郎さんの資料の中では希望もある。例えば、ニュージーランドの {{ Mountain Bike Rotorua : https://www.mtbrotorua.co.nz/ }} では、土地所有者はマオリ(原住民)コミュニティ、自治体(市政府)が調整役、マウンテンバイカー有志のボランティア団体が林道の維持整備、森林管理は民間の林業会社、といったように適切に管理区分を区分け、永続的に道を管理しているそうだ。
大事な公共である共有財産(=コモンズ)としての登山道を、主体となる任意の団体が管理し、それを行政がサポートしつつ、民意で楽しみながら運用できる仕組みがやっぱり必要なのだろう。これは岡崎さんの登山道整備のための仕組みに近い考え方であり、後述する雲ノ平登山道整備ボランティアプログラムへとつながる。
■《登山道整備は植生復元だ》
話を戻そう。
では肝心の近自然工法とは何なんでしょう?と岡崎さんに聞くと、「まずこの写真を見てもらうのが分かりやすいかも」、と返ってきた。
{{ 図版 4 : 施工前:右側が流水による土壌流出(ガリー侵食)、左側は登山者のよる踏圧による裸地化、複線化が進む。登山道でよく見られる侵食現象だ。 }} {{ 図版 5 : 施工直後:原因である流水を施工個所の上部で排水し、ガリー侵食部は石組みで土留兼歩行路となるように施工。原因を捉え、土壌が安定するように施工。 }} {{ 図版 6 : 10年経過:安定した土壌からは植物が復元し、踏圧による裸地化部にも植物が戻りつつある。こうなると復元した植物が施工物を守る働きが生まれ、長く���つ構造物になる。正しい施工が出来ると自然は復元する。 }}
僕なりに近自然工法が興味深いなと思ったポイントは2つ。1つは「���山道は川と似ている」という点だ。岡崎さんは語る。
「近自然工法は “川”の発想なんです。川もコンクリートで水路化されて、水生生物が住めなくなった場所があるじゃないですか。でも、生態系ピラミッドの底辺の生き物が住める環境を作ると、すぐに生態系は出来上がっていくんです。それは河川では水生昆虫にあたるんですが、山岳地域では植物を育てる土壌環境なんですね。だから土壌環境を安定させることがまず必要なんです。壊れたものを直すとかでなくて、生態系を復元させるとすべてがバランスよく回りだすって発想なんです」
福留脩文さんの論文、 {{ 近自然登山道工法 : https://recreation.forest.gov.tw/Files/RT/Doc/conference/2003_NTS_Conference/S7_Syubun%20FUKUDOME.pdf : https://web.archive.org/web/20211201172943/https://recreation.forest.gov.tw/Files/RT/Doc/conference/2003_NTS_Conference/S7_Syubun%20FUKUDOME.pdf }} にもこのように記載がある。
人間が山腹斜面や尾根の同じ所を繰り返し歩くと、だんだん地表が?地状態となり、雨が?るとそこに水が集まって水?となる。その過程は、まず下方侵食で斜面を掘り下げ、やがて側方侵食が始まる。このようにして掘れ込んだ登山道は、まさに山地河道の模型を?るようであり、「登山道は川である」と言うことができる。
もう1つは「観察し、再現する」という点だ。
「福留先生は『とにかく正解っていうのは自然の中にあるから、自然をよく観察しなさい』『だけど正解は一つではないよ』という禅問答みたいなことを言うんです。わかりました!と言って、馬鹿正直に自然を観察してると、なるほど、この石がこういう形に配置されてるから水が流れても崩れないんだとか、ここにこういう風な形で引っかかってるから全体が安定するんだとか。そういうのが見えてきたんですよね」
岡崎さん曰く、自然そのものが教科書だそうだ。例えば、ガリー侵食部に木柵の階段をつくる場合、固定するのに自然界にない「杭」という存在は使わない。登山道の幅より長い木材をナナメに「引っ掛け」、そこに石材などを合わせて固定する方法をとるのだ。そうすることで、土壌への負荷を下げる。
{{ 図版 7 : 「杭」ではなく、ナナメに「引っ掛ける」様子を手書きの図で書いてくれる岡崎さん }}
「観察をしていると、いろんなものがなんでだろう、不思議だなって。興味がどんどん湧いてくるんです。一番大事なのは自然観察なんです。そこから再現してみる。そうすると生態系が復元されていく。自分の中の登山道整備は半分以上は植生復元ですね」
{{ 図版 8 }}
施工にはそれ以外にも重要な原則はたくさんある。例えば木材や石といった資材が現場の周囲できちんと十分量確保できるのか、などだ。ここで書ききれないため、福留脩文さん��論文、近自然登山道工法の結びから、重要な6つの原則を記載しておこう。もっと詳しく知りたい方は大雪山・山守隊のWebサイトをぜひのぞいて見てほしい。
●1. 現場に使う材料は外から持ち込まず、その約 15 メートル以内で調達する ●2. 人工構築物の構造は、自然界の構造から学ぶ ●3. 現場での各種作業は、道具を始め工法まで基本的に伝統技術を用いる ●4. 必要以上の人工的、造形的な作業を慎む ●5. 現場にある石や樹木にはできる限り傷をつけない ●6. それらの造成から維持管理までの技術を、後世に向け地元に残す
■《石を組んで、道をつくってみる》
百聞は一見にしかず。僕も近自然工法の施工現場を少し手伝わせてもらった。
{{ 図版 (省略) }}
2021年8月末に行われた雲ノ平登山道整備ボランティアプログラムの下見で、祖父岳の雪渓手前、砂礫と岩のミックス帯で歩きづらくなっていた場所を、テストで直してみる試みだ。
出来上がりから見ていただこう。
{{ 図版 9 (動画) : 祖父岳での登山道整備テスト! Shinya Kunihiro : https://www.youtube.com/shorts/XCRxs59SKw8 }}
動画では偶然通りかかったハイカーの方が、ゆっくり安定した足取りで階段を下っている様子が見てとれると思う。
ぱっと見、「え?どこに手を加えたの?」となると思う。そのくらい自然なのだ。しかも、石の安定した踏面が、自然な足の運びの位置に存在している。ハイカーの方が迷いなく下っている様子がそれを表している。
岡崎さん、雲ノ平山荘の伊藤二朗さん、HIker’s Depotの勝俣隆さん、そして雲ノ平山荘のスタッフの方々、約7人で2時間。約10mの登山道だ。もともとあった土壌を傷つけないように、バールや桑の使用は最低限に留めて、手で砂利をかき分けてスペースをつくる。そこに20-30kgほどある石を周囲から運んできて、全員でバランスを見ながら組んでいくのだ。
しかし、石を組むのは想像以上に難しい。ピッタリはめると次の石が置きづらい、一度置いたものを動かすと腰が痛い、いざ歩いてみるとグラグラする。「ボランティアで初めて手伝う人にはレベルが高すぎるのでは?」という言葉が脳裏をよぎる。それに対して岡崎さんは爽やかに答える。
{{ 図版 10 }}
「失敗も含めて経験にしてもらったらいいと思いますよ。自分は参加してくれた人たちの感性をできる限り活かしたいんです。自分ならそう組まないなって思うものでも、確かにそこに大きな石がドンって置かれた方がバランスいいし、自然だなって、自分の想像を飛び越えてできることがあるんですよ。とはいえ、安全管理は大事なので、ぐらついて���石組みは後からきちんと整えます」
「あとやっぱり大事なのは、外部の人が来て直して終わりじゃなくて、地元の人がずっと触っていくことかなと思います。完璧なものはできないし、自然を復元するのに正解はないので、ずっとやり続けなきゃいけない。自分がやったことに対して、自然はどういう反応してくるか、それを観察して、次どうすればいいのかを毎年見ていける人って地元の人しかいないんですよ。いいかどうかっていうのは判断するのは自然なんですよ」
{{ 図版 (省略) }}
整備した後、もともとこうだったのかもしれない、と思えるくらい自然に馴染んでいる場所もたくさんあるそうだ。自分たちで道をデザインし、それを保全し続けていく。シンプルだが、疲れとともにじわりとした充足感があった。
■《草の根でアクションを起こす方法》
なにか協力したい……でも時間や距離の関係でなかなか参加は難しい……おそらく、そんな方々もたくさんいらっしゃるはずだ。他にどんな協力の仕方があるか岡崎さんに聞いてみた。
{{ 図版 (省略) }}
「やっぱり自分たちの活動に賛同いただいて、会員になったり、寄付いただくのが嬉しいですね。登山道整備に関する国や行政からの資金は少なすぎるんです。だからみなさんの協力は本当に欠かせない。そういった草の根的に支える仕組みー。例えば、登山道整備のための協力金制度や、山岳環境を維持するための入山料制度っていうのは、そんなに遠くない将来、どんどん出てくると思います」
一口数千円という手軽さで、登山道に対する恩返しができる。詳しくは大雪山・山守隊のWebサイトを覗いてみてほしい。それ以外に、例えば、ふだん登山するときにできるアクションはあるのだろうか。
「やっぱり、道が崩れてるんだっていう意識を持ってほしい。危ういところを写真を撮って、身近な人にシェアするだけでも良いかもしれません。《利用》と《保全》の両輪で山を楽しむ、っていう考え方がもっとスタンダードになると良いんじゃないかなと思いますね」
{{ 図版 11 }}
崩れてる道ってどんな状況なのだろう。そう岡崎さんに聞くと、例えば、と言って上の写真を見せていただいた。プロじゃない僕から見ても明らかに侵食されてるな、という状況だ。こんな道であれば、登山を愛する方であれば多くの人が見た経験はあるだろう。
ついつい気持ちのいい風景だけをSNSで共有したくなるが、こういった違和感のある風景をSNSで共有することも、草の根アクションの一歩になる。
■《さいごに》
{{ 図版 12 }}
岡崎さんへのインタビューを通じて思い浮かんだのは『 {{ 草の根活動家のためのパタゴニアのツール会議、ノラ・ギャラガー/リサ・マイヤーズ : https://www.patagonia.jp/product/tools-for-grassroots-activists-jp/BH109.html?cgid=books }} 』という本だ。
環境保護活動を戦略的に行うための手法が書かれたこの本では、キャンペーン戦略、マーケティング、ファンドレイジング、データの視覚化��ど、実用的な用語で章立てられている。
つまり、登山道のようなコモンズをケアしていくためには、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブなど、横断的な知識と技術が必要なのだと思う。だからこそ、そこに関わる個人が持つスキルや発信力の集合体が重要だろう。取材中、岡崎さんが何度も口にしていた「やることは大事。広げることはもっと大事」とも通じるはずだ。
徹底的に観察する。綻びがあるなら、それが自然な状態に戻るよう復元する。この原則は登山道に限らないはずだ。都市に生きる僕たちが、当たり前に利用しているコモンズとの接し方のヒントが、この原則に眠っているのかもしれない。
●WRITER 国広 信哉 山、野外録音、辺境音楽、ノンフィクション好き。京都と長野で生きてます。
●EDITOR 堤 大樹 26歳で自我が芽生え、なんだかんだで8歳になった。「関西にこんなメディアがあればいいのに」でANTENNAをスタート。2021年からはPORTLA/OUT OF SIGHT!!!の編集長を務める。最近ようやく自分が興味を持てる幅を自覚した。自身のバンドAmia CalvaではGt/Voを担当。
●PHOTOGRAPHER 国広 信哉 山、野外録音、辺境音楽、ノンフィクション好き。京都と長野で生きてます。
(c) PORTLA All Rights Reserved.
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オイカワ丸 @oikawamaru - 午後8:24 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/oikawamaru/status/1815347242833719493 : https://archive.is/suZHD こんなわずかな人に向けたSNSにおいても、気候変動対策や生物多様性保全について、仕方がない、できるわけがない、金がない、みたいな意見がちらほら来て日々驚きを感じています。多様な生物が生きられる環境を維持しなければ人類は生きられない。もう少しあきらめずにできることをしてみませんか。 ≫――――――≪
オイカワ丸 @oikawamaru - 午後8:24 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/oikawamaru/status/1815347246059196668 : https://archive.is/aaim8 まあ金がないとできないことは多いので金は大事なのだけど、それを自然資源を食い潰して得るのでは元も子もないのです。生きるために金が必要というのであれば、我々が生きる基盤である自然資源を破壊することは、まさに本末転倒という。 ≫――――――≪
宛所に尋ねあたりません。 @meshi_kuttaka - 午後10:05 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/meshi_kuttaka/status/1815372603814719842 : https://archive.is/ekWpU 事は全ての人の生存に関わっているんですがなかなか理解はされませんね。環境の変化は人間の一生よりもゆっくりで、人間の目からはさして変化が無いかのように見えますがしかし、確実に変化し後戻りはしないんですが。 ≫――――――≪
長田 雅裕 @masahiro328 - 午後9:16 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/masahiro328/status/1815360208811729067 : https://archive.is/hsVrZ できるかできないか判断できないだけです。生物多様性保全にいくらかけたら何ができてどれくらいの効果があるのか定量化するのが学者の責務だと思うんですけどね。費用対効果や実現性でいったらサイド3建設のほうがもしかしたら現実的かもしれない ≫――――――≪
みっふぃ @udomyon_69 - 午後11:53 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/udomyon_69/status/1815399703560999110 : https://archive.is/d2dly 5年後には致命的になる事でも動かないし1週間後でも動かないし3日前になって実はやばいんじゃないか?といいだして���日になって慌てて動き出す、そういう社会ですしね
人と共存できるようにせっかく魚道のようなものを作ってもメンテする人が居なければまるで意味がない。石油王だったらなぁ… ≫――――――≪
島野智之(動物分類学)Satoshi SHIMANO, Professor, Hosei Univ. @freeliving_mite - 午後11:45 ・ 2024年7月24日 : https://x.com/freeliving_mite/status/1816122425077375083 : https://archive.is/OiBmZ 生態系では、「命と命はみんな繋がっている」の良い例。ハゲワシが激減する事が50万人の人の死亡に繋がっているのは衝撃。ちゃんと原典を読んでみる価値はあるね。 ============≫ JWCS @JWCSJWCS - 午前10:23 ・ 2024年7月24日 : https://x.com/JWCSJWCS/status/1815920739859718391 : https://archive.is/5hUCr インドでの研究。鎮痛剤が代謝される前に死んだ牛をハゲワシが食べる→腎臓の損傷でハゲワシ激減→死肉が長時間放置される→感染症蔓延→50万人以上の人間が死亡、2000年から2005年で年間697億ドルの経済損失と推定 {{ Shift in India's Vulture Population Linked to Half a Million Human Deaths
ENVIRONMENT 23 July 2024 - ScienceAlert : https://www.sciencealert.com/shift-in-indias-vulture-population-linked-to-half-a-million-human-deaths : https://archive.is/nWezT : https://web.archive.org/web/20240723075157/https://www.sciencealert.com/shift-in-indias-vulture-population-linked-to-half-a-million-human-deaths }} ≪============ ≫――――――≪
見習い職人 @NfW2hxkBb13DXIR - 午前3:24 ・ 2024年7月26日 : https://x.com/NfW2hxkBb13DXIR/status/1816540126870405265 : https://archive.is/G8r5L ボルタレンだそうですね。 ジクロフェナク。 鳥には致命的な毒みたいで。 ≫――――――≪
雪駄塾 YUJI OHMURA @settajyuku - 午前5:28 ・ 2024年7月25日 : https://x.com/settajyuku/status/1816208754020405594 : https://archive.is/zw5Wy 風が吹けば桶屋が儲かるの実例なんですね、、、大変だ ≫――――――≪
AirWatcher-ttx @mt_mail - 午前4:52 ・ 2024年7月26日 : https://x.com/mt_mail/status/1816562076820865420 : https://archive.is/e64AF こう言った例って、案外あるのかも知れないですね。最近の記事なら、これを思い出しました。 {{ natureasia.com : 地球科学:深海の採掘対象が「暗黒酸素」を生み出す 2024年7月23日 : https://www.natureasia.com/ja-jp/earth-env/research/14979 : https://archive.is/lm2EP }} ≫――――――≪
BABOON_SAI @Baboon_sai - 午前8:14 ・ 2024年7月25日 : https://x.com/Baboon_sai/status/1816250631210074620 : https://archive.is/6akmp 生物多様性・環境は人間の活動(経済活動等)の基盤。今、その足場が凄い速度で崩壊しつつあるわけですから、(経済が大事という前提を踏まえても)「環境や生物多様性よりも経済が大事」という理屈は成り立たないでしょう。足場が崩れていることを自覚することがまず大事だと思う。 ≫――――――≪
BABOON_SAI @Baboon_sai - 午前8:32 ・ 2024年7月25日 : https://x.com/Baboon_sai/status/1816255223054360984 : https://archive.is/OSh2B その足場の崩壊に人間活動が大いに寄与しているから、活動をセーブしつつ足場の崩壊を食い止めよう、あるいは足場を増やそうという話。 ≫――――――≪
#webjp#snsjp#socialjp#crisisjp#edujp#securityjp#envirojp#naturejp#biodiversityjp#climatecrisisjp#sciencejp
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Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後6:49 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815323291445547336 : https://archive.is/c9c5j 一万枚の植物標本は、ダンボール箱で少なくとも十数箱にはなる。「誤って廃棄」するような数では無い。
本当に誤って廃棄したなら、この大学事務職員はもっと様々なものを中身も確認せずに平気で廃棄している事だろう。 {{ 画像 1 : 植物標本1万点を誤廃棄 奈良県立大、引き継ぎ原因 | 共同通信 : https://nordot.app/1188023039263179305?c=39550187727945729 : https://archive.is/IMPzy : https://web.archive.org/web/20240726014448/https://nordot.app/1188023039263179305?c=39550187727945729 : https://benediktine.tumblr.com/post/757028492263211009/ }} ≫――――――≪
Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後6:51 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815323660359757881 : https://archive.is/Xn5Jg 一枚の植物標本を作製するのに掛ける労力を思うと、また過去に遡っては採集出来ない事を思うと、本当に悔しい。 ≫――――――≪
Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後8:23 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815346989456081394 : https://archive.is/rb4bo こちらもご覧いただければ幸いです ============≫ Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後7:09 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815328278963777617 : https://archive.is/KbKAN : https://benediktine.tumblr.com/post/757027978917117952/ 【拡散希望】大学、学校、博物館、行政機関等で植物標本、昆虫標本、動物剥製、骨格等、自然史系資料が見つかって取り扱いにお困りの際は、
『自然史系標本セーフティネット』 {{ https://kahaku.go.jp/safetynet/ : https://archive.is/RunFE : }}
へお気軽に��連絡下さい。寄贈や移管前提でなく、どのように扱えばよいか?のご質問でもOKです。 ≪============ ≫――――――≪
Ryu-ichi @RyuPigumon2011 - 午後11:05 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/RyuPigumon2011/status/1815387604369674671 : https://archive.is/Ml1tC 奈良県… {{ 画像 2 : 【解説】人気漫��のネタにも『奈良県立民俗博物館』休館 知事「価値ないもの受け入れてきたのは問題」学芸員は反論、4万点超の収蔵品の行方は? 2024年7月16日 - 日テレNEWS : https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytef98cb3e181e458ca5fac79fb59a700a : https://web.archive.org/web/20240718012158/https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytef98cb3e181e458ca5fac79fb59a700a : https://benediktine.tumblr.com/post/757029849123733504/ }} ≫――――――≪
oomorishisen @oomorishisen - 午前7:25 ・ 2024年7月23日 : https://x.com/oomorishisen/status/1815513454012407832 : https://archive.is/ifjW8 これ、思い出しますね。同じかわかりませんので、経過報告を待ちます。 ≫――――――≪
くちびるせんせい @kuchibirusensei - 午後11:44 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/kuchibirusensei/status/1815397473537708503 : https://archive.is/tfhbP 段ボール箱で何十箱になろうが、 実際に廃棄したのは、 廃棄物処理業者で、
大学事務職員は あそこの段ボールを廃棄しといて
と業者に指示を出しただけ だと思われる。 ≫――――――≪
グノーシス @FireballDorothy - 午前0:39 ・ 2024年7月23日 : https://x.com/FireballDorothy/status/1815411432277872888 : https://archive.is/ovh1i 「標本庫のある建物の取り壊しのため廃棄した」とありますが、その後標本庫が新築されたのかも気になります 施設の老朽化により改築するまでの間一時的に預かってもらうようどこかにかけあうことなく、他に保管可能な場所を自前で確保することもなく廃棄したのでしょうか 同じものは二度と手に入らない ≫――――――≪
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【植物標本1万点を誤廃棄 奈良県立大、引き継ぎ原因】 | 共同通信 : https://nordot.app/1188023039263179305?c=39550187727945729 : https://archive.is/IMPzy : https://web.archive.org/web/20240726014448/https://nordot.app/1188023039263179305?c=39550187727945729 2024/07/22
{{ 図版 : 記者会見する奈良県立大の関係者ら=22日午後、県庁 }}
奈良県立大(奈良市)は22日、学術的価値のある植物標本約1万点を誤廃棄したと発表した。担当者間の引き継ぎが不十分だったことが原因といい、県立大は「物品管理の徹底がうまくいっていなかった。引き継ぎの適正化を進める」とした。
標本は2001年6月、奈良市の団体が県に寄贈。県立大が管理していたが昨年10月ごろ、標本庫のある建物の取り壊しのため廃棄した。この団体は事実上解散しており、寄贈に携わった「奈良植物研究会」(同市)の問い合わせで今年3月に発覚した。同会によると、県内で絶滅した種も含まれていた。
(c) 一般社団法人共同通信社 ≫――――――≪
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Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後7:09 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815328278963777617 : https://archive.is/KbKAN 【拡散希望】大学、学校、博物館、行政機関等で植物標本、昆虫標本、動物剥製、骨格等、自然史系資料が見つかって取り扱いにお困りの際は、
『自然史系標本セーフティネット』 {{ https://kahaku.go.jp/safetynet/ : https://archive.is/RunFE : }}
へお気軽にご連絡下さい。寄贈や移管前提でなく、どのように扱えばよいか?のご質問でもOKです。 ≫――――――≪
Wataru Ohnishi @wohnishi - 午後7:11 ・ 2024年7月22日 : https://x.com/wohnishi/status/1815328704656269731 : https://archive.is/VmiD4 個人のコレクターの方からでも対応可能です。また、上記セーフティネットのほか、お近くの自然史系博物館、自然史系部門をもつ博物館でも相談に乗ってもらえる場合が多いと思います。 ≫――――――≪
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【「近自然工法」という登山道整備の新しい概念とその可能性について|DOMO講演会レポート】 - YAMAP MAGAZINE : https://yamap.com/magazine/33436 : https://archive.md/5bACs : https://web.archive.org/web/20240401133642/https://yamap.com/magazine/33436 投稿日 2021.12.21 更新日 2023.05.23
{{ 図版 1 }}
2021年7月14日にリリースしたYAMAPの循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」。 YAMAPのユーザー同士でおくり合える他、山の再生や登山道整備など様々なプロジェクトを支援することができます。「大雪山の登山道整備 in 北海道」は、その支援プロジェクトの一つ。いったいどんなプロジェクトで、DOMOポイントはどんなふうに使われるのか? DOMO提携パートナーとして本プロジェクトを推進する「一般社団法人大雪山・山守隊」の代表・岡崎哲三さんをお招きし、12月8日に講演会を開催しました。本記事では、その模様を要約してお伝えします。
●目次 登山道の荒廃が進む、大雪山の現状 過去に「人が施工した箇所」も例外ではない 「大雪山の登山道整備 in 北海道」における、DOMOポイントの使い道 登山道整備の新たなスタイル 「近自然工法」を実践する山守隊 本プロジェクトを深掘り! 大雪山・山守隊 × YAMAP 両社代表による、プチ・クロストーク 「大雪山の登山道整備 in 北海道」についてさらに詳しく知りたい方は…
●登壇者紹介 {{ 図版 (省略) }} 岡崎 哲三(おかざき・てつぞう) 一般社団法人大雪山・山守隊、合同会社北海道山岳整備代表 1975年生まれ、北海道札幌市出身。学生時代、勉強が大嫌いで常に自然の中に身を置く。 高校卒業後、大雪山の山小屋で働きはじめ登山道整備に興味を持つ。2003年近自然工法という発想に出会い、2011年この発想と技術を深めるために北海道山岳整備を立ち上げる。 2018年に民・官・学・企業が連携した山岳管理システムを構築すべく、大雪山・山守隊を立ち上げ、日本各地の民間団体と連携しながら次世代の国立公園管理を目指している。
{{ 図版 (省略) }} 春山 慶彦(はるやま・よしひこ) 株式会社ヤマップ代表 1980年生まれ、福岡県春日市出身。同志社大学卒業、アラスカ大学中退。ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部に勤務後、2010年に福岡へ帰郷。2013年にITやスマートフォンを活用して、日本の自然・風土の豊かさを再発見する”仕組み”をつくりたいと登山アプリYAMAP(ヤマップ)をリリース。アプリは、2021年11月時点で280万ダウンロードを突破。国内最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
■《登山道の荒廃が進む、大雪山の現状》
―――まずは岡崎さんたち山守隊の方々が活動されている、北海道・大雪山を取り巻く現状のお話からスタート。大雪山というと自然豊かなイメージが強いですが、実際は……? 現地で登山道整備をされている岡崎さんだからこその視点で、大雪山の知られざる課題を共有いただきました。
岡崎:私ども山守隊の活動拠点は、北海道の大雪山です。大雪山には本州のように急峻な山はなく、一度登ってしまえば多少のアップダウンでいろんなところへ行けるという、広さを感じられるところだと思います。
{{ 図版 (省略) : 日本一の広さを誇る大雪山国立公園。ここが岡崎さんたち山守隊の活動拠点 }} {{ 図版 (省略) : 白雲岳の避難小屋周辺にて。大雪山ならではの壮大な景観を楽しむことができる(写真【A】) }}
岡崎:まるでなだらかな丘のような、壮大な景色が楽しめる素晴らしい場所です。ただ、残念ながら、大雪山は登山道侵食の ”見本だらけ” なんです。例えば上で紹介した写真【A】、本当に素晴らしい景色なんですが、登山道付近をクローズアップすると、荒廃の現場がしっかりと写っているわけです。
{{ 図版 (省略) : 写真【A】をクローズアップしたもの。一見すると素晴らしい景色の中にも、登山道荒廃の影が潜んでいる }}
岡崎:他にも、次の写真。写真中央のえぐれた道を普通に登山者が歩いていますけれども、実は右と左の植物帯は本来つながっていたところです。最初は登山者の歩行が起因となり、そこに水やら色々な要因が重なりここまで掘れてしまった……。崩れかけている植物群の中には、正直、あと数年でなくなってしまうものもあります。
{{ 図版 (省略) : 登山者が何気なく歩いているこの道は、もとは左右の繋がった平坦な土壌。「残念でならないのは、荒廃の進行にほとんどの人が気がついてさえいないということ」だと、岡崎さんは訴える }} {{ 図版 2 : 荒廃が進んだ登山道の一例。ここまで荒廃が進んでしまうと、凍結融解()現象の影響などで少しずつ土壌が削れていき ”歩かなくても土壌が流れ続ける状態” になってしまうそう(凍結融解とは…土壌が凍結や融解を繰り返すことで、地表に多用な影響を与えること) }}
■《過去に「人が施工した箇所」も例外ではない》
岡崎:人が施工したところ=既存の施工物でも似たような状況が見られます。大雪山にはメンテナンスが追いつかず、「どうやって歩けばいいのかな?」と思うようなところが実はたくさんあるんです。崩壊した木道を指して「ここを歩いてください」なんて言えないですよね、危ないから。この手の荒廃は登山者というより管理する側の問題ですが、今はかつてのように登山道整備に予算がつきにくいこともあり、メンテナンスが行き届かないのが現状です。
{{ 図版 (省略) : 崩壊したまま放置されている木道。木道の脇には人の歩く道ができて植物がなくなってしまっている }}
岡崎:あるいは、せっかく予算を注ぎ込んで整備をしても、現地の環境とそぐわない施工をしてしまったがゆえに数年で再び荒廃してしまうということもあります。その一例として、次の写真【B】を見てください。この辺りの地層は、表土から1mほど下は氷土でできていると言われています。こんなふうに人の歩行や水の流れによって土壌がV字・U字に掘れてしまう「ガリー侵食」()が進行すると、地面の奥の方に熱が届き、凍土が緩んでしまいます。そうすると、ブロックのような形で植物群が崩れてしまいます。 ( ガリー侵食とは…地表を流れる雨水が地面を削ってできた溝に、さらに水が集中して溝が深くなる現象)
{{ 図版 3 : 荒廃が進んだことで凍土が緩み、植物群がブロック状に崩れ落ちてしまった箇所(写真【B】) }}
これを公共事業によって修復したのが、下の写真【C】です。およそ20mの距離で、飛騰しては数百万円はかかったと聞いています。ヘリコプターで下界から石材を運び、土砂が崩れないように施工したのですが、それからな10年経たずして写真【D】のように崩れてしまったんです。
{{ 図版 4 : 写真【B】を公共工事で修復。下界から石材を運び、土砂の崩れを防いだものの……(写真【C】) }} {{ 図版 5 : 10年経たずして再び壊れてしまった登山道(写真【D】) }}
岡崎:原因は、公共工事で使用した石材。現場にはもともとなかった、人が持ち込んだ重たい石です。石には熱を溜め込む性質があるので、石材が溜め込んだ熱が下の凍土まで浸透してしまい、かえって荒廃を進めてしまっていたんですね。折悪く台風も重なって、わずか一晩でここまで陥没してしまいました。行政がしっかりお金をかけてメンテナンスしてくれていても、「生態系と合った施工���という点ではまだまだ課題がある、というのが実情です。
■《「大雪山の登山道整備 in 北海道」における、DOMOポイントの使い道》
―――続いてのトピックスは、DOMOプロジェクト「大雪山の登山道整備 in 北海道」で、DOMOポイントがどんなふうに使われているのか、というお話��豊富な写真を交えながら、一つひとつ、丁寧にお伝えいただきました。本記事では、ここまでのお話の中で事例として触れられていた「ガリー侵食」にまつわるものとして、「白雲岳避難小屋周辺のガリー侵食防止」の項目についてお伝えします。他の項目についてはセミナー当日の録画(YouTube動画)をご覧ください。
{{ 図版 (省略) : DOMOポイントの使い道
1. 白雲岳避難小屋周辺のガリー浸食防止
2. 高原温泉沼巡り登山コース内の木道設置
3. 高原温泉沼巡り登山コース内の携帯トイレブース設置
4. 登山道整備専門員の教育
5. 白雲岳避難小屋周辺登山道の整備計画作成
}}
岡崎:DOMOポイントを活用し、大きくは上記5つの項目を進めてきました(一部、現在進行中のものやこれからの取り組みも含む)。その一つ、「白雲岳避難小屋のガリー侵食防止」なんですが、コロナ禍だったので現地集合・現地解散で行いました。そのため、資材は事前に白雲岳避難小屋まで荷上げをしておいて、当日、参加者の皆さんと一緒に小屋から運搬するというスタイルを採用しました。参加者は1日20人ほど。登山道の一極に溜まった土砂を取り除き、各所に土を集めて登山道を修復する、というような作業を行いました。
{{ 図版 (省略) : 現場周辺を上空から撮影した写真。登山道には3mほどの高低差がある。低い部分(中央部)に土砂が溜まっているのを整備するのが今回の登山整備のミッション }} {{ 図版 (省略) : 溜まってしまった土壌を掻き出している様子。すべての作業は「植物に配慮しながら」行われる }} {{ 図版 (省略) : ヤシの素材でできた土嚢袋の購入や、登山道整備の知識がある方々への謝礼などにもDOMOポイントが使われている }}
{{ 図版 6 : メンバーの作業によりガリーがある程度埋まった様子。「今後、上の土壌に生えている植物が落ちたとしても、今回の作業で集め置いた土砂がきっちりと受け皿になってくれる }} {{ 図版 7 : 土砂が流れ出てしまった穴も、土嚢袋を使った嵩上げをして、穴を塞ぐ作業を行った }}
岡崎:登山道以外の植物帯に入って土砂を集めるという作業は、登山ではなかなか経験できないこと。植物がどういうところにあって、そこにはどんな土がかぶさっていて、それを避けるためにはどうしたらいいのか……。登山道整備をすることで、植物への配慮とか、自然を守りたいという気持ちが生まれるのではないかと思います。登山者にとっても新しい視点を持つ機会になると思います。
■《登山道整備の新たなスタイル 「近自然工法」を実践する山守隊》
―――岡崎さんたちが日々の活動において実践しているのが、”地質や環境に合わせた登山道整備” を実現する「近自然工法」。そのポイントや事例を教えていただきました。
岡崎:特に大雪山のような高山帯では、”地質に合わせた施工” が顕著に求められます。地質への理解があり、荒廃の原因を見極め最適なプランを実行できる人がいてこそ、登山道整備は成り立ちます。その上で、お金があり、資材が買えて、労働力がある……。このシステムができないと、本当の意味での、いい登山道整備はできません。知識・経験を持ち合わせた「登山道専門員」の教育こそが重要で、今から取り組むべきことなのではと思っています。
{{ 図版 (省略) :”生態系に適した施工” を実現する「近自然工法」のポイント。「近自然工法は ”手法” ではなく ”概念” 」と、岡崎さん
考え方の基本は「近自然工法」
生態系の底辺が住める環境を復元させること
すると自然の生態系のピラミッドが構築されていく
人間の都合で考えるのではなく、「自然はどう成っていくのか」という成り立ちを常に考える
}}
岡崎:私たちが日々実践している「近自然工法」は、その “地質や環境に合わせた登山道整備” を実現する考え方です。ポイントは「生態系の底辺が住める環境を復元させること」、これに尽きると思います。以下の事例にあるように、施工の現場では、鉄の杭など自然界にないものは極力使いません。代わりに、木の幹や石など “その場所にあるもの” をうまく使って土壌の修復を試みます。
{{ 図版 8 : 「自然の中の構造物を取り入れる」という、近自然工法の原則を用いた施工事例。自然界の摂理に習い、自然界に存在しない鉄の杭は使わず、太い木の幹や石を配置してステップを刻んでいる }} {{ 図版 9 : 小笠原諸島での施工事例。土砂が崩れ植物が育ちにくい状態のところ(施工前・左)に、石を置き道をつくった(施工後・右) }} {{ 図版 10 : 施工から一年後、同じ場所には下層植物が育ち、土壌の崩れが起きにくい環境ができていた }}
岡崎:施工して何年か後に植物が育っているのを見ると、嬉しいというか、登山では味わえない、なんとも言えない気持ちになります。近自然工法は決して簡単なことではないですが、そういう喜びを感じられるのはいいところかなと思います。
行政も民間も頑張ってはいますが、残念ながら、侵食や荒廃のペースに追いつけていないのが国立公園の登山道の現状です。本当の管理とは「利用や自然災害による荒廃と、保全による復元力をバランスよく保つこと」です。そのためには、問題提起や利用者の意識変化、登山文化・自然教育の浸透が重要だと思っています。自分ができるのはあくまで「保全を考えられる人の確保」。だたし、それだけでは足りなくて、「利用と保全のバランスをとるシステム」「自然環境は人間にとって必要不可欠なものなんだと誰もが思っている状態」をつくっていかなければ、国立公園が抱える登山道の課題は打破できないと思います。
{{ 図版 (省略) : 「この3つが揃ってこそ、国立公園の未来がある」と岡崎さんは語る
保全を考えられる人の確保
利用と保全のバランスをとるシステム
自然環境が人間にとって必要不可欠という文化
}}
岡崎:今回DOMOプロジェクトとして支援いただいたことで、登山道整備や自然環境に対してこれだけたくさんの人が目を向けてくれているのだと実感できたことはすごく嬉しいですし、本当に感謝しています。ありがとうございました。
■《本プロジェクトを深掘り! 大雪山・山守隊 × YAMAP 両社代表による、プチ・クロストーク》
{{ 図版 (省略) : 大雪山・山守隊の岡崎さん(左)と、ヤマップの春山(右) }}
春山:お話を聞いて感じたのは、登山道整備をしたことがある人は一般の登山者とはまた違った山の見方をされるんだなということ。地形や地質を見て、その環境に適した方法で整備をしていく……つまり自然を読みながら登山道整備をするというのは、自然や山を知る貴重な機会になると思いました。行政任せにして登山者が関わらないのはもったいない。楽しみながら、自分たちの遊び場を自分たちで良くしていく姿勢、登山道整備を登山者自身が行っていくという文化を、一緒に���くっていきたいですね。
岡崎:私に登山道整備や近自然工法のいろはを教えてくれたのは、四国にお住いの土木の方なんです。その教えはまるで禅問答のような言葉も多くてですね。「答えは自然の中にある」ですとか、「答えは一つではない」とか、「自然を観察して参考にしなさい」とか(笑)。自分も馬鹿正直なもんで、「よし、自然を見てやろう」と思ってやってみると、本当にそのとき初めて、いろんなものが見えてきたんですね。
春山さんがおっしゃる通り、登山道整備における視点は登山のそれとはまったく違います。水の流れを辿ることで小さな渓流の成り立ちを理解したり、一見なんの変哲もない石が、実は土壌崩れを防いでいることに気がついたり……。こういった視点で自然を読めるようになると、純粋に面白いんですよね。その面白さこそが、法人化して登山道整備を続けたいなと思った一番の要因かもしれません。面白さをきっかけに、登山道整備がもっと広く、普及してくれたらと思います。
{{ 図版 (省略) : 登山道整備活動を通じて、近自然工法のいろはや概念を伝える岡崎さん }}
春山:「その土地にある材料で��理する」という近自然工法の姿勢は、素晴らしいと思います。特に、下界から運んだ石材で修復するも、10年足らずで壊れてしまったというエピソードは印象的でした。人の手であれこれ持ち込んで修復を試みるよりも、その土地にある材で、その土地に適した整備をする方が、長持ちし、年月を経るほどに強くなる。これは登山道整備に限定される話ではなく、生き方や自然との関わりという意味でも重要な示唆を与えてくれているのではと思います。尊敬する中村哲さんも、まさに同じ考え方でアフガニスタンでの用水路建設を実行されており、場所や分野は違えど、自然との関わり方という意味では通ずるところがあると感じました。
岡崎:繰り返しになりますが、自分が常に意識しているのは「周りの自然を見ること」です。例えば植物が復元しているスポットを観察して、「ここはどうしてこんなに復元しているのか」と考えてみる。「もしかしたらこの石が一個引っかかって、それにまた別の石が引っかかった結果、土壌が溜まって平坦な地形ができ、安定勾配になる。そこにまた石材が落ちてきて……」と、観察と思案を繰り返していくわけです。すると、「なるほど自分がやるのは全部直すことじゃないんだ。直るきっかけをつくれば、あとは自ずとよくなっていくんだな」と、思い至る。
私たちの仕事は ”きっかけづくり” なんです。自然に対しても、人に対しても。大雪山以外でも各地域で登山道整備や講演活動をしていますが、あくまで ”きっかけづくり” に過ぎません。実際に育つのは、その土地の植物であり、手入れをするのはそこで暮らす人々です。どんなにゆっくりでもいいから、その土地土地に合うかたちで植物が育ち、地元の人たちが手入れを行っていくのがあるべき姿なんだと思います。
春山:登山道整備において、標高が高く夏が短い大雪山は、気候的にも環境的にも、難易度が高いのではないでしょうか?
岡崎:登山道整備のレベルというより、荒廃の進み具合・深刻度では「どこに行っても大雪山に比べたら大丈夫だな」という感覚はあるかもしれません(笑)。大雪山��の人の入り込みなんて、本州のアルプスに比べたら少ないんです。よく「オーバーユースが原因で荒廃している」なんて言いますけれど、大雪山の場合は全然オーバーユースではない。人が入らなくても侵食が進行していることが問題なのに、多くの人がそれに気がついていないんですよね。その深刻さに気がつくと、今度は「今、なんとかせねば!」と焦ってくる。常に自然を観察して考える日々です。ただ、利用と保全を確立するという意味ではそれだけでは不十分なんです。利用する人の量とそこに育つ植物と、利用しても崩れないような日々のメンテナンス。これらをしっかり構築することが必要です。
{{ 図版 (省略) : 大雪山の美しい景色。この景色を守るためにはメンテナンス体制を構築する必要がある }}
春山:そうですね。その中でも、登山道整備の知識・技術を持った人の存在は大きいかと思います。利用と保全のバランスを成り立たせるためには、登山道整備の技術者が、最低でも1?2人は国立公園に配置されるといいですね。ちなみに 近自然工法の知識・技術を持っていて、それを人に教えられる人は国内にどれくらいいるのでしょうか? あるいは、登山道整備のいろはを学べる場所はあるのでしょうか?
岡崎:近自然工法を実践している人は何人かいますが、自分も含めまだまだ発展途上で試行錯誤を重ねながらの人が多いと思います。各地域の実情に合わせて体系的に教えられる人となると、ごくわずかでしょうね。
日本にマッチするかどうかはわかりませんが、海外には登山道整備のシステム化を実現した事例があります。アメリカの国立公園では、1万世帯以上のボランティア登録があります。ボランティア団体が自ら稼いだ資金の他、企業・自治体からの助成金などを元手に、登山道整備のボランティアを指導するチームも含めて運営されているようです。
日本もそういう文化ができる一歩手前まで来ているとは思っています。現代は、今ある道をいかに保全していけるかという時代。共感・賛同してくれる仲間を増やし、一緒になって登山道の保全活動を進めていきたいですね。
春山:僕たちもぜひ協力させていただきたいです。日本には茶道や剣道のように「◯◯道」の概念がありますから「登山道整備道」みたいに、自然と対話し、自然を読みながら登山道を整備する仕組みや文化をつくっていきたいですね。
岡崎:自然保護・環境保全は、私たちも含めいろんな人たちが同じ方向を向いてできることですよね。民・官・学が共同し生態系保全の取り組みとしても、登山道整備を実施していければと思います。
■《「大雪山の登山道整備 in 北海道」についてさらに詳しく知りたい方は…》 今回の記事ではご紹介できなかった話を含め、講演会の模様を下記YouTubeにて配信しております。ぜひご覧ください。
{{ 動画 : DOMO講演会 vol.3 |一般社団法人大雪山・山守隊 : https://www.youtube.com/watch?v=fxe8KfVK_80 }}
●YAMAP MAGAZINE 編集部 登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。
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ゲンゴロウ飼育ブログ @gengo6com - 午後6:09 ・ 2023年11月30日 : https://twitter.com/gengo6com/status/1730152036312945056 : https://archive.md/GWCji 千葉県は一旦イノシシがいないエリアだったのですが、複数回の人為的持ち込みを経て、今では広域に広がっています。多分「誰」というのはだいたいわかっているのでしょうが、意図的に放すような人の対策はなかなか難しい。
千葉県イノシシ対策マニュアル https://pref.chiba.lg.jp/noushin/choujuu/yuugai/documents/240327inosisima4.pdf : https://web.archive.org/web/20230321165054/https://pref.chiba.lg.jp/noushin/choujuu/yuugai/documents/240327inosisima4.pdf {{ 画像 1 :
■1980年代以降■
聞き取り調査によると、1980年代中頃以降、千葉の野山の複数の場所に複数回、放逐したとの情報が得られ、現在生息している個体は外来生物である可能性が高いと考えられます。また、遺伝学の研究でもその傍証が得られています(コラム参照)。県北部地域においても、印西地域や東金や山武地域で野外放獣した情報もあり、これが分布拡大の大きな要因となっていると推測されます。
◆[新たに野外放逐���たという情報]
千葉県内におけるイノシシの放逐地点に関する情報
――――――――――――――――――――――――――
放逐地点 :: 放逐時期 :: 放逐情報件数
――――――――――――――――――――――――――
鴨川市東部から君津市南部 :: 1985-1988 :: 4
鴨川 :: 1995-1996 :: 2
天津小湊町清澄 :: :: 2
勝浦市大森 :: 1985 :: 1
勝浦市大沢 :: 1993 :: 1
市原市馬立 :: :: 1
鋸南町中根 :: :: 4
君津市松岡 :: 1995 :: 1
下総町 :: 1995-1996 :: 1
――――――――――――――――――――――――――
◆コラム 千葉のイノシシはどこからきたか?(遺伝学の研究結果より)
千葉県内のイノシシのミトコンドリアDNAのコントロール領域の調査
●昭和20年代の県内のイノシシ標本(4頭)はJ8タイプ
→ 東京、群馬、静岡などの従来から関東にいる特徴的なタイプ
●近年のイノシシ捕獲個体はJ3とJ10タイプ
→ 関東平野で新規に拡大している場所のものと共通
千葉県には、他の地域のイノシシが導入された可能性が高い。
}} ≫――――――≪
ゲンゴロウ飼育ブログ @gengo6com - 午後7:02 ・ 2023年11月30日 : https://twitter.com/gengo6com/status/1730165406768513517 : https://archive.md/zlf95 千葉県のイノシシは1970年代中頃に狩猟圧で一旦絶滅しましたが、再持ち込みによって急増しています。 https://pref.chiba.lg.jp/noushin/choujuu/yuugai/documents/240327inosisima3.pdf : https://web.archive.org/web/20221111121059/https://pref.chiba.lg.jp/noushin/choujuu/yuugai/documents/240327inosisima3.pdf {{ 画像 2 :
千葉県のイノシシは外来生物か?
■1970年代まで■
房総半島に古来から生息していた在来のイノシシは、1970年代中頃まで生息していました。しかし、下記の理由で、1970年代中頃に絶滅した可能性が高いと考えられています。
◆[絶滅した根拠]
●1973~1985年までの13年間、捕獲記録がない
(イノシシは野外寿命10年以下、増加率が高く被害をおよぼして、生息が認知されやすい動物)
●当時、農村環境が整備されていた(耕作放棄地が少ない)
●高い狩猟圧(1970年代の狩猟銃所持者は約2万人)
●県内の豚コレラの蔓延(1952~1968年)
――――――
図 年度別イノシシ捕獲数の推移
1972年2頭捕獲
13年間の捕獲記録なし
1986年1頭捕獲
}} ≫――――――≪
島猫 @ZDUoIAm0mMgafAt - 午後8:04 ・ 2023年11月30日 : https://twitter.com/ZDUoIAm0mMgafAt/status/1730181084154040775 : https://archive.md/rJT0S であれば、当初の復活は「望ましいこと」でしたよね。 ≫――――――≪
島猫 @ZDUoIAm0mMgafAt - 午後8:05 ・ 2023年11月30日 : https://twitter.com/ZDUoIAm0mMgafAt/status/1730181215616213501 : https://archive.md/uRS2X そのことと、「増えすぎ」は別問題ですよね。 ≫――――――≪
オブジェクト@図書館はいいぞ @oixi_soredeiino - 午後4:08 ・ 2023年12月1日 : https://twitter.com/oixi_soredeiino/status/1730483874038522268 : https://archive.md/buwHL 千葉県民です。 ついこの前、地元の防災無線で猪警戒が流れました。 捕まえた猪を他県から千葉県に持ってきたと知ると怒りが湧いてきます。 ≫――――――≪
島猫 @ZDUoIAm0mMgafAt - 午後11:40 ・ 2023年12月1日 : https://twitter.com/ZDUoIAm0mMgafAt/status/1730597729704067555 : https://archive.md/Fiu9T 狩猟圧で一旦絶滅
は良くないことでしたよね。 ≫――――――≪
#naturejp#envirojp#invasivespeciesjp#satoyamajp#biodiversityjp#outdoorjp#crisisjp#securityjp#socialjp
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Taiga YODO @TaigaYodo - 午後0:30 ・ 2023年12月28日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1740213551422468152 : https://archive.md/2DlNr もうn回目だが,気候変動にしろ外来種にしろ「それも自然の摂理」みたいな言説をよく見かけるけれど,本来そういう事態が起こるのにかかる時間に対し,人為によってその何倍何百倍ものスピードで進むことが問題視されているのだと思う。 ≫――――――≪
れい(猫耳の専門家) @rei_software - 午後1:18 ・ 2023年12月28日 : https://twitter.com/rei_software/status/1740225691541774766 : https://archive.md/6NZQd 速度だけじゃないんですよ。 我々は知能を持っているのでね。
「弱いやつは死ぬ」のは自然の摂理だが、人類は「弱いやつを生かす」ことで繁栄したように、
たとえそれが「自然の摂理」であっても、「自然の摂理」が正しいとは限らない。 というだけ。
変化の速度だけではない。 ============≫ Taiga YODO @TaigaYodo - 午後0:30 ・ 2023年12月28日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1740213551422468152 : https://archive.md/2DlNr もうn回目だが,気候変動にしろ外来種にしろ「それも自然の摂理」みたいな言説をよく見かけるけれど,本来そういう事態が起こるのにかかる時間に対し,人為によってその何倍何百倍ものスピードで進むことが問題視されているのだと思う。 ≪============ ≫――――――≪
硝子迷宮回廊 @grassylabyrin - 午後1:32 ・ 2023年12月28日 : https://twitter.com/grassylabyrin/status/1740229198613270968 : https://archive.md/OtivI それもそうだし、「自然の摂理だから」で済ませず自らの生きる環境を最適化しよう、持続させようと頭を使って働きかけることが可能なのがヒトという生き物にとっての「自然の摂理」なんだと思ってる ============≫ Taiga YODO @TaigaYodo - 午後0:30 ・ 2023年12月28日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1740213551422468152 : https://archive.md/2DlNr もうn回目だが,気候変動にしろ外来種にしろ「それも自然の摂理」みたいな言説をよく見かけるけれど,本来そういう事態が起こるのにかかる時間に対し,人為によってその何倍何百倍ものスピードで進むことが問題視されているのだと思う。 ≪============ ≫――――――≪
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インコサン(3?3) @moainko - 午後6:12 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/moainko/status/1737038296449171643 : https://archive.md/Cz3UG まさにそのとおりだと思う。利活用を考えるのもひとつの考えではあります。しかしそれを重視するあまり本来の「数を減らす」が滞ったり、それのみに徹していると「命を無駄にしている!私は無駄にしてないのに!」と謎の批判をくらう事があるのでやはり駆除と利活用は別軸で考えた方が良いと思っている ============≫ SATO Masahiro @hatomasahiro - 午前11:11 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/hatomasahiro/status/1736932153370567015 : https://archive.md/yGI01 : https://benediktine.tumblr.com/post/737187366334332928/ 駆除した外来種の利用促進を頑張っているところを恐縮ですが、駆除した後は単なる処分でいいから捕獲圧を強めて早く駆除を終わらせる方が、死ぬ動物を減らすことができます。駆除と利用をセットにすると、利用できる分しか駆除が進まなくなり、いつまでも駆除し続けることになります。 ≪============ ≫――――――≪
小宮 春平(湿地帯を作る人) @ariake538 - 午後6:20 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/ariake538/status/1737040181969248281 外来種を食べるってのは、啓発のひとつのコンテンツ位で思っておかないと両立は難しいですよね。 それぞれの関わり方での役割などをしっかり考えていかなければなりません。 ============≫ インコサン(3?3) @moainko - 午後6:12 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/moainko/status/1737038296449171643 : https://archive.md/Cz3UG まさにそのとおりだと思う。利活用を考えるのもひとつの考えではあります。しかしそれを重視するあまり本来の「数を減らす」が滞ったり、それのみに徹していると「命を無駄にしている!私は無駄にしてないのに!」と謎の批判をくらう事があるのでやはり駆除と利活用は別軸で考えた方が良いと思っている ≪============ ≫――――――≪
小宮 春平(湿地帯を作る人) @ariake538 - 午後6:20 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/ariake538/status/1737040191586742528 : https://archive.md/ChkQk 環境について学んでる学生が、利活用をしない駆除について「生命倫理に反する」と言っていたこともあります。 倫理の考え方はそれぞれありますが、直面する問題を前に具体的な解決策を求めていく必要があると思います。 ≫――――――≪
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Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:11 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737022789679476929 : https://archive.md/TTRHA {{ 画像 : コクチバス食べて駆除「予想よりおいしい」キャッチアンドイート推進 岐阜・長良川中央漁協 | 岐阜新聞Web : https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/326548 : https://archive.is/Vpu3m : https://benediktine.tumblr.com/post/737186913812905984/ }} ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後5:14 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/wormanago/status/1737023599800906228 : https://archive.md/GMtqy 悠長なことで… ≫――――――≪
Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:37 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737029336350548120 : https://archive.md/v28fg なんなんでしょうね。 ≫――――――≪
Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:12 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737023016725533177 : https://archive.md/rSucu 何故みんなすぐに揚げてしまうのか(無難なのだろうけれど)。もったいない・・・ ============≫ Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:11 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737022789679476929 : https://archive.md/TTRHA {{ 画像 : コクチバス食べて駆除「予想よりおいしい」キャッチアンドイート推進 岐阜・長良川中央漁協 | 岐阜新聞Web : https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/326548 : https://archive.is/Vpu3m : https://benediktine.tumblr.com/post/737186913812905984/ }} ≪============ ≫――――――≪
Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:14 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737023578179330148 これも定期ですが,「食べて駆除」には反対です。「駆除個体を食べる」には賛成ですが。 ============≫ Taiga YODO @TaigaYodo - 午後5:12 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/TaigaYodo/status/1737023016725533177 : https://archive.md/rSucu 何故みんなすぐに揚げてしまうのか(無難なのだろうけれど)。もったいない・・・ ≪============ ≫――――――≪
SATO Masahiro @hatomasahiro - 午前11:11 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/hatomasahiro/status/1736932153370567015 : https://archive.md/yGI01 駆除した外来種の利用促進を頑張っているところを恐縮ですが、駆除した後は単なる処分でいいから捕獲圧を強めて早く駆除を終わらせる方が、死ぬ動物を減らすことができます。駆除と利用をセットにすると、利用できる分しか駆除が進まなくなり、いつまでも駆除し続けることになります。 ≫――――――≪
SATO Masahiro @hatomasahiro - 午後6:13 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/hatomasahiro/status/1737038346638237786 : https://archive.md/NAIe5 有効利用が目的化していたり、駆除のさまたげになっているのはよくないと思いますが、捕った後で食べてみるといった個人消費レベルのものなら私もします。 ≫――――――≪
Fennel @Fennel59957881 - 午後0:37 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/Fennel59957881/status/1736953797849878695 : https://archive.md/PF2gt 利用重視よりも駆除重視になってほしいものです… 命の大切さを語るのであれば、駆除が完了するまでの間に消滅する在来種の命を優先してほしいと思います ≫――――――≪
島猫 @ZDUoIAm0mMgafAt - 午後7:16 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/ZDUoIAm0mMgafAt/status/1737054317516140551 : https://archive.md/gl1Gw とは限りません。 殺し尽くす最中限定の利用だって、そのための設備投資がサンクスコストで本筋を曲げなければ当初のブースターにできます。 ≫――――――≪
私くん @KbS2BOeCI9RTOzC - 午後7:00 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/KbS2BOeCI9RTOzC/status/1737050386450747715 : https://archive.md/vf0UA でも人って利益がないと動かないから… それに日本人は命をいただきますの精神だし 「環境に有害だから無為に殺してください!」よりも 「環境に有害だから殺して、命を美味しくいただきましょう」の方が一般の人が動きやすいんですよねぇ… ≫――――――≪
プロカロマー @procaromer - 午後6:43 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/procaromer/status/1737045974512730329 : https://archive.md/I7k7X はじめまして。利用が目的化した捕獲行動が駆除の妨げになる事例というのが不勉強につき思い浮かばないのですが、特定の外来種に食資源として存在価値が生まれて根絶に否定的な声が上がるといった類のものでしょうか。駆除作業の効果や効率性に悪影響を及ぼすものがあればご教授いただけると幸いです。 ≫――――――≪
マ・メゾン @Japan_tok - 午後5:03 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/Japan_tok/status/1737020913185591501 : https://archive.md/X1kl1 その視点抜け落ちてたな…駆除を専門にするかたとそれを回収して食品加工するかたに別れて取り組めば効率的なんでしょうか。 私は外来種駆除にご尽力頂いてるかたに敬意を払うと共にその命をきちんと利用することにも意義を感じていたので目から鱗のご意見でした。 ≫――――――≪
早川みーつ @hollymeets - 午後11:29 ・ 2023年12月19日 : https://twitter.com/hollymeets/status/1737117897003274349 : https://archive.md/09jn6 駆除が進むにつれてその食材がなくなっていくことを覚悟してもらわないといけないので、ちょっと厳しいかもしれないですね。結局、普通の食材の方が加工しやすかったりもあるようですし
僕も最初は食べればいいと思っていたし、食べればいいという意見は毎回必ず出てくるんですけどね ≫――――――≪
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