#四種の��介のつけ麺
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kaneninarananesaki · 8 months ago
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空論道は死狂いなり
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ドロッセルマイヤーさんの空論道です。
にじさんじの月野美兎が紹介していたドロッセルマイヤーさんのさんぽ神の亜種である。さんぽ神は最近アプリ版が出たらしいね。
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遊び方はさんぽ神と大体一緒、冊子状になっている空論道本体は上の句の項、下の句の項に別れており、ここからパラパラ~っとめくって上の句と下の句から一つづつピックアップし完成したお題に関して自由な議論、空論を繰り広げるというゲームです。
まぁ小難しくルールを厳守するようなもんじゃあるまい、とりあえずやってみますね。
上の句
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下の句
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はい、ということで「ご飯に合う四字熟語」に関して空論を交わすことになりました。
まぁ「一汁一菜」「一汁三菜」は当然出てきますが、ハッキリ申し上げて真面目過ぎますね。そういうこっちゃない、とさえ言われてしまいそうなくらいに。
「艱難辛苦」、白飯には合わなそうだ。多分山盛りパクチーサラダみたいな味するもん。
「大言壮語」、いいラインでは?揚げものだよね多分。白飯大盛りにするとちょっと重い気もするけど、若者はこれくらい食べたほうがいい。
「邪知横暴」、なんかすごいタレというか餡がかかってそう。それでいて気難しそうなご主人がやってる定食屋で、ご主人の機嫌を損ねまいとして結局味わかんなくなっちゃいそう。飲食店で怒られるのめっちゃ怖くない?絶対嫌だ。
「清廉潔白」、麺類ですねこれは。細切りのきゅうりとか乗ってる冷たいおそばですね。ご飯に合うかと言われればやや淡白だろうか。
「羊頭狗肉」、こ、こ、こ、これだ!間違いなくご飯に合う。そして酒に合う。あえて造型に関しては描写しません。皆さんも頭に描いてみるといい、そして丼一杯の白飯をかき込むといい、羊頭狗肉で。
こんなところだろうか、軽く頭抱えたお題だったがなんとか形になったな。興が乗ったら今後もやるかもね。
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genkidesuka2022 · 2 years ago
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旬の食材や地域の特産品の知識
日本は、四季折々に様々な旬の食材が楽しめる国です。
春には桜や若竹を使った料理、夏にはそうめんやかき氷、秋には栗や松茸、冬には鍋料理や蟹、などそれぞれ楽しめます。
また、各地にはそれぞれ特産品があり、日本の食文化の一つとしても数えられています。
今回は、日本の旬の食材や地域の特産品について紹介したいと思います。目次
旬の食材
【春の旬の食材】
【夏の旬の食材】
【秋の旬の食材】
【冬の旬の食材】
【地域の特産品】
最後に
関連
旬の食材
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【春の旬の食材】
春は、日本で最も美しい季節の1つです。この季節には、新緑や桜、山菜など、多くの旬の食材があげられます。
桜は、春の象徴的な花であり、日本の食文化にも特に欠かせないものです。
桜の花びらや葉を使った料理があり、その美しさとともに味わいも楽しめます。
また、桜餅や桜の塩漬けなど、和菓子や調味料にも用いられています。
若竹は、春の代表的な山菜で、竹の若芽を茹でたり、天ぷらにしたりする料理があり、若竹には食物繊維やビタミンC、カリウムなどが含まれており、栄養価も高く美味しい食材です。
【夏の旬の食材】
夏は、暑い日が続く季節ですが、夏の食材はとてもさわやかで、夏バテ予防にも良いと言われています。
夏の代表的な食材といえば、そうめんやかき氷などがあります。
そうめんは、麺類の中でも特に軽やかな食感で、冷やして美味しい夏にはピッタリの食材です。
水に茹でて、冷水で洗い流すだけで簡単に作れます。
また、冷やし中華などの料理にも使われます。
かき氷は、氷を削ってシロップをかけたもので、夏の風物詩とも言えます。
最近では、氷にこだわるかき氷専門店も多く、フルーツやあんこ、抹茶など、様々なトッピング
が楽しめ行列が出来るお店も多いとか。
また、かき氷は低カロリーであるため、夏場のダイエット中の人にも人気の食材です。
夏には��水分補給が大切です。
スイカやメロン、キュウリなどの果物や野菜は、水分が豊富で栄養価も高いため、夏の食卓に欠かせないものなので特に意識して食べてみてはいかがでしょうか。
【秋の旬の食材】
秋は、台風や寒暖差の影響を受けることが多い季節ですが、美味しい食材が豊富な時期です。
秋の代表的な食材といえば、栗や松茸、さつまいもなどがあります。
栗は、秋の味覚の代表格でモンブランとして茹でたり、焼いたりして食べるほか、和菓子や洋菓子の材料にも用いられます。
栗には食物繊維やビタミンB1、カリウムなどが含まれており、疲労回復や健康維持にも役立つ食材です。
松茸は、秋の高級食材として有名です。
味は深く、香りも良いため、料理に欠かせないものとなっています。
また、松茸にはビタミンDやカルシウムなどが含まれており、香りだけでなく健康にも良い食材です。
さつまいもは、秋の代表的な芋類です。
焼き芋や蒸し芋、揚げ芋など、多様な料理に使われます。
また、さつまいもには食物繊維やビタミンC、カリウム、鉄などが含まれており、健康にも良い食材なので美味しい時期には是非とも召し上がって下さいね。
【冬の旬の食材】
冬は、寒い季節であり、体を温める食材が求められます。
冬の代表的な食材といえば、鍋料理や蟹、マンゴーなどがあります。
鍋料理は、寒い冬にはピッタリの食材です。具材やスープによってさまざまな味わいを楽しむことができます。
また、鍋料理には野菜や肉、魚介類など、栄養素が豊富な食材が使われるため、健康にも良いとされています。
蟹は、冬の代表的な海産物の一つです。
毛蟹やタラバガニ、ズワイガニなどがあり、それぞれの種類によって味わいも異なります。
蟹にはタンパク質やビタミンB12、カルシウムなどが含まれており、健康にも良い食材です。
マンゴーは、冬になると南国から輸入されるフルーツです。
甘くてジューシーな果肉が特徴的で、デザートやスムージーなどに使われます。
マンゴーにはビタミンCやカロテン、食物繊維などが含まれており、美肌効果や免疫力アップにも役立つ食材です。
【地域の特産品】
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日本は、四季折々の豊かな自然があり、各地域でさまざまな特産品があります。
数が多くすべて紹介するのはとても無理なので、代表的なものを個人的観点からいくつか紹介させていただきます。
北海道は、乳製品��海産物が有名です。
牛乳やチーズ、バターなど、乳製品の質が高いことで知られています。
また、海産物も有名で、毛蟹やズワイガニ、イクラなどが人気です。
東北地方は、魚介類やフルーツが豊富です。
青森県では、りんごが有名で、岩手県では、わさびや南部鉄器が特産品となっています。
関東地方は、そばや鰻、卵焼きなどが有名です。
特に、東京都では、銀座の老舗そば店や築地の海鮮丼が有名です。
中部地方は、豆腐や味噌、ひつまぶしなどが有名です。
特に、愛知県では、味噌カツや手羽先が代表的な��土料理となっています。
近畿地方は、鰻やたこ焼き、お好み焼きなどが有名です。
特に、大阪では、たこ焼きやお好み焼きが大衆食として親しまれています。
九州地方は、豚骨ラーメンやもつ鍋、さつま揚げなどが有名です。
特に、福岡県では、とんこつラーメンが有名で、全国に多くのファンがいます。
以上、簡単な日本の旬の食材や地域の特産品についての紹介でした。
最後に
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旬の食材や地域の特産品は、まだまだ多く地域によっての違いもあります。
個人的にも紹介足りないのですが、限りがないので少し書き足すと
【春の旬の食材】
さくらんぼ(山形、長野、山梨など)
たけのこ(全国各地)
もずく(沖縄)
アスパラガス(千葉、静岡など)
ホタルイカ(北海道、東北など)
【夏の旬の食材】
スイカ(全国各地)
メロン(北海道、青森など)
トマト(全国各地)
ナス(愛知、岡山など)
ウナギ(静岡、愛知、三重など)
【秋の旬の食材】
ぶどう(山梨、長野、岡山など)
かぼちゃ(北海道、沖縄など)
栗(長野、熊本など)
さんま(全国各地)
秋刀魚(北海道、東北など)
【冬の旬の食材】
かに(北海道、東北など)
ふぐ(山口、愛媛など)
ホタテ(北海道、青森など)
カキ(広島、宮城など)
ルッコラ(長野、静岡など)
【地域の特産品】
飛騨牛(岐阜県)
箱根駒ヶ岳温泉蒸し饅頭(神奈川県)
長崎ちゃ���ぽん(長崎県)
かに料理(北海道)
沖縄そば(沖縄県)
以上が、日本の旬の食材や地域の特産品と言えると思います。
季節や地域によってさまざまな食材や特産品がありますので、ぜひご自身でも調べて季節の美味しいものや地域の美味しいものを楽しんではいかがでしょうか。
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arakawalily · 2 years ago
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大袈裟でなく、まさに秘伝❗️絶品❗️頂天石焼麻婆刀削麺❗️ 元祖に相応しく、25年かけて熟成完成させた味わい❣️ 陳オーナーは、香辛料魔術師です❗️ 中国のミシュランと称される【美味川菜名館】を唯一受賞した名店で痺れ、花山椒ブームの火付け役❣️著名人&芸能人が通う陳家私菜渋谷店さん❗️ 昨夜はマー活女子会してまいりました❗️グルメインフルエンサー@ikumin_193go様のおすすめで、麻婆豆腐マニアさん、青島ビールのチャーンKさん、フードアナリスト佐々��さん、インフルエンサーまゆさんと最高峰中華グルメを堪能しました❣️ 陳家私菜さんは、1995年に赤坂1号店が誕生されてから、25年で8店舗を展開される実力店❗️【美味しさの秘密は、こだわりの調味料にあり】という名言通り、陳オーナーが香辛料目利きで、二か月に一度、四川現地からなかなか手に入らない最高級香辛料を調達され、独自にブレンドされるそうです。 「朝天干辛椒」「六年熟成豆板醤」「大紅袍花椒」「赤山椒」「青山椒」「生花山椒」「石柱紅」希少な香辛料が適材適所に研究され、完璧に使われたお料理は、あらゆる角度から痺れの旨味攻撃され、奥行きがあるしびれに、マー活女子会は最高に盛り上がリリーました❣️ 🔥🔥🔥マー活女子セレクト🌶🌶🌶こだわりのメニュー紹介 🌶元祖頂天石焼麻婆刀削麺 1180円(以下全て税別値段) 陳家私菜さん発祥の「元祖」は25年かけて完成した真骨頂❗️赤坂1号店で日本に、これまた初の「元祖」刀削麺を紹介されましたが、二大元祖の看板料理です❗️ 旨い!辛い!香ばしい!痺れる〜❗️ 進化系麻婆豆腐の最高峰を、打ち立て!茹でたて、削ぎたての刀削麺と和えたてです❗️ まずはこれをいただきましたら、陳家私菜沼にどっぷりはまリリーますよ❗️あのヒラヒラむちむち麺に、絡まる絶品しびれ麻婆豆腐❣️ 悶絶必至ですよ❗️アツアツグツグツ🔥 🌶元祖本場四川皇帝よだれ鶏 1180円 日本で初めてよだれ鶏を紹介したのがこちら❗️あの、よだれ鶏ブームを引き起こしたのはこの味だったんですよ❗️もう、複雑な香辛料魔術師の技と、柔らかな蒸し鶏は、まさに皇帝と言える眩ゆい輝きの味わいに、思い出しただけでよだれが溢れてきます⭐️ 🌶三元豚の特製黒酢酢豚 1180円 正直、旨すぎて絶叫しました❗️ 黒酢が芳醇すぎて❗️米酢と黒酢でじっくりと熟成した特製黒酢の酢豚は、なんともまろやかで、優しいけど物凄いパンチある味わい❗️ 🌶和牛と発酵野菜のピリ辛煮込み 1480円 こちらもまた、初体験の味わいですが、スープ最高峰の個性派で、すっかり夢中ですすリリーました❗️このプースー温泉に浸かりたいわ❣️国産和牛もとろっとろに煮込まれてます。 中国の発酵野菜(酸菜)料理を代表する逸品❗️ 親鳥と牛骨、豚骨を大量に長時間煮込んだお鍋は、身体の隅々まで染み渡りリーな美味しさでした❣️ 🌶名物殻付大海老のピリ辛香ばし揚げ🦞 またまた絶叫悶絶グルメ❣️その秘密は、15種類の高級スパイスが絶妙にブレンドされているからなんですね❗️新鮮海老殻が柔らかく、頭から尻尾までソフトにいただけます❗️ 一度食べたらやめられない止まらないです🦐 四川風ソフトシェルシュリンプが、サクッとじゅんわり芳醇 🌶青森あべ鶏新鮮花山椒しびれ鶏 1078円 名物よだれ鶏に匹敵する、さらに私はこちらの方が好みの、激うましびれ鶏❗️ 新鮮花山椒の香り高さに、食欲が最高潮に刺激されました❣️青島ビールにあう〜〜🍻 🌶豪華前菜盛り合わせ 皇帝よだれ鶏に、砂肝和え、干し湯葉の和物、胡瓜のピリ辛和えという、豪華前菜❗️ どの品も、いちいち丁寧に完璧に美味❣️ 🌶本場上海手作り小籠包 (3個858円) こちらも、刀削麺同様、オーダーが入ってから作る丁寧な小籠包❣️溢れる肉汁ですが、陳オーナーに、レンゲに乗せて、真ん中をお箸で穴をあけていただく技をご教授いただきました❣️ 🌶パクチーサラダ🥗 パクチー好きにはたまらない モリモリ大興奮のサラダです。ドレッシングもうますぎる〜🥗 🌶素刀削麺 これはレアですよ❗️麺は冠水を入れずに小麦から丁寧にうち。一級点心師の打ち立て、削ぎたて、茹でたてだから、甘くてちゅるんちゅるん❗️お砂糖をつけて、デザート風にいただいたり❣️陳家私菜オリジナル黒酢とも合いました❗️ 🌶杏仁豆腐 お笑い芸人命名とあり、気になりますが、食後にさっぱりして、モッチモチです。 🌶青島ビール🍻 美味しい中華料理にぴったりと合う青島ビール🍻で、みんな何回もかんぱーい❣️ 一度味わえば、必ずリピートしたくなる、絶品四川料理がリーズナブルに楽しめるお店が渋谷にアリリーました❗️ #陳家私菜 #激辛料理 #四川料理 #渋谷ディナー #渋谷グルメ #渋谷ランチ #麻婆豆腐 #皇帝よだれ鶏#頂天石焼麻婆刀削麺 #辛いけど美味しい #石焼麻婆豆腐 #酒のつまみ #よだれ鶏 #担々麺 #スパイスたっぷり #チャーンビール #海老大好き #パクチー料理 #ビールがすすむ #紹興酒 #青島ビール#荒川リリー#lilystudio#元祖麻婆豆腐 (陳家私菜 渋谷店) https://www.instagram.com/p/Cod9rjey0_Z/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tosshi-san · 5 years ago
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作屋は神田というか、秋葉原というか、無銘! 久しぶりにトリュフ香る塩ラーメンを! ここは、醤油、塩、つけ麺のどれを食べても思います。 #kanda #akihabara #ramen #noname #mumei #神田 #神田ラーメン #秋葉原 #秋葉原ラーメン #アキバ #アキバラーメン #無銘 #熟成練り醤油ラーメン #トリュフ香る塩ラーメン #四種の魚介つけ麺 #塩ラーメン #ラーメン #麺スタグラム (『 』 - 無銘) https://www.instagram.com/p/B8938TaAHj5/?igshid=d0eihdqa9ufh
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sirusuima · 4 years ago
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2020.10.12
最初に断っておくが、今回の話は汚い。
なるべくコミカルには書くが、生理現象が苦手な方はスキップしてほしい。
この世に生を受けて早四半世紀が経とうとしている。
目立った特技も個性もない私だが、便通だけはすこぶる良かった…一週間ほど前までは。
最初の異変は、硬さだった。
町のインドカレー屋さんに行くとほぼ必ずお腹が緩くはなっていたが、逆はあまりなかった。そう、硬い気がした。
でもまあ出るしと思って特に気に留めなかったのも良くなかった。
次に、出ないフェーズがやってきた。
しかも厄介なことに便意は催すのだが、放ったらかしにしたが故にその硬さを増してしまった彼は、出口を通り抜けられなくなったのだ。
まあ翌日には出るだろうと思ったが、これがどうも出ない。その間にも彼の硬さは増しているようで出口は悲鳴をあげ始めた。水をいくら飲んでも出口の一歩手前まで達している彼に対しては無力でしかなかった。
出口の悲鳴が実際に私の悲鳴として上がり始め、腹痛と便意の合間を見て薬局に走った。
生まれて初めて立つ便秘薬コーナーの品揃えの豊富さに、世の中こんなに便秘に苦しむ仲間がいるのかと少し勇気付けられた。
コーナーの下の方に構えている浣腸薬にはお世話にならずに済みますようにと、出口の硬い彼をメインの効用としている箱を選んだ。(人生初の便秘薬は少し小っ恥ずかしく、リップクリームと袋麺も一緒に買った)
服薬しながら、彼との戦いを続ける。
自然と痛さで声が出てしまうので、これほど一人暮らしで良かったと思った瞬間は未だかつてない。
無宗教者でも神に祈りを捧げ、許しを乞うことがあるのだと知った。
母親が「陣痛は鼻からスイカというよりひどい下痢だった」と言っていたのを思い出して、この先の人生で出産することになったら痛みに耐えきれる自信がないと天を仰いだ。
子供も彼も出すという点で同じならばと、ラマーズ法で呼吸をしたりした。(佳境に差し掛かると催す感覚が短くなって、もしかして本当に出産だったりする?と訳のわからない思考に陥った)
そして服薬から1日半、その時はついにやってきた。
今までよりも、硬さに手応えがあった。いけるかもしれない。
もう半ばヤケクソで(クソだけに)、出口が多少どうにかなろうが出す方が先決であるとココ一番の勝負に出たのだった。
ここまで晴れ晴れとした気持ちは、前職の最終出勤日に敷居をでた瞬間に並ぶのではないだろうか。しかも無血開城。無論完勝である。
おそらく、急激な寒さでコーヒーやら紅茶やらばかり飲んで水分が足りていなかった事、食物繊維の摂取が少なかった事、初めての種類の花粉症薬を服用していた事あたりが重なって今回の悲劇が起こってしまったように思う。
絶対に繰り返したくないので家訓として末代まで便秘対策を伝えたいと思う。
ついでに救世主である小◯製薬の株も買おうと思う。
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2ttf · 13 years ago
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sandicemails · 5 years ago
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砂漠歌人と砂丘歌人
 2019年7月14日ジュンク堂池袋本店内カフェにて、千種創一『砂丘律』第4刷&𠮷田恭大『光と私語』第2刷を記念してトークイベント「砂漠歌人と砂丘歌人」が開催され、55名近くが出席しました。以下その内容です。(敬称略)
1 はじめに
2 自己紹介
3 中東との出会い
4 短歌との出会い
5 旅行詠と滞在詠
6 暮らしにまつわるあれこれ
7 影響を受けた映画作品
8 音楽と短歌
9 増版とSNS
10 それぞれの作歌法
11 『砂丘律』制作秘話
12 『光と私語』制作秘話
13 翻訳について
14 『光と私語』の魅力
15 千種からの発表
16 さいごに
1 はじめに(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意文芸書担当)
 二〇一五年末の刊行後、異例の売行で第二刷がされた『砂丘律』。この春、砂漠を詠んだ歌がSNSで大きな話題になり、第三刷、次いで第四刷が決定。一時帰国する著者千種創一を、鳥取砂丘育ちの新鋭歌人𠮷田恭大が迎えます。
 万葉時代から命脈を保ち続け、砂漠も都市も飲み込む器、短歌。その叙情はどこに行くのでしょうか。二人が語ります。みなさま、拍手でお迎えください。(千種・𠮷田が登場)
2 自己紹介
千種:みなさま、本日は雨の中お越し頂きありがとうございます。千種でございます。一九八八年、愛知県生まれです。二〇一五年、青磁社より『砂丘律』を刊行しました。
𠮷田:𠮷田です。一九八九年生まれ、鳥取県出身です。塔短歌会所属、学生時代は早稲田短歌会にもいました。今年の3月に、いぬのせなか座より『光と私語』を刊行しました。
 二〇〇九年に千種さんが外大短歌会を設立して、その初期に私が歌会にお邪魔してからのつきあいなので、かれこれ十年以上になりますね。その間には中東短歌なんていう同人誌もありましたね。
千種:そうですね。「アラブの春」の起きた二〇一二年、僕は中東に縁のある歌人たちと同人誌「中東短歌」を創刊しました。二〇一三年に第二号、二〇一四年に第三号で終刊、そして二〇一五年に砂丘律を刊行という流れです。
𠮷田:今回のトークイベントに先立って、ネットで質問を募集しました。そのうちいくつかへの回答を交えつつ、進めて行ければと思います。
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(撮影:青磁社)
3 中東との出会い
𠮷田:ではまず、千種さんの中東への関心というのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。
千種:幼稚園がキリスト教系だった関係で地元の教会に行っていてパレスチナとかに興味があって。で中学一年生のときにNYで九・一一事件、パレスチナで第二次インティファーダ(一斉蜂起)事件が起きて、そこから更に興味が出たんです。
 だって飛行機がビルに突っ込んだり、子供が石を投げてイスラエルの戦車に立ち向かうとか、尋常ではないでしょう。何なんだこの世界は、と思って。
𠮷田:ということは、初めて知った”外国”というのはそのあたりですか。これは質問も寄せられております。
千種:はい、聖書を読んでいたので、イエス・キリストの活動していたパレスチナ、エジプト、ヨルダン、そのあたりです。小さい頃はハリーポッターみたいに架空の国だと思ってはいましたが。
4 短歌との出会い
𠮷田:これも質問が寄せられているんですが、千種さんはどうして短歌をはじめたんですか。
千種:高校まで自転車で通ってたんですけど、道中で自然に歌ができていたんです。最初は忘れるに任せていたんですけど、あるとき勿体ないと思って、高二の春からノートに書きとめ出したんです。
5 旅行詠と滞在詠
𠮷田:砂丘律の冒頭から中東の歌がありますが、詠まれた時は実際に現地に行かれていたんでしたっけ。
千種:いわゆる「アラブの春」が起こる前に、シリアとトルコを旅行しました。でもそれくらいです。大学卒業後にヨルダンに住み始めました。
𠮷田:中東に旅行してみて詠んだ作品と、中東に住み始めてからの作品というのは何か違いがありますか。
千種:砂丘律は時系列に編まれていないので、中東に住み始める前の歌もかなり入っています。そのあたりの歌はかなり想像、というか妄想です。
 妄想と現実が一致しないのはよくある話なので、実際に住み始めてから修正したり、歌集には収録しなかった歌などもあります。中東に住み始めてからは、非日常が日常になっていく感覚はありました。
 ちなみに、砂丘律を編むにあたって、もともとは一四〇〇首とか一五〇〇首とかあったものを四一〇首まで絞って収録しています。
𠮷田:削除した歌はどこかに書き留めていますか?
千種:作った歌は全部大事にしたいので、発表できるレベルに達しなかった歌たちもWordファイルに書き溜めていますね。
 身辺整理の際にはファイルをデリートしようかなと思っています。これ死後に発掘されたら、地獄やな、思ってますので。(一同笑い)
𠮷田:千種さん、整理整頓できるほうですよね。わたし手元に全然歌を纏めていなくて。『光と私語』を出そうと思って色々掘り返したんですけど、1年くらい遅れてしまいました。
千種:あ、みなさんのために補足しますと、歌人って歌をいろんな雑誌や同人誌に書くので実は作品が散逸しやすいんです。
6 暮らしにまつわるあれこれ
千種:普段𠮷田さんとはこういう話はしないので結構緊張しています。先日も台湾に一緒に行ったのですが、どーでもいい話しかせんかったもんね。
𠮷田:そうね。暮らしの話はしないもんね。じゃあ、聞きましょう。「普段何を召し上がっていますか」(一同笑い)
千種:パン食べて生きています。安い。パンにホンムス(豆のペースト)を塗って食べています。だから日本に���るときはラーメンと寿司にどっぷりですね。
𠮷田:確かに台湾でもひたすら麺食べてたもんね。(一同笑い)
𠮷田:「日本に帰国したときに驚くのは何ですか」という質問もありますが。
千種:日本人がみんな子供に見えることですね。あとすれ違う人がみんな知り合いに見えます。
7 影響を受けた映画作品
𠮷田:千種さん、好きな映画は何かありますか。
千種:邦画で言えば、例えば『ジョゼと虎と魚たち』、『海街diary』、最近で言えば『寝ても覚めても』とか、人間のどうしようもなさを描いた映画が好きです。
 影響を受けた映画としては、ふらっと入った渋谷ユーロスペースで観たポーランド映画『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督、二〇一〇年)。
 中東風のテロリストが、砂漠と、そして拘束後に輸送された先の雪原をひたすら逃亡する。詳しい設定説明や台詞もなく、多くが謎のまま、ただ映像が綺麗。中身を語らずとも、枠を語ることから滲み出る美しさもあるんだな、と。
 ビジュアルというよりも、コンセプトの面で影響を受けました。
 他には森博嗣原作の『スカイクロラ』(押井守監督、二〇〇八年)。キルドレというずっと子供のまま成長しない戦闘機乗りたちの終わらない、終わらせることのできない、運命や気持ちの揺れ、諦めみたいな世界観は、砂丘律にも影響しています。
千種:𠮷田さんの好きな映画は。
𠮷田:アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』(二〇一五年)とか。物語も好きなんですが、それより映像と音楽で引きつけていく、みたいな映画が好きです。
8 音楽と短歌
𠮷田:じゃあ、好きな音楽は何でしょう。
千種:中学生まではバロックを中心にクラシックばかり聴いてました。でもHYという沖縄のバンドのAM11:00という曲を偶然ラジオで聴いたことがきっかけでJポップにも興味が湧きました。
𠮷田:くるりの岸田繁さんが砂丘律の推薦文を書かれてますが、くるりとの出会いは。
千種:くるりは、高校生のとき「赤い電車」のMVを観たのが最初の出会いですね。
 高校生の頃はBump of ChickenとかRadwimpsとかの切実な曲を聴きまくってました。
 でも赤い電車を聴いて、こんなゆるい曲があるんだと思って何となく気になっていたところに、進学した先の大学で友達から、聴け、といってくるりのCDを大量に貸しつけられて、聴きこむようになりました。
𠮷田:くるりをまとめて貸してくれる友人っているよね。(一同笑い) 歌人に好きな人多いです、くるり。私は早稲田短歌の先輩から布教されました。
千種:𠮷田さんの好きな音楽は。
𠮷田:あまり聴かないんですよね。舞台に使われた音楽を聴いたり、もっぱら他人から勧められたのを聴いています。最近だと���間現代とか。
9 増版とSNS
千種:今回の重版は、こ���春にある方のツイートに載せられたこんな歌がバズったのがきっかけでした。
 アラビアに雪降らぬゆえたた一語ثلجと呼ばれる雪も氷も /千種創一
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元URL: https://twitter.com/Ots_mh/status/1106256914915028992
𠮷田:このサルジュの歌がバズったとき、どんな気持ちでしたか。
千種:あら、それバズるんだ、という気持ちでした。
𠮷田:そうだよね、キャッチーな歌とか他にもいっぱいあるのにね。
 実は今日、会場にそのツイート主にお越し頂いております。「なんでこの歌を引いたんですか」とか、ちょっと聞いておきましょう。
(マイクを受け取りつつ)
橋本牧人:はじめまして。この歌を引いた理由ですか。僕自身が大学一年生のときにアラビア語を勉強したことがあって。学問で得た知識を詠み込んだ歌を志向していきたいなと思って、この歌を選びました。
 他にはカロリーメイトの歌とかも好きです。
 煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか /千種創一
千種:ありがとうございます。
 サルジュの歌、実は過去砂漠に降った雪の写真に添えて投稿したこともあるんですが、ぼちぼち伸びたくらいです。
 今回の橋本さんのツイートがあれだけ伸びたのは何でなんでしょうね。
𠮷田:Twitter本文に表示される横書きではなくて、歌集の写真として縦書きだったことが良かったのでは。そして橋本さんがその写真を撮ったという行為がワンクッションあること、あたりも理由として挙げられると思います。
千種:橋本さんの”物語”が差し込まれているというね。
𠮷田:そうそう。しかしこれだけ伸びたのは、作者冥利に尽きるのではないでしょうか。
千種:本当に。改めて橋本さんに感謝申し上げます。
10 それぞれの作歌法
𠮷田:Twitterで拡散されやすい歌、ってあると思うんです。
 千種さんの場合は、「先輩」というような呼びかけとか、会話体を使ったキャッチーな歌が多くて、初読で印象に残りやすい。例えばこんな歌���
 あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の /千種創一
 千種さん、会話体使うの得意だよね。
千種:得意というか、そうなっちゃうんだよね。和歌風に文語旧仮名で朗々と詠いあげる、みたいなのは書けと言われても書けない。
𠮷田:破調はどうですか。会話を優先するのか、定型を優先するのか、みたいな。
千種:会話優先ですね。でも歌を作るときには、寝る前とかに百回なり千回なり、ぶつぶつ口に出して繰り返して、その一行のための定型みたいなものを探します。
 𠮷田さんはどんな風に作るんですか。
𠮷田:私はスマホで作りますね。声に出すのは割と最後の段階。視覚的な収まりどころを最初に探します。そこから韻律をいじります。
 この前、地元でNHKの取材を受けたんですが、作歌風景を撮りたいというのでスマホで作っていたら「絵的に弱いから、ノート持ってきたんでこれに書いてください」と言われました。でも結局、字が汚くてボツになったというオチ付きです。(一同笑い)
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(NHK鳥取のページより)
千種:僕は気分転換で紙を使うことはあります。
 僕も記録は基本スマホなのですが、歌のいろんなバリエーションを作って、俯瞰するために紙に書き出したりします。スマホだとせいぜい三行とかしか表示できないので。
千種:𠮷田さんは音楽聴きながら歌書いたりしますか。僕はくるりの「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」とかえんえんリピートで聴きながらよく書きます。
𠮷田:THE YELLOW MONKEYを聴きながら連作を組んだりした時期もありました。ありましたが、精神が不調になりますね。(一同笑い)
 最近だと落語を聴きながらが多いですね。深夜とか、人の話声が聞こえてると安心するんです。でも歌詞のある曲だと自分の書いているものに干渉してくるんで……ラジオとかポッドキャストとか、聞き流していられるようなものが丁度いいです。
11 『砂丘律』制作秘話
𠮷田:歌集にまとめる際に、改作はどの程度しています���。確か砂丘律が出た直後の批評会(二〇一六年)で、歌人の田口綾子さんが指摘されていましたが。
(批評会記録:http://dunestune.blog.fc2.com/blog-entry-4.html )
千種:はい。当初、文語の歌も少しはあったんです。でも口語の多い砂丘律の中では浮いてしまうので、改作したり、もしくは泣く泣く落とした歌もありました。
𠮷田:ではその辺の歌は、没後出てくる感じで?
千種:出ません。出させません。(一同笑い)
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𠮷田:砂丘律は装幀・デザインもかなり話題になってました。
千種:当初、出版社の青磁社には、洋書のようなシンプルなペーパーバックで、写真はこれ使って、というような何となくのイメージを伝えていました。
 割と装幀は自分で介入するつもりでした。
 でも砂丘律の原稿を読んだ、濱崎実幸という装幀家さんに”ハイジャック”されて。「やりたいこともあるから任してほしい」と言われたので、僕も「任せます!」として任せたんです。
𠮷田:背表紙がむき出しの特殊な装幀でして、なかなか費用も手間もかかっているとか。
 実は本日は砂丘律の出版元、青磁社の永田淳代表にお越し頂いております。砂丘律に関し、どのような苦労がありますでしょうか。
永田淳青磁社代表:版元の青磁社の永田です。
 砂丘律はすべて手製本です。職人さんが一冊一冊、背表紙の寒冷紗を貼って、題簽を貼っています。今は圧倒的に機械製本が多いので普通の書店には手製本はほぼないと思います。
 砂丘律は製本代だけで300円くらいかかっています。ここにさらに印刷代などがかかります。業界の人ならわかると思いますが、定価1400円の中で製本代300円という数字は、すごいコストがかかっています。
12 『光と私語』制作秘話
千種:光と私語もまた、背中がむき出しの装幀が話題となって��ます。第二刷もされました。
𠮷田:砂丘律と光の私語は双子のようだ、という話も言われてましたね。本日は、光と私語のデザインを担当したユニット「いぬのせなか座」主宰の山本浩���さんにもお越し頂いておりますので、その辺の話も伺ってみましょう。
山本「いぬのせなか座」主宰:デザインを担当した山本です。光と私語と砂丘律とを二冊並べて写真をSNSに投稿した人たちもいました。
 付き合いの長い𠮷田さんと千種さんのお二人の関係性でそういう投稿が見られたのかもしれませんが。
 実は、千種さんのこと知る前のことですが、かつて本屋の歌集コーナーで一番かっこいいと感じた砂丘律をジャケ買いしていました。
 そうしたこともあって、光と私語をデザインする際には影響を受けないようにしていたのですが、結局似てしまったのが面白かったです。
 ちなみに光と私語はコデックス装という装幀です。
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𠮷田:先般増刷された堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』なんかもそうですが、なるべく長く売っていくためには、なるべく人に手に取ってもらうようなデザインが大事だと思っています。製品としての存在感があったほうがいいのではと。
千種:一時期、電子書籍で歌集を出そうという潮流がありました。紙の本が電子書籍に勝てるところといったら装幀とかと思って、砂丘律を出す際にはこだわりたいと思っていました。
𠮷田:電子書籍のメリットは版切れのないことと、アクセスの良さですよね。
 『光と私語』については近日中にデータ版を無料公開する予定なのですが、そこをきっかけに書籍版を購入してくれる人が少しでもいればいいなと思っています。何せ紙の本にはマテリアルとしての良さがありますので。
千種:軽く言っちゃうと、本のインスタ映えとかね。
𠮷田:そうそう。重要。
13 翻訳について
𠮷田:千種さんは割と、主題制作、つまり連作の中で物語を立ち上げるという試みをされていますが。
千種:はい。砂丘律の中だと、「或る秘書官の忠誠」という連作があって、独裁者の秘書官になりかわって詠んでいます。が、すごく評判が悪い。
 あと、確か歌人の紀野恵さんが、一時期、紀貫之か何かに成り代わった連作を雑誌「短歌研究」に連載していたんですけど、まあ、なかなか難しいですよね。
 それは歌人の力の限界なのか、それとも短歌という詩型の限界というか、向き不向きのような話だと思っています。
𠮷田:単純に物語を立ち上げるだけだったら、散文に分がありますからね。
 物語といえば、千種さんはアラブ文学の翻訳もされていますよね。中東短歌にも、歌と並行していくつか翻訳を発表されてました。
千種:はい。今日のチラシには「歌人・翻訳家」と書いてあるんですが、実はまだ翻訳で本を出せていません。
 とある出版社に翻訳の持ち込みをしたのですが、アラブ文学では商業出版はなかなか難しいと却下されてしまって。
 もちろん図書館に行けば翻訳されたアラブ文学もぼちぼちあるのですが、湾岸戦争、九・一一、アラブの春、など大きな事件が起きて、読者の関心が大きくなったときに翻訳・出版されたものが多いと聞きます。
𠮷田:中東情勢が荒れると、翻訳が出るということですね。となるとあまり出ない方が世界の平和のためには良さそうですが。(一同笑い)
 私は舞台関係のマネジメントを仕事にしているのですが、演劇界隈でも、中東への関心というか、アーティストを日本に招聘したり、作品が日本で試演されたり、ということが増えている印象があります。今後、政治情勢だけではなく文化の面でもフックは増えていくのではないかと思います。
千種:そう願います。みなさまの中にアラブ文学の翻訳出版に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ千種にお声かけを。宣伝しちゃった。
14 『光と私語』の魅力
千種:僕が自分について喋りすぎているので、光と私語の魅力について話します。話していいですか。話しますね。
 光と私語は、「枠」の歌集だと思っています。
 まず、装幀については、プラスチックのカバーだったり、本文中に四角や長方形のボックスが差し込まれていたり、視覚的にカクカクしているのが、とても都市っぽい、枠っぽいです。
 歌について言えば、例えば一月とか「時間枠」を読んだものが多くあります。
・一月は暦のなかにあればいい 手紙を出したローソンで待つ
 他にも、枠としての建築への関心も示されています。
・恋人の部屋の上にも部屋があり同じところにある台所
 短歌では、部屋でタバコを吸う「私」の恋人とか、一月に「私」が友達と行く初詣とか、枠の中身について話すのが普通です。
 一方で、光と私語では枠ばかりについて話すことで、「私」が希釈されます。
 でもそれこそが都市のリアル、我々が見る都市の人間像でないでしょうか。とてもリアルな。
𠮷田:なるほど。なんだろう、たぶん個人的には、私自身以外のところから私性を取り出したいのですよね。あまり自分の話をしたくないというか、枠の中身はどうでもいいというか��単に自分に自信がないだけかもしれませんが。
15 千種からの発表:活動再開宣言
𠮷田:そろそろ時間だけど、告知とかしましょうか。
千種:何だっけ。
𠮷田:ほら、これからの、歌の。
千種:え、ああ、これまとめに入ってますね。(一同笑い)
(考え込んだあと)ちょっと、実は、その、第二歌集を用意しています。冬か春くらいに出せればな、と。タイトルは「千夜曳獏」。
𠮷田:ここ数年は歌からは離れてましたが。
千種:はい、そうですね。
(しばらく考えて)砂丘律を出したあとに、言葉との距離がわからなくなってしまって。
 他人に不誠実な言葉、例えば嘘、を吐いてしまうこんな自分が、歌で綺麗な言葉を使っていてよいんだろうか、って。
 言葉を単なる道具みたいに扱っているんじゃないか、って怖くて。
 もちろんその葛藤や罪悪感はまだあるんですが、書くのをやめたこの数年、病気みたいになっちゃって。僕にとって書く行為は生体リズムの一部だったというのがこの数年でわかったことです。
 書いて褒められたいとかではなくて、書かざるを得ないんです。書いちゃうんです。ほら、マグロって泳ぎ続けないと死ぬじゃないですか。あれです。
 今後、また書いていきます。良いものが創れればと思ってますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
𠮷田:今日は、その言質を取れたら勝ちだと思って来たので。もう引き返せないですよ。
千種:やられたわー。みなさんこれ、打ち合わせと違う展開です。(一同笑い)
16 さいごに
𠮷田:では最後に一言、どうぞ。
千種:はい。いろんな奇跡が重なって、僕もここにいるし、みなさんもここにいると思っています。
 𠮷田さんがいなければ僕はこんなに短歌にのめり込まなかっただろうし、砂丘律は青磁社や装幀家の濱崎さんがいなければ生まれなかった本だし、橋本さんのツイートやジュンク堂さんからのお声掛けがなければこのイベントもなかったと思います。
 書き手として本当にありがたいと思っています。みなさま、今日はお越し頂き、ありがとうございました。
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kyokantheaternews · 2 years ago
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いつも共感シアターを応援していただきありがとうございます! 毎週火曜日21時より生放送をしている「共感シアターナビ」では、"俺たち共感族!!“という視聴者の皆さまと戯れるコーナーがあります!視聴者の皆さまに「お題」を投げかけ、ご投稿いただいたお答えの中から抽選で10名の方の投稿をご紹介します。そして、その10名の中からさらに抽選で1名の方にどんな映画でも使える「ムビチケGIFT」をプレゼントします!そんな、12月6日のお題は「食べてみたい映画メシ」です。以下の投稿は抽選の結果、読み切れなかった方の投稿を掲載しています。他の方の投稿も気になりますよね、ぜひ、ご覧ください!
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teppeiさん:『E.T.』に出てくるピザ
お疲れ様です。推しメンは瀬田ミナコさんです。「食べてみたい映画メシ」ですが、「E.T.」に出てくるピザです。ただ、劇中では、主人公のエリオット君がデリバリーでピザを受け取りましたが、途中で物置小屋での異変に気がついて、驚いて落としてしまいます。なので、ピザそのものの映像や食べている場面はありません。ただ、自分が子どもの頃に、初めてピザの配達があるのを知ったのが、今作です。前からずっと思っていましたが、アメリカ映画でのピザの配達やピザを食べる場面が多いのは、きっとアメリカのソウルフードなんでしょうね。自分もピザが大好きですが、向こうのピザのサイズもデカくて、カロリーも高そうで、きっと健康に悪いでしょうが、それゆえ美味しそうに見えますね。羨ましい限りです。
randさん:『2001年宇宙の旅』のペースト状の宇宙食
『2001年宇宙の旅』のペースト状の宇宙食を食べてみたいです。この映画、食べ物が重要なテーマだと思います。冒頭の場面では、まだヒトに進化する前の猿みたいな種族が、飢えています。その後、道具を使うことで、獲物を仕留められるようになります。人類へと進化して、ついに宇宙へ進出する文明を手に入れる頃には、登場人物は当たり前のように、パッケージに入った宇宙食を摂取します。さて、何回かある食べるシーンの中で、地球から木星へ向かう宇宙船での食事は、四角いトレーがいくつかの��画に分かれていて、色分けされた謎のペースト状の物質が、薄くよそわれています。登場人物たちは、無表情で無造作に口に運びます。食感はまるで無いでしょう。味は謎ですが、何となく、相当に薄味じゃないかなという印象。あまりおいしそうではありませんが、とりあえず1回、興味本位で食べてみたいです。
ガンジャー人間キカイダーさん:『沈黙の戦艦』トミーリージョーンズの"裂けるレア肉"
マッドマックス 2→ドッグフード マトリックス→Tasty wheatというシリアルの味(オートミルみたいな味がする)に、◯ロった生卵みたいな見た目の栄養食 ピンクフラミンゴ→。。。 などなど、何故だか『食べたくない映画メシ』ばかり思い出してしまいます。こと「沈黙の戦艦」に関しても、自称敏腕コック(セガール)が作る飯は、死んでも食べたくないです。。(クリル中佐に完全同意)しかし「沈黙の戦艦」は、不味そうなセガール飯とは対照的に、めっちゃ美味そうな映画メシが出てきます!それは、我らがトミーリーの兄貴が極薄に裂いた"レア肉"トミリージョーンズの"裂けるレア肉"映画冒頭、トミーリーは慰問に来たバンドマンに扮してミズーリ艦に侵入。慰問でのバンド演奏中、潜り込んでた仲間達と共に計画通りミズーリ艦をハイジャック。ハイジャック完了直後に食べた、レア肉。大仕事を終えた後に食べる、極上の一裂き。めちゃくちゃデカいレア肉の塊をワイルドにに薄く裂き、まず仲間達に投げて配るトミーリー。次の仕事を仲間に指示しながら、裂けるチーズの如く肉を裂いては、ムシャクシャ肉を食うトミーリー。カッコいい。。。なんてセクスィーに食うんだ。。。コック(セガール)が作る飯より絶対旨い。。シチューシェン込みで、『食べてみたい映画メシ』です!
ぜんぞうさん:『息もできない』ジャージャー麺
僕の『食べてみたい映画メシ』、やや趣旨ズレですが、韓国映画『息もできない』を見ると、必ずジャージャー麺を食べたくなります。取り立て屋である主人公サンフンは、仕事に行く前に必ず若い衆と共にジャージャー麺を食べます。ズゾゾーズルズル、ムシャムシャズゾゾー、と下品な音を立てながら、挽肉とタレが絡まったジャージャー麺を黙々と食べる様は、強烈に食欲と胃袋を刺激します。初めて『息もできない』を劇場鑑賞したあと、早速ジャージャー麺を食べに行ってズゾゾーズルズル、ムシャムシャズゾゾーと食べた思い出があります。そもそも韓国映画は何故かメシを食べるシーンが頻繁にあり、美女だろうとハンサムだろうと、みんな豪快にムシャムシャバリバリと音を立てて口いっぱいに頬張って食べますよね。アレがとにかく美味しそう。メシを美味しそうに食べる韓国映画俳優たち。信用出来ます。これを書いていたらジャージャー麺を食べたくなってきました!
孔明(MOVIE TOUCH)さん①:『ガルパンを彩るグルメ達』
「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」ガルパンを彩るグルメ達。ガルパンの舞台は茨城県大洗町ということで干し芋やあんこう鍋、たらし焼きなどのご当地メニューや様々な国をモチーフにしたライバル校達ならではの料理が登場し、料理もキャラクター達の個性を演出する要素になっています。もちろん料理のリアリティも軍事監修の方々の協力もあって、しっかり現地の料理を再現しているそうです。本作での主人公達の対戦校でイタリアモチーフのアンツィオ高校はイタリア人の気質をイメージしてか食事を大事にしており、戦車道(せんしゃどう)の試合よりも食事や料理にかける情熱のほうが熱いと言われています。戦車道チームの隊長のニックネームはアンチョビ(本名:安齋 千代美[あんざい ちよみ])、副長がカルパッチョ、ペパロニといったように戦車道メンバー全員に食材に因んだニックネームがつけられているのもその証でしょう。ボリュームたっぷりのアンツィオ名物鉄板ナポリタン(お値段なんと300万リラ=300円)をはじめとした美味しいイタリア料理がたくさん登場し、調理シーンも登場したガルパン屈指の飯テロ回でした。公開当時、映画を見た観客の多くが鑑賞後にサイゼリヤをはじめとしたイタリア料理店に向かったとも言われています。私もその1人でした。他にもドイツモチーフの黒森峰(くろもりみね)女学園の名物ノンアルコールビールやフィンランドモチーフの継続(けいぞく)高校のシナモンロールなど食べたい料理が多くて困っています。来年公開予定の最終章第4話では一体どんな料理が出てくるのか楽しみです。
孔明(MOVIE TOUCH)さん②:『名前しかわからない映画の料理達』
映画の料理には名前だけ登場する料理が意外とあり、いまだにどんな内容かわからない料理もあります。例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー PARTⅡ」の2015年のヒル・バレーで営業しているカフェ80'sのメニューのひとつ「人質スペシャル」は中味が全くイメージ出来ませんが、食べてみたい気もします。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でアベンジャーズのキャラクター商品のひとつとして登場した「ハルク ホットファッジ」は名前からしてサンデーのようですが、ハルクモチーフだとすると抹茶味になるんでしょうか。アメリカなので緑色に着色されただけのサンデーが出てくる気もします。(因みに日本語吹替版では何故かハルクのイケイケアイスと訳されています)いつか瀬田さんに実際にメニューを考察して作ってもらう企画とかあったら面白いなと思いましたが、いかがでしょうか。
マクレアナンさん:『沈黙の戦艦』セガール・メシ
こんばん��。私が食べてみたい映画メシは『沈黙の戦艦』でおなじみ、殺傷力の高いコックを演じた方の名を冠したセガール・メシです。では、私が食リポすると仮定して話を進めます。とっても雰囲気のいいレストランの店内。なんと料理長のセガールさん自らがフルコースを運び説明までしてくださる。さすが大阪に住まわれていただけありますね。いつか私もこんなふうに自然と大阪弁を口にしてみたいものです。やがてメインも舌鼓を打っていると突然、セガールさんが腕を振るう厨房から銃撃戦の発泡音、ナイフが空を切る音、逆関節を取られた音に重なる呻き声。まさかね、私の気のせいでしょう。さぁ、デザートは何かなと呟いた瞬間、閃光とともに爆発音、そして���風を受けた私は閉じたまぶたを恐る恐る開きます。ん? テーブルの上に着地したこの拳銃って……デザートはデザートでも、デザートイーグルやないかい〜!
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a2cg · 2 years ago
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つけ麺と私 ・ 初めて、つけ麺を食べた時は「酸味のあるスープで夏向きの食べ物として作られたんだな」と言う印象でした。 ・ 時は流れて2003年。麹町で働いていた頃に「つじ田」という店に出会った時に濃厚な魚介と豚骨の味わいで食べる新しい「つけ麺」に衝撃を受けたものです。 ・ その後、魚介と豚骨のスープを使った「つけ麺」の店が雨後の筍のごとく、沢山登場しましたね。中でもチェーン展開する「六厘舎」が魚介豚骨に市民権を与えた気がします。 ・ 六輪車と言えば、tyrellのF1マシンを見て衝撃を受けたものですが、最近では中東あたりの砂漠地帯の金持ちが愛用しているみたいですね。 ・ 砂漠のような悪路でも設置面が四輪より多くなって、安定性が増すようですね。オーストリアの装甲車も同様に六輪車で、こちらの名前でしたね。 ・ と言うわけで本日のランチは #パンデュール です。土曜に資料を作っていたらランチタイムを逃してしまい高田馬場に行く用事があったので通し営業の店を見つけ来ました。 ・ 頼んだのは #ポークジンジャー をセットメニューにしました。11:30-19:00までセットがあるのって、ランチタイムを逃した人には最高です。 ・ 店内から2種類のBGMが聞こえてきます。一つは #喫茶店 らしいムード音楽。もう一つは店主の趣味でしょうか?競馬の実況中継です。 ・ これにシュッシュっと生姜を削る音も加わるのがわかるほどのお客さんの入り具合。16時前にランチする人なんて、あまりいないからですよね。 ・ 10分程してボリューム満点の #生姜焼き がやって来ました。まずはお肉を一口パクリ。良く焼かれているのに柔らかくて、甘味のあるタレの味わいがご飯が進みます。 ・ これにキャベツを一緒に頂けば、すっきりと頂けます。キャベツ自体もマヨネーズのようなドレッシングがあって、これも一緒に頂くと美味しいですね。 ・ ご飯も学生街だからか、こんもりとお皿に盛られていて食べ応え抜群です。気持ち程度に添えられたポテトやパセリのアクセントもいいですね。 ・ 擦られた生姜がお肉の美味しさや香りを引き立てているのがわかりますね。タレが美味しいので、後半恥ずかしながらご飯に浸して頂けば幸せです。 ・ 店内を見ると1977年創業の歴史を知りパンデュール装甲車も2が出て六輪から八輪にアップデートしたことを思い出し、この店も変わったのかなと思いを馳せるのでした。 ・ サンドイッチやスパゲッティも気になるので、またお邪魔したいです。 ・ #高田馬場ランチ #高田馬場グルメ #高田馬場喫茶店 #高田馬場カフェ #高田馬場純喫茶 #高田馬場定食#高田馬場和食 #とa2cg (パンデュール) https://www.instagram.com/p/Cj1JVssgIKO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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herbiemikeadamski · 2 years ago
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 9月7日(水) #先勝(癸亥) 旧暦 8/12 月齢 10.8 年始から250日目(閏年では251日目)にあたり、年末まであと115日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 昨夜、帰ってからもパソコンがインターネット に繋がらないという現象で四苦八苦 してたが、遅い時間だし「駄目だコリャ」 で諦めて、つまらない夜を過ごした というより布団にも入らずリビングの 床でうつぶせで寝てしまってた😪💤 . 👀が覚めて、再度ネット接続をチャレンジを やはり繋がらずなので、コリャあモウ解約。 しかありません💢💢💢って怒り爆発💣 それでも諦めきれず「インターネットの状態」 を確認してみる事にした✋そしたら データ使用状況に制限がカカッテヤンノ💢💢💢 . 絶句。。。_| ̄|○...止めてけれ🤣😆🤣 . 今日一日どなた様も💁‍♂お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #明星チャルメラ新発売. 1966(昭和41)9月7日(水)大安.に明星食品の看板商品となる「明星チャルメラ」シリーズの第一号を発売した。  半世紀に渡る超ロングセラー商品となり、袋麵の他にカップ麺にもなったが、袋麵は絶大の人気商品である。  チャルメラの楽器を持つ屋台のラーメン屋のおじさんがシンボルで「チャルメラおじさん」とファンに愛されている。 . #先勝(サキガチ、センカチ、センショウ). 陰陽道(おんみょうどう)の六曜日の一つ。 この日は勝負ごと、訴訟や急用などに運がよいとされ、早い時刻ほど良くとされ、午後は凶になるなどの俗信がある。  寝坊は、もっての他とされますね😅💦 . #三隣亡(サンリンボウ). 九星の俗信の一つ。 建築関係において大凶日。 この日に建築をすれば火事を起こし、近所隣を滅ぼすと云われる日。 棟上げや土起こしなど建築に関することは一切忌むべき日。 「さんりんぼ」とも言う。 . #八専終わり(ハッセンオワリ).  選日の一つ。 八専の最終日.  年に6回、約72日間あります。  壬子(みずのえね)の日から癸亥(みずのとい)の日までの12日間のうち、丑(うし)・辰(たつ)・午(うま)・戌(いぬ)の4日を間日(まび)と呼んで除いた残りの8日。  雨の日が多いという。  仏事などを忌む。 . #吸水ショーツの日. . #97の日(キュウナナノヒ). . #世界老人給食の日. . #ロングプリー事件. . #CMソングの日. . #クリーナーの日. . #生パスタの日(毎月7,8日). . . #ブラジル独立記念日. #パキスタン防衛の日(パキスタン空軍の日). #オーストラリア絶滅危惧種の日. #モザンビーク勝利の日. . . ■本日の語句■. #喉元過ぎれば熱さを忘れる(ノドモトスギレバアツサヲワスレル). 【解説】 苦しいことや辛いことも、過ぎてしまえば忘れる事の例え。 苦しい時に人から受けた恩もやがて忘れ、ありがたく思わなくなる事の例え。 . . 1965(昭和40)年9月7日(火)先勝. #村杉蝉之介 (#むらすぎせみのす) 【俳優】 〔群馬県中之条町四万温泉〕 . . (Saburou, Kumamoto-shi) https://www.instagram.com/p/CiLd6mOB_j5Ew8XsOOTYEhiHHlEg8b-JHOdLlc0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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arakawalily · 2 years ago
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大袈裟でなく、まさに秘伝❗️絶品❗️頂天石焼麻婆刀削麺❗️ 元祖に相応しく、25年かけて熟成完成させた味わい❣️ 陳オーナーは、香辛料魔術師です❗️ 中国のミシュランと称される【美味川菜名館】を唯一受賞した名店で痺れ、花山椒ブームの火付け役❣️著名人&芸能人が通う陳家私菜渋谷店さん❗️ 昨夜はマー活女子会してまいりました❗️グルメインフルエンサー@ikumin_193go様のおすすめで、麻婆豆腐マニアさん、青島ビールのチャーンKさん、フードアナリスト佐々木さん、インフルエンサーまゆさんと最高峰中華グルメを堪能しました❣️ 陳家私菜さんは、1995年に赤坂1号店が誕生されてから、25年で8店舗を展開される実力店❗️【美味しさの秘密は、こだわりの調味料にあり】という名言通り、陳オーナーが香辛料目利きで、二か月に一度、四川現地からなかなか手に入らない最高級香辛料を調達され、独自にブレンドされるそうです。 「朝天干辛椒」「六年熟成豆板醤」「大紅袍花椒」「赤山椒」「青山椒」「生花山椒」「石柱紅」希少な香辛料が適材適所に研究され、完璧に使われたお料理は、あらゆる角度から痺れの旨味攻撃され、奥行きがあるしびれに、マー活女子会は最高に盛り上がリリーました❣️ 🔥🔥🔥マー活女子セレクト🌶🌶🌶こだわりのメニュー紹介 🌶元祖頂天石焼麻婆刀削麺 1180円(以下全て税別値段) 陳家私菜さん発祥の「元祖」は25年かけて完成した真骨頂❗️赤坂1号店で日本に、これまた初の「元祖」刀削麺を紹介されましたが、二大元祖の看板料理です❗️ 旨い!辛い!香ばしい!痺れる〜❗️ 進化系麻婆豆腐の最高峰を、打ち立て!茹でたて、削ぎたての刀削麺と和えたてです❗️ まずはこれをいただきましたら、陳家私菜沼にどっぷりはまリリーますよ❗️あのヒラヒラむちむち麺に、絡まる絶品しびれ麻婆豆腐❣️ 悶絶必至ですよ❗️アツアツグツグツ🔥 🌶元祖本場四川皇帝よだれ鶏 1180円 日本で初めてよだれ鶏を紹介したのがこちら❗️あの、よだれ鶏ブームを引き起こしたのはこの味だったんですよ❗️もう、複雑な香辛料魔術師の技と、柔らかな蒸し鶏は、まさに皇帝と言える眩ゆい輝きの味わいに、思い出しただけでよだれが溢れてきます⭐️ 🌶三元豚の特製黒酢酢豚 1180円 正直、旨すぎて絶叫しました❗️ 黒酢が芳醇すぎて❗️米酢と黒酢でじっくりと熟成した特製黒酢の酢豚は、なんともまろやかで、優しいけど物凄いパンチある味わい❗️ 🌶和牛と発酵野菜のピリ辛煮込み 1480円 こちらもまた、初体験の味わいですが、スープ最高峰の個性派で、すっかり夢中ですすリリーました❗️このプースー温泉に浸かりたいわ❣️国産和牛もとろっとろに煮込まれてます。 中国の発酵野菜(酸菜)料理を代表する逸品❗️ 親鳥と牛骨、豚骨を大量に長時間煮込んだお鍋は、身体の隅々まで染み渡りリーな美味しさでした❣️ 🌶名物殻付大海老のピリ辛香ばし揚げ🦞 またまた絶叫悶絶グルメ❣️その秘密は、15種類の高級スパイスが絶妙にブレンドされているからなんですね❗️新鮮海老殻が柔らかく、頭から尻尾までソフトにいただけます❗️ 一度食べたらやめられない止まらないです🦐 四川風ソフトシェルシュリンプが、サクッとじゅんわり芳醇 🌶青森あべ鶏新鮮花山椒しびれ鶏 1078円 名物よだれ鶏に匹敵する、さらに私はこちらの方が好みの、激うましびれ鶏❗️ 新鮮花山椒の香り高さに、食欲が最高潮に刺激されました❣️青島ビールにあう〜〜🍻 🌶豪華前菜盛り合わせ 皇帝よだれ鶏に、砂肝和え、干し湯葉の和物、胡瓜のピリ辛和えという、豪華前菜❗️ どの品も、いちいち丁寧に完璧に美味❣️ 🌶本場上海手作り小籠包 (3個858円) こちらも、刀削麺同様、オーダーが入ってから作る丁寧な小籠包❣️溢れる肉汁ですが、陳オーナーに、レンゲに乗せて、真ん中をお箸で穴をあけていただく技をご教授いただきました❣️ 🌶パクチーサラダ🥗 パクチー好きにはたまらない モリモリ大興奮のサラダです。ドレッシングもうますぎる〜🥗 🌶素刀削麺 これはレアですよ❗️麺は冠水を入れずに小麦から丁寧にうち。一級点心師の打ち立て、削ぎたて、茹でたてだから、甘くてちゅるんちゅるん❗️お砂糖をつけて、デザート風にいただいたり❣️陳家私菜オリジナル黒酢とも合いました❗️ 🌶杏仁豆腐 お笑い芸人命名とあり、気になりますが、食後にさっぱりして、モッチモチです。 🌶青島ビール🍻 美味しい中華料理にぴったりと合う青島ビール🍻で、みんな何回もかんぱーい❣️ 一度味わえば、必ずリピートしたくなる、絶品四川料理がリーズナブルに楽しめるお店が渋谷にアリリーました❗️ #陳家私菜 #激辛料理 #四川料理 #渋谷ディナー #渋谷グルメ #渋谷ランチ #麻婆豆腐 #皇帝よだれ鶏#頂天石焼麻婆刀削麺 #辛いけど美味しい #石焼麻婆豆腐 #酒のつまみ #よだれ鶏 #担々麺 #スパイスたっぷり #チャーンビール #海老大好き #パクチー料理 #ビールがすすむ #紹興酒 #青島ビール#荒川リリー#lilystudio#元祖麻婆豆腐 (陳家私菜 渋谷店) https://www.instagram.com/p/Cod81EQSR50/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tosshi-san · 6 years ago
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TGIFは、ラーメン(つけ麺と)をば。 神田というか秋葉原というか、 無銘 さんのつけ麺です。 暑いとラーメンよりつけ麺に逃げます。 #akihabara #AKIBA #KANDA :RAMEN #mumei #NONAME #秋葉原 #秋葉原ラーメン #アキバ #アキバラーメン #神田 #神田ラーメン #ラーメン #つけ麺 #麺スタグラム #熟成練り醤油ラーメン #トリュフ香る塩ラーメン #四種の魚介のつけ麺 (『 』 - 無銘) https://www.instagram.com/p/BwdOj05AwBF/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=17w6p5ar8yylb
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ronpe0524 · 3 years ago
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ワクチン接種できるようになってきたけど、な7月(2021年7月の日記)
■2021/7/1 さぁ2021年も後半戦開始な木曜日。新たな気持ちでまた頑張っていきましょう。頑張っていきたい。頑張れればいいな。午後、学校から帰宅した娘がちょっと体調悪かったのか疲れてたのか、機嫌悪くて宿題とかやらせるのに一苦労。仕事やりながらだしどっと疲れる。夜、マリオンさんらがTwitter Space上半期映画・ドラマベストをやっていたので聴く。『インベスティゲーション』をすすめてくれた人がいたのでちょっとだけ話す。U-NEXT『爆裂都市 バースト・シティ』を見る。Netflix『全裸監督』S2E7を見る。
■2021/7/2 金曜日。いやー雨だ。コンビニに行く気もなくなる。でもヨーグルト買わないといけないので傘さしてコンビニに行ってお昼もいっしょに買ってきた。帰宅してから明日のための食パンを買い忘れたことに気づきショックを受ける。夜、娘を風呂に入れてあとは寝かせるだけだ、という段階で外からドーンドーンと音が。なんと横田基地が花火をあげている。雨なのに。マンションの通路に出て、屋根のあるところから30分間の花火を娘と見た。さすがに雨で見にくかったけど、それでもさすが花火だ。娘はとてもよろこんでいた。Amazon Prime Video『トゥモロー・ウォー』を見る。Netflix『全裸監督』S2E8を見る。これで完走。メインの役者陣はみんな良かった。とくに玉山鉄二。Apple tv+『リーシーの物語』E6を見る。
■2021/7/3 土曜日。どうやら前日の夜ぐらいに腰を痛めたらしい。前の病気の影響で僕は基本的に腰に痛みがある。毎朝、鎮痛剤を飲んでるぐらいには痛いし、もう死ぬまで走ったりする運動はできないだろう。がしかし、たまにそのレベルじゃない痛さになることがる。今がそうである。こうなると朝、昼、夜と鎮痛剤を飲んでなんとか過ごせる。早く治まってくれないだろうか。朝から娘を習い事に送る。束の間に自由時間。立川の「一福」でランチ。キノシネマ立川で『ザ・ジェントルメン』を観る。娘を迎えに行って買い物して帰宅。Netflix『バクラウ 地図から消された村』を見る。シネマコレクションbyKADOKAWA『大怪獣ガメラ』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E1を見る。
■2021/7/4 日曜日。まだまだ腰は痛い。午前中だけ時間があり映画を1本観れるチャンス。シネマシティで『ゴジラVSコング』を観る。極上爆音上映。帰りに西立川のパン屋でお昼を買って帰る。ちくわパン、うまい。午後は娘の勉強を見たり遊んだり。娘が動画を見てる間は僕も映画を見たり。合間に投票に行ったり。夜はche bunbunさんらの上半期ベスト Twitter Spaceを聴く。日本未公開映画をDigってる人たちの話は映画情報としてとても面白い。Netflix『悲哀の密林』を見る。U-NEXT『真・雀鬼』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E2を見る。STARZPLAY『ブラインドスポッティング』S1E2を見る。
■2021/7/5 月曜日。まだ腰は痛い。大丈夫だろうか。仕事もなかなか忙しい。なんとかお昼休みにスーパーで買い物。WOWOWオンデマンド『ザ・ゴールドフィンチ』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E3を見る。STARZPLAY『ブラインドスポッティング』S1E3を見る。 シネマコレクション by KADOKAWA『眠狂四郎 勝負』を見る。
■2021/7/6 火曜日。基本的に毎月第一火曜はけっこうな人数に対してミーティングで話す感じになる(オンラインですが)ので緊張する。そして発表時間に対して準備がとても大変。夜、僕モテYouTubeで予告編探偵回を見る。入江監督、名優、伯周さん、編集長でわいわいやってる感じが楽しい。Amazon Prime Video『J・バルヴィン~メデジンから来た男~』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E4を見る。
■2021/7/7 水曜日。朝からU-NEXT『16ブロック』を見る。追悼リチャード・ドナー。ここにきてRIJF中止の発表。いやー発表内容を読むとこいつはつらいな。うちの弟君も1日(ナンバーガール出る予定だった日)のチケットを取ってたはず。昼ごはんは揚げ玉豆腐だ。豆腐を200グラム食べるだけでけっこうお腹いっぱいになる揚げ玉豆腐。ヘルシーで素晴らしい。週一ぐらいで食べてる。Netflix『ロキ』E5を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E5を見る。夜、映画見てる途中で寝てしまう。無念。
■2021/7/8 木曜日。お。ここ一週間かなり痛かった腰がやや良くなっている。嬉しい。午前半休を取りイオンシネマむさし村山へ。『ブラック・ウィ��ウ』鑑賞。お昼は『笑乃讃』でうどんを食べる。雨の中、自転車で急いで帰宅。午後からは仕事に戻れました。Netflix『刑事グロムvs粛正の疫病ドクター』を見る。U-NEXT『ビッグ・マグナム黒岩先生』を見る。
■2021/7/9 金曜日。うーむ急ぎの仕事が多くて忙しかった。上司と月一のミーティング。どうやら9月ぐらいから段階的に出社しての仕事に戻っていき、11月から本格的なオフィスでの仕事に戻ることになりそう。夜、予定時間より遅れに遅れたけどYouTubdeで「僕モテFRIDAY’」開始。上半期の日本映画振り返りって感じで楽しい。オンライン試写で『共謀家族』を見る。
■2021/7/10 土曜日。午前中に1本映画を観れるチャンス。立川へ。キノシネマ立川で『ライトハウス』鑑賞。村山章さんのツイートを見てパンフを買おうと思っていたらなんと完売。まじかー。お昼用にマックを買って帰宅。テキサスバーガーうまい。午後は娘の勉強とかをやらせつついろいろ映画を見たり。WOWOW録画『まともじゃないのは君も一緒』を見る。U-NEXT『大列車強盗団』を見る。Disney+『ラーヤと龍の王国』を見る。夜は僕モテ読者サミット。今回も長時間の映画の駄話。意外にも上半期で大きく見逃していたのはそんななかった感じ。『ペトルーニャに祝福を』は配信とかで見れる状態になったら見ようと思う。夜中の3時半まで参加してたけどさすがに寝なきゃいけないので離脱。また年末!
■2021/7/11 日曜日。いつも通り6時に起きれた。娘と午前中から実家へ遊びに行く。娘はちょっと早い誕生日プレゼント(ルイージのレゴ)をもらい楽しそうに遊んでいた。僕は昨夜遅かったのでさすがに眠かった。両親は2回のワクチン接種が終わりちょっと安心。弟ももうすぐ2回目とのこと。僕はいつになるのだろうか。夕飯までご馳走になり帰宅。帰りに虹が見えた。どうやらBluetoothイヤホンが壊れたようだ。スマホとペアリングしてくれない。これが思って以上に影響大。すぐにAmazonにオーダしたけど到着は火曜かな。Apple tv+『リーシーの物語』E7を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E6を見る。U-NEXT『アトラクション 制圧』を見る。この映画、劇場公開時(カリコレ)に観ているんですけどほとんど内容忘れててショック。見てればもうちょい思い出してくると思ったのに。。STARZPLAY『ブラインドスポッティング』S1E4を見る。
■2021/7/12 月曜日。あーBluetoothイヤホンがないとこうも不便なのか。なんだか朝も昼も眠い。WOWOWオンデマンド『アトラクション 侵略』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E7を見る。
■2021/7/13 火曜日。まだBluetoothが届かない。不便だ。お昼にスーパーに買い物へ。あーこの時間で本来ならば30分のラジオとか聴けたじゃないか。うちの娘、先日受けた英検準2級、面接の方も見事合格。年内の試験で合格できれば、と考えてたやつが早くも受かってしまった。これで次は2級の勉強に移行(すでにはじめている)。英検2級になるとけっこう難しくて僕はぜんぜん受かる自信ないんですけど。幼稚園の頃から毎朝やってるヒアリングの勉強、週3で通ってる英会話、週1でのオンライン授業(for英検)、さら毎日やってる英検の勉強の宿題。これだけやってると小3でもここまでできるもんなんですね。夜、娘が寝てからラロッカさんとDiggin' Netflix収録。月一のことやりとりが楽しいです。Amazon Prime Video『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』を見る。
■2021/7/14 水曜日。午前半休でTOHOシネマズ立川立飛へ。『唐人街探偵 東京MISSION』完了。休暇を使わないとシネコンですら映画を観れない。ららぽーとのフードコートでお昼(うどん)を食べてから帰宅。帰宅するとついに立川市のワクチン予約のお知らせが届いていた。すぐに予約。8月中には2回目まで接種できるな。ワクチンなくならなければ。Netflix『プライムタイム』を見る。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E8を見る。
■2021/7/15 木曜日。忙しい。仕事が忙しい。郵便局とか行かなきゃなんですけど行く余裕がない。夜、藤元監督の監督ラジオを聴く。まだまだ面白い話が出てくる。ABEMAではじまった小林勇貴監督の新作ドラマ『酒癖50』E1を見る。「俺にできることはお前もできる」という思考は大嫌いで、プライベートでも仕事でもまぁまぁ遭遇する。自分もこれが出ないように気をつける。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E9を見る。
■2021/7/16 金曜日。もう7月も折り返しか。まじか。会社のいろいろサポートしてもらっている先輩が1週間休みのためいろいろ確認したいことができずまー大変。もう無理。僕もまとまった休みが取りたいが、通院やワクチン接種後のことを考えるとあまり休暇を使えない。夜はYouTube「僕モテFRIDAY」を見る。イシヤマさんとDiggin' U-NEXTを収録。次のお題作品も勢いですぐ決めてしまった。
■2021/7/17 土曜日。朝からいろいろつらい。100がんばり続けてもその後の1で失敗したら全否定されるような状況が続いていて、さすがにすべてを放り出したくなる。放り出さないけど。午前中に1本映画観れる時間があったのでキノシネマ立川へ。『プロミシング・ヤング・ウーマン』鑑賞。午後は娘に勉強やらせたり、英語の勉強につきあったり。夜、YouTubeで「9時ゆる」を見る。週末の楽しみ。Netflix『ミッチェル家とマシンの反乱』を見る。MyFrenchFilmFestival『ミスターX レオス・カラックス』と『女の子は無料』を見る。Apple tv+『リーシーの物語』E10を見る。これで完走。うーん、まぁまぁだったかな。Apple tv+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S1E10。これは満足。S2も見ます。
■2021/7/18 日曜日。今日はけっこう時間があります。午前中から上石神井へ。東京おかっぱちゃんハウスにてPodcast「Where were we!」の公開収録。生で岡部さんとナツノカモさんがPodcast収録してるところを見る。あえて積極的に告知をしていなかった(なぜだ?)けど、コアはウィスナーさん(「Where were we!」のリスナーをこう呼ぶ)は集まっていた。まるゆさんもきてた。トークの中でも云っていたけど、おそらく観客がいなかったら話さないような話が展開されていて面白かった。またやってほしいです。お昼を食べる時間が少なかったが、まるゆさんと近くの丸亀製麺まで行ってうどんを食べる。けっこう混んでて10分ぐらい並んで、10分ぐらいで食べた。おかっぱちゃんハウスに戻りナツノカモ「カモの観察会2021夏」。贅沢な時間だ。そして午前中とのギャップよ。ナツノカモ氏が年末に開催予定、と話していたある企画がとても面白そうかつ天才的アイデアでとても楽しみ。帰宅。暑い。娘と夕飯を食べる。今日は娘の誕生日なので食後に買ってあったアイスケーキを食べる。うまい。もう9歳か。いろいろ大変だと思うけど元気に育ってほしい。夜、娘が寝てからキンザザPodcastの収録にリモート参加。『ブラック・ウィドウ』と『ロキ』についてわいわい話す。『ロキ』についてはやはりうまく言語化できない部分が多い。自分でしゃべっておいて何を云ってるのかわからなくなる。誰かに説明してほしいけど、きっちり説明できる人いるのだろうか。けっこう遅くまで話したのでちょっとメールとかして寝る。
■2021/7/19 月曜日。まだ仕事が忙しいな。カモの観察会の振り込みにも行けず。申し訳ないです。スーパーにも行く時間がないから娘が寝てから遅い時間にコンビニで買い物。Netflix『フィアー・ストリート Part 1: 1994』を見る。Apple tv+『シュミガドーン!』S1E1を見る。監督がバリー・ソネンフィルド。
■2021/7/20 火曜日。午前中、昨日行けなかった振り込みに行く。早めのお昼を山田うどんで食べる。でも今日は小学校の終業式なので娘の帰宅が早い。急いで戻る。仕事の合間で娘のお昼を準備して、仕事の合間で宿題などをやらせ、仕事の合間でおやつを準備して、オンラインミーティングをしながら英会話に送り出す。いやーきびしい。明日から娘は夏休みか。去年とかどうしてたっけかな。思い出せない。夜、娘が寝てから、けんす君&なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Video収録。終わってから近況などを話したり。あーもっと映画観たいな。STARZPLAY『ブラインドスポッティング』S1E5を見る。
■2021/7/21 水曜日。娘が今日から夏休み突入。仕事への集中力がますますなくなる。そんなの関係なくMeetingも多くて大変。合間に図書館に本を返しに行ったりもしてへとへとである。夜、U-NEXTで『聖なる犯罪者』を見る。
■2021/7/22 木曜日。おー。今日から4連休であります。まずは娘と実家へ遊びに行く。おばあちゃんに英検準2級に合格したこを報告して自慢げ。夏休みの宿題とかはやらせつつ動画とか見たいがなかなか集中できない。夕方、オンラインの英会話を娘のために繋げる。いつもは仕事中なのでチェックできていなかったけど、今日は45分ほどの授業をずっと聴いていた。本当にヒアリングに関しては僕より娘の方がはるかに上だと思う。娘は単語をまだまだ知らないけど、前後の文脈で内容を理解していってしまう。日本語の文章を聴いているのと同じ感覚なんだろう。このままうまく続けられるといいな。夕飯を食べて、寝る前には庭で花火をやって遊ぶ。夜は藤元監督の監督ラジオを聴いたりしていたら寝てしまったようだ。
■2021/7/23 金曜日。いつもよりちょっと寝坊したが午前中から娘の英語の勉強をやったり、宿題をやらせたり。Netflixで『フィアー・ストリート Part 2: 1978』を見たり。お昼は両親といっしょにスシローに行く。どんだけスシローに行くんだ。一度帰宅。娘を両親にお願いして僕は渋谷へ。���メフォで『ジャッリカットゥ 牛の怒り』鑑賞。4連休あって��観れる映画はこの1本のみ。Twitter TLでは映画の感想が続々と流れてきて正直うらやましい。僕がある程度映画館に行けるようになるには数年かかるかもしれないなぁと最近は考えている。それまで映画を好きな気持ちが続いているのか、という問題はあるけどそこはあまり心配していない。実家に戻り夕飯をご馳走になる。明日から家族で出かけるので車を借りて娘と帰宅。夜は『シュシュシュの娘』とインスタライブ、YouTube「僕モテFRIDAY」を連続で見る。久々の画伯登場、嬉しい。Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S2E1を見る。
■2021/7/24 土曜日。午前中から家族で出かける。目的地は千葉の市原。五輪期間ということで1000円高い首都高を突破しアクアラインを使って海ほたるでお昼ごはん。車線規制とか心配だったけど、ここまで一切の渋滞なしで快適だった。市原ぞうの国へ。ちょうどぞうさんのショーがはじまるタイミングで到着。動物好きの娘は大変楽しかったようだ。ショーのあとはぞうに餌やりもできる。他の動物にも餌やりができて楽しい。猫とふれあえる部屋(+300円)でのんびりしていたら居眠りしてしまった。時間がきたので宿へ。サユリワールド(市原ぞうの国と経営は同じなのだろう)という動物園併設のグラピング施設。僕らが泊まるところはツリーハウス風の部屋で、梯子のような階段をのぼらないと部屋に行けない。足の悪い人とか小さな子供はムリだろう。秘密基地のような構造に娘のテンションは上がる。夜ごはんはおなじみのBBQ。食材とかは全部用意されているので僕らは焼いて食べるだけ。各宿泊施設も離れているし、シャワールームも個別。いわゆるグランピングというやつですけど、コロナ禍のレジャーに最適。去年は横須賀のグランピングに行ったけどそちらも良かった。BBQでおなかいっぱいになり、シャワーを浴びて、英語の宿題なども終わったのでベッドでごろごろする。娘も疲れたようですぐに寝て、僕はYouTubeで「9時ゆる」を見てから寝る。春本監督のオススメ映画回で、紹介された映画をメモメモ。
■2021/7/25 日曜日。いつもと同じ時間に起���。娘とトイレに行き(ツリーハウスにはトイレがついていない)、毎朝やっている英会話の動画を見る。娘が「外でやろう」と。ツリーハウスの外にはゆらゆら揺れる椅子が2つ置かれていてので、そこにノートPCを持ってきてやってみた。なかなか楽しい。朝食はなんとサユリワールドのきりんと一緒に。キリンがいるとこのすぐ横で朝食を食べることができ、食後はキリンにおやつ(バナナとにんじん)をあげることができる。あそこまで近くできりんを見たのははじめてだったし、キリンに手をなめられたのもはじめて。貴重な経験だ。おやつを追加購入、園内の他の動物にもおやつをあげることができる。園内の柵の外にカピバラや鹿、ラクダなどが歩いている動物園なのだが、まだ開園前の時間のため、見てまわっているのはグランピングの客のみ。しかもこの園、動物の入っている柵の中にも扉を開けて入っていけてしまう。動物園の人に「お子さんにはおやつのバケツを持たせないようにしてください」と云っていた意味がすぐわかった。背の低い子供だとバケツごと奪われしまいそうである。ワオキツネザルの圧が強くて「バナナをくれー」という感じで近寄ってくる。てゆーかワオキツネザルに2回も背中に乗られた。もちろん着ていたTシャツは泥だらけ。すぐに着替えることになった。いやー楽しい経験でありました。10時にチェックアウトして、帰りはまっすぐ帰る。海ほたるに寄ったけどトイレとお土産購入のみ。そのあとは石川PAまですいすい。石川でお昼を食べて帰宅。実家に車を返しに行こうと思ったら娘も行くと云う。というわけで車を返しがてら両親にお土産を渡す。僕は1時間ほど横になって寝てしまった。夕飯前には帰宅。母が持たせてくれて炒飯を食べる。疲れたので娘と同じタイミングで寝てしまった。4連休、映画はほとんど観れなかったけど、娘は楽しめただろう。
■2021/7/26 月曜日。ちょっと疲れは残っているけどたっぷり寝たので気持ちいい。TwitterのTLをさかのぼり、杉田監督の『春原さんのうた』がマルセイユ国際映画祭のインターナショナル・コンペ部門にてグランプリを含む3冠とのこと。めでたい!ここ数日、杉田監督が更新していたTumblrの映画祭滞在記を読んでいて本当に楽しかったし、良い時間を過ごしているのだろうと思っていたけど、最高の結果までついてきてなんだかこちらまで嬉しくなってしまう。『春原さんのうた』、公開は来年だけどとても楽しみ。年内の日本の映画祭でも観れる機会などあるだろうか。仕事のメールをチェックしたが、4日休んでたわりにはあまりメールがたまっていない。ホッとする。月曜日はMeetingが多い。夜、WOWOWオンデマンドで『名もなき生涯』を見る。面白かったけど前日の疲れがまだあるのか数回寝てしまう。寝ては戻ってを繰り返して見たのですごい時間かかってしまった。ただでさえ尺が長い映画なのに。
■2021/7/27 火曜日。朝時間があったのでNetflix『フィアー・ストリート Part 3: 1666』を見る。午前中働き終わり、昼ご飯を食べてる時点で午後、娘の病院にいっしょに行く予定だと云われる。メモでは自分は行かないことになっていたのだけどそれを云ってもしょうがない急いで午後半休の準備。それほど忙しくない日で良かった。病院に行くまで1時間ほど時間ができたのでBSスカパー!で録画しておいた『LUGINSKY』を見る。今度行く予定の監督のトーク付き上映も楽しみだ。娘の病院へ行き、娘とスーパーで買い物をして帰宅。ちょっとだけ仕事のメールをチェックしたがすっごい急ぎのものはなさそうなので見なかったことにする。夜、WOWOWオンデマンドで『暗数殺人』を見る。キム・ユンソク、素晴らしいですね。録画したTVドラマとかも見たかったけど娘のベッドで横になったらそのまま寝てしまった。
■2021/7/28 水曜日。娘がいつもの時間に起きず朝から不機嫌。最近寝る時間を22時にしたのだけど、21時の方が良かったんじゃないだろうか。不機嫌でも英語やら宿題をやらせないといけない。在宅仕事をしながら。自分もオフィス勤務復帰が近づいてきているのだけど、いろいろ大丈夫だろうか。いろいろ不安である。夜は藤元監督の対談配信を見たり。U-NEXT『アンダードッグ 前編』を見たり。
■2021/7/29 木曜日。翌日に休暇をもらうこともあり凄まじく忙しい。定時でも仕事終わらず。子供の夕飯準備したりしつつまだ仕事。MCTOS『プライムタイム』回に参加。ヒラツカさんの考察にうなる。いやー参加して良かった。夜遅くにメール立ち上げてまだ仕事。在宅だとこういうのができちゃう。できてしまう。U-NEXT『ドゥーム・パトロール』S1E1を見る。
■2021/7/30 金曜日。早朝にメールを立ち上げてまだ仕事。海外から返信を待っていたやつとかあってバタバタ。でも仕事を休ませてもらって立川駅近くの病院へ。ついにワクチンの1回目を接種。ファイザー。サクッと終わった。帰りにマクドナルドでコーヒー飲みながらABEMA『酒癖50』だけ見る。帰宅。まぁ1回目は大丈夫だろうけど、副反応を心配して義母が一泊泊まりに来てくれた。娘はおばあちゃんが来て嬉しそう。そうめんをお昼に食べる。まぁ休暇なんですけど仕事のメールをいくつか返してしまう。いかんいかん。休もう。たしかに午後になるとワクチンを打った左腕が痛くなってきた。でも腕が上がらないということはない。夜、YouTubeで「僕モテFRIDAY」。伯周さんとかめりさ、毎週配信はけっこう大変だろうと思うけど正直面白い。コメント欄で読者さんけっこう集まっているのも楽しいし、画伯の話も面白い。STARZPLAY『ブラインドスポッティング』S1E6を見る。Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』S2E2を見る。
■2021/7/31 土曜日。朝一で検温したけど発熱はなし。腕が痛いだけです。娘の習い事には義母が送ってくれるとのこと。ありがたい。自宅でゆっくりできたので午前中からU-NEXT『アンダードック 後編』を見る。コンビニに行ったり、お昼ご飯食べながらゲームの「返校」をすすめたり。3章がまぁまぁ複雑だったんですけど。なんか体調はぜんぜん大丈夫なのでMOVIX昭島へ。ちょっと観るをあきらめていて『竜とそばかすの姫』を鑑賞。僕はそんなにこの映画がうまくいってるとは思わないのですが、描こうとしているもの、題材は面白い。ネット空間、とかバーチャル、ではなくてはっきりとソーシャル・メディアの長短を描いている(描こうとしている)と思う。自分のTwitter TLのことを考える。あたりまえだけど自分がフォローしている人のツイートや、RTが流れているわけですが、このひとはなんでこんなことをツイートしているのだろう、なんでこんなに攻撃的なのだろう、こんなに怒っていてそれをツイートして何になるんだろう、という人がいる。たぶんそれが「正義」のようなものだと思っているのかもしれない。そういう人を理解できないし、理解する必要もないし、そんな余裕もない、と思っていたんですけど、なんかそういうソーシャル・メディアでの顔はやはりその人の一面であり、その人のそのスタンスにはなにか事情があるんだろうな、という想像をちょっとしてみようかな、という気持ちになった。そんなことをぼんやり思いながら帰宅。帰宅してまだ時間があったから、Diggin' Amazon Prime Videoの『J・バルヴィン~メデジンから来た男~』を編集して配信する。ここで話していたこともちょっと繋がる。夜、YouTubeで「9時ゆる」を見る。藤元監督、ポレポレでの3ヵ月ロングランお疲れさまでした。次は春本監督の『由宇子の天秤』っすねー。楽しみだし応援したい。ゲーム「返校 Detention」を短期集中プレイでクリア。なるほどなるほど。映画版も楽しみです。さて夏ドラマも出揃った感があるし、この前の僕モテ読者関西サミットでchihhieさんが「日本のドラマのことはツイートとか日記に書かないんですか?」って云われたことがちょっと気になったので、今期何を見てるかぐらいをここに書いておこう。空前の面白さと本数であった春ドラマに対し、夏ドラマはまぁ落ち着いているかな、と思っていたけどそんなことはないですね。夏ドラマも面白い。まずはこの日記でも何度か書いているけどABEMAの『酒癖50』。小林勇貴監督の新作ということで見てみたけど圧倒的に面白い。容赦ない。脚本は鈴木おさむ。実はある理由で鈴木おさむは好きではないのですがちょっと見直しました。地上波では安定の『孤独のグルメ』。がっつりコロナ禍を描く方向できたのは良いと思う。『ただ離婚してないだけ』、中村ゆり好きなんですよね。1話目から安里麻里監督の演出が圧倒的。話より演出の凄さ。入江組の助監督でもおなじみの角田恭弥監督演出回もあります。『初情事まであと1時間』、これはもう監督陣。橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平ですからね。『お耳に合いましたら』、Podcast×チェンメシという題材も面白いけど、『サマーフィルムにのって』の監督・主演コンビ作品なのでもちろん見てます。『緊急取調室』は録画してるけどまだ1話も見ていないどうしよう。さらにWOWOWだと『男コピーライター、育休をとる。』、夏ドラマのヨーロッパ企画案件。山口淳太が演出、そして脚本は細川徹。あと『ひとりで飲めるもん!』、大政絢好きなんですよね。主に顔が。ドラマ前半のお仕事部分は面白くないんですけど、ドラマ後半のチェンメシひとり打上げ部分が最高なんですよね。大政絢がビール飲みながら「てんや」で天丼食べてるとこ見てるだけで最高。そう、実はこっちの方がチェンメシドラマとしては『お耳に合いましたら』より先行しているのです。こんな感じの国内ドラマを今期は見ています。あと古畑の再放送をついうっかり録画して見てしまっています。そんな感じで7月も終わり。
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taiyoutomoyamizuno · 4 years ago
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今日4/14(水)は 心と身体が喜ぶ自然派和食プレート と 自然派和麺 の2パターンオーダー可能です◎ ぜひ◎ 写真は 新じゃがハッピー豆サラダ。 豆の茹で具合が最高に美味しい食感です◎ @yoshitoki_japanese_food 本日のこころとからだがよろこぶ自然派和食プレート 選べる主菜(下記よりおひとつお選びください。) ①メヒカリ唐揚げ ②あご出汁淡口 トマトと大葉の出汁豆腐 ③鶏ムネ肉甘辛揚げ 蒸しレタス + いろいろ副菜の盛り合わせ(この中から複数はいります。) ・長芋の梅しそ和え ・長芋 ・切干五香粉黒酢和え ・金柑クローブとスパイスラム煮 ・文旦ジンと黒胡椒煮 ・茄子青一味揚げ浸し ・トマトクミンおひたし ・春大根炊いたん ・芥子菜と小松菜わかめぬた ・竹の子素揚げ(竹の子木の芽和え) ・わらび旨出汁おひたし ・新じゃがとハッピー豆サラダ ・春キャベツと新玉ねぎコールスロー + 仙寿卵だし巻き + 自家製寄せ豆腐 + 無農薬玄米と季節の豆ごはん + 天然醸造赤だし ———————————- 心と身体が喜ぶ自然派和食麺セットランチ 料理人よし時と勝川かわべ製麺の共同開発 全粒小麦六割麦そば(蕎麦粉不使用) あごと極上昆布・魚介だし汁 生姜の効いた淡口味 あたたかいかけ麺 又は つめたいざる麺でお選びください。 + 副菜四種盛り合わせ + ◎仙寿卵だし巻き + ◎自家製寄せ豆腐 + ◎無農薬玄米と茶豆ご飯 1650円(税込)             写真は実物と異なります。 (たいよう Taiyou Human Connection Natural Cafe / Shop / Space) https://www.instagram.com/p/CNoUKMbs_ac/?igshid=1pzdmtmuml5cq
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maruihmtr · 4 years ago
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伊瀬谷四季の片思い(5)
アイドルマスターSideM/伊瀬谷四季がモブ女子に片思いする話 男Pがちょこっと出てきます  なかなか呼吸が調わない。ゼェ、ハァ、と立ったまま膝に手をついていた四季は、不意に視線を感じて振り返った。 「……シキ、大丈夫?」  心配そうにそう尋ねてきたのは、隼人だ。他のメンバーも心配そうに四季を見つめている。 「ダイジョーブ、……っす……」 「いや、どこがだよ」  四季がまったく説得力のない大丈夫を口にすると、間髪入れず春名が突っ込んだ。 「調子悪そうですよ」 「何か……あった……?」  心配げな夏来の声に、四季はぐっと拳を握って体を起こした。 「……ちょっと、疲れた、っす……」 「よし、休憩しよう!」  隼人が明るく言ったことに、四季は少し救われた気持ちだった。  それから何度か曲の練習を重ねて、その日はお開きとなった。  練習に借りていたスタジオ施設を出たところで、四季はみんなと分かれて1人歩いていた。少し1人になりたかったのだ。High×Jokerから離れて少し考えたいことがあった。 「……あれ、四季?」 「……プロデューサーちゃん……」  向かいから歩いてきたスーツ姿の男性に、四季は思わず泣きついた。  プロデューサーと連れ立って、事務所ビルの最上階にあるラウンジに入る。夕暮れ時だが人影はない。アクリルガラスから差し込む夕日を受けながら、四季とプロデューサーはテーブルについた。プロデューサーがおごってくれたサイダーの缶が、テーブルの上で汗をかき始めている。  四季が今日の出来事を話すのを、プロデューサーは最後まで何も言わず聞いてくれた。うまく歌えない焦りも、夏来へのもやもやした気持ちも、全部。 「その子が夏来を好きだってのは分かったよ」  プロデューサーは無糖の缶コーヒーを手の中でもてあそびながら言った。 「それで?」 「それで、って」 「四季はどうなんだ。その子に対して、どういう気持ち?」 「オレの気持ち……」  四季は黙り込んだ。 「……わかんないっす」 「分からないことないだろ」  缶コーヒーのプルタブを引き抜く音がした。ごくごくという音が妙に響く。  四季とプロデューサーはしばし見つめ合った。お互いが、相手が自分の求める答えを握っていることを期待している顔である。ふぅ、と息を吐いたのはプロデューサーのほうだった。 「……まあ、高校生だもんな。分かんないことだらけか」 「プロデューサーちゃん……」  プロデューサーが手を伸ばして、四季の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。 「や、やめてくださいっす!」 「いやいや、かわいいなと思って」  真剣に悩んでいるところに言われたくない。ぼさぼさにされた髪をとりあえず手で整えて、四季はプロデューサーをにらみつけた。 「ゆっくり考えてみ」 「そんなこと言われても……」 「迷ったり悩んだりするのも、大事なことだぞ」  そう言って穏やかに微笑むプロデューサーは、四季があまり見たことのない表情だった。 ***  風呂上がりの四季が自分の部屋に戻ると、ベッドに放り投げていたスマホに通知ランプがついていた。メッセージアプリの通知である。委員長からのメッセージだった。 『今日は、変な話してごめんね』  変な話、と四季は考えを巡らせる。掃除の際に夏来と出くわした後、彼女が語ったことだろうか。  夏来と廊下で出くわし、彼女が夏来を好きなのだと明かしてくれた後のことだ。なぜ夏来を好きになったのか、そのきっかけを彼女は四季に話してくれた。  時間は去年の城南第一高校の文化祭に遡る。中学3年の彼女は、友達と文化祭に来場していたが、校内ではぐれてしまったのだそうだ。 「その時に、うっかり中学の生徒手帳も落としちゃったみたいで。友達とおそろいで買ったお守りが入ってたから、本当にどうしようって、探してたの」  そこに、当時の夏来が現れたのだという。夏来は彼女が困り果てている様子を見かねて落とし物を一緒に探してくれたうえ、友達と合流するまで付き合ってくれた。 「すごく優しくて、安心して……そんな先輩が、部活紹介で楽器を弾いててびっくりしちゃった」  確かに、物静かな印象の夏来が軽音楽部としてステージに上がっているのは驚きだろう。そこから彼女は夏来に興味を持ち、High×Jokerに興味を持ち、 「それで、あの日のフリーライブを見に来てたんすね」 「うん……」  ようやく納得がいった。委員長のようなおとなしそうな女子が来るなんて意外だったが、 「好きな人を、見に来てたんすねぇ……」  そういうことだったのか。  四季はそんなやりとりとともに、納得すると同時にひどく胸が苦しくなったのを思い出した。 『全然変な話じゃないっすよ!』  気にしないでの文字が入ったくまっちのスタンプを合わせて送信した。 『委員長のこと、もっと知れてうれしかったっす』 『ありがとう』  彼女の返信に、四季は目を細めた。 『ナツキっちはかっこいいっすから!』  そう、夏来がかっこいいことは、High×Jokerのメンバーである四季だってよく知っている。穏やかで口数は少ないけど、とても暖かく見守ってくれる優しい先輩だ。  一瞬、夏来と委員長が隣に並んでいるのを想像してみたが、なんとも雰囲気のなじんだ組み合わせだと感じた。 「…………」  そんなの見たくないな、と四季の心の片隅から抗議の声が聞こえた気がするが、無視した。 『伊瀬谷くんは?』  委員長からのメッセージに、四季は思わず身をすくませた。 『この間、あんなこと言ってたけど……好きな人は、いる?』 「……わっかんねえっすよ……」  それがわかっていたら、新曲の作詞だってもっと進んでいるはずだ。はてなマークを飛ばすくまっちのスタンプを送って、四季はベッドに寄りかかった。  アイドルとしてデビューして以来、四季が歌えなかったことはない。激辛カップ麺を愛好するほど喉は強いし、もともと歌うことは大好きだ。まして大好きなセンパイたちの作った曲で歌えるのだから、これ以上楽しいことはない。そう、High×Jokerの曲を歌うのは、四季にとってもっとも楽しいことだ。  一人カラオケをしにきた四季は、さっそくHigh×Jokerの曲を選んだ。いつもは後ろで鳴っている楽器の音が、今は天井付近のスピーカーから流れてくる。この間の練習が嘘だったかのようにちゃんと一曲歌いきることができて、四季はほっと胸をなでおろした。次にメンバーで練習するときには、歌えないなんてカッコ悪いところは見せられない。  次は何を歌おうかとケータイに入っている音楽プレイヤーの楽曲リストを眺めて、四季が直感で選んだのは、最近メジャーデビューした3ピースバンドの切ないラブソングだった。歌詞の主人公は、片思い中の男性。今の関係から一歩踏み出すことができないもどかしさを歌った曲で、歌いあげると気分が良い。  アウトロや間奏の間に次々と選曲していく。ひと段落したところで履歴を眺めると、ずらっとラブソングが並んでいた。 「うーん……」  四季はここまで歌った曲の歌詞を思い浮かべてみる。High×Jokerの曲としてリクエストされたのはラブソングだ。5人中5人ともが彼女のいないメンバーなうえ、実際に曲作りの中心にいる隼人と旬は浮いた話とも縁遠い。歌の世界に入りこんで気持ちよく歌えるのは切ないバラードが多いが、High×Jokerらしいラブソングは明るい曲だろう。  四季はさらに何曲か歌ってからカラオケボックスを出た。打ち合わせのために事務所に向かいながら、明るいラブソングについて考える。そもそも恋とか愛とかってなんだろう?  たとえば委員長は、「好きな人がいるとうれしくなる」と言った。その人がいるだけで元気が湧いてくる。なんだか幸せな気分になる。  四季も少し分かる感覚だ。High×Jokerといると元気が湧いてくる、315プロダクションのみんなといると楽しくて幸せで、最近は委員長とメッセージのやり取りをするのも楽しくて好きだ。  でも、それだと何も変わらないことになる。仲間への好きと恋愛の好きはそんなに変わらないものだろうか。  四季は難しいことを考えるのは苦手だ。難問を一度頭から振り払いながら事務所に着くと、ギターを弾く隼人とノートを開いた春名が打合せスペースにいた。楽曲制作の締め切り日が近づ��ているが、隼人はまだ悩んでいる様子である。 「お疲れ、シキ。作詞のいい案とか思いついた?」 「全然っす……。ハルナっちはどうっすか?」 「オレもいまいち。クラスの女子にも聞いてみたけど、結構みんな��ろいろで、まとめらんないんだよな」 「女子に聞いたんだ……」  隼人がぼそっとそう言った。 「そりゃ聞くだろ、友達だしヒントもらえないかって」 「そういう自然さがモテる秘訣なのかな~……」 「いや、モテるとかそういうんじゃないって」  春名の謙遜が謙遜に聞こえない。隼人はギターを抱きしめてため息を吐いた。 「いいなぁ……ハルナのそういうとこ、かっこいいよなぁ……」  ――そういうことか、と四季は突然理解した。  High×Jokerはかっこいい。メンバーである四季は誰よりもそれを知っている。でも。あの子には、メンバーの誰よりもカッコいいと思われたい。 「シキ?」 「どうした?」  二人の声に我に返り、四季は言った。 「……オレ、もしかして、分かったかもしれないっす」  この気持ちが、恋なのかもしれない。  四季の話を隼人と春名は真剣に聞いてくれた。そして。 「……こんな感じで、どうかな!?」  ノートには三種類の筆跡によるメモが残り、手書きの五線譜が現れる。新曲のワンフレーズが、そこに生まれていた。
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abcboiler · 4 years ago
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【黒バス】愛のある生活
2013/05/03発行オフ本web再録
【愛のある生活】
「真ちゃんさ、今週か来週、どっか空いてる日ある?」
空調の効いた部屋の中で、高尾は何のきっかけもなく、たった今、降って湧いたのだとでもいうような口調で緑間に声をかけた。部屋の外ではまだ夕方の火が残って、黒い道路とベランダをじりじりと焼いている。けれどそんな外のことなど、窓を閉じきった二人には関係の無い話であった。二人の厳正なる協議の結果決まった二十八度の人工的な空気の中で、緑間と高尾は古びた革張りのソファに腰掛けている。所々に煙草の焦げ跡が見えるこれは、宮地から受け継いだ歴史ある一品である。宮地もまた、大学の同級生から受け継いだと言っていたから、ヴィンテージと呼んで差し支えないほどの貫禄を持っていた。きっと二人の前に宮地はここに腰掛けて雑誌を読んでいたのだろうし、名前も知らない彼の同級生は野球観戦をしていたのだろうし、きっとその前の持ち主はこのソファの上で窮屈なセックスをしたに違いなかった。時間と情念が染み込んだずっしりとした色は、思いのほか部屋に馴染みやすい。高尾はその上であぐらをかいてテレビを見ていたし、緑間は足を組んで本を読んでいた。てんでバラバラの行動をしている二人は、目線も合わせずに会話している。
高尾の唐突な質問に、緑間は雑誌から顔を上げずに答えた。並んで座るソファの向こうではテレビが騒がしい音を立てている。
「丸一日か」
「んー、できれば」
そこでほんの僅か、緑間は雑誌から視線を上げると宙を見つめた。蜃気楼を見定めようとするように細めた視線の先には何も無い。頭の中のカレンダーを彼はめくる。九月の始め。大学二年生の夏休み。高校生はもう二学期が始まっているだろうが、大学生はまだ半分近く夏休みが残っている。むしろ本番はこれからだろう。しかし、世の学生は講義が無ければバイトと遊行で予定を埋め尽くしているかもしれないが、こと緑間に限ってそれはなかった。伝手で紹介してもらった家庭教師のバイトは酷く割が良かった。一時間二千円で毎回ケーキやらしるこが出るのだよ、と高尾に伝えた時の表情を、緑間は未だに忘れていない。
あれは二人で夕飯の買い出しに出かけた時のことだ。季節は秋の終わりで、冷たくなった空気に秋物のセーターは少し風通しが良すぎた。俺久しぶりに真ちゃんに殺意抱いたわ、とはその時の高尾の言である。今日の夕飯はもやしでいいかな、俺今月ピンチなんだよね、真ちゃんはお金あるかもしれないけどね、とぶつぶつ呟く姿は、緑間でなくともあまり眺めていたいものではなかった。当の本人である彼は、お前は以前にも俺を殺そうとしたことがあったのかと問おうか考えて、どのような答えが返って来たとしてもあまり歓迎できる事態ではない、と結論づけた。喉元まで出かかっていたその言葉を飲み込んだ。その程度には彼も大人になっていた。代わりに、お前とセックスする時は大体死にそうになっているんだが、と伝えれば高尾は何も無い所でつまずいた。その後しばらく無言で、高尾は肉を買い物かごに無心に放り込んでいた。その日の夕飯は牛のすき焼きだった。とてもよく覚えている。
「……真ちゃん?」
「ああ、ぼんやりしていた」
「もー。それで、どう?」
完全に思考が逸れていた緑間は、もう一度、空中に浮かぶ見えないカレンダーに視線を移す。大学に入り、友人もできた。高校ほど顕著に周囲を拒むことは無い。講義の終わりの飲み会にだって顔を出すようになった。しかし、彼は大学の友人たちと毎日繁華街に繰り出すより、二人の家で静かに本を読むことを好んだ。カレンダーはまだ空いている。
「……木曜。来週でいいなら火曜」
「あー、今度の木曜は俺がバイト入ってんだよなー、来週の火曜は空いてる」
「それなら、そこでいいんじゃないか」
「うん」
再び本に意識を戻した緑間は、高尾の「それじゃー、そこ空けておいてね」という一言に軽く頷いた。
「それで、結局なんなのだよ」
「ああ」
目線を合わせないまま、ゆっくりと会話は続く。高尾の突然な誘いは初めてのことではない。最初は理由から何から全て尋ねていた緑間も、最近では中身も聞かずに許可を出すようになった。全ては『慣れ』の一言で片付けられるのかもしれない。そしてそれは、悪いものでもなかった。二人の間を流れる時間は酷く優しかった。きっと二人は昨日もこうしていたのだろうと思わせるような速度。明日もこうしているのだろうと思わせるような空気。テレビからは、バラエティ番組特有の揃えられた笑い声が響く。
「大掃除しようと思って」
「……大掃除?」
そこでようやく緑間は、読んでいた本から意識を外した。怪訝な顔で高尾の方を見れば、視線に気がついた高尾も、テレビから緑間へと視線をスライドさせる。隣同士に座る二人の距離は近い。
「そ。去年の夏はドタバタしててやれなかったけどさ。年末に大掃除やったじゃん? あれ、夏もやっとこーかなーと」
二人がルームシェアを始めたのは、大学入学とほぼ同時期だ。緑間は危なげなく第一志望の医学部に合格を果たし、高尾も、周囲から危ぶまれつつ有名私大の経営学部に合格した。あれだけバスケしかやっていなかった癖に、と周囲からやっかみ半分賞賛半分の拍手を受けつつ、めでたく二人で現役合格を果たしたのである。
難があるとすれば、それは双方共に大学が自宅から離れていることだった。一人暮らしには躊躇う。けれど自宅から通���には厳しい、そんなもどかしい距離。特に、遅くまで授業が入るであろう緑間にとって、通学に二時間かかるという現実は歓迎できたものではなかった。
「だったら、一緒に住んじゃおうよ」
そう言いだしたのは高尾だったろうか。緑間は「馬鹿なことを言うな、許される筈がないだろう」と言ったかもしれないし、「そうだな」と答えたかもしれない。
いいや、もしかしたら緑間が「一緒に住めばいいだろう」と言ったのかもしれなかった。高尾が「それは無理なんじゃないかな」と答えたのかもしれなかったし、「真ちゃんナイスアイデア!」と叫んだのかもしれなかった。今となっては二人とも覚えていないことである。それは世間一般から見れば大事なことだったのかもしれない。しかしこうして一緒に暮らすことに慣れてしまえば、大切な思い出は存外あっさり過去になっていくものだった。一度この件で二人言い争ったこともあるが、お互いに相手が言いだしたのだと主張して譲らなかった。「どっちが先にプロポーズしたか論争みたいだよな」と、後に高尾は苦笑いしたけれど、それに関してはお互い自分からだと譲らなかったのだから、不思議なものである。
どちらが言いだしたのかはともかく、まだ学費も親に出してもらっている身の上の二人、まさか当人だけで決定できるはずもなかった。恐る恐る親に話を出してみれば、二人が驚くほどスムーズに親同士は連絡を取り、一時間ほどの世間話と五分の要件で話はあっという間にまとまった。妹を抱え、あまり余計な出費をしたくない高尾家と、財政面はともかく、お世辞にも生活力があるとは言えない息子を一人暮らしさせるのが不安な緑間家は、あっさりと大学生二人の同居を許諾したのである。高校三年間、お互いの家に入り浸り続け、親にすれば今更だったのかもしれない。両親同士が、迷惑をかけると思いますがうちの子をよろしくお願いします、と言い合うのを聞いていた二人の表情は、それはそれは微妙なものだった。何故俺がこいつによろしくしなくちゃいけないのだよ、いや迷惑かけるのは恐らく真ちゃんっしょ、という視線が二人の間で交錯していた。
「……よろしくお願いします」
「……よろしくお願いします」
ダンボールに溢れかえった二人の新居で、正座しながら向かい合って挨拶をした初めての夜を、二人ともまだ覚えている。
 一年目は慌ただしく過ぎた。正直な話、幾度か破局の危機を迎えたほどである。女の子と結婚する前に同棲しろってのはなるほど正しいと、高尾は一人、誰もいないトイレで頷いたものだった。ちなみにこの時は、トイレから出るときに便座の蓋を閉めるか閉めないかで二人が大喧嘩していた時であり、現在では蓋は必ず閉じきられている。だいたいそういったことに我慢がきかなくなるのは緑間の方で、彼の様々なジンクスに高校生活で大分慣れたと考えている高尾ですら、一緒に生活してその異常さを痛感することになったのであった。今までこれを全て実行していたのかと思えば頭が痛い。真ちゃんママとパパってさ、流石真ちゃんのお父さんとお母さんだよね。初めて緑間と喧嘩をして仲直りをした日の夜、高尾がぽろっと呟いた言葉は紛れなもなく本音である。とはいえど、緑間から言わせれば高尾の生活も酷いものであった。味噌壺に直接胡瓜を突っ込んで食べる、牛乳パックを開け口からそのまま飲む、CDの外と中身が一致していない、なんていったあれこれである。そういったこと一つ一つ、慣れない暮らしや生活習慣の違いを見つける度に二人は喧嘩をして、たまに食器が一枚割れたりした。しかし二年目ともなればお互いに慣れてくる。緑間が洗濯物を洗う曜日に敏感なことも、高尾が調味料のメーカーにこだわることも織り込み済みである。夕飯を食べるか食べないかの連絡だってスムーズになった。慣れは、決して悪いものではない。
高尾が言った大掃除とは、年末に二人で行ったものである。なるほど、確かに一年分の汚れはなかなか落ちるものではなかった。半年間隔でやってしまおうという意見は、緑間にとっても悪いものではない。
「場所は? 全部か?」
「全部! まあ普段だってちょいちょいやってるし、一日で終わるだろ」
天井払って、壁と床拭いて、窓磨いて、あと洗面所と風呂トイレに台所だろー。
指折り数える姿に、悪いものではないが、これは結構な重労働になるなと緑間は溜息をついた。背の高い緑間にとって、天井付近はあまり負担ではないが、その分床に近づくと途端に身動きが取れなくなる。自分の体が、邪魔なのである。せめてその日が晴れるように祈るしかない。雨の日に水拭きなどしたら間違いなくカビが発生して、本末転倒になるだろう。
二人の協議の結果決まった二八度の冷房。高尾が選んだ柔らかいらくだ色のローテーブル。二人が好きなつまみ。緑間は、細かい朝顔の透かし彫りが入った切子ガラスのコップに手を伸ばす。氷を入れたグラスと緑茶は、見た目からして涼やかだ。冷房の下、僅かに汗をかいている表面をなでて、彼はそのまま一息に飲み干した。頭の中のカレンダーに、大きく赤い文字で、大掃除と刻み付ける。
「ところで高尾、テレビは消していいのか」
「えっ!? あ、ダメダメ。宮地さんが推してるチーム歌うから。真ちゃんもしっかり見ろよ?」
「は?」
「え、だって十月に大坪さんと木村さんも一緒に飲みあんじゃん。絶対にカラオケ行って歌うから、合いの手とコール覚えなきゃだろ?」
「断わる! お前だけやればいいだろう!」
「真ちゃんも一緒にやるから面白いんだろ!」
ほらほら、これCM明けに歌うから!
逃げだそうとする緑間を押さえつけて高尾はテレビの音量を上げた。暴れだす体の向こうで、同じ顔をしたアイドルたちが笑顔を振りまく。半年前に出た新曲と同じようなメロディと同じようなキャッチーさで、彼女たちはテレビの向こうから愛を届けている。日本中の可愛い恋人たちのために。
二人、相手を黙らせるために仕掛けたキスに夢中になって、結局ろくに歌を聴くことはできなかったのだけれど。
     ***
 よっしゃ、良い天気だ。
前日に二人で作ったてるてる坊主が効いたのかどうかは判らないけれど、檸檬色のカーテンをひけば高い青空が見えた。白いちぎれ雲が自信ありげに浮かんでいる。ホンの少し涼しくなった空気はまだ残暑模様。朝でも肌には汗が浮かぶ。午後からはきっと焼け付くような暑さが来るだろう。おり良く強い風が吹く。洗濯物がよく乾きそうだった。絶好の掃除びよりだと高尾は笑う。お前はそんなに掃除が好きなら、普段からもっと部屋を片付けろと緑間は溜息をつく。そう言う緑間が、いつもより十五分早起きしていることを高尾は知っている。
「じゃ、まずは上からな」
「壁か」
「んー、天井ざっとはたいてから壁かな」
汚れても良い格好ということで、二人とも服装はラフである。高尾は少しくたびれたTシャツに、これまた古びたジーンズ。緑間も洗いざらしのシャツとクロップドパンツだ。二人とも素足だが、ここでも去年の夏、スリッパ派と素足派による二日間の戦争があったことを知るのは、この二人だけである。ちなみにこれは開戦から二日目の夜、素足派による「だって夏のフローリング気持ちいいじゃん!」という叫びを否定しきれなかったスリッパ派の譲歩によって幕を閉じた。一週間に一度のクイックルワイパーを条件にして。それももう、一年前の話である。
ハタキと、堅く絞った雑巾を手渡され、緑間は黙々と天井の埃を落とし始めた。丁寧にやるような箇所でもないので、四角い部屋を丸く掃くような雑さで終える。そもそも、椅子に乗らなくとも天井に手が届く緑間にとっては簡単な作業である。洗剤やらスポンジやらを出して準備している高尾を尻目に壁にとりかかった。手渡された雑巾で、力をこめずに、壁紙の目に沿って拭いていく。ポートレイトや写真が貼られているのを丁寧に外してみれば、うっすらと壁に日焼けの跡が見えた。僅かに色の変わった境界線を、感慨深く緑間は撫でる。ついでとばかりに、飾ってあった額も拭いてしまう。それにしてもなんだか見慣れた雑巾だと思えば、それは高尾が寝間着代わりに使っていた白いTシャツだった。それがざっくばらんに切り刻まれ、雑巾として再利用されていることを見て取って、緑間はまたひとつ溜息をついた。いつの間にこんな主婦臭い技を身につけていたのか。
そもそも壁を拭くことすら緑間は知らなかった。しかし考えてみれば壁も汚れるものである。年末に帰省した際に母に聞いてみれば、毎年拭いていたとのことで、それまで母の仕事に全く気がついていなかった緑間は少し自らを恥じた。言われれば手伝ったのにと暗に言えば、あなたにはもっとやって欲しいことがあったから、と少し老いた母は笑った。高尾に、何故お前は知っているのだと聞けば、俺ん家は妹ちゃんも俺も総出で掃除させられたから、とあっけらかんとした答えが返ってきて、彼は黙り込むしかなかった。
その高尾は先に窓を始めている。バスケをやめた今となっても、自分にあまり水回りの仕事をさせようとしない高尾のことを緑間は知っている。基本的に自分の物は自分で片付けることが二人の間のルールだが、食後の皿は緑間がやろうとしても高尾が全て洗っていた。高尾が手際よく洗っていく皿を、緑間は隣で黙々と、白い木綿の布巾で拭いていく。会話は、あったりなかったりである。さすがに大掃除となって、濡れた雑巾に触れないわけにも行かないが、洗剤を使うような場所は頑なに自分でやろうとする高尾を、今更とがめはしなかった。その小さなこだわりは、きっとこれからも続いていくのだろうと緑間は知っていた。いつか高尾が緑間の左手を大事にしなくなった時、二人の関係は終わるのかもしれないなとぼんやり緑間は思っている。それが、本当の終わりなのか、それとも次の場所へと進むのか、そこのところはまだわかっていないし、わからなくて良いと思っている。結局、今のこの場所が居心地良いと思っているのは、双方同じなのである。だからこそ、こうやって二人で手入れをするのだから。
二人暮らしの狭い家とはいえど、壁一面となればそれなりに重労働である。意識をそっと白い壁に移して、彼は壁紙をなぞる。固く固く絞られた雑巾が、ホンの少し黒ずんでいく。その分また壁は白くなる。世の中はうまい具合にできている、と緑間は思う。
 緑間が壁を拭き終わり、高尾の様子を窺えば、彼は丁度全ての窓を磨き上げたところだったらしく、休憩にしようか、と笑った。曇り一つ無く、洗剤の跡すら見えない窓ガラスと積み上げられた雑巾に、こいつも大概完璧主義である、と緑間は思う。太陽は既に頂点、二人が掃除を開始してから二時間が経過、時計は十二を僅かに過ぎていた。朝の想像通り、日差しはますます勢いに乗って世界をじりじりと溶かす。無論掃除している最中にクーラーはつけていないので、二人とも背中には汗の痕が滲んでいた。風呂入る? という高尾の一言に緑間は首を振る。どうせこれからもっと熱くなるに決まっているし、目的はまだ半分しか達成されていなかった。
その様子に高尾は軽く頷いて、額に滲んだ汗を首から下げたタオルで拭う。窓の裏側を掃除するために外に出ていた高尾の方が体感はより暑かったのだろう、顔は少し赤くなっていた。素麺で良いよね、という言葉に緑間は頷いて、そのままぐるりと首を回した。パキ、と空気が割れるような音がする。あー、お湯沸かすのあっつい! という高尾の叫びを無視して、緑間はテーブルの準備を進めていた。どうせ手伝うこともないので、黙々と皿を並べる。濃緑の箸は緑間、橙は高尾。今は良いだろう、と緑間はクーラーのスイッチも入れた。お世辞にも新しいとは言えないそれは、大きく低い振動音と共にゆっくりゆっくり動き出す。ゴオ、オという音をたてて冷たい空気を排出するそれが効き始めるまでに、もう少し時間がかかるだろう。それまではこの部屋はただのサウナだった。気分だけでも涼しく、とグラスに氷を入れて緑茶を注げば、案外喉が渇いていたことに気がつく。
「きゅうり入れるー?」
「入れる」
台所の方から飛んできた声に、緑間は髪間入れずに答えた。夏の胡瓜は、夕立をナイフで切ったような食感がするから好きだと彼は思う。
「卵は?」
「細切り塩で」
「なんだよこまけえな」
文句を言いながらも、高尾は注文通りに手際よく仕上げていく。サラダ油がたっぷりと敷かれたフライパンの隣で、ボウルめがけて白い卵の殻がパカリと割れる。出てきた黄身をダンスでもするようなこ気味良さでかき混ぜて塩をふれば、その頃にはフライパンはすっかり温まって湯気を立てている。卵を流し込めば薄く広がって、柔らかいそれを一気にまな板の上に放り投げた。食べ物で遊ぶなと緑間が苦言を呈したことは数知れないのだが、最後に放り投げる癖は未だに抜けないままである。余熱で固まるそれを手際よく畳んで細く切りながら、なんか残り物あったっけ、と高尾は呟いた。緑間が冷蔵庫を開ければ昨晩の煮物が出てきたので、彼はそれを小鉢に盛る。タッパーから直接食べてしまえばいいだろうと言う高尾と、残飯を食べているようだと許せなかった緑間の、そんな戦争の結果はここにもある。
「おい、高尾、吹きこぼれそうだぞ」
「うっわ。やべ、あぶな」
透明な素麺は、川のようだから好きだと、昔高尾は笑って言った。
「いただきます」
「いただきます」
両手をあわせて自分の器にきゅうりと卵を投入しながら緑間は尋ねる。
「このあとは」
同じくきゅうりと卵を投入して、ごっそりと素麺を器に入れながら高尾は首を傾げた。麺つゆが器から溢れそうになるぎりぎりのところまで素麺が入り込んでいて、よくもまあそんな絶妙な量を取るものだと、緑間はいっそ驚嘆の目でそれを見つめる。彼の器には二口ほどで食べきってしまえる程度しか麺は入っていない。
「んーあとは床と水回りだな。台所洗面所風呂トイレ。あとリビング片づける」
「なるほど」
ネギは無いのか、という緑間の台詞に切らしてる、と口の中に詰め込みながら高尾は答えた。キムチならあるけど、という言葉に首を振る。生姜はするの面倒くさいから却下ね、と尋ねる前に答えられて緑間はいささか不機嫌そうに麺をすすった。
「台所は絶対に俺だとして、他の水回り、いやでも真ちゃんにできると思えねえ」
「失礼な」
「いや、そーは言うけど、排水口に詰まった髪の毛ヘドロって結構えぐいぞ」
「う」
緑間がそこの掃除を担当したことは今までに一度も無い。水回りだからである。しかし初めてパイプがつまりかけて、すわ水道トラブル五千円か、と慌てて掃除をした時の憔悴を高尾は覚えている。髪の毛だって人体の一部だということを何故忘れていたのだろう。生物の一部が、ずっと水にさらされていればどうなるかは明白だった。すなわち、腐る。その時の異臭とあまりにもグロテスクな見た目を思い出して、高尾は慌てて首を振った。間違っても食事中に思い出したい光景ではない。あれ以来、髪の毛はなるべく排水口に流さない、紙にくるんでゴミ箱に! と叫び続けていたが、そうはいっても限界はある。こまめに掃除をするようにはしていても、夏場の腐食の早さを冷蔵庫を預かる高尾は知っていた。そして、どう考えても潔癖症のきらいがある緑間に向いている仕事では無いということも。
「水回り全般俺がやるから、真ちゃん床お願いね」
「……分かった」
高尾の悲壮感の漂う決意を受け取ったのか緑間は神妙に頷いた。別に死地に赴くわけでもなし、高尾は笑って緑間の状況を告げる。
「しゃがむのきついだろうけどファイト」
身長百九十五にとっては、床に這うのも重労働である。広くないとは言えど、終わる頃には腰が悲鳴を上げることは歴然としていた。
「……代わらないか」
「ヘドロ」
「……」
緑間は黙って素麺をすすった。やっぱネギ欲しいな、と高尾は笑った。
 「���尾」
磨き上げられた窓の向こうから夕日が差し込むのを見て、緑間は風呂場にいる高尾に向かって少し大きめの声をかけた。実際、やってしまえば床は案外すぐに終わり、高尾が悪戦苦闘している様子を見てとった緑間は一人だけ休憩するのもなんとなく心地悪く、結果リビング全体の掃除を始めていた。小物に少し溜まった埃だとか、装飾棚の隙間まで、一度始めてしまえば徹底的にやり切るまで集中する緑間は、目を刺す橙の光にふと気がつくまで、黙々と掃除を続けていたのである。
「ん、真ちゃん終わった? 俺も終わりかな~」
風呂場でシャツとズボンの裾を捲りながらカビと戦っていた高尾は、最後に洗剤をシャワーで流して伸びをする。腰からも肩からも不穏な音を感じて高尾は苦笑した。風呂に充満する洗剤の臭いに、少し頭が痛くなっている。換気扇を回して浴室から足取り軽く飛び出した。
「お、スゲー。リビング超きれいになってる」
「当然だろう」
床だけをやっている割には時間がかかっているなと薄々感づいていた高尾だったが、新居さながらに整えられたリビングと少し誇らしげな緑間の表情に、全てを悟って彼は笑った。完璧主義はどっちだよ、と告げれば軽く肩をすくめられる。
「やっぱ整理整頓は得意だよな真ちゃん。あんだけのラッキーアイテム把握してただけあるわ」
「だが、これが」
入らないのだよ。そう続けた緑間の視線の先には積み上げられた本と雑誌。幾枚かのCD。二人ともに気になっていたから、自分の部屋には持ち帰らずに置き放していた書籍の類である。月バスの五月号を買ったのは高尾だし、六月号を買ったのは緑間だ。緑間が気まぐれに買ったミステリの新刊を、高尾が気に入ってシリーズで揃えてしまった事もあった。高尾がおすすめだと無理矢理押し付けたバンドの新作のアルバムを何故か緑間が買ってきた。そういった、二人の間で分かちがたかったあれそれがリビングテーブルの上に広げられている。どちらが買ってきたのかももう覚えていない物もちらほらと見受けられた。これも一種の慣れなのかもしれないと、高尾は思う。放っておくには量が多すぎたし、どちらかの部屋に持ち込むにはあまりにも二人の間で共有されすぎていた。
「んー」
彼がちらりと壁に目をやれば時刻は四時。陽は頂点を過ぎてなお盛んである。むしろ暑さはこれからが本番だとでも言いたげな表情で、町は赤く燃え盛っていた。朝から掃除をしていたことを思えば結構な時間だが、一日を締めくくるにはいささか早い。まだ太陽は今日を終���らせるつもりがなさそうである。そう結論づけて、高尾は一仕事終えたと言いたげな緑間を振り返る。その表情を見て緑間は顔を引きつらせた。ろくなものではない。
「買いに行こっか」
「は?」
「本棚」
ホームセンター近えし。
その高尾の言葉に自らの予想が完璧に当たったことを理解して、緑間は一つ大きな溜息をついた。
そう、二人がこの街に居を構えることに決めた、大きな理由の一つがそれだった。本屋やコンビニを併設した大型のホームセンターが徒歩圏内なのである。トイレットペーパーから墓石まで揃うと謳うその店は流石の品揃えで、信じられないことに深夜二時まで営業している。男二人暮らし、計画的な買い物が得意ではない以上、いざという時に頼れる存在は大きかった。それは例えば、夜中にいきなり花火をしたくなった時なんかに。
「…支度をする」
置くのここでいい? と窓枠の下を指した高尾は、どこに持っていたのかいつ取り出したのか、メジャーを使って寸法を測り始めている。奥行ありすぎると通る時にぶつかっちゃうかな、でもあったほうが上に物とか置けて便利かな、そう目を輝かせる高尾はもう緑間のことを見ていない。これはもう止まらないな、と、この一年で学習した緑間は着替えるため、一人先に部屋に戻ろうとした。
「え、いーじゃんもうこのままで」
「外にでる格好ではないのだよ!」
見ていなかったはずの高尾に腕を掴まれて緑間は怒鳴る。その視野の広さを無駄に活用するくらいなら、素麺の噴きこぼれを防げと緑間は言いたい。そんな怒気に気がついているのかいないのか、メジャーをポケットにしまいながら高尾は笑う。
「今日組立までやるとしたらまた汚れるから着替え直しだし、めんどいだろ」
「そういう問題じゃ」
繰り返すが、今日は掃除で汚れると思っていたから、緑間も手持ちの服の中で最も汚れていいものを着ているのである。それに汗もかいている。近所のコンビニ行くのにラルフローレン着る必要なんてないだろ、と高尾は笑うが、コンビニじゃあないしラフにも限度があるし、これはマナーの問題だと緑間は思う。大丈夫真ちゃん別にくさくねえって、との言葉に彼は本気で頭を叩いた。
「ほれ、はやく」
涙目の高尾に引きずられて、結局、そのままの格好で、鍵と財布だけをポケットに突っ込んで二人は出発した。外に出た途端に額に滲む汗に、緑間も降参の溜息をつく。仕方がない。ここまできたら、とっとと買い物を済ませて綺麗になった家に帰ろう。足下のサンダルは安っぽい音を立てて道を進んだ。
 「ぜってえこっちの方がいいって」
「そんな下品な色がか? こちらの方が落ち着いていて良いだろう」
「そんなじじいっぽいのやだよ俺!」
とっとと買い物を済ませようという当初の思惑などすっかり忘れ、緑間は高尾と二人、本棚のコーナーでにらみ合っていた。ただでさえ目立つ二人組は完全に周囲の視線を集めている。案内している販売員も、最初は少し驚いたようだったが今は完全に笑いをこらえた顔で二人のやりとりを眺めていた。
「この人だってこっちのほうが今はやりだっつってたじゃん!」
「はやりの物は飽きるのも早いのだよ。こちらのほうが容量も大きく沢山入るとあの方も説明していただろう」
「いいや、いっぱい入ったって好きじゃなかったらしょうがないね。見るだけで嫌になるようなものに物を入れたいなんて思わないじゃん」
「ふん、入りきらなければ元も子もないだろう。それに」
「それに?」
「大きいほうが良いに決まっているのだよ」
「真ちゃんここでもそのよく判らない大きいもの志向持ち出すのやめようぜ!」
話し合いは完全に平行線である。こちらの商品はいかがですか、と指し示されたものを見た二人は、数秒間それを見つめ、「財政的にちょっと」と同じタイミングで声を発した。
「待って真ちゃん、一回冷静になろう」
「良いだろう」
「まず容量だ」
ああでもないこうでもないと言い争えど結論が出ないので、ついに高尾は最終手段に出ることにした。申し訳なさそうに販売員に紙とペンは無いか尋ねる。快く差し出されたそれに、高尾は雑に「デザイン」「色」と書き込むと、他に何かある? と緑間に尋ねた。特になかったらしい緑間は首を振って黙って見ている。それに頷いて、高尾は二本の線を伸ばし、間に横線をランダムに引いていった。二人がどうしても戦争を終結させられなかった時、諦めの平和条約の作り方をこの一年間で彼らは生み出していた。
「真ちゃん、右と左どっち」
古式ゆかしいあみだくじだった。
一時間後、高尾の選んだ色と緑間の好みの型をしたブックシェルフは無事にレジを通り抜けた。販売員に頭を下げて、二人は板を小脇に抱え込む。あみだくじはぐしゃぐしゃに丸められて高尾のジーンズのポケットにつっこまれていた。後で洗濯をする時に出し忘れて洗濯物を汚すパターンなのだが、今の彼はそんなことには気がつかない。二人、何かをやり遂げたような顔で家路を行く。配送業者も組み立て業者も近くで待機していたが、これくらいならば自分達でやると丁重に断わった。自転車で来れば良かったかな、とぼやく高尾に、逆に載せられないだろう、と緑間も淡々と返す。背中に夕日を背負って、二人の前には長く長く影が伸びている。やべえ俺モデルみたいに脚長い、お前はもう脚長おじさんって感じ。そう言って高尾が笑いながら取ったポーズがあまりにも滑稽で緑間は笑う。どうやら笑わせようと思って取ったポーズでもなかったらしく、高尾は一瞬複雑そうな顔をしたが、どうやら調子に乗ったようで、その後も家にたどり着くまでことあるごとに奇妙なポーズで緑間を笑わせにかかった。調子に乗りすぎて板を落としそうになったところまでご愛嬌である。とはいえどなかなかの重労働で汗をしこたまかく羽目になったので、あの服装で正解だったのかもしれないと緑間は頭の片隅で思った。そんなこと、口に出しはしないけれど。
 会議という名の喧嘩時間に反比例するように、案外あっさりと組み立て終わった白いそれは二人の腰よりも低く、窓枠の下にぴたりと収まって、雑多に積み上げられていた本も雑誌もCDも、全て収めて夏の光をはじいていた。これに合わせて変えようと、高尾が一緒に買った白いカーテンがはためいている。磨き上げられた窓、滑らかな床、白い壁は夕日で赤い。本棚もカーテンも、夕焼けと同じ色で呼吸をしている。暑さも和らいできた。午後七時。夕日は地平に差し掛かり、町陵を金で縁取っている。昼間、高尾がいつの間にか干していたシーツが、朱金の鼓動を飲み込んで乾く。一日が、終わろうとしている。
「よっしゃ、これで終わり!」
「雑巾はもう捨てて良いか」
「おう!」
あー、一仕事終わったし、ビール飲もう! 枝豆冷やして! あとはなんだ、漬け物と、キムチで鶏のささみ和えて、いや、手羽先の方が良いかな。夏はうまい!
次々と夜の献立を並べる高尾に、緑間は僅かに頬を緩めた。腹が減っているのはお互い様である。何せ今日は、とてもよく働いたので。はじめは全くと言っていいほど合わなかった食の好みも段々と近づいて、今ではお互いの好物を好きだと言えるようになっている。
ねえ真ちゃん、今度おっきいソファ買いに行こうよ。今のも良いけどさ、もっとスプリング効いたヤツ。並んでテレビ見てさ、そんでそのまま…。
不真面目な頭を思い切りはたいて、歴史あるソファに緑間は腰をおろした。高尾が座れないように、真ん中に。空中にある明日のカレンダーの予定を見つめて、彼は午前中の用事に大きくバツをつけた。文句を言う高尾の口を塞ぐ。洗いたてのシーツで惰眠をむさぼるのも悪くないだろうと思って。
開け放した窓から夜風。彼らの城は今日も明るい。
Love is life.
        【愛こそすべて!?】
  まさか真ちゃんがあそこまであのソファに愛着を持っているとは思わなかった。その点は俺の見込みが甘かったとしか言えない。そりゃ、俺だってあれのことは気に入ってるさ。大分古びてるとはいえども、それがまた洒落てる感じ出してるし。座り心地だって悪くない。いや、悪くなかったんだ。でもさ、スプリング壊れちゃったんだから仕方ないじゃん。布を突き破って出てきたバネは鈍い黄金色をしていて、王様みたいな貫禄があってやけに格好良かった。それが真ちゃんとのセックスの最中じゃなければね。あの男三人が座ったらぎゅうぎゅうになる場所でどうやんのって話だけど、まあ窮屈には窮屈なりの楽しみ方があるってことでここはひとつ。
さて、俺たちはしばらく顔を見合わせたあと、まあお互いのケツにそれが刺さらなくて良かったじゃないかっていう結論に達した。その後ベッドに移動してどんくらい何をどうやったかっていうのは、俺だけの秘密にさせてくれ。
んで、後日修理してもらおうと、見積の業者さんを呼んだ俺たちは、提示された金額に頭を抱える羽目になった。流石王様。流石ヴィンテージ。俺たちは知らなかったが、このソファに使用されていた革は本革の相当質の良いものだったらしく、 これを貼り直すとなると普通に新品を買ったほうが良いというような、そんな値段になってしまうのである。古い物ほど、整備には金がかかるってことらしい。人間もそうかもね。
「あっちゃー、これはしょうがねえな……買いなおすか」
「……」
「やっぱ無いと不便だもんな。真ちゃんいつ空いてる? 別に丸一日じゃなくてもいいけど。買いに行こう。粗大ゴミって確かシールとか貼って業者さん呼ばなきゃいけないんだっけ……」
「…………」
「��ちゃん?」
「捨てないのだよ」
「は?」
「捨てない」
パードゥン? って感じだった。っていうかパードゥン? って言っちゃった。そしたら、捨てないのだよ、ってもっかい強く言われて、マジか、ってなった。その時は、俺は真ちゃんの、いつもの、まあかわいい我が儘だと思ってたんだけど、思ってたから、割と軽い調子で説得を始めちゃったんだけど、どうやらそれがより気に食わなかったらしく、結局その日の夕飯は無言でお互いにカップラーメンをすすった。そりゃ、俺だって愛着がないとは言わないけど、流石にあの値段は学生には無理だ。そんなの真ちゃんだってわかってるはずである。なんでそんなにこだわんの? って聞いたら、視線をそらされながら「バネが飛び出たソファがラッキーアイテムになるかもしれないだろう」って言われた。もしもそんなことになったらいよいよおは朝は専属の占い師を変えるべきだと思う。
とりあえず翌日、前の持ち主である宮地さんに電話してみた。もらったんですけど壊れちゃいましたすんませんっつったら、お前らにやったモンだから別に構わねえよ、とだるそうに返された。そもそもあれ古かったしな。しかし何して壊れたんだ? そんな風に聞かれて、いや、ちょっとはしゃぎすぎて、としか返せなかった俺は多分悪くない。
まあそんな感じで、俺は捨てて新しいのを買いたいんだけども、真ちゃんは全然そんなつもりがないらしく、バネはいつまでも飛び出したままだった。最初は王様のように見えたそいつもずっと見てると腹立たしくなってくる。案外間抜けな感じじゃないか。何年の歴史があるんだか知らないが、お前の時代はもう終わったんだ。
っていうか普通に危ない。怪我をしたらいけないからと説得したら、真ちゃんはしばらく考えたあげく、部屋からぬいぐるみを一つ持ってきてぶっさそうとしたので慌てて止めた。なんで目の前でいきなりスプラッタを見なくちゃいけないんだ。お前の男らしさはそんなところで発揮されるべきじゃないだろう。っていうか、そもそもお前はそういう物を大事にする奴だと思ってたんだけど。一通り止めた後、不審そうな顔で、「お前は何を言ってる。これはパペット人形だ」って、最初から手を通すために空いてる穴を見せられて思わず脱力。そんな訳であのソフアには蛙がど真ん中に堂々と立っている。バネは見えなくなったが、今度はこいつがウザイ。心底腹が立つ。っていうかこの蛙の居場所のためだけに、俺たちの生活スペースが侵食されてるんですけど! 真ちゃん!
「これは」
俺とお前が、初めて、一緒に選んだものだろう。
そうですね。
 「は? それで結局お前らそれどうしたわけ?」
「いや、やっぱ普通に不便だし無理なんで、新しいの買いました」
「そりゃそうだよな」
「んで、あのソファは真ちゃんの部屋に運び込まれて、今大量のラッキーアイテムのぬいぐるみが置かれています」
「あっそ」
久しぶりに宮地さんと差しで飲んでいる時に、ふとその話題になった。いや、俺が、ソファに座ってこの前真ちゃんとテレビ見てたら、って言ったんだっけ。結構酔いが回ってるらしい。覚えてない。
「つか、お前らが一緒に選んだってなに。あれ、俺がゆずったやつだけど」
「いや、実は真ちゃん、あれ宮地さんの部屋にある時から気に入ってたみたいで、俺も結構欲しかったんで、宮地さん家に行った時にそれとなくねだろうって事前に打ち合わせしてて……あたっ」
笑顔の宮地さんに叩かれたが、まあこれは仕方がない。引越し祝いに下さいとねだったら案外あっさりくれたんだし、そんなに怒らないでくださいよ。愛する後輩の、かわいいおねだりじゃないですか。やっぱり世界は愛が回してるんですよ。あのソファは、俺と真ちゃんと、あと多分宮地さんとか、宮地さんの前に使ってた人とか、それより前に使った人とか、その前の人とか、その前の前の人とか、作った人とかの愛がこもってるんですよ。だからやっぱり、捨てれなかったんですよ。そういうことなんですよ。決して、真ちゃんの我が儘に付き合った訳じゃないんです。
「嘘つけ」
そうっすね。嘘ですでも嘘じゃないんですよ。だってこれも俺の愛の形で、あれも真ちゃんの愛の形。世界は愛でできてるんです。愛こそ全て! 飲みましょう!
Love is life, Love is all.
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