#フョードル
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Happy Birthday Fyodor 💜
11.11.2024
#fyodor#bungostraydogs#フョードル#bsd#diamondwolfart#my art#digital art#art#artists on tumblr#fanart#fan art#artwork#bungo stray dogs#bungou stray dogs#fyodor dostoevsky#bsd fyodor#bsd art#bungou stray dogs fanart#bungou stray dogs fyodor
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【お仕事/お知らせ】2024
コラボSDキャラ描き起こし
トレンドファクトリー様より、『文豪ストレイドッグス』✖️
ROLL ICECREAM FACTORY コラボイベントの描き下ろしSDイラストを担当させて頂きました!🍨
【開催期間】12月29日(金)~1月19日(金)になります!
🍨特設サイト
今回は7キャラクターとシロクマのシロ君を描かせて頂きました!
▼下記はロールアイス池袋店に来店させて頂いた際の現物お写真
▼担当した作品のポスト 該当ポスト
通販は後日公開予定です。 グッズをお求めの方は通販の方も是非チェックよろしくお願いいたします!
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🍁: 今回も池袋の店舗に食べに行きました アクスタの再販直後だったので店の外まで列が出来て居たり ��タイミングよく空いてる時に入れましたが食べている間に混んで来ました)
好評で嬉しかったです😊
―― この度はご依頼頂きありがとうございました!
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希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい。
To live without Hope is to Cease to live.
Fyodor Dostoyevsky フョードル・ドストエフスキー
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If requests are open, can we req a fyodor fictive? with multiple names and no/a simple typing quirk please and feel free to make him unique. we collect fyodors /j
a billion times yes . feel free to request any other fyodors too !!!! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
room 040 ,, FYODOR . . .
names : fyodor / Федор / フョードル , dostoevsky / Достоевский / ドストエフスキー , sera / seraph / seraphim , 光 / hikari
pronouns : any ( preferred : he / him , shi / hir , it / its , ae / aer , pure / pures , он / его , онá / её { last two are he / him and she / her in russian respectively } )
terms : any ( feminine preferred )
genders : genderfluid , gendernull , luxine , godwit , deusgender , liminalgender
orientation : unlabeled , achillean
paraphilias : 🦴 , 👊 , 🔪 , 🐊 , 💧 ( meanings )
species : humanoid
cis - ids : npd , aspd , far - sighted , harmful , manipulative , religious , worshipper
tris - ids : angelic , doll , harmed , immortal
trans - ids : royalty , deity , albinism , winged , perma - worshipped , perma - raped , contra - id ( worshipper & worshipped , harmed & harmful ) , intersex
roles : npd holder , trauma holder , religious persecutor
source : fyodor dostoevsky from bungō stray dogs
typing quirk : N / A
#bah blog#baa blog#bah baa#fyodor bah#fyodor bsd bah#fyodor dostoevsky bah#pro endo#pro para#pro radq#pro rq 🌈🍓#paraphiles please interact#radqueer#transid#radqueer 🌈🍓#paraphile safe#pro paraphile#para friendly#para safe#transid friendly#transid please interact#transid safe#pro transid#transx safe#transx please interact#pro transx#pro rq 🍓🌈#rq please interact#rq safe#radqueer friendly#radqueer safe
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白夜(劇場実習発表版)
演出空間コース 2年 劇場実習発表
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原作:フョードル・ドストエフスキー (小沼文彦訳よりアダプテーション)
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僕はもう、自分の人生に罪を冒したって悩まなくても済むかもしれない。
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主人公の青年は、サンクトペテルブルクに引っ越してから8年、友人が一人もできず、夢想的で孤独な生活を送っていた。白夜のある晩、橋のたもとで、ある少女に出会い彼の日常は鮮やかになっていく。孤独だった 2 人は、互いに惹かれあい、会う度に気持ちは高まっていく。しかし、実は少女には婚約者がいた。夢のような淡い恋心が芽生え始めたころ、彼の想いは淡く散ってしまう。 青年は少女との出会いを心から喜び、感謝し、誠実に関わろうと努める。それでも少女は青年の前から去ってしまう。そのとき彼は何を思うのだろう。
今夏、名古屋芸術大学内で上演された授業製作作品を、西文化小劇場にて劇場実習発表版として上演。
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開演日時
2025年1月17日(金)16:00
※開演30分前より開場 ※上演時間 約60分 ※終演後トークあり ※場内車いす席あり ※全席自由 ※未就学児入場不可
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料金無料、ご予約不要(全席自由)
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会場
名古屋市西文化小劇場 (名古屋市西区花の木2-18-23)
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出演
宇津 舞衣子(音楽領域 音楽総合コース2年) 安尾 琢杜(舞台芸術領域 プロデュースコース2年)
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照明・音響・美術・制作
舞台芸術領域 2年生(3期生)
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「白夜」の主人公は、あまりにも人間らしい。
夢想家である彼は、考え込み、想像し、思い上がったと思えば、悲観し、皮肉り、絶望する。そして、今日という日を懸命に生きていくのだ。
この作品の中で、彼は沢山の感情を吐露する。それは、人の素晴らしさだけでなく、人の残酷さ、世の中の無情さによるものでもある。
私達も彼と同様、理不尽な出来事に苛まれる時がある。等身大の人間である彼と共に過ごすこの物語は、あなたの心にも重なることがあるのではないだろうか。
世界は変わっていくものであり、そこには失うことや捨てることへの不安よりも強い期待がそこかしこに溢れている。若々しい期待は、ほとんど場合、期待通りの結果にはならない。その世界の中で私達はどう生きれば良いのか。
世界の若者の多くが、これまでに心の病を経験していると言われる現代。だから私達は、この今の時代に「白夜」という作品を通し、「あなたが抱えるものはあなただけのものではない」ということを伝えたい。そんな自分を、他者を、そして世の中を赦せたのなら、あなたの世界はより一層健やかなものになるだろう。
舞台芸術領域 プロデュースコース 3期生
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構成・演出:鳴海康平
第七劇場、代表・演出家。Théâtre de Belleville、芸術監督。早稲田大学在籍中の1999年に劇団を設立。これまで国内25都市、海外5ヶ国11都市で作品を上演。ポーラ美術振興財団在外研修員(2012・フランス)。2014年、三重県津市美里町に拠点を移設。民間劇場 Théâtre de Belleville を開設。愛知県芸術劇場主催 AAF戯曲賞審査員(2015〜)。名古屋芸術大学 舞台芸術領域准教授(2021〜)。
写真:松原豊
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照明協力:今井歩
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指導教員:
石黒諭、岡野憲右、鳴海康平
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宣伝美術:橋本純司
フライヤービジュアル:イ ロイ
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名古屋芸術大学 舞台芸術領域について
「あなたが舞台をつくる」をコンセプトに、舞台芸術作品を製作・上演するための知識と技術を専門的に学ぶことのできるカリキュラムで、未来の舞台芸術シーンをけん引する人材の育成をおこなう。
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X / @NUA_AP instagram / nua_ap
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お問い合わせ:
名古屋市西文化小劇場 tel / 052-523-0080〈9:00~20:00〉 ※日曜・祝日は17:00まで。年末年始(12/29~1/3)、月曜日休館(月曜が祝休日の時はその直後の休日でない日)
名古屋芸術大学 舞台芸術領域 mail / [email protected] tel / 090-6798-8035(平日10:00〜17:00)
主催: 名古屋芸術大学 舞台芸術領域 共催:公益財団法人 名古屋市文化振興事業団[西文化小劇場]
協力:名古屋芸術大学 音楽領域音楽総合コース
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だって、こんな生活、罪ですよ。
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BSD! OC! Ayato Satoshi |P1
Rework of my RAU! Fyodor Hinata
Ayato Satoshi | Fyodor Hinata
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Kanji: 日向 • フョードル
Romanji: Hinata Fyōdoru
Also Known As:
Fyodor Dostoevsky (birth name),
Fyodor Hinata (real name),
Ayato Satoshi (Alias),
Brazhnik (Butterfly Miraculous)
Namesake: Ayato Satoshi (short story writer)
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-:Personal Information:-
Status: Reincarnated
Gender: Male (he/him)
Sexuality: Asexual Gay-Aromantic
Birthday: 11th November
Age: 34 (Gifted War Arc), 26 (Tower/Casino Arc), 25 (Persona Arc), 20 (Meeting the Tsushimas), 14-15 (Assassin School), 12 (Russia)
Height: 189cm (6'2")
Weight: Unknown
Blood Type: Unknown
Likes: Tea, cooking, his children, psychological torture, fruit cake
Dislikes: Yozo Tsushima, needles, getting wet, boredom
--
-:Professional Information:-
Ability: Crime and Punishment
Reference: Tales of Crimes and Punishment (Рассказы о Преступлениях и Наказаниях, Rasskazy o Prestupleniyakh i Nakazaniyakh)
Occupation: Informant, Founder/Leader of The Rats House of the Dead
Affiliation: The Spider Lilly, The Rats House of the Dead, Kunugigaoka Junior High (former), Russian Military (former)
--
-:Metaverse Information:-
Name: Fyodor Hinata
(formerly, Fyodor Dostoevsky)
Location: Japan
(Formerly, Krysa Orphanage)
Distortion: Empire
Treasure: Amethyst/Silver Butterfly Neckless
--
-:Relationships:-
Family:
Unnamed Parents
Anya Dostoevsky✝ (younger sister)
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Atsushi Hinata (adopted son)
Nagisa Hinata (adopted daughter)
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Akira Kurusu (former foster son)
Sayuri Kitagawa (former foster daughter)
Goro Hinata (adopted son)
Naoto Mori (honorary brother)
Karma Hinata (adopted son)
-
Ember Hinata (adopted son)
Shoto Hinata (adopted son)
Neito Hinata (adopted son)
Galina Hinata (adopted daughter)
Aoi Hinata (adopted son)
Hazel Hinata (adopted son)
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Karma Akabane (son-in-law)
Kyo Akabane (adopted grandson)
Cho Akiko (honorary sister)
Radio/Mirabella Schmidt (honorary sister)
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Takeo Kagami (honorary sister)
Chuuya Kagami (honorary nephew)
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Archi Akabane (adopted grandson)
Juleka Hinata (adopted granddaughter)
Goro Akechi (adopted grandson)
Hinata Hua (adopted granddaughter)
Victor Hinata (adopted grandson)
Fyodor Dostoevsky (book/younger brother)
Pets: Zvezda (male Chinchilla)
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-:Appearances:-
Manga Debut: Lost Souls, Prologue
Anime Debut: Bungou Stray Dogs: Lost Souls, Prologue
Light Novel Debut: The Hinata Family
--
-:Portrayal:-
Japanese Voice: Akira Ishida
English Voice: Ray Chase
--
"
Fyodor Hinata (日向 • フョードル,, Hinata Fyōdoru, Original: Фёдор 日向, Fyódor Hinata) was the founder and leader of The Rats House of the Dead and as Ayato Satoshi, an Informant of The Spider Lilly. His Ability is named Crime and Punishment
Personality: Manipulative, Caring, Polite, Clever, Sadistic, Introvert, Calm, Confidant, Honest
Confidant/Arcana: Judgment
[Continued in P2]
Ayato Satoshi (Casual/Formal/PJs)
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A Loving Father with a passion for cooking
Ability: Crime and Punishment* Astral Projection, Death Inducement
Confidant: Judgment
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Fyodor Dostoevsky (Work/Formal)
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Founder of the RHD and owner of Krysa Orphanage
Ability: Crime and Punishment* Death Inducement
Confidant: Judgment
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Fyodor Hinata (Work/Formal)
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An Incarnate and Loving Father of the Hinata family
Ability: Crime and Punishment* Astral Projection, Death Inducement
Confidant: Judgment
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Brazhnik (Butterfly! Fyodor)
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A Miraculous Villain who takes good care of Nooroo
Power: Metamorphosis* Gives the target superpowers
Miraculous: Broach (under shirt)
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Punishment (Dostoevsky/Hinata)
-
-
--
A Wondering Soul who is one with their user
User: Fyodor Hinata
Ability: Crime and Punishment
Confidant: Judgment
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#aiden's aus#rau#oc#bungou stray dogs#persona 5#miraculous ladybug#ml#fyodor dostoevsky#dostoevsky fyodor#fyodor hinata#tales of crimes and punishment#ayato satoshi#butterfly miraculous#brazhnik#bungou stray dogs: lost souls#assassination classroom
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とても柔らかいステーキ
お手本はシャリアピン・ステーキ。1936年(昭和11年)に日本に訪れたオペラ歌手フョードル・シャリアピンの為に、帝国ホテル/ニューグリルの料理長・筒井福夫が考えたオリジナルのマリネステーキです。今朝は豚肩ロースをよく叩いて薄くし、タマネギのみじん切り、白だし、本みりんに一晩漬け込み、薄力粉をふり、ゆっくり焼きました〰️😋
美味しく健康に、自然の恵みに感謝していただきます(合掌)。
#シャリアピンステーキ #サイボクハム #イチビキ #大地の宴 #steak #daichinoutage #utage_jp #tokyo #japan
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フョードル・ドストエフスキー (1873)『悪霊』
人を殺してはいけない理由など存在しないことに気づいたのは、中学生の時分であった。そして同時に、人生に意味などないことにも気づく。人間は自由であり、一切が許されている。しかし、クリストファー・ノーランが描くジョーカーのような、神に挑戦する悪魔になるには、育ちが良すぎた。意味がないなりにも、誰もが幸福を追求できる世の中になってほしいと思うし、社会的な正義を実現したいというのは、物心がついた頃から内にある感情だ。
学校で習う共産主義の思想は、私には魅力的に映った。共産主義には思想そのものに胚胎する内在的な欠陥があるが、当時の私には、共産主義の失敗は単に為政者が無能であっただけで、適切にハンドリングすればユートピアが実現するように思えた。と、考えていたのも束の間、当時はインターネット全盛の時代、高校生になると私は早々に転向してしまう。戦うべきは、マスゴミの偏向報道が生み出したミンス党の悪夢であった。しかし、ネットの言説の大半はデタラメであることが分かり、二十代の半ばに再び転向。声高に政治を語る者の大半は、政治を利用して自己防衛をしたい浅ましい連中の集まりであり、私もその一人に過ぎなかった。
ドストエフスキーの文学にハマるのは、だいたいこのような人間である。つまり、自意識の問題に苛まれ、人生の意味のなさに絶望しつつも、神の存在を意識してやまず、社会的な正義を実現したいという熱情を秘め、しかしヒトという��は自己欺瞞にまみれたデタラメな存在であることを知る、そういう人間だ。ドストエフスキーを読むたび、彼の文学が持つ現代性にはいつも驚かされる。五大長篇のひとつである『悪霊』が描くのは、神なき時代を生きる自由思想家たちの破滅の物語だ。前提知識として、フランス革命以降の時代状況を押さえておく必要はあるが、面倒くさい自意識野郎どもは、やはりドストエフスキーを読むに限る。
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毎日が記念日
11月15日は…
七五三
男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝って社寺に参詣(さんけい)する七五三の日。3歳は髪を伸ばす「髪直(かみおき)」、5歳は初めて袴(はかま)をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は本仕立ての着物と丸帯(まるおび)という大人の装いをする「帯解(おびとき)」をそれぞれ祝い、旧暦11月はその年の実りを神に感謝する月であり、旧暦15日は二十八宿(にじゅうはっしゅく)で「何事をするにも吉」とされる鬼宿日(きしゅくにち)に当たったことから11月15日に行われるようになったんです。
あの長い飴、なめたいな〜。
【疑わしいAI-イチロウによる11月15日の出来事】
1920年 - トム・ジョーンズの誕生:イギリスの歌手で俳優であるトム・ジョーンズが誕生しました。彼は国際的に成功を収め、多くのヒット曲を生み出しました。
1969年 - 人類初の宇宙ステーション「アルマース」:ソ連が人類初の宇宙ステーション「アルマース」を打ち上げました。これは初めての宇宙滞在ミッションであり、宇宙ステーションの概念を確立しました。
1988年 - ソ連の宇宙探査機フョードル・ウトキンが金星に到達:ソ連の探査機フョードル・ウトキンが金星に到達しました。これは金星への最初の着陸ではありませんでしたが、金星の表面での観測が行われました。
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2024年6月7日に発売予定の翻訳書
6月7日(金)には7点の翻訳書が発売予定です。
フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活
ゾラン・ジヴコヴィチ/著 三門優祐/翻訳
書肆盛林堂
CAPTAIN ジョーダン・ヘンダーソン自伝
ジョーダン・ヘンダーソン/著 岩崎晋也/翻訳
東洋館出版社
人民による反乱の試み――ドイツの悲劇
ギュンター・グラス/著 伊藤哲夫/翻訳
萌書房
マグロウヒル大学演習 離散数学(改訂3版) : コンピュータサイエンスの基礎数学
Seymour Lipschutz/著 Marc Lipson/著 渡邉均/翻訳
オーム社
天学真原
江暁原/著 薩日娜/翻訳 宝鎖/翻訳 小澤賢二/翻訳
臨川書店
シャネル : 人生を語る
ポール・モラン/著 山田登世子/翻訳
中央公論新社
建築講話 Ⅱ
ヴィオレ・ル・デュック/著 飯田喜四郎/翻訳 黒岩俊介/翻訳
中央公論美術出版
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︶︶ ⸝⸝ 🔪 ꒰ bungo stray dogs !! . . . . .
OSAMU DAZAI — 太宰治
RANPO EDOGAWA — 江戸川乱歩
CHUUYA NAKAHARA — 中原中也
EDGAR ALLEN POE — ポー
FYODOR DOSTOEVSKY — フョードル
NIKOLAI GOGOL — ニコライ
SIGMA — シグマ
SAIGIKU JOUNO — 城野彩菊
TETCHO SUEHIRO — 末広手帖
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それなら、善を信じりゃいいものを、さ。だって、信じてもらえなくたっていい、信念を守るために行くってわけでしょう。でもきみは、フョードルの親父さんと同じで、ただの子豚じゃないですか。きみにとって善が何だっていうんです? いったいどうして、あんな場所にのこのこ出かけて行くんです、きみの犠牲なんて何の役にも立たなくなっているのに?
ヒョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(亀山郁夫訳)『カラマーゾフの兄弟4』,光文社古典新訳文庫,2007,408頁
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紺色
2023.10.12
序章
「全部お前が触れるのは青に染まってくるし、しょうがなく青色が気に入ったのか」
「なに、その馬鹿げたセリフ。同じ調子で癌の患者に他の患者を癌で感染させると言いがかりをつけるの?」
. .
「よくもこんなことがあたしに対してできたわね!」と泣き喚きながら跪いた母の姿を見たことが一生に一回しかない。父が離婚すると脅したり、母は許してほしいというように情けなく懇願したりしたことは一切ない。
さて、原因は?朝にもらったオレンジを全部食べ切ったという間抜けな嘘をついた僕のせいだった。
「どれほどお前をちゃんと育ててお世話をするように励むのがわかってたまるか!あたしはお前の栄養摂取をこんなにじっくりと考えたのに、なんてもったいない…」
世界一大切なママにこんな深刻な不幸をもたらした結果としての罪悪感をどうやって妥当に対処したらいいのか困り果てしまった十歳の僕は、密かに「ママにうそをつかない」と、手の指が攣っても何回も書こうと決心してきた。深く尊敬した存在のママを真似して、慌てている十歳の子なりに号泣する余裕があるなんて思ってもみなかった。むしろ、書き上げた文ごとに罪悪感が少しずつ和らぐようになるはずだと自分に思い込んだ。
紙の表と裏をよほど五枚に満たしたのに良心を完全にすっきりさせることができなかったのは、残念だった。
十年後、自分の人生を振り返して最高と最低の経験について父と話し合いながら、この記憶を持ち出した瞬間に、父が急に声をひそめ、打ち明けた。当時に起こったのは初めてであるどころか、まだ二歳だった僕はご飯を食べきれなかったときにも、母はブチギレたが、代わりに顔に平手打ちを食らわして、泣いたら、手の甲で逆に。
だからこそ現在の僕はみんなに言われた通りにどうしようもなく頭が悪いのか。どうせ僕のせいなんだが。
…
章1
母と違って父は、僕に対して手を上げたことがなく、むしろフォークとスプーンを手にしながら近ついてきた。僕の自尊心をぺろりと平らげる機会のかけらでもうずうずと待ち構えている。
十一歳ぐらいのとき、学校からの帰りしなに父が運転しながら、僕はしょっちゅう読み上げさせられ、文章ごとに通訳させられた。両方の言語を切り替えれば切り替えるほど、言葉が紛らわしくなってしまうのは当たり前だろうがしょうがないと最初に思った。正解の「怯えた」が直感的にわかったのに、実際に思わず言ってしまったのは「怯えてした」だった。
「ん?なんて言った?」
うっかりと「怯えした」とも口にしてしまった。
「は?」
「怯えった」
とっさに大声で得体の知らない名前と呼ばれた。ひとしきりにぼんやりとしてしまってから我に返ったら、本名を自分に確かめた。さっき、一体何だって聞いたのか。友達に呼ばれた「〇〇くん」や「〇〇ちゃんさん」をつける面白いあだ名を聞き慣れてきたが、まさか父は今度のも定番になるつもりなのか。
てっきり後味の悪い「クソビッチ」なんて。わざと罵ろうとしたら、どうせならよりオシャレな暴言を吐こうか。
成長するにつれて馬鹿だと徐々に暴露されていく子供を育てるのがこんな風に怖がっている両親に、三歳だったときから数学を、四歳だったときからバイリンガルに読み書きを教え始めてもらった。中学一年生になったときまでにヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」をすでに一回読み切り、再び読もうと思っていたほど没頭し、高校一年生としては微分積分学に踏み込んだところでフョードル・ドストエフスキの執筆も読み漁った。物理学に夢中になってきて授業で優れたのは理不尽ではないが、うちの疾患の家族歴と今更に病気を患っている母を考慮したら、結局大学に入って以来医学を狙うように促された。拒むに拒めなかったのは、学費を払うのが僕ではなかったから。
皮肉なことには、自分の生物学の授業のために勉強していた同時に、物理学を専攻していた友達は宿題の問題をまったく何も解くことができなかったせいで僕が手伝うどころか自分で手にかかってやるしかなかった。両親の望みや夢を叶ってあげるのと、友達の宿題や模擬試験を試してみることにより、僕の夢物語を真剣に追い求めるために自分の能力や見込みが足りるかどうか見積もるのを二つとも両立することができるだろうと思ったが、どのくらい耐えることができるのかさっぱりわからなかった。
最初の生物学の試験をギリギリと合格したのを聞いたての母から電話がかかってきた。
「もういいわよ。物理学って忘れなさい!」と言ったのに、その舌の根も乾かないうちに生物学に関しては「お前は思ってたほど頭が良くないね」とも吐き捨てた。
ということは、手術に向けたら、少なくとも手際良くなるまで訓練だけに焦点を当てることができると忠告したではないか。まあ、母にしょっちゅう称賛されている伯父さんと同じ道を辿るのをかまわないのは、母が幸せである限りにね。
それにしても、電気工学者の父が「プログラミングもちょっとでも身につけられたら将来に有益な知識になるよ。お前は言語とか文学が得意じゃないか?だとしたら、プログラミングも同じようにうまくいけそうで、単なる他の言語として考えよう」と口を挟んで、僕の夏休みは自分でパイソンに取り組む羽目になってきた。父は「問題があったら、俺に任せろ!」としょっちゅう自慢に宣言したが、Cで筋道を説明してばかりくれるのは役に立たなかった。違う言語には違う推理と違う書き方があるのは、一目瞭然だろうが、そう思ったのは僕だけだったようだ。
淡々ぼんやりとしていた僕の顔つきを瞬間に父は気づくごとに、拗ねて「もう、学びたくないなら、学ばなくてもいい。好きにして、こんな役に立つのを身につけなくて、ざまあみろ」とそっけなく吐き捨てた。そのときに、僕はくれぐれも謝罪して「楽しんでいるよ!画面を長い間見つめて、ただちょっと疲れてごめん」と父が落ち着くまで慰めた。
この訓練の目標は一体何なんだったっけ?父は自分がこれほど恵まれている知識と経験を発揮しながら、全部が僕の利益のためだと勝手に言えるように?最初は医学や生物学に集中してほしいと促すことで母と一致したが、このままで鞭打ち症にさせてしまった。
大学を卒業してからある夜に父と他愛のないお喋りを交わしながら、「代わりに物理学を専攻したとしたら、どうだろうなぁ」とのんびりと言い出したとたん、父に即座に却下された。目尻からちらっと見られた父の表情が陰ってきた。
「どうしたの?」
「知恵が足りないから、有意義な存在になれないんだ」と父がさりげなく答えた。
大学一年生だった僕は母に激しく嗜められたとき、背後から頷いていた父も口を揃えて同じことを言っていたんだ。ただ、母より静かで自惚れたかな。
「ずっと僕のことを見下してるの?」
「見下すなんてないよ。ただ、お前より俺の方にはもっと現実的に考える力量があるんだろう」と誇らしく言い切った。「何の物理学者でも考慮に入れたら、そんな天才にはお前が夢でも敵わないってこと」
「自分にはできそうだと思ったんだけど」
「そんなに優れていると自慢に思っているとしたら、なんで物理学の授業も受けたり俺が間違ってるのを証明したりしなかったのかい」と父は明らかに怒ってきて声を張り上げた。
声を震わせたのに勇気を奮い起こして「お父さんに自分の価値を認めてもらわなくてもいいよ」と僕は言い返したら、
面食らった父が僕を睨みながら「あんな図太いヤツを産んで育てたか」とぶつぶつ言った���
そう、僕は図太い。甘やかされて性格が歪んだのは母が言った通りに僕なんだ。拒否されてから就職活動に目を向けてみようと思うことにより、僕は両親の絶交の原因になった。僕にまた大学院に申し込むように言い聞かせてくれとすぐに父に促そうとしたが、拒否されるのを耐えることができなかった母は、拗ねてそれから無視することに決めた。父と僕だけの二人になってから父が相談を与えるように打って付けの機会だと思っていた。
「そんなろくでもない生物学の学士号でお前が就職活できないと何回も諭そうとしたのに、お母さんと違って、俺がはっきりとわかってきたのは、お前に何かをさせてくれるのが無駄骨を折るだけ。なんと言っても俺の警告に従わないから、この主観を理解できるようになるまで、お前が何目の面接にも落ち続ける��を傍観するしかない」と突き放すように吐き捨てた。
因果応報なのか。
「なんで本心では医者になりたくないの、お前。いつか結婚したり子供を育てたりしたいし、家族を養う必要があるんだろう?自分の将来についてもっとしっかり考えといて」
と言っても、僕がそもそもそんなことでさえ欲しかったと勝手に決め付けるのはいかにも図々しかった。
…
章2
両親の奨励に従って生物学に狙いをつけて学士号を得て済むだろうと思ってしまったため、単純に我慢しなければならないということではないか。なのに、なぜ夏休みや冬休みに実家に帰るごとに、僕が医者になれるという信念を裏つけるためにどんな証明を今まで溜めてきたか、と繰り返した母の尋問によほど毎朝に起こされたのか。何を答えようとしても、母の目つきで不満しかないと察して、言葉が変わるのにだいたい同じような愚かな質問の連発に耐えるしかなかった。
「先生がお前のことについてどう思うのかしら」
「順調だと思うよ。今のところ、一緒に話題や焦点を定めてから、独立で働かせてくれる上に、会議で他の人の前にうちの研究進展について発表してほしいと促してくれるし」
「ただ親切でそうしてただけじゃない。先生としてのお義理って言葉わかるの?お前ならおそらくわからないから、よく聞いてね」
「いや、もうわかったから、説明してくれる必要は別にないよ」
「黙れ」
この部分まで何回も経験したことがあるため、「言い争いになる前に、別々で五分間の休憩を取りましょうか?空気が澄んでから必ず再開しますよ…ね?」と言い聞かせようとしたが、母には納得できなかった。
かえってひっきりなしに説教をされ始めたら、ベッドから立ち上がって少しずつドアへ向かっていても、母に追いかけられた。トイレを使う必要がなくても、自分でいられる静かなところだと思ったため、廊下を隔てた浴室に入る羽目になった。だが、ドアを閉めようとして、取っ手をそっと押しながら、いきなりに抵抗の手応えを感じた瞬間、背筋がゾクゾクとした。ますますうるさくなる甲高い声を遮断するために、ドアに背中をつけてより強く押し付け返すしかなかった。カチッと閉まった音で一時的な息抜きを与えてもらったが、浴室に永遠に隠すのが無理だし、いつかドアをまた開けなければならないのをひどく意識した。しょうがなく気を張っておいた。
少なくとも、年を取るにつれて母も僕に対して手を上げるのが徐々にやんできた。今回こそ僕ではなくドアを押し付けていたんだ。このように鬱憤を晴らすのは僕の身の回り品に向けられ、趣味は交渉の対象として扱いされた。自分の意志で選んだのは当然にもっとも思い入れがあり、母もそれが良くわかっている。
楽器を練習する気がなかった日には、フルートを母に捕まえられた。母がどこかに持ち行くのを最初に目で追いたが、L型となるまでピアノの椅子を叩いていたのは僕にとって見かねたため、結局目を逸らしてしまった。修繕のために店に持っていったときにも、店員さんに「このガキが練習したくなかったから、あたしはピアノの椅子をフルートで叩いてしまったほどすごく腹立てしまったの。子供を育てるなんて大変だわ。十代の反抗期特にね〜」とニヤニヤと笑いながら呑気で説明するなんて図々しかった。なんで店員さんがそれに対してただ微笑を浮かべて、何も言わなかったんだろう。
ピアノを弾くのも大好きだが、高校での文学の授業や自分の創作に集中したくなればなるほどピアノの練習の時間も徐々少なくなってしまった。
突然に「今週ちゃんと練習したの?」と母に問いかけられた。
「練習した」
「嘘つくな、お前」
「じゃあ、練習が足りなかったと言ったらどう?」
「お前にはさすがだと言い返すよ」とニヤニヤと嘲笑った。「お前のレッスンのために高額の学費を払うのに、こんなふうに無駄になってしまうなんて残念だわ」
「前に言ったことがあるけど、そんなに残念であるならば、レッスンを止めさせてくれた方がいいかもしれないじゃない」
「間抜けなこと言うな。諦めたら、先生に落胆させるよ。おばさんやおじさんは、お前の才能を少しでももらったら、どれぐらい幸せになるのがさっぱりとわかってないじゃん。本当にもったいない…」
この会話をまるで毎週繰り返すように感じた。高校を卒業して大学のために引っ越さなければならないようになったら、ようやくレッスンを止めさせてもらったが、そのときまでにピアノにはもう嫌悪感を抱くようになってしまった。
矛盾だらけに囲まれる暗い世界での綱渡りだし、進むも地獄退くも地獄なんだ、という象徴になったからだ。
…
章3
また世界がぼろぼろ崩壊している感じがした。ベッドから立ち上がったら、圧力のこれっぽっちでも足元に床を陥落してしまう可能性を非合理的に怯えたため、朝に幕から染み込んで天井に反射された灰色のモノクロが、昼のギラギラで眩しすぎた日光にけばけばしい鬱金色に染まれ、最後��また紺色から真っ黒に変身するのを傍観するしかなかった。好きな色は?光と闇の間に取り持つ紺色の濃さで、もっとも放心状態になってしまいやすいかな。ただ起床が困難になったというだけでいいって?
子供がベッドの下に待ち構える化け物を怯えるのと同じように、時間が経つにつれて結局卒業するんだろう。もう少し時間を… 疲れたから。
テレビで何も見なくても耳に響いていた雑音がますます酷くなってきた。とっくに誰かの声だというわけではなかったが、様々な声は誰なのかくっきりと認められるようになるたびに泣きたくなる。どうやってあなたたちもこんなところで道に迷ってしまったのか。また、僕には何用があるのか。やるべき事が手のつけられないように一山積み上げ、どれくらい藻搔いても窒息で殺されるまで圧倒的に僕を押し潰していくのは、ただ時間の問題だ。
雑音は、脳が寄生虫に食い荒らされているむず痒い感じがした。実際に責任の重さを背負わされ、みんなに落胆させてしまう恐怖に冒され、さっさと終わらせるために欠点を責められるのを待ち焦がれるかな。
気が紛れるために音楽を聴こうとしたのに、打ち消すどころか、乱雑を募らせてしまった。
本棚から一冊をやたら取ってページをパラパラめくりながら、アイスピックで耳から耳まで通り抜ける線を描こうと思い浮かんだが、おそらく長さが足りなくて無理だろう。髪の毛をかきむしりたい。ストレスに溜まりまくるときに自分の皮膚に爪を突き立てる癖があるが、普通に肌に残る紅色の月形の窪みが夜までに薄紅に褪せていくから、気がかりなんて別に必要がない。高校生だったときと同じように剃刀でいじろうか。肌にうっすらと見える血管をなぞったりするが、今回こそ決定的に圧力をかけたら、びびったせいでただ痒くなった前回と違って、無感覚以外の何かをやがて感じられるようになるのか。料理するのが好きな僕は調理道具を大切に扱ってきちんと手入れしていたが、最近、台所にしばらく居る気にもなれない。落ち込んでいるときに、食欲が減ってしまっただけではなく、好きなきのこと鶏肉のドリアを作ろうとすると、間違った太ももをうっかりと刺すのを怯えている。二年以上研修室に勤めてきて、治療法を開発している。今日はどんな麻酔を使おうか。ちゃんと眠らせるために。
. .
がたんと起き上がったとき、心臓がいつ胸から飛び出してもおかしくないほど動悸が激しくなり、枕がじっとりとしたのに気づいた。ぽたぽたと垂れた涙がやむ気配もなかった。
「悪夢だったけど、結局ただの夢だけだったね」と自分に慰めようとしたが、現実とそっくりと感じた。
「そもそもあたしのことを愛してるわけ?」と母に問いかけられた僕は、「もちろん」と言い切れずに「このくそばばあなんて誰も気にしないわぁ、みんなに迷惑ばかりかけてるし、って思ってるのね、お前」と言いがかりをつけられた。
「そんなことない!」と頑張って言い出そうとしたが、「よく嘘ついてるね。幼い頃からずっとそうだわ」と嘲笑われた。
「お前を育てることで、あたしはどこで油断してたの?あたしが能う限りに愛を注いで大切に育てても、お前はこんなことになってしまったのが、あたしに死にたくさせるの」
「そんなことしないで!お願い!」と僕は声がかれてしまうまで何回も叫び返したが、無駄だった。
朝には父に電話して母のことについて尋ねてみた。いつも通りに健康で元気だと聞くと、安堵感を感じた。成人の日を祝うために母と絶交した罪悪感にまだ冒されたようだ。
落ち着くために味噌汁をちびちび飲みながら、手にしたポカポカの温かさが全体的に身に染みてきた。水面に映し出した顔つきを見かけた瞬間、カウンセラーからの気遣いが頭の中で浮かび上がったが、耳に奥で響いていた母からの忠告ももつれ合い、歪んでしまった。味噌汁だけ飲んでは足りないのは当然だが、それ以上食べては誰にも愛されないブサイクのデブになるというのも、おもいがけずに筋の通ったことなんだ。母を喜ばせる限りに、僕はこんな愚かな規則や基準にさえひたすらに従おうとした。もう何年も経ったのに未だ同じような考え方が変わらず残っているのが、人は変わらないということをあっさりと証明するのではあるまいか。
変わらないどころか、受け継ぐ。目が母に、微笑みは父に似てる子もいるとしたら、僕の場合は癇癪が両親にそっくりなんだ。
傲慢と嫉妬を揃えたら憤怒が生み出される。年を取ったのに未だ自分の感情を整理することができないため、こんな重荷を子に背負わせる親がこんなに多くこの世に存在するのは本当に残念だ。伴侶が「衝動的、敏感、神経質、一徹短慮」などという愚痴を内緒で子にこぼすのはどんな教訓を与えてくれるのか?そう。自分が内部的にどう考えても、何よりも親の感情に同意して気の利いたことを言うことにより親を慰めて支援するのを最優先することができる。そうしたら、自分もとばっかりを食う確率が減るかもしれない。
だって、怒って鬱憤を晴らしても許されるのは親だけだった。「ねぇ、両親に八つ当たりをされたって知ってる?けど、なかなかなんとかなってきたよね、我々は」と言えるのは親限りに。子も「親にひどいことを言われたときもある」と言おうとすると「お前が恨みを抱いている権利も理由も必要もなんてないさ。世代間のトラウマをお前に引き継がないようにしてるから」と言われてしまう。
恨みを受け取ってばかりいるのは、吐き出せるところも与えてもらわず、背後に潜んでいる怒りに生じるとあっさりと納得させることができるが、正直なところで、恨みを別に抱いているわけではない。親が言った通りに、権利も理由も必要もない。��え間なく恨みがましい言葉を受け取り続けない限りだという条件だが。
すでにちゃんと謝罪してたのにって?
一回だけ細かい何かを間違えた子を怒る親は、何回も駄々をこねて、物事を壊して、関係を絶って、勝手に中途半端に謝罪してから、何回も許される余裕があると思い込むなんて、もっとも可愛いよね。
. .
どう考えても、一人っ子として生まれたにかかわらず、末子のように注意され、まるで忘れられていた真ん中っ子かのように真剣に受け入れられず、長子のように期待を背負われた。
…
章4
千羽鶴と同じように、折り紙をしょっちゅうしていたが、折り鶴の代わりにちっちゃい蓮の花をいっぱい折って、揃えたら願いを叶えてもらえる代わりに死にたいと思ってしまった日を数えられるためだった。
その蓮の花が可愛いと、この上なく幸せに気づいていなかった親に言われるなんて皮肉なんだろう。
十九歳になってから、屋上まで登って、柵にもたれて立って、下を覗き込んだ。オレンジ色と紺色が混じる日没の空以外に何も見えなかった。束の間に目を瞑ってため息をついた。
もう悴んでしまったし、前向きに進んだら無痛で良いじゃないか、と思った。
自分の白い息が出ることに目を凝らして、このまま行き続けたら本当に逝ってしまうというのがわかった。だが、「今すぐ出かけないとバスを乗り遅れてしまう」と頭の中で声がぽつんと呟いた。
その日に学んだのは、死にたいわけではなかった。ただ、生きるとは、悶々とした日々を過ごすということだとしたら、生きたくはないのは当然だろう。
…
終章
僕は元々に、大切な両親に対して娘として不足していないと思い、幼い頃から仮面をかけさせられた。大人になるにつれ、引っ剥がしたくなったのは当然だろうが、強すぎた糊で貼り付けられた仮面を引っ剥がせば引っ剥がすほど、皮膚も剥いでいく。最後にはいかにもお化け物の顔しか残らない。
それでも、今までの大きな困難にかかわらず、現在の私はこのままで順調だろう。娘、女性、人間として。まだ生きているから。
ただ、その総称以外、私は心の奥底で本当に何者なのか。
〈次〉
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神と悪魔が戦っている。そして、その戦場こそは人間の心なのだ。
God and the devil are fighting there and the battlefield is the heart of man.
Fyodor Dostoyevsky フョードル・ドストエフスキー
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白夜
AP_2023 / 名古屋芸術大学 舞台芸術領域2年 演劇公演(プロジェクトワーク3)
原作:フョードル・ドストエフスキー (小沼文彦訳よりアダプテーション)
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僕はもう、自分の人生に罪を冒したって悩まなくても済むかもしれない。
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主人公の青年は、サンクトペテルブルクに引っ越してから8年、友人が一人もできず、夢想的で孤独な生活を送っていた。白夜のある晩、橋のたもとで、ある少女に出会い彼の日常は鮮やかになっていく。孤独だった 2 人は、互いに惹かれあい、会う度に気持ちは高まっていく。しかし、実は少女には婚約者がいた。夢のような淡い恋心が芽生え始めたころ、彼の想いは淡く散ってしまう。 青年は少女との出会いを心から喜び、感謝し、誠実に関わろうと努める。それでも少女は青年の前から去ってしまう。そのとき彼は何を思うのだろう。
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開演日時
2024年7月13日(土)11:00、14:30※
※両回ともに予定枚数に達したため予約受付を終了いたしました。 ※当日券は若干枚発行予定です。
※受付開始・開場は、各公演30分前より ※上演時間45分(予定・途中休憩なし) ※駐車場あり ※場内車いすスペースあり ※未就学児入場不可 ※全席自由
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料金:無料
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会場
名古屋芸術大学 東キャンパス 8号館スタジオ 愛知県北名古屋市熊之庄古井281
公演当日受付場所:東キャンパス 1号館 1階ロビー
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ご予約(オンライン受付) https://forms.gle/mUviZedostUTAMHa9
●両回ともに予定枚数に達したため予約受付を終了いたしました。 ●当日券は若干枚発行予定です。
※予約開始 6月7日(金)12:00 ※定員に達し次第、予約受付は終了となります。 ※演出の都合上、開演後はすぐに入場できない場合があります。
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出演
宇津 舞衣子(音楽領域 音楽総合コース2年) 安尾 琢杜(舞台芸術領域 プロデュースコース2年)
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「白夜」の主人公は、あまりにも人間らしい。
夢想家である彼は、考え込み、想像し、思い上がったと思えば、悲観し、皮肉り、絶望する。そして、今日という日を懸命に生きていくのだ。
この作品の中で、彼は沢山の感情を吐露する。それは、人の素晴らしさだけでなく、人の残酷さ、世の中の無情さによるものでもある。
私達も彼と同様、理不尽な出来事に苛まれる時がある。等身大の人間である彼と共に過ごすこの物語は、あなたの心にも重なることがあるのではないだろうか。
世界は変わっていくものであり、そこには失うことや捨てることへの不安よりも強い期待がそこかしこに溢れている。若々しい期待は、ほとんど場合、期待通りの結果にはならない。その世界の中で私達はどう生きれば良いのか。
世界の若者の多くが、これまでに心の病を経験していると言われる現代。だから私達は、この今の時代に「白夜」という作品を通し、「あなたが抱えるものはあなただけのものではない」ということを伝えたい。そんな自分を、他者を、そして世の中を赦せたのなら、あなたの世界はより一層健やかなものになるだろう。
舞台芸術領域 プロデュースコース 3期生
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構成・演出:鳴海康平
第七劇場、代表・演出家。Théâtre de Belleville、芸術監督。早稲田大学在籍中の1999年に劇団を設立。これまで国内25都市、海外5ヶ国11都市で作品を上演。ポーラ美術振興財団在外研修員(2012・フランス)。2014年、三重県津市美里町に拠点を移設。民間劇場 Théâtre de Belleville を開設。愛知県芸術劇場主催 AAF戯曲賞審査員(2015〜)。名古屋芸術大学 舞台芸術領域准教授(2021〜)。
写真:松原豊
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制作(舞台プロデュースコース)
安尾琢杜、山田葵衣、石川大海(演出補) 今泉��音、遠藤美帆、岡部創太 河合仁衣菜、齋藤寧々、田中蒼真 松本千花、蓑原楓子、萬敬祐
音響(演出空間コース[音響])
上之未来、奥田颯杜、松木千夏
照明(演出空間コース[照明])
浅野羽菜、大橋知世、何采沂 桂川栞吏、新名里彩、野本恭可 深作百花、水谷莉子、三宅梨世 山田瑞希
美術(舞台美術コース)
大下女神、岡本愛結、後藤歩栞 坂倉しずの、白井友菜、諏訪天音 髙橋杏奈、田中杏果、丁奕文 成瀬葉菜音、花瀬由珠、坂梨々愛 間瀬美紀、松本莉歩、武藤彩花 村松真琉子、山下心響、吉川治希 吉田翠里
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照明協力
イ ロイ、今井歩、上本瑞和 酒井優、佐藤星希、鈴木日奈子 関楓奈、松浦萌衣、三浦琴葉 宮原羽菜
音響協力
夏目依吹、橋村怜央、二木陽菜 松木花水実、中根美咲
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指導教員:
梶田美香、鳴海康平、浅井信好 石黒諭、山口剛、神谷怜奈
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宣伝美術:橋本純司
フライヤービジュアル:イ ロイ
フライヤーPDF 表 / 裏
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名古屋芸術大学 舞台芸術領域について
「あなたが舞台をつくる」をコンセプトに、舞台芸術作品を製作・上演するための知識と技術を専門的に学ぶことのできるカリキュラムで、未来の舞台芸術シーンをけん引する人材の育成をおこなう。
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X / @NUA_AP instagram / nua_ap
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主催・お問い合わせ: 名古屋芸術大学 舞台芸術領域
mail / [email protected] tel / 090-6798-8035(平日10:00〜17:00)
協力:名古屋芸術大学 音楽領域音楽総合コース
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だって、こんな生活、罪ですよ。
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BSD:LS!RAU! Fyodor Sougen | P1
Fyodor Hinata/Ayato Satoshi if their past life was Clawian
Ayato Hane | Fyodor Sougen
--
Kanji: 草原 • フョードル
Romanji: Sōgen Fyōdoru, Hane Ayato
Also Known As:
Fyodor Dostoevsky (birth name),
Fyodor Sougen (real name),
Ayato Hane (real name),
Periwinkle (Butterfly Miraculous)
Namesake: Ayato Satoshi (short story writer)
--
-:Personal Information:-
Status: N/A
Gender: Male (He/She/They)
Sexuality: Asexual Gay
Birthday: 11th November
Age: 34 (Gifted War Arc), 26 (Tower/Casino Arc), 25 (Persona Arc), 20 (Meeting the Tsushimas), 14-15 (Assassin School)
Height: 189cm (6'2")
Weight: Unknown
Blood Type: Unknown
Likes: Lavender, caramel tea, cooking, his children, high places, daisies
Dislikes: Gen'emon Tsushima, forgetting things, needles, getting wet, boredom
--
-:Professional Information:-
Ability: Myosotis and Daylily
Reference: Myosotis Meadows (Миосотис Медоуз, Miosotis Medouz)
Occupation: Informant, Founder/Leader of The Blooming House of the Dead
Affiliation: Café Spider Lily, The Blooming House of the Dead
--
-:Metaverse Information:-
Name: Fyodor Sougen / Ayato Hane (often switches)
Location: Japan
(Formerly, Lug Orphanage)
Distortion: Paradise / Meadow
(Meadow when Ayato Hane)
Treasure: His eyes
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-:Relationships:-
Family:
Unnamed Parents
Unnamed Younger Sister✝
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Atsushi Sougen (adopted son)
Nagisa Sougen (adopted daughter)
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Akira Kurusu (former foster son)
Sayuri Kitagawa (former foster daughter)
Goro Sougen (adopted son)
Naoto Mori (honorary brother)
Karma Sougen (adopted son)
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Ember Sougen (adopted son)
Shoto Sougen (adopted son)
Neito Sougen (adopted son)
Galina Sougen (adopted daughter)
Aoi Sougen (adopted son)
Hazel Sougen (adopted son)
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Karma Akabane (son-in-law)
Kyo Akabane (adopted grandson)
Cho Akiko (honorary sister)
Mirabella Schmidt (honorary sister)
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Takeo Kagami (honorary sister)
Chuuya Kagami (honorary nephew)
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Archi Akabane (adopted grandson)
Juleka Sougen (adopted granddaughter)
Goro Akechi (adopted grandson)
Sougen Hua (adopted granddaughter)
Victor Sougen (adopted grandson)
Fyodor Dostoevsky (book/younger brother)
Pets: Star (male Chinchilla)
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-:Appearances:-
Manga Debut: Lost Souls, Prologue
Anime Debut: Bungou Stray Dogs: Lost Souls, Prologue
Light Novel Debut: The Sougen Family
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-:Portrayal:-
Japanese Voice: Akira Ishida
English Voice: Ray Chase
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Fyodor Sougen (草原 • フョードル,, Sōgen Fyōdoru, Original: Фёдор 草原, Fyódor Sōgen) was the founder and leader of The Blooming House of the Dead and as Ayato Hane, an Informant of Café Spider Lily. His ability is named Myosotis and Daylily.
Personality: Honest, Manipulative, Caring, Polite, Clever, Sadistic, Introvert, Calm, Confidant, Relaxed
Confidant/Arcana: Reversed World
-:Ability:-
His ability, Myosotis and Daylily (Миозотис и Лилейник, Miozotis i Lileynik) makes a person forget everything at a single touch, including how to breath. This causes his victims to sufforcate. With focus and training, he can make people forget specific things. He has the most control when borderline asleep because that's when his mind is clearest.
Myosotis and Daylily (Миозотис и Лилейник, Miozotis i Lileynik)
Color: Periwinkle
Manga Debut: Lost Souls, Persona arc
Anime Debut: Bungou Stray Dogs: Lost Souls, Persona arc
Ability: Memory Erasure, Death Inducement
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-:Background:-
As a child, his Ability manifested by killing his younger sister and making his parents forget him, causing him to end up on the streets before being found by the Russian government
Later, he attended the same high school as Shiota Nagisa, recognizing that his should know her, he later ends up adopting (read, being adopted) both her and Atsushi within the same year
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-:Etymology:-
[Continued in P2]
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#aiden's aus#bungou stray dogs#oc#rau#bungou stray dogs: lost souls#Clawian#fyodor hinata#fyodor sougen#persona 5
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