#旬のみかん大量大漁
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♡ #旬のみかん大量大漁 毎年この時期になるとみかんは買わなくても いただけます❤︎ 先日いただいたみかんと違って 今回は#真穴みかん 上司のお母様はこの真穴のみかんしか 食べなかったという美味しいみかんです。 甘いだけでなく少し酸味もあるバランスとれた みかんです。 #果物屋さん並みに果物が送られてくる日々 #特にみかんは箱単位で送られてくるのでお裾分け対象 ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ #おすそわけ #いただきもの #くまこちゃんもみかんのプールにドボン #ドラゴンズ #ドラゴンズファン #ドラゴンズファンと繋がりたい #ドラゴンズ愛 #中日ドラゴンズ #ドラゴンズ好き #ドラゴンズ大好き #真穴のみかん #真穴地区 #真穴地区のみかん https://www.instagram.com/p/Cl5qAtgvy0y/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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全部が終わったタイミングで書き起こすつもりやったけど、記憶が鮮明なうちにどうしても残して置きたくて。どうせ読んでる奴なんかおらんと思いながら。でも全てを書くのは勿体ないから多少は省くし自分なりに覚えてる部分をなんとなく口語で書くし、本人が言ってたことを自分なりの記憶で書くので完璧ではない。完全な文章が見たいとか、それを聞きたい人は散らばっているであろうレポなりなんなりを読み漁るか、旅行がてら北海道に行ってください。
いやぁ、これがZeppですか、Zepp福岡。この景色、忘れないようにしようと思います。今日が9月25日、もう秋ですよ。9月の中旬まで夏でしたけど、夏ももう終わりましたね。前回のツアーを経て、少し日数が開いてまた今日からこのくるみ割り人形というツアーが始まります。これから5箇所回っていきますが、今日が1番下手くそで、聞き苦しいところも多々あると思います。でもその分今日は1番気持ちで歌う、そんな1日になると思います。宜しくお願いします。
OPの冒頭でそんなことを話しながら、ライブが始まった。今日が初めてではなかった自分はOP曲を聞いた段階でまたひとつ上手くなったと思ったところ、そんなことを言っていた。確かに音楽をずっと続けてきた人間との差はわかりきっているので、それはそのまま飲み込んだ。数ヶ月前、観客がたった10人しかいないスカスカのライブハウスで人生で初めて音楽ライブをして、300〜700人のキャパの会場で三都市ツアーをしていたとは到底思えないくらいZeppの会場に人は集まっていた。その300人や700人の1人として足を運んだ自分にはZeppが超満員になっている光景を目に焼き付けるのがとてもアツかった。
今は粗品という名前が出た時に、真っ先に持つのはお笑いの印象、イメージだと思う。M-1、R-1、色んなものを獲て。そんな自分が、本気で音楽をやると決めて、アーティストとしてこのZeppという舞台に立っている。音楽人なら誰でも憧れる場所。そしてアーティストとしてまだまだな自分を、まだお笑いのイメージが強い自分が今日ここで歌う姿、違和感しかないと思います。そんな違和感ありまくりの粗品を、今日皆さんには見て欲しいと思ってます。でもここからこのイメージは変えて行くし、その為に何度だってまたこのZeppという舞台に立つし、福岡にも来ます。
この言葉を聞いて、あぁ格好良いなって、やっぱ間違ってなかったなって思った。
孤独の話。
自分が何かしようとする時、新しく始めようとする時って、孤独なんですよ。皆さんも孤独やなぁって感じる時もあると思います。でも闘いは孤独ですよ。1人で闘うんですよ。でも孤独って良いじゃないですか。僕は孤独が好きなんですよね。お笑いでもそうです。だから今色んな所で色んな誹謗中傷を受けながら、それでもこいつ嫌いやねんおもんないねんとか言ってます。安心してください。あいつらただ群れてるだけなんで。芸人にもいっぱいいます。でも群れてる奴なんか1番キモいでしょ。
これには同感。深く頷いた言葉。そこの思考回路は似てるなって思わされたのと、一緒に来てもらった友人に同じことを言われたのでやはりそこは他人から見ても似てるんだなと思って少し嬉しくなった瞬間でもあった。
よく粗品さんのお陰で救われましたとか、粗品さんのお陰で生きれてます、粗品さんはヒーローですって言われます。でも俺が隣で背中さすりながら話聞いた訳でもないやん。俺が何かをした訳ではなくて、皆さんが自分で辛いことを乗り越えて、今日ここにこうやっている訳で。俺なんかそんな大層なことはしてないです。俺がヒーローなんじゃなくて、あなたがあなたのヒーローなんです。
本気で自ら死のうとしたことのある人って少ないと思います。比喩表現的な意味合いで「死にたいわ」とか言うのは誰しもあるし、俺も言います。でも、薬を大量に飲んでみたりだとか、実際に輪っかを作ったりとか、そういうことをした事ある人ってきっとこの会場の中でも数人いるかいないかくらいだと思います。僕は、���殺するのって1番嫌いなんですよ。だっておもんないから。いやおもんないでしょ、自分で死ぬ奴。やからそんなおもんない奴俺���ファンにいらんねん。
「俺のファンに死ぬようなおもんない奴いらん」その言葉は突き放すようにも聞こえるけど、「俺のファンなら死ぬな」っていう意味合い。お笑いをしてる時も、楽曲にも、音楽やってる時のMCでも、上手いこと話してるし言葉遊びは得意なのに、そういう言葉だけはやっぱり不器用で。でもそこに"らしさ"が全て詰まっている。そんな言葉。自分にとって凄く突き刺さる言葉。そして、「ヒーロー、救世主は、今日まで生き抜いてきた自分自身」彼はそう思っていたのかと、それを初めて知って、じんわり心が温かくなるような、そんな感覚。そんな言葉と共に、ひとつ、約束をしてくれと。勿論個人的に約束した訳では無い。でもこの約束は一生絶対に忘れないでおこうと思った。
僕は泣くことを否定しない。男のくせに泣くなとか情けないとか、女性の方やったら泣いて許されると思うなとか言われるんですかね。でも僕は泣くことが悪いと思わない。人生で1番泣いた日、皆さんにもあると思います。僕は父ちゃんが死んだ時にめちゃくちゃ泣いて、それ以上に泣くことってもうないと思ってた。でもありました。なんでこいつらのせいで、こんな思いせなあかんねんと、キショい、クソったれがって。今耳が聴こえてる皆さん、特別です。当たり前じゃないです。耳が聴こえて、こうやって僕の音楽を聴いて、今喋ってることが聞こえること、特別だと思ってください。
「耳が聞こえることが特別」決して当たり前ではないんだよと、そう伝えられた時、撃たれたような気がした。そんな衝撃が走った。分かっていても気にも止めていないことを、当たり前が当たり前だと思ってはいけないことを、ド正面から投げつけられた。
彼の感性、人間性、そういう部分が如実に現れる音楽の舞台とパフォーマンスに圧倒される、そんな1時間。たった1時間、でもきっと忘れることのない1時間。好きになれて良かったと、今日まで生きていて良かったと、心から思った。そんな1日。
special thanks
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2024年5月31日
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メリットも課題も見えてきた! 次世代型電動車椅子 バスに乗る時どうすれば? 誰でも自由に移動できる社会に向けて 県バス協会が研修会 広島(RCCニュース)
オシャレで軽くて操作しやすい…そんな次世代型電動車椅子の普及とともに、困ったことも起きているようです。“バスの町”・広島で研修会が開かれました。
広島県バス協会が主催した研修会には、およそ50人が参加しました。
注目されているのは、この次世代型電動車椅子。2012年創業のWHILL社が手がけるもので、デザイン性や操作性をウリに販売台数はここ2年で5倍という勢いです。
ただ、課題も見えてきました。例えば、介助者のハンドルなどがないためにバスの車内に固定するのが難しいこと。
あるいは、こんなことも…。バスに乗り込むスロープの上で前輪が浮き上がって後ろに転倒してしまったのです。
車椅子が安全を保証する傾斜角度は、最大10度ですが、実際の道路事情によっては、それより急なことがあるためです。幸い、けが人はまだいませんが、関係者は危機感を高めています。
広島県バス協会 事故防止対策委員会 玉田和 委員長「私どもの使命としては安全に運ぶというのは使命でありますので、メーカーのWHILL社様と一緒に安全に運ぶためにどうすればいいかっていうのは今後、ちょっと、いろいろ考えていきたいなと」
WHILL 広報 新免那月 マネージャー「みなさん、ユーザーさんにしっかり乗って、外に行って楽しんでほしいっていう気持ちはすごい。ルートは違えど、最終的に目指すところは一緒なので、もっといい移動ができる社会ができるんだろうなというふうに思っています」
どんな人も自由に移動できる社会に向けて、具体的な模索が始まっています。
全国で5万店以上あった「魚屋」=鮮魚専門店が1万店を切った。激変する日本の水産流通(東洋経済オンライン)
鮮魚専門店数は今や全国で1万店を切った(写真:PIXTA)
日本の漁業が危ない。生産量はピークの1984年から7割減。輸入金額も増え、海外勢に買い���けている。持続的な漁業を確立しなければ、消費者もおいしくて安全な魚を食べ続けることはできない。
『週刊東洋経済』6月1日号の特集は「全解剖 日本の魚ビジネス」。特集ではデータによる漁業の「今」や、漁師の実情、企業による養殖ビジネスの最前線リポートなどを取り上げた。
【グラフで見る】「魚屋」=鮮魚専門店数の推移
ここでは激変した日本の水産流通について、北海学園大学の濱田武士経済学部教授が解説する。
日本漁業の発展プロセスにおいて、卸売市場が核となった市場流通が果たしてきた役割は大きい。多様な魚が水揚げされ、卸売市場に持ち込めば何でも販売してくれるし、われわれの食を潤わせてきたからである。
だが今日、その役割に陰りが生じ、市場外流通が拡大している。
漁業生産の現場は漁獲量や魚種構成が日々変動する。水揚げが集中する時期もあれば、しけなどで出漁が限られる時期もある。農業も天候に左右されるが、漁業はそれ以上に自然の影響を受けている。魚の鮮度落ちは農産物より早く、ストックできないことから、漁業者は水揚げ後すぐに販売していくほかない。
市場流通はその特性に合わせ、需要先に素早く流通させる仕組みとして機能してきた。
■産地と消費者の2大市場がある
市場流通は次のようになっている。
全国の主要漁港には産地市場が設置されており、水揚げされた魚がすぐに産地市場��卸業者に販売委託され、競りを通じ高値をつける仲買人に販売されて��る。仲買人は買い付けた魚について、各地のニーズに合う魚を発泡スチロール箱に詰め、消費地市場へトラックで輸送する。
その荷を受けた消費地市場の卸業者は、競り・入札・相対によって仲卸業者や売買参加者に販売し、消費地市場へ買い付けに来る小売業者や外食業者に販売する。産地と消費地で2段階の卸売市場を介したネットワークが全国の漁業者と消費者をつないでいるのだ。消費地市場しかない、青果や花き、肉の市場流通と異にしている。
卸売市場はさまざまな産地から多様な生鮮品を集荷し、需給バランスを考えて相場形成を図り、短時間で大量の生鮮品を販売。出荷者が取りはぐれないように代金決済を短期間に済ませている。
生産者自らが営業活動して商品を小分けし販売するとなると、短時間で終えることができず、代金回収リスクが生じるうえ、高い価格で売れたとしてもコスト割れする。小売業者や外食事業者自らが生鮮品を必要に応じて、各産地から直接集荷するとなると時間を要し、仕入れ���ストは高くなる。
にもかかわらず市場流通は多段階で、生産者の売値が安いのに中間コストが高く、「消費者は高く買わされている」と主張する人がいる。流通の量や時間、コスト、リスクを踏まえると、それは的外れな話だ。むしろ市場流通は生産者にとっても実需者にとっても安上がりの仕組みなのである。
■鮮魚店が客に魚の知識を伝えていた
だが水産物の卸売市場の経由率は落ち込み続けている。1980年には80%を超えていたが、落ち込み続けて近年、50%を下回るようになった。これはなぜなのか。
水産物とは、いわゆる鮮魚(生魚)や加工品、冷凍品に分類される。中でも市場の流通機構に強く依存し、わが国の中で水産物消費を牽引してきたのは、鮮魚だった。しかし、この鮮魚流通がだんだん縮小してきたため、卸売市場の経由率が落ち込んでいった。
実は「現代日本の魚食文化」は、もともとあったものではなく、市場流通とともに拡大してきた。その中で鮮魚の需要を喚起してきたのは鮮魚店であった。
鮮魚店は毎日早朝に地元の消費地市場に出かけて、そこで地元の消費者のニーズに合う魚を、仲卸業者から仕入れている。旬でない魚や見慣れない魚は安い。そうしたものでも仕入れ、どうすれば美味しく食べることができるか、仲卸から聴いて研究する。このような蓄積があって、店舗では来客に魚の知識を伝えながら、鮮魚需要を喚起してきたのである。
家計の食材別消費動向と鮮魚店数の推移を見ると、1980年代前半の家庭内における魚介類の消費は肉類や野菜・海藻を上回り、��も高かった。鮮魚店の数も5万店超で大きく減っていなかった。市場流通の末端で鮮魚店が魚の需要を喚起し、現代の魚食文化を育てたのである。
■店に並ぶのは、切り身など加工品、定番の冷凍品
ところが1990年代に入ると、鮮魚店が街中から消え、近年は1万店を切る。スーパーマーケットが台頭し、ショッピングモールの出店攻勢によって、ローカルな小売店の環境は激変。大型店に客を奪われてしまい、鮮魚を扱う専門小売店から消費者が離れていった。それでも大型店で鮮魚需要が喚起されればよかったが、鮮魚店のような対面販売は行われなかった。
店頭で売れ残りリスクを回避するため、商品棚が埋められたのは、主として価格訴求力のあるマグロやサケ、サバなど定番の冷凍品や、バックヤードで調理された切り身や刺し身をパッケージ化した加工品だ。冷凍在庫が可能なこれらは消費地市場に頼らず、メーカーから安定的に直接仕入れればよい。こうして鮮魚売場に需要喚起の場はなくなり、卸売市場の経由率は落ち込んだのだった。
世帯状況の変化も関係している。長引くデフレ不況で可処分所得が減り続け、消費志向もモノからコト、情報へと変わる。核家族化で単身世帯も増え、家族規模が小さくなって、料理の機会は減少。生鮮品の素材よりも総菜や調理済みの食材を買う機会が増えた。
鮮魚においては生ゴミが出るし、消費者が求めるタンパク源として水産物にこだわる必要はない。魚と比べて非可食部がない肉のほうが、摂取カロリーとの関係で見ればコストパフォーマンスがよい。
鮮魚店が街から消え、家計における魚の消費は大きく減り、最も消費金額が少ない食材になった。料理屋やすし屋など外食分野は魚の需要を喚起しているが、鮮魚市場の拡大を牽引するまでの力は持っていない。産地の魚価の形成力が弱まるのも無理がない。
1990年代からの円高やデフレによる内需縮小が決定的となり、食品市場は輸入食品が氾濫して過剰供給状態となった。魚価への下げ圧力も強まり、漁業者だけでなく、卸売業者の廃業も加速した。ただ、近年では円安基調が強まり、インバウンドにも日本食ブームが広がっている。皮肉にも日本の消費地市場から鮮魚、それも高級魚が海外へ輸出される時代だ。
市場流通は鮮魚が生命線。それが多様な魚種を供給する日本漁業を支えてきた。鮮魚流通の復興があれば、漁業の未来は明るいが、残念ながら予兆はまだ見えない。
祭りやデモ、道路使用に手数料 愛知県警、6月から2500円徴収(中日新聞)
道路使用手数料6月から祭りなどでも徴収へ 愛知(NHKニュース 5月17日)
愛知県では、全国で唯一、祭りやデモ行進などについて「道路使用許可」の手数料が免除されてきましたが、6月からは手数料を徴収することになりました。
道路交通法では、道路でイベントや工事などを行う場合、警察に届け出て「道路使用許可」を取ることが必要で、警察は手続きに際して手数料を徴収しています。 全国の都道府県警では、申請があった場合は、原則、一律で手数料を徴収していますが、愛知県警はこれまで地域の祭り、デモ行進、演説などについては免除してきました。
こうした中、愛知県が令和2年から進める行財政改革の計画をもとに、県警が業務の見直しを進めた結果、ほかの都道府県警と基準をそろえる必要があることなどを理由に、手数料を徴収することになったということです。 地域の祭り、スポーツの競技会、デモ行進、選挙期間外の演説のほか自動運転車の実証実験などが含まれ、申請ごとに2500円の手数料が徴収されます。
6月1日以降に許可の申請を行った場合に、対象になりますが、国や自治体、公的な団体などが主催するイベントなどは引き続き手数料は免除されるということです。 また、選挙期間中の演説は、申請の必要はないということです。
愛知県警はイベントなどを開催する際は、各地の警察署に確認して欲しいとしています。
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ぶりはうまいよねぇ~
30年前に比べて北海道のぶりの漁獲量は20倍になっているそうだ。確かに最近北海道産ブリ良く売ってるねぇ~
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2022/12に続き、2023/12もクジラの声を全く聞かなかった。以前は12月中旬ごろ声が聞こえた。到着が遅くなっている。
ザトウクジラは、ケラマ周辺と小笠原周辺で冬滞在する。日本各地の目撃例はその行き帰りの途中だ。しかし近年、八丈島や奄美大島で冬滞在するようになった。
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昔は珍しかったミヤケベラ。オスが居たらそれをターゲットに潜ったりしていたなぁ~近年多い。生物だから年によって増減する。大発生する年もあるが、幼魚がコンスタントに供給されないと数年で元の数に戻る、まぁそれがバランス。ミヤケベラはもう7~8年前から増えだして、毎年幼魚も多数出現し続けている。今年もベラの子が少ないのに幼魚は居た。
もう増減の波ではなく、常時いる。メスは数年前からあまり指ささなくなってきた。今年はオスでさえもうすでに何度も見せていて希少性がなく、他にネタがおればスルーしている。可愛い幼魚は希少性は無いがきれいな魚だから指さす。ミナミハコフグやイロブダイの子と同じ扱い。
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いずれも分布域の北上だ。
通常、海洋生物は分布域など変化しない。大昔からつながっているので分布域が変化するなら100年前1000年前に変化し終わっている、今更、今頃、変化しない、通常は。
まぁ海水温が変化しているから、今、過去何年も起きなかったことが起きているわけで・・・ということは続くわけで・・・。
次はだれだろう?ガイド的には次の流れを先読みできた方がそりゃいいわけです。
怪しいのは・・・
ヤマブキスズメダイ、昔から幼魚が出ますが大人は少なかったですが、最近、幼魚は珍しくなく、5~10cmくらいの若魚もそのままいます。大人も昔より多く夏はガンガン産卵しています。昔も産卵はしてましたが、東南アジアからの拡散で幼魚が流れ着くことが前提でした。そろそろ、この調子だと、現地での産卵だけで個体数が維持できるのかもしれません。
クロオビスズメダイ、2年前幼魚が大発生しました。可愛かったなぁ~そして今は大きくなった大人がいっぱいいます。昔から周期的に増え、減ります。こういう子たちは、やがて、ミヤケベラのように、減らなくなってしまうかもしれないなぁ・・・
コビトスズメダイは昔から少数居ましたが、5~6年前から増えてきました。2022年には同じところに10匹群れているのを見つけるという珍事さえありました。1年のうち、6か月くらいは在庫になっています。
2023年はクロリボンスズメダイの幼魚がやたら多かった。座間味では一部海域に昔からずっといるけど、一般内海ではほとんどいなかった。2023はスズメダイの幼魚が多い年だったから、単なる増減の波かもしれないが、、、あっ、でもこれ有難くないな(^O^)どうでもいいな(^O^)
スズメダイ・ベラの仲間は、数が多く隠れないので数の増減が僕らに非常にわかりやすいから、分布域変化のパイロットフッシュになりますねぇ~
八重山にいるけど沖縄本島周辺にはいない魚たちも出現しそうな気がします。アカネハナゴイ、ネオンテンジクダイ、ヒメニラミベニハゼとか・・・
さぁ、次はだれだろう???
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2023.04 利尻山
3回目の挑戦にしてようやく!
利尻には毎年来ているが天候が悪くまだ一度も山頂から景色をみれたことがない。ANAのセールで航空券が安くとれたので、今年は9月くらいにとおもっていた本年の利尻は4月の上旬となった。この時期はまだ利尻空港まで飛行機が飛んでいないので稚内空港へ(往復2万弱)、稚内から利尻へはフェリー(往復5000円強)を利用する。
フェリーは海がしけて3mの波とのことだったが、大型の船で安定していたし、特に波を受けるのは前方の方で、後ろの客席はかなり穏やかだった。船内で登山者1名と会う、野営場にテント泊とのことで翌日はどこかですれ違うことになる。
船上からは利尻山が立派に‥?いつもこんな姿しか見れてないような。全部見えたらほんとカッコいいのに。
利尻島に入港し、とりあえずペシ岬展望台へ登る。礼文島がはっきり見える。日中の気温は7℃で強く冷えているわけではなく、街なかに雪は一切残っていないし、フキノトウもそこらへんに生えてきているので、日本の北端といえども春を感じる。
宿はオフシーズンのため旅館雪国くらいしかまだやっておらず、一泊8000円で二泊するので16000円、もちろん2食つき。野営場でテント泊も考えたが、そもそもオフシーズンはトイレとか水道使えるのかわからないし、夜は0℃まで下がるのでちょっと辛いため宿泊とした。登山者は自分だけとのことで、宿のご厚意で登山口まで送迎してくれるとのこと。ホントは冬季は送迎やってないのだが、とてもありがたい。徒歩で登山口まで1時間もかかるから体力の温存に。
旅館雪国のHPでも載っているが、食事は利尻周辺でとれた海の幸(宿の主人がとってくるらしい)。夏ならウニが出たかもしれないが、6月までは禁漁期間。ちなみに昨年から超高騰しているウニだが、中国が高く買い取っているという背景もあるとのこと。全国旅行支援については、この宿は5万円しか予算振り分けられてないので一瞬で終了したとのこと。またターミナル目の前のサトウ食堂は女将さんが高齢になって去年の夏に閉めてしまったとのこと。あそこで毎回ウニ食べてたし、海藻ラーメンは味楽よりも好きだったのに、とても残念だ。
0430起床、前日夜にもらっておいた朝食弁当食べて準備。0530送迎車に乗せてもらい野営場へ約10分で到着。
【コースタイム】野営場(0550)→六合目(0720-0725)→長官山(0850)→避難小屋(0910)→九合目(0945)→利尻山(1015-1030)→九合目(1045-1055)→避難小屋(1105)→長官山(1120-1130)→六合目(1210-1220)→野営場(1325)
野営場はトイレや水道が閉鎖されて使用できなかった。そのためオフシーズンでテント泊するなら携帯トイレを持参する必要あり。甘露泉水まではところどころ雪が残っている感じ。
甘露泉水はおそらく年中湧いているので、オフシーズンでのテント泊でも水の確保は可能と思われる。
その先は雪が多く残る。やっかいなのは、踏み抜きが多く深いこと。最近積もった雪で踏み固められていないのか、地面が暖かく空洞に溶けたのか。最初はチェーンスパイク装着していたが、この時点でワカンなど装着してれば楽だったな。
4-6合目までは夏道から少し東側にズレたところを歩くと木々が邪魔にならずかなりスムーズに進むことができる。
しかし今回も天気だめなのか?六合目からのこの光景は何度も見てきた。
上りも下りも6-7合目の間が非常にやっかい。1mくらい積雪があるが、夏道がそもそも細いためこの積雪量で簡単に埋もれて見分けがつかなくなり、夏道に沿っているのか沿っていないのかさっぱり・・・。沿っていたとしても半ば強引に木々の間を通過することには変わらなかった。おまけに踏み抜き多く、とにかく方向と足元が大変だった。
樹林帯を抜け稜線上の七合目に到着するとなんか雲を抜けた?
第2見晴らしに到着、どうやら上は雲を突き抜けていたらしく、周りは360°雲海だった。
そしてもう少し進むとまさかの光景、白銀の山頂が見える、これは予想外!!ちなみにこのあたりからワカンを装着。雪が少し深い。
八合目を過ぎたところ、遠くから人が降りてくるのが見える。昨日フェリーで会った登山者だが、この日は朝6時が最も天気が良くなるという予報だったので夜2時から登り始めていたとのこと。すれ違いざまに山頂をバックに写真を撮ってもらったらいい感じ。
登山開始から3時間強で避難小屋に到着。半分埋もれていて使用できない。
4時間してようやく九合目に到着。残り一合だけだが、ここからが大変なんだよな。九合目から山頂までが傾斜が最も強くなり、ガチガチに凍っている。明らかにアイゼンの出番なのでここから装着。もってきた装備をフル使用したのは雪山で初めてだ。場面にお応じて適切な装備を。
ちょっとマズイことに、山頂付近の雲が安定して湧いてくるようになっている。はやく登らないとガスってしまうかもしれないのでペース早めて登るが、強い傾斜とここまでの疲労(すでに4時間経過)で頻繁に立ち止まるようになる。
登山開始から4時間半で山頂に到着。九合目からわずか30分だったが、なんでこんな早かったんだろう?夏では1時間くらいかかってた気がするのに。祠は完全に雪に埋もれている。
さっきから安定してガスが湧き続けていて、南峰はなんとか見える程度。
今回で3年連続、4回目の登頂となるが、晴れているのは初めてで念願の光景である。ただし欲を言えば雲海でなく、周りを海と街に囲まれた離島の山らしさが見れればと思う。ただし全く期待していなかったので嬉しい。
休憩して下山、長く居るとガスに巻かれて下山が難しくなる。
上から9合目広場が見えるが、一合だけでもこの距離と標高差。九合目ではなく八合目が適切なのではないかと思うほど遠い。その先には避難小屋の屋根が見える。
何度も山頂を振り返っては見納め、先に進む。
7-6合目がやはり困難
15分で九合目に到着。先ほどと同様に、ここでワカン装着。
ガスに巻かれ始める。あと1時間遅い出発・到着だったら景色もだめだったかもしれない。送迎車出してくれた旅館雪国に感謝。
山頂から30分で避難小屋
山頂から1時間で長官山。もうほとんどガスで山頂が見えなくなった。ここから下は雲海に突入する。
7-6合目がやはり困難。上から見下ろせるため多少は道の見分けがついたが、途中で完全にダメ。こうなると方向が分からないわ、木々が生い茂り進みにくいわ、ガスもあるので非常にいやらしい。頻繁にGPS確認し方向が合っているか確認しながら進む。
6-4合目は登りと同様に夏道からすこしはずれた場所を進むとかなりスムーズに。
野営場到着したのは登山開始から7時間半、かなりヘロヘロに。それもそのはず雪山で標高差1560m往復したのだから。踏み抜き多く体力奪われたが、それ以外にも単純に距離、標高差、装備の重さで凶悪だった。そしてここから宿までは一時間くらい歩く(帰りは送迎なく自分の足で)。
さっきまで標高1700mにいたのに、今はもう0m。宿についたら崩れるように横になり、しばらく何もする気が起きなかったくらい疲れた。雪の利尻は体力やばいな。
夕食
0600起床し朝風呂行って0700朝食
0905発の稚内行きフェリーに乗船。誰か本土の高校へ進学するらしく、離島ならではの光景か。そもそも利尻島って高校あるのか?
もともと非常に体力を使う利尻山だが、雪山になってさらに大変なことに。またチェーンスパイク・ワカン・アイゼンなど様々な装備を使い分ける必要があり、入山者の少なさからもなかなか難易度が高かったが、雪山のすべての基本を抑えられる山だった。とにかく疲れるけど。
そもそも今年予定していた9月の利尻山はどうしようかな、一応景色はみれたけれど完全じゃなかったし、飛行機安く取れたら今年中にまた来ちゃうか?
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【長良川河口堰20年、止まらぬ論争 水利用低迷やアユ漁獲減少 減るシジミ 河口堰維持に239億円】 - 水源連 : https://suigenren.jp/news/2015/07/06/7546/ : https://archive.is/DLIYW 2015年7月6日 7月6日で本格運用開始から丸20年となる長良川河口堰の問題を取り上げた中日新聞、日本経済新聞、毎日新聞の記事を掲載します。 ■《河口堰維持に239億円 「長良川」20年》 (中日新聞2015年7月6日)http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015070602000070.html 六日で本格運用開始から丸二十年となる長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)の維持管理費が、来年三月末までに総額二百三十九億円に及ぶ見通しとなることが中日新聞社の調べで分かった。河口堰は約千五百億円で建設されたが、一九九五年の運用開始後も多額の税金が投じられている。造られると、莫大(ばくだい)な費用を必要とし続ける巨大公共事業の実態が浮き彫りになった。 維持管理費二百三十九億円のうち、国を除く愛知、三重、岐阜の三県と名古屋市が全体の77%にあたる百八十三億円を負担。愛知、三重県と名古屋市は過去二十年間、河口堰で利用できるようになった工業用水や水道水をほとんど使っていないにもかかわらず、百七十四億円を払い、一部は水道料金に転嫁されている。 堰を管理する水資源機構中部支社(名古屋市)によると維持管理費は定員二十二人の管理所職員の人件費や設備更新費など。年によって変動はあるが、年間八億~十六億円程度かかる。 河口堰には治水と利水の目的があり、国と東海三県、名古屋市が負担を分け合う。治水分は二〇一〇年度まで国55%、愛知、岐阜、三重県が15%ずつで、一一年度以降は国が全額負担。利水分は愛知、三重県と名古屋市が分担している。 だが、堰建設で新たに使えるようになった最大毎秒二二・五〇立方メートルの水のうち、実際の利用は、愛知県知多半島地域の水道に毎秒二・八六立方メートルと三重県中勢地域の水道に毎秒〇・七三立方メートルの毎秒計三・五九立方メートルで、全体の16%にとどまる。計画時の過大な需要予測が原因で大幅な水余りになっている。 ■《長良川河口堰20年、止まらぬ論争 水利用低迷やアユ漁獲減少》 (日本経済新聞2015/7/4 2:07 ) http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD29H3G_T00C15A7CN8000/ 三重県桑名市の長良川河口堰(ぜき)が運用を始めて6日で20年の節目を迎える。4、5日に市民団体が今までを振り返るイベントを開くほか、開門調査を求めてきた愛知県も28日に有識者による検証委員会を実施する。 推進派と反対派の対立はその後の公共事業のあり方を見直す契機にもなったが、事業そのものの是非は結論が見えない。 「日本には大型公共事業を後で検証するシステムがない。我々は今後も粘り強く検証していく」。愛知県の大村秀章知事は有識者委を1年ぶりに開く意義をそう語る。 愛知県は1月、開門調査に向けて国に質問状��提出した。これに対し国は今年5月、400ページにのぼる回答を寄せた。7月末の検証会合では有識者が回答を検討し、今後の対応を話し合う。 河口堰の総工費は1500億円。国と愛知県や名古屋市、三重県、岐阜県が負担した。さらに毎年、維持費が約10億円かかる。そのコストに見合う事業なのか、今なお大きな争点になっている。 河口堰の目的の一つは利水だ。河口堰で毎秒最大22.5立方メートルの水資源が生まれた。しかし使われているのは同3.6立方メートルと16%にすぎない。 国が河口堰の構想を作ったのは1960年代の高度経済成長期。愛知や三重は日本を支える重工業地帯として発展し、水需要も大きく拡大するはずだった。その後、産業構造の変化や各企業の節水の取り組みで、もくろみは大きくはずれた。 一方で「夏の水不足を緩和させる効果は高い」との声も自治体の間では根強い。2005年の渇水時には長良川の水を愛知に供給し、悪影響の緩和に一役買った。 環境に与える影響でも意見が分かれる。 「魚道を流れる5センチほどの小さな魚がアユです」。河口堰を管理する水資源機構は5月下旬、報道陣向けに魚道の見学会を開いた。「今年のアユの遡上は多い。河口堰のアユへの影響はほぼない」と機構は胸を張る。 ただ、この20年をみると、河口堰の運用前の93年に激減し、その後回復がみられない。機構は「全国的にアユの漁獲は減った。長良川に限ったものではない」と説明するが、長良川市民学習会の武藤仁事務局長は「悪影響は明白だ」と反論する。 事実、岐阜市は今年天然アユを「準絶滅危惧」に選定した。「放流などの手助けがなければアユは絶滅の可能性すらある」(武藤氏)。双方の主張はかみ合っていない。 20年前、旧建設省の官僚として現場で河口堰にかかわった宮本博司氏(62)は言う。「事業の推進側は20年前に言っていたことがどこまで正しかったか検証し、逆に反対派は河口堰が生んだメリットを語らなければ、次の世代に何の教訓も残せない」。お互いの主張を繰り返すだけでは風化が進むだけだと危惧する。 河口堰問題をきっかけに、国は1997年に河川法を改正し、環境保全や住民参加の仕組みを取り入れた。公共事業への国民の目は厳しさを増し、政府の投資額は20年で半分近くに減った。国の財政が厳しい中でどう有用な社会インフラを整備するか。長良川河口堰は今も大きな問いを投げかけている。 ■《三重・長良川河口堰:稼働20年 減るシジミ、嘆きの漁師 「自然はむちゃ微妙や」》 (毎日新聞 2015年07月06日 中部朝刊)http://mainichi.jp/area/news/20150706ddq041040004000c.html 長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)のゲートが閉められ、本格運用が始まって6日で20年。建設を巡って反対運動が起こり、運用後も河川水の利用が最大取水量の2割に満たない中で、生態系への悪影響やその必要性を問い直す声は今も絶えない。 この間、河口堰を日々見つめながら、シジミ漁などで生計をつないできたのが地元の漁師たちだ。劣化する漁場、変化する生態系??。「造ってくれと頼んだわけやないのに」。複雑な思いを抱きながら、節目を迎える一人の漁師を追った。【松本宣良】 6月22日午前5時過ぎ。朝日が川面を照らす中、赤須賀漁協(同市)に所属する漁船十数隻が次々とシジミ漁へ出ていく。「最初の頃は異様に映った。今は見慣れたけどな」。漁師歴50年のベテラン、伊藤順次さん(67)は眼前の河口堰を見やった。 向かう先は長良川と並行して流れる揖斐(いび)川だ。元々、堰の上下流は海水と淡水が混じる汽水域でシジミ漁の好漁場だった。が、堰建設に伴うしゅんせつで泥がたまるなどして、稼働後3年目ぐらいから極端に取れなくなったという。「もうあかん、と見切って川を変えたんさ」 網の付いた鉄棒を巧みに操って川底を引き、一定の量がたまると船に引き上げ、選別機にかけてかごへ入れる。資源保護などのため、漁協が漁獲量を1日140キロまでに制限しているが、「最近はそれだけ取るのに以前より時間がかかる」とこぼす。砂利やごみが多く、実入りが悪いのだ。 「絶対量が減ってきている気がする。そりゃ、木曽三川(揖斐・長良・木曽川)のうち1本(長良川)がなくなったような状態で20年やろ。繁殖する分より取る分が徐々に勝り、利息どころか元金まで消えつつある感じや」 長良川と揖斐川を隔てるヨシ原の変化も気になる。「堰の下流で段々削られている。昔はもっと河口部まであったんや」。伊藤さんは堰の影響と考え、「自然はむちゃ微妙や。川に人工物を造れば何か起こるわな」。深いため息をついた。 ただ、堰を管理する独立行政法人・水資源機構は「治水、利水のため人為的に河川を改修し、構造物を造ったことは事実」と述べるだけで、因果関係には言及しない。 午前8時半ごろ、約3時間の漁を終え、港に戻った。「この先、漁がどうなるか……恐らく好転は望めんやろ。おいら��年金もあるでボチボチやればいいけど、若い衆は困ると思うよ」。伊藤さんは堤防から見慣れた光景を見つめながら、うらめしそうにつぶやいた。 ◇河口堰開門調査求める宣言採択 市民グループ 愛知、岐阜県の長良川流域の約20の市民グループでつくる「よみがえれ長良川実行委員会」は5日、岐阜市でシンポジウムを開き、河口堰の開門調査を求める宣言を採択した。 宣言は「川の恵みを未来につなぐためにも海とつながる豊かな川に再生しなければならない」と強調。「一日も早い開門調査の開始を切望する」としている。 開門調査を巡っては、愛知県の大村秀章知事が2011年の初当選時に開門調査を公約に掲げ、県が調査方法などの検討を続ける一方、岐阜、三重両県は海水の遡上(そじょう)による塩害を懸念し、開門に難色を示している。【岡正勝】 ============== ■ことば ◇長良川河口堰 長良川河口から約5・4キロ上流の三重県桑名市にある全長661メートルの国内最大級の可動式堰。水資源開発公団(現・水資源機構)が建設し、1995年7月6日、10あるゲートを全閉して本格運用を始めた。大規模なしゅんせつによる治水、堰上流の淡水化による愛知・三重両県と名古屋市の利水開発、塩水遡上(そじょう)防止を目的としている。総事業費は約1500億円。
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日本に「見えない戦争」を仕掛け始めた中国
日本は「全政府対応型アプローチ」で備えよ
2020.11.16(月)
樋口 譲次
「新しい戦争」の形
21世紀の戦争は、国家が堂々と紛争の解決を軍事的手段に訴える分かりやすい従来型の戦争から、知らないうちに始まっている外形上「戦争に見えない戦争」へと形を変えている。
この「新しい戦争」の形を初めて実戦に採り入れたのはロシアである。
その実戦とは、2014年のロシアのクリミア半島併合と東部ウクライナへの軍事介入であり、西側では「ハイブリッド戦」と呼んでいる。
ハイブリッド戦は、『防衛白書』(令和2年版)によると下記のように説明されている。
軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現状変更の手法であり、このような手法は、相手方に軍事面にとどまらない複雑な対応を強いることになります。
例えば、国籍を隠した不明部隊を用いた作戦、サイバー攻撃による通信・重要インフラの妨害、インターネットやメディアを通じた偽情報の流布などによる影響工作を複合的に用いた手法が、「ハイブリッド戦」に該当すると考えています。
このような手法は、外形上、「武力の行使」と明確には認定しがたい手段をとることにより、軍の初動対応を遅らせるなど相手方の対応を困難なものにするとともに、自国の関与を否定するねらいがあるとの指摘もあります。
顕在化する国家間の競争の一環として、「ハイブリッド戦」を含む多様な手段により、グレーゾーン事態(純然たる平時でも有事でもない幅広い状況)が長期にわたり継続する傾向にあります。(括弧は筆者)
東西冷戦が終結して2000年代に入り、複数の旧ソ連邦国家で独裁的政権の交代を求めて民主化と自由を渇望する運動が起こった。
非暴力の象徴として花や色の名を冠した、グルジア(ジョージア)のバラ革命(2003年)、ウクライナのオレンジ革命(2004年)、キルギスのチューリップ革命(2005年)などがそれである。
また、アラブ諸国においても「アラブの春」と呼ばれた同様の運動が起こり、2010年から2011年にかけてチュニジアの民衆が蜂起した「ジャスミン革命」を発端として、エジプト、リビア、イエメンなどでも独裁・腐敗の政権が倒された。
シリアでは激しい内戦が最近まで続いている。
これらの民主化と自由を求める運動によって、かつての衛星国を失ったロシアでは、本運動は米国や欧州などの西側が介入・扇動し、旧ソ連邦国家やアラブ諸国住民の「抗議ポテンシャル」を活性化させた意図的な体制転覆あるいは陰謀であり、一種の戦争であるとの見方が強まった。
そして、ロシアもまた、このような脅威に晒されているとの認識が高まり、安全保障・国防政策上の中心的テーマとして急浮上したのである。
��それを背景として、2013年2月に発表されたのが、ロシア連邦軍の制服組トップであるヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長による「予測における科学の価値」(『軍需産業クーリエ』、2013年2月27日付)というタイトルの論文である。
ゲラシモフ論文は、「21世紀には近代的な戦争のモデルが通用しなくなり、戦争は平時とも有事ともつかない状態で進む。戦争の手段としては、軍事的手段だけでなく非軍事的手段の役割が増加しており、政治・経済・情報・人道上の措置によって敵国住民の「抗議ポテンシャル」を活性化することが行われる」と述べている。
そして、ゲラシモフ論文による21世紀の戦争では、非軍事的手段と軍事的手段との比率を4対1とし、非軍事的手段の役割の大きさが強調されている。
そのように、ゲラシモフは「戦争のルールが変わった」と指摘しており、いわば「新しい戦争」の到来を告げたのである。
その後、2014年にウラジーミル・プーチン大統領が承認した「ロシア連邦軍事ドクトリン」は、前年のゲラシモフ論文の考え方を踏まえて作成されたとみられている。
ロシアの2014軍事ドクトリンでは、政治的、外交的、法的、経済的、情報その他の非攻撃的性格の手段を使用する可能性が尽きた場合のみ、自国およびその同盟国の利益のために軍事的手段を行使するとの原則を固守するとし、最終手段としての軍事とその他の手段との連続性を示唆している。
そして、同ドクトリンでは「現代の軍事紛争の特徴および特質」と題して10項目を挙げ、ハイブリッドという言葉こそ使っていないが、ハイブリッドな戦い方が現代戦の特色であることを強調している。
「現代の軍事紛争の特徴および特質」を時系列的にまとめると、次のようになろう。
平・戦時の境目のない戦い→ハイブリッド戦/グレーゾーン事態
①軍事力、政治的・経済的・情報その他の非軍事的性格の手段の複合的な使用による国民の抗議ポテンシャル(相手国民への宣伝戦・心理戦による懐柔)と特殊作戦(リトル・グリーンメン)の広範な活用
②政治勢力、社会運動に対して外部から財政支援および指示を与えること
③敵対する国家の領域内において、常に軍事活動が行われる地域を作り出すこと(東シナ海:尖閣諸島~沖縄、南シナ海)
軍事活動への移行
④軍事活動を実施するまでの準備時間の減少
軍事活動
⑤グローバルな情報空間、航空・宇宙空間、地上および海洋において敵領域の全縦深で同時に活動を行うこと(マルチドメイン作戦)
⑥精密誘導型兵器および軍用装備、極超音速兵器、電子戦兵器、核兵器に匹敵する効果を持つ新たな物理的原理に基づく兵器、情報・指揮システム、無人航空機および自動化海洋装置、ロボット化された兵器および軍用装備の大量使用(技術的優越/先進的兵器)
⑦垂直的かつ厳密な指揮システムからグローバルな部隊および指揮システムネットワークへの移行による部隊および兵器の指揮の集中化および自動化
⑧軍事活動に非公式の軍事編成および民間軍事会社が関与すること
(以上、括弧は筆者)
つまり、「新しい戦争」の特徴・特質は、まず、純然たる戦時と認定しがたい条件の範囲内で、軍事的手段と非軍事的手段を複合的に使用し、相手の知らないうちに外形上「戦争に見えない戦争」を仕掛ける。
それによる可能性が尽きた場合には一挙に軍事活動へと移行し、最終的に最先端技術・兵器を駆使したマルチドメイン作戦による軍事活動をもって戦争の政治的目的を達成することにあると言えよう。
ロシアは、旧ソ連邦国家やアラブ諸国の民主化や自由を求める運動を西側による体制転換の脅威として非難しているが、むしろそれを逆手にとり、実際にウクライナやシリアで「新しい戦争」を展開しているのはロシアの方である。
そして、最近ロシアとの軍事的接近を強めている中国が、「孫子」の伝統と2人の軍人によって提唱された「超限戦」の思想と相まって、従来と形を変えた「新しい戦争」を描く「ロシア連邦軍事ドクトリン」に関心を示さないはずはないのである。
すでに始まった中国の対日“戦争”
習近平国家主席は���故毛沢東主席のほかに、ロシアのプーチン大統領をロール・モデルとしていると言われている。
クリミア半島併合などの実戦で採用された「ハイブリッド戦」に代表されるロシアの軍事ドクトリンは格好の教材である。
習近平主席は、中国のシンクタンクにその研究を命じ、それによって、中国の台湾統一戦略や尖閣諸島・南シナ海などへの海洋侵出戦略に大きな影響を及ぼしていると見られている。
そこで、中国がわが国に対して仕掛けている「新しい戦争」について、ロシアが挙げる「現代の軍事紛争の特徴および特質」に沿って分析してみることにする。
①「軍事・非軍事手段の複合的使用等」について
中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」および「法律戦」を軍の政治工作の項目としているほか、軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。(令和2年版『防衛白書』)
米国防省によると、輿論戦は、中国の軍事行動に対する大衆および国際社会の支持を得るとともに、敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内および国際世論に影響を及ぼすことを目的としている。
心理戦は、敵の軍人およびそれを支援する文民に対する抑止・衝撃・士気低下を目的とする心理作戦を通じて、敵が戦闘作戦を遂行する能力を低下させようとする。
また、法律戦は、国際法および国内法を利用して、国際的な支持を獲得するとともに、中国の軍事行動に対する予想される反発に対処するものである。
中国は、海洋侵出の野望を実現するため海軍および海警局の先兵として海上民兵(リトル・ブルーメン)を活用している。
海上民兵は、普段、漁業などに従事しているが、命令があれば、民間漁船などで編成された軍事組織(armed forces)に早変わりし、軍事活動であることを隠すため、漁民などを装って任務を遂行する。
東シナ海の尖閣諸島や南シナ海で見られるように、海上民兵は、中国の一方的な権利の主張に従い、情報収集や監視・傍受、相手の法執行機関や軍隊の牽制・妨害、諸施設・設備の破壊など様々な特殊作戦・ゲリラ活動を行う。
同時に、係争海域における中国のプレゼンス維持を目的とし、あるいは領有権を主張する島々に上陸して既成事実を作るなど幅広い活動を行い、中国の外交政策や軍事活動の支援任務に従事している。
その行動は、「サラミ1本全部を1度に盗るのではなく、気づかれないように少しずつスライスして盗る」という寓意に似ていることから、「サラミスライス戦術」と呼ばれている。
「サラミスライス戦術」を行う海上民兵が乗船する漁船などの周りを海警局の艦船が取り囲み、公船の後方に海軍の艦艇が待機し、島や岩礁を2重3重に囲んで作戦する様子が、中心を1枚ずつ包み込んでいるキャベツの葉に似ているので、これを「キャベツ戦術」と呼んでいる。
そこには、前述の通り、計算尽の巧妙な仕掛けが潜んでいる。
まず、中国は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である尖閣諸島を、中国の「領海・接続水域法」で自国領土と規定した「法律戦」に訴えつつ、妥協の余地のない「核心的利益」と主張している。
その虚構の上に、尖閣諸島周辺海域で漁船(海上民兵)を活動させ、その保護を名目に法執行機関(海警)を常続的に出動させている。
そして、「釣魚島は中国固有の領土である」という題目の白書を発表するとともに、いかにも尖閣諸島を自国領として実効的に支配しているかのように国際社会に向けた大規模な「輿論戦」を繰り広げている。
同時に、日本および日本国民に対しては力の誇示や威圧による士気の低下を目的とした「心理戦」を展開している。
このように、中国の日本に対する「戦争に見えない戦争」は、すでにこの段階まで進んでおり、中国の尖閣諸島奪取工作は危機的状況にまで高まっている。
そして、中国は、同島周辺地域で不測の事態が起きることを虎視眈々と窺っており、もしそのような事態が発生すれば、力による現状変更の好機と見て軍隊(海軍)を出動させ、軍事的解決に訴える態勢を整えているのである。
②「敵対国家内の政治勢力や社会運動に対する財政支援・指示」について
米有力シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は2020年夏、「日本における中国の影響」についての報告書を発表した。中でも、中国の沖縄工作が注目される。
報告書は、中国が世界中で展開する戦術には、中国経済の武器化(取引の強制や制限)、 物語的優位性の主張(プロパガンダと偽情報)、エリート仲介者の活用、在外華人の道具化、 権威主義的支配の浸透などがあるとした。
こうした工作を中国は日本に対しても行い、表向きの外交から、特定個人との接触などの隠蔽、強制、賄賂による買収(3C=covert, coercive and corrupt)を用いているとしている。
特に、尖閣諸島を有する沖縄県は、日本の安全保障上の重要懸念の一つであり、米軍基地を擁するこの島で、外交、ニセ情報、投資などを通じて、日本と米国の中央に対する不満を引き起こしていると指摘する。
報告書は、中国共産党が海外の中国人コミュニティに影響を与えるために使用する多くの方法の一つが中国語メディアであり、ニュースメディアを通じた中国の影響力の最も重要なターゲットは沖縄だと指摘する。
この件については、日本の公安調査庁も年次報告書(2015・17年の『内外情勢の回顧と展望』)において、中国官製メディアの環球時報や人民日報が、日本による沖縄の主権に疑問を投げかける論文を複数掲載していることを取り上げ、沖縄で中国に有利な世論を形成し、日本国内の分断を図る戦略的な狙いが潜んでいるものとみられ、今後の沖縄に対する中国の動向には注意を要すると問題提起している。
そのように、中国が沖縄に「独立宣言」させる工作を進めている可能性があるとして懸念が広がっている。
③「敵対国家の領域内における軍事活動地域の創出」について
中国は、尖閣諸島周辺の日本の領海や接続水域に法執行機関である海警局の艦船を絶え間なく送り込み、同諸島の領有をかたくなに主張している。
この動きは、2019年から強まっており、今年、各国が新型コロナウイルスへの対応に迫られる中でもその攻勢はむしろ激化し、これまでとは違った危険な局面に入っていると見られている。
尖閣諸島周辺での中国公船等による接続水域内入域および領海侵入は、今年4月中旬から110日以上連続した。
そして、5月8日、日本の領海に侵入した中国海警局の2隻が、そこで漁をしていた日本漁船を追尾し続け、3日間にわたって領海への侵入を繰り返した。
この件について中国外務省の報道官は、「日本漁船が中国の領海内で違法な操業をしたため海域から出るよう求めた」と主張した。
すでに尖閣諸島は自国領であるとの前提に立ち、あくまで自国の海で主権を行使しているに過ぎないとうそぶく始末である。
中国では、2018年1月に人民武装警察(武警)部隊が、また同年3月には武警部隊の傘下に海警局が、それぞれ国務院(政府)の指揮を離れ、最高軍事機関である中国共産党中央軍事委員会(主席・習近平国家主席)に編入された。
この改編を通じ、海警局の法執行の強化および武警・人民解放軍と融合した軍隊化が図られた。
その結果、尖閣諸島周辺海域で行動する中国海警局の艦船は、準軍隊としての性格と役割を付与され、東シナ海を管轄する人民解放軍の「東部戦区」とともに一元的に作戦行動をとる体制が整ったことになる。
さらに、中国の立法機関である全国人民代表大会(全人代)は今年11月初め、海警局(海警)の権限を定めた「海警法」案の全文を発表し、国家主権や管轄権���外国の組織、個人に侵害されたときは「武器の使用を含めたあらゆる必要措置」を取れると規定した。
また最高軍事機関である中央軍事委員会の命令に基づき「防衛作戦などの任務」にあたることも明記された。海警局の艦船は、大型化し、軍艦並みの兵器を装備しており、法制定後は海軍との連携を一段と強めるとみられている。
前述の通り、海警局の艦船は、尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返しており、周辺で操業する日本漁船も「海警法」の対象となるのは間違いなかろう。
このように中国は、日本領域内の尖閣諸島ひいては南西諸島周辺を焦点に軍事活動を行う地域を意図的に作り出していると見ることができ、今後、不測の事態が生起すれば、一挙に軍事活動へとエスカレートさせる危機が迫っていると考えなければならない。
④「軍事活動への短時間の移行」について
中国は、東シナ海の尖閣諸島、南シナ海そしてインドとの国境で、領土的野心を露わにしている。
今年6月に中国とインドの国境付近で発生した両国軍の衝突は、中国が自国周辺の領有権主張を巡り、一段と強硬姿勢を取るリスクを浮き彫りにした。
また、その衝突によって、中国が国境付近の現状を変えるため、現場の比較的小規模な小競り合いを利用しごく短時間に軍事作戦へ移行することも明らかになった。
同じように、中国の尖閣諸島を焦点とする日本に対する軍事作戦は、「Short, Sharp War」(迅速開始・短期決戦の激烈な戦争)になると見られている。
そのシナリオの一例はこうだ。
米国がINF全廃条約の影響で、東アジアに対する中距離(戦域)核戦力による核の傘を提供できない弱点に乗じて、中国軍は日本を核恫喝してその抵抗意思を削ぐ。
同時に、対艦・対地弾道ミサイルを作戦展開し、それによる損害を回避させるべく米海軍を第2列島線以遠へ後退させるとともに、米空軍を北日本などへ分散退避させる。
その米軍事力の空白を突いて、中国軍は、海空軍を全力展開して東シナ海の海上・航空優勢を獲得し、その掩護下に海上民兵や日本国内で武装蜂起した特殊部隊などに先導されて尖閣諸島をはじめとする南西諸島地域に奇襲的な上陸作戦を敢行し、一挙に同地域を奪取占領する。
まさにその軍事作戦は、迅速に開始され短期決戦を追及する激烈な戦争、すなわち「Short, Sharp War」を追求している。
その際、米陸軍および海兵隊は、中国軍の侵攻に遅れまいと第1列島線への早期展開を追求するため、中国軍の侵攻と米地上部隊の展開が交錯する戦場でいかに主導権を握るかがカギである。
したがって、日本や第1列島線の国々は、米陸軍・海兵隊の受け入れをスムーズに行う体制を平時から整備することが重要である。
⑤「マルチドメイン作戦による戦争」について
中国は、日米などが新たな戦いの形として追求しているマルチドメイン作戦(MDO)という言葉を使用していないが、それに相当する概念を「情報化戦争」と呼んでいる。
中国は、2016年7月に公表された「国家情報化発展戦略綱要」などで表明しているように、経済と社会発展のための道は情報分野に依存しているとし、軍事的側面からは情報化時代の到来が戦争の本質を情報化戦争へと導いていると認識している。
そして、「情報戦で敗北することは、戦いに負けることになる」として、情報を生命線と考えるのが中国の情報化戦争の概念であり、そのため、従来の陸海空の領域に加え、敵の通信ネットワークの混乱などを可能とするサイバー領域や、敵のレーダーなどを無効化して戦力発揮を妨げることなどを可能とする電磁波領域、そして敵の宇宙利用を制限する宇宙領域を特に重視して情報優越の確立を目指している。
この際、中国の情報化戦争は、米国のような全般的な能力において優勢にある敵の戦力発揮を効果的に妨害する非対称的な能力を獲得するという意味合いもあり、新たな領域における優勢の確保を重視している。
前述の通り、「孫子」の忠実な実践者である中国は、情報化戦争の一環として政治戦や影響工作も重視している。
また、1999年に発表された中国空軍大佐の喬良と王湘穂による戦略研究の共著『超限戦』は、25種類にも及ぶ作戦・戦闘の方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙し、これらのあらゆる手段で制限なく戦うものとして今後の戦争を捉えており、中国の情報化戦争に少なからぬ影響を及ぼしていると見られている。
⑥「技術的優越の追求と先進的兵器の使用」について
中国は、2019年10月1日の建国70周年の軍事パレードで23種の最新兵器を公開し、軍事力を内外に誇示した。
その中で、超音速ミサイルや無人戦闘システム、電子戦などに力を入れていることが明らかになったが、パレードで公開された最新兵器はすべて実際に配備されていると説明されている。
その一部を紹介すると下記の通りである。
新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「DF-41」、極超音速滑空ミサイル「DF-17」、超音速巡航ミサイル「CJ-100/DF-100」、超音速対艦巡航ミサイル「YJ-12B/YJ-18A」、最新鋭ステルス戦略爆撃機「H20」、攻撃型ステルス無人機「GJ-11」、高高度高速無人偵察機「WZ-8」、無人潜水艇(UUV)「HSU001」など
中国は、全般的な兵力やグローバルな作戦展開能力、実戦経験でなお米国に後れを取っているとはいえ、今や自国からはるか遠くで作戦を遂行する能力を持ち、インド太平洋地域の紛争を巡る米軍および同盟国軍に対する接近阻止・領域拒否(A2/AD)能力を有する自国製兵器を幅広く取りそろえている。
中国は、米国に対する技術的劣勢を跳ね返すため、特に、海洋、宇宙、サイバー、人工知能(AI)といった「新興領域」分野を重視した「軍民融合」政策を全面的に推進しつつ、軍事利用が可能な先端技術の開発・獲得に積極的に取り組んでいる。
中国が開発・獲得を目指す先端技術には、将来の戦闘様相を一変させるゲームチェンジャー技術も含まれており、技術的優位性の追求を急速かつ執拗に進めている。
⑦「ネットワーク型指揮システムによる部隊指揮・兵器運用の集中化・自動化」について
中国は、建国以来最大規模とも評される「軍改革」を急ピッチで進めている。
軍改革は、2016年末までに、第1段階の「首から上」の改革と呼ばれる軍中央レベルの改革が概成した。
2017年以降は、第2段階の「首から下」と呼ばれる現場レベルでの改革を着実に推進し、そして「神経の改革」と呼ばれる第3段階の改革に着手している。
中国は、中央軍事委員会に習近平総書記を「総指揮」とし、最高戦略レベルにおける意思決定を行うための「統合作戦指揮センター」を新設した。
これをもって、習近平総書記が、統合参謀部や政治工作部などで構成される中央軍事委員会直属機関の補佐を受け、統合作戦指揮センターにおいて中国全軍を集中一元的に指揮する体制が整ったことになる。
また、中央軍事委員会/統合作戦指揮センターの直下に、従来、総参謀部が持っていた多くの作戦支援部門の機能を統合し、航空宇宙部、ネットワークシステム(サイバー)部、電子電磁システム部および軍事情報部から構成され、情報の戦いを一元的に遂行できる戦略支援部隊が編成された。
さらに、これまでの「七大軍区」が廃止され、軍全体で統合運用能力を高めるため、統合作戦指揮を主導的に担当する「五大戦区」、すなわち東部、南部、西部、北部および中部戦区が新編され、常設の統合作戦司令部がおかれている。
これに先立つ2014年7月、環球時報(電子版)は、中国軍が2013年11月、東シナ海に防空識別圏を設定したのに続き、「東海(東シナ海)合同作戦指揮センター」を新設したと伝えた。
合同指揮センターは、中国各軍区の海、空軍を統合し、東シナ海の防空識別圏を効果的に監視し、日本の軍事的軽挙妄動を防止するのが目的だと報じている。
このように、中国は、マルチドメイン作戦としての情報化戦争で「戦える、勝てる」(習近平総書記)よう、統合作戦遂行能力の向上と効率的な部隊・兵器運用に向けて、ネットワーク型指揮統制システムによる部隊指揮および兵器運用の集中化・自動化に注力している。
⑧「軍事活動への非公式の軍事編成および民間軍事会社の関与」について
中国は、2010年7月に国防関連法制の集大成となる「国防動員法」を制定した。
同法は、有事にあらゆる権限を政府に集中させるもので、民間の組織や国内外に居住する中国公民に対して、政府の統制下に服する義務を課している。
国防動員の実施が決定されれば、公民と組織は、国防動員任務を完遂する義務を負い、軍の作戦に対する支援や保障、戦争災害の救助や社会秩序維持への協力などが求められる。
同法は、日本国内で仕事をしている中国国籍保持者や留学生、中国人旅行者にも適用され、突発的に国防動員がかかった場合、中国の膨大な「人口圧」がわが国の安全保障・防衛に重大な影響を及ぼす。
そのことについて深刻に受け止め、有効な対策を練っておかなければならない。
また、同法は、国が動員の必要に応じ、組織および個人の設備施設、交通手段そのほか物資を収容しおよび徴収することができると定め、その際の徴用の対象となる組織や個人は、党政府機関、大衆団体、企業や事業体等で、中国国内のすべての組織と中国公民、中国の居住権をもつ外国人をも含むすべての個人としている。
つまり、本法律は、中国に進出している日本企業や中国在住の日本人をも徴用の対象としている点に注意が必要である。
コロナ禍によって、マスクをはじめとする薬や医薬品、医療機器など、日本人の生命や国家の生存に関わる生活必需品や戦略物資が不足した。
その原因は、中国でマスクを生産していた日本企業が中国の国防動員の徴用の対象となったことにあり、医薬品などを極度にまで中国に依存し、脆弱性を露呈した厳しい現実を決して忘れるわけにはいかない。
他方、中国は、2017年に軍隊と民間を結びつけ、軍需産業を民間産業と融合させる「軍民融合」政策を国家戦略として正式採用した。
その狙いは、軍の近代化のために民間企業の先進的な技術やノウハウを利用することにある。
中でも、最先端の軍民両用(デュアル・ユース)の技術を他国に先駆けて取得・利用することを重視していることから、民間セクターと軍事の壁を曖昧にし、あるいは排除して軍事分野に活用する動きを強めている。
そのため、国有企業と民間企業の相互補完的な関係づくりに取り組みつつ、米国の軍産複合体を目指すとともに、国有企業の規模・シェアの拡大と民間企業の��小・後退を意味する「国進民退」を積極的に推進し、政府の官僚を「政務事務代表」としてアリババやAI監視カメラメーカーのハイクビジョン(海康威視)などの重点民営企業に駐在させ、政府官僚による民営企業の直接支配を始めている。
このような共産党一党独裁体制下での軍民融合は、軍事力の近代化・強化がすべてに優先する「軍国主義」化に拍車をかける危険性がある。
軍民融合政策と同時に警戒しなければならないのが、「国家情報法」である。
同法は、「国家情報活動を強化および保障し、国の安全および利益を守るため」(同法第1条)、国内外の情報工作活動に法的根拠を与える目的で作られた。
その第7条では「いかなる組織および国民も、法に基づき国家情報活動に対する支持、援助および協力を行い、知り得た国家情報活動についての秘密を守らなければならない」と定め、国内外において一般の組織や市民にも情報活動を義務付けている。
つまり、中国は軍民融合政策と国家情報法を一体として運用しており、そのことは、日本の企業や研究者が意図せずして、あるいは気付かないうちに、人民解放軍によるドローンや人工知能(AI)などの民間の最先端技術や専門知識の取得を助け、新たなリスクを生み出す可能性があることを意味している。
このように、中国は、軍事活動に民間の組織や公民を動員���る体制を敷き、また、軍の近代化のために民間企業の先進的な技術やノウハウを利用するため、民間セクターと軍事の境界を曖昧にし、あるいは排除して軍事分野に積極的に活用する動きを強めている。
以上、ロシアが挙げる「現代の軍事紛争の特徴および特質」に沿いながら、中国がわが国に対し仕掛けている「新しい戦争」の形について概要を説明した。
それから読み解けることは、中国は、ロシアの軍事ドクトリンとほぼ同じ軌道をたどった行動や工作を行っているということだ。
ロシアが、当初ウクライナで行ったこと、すなわち純然たる平時でも戦時でもない境目において、軍事的手段と非軍事的手段を複合的に使用し知らないうちに始められた外形上「戦争に見えない戦争」、それと同じあるいは更に厄介な戦争を、中国は日本に対しすでに仕掛けていることは疑う余地のない事実である。
もし、それによる可能性が尽きた場合には一挙に軍事活動へと移行し、最終的に最先端技術・兵器を駆使した情報化戦争をもって戦争の政治的目的を達成しようとすることも、ロシアのクリミア半島併合や東部ウクライナへの軍事介入と同じと見なければならない。
「全政府対応型アプローチ」で備えよ
「新しい戦争」の形である外形上「戦争に見えない戦争」の大きな特徴および特質は、軍事力を背景とし、軍事的手段と非軍事的手段を複合的かつ連続的に使用することにある。
したがって、わが国の防衛も、軍事と非軍事の両部門をもって構成されなければならない。
その軍事部門を防衛省・自衛隊が所掌することは自明である。
では、これまで説明してきた中国の非軍事的手段である「輿論(よろん)戦」、「心理戦」および「法律戦」の「三戦」、そして政治、外交、経済、文化などの分野の闘争、さらに常態化しているサイバー攻撃などに対しては、どの行政組織がどのように備えているのであろうか。
それ以前に、わが国が中国の「戦争に見えない戦争」の挑戦を受け危機的状況にあるとの情勢認識があるのか、ななはだ疑わしい。
そこでまず、「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」や習近平国家主席の国賓来日など、誤った対中情勢認識に基づいた日中関係の推進は、直ちに是正されなければならない。
そのうえで、中国の複雑多様な非軍事的手段による脅威を考えると、政府内各省庁のそれぞれの任務所掌事務・機能を結集した「全政府対応型アプローチ」(all government approach)を取ることが何よりも重要である。
しかし、各省庁の縦割り行政では、効果的・実効的な対応は期待できないので、その弊害をなくし、政府が総合一体的な取組みを行えるよう、行政府内に非常事態対処の非軍事部門を統括する機関を新たに創設することが望まれる。
例えば、内閣府または総務省に「国土保全庁」(仮称)を設置するか、米国の「国土安全保障省」のように、各省庁の関係組織を統合して一体的に運用する「国土保全省」(仮称)を創設する選択肢もある。
そして、国家安全保障局(NSS)の補佐の下、国家安全保障会議(NSC)を国家非常事態における国家最高司令部とし、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣および防衛大臣(4大臣会合)を中核に関係閣僚をもって国家意思を決定し、最高指揮権限者(NCA)である内閣総理大臣が軍事部門の自衛隊および非軍事部門を集約する「国土保全庁」あるいは「国土保全省」に対して一元的に指揮監督権を行使するピラミッド型の有事体制を作ることが必要だ。
他方、わが国は「自然災害大国」であり、平成7(1995)年1月の阪神淡路大震災や平成23(2011)年3月に発生した東日本大震災をはじめ、ほぼ毎年全国各地で大規模自然災害が発生し、その都度、共助、公助の不足が社会的課題として指摘されてきた。
近い将来、南海トラフ地震や首都直下地震などによって国家的危機の発生が予測されている。
併せて、中国による広範なサイバー攻撃や高高度電磁パルス(HEMP)攻撃があれば、一般住民をも直接的・間接的に巻き込まずには措かないのである。
このように、国民保護や重要インフラ維持の国土政策、産業政策なども含めた総合的な対応を、いわば「国家百年の大計」の国づくりとして、千年の時をも見据えながら行っていくことが求められる。
つまり、わが国の安全保障・防衛を強化するためには、社会全体でわが国を守る仕組み・取組みが不可欠であり、国民の「自助、共助、公助」への責任ある参画を促し、それを「民間防衛」の組織へと発展させることが更なる喫緊の課題である。
一方、軍事部門を見れば、わが国は、戦後の「経済重視・軽武装」政策を引きずり、いまだにその充実強化が疎かにされている。
最大の課題は、列国と比較して防衛費が極端に低く抑え込まれていることだ。
日本は、中国の「情報化戦争」を念頭に、30防衛大綱で「領域横断(クロスドメイン)作戦(CDO)」を打ち出し、自衛隊の能力構築を始めた。
CDOでは、従来の陸上、海上、航空の活動領域が宇宙空間へと拡大し、さらにサイバー空間や電磁波空間といった新たな活動領域が加わった。
そのように、軍事活動の領域・空間が3つから6つへと一挙に倍増し、多領域・多空間に拡大して戦われるのが近未来戦の際立った趨勢である。
そのため、これまでの自衛隊の組織規模をスクラップ・アンド・ビルト方式で再編成するのには一から無理があり、従来の防衛力を基盤として、中国の新たな脅威に対抗できるCDO能力を付加的に強化するには、自衛隊の組織規模の飛躍的拡大や最先端のハイテク装備の取得が必須である。
また、CDO(米軍はマルチドメイン作戦:MDOと呼称)を前提とした日米共同作戦には、両軍のC4ISRをネットワーク化することが不可欠であり、そのような防衛力の整備には防衛費の倍増は避けて通れない。
米国は、中国との本格的かつ全面的な対決に踏み出し、そのため今後、世界の分断が進むと予測されている。
つまり、米中対立は、米中間に限られたものではなく、自由・民主主義を支持する国々と共産主義中国との対立であり、他ならぬ日本自身の問題である。
その対立が前提の世界において、日本が二者択一で同盟国の米国をさて置き、中国を選択することがあってはならない。
同盟が成り立つには、①価値の共有、②利益の共有、③負担の共有、そして④リスクの共有、すなわち戦略的利害の共有が必要である。
米国が中国との新冷戦を決意している時、日本が安全保障・防衛上の利益のみを享受し、新冷戦において生じる米国の通商や金融、テクノロジー、外交、それに安全保障・軍事などの負担やリスクを、中国との経済関係を重視するあまり、日本が共有する明確な姿勢を示さない場合、同盟は成り立つはずがない。
そのうえ、米国からは見放され、中国からは経済面で裏切られた上、安全保障上の敵対心を露わにされるのは必定である。
コロナ禍とともに戦後最大の安全保障の危機に直面している今こそ、日本は米国との同盟関係を一段と深化させ、米国と同じ構えで中国に備えることが強く求められるのである。
そして、日米同盟を基軸として、インド、オーストラリアの4か国(クワッド)に台湾などの周辺諸国やASEANなどを加えて、「自由で開かれたインド太平洋」構想(戦略)の下、インド太平洋版「NATO」へと発展させることが今後の大きな課題でもある。
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<中国はWHOの「パンデミック宣言」を遅らせて、その間に自国で必要な医療品を数十億点も緊急輸入した疑いが浮上。世界はそのために今もマスクや防護服の不足に悩まされている可能性が高い>
中国は昨年末、新型肺炎の集団発生に気づいた時点で、世界保健機関(WHO)に圧力をかけて緊急事態宣言を先送りさせ、その間に世界中からマスクなどの医療用品を大量にかき集めた──CIAの調査でそんな疑惑が浮かび上がった。
WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」宣言を出したら、各国が医療用品の輸出を差し止めかねない。それを恐れた中国は、宣言を発出したら、新型ウイルスに関する調査に協力しないとWHOに脅しをかけた。CIAの調査チームはそうみている。本誌はCIA職員2人に報告書の内容を確認した。
先にドイツの情報機関も同様の報告を行っている。世界で29万人超、アメリカで8万人超の死者を出している新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をめぐって、米中が繰り広げる鍔迫り合いは、この疑惑でさらに激化しそうだ。
シュピーゲル誌が先週報じたドイツの情報機関の調査は、中国の習近平(シー・チンピン)国家主席が1月21日に個人的にテドロス・アダノムWHO事務局長に宣言の延期を要請したと結論付けている。
原則論を盾にするWHO
WHOの報道官は本誌の取材に対し、習主席は介入していないと断言したが、宣言を繰り延べるか内容を変更するよう、中国当局から働きかけがあったかという質問には回答を避けた。
「加盟国との特定の協議についてはコメントできない。だがWHOはこのパンデミックでは一貫して、エビデンス(科学的根拠)に基づく技術機関としての権限を行使し、あらゆる地域の全ての人々を守る任務に専念している」と、WHOのクリスチャン・リンドマイヤー報道官は本誌に語った。「WHOは科学、公衆衛生上の最善の慣行、エビデンス、データ、独立した立場の専門家の助言に基づいて勧告を行う」
リンドマイヤー報道官はまた「1月21、22、23日にはテドロス事務局長は、習近平とコミュニケーションを取っていない」と断言。テドロス指揮下の「上級チームが1月28日に北京で習主席と会合を持ったが、その場ではPHEIC宣言については何も話し合われなかった」と付け加えた。
本誌が取材したCIA職員2人は、習主席が直々にWHOに圧力をかけたかどうかは分からないと述べた。
WHOは1月30日にPHEIC宣言を行ったが、その際にテドロスは中国の初期対応を長々と擁護した。
「はっきり言おう。この宣言は中国に対する不信任投票ではない。その逆��。WHOは集団感染を制御する中国の能力を引き続き信頼している」と、テドロスは語った。
これには欧米諸国から怒りの声が上がった。ドナルド・トランプ米大統領は、WHOの「中国中心主義」に激しくかみつき、4月14日に資金拠出を停止して調査を行うと宣言した。
「WHOの責任逃れは信じ難い」と、トランプは先週またもや怒りぶちまけた。「彼らは中国の(プロパガンダを奏でる)パイプオルガンだ。この件については早急に決断を下す」
中国の初期対応は世界中から批判されている。湖北省武漢で最初に集団感染が起きた時点で、異変に気づいて警告を発した医師らの口を封じたこと、中国外務省の報道官が、米軍がウイルスを持ち込んだと虚偽情報を流したこと。さらに、中国当局が発生初期の6日間、事実上の隠蔽工作を行なったため、武漢から大勢の市民が脱出し、結果的に世界中にウイルスがばらまかれたと、AP通信が伝えたことも、中国に対する不信感を募らせた。
そのため中国当局が発表する死者数や感染率などのデータは、欧米ではあまり信頼されていない。ただ、武漢の研究所からウイルスが漏出したというトランプの主張も証拠がないため、まともに取り上げられていない。
素早く緊急輸入に動く
中国外務省はCIAの報告に関する本誌の問い合わせに応じていない。だが5月11日の定例記者会見ではシュピーゲル誌の報道について質問が出て、外務省報道官が「1月21日には、中国の指導者とWHOのトップはそうした話を一切していない。電話でもしていない」と強い調子で否定した。
CIAも報告書に関する本誌の問い合わせに応じていない。
「国連と中国──WHOは中国から恩恵を受けていないが、忖度している」と題されたCIAの報告書とシュビーゲル誌の報道以前にも、米国土安全保障省の分析で、中国は1月に情報隠しを行い、その間に世界中から医療用品をかき集めたと指摘されている。これについては、最初にAP通信が報じた時点で本誌はワシントンの中国大使館にコメントを求めたが、「根拠なし」の一点張りだった。
中国の税関当局である海関総署によれば、1月24日から2月29日までに中国が輸入した感染防止の個人防護具は、20億枚超のマスクを含め25億点に上る。世界最多の人口を抱える中国は新型ウイルスの感染が拡大するなか、大量のマスクや防護服を確保すべく、外交ルートを通じて世界各国に働きかけ、緊急輸入の手筈を整えたのだ。
しかし感染は世界中に拡大。中国に緊急輸出を行なった国々の一部は、マスクなど医療用品の不足に悲鳴を上げることになった。中国は国内の感染が収まると、アメリカをはじめ感染拡大地域に支援の手を差し伸べ、「マスク外交」を展開し始めた。
中国が原因不明の肺炎について初めてWHOに報告したのは昨年12月31日。アメリカに公式に知らせ始めたのは1月3日からだ。人から人への感染を中国当局が認めたのは1月20日。これにより当初の想定より感染率が高いことが明らかになった。WHOはPHEIC宣言の発出について1月22日と23日に投票を行なったが、結論は見送られ、1月30日に3回目の投票で、ようやく緊急事態を宣言した。
「WHO憲章(の第37条)には、『加盟国は事務局長および職員のもっぱら国際的な性質を尊重し、これに影響を与えようとしてはならない』と定めてある。グローバルな保健事業においてWHOの公平性と中立性を担保するために、このルールが不可欠だと、全ての加盟国が理解している」と、リンドマイヤー報道官は本誌に述べ、中国もルールを守っていると強調した。
果たしてそうなのか。5月中旬時点で、新型コロナウイルスの感染者は、世界で430万人を突破している。
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Lot.2130 CLASSIC PILE JACKET Atype
LOT.2130 CLASSIC PILE JACKET A-type Color:BEG,NVY,GLY Size:S,M,L,XL,XXL Price:¥25,500(+TAX)
こんにちは。東京店の岡本です。
今回はWAREHOUSEが手掛けるアウトドアウェアからパイルジャケットのAタイプをご紹介します! 寒さが厳しくなってきた今、新入荷の商品ではありませんが"旬"なアイテムだと思います!
当初、漁師向けの防寒着として開発されたパイルジャケットですが後にアウトドアウェアに移り変わっていきました。 1970~'80年代のアウトドアシーンで人気を博したパイルジャケットをモデルに、当時と同じ製法で製作しています。
光沢のある表面の生地は着込んでいくとヴィンテージと同様、毛玉がでてきます。これも当時のパイルジャケットを彷彿とさせるこだわりのポイントです! '70年代にパイルジャケットを特集したファッション雑誌を読むと、パイルジャケットにおいて毛玉が出来ることは素材の耐久力が高い証拠らしいですよ!
アクセントになっている大き目なブランドタグも、フォントデザインやカラーリングなどオールドアウトドアらしさが伝わってきます。
裏ボアは天然素材のような肌触りで、チクチクしないのも嬉しいポイントです。
着用モデル:165cm,52kg 着用サイズ:BEG/M
ウールと同等の保温性、ウール以上の軽量性を持った旧いのにハイテクなジャケットです!
気になる方は是非、直営店までお越しください!
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FAIR・INFORMATION
【クリスマスフェア】 ・期間:12月20日(金)から12月30日(月) ・条件:WAREHOUSE直営店のLINE@アカウントよりお送りしているクリスマスフェアの内容が記載されている画面をレジにて御提示 ・特典���税込み価格より10%をサービス&税込み5,000円お買い上げ毎に1ポイント押印しているウエアハウスポイントカードの押印が2倍 ※ウエアハウス阪急メンズ東京店のみ12月31日までクリスマスフェアを開催致します。 その他の店舗は上記の通り12月30日までとなりますのでご注意下さい。
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2019年1月29日より、弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。 再開の日程は未定です。 ご迷惑お掛け致しますが、ご理解下さいます様お願い致します。
WAREHOUSE東京店 150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-29-8 恵比寿ウエスト1階 TEL:03-5457-7899 営業時間:平日 PM12:00~PM8:00、土日祝 AM11:00~PM8:00 ※定休日はございません。
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秋イトウを求めて朱鞠内湖へ 2018
今回は北海道は雨竜郡幌加内町にある朱鞠内湖に秋のイトウを求めて出掛けてきました。この魚に魅せられて人生を棒に振ってしまったなんて話はよく耳にしますが、自分は大丈夫だろうか!? 以前は決して手を出してはいけないアブナイ魚だと分かっていた筈なのに、早くもこれで二回目の釣行となってしまっています。果たして十年後の自分はいったい何処で何をやっているんだろう!? なにかとても心配になってきました。
《遠征に先立って》 秋の朱鞠内湖に訪れるのは今回が初めてのことでした。こんな時期に果たしてミノーで釣りになるのだろうか? 出掛けたはいいが、まったく釣りにならなかったなんて結末は決して味わいたくはありません。そう易々とは行けない釣り遠征、どの程度の可能性があるのか出来れば知っておきたいところです。 そこで遠征の計画に先立って事前に情報収集を行ったところ、経験者の方たちから次のような話を聞くことが出来ました。
秋の朱鞠内湖でのイトウ釣りは... ・春とは違って産卵で岸寄りするウグイやワカサギなどのいわゆるベイトフィッシュとなる個体が岸沿いに少ないため、岸からの釣りは春ほどには容易ではない。
・これからやって来る厳しい冬に備えて彼らは栄養を蓄えようと荒食いを始めるため、ルアーが相手の目に留まりさえすれば高確率で喰ってくる。
・深場に落ちたワカサギに付いている個体が多いので、岸からのミノーイングではなかなか難しく、圧倒的に船からの釣り(キャスティングやドラッギング)に分がある。
・春に比べると釣り人の数が少ないため、魚へのプレッシャーが少なく意外に釣りやすい。
・今年生まれたばかりの新子のワカサギが浅瀬に群れているところがあるので、そういった場所を探し出せれば岸からでも良い釣りが楽しめる。
・その年の季節の進行の具合により日にちは前後するが、10月末~11月初旬頃にかけて始まるターンオーバーの時期は魚が口を使わなくなるので注意が必要。
・春に釣れる魚よりも太くて綺麗な個体が多い気がする。
...etc.
これらはあくまで経験者さんたちの個人の感想ですが、総じて春ほどには釣り易くはないという意見で一致しているようでした。しかし決して釣れない訳ではなさそうなので少し安心しました。まあ私の場合、もちろん数が釣れるに越したことはないですが、そこまでの贅沢は望んでいません。綺麗で太くて大きくて引きの強いイトウが一匹でも釣れてくれたらそれだけでもう十分です! 何百回、何千回と執念のキャストを繰り返した末に、もし念願の大型イトウを手にすることが出来たらきっと感動するだろうな! 今回はそんなとても熱い展開を期待して挑んだ秋の朱鞠内湖遠征なのでした。
《一抹の不安...》 朱鞠内湖に無事到着、まずはひと安心と思いきや、湖を一目見てそのあまりの水位の低さに驚いてしまいました。さっそく宿泊先のスタッフさんに事情を聴いてみると、これは今年の9月に北海道を襲った北海道胆振東部地震に伴う電力不足を補うために水力発電用としてダムの放水を行ったためだという事が分かりました。私が以前、春に訪れた際の水位と比較すると、それは優に2メートル近くは減水しているといった感じで、それまで水中にあった地面が顔を出して、ショアラインの部分が白く太く縁取られたような格好になっていました。この減水による影響かどうかは定かではないようですが、地元のアングラーさんたちから『今年は釣れない、魚の着き場がいつもとはなんか違うような気がする!』といった様な話しを滞在中に何度か耳にしました。最近になってからのこの急激な水位の変化...。大したことでなければいいのですが。
《選択したポイント》 朱鞠内湖は日本最大の湛水面積を誇るだけあってとにかく広い。湖岸線は北欧のフィヨルドに例えられるように大変複雑に入り組み、さらに大小10以上もの島々が浮かんで��り、途方に暮れるほどにとにかく広いんです。水の中にはそこがかつて森であった事を示すスタンプ(切株)やブッシュ(低木)などが無数に点在しており、それらがイトウたちの格好の隠れ家になっているとも聞きます。もう湖の至る所が彼らの好ポイントに見えてなりません。 (いったい何処をどうやって探ったらいいんだろう!?) これまでにも他所の湖でイトウを釣りあげたことは何度かありましたが、専門に狙っていたという訳ではなく、どの魚も偶然に釣れてしまっただけのものでした。湖のイトウが普段どんな場所でどんな生活を送っているのか。ある特定の場所に執着する個体が多いのか?或いは湖を広く回遊する個体が多いのか?...etc. 自身にイトウ釣りの経験があまりになさ過ぎて途方に暮れてしまいました。
今回そんな状況のなかで私が選んだポイントは、とにかく風が当たる場所でした。風下なら餌となる小魚も集まりそうですし、水に濁りが入って魚たちの警戒心を煽ることもなさそうだという判断からでした。ネットでピンポイントの天気予報を見て1時間毎の風向きと風の強さをチェック。グーグルアースなどの衛星写真の地図を頼りに風下となる側の湖岸線のいくつかに目星を付け、さらにある程度の距離をランガン出来そうな地形なら尚いいだろうという事でポイントを絞り込みました。この選択がはたして吉とでるか凶とでるのか、まさに神のみぞ知るといったところでした。
《用意したルアー》 今回の釣行では以前春に訪れた際の経験を活かして複数のタイプのミノーを準備していきました。春季には接岸するウグイやワカサギを演出するために、パニッシュ85FやチェリーブラッドSR90、そしてCB70DRIFT-TRなどの小魚を模した、表層からトップの釣りを得意とするミノーを持って行きました。朱鞠内湖はその地形的な特徴(スタンプやブッシュなどの水中障害物が多い)から根掛かりがとても多いフィールドだと聞いていた事もあり、あまり深い層は探りたくないなという気持ちが働いたこともその理由のひとつでした。ですが実際に釣りをしてみると、根掛かりを余り気にする必要のないポイントも多数あり、手前に急深のブレイクを控えた地形など、もう少し深い層を探りたいなぁ...と思う場面が何度もありました。今回はただでさえウグイやワカサギなどの接岸はあまり期待できないでしょうから、きっと春よりもより深い層を探る必要が出てくるに違いありません。この考えから今回は上記ルアーに加えて、ロングビルミノーであるDDパニッシュ80Fやチェリーブラッド(MD90、DEEP90)。さらにイトウ釣りでの実績も高いといわれているボーマーのロングA B14AP(サスペンドタイプ)などのルアーを用意して、表層から水深2メートルくらいまでのレンジをカバー出来るように準備を進めました。
《そしていざ実釣!》 当日は上で書いたように西からの風を正面から受けるような風下側のポイントに入りました。そこでは朱鞠内湖ならではといった粘土質の湖岸線が絶え間なく打ち寄せる波に洗われて溶けだし、波打ち際の水の色を見る見るうちに白濁色に染めてゆきました。濁る前の水とこの白濁した水とは意外にも直ぐには混じり合わずに、水際に綺麗なツートーンの模様を描いて行きました。私は勝手にこの様子のことを青ナイルと白ナイルと呼んでいるのですが、とても朱鞠内湖らしい景色だなと思い大変気に入っています。
事前の情報通り、春には沢山居た小魚たちの姿は見つける事は出来ませんでした。ですが見えないだけできっと居るのだろうと信じて、無暗に水中には立ち込まずにキャストを開始しました。そこは恐らく手前に傾斜の緩いシャローが広がり、10メートル程先から急に深さを増していくといった地形になっていると思われます。このような地形が南北に数百メートル続いており、ここを岸と斜め45度くらいの角度を付けてルアーを撃って行きました。 まず最初はイトウに警戒心を抱かせないようにとシャロータイプのミノーでロッドアクションは付けずに反応を窺いました。これで数回撃ったら岸沿いに2メートルほど横移動してまた2回撃つ、...あとはこれを繰り返してゆきました。そして一通り撃ち終わったら今来た方向に向き直り、今度はアクションを付けたり、或いは潜航深度の違うルアーに付け替えたりして再び同じストレッチを撃ち返して行きました。
以前春に訪れた際にこの同じポイントで釣りをしたことがあるのですが、その時は岸辺に沢山のワカサギが群れていました。そして湖面が穏やかな時は彼らは動くことなく一か所でじっと固まっているのですが、今回のように水が濁るほどに湖面が荒れてくると、波にさらわれて群れは散り散りばらばら。なんとか群れからはぐれないようにと彼らは激しく泳ぎ回り出しました。 そしてそんな時でした、イトウがその群れ目掛けて突っ込んできたんです! その光景はとても衝撃的でした。今思い出しても鼓動が速まるくらいです。 このことを経験してからというもの、小魚たちの泳ぎも儘ならないこんな水面が荒れた時こそが、イトウにとってはきっと捕食のチャンスなんだろうなと思うようになりました。今回も同じような展開を期待してのアプローチであることは言うまでもありません。
そしてこれはもう狙い通りと言っていいかも知れません。DDパニッシュ80Fが青ナイルと白ナイルの境目に入ろうかというタイミングで突如 ゴンッ!!と動きを止められました。相手はイトウです。ですが残念ながらこの個体は波で打ち寄せられた木の枝をラインが拾ってしまい、それがさらにネットに絡まってもたもたしているうちにフックアウトしてしまいました。 そしてそれから数時間後、次は少し深いレンジをロングA(サスペンド)のジャークアクションで探っている最中に起こりました。ルアーが沖のブレイクの頭に差し掛かったタイミングで勢いよくゴンッ!!。こちらも狙いのイトウでしたが、ネットで掬おうと構えているなか、濁った水の中で相手を見失ってしまい、やはりこちらももたもたしてバラしてしまいました。 魚を掛けるだけでも大変だというのに、取り込みにも高いハードルがあるとは。以前にも同じバラシを経験しているだけに、これは真剣に対策を考えなくてはならないなと思いました。 そして三度目の正直。こちらはパニッシュ85Fを使ったジャークアクションで表層を探っている最中に起こりました。これまたルアーが青ナイルと白ナイルの境目に差し掛かったタイミングでゴンッ!!。今度は無理してネットで掬おうとはせずに浅瀬に誘導して無事にキャッチすることが出来ました。サイズはそれほど大きくはなく、この湖のレギュラーサイズといっていい個体でしょう。肌のきめがとても細かく色白で大変に綺麗な個体でした。残念ながら以前釣り上げたものよりサイズアップとはいきませんでしたが、それでもとても嬉しい一匹でした。
《朱鞠内湖での釣りを終えて》 今回はじめて挑戦��た秋の朱鞠内湖でのイトウ釣り。春とは異なり彼らを岸へと引き寄せる要因が少ないと言われるなか、岸からのミノーイングで果たして釣りになるのだろうか?と終始不安だらけでしたが、なんとかイトウの顔を見ることができとりあえずはほっとしております。 ですが今回イトウがヒットした時を除いては、ルアー後方をチェイスする姿は勿論のこと、普通に泳いでいる姿さえもまったく見ることが出来ず、この時期のイトウ釣りの新たなヒントになりそうな出来事に出合えなかった事がとても残念でなりません。まあ逆に考えてみれば、私が探っていた範囲とイトウの生活圏との間には、(探り方も含めて)大きな開きがあったということで、そんな中でも湖面が荒れるなどのある条件が重なった時だけにその開きが縮まってチャンスが訪れたと考えるのが適当なのかも知れません。 いずれにしても、まだまだ分からない事だらけの朱鞠内湖でのイトウ釣り。私の性格上このままでは終われそうにはありません。
〇使用タックル
ロッド : TLB-83DT ラグレスボロン(SMITH) リール : 13 CERTATE 2500 (DAIWA) ライン : VARIVAS ハイグレードPE グリーン 1.2号(MORRIS) リーダー: TROUT SHOCK LEADER フロロカーボン 16lb(MORRIS) ルアー : パニッシュ85F(SMITH) ※1 DDパニッシュ80F(SMITH) ※1 ロングA B14AP (BOMBER) ※1 チェリーブラッドSR90(SMITH) ※1 チェリーブラッドMD90(SMITH) ※1 チェリーブラッドDEEP90(SMITH) ※1 チェリーブラッドLL70S(SMITH) ※1 ※1 遊漁規則に従いシングル・バーブレスフックに変更実施。またこのフック変更に伴う重量調整ならびに強度UPを目的にスプリットリングの変更も行いました。 フック : SBL-75M #1(OWNER) スプリットリング: P-03N #3(OWNER) スナップ: SPスナップ #3(SMITH) ネット : チェリーネット Mサイズ 旧タイプ サツキ(SMITH)
朱鞠内湖の釣りのレギュレーション詳細については以下を参照願います。 Lake Shumarinai http://www.shumarinai.jp/fishing/trouts/
#朱鞠内湖#イトウ#パニッシュ85F#DDパニッシュ80F#ロングA B14AP#チェリーブラッドSR90#チェリーブラッドMD90#チェリーブラッドDEEP90#チェリーブラッドLL70S#釣行記(詳細記事)
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【お知らせ】「ドットわんカツオ薫りジャーキー(6枚)」販売休止のお知らせ
いつも弊社商品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
この度「ドットわんカツオ薫りジャーキー」につきまして、在庫がなくなり次第、販売休止とさせていただくことになりましたので下記の通りお知らせいたします。
発売開始以来、大変多くのお客様にご愛用いただいております「ドットわんカツオシリーズ」ですが、このところドットわん品質を満たすカツオの漁獲量の減少が著しく、原料を安定的に確保することが難しい状況が続いております。
現在特に「カツオ薫りジャーキー」に必要なカツオの仕入れが困難な状況となっていることから、誠に心苦しいお知らせではございますが、販売休止の運びとなりました。
ご愛用中のお客様には多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。
1.販売休止対象商品 ドットわんカツオ薫りジャーキー(6枚)
2.販売休止時期 在庫がなくなり次第 (※2023年1月下旬頃の見込み。販売状況により前後します。)
3.販売再開時期 未定 (※再開の目途が立ち次第、改めてご案内させていただきます。)
早期販売再開に向けて尽力してまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
▼ドットわん本店はこちら▼ https://www.dotwan.jp/
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モンゴル釣り遠征 Vol.2 開始30分でタイメンとご対面
結局出国してからを考えると、移動で丸々3日間を費やしたことになるのだろうか?日本を夕方に出て、北京に到着して空港泊、翌朝の便でウランバートルに到着し、現在に至る。
Vol.1はこちらから
6月下旬、ちょうど梅雨から逃げてきた感じだ。まあ釣り遠征、特に海外の旅ってこんなもので、家から高速使えば1時間とかでそこそこの自然に辿り着ける日本って、実は先進国では3番目の森の深さ。森林率7割だそうですよ。
川は見えてきたものの、ここからさらに悪路を走る。川だからといって何処でも釣りをしていい訳ではないみたいで、現地民が水を汲んだりするらしいエリアは禁漁区だった。なんとなくグーグルマップなどで目星は付けてはいたが途中電波は入らなくなるし、結構ざっくりとテントが張りやすい場所を見つけて、ひとまずそこをベースとすることになった。
まあ川まで歩ける距離だし、明るいうちにテント張って晩飯前に少し釣ってみよう。気づけば夕方になっていた。
上から見るよりも水押しの強そうなチョロート川。簡単に渡れると思っていた瀬も、ウェーダーだとちょっと怖い。先ずは手分けして釣り易すそうな場所をランガンしてみる。何せ初めての場所、初めての魚なので手探りの釣り。どっちかって言うと根掛かりしない事を初日は優先するぐらい慎重なジェンキンス、まあ釣れないわな(笑)
あれ?ペスの姿がみえない。
これ結構よくあるパターンで、大体彼の姿が消えた時は事件が起きている。良い意味のね。何処かへ行ってしまった人間魚探君を探しに下流側へと歩いていくと、川の流れにかき消されながらもかすかにペスの声が聞こえる。「ジェーン」とか「ショータクーン!!」とか。どっちかにしてよね。
転んでロッドを折らないように適当に草むらに投げ込んで、とにかくダッシュでペスのいる岩陰を目指す。
そこには、初めてのモンゴルで開始30分もしないうちにメーターオーバーのタイメンを釣った男の姿が確かに在った。光量もあんまりないし、なんか2人とも興奮気味なのであんまり良い写真が撮れなかった気もする。水面もざわつき始めていて、ペスが写真はもうOKだから自分も早く投げろみたいな事を言う。なんだこの先に大人になった男の余裕みたいなやつは!
見慣れて来ると、タイメンの他にもレノックやグレイリングと思われる魚もライズしている。だけどタイメンの波紋は桁違いに大きいのですぐに分かるのと、ルアーにバイトして来る瞬間にまるで赤い水柱のように体を出して突っ込んで来るのでタイメンだと一目で確信できる。2回ほどトップが襲われたがミスバイト、その後S字で1匹掛けたもののバラしてしまった。いやー、ちょっと武者震いがする展開だ。
追いついてきたサブリが「タイメン見たかったー!」と話していたら、ペスがその後さらにタイメンを追加していた。なんかこの2人の師弟関係感が見ていると面白い。サブリはHuercoのアンバサダーで、彼のライフスタイルをフィルターにして釣りの楽しさを伝えて欲しいという役どころ。サブリはアマのトライアスロンの選手をしながらキャンプ場で働いていて、アウトドアや料理が得意なのだ。
サブリの今回の重大なロール、草原コック
特別彼の釣りの腕前がハンパないとか、普段から巨大魚を釣りまくっているとかそんな理由でアンバサダーをお願いした訳でもないので、言うなれば釣りの腕は本人曰く素人レベル。まあそんな事はないけど(笑)、綺麗にFGノットが出来るジェンキンスの方が辛うじて1歩上ぐらいな感じだ。
なので変な決めつけがないサブリはペスの言う事をどんどん吸収していくし、無益な知ったかぶりとかも無いから一緒に釣りをしていて楽しい。釣りに限らず、結局どれだけそれっぽく語る事が出来ても、実際に経験したモノに勝るものは無い。自分も頭でっかちにならないように気をつけよう。
予定では翌朝から釣りをスタートするつもりだったから、謂わば0日目が終了。予想以上の収穫に、明日からの釣りにも期待が持てる。薪を拾いながらキャンプに帰ると、ドライバーのジャイが「オオカミがいるかもしれないから心配した!」みたいな事を言っていた。
ジェン「え、オオカミ見れるの!?」
ジャイ「臆病だから滅多に出てこないね」
どっちやねん!!
長時間の移動に大興奮だった数時間。皆何処か落ち着かない様子で、晩御飯を囲みながら夕方を振り返る。心地よい疲労感の中、翌日に備えてノットを組み直すつもりが、そのまま落ちた。テントに入った瞬間に眠れるなんてファイナルファンタジーの世界だけかと思っていた。
テント提供:WILD-1
ではまた。
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海苔の日
毎日の食卓に欠かせない “海苔”(のり)。 周年店頭に出回っているので 日々収穫されているイメージが あるかもしれませんが 海苔にも“旬”があります^^ 新海苔の収穫はその年の 気候や環境などの 状況にもよりますが 11月下旬~2月頃。 その年の一番初めに採れた海苔は 「一番摘み」「初摘み」とよばれ 柔らかな口どけと独特の甘みが もてはやされ、量も少なく 希少品と云われています。 海苔の歴史はとても古く 日本で最初の法律書 “大宝律令(701年)”に 海苔の存在が記されていて 海苔は朝廷への調(税の一種)として 紫菜(むらさきのり)と記され 魚や貝に並び海藻の中でも 最も高価な品とされていたそうです。 その後 日本の食文化の 発展とともに伝承された海苔は 江戸時代には幕府への献上品となり “より鮮度上質な品を”と 養殖技術が確立されていったそう。 全海苔漁連さんでは この史実…
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滋養強壮の定番
『キュア/禁断の隔離病棟』 A Cure for Wellness/2017年/アメリカ・ドイツ/ヴィスタ/147分 @配信
連日の殺人的暑さに体力を奪われている人も多いんじゃないでしょうか。本日は土用の丑の日なので、ウナギでも食べて体力をつけたいところですけど、ネット界隈では「土用の丑」にウナギを食べることには何の根拠もないというのが通説になっています。別にウナギの旬でもないし、江戸時代のマーケティングの名残でしかない、というわけです。しかし「ウナギなんか食べなくても良い」と言う前に普通の人にとっては、既に食べたくても食べられないものになっています。特に今年の稚魚は、とんでもないほどの不漁だとか。そこで今回は、ウナギを存分に楽しめる映画で土用の丑の日を満喫したいと思います。一応ホラーなので、少しは涼しさも感じられることでしょう。
ロックハートは社命でスイス・アルプスにある、とある療養所に向かっていた。会社のCEOペンブロークは、2週間で休暇から帰るはずだったが、その療養所から二度と戻らないという手紙を会社の役員たち宛てに送ってきたのだ。常軌を逸した手紙の内容から、CEOは明らかに精神的におかしくなっていると思われる。大型合併の控える会社では、早急に異常を喫したCEOを解任しなければならない。ペンブロークを連れ戻す命を受けたのがロックハートだった。不正取引の証拠を握られた彼に断ることはできなかった。もし失敗すれば証券取引委員会に告発されてしまう。おかしくなった老人をアメリカまで連れ帰るだけの仕事だ。彼は簡単に済むと思っていたのだが…。
映画は、生気のない無機的なオフィスから始まります。登場する役員たちにも、主人公を演じるデイン・デハーンにも全く生気が感じられません。一転、雄大なアルプスに囲まれた療養所に到着しても、その町、城のような療養所、滞在している裕福な老人たち、そして看護士などの職員たちから生気を感じることはできません。ミア・ゴス演じるヒロイン、ハンナも上のポスターの通り。世界一不健康な街からやって来た、見るからに不健康そうなロックハートも、大自然の中で暮らす人々と全く変わらないわけです。そして療養所は当然いわくつき。200年近く前、城の主だった男爵は自らの血筋の純度を高めるため、実の妹と結婚し���うとしたところ、村人たちに火を放たれます。妹は男爵の目の前で焼け死に、男爵の行方は誰も知らないというのです。
ポスターにもある通り、劇中では所々で大量の「ウナギ」が登場します。たぶん欧米人にとってウナギは、不気味なものの象徴として映るのでしょう。しかし我々日本人には、どうしても「美味しそう」にしか見えないので、監督のゴア・ヴァービンスキーが意図したようには恐怖が伝わってこないかもしれません。施設で行われている「治療」とは何なのか? 男爵の行っていた「実験」とは何だったのか? ハンナは何者なのか? 院長の「目的」は何なのか? そしてロックハートは無事に療養所を脱出できるのか? ヴァービンスキーも結構、好きに作ったらしく、この手の映画にして���、かなり長めの上映時間になっていますけど、ゴシック・ホラーの雰囲気の中、これらのミステリーが巧みに配してあるので、最後まで退屈することはないと思います。
厳しい金融業界で働き詰め。おまけに不正取引までしているロックハートもまた、「健全」であるわけがありません。しかし、仕事や通勤でストレスに晒され、24時間をスマホに縛られ、コンビニで食事を済ませ、効きもしないサプリを摂り、睡眠不足の毎日を繰り返す、そんな我々も、とても健全とは言えません。現在の不漁では本作のように、療養所で贅沢に「ウナギ療法」を受けるどころか、切れ端を食べることさえ、ままならないのが現実。やはり最善の「ウェルネス」への道は、映画のラストのように「解放」にあるのでしょう。束の間であっても、何もかもから解放されて休息を取るのが一番。折角の休みを酷暑の中、人込みで過ごすのはやめて、この映画でも観ながら、まったりするのが良いでしょう。但し、くれぐれも冷房と水分補給は忘れないように。
普通の人へのオススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆
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【“奇跡の干潟”が消えていく】 - NHKニュース : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201116/k10012714401000.html : https://archive.is/WdhNE 2020年11月16日 18時55分
{{ 図版 1 }}
「干潟で埋め立て工事が始まっているようだ。寝耳に水の話だ」。 震災復興に伴う生態系への影響について取材を進めていた私にある研究者から動画が送られてきた。そこには、ダンプカーが行き交い、ショベルカーが土砂を海に投入する様子が映っていた。工事が始まったのは、奇跡の一本松で知られる岩手県陸前高田市にある、「小友浦」の干潟だった。
■《震災後「小友浦」の奇跡 》
{{ 図版 (省略) }}
「小友浦」は、岩手県陸前高田市の小さな入り江。もともと、干潟が広がっていた場所が、戦後の食糧増産のために昭和40年代に干拓され、農地になっていた。
{{ 図版 2 }}
ところが、震災の津波によって、堤防が崩れて水がたまった。いったんなくなった場所に偶然に現れた“奇跡”の干潟。その場所が、どう変わっていくのか。
岩手医科大学の松政正俊教授は、環境省の依頼で、調査を行ってきた。津波でできた干潟は、日がたつにつれ、たくさんの生き物の楽園になっていった。
{{ 図版 3 }}
環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている「ウネナシトマヤガイ」や「オオノガイ」。 「バルスアナジャコ」と呼ばれる岩手県で小友浦だけに生息するシャコ。
生息が確認された種は、平成25年には49種だったのが、平成27年と28年には60種、平成30年には88種と年々増加し、これまでに161種が確認されている。短期間で、これほど多種多様で豊かな生態系が形成されることは珍しい。
平成28年には環境省から「重要湿地」として選定された。
■《すでに大半が失われていた 》
{{ 図版 4 : 岩手医科大学 松政正俊教授 }} 私は、9月中旬、現場の状況を確かめるため、松政教授と共に陸前高田に向かった。
干潟の中央部分は、すでに大量の土砂が積み上げられていた。そこは、いちばん生物の多様性が保たれていた場所だったと言う。
松政教授は、「震災後10年間の生き物の歴史は白紙に戻されてしまった。元どおりになるかも分からないし、なったとしても時間がかかる」とため息を漏らした。
■《工事は必要なプロセスを踏んできた》
工事を担当する陸前高田市の水産課に電話で取材すると、職員が現場の防潮堤まで来てくれた。
そして、工事の計画について、図面を見せながら説明した。職員は、「工事はかねてから計画されていたもので、震災後、地元の住民から、この場所をかつてのような干潟に再生してほ��いとの要望もあったため、干潟を造成する」と説明した。
{{ 図版 (省略) }}
積み上げた土砂は仮置きで、将来的にスロープ状にならして砂をかぶせて干潟として再生する計画だとした。計画にあたって、生物や土木の専門家にも話を聞き、工事前に、地元の住民を対象に説明会を開いてきたという。
干潟を埋め立てて、干潟を再生する?
その意味がよく分からなかったが、私は、この干潟が、環境省の重要湿地に選定されていることは考慮しないのか聞いた。すると、驚きの答えが返ってきた。
「重要湿地とは聞いていない」
職員は、その場で市のほかの部署にも電話して確認していたが、聞いていないという説明を繰り返した。
そして、「ここは水産課が管理する土地だ。環境省系の調査なんて聞いていないし、調査するなら、市に対してひと言あってしかるべきだ」と指摘した。
■《重要湿地 認識されず?》
重要湿地という大事な情報が、干潟の再生を進める市に認知されていないとは、どういうことなのか。
{{ 図版 5 : 「重要湿地」の情報伝達 }}
環境省に問い合わせると、選定にあたっては、都道府県を通じて、各市町村に連絡がいくはずだと説明した。そこで、岩手県の環境部局に聞くと、小友浦が選ばれる前の、平成27年8月に、環境省からの情報を、選定に向けた確認という形で、各市町村に送ったとのことだった。陸前高田市役所で環境を担当するまちづくり推進課の生活環境係に問い合わせたところ、記録がなく、分からないとのことだった。
環境省の職員は、「重要湿地の情報が伝わっていなかったとしたら、広報のしかたも考えねばならない」と話した。
一方で、陸前高田市は、この場所の干潟の再生に向けた事業を震災の年の平成23年から始めている。
市がシンクタンクに依頼して行った調査の報告書が平成24年に出されている。
{{ 図版 6 : 干潟の再生へ向けた調査報告書 }}
「東日本大震災地盤沈下区域における干潟の再生と生物多様性の検討」というタイトルの文書には、「震災後から現在に至る期間で新たな生物環境が根付いてきており、これを維持するとともに、干潟を造成することで積極的に向上させることが必要である」と記されていた。
しかし、平成23年に決まった計画は、その後、予算がつかず、本格的に実行に移されることはなかった。 平成24年以降、実態調査は行われていない。 そして、ことし、突然、事業が動き出した。市が、復興庁と協議した結果、干潟を再生するために、復興工事で発生した残土を使って整地することにしたという決定だった。 残土の処理に使うための復興予算がついたという。 そして、5月から7月にかけて、漁協や地元の地区の代表に説明会が行われた。 震災の後、この10年の間に干潟で育まれてきた豊かな生態系や重要湿地に指定された情報は、ほとんど考慮されることはなかった。
■《専門家グループ 埋め立て一時中止を要望 》
{{ 図版 7 : 専門家グループによる要望書 }}
10月1日、専門家のグループが、陸前高田市に対して、埋め立て工事の一時中止を求める要望書を提出した。
底生生物(水底などにすむ小さな生き物)の専門家でつくる学会の委員会だ。
5万4000立方メートルという大量の建設残土を投入する今の方法では、現在ある干潟の生態系が失われてしまうので、埋め立てを一時中止し、残土処理の方法を再検討して干潟と生物を守ることが必要だとした。
また、市の計画にある「人工的な造成による干潟の再生は、現在、生態系が維持されていない『劣化した』場所に適用すべきだ」と指摘した。
{{ 図版 (省略) }}
要望書が出されたことについて、小泉環境大臣は記者会見で次のように述べた。
============≫ 小泉環境大臣 「小友浦周辺の干潟を含む広田湾全体は生物多様性の観点から重要度の高い湿地に選定している。なんらかの法的制約を生じさせるものではないが、事業者などに保全上の配慮を促すために選定しているものなので、基礎資料として適切に活用していただきたい。市は工事にあたって複数の専門家からヒアリングを行ったと聞いており、引き続き、多様な専門家などの意見を聞いて、適切に工事を行うことが重要だ。震災復興と環境保全は、一体的に進めていかねばならず丁寧に復興事業を進めていくことが重要だ」 ≪============
要望書に対して、陸前高田市は、10月15日、���答した。
回答書では「今後とも、当該工事にご指導いただいております有識者の方々のご意見をいただきながら、広田湾の環境に配慮した工法により工事を進めてまいります」とした。
そして、要望書が出されてから一時的に止めていた残土の搬入を19日から再開するとした。
また、小友浦の干潟の両脇にある小川が流れ込む場所は、そのままにすることで、底生生物への影響を軽減するとしていて、工事にあたって、これまでアドバイスを得てきた専門家を増やして4人にして、助言や監視を依頼するとしていた。
■《市の計画に助言した専門家》
市が改めてアドバイスを求めるとした4人の専門家のうち、水生生物、生態系が専門の北里大学の朝日田卓教授に取材した。
朝日田教授は、ことし、残土投入にあたってのアドバイスを求められ、「今ある生物多様性、環境に配慮してほしい。砂は均一にならすのではなく、浅いところや深いところ、潮だまりなど多様な地形が出きるようにしてほしい」とメールや電話で助言したと話した。
{{ 図版 8 }}
一方、朝日田教授は、小友浦の複雑な事情についても話した。干拓地として造成されたが、作物の育ちが悪く、震災前は高速道路の工事で出た土砂が置かれていた。
津波でできた干潟は、泥や砂ではなく、れきで覆われていた。地元の住民は、アサリの取れるような干潟を求めており、現場は、そうした姿とはほど遠かったとした。
また、平成24年の調査以降、市として現場の環境調査を行わず元の計画のまま、ことしになって突然工事が始まったことについて、 ▽市役所自体が被災し情報収集やリスク評価を行う人員が十分に確保できなかったこと、 ▽復興事業の予算の関係で年度内に事業を終わらせたかったこと、 ▽震災前は干拓地で、海ではなく陸だった場所で工事を行う認識だったこと、 などをあげ、今ある自然環境に100%配慮することが難しかったのではないか、と話した。
一方で、朝日田教授は、要望書が出された後に、現場を視察し、「仮置きの残土をドカンと干潟部分に置いていた。もう少し陸側に置くべきだったとの印象は持った」と話した。
■《ほかの場所では配慮?》
震災復興の土砂の投入によって、現在の豊かな生態系が損なわれようとしている小友浦。
実は、すぐ近くの場所にある、沼では、同じ復興工事だったにもかかわらず、自然の干潟はそのままにする配慮が取られた。
{{ 図版 9 }}
「古川沼」と呼ばれる奇跡の一本松がある、海とつながる沼の復興工事だ。
当初の計画では、沼をコンクリートで固める予定だったが、最終的には、沼の中に津波でできた干潟を残すような工法がとられた。
この場所では、松政教授は国や県、市でつくる委員会の委員として助言した。
松政教授は「私自身、小友浦で長年調査してきた身として、もっと市民向けの自然観察会を開くなどして、重要性を多くの人に伝えるべきだった」と話す。
■《地区から見えない 見たくない小友浦》
地元の人たちは、干潟についてどう考えているのか。
漁業者の一人に話を聞くと、「小友浦が昔のようにアサリが取れるような場所になって、子どもが潮干狩りできればいい」と話した。
また、地区の震災遺族の女性に話を聞いたところ、女性は、遺族にもさまざまな考え方があると断ったうえで、「小友浦周辺では津波で多くの人が犠牲となり、いまも行方不明の人も多く、正直なところ、忘れたい、見たくない、関わりたくないと思っている住民も多いと思う」と語った。
{{ 図版 (省略) }}
小友浦は、県が建設した高さ12.5メートルの防潮堤が取り囲んでいて、町側からはその様子がうかがえない。
心理的にも視覚的にも見えない干潟の自然環境に、地元の関心は必ずしも高まっていなかったのではないか。
この問題を、市議会で取り上げた菅野広紀市議は、「われわれ市議も市民も、環境保護の「監視」ができていなかった。早く復興のインフラ整備が終わってほしい、頑張っていこうという中で、環境は利益を生まず、おろそかになっていたのではないか。市民の中には、自然再生といっても、昔の潮干狩りができる場所のイメージが強く、生物多様性という意識はあまりなかったかもしれない」と話した。 ■《復興と環境 ~ 自然環境の犠牲は本当にしかたないのか? 》
{{ 図版 (省略) : 岩手医科大学 松政正俊教授 }}
市が工事を再開したいま、松政教授は、「すでに津波で生まれた干潟の自然再生という希少な意味合いは失われた。せめて人工干潟としてなるべく良い形に持って行くしかない」と話す。
そのうえで「今回の小友浦のようなことは、あってはならない」と指摘する。
松政教授が、特に懸念しているのは、復興工事の陰で、環境保全に対する専門家への意見聴取が形式的なものになっているのではないかということ、そして、場合によっては健全な干潟でも埋めてもいいという、前例になるのではないか、ということだ。
東日本大震災の被災地では、震災から10年を迎え、防潮堤や水門の工事が大詰めを迎えている。
震災復興の大義のために、多少の犠牲は致し方ない。 たかが、水生生物。
多くの人はそう考えるかもしれない。
だが、復興が急がれる中で、情報の共有や認識の不足によって、不必要な犠牲が生まれていたとのだとしたら、それは避けられるべきだったと思う。
工事が再開する前日の10月18日、再び小友浦の様子を見に行った。
{{ 図版 10 }}
干潟に流れ込む小川にはサケの姿が見られた。コンクリート三面張りの浅い水路を懸命にさかのぼろうとしていた。
生き物は強い。
引き続き、取材せねばと思った。
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●黒瀬総一郎 平成19年入局 岡山局、福岡局を経て平成26年から科学文化部。 海洋や天文のほか、現在はサイバーセキュリティーやAI倫理、ネット社会の問題を中心に取材。 また、全国の水辺を巡ってウナギやサンゴなど、生態系の保全や資源管理に関する取材を続けている
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