#亜細亜現���美術展
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kyary1976 · 2 years ago
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#ワンセブン登竜門中間日 . . . おやすみ♥️♥️♥️♥️ ‼️ #一般社団法人亜細亜美術協会 #一般社団法人社員画家 #亜細亜現代美術展 #ワンセブンライブ奏蒼 #17ライバー奏蒼 #ほとんどの配信アプリでキャリさん #美女たちの森と沼 #奏蒼マジック #変態枠 #世界のピンク枠 #broadcast #livestreaming #BIGO #REALITY #ゲーム配信 #宮崎県産まれ三重県育ち #統一を諦めない精神は多様性を称揚する #否定ほど芸術に多くを与えるものはない #似顔絵 #ギリシア神話画 #世界一の画家になるために https://www.instagram.com/p/CqQdTbWPakk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kozuemori · 6 days ago
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最近、毎朝メダカ鉢に薄氷が張っています。大雪注意報が出ている地域にお住まいの方は十分に気をつけてお過ごしください。❄️
2月2日の節分の夜は、恵子ミディアムと一緒に『スピリットコミュニケーション・トゥワイス』を開催いたしました。あっという間の1時間でしたが、参加された方々全員の光を感じながら、楽しいひとときを過ごすことができました。ご参加いただきました方に、心より感謝いたします。
先日、駒場にある日本民藝館で開催中の『仏教美術 柳宗悦が見届けたもの』(3/20まで開催)に行ってまいりました。柳宗悦は民藝運動の主唱者で、独自の「美の思想」として芸術と宗教と哲学が一体となる世界観を提唱し、「美の価値」をそれ以前の限られた人に対する形而上的で非日常なものから、不特定多数に向けた日常的で実践的なものへと転換させました。また、当時注目を集めていた心霊現象にも興味を持ち、その研究を『科学と人生』という本にまとめています。
彼はアメリカの超絶主義の先導者ラルフ・ワルド・エマーソンやイギリスの詩人であり画家でもあるウィリアム・ブレイクの直観の詩と哲学から大きな影響を受け、彼らの持つ「直観によって神と交わるべきだ」という考えを継承しています。また、ウィリアム・ブレイクの芸術観の根底にある「肯定の思想」に傾倒し、可能な限りブレイクに関する文献を読破したのちに、彼への賛美を『ウヰリアム・ブレーク』という本に集約させました。
この展示では、世界各国の陶器や陶磁・染織・木漆工・絵画・金工・石工・編組など、ありとあらゆる種類の民藝的な作品が集められています。その横には作品名や作家名、国名や制作年などのキャプションはなく(別紙の目録あり)、ランダムに並べられ、���り合わさった作品同士の相関関係についても説明はありません。ですから、情報のないそれらを自分自身の直感と価値観、美意識によって観察するしかありません。
私設美術館ではしばしば、大きな美術館や博物館が持つ一定のルールから離れた、個性的な展示や環境を楽しむことができます。日本民藝館の建物も1936年に竣工した旧館は古い趣をそのまま残していて、タイムスリップした感覚になります。障子やガラス窓から差し込む自然光を生かした展示も、気取らない日常的な展示物の雰囲気とマッチしていています。また、入り口で靴を脱いで鑑賞するスタイルも、まるで誰かの家に招待されたような、リラックスできる暖かい雰囲気を演出しています。
今、私たちが使っている日用品は画一化や効率化が進んでいます。誰もが同じものを欲しがり、それを持つことで安心しています。時に、値段が高いから、あの人が選んでいるからいいものだ、という価値観さえ生んでいます。民藝の存在はそれらとは対極にあります。値段や作者名のついていない展示物を見ていると、自分の内側に存在する本来の美意識が目覚め、それらの価値を自分なりに見出すことができるような気がします。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
2月16日(日)12:30〜14:00 担当ミディアム:本村・森
3月16日(日)12:30〜14:00 担当ミディアム:亜笠・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
2月・3月へのご参加は、どちらも以下のリンクよりどうぞ。
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ドロップイン・ナイト 
3月13日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
指導霊(スピリット・��イド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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ryufurusawa · 11 months ago
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やまなしメディア芸術アワード2023-24 入選作品展
https://y-artaward.jp/exhibition.php
2024年3月9日(土)― 3月31日(日)
入場料|無料
会場|山梨県内 複数会場 (古澤の作品はFUJIHIMUROにて)
「やまなしメディア芸術アワード」(YMAA)は、創造性にあふれる地域社会の実現をめざして、山梨県が取り組む芸術文化創造のための公募プログラムです。高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術を有する人材育成を目的とし、独創性の高い作品を顕彰するとともに、アートアワードを新たな価値や技術を創出するプラットフォームと位置づけています。
第3回目の開催となる今回は、青柳正規(山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官)を審査委員長として、荒牧悠(アーティスト、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師)、伊村靖子(国立新美術館学芸課情報資料室長、主任研究員)、小坂井玲(山梨県立美術館学芸員)、高尾俊介(クリエイティブコーダー、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授)、山形一生(アーティスト、2022年度Y-GOLD受賞)、吉開菜央(映画作家、ダンサー)の6氏が審査委員を務めています。
本展では、国内外378点の応募作品から一次審査で選出された入選作品20点を、山梨県内3エリアとオンラインにて発表します。甲府、北杜、富士吉田の4つの文化拠点を会場にして、会期中に最終審査会を開催し、Y-GOLD(最優秀賞)、Y-SILVER(優秀賞)、山梨の地域特性に新たな価値や意味を創出するY-CRYSTAL(山梨県賞)を決定します。
山梨県は、豊かな地域社会の未来に向けて、芸術文化創造のインキュベーションに取り組みはじめました。世界中で経済活動や社会構造が大きく変化する現在、本入選作品展を通して、新しい創造性に触れていただき、想像力や好奇心を広げる機会にしていただければ幸いです。
入選作品(ファイナリスト) ※会場別・作家かな順
[甲府会場] 小さな蔵の美術館
《I stitch my skin to the ground》宇佐美奈緒
《Solarisation / 遭難|Getting Lost》大岩雄典
《春 ハイレモンの観察》亀井里咲
《Unreal Pareidolia -shadows-》Scott Allen
《Observing Variation / 差異の観測》森田明日香
[北杜会場] GASBON METABOLISM
《音楽劇「声のゆくえ」》大久保雅基
《Hyle(s)》大原崇嘉
《Round and Round and Round》小田陽菜乃
《water ripples》studio muku
《Fire Server》高見澤峻介
《防災無線通信》永田風薫 ※上演
《Body Memory》ノガミカツキ
《愛情★ぼし》李姿婷
[富士吉田会場] FUJIHIMURO
《滑琴狂走曲 in 秋田!(カッキンラプソディー・イン・アキタ)/ KAKKIN Rhapsody in Akita!》おおしまたくろう
《Nevermore》couch 助成:公益財団法人小笠原敏晶記念財団、公益財団法人パブリックリソース財団、横浜市文化芸術活動応援プログラム
《unsound dresser : 化粧箱、鳴ラナイ》筒 | tsu-tsu
《Mirror#Narcisse》新津亜土華
《Mid Tide》古澤龍
《閾 | Threshold》宮下恵太
[富士吉田会場] FabCafe Fuji
《防災無線通信》永田風薫 ※記録展示
[オンライン]
《code play/码上演绎》楊慶新
※上演・上映作品のプログラムの詳細につきましては、ウェブサイトおよびSNSをご確認ください。
開催概要
会期|2024年3月9日(土) ~  3月31日(日)
入場料|無料
主催|山梨県
後援|東京藝術大学、多摩美術大学、山梨大学、山梨日日新聞・山梨放送、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム甲府
やまなしメディア芸術アワードウェブサイト|https://y-artaward.jp
X |@y_artaward
Facebook|@ YamanashiMediaArtsAward
会場
[甲府会場]
・小さな蔵の美術館(甲府市丸の内1-1-25 甲州夢小路内)
開館時間|10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日|火曜日
[北杜会場]
・GASBON METABOLISM(北杜市明野町浅尾新田12)
開館時間|11:00-17:00
休館日|火・水・木曜日
[富士吉田会場]
・FUJIHIMURO(富士吉田市富士見1-1-5)
開館時間|11:00-17:00
休館日|火曜日
・FabCafe Fuji(富士吉田市下吉田3-5-16)
開館時間|8:00-17:00
休館日|火曜日
※オンラインの作品は、やまなしメディア芸術アワードウェブサイトにアクセスいただきご覧ください。
やまなしメディア芸術アワードウェブサイト|https://y-artaward.jp
審査委員長
青柳 正規(山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官)
審査委員
荒牧悠(アーティスト、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師)
伊村靖子(国立新美術館学芸課情報資料室長、主任研究員)
小坂井玲(山梨県立美術館学芸員)
高尾俊介(クリエイティブコーダー、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授)
山形一生(アーティスト、2022年度Y-GOLD受賞)
吉開菜央(映画作家、ダンサー)
展示風景
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kachoushi · 1 year ago
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各地句会報
花鳥誌 令和6年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年11月1日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
星の出るいつも見る山鳥渡る 世詩明 人の世や女に生まれて木の葉髪 同 九頭竜の風のひらめき秋桜 ただし 太陽をのせて冬木の眠りけり 同 生死また十一月の風の音 同 朝湯して菊の香に上ぐ正信偈 清女 懸崖の赤き菊花の流れ落つ 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋空の深き水色限りなし 喜代子 故里は豊作とやら草紅葉 由季子 菊花展我等夫婦は無口なり 同 しぐれ来る老舗ののれん擦り切れて 都 狛犬の阿吽語らず冬に入る 同 謎々のすつきり解けた小春の日 同 杣山の織火となりぬ紅葉山 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路 逝く秋をくづれゝば積み古書店主 順子 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 太き棘許してをりぬ秋薔薇 和子 弥陀仏の慈顔半眼草の花 昌文 綿虫のうすむらさきや九品仏 小鳥 参道で拾ふ木の実を投げ捨てる 久 綿虫は仏の日溜りにいつも 順子 香煙はとほく菩提樹の実は土に 小鳥
岡田順子選 特選句
腰かける丸太と秋を惜しみけり 光子 九品の印契結ぶや冬近し 眞理子 古に大根洗ひし九品仏 風頭 綿虫や浄土の風が抜けるとき はるか 奪衣婆の知る猿酒の在り処 光子 神無月ならば阿弥陀も金ぴかに 俊樹 蚤の市に売る秋風と鳥籠と 和子 下品仏とて金秋の色溢れ 俊樹 綿虫と彼女が指せばそれらしく 瑠璃 梵鐘のはらわたに闇暮の秋 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ありきたりの秋思の襞を畳みをり かおり 秋日入む落剝しるき四郎像 たかし 返り花ままよと棄つる文の束 美穂 凩や客のまばらな湖西線 久美子 凩のやうな��とすれ違ふ 睦子 小鳥来る小さなことには目をつむり 光子 流れ星キトラの星は朽ちてゆき 修二 凩に雲や斜めにほどかれて かおり 人肌を知らぬ男のぬくめ酒 たかし 老人が老人負うて秋の暮 朝子 冬の日や吾が影長く汝に触れて 同 身に入むや妣の財布の一セント 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋思消ゆ「亀山蠟燭」点せば 悦子 この町へ一途に滾り冬夕焼 都 新蕎麦を打つ店主にも代替はり 佐代子 添ふ風に方位はあらず狂ひ花 悦子 HCU記号音満つ夜の長し 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
トランペット響く多摩川冬に入る 美枝子 竹林の風音乾き神の留守 秋尚 公園の隣りに棲みて落葉掃く 亜栄子 句碑の辺の風弄ぶ式部の実 同 新のりの茶漬に香る酒の締め 同 歩を伸ばす小春日和や夫の癒え 百合子 朔風や見下ろす街の鈍色に 秋尚 ぽつぽつと咲き茶の花の垣低き 同 リハビリの靴新調し落葉ふむ 多美女 濡れそぼつ桜落葉の華やぎぬ 文英 露凝りて句碑に雫の朝かな 幸風 大寺の庭きりもなや木の葉散る 美枝子 山寺の風の落葉を坐して聞き 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
風除の日だまりちよっと立ち話 和魚 風除の分厚き樹林影高き 秋尚 揚げと煮し切り干やさし里の味 あき子 薄日さす暗闇坂に帰り花 史空 渦状の切干甘き桜島 貴薫 切干や日の甘さ溜め縮みたる 三無 風除けをせねばと今日も一日過ぎ 怜 切干や少し甘めに味継がれ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
確かむる一点一画秋灯下 昭子 幽玄な美女の小面紅葉映ゆ 時江 釣り糸の浮きは沈みし日向ぼこ 三四郎 六地蔵一体づつにある秋思 英美子 赤い靴なかに団栗二つ三つ 三四郎 着飾りて姉妹三人千歳飴 ただし 正装で背中に眠る七五三 みす枝 雪吊の神の恐れぬ高さまで 世詩明 七五三五人姉妹の薄化粧 ただし トランペット音を休めば息白し 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月14日 萩花鳥会
夜鴨鳴く門川住居六十年 祐子 捨てられて案山子初めて天を知る 健雄 ゴルフ玉直ぐも曲るも秋日向 ��文 山茶花や現役もまた楽しかり ゆかり 舟一艘ただぼんやりと霧の中 恒雄 献茶式津和野城下や朝時雨 美惠子
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令和5年11月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
秋の暮百均で買ふ髪飾 令子 虫食ひの跡そのままに紅葉かな 紀子 背の丸き鏡の我やうそ寒し 同 小春日や杖つく母を見んとする 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
小春日や日々好日と思ひたり 世詩明 禅林を通り来る風秋深し 啓子 何事も無き一日や神の旅 同 炉開きの一花一輪定位置に 泰俊 一本の池に煌めく櫨紅葉 同 三猿を掲ぐ日光冬日濃し 同 立冬こそ自己を晒せと橋の上 数幸 小六月笏谷石は饒舌に 同 如何にせん蟷螂は枯れ僧恙 雪 猫じやらしもて驚かしてみたき人 同 一匹の枯蟷螂に法の庭 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
小鳥来る赤き実に又白き実に 雪 幽霊の出るトンネルを抜け花野 同 おばあちやん子で育ちしと生身魂 同 見に入みぬ八卦見くれし一瞥に やす香 時雨るるやのつぺらぼうの石仏 同 近松忌逝きし句友の幾人ぞ 同 季は移り美しき言葉白秋忌 一涓 菅公の一首の如く山紅葉 同 落葉踏み歩幅小さくなる二人 同 冬ざれや真紅の句帳持ちて立つ 昭子 今日の朝寒む寒む小僧来たりけり やすえ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月17日 さきたま花鳥句会
からつぽの空に熟柿は朱を灯し 月惑 白壁の色変へてゆく初時雨 八草 六切の白菜余すひとり鍋 裕章 一切の雲を掃き出し冬立ちぬ 紀花 小春日や草履寄せある躙口 孝江 柿を剥く母似の叔母のうしろ影 ふゆ子 いわし雲よせ来る波の鹿島灘 ふじ穂 鵙たける庵に細き煙たつ 康子 雲切れて稜線きりり冬日和 恵美子 水鳥の羽音に湖の明けにけり 良江
………………………………………………………………
令和5年11月18日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
紫のさしも衰へ実紫 雪 蟷螂の静かに枯るる法の庭 同 二人居て又一人言時雨の夜 清女 母と子の唄の聞こゆる柚子湯かな みす枝 還りゆく地をねんごろに冬耕す 真栄 帰省子を見送る兄は窓叩く 世詩明 人に無く芒にありし帰り花 同 香水の口よりとどめさす言葉 かづを 時雨をり故山の景���暗めつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
浮寝鳥日陰に夢の深からむ 久子 呪術にも使へさうなる冬木かな 久 無敵なる尻振り進む鴨の陣 軽象 冬日和弥生も今も児ら走る 同 冬蝶の古代植物へと消えぬ 慶月 谿の日を薄く集める花八手 斉 冬天へ白樫動かざる晴れ間 慶月 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 旋回す鳶の瞳に冬の海 久 冬の蜂おのが影這ふばかりなり 千種 水かげろうふ木陰に遊ぶ小春かな 斉
栗林圭魚選 特選句
竹藪の一画伐られ烏瓜 千種 遠富士をくっきり嵌めて冬の晴 秋尚 白樫の落葉急かせる風のこゑ 幸風 切り株に鋸の香遺る冬日和 久子 四阿にそそぐ光りや枯れ芙蓉 幸風 白樫の木洩れ日吸ひて石蕗咲けり 三無 小春の日熊鈴つけしリュック負ひ 同 青空へ枝先細き大枯木 秋尚 寒禽の忙しく鳴ける雑木林 貴薫 草の葉を休み休みの冬の蝶 秋尚 逞しく子等のサッカー石蕗咲けり 亜栄子 甘やかな香放ち桂紅葉散る 貴薫 あづまやの天井揺らぐ池の秋 れい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
薄き日を余さず纏ふ花八手 昌文 耳たぶに冬の真珠のあたたかく 和子 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 雪吊をおくるみとして老松は 緋路 冬空を縫ふジェットコースターの弧 月惑 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 上手に嘘つかれてしまふ裘 政江 嘘つつむやうに小さく手に咳を 和子 手袋に言葉のかたち作りけり 順子
岡田順子選 特選句
池一枚裁ち切つてゆく鴨の水尾 緋路 黒松の肌の亀甲冬ざるる 要 自惚の冬の紅葉は水境へ 光子 玄冬の塒を巻きぬジェットコースター 同 光圀の松は過保護に菰巻きぬ 同 ペチカ燃ゆフランス人形ほほそめる て津子 雪吊を一の松より仕上げをり 佑天 不老水涸れをり茶屋に売る団子 要 遊園地もの食ふ匂ひある時雨 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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donutmgmgnoblog · 1 year ago
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2023年見たもの色々
世の中的にはコロナ禍明けで色々と以前の生活を取り戻しているけれど、すっかり出不精になってしまった2023年でした。
一度は外したマスクも冬に近づくにつれまた手放せなくなっている(インフルエンザ予防でもあるのでコロナのせいだけではないけれど)。
これが私のニュースタンダードかもしれないと思いつつ、以前のようにフットワーク軽く出歩く生活に戻れるなら戻りたいとも思う1年でした。
【ライブ】9
配信
・LE SSERAFIM Fan Meeting FEARNADA Day-1
・LE SSERAFIM Fan Meeting FEARNADA Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in JAPAN Day-2(Live Viewing)
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in JAPAN Day-3
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in SEOUL Day-1
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in SEOUL Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' THE FINAL Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' THE FINAL Day-3
・LE SSERAFIM TOUR FLAME RISES in SEOUL Day-2
【歌舞伎】10
・壽初春大歌舞伎 第一部(卯春歌舞伎草紙/弁���娘女男白浪) @ 歌舞伎座
・壽初春大歌舞伎 第三部(十六夜清心) @ 歌舞伎座
・二月大歌舞伎 第三部(霊験亀山鉾) @ 歌舞伎座
・鳳凰祭四月大歌舞伎 夜の部(与話情浮名横櫛/連獅子) @ 歌舞伎座
・六月大歌舞伎 夜の部(義経千本桜) @ 歌舞伎座
・八月納涼歌舞伎 第二部(新門辰五郎/団子売) @ 歌舞伎座
・吉例顔見世大歌舞伎 夜の部(松浦の太鼓) @ 歌舞伎座
・十二月大歌舞伎 第三部(猩々/天守物語) @ 歌舞伎座
・新作歌舞伎 流白浪燦星 @ 新橋演舞場
・十二月大歌舞伎 第二部(爪王/俵星玄蕃) @ 歌舞伎座
【映画】10
・BTS Yet to Come in Cinemas
・RRR
・午前4時にパリの夜は明ける
・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
・小さな兵隊
・はなればなれに
・リトル・マーメイド
・バービー
・Taylor Swift THE ERAS TOUR
・Renaissance: A Film by Beyonce
【美術】23
・ピカソとその時代 @ 国立西洋美術館
・江戸絵画の華 第1部:若冲と江戸絵画 @ 出光美術館
・毎日愛について祈っている/EVERY DAY I PRAY FOR LOVE @ 草間彌生美術館
・宇野亜喜良 万華鏡 @ ggg
・北欧デザイン展 @ 日本橋高島屋
・クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ @ 東京都現代美術館
・本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション @ 練馬区立美術館
・松本幸四郎家 高麗屋展 @ 日本橋高島屋
・森本美由紀展 @ 弥生美術館
・京都細見美術館の名品 琳派、若冲、ときめきの日本美術 @ 日本橋高島屋
・芸術家たちの南仏 @ DIC川村記念美術館
・マティス展 @ 東京都美術館
・本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語 @ 東京都写真美術館
・フロレンティン・ホフマン MORE Yellow @ White Stone Ginza Gallery
・歌舞伎衣装展 @ 日本橋三越本店
・古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン- @ 東京国立博物館 平成館
・ソール・ライターの原点 ニューヨークの色 @ 渋谷ヒカリエ ホールA
・平間至 写真のうた @ 渋谷ヒカリエ ホールB
・テート美術館展 @ 国立新美術館
・知られざる至極の木版画 摺物 @ 北斎館
・超絶技巧、未来へ! @ 三井記念美術館
・コスチュームジュエリー @ パナソニック汐留美術館
・街の中のRyo.デザイン @ 柳原良平アートミュージアム
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minaide · 1 year ago
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‘女性の感性を生かして欲しい’。
岸田総理が女性五人を大臣に任命した時の言葉。
女と言えば、十把一絡げに
‘女性の感性’ を持ち出す
相も変わらぬ単細胞ぶりに愕然とした。
1965年二八歳で絵画個展を開いてから以降、
どんな作品を発表しようとも、
真意も曖昧なまま、この単純な語彙をもって
評論したつもりの男だらけだった。
女性性を好意的に取り上げて下さった
詩人一人を除いては・・・
じっくり検討すれば、
全く異質で新鮮な世界を開く、
女性ならではの創造性が潜んでいたかもしれないのに、
‘誰の流れを汲んでいるのかね?
・・うーん・・誰も思いつかないね’ の後は
沈黙を決めこむのがほとんどだった。
亜流の、つまり二番煎じ的作品なら
先例と対比して何かを言えるのだが、
先例のない視覚世界を自らの感性で汲みとり、
言語化し、時代の流れの中に位置づける・・・
そこまで真剣に女の作品と対峙する評論家や
男性作家など日本にはいなかった。
二一世紀現在の実情は知らないが、
一九五〇年代から七〇年代頃まで
怒濤のごとく押寄せた、
現代美術の新潮流を彼らが簡単に受け入れたのは
発祥地の外国に既に論理的に
言語化された評論があったからで、
その流れに沿う日本の作家たちは
現代美術の騎士として持ち上げられやすかったのだ。
*  *  *
画像: “天体望遠鏡にみる自画像No.88” 1980前後。
アクリル薄板。野林弘文撮影・モノクロ写真に彩色加工。
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c-depot-archive · 1 year ago
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EXHIBITION C-DEPOT 2005(2005.6)
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EXHIBITION C-DEPOT 2005 face
会期 2005年6月8日(水) - 12日(日) 会場 スパイラルガーデン
Artists 青木伸介 青山健一 安立喬 大竹美佳 大谷有紀 奥村恵里 金丸悠児 GRAPP 桑山佳代子 佐野絢子 島名毅 杉山治 鈴木太朗 名古屋剛志 根本尚明 野口都 野地美樹子 早川貴泰 日根野裕美 松本祐一 松山真也+平原真 DGN 森住武志 八木澤優記 安岡亜蘭 
若手アーティストによる25の出来事性
3回目となる「EXHIBITION C-DEPOT」は青山のスパイラルで開催された。アーティストたちが「face」というテーマを、「顔」「表面」「対面する」など多面的に解釈することで、様々な表現の作品が会場に並んだ。 以降の「EXHIBITION C-DEPOT」は、青山のスパイラルと横浜赤レンガ倉庫を、毎年交互に展示会場として開催することになった。
助成 芸術文化振興基金 認定 社団法人企業メセナ協議会 協賛 新生堂 オーケーコーポレーション Artis/京都今出川ギャラリー ギャラリーマークウェル 三協測量設計事務所 ギャラリー・しらみず美術 アートキューブ
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Visual (デザイン:小島一郎)
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Statement
face -surface to interface-
人の顔はみな違います。 どんなに似ていてもか��らずどこかが違います。 だから私たちは顔を見て、人を見分けることができるのです。 科学は、こうした違いを別のかたちで表しています。 それはDNAの二重らせん構造です。 DNAを構成している配列には、今のところ同じものはありません。 人類は、人を見分けるもう一つの規準を手に入れたのです。 DNAは、最先端の地図と言えるでしょう。 しかしDNAの構造は、簡単に肉眼で見ることができません。 私たちが日常で見ているのは、人の顔やものの表面だけなのです。
EXHIBITION C‐DEPOT 2005では、現代におけるさまざまな「face」を絵画、イラストレーション、立体、映像、メディアアートなど異なる視覚表現によって、浮かび上がらせています。日常に広がっているさまざまなものの表面(surface)、体験するときに出会うものとの接触面(interface)を、この展覧会で改めて感知していただきたいと思います。 「顔」は、身体の表面でもあり、コミュニケーションの接触面でもあります。 本展に展示されている作品の「face」を体験していただくことで、展示を見終わった後も世界に溢れるさまざまな「face」に目を向けていただきたいと思います。 (粟田大輔・美術批評家)
Comment
「現在(いま)らしい若手の作家はいないか?」 この言葉はアートを取り上げようとする人々の間の時候の挨拶になりつつある。 そして今、まさにその探りの問いかけの声は以前より大いに増えているように感じられる。 IT革命やポップカルチャーなど文化のかたちが多様かつ細分化あげくの果てにグローバル化してしまう中で、アートそのものの領域も表現してもいいこともすごく増えて多様なものになってしまいビックバンみたいになってしまっている今、これはと出会える新鮮で力を持ったニューカマーと幅広くであうことは、拡散しカオスなシーンな故に以前より難しくなっている。 待っているだけでは新鮮な才能にであう悦びに触れることも出来ないし、また、待っていても評価の声がかかるわけでもない。 こんな時代だからこそ、才能自身が、そしてその才能を同じ目線で評価できる同世代の目利きが、自ら発信することはとても重要なことなのだ。 C-DEPOTはその重要なことをこつこつ積み重ねてきた。そして今回、東京の中心、スパイラル。 多くの人が便利に立ち寄れる空間の中で、幅広く発信される才能たちの作品に浴びるようにであえるであろうことを期待している。 そして、同じく「現在(いま)らしい」気になる作家・作品に出会える場として、多くの人が来訪されることをお薦めするとともに、期待するのである。 (岡田智博・クリエイティブクラスター理事長)
Activity
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forkopisatisfy · 2 years ago
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洗練を極めた美、新時代を創造した唯一無二のスタイル 「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」 三菱一号館美術館
シャネルの創業者、ガブリエル・シャネル(1883-1971)の業績を振り返る大規模な展覧会です。ガリエラ宮パリ市立モード美術館で2020年に開催された「Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展」の国際巡回展。ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てた回顧展としては、日本では32年ぶりの開催になります。洗練された美しさ、そして現代社会に与えた影響の大きさに圧倒される展示品の数々です。会場は、日本を代表するオフィスワーカーの街である「丸の内」にある三菱一号館美術館。その落ち着いた舞台も、新時代の女性たちに社会進出を促したシャネルのシンプルで実用的なデザインに相応しいといえましょう。展示の順番に主な作品を紹介していきます。
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<スタイルの誕生>
帽子のデザインから出発し、すぐに服へと仕事を広げた1910年代以降、30年代までの初期の作品を紹介します。キャリア前半から「シャネルらしさ」が満ち溢れています。クリエイターとして迷いのない、意志の強さが見てとれます。
ドレスとジャケットのアンサンブル 1922-1928年 絹ジャージー パリ、パトリモアンヌ・シャネル <現代性とシック>
1920年代から30年代にかけて、ツーピースのスーツや単色のドレスが登場。過剰な飾り気がなく、柔らかでシンプルな造形は「リトル・ブラック・ドレス」など、シャネルの「マニフェスト」の重要な要素として定着していきます。
デイ・アンサンブル 1927年頃 カシミヤウールのクレープ、https://www.forkopi.com/ ブランド コピー 絹ジャージー 神戸ファッション美術館蔵 イヴニング・ドレス 1920年代後半 シャンティイレース、サテンのリボン、クレープ・デシン 島根県立石見美術館 <N°5:現代女性の目に見えないアクセサリー>
誰もが知る香水。マリリン・モンローは「マリリン、寝るときは何を着ていきますか?」と尋ねられ、「シャネルN°5だけ、と答えたの」と語ったことは、今は一つの伝説になっています。謎めいた調合だけでなく、シンプルで直線的なボトル、情緒を排した抽象的なネーミングと、シャネルの哲学そのもののフレグランス。持ち運びに便利なパッケージなども開発され、どんな場所でも女性が化粧直しをできるように工夫しました。実用性を重んじるシャネルのモノづくりの姿勢がよく表れています。
香水「シャネルN°5」1921年 ガラス、木綿糸、封蝋、紙 パリ、パトリモアンヌ・シャネル
<抑制されたラグジュアリーの表現>
展示前半のクライマックスといってよいコーナー。シャネルのドレスをぞんぶんに堪能できます。その洗練の極み、まさにアートです。
媚びたところのないデザインは、古さを全く感じさせません。遠目にはとてもシンプルに見えますが、細部に至るまで繊細な縫製が施されており、正確な仕事がシャネルの「美」を支えていたことが分かります。展覧会で実物をじっくり見る醍���味が味わえます。
鮮やかな赤も好んで使いました。
イブニング・ドレス 1932年 綿ヴェルヴェット パリ、パトリモアンヌ・シャネル 日本や東欧のモチーフ、歴史的な要素なども自由に取り入れたシャネル。そうしたテイストの作品も目を引きます。まずは日本の織物を��本にしたと思われるコート。
コート 1927年頃 紋織の絹クレープ、ラメ、ぼかし染め加工 公益財団法人 京都服飾文化財団 ディアギレフ、ストラヴィンスキーらロシアのアーティストや、ニコライ2世に連なる旧ロマノフ朝の公女とも縁が深かったシャネル。ロシアのモチーフを取り入れた作品も。
コート 1922-23年秋冬 絹クレープ、チェーンステッチ刺繍、金糸、毛皮 パリ・パトリモアンヌ・シャネル こうした外来のモチーフを用いても、シャネルの世界観から外れた印象は与えません。自己のものとして消化し尽くした上で表現するその手腕、審美眼に敬服します。
<スーツ、あるいは自由の形>
ドレスと並ぶシャネルの象徴であるスーツ。こちらも歴史的な作品が並び、さらに熱中する方続出かもしれません。第二次大戦中から戦後にかけて活動を休止していました。15年の空白ののち、1954年、71歳にして新しいコレクションを発表しました。現代的な女性像を象徴する作品が次々に生み出されました。
テーラードのジャケットとスカート 1963-64年秋冬 斑織りのツイードとブレード、メタル、絹ポンジー パリ、パトリモアンヌ・シャネル テーラードのジャケット、スカート、ブラウスとベルト 1965年春夏 ウールツイードと絹シェニール、手彩色のガラリット、絹ガーゼ パリ・ガリエラ宮 <シャネルの規範>
シャネルにとって服飾品も欠かせぬ要素でした。「2.55」バッグはひと目見て誰もがシャネル、と分かる代表的な作品に。これも使いやすさを追求した実用性の高いものでした。
<ジュエリーセット礼賛>
飾り気のない服との対比で、宝石は華々しく、過剰なテイストのものが目立ちます。こうしたバランスのとり方にもシャネルの鋭い感性が発揮されました。
シャネルのクリエイション、グリポワ製作 ブローチ 1937年 メタル、パート・ド・ヴェール  パリ、パトリモアンヌ・シャネル こちらのコーナーには、あのジュリエット・グレコが持っていたというドレスも展示されており、ステージで着用したものもあります。
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ドレス、ジャケットのアンサンブル(ジュリエット・グレコ旧蔵) 1965年春夏 亜麻布、シークイン刺繍、絹サテン、光沢のあるパール、メタル パリ、ガリエラ宮 ロッシーニ夫人より寄贈 <蘇った気品>
終幕はふたたびドレスです。戦後はスーツがコレクションの中心となったものの、気品あふれるドレスも引き続き発表されました。これまでの美学を貫いたうえでモダンに発展。https://www.forkopi.com/b-chanel.html シャネル コピー 完成度の高さに圧倒されます。ロミー・シュナイダーらスターの旧蔵品もあり、彼女たちのイメージと二重映しにしながら楽しむこともできます。
ドレス(ロミー・シュナイダー旧蔵)1966年春夏 シークイン刺繍、シークインのレース、絹ポンジー パリ、パトリモアンヌ・シャネル ◇
「シャネル」と聞くだけで、彼女の伝説に圧倒される方もいらっしゃると思いますが、ドレスといい、スーツといい、第一級のアート作品としての魅力と驚きに満ちています。最初期から晩年までの作品をこのスケールで見られるのは貴重な機会。ファッションや美術の世界はもちろん、現代の社会を考える上で外すことのできない比類なきデザイナーでクリエイター。その業績はぜひ体感しておきたいものです。
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toxgo · 3 years ago
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2021 秋アニメ
10月頭から始まった秋アニメ。シーズン前に片っ端からティーザーPVをチェックして、気になった作品はとりあえず観るがルーティンです。毎シーズン1話目でこれはさすがに観ないかなと断念してしまう作品もあります。そんな自分の中の評価基準2〜3話まで鑑賞してみて、今季のマイリストを書いてみました。
あくまで僕の感想です。ちなみに紹介するアニメの原作などはほぼ未読なので悪しからず。要はアニメしか観てないので、こいつわかってないなと思わず、軽い参考程度に読んでもらえたら幸いです。
ブルーピリオド
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今季の前評判が男女問わず高かったこちら。原作は「月刊アフタヌーン」にて絶賛連載中で2020年にマンガ大賞を受賞しており、この時点で既に面白いのは確定です。なんでも卒なくこなす高校生の主人公"矢口 八虎" 本気で向き合える事が見つからない日々を過ごしてたある日、美術室で出会った1枚の絵をきっかけに美術の世界に魅了されます。現役合格するのは超がつくほどの難関大学"東京藝術大学"を目指す、アート系スポ根アニメ。
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1話目は内容が少し淡白過ぎて若干戸惑いましたが、2話目からは予想通りの安定感あるストーリーでした。絵心が全くない僕にとっては憧れる世界観でもあります。
大正オトメ御伽話
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日常系ラブコメ作品が好きでこれまで沢山観てきた僕の直感で、これは間違いないやつだなと1話目で確信しました。
時は大正。交通事故で母親と自身の利き腕の自由を失った主人公の"志磨 珠彦" その事故をきっかけに父親から厄介者扱いされ、若くして隠居させられてしまいます。生きる希望を失い、ペシミストとして死ぬ決意を固めつつあった彼の元に、珠彦の父が金で買った嫁の"立花 夕月"がやってきます。その夕月の天真爛漫な性格に翻弄させられながらも徐々に生きる希望を見つけ、お互いの恋心も絡めてくるお話。
主人公の利き腕の自由が無くなったくらいで親から勘当される?という疑問は残りますが、そこはいずれキチンと回収されるとして。"大正浪漫"と名前では聞いた事はあっても、あまりピンとこない時代背景を教えてくれ、極めつけにヒロインの夕月が可愛い。日常系ラブコメ好きならハマる作品だと思います。
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原作ではこの続きを描いた"昭和オトメ御伽話"が「少年ジャンプ+」で昨年完結したのですが、最終回の配信はTwitterのトレンド入りを果たすほど話題となり、今作はファン待望のアニ��化だったみたいです。まだ2話目までの鑑賞ですが、既に毎週の配信が楽しみな作品。
異世界食堂2
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2017年に放送されたシーズン1の続編。現実世界にある"洋食のねこや"は土曜日だけお店の扉が異世界とつながるお店と言う設定。異世界から人、亜人種、神、モンスターなど様々なキャラクター達が来店します。初めて口にする料理や、お気に入りのメニュー、思い出のある一品などを軸に描かれる群像劇です。もし、アニメじゃない作品に例えるなら、すごくざっくりですが「深夜食堂」みたいな感じかなと思います。
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僕は「深夜食堂」のファンです。池松君が出演していた劇場版も好きですが、全エピソードの中で1番好きだったエピソードはシーズン2の第1話 "再び赤いウインナー"
シーズン1の第1話"赤いウインナーと卵焼き"から登場する松重 ��が演じたヤクザの"竜"が決まって注文するのがタコさん型の赤いウインナー。何故、竜が赤いウインナーが好きなのか?というフラグをこのエピソード立てておいて、その伏線を回収した感動回が"再び赤いウインナー"でした。両話ともシーズンの第1話になってる設定も良いですよね。
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竜の地元福岡の高校の同級生であり、同じ野球部に所属していた野口を演じたのは、「東京古着日和」の配信も楽しみな光石 研。そして2人の野球部時代の元マネジャーでありマドンナだったクミ役の安田 成美。
クミは末期ガンに侵されていて余命が残り少ない状態。何とか竜にクミのお見舞いに行ってほしいと願う野口の思い。竜の行きたくても行けない理由など、この三人の青春の思い出が絡み合う"再び赤いウインナー"は何回観ても感動する神エピソード。
脱線してしまいましたが、異世界食堂は深夜の飯テロかつ、観やすく安定感ある1話完結型。そしてシーズン1ではホッコリさせられるエピソードをたまにブっ込んできたりしていたので、シーズン2でもそこら辺に引き続き期待したいです。
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王様ランキング
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ここまで主人公を応援したいアニメに出会ったのは久しぶりかもしれません。1話目からかなりグッと来ましたし、はっきし言って泣きました。
あらすじは人望、武力などのカリスマ性で王様のランキングで決めている世界。主人公の"ボッジ"は第1王子として産まれたので次の王様候補。しかし耳が聴こえず話せないハンデキャップや武の力が弱い為、側近や町の人からは王の才能は無いと呆れらてます。
皆から馬鹿にされる毎日でも人前では決して笑顔を絶やさないのですが、実は誰も見ていない所でひっそりと涙を流している姿。そしてボッジの非力でも優しすぎる人格に心動かされます。というより動かない人なんていない居ないのでは?と思うくらい。そんなボッジに魅了された"カゲ"や色々な人との出会いを経て、逆境をバネに一歩一歩王様への階段を上がっていく物語。
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フジテレビの"ノイタミナ"枠での放送だったので、まず間違いないだろうなと思っていましたが、改めて言います。本当に間違いない作品です。絵本のようなストーリーにどこか懐かしさを感じつつ、その世界観にはなんの障害もなく、スーッと入り込めます。
製作は「進撃の巨人」シーズン1-3や「魔法使いの嫁」など数々のクオリティの高い作品を世に送り出し、今作品が設立10周年記念作品となっている"WIT STUDIO" アニバーサリー作品とあって気合いの入り方ヤバめです。
原作が「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」にランクインした実績も伊達じゃない。恐らく2クールぶち抜き放送だと思います。1話目から早々の神回でしたし、2話目も涙でした。間違いなく2021秋アニメのNo. 1。
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この他にも、ホラー系なのに監督のフェチズム強めなカット割が個人的には嫌いじゃない「見える子ちゃん」 
MAPPA×MADHOUSEのチート級なタッグが作る圧倒的な作画や、豪華キャストのメディアミックス作品「takt op.Destiny」 
グレンラガンとメイドインアビスをミックスさせたような世界観で今後の展開次第では化ける可能性十分な「サクガン」 
抜群なOPやアスペクト比の使い方が上手く、細かい演出も魅力的な「古見さんは、コミュ症です。」 
結局、毎シーズンこういう日常系話をついつい観てしまうんだろうなと思わせられた「先輩がうざい後輩の話」 
今季はとりあえずここら辺を観てます。よかったら是非チェックしてみて下さい。
NARI
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kyary1976 · 2 years ago
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#近況 . . . まぁ(*´罒`*)配信あれこれ✋(◉ ω ◉`)。。。。 最近では主にワンセブンになりました✨🈁m(_ _)m ライバーとリスナーの関係性👌の上で考えたらいちばんバランス的に良いかなと(☝°﹆°)☝ #修羅の国 と恐れられている配信プラットフォームですが、困難なだけやり甲斐があり、やり切った時に見える景色は絶景そのものです🗿💬🌼*・☾⋆·̩͙⑅*👁👁 ついこの間に、『200回フルエール✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。』のプライズを贈った時も感ひとしおでした。 僕は僕として僕なりに僕のできる事をするだけです🗿💬🌼*・☾⋆·̩͙⑅*👁👁 結果とか評価🤔は気にならなくなりました😊✨✨✨✨ すべてはこの広大な天体の計画どおりに進んで居るのであり、僕みたいな塵埃でも、太陽が輝けば、埃も輝きます(。⊿°」∠)モッモッ これからの時代はなにかとむつかしい時代ですが、時代があのループなら、『諦める事の中の刹那』しか手立ては無いでしょう。 とにかく、楽しんだモン勝ちです🗿💬🌼*・☾⋆·̩͙⑅*👁👁 . . . . . #一般社団法人亜細亜美術協会 #一般社団法人社員画家 #亜細亜現代美術展 #ワンセブンライブ奏蒼 #17ライバー奏蒼 #ほとんどの配信アプリでキャリさん #美女たちの森と沼 #奏蒼マジック #変態枠 #世界のピンク枠 #broadcast #livestreaming #BIGO #REALITY #ゲーム配信 #宮崎県産まれ三重県育ち #統一を諦めない精神は多様性を称揚する #否定ほど芸術に多くを与えるものはない #似顔絵 #ギリシア神話画 #世界一の画家になるために https://www.instagram.com/p/CqNPfCQuH9g/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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march-brown · 4 years ago
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京都府の和知では今年も「森の展示室」が開かれたようです。 一方で2017年に滋賀県大津市の葛川細川で開催された「遺され村の美術展」は、昨年再度企画されましたが、残念ながらコロナの影響で中止となりました。 かつて2018年の「森の展示室」を経験された友人より、この一見似たような二つの美術展の相違点を問われた事があり、僭越ながら下記のとおり私見を述べました。 あくまでも私見ですが、興味のある方はご一読頂ければ幸いです。 ちなみに投稿しました動画等は2018年の「森の展示室」のものです。 記 「森の展示室」は、森とはいえ遊歩道が整備された、作られた空間で行われました。いわばお祭りのような「ハレ」の空間での「展示会」でした。 一方「遺され村」は、葛川細川という限界集落の現実にほとんど手を加えず、作家たちがそこにある事をほぼ前提とした創作を行いました。 実際にある廃屋や耕作放棄地、今ではほとんど人が通らない旧街道のそこかしこに、鑑賞される事を期待していない作品がひっそり佇んでてるというイベントです。 葛川細川という、何もない「ケ」の村での出来事でした。 「森の展示室」でもハタノ氏の作品や平木奈々子さんの織り機や、ORITOさんなどの「展示」は「森」と同期していましたが、あくまで「展示」でした。 一方「遺され村」の作品たちは、その場(葛川細川)にある事が作品の大きな要素であり「展示」というより「礼拝」に近い芸術体験だと思ってます。 <以上> #遺され村の展示会 #葛川細川 #亜蛮人 #aband #森の展示室 #わち山野草の森 ↓2017「遺され村の美術展」 http://hibinokizuki.com/2017/05/nokosaremura.php (わち山野草の森) https://www.instagram.com/p/CNofd18gNVd/?igshid=15gh13nwxu8aj
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hiruzenmegata · 4 years ago
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1012自分をはげます
 制作活動に限らず、なにかを考えたり、じっと観察することをやりすぎて、それがクセになってしまうということは、「いじわるな人間になる」ということと非常によく似ていると思う。悪意をもって積極的に人を攻撃するような「いじわるな人間」とは違うにしても、常に一定の距離を保って、なにか対象について冷めた視線を自覚的に、意識的に持ち続けるよう自分を調教した人間が、しかも視座が多ければ多いほうがよかろうという批判精神を大切にしてさえいる。……このようにして、「いじわる」という言葉の響きの幼さ、素朴さにむしろ肯定的なにおいを嗅ぎつけたうえで、そのうえでいいますが、観察癖のある人間のいじわるさはすてきだし、いじわるな作品に出会うとうれしい。ソフィ・カルとかやばない?
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(五年前に拾った手紙)
 そうそう、ソフィ・カルに限らず、写真をつかったアート作品はなにかと、「絵画」とか「カメラ」の構造や制度について自己言及的・自己批判的・メタ的なふるまいをすることが多い。(ジェフ・ウォールかっこいい)メタ的な視点を持つこと(それをこうしてピックアップしちゃう注意力が身についていること)は、コーゾーシュギっちゅう時代の趨勢の残響のなかに生きているからこそかもしれんし、まあ平たくいってそういう視点にすぐ立てる身のこなしを得意とする人のこと「頭がいい」なんて表現したりするけど、ともかく、「メタ視点」への移動を可能にするのも「いじわるさ」な気がする。「ある種のいじわるさ」じゃなくて、むしろそれこそが「いじわるさ」のど真ん中な気がする。
「気がする」連呼しているのは「いじわるさ」への自信がないからで、それは裏を返せば、「いじわるになりたい」って考えているって話。いじわるになりたいし、いたずら、迷惑行為や犯罪行為、意味や主張のあることではなく、いたずら、がしたい。とは思うんだけど、「自分なりの条件にあてはまるいたずら行為をやりたい、というのがまず先にある」状態でなにをしても、それは「自分なりの条件」からはずれてしまう。いたずらができない。
 蛭子能収さんが、単行本のタイトルを相談した編集者の提案「私はバカになりたい」を「まるでオイが天才みたいやからいいね」つっておおよろこびしたて話を思い出しましたけど、わたしはね、いじわるになりたいなあ、いじわるになりたい。意地が悪くなってみたいもんだよ。
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 わたしは嫌いなやつを自作の小説のなかに登場させ、そいつを殺したことがあるんですが、そういえば蛭子能収さんも、学歴の自慢をしてきた編集者を漫画に登場させて殺していた。これはこの記事を書いていて思い出したこと。蛭子さんと共通点が複数あること、あまりうれしくない。(漫画は好き)
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さて前回の記事の最後に書いていた、友人と中華街を歩いた話から続けて日記を書きます。
彼は甥っ子がとにかく大好きで、仕事帰りにはいつも甥っ子の動画像をみたいのだけど、電車のなかでみてしまうとニコニコのニヤニヤになってしまうからそれが恥ずかしくて悩んでいる。ところがこの半年以上、甥っ子に会えていない。ということを、ほんとうにさみしそうにそう語る。「小さい子の半年は長いからね、もう忘れられてるかもね、誰にでもなつっこい時期や、誰にでも人見知りする時期が子供にはあるというし、いま会いに行っても相手してくれないかもね」追い打ちをかけておれは、ニコニコのニヤニヤでいじめます。数日後、連休を見つけた彼は突発的に帰省していました。「久々の甥っ子どうだった?忘れられてなかった?」と訊いたら、「そんなことはなかった!」とうれしそう。久しぶりのおじさんによろこんでくれた甥っ子に「絵本読んで!!!」とねだられて、いいよいいよって応えたら、甥っ子の持ってきたのはおもちゃのカタログだったそうです。トミカが欲しいらしい。それか仮面ライダーのなにか。このおじちゃんは甥っ子にはなんでも買ってしまう。甥っ子はそれをわかっている。話すテンポはゆっくりじゃないけど、「かわいい」という言葉だけすごくタメて言う(〇〇は〇〇ですよね、〇〇だったりして〇〇って〇〇じゃない? 〇〇みたい。ははっ、か~~~わ~~~い~~~い~~~~~)人だから、甥っ子の話のときは滞空時間が増える。
その友人、もちろん好きですけど、どこが好きかというと、きちんとしていなくても構わないっていう部分については徹底的にぼんやりしているところ。めちゃくちゃ隙がある。見た目はむしろちょっといかついくらいなはずなのだけど、ひとりで都心にでると四回に一回は必ず宗教勧誘を受ける。それでも善人なので、たとえばちょっと困ってそうな人がいると自分から声をかけて手助けすることもある。夏には、新宿で荷物を運んであげたおじいさんから日本酒が二瓶送られてきていた。けどそんな「いい話」はとても珍しく、たいていは何らかの勧誘につながっている。みなさん!都心で急に「このへんで、いいラーメン屋知りませんか?」と話しかけられたら要注意ですよ。
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赤レンガ倉庫でビールをあけて、「このあいだ話」に興じます。彼の鼻の穴に血の乾いたあとがあるのを見つけました。今朝がた鼻血をだしたのかもしれない。
ワールドポーターズをぬけてコスモワールドの方向へ。固有名詞というか、ローカル名詞ばっかですみません、桜木町駅にむかって移動しているということです。ワールドポーターズっていうのはショッピングモールで、丸見えになるポイントがあるとは知らないんであろう場所でそこそこの年齢の男女が、エレベーターを待っているにしてはやりすぎなスキンシップをしているさまをふたり見下ろして、ちょっとひいたあと、露出狂というか、野外で性的な行為に及ぶ自分を人に見て欲しいというタイプの人がインターネット上にアップロードしていた、横浜の夜景をバックにはしたない姿になっている自分自身の写真がかなりきれいな写真で、画質もそうだが横浜の夜景がきれいで、あまりの美しさに笑ってしまった、みたいな話をしていました。ビールはあけたけどお互いひと缶ずつだけだし、とっても穏やかな調子で話しています。「おもしろ」になるかと思って書いているだけですが、この話の強烈さが印象つよくて、ほかの話題は思い出せないな。僕はそのとき、去年末にまた別の友人とワールドポーターズ通り抜けてたときのことを思い出したりしていた。そのときは、椎名林檎の文体はほかの人がつかうとクソ寒くなるよねって話をした。その話をしているとき、わたしは「無罪モラトリアム」のバンドスコアの質感を思い出していた。それから、カラオケで福山雅治をいれる人がきらい、みたいなことを(話し相手が)していた。大森靖子さんやパフュームやあいみょんの話がされていた気がします。これはなんの伏線でもない。
 時空を戻す。甥っ子大好きぼんやり人間の彼と歩く横浜、桜木町駅の近く、「日本丸(日本丸メモリアルパーク)」のところでアイドルっぽい人らが握手会っぽいことをしていた。ファンっぽい人たちが群れてたので近寄ってみたけど、ポスターのひとつも掲示されていない。あとで「横浜 握手会」などでツイッターを検索したら、NON STYLEみたいな名前のアイドルさんらが握手会してたみたい。
それを見送って道を渡ると、ショッピングビルの中庭的広場で大道芸人が「最後の大技」をしていました。机や椅子を重ねた上に立ち、火を飲んだりしていました。
横浜美術館の外観(トリエンナーレ仕様になっている)すらみずにランドマークタワーのあたりのビルにはいる。ジェラート屋さんの列で子供が走りまわる。彼はハンディアイロンと一般的なアイロンと、両方持っているがあまり使わない。今日着ているディーゼルの上着にはアイロンをかけている。高かったから。彼は翌日の予定を面倒がる。忙しさの波が激しい職場で、かなりヒマなとき机に突っ伏して寝る先輩がいる。「海上散歩」を読み間違えて「陸上散歩一時間800円だって」と看板を音読する。桜木町駅前を、彼は写真に撮る。兄が「ゆず」のファンだから、ゆずの聖地に立ち寄ったという自慢をしたいらしい。けれど、駅を知っている人はわかると思うが桜木町駅前って別に写真に撮ってわかりやすいような感じじゃない。桜木町駅にきたことのない人が写真だけぱっとみて「あ!あそこね!」ってなるようなものじゃない。まあ、わたしの知ったことではない。
 以上のように事細かに、「話題はなんであったか」「どのような言い間違いがあったか」「どのような仕草があったか」「そのとき、なにを思い出していたか」などを書き留めてしまうのは、自分がなんらかの時間を過ごしたという歯ごたえに「この人と一緒にどこどこにいきました」という情報だけでは不満足が残るからだ。はっきりくっきり、どうでもいい情報をこそ記しておかなければならない。という焦りを持っているためです。とはいえ、律儀に書き残すことを近年ほとんどしていないのだけど。相手のプロフィールなど、つまり出身地や家族構成、勉強していたことや部活について、あるいは恋愛歴や読書歴は、なるべくメモするようにしている。見返すこともないのだけど。
 桜木町から乗る電車はそのまんま和光市までゆく、東横線と副都心線のつながったやつ。車内で彼は、甥っ子が遊園地の、パンダの乗り物に乗っている動画をみてニコニコしています。わたしは、NON STYLEが好きという彼のその振る舞いをみながら、姪っ子のことになると涙腺がもろくなりすぎてしまうオードリーの春日さんのことを連想していました。
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わたしはいま、映像作品をふたつ作っています。そのうちのひとつは、さまざまな人へインタビュー取材をさせていただき、収集したものを編集する、というもの。この制作のためのインタビューを撮らせていただくため、中華街の翌日、出演者の人に会いに行きました。場所は自由が丘です。ロケ場所が自由が丘であるということがわかるショットが欲しかったのですが、駅前では謎のイベントをしており、この音がうるさい。だから駅前を撮影しても都合が悪い。八代亜紀さんの新曲が云々、という声が聞こえたので一瞬、「え!八代亜紀さんがきているの!??うそ??」と期待しましたが、うそでした。駅前で、電波にのせずにラジオをやっているような状態。大音量でただ曲を流す。曲と曲の間に司会者によるトークがはいる。「去年は誰々さんをスペシャルゲストとして呼ばせていただいておりました!しかし台風のために中止になりました。それで、フィナーレを迎えることができませんでした!それでは次の曲です!」つって阿部真央的な感じの曲が鳴り響いていました。
AマッソのTシャツを着た出演者からたっぷりインタビューを搾りだし、小雨から逃げつつオムライスを食べて夜に解散。どのようなことをして、どのような話を聞いたのか、これは作品に関わることですしあまり書きませんが、それはそうとこの「作品」をどうしたものか。発表のアテがないのでふわふわ、はらはら、しています。この映像はいったいなんなのか。
 しかしこの週末の日曜日にも、やはり同じ作品のためのインタビュー撮影を行った。ZOOMを利用しての録画です。というか、出演者8名のなか、7名はZOOMでの録画であります。自由が丘までロケしにいったのはかなり特別なシーン。背景や、写っているひとの胴体が動く映像が欲しかったのです、ZOOM録画映像だけだと視覚的にあまりに単調なのでね。とはいえこの日曜の録画は特別であった。なぜならインタビュー出演者は映像制作に携わっている人だから知識がある、それ以上に、部屋に機材がある。ほんでもってバッキバキにキマった画面になるってえワケ。
 発表のあてのない作品制作を重ね、僻みでしかない被害妄想を膨らませ、自分の制作活動を呪いつつ、まあどうせいつか死ぬからいっか、と自分に言い聞かせてすごしています。ほんとうは金沢21世紀美術館に展覧会をみにいった話まで書きたかったんだけど分量的にこれでおしまい。お元気で。
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genron-tomonokai · 5 years ago
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明後日2/6開催!八代嘉美×東浩紀のiPS細胞イベント/明日初放送!さやわか式☆ベストハンドレッド2019/伊藤亜紗×斎藤環×與那覇潤(2/14)/万城目学×小川哲(2/15)/ブックデザイン、非イスラム圏、映画論イベント視聴期間中!
いよいよ明後日2/6に八代嘉美さんと東浩紀による再生医療の現状をめぐるトークイベントを開催します。
さらに2/14には前回大好評だった斎藤環さんと與那覇潤さんの第2弾イベントを伊藤亜紗さんをゲストに開催! 2/15は『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』などを生み出した作家・万城目学さんをお迎えし、「小川哲の文学BAR」を開催いたします。 山本直樹さんが登壇される「山本直樹はなぜ『レッド』を描いた/描けたのか」(2/21開催)もお楽しみに!
ただいま視聴期間中のイベント生放送は、祖父江慎さんのブックデザイン、非イスラム圏のイスラム教徒について、そしてポスト映画論講義など豪華なラインナップ。ぜひお見逃しなく!
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【明後日2/6(木)19時 開催】 八代嘉美×東浩紀「再生医療は結局どうなっているのか?」 https://genron-cafe.jp/event/20200206/
<2>【明日2/5(水)19時 初放送!】「さやわか式☆ベストハンドレッド2019:めぐりあい宇宙(そら)編」 【ゲンロン友の会第10期総会】(2019/12/21収録) https://live.nicovideo.jp/watch/lv324054183
<3>【2/14(金)19時 開催】 伊藤亜紗×斎藤環×與那覇潤「当事者研究はどこへ向かうのか」 https://genron-cafe.jp/event/20200214/
<4>【2/15(土)19時 開催】 万城目学×小川哲「万城目学ともろざし読書会」 https://genron-cafe.jp/event/20200215/
<5>【2月後半のイベントお知らせ】 山本直樹×さやわか×東浩紀 https://genron-cafe.jp/event/20200221/ 濱野ちひろ×二村ヒトシ https://genron-cafe.jp/event/20200225/
<6>【ご視聴期間中の生放送】 祖父江慎さんのブックデザイン/非イスラム圏のイスラム教徒について/ポスト映画論講義 https://genron-cafe.jp/event/?q=event_archives
<7>五反田アトリエからのお知らせ ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期生 最終選抜展・落選展(仮) http://chaosxlounge.com/archives/category/news
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【明後日2/6(木)19時 開催】 八代嘉美×東浩紀「再生医療は結局どうなっているのか?」 https://genron-cafe.jp/event/20200206/
昨年11月、山中伸弥氏が進めていたiPS細胞備蓄事業への補助金打ち切りが報道され、話題となった。 いったい、日本の再生医療は結局どうなっているのか? この度ゲンロンカフェでは、2014年にSTAP細胞騒動の際にもご登壇いただいた八代嘉美さんをお招きし、再生医療の現状をめぐって東浩紀と議論していただきます。 ぜひご来場ください!当日は19時より生放送もございます。
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1408502 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323826383
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<2>【明日2/5(水)19時 初放送!】「さやわか式☆ベストハンドレッド2019:めぐりあい宇宙(そら)編」 【ゲンロン友の会第10期総会】(2019/12/21収録)
昨年末のゲンロン友の会第10期総会で行われた「さやわか式☆ベストハンドレッド2019」を初放送! さやわかさんが2019年を通して目にしたあらゆるコンテンツから100個を選び、ランキング形式で紹介する充実の企画。 リクエストにお応えして、明日19時より放送いたします。
こちらの放送は都度課金1,000円でご視聴いただけます。冒頭15分ほどは無料でご覧いただけます。お楽しみに!
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv324054183
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<3>【2/14(金)19時 開催】 伊藤亜紗×斎藤環×與那覇潤「当事者研究はどこへ向かうのか」 https://genron-cafe.jp/event/20200214/
2019年5月8日ゲンロンカフェにて、斎藤環×與那覇潤「身体優位の時代の先へ──『平成の鬱』とその処方箋」を開催。 観客からの熱いリクエストにこたえて、第二回の開催が決定!!
今回はゲストに、前回のイベントでも言及のあった『どもる体』(医学書院)、そして近刊の話題書『記憶する体』(春秋社)などを通し、従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、吃音や視覚障害、麻痺や幻肢痛、認知症などについて言葉を紡いできた伊藤亜紗さんです!
たくさんのご来場をお待ちしております。当日は19時より生放送もございます。
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1408885 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323881159
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<4>【2/15(土)19時 開催】 万城目学×小川哲「万城目学ともろざし読書会」 https://genron-cafe.jp/event/20200215/
『ゲームの王国』で日本SF大賞と山本周五郎賞をダブル受賞、『嘘と正典』が第162回直木賞にノミネートされるなど話題を集め、トークイベントでも人気の新鋭作家・小川哲さんによる新イベントシリーズ、【小川哲の文学BAR】がゲンロンカフェにオープンいたします!
新シリーズの記念すべく第1回にお招きするゲストは、『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』など数々のヒット作を生み出したゲンロンカフェ初登壇の小説家・万城目学さん!
当日扱う課題図書は以下の5冊です。お楽しみに! ▼小川さんから万城目さんへ【SF課題図書】 ・『嘘と正典』小川哲 ・『スローターハウス 5』カート・ヴォネガット ・『息吹』テッド・チャン
▼万城目さんから小川さんへ【歴史小説課題図書】 ・『悟浄出立』万城目学 ・『豊臣家の人々』司馬遼太郎
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1408886 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323881507
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<5>【2月後半のイベントお知らせ】 ★【2/21(金)19時 開催】山本直樹×さやわか×東浩紀 「山本直樹はなぜ『レッド』を描いた/描けたのか──エロ、暴力、政治」 https://genron-cafe.jp/event/20200221/
漫画「レッド」の著者・山本直樹さんがついにゲンロンカフェにご登壇いたします! 山本直樹はなぜ『レッド』を描いた/描けたのか... 会場チケットは売り切れ必至ですので、ぜひお早めにお求めください。お見逃しなく!
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1415730 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv324051687
★【2/25(火)19時 開催】濱野ちひろ×二村ヒトシ 「人間、セクシュアリティ、愛 ──『聖なるズー』開高健ノンフィクション賞受賞記念イベント」 https://genron-cafe.jp/event/20200225/
「ズー」と呼ばれる動物性愛者たちを描いた話題書『聖なるズー』刊行記念イベントを開催します。 登壇者は『聖なるズー』の著者であるノンフィクションライターの濱野ちひろさん、 そして同書をTwitterで激賞されていたAV監督の二村ヒトシさんをお招きします。
人間について、セクシュアリティについて、愛について、存分に語り合っていただきます。 たくさんのご予約をお待ちしております!
☆会場参加チケット: https://peatix.com/event/1414874 ☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv324051785
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<6>【ご視聴期間中の生放送】 祖父江慎さんのブックデザイン/非イスラム圏のイスラム教徒について/ポスト映画論講義 https://genron-cafe.jp/event/?q=event_archives
【2/7(金)23:59までご視聴可能!】祖父江慎×川名潤×水戸部功×長田年伸 「ブックデザインはあります!」(2020/01/30収録)
装丁家・祖父江慎さんをお招きし、ブックデザインイベントを開催しました。 <うまくいかないことを楽しむ!>がモットーの祖父江さん。その数々のデザインも紹介! 本好きの人は見逃せない放送となっております!
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323716062
【2/7(金)23:59までご視聴可能!】安達智史×久志本裕子×松山洋平 「非イスラム圏のイスラム教徒」(2020/01/31収録)
松山洋平さんによる『ゲンロン10』掲載の連載エッセイは、ヨーロッパにおけるイスラム・ポップソングにみるムスリムたちのアイデンティティを扱ったものでした。 今回はその連載を記念し、イギリス、マレーシアそれぞれのムスリム事情に詳しい安達さん、久志本さんをお招きし、 各国のイスラム教徒のアイデンティティ問題、そして日本におけるイスラム教徒の存在について深掘りしました。 緊張感高まるイラン情勢。そんな現代に、ムスリムたちの存在を<非イスラム圏>から考える、必見の番組です!
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323716292
【2/11(火・祝)23:59までご視聴可能!】土居伸彰×三輪健太朗×渡邉大輔 「ポスト・シネマ・クリティーク2020」(2020/02/03収録)
ゲンロンカフェの人気シリーズ「ポスト映画論講義」の第8回は、『ゲンロン9』にアニメとゲームをめぐる論考をご寄稿された土居伸彰さん、マンガ研究者の三輪健太朗さんをお招きしました。
2019年の映画ベスト5をそれぞれピックアップしていただき、2010年代におけるマンガ、アニメ、映画の総括が行われました。 イベントは批評家、研究者としてマンガ/アニメーション/映画といかに向き合うか?まで話題は広がりました。 映画、アニメに関心のある方には必見のイベントです。ぜひご覧ください!
☆番組視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv323825711
上記3本の生放送は都度課金1,000円、冒頭15分ほどは無料でご覧いただけます。 ご視聴期間を過ぎますとご購入いただいた番組もご覧いただけなくなりますのでご注意ください。
<7>五反田アトリエからのお知らせ ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期生 最終選抜展・落選展(仮) http://chaosxlounge.com/archives/category/news
◆2020年2月29日(土) - 3月2日(月) ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期生 最終選抜展・落選展(仮) ※2月29日(土)は講評会が予定されています、一般公開の詳しい開催日程や最新情報については公式アナウンスをお待ち下さい。
最終選抜展参加作家:ユゥキユキ、三浦かおり、繭見、鈴木知史、小笠原盛久、藤井陸、小山昌訓、タケダナオユキ、菊谷達史、平山匠、山崎千尋
新芸術校第5期生による展覧会は、グループAからグループDまで4つのグループによる展示を終え、いよいよ最終選抜展・落選展を迎えます。 現在展覧会の準備が行われています、受講生たちによる一年間の成果展をどうぞお楽しみに! 配信も行われる最終講評会も、必見です!
展示の最新情報についてはカオス*ラウンジ公式webサイトをご覧ください。 http://chaosxlounge.com/
(藤城嘘)
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▼ そのほか、今後のイベント最新情報はこちらから! https://genron-cafe.jp/
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voidplus-jp · 4 years ago
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森本太郎  Taro Morimoto  "neutral tones" 2020.10.2 (fri) -  10.24 (sat)
void+では、10月2日(金)より森本太郎 - neutral tonesを開催致します。
森本は写真や印刷物のイメージを元にカンヴァスにアクリル絵具を搾り出す独特な手法などを用いて半立体的な絵画を制作します。本展では、青山界隈の取材から始めた森本が、この街で出会った風景をカメラに収めて作品に起こした新作5点を展示いたします。
また、今回初の試みとして、展示作品の制作過程であるカンヴァスに色を塗り重ねていく様子を撮影した映像作品(映像:南口雄一 サウンド:吉岡亜由美)も併せてご覧いただけます。作業台の上から俯瞰した制作中の作品と作業する作家の手元をクローズアップした二つの映像をシンクロさせながら森本のアトリエをギャラリーに再現していきます。どうぞこの機会に絵画作品と共にご高覧ください。
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<展覧会概要>
■タイトル:森本太郎 "neutral tones" ■会期:2020 年10月2日(金)— 10月24日(土)14:00-18:00 ■会場:void+ 東京都港区南青山3-16-14, 1F ■定休日:日、月、祝日 ■お問合せ:[email protected]   ■映像制作協力:南口雄一、吉岡亜由美 ■企画協力:YN Associates
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<作家ステートメント>
“neutral tones” イメージを解放し再び見つける
わたしの制作は、写真画像を加工することから始まる。コンピューターのアプリケーションのツールを使い、自動的に近似色を選び出し、塗りつぶすことを繰り返すことによって、画像は色面化されたモザイク状のイメージに変容される。
そうすることで、もとの画像が表すある特定の意味、その機能や役割といったものが徐々に解き放たれていく。元のイメージがシャッターを押した瞬間に存在した人物や風景であっても、それが単なる色面の集合体に変換された途端に、かつての現実世界から遊離しはじめるといった具合だ。
その作業によって、もとの画像にまとわりついていた情報が溶け出すと、わたしの視線は変容するイメージと色彩の間で揺らぎ、均衡を保とうとしはじめる。
そうした状態のなか、そのイメージを絵画として提示することで、自分と他者を何かあらたな関係で繋ぎとめる可能性が生まれるのではないだろうかと期待して描き、そして描きながら何度も眺めてみる。
描いた作品と鑑賞者との記憶が結びついたとき、どうなるのだろうか。イメージの抽象の度合いによっては、見るたびにイメージが変わることもあるだろうか。そうした作品との個人的な結びつきが新たに生まれることが、絵を見るということなのだろうと考えている。
中間の色彩
制作中、作品によっては200色近い色を調合する。
パソコンで作り出したイメージの色彩を抜き出し、カラーチャートにして、そのサンプルをもとにひとつずつ、顔料の組み合わせをイメージしながら色をつくりだしていく。
選択した複数の色を混ぜ合わせることで、どれも名付けようのない中間色となっていく。もはや既製の色からはなれ、彩度も落ちくすんだ曖昧な色調となる。しかしそれらが、隣り合うことで全体の均衡がとれていく。
そうして作り上げた様々な色を、キャンバス表面に引いた細い立体的な輪郭線の領域ごとに塗り分けていく。静かに塗り重ねられてできた不定形な色面のモザイクの断片。色をつくり、塗り重ねる。その何度となく繰り返される時間の積み重なりによって作品は完成へと近づき、意味を結ぶ手前のニュートラルな状態で鑑賞者を待つ。
今回は、映像作家の南口雄一さんと音楽家の吉岡亜由美さんにご協力いただき、キャンバスに色を塗り重ねていく様子を撮影、録音していただいた。
時間芸術である動画を撮影してもらい、共に発表するのは、私にとっては初めての経験です。アトリエでキャンバスがテーブル上で回転しながら滞留しつづける色や、絵が生まれつつある時の音響を楽しんでいただくことで、絵の中にあらたな角度からの見方がうまれたらと思っています。
森本太郎
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<作家プロフィール>
森本太郎 Taro Morimoto
1969    岡山県倉敷市に生まれる 1994    東京造形大学デザイン学科卒業 1995    東京造形大学造形学部研究生修了
<主な個展>
2020    neutral tones  void+(東京) 2019    呼応するインテリア GALLERY TAGA 2(東京) 2017    静謐のありか GALLERY TAGA 2(東京) 2016    イメージはよろこび switch point(東京) 2015    vestiges GALLERY TAGA 2(東京) 2012    イメージの縁(へり) ──ここにあり、ここではないどこか STORE FRONT(東京) 2010    メディウム──中庸と媒介 switch point(東京) 2009    つなぎとめるもの 奈義町現代美術館(岡山) 2005    project N 23 森本太郎 東京オペラシティアートギャラリー(東京) 2002    reminder ──記憶の連鎖 Space Kobo & Tomo(東京)  2005 2001    recollection アユミギャラリー(東京) 2003, 2004, 2008 1998    岡村多佳夫企画V 森本太郎展 アユミギャラリー(東京)
<主なグループ展>
2020    PLACE x PLACE           GALLERY TAGA2 (東京) 2016    Footprints ─ 版画工房の仕事-Itazu Litho-Grafik-  カスヤの森現代美術館(神奈川) 2014    森鷗外記念館で現代アート!Vol.2 生命の連鎖・イメージの連鎖 文京区立森鷗記念館(東京) 2013    BORDERS HARMAS GALLERY(東京) 2010    間戸/ WIND-OW MA2 Gallery(東京) 2009    AUTUMN SONGS ヴァリエテ本六(東京) 第2回 岡山県新進美術家育成I氏賞選考作品展 岡山天神山文化プラザ(岡山) 2008    ART IN TIME AND STYLE MIDTOWN Vol.4 Time & Style Mid Town(東京) 華・非・華 呉詠潔 森本太郎 VT ART SALON(台湾・台北) 2007    放飛新視界──日本当代絵画 PYO Gallery Beijing(中国・北京) イリュージョンの楽園 MA2 Gallery(東京) 華・非・華 呉詠潔 森本太郎 トーキョーワンダーサイト本郷(東京) 2006    第3回 府中ビエンナーレ 美と価値─ポストバブル世代の7人 府中市美術館(東京) 2003    ARTISTS BY ARTISTS 森アーツセンター(東京) 1998    寿限無’98 世紀末複製事件-ART BY XEROX- 現代美術製作所(東京) 1994    JACA’94 日本ヴィジュアル・アート展 伊勢丹美術館(東京) 第1 回東京デザインセンター新人賞受賞作品展 東京デザインセンター(東京)
<映像制作協力作家プロフィール>
南口雄一Yuichi Minamiguchi
1973年和歌山県生まれの映像作家。 2015年、インタラクティブ作品「唯識」が”Interactive Haiku“(カナダ国立映画庁/Arte France)に入選。2016年、長編ドキュメンタリー映画「私家版 渡辺本爾詩集」がブラショフ映画祭に入選。2017年、「上岡美平 作品とその生涯」展のディレクションを担当。
吉岡亜由美Ayumi Yoshioka
1986年生まれの作曲家、サウンドデザイナー。 2009年に東京音楽大学作曲科を卒業。「唯識」や「私家版渡辺本爾詩集」の作曲、サウンドデザインを担当。その他にも、科学技術系ショートドキュメンタリー映像や展覧会映像の作曲などを多数手掛ける。
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kyary1976 · 2 years ago
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#画業25周年プレミアアイコンキャンペーン . . . 旅立ったアイコンたち。 もっと種類準備してます(*^^*) 10個集めるとスペシャルプレミアアイコンプレゼント🎁✨✨✨✨🌈 さて(๑و•̀ω•́)و 次の配信に行って来ますm(_ _)m . . . #一般社団法人亜細亜美術協会 #一般社団法人社員画家 #亜細亜現代美術展 #ワンセブンライブ奏蒼 #17ライバー奏蒼 #ほとんどの配信アプリでキャリさん #美女たちの森と沼 #奏蒼マジック #変態枠 #世界のピンク枠 #broadcast #livestreaming #BIGO #REALITY #ゲーム配信 #宮崎県産まれ三重県育ち #統一を諦めない精神は多様性を称揚する #否定ほど芸術に多くを与えるものはない #似顔絵 #ギリシア神話画 #世界一の画家になるために #ミルダム顔出し配信キャリさん #アップライブキャリさん #TikTokライブキャリさん https://www.instagram.com/p/CpWYPcMvRLc/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2ttf · 13 years ago
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Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満��脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧���偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号//  ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
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