#寝覚めの床
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「西田敏行さんの思い出」
今朝、10月26日(土)、ラジオ深夜便の午前1寺台、4時台で、桜井洋子アンカーが以前、西田敏行さんにインタビューした回が放送されてました。 西田敏行さんの福島、郡山での映���館でのエピソード、お蕎麦やさんでのエピソード、大好きだったなー。 2022年12月28、29日に以前、ラジオ深夜便で再放送されていました。 ちょうど、中山道、木曽路、上松宿から寝覚めの床て、くつろいでいる時に、何回も聞き返したことが、思い出されてきました。 謹んでお悔やみ申し上げます。 一週間、聴き逃し配信で聴けます。 【聴き逃し】ラジオ深夜便▽深夜便アーカイブス ▽もっと、光る君へアンコール 金曜日放送分を聴く 10月26日(土)午前1:05放送 https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/5_31.html?p=V34XVV71R2_05_4087194…
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「仕事に心をつかってはいけない」 夜中に目が覚めて、眠れなくなった。目を閉じても、頭がループしたように、考えるのは同じ事柄とシーンばかり。しばらくしてから、ようやく自分で「ああ、また心で残業してしまっている」と気づいた。こんな残業を深夜に自分の寝床でしても、誰も手当を払ってくれる訳でもない。やめよう、やめよう。 「仕事に心をつかってはいけない」と、昔、あるベテランのプロジェクト・マネージャーから聞いた事がある。でも、聴いて真意をすぐに理解したとはいえない。仕事は複数の人���が協力して進めるものだし、人に気遣いをするのは、ある意味、大事じゃないか。そうも思った。 しかし、この方が言われていたのは、もっと深い話だった。「心をつかう」とは、じつは気遣いとか心遣いの事ではない。心を浪費する、という意味なのだ。あるいは、わたし達の中にある、感情と思考という大切な脳のリソースを無駄につかってはいけない、というアドバイスだ。
心の残業は、やめよう : タイム・コンサルタントの日誌から
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【漸進的筋弛緩法のやり方】 ① 鼻から息を吸って止める。 ② 息を止めている間(3~5秒)に、両腕をガッツポーズにして腕の力を入れる。 ③ 口から息を吐きながら、腕の力を抜いてダラーンと落とす。このときどんな感じがするのか、力が抜けた腕の感覚に意識を向ける。 ④ ①~③を3回繰り返す。 この後、両脚→顔→肩→首の順に、同じように呼吸を合わせながら、力を入れて抜くことを繰り返します(各3回)。 ・両脚……椅子に座った状態で膝を伸ばし、床と平行になるまで両脚を上げる。踵を直角にしてつま先をピンと伸ばしてから→ダラーンと両足を床に落とす。 ・顔………目をつぶって歯を噛み締めてから→力を抜いてポカーンと口を開く。 ・肩………グッと上げてから→ストーンと落とす。 ・首………首の重さを感じながらゆっくり回す。 ここまでやっていただくと、相談者さんたちは「眠くなった」「とても落ち着いた」と口々におっしゃいます。実際にあくびをなさる方もとっても多いです。
どんな兵士でも120秒以内に96%が寝落ちする…あまりの効果に米軍も採用したコストゼロのリラックス法 「漸進的筋弛緩法」のすごい効果 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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エジソンは発明の壁にぶつかったとき、鉄球を手に持ったまま昼寝をする習慣があったといいます。 眠りに落ちると手の力が抜け、床に取り落とした鉄球の音で目が覚める。 その瞬間に、行き詰まっていた問題の解決策がパッと思い浮かぶというのです。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)によると、睡眠の最初の段階である「入眠期(sleep onset)」に目を覚ますと、創造なアイデアが浮かびやすくなることが示されました。
深く眠りに落ちる直前に目覚めると創造的アイデアが浮かびやすくなる! - ナゾロジー
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生活のバタバタが多分落ち着いた気がする。家の近くに馴染みのスーパーマーケットがなくて悲しくてどうしようと思ったが、灯台下暗しのまいばすけっとが意外と優秀なことに気づき買い物に行っている。一通り生活できるようになったかと思えば恋人の滞在により布団と枕が必要になった。両方を寝返り中に向こうが奪うことにブチ切れていたら今度の給料日で欲しいものを買ってくれる事になった。恋人に文句を伝えられるようになって2年目になる。
2人で記念日の確認で「7月31日だったよね…?」となっている。ベッド上で、私のことどう思っている?、と聞くとこうなる。抱かれなくなって1年経とうとしている。抱かれなくなってというか、行為に��きがきた。嘘。本当はしたいよ。遠ざかって上手く誘えず、多分向こうも、そう。
うまく眠れない日々が続く。今朝も1時間毎に目が覚めていたが6時になってカーテンをガバッと開けて無理矢理起床した。朝に囚われてる気がする。洗濯機に溜まった洗濯物を回して干して寝具も洗えるものは洗い干した。9時半くらいに落ち着くと眠気が来て身を任せて昼まで寝た。ポケモンスリープ入れようかな。寝る前のスマホも老けるからやめたいのにASMRを見ながら寝ないと眠れない。人がいたらまた違うけど。
女神に手紙を書いた。先日スライサーで利き手の親指をやってしまい、痛みが引いてきたので漸くといったところ。恋人いる前でスパッとやったのである意味よかった。止まらない血にパニックになって涙が出てたけど一緒に止めてくれて絆創膏も買ってきてくれた。(あの高いやつ)毎晩飲む錠剤を出すのに手間取っていたら開けてくれた。新生活に向けて購入したスライサー、危険なのでご注意を。話は戻るが女神とは夏終わりにデートする。帰りを気にせずに会えることがとても嬉しい。異動した際、女神からは「おかえり!ずっと待ってたよ!」と言ってくれた。
引っ越してから欠かさず湯船に浸かっている。バブの安い日に色々買いだめをしている。実家でもバブを使っているので、バブが〜と話すと恋人と間違われる。そんな私のバブはパーマをかけて寝癖でブロッコリーみたいになった写真を送ってきた。プロッコリーぺぴちゃん。またイラスト化してロック画面にする予定。
朝夕と移動は立ちっぱなしなので家くらいで編み物。いつになったらケースになるんだと思いながらもひたすら編む。本日都内のセリアに向かったら欲しい毛糸がなくて落ち込んだ(1箇所)。デニムラボの4番見つけたら教えてください。
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#おでかけ #寝覚の床
近寄ってみると、うーん……川は意外と汚い。私たちも岩の上の方まで登ってみましたが、整備されているわけではなく自然のままなので、結構危なっかしい感じの道のりでした。このスリル感が若い子たちにうけているんだろうか?
ところで「寝覚の床」という名前の由来は、浦島太郎のあの昔話から来ているようです。浦島太郎というと完全に海端の話だと思っていたので、海から遠く離れたこんな山奥にも関わる場所があったとは驚きです。浦島太郎が竜宮城から帰ってきた後、日本各地を旅している時にここに辿り着いたんだとか。
奇岩の風景も面白いですが、19号沿いから川に下りていく途中、中央西線をくぐる辺りも良いトレインビューでテンション上がります。残念ながら眺めている時に電車は通りませんでしたが、ここで見たら結構迫力ありそうだなぁ。車両のバリエーションはあんまりないですけど。
そういえば線路の下の河原には古レールも転がっていました。一体どんなタイミングで落ちていったのか……。昔からの鉄道路線の近くだと、よく古レールを再利用した柵とかがあったりするので、そういったものの残骸なのかもしれません。
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【漸進的筋弛緩法のやり方】 ① 鼻から息を吸って止める。 ② 息を止めている間(3~5秒)に、両腕をガッツポーズにして腕の力を入れる。 ③ 口から息を吐きながら、腕の力を抜いてダラーンと落とす。このときどんな感じがするのか、力が抜けた腕の感覚に意識を向ける。 ④ ①~③を3回繰り返す。
どんな兵士でも120秒以内に96%が寝落ちする…あまりの効果に米軍も採用したコストゼロのリラックス法 「漸進的筋弛緩法」のすごい効果 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
この後、両脚→顔→肩→首の順に、同じように呼吸を合わせながら、力を入れて抜くことを繰り返します(各3回)。
両脚:椅子に座った状態で膝を伸ばし、床と平行になるまで両脚を上げる。踵を直角にしてつま先をピンと伸ばしてから→ダラーンと両足を床に落とす。
顔:目をつぶって歯を噛み締めてから→力を抜いてポカーンと口を開く。
肩:グッと上げてから→ストーンと落とす。
首:首の重さを感じながらゆっくり回す。
���リラクゼーションの呼吸法】
鼻から息を吸い込みます。空気の流れを意識して、その冷たさを感じます。
口から息を吐きます。吐く息のあたたかさを意識しながら、吐く息とともに全身の力が抜けていくのを意識します。のどを通る空気の感覚なども意識します。
①~②を3回繰り返します。呼吸の最中は「何か思考が浮かんでも、それを追わない」と決めて、何か浮かびそうになったら常に呼吸に意識を戻します。
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睡眠,眠り,快眠,不眠,不眠症,入眠障害,眠れない,呼吸法,脱力,血流,
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出会った頃から掴めない人だった。もう8年の付き合いになると気づいた時、お互いに笑ってしまった。初めて会った日を全く覚えていないし、恐らく相手も覚えてないだろう。学生の頃は良く遊んでいたけれど、社会人になってから予定がすれ違い、久しぶりに会うと随分と髪が伸びて、金髪になっていた。新宿駅の待ち合わせでかなり探してしまった。お互い最後にいつ会ったかも覚えていなかったけど、たまに交わす連絡で大まかな近況は知っていた。4年付き合った彼女と別れた、私は仕事を辞めた、など。暑い夏の日だった。
そこから1年半後、最悪の状態で終電を無くした私はダメ元で「家に泊めてくれないか」と連絡していた。1人暮らしで夜中に起きている人はかなり限られている。3人に連絡して、1番最初に連絡が返ってきた。同棲していた彼女と別れて1人暮らしに戻っていた家に、こんな形で来ることになるとは。笑ってしまった。タクシーで向かうと、1年半前よりももっと髪が伸びて、後ろにひとつに結んでいた。毛先だけ金髪で、また誰なのか分からなかった。学生の頃は私が喫煙者、相手は非喫煙者。嫌煙していたのに、今では喫煙可能の喫茶店を探すほどに。ワンルームなのに煙草の匂いが全然しなかった。「生活感がない」という言葉を体現したかのような人間なので、部屋も本当に物がなかった。同棲する前の、学生の頃に住んでいた家は何回も行ったことはあったけど、その時よりも何もなかった。柑橘の、何か甘いような匂いがした。夜中に押しかけた上に、1年半ぶりの再会がこれなので、申し訳なさすぎてベッドの横に座布団を敷いて、座ってずっと映画を見ていた。仕事終わりだったらしく、すぐベッドに入って眠っている。時間が過ぎるのを待てれば良いので、息をひそめていた。寝返りを打つたびに、手が触れるのを感じていたけど、もう良い大人なので、気付かないふりをした。床が冷たすぎて、何も考えずに済んだ。
お互い何も言わないけれど、学生の頃に、何度もキスをしたことがあった。その先の、線は越えていない。不思議な関係だったことを、そういえばずっと忘れていた。それが去年の、寒い日だった。
年が明けた。ダラダラとラインをしていると「めちゃくちゃ酔っ払った」と来た。どうやら新年会で飲みすぎてしまったらしい。水を飲め、など面白がっていると「暇なら来てほしいレベル」との連絡。この前世話になったしな〜と、支度を始める。まだ三が日が過ぎたばかりで、私が家に押しかけた日から1ヶ月も経っていなかった。ウケるな〜と思いながら、タクシーに乗って向かった。夜中の0時前に着くと、ベッドに転がっていた。めちゃくちゃ酔ってるけど、頑張ってお風呂には入ったらしい。危険な行為すぎて呆れてしまった。しばらく酔った人で遊ぶ。おでこにペットボトルを乗せたり、水を飲ませたり。何要員で呼ばれたん?と聞くと、心の支え・おしゃべり要員、と言われた。そう言った割にすぐに寝息が聞こえた。まだ着いて1時間も経っていなかった。床が冷たすぎる。暖房がついてるはずなのに、顔にだけ温風が直撃して死にそうなので、寝ているのを起こしてベッドに入って良いか確認、滑り込んだ。背を向けて横になって寝ているので、私は壁に背をつけて、下半身だけベッドに入った状態で映画を見た。腰が痛くなって、私も横になる。お互いに背を向けた状態で寝っ転がって、ぼんやり映画を見ていると、後ろから抱きしめられた。もう私は彼氏と別れていたし、なんとなく予感と期待があったので放っておいた。暖かい。映画を見始めたばかりなのに、全然集中できないし、眠気も来ない。私は人と一緒に眠ることができない。暖かさだけを感じて、映画を見切った。もう諦めて、お互い向かい合って抱き合った。間接照明も消して、窓から明るさだけが頼りの部屋で。線を越えたことはないし、多分これからもない。性的な雰囲気が一切ない男だ。不思議と、それが私を安心させた。背中に回った腕で、背骨と肩甲骨の形を何度もなぞる。痩せていて、大きな背中だ。向き合っているので、何度も目が合う。唇ばかりに目が合ってしまう。暑い。手が何度も頬に触れて、焦げる。同じことをきっと考えているけど、何も話さなかった。キスをした。唇の形を確認し合うような、軽いキス。何も話さず、キスをしては抱きしめ合って、背骨の数を何回も数えた。1、2、3...と数えても、途中で分からなくなった。カーテンの隙間から、朝日が差し込んできた。何故か遮光カーテンだけで過ごしている。カーテンレールに、毛布を掛けて、朝日が眩しくないようにしていた。またベッドに戻ると、少しだけキスをした。
二日酔いどう?と聞くと、まだ頭が痛い、とうんざりした顔をしていた。ベッドから出ると、何も起きて無かったかのように、数時間前のように、2人で換気扇の下で煙草を吸った。仕事が残っているのはいつものことで、15時頃に一緒に家を出た。タクシー代をきっちり回収して、電車で帰った。コートとマフラーから、あの、柑橘の甘い匂いがして、顔を埋めた。体温を反芻しては、どんな性行為をするんだろう、と想像してしまい、死にたくなった。
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Episode 20 : Thornapple / 第20話『曼荼羅華(Mandarage)』
猫猫(白檀の香…壬氏様の寝室…なぜ、こんなところに…)
Maomao (Byaku-danno ko…Jinshi-samano shin-shitsu… Naze, konna tokoronin…)
Maomao (Sandalwood incense… Master Jinshi’s bedroom… How did I end up here…?)
水蓮「あら、目が覚めたのね。無理しちゃだめよ?15針も縫ったんだから…。医局で寝かせるのも何だって、壬氏様が連れてきたのよ。はい、どうぞ」
Suiren “Ara, mega sameta-none. Muri-shicha dameyo? Ju-go-harimo nuttan-dakara… Ikyokude nekaseru-nomo nandatte, Jinshi-samaga tsurete-kita-noyo. Hai, dozo.”
Suiren “Oh, you’re awake. Don’t push yourself. You had fifteen stitches. Master Jinshi brought you here, since it’s better here than at the infirmary. Here you go.”
猫猫「ありがとうございます」
Maomao “Arigato gozai-masu.”
Maomao “Thank you.”
水蓮「フフフッ、起きたところで悪いけど、着替えられる?皆さんを連れてくるわ」
Suiren “Fufufu, okita-tokorode warui-kedo, kigae-rareru? Mina-san’o tsurete-kuruwa.”
Suiren “I’m sorry to bother you after you just woke up, but can you get dressed? I want to bring everyone in.”
猫猫「分かりました」
Maomao “Wakari-mashita.”
Maomao “Understood.”
―――――――――――――――――――――――――――――――
馬閃「一体どういうことだ!」
Basen “Ittai do-iu kotoda!”
Basen “What in the world is going on?!”
高順「馬閃!」
Gaoshun “Basen!”
Gaoshun “Basen!”
馬閃「チッ」
Basen “Chi.”
猫猫(そりゃ、主人が危険にさらされればね…だからとて、どなられる筋合いはないのだが)
Maomao (Sorya, shujinga kikenni sara-sare-reba-ne… Dakara-tote, dona-rareru sujiaiwa naino-daga.)
Maomao (I mean, his master’s life was at risk. That said, I don’t deserve to be yelled at.)
猫猫「無作法ですみません」
Maomao “Bu-sahode sumi-masen.”
Maomao “I apologize for my lack of manners.”
壬氏「気にするな。それで、どういう経緯であの場所にやってきたのか、なぜ柱が落ちるのが分かったのか、説明してもらおうか」
Jinshi “Kini suruna. Sorede, do-iu keiide ano bashoni yatte-kita-noka, naze hashiraga ochiru-noga wakatta-noka, setsumei shite-moraoka.”
Jinshi “Don’t worry about it. So, how did you end up there, and how did you know the pillar was about to fall? Do explain.”
猫猫「フゥ…分かりました。…あれは、偶然が重なり合った事故です。しかし、まるで意図的に、偶然が引き寄せられたようでした。そういう意味では、事故ではなく事件と言えるでしょう」
Maomao “Fu…Wakari-mashita. …Arewa, guzenga kasanari-atta jiko desu. Shikashi, marude ito-tekini, guzenga hikiyose-rareta-yodeshita. So-iu imi-dewa, jiko-dewa-naku jikento ieru-desho.”
Maomao “Understood. That was an accident caused by multiple coincidences converging. But it’s as if the coincidences were drawn together intentionally. In that sense, it’s a conspiracy, not an accident.”
猫猫「一つ目の偶然は、去年、礼部の高官である浩然様が亡くなったことです」
Maomao “Hitotsumeno guzenwa, kyonen, Reibuno kokan-de-aru Konen-samaga naku-natta koto desu.”
Maomao “The first coincidence is the death of Master Kounen, a high-ranking official at the Board of Rites, last year.”
壬氏「あっ…」
Jinshi “A…”
猫猫「二つ目に、倉庫で��火が起き、同時に別の場所で祭具が盗まれたこと」
Maomao “Futatsumeni, sokode boyaga oki, dojini betsuno bashode saiguga nusu-mareta koto.”
Maomao “Next, the fire at a warehouse, and the theft of some ceremonial tools at a different warehouse.”
馬閃「ハッ…」
Basen “Ha…”
猫猫「そして三つ目は、ほぼ同時期に祭具の管理者が食中毒で倒れたことです」
Maomao “Soshite mittsumewa, hobo dojikini saiguno kanrishaga shoku-chudokude taoreta koto desu.”
Maomao “And the third is the manager of ceremonial tools falling ill due to food poisoning at around the same time.”
壬氏「そのどれもが、誰かの思惑で起こされたと?」
Jinshi “Sono doremoga, darekano omo-wakude oko-sareta-to?”
Jinshi “Those were all caused intentionally by someone?”
猫猫「恐らくは。さらにもう一つ、重要なことがあります」
Maomao “Osorakuwa. Sarani mo-hitotsu, juyona kotoga ari-masu.”
Maomao “Probably. There’s also probably one more important factor.”
壬氏「何だ?」
Jinshi “Nanda?”
Jinshi “What is it?”
猫猫「盗まれた祭具です。祭事では、祭壇の柱を金属線でつり上げ、床の金具に固定していました。もし事故に見せかけるのであれば、要である金具を狙うでしょう」
Maomao “Nusu-mareta saigu desu. Saiji-dewa, saidanno hashira’o kinzoku-sende tsuri-age, yukano kanaguni kotei shite imashita. Moshi jikoni mise-kakeru-node areba, kanamede-aru kanaguo nerau desho.”
Maomao “The stolen ceremonial tools. During the ceremony, the pillar above the altar was pulled up by metal wires, and fixed on to the floor with metal parts. If the goal was to make this appear as an accident, aiming for those metal parts would be effective.”
馬閃「そんなものが盗まれたら、作り直さないわけがないだろう!」
Basen “Sonna monoga nusumare-tara, tsukuri-naosa-nai wakega nai-daro!”
Basen “If someone stole those, they’d just make replacements!”
猫猫「当然、作り直したでしょうね。祭事にふさわしい、凝った装飾をすると考えられます。その職人に心当たりがありました」
Maomao “Tozen, tsukuri-naoshita-deshone. Saijini fusawashii, kotta soshoku’o suruto kangae-rare-masu. Sono shokuninni kokoro-atariga ari-mashita.”
Maomao “Of course they did. Since they’re used in ceremonies, I’m sure the design was elaborate. I can think of one artisan who might have been tasked with it.”
壬氏「亡くなった彫金職人��?」
Jinshi “Naku-natta choking-shokuninka?”
Jinshi “The metalworker who passed away?”
猫猫「はい。盗まれた金具は、彫金細工師によって作り直されたのです。もし、この金具が熱で壊れるようになっていたとしたら…」
Maomao “Hai. Nusu-mareta kanaguwa, choking-zaikushini yotte tsukuri-nao-saretano-desu. Moshi, kono kanaguga netsude kowareru-yoni natte-itato shitara…”
Maomao “Yes. The stolen ceremonial pieces were rebuilt by the metalworker. So, what if those metal parts were designed to break when heated?”
馬閃「バカか!金属だぞ!そんな程度の熱で…あっ」
Basen “Bakaka! Kinzoku dazo! Sonna teidono netsude…A.”
Basen “Idiot! What kind of metal would…”
猫猫「亡くなった彫金細工師の秘伝の技術を使えば、火のそばにあるだけで溶けてしまうのです」
Maomao “Naku-natta choking-zaikushino hidenno gijutsu’o tsukaeba, hino sobani aru-dakede tokete-shimauno-desu.”
Maomao “Using the late metalworker’s secret technique, the metal could be made to melt just by being near an open fire.”
壬氏「彫金細工師も、この計画を立てた一味ということか?」
Jinshi “Chokin-zaikushimo, kono keikaku’o tateta ichimito-iu-kotoka?”
Jinshi “Are you saying the metalworker was part of this conspiracy?”
猫猫「いえ、恐らく何も知らず、依頼された通りに金具を作ったのだと思います。“これと同じものを、あの特殊な金属で作ってくれ”…とでも頼まれて。しかし祭事で事故が起きれば、職人も不審に思います。その前に消してしまえば、依頼人の名も、低温で溶ける金属の技術も闇に葬られ、とても都合がよかったでしょう」
Maomao “Ie, osoraku nanimo shirazu, irai sareta-toorini kanagu’o tsukuttano-dato omoi-masu. ‘Koreto onaji-mono’o, ano tokushuna kinzokude tsukutte-kure’…to-demo tano-marete. Shikashi saijide jikoga okireba, shokuninmo fushinni omoi-masu. Sono maeni keshite-shimaeba, irai-ninno namo, tei-onde tokeru kinzokuno gijutsumo yamini homu-rare, totemo tsugoga yokatta desho.”
Maomao “No, I think he didn’t know anything, and just built the metal parts as ordered. Perhaps he was asked, ‘Please build one of these, but using that special metal.’ But if an accident occurs at a ceremony, of course the metalworker would have doubts. If the artisan is eliminated before the incident, both the identity of his commissioner and the secret of the easily-melting metal vanish with him. That would have been ideal for the mastermind.”
壬氏「…まさか、殺されたのか?」
Jinshi “…Masaka, koro-sareta-noka?”
Jinshi “Was he killed?”
猫猫「それは分かりません…。ですが、そう見せかけた事件の可能性もあります。少なくとも、死んだ職人に金具の制作を頼んだ人間は、その技術が何であるか知っていた…。私が言えるのはここまでです」
Maomao “Sorewa wakari-masen… Desuga, so mise-kaketa jikanno kanoseimo ari-masu. Sukunaku-tomo, shinda shokunin’ni kanaguno seisaku’o tanonda ningenwa, sono gijutsuga nande aruka shitte-ita… Watashiga ieru-nowa koko-made desu.”
Maomao “That I can’t tell. It could be a crime made to look like an accident. The customer who had the metalworker remake the parts knew the technique that made that metal possible. That’s all I can say.”
壬氏「分かった」
Jinshi “Wakatta.”
Jinshi “Understood.”
猫猫(…それにしても、まさかあの場に壬氏様がいるとは…あのまま祭事が続いていたら…何者なんだよ、こいつ…こんな大掛かりな事件で命を狙われるに値する人物……知ったところで面倒なだけだ。もう、私には関係ない)
Maomao (…Soreni-shitemo, masaka ano bani Jinshi-samaga iru-towa… Ano-mama saijiga tsuzuite-itara… Nani-mono nan-dayo, koitsu… Konna oogakarina jikende inochi’o nera-wareru-ni atai-suru jinbutsu……Shitta-tokorode mendona dakeda. Mo, watashi-niwa kankei-nai.)
Maomao (Anyway, who would have thought Master Jinshi would be at that ceremony? If that ceremony continued… Who is this guy? If he’s someone worth trying to kill with such a complicated scheme… Knowing the truth would just get me in more trouble. It has nothing to do with me anymore.)
水蓮「小猫」
Suiren “Shaomao.”
Suiren “Xiaomao.”
猫猫「はい」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
水蓮「お客様よ」
Suiren “Okyaku-samayo.”
Suiren “You have a guest.”
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李白「例の事件、翠苓という官女が関係していたんだが…」
Rihaku “Reino jiken, Suirei-to-iu kanjoga kenkei shite-itan-daga…”
Lihaku “About that incident. A court lady named Suirei had something to do with it…”
猫猫(やはり翠苓か…)
Maomao (Yahari Suireika…)
Maomao (Suirei. I knew it.)
李白「死体で見つかったよ」
Rihaku “Shitaide mitsu-kattayo.”
Lihaku “They found her corpse.”
猫猫「えっ…」
Maomao “E…”
Maomao “Huh?”
李白「刑部が部屋に乗り込んだ時には、毒をあおって倒れていたらしい。医官による検視も済んで、死亡も確認された」
Rihaku “Keibuga heyani nori-konda toki-niwa, doku’o aotte taorete-ita rashii. Ikanni-yoru kenshimo sunde, shibomo kakunin sareta.”
Lihaku “When an officer of justice entered her room, she’d already drunk poison and was collapsed on the floor. The doctors have already finished examining her, and she’s confirmed dead.”
猫猫「どうなるのですか?」
Maomao “Do naruno-desuka?”
Maomao “What next?”
李白「明日には、棺に入れたまま、火刑に処されるんじゃないか?」
Rihaku “Ashita-niwa hitsugini ireta-mama, kakeini sho-sarerunja naika?”
Lihaku “I think they’re going to cremate her corpse tomorrow, coffin and all.”
猫猫「他の関係者は?」
Maomao “Hokano kankeishawa?”
Maomao “Any other co-conspirators?”
李白「他にはいない。翠苓一人だけだ」
Rihaku “Hoka-niwa inai. Suirei hitori dakeda.”
Lihaku “Nobody. Just Suirei.”
猫猫(あれほど細々としたことを全部一人で?)
Maomao (Are-hodo koma-gomato shita koto’o zenbu hitoride?)
Maomao (She did all of those complicated things by herself?)
李白「とにかく、一件落着だな。それじゃ」
Rihaku “Tonikaku, ikken-rakuchaku dana. Soreja.”
Lihaku “Anyway, it’s solved. See ya.”
猫猫(毒をあおって死んだ…?本当にこれで終わりなのか?いや、それ以前に翠苓は自殺するような女だろうか?無気力な顔、投げやりな態度は先がないと分かっていたからか?でも、あの時の試すような口ぶり…)
Maomao (Doku’o aotte shinda…? Hontoni korede owari nanoka? Iya, sore-izenni Suireiwa jisatsu suru-yona onna daroka? Mu-kiryokuna kao, nage-yarina taidowa sakiga naito wakatte-ita-karaka? Demo, ano tokino tamesu-yona kuchi-buri…)
Maomao (She poisoned herself and died? That’s really it? No, more importantly, was Suirei the type of person to commit suicide? Was she behaving apathetic and unemotional because she knew she had no future? But the way she spoke, as if testing me…)
翠苓「ここに朝顔を植えるわ」
Suirei “Kokoni asa-gao’o ueruwa.”
Suirei “I’ll be planting some morning glories here.”
猫猫「…蘇りの薬」
Maomao “…Yomigaerino kusuri.”
Maomao “Resurrection medicine…”
猫猫(憶測じゃダメだ。断言できない)
Maomao (Okusokuja dameda. Dangen dekinai.)
Maomao (I can’t leave it as conjecture. I have to know for certain!)
猫猫「壬氏様!」
Maomao “Jinshi-sama!”
Maomao “Master Jinshi!”
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
猫猫「お願いしたいことがあります!」
Maomao “Onegai shitai kotoga ari-masu!”
Maomao “I have a request for you!”
壬氏「な…何だ?うっ…ああ」
Jinshi “Na…Nanda? U…Aa.”
Jinshi “W-What is it?”
猫猫「翠苓を検視した医官とお話がしたいのです…死体置き場で」
Maomao “Suirei’o kenshi shita ikanto ohanashiga shitaino-desu… Shitai-okibade.”
Maomao “I’d like to speak to the doctor who examined the corpse. At the morgue.”
壬氏「お前は何を笑って…」
Jinshi “Omaewa nanio waratte…”
Jinshi “Why are you smiling…?”
猫猫「えっ…」(好奇心に負けた)
Maomao “E…”(Kokishinni maketa.)
Maomao (Curiosity got the best of me.)
―――――――――――――――――――――――――――――――
高順「何も壬氏様まで中に入らなくても…」
Gaoshun “Nanimo Jinshi-sama-made nakani haira-naku-temo…”
Gaoshun “Master Jinshi, you don’t have to go in there with her…”
壬氏「薬屋が入るなら、俺も行く」
Jinshi “Kusuriyaga hairu-nara, oremo iku.”
Jinshi “If the apothecary is going, I’m going too.”
高順「ハァ……分かりました」
Gaoshun “Haa……Wakari-mashita.”
Gaoshun “Understood.”
猫猫「ハハ…」
Maomao “Haha…”
高順「小猫、こちらへ」
Gaoshun “Shaomao, kochira’e.”
Gaoshun “Xiaomao, here.”
猫猫「ありがとうございます」
Maomao “Arigato gozai-masu.”
Maomao “Thank you.”
医官「お待たせして、申し訳ありません」
Ikan “Omatase-shite, moshi-wake ari-masen.”
Doctor “My apologies for the long wait.”
猫猫(…やはり、この医官が検視を。親しげに話していた官女が死んで、なおかつ罪人扱いされたのだから、やつれもするだろう…。でも、それだけだろうか…)
Maomao (…Yahari, kono ikanga kenshi’o. Shitashi-geni hanashite-ita kanjoga shinde, nao-katsu zainin-atsukai saretano-dakara, yatsuremo suru-daro… Demo, sore-dake daroka…)
Maomao (I knew it. This doctor did the examination. A court lady he seemed close to is dead, and she’s accused of crimes on top of that. No surprise he seems worn out. But is that really all?)
猫猫「単刀直入に聞きます。官女が飲んだ毒に、曼荼羅華が使われていませんでしたか?」
Maomao “Tanto-chokunyu-ni kiki-masu. Kanjoga nonda dokuni, mandarakega tsuka-warete imasen deshitaka?”
Maomao “I’ll be blunt. Did the poison ingested by the court lady include thornapple?”
医官「それは…」
Ikan “Sorewa…”
Doctor “That’s…”
猫猫「厩の上の小高い丘。あそこに曼荼羅華を植えたのではありませんか?毒性は強いですが、適量なら麻酔薬として作用します。医局にそれがないとは思えません」
Maomao “Umayano ueno kodakai oka. Asokoni mandarake’o uetano-dewa ari-masenka? Dokuseiwa tsuyoi desuga, tekiryo-nara masui-yakuto-shite sayo shimasu. Ikyokuni sorega nai-towa omoe-masen.”
Maomao “The small hill near the stable. Did she not plant thornapple there? It has a strong poison, but in right amounts, it can work as an anesthetic. I’m sure the pharmacy stocks plenty.”
猫猫(曼荼羅華は、白い朝顔の花に似ている)
Maomao (Mandarakewa, shiroi asa-gaono hanani nite-iru.)
Maomao (Thornapple looks like a white morning glory.)
医官「断言はできない。症状から見て、その可能性は高いが…特定はできない」
Ikan “Dangenwa deki-nai. Shojo-kara mite, sono kanoseiwa takaiga… Tokuteiwa deki-nai.”
Doctor “I can’t say for certain. It’s quite likely, given the symptoms, but I can’t say for certain.”
猫猫「では実際に、確かめてみましょう」
Maomao “Dewa jissaini, tashikamete-mimasho.”
Maomao “Let’s confirm with our own eyes, then.”
猫猫「んん…んっ!」
Maomao “Nn…N!”
医官「な…何をする?!」
Ikan “Na…Nanio suru?!”
Doctor “W-What are you doing?!”
猫猫「黙って見ててください!」
Maomao “Damatte mitete kudasai!”
Maomao “Just shut up and watch!”
医官「や…やめろ」
Ikan “Ya…Yamero.”
Doctor “S-Stop!”
猫猫「…フゥ…開きました」
Maomao “…Fu…Aki-mashita.”
Maomao “It’s open.”
医官「あ…ああ…ハッ…翠苓…じゃない…?!そんな…!確かに…確かに翠苓だったんだ…!」
Ikan “A…Aa…Ha…Suirei…ja-nai…?! Sonna…! Tashikani…Tashikani Suirei dattanda…!”
Doctor “That’s… not Suirei?! It can’t be… It was… It really was Suirei…!”
猫猫「本当に翠苓でしたか?」
Maomao “Hontoni Suirei deshitaka?”
Maomao “Are you certain it was Suirei?”
医官「私が翠苓を見間違えるわけがない…脈も、心の臓も動いていなかった…きれいなもんだったよ…」
Ikan “Watashiga Suirei’o mi-machigaeru-wakega nai… Myakumo, shinno-zomo ugoite inakatta… Kireina mon dattayo…”
Doctor “There’s no way I’d mistake her. She had no pulse. Her heart wasn’t moving. She was so clean.”
猫猫「つまり、いいように利用されたんですね。毒の正体を解明するために、死体を切り刻もうとは考えもしなかった」
Maomao “Tsumari, ii-yoni riyo saretan-desune. Dokuno shotai’o kaimei suru-tameni, shitai’o kiri-kizamo-towa kangaemo shina-katta.”
Maomao “In other words, you’ve been exploited. You didn’t think to cut open her corpse to find out what poison she used.”
医官「うっ…」
Ikan “U…”
猫猫「翠苓もそれを見越していた」
Maomao “Suireimo soreo mikoshite-ita.”
Maomao “That’s what Suirei expected.”
医官「お前!」
Ikan “Omae!”
Doctor “You!”
猫猫「翠苓が使ったのは、曼荼羅華だけではありません。医局の薬の在庫数を調べれば、何を使ったか分かると思います」
Maomao “Suireiga tsukatta-nowa, mandarake dake-dewa ari-masen. Ikyokuno kusurino zaiko-su’o shirabe-reba, nanio tsukattaka wakaruto omoi-masu.”
Maomao “It wasn’t just thornapple that Suirei took. If we investigated the drug stocks at the pharmacy, we should be able to tell what she used.”
猫猫(この医官を責めるとすれば、薬の管理が不十分だったことだろうか)
Maomao (Kono ikan’o semeruto sureba, kusurino kanriga fu-jubun datta koto daroka.)
Maomao (I guess the only thing we can fault this doctor for is not keeping track of the drugs properly.)
壬氏「どういうことだ?」
Jinshi “Do-iu kotoda?”
Jinshi “What do you mean?”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
壬氏「遺体が違うというのは」
Jinshi “Itaiga chigau-to iu-nowa.”
Jinshi “That the corpse is wrong.”
猫猫「棺桶を燃やすにしても、中身が空だと怪しまれます。新しい棺の中に、代わりの死体を入れて持ち込み、すり替えたのでしょう」
Maomao “Kan’oke’o moyasuni shitemo, nakamiga kara-dato ayashi-mare-masu. Atarashii hitsugino nakani, kawarino shitai’o irete mochi-komi, suri-kaetano-desho.”
Maomao “Even if the coffin was supposed to be burned, it would be too suspicious if it was empty. She must have placed a different corpse in a new coffin to replace her.”
壬氏「だが、翠苓の遺体はどうなる?持ち出すにしても、目立つだろう」
Jinshi “Daga, Suireino itaiwa do-naru? Mochi-dasuni shitemo, medatsu daro.”
Jinshi “Then what about Suirei’s corpse? Carrying it out would have caused a scene.”
猫猫「持ち出す必要はありません」
Maomao “Mochi-dasu hitsuyowa ari-masen.”
Maomao “There’s no need to carry it out.”
壬氏「どういうことだ?」
Jinshi “Do-iu kotoda?”
Jinshi “What do you mean?”
猫猫「自分で歩いて帰ったのですから」
Maomao “Jibunde aruite kaettano-desu-kara.”
Maomao “She walked out by herself.”
壬氏「なっ…」
Jinshi “Na…”
高順・医官「えっ」
Gaoshun to Ikan “E.”
壬氏「死んでいたのではないのか?!」
Jinshi “Shinde-itano-dewa nai-noka?!”
Jinshi “But wasn’t she dead?!”
猫猫「人を、死んだように見せる薬があります。ご存知ですか?」
Maomao “Hito’o, shinda-yoni miseru kusuriga ari-masu. Gozonji desuka?”
Maomao “There is a certain drug that can make a person appear dead. Are you aware of it?”
医官「聞いたことはあるが…���んなのは幻想だ」
Ikan “Kiita kotowa aruga… Sonna-nowa gensoda.”
Doctor “I’ve heard about it, but that’s just fantasy.”
壬氏「どんなものだ?」
Jinshi “Donna monoda?”
Jinshi “What is it like?”
猫猫「遠い異国にあるというその薬は、人を一度殺し、しばらくののち、蘇らせるそうです。詳しくは分かりませんが、材料に曼荼羅華とフグを使うと聞きました」
Maomao “Tooi ikokuni aruto-iu sono kusuriwa, hito’o ichido koroshi, shibarakuno nochi, yomigae-raseru-sodesu. Kuwashikuwa wakari-masenga, zairyoni mandaraketo fuguo tsukauto kiki-mashita.”
Maomao “That drug, which is said to exist in a faraway land, is able to kill a person, then resurrect them later. I don’t know the details, but I’ve heard thornapple and pufferfish are used as ingredients.”
高順「小猫」
Gaoshun “Shaomao.”
Gaoshun “Xiaomao?”
猫猫「高順様、空の棺桶を調べていただけますか?」
Maomao “Gaoshun-sama, karano kan’oke’o shirabete itadake-masuka?”
Maomao “Master Gaoshun, could you investigate the empty coffins?”
高順「はい」
Gaoshun “Hai.”
Gaoshun “Yes.”
高順「あ…。釘の跡です」
Gaoshun “A… Kugino ato desu.”
Gaoshun “Fingernail marks.”
猫猫「恐らく、死んだ翠苓が入っていたのでしょう。そして、助けに来た者が棺桶を開ける頃に、息を吹き返した。別の死体が入った棺桶を代わりに置き、業者の格好に変装して出て行った…」
Maomao “Osoraku, shinda Suireiga haitte-itano desho. Soshite, tasukeni kita monoga kan’oke’o akeru koroni, ikio fuki-kaeshita. Betsuno shitaiga haitta kan’oke’o kawarini oki, gyoshano kakkoni henso shite dete-itta…”
Maomao “That must have been the one with the dead Suirei in it. By the time her rescuer arrived to open it, she came back to life. They set up a different coffin with another corpse to replace it, then disguised her as a vendor to walk out.”
壬氏「そんな確証のない方法を取ったというのか?」
Jinshi “Sonna kakushono nai hoho’o tottato iu-noka?”
Jinshi “They employed such a risky method?”
猫猫「どのみち見つかれば死罪になるのでしょう?私なら、喜んで賭けますよ」
Maomao “Dono-michi, mitsu-kareba shizaini naruno desho? Watashi nara, yorokonde kake-masuyo.”
Maomao “If she got caught, she’d get executed anyway. I’d take that bet any day.”
壬氏「いや、お前の場合、違うだろ…」
Jinshi “Iya, omaeno baai, chigau daro…”
Jinshi “I think with you, it would be different…”
猫猫「ここに遺体がないということは、翠苓は賭けに勝ったということです。代わりの死体が燃やされた後なら、完全勝利だったはずですが…」
Maomao “Kokoni itaiga naito-iu kotowa, Suireiwa kakeni kattato-iu koto desu. Kawarino shitaiga moya-sareta-ato-nara, kanzen-shori datta hazu desuga…”
Maomao “Since there’s no corpse here, Suirei must have won her bet. If the replacement corpse got burned, it would have been a complete victory, but…”
猫猫(ヒヒヒ…そんな真似はさせない…)
Maomao (Hihihi…Sonna manewa sase-nai…)
Maomao (Not on my watch.)
猫猫「フフフ、生きていたら、会いたいですね…」
Maomao “Fufufu, ikite-itara, aitai desune…”
Maomao “If she’s still alive, I’d like to meet her.”
猫猫(捕まえるためじゃない。数々の事件を事故に見せかけた知識…それをやってのける度胸…何より自分の命を賭けの代償にしてまで皆を騙そうとした、したたかさ…。こんな人物がさっさとくたばっては面白くないだろう!蘇りの妙薬、絶対に作り方を教えてもらう!)
Maomao (Tsukamaeru tameja nai. Kazu-kazuno jiken’o jikoni mise-kaketa chishiki… Sore’o yatte-nokeru dokyo… Nani-yori jibunno inochi’o kakeno daishoni shite-made minao damasoto shita, shitatakasa… Konna jinbutsuga sassato kutabattewa omoshiroku-nai daro! Yomigaerino myoyaku, zettaini tsukuri-kata’o oshiete morau!)
Maomao (Not to arrest her. The intellect that allowed her to make so many crimes look like accidents. The courage she had to pull it all off. Most of all, the nerves of steel it took to bet her own life to trick us all! A person like that dying so soon would be such a loss! Medicine to bring people back to life! She will teach me how to make it!”
猫猫「ハハハハハ!…あっ、すみません」
Maomao “Hahahahaha…! …A, sumi-masen.”
Maomao “…Pardon me.”
壬氏「な、なんだ?」
Jinshi “Na, Nanda?”
Jinshi “W-What is it?!”
猫猫「足を縫ってもらえませんか?傷口が開いたようなので」
Maomao “Ashio nutte morae-masenka? Kizu-guchiga hiraita-yonanode.”
Maomao “Can we get my leg stitched up again? I think the wound reopened.”
壬氏「それを早く言え!!」
Jinshi “Soreo hayaku ie!!”
Jinshi “Say that sooner!”
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侍女「楼蘭様」
Jijo “Roran-sama.”
Lady-in-waiting “Lady Loulan.”
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壬氏(結局、翠苓のことは秘密裏に終わらせた。翠苓という官女についても、曖昧な点が多い。医官によると、彼の師が彼女の後見人だったという。数年前、彼女の才能を見抜き、養女に迎えたらしい���、それ以前のことはよく分からないと言う…)
Jinshi (Kekkyoku, Suireino kotowa himitsurini owaraseta. Suireito-iu kanjoni tsuitemo, aimaina tenga ooi. Ikanni yoruto, kareno shiga kanojono koken’nin dattato iu. Sunen-mae, kanojono saino’o minuki, yojoni mukaeta rashiiga, sore-izenno kotowa yoku wakara-naito iu…)
Jinshi (We ended up taking care of the Suirei incident in secret. Many things remain unclear about the court lady Suirei. According to the doctor, she was backed by his teacher. He took note of her talents a few years ago and brought her in as an adopted daughter. Not much is known about her past before then.”
壬氏「…長丁場になりそうだな…」
Jinshi “…Naga-chobani nari-sodana…”
Jinshi “This is going to take a long time.”
高順「小猫を送り届けてきました」
Gaoshun “Shaomao’o okuri-todokete kimashita.”
Gaoshun “I helped Xiaomao get home.”
壬氏「いつも悪いな」
Jinshi “Itsumo waruina.”
Jinshi “Sorry to trouble you, as always.”
高順「また傷口が開くようなことをされてはいけませんから」
Gaoshun “Mata kizu-guchiga hiraku-yona koto’o saretewa ike-masen-kara.”
Gaoshun “We can’t let her open up her wound again.”
壬氏「ああ」
Jinshi “Aa.”
Jinshi “Yes.”
壬氏(しかし、心配なのはケガだけではない…変人こと羅漢のこともある。父親であることは確かなようだが、薬屋の態度を見る限り、事情があるのだろう)
Jinshi (Shikashi, shinpai nanowa kega dake-dewa nai… Henjin-koto Rakanno kotomo aru. Chichi-oyade aru kotowa tashikana-yodaga, kusuriyano taido’o miru-kagiri, jijoga aruno-daro.)
Jinshi (But it’s not just her wound that worries me. There’s also the matter with Lakan, the weirdo. It’s clear that he’s her father, but given the apothecary’s attitude, there must be some issues there.)
壬氏「明日は後宮だな」
Jinshi “Ashitawa kokyu dana.”
Jinshi “To the rear palace tomorrow, right?”
高順「はい。…問題ないかと。いつもと同じです」
Gaoshun “Hai. …Mondai nai-kato. Itsumoto onaji desu.”
Gaoshun “Yes. There seems to be no problem. It’s the same as always.”
壬氏「すなわち微妙な味だと」
Jinshi “Sunawachi bimyona aji-dato.”
Jinshi “Meaning it tastes bad.”
高順「嫌なら飲まなくてもよろしいのに…」
Gaoshun “Iya-nara noma-naku-temo yoroshii-noni…”
Gaoshun “You don’t have to drink it if you don’t like it.”
壬氏「一応のけじめだ。宦官としてのな」
Jinshi “Ichiono kejimeda. Kangan-to-shiteno-na.”
Jinshi “It’s a responsibility of mine, as a eunuch.”
高順「鼻をつまむのは、��前ではやらない方がよろしいかと。ずいぶん幼く見えます」
Gaoshun “Hanao tsumamu-nowa, hito-mae-dewa yaranai-hoga yoroshii-kato. Zuibun osanaku mie-masu.”
Gaoshun “You shouldn’t hold your nose like that in public. It makes you look very young.”
壬氏「分かっている」
Jinshi “Wakatte-iru.”
Jinshi “I know.”
壬氏(洗練された所作、天女の笑み、蜂蜜の声。後宮が現帝のものになった5年前に宦官となった、齢24の男、それが壬氏なのだ。壬氏の仮面をかぶると決めてから、こうして毎日、男でなくす薬を飲み続けている)
Jinshi (Senren sareta shosa, ten’nyo’no emi, hachi-mitsuno koe. Kokyuga gen-teino mononi natta go-nen-maeni kanganto natta, yowai niju-yon’no otoko, sorega Jinshi nanoda. Jinshino kamen’o kaburuto kimete-kara, ko-shite mai-nichi, otokode nakusu kusuri’o nomi-tsuzukete-iru.)
Jinshi (Refined mannerisms, heavenly smiles, and a voice like honey. The ‘twenty-four-year-old’ man who became a eunuch when the rear palace became the current emperor’s, five years ago. That’s ‘Jinshi.’ From the day I decided to wear this mask. I’ve been drinking this medicine to suppress my manhood every day.)
高順「そのうち、本当に不能になりますよ…」
Gaoshun “Sono-uchi, hontoni funoni nari-masuyo…”
Gaoshun “It will make you actually impotent one day.”
壬氏「ぶーっ!お前だって同じだろ」
Jinshi “Buuu! Omae datte onaji daro.”
Jinshi “Hey, same with you!”
高順「子はもう成人していますし、先日、孫がもう一人生まれました」
Gaoshun “Kowa mo seijin shite-imasushi, sen-jitsu, magoga mo-hitori umare-mashita.”
Gaoshun “My children are adults now. I even have another grandchild.”
壬氏「孫って、上の息子の方か?」
Jinshi “Magotte, ueno musukono-hoka?”
Jinshi “A grandchild? From your older son?”
高順「はい。末の息子も、そろそろ嫁を貰ってもいいのですが」
Gaoshun “Hai. Sueno musukomo, soro-soro yomeo morattemo iino-desuga.”
Gaoshun “Yes. My youngest son is ready to get married too, but…”
壬氏「末子って馬閃だろ?まだ19じゃないか」
Jinshi “Masshitte Basen daro? Mada ju-ku-ja naika.”
Jinshi “By youngest, you mean Basen? He’s only nineteen.”
高順「ええ、あなた様と同じ、19です」
Gaoshun “Ee, anata-samato onaji, ju-ku desu.”
Gaoshun “Yes, nineteen, just like you.”
壬氏「あ…宦官壬氏は24だが?」
Jinshi “‘A…Kangan Jinshi’wa niju-yon daga?”
Jinshi “‘Jinshi the eunuch’ is twenty-four.”
高順「ハァ…」
Gaoshun “Haa…”
壬氏「さっさとお手付きを作って、こんな仕事終わらせろとでも言いたげだな?」
Jinshi “Sassato otetsuki’o tsukutte, konna shigoto owa-rasero-to-demo iitage-dana?”
Jinshi “Your look is telling me to find a wife and end this work.”
高順「早く孫を抱かせてください」
Gaoshun “Hayaku mago’o dakasete kudasai.”
Gaoshun “I’d like to have time to spend with my grandchild.”
壬氏「…努力する」
Jinshi “…Doryoku suru.”
Jinshi “I’ll do my best.”
―――――――――――――――――――――――――――――――
楼蘭妃「ごきげんよう、壬氏様」
Roran-hi “Gokigen-yo, Jinshi-sama.”
Concubine Loulan “Greetings, Master Jinshi.”
壬氏「今日もまた、素敵な衣装ですね」
Jinshi “Kyomo mata, sutekina isho desune.”
Jinshi “Another wonderful outfit, I see.”
楼蘭妃「ありがとうございます」
Roran-hi “Arigato gozai-masu.”
Concubine Loulan “Thank you.”
壬氏(主上は楼蘭妃のもとに通ってはいるが、あまり食指が動かないという。楼蘭妃はかなりの洒落者で、髪も化粧もころころ変わる。訪れるたびに妃が誰か分からなくなり、混乱するそうだ。それでも10日に一度は通うことにしているらしい。楼蘭妃の父親が、先の皇太后に気に入られた重臣であり、下手に扱うわけにはいかないからだ。)
Jinshi (Shujowa Roran-hino motoni kayottewa iruga, amari shokushiga ugoka-naito iu. Roran-hiwa kanarino share-monode, kamimo keshomo koro-koro kawaru. Otozureru-tabini kisakiga dareka wakara-naku-nari, konran suru-soda. Sore-demo tookani ichidowa kayou kotoni shite-iru rashii. Roran-hino chichi-oyaga, Sakino kotaigoni kini irareta jushinde ari, hetani atsukau wake-niwa ikanai karada.)
Jinshi (The emperor does visit Concubine Loulan often, but apparently, he doesn’t find her very appealing. Concubine Loulan is very fashionable, changing her hairstyle and makeup often. Apparently, he can’t tell who she is every time he visits her, and gets confused. Still, he visits her once every ten days. Concubine Loulan’s father is an important high-ranking official who was the previous empress dowager’s favorite. He needs to be careful around her.)
壬氏(乗り気でないと言えば、里樹妃も同じだ。先の帝の幼児趣味を嫌悪している今の皇帝は、里樹妃に手を出すつもりはなさそうだ。少女のころに今の皇帝を産んだ皇太后は、その十数年後、もう一人子を産んでいる。その際、医官は皇太后につきっきりになり、何事もなく無事に出産を終えた。だが、阿多妃の出産は皇太后の出産と重なったためにないがしろにされ、結果、阿多妃は子���を失い、今の皇帝の初めての皇子も、まもなく亡くなった。もし、その時の子が、今、生きていれば……くだらぬ妄想だ。さっさと次の東宮をこしらえてしまえばいい…)
Jinshi (Nori-kide-nai-to ieba, Rīshu-himo onajida. Sakino mikadono yoji-shumi’o ken’o shite-iru imano koteiwa, Rīshu-hini teo dasu tsumoriwa nasa-soda. Shojono koroni imano kotei’o unda kotaigowa, sono ju-su-nengo, mo-hitori ko’o unde-iru. Sono-sai, ikanwa kotaigoni tsukikkirini nari, nani-gotomo naku bujini shussan’o oeta. Daga, Āduo-hino shussanwa kotaigono shussanto kasanatta-tameni naigashironi sare, kekka, Āduo-hiwa shikyu’o ushinai, imano koteino hajimeteno mikomo, mamonaku naku-natta. Moshi, sono tokino koga, ima, ikite-ireba……kudaranu mosoda. Sassato tsugino togu’o koshiraete shimaeba ii…)
Jinshi (In terms of lacking appeal, Concubine Lishu is similar. The current emperor despises his predecessor’s taste for younger girls. He doesn’t intend to lay a finger on Concubine Lishu. The empress dowager, who gave birth to the current emperor when she was just a girl, also gave birth to another child, some ten-odd years later. At that time, the doctor spent all his time tending to the empress dowager, so the birth took place without an issue. However, Concubine Ah-Duo, who gave birth at around the same time, received no attention, resulting in the loss of her uterus. The current emperor’s firstborn child was lost soon after. If that child had survived… No, it’s just a silly delusion. He just needs to make himself a new prince.”
―――――――――――――――――――――――――――――――
玉葉妃「ああ…来たのね」
Gyokuyo-hi “Aa… Kita-none.”
Concubine Gyokuyou “Oh, you’re here.”
壬氏「ずいぶんとお疲れのようですが…」
Jinshi “Zuibunto otsukareno yodesuga…”
Jinshi “You seem exhausted.”
紅娘「はいはい、あなたたちはお仕事に戻って」
Hon’nyan “Hai-hai, anata-tachiwa oshigotoni modotte.”
Hongniang “All right, back to work with you all.”
3人「は、はい…」
San-nin “Ha, Hai…”
Three ladies-in-waiting “Y-Yes.”
玉葉妃「実は…」
Gyokuyo-hi “Jitsuwa…”
Concubine Gyokuyou “To be honest…”
壬氏「あ…」
Jinshi “A…”
―――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「後宮ですか?」
Maomao “Kokyu desuka?”
Maomao “The rear palace?”
壬氏「ああ。玉葉妃の月の道が途絶えているらしい」
Jinshi “Aa. Gyokuyo-hino tsukino michiga todaete-iru rashii.”
Jinshi “Yes. Concubine Gyokuyou’s lunar cycle has stopped.”
猫猫(月の道…すなわち妊娠の可能性がある��)
Maomao (Tsukino michi… Sunawachi ninshin’no kanoseiga aruto.)
Maomao (Lunar cycle. In other words, she might be pregnant.)
猫猫「いつからでしょうか?」
Maomao “Itsu-kara deshoka?”
Maomao “Starting when?”
壬氏「今日からでも行けるか?」
Jinshi “Kyo-kara-demo ikeruka?”
Jinshi “Can you start today?”
猫猫「はい」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
壬氏「頼んだぞ」
Jinshi “Tanondazo.”
Jinshi “I’m counting on you.”
猫猫(むしろ都合がいい。後宮内は男子禁制。名前も聞きたくないあれと顔を合わせることはないだろう。…もしかして、気を遣ってくれたのだろうか?どちらにせよ、また毒見役…フフッ)
Maomao (Mushiro tsugoga ii. Kokyu-naiwa danshi-kinsei. Namaemo kikitaku-nai areto kao’o awaseru kotowa naidaro. …Moshika-shite, kio tsukatte kuretano-daroka? Dochirani seyo, mata dokumi-yaku…fufu.)
Maomao (This is a good opportunity for me. Men aren’t allowed in the rear palace. There’s no chance I’d run into that man whose name I can’t even stand to hear. Does this mean Master Jinshi is looking out for me? At any rate, more tasting for poisons!)
水蓮「あら、機嫌がいいのね?」
Suiren “Ara, kigenga ii-none?”
Suiren “Oh, you’re in a good mood.”
猫猫「えっ、いえ、そんなことは…」
Maomao “E, ie, sonna kotowa…”
Maomao “Huh? No, not at all!”
水蓮「フフッ、残念ね…せっかく鍛えがいがある子が入ってきたと思ったのに…ねえ?」
Suiren “Fufu, zan’nen’ne… Sekkaku kitae-gaino aru koga haitte-kitato omotta-noni…Nee?”
Suiren “It’s unfortunate. I thought I’d finally found someone worth cracking the whip on. Right?”
―――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫(久しぶりの後宮生活は、以前と変わらず。毒見の毎日を過ごしている)
Maomao (Hisashi-burino kokyu-seikatsuwa, izento kawarazu. Dokumino mai-nichi’o sugoshite-iru.)
Maomao (Life at the rear palace is similar to the last time, tasting for poisons every day.)
猫猫「問題ありません」
Maomao “Mondai ari-masen.”
Maomao “This is safe.”
猫猫(月経が来ていないこと以外、これといった確証はない。阿多妃の件でも思ったが、ただの好色おやじじゃないのかもしれない…)
Maomao (Gekkeiga kite-inai-koto-igai, koreto itta kakushowa nai. Āduo-hino ken-demo omottaga, tadano koshoku-oyajija naino-kamo shirenai…)
Maomao (Besides the pause in her menstrual cycle, there’s no definite evidence. I’d had this thought during the events with Concubine Ah-Duo, but perhaps he’s more than just a lewd middle-aged guy.)
猫猫(相談役としても心強か���た阿多妃が去り、代わりに入内してきたのは、宮廷にすら影響を与えかねない変わり者の娘…むげにもできず、だからといって子ができても厄介。頭の痛い話だろうな…)
Maomao (Sodan-yakuto-shitemo kokoro-zuyokatta Āduo-higa sari, kawarini judai shite-kita-nowa, kyuteini-sura eikyo’o atae-kanenai kawari-monono musume… Muge-nimo dekizu, dakarato itte koga deki-temo yakkai. Atamano itai hanashi darona…)
Maomao (With Concubine Ah-Duo gone as a trusted adviser, and replaced by a quirky girl who could cause political issues, as well… Someone he can’t just ignore, yet would cause trouble if she birthed a child… It all sounds like a headache.)
―――――――――――――――――――――――――――――――
禿「ねえねえ、聞いた?」
Kamuro “Nee-nee, kiita?”
Serving girl “Hey, did you hear?”
禿「えっ、三姫の一人が?」
Kamuro “E, San-Himeno hitoriga?”
Serving girl “What? One of the Three Princesses?”
禿「そう、身請けされるんだって」
Kamuro “So, miuke sarerun-datte.”
Serving girl “Yes! She’s getting bought out!”
李白「身請け…」
Rihaku “Miuke…”
Lihaku “Bought… out?”
(Continue to episode 21)
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雨の日、家に1人でいるのが好き。
薄暗い家の中に灯る、自分のためだけの光。
外とは違う、快適な部屋の中。
週末のルーティーンで、1番綺麗に掃除された床。
ぱぱっと炒めただけのおかずとレンジで温めたご飯をマイペースに食べて、休符としてコーヒーを啜る。
いつもより多めの3プッシュのルームスプレーを、部屋の空気に含ませて、ソファに寝転んで無音の部屋に耳を澄ませる。
冷蔵庫と換気扇の音と、時折聞こえる電車が走る音。車がバックしている音。自分の呼吸の音。
今だけは、この部屋の中だけは、このまま平和でずっと続いてくれると錯覚する。
脳の中も何にも支配されない。
耳に残り続ける音楽や必死に伝えてくる広告、成長しないと死ぬかと思わされるような活字や、知らない人の知らない恋愛の話。
どこにも行きたくないし、誰にも見られたくない。何も失いたくないし、何も得たくない。
私がただいる。それだけの時間。
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自衛隊の幹部を養成する防衛大学校についてお伝えします。防衛大学校で繰り返されていたのは、上級生による指導の域を越えた“いじめ”です。被害を受けた1年生が撮影した映像に写っていたのは… 自衛隊の幹部養成学校で何が? 真っ暗な部屋。 ドアの外から「出てこい!」という怒鳴り声が響きます。 「出てこーい!」「出てこーい!」「出てこーい!」 この映像が撮影されたのは、防衛大学校の中。 一体何が起きていたのでしょうか? 神奈川県・横須賀市にある防衛大学校。防衛大臣直轄で、幹部自衛官を養成するために4学年、約2000人が学んでいます。 学生といっても、立場は特別職の国家公務員。学費はかからず、月��やボーナスも支払われます。 学生は4年間を寮で過ごします。朝6時起床。原則1年生から4年生の各学年2人ずつ、8人1部屋で暮らすことになっています。 2023年4月の入校式。整列する新入生の前で、一糸乱れぬ行進を見せるのが上級生です。 「(新入生は)この時、歩けないので横で見ている」 「外から見ていたら、かっこいいんですけど」 こう話すのは、2023年、まさにこの入校式のときに防衛大に入った男性と母親です。 元防衛大生の母親 「これが合格通知。飛び跳ねて喜んだ。制服を着ている姿は自慢に思っていた」 男性は同期の仲間にも恵まれ、勉強や訓練も順調にこなしていました。 しかし、寮生活での上級生からの“指導”は厳しく、とてもつらかったと話します。 元防衛大生 「部屋に内線がある。なるべく早く出ないといけない。1年生は走って電話を取りにいかないと(上級生に)怒られる。部屋に呼び出すか廊下に呼び出されて、時間が無くなって、ご飯を食べに行けない人がいたり、風呂に入りに行けない人がいる」 そして、自分は特に上級生たちに目をつけられていて、指導ではなく、もはや“いじめ”と言うべき状態だったと訴えます。 元防衛大生 「罵声だったりとか扉を叩かれたりとか、夜中に自分がいる部屋の内線にいたずら電話がかかってきて寝られない」 Q.この場を逃げたいとか、考えはめぐらなかった? 元防衛大生 「めぐるが、それをすると同学年の人たちに迷惑がかかってしまう。『お前たちの同期が逃げ出したぞ』と、また厳しくなったり連鎖がある」 2023年11月、男性は不眠や食欲不振が続いているとして、適応障害と診断されました。 「出てこい!」という怒鳴り声は、部屋に1人でいた男性に向けられたものでした。 このとき、男性は教官に相談し、8人部屋から個室に移されていました。 扉の外にいたのは複数の上級生とみられています。 元防衛大生 「朝起きて清掃の時間がある。その時間にドアを叩いて走って逃げていく。水撒かれたのか、部屋の入り口が水浸しになっていた」 適応障害と診断された後も続いた上級生たちの行為。 当時、男性には4年生からこんなメッセージが送られてきました。 4年生から送られたメッセージ 「お前がなにもしてないのに給料をもらってるのがまじで納得いかない」 「おれはお前みたいなやつを男として絶対認めねぇ」 母親は男性から送られてきたこの映像を見て・・・ 元防衛大生の母親 「衝撃しか無かった。手も震えたし涙も出てきたし。心を病んでいる人に対して、ドアを叩いたり、罵声を浴びせたり、追い込むことしかしていない」 母親は息子を自宅に帰らせる決断をしました。 この映像を見た教官も驚いた様子だったといいます。 元防衛大生の母 「『こんなに��いことが起きてるんですね』と言われた。『これは防衛大では当たり前の話か』と聞いたら『そうではありません』と言われた」 男性と母親は、防衛大側の対応にも不信感を募らせ、男性は自宅療養を続けたまま、2024年3月に退校しました。 なぜ繰り返される 防衛大の“いじめ” 防衛大では、過去にも「上級生による指導」と称した深刻ないじめが起きています。 2013年に入校した男性が、上級生らに体毛を燃やされたり、殴られたりしたなどとして訴えを起こしました。 この裁判では、上級生ら7人に賠償が命じられた他、実態を把握せず、適切な指導をしなかったなどと、防衛大側の責任も認められました。 自衛隊の実態に詳しい弁護士は、防衛大特有の上下関係が背景にあると話します。 自衛隊の人権問題に詳しい 佐藤博文弁護士 「学生の中にも、現場の自衛隊の組織と同じように、隊長・副隊長からヒエラルキーが完全にできている」 今回、JNNは防衛大の学生に対する過去10年間の懲戒処分の内訳を情報公開請求し、独自に集計しました。 内容は「パワハラ」や「私的制裁」など多岐にわたります。 全体の傾向として、4年生が処分されるケースが明らかに多いことがわかりました。中には、全体の60%近くが4年生だった年もありました。 佐藤弁護士は、立場の強い4年生が問題を起こしやすい実態がわかると指摘します。 自衛隊の人権問題に詳しい 佐藤博文弁護士 「教官とか学校も、そこにメスを入れない。ポツポツ出てくる様々な事案に、とにかく個別的に対応してるだけ。根本にある仕組みについてメスを入れない」 黒塗りの“指導記録”「異常としか言えない」 防衛大を退校した男性の母親は、入校してから間もない頃に息子からもらった手紙を今でも大切に保管しています。 入校直後に書かれた手紙 「やはり家での食事や洗濯のありがたみをひしひしと感じます」 「洗濯は何年前のものかわからない古い洗濯機を使っているので、本当に綺麗になっているかわかりません」 元防衛大生の母親 「『この子らしいな』と思った。こういう手紙を読み返すと、すごく残念だという気持ちが込み上げてくる。せっかく楽しんで行けていたのに、なんで潰されないといけなかったのか」 退校後、男性は防衛大側が上級生たちにどう対応したのか知るための手がかりになればと、自分への指導記録を開示請求しました。 しかし、そのほとんどが黒塗りでした。 自衛隊の人権問題に詳しい 佐藤博文弁護士 「異常としか言いようがない。本人に関わることなどは、本人が『明らかにしてくれ』と言っているのだから、秘密にする理由は全くない」 防衛大は取材に対し… 防衛大 「学生の懲戒処分については原則として公表しておりません」 このため、JNNに開示された資料を分析したところ、映像が撮影された2023年11月29日に暴言などを行ったとして、4年生6人が停学1日や戒告の処分をされていました。 この6人が罵声を浴びせるなどしていた加害者とみられます。 元防衛大生 「あの環境で毎日過ごしていたら、感覚が狂ってくる。その立場(幹部)に将来なる人たちが、ああいうことをしているのかと思うと、将来の自衛隊そのものに信用を置けなくなってしまう」 ========== 防衛大の在籍中に適応障害となり、退校した男性が「上級生からいじめを受けた」と訴えている問題について、木原防衛大臣が20日の閣議後の会見で、「ハラスメントを許容しない環境を構築する」などと述べました。会見の質疑応答をTBS NEWS DIGのYouTubeにアップしています。
上級生が激しくドアを叩き…「おい!出てこい!」 防衛大の元学生“いじめ”の訴え 適応障害で退校 幹部自衛官養成の現場で何が【調査報道】 | TBS NEWS DIG (1ページ)
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旅荘野毛?
数か月前、横浜への出張が決まり、わくわくしまくって、マッサージしてくださるお店を探してみる。
アーユルヴェーダ?いいかも^^なんて思い、予約してみる。
その後、期日が近まるにつれて、テンションが上がっていたけれど、結構、何か月かごとに、コースも値段も変更されてるみたい。電話番号書いてある人が優先です、とも書かれ始めたり。その度ごとに、前に予約をお願いしているものなんですけど、って、確認がてらメールをしていたら、
「何回とご連絡いただいておりますが、予約については検討させてください。
当サロンは普通のアーユルヴェーダ施術サロンです。
性的サービスを売りにした様なゲイマッサージ店でもなく、また、極端な感情を持ち込まれても施術に支障を来たすだけになります。
これまでにも、同じような方がお見えになられましたが、全員トラブルを起こしています。原因は一方的な病的なまでの感情移入です。
大変申し訳ございませんが、そちらも今一度ご検討くださいます様、お願い申し上げます。」(原文ママです)
あ、そんなふうに思われてたんだ、僕、、
ごめんなさい、そういうつもりではありませんでした、、今回はキャンセルでお願いしても大丈夫ですか?ってメールしたけど、返事は来ず。
ま、いっか。しゃあない。多分、ちゃんとキャンセルできてるでしょ、って、自分に言い聞かせて。
次、次、ってな感じで(切り替え早いんです僕^^)、気になってたお店にメールしてみる。
空いてません、とか、時間が遅いので難しいです、とか、、うーん、なんとも、、
そんな中、おひとりの方と、予約を完了^^
おっしゃ、と思っていたら、当日、新幹線に乗る前のバスに乗る前にメールが来て、コロナになってしまいました、って、、
そっか、それは仕方ないですよね、、お大事になさってください^^って、返事をしたものの、、
いやいやそうは言うけどさ、淋しいじゃん今晩、、
って、必死になって、バスに乗ったあと、再度検索。よさげなマッサージやさんをゲット^^
当日、飲み会のあとで、ちょっと待ち合わせに遅くなってしまったら、帰ります、ってメールが来てしまって、、
あ、すいません、今戻りました、って、待ち合わせの10分後くらいに送ったら、戻ってきてくださいました^^優しいマッサージ屋さんで、よかったです^^若いごつむちさんを、がっつりと、堪能^^
飲んでたのもあり、僕は完了できず、、
解散後、どうしようかな、って思ったけど、以前爆サイで検索してて見つけた、旅荘野毛ってところに、行ってみることに。(えびす温泉ってとこもあったんですけど、やっぱり、ごろんとできそうなとこがいいかなーって^^)
(あと、まあまあ近��に、みんながまぐわるとこもあったみたいなんですけど、すでに50代やし、49歳までに見えるでしょ?っていうルックスでもないし、、
入られへんやん、ってなわけで、早々にあきらめました^^)
2月の半ばの木曜日、小雨降ってましたけど、そんなに寒くなくて、小走りで、10分くらいで到着。
動物園に近づく坂のあたり?とか覚えていたので、そのあたりでごそごそしてたら、赤い看板を発見。(えらいえらい、この野生の勘^^って、言うほどでもないですけど^^)
お、いいじゃん、この感触^^このこっそり感が、素敵です^^
入ってみる。ひっそりな感じ。ご年配の方が対応してくださる。設備は古いみたいやけど、小綺麗にされてるのがすごく伝わってくるし、親切。
ちょっと、昔あった浜松喜楽や、ビジネスイン久松(遠いんですけど、行ったことあるんです、2回も^^)みたいな雰囲気なのかな。コンクリートの丈夫な建物で、床は赤いじゅうたんが敷いてあって、レトロな雰囲気。
こちらはね、暖房ついてないですけど、つけてくださっていいですよ、って。テレビの下に並んでるのは、雑誌サムソン。
わー、見たいなー、マンガ結構えろいやつあるし、、とか思ったけど、上に部屋がありますので、って教えてくださったので、上に。
おひとりいらっしゃいますよ、って言われたので、どうかなーなんて思いながら、上の部屋に行ってみると、あたたかい空間が。布団が敷き詰めてあって、シーツも清潔。
そこに、いらっしゃいました、おひとり。うーん、どうなん?
寝息をたててみえる。歳は一緒くらいなのかな。普通な感じ。
横を向いてみえるから、首筋あたりに鼻を近づけてみる。あ、少し、野郎の匂い。
もう、むらむらしてるんで、嗅ぎまくりながら、すぐさま舐めてしまう。
くうんくうん言ってる。受けなのかな?
まあいいや、浴衣の胸元あたりをまさぐる。あ、胸毛を剃ったあとの、ちくちくの感触。
あ、すっげ、この胸毛剃ったあとのちくちくたまんないです、とか、口走ってみる。
乳首は少し大きめで、感じやすそうな予感。もう、好き勝手してしまえ。
むしゃぶりついてみる。乳首にも、玉にも、竿にも。
この、ふかふかな感触がたまらない。やっぱ、歳が近い(勝手にそう思ってますけど^^)人の肌って、ぶにっていう感じがあって、好きだなあ。
あ、穴あたり、やわらかいんですね。いいかも。
まわりをねぶって、指なんか入れてみたりして。
このあたりの匂いって、なんてこんなにいい匂いがするんだろ。好き放題ねぶらせていただく。
そのうち、覆いかぶさってくださり、僕のも心地よくしてくださる。
あ、溶けそう、ほんと気持ちいい。あ、ほんとたまんないです、ちんぽ気持ちいいです、とか、口走ってしまう。
最近、まぐわってるときに、さわさわ亀頭責めされたり、じゅぼじゅぼねぶられたりすると、頭の中がものすごく気持ちよくなって、こんなこと、つい言ってしまう。
乳首もれろんれろんしてくださる。この人の舌、ものすごくエッチだ。
あ、乳首きもちいいです、たまんないです、溶けちゃいそうです、あーすげ、とか、つい言ってしまう。(でもたいした単語言ってないですね^^)
たまらなくなって、いってもいいですか?って聞いて、自ら暴発。
相手の方も、僕が下から見上げるような位置に半立ちになって、暴発してくださる。
もう、へろへろ。すんごい気持ちよかった。
書き込みでは、人がいませんとか書いてあったけど、偶然にも、まぐわってくださる方が1人おられて、僕は大満足でした。
また横浜に来られるかな。また会えるといいな。
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I pieced together the sound of hunger on the last day of GW.
I didn't eat anything for breakfast and lunch, and slept until 5:00 p.m.
I'm glad I was able to record an ideal long sound because my body (mainly abdominal muscles) was not strong enough during the recording due to my hunger and waking up from sleep... I shouldn't do that because it's unhealthy...
After waking up from breakfast, lunch, and fasting sleep, I was spacing out and my stomach was
I finally realize that I haven't eaten anything when I hear a "squeal..."
Once I became aware of this, my hunger suddenly increased,
The sounds of "guuuuuuuh...," "gouuuuh...," and "guuuurrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr..." became louder and louder.
I was thrilled, but not yet ready to record it.
I was thinking that it was not yet time to record the sound, when I heard a small sound like a running start, followed by....
"GRRRROOOOOOOOOAAAAWWWLL!!!" and a startling explosion from the surface of my stomach...
Right after that, with my heart racing, I recorded it and it sounded good. The end of the words were a little clipped and I was excited... I might do it again.
GW最終日の空腹音を繋ぎ合わせてみました。
朝昼と何も食べず17時まで寝ていた時の空腹音です。
寝起きと空腹のせいか録音中も身体(主に腹筋)に力が入らず理想的な長めの音が録れて嬉しい…でも不健康だからやめた方がいいですね。
朝昼絶食睡眠から起床後、ぼーっとしていたらお腹が「きゅるるるる…」と鳴いてきて、やっと何も食べていないことに気付く。
自覚したら急に空腹感が高まってきて、
「ぐぅううう…」 「ごぅううう…」
「ぐぅるるるるるるるる…」と音もだんだん大きくなっていった。
ドキドキしたけれど、まだ録音するまでじゃない…と思っていたら「ぐ〜…」と、助走のような小さな音の後に…
「ぐぅぎゅるるるるるるるるるるるるるるっ!!!」と胃の表面からびっくりするくらいの爆音…
その直後、心臓をバクバクさせながら録音したらいい音が録れた。
語尾が少し音割れしているものもあり萌えた…またやるかもしれない。
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ひとこと日記📓 2024.09
9.1-引越し。荷物でいっぱいになった車で元彼を駅で拾って新居へ。運び終わってから、お互いの気持ちの話をした。今日が最後、今日が最後を繰り返してまた一緒になりたい。
9.2- 1人で部屋の片付けをする。大方片付いたら、もう何ヶ月もここに住んでいるような感覚になった。いい仕事にすぐ就けそうにないので、またその場凌ぎで派遣を始めようか悩む。web面談をしたら、自分の顔があまりにも暗くて今日にも自殺しそうなやつに見えて悲しかった。
9.3- 何もしたくない。さみしい。
9.4- 「YOU 君がすべて」S3を観ている。ラブが抱える悩みが自分と被る。ジョーが元彼と少し似ているから余計に… / まだ部屋に冷蔵庫がない。冷蔵庫を持たない暮らしについて考えてみる。わたしはよく食材を腐らせて捨てていたから、ないほうがいいけど難しいね。
9.5- 事務の派遣が決まりそう。時給制だけど、貯金も少しできるくらいは稼げるから、1日でも早く働き始めたいけど… 本当は在宅でデザインの仕事がしたい。応募はしてるけど、すぐに決まるかわからないから、派遣の仕事を始めるべきか、でも長期雇用予定の求人だから中途半端に働き始めたら担当にも企業にも迷惑だよな/ 元彼からの質問に長文で答えたら既読無視されててつらいけど信じて待つ。→待てない。
9.6- やっと新居にwifiが���った。3時間かけての大掛かりな工事だった。みんなそれぞれ、自分にできる仕事をして世の中が回っている。
9.7- 23時過ぎ、元彼からメッセージ。今夜君の家に泊まっていいか?と。わたしのアパートの近くの駅でのんでたらしい。バーに合流して遅くまで彼の友人たち(外国人の旦那と日本人の妻2組)と過ごした。彼は酔っていたけど、わたしの魅力を友人たちに熱弁し始めたり激しめのスキンシップをとってきたり、やっぱりまだわたしのこと大好きなんだなってわかって安心した。
9.8- 午前3時に帰宅してシャワーでセックス。急遽、彼のバンドメンバーと一緒に川に行くことになった。
起床。まだ魔法は解けてなかった。けど、バンドメンバーのひとりがわたしと一緒に川に来るのはおかしいってメッセージで言い始めてからおかしくなった。人が変わったように、やっぱり一緒になるべきじゃないと言って川に行ってしまった。精神病かな? そのバンドメンバーまじで国に帰ってクレメンス
9.9- 電話したらもう会うべきじゃないって言われちゃった。じゃあなんで土曜日泊まりにきたのかな?しにた。でも戻ってきてくれるって信じてる。
9.10- 初回のカウンセリング。大事なことちゃんと伝えられたと思う。次回からは心理士を目指す大学院生が担当することになる。どんな先生が担当になるか少し緊張する。
9.11- ちょっと鬱目。いい感じのイタリア人とマッチするも多分詐欺垢っぽい。代わりなんていないのに何してるんだろう。
9.12- 昨日は9.11だったことに気づく。最近Deep stateに興味があり、陰謀論の動画を見たりしている。世の中は一部の人間に操られているのかな。もしそうであったとしても、わたしの人生に直接的には関係のないことだけど。
9.13- 出鱈目な生活を送っている。自己肯定感も上げればいいってものではなくて、変な上げ方をすると��れる。
9.14-9.15 ここ数日、夢の感覚がリアル過ぎる。地面師を観ていたら、朝になっていた。そしてようやく眠って目が覚めたら夕方になっていた。元彼から、わたしが1番好きなポケモンをリモートで送ろうか?とメッセージが来たが、「会えないのなら今は要りません、ありがとう。」と答えた。どんなつもりでメッセージを送ってきてるんだろう。頭の中を解剖してやりたい。
9.16- ボーリング同好会の集まりに参加。今まで70前後だったのに、いろんなアドバイスのおかげで100超えた。久しぶりの達成感。グループチャットから個人でLINE追加してくる男たちがだるい。なんでわからないんだろう…?
9.17- 今日から新しい仕事が始まった。午後からずっと頭が痛い。逃げて逃げて逃げ続けてきたツケが回ってきたとつくづく思う。もう諦めて死んだほうが楽だと思う。思うだけ。/ 昨日、ペットの誕生日だったのにうっかり忘れていた。最低。わたしはつくづく冷たい人間だ。
9.18- 仕事2日目
9.19- 仕事終わりにアプリの人と会う。あんまり会いたくなかったけど、スタバを奢ってあげるし30分だけでもいいからお願いと言われて会った。結局3時間くらい一緒にいた。寝てない。
9.20- 金曜日。つかれた。しばらくメッセージしてる外国人と電話したけど、違った。
9.21- 夕方までだらだら過ごす。暗くなってからオーダーしたシャツを取りに行く。かわいい、わたしが着たら絶対にかわいいと思った。/「この世界で生きていくために、手を組みませんか」というプロポーズ
9.22-トークサバイバーを観る。笑うと楽しいね。今日何したか覚えてない。3連休じゃなかったら死んでた。/就寝前に元彼から電話。
9.23- am2 元彼の家に到着。引っ越してからさらに遠くなり1時間近くかかるようになってしまった。朝まで眠れず。2人の関係を成就させるために、わたしが変わる。/ ヘアカットに行く。私史上1番気持ちよいシャンプーだった。
9.24- 元彼から風邪をもらった。体がとてもだるいけど、この仕事は身体に負荷がかからないし、人と話すことも少ないからなんとかなる。次のデートはコスモス畑。わたしと彼が2年前の秋に初めてデートした場所。
9.25- 以前、大学附属の心理センターで初回のカウンセリングを受けたのだが、審議の結果、わたしの症例は当センターでは対応継続できないとのことだった。そんなことあるんだね、いっぱい自分のこと話したのに無駄になった。/ 仕事おわりにweb制作会社の面接へ。すぐに転職したいわけじゃないけど、選択肢をつくっておきたくて。今の仕事のお給料に特段不満はないけど、派遣から��社員になったらいくらもらえるのか早めに確認しなきゃな。
9.26- 手術なしで視力を回復できるオルソケラトロジーというものを知る。15万ほどするが、レーシックやICLに比べて低リスクで安いから、生活が安定したらやりたい。/仕事おわりに、からやまのテイクアウト。期間限定のマグロ天定食を注文。働いて好きなもの食べて好きなだけゆっくりお風呂に浸かって眠くなったら静かに寝る。ほどほどに自由。
9.27-あたらしい仕事で2週間が経った。今朝、職場のグループで村八分に遭い、役職者からクビを言い渡される夢を見て、目覚めたらいつも家を出る時間の5分前だった。夢でよかった、今仕事がなくなったら働く気力が尽きてしまう。/ 最近、日本の映画をよく観ている。日本人にしか出せないものってある。もちろん、アメリカ人にしか出せないものも、インド人にしか出せないものもある。人種についてもっと深く考えたいけど、知見がないから難しい。/ 新しい総理が誕生した。お誕生日おめでとう。
9.28- マックポテトの品質に一喜一憂するのやめたいから買うのをやめるべき。/ 弟とヤドカリを買いに行く。198円の命。/ 新居に観葉植物を迎えた。
9.29- 容姿が醜い人といっしょに出かけると、自分の価値が下がったように思える感覚ってふつうじゃないのかな。
9.30- 今日から英単語1日10個覚える。一年で3650個。/ 9月終わった。じめじめ生きてる感じがしてダサい月だった。
完
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#おでかけ #寝覚の床
帰り際に、行きに通りがかって気になっていた寝覚の床に立ち寄ってみることにしました。
こういう景勝地って、昭和の時代に観光客で賑わって現在はすっかり寂れ、風化した昭和レトロな看板が残っているようなイメージなんですがこれいかに(勝手な偏見)。
道沿いに見つけた駐車場に車を停め、案内に従っていくと着いたのは……お寺?話を聞くと、寝覚の床に向かうには拝観料がかかるとのこと。ということは、寝覚の床はこのお寺の私有地なんかな?と思い拝観料を払って中へと入ります。(後で調べたら、別のところに町営の駐車場や無料の道もあるようです。寝覚の床をてっきりお寺が管理しているところだと思ってしまいました。寝覚の床自体は無料で観光できるのですが、要するにお寺の敷地内に入る通行料みたいなものを徴収されたようです。何だか知らずに看板で誘導されてしまったようで、ちょっとモヤッと案件です。事前にちゃんと調べてから行けばよかった……。)
上から見下ろしてみると川まではかなりの高低差。ほんとにこんな高さから下まで辿り着けるんだろうか…?と半信半疑で急な階段を降りていきます。
見えてきました。この辺りは花崗岩地帯で、木曽川の水流に削られてこんな不思議な造形になっていったようです。
ほとんど人がいないかと思いきや、何故か学生っぽい若い子たちが何人もいて驚きました。来ているのはほぼ10代後半〜20代ぐらいの子たちばかり。SNSで話題にでもなったんでしょうか……?
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無題
死ぬ夢を見た。宇宙空間で安楽死する夢。宇宙船は全長50メートルくらいあるL字型の座椅子みたいな形だった。志願者たちはその座面に乗り込んで、背もたれの部分に備えつけられた把手をめいめいつかみ、出発の時を待っていた。効率がいいな、と思った。床と背景しかない部屋。舞台装置のようでもあった。出発前にインスタグラマーみたいな男が、手すりに寄りかかって写真を撮り、何か辞世の句めいたことをブツブツ口走っていた。馬鹿かと思った。身投げとか銃で撃たれる夢も見たことがあるけれど、今までで一番臨終する瞬間の感覚が生々しかった。これが死か! と思った。観念的な死ではなくて、実感としての死を体験した。視界は真っ暗で、一点に強い力で意識ごと吸い込まれていく感覚。『すべて上昇するものは一点に集まる』っていうフラナリー・オコナーの短編があった。全身麻酔に抵抗するみたいに、ちょっと堪えようとしたけれど、ほどなく意識が飛んだ。その瞬間目が覚めた。入口が出口だった。寝る前に着けた蒸気でホットアイマスクが視界を覆っていて、一瞬パニックになった。心臓がバクバク鳴っていた。
*
母方の祖母が死んだ。認知症を患って久しく、年明けに施設で胸の痛みを訴えてそのままだった。前後のことはあんまり憶えていないし詳しく書く気力ももうないんだけど、長らく献身的に面倒を見続けていた母の苦労と悲しみと喪失感が果たして幾許のものか、おつかれさまでしたって心から母にいった。あとは安心して自分の人生を生きていってほしい。祖父が死んだ時はコロナ禍只中で火葬にも立ち会えなかったけれど、今回はちゃんと収骨にも立ち会えた。骨上げってマジで常軌を逸した風習だと思うんだけど、でも、あれがあるから遺族は死を実感として受容していけるんだな、と骨になった祖母を見て思った。萎縮した脳を覆っていた頭蓋骨は、卵の殻みたいだった。昔父方の祖父が死んだ時、焼き場で祖母ちゃんが「これで本当にいなくなっちゃった」といって泣いていた。
*
寝しなに神の訪問を受けた彼女が、2024という数字は2で割り続けられるような感じするけど253で割れなくなる、そして253は素数である、という天啓を授けてくれた。俺はお返しに、「猫の恋」って春の季語なんだよ、と教えてあげた。
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