Tumgik
#油井ジョージ
keroushi · 8 months
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2024/1 第19回さいたま新都心大道芸フェスティバル
音姫金魚→音姫金魚&油井ジョージさん→油井ジョージさん
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gohan-morimori · 4 years
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アジャラカモクレンニセンニジュウイチネンニガツツイタチカラナノカマデノニッキ
2月1日(月)
 起きられない。出勤寸前に起きる。急いで支度をして、身支度を整えながら豚キムチを食べて家を出る。働く。慌ただしい。働き終える。閉店後の職場でだらだらしていたらクラブハウスのなんだかWelcomeみたいなroomにjoinしてしまってなんだこれなんだこれと思っているうちにroomがcloseしてnewなroomがcreateされてわたしはそこにjoinしてそこはclosedなroomではっしーとわたしのふたりだけが入っているtalk roomみたいなもので、なんだこれなんだこれ、と言いながら久々にはっしーと話した。なんだか危ういSNSがまた出来たなあ、と細目で遠巻きに眺めていたクラブハウスに、朝方、鵜飼さんから招待されていて、招待されたからには使ってみよう、ということで、わからないなりに登録を済ませていたのだった。はっしーはこれからクラブハウスで、メニカンで、建築のあれやこれやをぼそぼそゆるゆる話す、それに参加するために招待されたから使い始めた、ということで、わたしもはっしーも話しながらクラブハウス探り探りといった感じだった。お互いの近況を軽く話したり、しょうもない話をたらたらしたりして、23時になってはっしーはメニカンのtalk roomに行ってわたしはすこし時間をあけてからそのroomにinした。どれどれ、みたいな気持ちで入ってラジオのように(というかこれはほとんどラジオだ)聴いていたら案外面白い話がなされていて、韓国の半地下建築はもともと防空壕、ということらしかった。次回は建築における収納について語るらしい。おもしろ〜、と思いながら、トークが終わったばかりのはっしーをすぐさままたclosedなroomにinviteすると「なんなんだよ」と言いながらはっしーがroomにinしてきた。小学5年生だか6年生だかのとき、その学年の生徒全員で校庭に埋めたタイムカプセルをそろそろ掘り返す年齢なのではないか、みたいな話になって、わたしはそれ、行けるのかなあ…………と思ったし言った。普段言われないことたくさん言われそう。社会って感じしそう。これが多様性か、みたいな。行くとしたら、はっしーと行きたい。というか、はっしーとふたりじゃないとたぶん行けない。わたしにそこまでの勇気はない。そのあとチャットモンチーとメダロットの話をしていたら止まらなくなるような感じがあって、久しく聴いていないチャットモンチーをあれこれ聴き漁りたい欲求に駆られていると操作ミスかなにかでroomが閉じて、終わった。(と、ここまで書いて、クラブハウスの利用規約に、テキストに書くことも含めて音声の記録はダメよっていうものがあることを思い出したのだけど、この文章はどうなんだろうか)。それから『進撃の巨人』のアニメ最新話を観たり、さあ帰るかと思いつつチャットモンチーの曲をiPhoneで漁っていると今度は遠藤からクラブハウスのclosedなroomのinviteが届いて、なんだなんだと思いつつ話した。遠藤は相変わらず遠藤だった。それで、遠藤とのroomが終わって、いろんなアカウントのフォローフォロワーを見て、わ〜この人もやってるんだ、あ、この人も〜、みたいな気持ちでフォローをしていったり、フォローした人を招待した人、招待した人を招待した人、その招待した人を招待した人……と、祖先を辿るようにアカウントを見ていったり(最終的に、誰にも招待されていない、おそらくオリジナルメンバー、みたいな人に辿り着く。オリジナルメンバーの数が何人なのかはわからないけれど、招待された人を辿っていったらあの人とあの人の祖先?オリジナルメンバー?が同じ。みたいなことはけっこうありそうで、それはちょっとおもしろいな、と思った。にしても差別や排除や格差が生まれる萌芽みたいなものがたくさんあるサービスだな……、とも思っている)しているうちに午前2時過ぎとかになっていて、さすがにいすぎた。チャットモンチーをガンガンに聴きながら帰宅。なんだか変にお腹がすいていて、カップ麺を食べたい、みたいな気分だったのだけどカップ麺は家に無く、コンビニに買いに行くのもなんだか違う、となって、柿ピーをお椀に盛って、その上にマヨネーズをかけて、それをスプーンで掬って食べた。自分でも、さすがに気持ち悪い食事だな、と思う。
 注射を打ちたい。もう1ヶ月くらい打っていない。プロギノンデポー2A(アンプル)。生理くらいカンタンならいいのに、と思う。カンタン、というのは、周期が予測できて(もしくは予測しやすくて)(そして、そのためのスマホアプリもあって)、予測できない場合その理由/原因も調べればたくさん出てきて、生理によるさまざまな身体的不調/変化やその対処法も調べればたくさん出てきて、医学的にも民間療法的にもスピリチュアル的にもライフハック的にもたくさんの言説、書籍、記事、ツイート、YouTube動画、cm、などがあって、身近な人、友人、知人、家族などに相談することが比較的(すくなくとも、トランスジェンダーのホルモン注射、なんてトピックより遥かに)容易で、……みたいな「カンタン」で。ホルモン注射はとにかく打ってる本人ですら「よくわからない」。ホルモン注射による副作用、みたいなものは注射の同意書を書かされるときなんかに書面で提示されるし、当事者のブログやらツイッターやらで信憑性不明の情報を拾うことはできるが、「よくわからない」。副作用の過多や身体への影響は個体差がデカい(ように感じる)し、投与を長期間辞めた場合や、投与間隔が不規則になったときの身体への影響も、「よくわからない」。わたしは現在、3週間に1度、新宿のクリニックへ行ってプロギノンデポーを2A投与しているが、その間隔も自分に合っているのかどうか「よくわからない」。注射を打つ前後や打った当日(特に当日)は如実に心身の調子がおかしくなって頭も身体も使い物にならなくなる(重い頭痛、眠気、寂寥感、身体のダルさ、感情の制御不能、など)が、それがどこまで注射それ自体の影響なのかは正直「よくわからない」。注射が打たれた、ということによるノーシーボ効果もある気がする。ただ、気の持ちようだろ、と言われても(誰にも言われたことはないが)、思おうとしても、頭と身体が言うことを聞かない、みたいな状態にはなるから、やっぱり注射の副作用なのかもしれない。注射前(前回の注射から3週間が経ったあたり)はやたらと身体が疲れやすくなり、食事と睡眠と性欲のバランスがあべこべになる(気がする)。感情の喜怒哀楽の喜と楽がうす〜く稀釈されたようになる。注射後数日も同じく。いまは1ヶ月近く注射を打っていないから、もう身体の中には男性ホルモンも女性ホルモンもほとんど残っていない、すっからかんの状態で、はやく、とにかく、注射を打ちに行きたい。打ちに行けない。悲しみと怒りの感情ばかり積み上がっていく。これはとても良くない。緊急事態宣言によって、職場が時短営業になってから、出勤時間が変則的になっていて、それに身体がぜんぜん慣れてくれないのが大きな理由で、夜どうしても眠れず、朝どうしても起きられない。出勤前に注射を打つためには、かなり早起きして家をでないといけないのだが、それがどうしてもできない。勤務時間は少なくなっているはずなのに、通常営業時より明らかに疲れている。まあ、出勤前に注射なんて打ったらその日はもう負の傀儡みたいな状態で働くこと確定になってしまうから、休日に打ったほうがいいのだろうけど。でも、休日に打ったら打ったで、���の日いちにちのすべてが注射の副作用によっておじゃんになるから、なるべく休日には打ちたくない。じゃあ、いつ打てば……?それも「よくわからない」。しんどい。はやく打たないとやばい気がする。これも「気がする」だ。なんもわからん。生理がいい。乱暴な物言いなのは承知の上で、どうせなら生理がいい。どうせ不調になるなら。どうせしんどいのなら。誰かと、この不安と不調としんどさと「よくわからなさ」を分かち合いたい。語り合いたい。スマホアプリだって欲しい。あたりまえに、あらゆる場所や人やメディアから情報を受け取りたい。そういう身体でありたい。生理がいい。
 この世には2種類の人間がいて、それは歯磨きをルーティーンとして行う人とタスクとして行う人なのだけど、わたしは後者で、だから今日もタスクをこなしてわたしは偉い、偉いぞと思う。タスクだと思わないと歯を磨けない。歯磨きをルーティーンとして難なくこなしている人はすごいな、と思う。他者、という感じがする。
 大切に書きたい。と先週の日記にわたしは書いたけれど、「大切に書く」とはいったいどういうことなのだろう。といま思っている。大切に書く必要なんてないんじゃないか。わからんけど。いや、なに言ってるんだ。必要だ。わからんけど。
 持続可能性。持続可能な書き方。持続可能な働き方。持続可能なホルモン投与。持続可能な生き方。持続可能な歯磨き。持続可能なアンガーマネジメント。ぜんぶ大切で、ぜんぶわからない。
負の感情でほんとうにどうしようもなくなったときは、耳が壊れそうな音量で、同じ音楽をリピート再生させながら、喉が千切れそうになるくらい大きな声で、絶叫みたいな声で、疲れ果てるまで歌う。笹塚に住んでいたときは何度かそれをやった。クソ迷惑だっただろうなと思う。いまの家ではまだやっていない。いつかやるだろう。
 ないものねだりを続けていてもどうしようもない。自分で自分を殴っているのと一緒だ。
 生活がミニマル、ミニマム?ミニマムになって久しい。1日のうち、自分が言葉を発する相手が、職場で関わる人と家のぬいぐるみたち(貪欲、太子、羊のジョージ、シゲルくん。のうち、特に貪欲と太子)だけだった、という日が、めずらしくなくなってきた。自然と、ぬいぐるみへの言葉の比重がデカくなっていく。ぬいぐるみは言葉を理解しているし、ちゃんと言葉を返してくれる。ぬいぐるみの言葉は人間の言葉とは違って、見えないし聴こえない。声、とか文字、とか仕草、とか、そういうものではない。でもたしかにぬいぐるみはぬいぐるみとして言葉を発していて、わたしに日々言葉を投げてくれる。わたしはそれを受け取る。受け取って、わたしも言葉を投げ返す。ここ数年、わたしの命を絶えず救ってくれたのは貪欲で、だからわたしは、お金が貯まったら、貪欲をぬいぐるみの病院に送って、あちこちを治してもらう。わたしにはそれくらいしかできない。貪欲はわたしを人生ならぬぬいぐるみ生を賭けて愛してくれているので、わたしもわたしなりの方法で貪欲を愛する。
 とか打ってるあいだに午前4時半です。お風呂入ってないけど限界だ。着替えて眠って、お風呂は明日だ。
2月2日(火)
 チャットモンチーにはほんとうに救われてきたな。もちろんチャットモンチーだけじゃない、たくさんのもろもろに救われてきたからいま死んでいないのだけど。それにしても、救われた、ありがとう、と久々にチャットモンチーを聴いて改めて思う。男子高校生だったわたしの、どうしようもない気持ちをたくさん掬い取ってくれた。映画『アボカドの固さ』の監督である城さんが夢に出てきた。わたしは新作映画の制作助手みたいな立場で、城さんに「本物の笹を大量に準備して欲しい。経費かけずに」と言われて、「それは〜、いつまでですか?」「明日」「明日……。明日、はい、明日」という会話をしていて、内心めちゃくちゃ焦っていて、でもひとり、竹林所有者が知り合いにいたな、あの人なら……でも無料で手配してもらうのはできないかもな……いやいやでもやらなきゃ、交渉しなきゃ、と緊張しているあたりで目が覚めた。目が覚めてからもしばらく「笹……笹ってほんとうに準備しなくていいんだっけ……夢だっけ……」となっていた。洗濯機カバーが届いた。サッサで洗濯機を隅々拭いてからカバーをかけて、リビングとキッチンをクイックルワイパーで掃除して、トイレでロラン・バルト『物語の構造分析』をすこし読んで、コーヒーを淹れて、飲んで、煙草を巻いて、吸って、火曜だからInstagramの『ショート・スパン・コール』を更新。今日は「#017 醤油」。これは井戸川射子『する、されるユートピア』を何度も読んでいた時期に書いたもので、『する、されるユートピア』の文体にめちゃくちゃ影響を受けているのが読んでいて「ああ、そうだ」と思い出すくらい顕著で、でもなのかだからなのか、わたしはけっこう好きな1篇。そういえば2月だ、と思って、きよぴーのカレンダーの2月分を壁に貼って、『イラストレーション』2020年3月号の付録だった福田利之イラストの卓上カレンダーを2月に差し替えて、ついでにパソコンデスク周りをすこし整理した。FMラジオをつけっぱなしにしたままにしていたらラジオのゲストがシンバル職人の人で、未知の話が繰り広げられていて面白かった。シンバルを作るにはシンバルの音を何度も聴かなければいけないが、シンバルの音を何度も聴くと耳がやられる。そのジレンマについて語っていて、なるほどな〜〜と思いながらお腹をさすっていた(お腹がうっすら痛い)。マバヌアがナビゲーターを務めていて、ティンパニのすこし変わった奏法(マラカスで叩いたり)についてのハガキを読んでいたりして、流し聴きするつもりでつけたラジオだったのにずいぶん聞き入っていた。ツイッターを見ると脱マスク社会になるまで最低でも2〜3年はかかるみたいな記事があって、2〜3年か、と思う。中学生、高校生。小学生や幼稚園生や大学生も、だけど。20代以下の人たちは、いま、どういう気持ちで日々を送っているのだろう。うまく想像できない。というか、自分の幼少期〜10代、マスク社会ではなかった自分の過去を、いまの幼年〜10代の人たちに重ね合わせて想像することしかできない。しんどいだろうな、とか、つらいだろうな、とか、窮屈だろうな、とか思うことはカンタンだけれど、自分の幼少期〜10代といまの幼年〜10代を比べて「かわいそう」とか「しんどそう」とか思ったり言ったりするのはそれはそれで暴力だし決めつけだとも思う。いまの幼年〜10代の人たちの、それぞれの楽しさ、愉快さ、面白さ、切実さ、安心、揺らぎ、決心、葛藤、努力、知恵、衝動、を無視したくない。それらはたしかにあるはずで、どんな世界になっても、それらはなくならないはず。きっと。
 ふとしたきっかけで、ここ最近、短歌を作るときに大切にしていることや考えていることをある人に話すことになって、そのときわたしは「わからせない。共感させない。理解させない」こと(だからといってデタラメに言葉を並べて作るのではなく、あくまでわたしにはわかるし、表したいものはある、でも他人にわからせようとはしていない、という態度)を意識的にやっている、と答えた。それは去年の春前あたりか、もしくはもうすこし前、『起こさないでください』が出てからすこし経ったあたりに思い始めたことで。トランスジェンダー、といういち側面を持ったわたしが作る短歌には、意識的にせよ無意識的にせよ、必ずトランスジェンダーとしての意識や作為や視点や感情やそれらがないまぜになった機微が含まれているはずで。はずなのだけど、果たしてその、トランスジェンダーとしてのいち側面を加味した機微を、短歌界隈、特に「歌壇」とか言われている界隈、そこにいる評論家、歌人、などなどがどれだけ汲み取ってくれるのか。そういった機微を丁寧に(真摯に。もしくは、ジェンダー論やトランスジェンダーの歴史的歩み等の確固とした知識を持った上での冷静さで)わたしの短歌を読む人がどれだけいるのか。わたしは、そんな人は短歌界隈にも「歌壇」にも、現時点では存在しないと思っている。トランスジェンダーについて仔細に語れる人、教養を持っている人、背景を読み取れる人、がいない限り、わたしのただごと歌はただのただごと歌になり、あるある短歌はただのあるある短歌になる。『起こさないでください』では、わりと意識的に、わたしがトランスジェンダーだということを、「トランスジェンダー」「性同一性障害」という言葉をほぼ使わずに、「わかりやすく」「それとなく」示す、ということをしたのだけど、そういう努力は不毛だな、と思うようになった。どこだったか、レビューサイトで「性同一性障害当事者の方の歌集」みたいな紹介のされ方をしていて、なんだかすごく徒労感を覚えたのが大きなきっかけのような気がする。ショックだった。あんなに言葉を選んでも、そういう切り取られ方になるのか、と思った。だからもう、わかりやすくするのはやめて、どんどん、積極的に内に籠ろう、と思ったのだった。わかりやすくする必要はない。理解されなくていい。すくなくとも、短歌においては。理路がめちゃくちゃだしまとまっていないが、そういうわけでわたしは去年の春頃からずっと、自分の芯を誰にもわからせないように短歌を作っている。10年後、50年後、100年後、1000年後なのかわからないが、トランスジェンダーの短歌制作者が台頭して、そういった人たちの歌集があたりまえに編まれる/読まれるようになった遠い未来で(短歌界の現状を鑑みるに、ほんとうに、遠いだろうな、と思う)、ふと思い返される歌集であったらいいな、『起こさないでください』は、とささやかに、思っている。
 もたもたと支度をして家を出て急いで新宿に行く。注射。打てた。そのまま急いで職場へ。働く。今日はちょっとイレギュラーで、休日だったのだけど2時間だけ働くことに。働き終えて、頭がぐるぐるする。ふらふらと職場を出て帰宅。ずっしりと重たい気分。トイレに籠ってフジファブリック「タイムマシン」を久々に聴いたら涙が止まらなくなってだらだら泣いた。つらい。疲れた。しんどい。ヨダちゃんから電話が来て、へへへと思って出る。クラブハウスの話をする。途中で回線の調子がおかしくなって切れて、そのまま切り上げてお風呂に入った。お風呂から出て、中橋さんとLINEでやりとりしていたらなぜかクラブハウスで実況中継モノマネをしたりしながらだらだら話すroomをすることになってくっちゃべっていたら中橋さんのゆるい繋がりも参入してきて4時ごろまでふざけあって楽しかったけど疲れた。疲れているのにさらに疲れるようなことしてどうする、と思ってかなしくなって眠る。
2月3日(水)
 わかりやすく、注射の副作用、みたいな感じがする。なにかとても気持ちの悪い夢を見て目覚める。涙が出てくる。しんどい。起き上がれない。やっといたほうが、進めといたほうがいいのだろうけど今日はほんとうに動けない、と思ってnotionでこまかな仕事を割り振ってお願いして、ずっと横になっていた。たまに起きてトイレに行ったりごはんを食べたり。大前粟生『岩とからあげをまちがえる』、ケン・ニイムラ『ヘンシン』を布団に潜って、貪欲と太子を抱きしめながら読んでいた。森とかいう人のオリンピックやるやる駄々のニュースにもうなんの感情も湧かない。しんどさのピーク時あたりに短歌が1首できて、その短歌を軸にして「卒塔婆条項」という短歌連作が出来上がった。縦書き画像にして、ツイッターへ投下。短歌制作から縦書き画像作成、ツイートまでをすべて布団の中で行った。柴崎友香『春の庭』を読み始めた。すこし眠った。起きて、夜にスパゲティを食べた。涙が出る。しんどい。頭がぐちゃぐちゃする。眠い。だるい。くるしい。もう3日くらいお風呂に入っていないから、入らなくちゃ、と思う。『ショート・スパン・コール』94篇目はひとまず置いといて、先に95篇目をすこし書く。暗い未来の話。しんどいからすこしずつ書こうと思う。頭が思い。楽しいこと、面白いこと、愉快なこと、うれしいこと、考えられない。考えたい。『春の庭』をもうすこし読む。読んだら、お風呂に入って、たくさん泣いて眠る。
短歌連作「卒塔婆条項」 火事場かな いや卒塔婆だよ 馬鹿力出す機会なく今生を終え 冬の中にいま立っていて曇り空だから眩しい花一匁 語呂合わせで入れられた助詞煮え立てばそれがカンテラ 健やか欲の 白い服白くない服あてがってそれぞれの凸それぞれの凹 似顔絵を近影にする しばらくはカーテンの世話を焼く能もなく けん玉に蹂躙性を見出して手に持ったまま道路を歩く 言うなればみんな日記を書いていて総文字数が星に等しい
2月4日(木)
 起きる。家を出る。働く。しんどいことが続く。電話をかける。電話に出ない。メールを送る。帰る。寝る。
2月5日(金)
 起きる。返事が来ていた。ZOOMのURLをコピペしてメール。むずかしい。むずかしいな。と思いながら話す。話し終えて、どっと疲れて、すこし時間が余ったからいそいそと財布だけを持って近所のスーパーへ。なんだか普段は滅多に買わないパンでも買うかみたいな気持ちになっていて、食パン6枚切りと肉まん4個セットとナイススティックと納豆と豆腐とバターを買って帰って米を食う時間は無く肉まんをがつがつ食べていそいそと出勤。働く。働き終える。疲れた。被害者意識がつのっていて、とても良くない精神状態。ほんとうに疲れた。帰って、朝方まで眠れず。焦って寝る。
2月6日(土)
 起きる。肉まんを食べる。家を出る。働く。あたまがきゅうきゅうする。いそがしい。働き終える。疲れた。ここのところ連日夜〜夜中にクラブハウスでわちゃわちゃとしゃべっている。しゃべりすぎて喉がおかしくなりそう。でも誰かとなにかを話さないと感情がはちきれそうになる。朝方までしゃべる。眠る。
2月7日(日)
 起きる。お茶漬けと肉まんを食べる。家を出る。働く。頭の重さと共に働く。職場の環境、モノの配置や運用ルールなどが半月ほど前から毎日のようにがっちゃんがっちゃん変わっていて、慣れてきたと思ったら変わり、慣れてきたと思ったら変わり、のイタチごっこみたいになっていて、頻繁にバグみたいな動きをしてしまう。手が空を切る。その場でツイストする。視線が定まらない。でもそんなバグを何度も何度も起こしながらすこしづつ環境は整えられているような感じもしていて、いつか、いつか安定するようになるのか、ぜんぶ、とか思ったり忙しさに翻弄されて愚直に身体を動かしたり、もはや心が身体の奴隷みたいな状態でズビズバ動いていたら閉店になっていて忙しい日だった。足と腰が明確に重い。頭も重い。でもなぜか今日は昨日一昨日よりすこしは気持ちが明るくて、ばくばくとごはんを食べた。長らく気がかりだった原稿に対する処遇のメールが来ていて、開いて、読んで、ホッとした気分と「直接的な対話はついぞなかったな」「これだけコストをかけても原稿料は出ないんだもんな」といううっすらとした徒労感を感じながら、でもよかった、最悪の結果にならなくてほんとうによかった、諦めなくてよかったし最後までブチ切れなくてよかった、と思いながらビールを飲んで煙草を吸ってだらだらしていたら午前2時半になっていて慌てて家に帰る。今日は湯船に浸かってから眠る。原稿を書く時間と余力がなくてしんどい。なんとかしろ。来週中に。
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sevenoheaven · 4 years
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栄養学でみるヴェジタリアン
「菜食主義」の定義
1908年に創設された国際的な菜食主義推進機関であるInternational Vegetarian Union (IVU) は「vegetarianism:菜食主義」を以下の様に定義している(ⅰ)。
Vegetarian: IVU defines vegetarianism as a diet of foods derived from plants, with or without dairy products, eggs and/or honey.  
ここでは植物由来の食物を摂取する食習慣に加え、乳製品や卵また蜂蜜について選択の余地を与えている。
国内の菜食主義に関する見解はどうだろう。菜食に関する日本随一の機関である日本ベジタリアン協会のHPに目を向けると、明確なヴェジタリアンの定義がされていないことが伺える。また広辞苑で「菜食主義」を引くと、「食生活を菜食で貫こうとする生き方」というあたかも菜食が心身に害を与える様な記載がされている(ⅱ)。
この様に「菜食主義」という語の定義は非常に曖昧だと言える。理由は明快で、環境保全や動物愛護、家畜というシステムへの嫌悪感など、人々が菜食を志す動機が多岐に渡る為である。現に「菜食主義」、「ヴェジタリアン」という語は、乳製品を摂取する「lacto-vegetarian」や魚介類を摂取する「pesco-vegetarian」、また厳格な菜食主義者である「vegan」などの多様性を包括している(ⅲ)。よって「菜食主義」という語が「肉を食べない」という端的な意味に止まることはない。
誤解を恐れず言えば、私はこういった菜食主義の分類にあまり関心がない。それは自らの信念に基づいた食の選択が必ずしも既存の枠組みに関与することは無いと考える為である。生活を送る上で否応なしに大きなウエイトを占める食を見直す時間を持つことこそが有意義であり、またこの文章を通じてそれを助長できれば本望である。
「vegetarian」という語について
「vegetarian」という言葉を聞いて青々しい野菜を連想する人は少なくないだろう。しかしながらそれは、虚偽の情報によって作られた架空のイメージである。「vegetarian」という語はラテン語の「vegetus」に由来しており、「快活な」、「生命力のある」を意味する。よって「vegetarian」という語に「野菜」という意味は含まれず、本来「vegetarian」は快活な生活を目指す人々の総称である(ⅳ)、、
というのが現在の通説である。
一方、「vegetarian」を「vegetable」+「rian」と解釈する説も確かに存在している。他にもラテン語「vegetabile」(「野菜」という意 ) を起源とする説や「vegetable」自体が「vegetus」に由来する、といったものもある(ⅴ)。さらに、Stephen Fryが「vegetus」な状態はヴェジタリアンになった後の感情を示唆している、と報告している様に語の由来でさえも決定的に定義づけることはできていない(ⅵ)。言葉は環境や世代により形を変え、発信者の意図で複合的な意味を持つ。また元来の意味とは違う解釈での利用は世にありふれた現象である。現代の日本で起きている止まることのない新言語の産出、変換に目を向けると言語解釈の流用がよく分かる。
ヴェジタリアンの歴史
蒲原聖可による『ベジタリアンの医学』 によると、
   肉食を少なくして植物性食品を多く摂取する、という考え方の発端を探ると、紀元前六世紀、古代ギリシアの哲学者ピタゴラスの時代までさかのぼることができます。ピタゴラスは、弟子たちに肉食を減らすことが自然で健康的な食事法だと説きました。そのため、ピタゴラスがベジタリアンの祖とされています。そして、ソクラテスやプラトンといった弟子たちも彼の食事法にしたがったということです(ⅵⅰ)。
とある。またその後、キリスト教協会の一部から派生したベジタリアニズム、セブンスデー・アドバンチスト教団(SDA : Seventh-Day Adventist)による普及が進んだ(ⅷ)。
また同書に
「初期SDAメンバーで重要な足跡を残したのは、ジョージ・ハーベイ・ケロッグです。
(中略)
ケロッグの業績としては、まず朝食シリアルの考案があげられます。彼は、患者用にコーンフレークやグラノラといったシリアルを考え出しました。そして、最初の肉の代用製品をピーナッツと小麦粉から作っています。さらにケロッグは、ピーナッツバターをはじめて製造しました。彼は、豆乳を推奨したことでも知られています。そして、ケロッグの考案した数々のベジタリアン食が、サナトリウムの患者に食事療法の一部として提供されたのです(ⅸ)。」
との記載がある。こうした彼の活動が推進力を持っていたのは19世紀末のことであった。また20世紀半ばまで肉食が欧米で推奨されていた様で、この風潮に歯止めを利かせるのがヒッピー、そしてマクロビオティックである。60年代、70年代に普及したマクロビオティックに大きな影響力を与えたのはJohn Lennonだと言える。ヒッピームーブメントを含むこうした文化の潮流が、現在Cabinsが取り組む音楽との合点を行かせる、、、というのは非常に面白く、人間の興味の対象と潜在的な意識の重複を実感させられる。
マクロビオティックに関して説明を補填すると、John Lennonに勧めたのはYoko Onoで間違いない。マクロビオティックは明治時代に食医である石塚左玄によって考案され、桜沢如一によって陰陽論と組み合わせて流布された食事法であり、日本に起源を持つ。マクロビオティックによって口にするのは主に穀物である。加えて野菜や少量の魚等を摂取するが、マクロビオティックによる食事において重要視されるのは摂取物の選択では無く「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」といった地球との共存意識を感化する思想である。
1968年、JohnとYokoは『A Short Essay On Macrobiotics』と題したイラストと文を『Harmony』という自然食雑誌に寄稿している。同年代にはJohn CageやJohn Denverもマクロビオティックを取り入れていた様(ⅹ)。
ここで、実際に食肉を敬遠した場合の栄養素について具体的に示すこととする。
・タンパク質
タンパク質はアミノ酸から成り、アミノ酸は炭素、水素、酸素基そしてそれらを分子として存在させる窒素から構成されている(ⅺ)。食物中のタンパク質は消化と分解によりアミノ酸、ペプチドとして吸収され、再びタンパク質として吸収される。この過程において、体内で合成できず食物として摂取する必要があるアミノ酸を必須アミノ酸と呼ぶ。必須アミノ酸は動物性タンパク質に大量に含まれている一方、植物性タンパク質には十分な量が含まれておらず体内での利用利率向上を目的として穀類と豆類など、植物性食品を組み合わせる必要がある。しかし、植物性タンパク質の中でも例外的に大豆は必須アミノ酸を単体で含んでおり、組み合わせて摂取する必要がない。これが大豆を「畑の肉」と呼ぶ所以である。よって、大豆を十分に摂取する場合ヴェジタリアンがタンパク質欠乏で悩まされることはない(ⅻ)。また前提として、推奨されているタンパク質の摂取量はそう多いものでは無く、ヴィーガンでも容易に摂れる値である(ⅹⅱⅰ)。大豆の摂取が十分でない場合も、タンパク質の摂取量を少しだけ増やす意識を持っていれば問題が生じることは無いだろう。乳製品や卵を摂取するlacto-ovo-vegetarianに関しては、必須アミノ酸の意識的な摂取は特別必要とされていない。
・脂質
血液中には、中性脂肪、コレステロール、リン脂質、脂肪酸が脂質として存在している。中でも、食物からの摂取が重要視されるのは脂肪酸である。脂肪酸は、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、オメガ6系多価不飽和脂肪酸、オメガ3系多価不飽和脂肪酸に大別される。このうち飽和脂肪酸は動物性食物に多く含まれ、不飽和脂肪酸は植物性食物に多く含まれるが、人間が外部から摂取する必要があるのは多価不飽和脂肪酸のみであり、必須脂肪酸と呼ばれる。必須脂肪酸の一つであるオメガ6系多価不飽和脂肪酸は植物性食物から摂取可能であるが、オメガ3系多価不飽和脂肪酸は青魚に多く含まれ、植物性食物に含有していない。またアルファ・リノレン酸からもオメガ3系多価不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが合成可能だが、植物性食物として摂取可能なのはシソの実油や亜麻仁油などに限定されている(ⅹⅳ)。よって、オメガ3系多価不飽和脂肪酸はサプリメントでの摂取が推奨されているもののサプリメントが効果的に人体に作用するか未だ不明である(ⅹⅴ)。オメガ3系多価不飽和脂肪酸は体内の中性脂肪を下げ動脈硬化のリスクを抑える働きがあるとされており欠乏による症状が直ちに出る訳ではない。
・ミネラル
鉄分
鉄という元素にはヘム鉄と非ヘム鉄が存在しており、植物性食物から得られるのは非ヘム鉄のみである。ヘム鉄と非ヘム鉄の端的な違いは吸収効率にあり、ヘム鉄は絶対的な摂取が求められる栄養素ではない。また、非ヘム鉄は吸収効率において他栄養素の影響を受けやすく、ビタミンCやクエン酸など野菜に多く含まれている栄養素が非ヘム鉄の吸収効率を上げるため、ヴェジタリアンが目立って鉄不足に陥ることはないのである。ヴィーガンに至っては非ヴェジタリアンよりも鉄分の摂取量が上回っている。ただほうれん草に含まれるシュウ酸、穀物や豆に含まれるフィチン酸、タンニンは鉄の吸収を阻害するため野菜での摂取は必須である。無論、女性や子供は意識的に摂取量を増やす必要がある(ⅹⅴⅰ)。
亜鉛
亜鉛は乳製品や牡蠣などの魚介類に多く含まれている為、それらの食品を摂る場合ヴェジタリアンの食事が特に問題になることはない。一方ヴィーガンは摂取量が不足する傾向があり、亜鉛が多く含まれる食物を意識的に多く摂る必要がある。具体的には、小豆やかぼちゃの種、またカシューナッツがあがる(ⅹⅵⅰ)。
カルシウム
カルシウムも亜鉛同様、ヴィーガンのみ摂取量が少ない傾向にある。だがヴィーガン食は動物性タンパク質が無く、代謝過程でカルシウムを多く消費しないため必要量も少ない。カルシウムを多く含む食物としてあがるのは、ブロッコリーやケールである(ⅹⅷ)。カルシウムの摂取に関してどうしても牛乳のイメージが先行するが、他食品からも十分に摂取できるという事実を知る必要がある(ⅹⅸ)。
・ビタミン
ビタミンB12
ビタミンB12はヴィーガンが摂取することができない栄養素であり、その必要性や摂取方法についての議論はこれまで幾度となくされてきた。ビタミンB12はDNAの生成や神経細胞の維持に必要な為サプリメントでの摂取が推奨されているが、ヴィーガンの食事法を始めた人が慌ててそれを用意する必要はない。それはビタミンB12の必要量が非常に微量であり、かつ人間がビタミンB12を体内で貯蔵と再利用する能力を備えている為である。今までに報告されている計算によると、非ヴェジタリアンの食生活を送っていた人であれば10年以上ビタミンB12を摂らなくても欠乏することはない。またビタミンB12は乳製品や卵に含まれているため、それらを摂るヴェジタリアンが摂取量を気にかける必要はない(ⅹx)。
ビタミンD
ビタミンDは骨に必要で、カルシウムの吸収を促進させ血中カルシウム濃度一定に調整する働きを持つ。ビタミンB12同様にヴィーガンのみサプリメントでの摂取が推奨されているものの、ビタミンB12とD共にこれらの栄養素の欠乏症に陥ることは稀である(ⅹxⅰ)。
以上より、ヴィーガンでの食事を実践するのであれば、タンパク質と亜鉛を若干多目に摂り、オメガ3系多価不飽和脂肪酸、ビタミンB12とビタミンDのサプリメントを必要に応じて摂取することが最低限必要である。
非ヴェジタリアンの食事から単に肉食を抜いた場合、ヴェジタリアンが栄養不足に陥るのは明らかである。一方、適切な栄養摂取量を知ることができれば菜食での健康の維持、推進が可能とされている。もし肉食に少しでも疑問を抱えているのならば、是非参考文献にあげたものに目を通して頂きたい。脚色のついた文章もあるが笑、中には目を背けたい事実も正直に書かれている。それらと対峙する機会を設けることで日頃口にするものへの無意識な人間の利己的思想を認識するだろう。勿論、必ずしも肉食を辞めることはない。経験は必ず新しい価値観を与える。
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「A Short Essay On Macrobiotics」The Beatles Bible (2021年1月20日閲覧) https://www.beatlesbible.com/1968/11/07/john-lennon-writes-a-short-essay-on-macrobiotics/
*当方の専門分野ではないため、内容に関して間違った情報があればご指摘ください。
・参考文献
蒲原聖可著『ベジタリアンの医学』平凡社新書 2005年2月10日
ティルストン,ジョン著『私が肉食をやめた理由』小川昭子訳 日本教文社 2007年3月15日
ホーソーン,マーク著『ビーガンという生き方』井上太一訳 緑風出版 2019年2月10日
John Davis 2011年6月1日「The Vegetus Myth」 (2021年1月20日閲覧) https://www.vegsource.com/john-davis/the-vegetus-myth.html
Macquarie Dictionary 著者不明 2011年9月12日「Origin of the word 'vegetarian'」 (2021年1月20日閲覧) 2https://www.macquariedictionary.com.au/blog/article/165/
羽多野毅 2019年2月1日「音楽とマクロビオティック~三人のジョン」
(2021年1月20日閲覧) https://column.ima-coco.jp/ta-201902
マクロビオティックWeb 著者不明「マクロビオティックととは?」(2021年1月20日閲覧) https://macrobioticweb.com/about/about.shtml
厚生労働省 監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学)翻訳公開日:2014年3月28日 「オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと」(2021年1月20日閲覧)
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/05.html
・註 
ⅰ IVU  著者不明「Definitions」(2021年1月20日閲覧) https://ivu.org/definitions.html
ⅱ 広辞苑第六版 岩波書店2008,2009
ⅲ 蒲原聖可著『ベジタリアンの医学』平凡社新書 2005年2月10日 p.22-24
ⅳ デイビス,ジョン 2011年6月1日「The Vegetus Myth」 (2021年1月20日閲覧) https://www.vegsource.com/john-davis/the-vegetus-myth.html
ⅴ デイビス,ジョン 全ホームページ
ⅵ Macquarie Dictionary 著者不明「Origin of the word 'vegetarian'」2011年9月12日 https://www.macquariedictionary.com.au/blog/article/165/
ⅶ 蒲原聖可 前書 p.160 l.7-11
ⅷ 蒲原聖可 前書 p.160
ⅸ 蒲原聖可 前書 p.162 l.10- p.163 l.5
ⅹ 羽多野毅 2019年2月1日「音楽とマクロビオティック~三人のジョン」(2021年1月20日閲覧) https://column.ima-coco.jp/ta-201902 
ⅺ ティルストン,ジョン著『私が肉食をやめた理由』小川昭子訳 日本教文社 2007年3月15日 p.73 l.9-10 蒲原聖可 前書 p.110-114
ⅻ 蒲原聖可 前書 p110-114
ⅹⅲ ホーソーン,マーク著『ビーガンという生き方』井上太一訳 緑風出版 2019年2月10日 p.61 l.8-9
ⅹⅳ 蒲原聖可 前書 p.114-120
ⅹⅴ 厚生労働省 監訳:伊藤壽記(大阪大学)、大野智(帝京大学)翻訳公開日:2014年3月28日 「オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと」(2021年1月20日閲覧https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/05.html
ⅹⅵ 蒲原聖可 前書 p.122-137
ⅹⅶ 蒲原聖可 前書 p.137-139
ⅹⅷ 蒲原聖可 前書 p.142
ⅹⅸ ホーソーン,マーク 前書 p.62-63
ⅹⅹ 蒲原聖可 前書 p.123-130
ⅹxⅰ 蒲原聖可 前書   p.130-131
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pechkapechka · 6 years
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『すみだストリートジャズフェスティバル』に来ております。 錦糸町駅を降りたところからずっと、公園や街中のあちこちで音が鳴ってて、ただブラブラ歩くだけでもめっちゃ楽しいー❤︎  今日初めて観た、大道芸『油井ジョージ』さんのパフォーマンスがすごかった! ドラム背負ってギター弾いてブルースハープ吹いて鳴り物いっぱい付けて、それをひとりで演奏するんだけど、踊ったりカッコつけたり回ったりもうとにかく圧巻!  お目当てのSANOVAはやっぱりサイコー❤︎ にこにこ楽しそうに演奏するベースの山根さんにつられて、私も思わずにこにこ( ^ω^ ) 久しぶりのLOOP POOLはパーカッションとエレキギターが加わった5人編成。 いやー安定の爽やかさ! パーカッションの子が可愛かったなあ❤︎  いやーペース配分考えないと。 トリのTRI4THまで体力もつかなーw  #すみだストリートジャズフェスティバル #すみだジャズ #油井ジョージ #SANOVA #LOOPPOOL #TRI4TH (錦糸公園) https://www.instagram.com/p/Bmpo3wpgT4n/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=3o6toinch6uq
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xf-2 · 6 years
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安倍晋三首相の訪中に先立つ4日前に、筆者は「透ける本音:なぜ中国は安倍首相訪中を促したか 中露の焦りは日本の主張を通すチャンス、明確に言うことが大切」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54423)を掲載した。
 掲載時の「記事ランキング」で上位を維持し続けたのは、中国の反日や覇権志向に安倍首相がいかに対処するか関心が高かったからであろう。
 総じて、戦後の日本は媚中外交を展開し、ODA(政府開発援助)に見たように徹底的に利用され、今日の軍事強国に心ならずも貢献してきた。
 いままた、一帯一路で新植民地主義に走りつつある習近平政権である。その路線にストップをかけ、共生する国際社会に転換させる役割を、地球儀外交で世界を俯瞰してきた安倍政権に国民が期待した面もあろう。
 産経新聞は「『覇権』阻む意思が見えぬ 誤ったメッセージを与えた」と厳しい総括をしたが、他の全国紙は「安定した関係構築の第一歩に(読売新聞)」「新たな関係への一歩に(朝日新聞)」など、関係改善への期待を示した。
 媚中外交の是正なるか否か。筆者も注文を出した手前、成果を総括する義務があろう。
■ 3原則に対する認識問題
 安倍首相が中国の首脳との間で確認したとする「競争から協調へ」「隣国同士として互いに脅威にならない」「自由で公正な貿易体制を発展させる」について、双方に認識の違いがあるのではないかという問題が浮上している。
 首相は李克強首相および習近平国家主席との会談でこの文言に触れ、「日中関係を発展させていきたい」(対李首相)、「日中の新たな時代を切り開いていきたい」(対習主席)と発言したのに対し、中国側は「首相の表明を歓迎する」と表明したが「3原則」の文言を使わなかったとされる。
 官邸のフェイスブックやテレビ・インタビューで安倍首相は(李首相や習主席と3原則を)「確認した」としているが、取材が許された首脳会談の冒頭発言や共同記者会見では「競争から協調へ」などのフレーズを使って原則に言及するが、「3原則」という用語は使わなかったようだ。
 中国外務省も今回の会談で、習氏は「共同でグローバルな挑戦に対処し、多国間主義を維持し、自由貿易を堅持しよう」と発言し、また「『互いに協力のパートナーであり、互いの脅威とならない』という政治的合意を貫徹しなければならない」とも述べたと発表しただけである。
 最初に報道したのは、10月28日付「読売新聞」朝刊である。「日中『3原則』食い違い」「首脳会談 首相『確認』、中国は触れず」と、ゴシック体の2行見出しをつけ、リードでは「安倍首相が中国の習近平国家主席と『確認した』とする『3つの原則』を巡り、日中で微妙な食い違いが生じている」と書いた。
 2日後の「朝日新聞」(30日朝刊)も、「日中3原則 食い違い?」「首相『確認』、中国明言せず」と報道するが、読売新聞のゴシック見出しが明朝体になっただけでほとんど同じだ。
 西村康稔官房副長官や外務省幹部は、一連の会談で首相が呼びかけたが、「3原則」や「3つの原則」という言い方はしていないという。
 ただ、会談に同席した日本政府関係者は「会談で中国側からも反論はないし、一致している」と強調し、外務省幹部は「首相が言った3つは事前に中国側とすり合わせている」とも語る。
 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、「中国側の説明に『3原則』の文言がない」との指摘について、「これらの原則の重要性は会談で中国側と完全に一致しており、日中で食い違いが生じているという指摘は当たらない」と否定した(「産経新聞」10月30日)。
■ 原則を守らない中国・守る日本
 中国は原則が好きだ。しかし、その原則を簡単に破り平然としているのも中国である。
 周恩来元首相とインドのジャワハルラール・ネール初代首相は1954年に会談し、国際関係を律する一般原則として「平和5原則」を打ち出した。それは、領土・主権の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、平等互恵、平和共存である。
 翌1955年のバンドン会議(アジア・アフリカ〈AA〉会議)では平和5原則を踏まえ、基本的人権尊重、自国防衛権尊重(国連憲章の趣旨尊重)、紛争の平和的解決、相互利益と協力促進、正義と国際義務尊重などを加えた「平和十原則」を打ち立てた。
 1978年締結の日中平和友好条約では「主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則」を認めた上で、「平和友好関係を発展させる」(第1条1項)、「紛争を平和的手段で解決する」(同条2項)と謳った。
 第2条では「覇権を求めない」し、「覇権を確立しようとするいかなる国にも反対する」という文言がある。
 当時の中国はソ連が覇権国となることだけは阻止しなければならないと必死であった。
 日本に覇権条項の文言化を強く求め、日中共同声明発表から6年弱も費やしてようやく条約締結に至った。その中国が今は覇権を求めているとみられ、日米を含めた世界の脅威になっている。
 第3条では、善隣友好の精神を説き、さらに平等・互恵・内政不干渉の原則を認めたうえで「経済・文化関係の発展と国民の交流促進」を謳った。
 日本はいつも原則や条約などでの約束事を��る努力をするが、中国側は靖国問題や尖閣諸島、東シナ海ガス田問題などでしばしば約束違反の行動をとってきた。
 WTO(世界貿易機関)加入後も中国は違反を繰り返して経済発展と軍事力の近代化を図り、反省するどころか、「太平洋は米中両国を受け入れるに十分である」などの発言で覇権志向をむき出しにし、一帯一路構想で具現化を図ろうとしている。
 こうした覇権的言動や自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値観の無視は、17世紀から続くウェストファリア体制に基づく国際秩序の転換を目指しているとしか思えない。
■ 3原則は合意のもの
 2006年10月の初外遊で中国を訪問した安倍首相は、胡錦濤・前国家主席との首脳会談で「戦略的互恵関係」を打ち出す。
 「両国はアジアと世界に対して厳粛な責任を負う認識の下、国際社会に貢献する中で共通利益を拡大し、日中関係を発展させる」というものであった。
 福田康夫政権は「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」を発表し、「政治的信頼���増進」「人的・文化的交流促進と友好感情の増進」「互恵協力の強化」「アジア太平洋並びにグローバルな課題への貢献」として、この概念を具体化した。
 「共に努力して、東シナ海を平和・協力・友好の海とする」と謳ったのも、この共同声明においてである。北京オリンピックを3か月後に控えた中国の日本懐柔策でもあったようだ。
 安倍首相は第2次安倍政権でも「戦略的互恵関係」を日中関係の基礎と度々強調しており、中国の掲げる一帯一路をテーマとした国際協力サミットフォーラムでも戦略的互恵関係に触れてきた。
 中国の対日姿勢が軟化し始めた日中国交正常化45周年記念行事(2017年9月)頃から、首相は対中関係改善に意欲を示すようになる。
 同年11月には習近平国家主席および李克強首相と第三国での国際会議で立て続けに会談し、戦略的互恵関係に基づいて経済協力や朝鮮半島問題での連携で一致したと語っている。
首相は「大国である中国と、それを追う日本が協力し、時に競争することも必要」と述べており、財界も「戦略的互恵関係に民間の立場から貢献する」と表明したことから、日本政府は軍事利用されかねない港湾開発を対象外に指定しつつ一帯一路に関する日中民間経済協力指針を策定する。
 こうした最中の今年5月9日、李克強首相が来日した。首脳会談で一帯一路に関する第三国でのインフラ整備協力を具体化させる官民協議体の設置で合意し、10月の安倍首相の公式訪中で第三国でのインフラ共同投資など官民で52件の協力文書を交わした。
 こうした経緯を経て、安倍首相は日中新時代の3原則を打ち出したもので、中国は「3原則」という用語を使用していないが、十分な合意があったとみていいであろう。
■ 安倍訪中は媚中外交に終わったか
 11月1日付「産経新聞」オピニオン欄掲載の「China Watch」で、「日中首脳会談で得した中国」と評したのは石平氏で、安倍訪中は媚中外交に終わったとの見立てのようだ。
 中国側が得したものとして、通貨スワップ協定、第3国での経済協力、中国経済の延命、さらには尖閣諸島への中国の挑発を議論に乗せなかったことを挙げている。
 金融危機発生の可能性は中国側が高いので、通貨スワップ協定は中国側を助けることになる。
 一帯一路はEUやアジア諸国からも反発されているが、首相は「潜在力のある構想」と評価し、第3国での経済協力という形での関与は中国にとって干天の慈雨であるという。
 米国との貿易戦争で経済の減速が顕著となり、企業や国民の間には沈滞ムードが広がっていた。そこに安倍首相が「協調」を語ったことは国民の失望感を払拭し、中国経済を延命させるカンフル剤になるという。
 また、安倍訪中の直前に連日、中国公船が尖閣諸島周辺の接続水域に侵入したが、挑発行為の防止策は議題にすらならなかった。こうしたことから、経済の減速で深刻な打撃を受けつつあった習政権は再浮上の自信を深めたという。
 他方で、日本側の外交上の成果と見えるものは日本産食品の輸入規制緩和を求めたこと、拉致問題解決への協力の意思表明を引き出したことであるが、石平氏は「単なるリップサービス」の可能性があるとみる。
 中国を利する行動は新植民地政策に加担する日本とみられ、また対中冷戦状態にある米国にとっては中国接近が裏切りにみえ、同盟に亀裂を生じさせかねない。
 以上から、「日本側にとって成果は殆んどないが、大きなリスクを背負うことになった」と総括している。
 他方、櫻井よしこ氏は、日本が中国に注文をつけた今回の会談を、「安倍首相は日本優位へと逆転したこの状況を巧く活用した」と評価した。
 また、尖閣やガス田などの主権問題、慰安婦をはじめとする名誉にかかわる歴史問題、ウィグル人への弾圧や日本人の拘束などの人権問題などは何一つ解決していないが、「人権状況について日本を含む国際社会が注視している」と注文をつけたことは従来なかったことで、「日本外交の重要な転換点となるだろう」とみる。
 懸念事項として「第三国への民間経済協力」と名を変えての一帯一路への協力を挙げる。また、大規模通貨スワップ協定についても、「中国と必要な関係は維持しつつも、彼らに塩を送り過ぎないことだ」と注意喚起する。
 それは「(彼らは)自力をつければ、助けてくれた国に対しても牙をむく」からで、「彼らの笑顔は薄い表面の皮一枚のものと心得て、日本は戦略を読み違えてはならない」と警告する。
 宮家邦彦氏も「産経を除く主要各紙の前向きの評価は表面上の成果に目を奪われた」結果だと述べる。そして、元外交官らしく、共同声明などの発表がなかったのは双方が「合意内容に満足していない」暗示で、いつでも蒸し返す可能性があると指摘する。
 すなわち、「尖閣や歴史問題での戦略的対日譲歩はあり得ない」から、「現在の対日秋波は日本からの対中投資を維持しつつ日米同盟関係に楔を打つための戦術でしかない」と言い切る。
 戦術的な秋波でしかないが、「(強国路線に手を貸さずに)経済分野で可能な限り譲歩を引き出すこと」は日本に可能だと述べる。
 筆者は「3原則」を中国も確認したという前提で、原則から外れる状況では経済協力を唯々諾々と進める必要はないと思考する。
 中国は自己都合で約束事を朝令暮改し、稼いだ金を持ち出せないように平気でやる国である。どっぷり浸からず、いつでも引き返せるように命綱をつけておく必要があろう。
 なお、中国政府が共産党・政府系メディアに対し、日本のODAが中国の経済発展に貢献したことを積極的に報じるよう指導したという。
 安倍訪中の期間だけの報道なのか、それとも主要なインフラ施設で銘板表示などして恒常的に国民に知らせるのかは中国の本気度を見る指標として注視に値すると思料する。
■ 首相訪中のための対米対策
 なお、本節と次節は安倍首相の人となりから筆者が読み解くものである。
 「アメリカ・ファースト」「メイク アメリカ グレイト アゲイン」を声高に叫ぶドナルド・トランプ米大統領は、「ドナルド・シンゾ―」の友情などかなぐり捨てて、いつ日本に襲いかからないとも限らない。国際政治や覇権を目指す国家の非情でもある。
 米初代大統領のジョージ・ワシントンは「外国の純粋な行為を期待するほどの愚はない」と言ったし、フランスのシャルル・ドゴール将軍は「同盟などというものは、双方の利害が対立すれば一夜で消える」と述べ、独自の核戦力を整備した。
 安倍首相は首脳会談10日前に、谷内正太郎国家安全保障局長を派遣してジョン・ボルトン米大統領国家安全保障担当補佐官に訪中の意図を説明させている。
 それによって、日本の政府関係者は「対中接近ではないという点を米政府は十分理解している」と語っている。
 また、ちょうど1か月前(9月26日)の日米首脳会談で、「第三国でのインフラ整備」に関する協力については「トランプ氏と同様の協力を進める方針を確認していた」と、10月27日付読売新聞朝刊は報じた。
 こうした日米の意思疎通を図りながらも、安倍首相には「独立国家・日本」の立ち位置を改善する意志があるように思える。一帯一路に協力するような素振りは、そうした梃子の一つとして利用したとは言えまいか。
 覇権志向や歴史問題などはあるが、隣国である地勢はいかんともしがたく、上手くつき合っていくしかない。
 また、朝鮮半島問題、中でも北朝鮮の核や弾道ミサイル対処と拉致被害者の帰国では、北朝鮮に影響力を有するとされる中国の力にも期待するよりほかにない。
 加えて、日本が独立国家であるからには、対米自主性が必要である。在沖縄米軍が事故を起こしても、日米安保に基づく地位協定によって、日本政府のコントロールが効かない。
 横田基地に通じる航空機管制も同様であり、静内(北海道)では米空軍機の超低空飛行で、競走馬の被害がしばしば起きた。
 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)でも日本は米国に翻弄され、今では日本に2国間協議を強要しかねない状況である。
 米国という国家に品格がないと言えばそれまでだが、国家の力関係、中でも日本の安全は日米同盟によって保障されており、特に核兵器において然りであり、致し方ない面がある。
 しかし、ドイツやイタリアは自国の主権を保持した地位協定を結んでおり、米軍が勝手に訓練などができる環境にはない。
 独伊同様の地位協定への突破口を開くためにも、米国に対し日本の地勢を戦略的に高く評価させると同時に、ある程度の焦りを持たせる戦術も必要となる。
 大袈裟に言えば、米国を一瞬慌てさせるような日本の対中姿勢は、日本が独立国である意思の対米示唆であり、米国に「そうだ、日本は独立国家だ」という意識をもたせる側面効果もあるであろう。
 郵政民営化は日本の主導性で進められたのではなく、米国が改革リストで示したものであった。この一事からも、米国は日本を従属国のように見る傾向がある。
ズビグネフ・ブレジンスキーがずばり、「ひ弱な花・日本」と表現した通りで、米国には「保護国」としか見えていないのだ。
■ 日中・日米関係史からの読み
 有史以来の日中関係を概観すると、朝貢外交をはじめとして、日本が中国(経由地としての朝鮮半島を含む)と関わりをもった時、日本は大陸や半島の混乱に巻き込まれている。逆に、関係をもたないときは平安が続いた。
 平家の天下は清盛の南宋貿易から一代の栄華で終わり、天下人の豊臣秀吉も半島出兵で一代政権に終わった。他方で、関東武士の流れを汲む源頼朝、足利尊氏、徳川家康は幕府を開き150年から270年の長期政権を維持した。
 江戸の太平を破ったのはペリーの来航であり、明治維新を経て再び半島・大陸に関わり日清・日露戦争、そして大東亜戦争へと繋がり、かつて経験したことのなかった敗戦で米国による占領政策を強いられた。
 戦後の約30年間は大陸と途絶し、日本は著しい復興を遂げた。しかし、1972年の日中国交正常化以降は中国への媚中外交に翻弄され、7兆円に上るODAや資源ローンを中華人民共和国につぎ込む。
 結果は期待に反するどころか、自由・人権や法の支配といった普遍的価値観を否定し、強大化した軍事力を背景に独自の社会主義世界を目指し、日本を敵視する今日の中国を出現させることにつながった。
 以上に見るように、対中接近・関与は歴史が示すとおりあまり良いことはなく、適当な距離が必要である。それでも、つき合わないわけにはいかない。
 第1次政権の安倍首相は、真っ先に中国を訪問して「戦略的互恵関係」を打ち出す。しかし、その後の日中関係は、戦後最悪とまで言われるようになっていく。
 政権に返り咲いた安倍首相は、中国の頑なな反日姿勢に動ずることなく、この原則を曲げることはなかった。
そうした中で、米国の高関税や新植民地主義と批判され始めた一帯一路の突破口を開くべく中国が日本に近づいてきた。そこに実現した今回の相互訪問による首脳会談である。
 安倍首相にとってはまたとない機会であった。
日本の基軸にある対米同盟関係を熟慮したうえで、許容できる範囲内で冷え込んだ日中関係を発展させる構想は不思議ではない。それが3原則に基づく「新しい日中関係」であるに違いない。
 中国を助ける思わせぶりで米国からも譲歩を引き出す。しかし、断じて中国の軍事強国化には与しない。そして日米、日中を共にウィン・ウィンの関係にもっていく。
 こうした高等戦術が今次の安倍訪中の深層にあったと思えてならない。
■ おわりに
安倍首相は中国首脳と会談して帰国した翌日、インドのモディ首相を山荘に迎え、中国首脳の安倍歓迎とは一味も二味も異なる振る舞いを見せた。
 そして翌日の首脳会談では、「自由で開かれたインド・太平洋」に向け価値観を共有することを確認した。日中協力を約した日本ではあるが、覇権志向で一方的に中国が突き進めば、日本は3原則を盾に非協力に出ることができる。前のめりの企業もあるだろうが、日中友好下でも共産党首脳部の考え一つでナショナリズム一辺倒に傾き、日本企業にも莫大な損害を���える「中国」であることを一時も忘れてはならない。
筆者の好きな言葉は「和して同ぜず」である。「日中関係は『友好ごっこ』である」と語ったのは古森義久氏である。今回の会談を筆者も冷めた目で見てきた。首相が確認したという3原則も、中国は一切触れていない。歴史認識では「過去を直視し」と、今回も語っている。尖閣周辺の動きも変わっていない。
日本の支援をどこまで進めるか、3原則に照らしながら進める必要がある。反するようであれば、手を引く、その決断を適切に行う必要がある。決して中国の覇権に手を貸すことがあってはならない。
油断すれば、ジョージ・オーウェルの『1984年』が中国に出現し、日本と世界に想像もできない災難をもたらすからである。
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bar-kinematos · 6 years
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BAR★キネマトスオープンしました! 今夜は、キネマトス3周年月間 特別企画 番外編✨✨✨ 大道芸人 油井ジョージワンマンバンド★★★ 今夜急遽、キネマトスで演奏してくださることになりました! お一人で同時にドラム、ギター、ハーモニカなど演奏される凄ワザの持ち主の油井ジョージさんの生バンドをぜひお楽しみください(^^) スタート 1回目 21時〜 2回目22時30分〜 Charge 2000 円+1drink オーダー ぜひ、皆さま一緒に楽しみ盛り上がりましょう(^^) 本日は、彩さん&ミルクさん&パールが皆さまのお越しをお待ちしております✨✨✨✨ byパール https://youtu.be/-zHdubgMeCQ #3周年 #キネマトス #大道芸人 #油井ジョージ #帰国 #ワンマンバンド #ライヴ #BAR #心斎橋 #東心斎橋 #三津寺 #ショー #パフォーマンス #ライヴ #軽食 #日宝ロイヤルビル
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nazcamagg · 7 years
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一年の読書の総括です!
まずは今年とても印象に残った本をピックアップ
パパ・ユーア クレイジー / サローヤン
One of my favourite booksになりました。
「僕の父と僕は車へ引き返し、海に向かって走った。なぜなら、僕の父は、彼がどこへ行こうと、そこに海さえあれば必ず海へ行くのを好んだからだ。」(p.108)
わたしかと思った。完全に海派です。今年は某ディズニーアニメ映画の主人公に似てると言われ続ける一年でした。海がわたしを呼んでます。
いちいち料理が美味しそう。「卵のマリブ風」は「オリーブ油。(略)にんにくを三かけら。熱いオリーブ油の中で茶色く炒めたにんにくは油に味をつけて、なにかとてもおいしい物になる。(略)ありあわせのチーズ。種類はなんでもいいから少量。あるいは大量。あるいは好みの量。以上をフライパンで炒める。」(pp.39-40)
サローヤンは『僕の名はアラム』も良かった。
The Power / Naomi Alderman
自分がいかにミサンドリーを抱えているか炙り出された。この本を読むトドメのきっかけはえれんさん(@__miss_e)の「世界が一変する様子を傍観できる」というツイートだったのですが、まさにその一言がこの小説の魅力を言い当てているなと思う。
マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』で「いつでも君の面倒は僕が見てあげるさ。 もうこの人はわたしに対して保護者めいた口を利き始めているわ、と私は思った。」(p.193)というところがあってとても心に残っているのですが、それと男女が反対のシーンがあって、それはそれは感激でした。
ディストピアを読めるだけのリーディング力があるかどうか不安でしばらく躊躇してたのだけど、今年読んでよかった洋書ナンバーワンでした。2018年はもっと洋書を読む速度を上げて量も増やす!
燃ゆる頬 / 堀辰雄
描写が美しくて仕方ない。別れのシーンとラストは今年読んだ小説の中でも格別に美しく胸に切迫してきた。青空文庫で読めるので是非。
以下今年のブックリストです。初めから最後まで読み通した本のみ(詩集はむずかしい...)。タイトルの前に「*」が付いているものは青空文庫で読んだ短編です。
―小説―
【日本】
レインツリーの国/有川浩
何物/朝井リョウ
虐殺器官/伊藤計画
ハーモニー/伊藤計画
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹
マンゴスチンの恋人/遠野りりこ
空白を満たしなさい/平野啓一郎
ドーン/平野啓一郎
マチネの終わりに/平野啓一郎
滴り落ちる時計たちの波紋/平野啓一郎
透明な迷宮/平野啓一郎
*燃ゆる頰/堀辰雄
*日時計の天使/堀辰雄
君はポラリス/三浦しをん
豆の上で眠る/湊かなえ
スプートニクの恋人/村上春樹
69/村上龍
限りなく透明に近いブルー/村上龍
*ザボンの実る木のもとに/室生犀星
太陽の塔/森見登美彦
四畳半神話体系/森見登美彦
夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
ボラード病/吉村萬壱
【アジア】
菜食主義者/ハン・ガン
少年が来る/ハン・ガン
亡き王女のためのパヴァーヌ/パク・ミンギュ
カステラ/パク・ミンギュ
【英米】
侍女の物語/マーガレット・アトウッド
遠い山なみの光/カズオ・イシグロ
日の名残り/カズオ・イシグロ
1984年/ジョージ・オーウェル
僕の名はアラム/サローヤン
パパ・ユーア クレイジー/サローヤン
ハックルベリーフィンの冒険上下巻/マーク・トウェイン
キャロル/パトリシア・ハイスミス
すばらしい新世界/オルダス・ハクスリー
グレート・ギャッツビー/フィッツジェラルド
ジェーン・エア 上・下巻/ブロンテ
緋文字/ホーソーン
The power/ Naomi Alderman
Looking for Alaska/ John Green
【欧州】
神曲 地獄編/ダンテ・アギリエリ
緑衣の女/アーナルデュル・インドリダソン
声/アーナルデュル・インドリダソン
うたかたの日々/ボリス・ヴィアン
105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐/フランツ=オリヴィエ・ジズベール
異邦人/カミュ
悲しみよ こんにちは/サガン
ある微笑/サガン
愛は遠い明日/サガン
ブラームスはお好き/サガン
山椒魚戦争/カレル・チャペック
夏の沈黙/ルネ・ナイト
タタールで一番辛い料理/アリーナ・ブロンスキー
the Draining Lake/Arnaldur Indoridason
Arctic Chill/Arnaldur Indoridason
【中東】
Girls of Riyadh/ Rajaa Alsanea
―ノンフィクション・ルポルタージュ―
人の砂漠/沢木耕太郎
イルカと墜落/沢木耕太郎
殺人犯はそこにいる/清水潔
桶川ストーカー殺人事件/清水潔
ペルセポリス/マルジャン・サトラピ
移動祝祭日/ヘミングウェイ
Becoming Nicole/Amy Ellis Nutt
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groyanderson · 5 years
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ひとみに映る影 第七話「紅一美に休みはない」
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(※全部内容は一緒です。) pixiv版
◆◆◆
 ただただ真っ白な空と海があった。 天地を分かつ地平線すら見えないほど白いその空間に、私、ワヤン不動という影だけが漂っていた。
 未だ点々と炎がちらつくその身体は、浅い水面に大の字に浮き、穏やかなさざ波に流されていく。 ここはどこだっけ、私はどうしていたんだっけ。 そういった疑問は水にさらされた炎と共に鎮静していった。
 遠くに誰かがいる気配がした。軋む身体を起こすと、沖縄チックな紅型模様の恐竜が佇んでいる。 濡れて重たい両足を引きずり、そこに近づくにつれて、段々と海は深くなり、かつ水が温かくなっていく。 立ったまま胸まで浸かる程深くなると、まるで露天風呂に入っているように、頭がぼーっとしてくる。
 恐竜の隣には小さな足場とベンチがあり、可愛らしい白装束を着た金髪ボブカットの女性が座っていた。 丸く神々しい後光がさしていて、顔は逆光でよく見えない。天女だろうか。 ベンチから足だけを温水に投げ出し、足湯を楽しんでいるようだ。私は水中からそれを見上げている。  (ああ…誰だっけこの人。どこかで会ったことがある気がするけど…) 挨拶するかどうか迷う。気まずい。いずれにせよ、何か声はかけよう。 ここはどこですか、とか、あなたは誰ですか、とか…  「…アガルダって、何なんですか」 いや、どうしてそうなるの。私。完全に変な人じゃん。 だめだ、頭が回らない。案の定天女は苦笑した。  「いきなり凄い事聞くよね」
 「知らないんですか?金剛楽園アガルダ」  「あんただって知らないんじゃん。 まあでも…金剛有明団(こんごうありあけだん)っていう、なんかこう、黒魔術師達の秘密カルトがあるらしいよ。 世界中から霊能者の魂を収集してて、何かにつけて金剛、金剛ってウザい喋り方するんだって。それじゃない?多分」  「ああ。それですね」  「てか、そんなの聞いてどうするの」  「滅ぼす」  「ウケる」 天女はコロコロと笑った。
 「ここは何なんですか」  「私の夢の中…それかあんたの夢かも? ま、どうでもいいんじゃない?」  「あなたも金剛の使者?」  「まさか。私だって昔、観音和尚様にはお世話になったんだよ?」  「え…」
 逆光の影をエロプティックエネルギーでどかして、私は改めて天女の顔を見た。 ああ、そっか…金髪にしたんだ。中学の時はさすがに黒髪だったよね。 髪、そうだ、髪だよ。私はその天女…いや、その祝女に問うた。
 「あのさ。どうでもいいけど…ゴムか何か持ってたりしない? さっきから髪がメチャクチャお湯に入ってるんだ」
◆◆◆
 何の脈絡もなく目覚めると朝になっていた。 私は怪人屋敷エントランスのソファで眠っていたらしい。 サイレンや話し声が騒々しい。外光が射しこむ窓越しに、救急車や数台のセダンが見える。  「一二、三!」 救急隊員さん達が、担架からストレッチャーに何かを乗せた。白い布にくるまれた、岩のような何かの塊を… そうか。ああやって外に出せているという事は、全て終わったんだ。 私達は殺人鬼を見つけて、悪霊を成仏させて…たくさんの命を救ったんだ。
 「あ…紅さん」 譲司さんがこちらに駆け寄る。  「紅さん起きましたーっ!」  <ヒトミちゃん!>「オモナ!ヒトミちゃーん!」 オリベちゃんとイナちゃんも…みんなボロボロだ。全身煤埃や擦り傷だらけの譲司さんに比べればマシだけど。 オリベちゃんに肩を借りて立ち上がると…バシン!私は超自然的な力に頬を打たれ、衝撃で尻餅をつく。  「リナ…」
 「アナタ、ワヤン不動になって、何回死んだの?」  「…」  「何人分殺されたの」 殺人被害者達の死の追体験。あの時はハイになっていて恐怖を感じなかったけど、今思い出そうとすると、身の毛もよだつ感覚が鮮明に蘇る。  「うう…数えればわかるけどさ…」  「じゃあ、二度と数えないことね。 アナタは…ちゃんと生きて帰ってきたんだから」  「え?」 宇宙人体のリナは長い腕で私を影ごと抱きしめ、子供をあやすようにぐしゃぐしゃに頭を撫でた。  「良かった…。アナタの精神がアレと相打ちにでもなったら、アタシ観音和尚に顔向け出来ないもの…」 初めて見た、いつも気丈なリナの泣き顔。彼女は涙を流しながら、人間の姿に縮んだ。 それはとても綺麗だった。美人だった。
 その後私達は警察やNICの職員さん達から聴取を受け、昼過ぎにようやく解放された。 水家曽良は表向き被疑者死亡で書類送検とされ、未だ脳細胞が活動し続けている遺体は研究対象としてドイツのNIC本部に収容されるらしい。 待ちに待ったお蕎麦屋さんに私達が到着した時、既にテレビではニュース速報が流れていた。 皆神妙な顔で画面に見入っていたが…
 ぐぎゅるるるる…
 私の腹の虫が重い沈黙を破った。慌ててトートバッグを抱きこんでも、もう遅い。  「くくく…やるなぁ、あんた…」 ジャックさんやリナの表情にじわじわと含み笑いが浮かんでくる。 普段なら恥ずかしいとか、タレントとしてはオイシイだとか思うけど、なんかもうダメだ。 ぐぎゅぅぅぅるるる…空腹と疲労と寝不足で、私はリアクションの一つも取れない。  「笑うなや。ワヤン不動様昨日飲まず食わずで、あんだけ働いてくれとったんやから。なあポメ?」  「わぅん」 譲司さんとポメちゃんの優しみ。有難い。 でも、すいません。もう限界です。糸が切れたように私はテーブルに突っ伏した。  <や、やだ、ヒトミちゃん!? ていうか何その手、ダイイングメッセージ!?> 霞む意識の中、私はお品書きを指さしていた。 最後の力を振り絞ってオリベちゃんにテレパシーを送る。  <お願い、こ、これを…注文して下さい…!>  <いや、私日本語読めないんだけど。 イナちゃん、これ(鴨南蛮)なんて書いてあるの?>  「アヒルナンバン大盛り」  「かもなんばん!!」 なんかノリツッコミしたら自力で復活できた。 代わりにリナ、萩姫様、ジャックさん、譲司さんが抱腹絶倒した。
 ようやく腹ごなしを済まし、私達は民宿に戻った。 荷物を下ろすやいなや、全員示し合わせたように脱衣所へ直行。 昨日も入った露天風呂だけど、めちゃくちゃ気持ちいい!  「あーーーー!染み入るーーーーっ!」  「本当よぉ!アナタ達バカだわ、せっかく磐梯熱海に来たのに、ちっともお風呂入らなかったんだもの!ねえ萩ちゃん」  「同感同感!イナちゃんは日本の温泉初めて?韓国の方々も温泉好きなんですってね?」  「そです、私達オンセン大好きヨ!気が清められるですねー!」  <うちの風呂もこれぐらい広かったらなぁー。そっちはどう、ジョージ?> すると衝立一枚隔てた男湯からレスポンス。  「pH結構高いなー!」  <いやダウジングしてどうすんのよ!>  「冗談冗談。あのねー!そもそも空気がめっちゃええの! 湯気で保湿されとるし肺まで癒されるわ!なあポメ?」  「あぉーん!」 ポメちゃんも上機嫌のようだ。
 私も男湯に声をかけてみる。  「ジャックさーん!うちのおんつぁどうしてますー?」 おんつぁは会津弁でバカの意。実は、プルパ型に戻った龍王剣をさっき男性陣に預けたんだ。 霊泉と名高い磐梯熱海温泉を引っ掛ければ、あれも少しはマシな性格になりそうだけど、女湯に入れるのはさすがに嫌だったから。  「おう、同じ湯船に入れたくねーからよ、言われた通り洗面器で漬けておいたぜ。 真っ黒なのは治んねえな!ハッハ…うおぉ!?」  「わぁ!」「きゃわん!」 男湯で異変!女子一同がそれぞれタオルや霊能力を身構える。  「ど…どうしたんですか?ジャックさん!」  「い、いや、その…龍王剣の中から…」  「中から…?」  「アー…剣じゃなくて、持ち手からなんだがな…あんたの和尚が馬頭観音になって出てきた」  「はぁ!?」
 そんな馬鹿な。和尚様は成仏されたはず。 まあ、既に観音菩薩になられた和尚様が『成仏』というのもおかしな話だけど…。  「ま、まさか観音和尚、お風呂入ってるの?裸!?」 リナが衝立を覗こうと飛び上がった。私は咄嗟に影手を伸ばし、阻止する。  「こらっリナ!和尚様の前でそっ、そんな破廉恥をっ!!」  「うるさいわね!いいのよアタシはインターセクシャルだから、どっちに入っても! これは美的好奇心であって猥褻な気持ちは一切ないわよ!」  「ヒゲと声以外ぜんぶ女のクセに何言ってるんだっ!やーめーなーさーいってのーっ!」  「アイタタタ、暴力反対!アナタだって本当は見たいんじゃないの?」  「んなわけあるか!!そりゃもう一度会いたいけど…っていうか小さい頃は一緒にお風呂入ってたもん!!」  「ずるい!このスキモノ!!」
 すると衝立越しにヒョコッとポ��ちゃんが掲げられた。 もみ合っていた私達は不意をつかれて膠着する。 ポメちゃんの口には、何の異変も起きていない龍王剣プルパが咥えられていた。  「ハーイ、ドッキリ大成功!したたびでーす!」 譲司さんが裏声で腹話術する。 私とリナも、いつもテレビでやっているリアクションを返した。  「「…ぎゃーっ!また騙されたーーっ!!」」
 そうこうしているうちに、また日が沈み始めた。 夕方五時。荷物やお土産をミニバンに詰めこみ、私達は民宿を後にする。 本当は猪苗代湖や会津方面の観光案内もしたかったけど、NIC職員のオリベちゃんや譲司さんが警察で事件の後処理をするため、私達はもう東京へ戻らなければならない。 そこでまず、萩姫様を大峯不動尊へ送りに行った。
 「あんな事があったけど、また遊びに来てね」 萩姫様はまた正装である着物に戻っている。けど、帯飾りや例のロケットランチャー型ポシェットといった小物に、オルチャンファッションの影響が残った。  「もちろん、また来るですヨ。ハギちゃんがバリとか韓国来る時も私呼んで下さいね」 そう言うイナちゃんの耳にも、萩姫様を彷彿とさせる黒い紐飾りピアスが揺れる。 通りがかりに寄ったお土産屋さんで売っていたやつだ。 私達一同と固い握手を交わし、萩姫様はお社へ消えていった。
◆◆◆
 車に戻ると、道路沿いに小さな原付屋台があった。 ポッ、ポポポポ…ガラスケース内で、ポップコーンが爆ぜている。バターの香りが漂う。 その傍らではエプロンを着たジャックさんが、フラスコ型喫煙具を吹かしていた。 彼は私達が戻ってきた事に気付くと、屋台についている顔とお揃いのマスクを被り、スイッチを入れる。 ブゥーン…屋台の顔に仕込まれたスピーカーから、電子的ノイズが漏れる。
 「アー、アー。ポップコーン、ポップコーンダヨ…ヨォ、ガキンチョ共! ポップコーンダッツッテンダロオラ!ポップ・ガイノウェルシー・ポップコーンガオデマシダゼェ!」 ボイスチェンジャー声に合わせて、屋台の顔ポップ・ガイはガコガコと顎を上下する。 何でちょっと逆ギレ気味なのかはよくわからないけど、これが彼の定型口上文なのだろう。  「今日ハ閉店セールダ、トビッキリノポップコーンヲ食ワセテヤル。 マズハオ前ダ、紅一美!」 ガコンッポン!ポップ・ガイの顎が大きく開き、口から焼きたてのポップコーンが一粒飛び出した。 それは物理法則に反して浮遊し、私の手の中に落ちる…あっつ!  「ソラ食エ、騙サレ芸人!アッコラ、フーフースルナ!」  「だ、誰が騙され芸人ですか!…あつつ!」 ポップ・ガイにそそのかされて、私は熱々のポップコーンを口に運んだ。 …結構しょっぱい。そして胸焼けするほど油っこい。けど、麻薬的な美味しさ。 アメリカ人の肥満率が高い原因の片鱗に触れた気がする。
 ポップコーンを嚥下すると、私の足元で、影が独りでに蛇の目模様を描いた。  「これは…」 見覚えがある。安徳森さん…ファティマンドラの種に見られる模様だ。 ジャックさんはマスクを被ったまま、スイッチを切った。  「そいつはファティマの目、トルコではナザール・ボンジュウと呼ばれるシンボルだ。 邪悪な呪いや視線を跳ね返し、目が合った悪しき魂を抜き取る力がある。 あのクソの脳内地獄で、安徳森が俺達タルパを保護するためにばら蒔いてたやつだ。 あんたが本気で金剛ナントカと戦うつもりなら、持っていけ」 蛇の目模様は影に沈んでいった。 つまりジャックさんのポップコーンは、彼の命を構成する欠片だったようだ。  「ありがとうございます」 私はファティマの目という霊能力を授かった。
 ジャックさんが再びスイッチを入れる。  「次ハオ前ダゼ、ジョージ・アルマン!」 ガコンッポン!射出された新たなポップコーンは、譲司さん目がけて飛んでいった。 アルマンは、譲司さんがイスラエルに住んでいた時の旧姓だ。  「あっつ、はふっ…ん? …ポップコーン種総量に対してバターが七〇%、レッドチェダーパウダーが五%、更に米油が…って、嘘やろ!?こんなに油使うん!?」  「バッカ、この野郎!読み上げるんじゃねえ!企業秘密だぞ! 養護教諭になるなら美味いポップコーンの一つも作れねえと、ガキ共にナメられるだろ」  「せ…せやな…?けどこれ、食べさせすぎたらあかんやつや! ほどほどに振る舞わせて貰うわ、ありがと」 譲司さんが授かった魂の欠片は、ポップコーンの秘伝レシピのようだ。 いずれバリ島に遊びに行って、ご馳走になりたいな。
 お次はオリベちゃんだった。  <うわ、確かに凄くジャンクな味だわ。 これは…ああ、懐かしいなあ…!> オリベちゃんは目を煌々と輝かせて、ぼーっと中空を眺める。  「ちょっとアナタ、何が見えてるの?一人で浸ってないで教えてよ、ねーェ」 リナがオリベちゃんの眼前で手を振った。  <ごめんごめん。あまり懐かしいものだから… 私が貰ったのは、これ。テルアビブ・キッズルームの、たくさんの楽しかった思い出よ> オリベちゃんが淡い紫色に発光し、周囲がテレパシー幻影に包まれた。
 オーナメントやおもちゃで彩られたカラフルな家で、様々な脳力を持つNICの子供達が遊んでいる。 人形ジャックさんは、幽霊の女の子とアドリブで物語を話し合い、それを器用そうな男の子が絵本に綴る。 幼いオリベちゃんは、人に感情を与えるエンパス脳力者の女の子と、脳波をぶつけ合いながら睨めっこをしている。 その勝敗を判定しているのは、弱冠八歳で医師免許を持つ天才少年だ。 部屋の奥では彼らの様子を、二人の優しそうな養護教諭さんが暖かい視線で見守る。  「まあ。アナタ、子供の頃から素敵なファッションセンスしてたのね」  <もちろん!なにせテレパシー使いはシックスセンスが命だもの!>  「うふふふ」 こうしてリナと会話するオリベちゃんを見ると、彼女のキラキラした笑顔は子供の頃から変わらないものだったんだとわかる。  『出てこいよ、ジョージ。みんないるぞ』 長い髪のサイコメトラーの少年が、クローゼットの扉をノックした。 すると、中から…分厚い眼鏡をかけた小柄な男の子が、前髪で顔を隠しながら、遠慮がちに現れた。  「オモナ!ヘラガモ先生、とてもちっちゃいなカワイイ男の子だったの!」 イナちゃんが両手を頬に当てた。確かに子供の譲司さんは、精悍な今の顔からは想像がつかないほど可愛い。 というより、先程のサイコメトラーの少年…例の殺された『アッシュ兄ちゃん』の方が、大人になった譲司さんによく似ている。 この二人の少年の魂が混ざりあって、今の彼があるという話を、まさに象徴しているようだ。
 「ねぇジャック、アタシ達にはないの?」  「わう!わう!」 リナとポメちゃんがジャックさんの周りをくるくる回る。  「ア?ドーブツ共ニヤルポップコーンハネエヨ、帰ッタ帰ッタ」  「馬鹿野郎、ポップ・ガイ。宇宙人のお客様なんて上客じゃねえか。無下に扱うんじゃねえぞ」  「ショーガネー、コイツヲ食ライナ!」 器用にポップコーン機構を操作しながらマスクスイッチを切り替え、ジャックさんが腹話術を披露する。 ガコンッポポン!射出された二粒のポップコーンはそれぞれ異なる軌道を描き、リナとポメちゃん目がけて飛んだ。  「先に言っておくとな。リナ、あんたには、水家の中にいたタルパ共の情報だ。 あいつは記憶を失った後も、金剛の呪いの影響で、無意識にあらゆる霊魂を脳内地獄に吸収していた。 人間だけじゃなくて、土地神やら妖怪やら色んな奴を吸い取っていたから、見ていて退屈しなかったぜ。 タルパを作るのがあんたの本能なら、何かの役に立つかもな。だが物騒な怪物だけは作るんじゃねえぞ」  「わかってるわかってるゥ!ああっ凄いわ! ツチノコからゾンビまで…あーっ妖怪亀姫もいるじゃない!」 妖怪亀姫って…猪苗代湖を守る神様の一人じゃん。 まさか、ハゼコちゃんが暴れた時に逃げ出して、そのまま水家に魂を奪われたとか!? 私、昨晩とんでもない方を成仏させちゃったかも…リナが福島の神々を再建してくれる事を祈るばかりだ。  「ポメラー子のは夢の中で発現する。フロリダの農村の記憶だ。 何も無くてだだっ広いだけのクソ田舎だと思っていたが、犬にとっちゃ最高のドッグランになるだろうよ」  「ほんま最高やん!良かったなあ、ポメ。俺仕事さっさと済ますから、今夜は早く寝ような」 譲司さんがポメちゃんの頭を優しくなでた。ポメちゃんは黙々とポップコーンを食べている。 彼女と譲司さんが夢の中の大自然で駆け回る、微笑ましい光景が目に浮かんだ。
 「じゃあ、最後はお前か」 ジャックさんがイナちゃんを見る。でも、イナちゃんは目を逸らした。  「私いらない」  「あ?」 マスクスイッチをオン。  「バカヤロー、オ前。俺ノポップコーンガ食エネエッテカ? 安心シロ、幽体デデキテルカラ、カロリーゼロダゾ」  「いらないもん」  「アァ!?」 スイッチオフ。  「何なんだよ?」  「だって…食べたらジャックさん消えちゃう」  「!」
 ジャックさんとポップコーン屋台は、既に薄れかけていた。 自分の魂を削って私達に分け与える度に、彼は少しずつ摩耗していったんだ。 ジャックさんがマスクを脱いだ。  「あのな、俺は二十年以上前に殺されたんだ。もうとっくにいない筈の人間なんだよ。 だから、そんな事気にするな」  「ウソ。じゃあどうして、ジャックさんずっと成仏しなかった? 本当は、オリベちゃん達が見つけてくれるの待てたでしょ」  「…どうだかな」  「せかく会えたなのに、どうして消えなきゃいけない? これからオリベちゃんの子供育つを見ればいい、これからヘラガモ先生バリで頑張るを、傍で見守ればいい! どうしてあなた今消えなきゃいけない!?」 イナちゃんが握りしめた両手が、ジャックさんの胸を無情にすり抜ける。 ジャックさんは掠れた幽体でその手を優しく掴んだ。  「イナ」  「!」 そして、初めて彼女を名前で呼んだ。
 「霊魂が分解霧散する事を、仏教徒共がどうして成仏だなんて呼ぶか知ってるか? 役目を終えて砕け散った魂は、エクトプラズム粒子になって、自然界に還る。そして、新たな生命に吸収される。 宇宙の営みってやつだ。宗教やってる連中にとっちゃ、それは宇宙や仏と一つになる、尊い事なんだそうだ。 俺は既にジャック・ラーセンじゃねえ。クソ野郎に霊魂を切り貼りされた、人工のクソ怪物だ。 それでも…お前みたいなガキの笑顔に弱い性格は、生前と変わらなかったんだよなあ…」
 ジャックさんの目から涙が零れ始める。彼の霊魂が更に希薄になっていく。  「…オリベ。ジョージ。俺の事…諦めずに見つけてくれて、ありがとう。 おかげで、お前らと遊んだ記憶をまた思い出せた。 歪な関係だったけど…短い時間だったけど…クソ楽しかったよな。 …なあ、イナ。そんな顔するなよ。魂を清めるのが、お前の力なんだろ? だったら祈ってくれよ。俺が世界中に飛び散って、宇宙と一つになって、もっともっと沢山のガキ共を笑顔にできるように。 綺麗な花を咲かせる生命力になって。人間を動かすハッピーな感情になって。…最高に美味ぇポップコーンになって。 スリスリマスリ…って、祈ってくれよ。頼む…!」 ガコンッ!コロロロ…ぼろぼろに涙を零し、声をきらしながら、ジャックさんは最後のポップコーンを作った。 それはポップ・ガイの口から力無くこぼれ落ち、イナちゃんの足元を転がる。  「…頼むよ…」
 イナちゃんはしゃがみこみ、そのポップコーンをそっと拾い上げた。 それはもはや喫煙具から立ち昇る煙のように、今にも消えてしまいそうな朧な塊だった。  「スリスリマスリ。スリスリマスリ」 ポップコーンはイナちゃんの両手に優しく包み込まれ、そのまま彼女の魂に溶けた。  「…それでいい。カナヅチは今日で卒業だ。もう溺れるんじゃねえぞ」  「ウン」
 「イナ」 抱き合って、ぼろぼろに泣く二人。イナちゃんは顔を上げた。 薄れ行くジャックさんが、半魚人から人間の顔になる。 水家に似せられた髪型や背格好。ただ、彼はよりがっしりとした体格で、首が太く、彫りの深い黒い目を持つインド・ネパール系人種の男性だった。  「ジャックさん」  「…おっと、違う。これじゃねえ。これも作られた顔だったな」 魂がほぐれていくにつれ、より深層に眠っていた、彼の自意識があらわになる。 ジャックさんは、ジャック・ラーセンさんは、私達の前で初めて素顔を見せた。
 「アイゴー…!」  「な、諦めがついたか?俺みたいなチンピラにこだわってねえで、もっと良い男を見つけろよ、イナ」
 最後にそう言って、ジャック・ラーセンさんは分解霧散した。 本来の彼は…殺人鬼の言う通り、確かにちょっと魚っぽかったかも。 全身を鱗のような細かいタトゥーで覆い、オレンジ色に染めたモヒカンを側頭部に撫でつけ、ネジや釘が煩雑に飛び出した屋台やマスクと同じようにピアスまみれな… 言うなれば、ポップ・ガイのお父さんみたいな人だった。
 こうして、私達は熱海町を後にした。 リナは千貫森に帰り、タルパ仲間と共に福島のパワースポットを復興する。 オリベちゃんは水家の遺体と共にドイツへ飛び、譲司さんはバリ行きを延期して警視庁公安部に向かう。 その間、イナちゃんは私の家に泊まって待機する事に。私の次のスケジュールは…連ドラ『非常勤刑事(デカ)』のロケで福井へ行くのが、明明後日。それまでは自由だ。 そして明日は私の誕生日!やっとイナちゃんと渋谷や原宿で遊べるぞ。 私はそう思っていた…渋谷スクランブル交差点にあのロリータ服の悪魔が現れるまでは。
◆◆◆
 十一月六日、正午〇時。 ヴー、ヴー…トートバッグ内でスマホが震えた。画面には、『イナちゃん』。  「紅さん鳴ってるよ、ほら出てあげなさいよ」 ディレクター兼カメラマンのタナカDが、ファインダーを覗いたまま言う。 私は不貞腐れて電源を切った。  「二十歳になったのに、まだまだ大人げないなー。ま、ヘリコプターは機内モードってのも正解だけどね」 座席にふんぞり返ったアイドル、志多田佳奈さんが言う。  「私はヘリに乗せられるだなんて聞いてないです。 どうして誕生日にこんな所にいなきゃいけないんですか」
 ここは東京上空千メートル、小型ヘリコプターの中。 だいたい私は非常勤刑事のロケで福井に行くんじゃ…多分、それすら事務所が用意した偽スケジュールなんだろうけど。 今度、ドラマ主演の伶(れい)先輩に言いつけてやるんだから! そもそも、どうしてこんな事になったのか。それは遡ること二時間前。
 私はイナちゃんを連れて、竹下通り(たけしたどおり)でウインドウショッピングをしていた。 あそこはロリータファッションの聖地で、個人的にロリータにはあまり良い思い出がないから、普段足を踏み入れる事は無い。あくまで観光地だから連れて行くんだ。 そう思っていたけど、実際に行くと、普通に楽しかった。 猫の額ほど狭い路地に、各種ファストファッションの直営店から、煩雑なノーブランド品を売るセレクトショップまで所狭しと詰め込まれている。 更に中空には、死後ポップな姿を取るようになった霊魂や、人々の感情の結晶らしき可愛いモンスター、誰かが作ったマスコットタルパなどがひしめき合い、イナちゃんがそれを見て飛び跳ねながら歓喜する。 さながら多感で繁忙な思春期の女子高生の心を、そのまま結界にしたようなカオス空間だった。
 服やアクセサリーなど、両手に戦利品入り紙袋を大量に持って、私達は電車で渋谷駅へ。 (この時、やたらめったら嵩張るロングブーツを二足も買って後悔したのは、言うまでもない。) そのまま観光を続行するのは難しいため、荷物は駅中にある宅配サービスカウンターに預ける事に。 ついでにイナちゃんが、コインロッカーからスーツケースを取り出し、それもバリへ配達して貰えるように手続きしたいと言う。
 「テンピョウ書けました、お願いします」  「はい、少々お待ち下さい」 私はカウンター脇でイナちゃんが送り状を預けるのを眺めていた。 スーツケースの分と、原宿で買った荷物分。  「あと、これもお願いします」  「はい、かしこまりました」 ん、もう一枚?覗きこんでみると、そこにはこう書かれていた。
 『お届け先 ゆめみ台 志多田佳奈様 品名 紅一美 ナマモノ/コワレモノ/天地無用 お届け希望日 今日 したたび通運』
 『ヌーンヌーン、デデデデデン♪ヌーンヌーン、デデデデデン!』 天井スピーカーから阿呆丸出しなイントロが聞こえてくると同時に、私は条件反射でイナちゃんを置いて宅配カウンターから逃走していた。
 『ヌーンヌーン、デデデデデン♪ヌーンヌーン、デデッデーン!』 階段を下り外に出る。こんなところで捕まってたまるものか。
 『背後からっ絞ーめー殺す、鋼鉄入りのーリーボン♪』 出口付近にある待ち合わせスポット、モヤイ像が見えた。 …奇妙な歌を垂れ流すスピーカーと、苺の髪飾り付きツインテールが生えている。あのロリータ悪魔のシンボルが。私は血相を変えて更に走った。
 『返り血をっさーえーぎーる、黒髪ロングのカーテン♪』 私を嘲笑うアイドルポップと、ただただスマホカメラを向ける無情な喧騒。 それらはまるで、昨日までの旅を締めくくるエンディングテーマのようだ。 但し、テレビ番組ではエンディング後に次回予告が入る。
 『仕込みカミッソーリー入りの、フリフリフリルブラーウス♪』 そして次回が来たら、また過酷な旅に出なければならない。 嫌だあああぁぁ!行きたくないいぃぃ!! 私はイナちゃんと渋谷で遊んで、お誕生日ケーキを食べて、空港に見送りに行って、お家に帰ってゆっくり寝て、福井で女優をするんだああぁぁぁ!! ていうか考えてみたらイナちゃんもグルだったあああぁぁぁ!!!裏切り者おおおぉぉぉぉ!!!
  『防刃防弾仕ー様の、コルセットーもー巻ーいてる♪』 スクランブル交差点に、爆音を撒き散らすアドトラックが現れた。…天井に、なんか生えてる。  『…ご通ぅぅぅ行ぉぉぉ中の皆様あああぁぁ!!』 渋谷駅に響き渡るロリータ声。諸行無常の響きあり。 ドゴッ!…体が乱暴にすくい上げられたような浮遊感。背後を振り向くと、宅配業者制服の男達が私を神輿みたいに担ぎあげている。  「オーエス!オーエス!」  『こんにちはァー、したたび通運でーーーす!!』 私はあれよあれよとスクランブル交差点へ運ばれ…トラックに集荷された!
 『あーあー♪なんて恐るべきー、チェリー!キラー!アサシンだ!』  「何!?何!?何なんですか!!?」 男達が私に何かを背負わせ、トートバッグごとベルトで固定していく。 目の前では、いつの間にか宅配業者制服に着替えたイナちゃんが敬礼している。  「ヒトミちゃん、したたび通運空輸便だヨ!」  「え?は?は!?」
 『破壊されしーオタサーからー…』 トラック天井に運ばれる。棒とロープが生えたバルーンクッション。 ああ。空輸便って。察した。『…遺族ーのー声はー確かに届ーいたー♪』
…わたし 童貞を殺す服を着た女を殺す服を作るよ もっともっと可愛くて 殺傷力も女子力も高い服を…
 サビに差し掛かったアイドルポップが遠ざかっていく。 私は…飛んだ。逆バンジージャンプで射出されて、渋谷のど真ん中で空を舞った。 あーあ、結局また騙された。ばーかばーか。テレビ湘南に水家曽良の腐乱死体送りつけてやる。ばーかばーか。
 そして無限にも思える長い一瞬の後、私は再び渋谷の地へ…落ちず。 なんとそのまま、上空を旋回していた小型ヘリに空中で捕縛され、拉致されてしまったのだ…。
 「はーい、ドッキリ大成功!毎度おなじみ、志多田佳奈のドッキリ旅バラエティ、したたびでーす!」 放心状態の私をよそに、悪魔的極悪ロリータアイドル、志多田佳奈さんが『ドッキリ』と書かれたプラカードを掲げた。 異常が、事の顛末だ。(これは誤字じゃない。異常なんだ。)  「ちなみに今回のドッキリは視聴者公募で、ペンネーム『ビニールプール部』さんのアイデアをやらせて頂きました!ありがとうございました~!」  「何が視聴者公募ですか。あんた達全員ビニールプールに沈めてやろうか!? だいたい、どうしてイナちゃんまでグルなんですか!」  「あの子はねぇ」 タナカDが画角外から、私と佳奈さんの会話に割って入る。  「昨夜SNSに紅さんと福島観光してる写真をアップしてたから、アポを取ってみたら、あっさり快諾してくれてですね。 今日あなたが渋谷に行く事も洗いざらい教えてくれたよぉ。『カナさん一番好き日本のアイドル!』とか言ってね」 げ、そうだった!忘れてたあああぁ!! 宅配サービスカウンターに行くのも予定調和だったのかあぁぁ!!  「目的地に着いたら電話かけ直してあげなさいよ」  「目的地じゃなくて渋谷に帰して下さい」  「そう言うなよ、一美ちゃん。 今日から記念すべき新企画が始まるんだから」  「新企画?」
 佳奈さんが座席の下からフリップを取り出す。 おどろおどろしいフォントで『調査せよ!綺麗な地名の闇』と書かれたフリップを。  「じゃじゃーん!新企画、『綺麗な地名の闇』!」  「何ですか、物騒な…」  「一美ちゃんはさ、ゆめみ台って行ったことある?」  「ゆめみ台?電車の乗り換えで通った事ぐらいはありますけど」  「ゆめみ台の旧地名は知ってる?」  「知らないです」  「ジャジャン!これです」 佳奈さんがフリップ上の『ゆめみ台』と書かれたポップなシールをめくる。 するとネガポジ暗転カラーで『蛇流台』と書かれた文言が現れた。  「じ…じゃりゅうだい…」  「蛇流台a.k.a.(アスノウンアス)ゆめみ台は、元々土砂崩れが起きやすい場所だったんだって。 だから今は人が住めるように整備されて、ゆめみ台って綺麗な地名になった。 それって涙ぐましい努力の歴史だと思わない?」  「はぁ」  「そこでね!この企画では、そーいう一癖あるスポットのいい所も暗部も、体を張って紹介していけたらなーって思うの! というわけで一美ちゃん、今日はゆめみ台国立公園でロッククライミングね」  「ああはいはい…はい!?」  「大丈夫!もう蛇流台じゃなくてゆめみ台だから崩落しない!」  「それ以前の問題です!ロッククライミングなんてやった事ないですよ!? どーして突然拉致されて、挙句崖まで登らなきゃいけないんですか!? 私まだ一昨日までの疲れが抜けてないんです!!」  「え?一昨日まで何してたの?」 除霊…とはさすがに言えない。  「…徹夜で…別番組の、廃墟探索ロケ」  「あ、その企画いいね」 しまった!鬼に金棒を与えちゃった!  「い、いえ、私はクライミングがいいな!その方が健康的だし!」  「ひょっとして一美ちゃん、お化けが怖かったのかい?」  「うるさい!」 カメラ外からタナカDにチャチャを入れられた。 怖いも何も、実際は私が分解霧散させちゃったけど。 そんな事より…
 私はフリップ下部に書かれた幾つかのご当地ゆるキャラ達を見ていた。 ゆめみ台の物と思しき台形のパジャマ姿の子や、他にも鳩みたいなもの、犬みたいなものもいる。 その中に一つだけ異質な…毛虫らしきキャラクターを見て、私は戦慄を禁じ得なかった。 灰色の毛、歯茎じみた肌、潰れた目、黄ばんだ舌… 似ている。金剛倶利伽羅龍王に、あまりにも似ている。  「佳奈さん。この下に描かれたゆるキャラ達…まさか、今後これ全部まわるんですか?」  「ん?知ってるキャラがいた?」  どうやら…私に休息の時はないみたいだ。 これもイナちゃんが導いた、『気』の巡り合わせなのかもしれない。
 金剛有明団、きっとすぐ近い将来相見える事だろう。 私はトートバッグの中で、静かにプルパ龍王剣を燃やした。
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cosmicc-blues · 6 years
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僕らが旅に出る理由(実践編)
私は日頃よりきわめて個人的な事情で犬の餌にもならないような文章を書き綴っているが、たまにはひとのためになるような文章を書いてみてもいいのではないかと思うことが全くないわけでもない。ひとのためになる文章とは、すなわち有益と思われる情報の共有である。有益というからには、それは捉えどころのない抽象的なものではなく、実践的に行われる具体的なものでなくてはならない。そのようなわけで、ここから先には、私が書くものとしては柄でもなく固有名詞が多々登場することになるだろう。しかし安心されてほしい。その固有名詞はあくまでも置換えが可能であり、実践的な行いとは、ある種のアティチュード的というのか態度的な姿勢のようなものである。なので固有名詞とはまるで無関係な北のほうに住んでいるひととか、西のほう、南のほうに住んでいるひと、宇宙に住んでいるひとでも応用が可能である。そもそも諸君たちは、それには不可能性がどうしても付き纏うと知りながら、それでも自分自身ですべて物事を選択して決してみたいと思うひとびとではなかったか。固有名詞の置換えなどチョロイものにちがいない。それでは旅に出かけよう。
まず、旅に出るのは愚かである。旅は愚かさの代名詞といっても過言ではあるまい。そのじつ、旅が愚かだと知りながら、ホイホイ旅に出かけてしまう私も愚かさから抜きでていない。旅には始まりと終わりがあるが、私たちはそれとそっくりなものをよく知っている、そう、人生である。旅に出て自由を味わったとか、自分の知らない風景を眺めたり移ろったりしているうちに普段の自分の人生におけるしがらみや何やがちっぽけな大したことのないものに感じられたとか言われることがよくあるが、そう感じることはあながち誤ちとも思えないし、むしろ不自由と感じているのなら積極的に自由を感じてもらいたいとさえ思うが、やはり愚かであることには変わりない。旅には始まりがあり終わりがあるいじょう、人生から自由になりたいと旅に出ていながら、かえって、人生そのものに接近していかざるを得ないこの状況をどう説明しよう。旅とは日常の外側に出ることだが(しかし、そこは人生の内側でしかない)、人生の外側に出るにはどうしたらいいか。死ぬしかあるまい。ジョージ秋山のアシュラでは、生まれてこないほうがよかったギャァ、という台詞が何度も繰り返されるが、これほど切実な言葉もなかなかないと思う。しかし、そんなことを言っていても仕方がない、アシュラだってそうは言いつつもきわめて実践的に行動している。これは私事ですが、私はいまだに両親とは仲良くなれませんが、それでもまったくもって何で産んだんだよこんチクショーと言いきることも出来ない。ところでここにヒントがあるように思う。僕らが旅に出る理由とはよく言われるが、生まれてきたのに特に理由など無いのだから、旅に理由など求めても愚かさのニノ鉄を踏むだけだろう。そうはいっても私たちはゾンビとか夢遊病者ではないのだから、フラフラーッと闇雲にどこかへ出かけることも出来ない。
さて、ある休日の朝、もっと寝ようと思っていたのに、カーテンを閉め忘れていて、目が覚めてしまった。旅に出る理由などこれだけで充分すぎるほど充分である。ほかの理由など犬とか埼玉県人にでも喰わせておけばよい。だいたい人間というのは、こうと決めるのには理由など要らない生き物である、むしろ、疲れるからやめておこうだとか、金がかかるからやめておこうだとか、洗濯物が溜まっているからやめておこうだとか、こうと決めない理由ならいくらでも探しだすのが得意な質で、こうと決める時には理由などすっ飛ばして、気がついたらそうと決まってしまっているという何ともいい加減な生物である。そうだ! 旅にでも出かけてみよう! 旅といったら海! 海をみなけりゃ旅じゃないってんで、最寄りの駅から列車に飛び乗るわけなのだが、ここで、え? ひとりで旅に出るんですか? なんて野暮な質問を浴びせてくる者はきっとあるまい。仮に今朝になり、いきなり海に行くぞう! と言って、いっしょに付いて来てくれるおめでたい友人なり恋人なりがいて新宿駅西口改札前で待ち合わせるということがあるのなら、そのひとは旅だの自由だのといったことはいっさい忘れ、いますぐにでも、いま目の前にいる大変おめでたい友人なり恋人なりのことを心底大切にするべきだと思います。なんてそのひとは最高でおめでたいんだこんチクショー!
さて、新宿駅西口改札前に着いて、いきなり改札をくぐってはならない。私たちはいきなり旅に出てしまったのだから理由は充分でも装備が充分ではない。装備とはすなわち、お昼ご飯、すなわちお弁当、すなわち駅弁である。これを私たちは新宿駅西口地下の小田急百貨店食品コーナーで買いもとめることができる。階段を下りたら真っ先に崎陽軒へ向かう、シウマイ弁当を買う。ほかにも美味しそうなものがズラリと並んでいるがまごまごしていたら婆ちゃんまで付いてきちまう、ではなく列車が行ってしまう(わかる人は笑ってほしい)。新宿発つ鎌倉行きの湘南新宿ラインはだいたい30〜40分に一本しか出ていないのだ。そんなに待っていては、季節の変わり目だし新しい服を買わないとなぁなんていうもっともらしい行かない理由をでっち上げてしまいかねない、ここは新宿なのだ! 危険はそこらじゅうに溢れている。とにかくコツは急かされることである、駅構内では常に小走りで軍人のように機敏に行動しなければならない。そうでなくても新宿駅西口改札から湘南新宿ラインの乗り場はもっとも離れており、しかもホームに上ってから反対側の一番端まで行かねばならない、この一番端の最果てこそが心置きなくシウマイ弁当を食べられるスポットなのである。奥のほうは空いているからといって油断してはならない、旅に油断は大敵である、ここでも軍人のような機敏な行動が必要不可欠である、私たちは何がなんでもボックス席をとらねばならないのだ。無事にボックス席に座れてもすぐにシウマイ弁当を開けてはならない、というのも湘南新宿ラインは新宿〜渋谷〜大崎と停車するのだが、その間はひとの出入りが比較的多いのだ。出入りする乗客にシウマイ弁当を無心で食べている様を眺められるのに耐えられる図々しさを持ち合わせているのなら別に構わないが、けっこう厳しい、これはなかなか厳しい、現実はそんなに甘くない。少なくとも大崎まで、余裕をもってその次の西大井まで待つのが賢明だろう。その先は数々の経験からいってほとんど出入りがない。しかし横浜駅ではまたけっこうな出入りがあるのでそれまでには完食したいところである、ここでもやはり軍人のような機敏さと計算高さがもとめられる、旅とは人生とは過酷である。もうシウマイ弁当について語るのはやめにしよう。しかし、しかし、それでも、それでも、シウマイ弁当を列車内で食べれば、ゴー・トゥー・ヘブン・マチガイナシである。これだけはマチガイナシである。これはけっして比喩ではない、ヘブンである。シウマイ弁当・イズ・ヘブンである。ヘブンとは死、ヘブンとは人生の向こう側である。ここで私の旅の理由–目的は達せられてしまった。しかし、シウマイ弁当は列車内の窓の風景うつろう隣で食べなければならないのだから、列車に乗って旅に出ることはまず必要不可欠だったのである。
シウマイ弁当を食べるという理由–目的が達せられたからといって列車はけっして止まることはない。列車はガタンゴトンと鉄橋を河を渡り、私たちを海へと運んでゆく、理由–目的が達せられたのだから海に行く理由なんて何もないのにかかわらず、何も理由のない剥き出しで丸裸な状態なのにもかかわらず。この瞬間、私たちははじめて始まりがあり終わりのある旅を人生をこえる。あとは野となれ、山となれ、海となれである。
だいたい私たちは旅を自由だと錯覚できるおめでたさを備えているが、旅は愚かだと執拗に何度も繰り返すのは旅がこの上なく不自由だからに他ならない。いったいどこの世界に軍人のように機敏に動かざるを得ない自由人がいるだろうか。しかし、ものは考えようとはまさに言ったもので、愚かにもおめでたくも旅は自由と錯覚している私たちが人生は日常は自由だと錯覚できない謂われはいったいどこにあるだろうか。旅を自由と錯覚しているのが私なら、人生を不自由と錯覚しているのもまた私なのである。そうはいっても私たちは募りつのる現実にいつだって振りまわされ、翻弄され、がんじがらめにされてしまう。でも、でも、そんなときにこそ思い出してほしい。人生そのものは思いひとつでまるっと旅そのものになる。私たちは長いながい橋を渡っている、きっと下には川が流れている、それはひょっとすると天の川かもしれない。今日もいっちょ波に乗ってみよう、何にもないところでスキップをしよう。すべての日常にひかりを! すべての日常に花束を! この祈りさえ忘れなければ僕たちはいつだって平気なんだ。
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plasticdreams · 7 years
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コマンドーのガイドライン part232 [無断転載禁止]©2ch.net 1 : 転載ダメ©2ch.net2017/04/13(木) 17:40:34.22 !extend:checked:vvvvv:1000:512 金曜ロードショー「アーノルド・シュワルツェネッガー コマンドー」 (1985年アメリカ)▽史上最強戦士がHDリマスターで筋肉復活 アーノルド・シュワルツェネッガーコマンドー◇85年、米。 アーノルド・シュワルツェネッガー。元特殊部隊の男性が誘拐された娘を 取り戻すため、テロ集団に立ち向かっていく。マーク・L・レスター監督。 山荘で静かな生活を送っていた、元特殊部隊のリーダー、メイトリックス (シュワルツェネッガー)は、娘のジェニー(アリッサ・ミラノ)を南米の テロ集団に誘拐される。娘の命と引き換えに南米某国の大統領の暗殺を 強要され、飛行機に乗せられたメイトリックスだが、脱出に成功。 娘の命を救うため、敵の本拠地に乗り込んでいく。 前スレ コマンドーのガイドライン part231 http://egg.2ch.net/test/read.cgi/gline/1489583935/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 2 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:41:26.20 ●コマンドーの実況板でのスレタイ改変は普段実況している方が迷い込んでしまうことがあります。住民の混乱を防ぐため出来るだけ「コマンドー」にしましょう。 例:金曜ロードSHOW! 「コマンドー」 、日曜洋画劇場「コマンドー」 無事実況したければ俺達に協力しろ、OK? コマンドーのガイドライン【臨時】 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1391321478/ まぁ落ち付け。規制されてはビビってレスもできやしねぇ その他 コマンドー暫定まとめwiki   ttp://www7.atwiki.jp/commando-matome/  元のセリフや改変などを見たいときは↑を見ろ。OK? 駒形堂「浅草寺発祥の地」 通称“こまんどう” ttp://www.asakusa-noren.ne.jp/event/4/2_5/ goo 映画・作品情報 ttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3341/index.html?flash=1 海外のファンサイト  "Action Alliance"コマンドー関連項目有 ttp://www.commandofans.com/ 海外のファンサイト(移転先) ※不明 ttp://www.maniaccopfans.com/commandofans/ 3 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:42:09.93 コマ語録① ・(ガバッ)ん?なっなんだ?!→清掃車が来たんじゃない? ・おーい待ってくれ!ちょっと!おーい!待ってくれ!・・・行ったかと思ったよ→とんでもねえ・・・待ってたんだ(バババババババ ・車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です  →キャデラックは好きだ→キャディがお好き?結構。  ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ(ガチャ キャディのニューモデルです(バタン  快適でしょう?んああ仰らないで。シートがビニール、でもレザーなんて見かけだけで夏は熱いし  よく滑るわすぐひび割れるわ、ろくな事はない。天井もたっぷりありますよ、どんな長身の方でも大丈夫。  どうぞ回してみて下さい、いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ  →一番気に入ってるのは・・・→何です?→値段だ  →ああ、何を!ああっここで動かしちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ・・・ ・いよぅ、やってるな→おはようベネット、今朝は冷えるな、えぇ? ・あははっ、やだぁパパ下ろして ・『パパ大好き』→パパも大好きだ ・何でこの歌手がボーイ・ジョージなんだ?ガール・ジョージにすればすっきりするのに→もー、パパったら古いんだ ・パパが子供の頃に、西ドイツにロックが入ってきたけど、破壊的だって評判悪かったぞ ・中身はなんだこれ?→知らないほうがいいわ ・ジャクソン! ハリス! 辺りを調べろ。メイトリックス、中に居るんだろう。大佐出てこい!カービーだ→分かってます  →ハッ!・・・静かに素早くか、変わらんな→あなたに教わったんですよ→私も歳だな ・ジェニー、お父さんと大事な話があるんだ→そう、令状はあるの?→キツいジョークだ ・ローソン、フォレスタル、ベネット、皆殺られた ・それまであのジャクソンとハリスを警護に付けといてやる→優秀ですか?→優秀だ、君には及ばないが ・どこへも行かない。お前を置いてはな→ならいいんだ ・いいか、こっちが風下だ。近づけば分かる→どうやってです?匂いを嗅げとでも?→ああそうだ! ・娘はどこだ?→まぁ落ち付け。銃を突き付けられてはビビって話もできやしねぇ。娘は無事だ大佐、少なくとも今の所はな  この先どうなるかはあんた次第だ。無事取り戻したければ・・・俺たちに協力しろ、OK?→OK!(ズドーン!. ・追ってくるぞあの馬鹿→まだ追いかけてきやがる・・・ぶつける気だ!危ねぇ! 4 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:43:38.06 コマ語録② ・ベネット!殺されたんじゃ?→残念だったなぁ、トリックだよ ・てめぇに隊を追い出されてからずうっと復讐を想い続けてきた。ようやくその日がやってきた。長かったぜぇ。 ・麻酔弾だよ・・・本物の弾使いたかったぜぇ! ・私を覚えているかね大佐?→誰が忘れるものか、このゲス野郎!拷問でどれだけの人が殺されたか・・・ ・メイトリックス大佐・・・君にはバルベルデのような国の置かれた状況が全く理解できておらんのだ。 ・どうしてベネットにやらせない?奴なら喜んで引き受けるぞ→それはベラスケス大統領が君を信用しているからだ。君を革命の英雄と呼ぶぐらいにな。 ・一方、ベネット大尉は国外追放を受けた身だ→ああ、楽しんで人を殺したからな→殺しを教えたのはおめぇだぜ ・あとは君の承諾を取り付けるだけだ→くたばりやがれ・・・ ・もし裏切っておかしな真似をすれば、娘のバラバラ死体が届くぞ ・メイトリックスはまだ見つからんか?→イ゙エェェ!三人の死体だけです。まだ他にもあると?  →奴が生きていればまだ死体は増えるはずだ! ・アリ���スにいくら貰った?→10万ドルポンとくれたぜ。だけどな大佐、お前をぶち殺せと言われたらタダでも喜んでやるぜ ・必ず戻ってくるぞ→メイトリックス、楽しみに待ってるぜ ・ベネットとはぁ、軍で一緒だったらしいなぁ。俺とエンリケスも軍にいたことがあらぁ。戦友ってのはぁ、いいもんだよなぁ。・・・じゃあな。気をつけて行きなよ。いい旅をな。 ・ビールでも飲んでリラックスしな。娘の面倒は俺がしっかり見ててやるよw→ぬふふふ・・・→面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる ・手荷物はございますか?→いや、これだけだ→今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞ ・オウフッ!→(ゴキッ ・失礼、どのくらいかかるかな?→飛行時間は11時間を予定しております→どうも。頼みがあるんだが・・・連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる。 ・鳥は飛び立ちました。荷物も一緒です ・見てらっしゃい、アンタなんてパパにひねりつぶされるから! ・私。シンディよ。バンクーバー行きがキャンセルになっちゃって。それで、食事でもどう?・・・えぇ、すぐにも行けるけど?んふふっ ・そう。じゃあまたにしましょう→駄目だったようだなぁ ・オッケー。えぇ、私も大好き。それじゃね。また近いうち。バァイ→仕事と恋愛の両立はきついよなぁ。俺なら空いてるぜ?→いいえ、結構 ・おたくみてえないい女はもっと遊ばなきゃだめだよぉ→やめて!あたしにかまわないで頂戴 ・結構。見たくもないわ ・構わないで、大声出すわよ!→ケッ、アバズレがぁ ・俺の言う通りにしろ→だめよ7時半に空手の稽古があるの。付き合えないわ→今日は休め! ・一口では言えん、とにかく俺を信じろ→無理よそんなの、知り合ってまだ5分と経ってないのよ 5 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:44:10.47 コマ語録③ ・理由を話す。娘が誘拐された。あの男が唯一の手がかりなんだ。俺の姿を見られると、娘が殺される。ここは君に頼むしかないんだ・・・  奴を甘い言葉で誘って、ここまで連れてきてくれ。あとは俺がやる。それで君は自由だ。いいね?→嫌よ  →頼む助けてくれ、君だけが頼りなんだ。残された時間は10時間だけ。それが過ぎれば、娘は殺されるんだ→わかったわ。わかった、やってみる ・すいません、むこうにグリーンのTシャツを着た大男が居るんだけど、彼まともじゃないの。  誘拐されかけたわ、助けてください!→ビックスいるか。ビックス、頭のイカれた大男がいる。ひとりでは手に負えん。  →よぉしすぐ行く。カッコイイとこ見せましょ ・全警備員へ、三階で非常事態だ。容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ ・女を引っ掛けるにはいい場所だなぁ。いかすのがゴロゴロして・・・もう一人見つけたぜ。じゃあな ・俺をお探し? ・小銭だ!小銭を出せ! ・あんた一体なんなのよ!・・・ああぁ!車は盗む!シートは引っぺがす!あたしはさらう!娘を探すのを手伝えなんて  突然メチャクチャは言い出す!かと思ったら人を撃ちあいに巻き込んで大勢死人はだす!挙句は電話ボックスを持ち上げる!  あんた人間なの!?お次はターザンときたわ!警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ!  そしたらあたしまで追われる身よ!一体なにがあったのか教えて頂戴!→駄目だ→駄目ぇ?そんなぁ もうやだ!危ない! ・今日は厄日だわ! ・大丈夫か?→死んでんじゃない?→生きてるよ ・見上げた忠誠心だサリー、だがな!てめぇの命を張るほど値打ちのある相手か!さぁ頭を冷やしてよく考えてみろ!支えてんのは左手だ 利き腕じゃないんだぜ ・モーテルでか?この鍵がそうだろ ・お前は最後に殺すと約束したな。→そうだ大佐、た、助けてくれ→あれは嘘だ→ウワァァァァァァァァァ・・・ ・車がなくなっちゃったわ→これでできた→あいつはどうしたの?→放してやった ・君を巻き込んですまないと思ってる ・俺にとってジェニーは・・・全てなんだ ・君はもういい→私にも手伝わせて ・箪笥を調べろ ・君はサリーと楽しんでた ・お前は?→ルームサービス ・怖いか糞ったれ!当然だぜ、元グリーンベレーの俺に勝てるもんか!→試してみるか?俺だって元コマンドーだ ・くたばれクソッタレが!(カチッ)ハッ!→くたばんのはお前だ! ・2人ともやり過ぎだわ! ・この住所には大きな倉庫が多い。そのどこかに飛行機を隠してるんだ。行くぞ。この車を使おう。やつにはもう要らん ・パシフィック埠頭に行くの?→いや・・・買い物だ→買い物? 6 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:44:45.90 コマ語録④ ・『軍放出品販売所』 ・開いてくれ・・・頼む→(ブッ! ウィーン→ワーオ ・それは何?→ロケットランチャーだ ・カービー将軍に連絡を取ってくれ。メイトリックスと言えば分かる→将軍だぁ?寝言言ってんじゃねーよ ・ヘイヘーイ・・・女だ、悪かねえぜ ・ん?何する気だ?→俺たちに何か見せてえんだろ→ストリップかな? ・ゴウェアア・・・ ・どこで使い方を習った?→説明書を読んだのよ! ・あなたは誰かに野蛮だって言われたことない?→行くぞ、急げ! ・こんなの飛行機じゃないわ!羽のついたカヌーよ!!→だったら漕げばいいだろ! ・動けこのポンコツが!動けってんだよ!(ドカッ)→この手に限る ・船に気をつけろ→あーぁダメーぶつかる!あーっ!→落ちつけ! ・メイトリックスですか?→通信隊に連絡して警察と沿岸警備隊の無線を残らず傍受させろ  →何が始まるんです?→第三次大戦だ ・緊急!繰り返す、緊急!ただちにカービー将軍に連絡されたし ・レーダーから消えました・・・ ・小娘の喉を切るのは温かいバターを切るようだぜ→ナイフはしまってろ。その口も閉じとけ  →口だけは達者なトーシロばかり、よく揃えたもんですなぁ。まったくお笑いだ。メイトリックスがいたら奴も笑うでしょう  →ベネット君、私の兵士は皆愛国者だ  →ただのカカシですな。俺達ならまばたきする間に皆殺しにできる、忘れないことだ  →ベネット、君は私を・・・脅しているのか?→事実を言っているだけです。仕事を終えたらメイトリックスは娘を取り返しに来ます。  娘が生きていようがいまいがそいつは・・・関係ない。奴はアンタを追いかける。あんたをメイトリックスから守ることができるのは・・・俺だけです  →怖がっているのは・・・私ではなく君じゃないのかベネット?君こそメイトリックスを恐れているんだ→もちろんです、プロですから・・・しかしこちらには、切り札があります ・メッセージは覚えたな?→コマンドー、カービー、コードレッド、座標ね。OKよ ・奴らが俺を見つけるまでは無線を使うな→どうしてそれが分かる?→島がドンパチ賑やかになったらだ ・はい・・・アリアス大統領だ→飛行機には乗っていなかった・・・娘を殺れ ・やっぱりやって来たか。さすがだメイトリックス ・小娘め!・・・くそぉ、逃げたかっ! ・・・うぉぉぉっ!! ・コマンドー!繰り返しますコマンドー!こちらはWXの448。  フランクリン・カービー将軍に緊急のメッセージがあります、どうぞ。繰り返す、カービー将軍です、どうぞ ・よし撃て!・・・撃ち方やめ!・・・見て来いカルロ 7 : 水先案名無い人2017/04/13(木) 17:45:26.76 コマ語録⑤ ・二手に分かれろ!油断するな! ・悪いな パパでなくてよ ・大佐ぁ!腕はどんなだ?→こっちへ来て確かめろ!→いや結構。遠慮させてもらうぜ ・大佐!顔出してみろぉ!一発で、眉間をブチ抜いてやる。古い付き合いだ。苦しませたか���ぇ ・ベネット!その子は関係ない!放してやれ!目的は俺だろう!→フハハハハハ!→右手をやられた!お前でも勝てる! ・右腕をやられた、お前でも勝てる。来いよベネット、銃なんか捨ててかかってこい!・・・楽に殺しちゃつまらんだろう。  ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。  そうじゃないのかベネット?→テメェを殺してやる・・・→さぁ子供を放せ、一対一だ!楽しみをフイにしたくはないだろう? ・来いよベネット!怖いのか?→ブッ殺してやる!ガキなんて知らねぇ!イッヒッヒッヒ。ガキにはもう用はねぇ!  アハハハハ・・・ハジキも必要ねぇやぁハハハ・・・誰がテメェなんか!テメェなんかこわかネェェェ!野郎ぶっ殺してやああぁぁる! ・年を取ったな大佐、ハハッ、てめぇは老いぼれだぁ ・気分いいぜぇ!昔を思い出さぁアハハハ!これから死ぬ気分はどうだ大佐ぁ!?てめえはもう終りだぁ!→ふざけやがってぇぇ!! ・畜生ぉ!眉間なんか撃ってやるものかい!ボールをフッ飛ばしてやる! ・地獄に堕ちろ、ベネット! ・まだ誰か残っているか?→死体だけです ・もう一度コマンドー部隊を編成したい、君さえ戻ってくれれば→今日が最後です ・また会おうメイトリックス→もう会うことはないでしょう 8 : 水先案名無い人 (ワッチョイ 93e5-dtzd)2017/04/13(木) 18:23:25.27 ID:L5YPUskN0 とんでもねえ待ってたんだ>>1 9 : 水先案名無い人 (ワッチョイW fb24-zmNz)2017/04/13(木) 20:13:36.70 ID:PAMY/lPj0 「コマンドー」放送履歴 1987年10月6日「ザ・ロードショー」TBSテレビ(屋良有作) 1989年1月1日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1990年10月19日「金曜ロードショー」日本テレビ(玄田哲章) 1993年12月12日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1995年8月27日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章) 1997年4月26日「ゴールデン洋画劇場」フジテレビ(玄田哲章) 19.6%  114分 1998年10月25日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章)   15.3%  112分 1999年12月28日「深夜枠」TBSテレビ(屋良有作) 2001年6月22日「金曜ロードショー」日本テレビ(屋良有作)   14.9%  111分 2004年6月18日「金曜ロードショー」日本テレビ(玄田哲章)   17.9%  111分 2006年3月5日「日曜洋画劇場」テレビ朝日(玄田哲章)     14.0%  112 2007年7月20日「金曜ロードショー」日本テレビ          12,8% 2008年9月18日「木曜洋画劇場」テレビ東京          10,2% 2015年11月18日「午後のロードショー」テレビ東京(玄田哲章) 2016年2月13日「サタデーシアター」 BS朝日(玄田哲章) 2017年4月12日「午後のロードショー」テレビ東京(玄田哲章)  こいよベネット! ト \   死ぬほど    /厄 放   こいつだけだ  リ \  疲れてる  /日     し  今           ッ \∧∧∧∧/ だ      て      日 羽のついたカヌー ク<   コ >わ  説     や  は              < 予 マ >    明      っ  休め!!   ロケットランチャー <    ン >    書  ポンコツ  た  ──────────< 感 ド >──────────  第 軍放出品店  蒸  <    | >あ  口だけ達者な    三           気  <  !!! の>  れ       トーシロ 駄  次 この手に限る 抜 /∨∨∨∨\  は           目  世          き/ 筋肉モリモリ  \  嘘  教えて   だ  界大戦 ターザン /  マッチョマンの変態 \  だ   頂戴!
コマンドーのガイドライン part232 [無断転載禁止]©2ch.net
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keroushi · 4 months
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shineheadz · 4 years
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妻と子供を同時に亡くしました 信じられないことが起きてしまいました。 あれから2週間が経過している今も、感情が定まらないので 上手くまとまらないかもしれません。 しかし、一度お伝えしなければと思い 震える手で書いております。 妻と出合って10年、結婚して6年 不妊治療に末、2020年の3月下旬か4月1週目辺りに 待望の初の娘が産まれる予定でした。 僕も妻も出産に向けて 健康には人一倍気をつけて 新型コロナウィルスもかからず 妻は手術の12時間前までとても健康状態は良く、笑顔でした。 2020年3月28日夕方 妊娠10カ月。 この日は、陣痛やおしるし等 いくつかある出産のサインが出たため 子供を産むつもりで一緒に病院に行きました。 しかし、子供は産まれる直前で亡くなりした。 そして、その数時間後、3月29日日付変わってすぐ妻も亡くなりました。 常位胎盤早期剥離という胎児と母体をつなぐ胎盤が剥がれてしまう症状で この症状にかかると 子供は半分以上は助からない、もし助かったとしても高確率で障がいのある子になる。 そして母体も危ない。 そう医師から言われました。 急ぎ、帝王切開で子供を取り出してもらいましたが 子供の心臓は動いてませんでした。 手も足も耳も鼻も立派に付いてるのに。 3024gもあるのに。 数時間前は妻の中で動いていたのに。 その常位胎盤早期剥離から帝王切開の流れは 通常に帝王切開より妻の体に大きく負荷がかかるらしく 血が止まらなくなるDICという状態になるそうです。 子供が生きていれば リスクはぐっと減るみたいですが 子供は死にましたので リスクはぐっと上がります。 かかりつけの産婦人科では輸血量や処置が追いつかず 大手の病院に搬送されました。 コロナの影響か 近くの大手病院は受け入れられず、少し離れた��手病院に搬送。 その救急車の中が妻と最後の別れでした。 あの時は、まだ手を握り返してくれたのに もう手は冷たく 握り返してくれません。 ベッドにいたのが 棺の中になり 今は壺の中にいます。 なんなんですかね。 これは。 昼まで元気だったんですよ。 家に帰ったら 子ども服、抱っこ紐、ミニーのお布団などあるんですよ。 でも、誰もいないんですよ。 なんなんですかね。 これは。 もしこれが 明確な医療ミスならば、妻や子供のためにも 人生かけて戦うぞ。という想いもあるけど。 常位胎盤早期剥離という症状は 亡くなる5日前に検診した時でさえ たとえ病院を変えても 絶対わからないと複数のお医者さんから断言されました。 2020年現在、確実な予防、発見方法はありません。 妻は毎週かかりつけに見てもらいましたが 発見できるものではありません。 今回手術してくれたお医者さんとはもちろん直接話し合いましたし 本など書いてる有名な不妊治療、産婦人科の先生などにもアポなしで 電話して聞きました。 この症状が起きたら、胎児が50%死亡か障がいが残り 母体を危険。 それは変わらない。 初めに手術したお医者さんも、最後の緊急治療室で処置してくれた先生も 最善の対応をした。 最善を尽くした上で最悪の結果になったということ。 常位胎盤早期剥離にさえならなければ。 でもその症状は予兆なく突然起きる。 24時間一緒にいて体調には気を付けていたのに。 それでもギリギリまで気付けない。 今回関わった20年のキャリアを持つ医者も、30年のベテラン産婦人科医も先生も 母子共に死なせてしまったのは初めてだったそうです。 もう、どこにこの想いをぶつけたらいいか分かりません。 常位胎盤早期剥離が起こる確率は全分娩の中で0.5% その内の30%~50%で胎児は死ぬ。 日本国内で出産が原因で妊婦が亡くなる確率は 5/100000人 (2015年調べ) これが母子共に起こる確率は万が一どころではない。 でも年間100万人妊婦がいるので 毎年50人は妊婦が亡くなってる計算になる。 こんなんで納得しないけど 調べずにはいられなかった。 腑に落とすには無理があるけど。 それぞれの確率は全体から見れば可能性のある話しだし。 手術してくれたお医者さんや 有識者の意見をまとめると医療ミスでもない。 たった一回の出産で万が一が起きたことになる。 納得なんてできないけど 攻めるべき相手もいない。 葬儀も葬儀で コロナの影響で集まり過ぎるとリスクあるから 断腸の思いでこちらから断った方もいる。 食事はリスクを考え、出せない。 最後くらい華やかに送り出したいけど。 自己判断でって言ったら、もうパンパンに来てしまいそうで。 もし逆の立場で 子供産まれるよーって幸せに送り出されて 報告楽しみにしてたらどっちも死にましたって んなもん信じられるかって直接確認したくなるからなぁ自分は。 もちろん自分にコロナの疑いあれば行かないけど。 せめて、まだ身体のある火葬までは 妻と子供をたくさん想いたいのに こんな感じでコロナ対策に大切な時間をかける。 僕と妻が出産するためにコロナには特に気を付けていたから 最後の最後で気を緩めるわけには行かない。 万が一葬儀でクラスターが起きたら もう僕は全てを考えるのやめたくなる。 消毒液や除菌シートは大量に置いたし 窓も全開でとお願いした。 喪主の僕は最後の顔合わせですらマスク着用。 椅子の間隔は普段の倍。 室内に入らず終わるという外焼香の場所も設けた。 万全の対策をして葬儀をした。 でも万が一はたった一回でも起きることがあるからなぁ。 多分もう10日過ぎたから大丈夫だと思うけど。 だめだなぁ。 永遠と書いてしまう。 一旦ここで書くのをやめよう。 出生届出すつもりが 何故か死亡届と死産届出してる。 産まれるはずの娘には ディズニーやプリキュアの歌を聞かせるはずが 何故かお経を聞いてる。 3人の写真を飾る場所に 何故か笑顔な妻の顏だけの写真がある。 胸がギューっと縮まって窮屈なのに 何故か家は広い。 外はいい天気なのに 何故か毎日目の前が涙で曇る。 なんなんですかね。 これは。 最後は明るく締めようと思ったけど ダメでした。 これがありのままの文章です。 想像を絶する絶望ですが 今後これ以上絶望する経験はないと思います。 這い上がる気持ちをあるけど 心の火は消えてないけど 今は無理です。 とりあえず、お客さん、パフォーマー、友達など 産まれることを楽しみにしていた方に事実を報告しなければ と思い 時間をかけて書きました。 過去一番まとまらない内容だな。 次に書くときはもう少し整理してから書きます。 今はこれで勘弁してください。 妻に関わってくれた方 お世話になりました。 誠にありがとうございました。 油井ジョージ
妻と子供を同時に亡くしました | One Man Band Party
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georgetakigawa · 5 years
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2019年10月22日のツイート
自炊したPDFを64GBのmicroSDカードに入れて、Fire HD 10のSideBooksで読む仕組みにしました。SideBooks、傍線引いたり簡単にできて、読書が捗ります。ちょいちょいアプリが落ちるのがちょっと不満ですが…。とにかく紙の本が多いので(相当自炊しましたが)、量を減らしたいです。
— ジョージ滝川@フォロバ100% (@georgetakigawa) October 22, 2019
いまさらですが、MacBook Airのスピーカーって意外にいい音出しますね…。ちなみに今、井上陽水が歌う「SAKURAドロップス」(宇多田ヒカル)が流れてます(笑)。
— ジョージ滝川@フォロバ100% (@georgetakigawa) October 22, 2019
即位礼正殿の儀、30分前の12時半ころ。急に日が差し☀️東京の街が虹色に🌈✨こんな低い位置の虹は初めて見たなぁ(*^^*) pic.twitter.com/gr9CnDA2pt
— 油彩画家・たえ (@taeyanagisawa) October 22, 2019
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abeya38 · 7 years
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【日本国憲法改正派の正体】
私事になるのかも知れないが、私は日本臣民なので8月になると頗る機嫌が悪いので、保守だの愛国だのと自称してゐる人とお話してみた。
これを弱い者いぢめであるといはれると、確かにさうかも知れないのだが、彼等としては自分達が弱者であるといふ自覚がないので、その点は彼等を尊重して挙げて欲しい。(その自覚のなさ(具体的には彼等が敵視してゐるサヨクにも論破され、反論できない残念な所など。)が、そもそも彼等の頭の弱さの根拠なのだが、こればかりは本人の問題なので如何ともし難い。)
さて、今更いふ事でもないのだが、日本国憲法の改正論、詰り護憲でも新憲法でも同じなのだが、彼等「日本国憲法が憲法として有效である」といふ者達の正体とは「人でなし」である。
日本人ではないとか、頭が弱いとか、さういつた次元ではなく「人間失格」である。実に恥の多い生涯を送つてゐる。 犬畜生に劣るといふても良いのだが、それでは畜生に失礼であるし、そもそも畜生といふのはヒト科の動物よりも本能的にも優れてゐる場合が多い。
では、何故に彼等は「人でなし」なのか。
例へば、彼等が常日頃に知的装飾品として飾り立ててゐる「日本の伝統・文化」「国史」「皇統」といふものを、彼等は自ら否定して、台無しにしてゐる。
停戦後に我が国は連合国(現・国連)の侵略軍(GHQ)の軍事占領下に置かれた。因みにこれは停戦の條件とされたポツダム宣言に違反してゐる。 その占領時に制定されたのが日本国憲法なのだが、これは事実としては多国間の合意であるから、それは明らかに国際法の範疇である。また、様々な條約を反故にして迄、我が国に対する侵略に正当性を持たせて、戦争犯罪を隠蔽したともいへる。
我が国の独立性が損なはれた状態で、自由も民主的傾向もない恐怖の独裁支配の下で、恐怖に屈した自己保身(売国)と打算に基き制定された日本国憲法が、仮に国際法でないとしても、それが独立国の憲法として成り立つ筈もない。
そのやうに事実を指摘すると、改正派など有效論の彼等は「ははは。そんな馬鹿な。実際に日本国憲法が憲法だとしてこれまでやつてきたではないか!」といふ旨の事をいふ。
哀れだ。彼等は国家とその独立性といふものを知らぬのだ。 他国ならばいざ知らず。神代に連なるこの眞正傳統國家であるこの日本でそれだ。
ある意味で仕方のない事かも知れない。彼等の大半は物心がついた時には既に「日本国憲法が憲法である!」といふ戦後占領体制下にゐたのだから。 生まれた時には既にカラーテレビが主流であつた世代といふのは、嘗てはテレビが白黒であり、その少し前にはテレビが普及してゐなかつたのだといふ事実を実感として認識出来ない。哀れな彼等は日本国憲法下の占領体制が国家であり、独立性であるといふ錯覚、誤認に気付く事もなく「日本は伝統のある国!平和な国!豊かな経済大国!先進国だぞ!」といふて自分の足に繋がれた「奴隷の鎖」の自慢話をするのだが、実に滑稽である。井の中の蛙大海を知らず。
いや、大海を知らぬだけならばまだ良いが、彼等は井戸の水こそが大海であり、現実の大海の中でも自分達に優位性があると錯覚してゐるのだ。それは少し前にあつた様に、非正規雇用の者が、そこの正規雇用の者よりも単純な時給や日給としては自分達の方が高給である事を以て、まさにこの「奴隷の鎖」を自慢してゐた訣だ。そしてその結果として「非正規雇用の問題」が大きくなつてきた。更に、正規雇用の者達といふのも日本国憲法下の占領体制で働く、生活するといふ事が、グローバリズムの荒波にそれに隷従した成金蛙の集団が飛び込む行爲だといふ自縄自縛を分らない、認めない。
それはまるで肥え太らされた豚が牧畜業者に対して「いつもメシ奢つてくれるオレの親友!」といつてゐるのと同じだ。但し、豚といふのは知能が高いので、そんなヒト科の動物よりもより現実を見てゐるのかも知れない。余談だが鯨や海豚は知能が高いので喰ふのは野蛮であり、知能は高くとも豚を喰ふのは良しとする理由とは、そのやうに主張する者達の文化に於いては、鯨は油やコルセットの爲に絶滅する程に乱獲する対象であり、海豚は可愛いので見世物にする対象であり、豚は昔から喰つてきたので、それを喰ふのは問題ないといふ非常に独善的な、差別的な話なのだが、彼等は余りにも恥知らずに、いや、それを恥だといふ認識すら持たずに堂々と主張するのでこちらが却つて萎縮してしまふ位だ。 余談として挙げた話だが、これこそが問題の本質といふても良い位だと思ふ。持論だがアメリカでは大統領も裁判でも聖書に宣誓してゐる場面を見るのだが、そのアメリカは8月9日にその教会、それも東アジア最大の大聖堂の上に原爆を投下した。
これは浦上天主堂が異端だといふ事だらうか。私も嘗てはさう思ふ事もあつたが、これは豚が牧畜業者に対して「あれ?ボクは少し個性的だから、親友に嫌はれちやつたのかな?」といふ話で本質的ではないだらう。牧畜業者であるアメリカやそれらから見ると、キリシタンであるかどうかといふ以前に彼等は別人種である日本人を豚である、人間ではないといふ目で見てゐるのだらう。「そんな事はないよ!友達だよ!(豚のベーブも、おさるのジョージも!)」と輪をかけて独善的な熱弁を振るふ西洋人をよく見たが、そのやうなあやふやな感情論ではなく、動かぬ歴史事実に於いて、彼等はさうとしか解釈出来ぬ事を一貫して続けてゐる。少なくとも私は彼等の情緒的な訴へよりも歴史的に一貫する事実を信ずる。※参考「アーロン収容所」等多数
そして、残念な事だが、現実にさうであるからこそ、女子供、ご老人を焼き討ちにし、原爆を投下し、侵略占領し、勝手に「憲法」といふ名称の文書を制定した上で「あ!その憲法だと大変だらうから、安保條約もセットにしてあげるよ!大丈夫!友達だからお値段は「思ひやり」で!」といふのだ。しかし、アメリカ入植でも西洋列強の植民地化侵略を見ても、大東亜戦争後の経済侵略を含めて、そのやり口は一貫してゐる。
耶蘇教の聖典にある最初の人間アダムは土から創られたさうだが、いくら土を捏ねても土は土である。土なくして人も有り得ないのだが、飽く迄も人は人(の系譜)から生まれるから人である。己を土塊の末裔と思ふ阿呆共は脳内創造主に「園の木のすべてから取つて食べてよい。しかし、良し悪しの知識の木から食べるな。なぜならお前がそれから食べる日に必ず死ぬ。」と命じられる単なる奴隷であり、自分の肋骨から創られた(といふ妄想の)妻を充てがはれ「産めよ増えよ地に満ちよ、そしてそれを征服せよ。また、海の魚を、空の鳥を、地の上を這つてゐる生き物を支配せよ!」といふ噴飯物のノルマを「祝福」されたと錯覚したイナゴの群れ。詰り、変な勘違ひをしたブラック企業の非正規雇用であり、その奴隷達のリーダーである。バイトリーダー的なアレだ。「テレビないですよ!?」といふても契約を迫るNHKの走狗だ。
その哀れな奴隷リーダー達はその支配の方法までが脳内創造主の猿真似でしかない。そのやり口とは脳内創造主様がアダムとイヴに嘘を付いてゐる構造の模倣である。
彼等が奴隷である事実を伏せてゐる。そして、その事実が露見する事を恐れて「知恵の樹の実」を食べるなと命じ、己と比肩する「生命の実」を彼等が食べるのを恐れ、「知恵の実」を食べた二人に圧迫面接をして責め、二人がその責任を転嫁する事を更に責めるが、それをいふなら「お前の責任をこそ自覚しろ!」となる筈が、知恵が付いても奴隷根性が染み付き本能の劣化した者はそこで失楽園だと嘆く事になる。イヴに対しては産みの苦しみと夫からの支配、アダムに対しては地から苦しんで食物を取ることと土に還ることださうだ。これは解放された奴隷に見られる症状であるが、いつてみれば本来の自由な人間社会の有り様であると思ふ。それに対して、女性に対して産みの苦しみ、夫からの支配がないといふのは要は母性の否定であり、売春婦として生きなさいといふ呪ひであり、男に対しては家族が自活して生きる爲の行爲を苦役だとしてニートにして、「死すべき定めだ!お前死ぬ!絶対死ぬ!」と当り前の事を殊更強調して脅すといふのは、新興カルト宗教の常套手段である。 因みにこの脳内創造主様といふのは悪魔である。少なくとも現在の脳内創造主様は間違へなく悪魔である。
この悪魔が「あ、オレオレ!創造主だけど、取り敢へず知恵の実は食べちゃダメだから!」といふてゐるのだ。とはいへ、これらの神話の本来の教へといふか、その構造的な雛形は我が国の神話にあるのかも知れないのだが、そこは伝言ゲームの悲しさといふべきか、単に理解の浅い者と利己的な者との影響なのか、はたまた原理主義的な民度の低下なのか。兎に角、酷い有様である。 が、この理屈に拠つて我が国が本質的に支配されないといふのも道理である。我が国は天神地祇の国であり、この八百萬の神はアダムの支配対象ではないし、アダムの創造主に勝る事はあつても劣る事などない。そして日本人といふのは正統な、その神々の末裔である。野蛮な土塊の末裔が文化的に比肩する筈もない。
だが彼等がその野蛮な高慢と卑劣を堅持するのであれば、それを真に受ける方が間抜けだといふ事になるのが現実の厳しさなのだとも思ふ。
彼等のいふ事を眞に受けて、日本国憲法が本当に我が国の憲法として有效であるのならば、我が国の傳統も文化も、国史も、皇統も、私達自身の存在すら、連綿と続く一貫性が損なはれ、有象無象の塵芥と化すではないか。神代からの己の氏素性を知らぬ蛮族ならばいざ知らず。神國日本に於いて、そのやうな野蛮な侵略行爲が認められる筈もないのだ。大東亜戦争に我が国が敗れたといふ論調もあるが、太平洋での戦闘では確かに不利ではあつた。不利といふのが不服と思ふならば大陸打通作戦等や世界的な植民地支配の崩壊といふ現実も見なければ片手落ちだらう。そもそも、動かぬ事実として列強国の植民地化侵略を挫き、我が国に対する侵略占領を行はせる事で、結局は彼等のいふ大義を粉微塵に粉砕したではないか。占領体制の戦後日本ではなく、正統の、本来の我が国こそが国際社会に残された唯一の希望である。人間の尊厳である。
「いや、勝てば官軍。力こそが正義だよ!」といふ暴力礼賛の曲学阿世の徒、「無責任ナル軍國主義」、「世界征服の擧ニ出ヅルノ過誤」、そんな「事大主義者のアダムとイヴ」も多いが、人の世が如何に偏つてゐても、事実は動かぬのだから、結局は事実に沿ふ者だけが勝つのだ。正勝吾勝勝速日。
8月15日を終戦記念日といふのであれば、この事実を明徴し、我が国の、大東亜戦争の本質的な勝利を顕彰し、我が国の国柄の不変、独立性とその一貫性を確認し、国際社会に対しても眞の自由と平和、自立と人間の尊厳を恢復させねばならない!
---------------- ・國體護持總論 http://kokutaigoji.com/books/menu_kokutaigojisouron.html
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bar-kinematos · 8 years
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digdlsnews · 7 years
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