#国際芸術祭あいち2022
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#おでかけ #一宮
繊維の町、一宮らしく(なのか?)、アーケードには暖簾のようにカラフルな布がはためいていました。
同じアーケードでも岐阜の柳ヶ瀬商店街は結構暗いところもあるんですが、一宮のアーケードは明るくてほっとします。田舎暮らしでこういう駅前の商店街とかアーケード慣れしていないので(多分昔から田舎なので、昭和の時代に商店街が形成されることもなく現在に至る)、商店街を通る時はその密集具合にソワソワしてしまいます。
これは国際芸術祭の展示ではないけれど、その期間に合わせて展示されている街中アートのようです。
金属でできたツタがみっしり。うっかり触ると切れてしまいそうです。ベンチのような形をしているけど、座ったら多分尻が大惨事だな。
一宮では、元看護学校の建物が展示会場となっていました。病室(実習室?)のベッドがそのまま残されていたりするんですが、窓がとても大きくて、そこから一宮の街並みがきれいに見渡せたのが印象的でした。実習や授業で何か凹むことがあった時に、浮かない顔のままここからぼんやり晴れ渡った街並みを眺める生徒もいたんだろうか、とか思わず���えてしまいました。芸術祭とか微塵も関係ない感想ですが、そうでないと入れない建物に立ち入れる貴重な機会でもあります。
立ち入れないといえばこちらも。上の画像は旧一宮市スケート場で、今回の芸術祭ではアンネ・イムホフの作品の展示場所になっています。
いかにも昭和の公共施設といった雰囲気の、錆の浮いた建物の中に入ると、ぼんやりと怪しげに浮かび上がる青色。そして巨大なスクリーンに映し出される映像……なんだこの現実離れした空間は。
SFめいた空間でしたが、ふと手摺を掴むと、ちょうど氷の上に出入りする場所で、そこで「ああ、ここはスケートリンクだった」と現実に引き戻されたりと不思議な感覚でした。
そしてスクリーンの中でパフォーマンスしているダンサーの方、後で調べてみるとエリザ・ダグラスという方でしたが、手足があまりに長すぎて度肝を抜かれました。脚長すぎんか!?まるで漫画のようなスタイルでした。
地方会場らしく結構攻めた作品もある中、すごくハッピーに満ちた映像作品もあったりして良かったです。
ただスケートリンク会場から出たところで夕立に降られ、最後は雷雨から逃げ帰るような形になってしまいましたけどね……。
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20220902 Aichi Triennale Tokoname 7 by Bong Grit Via Flickr: 尾花賢一さんのいちじく男。ここまで見に来る人は少なかった。 @Yakimono walk, Tokoname city, Aichi pref. (愛知県常滑市 やきもの散歩道 国際芸術祭あいち2022)
#Obana Kenichi#Fig#Fig man#Statue#尾花賢一#Performing arts#パフォーミングアーツ#Aichi Triennale 2022#あいちトリエンナーレ#国際芸術祭あいち2022#国際芸術祭あいち#国際芸術祭#芸術祭#Yakimono walk#Pottery walk#やきもの散歩道#Tokoname#常滑#常滑市#Aichi#愛知#愛知県#Japan#日本#RICOH#RICOH GR3#いちじく#無花果#いちじく男#イチジク
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『サバイブするアートの旅』をテーマにさっぽろ天神山アートスタジオでトークがあった。服部文祥さんがいつも山で飲むチャイをウェルカムドリンクとして供され感激。トークは主に『国際芸術祭あいち2022』の展示での制作裏話を軸に進む。途中、服部さんが「サバイブする旅のアートじゃないの?」と突っ込みをいれてたのが良かった。トークのあとは、コラーゲンたっぷり北海道の鹿の骨スープ(服部さん手製)と私がみやげに持参したラズベリーの天然酵母カンパーニュ(現代美術家・磯崎道佳さん手焼き)をみんなでいただきました。ごっつあんです!
蛇足★質問コーナーでは鹿を撃ったライフルの薬莢が限定3名までもらえるとのことで、服部さんに質問してゲットしてきましたw
*トークは秋田公立美術大学大学院の主催で『サバイバル複合芸術 ― Survive with Transdisciplinary-Arts』vol. 4『「共生」―サバイブするアートの旅』として、実施されました。
Vol. 4「共生」―サバイブするアートの旅
・ゲ ス ト: 服部 文祥(作家・登山家)、石川 竜一(写真家)
・モデレーター: 宮本 一行
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園 子温(その しおん、 1961年〈昭和36年〉12月18日 - )は、日本の映画監督・脚本家。愛知県豊川市出身[3][4]。 来歴 出生から高校 1961年(昭和36年)、愛知県豊川市生まれ[3][4]。父である園音巳は英語を教えていた愛知大学の教授であった[1]。豊川小学校、豊川東部中学校を卒業[4]。とても厳格な家庭で育った反動で17歳の時に実家を飛び出し、上京したとされるが[1]、豊橋東高校は卒業している[4]。17歳で詩人デビューし、『ユリイカ』と『現代詩手帖』に詩が掲載された。 大学入学以降 映画監督として活動する以前は漫画家志望でもあり、法政大学入学後、20歳の時に出版社に漫画の持ち込みを行うも「まだ他人の気持ちがよく判らないんじゃないかな」と言われボツを喰らう[5]。 その後、リベンジのため本を読み漁り、映画を年間何百本と鑑賞したことがきっかけで8mm映画を撮り始める。 1986年、8mm映画『俺は園子温だ!』がぴあフィルムフェスティバル(PFF)入選。翌年、8mm映画『男の花道』でグランプリを受賞[4]。 1990年、ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品として制作された16mm映画『自転車吐息』は、第41回ベルリン映画祭正式招待された[4]。 1993年、『部屋』を制作。翌年、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。 『桂子ですけど』(1996年)、『風』(1998年、通産省制作)など、映画制作を続ける。 一方、街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」を��宰する。4000人のパフォーマーが渋谷のストリートで展開。このドキュメントを収めたジャン=ジャック・ベネックスのテレビ番組はフランスで視聴率40パーセントを超える。 ファッションデザイナー荒川真一郎とのプロデュース、短編『0cm4』(1999年)を上映した。 1994年3月10日〜17日、吉祥寺バウスシアター全館を貸し切り「園子温降臨祭」を開催。 1995年、100時間に及ぶ素材からなる大長編映画『BAD FILM』制作に取りかかる(2012年完成)。 2000年、『うつしみ』を制作、劇場公開。 2001年、『自殺サークル』を公開。新宿武蔵野館における過去最高の観客動員数となった。カナダファンタ映画祭(ファンタジア2003)にて“観客賞”を獲得。同時に“今年、最も優れた映画に贈る賞”も獲得。2002年度日本映画プロフェッショナル大賞第10位 。 2002年、『HAZARD』という ニューヨークを舞台にオダギリジョー扮する不良青年の青春映画を制作した。 2003年、前作に続けてオダギリ、田中哲司、村上淳、市川実和子等が出演した『夢の中へ』を制作。さらに同年、宮崎ますみ主演でR18指定の家族劇『奇妙なサーカス』を制作。 2006年『紀子の食卓』を公開。第40回カルロヴィヴァリ映画祭・コンペティション部門の“特別表彰賞”と、国際シネマクラブ連盟による“ドン・キホーテ賞”を受賞。また韓国で開催された第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門の観客賞と主演女優賞受賞した。 2007年、テレビ朝日系ドラマ『時効警察』に監督として参加した。 2008年、『愛のむきだし』を公開。第9回(2008年)東京フィルメックスにおいて観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞。第59回(2009年)ベルリン映画祭に出品され、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を受賞した[4]。続く『ちゃんと伝える』では故郷・豊川を舞台にした。 2011年、『冷たい熱帯魚』を公開。第67回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品した[4]。さらに同年『恋の罪』を公開。 結婚以後 2011年10月23日、監督した映画『冷たい熱帯魚』『恋の罪』に出演した神楽坂恵と婚約した旨が報じられた。結婚以降も妻の神楽坂を多くの自身の作品に出演させている。 2012年、『ヒミズ』を公開。古谷実の同名漫画���映画化で映画監督と脚本を担当した。園にとって、初の漫画原作物の映画化担当であった。第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティションに出品され、主演の染谷将太、二階堂ふみが「最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)」を受賞した[4]。 10月、原発事故を描いた『希望の国』を公開。 第37回トロント国際映画祭にて「NETPAC アジア最優秀映画賞」を受賞。主演の夏八木勲は第63回芸術選奨・文部科学大臣賞並びに第67回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞した。 2013年4月、テレビ東京系ドラマ『みんな!エスパーだよ!』にて総合監督を務めた。同月、「芸人」宣言をし舞台デビュー。9月、『地獄でなぜ悪い』を公開。 第70回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品された[4]。第38回トロント国際映画祭では、ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞[4]。 2014年6月、小説「毛深い闇」を河出書房新社より出版。8月、井上三太原作の『TOKYO TRIBE』を公開。11月、雑誌「GQ JAPAN」が「GQ MEN OF THE YEAR 2014」を受賞した。 2015年5月、和久井健原作、綾野剛主演で『新宿スワン』を公開。園作品最大のヒットを記録。同年6月、「魂の集大成」と謳ったSFファンタジー怪獣映画『ラブ&ピース』を公開。第5回北京国際映画祭にて日本映画として初の出品作になった。カナダ・モントリオールの第19回ファンタジア国際映画祭では観客賞を受賞したものの[4]、翌2016年公開されて81億円の興収を出した『シン・ゴジラ』と同じ長谷川博己主演の映画であるが興収は5300万円であった[6]。 2015年7月、山田悠介の原作にオリジナル要素を加えた『リアル鬼ごっこ』を公開。第19回ファンタジア国際映画祭にて最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)、審査員特別賞を受賞した[4]。スペイン・マラガ・ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞と特殊効果賞を受賞[4]。 同年9月、テレビドラマシリーズも監督(3人)と脚本(4人)の一人として担当した『みんな!エスパーだよ!』の映画化時には、脚本を田中眞一と共に[7]、監督は一人で務め、全面愛知県の東三河でロケしている[4][7]。 2015年7月、初の個展「ひそひそ星」展を開催。同時期にワタリウム美術館オン・サンデーズにて絵本「ラブ&ピース」の原画展も開催。9月、Chim↑Pom発案の「Don’t Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて映像インスタレーションを発表した。 2015年に地元の「とよかわ広報大使」に就任する[4]。 2016年4月、美術館では初の個展、園子温展「ひそひそ星」をワタリウム美術館にて開催。5月、第40回トロント国際映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した『ひそひそ星』を劇場公開する。大島新監督のドキュメンタリー映画「園子温という生きもの」が公開される。 心筋梗塞による入院以後 2019年2月7日、心筋梗塞を発症し、病院に救急搬送され手術を受ける[8]。同月21日、退院[9]。6月25日、「Netflixオリジナル作品祭」に出席し、病後初めて公の場に姿を見せた[10]。 2021年10月8日、ハリウッド初挑戦となる映画である、『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が公開された[11]。ニコラス・ケイジを主演として起用し、2019年に撮影を終えていた『エッシャー通りの赤いポスト』のワークショップ参加者も多数参加した作品である。 2021年12月25日、原点回帰のインディーズ作品として2019年に撮影が完了していた『エッシャー通りの赤いポスト』が公開された[12]。51名の無名役者が参加するワークショップで制作された映画作品であり、出演者が店舗や路上で宣伝活動やチケットの手売りを行ったり、関東の複数のミニシアターで多数回の舞台挨拶も行った。 性加害報道以後 詳細は「#不祥事」を参照 2022年3月、セクハラ・性行為強要を告発される。(#不祥事参照) 2022年11月7日、SmartFLASHが報じたところによると、12月20日から上映される『もしかして、ヒューヒュー』にて、偽名を用いて脚本を担当したと、妻であり事務所社長でもある神楽坂が取材に応じている[13]。 人物 洋画好き 著書によれば幼少期・少年期から映画好きであり、それも洋画ばかり見ていた。少年期から好きな作品にアメリカンニューシネマのアーサー・ペン『俺たちに明日はない』『左利きの拳銃』やフランス映画のジャン・ギャバン主演『望郷』や『ジャンヌ・ダルク裁判』にフランソワ・トリュフォー作品、1960年代までのアメリカ映画はかなり見ていたと述べている。好きな監督にウィリアム・ワイラーやイタリアのヴィットリオ・デ・シーカ、好きな役者・スターにジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマークやジャン・ギャバン、アラン・ドロン、ソフィア・ローレン、リリアン・ギッシュ、ポール・ニューマン、イングリッド・バーグマンなどを挙げ、とりわけイングリッド・バーグマンとは本気で結婚したいほど好きな思いを抱いていたという[14]。 出演したラジオ『スカパー! 日曜シネマテーク』でルネ・クレマン監督のフランスの反戦映画の名作『禁じられた遊び』を好きな映画に挙げ、「この映画は小学生の時にテレビで見ました。当時はほぼ毎日、地上波で夜9時から映画番組があって、ゴダールやトリュフォーすらも放送していたんです。家族で『ウルトラマン』を見た後にゴダールを見るなんて、今ではちょっと信じられないですよね(笑)」と述べている[15]。 深作作品・格好良いヤクザ好き また別の回のラジオ『スカパー!日曜シネマテーク』では深作欣二監督の『仁義なき戦い』を選んでおり「深作監督とお話する機会はなかったんですが、僕にとっては心の師匠。映画を作る時は常に深作監督のことが頭にあり、『地獄でなぜ悪い』でも「深作警察署」が登場したり、『仁義なき戦い』の音楽が流れたりします。それくらいずっと憧れてきた、影響を受けてきた監督です。」「ヤクザ映画なんですが、実は深作監督も菅原文太さんもすごく真面目なタイプで、ヤクザに対して距離感を持っている人です。でも実はそれがヤクザが格好良く描ける秘訣。コッポラが『ゴッドファーザー』を撮った時も同じで、ヤクザやマフィアをまったくリスペクトしてない人が撮ると、客観的に描けるので格好良くなるんです。」と評している[16]。 主張 ジャパニーズアニメ嫌悪 2016年は「近年稀に見る邦画の当たり年と言われた本年」と呼ばれたが、そのなかでも話題を一手に集めたのは、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』と、庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』の二作品であり、『君の名は。』は年間興行収入ランキング1位の251.7億円、『シン・ゴジラ』は3位であるが、例年なら邦画興行収入で首位となるレベルの81億円を記録する大ヒットとなった。しかし、園子温は2016年12月9日に、「糞ジャパアニメ、すべて死ね。」「あとよ、怪獣映画のリメイクで儲けたクズどもも。」「二度と怪獣映画のリメイクごときで現代の311を語るな、クズども」、と下記の島国辺境ツイートと共に四時間にわたって連続で罵倒のツイートをした[17]。後に上記のツイートは削除された。ネット上では『シン・ゴジラ』と同じ長谷川博己を主演で前年に撮られた自身の怪獣映画『ラブ&ピース』が興収5300万円だったことから、「園が嫉妬のあまり中2病を発症させた」と園を批判するツイートが殺到した[6]。 ただし、インターネットメディアリテラは園による『君の名は。』『シン・ゴジラ』批判について、「まさに正論だと思うが、しかし、こうした意見はしょせん異端に過ぎない。」と賛意的な報道をした[6]。 護憲・SEALDS支持 自民党が2016年の参院選で改憲を現実のモノにしようとしているとして、2015年9月11日に安倍晋三内閣における特定秘密保護法・集団的自衛権行使容認への反対や護憲、「従来の政治的枠組みを越えたリベラル勢力の結集」を訴える『TAKE BACK DEMOCRACY(民主主義を取り戻せ)#本当に止める SEALDs 5時間SPECIAL!!!!!』に、磯部涼(司会)、SEALDs、中野晃一上智大学教授、日本学術会議の廣渡清吾前会長らと共に出演した[18]。 2016年12月に上記のジャパニーズアニメーションへの批判の際に、「評論家のための評論しやすい映画ばかり。狙ってんのかお互い癒着して。革命家も産めない肉体のない言葉、、乾いた言葉を。」「去年見たSEALDSの何倍も何倍も薄めた小さなセカイ系とやら。セカイ系の正体は地球上の規模じゃねえ。このセカイの小さな島国辺境の、空想されたせ・・か・・い・・やめろ。」とツイートしている[6]。 批判 宇野維正はキネマ旬報にて、2021年12月に園が映画監督を務めた「エッシャー通りの赤いポスト」について、「現実から浮遊したスモールワールドで若い女優が暴れ回り、反体制的なイメージと戯れる」という園子温自身のシグネチャー・モデルに回帰した作品で5段階中星1という完全否定的な評価をしている。園の帰属する「日本のサブカル村」についても演者も含んだ村内で互いに誉め合っている2010年以前と変わっておらず、園の作品は客観性の徹底的な欠如はずっとそのままであるとし、「ここまでの作家的増長の責任は、本人よりもそれを看過してきた業界にあるのではないか」と業界を含めた批判をした[19]。 園子温作品の著名なファン・友人 ファンであり友人である著名な者として、水道橋博士[20]や『映画秘宝』を創刊した映画評論家・コラムニストの町山智浩が知られる。町山は2009年のベスト10を選んだ際に、園の『愛のむきだし』を一位に選んだ。同年に日本で公開されたクリント・イーストウッド監督・主演『グラン・トリノ』を二位にして「『グラン・トリノ』は『愛のむき出し』を見るまで一位の作品」「どちらも(『グラン・トリノ』と『愛のむきだし』)「不在の聖母」を描いた作品。」と評した[21]。水道橋博士とは親交が深く[22]、お笑いライブを二人で開催したりしている[23]。水道橋博士は園子温を「映画監督として圧倒的に天才」と絶賛している[24]。他に園と親交が深い友人として、茂木健一郎、会田誠[25]、宮台真司がいる。宮台はあいちトリエンナーレの「表現の不自由展」に対する批判意見への反論に友人・園子温の作品を例にあげ、「そもそもアートは心に傷を付ける。心を回復させる娯楽とは違う」「こうした基本的なことでさえ、行政、政治家、そして市民までもが分かっていないことに驚きました」と開催を擁護している[26]。 2009年のキネマ旬報のオールタイムベストの日本映画編のアンケートにおいて、熊切和嘉は自身のベスト10に園の『紀子の食卓』を選んでいる。熊切は『紀子の食卓』を鑑賞した日の夜に興奮のあまり園に電話をし、「あの妹役(吉高由里子)って誰ですか!?」と直接聞いたと述べている[27]。 不祥事 2022年3月、『週刊文春』による性加害告発の流れが起きている中、日本人ハリウッド俳優で映画『硫黄島からの手紙』等に出演した松崎悠希が、Twitterにてアクターズヴィジョンのワークショップにおける園のセクハラ・性行為強要を告発。被害者は何十人もいるとしている[28]。告発後、アクターズヴィジョンは園のワークショップ映画第二弾に向けて行われる予定だったオーディションの中止を発表した[28]。 4月1日、園の制作プロダクション「シオンプロダクション」のホームページで謝罪コメントを掲載。「事実関係を整理して、改めて発表いたします」としている[29]。 4月4日、「週刊女性PRIME」が園の性加害を出演女優らが告発した記事を掲載。[30]。週刊女性PRIMEが園に電話取材を行ったところ性加害疑惑について否認。電話口を代わった女性から文書での質問を要求されたため対応したものの、期限までの回答はなかった[30]。 4月6日、「週刊女性PRIME」の報道を受けて園が謝罪文を発表。関係者や作品の視聴者にお騒がせしたことを謝罪し、監督として今後の在り方を見直したいと記した。一方で性加害の報道内容については事実と異なる点が多く、自分以外の関係者にも迷惑が掛かっていることを考慮し、法的措置をとる姿勢を示した[31]。その後、5月18日付で『週刊女性』を発行する主婦と生活社を相手取り、損害賠償や謝罪広告、ネット上の記事の削除を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした[32]。 12月27日、主婦と生活社が『週刊女性』2022年4月5日発売号および4月12日発売号の記事と同一内容の「週刊女性PRIME」のインターネット上の記事を全文削除することを受け入れ、裁判上の和解により解決した[33][34]。 作品 映画監督作品 LOVE SONG(1984年、劇場未公開) 俺は園子温だ!(1985年、劇場未公開) 愛(1986年、劇場未公開) 男の花道(1986年、劇場未公開) 決戦!女子寮対男子寮(1988年、劇場未公開) 自転車吐息(1990年5月12日) 部屋 THE ROOM(1993年10月23日) BAD FILM(1995年当時未完、2012年完成。Hi-8撮影によるオリジナルビデオ。2015年1月6日DVD発売) 桂子ですけど(1997年2月8日) 男痕 -THE MAN-(1998年10月31日) 0cm4(パリコレクションバージョン)(1999年7月14日) うつしみ(1999年12月18日)[35] ある秘かなる壺たち(2000年2月7日)- 公開時のタイトルは「性戯の達人 女体壺さぐり」 風(2001年1月27日。製作は1998年。16mmフィルム作品) 父の日(2001年、劇場未公開) 自殺サークル(2002年3月9日) プロムナイト(2002年、未完) ノー��ンツ・ガールズ 大人になったら(2005年11月12日。製作は2004年) 夢の中へ(2005年6月11日) Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年12月24日) 紀子の食卓(2006年9月23日) HAZARD(2006年11月11日。製作は2002年) 気球クラブ、その後(2006年12月23日) エクステ(2007年2月17日) 愛のむきだし(2009年1月31日) Make the last wish(2008年、未完) ちゃんと伝える(2009年8月22日) 冷たい熱帯魚(2011年1月29日) 恋の罪(2011年11月12日) ヒミズ(2012年1月14日) 希望の国(2012年10月20日) 地獄でなぜ悪い(2013年9月28日) TOKYO TRIBE(2014年8月30日) 新宿スワン(2015年5月30日) ラブ&ピース(2015年6月27日) リアル鬼ごっこ(2015年7月11日) 映画 みんな! エスパーだよ!(2015年9月4日) MADLY(2016年4月14日) ひそひそ星(2016年5月14日) 新宿スワンII(2017年1月21日) アンチポルノ(2017年1月28日) クソ野郎と美しき世界「ピアニストを撃つな!」(2018年4月6日) 愛なき森で叫べ(2019年10月11日、Netflix) 緊急事態宣言「孤独な19時」(2020年8月28日、Amazon Prime Video) プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年10月8日、ハリウッドデビュー作品) エッシャー通りの赤いポスト(2021年12月25日) テレビドラマ 時効警察 第4話 (2006年2月3日) 「犯人の575は崖の上」 第6話 (2006年2月17日)「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」 帰ってきた時効警察 第3話 (2007年4月27日)「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」 第6話 (2007年5月18日) 「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」 みんな!エスパーだよ! - 総合監督 第7話・番外編では自らもカメオ出演 第1話 (2013年4月12日) 「なんで僕に超能力だん?バス停の風、大作戦!」 第6話 (2013年5月24日) 「エスパー抗争勃発?縛られたあの娘を救え、大作戦!」 第7話 (2013年5月31日) 「禁断のコーヒー!?"セクシー女"大量生産を止めろ、大作戦!」 第10話 (2013年6月21日) 「(最終章・序)恋の罪!?モーニングコーヒーはあなたと!」 第11話 (2013年6月28日) 「(最終章・破)時は来た!善と悪の最終決戦…チームエスパー解散!?」 第12話 (2013年7月5日) 「(最終回・青春の夢)僕が世界を救うんだ!ワンワンワン大作戦!?」 番外編〜エスパー、都へ行く〜(2015年4月3日) ビデオ・オン・デマンド 東京ヴァンパイアホテル(2017年6月16日配信開始、Amazonプライム・ビデオ) 愛なき森で叫べ:Deep Cut(2020年、NetFlix) ミュージックビデオ Mail Me / 桃井はるこ (2000年) 書籍 『自殺サークル 完全版』(2002年4月 河出書房新社 / 2013年9月 河出文庫) 『夢の中へ』(2005年 幻冬舎) 『愛のむきだし』(2008年12月 小学館 / 2012年1月 小学館文庫) 『希望の国』(2012年9月 リトルモア) 『非道に生きる』(2012年10月 朝日出版社) 『けもの道を笑って歩け』(2013年9月 ぱる出版) 『毛深い闇』(2014年6月 河出書房新社) 『受け入れない』(2015年6月 中経出版) 受賞歴 映画賞 俺は園子温だ! ぴあフィルムフェスティバル入選 男の花道 ぴあフィルムフェスティバル入選 自転車吐息 第4回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカ��シップ作品 第41回ベルリン映画祭フォーラム部門正式出品 部屋 THE ROOM サンダンス映画祭 in Tokyo 審査員特別賞 自殺サークル 第7回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 画期的映画部門観客賞・画期的映画賞審査員賞 StrangeCircus奇妙なサーカス 第56回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 ベルリナー・ツァイトゥング紙・新聞読者審査賞 第10回ファンタジア国際映画祭(カナダ) グランプリ・最優秀主演女優賞(宮崎ますみ) 紀子の食卓 第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 特別表彰 国際シネクラブ連盟(FICC)ドン・キホーテ賞 第10回プチョン国際ファンタスティック映画祭 観客賞・主演女優賞(吹石一恵) 第28回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(吉高由里子) 気球クラブ、その後 第16回日本映画批評家大賞審査員特別監督賞 エクステ 第3回オースティン・ファンタスティック映画祭 ホラー審査員賞 愛のむきだし 第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 カリガリ賞・国際批評家連盟賞 第11回バルセロナ・アジア映画祭 観客賞 第13回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 審査員特別賞・最優秀主演女優賞(満島ひかり)・観客賞(アジア映画部門金賞・革新的映画部門金賞) 第8回ニューヨーク・アジアンフィルムフェスティバル グランプリ 第13回プチョン国際ファンタスティック映画祭 NETPAC賞特別賞(満島ひかり、安藤サクラ) 第9回東京フィルメックス アニエスベー・アワード(観客賞) 第34回報知映画賞 最優秀新人女優賞(満島ひかり) 第64回毎日映画コンクール 監督賞・スポニチグランプリ新人賞(西島隆弘、満島ひかり) 第83回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞(満島ひかり)・新人男優賞(西島隆弘) 第31回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(安藤サクラ)・最優秀新人賞(満島ひかり) 第14回日本インターネット映画大賞 新人賞(満島ひかり) 冷たい熱帯魚 第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品 第43回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞 ファンタスティック・フェスト2010 ファンタスティック部門 長編部門脚本賞 第13回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞 第15回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 観客賞(アジア映画部門金賞) 第35回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(でんでん) 第54回ブルーリボン賞 作品賞 第66回毎日映画コンクール 男優助演賞(でんでん) 第36回報知映画賞 作品賞・助演男優賞(でんでん) 第21回東京スポーツ大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん) 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞・助演男優賞(でんでん) 第33回ヨコハマ映画祭 監督賞・助演男優賞(でんでん) 第16回日本インターネット映画大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん) 恋の罪 第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品 第44回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞 第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞 第16回日本インターネット映画大賞 監督賞 ヒミズ 第68回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(染谷将太、二階堂ふみ) 第14回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞 第30回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭オービットコンペティション部門 グランプリ 2012年映画芸術日本映画ワーストテン2位 希望の国 第37回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞 第86回キネマ旬報ベスト・テン日本映画9位[36] 2012年映画芸術日本映画ワーストテン1位 地獄でなぜ悪い 第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門 観客賞 ファンタスティック・フェスト2013 ガットバスターコメディー部門 作品賞・監督賞 リアル鬼ごっこ 第19回ファンタジア国際映画祭 最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)/審査員特別賞/最優秀女優賞(トリンドル玲奈)[37] ひそひそ星 第40回トロント国際映画祭 NETPACアジア最優秀映画賞[38] 映画賞以外 GQ MEN OF THE YEAR 2014(2014年)[39] 出演 テレビ スタジオパークからこんにちは(2011年12月20日、NHK総合) 園子温ケーブルテレビ実験室(2013年4月 - 2013年9月、ケーブルテレビJCN) アウトデラックス(2013年8月22日、フジテレビ) 有吉ジャポン(2013年11月8日、TBS) 100秒博士アカデミー(2013年12月3日・10日、TBS) ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!(2013年12月21日、テレビ朝日) さんまのまんま(2014年3月8日、関西テレビ) 言いにくいことをハッキリ言うTV(2014年3月31日、テレビ朝日系列) 踊る!さんま御殿!!(2014年4月15日、日本テレビ) 竹山ロックンロール(2014年5月10日・17日・24日、テレビ埼玉・千葉テレビ・tvk・サンテレビ) たかじんNOマネー(2014年5月17日、読売テレビ) 情熱大陸(2014年6月15日、TBS) ダウンタウンDX(2014年6月26日、読売テレビ) ゴロウ・デラックス(2014年7月17日、TBS) ニノさん(2014年8月3日・10日、日本テレビ) - 「だって男の子だ���ん」回 ゲスト キン肉マン THE LOST LEGEND(2021年10月8日 - 12月10日、WOWOW) - 本人 役 ラジオ 園子温のズバリ!ラジオ(2013年1月25日、ニッポン放送) スカパー!日曜シネマテーク 特別版(2014年5月5日、TOKYO FM) ドキュメンタリー映画 園子温という生きもの(大島新監督 2016年) 伝記 速水由紀子『悪魔のDNA 園子温』祥伝社、2013年 参考文献 東方出版『KAMINOGE』vol.64 家賃3部作 園子温監督による実際の事件をベースとした3シリーズ 冷たい熱帯魚 - 1993年に埼玉県熊谷市で発生した埼玉愛犬家連続殺人事件がベースとなっている映画である。 恋の罪 - 1997年に東京都で発生した東電OL殺人事件がベースとなっている映画である。 愛なき森で叫べ - 2002年から福岡県北九州市で発生した北九州監禁殺人事件がベースとなっている映画である。 関連項目 サブカル[19] Category:園子温の監督映画 日本の映画監督一覧 脚注 [脚注の使い方] ^ a b c “厳しいを通り越して異常!? 園子温の「犬神家の一族」みたいな実家とは”. AERA dot.. (2016年5月16日) 2020年7月29日閲覧。 ^ 園子温 12月公開映画に「脚本・山本孝之」でステルス復帰!妻・神楽坂恵も“偽名”は「事実」と認める FLASH ^ a b c “愛知)園子温監督の復帰作品、豊橋市でロケ”. 朝日新聞DIGITAL. (2019年8月12日) 2020年7月29日閲覧。 ^ a b c d e f g h i j k l m n o p とよかわ広報大使 - 園子温氏の紹介 - 豊川市公式HP ^ 『月刊漫画ガロ』(青林堂)1996年4月号 ^ a b c d “園子温が『シン・ゴジラ』『君の名は。』を罵倒!「金儲け映画ごときで3.11を安易に暗喩にしたてるな」 (2016年12月18日)”. エキサイトニュース. 2022年4月4日閲覧。 ^ a b https://sgttx-sp.mobile.tv-tokyo.co.jp/static/html/bangumi/esper/introduction.php テレビ東京 ^ “園子温監督、心筋梗塞で入院し手術、命に別条なし”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月7日) 2019年2月7日閲覧。 ^ “園子温監督が退院「これからも作品をつくり続けます」 事務所通じコメント”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年2月21日) 2019年2月21日閲覧。 ^ “園子温監督 心筋梗塞後、初の公の場で「1回死んでよみがえって来ました」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2019年6月25日) 2019年6月25日閲覧。 ^ “映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』”. bitters.co.jp. 2022年2月7日閲覧。 ^ “映画『エッシャー通りの赤いポスト』オフィシャルサイト”. 映画『エッシャー通りの赤いポスト』オフィシャルサイト. 2022年2月7日閲覧。 ^ bw.asuka (2022年11月7日). “園子温の “ステルス復帰” に「セコすぎる」の声声声…神楽坂恵の言い分にも苦言”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2022年11月8日閲覧。 ^ 『非道に生きる』(2012年10月 朝日出版社)13p-16p ^ http://www.tfm.co.jp/movie/index.php?itemid=79809&catid=1737 ^ https://web.archive.org/web/20140222062821/http://www.tfm.co.jp/movie/index.php?itemid=69985 ^ “園子温監督、過去には「糞ジャパアニメ、すべて死ね」ツイッターで暴言事件も | リアルライブ”. archive.ph (2022年4月9日). 2022年4月10日閲覧。 ^ “DOMMUNE PROGRAM INFORMATION 2015/09/01 (火)”. DOMMUNE. 2022年4月4日閲覧。 ^ a b “映画鑑賞記録サービス KINENOTE|キネマ旬報社”. www.kinenote.com. 2022年4月4日閲覧。 ^ “水道橋博士が語る、天才・園子温監督の生き様 | CINRA”. www.cinra.net. 2022年4月4日閲覧。 ^ 『映画秘宝』2010年3月号 ^ “水道橋博士、園子温監督のモノマネで「地獄」を体験”. ORICON NEWS. 2022年4月4日閲覧。 ^ Inc, Natasha. “園子温が芸人デビュー、水道橋博士とお笑いライブ開催”. お笑いナタリー. 2022年4月4日閲覧。 ^ “水道橋博士が語る、天才・園子温監督の生き様 | CINRA”. www.cinra.net. 2022年4月4日閲覧。 ^ “1億円突破!園子温監督『地獄でなぜ悪い』を茂木健一郎、会田誠、水道橋博士がヒットの秘密を分析!”. シネマトゥデイ. 2022年4月4日閲覧。 “大ヒットを記念するトークショーに園子温監督が登場。日ごろから親交の深い脳科学者・茂木健一郎氏、現代美術家・会田誠氏、お笑いタレントの水道橋博士とともに、ジョークと毒舌、ときには会場を煙に巻くような過激なトークを繰り広げた。” ^ “そもそもアートは誰かの心を傷つける。宮台真司さん 「生半可な覚悟で見に行けば不快になって当然です」”. ハフポスト (2019年12月30日). 2022年4月4日閲覧。 ^ 「キネマ旬報オールタイムベスト 映画遺産200」。2009。同書57pの熊切のアンケートより ^ a b “日本人ハリウッド俳優、園子温監督のセクハラ告発「知り合いは身体を要求された」被害者は何十人も?”. リアルライブ (リアルライブ). (2022年3月31日) 2022年3月31日閲覧。 ^ “性加害報道の園子温監督 制作プロが謝罪【全文】 11年に20歳下出演女優と結婚”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2022年4月5日) 2022年4月5日閲覧。 ^ a b “園子温の性加害を出演女優らが告発!「主演にはだいたい手を出した」と豪語する大物監督の“卑劣な要求””. 週刊女性PRIME (主婦と生活社). (2022年4月4日) 2022年4月4日閲覧。 ^ “園子温監督、性加害疑惑報道を受け直筆謝罪文を発表「今後のあり方を見直したい」「事実と異なる点が多く…」法的措置とる姿勢も”. 中日スポーツ (中日新聞社). (2022年4月6日) 2022年4月6日閲覧。 ^ “園子温監督、週刊女性側を提訴 「性行為強要」の記事「事実異なる」”. 朝日新聞デジタル (2022年5月19日). 2022年8月9日閲覧。 ^ “園子温監督が「週刊女性」記事巡り出版社と和解 性行為強要の記事を削除”. 産経ニュース. 産経デジタル (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。 ^ “園子温氏、“性加害疑惑”週刊誌訴訟で和解を報告「記事は全文削除されております」【コメント全文】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年2月1日). 2024年2月1日閲覧。 ^ “公式ホームページ” 2022年9月6日閲覧。 ^ “2012年・第86回キネマ旬報 ベスト・テン”. キネマ旬報社. 2018-08-07m閲覧。 ^ “トリンドル玲奈に最優秀女優賞!初主演『リアル鬼ごっこ』が作品賞含む3部門受賞の快挙!”. シネマトゥデイ (2015年8月6日). 2015年9月22日閲覧。 ^ “園子温監督が夫婦で作った『ひそひそ星』がトロントでNETPAC賞受賞!【第40回トロント国際映画祭】”. シアターガイド (2015年9月21日). 2015年9月24日閲覧。 ^ “GQ MEN OF THE YEAR 2014”. GQ JAPAN (2014年11月20日). 2014年11月21日閲覧。
園子温 - Wikipedia
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nakaban expo “最近の手触り Recent Touches"
3月7日から4月1日まで、画家・nakabanの個展『最近の手触り』をtwililightで開催します。3月6日にはnakaban+柴田元幸『物語の手触り』、3月7日にはnakaban+阿部海太郎+大崎清夏『描く、奏でる、ハンドルを握る』を開催します。ぜひ足をお運びください。
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「絵を描き続けていると、少しづつ以前と比べて描き方が変わっていく。 変わるというよりも、自分がどういうふうに絵を描いてきたのかということを忘れてしまっているのだ。 このように忘れてしまうことが残念なことではなく、むしろ健全なことである、と思うことにする。 頼りになるのは、手触りだけのようだ。実際に触れることのできる手触りだけではない。 この場所の空気。今という時代。季節感。降り積もり続ける記憶。期待のようなもの。
自分と対象を取り巻くものの今日の手触りはどうか。 絵を描く前後に考えているのは、だいたいこのようなことです。」
nakaban
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会期:2024年3月7日(木)〜4月1日(月) 会場:twililight(世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分) 定休日:火曜、第3水曜 営業時間:12:00〜21:00
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nakaban(なかばん)
1974年生まれ、広島県出身・在住。 絵画、書籍の装画、���章、映像作品等を発表する。主な著作に絵本『ダーラナのひ』(偕成社)『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修作 / ミシマ社)『トラタのりんご』(岩波書店)など。
新潮社のとんぼの本のマークなど、数多くのロゴデザインを手掛けている。 音楽家とのライブ活動も定期的に行い、ステージでは幻燈的ドローイングを描く。
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《会期中イベント》
1.nakaban+柴田元幸『物語の手触り』
nakabanさんの幻燈と、翻訳家・柴田元幸さんの朗読によるセッション。お二人とはスチュアート・ダイベック「ライツ」のポスターをtwililightで一緒に作りました。今回は柴田さん、nakabanさんと一緒に選んだ物語を、当日即興でセッションします。物語の手触りはどのような絵としてあらわれるのか。ぜひご体感ください。展覧会は翌日からスタートするので、いち早くnakabanさんの絵を観覧&ご購入いただけます。
日時:2024年3月6日(水)
開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:2500円+1ドリンクオーダー
定員:18名さま
出演:nakaban(幻燈)、柴田元幸(朗読)
件名を「nakaban+柴田元幸『物語の手触り』��として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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2.nakaban+阿部海太郎+大崎清夏『描く、奏でる、ハンドルを握る』
nakabanさんの幻燈と、作曲家・阿部海太郎さんの演奏と、詩人・大崎清夏さんの朗読によるセッション。twililightから3月11日に刊行する大崎清夏さんの日記『私運転日記』の装画・挿画をnakabanさんに描いていただきました。その『私運転日記』には「珠洲へ」というパートがあり、阿部海太郎さんと大崎清夏さんは一緒に「奥能登国際芸術祭」に参加されています。そして、nakabanさんと阿部海太郎さんと大崎清夏さんは、これまでにセッションを2度行っています。
今回は、nakabanさんの個展のオープニングであり、大崎清夏さんの『私運転日記』先行発売記念のセッションになります。どのような時間が繰り広げられるのか。ぜひご体感ください。
日時:2024年3月7日(木)
開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:3500円+1ドリンクオーダー
定員:18名さま
出演:nakaban(幻燈)、阿部海太郎(音楽)、大崎清夏(朗読)
*定員に達したのでキャンセル待ちの受付になります!
件名を「nakaban+阿部海太郎+大崎清夏『描く、奏でる、ハンドルを握る』」として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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《イベント出演者プロフィール》
・3月6日
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。 文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。
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・3月7日
阿部海太郎(あべ・うみたろう)
作曲家。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器の今日的な表現を追求する。楽曲のみならずコンサートの企画やアルバム制作など、すぐれた美的感覚と知性から生まれる音楽表現が多方面で評価され、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。音楽を手掛けた主な仕事に、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品、さいはての朗読劇『珠洲の夜の夢』『うつつ・ふる・すず』(共に作:大崎清夏、演出:長塚圭史)、NHK『日曜美術館』テーマ曲、NHK連続テレビ小説『らんまん』など。 2023年にリリースした歌手・武田カオリとの共作によるアルバム『HOUSE』のアナログ盤が今春発売される。 umitaroabe.com
大崎清夏(おおさき・さやか)
1982 年神奈川県生まれ。2011 年「ユリイカの新人」に選ばれ、2014 年、詩集『指 差すことができない』で第 19 回中原中也賞受賞。『踊る自由』で第 29 回萩原朔太 郎賞最終候補。そのほか、著書に『目をあけてごらん、離陸するから』(リトルモア)、 『新しい住みか』(青土社)、『地面』(アナグマ社)などがある。2022 年、奥能登国際芸 術祭の一環として脚本を手がけた朗読劇「珠洲の夜の夢」がスズ・シアター・ミ ュージアムにて上演され、翌 23 年には同じく「うつつ・ふる・すず」の脚本も 手がけた。音楽家や美術家など、他ジャンルのアーティストとのコラボレーショ ンも多く、絵本の文や楽曲歌詞、ギャラリー等での詩の展示など、さまざまなか たちで活動を行う。2019 年、第 50 回ロッテルダム国際詩祭招聘。知らない町を 歩くことと、山小屋に泊まる登山が好き。
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2023年に行った美術館
好きだった展示と行った展示全部、今年は西洋美術館・山口晃さんのおかげでセザンヌに入門できたぞ!
140字以内で好きだった展示、でも楽しい展示ばかりでした
内藤礼/すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している2022、ダムタイプ remap、山口晃/ここへきてやむに止まれぬサンサシオン、ゴッホと静物画
1月
内藤礼/すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している2022 神奈川県立近代美術館葉山
六本木クロッシング2022展:往来オーライ 森美術館
2月
エゴン・シーレ展 東京都美術館
ヴォルフガング・ティルマンス/MOMENTS OF LIFE エスパスルイヴィトン東京
3月
クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ 東京都現代美術館
4月
ダムタイプ|2022:remap アーティゾン美術館 (坂本龍一さんの音)
5月
マティス展 色、形、線、冒険のはじまり 東京都美術館
デザインに恋したアート アートに嫉妬したデザイン 中之島美術館
ALBERT GIACOMETTI エスパスルイヴィトン大阪
6月
須田悦弘/補作と模作の模索 ギャラリー小柳
横尾忠則 銀座番外地 ggg
7月
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語算数理科社会 森美術館
(ミヤギフトシ/オーシャンビューリゾート、宮永愛子/Root of steps がすごく良かったです)
蔡國強/宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる 国立新美術館
モエレ沼公園(イサムノグチ!)
テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ 国立新美術館
mimom/絵が在る展 ニュースペース パ
近藤聡乃/ニューヨークで考え中 ミヅマアートギャラリー
8月
西洋美術館展 常設展・美術館の悪いものたち 国立西洋美術館
9月
デイヴィッド・ホックニー展 東京都現代美術館
山口晃/ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン アーティゾン美術館
ケリス・ウィン・エヴァンス 「L>espace)(…」 エスパスルイヴィトン東京
エマイユと身体 メゾンエルメス
10月
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル 国立新美術館
11月
目[mè]/さいたま国際芸術祭2023「わたしたち」
ゴッホと静物画 伝統から革新へ SOMPO美術館(隣のビルに立入検査が入っていたけど良い展示でした、ありがとうございました…)
ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革新 国立西洋美術館
大巻伸嗣/「真空のゆらぎ」 国立新美術館
エコロジー:新たな生 銀座メゾンエルメス
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📸ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市) Borderless Art Museum NO-MA, Omihachiman, Shiga ——国の重要伝統的建造物群保存地区『近江八幡』の町並みに溶け込む、海外の“アール・ブリュット・コレクション”とも連携したアート・ミュージアム。 『東京国立博物館』で要職を歴任した美術史家・野間清六ゆかりの近代の町家の庭も。 An art museum that blends in with the townscape of Omi Hachiman, a national Important Preservation District for Groups of Traditional Buildings, and is linked to the "Art Brut Collection" overseas... and the garden of a modern town house. ———————— 「ボーダレス・アートミュージアム NO-MA」は国の重要伝統的建造物群保存地区『近江八幡』の町並みに建つ町家(町屋)を活用したアートギャラリー/ミュージアム。 『東京国立博物館』で要職を歴任した美術史家・野間清六ゆかりの邸宅でもあります。 『ラコリーナ近江八幡』や『教林坊』をはじめとする寺院など「近江八幡市の庭園」は紹介していたけれど、近江八幡の中心部(重伝建地区)の町家・商家の庭園をちゃんと見たことがなかった。 2022年秋、国際芸術祭『BIWAKOビエンナーレ』で現代アートを楽しみつつこのエリアの古民家の庭園も見学しました。 ▼他の写真や解説のつづきは @oniwastagram のプロフURLかこのURLから。 For more photos and commentary, please visit @oniwastagram 's profile URL or this URL. https://oniwa.garden/no-ma-museum-omihachiman-shiga/ ———————— #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanesegarden #japanesegardens #枯山水 #枯山水庭園 #karesansui #kyotogarden #zengarden #landscapedesign #beautifuljapan #japanarchitect #japandesign #庭院 #庭园 #庭園 #日本庭園 #近江八幡 #omihachiman #町家 #町屋 #アート #アートギャラリー #美術館 #artgallery #artmuseum #古民家 #ランドスケープ #おにわさん (ボーダレス・アートミュージアムNO-MA) https://www.instagram.com/p/CpcvV9qv_OP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ロード中のイメージ:宏美とキム・サピの画面
ロード中のイメージ:宏美とキム・サピの画面
紺野優希
画面に人物を収めることにすっかり慣れた時代になった。SNSのアイコン、タイムラインにアップする自撮り、ライブ配信など。肖像写真や雑誌を飾る表紙さながら、自分の姿をいたるところに出現させている。ここで自分の姿は、異なる二つの方向性から現れる。一つは他者志向のイメージ、そしてもう一つは私に正直なイメージとして。前者は他人の視線を意識した結果であり、後者は本来の自分の姿を露にしようとした結果だ。外からの視線と私から送る二つの視線は、時折交差することもある——私への他者の関心が、私の本音を打ち明けさせてくれるように。私が私を意識し、他人のことも意識する時代に、あらゆる人物像は、私または彼らの自画像になりえる。ここには社会構造的な関係も絡みあっている。私が望む姿でいたいと思いながらも、社会に一方的に押さえつけたり、また大衆の視線が私という人物の性格や態度までも強いるというように、だ。
イメージに板挟みになりながら、人は自分を生成したり、すでに書かれたシナリオやスクリプトに合わせて生きている。『Loading』はヒロミとキム・サピの絵に現れる人物に注目して、企画された。二人の共通点は生成中、または読み込み中のイメージだ。
宏美の作品では、人物は生成中だが、その姿は二つの意味で曖昧だ。一つは(宏美自身が述べるように)彼らがキャラクターという存在だからである。もう一つは身体の一部だけ描かれているからだ。一般的な人物像とは異なり、ヒロミの絵は自然や都市の風景に人物が断片的に描かれている。モザイクのような表現まで含めて、「Loading…」(2023)ではイメージが破片として、正体が明らかにされることがないまま、人物として描かれる。たとえ参照画像をそのまま絵に表現したり、または一から創作したとしても、宏美の絵画でキャラクターは特定できない「なにか」として描かれている。その姿は人でもないだけでなく、絵そのものを人物画とは異なるものに仕上げる。特定不可能なかたちに後退してゆく場所として、宏美の絵画はそこにある。
Hiromi,『Loading…』,2023,45×45×5(㎝),acrylic on canvas
キム・サピの絵画は理想的な場面の一歩前で止まっている。ここでの理想的な場面とは、主題と表現の両方を指す。近年試みてきているように(1)、キム・サピは理想的なシナリオを誇張したシーンを表現したり、エアブラシのノズルが詰まったまま制作をしている。本展初公開の「Last [pi:s]」(2023)には、一つだけ大きさの異なるキャンバスが(タイトルからも分かるように)「最後の1ピース」として強調されている。視線を送る人物は堂々としているが、下着が映ったカットは誰かによって付け加えられたようにも見える。一方、「Module」(2023)では、数多くの小さな画面の中に映った人物が描かれている。編集がどこまでやっても終わらず「最後の最後の最後・・・」と書かれたデータファイルがデスクトップに増えてゆくように、増殖したイメージはオリジナル原本に収斂することもなければ、確定した最後のバージョンにも発展しない。
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宏美とキム・サピは、人物像ではない人物像を絵画として追求し試みている。二人にとって「ローディング」は、生成中であると同時に読み込むイメージとして現れる。この時、イメージは人を視覚的に見せながらも、部分だけを残したり理想に仕上げる前段階にとどまる。自主的に現れ、包摂される姿との間で、宏美とキム・サピが描く人物は更生する=甦る。生成は破片的にも生きていられたり、重複した形として生きられる存在にしてあげ、読み込み中のスクリプトとシナリオを一瞬止めて生きられる存在にする。あるイメージに捉えられる前段階で、自由を求める人が絵画という画面の中にいる。
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(1) 一例として、『Forbidden fusion : Third Impact』(2021, Pie, Seoul)、『Go Go, romantic gals』(2022, Space four one three, Seoul)の出展作がそうだ。
로딩 중의 이미지: 히로미와 김사피의 화면
콘노 유키
화면에 인물을 담는 일에 익숙한 시대가 되었다. 예를 들어 SNS 아이콘, 타임라인에 올리는 셀카, 동영상 방송처럼 말이다. 어떤 초���사진이나 화보 이미지처럼 곳곳에 사람들은 자기 모습을 드러낸다. 자기 모습은 방향성을 달리 가진 두 가지로 나타난다. 하나는 타자 지향적인 이미지, 그리고 다른 하나는 내게 솔직한 이미지. 전자는 남의 시선을 의식한 결과이며, 후자는 본래 내 모습을 보여주고자 하는 결과이다. 밖에서 오는 시선과 내가 보내는 시선은 종종 교차하기도 한다. 다른 사람들이 내게 관심 가져 준다면 내 속마음을 털어놓듯이 말이다. 내가 나를 의식하고 남을 의식하는 시대에 모든 인물상은 내 또는 그들의 자화상이 되기도 한다. 여기에는 사회 구조적인 관계도 얽혀 있다. 내가 원하는 모습으로 있고 싶어 하면서도 사회는 강압적으로 억누르거나, 대중의 시선이 나라는 인물의 성격이나 태도를 강요한다.
이미지 사이에서 사람은 스스로 생성하거나 이미 쓰여진 시나리오나 스크립트에 맞춰 살고 있다. 전시 《Loading》은 히로미와 김사피의 그림에 나타나는 인물에 주목했다. 두 작가의 공통점은 생성 혹은 읽어들이는 중의 이미지이다.
히로미의 작품에서 인물은 생성 중에 있는데, 그 모습은 두 가지 의미로 모호하다. 하나는 (작가 본인이 말하듯) 이들이 캐릭터라는 존재이기 때문이며, 다른 하나는 신체 일부를 담기 때문이다. 일반적인 인물상과 달리, 히로미의 그림은 자연이나 도시 풍경에 파편적으로 인물이 그려져 있다. <Loading…>(2023)에서 모자이크처럼 정체가 드러나지 않은 이미지도 포함해서, 이 파편들은 온전한 인물의 모습을 하지 않는다. 설령 작가가 직접적인 레퍼런스를 그림에 표현하거나 창작했다고 하더라도, 히로미의 회화에서 캐릭터는 특정할 수 없는 ‘어떤 것’으로 그려진다. 이 모습은 사람도 아닐 뿐만 아니라 그림을 인물화 아닌 것으로 만든다. 특정 불가능함을 향하도록 물러서는 장소로써 히로미는 회화를 삼는다.
Hiromi,『Loading…』,2023,45×45×5(㎝),acrylic on canvas
김사피의 회화는 이상적인 장면의 한 발짝 앞에서 멈춘다. 여기서 이상적인 장면이란 주제와 표현 기법 둘 다인데, 최근 몇 년 동안 작가가 시도해 왔듯이 (1)작가는 이상적인 시나리오를 과장해서 보여주거나 에어블러쉬 노즐이 막힌 채 작업한다. 이번 전시에서 처음 선보이는 <Last [piːs]>(2023)을 보면 하나만 크기가 다른 캔버스가 (제목에도 드러나듯이) 마지막 한 조각으로 강조되어 있다. 시선을 보내는 인물은 당당하지만, 속옷이 담긴 컷은 누군가에 의해 덧붙여진 것과 같다. 한편 <Module>(2023)을 보면 수없이 많은 작은 화면 안에 인물이 들어가 있다. ‘최종의 최종의 최종’처럼 늘어난 이미지는 원본으로도 수렴되지도 최종본으로도 발전하지도 않는다.
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히로미와 김사피는 인물상 아닌 인물상을 회화로써 추구하고 시도한다. 두 작가에게 ‘로딩’은 생성중이자 동시에 읽어들이는 이미지로 나타난다. 이때 이미지는 사람을 보여주면서도 부분만 남기거나 이상화되기 앞 단계에 머무른다. 자발적으로 드러내는 모습과 포섭되는 모습 사이에서, 히로미와 김사피가 그리는 인물은 거듭난다. 생성은 파편적으로도 살 수 있거나 중복된 형태로 살 수 있게 해 주며, 읽어들이는 중인 스크립트와 시나리오를 잠시 멈춰 살 수 있게 해 준다. 어떤 이미지로 포착되기 앞 단계에서 자유로움을 추구하는 사람이 (회화 작업) 화면 안에 있다.
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(1)예를 들어, 《금지된 융합 : 서드임팩트》 (Pie, 2021), 《고고 로맨틱 걜즈》(공간사일삼, 2022, 알렉스 이노무세키와의 전시)의 전시 주제와 출품작이 해당된다.
宏美(Hiromi)
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1989年生まれ。岡山県出身。倉敷芸術科学大学 芸術学部卒。
主な展示として
宏美個展 (日和坂アート研究舎 / 石巻、2021)、個展『木森土』(GALERIE OVO gallery / 台湾、2022)、「二次元派」(代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE/東京、2022)、個展『川のほとり/まち』(LIGHT HOUSE GALLERY/東京、2022)など。企画した展示に、『大阪関西国際芸術祭 二次元派』(大阪府中ノ島図書館3階/大阪、2023)、グループ展『Local!』(pie / 韓国ソウル)
キム・サピ(Gimsape)
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1999年生まれ。
ソウル科学技術大学造形芸術専攻修士課程在籍。
個展『Forbidden fusion : Third Impact』(2021, Pie, Seou)を開催し、K90-99 Round 3. Hybrid Visions : Searching for Digital Era』(2023, lupo lupo lupo, Milan)
『Local! ローカル!』(2023, pie, 三Q, Seoul)、『Stars in your eyes』(2022, Plan X, Milan)、『Go Go, romantic gals』(2022, Space four one three, Seoul)などのグループ展に参加。
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・Nagasaki Peace
「An atomic bomb exploded over Nagasaki on August 9, 1945, three days after the explosion of the first atomic bomb over Hiroshima. The bomb was assembled at Tinian Island on August 6. On August 8, Field Order No.17 issued from the 20th Air Force Headquarters on Guam called for its use the following day on either Kokura, the primary target, or Nagasaki, the secondary target. That same day, the Soviet Union declared war on Japan. The B-29 bomber "Bockscar" reached the sky over Kokura on the morning of August 9 but abandoned the primary target because of smoke cover and changed course for Nagasaki, the secondary target, and detonated the atomic bomb at 11:02 a.m.」
・NO MORE HIROSHIMA & NAGASAKI MUSEUM
「The nuclear weapons dropped on Hiroshima and Nagasaki burned the victims to unrecognizable forms, and brought suffering from illness, poverty and discrimination unto the survivors. Nuclear weapons and humanity cannot coexist.
We want people around the world to know about the consequences of nuclear weapons, and the journey of the Hibakusha - the atomic bomb survivors. As Hibakusha of Hiroshima and Nagasaki, we have held exhibitions at the United Nations four times to date, at the timing of the NPT Review Conferences. As the risk of the use of nuclear weapons is today at its highest, we have decided to open this exhibition as an online museum.」
・Hiroshima and Nagasaki: A Multilingual Bibliography
「ABOUT US: The Aim of Our Project In 2014, a year before the 70th anniversary of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, we started our survey and research into the multilingual publication of atomic bomb literature. Our goal is to make a comprehensive survey into the process of worldwide acknowledgment of Hiroshima and Nagasaki for 70 years.」
・外国人戦争犠牲者追悼核廃絶人類不戦碑
「八月九日の原爆 によって七万余の日本人、数千の朝鮮人、中国人労働者、華僑、留学生、連合軍捕虜(イギ リス、アメリカ、オーストラリア、オランダ、インドネシア等)が犠牲となった。特に浦上刑務所のあった隣接する丘では、三十二名の中国人、十三名の朝鮮人が、日本人 受刑者とともに爆死し、また香焼や幸町の捕虜収容所では、被爆前に病気や事故などによ って数百名の連合軍兵士が死亡した。」
・「長崎の原爆ドーム」なぜ解体されたのか? 浦上天主堂が幻の世界遺産になった理由【長崎原爆の日】(22/08/09)
「8月9日は「長崎原爆の日」。長崎市内への原爆投下で、1945年だけで7万人以上が亡くなった。長崎では平和祈念像が犠牲者に黙禱を捧げるモニュメントとして知られているが、実は広島の世界遺産「原爆ドーム」に匹敵する原爆遺構が、かつて長崎市内に存在していた。爆心地からわずか500メートルの位置にあったカトリック教会の大聖堂「浦上天主堂(うらかみてんしゅどう)」だ。」
・«さもしいといって下さいますな» 福田須磨子さんの思い 原爆を背負って(30)(20/08/06)
「 《何も彼(か)も いやになりました 原子野に屹立(きつりつ)する巨大な平和像 それはいい それはいいけど そのお金で何とかならなかったかしら “石の像は食えぬし腹の足しにならぬ” さもしいといって下さいますな 原爆後十年をぎりぎりに生きる 被災者の偽らぬ心境です》1955年8月、被爆詩人・福田須磨子さん=74年に52歳で死去=が詠んだ詩「ひとりごと」です。」
・祈りと異質な巨大芸術 平和祈念像 法王は今回も立ち寄らず(19/10/27)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/554327/
「長崎新聞の元論説委員長、高橋信雄さん(68)によると、浦上教会の主任司祭だった故川添猛神父は生前、高橋さんの取材に対して「私自身は平和祈念像の前には決して行かない」「巨大な芸術品の前で祈りをささげることなどできない。いくら像の名前に平和を冠していても、被爆者として、あの像とは相いれない」と語っていたという。」
「北村は戦前戦中にわたり、戦意高揚のための軍人像などを数多く手がけた。反核、反戦の美術評論家、故針生一郎氏は、北村について「戦後一転して平和や自由をうたいあげる公共彫刻に意欲を燃や��たが、戦前戦中の自作についての深い反省もなく百余歳まで生きたので、各地に醜悪無残な彫刻公害を残している」と酷評。その代表格が、北村の戦前戦中の作風そのままの男性裸像、平和祈念像ということなのだろう。」
「祈念像の周りをぐるりと歩くと、像の裏には北村の言葉が刻まれ、こんなくだりもあった。「山の如き聖哲 それは逞(たくま)しい男性の健康美」。祈りとはかけ離れた異質なもの。」
・「存在しない」とされた残留放射線、内部被ばくの被害を認めない政府(22/09/05)
「長崎の「被爆地域」は、原爆投下時の行政区域をもとにしている。爆心地から12キロ圏内で原爆に遭っても、国の指定する「被爆地域」外にいた人々は「被爆体験者」として、被爆者と線引きされてきた。」
「原爆投下から1ヵ月後、マンハッタン計画の副責任者であるトーマス・ファーレル氏は、下記のような声明を発表したとされる。 「広島・長崎では、死ぬべきものは死んでしまい、9月上旬において、原爆放射能の余燼ために苦しんでいる者は皆無だ」 残留放射能が存在しないとした理由について記者からの質問を受け、ファーレル氏は「相当の高度で爆発させた」ことを挙げていた。」
「広島の「黒い雨」訴訟で、国側は国際放射線防護委員会(ICRP)国内メンバーが記した論文を引用した上で、「内部被ばくをより危険とする根拠はない」などとしていた。国が政策で依拠するICRPとはどのような成り立ちなのだろうか?この組織は1950年、米国放射線防護委員会(NCRP)議長らが中心となって組織された。NCRPは1946年に発足しており、あの「人体実験」にも携わったマンハッタン計画の医学部長らが執行委員となっていた。中心メンバーも、マンハッタン計画に従事した科学者たちだった。」
「「日本政府は核兵器の残酷さや非人道性を訴えるどころか、その“威力”を重視し、原爆攻撃をした米国と一緒になって、核兵器の有効性を世界に向けて訴えてきたといえます。核の“パワー”の肯定的イメージを拡散してきた、世界に対する責任は重いと思います」」
・核廃絶専門委、長崎の被爆者落選 禁止条約に否定的な政府支援なく(23/07/23)
「【ニューヨーク共同】核兵器禁止条約の諮問機関「科学諮問グループ」の専門家委員に推薦された長崎の被爆者が落選していたことが23日、国連関係者への取材で分かった。核廃棄や被害者支援など「核なき世界」実現の方策を締約国に助言する「要」の機関。核実験の影響に苦しむカザフスタンが推したが、条約に否定的で非加盟の日本政府の支援は得られず、外交筋は落選への影響を指摘した。」
・NHK長崎放送局 WEB特集 原爆
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Remains of Shadowings 2022 Setouchi Triennale 2022 Teshima, Kagawa, Japan Oil on board, antique frames, surveillance cameras, monitors, sound, radio, CRT TV, sand, furniture, household items, others Photo: Keizo Kioku This immersive installation uses a 100-year-old dilapidated house. Visitors follow a route through 13 rooms, corridors, and a garden, including semioutdoor storage rooms and collapsed rooms. 12 of the 13 rooms are each decorated with a painting, which depicts some part of the space in which the painting is placed. The exhibition spaces are set as a mixture of fiction and fact, with rooms that have been purposely left in their original state as if they were ruins, a room in which a dining table has been recreated as if someone had been inhabited a moment ago, a room in which stairs have been set up in unnatural combinations, and rooms with newly installed waste materials as if they had been dilapidated. The viewer has no way of knowing which are the objects newly exhibit and which are originally there. In the thirteenth room, at the end of the route, twelve monitors are installed. Here, for the first time, the viewer can learn that all 12 rooms s/he has seen so far have been monitored by surveillance cameras. (All of the surveillance cameras in each room are carefully installed in a concealed manner, so it is difficult for the viewers to notice the cameras in advance.) On the monitors, the paintings in each room are shown in close-up, and the viewer is now looking through the screens at the paintings s/he has just seen in the previous rooms. The “objects” in the rooms, the “paintings” depicting them, and the “images” monitoring the paintings — different “dimensions” exist in the work, and the viewer experiences a back-and-forth between these multilayered dimensions. The title of the work, “Remains of Shadowings”, is referred from “Shadowings”, a collection of short stories by Lafcadio Hearn (Yakumo Koizumi). The inspiration for this work was taken from a piece “The Reconciliation” in “Shadowings”. The visitors will experience the world of “Reconciliation”, which takes place in an abandoned house and moves back and forth between dimensions from reality to dream, and from dream to reality again, by walking through the sites in order. かげたちのみる夢 Remains of Shadowings 2022 「瀬戸内国際芸術祭2022」 展示風景 豊島 甲生地区, 香川 木板に油彩、アンティークフレーム、監視カメラ、 モニター、サウンド、ラジオ、ブラウン管テレビ、 砂、家具、日用品ほか 撮影: Keizo Kioku 築100年余りの朽ちかけた古民家を使用した没 入型インスタレーション。半屋外の物置や倒壊 しかけた離れなどを含めた13の部屋と廊下、庭 などを使用しており、鑑賞者は順路に従って進 んでいく。13のうち12の部屋にはそれぞれ絵 画が1点飾られており、絵画の中にはその絵画 の置かれている空間の中のどこかが描かれてい る。会場内は、廃墟のように雑然としたまま本来の姿を敢えて残した部屋や、あたかもさっきまで人が住んでいたかのように食卓が再現された部屋、階段などが不 自然に入り組んで設置された部屋、わざと荒廃したように新たに廃材を設置した部屋など、虚実が入り混じっており、鑑賞者はどこからが「展示された」もので、どこ からが「元々あった」ものなのか、知る由もない。動線の最後にある13番目の部屋には12個のモニターが設置され、ここで初めて、鑑賞者は今まで観てきた12の 部屋が全て監視カメラでモニタリングされていたことを知る。(各部屋の監視カメラは全て隠されて設置されており、鑑賞者が事前にカメラに気付くことは困難であ る。)モニター上では各部屋の絵画が大きく映し出されており、鑑賞者はすぐ直前まで観てきた絵画を、今度は画面越しに鑑賞することとなる。 部屋内に存在する「もの」、それを描いた「絵画」、そしてその絵画をモニタリングした「映像」−−異なる「次元」が作品内に存在し、鑑賞者は多層化する次元を行き 来するような経験をする。 なお、作品タイトルにある「Shadowings」は、小泉八雲による短編集『影(Shadowings)』より引用されている。『影(Shadowings)』の中の一編『和解』から《かげたちのみ る夢 Remains of Shadowings》は着想を得ており、廃屋を舞台に現実から夢へ、そして夢からまた現実へと次元を行き来する『和解』の世界観を、敷地内を順路通り 歩くことで鑑賞者は追体験することとなる。
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国際芸術祭「あいち2022」ラーニング・アーカイブ
Edit Design: Yoshihiro Ishii Publisher: Aichi Triennale Organizing Committee Out: 2023.3.27
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#おでかけ #国際芸術祭あいち2022
次の展示会場がどう見ても民家で入るのに躊躇われます。まあ、入口って書いてあるので間違いなく会場なんですけどね。
表札も付いたままで、しめ縄も……。
まるでほんの少し前まで人が住んでいたような様子ですが、実際ここが民家として使われていたのは5年前までだそうです。付いたままのしめ縄は、しめ縄を外すまでの間に家主がいなくなってしまったことを示しているんだろうか。
中に入ると、純日本民家の玄関から一変、何だろう……バー?クラブ??
シアスター・ゲイツ 「ザ・リスニング・ハウス」
奥の階段を上がって、2階の展示へ。板の間の部屋の中に、スクリーンのように光る大きなモニターがいくつも設置されています。暗い部屋がモニターからの光で照らされて、イルミネーションで浮かび上がる夜道のような雰囲気が作られています。
常滑の陶芸文化と、ブラックカルチャーの融合を目指して作られたこの作品。会期中は、ここで音楽イベントも開かれていたようです。
日本家屋らしくない雰囲気になっているけれど、ふと欄間を見上げれば見事な彫刻が施されています。
むくり屋根っていうんでしょうか。天井がふっくらとカーブしていて、作品だけではなく建物も面白かったです。
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【11月合同練習会:2日目合奏練習】
11/19(土)-20(日)の2日間にわたっての練習の2日目は、指揮者栁澤寿男さんによる合奏練習です。
前日の東京フィルハーモニー交響楽団の講師の方々にご指導いただいた練習の成果はどうでしょうか。
新型コロナの第8波の影響で前々日あたりから陽性や濃厚接触者になりましたとの欠席の連絡を何人も受けていて、来月以降の練習も心配な折、貴重な合奏練習の機会です。
今日は見学のお客様がお一人登場。
入り口付近に立って挨拶してくれたのは、第一期メンバーで冨澤三兄弟の長男、悠太さん(チューバ)。今は新潟県柏崎市の中等教育学校で中高生に公民や倫理を教える先生です。片道4時間のドライブで前日は三男の祥吾さん(トランペット、今は二本松市の小学校の先生)と福島競馬を楽しんだのだそう。
髭も貫禄の立派な先生が新潟限定のお菓子の差し入れ。
休憩時間には「懐かしい」の声とともに第1期メンバーが近寄ってきます。もう発足当時の中学生が大学生になっている東北ユースオーケストラ 。歴史を感じる記念写真です。吹奏楽部の副顧問をしているという冨澤悠太さんから「前よりも全体的にうまくなってるんじゃないですか」とのお言葉が聞けました。初めて会ったというヴァイオリンの女子団員から「本に出てた人ですよね」と話しかけられたそうです。書籍『響け、希望の音〜東北ユースオーケストラ からつながる未来〜』(フレーベル館)では、有志演奏をめぐるエピソードで活躍する冨澤悠太先生、また顔を見せに来てくださいね。
お昼休みはランチを早々に済ませたメンバーが、今週末の26日(土)に石巻市で行うひさびさの有志演奏のための練習に取り組んでくれていました。
海岸線の美術館の開館セレモニーにふさわしく、金管による「Fanfare 2020 / 塘英純作曲」の練習���観る、前キャプテンの田嶋詩織さんも奏者としてホルン四重奏「Born for Hornより 1.4楽章/ W.Pirchner」を練習。
坂本龍一監督作品からは「Ballet Mecaniqe」(編曲は今日来てくれたOB冨澤悠太さん)と「戦場のメリークリスマス」を演奏します。 団員の有志19名で参加する、このイベント。
海岸線の美術館 開館セレモニー 雄勝壁画まつり SEAWALL MUSEUM OGATSU OPENING CEREMONY
開催日時: 2022年11月26日(土)10:30-16:00
会場: 海岸線の美術館 宮城県石巻市雄勝町上雄勝2-22 ※ google map「海岸線の美術館」で検索
アクセス: JR仙台駅から車で1時間15分 / JR仙石線石巻駅から車で40分
https://www.instagram.com/p/Ck-2AF-P94o/?hl=ja
(※下記、「海岸線の美術館」公式Instagramより紹介文引用)
「2022年11月26日、宮城県石巻市雄勝町の防潮堤に「海岸線の美術館」を開館します。 開館当日には、高さ7.5m、長さ54.6mの圧倒的スケールで描かれた壁画をはじめ壁画3作品のお披露目と、美術館の開館を記念して「雄勝壁画まつり」を開催します。 壁画の前でアートとミュージックとフードとクラフトが交わる時間をぜひご堪能ください。ぜひいっしょに祝いましょう!参加無料です!」
イベントプログラム:
10:30- 雄勝壁画まつり スタート(フード等販売開始) 11:30-12:00 美術館 開館セレモニー(開館の挨拶・序幕・オープニング和太鼓演奏等) 12:00-14:00 海岸線のお振る舞い(四季彩食いまむら×安井鷹之介) 13:15-13:45 東北ユースオーケストラ 壁際演奏会 14:00-17:00 雄勝小中学校壁画 特別公開展示(祭り会場と別会場) 14:15-14:30 チアダンスWINGSパフォーマンス 15:30-16:00 奇妙礼太郎 海岸線のライブ
宮城県石巻市雄勝町の巨大防潮堤に芸術作品としての壁画が描かれ、 その壁画の完成とともに、「海岸線の美術館」という野外美術館の開館セレモニーです。 東北ユースオーケストラはその防潮堤の前で「壁際演奏会」を行います。 ご都合の合う方は、是非遊びにいらしてください。
朝からマーラーの交響曲第5番に取り組む1日となりましたが、最後に今期はじめてとなる坂本龍一監督のTYOのための『いま時間が傾いて』の合奏練習をしました。しかし、今期8期のパーカッションメンバーが一人足りないことが判明。栁澤さんのご判断で、降り番で外していたオーボエの関根彗くんに白羽の矢が立ちました。
トラではなく、銅鑼の本番担当として、東北ユースオーケストラ初の二刀流、Two way player誕生です。関根くんは、国立音楽大学大学院音楽研究科器楽専攻への進学が決まったばかり。大学院生になっても続けてね。
合同練習が終わったあと、今週末の26日(土)での有志演奏のホルン四重奏を披露してくれました。
曲のエンディングで今まで聴いたことのない演出が入る曲でした。本番が楽しみです。
次回の合同練習会は12月11日(日)に東京フィルハーモニー交響楽団の講師の方々によるセクション練習を行います。
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美しい繋がりの連鎖 〜 YUKI SHIMANE "Planet flower JQ Sleeveless top" / "Planet flower JQ wrap skirt"
こんばんは。
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少し前のことになるのだけど、中之島美術館で開催されている「塩田千春 つながる私(アイ)」をみてきた。
2019年、森美術館以来となる「塩田千春」の個展。
まあ、僅か5年の間に2回も個展を開催できると言うことを考えると、かなりの人気が伺える。
まあ、個展では無いにしろ、塩田千春の作品は毎年どこかしらで見ている。
国際芸術祭「あいち2022」: 糸をたどって
十和田市現代美術館 :水の記憶
名前を聞いてもピンとこない方も、この作品の雰囲気を見れば「知ってる」なんて言う方も多いのでは無いだろうか。
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「生と死」
塩田が向き合い続けてきた根源的なテーマである。
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なぜ、こんなにも塩田の作品があちらこちらで見れるのか。
それは、どこの場所にもかつてあった歴史があり、そこには営みがあり、記憶があった。
そんな目に見えない、その場所に確かに存在した記憶を、糸をつなぎ合わせ、絡ませ、編み込ませて「つなぐ」のだ。
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「生と死」
その根源的なテーマの重さに、当初は少し暗いイメージが先行していたが、「人と人とのつながり」を強く感じるような展示で、前向きな気持ちで作品に触れることができた。
家から家(2022/2024)
巡る記憶 (2022/2024)
つながる輪(2024)
過去と現在。
記憶。
人。
塩田の作品に触れ、様々な繋がりに触れながら、自分の過去や今、そして記憶や人とのつながりを考えてみてはどうだろうか。
さて、それでは本題へ。
今日は"YUKI SHIMANE"の繊細な柄が美しいニットアイテムをピックさせてもらう。
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ちょっと冒頭で塩田千春のお話をさせてもらったけど、塩田の作品には糸が用いられる。
そんな作品を見ていると、どうしてもニットのことを考えてしまった。
そして、さらに、塩田の作品を見ながら強く思ったニットがあるので、今日はそれをピックさせてもらう。
YUKI SHIMANE : Planet flower JQ Sleeveless top (BEIGE) ¥28,600 (tax in)
YUKI SHIMANE : Planet flower JQ Sleeveless top (BROWN) ¥28,600 (tax in)
YUKI SHIMANE : Planet flower JQ wrap skirt (BEIGE) ¥37,400 (tax in)
YUKI SHIMANE : Planet flower JQ wrap skirt (BEIGE) ¥37,400 (tax in)
"YUKI SHIMANE"らしい、繊細で美しい柄が目をひくニットアイテムだ。
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シーズンテーマ”INTERNAL PLANET”
江國香織の「流しのしたの骨」という、少し変わった家族を扱った作品のあとがきの一節がインスピレーションになっていると言う。
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皆、各々の家にルールがあって、その距離は外国よりも遠く、各家庭を星のように捉えたとき、私たち一人一人が異星人のようなものではないかと。
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そんな個々を惑星として見立て、私たちが社会で関わり合いながら生きていくとき、他の惑星と出会うときの装いは、あたたかなものであって欲しいという思いから作り上げられたコレクションになるそうだ。
そんな話を聞くと、この繊細な柄も納得ができる。
ユニット毎に見ると、個々の柄になるのだけど、その個々(惑星)が連なることで、繊細で儚く美しい。
惑星をモチーフにした柄の連なりが、花柄に見えるような不思議な柄はそんな背景から生まれているのだろう。
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私たち、個々(惑星)が、他者(惑星)とコンタクトをとることで社会は成り立つ。
確かにの社会は、非常に脆弱で、繊細で儚い繋がりの連続で成り立っているかもしれないが、僕は今の繋がりがとても好きだし、それを美しく思う。
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そして、そんな繋がりの瞬間の装いは、あたたかいものであってほしいなんて素敵だなぁなんて思うのだ。
素材はアクリル、レーヨン、ウールと異なる素材を用いている。
特に、レーヨンは光沢のある糸を用いているそうで、少し光沢を帯びた、品を感じることができる素材だ。
また、非常に柔らかく、滑らかな素材になるので、気持ちよく着用をすることができそうだ。
ノースリーブトップスは、肩で落とすようにして着用をいただく。
インナーにチュール系のトップスであったり、薄手のニットであったり。
季節や気候に応じて変えていただくことで、初秋から晩秋、そして春から初夏にかけて活躍してくれそうだ。
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しかも、このトップスのユニークな点は、前と後ろと言う概念がなく、どちらを前にしてもらっても良いのだ。
深いVネックと少し浅めのVネックの2通りがあり、その日の装いや気分で使い分けていただくこともできる。
(上の写真は浅いVネック側になる。)
こちらが深いVネックを前に着用した雰囲気だ。
襟付きのシャツなどと合わせる時は、深いVネックで合わせてみたりすると良さそうだなぁなんて思ったりしてしまう。
一方でラップスカートは、とてもシンプルなシルエットとなり、柔らかな素材を活かしたシルエットが素敵だ。
ストンと下に落ちるため、変にもたつくこともなく、美しいシルエットで装いに取り入れて頂きやすい。
今の時期なら、薄手のニットトップスやブラウスと合わせて。
もう少し季節も進んで肌寒くなる頃には、ゆったりとしたニットトップスを合わせて、上下でメリハリのあるコーデを楽しんでみてはいかがだろうか。
最小単位で見れば、個々かもしれないけど、常に私たちは誰かと繋がり、離れ、そしてまた繋がりながら社会に参加している。
なんだか、とても繊細で、儚く、移ろいやすい社会にも感じられるが、その中で何度も繋がったりしながらその関係値を更新し続けていくことで、だんだんとその結びつきが強固なものへと変わっていく。
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それは友人にしても、仕事にしても言えることだ。
当店に通うお客様との関係だってそうだと思う。
このニットの柄は、そんな私たちの繋がりを表現しているように見える。
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そして、そんな出会いの瞬間の装いがあたたかなものであってほしいと言う思い。
そんな願いが僕にはとても響いた。
"YUKI SHIMANE"が強みとする、繊細な柄のニット。
僕が、"YUKI SHIMANE"の服に惹きつけられたのも、そんなニットの美しさによるものだ。
当時の思いをこのニットを見るたびに思い出してしまう。
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出会って、繋がる。
このニットからは、そんな出会いの連鎖の美しさを確かに感じることができた。
だからなのだろう。
冒頭でお話をした塩田千春の作品を見たとき、このニットを強く思ったのは。
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誰かと会う日の装いに。
ぜひこのニットアイテムを装いに取り入れて、素敵な時間を誰かと楽しんでもらえると嬉しく思う。
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それでは次回もお楽しみに。
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▶︎京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 プログラム
『 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出 』研究代表:山崎恭子
関連レクチャー企画①
一部 レクチャー :「ジェンダー目線の広告観察 レクシャー 」
二部 トークイベント :「『 ジェンダークィア 』ってどんな本?」
ゲスト講師:小林美香氏
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京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 『 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体:ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出 』の関連企画として、写真研究者の小林美香氏をゲスト講師としてお招きしレクチャーとトークイベントを開催します。
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一部:「『 ジェンダー目線の広告観察 』 レクチャー」
私たちの生活の至る所に出没する広告、当たり前に目の前にあるが故にそこから発せられているメッセージを立ち止まって考えることはあまりないかと思います。しかし広告は様々な構成要素を駆使して働きかけ消費行動を促すだけではなく、私たちの価値観や思考のプロセスにまで影響を及ぼす力を持っているように感じます。
「 陶器のように純白でツルツルな肌が手に入れば幸せになれて、幸せなあなたが円安の時代を生き抜くためには英会話ができないといけない。それに写真に映り込んだ不要なものはこのアプリで排除できるし、これは医療脱毛してくれる○○歳のあなたのための広告です…。」
広告は自己嫌悪的な欲望を資本にした経済の循環システムの一部に私たちの身体を取り込み、規範を生み出していく…。どうしたらその力と対峙することができるのか?第一部では、レクチャーを通してその答えを探します。
二部:「『ジェンダー・クィア』ってどんな本?」
第二部では小林美香さんが発起人となってこの夏にサウザンブックスから出版された、コミック作家 マイア・コベイブさんのグラフィックノベル『ジェンダー・クィア』について、写真家の堀井ヒロツグさんと、この企画の母体のリサーチの研究代表で演出家の山崎恭子が、出版の経緯、また本の魅力などを根掘り葉掘り伺うトークイベントを行います。
*『 ジェンダー・クィア 』とは?( サウザンブックスHPより一部抜粋 )
クィア、ノンバイナリーのコミック作家マイア・コベイブの自叙伝。自身の生い立ち。幼少期から思春期で過ごした環境、そして、青年期にかけてクィアをテーマにした音楽や漫画、ファンタジー作品と出会い、自身の性のあり方に向き合い出すことで、生まれた、気づき、葛藤、戸惑いを丁寧に描く。ひとりの人間の、ありのままの記録。
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◾️ゲスト講師プロフィール◾️
講師:小林美香(こばやし みか)
写真・ジェンダー表現研究。大学や各種学校で教鞭をとるほかに、国内外の雑誌などへの寄稿や編集、翻訳などを手がける。展覧会、ワークショップの企画や、写真で制作活動を行う人を対象としてコンサルティングを手がけている。著書に『ジェンダー目線の広告観察』(現代書館、2023年)、「ジェンダークィア」(サウザンブックス 2024)などがある。
■トーク:聞きてプロフィール■
◯堀井ヒロツグ
写真家。静岡県生まれ。早稲田大学芸術学校空間映像科写真専攻卒業。最近の主な展覧会に「都美セレクション2023」東京都美術館(2023)。2013年に東川町国際写真祭ポートフォリオオーディ���ョンでグランプリ、2021年にIMA nextでショートリスト(J・ポール・ゲティ美術館キュレーター:アマンダ・マドックス選 )を受賞。
◯山崎恭子
演出家。長野県生まれ。京都芸術大学 大学院修士課程修了。主な作品は、『 不快なものに触れる 』豊岡演劇祭2021 フリンジプログラム採択 @江原河畔劇場、THEATRE E9 KYOTO×京都舞台芸術協会×DIVE ショーケース企画 「Continue2022」、豊岡演劇祭 2022 フリンジ「Showcase」採択 @芸��文化観光専門職大学 小劇場・そぞろ座。『ふるえる』YPAM 2021 フリンジプログラム @三鷹SCOOL 助成:公益財 団法人全国税理士共栄会文化財団 。京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 プロジェクト 研究代表。
◾️詳細◾️
【 日時 】2024年8月24日(土)
《 一部:レクチャー 》13:30 - 15:30
《 二部:トーク 》17:00 - 18:30
【 会場 】 PURPLE ブックスペース
(〒604-8261 京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル 3階 ブックスペース)
【 定員 】
《 一部:レクチャー 》14名
《 二部:トーク 》30名
*当日はご来廊された一般のお客様がブックショップや展示スペースを利用する可能性があります。あらかじめご了承
ください。
【 応募方法 】 下記URLより申込ください。*一部と二部は別々でのご予約になります。
(画像:QR_小林WS)
【 参加費 】無料
【 問い合わせ 】[email protected]
【主催】京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点 2024年度「 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシャリティの視点からの新たな文法創出」研究代表 山崎恭子
◾️リサーチプログラム概要◾️
本プロジェクトは、二項対立が生み出す「抑圧」と「不可視化」の問題をジェンダー・セクシュアリティの視点から探る。また“ミソジニー”をキーワードに置き、ジェンダー・セクシュアリティに関わる表現のあり方を調査することで、我々を取り囲む支配的なイデオロギーが要請する行動規範に光を当て、それに対抗する新たな文法を生み出すことを目的とする。
共同利用・共同研究拠点
舞台芸術の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点は、京都芸術大学舞台芸術研究センターが母体となり、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」の認定を受けて2013年度に設置された研究拠点です。ウェブサイト: https://k-pac.org/openlab/
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📸竹田嘉兵衛商店(竹田家住宅)庭園(愛知県名古屋市) Takeda Resicence Garden, Nagoya, Aichi ——国の重要伝統的建造物群保存地区・有松の町並み。“有松絞”の祖・竹田庄九郎の流れを汲む商家の近代和風建築、設計は名古屋の茶人・吉田紹清。江戸幕府将軍・徳川家茂も訪れた茶室“栽松軒”や素敵な庭園も。名古屋市指定文化財。(通常非公開) ———————— 「竹田嘉兵衛商店」は国の重要伝統的建造物群保存地区・名古屋市有松で江戸時代から続く、有松を代表する商家。 その建築が『竹田家住宅』として名古屋市指定有形文化財/都市景観重要建築物/日本遺産『江戸時代の情緒に触れる絞りの産地-藍染が風にゆれる町 有松-』の構成文化財。江戸幕府14代将軍・徳川家茂も訪れたと伝わる茶室『栽松軒』や茶庭も残ります。 書院/庭園/茶室は通常非公開ですが、2022年に開催された国際芸術祭『あいち2022』の会場として用いられた際の写真を紹介。主屋ではドイツを拠点とするアーティスト:プリンツ・ゴラーム、茶室ではメキシコ出身のアーティスト:ガブリエル・オロスコの作品が展示されました。 ▼他の写真や解説のつづきは @oniwastagram のプロフURLかこのURLから。 For more photos and commentary, please visit @oniwastagram 's profile URL or this URL. https://oniwa.garden/takeda-house-arimatsu-nagoya/ ———————— #japanesegarden #japanesegardens #japanesearchitecture #japanarchitecture #kyotogarden #zengarden #landscapedesign #beautifuljapan #japanarchitect #japandesign #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #枯山水 #枯山水庭園 #karesansui #庭院 #庭园 #庭園 #日本庭園 #茶室 #teaceremonyroom #近代和風建築 #有松 #arimatsu #吉田紹清 #PrinzGholam #プリンツゴーラム #あいち2022 #おにわさん (株式会社竹田嘉兵衛商店) https://www.instagram.com/p/Cp9RiN8PhdL/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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