#梅園菓子処
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令和5年2月23日(水) 日本橋はよいお天気✨ 日本橋三越催事に 沢山ご来店いただき 誠に有難うございました🌷😊初日、2日目と 早い時間に品切れしてしまい 申し訳ございませんでした🙇♀️ ・ 次回の催事は 7/5(水)-11(火)に 決まりました✨ 宝満山ジンジャー、水羊羹 ういろう粽など 夏のお菓子も取り揃えて 参ります♪ またお会いできますのを 楽しみにしております❣️❣️ ・ 本日 うその餅(木うそいり) 日本橋三越(地下一階)菓遊庵に 並んでおります♪ 買いそびれちゃったお客さま ラストチャンスです✨✨ どうぞお運び下さいませ😉 ・ 4/23(日)まで 銀座無印6階にて @ateliermuji_ginza 「愛すべき日本のお菓子展」 では 東風梅もご紹介 いただいております♪ 4/22(土)-23(日)には 東風梅の販売もございます❣️ 大好きな料理家 長尾智子��んの企画展です😊 @new_standards 先日も催事にご来店頂き お話しする機会がありました🥰 Instagramに投稿も😭 期間長いので のぞいて下さい❣️ #梅園菓子処 #太宰府 #太宰府天満宮御用達 #日本橋三越催事 #麒麟うその餅 (日本橋三越本店) https://www.instagram.com/p/Co8ehQgPsHq/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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新人ロスです。
新人公演は真面目に役者紹介書かなきゃなって思いました。かきます。
最後になにか付け足すやつ、私もやりたいなと思いました。かきます。おすすめのお菓子ね。
【役者】
縦縞コリー
何度も電チャリを貸してくれてありがとうございます。もう元に戻れません。
密かに憧れていたのがこりちゃんの発する鼻濁音なんですよね。いいなと思って今公演では真似して鼻濁音をしっかり発するようにしています。
35期のピュアな部分を一身に背負って可愛いです。主役輝いてる。
きなこもちチョコ
あろハム権左衛門
宣美柄この芸名を入力したりレタリングしたりするのですが、もう何してもおもろい。ほんま。そんなあろハムは前からずっと発声が綺麗だと思っておりました。今回はそれを思い切り発揮しており嬉しいです。あとマイムがめちゃくちゃ上手いと発見しました。こりちゃんと喧嘩するシーンなんかも迫力あるよね。でも私の一番のお気に入りは最後の笑顔です。
雪の宿
海泥波波美
35期の頼れるお兄さん。麻雀と競馬と紅茶を添えて。今回はなんと大道具のデザインのお手伝いを私にさせてくれました。嬉しかったです。作りやすい規格とかもね、教えてくれました。授業で習ったCADを実践できて楽しかったです。ありがとう大道具チーフ。夜勤とかすごい忙しそう。ゆっくり休んでください。今公演の海泥波波美はとってもキュートです。たまに某相原町の住人がでちゃうけどね。
ファミマのバタービスケットサンド紅茶
苔丸
いつもお世話になっております。数少ない大阪モノレール同級生。山田までいっぱい話せるから、柴原が過疎ってても寂しくないもんね。何かしら物を貸してもらうことが多いです。大変ありがとうございます。苔丸のきちんとした暮らし���眩しく、目が潰れそうですが、最近は頑張って彼女の生活を見習おうとしています。近づきたいよね。聞き上手だから色んなことをペラペラ喋ってしまいます。
阿闍梨餅
ミル鍋
わたし。寝坊。大罪人。
12月24日午前5:30現在、ジャンカラで夜を明かしたのち、らびと漫喫で堕落の時間を過ごしています。
大福小餅
たびたびお家に泊まらせて頂きました。諸事情でもうそれは難しそうですが、思い出は永遠です。
彼女が話す時、なんかぴょこぴょこしてたり腕が上下に動いたりしています。可愛いですね。あと相槌が異様に可愛いです。何?
こふくが舞監であったことは、35期にとってかなりの幸運であると思います。いつもありがとう。ベトナムでグルメを楽しんでね。
ミニストップの塩豆大福
中森ダリア
オムニであまり話せなかったぶん、今公演でたくさんいっしょにいられて嬉しいです。一緒にお菓子とか買いに行ってくれてね、ありがとうございました。新しい髪色バチバチに似合ってるよ。焼肉食べ放題美味かったね、東京見物楽しんでください。今これを書いている時、ひらりが東京に着いたストーリーを見ました。フッ軽すぎ。
ビスコ︎ ☺︎
冊まいむ
女児ピンめちゃくちゃ似合ってた。芸名に違わぬマイムで毎回楽しませてもらいました。パソコン壊れたりチケットの配送がトラブったりととことん災難に見舞われていたので、その分この後はめちゃくちゃ良い事ばかり続いて欲しいです。稽古期間中においもフェスタ行ってたやん、あれ私もマジで行きたかった。再チャレンジを狙います。
生協コンビニの柔らかほしいも
衿君
演技ができて映像つくれて照明仕込めてフィジカルエリートでギャグがつよい。逆に何ができない?教えて欲しい。愚かな私には分からない。遠藤圭一のキャラはえりっくにしかあんなに面白く出来なかったでしょう。記憶に爪痕残すよね。さっき一緒にカラオケで徹夜したけど、惨憺たる状況の面子の中で最初から最後まで平静を保っていて、これがフィジカルエリートかと戦慄しました。
バリボリラムネぶどう味
しょこら
ルロイ修道士はマジでハマり役だった。こらしょのずっと口角上がってそうな話し方、結構好きなのですが、それがルロイの役柄にぴったり合わさっていた気がします。あとみーらのアドリブと相性が良い。千秋楽ではまさかと思ったけれど本当��無量空処をやりやがった。ちなみに厳かな修道士服の下に着ているボトムスはOsaka Universityのスウェット。もうおもろい。
ブラックサンダー 至福のバター味
帝京魂
芸名を変える変えると聞いていたので楽しみに待っていたら、とんでもないのがきました。入力する側も大変愉快です。作業服とヘルメットが異様に似合うことに定評のあるこの男。最初に衣装着た時なんかあまりに似合いすぎて笑いしか出ませんでした。その姿でパンチの掃除とかするともう役作り通り越して憑依。才能ですね。おでこ出すの似合う。男梅グミを好いている、センスがいい。
小梅ちゃんキャンディ
黒井白子
以前からずっと思ってたけど新人公演で更に思いました。並の人間には出来ないくらい演劇に真摯な人ですね。35期の皆のトレーナーとなって実力の底上げをしてくれました。指導者の才能があると思う。彼の凄いところは、辛辣な指摘や注意喚起をせねばならない場面でも、上手く全体のテンションを高く保ちつつ座組を引き締める言葉選びをするところです。白子に窘められたら反省するし、白子に褒められたらめちゃくちゃ嬉しい。これは凄い事だと思います。
ローソンのどらもっち抹茶味
鴨兎春
いま漫画喫茶の狭いフラット個室に私と2人ですし詰めになり、漫画と惰眠とインターネットを満喫している。ときどき図学の悪口をいっている。一緒にファンズワース邸、完成させような。サッシ窓に負けるな。最強舞美チーフ兼宣美のエース。タテカン全人類に見せびらかしたいよね。今公園の奥パネはびの並々ならぬ努力の末、マステの上から水墨画風グラデ塗装がなされるという超職人技仕様となりました。演技で大大大成長を遂げ、横の道化師にすら負けない素敵な存在感を放っていた。
ふたりはチソキュア、シェアハウスが出来なくとも事実婚しようね。
さくさくぱんだピスタチオ味
【オペ】
園堂香莉
おぺのなぽりことおぺり。照明職人。キャスパの照明がバチくそかっこよく、神業であることは言うまでもないです。ちなみにトラシュでだいたいトラブルがない。優秀すぎる。棒人間のキャスパも作ってくれた。棒人間、キャスパつくるの難しすぎやろと思ってたら、エモくてしんみりしてでもかっこよいハイセンスな振り付けが送られてきました。なんと体育館の一室を借りて熟��してくれた。すんごい。
マロッシュみかんソーダ味
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PV、何?????????
脳が理解を拒むハイセンスな構成、見てパッと推測しただけで白目剥きそうになるレイヤー数、後々判明する随所に散りばめられた脚本からの小ネタ。どうしてそんなに芸達者なんですか?そのうち考察厨が湧きますよ、あなたのPVにね。ちなみに多分ですが、もう湧いている。最近ね、ちゃうかが楽しくなってきてくれたみたいでとても嬉しいです。そのボケの投球頻度と質、只者じゃない。
ヤングドーナツ
まろん
音響オペ。公演中、ときどきこっそりオペ席から舞台を見てたのですが、そういう時はだいたいまろんの背後に控えておりました。今公演で初めて公演中のオペさんの仕事風景を目にしたわけですが、めたくそ格好良かったです。まさに職人。ビオラ弾けるの、カッコよすぎる。ティッシュ1枚くらいの軽さで私にもビオらを触らせてくれ、少し弾き方を教えてもらいました(←?!?!)
瀬戸塩アソートせんべい ゆず塩味
【+α】
紫仏瑠唯
漢字合ってるか合ってないかわかんなくなっちゃった。間違ってたらごめんね。当制での参加だったけど、結構仕込み週とかにも顔を出してくれました。久しぶりに沢山話せて嬉しかったですね。突然カメラを回しても笑顔で対応してくれてありがとうでした。今度は一緒に役者として共演とかしてみたいですね。
千寿せんべい
近未来ミイラ
あんたが大将〜!!沢山悩みながらこの脚本を完成させてくれました。正直、同世代にこんなに面白い創作物を作れる人間が存在することが信じられません。今公演では、みーらの教養やかつて習った国語の教科書の題材への掘り下げが惜しみなく発揮されており、とってもなんか、好きです。演出お疲れ様でした、年末はゆっくりお休みください。お友達の唯端楽生さんにもよろしくね。
ポッキー 冬の塩キャラメル味
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ラムレーズン宝満山。 太宰府の梅園菓子処の代表銘菓『宝満山』は淡雪羹でもなく羊羹でもういろうでも、もちろんプリンでもない。卵と砂糖、寒天だけでつくる個性的な和菓子。 銘の由来は古くから修験道の霊峰と崇められてきた太宰府と筑紫にまたがる 淡々かつ漠々とした山の空気になぞらえたもの。 長きに渡って親しまれてきたロングセラーが最近になって新バージョン"ラムレーズン"を創製。ほんわりした中に寒天ならではの存在感のある口あたり。そこにラムの香りがめちゃくちゃ合うのよ。和洋のボーダーを超えた風味絶佳なり。 #梅園菓子処 #和菓子 #卵 #ラムレーズン #太宰府天満宮 #太宰府 #宝満山 #あんこ #あんころりん https://www.instagram.com/p/CCd-3TFF0XZ/?igshid=c7ly74l520sm
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#鷽餅 #うその餅 #梅園菓子処 #太宰府スイーツ #カーリーヘアー #curlyhairstyles #japanesesweet (at 梅園菓子処) https://www.instagram.com/p/B7TY-Z2AWDA/?igshid=1r8wu9mhyap8b
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#たべもの #栗きんとん
秋の味覚といえば、この近辺で有名なのが「栗きんとん」です。裏ごしした栗に砂糖だけを加えて、キュッと茶巾しぼりにするアレ。この季節になると一度は和菓子屋さんに出向きたくなるアレです。
普通、各和菓子屋さんで6個とか10個の箱詰めにされて売られている栗きんとんですが、中津川駅前のにぎわい特産館では、中津川市内のお店の栗きんとんの食べ比べができる詰め合わせセットが販売されているのです。
箱に7つ入った栗きんとん(一番右上のスペースには茶葉が入っているので)は、一つ一つが全て違うお店のもの。普通食べ比べをするとなると、点在する各お店をせっせと回って集めてこなければならないんですが、その労力を考えると素晴らしいセットです。
中津川の栗きんとんと言えば、超有名処のお店があるので、最近は期間限定出店とかで現地ではなくても食べられるようになっています。イオンとか名古屋で秋になると出てますね。だから中津川の栗きんとん=そのお店の栗きんとんみたいになっているのですが(私も前は栗きんとんというのはそのお店のものだと思っていた)。
でもそもそも、栗きんとんというのは地元の小さな和菓子屋さんでも置いてある地元馴染みの食べ物。地元民にはもちろん有名処の人気も高いんですが、地元に根付いた小さな和菓子屋それぞれに特徴があり、隠れた名店ならぬ自分の中でもナンバーワン栗きんとんの店というものを持っているらしい……。ということを聞き、やっぱりその、有名処以外の名店の味も食べてみたくなるわけです。
原材料は栗と砂糖だけなので、食べ比べといってもそう変わるものではないだろう……と思いきや、いざ比べてみると驚くほど各店で違いが出てきます。
私が買ったのは「ささゆり」の方で、入っているお店は
・中津川市内でも街中に近いところにある七福、信玄堂、梅園、しん
・リニア駅予定地近くの坂本にある柿の木
・中津川よりもさらに奥地の加子母にある和菓子屋さん、仁太郎
・苗木にある満天星(と書いてどうだんと読む) 一休
の7店舗です。
もしこれらのお店を全部自力で巡るとすると、中津川市街地周辺の4店舗は比較的簡単なんですが、加子母とか苗木とかまで巡るのは結構な労力。そこまで中々買いにいけるものでもないので、ありがとうありがとう詰め合わせセット、と拝むしかありません。
というわけで、それぞれの栗きんとんを半分ずつ切って、母親と栗きんとん食べ比べ会です。
そして以下、舌のあまりお利口でない私の食べ比べ感想メモです。
七福……砂糖少なめ?甘さ控えめのような気がします
信玄堂……栗本来の食感が残っているような?
梅園……突出してくせのあるわけではないバランス型かな?バランスよく美味しい
しん……自然な甘みが感じられるような?素朴な味のバランス型かな
柿の木……他のお店とははっきり違う食感。粘り気が強いです
仁太郎……甘み強め?この辺りになるともう分からなくなってくる
満天星 一休……一番栗の味が濃いような気がする
と、曖昧な舌による曖昧な感想ですが、母親も私も、ベストオブ栗きんとんはこの中では満天星一休のものでした。栗の主張が強い気がして、一番栗きんとん食べてます感があります。
調べてみるとどうやら九州の栗を使っているようで、地元の栗じゃなかったんかー!と思いつつ、美味しさに捻じ伏せられる感じです。
他のお店も九州の栗使ってるところ多いみたいですね。九州の栗美味しいのか……そうなのか……。目からウロコです。
感想の精度はともあれ、栗と砂糖から各店のこだわりでこれだけの味が出てくるんだなぁというのが実感できてとても面白いので、栗きんとん巡りおすすめです。
ちなみににぎわい特産館では箱詰めのセットだけではなく、各店バラで一つずつ買えるので、下調べをして気になるお店だけのバラ買いもできます。(店頭には特に味の特徴の表示はないので、バラ買いするとしたら下調べしていかないとわけの分からないことになります)
私が行った昼過ぎにはもうバラ買いでは完売しているところも多く……。全種揃えるならば早めに行かないと揃いません。一体どのお店が一番人気なのか、気になるところです。
追記
にぎわい特産館にはすやと川上屋の栗きんとんは置いていないので、それは別で各店にどうぞ、といった具合になります。まあでもこの2店舗なら地元でな��ても出会える機会があるので、私は今回中津川でなければ中々入手できないお店の方を優先しました。
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【#220/食べレポ@梅園の「宇治金時白玉×わらび餅かき氷」 2019年11月12日 18:16 甘味処って、いいですよね・・。 年齢を重ねれば重ねるほどに、その良さがわかっていく・・。 昔は断然洋菓子派だったのですが、いまやアンコが美味しくて美味しくて仕方が無いです。 この調子で演歌とか盆栽とかゲートボールとか良くなって行くんでしょうか。 誰かが大勢ハマっているものには必ず理由がある。 楽しみがたくさん過ぎて嬉しい。 Isn't it japanese sweet shop? The better you get, the better you get. In the past, it was definitely a Western confectionery group, but now Anko is delicious and delicious. Will encyclopedias, bonsai, and gateballs get better with this tone? There is always a reason why someone is addicted. I'm glad to have so much fun. 它不甜吗? 您��得的越好,您得到的越好。 过去,这绝对是西方的糖果集团,但是现在,Anko美味又美味。 这样的语气会使百科全书,盆景和门球变得更好吗? 总有人会上瘾是有原因的。 我很高兴有这么多的乐趣。 #日刊ごはんと物語 #日刊ごはんが好き #dailyeatandstories #foodillustration #fooddrawing #もみじ真魚 #maomomiji #飯テロ #食べ物愛 #おなかすいた #foodporn #美食 #毎日更新 #京都グルメ #梅園 #宇治抹茶白玉抹茶わらび餅かき氷 (甘党茶屋 梅園 河原町店) https://www.instagram.com/p/B4wprvxlfHI/?igshid=13dto69yspy2l
#220#日刊ごはんと物語#日刊ごはんが好き#dailyeatandstories#foodillustration#fooddrawing#もみじ真魚#maomomiji#飯テロ#食べ物愛#おなかすいた#foodporn#美食#毎日更新#京都グルメ#梅園#宇治抹茶白玉抹茶わらび餅かき氷
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 7月15日(金) #仏滅(己巳) 旧暦 6/17 月齢 16.0 年始から196日目(閏年では197日目)にあたり、年末まであと169日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 梅雨明けまずったかなってな陽気☔️ 大した事がない雨ですけど、どうも 湿り具合が「梅雨でしょあんた」😅 みたいです🤚海の日の寸前まで元々 は20日ですが、その頃まで梅雨って ありますからね😏それで海の日の朝 に「梅雨明け宣言します」って何度 もあったから、正に今ってこんな感 じじゃなかろうか❓さて7月も前半 が今日で終了🤚でっ明日は折り返し 点で月曜から7月の後半で「海の日」 って事は三連休ですね😅💦晴れる と良いですね💕後ろ席の女子が今日 休みだって云うから4連休ですよ🚀 こんな、ご時世で何処行くんだろう って、いいか人の事は😓💦気に すんなって🤚では今朝は失礼🙏 . 今日一日どなた様も💁お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋 モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #室蘭艦砲射撃(ムロランカンポウシャゲキ). 大東亜戦争も末期の1945(昭和20)年7月15日(日)赤口.アメリカ海軍艦艇が北海道室蘭市一帯に行った艦砲射撃である。 室蘭市は周囲に鉄鉱石の鉱山や炭鉱が存在したほか、良好な港湾を得られたことから高射砲等の兵器を製造の工場 が建ち並ぶ重工業の町であった為、以前よりアメリカ軍の攻撃目標となっていた。 1時間に渡る砲撃で860発の砲弾が発射され、その6割以上が市街地に着弾し、御崎町や御前水町、輪西町、中島本町 を中心に485人の犠牲者を出した。うち439人は一般の民間人であり、兵器工場を狙うだけでなく市街地にまで照準を 合わせるとは明らかに無差別殺人であり戦争犯罪である。 . #仏滅(ブツメツ). 六曜における大凶日。 仏滅は万事に凶であるとされる。 この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。 他の六曜は読みが複数あるが、仏滅は「ぶつめつ」としか読まれない。 「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」ともいわれる。 また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もある。 . 大明日(ダイミョウニチ). 民間暦でいう吉日の一つ。 この日は、建築・旅行・婚姻・移転などすべてのことに大吉であって、他の凶日と重なっても忌む必要がないともいう。 . #母倉日(ボソウニチ). 暦で、母が子を育てるように、���が人間をいつくしむという日。 . #己巳の日(ツチノトミノヒ). 12日ごとに巡ってくる巳の日のうち、十干の「己(ツチノト)」と重なる日は「己巳の日(ツチノトミノヒ)」と呼ばれています。 己巳の日は60日に一度、年に6回しか訪れない貴重な日で、巳の日よりさらに金運がアップするといわれる吉日です。 . #三鷹事件. . #ホッピーの日. . #盆(#盂蘭盆会). . #中元. . #ファミコンの日. . #うらかわ夏いちごの日. . #世界ありがとうの日. . #内航船の日. . #マンゴーの日. . #大阪港開港記念日. . #博多祇園山笠・追い山(福岡市博多区・櫛田神社). . #お菓子の日(毎月15日). . . ■本日の語句■. #苦言は薬なり甘言は病なり(クゲンハクスリナリカンゲンハヤマイナリ). 【意味】 苦言はしっかり受けとめれば改善・向上の役に立つが、甘言は迎合するだけで人をだめにしてしまう。 . . 1988(昭和63)年7月15日(金)先勝. #藤井美菜 (#ふじいみな) 【女優】 〔アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンディエゴ⇒新潟県〕 . . (北千住) https://www.instagram.com/p/CgAjXE2hXKXgUj6dNaaJYX0-RtbFlk_SXr1ZsA0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#仏滅#室蘭艦砲射撃#母倉日#己巳の日#三���事件#ホッピーの日#盆#盂蘭盆会#中元#ファミコンの日#うらかわ夏いちごの日#世界ありがとうの日#内航船の日#マンゴーの日#大阪港開港記念日#博多祇園山笠・追い山#お菓子の日#苦言は薬なり甘言は病なり#藤井美菜#ふじいみな
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令和5年2月21日(火) 日本橋三越催事 とうとう最終日❣️ 初日に完売してご迷惑を お掛けしちゃった うその餅(木うそ入り)! 気合いをいれて作ったものが まだ山のようにあります💦 日本橋ご当地うそ "麒麟"もあります♪ 今日が最終日なので ぜひたくさん 買いに来てください❣️ 木うそいり「さいふだより」 大中寺芋ようかんも 多めに✨あり ダイエットして 若返った専務と慶次郎と お待ちしております❣️❣️ Instagramをみて とお気軽に お声かけ下さいね♪ 写真は日本橋三越女将と 昔の日本橋をあらわした帯✨✨ #日本橋三越催事 #菓遊庵 #麒麟うそ #うその餅 #宝満山 #梅園菓子処 #太宰府和菓子 梅園菓子処 営業時間 10:00-17:00 🟩店休日 2/6(月)、13(月)、20(月)、27(月) TEL092-922-4058 FAX092-928-0383 住所:太宰府市宰府2-6-16 西鉄電車「太宰府駅」から徒歩1分 *参道に入って右側5軒目 *大きな看板が目印です ️*全国発送承ります (日本橋三越本店) https://www.instagram.com/p/Co57WNrvkAw/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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今日は京都和菓子巡りを総勢5人で楽しみました!3軒目で早くも甘味処に入ってお茶タイムをするという笑 巡ったお店 ・月餅家 直正 ・先斗町駿河屋(休み) ・梅園 三条町店 ・小松屋 ・亀屋良永(休み) ・総本家河道屋 ・京菓子ますね ・菓子司亀廣永(休み) ・錦まるん pic.twitter.com/WOWRfpREel
— 嶋田コータロー (@SRokota) May 27, 2018
May 27, 2018 at 10:32PM http://twitter.com/SRokota/status/1000731351237124098
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各地句会報
花鳥誌 令和3年10月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年7月1日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
ちらちらと風になびくや小判草 喜代子 月涼し越し人生を返り見る 同 堤防の舗装工事に夏深む 英子 大夕焼茜に染まる遊びの子 都 誰が化身蛍火となり闇を舞ふ 同 訳有りの香水今は琥珀色 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月3日 零の会 坊城俊樹選 特選句
吸殻はサルビアの雨に崩れて 和子 色悪の血まみれとなる夏芝居 要 柏手も汗も小言も楽屋口 荘吉 歌舞伎座の江戸むらさきの涼しさよ いづみ 通り抜けても青梅雨の銀座かな 要 辯松へ思ひありしか梅雨の蝶 三郎 歌舞伎座の裏店にある水羊羹 いづみ 木挽町の色を正して濃あぢさゐ 和子 風鈴や木挽町しか知らぬ風 順子 三つ編みをほどき蛍をとほくする 光子
岡田順子選 特選句
やうやくに楽屋貰ひて夏暖簾 佑天 高楼に埋もるる梅雨の小料理屋 小鳥 緑蔭にレノン形見の喫茶店 いづみ 三越の獅子にまたがる父の朱夏 俊樹 緞帳の街を治める朝曇 三郎 一センチほどの薔薇咲く木挽町 小鳥 垢抜けぬ頰で見にゆく夏芝居 光子 紅薔薇を傘もささずに買ふ男 きみよ 吸殻はサルビアの雨に崩れて 和子 夏深し妾の店の連子窓 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
手の窪に水の匂へる蛍かな 世詩明 梅雨ごもりポストは音を待つてをり 清女 魚の店は蝿取りリボンぶら下がる 誠 雲の峰海へと続く行者道 同 潮浴びの乾きし肌に白き塩 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 花鳥さ��れ会 坊城俊樹選 特選句
栄枯知る一乗谷の大夏木 かづを 老鴬に耳遊ばせてゐる故山 同 山日和老鴬機嫌よく啼けり 同 夏潮の香を浴び渡る神の島 同 海に向く茶房の窓や夏の潮 匠 縁側は親のぬくもり端居せる 同 夏潮の三国河口に女佇つ 和子 棟梁で寡黙な男哥川の忌 同 泰山木花の大いさその白さ 天空 夏潮に護られるごと句碑三基 同 丸ごとのこれぞ西瓜と云ふ西瓜 雪 夏潮を佐渡へ蝦夷へと旅せし日 清女 なんとなく撫でてあげたい西瓜かな 笑 美しき娘を残し夏の月 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
とび降りる水待つ滝の流れかな 独舟 ドア開けて人を待つかに水中花 清 客一人静かさにある水中花 同 手も足も尻も出てゐる夏蒲団 晶子 口癖も日焼けもまさに親子なり 同 蜘蛛の囲に雨粒光り蜘蛛は留守 寛子 一滴のブランデーなりし夜の秋 岬月 鳶職の足場を雲の峰に組む 同 ボート漕ぐピアスとピアス光り合ふ 雅春
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月10日 ますかた句会 栗林圭魚選 特選句
月見草闇押し退ける力あり 秋尚 枕辺に老舗の名刺うなぎの日 多美女 リハビリを終へギヤマンの氷菓子 同 月見草夕靄濃ゆき無人駅 ゆう子 空蟬や古寺の砌に横たはり 幸風 けさの雨白く飛沫きぬ原爆忌 ゆう子 母の言ふ忘られぬ空原爆忌 多美女 女坂木々の重なり寺涼し 瑞枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
料亭の盛り塩に梅雨しとどなる 清女 剥落の蔵の上なる雲の峰 上嶋昭子 時鳥行幸の山鳴き交はす みす枝 一枚の朴の落葉にある孤独 ただし 気に入らぬ日射しひまはり北を向く 時江 梅雨豪雨猛獣の群れ襲ふごと みす枝 木蔭には木蔭の色の額の花 信子 朝曇世の盛衰の見えかくれ 時江 喉飴をがりがり噛んで梅雨籠 清女 アマリリス弱気の兄を背に庇ひ 上嶋昭子 鬱憤を噴き出す如くソーダ水 みす枝 夏雲の一つ一つに獣住む 世詩明 青簾一枚外は日本海 ただし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海に果つ誘導灯や月見草 美智子 博物館枡に咲かせる古代蓮 悦子 雷鳴に引き摺られ行く雨の�� 佐代子 短夜や寝返り毎に白みをり 宇太郎 幽妙な香となる風蘭の夜風 悦子 雷���去り砂丘稜線みづみづし 都 沙羅散るや禅語の数と思ふ程 益恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
虹立ちてひと刷り濃かり空の碧 秋尚 捨て切れぬ夢まだありぬ雲の峰 同 神職の袴は浅葱雲の峰 美貴 たこ焼きのたこはみ出して雲の峰 有有 入道雲目指して彼方定期船 史空 片脚を天城嶺に置き朝の虹 怜 横寝する父の跣足や縒れる爪 聰 雲の峰青空少しづつ食みて 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月13日 萩花鳥句会
遠き日や開聞岳の夾竹桃 祐子 砂山の一つ残りて晩夏かな 美恵子 子窓開け直ぐ二度寝入る風晩夏 健雄 山津波救命急ぐ汗汗汗 陽子 月涼し今日も安堵の日でありき ゆかり 広島の空の青さよ夾竹桃 克弘
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令和3年7月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
八日目のバナナ甘美をまとひたる 登美子 テーブルにぽつんとバナナ夜を明かす あけみ 歳月に吾と琥珀色増す梅酒 みえこ 半夏生物忌みの日と畏みぬ 同 開け放す御堂鶯老を鳴く 令子 疫病を祓ふ茅の輪をくぐりけり 同 行く人も来る人も居てかき氷 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
雨蛙いつ迄其処にゐるつもり 雪 百年に滅びし栄華夏の草 同 修羅場秘め密かに待てる蟻地獄 みす枝 伝達はちよつと一ト言蟻の列 同 稲光どつと天地を翻へす 玲子 形代を流せる指の皺深し ただし 一山のみどり明りの中を来し かづを 雲の峰見上げて君を待ちをりし 高畑和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
蟬の穴覗きて闇の深からず 三無 草いきれ甘く重たき風となる 和子 アイスキャンディー食ふ子とそれを見てゐる子 千種 しつかりと姉の手握り雲の峰 斉 炎帝や年尾の句碑の揺るぎなく 亜栄子 絵日傘をたたみ閼伽桶汲む女 芙佐子 少年へ機関車聳ゆ日の盛 千種 組む足で裾さばきをりサンドレス 和子
栗林圭魚選 特選句
草影の一枚はがれ夏の蝶 和子 炎天へかひな開けり母の塔 千種 背に誰か並ぶ気配や夏の果 和子 両手拡げ風となる子や夏野原 三無 菩提樹といふ仏性が蟬集め 同 這ひ上り仏足石に迷ふ蟻 芙佐子 少年へ機関車聳ゆ日の盛 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
雲の峰仰ぐ男の子の目の青さ 和子 ナース行く七夕竹にすれすれに 昭子 半夏生ほどの化粧や母在さば 同 父の日や兄に残りし父の顔 令子 福井空襲夏休待つ前日だつた 同 洗ひ髪彼の世此の世の人を恋ひ 雪 猫であることを忘れて猫昼寝 同 青葉木菟明智軍記を蔵す寺 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年7月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
夕べ啼きをりし蛙は殿様か 雪 母に別れ蚊帳に別れし昭和かな 上嶋昭子 思案中らしき男の白扇子 同 水中花の水替ふ君の留守の部屋 同 蛍篭明りに本を読みし日も 洋子 仏壇にもつとも古りし水うちは 同 曇天にほのかな明り合歓の花 紀代美 御住職までもあやめり水鉄砲 一涓 青天を背にし三人ラムネ飲む ただし 炎天下裸婦像ことに裾からげ 世詩明 山を割る男瀧の水の白きかな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
釘の錆風鈴を吊る指先に 睦子 行水の音たばしらせ若き父 同 炎昼や人みな影としか見えず 同 白刃のごとく立ちたり滝行者 伸子 風鈴の吊しままなる売家かな 久美子 人形の動かぬ瞳水中花 ひとみ 行けど行けど夏鶯の浦の径 由紀子 花海桐煌めいてゐる忘れ潮 さえこ 夏の夜のあやかし君とゐるスナック ひとみ 七夕や園児は時を駆けてをり 勝利 落蟬の足動きつつ曳かれ行く 志津子 噴水のあざとき色を噴き上げぬ 伸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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福到来‼︎ 「世の中のうそとうそとのかへかへにかへてあたへん我は誠を」 仙厓 「お抹茶の舌にとろけるうその餅」 久子 #鷽の餅 #japanesedessert #japanese #御菓子処梅園 #大宰府天満宮 (at 梅園菓子処) https://www.instagram.com/p/CDvsX3BJyr9/?igshid=hljhxbccsfsu
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梅園菓子処 かえるの麩焼き(2021)
太宰府の霊峰 宝満山の山頂を目指しているヒキガエルを応援するお菓子を制作。焼印と栞のイラストを担当しました
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お地蔵様
里帰りした男の話。
これは実に二十年ぶりに里帰りした時の話である。思ひ立つたのは週末の金曜日、決行したのは明くる日の土曜日であつたが、何も突然と云ふことではなく、もう何年も昔から、今は無き実家の跡地を訪れなければならないと、漠然と思つてゐ、きつかけさへあればすぐに飛び立てるやう、心の準備だけはしておいてゐたのである。で、その肝心のきつかけが何なのかと云へば、私が小学生の時分によく帰り道を共にした女の子が手招きをするだけ��いふ、たわいもない夢だつたのだが、私にとつてはそれだけで十分であつた。一泊二日を目安に着替へを用意し、妻へは今日こそ地元の地を踏んでくると、子供へはいゝ子にしてゐるんだよと云ひ残し、一人新幹線に乗り込んだ私は、きつかけとなつた夢を思ひ出しながら、生まれ育つた故郷へ真直ぐ下つて行つた。
実のことを云ふと、この時にはすでに旅の目的は変はつてゐたやうに思へる。私の故郷といふのは、周りを見渡せば山と川と田んぼしかないやうな田舎で、目を閉じてゆつたりと昔を懐かしんでゐると、トラクターに乗つてゆつくりとあぜ道を走るお爺さんだつたり、麦わら帽子を目深に被つてのんびり畑を耕すお婆さんだつたりと、そんなのどかな光景が頭に描かれるのであるが、新幹線のアナウンスを聞きながら何にも増してはつきりと思ひ出されたのは、一尊のお地蔵様であつた。大きさはおよそ二尺程度、もはや道とは呼べない山道の辻にぽつんと立つその地蔵様には、出会つた時から見守つていただいてきたので、私たちにとつてはもはや守り神と云へやう。私たちはお互ひ回り道になると云ふのに、道端で出会ふと毎日のやうにそのお地蔵様を目指し、ひとしきり遊んだ後、手を合はせてから袂を分かつてゐた。さう云へば最後に彼女の姿を見たのもそのお地蔵様の前であつたし、夢の中でも彼女はそのお地蔵様の傍にちよこんと座つて、リンと云ふ澄んだ鈴の音を鳴らしながら、昔と同じ人懐つこさうな目をこちらに向けてゐた。ちなみにこゝで一つお伝へしておくと、彼女の夢を見た日、それは私が故郷を離れ、大阪の街へと引つ越した日と同じなのである。そしてその時に、私は何か大切なものをそこへ埋めたやうな気がするのである。――と、こゝまで考へれば運命的な何かを感じずには居られまいか。彼女が今何処で何をしてゐるのかは分からない。が、夢を通じて何かを訴へかけてきてゐるやうな気がしてならないのである。私の旅の目的は、今は無き実家を訪れるといふのではなく、彼女との思ひ出が詰まつたその地蔵を訪れること、いや、正確には、小学校からの帰り道をもう一度この足で歩くことにあつた。
とは云つても、地元へは大阪からだと片道三四時間はかゝるので、昼過ぎに自宅を出発した私が久しぶりに地に足をつけた時にはすつかり辺りは暗くなりつゝあつた。故郷を離れた二十年のうちに帰らなかつたことはないけれど、地方都市とは云つても数年と見ないあひだに地味に発展してゐたらしく、駅周辺はこれまで見なかつた建物やオブジェがいくつか立ち並んでゐて、心なしか昔よりも賑やかな雰���気がする。駅構内もいくつか変はつてゐるやうであつたが、いまいち昔にどんな姿をしてゐたのか記憶がはつきりしないため、案内に従つてゐたらいつの間にか外へ出てしまつてゐた程度の印象しか残つてゐ��い。私は泊めてくれると云ふ従妹の歓迎を受けながら車に乗り込んで、この日はその家族と賑やかな夜を飲み明かして床についた。
明くる日、従妹の家族と共に朝食をしたゝめた私は、また機会があればぜひいらつしやい、まだ歓迎したり無いから今度は家族で来て頂戴、今度もまたけんちやんを用意して待つてゐるからと、惜しまれながら昨晩の駅で一家と別れ、いよ〳〵ふるさとへ向かふ電車へと乗つた。天気予報の通りこの日は晴れ間が続くらしく、快晴とはいかないまでも空には透き通るやうに薄い雲がいくつか浮いてゐるだけである。こんな穏やかな日曜日にわざ〳〵出かける者は居ないと見えて、二両しかない電車の中は数へられるくらゐしか乗客はをらず、思ひ〳〵の席に座ることが出来、快適と云へば快適で、私は座席の端つこに陣取つて向かひ側の窓に映る景色をぼんやりと眺めてゐたのであるが、電車が進むに連れてやはり地方の寂しさと云ふものを感じずにはゐられなかつた。実は昨晩、駅に降り立つた私が思つたのは、地方もなか〳〵やるぢやないかと云ふことであつたのだが、都会から離れゝば離れるほど、指数関数的に活気と云ふものが減衰して行くのである。たつた一駅か二駅で、寂れた町並みが現れ始め、道からは人が居なくなり、駅もどん〳〵みすぼらしくなつて行く。普段大阪で生活をしてゐる私には、電車に乗つてゐるとそのことが気になつて仕方がなかつた。さうかと云つて、今更故郷に戻る気もないところに、私は私の浅ましさを痛感せざるを得なかつたのであるが、かつての最寄り駅が近づくに従つて、かう云ふ衰退して行く街の光景も悪くは無いやうに感じられた。それは一つにはnostalgia な気持ちに駆られたのであらう、しかしそれよりも、変はり映えしないどころか何もなかつた時代に戻りつゝある街に、一種の美しさを感じたのだらうと思ふ。何にせよ電車から降り立つた時、私は懐かしさから胸いつぱいにふるさとの空気を吸つた。大きいビルも家も周りにはなく、辺り一面に田んぼの広がるこの辺の空気は、たゞ呼吸するだけでも大変に清々しい。私はバス停までのほんの少しのあひだ、久しく感じられなかつたふるさとの空気に舌鼓を打ち続けた。
バス停、……と云つてもバスらしいバスは来ないのであるが、兎に角私はバスに乗つて、ちやつとした商店に囲まれた故郷の町役場まで行くことにした。実のこと、さつきまで故郷だとかふるさとだとか云つてゐたものゝ、まだ町(ちやう)すらも違つてをり、私のほんたうの故郷へは駅からさらに十分ほどバスに揺られ無ければ辿り着けず、実家へはその町役場から歩いて二十分ほどかゝるのであるが、残念なことにそのあひだには公共交通機関の類は一切無い。しかしかう云ふ交通の便の悪さは、田舎には普通なことであらう。何をするにしても車が必須で、自転車で移動をしやうものなら急な坂道を駆け上らねばならず、歩かうものならそれ相応の覚悟が要る。私は自他ともに認める怠け者なので、タクシーを拾はうかと一瞬間悩んだけれども、結局町役場から先は歩くことした。母校の小学校までは途中まで県道となつてをり、道は広く平坦であるから、多少距離があつても、元気があるうちはそんなに苦にならないであらう、それに何にも増して道のすぐ傍を流れる川が美しいのである。歩いてゐるうちにそれは美化された思ひ出であることに気がついたけれども、周りにはほんたうに田んぼしか無く、ガードレールから下をぐつと覗き込むと、まだゴツゴツとした岩に水のぶつかつてゐるのが見え、顔を上げてずつと遠くを見渡すと、ぽつぽつと並ぶ家々の向かうに輪郭のぼやけた山々の連なる様が見え、私はついうつかり感嘆の声を漏らしてしまつた。ほんたうにのどかなものである。かうしてみると、時とは人間が勝手に意識をしてゐるだけの概念なやうにも思へる。実際、相対性理論では時間も空間的な長さもローレンツ変換によつて同列に扱はれると云ふ。汗を拭いながら足取りを進めてゐると、その昔、学校帰りに小遣ひを持ち寄り、しば〳〵友達と訪れた駄菓子屋が目に入つて来た。私が少年時代の頃にはすでに、店主は歩くのもまゝならないお婆さんであつたせいか、ガラス張りの引き戸から微かに見える店内は嫌にガランとしてゐる。昔はこゝでよく風船ガムであつたり、ドーナツであつたり、はたまた文房具を買つたりしたものであつたが、もう営んではゐないのであらう。その駄菓子屋の辺りがちやうど田んぼと人の住処の境で、県道から外れた一車線の道先に、床屋や電気屋と云つた商店や、古びたしまうたやが立ち並んでゐるのが見えるのだが、どうもゝうあまり人は居ないらしく、その多くはピシャリと門を締め切つてゐる。中には荒れ屋敷化してしまつた家もあつた。
と、そこでやうやく母校の校庭が見えて来た。町役場からゆつくり歩いて二十五分と云つたところであらうか、時刻を確認してみるとちやうど午前十一時である。徐々に気温が上がつて来てゐたので、熱中症を心配した私は、適当な自販機を見つけるとそこで水を一本買つた。小学校では何やら催し物が開催されてゐるらしく、駐車場には何台もの車が停まつてをり、拡声器を通した賑やかな声が金網越しにぼや〳〵と聞こえてきたのであるが、何をやつてゐるのかまでは確認はしてゐない。おそらく子供会のイベントでもやつてゐたのであらう。さう云へば私も昔、めんだうくさい行事に参加させられた憶えがある。この学校は作りとしてはかなり平凡であるのだが、さすがに田舎の学校ともあつて緑が豊富であり、裏には先程沿ひながら歩いて来た川が通つてゐる。久しぶりにその川にまで下つてみると、記憶とは違つてカラリと乾いた岩がゴロゴロと転がつてをり、梅雨時のじめ〳〵とする季節でも涼を取るには適してゐるやうに感じられた。一体、こゝは台風がやつて来ると自動的に被害を受ける地域で、毎年子どもたちが夏休みに入る頃には茶色く濁つた濁流が溢れるのであるが、今年はまだ台風が来てをらず、降水量も少なかつたこともあつて、さら〳〵と小川のやうな水の流れが出来てゐる。昔、一度だけ訪れたことのあるこの川の源流部でも、このやうな流れが出来てゐたやうな憶えがある。が、源流のやうに水が綺麗かと問はれゝば、決して肯定は出来ない。手で掬つてみると、太陽の光でキラキラと輝いて一瞬綺麗に見えるけれども、じつと眺めてゐると苔のやうな藻がちらほら浮いてゐるのが分かり、鼻にまで漂つて来る匂ひもなんだか生臭い。それにしても、この手の中で漂つてゐる藻を藻と呼んでいゝのかどうかは、昔から疑問である。苔のやうな、とは形容したけれども、その色は生気を感じられない黒みがかつた赤色で、実はかう云ふ細長い虫が私の手の上で蠢いてゐて、今も皮膚を食ひ破つて体の中に入らうとしてゐるのだ、と、云はれても何ら不思議ではない。さう考へると、岩に引つ付いてうよ〳〵と尻尾を漂はせてゐる様子には怖気が走る。兎に角、話が逸れてしまつたが、小学生の時分に中に入つて遊んだこの川はそんなに綺麗では無いのである。むしろ、影になつてゐるところに蜘蛛の巣がたくさん巣食つてゐたり、どす黒く腐つた木が倒れてゐたりして、汚いのである。
再び母校へと登つて、先程通つて来た道に戻り、私は歩みを進め初めた。学校から出るとすぐに曲がり角があつて、そこを曲がると、右手には小高い山、左手にはやはり先程の川があり、その川の向こう側に延々と田んぼの並んでゐるのが見える。この辺りの光景は今も昔も変はらないやうである。道の先に見える小さな小屋だつたり、ガードレールだつたり、頼りない街灯も変はつてをらず、辛うじて残つた当時の記憶と綺麗に合致してゐる。私は変はらない光景に胸を打たせつゝ、右手にある山の影の下を歩いていつた。そして、いよ〳〵突如として現れた橋の前に辿り着くや、ふと歩みを止めた。彼女と学校帰りに会ふのはいつもこゝであつた。彼女は毎回リンリンと軽快な鈴の音を辺りに響かせながら、どこからともなく現れる。それは橋の向かふ側からゆつくりと歩いて来た���ともあれば、横からすり寄つて来たこともあつたし、いきなり背後を取られたこともあつた。私はゆつくりと目を閉じて、ゆつたりと深呼吸をして、そつと耳を澄ませた。――木々のざわめきの中にかすかな鈴の音が、確かに聞こえたやうな気がした。が、目を開けてみても彼女はどこにも居ない。今もどこかから出てきてくれることを期待した訳ではないが、やはり一人ぽつんと立つてゐるのは寂しく感じられる。
橋の方へ体を向けると、ちやうど真ん中あたりから強い日差しが照りつけてをり、反射した光が目に入つて大変にまばゆいので、私はもう少し影の下で居たかつたのであるが、彼女がいつも自分を待たずに先々行つてしまふことを思ひ出すと、早く歩き始めなければ置いていかれてしまふやうな気がして歩き始めた。橋を渡り終へてすぐに目に飛び込んで来たのは、川沿ひにある大きなガレージであつた。時代に取り残されたそれは、今も昔も所々に廃材が積み上げられてゐ、風が吹けば倒れてしまいさうなシャッターの中から、車だつたり、トラックの荷台だつたりがはみ出してゐるのであるが、機材や道具などが放りつぱなしになつてゐることから、未だに営んではゐるらしい。何をしてゐるのかはよく知らない。が、聞くところによると、こゝは昔からトラックなどの修理を行つてゐるところださうで、なるほど確かにたまに危なつかしくトラックが通つて行つてゐたのはそのためであつたか。しかし、今見ると、とてもではないが生計が成り立つてゐるやうには思へず、侘しさだけが私の胸に吹き込んで来た。二十年前にはまだ塗料の輝きが到るところに見えるほど真新しかつた建物は、今では積み上げられたガラクタに埋もれたやうに古く、痛み、壁なぞは爪で引つ掻いたやうな傷跡がいくつも付けられてゐる。ガレージの奥にある小屋のやうな家で家族が暮らしてゐるやうであるのだが、その家もゝはや立つてゐるのが限界なやうである。さて、私がそんなボロボロのガレージの前で感傷に浸つてゐたのは他でもなく、彼女がこゝで遊ぶのが好きだつたからである。する〳〵と積まれたガラクタの上を登り、危ないよと云ふこちらの声を無視して、ひよい〳〵とあつちこつちに突き出た角材に乗り移つて行き、最後には体を蜘蛛の巣だらけにして降りてくる。体を払つてやらうと駆け寄つても、高貴な彼女はいつもさつと逃げてしまふので、仕方なしにそのへんに生えてゐる狗尾草(エノコログサ)を手にして待つてゐると、今度はそれで遊べと云はんばかりに近寄つて来ておねだりをする。その時の、手にグイグイグイグイ鼻を押し付けてくる仕草が殊に可愛いのであるが、だいたいすぐに飽きてしまつて、気がついた時には喉をゴロゴロと云はしながら体を擦り寄せて来る。これは愛情表現と云ふよりは、早く歩けと云ふ彼女なりの命令で、無視をしてゐるとこちらの膝に乗つてふてくされてしまふので、帰りが遅くならないようにするためには渋々立ち上がらなければならない。
さう云へばその時に何かを食べてゐたやうな気がするがと思ひ、私は彼女との思ひ出を振り返りつゝ辺りを見渡してゐた。するとガレージの横に鬱蒼と生い茂る草木の中に、柿の木と桃の木の生えてゐるのが見つかつた。だが、ほんたうに一歩も入りたくないほどに、大葉子やら犬麦やら髢草が生えてをり、当時の私が桃やら柿やらを毟り取つて食べてゐたのかは分からない。しかしさらに見渡しても、辺りは田んぼだらけで実のなる木は無いことから、もしかしたら先程の橋を渡る前に取つて来て、彼女の相手をしてゐるあひだに食べてゐたのかもしれない。先程道を歩いてゐる時にいくつかすもゝの木を見かけたから恐らくそれであらう。なるほど、すもゝと云ふ名前にはかなり聞き覚えがあるし、それになんだか懐かしい響きもする。それにしてもよく考へれば、そのあたりに生えてゐる木の実なぞ、いつどこでナメクジやら毛虫やらが通つてゐるのか分からないし、中に虫が巣食つてゐたのかもしれないのに、当時の私はよく洗いもせず口にしてゐたものである。今思ふとものすごく怖いことをしてゐたやうに感じられる。何にせよ、彼女はいつももぐ〳〵と口を動かす私を不思議さうに見てきては、差し出された木の実を匂ふだけして興味のなさゝうな顔をしてゐた。なんや食べんのか、お前いつたい、いつも何食べよんな。と、問うても我関せずと云ふ風に眼の前で伸びをするのみで、彼女は彼女でしたゝかに生きてゐるやうであつた。
気がつけば私は座り込んでゐた。眼の前では彼女が昔と同じやうに、なんちやら云ふ花の前に行つては気持ちよさゝうに匂いを嗅いで、恍惚とした表情を浮かべてゐる様子が繰り広げられてゐた。少しすると彼女の幻想は私の傍に寄つて来て、早く行きませう、けふはもう飽きてきちやいました、と云ふ。そして、リンと鈴の音を立たせながらさつと身を翻して、私の後ろ側に消えて行く。全く、相変はらず人を全く待たない子である。いや〳〵、それよりも彼女の亡霊を見るなんて、私は相当暑さにやられてゐるやうであつた。すつかりぬるくなつた水を口に含むと、再び立ち上がつて、田植えが行われたば��りの田んぼを眺めながら、彼女を追ひかけ初めた。
ところで、もうすでに読者は、延々と続く田んぼの風景に飽きてきた頃合ひであらうかと思ふ。が、そのくらゐしか私のふるさとには無いのである。私ですらこの時、懐かしみよりも飽き〳〵としてきた感情しか沸かなかつたので、もう今後田んぼが出てきたとしても記さないと約束しよう。だが歩いてゐると、いくつか昔とは違つてゐることに気がついたので、それは今こゝで記しておくことにする。まず、田んぼのあぜ道と云ふものがアスファルトで鋪装されてゐた。それも最近鋪装されたばかりであるらしく、未だにぬら〳〵と黒く輝いてをり、全くもつて傍に生えてゐる草花の色と不釣合ひであつた。かう云ふのはもはや都会人である私の嘆きでしか無いが、こんな不自然な黒さの無い時代を知つてゐるだけに残念である。二つ目は、新たに発見した田舎の美しさである。これはガレージの道のりからしばらくして空を仰いだ時に気がついたのだが、まあ、順を追つて説明していかう。断末魔のやうなツクツクホーシの鳴き声を聞くために足を止めた私は、ぼんやりと眼の前にある虎杖(いたどり)を眺めてゐた。ゆつくりと目を動かすと、崖のような勾配の向こう側に田んぼがだん〳〵になっているのが見える。決して棚田と云へるほど段と段が詰まつてゐる訳ではないが、その棚田のやうな田んぼのさらに向かふ側に、楠やら竹やら何やらが青々と茂つてゐるのが見え、そして、もう少し見渡してみると空の上に送電鉄塔がそびえているのが見えた。この鉄塔が殊に美しかつたのである。濃い緑色をした木に支へられて、淡い色の空をキャンバスに、しつかりとした質感を持つて描かれるそれは、赤と白のしま〳〵模様をしてをり、おそらく私は周りの自然とのコントラストに惹かれたのだらうと思ふ。この旅で最も美しかつたものは何ですかと聞かれたならば、空にそびえ、山と山を繋ぐ鉄塔ですと答へやう、それほどまでに私はたゞの鉄塔に感銘を受けてしまひ、また来ることがあるならば、ぜひ一枚の作品として写真を撮りたいと思ふのであつた。
ところで読者はその鉄塔の下がどのやうになつてゐるのかご存知であらうか。私は彼女と一緒に足元まで行つた事がある。行き方としてはまず田舎の道を歩くこと、山の中へ通ずる道なき小さな道を見つけること、そして藪だらけのその道に実際に飛び込んでみることである。もしかすると誰かのお墓に辿り着くかも知れないが、見上げて鉄塔がそびえてゐるならば、五分〳〵の割合でその足元まで行きつけるであらう。お地蔵様へ向かふために山道(やまみち)に入つた私は、その小さな道のある辻に来た時、つい鉄塔の方へ足を向けさうになつた。が、もうお昼時であるせいかグングン気温が上がり始め、路端(みちばた)の草いきれが目に見えるやうになつてゐたので、鉄塔の下で足を休めるのは次の機会にと思ひ、山道を登り始めた。別に恐ろしいと云ふほどではないけれども、車の音がずつと遠くに聞こえるせいか現世から隔離されたやうで、足取りはもうずいぶん歩いて来たにも関はらずかなり軽快である。私は今頃妻が子供と何をしてゐるのかぼんやりと想像しつゝ、蔓のやうな植物が、にゆる〳〵と茎を伸ばしてゐる柔らかい落ち葉の上を、一歩〳〵よく踏みしめて行つた。日曜の夕食時、もしかするとそれよりも遅くなるかもしれないが早めに帰ると云ふ約束の元、送り出してくれた妻は、今日はあなたが行きたがつてた王子動物園に行つてくるからいゝもん、と仰つていらつしやつたから、思ふに今頃は、子供を引き連れて遊びに行つてゐるのであらう。それも惜しいが、ペットたちとのんびりと過ごせなかつたのはもつと惜しい。特に、未だに懐いてくれない猫と共に週末を過ごせなかつたのは、もうかれこれ何年ぶりかしらん? あの猫を飼ひ始めてからだから、恐らく六年ぶりであらう。それにしてもどうして猫だけは私を好いてくれないのだらうか、家で飼つてゐる猫たちは、もう何年も同じ時を過ごしてゐるのに、私をひと目見るや尻尾を何倍にも膨らませて威嚇をしてくる。そんなに私が怖いのか。――などと黙々と考へてゐたのであるが、隧道のやうな木の生い茂りが開けた頃合ひであつたか、急に辺りが暗くなつて来たので空を仰いで見ると、雨の気配のする黒い雲が太陽を覆ひ隠してゐた。私は出掛けに妻に、どうせあなたのことだから雨が降ると思ふ��これを持つていけと折り畳み傘を一つ手渡されてゐたものゝ、これまで快晴だつたからやーいと思つてゐたのであるが、次第に埃つぽい匂いが立ち込めて来たので急いで傘を取り出して、じつと雨の降るのを待つた。――さう云へば、昔も雨が振りさうになつた時には彼女も傘に入れて、かうしてじつと佇んでゐたな。たゞ、そのまゝじつとしてゐてはくれず、雨に濡れると云ふのに、彼女はリンリンと軽やかな鈴の音を云はせながら傘の外に飛び出してしまふ。そして早く行かうと云はんばかりに、山道の少し上の方からこちらを見下ろして来くる。――懐かしい。今でもこの赤茶けた落ち葉と木の根の上に、彼女の通る時に出来る、狼煙のやうな白い軌跡が浮かび上がつてくるやうである。と、また昔を懐かしんでゐると、先程の陰りはお天道様のはつたりであつたらしく、木の葉の隙間から再び太陽が顔を覗かせるやうになつてゐた。私は傘を仕舞ひ込むと、再び山道を練り歩いて行つた。
だが、雨が降らなかつたゞけで、それからの道のりにはかなり恐ろしいものがあつた。陽が辺りに照つてゐるとは云へ、風が出てきて木の影がゆら〳〵とゆらめいてゐたり、ふつと後ろでざあつと音がしたかと思ひきや、落ち葉が何枚も〳〵巻き上げられてゐたり、時おり太陽が雲に隠れた時なぞは、あまりの心細さに引き返さうかとも思つた。そも〳〵藪がひどくて木の棒で掻き分けなければまともに進めやしない。やい〳〵と云ひながら山道をさらに進んで行くと、沼のやうにどんよりと暗い池が道の側にあるのだが、物音一つ、さゞなみ一つ立てずに、山の陰に佇んでゐるものだから、見てゐないうちに手が生えて来さうで、とてもではないが目を離せなかつた。そんな中で希望に持つてゐたのは、別の山道を登つても来ることの出来るとある一軒家だつたのだが、訪れてみると嫌にひつそりとしてゐる。おや、こゝはどこそこの誰かの父親か親戚かゞ住んでいたはずだがと思ひつゝ窓を覗いても誰もをらぬ。誰もをらぬし、ガランとした室内には酷く傷んだ畳や障子、それに砕けた天井が埃と共にバラバラと降り積もつてゐる。家具も何もなく、コンロの上にぽつんと放置されたヤカンだけが、寂しくこの家の行末を見守つてゐる。――もうとつくの昔にこの家は家主を失つて、自然に還らうとしてゐるのか。私は急に物悲しくなつてきて手の甲で目元を拭ふと、蓋の閉じられた井戸には近づかずにその家を後にした。行けば必ずジュースをご馳走してくれる気のいゝお爺さんであつた。
私の憶えでは、この家を通り過ぎるとすぐに目的のお地蔵様へと辿り着けたやうな気がするのであるが、道はどん〳〵険しくなつて行くし、全く記憶にない鉄製の階段を下らなければいけないし、��うやらまだ藪と戦はねばならないやうであつた。もうかうなつてくると、何か妖怪的なものにお地蔵様に行くのを拒まれてゐるやうな気さへした。だが、引き返す気は無かつた。記憶はほとんど残らなかったけれども、体は道順を憶えてゐるのか、足が勝手に動いてしまふ。恐怖はもはや旅の友である。先の一軒家を超えてからと云ふもの、その恐怖は猟奇性を増しつゝあり、路端(みちばた)にはモグラの死骸やネズミの死骸が、何者かに噛み殺されたのかひどい状態となつて散乱してゐたのであるが、私の歩みを止められるほど怖くは無かつた。途中、蛇の死体にも出くわしたけれども、どれも色鮮やかなアオダイショウであつたから、全く怖くは無い。そんなものよりよつぽど怖かつたのは虫の死骸である。私の行く手には所々水たまりが出来てゐたのであるが、その中ではおびただしいほどのカブトムシやカマキリが、蠢いているかのやうに浮いてゐて、ひやあ! と絶叫しながら飛び上がつてしまつた。別にカブトムシの死骸くらゐ、夜に電気をつけてゐると勝手に飛んでくるやうな地域で幼少期を過ごしたから、たいしたことではない。問題は数である。茶色に濁つた地面に、ぼつ〳〵と無数の穴が開いて、そこから黒い小さな虫が目のない顔を覗かせてゐるやうな感じがして、背中がゾク〳〵と殺気立つて仕方がなかつた。かういふ折には、ぼた〳〵と雨のやうに蛭が落ちてくるのが御約束であるのに、まつたく気持ち悪いものを見せてくるものである。
と、怒つたやうに足を進めてゐると、いつしか私は恐怖を乗り越えてゐたらしく、勇ましい足取りで山道を進んでゐた。するとゞうであらう、心なしか道も歩きやすくなり、轍が見え始め、藪もほとんど邪魔にならない程度しか前には無い。モグラの死骸もネズミの死骸も蛇の死骸も、蓮の花のやうな虫の死骸も、気がつけば道からは消えてゐた。そして一軒家を後にしてから実に二十分後、最後の藪を掻き分けると、そこには確かに記憶の通りのお地蔵様が、手をお合はせになつて私をお待ちしていらつしやつた。私は地蔵様の前まで来ると、まずは跪いてこゝまで無事に辿り着けたことに、感謝の念を唱へた。そして次々と思ひだされる彼女の姿に涙をひとしきり流し、お地蔵様にお断りを申し上げてから、その足元の土を手で掘つて行つた。冒頭で述べた、かの地蔵の傍に埋めたなにか大切な物とはこのことである。二十年のうちに土がすつかり積み重なつてしまつてゐたらしく、手で掘るのは大変だつたし、蚯蚓やら蟻やらよく分からない幼虫やらが出てきてゾツとしたけれども、しばらくするとペットボトルの蓋が見えてきた。半分ほど姿を見せたところで、渾身の力を込めて引き抜き、私は中にあつた〝それ〟を震へる手で握りこんでから、今度は傍にあつた漬物石のやうな大きな石の前に跪いた。手を合はせるときに鳴つた、リン、……と云ふ可愛らしい鈴の音は、蝉の鳴き声の中に溶け込みながら山の中へ響いて行き、恰も木霊となつて、再び私の手の中へ戻つてくるのであつた。
帰りの道のりは行きのそれとは違つて、かなり楽であつた。恐らく道を間違へてゐたのであらうと思ふ。何せ、先程見たばかりの死骸も無ければ、足をガクガクさせながら下つた階段も無かつたし、何と云つても二三分としないうちに例の一軒家へとたどり着いたのである。私は空腹から元の道へは戻らずに一軒家の近くにある道を下つて県道へ出、一瞬間今はなき実家の跡地を眺めてから帰路についた。いやはや、なんとも不思議な体験であつた、よく考へれば蝮に噛まれてもおかしくないのによく生きて帰れたものだ、とホツとすると同時に、なんとなく肩が軽くなつたやうな心地がした。――あゝ、お前でも放つたらかしにされるのは嫌なんだな。――と、私はもう一度顔が見たいからと云つて、わざ〳〵迎へをよこしてくれることになつた従妹を小学校で待ちながら、そんなことを思つた。
結局あのペットボトルは再びお地蔵様の足元に埋めた。中に入つてゐたものは私のものではなく、彼女のものであるから、あそこに埋めておくのが一番であらう。元はと云へば、私のなけなしの小遣ひで買つたものであるから、持つて帰つても良かつた気がしないでもないが、まあ、別に心残りはない。
さて、ふるさとに帰るとやはり思ふものがありすぎて、予定してゐたよりも大変長くなってしまつたけれども、これで終はりである。ちなみに、こゝにひつそりと記した里帰りの話は、今の今まで誰一人として信じてくれてはゐないので、もしどなたか一人でも興味を引き立てられた者がいらつしやれば本望である。
(をはり)
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いとうかなこの『歌声喫茶 ラルゴ』 2019/04/22
第181回『シンガーソングライター 大原ゆい子さん』
今夜の『歌声喫茶ラルゴ』は、シンガーソングライターの大原ゆい子さんをお迎えします。4月24日(水)にリリースされるTVアニメ「はなかっぱ」の新オープニングテーマ !大原ゆい子さんのNEWシングル「えがおのまほう」についてお聞きします。
今回は、新曲『えがおのまほう』のミュージックビデオをはなかっぱとともに幼稚園で撮影されたお話からダンス振り付けや楽曲について伺いました。またカップリング曲の岩塚製菓オフィシャルタイアップソング「セイセイせんべい!」や今後のライブ情報についてもご紹介して頂きました。どうぞ、お楽しみに!
【CD情報】
大原ゆい子 NEWシングル「えがおのまほう」が4月24日(水)発売!
放送開始の2010年から長きにわたり愛され続けている「はなかっぱ」の新オープニングテーマ!昨年リリースした『からかい上手の高木さん』OPテーマ「言わないけどね。」のYoutube再生数が230万再生を超える、大原ゆい子の7thシングル! 発売:2019年4月24日(水)価格:¥1,300円(税別)
『ITO KANAKO LIVE vol.2~only Original songs~』
『ROBOTICS;NOTES DaSH』オリジナル・サウンドトラック
<大原ゆい子さん イベント情報>
<「えがおのまほう」CD発売記念イベント> ①日程:2019年4月30日(火・祝) 会場:タワーレコード横浜ビブレ店 イベントスペース ②日程:2019年5月4日(土) 会場:タワーレコード池袋店 6F 特設会場
『柿島伸次×大原ゆい子スペシャルコラボライブ』 日程:2019年5月5日(日・祝) OPEN:18:00 START:18:30 会場:Yokohama O-SITE
『大原ゆい子×YURiKA JOINT LIVE』 ①2019年6月15日(土) YURiKA HOST / 大原ゆい子 GUEST DAY ~Documentary of YURiKA~ ②2019年6月16日(日) 大原ゆい子 HOST / YURiKA GUEST DAY ~月より綺麗だった~ 会場:浅草花劇場
大原ゆい子 オフィシャルサイト
<いとうかなこさん イベント情報>
北京&上海ワンマンライブ「KANAKO ITO LIVE 2019 in Beijing & Shanghai」 ①日時:2019年4月27日(土)会場:北京疆进酒live house ②日時:2019年4月28日(日)会場:上海バンダイナムコ小ホール
『M3 2019春にて「Quadrifoglio 2」発売決定!』 日程:2019年4月28日(日) 価格:¥2,000(税込み) M3会場:東京流通センター M3出店ブース場所:第一展示場R-08a,b ブース名:【かなことえいことしほとまこ】
『ふらっと_アニNEXT特別版』ゲスト出演決定! 日程:2019年5月1日(水・祝) 時間:開場 13:45 開演 14:00 終演 21:00(予定) 会場:PLACE:町田CRAGE(東京都町田市原町田4-7-17)
『札幌・ファクトリーアトリウムWeekday Live』 日程:2018年5月17日(金) 会場:サッポロファクトリーアトリウムB1
『Quadrifoglio インストアイベント』 日程:2019年5月18日(土) 13:00〜 会場:札幌 コーチャンフォーミュンヘン大橋店
「musica diva 2」に"Quadrifoglio"の出演が決定! 日程:2019年5月18日(土) 時間:開場17:00 開演17:30 ※出演時間わかり次第お知らせ 会場:sound lab mole 料金:前売¥1,500 当日¥2,000 (+1ドリンク¥500)
『Quadrifoglio~かなことえいことしほとまこ~インストアライブ』 日時:2019年5月19日(日) 15:00~ 場所:ミュージックショップ 音楽処 店内 住所:札幌市中央区南1条西4丁目 4丁目プラザ7F 自由市場内 内容:ミニライブ&サイン会
『EEE FINAL』 日程:2019年9月14日(土)、15日(日) 会場:梅田CLUB QUATTRO ※いとうさんの出演は初日14日(土)になります。
【コーナー/メール募集!】
さて番組では楽曲のリクエストを大募集中!!!
募集するコーナーは…2つ!
<その①『夜のヒットステージ!』> いとうさんに歌ってもらいたい楽曲のリクエストは『夜のヒットステージ!』シュタゲやカオチャ、アルバムオリジナル楽曲から昭和歌謡などに楽曲のリクエストを随時募集します!
<その②『昭和LOVEですから』> 町中でみつけた「昭��」をご紹介する『昭和LOVEですから』 平成も残りわずかですが…昭和に流行ったアイテムや今ではなかなか見かけなくなったものなど、思い出と共に送ってくださいね。
応募はこちらリクエストフォームから!
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令和5年3月29(水) その2 -くすかき🍃 @kusukaki_dazaifu ・ いざ4日目の 「くすかき」へ 初日よりも 落葉していて 集められた葉っぱが 大きな山になりました 1000年生きた樟のもと 1000年続くことを 目指したプロジェクト 新しい若葉の芽吹きは 自分も新しくなるようで 気持ちのよい朝でした✨ 🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃 くすかきのうその餅 店頭では 4/1(土)-16(日) 限定販売いたします お取り置きもいたしますのでお電話ください😉 📞092-922-4058 落葉した葉っぱのそぼろを 松葉ほうきで掻くと 緑の若葉が現れます🍃 うその餅で くすかき体験ができます✨ ほうきあり1箱1780円(税込) 🍃松葉ほうきなし 1箱1280円(税込)です! 松葉ほうきにかぎりがあります🙇♀️ ・ ミニ梅守(くすかき印)も 期間中販売しております ・ くすかきは「くすかき奉加帳」という 寄付制度で運営されています 詳しくはコチラ👇 https://igayasu.com/ kusukaki/houga/ くすかき奉加帳のお礼の品として ・青梅餡の薄だね 「令和の翠(くすかき印)」 ・樟の葉を詰めた芳樟袋 ・樟脳を包んだ樟香舟 くすかきの終了後に 「樟と梅」という太宰府の春の香りが届けられます✨ 奉加帳へのご参加もどうぞよろしくお願いいたします🙇♀️✨ 梅園菓子処 営業時間 10:00-17:00 🟩店休日 4/3(月)10(月)、17(水)、24(月) TEL092-922-4058 FAX092-928-0383 住所:太宰府市宰府2-6-16 西鉄電車「太宰府駅」から徒歩1分 *参道に入って右側5軒目 *大きな看板が目印です ️*全国発送承ります #梅園菓子処 #太宰府梅園 #太宰府天満宮御用達 #うその餅 #ラムレーズン宝満山 #銘菓宝満山#よろつよ#裏千家#表千家#太宰府みやげ #太宰府和菓子#太宰府天満宮#ミニ梅守#うそ鳥#太宰府銘菓#博多人形#土うそ#郷土玩具#九州国立博物館#神戸智行展#くすかき#くすかき奉加帳#くすかきのうその餅 (梅園菓子処) https://www.instagram.com/p/CqX3L0Pv8Xg/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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