#早稲田大学校歌
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Today I saw some watercolors by a Belgium woman artist named Ketty Gilsoul-Hoppe (1868-1939) and she was so unknown there were not a single youtube video on her. And yet her watercolors moved me so much I thought of my feelings on the morning I first walked to Waseda university. All painters paint first for themselves rather than an audience and it's touching to sense that honesty from one artist to another. A long time ago I remember "time-tripping" from Slaughterhouse-Five by Kurt Vonnegut and so I wanted to timetrip back to that day on Sodaidori towards Wasedadaigaku koka kahi and to see again the foliage of that december morning. Ink and watercolor A5 Hahnemulhe watercolor sketchbook Dec 2 2023
#uskjapan#uskla#urbansketchers#urbansketching#hahnemühle#sailorfountainpen#usklosangeles#usktokyo#水彩画#sketchbook#sketchbookdrawing#watercolor#croquis#sketching#citysketch#スケッチ#dessin#sketchdaily#aquarelle#Tebeos#アート#イラスト#art#kuretakegansaitambi#wasedauniversity#早稲田大学校歌#早稲田大学#japan
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「東京の大学生の一部は、飲み会でやらかしたら早稲田の校歌を歌って何となく早稲田のせいにする」という話を聞いてめちゃくちゃビビっている
九月さんはTwitterを使っています (via leomacgivena)
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抵抗と灯火 - Resistance And Lamplight - vol.1 "Free Palestine"
抵抗と灯火 - Resistance And Lamplight - vol.1 "Free Palestine"
2024.2.18 SUN at 高田馬場JETROBOT
📍Address📍 東京都新宿区西早稲田3-28-1 RICOSビルB1F
Open 13:00 / Start 13:30
ADV,DOOR ¥2,000- + 1drink ¥600-
Artists : MKRDTSB / ネコダ珈琲 / 山口勲 / 原口昇平 and You!
🇵🇸🍉🕯️
「抵抗と灯火」はあらゆる権力、理不尽、腐敗に抵抗してゆくライブイベントです。
第1回は、パレスチナで続くイスラエルによる虐殺に、一市民として抗い、パレスチナに連帯を示すために開催します。
🇵🇸🍉🕯️
第1回目は高田馬場JETROBOTさんご協力のもと開催できる運びとなりました
チケットのご予約は各出演者、もしくは「抵抗と灯火」までお名前(苗字・お名前・あだ名なんでもOK)と枚数をお知らせください。
25-30人程度で満員の小さな会場のため、ご連絡いただいた時点で満員が見込まれる場合、キャンセル待ちをしていただく可能性があります。人数の都合でご来場を叶えられなかった場合、ぜひ次回以降にお越しいただけるようにがんばります。よろしくお願いします。
🎤出演アーティスト🎤
MKRDTSB(Bedroom-music) 音楽家・写真家・文筆家。抵抗と灯火主催。この星に生まれて以来、深い枯れた井戸の底に踞っている。2023年12月、井戸からパレスチナがつながる。あまりにも遅すぎた。それからというもの、この星のさまざまな問題が可視化される。自らの存在があらゆる権力・理不尽・腐敗に抵抗を示す。
ネコダ珈琲(coffee color eyed soul) 2014年からピアノ弾き語りをしている。主にLaura Nyro Todd Rundgren XTC を愛す。NoHate NoFake。だれもころすな。
山口勲(詩人) 7歳から詩を書き始める。高校3年の冬に詩の朗読会に初めて参加したが怖くて逃げ出し、以後2年間イベントに行けなかった。2009~2023 大島健夫と千葉詩亭を共催。2016~2019年 日本と世界の詩を紹介する雑誌『て、わた し』を刊行。自分の詩より人の詩を伝えるほうが好き。2023年宮尾節子賞受賞。
原口昇平(詩人) 非正規の言語労働者。パレスチナに目を向けるようになったのは、東京藝大院在学中の2009年始、イスラエルによるガザ侵攻の現地取材ルポを訳してブログに載せたときから。妻&特性ある子と暮らし、ふだんは広告翻訳で口に糊し、まれに詩を書く。資本主義と家父長制と植民地主義の結託に順応している間だけ独占者からわずかな富や権利を恵んでもらえる体制に反対。
You! オープンマイクの時間を20-30分設けます。飛び入りでパレスチナを思うスピーチ・トーク・演奏・パフォーマンスなどを歓迎します。ご希望者が複数いらっしゃる場合は、時間の範囲内で適宜お声がけをします。
🕰️タイムテーブル(2024/02/13確定)🕰️
出演者内で再度検討を行い、イベント当日は下記のタイムテーブルで進めます。あくまで目安で、当日の進行状況によって変動する可能性があります。
13:00 OPEN〜パレスチナについて話そう
13:30 START〜簡単なごあいさつ
13:35 ネコダ珈琲
14:05 転換
14:15 山口勲
14:45 転換
14:50 オープンマイク
15:20 転換
15:25 原口昇平
15:55 転換
16:05 MKRDTSB(※「身から出た錆」と読む)
16:35 全演目終了
〜パレスチナについて話そう
17:00 解散
〜パレスチナについて話し続けよう
✉️お知らせとお願い(日本語版)✉️
チケットのご予約は各出演者、もしくは「抵抗と灯火」までご連絡ください(前日・当日ともに同じ料金です)。
情報保障について、現時点では必要に応じて、パソコン・ノートを使った筆談にて対応予定です。その他の対応が必要な場合、お手数をおかけしますが「抵抗と灯火」までご連絡をお願いいたます。
感染症対策のため、ご来場のお客様は可能な限りマスクの着用をお願いいたします。
第2回目以降の出演者を随時募集しております。ご希望の際は下記までご連絡をお願いいたします。
【連絡先】
メール/teikou.to.tomoshibi.info★gmail.com (★→@)
X,Instagram/@TTT_RAL_info
✉️おしらせとおねがい(かんたん な にほんご)✉️
ちけっと の よやく は でるひと に ちょくせつれんらく を ください。それか、した↓ に かいてある めーるあどれす か えっくす か いんすたぐらむ まで れんらく を ください。
じょうほう ほしょう → ぱそこん と のーと で かきます。ほか にも ひつよう な とき は、した↓ に かいてある めーるあどれす か えっくす か いんすたぐらむ まで れんらく を ください。
できる かぎり ますく を つけて きて ください。
これから の いべんと に でたい ひと は した↓ に かいてある めーるあどれす か えっくす か いんすたぐらむ まで れんらく を ください。
【れんらく さき】
めーる/teikou.to.tomoshibi.info★gmail.com (★→@)
えっくす いんすたぐらむ/@TTT_RAL_info
✉️Notification - Eng✉️
To get a ticket, please contact any of the performers or us at mail or social channel – the price in ADV is the same amount as the one at DOOR.
About information accessibility At this time, we plan to use written communication using a computer and a notebook, if necessary. If you need any other assistance, please contact us.
To prevent infectious diseases, we ask all visitors to wear masks as much as possible.
We are always recruiting performers for any future performances. If you are interested, please contact us.
【Our Contact: Resistance And Lamplight】
Mail/teikou.to.tomoshibi.info★gmail.com (★→@)
X,Instagram/@TTT_RAL_info
📢その他の情報📢
会場にエレベーターはありません。階段の上り下りにお手伝いが必要な方は、お手数をおかけいたしますが当アカウントまで事前にご連絡をください。
紙のチケットや、電子チケットはありません。会場奥に受付があります。ご予約時のお名前をおっしゃっていただき、チケット代+ドリンク代 ¥2,600- をお支払いください(※現金のみ)。
体調不良などでご来場が難しくなった場合、キャンセル料は一切かかりませんので、各出演者もしくは「抵抗と灯火」までご連絡をください。
途中から来てもOK、途中で帰ってもOK!
出演者はみんなプロパレスタイン(���パレスチナ)のひとびとです。各々のフィールドでパレスチナへ連帯を示す活動をしています。2/18は歌・詩の朗読・ポエトリーリーディングなどのイベントを予定しています。 ご来場をお待ちしています。
それまでに停戦。今すぐ停戦。
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FREE FREE PALESTINE!!
FREE FREE FREE PALESTINE!!!
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〈更新履歴〉
・2024/02/10:①メインフライヤーとしてアップロードしていた画像の「会場住所」が一部重複して記載してしまっており、修正したものをアップロードしました。②TumblrにもALT機能が装備されていたため、ALTをつけました。③オープンマイク枠を含め、出演順が変更になる可能性がある旨追記をしました。
・2024/02/13:当日のタイムテーブルを確定しました。
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Musik Atlach Presents Ordvician Wings #3 Saturday, December 2, 2023@Asagaya Yellow Vision charge 2500yen+1drink open 19:00 start 19:30 SACHIKO vDBG (Masami Kawaguchi, Shizuo Uchida,Keiko Higuchi) Yoshiko Honda+Kaori Komura+Jun Kawasaki
SACHIKO 光束夜、OVERHANG PARTYのベーシストとして参加する傍ら、ヴォイスによるドローンを主軸としたソロユニットをはじめる。06年ファーストアルバムを発表後コンスタントに作品を発表。幾つかのフェスティバルに参加、欧州ツアーを行��。他に「Tangerine Dream Syndicate」「Albedo Fantastica」等で活動。レーベル「Musik Atlach」主宰。
vDBG 川口雅巳(g)、内田静男(b)、ヒグチケイコ (ds)の3ピースバンド。 川口雅巳/ masami kawaguchi 1970年生まれ。90年代より東京アンダーグラウンドシーンで活動を開始。現在は自身のロックユニット"川口雅巳ニューロックシンジケイト"を中心にソロによるパフォーマンス、またガレージロックから即興までジャンルを問わず多くのミュージシャンとセッションも行っている。
内田静男/ shizuo uchida 80年代より、触媒夜、滲有無にて活動。現在、Hasegawa-Shizuoやalbedo gravitas、Mai Mao、Archeusなどのユニット、そしてソロで演奏。Bassを中心にした、インプロヴィゼーションを行う。
ヒグチケイコ/ keiko higuchi 身体、声、呼吸のつながりを探求し、即興からジャズまで幅広くこなすボーカリスト。アメリカ・ボストンにて活動開始、'98年に帰国以来、多くのライブやダンス・演劇、作品集に参加。過去には写真や執筆を発表。現在も国内外のミュージシャンとのコラボレーションやソロでの演奏など、活動は多岐に渡る。vDBGにおいてはドラムスを担当。今のところ、とにかくとにかく叩くことに専念。
本田ヨシ子 ヴォイス。自らの声を多重録音をして音を作り上げるソロ活動の他、即興音楽家や舞踏 ダンス 映像 ジャンルを問わず、様々なアーティストとの共演を行っている。2019年CDアルバム「01」をリリース。
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香村かをり/Korean percussion 高校時代に大熊ワタル氏(現シカラムータ)に出会い「闇射」でドラマーを務め、吉祥寺マイナー等で活動。自身のバンド「子供劇場」、ソロ活動として「天国注射の昼」やG.I.S.M.の初期ギグ等に参加。1986年、韓国伝統打楽器グループ「サムルノリ」に衝撃を受け88年渡韓。漢陽大音大国楽科にて打楽器と理論を学ぶ。2019年6月崔善培氏を日本に招聘、大友良英氏らと共演したことをきっかけに即興演奏活動を開始、伝統リズムの枠を超えジャズ、ロック、ノイズ、民族楽器、ダンス、舞踏などさまざまなアーティストとの表現を試みている。ノイズのKazumoto Endo氏と2枚のアルバムをリリース。
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河崎純 音楽詩劇研究所代表。1975年生まれ。早稲田大学文学部在学中に音楽活動をはじめ、ベーシストとして活動。主に舞台作品の音楽監督、構成、委嘱作品の作曲。演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100作以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛ける。歌、朗読、演劇、コンテンポラリーダンス、伝統芸能の要素を用いた詩劇、音楽劇スタイルの舞台作品の作、構成、演出。近年は特にトルコ、ロシアでの様々なプロジェクトに主要メンバーとして参加。アジアとヨーロッパの境界線上の地からアジアを再考し、新たな国際的な芸術活動に対する視座を得る。2022年は著書「ユーラシアの歌」(ぶなのもり)、韓国、ロシアの歌手を擁する二作の作曲作品CD「HOMELANDS」「STRANGELANDS」(BishopRecords)を発表。
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#sachiko#keiko higuchi#shizuo uchida#masami kawaguchi#yoshiko honda#kaori komura#jun kawasaki#Bandcamp#Youtube
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日記3
大根をいただくと、どうしていいかわからなくなる。
とりあえずひさしぶりにぶり大根を炊いてみようかな。後日。
今日はもう買い出しにも行かず、ごはん作りとなった。
家で縄跳びたまにします。
作業場の床はコンクリートっていうか店舗跡ならではに地面。
シャボン玉も線香花火もする、しちゃだめかもですが。
区画整理の工事がいつからかはっきりはしないけど、
2年後にどーしよかなとやっぱり思う、家の取り壊し。
とりあえず展示だけしよかな...オレンチテンジ。。
明日は冷やし中華にしようかなあとついでにきゅうりを切る。
きゅうりの縦の切り方も苦手な作業。でもおいしい縦きゅうり。
キテレツ君(友)元気かなあとこのまえ話したら元気だった。
ひさしぶりの連絡っていうものがいつしか体調報告会です。
自然にかえっていくのですかね。
今日なんでか誰かと話したくなってきたけど相手もないんで、
うどんそばの動画(食べ物やさん仕込みのチャンネル)観ている。
長電話いいですね、わたしもしていです。たまに...。
ぼくは雑貨やさんの時代がいちばん長くて次がウェイター、
めちゃくちゃです。何とは言えないけどバイヤーの仕事もした。
雑貨やさん時代の知人らとは今もやんわり付き合いがある。
冊子のころとか、大喜びしてくださる方もいてうれしい。
今、というか今日ひとにそう言っておきながら不安で胸がちきない。
「ちきない」は能登弁で「しんどい」みたいな意味らしい。
「こそがしい」は「くすぐったい」。なんだってよ。
くすぐり遊びも割と好きです。それこそちきないけど。
くすぐられても平気なひと信じられないです。
近所のそば屋、そうそう水槽が10個以上あってメダカびっしり。
いろいろなメダカを飼っているみたいで、どうするのだろう。
食べるんかな...すこしおっかなくなりました今ごろ。
いつか見に行きましょうね。行こうまい(何弁かわすれた)。
抱えたさまざまな問題解決のひとつの糸口は雨の日、
なにか暗くて(物理的に部屋が)気がすすまないまま。
魚座の形を星空の四季でさいきん読んでました。
水瓶座はなんだったか忘れたけど。秋の星座ね。
このまえ書いたように秋に友と焚火をする約束をした。
ずっと前にカブトムシつかまえに行った山の子の家で。
きっと今、さしあたり今日あたりほたる祭りかもし���ない。
雨でなんだかふぬけている、薄まった気味にだるだると日記つけ。
今日のフラッシュバック、東京時代。
隣の部屋のOLさんとお付き合いしてみていた18。
ある晩によろよろと学校からかえると、
「ピザとったんですけど食べきれなくて...」
と言い僭越にも頂くことにしたら、それを持ってくる形ではなく、
「おうちでどうぞ」の形で、めちゃめちゃ緊張をして。
ピザもめっちゃおしゃれで(...。)こんなん食べたことない!って。
おねいさん笑ってみていてくれて、笑い返すとお風呂もどうぞって。
冷静に考えると謎な勧誘ですが、なんか、お風呂いただいて...。
いつの間にお付き合いした彼女に何だかぼくはなりたくて。
すこし大人の女性になりたいって、化粧して学校(写真)いって。
同級生たちが子どもに思えておりましたね、それは錯覚ですが。
幼いぼくが化粧をしなくなったのはどうしてだったのかなって、
いくら振り返っても境目はわからなかったです。そんな頃のこと。
だれか拉致監禁してください。
ハンバーグ余計に作り置いてみた。食べる?
ぼくも大食いでそして異様な早食いで額にほくろの星なんです。
大食いは喧嘩しないように、たまにゆっくり食べなさいって、
言ってやってくださいね。ブルーのパジャマになりました。
今すぐおやすみなさいでいいくらいのでっかい大股びらき。
ごちそうが待っているっていいですよね。ぼくもそう思う。
何か作ろう。ぼくたち何か作ってみようではねいですか。ね。
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おねいさんに教わった歌のひとつ。ひさびさ聴いた。いい歌よね。
「猫が犬の日々聴いてる」ってゲラゲラ笑われました。
おんぼろアパートで早稲田松竹の裏手にありました。
いつか東京散歩もいいですね。提案が多すぎて破綻しそうですね。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハ��フヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙���否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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March 26, 2015: Commencement Speech at Wasada University Dept. of Industrial and Management Systems Engineering.
2015-03-30 | PRESS RELEASE
NTN'S SOGO DELIVERS COMMENCEMENT AT WASEDA UNIVERSITY
TOKYO, JAPAN – In front of a crowd of graduates, parents and faculty, Tetsuya Sogo, CEO of NTN Americas Region, delivered the commencement address to the 2015 graduating class of Waseda University’s Department of Industrial & Management Systems Engineering on March 26, 2015, in Tokyo, Japan.
“It is an honor to be asked to deliver the commencement address at your alma mater,” said Mr. Sogo, a 1982 graduate of Waseda. “I believe it is important to provide insights to new professionals that can help them see how the education they just received will be the foundation of a successful career.”
Mr. Sogo focused his remarks on his experience in a global marketplace, and how the education he gained from the School of Creative Science & Engineering still helps him today. His main message, though, was that their education does not end with their graduation, they just need to change how they learn.
“Students learn theory in the classroom. Now it is time for them to go out into the world and learn through action,” Sogo said of the speech. “Action will serve them well not only with their practical knowledge of how things work, but also gaining the respect of their peers. The sooner they can learn this, the sooner they can establish themselves as growth minded leaders.”
Sogo has proven his support for this ideal through two initiatives. First, he has been establishing a Learning Organization culture at NTN in the Americas. Training and education reimbursement are available to inspire growth in all employees. Additionally, he has provided internship opportunities in all departments to help students in their education transformation.
2015年3月26日:
早稲田大学卒業式 - 祝辞 -
(創造理工学部 経営システム工学科)
<式次第>
15:30 - 17:30 (63号館2階01教室)
一、開会の辞
一、学科主任挨拶
一、学士学位授与
一、修士学位授与
経営システム工学専攻
経営デザイン専攻
一、経営システム工学科
優秀学生賞授与
一、日本経営工学会
優秀学生賞授与
一、経営システム工学専攻
優秀学生賞授与
一、経営デザイン専攻
優秀学生賞授与
一、来賓祝辞(十河)
一、乾杯
一、校歌斉唱
一、閉会の辞
#tetsuya sogo#十河哲也#Waseda University#industrial engineering#graduation ceremony#commencement speech#global management#Waseda#早稲田大学理工学部#経営工学#卒業式#学位授与式#早稲田大学#経営システム工学#祝辞#CEO#NTN Americas#NTN 株式会社#米州地区総支配人#Global Values Local Success#We are Visionaries#global leaders#leadership
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各地句会報
花鳥誌 令和6年9月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年6月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
切り通し省線吹きし若葉風 軽象 蜘蛛の囲に閉ざす社の狐たち きみよ ことごとく夏蝶となる水飛沫 緋路 白あぢさゐ女ばかりに愛でられて 和子 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 夏の子はジャングルジムに天下とる きみよ 飛鳥山生まれ���ちの蟻の列 三郎
岡田順子選 特選句
乾きたる蛇口の先は夏の雲 緋路 黒南風やおづおづ開くみくじ歌 昌文 南天の花棲み古りし街の隅 美紀 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 途切れなき列車音聴く四葩かな 風頭 ががんぼ来オルガンの鳴り止みてより 緋路 葉脈の青き稲荷の額の花 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
たてがみに綺羅したゝらせ競べ馬 かおり 負馬の負けを恥ぢざる眼の涼し たかし ユーミンの曲初夏の競馬場 美穂 負馬の誰にともなく息一つ 成子 鬼瓦の鼻ふくらめる若葉風 愛 熱砂駆け鼻息荒し佐賀競馬 たかし 競べ馬シャガールの馬天を駆く 修二 薔薇園にダイヤモンドのやうに雨 愛 勝馬に寄り添ふ笑顔女騎手 久美子 楽屋口より美しき絽の裾捌き かおり バンクシー赤い風船追ふ少女 修二 萍の沈黙にある水一枚 朝子 鞍壺に託す一戦競べ馬 久美子 蟻は蛾を人は柩をかかげゆく 睦子 早苗田の水の世界を行く列車 愛 紫陽花やすこしはなれて宇宙船 睦子 ひつそりと咲くこと知らず濃紫陽花 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
短夜の沖に生活の灯のともり かづを 短夜や和尚偲びて尽きぬ宿 笑子 黒南風の精舎を昏め沈めをり 希子 十薬や花明りして父祖の墓地 匠 網を引く明易き浜声合はす 同 悠久の光を溜めて滴りぬ 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
麦の秋鳥の旋回しばし見ん 喜代子 黄金を刈り取る如き麦の秋 由季子 短夜に一夜の旅の用意せる 都 麦秋の大地を分ける鉄路かな 同 逝きし人思ひ起せる虹の橋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
体内のおほかたは水田水張る 都 湯上りの鏡を閉ぢて蛍見に 美智子 麦秋の金波を運ぶ風頰に 宇太郎 春雨にすつかり濡れて泣黒子 悦子 杜深しすだまの降らす花樗 美智子 校庭に名札を付けたミニトマト 佐代子 南天咲く早世力士悼みては すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
空晴れて植田始まる農学部 亜栄子 一村に水ゆきわたり植田かな 百合子 としあつ師偲ぶ薄暑の石仏 教子 枡形の山気を吸ひて蝸牛 三無 下闇や気づけば猫の傍に 白陶 紫陽花の青き滴を受ける句碑 三無 月光をのせて十薬母の逝く 幸子 奥信濃瀬音まじりに河鹿鳴く 美枝子 故郷は懐深く初夏の旅 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月10日 なかみち句会
老鶯の声高らかに姿なく 廸子 老鶯や森の静けさ澄み亘る 聰 網戸開け小さき一匹逃しけり 貴薫 書を開く網戸の風の良き加減 三無 緑陰の間の光踏み遊ぶ のりこ 緑陰や刹那休らふ盲導犬 美貴 緑陰の森歩す空気異次元へ ます江 緑陰に入れば降るもの香るもの 怜
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令和6年6月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
風鈴を今年は出さうかと思ふ 昭子 石庭の砂紋に僧や水を打つ 時江 麦秋や己は小作小百姓 世詩明 万緑の真つ只中で友となる 三四郎 玻璃に付く守宮の目玉大きかり ただし ぬけぬけと嘘吐く男草虱 世詩明 堰音の六月の水裏返す ただし 田植済み静かな寝息一村に みす枝 一望の青田や下校チャイム鳴る 時江 野仏の一重まぶたや著莪の花 ただし サングラス外して白き歯を見せる 昭子 音もなく崩れる雲の峰一つ ただし 僧逝きて幾年寺の木下闇 英美子 緑蔭の不開の門や鐘響む 時江 菖蒲の湯頭脳ゆつくり休ませり みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月11日 萩花鳥会
久々の娘とのドライヴ花菖蒲 祐子 夢誘う伊豆の旅寝の夕河鹿 健雄 薫風に一味添へてウイスキー 俊文 能登思ふ絆の祭始まりて ゆかり 太陽の恵み包みし枇杷すゝる 吉之 夕立の雲が覆ひし我が旅程 明子 鮎解禁河原で塩焼き白むすび 美恵子
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令和6年6月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
黒い線行つたり来たり蟻の道 紀子 内緒話浜昼顔がそつと聞き 同 初夏や日々の葛藤過ぎゆきて 光子 畳紙に包まれし物黴にほふ あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
紫陽花のしづくを朝日移ろへる 千種 木道の谷戸田の隅に余り苗 幸風 木下闇これより先は獣道 慶��� 夏草や弥生時代の息遣ひ 三無 水無月の木霊に道を迷はされ 千種 里山の道標なる立葵 ます江 濃あぢさゐ彩を増す夜半の雨 幸風 半夏生白く人声遠くせり 千種 夏蝶の白の大きく森に消ゆ 慶月 木道に釣り糸垂らす夏帽子 経彦
栗林圭魚選 特選句
鳴き交はす鴉に梅雨の森深く 要 滑り台順番を待つ夏帽子 経彦 今年竹撓ひて風の行方追ひ 三無 雨上るもりの朝やねむの花 芙佐子 紫陽花や森の匂ひに深呼吸 ます江 万緑や森に命を繋ぐ雨 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
露草に一輪挿の織部かな 雪 白鳳の野々宮廃寺跡 同 僧偲ぶ僧の手描きに絵団扇に 同 夏蝶の祈るが如し辻地蔵 同 終電の汽笛編戸を通し聞く 英美子 竹落葉散る音を聞く真昼時 同 毛虫焼く南無阿弥陀仏唱へつつ みす枝 咲いてをり咲きかけてをり七変化 かづを 白寿まで闘志抱きて更衣 清女 鷺一羽思考してをり青田中 やす香 売れ残る金魚に疲れ見えにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
青葉木菟夜を鳴かねばならぬかに 雪 五右衛門の煙管煙を吐ける山車 同 籠枕夫の遺せし油の香 清女 短夜を添ひ寝の犬に鼾きく 同 蜘蛛の囲の細きにかかるものは何 啓子 懐しき人に逢ふ夢明易し 笑子 風鈴の音とはならぬほどの揺れ 希子 短夜や星を眺めて聴く話 隆司 浴衣着て祭囃子の音に酔ふ 同 風鈴もそれぞれの色兄妹 和子 雨欲しきあぢさゐに色無かりけり 同 今夜だけ風鈴しづか話さうよ 令子 短夜や時の静かに広ごりて 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月21日 さきたま花鳥句会
刺身盛り紫蘇一枚の境界線 月惑 路地裏の暮色に媚びる七変化 八草 夏見舞幼き文字に磯の風 裕章 草刈りの終へて現はる地平線 紀花 麦秋の風入れカフェの読書会 康子 梅漬けの重石に亡夫の酒の瓶 恵美子 たまゆらの時をあづけて啼く河鹿 みのり 麦の秋うねる大地の広々と 彩香 地に影を一瞬黒く夏つばめ 良江
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令和6年6月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
白鬼女の渡しと伝へ草茂る 雪 欠け初めし月に崩るる白牡丹 同 尻重な返事のいまだ梅雨に入る 同 山笑ふ声に呑まれてしまひさう 同 高���のビルに飛び込む夜這星 世詩明 夏旅に背中合せの駅の椅子 同 風遊ぶままに青田の百面相 同 極楽の風吹く寺に夕端居 ただし 朝倉の水の音する青蛙 同 音もなくむくりむくりと雲の峰 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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afrontier
今年21年目を迎えるライブ+DJイベント「afrontier(アフロンティア)」が、JZ Bratに初登場! ライブには、常に新たな境地を切り拓いてきたレジェンド・ベースプレイヤー濱瀬元彦が、約9年ぶりにアフロンティアのステージへ。清水玲(manipulation、b)、岡部洋一(per)と共に圧倒的な世界観を精緻かつ壮大に再現するライブは、見逃せない内容となるだろう。
さらに、US現行ジャズの名門<Ropeadope>からリリースした2ndアルバム「ANOTHER TOWN」が国内外で高い評価を受けている鍵盤奏者・唐沢寧によるジャズ・クロスオーバーユニットn’sawa-saracaがアフロンティアに初参加。ジャズの枠を超えた自由なイマジネーションが織りなす音楽体験が期待される。
また、各々がシーンに影響力を持つ存在に成長したアフロンティアの核ともいえるJun Morita、TOJO、Takeshitaの3人に加えて、新進気鋭の作編曲家/鍵盤奏者であり選曲家としても活躍中の武田吉晴によるDJ、そしてアフロンティアのビジュアルを長年支えてきたTASUKEのVJと、魅力的なコラボレーションが実現した。
この夜、渋谷の街に誕生する極上の音楽空間を、それぞれのスタイルで存分にご堪能ください。
2024年8月3日(土) Open / Start 17:00(21:30終演予定)入替なし JZ Brat SOUND OF TOKYO 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階 Tel 03-5728-0168 https://www.jzbrat.com [濱瀬元彦] 濱瀬元彦 (Ba) 清水玲 (Manipulation,Ba) 岡部洋一 (Per) [n’sawa-saraca] 唐沢寧 (Pf,Key) 井上オサム (Ts) 長谷陽介 (Ds) 大塚義将 (Ba) Jun Morita (DJ) TOJO (DJ) Takeshita (DJ) 武田吉晴 (DJ) TASUKE (VJ) isao osada (Organizer) MUSIC CHARGE 一般席 予約 ¥ 5,800 当日 ¥ 6,300 S席(ステージ最前列)予約 ¥ 6,800 当日 ¥ 7,300 ※税込・サービス料別 ※+1ドリンク ※小学生半額 中学生通常 5月8日(水) 14時~ Web先行予約開始 (https://www.jzbrat.com) 5月15日(水) 14時~ 電話予約開始 (03-5728-0168 平日14~18時) ※Live+DJイベント ※着席型のイベントとなります ※ライブ中は着席での観覧にご協力ください ※ドリンクは、バーカウンターにてキャッシュオンでご提供します ※お食事はお席でのご提供となります ※未就学児の入場はご遠慮ください ※イベントに関する詳細はアフロンティア公式サイトをご覧下さい https://afrontier.com/
濱瀬元彦 2008年より自身の楽曲を人力で再現するユニット「濱瀬元彦 E.L.F Ensemble」を結成し、ライブ演奏活動を再開。MOTOHIKO HAMASE Technodrome Variant [New Mix in 2021](2022/10/01)のリリース後、2023年からは濱瀬元彦名義で、デジタルと生演奏の融合による形式のワンマンLIVEを行なっている。ステージの魅力は、他に類をみないオリジナル曲と、6弦フレットレスベースによる先進のインプロヴィゼーション。本ユニットで初めて再現できるようになった楽曲や、近年作曲のアルバム未収録曲もある。今なお進化を続けている濱瀬元彦の音楽を、高純度でリアルタイムに体感できる貴重な機会。
濱瀬元彦 Electric Bass
1952年~。慶応義塾大学中退。1976年よりベース奏者として日本を代表するジャズ・グループで活躍。その後、ソロ活動を開始し、5つのソロアルバムを発表。音楽理論書では『ブルー・ノートと調性』『チャーリー・パーカーの技法』ほか。2018年に欧州の音楽市場ニーズに応え、新レコーディング盤『INTAGLIO』『REMINISCENCE』。
2022年、『Technodrome(1993年)』の再構築・新ミックス版として『Technodrome variant』をリリースした。
清水 玲 Manipulation/Electric Bass
大学在学中にプロ活動を開始。川本真琴、松浦亜弥、藤本美貴、モーニング娘、TRFなどのレコーディングやコンサートに参加。StudioLung「スラッピング・スタイル・ベース科」インストラクター。濱瀬元彦の2018年『INTAGLIO』『REMINISCENCE』に、レコーディング、ミキシング、マスタリングのエンジニアとして参加。2022年『Technodrome variant』でも、ミキシング、マスタリングのエンジニアとして参加している。
岡部洋一 Percussion
1962年東京都出身。高校時代からパーカッションの演奏を始める。早稲田大学に在学中にラテン音楽やロックのサークルに出入りし、プロとしての活動を開始。歌謡曲のバックや、ブラジル音楽、ジャズなど幅広く演奏する。濱瀬元彦の2018年新レコーディング盤『REMINISCENCE』に参加している。
n'sawa-saraca
2008年より唐沢寧(key)のプロジェクトとして活動開始。
2014年1stアルバム“forest dance”をリリース。
2020年2ndアルバム“another town”をアメリカ名門レーベルRopeadope recordsよりリリース。U.Kラジオ番組“JazzFM”はじめ、ポーランド、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、南アフリカ、セルビア等のラジオ番組で紹介される。
jazzを基調に独創的なイマジネーションを自由に表現。会場ごと“another town”の世界へ旅するLIVEをお楽しみください。
唐沢寧(key)
井上オサム(ts)
長谷陽介(ds)
大塚義将(b) https://www.nsawa-saraca.com/
森田潤 Jun Morita
電子楽器奏者、DJ。ユーロラックの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスでライブ活動中。φonon等より作品を多数発表。24年最新作はアルトーを題材にした鈴木創士との共作『MUSIQUE DE LA CRUAUTÉ』。DJとしてワールド、ジャズ、エレクトリック・サウンドにコミット。SP盤復刻のマスタリングにも携わる。山崎春美のTACO、宇川直宏とのGRAVESTYLE、バンド編成のOmega f2;kに参加。
TOJO (afrontier)
90年代前半にDJとしてのキャリアをスタート。都内クラブ、カフェやライブハウスなどで活動後、2003年、トランペッターでありオーガナイザーでもあるオサダイサオに見出され、Motion Blue yokohamaを拠点とし��クラブジャズイベント『afrontier』に参加。その後は『afrontier』のレジデントDJとして、国内外の様々なアーティストと共演。Blue Note TOKYO関連イベント、来日アーティストのフロントアクト、数々のリリースパーティーに抜擢される。その他サルサやUKジャズダンス等のダンスイベントから、カフェやレストラン、ホテルのラウンジイベントまで、活動の場は多岐にわたる。また、ジャズミュージシャンやダンサーを相手にその場で選曲をするなど、セッションの経験もあり、アーティスト側からの信頼も厚い。近年はバレアリック・シーンからの招請によりシーンを代表する来日アーティストのサポートDJ、およびイベントへの出演と、DJ遍歴を重ねている。2019年5月、Takeshitaとの共同コンパイルによるアフロンティアのコンピレーション・アルバム「Blue Brick Lover」をTHINK! RECORDSよりリリース。2020年、DJ Angelオーガナイズのオンライン・サルサ・DJイベント『SHINES』に出演、運営をサポートし、国内外から視聴者を集め好評を得る。 ジャジーかつエキゾチックな音を基調に、時空間を横断するクロスオーバーなDJ���タイル。ドラマティックでストーリー性のある選曲を得意とする。
Takeshita (afrontier) 90年代後半から青山BLUEなどの都内クラブやカフェ・レストランetcを中心にイベント企画及びDJ活動に精力的に取り組み、2003年からはMotion Blue yokohamaにてジャズイベント『afrontier』のレジデントDJとして参加、活動範囲を全国区へと広げた。ラテンを中心とした新旧ワールドミュージックからジャズ、現行のダンスミュージックを現場によって使い分けている。Eddie Palmieri, Larry Harlow, Jorge Benjour, Joyceの来日公演サポートをはじめ、国内外のミュージシャン/DJとの共演歴も多く、第一ホテル東京ラウンジなど商業施設のBGM選曲なども手掛けてきた。2019年5月、TOJOとの共同コンパイルによる、アフロンティア新作コンピレーション・アルバム「Blue Brick Lover」をTHINK! RECORDSよりリリース!
武田吉晴 Yoshiharu Takeda 作曲家。鍵盤楽器を中心に、各種楽器演奏、録音からミックス、マスタリングまで行い、ジャズやワールドミュージックを探求し音楽を制作している。ソロアルバム「Aspiration」2018年、「Before The Blessing」2022年他、久保田麻琴、鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)、Chari Chariの作品に楽曲提供など。カフェ・アプレミディなどで選曲など様々な形で音楽、リスナーとの接点を持つ。
TASUKE 1974年生まれ。アートディレクター・モーショングラフィックスアーティスト・VJ
主に映画・テレビ番組のオープニングタイトル映像のディレクションをメインワークとする。VJとしては2000年から、VJユニットNitro Movieのメンバーとして、キャリアをスタートする。2002年からtasuke名義で南青山のloopで行われていた、「VORTECHS」のレギュラーVJをはじめ、代官山UNIT・Motion Blue Yokohaha・ageHaでプレイ、国内外の様々なアーティストと共演。2007年にはドイツのカッセルでDJピエールがオーガナイズするイベント、Tokyo NightにゲストVJとして出演。現在は2002年からオサダイサオがオーガナイズするジャズイベント、afrontierでレギュラーVJとして第1回から出演している。
<ORGANIZER>
isao osada
80年代初頭からプロのトランペッターとして音楽活動を始める。93年にCLUB JAZZ UNIT 『O.M.U』のファーストアルバムをリリース、欧州14ヶ国を始め米国にて発売される。以降インターナショナルジャズフェスティバルへの出演、ヨーロッパライブツアーを行う傍ら、国内ではミスターチルドレンのツアーサポートを含め、数多くのレコーディングにソロプレイヤーとしても作品を残すなど、ジャンルにとらわれることなく精力的に活動。2002年からは自身のバンド演奏を行っていた横濱赤レンガ倉庫のジャズクラブ「Motion Blue yokohama」にて『afrontier』のイべント・オーガナイザーとしても活動。2008年には同イベントのコンピレーションCD『isao osada presents “afrontier” 12 colours to 7 seas』、2019年には『Blue Brick Lover』をリリース。都内各所で「Dj,Vj,Live」を組み込んだ新たな空間プロデュースにも精力的に力を注いでいる。
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"初めての創作音楽講座「青い鳥」”🐦
講座では、超人化し人を超えた存在を講師に迎え、 何もかもを学べます 見学、体験を希望の方は下記を確認下さい
日程:5月7日火曜
会場:杉並区内 多目的ホール「無力無善寺」
杉並区高円寺南3-67-1
お話・念力・超能力アドバイザー:謎の超能力者戸田先生
ゲスト:歌い手(あいうえお順)
「aBiSyEikAh⊆(アビシェイカー)」 「木下拓也」 「佐野麻呂梨王・和水(kazumi)・ゐ忌レ」 「終末亭厄丁」 「ZOYO」 「大河もん土」 「野田伊佐也&葉山稲江」 「ルッコラ」
=お時間配分の予定===
18:00開場 18:15~「野田伊佐也&葉山稲江」 18:45〜転換 18:50〜謎の超能力者戸田」 19:20~転換 19:25 ~「木下拓也」 19:45~転換 19:50~「終末亭厄丁」 20:10~転換 20:20~「ルッコラ」 20:40~転換 20:45~「ZOYO」 21:05~転換 21:15~「aBiSyEikAh⊆(アビシェイカー)」 21:40~転換 21:45~「佐野麻呂梨王・和水・ゐ忌レ」 22:05~転換 22:10~「大河もん土」
==人物紹介===
18:15〜「野田伊佐也&葉山稲江」
管楽器系地下アイドル。22歳の時に父親を亡くし、母親・大学生の弟と3人暮らし。スクエニを中心にコスプレをして管楽器を操ります。ダンスや演技も導入。
Jre山手線破壊をしたい前科者#威力業務妨害#器物損壊#火炎瓶5/3自主企画イナパラ③ブッキング希望は当アカウントにDMで。若干名募集。ユニットでもソロでもお仕事承ります。ナマポ受給中。都営住宅。自治会役員。ギタリスト。ボーカリスト。MC。ドラマー。
18:45~転換
18:50~「謎の超能力者戸田」 「謎の超能力者戸田さん(ヒーラー)のプロフィール | ココナラ」 https://coconala.com/users/701489
"謎の超能力者戸田です。 銀河系に住むオセロ七段。
催眠、気功、伝授できます。「催眠サークル人間失格」の代表”
19:20~転換
19:25 ~「木下拓也」
6/23 19:00〜新宿御苑前RUTOにてワンマンライブ
和水さんの推薦人物!「声がすごく良い」by加藤順一(天獄から来た加藤)
19:45~転換
19:50~「終末亭厄丁」
テレフォンドール @TelephoneDoll )Gt
シ作/アマチュア占術師。四柱推命、姓名判断、タロット等...
鑑定の御依頼はDMにて承ります。
20:10~転換
20:20~「ルッコラ」
ダブの世界で遊んでいる自給自足農民。野菜をつくったり、読書したり、たま〜にライブをしたり、山間の田舎で静かな生活を送っています。ほぼRepost。
20:40~転換
20:45~「ZOYO」
𝓛𝓘𝓥𝓘𝓝𝓖 𝓘𝓝 𝓞𝓛𝓓 𝓘𝓝𝓣𝓔𝓡𝓝𝓔𝓣♡2003✩.*˚ Uᴖ ·̫ ᴖU白塗りデジタル娘.:✉️ [email protected]
21:05~転換
21:15~「aBiSyEikAh⊆(アビシェイカー)」
アビシェイカー aBiSyEikAh⊆ 元・猟奇趣味的激烈音楽集団、現・極上音楽。OMEGA POINTのエレクトロニクス担当(現在潜伏編集作業中)。鰤コラージュ(チャーハン・ノイズ)。主に自宅にてエフェクター、シンセサイザー、ギター、コンピューター等を使い曲を作っています。ライブや曲提供のご依頼はDMでお願いします。
21:40~転換
21:45〜「佐野麻呂梨王・和水(kazumi)・ゐ忌レ」
佐野麻呂梨王
日本将棋連盟甲州支部のあくまで、支配人ですから。小仏。虫酸王。具。ハンガクハンター。デュエプレ。”
和水(kazumi)
和水ソロ,和水と魔ゼルな規犬,the部族,幻想曲,LIFE,nossa casa アイヌ沖縄の歌も歌う心眼ソングライター 牛チラハンター 祈り
太鼓&卓球パーカッション、踊り 水関連”
ゐ忌レ
https://twitter.com/tatumihijikata1 ノイズ、絵、人形制作 自主イベント「新迷信」主催 自主レーベル「夏ゴミ屋敷CD-R」 映画と音楽と絵と暗黒舞踏等が好きです 元、睡寂舞踏家、夜勤、くそリプ対応保証、自らの罪を認め贖罪をしていきます。(月)(火)休み。悪人
22:05〜転換
22:10~「大河もん土」
昭和歌謡、シャンソン、明治大正の流行歌など 主に日本の古い歌を歌います 早稲田大学文構三年 O2(新宿ゴールデン街)金曜日どうぞご贔屓に!
*・゜゚・*:.すぎなみ市民フォーラム 〜名曲の贈り物コンサートのお知らせ.。.:*・゜゚・* ”
〜どうなる私たちの資産〜 が 来たる5/7火いよいよ開催!
親戚や知り合いの家族を誘って来てみてね
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映画『青春かけおち篇』とドラマ『かけおち'83』
演劇ユニット・チーム銀河は今年創立10周年を迎えます。
それを記念して2014年の旗揚げ公演で上演した3人芝居『マイ・スウィート・スウィート・ホーム』という芝居を、5月18日(土曜)に京都・東一条の関西日仏学館・稲畑ホールで、5月24日(金曜)〜26日(日曜)に大阪・新町のいつもの劇場Regalo Gallery & Theatreで上演いたします。
作は私、東浦弘樹、演出は増田雄さん、出演が『メフィスト』でも共演した私の憧れの女優さん白樫由紀子さんと、なにわニコルソンズの立山誉(ホマティ)さん、もちろん私も出演します。
昨日3月21日はその初稽古でした。
帰りにいろいろ話しているうちに私が大好きだったドラマ『かけおち'83』の話になりました。タイトルが示すように1983年(古い!)にNHKの銀河ドラマ枠で4日連続だが5日連続だかで放映されたドラマで、つかこうへい作、大竹しのぶ主演です。
ホマティさんにこのドラマを薦めて、白樫さんに「このドラマのDVDは前に(『メフィスト』で共演した時に)貸したよね」と言ったら、白樫さんはドラマもDVDで見たけれど、映画の方も見たと言いました。
家に帰ってU-Nextで調べると、『青春かけおち篇』という1987年の映画がヒットしたので、早速見てみました。
でも……うーん、これじゃあダメです。台無しもいいところ。
原作・脚本つかこうへいとあるので、つかの原作を誰かがメチャクチャに脚色した訳ではないはずですが……つかは本当にこんなものを書きたかったんでしょうか。それとも一応脚本はつかになっているけれど、どこからか圧力がかかって書きたいものが書けなかったのでしょうか。
ドラマ『かけおち'83』は、数年前からのんべんだらりと生き、のんべんだらりと同棲してきた節子(大竹しのぶ)と康夫(長谷川康夫)の物語です(長谷川康夫は当時はつかこうへい事務所の役者でした。その後、役者は辞めて演出をしているようです)。
二人は節子の実家で節子の両親(北村和夫と松下沙稚子)と一緒に暮らしています。あるとき、節子の父親の取引先から節子にお見合いの話が舞い込みます。
節子には当然康夫という恋人がいます(康夫は長男ですが、弟が家業を継いでいるので養子に来ることができます。一人娘の節子やその両親にとっては非常に都合のいい存在なのです)。でも、「見合いの一つくらいしておかないと」という理由で(この辺りがいかにもつかですね)見合いに行くことになります。
見合いの相手は年商80億の会社を裸一貫から立ち上げた萩原(沖雅也、「親父涅槃で待つ」と自殺する直前の出演です)ーー彼は節子が好きで高校生の時からずっと見守ってきたと言います。
萩原の迫力に押され、節子はそのままデートを重ねます。しかし、萩原が結婚の申し込みに節子の家を訪れたとき、節子の母は「会社を捨てて家の仕事を継ぐのでなければ節子との結婚は許さない」と言います(節子の家は東京の一等地でレストランを3軒経営しています)。
激しい雨の降るなか、節子の家の玄関先で萩原が言う……というより叫ぶセリフは実に魅力的です。彼は節子に言いますーー「でも私は諦めません。私はきっとあなたを奪ってみせます。そうでなければ、私はこの10年間一体何のために働いてきたんだ。好きな女ひとり奪うことができなくて、私は一体何のために働いてきたんだ。節子さん、私はきっとあなたを奪ってみせますから」。
いいセリフですね。
萩原は節子に相応しい男になるために必死になって働き、年商80億の会社を作り上げたわけで、これまた私が大好きな『グレート・ギャツビー』のギャツビーを思わせます。
康夫は節子のすることに干渉しないという態度を貫いてきましたが、やはり気が気ではありません。そんな康夫に節子は、こうなったらもう二人でかけおちするしかないと言います。
ここも実につからしい展開ですね。普通に考えれば……というかどう考えても訳がわかりません。でも、説明はつきます。
節子はこれまでのんべんだらりと楽な方へ楽な方へと流れる生き方をしてきました。だから彼女の人生には何ら劇的な要素はありません。そこへ突然、萩原という大きな情熱を持った男、この上なく劇的な人物が闖入してきた。節子だって心が動いたはずです。
そんな節子が康夫との生活を続けていこうと思ったら、萩原というこの上なく劇的な要素に匹敵するだけの劇的な何かがなければならない。それがかけおちです。
二人が夜行列車に乗って京都(かけおちと言えば行き先は京都でしょう!)へ行くシークエンスは素晴らしいのひとこと!
二人が夜行に乗っていると、まず東京ヴォードヴィルショーの花王おさむが「歌う車掌」として登場。マイクを持って乗客たちと松村和子の「帰ってこいよ」を熱唱します。
続いて節子と康夫が座っている座席の後ろから突然、小林克也演じるDJ男が現れ、二人に話しかけます。二人はかけおち中のいとはんと板前になり、大阪弁で話始めます。小林克也はDJ口調で1977年のヒット曲(ジョン・レノンやポール・マッカートニーやオリヴィア・ニュートンジョン)の紹介をして、二人にマイクを渡して「歌いますか?」と尋ねます。「Sure !」とマイクを取り、二人が歌うのは……「昭和枯れすすき」(「貧しさに負けた/いいえ世間に負けた」というアレです)。
痺れませんか。でもすごいのはここからです。
節子は康夫とかけおちをしたものの萩原のことが忘れられません。大垣の駅で乗り換える際、節子は康夫に「牛乳買ってきて」と言います。「じゃあ買ってくるよ」と走り出した康夫を呼び止め、節子は指でピストルを作って「バン」と撃ちます。撃たれた康夫(といってももちろん本当に撃たれた訳ではないのですが)は胸を押さえてよろめきます。
BGMに森山良子の「今日の日はさようなら」がかかり、それに合わせて節子も歌います。朝焼けのホームで二人のシルエットが映ります。
すごくないですか。私は魅せられました。
このシーンに何の意味があるのか私に問わないでください。もちろん節子の心象風景ですし、言おうと言えばなんとでも言えます。でも、これは言葉にすると野暮になるというやつですね(私は言葉を使った仕事をしていますし、言葉の力を信じています。だから、言葉にならないとか、言葉にすると野暮になるということは原則として言わないのですが、これは例外的なケースです)。
康夫はやがてホームに仰向けに倒れてしまいますが、やがて何事もなかったかのように立ち上がり牛乳を買いに行きます。節子はその間に電話をかけます(当時はまだ携帯電話なんてありません。公衆電話です)。かけた先は……萩原のところです。
節子は一言も喋りませんが、萩原は節子からの電話だとわかったのでしょう。近々バンクーバーに発つので一緒に来て欲しいと言います。節子は何も言わぬまま電話を切ります。
二人は京都に到着、古風な旅館に逗留することにします。ここでもいろいろあって面白いのですが、それを書いているとあまりに長くなるので端折ります。
圧巻はラスト近くの節子と康夫それぞれの長セリフです。私はこれほど素晴らしいセリフを聞いたことがありません。
長くなりますがます節子のセリフを書き起こしします。
うちは欲しい。愛は欲しい。無理な話だよね。私もいい加減な女だよ。 考えてみれば、あの萩原さんだっていい加減な人だよね。愛してます、愛してますって、口ばっかりでさ。何にも行動に移さないもんね。何にもしないもんね。 無骨も最初は魅力だったよ。映画館に入ってさ、ちょっと手が触っただけでさ、「失礼! 自分はそんな男ではありません」。「自分」だって? 自衛隊じゃないってんだよ。 レストランに入ってさ、「節子さん、フォークどれ使えばいいんですか?」、「それよ」、「節子さんって物知りなんだな」、みんな知ってるよ。 「節子さん、フォークの背中にご飯乗っけて食べなきゃいけませんか? 僕、お箸使っちゃいけませんか?」、みんな我慢して食ってんだよ。マナーは我慢よ! 「節子さん、お料理なさいますか?」、「ええ、一応は」、みれみれこの口、女の口からは嘘しか出ねえってことが、あいつにはわかんねえのかよ。情けなくて涙が出るよ。 「萩原さんって、背が高いのね」、そういった途端、背伸びしてやがんの。ばか、高すぎるって言ってんだよ。 考えてみれば最初からおかしかったよ。最初からおかしかったよ。 「その持ち物、それはあなたが高校3年の時、書道展の時にもってらしたものですね。そのかんざし、それはあなたが大学4年の時、卒業パーティーでつけていらしたものですね。」たまんないよ。私だって忘れてるんだもん。そんなこと言われたら、誰だって好きになっちゃうよ。誰だって胸締め付けられちゃうよ。 「あなたの思い出の一つ一つが僕の人生の生き甲斐でした���僕の命でした。「純潔」と大きくしたためたあれからあなたは変わっていませんね。」、目ん玉キラキラさせて言うんだもん。「あなたはあれから変わっていませんね。」、「はい!」、言うしかないじゃん。 10年だぜ、10年。女の10年は、おのれの100年じゃあ。 「僕は10年間あなたを思って生きてきました。好きな女ひとり自分のものにできないで、僕の人生は一体何だったんだ。」 何だったんだって、何だったんだよ。 「節子さん、僕はあなたを奪っていきます。僕はあなたを連れて逃げます。」、「萩原さん、私あなたについていきます。あなたとなら幸せになれそうです。こんな女でもいいのですか」、「節子さん、雨の日も風の日も雪の日も、二人でどこまでも歩いていきましょう」、「あ、雨が。雪が。あ、鼻緒が切れてしまったわ」、「さあ節子さん、僕の膝に捕まって」……
すごくないですか。これを当時25歳(かな)の大竹しのぶが言うんですよ。私は心を鷲掴みにされましたし、今見ても(書き起こすために見直している今この時も)涙なしに見ることができません。
セリフの中の「みれみれ」は「みろみろ」の言い間違えかなと思いますし、途中画像がぼやけるところもありますが、おそらくこのシーンは一発撮り直しなしで撮ったのではないか、少なくともセリフの正確さや画質より演技を優先したのではないかという気がします。
「僕の膝に捕まって」と言ってふと節子が顔を上げると、そこには康夫がいます。康夫は節子の独り言を聞いていた訳です。
以下、康夫の長台詞を書き起こします。
寂しかったな。 寂しかったよな。 大丈夫だよ。萩原さん、来てくれるよ。萩原さん、いい人だもん。 いや、俺は平気だって。俺、SLあるしさ(康夫はSLを撮影するのが好きなのです)。俺だって10年間そうやってダラダラ生きてきたんだもん。俺は全然平気だよ。 (電話が鳴る。) 電話だよ。萩原さんからだよ。出てあげなよ。 (節子は電話をとります。萩原は「節子さん、明日です。成田発20時30分。一緒に行ってくれますね。一緒に行ってくれますね」と言いますが、節子はそのまま電話を切ります。) なんだって? (節子は「明日8時30分成田発だって」と答える。) (間) あなたの思い出の一つ一つが僕にとってのかけがえのないものでした。あなたのその思い出の一つ一つが僕の命でした。僕はあなたをきっと奪ってみせます。あなたのその瞳も、その口元も、その手も、全てを僕のものにしてみせます。好きな女ひとり自分のものにできないで、俺の人生は一体何だったんだ。俺のこの10年間は一体何だったんだ。 俺、こういうこと言えなかったもんな。こういうこと言ってあげることできなかったもんね。 だってさ、俺、めちゃくちゃな男だもん。ひどい男なんだよ。もうとんでもない性格してるんだよ。やなやつなんだよ俺。嫌われてばっか。 (電話をとりダイヤルを回す。) どこに電話してると思う? お前のお母さんに電話してんだ。 (電話口で)ああ、お母さん、あの、あのね、前にあの話してくれたことあるでしょ。節子がさ、萩原さんと結婚したら僕にお嫁さんとってうち継がしてくれるって、あれほんとですよね、あれ。お母さん、ちょっと、返事してくださいよ。あれほんとですよね。 ははは……また切られちゃった。お母さんにまで嫌われちゃったよ。だってさ、俺、生まれてからさ、人に好かれたことなんてないんだぜ。俺、みんなから嫌われてたんだよ。 (電話が鳴る。萩原の運転手・松田(平田満)からの電話。松田は康夫が節子の恋人だと知って康夫を詰り電話を切ろうとする。) 松田さん! 松田さん���聞こえる? あのさ、萩原さん連れてさ、すぐこっち来てくれないかな。すぐ萩原さん連れてきてよ。それじゃないと節子死ぬよ。ほんと死ぬんだから。ちょっと待ってよ。(部屋のガス栓を開ける。)ほら、この音聞こえるでしょ。ガスが出てんだよ。シューシュシュシュって聞こえるでしょ? ガス出してんだよ。節子はさ、萩原さんのことが愛おしくて、萩原さん来てくれないと死ぬって言ってんだよ。 俺? 俺、関係ないって。俺、関係ない男だって。絶対来てよ。ほんと絶対だよ。絶対来てよ。 (電話を切る。) 来てくれるってすぐ。飛んできてくれるってさ。大丈夫だって。萩原さん、俺のこと全然知らないもん。全然気にしてないさ。 節子、お前幸せになれよ。絶対幸せになれよ。あのさ、萩原さんと一緒になったらさ、ほらドライブとか連れてってくれよな。一緒に遊んでくれよ。俺、だから、そういうのできるからさ。お前、ほら、料理とか作ったらさ、ごちそうしてくれよ。俺のためにさ。萩原さんと3人でさ。俺、そういうの全然平気だもん。 全くシューシューシューシュー音ばっかりでたよんないガスだな。大丈夫だよ。俺たち気合い入ってるから、このくらいのガスで死にやしないよ、全くよ。どんどんどんどん来いっていうんだ。全くよ、関西のガスは効かねえよ。 俺よ、ちょっと足りないものがあるから下行って借りてくるわ。
康夫はそう言って部屋を出ます。
見苦しいですね。みっともないですね。どうしてここまで卑屈にならなきゃならないんだと思う人もいるでしょう。
でも……それが素晴らしい。本気になった人間、必死になった人間は見苦しくもみっともなく、そして美しいーー私が好きなパターンですが、それを感じさせてくれるセリフです。
ドラマはまだ続きますが、ちょっと書き疲れました。 続きは次回にします。
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2024/03/05
BGM: Massive Attack - Daydreaming
何度も書いてきたことなのだけれど、その昔ぼくは学校においていかなる意味でも「よい子」「いい生徒」ではありえなかった。思い出すのは十代の頃からすでにこの人生そのものに絶望していたということだ(その頃はぼくはまだ、自分が発達障害者であるということを知らなかった)。学校に通ってせっせと学んではいたのだけれど、なんでそんなことをしなければならないのか皆目わからずただむなしい思いをするばかり。ザ・スミスが名曲「Heaven Knows I'm Miserable Now」で歌うように、このナンセンスな営みのためにどうしてこの貴重な人生を費やさないといけないのだろうかと思ってしまったのだった。
早稲田を卒業したあと、20代と30代をぼくはずっと飲酒に費やしてつぶしてしまった。そのころ、未来に向けたどんな希望も捨ててしまい腐っていたことを思い出す。もう万策尽きて何もいいことなんてない、とも思ったっけ。生まれた時期が悪く、こんな田舎町にいても何もできない、とも思った(あるいはこんな発達障害者として生まれたことが不運の始まりだったのだ、とも)。だからその呑まれていた頃の思い出はほぼ思い出せない。そんな日々において、ぼくがやったことといえばただ働いて、食べて、寝て、夢見た。もう死んでしまいたい、と。
40代が始まり、ある日ぼくは1日酒を止めることができた時にこう思った。もし今日からまた呑み始めたら、それこそ60代いや50代でぼくは死ぬのだろう。何も残さず、何も成し遂げられず、ただ呑んだくれたまま生きて文字通り「犬死に」するだけの人生。そんな惨めったらしい人生を肯定できるだろうか。そうしたなら、ぼくは自分が負け犬であることを認めるだけだ。なんたるむなしい人生だろうか。
そんなふうに考えたことが、断酒の決意を固めてシラフの生活を始めることをぼくに促した。そして9年間にわたって、ぼくは呑んだくれる習慣から足を洗うことができた。そしてこんなふうに英語を学ぶこともまた始めた。今回、目的は学生時代に抱いていたものとはまるっきり違う。いま、学ぶことそのものが楽しいからぼくは学び続けている。試験や大学のためではない。自由時間を学ぶことに費やしシラフで過ごすことの喜びを噛み締めている。徐々に、堅実に。それがうれしい。
断酒後、ついにぼくはシラフでいることが人生を楽しませるのだということに思い至った。美味しい日々の食事、読書の喜び、仕事で汗を流すこと、学ぶことそのもの。それはぼくを賢くさせる。そうした活動から満足することがぼくが楽しみたいことで、この価値ある時間はそのために費やしたいと思っている。
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ノルウェイの森
暗い作品でなくてよかった。世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの方がよっぽど暗いね。光60%、影が40%かな。大学生の平和でのんびりした日常の描写は明るさを感じたし、最後も光が優勢になって終わった。
人生には明るい部分と暗い部分があり、全ての人はどちらも内包している。その上で、そのどちらに注目して生きるか、という問いだと思う。そこでワタナベがきちんと明るい部分を選んで生きたことはとても素晴らしいことだと思う。自分は人は生まれた以上幸せに生きるべきだと思うし、それが成熟した人間のありようだと思うし、明るい部分に注目して生きることでそれは達成できる。
世界観はとても魅力的だった。ファンタジーがなく完全にリアルを描いたのは驚いたが素晴らしかった。特に東京の描写が良い。この作品が描かれたのは1970年くらい?らしいが、今に通じる世界観があった。まず街の雰囲気は今の新宿ととても似ていると思う。新宿は全く交わらない様々なタイプの人がそれぞれの人生を歩んでいる街で、全体としてカオスなのに何ともいえない美しさがある街。大型のショッピングモールがあって若者が買い物に集う場所でもあり、大型の書店があって様々なエリートや専門家が本を買いにくる場所でもある。大型のレコード店もあって音楽の中心地でもある。大型のゲームセンターもあってオタクも集まってくる。そして歌舞伎町があり、ホストやキャバ嬢などの水商売が日本一行なわれている場所でもある。もちろんそこにはヤクザが絡んでいる。そして東京有数のオフィス街でもありスーツを着たサラリーマンがたくさん歩いている。若者やサラリーマンが集う居酒屋もあれば、寂れた喫茶店もある。多くの外国人が住む街でもある。様々な人の様々なエネルギーが渦巻くカオスな場所なのだ。上京した若者はここに来ると、そのカオスさに飲み込まれながら、自分もそのカオスを作り出すエネルギーの一つとなる。
そして大学生の雰囲気。これは早稲田の雰囲気がある。ワタナベも翠も、東大でも慶應でもなく早稲田って感じ。それかマーチ。カッコつけるんじゃなくて、物事に対して誠実で反エスタブリッシュド、そして不器用な感じ。東大とか慶應はもっと器用で、エスタブリッシュドに無理に逆らわず、ナガサワさんみたいな何でも出来るタイプとか、あるいはちょっと女にモテようとしてカッコつけた感じの人が多い。
大学生活ののんびりした平和な感じも良かった。日本の大学生にとって大学生活はモラトリアムである。ウェスタンの文化では将来やる仕事から逆算して専攻を注意深く選ぶが、日本は奇妙な文化があり、いい仕事を得たい場合は専攻よりも大学の名前が重要になる。日本の有名な大学は入るのがすごく難しいため、良い大学に入学できたこと自体が専攻に関わらずその人の頭の良さを示す指標になる。また日本はジョブ型というよりはジェネラリスト型の採用が多く、大学で何を専攻したかはそれほど重要にならない。だから日本ではちゃんと専攻を選ぶ人が少ない。また高校までの教育がそれほど自由ではないため、何となく周りに流されていい大学に入ろうと頑張るのが日本の学生の一般的な姿勢であり、何を将来やりたいかとかを高校の時に考えることがない。それで大学生になって、日本の大学は卒業はすごく簡単なこともあり、時間を一気に持て余してモラトリアムの時間を過ごす。なんというか、この暇で自由で、社会から少し切り離されたような非現実感を、ワタナベの大学生活の描写はきちんと描けており、これがリアリティのある表現だと思ったところだった。そしてワタナベの寮のように何らか胡散臭いものについてはどの大学でも持ち合わせている側面で、どの大学も胡散臭いコミュニティがあり、それについての本当なのか嘘なのか分からない噂をみんなで共有したりする。
突撃隊の話とかは、平和な感じでよい。これは和みパートで、こういった平和なパートがあるからこそ闇のパートが映えるんだと思う。エヴァと同じ。
大学生活と東京の街という組み合わせは本当に良い。可能性に満ち溢れていて、光と影があって、日常の中に冒険がある。それが東京の街での大学生活なのだ。
作中のキャラクターはとても魅力的だった。
ナガサワさんは極端に振り切ったサイコパスであることが魅力のキャラクターだが、同時にワタナベを導く人であったと思う。自分に同情するな。とか、努力の仕方について説いたりとか。ワタナベに強く生きるコツを教えたと思う。ナガサワさんのおかげもあって、ワタナベは闇に引きずりこまれない強さを手に入れられたんじゃないかと思う。
ナガサワにはとても共感できた。自分もかつてはワタナベのような人間で、ナガサワのような人間に近づいていったと思う。(能力が近づいたのではなく、生き方の面で)。自分に同情しないっていう姿勢は、つまり与えられた境遇を嘆いて立ち止まるのではなく、そこから前に進んでいこうという話だと思う。努力と労働の違いの話とか、他の人と同じことをしていてはダメだ、とかも、人生において成功するための基本のマインドセットだと思う。それによって多くのことを達成することができた。しかし一方で、この生き方をすると、機械のような、ある意味で浅い生き方になる。自分の感情と目の前の状況を切り離して、自分のドーパミンを最大化するために合理的な行動を取っていくと、人生が全てゲームのようになり、情緒を失ってしまうのだ。情緒を失った人間は孤独になると思う。自分は
ハツミさんが死んだのは残念だった。ちょっと安直に殺しすぎな気がした。村上春樹は6人のキャラクターのうち3人を殺すと決めていたそうで、それで半ば強引に殺してしまったのかもしれない。自分からすると彼女は馬鹿で愚かな負け犬。ナガサワさんは遺伝子が良く女性が本能的に求めてしまうタイプ。しかし理性で考えてナガサワさんとパッパと別れて忘れるべきだったのに、本能に逆らえなかったところが猿と同じなので馬鹿で愚かだと思う。そして1人の男に執着して自殺するというのも愚かな負け犬だと思う。
直子は儚くもそれが美しい子だった。
レイコさんはキャラクターやエピソードが面白いキャラで、ワタナベと直子を繋ぎながら物語を進行させる役割を果たした。
翠は直情的だけどまっすぐで物事に対して誠実で明るいしいい子。
人生に対して気付きを与えてくれる作品でもあった。ナガサワさんの強くあろうとする姿勢、ワタナベや翠さんの物事に対して誠実である姿勢、大学は意味がないとか。
あと、村上先生はやっぱり幅が広い。論理的に話を組み立てることも出来るし、感性に訴えかけるような美しい詩のような表現も出来るし、具体的な表現、抽象的な表現、何だって出来て、どの表現にするのかを注意深く選んで、組み合わせて、組み立てているような感じ。そこが、論理一辺倒、感性一辺倒、ドーパミン一辺倒のような作者と異なるところだ。
批判としては人を殺しすぎだしセックスもしすぎということかな。人を殺したりセックスをしなくても、同じような表現が可能だったんじゃないかと思う。
全体として、人が死にすぎだしセックスもしすぎ、キャラクターは強烈すぎるが、大枠としてはかなりリアルな作品だったと思う。平和で楽しい日常、その中に潜む影。それらを経験した上で、成熟した人間として光と影のどちらに注目して生きるのかという問いと向き合うリアルな人間の葛藤を、東京✖️大学生活という魅力的な舞台と、魅力的なキャラクターと一緒に、心地よい村上節に包んで描いた作品だと思う。
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Trip to Shenzhen, November 2023 - Day 1: Craft Beer Pub crawl
Finally, the main part of my trip! Craft Beer pub crawl.
いよいよ旅行のメイン!クラフトビールパブを巡ります。
COCO Parkに到着した時点ではスマホの充電がほぼ0。
深圳の街中では、レンタルバッテリーサービススタンドみたいなのはあるのですが、残念ながら私のAlipayでは登録できず。 ラッキーなことにスタバの中に電源コンセントがある席を発見したので一旦充電休憩し、この建物のの中に入っているクラフトビールのお店へ訪問します。
電源がないと、文明の利器もただの文鎮。(この旅2回目)
◾️No.18 Brew Pub(18號酒館 福田星河COCO Park店)
📍广东省深圳市福田区福田街道福安社区福华三路269号星河COCO ParkF1
中国の各地にもいくつか店舗のあるブリューパブ。中国系では珍しくInstagramのアカウントがある(な、と思ったら、2022年4月で更新が止まっていた...結局中国の人はweiboか小紅書しか使わないのよね)し、UNTAPPDのブルワリー情報もありました。
メニューの1ページ目。いい言葉ね。
Instagramのプロフィールによると、
Founded in Wuhan, 2013. We are one of the first Chinese craft breweries, aimed at bringing the beauty of craft beer to the wider audience of China. (2013年武漢に設立。中国初のクラフトビール醸造所のひとつであり、クラフトビールの素晴らしさを中国のより多くの人々に伝えることを目的としている。)
とのことなので、かなり老舗みたい。
メニューはこちら。いろいろあります。味わいがチャートになってるので、初めての人でもわかりやすいね。
だがしかし、私はとにかく酸っぱいビール信者なので、酸っぱいビールをチョイスします。
🍺 NO KPI / Session Hazy IPA
ふつうに美味しい〜!いい感じのグレフル感で飲みやすくておいひー!まだちょっと明るので、こういう軽めのやつ最高。
香港でも韓国でも、普通のレストランはあんまり英語が通じない中、クラフトビール屋の店員さんはほぼ英語が喋れるので、旅行中も重宝していたのだけど、深圳はクラフトビール屋さんでも全然英語通じないのね...さすが内需だけで十分生きていける国...観光客も来ないから、英語が使える必要がない... というか、授業でも英語の授業って無いのかな。
お次は酸っぱいやつが飲みたかったので、メニューにある「Say Hi Lake / Cider」か「Cola Sour Ale」が飲みたかったのだが、売り切れとのこと。
お店のお兄さんに「何かおすすめある?」と聞いてみたら、テイスティングでこれをくれた。飲んでみたら良さげだったので注文。
🍺 Shan's Opinion / たぶんGose
Brewpubということで、バーの2Fに醸造設備があるみたい。こっちのビールはここで作ったやつ(っぽいことを言っていた) オンタップのもの全部が全部ここで作られているものじゃないみたいだけど。
ちょっと梅ジュースっぽい味。メニューに名前が書いてなかったので別のお姉さんに聞いてみたところ、「Shan’s Opinion」っていう名前らしい。UNTAPPD見てみたけど出てこず。
ちなみにこのお店、席数はテラス席を足して100席あるか無いかくらいなのに、めちゃくちゃ店員さん多いしワシワシ動いてる。そんなに人数いるか…???苦笑
最初にテーブルについてくれたメガネのお兄さんは、言語が通じないながらもわずかな英語のワードを駆使して説明してくれたり、モバイルバッテリーをバックヤードの電源コンセントで充電してくれたり、めちゃくちゃいい人だったんだけど、その後にカウンターに入った女子がクソすぎた。
お腹空いてたのでタコスも頼んだんだけど、出てくる気配もなく、ビールも飲み終わってしまったので2杯で退散。
お店を出て、COCO Parkからを出て、
隣のブロックのショッピングモールに移動。
移動、またAlipayでシェアサイクル借りてみたんだけど、普通に決済できたので安心して次のお店へ。
◾️RICHKAT BREWERY 猫员外精酿啤酒馆(领展中心城旗舰店)
📍广东省深圳市福田区福华一路3号领展中心城L1层RL1018号
隣のブロックにあるショッピングセンターにあるクラフトビールやさんにきました。いちおうUNTAPPDにも醸造所情報はありましたが、公式Webサイトも落ちているので詳しいことは分からず。
バーはこんな感じ。ネオンたくさんで可愛い。
結構広いです。全部入れたら200席くらいあるんちゃうかな?
平日なので、まだまだお客さんは少ないです。
メニューはこちら。猫かわいい。
隣の席のカップルは、このめちゃくちゃでかいビアカクテルのサーバーっぽいやつを頼んでました。
ここのバーもさっきと同様で、店員さんは英語全く分からない様子。メニューを指さしながら、身振り手振りで注文するしかない状況。
(追記)東洋経済の以下の記事を読む限り、日本よりも中国の方が早い段階で義務教育での英語はスタートしていたらしい。何でしゃべれんのや...?
何回もやりとりをするのがめんどくさいので、2杯いっきに注文。
🍺 果茘番番 Guava&Lychee Gose(左) 🍺 沖浪 Second Wave / West Coast Pilsner(右)
両方とも330mlを注文。会員かそうじゃ無いかで値段が違うようで、私はもちろん会員じゃ無いので、左が38元(=約760円)、右が28元(=約560円)でした。
お腹空いてきたのでルーローハンも注文。
フラッシュ焚いてみるとめちゃくちゃレトルト感あるな。もうちょっといいつまみ出してくれよ、というのは期待してはいけない。
街のイルミネーションショーが始まったっぽいのでテラスへ。
なぜか店員さんも外に出てきて写真撮ってた。毎日やってるんじゃないのかな?謎。
ここでまたトラブル発生。 Alipayでの自転車レンタルは問題なかったのに、なぜか飲食店での決済ができない問題が発生。しかも「さっきのお店では払えたのに、今回のお店では払えない」パターン。財布の中の現金をかき集めて、何とか支払い。
街中でのパブクロールは終わったので、一回ホテルに帰ります。
こういうのみると、今の中国はほんとに活気と勢いがあることを実感。日本は元気なくなってきちゃったよね。。。。そして、海外の人が渋谷のスクランブル交差点とか歌舞伎町とか行きたがる気持ちがわかるわ。キラキラした街みるの楽しいよね。
ホテルに戻り、充電をし、もともと行こうと思っていた南山区のビアバーに向かいます。X(旧Twitter)でフォロワーさんにおすすめのお店を教えていただいたので、そこの住所をホテルマンに伝え、タクシーで向かうことに。
タクシーからさっきのでかいビルが見えます。摩天楼。
思えば遠くまでやってきました。
南山エリアのハズレのハズレ、住宅街みたいなところにきました。
◾️白頭山麦酒商店(白头山麦酒商店)
📍广东省深圳市南山区望海路1099号双玺花园一期128号
ボトルショップ兼ビアバーみたいな感じ。
置いてあるビールの8割が知らない中国のやつ...!!海外ものもいくつか置いてあるので、深圳のクラフトビールマニアに人気なのかもしれない。
ここで再度トラブル発生。
さっきホテルから出してもらったタクシーでも、Alipayが全然使えなくて、何とか財布の中の現金をかき集めて支払って(88元くらい)、ここのお店でもギリギリ現金残ってるくらいの値段のビールを選んだのだが、またAlipayも使えず、現金での支払いも受付できない、ということで......
お店のお姉さんが「ニホンダイスキ!ニホンジンアリガトウ!」と言いながら、ビール持って行っていいよと言ってくれたので、お言葉に甘えていただいてしまった...
(追記)帰国後、この時にいただいたビールを飲んだのだが、ものすごい色でものすごいジュース的な味わいのキウイのビールでした。 BUBBLE LAB BREWERYという浙江省の醸造所のもの。 「GOSE」って書いてあるけど、ゴーぜ感はゼロの謎ビール。笑
🍺 KIWI MIRACLE TRIBE GOSE / BUBBLE LAB BREWERY
Alipayが使えなければ、充電があっても電波があっても、文明の利器はただの文鎮......(今回3回目)
ここでどっぷりと疲れてしまい、本当はもっと南山のクラフトビールバーを巡るつもりが、もうホテルに帰ることに。現金もない、Alipayも使えない、クレジットカードも受け付けてくれない、そんな私はお店に行っても何もできないのです...
悲しみの帰宅。
◾️おまけ
本当はもっと巡りたかったビアパブたち。南山区に集まっているようなので、次、万が一、深圳に行く機会があれば行ってみます。。。ビザが必要な間は多分行かない。。。
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅰ
花鳥誌2024年1月号より転載
日本文学研究者
井上 泰至
「恋の季題」は材料も尽きてお開きとしたが、書き物は続けてほしいとのお話だったので、『虚子百句』を私なりに読んでいくことにしたい。
まず、本書の成り立ちや、おおよその性格を説いて、なぜこの書物を丁寧に読んでいくことにしたのか、その理由をあらあら述べておきたい。
本書は昭和三三年、すなわち虚子の亡くなる前年の自選句集である。京都の便利堂からの依頼を受けたもので、短時日の間に選んだものであるから、本書の価値は、ある程度割り引いて考える必要はある。が、ともかくも虚子が、自分の代表作と認めた百句だったことは間違いない。
選句の基準については、追々検討を加えていくが、まず揮毫しやすく、たびたび揮毫してきた句であったことは、序で虚子自身が明らかにしている。本書は、虚子の揮毫を写真で掲載し、五十句ずつを高濱年尾と星野立子が分担して、簡単な句の評釈をつけるという趣向のものだった。年尾の跋文によれば、虚子も事前に二人の文章を検したという。
本書の企画を持ち込んだ便利堂は、明治二十年創業の書店兼出版社である。コロタイプ印刷機を早くに導入し、美術書の出版で信頼を得た。岡倉天心が創始し、今日でも美術史学の権威的雑誌の位置を保っている「國華」は、便利堂の図版印刷の高度な技術が遺憾なく発揮されたものである。
四代目店主中村竹四郎は、国宝級の貴重書の複製印刷をも数々手がけ、『虚子百句』刊行の翌年には文化功労者として表彰されている。虚子の字は、それ自体が俳句文化の遺産としての価値を持つ、と認識されていたわけである。
つまり、主役は百句のみならず、その揮毫でもあったわけで、この点には留意しなければならない。書は、運筆から句の呼吸や中心点を確認できる。同じ字であっても、楷書か行書かといった書き分けがあれば、それは句の眼目ともなる。
一例を挙げよう。小諸市立虚子記念館に残る十二ヶ月十二句の揮毫を屏風に仕立てたものは、展示の目玉だが、「心」を詠んだ句が三句ある。
鶯や文字も知らずに歌心 虚子
二三子や時雨るる心親しめり 同
我が心ある時軽し罌粟の花 同
このうち三句目のみ「心」はきちんと楷書で書かれ、他の二句はややリラックスした崩し字となっている。三句目は愛児六を失った悲嘆の中で詠まれた句だからである。書道家に聞くと、「心」の字のバランスは、筆をとる者の「心」を反映するのだと言う。
こうした鑑賞の醍醐味も『虚子百句』にはあることが、当然予想される。年尾の跋文によれば、この頃の虚子は眼が���って、それが字に出てしまっている、という。確かに、青年期・壮年期のそれから比べ、運筆の力や字配りを焦点化する眼の力の衰えは隠せない。それでも、修練とは凄いもので、序文の虚子自身の言によれば、百句の大方は一、二時間で揮毫してしまったというから驚きである。字の味わいも、私の能力の範囲で解説を試みたい。
本書の構成は、春夏秋冬・新年の部に分かれ、各部の句の配列は、成立順となっている。従って明治・大正・昭和と万遍なく句が拾われている。『百人一首』が古典和歌そのものの粋であり、歴史でもあるように、『虚子百句』も虚子の句業の入門書にして到達点でもある。これが本書を読む何よりの理由である。
本書の装幀を担当した福田平八郎(一八九二〜一九七四)についても、簡単に触れておこう。虚子との縁は、『虚子京遊録』(昭和二三年)『喜寿艶』(昭和二五年)に続き、これが三度目である。 大分出身で、上村松園や竹内栖鳳も出た京都市立絵画専門学校を卒業。京都日本画画壇で重きをなす。トリミングやデザイン感覚に秀で、書物の装幀も得意とした。『虚子句集』の竹の絵は、自家薬籠中の画題であったと考えられる。
本書は二〇一〇年、岩波書店から復刊された。解説は東京大学教授であった、日本近代文学専攻の野山嘉正が担当した。
最後に一言。平成期、伝統派で、虚子句の解説つき選集といえば、稲畑汀子氏の『虚子百句』が定番だった。虚子自身の選句とは違ったところに新味を出した素晴らしい本だが、時に稲畑氏らしからぬ、非常に硬い内容と文章の評釈があるのは惜しい。この連載は、あくまで虚子の自選に立ち戻り、虚子句の成立事情と、選句の背景を平易に語ることに徹したい。ただし、この自選句集の性格上、私の虚子観・俳句観が問われることは言うまでもない。
1 美しき人や蚕飼の玉襷
初出は明治三十四年四月三十日の新聞『日本』。季語は「蚕飼」。蚕はふつう四月に孵化して繭籠る。
初出では「蚕」の題で内藤鳴雪・坂本四方太・河東碧梧桐・佐藤紅録らの各三句も載る、題詠句である。虚子の他二句は〈蝋燭の灯影に白き蚕かな〉〈蚕飼ふや年々ふやす桑畠〉。『新歳時記』にはこの句を採用せず、写生句らしい〈逡巡として繭ごもらざる蚕かな〉を載せたか。
蚕は食欲旺盛だ。食べ残した桑やフンは蚕網(さんもう)を使って取り除く。蚕は眠る。睡眠と脱皮を四回ほど繰り返して成長すると、絲を吐き始める。ここで蔟(まぶし)という仕切りのある箱に移す。繭籠らせるのである。絹糸を吐き、繭を成す様は、実に神秘的だ。春の陽が漏れてくる中、吐き出されたばかりの絹糸は光そのものである。この過程に、ひと月ほどはかかる。
蚕網をかけ、桑を与えると、蚕は網目を通り上にあがる。蚕網の下は蚕のフンと桑の食べ残しが残る。網を上げると、蚕とフン、食べ残した桑の分離ができる。蚕の成長に合わせて網目の大きなものへ変えながら使用する、といった具合である。丁寧さと経験が要求される女性の仕事である。
養蚕は、明治期日本の主要産業だった。欧州では産地の南仏で病害が発生し、需要が高まったのである。巨利を成した者も多い。出荷は横浜が多かった。
女性は襷掛けで、髪も縛る。明治期の浮世絵等を見ると、襷の色は赤が代表的である。かの富岡製糸工場では、技術のある女工は赤襷をして周囲から尊敬されたという。
国を挙げての養蚕業振興を宮中も率先して奨励し、皇后美子が手ずから養蚕を行い、浮世絵などで宮中養蚕が喧伝された。皆赤襷で、髪はおすべらかし、すなわち、後ろでまとめた髪に「長かもじ」を継ぎ、水引や絵元結などを掛けて、長く垂らしたのである。
結髪の問題にこだわったのも、襷掛けの女性は、皆髪を結ったり、挙げたりして、うなじがあらわになる点が一句の焦点だと考えるからである。つまり、「美しき人」の美しさの拠って立つところは、「襷」に暗示される、黒髪と白いうなじだったのだ。
「玉襷」という言葉は、『万葉集』以来ある言葉で、これ自体一種の神々しさを醸し出す。『虚子百句』の評釈で、年尾が宮中養蚕を詠んだと解したのも一理ある。しかし、もっと重要なのは、「玉襷」は「うなじ」の連想から、大和の畝傍山を呼び出す決まり文句だったことの方である。謡曲の「恋重荷」に用例がある。虚子がこれを知らないはずはない。
蚕と繭の「白」と、後れ毛を残したうなじの「白」の連想が、この女性の「美し」さを支えるものだったと考えたい。虚子は、和装の女性の髪にはかなり執心した。
「まあ旦那でいらしつたんですか。どなたかと思ひましてね。お断り申しましたですけれど何だか気になりまして、一寸御挨拶だけに。どうも姉さん有難う。姉さん有難う」と二人に挨拶して末座に坐つたまゝ一寸こぼれた鬢を掻き上げる。
小光は総髪の銀杏返しに結つてゐるのが仇つぽくて、薄つすらと白いものゝついてゐる額の広々としてゐるのも美しい。 (『俳諧師』) 小光のモデルは、女義太夫の竹本小土佐で、虚子は彼女の語りがかかる東京中の演芸場へ出かけ、追い回したのであった。虚子の眼裏に焼きつけられた美しさは、挙げた髪やこぼれた鬢にあった。
谷崎潤一郎も言っている。女性美の焦点は首だと(『陰翳礼賛』)。和服で身体が露出するのは、首・手先・襟足だ。首は細く長くなければいけない。「猪首」という言葉を想起すればよい。肌は白くなければいけない。そこにうなじの後れ毛が色気を呼ぶ。
「玉襷」はその呼び出しであり、それは説明しないことが肝要だから、「美しき」とだけ冒頭に置いて謎を掛けた。だから、『喜寿艶』でも、この句については、木で鼻をくくったような説明しかしていない。
完全な主観句で、実際にそういう女を見たのか、絵の中の女か、記憶の中の女か、そんなことはどうでもいい。小説家志望で主観派が本質だった虚子らしい、冒頭の一句なのである。『虚子百句』は『新歳時記』のような教育的意義を取り払った、「作家」虚子の選集だった。
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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「愛は勝つ」KANさん死去、61歳 今年3月にメッケル憩室がん公表で闘病も…SNSは7日に最後の投稿 - ライブドアニュース
以下引用
「愛は勝つ」が大ヒットした歌手のKAN(かん、本名木村和=きむら・かん)さんが死去したことが17日、分かった。61歳。福岡市出身。葬儀はすでに親族とごく近しい人たちで済ませている。死因は明らかにされていないが、今年3月に日本では数十例ほどしか症例がない「メッケル憩室がん」を公表し、闘病していた。
所属事務所も訃報を発表した。「今年『メッケル憩室癌』と診断され、3月より療養生活に入り、入退院を繰り返しながら活動再開に向けて治療に励んでいた10月には、留学したこともある想い出の地フランス・パリを訪れ、最後まで復帰への想いは途切れることはありませんでした」とKANさんの思いを伝えた。 昨年秋に数週間腹痛が継続したことから検査をしたところ、がんが判明。予定していたツアーを中止した。今年4月に再入院、5月に退院を報告していた。今月3日には一部楽曲のストリーミング配信を開始することを公式ホームページで発表。自身のSNSは7日まで更新されていた。ビートルズの「NOW AND THEN」のミュージックビデオの感想が最後の投稿となった。 04年からパーソナリティーを務めていたSTVラジオ「KANのロックボンソワ」は当初代打パーソナリティーを立てて週1回の放送を続けていたが、10月からは第1週のみの出演となることを発表。ただ、今月4日深夜の放送は、治療に専念するため欠席した。 小学生でクラシックピアノを習い始め、毎日3時間の練習が日課に。また、友人がきっかけで毎週日曜には教会で賛美歌を歌っていた。中学に入ると友人と4人編成のバンドを結成し、ビートルズの楽曲をコピーした。部活は当初軟式テニス部だったが、退部した後、ブラスバンド部に入部し、アルトサックスを吹いていた。 高校入学後にピアノによるオリジナル曲作りを開始。ロックバンドも結成した。法大に入学を機に81年に上京。再びバンド活動をし、コンテストに出場しはじめた事がきっかけで、デビュー。大林宣彦監督の映画「おかしなふたり」のサウンドトラック製作が初の仕事となった。 87年4月に「テレビの中に」でデビュー。90年7月に発売したアルバム「野球選手が夢だった」に収録された楽曲「愛は勝つ」が、大阪のラジオ局FM802で集中的にオンエアされて注目を集め、9月1日に通算6枚目のシングルとして発売された。 当初の生産枚数はわずか1万枚だったが、フジテレビの人気番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌として放送されたことがきっかけで大ヒット。オリコン週間ランキングで、8週連続で1位を獲得。200万枚超えのダブルミリオンとなった。91年の大みそかには、日本レコード大賞「ポップス・ロック部門」の大賞を受賞。NHK紅白歌合戦に初出場し、モーツァルト生誕200年記念で、モーツァルト風衣装で「愛は勝つ」を熱唱した。 99年には、97年の全国ツアーのサポートメンバーを務めたバイオリニストの早稲田桜子さんと結婚した。2001年から約3年間音楽活動を休業し、02年に「フランス人になりたい」とパリに移住した。現地では音楽学校に入学し、クラシックピアノを基礎から勉強し直した。04年に帰国し、再び国内での活動を再開した。 11年の東日本大震災後には、所属する事務所「アップフロント」グループが復興支援プロジェクトを立ち上げた。「愛は勝つ」をタレント131人で歌ったチャリティー曲を制作し、収益全額が寄付された。KANさんは、その中心人物だった。コロナ禍でも再び、KANさんほか同事務所のタレントで「愛は勝つ」をリモート歌唱した。♪心配ないからね、で始まり、♪信じることさ、必ず最後に愛は勝つ――の歌詞は、日本中に勇気を与え続けてきた。
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