Tumgik
#小棹成子
hachikenyakaiwai · 1 year
Text
Tumblr media
【かいわいの時】元禄六年(1693)八月十日:井原西鶴没 (大阪市史編纂所「今日は何の日」)
西鶴は元禄6年(1693)に亡くなったが、その墓は長い間不明であった。明治20年を前後するころ誓願寺境内で発見され再興されたという。発見者についてはいくつか説があり、幸田露伴であるとも、朝日新聞記者の木崎好尚であるともいう。
(1693年)下山鶴平・北條団水、西鶴の墓を建立 墓石は位牌型の砂岩製のもので、「仙皓西鶴 元禄六癸酉年 八月十日 下山鶴平 北條団水 建」と刻まれている。この墓碑を建立した下山鶴平については、西鶴の版元ではないかといわれている。北條団水は京都生まれの文人で、橘堂、滑稽堂と号した。西鶴を慕って来阪し、西鶴の死後7年の間、鑓屋町の庵を守ったことで知られている(大阪市指定文化財)。
(1801年)太田南畝(蜀山人)、書肆山口屋の案内で西鶴の墓に参る 寺町をすぎ 誓願寺に入る、甃庵中井先生の墓あり《略》 此寺に西鶴か墓ありと書肆山口屋かいへるによりて墓はらふ下部にとふに志らず、つらつら墟墓の間を見るに一ツの石あり、仙皓西鶴とゑれり。右のかたに元禄六癸酉年八月十日としるし左の方に下山鶴平北条団水建と有り。也有翁の鶉衣にも、作文に名を得し難波の西鶴は、五十二にして世を去給ひ「秋風を見過ごしにけり末二年」といふ句を残せりとかけり。げに八月に終りぬるには折からの句成へし(太田南畝)。『葦の若葉』四月廿一日条より。句読点後付け。ママ。
(1802年)滝沢馬琴、太田南畝に紹介された田宮盧橘の案内で西鶴の墓に参る 西鶴が墓は、大坂八町目寺町誓願寺本堂西のうら手南向にあり。〈三側目中程〉七月晦日蘆橘と同道にて古墓をたづぬ。はからず西鶴が墓に謁す。寺僧もこれをしらざりし様子なり。花筒に花あり。寺の男に何ものが手向たると問ふに、無縁の墓へは寺より折/\花をたつるといふ。
棹石高サ二尺余ヨコ一尺 台石高七八寸 大字 総高サ二尺八九寸
元禄六 癸酉年八月十日 仙皓西鶴 右ノワキ 下山鶴平 北条団水 建
團水は西鶴が信友なり。西鶴没して後、團水京より來り、七年その舊廬を守れり。そのこと西鶴名殘の友といふ草紙の序に見へたり。追考 難波鶴に云。西鶴は井原氏、庵は鑓屋町にあり(滝沢馬琴)。『羇旅漫録』より。句読点後付け。(写真参照)
(1889年1月)幸田露伴、誓願寺無縁墓にある西鶴の墓を探し当て、卒塔婆を立てる 露伴は住職に供物を出して、 お墓をちゃんとしてほしいと言い、香を焚き、水を手向け、卒塔婆を立てて去るわけです。それが、明治22(1889)年の1月のこと。その卒塔婆には、「元禄の奇才子を弔ふて 九天の霞を洩れてつるの聲」と書いた(肥田晧三)。「上町台地から本をめぐる時空の旅へ」『上町台地フォーラムvol.9』2018より。
(1889年8月)尾崎紅葉、西鶴の墓を訪れ、卒塔婆を残す 紅葉も、同じ明治22年の8月に西鶴の墓を訪れ、「為松寿軒井原西鶴先生追善」と書いた卒塔婆を残した(肥田晧三)。
それではなぜ、この二人は西鶴を知ることになったのか。露伴は帝国図書館、今の国会図書館にあった西鶴の本を随分と勉強したんです。また当時、東京に淡島寒月という人がいましたが、彼は時代に先駆けて西鶴を評価し、自身でも作品を手元に持っておりました。その寒月と仲が良かったのが露伴で、彼の西鶴作品を借りて徹底して読んだわけです。紅葉も、露伴に遅れてですが、やはり淡島寒月から西鶴の作品を教えられたんです(肥田晧三)。
(1889年11月)木﨑好尚、読売新聞に「西鶴の墓」を寄稿 大阪朝日新聞の青年記者だった木﨑好尚は、後に頼山陽や田能村竹田の研究で知られるようになる人です。この人が、明治 22 年にやはり誓願寺に行くわけです。すると新しい卒塔婆が二つ西鶴の墓に立てかけてある。一つは幸田露伴、一つは尾崎紅葉。それで、大阪の青年がびっくりするんです。東京の輝かしい新進の作家二人がここに来ている!大阪の自分たちはちっともお参りせんのに、あの二人が西鶴の墓にお参りしていると。そして 明治22年11月に、東京の読売新聞に「西鶴の墓」という題で書く んです(肥田晧三)。ママ。木崎が朝日新聞に入社したのは明治26年(1893)。
(1889年11月)幸田露伴、「井原西鶴を弔ふ文」を雑誌『小文学』に発表 露伴もまた、「井原西鶴を弔ふ文」という題で、明治22年11月に雑誌『小文学』に発表します。「今や露伴幸に因あり縁ありて、茲に斯に來つて翁を吊へば、墓前の水乾き樒枯れて、鳥雀いたづらに噪ぎ塚後に苔黑み、霜凍りて屐履の跡なく、北風恨を吹て日光寒く、胸噫悲に閉ぢて言語迷ふ。噫世に功ありて世既に顧みず、翁も亦世に求むるなかるべし。翁は安きや、 翁は笑ふや、唯我一炷の香を焚き一盞の水を手向け、我志をいたし、併せて句を誦す、翁若し知るあらば魂尚饗。九天の霞を洩れてつるの聲 露伴」(肥田晧三)。
(1890年5月)尾崎紅葉、「元禄狂」を「国民新聞」に寄稿 西鶴に心酔しているということを書き、その中で、「明治二十二年八月、大阪八丁目寺町誓願寺に、 西鶴翁の墓に詣でゝ」と記し、「ででむしの石に縋りて涙かな」という句も詠んだ(肥田晧三)。
木﨑好尚を除き、全員、江戸っ子です。
(写真)「仙皓西鶴」『壬戌羇旅漫録 2巻 [3]』1802-1812(東京大学学術資産等アーカイブズポータル)より。 注記:写本 注記:目首の書名: 著作堂羇旅漫録 注記:題簽の書名: 羇旅漫録 注記:本文末に「享和二壬戌年八月廾四日筆同十一月朔日挍合畢 曲亭瀧澤觧戯記」とあり 注記:[跋]末に「享和二壬戌年冬十一月二日 著作堂馬琴再識」, 「壬申春日 曲亭主人書」とあり
16 notes · View notes
nostalblue · 1 year
Text
えんばく(その1)
Tumblr media
植物には動物の名を冠するものが多い。イネ科植物も例外ではなく犬麦(イヌムギ)、鼠麦(ネズミムギ)、鳩麦(ハトムギ)、烏麦(カラスムギ)などがあるが、今回から何編かに分けて挙げていくのは燕麦(エンバク)についての話である。ちなみに名前の由来は、熟して二股に開いた小穂の形がツバメの尾に似ているからで、燕尾服と名付けられた衣装と同じ理由。
Tumblr media
エンバクは全世界で毎年2500万トンも生産される穀物で、人間の食料や家畜の飼料として利用されている。オートミールはこのエンバクが原料だ。ただ米作中心の日本では、緑肥や草マルチ資材、あるいは線虫忌避などの目���で栽培されることが多いようで、種子もそういった用途向けに販売されている。入手は比較的容易で値段も高くはないが、100均やペットショップで売られている「猫草の種」も歴としたエンバクなので、こだわり無ければこれを使うと家庭菜園には程良い量でコストパフォーマンスも良い。むしろ無消毒種子であることを歓迎し敢えて後者を選んで使う人もいるようだ。
Tumblr media
エンバクの播種は真夏と厳冬期以外は可能なので気軽に利用し易い。他の野菜の播種や定植に忙しくなる時期からちょっとずらして作業できるからね。三角ホーなどで軽く溝を掘り、パラパラとスジ播き、覆土鎮圧して散水しておけば1週間程で発芽する。
Tumblr media
季節によって多少異なるが、成長速度はとても早い。畝肩に播いて、ある程度丈が伸びたら青刈りして畝に被せ草マルチにするのが私の使い方の定番だが、ざっくり刈り込んでもしばらくするとすぐ元どおりの高さまで成長するので、だいたい1箇所で3回以上は刈れるね。根が割としっかり張るから畝土の流出防止にも貢献する。大規模農園だと機械を使って刈り込み、緑肥として土中に鋤込むのが定番らしいけど、人力でやると大労力掛かるし、充分分解するまでその場所使えなくなっちゃうから私はやっていない。
Tumblr media
エンバクをバリケードにして、その内側で風や害虫にやられやすい野菜を育てるって使い方もできる。完全防御は期待できないが、人工資材を使わないで済むメリットがある。事が済んだら草マルチとして流用出来るし、最終的には生物分解で堆肥化してゴミも出ないからね。
Tumblr media Tumblr media
種子を収穫しようとする場合は地域によって適した播種時季がある。当地においては秋に播いて冬を越させ、翌年の6月に穂がクリーム色になったところで収穫する。大麦やライ麦同様、梅雨時の収穫になるので晴天時を見計らってやらなければいけないのが気を揉むところ。とりあえず棹ごと刈り取って収穫し、天日下で良く乾かしてから保管する。出来るだけ湿気を除去してカビさせないことが重要だ。それさえ気をつければ、細かい分離作業は梅雨明け後にゆっくりやればいい。
Tumblr media Tumblr media
最悪棹ごと埋めても発芽するだろうけど、小穂レベルまで分離しておけばスジ播きしやすい。自家採取して循環栽培するのは多少の手間が掛かるが、数年繰り返して要領を得た現在では簡単なルーチンワークでしかない。種を購入する費用が不要となり、気軽に様々な利用をするのに充分な量の種子を自前で確保できるのは喜ばしいことであり、自給自足生活の観点からも理に適っている。そうなるとさらなる活用法についても探求してみようということになり、必然的にある野心が生まれるのであった。
(その2に続く)
 ⇨ エンバク記事一覧へ
12 notes · View notes
wangwill · 6 months
Text
前塵往事
H:「時光已逝永不回,往事只能回味」,「往事如煙時隔多年是誰把歲月寫在眉宇之間?」最早知道「往事」1970,是從歌詞
「往事只能回味」得知。李煜虞美人「春花秋月何時了?往事知多少。」古人的往事詩情畫意,凡人的往事,白開水一杯,平淡無奇。一般人只能依稀記得,能精準說出的只能靠記錄,當然,燒了毀了,化成煙更成霧了。
「我的青春一���無影蹤
我的青春小鳥一去不回來」,「千金難買早知道,世間沒有後悔藥!無法重來就重新開始,雨過亦有天晴時,鹹魚豈無翻身日,我命由我不由天。」前塵往事記得最好,記不得也没關係,因為最後化作雲彩,飛向天空!
20240401W1
網路字典
前塵往事
從前的舊事。如:「爺爺一提起年輕時的前塵往事,就唏噓不已。」
往事
過去的、已往的事情。《史記.卷一三○.太史公自序》:「此人皆意有所鬱結,不得通其道也,故述往事,思來者。」《紅樓夢》第五○回:「詩雖粗鄙,卻懷往事,又暗隱俗物十件。」
李煜〈虞美人〉「春花秋月何時了」賞析
李煜
虞美人
春花秋月何時了?往事知多少。小樓昨夜又東風,故國不堪回首月明中。
雕欄玉砌應猶在,只是朱顏改。問君能有幾多愁?恰似一江春水向東流。
網路資料:
在經歷世態炎涼,人情冷暖,生、老、病、死、悲、歡、離、合、喜、怒、哀、樂、貪、嗔、痴,足跡踏遍大江南北,吃過山珍海味,穿過綾羅綢緞,歷盡顛沛流離雨雪風霜,嚐盡了舉目無親鄉背井的淒涼,直至今日方頓悟了!
命裏有時終須有
出處
《增廣賢文》:“竹籬茅舍風光好,道院僧堂終不如。命裏有時終須有,命裏無時莫強求。道院迎仙客,書堂隱相儒。庭栽棲鳳竹,池養化龍魚。”
《金瓶梅詞話》一四:“你説,有這等事?要得富,險上做。……富貴自是福來投,利名還有利名憂。命裏有時終須有,命裏無時莫強求。”[1]
往事如煙,不堪回首
分類\美文
時間\2016-09-22
花開無音,花落無痕。
塵緣如夢,夢醒無蹤。
往事如煙,不堪回首。
記憶猶新,憂思難忘。
且看今朝,風華正茂。
歲月蹉跎,能奈我何。
奈何橋水,孟婆湯。
彼岸花開,魂斷台。
尤雅
1970年,她憑著由劉家昌譜曲、林煌坤填詞、海山唱片發行的國語歌《往事只能回味》轟動華人地區的歌壇,並塑造了一位玉女型的歌星。
〈 往事只能回味〉歌曲介紹
作詞:林煌坤/作曲:劉家昌
時光已逝永不回,往事只能回味
憶童年時竹馬青梅,兩小無猜日夜相隨
春風又吹紅了花蕊,你已經也添了新歲
你就要變心,像時光難倒回
我只有在夢里相依偎
藍波
往事如煙
作詞:一博、張池
作曲:一博、張池
桃花依舊艷蝶兒在彩雲間
清風吹動了誰藏好的琴弦
昨夜燈火闌珊清晨峰迴路轉
踏過汪洋又逢了幾座青山
片刻的因緣如同曇花一現
揮手那天時光流逝指縫間
若非太多虧欠若不是不勇敢
怎會明白世間愛恨難兩全
往事如煙時隔多年
是誰把歲月寫在眉宇之間
牽掛的人吶好久不見
留不住莽莽撞撞幾個少年
往事如煙時隔多年
舊情人如今陪在誰的身邊
離合悲歡幾分遺憾
彈指間寫進那匆匆的流年
遙遙懷念
桃花依舊艷蝶兒在彩雲間
清風吹動了誰藏好的琴弦
昨夜燈火闌珊清晨峰迴路轉
踏過汪洋又逢了幾座青山
片刻的因緣如同曇花一現
揮手那天時光流逝指縫間
若非太多虧欠若不是不勇敢
怎會明白世間愛恨難兩全
往事如煙時隔多年
是誰把歲月寫在眉宇之間
牽掛的人吶好久不見
留不住莽莽撞撞幾個少年
往事如煙時隔多年
舊情人如今陪在誰的身邊
離合悲歡幾分遺憾
彈指間寫進那匆匆的流年
遙遙懷念
往事如煙時隔多年
是誰把歲月寫在眉宇之間
牽掛的人吶好久不見
留不住莽莽撞撞幾個少年
往事如煙時隔多年
舊情人如今陪在誰的身邊
離合悲歡幾分遺憾
彈指間寫進那匆匆的流年
遙遙懷念
桃花依舊艷蝶兒在彩雲間
清風吹動了誰藏好的琴弦
昨夜燈火闌珊清晨峰迴路轉
踏過汪洋又逢了幾座青山
遙遙懷念
羅大佑
青春舞曲
作詞:新疆民謠/羅大佑
作曲:新疆民謠/羅大佑
編曲:山崎(禾念)
太陽下山明朝依舊爬上來
花兒謝了明年還是一樣的開
我的青春一去無影蹤
我的青春小鳥一去不回來
我的青春小鳥一去不回來
別的那樣喲 別的那樣喲
我的青春小鳥一去不回來
這首歌我們祖先唱了千萬次
現在輪到他們的子孫來唱
日月輪迴依舊
花開花謝依然
多少青春繼續不回
地下埋藏的 為自由付出的代價
是否我們已經忘記
黃花崗的靈魂 他們地下有知
能否原諒我們
紅樓夢第50回
蘆雪庭爭聯即景詩 暖香塢雅製春燈謎
《蘆雪庭爭聯即景詩 暖香塢雅製春燈謎》
電子圖書館
打開字典
話說薛寶釵道:「到底分個次序,讓我寫出來。」說著,便令眾人拈鬮為序。起首恰是李氏,然後按次各各開出。鳳姐兒道:「既這麼說,我也說一句在上頭。」眾人都笑起來了,說:「這麼更妙了!」寶釵將稻香老農之上補了一個「鳳」字,李紈又將題目講給他聽。
打開字典
鳳姐兒想了半天,笑道:「你們別笑話我。我只有了一句粗話,可是五個字的。下剩的我就不知道了。」眾人都笑道:「越是粗話越好。你說了,就只管幹正事去罷。」鳳姐兒笑道:「想下雪必刮北風,昨夜聽見一夜的北風,我有一句。這一句就是『一夜北風緊。』使得使不得,我就不管了。」眾人聽說,都相視笑道:「這句雖粗,不見底下的,這正是會作詩的起法。不但好,而且留了寫不盡的多少地步與後人。就是這句為首,稻香老農快寫上續下去。」鳳姐兒和李嬸娘平兒又吃了兩杯酒,自去了。
打開字典
這裡李紈就寫了:「一夜北風緊,」自己聯道:「開門雪尚飄。入泥憐潔白,」香菱道:「匝地惜瓊瑤。有意榮枯草,」探春道:「無心飾萎苗。價高村釀熟,」李綺道:「年稔府粱饒。葭動灰飛管,」李紋道:「陽回斗轉杓。寒山已失翠,」岫煙道:「凍浦不生潮。易掛疏枝柳,」湘雲道:「難堆破葉蕉。麝煤融寶鼎,」寶琴道:「綺袖籠金貂。光奪窗前鏡,」黛玉道:「香粘壁上椒。斜風仍故故,」寶玉道:「清夢轉聊聊。何處梅花笛?」寶釵道:「誰家碧玉簫?鼇愁坤軸陷,」李紈笑道:「我替你們看熱酒去罷。」寶釵命寶琴續聯,只見湘雲起來道:「龍鬥陣雲銷。野岸迴孤棹,」寶琴也聯道:「吟鞭指灞橋。賜裘憐撫戌,」湘雲那裡肯讓人?且別人也不如他敏捷,都看他揚眉挺身的說道:「加絮念征徭。坳垤審夷險,」寶釵連聲讚好,也便聯道:「枝柯怕動搖。皚皚輕趁步,」黛玉忙聯道:「剪剪舞隨腰。苦茗成新賞,」一面說,一面推寶玉命他聯。寶玉正看寶琴、寶釵、黛玉三人共戰湘雲,十分有趣,那裡還顧得聯詩?今見黛玉推他,方聯道:「孤松訂久要。泥鴻從印跡,」寶琴接著聯道:「林斧或聞樵。伏象千峰凸,」湘雲忙聯道:「盤蛇一徑遙。花緣經冷結,」寶釵和眾人又都讚好。探春聯道:「色豈畏霜凋?深院驚寒雀,」湘雲正渴了,忙忙的吃茶,已被岫煙搶著聯道:「空山泣老鴞。階墀隨上下,」湘雲忙丟了茶杯,聯道:「池水任浮漂。照耀臨清曉,」黛玉忙聯道:「繽紛入永宵。誠忘三尺冷,」湘雲忙笑聯道:「瑞釋九重焦。僵臥誰相問?」寶琴也忙笑聯道:「狂遊客喜招。天機斷縞帶,」湘雲又忙道:「海市失鮫綃。」黛玉不容他道出,接著便道:「寂寞封台榭,」湘雲忙聯道:「清貧懷簞瓢。」寶琴也不容情,也忙道:「烹茶水漸沸,」湘雲見這般自為得趣,又是笑,又忙聯道:「煮酒葉難燒。」黛玉也笑道:「沒帚山僧掃,」寶琴也笑道:「埋琴稚子挑。」
打開字典
湘雲笑彎了腰,忙念了一句。眾人問道:「到底說的是什麼?」湘雲道:「石樓閒睡鶴,」黛玉笑得握著胸口,高聲嚷道:「錦罽暖親貓。」寶琴也忙笑道:「月窟翻銀浪,」湘雲忙聯道:「霞城隱赤標。」黛玉忙笑道:「沁梅香可嚼,」寶釵笑稱好句,也忙聯道:「淋竹醉堪調。」寶琴也忙道:「或濕鴛鴦帶,」湘雲忙聯道:「時凝翡翠翹。」黛玉又忙道:「無風仍脈脈,」寶琴又忙笑聯道:「不雨亦瀟瀟。」
打開字典
湘雲伏著,已笑軟了。眾人看他三人對搶,也都不顧作詩,看著也只是笑。黛玉還推他往下聯,又道:「你也有才盡力窮之時?我聽聽,還有什麼舌頭嚼了?」湘雲只伏在寶釵懷裡,笑個不住。寶釵推他起來,道:「你有本事把『二蕭』的韻全用完了,我纔服你。」湘雲起身笑道:「我也不是作詩,竟是搶命呢!」眾人笑道:「倒是你自己說罷。」探春早已料定沒有自己聯的了,便早寫出來,因說:「還沒收住呢。」李紋聽了,接過來,便聯一句道:「欲誌今朝樂,」李綺收了一句道:「憑詩祝舜堯。」
打開字典
李紈道:「夠了,夠了!雖沒作完了韻,騰挪的字,若生扭了,倒不好了。」說著,大家來細細評論一回,獨湘雲的多,都笑道:「這都是那塊鹿肉的功勞。」李紈笑道:「逐句評去,卻還一氣,只是寶玉又落了第了。」寶玉笑道:「我原不會聯句,只好擔待我罷。」李紈笑道:「也沒有社社擔待的。又說韻險了,又整誤了,又不會聯句,今日必罰你。我纔看見櫳翠庵的紅梅有趣,我要折一枝插在瓶裡,可厭妙玉為人,我不理他。如今罰你取一枝來,插著玩兒。」眾人都道:「這罰的又雅又有趣。」
打開字典
寶玉也樂為,答應著就要走。湘雲黛玉一起說道:「外頭冷得很,你且吃杯熱酒再去。」於是湘雲早熱起壺酒來了。黛玉遞了個大杯,滿斟了一杯。湘雲笑道:「你吃了我們這酒,要取不來,加倍罰你!」寶玉忙吃了一杯,冒雪而去。
打開字典
李紈命人好好跟著,黛玉忙攔說:「不必,有了人,反不得了。」李紈點頭道:「是。」一面命丫鬟將一個美女聳肩瓶拿來,貯了水,準備插梅,因又笑道:「回來該吟紅梅了。」湘雲忙道:「我先作一首。」寶釵笑道:「今日斷不容你再作了。你都搶了去,別人都閒著也沒趣。回來罰寶玉。他說不會聯句,如今就叫他自己做去。」黛玉笑道:「這話很是。我還有主意:方纔聯句不夠,莫若揀那聯得少的人作紅梅詩。」寶釵笑道:「這話是極。方纔邢李二位屈才,且又是客;琴兒和顰兒雲兒他們搶了許多,我們一概都別作,只他們三人做纔是。」李紈因說:「綺兒也不大會做,還是讓琴妹妹罷。」寶釵只得依允。又道:「就用『紅梅花』三個字做韻,每人一首七言律;邢大妹妹做『紅』字,你們李大妹妹做『梅』字,琴兒做『花』字。」李紈道:「饒過寶玉去,我不服。」湘雲忙道:「有個好題目命他做。」眾人問:「何題?」湘雲道:「命他就做『訪妙玉乞紅梅』,豈不有趣?」眾人聽了,都說:「有趣!」
打開字典
一語未了,只見寶玉笑欣欣擎了一枝紅梅進來。眾丫鬟忙已接過,插入瓶內。眾人都過來賞玩。寶玉笑道:「你們如今賞罷。也不知費了我多少精神呢!」說著,探春早又遞了一鍾暖酒來。眾丫鬟上來接了簑笠撣雪。各人屋裡丫鬟都添送衣裳來。襲人也遣人送了半舊的狐腋褂來。李紈命人將那蒸的大芋頭盛了一盤,又將硃橘、黃橙、橄欖等物盛了兩盤,命人帶給襲人去。湘雲且告訴寶玉方纔的詩題,又催寶玉快做。寶玉道:「好姐姐好妹妹們,讓我自己用韻罷,別限韻了!」眾人都說:「隨你做去罷。」
10 
打開字典
一面說,一面大家看梅花。原來這一枝梅花只有二尺來高,旁有一枝,縱橫而出,約有二三尺長,其間小枝分歧,或如蟠螭,或如僵蚓,或孤削如筆,或密聚如林。真乃花吐胭脂,香欺蘭蕙。各各稱賞。誰知岫煙、李紋、寶琴三人都已吟成,各自寫了出來。眾人便依「紅」「梅」「花」三字之序看去,寫道:
打開字典
賦得紅梅花
桃未芳菲杏未紅,衝寒先喜笑東風。魂飛庾嶺春難辨,霞隔羅浮夢未通。
綠萼添粧融寶炬,縞仙扶醉跨殘虹。看來豈是尋常色?濃淡由他冰雪中。--邢岫煙。
白梅懶賦賦紅梅,逞豔先迎醉眼開。凍臉有痕皆是血,酸心無恨亦成灰。
誤吞丹藥移真骨,偷下瑤池脫舊胎。江北江南春燦爛,寄言蜂蝶漫疑猜。--李紋。
疏是枝條豔是花,春粧兒女競奢華。閒庭曲檻無餘雪,流水空山有落霞。
幽夢冷隨紅袖笛,遊仙香泛絳河槎。前身定是瑤台種,無復相疑色相差。--寶琴。
11 
打開字典
眾人看了,都笑著,稱讚了一回,又指末一首更好。寶玉見寶琴年紀最小,才又敏捷。黛玉湘雲二人斟了一小杯酒,都賀寶琴。寶釵笑道:「三首各有好處。你們兩個天天捉弄厭了我,如今又捉弄他來了。」李紈又問寶玉:「你可有了?」寶玉忙道:「我倒有了,纔一看見這三首,又唬忘了。等我再想。」
12 
打開字典
湘雲聽了,便拿了一支銅火箸擊著手爐,笑道:「我擊了,若鼓絕不成,又要罰的。」寶玉笑道:「我已有了。」黛玉提起筆來,笑道:「你念,我寫。」湘雲便擊了一下,笑道:「一鼓絕。」寶玉笑道:「有了,你寫罷。」眾人聽他念道:「酒未開罇句未裁,」黛玉寫了,搖頭笑道:「起的平平。」湘雲又道:「快著!」寶玉笑道:「尋春問臘到蓬萊。」黛玉湘雲都點頭笑道:「有些意思了。」寶玉又道:「不求大士瓶中露,為乞孀娥檻外梅。」黛玉寫了,搖頭說:「小巧而已。」湘雲將手又敲了一下。寶玉笑道:
打開字典
入世冷挑紅雪去,離塵香割紫雲來。槎枒誰惜詩肩瘦?衣上猶沾佛院苔。
13 
打開字典
黛玉寫畢,湘雲大家纔評論時,只見幾個丫鬟跑進來道:「老太太來了。」眾人忙迎出來。大家又笑道:「怎麼這等高興?」說著,遠遠見賈母圍了大斗篷,帶著灰鼠暖兜,坐著小竹轎,打著青綢油傘,鴛鴦琥珀等五六個丫鬟,每人都是打著傘,擁轎而來。李紈等忙往上迎。賈母命人止住,說:「只站在那裡就是了。」來至跟前,賈母笑道:「我瞞著你太太和鳳丫頭來了。大雪地下,我坐著這個無妨,沒的叫他娘兒們跴雪嗎。」眾人忙上前來接斗篷,攙扶著,一面答應著。
14 
打開字典
賈母來至室中,先笑道:「好俊梅花!你們也會樂,我也不饒你們!」說著,李紈早命人拿了一個大狼皮褥子來,鋪在當中。賈母坐了,因笑道:「你們只管照舊玩笑吃喝。我因為天短了,不敢睡中覺,抹了一會牌,想起你們來了,我也來湊個趣兒。」李紈早又捧過手爐來。探春另拿了一副杯箸來,親自斟了暖酒,奉給賈母。賈母便飲了一口,問:「那個盤子是什麼東西?」眾人忙捧了過來,回說:「是糟鵪鶉。」賈母道:「這倒罷了,撕一點子腿兒來。」李紈忙答應了,要水洗手,親自來撕。賈母道:「你們仍舊坐下說笑,我聽著纔喜歡。」又命李紈:「你也只管坐下,就如同我沒來的一樣纔好;不然,我就走了。」眾人聽了,方纔依次坐下,只李紈挪到儘下邊。賈母因問:「你們作什麼玩呢?」眾人便說:「做詩呢。」賈母道:「有做詩的,不如做些燈謎兒,大家正月裡好玩。」眾人答應。
15 
打開字典
說笑了一會,賈母便說:「這裡潮濕,你們別久坐,仔細著了涼。倒是你四妹妹那裡暖和,我們到那裡瞧瞧他的畫兒,趕年下可能有了不能。」眾人笑道:「那裡能年下就有了?只怕明年端陽纔有呢。」賈母道:「這還了得!他竟比蓋這園子還費工夫了!」說著,仍坐了竹椅轎,大家圍隨,過了藕香榭,穿入一條夾道,東西兩邊皆是過街門,門樓上,裡外都嵌著石頭匾。如今進的是西門,向外的匾上鑿著「穿雲」二字,向裡的鑿著「度月」兩字。來至堂中,進了向南的正門,賈母下了轎,惜春已接出來了。從裡面遊廊過去,便是惜春臥房,廈簷下掛著「暖香塢」的匾,早有幾個人打起猩紅氈簾,已覺暖氣拂臉。
16 
打開字典
大家進入屋裡,賈母並不歸坐,只問惜春:「畫到那裡了?」惜春因笑回:「天氣寒冷了,膠性都凝澀不潤,畫了恐不好看,故此收起來了。」賈母笑道:「我年下就要的,你別脫懶兒。快拿出來,給我快畫。」
17 
打開字典
一語未了,忽見鳳姐披著紫羯羢褂,笑嘻嘻的來了,口內說道:「老祖宗今兒也不告訴人,私自就來了,叫我好找!」賈母見他來了,心中喜歡,道:「我怕你凍著,所以不許人告訴你去。你真是個小鬼靈精兒,到底找了我來。論禮,孝敬也不在這上頭。」鳳姐兒笑道:「我那裡是孝敬的心找了來呢?我因為到了老祖宗那裡,鴉沒鵲靜的,問小丫頭子們,他又不肯叫我找到園裡來。我正疑惑,忽然又來了兩個姑子,我心裡纔明白了:那姑子必是來送年疏,或要年例香例銀子,老祖宗年下的事也多,一定是躲債來了。我趕忙問了那姑子,果然不錯,我纔就把年例給了他們去了。這會子老祖宗的債主兒已去了,不用躲著了。已預備下稀嫩的野雞,請用晚飯去罷,再遲一回就老了。」他一行說,眾人一行笑。
18 
打開字典
鳳姐兒也不等賈母說話,便命人抬過轎來。賈母笑著,挽了鳳姐兒的手,仍上了轎,帶著眾人,說笑出了夾道東門。一看,四面粧妝銀砌,忽見寶琴披著鳧靨裘,站在山坡背後遙等,身後一個丫鬟,抱著一瓶紅梅。眾人都笑道:「怪道少了兩個,他卻在這裡等著,也弄梅花去了。」賈母喜的忙笑道:「你們瞧,這雪坡兒上,配上他這個人物兒,又是這件衣裳,後頭又是這梅花,像個什麼?」眾人都笑道:「就像老太太屋裡掛的仇十洲畫的『豔雪圖』。」母搖頭笑道:「那畫的那裡有這件衣裳?人也不能這樣好!」
19 
打開字典
一語未了,只見寶琴身後又轉出一個穿大紅猩猩氈的人來。賈母道:「那又是那個女孩兒?」眾人笑道:「我們都在這裡,那是寶玉。」賈母笑道:「我的眼越發花了。」說話之間,來至跟前,可不是寶玉和寶琴兩個。寶玉笑向寶釵黛玉等道:「我纔又到了櫳翠庵,妙玉竟每人送你們一枝梅花,我已經打發人送去了。」眾人都笑道:「多謝你費心。」
20 
打開字典
說話之間,已出了園門。來至賈母房中,吃畢飯,大家又說笑了一回。忽見薛姨媽也來了,說:「好大雪!一日也沒過來望候老太太。今日老太太倒不高興?正該賞雪纔是。」賈母笑道:「何曾不高興了?我找了他們姐妹去玩了一會子。」薛姨媽笑道:「昨兒晚上,我原想著今日要和我們姨太太借一天園子,擺兩桌粗酒,請老太太賞雪的,又見老太太安歇的早。我聽見寶兒說,老太太心裡不大爽,因此,如今也不敢驚動。早知如此,我竟該請了纔是呢。」賈母笑道:「這纔是十月,是頭場雪;往後下雪的日子多著呢,再破費姨太太不遲。」薛姨媽笑道:「果然如此,算我的孝心虔了。」鳳姐兒笑道:「姨媽怎麼忘了?如今現秤五十兩銀子來,交給我收著,一下雪,我就預備下酒。姨媽也不用操心,也不得忘了。」賈母笑道:「既這麼說,姨太太給他五十兩銀子收著,我和他每人分二十五兩,到下雪的日子,我裝心裡不爽,混過去了。姨太太更不用操心,我和鳳姐倒得實惠呢!」鳳姐將手一拍,笑道:「妙極!這和我的主意一樣。」眾人都笑了。賈母笑道:「呸!沒臉的!就順著竿子爬上來了。你不說姨太太是客,在偺們家受屈,我們該請姨太太纔是;那裡有破費姨太太的理?不這麼說呢,還有臉先要五十兩銀子?真不害臊!」鳳姐笑道:「我們老祖宗最是有眼色的,試一試,姨媽要鬆呢,拿出五十兩來,就和我分;這會子估量著不中用了,翻過來拿我做法子,說出這些大方話來。如今我也不和姑媽要銀子了,我竟替姨媽出銀子,治了酒,請老太太吃了,我另外再封五十兩銀子孝敬老祖宗,算是罰我個包攬閒事,這可好不好?」話未說完,眾人都笑倒在炕上。
21 
打開字典
賈母因又說及寶琴雪下折梅,比畫兒上還好;又細問他的年庚八字並家內景況。薛姨媽度其意思,大約是要給他求配。薛姨媽心中因也遂意,只是已許過梅家了,因賈母尚未說明,自己也不好擬定,遂半吐半露,告訴賈母道:「可惜了這孩子沒福!前年他父親就沒了。他從小兒見的世面倒多,跟他父親四山五岳都走遍了。他父親好樂的,各處因有買賣,帶了家眷,這一省逛一年,明年又到那一省逛半年,所以天下十停走了有五六停了。那年在這裡把他許了梅翰林的兒子,偏第二年他父親就辭世了。如今他母親又是痰症。」
22 
打開字典
鳳姐兒也不等說完,便嗐聲跺腳的說:「偏不巧!我正要做個媒呢,又已經許了人家!」賈母笑道:「你要給誰說媒?」鳳姐兒笑道:「老祖宗別管。心裡看準了,他們兩個是一對。如今有了人家,說也無益,不如不說罷了。」賈母也知鳳姐兒的意思,聽見已有人家,也就不提了。大家又閒話了一會方散。一宿無話。
23 
打開字典
次日雪晴,飯後,賈母又吩咐惜春:「不管冷暖,你要畫去。趕到年下,十分不能,就罷了。第一要緊,把昨兒琴兒和丫頭、梅花,照樣一筆別錯,快快添上。」惜春聽了,雖是為難的事,就應了。一時,眾人都來看他如何畫。惜春只是出神。李紈因笑向眾人道:「讓他自己想去,偺們且說話兒。昨兒老太太只叫做燈謎兒,回到家,和綺兒紋兒睡不著,我就編了兩個四書的。他兩個每人也編了兩個。」
24 
打開字典
眾人聽了,都笑道:「這倒該做的。先說了,我們猜猜。」李紈笑道:「『觀音未有世家傳』,打四書一句。」湘雲接著就說道:「『在止於至善。』」寶釵笑道:「你也想一想『世家傳』三個字的意思再猜。」李紈笑逼:「再想。」黛玉笑道:「我猜罷。可是『雖善,無徵』?」眾人都笑道:「這句是了。」李紈又道:「『一池青草草何名?』」湘雲又忙道:「這一定是『蒲蘆也。』--再不是不成?」李紈笑道:「這難為你猜。紋兒的是『水向石邊流出冷』,打一古人名。」探春笑著問道:「可是山濤?」李紈道:「是。」李紈又道:「綺兒是個『螢』字,打一個字。」眾人猜了半日,寶琴道:「這個意思卻深,不知可是花草的『花』字?」李綺笑道:「恰是了。」眾人道:「螢與花何干?」黛玉笑道:「妙的很!螢可不是草化的?」眾人會意,都笑了,說:「好。」寶釵道:「這些雖好,不合老太太的意;不如做些淺近的物兒,大家雅俗共賞纔好。」眾人都道:「也要做些淺近的俗物纔是。」湘雲想了一想,笑道:「我編了一支《點絳脣》,卻真是個俗物,你們猜猜。」說著,便念道:
打開字典
溪壑分離,紅塵遊戲,真何趣?名利猶虛,後事終難繼。
25 
打開字典
眾人都不解,想了半日,也有猜是和尚的,也有猜是道士的,也有猜是偶戲人的。寶玉笑了半日道:「都不是。我猜著了,必定是耍的猴兒。」湘雲笑道:「正是這個了。」眾人道:「前頭都好,末後一句怎麼樣解?」湘雲道:「那一個耍的猴兒不是剁了尾巴去的?」眾人聽了,都笑起來說:「偏他編個謎兒也是刁鑽古怪的!」李紈道:「昨日姨媽說,琴妹妹見得世面多,走的道路也多,你正該編謎兒。況且你的詩又好,為什麼不編幾個兒我們猜一猜?」
26 
打開字典
寶琴聽了,點頭含笑,自去尋思。寶釵也有一個,念道:
打開字典
鏤檀鐫梓一層層,豈係良工堆砌成?雖是半天風雨過,何曾聞得梵鈴聲?
27 
打開字典
眾人猜時,寶玉也有一個,念道:
打開字典
天上人間兩渺茫,琅玕節過謹提防。鸞音鶴信須凝睇,好把欷歔答上蒼。
28 
打開字典
黛玉也有了一個,念道:
打開字典
騄駬何勞縛紫繩?馳城逐塹勢猙獰。主人指示風雲動,鰲背三山獨立名。
29 
打開字典
探春也有了一個。方欲念時,寶琴走來笑道:「從小兒所走的地方的古蹟不少,我也來挑了十個地方古蹟,做了十首懷古詩。詩雖粗鄙,卻懷往事,又暗隱俗物十件,姐姐們請猜一猜。」眾人聽了,都說:「這倒巧!何不寫出來大家一看?」
30 
打開字典
要知端的,且聽下回分解。
0 notes
wangwill66 · 7 months
Text
富在術數
H:古人「富甲一方」永遠是人生最大目標,如今人的富人排行榜。「君子愛財,取之有道」投資理財,想賺錢積財也是有方法。古人鹽鐵論「富在術數不在勞身,利在勢局不在力耕。」即是談論投資理財的方法。「天下没有白吃的午餐」,學習理財方法與技能才是決定你能不能白吃利多的關鍵。穿越理財新宇宙,改變老窮命運。20240303W7
網路資料:
富在術數
「富在術數不在勞身,利在勢局不在力耕。」此語出自《鹽鐵論》,大概意思是獲取財富關健在於方法,而不是在於勞作,獲取利益在於順勢而為,洞察局勢,待機而為,不是要親自耕作。
"富在術數不在勞身,利在勢局不在力耕”,這個勞身和力耕的含義是一樣的。這個術,一指技術,技高人膽大,克險能掙錢;二指心理素質及預測判斷能力。
鹽鐵論《通有》
大夫曰:「燕之涿、薊,趙之邯鄲,魏之溫軹,韓之滎陽,齊之臨淄,楚之宛、陳,鄭之陽翟,三川之二周,富冠海內,皆為天下名都,非有助之耕其野而田其地者也,居五諸之衝,跨街衢之路也。故物豐者民衍,宅近市者家富。富在術數,不在勞身;利在勢居,不在力耕也。
《鹽鐵論》,中國西漢鹽鐵會議的記錄,以對話體撰寫,10卷60篇,作者桓寬。其中記載的是賢良文學與丞相、御史大夫之間的辯論。 《鹽鐵論》是了解西漢後期政治、經濟、社會、思想、中央與地方對立情況的重要文獻。王先謙認為,桓寬的文筆,可與西漢褚少孫、嚴遵相比。 維基百科
作者: 桓寬
成書年代: 西漢後期
貧居鬧市無人問,富在深山有遠親
(諺語)貧困時乏人問津,富貴時車馬盈門。形容人情冷暖,嫌貧愛富。《平妖傳》第一八回:「平常裡認得的,只做不認得。街上撞著他,把扇兒摭臉,只當不看見。自古道:『貧居鬧市無人問,富在深山有遠親。』」
三遂平妖傳第十八回
登入
維基 -> 三遂平妖傳 -> 第十八回左瘸師飛磨打潞公 多目神救潞公獻策
《第十八回左瘸師飛磨打潞公 多目神救潞公獻策》[查看正文] [修改] [查看歷史]
1 
詩曰:2 
瘸師妖法得年深,合敗今朝遇血筒;3 
馬遂李遂諸葛遂,三遂平妖萬古聞。4 
卻說文招討喝開陣門,放出三伯個唧筒手和弓弩手,一齊上看著神頭鬼臉、猛獸便射,唧筒血匹臉便唧���只見許多怪物都是紙剪草做的,射死軍人不計其數。眾軍見勝一囗囗囗[原文缺]停軍馬,被文招討殺了二停。王則大敗輸虧,急急引兵入城,拽起弔橋,將城門緊閉不出。文招討得勝收軍,離城不遠下寨,虎視著城中,指日可破。將士得功者上了功勞簿,當日十萬大軍倍增喜氣。文招討傳下將令,令五伯軍上山砍伐木植,做造打城器械。雲梯、炮石、天橋、火箭,一二日間俱各齊備。文招討令傍城剿戰,眾軍士直到城濠邊攻打。5 
卻說王則輸了這一陣,正是刀添三個囗[原文為墨釘],人減七分威。令軍士弓弩上弦,緊守城鋪,卻不出戰。王則在貝州廳上交請左黜、張鸞、卜吉、彈子和尚、任遷、張琪、吳三郎,一班妖人團團坐下。王則道:「諸位在此,今文彥博識破我法,折了許多軍士,我今不敢出城交兵,他又直來城下搦戰,如何是好?」說由未了,只見探事人來報道:「文招討令軍士做造雲梯、炮石、天橋、適前逼近城下,見在打城!」王則慌道:「若如此緊急,這一城老小如之奈何?」只見左瘸師起身向王則道:「大王何必優慮,我左黜能乾變萬化,也不消得廝殺,只交文招討在城外死於非命,他十萬軍馬沒了主將,不戰而自散,好麼?」王則道:「賢卿有甚妙術,安排得他死,散得他十萬人馬,解我貝州之圍?」左黜道:「容易!」遂吩咐手下人,去磨坊裡取一塊大磨盤來。不多時,只見十來個人槓一塊大磨盤來到廳下。左黜下廳來,將銀硃筆書一道符在磨盤上,披髮跣足,右手仗一口劍,左手持一缽盂水,口中唸唸有詞,噙一口水,看著磨盤上只一噴,喝聲道:「疾!」只見磨盤漾漾的望空便起,迳往城外飛將去。王則和眾人見了,無不喝彩。6 
卻說文招討,正升帳請副招討曹偉,總管王信,先鋒孫輔,到帳中議論攻城之策,只見空中飛下一個磨盤宋望著文招討頂門上便落。一聲響,振天動地,眾人驚得面如土色,只道打死了文招討。卻說文招討正坐在交椅上,驀被一人攔腰抱過一邊,離交椅有五七步路。那磨盤下來,打不著文招討,卻把交椅打做粉碎,地上打一二尺一個深凹。眾將見文招討無事,俱各大喜。文招討吃那一驚不小,別取交椅坐定。問道:「適來抱我者是何人?」說由未了,只見一個人來到面前唱喏。其人生得身材長大,面貌醜惡。眾人看時.都不認得;又不是親隨人,又不是帳前士卒。文招討問道:「你是何人來救我一命?乞道其詳,自當重報!」那個人道:「我不是軍中人。今貝州王則使妖法將磨盤來壓死你,我特來救你之命,報你向日一飯之恩。」文招討見說,大喜道:「感謝你來救我,不知我文彥博施恩在於何處,願求姓名!」那人道:「口說恐招討失忘了,可惜銀盆筆硯來。」手下人取銀盆筆硯排列棹上,那人道:「乞退左右。」文招討喝退了左右,那人提起筆來寫罷,將銀盆覆在地上,大跨步走出帳外去了。文招討即時使人去趕時,便不見了。文招討道:「卻又作怪!」交人揭起銀盆來看時,中間寫著「多目神」三個大字,眾人皆不曉其意。文招討沉吟了半晌,方纔想得起來,對眾將道:「文彥博未及第時,曾於一館驛中宿歇,驛吏告道:『此處有鬼魁,在此房宿者,常多損人。』此時文彥博不信此言,乃明點燈燭,置酒驛房獨酌。夜至三更,忽然起一陣狂風,風過處見一人披發至案前,低頭叉手,呼我為相,覓我酒食。文彥博問道:「你是何人?如何不見面貌?』他道:『我生得面貌醜惡,凡人見者皆被驚死,故不敢以面貌相見。』文彥博不信其說,其人分開頭髮,只見青臉上霍霍眨眨有十二隻眼。文彥博見了亦驚駭,遂與他酒飯,其人吃罷,便道:『公相異日有人難,我必來相救!』言罷,隱然而去。今想道,適來救我者,必多目神也。」眾人見說,皆去看銀盆時,只見邊旁又有七個小字道:「逢三遂,可破貝州。」文招討仔細看了,大喜道:「不想多目神救了我性命,又教我破王則之策。但不知何謂『三遂』,甚不曉其意,諸位可想其意麼?」眾人都道:「不解其意。」各歸本寨細想,不在話下。7 
卻說貝州王則等一班妖人,升廳置酒與左瘸師作賀,一面差人打聽陣上動靜來報。只見探事的來報道:「文招討軍容嚴肅,隊伍整齊,依然無事。」王則與眾人說道:「若那邊沒了主將,便不整齊,無心戀戰。今文彥博陣上沒一些動靜不知磨盤曾害得他也不?」左黜道:「我行這家法術,百發百中,沒人解得,必然壓死了。」王則道:「若足要知虛實,可交人士下戰書,便知端的。」眾人道:「大王見得是。」即時寫下戰書,差一個的當的軍士,直至文招討帳前去下。文招討見說是下戰書的,交喚至帳下.左右接了書安在棹上,文招討展開看了,便解王則之意,思忖道:「他只道使妖法把磨盤壓死了我,誰知我安然無事,見我這裡沒些動靜,故以下戰書為由,來看虛實。」當時文招討當面批迴:「來日交戰。」與下書人回來。王則看了批回,問下書人道:「你曾到文招討帳下麼?」下書人道:「告大王!文招討並無疑忌,直喚小人到帳下,親自寫了批回,打發小人回來。」王則聽說文招討無事,心下憂慌,連夜請左黜等一班妖人商議對敵之策。左黜道:「磨盤既壓他不死……」與王則附耳低言道:「來日交戰,必須恁地,恁地。」當日計議已定,次日天曉,王則整點一萬人馬,開城門放下吊橋,排成陣勢,良久,兩陣對圓。文招討依舊帶了唧筒手并豬羊二血,使人高叫王則打話。王則不出陣前,只在陣裡,���髮跣足,不穿衣甲,裸形仗一口劍,牽著一匹白馬。左瘸師叩齒作法,腳下步魁罡,口中念念有同,喝聲道:「疾!」把劍尖刺著白馬的頭,刺出血來,噙口血水,出到陣前一噴。不噴時天青日朗,噴了時只見烏風猛雨,霹靂交加,飛砂走石,那陣風吹得黑囗囗[音虛虛]地,對面個相見,伸手不見掌,驚得軍士槍刀盡棄,各自逃生。只因如此,有分交:東京宰相翻為失路之人,正直文公偶遇平妖之客。正是:8 
有緣千里能相會,無緣對面不相逢。9 
畢竟文招討性命如何?且聽下回分解。
0 notes
johnelic · 7 months
Text
Wikipedia書き抜き(更新中)
異歯性は顕著であり、頭蓋骨は後頭部でオーバーハングしている。二次口蓋は、咀嚼と同時に呼吸が出来た事を示している。大量の酸素を必要としていた彼らは恒温性を獲得しつつあった。身体を丸め、眠った姿のまま化石化した。
夜はボクシングジムで鍛練を重ねる裏の顔を持ち、部長の愛人を麻薬とセックスで籠絡する。1億円強奪殺人事件で奪った1億円を安全なヘロインに換えるため、市会議員の磯川とも接触。刺客たちも難なく始末した。
「しまったー! 99800円のパソコンなんてどう考えても安くしすぎだ! うっかり、してました」という特徴的なコーラスでインパクトを与えたが、「ウソテック」や「総鉄屑」「粗ーテック」「糞ーテック」といったあだ名(インターネットスラング)が登場するなど、同社は著しく株を落とした。
2019年に特化則非該当の「サラセーヌAZ」へとさらなる進化を遂げ、「サラセーヌ堅鎧(タフガイ)システム」が実現した。
その影響はこれ以外にもジバンの機械的な動作や、各種メカニックの描写などにも大きく現れており、このようなロボット戦士路線は宇宙刑事シリーズのような正統派ヒーロー路線への回帰が意図されたものとなった。また、当初は主人公とヒーローが同一であるような演出をしない効果的にアナクロニズムを生かした手法や、主人公と深く繋がる少女である五十嵐まゆみの登場など1950年代の特撮ヒーローを彷彿させる設定となっている。
再び首と身体が一緒になるのではないかと恐れて、頭と身体を二つの岩の頂上に置いて、その岩の裂け目の中に石像をおき、それぞれの寺院を建立した。二つの寺院の間は、以前は4ヨージャナあったが、今は1クローシャしかないと言われている。 わたしの師匠が見たとき、寺院は岩壁がくっついて入り口がなく、窓から見ると、両方とも台座の上に石像の破片のようなものがそれぞれ置いてあったと言う。
土間基礎のコンクリートを打設しました。仕上げに『ヘラコプター』を使用しています。 業界入りたての頃、先輩に出力を2倍にすると空に飛べると教えられ、しばらく信じていた事を思い出しました。
サマラの「蜘蛛歩き」と呼ばれる四つん這いで、手(肩)よりも足が前に出る股関節が外れたような人間では考えられないような不気味な動きはCGではなく、実際にサマラを演じたボニー・モーガンが行なっている。
水素の音は漫画だけではなく、多くの関連イラストも作成され話題になりました。多くの人が水素の音の通販動画の虜になり、作成されたのでしょう。ただ再現するだけのイラストだけではなくストーリー性を持つものも多くあったのです。 それもまた面白く、水素の音が長くトレンドに残った要因の一つでしょう。人の想像力は本当に素晴らしく、多くの関連イラストを見ているだけで時間をつぶすことができるでしょう。AA(アスキーアート)でも水素の音が作成されました。AAとは文字や記号を組み合わせて作られる絵のことです。ずれが生じたりするため、それを作ることは容易ではありません。 水素の音のAAは、もちろん「あぁ~!水素の音ぉ~!」という場面です。ほかにもある可能性がありますが、やはり話題になるのはこの場面でしょう。 イラストやMAD動画、ノムリッシュ版に漫画、そしてAAなど様々な場面で作り変えられるほど水素水が話題になったことがよくわかりました。
素晴らしい時間の過ごし方だと思います。将来私のために勉強することができて嬉しいです。 私は自分のPTSDと複数の外傷性脳傷害で正社員として働けなくなりました。 精神的にも身体的にも社会人として生活することは難しいけど、将来につながる勉強と大麻が今の私の希望です。
エチゼンクラゲが地球で果たしている役割が明らかになっている。エチゼンクラゲは体がベタベタしており、弱って泳げなくなると体の表面に細かいごみがまとわりつき、重くなって沈んでしまう。このような形で、地球の生物地球化学的循環(生物循環)に寄与している。 ズワイガニもエチゼンクラゲを捕食している。 細かくしてアイスクリームに入れ、エチゼンクラゲアイスとして販売されることもある。 2009年は大発生して日本各地で漁業に大きな被害を与えたが、2010年度はその千分の一に激減した。
広く好まれた見世物であり、熊や猿を連れた旅芸人が犬をけしかけたり、観衆に石を投げさせて娯楽とした。狂人の観察などと並ぶ人気の興行であり、芝居見物などと等しいごく普通の習慣だった。
シーモンキー(アルテミア)は普通の塩とエサではうまく育ちません。孵化は容易ですが、その後の育成は難しいです。シー藻はシーモンキー飼育に最適な藻。シー藻を入れると良質なバクテリアが繁殖し、それをアルテミアが食べるので餌やりが全く不要になります。死んだシーモンキーや糞はシー藻の養分となって水槽内で循環します。併せてシー藻が酸素を出すため酸欠が起きず水も腐りません。過去に失敗された方にもおすすめです。小さな容器では水温や水質が安定しないため、なかなかうまく育ちません。大きな容器で飼うほどに失敗が激減します。孵化率の低い中古の飼育セットも出回っているようです。アルテミアは生き物です、おもちゃではありません。小さな生物だからこそ最上の環境で育ててあげてください。お子様の教育にもお役に立ちます。
マディディティティはオレンジ色から茶色の体毛で、頭に特徴的な金色の王冠のような模様を持つ。尾は白く、手足は赤褐色である。自然保護の基金を作るために命名権を競売に出し、オンラインカジノ会社のゴールデンパレスが65万ドルで落札した。そのため、ゴールデンパレスドットコムモンキー(http://GoldenPalace.com monkey)とも呼ばれる。
26世紀の愛のピアノ音楽。Limb 1st。辺境の惑星でいま二人のピアニストの魂が出会う。どうしてわかりあえるのにこんなに時間がかかってしまったのか。さる東欧のX地区でソ連解体以前、アンダーグラウンドピアノレジスタンスがロケット基地を占拠した。ピアノを演奏する事により推進力を得るピアノエンジンが積まれたロケットに乗り、宇宙に脱出するレジスタンスの演奏記録。ヴァルカンピアノ砲照射、大気圏脱出後の強烈な光が。ピアノが宇宙に行くとどうなるんでしょうか。
最弱童貞の俺、非モテ女子に告ってイチャイチャライフを送ることにしました。~今更羨ましいと言ってももう遅い~
また、オリジナルデザインにしたらもっと良い物ができたのではないかという質問に対しては「デザインは全くのオリジナル。至る所に新しい機軸を取り入れている」と、このデザインはあくまでもオリジナルだという事を主張した。 今後の方向性としては、カラーバリエーションは考えず、トランスルーセントではないバージョンやPentium IIIなどを搭載した高速化を考えているという。 ゲストとして招かれていたインテル株式会社の傳田代表取締役社長は、「今までパソコンはデザインが良くなかった。このe-oneでリンゴのマークの人たちがこちらに来てくれる事を期待している」と語り、会場の笑いを誘った。
生きているロゴマークは、ずっと「変わりたい」と願っていました。ある時、清い水と出会ったことで、色々な形に姿を変えることが出来る様になりました。その時から、ロゴマークはこのキャラクターと、ひとつになりました。ロゴマークは「なりたい自分になる」そう願いながら日々、より善き姿を求めて変化しています。
リング状に成型して焼き上げたいちご味のもちもち生地を、いちごチョコでコーティングしました。リング状に成型して焼き上げたいちご味のもちもち生地を、いちごチョコでコーティングしました。ファミマのいちごモッチうますぎて、口に入れた瞬間女の子座りして泣いちゃいました。
HONUMIスーパーナチュラルシステム 海の作り方発明しました。 水換え不要の凄い生簀・活魚水槽の特長 従来の生簀と当社の凄い生簀の比較
車が炎上、爆発。全身にヤケドを負い、病院で息を引き取るが、亡くなったのは替え玉で、本人は生きていた。亡くなった替え玉も、死んでも死にきれず、真棹を絞殺しようとした。しかし真棹を殺せず、それが事件にとって最大の誤算を生み出したため、洞窟で真棹を殺そうとした。
パンダは大量に竹を食べ、快速に排出する食べ方で、自分の体の需要を満足しています。一日の食糧は大体:筍23~40㌔、笹は104~18㌔、竹の枝は17㌔です。 パンダは垂直移動する習性があります。夏には高山へ筍を取り、秋と冬には雪のない中低山の地区へ移動します。 多量な竹が開花し、枯死することはほかの植物の更新を促進する役目があるから、生物種と生物系統の多様性を保持するには必要な過程です。一種の竹が開花しても、まだほかの食べられる竹があるから、竹の開花はパンダの生存を脅かすことにはならないはずです。しかし、現在パンダの生息地がごくわずかしかないし、分断化されているから、この「小島」での唯一の竹が一旦開花したら、パンダも食物に困る状況に迫られるのです。
クロムウェル夫人は、自分が設立した町が北京の裏側にあると思っていたため、町を「ペキン」と名付けたと言われています。(1700年代後半から1800年代初頭にかけて、中国と米国は地球の正反対の側にあると考えられ、町はしばしば中国の場所にちなんで名付けられました。別の例はオハイオ州カントンです。
藤原さんの主たる活動は北見の基地にて隊員(何十人という、最大時は84人と聞いています。元自衛隊員が多かったと聞いています。)と共に、地下に潜り火山の爆発と地震を止める仕事をしていました。
最初に迷乱する因は、3つの無明である 。 自己を認知しないという局面は、所取と能取としては生じていないので、実際上は「不迷乱」であるが、それが迷乱になる。たとえば「無名」が名前になるようなものである。これが①「同一性の無明」である。 「それを認知しない境界」という対象化、それが②「倶生の無明」であって、「輪廻と涅槃の両者」という顕現として生じる。 対象としての顕現を、知によって単なる二元的顕現に分割分離し、名称の指示対象を実体として概念構想する局面に至っては③「遍計の無明」と呼ばれる。
世界で唯一のアルビノゴリラ・スノー��レークは、かつてスペインの植民地だったアフリカの赤道ギニア共和国で捕獲された。群れの仲間は皆ハンターに殺され、スノーフレークだけが1966年にバルセロナ動物園に連れてこられた。2003年に皮膚がんで死ぬまで同動物園で暮らした。
4人は進級し、堂郷和太郎の協力を得て楓は写真部を創部する。そこに声をかけたのは憧憬の路で楓の写真を撮り、賞をとった三谷かなえだった。写真部は楓とかなえ、そして楓を支援する3人が集まる「ぽって部」を合わせた5人で活動する。楓は、父の訪れた場所を訪ね、父の残した足跡を辿る。 また5人とかおるの姉の塙さよみは横須賀に行き、ちひろとその友人のともちゃんに会う。しかしかなえは受験のため、私たち展を最後に部活を引退する。その後かなえは大学に合格し、高校を卒業した。
1 note · View note
shigerunakano · 1 year
Text
オロンジュの名残り
三、色彩と竜の変容。ロレンスはなんともすばらしい色彩の生成を展開している。というのは、もっとも古い竜は赤色、赤=金色で、螺旋状の宇宙に横たわるか、人間の脊柱にとぐろを巻いている。だが、その竜の両義性(善なのか、悪なのか?)の瞬間はいつ訪れるのか?人間にとって竜はまだ赤色だが、それに対し、善なる宇宙の竜は、春の微風のごとく、星々のただなかで半透明の緑色になった。赤色は人間にとって危険な色になった(ロレンスが喀血の合間に執筆していたことを忘れてはならない)。
‐ジル・ドゥルーズ「批評と臨床」
そしてその吉備国から上っていらっしゃる時に、亀の甲羅に乗って、釣りをしながら鳥が飛び翔るような恰好でやって来る人に、速吸の海峡で出遭った。そこでその人を呼び寄せて、「おまえは誰か」とお問いになった。答えて、「自分は国つ神です」と申した。また、「おまえは航路に通じているか」とお問いになる。答えて、「詳しく知っています」と申す。さらにお問いになる、「お供をしてお仕えしないか」。答えて、「お仕え申し上げましょう」と申した。そこで船棹を差し出し渡し、その人を船に引き入れた。その人に名をお与えになって、槁根津日子と名付けた。これは倭の国造らの祖先である。
‐「古事記」
さて、最後に、いささか個人的な感想のたぐいを書きつけて、この章のとりあえずの結びとしてみたい。例の太陽の塔のことである。
なによりも巨大で、なによりもへんちくりんだということだけで憧れていた太陽の塔を万博会場で見られなかったわたしが、その実物を見たのは、つい数年前のことである。二十年あまりが経過してはじめて訪れた万博記念公園は、かつて雑誌で穴があくほど見たあの非現実的な夢の祭典の痕跡をあとかたも残していなかった。(中略)たしかなことは、太陽の塔に付着した複数の顔が、いずれも笑っていないことくらいなのである。
‐椹木野衣「日本・現代・美術」
ー1896年、オンフルール
「ごみを出さなくてはならないから、あなたのお部屋のごみを今日中にまとめておいて。必ずよ」
僕のお母さんが言う。小学校に通いだしてから自分でやりなさい、と言われ、渋々だがやりだしたことは多い。食事の後に、食器を台所に出すこと。花壇に水をやること。我が家で飼っている犬のダニに残飯を与えること。あれに触るな、これに触るなと言われるよりもましだけど、正直めんどくさいと感じてしまう。学校から帰ってうとうとと休んでいるときなどに頼みごとをされた時には、正直に嫌だと言ったこともある。校庭で虫を眺め、いじくったり、学校の友達と追いかけっこをしていた方が気楽でやりがいがある、と感じる。
「はい」
と僕は返事をし、自分の部屋に向かう。でもすぐには作業には取り掛からないつもりだ。夕食までは時間があるし、ベッドに横になり、ぬいぐるみで遊ぼうと考えた。
30分ほど、熊のぬいぐるみをベッドで眺めていると、お母さんが僕を呼んだ。ごはんが出来たようだ。お父さんはまだ帰ってこないので、お母さんとお婆ちゃんでの三人の食事だ。お婆ちゃんは僕の学校での出来事を聞くのが好きなので、よく話してやる。今日は学校のチューリップについて話してやった。毎日お昼になると、ピエールと二人で水をやりに行くのだと話してやった。彼女はその話を面白がって聞いていた。チューリップが好きだと言った。
歯磨きをした後、部屋のごみをまとめている時に、神について考えた。教会と学校は違うと母や友達が語っていたけど、教師はよく神について話す。彼女が司祭なのではないかと思えるほどに。特に生徒に注意する際には頻繁に、だと言える。僕は神をピエール見たことがないので分からないけど、いざという時に神が助けてくれたりするだろうか。でこは、僕も敬虔なクリスチャンになれるだろう。それというのも、お父さんの同僚がギャンブルについて語りながらそのようなことを冗談めかして話していたからだ。僕はこれをいざという時の言いまわしにしようかと考えている。そのようなことを布団に入ってからも考えていた。
翌日、僕は予定通り、釣具店に向かった。学校が休みだったからだ。海が近いのだ。
財布と釣り具と細々とした日用品と弁当を持って出かける。歩きながら、天気を見ていた。ここ数日晴れた日が続いているので、暗くなるまで釣りができるだろうと考ハえた。釣具店に着くと、店長はいつも通り「ハリのいいのはいたかい」と聞いてくるので、意味の分からない冗談だと思いつつも、適当に受け流すことにしている。彼の名前はジャン=ピエール。男性である店長の顔は、月並みだけど、精悍な印象を与える泥臭い中年である。
いつも通りミミズを買って出る。前回は釣糸が切れたので少し頑丈そうなのを調達することにした。
海岸に行く前に雑貨屋へ向かうことにする。いつも行く店で名前はブランシュ・エ・フュイユ(「枝と葉」という意味)。安くて手頃な商品が揃っているのだ。テーブルクロスや花瓶を買ったのもそこだ。それに関しては母も喜んでいた。そもそも、商品を眺めるのが、好きなのだ。椅子も沢山あってくつろげる。
お店に着くまでに神について考えた。神の形状のようなものについて考える。神はどんな姿をしているのだろう、とか話した人はいるのだろうか、とかだ。そのうち分からないものは分からないとなった。
雑貨屋について棚の辺りを眺めていた。目ぼしいものは無いなぁ、と考えたけど、ちょっとぼーっとしてたら、店長が話しかけてきた。
「いいのはあるかい」
「あ、どうだろう。もうちょっと見てみる」
雑貨屋の店長は初老の男性でジョエルと言っただろうか。老人のようにも見える。
「釣りに来たんでしょ?こないだタバコ屋のせがれがひどく立派なメバルを釣っていたよ、よく来るんだ」
「それなら僕も釣ったことあるよ。大人のみんなはいろにこだわりを持っているらしい。違う生物なんだとか」
「そうだったかな、あれ、でも……」
そうして、店長は去っていった。
外が曇っている。夕方まで続けるのは無理か。
「別世界に行きたいかい」
と聞いて、僕は何か悪いものが店長に取り付いたのかと思った。「え」
僕は言う。言っている言葉が聞き取れなかったからだ。人は「止まれ」と言われて気付かない場合もある。そのようなことを僕は説明したい。
「別世界に行きたいかい、べつせかい」
「あ、え、別世界。どこか他の世界ということかな」
「そうそう、最近ちょっとした気付きがあってね」
「ふぅん、どんな」
「そこの、うちの店の暖炉。あるだろ」
「あるね」
「そこの上の端の隙間。そこが別世界に繋がってる」
別世界という言葉は妙なドライで突き放した響きを伴うものだった。山の中、みたいな。
怖い、と思った。
「怖いけど、行ってみたいかも」
と正直に話した。
0 notes
kawagoeaosa · 1 year
Text
常用漢字(最終案)
絞り込んで、川越の常用漢字案が完成しました。 画数の多い漢字や、漢字で書く機会が少ない漢字を落とし、漢字で書く機会が多い漢字を中心に300文字を追加しました。
また、教育漢字案も見直し、6年案の「凶・狂・伸」を、小学生で習うには早いと思い、 天気予報でよく出る「乾燥」と「雷」を追加しました。
また、常用漢字を一部直し、「鵜」、流「暢」を追加しました。
また、常用漢字と違い、義務教育で習う必要はないが読みは覚えてもいい「準常用漢字」を設けました。 準常用漢字は、落選となった追加候補の394文字と、常用漢字から外してもいいと思っている��虞」「朕」、 2010年に常用漢字から外れた「勺・錘・銑・脹・匁」の5文字、 追加候補外からは、単語にしないとわかりにくい文字は「灌漑(かんがい)」、「乃」公(だいこう)、 三「叉」路、「傭」兵、不「俱」戴天、「鞍」馬(あんば)、甲「斐」性、「珪」藻土、 長「篇」、反「芻」(はんすう)、帰「趨」(きすう)、馬「蹄」(ばてい)、 激「昂」、隆「昌」、「浩」然、「聡」明、「僭」越(せんえつ)、 「猜」疑(さいぎ)、「恢」然(かいぜん)、下「剋」上、「亢」進(こうしん)、「俯瞰」(ふかん)、 「叛」意、不「埒」、「婉」曲(えんきょく)、「徽」章(きしょう)、 殺「戮」(さつりく)、「殲」滅(せんめつ)、「幇」助、騒「擾」(そうじょう)、 空「挺」、標「榜」、「檄(げき)」を飛ばす、「槓」子、 「沽」券、「沐」浴(もくよく)、揮「毫」(きごう)、「熨」斗袋(のしぶくろ)、 「碌」でなし、「稟」議、「篆」刻(てんこく)、「筐」体(きょうたい)、 「薀」蓄(うんちく)、「衍」字(えんじ)、「艱」難(かんなん)、 感「歎」(かんたん)、奇「譚」(きたん)、生「贄」(いけにえ)、 足「枷」(あしかせ)、「輻輳(ふくそう)」、「跋扈(ばっこ)」、 「邁」進(まいしん)、雑「駁」(ざっぱく)、天「佑」、寛「恕」(かんじょ)、 「忽」然(こつぜん)、「摸」索、「碩」学(せきがく)、 「饗」応(きょうおう)、「慧」眼(けいがん)、波「瀾」、「烽」火、 「矮」小(わいしょう)、罵「詈」(ばり)、敏「捷」(びんしょう)、 「擾」乱(じょうらん)、「涵」養(かんよう)、「斟」酌(しんしゃく)、 錯「綜」、「耽」溺(たんでき)、「逍遥」(しょうよう)、「遁」世(とんせい)、 「邂逅」(かいこう)、研「鑽」(けんさん)、救「恤」(きゅうじゅつ)、 封「緘」(ふうかん)、義「捐」(ぎえん)、「懈」怠(けたい)、欺「瞞」(ぎまん)、 灰「燼」(かいじん)、誤「謬」(ごびゅう)、「稠」密(ちょうみつ)、栄「耀」(えいよう)、 諮「詢」(しじゅん)、悲「愴」、惨「憺」(さんたん)、警「邏」(けいら)、 「驀」進(ばくしん)、憤「懣」(ふんまん)、編「纂」(へんさん)、老「獪」(ろうかい)、「稜」線、 改「悛」(かいしゅん)、辺「鄙」、暗「澹」(あんたん)、困「憊」(こんぱい)、 刺「戟」(しげき)、「註」釈(ちゅうしゃく)、「訥」弁(とつべん)、「冪」乗(べきじょう)、 揺「籃」(ようらん)、「幺」九「牌」(やおちゅうはい、牌は常用漢字案入り) 動詞・形容詞は、「廻し」、「或る」、「捲る」(まくる)、「於いて」、 「淀む」、「窺う」(うかがう)、「纏う」(まとう)、「諫める」(いさめる)、「訊く」(きく) 「而も(しかも)」、「蕩ける」(とろける)、見「做す」(みなす)、「悍ましい」(おぞましい)、 「侘しい」(わびしい)、「唸る・呻る」(うなる)、「囀り(さえずり)」、「按ずる」、 「掬う」(すくう(、「抉る」(えぐる)、「撚り(より)」、「毟る(むしる)」、 「撓み(たわみ)」、「搗く(つく)」、「漲る(みなぎる)」、「滲む(にじむ)」、 「蝕む(むしばむ)」、「褪せる」、「尤も(もっとも)」、「犇めく」(ひしめく)、 「乍ら」(ながら)、「縋る(すがる)」、 1文字でも意味が分かる文字は「俤(おもかげ)」、「此(これ)」、「稀(まれ)」、 「釦(ボタン)」、「漱・嗽(うがい)」、「屡(しばしば)」、「棘(とげ)」、 「栞」、「籾(もみ)」、「稍(やや)」、「袂(たもと)」、「諱(いみな)」、 「焰(ほむら)」、「亦(また)」 生き物から「鸚鵡(おうむ)」、「柴」犬、「啄」木鳥(きつつき)、「蝿」(はえ)、「隼」、 「鱒」(ます)、「鮒」、「鴎(かもめ)」、「仔」牛、「嘴」(くちばし)、「椋」鳥(むくどり)、 猛「禽」類、「獺(かわうそ)」、「獏」、「羆(ひぐま)」、 「蜥蜴(とかげ)」、「蛹(さなぎ)」、「蝙蝠(こうもり)」、「蝮(まむし)」、 「蟷螂(かまきり)」、「蠍(さそり)」、「蛆(うじ)」、「蚯蚓(みみず)」、 「蛭(ひる)」、「鴛鴦(おしどり)」、「鰊(にしん)」、「鯰(なまず)」、「鰈(かれい)」、 「鰆(さわら)」、「鱚(きす)」、「鱧(はも)」、「鯊(はぜ)」、「鰭(ひれ)」、 泥「鰌」(どじょう)、「鼬(いたち)」、儒「艮」(ジュゴン)、「鴇(とき)」 浅「蜊」、「驢」馬(ろば)、「鯱(しゃち)」、木「菟」(みみずく)、 「鶉」(うずら)、「梟」(ふくろう)、「螟」虫(めいちゅう)、 植物は、「菫」、「榎」、「芥」子、「樫」、水「芭蕉」、「枇杷」、「柊」、 「桔」梗、「栴檀」、「楠」、白「樺」、「杏」、「李」、「萩」、「蓬」、 「葵」、「茜」、「蕨」、「柘榴」、「梶」、野「蒜」(のびる)、自然「薯」、 砂糖「黍」、「稗」、「欅」、「梔」子(くちなし)、「栂(つが)」、 「楢(なら)」、「椚(くぬぎ)、「檸檬(レモン)」、「萼(がく)」、 「茉莉」花(まつりか)、「芙蓉」、「薊(あざみ)」、「蓼(たで)」、 雄「蕊」(おしべ)、「芹(せり)」、「蕗(ふき)」、「椰」子(やし)、「籐」、 牛「蒡」(ごぼう)、「莢(さや)」、「豌」豆(えんどう)、「菠薐」草(ほうれんそう)、 「躑躅」(つつじ)、「藺」草(いぐさ)、「芍」薬、「樅(もみ)」 食べ物から善「哉」(ぜんざい)、「柏」餅、「蒲鉾」、金「鍔」(きんつば)、 「粳」米(うるちまい)、「糯」米(もちごめ)、「粽」(ちまき)、「蒟蒻」、 味「醂」(みりん)、「饂飩」(うどん)、「珈琲」、 土地・建物・工業・乗物・工作物から「曳」航、漆「喰」、田「圃」、土「嚢」(どのう)、「厩」舎(きゅうしゃ)、 「竪」穴、寒冷「紗」、「柾」目(まさめ)、「櫓」(やぐら)、「灘」、「畦」道、「鍾」乳洞、 「帷(とばり)」、「艘」、「叢(くさむら)」、「浚渫(しゅんせつ)」、「濠(ほり)」、 「澪」標(みおつくし)、「釉」薬(うわぐすり)、急「峻」、「樵(きこり)」、耕「耘」機、 「鏝」(こて)、「斫り(はつり)」 体・生育・病気・人の呼び方から「吾」輩、「嬰」児(えいじ)、「嗚」咽(おえつ)、 「屍」、「汝(なんじ)」、「儂(わし)」、「姥」、「嫗(おうな)」、「嬶(かかあ)天下」、 「屎」尿、「扁」桃腺、「涎(よだれ)」、血「漿」(けっしょう)、 黄「疸」、壊「疽」(えそ)、動脈「瘤」、水「疱瘡」(ぼうそう)、 「睫」毛(まつげ)、「睾」丸、「臍(へそ)」、「踵(かかと)」、 「踝(くるぶし)」、「膣」、「腋(わきのした)」、「脾」臓、 外反母「趾」、「胡坐」(あぐら)、白「癬」、「妾(めかけ)」、 創「痍」、「蕁」麻「疹」(じんましん)、吐「瀉」(としゃ)、「皺(しわ)」、 「黴」菌(ばいきん)、骨粗「鬆」症 道具・服飾・から茶「托」、「錨・碇」(いかり)、「綾」織、骨「董」品、 「鉤」(かぎ)、「鍬」(くわ)、「鞠」(まり)、 靴「箆」、縮「緬」(ちりめん)、「鋤」(すき)、金「鎚」、「銚」子、銅「鐸」(どうたく)、 「喇叭」(らっぱ)、「お櫃(ひつ)」、「棹」、「炬燵(こたつ)」、「甕(かめ)」、 衣「裳」、金「襴緞」子(きんらんどんす)、「薙」刀、銅「鑼」、「鼈」甲(べっこう)、 「棍」棒、「幔」幕(まんまく)、 金属・物質から「錫」、瓦「斯」(ガス)、「燐」、「鍍」金(めっき)、真「鍮」、 「砒素(ひそ)」、「弗素」、「硼素(ほうそ)」、 伝統・寺院・神事から「韋」駄天、八「幡」、「撞」木、釈「迦」、「祠(ほこら)」、 「祢」宜(ねぎ)、「伽」羅、 歴史から「倭」、水「俣」病、華「僑」、「穢」多(えた)、「孟」子、太「閤」、 「宦」官(かんがん)、宗「廟」(そうびょう)、「敦煌」(とんこう)、天「竺」、 「殷・秦・魏・蜀・晋・宋・隋・遼(中国の旧名) 気象・四季・自然現象から「曙」、「渚」、「朔」日(ついたち)、「翡翠」、花「崗」岩、 「漣(さざなみ)、明「礬」(みょうばん)、「熔」岩、「昴」、干「魃」(かんばつ)、 水「褥」池(すいじょくち)、「塹壕」、 数に関する文字から「肆・伍・玖・阡・萬」、 色に関する文字から「臙」脂(えんじ)、「緋」色(ひいろ)、黄「檗」(きはだ)、 「縹」(はなだ) 四字熟語から一「攫」千金、切「磋琢」磨、有「耶」無「耶」、「紆」余曲折、画竜点「睛」、「魑」魅「魍魎」、 虎視「眈々」、「侃々諤々」(かんかんがくがく)、和気「藹々(あいあい)」 十干から「戊・庚・壬・癸」、旧国名から「磐」城・飛「騨」・伯「耆」・「筑」前・「琉」球を準常用漢字としました。
また、除外した文字に「虞・朕」以外に、一般的に漢字では書かない「且」、 玉璽そのものが一般的ではない「璽」も準常用漢字でいいと思っています。 「附」は2010年に実際に常用漢字から外された「脹」と同じ理由です。
最後に言うが、やはり川越が漢字知りすぎているだけでは… 追加は300文字がちょうどよくて、準常用漢字はどう考えても常用漢字候補からは程遠いかもしれません。 ま、準常用漢字は大体は名詞か交ぜ書きの解消目的なんですけどね…
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
0 notes
toridaikanbun · 1 year
Text
今日の漢文(2023/4/1)
今日紹介する漢文は、陶淵明の『帰去来辞』です。
陶淵明は、東晋から南朝の宋の時代に活躍した、六朝文化を代表する詩人です。陶潜とも呼ばれています。41歳の時に官を辞し、故郷で隠遁生活を送りました。日常生活や農村といった身近なテーマを扱っていることが特徴的で、中でも酒を詠った詩は多くみられます。『帰去来辞』や『桃花源記』は有名な作品です。
原文
歸去來兮,田園將蕪胡不歸?
既自以心為形役,奚惆悵而獨悲?
悟已往之不諫,知來者之可追。
實迷途其未遠,覺今是而昨非。
舟遙遙以輕颺,風飄飄而吹衣。
問征夫以前路,恨晨光之熹微。
乃瞻衡宇,載欣載奔。
僮僕歡迎,稚子候門。
三徑就荒,松菊猶存。
攜幼入室,有酒盈罇。
引壺觴以自酌,眄庭柯以怡顏。
倚南窗以寄傲,審容膝之易安。
園日涉以成趣,門雖設而常關。
策扶老以流憩,時矯首而遐觀。
雲無心以出岫,鳥倦飛而知還。
景翳翳以將入,撫孤松而盤桓。
歸去來兮,請息交以絕遊。
世與我而相違,復駕言兮焉求?
悅親戚之情話,樂琴書以消憂。
農人告余以春及,將有事于西疇。
或命巾車,或棹孤舟。
既窈窕以尋壑,亦崎嶇而經丘。
木欣欣以向榮,泉涓涓而始流。
善萬物之得時,感吾生之行休。
已矣乎!寓形宇內復幾時?
曷不委心任去留?
胡為乎遑遑欲何之?
富貴非吾願,帝鄉不可期。
懷良辰以孤往,或植杖而耘耔。
登東皋以舒嘯,臨清流而賦詩。
聊乘化以歸盡,樂乎天命復奚疑?
引用元:ウィキソース「 歸去來辭並序 」(https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AD%B8%E5%8E%BB%E4%BE%86%E8%BE%AD%E4%B8%A6%E5%BA%8F)
書き下し文
帰りなんいざ
田園将に蕪(あ)れんとす 胡ぞ帰らざる
既に自ら心を以て形の役と為す
奚(なん)ぞ惆悵(ちゅうちょう)として独り悲しまん
已往(いおう)の諫(いさ)められざるを悟り
来者の追う可(べ)きを知る
実に途(みち)に迷うこと其れ未だ遠からず
今の是(ぜ)にして昨(さく)の非(ひ)なるを覚(さと)る
舟は遥遥(ようよう)として以て軽く颺(あ)がり
風は飄飄(ひょうひょう)として衣(ころも)を吹く
征夫(せいふ)に問うに前路を以てし
晨光(しんこう)の熹微(きび)なるを恨む
乃(すなわ)ち衡宇(こうう)を瞻(み)
載(すなわ)ち欣(よろこ)び載ち奔(はし)る
僮僕(どうぼく) 歓(よろこ)び迎え
稚子(ちし) 門に候(ま)つ
三径(さんけい) 荒(こう)に就くも
松菊(しょうきく) 猶ほ存す
幼(よう)を携えて室(しつ)に入(い)れば
酒有りて罇(たる)に盈(み)つ
壺觴(こしょう)を引きて以て自(みずか)ら酌(く)み
庭柯(ていか)を眄(み)て以て顔を怡(よろこ)ばす
南窓(なんそう)に倚(よ)りて以て傲(ごう)を寄せ
膝を容(い)るるの安(やす)んじ易(やす)きを審(つまび)らかにす
園(えん)は日びに渉(わた)りて以て趣(おもむき)を成し
門は設くと雖(いえど)も常に関(とざ)せり
策(つえ)もて老いを扶(たす)けて以て流憩(りゅうけい)し
時に首(こうべ)を矯(あ)げて遐観(かかん)す
雲は無心にして以て岫(しゅう)を出で
鳥は飛ぶに倦(う)みて還(かえ)るを知る
景(ひかり)は翳翳(えいえい)として以て将(まさ)に入らんとし
孤松(こしょう)を撫(ぶ)して盤桓(ばんかん)す
帰りなんいざ
請(こ)う 交わりを息(や)めて以て游を絶たん
世と我と相(あい)遺(わ)する
復(ま)た駕(が)して言(ここ)に焉(なに)をか求めん
親戚の情話を悦(よろこ)び
琴書(きんしょ)を楽しみて以て���いを消さん
農人(のうじん) 余(われ)に告ぐるに春の及べるを以てし
将(まさ)に西疇(せいちゅう)に事(こと)有らんとす
或(ある)いは巾車(きんしゃ)を命じ
或いは孤舟(こしゅう)に棹(さお)さす
既(すで)に窈窕(ようちょう)として以て壑(たに)を尋(たず)ね
亦(ま)た崎嶇(きく)として丘を経(ふ)
木は欣欣(きんきん)として以て栄(えい)に向かい
泉は涓涓(けんけん)として始めて流る
万物の時を得たるを善(よ)みし
吾(わ)が生の行〻(ゆくゆく)休するを感ず
已(や)んぬるかな
形(かたち)を宇内(うだい)に寓すること復(ま)た幾時(いくとき)ぞ
曷(なん)ぞ心に委(ゆだ)ねて去留(きょりゅう)を任せざる
胡為(なんす)れぞ遑遑(こうこう)として何(いず)くにか之(ゆ)かんと欲する
富貴(ふうき)は吾(わ)が願いに非ず
帝郷(ていきょう)は期(き)す可(べ)からず
良辰(りょうしん)を懐(おも)いて以て孤(ひと)り往き
或(ある)いは杖(つえ)を植(た)てて耘耔(うんし)す
東皋(とうこう)に登りて以て舒嘯(じょしょう)し
清流に臨みて詩を賦(ふ)す
聊(いささ)か化(か)に乗じて以て尽くるに帰し
夫(か)の天命を楽しみて復(ま)た奚(なん)ぞ疑わん
引用元:Web漢文大系『 帰去来兮辞(陶潜) 』(https://kanbun.info/syubu/kikyorainoji.html)
単語の意味
帰去來兮:さあ、帰ろう。
形:からだ。肉体。
役:使う。働かせる。使われる。
惆悵:嘆き悲しむ。
已往:以前。過去。
来者:今から後にくる事。将来の事。
是:ただしい。よい。
遥遥:ゆれ動くさま。
飄飄:風が吹くさま。
征夫:旅人。
前路:これから行く道
晨光:朝日の光。
熹微:光がかすかなこと。
恨:残念に思う。
乃:そこではじめて。やっと。
衡宇:木を横たえた軒。転じて、粗末な家。
瞻:見上げる。あおぎ見る。
僮僕:召し使い。
稚子:幼い子ども。幼児。
三径:隠者の住まいの庭園をいう。漢の蒋詡が庭に三径(三つの小道)を作り、松・菊・竹を植えた故事に基づく。
壺觴:酒壺とさかずき。
庭柯:庭の木の枝。転じて、にわき。
倚:もたれる。よりかかる。
寄傲:気ままにのびのびとくつろぐこと。
流憩:あちらこちら歩き回ったり、立ち止まったりして休息したりすること。
遐観:はるかにながめる。遠く見渡す。
岫:山のほら穴。
倦:疲れる。くたびれる。
翳翳:日がかげって薄暗いさま。
盤桓:さまようさま。ぐずぐずしていて進まないさま。
駕:馬・馬車などに乗る。また、牛馬・馬車などを扱う。転じて、役人になる。
情話:まごこころからの話。愛情のこもった話。
琴書:琴と書物。琴を演奏することと読書すること。
西疇:西方の畑
或:あるときは
巾車:ほろをかけた車。ほろ馬車。
孤舟:ただ一つの舟。つれのない舟。
棹: 棹をかいで船を進める。
窈窕:奥深いさま。
崎嶇:山路のけわしいさま。
経:通る。めぐる。
欣欣:草木の生き生きしているさま。
涓涓:水がちょろちょろ流れるさま。
善:心にかなう。喜ぶ。好む。
已矣乎:もうだめだ。これまでだ。絶望のことば。
形:肉体
宇内:天地の下。天下。世界。
寓:身をよせる。仮住まいをする。
幾時:どれほどか。疑問・反語。
去留:去ることと、とどまること。死ぬことと生きること。
胡為:どうして~しないのか、いや、~しない。
遑遑:あわただしいさま。
富貴:家が富んでいて身分が高いこと。
帝郷:仙人のいるところ。
期:あてにする。希望する。まつ。
良辰:おだやかで気持ちの良い日。
耘耔:田畑の雑草を取ること。草の根元に土をかけること。
東皋:東方の丘。また、東方の田畑。
舒嘯:ゆるやかにうそぶく。静かに口ずさむ。
聊:かりそめ。しばらく。
尽:死ぬ。命がつきる。
参考文献:大修館書店『新漢語林 第二版』、尚文出版『必携 新明説漢文』
現代語訳
さあ帰ろう、
田園は荒れ果てようとしているのにどうして帰らないのか。
自分から精神を肉体のしもべにしてしまったのだ、
どうしてそれをひとり嘆き悲しんでいてよいだろうか。
過去は訂正できないと悟り、
未来を追い求めるべきだと知った。
まことに道には迷ったがそれほど遠くへは行っていない、
(引き返してみて)今が正しく昨日までが間違っていたことに気づいた。
舟ははるばるとした水面をかろやかに船首を上げて進み、
風はひらひらと我が衣を吹く。
旅人にこれから先の道のりを聞いてみる。
朝の光がうっすらとおぼろなのが恨めしい。
やっと粗末な我が家が見えて、
喜んで走り出した。
子どもや下男がうれしそうに出迎えてくれ、
幼い子は門の所で待っている。
庭の三本の小道は荒れ始めていたが、
松と菊はまだ元気に残っている。
幼子の手を引いて部屋に入ると、
酒が樽にいっぱい用意してある。
徳利と杯を引き寄せてひとりで飲み、
庭の木の枝ぶりをながめて顔をほころばせる。
南の窓辺に寄りかかって何にも縛られない気持ちを託し、
やっと膝が入る狭い空間の居心地のよさをじっくりと味わった。
庭は毎日歩いていると自然と味わいもでてきて、
門はこしらえてはあるがいつも閉じたままである。
扶老という藤で作った杖をついてしばらく休憩し、
時に顔を上げて遠くをながめやると、
雲は無心に山の峰から出て行き、
鳥は飛ぶのに疲れてねぐらに帰るのを心得ている。
日はほの暗く西の山に沈もうとする、
わたしは一本松をなでて立ち去りがたくたたずむ。
さあ帰ろう、
世間との交遊をきっぱり断ち切ろう。
俗世とわたしとは互いにそむき合っているのに、
もう一度仕官していったい何を求めようか。
親戚の者たちの心のこもったことばにうれしくなり、琴と書物を楽しんで憂いを消そう。
春がやってきたと農夫がわたしに知らせてくれた、
西の田畑でいよいよ仕事が始まる。
幌車を命じてそれで行くこともあれば、
一そうの小舟に棹さして行くこともある。
舟では奥深い谷川をたどりゆき、
車では険しい丘を通った。
木はうれしそうに生き生きと花をさかせようとし、
泉はちょろちょろと流れ始めている。
万物が春のよき時節を得たのを喜び、
(それにひきかえ)自分の生命が死に近づきつつあるのに心を痛ませる。
どうしようもないことである。
肉体を宇宙の間に寄せるのがどれくらい長いというのか、
どうして心を預けて自然の運命に任せないのか。
どうして慌ただしくどこへ行こうとするのか。
富と高い地位は私の願うところではない、
仙人の世界も当てにはできない。
おだやかな良い日を待ってひとりで出かけて、
杖を立て草を刈ったり苗に土を掛けたりする。
東の丘に登ってゆるやかに口笛を吹き、
清らかな流れを見下ろし詩を作る。
まあまあ大自然の変化に任せて死へと帰ろう。
あの天命なるものを楽しんでもう何をも疑わない。
引用元:釜谷武志「ビギナース・クラシックス 中国の古典 陶淵明」 角川文庫
参考文献:世界史の窓「陶潜/陶淵明」(https://www.y-history.net/appendix/wh0301-073.html)
0 notes
lovely-narichan · 5 years
Photo
Tumblr media
名演小劇場に移りまして「ハルカの陶」 を観ま~すヽ(^。^)ノ #奈緒 #平山浩行 #村上淳 #笹野高史 #村上真希 #長谷川景 #岡田健太郎 #勝又諒平 #小棹成子 #八木景子 #末次成人 #ハルカの陶 #名演小劇場 http://harukano-sue.com/ (名演小劇場 Meien Cine Salon) https://www.instagram.com/p/B51dFRrjF6f/?igshid=1ewe397iuquro
0 notes
sotarokikuchi · 3 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
個展「ウィスマ・クエラ」 Gallery TURNAROUND, 2019
撮影:小岩勉
以下、書店&cafe magellan (仙台)のブログより転載、店主の高熊洋平さんの文章です
 「ウィスマ・クエラ」という家屋が写真に切りとられ会場に鏤められていました。ただし細部に限られます。部屋の一望はおろか、ましてファサードなど全体像がそれと知れる外観は皆無です。そのうえリボンの忘れものなど一時的な現象も目立ちます。どの断片もあまりに頼りなく、いくらかき集めたところで建築そのものは一向に焦点を結びません。かえって印象は拡散するばかりです。  さりとててんでまとまりを欠くわけでもありません。部分的には連合し、そのつど異なる一面を垣間見せてくれます。階段の写真なら、複数のうち一枚にだけリボンが写っています。すると落とされた経緯や今後の行方が気になってしまうでしょう。挙げ句かつてそこを昇降した人々の身上にまで思いが及んだりするのです。おそらくそのうちの誰かが、他の写真にあるとおり扉を開け放したり、ないしは壁に穴をあけたに違いありません。いわば彼ら潜在的な他者こそが、たとえかりそめであれ写真どうしに見通しをつけてくれるのです。  写っている細部とはつまり他者の痕跡です。そして、その重なりには彼らにとってのその場所の意味が浮かび上がります。ボスのトンド(円形画)を例にとれば、当初はその主題(「放蕩息子」ルカ福音書第15章)への共感から部屋に飾られたのかもしれません。あるいはまた旧宗主国への無意識的な従属からでしょうか。けれども他方では、既存の窓のかたちに影響された可能性も捨てきれません。例えば調和を試みたとか。少なくとも両者を隣接させた展示からはそんな解釈が促されます。円を通して他者たちの連携が生まれ、暮らしに新たな装いがもたらされたというわけです。  同様に他の痕跡たちも互いに呼応しようと待ち構えています。おまけに詰め気味の構成がさらに棹さし視線の横滑りを誘います。あちこちでショートが仕組まれているのです。なかには奥の写真が隠れるほど重なっていたり。わけても、紛れ込んだように場違いな合板が野心的です。例の窓よろしく穴がくり抜かれ、当の会場そのものに「ウィスマ・クエラ」がショートさせられます。それを補強するかのように場内壁面には戸外のスケッチまであしらわれていました。ともあれ円を通して制作者じしんが他者たちの連携に列なり、場所の上書きを実践してみせているのです。  家屋を、つどに応じた意味の系譜として記録すること。もとより増改築の激しい物件ゆえのアプローチです。予定調和なり堅固な理念は端から望むべくもありません。偶然に充ちた事実性こそ賭金です。そのうえでなお全体の輪郭もまた事実として否応なく存在します。この即物的な全体を制作者はどう捉えるのか。無いものねだりとはいえ、別の機会にでも伺ってみたいものです。
1 note · View note
hi-majine · 5 years
Photo
Tumblr media
妾馬 3/3
「なにを申しておる……お広敷へ通ってどうするのじゃ? どなたにお目にかかる?」 「へえ、田中三太夫って人に……」 「これこれ」 「え?」 「田中三太夫って人とはなんだ」 「へえ、人じゃあねえんですかい?」 「なにを申す……人にまちがいはないが、田中殿はご重役である。ご重役をそう気やすくお呼びしてはならんぞ」 「へえ」 「田中殿に面会とあらば、通ってよろしい。お広敷への道順はじゃな、このご門をはいるな、まっすぐにいくわ。すると、左のほうにお馬場がみえる。そのお馬場を通り越すと、柳の木がある、その下に井戸がある」 「へへへ、そこからお化けがでる」 「そんなもの、でやせん。そこへまいれば、すぐにお広敷に通れるわ」 「へえ、どうもすいません……なんだ、あの野郎、いばった野郎じゃあねえか……なんだと、まっすぐにいくと、左のほうにおばばがみえるだと……なにいってやんでえ。ばばあなんぞみえやしねえ。原っぱがみえるだけじゃあねえか。でたらめ教えやがって、ちくしょうめ……ああ、ここに柳の木があって、井戸もあらあ。こいつはほんとうだ……ああ、ここだな、お広敷てなあ……こんちわあ、おーい、どうしたい? だれもいねえのかい? こんちわあ、留守かい? それとも死に絶えたかい? ……おーい、たてまつるよー」 「どーれ……これっ、なんだ?」 「ええ、たてまつります」 「たてまつる? なにをたてまつるか?」 「なにもたてまつらねえんで……そう欲ばっちゃあいけねえ」 「なにを申しておる……何用あってまいったか?」 「ええ、田中三太夫てえ人に……」 「これこれ、人というやつがあるか……田中殿に用事があるのじゃな」 「へえ」 「して、そのほうの姓は?」 「五尺四寸」 「そうではない。名はなんと申す?」 「名前は、八五郎《はちよろう》てんで……」 「なに? 早口でわからんな……なんというか?」 「八五郎《はちよろう》」 「はちょろう? 八挺櫓《はつちようろ》と申すか?」 「八挺櫓なんて、船頭でもあるめえし……八五郎ってんでさあ。八五郎……」 「八五郎? ……おお、お鶴の方さまのお兄上、八五郎殿とは御貴殿《ごきでん》でござるか?」 「御貴殿だよ。御貴殿だ、御貴殿だ。ごきでんよろしゅうてえくらいのもんだ」 「さようでござったか。知らぬこととは申しながら失礼いたした。しからば、身について同道《どうどう》しなされ」 「え?」 「身について、同道しなされ」 「どうどうめぐり?」 「そうではない。拙者といっしょにまいれと申すのだ」 「へーえ、ついていきゃあいいんですかい? ……じゃあ、いきますが、草履はどうしましょう?」 「草履などは、どうでもよろしい」 「それがよろしくねえんで……大家から借りてきたもんなんで、盗《と》られちゃあこまるもんですから……」 「盗られはせん」 「しかしねえ、もしもってことがあるといけねえから、これ、ふところへいれて……」 「こらこら、きたない、きたない! 盗られはせんから……」 「そうですか? ……じゃあ、そうしましょうか……」 「しからば、こっちへまいれ」 「へーえ、どうも広い屋敷だなあ。ねえ、ちょいと、そんなにずんずんいっちまわねえで、いっしょにいきましょうよ」 「このお廊下を左へまがる」 「へえ」 「こんどは右へまがる」 「へえ」 「また右へまがる。左へまがる」 「よくまがるね。こんなにまがったんじゃあ、帰り道がわからなくなっちまわあ。こんなにまがるんじゃあ、角々《かどかど》に小便をひっかけていかなくっちゃあ……」 「これこれ」 「え?」 「これにひかえよ」 「ひきがえる?」 「ひきがえるではない。ひかえろと申すのは、待ってろということじゃ」 「ああ、そうですか……ちっともわかりゃあしねえや。だから、おれは、こんなとこへくるのはいやなんだ」  いれかわってでてまいりましたのが、当家の重役で、田中三太夫というおかたでございます。 「ああ、これは、よくみえられたな」 「へえ、こんちわ。こりゃあどうも……殿さまでござんすか?」 「いや、拙者は、田中三太夫と申す者でござる」 「ああ、おまはんですか? 三ちゃんてえのは……」 「三ちゃん!? ……ああ、殿がお待ちかねである。拙者について同道しなさい」 「えへへへ、同道てえのは、いっしょにいくことでしょ?」 「さようじゃ」 「ちゃんと知ってて、えらいでしょ?」 「べつにえらいことはない……さあ、こちらへまいられよ」 「ずいぶん広いんですねえ」 「広いであろう、おどろいたか?」 「へえ、こんなに広くっちゃあ掃除だって大変《てえへん》だ。座敷の数もずいぶんありますけど、家賃も安かあねえでしょうね?」 「そんなことはどうでもよろしい」 「へえ? なんです?」 「しいっ、しいっ……」 「赤ん坊におしっこさせてますか?」 「なにを申しておる。ご出座である。お上間近《かみまぢか》であるぞ。頭《ず》が高い。頭が高い。なぜあたまをさげんか?」 「痛え、痛え。そんなにあたまを押さえつけなくったっていいじゃあねえか。大丈夫だよ。あげねえから……」 「これ、三太夫、鶴の兄、八五郎とは、この者であるか? うん、さようか……これ、苦しゅうない、おもてをあげい。おもてをあげい。これ……いかがいたしたのか? 三太夫、かれはつんぼか?」 「は、はっ、……これ、これっ、おもてをあげい」 「おもてはあがらねえんで……」 「なぜあがらんか?」 「いえね、もう古いもんですからね、すっかりくさっちまって……」 「なんのはなしじゃ?」 「おもての戸でしょ?」 「なにを申しておる。あたまをあげろというのじゃ」 「さっきは、あげちゃあいけねえっていったくせに……」 「こんどはあげるのだ」 「へーえ、そうですかい。あげたり、さげたり、いやにいそがしいや。これがあたまだからいいけど、米相場なら大変《てえへん》だ……じゃあ、あげますよ……わあー、こりゃあだめだ。むこうはきらきらしていてみえねえや」 「おう、鶴の兄八五郎とは、そのほうであるか。余は赤井御門守である。このたび、鶴が男子出生をいたし、世とりであるによって、余も満足におもうぞ。そのほうもさだめしよろこばしいことであろうな。どうじゃ? これ、八五郎、どうじゃ? これ、三太夫、かれはいかがいたした?」 「即答《そくとう》を打て、即答を打て」 「打ってもいいのかい?」 「早く打てと申すに……」 「ほんとうにいいのかい?」 「早く打て」 「じゃあ、いいかい?」 「わっ、なにをいたす? 拙者の頬をなぜ打つか?」 「これこれ、そこでなにをいたしておるか?」 「へえ、そっぽ(横顔)を打て、そっぽを打てというもんですから……」 「あははは、即答がわからぬのであろう。これ、三太夫、教えてつかわせ」 「はっ……これ、即答を打つと申すのは、殿に対して、ただちにじきじきお答え申すことじゃ。それを、拙者の面体《めんてい》を打つとはなにごとであるか?」 「だってさ、おまはん、つらあ持ってきて、そっぽを打て、そっぽを打てってからね、さからっちゃあ、ものに角《かど》が立つとおもったから、なぐっちまったんで……」 「さあ、殿にお答え申しあげろ。ていねいに申すのじゃぞ」 「ていねいとくりゃあ、こっちはお手のもんだ……おったてまつりゃあいいんだから……」 「なに?」 「まかせとけってんだ……えー、お殿さまでござりたてまつりますか。おわたくしことは、お八五郎さまと申したてまつります」 「これこれ、自分に「さま」をつけるやつがあるか」 「そうかい、いけねえかい? ……ええ、おわたくしのお妹さまのお鶴さまが、お子さまをお産みたてまつりまして、まことにめでたくござりたてまつり候につき、おわたくしをお殿さまがお呼びくだされたてまつりまして、なんでもおもくもくで、三百両で、しめこのうさうさでござりたてまつります。恐惶謹言《きようこうきんげん》、こんこんちきでたてまつる」 「なにを申しておるか。かれの申すことは、余にはさっぱりわからん」 「これ、そちの申すことは、殿にはおわかりにならぬと申されるぞ」 「そりゃあそうでしょう。しゃべってるあっしにだってわからねえもの……」 「ああ、これこれ、八五郎、無礼講といたせ。そのほうの朋友《ほうゆう》に申すごとく遠慮なく申してみよ」 「はっ……ありがたきおことばであるぞ」 「え?」 「ありがたいことである」 「ありがてえって、おまはんひとりでありがたがってるけどね、こちとらあ、ちっともわかりゃあしねえ。なんです? その朋友てえのは?」 「なにも知らんやつだな……友だちに申すようにいたせとのおことばだ」 「へーえ、ありがてえね。ざっくばらんでいいんですかい? こいつあありがてえや……いえね、じつは、きょう、大家のでこぼこが……」 「あっ、これ、なにを申すか」 「三太夫、ひかえておれ。大家なるものがいかがいたした?」 「へえ、あっしを呼びによこしましてね、お鶴のあまっちょが、かっぱ野郎をひりだしたって……」 「これ、なにをいうか。無礼であるぞ」 「三太夫、ひかえておれ」 「それがね、はじめは、お世とりを産んだなんていうんでしょ、あっしゃあ、てっきりにわとりを産んだのかとおもっちまってね、こりゃあ、とんでもねえことになったとあわてちまった。ねえ、無理はねえでしょ? なあ、おい!」 「なにをいうか、これっ」 「三太夫、ひかえておれ」 「殿さま、この人は、お宅の番頭さんですかい? どうでもいいけど、うるせえねえ。この三ちゃんとかいう人は……あっしが、なんかいうと、むやみに尻《けつ》をつつきゃあがって……尻だからいいけど、ほおずきならとっくにやぶけてらあ。殿さまもよくこんな者を飼っときますねえ」 「あははは、おもしろいことを申すやつじゃ。これ、八五郎、そのほうは、酒《ささ》をたべるか? どうじゃ?」 「え? 馬じゃあねえですからねえ。いくら貧乏してても、笹の葉なんぞは食いませんや」 「わからんやつであるな。酒《ささ》とは、酒《さけ》のことである。どうじゃ、酒《さけ》は飲むか?」 「えっ、酒? 酒なら浴びるほうなんで……」 「おう、さようか。よほど好物とみえるな。これ、酒《ささ》の支度をいたせ」 「支度? えっ、ごちそうしてくださるんですかい? そいつあすまねえなあ……手ぶらできちまって、わるかったなあ、どうも……おっ、もうお膳がでてきた。おやおやおや、あとからあとから、ずーっとでてくるねえ。もういいかげんにしといてくだせえよ。ねえ、殿さま、そんなに見栄《みえ》ばるこたあありませんや。おたげえにふところは苦しいんだから……」 「あっ、これこれ」 「三太夫、ひかえておれ」 「三太夫ひかえておれっていってるじゃあねえか。ひかえていなよ」 「なにを申すか」 「三太夫、ひかえておれ……これ、たれぞある、酌をしてつかわせ」 「おっ、ありがてえなあ。まあ、りっぱな金蒔絵のついた大きなさかずきだねえ……えへへ、こりゃあどうも、おばあさんのお酌で……」 「これこれ、おばあさんとはなにごとであるか? ご当家のお年寄りであるぞ」 「お年寄りだから、おばあさんじゃあねえか。どうしておばあさんといっちゃあいけねえんだい? ……じゃあ、殿さま、いただきやすよ。こんなりっぱなもんで飲むのははじめてなんで……うん、こりゃあ、いい酒だねえどうも……うめえ、うめえね。こりゃあ安くねえだろうね、一合いくらぐれえするんで?」 「これこれ、なにを申すか!」 「また、これこれかい。いやんなっちゃうなあどうも……酒飲んでるんだ。これこれでなくって、こりゃこりゃといきてえねえ……へえ、またお酌してくださるんで……こりゃあ、どうも……へえへえ、いただきます……うん、うめえ。ほんとうにいい酒だ。ありがてえねえ。酒はいいし、食いものはうめえし……こんなうめえもんなら、うちのばばあに食わせてやりてえなあ……おや、また、お酌を……どうもすいませんねえ……あーあ、どうもいい心持ちになっちまったなあ……おやっ、いままで気がつかなかったが、むこうへいるのは、お鶴じゃねえか。おっ、お鶴坊だな。笑ってやがら……なんでえ、そこにいたんなら、声をかけりゃあいいじゃあねえか。水くせえなあ。おーい、お鶴、元気か? おう、お鶴!」 「これっ、なにを申す! 無礼者!」 「なにいってやんでえ! 無礼なことがあるもんか。おれの妹じゃあねえか。ひさしぶりに逢ったんでえ。名前《なめえ》ぐれえ呼んだっていいじゃあねえか……おう、どうしたい? おれだよ、兄貴だよ。えへへへ、おっそろしくきれいなきものを着ちまって、ずいぶんきれいになりゃあがったなあ……あはははは、こんど、おめえ、赤ん坊を産んだんだってなあ。男の子だそうじゃあねえか。おめでとう! 乳はでるのか? え? そうか、そいつあよかった。あははは、おっかあもよろこんでたぜ。初孫だ、初孫だって、長屋中踊り歩いてやがんのよ。で、そういってた���け、『そばにいりゃあ、守《も》りもしてやれるし、おしめも洗ってやれるんだが、相手はお大名だから、孫の顔がみてえったって、みることもできねえ。抱きてえったって、抱くこともできねえ。身分がちがうてえことは、まったく情けねえもんだ。八や、おめえ、むこうへいったら、そのがきを……じゃあねえ、その子どもを、どうか二人前みてきてくれ』って、ばあさんがいやあがるんだ。なぐられたって泣いたことのねえおれだが、そのときばかりゃあ、涙がこぼれちまった。『もしも抱けるようなら、二人前抱いてきてくれ』といやあがって、ばあさん、ぽろぽろ泣きゃあがるんだ……二人前みるの、三人前みるのっておかしいけれども、身分がちがうために、そばに寄ることもできねえとおもうと、ばあさんだってかわいそうじゃあねえか……ねえ、おい、大将《てえしよう》!」 「これ、これ、大将とはなんじゃ」 「三太夫、ひかえておれ」 「三ちゃん、ひかえておれとさ……殿さま、酒がすこししめっぽくなっちまって申しわけねえから、ひとつ唄でも唄いましょうか?」 「ほう、唄を唄うと申すか。それは一興である。さっそく唄ってみよ」 「へえ、唄たって、こちとらの知ってるなあ都都逸ぐれえですけれども、おつな文句がありますぜ……『この酒をとめちゃいやだよ、酔わしておくれ、まさかしらふじゃいいにくい』なんて、いい文句だねえ」 「おお、さようか」 「なんでえ。張りあいがねえなあ。都都逸を聞いたら、あーこらこらぐれえいってもらいてえや。都都逸を聞いて『おお、さようか』だって……いやんなっちまうなあ。これじゃあ、どうにもやりにくいや……『浮名立ちゃ、それもこまるし世間の人に……』てねえ…… 知らせないのも惜しい仲……なんてねえ、よう、どっかへいこうか、どうでえ、殿公!」 「なんだ!? 殿公とは……」 「いや、おもしろいやつである。かれを召しかかえてつかわせ」
 あのようにものを知らぬ男でも、また、なにかの役に立つこともあろうから、たとえ小身《しようしん》たりともさむらいにとりたて、母親もろともに屋敷へひきとってやったならば、孫の顔もみられるであろうと、あらためてご沙汰があって、八五郎は、五十石の小身ながらもさむらいにおとりたてになった上に、お小屋をくださることになり、親子ともに大よろこびで、それへひきうつりました。さてこうなると、名前がなくてはいけないということになりましたが、妹とちがってひどい醜男《ぶおとこ》なので、お側《そば》役人もおもしろ半分、まるで蟹《かに》そっくりだからおかしな名前をつけてやろうと、岩田|杢蔵源蟹成《もくぞうみなもとのかになり》という名をつけました。  あるの日こと、 「おっかあ、おれが、こないだ、ちょいとはなしに聞いたけれども、こうやってこっちへひきとられるようになってから、友だちのやつがいろいろなことをいってるそうだ。妹の縁で、このごろは、たいしたことになった、というはなしをする人もあるそうだが、なかには、八のやつ、やりきれなくって夜逃げをしたといってるやつもあるそうだ。こっちへうつるとき、ついいそいだもんだから、ろくにいとま乞《ご》いもしてこなかった。それについて、おれは、こないだからそうおもってだが、きょうは、友だちのところをずーっとまわってこようか」 「そうさねえ」 「おれのすがたをみたらみんなも安心するだろうし、大家さんのところへもいってきてえ」 「じゃあ、いってくるがいい」
 翌日になりますと、八五郎は、大小をさし、ぶっ裂《さき》羽織を着て、供《とも》をひとりつれて、屋敷をでて、もと住んでいた町内へくると、職人が多いから、昼間はあまりおりません。あっちへまごまご、こっちへまごまごしていると、むこうからきた職人が、 「おう、むこうへきた侍《さむれえ》な、八の野郎にどうも似てるぜ」 「似てるけれども、相手は、侍《さむれえ》だぜ。あいつ、夜逃げしたってえじゃあねえか」 「うん、やりきれなくって逃げちまったそうだ」 「夜逃げをしたやつが、侍《さむれえ》になるわけがねえ」 「だけれども、なんだか妹を女郎に売ったとか、妾にしたとかいうぜ」 「妹が妾になって、あいつが侍になるわけがねえ」 「あんまりよく似てるなあ。にこにこ笑ってきやがる。声をかけてみようじゃあねえか」 「八公なんて呼んで、もしもちがって、いきなり無礼討ちなんてやられると大変《てえへん》じゃあねえか」 「だけれども似ている。だんだんこっちへくるぜ。ひとつなんとかいってみよう」 「じゃあ、おれは尻をはしょって逃げるしたくをしているから、おめえ、声をかけてみねえ。おめえが八公つったら、おれはぱっと逃げる」 「なるほど、そいつはおもしれえ。なーに、追いかけたって、むこうはあれだけのものをさしてるんだ。こっちゃあ空身《からみ》だから、駈けっこなら大丈夫だ。いいか、呼ぶぜ。おお、どうした八公、おそろしくりっぱになったじゃあねえか」 「いや、これはこれは一別以来……」 「おーい、逃げねえでもいい。ほんものの八公だ。一別以来ときやがった。おそろしくりっぱな刀をさしてるじゃあねえか」 「これは殿より拝領して、もらって、いただいたんだ」 「ばかにごていねいだな。なにしろうまくやりゃあがったな」 「まあ喜んでくんねえ。いまじゃあ、こういう身分になったんだから……」  こんな調子の俄《にわか》侍ですから、なにかにつけてとんちんかんで……そのうちに、これがご親戚に知れて、赤井御門守においては、おもしろいご家来をお召しかかえになった。どうぞ非番の折りなどは、つれづれをなぐさめるためにおよこしくださいと、毎日のように八公はほうぼうのお屋敷へよばれますが、あるいはぞんざいな口をきいたり、二本ざしでいながら、職人のようなことをするのがおかしいというので、なかには客を喜ばせるためにきてくれというようなぐあいで……  ある日のこと、ご親戚のお大名から、どうぞぜひにというおたのみがございましたが、当人も諸方へいっては恥をかくので、さすがにきまりがわるく、もう御免《ごめん》をこうむるというので、殿さまとしてもやむをえず、お使者の役をいいつけました。委細《いさい》はこの文箱《ふばこ》のなかの書状にしたためてあるから、これを持ってまいれという申しつけで、八五郎が文箱を持ってでかけようとすると、馬の用意がしてございます。 「おい槍持ち、この馬をどうするんだ?」 「へえ、あなたさまがお召しになるんで……」 「そりゃあいけねえ。まだ三日しきゃあ馬の稽古《けいこ》をしねえから、尻がふわふわして鞍につかねえ」 「それでも馬乗《ばじよう》のお使いですから、お召しなさらなくっちゃあいけません」 「いけねえったって、おれにゃあ乗れやしねえから、おめえ乗ってくれ。おれが槍をかついで供をするから……」 「それはいけません。ご主人が槍をかついで、槍持ちが馬に乗るということはありません」 「弱ったなあ、稽古を三日しきゃあしねえんだからなあ……そうかい、どうしても乗らなきゃあいけねえのかい? じゃあ乗るよ」  どうにかこうにか手綱を持つくらいのことはおぼえましたから、しかたなしに乗りだしたのですが、馬は乗り手を知るといってりこうなもので、馬のほうが八五郎をばかにしてのそのそと歩きだします。どうものろいのなんのって……ちょうど夕方になって、小川町あたりのにぎやかなところへくると、ぴたりと立ちどまってどうしてもうごきません。 「おい、いけねえや。馬をどうかしてくれ。おい、どうかしてくれ。馬もくたびれたとみえてうごかなくなっちまった。弱ったなあ、どうもしょうがねえ」  そのうちに人があつまってきましたから、槍持ちは、槍を持って、往来に突っ立っても���られません。こっちの番太郎のうちへ槍を立てかけて、縁台へ腰をかけると、日あたりがいいんで居眠りをはじめました。 「どうしたんだ。あの侍は? 往来のまんなかに馬なんかとめやがって……」 「寝ているんだろう。なんにしてもじゃまな野郎だ。かまうこたあねえから馬の尻《けつ》をひっぱたけ」  片っぽうが職人で、気が荒いからたまりません。ぽんとひとつ鞭《むち》をいれたとたんに、馬がヒーンと棹《さお》立ちになったから、八五郎はすっかり胆《きも》をつぶして馬の首っ玉へかじりついて、「たすけてくれ! たすけてくれ!」  とどなるんですが、馬はそんなことはおかまいなしで、そのまま走りだして品川のほうをめざしてとんでまいります。もう八五郎は、生きた心地もなく、夢中でたてがみにしがみついております。  このとき、ちょうど品川のほうからおいでになったのが、同家中で石塚馬之丞という馬の先生、とんでくる馬の前へ立って、「ドウ」といって口をとると、馬は先生ということを知っておりますから、たちまちピタリと四足《しそく》をとどめました。 「岩田氏、血相変えていずれへお越しになる? なにかお家に騒動でもおこり、お国おもてへの早打ちか? いずれへおいでになる?」 「……馬が知っておりましょう」
2 notes · View notes
tatsukii · 5 years
Quote
100: N.W 2005/07/25(月) 07:06:10 ID:CFXfTZUN0 山祭り 久しぶりに休みが取れた。たった2日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。 ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。そう思って京都・貴船の旅館へ電話を掛けてみた。川床のシーズン中だが、平日だったから宿が取れた。 母に連絡を取ると大喜びで、鞍馬も歩いてみたいと言う。俺に異存はなかった。 京阪出町柳から叡山電鉄鞍馬駅まで約30分。その間に景色は碁盤の目のような街中から里山を過ぎ、一気に山の中へと変化する。また、鞍馬から山越えで貴船へ抜けるコースは、履き慣れた靴があればファミリーでも2時間前後で歩く事が出来るし、日帰りなら逆に、貴船から鞍馬へ抜け、鞍馬温泉を使って帰る手もある。 その日もさわやかな好天だった。荷物を持って歩くのも面倒なので、宿に頼んで預かってもらい、それから鞍馬山へ行った。堂々たる山門を潜った瞬間、いきなり強い風が吹き、俺を目指して枯葉がザバザバ降って来る。落葉の季節ではないのだが、母とくれば必ずこういう目に遭う。天狗の散華だ、と母は言う。迷惑な事だ。途中からロープウェイもあるが、母は歩く方を好むので、ところどころ急な坂のある参道を歩いて本殿を目指す。 由岐神社を過ぎると、先々の大木の中程の高さの枝が、微妙にたわむ。毎度の事だが。 鞍馬寺金堂でお参りした後、奥の院へ向かって木の根道を歩く。 魔王殿の前で、一人の小柄で上品な感じの老人が、良い声で謡っていた。 “…花咲かば、告げんと言ひし山里の、使ひは来たり馬に鞍。鞍馬の山のうず桜…” 言霊が周囲の木立に広がって行くようで、思わず足を止め、聞き惚れた。 最後の一声が余韻を残して空に消えた時、同じように立ち止まっていた人たちの間から、 溜め息と拍手が湧き起こる。老人はにっこり笑って、大杉権現の方へ立ち去った。 101: N.W 2005/07/25(月) 07:07:24 ID:CFXfTZUN0 鞍馬山を下り、貴船川に沿って歩く。真夏の昼日中だと言うのに、空気がひんやりして気持ちがいい。流れの上には幾つもの川床。週末は人で溢れているのだろうが、今日はそうでもない。少し離れると、清冽な流れの中、カワガラスが小魚を追って水を潜り、アオサギがじっと獲物を待つ。もう備えの出来たススキが揺れる上を、トンボたちが飛び回る。 貴船神社へお参りに行く人は多いが、奥宮へ参る人は少ない。その静けさを楽しみながら、奥宮の船形石の横の小さな社に手を合わせる。弟たちも連れて来てやれればよかったが、何分にも平日の急な事。学生時分ならともかく、社会人がそうそう手前勝手な事をする訳にはいかない。母とそんな話をしながら振り返ると、さっき魔王殿の前で謡っていた老人がこっちへ歩いて来るところだった。軽く会釈すると、向こうもにこっと笑って片手を挙げる。 「先程は、良いものを聞かせて頂いて、ありがとうございました」 「いやいや、お恥ずかしい」老人は首を横に振り、俺と母を見やりながら 「親子旅ですか、よろしいなぁ。ええ日にここへ来はった。今日は“山祭り”や」 「まあ、お祭りがあるんですか」祭りと聞いて、母の気持ちが弾むのがわかる。 老人が教えてくれる。 「今晩、川床の灯りが消えた時分から、この先の方でありますねん。“山祭り”は時が合わなんだら成りませんし、ほんまの夜祭りやから、知らん人の方が多いんや。 もし、行かはるんやったら、浴衣着て行きはった方がよろし。その方が、踊りの中へも入りやすいよって」 母は既に行きたくてワクワクしている。一時、『盆踊り命』だった人だから。 ま、いいか。俺は盆踊りは嫌いだが、仕方ない。付き合うか。 102: N.W 2005/07/25(月) 07:12:41 ID:CFXfTZUN0 川筋の道沿いに、黄桃のような丸い灯りが、ぽつりぽつりと点いている。俺たちの他に、歩いている人はほとんどない。 奥宮へ近づくにつれ、笛の音がどこからともなく風に乗って流れて来た。山祭りはどうやら、思っていた盆踊りのようなものとは、全然違うものらしい。 奥貴船橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道をたどると、笛の音はますますはっきり聞こえる。曲目はわからないが、ゆったりとしたメロディを、複数本の笛で吹いているようだ。 やがて、木立の間からたくさんの白い提灯と、その灯りが見えて来た。そこは体育館程度の広さの空き地になっていて、笛の音に合わせて数十人の人たちが踊っていた。 衣装は白地に紺色の流水模様の浴衣。女は紅の帯、男は黒字に金の鱗模様の帯。 踊るというより、舞うと言った方がいいような優美な動きで、普通の踊りの時のような賑わしさや、テンポあるいはノリは全く感じられない。 俺たちより先に来て、これを眺めていた隣の人がいきなり駆け出し、踊りの輪の中へ入って中の人と手を取り合った。知り合いがいたらしい。 前の方から、あの老人が笑みを浮かべながら、静かに俺たち親子に近づいて来た。 「ああ、来はりましたんやな」 「こんばんは。不思議なお祭りですね」 老人は不思議な言葉を口にした。 「あの中に、逢いたい人がいたはりますやろ」 逢いたい人?訳がわからず、ぽかんとする俺。 母が突然駆け出した。 「母さん!?」 103: N.W 2005/07/25(月) 07:13:25 ID:CFXfTZUN0 伸ばした手の先に、よく知ってる人がいた。 実家にいる頃いつも見ていた人。写真立ての中で笑っている、俺と面差しのよく似た青年。俺が2歳の時亡くなった父だ。 まっしぐらに父に向かって進む母を、踊り手たちは空気のようにするりとかわし、何事もなかったかのように踊り続ける。 一足ごとに母の時間が逆戻りする。わずか3年余りの妻としての日々と、その何倍もの母としての時間。今、父の手を取りながら、母は堰を切ったようにしゃべり続け、父は黙って微笑みながら、時折相槌を打っている。二人の間に涙はない。何を話しているか、俺には聞こえないが、きっと言葉で時間を溶かしているのだろう。 時を越え、両親は恋人同士に戻っている。初めて見る両親の姿。ああ、父はあんな風に笑う人だったのか。母はあんな風にはにかむ人だったのか。これだけの歳月を隔て、まだ惹かれ合う二人に、思わず胸が熱くなる。 父に誘われ、母が踊りに加わる。なかなか上手い。本当に楽しそうに踊っている。 俺の頭の中で太棹が鳴り、太夫の声が響く。 “…おのが妻恋、やさしやすしや。あちへ飛びつれ、こちへ飛びつれ、あちやこち風、ひたひたひた。羽と羽とを合わせの袖の、染めた模様を花かとて…” 両親の番舞をぼーっと眺めていたら、ふと俺の事を思い出したらしい母が、父の手を引いてこっちへやって来た。ほぼ初対面の人に等しい父親に、どう挨拶すべきか。 戸惑って言葉の出ない俺を、おっとりとした弟と雰囲気の良く似た父は、物も言わずに抱きしめた。俺よりずいぶんほっそりしているけれど、強く、温かい身体。父親ってこんなにしっかりした存在感があるのか。 「大きくなった…」万感の思いのこもった父の言葉。 気持ちが胸で詰まって言葉にならない。ようやく絞り出せた言葉は「父さん…」 「うん」 優しい返事が返って来た。もう限界だった。俺は子供のように声を放って泣いた。 104: N.W 2005/07/25(月) 07:14:42 ID:CFXfTZUN0 母の事を笑えない。気が付けば、俺は夢中で父に、友人の事、仕事の事を一生懸命話していた。今までは、そんな事は自分の事だから、他人に話してもわかるまいと思い込み、学校での出来事さえ、必要な事以外は母に話さなかったのに。 父の静かな返事や一言が嬉しかった。子供が親に日々の出来事を全部話したがる気持ちが、初めてわかったような気がする。 俺の話が一段付いた時、父は少し寂しそうな顔をした。 「ごめん。もっと一緒にいたいけど、そろそろ時間みたいなんだ」 時は歩みを止めてくれなかった。でも、嫌だと駄々をこねたところで詮無い事。 大事な人に心配をかけるだけ。ああ、わかっている。笑って見送ろう。 「口惜しいよ、おまえたちの力になってやれなくて…」 「大丈夫、任せろよ。俺がいる。」 長男だもの。俺は親指を立て、父に向かって、偉そうに大見得を切った。 安心したように頷く父に、母がとても優しい眼差しを向け、父が最上級の笑顔を返す。 「…じゃあ、そろそろ行くよ」父は、踊りの輪の方を向いた。 「父さん」呼びかけずにはいられなかった。 父が振り返る。 「俺、二人の子供で良かった」本当に、そう思った。 父は嬉しそうに笑い、そのまま煙のようにすうっと姿を消した。 母はしばらく無言で父が姿を消した辺りを見つめていたが、やがて諦めたように首を振り、「帰りましょう」と俺を促した。 翌朝、まだ眠っている母を部屋に置いて、奥貴船橋の袂まで行って見た。 昨夜の、橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道は、やっぱりなかった。 あの老人が言っていた。“山祭り”は、時が合わねば成らないのだと。 それは俺たち親子が見た幻だったかもしれない。 でも、逢いたい人に会え、伝えたい事を伝えられた。幸せな旅だった。
『貴船に行っては行けない』『狐火』『山祭り』他 山にまつわる怖い話 | 不思議.net
5 notes · View notes
karasuya-hompo · 6 years
Text
RDR2:44:宝探しに行こう!!
Tumblr media
 すったもんだのとんでもハプニング……でもなんでもない想定内すぎてなんで回避できなかったのかと悔いしか残らないような事件から数週間( ・ὢ・ )  体調も戻ったし、今日は遊びに行くもんね( ・ὢ・ ) 誰がなんて言ったって行くもんね( ・ὢ・ )  ……と、ME:Aのスットコくんは若者設定なのでそんな調子でもいいとして、三十路も半ばのおっさんでやるとちょっと(?)苦しいものがありますな(ㅍ_ㅍ)
Tumblr media
 とりあえずはまだ読んでなかった新聞でも……。なになに……サンドニでも連続殺人事件? 岩に掘られた顔の彫刻って、例の石刻とは別かな。グリズリーのあたりって言われても広すぎて見当もつかないんだけど……。おまけみたいに書いてある大文字の文言は、チートコードってヤツですな。使うといろいろ便利だけど、トロフィーが無効になるだけならともかく、セーブできなくなるっていう仕様。つまり、チートコードで進行した部分は「なかったこと」にして再開されるわけで。スリープ機能もありますし、一気にクリアまでとかも可能ではありますが��あまりにもペイが大きすぎる気がします。  あとは、バレンタインの銀行強盗について。―――おい、全部ダイヤルロック解除したのに、ダイナマイトで爆破しただと? まったくメディアってやつは……。強盗がひどい奴だと思わせるためのでっち上げだなこれ。ひどい奴ではあるんだけど、そこまで脳筋じゃないぞ俺は。
Tumblr media
 脳筋じゃないことを証明するためにも、まずはこの分かりやすい地図だな。  三角形っぽい形した池で、北に向かって川がのびてるみたいな場所の傍だから……
Tumblr media
 間違いなくここ。エリジアン池の北のはず。
Tumblr media
 そんなわけで、行こうか相棒。……この間はよく連れて帰ってくれたな。おまえのおかげで無事みたいなもんだぞ(´ω`*) おっとそういえば俺が寝込んでる間、ちゃんと餌もらってたか? まあそのへんはキーランの奴とかホゼアが、なんだかんだで世話は欠かさずにいてくれたと思ってるけどな。  でもそれはそれとして、俺の手でちゃんとブラッシングしてやって、それからお礼代わりに角砂……あれ? ない? 干し草も切れてる? よし、宝探しに行く前に、まずはメドウズの馬屋に寄って、おまえのごはん買い込むぞ。
Tumblr media
 そんなノリでのんびり出発するアーサーです。九死に一生を得て、なんてこともない景色もなんだか新鮮。  ところでジョンの奴、「俺が狼に襲われて怪我してたときには」とかなんとか言ってたけど、そもそもあいつは自力じゃ戻ってこれなくて、俺は自力だったわけだし? コルムの野郎にしてみれば、まんまと捕まえて餌にしようとした相手に部下ころころされて逃げられたわけだから、さぞかし腹も立ってるだろうし、いい気味だ。その点考えてもただ救援待ってたジョンの奴とは……なんだよ。大人げないって言いたいのか?(๑•̆૩•̆)
Tumblr media
 むっ、ルモワンの連中だ。話が違うとか言ってるから、仲間割れみたいなもんかと思って今までスルーしてきたが……それならそうと分かったときに全員始末すればいいとして、とりあえず助けておくか。
Tumblr media
 ……と思ったのに、「見知らぬ人」二人はころころされて帰らぬ人に。少し遅かった……。  この馬車、どうすっかなぁ。俺が強奪したわけじゃないのにシェイマスに売れるみたいなこと左上で言われてるし、一度くらいは持ち込んでみるか。
Tumblr media
 あ”……。  えーとー……この馬車は事実俺のものじゃないんだが、あそこに転がってる死体の、ギャングのほうは俺が始末したけど、他の二人は俺がやったわけじゃなくて、助けようとしたんだけど遅かったわけで……。  通報されちゃうかなぁと思ったら、白いまますっと消える「目撃者」の文字。 「分かってる。それに、このご時世、持ち主のいない馬車を売って金にするくらいいいじゃないか。たしかあんた、鉱山の閉鎖で仕事をなくして流れてきたんだってな。暮らしだって大変だろ。黙っててやるから、行けよ(๑>ω・๑)」  脳内でそんな音声を流しつつ、のこのこと馬車を運びます。  なお、通り道に等しい位置にメドウズの馬屋があるので、ちょっと立ち寄って馬のおやつと餌をがっつり買い込みました。
Tumblr media
 お、牧場が見えてきた。
Tumblr media
 おー、シェイマスが自動的に納屋の扉開けてくれるのか。近づくとあとはオートで納車。
Tumblr media
 「いい馬車だ。これなら売れるだろう。よし、これがあんたの取り分だ」くらいの台詞とともに40$ゲット~(´ω`*) グリッチとかに頼らない金策として駅馬車強盗というか、馬車の売却が上がってましたっけ。  名誉とか気にしないなら、一人乗りの馬車に飛び乗って御者蹴り落とすだけでゲットできますし、ラクな稼ぎではありますな。ただ、懸賞金ってその場合どうなんだろう。うまくやれば名誉ダウンだけ?  まあ、少なくとも今回のアーサーさんではそんなことやりませんが。
Tumblr media
 おー、おまえか、元気にしてたか(´ω`*) くらいで見かけたら撫でてやります。ここにはもう一匹いるんだけど、そいつはちょっと遠くて声かけられなかったなぁ。  で、ふらふらと目的地に向かうこのあたり、実は動画にしたので、いずれアップします。  世間にはいい動画たくさんありますよ。攻略系、ネタ系、プレイスルーの実況系。  でもだからあえて、「RDR2は西部スローライフを楽しめるゲームである」ことをメインにした、ただダラダラと馬で目的地に向かって、見かけたとこに立ち寄って……みたいな動画もあってもいいじゃないかと。ネタバレもほぼなし(立ち寄った家屋の内部くらい)。人によっては大きな減点要素にしている「いちいち手にとって仕舞う」といったアニメーション、そんなものをゆっくり見てもらおうかなと。  それで、案外こういうこともできるってことが、迷ってる人の背中押すこともあるかもなと。
Tumblr media
 そんなわけでここからはスクショが少ないのですが、立ち寄った家で見つけた手紙。南部人のガーフィールドという男が、北部人の彼女マーサにあてて戦地から送った手紙です。  元は奴隷制賛成の南軍思考だった彼氏ですが、マーサと付き合い、そして実際に戦場に来て、こんなくだらないことのために命を賭けるなんて馬鹿げてる、と悟った様子。だから生きて帰って彼女に会いたいのだけど、軍の士気は下がり、兵士たちから将軍への信頼も薄く、にも関わらず、名誉挽回のため無理な突撃をしかねないという……。  「スカーレットメドウズにある敵陣地」に向かっていると書かれているので、そのへんに戦場跡地があれば、そこで彼は死亡したのかもしれません。  あと、ハリス将軍って、さっき読んだ新聞にも出てたな。戦争の英雄扱いされてなかったっけ? この無茶な突撃に成功し、大勢死なせてでもとりあえず戦勝者という英雄になったのか、それとも政治的なあれこれなだけか。  なお、お目当ての宝物は、手に入りませんでした。゚(゚´ω`゚)゚。  場所は見つけたし、ヒントにあったものも見つけたのだけど、どこをどう探しても調べられなくて。ツレちゃんに、「ここで合ってる?」と聞いたら、そこで間違いないとのこと。  で、とうとう正解を聞いてしまったのですが……そこを調べることができなくて。で、おそらくそこにギャングのキャンプがあるせいではないか、ということになりました。  なんだよー、せっかく来たのにこのクズギャングども( ・ὢ・ ) 増援含めて皆ころころしたけどさー。  あと、エリジアン池で釣れる魚が「汚染されたブルーギル」とかでドン引きしたりもしてます。え……ここってなんなん? たしかに水面にすげー数のハエみたいなの飛んでるけど……:( •ᾥ•): 魚がけっこう泳いでるので、産業廃棄物的なものではないような気もするのですが……さすがにこんな池に入ってなにがあるか調べる気にはなれないなぁ:( •ᾥ•):
Tumblr media
 それからまたとことこと、気になるものの傍へ寄り道。  監視塔? 見張り台? せっかくなので登って景色を堪能。てっぺんにはアイテムがありましたし、足元の箱にはけっこういいもの入ってました(´ω`*)  ここ、前に来たことあるんだけど、そのときはもう夜手前で、登らなかったんだよな。
Tumblr media
 で、その傍の小屋には、人がいると思って近づいたら……戦争がまだ終わってないと思ってるというか、いやいや30年前のままだと思ってるってことは、これはもうただの精神異常……。  さわらぬ神とキ(ピー)にたたりなし。とっとと行こう。  ……と思ったのですが、それこそ見張り台だろうと思える場所には興味がわいたので登ってみたり。お、シガレットカード2枚。それに……え? すげーガラガラっつーかシャカシャカ音してるし、赤いドットがある……ガラガラヘビ? でもどこにいるんだこれ? と探したりもしてました。しかし今、小動物用の矢が切れてるんだよなぁ。これって店で売ってたっけ? そういや拳銃用の通常弾もあんまりなかった気が。今度銃砲店も行かないとな。
Tumblr media
 そしてその後に立ち寄った家。ドアは強引に開けるしかなく、強盗になっちゃうのかなぁと思いつつ入ってみたらこれ。  椅子に腰掛けてちんでる女性と、足元に子供。
Tumblr media
 テーブルとその脇に男女。こ、これは……服毒一家心中orなんかえげつない食中毒っていうか、知らずに毒草とかガチで混じってた系では……:( •ᾥ•):  どっちか分かるような手がかりはなかったけど、
Tumblr media
 外にこういう休憩場所があったり、ニワトリが何羽も飼われてたりで、ささやかながら幸せな家族だったように思えます。  それから、釣りの餌を買っておきたくてラグラスへ。
Tumblr media
 ついでに沼地の真ん中あたりにぽこっと出てる場所を探索してみたら、お墓を発見。よく見えないし、双眼鏡使ってもあんま意味ないのですけど……マーサ、て書いてないか? これって昨日寄った家で手紙もらってた女性なんだけど……あの家にあった死体がマーサじゃないのん? これはただの同名の人のお墓? 飾ってある写真も、手に取れないしよく見えないのでなにも分かりません。  ちなみにここすげー数のワニがいて、くろたまちゃんがビビりまくりに。そらそうだ。ワニはぎんばくくんでも逃げるし。つーか銃声の一つや二つには驚かなくても連発するとさすがに軍馬でも怯えるし、ワニみたいなデカい猛獣に飛びかかられたら馬もひとたまりもないわけで、これに怯えないのは生き物としてどうかって話。  なお、帰り道、近道しようと川を渡ろうとしたらくろたまちゃんが突然棹立ちになり、アーサー落として戻ってしまいました。どうやらワニ踏んだぽい:( •ᾥ•): そら逃げるわ。逃げていいっていうか、マジで逃げて? アーサーは小銭でゾンビできるけど、馬は蘇生薬間に合わなかったらそれきりだからな? ロードしかなくなるからな?  なお、★3ワニだったのでちゃっかりゲットです。ワニ皮は大荷物のタイプか。罠師さんに衣類作ってもらうのに複数枚要求されてたはず。ワニ自体はラグラスとかサンドニの東行けばいくらでもいるからいいけど、一匹狩るごとに届けることになるなら……マジでここは、馬2頭連れだしてそれぞれに乗せるくらいしたほうが効率はいいですな。  なお、沼地でキャンプする気はなくて寝てないアーサー。しきりに目元を揉むような仕草をします。すまんアーサーさん、サンドニのホテルまでがんばってくれ(´・ω・`)  サンドニの罠師のとこ寄ってワニ皮売って……大衆酒場のほう行こうと思ったのにまたネズミ退治になってしまい、しかもこういうイベントあると全店閉店しちゃうの? ホテルつきの酒場のほうもやってなくて、うとうとしながら拠点まで戻ることになりました(´・ωゞ)ネム…
Tumblr media
 というわけで、辿り着いたのはもう明け方どころか昼前だったので、夕方まで爆眠。  あ、そういえば万年筆手に入れたんだった。メアリーベスにあげなきゃ。モリーには手鏡。あとチャールズに密造酒渡���たり。たぶんこれ、後で火炎瓶かなにかになって分けてもらえたはず。
Tumblr media
 川辺には釣りするダッチ。珍しくハビアにまでカリカリしてる( ತಎತ) 「犯罪者(クリミナル)と無法者(アウトロー)は違う。俺たちはアウトローだ」、「同じに思えるんだが」、「その違いが分かるようになったら」云々。  俺が声かけて、ハビアの忠誠心疑うなんてどうした、って言うと、「誰も信じられない」みたいなこと言うし。俺も?(´・ω・`) とかしょんぼりした顔見せたらあわあわする本心を隠して不機嫌な顔しそうな気もしますが、まあ、アーサーさんそんなに可愛くはないのでな、夢見んな?(ㅍ_ㅍ)  あとまあ、ダッチはそんなに「いい人」ではないので、そこも夢見てもしゃーないでしょうな。余裕があるときには気に入った相手にくらい親切に寛容に接しても、余裕がなくなったら自分のことしか考えないタイプでしょ彼は。
Tumblr media
 ピアソンはまた釣り。ここにいると、日暮れどきの釣りがあいつの日課かな。海軍にいた短い期間のことを、クソミソに言う一方でやたら美化したり。分からんでもない。過ぎ去った過去の栄光……ってほどではないにせよ、ろくなもんじゃなかったとしても、ギャングの一団で料理番やってるよりは輝いていたんだろう。  本当だとは思えない昔の与太話より、そうやって黙々と釣りしてるほうがよっぽど、「水」に関わる生活をしてた感あるけどなw
 今日の宝探しは空振りに終わったけど、金塊は6章クリア後まで取っておいたほうがいいかなって気もするし、明日は3章のシメになるメインミッションにでも取り掛かろうかなぁ。そうすると、以後はけっこうシビアな展開ぽいので、セーブデータ分けておきたいかも(´・ω・`)  うーん、どうしよっかなぁ。
3 notes · View notes
顯白唇彩推薦,跟著大勢女團Red Velvet的Joy擦這支就會桃花滿滿
Tumblr media
【文/Beauty美人圈.ivonne】說到夏天唇彩最搶眼的莫過於葡萄柚色了,橘紅色不只可以給人溫暖、熱情,也很顯白、襯膚色,可以說是夏天的唇彩必備色,不過不同的唇彩質地營造給人不一樣的感覺,像是霧面質地的橘紅色就可以給人清爽、幹練的感覺,水潤質地則會讓人覺得清新甜美。
Tumblr media
1.etude house絲絨柔霧唇釉#OR201 NT$450 etude house換了新代言人就像又生了另外場大火一樣,這次找來Red Velvet的代言最新款的霧面唇彩,一上市就馬上強勢登上韓妞最愛的霧面唇彩,特別的是色號則是以Red Velvet成員的名字命名,五人五色各有不同的魅力。
Tumblr media
而最熱賣的當然是成員Joy所擦的joy葡萄柚色,擦起來非常顯白,也能讓人看起來更有朝氣、活力,可以說是約會必備色,在韓劇「偉大的誘惑者」中Joy就是靠這支美美的唇彩擄獲禹棹煥的芳心啊~
Tumblr media
2.peripera 糖果琉璃光唇釉#No.2 鮮亮葡萄柚 NT314 peripera也一直都是韓妞熱愛唇彩的前幾名,唇彩的顏色及質地都很多樣外,價格便宜CP值也很高,這系列主打保濕&光澤感,擦起來水潤卻不黏膩,也具有染唇的效果,可以長久持色。
Tumblr media
No.2的葡萄柚色擦起來非常亮眼,給人甜美中帶有點活潑&小心機的感覺,是會讓人男生怦然心動的水潤橘紅色啊!
Tumblr media
3.mac 子彈唇膏#see sheer NT$750 這支可以說是MAC唇膏必入手的前三名,帶有珊瑚色調的葡萄柚色不會顯黑、也不挑膚色,就算是健康膚色的女孩也可以輕鬆駕馭。像這樣比較偏粉的葡萄柚色也可以幫助提升氣色,就算素顏也可以擦,一點也不會受妝容&場合的限制,這支可以說是所有葡萄柚唇彩中的經典啊!
Tumblr media
4.dior癮誘超模漆光俏唇露#648 NT1,200 很多人剛看到這支顏色的時候一定也跟編輯一樣嚇一跳,這樣的亮橘色到底要怎麼擦在嘴唇上,不過塗完馬上就被這顏色給收服了,雖然手部試色看起來真的太難駕馭,不過擦上後就會變成帶有鮮紅色調的葡萄柚橘色,配上漆光的質地,水潤的光澤感完全可以遮蓋惱人的唇紋,薄擦能提升氣色,讓人瞬間活力滿滿,厚擦則是超級顯白加上氣勢滿分,可以說是跑趴必備的時髦橘紅色啊~
Tumblr media
5.Bobbibrown 迷戀輕吻唇膏#molly wow NT$1,050 今夏Bobbibrown與台灣時尚界新寵兒莫莉Molly聯名推出的這支「Molly wow」新色號,擺脫歐美珊瑚色怎麼擦怎麼顯黑的限制,專門以亞洲人膚色為基調推出的這支珊瑚葡萄柚色,雖然帶有點螢光色調,但卻非常顯白,也能感受到滿滿的活力與能量啊,笑起來也會更加迷人。
  【本文由Beauty美人圈提供,未經授權,請勿轉載!】 《延伸閱讀》 春天擦上「這個」唇色讓你逆齡又顯白!讓仙女白到發亮必擦的「肥牛色」(Beauty美人圈) 不挑膚色超顯白!YSL《激吻系列》唇膏、唇露全新8色 6/2限量登場!(Beauty美人圈)
2 notes · View notes
pqkogjan02 · 4 years
Text
文人與鳥
鳥,輕盈靈動,有壹種清新的趣味,又尋常可見,千姿百態,趣味無窮。鳥最宜入詩入畫,襯托文人墨客的風雅,也因此備受青睞,與千古文人結下了無數不解之緣。
 文人中,愛鳥最甚的,當屬隱居深山的林和靖,他終身未娶,只以梅鶴相伴,被後人戲稱“梅妻鶴子”。沈括《夢溪筆談》裏記載:“逋常泛小艇,遊西湖諸寺。有客至逋所居,則壹童子出應門,延客坐,為開籠縱鶴。良久,逋必棹小船而歸。蓋嘗以鶴飛為驗也。”用鶴飛來喚主人回家,既為鮮事,亦足以彰顯主人愛鳥之癡。
 李白也愛鳥。當然,以他的灑脫豪邁,決不會像林逋那樣癡迷。李白在遊覽黃山時看到有戶人家養了兩只白鷴,非常喜愛,就大筆壹揮,寫詩稱“請以雙白璧,買君雙白鷴”。當然,就像他不會真的把“五花馬”、“千金裘”拿出去換美酒壹樣,詩中的“雙白璧”也終未拿出,他只是“援筆三叫,文不加點”地寫了這首詩,就換來“胡公能輟贈,籠寄裏人還”。必利勁 印度必利勁 必力勁
 用文字換鳥,李白並不是第壹個。這樣的事,早在晉朝就有人做過。李白詩中有“山陰道士如相見,應寫黃庭換白鵝”的句子,援引的就是王羲之寫《黃庭經》從山陰道士手中換鵝的典故。王羲之愛鵝,除了以《黃庭經》換鵝的故事,據說他從鵝引頸向天的姿態中,還獲得了不少書法上的啟示。只可惜王羲之缺乏詩才,否則,“曲項向天歌”這樣的好句,又怎麽能等到幾百年後,才從壹個叫駱賓王的小孩子口中吟出呢?
 在愛鳥的文人中,最護鳥的還數陶淵明。以“愛菊”著稱的陶淵明,對鳥也情有獨鐘,這位不為五鬥米折腰而歸隱南山的田園詩人,以自己需要住房之急切心情,深深體會到鳥兒也應有個安居之地。於是,陶淵明便親自動手,在自家的房前屋後種起樹來,讓鳥兒成為自己的“芳鄰”。陶淵明還寫了壹首五言詩:“孟夏草木長,繞屋樹扶疏。群鳥欣有托,吾亦愛吾廬。”說明只要與鳥為友,就能有壹個“花影不離身左右,鳥聲常在耳東西”的幽美環境。
 蘇軾也是壹位護鳥的典範。蘇學士愛鳥,出自母親自小的教誨。蘇母程氏生性賢淑,慈祥善良。她常對兒女們說:“花在樹則生,離枝則死;鳥在林則樂,離群則悲。”壹年,蘇氏父子三人南行出川回京,舟行川江,涪州舊友送給蘇東坡壹只山湖名鳥。那珍禽紅頜藍脯,目光熠熠,異常秀麗,東坡愛不釋手。欲留,恐它離群悲鳴;欲放,又怕它落入惡鳥之口,於是感嘆而賦:“終日鎖筠籠,回頭惜翠茸。故巢安足戀,鷹隼豈能容!”愛鳥之心躍然紙上。最後,還是把那可愛的小鳥放歸林中去了。希愛力 印度希愛力 希愛力雙效片
 除了蘇軾,在其他人的詩文中,也常見到類似的詩句。白居易寫過“誰道群生性命微,壹般骨肉壹般皮。勸君莫打枝頭鳥,子在巢中望母歸”。歐陽修也在壹首詠畫眉鳥的詩中寫道:“百轉千聲隨意移,山花紅紫樹高低。始知鎖向金籠聽,不及林間自在啼。”文人心中,有鳥相伴,清晨黃昏的時候,便可“聽壹片啁啾”;而在品茗閑坐之時,則可見葉底鳥兒“揚翠振彩,倏忽往來,目不暇給”。這樣的歡樂,哪裏是壹只籠子、壹只鳥兒的樂趣能夠相比的?
 愛鳥護鳥,足以顯出這些文人雅致的情趣。然而,風雅只是文人的壹面,在風雅之外,文人也有脾氣差、要罵人的時候。當然,少有自詡為文人的會像魯智深壹樣破口大罵“鳥人”,但異曲同工的,也有人在“鳥”上下功夫。所以,借鳥來抒發胸臆的文人可就多了去了。犀利士5mg 犀利士每日錠 犀利士價錢 犀利士副作用
 “感時花濺淚,恨別鳥驚心”,說的是國破家亡的仇恨。“千山鳥飛絕,萬徑人蹤滅”,說的是遼闊空曠的孤獨。“飛鳥繞樹翔,嗷嗷鳴索居”,說的是被迫害中的不安。“眾鳥高飛盡,孤雲獨去閑”則是失意時的惆悵。“拍手笑沙鷗,壹身都是愁”飽含了無奈自嘲之心。“大鵬壹日同風起,扶搖直上九萬裏”書盡了少年人的意氣風發。
 愛護也罷,諷刺也好,關於鳥兒的文字幾乎遍布文人故事的每壹頁,幾千年來,似乎只有鳥兒才最切合文人的理想:輕盈伶俐,展翅高飛,任憑山高海闊都無法阻擋。無法在現實中飛翔的時候,文人們自然地想到了鳥兒:要讓理想,如雄鷹般翺翔!
0 notes
petapeta · 7 years
Quote
悪魔と天使の間に… データ 脚本は市川森一。 監督は真船禎。 ストーリー ある日伊吹の娘美奈子が聾の少年輝男とMATの見学に来た。 美奈子はその少年と教会で知り合ったという。 「あの子の頼みは皆、人のことなので無下に断れないんだ」と伊吹。 2人を案内する郷。 その時どこからか郷に語りかける声が。 「郷秀樹、いやウルトラマン」。 少年は自らをゼラン星人と名乗り、自分の使命がウルトラマン抹殺であることをテレパシーで郷に伝えてきた。 そして自分が連れてきた囮怪獣プルーマを倒した時がウルトラマンの最期だと告げる。 少年に掴みかかる郷。 しかし少年は 「私が宇宙人だと言っても気違いだと思われるだけだ」と郷を嘲笑う。 警備員に取り押さえられる郷。 地下に隔離された郷は隊長にわけを聞かれる。 「お嬢さんが連れて来られた少年は人間の姿を借りた宇宙人です。奴の目的はウルトラマンを抹殺することです」。 「彼が自分の口で言ったのか?あの少年は口が利けないんだぞ」。 「テレパシーで話したんです」。 「ウルトラマンのことをどうして君だけに」。 「テレパシーのことなら私も知っている。宇宙人が人間そっくりの姿で紛れこむこともな。しかしあの少年は違う。はっきり言って君の妄想だ」。 「初めから信じてもらえないと思いました。しかしこれだけは聞き入れてください。お嬢さんをあの少年に近づけていることは危険です」。 「美奈子は心の優しい娘なんだ。親として娘の善意を踏みにじることはできない」。 「お嬢さんが危険な現実に曝されてるとしたら」。 「何事にも汚されない美しい友情。それが子どもたちの現実だよ」。伊吹に理解してもらえない郷。 「一人で戦うしかない」と決心する。 その時K地区の小学校の下から怪獣が出現。 アローで怪獣を攻撃するMAT。 しかし郷は少年の言ったことが気になり、ウルトラマンに変身することを躊躇する。 そのときアドバルーンに捕まった輝男が怪獣に捕まってしまった。 少年が邪魔で攻撃できないMAT。 怪獣は少年を離し地下に逃げる。 少年の病室に見舞いに来る郷。 「どうした郷。ウルトラマンになることが怖くなったのか」。 「明日はこの病院の鼻先に出してやるぞ」。 「病人を助けたいならウルトラマンになることだな」。 「ウルトラマンになる前に貴様を殺してやる」と郷。 看護婦らに取り押さえられる郷。 伊吹は郷に基地で待機するよう命令する。 「子どもの首なんか絞めてどうするつもりか」と伊吹。 「子どもではありません。あいつは宇宙人です」。 「宇宙人であることを強引に白状させようとしたわけか」。 「白状させるつもりなんかありません。殺すつもりでした」。 郷を精神鑑定にかける伊吹。 「郷の神経は正常です」と南。 その時郷が伊吹に進言に来る。 「僕を信じてください、お嬢さんは利用されているんです」。 「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり差別したりするような娘には育てたくないんだ」と反論する伊吹。 「明日あの病院の近くに怪獣が出てくるはずです。あの少年がテレパシーでそう宣言しました。予言どおりに怪獣が現れたら信じてくれますか?」 「私はあの少年より君のほうがむしろ宇宙人じゃないかという気になっているよ」と伊吹。 「あの宇宙人はウルトラマンを抹殺するのが目的です。 ウルトラマンがピンチに陥ったらあの少年を捕まえてください」。 病室でランドセル型の発信機を使い、怪獣を操る輝男。 そのとき入ってきた看護婦にそれを見つけられるが、目から怪光線を出し看護婦を消滅させる。 そして予言どおり病院の近くに出現する怪獣。 病院では美奈子がいなくなった輝男を探していた。 「俺はお前を信じるぜ」と上野。 「やはりウルトラマンに変身するしか防ぎようがないのか。 こうなったら一か八かだ」。 ウルトラマンに変身する郷。 格闘の末スペシウム光線を浴びせるが、プルーマには通用しなかった。 ウルトラブレスレットでプルーマの首を切断するウルトラマン。 しかしブレス���ットは自分の手に戻らない。 「しまったブレスレットがコントロールされている」とウルトラマン。 ブレスレットの猛攻に曝されるウルトラマン。 絶体絶命のピンチに陥ってしまう。 「ウルトラマンがピンチに陥ったらあの少年を捕まえてください」。 郷の言葉を思い出す伊吹。 伊吹は病院の中に入り輝男を探す。 中では美奈子も輝男を探していた。 先に美奈子を避難させ、一人輝男を探す伊吹。 すると霊安室の中から怪しい電子音が聞こえてきた。 祭壇の後ろで何かの機械を操る輝男。 伊吹は輝男の目から出る怪光線を避け、輝男を銃で撃った。 首から血を流し苦悶の表情を浮かべながら近づく輝男。 そして倒れたその姿は醜悪なゼラン星人の姿に変わっていた。 ブレスレットを腕に戻し飛び去るウルトラマン。 教会に美奈子を迎えに行く郷と伊吹。 「僕ならあの少年は遠い外国に行ったといいますね。お嬢さんの心を傷つけないためにも」と郷。 「君がそう言ってくれるのはありがたいが、やはり事実を話すつもりだ。人間の子は人間さ。天使を夢見させてはいかんよ」と伊吹。 父の下へ走ってくる美奈子。 その顔には曇りない笑顔を広がっていた。 解説(建前) ウルトラブレスレットの攻撃パターンが何故いつもと違ったのか。 これはおそらくその操り方によるのだろう。 すなわち普段はウルトラマンが超能力を使ってコントロールしているが、磁気によりコントロールすることでいつもと違う動きをした。 ただいつもよりは殺傷能力が落ちているのは確かだろう。 というのは、ウルトラスパークやウルトラクロスなどといった変形は、ウルトラマンの元々備える超能力によって可能となっていたと考えられるからである。 ただスパークとして投げるまでは敵のコントロールを受けないようなので、投げつけるまではウルトラマンの超能力が必要と解される。 ゼラン星人は何故郷にわざわざ予告しに来たのか? 普通に考えれば少年の姿を借りる必然性も、郷にそのことを教える必然性もない。 まず考えられるのは、郷の近くでコントロールマシンを操るため。 すなわち少年の姿でいれば宇宙人であることがばれる心配はないが、逆に怪獣からは隔離させられるので、怪獣とブレスレットをコントロールすることができない。 ゼラン星人が病院に入院することまで計算にいれていたかは定かではないが、郷に近づくことで郷を攻撃しやすくなったのは事実であろう。 次に考えられるのは郷の精神的な動揺を誘うため。 ブレスレットがウルトラマンの精神力によりコントロールされていると仮定すると、磁気コントロールするにもウルトラマンの動揺を誘う必要がある。 そのために郷を孤立させ、ウルトラマンとの連携を乱したのだろう。 結果冷静な対処ができなくなり、ウルトラマンは大苦戦に陥った。 しかしこれらはいずれも根拠が弱い。 やはりこれはゼラン星人の意地悪と解釈するのが一番妥当であろう。 すなわちゼラン星人は悪魔属性が強く、ただ地球を征服するだけでは満足できなかった。 偽善に満ちた人間の善意というものを踏みにじってこそ侵略が意味あるものと考えたのだろう。 もちろん地球制服という本来の目的にとってはそれはマイナスである。 しかしこのゼラン星人にとってそんなものはそれほど興味はなかったのであろう。 ある意味、このゼラン星人の個性がそうさせたのだと考えられる。 感想(本音) 文学である。 そして映像芸術でもある。 個人的には全ウルトラシリーズ、いや特撮物でベストの作品。 キリスト教的世界観を見事ウルトラマンに���合させた、市川森一のまさに真骨頂と言える作品である。 と同時に、真船禎の鋭い映像感覚はもはや子供向けを完全に超えてしまっている。 まずオープニングから凄い。 エレベーターが開き、少年と少女のアップから物語が始まる。 そして一旦緊迫した基地の中にカメラは移り、ドアが開かれることにより、日常と非日常がそこで初めて対峙する。 もちろん我々にとっての日常はMAT基地内部。 仲睦まじい少年少女の姿こそ非日常であり、何かが起こる前兆なのである。 そしてまもなくその予感は的中する。 少年の魚眼レンズによるアップ。 いきなりウルトラマンの最期を予言するそのシーンは戦慄以外の何物でもない。 子供の頃はその顔のアップに笑ったりもしたが、今見るとやはり不気味さの方が強く感じられる。 とにかく、ここまでの展開の速さにあっという間にストーリーに取り込まれてしまう。 ここまでで既に息つく暇もないのだが、ここからはさらに凄い。 郷が少年を捕まえて殴るのである。 しかも相手は今でいう身障者の聾の少年。 今こんなシーン作ったら大問題になるんじゃないか? さらに下から見上げ気味のカットが郷の狂気を強調する。 そして無機質な病院の廊下のような基地の内部。 上記のシーンだけでもう鳥肌物である。 しかしこのエピソードは全く無駄なシーンがないといっていいほど、映像に力が入っている。 やはりいい脚本はいい演出を引き出すのだろうか。 続いてのシーンは地下かどこかわからない所での郷と伊吹の会話。 ここでは2人の会話の内容が重要である。 伊吹は郷のいう宇宙人やテレパシーの話を一応は信じる。 しかしあの少年は違うというのである。 それは何故か。 それは娘の優しさを否定したくないという親心。 そして伊吹自身の身障者に対するある意味逆偏見みたいなものであろう。 美奈子が自分の娘であること、少年が聾であることは客観的であるべき隊長の判断をも誤らしてしまう。 もちろん郷のテレパシーだけでは証拠にならないが、そこで自分の善意を疑う姿勢こそ隊長のあるべき姿であろう。 この後郷は隊長に許され戦列に復帰する。 そして怪獣が出現するのだが、ここの展開だけはこのストーリーの中で唯一問題がある。 それは輝男がアドバルーンに捕まるのが子どもの力では無理ではないかということ。 郷の前で悪魔のように笑うということに主眼があったのかもしれないが、もう少し映像的に納得できるものにして欲しかった。 例えば上手いこと腰掛けるところがあるとか。 その辺りは適当に脳内補完して済ますしかないだろう。 次のシーンは輝男の病室での郷との対決。 喋れない輝男が助けを呼ぶのに、花瓶を割るところなどはよく考えられている。 また美奈子や伊吹が郷をすぐに止めに入ったのも、郷が輝男の病室に向かったと聞いたからであろう。 しかしこのシーンでの目玉はやはり件の郷のセリフ。 「殺すつもりでした」。 天井を低く撮ることにより異常さも演出されておりインパクト大である。 そして次のシーンは郷の悲壮な決意が現れたMAT基地でのやり取り。 郷はウルトラマンがピンチに陥ったら、あの少年を捕まえて欲しいと伊吹に懇願する。 しかしそれを認めることができない伊吹。 ここまで来ると、お互いが意地になっているようにすら見える。 まあ郷は真実を知っているのだから意地を張っているのは伊吹なのだが、客観的な証拠がない以上それを認められないのは仕方ないか。 一方郷は明日怪獣が病院の近くに出ることを予言して、自分を認めてもらおうとする。 このシーンでは基地を上から撮る俯瞰ショットが印象的である。 そして、新マン優勢のテーマをスローにしたBGMも場面に合っていて秀逸。 また、郷の異常な行動により動揺するMAT隊員たちの姿もよく捉えられている。 しかしここで最も重要なのは「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり差別したりするような娘には育てたくないんだ」という隊長のセリフであろう。 少年を否定することは娘の善意を否定することにもなる。 少年が聾であることにより、隊長も自らの呪縛を解くことができないのである。 遂に怪獣は病院の近くに出現する。 これにより郷を信じる上野。 上野は第三者として客観的に判断できる立場だ。 この上野のセリフは隊長こそ偏見に捕らわれていることを容赦なく告発する。 しかしプルーマはMATの力では倒すことができない。 郷は一か八かウルトラマンに変身することを決意する。 怪獣を倒した時が最期という前代未聞の展開。 予言通り怪獣を倒すウルトラマンだが、自らの武器ウルトラブレスレットに命を狙われることになる。 このシーンは子供の頃とても驚いた。 まさか自分の武器に襲われるなんて考えもしなかったので。 そしてまたこの武器が強力。 結果的には助かったとはいえ、ウルトラマンとしては完全敗北だっただけに、その衝撃たるやただ事ではなかった。 まあ、数話後にさらに衝撃を受けたのだけど。 長々と各シーンを振り返ってきたが、個人的にベストに推すのが次のシーン。 それは郷のセリフ「ウルトラマンがピンチに陥ったら~」をリフレインさせながらアップになる伊吹隊長。 これまで聾の少年とそれに対する娘の隣人愛を信じてきた隊長が決断を迫られる様は、その緊迫したBGMとともにこの話の白眉といえる。 遂に隊長自身、自らの偏見、偽善に向き合わざるをえなくなったのである。 かくして輝男を撃ち殺す伊吹。 霊安室という暗喩的な空間で繰り広げられるこの陰惨なシーン。 目から怪光線を出す輝男に郷の言葉を信じるしかなかった隊長。 カメラは直ぐに絶命せず、喉を押さえて苦悶の表情を浮かべる輝男を容赦なく映し出す。 子ども向けというか、大人向けでもいいのかという大胆な演出である。 聾の少年という設定といい、今ではこのような話は不可能であろう。 ピンチを脱したウルトラマン。 カメラは次の瞬間、教会の鐘を大写しに捉える。 「人間の子は人間さ。天使を夢見させてはいかんよ」。 結局人間には善悪両面が備わっている。 悪を見ず、善だけを見て生きていくのはそれこそ偽善なのである。 相手が聾の少年だからといって、彼が常にいい人だとは限らない。 それは逆の意味で偏見でもある。 悪魔は身の回りのどこにでも忍び込んでくる。 そして常に悪魔と天使の間で葛藤しているのが人間なのである。 ラストシーンはスローで駆け寄る美奈子のアップ。 しかし少女には輝男の正体という厳しい現実が待ち構えていた。 まだそれを知らない無垢な笑顔。 悪魔を知るということが人間として成長するということ、つまり大人の階段を昇っていくということなのだろうか。 このラストシーンには痛いほどの美しさが漲っている。 まさに傑作の棹尾を飾るに相応しいラストである。 その他の感想。 今回の話で伊吹は郷の正体を薄々悟ったのではないか。 父と子のような関係だった加藤とは違い、郷と伊吹というのはある種対等な同士的な関係を匂わせる。 それも伊吹が郷の正体を知っていて彼を認めているとしたら、辻褄も合おう。 今回は市川脚本ということもあり、久々に隊長がかっこよく描かれている。 この話は加藤ではなく、伊吹だからこそ説得力が増す。 加藤だと郷とはここまで深刻に対立はできなかった。 やはり厳格な伊吹隊長ならではといえるだろう。 そしてこの話をきっかけに二人の信頼が深まったというのは上述の通りである。 今回は坂田家は登場せず。 ホームドラマが嫌いな市川氏らしいというか。 まあ、アキちゃんのスケジュールの都合も大きいだろうが。 以上、長々と主観全開な文章を綴ってきたが、最後のまとめをしたい。 本話は市川氏の「帰ってきたウルトラマン」ラストワーク。 それだけに自らのキリスト教的世界観がもろに出たと思われる。 初代ウルトラマンにも「まぼろしの雪山」などのように人間の善意悪意に切り込んだ作品はあった。 しかし基本的には怪獣と人間の関わりが中心で、このように人間の善意悪意を直接描いてはいなかった。 そういった点、この話はまさに人間ウルトラマンの到達点といえる作品である。 2期(前期)は市川、上原両氏を中心にとにかくドラマがしっかりしている。 その代表ともいえるこの作品は、昭和のウルトラを知らない人には特に見ていただきたい次第である。
帰ってきたウルトラマン
54 notes · View notes