#幽霊話
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generativetenebrousautomata · 10 months ago
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Banchō Sarayashiki, también conocida como okiku-san, en vida un aciago día, se le cayeron los 10 platos y por desgracia uno de ellos se rompió y su amo la asesinó y arrojó su cuerpo a un pozo.-Por eso cada noche aparece para contar los platos con una voz tenue, uno, dos, tres... así hasta nueve ¡Exclamando falta un plato! - La historia se remonta al periodo Edo. ¿Conocían esta pequeña historia? Que pasen una buena semana. - お菊さんこと皿屋敷番長は、ある運命の日に10枚の皿を落とし、運悪くそのうちの1枚が割れてしまい、主人に殺害されて井戸に投げ込まれました。 - そのため、毎晩、かすかな声で皿を数え、1枚、2枚、3枚...と9枚まで数え、「1枚足りない!」と叫ぶのだそうです。 - この話は江戸時代まで遡りますが、皆さんはご存知でしたか?それでは、今週も良い一週間をお過ごしください。 -Banchō Sarayashiki, also known as okiku-san, in life one fateful day, dropped the 10 plates and unfortunately one of them broke and her master murdered her and threw her body into a well. - That's why every night she appears to count the plates with a faint voice, one, two, three... up to nine... exclaiming that one plate is missing! - The story goes back to the Edo period. Did you know this little story? Have a nice week.
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tokyo-akb48 · 1 year ago
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oldkwaidan · 1 year ago
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山伏の怨霊
 相模国津久井郡内郷村の奥畑という集落の下に、岩もと、という場所がある。  奥畑集落からその岩もとへ下りる途中に山伏の墳というのがある。  これは我が鈴木家に関わるものだ。  鈴木家が内郷村の名主をしていた頃のことである。  ある夕暮���一人の山伏が、宿を貸せ、と訪ねてきたそうだ。  断ると、山伏は携えていた法螺貝で悪口を吹いた。  当時の当主が大いに怒り、逃げる山伏を追いかけ、相模川の中ほどに入ったところを斬り殺した。  すると、当時、江戸にあった鈴木家の分家の者に対し、この山伏の霊が祟りをなした。  その山伏の霊を慰めるために建てた墓がこれである。  碑の正面には「山伏墳」という文字が刻まれている。  向かって右側面には「慶安元戌子天九月三十日寂、送号頓覚大徳」と、左側面には「天明七竜集丁未九月吉祥旦祭主」の後に連名として分家五人の名がある。  建碑の際、施餓鬼をしたそうだが、そのとき袈裟を掛けた松が今も残っている。河原にある一本松で、袈裟かけ松と呼んだそうだ。
 (鈴木重光『相州内郷村話』相州内郷村 「山伏の霊」)
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moko1590m · 2 months ago
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バビロニアの世界最古の地図「イマゴ・ムンディ」を解読、ノアの箱舟伝説と酷似した記述を発見 公開:2024-11-03・更新:2024-11-03
著者konohazuku・パルモ
「イマゴ・ムンディ」はおよそ2600年前(3000年前という説も)に作られたバビロニアの世界地図だ。
 粘土板に描かれたその地図はすでに多くが失われ、現存するのは一部のみだが、大英博物館にあるそのかけらから、最近新たな発見があった。
 裏面に刻まれた楔形文字の解読が進み、聖書のノアの箱舟伝説と酷似する大洪水物語が描かれていたことがわかったのだ。
 1882年、現在のイラク、バグダッド近郊、かつてのバビロニアの都市シッパルで発見されたこの地図は、専門家たちが今日に至るまで、その謎を解明すべく、様々な研究が行われている。
古代バビロニアの世界最古の地図  手のひらよりわずかに大きいこの粘土板には、世界最古の地図が描かれている。
「よく見ると二重の円が描かれていて、そこに楔形文字で〝苦い川〟と記されているのがわかります」 大英博物館のキュレーター、アーヴィング・フィンケル博士は説明する。
二重円の内側には、メソポタミアを表す水域の境界線に囲まれたバビロンがある。そして、ユーフラテス川とバビロン自体を含むいくつかの主要都市が境界内に描かれている。
この画像を大きなサイズで見る 写真:(左)1925年、B・マイスナーによるバビロニアとアッシリアのスケッチ、(右)偽色彩法のために疑似着色されたもの image credit:Left; Bruno Meissner/Public Domain, Right; FlorinCB/CC0  既知の世界の向こうには、山か遠くの神秘的な土地を表したと思われる三角形が描かれている。
 この場所は異世界の特徴と関連していて、フィンケル博士はこれを「魔法と謎に満ちた場所」と言っている。
 まわりに刻まれた碑文は、ある奇妙な土地について述べている。そこは太陽がけっして輝かず、宝石のような木々が育ち、飛べない巨大鳥が歩き回るところだという。
 フィンケル博士は、周囲の8つの三角形がつくる領域がバビロニアにおける日常を超えた異世界のネットワークを形成していることに注目している。
この画像を大きなサイズで見る バビロニアの世界地図「イマゴ・ムンディ」のかけら image credit:The British Museum/SketchFab/CC BY-NC-SA 4.0 ADVERTISING
ノアの箱舟を思わせる古代の洪水物語の記述を発見  粘土板の裏面は、見知らぬ土地へのガイドになっていて、冒険者が未知への旅で遭遇するであろう事柄を述べている。
ある箇所には、第4の三角形に到達するには「7つのリーグを通過しなくてはならない」とあり、「その先にはパルシクトゥの船ほどの分厚いものを見つけるだろう」という。
 パルシクトゥという聞きなれない単語は、船の正確なサイズを示していて、ほかのバビロニアの粘土板、とくに巨大な箱舟のような建造物に関するバビロニアの洪水物語の中でのみ見られる。
 この船はバビロニアの伝説の王ウトナピシュティムによって建造された。王は家族やさまざまな生き物を洪水から救うために、エア神の支持に従って船を建造したとされ、まるでノアの箱舟の話を思わせる。
 「イマゴ・ムンディ」の碑文には、ウラルトゥという山にたどり着いたこの古代の箱舟のことが詳しく語られている。
 聖書では、ノアの箱舟も同じように「アララト」の地にたどり着いたとされていて、専門家はこれがバビロニア人がウラルトゥと呼んだ山と同じだと考えている。
この話はノアの箱舟とまるで同じです。もちろん、一方がもう一方につながったのです(フィンケル博士)
 バビロニア人にとって箱舟の旅は歴史の事実で、それが彼らの宇宙観と地理に反映されたのだ。
この画像を大きなサイズで見る アララト山��ノアの箱舟、シモン・デ・マイル(1570年) image credit:WIKI commons メソポタミアの洪水伝説とその影響  バビロニアの洪水伝説は、ノアの箱舟話だけでなく、ほかの古代中東の洪水物語とも酷似している。
 これは、異なる文明の間でも大洪水の文化的記憶が共有され、互いに影響を与えあっていたことを示している。
 ギルガメッシュ叙事詩の洪水物話は、およそ3000年前の粘土板で知られているが、聖書のノアの洪水物話は約5000年前にさかのぼる。
 これら文明の神話の間に古くから深く根づいたつながりがあることがはっきりわかる。
 フィンケル博士は、このような大洪水の発生や、そこから生き残り、最終的に山の上で箱舟の残骸を目撃する話は、バビロニア人にとって単なる伝説ではなく、それが彼らの世界観や宇宙観に織り込まれたものであることだと説明する。
 「イマゴ・ムンディ」の地図はこの物語を文字通りに象徴的に表していて、その描写は既知の世界の境とそれを超えた世界の始まり、つまり伝説と想像の場所の始まりを表しているというのだ。
The Babylonian Map of the World with Irving Finkel | Curator’s Corner S9 Ep5 知識と伝説が絡み合う興味深い地図  古代にバビロニアと聖書の洪水物語がつながっていたという今回の発見によって、ノアの箱舟と舟がたどり着いたアララト山の山の位置をめぐる論争が再燃している。
 アララト山の遺跡を調査してきたイスタンブール工科大学の研究者たちは、海底粘土と古代人らの活動の証拠を発見した。その時期はおよそ3000~5000年前にさかのぼるという。
 ここからまた、古代の洪水がこの土地の景観を形作り、こうした洪水伝説発生のきっかけになったのかどうかという疑問が出てきている。
 シドニー大学のアンドリュー・スネリング博士は、洪水が起こるまではアララト山は存在せず、箱舟がそこに到達することは不可能だったと主張している。
 歴史家の多くは、ノアの箱舟の話は歴史的事実ではなく象徴的な物語だとみなしているが、「イマゴ・ムンディ」のような遺物やその他文献の発見は、こうした物語が、現実に起きた出来事から生まれた可能性に心惹かれる人々の興味をそそり続けている。
 「イマ��・ムンディ」は、バビロニア人の世界と宇宙に対する認識を明らかにするだけでなく、中東の古代文化が大洪水という共通の文化記憶を共有して、粘土板に永遠に刻みつけていたことを裏付けている。
References: A new finding on the 3,000-year-old Babylonian Map of the World reveals the legendary tale of an ark and a Great Flood, drawing parallels with the Biblical story of Noah's Ark.
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古代バビロニアの文章を解読できるAIを開発。ギルガメシュ叙事詩の一部や賛歌を解読
世界最古の幽霊か?3500年前の古代バビロニアの粘土板に記された幽霊画 #考古学 #遺物 #地図 #世界最古 #解読
(バビロニアの世界最古の地図「イマゴ・ムンディ」を解読、ノアの箱舟伝説と酷似した記述を発見|カラパイアから)
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yoga-onion · 2 years ago
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Legends and myths about trees
Legendary tree deities (20)
Leshy – ‘Forest guardian’, the lord of the forests
The Leshy is a tutelary deity of the forests in pagan Slavic mythology. He is the spirit who rules the forest and the hunt, and the master of the forest animals.
Leshy had well developed polymorphic skills. Mostly, he was appearing as an anthropoid creature, old  man with a beard, sometimes a one eyed cyclops. He could change his sizes due to the height of the forest. Moreover, he could take the form of animals such as wolf, bear, eagle-owl, or even transform into wind. Leshy’s helpers were  various small demons, ghosts and forest imps, such as auk (the ghost of echo), puszczewik, Mochowiks, (guardians of mosses) Lugowoj and Polewoj. There were also caring creatures, for example grybicz (mushrooms), jagodynicz (blueberries), pczelicz (bees), whose names clearly show what kinds of forest “inhabitants” they were taking care of.
Towards people, his behaviour was changing, from neutral to hostile. It depended mostly on how people treated the forest and its creatures. Leshy was especially unfriendly to hunters and lumberjacks, who were clearly violating his inhabited lands. Depending on his attitude, he could either misguide people, or help them to find a way out from the forest, play pranks by, such as scattering forest undergrowth from the basket, or protect them from wild animals attacks. Formerly, the place, where Leshy’s presence, or signs of his activity, were observed, was considered as a sanctuary. It was forbidden to come in to that part of the forest, but more importantly, to cause damage such as cutting down trees, hunt, or collect fruits of the undergrowth like nature reserves.
If you are walking through a deep, overgrown forest and feel someone looking at you or following you, it could be a Lshey. If you turn around to look at him, you cannot see him as he’s much quicker than you.
He may try to misorientates travellers entering the forest and lure them deeper into the forest, but if they wear their shoes backwards and their clothes backwards and forwards, the Laceys will be confused and their magic will be easily broken.
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木にまつわる伝説・神話
伝説の樹木の神々 (20)
レーシー 〜「森の番人」、森の主
レーシーは、異教徒のスラブ神話の森の守護神である。彼は森と狩りを支配する精霊であり、森の動物たちの主でもある。
真っ白な頭髪と長い髭を持ち、足まで届く頭髪と髭で体が隠れている。 森の中では樹木と同じように大きくなり、森の外では木の葉に隠れられるほど小さくなるともいわれる。
レーシーはよく発達した多形能力を持っていた。最も一般的なのは、人間型生物、髭を生やした老人、時には一つ目のサイクロプス、不自然なほど白い顔の人間として現れることである。また、森の高さによって大きさを変えることができる。さらに、狼や��、鷲のような動物の姿になったり、風に変身したりすることもある。レーシーの助っ人は、アウク (木霊)、プシュチェヴィク、モホヴィク、ルゴウォジュ(苔の守護者)、ポレウォジュなど、さまざまな小悪魔や幽霊、森の妖怪たちである。また、グリビッチ (キノコ)、ヤゴディニッチ (ブルーベリー)、プツェリッチ (ミツバチ)など、世話好きな生き物もいた。その名前は、彼がどんな森の「住人」の世話をしていたかを明確に示している。
人間に対しては、人々が森とその生き物をどのように扱うかに大きく左右された。特に、ハンターや木こりなど、明らかに自分の生態系を侵害するものに対しては、レーシーは非友好的であった。彼の出方次第で、人を迷わせたり、森からの脱出を手助けしたり、バスケットから森の下草を撒くなどのイタズラをしたり、野生動物の攻撃から守ったりすることができる。以前は、レーシーの存在や活動の痕跡が確認された場所は、聖域とされていた。自然保護区のように、その場所に立ち入ることはもちろん、木を切り倒すなどの被害を与えること、狩りをすること、下草の実を採取することも禁じられていた。
深く生い茂った森の中を歩いているとき、誰かの視線を感じたり後をつけられている感じがすれば、それがレーシーである可能性がある。 姿を見ようとして振り向いても彼の方が素早いので姿を見ることはできない。
森に入る旅人の方向感覚を狂わせ、森の奥に誘い込もうとすることもあるが、靴を逆に履いたり、服を前後逆に着たりすると、レーシーは混乱し、魔法は簡単に解けてしまう。
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m12gatsu · 8 months ago
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無題
町屋良平の『生きる演技』を読み終わった。錯乱が鎮まった後の恍惚というか、陶酔の中にいる感じ。ラスト50ページくらいの急転直下にめまいした。トポス、集中、幽霊、カタルシス。『青が破れる』に出てくる男の子と同じ名前の主人公だった、関係あるのかしら。「誰かの訃報とか深刻な身の上話に接すると、どう振る舞っても自分が下手な芝居を演じているように感じてしまう」と以前自分で書いたことがあった。無意識にあらわれてくる言動こそが誠実で正しい、本当の振る舞いなのだという気がしてしまう。意識的に選択する言葉や行動はどこか嘘っぽいと、俺は俺を振り返ってみてよく思う。
保坂和志で卒論書いてた大学の先輩に、凄かったです、と連絡してみた。名作らしいね、と返ってきた。集大成って感じしました、と返したら、本人燃え尽きてるらしいよ、とどこできいたのか訳知りなことをいう。でも、確かに、こんなものが書けてしまったら、と俺も訳知りな顔して思う。
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notsosanelamb · 5 months ago
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INTRO !
⠂⠄⠄⠂⠁⠁⠂⠄⠄⠂⠁⠁⠂⠄⠄⠂⠁⠁⠂⠄⠄⠂⠁⠁⠂⠄⠄⠂⠁
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My name is Ruru! ଘ( ິ•ᆺ• )ິଓ
Certified #1 Andrew Blaze fan !
(He/Him)
絵を描くのが好き!
16歳で、アンドリュー・ブレイズに夢中なんだ!僕の幽霊ちゃん!
TCCにハマってるよ!
ちなみに僕は男の子だよ!
僕について言うことはもうないよ!自閉症で非言語的、解離性同一性障害も持ってるんだ。
アンドリュー・ブレイズに夢中って言ったかな?
僕は日本人とコロンビア人のハーフだよ!
日本語も話せるんだ, English, y un poquito de español!
友達��なれるといいな!バイバイ!૮Ꮚ ´͈ ⁄⁄`͈꒱ა
You can ask me anything every time! Asks open!
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theadventureofharu · 7 months ago
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人間の文化はコロコロ変わる。
wwwがいつの間にか草に変わったり、大学の女子の卒業式の服装(※)、性の多様性の受け入れる人の割合まで大きく変わる。つまりずっと昔のままじゃないし、ずっと今のままじゃないってことだ。
こんなことを書きだしたのはあることを疑問に思ったからだ。
それは「文化は変わるのに、今の誰かが大事にしているものは後の世代に大事にされる保証はまったくない。どうする?」だ。
それは「昔の時代は大事にされていたものは今の時代には必ずしも大事にされない」ことでもある。もし幽霊がいるなら、その幽霊にとって大事なものを僕たちはあたりまえに冒涜している可能性がある。
もう一つ重要な疑問がある。
「たとえば、命とか平和の大切さとかそんな大事なことを百年二百年のうちにつぎつぎ変わる文化なんかに決めさせていいのか?」だ。
『FACT FULLNESS』という本によると、1960年代はスウェーデンは中絶は違法で、ポーランドでは中絶は禁止されていなかった。それが五年後、スウェーデンでは中絶が合法化されポーランドでは中絶が禁止された。
興味は尽きない。
※���学の卒業式の女子の服装:母が「私の生きているうちに袴→振袖→袴に変わっていった」と話していた。
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aidairoarchivetwo · 6 months ago
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6月18日は月刊Gファンタジー7月号発売日!今月の花子くんは前回に引き続き、生意気幽霊ミツバと光のお話です。光は無事に彼の未練を晴らすことが出来るのか…? という感じの19話、どうぞよろしくお願いいたします! The July issue of Monthly G Fantasy will be released on June 18th! This month's Hanako-kun continues from the previous issue, with the story of the cheeky ghost Mitsuba and Kou. Will Kou be able to clear up his regrets...? That's what Chapter 19 is all about, so please look forward to it!
Date and Time: 7:28 AM · Jun 17, 2016
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generativetenebrousautomata · 10 months ago
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hotelinfernoll · 5 months ago
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夜明け
(BK・敵対期���*fanficというより妄想考察(最後に注釈)
その計画はあまりに無謀だったので、思いついた瞬間笑いと戦慄が腹の底から湧き出して彼の体を震わせた。勝率は限りなくゼロに近いが、斑目貘はギャンブラーなのでためらうことはなかった。恐怖が無かったわけではない。むしろ敗北は常にすぐ背後で待ち構えて彼を脅かした。それでも彼は前に進み続けた。ただ、手に入れたいものがあったのだ。
ゲームの最中はいい。脳が痺れて余計なことは考えずにいられる。仲間達ができてからはふざけて笑い合うことも出来た。いつ落ちるかかわからない綱渡りの綱の上で、彼らの存在は命綱になった。だが、ひとりになればいつも思考の海に沈んだ。自分の進んでいる道は正しいのか。今はまだうまくいっているが、次の一歩は踏み外すかもしれない。ひとつのミスも取り返しのつかない結末になる。 (結末?) 貘は自分に問う。何を怖気づいているのか。結末はもう決まっている。最後は誰もが全てを失う。だから恐れることはない。その瞬間まで勝ち続ければいい。
貘はホテルの部屋でテレビを観ていた。左目の痛みはほとんど無くなっていたものの片方だけの視界はまだ慣れない。帝国タワーで左目に針金が刺さった瞬間のことを繰り返し思い出す。強烈な痛みと同時に大きな安堵を感じた。まるで望んでいたものが与えられたような。いや、実際それが本心だ。その瞬間まで計画はうまくいっていた。すべてうまくいきすぎていた。だからこそ自分自身の体でこの計画の痛みを感じたかったのだ。
おつかいから戻って来たマルコの声で貘は思案から浮上した。貘はテーブルに置かれたかり梅の箱の上DVDを取り、パッケージのフィルムを剥がしてディスクを再生する。初めて観たのは10年以上前の20世紀で彼はまだ若かったが、壮大な音楽と美しい画面と見たことのない未来のイメージに少年の脳に強く焼きついた。難解なストーリーについて彼なりに考察もしたが誰にも話したことはなかった。かつて一度だけ自分の考えを話したい相手がいたが、映画について語り合う前にふたりの短いランデブーは11月の雷雨の夜に途切れた。
重低音のうなりから高らかにトランペットが現れ���有名な旋律を奏でる。交響曲「ツァラトゥストラかく語りき」のオープニング『日の出』は、10年のあいだ山にこもり孤独に過ごしていたツァラトゥストラが朝日を見て神が死んだことを悟った場面だ。貘は窓辺に進んで夜明け前の都心の街並みを見下ろす。感傷的な気分になりそうだったので、マルコにもうひとりの仲間について訊ねると、彼は梶が500億の件で動いていることを自らの言葉で伝えて来た。 「あの頃に時間を巻き戻したいよ!!」 「大丈夫だよ。マルコなら戻れるさ」 (……それ、本気で思っているの?) 貘の頭の中で幽霊の声が囁く。 (相変わらず皮肉屋だね) “あの日”から貘に取り憑いたこの幽霊はいつも正論を言う。あまりに忠実に再現された“彼”の姿は貘を少し淋しい気持ちにさせる。 ビル群から太陽がゆっくりとのぼり始める。 「大丈夫…」 やれることはやった。絨毯は広げた。あとは回収するだけだ。必ず手に入れる。
*
どうかんがえても原作がニーチェまでつながるとは考えにくいんだけど、2001年宇宙の旅→オープニング曲→「ツァラトゥストラはかく語りき」(リヒャルト・シュトラウス)にたどりついてしまった。
以下「2001年宇宙の旅」ネタバレ
でも実際、
①太陽が昇る場面(第280話・26巻128ページ)
②胎児に戻る場面(第520話・48巻61ページ)
③胎児からホテルの部屋(第520話・48巻62-65ページ)
は「2001年宇宙の旅」を踏まえていると思うので、まったくのこじつけとも限らないのが嘘喰いの恐ろしいところ。まかれたタネを集めては勝手に幻覚を見続けている…
参考:wikiツァラトゥストラはこう語った
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ari0921 · 14 days ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和六年(2024年)12月28日(土曜日)
      通巻第8572号 
 ネットで「中国経済衰退」「GDPは嘘」と書き込むと、すぐに消される
中国のエコノミストが予測をする場合、事前に当局の許可が必要
*************************
 日本にいる外国人アナリストを含む市場関係者の予測で、2025年の中国のGDP成長率は4・4%だそうな。
 いつまでこういう作為的楽観的予測が続くのか、いったい何を根拠に、プラス成長の予測がなり立つのか、不思議で仕方がない。
 若者の失業、公式発表でも21%以上、実際には50%近い。供給過剰の住宅は「半分が売れ残り」というが各地の幽霊マンションは計算外なのか。不動産価格は半値になった? 実態は半値にさげても売れない。需要��ないのだ。
 GDPに占める個人消費は日米ともに60~65%だが中国は35%、つまり中国経済は日米欧への輸出で持っている。欧米の対中制裁ならびに高関税で、輸出激減は明らかだが、なにしろダンピング輸出。そのうえメキシコ、カナダを利用しての迂回輸出、繊維製品、スポーツシューズなどは中国企業そのものがベトナム、インドネシア、バングラへ移転した。したがって「中国からの輸出」として統計にはでない。
 トランプ次期政権はカナダとメキシコへ25%関税をかけるとし、中国には60%かけると宣言しているから、となれば中国が輸出でいきる道は人民元を下げることしかなくなるのではないか。実態としての人民元はドルの裏付けのない通貨を大量に発行しており、理論値から言えば、1人民元=19円ではなく、1人民元=12円程度の計算になる。 
 「君たちはどう生きるか」などと偉そうな人生訓を垂れる本が日本でベストセラーとなって映画にもなったとか。これも左翼のしかけたキャンペーンの類いだろう。
 中国人のエッセイスト、高善文がいまの中国人には三層の生き方の差違があることを指摘している。 
 (1)「生き生きと人生を愉しんでいる」のは高齢者。
 (2)「愛のない生活をおくる」のが中年(そういえば、中国の簡体字の「愛」には「心」がありません)
 (3)「殺伐としている」のがヤング層。
 ストレス解消のため、ぬいぐるみを買う中年層が増えた。若者は癒やし系のゲームやドラマに逃げ場所を見つけた。旅番組、グルメ番組をみる中国人はゲームの孫悟空で時間を費やす(ゲーム「黒神話 悟空」は発売三日で1000万本も売れたという。付随してソニーの「プレイステーション」も売れた)。
 中国に於ける無差別殺人、通り魔殺人はことし十件。真珠海で35名をひき殺した犯人には死刑判決がでた。なかには日本人学校へ通う児童の刺殺事件もあった。社会の不安心理が増幅する。
 不動産バブルの崩壊で人生に絶望したのが小金をためてきたプチ富裕層だった。アパート経営でうまくいけると思っていたら家賃が激減、なにしろ上海のマンション住宅の家賃はホテル一泊分にもならない。利益率が平均で1・3%、住宅ローン金利が昨今3・7%だから逆ざやになっている。
 ネットでは「中国経済衰退」「GDP発表は嘘」とか本当のことを書き込むと、すぐに消されることは以前から���摘されてきたが、最近は中国で言論活動のエコノミストが分析、予測をする場合、事前に当局の許可が必要になった。
 
 石平氏によれば、「長者番付で、誰も一位になりたがらない。なったら馬雲のように、農夫山泉のように当局から睨まれるから。だから一位になりそうと分かったら記者会見を開き、社内で不祥事発生とか、次期決算は落ち込むとかを発表して、意図的に株価を下げるのです」という。これもまた涙ぐましい悲哀である。
 メディアは中国のEVが爆発的に売れていると報じている。米大統領選挙で、ハリスと
トランプは大接戦などと書いていたが、大差でトランプがリードしていたことを民主党幹部は事前に知っていた。中国共産党幹部は、経済実態を知っているが、真実を「裸の王様」に知らせる勇気をだれも持ち合わせてはいない。これは全体主義社会が持つ体質である。 
中国製EVの花形=BYDの日本での売り上げ、知ってますか?
2024年上半期(1~6月)の日本販売台数は1084台でした。二桁違いますね。
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mayone · 1 year ago
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*暗い話をします*
*talks dark and pitiful*
ARTを喪った(と思い込んだ)マーダーボットについてはカノンで既にお見せいただいていますが、(ありがとう…)
I already saw in canon about murderbot who mourned (and thought it mourned) ART (big thanks...)
逆にマーダーボットを喪ったARTについて考えるか コロニーを爆破しても人間を脅しても殺しても危険を犯しても救えなかった世界のART。
On the other hand, think about ART mourning murderbot? ART in a world line where blowing up colonies, threatening enemies, killing targets, and risking but could not save murderbot.
たぶん任務の放棄とかはしないで、それの愛する乗組員たちのもとで働き続けるのかなあという感じはあるんだけど(それだけの自制心は持ち合わせてると…思う…)
I have a feeling that perhaps it won't abandon its mission and will continue to work for it's beloved crew.(I think it has that… level… of… restraint.)
船内の無人の部屋でログに残ってたマーダーボットの会話音声を流し続けるARTとか
There could be ART in an unoccupied room on board that keeps playing the audio of the SecUnit conversation that was left in storage.
気に入ってたクッション入りの椅子を貨物空間の隅に移してもう誰も座らないようにするARTとか
There could be ART that hides the cushioned chair that SecUnit liked in a corner of the cargo space so that no one will sit in it anymore.
無人での航行のとき、何かを探すようにずっとドローンをぐるぐる巡回させるARTとか
There could be ART that circles the drones all the time as if looking for something when navigating unattended.
もう誰も来ないプライベートフィードでひとりではよく理解できないドラマ���流し続けるARTとか
There could be ART that continues to play soap opera that it doesn't understand well on its own in a private feed that no one comes to anymore.
幽霊船ってこうして生まれるのかもしれませんね。船が途中で失った愛する乗組員を忘れられないから。
Maybe this is how ghost ships are born. Because the ship cannot forget the beloved crew it lost along the way.
花を供えるように、かつてコピーしたマーダーボットのカーネルと同じフォルダに定期的に新しいメディアのファイルを保存してやるARTとか。
Like flowers on a graveside, ART would periodically save new media files in the same folder as the Murderbot kernel that was once copied .
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jaguarmen99 · 1 year ago
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285 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2023/10/14(土) 15:43:24.08 ID:7RK/xq+F幽霊とか心霊写真とか話のネタ程度でまったく信じてなかったんだが、今から20年ちょっと前に都内某所を歩いていたら、当時テレビでよく見た『霊能者』が突然話しかけてきた。スタッフらしき人といて「ちょっとあなた…」と。(霊能者が誰か特定できるような情報は控える)変な宗教にでも勧誘されるのかと警戒していたら「2~3ヶ月くらい前にずっと可愛がってた犬死んでない?6ヶ月とか1年は経ってないと思う、つい最近。」と言われた。その時ちょうど2ヶ月半前に小学生の頃から10年飼ってた犬が老衰で死んだばかりで、びっくりしていると犬種や特徴などを事細かく話してきて「さっきから歩いてるあなたの周りを嬉しそうにピョンピョン駆け回っててね、今まで楽しくて幸せだったからありがとうって感謝を伝えようと一生懸命あなたの側にいるんだけど、あなたは全然気づいてないみたいだったから思わず」と。人前で泣いたことなんてないのにそれ聞いて思わず涙が溢れてしまった。今も霊とかそういうの信じてないけど、あの時の有名霊能者の話は信じている。
続・妄想的日常
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shiroyayoi · 2 years ago
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大阪の堺市で『沙界怪談実記』という江戸時代に書かれた書物を現代語訳にされた、それぞれの物語をイメージしたイラストを描かせていただきました
現代語訳: 天羽孔明さま
『沙界怪談実記』第十一話「港村婦妬為迷鬼(港村の婦嫉んで魂幽霊となる)」
▶2022年12月  開口神社にて開催「 沙界妖怪芸術祭 貳 」展示作品
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