#日々2種類
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this-is-the-uchu · 2 months ago
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-ご挨拶-
 お疲れ様です。ご無沙汰しております、宇宙です。演奏動画を投稿いたしましたので、ご報告させていただきます。とっても、とっても頑張りましたので、もしお時間がございましたら、是非ご覧いただけますと幸いです。
 知り合いにもどこにもお知らせしていなかったのですが、半年前に人生初の8弦ギターを購入いたしました。動画デビューするまで秘密にしておこうと強く心に決めていたのですが、まさかここまで長い期間がかかるとは、想定しておりませんでした。録音も丸々2ヶ月もかかってしまいましたから。ギターのネックの調子や、自分のスキルの不安定さが原因で、こんな事態になってしまいました。
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 この度取り組みましたのは、カナダのテクニカルデスメタル/エクストリームメタルバンドであるArchspireの、4枚目のスタジオアルバム『Bleed the Future』に収録されている「Drain of Incarnation」という楽曲です。大変お気に入りのアルバムで、特に攻撃力の高い楽器陣の音作りが好みです。USA在住のエンジニア・プロデューサーであるDave Otero氏が関わっているようですね。
 遂に私も、メタル界のオリンピックとも言われるテクニカルデスメタルに足を踏み入れてしまいました。テクデス道はまさに阿修羅道……。今回も何度テイクを重ねたことか。
 しかしArchspireは、例えばJason Richardsonや現代の多くのテクニカルギタリストのように、無茶苦茶(理論的に破綻しているという意味ではなく)な運指およびノートの選択、フレーズは少なく、主にハーモニックマイナーによるネオクラシカル的なアプローチが取られており、ドリアン、リディアン、ディミニッシュスケールなどをコードごとに選択しています。ですのでテクデス界隈では比較的運指が容易に感じられるかもしれません。もっとも、これはn=1の私の感想なのですが。
 そのため、アプローチは基本に忠実ではありますが、基礎が圧倒的に積み上げられている印象です。「レベルを上げて物理で殴る」という真理が存在しますが、この楽曲はまさにそれに近いです。16分音符の弦飛びハーモニックマイナーペダルや、6連スウィープタッピングスライド、16分音符&5連符3オクターブの上昇下降フルピッキングフレーズなどが出てきますが、そもそも楽曲のBPMに両手が追いつかないと、弾きこなすどころではありません。この楽曲に取り組み始めてからの半年間は、筋トレ(上腕二頭筋および三頭筋、さらに前腕)や指(正確には手刀の筋肉)、肩甲骨や腕、手首周りのストレッチを行い、基礎練習も並行して続けてきました。目に見える成果が出ている……と信じたいです。圧倒的成長。圧倒的成長?
 
 その他、動画に関してですが、楽曲はBandcampで購入し、Sheet HappensでデジタルTAB BOOKを入手しました。バッキングトラックが無かったため、録音はセンターに1本のみとしています。また、映像は朝から夕方まで1日かけて撮影しました。「たかが2点の画角で4分強の動画なのに!?」と思ったでしょう?たかが2点の画角で4分強の動画なのにですよ。
 演奏スキルが安定しない、画角を探るのに時間がかかりすぎる(特にヘッド側の画角は2時間くらいかかりました)、映えるようにギターを映像に収めるために、通常よりもフットレストを低くして重心を左に寄せた結果、普段より弾きづらい――こうした理由で、2点しかないのです。本当に疲れました。早くサウナに行きたい!!!
 映像は4Kで撮影しました。前回のショート動画でこっそり色味をFinal Cutで調整していたので、今回も同様にカメラでの色味調整はせず、白色LEDをそのまま当てて撮影しています。以前の撮影時の反省を生かし、今回はブルーライト&UVカットのサングラスを着用していたため、眼精疲労はありませんでした。
 使用したレンズは25mm F1.4の通称「神レンズ」です。15mmよりもボケ味が強いものが欲しかったので選びましたが、やはり狭い部屋には向いていないかもしれません。
 前置きは以上です。
 
 
-使用機材-
【Ibanez - RGDMS8】
 初の8弦です。実は長年欲しいと思っていました。元オタク後輩君(「元」がついているのは、今は楽器をやっていないためです……)に「8弦は買う前に絶対実機を触った方がよい」と散々アドバイスを受けていたのですが、結局、この竿どころか8弦自体を触ることなく購入してしまいました。だって住んでいる地域の楽器屋には置いてないんですもの……。わざわざ触るために飛行機に乗って都内までいくわけにもいきませんよね。ダブルミーニングです。
 現在の円安価格ではKieselを買うほどのお金はありませんし、そもそもKieselなら試奏もできません。お金持ちのオタクがハイエンドを使う世の中ですが、好きなバンドの初期映像を見ると、高くない価格帯のギターを使っていたこともあり、「だったら自分もほどほどのでいいや」と開き直ることができました。条件としては、① 20万円以下 ② 見た目が好き ③ 仕様に納得でき、惹かれるものがある、この3点で探した結果、RG8、SolarA1.8、そして今回のギターの3択となりました。決め手は見た目です。前2つは黒で、いかにも「メタルマシーン」という色合いが気に入らず、シルバー&白&ゴールドに一目惚れしました。価格も一番安く、Fishman Fluence Modernが搭載されており、3wayかつVoice切替とタップ用レバーSWで、計12種類の音が出せる点も良かったです。
 音はアクティブピックアップという時点でクオリティが保証されている気がします。ノイズレスで簡単にかっこいい音が出るので、「メタルを弾くギターにはこれで十分なのでは?」と感じています。タップの音はレンジが広くダイナミクスもよく拾いますし、Voice1と2のおかげで別のピックアップを試したい欲も消えます。
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 ※この指板のはみ出しは、海外フォーラムで賛否両論です。
 ファンフレット(マルチスケールと、どちらを呼べばよいのかわかりません)は、弾き始めて1週間後には「そういえばこれ、曲がってたな~」と思う程度にはあっさり慣れてしまいました。これまでのギター経験により脳が錯覚して、弾いている最中は真っ直ぐにしか見えなくなっています。とはいえ、そもそもファンフレットやマルチス���ールって、正面から見た時よりも構えた角度の方が目に映る「曲がっている」ことのインパクトが少ないものなのでしょうか?
 フレットはジャンボですが、ニッケル製なのは残念です。ネックはこれまで触ったギターの中で最も薄いDシェイプ(同社の中でも)で、個人的には��常に弾きやすいです。ただし、ネックは本当によく動きます。悲しい。
 弦はElixir Optiweb 09-42にダダリオの54、アーニーの66を組み合わせています。かなりキメラな構成です。今年、Elixirが嫌いになったので、錆びにくくて長持ちする弦があれば変えたいと思っています。巻弦はダダリオがザラザラしていて、アーニーはツルツルなので、これからはアーニーに切り替える予定です。安いですし。
 ピックはずっとJP Trinityを使っています。3つのエッジが使えるのと、トライアングルのためグリップが良いところが気に入っています。シールドはこだわりを捨ててCANAREを使っています。「安すぎて使うのに不安だったり、耐久性が低かったりしなければ何でもいい」という境地に到達しました。バッファーも使用をやめました。
 
 
【Fractal Audio Systems FM3】
 こちらは引き続き使い続けています。今回はUSB録音(D.I)&リアンプをにて音を作っています。音はクリーン(およびリード)、ハイゲインのリズム、リードの3-4種類です。
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 基本的にはファクトリープリセットの「EJ CLEAN」を使っています。手抜き? いえいえ、有効活用と言ってください。アンプブロックはFenderのVibroluxです。設定はいじっていません。キャビネットはEminence製スピーカーを搭載したFenderのクローズドバックと、Altec製スピーカーを搭載したハーフオープンキャビネットが組み合わされています。UltraRes設定にしています。
 また、クリーンパートでもドライブブロックをONにしています。モデリングはXoticのRC Boosterです。リード用にはRCのゲインを上げただけで、他の設定はほぼ同じです。それ以外の変更点��コンプのRatioを上げる、リバ��ブのクオリティ設定を上げる、ディレイをステレオのテープエコーモデルに変更する等でした。
 ギターはVoice 2のタップをONにして弾いています。リード部分もおそらく同じ設定だと思います。イントロのアルペジオを何度もやり直して、リードを先に録り終えてしまっていたので、記憶が定かではありません。ピックと指のアタック音量差を揃えるのに、信じられないくらい苦労しました。なぜでしょうね?
 
 
<リズム編>
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 リズムにはEVH 5150III 50WのBlueチャンネルのモデリングを使いました。やはりハイゲインは5150系が優秀です。実機も気になります。EQではベースとトレブルを少し調整し、ブライトスイッチもONにした程度です。
 ブーストはアンプ部のInput BoostでT808 Modを使いました。以前、別の記事で「KeeleyのMod版をモデルにしている」と書いた気がしますが、改めて調べるとFASオリジナルのバーチャルModとのことでした。誤った情報をお伝えしてしまい、大変失礼いたしました。
 このブーストは低音をタイトにしてくれますが、カットはせず、ミドルの押し出しもあまりありません。ただトレブルのエッジ感は確保されていて、ブーストとしてのゲイン量も多く、ハイゲイン向けに感じます。低音がズブズブしている音、好きなんですよね〜。
 
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 キャビネットにはML Sound Lab製のMEGA OVERSIZE(MESAの4×12オーバーサイズキャビ)のIRから、"Infamous"というマイクミックスを使用しました。その他のキャビネット設定は初期リセットから動かしていません。ML Sound Labといえば、かつてPERIPHERYと手を組んでIRを製作しており(現在は元メンバーNollyが手がけるGGD製を使用していると思われます)、古いIRパックにはMishaが作ったマイクミックスがありました。今回使った"Infamous"は、Mishaの手法に基づいて作られたもので、その手の音楽に最適らしいです。低音が重く、耳障りになりにくいトレブルが抑えられた音作りです。
 このIRパックには、購入者に人気の"Almighty"というミックスもあります。こちらはペトルーシ風サウンド(特にSystematic Chaos時代の音)を狙っているようで、どちらを使うか最後まで迷いました。アンプかポストEQでミッドをカットすれば、後者のほうがArchspireに似た音になりますが、今回は似せるよりも、自分が聴いていて好きな方を選びました。
 他の候補として、同社のDjent 30 Reflex IR、ML BULB ZILLA、ML USA DJENT(レジェンドIRであるMisha MIX 08)、Ownhammer HHC Vol.1のORANGEも用意してリアンプで比較しましたが、結局MESAのミッドがスクープされた音が一番かっこいいと思いました。 
 
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 ノイズゲートはInputブロックを使用しています。後段にゲートブロックを置��と設定が多くてわかりにくいので、こちらを使いました。
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 ※こちらはタイトな刻みの時の設定。
 後段のリバーブはIRの箱・部屋鳴りの補正的な役割で、ミックス量は4%とかなり控えめです。正直、細かいことは分からないので気休め程度です。サイズはミディアムルーム、クオリティ設定を上げているので、ブロック数の割にはCPU使用率が高めです。CPUリソースの半分ほど使っていると思われます。
 
 
<リード編>
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 リードの音は、これまでの動画作品と比べて、自分の中で最も「これだ!」と納得できるサウンドになりました。リアンプ作業でアンプを決めてからは一気に進めることができましたが、その前の「何となく作る」段階では、悩みが尽きず、かなり長い時間を費やしてしまいました。PUは全編FishmanのVoice 2を使用しています。
 今回のアンプはBognerのUberschall(「超音速」という意味だそう)です。当初の候補としては、5150では100WのREDやBlock Letter、Friedman HBE、Cornford、FAS LEAD2、3+SE、MESA Mark IVやJP-2Cなど悩みに悩んで、最終的にBognerに決まりました。普段はあまり興味がないモデルですが、今回の経験で大好きになりました。ローが多めなのでTSブーストでローカットが掛かっても音が薄くならず、Bognerらしい吠えるようなミッドが魅力です。トレブルからプレゼンスにかけては同じ改造Marshall系メーカーでもFriedmanやSplawnとは異なり、ギラギラ感が少なく暗めなサウンドが非常に気に入っています。
 EQは極端な設定になっていますが、実機の高音域側のツマミにはリニアテーパーが使われており、12時の位置でもMarshallの8時と大差ないと言われているため、基本的に大きく右に回すよう設計されています。この状態すらモデリングしているため、画像の通りのEQ設定となりました。それでもリードサウンドとして耳に刺さらないように抑えて調整しました。ミッドをしっかり出し、T808 Modでブーストをかけています。Depthが強いのはデフォルト設定で、ローカットスイッチを入れてタイトにすることがフォーラムでも推奨されています。
 
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 キャビネットは、Uberschall純正のもので、T75とVintage 30が2発ずつ入った4×12を使っています。名前の最後に(RW)と付いているので、おそらくAxeが登場した頃にRedWirez製のIRとして作られたものだと思われます。サードパーティ製であることは確かですが、自分で購入したものではなく、FAS製品に初期装備されているファイルを使用しています。ブラックフライデーにはMLかOH製のどちらかを買う予定です。
 低音が多すぎるのでローカットをし、耳に刺さらないようにハイカットも行っています。他のパラメーターは初期設定のままです。「T75」といえばMarshallの1960キャビを連想させるため、なんとなく敬遠していましたが、今回で好きなスピーカーの一つになりました。ミッドが豊かでスムーズかつウォームなトレブル特性は、リード向きだと感じました。もちろんVintage 30も好きです。ZILLAのYouTubeチャンネルで、スピーカーオタクのNollyがVintage 30について語っている動画がありましたので、オタクの皆様は是非ご覧ください。Vintage 30には英国製・中華製・90年代・00年代・2002年製、2003年製・Modスピーカーなどがありますね。個人的にはWGS Veteran 30も気になっていますが、これを搭載する実機キャビネットは今のところ所有していません。
 
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 リードサウンドに強めにゲートをかけたのは初めてでしたが、
これ、めっちゃズルいですね???
  一般���に「FASのゲートは超優秀」とか、「デジタル製品で巧い人が実機のアンプだとちょっと下手に聞こえる」などと言われていますが、FAS製品を10年使ってきて、ようやくその意味が理解できました。「ビタビタに弾けてないな〜、テイクが微妙だな〜、他は良いのにこのフレーズだけ余計な音が気になるな〜、撮り直しか〜」問題が、すべて圧倒的な力の前にねじ伏せられてしまいます。ギターだけの16分ペダルフレーズの入りを録音した際、実はハイブリッドピッキングで余計な音が出ていたのですが、「まあこのまま行くか」と妥協していたところ、ふと世のシュレッダーギタリストに倣ってゲート設定をしているうちに、妥協点が完全に補正されていて笑ってしまいました。(真顔)  TSのゲインブーストとコンプレッションもあるため、ノイズ軽減程度にするつもりでしたが、なんだか薬物に似た何かを感じました。常習性と依存度が高すぎます。
 
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 コンプレッサーです。見れば分かる。G66に掲載されていたPERIPHERY特集の記事を見ていたところ、過去のMishaの配信動画で音作りをしている際の設定を参考にしました。私の動画では以前も「Ants of the Sky」の際はブースターとして、ODを使わずコンプのみを使用していましたし、「Vantablack」の際もLimetone AudioのFocusを使った位、コンプが好きです。主な目的は、レガート気味に弾くことが多いため、アタック感や音の立ち上がりを確保したり、ハイゲインであるためあまり問題ではないのですが、ゲインの均一化のためであったりします。
 今回の動画では、空間系のエフェクトはFM3側でかけています。これまではDAWのステレオ入力設定がうまくできておらず、いつもモノラルでしか鳴らせていませんでした。ちょっと恥ずかしいです。リアンプを使うことでレベル調整も簡単になり、FASの空間系エフェクトのクオリティの高さを改めて実感しました。 ステレオのデュアルディレイを楽曲のBPMに合わせ、1/4と1/4 tripetでテンポ設定を行いました。EQなどの設定もほとんど動かしていません。
 リバーブについても、FASでは空間系のシグナルをパラレルに設定し、ドライとウェットを100%ずつにして後段でミックスする方法がありますが、個人的にはブロックをストレートに置いたときのコムフィルターの影響を受けた音の方が、ギターらしい音像の濁りがあって好きです。 今回使ったのはお気に入りのプレートリバーブです。きれいな残響音で癖が少なく、非常に扱いやすいです。サイズはLarge、クオリティ設定は最高値まで上げています。この設定にすると、響きに若干のモジュレーションが加わるそうです。
 
 
 
-あとがき-
 毎度のことですが文章が長いですね。これは自分の中に溜まっているものを吐き出すようにタイピングしているので、読んでいただける方に向けてというよりも、自分の頭の整理のために書いているようなものです。それでも、何か面白い部分や興味を引かれる内容があったり、暇つぶし程度に楽しんでいただければ、それ以上に嬉しいことはありません。
 次回作については未定です。以前も少し書きましたが、当初の予定から諸事情や心境の変化があり、生活を変えるためにそろそろ本格的に動き始める予定です。あまりプライベートなことを書くとアレなので、ぼかして書いている結果、曖昧なことしか言っていませんが。  特段進行しているプロジェクトはないので、年内は絶対に投稿しません。また、これまでの音楽活動から別の方向にシフトすることも昨年から考えており、そのためにこれからの時間を使っていこうと思っています。ちゃんとした動画投稿は、かなり長期間行わないかもしれません。これは人生の目標というよりは、死ぬまでにやりたいことリストの1つなので、やり遂げるまでは何とか生きていたいですね。「もう全て終わりでいいかな」と思える時が来るまでは。
 ※ちなみに今回は文章作成後、ChatGPTに校正を依頼し、さらに自分の言いたいことや事実の破綻が無いか、文章がわざとらしすぎないか再チェックをしてみました。そんな感じです。
 以上。
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x616x · 1 year ago
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昨日の帰り道に付き合ってもらいました。度々2人で電話はしてたけど、記録に残すのはほぼ初めてかな?最近特に話す機会が増えてて嬉しい亮ちゃん。これを書くときに画像添えたくて、お互い電話かけてる感じの写真とかあればいいなーって話してたらまさかの2人とも赤電話かぶりでこれに決定。電話似てない?一緒の種類かな、偶然のお揃い嬉しい。今回は通話時間の割にそこそこ濃い話したかも。電話中のことじゃないんだけど、この日の個人的ハイライトは「ずんけぇ」です。今後もお互いに抱えたものの重量が増す前に話そーね。定期的に亮ちゃんと話すことで心が穏やかになってるので次回も、これからも何卒よろしくお願いします!
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ag47yama · 2 years ago
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2023/04/11
生活
睡眠履歴
02:00 入眠
07:10 po
目覚めるのが早かったので午前中はかなり眠気を感じた。 今日の研修が講義中心ではなく、課題に取り組む形だったため、午後は比較的眠気を感じなかった。
タスク
タスクを上の方に配置し、ちゃんと目に入れることにする。 書いて満足し、タスクとして取り組もうとしていないことを自覚した。
短期
[ ] 音楽データの整理
[ ] 部屋の掃除(快適な労働環境の構築)
調べもの
[ ] 生命保険
[ ] 積み立て
[ ] 確定拠出年金
[ ] 持ち株会
[ ] グループ保険
研究回り
[ ] エラーを吐いた古い再実験周りの修正
[ ] 後輩から貰ったデータを自研究に適用
[ ] 過去の手法の再実験
[ ] 論文読み
やるだけ
[ ] マイナポイントの申請ここ
[ ] 遅れている分の日報を読む(短期)
12/29から
習慣的
[ ] 運転
[ ] 筋トレ
労働
技術研修二日目。 要件定義に関する講義および演習。 また、研修中の責任者と初の面談を実施。
要件定義講座
要件定義に関しては、与えられた課題に対し、自分たちで状況設定をしたうえで分析を重ね、最終的にシステムの提案を行う形式。 その途中でロジックツリーと呼ばれる、ノードが命題でありエッジが葉から根に向かう方向の緩い因果関係を示す関係図を作成した。 葉に向かう方向に「Why?(何で?)」を問うた結果が配置され、根に向かう方向に「so what?(だから何?)」を問うた結果が配置されるようなもの。 自分がこれを作ろうとした場合各ノードに配置する命題は、真偽の判定が可能な事実になる傾向が強いのだが、講師の作成したものは審議判定不能な意見に分類されるものが多く含まれていた。 事実ばかりを書いているとそれ以上深堀りしづらく、意見を含めて書けるようにするとより深堀りしやすくなるのは��白いなと感じた。
面談
責任者とはこれまで、朝会と夕会にて連絡事項の伝達のみを行っていたため、まともに会話するのが初めてだった。 社会人研修というような形でか「新入社員らしさ」というような行動を強く求められたため、「新入社員らしさ」を自分なりに再現しようと緊張して臨んだのだが、特に必要ないそうだった。 話す機会が殆ど無かったためどのような人なのか良く分かっていなかったが、普通に話しやすい人で良かった。
行動
ドラゴンと生贄と食事へ。 交通系ICを忘れて切符を買っていたら電車を逃して遅刻し、乗り換え駅で逆方向に乗りそうになっているのに、何故か反対側に乗るのが遅れ更に遅刻。
水産物を机で網焼きするスタイルの飲み屋で飲食。 焼き加減is分からん。
その後Hubでロングアイランドアイスティーを頂いたのだが、アルコールが強すぎる点と、甘みが強すぎる点から飲み切るのが厳しく、ドラゴンに処理していただいた。 この際、「甘すぎて厳しい」と言ったところ、他の2名から「(そんなに)甘くはない」と言われた。 味覚によるセンシング結果の解釈というよりも、それぞれのセンシング結果自体が大きく異なっていたように感じた。 やはり私の味覚は甘味に対して敏感、あるいは比較的弱いのかもしれない。 ※普通に好んで摂取する甘味も存在する。
話したことや考えたことを記録しておこうと思っていたのだが、日報を書くのが遅れた結果、ドラゴンに対する印象を除き殆どを忘れてしまった。
ドラゴン
初めて会ったドラゴンの印象は、日頃テキストでやりとりをしているのと大きくは変わらなかった。 異なった点は、想像よりも人間的な反応をしていたことくらい。 生贄の話しぶりから、実際に会話すればある程度人間的なのかもしれないとは思っていたが、実物を見ること確認できた。 また、アルコールに酔っている姿からも、ドラゴンもまた肉体に縛られている私と変わらない存在だという事が確認できた。 SNS上ではもっと酷い状態を目にしたことがあるが。
対面したため当然のことだが、口頭のコミュニケーションを取っていた。 その中で、ドラゴンから会話に対する積極性を感じた。 自分が発言した瞬間に、その発言の誤りに気付くということがあるかと思う。 私もこの日、自分が発言した瞬間に言葉足らずだったことを理解し、補足が必要だと思うことがあった。 ところが、私が補足するより先にドラゴンが突っ込んできた。 自分よりも速く口頭で反応されたことに「ああ、口頭でのコミュニケーションだ!!」と感じるとともに、彼の口頭の会話に対する積極性を感じた。 あとついでに自分の口頭コミュニケーションに対するテンポの遅さも感じた。
「私は貴方が思っているよりも人間ですよ」ということを伝えるつもりで行ったのだが、「思っていたよりもこっち側でした」などと言われた。 もしかして私にも鱗生えてました? 「こっち側」と言われる要因を簡単に言うと、「自分の考えや行動および感情を意識下に置いている割合が大きい」ということなのだろう。 厳密にどういった観点からなのかを整理しようとすると案外難しかったので、この程度に留める。
自我
彼は非常に強い自我を持っている。 あらゆる意思決定を自らの強い意思で行っており、「みんながこうするから」といった理由で行動しない。
一方で私は、意思決定を他人に委ねたり、自分の意思を強く持たず、雰囲気で行動を決めてしまうことが少なくない。 空気を読んでいると言えば聞こえが良いのだが、実際はこれは空気を読んでいる訳ではなく、意思を持たずに流されているだけなのである。 空気を読むにしても、空気を理解したうえで、読む/読まないの意思決定を、自我を持って行うべきなのだ。
思えば、小さいころから意思決定を避けてきたように思う。 例えば、ラーメン屋に入ったときには毎回「普通のラーメン」と母親に伝え、「普通」の判断を母に移譲していた。 今でも、「普通」という言葉を用いて他人に意思決定をさせ、返ってきたものをほぼ無条件に受け入れている。
他にも、就活の場面でも意思決定が上手くいかなかった。 就活において一番苦しいと感じた点は、申し込む企業と申し込まない企業との線引きだった。 企業間の自分にとって有意な差を見つけるのが難しく、受けない企業を受けないものとして切り捨てることが精神的に重いタスクとなった。 これも、意思決定が苦手であることを示す例と言えるだろう。
その割に、グループワークなどにおける課題にに関しては自我というか意見を強く持っており、他人に納得させられないと意見を曲げない。 どちらを選んでも問題の無い食べ物の選択や、逆に選択による影響が大きすぎて判断が難しいような選択などが苦手で、すぐに自分の脳内である程度判断が付くものに関しては意思決定ができるのだろうか。
親の扶養を外れた今、自分の意思決定は他人に委ねずに自分で行う必要性が非常に増してきているように思う。 しっかりと自我を強く持つこと、ならびに意思決定のための材料をしっかりと集めて吟味すること、を意識していきたい。
その他
連立方程式における加減法
「連立方程式の加減法が成り立つのが良く分からなかった」という話が良く分からなかったという話。 分からなかったのなら再度聞きなおすのがあの場におけるある種の礼儀とも言える気がするが、会話のペースが早くて聞き返せなかった。 単純に、音声で数式を言われたときに、それを文字起こしするスピードが足りていないうえに、数学力がとても弱い。
等式の両辺を定数倍しても等式は成り立ち続けるし、等式の両辺に同じ値を足せばその等式は成り立ち続けるのではないか?と思ってしまう。 (以下は二次連立方程式を想定) 「等式が成り立つこと」と、「元々の式が示すx,yが加減法の適用後に同じ値を示し続けること」は別ということだろうか。 感覚的には、元々2式におけるx,yは同じ変数なのだから、足したり引いたりしても何となく問題ないような気はする。 「気がするだけ」なのだろうか。 いい加減この日の日報を投げたいのでここまでとする。
社会性エミュレータ
これに関連する話題を書こうと思ったがやめた。説明だけ載せておく。
社会性エミュレータとは、社会性の無い人間が、社会性を持っているような動きを模倣するための機構のことである。 社会性のある人間であっても、一人のときの考えや行動を、人前では行わないようにする、といったことがあるだろう。 社会性のある人間が無意識または一部意識上で制御しているその機能を、より強く理性的に意識上で働かせているものが社会性エミュレータなのだろうと、私は解釈している。 近年では健常者エミュレータ()などと呼ばれることがある。 厳密には違いがあるのかもしれないが、私は認識していない。
あかすり
「あかすり」という文字を街で見かけ、沖縄のホテルではタオルと別にあかすり用に作られたタオルが存在したことに驚いたことを思い出した。 通常のタオルと比べて凹凸が大きく、より身体を洗うのに適したタオルであり、非常に気に入った記憶が思い出された。
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ecocafecapela · 6 years ago
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だんだんと私のお店になりつつある。 物も空間も緩んできた😊 私のお店は私のお店。 専門店じゃないです。 例えばずっと 和食、、、 イタリアン、、、 洋菓子を、、、 などなどやっていたわけではないです。 食べるの好き 作るの好き 人が好き 色が好き ���分の空間が持ちたい意識がいつもある 旅が好き 混ぜて混ぜて 濾過したものが今の形。 レシピは材料から 今まで食べたことのある料理のイメージで ここに落ち着けようと辿り着く味にしてる マクロビオティックの要素や アーユルヴェーダの要素や おばあちゃんの料理の要素や どれも自分なりのものです。 もっと濃くしていこうと思います。 色んな国の人と出会えて なるべく安心できる材料で 美味しい物を作って 笑顔になれたら最高だな。 今日で2ヶ月 #丁寧な食事#野菜たっぷりランチ#早稲田カフェ#早稲田ランチ #高田馬場ランチ#高田馬場カフェ#色んな国で出会った味を色んな食材で日々アレンジ#スパイスカリー#日々2種類#ビーガンカリーと動物性のあいがけプレート#ビーガンの人もそうでない人も楽しめたらいいなと思ってます #デリはオールビーガン#スパイス#Herb#オーガニックスパイス #玄米菜食 (喫茶Capela) https://www.instagram.com/p/BrjwH32HcmJ/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1gmrz72whhx1n
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omefarm · 3 years ago
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これは、私たちのファームの原点の写真、最初は本当に何にもなかったのです。 じゃがいもを植え付け、その後トウモロコシ、葉物に果菜類、全て試行錯誤する前の状態です。(試行した種は固定種が80%、F1種が20%といった具合でしたが、すぐに固定種のみとなりました。) 引退される黒毛和牛の農家さんの畑と、解体されるところだった旧牛舎の設備をお借りするところから始まりました。 事業を一緒に始めた松尾さんは、自転車に手箕(てみ)と鍬(くわ)を積んで農作業の傍で近隣を走り回ってくれていました。 その自転車姿に農業委員の方が原動機付自転車を無償で譲渡してくださり、僕がジャガイモの土寄せをするところを見ていた地主さんのご親戚が”ちゃんとやってるから使える場所譲るよ”と言ってくださり、耕作面積が広がりました。ご縁がご縁を呼び、近隣からのご理解とスタッフの努力ありもっと広がりました。 米国での生活中、下積み時代を共に過ごした仲間のヒデや、食品のインポー���ーさんから転身してくれたケイコさん、松尾さんが手が回らないとなってすぐに出会った養蜂家の藤原くんが養蜂を手がけてくれる事になった時は3群だったミツバチも、自力で増やして今や35群。 写真の背後にある山の樹々の陰になってしまう上に、木の持ち主がご老体で出来ないからと、地主さんに教わりながらチェーンソーでスギやヒノキを切り倒して日の光を奥の畑にも取り入れる事に…。 企業が手を引くということになってからの事業買取において、野口種苗との二足ワラジで早朝と夕方に種苗管理してくれていた木偶さんの参画もあり、リスタート。 完全に独立した農業者となって5年目の春、通算8度目の春を迎える前の大切な準備期間です。コロナで散々だった間にはタクちゃん率いる @gallo.yotsuya チームや、 @elabtorigoe チームも頻繁に農場で一緒に土を触ってくれています。 また、春には大学を卒業予定の若者が正式なメンバーとして参画してくれる予定となっていて、一番奥の畑には若旦那こと新羅慎二さんが一緒に改良に着手してくれています。 浅草橋のお店 @omefarmkitchen の移転、元々2号店を考えていた池袋エリアでの展開、世界のあちこちからあった農業研修の問い合わせ(コロナ騒動で遠のいていますが)への対応としての、青梅における寝どころの確保、全てが目まぐるしく同時進行で進んでいます。 CSAの新規お問い合わせ、お申し込み、継続のご連絡も続々いただいております。今年はCSA向けに堆肥のイベントや、焚き火会、子供向けの生きたワークショップやサマーキャンプもやってみたいなと考えています。 先日ファーマーズマーケットに、デザイナーの皆川明さんがいらしてくださり、この気持ちを聞いていただきました。微笑みながら頷いてくださり、とても嬉しかった。実際に @mina_perhonen.jp のお店 @call.jp @elava.jp にも沢山扱って頂いています。 元々ファッション関連の仕事にいた身として、元いた世界から応援してくれる方がいるという事は団体として、個人として、とても光栄な事です。 不安定な世の中ですが、CSAを通して、支えてくれる皆様と交流をしながら沢山学び、還元��ていきたいと考えています。 引き続きCSAメンバー募集中ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます! Ome Farm 太田 太 #OmeFarm #Tokyo #FarmLife #CommunitySupportedAgricuture #OrganicFarm #agriculture #seeds #soil #compost #MicroFarm #omefarmkitchen #organicfood #organicvegetables #beekeeping #organicflowers #organicherbs #honey #Rawhoney #rooftopbeekeeping #LocalHoney #循環型農業 #無農薬無化学肥料 #無農薬栽培 #植物性発酵堆肥 #養蜂 #非加熱ハチミツ #生はちみつ #CSAメンバー募集中 #原点 #生産者 (Ome Farm Osoki) https://www.instagram.com/p/CY2oIesvZ7I/?utm_medium=tumblr
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violetttaco · 6 years ago
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【舞台裏】#3 それはあたしの心なの
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本日投稿した、バーチャルジェリーフィッシュ、ヴィオレッタちゃんの第3弾動画についての舞台裏です。
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今回は、動画が重すぎる問題の解決と、歌の動画用に伴奏を自作した時の苦労…というか愚痴を少し。
◆動画が重すぎる問題の解決
前回非常に困った「動画が重すぎて編集もままならない」問題に対処するために、色々と試してみました。
結果、現時点のヴィオレッタちゃんの動画の場合、以下が最良だという結論に至りました。
◇FaceRigでの録画は、できる限りの最高画質にする(データは非常に重くなるので、長い動画は分割して撮る)
→これは、ヴィオレッタちゃんがバストアップではなく全身モデルで作ってあり、特に視線が集中する顔の周辺に細かいパーツが多いため、高画質にしておかないと粗が目立つと感じたからです。
特に物理演算を盛りまくっている髪の後れ毛など…(作画のとき何よりも髪の毛の塗りに精魂を込めたので、単なる執着かもしれません…)
◇動画を編集し始めてからは、普通の高画質で編集。出力形式はMP4で
→iMovieで動画を出力すると、設定によっては自動でMOV形式に変えられてしまうことがあるのですが、ネットに投稿する動画はMP4でないと、MOV形式対応と書いてあっても、実際にアップロードする際に弾かれることが多かったです。
◇Twitterに投稿する動画は480p(解像度640 × 480)でいい
→投稿後にTwitter側でものすごく圧縮されるので、高解像度で作っても、アップロードに時間がかかるだけで、あまり意味がありませんでした…
◆欲しい楽器の音源がない!
Macに標準装備されているGarageBandという音楽作成ソフトを使って、打ち込みで作成しています。
iPhoneやiPadなどのApple製品とファイル共有も可能で、無料アプリとしてはとても使いやすいこのソフト。
しかし、作ろうとする楽曲の���ャンルによっては欲しい楽器の音がない…という弱点があります。
原曲を聴いてみると、小編成なのでなんとか聴き分けられるのですが、おそらく、ハープシコード(チェンバロ)、ファゴット、ウッドベース(コントラバス)、トランペットが伴奏に使われています。
が、GarageBandにはハープシコードの音がない…。
そして何故か、これは必須だろうと思われるウッドベースの音も入っていませんでした。
ウッドベースに関しては、ジャズ用の拡張パックなどがDLCで別売されているのかもしれません…
結局、ハープシコードの音はアコースティックギターとベルの音を合成してキラキラめに、ウッドベースはハープの音を低めにして代用しました。
→無料の拡張パックを見落としていないかどうか、次に伴奏を作るまでに確認してみます。有料だったら諦めます。笑
◆1曲の中でのテンポ変更ができない
これもGarageBandの仕様で、以前から非常に困っているのですが、だんだんゆっくり・だんだん速くなどのテンポ変更ができません…
ラストにどんどんゆっくりになって終わる曲なので、普通・遅い・とても遅いの3種類のテンポで曲を書き出して、Audicity(音声編集ソフト)内で切ったり貼ったりしてなんとか再現しています…
ものっすごく苦労しました。ドツボにはまってしまい、気づくと3時間くらい過ぎ去っていた気がします…
◆原曲に比べると音が寂しい!
元々2分ほどの短い曲なのですが、動画にするとき曲の前後に付け足す分を考えると、2分20秒制限のあるTwitterへの投稿ができるかどうか微妙なラインだな…と考え、縮めるために後半の繰り返し部分を削りました。
それに伴い、多少強引に原曲から変えてしまった部分もあったりします…
(原曲では、後半で出てくるトランペットのソロが、もっと伸び伸びと美しいメロディーを奏でています)
また、全体的に音が寂しいです。もうこれはほぼ私の腕前の問題なので…コーラスも打ち込みも、今後もっと精進します!
原曲は非常に豊かなコーラスと、楽器も木管中心のあたたかい音色で(多分ほとんどの楽器が生の演奏の録音だと思います)、やさしい曲の世界が表現されていますので、必聴です。
以上が第3回目の舞台裏話でした。
最後までお読みくださった方、ありがとうございました。
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hanauta-hunhun · 4 years ago
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おはよ〜☔️
昨日の夜中に書いたから
ヤバい文章になってるかもしれん🙇‍♀️💦
すっごい映画やった。
サッチャーやらレーガンやら出て来てさ。
結局、サッチャーは英国の大手軍事企業BAEの
セールスマン的な役割を果たし、
レーガンからの引き継ぎでサウジの
バンダル王子と繋がってBAEから大量の
兵器を購入してもらう代わりに多額の
賄賂を英国の税金から横流ししていたと。
アメリカなんかはもう最低で、
自分たちの国を『永久戦争国』なんて呼んでさ、
とにかく大手の軍事企業は戦争がないと
ビジネスが成り立たないからさ、
その企業を助けるために国家があらゆる
ところに手を回して火種を作ってお膳立て
するわけ。
イランは良いカモらしいよ。
アメリカにとって。
バラク・オバマもさ、「平和」がどうのこうの
言ってるけど、しっかりとブッシュの後を
継承してさ、無人殺人鬼ドローンを飛ばす
ことを歴代大統領で最も数多く承認したのは
オバマだってさ。つまり、中東の
なんの罪もない一般市民をドローンで一番
多く殺したってこと。
なんかトランプとは違う正義の味方かと
思いきや、しっかり武器ビジネスと
繋がった殺人鬼ってこと。
で、この映画には原作があって、
『武器ビジネス:マネーと戦争の最前線』
って本なんだけど、これ書いた人、
元南アフリカ共和国ネルソン・マンデラの
側近だった人で、ネルソンが英国BAEとの
取引で、税金330億円を賄賂として横流しした
事実を掴んで与党議員を辞職させられたらしい。
でもこの事実を公表するために15年以上
かけて証拠集めして、本にして出したらしい。
アメリカは今後5年間で7ヵ国と戦争する
ってさ。すでにシリアとイラクでは
始まってるよね。
もちろんイランの名前も出てる。
で、イスラエルは2年ごとにガザを攻撃して
「ガザはイスラエルのショーケース」なんて
言って新兵器を試すんだけど、ガザは
アメリカのショーケースでもあるって。
よく考えたらそりゃそうか。
全人類にこの映画を見て欲しい。
今の社会システムが暴き出されてるよ。
根元が腐ってるんだなってわかる。
巨大軍事企業が国家を動かしてる。
国のトップとは賄賂でズブズブの関係。
企業にとったら戦争の勝ち負けなんか
どっちでもいい。
戦争さえあれば株価が爆上がりするから。
ほんで、映画の内容も凄かったけど
望月さんの��ンライントークが終了後、
「くっそー😡」と目つきも鋭くメラメラ
怒り狂っとったらさ、
隣に座ってはった女性に話しかけられてさ。
どうも、政治や社会の問題について、
自分で色々勉強してるけど喋る人がいない
そうで、それから延々2時間😱
十三の駅前でおしゃべりすることに
なりましたよ。
もうさ、どんどん話しはって止まらんのよね。
身の上話しまでバンバン出てきて
彼女は私のお母はんと同い年ということが
判明😁
聴いてるとめちゃくちゃ苦労してきはった
そうで、今も息子さんのこととかけっこう
大変な問題を抱えてはるけど
前向きに、明るい方を見るしかないって
話してはった😢えらいなぁ
ほんでさ、駅まで一緒に喋りながら歩いて
切符売り場で
「あ❗️お財布入ったカバンがない」
「映画館のトイレのドアにかけたまんま
忘れて来た❗️❗️」って言い出しはってさ。
足が悪いみたいで歩行器使ってはるんよ。
やから、万が一映画館がすでに預かって
くれてたら本人確認がいるかもと思って
一筆書いてもらって、私がダッシュで
取りに行くという😅
結局まだトイレのドアにかかってたから
良かったけどさ。
なんか、おっちょこちょいなとこも
お母はんそっくり😓
なんか、振り回されたんか良い出会い
やったのかよくわからん不思議な時間
でしたよ😁
消耗したわ〜😵💦
けどラインまで交換してしまった😅
↑以上でした〜。
ほな、行ってくるわ。
今日も素敵な良い一日を😘
↑あ、べつに、政治や社会の話しについて
ギャーギャー言い合ったわけじゃないよ。
話しかけて来た女性の話しをほぼ
一方的に聴いてただけだよ。
それに、怒り狂ってたけど、
映画の内容とトークの内容を聞いて
べつに静かに自分の中で怒りを燃やしてた
だけだよ。
望月さんは日本の軍備について調べて
著書を出してはって、以前この映画の
オンライン上映があった時に
監督と原作者とトークライブをされたそうで、
だから昨日も呼ばれたらしい。
日本の武器市場解禁の動きやらとこの
映画を結び付けるためかな。
今読み直したけど、私の↑この文章ではかなり
都市伝説的な印象を受けるな。
まぁ、映画を観て時系列的に流れを汲まなきゃ
わからないよね。
この文章はしばらくしたら消そう。
もう少し考えてツイートするわ。
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asset-kanato · 4 years ago
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8.暗号資産積立投資の推移(2021年初期値)
こんばんは、kanatoです。 今回は「8.暗号資産積立投資」の現状と推移について、ご紹介していきます。 投資方針 GMOコインで暗号資産の積立を行います。積み立てるコインは次の5種類です。 ビットコイン:50% イーサリアム:20% ビットコインキャッシュ:10% ライトコイン:10% ��ップル:10% 月々2万円を積立投資して、ボーナス翌月(1月、7月)は3万円を追加します。比率は一定でビットコインを50%、イーサリアムを20%、その他を10%ずつの比率で購入します。リバランスは行いません。 これで2021年は初期値+追加投資額の20%以上の年間利益を期待しています。 投資状況(2021年1月3日時点) 口座の状況 追加投資 1月3日時点で追加投資はありません。 資産の推移 今後の予定 暗号資産の積立投資の今後の予定ですが、継続して積立を続けていこうと思います。ただ、一点懸念…
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dz-xa · 4 years ago
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【悲報】ガイア,また運営に忘れられてしまう【原神】
キャラクターの待機モーションは元々2種類用意されていたキャラと1種類しか用意されていなかったキャラがいます.
9/28のリリースから6週間,11/11に行われたVer1.1の大型アップデートではリリース時モーションが1種類しかなかったキャラには2種類目のモーションがサイレントで追加されており,皆大喜びしていました.
刻晴がふむふむと言いながら巻物を読んだり,
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重雲がカッコよく術式を展開したり,
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七七が体操をしたりですね.
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これらのモーションは1.0では無かったものです.でもガイアは何故か元々コイントスをするという1種類のモーションしかなかったのに1.1で追加されなかったんですよ.上記のキャラと同じくVer1.0からずっといるのに.メインストーリーも張っていたんですよ?
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Ver1.1で新たに追加されたキャラクターは4人いますが,その内辛炎だけは実装時,モーションが1種類しかありませんでした.
その内容は派手な見た目に似合わずカエルの鳴き声にびっくりしてしまうというもの.これしか無かったので,放置してるとひたすらカエルにびっくりし続けます.初めから2種類用意されていなかったのは,シンプルに考えるなら実装の為の時間が無かった,とかですかね.同時に実装された鍾離は超人気キャラでメインストーリーにも絡んでいた重要人物なので,そちらを優先して用意したと考えるのが自然でしょう.
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そして12/23,Ver1.2になり,辛炎にも2種類目のモーションが追加されていました.ミュージシャンという設定らしく,ギターをかき鳴らすものです.カッコいい.
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でもガイアはモーションが追加されなかったんですよ.Ver1.0から居るのに!メインストーリーも張ったことあるのに!
なので彼はVer1.2になってもコイントスをし続けています.いつまでもモーションが追加されず燻っているガイアファンの皆さん,大人しくしやがれ.
2021.2.1追記 【朗報】ガイア,ついに2つ目のモーションが追加される
【メンテナンスのお知らせ】 旅人さん、2月3日(水)AM7:00よりバージョンアップに伴うメンテナンスを実施いたします。 メンテナンス中はゲームのプレイができなくなりますので、ご了承ください。 ▼詳細はこちらhttps://t.co/b2ufldusTb#原神 #Genshin pic.twitter.com/UuQFTX7wB5
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) February 1, 2021
よかったね.
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heyheyattamriel · 4 years ago
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愚者の黒檀 第壱幕
愚者の黒檀 第壱幕
フリンチェプス 著
冒険者と愚者の黒檀の楽しい物語
登場人物
 口上  冒険者 ダークエルフ ラスカル  コモン アカトシュの僧侶  レバン もう一人のアカトシュの僧侶  エピローグ  ステテ ジュリアノスの僧侶  ライック もう一人のジュリアノスの僧侶  シュブ メイジ  シュブ 同名の別人のメイジ  ネフォロン なんだかいかがわしい商人  5人の防具師  オーソ  クルン ミリーの夫  好色な伯爵夫人  ミリー 宿屋の主人で哲学者  グルンジー のろまな女給  酒場の女給と下司の盛り合わせ  兵士たち  ドワーフたち  巨人たち
不況の第三紀ダガーフォール周辺
第壱幕 ― 僧侶たちとナックルズについて
当時は冒険もしておらず、何もすることがなかった冒険者に、二人のアカトシュ僧侶が長々と語った。これにより、聖職者とその構成員、ならびに特にハイロックでよく見られる、ある意味��の古い農民神話に、(おそらく望まれない)光が当てられている。そしてここに謎めいた愚者の黒檀が登場する。これは、多くの者に影響する劇的な文化の変革、あるいはごく少数の者への偉大な利益、一団に対する死、あるいは一切何の効果ももたらさない、奇妙な素材である。
降霜の月の初旬。デッド・デイドラ・イン。
口上 登場
口上:我らが哀れな演者たちは、己の台詞を思い出し、我らが粗末な舞台装置を飛び出さぬように努めるでことでありましょう。ご来場の皆様、どうか野次を飛ばしたり、彼らを悩ませたり、腐った食べ物を投げつけたりなさらぬよう、伏してお願い申し上げます。皆様だけが、この類の演劇を長く演じさせて下さるのです。皆様方の中に、散漫な台詞、大根役者、難解な説明、あるいは、混乱し、不幸な気持ちにする納得のいかない結末に敏感、あるいは毛嫌いなさっている方がおられましたら、速やかに劇場をご退出いただきますよう、脚本家、俳優、劇作家ギルドは願っております。皆様方のお金は、ああ、悲しからずや!返金されません。その代わりと言っては何でございますが、一連のスキットには、肉体のすべての喜びに関する根拠のない言及が含まれております。どうぞお楽しみくださいませ。ああ、我が英雄がやって参ります、冒険者と呼ばれる無頼のダークエルフ。口上は朗らかに失礼するお時間でございます。
 口上 退出  冒険者 登場
冒険者:あの二人のメイジから聞いたばかりの会話は、なんという話だったろう!あんな話題は当事者の生垣の横で話さぬのが最上だ。
 アカトシュの僧侶2名 登場(レバン、コモン)
レバン:お邪魔してもよろしいですかな?…よかった、話し相手が欲しかったのです。私はレバン、ここにいる仲間の僧侶はコモンと申します。我々2人はアカトシュにお仕えしております。無論、すべて私どもの方法で…
冒険者:俺のベンチじゃないんだ、気楽にどうぞ。だけど、俺は僧侶というものは…ええと…こういう場所には、宿屋には出入りしないもんだと思ってましたよ。つまり…お勤めでなければね?
レバン:ああ、私どもは勤めの最中ではないのです。内なる活力を回復しにまいったのです。そうすれば、私どもは祝福を授け、癒しに出かけられます…
コモン:私どもは、いわばローブをまくり上げ、かかとを蹴り上げてここによく来るのです。何本かの活力の瓶を満たして…
 (コモン 忍び笑い)
レバン:無論、慰めと祝福を求める者たちを探してですよ…
コモン:ああ、そうです、そうですとも…この間の夜、外にいたあの若い娘のような…
 (レバン��コモンを蹴る)
コモン:…それに、我が司祭がとにかくどこかに行けと…
レバン:彼は外の空気を吸っておいでとおっしゃったのだよ。我々はビジョンを見ていたからね…
コモン:ああ、おかしな、本当に…それに、私たちにはさっぱりわからない…
 (レバン コモンを蹴る)
レバン:私どもは揃って同じヴィジョンを見ているのですよ―本��に奇妙だ。
冒険者:聞かせてくださいよ、俺は急ぎの用事もないし。
レバン:それでは、始まりは、私どもは何かを聞いたのです…言葉…のような。「サー・ニッチ」だか「セイン・ナック」というような…
冒険者:「ニック」か「ナック」って言いました?ちょっと待てよ…あんたの瓶からひと口飲ませてください、だんな…ああ!こりゃいい―あんた方、いい酒を飲んでますね!ああ、思い出したんですよ―エルフのお話だったか、古い伝説をね。名前が「ナックル」だと思うんだ―モロウィンドから来たんだったかな?
レバン:これはこれは、何かご縁があるのかもしれません―この辺りに古い伝説があるんですよ。ハイロックに昔から伝わっていると思うんです…うーん…ナックルズ、それだ!
冒険者:ナックルズだって!ダークエルフでそんな名前を使ってるのがわりといますよ…特にその…特定の層に…
コモン:ええ、その悪人たちはみんなマジカを含む物質に夢中で…とても悪辣なやつらです…
レバン:(コモンに向かって)コモン!この人はとがった耳と赤い目の…
コモン:すみません…ダークな種類の、そんなつもりでは…あー…
冒険者:いや、いいんですよ。奇妙な時代ですからね。ほら、生きるのも生かすのも―死なせるのも―場合によるでしょ。今…ナックルズの神話の話をしてくれるとこだったんじゃ?さあ、その瓶を軽くするのを手伝いますよ…ああ!どうも。
レバン:あー、ええ、そうおっしゃるなら…どうぞ、もうひと口!いいですとも、私どもには時間がありますし、今はっきり思い出しましたよ。
コモン:ああ、私どもにはあの小さな金髪娘が尻を出すまでには2時間ありますから…
 (レバン コモンを蹴る)
レバン:(コモンに向かって)静かに!俺たちは司祭にあの子の住所を教えなきゃいけなかったんだ、しばらくこの辺には来ないだろうよ!(全員に)よろしい、こんな話なんです、思い出せる限りはですが。この話は、ハイロックの農民が子供たちを怖がらせて、しばらくいい子にさせるために話すんだと思いますよ。そう言ってました。そうですね…「物語と明かり」か、「魔女祭り」だったかな?―子供たちが寝るのに納屋か豚小屋に行かされる直前です。
コモン:なんて卑怯でひどい農民だ!でも、私ならやつらをみんな肥やしの山にやるな…
レバン:コモン、いい加減にしろ!この哀れな方々は我々の共感と祝福を求めているんだ!我々は彼らの救いなんだぞ!
コモン:今あの老いぼれのおえらい司祭さんの書斎にいるの、誰だっけ?
レバン:あー、とにかくだ。それはこんな話なんです。もし子供たちがその年の間本当にいい子にしていたら―市場からくすねてきたり、毎日厩の掃除をして、ゴ��リンたちと遊びに行かず、羊たちに構わない、みたいなことですよ。本当にいい子にしていたら、心配することはないんです。でも、もし本当にいい子じゃなかったら、ナックルズと呼ばれるこの意地悪で恐ろしいダークエルフの幽霊が出るんです。あなたみたいに典型的なダークエルフの姿じゃなくて―痩せて、背が高いんです。腕ほど長いのっぺりした白い顔でね。膝と肘を間違った方向に曲げるみたいにして歩くんです。爪で石板を引っ掻くような声で忍び笑いしながらね。ぴったりした黒い服(カジートじゃありませんよ。もっとボタンのある礼服みたいなんです)を着てますが、細すぎるし小さすぎるんです。彼は悪い女の子―
コモン:なんで老いぼれのお偉いさんの話してるんだ、レバン?
 (コモン しゃっくりをする)  (レバン コモンを蹴る)
レバン:このコモンは本当に失礼しないといけません。働きすぎなんですよ、ねえ。治療と改宗者が多すぎて…とにかく、この年寄りの意地悪なナックルズはタムリエルの地下にある不浄な深い暗闇のドワーフの隧道にさまよっているようです。信じられますかあなた!古い鉱山のレールの上の、錆びてキーキーきしむ古い鉱山のカートに乗って…
冒険者:ハマーフェルにある牙の巣で一度見たことありますよ。昔々だけど…
コモン:(レバンに向かって)この人一体全体牙の巣なんかで何やってたんだ?!
レバン:(コモンに向かって)シッ!彼が私が考えている通りの人物なら、知りたくもないことさ!(全員に)ああ、ええ、それでですね、ナックルズはこの深い隧道中をゴブリンに引っ張り回される―よく見かける黄色いのじゃなくて、不快な黒いものです。とにかく、彼らがナックルズを引っ張り回して、それから夜遅くに悪い子の物置小屋や家や城―どれも同じですよね―の真下に止まるんです。そして配水管を通って…
コモン:ひび割れを這い上り…穴の中を這いまわり…
レバン:地下牢から染み出して…
コモン:くっくっと笑いながら寝室をよじ登って…
レバン:子供部屋に入るんです!そして、もしまあまあ悪い子なら、ナックルズはその部屋を全部ぐちゃぐちゃに散らかすんです。子供が叱られるようにね。辺り一面にベタベタした汚い印をつけて(普段よりも多いんですよ、とにかく)、何かを壊して、何かを盗んで、そんなことをするんです。たぶん甘いお菓子を取って行って、代わりに愚者の黒檀の塊をいくつか置いていくんですよ…
冒険者:愚者の黒檀―何です、そりゃ?どこかで聞いたような、ああ、何時間か前の…何とか言うメイジ…
レバン:本当に?興味深い…とても…まあ、それについてもう少しお話しましょう…このナックルズとかいうもののことを最後まで話させてください。どこまで言ったかな―ああそうだ…さて、もしその小さないたずらっ子が本当に悪かったら―そのいたずらっ子のおもちゃは全部取られてしまいます。銅のダガーも、木の剣も、小さな鞭やそんなものですよ。普通の子供が好み��うなもの全部。
コモン:鞭?俺は好きだなあ。
 (コモン しゃっくりをする)  (レバン コモンを蹴る)
レバン:次に、この小さないたずらっ子が、本当にものすごく、ものすごく悪い子だったらですよ。その坊やかお嬢ちゃんを彼の汚い袋にぽいっと入れるんです。袋を引いて、穴を飛び降り、軋みを上げて、古くて錆びた鉱山カートで走り去る!
コモン:その悪い女の子たちは何人か置いてかれてるといいな。
 (レバン コモンを蹴る)
レバン:ええと…それなら彼女らを助けられますからね、もちろん、友よ…まあ、聞いたまま言いますが、そのいたずらっ子は決して戻ってこないんです。大した損失じゃないんでしょうね。農夫はまた作るだけで。
コモン:知ってる、私もするよ、するともさ…
 (レバン コモンの鼻をつねる)
レバン:でも、とにかくここで話がガラッと変わるんです。しばしばいたずらっ子はただ仕事をするだけです。愚者の黒檀の固まりを掘り出して、砂利をすくって袋に入れる。ナックルズの隧道を広げるんです。しばらくすると、いたずらっ子はもと来たところに返されます。いたずらっ子はそこで1年ほどいたように思うかもしれませんが、地上では1日しかたっていないようなんです…いたずらっ子は痩せ細って、汚れて、その上、真っ黒になって戻って来る…ねえ、考えてみてください―魔女祭りの翌日、私はよくガリガリで真っ黒になった小さないたずらっ子たちを見かけるんですよ。それも、おびえた様子でね。両親は彼らを寺院に引きずって行って、祝福と治療を受けさせます。もしお金があればですが。ああ、シェオゴラスの髭よ、お守りください、あの泣き声と騒音と言ったら!あんなのを聞いてたら僧侶でも気が…あー…いえ、気にしないでください…こっちの話です…
コモン:いやあ…我々の仕入れ先の問題だよ、ほんと…
 (レバン コモンを衝立越しに投げる)
レバン:とにかく、この辺りのナックルズの伝説はこういうことになってます。今思い出したんですが、これはタムリエル中に広まっているんですよ…そして、その場所を知っているということは、おそらく物語の中の一粒の麦の真実以上のものですよ、本当に、それ以上の…
冒険者:それで、その…ええと、さらにダークなダークエルフの中にはそのナックルズみたいなのがいますよ。いわば、そういう人格を装ってね…
レバン:ええ、要約するとそんな感じです、多分…でも、いたずらっ子を袋に入れて引きずるようなタイプは見かけないでしょう?
コモン:なんでだよ、俺たちがしてることだろ、とにかく女らしいいたずらっ子をさ。なあ?
 (コモン しゃっくりをする)  (レバン コモンの頭で瓶を割る)  (コモン 気絶する)
冒険者:とても興味深い話でしたよ、紳士さん。さあ、ボトルを入れてお返しさせてくださいよ―何飲んでたんです?ああ、そうだと思った―姐さん、神聖ワインをこちらの神聖な方に!
レバン:あなたのご親切に祝福がありますように、友よ。
冒険者:ありがとう。1つか3つは役に立つはずですよ…とにかく、この『愚者の黒檀』は俺が最近聞いたひそひそ話で―もっぱら立ち聞きだけど…失礼…メイジたちとそれらしき人たちの話を…聞いてたんですよ。その物質がどうしたんですか?どうぞ、もうひと口ぐいっと…いいぞ!
レバン:��あ、よそから来た方に話すつもりはなかったんです…そうは言っても、あなたはもう何かご存知のようだ。それにもしメイジの噂話を聞いたなら…ねえ、我々はちょっとした仕事ができるかもしれませんよ。皆の利益だ!まあ…アカトシュの会堂のためです、もちろん、そしてあなたの取り分もありますよ。
冒険者:どんどん興味が出てきたぞ―聞かせてくださいよ。お願いします。
 (コモン よろよろと立ち上がる)  (コモン しゃっくりをする)
コモン:あのちっちゃな街灯の娘と交代する時間だ…駄目駄目駄目、昨夜のは駄目だ、だが、あの金髪の…
 (コモン 退場)  (ステージ外で女性の悲鳴)
レバン:さて、コモンのことは申し訳ない。彼はちょっと…何と言うか、変で…こういう…
冒険者:いや、気にしないで。誰でも各々いろいろあるでしょ。
 (レバンと冒険者 退場)  (納め口上 登場)
納め口上:ここまでのお芝居の出来栄えを、心よりお詫び申し上げます。私どもの吟遊詩人が「沈黙は同意の意」を演奏いたします間、ご来場の皆様方が数分お待ちくださいましたら、私どもは次の演目、第弐幕のためのセットを準備いたします。どうぞ皆様方の女給にチップをお忘れなく。「愚者の黒檀」などというものが存在するなど、信じられますか?第弐幕で明らかになりましょう。あるいは、ならぬやもしれません。
 (仰々しい身振り)  (納め口上 退場)
第壱幕終了です。主にナックルズの伝説についてでございました。
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tak4hir0 · 5 years ago
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AWS認定の参考書ラインナップ。仕上がってるよ!仕上がってるよ!  サービスの数もどんどん増えてチョモランマ! ナイス復旧! サーバーが喜んでるよ! ……じゃなかった、パブリッククラウドの中でもMicrosoft Azure, Google Cloud Platform(GCP)と並び3強、シェア的にも世界一を走っている老舗Amazon Web Services(AWS)。2019/8/23には東京リージョンで障害が発生したことでも話題になりました。(関わりのあった皆様お疲れ様です) www.itmedia.co.jp その下にはアジアから食い込んできたAlibaba Cloud、ビッグ・ブルーのIBM Cloudがつき、この合計5サービスが最近での世界TOP5となるそうですね。  さて丁度いま入門していることもあり、このエントリでは最近出揃ってきたAWS認定の資格対策本の紹介をしたいと思います。  AmazonとAWS自体が展開しているベンダー資格です。詳しくはAWSのサイトやネット上の各種合格記事を。日本語ですと「AWS認定資格試験」などともよく言いますが、「AWS認定(AWS Certified)」までで切るのが正式のようですね。 aws.amazon.com  米国グローバルナレッジ社が発表している「稼げるIT資格トップ15」でも、AWS認定のアソシエイトレベルの2資格が2018年に堂々2位と4位、2019年はGCPの資格にトップを奪われましたが4位5位で健在となっています。(ただこのランキングも海外メインの話なので、日本国内集計だとまた若干違うと思います。) itjinzai-lab.jp itjinzai-lab.jp  以下イベントなどで聞いた話です。社外から出る資格対策の本などに対してAWS側は特に推奨したりすることはなく、基本的にAWS側で公開している各種資料や有料のトレーニングコースを推奨し、自社一社で完結する体制を取っていたそうです。 これはこれでベンダー資格を提供する会社としては分かる話ではあります。アソシエイトレベルだと受験料が1万6000円かかる上に過去問はないし、問題の直接公開も一応禁じられていて公開情報も少なめ。では公式直伝の門外不出の秘伝の技を学ぼう…と3日間だと20万円ぐらいする公式トレーニングなどなどをみんな受けて受験していけば、それだけベンダー資格を提供する側もどんどん儲かる訳です。Oracleなどの資格もそうですが、国家資格の情報処理試験に比べるとベンダー資格は基本高いんですよね。  しかし2018年の資格改定、有効期限が2年から3年に延長、下位の資格がなくても上位資格が受験可能に…などなどポリシー変更に伴い、AWS側の姿勢も若干変わってきた模様。より多くの人にAWSの門戸を広げていこう的な方向に若干シフトしたとのこと。  それだけAWSとAWS認定の認知度が世に広まってきたということでしょうか。AWS認定の商業本の参考書と言うと長らく青本1冊しかなかったところ、この2019年になって一気にラインナップが揃ってきたのもそのへんが影響していそうです。  それではまずは役割別認定の3レベルから。 基礎 (Foundational、ファウンデーショナル) レベルの本 (あるいはベーシックレベル)  役割別認定の基礎レベルはアーキテクト(Architect、設計)、開発者(Developer)、運用(Operations)すべて共通で 『クラウドプラクティショナー (Cloud Practitioner - Foundational: CLF)』 の1資格のみ。日本語だと資格名の最後に基礎レベルを表す言葉は付きませんが、英語だと正式にはFoundational をつけるようで3文字の略称がCLFになっています。CLF-C01のように試験時に使われたりします。  エンジニア以外にも、サービスの概要を顧客に提案したりする営業寄りの人やマネジメントの人も含め、AWSに入門する人を包括的に対象にした資格となっています。情報処理技術者試験でいうと一番基礎のITパスポートみたいなものですね。ここからしっかり取っていくルートも、最初からアソシエイトレベルを狙うルートもあります。  2019/4/19発売、291ページ。タイトルが緑なので通称「緑本」。下のソリューションアーキテクト - アソシエイトのオレンジ本と同じ出版社なので、よく2冊一緒に並んでいて探しやすいです。クラウドプラクティショナーには現状この本1冊しかないので分かりやすいですね。載っている問題は本番試験よりも若干難しめになっているそうなので、この本をしっかりやればよいでしょう。2019年8月に第4刷まで行ったそうです。  練習問題を見るとソリューションアーキテクト - アソシエイトなどの問題と同じく答えは4択式、問題文はより短く簡単で、ストレートに答えが出しやすくなっています。 アソシエイト (Associate) レベルの本  経験1年レベルがAWS側での想定の基本的な資格。資格の名前が慣れるまでややこしく、名称の最後に「 - アソシエイト」がつきます。アルファベット3文字の略称が資格の申し込み時などで、SAA-C01のように使われる場合があります。略称も最後がすべてAssociateのAがつく形になります。 設計が『ソリューションアーキテクト - アソシエイト (Solution Architect Associate: SAA)』 開発が『デベロッパー - アソシエイト (Developer Associate: DVA)』 運用が『システムオペレーション (SysOps) アドミニストレーター - アソシエイト (SysOps Administrator Associate: SOA)』  略称のうちSOAは、最近あまり使われないですが「サービス指向アーキテクチャ(Service Oriented Architecture: SOA)」と被ってますね。  名称を一文で書く時は 半角スペース+半角ハイフン+半角スペース+「アソシエイト」をつけるのが正式のようですが、間がなかったり全角スペースだったり中黒点だったり全角ハイフンだったり、ネットの記事や参考書などでも文脈によって若干表記揺れがあります。  AWS認定の登竜門ともいえるソリューションアーキテクト - アソシエイト(以下SAA)がIT資格ランキングでも目玉。AWSの管理コンソール自体の使い方は問題には出てこず概念を理解すればよいので、理論的には問題演習だけでも突破可能。  対してDVAとSOAは実際のサービスに基づいた問題の比重が増え狭く深くなるので、実際に手を動かしてAWSを弄って実務経験がないと難しくなってくると言われています。取得ルートとしては最初はまずSAA→次にDVAかSOA、が鉄板のようです。3資格の難易度比較は、合格しました記事でも人によって差があります。  2019年現在でSAAの本が4冊、 SAA/DVA/SOAの3つの資格の総合本が1冊で計5冊が入手できます。 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト  170ページで意外と薄く、2016/8/26出版の通称「青本」。ネット上のSAA合格しました記事で2016−2017年頃のものでよく見かけるのがこの青本です。  2018/2/14にSAA試験そのものが改定され、旧試験を受けられるのは2018/8までとなっています。この本はその改定に対応していないので、2019年〜現在はターゲット外となります。古めのSAA合格しました記事を見る際は注意が必要です。 aws.hpeo.jp 最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本  2019/2/21出版、363ページの通称「赤本」。ネット上のSAA合格記事でも下の黒本に比べるとあまり登場せず、Amazonのレビューも少なめです。実際に本を見てみたのですが、内容は悪くないのですが文字が小さめな割に空白が多め(ページ数が多いせいかも)、問題の解説文も少なめで、全体的な情報密度が他の本に比べると若干薄い感じがしました。  という訳で、どれか1冊���定でまず選ぶのならば除外でもいいのかなと思います。各章の下の節ごとに数問の確認問題、そして最後には別冊模擬試験として、本番と同じ65問の完全な模擬試験がついています。この模擬試験のために買うのもいいかもしれません。 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ  2019/1/18出版、240ページ、通称「黒本」。ネットのSAA合格記事で一番名前がよく出てくる安定の黒本です。どれか1冊選ぶなら下のオレンジ本と並んで定番の1冊です。もちろん2018年の改定後の新試験に対応、模擬試験も65問の1回分がダウンロードできます。この模擬試験は本番に比べると易しいので注意という情報が多いです。  時々感想記事などでもこの話が出てきますが、本書の章立ては「AWSサービスの概要」「高可用性」「高パフォーマンス」「セキュリティ」「コスト最適化」「運用管理」の全6章、AWSの特徴やAWS Well-Architected Frameworkの考え方に寄っています。上の赤本の章立てもこちらです。  対して下のオレンジ本を始めとする他の本は、セキュリティを除くとネットワーク、コンピューティング、ストレージ、データベース…のようにAWSサービスの大まかな分類で章を分けていることが多いです。まあこのへんは章の中の1つ1つのサービスの解説は同じようなことを述べているわけで、理解が進んで各サービスを把握できてくれば章の分け方はそれほど気にしなくてよいのかなと思います。 AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト  2019/4/19出版、307ページ。クラウドプラクティショナーの緑本とよく並んでいるタイトルと背の部分がオレンジの本、通称は「オレンジ本」でしょうか。  SAA合格しました記事でも黒本に続いて名前をちょくちょく見かけるようになり、Amazonの書評も充実、4刷も決まって累計1万部突破とのこと。僕も最初の1冊にこの本から学習を始めて大変お世話になりました。  学習の仕方や重点から始まり各サービスの詳細、巻末の模擬試験の前には問題の解き方までと、懇切丁寧に一式網羅している印象です。時々SAAの問題範囲より詳しく書いてあるような所もあるようですが(EC2の細かな種類や価格など)、まあそこは試験対策以外にAWS全般の入門書としての立ち位置も考えているからでしょう。黒本と並んで定番の1冊です。  各章の下の節ごとに練習問題があり合計40問ちょっと、巻末には模擬試験が30問。これらの問題の解説も詳しく、なぜその選択肢が正しい/誤りなのかがどう導き出されるか、丁寧に解説されています。試験対策にはこのへんがとても重要です。  著者陣の方々は他にも認定資格と違うテーマで、AWS関係の書籍を何冊か出されています。著者の1人、 id:ketancho_jp さんのブログ記事。 www.ketancho.net  同じく著者の1人、id:dkfj のNRIネットコムの佐々��拓郎さんの記事。 blog.takuros.net AWSに特に貢献した人物が選ばれるJapan APN Ambassador 2019と2019 APN AWS Top Engineersにも選出されたとのこと。 blog.takuros.net ちなみにこの佐々木拓郎さん (@dkfj)はかなりエゴサをされているようで、Twitterでこの本に関するツイートをすると割と高頻度で捕捉されたりします。 AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~ AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~ 作者: 平山毅,岡智也,池田大,原江梨佳,澤田拓也,原俊太郎,仲村勇亮,上村祐輝,鳥谷部昭寛,堀内康弘,福垣内孝造出版社/メーカー: リックテレコム発売日: 2019/06/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る  2019/6/24出版、328ページ。通称は不明ですが「3資格本」などになるのでしょうか。日本初の、アソシエイトレベルの3資格にすべて対応した本。  エンジニア育成や合格の秘訣、試験のアップデートでの変更点などのお役立ち情報から始まり、2章〜15章までが主にサービスの用途別での分類で各サービスを説明。アソシエイトの3資格の問題範囲は別々でなくお互いに被っているので、各章ごとにここはこの資格向けですよと色で重要度が示される構成になっています。各章の最後に章末問題が4−6問ぐらいあり、合計62問ほどの問題演習と解説を見ることができます。  3つの資格に全対応しているのでSAA専門本に比べると中身も3倍なのか…と思いきやそうでもなく、解説は中身を絞っていて他のSAA専門本とそれほどは変わらない印象です。データベースについては3資格な分、上のオレンジ本よりも詳しく書いてあったりと、若干差があります。図表も豊富で章末にポイントもよくまとめられています。  細かなところで本書の良いところとしては、経験豊富な著者陣によって、AWSの過去の経緯から来る話もところどころに載っていること。例えば1章では、最初は2006年に誕生したAWSのサービス群は一番最初はストレージのS3と仮想マシンのEC2しかなく、他のサービスはこのどちらかを土台にして誕生した、これを踏まえて理解していくといいよ…なんて話も載っています。ある程度学習が進むとなるほどそういうことか〜と突然ハラオチしたりするのですが��このへんありがたいですね。 ※なお厳密にいうとSQSが実は2004年からあり、こちらがAWSが始まった年の最有力説だそうです。→AWSのWhat's New | 2004 (英語)  他、欠点というほどではないですが物理版の本書について。328ページで上のオレンジ本(307ページ)よりページ数は多いのですが、並べると本の厚さは8割ぐらいで実はオレンジ本より薄くなっています。紙質が若干薄いためなんですね。積極的に紙の本に書き込みをするスタイルで学ぶ方は、若干書き辛いかもしれません。  本書は6月の出版時に東京渋谷のスクールDIVE INTO CODEさんで記念イベントが開かれ、僕もサイン本をゲットしていろいろ話を伺うことができました。著者陣は計11人、元アマゾンウェブサービスの中の人やエヴァンジェリスト、AWSと親しいプレミアムコンサルティングパートナー企業の方々、強そうな布陣です。 また本書もよくエゴサされているようで、Twitter上で呟くと捕捉多めです。 この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集  2019/7/20発売、256ページ。本エントリ執筆時点で最新の本です。通称は「黄色本」とか「アクセンチュア本」になるのでしょうか。  本書の特徴はAmazonのページの紹介にあるように、ユニバーサルデザイン(UD)フォントを使った紙面で物理本も電子書籍も見やすくなっていること。物理本は他の本に比べるとフォントサイズが若干小さ目ですが確かに読みやすいです。 2色刷りで青系を入れ、章や節や吹き出しや表には色をよく使い、本文中の大事なところも重要個所やワードは青、そのほかに黒の太字+青線のパターンも入れたり工夫し、読む人のモチベーションを保てるように紙面デザインはかなり工夫されている印象です。  AWSの理解に必須といえる図表も多く理解しやすいです。図に出てくるAWSサービスの公式アイコンも、立体のものでなくフラットな新しい方になっています。  売り文句にあるように、プロフェッショナルレベルの有識者が出るところだけを徹底解説しているとのことで内容はかなり絞ってある印象。総ページ数も他の本に比べると少なめです。本の厚さもコンパクトで持ち歩きやすいですね。  各章の下の節に1-7問ぐらいの練習問題、そして巻末には本番と同じ65問の模擬試験、模試の解答と解説はついてなくてWeb上というスタイル。そして最後には略称と正式名称、意味を一覧化したAWS用語集一覧がありチェック欄もついているという、まさに受験用に特化した一冊。何やら海外本拠の名門アクセンチュア予備校による、難関AWS大学突破特別講座本!的な趣があります。  巻末に著者陣計8人が紹介されていますが全員アクセンチュア。そして皆さん前職がマイクロソフト、ノベル、NTT、キャノンや野村総研などなどを経ていて、おお〜外資系や!って感じになります。  最近のSAA合格しました!記事を見るとぼちぼち本書を使ったという方も出てきました。謳い文句を信じるならこの1冊だけで集中して対応するもよし。他の本や公式動画、Black Beltの資料など他の情報源から勉強した後、試験対策の仕上げの1冊に使うのも良いのかなと思います。 プロフェッショナル (Professional) レベルの本  経験2年レベルがAWS側の想定、その道のプロと言える上級資格。実際かなり難しいそうです。何回も落ちたという話を聞いたり、公式トレーニングの講師の方によるとAWSジャパン社内でも難関で、皆かなり準備してやっと受かったりしてるとのこと。アソシエイトレベルは資格が3つあったのが合流して2つに減ります。3文字の略称の最後もPになります。 設計が『ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル(Solution Architect Professional: SAP)』 開発と運用は合体して『DevOpsエンジニア - プロフェッショナル(DevOps Engineer Professional: DOP)』  略してSAPだとERPパッケージ系で有名なドイツのソフトウェア企業、SAPとちょい紛らわしいですね。→SAPジャパン 『DevOpsエンジニア - プロフェッショナル』はアソシエイトレベルがあるわけではないので、略して『DevOpsエンジニア』だけでも意味が通じると思います。しかし「開発と運用が一体になったDevOpsの考え方を実践してインフラ自動化とかCI/CDとかコンテナとかアジャイルとかあのへんをモリモリやってるエンジニア」も同じく「DevOpsエンジニア」なので、資格の話か何してるエンジニアの話かで文脈によって使い分けがいりそうです。 プロフェッショナルは書籍なし!  上述のアソシエイト3資格対策本の発売イベントに参加した時に聞いてみました。 プロフェッショナルについては日本語で得られる情報が少ない、本は出ないのか…という問い合わせはこれまでもよくあり、2019/6/12〜14開催のAWS Summit Tokyo 2019の時にも参加者からよく聞かれたそうです。出版社側でも「現在検討中」とのこと。  ということで来年2020年以降ぐらいにはもしかしたら本が出たりするかもしれませんね。商業本の場合は需要と供給の問題がありますから、アソシエイトレベルを突破してプロフェッショナルに挑む人が増えれば増えるほど、出版の機運が高まっていきそうです。 aws.amazon.com 専門知識 (Specialty)、あるいはスペシャリティ の本  AWS認定の基本的な分類が「役割別(認定)」と「専門知識(認定)」の2系統に別れている一方、あえて同列で語るならば「基礎」「アソシエイト」「プロフェッショナル」のその先が「専門知識(認定)」、一番応用的で専門的な分野だと言われています。  専門知識(認定)には以下5種類の資格があります。難易度はプロフェッショナルレベルと同等、あるいはちょっと下?と言われています。ネット上の合格しました記事もぐっと減り、ハイスキルな方が書いたのがQiitaで時々見つかったりするぐらいになります。 『高度なネットワーキング(Advanced Networking)』 『ビッグデータ(Big Data)』 『セキュリティ(Security)』 『機械学習(Machine Learning)』 『Alexa スキルビルダー(Alexa Skill Builder)』 たぶんAWS認定をぐぐった人はみな必ず一度は見てるのではないかというぐらい有名な、11冠制覇の方のQiita記事に難易度ランキングも含めて専門知識の資格のことも載っています。 qiita.com 専門知識も書籍なし!  プロフェッショナルレベルの本もないのだからその先の挑戦者が更に減るニッチ領域、需要の少ないところに商業本がないのはまあそうだよねとなるでしょうか。逆に言うと、商業本ではない技術同人誌でやると需要があって効果が大きいのかも...?  ちなみにSAAのオレンジ本の著者でもある佐々木拓郎さんは、今度の技術書典7にAWSのユーザや権限管理を司る重要な仕組み、『IAM(アイアム)』をディープに語る本を出されるそうです。 blog.takuros.net techbookfest.org まとめ:AWS認定が高まってるよ!高まってるよ!  というわけでAWS認定の資格対策本のまとめでした。資格対策本も揃い、資格の認知度も上がってきた2019年現在、ITエンジニアにとってもAWS認定にチャレンジする機運が高まってきたといえるかもしれません。僕の会社の周りでも最近AWSの名を聞く機会がなんとなく増えてきました。  このエントリを書いてる時点では僕がまだSAAに合格していないのというのが AWS Well-Architected Frameworkの5本柱の信頼性を満たしていない感じでニャンともアレですが、そこは…秋までになんとか…がんばれワイ……(自分で自分を励ますスタイル)  それではこれからAWS認定にチャレンジする方々にも、クラウドと冷却装置のご加護のありますように!ナイスビルド!     元ネタ: note.mu
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rangqiang6390-blog · 6 years ago
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非常に簡単に毎日の時計やビターを選択するために作るときに何かきちんとする必要があります.私が時計を悪用しなかったというわけではありません
ボーイングモデル247 TI GMTはBTOの手を提供するATL - 1モデルの多くで使われる同じ自動GMTクロノグラフ・キャリアーであるBe - 54 AEと呼ばれているETAの7750のBremontのバージョンを使います。多くのBE - 93 - 2 AEのように、BE - 54 AEは、パワーリザーブとCOSC証明の42時間で、4 Hzで走ります。
手首の上で、両方のモデルは非常によく着る、そして、ボーイングモデル247 Ti GMTの生産版は、それが小売に当たる時間によって髪の薄さでなければなりません。両方とも予想される軍事美学を滲み出します、そして、オリジナルのBremontボーイングモデルと同様に、私は本当にダイアルと非常に読みやすいディスプレイのより開いた眺めを促進する薄いベゼル設計が好きです。生の機能のために、それはGMTクロノグラフを打つのは難しいです、しかし、あなたが少しあまりに忙しくダイヤルを見つけるならば、Bremont Boeingモデル1 TI GMTはより簡素化されたパッケージで類似した魅力を提供します。
がボーイングとの彼らの接続に投資するのを見ることはすばらしいです、そして、私は確かにGMT機能の追加を決して嫌っていませんでした。シャネルバッグスーパーコピーボーイングモデルが彼らのコアラインに隣接して座るかもしれない間、Bremontは昨年のリリースの後、2倍になりました、そして、新しいBremontボーイングTi GMT変種はオリジナルの線によって確立される魅力のどれも失うことなく、多くの付加価値を提供します。Bremontボーイングモデル247 Ti GMTクロノグラフが7495ドルのためにあなたの手首を打つ間、今年後半に利用できるBremont Boeingモデル1 TI GMTは6450ドルのために小売をします。 ダイヤルは、ケースの白いものとガンメタルのどこかである時間目印のために、灰色の色を使います。各々の時間目印は、3時を除いて、トリチウムガスチューブです。その位置は日付です。ナイトもオレンジの分の手で行きました。私はこれの大ファンではありませんが、時々、私は時々2つの黒い色の手で腕時計を見たいです。ダイヤルは全体的にシンプルであり、実際にそれに洗練の感覚を持っています。それについては、それについて現代的な何かがあります。私は、それが懐中電灯メーカーのためにあるように見える多くの角度またはロゴであるかどうかわからないが、この時計は疑いなくiPhone世代の製品である。
回転ダイバーのベゼル、300メートルの耐水性と読みやすいダイヤルで、これはかなり固体ダイバーです。 プラダ バッグスーパーコピー それを言って、そこに固体のダイビング時計の多くがあります。トリチウムは、水の価値の提案を大いに助けます。トリチウムはおそらく表面摩耗のために水中で使用する最も良い照明器具ではないが、それは素晴らしいです。ナイトアキアの蓄積された機能は、非常に簡単に毎日の時計やビターを選択するために作るときに何かきちんとする必要があります.私が時計を悪用しなかったというわけではありません、しかし、私が非常にカジュアルでありたかったが、プラスチックG - SHOCKを着ていないとき、私がそれを着ているのを発見しました。
ナイトは現在機械的な動きをしていない。それは、私がクォーツビーター腕時計が好きであるように、私を悩ませ��せん。アクアの内部は、時間と日付とスイスロンダキャリアー715 Liクオーツムーブメントです。また、任意の敵のアクアを獲得しない10年のバッテリ寿命を持って発生します。アクアでは、他の製品のNiteは、よく役立つ必要がありますbeatersの魅力的な名簿を組み立てるの良い仕事をしています。ああ、そして、ウェブサイトによると、ナイツは、彼らの腕時計が簡単にベゼルを交換することができるシステムを持っていると言います。 バレンシアガスーパーコピー 私は他の他のベゼルオプションを伝えることができる限り、私は時計のこの機能をテストすることができなかったので、アクアの存在します。
あなたが休止と通知をするために十分にオリジナルである金属ブレスレットです。リンクは優雅に角度であり、光とよく再生モダンな外観を提供しています。ダイバの拡張機能はありませんが、トリプルロック展開もあります。つの問題は、Niteはおそらく価格です。あなたはお金のために多くの腕時計を得ます、しかし、何か他の腕時計買い手が得ることについて2回考えない間、それは若干の買い手のために最終的な贅沢である間、その灰色の地域で座ります。実際に、ストラップの上のバージョンの価格は、ブレスレットの上でこのAQ 1モデルよりほとんど100ドル安いです。それは、オートホーンのブレスレットではない大きな違いのようです。私は、ちょうどより高い価格で腕時計を売ると言います、そして、変化するツールで無料の2つのポリマー・ストラップを含みます。ナイトアクアAQ 1時計(無料の送料で利用できる)の価格は、559.95ドルです。そして、それはストラップの上で469.95ドルまで下がります。
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csijaki-blog · 7 years ago
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欧州旅日記
6月12日(日)
成田→(アムステルダム)→(ジュネーブ)→ベルン
 成田からアムステルダム経由でジュネーブに到着。すべて順調。オランダ航空のスチュワーデスさんたちは体の大きい人が多かった。はきはきした応対が気持ちがよい。機内で11時間。アムステルダムに着く直前に、隣の男性が声をかけてきた。村上春樹の「海辺のカフカ」なんて読んでいるから、ちょっと気取った奴かなと勝手に思っていたが(ゴメンなさい!)、海外のITがらみの投資企業に勤め(ニューヨーク在住)、ロンドンや東京を行き来する、気心の優しい国際ビジネスマンだった。私がNPOの仕事で電磁波問題の海外取材に行くのだと話すと、素直に「それは大事な仕事をなさっていますね」と共感してくれた。名詞を交換して「よい旅を!」と声をかけあった。
 ジュネーブからベルンに行く電車にぎりぎり間に合った。外国で電車に乗るときはいつもどぎまぎする。チケットの扱い、路線、行く先……どれも日本と要領が違うし、標識もわかりにくいものが多いからだ。途中、ローザンヌを通ってベルンに向かったのだが、レマン湖の周辺の景色のきれいなこと! 迫った山の連なり、点在する石造りの家々、湖面の深い青……これらがなんとも見事に調和している。スイスは観光で生きていける国だと感じさせられた。車窓から見る限り、路線に沿って家々はまばらで、企業のスマートなビルや中規模の工場が時々姿を現す以外は、畑と牧場だった。牛の姿を久しぶりに見たが、その数は決して多くはない。観光以外では、スイスの人たちは主に何で生計を立てているだろう?
 ベルンに到着し2日間滞在することになるホテルにたどり着いた。予約しておいたホテルの部屋がやたら大きいことに驚く。洗面と風呂場がひとつになった部屋がなんと6畳はおろうかという広さだ。これでもユニットバスと呼んでいいの?? トイレで用を足しながら妙な気分になった。
 明日は一日をかけてベルンをじっくり歩きまわる。
6月13日(月) ベルン  昨晩は早く寝たので、今朝は朝4時に起床。驚いたのは、朝5時、つまり夜が明けてくる頃に、3種類ほどの鳥の声が聞こえてきたことだ。首都のど真ん中のホテルでこんな感じだとすると、市のいたるところに小さな森がたくさんあるのかもしれない。午前5時から7時までの2時間、「電磁調理器使用に伴う低周波磁場の被曝量計量モデル」を考える。朝食をホテルでとって8時半に出かける用意ができた。朝食に出たパンがやたら美味しい。ついついたくさん食べてしまう。ベルンの中心街は地図で見る限り2時間もあれば一周できそうな感じだったが、ホテルから出て歩き始めて、それが本当だとわかる。道に沿って並んでいる建物や家屋のきれいなこと!  1階部分はアーケードで連なっていて(全部あわせると長さが6キロにもなって、ヨーロッパで最長とのこと)、しゃれた感じのお店が延々と続く。大聖堂や時計台をはじめとする背の高い中世の建物、そして道路に点在する噴水や彫像がアクセントをつけ、どの建物も全体と調和を保ちつつ一つ一つが目を引く要素ももっている。まるで一人の人間が設計したものが長い時間を経て熟成したかのような落ち着きとしっくり感がある。世界遺産に登録されるのも、むべなるかな。午前9時半頃にあいにく雨が降り出し、バラ園を訪れたときにはずいぶん降られたが、その後はさっと雨が引き、少々暑く感じるほどに晴れ上がった。  道行く人々を見下ろす位置にあるレストランのテラスで雨上がりの涼しい風に吹かれながら昼食をとり、午後にはベルン自然史博物館に出かけた。(ベルンの施設は月曜日は休館、もしくは午後2時からの開館となっていて、この自然史博物館もそうだった。)動物の剥製が多いことは前もって知っていたが、いやー、この博物館はすごい。ロンドンの自然史博物館をある面では超えていると思う。剥製技術の精巧さは言うに及ばず、網羅的に生物の種を示そうとする収集へのこだわり、内部の解剖や骨格、運動の様子なども含めて、生きている身体の様子や周りの環境とのやりとりをあの手この手を使って再現させようという点など、面白い博物館のお手本のような展示がいくつもあって、びっくりした。蟻を何千(何万?)匹も飼って巣を作らせ、その活動の様子を見せるために透明なチューブで結んだ3つほどの大きな透明なケースに住まわせて行き来させるやり方には圧倒された(人によっては猛烈な数の蟻が蠢く姿を見て、気持ち悪くなるでしょう)。生きたカブトガニも初めて目にすることができた。アンモナイトや羊歯類の化石の数や大きさも半端ではない。巨大な哺乳類、非常に多数の鳥類、そして超精巧な製作技術を要するようにみえる両生類など小さな生き物の剥製や骨格標本……いずれも作る者の執念を感じさせるこだわりの品々だった。(説明がドイツ語しかなかったのは残念。)  ベルンの街の主だった通りを歩きまわってすごした一日だったが、東京の繁華街のどこと比べても人の数がうんと少なくて、混雑した感じがまったくないのは、うらやましい限りだ。アーレ川が中心街全体をぐるっと取り囲むようにU字型に流れ、その外側にはまた街全部を覆うように、小高い丘(というか山)に緑鮮やかな木々が生い茂る。至る所に赤いゼラニウムの花が咲き、家々の屋根はすべて赤茶けた色の煉瓦屋根に統一されている。落ち着いた時間の流れを感じるのは、こうした中世の風情が残っているためだろうか? こんな街に住んでみたい、と思わないではいられない。
6月14日(火) ベルン→ジュネーブ  今日は午後から「スイス健康局」(スイス連邦公衆健康局)に取材に出かける。これは日本の厚生労働省に相当する政府の省庁だ。事前に申し込みをしていたMartin Meierさんにお話をうかがう。  午前中少し時間があったので、昨日月曜日は休館だった「ベルン市立美術館」に入る。パウル・クレーの作品が2000点以上も収められていると聞いていたので、大いに期待して入ったのだが、なんとなんと、少し離れた丘の方に6月20日に開館する新設の「クレー美術館」へ、1点を除いて全部移したのだとこと。残念でならなかった。ただ、アンケルやホドラーといったスイスの���家やドラクロワ、セザンヌ、モネ、ムンク、ブラック……など、どれも1点か2点ずつであるものの、重要な作品が展示されていて、じっくり眺め入った。帰りにクレーの絵の絵葉書を2つ買う。  その後、正午までの時間で、ベルンの大聖堂の中に入り、長くて細い螺旋階段を延々と上ってすばらしい展望を楽しむ(足元から急転直下の切り立った所からの見晴らしなので、ほんとのことを言うと、かなり怖かったです)。高さ100mのこの大聖堂はほぼ500年をかけて造られたのだという。礼拝堂は20mはあろうかと思える高さのドーム状の天井を持ち、後期ゴシック様式の彫刻とステンドグラスがじつに見事だ。美しく装飾された巨大なパイプオルガンもあり、静かな音楽が奏でられていたが、それが礼拝堂全体をなんとも美しい響きで満たしていた。造られた当時に音響設計の複雑な計算などなされたとは思えないのだが、これほど美しいオルガンの調べと響きは耳にしたことがない。職人が自身の感性を研ぎ澄ませたところに成立する技術は、奇跡的なことを可能にするものだという気がする。  午後は健康局に向かった。連邦政府の官庁なのだが、コンクリート打ちっぱなしの飾り気のない箱のような建物が郊外のだだっ広いところにポツリポツリと建っているという感じなのだが(研究都市のつくばを連想させました)、中に入ってびっくり。きわめて斬新なデザインで、個々のオフィスがガラス張りになっているところが多く、外から中の様子が眺められる。扉も開けっ放しにして誰でも出入りできそうなオープンな感じが全体に漂っている。カフェテリアで約束の時間が来るまでを過ごしたのだが、職員や研究員たちは背広を着ている人はほとんどいなくて、みなとてもカジュアルでインフォーマルな姿だ。なんと言っても若い人が多い。大学の自然科学系研究室の仲間たち、といった感じだ。  Meierさんが迎えに来てくれて、彼のオフィス(研究室)に通される。30歳半ばくらいに見える男性で、柔和な表情が印象的。生物学と物理学のPhDを持つ。私がなげかける質問に「国の政策についてはそれほど詳しくはないのだか」と断りながら、電磁波規制に関する取り組みや現在の問題点について丁寧に語ってくれた(話の中身は別のところで詳しく取り上げる)。貴重な資料もコピーをいただいたいり、情報源を教えていただいたりした。  公衆衛生・健康に関して予防原則の尊重を法的に規定しているため、個々の環境問題で予防的措置をとることに、日本とは比較にならないほど前向きである。ほとんどまったく普及していないIH調理器についても、家庭内の熱システム全体からの電磁波被曝を調べようとするプロジェクトの中で調査対象のひとつと位置づけられていることからも、それは伺える。  バスでベルン中央駅に戻り、鉄道ICでジュネーブに向かった。夜の(といっても明るいのですが)7時にホテルに到着。明日からWHOのワークショップだ。
6月15日(水) ジュネーブ  ジュネーブの中央の中央駅であるコルナバンからバスに乗って10分のところに、国際機関が集中して立ち並んでいる一角(アッピア通り)がある。不覚にも、今朝はいくつもあるバス停-しかもかなり距離的に分散している-のどれからその通りに向かうバスが出ているのか、4人ほどの人に尋ねたのだが、みんなはっきりわからず、ワークショップの開始時間のこともあったので、やむを得ずタクシーを使う。  10階ほどの巨大な建物だが全体がガラス張りで細長い直方体の形をしているので威圧感はない。周りに緑が多い。入り口でパスポートを示して参加証となる名札をもらい中に入る。昨年のワークショップでもお目にかかった日本からの参加者SさんとOさんの姿が見えたのでご挨拶する。今回は他にも日本人が4,5人参加している。中央に円卓を配して、その周りを正方形状に囲むように机が並ぶ。TVで映る国連の会議場の雰囲気とやはり似ている。  ワークショップのテーマは「携帯基地局と無線ネットワーク」だ。主たる話題は、携帯基地局からの高周波電磁波が人体にいかなる影響をもたらしているか、科学的にどこまでわかったかを検討しようというもので、1日目は「携帯通信革命」「高周波電磁波の被曝量計測」「基地局電磁波の健康影響研究の評価と今後求められる研究」……といった話が続く。30分のプレゼンで濃い内容をつめこもうとほんとんどのスピーカーがかなりの早口でまくし立てる感じだ。こちらは聞き取るのに必死。やはりあまりに専門的な内容になるとわからない部分も出てくる。幸いパワーポイントの大きな画面がスクリーンで映し出されるので、おおよそのところは把握できるが、的確な質問を瞬時に返せるくらいに聞きながら内容をつかみとるのが難しい。これは英語圏に属さない参加者にわりと共通した悩みなのではないだろうか。というのは、やはり質問する人がかなり限られているように思えるからだ。ワークショップの中身については、講演予稿集もあるので、別の機会に詳しく紹介することになる。(帰国して間もない26日に簡単な報告をする機会もある。)  日本でワークショップ形式の専門家会議を行うときと比べて、少し違うなと思えるのは、ブレイクの時間が長いことだ。昼食(1時間半)を別にして、午前に1回、午後に1回、30分の休憩が入る。コーヒーなどの飲み物とスナック類が用意される。会議中に質問の時間が十分とれなかったことを、これで補おうとしている感じさえする。  1日目の会議が終わって、簡単なレセプションパーティーがあった。数人の参加者といろいろおしゃべりした。台湾の2人の研究者(毒性学、環境アセスメント)、ドイツの社会学者、オーストリアの政府で環境関連の仕事をする女性……なかなか楽しかった。こちらがNPOだと言うと「どのようにして資金を得ているのか」という質問が必ず出てくる。オーストリアの女性はどうも私と年が同じくらいで、しかも生物学を専攻していて途中で方向転換したところも似ているので話が弾んだ。「大学に入りたてのときは、よし分子生物学を研究して癌を撲滅させるための画期的な発見をするのだ、と息巻いていたわ」と語っていた。私が発生生物学を専攻したことを述べると、「それこそ生物学で一番興味深くて核心的な分野ね」と反応してくれた。女優のジョディ・フォスターによく似た美人で、にこっとするときの知性的な笑顔が素敵だった。
6月16日(木) ジュネーブ  WHOのワークショップの2日目。  今日のテーマは携帯基地局のリスクアセスメントやリスクコミュニケーション。一番興味深かったのは、各国の事例紹介の中でスイスが予防原則をそう生かして高周波の規制を行っているか、という点とイタリアがはやり独自の規制を設けていて、それが現実に守られているかどうかをモニタリングする方法を編み出している点だ。イタリアは全国に100箇所を超えるモニタリングポイントを設け、環境中の電磁波を定点計測していると同時に、を全国で「青バス」という名をつけたバスをいくつかの都市部などで街の中を走らせて、気になる環境に赴いての計測も行っている。この2つの国は携帯基地局の問題で紛争がないわけではないのだが、それを解決していくために賢明な政策的対応をなしていこうという姿勢が著しいように感じた。  一昨日スイスの健康局でインタビューした際に紹介されたバウマンさんがスピーカーとして話をされたので、ブレイクの時間につかまえてお話をした。スイスでは家電製品からの電磁波漏洩の問題は“環境問題”として扱わないので、電磁波規制をしていく対象としてとらえていないが、全部の家庭に共通する要素(たとえば熱供給システム)や職場に固有の要素については“環境”として扱うので、規制の対象としてとらえていく傾向がある、との指摘をされていた。  会議は夕方5時半まで続き、様々出た意見をどうまとめるのか、なかなか明確にみえないまま、幕を下ろした。WHOの電磁波プロジェクトがこの問題に一定の見解をfact sheetとして示すのがいつになるのかはわからないが、世界各国でもめている携帯基地局設置の問題だけに、メディアからも大いに注目されるだろう。  昼食の後に、各国の状況を伝えるための自発的なショートプレゼンテーションの受付けがあった。日本人の参加者の中から某国立研究所に所属するある若い方が5分ほど発表をしたのだが、あまりにお粗末で筋違いな発表だったので、唖然としてしまった。「各国の報告」とは、基地局をめぐる状況を伝えることだ。何を考えているのか、総務省のホームページの紹介そのままといって過言ではない、「日本には電波防護指針があり、その中で規制をしている。生体電磁環境推進委員会があり、各種の研究をしています」といった類のことを述べただけ。基地局の設置に関する問題点や紛争のことは一言たりとも触れない。日本は他の国と比べても基地局のことでは解決すべき課題を多く抱えているはずだが、この人はとにかく上司から「日本のことを伝えてこい」と言われて、総務省のスポークスマンになればよいと考えたのだろうか。英語も非常につたなかったけれど、それ以前の問題として、他の参加者をポカンとさせることを自分がしゃべっているという事態がわかっていない。それが恐ろしい。  ワークショップを終えて、夕方の涼しい風に吹かれながら、レマン湖の突端にあたる場所(「英国公園」があるあたり)を歩きまわった。ベルンと違ってやはり大都会だ。道行く人々も様々な国籍の人がいるように見受けられる。テラスにテーブルを構える店が軒を連ねるあたりを見つけ、1軒を選んでテーブルにつき、注文する。メニューがすべてフランス語なのでよくわからなかったが、あたりをつけて3品を頼む。ここのところ野菜不足だったので少し大き目のサラダと、オムレツ(なぜか量が少ない!)とパスタ。そしてビール(これも量が少ない!)とグラスワイン(同様!)。スイスは物価が高いと聞いていたいが、これら全部をあわせて日本円で4500円もしたので驚いた。 
6月17日(金) ジュネーブ→(パリ)→ブリュッセル  今日は移動の日だ。ジュネーブからパリを経てブリュッセルに向かう。鉄道での移動は初めての旅で一番不安を掻き立てる要素だ。電車の指定席を手に入れても、ちゃんと出発の時刻までにその駅にたどり着けるか、ヒヤヒヤすることがあるからだ。今日も、パリでいったん地下鉄に乗ってブリュッセル行きの電車に乗り換えることになったのだが、この地下鉄、どれがどこ行くのかがわかりにくい(パリ駅のインフォメーションセンターのお姉さん、こちらが英語で尋ねた内容がわかっているくせに、英語で返事しないでフランス語のメモ書きをポンと渡すだけ、というのはやめてよね)。荷物も抱えているし、載り損ねたら大変だし……と、どうしても焦ってしまう。でも無事ブリュッセルに到着。朝10時に電車に乗って、待ちや乗り継ぎを経て、夕方4時20分に到着。長い車中旅行だった。面白かったのは、ジュネーブからパリに向かう列車から見た風景だ。ジュネーブを出てすぐにフランスに入ったはずだが、そこからパリの直前まで特急延々2時間半ほどの間、見渡す限り農場と牧場が広がっていたことだ。「フランスは農業国」とはよく言われることだが、それを実感させる光景ではあった。  ブリュッセルの街は立ち並ぶ建物こそ中世風の造りをとどめているといえ、軒を連ねる店舗やオフィスはモダンだし、駅の周辺や中央広場付近には高層のビルがいくつもそびえている。ホテルにはタクシーで向かったが、いったん街に繰り出してみると方向がわからず、そもそも手元に地図を持っていないので(ベルギーだけの観光マップを手に入れることができなかった)、とにかく街に掲げてある大きな地図を見つけて、どこをどう歩けばいいのかを把握しようとやっきになった。車が多くて、けっこうスピードを出しているものもある。歩道はやたら広くて(スイスでもそうだった)、これに慣れると日本に戻ったときつらく感じるだろうなと思う。広大な植物公園がホテルから歩いて10分くらいのところにあった。中をぐるっと回りたかったが、どうもいくつかの部分はもう閉まっているらしい(夕方6時)。そこをあきらめて、目抜き通りを歩く。銀座に雰囲気がよく似た通りだ。大きく違うのは、道往く人々の国籍が多様であるという点(どういうわけだか、トルコやイランンなど中東から来ているとおぼしき人が多い)、そして通りのうんと先が見通せてそこには巨大な宮殿が控えているという点だろう。  期待のベルギービールを2種類飲んだが、どちらもきわめて美味しかった(ひとつはすごく甘みの強いビールだった)。お店の給仕の男性もがっしりとしているのに動きが軽やかで、無口だけれど笑顔が素敵な、まるで映画俳優のような雰囲気を漂わせた人だった。ベルギー人とフランス人やドイツ人を見分けるのは難しい(というよりたぶんできない)が、全体として日本人よりやや大柄といった背丈で、少し北欧系の肌の白さが強い(そして目が青い人が多い)という印象を持った。  明日は憧れの街、ブルージュを訪れる。 
  6月18日(土) ブリュッセル→ブルージュ→ブリュッセル  今日は土曜日。ベルギーのブリュージュを訪れた。ブリュッセルから電車で2時間弱。素晴らしい晴天に恵まれて、期待に胸が膨らむ。駅前の広場から街に聳え立ついくつかの聖堂や塔が見える。街の中央部に到るいくつもの道があるようだが、とにかく一番高い聖堂を目指して歩くことにした。  歩き始めて直ちにここが「屋根のない美術館・博物館」と呼ばれる理由がわかる。  車と観光客がいなければ、中世にそのままタイムスリップしたと錯覚するような光景。どの道もどの建物もすべてが一つに溶けあっている。美しい川と馬車と至る所に生い茂る大きな樹木と小鳥たちの囀り……。石造りの家々が石畳の道に沿ってどこまでも続く様は、これは映画のためのセットではないかと目を疑いたくなるほどだ。電柱や電線は一切ない(あたりまえか……)。観光客を乗せたボートや馬車がゆったりと行き来するのが、なんとものどかだ。  昼食はベルギーの名物ムール貝と美味しいビールをいただいた。  歩き疲れて川べりで寝そべり、空を見上げた。たくさんの葉っぱが太陽をさえぎったり透かされたりしながら、川の水の流れを映して刻一刻と変化する微妙な緑のグラデーションを生じている。風に吹かれて枝がゆっくりと揺れ、それがまた陰影の変化をもたらす。聞こえるのは水が流れる音、風に吹かれて葉がすれあう音、小鳥の声だけ。僕自身もこの街に溶け込んでしまいそう……。  心ゆくまでのんびりとこの美しい街で一日を過ごせたことは、一生忘れられない思い出となるだろう。 
  6月19日(日) ブリュッセル→デン・ハーグ  今日は国境を越えてオランダに移動する日。そう言うと大そうに聞こえるが、実際はブリュッセルから特急で2時間ほど乗るだけ。電車待ちの時間が1時間近くあったが、もし前もって時刻表など読めるようになっていれば、その待ち時間も短縮できる。ブリュッセルの駅もそうだったが、デン・ハーグの駅も1つではない。つまり「中央」があり、「北」があり……で3つも同じ名前で始まる駅名であったりする。これが混乱のもとなので、ホテルを予約する際は要注意だ。デン・ハーグのホテルは特急が到着した駅から近いのかなと思っていたが、まず中央駅まで一駅電車で向かう必要があった。そこからインターネット入手していた地図を手がかりにホテルに向かったのだが、この地図には駅が示されていないので、まず方角で迷う。ドイツと同じでオランダにはすべての通りに名前がついているので、一つだけでもその通りが認識できれば後は大丈夫。しかし、大きな地図に細かな道がたくさん記されていると、求める名前を探すこと自体が大変だ。大きな荷物を抱えながら目的のホテルにやっとのことで到着した(初めから路面電��のルートが分かっていれば、もっと楽だったろう)。  デン・ハーグの街は日曜日であるせいなのか、とても閑散としていた。駅前に超近代的な高層のビル(デザイン的にすぐれている)があると思えば、宮殿風の非常に大きな古い建物が運河沿いに続いている。(後で分かったのだが、オランダの国会議事堂だった。なんと立派な!)自転車道路、路面電車道路、車道、歩道と4つがきれいに分かれていて、道路が全体としてとても広いせいか、街の見通しがよく、気持ちがよい。花壇や街路樹も到るところに目にするし、洗練されたショーウィンドを持つお店などが並ぶ路地も面白い。なぜか書店、ギャラリー、古本屋が多い。日本人が着ても似合う人は少ないだろうなと思える、いかにも高級で見栄えのするスーツやドレスのお店も目に付く。もちろん、教会の聖堂や塔もある。  ただ、日曜日だということでレストランがほとんど閉まっていて、探すのにちょっと苦労した。1件見つけて入ったのはおよそ午後4時半。夏の盛りに入っているのだろうか、非常に日差しが強く、かなり暑い(蒸し蒸しはしないけど)。美味しいビールを飲んで、まったくわからないオランダ語のメニューを見ながら給仕の人にひとしきり説明を受けて、海産物の取り合わせがいろいろある品を注文した。海老やイカの揚げ物や炒め物が中心だったが、なかなか美味しかった。いつものうように、店の外にテーブルを並べているテラス風のスペースで(正式にはなんて言うのでしょう、こういうスペース?)食べたが、60席くらいあるところに数組しかおらず、日本だったらかかっていそうなBGMもまったくなく(これは街全部がそうです)、なんとも静かでさんさんと明るい夕方だった。こちらのカラスに相当するのか、日本のカラスの半分ほどの大きさのカラスが、もの欲しそうにテーブルのまわりをちょっと高めのトーンの「カァ」という鳴き声を出しながらうろついているのがおかしかった。  夜は9時半頃まで明るいので、食後もデン・ハーグの街をぶらつきながら、明日のインタビューや明後日の「被曝モデル」の相談、そして日本の友人たちのことを考えた。国際電話をかけてみようかなと思ったが、時差が7時間ほどあるので、日本は真夜中。さすがにあきらめました。
6月20日(月) デン・ハーグ  デン・ハーグでの取材の日。  朝一番に、取材先である「オランダ健康評議会」が入っている建物を探す。駅からホームページにあった指示通りに歩いてみると、なんと昨日デン・ハーグの駅に着いてすぐに通りがかった巨大でモダンな建物の中にあることが分かった。この建物自体は「健康、福祉およびスポーツ省」という政府の省庁であり、その中に健康評議会が入っている。  今日も朝から相当暑かった。部屋には冷房が欲しいほどだったが(ちょうど朝の日差しが部屋に入ってくる位置だった)、安いのホテルの悲しさで、空調はなく、トイレとシャワー室も共用。少し落ち着かない感じでシャワーを浴び、インタビューの準備をする。  お昼の2時頃に永瀬ライマー桂子さんが宿に到着。1年ぶりに再会する。今日と明日のインタビューの通訳していただくためだ。本日のオランダ健康評議会は英語でのインタビューも可能であると知らされていたが(というより、オランダ人にとってドイツ語を使われることはむしろ若干嫌われる傾向がある、第二次大戦でのドイツによる支配の歴史があるから)、相手にドイツ語で話を進めてみることを承諾してもらえるようならそれでいき、専門用語などで差し障りが生じるようなら英語を随時使うという方針にした。  インタビューの時間(午後4時半)を迎えて建物の中に入っていったのだが、ベルンの時にもまして、とても省庁とは思えない見事なデザインと構造になっていることにまず驚かされる。入口で電子入館証となっているカードをもらい、目的の部屋まで歩いていったが、階段といい、各部屋といい、資料が並べてあるスペースといい、モダンな博物館・美術館といった雰囲気がしてならない。健康評議会の入口には、何ゆえか日本の着物とおぼしきもの(ただし人が着るものの2倍くらいはありそう)が飾ってある。秘書さんが待ち構えていてくださって、部屋に通され、冷たい飲み物をすすめられた。普段から打ち合わせに使っていると思えるそのオフィスのものも、明るくて落ち着いたオレンジっぽい色調で統一されている、広くて清潔感にあるれる部屋だった。  インタビューに応じてくださったのは、健康評議会のヘッドの地位に相当すると思われるExecutive DirectorのPasschierさん。白髪の60歳ほどのお年にみえるいかにも厳格な学者を思わせる感じの方だ。マースリヒト大学のリスク分析の特任教授もしておられる。105年の歴史を持つこの健康評議会が、公衆衛生や健康にかかわる政策決定をなすにあたって必要な専門的情報や判断を政府や国会に提供するための研究機関であり、かつ審議・諮問機関でもあることから話が始まった。200人ほどの専門家(科学者、公衆衛生関係者)を擁して、政府からは独立しながらも、科学技術政策のためのブレインとして機能する極めて重要な機関だ。 Passchierさんの話は脳死臓器移植や環境問題、予防原則の一般論にも及び、驚くほど守備範囲が広いことを伺わせたが、さらに驚いたのは、おそらく扱う領域の一部でしかないはずの電磁波問題に関しても、こちらが言及した、国際的にある程度知られた報告書やデータのことはどれもよくご存知で、「日本にはこういうタイプの専門家はほとんどいないのではないか……」と感じないではいられなかった。Passchierさんは「予防原則は科学的根拠に立脚しつつ適用することができるものだ」との考えを示されていたが、オランダが予防原則をどう政策に適用していくかの方針に関わる報告書を現在まとめておられるとのことだった。年末に英語で報告書がまとまるらしい。私の直感だが、これは世界的に見て、予防原則に関する重要な文書になるのではないだろうか。インタビューの詳しい内容は、また別の機会に紹介する。  取材を無事終えて、永瀬さんが前もって教えてくれていた「オランダはインドネシア料理が美味しいのですよ」という教えにしたがって、ホテルの近くのインドネシア料理店に入る。食べ物が美味しかったのはもちろんだが、お店の店主やウエイトレスさんたちが大変フレンドリーで、思いっきりくつろげた。店を出た後もホテルの軒下のカフェ・スペースで引き続きビールをいただき、気づいてみれば4時間ほども楽しいおしゃべりに興じたのだった(次々と面白い話題が飛び出してきて、笑いすぎてお腹が痛かったです)。 
6月21日(火) デン・ハーグ→ケルン→フランクフルト  昨年も訪れたnova研究所(nova-Institute)でのインタビューのために、デン・ハーグからユトレヒトを経てケルンに向かう。ユトレヒト行きの電車が、通勤に利用されているのか、けっこう混雑していた。途中の駅で電車が何かのトラブルのために止まってしまい、「どうしたのだろう?」と思っていると、「ドアが開きません。今開けようとしています」とのことで、都合1時間近くも遅れることになった。でも乗客たちはそんなに焦っているふうでもなく、車内アナウンスが流れたときに苦笑している人が多かった。  ユトレヒトからケルンに向かう電車では、指定席のコンパートメントは4人が2人ずつ向かい合う形の座席だったが、同席したアメリカ人のビジネスマンが、同席のよしみで声を交わすうちに、なんと永瀬さんが学んだのと同じオランダの大学の同窓生であることが判明。ひょっとして同期かもしれないと、話が盛り上がった。彼は物理学を専攻して、情報系の会社、自動車メーカーと勤め、今は放送関係企業のIT関連の部署で働いている。一流のビジネスマンであり、極めて頭がよいように思われた。私が「電磁波問題でWHOのワークショップに参加した」と言ったら、俄然興味を示し、電磁波リスクのことやモバイルのシステムや規格のことなどで矢継ぎ早に質問を投げてきて、ひとしきり議論してしまった。日本では乗り合わせただけの他人とここまで話が弾むことはなかなかないので、これも国境を越える旅だからこその体験かなと思った。  電車のトラブルはあったものの約束の時間に10分遅れほど駆け込むことができそうなので、ケルンの駅について駅前の超巨大な大聖堂に見とれる暇もなく、すぐさまタクシーに乗り込んでnova研究所に向かう。  1年ぶりに再会したスタッフのPeter Nieβen博士およびMonika Bathow さんのお二人は、素敵なアパートメントの2階つながりの部屋を使った事務所で私たちの到着を待ち構えてくださっていた。「この1年の活動はどうでしたか?」と聞いてくださったので、食プロジェクト、ナノテクリスクプロジェクト、生命操作プロジェクトのことなどとともに、電磁波プロジェクトで行った、関東の鉄道会社13社への「電車内の携帯電話使用に関する公開質問状」のことなどもお話した。  nova研究所は、電磁波、過疎地域援助(EUから資金援助を受けて、旧東ドイツの産業不振地域などを対象に)、代替原料(ディーゼル→菜種油、木綿→麻などエコロジカルな原料の推奨・普及)の3つのテーマに取り組むNPOで、専属スタッフ20人、うち電磁波チームは4人でそのうちの2人が電磁波問題専属だ(インタビューに応じてくれた二人が専属である)。  このたびは、市民科学研究室の「電磁波プロジェクト」がIHクッキングヒーターの調査研究をすすめるにあたって、いかに被曝モデルを設計して有効な計測データを得るのか、そして得たデータをリスクの評価にどうつなげるかを相談するのが目的だ。ドイツではIHはほとんどまったく普及していないが(逆に「日本ではなぜ普及するのですか? 電熱器ではダ��なのですか?」と訊かれました)、nova研究所が様々なところから請われて精密な電磁波計測(低周波ならびに高周波)を行っているので、私が考案した「IH被曝モデル」が妥当かどうかを議論していただこうと考えたわけである。  近くのレストランでの庭先のテーブルを囲んで、私が用意した資料などにも目を通してもらいながら、熱心に意見を述べてくださった。計測にあたっての具体的なアドバイスもいくつかいただき、本当に来てよかったと思った。2時間半に及ぶ話し合いが終わり(永瀬さん、通訳お疲れ様でした!)、お二人はアップルパイを私たちにおごってくださった。いやー、そのパイの大きいこと! お二人の心の広さ、暖かさに似つかわしい、大きくて美味しい手作りパイだった。  nova研を後にして、ケルンの駅で永瀬さんと別れ、フランクフルトに向かう。昨年泊まったのと同じ駅前のホテルを予約しておいたのだが、その場所が変わっていて、戸惑ってしまった。この欧州旅行の最後の夕食を、喉越しに気持ちよいビールとともにいただいた。ひと時の夕立も涼しい夜を���いてくれる恵みのように感じられた。
6月22日(水) フランクフルト→(アムステルダム)→成田  11日間の欧州取材旅行を無事終えて、11時の飛行機に乗るためにフランクフルトに向かった。フランクフルトは欧州最大の空港で、成田空港も作る際に日本から視察団が訪れて参考にしたといわれる。オランダ航空の便に南米からの一行が乗り合わせたのだが、陽気で騒がしく、この人たちもし12時間も飛行機で隣同士になったら大変だろうな、と思った。中継はアムステルダム空港だったが、これがまた大きい。トランジットで1時間半ほどあったので、御土産の買い物がてら時間をつぶしたのだが、「寿司バー」(カウンターで寿司とワインがいただける)あり、インターネットカフェあり、大きな書店あり、高級ホテル風のレストランあり……で飽きさせない。チーズを数種類買ったが、その際に搭乗券の提示を求められ、バーコードが素早く読み取られるシステムになっていた。  11時間のフライトは、窓際の座席の上の蛍光灯が始終点いたままになっていたので、快適とはいいかねたが(私は外が明るかったり、電灯が点いていたりすると、眠れないのです)、途中で延々と広がる雲の“大海”のはずれから太陽がゆっくりと昇る、極めて美しい“日の出”を眺められたのは嬉しかった。驚いたのは、機内でヘッドホンで聞ける音楽のうちクラシックのチャンネルをひねったら、ずいぶんと通(ツウ)向きの曲が流れていたこと。私が愛してやまない、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲たちの嚆矢、第12番の第一楽章が、久しぶりに聞けた。雲上で体験する“日の出”とボンの巨匠の流麗な音楽。ヨーロッパの旅の締めくくりにふさわしいな、と思った。
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nailateliertuulikki · 7 years ago
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昨日の関ジャムはKinKiの2人がゲストでした✨✨2人の天才的な才能を皆さんに知っていただけたことと、名だたるミュージジャン、長瀬くんからの愛あるメッセージに感動😊❤️益々2人の虜に😭✨✨ . さて、こちらのネイルは、関ジャニファンのお客様からのリクエストで、関ジャニのNewアルバム「ジャム」のジャケットのデザインをネイルにアレンジさせていただきました😊 右手は担当の丸山くんのカラーを秋色ちっくに😉👍 . *ご予約方法は3種類* 💎LINE @afo4721d (@マーク含んで検索,友だち追加)ご登録の方クーポンの配信もあります! 💎InstagramプロフィールのリンクからHPへ。予約ページがあります。 ✉️[email protected] 空席状況はHPで確認💛 <初めてのお客様は必ずHPでご予約についての注意事項を確認の上予約してください> . #ジャムネイル #関ジャニ #関ジャム #kinkikids #関ジャムネイル #エイター #フルーツネイル #いちごネイル #レモンネイル #キウイネイル #手描きネイル #手描きネイルアート #nailart #nailpaint #handpainted #instanails #nail #naildesing #autumn #autumnnails #秋ネイル #秋ネイル2017 #ショートネイル #短い爪を可愛くする #短めネイル#カジュアルネイル#オフィスネイル#代々木上原#代々木上原ネイル#代々木上原ネイルサロン#東北沢#東北沢ネイル#東北沢ネイルサロン#下北沢#下北沢ネイルサロン#富ヶ谷ネイルサロン#奥渋谷ネイルサロン#奥渋谷#ネイルアトリエツーリッキ#nailateliertuulikki (Yoyogi-Uehara Station)
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ecocafecapela · 6 years ago
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今日のカレー お友達がちょっと食べたところの写真。 〇蓮根チップス(ほうろく菜種油使用) 〇大根と大豆ミートの麻婆 〇ほうれん草と菊の花びら和え 〇きゅうりとパイナップルのアチャール 〇トマトエビカレー 〇ビーガンカリー 〇グリーンサラダ with ビーツドレッシング でした。 今日は大好きな人からの来店かはスタートし 早稲田の可愛い女の子との出会いがありました。 なんだかすごい今後、関わりそうな気がするし 何故、あの場所でお店したのかに繋がりそう。 楽しい出会いにワクワクの私です。 #丁寧な食事#野菜たっぷりランチ#早稲田カフェ#早稲田ランチ #高田馬場ランチ#高田馬場カフェ#色んな国で出会った味を色んな食材で日々アレンジ#スパイスカリー#日々2種類#ビーガンカリーと動物性のあいがけプレート# ビーガンの人もそうでない人も楽しめたらいいなと思ってます #デリはオールビーガン#スパイス#Herb#オーガニックスパイス #玄米菜食 (喫茶Capela) https://www.instagram.com/p/Brh4Vu7nebu/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1h6wphwcirzpo
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