#午前中は米もパンも食べる
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2024年2月24日(土)
三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今朝も無事にやって来た。平飼い有精卵(60個)・畑無農薬野菜(白菜・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・サツマイモ・レモン)・地鶏2羽・手打十割蕎麦・手作りパン、今回はお米をお休みしたので替わりに梅干しが入っていた。今夜は白菜をフィーチャーしたお鍋を頂こう、奥川さん、いつもありがとうございます。
5時45分起床。
朝食は奥川ファームのパン。
洗濯。
第4土曜日は<使用済み天ぷら油回収>、7時30分に幟とタンクをセットする。10時に業者が回収、今日は1Lだけだった。
奥川ファームから定期便到着、ざっと数日間の食事メニューを考える。今月分を振り込む。
ツレアイは<ひとまち交流館京都>での講演会に出向く。
ごぼう茶煮る。
半熟酢卵仕込む。
麺つゆつくる。
コレモで買物、うどん*4。
<イオシス>で中古のアンドロイド(Google Pixel5a 5G G4S1M 128GB Mostly Black)を発注、学生の大半はiPhoneだが、少数とは言えアンドロイド使用者への対応には自分も慣れておくことが必要だから。
ランチ、息子たちは半熟酢卵と甘ぎつね、私たちは半熟酢卵と天ぷら、ダブルトッピングで安いうどんをリッチに頂く。
軽く午睡。
このところ、<TRAVELLER'S NOTEBOOK>の使い方をあれこれ調べている。本家のサイトを見るとコラボ商品が一杯あって、この10分間のお香は面白そう、来月の東京行の前に仕入れておこう。
コレモへ買物、つみれ・春菊。
早めの夕飯準備。
夕飯は寄せ鍋、豚肉・イワシつみれ・丸天・焼き豆腐・葛切り・ソーセージ・白菜・春菊・シメジ、スープをとってすりゴマを薬味に頂く。仕上げにうどんを食べたいが、ぐっと我慢。
録画番組視聴。
<落語研究会>から、「うどん屋」柳亭市馬。
刑事コロンボから、
第67話「復讐を抱いて眠れ」/ Ashes to Ashesシーズン 1, エピソード 67 葬儀社を経営するエリック・プリンスは、元愛人で芸能レポーターのヴェリティから「あなたを破滅させるネタをつかんだ」と告げられる。彼女は前に、プリンスが大女優の遺体からダイヤのネックレスを盗み、現在の事業を確立させたことを調べ上げていたのだ。
片付け、入浴、体重は500g増。
パジャマに着替えて、日誌書く。
ウォーキングのタイミングを逸して歩数足りず、水分は1,240ml。
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三輪秀次の小説(二次創作)
【3】
三 六月 奈良坂透
「結局、エントリーしなかったじゃん、ランク戦」
「スナイパーが見つからなかったからな」
「遠距離かあ」
出水は箸を動かす手をとめて、うーんと首をひねった。三輪隊はいまだ結成されていない。
昼休みの学校である。米屋、出水と共に机を囲んでいる。米屋はもちろんのこと、出水とも弁当を食べる機会も出来て、三輪はうれしい。射手の天才も話してみれば普通の高校生だ。人間とは奥深い。
「スナイパーがブームだから探せば見つかるんじゃねえの?」
隊を解散した直後から、東はスナイパーの育成に力を入れている。『最初の狙撃手』である彼の指導が直接受けられるとあって、狙撃手訓練室は希望者が殺到している。
確かにそうなのだが。
「と、思うじゃん?」
米屋がパックの野菜ジュースを指揮棒のように振ってみせた。
「何か問題があるのかよ」
どや顔で、あるんだなと返す。
「もったいぶるなって」
「ウケるんだって。前の隊で一緒だった狙撃手の腕がすごすぎて秀次の狙撃手に求めるレベルがおかしい件。」
「は?」
出水はしばし沈黙した。
「あーあーあー、それ?」
「それ」
「それかあ。ないわ、それはないわぁ」
三輪は黙って、あんパンを食べるしかない。
既に暦も来週には七月である。
先だって、二宮隊、加古隊両隊とも晴れてランク戦デビューを果たした。両隊とも現在、いい成績も残している。
今回、三輪は参加を見送った。ふた��でやろうぜと言う米屋に悪かったが、三輪は諾としなかった。二人で戦って勝つ道筋はやはり難しいと判断したからだ。部隊結成の申請もまだである。
狙撃手に求めるレベルがおかしい件。であるが、それほどおかしいレベルを求めているとは三輪自身は思っていない。実戦で使えるレベルと考えると、最近入隊したばかりの新人では難しい。育てていく余裕は今の三輪にはない。実力をそろえておきたい。同じく狙撃手をチームに入れた二宮にも相談したら同意見だったが、二人とも感覚がおかしくなってるのだと言うのが、米屋の主張である。
そんな話をした午後、三輪は米屋と本部にいた。五月からこちら、なるべく米屋と一緒に防衛任務にあたるようにしているが、近くで戦うほどに米屋の底知れなさを感じている。強いだけではない。彼は優れた戦術家だった。判断が早く的確で、しかも独断専行しない、必ず周りの状況に気を配る。連携がしやすいのだ。チーム戦にとって、この連携が重要だと三輪は考えている。エースはいらないというのが、三輪の結論だった。
任務を終えてさらに、米屋はブースに行くという。個人戦の約束があるらしい。 三輪は米屋の個人戦を見学するか、ロビーで月見を待つかを迷っていたときであった。
彼独特の軽い口調が三輪の名を呼んだ。
「よお、秀次」
「……」
三輪はただ、沈黙で答えた。
食う?と差し出された菓子袋は無視した。油菓子は嫌いである。遠慮なくと言いながら、米屋が手を突っ込んでいる。コミュ強者め。挨拶のように、対戦を申し込んでいるが残念ながらS級は個人戦はできないはずだ。ごめんなあというヌルい返事を聞く。早くこの場を立ち去りたい。
迅悠一は、三輪が一方的に距離を置いている人物である。身も蓋もない言い方をすれば、敵であると言っていい。少なくとも三輪はそう思っている。
彼の能力は未来を見晴るかす。神のサイコロを持つ男である。同時に、神を欺くいかさま師でもあった。なぜなら、覗き見た未来を自分の望む方角に寄せることができるのだから。
このチーターが一体どういう経緯で、ボーダーという民間組織に身を置いているのか、三輪は知らない。
この男の何がいやなのか。まだ十五才の三輪には明確な理由をあげるのは難しい。立っている場所が違う。見ている方向が違う。同じ方向をみるつもりはない。三年前から、三輪は未来などいらないのだ。それをつゆほども気にせず、話しかけてくるのが腹立たしい。何者なのだ。何者のつもりなのだ。お前が正しいのか。この分け隔てなさも不気味なのだ。もう放っておいてくれと思う。一度は彼の選択した未来から外れた身の上なのだ。
「ああ、秀次」
いつものふわふわとした口調で彼はついでのように付け加えた。
「いま、ブースに行かないほうがいいと思うよ」
「行く」
「秀次、待てってば」
本部ブースである。行くしかないだろう。前を行く三輪に、米屋がいささか呆れ気味でついてくる。元々の目的地でもある。そこには果たして米屋を待つ人物がいた。
「米屋ぁ、遅い」
「当真さん、ごめんよ」
リーゼント頭の彼は当真勇という。入隊時期は米屋と一緒である。一つ年上の背の高い男だ。約束していたのは、この男らしい。
三輪は黙って頭を下げた。
「ああ、東さんとこの坊主」
一コしか違わないだろうと言いたいところをぐっと我慢する。彼はスナイパーである。彼を指導する東は冗談で『デューク』になれる逸材だと賞賛していたが、三輪にはその比喩はちょっとわからなかった。が、彼はスナイパー向きではないと密かに思っている。突出した才能とそれゆえにある自負が邪魔をして後方支援には向かない。
「早速、対戦しようぜ」
ところが、当真は眉を下げた。
「それがなあ、米屋。ちょっと、予定が入ってな」
えー、と米屋がぶうたれる。
「わりいな」
真木ちゃんがさあと続ける。この男は最近結成された隊に入ったばかりだ。ボーダー上層部の思惑どおり、B級隊の結成ブームである。
「あのきつい感じのコねえ、当真さん、いっつも怒られてそう」
米屋の軽口にそうなんだよと応えながら、こちらを見下ろした。
「お前ら、組んだのか」
「はい」
「登録まだだろ。部隊結成の届け出も出していないのかよ。二人だけでも出せるだろう?」「遠距離手が決まっていないので」
「ぼやぼやしてんな。俺んとこなんざ、俺とマキリサの二人だぜ」
そうは言われても、スナイパーとオペレーターだけの構成で申請するのがおかしいのだが、三輪は何も言わなかった。自分も少し前までは同じような立場だったし、どのみち、彼は狙撃手でありながら、いわゆるエース向きという変わり者なのだ。
当真は顎をかいた。
「んじゃ、ドタキャンのお詫びに俺の次にうまい狙撃手を紹介してやるよ」
俺としても好都合だし、とつぶやく。米屋がちらりと三輪を見た。先程の迅との一方的な会話が嫌でも思い返された。
『ああ、秀次。いま、ブースに行かないほうがいいと思うよ』
未来視か。
なんのつもりだ。いや、なんのつもりもないのだろう。ただの気まぐれだ。
そういうわけで三輪は不機嫌である。
出来ることなら断りたかったが、当真が純粋な好意から申し出ているのもわかっている。もしかしたら、迅が関与していない可能性もなきにもあらずだ。
当真��ともに訪れた狙撃手訓練室にはイケメンがいた。
「おおい、奈良坂ぁ」
合同訓練、個別訓練ともすでに終わったらしく、閑散としている。見学席でノートに何かを書きとめていたイケメンは、ちらりとこちらを見たあと、ふいっと顔を背けた。無視か。
「おうおう、無視すんなよ」
慣れているらしい。当真は気にせず、彼の横に腰を下ろす。ノートをちらりと見て、真面目だねえと言えば、イケメンはさっと鞄にしまった。
「どお、こいつ、お買い得だぜ」
「は? お買い得ってなんですか? 当真さん」
随分とんがったイケメンである。
「こいつら、スナイパーを探している米屋と三輪。一コ下だからお前とタメだろう? 一緒に隊を組んでやったらどうだ?」
簡潔かつド直球な物言いに、こんな時であったが、三輪は当真をかなり見直した。三輪にはできない。出来なくともやれ、そして隊員を見つけてきなさいと月見に言われている。イケメンはじろりとこちらを見た。塩対応をものともせずに、当真はニヤリと笑って、長い脚を組んだ。強者の貫禄だ。
「奈良坂、お前、俺と戦いたいんだろう? 隊に入れよ。俺、すぐにA級にのぼっちまうぜ」
「当真さんの紹介なんてごめんだ」
俺は真木ちゃんと約束があるから、あとはお若い三人でと当真が消えたあと、イケメンはそう言い放った。とりつくしまもない。
「そう言われても、俺は何も悪くないんだが」
しかし、三輪はひるまなかった。元々、迅のせいで機嫌が悪いのだ。
「まあまあ、秀次」
米屋はさすがのニュートラル平常運転だ。
「俺、知っているぜ。今シーズンの新人王」
「まあ、一応」
ぼそりとイケメンは答えた。
新人王とは新入隊員でそのシーズンに一番ソロポイントを上げた隊員のことである。
三輪は目を見開いた。フリーでポイントをそこまであげるのはから相当なことだ。
「なんだよ」
イケメンも機嫌が悪い。
「さっき、当真さんの言った通りだ。フリーと聞いたが、隊を組む気はあるのか?」
「お前らが強ければね」
三輪はそうかと頷く。
そうでした。ああ、そうでした。スナイパー、超めんどくさかった。前隊にいた頃、訓練で東に二宮、加古と三人で仕掛けたときを思い出す。
対戦ブースでのイケメンとの模擬戦の最中である。ここのところ、米屋と手合わせすることが多く、スナイパーとの対戦は久しぶりだった。
「わりぃ、秀次」
そういいながら消えていく相方を見送る途中で、三輪もヘッドショットを受けた。 結果、2ー8である。三輪にしてみれば惨敗だ。イケメンは強いイケメンだった。
三輪をおとりにして、米屋が突っ込んだのが成功したが、一回のみ。
斜線を切りまくって、近づいて倒したのが一回。
とにかくイケメンの場所がわからない。気がついたときは撃たれている。しかも、予想した場所よりかなり遠くから。
「弱いね」
フロアに出てきた彼は涼し��顔である。三輪はソファにめり込んでいた。悔しいのだ。米屋との連携もほぼ完成したつもりだったが、まだ甘さがあった。
「これで諦めてくれる?」
「いやだ」
「は? 弱いだろ」
「いや、もう一回十本やったら勝つ」
「どこからそういう自信…」
「事実に基づいた推測だ。やってみればわかる」
「やらない」
「大体、俺が弱いは関係ないだろう。俺はチームの強さの話をしている。弱いなら、お前が入ればいいだけの話だ」
「いつからそんな話になった」
「筋は通ってる。元々、俺は近距離だけでは勝てないから遠距離を探している」
「だったら、探せよ」
「当真さんからお前を紹介された」
「俺は頼んだ覚えはない」
「どっかのチームに入るんだろ? そんだけの腕を持ってたらどこでもいいだろ」
「へりくつだ」
「選ぶな」
「俺の勝手だろう」
「とにかく、もう一回対戦するぞ、お前、ええと」
イケメンと呼ぶのは、流石にはばかられた。
「覚えてないのによく誘うな」
「俺の名前だって覚えてないだろう?」
「三輪だろ。東隊の。大体、普通、対戦ボードみるだろ?」
果てしなく続くと思われた争いに終止符を打ったのは米屋ではなかった。米屋はずっとニヤニヤ眺めていたのだ。
「こらこら、こんな場所で喧嘩するんじゃない」
「してません」
「してない」
二人が振り向いた先にいた人物を認識して、二人は固まる。そこにいたのは、東春秋であった。
二人を前に、東はニコニコしている。
なぜここに。いや、それよりも笑顔が三割増しである。おそらく、おそらくだが、自分に喧嘩できる相手がいてよかったと思っている。それがわかって、三輪は赤面して下を向いた。
「失礼しました」
ぼそりとそれだけつぶやくと、奈良坂は��いっと顔を背けた。彼も東に師事しているはずだ。
「…東さんがまた新しく隊を作ると聞いたんですが」
「ああ」
イケメンをちらりと見る。
「その、新しい部隊に俺を入れてもらえませんか」
三輪は感心する。胆力がある。言い出すタイミングもいい。間違えていない。スナイパー向きだ。
一方、奈良坂はダメで元々の大勝負だった。東のもとでもっと技術を磨きたい。隊を結成すれば、それにかかりきりになる。彼は当真とは真逆の勤勉な狙撃手だった。
「すまんが、無理だな」
いきなりの申し出だったが、東はよどみなく応えた。
「俺がスナイパーをするからな」
奈良坂は諦めなかった。
「二人スナイパー構成はどうでしょうか?」
三輪が顔をあげた。
「それ、面白いな」
「お前に聞いてないよ」
カチンときて、ギロリとにらんだが、あまり気にしていないようだ。
にっこり笑った東は二人の頭をなでた。俺もう高校生ですが、と言いたかったが、口に出せない。
「今度、三人で遊びにおいで」
そのまま、ふらりと行ってしまう。三人は東の背中を見送った。
「遊びにこいって、どこに?」
米屋の問いに三輪が答えた。
「作戦室かな? 多分、新しく作戦室を申請するんだと思う」
「いいな、作戦室あこがれねえ?」
米屋が奈良坂に屈託なく話しかけた。
「なあ、奈良坂。一緒にやろうぜ、とりあえずでいいからさ。作戦室いいじゃん」
秀次が狙撃手を入れないと隊の申請しないって聞かないんだぜと続ける。 そのためか。奈良坂は唐突にバカバカしくなった。
「お前らとは合わないよ」
「俺はあまり相性とか気にしないぜ」
戦えれば、と米屋。三輪も腕を組んだまま、頷く。
「問題ない。安心しろ。俺もそういうのは考えたことはない」
奈良坂はため息をついた。
「…他に行きたいとこができたらやめるけど」
「かまわない」
「…ほんと、それまでだからな」
「とりま、作戦室ゲットしようぜ」
【4】に続く
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230908
つよい雨が降っていた。 けれど、布団は安心で。もう少し、もう少し、とうとうとしていた。 バジルが吹き飛んでいないかが心配になる。風。 仕方なく起き上がって確認する。大丈夫だった。 ゆらゆら揺れているだけだった。 朝ごはんに生ハムと梨を食べる。 朝ごはんが贅沢だと嬉しい。台風だから、といいものを買っておいてよかった。
詩を読み返す。 もういけない、まだいける、の繰り返し。窓にあたる雨粒をみながら、ひとつ追加でかく。 もうこれ以上は今のわたしには無理…となったところで、人に送る。 すぐに、これはよい本になる…と返ってきて、言葉にならないような喜びが駆け巡る。 日記をまとめる。 ずっと詩をみていたから、今日はもう詩から少し離れたい。 2021年から2022年の冬の日記。 大切にしたい、と思った。 とりたてて大切ではなかった日々の出来事。 自分の日記なのに、少しどきときした。思い出にふれて。 それもひと段落したら、絵を描いていた。 長いこと途中のままにしていた絵をみていたら、するりと線がかけて、今日は線がいい日だった。
夜、晩ごはん���食べながらみていた「メタモルフォーゼの縁側」がとてもひびいて、うららが情けなくて泣いてしまうところではわたしもないていた。 よい気分で、明日早起きして、また1日つくることを楽しみに、ねた。
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230909
早起きできなかった。 アラームはいつ消えたのか。 午前中はさらさらと雨が降っていたり、雲がかかっていたりで空が沈んでいたけれど、午後になると晴れてきた。でかけよう、と思う。 電車を乗り継ぎ、ずっと気になっていた本屋へいく。 店内がセピアのトーンで、落ち着く。 本を2冊と、手帳を1冊買った。 手帳は2023年のもので、半額になっていた。 併設されている喫茶店でゆっくりとする。 浅煎りのコーヒーとバスク風チーズケーキ。 チーズケーキは爽やかで軽かった。 おいしいなと思うのと同時に、彼のつくる濃厚なチーズケーキが恋しくなる。 購入した本をよんだり、詩を書いたり、机の引き出しを開けたり。 引き出しには桜とコーヒーカップの写真が表紙の文庫本と、『駅から5分』懐かしい。 こんなにもよいものだったのか、と高まる。 少しずつ、つながるような、重なるような短編集がすき。 角度が違えば、新しい景色がみえる。 少し歩く。少し歩いて、製本の道具を買って、バスに乗って、帰る。 購入したばかりの手帳を眺める。 表紙の絵が素敵。 色んな人の心にあるような赤い屋根の家。山。 色えんぴつがしずかな音。 色えんぴつ、色えんぴつ、色えんぴつ。色えんぴつで絵が描きたくなる。 絵の具と、色えんぴつ、薄い重なりで。 描けたら、それを手帳にしてみたいな、と布団で思い立って、メモして、ねた。
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230910
朝、強気にセットしたアラームに起こされる。 AM5:30。朝ご飯のパンを買いそびれたから、何としてでも、朝、米を炊きたかった。 炊飯器のタイマー機能を使いこなせない。 ねむい。 朝、起きるために寝ていたから、上手く眠れなかった。 卵かけご飯を食べて、おにぎりをつくって、アルバイト。 わたしの日記を、手渡す。 日記をつくって、売るということ、いまだにわたしの中で、よくわからない。 家に帰ってきて、詩を書こう、と思っていたのに、頭の中がバタついていて、上手くいかなかった。 ゆっくり。ゆっくりを意識して、回転を下げるように、として、やっと少し、かけた。
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230911
朝、寝坊。 向かいの家の給湯器の声に起こされる。 最近、急に不安になる。詩について。 自信がなくなる。私以外の人から同みえるか。 わたしがわたしの感じたことを言葉におとしこめることができているのならよいはずなのに。 仕事。 いつもと同じ試薬を同じ分量加えているのに、溶けなかった。いや、溶けるのにpHを変える��、ふたたび、粒子として現れた。 水を純水から超純水に変えたら、溶けた。 水をきれいにしているフィルターが寿命を迎えて水質が低下していたらしい。 透明で、見えないのに、たしかにそれは存在していて、形を変えて、物質として目にみえるようになって、不思議だ。 晩ごはんは実家でシチュー。 月曜日はカレーの日と決まっているけれど、涼しくなるとシチューになるとのこと。 「おなかいっぱいになった」というと「そりゃよかった」と母は言う。 すすめられるがままに、パンとお菓子を持って帰る。 学生の頃のわたしの顔がまるかったことを思い出す。
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230912
目が覚めると、透き通った朝だった。 塩をふって炒めただけのキャベツがおいしかった。
目があいているのに、あいていないみたいだった。 どうやら、ねむかった。 電車で本を読んでいたら、まどろんでいた。 そのまま、気も、しずみこんでいき、帰り道。 これはよくない、と部屋に帰ったらまず、シャワーを浴びる。 これが功を奏して、いつもよりたくさん時間があった。 明日の準備をして、ねた。
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2023.9.14thu_tokyo
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昨晩は疲労困憊なのに百万遍を歩き回ったのち村屋※で飲んだ 帰りに天下一品に寄ったせいか 今朝は二度寝していた
二度寝して現場に到着
午前中はトイレ前にあったデカい鏡を移設する準備をしていた ラジオは「今夜アレになる」「18年ぶりのAREだ」と繰り返す
鏡を取り外すと朽ちた内壁がバリバリと剥がれたので修復 車があるうちに2枚多めに合板(畳サイズ)を買っておいてよかった
京都「西ノ京」に開店する珈琲ヤマグチ※の工事を請け負っている 最高気温が35度を超えたことを意味する猛暑日は37日を数えた
クライアントと友達
午後は昨日に引き続きクライアントが友達2人と助っ人に来てくれた ニュージーランド在住?サービス業従事者&僕の母校の教員
クライアントは真名美という 5年位まえ僕の飲み屋の客だった 真名美が現場に来るとアイデアを伝えてどう形にするか相談する
京都入りしてから2か月と1週間が経つ 7月7日に銭湯で買った石鹸はすっかりちびてしまった
7月8日天井落とし
今日はこういうかたちで「回想」することをみとめられたので 日頃反芻していた言葉の断片を1行31文字以内で書き留める
高井戸ICからイッチー※のハイエースに工具を満載し片道460km 物件は元米屋でその前はパン屋 餅屋いずれも貸主の商売だった
東京から京都へたった1人で移住した借主の行動力に感服する 工事の相方で師のイッチーと真名美で3人であちこち飲み歩いた
METROでのGiftやKyoto TSUBAKI fm 3rd anniversaryは楽園だった 京都にいる内にできるだけ多くのリスニングバーやクラブを回りたい
DJで一級建築士のタムラさん(DoitJAZZ)
築90年の町家建築を相手に序盤のほとんどは解体で難儀した 天井を落とし壁をめくり床をこじあけた���側に幾千の生き物の痕跡
イッチーと彼が連れてきたアルバイト
仕事終わりには若松湯で埃りと汗を流している 町場に用事があればその周辺の銭湯巡る 10数軒は回ったか
文化財で銭湯にプチ遠征
ひと月かけて執り行われる祇園祭にも少し詳しくなった 通りの名前も徐々にしみついてきている
祇園祭はカッコよかった
コーヒーを淹れる台は材木屋で50年眠り続けたラワンの一枚板 材木屋は現場の近くにあり親切※美大関係者へのサーヴィスが手厚い
材栄さん
京都入りと同時に2級建築士製図試験対策の日曜講座に通い始めた しかしオンもオフもやることが満載で宿題の半分もままならなかった
めくった壁から90年前の大工さんがつくった壁がでてきた 新しく造る壁と並列させて見えるように設えている
A剥がして現れた壁
B古い壁と新しい壁
8月22日 イッチーはトリツカレ男の店番と都立家政での新しい 案件に着手すべく一足さきにハイエースに工具の半分を載せて帰った
いったん東京に戻り9月10日に製図試験挑んだが十中七八アウトだ 12月7日に結果が出る そのころには珈琲ヤマグチも板についている
二級建築士製図試験問題
言葉を尽くし手を動かし工夫を重ねた内装工事も終盤 準備した200枚の名刺は徐々に京都人たちの名刺に換わっている
いろんな店で顔なじみになり「工事終わったら帰りはるんですか」 惜しんでくれるのは嬉しいが工事はあと1週間半くらいで終わらせたい
サウナで声をかけてくれた51才の紳士は音楽通だった いまやかけがえのない京都のともだちになっている
レコード棚も造っています
場所柄外国人とも酒を酌み交わした フィンランド人、チリ人 トルコ、中国人、モンゴル、アイルランド…7か国位?
芸大(先端芸術表現科)の同級生や先輩とも久しぶりに会えた なぜか同級生の2人が医師免許をとっているが明日その彼らに会う
先端の先輩が自転車に載せられる美術館をつくっていた
16時半 真名美は同級生と自然派ワインの店coimo wine & cafeへ 僕は若松湯のラジオで阪神タイガースの優勝の瞬間を見届けた
最寄りの定食屋兼飲み屋「たいたん はちべゑ」へ行くと 「あとアウト1つやで」と狂喜乱舞するファンに迎えられた※
あれに乾杯
京都でピザ屋を開きたいという同い年の夫妻に出会った※ 早く眠るつもりがCOMOGOMO JURAKUで2人の夢を語りあった
もしかしたら彼らの店を造ることになるかもしれない 25時 今日も倒れるまで眠らなかった
灼ける盆地の風にも秋の成分がだいぶん添加されてきた もう猛暑日の38日目をカウントすることはないだろう
イッチー、フィンランド人のイラリくん、やぎ
ーーーーーーーーーーー 注釈
※村屋 出町柳のカオスな飲み屋。自然派日本酒が豊富。
※珈琲ヤマグチ 現在自家焙煎コーヒーのオンライン販売とイベント出店。 2023年9月現在。中京区西ノ京左馬寮町にて喫茶店を開業予定。 御前丸太町下ル 若松湯東入ル。 https://www.instagram.com/_3_yamaguchi/
※イッチー 高円寺のタパスバー「トリツカレ男」店主。 2017年末この店をイッチーが造っているのを手伝わせてもらったことが 僕が内装を始めたきっかけのひとつになっている。 https://www.instagram.com/toritukareotoko/
※親切な材木屋 材栄 https://zaiei.shopinfo.jp/
※阪神タイガースのリーグ優勝 日記の中にアレの瞬間が2回あるのは ラジオ放送に遅れてテレビ放送がついてくる。 タイムラグは2分近くあったと思う。 その間検閲できちゃ���のでは?という時間差。 ラジオは昔も今も最速のメディア。現場でもラジオが相棒。
※ピザ屋 ヨロシクピッツァ。 ポップアップ出店と窯ごと出前ピザしている。 https://www.instagram.com/yoroshiku_pizza/
※COMOGOMO JURAKU 現場から近いし深夜遅くまで開いているので 製図試験対策で力尽きたらここで晩酌していた https://www.instagram.com/comogomo_juraku/
-プロフィール- やぎ 38歳 東京 とんち造作計画・内装業
ペーパードライバーの個人事業主の内装業。 店舗設計、解体、壁の造作、什器製作、左官、給排水配管 などおおよそ全て自前で施工している。 佐橋※介。※の部分を景に替えてお読みください。 http://instagram.com/tonch_keikaku/ http://tonch.tokyo/
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2024年11月20日
原爆を見つめた2人の学長 広島大学で企画展「長田新と飯島宗一」(毎日新聞)
広島大の前身・広島文理科大で学長だった長田(おさだ)新(あらた)氏(1887~1961年)と、広島大第4代学長の飯島宗一氏(1922~2004年)。同郷で同窓、同じ大学の学長を務め、原爆がもたらした被害に熱心に向き合った2人の足跡を紹介する展示「信州から来た2人の学長、原爆を見つめる 長田新と飯島宗一」が、広島大医学部医学資料館(広島市南区)で開かれている。
「広島大学創立75+75周年記念事業」の一環。広島大は1949年創立で、最も古い前身校の白島学校が設立された1874年から数えると、2024年は150年の節目となる。前半の75年の学長を代表して長田氏、後半の75年では飯島氏を取り上げた。
2人とも長野県出身で、諏訪中学(現諏訪清陵高)の卒業生。その生涯を県民性や母校からひもとくと共に、広島との出会いや原爆との関わりを示すパネルや書籍などを展示している。
広島に原爆が投下された1945年8月6日、広島文理科大の教授だった教育学者の長田氏は自��で被爆。同年12月から学長に就任し、大学の復興に努めた。その後、長田氏は広島で原爆を体験した子ども1175人の作文を集めて編集し、51年に手記集「原爆の子 広島の少年少女のうったえ」を出版した。105人分を収録し、序文で84人の作文を部分的に紹介している。
出版翌年の52年、作文を書いた子どもたちは「原爆の子友の会」を結成し、彼らをねぎらう集会も開かれた。展示では、当時作文を寄せた1人の早志(はやし)百合子さん(88)がその時の写真を提供し、教室に集まった子どもたちが長田氏から本を手渡されている様子や、集合写真などが並ぶ。
病理学者だった飯島氏は、米軍が接収していた被爆直後の解剖資料を返還させるなどした。69年に46歳の若さで広島大学長に就き、東広島市へのキャンパス移転など大学改革を主導。72年に発足した「広島大学原爆死没者慰霊行事委員会」の委員長を務め、74年8月には原爆死没者を追悼する碑を建立した。
被爆30年の75年には、大学の被爆状況や被爆、被災した学生・職員らの記録「生死の火 広島大学原爆被災誌」を刊行。飯島氏が広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)に寄贈したものを今回展示している。飯島氏は母校の名古屋大の学長も務めた。
展示を企画した原医研の久保田明子助教は「広島出身ではない2人が大学人として、広島の大学がどうあるべきか考え、原爆のことに尽力した。その功績と併せ、信州についても知ってもらえたらうれしい」と話している。
入場無料。12月25日まで、平日午前10時~午後4時。土日祝日休館。【根本佳奈】
「無人餃子」閉店ラッシュの中、なぜスーパーの冷凍餃子は“復権”できたのか(ITmedia ビジネスオンライン)
「盛者必衰の理をあらわす」とは、まさしくこのことだ。コロナ禍で日本全国に急増した「餃子無人販売店」の閉店ラッシュが続いている。
それを象徴するのが、このカテゴリーを代表する「餃子の雪松」だ。2019年7月に無人店舗で冷凍餃子の販売をスタート。群馬県みなかみ町にある老舗中華食堂「雪松」の人気の味を再現した餃子は、「冷凍とは思えないおいしさ」との評判だった。
その結果、コロナ禍真っ只中の2022年には、全国400カ所以上への出店を実現。また、「2023年内に1000カ所を目指す」という経営陣の声も注目を集めた。
『マネー現代』が2024年6月に公式Webサイトで店舗数を数えたところによると、374店舗だったという。ところが11月17日時点で、同じく公式Webサイトでカウントしたら219店舗。2年前から半分ほどの規模にまで縮小してしまったのである。
実際、ネットやSNSではさまざまな地域で「近所の雪松がなくなってしまった」など閉店を惜しむ声が多く寄せられている。
さて、このような話を聞くと、「高級食パンと同じで最初は珍しいから飛びつくけれど結局、たくさん似たような店ができて飽きられちゃうんだよなあ」という感想を抱く人も多いだろう。
確かにそのような面もあるだろうが、個人的にはここまで苦戦を強いられているのは、「ライバル」に足を引っ張られていることも大きいと思っている。つまり、「無人餃子」ブームで客を奪われていた「スーパーで売っている冷凍餃子」が復権してきたのだ。
冷凍餃子の売り上げはパッとしない?
冷凍餃子最大手の味の素冷凍食品(以下:味の素、東京都中央区)の調べでは、2010年4月から2021年3月にかけて、市販用冷凍餃子売り上げ(金額ベース)は約2倍に伸長している。もともと冷凍餃子というものを世に出した味の素は大きなシェアを握っており、「大阪王将」で知られるイートアンドフーズ(東京都品��区)とともにツートップとして市場をけん引している。
ただ、伸長はしているが、ずっと順調に成長しているわけではない。2016~18年の3年は横ばいで、以下のような記事が出るように、王者・味の素もパッとしなかった。
『味の素、「冷凍ギョーザ」の販売が冴えないワケ』(東洋経済オンライン 2019年2月15日)
背景にはいろいろあるが、味の素が2012年に開発した「水なし・油なし」という調理方法が競合品でも当たり前になったことで、「似たような冷凍餃子」ばかりになってしまったことも大きい。
2018年7月には味の素のライバル、イートアンドフーズ運営の「大阪王将」が「水なし・油なし・フタなし」という画期的な冷凍餃子を世に送り出したことで市場は再び成長していくが、3年間の「隙」をつく形で新たなプレーヤーが参入してくる。「餃子無人販売店」だ。
コロナ禍で「無人餃子」が勢力を拡大、しかし……
火付け役の「餃子の雪松」も2018年9月に1号店を誕生させると、その味のクオリティーもさることながら、24時間いつでも購入できる便利さからじわじわとファンを増やし、それがコロナ禍のステイホームで大ブレーク。つまり、スーパーの冷凍餃子の成長が踊り場になった隙をついて、「無人餃子」が勢力を拡大していった、という構図だ。
それがここにきて「無人餃子」があからさまな苦境に陥っている。そのタイミングで、食品業界紙に以下のような記事が出るほど冷凍餃子が好調ならば、「客が奪われている」と見るべきではないか。
『【速報】味の素冷凍食品、「ギョーザ」復権し出足好調』(日本食糧新聞 2024年7月9日)
なぜここにきてスーパーの冷凍餃子は「復権」できたのか。一つは、最大手で業界をけん引している味の素が「顧客の声に真摯に向き合う」という普通の企業なら腰が引けてしまうことに乗り出したことが大きい。
スーパーの冷凍餃子をよくつくっている人なら分かると思うが、「水なし・油なし」さらに「フタなし」などと掲げている商品で説明書き通りにやっても、うまく焼けないことがある。焼きむらができ、底はパリっと焼けても上のほうがまだ凍っていたり、逆に火加減やフライパンによっては焦げ付いて、餃子の皮が取れてしまうなんてこともある。
このようなややネガティブな声、ストレートにいえば「文句」というものに対して普通、食品メーカーはあまりまともに取り合わない。調理環境など個々の事情が影響している場合もあるので、1つ1つ取り合ったらキリがないからだ。だから、「調理方法をもう一度よくご確認のうえ調理してください」などと当たり障りのない対応をしてお茶を濁すのが常だ。
味の素の戦略
しかし、味の素はこの「文句」に真正面から向き合った。「こちらでは何度やってもうまく焼けるのに、焼けない消費者がいることは、こちらが想定していない状況があるはずだ」ということで、冷凍餃子がうまく焼けなかったフライパンの提供をSNSで呼びかけたのである。
これが反響を呼び、なんと全国から3520個も届けられた。しかも、驚くのはここからだ。味の素はそれらを全て検証し、その結果を専用サイトに掲載したのである。
それからほどなくしてリニューアルした冷凍餃子がよく売れたことは言うまでもない。メーカーへの「文句」に対して、ここまで真摯に向き合って改良した餃子を食べてみたいと思うのは、消費者として自然な感情だ。
ちなみに、味の素がやったのは「マネジメント」で知られるピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)氏が言うところの「フィードバック」というものだ。
ドラッカーは、組織外からの情報を得て学習する「フィードバック」が機能している組織のマーケティングは、「セールスや宣伝をしなくても自然にモノが売れていく」状態になると説いた。味の素はドラッカー理論に基づいてマーケティングを成功に導いたのだ。
このように冷凍餃子市場をけん引する最大手が「顧客の声に真摯に向き合う」という範を示したことで、他のプレーヤーも刺激を受けたのか、「冷凍餃子の顧客満足度向上」に力を入れてきたことも大きい。
マルハニチロが14年ぶりにカムバック
分かりやすいのは、14年ぶりに冷凍餃子市場にカムバックしてきたマルハニチロ(東京都江東区)だ。
2024年7月に発売した「赤坂璃宮の餃子」は、その名の通り高級中華・赤坂離宮監修のもとで素材にこだわった高級餃子が「水なし・油なし」で手軽に調理できるというのが売りだ。
また、大阪の中華料理店から餃子の製造・販売メーカーとなった「餃子計画」が2024年9月から発売している「創業の味 生餃子 12個」も分かりやすい。
一般的なスーパーの冷凍餃子というのは、餡を皮で包んだ後に蒸してから冷凍する。しかし、この商品の場合は餡を皮で包んだ「生」のまま急速冷凍している。このような製法をすることで、具材の旨みや香りが抜けないという。
確かに、料理をする人は分かるだろうが、炒め物でも蒸し物でも、一度加熱したものを温め直すと味や香りが若干落ちる。そこで、熱を入れるのは最小限のほうがいいという発想である。
このような形で、各社がスーパーの冷凍餃子の質や顧客満足度を競い合うように上げていけば当然、市場は盛り上がる。そうなると、「これまで無人販売店で売っている餃子がおいしいと思って買ってたけど、スーパーで売っている冷凍餃子コーナーも充実していいじゃん」という感じで、客がスーパーの冷凍餃子売り場に戻ってくるというワケだ。
「閉店ラッシュ」の要因は他にも
もちろん、「閉店ラッシュ」の要因はそれだけではない。コロナ禍で「24時間無人で餃子が買えるなんて面白い」と注目を集めた「強み」の部分が、近年の餃子ブームで「近場にある有名な店に行けば、どこでも冷凍餃子が買える」という状況になって、かすんでしまったこともある。
冷凍餃子は参入障壁が低い。イオンやライフといったスーパーのPB(プライベートブランド)はもちろん、大手コンビニ3社、無印良品などもオリジナル冷凍餃子を販売している。
極端な言い方をすれば「やる気さえあれば誰でも参入できる」ジャンルだ。実際、UFOやネッシーなどダイナミックなスクープが一面に踊ることで知られる『東京スポーツ』も、少し前に「東スポ餃子」という冷凍餃子の販売に乗り出している。
この動きは2024年に入ってからさらに加速しており、これまで冷凍餃子に無縁だったプレーヤーが「オリジナル冷凍餃子」の販売に乗り出している。
その代表が、ドラッグストア大手のウエルシア薬局(東京都千代田区)だ。同社初の冷凍食品として「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」を2024年4月に発売。2023年に「ドラックストアにあったらうれしい食品」に関するアンケートを行ったところ、冷凍おかず、特に冷凍餃子を求める声が最多だったため、開発をスタートしたという。
百貨店なども参入
「閉店ラッシュ」に苦しむ百貨店も参入している。
広島県内で展開する老舗百貨店「福屋」(広島市)は、同じく広島県内で「広島カープ餃子」などを製造している井辻食産(広島県安芸高田市)とコラボして、消費者と一緒にアイデアを出し合いながら、広島県産の食材を用いた「カラダにやさしい餃子」を開発した。これを「広島新名物 餃子としあわせ」とネーミングして、オンラインショップや百貨店で2024年3月から販売している。
「町おこし」の世界でも冷凍餃子はアツい。草津温泉のある群馬県の草津観光公社では2024年7月、嬬恋高原キャベツなどの厳選食材をふんだんに使った「草津温泉餃子」を発売した。全国にある「道の駅」でも、オリジナルの冷凍餃子を販売している。
このような「どこでも誰でもオリジナル冷凍餃子」という社会状況になってしまうと、いくら群馬県の名店「雪松」の味を忠実に再現しても、無人店舗で24時間購入できたとしても、「馬群に沈む」ことになってしまうのは致し方ないのではないか。
これはスーパーの冷凍餃子にも同じことが言える。今は好調かもしれないが、ちょっとでも景気の良いところには「オレにも甘い汁を吸わせろ」と言わんばかりに新規参入が殺到して、すぐにレッドオーシャンになる、というのが最近の日本のパターンだ。
つまり近い将来、ビールメーカーが作ったこだわりの冷凍餃子とか、有名シェフが監修した冷凍餃子なんてのが、スーパーの冷凍食品に並んで、壮絶なシェアの奪い合いが始まるのだ。
実際、この���稿を書いているとき、近くの「肉汁餃子のダンダダン」でランチをしたら、「鳥羽周作シェフ監修 究極の餃子定食」を展開していた。
もはや「国民食」というほど普及した餃子カテゴリーの中で、「おいしい」を訴求するのは当たり前だ。それ以外に、どうやって競合と異なる独自のカラーや強みを打ち出し、消費者の支持を得ていくのかは大きなテーマだ。
熾烈な生き残り争いに突入した冷凍餃子プレーヤーたちの次の一手に注目したい。
中井彰人(株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト)見解 日本冷凍食品協会のR6年「冷凍食品の利用状況実態調査」によれば、冷凍食品を利用する機会が増えた理由のアンケート結果では、2024年と2020年の回答の変化が示されている。そこでは「おいしいと思う商品が増えたから」、「野菜など生鮮品の価格が上がったから」という回答が増えていて、中でも価格が上がったという答えが2倍以上に増えている。これでみると、おいしさとコスパが相対的に良くなったことで、スーパーで冷凍食品を選ぶ人が増えたことが背景にあることが伺える。多くの消費者にとって、食品の買物で価格上昇が最大の問題であり、賢く選択していくためには、冷凍食品のコスパがはずせなくなってきているということと解釈出来る。ただ、冷凍食品全体の需要が増えていても、無人餃子はコロナ禍における選択であり、制約がなくなり、かつ、スーパーなどでの選択肢が増えている中では、減少するのはやむを得ないのだろう。
西川立一(ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー)補足 餃子の無人販売店や自販機は、物珍しさで消費者が飛びつき、媒体がこぞって取り上げSNSなどで拡散しブームとなったが、出店戦略やマーケティングを駆使した事業展開ではなかったことから、ブームが沈静化すれば淘汰されるのは当然の結果。
それに対して冷凍のスーパーの販路においては、有力メーカーの商品開発力とマーケティングにより巨大な定番市場を形成している。
その一方で、こだわりやプレミアムのアイテムの商品開発も行われ、それぞれ棲み分けがなされ、市場は活性化している。
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バレエの発表会に出るまでの体づくり記録
気が向いたらここで更新する
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9/23
バレエの練習。柔軟。秋で涼しいから長袖で。
Y字バランス、出来ないと思うと絶対出来ない、出来そうと思うと出来そう。
先週のレッスンで5番ポジション良くなってきたと褒めてもらった。褒められてのびる、褒められたくてのびるタイプなのでプリエ・タンジュ・ジュッテの練習もはじめた。ただし、基本の姿勢ができてないので無意味に感じなくもない。
このあいだ便秘で失神するかと思った日から、水を1にち2L飲むというやつやってる。
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9/24 -0.3kg
今月���目標体重まであと0.5kg。生理のあとはむくみとれて体重おちる。10月中に体脂肪率測りに行く。
トレーニングは気合いが必要だけどストレッチは毎日してる。体硬すぎる。
そもそも結局トレーニングって何をすればいいのかわからない。わからないので発表会の曲を練習をしてる。汗だく。
シンメの方は10年ほどの経験者でトゥシューズ履いてるレベルだからついていきたいのと、振りの確認だけでレッスン終わるのがもったいなくて、発表会の全体曲のイントロは1週間で覚えていった。負けへんでって気持ちで。
レッスンの映像見ると1人だけ体が重そうでこのままではダメだと毎週思う。筋肉量あまりにも少なすぎる。
Y字バランスの練習が楽しすぎる。
夜は市販の出汁でお鍋。
ヘルシー🎶と思ったら深夜にパスタ。あー
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9/25 +0.4kg
深夜のパスタなければ。後悔。今日は気をつける。
ダイエット中は朝にバナナ。カロリーと糖質高いけど、手軽だし甘いもの食べたい気持ち落ち着く。時間あれば、焼いてシナモンかける。またはピーナッツバター塗る。
バナナ、午後の紅茶おいしい無糖、りんご、ミンティア、プロテインで甘いもの欲をおさえる。
とか言ったものの、寒さで元気があまりにもなかったため、こういう時のために買ってある小分けのお菓子を食べた。今日はスーパーの小さいチーズケーキ。トレーナー着て、着る毛布かけて、チーズケーキ食べたら元気になった。
お昼寝てた。クリームチーズ、はちみつ、シナモンかけたライ麦パントースト。
Y字バランス、左右左が気になる。
体調不良でバレエ休み。家でできるストレッチ。
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9/26 -0.4kg
きおうりんご。アイス。
Y字バランス、ストレッチすべき部分わかってくる。
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9/27 -0.1kg
9月の目標体重達成。週末に不摂生しない。
よかったこと、続けること。毎日2Lの水。ストレッチ。バレエの練習。Y字バランスの練習。好きなもの少量食べる。朝のバナナ、フルーツ。
クッキー2枚。
夕飯の残り。糖質オフ米。
外で20円引きのおにぎり2こ。
ピラティス。終わりでプロテイン飲みながら歩く。運動後のプロテインは食欲に直結する。
スーパーの焼き芋を買う。割引。ラッキー。
焼き芋とプロテインは割高だとしても手間を考えると既製品を買った方がいい。手間に負けてお菓子つまむ人間。ここだけは節約できない。
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9/28 -0.8kg
めちゃくちゃ寝ると体重減ります。水分を摂ってると体重落ちる気がする。標準ではなく肥満なので、これくらいの変動もある日は���ると思う。
あと1.5kg減ったら、筋トレ強化する。
お刺身、お惣菜のキノコと鳥のソテー、トマトサラダ。
Y字バランス、
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9/29 +0.2kg
バナナ。
1時間歩いてスタジオ。ピラティス。
すぐプロテイン飲む。
麻辣担々麺とタピオカ
夜にあま〜いパンとアイス。
歩きまくったので、この夜の食欲抑えるためにプロテインもう1本いけばよかった。
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9/30 +0.5kg
9月計 -2.5kg
今月の目標達成のまま。ギリギリおさえた。
体脂肪率が全く減らなかった。
朝はバナナ。水分をよく摂る。
お昼はさつまいも。
夜は漬けサーモンと冷凍しゅうまい。
胸椎の伸展わかってきた。ピラティス効いてる。
毎日ストレッチ。
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10月
・お菓子の代わりに、ナッツ類、バナナ、リンゴ、さつまいも、デーツ、ヨーグルト、フルーツ全般。
・水2L
・Y字バランス、バレエの練習
・朝昼しっかり食べる
・お腹すいたら我慢しすぎない(反動があるから)
・1日に何かしらのトレーニングはする(お腹周り5分、ピラティス10分、腕10回でもOK)
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10/1 -0.1kg
朝はバナナ。水2L。お昼軽くパン。仕事後にさつまいも1/3にクリチはちみつシナモン。
きのこご飯とチキンのお弁当。
アイスやめられない。お菓子食べてない。
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10/2 +0.1kg
朝はバナナ。ナッツ、ヨーグルト、干し芋ちょっとずつ。お昼ちりめん高菜・納豆・ネギ・キムチ混ぜたのごはんにのせて海苔で巻いて食べる。うまい。
夜は蒸したブリともやし。
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10/3 +0.1kg
きのうバレエで1.5時間ほぼ動き続けてもこれか。
多分最近4〜5時間しか寝てないから。
朝はバナナ、アイス。
おやつナッツとデーツ。
お昼さつまいも。
夜………(とんカっぅ…)
よく寝たら痩せるから大丈夫!
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10/4 +0.1kg
朝はバナナ。アイス。お昼焼き芋半分。
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10/5 +0.1kg
朝はバナナ1本、棗2粒。
あんみつ。カレー。
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10/6 + 0.3kg
バナナ1本。棗2粒。
お昼食べてなかった。
甘いパン3つ、唐揚げのお弁当。1からやり直し。
お腹空くとほんとにダメ。おなかぺこぺこのときはひとまずプロテイン飲むっていうことすっかり忘れてた。
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10/7 -0.3kg
バナナ1本。棗2粒。
お惣菜の大学芋1パック。
お昼ちりめん高菜・納豆・ネギ・キムチ混ぜたのごはんにのせて海苔で巻いて。
夜は蒸篭で豚こま、白菜、小松菜、にんじん蒸したの。
焦ってきた。明日からのこと。
・お腹空いたらブロッコリー、ナッツ、りんご、デーツ、ヨーグルト
・さつまいもは1日1/4まで
・筋トレ20m、バレエ発表会の練習20m、ステッパー20m
・朝1時間早く起きて歩く(っていう暮らしを目標に…!)
・よく寝る(寝ると痩せるというのは本当だと思う)
・立ち上がったら10回スクワット
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10/8 -0.1kg
バナナ1本。棗2粒。きおうりんご小。夕飯適当。
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10/9 -0.2kg
バナナ。棗2粒。ナッツ。酸辣湯麺。バレエ前にウィダーみたいなの。お寿司。芋けんぴ。
食べすぎた。
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10/10 +0.2kg
たべすぎたのもあるけど、運動した翌日って別に体重減らない気がする。カロリーそれなりだと思うけど糖質とりすぎ。バレエあると夕飯遅くなる。解決したい。
バナナ。芋けんぴ残り。棗2粒。ほしいも。焼き芋ブリュレのさくさくぱんだ3つくらい。バレエ後にキムチスープ。
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10/11 -0.2kg
延々と0.2kgくらい増えたり減ったりしてる。来週は平日4日だし、気合い入れて減らしたい。
バレエ1時間弱踊り、1万波弱歩いたのにこれか。という気持ちと、これは数日後に効いてくるからという気持ちとがある。
体づくりはじめて1番変わったこと。便通の良さ。万年便秘だったから、今すごい。朝にバナナと棗食べること、そしてなにより思ってるより水分とることが大事っぽい。
バナナ。棗2粒。さくぱん1つ。糖質オフカップ麺。
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10/12 +0.2kg
増えましたね。
ウィダーみたいなの。いろいろ。
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10/13 +0.4kg
明日からまた戻す。
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10/14 +0.4kg
生理前なのでしかたないです。
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10/15 +0.5kg
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10/16 -0.6kg
めっちゃ寝てた。
バレエ。
バナナ。糖質オフ麺。焼き芋。バナナ。プロテイン。お刺身。糖質オフ米。
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10/17 -0.3kg
バレエ後に食べすぎないのがだいじかもしれない。
バナナ。生姜スープ。おにぎり。小さいチョコのお菓子5こくらい。ハンバーガー。プロテイン。ねばねばサラダ。煮卵。
ハンバーガーか…。
バレエ。
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10/18 -0.3kg
バレエ後というか夜食べすぎないの大事すぎかもね。
できれば、夜は卵、サラダ、豆腐、お肉魚50g以下とかで過ごしたい。ダイエットすると睡眠の重要性を強く感じる。
キウイ。
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10/19 +0.5kg
いろいろ。
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10/20 +0.1kg
ピラティス。パンケーキ。カツ丼。生理。
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10/21 +0.5kg
バナナ。棗2つ。バナナ。
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再開。
10/29 +0.6kg
バナナ。青汁。バナナ。
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11/5
ジム。サーキット2周。
inbodyはじめて測ったけど、毎日の体組成計に甘やかされてた!と思うほどのありさま。
厚労省も認める肥満。バレエも何も。
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11/6 +0.7kg
全然痩せない。お菓子も食べてないのに。
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11/11
朝はバナナ
お昼は参鶏湯のカップスープにキムチ
夜は蒸しもの・サラダ・キムチスープ
おやつはフルーツ両手分
甘いもの食べたかったら焼き芋
ごはん、いまはこれで限界
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2024-8-3 土曜日
・今日の星の動き
今日は月がサインを移動します。
蟹座♋️から獅子座♌️への移動。
月が獅子座に移るのは、20:09です。
自分の心と向き合いたい1日。変化や直感力、外からのプレッシャーなどを通じて、自分の心の動きを観察してみましょう。
①昨日から引き続き午前4時ごろまで、月は魚座の���星とトライン。
夜型・夜勤の人は自然と氣が引き締まります。真面目に業務に取り組めそう。
②9時ごろ��ら20時ごろまで、月は牡牛座の天王星とセクスタイル。
プチ変化を取り入れることで氣分をリフレッシュできそう。普段慣れ親しんだものとは違うものを選んだりするといいかも。
③14時ごろから翌日の午前1時ごろまで、月は魚座の海王星とトライン。
直感力・夢見の力が働きます。自分の憧れや夢からパワーをもらえそう。
ハリーポッターなどのファンタジー作品を見たり読んだりするのも良さそうです。
④16時ごろから翌日の午前3時ごろまで、月は水瓶座の冥王星とオポジション。
少しプレッシャー。魂の強さで踏ん張りましょう。客観的であるか、平等であるか、と俯瞰で物事を見て判断していけると良さそうです。
・まとめ
早朝までは真面目モードです。
日中は、普段と違うものを取り入れてみましょう。例えば、ランチはパンと決めている人でも、お昼ご飯におにぎりを食べたり、パンはパンでも米粉パンにしてみるとか。決まりきった毎日とは違うことをしてみると良さそうです。
お昼以降は、直感力が高まりそう。理屈じゃなくて自分の心で決める。そんな感じです。
夕方以降はプチプレッシャーを感じることがあるかも。なるべく客観的な視点を取り入れて、その場を判断してみてください。そうすると、問題の所在や、相手の詭弁を崩すことができるかも。
ホロスコープ作成サイト
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3/28〜4/5
雑に書く
3/28
朝:レーズン食パン、さけるチーズ
昼:納豆、じゃがいも料理
精力的に動く予定がないときのごはん 目についたものを食べるだけ 冷蔵庫の中にまだ食品が揃ってるのが嬉しくて泣き踊る
なんか調子がよい 頭のスペースが広く感じる 情報処理がいい感じに動いている
午後、お昼過ぎに近くのファミレスに行く
茶色のおかず盛り合わせと、ドリンクバーを頼んだ
おかずを食べ終え、本を開く これのためにドリンクバーをセットした 残り70p、夕方のご飯時までには読み終えるだろう (夕暮れ前に帰れました)
少し人の声や音楽が聞こえるが、邪魔にならない 脳のスペースが広いから 嬉し
久々にちゃんと読み終えたのでゾーとした違和感がある そわそわする
読書について、ひとつに集中せずドラマ感覚で数冊同時に読む方法を聞き、めちゃめちゃ納得する 読んでる途中で、他のものに手を出し始めることへの完全なる肯定 な、る、ほ、どと魂を込めて文字を打った
3/30
太陽ぽかぽかでワロタ
実家にいる 窓から暖かい光が射してくる居間 玄米茶と菓子盆にはいったカステラを食べたり、なにかてきとーに手を動かしたり なにもしていない
ゆっくりしすぎている なにもしてないのに時間が溶ける
🫠
3/31
春らんらんまんまんで草
常に春を感じる
素肌を外に晒してもそのままでいられる
お風呂場の寒さにさめざめ泣くことがない
やきそばを食べ そよ風をかいで 春
背中で陽の光を感じられる
嬉CCCCCC
息をしているだけで楽しい 呼吸が楽しい
4/4
朝:ごはん、ピーマンと油揚げのごま味噌炒め(昨日の残り)、茶碗蒸し
昼:パン、コロッケ、コンビニで買ったサラダ
確実に調子がわるい 頭のスペースが狭く感じる 情報処理がまったく動いていない
応答しかできない
今日は学生相談に行きました 担当者さんの聞き上手さにただただ感心+感動していた すすすーと引き出してくださり、肩の力が入ることなく無事終えました よかった〜 あと室内が診察感あってよかったです
その後、血圧計を買いに駅まで行こうか迷ったけど、今日できることできるだけしたら明日動けなさそうと思い、スーパーで食パンを買って帰りました 私は弱い
でも郵便局に行って出すもの出せたので私は偉い
4/5
川 波の光が底で流ていたり、波そのものが光っていたりする ちらちら眺めながら橋を渡った 頭の後ろになにか感触があることに気づく 陽 あったか〜 嬉しい 幸福 さいこー
献血に行きました 口の中をやけどした 毎度毎度……
昨日買った鉄のウィダーゼリーを飲んでさっさと寝ます おそらく
Tumblrの加工、良い
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2023年12月15日(金)
三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今月は週末に用事が多いので金曜日にお願いしている。平飼い有精卵・畑無農薬野菜・地鶏・十割蕎麦、それに玄米をお休みした分、手作りパンがやって来た。サツマイモ(ムラサキイモ・紅はるか)入り、パン好きのツレアイは早速味見して喜んでいる。私はあれこれメニューを考えるのが楽しい。奥川さん、いつもありがとうございます。
5時起床。
日誌書く。
朝食には、今朝もお餅を頂く。
洗濯。
可燃ゴミ、30L*1&45L*2。
奥川ファームから定期便届く、早速お礼のメッセージ送信。
<公益財団法人大阪社会運動協会>にサポート会費を送金、ApplePayが利用可能となっていたのが嬉しい。
今日から3日間、MQJの<冬のメモリアルキルト展in京都>を開催、荷物を積んで<ひと・まち交流館 京都>まで運ぶ。M姉が先に会場で待っていてくれた、感謝。
シラバス作成、<スタディスキルズ>の内容を昨年度から若干修正、O姉との共有フォルダを設定する。
春日郵便局で、<以文会>の会費の払込、<ケーヨー・デイ・ツー>でポリタンク(18L)を購入、正月休みで移動販売の間隔が開くための対応だ。
ランチ、3男には好きやねん、最後のタマゴを茹でてトッピング。私は残り物整理。
軽く午睡。
昨年購入したスタッドレスタイヤ、悩んだ末に処分することに決める。昨年段階ではあと3年車に乗ってから手放すつもりだったが、ひょんなことからサブスクで5年間の契約をしてしまった。タイヤやバッテリーの交換も含まれているので、それなら1月から3月は電車通勤にすればスタッドレスは不要との判断だ。業者を検索して、明日の12時に予約を取る。
O工務店来訪、奈良の仕事帰りとのことで立派な苺を頂く。名前は・・・失念した。
ツレアイから連絡、O姉が担当する科目の受講生がキルト展に来てくれたとのこと。多分2年生中心だろうから、半分程度は私の<スタディスキルズ>受講生であろう。
息子たちの夕飯、ポークソテー+目玉焼き、具沢山味噌汁。
ツレアイを迎えに行き、帰宅後すぐにココに点滴。
🍶+🍷で慰労、録画番組が無いので柳家小三治「馬の田楽」と桂米朝「馬の田楽」の聴き比べ。
片付け、入浴、体重は400g減。
細々と動き回っていたが、やはりエクササイズをもう少し頑張らねば。
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予定通りのアラームで起きたのに怠惰のせいで電車を1本逃した
どうしてこうもやる気が出ないのか考えた。
こんな暑さの中でやる気のある人が異常なのだという結論に至った。多分間違ってない
10:00パン屋さんでパンを2本受け取って喫茶店出勤
いつものおばあちゃんがいなくて心配
喫茶店はそこそこの忙しさ
字が可愛い常連さんにブックカバーをつくるコツを聞いた。生地はいっぱいあるので明日つくってみる
昼休憩は台湾料理の店でよくわからないけどなんか美味しいしなんか体に良さそうなやつを食べた
900円、晩御飯は白米確定
午後からはかなり忙しかった。
一回涼しい空間に入ったら出たくなくなる気持ちも、一刻も早く涼しい空間に入りたい気持ちも分かるので1人でずっとジタバタしていた
どれだけジタバタしていても、空いたペットボトルやタピオカのゴミを平気で置いて帰る人の顔だけはしっかり目に焼き付けて心で舌打ちしてしまう
忙しいと心に余裕もなくなるものだな…といつも思う
17:00退勤
18:00映画館出勤
夕方の時間に入るといつも他のバイトの子が大学生ばかりなので変なテンションになってしまう。映画館でも見えないように缶のお酒を持ち込んでは館内に大量に放置されていたりするので本当にびっくりする
同じ人間のすることとは思えない
1人でピリピリしてたら今日初めてシフトが重なった大学生の子がいっぱい雑談をしてくれたのですっかりご機嫌になった 単純でかなり気持ち悪いな
23:00退勤
明日はアイスクリームのイベントと花火大会の予定があるけど正直アイスクリームはイベントに行くほど好きでもないのでハローワークにでも行って花火大会の前から参加しようかな
早く帰って白米食べて寝ます
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二年前日記31(2021年7/30〜8/5)
7月30日 仕事の日。暇だったのに、急にバタバタっと忙しくなる。同僚は今日中に出さないといけない書類があったけどなかなか出かけないので早めに送り出した。やっぱりぎりぎりだったみたいで、あとでLINEがきて感謝された。間に合ってよかった。サロンに寄り爪のお手入れをしてもらい、バスで帰宅。晩ご飯は、肉じゃが、カプレーゼ。
7月31日 土曜日だけど夫は仕事。午前中、近所の人に渡すものを渡しに行く。昼から読書。夕方、散歩。晩ご飯は、夫が買ってきてくれたお造り、高山なおみさんのレシピの焼きトマトと豚肉のっけご飯。父から母がご飯食べたかわからなくなっていたとLINEがある。気づいたみたいだけど。最近、そういう知らせがきてもあまりドキドキしなくなった。巻き込まれなくなった感じ。
8月1日 頭のなかを整理する日。今日も長めの昼寝をしてしまった。いかんいかん。晩ご飯は、ミニトマトのパスタ、生ハムと夏野菜のマリネ。
8月2日 朝からパキパキと動けた。『分水嶺』読み終わり。すごい戦いをしてくださってる人がたくさんいるんだな。時間がたってから読み返してみたい。午前中に買い物。お昼は、買ってきたお寿司とビーフン。少し昼寝のつもりが、がっつり寝てしまう。癖になってるなぁ。よくない。晩ご飯は、豚ロースともやしの蒸したの、小松菜とツナの和え物、いかなご。
8月3日 午前中、銀行へ。小銭を入金する。たこ焼きを買って帰宅。お昼ご飯にビーフンと食べた。午後からzoom で妊娠中期セミナーを受ける。最後の質問コーナーで、トップバッターだったのだけど、呑気な質問をしてしまった。他の参加者はみんないろいろ考えていた。軽い運動をしたりして楽しかった。少し横になると4時半。晩ご飯の準備などする。晩ご飯は、ピーマンと鶏肉の生姜味噌炒め、茄子と卵のスープ。夜も気づいたら寝てしまっていた。
8月4日 長い間眠っていたので、とても長い夢を何度か見た。気持ちのいい眠り。こういう感じって今まであまりなかった気がする。仕事の日。今日もそんなに仕事はなかったので、気になっていたところの整理などをした。本を読んでしまいたかったので、カフェに寄る。帰り道でばったり母と姉に会う。今日は姉と両親とでお墓参りに行ってくると聞いていた。夕方に買い物に出たらしい。最近、ばったりが多い。晩ご飯は、豚肉と茄子とピーマンの炒めたもの、ゴーヤとハムのサラダ。近くのコミセンに本を返しに行ってから、お風呂に入り野球を見た。いい試合。日本は決勝進出。
8月5日 朝、コンテナカフェに。アイスチャイを飲む。昨日入ったお店でチャイを頼んだのにラテがきたのでそのリベンジ。スパイスが好みでとても美味しい。惣菜パンとお米も持ち帰りする。いろいろお話してたのしかった。唯一無二の場所。お昼前にライン通話で打ち合わせなどする。私の携帯の調子が悪くてビデオで通話はできなかった。お昼を食べ、一件電話をして、少し横になる。日記をアップして、句具句会の投句をし、簡単に晩ご飯の支度をしてから鍼へ。5時の予約。まだまだ暑い時間で汗がだくだく出た。先生から「次は病院いつ?」と聞かれて、どきっとする。ただ聞いてるだけなんだろうけど、何かあるのかなと心配になってしまう。帰り、ユニクロと無印に寄って必要なものなど買った。だんだん着れる服がなくなってきて焦る。サイズアップすると丈が合わないし、やはりそろそろマタニティ用にするしかないのかな。気持ちがついていっていない感じがしてモヤモヤ。帰ってからお風呂に入ってご飯。鮭の焼いたのとじゃがいもと豚そぼろのスープ。『ウチ、断捨離しました』を見ながら片付けをした。今週もなかなか強烈だったな。根が深い感じだった。
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7月9日(日)
おはようございます☀
【LA2023⑤】6月のカリフォルニア、日が沈むのが日本よりも2時間ぐらい遅いような気がする。午後7時ではまだ空は青く明るい!午後9時頃にようやく暗くなる感じかな。日が長いと得した気分になりますね!
モーテルにチェックインしたあと、海沿いの街オーシャンビーチへ!平日の夕方にも関わらず、街は沢山の人。駐車スペースが見つからず2ブロックほど離れた場所に路駐🚗
時刻は19時、オーシャンビーチのピア(桟橋)まで街中を散策しながら歩いてみたが、白人が多いが少し雰囲気が違う。ピッピーやレゲエ、サーフカルチャーが強く独特な雰囲気☮️ハーレーなんかのバイカーやスケボーで走り抜ける若者も多い。
この街に全米トップ5に入る(CNN情報)ハンバーガー屋があるというので早速行ってみた!『Hodad'sホダッズ』時間帯が良かったのか、ほぼ並ぶ事なく入店したが、常に満席🈵
初めて���お店はいつもベーコンチーズバーガーが基本の注文🍔に名物のオニオンリング、ルートビア ❣️
数分後に出てきたバーガーは、ズッシリ重たく、塊り!って感じ。ダブルダブルぐらい、それ以上ぐらいのボリュームはあるのかな😅
アメリカのハンバーガーにしては綺麗にビルドされている印象。分厚い生のオニオンが入っているが日本のオニオンのように辛味がなく、シャキシャキとアクセントになる。全体の味は特別個性がある訳では無く、ケチャップ、マスタード、マヨネーズの王道な味。しかし、食べても食べても無くならない💦笑
サイドのオニオンリングは、ダコタと同じように、パン粉をまとったオニオンリング。サックサクでこれは美味い😋車でなければ、サンディエゴはクラフトビールの聖地だし、地元のビールと一緒になら間違いないだろうな〜🍺
とりあえず腹パン過ぎるので、夜のデザート目指してオーシャンビーチを後にしました💨
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『地元産トウモロコシ 🌽の冷静スープ🍲』
『白桃🍑とグアバのパンケーキ🥞』始まりましたよ!夏ですねぇ〜🏝️早速沢山のご注文有難うございます😊
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【お客様へ】
⚠️お席のご予約はお受けしておりません。店内のご利用は、ご来店頂きました順番にご案内しておりますので、来られましたら必ずスタッフにお声がけ下さい。
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店内のご利用は、混雑時はお席の譲り合いにご協力お願い致します。(目安 : お食事のご提供から約60分)
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テイクアウトはお電話にてご注文承ります。☎️078-986-1237 です!事前のご注文でお引渡しもスムーズです。※タイミングでお時間が少しかかる場合もございます。ご了承下さい。
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当日のご予約は、開店前の朝9時からお電話にてご注文承ります。当日ご来店頂いてからのご注文はかなりお時間がかかる場合もございますのでご注意下さい。
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またスタッフ少人数のため、11時から営業が始まりますと、お電話に出れない場合もございます。少し時間をあけて 再度お電話頂けると幸いです。
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ハンバーガーだけでなく、ご一緒にパイ🥧やケーキ🍰、クッキー🍪もテイクアウトも承ります。
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⚠️ハンバーガーはお引き渡し後、1時間以内にお召し上がり下さいね!
パイ・ケーキ類は速やかに冷蔵庫で保管し、当日中にお召し上がり下��い。
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駐車場はお店の周りに5台、第2駐車場に5台と数に限りございます。出来るだけ乗り合わせてのご来店でお願い致します。また駐車場内での事故や盗難等トラブルにおきましては一切の責任を負いかねますのでご注意下さい。
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【本日のクッキー】
・カウボーイクッキー
・ハワイアンクッキー
・チョコレートチャンククッキー
の3種類。
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【本日のパイandケーキ】
・バナナクリームパイ
・ミシシッピーマッドパイ
・アップルパイ
・チェリーパイ
・ソルティーハニーパイ
・ブルーベリーサワークリームパイ
の6種類!
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2024年10月7日
ガザ戦闘から1年 現地通信員が見た戦場(朝日新聞 10月7日)
「世界は僕たちが死ぬのを見ていただけ」 だれも止めぬガザ侵攻1年(朝日新聞 10月7日)
パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始から7日で1年経つが、終わりが見えない。死者4万1千人超――。街が破壊されたガザの人は何を見て、何を感じてきたのか。朝日新聞のムハンマド・マンスール通信員が報告する。
友人に「見てくれ」と促され、スマートフォンに表示されている動画に目をやった。9月19日のことだ。見たことのある光景があった。パレスチナ自治区ガザ南部ラファ。私が住んでいた街だ。
戦闘が始まって1年近く経ったパレスチナ自治区ガザ南部では空爆や砲撃を完全に免れている建物は���ない=2024年9月25日、ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
マンスール通信員が語るガザ 食料不足に加えて、衛生状況も悪化しているガザで、市民たちはどう生きているのか。記事の後半に出てくる、もう一つの動画では、朝日新聞のムハンマド・マンスール通信員が、街を歩き、テントを訪れ、人々の生活を追いました。
次の瞬間、動画の中で爆発音がして、煙が上がった。
「ここにあるの、お前の家だろ!」
友人が泣き出しそうな声で叫んでいる。その通りだった。
動画はイスラエルの極右グループのテレグラムチャンネルに投稿されていた。イスラエル兵と思われる男の声がした後、建物や地上に仕掛けられた爆弾が爆発した。ヘブライ語で視聴者にこう話していた。
〈このラファでの爆発をあなたたちに贈ります〉
隣で心配そうに私の顔をのぞき込む友人の声が、とても遠くに聞こえた。
私の家が完成したのはこの戦闘が始まる直前だった。借金を背負い、少しずつ建てた家の完成には4年間かかった。
壁は明るい白を基調にして、居心地のいい空間になるよう、内装の細部にまでこだわった。自分たちのルーツであるアラブと、暮らしやすい西洋の様式を組み合わせたような雰囲気で、壁には馬や鳥の絵画を飾った。
イスラエルに周囲を壁やフェンスで封鎖されて「天井のない監獄」と呼ばれるガザの環境下でも、昨年8月に結婚した妻と一緒に、なんとか穏やかで幸せな生活を求めて暮らそう。そんな願いと、覚悟の詰まった家だった。
だが、そのすべてが完全に破壊された。
奪われることがこれほどの痛みを伴うのならば、初めからなかったらよかったのに、と思う。
ここガザでは、「ただ生きるということ」には大きな代償が必要とされるらしい。
生きるため、転居5回
私は、生まれ育ったラファから今住むハンユニスのテントまで、この1年間で何回住む場所を変えたのかを数えてみた。
5回までは覚えていた。だが、その後は記憶にない。戦闘が激しくなるたびに、私は家族と一緒に、時に家族とばらばらに生活した。避難所、知人の家、そしてテント。目的は「生きること」だった。
一方、「死」は大安売りだ。そこら中に転がっている。私たちは生きていくため、水やパンを手に入れるために何時間も長蛇の列に並ぶ。浄水施設は空爆で破壊され、きれいな水は手に入らない。
そのため、どこならそれなりに「使える」水が手に入るのかを知人たちと情報交換しながら探す。無料で手に入れられるはずの支援物資の食料も、今や市場で高値がつく。高騰した価格をみると、私たちの命より高いのではないかと思う。
【動画】ルポ「侵攻から1年 ガザで暮らす人々の今」=ムハンマド・マンスール撮影
ガザでイスラエルとハマスの戦闘は過去に何度も繰り返されてきた。2014年の戦闘では、50日間でパレスチナ側で2千人以上、イスラエル側で71人が死亡、21年の戦闘では11日間でパレスチナ側で約250人、イスラエル側で13人の死者が出た。
だが、今回の戦闘の発端となった昨年10月7日のハマスの越境攻撃では、イスラエル側で約1200人が死亡した。イスラエルの報復がこれまで経験したことがないものになることは想像できた。戦闘は長く、苦しいものになるだろう。私だけではない。ガザの人たちの多くはそう思っていた。
それでも戦闘が1年も続き、4万1千人以上が殺されることは予想できなかった。国際社会がここまで止められなかったことも。
パレスチナ人だから、しかたないということなのだろうか。もう、私は世界を信じられない。それでも信じるべきだと言うならば、その方法を教えてほしい。ただ、それでも、私は言葉を書き、写真を撮り続けるしかない。他にできることがないのだ。(ハンユニス=ムハンマド・マンスール、構成・エルサレム=高久潤)
孫たちが嫌う「豆ごはん」
避難所になっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校で、食事を作るマリヤム・ディーブさん=2024年9月9日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
どこにも逃げることができない。イスラエル軍の攻撃にさらされるガザの人たちはこの1年、どんな生活を強いられてきたのか。
ガザ南部ハンユニスの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校で、8人の孫と避難生活を送るマリヤム・ディーブさん(54)は、毎朝午前4時ごろ起床する。
家族の命をつなぐ水を手に入れるためには、長蛇の列に並ぶ必要があるからだ。
待つこと、数時間。水を持って戻ると、太陽はすでに空高く昇っている。
一休みしながら考え始めることは、その日の食事をどうしようか、ということだ。ただ、それは平和な土地に暮らす親たちの悩みとはかなり異なる。
まず、献立には悩む余地がない。今のガザで手に入るのはたいてい、豆の缶詰だ。次に手に入るのは米だ。炒めた米に、豆を付け合わせる。おいしいとは言いにくい代物で、その証拠に孫たちはその「料理」を非常に嫌っている。
孫たちは「豆ごはん」を前にするたびに、けわしい顔をしながら食べる。ディーブさんは言う。
「おいしいものをおなかいっぱい食べさせてあげたい。でも今、私にできることはこれ以外にない」
避難所になっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校で暮らすマリヤム・ディーブさん(左から2人目)と孫たち=2024年9月9日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
避難所の衛生状態も深刻だ。利用できる公衆トイレが見つからない。男性は物陰で用をたすのが当たり前になっているが、女性はそうもいかない。何時間も公衆トイレを探す人も少なくない。
トイレを見つけたとしても非常に汚い。そんな環境で、孫たちはバケツの中で用を足し、父親が離れた場所まで処分しに行っているという。
居住空間と排泄などの空間が交わり合っていることで、人々は常に、病気に感染しやすい状況にさらされている。
「石器時代みたいな生活」
そこから北に3キロ。地中海沿いの海岸で家族とともにテント暮らしをしているショルク・ダワスさん(19)は、ガザ北部からここに移り住んできた。ダワスさんは自身の生活を「石器時代みたいだ」と語り、涙を流した。
海岸で父親が立てたテントに小さい妹たちと暮らす。眠るのは、使い古されたマットレス。「どこの誰のものかは知らない。避難をしているとき、空爆で破壊された建物の跡で拾った。海岸の砂の上だと硬くて眠れないから」とダワスさんは言う。
最近4歳の妹が成長して靴のサイズが合わなくなった。そこで父親が廃材を使って、妹用のサンダルをつくった。
ダワスさんは、戦闘が始まる前までガザの海が好きだったと語る。だが、今は嫌いだという。空爆の音が風にのってよく響くからだ。「1年経っても、この音は慣れない」
ガザは、「物があまりない」生活に残念ながら慣れている地域だ。
イスラエル軍が2007年にガザを封鎖し、人や物の行き来を徹底的に管理するようになった後、私たちはできるだけ自分たちの地域の内部で採れる農産物や、国際機関による外から入ってきた支援物資で生計をたてることが日常になっている。しかし、この1年は農地が破壊され、検問所がほぼ閉鎖され、210万人の人口の9割以上が食料不安に陥っている。
ダワスさんのテントの近くには夜になると、いい香りがする場所がある。
地元でおなじみの料理ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などの露店が並ぶ。ガスはなく、まきをみんなで割って分け合いながら運営している。「食事」と呼ぶには、一人前は少量なのだが、安い値段でありつくことができ、人々の笑顔が見える。
家族の生活を支えるため、露店を始めたフサム・ナイムさん=2024年9月8日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス、ムハンマド・マンスール撮影
店を出している人たちのなかで、ひときわ若い少年がいた。フサム・ナイムさん(14)。自分で作った木のテーブルに、菓子などの食品を並べた簡素なものだ。この1年について、「まるで何千年も経っているような感じだ」と疲れ果てた表情で話した。
ナイムさんの言う通りだ。ガザの人々は、人間が到底耐えることができない量の死と、恐怖と、苦しみにさいなまれてきた。
私は日本の新聞で伝えるジャーナリストだ、と彼に伝えた。最後に聞きたい。世界の人々に、伝えたい言葉はある?
ナイムさんは、少しの沈黙のあと、首を横に振った。
「みんな、僕たちが死んでいくのを無慈悲に見ていた。誰もこの戦争を止めてくれはしない。伝えたいことも、伝えるべきことも何もない」(ハンユニス=ムハンマド・マンスール、構成・エルサレム=高久潤)
生産能力を奪い、外部依存を強いる「反開発」
「ガザはこの1年だけで破壊されたのではない。破壊され続けてきた」。米ハーバード大中東研究センターのサラ・ロイ上級研究員は、今回のガザ戦闘について、イスラエルの60年近い軍事占領の歴史的な文脈から考えるべきだと指摘する。
ロイ氏は、ガザでの現地調査を踏まえ、1980年代からガザの占領問題の政治経済学的研究を手がけてきたことで知られる。両親は第2次世界大戦のホロコースト(ナチスドイツのユダヤ人大虐殺)の生存者で、親族もイスラエルにいる。イスラム組織ハマスの攻撃でイスラエル側で約1200人が殺され、ガザに200人以上が拉致されたことに「耐えがたい感情をかき立てられた」と振り返り、「ハマスの残虐行為は責任を問われるべき戦争犯罪だ」と批判する。
一方でハマスが実効支配するといわれるガザは、イスラエルが実質的に支配し、抑圧を強めてきた現実を無視するべきではないと言う。
イスラエルは67年の第3次中東戦争で、ガザを占領した。その後、2005年にイスラエル軍と入植者はガザから撤退。ハマスがパレスチナ自治政府内の権力争いの末、この地域を掌握して07年から統治し、イスラエル側は安全保障上の理由で、ガザの四方を封鎖し、人やモノの行き来を厳しく制限してきた。
ロイ氏は、イスラエルのガザ支配の特徴を「反開発」という言葉で説明する。低い開発レベルの貧困を意味する「低開発」に対して、開発をできないよう生産能力を意図的に奪うことを意味するという。パレスチナの人たちが、自らの力で自分たちの未来を形づくる能力を奪い、生活を外部に依存する状態を強いる支配だ。
「反開発」の支配が完成に向かうきっかけになったのは、封鎖が行われた07年前後だという。封鎖で、ガザの経済の民間部門は壊滅的な打撃を受けた。ロイ氏によると、英NGOのデータで、燃料の搬入制限を通じてガザの約3900の工場のうち95%が閉鎖に追い込まれた。封鎖前に雇用者数の58%を占めていた民間部門が21%に減少した。自分たちで経済を発展させられない構造になっていったという。
ガザは今回の戦闘が始まる前の時点で、人口の8割が国際機関の支援に頼り、失業率も5割近くに上った。こうした状況はとりわけ、移動や貿易の緩やかな制限も含めると、90年代から始まり、「時間をかけてつくられてきた」と指摘する。
イスラエルは今回の戦闘が始まって以降、自分たちはかつてはガザに入植していたもののすでに撤退しており、ガザとは関わりないのに、ハマスが攻撃してきたと強調する。ロイ氏は、「イスラエルがその後もガザの領空、通信、海上・陸上交通を支配している。徹底的な境界管理も続けている現実は占領」とし、イスラエルの説明は誤りだと指摘する。
この1年の戦闘で、ガザ全域が破壊された。ロイ氏��、もう一つのパレスチナ自治区のヨルダン川西岸でユダヤ人入植者たちがパレスチナ人を襲撃し、さらに入植地を拡大させようとする動きにも警鐘を鳴らす。今回の戦闘で破壊されたガザに加え、西岸でもパレスチナ人が住める場所が年々小さくなっているからだ。
「欧米は(イスラエルとパレスチナが将来的に国家として共存する)『2国家解決』を主張しているものの、実際はパレスチナの人たちが住む場所が失われつつあることに対抗できていない」という。
今後のこの地域に平和をもたらすことはできるのか。「とても難しい」としつつ、「パレスチナ人に自分たちの命や生活に関する決定権を保障することが最低限の条件だ」と話す。そのためには、イスラエルの軍事占領を終わらせることが不可欠だ、と述べた。
Sara Roy 1955年、米国生まれ。米ハーバード大中東研究センター上級研究員。パレスチナ自治区ガザで、80年代から現地調査を繰り返し、ガザの政治経済の構造分析で知られる。著書に「ホロコーストからガザへ パレスチナの政治経済学」「なぜガザなのか パレスチナの分断、孤立化、反開発」(いずれも編訳岡真理・小田切拓・早尾貴紀、青土社)がある。
コメントプラス
平尾剛(スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)【視点】 心がかきむしられて冷静に読むことが難しい記事だった。
フサム・ナイムさんの「みんな、僕たちが死んでいくのを無慈悲に見ていた。誰もこの戦争を止めてくれはしない。伝えたいことも、伝えるべきことも何もない」という言葉に、途方もない後ろめたさを覚える。彼が言う「みんな」と、記事のテーマにある「世界」には、当然のことながら「私」も「私たち」も含まれているから。どうしようもない無力感とともに、各国首脳など権力を有する個人や団体への憤りが同時に湧いてくる。たまらない。
いまの私には虐���の現実をこうして伝えたり、授業やゼミで学生たちに伝えることくらいしかできない。あまりの悲惨さにたじろぎ、何の役にも立たない自らへの苛立ちを抱えながら、地道に伝えていくことにはほとんど意味がないかもしれない。それでも私はこうして伝えていく。
ともに生を営むこの地球上で、目も当てられない事態が引き起こされている。まずはこの現実を知ること、そしてこの現実に心を痛める人を増やしていかなければ、解決には至らない。たとえささやかな抵抗であってもそれを表明し続けたい。イスラエルを受け入れることは、私にはどう逆立ちしてもできない。ガザで暮らす人たちの苦悩が、1日でも早く霧消することを心より願っている。
浅倉拓也(朝日新聞記者=移民問題)【視点】 ガザやシリアと言えば、ついコンクリートが崩れ落ちた街を想像してしまう。でも、破壊されたマンスール記者の自宅は、4年がかりで借金をして、内装の細部にもこだわって、戦争が始まる直前についに完成したものだったという。また、ある4歳の女の子はこの1年間で足が大きくなって靴が合わなくなり、父親が廃材でサンダルを作ったという。被弾で子どもが大けがをして血だらけになったわけではないけれど、4歳の子の新しい靴が手に入らないのは確かに大問題だ。ニュース映像でちらっと見る彼らは私たちで、私たちは彼らなのだと思い知らされる記事です。
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2023.6.6tue_tokyo
朝、起きる。 まずはうがいをして水を飲む。 木のブラシで髪の毛をブラッシングする。気持ちいい。 化粧水を顔につけて染み込ませている間に洗濯物を裏返したり、ネットに入れたりして 全て洗濯機へ入れる。 保湿ジェルを顔に塗って、染み込ませている間にラジオ体操をする。 心の中で第一ラジオ体操の曲を歌いながらスタート。 大きく足を開いて立ち、上半身を大きく回す体操をしたときに 足の付け根の関節がパキッと鳴ると嬉しい。 乳液を塗ってスキンケア完了。
運動を習慣にしたいと思いつつなかなかできないけれど、唯一朝のラジオ体操だけは15年くらい続いている。
朝、上の子(8歳)はすぐに起きてくれるけれど、下の子(3歳)はなかなか起きないのでちょこちょこ起こす声かけをする。 ごねて幼稚園に行きたくない~って泣く日も沢山あるけれど、今日はわりとす��なり行ってくれて ホッとした。 お姉ちゃんの髪の毛は腰くらいまで長いので、毎日ブラッシングをして三つ編みをする。
昨日はお姉ちゃんの小学校の運動会の振替休日でお姉ちゃんだけお休みだった。 二人で図書館へ行き、お昼は公園で持参してきたおにぎりを食べて美味しかった。 塩昆布と梅干しの混ぜご飯のおにぎり。 二人だけで出かけることは珍しいので嬉しい。
そして休み明けの家の中はとても散らかっている。
今日は梅雨入りする前の貴重な晴れの日らしい。 山盛りの洗濯物を回して干す。
お昼は手作りハンバーガーを食べた。 友達がインスタに手作りハンバーガーの記事を載せていて、 ものすごーく作って食べたくなってから何ヶ月か経っていた。 ハンバーガーのパンに使われるバンズは近所のスーパーに滅多に売っていない。 ところが3日程前にパンコーナーに並んでいたのだ。
冷蔵庫��残っていたハンバーグとレタスとスライスチーズ、ベーコン、タルタルソースを挟んで 食べた。美味しい。やっと食べられたので嬉しかった。
それから公募へ出そうとしている作品を制作する。
午後、近くの実家へ行き、じいじに娘二人を公園に連れて行ってもらった。 そして私はスーパーへ行き、4日分くらいの食材の買い出しをしてきた。 お米も買ったので食材がてんこ盛り。
実家へ娘たちをお迎えに行くとまだ帰ってきていないとのことで、 母とおしゃべりしながら待つ。 私も母も漫画が好きなので漫画の話になる。 「カラオケ行こ!」(和山やまさん)や 「君は放課後インソムニア」(オジロマコトさん) など好きな漫画が実写化されて嬉しいことなどを伝えた。 「メタモルフォーゼの縁側」(鶴谷香央理さん)の 映画も結構良かったよ~と母が教えてくれた。
10分後くらいにじいじと娘たちが帰ってきた。
今日の夕食はあじとじゃがいもの甘酢和えとキャベツ、人参、ハムのコールスローサラダ、 おみそ汁、ハンバーグ。 あじを3枚おろしにしたときの中骨を弱火でじっくり焼き揚げて塩を ふった骨せんべいも作った。
今日も一日お疲れさま。
-プロフィール- 佐藤誠子 39歳 東京都 主婦・デザイナー @_tomoko.sato_ rg9go.hp.peraichi.com
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2024-1-18 木曜日
・今日の星の動き
今日は月が星座を移動します。牡羊座から牡牛座へ。月が牡牛座に入るのは、17:11です。月が牡羊座の間は自分の衝動だけで動いていけるアクティブな感じですが、牡牛座に入るとしっかり現実も大事にする安定感が出てきます。
・早朝から午前9時ごろまで、月は射手座の金星とトライン。機嫌が良さそうです。朝ご飯はお米よりパンを食べたくなりそうです。
・午前9時ごろから午後5時ごろまで、月は山羊座の太陽とスクエア。自分の未来を作る意思に触れられる時ですが、少々葛藤しそう。「自分のこれをやりたいという衝動は、社会の一員として見た時に正しい行動なのか」ということや、「やりたいことはあるが、会社員としての立場だとやれることに限界がある」などと考えることがあるかも。
自分のやりたいことを社会で認めさせるにはどう工夫したらいいのかを考えるのも良さそうです。また、家族と相談して任せられる部分は家族に任せて、自分のやりたいことをする時間を確保するなど、今後のために頭を使うきっかけになりそうです。
・午後1時ごろから午後9時ごろまで、山羊座の冥王星とスクエア。自分が誰かにプレッシャーを放ったり、誰かにプレッシャーを放たれたりしそうです。自分勝手に横暴な振る舞いをすると、当たり前ですが他人からは嫌われます。注意してください。もし誰かにプレッシャーをかけられた場合には、自分の中のボスキャラを出しましょう。パワーが湧いてきます。理不尽な場面に遭遇しても、自分のボスキャラを出して、しっかり踏ん張れます。
・午後10時ごろから翌日の午前6時ごろまで、月はふたつの天体とアスペクトを取ります。
①山羊座の水星とトライン。自分の感情を素直に表現できそう。表現に丁寧さも加わるので、SNSの投稿や友達・好きな人とのやり取りにはおすすめの時間帯です。
②魚座の土星とセクスタイル。氣分に真面目さが加わります。夜は遅めですが、夜更かしタイプの人は課題や勉強・仕事に向き合うのもおすすめです。
まとめると、人とのやり取り、SNSでの投稿や仕事・勉強などにはおすすめの時間帯になります。言葉を使う作業には向いてるムード。
・まとめ
早朝から午前9時ごろまで、機嫌が良さそうです。朝ご飯はパンを食べたくなるかも。
午前9時ごろから午後5時ごろまで、自分の未来について考え���、少し葛藤しそうな時間帯。自分の自由な衝動と、社会の一員としての自分という対比で悩みそうです。自分のやりたいことを社会で認めさせる工夫や、自分のやりたいことを確保するための時間や仕事の工夫が必要になってきます。頭は悩ませるかもしれませんが、自分の未来を良くさせるための努力を考える良い機会です。
午後1時ごろから午後9時ごろまで、誰かにプレッシャーをかけられたり、自分が横暴な振る舞いをする可能性があります。プレッシャーをかけられた場合には、自分の中に眠っているボスキャラを出して、やり過ごしてください。自分がプレッシャーをかける立場になった場合、どんな振る舞いをするかはあなた次第ですが、そのことによって自分の王国を追放される可能性があることも考えておきましょう。
午後10時ごろから翌日の午前6時ごろまで、「言葉」を扱うのに適した時間。SNSの投稿や、家族・友人とのおしゃべりが楽しいかも。
夜更かしタイプの人には、仕事や勉強をするのにもおすすめの時間帯になります。
ホロスコープ作成サイト
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卑弥呼 meets ワンプレート
夏休み2014、最大にの思い出はイタリア旅と藝祭 イタリアのことは前にも書こうと試みたけれど、言葉にできなかっただから、まとめました
「卑弥呼meetsワンプレート」
卑弥呼の海外自炊一人旅、1週間のメニューを追います
8/18 mon 機内食夜 ワンプレートじゃないけれど、旅飯ログということで一応機内食から。エールフランスの夜はスイーツも欠かしません。さすがです。コーヒーケーキおいしかったな。野菜が苦手なグリンピースだらけだったので残したというガキっぷり…
8/18 mon 機内食朝的な 着陸の1時間前くらい。日本時間だと9時すぎだし、現地時間だと深夜3時だし、なんかもう。エールフランスのクロワッサンおいしすぎるから。もう。朝から量たっぷりすぎるよ、でもおいしいから食べちゃったよ。機内寒かったから温かい日本茶をもらえてちょっとほっとした。
8/18 mon 次の機内での朝食。エールフランスの朝の便はこれが楽しみ。ただのクロワッサンが普通においしいのだ。思いのほか冷えたので温かい紅茶に救われた。
8/18 mon lunch やたら長く8月18日を過ごす。バスが予想外に時間がかかり、道にも迷い、お腹ぺこぺこのからっからで宿にたどり着き、ひとまず食べようと荷物からクノールを取り出す。本当はもっとお腹がすいていたけれど、食材を買ってこないことにはどうにもならないので、ひとまずのエナジーチャージをして、この後見知らぬ街のスーパーへ出かけた。
8/18 tue dinner イタリアのトップバリュなのかよくわからないが、それっぽいブランドのソーセージを買ってみたの巻。バティマス米を自分で鍋で炊いたのはこれが初。申し訳程度にカット野菜(米炊きすぎてスペースがなかった)
8/19 tue breakfast スーパーで買ったオリーブオイル入りのパンをトーストして、スライスハムとスライスチーズで食べる。ダノンで乳酸菌摂取。旅先ではお腹の調子が狂いがちなので乳酸菌は大切。飲み物はリプトンの紅茶。
8/19 tue lunch 下手なカルボナーラ。キューピーのまぜるだけソースで本当に混ぜただけ。混ぜ終わってから、具でも入れればよかったと思いつく始末。後からサラダを足してみる。サラダ食べるつもりだったのに支度を忘れていたのだ。料理とは同時進行であることを痛感。
8/19 tue dinner 鶏をメインにせんとす。母に習ったようにジップロックに入れて茹でる(火の通りが穏やかで大変柔らかくなる&洗い物が減る)ことを試みるも、想定より肉厚で骨太な向こうのお肉に苦戦。ご飯が炊けてしばらくしてからようやく火が通って食べるも、案外骨の方が多かった。ポモドーロソース。味は悪くなかったけれども大層食べづらかったため食事としての点数は低め。
8/20 wed breakfast この日からヨーグルトにジャムがつく。前日にスーパーで使い切りジャムを発見した。プレーンヨーグルトにジャムが大好き。パンとチーズとハムと紅茶は安定のメニュー。どこの宿でも同じような組み合わせを食べる。それは比較の意味でもあるし、なにより好きだから。
8/20 wed lunch レッスンの前に、朝一でスーパーに行ってキッチンペーパーとトイレットペーパーを買ったので、その時一緒にお惣菜コーナーのピザを購入。フライパンで軽く温めて、紅茶と共に。あまりのおいしさに驚嘆。€2だから¥250くらいのものなのに。充実のサイズ感でもある。これがこの旅唯一の「自炊じゃない食事」だった。
8/20 wed おやつ 練習室がいっぱいだったのと、コラムの入稿が近かったので、カフェテリアに行ってジェラートを食べながら原稿執筆。これはティラミス味。店主が見た目怖くてビビったけれど、わたしがもらい忘れたおつりを渡しに来てくれたから多分いい人。シャイながんこおじさんかも
8/20 wed dinner ジェノベーゼパスタwithソーセージ。サラダ。この辺りからワンプレートではなくなり始める。まだパスタに具を入れる知恵がつかない。パスタをゆでてしまってから、献立にたんぱく質がないことに気がついたので、最初の晩のあまりのソーセージを茹でた。
8/21 thu breakfast いつものサンドにいつもの紅茶にいつものヨーグルトに…バナナも。前の日までおやつにしていたバナナ、ちょっとシュガースポットが増えてきたので、チーズとハムを1枚ずつ減らしてバナナに。
8/21 thu lunch ポモドーロでパスタ。サラダにルームメイトのオリーブオイルをかける。
8/21 Thu dinner リゾット&ソーセージ。あまっていたポモドーロのパスタソースでお米を炒めてみた。この頃にはバティマス米(細長いお米)を鍋で炊くのも手際が良くなってくる。この日の昼に立っていた市でおいしそうなソーセージを買った。本当においしかった。この夜からサラダにチーズが入る。朝食で使っているスライスチーズを入れてみた。ドレッシングがスーパーに見当たらないからオリーブオイルで作ったりしていたが、チーズと葉っぱはシンプルにおいしい。
8/22 fri breakfast しつこくハムチーズサンド。わたしにとってはこれが幸せだったので、毎朝同じでわびしいななんて一度も思わず、むしろこれを楽しみに早起きを続けられた。いい加減バナナが食べごろ、てかもう食べないと。
8/22 fri lunch カルボナーラとうまうまサラダ。カルボナーラにはベーコンを入れて、肉の旨みをしみじみと噛み締めた。うまうまサラダは、スーパーで€2くらいで売っていた。170gの満足パック。バルサミコ酢とオリーブオイルと塩とハーブのミニパックが入っていてそれを自分でかける。これら4つの小分けパックを作って入れる手間より,これらを混ぜてしまったものを入れる方が簡単ではなかろうかと考えてしまったのはここだけの話。どうなんだろ。しかし激うまだったからなんでもよい。
8/22 fri dinner 鶏のローズマリー風味とまたリゾット風。サラダ。リゾット大好きなのである。それから手際が良くなってきたので調子に乗った節もある。サラダのチーズがうまうまチーズに変わる。うまうまチーズを買ってみたのだ。スーパーのチーズコーナーの品揃えがあまりに豊富で迷ったが、優しい味わいのものを買った。ヤギかなぁ。
8/23 sat breakfast ところでここのキッチンのオーブントースターが使いにくく、3分で設定しても5分に設定しても1分半くらいで「チーン!」と鳴っていた。それを3回くらい繰り返してこのお色。網でパンを挟んで本体の溝に入れる形式だった。できたパンを取り出すときに、何度網にさわってやけどしたことか。痛みも思い出。
8/23 sat おやつ この日は午前中がハードだったのでお腹がすいて、帰り道のパン屋さんでチョコマフィンを購入。素朴でおいしかったなぁ。これをエナジーにお昼ご飯を作った。疲れた体にしみた。紅茶を飲んでいたらルームメイトが来て、「音楽家のプロフェッショナルって何?」と叫んだことにより拙い英語でプロ精神って何だろうと語った。
8/23 sat lunch ボロネーゼペンネ。サラダ。ボロネーゼのソースは一番お肉が入ってそうなものを選んだだけあって、お肉たっぷりのペンネはとてもおいしかった。
8/23 sat おやつ チャリでマニキュアを買いに行ったあと街を暴走、うそ、そんな漕げない、周遊していたらジェラーテリア(ジェラート専門店)を発見、この前ティラミス味とコーヒー味を迷ってティラミスにしたら味が薄くてちょっと残念だったので、って違うお店だけど、コーヒー味をずっと食べたいと思っていたので、念願を果たす。
8/23 sat dinner 好物ソーセージがメインディッシュ。こうして写真にすると味気ないなぁ…と思いつつ、本人は大変楽しみに調理しているのだからコメントのしようがない。
8/24 sun lunch わたしはこの日になって、帰国の日を1日勘違いしていたことに気づく。最初は正しくカウントしていたのになぁ。だいたいこの前々日のレッスンで、先生も回数を勘違いして、もう1回多く受けられる換算をしてしまっていたのだ。また明日ね、てさっき別れてきたのが最後だったのか!とショックを受けながら、とりあえず消費しなきゃ!とペンネ&ソーセージ。大好きなジェノベーゼに涙の塩味を感じることを禁じ得なかった(※大げさ)
8/24 sun dinner 骨付き鶏再び。前回苦戦した例の鶏肉の残り半分を冷凍してあったためリベンジ。散々茹でる。これでもかというほど茹でる。その間にトマト味のペンネ。これにてペンネ完食。鶏は今回はおいしくいただけた。しかし骨が半分以上といったところか。見た目の割に量は無い。夕食の前に先生にお別れだけ言いに行った。その後で無性にさみしくなって泣きながら食べたおやつのダノンの味は忘れない。
8/25 mon breakfast 前の夜に、時差ボケ対策も兼ねて明け方近くまで起きてパッキングをしていたら、見事に9時過ぎまで爆睡。まぁ出発が11時過ぎなので大丈夫だが。ハム、チーズ、ヨーグルトをめでたく完食。1日分多く買っていたから焦った。
8/25 mon lunch そして食べ物を消費しきるためにわたしは電車で食べるお弁当大作戦に出た。日本でお弁当なんて作ったこと無いのに!というのは後から気づいた。あの大苦戦したローズマリー鶏がまだあったのだ。残ったボロネーゼソースで味付けして、あまったパンと野菜と詰めた。もしかしたらこの旅で一番おいしくできた料理だったかもしれない。駅まで送ってくれたホストファザー・アルフィオとハグでお別れした。遠ざかる講習会場にちょっと涙ぐみながら、日本の秋晴れのように青い空に、先生に必ずまた習いに来ること、その時は今よりももっとうまくなって帰ってくることを誓った。
8/25 mon 機内おやつ お弁当だけではさすがにおなかがすいたので、ありがたかった。フランスのクッキーは美味だった。フランス語でリンゴジュースを頼んだのに、水に聞こえたらしい。行きの飛行機では通じたんだけどな。
8/25 mon おやつ 空港についたらわたしのことを職員が名札を持って待っていた。「Are you Mrs. Harada?」「Yeah.」フライトをわたしが乗る予定だったエールフランス便から日本航空便に替えてくれないか、とのこと。結果2、3時間早く帰れることになった。JALのウイングは免税店がいささか閑散としたところにあって少しさびしかった。おなかがすいたのも相まってやたら悲しくなってしまったが、行きの時から気になっていた自販機の大きなワッフルとカプチーノを摂取したら元気になった。日本に帰ったら、様々な現実が待っていることを思うと辛かったけれど、それに対峙する勇気が出た。
8/25 mon 機内夕食 日本航空の国際線は初めてで、和食な機内食に驚かされた。全日空には乗ったことがあるが、洋食しか食べなかったのだ。日本行きの便だけあって、メインに洋食を頼んでもそばがついてきた。わさびの味に「ひさしぶりの日本」を感じる。わさびテイストはあのスーパーでは得られなかったものだな、としみじみ。小鉢が並んだ風の容器が日本らしくてかわいいなと思った。このあとハーゲンダッツが出たという喜び。
8/26 tue 機内朝食 ベーコン! ソーセージ! ハッシュドポテト! 好物! 爆睡していて朝食の時間に気づかなかったが、目覚めたらアテンダントさんからの付箋メッセージ、しかしそれを読み終わるや否やアテンダントさんが声をかけてくれて、サービスの良さに驚く。
以上がわたしの8日間に渡るはじめての場所におけるはじめての自炊旅の記録である。この小さなキッチンで数々の小さな失敗をしつつも、楽しかった異国自炊ライフの思い出は、これからもわたしの心の中を、希望の灯火として照らし続けてくれることだろう。ここを原点に、料理のレパートリーを増やしたいところである。(家庭科の調理実習の成績は良かったんだけどね)
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