#バカの賞賛
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moko1590m · 11 days ago
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褒められて伸びる、ってわかるけど、そこまで他人への依存を開き直るかな
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elle-p · 1 year ago
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
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料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼��れ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつはけっこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突���ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あ��。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、も��い説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で確定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくないアサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリとトマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答える。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々��言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が出動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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doctormaki · 2 years ago
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ハンブルグに戻り、ほぼ誰もいなくなったもぬけの殻のマンションで、ここ数日暮らす。実に静かで良い。このマンションの立地は丸の内一番地的で素晴らしいのだが、上階や隣人の足音や声が聞こえて、言うなれば、音響が素晴らしく良い。上階のギリシャ人Chrisと共に起き、彼と共に上下階に別れて朝シャワーをし、Chrisが出かけていく足音を聞きながら、左側上階のスウェーデン国籍ナイジェリア人のMinnaがZoomしているのを聞きつつ、隣人の南ア人ゲイのLouisが彼のパートナーとお喋りしているのを聞く毎日。私は神経質なので、他者の生活音がかなりのストレスだった事を、思い知る。
世の中はイースター休暇である。小学生の頃、イースターの頃のヨーロッパ旅行でイースターエッグのチョコレートを貰うのが、小さな喜びだった事を思い出す。私が子供の頃は、チョコレートも飴も、ちょっとした特別感があったものだ。コーヒーも紅茶も、ちょっとした潤いというか贅沢だった。豊かになり、チョコレートが毎日飽きる位に食べられるようになったり、コーヒーが一杯百円で売られるようになったりと、日本の異常な豊かさに驚くと共に、そんな事は長続きするはずが無いと確信している。豊かさの飽和が、民心を貧しくしているというパラドクスは、しかし、アメリカもドイツも同じだ。
日本のバブル崩壊から30年。それでも豊かでいられるのは、過去の現役日本人、祖父母や両親達が頑張ってくれたお陰だと身に染みて思う。私と同世代の団塊ジュニアは、バブル世代の犠牲になって差し上げ、バブルの軽くおバカなノリを冷ややかに見ているが、それは、ほぼ、社会の底辺から見ているに過ぎない。私達の直ぐ後の世代は、就職氷河期でも無いくせに、就職氷河期であった事を主張し、自分達が社会の犠牲者である事を恥ずかしげもなく標榜し、発想力も無く、知的レベルが低く、上(バブル世代)に媚びへつらう事で生き延びようとする組織のコマ程度の人材ばかりが、起用されていく。ハンナ・アーレントの組織的悪のパターンが平和的に実行されているに過ぎぬ。日本の経済力、組織力、民度の低下は、今後ますます酷くなるだろう。そうした危惧も無く、今をこの世の春と謳歌できる楽観主義者と、未だに核家族化における社会的要請(少子化対策)を真剣に受け止めるマジメな方々だけが、せっせと子作りに励み増殖していく。それは、アメリカでも、ドイツでも同じ。
私��周りの知人達は、ほぼ皆、社会不安や将来不安から子を持たない選択をしている。この人には親になってほしいと、こちらが願うような人格者ほど、子を持たない。私の分析では、子供を持つ事とは、親に成らせてもらう事によって、自らの自己成長のために、子供を、ある種の犠牲にしているようなものだと思う。従って、DVなどの負の連鎖は、綿々と続くし、どこかで、負の連鎖のカルマを断ち切り、気付きの機会が無い限り、家は負の意味で没落しゆく。逆に、家が消滅するとは、カルマが終了したという風にも捉えられると思う。十分に、学びの機会を持ち、ついえれば、終わって良いのだ。日本は宗教がいい加減だが、多くの聖職者が子を持たないのは、そういう意味合いがあるのだろうと思う。私は、聖徳太子の好む維摩経が好きだ。在家で在野に在りながら、清くいる。私は、二十代の半ば、病気をしてから、維摩経を心に置いている。
私は、色々な角度から考えても、子供を持たなかった選択を、良かったと思う。どうせ天然記念物並の知性と感性の持ち主なのだから、天然記念物らしく朽ちれば良いのだ。ガハハ。生物とは、ただの遺伝子の箱なのだとしたら、チェコのブルーノでメンデルが発見した法則のように、また、どっかで、突然変異が生まれ、私のように、社会を斜めに観察する人間も、生まれて来るだろう。問題は、小池がほざくような(負の)レガシーではなく、何を足跡として残せるのかという事とも思う。しかしながら同時に、忘却される事の粋美も思ったりする。忘却されていても、本物であったならば、本物を探す者が時空を超えて探し当てるものだと確信している。それは、必ずしも親族や同民族では無いという事も。
春の訪れを日本を思いつつ祝う時、チューリップを紅白に活けてみた。また、研究所での食事が無くなったので、自分の食べたいものを料理して食べられる幸せを感じている。料理を極端に嫌う事や、料理しない事を良しとする事は、私には理解不能だ。自分の体調に合った、身体が季節変化に合わせて求めるものを、食べたいときに食べられないのは苦痛でしかない。食べたいものを、自らが調理して食べられる幸せ。買いたいものが売られていて、それを購入できる幸せ。その背景にある多くの人々の仕事に感謝しつつ、また、食べて下さいと五体投地してくれる生命を、有り難く調理し、美味しくいただく。これ以上の幸せはあろうか。自分が確実に大きな社会のネットワークの小さなゴマ粒に過ぎず、大きなものに生かされていることを思う。毎食、毎食が、感謝でしかない。
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研究所のコックのミヒャエルと、彼の彼女レベッカさんは、私の事をとても好きみたいだ。まぁ、地下回廊に簡易に作られた薄暗く狭いキッチンに、昨年からせっせと通い詰めているのは、研究者でも私だけだしね。。。私は丸山眞男好きなので、市井の小さき名もなき人々の日々の小さき行いこそが、国家の根幹であると信じて疑わない。政治家も学者もアイドルも、みんな、ウンチである。見て社会の病を推測する事はできても、社会を支える根幹は、表立つウンチどもからは、絶対に見えない。大衆とは、実にウンチが好きなんだなぁと感心する。まぁ臭いから、ベムりんみたいに、気になるという事なんだろう。あるいは、自分の中のウンチと呼応するので、ウンチを見て賞賛したくなるのかもしれん。
ワシはウンチはどうでも良いので、社会を動かす、根幹の部分にある、隠蔽された良心を見たい。そして、そこにこそ、社会の希望と未来を見出だしたい。そんなワシに、ミヒャエルは、イースター休みにも関わらず、レベッカと愛犬ペッピーノと共に、車で拙宅まで送り迎えし、自宅に招き、春の料理を振る舞ってくれた。ミヒャエルは北部ドイツ、レベッカは黒い森周辺の南部ドイツ出身。ミヒャエルは、バンコク、リスボンなど世界中を渡り歩いたコックさん、レベッカは2014年台北で開催された25歳以下世界お菓子選手権大会で世界3位を取ったパティシエ。ペッピーノはミックスの捨てられていた犬で推定1歳半。皆、何故か分からんが、ペッピーノなんか身体が壊れそうな位に喜びまくるし、ワシの方が感謝せんならんのに、ミヒャエルとレベッカは、来てくれてありがとうと、感謝して来訪を喜んでくれる。
イースターのためにミヒャエルが作ってくれたのは、春の魚、サワラのソテー。これに森のキノコと白ワイン、玉ねぎを煮込んでとった出汁をベースに、刻んだ玉ねぎと白アスパラと緑アスパラを小口切りし、たっぷりのバターで炒め、春にしか取れない森のキノコをふんだんに入れたところで出汁投入。そして削ったパルメジャーノと黒胡椒で味を整えたスープ仕立てソースを、別フライパンでソテーしたサワラの上にかけて、いただく。食器は、家にある食器で一番高いという、ミヒャエル��お祝いで貰った、美濃焼の器。彼の料理は、優しく繊細で、兎に角、優しく奥深い味わい。研究所で出している料理と異なり、心がこもる料理とは、同じ作り手でも、味わいが異なる事を実感した。この料理を、私は生涯、忘れ無いだろう。
おまけに、何故か、ミヒャエルからは日本から輸入した枯節一本、レベッカからは彼女の作った特大イースターエッグのチョコレートとワシが好きだと覚えていて、ラズベリーとパッションフルーツのジャムを頂戴する。イースターにも、プレゼント交換するのをワシは知らんかったので、メチャクチャ恐縮。
でも、多分、ワシが作ってあげた、カツオダシのお澄ましとニラ餃子、あんこ玉を作っておいて白玉粉を器用に、トリュフ作る時みたいに白玉で包んで茹でて作った、あんこ入り白玉団子が、美味しくて、嬉しかったって事なんだろうなぁと、しみじみと思う。しみじみと、しみじみと、ワシの心が、彼らの心に触れたのであれば、これこそが、ホンマモンの外交努力である。そして、こうした触れ合いが人知れず継続される事でしか、外交なんて、本当は成立しない事も、ワシは知っている。昨今の、金持ちブリタイ外交官や商社マンが、適当な高級レストランで適当にクッチャベッて外交した気分で喜んでいるのは、ブリと鯛レベルに過ぎぬ。その一晩に使った金額の多い少ないで関係性が計測されてしまい、資本主義の薄っぺらい関係性でしか無くなる。
そうじゃないんだよ。時間を共にするということ。同じ釜の飯を食うとは、共に材料を集め、共に調理する時間を過ごしたという事を含意する。ミヒャエルが、マキに何を食べさせようかと思案しつつ、イースターで閉まる直前の忙しい市場に出向き、ウロウロして食材を買い揃え、前日には、アルコール飛ばしたソースなら食べられるか?と確認のメールをし、当日には朝からワクワクと、ソワソワと、魚を自慢の刺し身包丁で解体し、切り身にしてからバットの上で休ませ、レベッカに運転させて、マキを30分かけて車で迎えに行く。この間、ずーっと、思って貰えた事に、感謝なんだ。その優しさと、かけてくれた時間、思いを寄せてくれていた事こそが、掛け替えの無い友情の証だと、アホなワシは確信する。
ワシが、ケーキを作らなくなって久しいのは、忙しいからを口実にしとるが、ちゃうねん。ワシが掛けた時間が、工業製品の如くに、チャチャッと評価され、つまらない物として消費され、こんなんだったら、〇〇パチシエで買う方がいいじゃんと言われる事に、耐えられなくなっただけ。じゃ、おフランスで修行して、バカ高い価格つけて売っているブリタイ共から、買え。と思っただけ。
でも、もうこんな���的逃走も、春の訪れを以て終了します。他人は、裏切るものよ、信用なんかしちゃダメと、お風呂の師匠は私を諭す。他人に期待して傷つくのは自分だから、他人に期待しない事だよ。社会なんてゲームなのさと、エルちゃんは私を諭す。私は、ずーっと、ずーっと、彼らの言葉を哀しく聞いていた。人間はそんなものなのかと。父はハッキリと、お父さんは性悪説だと、10代のワシに宣言した。だから、ワシは18歳で、性善説を貫くと心に決めた。天邪鬼は、いつの世でも大変です。でも、ワシはやはり、性善説を生きようと思う。他人の、良心に触れようと。触れるためには、自分が良き人でなくてはならない。与えて、与えて、悲しんで、傷付きまくって、泣きまくって、それでも、与え続けられる人になりたい。何故なら、私はやはり、人間を恐れつつも、人間が好きだからだ。芥川の蜘蛛の糸のように、どんな悪人にも良き心があるはず。親鸞の悪人正機説は私はバーカ親鸞と思っているが、何故なら、悪の正当化を許容するから。近代日本をダメにしたのは、極端な悪人正機と他力本願で、親鸞こそが浄土真宗こそが、悪だとワシは思うちょりまんねん。まぁ大衆宗教だから、しゃーないけど、酷いもんだで。
いずれにせよ、ワシはもう、こだわりを捨てるのだ。東大にも日本にも、もはや期待は持てない。つまりだ。究極の個人主義の時代ならば、夏目漱石の超個人主義の時代が到来したのだと理解して、ワシこそが、良き者であり、あろうとし続ける弛まぬ努力をし続けることで、世界の良心になろうと思う。
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daiyuuki24 · 2 years ago
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「もっと超越したところへ。」 デザイナー・真知子(前田敦子)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)、風俗嬢・七瀬(黒川芽衣)。 2020年、彼女たちはそれぞれ”クズ男”たちと付き合っていた。 真知子はバンドマン志望の怜人(Sexy Zoneの菊池風磨)と、鈴はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)と、美和はハイテンションなフリーター・泰造(ロックバンド「OKAMOTO‘S」のドラマー、オカモトレイジ)と、七瀬はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と。 彼女たちは、彼氏に不満を感じつつも、幸せな日々を過ごしていた。 ただ、彼女に甘えた男たちはどんどん増長し、どうしようもない部分が露呈、遂に別れの時が訪れる…。 そこで彼女たちが選ぶ誰も予想しない超越した決断とは? 劇団、月刊「根本宗子」を主宰し、岸田國士戯曲賞の最終候補に4度選出された気鋭の劇作家・根本宗子が自らの同名舞台作品を映画脚本化。 プライドが高いだけで相手の職業などをバカにする、同棲しているアパートの家賃を払わないのに元カノの仕送りは貰う、束縛して彼女の行動や服装を指図する、ホワイトデーのプレゼントがオリジン弁当やグリルズ、避妊に協力的じゃないのに結婚や子供を避けるなどなど、まさにクズ男のテンプレのデパートのようなクズ男たち。 そんなクズ男に、引っかかって恋愛が長続きしないクズ男ホイホイのような女性たち。 過去と現在が交錯しながら、クズ男とダメな女たちの不毛な恋愛が明らかになり、クズ男との決定的な別れの後にダメな女たちが選んだ決断は正直言うとハッピーエンドなのか賛否両論だけど、クズ男にうんざりしながら妥協して付き合ってしまうダメな女たちの「寂しさ」故に妥協して言いたいことを飲み込んでしまうダメな女たちの癖が炙り出され、舞台的な装置の展開と合わさってクラクラするけど、等身大のアンバランスな恋愛の歪みをコミカルに描いたユニークな恋愛模様と前田敦子や趣里などの演技派女優SexyZoneの菊池風磨や千葉雄大の演技とともに楽しめる恋愛サイコホラーコメディ映画。 #もっと超越した所へ https://www.instagram.com/p/CqPwppUumXE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ari0921 · 1 year ago
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正論
最高裁のあり方根本的見直しを 福井県立大学名誉教授・島田洋一
福井県立大学の島田洋一名誉教授
米最高裁人事を巡る闘争
民主国家においては、最高裁人事は最高度の政治闘争である。米国では良くも悪くもその意識が徹底している。
議会の上下両院が通し大統領が署名して成立した法律を、連邦最高裁(定数9人)はその多数決で、すなわちわずか5人の判断で無効化できる。あるいは議会全体として合意が得られない、ないし議会は通過したが大統領が拒否権を発動して成立に至らない問題についても、国民の選���を経ていない「5人の法官」が判断を下し得る。その決定は往々にして、米国社会を根底から揺るがす。特に保守派が「判事席からの立法行為」と批判する営為である。
最高裁人事が政治闘争の最激戦地と見なされるのは当然だろう。よく「大統領を獲(と)るのは2権を獲ること」と言われる。上院の承認という関門が待つものの、最高裁に空席が生まれたとき、後任を指名する権限を持つのは大統領である。行政の頂点であるホワイトハウスの鍵を摑(つか)むことが、同時に司法の最高機関の構成を左右することに繫(つな)がる。
現在、米最高裁の勢力図は、保守派6人対左派3人だが、2016年の大統領選で民主党のヒラリー氏がトランプ氏に勝っていれば、全く逆の構図になっていただろう。左派が好む判決が次々出されたはずである。分断が先鋭化する米国で、大統領選がますます「仁義なき戦い」の様相を呈する大きな理由の一つがここにある。
日本の最高裁はどうか
翻って日本の状況はどうか。現行憲法は「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である」と規定する(第81条)。
日本の最高裁は法文上、米最高裁以上に強大な権限を有する(米国憲法は裁判所の違憲立法審査権を明文化しておらず、最高裁が判例を通じて自己付与してきた)。
ところがその極めて重大な最高裁の人事に関して日本社会は、あまりに無防備であり続けている。長官、判事合わせて15人の思想傾向はおろか経歴や名前すら知る国民はほとんどいないだろう。
上院の承認が必要な米国と違い、日本では事実上、内閣総理大臣(および側近数名)の一存で判事人事が行われる。
現在、会計検査院はじめ39機関の委員等のポジションが、衆参両院の承認を要する「国会同意人事」となっている。ところが、それらよりはるかに重要な最高裁人事に国会は全く関与できない。
「こんなバカな話があるか。憲法を改正して国会の同意人事とし、首相が指名した候補者に公開で質疑応答を行い、個々の議員の賛否を明らかにする透明性ある形に変えるべきだ」との声が、当事者たる国会議員の間から当然上がるべきだと思うが、なぜか全く上がらない。
そのため、各種利益集団による密室談合の結果を首相が惰性で追認する不適材不適所人事が後を絶たない。
還(かえ)ってきた��人の拉致被害者を北朝鮮に送り返すよう主張した外務事務次官や、平和安全法制に反対した内閣法制局長官を「論功行賞」で最高裁判事に任用した例など正に言語道断だろう(詳細は拙著『腹黒い世界の常識』参照)。
その最高裁が9月27日、生殖能力をなくす手術を性別変更の要件とした現行の「性同一性障害特例法」は差別的で違憲とする申立人の弁論を聞き、即日結審した。
かつて合憲判断を示した最高裁が改めて大法廷で審理する以上、判例を覆し、手術なしで性別変更可能とする方向で決定を下すのではないかとみられている。
憲法改正すべきだ
ちなみにトランスジェンダー問題について米最高裁は、雇用差別は許されないとした以外は、多数を占める保守派判事が、連邦議会や各州の動きを見守る「抑制的司法」の姿勢を堅持しているため、何らの判断も下していない。
そうした状況下、保守派が強いフロリダ州等では、「法令上の性別」は出生時の生物学的特徴によって定まり、以後、性転換手術を受けようが受けまいが変えられないとの立場を州法で成文化した。
手術で法的な性を変更できるとすると、性別違和を感じる若年者が手術を急ぎ、後に激しく後悔する、取り返しのつかない事態を招きかねないからである。
本人がトランスジェンダーを主張し、周りがそう遇するのは自由だが、「法令上の性別」は変えられない、となれば手術を急ぐ理由は少なくとも法的にはなくなる。
日本のように、手術を要件とした「特例法」を作ると、必ず次の段階として、肉体的、経済的に負担の大きい手術を強いるのは人権侵害だとする今回のような訴訟が起こされる。特例法を廃止し、「法令上の性別」変更は不可とした上で雇用差別を禁じるなどの措置を講じるのが正解ではないか。
最後に繰り返せば、最高裁判事は「内閣が指名し国会が承認する」と憲法改正すべきである。まさか反対する国会議員はいないだろう。(しまだ よういち)
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falseandrealultravival · 1 year ago
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Volunteer Soldier March (National Anthem of the People's Republic of China)
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It's a short national anthem, even from a global perspective. During this short period, the lyrics often change. When I heard it a long time ago, it was singing about chasing the Japanese army. It wasn't even the People's Liberation Army that defeated the Japanese army. They also sang ``Long Live Communism'' and ``Long Live Mao Zedong.'' What's the point in praising that idiot? If you listen to a recent song, they sing about rebuilding the "Great Wall of China," but it seems that the Chinese leadership does not know that "Great Wall" in English means "useless object. "The national anthem of ridicule.
義勇兵行進曲(中華人民共和国国歌)
世界的に見ても、短い国歌。この短いなかで、歌詞はよく変更される。昔聴いたときは、日本軍を追撃せよ、と歌っていた。日本軍に勝ったのは人民解放軍でもないのに。また「共産主義万歳」「毛沢東万歳」とも歌っていたな。あのバカを賞賛して何になる。最近のを聴くと、「万里の長城」を再構築するとも歌っているが、英語で「万里の長城」とは「無用の長物」の意味であることを、中国指導部は知らないようだ。噴飯ものの国歌。
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20240725geniusjazzman · 1 month ago
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2024/12/18 トッパレ#239
漫才、ビシッと言え。一生やっててほしい、坂本さんがどんどんうんざりしていくのに同時に毎度バカ怒るのマジでおもろい、そこに毎度新鮮にブチギレる曇天さんのマリアージュえぐい。
ジャンクいつもおもろい、賞賛の嵐やばいって。ほにゃほにゃが好きなひとはなになにも好き、とかいうやつあんま良くないし的を得てないことが多いが、滝音好きならジャンク好きだろ、ぼくはどっちもたまらなく笑っちゃう。
オッパショも体痛いほど笑った、オッパショに体痛めつけられがち。ファイサンもおもろかったな〜。
パンポテってパンポテ以外がやったらなんもおもんなさそうなことやってめっちゃおもろいからすごいな。とかいつもあとから思う。山名さんコーナーで「何ができんの?」とか詰められてて良かった。よくはないか!
ママタルトはもうまーちゃんごめんね。ひわちゃんの長ツッコミ流行っちゃうよ(?)。
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kennak · 6 months ago
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諸説あるようです。 江戸時代、将軍に謁見できない「御目見(おめみえ)以下」である御家人のことをからかって、 旗本の子が「以下」と言ったことに対して、御家人の子が「タコ」と言い返したことからきた、 という説などが確認できました。 1 「以下」に対して「タコ」と言い返したことからきたという説について    下記(1)の図書に詳しく書かれていました。    「タコ」と言い返した話の出典は(2)のようです。    また(4)にも類似したエピソードが載っています。  (1)『知って合点江戸ことば 文春新書』 大野敏明/著 文藝春秋 2000.12    p.32~35 似ていなくても「タコ」    「旗本の子どもたちは御家人の子どもたちをからかって「以下」という。」    「御家人の子どもたちも」(中略)「旗本の子どもを「このタコ」と言い返す」    「それが転じて、身分の上の人をあざけって「タコ」「タコ野郎」というようになり、    江戸一般の罵倒語になっていった」     続けて『半七捕物帳』の「朝顔屋敷」が紹介されていたため、(2)を確認しました。  (2)『半七捕物帳 巻の1』 岡本綺堂/著 筑摩書房 1998.06    「朝顔屋敷」p.325    「大身の子は御目見以下の「以下」をもじって「烏賊」と罵ると、    小身の方では負けずに「章魚」と云いかえす。」  (3)『武士語で���ざる』 八幡和郎/監修 ベストセラーズ 2008.6    p.166に(1)とほぼ同内容の記述があります。    巻末の参考文献一覧に(1)も掲載されており、(1)を参考にしたものと思われます。  (4)「故郷七十年」『柳田国男全集 第21巻』 柳田国男/著 筑摩書房 1997.11    p.217に、養家の祖母から聞いた話として、類似のエピソードが紹介されています。    「養家の祖母の話に、身分のある侍の奥方たちが、以下の細君が来たのを見て    「以下だ、以下だ」と蔑んだところ、相手は「タコとは申しません」といって    逆襲したということであった。」 2 坊主の蔑称という説について    参考図書コーナーの辞典類を確認したところ、    悪口としては、坊主の蔑称という意味が複数の辞典に載っていました。      (1)『日本国語大辞典 第8巻(せりか-ちゆうは)』     日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001.08    p.883 たこ 【蛸・章魚・鮹】    (剃りあげた頭が蛸のようであるところから)「坊主をさげすんでいう語」    古いものでは1776-1801年の用例が掲載されています。  (2)『江戸語大辞典』 前田勇/編 講談社 1974.11    p.598 たこ(蛸)「坊主の蔑称」  (3)『大阪ことば事典』 牧村史陽/編 講談社 1979.7    p.405 タコ(蛸) 「蛸坊主の略。坊主の卑称。」 3 その他の説について    今回の調査では、ほかに下記の(1)(2)が見つかりました。    信憑性についてはどちらもただし書きがついています。    辞典類では、2で挙げたもののほか、下記の(3)(4)などに悪口としての    意味が載っていましたが、理由については書かれていませんでした。  (1)『ことばの動物苑 日本語になった動物たち』     ことば発掘探検隊/編 実務教育出版 1997.09    p.156 タコ    「相手を蔑む言葉。タ��が空腹になったときに、自分の足を食べてしまうという俗説      から(中略)あるいは単純なシカケ=漁具(蛸壷)などで捕らえられてしまうからな      のか。」     ※「ほんとうのところはよく分かっていない。」とも書かれています。  (2)『20世紀死語辞典』 20世紀死語辞典編集委員会/編 太陽出版 2000.12    p.88 タコ    「人を罵倒する時に使う。「このタコ!」。もとは「下手くそ」の意味で、ゴルフから      きた。ゴルフで1ホールで8打もする人間を「タコ」、10打も叩く人間を「イカ」と      呼ぶ。」     ※冒頭に「使用上の注意」として「主観のままに書き連ねてあります」と書かれて        います。  (3)『日本俗語大辞典』 米川明彦/編 東京堂出版 2003.11    p.339 たこ(蛸)     「嫌な男性、不細工な男性などを罵って言うことば。関西のことば。」  (4)『���路ことば辞典 じょろりでいこか!』     岩本孝之/著 神戸新聞総合出版センター 2013.10    p.216 たこ     「足手まといになって厄介者扱いされる者。変わった奴。」 4 タコという言葉について    下記の2冊には、悪口として使われる理由は載っていませんが、    タコと言葉に関する記載がありましたので、参考としてご紹介します。  (1)『タコと日本人 獲る・食べる・祀る』 平川敬治/著 弦書房 2012.5    p.135~144「タコと言葉」     蛸足、蛸配、蛸部屋など、タコにまつわる言葉について書かれています。  (2)『タコは、なぜ元気なのか タコの生態と民俗』 奥谷喬司/編著 草思社 1994.02    p.44~46「タコを冠する ことばとことわざ」     タコ坊主、タコ入道をはじめ、     野球用語のタコ(「骨抜きにされた状態をタコにたとえたとするのが妥当であろ       う」)など、タコに関する言葉やことわざについて書かれています。    はじめに p.11    「愛嬌よりもとんまの面が強調されると、「このタコ!」と相なる。」    あとがき p.138    「タコという言葉、タコのイメージは豊かで同類のイカではこうはいかない。」    「「このタコ!」とやられはするが、何やら落ち込み方がいまひとつだ。」 5 その他の主な確認資料  (1)『罵詈雑言辞典』 奥山益朗/編 東京堂出版 1996.06    p.162 (「ずくにゅう」の項)     たこ入道 「坊主頭で太った人を嘲って言う言葉。「たこ入」とも言う。」  (2)『全国アホ・バカ分布考 新潮文庫』 松本修/著 新潮社 1996.12    p.219 「タコ(蛸)」が使われる地域として、長野・三重が掲載されています。  (3)『悪口冗談じてん』 山名正太郎/著 蒼洋社 1987.6  (4)『日本語は悪態・罵倒語が面白い 光文社知恵の森文庫』 長野伸江/著 光文社     2018.3  (5)『方言俗語語源辞典』 山中襄太/著 校倉書房 1970.4  (6)『かがやく日本語の悪態』 川崎洋/著 草思社 1997.05  (7)『悪態採録控 ちくま文庫』 川崎洋/著 筑摩書房 2012.11  (8)『賞賛語(ほめことば)・罵倒語(けなしことば)辞典』 長野伸江/著 小学館 2005.7  (9)『蛸 ものと人間の文化史』 刀禰勇太郎/著 法政大学出版局 1994.02  (10)『タコは海のスーパーインテリジェンス DOJIN選書』 池田譲/著 化学同人    2020.12  (11)『タコの知性 朝日新書』 池田譲/著 朝日新聞出版 2020.4  (12)『日本のタコ学』 奥谷喬司/編著 東海大学出版会 2013.6
悪口で「タコ」と言うのはなぜか。 | レファレンス協同データベース
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chilchilmischie2 · 6 months ago
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59
朝飯後の本格的な再始動。
名付け親の旅人さんは元気にしているだろうか?
さて、ジェネラルさんのとこで開催中のボケクエ7に参加することにあたり、まずはそこでの練習お題に挑戦中なのだけど、まあとんでもなくスベッている。
3年前のボケクエ5の時もそんな始まりだったことを思い出す。当時、その後の予選3試合も全く歯が立たず敗退してしまった。
今回はそんな風にして終わりたくない。というか、さすがにここまで戦えないと少し自分にムッと来る。なんとかして力をつけたい。
ここ数年(?)の記録を見返してみると予選敗退だとか2回戦敗退とかばっかりで、まったくダメダメな感じである。
どうしてここまでダメになってしまったのか、原因を考えてみたのだけど、数年おきの参加、かつ2017年以降は何かの大会に参加する時以外に投稿など一切していなかったので、大喜利的なものの考え方(勘所)をほぼ忘れてしまっているのが大きいのではないかなと思った。
それならば、予選開始前に可能な限りそれを取り戻す必要がある。
ということで、いろんなサイトの過去ログ(SPM2号館やぼけおめも見たかった)を漁って上位ネタを見たり、あるいは記録をまとめている人のブログ等でツボ上げやお題へのアプローチ手法を見たりして勉強(?)をし直すことに。
また、こういうのは実践あるのみなので、並行して投稿活動もしている。
当初はネタボケライフの参加を検討していたが、レート下げるの嫌だし、あと投稿から結果が出るまでのスパンが長くなりがちなのでやめた(実は第3119回に投稿してたんだけど、締め切り直前で作り直そうと思ってEvernoteにあれこれ書いているうちに寝落ちした)。
それで、どこのサイトが良いだろうと考えていたところ、同じチームのshamanさんから「大喜利茶屋楽しいですよ」という情報を教えてもらった。
なんとなく聞いたことはあったけれど、どんなサイトなのかは知らなかったので覗いてみたら、1日1回日替わりお題が出たり、昼と夜で短時間で投稿と投票を繰り返す企画があったりと、なんとなくネタボケライフやチャットの職人・大喜利PHPの良いとこ取りをしたサイトだった。
数をこなすという点では昼夜の企画に参加するのがベストだと思うけれど、とりあえずは日替わりお題のみに絞って参加している。
ということで、「いざっ!」という感じでやり始めたものの、好成績を出す的をことは狙いとせず、下記の内容を課題として設け、投稿を続けることを目標にした。
投稿は毎日必ずおこなうこと
自分が現状できるアプローチ法を見出し、実用的であるのか確認すること
投稿可能なお題は選択式なので、偏りが無いようにお題を選ぶこと
結果は記事として記録に残す。またほかの人の優れた点を見逃さないようにツボ上げもすること
これらを取り決めとしてみた。
ということで、ここから先はここ1週間の記録まとめになる。
お題と投稿内容、あと簡単な結果を載せておく。
大喜利茶屋まとめ
-ログイン時のFaceIDや自動���力サービスで秒殺してくださいのコメントがなんか怖い-
【2024-07-27】日めくり
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(画像で一言)
76位:ミスチル 10票 偏差値:44.22(参加人数119人)
パープルムカデやってよって知らないポーズ言われた
はじめての投稿。
この時点では「とりあえず投稿してみよう」ぐらいにしか考えておらず、特にこれといった要素はない。
とっかかりはやっぱり一番左の女の子になる。
白鳥の湖に出てきそうなポーズをしているので、それに対して何かネタをぶち込む。
あとはネタをセリフ調にするか地の文調にするかだけど、セリフ調は個人的に苦手なので、地の文調で投稿した。
結果は「まあそうでしょうね」といった感じ。結果には影響ないだろうけど、「ムカデやってよと聞いたことないポーズ言われた」にしとけば良かった。なんでsyrup16gを使った。
【2024-07-28】日めくり
Tumblr media
(画像で一言)
59位:ミスチル 10票 偏差値:46.35(参加人数:101人)
軍用ドローンが並走してきてて、彼ピの話全然入ってこない
パッと見、女性が男性に向けて何かを話しているように見えるけど、サングラスのせいでカメラに視線を向けているようにも見えた。
そこから「談笑中に何かが目に入って、硬直している」という風に捉えて、ネタ作りを始めた。
最初は「痛車が並走してきてて、彼ピの話が入ってこない」にしていたのだけど、この写真、よく見ると右端に街路樹のようなものが映り込んでいるし、片側二車線でもないのに車が並走するのはちょっと考えづらいと思った。
そこで並走するものを考え直し、ああだこうだして選んだのがドローンだった。これなら違和感も多少減る。
そして今回のネタについては「強化ワード」を要素に入れた。
ドローンは軍用ドローンにして危なっかしさを、彼氏は彼ピにしてバカっぽさをそれぞれ付与している。
過去に投稿したものでも、この手法は何度か使っており、一番印象に残っているのは、ぼけおめBOGでの「まとめブログ読んだぞ殺すからなお前ら」だろうか。確かこの時も「ブログ」ではなくて当時流行っていた「まとめブログ」という単語にして挑んだ記憶がある。
個人的に良いの出せたかなと思ったけど、結果は散々だった。マジか。
(ツボ上げ)
1.ちきちきたさん:イオンが潰れて商店街に…?
もしかしたら同じアプローチを取ったんじゃないだろうか。
実際にそうなっていたら「え?」ってなると思う。
ちなみにこのネタについては「逆」の要素が盛り込まれている。
通常なら商店街が廃れて、その後に大型スーパーが建つといった流れになるが、それが逆になっているので、「イオン潰れて、なんか商店街出来てる...」といったところがおもしろポイントになるのではないだろうか。
2.つくりんさん:地図にない森来た
写真よく見てるなーと思ったネタ。本当によく見ると周り木ばっか。相手の話に相槌打ちつつ「どこ連れていかれてるんだ」と女性が考えていると思うとおもしろかった。
【2024-07-29】日めくり
タクシーのメーターが10万円になってて一言
23位:ミスチル 15票 偏差値:55.19(参加人数:98人)
後ろ走ってる探偵君も顔真っ青だろうぜ
このネタについては「役割付加」を要素に入れている。
乗車している人物に何かしらの職業やバックグラウンドを設けることで、ネタ作りの方向性を決めるといった手法だ。
今回は「犯人」という役割を与え、追手から長時間逃げ続けている描写を読み手に想像させるようにした。
探偵もタクシー使っていたら、依頼料以上の出費がかかっていることに青ざめるだろうし、自分の車で追ってても「おいおい、あいつ大丈夫かよ?」と心配になってしまう。そんな感じのネタ。
割と上位だったけど、結果���見ても「あ、結構上の方にいるな」とそのまんまの感想しか出てこなかった。
(ツボ上げ)
1.アスパラさん:格闘技の経験とかあります?
この状況をどう切り抜けるかといったアプローチで作ったんじゃないかな?遠まわしに暴力を想起させるネタは個人的に好き。
【2024-07-30】日めくり
Tumblr media
(画像で一言)
99位:ミスチル 7票 偏差値:39.65(参加人数: 117人)
それ最高だな!この調子でガンガン採用していくぞ!みんな後99個イケるか!?
言い争いをしている写真お題。
これには「逆」の要素を入れてみた。
左の男性が右の男性に向かって怒っている姿を逆に捉えて、賞賛しているような表現にした。
ただ、今こうして見返してみると表現が冗長な気がする。周りの人たちの疲弊している姿も要素に入れたかったのだけど、それでも「それ採用!みんな後99個イケるか!?」ぐらいに留めておけば良かった。
スベッたけど、なんとなく覚悟していたので結果を見てもやっぱり感が強かった。もうちょっとワーディングに時間を費やせば、良いのが出来たかもしれない。
(ツボ上げ)
1.ゆうきさん:この状況を作った奴は帰ってる
嘘だろ。めちゃくちゃおもしろかった。
「写真に写っていない人物を使う」というアプローチも秀逸だと思う。こういったものの考え方が出来るってすごい羨ましい。
哲学ミミズさん:もう使った言い訳しかない
右側の男性に焦点を当てたネタ作りなのかな。
ヤケクソ感がすごい。「それさっきも言っただろう」と指摘されているのも伝わってくる。
いずれも自分とは違って短文で攻めて上位だった。これが力の差か。
【2024-07-31】日めくり
めでたしめでたしと言われても納得できなかった童話のオチ
72位:ミスチル 13票 偏差値:45.79(参加人数: 129人)
オオカミの腹から助け出されたお婆さんはその後、PTSDで幻聴・幻視に苦しみ、また徘徊、妄言、物取られ被害、突然大声を出すなどの異常行動からキチガイとして地元で有名になり、最期は高架下の土手で泡を吹いて死んでいるのを発見され、「あのババアが死んだ!」と小学生の間で話題になりました。
過去にあまり使ったことはないアプローチ「詳細記述」を使った。
大喜利は短文で説明して笑いを取るという、なんとなく暗黙のルールがある気がするけど、そんなものとは真っ向から反対してぶつかっていくのがこの手法。
ただし、本当にその状況を説明するだけでは普通の文章になってしまうので、文中で扱う単語には細心の注意が必要になる。そして、かなり振り切れた表現が出来ないといけないので、博打要素がかなり強いアプローチだ。
一応気に入っている部類ではあるけど、ちょっと不謹慎かなとも思ってしまったり。キチガイとしての行動に入れた内容は、正直キチガイ行動とも思えない部分もある。物取られ被害は外して、徘徊を全裸徘徊にしておけば良かったかも。
こういうネタが得意な人がすごい羨ましい。たとえばこの人とかこの人とか。新人QPさんが【サイコおかやま】呼ばわりしてたのがすごくおもしろくて好きだった。
結果は下位。ただし個人で3票入れてくれる人が二人いてくれた。やっぱりこういうネタって表現を振り切ってしまった方が良い。ツボにはまると票を搔っ攫っていく。
【2024-08-01】日めくり
坊や、早く帰らないと◯◯◯
108位:ミスチル 4票 偏差値:35.01(参加人数: 111人)
仁王立ちして待つお母さんが次のポーズを考え始める
最下位www
しかも投票ボーナス無いとぶっち切りの最下位で笑ってしまった。ボケノート、ネタボケ形式のサイトで最下位取るの、これが初めてだと思う。これなら投票しないで最下位取った方が良かったとさえ思った。いや、投票はキチンとしますけど!
これには要素付加は特に無く、題意に沿ってイメージを膨らませて作った。
「早く帰らないとお母さんに怒られるよ」を下地に、母親が怒る姿=仁王立ちして待つをいじくることとし、「長時間待ち続けて仁王立ちするのが辛くなってきたので別のポーズで待ち構える」、そんな感じの表現を書き起こしたのだけど、まさか滅茶苦茶スベるとは思わなかった。この結果��見て、思わずgoogleで大喜利 コツで検索した。
(ツボ上げ)
1.heenaさん:「坊」って呼ぶぞい
ちょっと怒ってる感じがにじみ出てて好き。
お題的に「早く帰らないと~になるよ」といった形式になりやすい中で、その枠組みから少し外れているアプローチだと思う。こういう捉え方が出来れば、ネタ作りの幅も広がりそう。勉強になる。
【2024-08-02】日めくり
無人島にいる女の子の悩み
10位:ミスチル 26票 偏差値65.8(参加人数: 113人)
可愛いウサちゃんじゃなくて素早い肉に思えてきた
このネタには「変換」の要素を入れている。
���AはBである」を「AはCである」というものへ切り替えるという手法だ。過去にぼけおめトーナメント2013‐14の予選1回戦目でも使ったことがある。
今回は「ウサギ=かわいい」を「ウサギ=素早い肉」と置き換えることで、サバイバル感を出している。
少し話はズレるが、この回はワーディングにも注意した。
最初に投稿した際は「ウサちゃん可愛いじゃなくて素早い肉に思えてきた」と送ったのだけど、読み返した際に違和感があって、少し考えてその正体が単語の繋がりであることに気づいた。
最初に送ったものだと「ウサちゃん(名詞)(は:助詞)可愛い(形容詞)じゃなくて、素早い(形容詞)肉(名詞)に思えてきた」という作りになっており、文として少し極まりが悪い。
そこで形容詞+名詞の形に整えることにして、上記のネタを送りなおすことにした。
結果は10位。やっと入賞か。
(ツボ上げ)
月の瞼さん:自分の中の人は増えてきてる
「無人島にいる」という状況を上手く利用していて、かつおもしろい。「無人島」というワードから連想されがちなサバイバル感では無くて、「無人島で一人」という危機的状況から生まれるサイコ感を出せているのが凄い。当てはめるならイメージを一歩進ませた「飛躍」という要素を使っていると言えるだろうか。
そういえばネタ作りの際のアプローチで「女の子の状況」ををどう捉えればいいのかでも少し悩んだ。漂流してしまったのか、それともこの女の子は原住民であるのかといった具合。
今考えると、無人島な訳だし前者で捉えるのが当たり前か。ほかの人もみんな漂流者で捉えていた。そもそも原住民としてのアプローチでネタ作るの、相当難しいと思う。
といった感じで1週間分の記録を作ってみた。
結果は散々なことになっているけれど、まあその点は正直度外視して挑んでいるので、あんまり気にしないようにしている。とりあえず「大喜利はこうやって戦うんだ」という勘所を掴みたいので、この後も粛々と投稿を続けたい。
あと、可能であれば他のサイトへの参加も検討中。調べればいろいろ出てきたのだけど、どこが良いんだろう?
さて、目標は飽くまでボケクエ7での健闘だし、というか大喜利名人維新終わっちゃうので、有終の美ってやつを飾りたいのだ。今まで名人維新であんまり良い記録残せていないので本当になんとかなってくれ。
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animekirbyserifu · 1 year ago
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ブン
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フームの弟で、彼女と同じく全話皆勤賞である。
1話 ・「(エスカルゴンに対して)そうだ!エラそうに!」 ・「教えてくれ、カブー!」 ・「(カービィの名前を聞いて)何かカッコよさそう!」 ・「すっげー!(ホバリングしているところを)見たぜカービィ!」 ・「おい!どこへ行く?おい!聞こえないのか!」 ・「(村の名前は)『ププビレッジ』ってんだぞ。」 ・「オレ、弟のブン!(自己紹介)」 ・「オレこいつといるのやだ~!(カービィ��悪気はなかったとはいえ、彼がレン村長の家の料理をすべて吸いこんでしまったときは、嫌悪感を示していた)」 ・「(カービィに対して)あのヒツジ…お前が食ったんだな?真面目な話だぞ!」 ・「(オクタコンを見て)魔獣だ!これじゃヒツジを食うワケだ!」
2話 ・「ちぇ…いいのかな?カービィは戦士だぜ?それが縄跳びなんか…。だって、カッコ悪いじゃん…。」 ・「(巣からカービィを追い出すトッコリに対して)おい!トッコリのケチー!星の戦士もヤドナシか…。」 ・「(カワサキに対して)だから、その代わりに店に住み込ませてやったら?」 ・「(『レストラン・カワサキ』で働くカービィに対して)でも戦士にはやらせたくない仕事だぜ。」 ・「デデデが(カービィを)いじめたんだ!」 ・「(巨大化前のブロッキーに対して)ケチなレンガじゃん。」 ・「カービィにも吸いこめないヤツがいたなんて…。」 ・「(メタナイトって)デデデの家来なのにアイツ、カービィが心配なのかな?」 ・「いくらカービィでも、(下にあるものを)上に吸いこむのは無理か…。」 ・「コピー能力ってほんとすごいな~。」 ・「(トッコリに対して)さんざん意地悪しといて、今度はカービィの家を狙うのか!?」
3話 ・「カービィ!大変だ!目を覚ませ!」 ・「カービィ!お前(メタナイトから)決闘を申し込まれたんだぞ!」 ・「メタナイト卿には勝てっこない。とりあえず謝って逃げるしかないぜ!」 ・「(メタナイトに対して)お前はデデデの何なんだ!」 ・「メタナイトのヤツがあんまりひでーから、カービィのヤツ本気になっちゃった。」 ・「(カービィを探すメタナイト達を見て)しかし、自分たちこそ、カービィを守ってるような口ぶりじゃんか。」 ・「ナイトメアは(星の戦士を)だから消したがるってワケか。でもカブー…お前何でそんなこと知ってんだ?」
4話 ・「なんか証拠でもあんのかよ!(デデデの撮った写真を見て)カービィがやっつけた魔獣!」 ・「ハーイ!メタナイト卿♪(無視されて)なんだよ…おかしいぞ?メタナイト卿ー!」 ・「(姉の居場所を聞かれて)さぁ、カービィと会ってるかも。デデデがまた(魔獣を)?」 ・「こんな魔獣はじめてだぜ…。」 ・「カービィ、あの雲を吸いこめないのか?大丈夫だよ、お前ならできるよ!(無茶ぶり)」 ・「うっそー!?イナズマを吸いこんだ!?」 ・「いっけー!ソードビーム!」
5話 ・「姉ちゃんもバカだなぁ。オレだって聞いてないのに。」 ・「(カービィは)迷子のヒーローか、しまらないよな~。」 ・「(トッコリに対して)お前なら平気じゃなかったのか?」 ・「だったら(トッコリを)ブン殴ってやる!(ブンだけに)」 ・「(カービィを枝で殴ったあと)痛いか?皆を心配させた罰だと思え!」 ・「(トッコリに対して)今頃まで何してたんだよ。森の出口は分かったのか?(トッコリの話を聞いて)つまり、怖くなったってことね。」 ・「キャンプファイヤーだ!燃やせ燃やせー!これでバ��ベキューが食えりゃねぇ…。」 ・「(カービィは)友達だって食うかも…。」 ・「(ウィスピーウッズに対して)オレは弟のブンだ!」 ・「だろうな~こいつ(リンゴを)1万個以上は食べたと思うよ。」 ・「森を返せー!」
6話 ・「姉ちゃんは頭が良いから、いつも何か書いたり読んだりしてるんだ(姉自慢)。それ日記?」 ・「城に住んでるオレたち大臣ファミリーにも、テレビくれんのかな?見てくる!」 ・「そこだー!やっつけろ!叩きのめせー!」 ・「(テレビを批判するフームに対して)嫌ならみなきゃいいだろ?そこだー!合体しろ!」 ・「(カービィに対して)そいつを追い出せ!嘘だっていうのか?見ろ!テレビでちゃんと放送してるぞ!」 ・「ちくしょー!全部嘘だったのか!」
7話 ・「姉ちゃん!カービィの家も吹っ飛んじゃってるよ!デデデの仕業に決まってるよ!魔獣を呼び出したんだよ!」 ・「そうだ!これはタダごとじゃない!キュリオさん!そんなとこで何してんの?」 ・「(巨大な羽を見て)すっげー!いって!なんだ…これでっかいナイフみたい。」 ・「確かに!アイツはスイカが好きだけど!」 ・「デデデめ!今度は何企んでんだ!」 ・「ひどいよ~(ダイナブレイドのタマゴを)卵焼きにするなんて!」 ・「カービィがやられちゃう!」 ・「だからデデデに騙されるんだよ!」 ・「今のうちに早く(逃げろ)!」 ・「(鳥のクーに対して)どうしたら許してくれるかダイナブレイドに聞いてくれよ!」 ・「もう許してやれよ。」 ・「(タマゴを食べようしたカービィへの)同情の余地なし…だね。」
8話 ・「(デデデが)勝手に大王様を名乗っても、誰も相手にしねぇよなー。」 ・「だって朝からずっとガラクタ集め、もう飽きちゃったよ~。だってオレ、歴史なんかにキョーミないもーん!な、カービィ。」 ・「原始キャピィ族の文明の証拠がずっと出てたのに、今日になってデデデの先祖のモノばかりジャンジャカ見つかったんだ。」 ・「姉ちゃん!また見つかったんだって!すごいよ!ほら!」 ・「カービィ!何やってんだよ!早くデデデストーンを吸いこむんだ!」 ・「あーあ、デデデとエスカルゴンのヤツ、(レンガの)山に埋まっちゃったよ。」 ・「オレも、本当の歴史なら手伝ってもいいかなー?え?いや…その…たまーにだったらね。」 ・「カービィ帰ろうぜー!もうすぐ晩ごはんだぜー!」
9話 ・「やだ!姉ちゃんも遊びにいっちゃうじゃん!」 ・「パ、パパぁ…(泣)」 ・「(ロロロとラララの出自を聞いて)けっ…これじゃ子供騙しじゃん。」 ・「何だよぉ…。さっきまで散々文句言ってたクセに。ちぇっ。大人っていつもこれだ。」 ・「姉ちゃん。ってことはさ、あの杖があれば2人は元に戻れるんじゃない?」 ・「(キッタリハッタリを転ばせるカービィを見て)珍しく頭脳プレイ!」 ・「(カービィに倒されて)『キッタリハッタリ』が消えたから、杖も消えたんだ。」
10話 ・「聞いたか!警察がなくなるって!」 ・「お前ら、署長の本当の姿を知らな��だろ?署長はな、昔レンジャー部隊に入ってたんだぜ!」 ・「何だよねーちゃん…オレ嘘なんかつかないよ。その本が嘘かもしれないじゃないか!本人から聞いたんだから、間違いないよ。」 ・「とにかく!オレは署長がクビだなんて絶対に許せない!賛成のモノー!」 ・「そこでだ、みんな耳貸して(イタズラするための内緒話をするつもりなんだろうが、カービィは言うまでもなく彼らキャピィ族には耳がない)。」 ・「いいぞぉ…この調子でいけば、皆が署長を尊敬する。」 ・「いいぞぉ…あと1発ぐらいなんかありゃ、OKってとこだなぁ。」 ・「オレひとりになっちゃったよぉ~!」 ・「助けてぇ~!」 ・「すげぇや!(ボルン署長は)やっぱり元レンジャー部隊だ!(火山に飛び降りる彼を見て)今のバンジージャンプって言うんだろ?(※違います)」 ・「署長…オレ、謝りたいことがあるんだ。今までの事件はみんな…。」
11話 ・「カワサキが一人前…。大した師匠じゃなさそうだな。」 ・「カービィ、お前よくこんなマズい料理食えるなぁ。」 ・「(カービィを蹴り飛ばして)あ、間違えた…。」 ・「『ポポン』?なんだか弱そーじゃん。」 ・「(ポポンを一刀両断するメタナイトを見て)かっこいー!」 ・「ポポンのフライだよ!」
12話 ・「見た?あいつ(デデデ)の顔。」 ・「あーらら、大人のクセに気を失ってるよ。」 ・「でも、エスカルゴンと一緒にイタズラできるとは思わなかったぜ。」 ・「デデデには、オレたちも脅かされてたから、仕返ししたかったんだ。」
13話 ・「(自分たちで花火大会を)やればいいんだ!」 ・「ほら、(花火の)火をやるよ。」 ・「(警察署を爆破させたカービィに対して)火薬はヤバいんだって。」 ・「(デデデ城に)偵察してきた方が良さそうだな。」 ・「デデデ!カービィをどうするつもりだ!離してやれよ!」 ・「あいつら(デデデ)また何するか分からないぜ。」 ・「(デデデの山車が豪華なのは)当たり前さ!あいつ、専門の花火職人を雇ったんだ。」 ・「ひでぇや、(カービィとデデデ山車の戦いを)皆パレードのアトラクションだと思ってる。」
14話 ・「おもしれー!良い夢が見れるのか。」 ・「魔獣オクタコンだ。やなこと夢に見ちゃったなぁ~。」 ・「オレ、今夜ここ(姉のとなり)で寝ていい?」 ・「こんな枕(悪夢を見せるノディが入った枕)で寝たから、皆おかしくなったんだ!」
15話 ・「遅いぞカービィー!早く早くー!鬼はお前なんだからな。」 ・「(カービィを)虐めてなんかいねぇぞ。」 ・「(カービィいつも虐めてると言われて)そんなことしてないよ~!それよか(方言?)、星の戦士にオモチャなんてだせーよ。」 ・「ただのオモチャにしては(よくできてるなぁ)」 ・「あいつはオモチャの犬なんだ。せっかくの姉ちゃんのプレゼントをあんなに汚しちまって…。しょうがねぇなぁ。」 ・「おーし!貰おうぜー!��� ・「カービィ!オレたちにも(パイナップルジュースを)よこせ!」 ・「(ロボット犬)とっくにぶっ壊れてるんじゃないの?」 ・「弟は電池じゃ動かないぜ。」 ・「カービィのヤツ、すっかり兄貴気どりでやんの!」 ・「本当にあれ(ロボット犬)、魔獣だったのかな…。」
16話 ・「ねーえちゃん!どっこいっくの?」 ・「こんな時間に?」 ・「貝殻集めにしちゃ、何も道具持ってないね。」 ・「姉ちゃん朝から変なんだ、何か隠してるぜ。」 ・「おいカイン!姉ちゃんにいくらラブコールしても無理だよ。」 ・「姉ちゃん、ここまでいってるんだから、観念してコイツ(カイン)の恋人になったら?」 ・「お前もバカな魚だぜ。陸で生きられるのかよ?」 ・「じゃあ姉ちゃん、アイツ(カイン)が陸に上がってきたら恋人になる?」 ・「姉ちゃん言ったよな?陸に上がってきたらデートでも何でもするって。」 ・「(カインが)せっかくここまで来たんだからさ、同じ脊椎動物の仲間ならつき合ってやれば?」 ・「よし、じゃあ姉ちゃんとデートだ!」 ・「ははは、姉ちゃん。ゆーことが前とまるっきり逆じゃないか!(姉が二枚舌であることを指摘している)」 ・「そいつは姉ちゃんの恋人だぞー!」 ・「分かってるよ恋人じゃありません。」 ・「ダ、ダイナブレイドだ!」 ・「さてはデデデのヤツ、お前(カイン)に水槽をやった代わりに(何か聞いたんだな)」 ・「カービィ発射!」 ・「あいつ、意外と泳ぎが速いんだ(ゲームのカインの設定)。」 ・「姉ちゃん、今度は(カインと)海でデートする?」
17話 ・「それでカービィも(両親の結婚記念日に)招待されたんだ。去年はステーキ。その前はローストチキン。」 ・「(父親が焦っている様子を見て)ゴキブリ?」 ・「とぼけるな!ロロロとラララに聞いたぞ!指輪をネコババしたって!」 ・「(カービィに対して指輪がなくなったのは)元はお前のせいなんだぜ。」 ・「コショウでもくらえ!」
18話 ・「お前らもガキだなぁ…。今更ピクニックなんか楽しいか?」 ・「まぁまぁお二人さん、この場はカービィに任せようぜ。」 ・「ほっとけって、どうせ吸いこんで終わりさ。」 ・「ああ、どうせいつものようにカービィが吸いこんで片づくと思ったからね。」 ・「悪いのはデデデだろ!(ごもっともです)」 ・「(バババヶ原へ行くのは)命がいくつあったって足んねーぜ。」 ・「姉ちゃん、(バババヶ原へ)オレに行けってゆーの?」 ・「自分で責任取れって言ったのは誰だ?」 ・「ついてくんのは勝手だけど、足引っ張んなよ。」 ・「うるさい!こっちゃはカービィ背負って歩いてんだ。」 ・「おーい!カービィ!(寝てるから)呼んでも返事しないだろうけど。」 ・「うわああああ!(カービィが)寝たままでクモの昼飯になってもいいのかよー!」 ・「…ったくぅ、人も苦労も知らずに、手間のかかるヤツ。なにが「ポヨ~」だよ。」 ・「し��かし見せてやりたかったぜ。このブン様の大活躍を!(※メタナイトのおかげです)」 ・「底なし沼だー!」 ・「へん、運も実力のうちだ。この調子でピューキーの花もゲットだぜ!」 ・「カービィ…オレが助けてやるから…(寝言)。」 ・「えっへん!見たか今の。ヘビのヤツ、オレ様の気迫に負けて逃げちまったぜ。」 ・「ブン様の大勝利、てーの!」 ・「じゃあ、クモや大蛇を追っ払ったのも、底なし沼で木を倒したのも、まさか…(メタナイトのおかげだったのか)。」 ・「オレは用がないんだろ、本当の英雄があそこで頑張ってるんだろ。」 ・「(カービィは)ピクニックが楽しみなんて…。これだからガキはやなんだ…。だああああー!(ピューキーに立ち向かう)」 ・「姉ちゃん!ピューキーの花、預けたぜー!」 ・「お前が眠り病になったのはオレのせいだけど(※デデデのせいです)、これで借りは返したぜ。」
19話 ・「トッコリ、お前は(ナックルジョーのことを知らせるために)村へ行け!」 ・「あんなのと戦ったら、マジやばいぜ…。」 ・「(メタナイトからナックル父の話を聞いて)泣かせるよなぁ…。」 ・「まるっきり魔獣の仕業だ…(ナックルジョーにボコられたカービィを見て)。」
20話 ・「涼しいどころじゃないぜ(クション)。」 ・「(雪を触って)姉ちゃん、これ冷たいぜ。」 ・「(カービィ)驚いたろ?これ雪って言うんだぞ。」 ・「姉ちゃーん!姉ちゃんこれ最高だぜ!な、カービィ。デデデもたまには良いことするよー。姉ちゃんもボード貰えよ(珍しくデデデの行動を認めている)。」 ・「チ、チリーって、お前雪で出来てるみたいだけど、言葉が分かるのか?」 ・「こいつ、雪だるまのチリーだよ。」 ・「(カービィに対して)チリーは(外に)いっちまったよ…。」
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ronpe0524 · 1 year ago
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この世には不思議なことなど何もない9月(2023年9月の日記)
■2023/9/1 金曜日。9月がはじまった。そろそろ映画祭モードになっていくけど、今月はまだ余裕かな。007や寅さんを見進めることもできるでしょう。たぶん。お昼は丸亀製麺にて、釜揚げ大といなり。釜揚げ半額、ありがとうございます。WOWOWオンデマンドにて『姑獲鳥の夏』を見る。小説を読み直す余裕はないのでせめて映画を見直す。映画公開当時の自分より、いまの自分の方がこの映画に対する評価は高いし楽しめる。田中麗奈の中禅寺敦子が最高だし。ちなみに映像化される前の僕の敦子のイメージは松たか子だった気がする。京極堂はトヨエツ。榎さんは本木雅弘。木場修は小西博之、みたいなイメージだった。仕事終わりで下北へ。移動しながらNetflix『ONE PIECE』E2を見る。やはりアクションがもったいなさすぎる。アクション監督に谷垣健治さんを呼んでいたらすごい面白い作品になったんじゃないだろうか。下北到着と同時に『コワすぎ』のチケ取り。舞台挨拶回を取ってしまいましたよ。オムニバスコント公演 実弾生活23「旅のマシーン」@下北沢 駅前劇場。コント公演でもいろいろ話の構造とか考えながら観てしまう。どうやったらこうゆう発想が出てくるんだろう、とか。帰宅して寝る前に音源編集を1本やる。
■2023/9/2 土曜日。昼に受ける検査のために朝7時までしか食事をできない。なので���めに起きて朝食を食べる。PFFアワード2023のオンライン試写で『移動する記憶装置展』と『また来週』を見る。なかなか良い企画ですよね。しかもこれに参加すると映画祭のチケットまでもらるという。毎年やってください。実家で車を借りて病院へ。PET CTという何かのがんになったことがある人であればおなじみの検査。僕なんかもう慣れたものですが。まぁ検査自体が身体にいいものではないのでそんなに頻繁には受けられない。高額だし。問診の医師に「1年ぶり7回目ですねー」と甲子園出場校のカウントみたいな云われかたをした。別の病院でも過去に1回受けているので、僕はトータル8回この検査をしてるってことかな。検査が終わるともう14時過ぎ。車があるのでついでに昭島図書館へ行き本を返したり借りたり。実家に車を返しに行くと「これ食べていいよ」となぜかパックされた寿司があったのでありがたくいただく。中途半端な時間だったけど、これ食べるともう夕飯はあまりいらないやつだな。電車で帰宅。U-NEXT『フレンジー』を見る。clubhouseにて、U-NEXT『メディア王 ~華麗なる一族~』S4E9同時視聴に参加。ジェームズ・クロムウェル、ここにきてすごい演技(場面的にある程度読みながらできるところではあるけど)。来週のメルマガをもう書いてしまってから寝る。仕事が早い。
■2023/9/3 日曜日。僕が住んでいる立川市は投票日。歩いて5分のところに投票場所があるのはありがたい。午前中からAmazon Prime Video『赤と白とロイヤルブルー』を見る。昼から立川へ。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『福田村事件』鑑賞。シネマシティにて『オオカミの家』と併映の『骨』を鑑賞。帰宅してからDAZNにてFC東京×福岡戦を見る。立ち上がりの10分ほどで2失点は痛すぎた。clubhouseにて、U-NEXT『メディア王 ~華麗なる一族~』S4E10同時視聴に参加。これにて完走です。大企業が家族経営の場合、裏側ではこんなバカなことが起きている。というのをなるべく1エピソード1シチュエーションで見せる、というコメディであったと僕は見たのですが、後半になってくると各キャラクターに深みが出すぎて、クリエイター側も当初意図していなかったぐらいのところまでいってしまったドラマ作品だったと思います。構成として近いと思ったのはダニー・ボイルの『スティーブ・ジョブズ』ですかね。最終回ということで僕が作ってきたクイズ大会もできて良かったです。
■2023/9/4 月曜日。朝から予定変更がありバタバタと連絡。雨が降っているので朝ウォーキングはお休みです。しかもぼんやり最寄り駅に向かったら乗るはずの電車に間に合わず、いつもより遅い出勤となってしまいました。どんまい。お昼はCoCo壱にて、マッサマンスパイスカレー(一辛)。1000円超えてしまったよ。僕のランチ予算の倍ですよ。USにメールしてもすべて不在通知が返ってくる。そういえば昨夜の同時視聴でUSから参加しているワーママさんが祝日だと云っていた。仕事終わりで立川へ。U-NEXT『魍魎の匣』を見る。めずらしく夜にあった中尾ちひろさんのカラオケ配信を見る。舞台お疲れさまでした。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『アステロイド・シティ』鑑賞。帰宅してから映画の感想を1本考える。
■2023/9/5 火曜日。iPhoneのソフトケース的なやつが割れてしまった(ソフトのくせに)ので、Amazonの購入履歴を遡って同じものをオーダーしたのが到着。透明なシリコンのケースなんですけど交換したらびっくりするほどiPhoneの白が見えるようになった。「黄変しにくい」って書いてあるのにどんだけ変色してたんだ。お昼は丸亀製麺にて、てりやきタル鶏ぶっかけうどん冷並と太刀魚天。丸亀の新作は発売日に食べておきたいですね。うっかり太刀魚天まで食べてしまったら900円以上になってしまったが。Netflix『ONE PIECE』E3を見る。しかし考察やレビュー的なものを「ツイート」で、発表されたばかりの作品に対して明らかなネタバレ(どのキャラクターが死ぬ等)を含むかたちでやるのって明らかにモラルがないと思う。どんなに立派な(つもりで)言及をしていたとしても。そういうのやる人って、人の言動にばかり厳しく接している印象で、自分が発進するものへのチェックは雑なんだなぁと思う。常に自分は正しいという考えなんでしょうね。というようなことは、この日記だけで書いておく。自分のTwitterでは決してツイートしない内容。帰宅してからAmazon Peime Video『オフライン・ワールドへようこそ』を見る。これ見ただけで疲れてしまっておねむ。映画の感想を考えるのを1本やりたかったけど断念。
■2023/9/6 水曜日。昨夜早々に寝てしまったので睡眠はばっちりであります。絶賛遅れて見ている『あまちゃん』再放送、ついに東京編に突入です(遅い)。朝ウォーキング中にジャンプを立ち読み。『人造人間100』が最終回。来週から3週連続で新連載がはじまるみたいなのであと2作は終わるのでしょう。あれとあれかなぁ。お昼はマクドナルドにて、七味香る牛すき月見。本日発売のやつ。Netflix『ONE PIECE』E4を見る。仕事を17時半で切り上げ、ようとしていたら、17時20分に上司が「ちょっといいかな」と話しはじめ、全力で聞かれたことを説明し、話しながらPCを落とし、なんとかオフィスを脱出してギリギリで予定の電車に乗り込む。あぶねー。有楽町を向かう。『アソーカ』を見はじめたらなんだか睡魔が。おかしいな、昨夜はがっつり寝たはずなのに。ここは寝た方がいい気がして寝ながら移動。ヒュートラ有楽町にて『イ・チャンドン アイロニーの芸術』と『悪魔の追跡』を鑑賞。2本ともかなり集中して観れたので電車で寝ておいて正解だったなぁ。帰りながらDisney+『スター・ウォーズ:アソーカ』E4を見る。面白いしサビーヌが大変良い。帰宅してからDisney+『アイ・アム・グルート』S2E1を見る。
■2023/9/7 木曜日。7日?もう9月に入って1週間ということを意味している数字だと思うのですが俄かには信じられません。お昼はマクドナルドにて、月見マックシェイク長野県産シャインマスカットとチキンマックナゲット柚子胡椒マヨソース。会社の近くの店舗でもちいかわのおまけ、品切れだった。Netflix『ONE PIECE』E5を見る。帰宅しながらDisney+『アイ・アム・グルート』S2E2を見る。帰宅してからNetflix『GAMERA -Rebirth-』E1を見る。U-NEXT『コンフィデンシャル 共助』を見る。映画の感想をひとつ考える。clubhouseにて『アステロイド・シティ』感想会に参加。あと即席で準備したクイズ。話し終わるとChemical Brothersの新譜がリリースされていた。いえーい。
■2023/9/8 金曜日。大雨。娘は学校からお休みの連絡を待っていたようですが休校にはならなかったようです。残念。朝ウォーキングはさすがに断念。お昼も買っておいたコンビニパンを自席で食べる。自席では動画とか見にくいし、やはりお昼は外に出たいところです。帰宅しながらNetflix『ONE PIECE』E6を見る。帰宅してからDisney+『アイ・アム・グルート』S2E3を見る。Netflix『GAMERA -Rebirth-』E2を見る。U-NEXT『わたし達はおとな』を見る。うーむ、こいつはなかなかしんどい映画だ。映画の感想を1本まとめてから寝る。
■2023/9/9 土曜日。午前中から渋谷へ向かう。移動しながらWOWOWオンデマンド『バッドガイズ』を見る。途中でChemical Brothersの『GO』が流れるとこ、かっこいい。ヒュートラ渋谷で『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』鑑賞。豪華キャストにより舞台挨拶付き。とくに赤い女を演じた南條琴美さんはあまり表に出てこない人なので登壇がとても嬉しい。昔よく聴いていた「ペガの屋根裏部屋」というPodcastにゲスト出演していたりで僕は知っていたのですが、以前に名古屋のシネマスコーレで映画を観たときに同じ回を観にきてた南條さんを見かけたことがあったんですよね。また映画とか出てほしいところ。村山章さんががっつり手がけたパンフも購入です。お昼を食べる時間はなかったので帰宅してからヤンニョムうどんを作って食べる。かなりテキトーな調味料のバランスで作ったけど美味しくできた。もう二度と再現はできない。コチュジャンは偉大なり。PFFアワード2023のオンライン配信がはじまった。今年も順番に見ていこうと思います。U-NEXTで『ふれる』『Flip-Up Tonic』『Parking Area』を見る。塾から帰宅した娘の夕飯を準備。よく食べるようになったなぁ。Netflix『ONE PIECE』E7を見る。Disney+『アイ・アム・グルート』S2E4を見る。U-NEXT『エルム街の悪夢 』を見る。clubhouseにて、U-NEXT『チェルノブイリ』E4同時視聴に参加。本当に重いドラマだ。延長戦的にとあるテストに参加。これは楽しめそうですね。
■2023/9/10 日曜日。早朝に行われていたサッカー、ドイツ代表×日本代表の試合は見れなかったけど結果を見てびっくり。午前中から昭島へMOVIX昭島にて『ほつれる』『禁じられた遊び』『PATHAAN/パターン』鑑賞。3本観る間にバタピーしか食べていなかったけどぜんぜん大丈夫でした。インターバル時間に昭島図書館にも行けた。帰宅してからU-NEXTでPFFアワード作品『リテイク』を見る。clubhouseにて、U-NEXT『チェルノブイリ』E5同時視聴に参加。これで完走。評価が高いだけあって見応えありますよね。僕は2度目でしたけど本当に要点をわかりやすく描いていると思います。でもやはりぐったりします。延長戦的なclubhouseではあまりのバカバカしさに大笑いしましたが。U-NEXTでPFFアワード作品『ちょっと吐くね』を見る。
■2023/9/11 月曜日。お昼休みにNetflix『ONE PIECE』E8を見る。これで完走。まぁまぁ楽しめたと思いますし、子供が見れる海外ドラマとしてもいいと思います。Disney+『アイ・アム・グルート』S2E5を見る。これでシーズン2完走。4~5分の作品でも律儀に1日1エピソードを見ていくスタイル。仕事終わりで実家へ。実家に泊まらせてもらう。娘と泊まりにくると娘が寝るまで大変なのですが、ひとりで泊まりにいくと本当に楽。母上の無限に続く話を聞いていればいいだけです。U-NEXTで『逃避』『うらぼんえ』『こころざしと東京の街』を見る。PFFアワード作品。病み上がりのラロッカさんとDiggin' Netflix収録。やや元気のないラロッカさんの映画感想は来週配信予定です。
■2023/9/12 火曜日。実家の朝食をいただく。ごはん3杯ぐらい食えそうなおかずが出てくる。いやいや。朝ウォーキングもできないのでゆっくりめの出勤。めんどくさい調査、問い合わせ、これ俺の仕事じゃないよね?的な案件が多くて憂鬱です。吉祥寺プラザが閉館するとの報。まぁしょうがないかなぁ。最後に行ったのは2021年の『野球少女』だったかな。帰宅してからサッカー日本代表×トルコ代表の試合を見る。伊東純也はやいー。次のW杯もいけるのかな。映画の感想を1本考える。U-NEXTにて『リバーシブル/リバーシブル』『肉にまつわる日常の話』『Sewing Love』を見る。PFFアワード作品。そろそろ半分ぐらい今年のアワード作品を見たと思うのですが、今さらU-NEXTでプログラム単位で見ていくより、DOKUSO映画館の見放題プランみたいので見た方が安いということに気づいてしまった。今から切り替えてもさらにお金がかかってしまう。くそー。
■2023/9/13 水曜日。娘は今日から小学校の移動教室的なやつで八ヶ岳へ。なんか旅行委員的なやつ(あったなーそういうの)をやっている娘は出発前の生徒代表挨拶みたいの��読むらしくちょっと緊張していた。妻が録画した動画を見てみたらうまく読めてた。がんばったがんばった。まず旅行に行けて良かったね、という状況ですが、楽しくすごせたらいいね。お昼はOKで買った骨なしフライドチキンとおにぎり。Disney+『スター・ウォーズ:アソーカ』E5を見る。こういう展開かー。あと日本語のエピソードタイトルはちょっと違うと思います。そのうち修正されそう。帰宅途中、拝島駅構内の書店で京極夏彦の新刊『鵺の碑』が並んでいるのを確認。でも今回は電子で読むのでぐっとこらえる。帰宅してからU-NEXT『鳥籠』『サッドカラー』を見る。PFFアワード作品。イシヤマさんとDiggin' U-NEXT収録。次のお題がちょっと特殊なのでその話もする。収録終わってU-NEXTの書籍で検索したら『鵺の碑』があった。購入してちょっとだけ読む。なかなか本編がはじまらない構成。どんぐらい読んだかなぁと確認したら3%だった。さすが京極夏彦。寝る。
■2023/9/14 木曜日。朝から八王子の病院へ。本日は先日受けた検査の結果を聞くのみ。結果は問題なし、という感じではなく、ちょっと心配な部分があるからいろいろ追加で検査してみましょう、という感じに。こういうのはけっこう落ち込みますね。すぐに会社に向かえば午前半休をキャンセルしてフレックスで吸収できそうだったけど、病院のロビーに座って読書。現実逃避。午後から出勤。帰宅してからもなるべく『鵺の碑』を読む。関口、益田、木場修、京極堂。モジュラー型で話が進んでいるようでそのすべてが日光に関係してきそう。いまのところ一番面白かったのは益田と薬局の人たちの話。けんす君、なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Videoの収録。収録終わってからもちょっとだけ『鵺の碑』を読む。一週間ほどで読み終えることができる筈。がっつり読書するのが久しぶりなので自分のペエスが判らない。些か文章の書き方まで影響が出てきた気がする。ちなみに僕の文章で「いう」という言葉の表記が「言う」ではなく、殆どの場合「云う」と表記しているのは完全に京極夏彦の影響です。『鵺の碑』、現在32%。
■2023/9/15 金曜日。通勤の電車でも『鵺の碑』を読む。問題は電車に乗ってる時間が10分ぐらいしかないことである。お昼は丸亀製麺にて、焼きたて肉うどん並。750円なり。U-NEXT『バリー』S4E1を見る。待望の最終シーズン。仕事終わりで渋谷へ向かう。移動中はなるべく読書。Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』鑑賞。上映後トークにはアルノー・デプレシャン監督のトーク付き。メルヴィル・プポーのビデオメッセージもあり。帰りの電車からclubhouseに参加。帰宅してシャワーあびたりしてからまたclubhouseに戻り夜中まで話してしまった。『鵺の碑』、43パーセント。
■2023/9/16 土曜日。今日から3連休だー。昨日、八ヶ岳から戻った娘。疲れているのか微妙に機嫌が悪い。こういう時は気を付けて接しないといけない。お土産のソフトキャンディをくれた。Netflix『モンキー・キング』を見る。U-NEXT『バリー』S4E2を見る。電車で小川町へ。豊はるにて、パイカ玉うどん(冷やし)を食べる。「豊しま」で働いていた方が独立して出したお店のようですね。平日のお昼は混んでいるんだろうなぁ。京橋へ移動。歩いたら40分ぐらいなのですが、暑いから電車で移動。国立映画アーカイブに向かう途中でまるゆさんを発見。トートバッグが目立つ。PFF、アルノー・デプレシャン監督特集 『イスマエルの亡霊たち』鑑賞。数年前のTIFFで見逃がしたやつ、まさか観るにこんなに待つことになるとは。上映後トークにはアルノー・デプレシャン監督と、聞き手として清原惟監督が登壇。予定時間をオーバーするぐらいのがっつりした内容でした。さらにもう1本アルノー・デプレシャン監督特集 の『二十歳の死』も鑑賞。こちらはPFFアワード作品のオンライン試写の参加特典として招待いただいたものなので無料。オンライン試写で映画も見せてもらって、さらに映画に招待いただけるとは。ありがとうPFF。なるべく読書しながら帰宅。寝る前に音源の編集を1本やろうと思ったが途中で眠くて断念。『鵺の碑』、60%。
■2023/9/17 日曜日。 午前中から下北へ。北沢タウンホールにて下北沢映画祭「群青いろ」新作特集 『雨降って、ジ・エンド。』鑑賞。上映後には高橋泉監督と廣末哲万さん登壇によるトークも。上映前には映画を観にきていたまつむらしんご監督に遭遇してちょっとだけご挨拶。Podcast出てもらったお礼をあらためて。渋谷へ移動。なんか渋谷はお祭りの日だった。ユーロスペースにて『燃えあがる女性記者たち』鑑賞。上映後にはなんどり稲垣紀子さんのトークあり。帰りに吉祥寺のさとうに寄りコロッケとカレーコロッケを買って帰る。コロッケサンドにして夕食に食べる。夜はなるべく集中読書。U-NEXT『マイ・ダディ』を見る。音源を1本編集。メルマガ原稿もやる。『バリー』を1本見ようと思ったけど眠くて断念。『鵺の碑』は80%。
■2023/9/18 祝日の月曜日。3連休って素晴らしいですよね。午前中から立川へ。シネマシティで午前十時の映画祭13『ミツバチのささやき』鑑賞。お客さんいっぱいだ。昨日買ったさとうのコロッケで作っておいたサンドをお昼に食べる。食べながらも読書。シネマシティで『グランツーリスモ』鑑賞、aスタ極爆上映で。帰宅してからも集中読書。で、ついに『鵺の碑』読了。木曜からだから5日かかった。僕はもともと本を読むのも漫画を読むのも遅いのですが、ここまで集中して小説を読むのは久々。以前の百鬼夜行シリーズであれば徹夜をするように読んでいたのですがもうそんなことはできない。17年ぶりってあらためてすごいですよね。『邪魅の雫』のとき、僕はまだ29歳だったということか。まだ結婚もしてなかったし、大きな病気もする前で今から考えればとても元気だった。ムリもできた。驚くことに東日本大震災よりぜんぜん前で、それですでに『鵺の碑』は予告されていた。作品の内容的にはその時点でもうこのテーマを含んでいたのだろうか。見事にミスリイドされた部分はありましたが今回も堪能いたしました。あと僕は「巷説」シリーズを途中までしか読んでいないので、これもいずれ読まないとなぁ。久々に集中して読書を楽しめたのは嬉しかったけど、ただやはり今の僕には読書に時間を取るのは難しいということもわかった。どう考えても(主に家で見る)映画鑑賞をストップしてしまうのだ。この時間の足りなさはなんとも悩ましい。夜、ラフランスさんTomokaさんと『グランツーリスモ』感想clubhouse。そんな感じで3連休はお終い。
■2023/9/19 火曜日。朝ウォーキングしているとまだまだ暑い。そろそろ東京国際映画祭のラインナップ発表があると思うんですけどね。と思っていたら昼前にすごい中途半端な情報が出た。フルラインナップはもっと遅いってことだろうか。あとケリー・ライカートが来日するってことは『First Cow』を上映するってことですかね。なんの枠か知らないけど。仕事終わりで昭島へ。今日発売の新商品を食べる気まんまんで松屋に行ったらなんか暗い。どうやら店舗が停電しちゃってるみたいでまともに営業できてない感じ。あきらめてすき家へ。月見旨辛すきやき牛丼を食べる。こちらも美味しかったのでよし。U-NEXTで『名探偵ポワロ』S12「ハロウィーン・パーティ」回を見る。配信、とてもありがたいのですがU-NEXTは字幕のみのポワロさんなんですよね。モンデュー。吹替で見たかったよモナミ。あと英語で見るとポワロさんがやたら「indeed」って云うんですね。MOVIX昭島にて『ミステリと言う勿れ』観賞。ムビチケ提供Yuさん。ありがとうございます!Twitterの映画感想には書かないことをこちらで書きますけど、まず僕は『ミステリと言う勿れ』の原作は未読です。ドラマはすべて見ています。その上で映画版はとてもよくできていたと思います。ドラマ版もよくできていたとは思うのですが、気になる部分もあったのです。僕は原作を未読なのでそれが原作通りなのか、ドラマ版の脚色なのかまではわかりません。ひとつ挙げると、たしか小日向文世が出演していた病院のエピソードで整くんが例えば、という過程の話で正解ではない事件の構造というか、動機のような部分をすごいスピードで説明します。その論理的な思考の面白さ、という場面ではあるのですが、ここで説明される話は、別のミステリ作品の真相(トリックといってもよい)そのものです。ものすごい有名な構造だし、実際に僕はその作品を読んでいるから、そこに思い至ったわけですが、とくにあのドラマを見ていた多くの若い視聴者はそのミステリ作品を読んでいないでしょう。そして将来、ミステリが好きになってその作品を読むかもしれない、そう考えるとドラマの中であのような話を出してしまうのはどうなのだろう、と思ってしまいます。昔、『金田一少年の事件簿』という漫画作品でとある有名本格ミステリのトリックの流用がありました。SNSがない時代でも問題となっていたのを覚えています。ミステリ作品でトリックやネががかぶることはある程度許容すべきだとは思うのですが、あまりにもそのまんまであったり、その話をする必要があったのだろうか?という部分についてはやはり気になってしまいます。帰宅してからU-NEXT『ジョン・ウィック』を見る。復讐、いや復習開始がちょっと遅かったなぁ。
■2023/9/20 水曜日。お昼はマクドナルドにて、プリプリエビプリオを食べる。プリプリしている。Disney+『スター・ウォーズ:アソーカ』E6を見る。いやー素晴らしいな。泣いちゃうよこんなの。仕事終わりで昭島へ。U-NEXT『バリー』S4E3を見る。『レインマン』見たくなってしまったな。MOVIX昭島にて『名探偵ポアロ ベネチアの亡霊』観賞。帰宅してからU-NEXTにて『ジョン・ウィック チャプター2』を見る。音源編集1本やりたかったけど無理だ。寝る。
■2023/9/21 木曜日。午前半休で八王子の病院へ。先日の検査の結果を受けて普段は行かない消化器内科へ。まぁ大丈夫でしょうけど、と云われつついろいろ検査を予約。久々に大腸検査を受けることになってしまった。あの下剤飲むの苦手なんすよねぇ。採血までやってたらもうお昼。病院のパン屋で買ったパンでランチ。U-NEXT『バリー』S4E4を見る。豪華(?)ゲストが。あと砂のやつにびっくり。あとラストの展開にもびっくり。午後から出勤。通院のための休暇を設定する。検査で休暇が減っていく。帰宅してからU-NEXT『ジョン・ウィック パラベラム』を見る。馬フーのとこ、声出して笑ってしまう。音源の編集を1本やる。ここまでやったらもう眠い。未見のPFFアワード作も見たいんですけどね。
■2023/9/22 金曜日。雨が降りそうだけど朝ウォーキング行けるか?どうなのか?と思いつつ歩く。ちょっとだけ降られたけど傘を出すほどではなかったのよしとしましょう。お昼も雨かもしれない、とサンドイッチを作って持参したのですが晴れてた。U-NEXT『バリー』S4E5を見る。どっかで見た人が出てるなぁと思ったら『ピースメイカー』の刑事の人か。アニー・チャン。仕事終わりで立川へ。U-NEXTで『完璧な若い女性』を見る。PFFアワード作品。シネマシティにてBOND60『007は二度死ぬ  4Kレストア版』鑑賞。そしてコヨイチの『二度死ぬ』回を見ながら帰る。この4レストア版見てからのコヨイチ、おすすめです。
■2023/9/23 土曜日。土曜の祝日で損した気分。U-NEXT『ホモ・アミークス』を見る。PFFアワード作品。午前中から昭島へ。MOVIX昭島にて『バーナデット ママは行方不明』鑑賞。昭島図書館で娘の本を返したり借りたり。予約本だけで15冊。重っ。MOVIX昭島にて『ジョン・ウィック コンセクエンス』鑑賞。ド兄さんのステッカーもらえて嬉しい。途中からになってしまったけどDAZNでFC東京×鳥栖戦を見る。逆転勝利、熱い。WOWOWオンデマンド『リミット』を見る。韓国映画のやつ。音源編集を1本やる。U-NEXT『バリー』S4E6を見る。clubhouseにて、U-NEXT『イコライザー』同時視聴に参加。初マッコールさんの人が多くて楽しい同時視聴となりましたー。
■2023/9/24 日曜日。急に秋。お彼岸ってこともあり娘と実家へ。お昼ごろに従妹が娘ちゃんを連れてやってくる。従妹の娘ちゃんはまだ幼稚園の年中さんとのこと。うちの娘が昔遊んでたおもちゃを出してきて遊んであげていた。えらいぞ。従妹の姉ちゃんは僕より二つ上だけど、彼女も数年前に大きな病気をしていた。この年齢になってくると久々に会っても病気の話と子供の話ばかりになる。午後はがっつり昼寝をしてしまう。びっくりするほど実家だと安心して寝てしまう。娘はひとりで勉強したり本を読んだり絵を描いて遊んでいたようだ。えらいぞ。夕飯はスシロー。ちくわ天寿司(120円)が写真のビジュアルとかなり違っていてびっくり。帰宅してからU-NEXT『じゃ、また。』『ハーフタイム』『不在の出来事』を見る。PFFアワード作品。ラジオを聴きながらメルマガ執筆。clubhouseでひと笑いしてから寝る。
■2023/9/25 月曜日。通勤する服装が急に難しくなってまいりました。お昼は丸亀製麺にてひやかけ並とかしわ天。食べれるうちにひやかけを食べておきましょう。U-NEXT『バリー』S4E7を見る。クジノー先生がすすめようとしてる映画化の話��面白い。仕事終わりで昭島へ。松屋にて、ネギ塩牛焼肉丼。うまい、うまいですよネギが。MOVIX昭島にて『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』鑑賞。吹き替え版で。カワバンガ!帰宅してからU-NEXT『USE BY YOUTH』と『ただいまはいまだ』を見る。これで今年のPFFアワード作品を全作見れた。予定より見るのが(鵺の碑のせいで)大幅に遅れてしまいました。今年の僕の中でのグランプリは、たかはしそうた監督作『移動する記憶装置展』でした。こちらはそのうち普通に劇場公開すると思うのでみなさん是非是非。うとうとしながら音源編集を1本やって寝る。やりながら半分寝てしまっていたけど大丈夫だろうか。
■2023/9/26 火曜日。Twitterでアカウントごとに「リポストをオフにする」という設定、機能があることを今さら認識する。これいいな。フォローしている人でもとにかくRTがうざい人っているんですけど、これを使えば良かったのか。お昼休みにU-NEXT『バリー』S4E8を見る。これにて『バリー』は完走です。シーズン4は全エピソード、ビル・ヘイダー自らが監督。ヒロ・ムライのクレジットもなかったと思うし、自分でこのバリーの物語を完結させたかったのかな。やりきったと思います。仕事終わりで立飛へ。TOHOシネマズ立川立飛にて『コンフィデンシャル 国際共助捜査』鑑賞。残念ながらのおひとり様鑑賞でした。面白いのになー。帰宅してからWOWOWオンデマンド『三姉妹』を見る。音源編集を1本やってから寝る。
■2023/9/27 水曜日。MUSIC GARAGE:ROOM 101をradikoタイムフリーで聴きながら朝ウォーキングをしていたら僕のツイートが志保辺さんに読まれていて嬉しかったです。お昼前に会社の避難訓練。4年ぶりの開催とのこと。もういろいろ忘れてます。フロアの副隊長的な役目なのでいろいろやんなきゃいけないし。とゆうわけでいつもより遅くなったお昼ごはん。丸亀製麺にてひやかけ並と万願寺とうがらし天。Disney+『スター・ウォーズ:アソーカ』E7を見る。ヘラの窮地を救ったのは意外なゲスト。14時からTIFFの会見なんですが、14時半からMeetingという。くそー。Meeting終わってからざっとラインナップを確認。いろいろ調べはじめないと。帰宅してからNetflix『伯爵』を見る。もうちょいいろいろやりたいことがあったのに眠くなってしまい早々に撃沈。むむむ。
■2023/9/28 木曜日。本日は休暇をいただいております。明日の検査のために、今日一日は水かお茶しか飲んじゃダメとのこと。普段、コーヒーを飲んでるのでなんかさみしい。あれ。Bluetoothイヤホンの右が死んでる。これ、この前買ったやつなんだけどな。うーん、安いやつは弱いのか。午前中から祖師谷大蔵へ。はじめて降りる駅だ。なんかウルトラマンを推している感じがするのでなんかゆかりのある地なんだろう。調べれば5秒でわかりそうな気がしますが調べません。天たまや 祖師谷大蔵店にて、天とじうどん(えび天一本)。ごはんも無料で付けられる。ラストは出汁にごはんを投入。満足。下北へ移動。ヨーロッパ企画第42回公演 「切り裂かないけど攫(さら)いはするジャック」観劇@本多劇場。アフタートークまで含め堪能。隣の人がちょっとにおいがきつい人だったんですけど、こうゆう時はティッシュを鼻につめてしまう。こんな時、マスク社会はいいですね。息苦しいですけど臭いのをがまんして観劇をするよりはまし。帰宅して早めの夕食を食べる。U-NEXT『魂のゆくえ』を見る。WOWOWオンデマンド『カラミティ』を見る。夜の散歩をしながらMCTOS『モンキー・キング』回に参加。ラロッカさんが不在だったのでアフタートーク的スペースにも参加です。
■2023/9/29 金曜日。朝食抜き。午前半休で八王子の病院へ。実ははじめての胃カメラ。口がまともに開かない僕は鼻からの内視鏡です。さすがに気持ち悪かった。でも検査してくれた医師が「詳細は後日ですが、大丈夫でしたよ」と軽く云って��れてとても安心。こういうのありがたいです。病院のパン屋で買ったパンでランチ。Amazon Prime Video『ジェン・ブイ』E1を見る。けっこう面白いぞ。午後から出勤。1.5日休んだわりにはメールがたまってなくてホッとする。仕事終わりで昭島へ。MOVIX昭島にて『ハント』鑑賞。ひとり客が多くて、熱心な韓国映画ファンが集まっていたのかも。帰宅してからU-NEXT『男はつらいよ 寅次郎と殿様』を見る。余裕が出てきたので月一寅さんも再開。これで19作目。自分が生まれた1977年の作品だ。寅さんVS執事(三木のり平)が最高。
■2023/9/30 土曜日。なんか雨降ってますけど。電車で仙川に向かう。移動しながらAmazon Prime Video『ジェン・ブイ』E2を見る。電車を分倍河原で乗り換えようと思ってたら人身事故により調布あたりで京王線が止まってる。どうしようかと思ったけど、やや遠回りの稲田堤乗り換えで向かうことに。稲田堤は南武線の駅と京王線の駅が離れているので街中を歩くことになる。稲田堤って20年以上前、社会人になって最初にお付き合いした人が住んでた場所なのでかつて知ったる街なのですが、さすがに様変わりしていてぜんぜんわからない。京王の駅前に知らないうどん屋さんを見つけたのでメモる。予定よりかなり遅れたけど仙川にたどり着けた。「手打ちうどん 麦ヶ丘」にて、とり天せいろ。今年OPENしたうどん屋さんをいろいろ食べているけど本命的な一店かもしれない。行って良かった。そしてこれで2023年新規OPENのうどん屋10店目に行けた。つまり年間ベスト10が出せるレベルとなりました。下北へ移動。古本屋をぷらぷらしてからスズナリへ。赤堀雅秋 一人芝居「日本対俺」観劇。めちゃくちゃ面白かったし、この回を選んで良かった。吉祥寺のさとうでまたコロッケを買って帰る。帰りの電車でAmazon Prime Video『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』E1を見る。おっとまたマトリックスのオマージュが。インスタを見てたら入江監督のポストによく知った顔を発見。チートイツさん、みなみ会館まで行ってるー。帰宅してからWOWOWオンデマンド『チケット・トゥ・パラダイス』を見る。夜はclubhouseで最近観た映画について話したり映画クイズしたり。京都みなみ会館の閉館を惜しみつつ9月も終わり。
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thetaizuru · 1 year ago
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 1977年から1987年の大衆文化を、「リヴィジョニズムの時代」だったとする解釈がある。  1977年というのは映画『スターウォーズ』が公開された年であり、この映画が巻き起こした世界的な社会現象は、前年の1976年に建国200年を迎えたアメリカが、新しい文化の時代を築き始めたことの象徴であるかのように受け止められた。  1987年というのは、末尾の数字を合わせた表現であるものの、いくつかの象徴的な出来事がある。  サブカルチャーにおいては、1986年から1987年にかけてリミテッドシリーズとして刊行されたアラン ムーア原作のコミックス『ウォッチメン』が1巻の単行本として出版された年である。この作品は、その後のサブカルチャーに多大な影響を与えたと評される。  ポップアートにおいては、ポップアートというジャンルを超えてアメリカの一時代を象徴した存在でもあるアンディ ウォーホルが亡くなった年でもある。  そして、1987年にロシア革命70周年を迎えたソ連は、ペレストロイカ(「再構築」)とグラスノスチ(「情報公開」)を進めていた。これを指導したゴルバチョフは、社会主義体制の枠内での改革を志向したものの、1988年のエストニアの国家主権宣言、1989年の東欧革命、そして1991年のソ連崩壊に繋がっていく。
 21世紀になって、アラン ムーアの作風を評する際に「リヴィジョニズム」という言葉が用いられたが、これを1977年から1987年頃まで、あるいは1980年代の文化的な状況について言い表すために、拡大解釈的に用いたものが「リヴィジョニズムの時代」という解釈である。  ここで言う「フィクションにおけるリヴィジョニズム」とは、既存の作品やジャンルを改作し、原典の持つ意味や隠れたイデオロギーを批評的に描き出すことで、新しい読み方を提示することだと説明され、これは「脱構築」という哲学的な思考法を手法として昇華させたものだとも説明される。  また、これにはニュアンスとして「ヴィジョナリー」という意味が含まれる。「先見の明がある人」や「幻視者」などと訳されるこの語は、斬新なものの見方や未来像を提示する作家などを評する際に、特に第二次大戦後から1960年代頃までは好意的に用いられた。1982年公開の映画『ブレードランナー』を評する際にも、監督のリドリー スコット、デザイナーのシド ミード、原作である小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1968)を書いたフィリップ K ディックが「ヴィジョナリー」と呼ばれ賞賛された。『ブレードランナー』は公開時の興行成績が振るわず、暗く退廃的な未来観に対する酷評も多かったが、一部の賞賛は衰えることなく、1985年以降に「サイバーパンク」と呼ばれSFのサブジャンルの一つとして定着する世界観に多大な影響を与え、21世紀になってからますます評価を高めたという経緯があり、これも先見性のひとつの側面を表すものとして語られる。ただ、「ビジョナリー」という言葉は、1970年代以降、好意的な意味で使われることは少なくなっていき、『ブレードランナー』を賞賛する際に用いられた頃をほぼ最後に、ほとんど使われない表現になっていく。この言葉に含まれる、スピリチュアル的あるいはオカルト的なニュアンスへの忌避感は強まっていく。  「リヴィジョニズム」という語も、第二次大戦後、「歴史修正主義」と訳され、批判的な意味で使われる。特に1960年代以降は、非難する対象に貼るレッテルのような使われ方が増えていく。「オカルト的」あるいは「カルト的」、「陰謀論的」という言葉とほぼ同義に用いられる。  歴史改変SFでもある『ウォッチメン』を評する際に用いられた「リヴィジョニズム」は、あくまで「フィクションにおけるリヴィジョニズム」という手法を言い表すために用いられたものだが、これが、レッテル貼りのように用いられるようになってしまった「リヴィジョニズム」という語の、この語が使われ始めた20世紀初頭の「時代によって変化する価値観や社会を再解釈することで、出来事や作品を評価し直そうとすること」というもともとの意味を思い出させることになった。いわば「リヴィジョニズム」という言葉自体を再解釈あるいは脱構築して捉えることで、時代解釈の定説や主流とされる考え方とは違ったものの見方を提示するという、本来フィクションに求められていた「ヴィジョナリー」としての役割を、1977年から1987年頃までのフィクションやポップアートなどが取り戻し���いたと再解釈するのが「リヴィジョニズムの時代」という解釈である。
 1968年アメリカ大統領選でのニクソンの勝利は、ベトナム反戦運動に沸いたカウンターカルチャーの敗北を意味し、1974年にウォーターゲート疑惑によりニクソン大統領が辞任したことは、カウンターカルチャーへのカウンターという保守または中道にも失望感と敗北感を残した。多くの人々が一挙に政治的な運動からも、文化的な運動からも退却していく。多くの人が、何も考えないでいられるコンテンツだけを需要するようになっていき、それまで政治的なメッセージや哲学的思考、文化であったものは、その形式だけをある程度模倣しただけのものになっていく。  ソファーに寝そべったまま動かずにテレビを見て長時間を過ごす人を、「ソファー(カウチ)の上に転がっているジャガイモ」に喩えて揶揄または自嘲した「カウチポテト」という俗語表現は1976年に生まれ、1987年には週刊誌などが当時の若者文化の傾向を「カウチポテト時代」と呼んだ。  1987年以降に「カウチポテト」という表現が日本にも伝わった際に、「ソファでポテトチップスを食べながら」リラックスした時間を過ごすというニュアンスで、半ばあえて意図的にポジティブな意味合いに誤訳するのと同様な捉え方を、この俗語が生まれた直後から、この語を使う人たちはしてもいた。半分は自嘲で、もう半分に、メディアに何が正しいかを説かれたくない、何かを考えさせられた挙句に変な運動へと煽られたくないという消極的な反抗が込められてもいた。
 1980年代の文化を「カウチポテト時代」の文化として、何も考えずに需要できるエンターテインメント消費が始まった時代と捉える解釈のほうが主流であり、「リヴィジョニズムの時代」というのはやや誇張でもある。  アメリカのベトナム反戦運動は、1968年大統領選挙の期間に、当初の純粋さではなくニクソン嫌いという感情を原動力にしたものに変化し、ベトナム戦争からの「名誉ある撤退」と米ソ間の緊張緩和を公約に掲げたニクソンを攻撃するといういびつな運動になり、内部崩壊していく。ニクソン嫌いの感情はいびつなまま、多くの人の中に残った。イギリスの作家であるアラン ムーアは、サッチャー嫌いを1980年代の創作動機のひとつにしていたことを後に認めてもいる。ニクソン嫌いの感情を持った人がニクソンによってアメリカが警察国家あるいはファシスト国家になると考えていたのと同じく、ムーアはサッチャーによってイギリスが警察国家になると考え、それを『Vフォー ヴェンデッタ』(1982-1989)などの作品に反映させた。『ウォッチメン』では、ベトナム戦争でアメリカが勝利し、ウォーターゲート事件も発覚せず、ニクソンが1985年になってもまだ大統領を務め、米ソ間の緊張が第三次世界大戦勃発の危機的状況までに高まっているアメリカを、作品舞台としている。  1980年代のSFやサイバーパンクの作品は、大抵はその作品の執筆開始直後の80年代か90年代に第三次世界大戦が起きていて、環境破壊によって酸性雨が降り続けているなどの、共通したイメージを世界各地で同時多発的に描いている。ビジュアル的にも設定的にも相互に影響を与えている面も多少はあるものの多様で、未来像だけが共通している。これはおそらく、カウンターカルチャーの終わりのニクソン嫌いが生んだイメージだろうと考えるのが「リヴィジョニズムの時代」解釈である。  「リヴィジョニズムの時代」解釈においては、「フィクションにおけるリヴィジョニズム」が果たした役割は、このニクソン嫌いからいびつな形で生まれてきた終末イメージを、結果として、解体したことでもある。  ただ、その後の文化がニクソン嫌いやサッチャー嫌いのようなものを乗り越えたようには見えないし、そうした感情と、政治や経済、あるいは作品を分けて考えられるようになっているようにも見えない。90%以上の科学者が言うにはあと5年で世界が崩壊するという説を20年以上、ハードコアなバージョンだと60年近くかそれ以上、信奉するスタイルは現在も結構活発だし、ニクソン嫌いやサッチャー嫌いに似た感情を煽られた人たちが、自分たち以外全部ヘイトだと叫ぶスタイルも活発で、いびつさは増しているようにも見える。公衆衛生プロパガンダに煽られたり、別に最初から嘘だってわかってたけど周りに合わせただけだし要望があったから解説してあげただけみたいなこと言い出してる人たちが、もともとの専門分野とかのことを真剣に語っても、聞いてる人たちごとバカに見える。
 「フィクションにおけるリヴィジョニズム」などのように「脱構築」を手法化しようとするときの問題は、その後に続いてくる虚無感である。誤解や矛盾が生んだ感情であっても、それを無理に破壊した後の虚無感は、意味の生成を阻害する。何を見ても無意味に思えてくるし、新しいものや考えが視界に入ったとしても見えない状態にまでなってしまう。そうなる前に心理的なブレーキを踏んだとしても、次の作品に向かうために必要な、疑問や発見などの感情や感動が沸き上がる状態とは程遠くなってしまう。作品として上手くいったとしても一回性は免れず、後続の作品も自分自身までも、その作品のエピゴーネン(模倣者、亜流、二番煎じ)になってしまう。そうなった後の感情の回復には、ユーモアなどが助けになるとも言われるが、無理に笑おうとしても辛いだけだし、カウチポテトでもして時間の経過を待つしかない。  アラン ムーアも90年代になってすぐ同様の悩みに直面し、半ばユーモアで、魔術師になると宣言し、魔術とオカルトの研究を始める。ムーアは、「理詰めの創作についての理解の限界の先に進むためには、理性を超える一歩が必要に思え、その一歩の足場となってくれる唯一の領域が魔術だった」と語っている。
 「リヴィジョニズム(修正主義)」という語は、マルクス主義運動においては、マルクス主義の原則とされるものに対して重大な「修正」を加える意見や思想に対して使われる用語であり、ほとんどの場合、批判や蔑称として使われ、その「修正」や「修正主義者」はマルクス主義を放棄したもの、あるいは異端であるとみなされた。1960年代前半、「平和共存」と呼ばれる米ソ緊張緩和を実行したソ連を、中国は「修正主義」であるとして非難し、一方のソ連は中国のそのような姿勢を「教条主義」として非難した。
 知らずに模倣を繰り返しいびつな感情を育むことへの消極的反抗もまた、繰り返されているように思える。
2023年9月 ドラウト メイ トリガー アウトオブシーズン ブルーミング
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morotake-westsaitama · 2 years ago
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「御郷が知れますわね!」と言われそうな私の愚痴について無駄に長い釈明文
「クソが!」
独り言にしては少し大きめな声が、私の口から漏れた。
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我ながら端ないと思う。しかし泥水すすりっぱなしの私らしい独り言だ。
平和な休日を陰気で鬱々とした気分でスタートしているように思えるかもしれないが、否定しておく。
少なくとも今日という休日は、清々しいスタートを切った。(なんせ前日までの疲労蓄積で、12時間寝たからね!)
ではなぜ……あの様な下衆な言葉を吐くに至ったのか……。
事件のキッカケと始まり
「外暗っ!マジで!?ウケる!」
今から約12時間前のAM1:00。私の休日がスタートした。
最近の私はといえば、まったく進んでいなかったhtml/css、javascript、phpという言語を同時進行的に学んでいる。
なぜこんな無茶をやっているか。
頭の中にある作りたいコンテンツイメージを実現するため、静的、動的のコーディングを同時に学ぶ必要があるため
同時である必要はないのだろう。むしろ同時にやっちゃいけない気がする。
たぶん、おそらく、きっと、世の中のエンジニアは
HTML
CSS
Javascript(もしくはPHP)
といったように順番に勉強を進めてきた人々だ。途中、さまざまななフレームワークに触れつつ……。
私はといえば、これらをごっちゃ混ぜにして勉強を進めている。
もしこの記事を読んでいるあなたが、「いや、そんなの普通でしょ。普通みんなそうだから。」と思われたなら、一言だけ言っておく。
「うるせぇハゲ!お前と違って俺はバカなんだよ!いいな!頭良くってよ!」
安心してほしい。誹謗する気も罵倒する気もない。これは賞賛だ。褒め言葉だ。
話が逸れた。
要は今日という休日も、コーディングの勉強に費やしているのだが、その始まりが12時間前。
活動限界という足音は、すぐそこにまで近づいていた。
勉強の成果
「いや〜、頑張ったおかげで、作りたいと思ったコンテンツもサッと作れるようになったんですよ」(埼玉在住 ・40代男性)
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と言いたいところだが、進捗は5%くらいだ。
「お勉強同時進行の弊害」以外の何物でもない。
さすがに「<head><meta うんちゃら><body>うんちゃら〜」とか、box-sizingといった基本構造的なことは覚えた。
おそらく簡素な静的サイトくらいなら作れると思う。
しかし、人間は欲深い生き物だ。
「ここの画像、スライドにしたいよな〜」
「よくある横にスライドするピックアップ記事とかもカッコいいよな〜」
「勉強のためにサーバー契約するのもアレだし、GoogleDriveを活用したいな」
などと、淡く浅はかな欲望に支配されている私。
「満たされたい!」という気持ちが先行しすぎて、書籍と参考サイトを行ったり来たりしている。決してたどり着かない、道もわからない、なにかを目指してとりあえず進んでいる。
結果、なにかが進んだのかどうかすらわからない。
現在に至る
「へ〜、安易にフレームワーク使うとサイトスピードに影響するのか……」
「ってことは、CSSとかスクリプトは直書きしちゃえばいいのかな?」
「あれ?そもそも最新記事とかってどうやって表示すんだ?」
「これphpとJSどっちでやるんだ!?」
すごい!
何がすごいって、情報に惑わされ具合がすごい。ぜんぜん正解に辿り着けない。
一つ学んだかと思えば、それを全否定するかのような情報に出くわす。
たとえ正解らしき情報が見つかっても、「SEOや見栄えとか考慮すると正解じゃない気がする……。」と自信がなくなる。
そして徐々に私の検索能力がエネルギー切れに近づいてるのか、グーグルというインターネッツに表示されるのは、クエリとは程遠い検索結果ばかり。
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欲しいものが手に入らないストレス。
何度も何度も検索するのに、インターネッツが壊れてるとしか思えない。
「なりたい自分になろう!」なんて、夢見るだけバカだ。
ぜんぜん満たされない……。
そして、悲劇は起こった。
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私の中にいる、もう一人の私が目を覚ましてしまった。
「クソが!」
「アクセス伸ばしたいからって適当なこと書きやがって!」
「この記事もその記事も、こっちの本もそっちの本も!」
「地球滅亡しろ!」
「ぜんぶ!ぜーんぶ燃やしちゃうの!」
まぁ冗談なんですけどね
私は勉強が苦手なので、どうしても非効率な方法になりがちだ。
とどのつまり、今日もまぁ疲れました。
物事を完全に理解できたとき
「点と点が繋がった!」
という表現を目にするが、私の場合
「点だけで絵を描くアートのかたですか?」
というくらい、自ら点を増やしてしまう悪癖がある。当然、点が繋がるまで人より時間がかかる。
ただし点が繋がり始めたらその後は早い。それまで蓄積してきた点が、一気に線になる。
自分で言うのもだが、こういう性格が功を奏しているのか、他人より高いパフォーマンスを出せる人と思われがちだ。几帳面な性格も手伝って、品質も割と高い(はず)。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お腹が減ったので何か食べようと思います。
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cellophanemaryjane · 2 years ago
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ケイト・ザンブレノ「ヒロインズ」-2
この本はあるタイプの人々を惹きつける一冊です。しかし訳者のあとがきに書かれているように、ちょっと一方的な物の見方・考え方があるのも事実です。
私も大きな括りでは自分はリベラルなフェミニストだと思っていますが、かといってザンブレノ本人にも他のタイプのフェミニストにも共感しきれない部分があります。私もザンブレノと同じようにファッションが好きですが、しかしファッションを追い続けるのが女性として正しく、戦うための武器になるとは思いません。女性だって簡素なスタイルをすることを選ぶのは何も間違ってない。問題はどんなスタイルであっても人に押し付けることであって、着飾るのが好きでも嫌いでも構わないはずだと私は思います。
例えば、私は常に自分がスーツケースひとつでホテルを転々とするような、いつも自分がよそ者で居続けられるような生活を夢想することがありますが、そのためには服や化粧品をたくさん持つことはできません。スーツケースを何十個も持って他人に運ばせて暮らすのは自由ではない。自由でいるためには、自分でコントロールできて責任を持てるものだけを持つのが本当だと考えているからです。それは「ティファニーで朝食を」のホリーの哲学でもあります。私はホリーが言う「ティファニーにいるような気分になれる場所が見つかったら、家具も買うし猫に名前をつける」というセリフがいつも心のどこかにあります。それから「なにひとつ自分の物ではないけど、やっぱりニューヨークが自分の物のような気がする」というセリフも。(私は特にこの2つの部分が大好きなのですが、古い翻訳は絶版になっており村上春樹の新しい翻訳ではそれが伝えきれない言葉になってしまってるので、これは大きな文化の損失だと思っています。)結局のところホリー・ゴライトリーや「誕生日の子どもたち」のミス・ボビットこそが私の理想の生き方なのであって、それはカポーティの書いたフィクションの中にのみ存在できるような気もしてくるのです。永遠に年を取らず、どこかへ消えてしまう存在でしか理想は実現できないのではないか。
そして私はゼルダ・フィッツジェラルド的な「かわいいおバカさん」スタイルが正しいとは思いません。私もハイブランドの物が欲しいと思わないわけではないしデパートに行くのも大好きですが、数があればいいわけではないし、とある大嫌いな人がハイブラ狂いといった風なのを見てなんか冷めてしまいました。
ザンブレノは自分がフェミニストとして、ファッションが好きであることを認めるのが難しかったということを書いています。私はこんなふうに考えたことなど一度もなかったので驚きでした。私はフェミニズムというものを学んだり本を読んだりしたことがなく、自分が大人になってみて個人主義者であることに気づきましたが、どうも大抵の人はそうじゃないらしい、ということにも気づいたのです。これは結局、フェミニスト達の間にも着飾る派と着飾らない派の断絶があるということです。そして日本の大抵の自称フェミニストは、着飾ることを捨てる潔さなんて持っていない。
「天才バカボン」にフェミニストのパロディで、化粧っ気がなくズボンを履き、バカボンパパの一言一言に「ナンセーンス!」と言い返す女性が出てきたことがありました。バカボンパパはナンセンス、に対抗して「オンセーンス!草津オンセーンス!」といいます。するとあまりのくだらなさに彼女は「ゲラゲラ 私はこのバカを評価する」と笑い、バカボンパパは「ひょうかひょうか(そうかそうかの洒落)」と返します。なんだかんだあって、女性はすっかり女の子らしくなりミニスカートを履いて恋人の帰りを待っているようなタイプに豹変するというオチだったと思います。この頃は単にフェミニズムとファッションというものが、「女の子だってジーンズ穿いてあぐらかいたっていいじゃん」という程度のものだったように思えます。最初はコルセットなんてやってらんねーとかズボン履きたいとか、そういうものだったはずです。
バカボンのエピソードはとりあえず置いておきます。しかし昔から、過激なフェミニストは揶揄されがちだった。過激でない場合はエレガントな姿勢と完璧なファッションを求められがちだった。というイメージがあります。
お正月にEテレでフェミニズム特集みたいなのをやっていましたが、そこに登場した人たちは沖縄の方以外みんな、まぁ高そうな服とアクセサリーをつけヘアメイクもビシッとされていました。お正月の番組だからドレスアップしてるにしても、みんなお金持ちなのね〜そしてゴージャスな物が好きなのね〜、とそっちの方が気になった。ゴージャスなものが好きというのはなによりも、良くも悪くも女そのものです。なんかドレスアップは女の戦闘服なのよ!みたいなノリのオタク女性まだいるけどほんともういいよ。
フェミニストに限らず過剰なドレスアップというのは、好奇の目で見られるようでいてわかりやすい賞賛の対象でもあります。よく年老いた人がど派手な格好をしている写真集などがありますが、毎日きちんと着飾り新しいブランドとヴィンテージを組み合わせて自らを作品のように仕上げる女性に、この手の人は簡単に「ああいう年の取り方をしたい」などと口にします。身なりを整え新しい服に袖を通すのは、確かに楽しいことです。楽しいし、「この服を着ていれば自分はどこへだって臆せず行ける」という自信は生き方そのものにも繋がります。だけど、ほとんどの人間というものは装飾が施されていなければファッションではないと思っている。逆に言えば、じっくり見てみるとバランスがおかしくクオリティの低いものであっても、装飾的であれば印象で素晴らしいと思う。そういう態度はありきたりで退屈だと思います。
数年前、個人的にファッションについてとても印象に残ったことがありました。大晦日に紅白歌合戦に出演した菅田将暉と、その後ナインティナインの番組に出演した田中圭が同じマルタン・マルジェラの丈の長いセーターを着ていたのです。田中圭の方はバラエティ番組だったのであまり取り沙汰されなかったのですが(かわいいセーターだな、と思っていたら岡村が「長ない?!」とツッコミを入れていましたが)、菅田将暉の方は紅白歌合戦といういわば晴れ舞台ともいえる場所にシンプルなセーターで出たというので、ツイッターでちょっとだけ話題になったのです。でも若い女性はそのセーターの良さをわかっており、あのファッションを取り入れたいけどマルジェラの数十万のセーターは買えないからプチプラで似たのを探すとか、素敵な男性のセーター姿は良いとか、そんな感じでした。一方おそらくオタク系の男性は、あんな普通のセーターが数十万するのかとか、イケメンはGUやユニクロみたいな服で紅白に出ても許されていーなーとか、そんな意見が見られたのです。(私がなんでその時ツイッターを見たかというと、まさしく田中圭のセーターが素敵だったので話題になってるのではないかと思ったからです。紅白は見てなかったので菅田将暉の姿はあとで見たのですが)
このように、一見シンプルな服というのは価値が分かりづらい。マルジェラだからというのではなく、テレビに映ることに耐えうるシンプルなセーターなどというのは、実物はもっとすごいものであることが多いのです。だけどほとんどの人はシンプルなセーターよりもたとえプラスチックでもビーズがびっしりついたドレスの方が着飾ることについては上だと思っている。それはファッションというものに対して一元的であまりに退屈だと私は思うのです。
かといってもちろん、一部のフェミニストのように着飾らないを通り越して不潔さを感じさせる、反抗期の中学生男子のような態度だって良くないと思いますし、かわいいものに惹かれる女の子を頭ごなしに否定するのは良くない。いちいち着飾ることやスカートやピンクが嫌だと思うならそれらはおのれで身につけなければよろしい。
反抗と怠惰はちがうのです。おしゃれが大好きでも自分を大事にしない人はいるし、服を着ることが楽しくないと思う人もいます。ファッションを楽しむということと、スタイルを持つということは別であって、なんだかんだ言って清潔が一番大事だから何にも考えたくなければ清潔というスタイルを選べばいいんだよ。ヒロインズの話がどっかいっちゃった。
(つづく)
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shinjihi · 3 years ago
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国際派日本人養成講座
No.1136 終戦直前、日本は原爆実験に成功していた
http://blog.jog-net.jp/201910/article_5.html
2019/10/20 06:35
 日本の原爆実験成功は現代の我々にとって、何を意味するのか?
■転送歓迎■ R01.10.20 ■ 50,273 Copies ■ 6,760,888Views■
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■『世界が称賛する 日本人が知らない日本 2「和の国」という"根っこ"』
育鵬社刊、¥1,650(税込み) Kindle版も発売中
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594083250/japanonthegl0-22/
(発売日10/9時点 アマゾン日本論2位、総合59位)
 本著は日本の国柄を「和の国」ととらえ、それがどのような「根っこ」から生じ、成長していったのか、をたどった本です。
 この「根っこ」をさらに太く深くすることが、現在の我が国の危機克服とさらなる発展につながると考えております。
■令和日本が根ざすべき「和の国」の「根っこ」はこうして生まれ、育った
・1万年以上も続いた、戦争も環境破壊もない縄文時代
・「和の国」実現のための三大原則を示した三種の神器
・「和の国」を作ろうと呼びかけた神武天皇の即位宣言
・全国で16万基もの古墳を造築した「和」のパワー
・天皇から少年兵士まで真心を通わせる和歌
・心を開いて語り合えば道理が通って「和」に達すると説いた聖徳太子の十七条憲法
・西洋人たちに感銘を与えた幕末の「和の国」の民の幸福
・「衆議公論」による和の民主主義を目指した五箇条の御誓文
・まずは家庭内の「和」から始める事を説いた教育勅語
・皇室の無私の祈りが「和」の心で国民を統合する
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■1.米政府の機密文書から明らかになった日本の原爆開発成功
 第二次大戦終了直後に、米国の情報機関に衝撃的な情報がもたらされた。1945(昭和20)年8月12日、すなわち日本が降伏するわずか3日前に、朝鮮北部の興南(半島の付け根の日本海側)で原子爆弾の爆発実験に成功していた、というのである。
 この情報は、CIA分析官トニー・トルバをリーダーとする8人からなる米・国防総省のチーム、およびその後に設立されたもう一つの別の政府調査機関による機密文書の調査で検証され、さらに多くの事実との突き合わせが行われた。
 ロバート・ウィルコックスによる『成功していた日本の原爆実験』[1]は、彼の長年の研究に、新たに公開された機密文書の内容を加えて出版された書籍である。それを一般読者向けにダイジェスト版としたのが、『世界が隠蔽した日本の核実験』[2]だ。
 本編では後者を参照しつつ、日本の原爆開発がどのように進められ、それが現代の我々にとってどのような意味を持つのか、考えて見よう。
■2.日本の核物理学者たちの研究は「米側と並んで走っていた」
 戦時中の日本で原爆が開発されていたと言うと、「そんなバカな」と思う人がほとんどだろう。アメリカの科学技術は群を抜いており、日本が零戦や戦艦大和のような通常兵器はともかく、核開発のような最先端技術をもっていたはずはない、という先入観が一般的だ。
 実は、米国のある科学史専門家は、1940年当時の日本の核物理学者たちの研究は「米側と並んで走っていた」と評価している。それを裏付ける明白な史実がある。敗戦のわずか4年後に理論物理学者の湯川秀樹・京都帝国大学教授が日本人として最初のノーベル賞を受賞した事だ。湯川教授も原爆開発に参加していた。
 原爆開発の初期のリーダーだった核物理学者の仁科芳雄は、8年間ヨーロッパに滞在して、アルバート・アインシュタインや量子論の育ての親ニールス・ボーアと親交を結び、昭和10(1935)年に日本で最初のサイクロトロン(核粒子加速装置)を開発している。昭和40(1965)年にノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎も、仁科の門下生である。
 仁科は真珠湾攻撃の報に接して「この国にとり、米国に対して戦争に突入することほど愚かなことはない」と言っていたが、「すでに戦争に入ったのだから、どうしようもない。・・・いかなる場合においても、我々は祖国のために全力を尽くすべきだ」と語っている。[2, p66]
 陸軍の原爆開発計画は、仁科の名をとって、「ニ計画」と呼ばれたが、空襲による研究開発設備の破壊などにより、昭和20(1945)年春には正式に中止された。その成果を引き継いだのが、その3年前に本格化していた海軍の「F計画」であった。中心となった京都帝国大学の荒勝文策も、ベルリン大学でアインシュタインの下で学んでいた。
 アメリカでは、アインシュタインがフランクリン・ルーズベルト大統領に書簡を送って、原爆開発を促していた。開発の中心となった人物「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーはニールス・ボーア門下のユダヤ人学者だった。日米とも原爆開発はヨーロッパで核物理学を学んだ人々によって主導されていたのである。
■3.洞窟内の武器組立工場に「放射能に注意」
「F計画」で空襲の危険に晒されていた日本本土に代わって、原爆開発��土地に選ばれたのが、朝鮮北部の興南であった。
 ここには東洋一の規模とされた日本窒素の産業施設があった。そして、鴨緑江とその支流に設けられたダムにより、豊富な電力が供給された。日本本土の全体の発電能力が3百万キロワットだった時に、この地域だけで1百万キロワットの電力供給をしていた。また朝鮮北部には豊富な鉱物資源があり、ウラニウムも採取できた。
 トルバの後で、日本の核開発を調査したもう一つの機関の中心人物、元空軍の画像分析・核兵器検知の専門官だったドワイト・ライダーは、現地の航空写真で、日本式のH型の鉄塔に支持された6万6千ボルトの高圧送電線が洞窟の中に引き込まれていることを発見した。
 その地は朝鮮戦争中に米軍と中国人民解放軍が激戦を繰り広げてり、米軍は撤退時に巨大な洞窟内の武器組立工場を発見していた。内部に500メートル以上の長いトンネルがあることを確認しており、そこには「放射能に注意」という警告が貼られていた。
 近くの清津は日本の主要な軍事基地であり、周辺の鉱山とともに「朝鮮の鉄と鉄鋼の中心地」だった。ライダーはこう述べている。
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 第二次大戦中、清津のみで、ウラニウムの濃縮、先進的なウラニウムの製粉設備、電池、原子炉などの建設に必要な、すべての施設、設備と能力を持っていた。清津はそれらの業務に必要とされた、鉄鋼、コンクリート、電子装置、電力を保有していた。[2, p184]
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■4.「成層圏にまで達するきのこ雲になった」
 昭和20(1945)年8月6日、米国は広島に原爆を投下し、一般市民も含めた無差別大量虐殺を行った。9日には長崎にも投下。日本の原爆実験はその3日後の12日だった。米軍にもたらされた、ある日本人の証言は、次のようなものだった。
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 8月12日の明け方、ロボット式(弊誌注:無人という意味だろう)のボートがポンポンと音を立て錨の周りの船の間を抜けて、小島に達した。ボートにのっていたのは「原子爆弾」だった。・・・
 日本がある、東の方が明るくなり、ますます輝きを増した。その瞬間、海の向こうに太陽は顔を覗かせていたものの、爆発的閃光が投錨地に照り輝き、溶接工用のめがねをかけていた観察者が盲目になった。火球の直径は1,000ヤード(弊誌注:約900メートル)と見積もられた。様々の色をした蒸気雲が天空に立ち上り、成層圏にまで達するきのこ雲になった。
 激しい水と蒸気によりかき回され、爆発点の真下にあった船は見えなくなった。錨の周りの外周にいた船やジャンクは激しく燃え上がった。大気がわずかに晴れ渡ったとき、観測者たちは5~6隻の艦艇が消えて無くなっているのに気付いた。[2, p43]
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 この「爆発」が核爆発ではなく、通常の火薬かジェット燃料の爆発だったという見方がある。核爆弾なら火球の半径よりも、破壊半径の方が広いはずなのに、ほぼ同じ大きさであることがその理由とされている。
 しかし、この翌年ビキニ環礁で行われた世界最初の浅海での核爆発実験では、火の玉はすぐに消え、水蒸気による凝縮雲ができた。興南の実験では、この凝縮雲を火の玉と誤認したとすると、1,000ヤードという直径は過大だったとは言えない。
 またビキニ環礁の実験では、爆発で巻き上げられた水と珊瑚礁が水面に落下して、キノコ雲の円柱底部を覆う巨大なナイアガラの滝のような現象が確認された。興南の実験でも同様の現象が言及されている。
 すなわち、米側がビキニ環礁で初めて知った浅海での爆発現象が、その前の興南の実験で伝えられているのである。これは興南の実験が作り話ではない事を示す有力な根拠である。
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ビキニ環礁での原爆実験
■5.「人類の文明をも破滅させる」
 この3日後の8月15日に昭和天皇が「終戦の詔書」を発せられた。そこには原爆を「残虐ナル爆弾」として非難されているが、実はその後に謎の一節が続く。詔書のこの部分は以下の如くである。
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敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻(しきり)ニ無辜(むこ)ヲ殺傷シ惨害ノ及フ(ぶ)所 真ニ測ルヘカラサルニ至ル 而(しかも)モ尚(なお)交戦ヲ継続セムカ 終(つい)ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延(ひい)テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ。
(現代語訳)敵は新たに残虐な爆弾を使用して、多くの罪なき民を殺傷しており、惨害がどこまで及ぶかは実に測り知れない事態となった。しかもなお交戦を続ければ、我が民族の滅亡をきたすのみならず、ひいては人類の文明をも破滅させるはずである。
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 アメリカだけが原爆を持っているとしたら、これ以上戦うことによって、「我が民族の滅亡をきたす」のは分かるが、それがなぜ「人類の文明をも破滅させる」事になるのか。日本も原爆を持っていた事を知って、はじめてその意味が明らかになる。
 終戦のほぼ一年前、昭和19(1944)年夏、陸軍の「ニ計画」を統括する杉山元・参謀総長が東條英機総理大臣とともに昭和天皇に拝謁した。杉山元帥が後にある友人に語った所によれば、こういう内容だった。
 二人が天皇に説明したのは、(1)世界のいくつかの主要国が原爆開発を進めている、(2)日本も開発してきて、ようやく完成が見えてきた、(3)完成したら、まずハワイに投下して、戦局を一気に挽回できる、という内容だった。
■6.「それでは、人類絶滅の悪の宗家に日本がなるではないか」
 杉山元帥は昭和天皇がお喜びになるものと信じて奏上したのだが、昭和天皇は静かに、しかし力強く、こう答えられた。「自分はそれに反対である」。そして、その理由を次のように説明された。
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 数カ国がその新兵器開発を競っているとのことだが、日本が最初に完成し使用すれば、他国も全力を傾注して完成させ使ってくるようになるであろうから、全人類を滅亡させることになる。
 それでは、人類絶滅の悪の宗家に日本がなるではないか。
 またハワイに投下する計画とのことだが、ハワイには、日本の同胞が多数移住し、現地民とともに苦労し今日を築きあげたところである。そのような場所に新兵器を使用することには賛成しかねる。[3, p208]
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 昭和天皇は仁科博士の研究所を訪問されたことがあり、その際に原爆の放射能も含めた恐ろしさを聞かれていた可能性がある。[3, p117]
 杉山元帥は恐懼したものの「勝つにはどうしても原爆が必要だ」と考えて、秘密のうちに開発を続けさせた。しかし「原爆を積むロケット」の燃料製造工程で誤爆事故が起き、陛下の知られる所となった。杉山はこう語っている。
 陛下は私(杉山)を呼ばれ、「まだやっていたのか」と強く戒められた。「まことに面目ないことであり、それ以上続けることはできなくなった」。そしてかくも天皇の心を煩わせた責任をとって、日本が勝っても負けても「自決して陛下にお詫びする」と友人に語ったそうだ。その言葉通り、杉山元帥は終戦後、自決を遂げた。
 陸軍の「ニ計画」が中止となったのは、これが原因だったようだ。しかし、海軍は「F計画」で朝鮮北部での開発を続け、爆発実験成功までこぎ着けた。海軍は原爆を特攻機に乗せて、日本近海の米艦隊を撃滅する計画を立てていた。終戦の御聖断が遅れて、これが実現していたら、米軍はさらに何発もの原爆を投下して、日米間で本格的な核戦争が始まっていたかも知れない。
 昭和天皇が「我が民族の滅亡をきたすのみならず、ひいては人類の文明をも破滅させる」と危惧されたのは、こういう事態だったのだろう。終戦の御聖断は、こういう事態を防いだのである。
■7.ソ連軍の核施設奪取
 米国の核開発を行っているロス・アラモス研究所には数人の共産主義者がおり、彼らはソ連に核開発の情報を伝えていた。それにより、スターリンは1943年に核開発を開始させた。ドイツが敗北した後、ソ連は核開発の研究所から数人の核科学者と設備を奪った。
 ソ連の対日侵攻は、長崎への原爆攻撃と同日、1945(昭和20)年8月9日に始まった。その日のうちに、ソ連軍の歩兵、空挺部隊、海軍艦艇は朝鮮半島の北端部に殺到した。ソ連は日本の原爆開発を���っていたのである。
 米軍の把握した情報によれば、この一帯には多くの日本軍の駐屯地が配置され、それらの部隊は降伏せずに、侵入してきたソ連軍と激戦を展開した、という。しかし、11月にはソ連軍は核施設を奪取した。こうして、ソ連は日本の核開発設備や原材料を入手し、何人かの科学者を拉致した。非協力的な者は拷問されて、協力を強要された。
 ソ連は興南の核施設を用いて、原爆の材料の製造に使用していた。ソ連が最初の原爆実験に成功したのは1949年8月とされている。米国はソ連が10年はかかると見ていたが、戦後わずか4年で成功にこぎ着けたのは、日本の核施設と科学者を奪ったからだと考えられている。
■8.原爆実験成功の事実は何を意味するのか?
 現代において、日本が原爆実験に成功していた史実を明らかにする意義はどこにあるのだろう。まず、それは今の日本が核兵器を作ろうと思えば、すぐにでも作れる、という潜在能力の裏付けとなる。
 2004年に米国科学者連盟は、日本なら核実験なしでも「一年以内に」核兵器を保有できるとの見積もりを出している。ただし、これらは専門家による予測であって、それを信じない国もあるだろう。
 しかし、その予測が、過去に原爆実験を成功させた「実績」に裏付けられた場合、他国からの核恫喝に対する、より明確な抑止力になる。核で脅かされたら、1年以内にもっと大量の核で反撃できるのだぞ、という抑止である。
 もう一つは、昭和天皇が「人類の文明をも破滅させる」として、核兵器競争に反対されたことの意義である。原爆実験に成功する力を持ちながらも、人類の文明のために放棄したという事は、国際社会における我が国の道徳的地位を飛躍的に高めることになる。それは単に「唯一の被爆国」という被害者意識よりも、はるかに崇高かつ能動的な「和の国」らしさ[d]を世界に示すことになろう。
(文責 伊勢雅臣)
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hakkayu · 3 years ago
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『世界のニューを日本人は何も知らない2』谷本真由美
・日本の政府のコロナ対応の良さを伝えない不思議な日本メディア。海外では見直されていたよう。
・日本人は身体に良いものは試してみようという姿勢があるが、イギリス人は案外保守的で決まったものしか食べない。
・フランス人の「暴力を振るう人々には何を言っても無駄」というあきらめの考えは、能力や理解力の無い人間は無視するほかないという考え方からくるもの。
・一見合理的に見える欧米の人々でも、実は日本人以上に科学を軽視し習慣や因習に囚われる側面がある。案外東アジア人の方が科学や医学が好きなのです。
・イギリスの一般的な会社では何かの変更の際にデータを徹底的に集め、本当に効果があるかを検証し、それから導入を考える。自由と権利を主張する一方で彼らは意外と責任回避型である。
・Twitterで日本が賞賛されている。
・イギリス人は基本的にカードローンの借金だらけのなか、何とか生活を切り盛りしている。貯蓄率も低い。
・日本食が見直されている。
・学校は言質や証拠をとられないように、報告書や書類ばかり作っている。失敗に寛容というのは大ウソで、アメリカとイギリスは失敗に厳しく、常に気を許せない。
・誰もが熟考することもなく行動に移すので、イギリスの民間団体は活気がある。
・手順やルールをまず無視することが前提になっている。彼らはあらゆる抜け穴を探してルールを破る。そして嘘をつく。
・中国や韓国は意外とルールを守る。
・その自己チューぶりは芸術や食の分野では良い方向に働くが、公衆衛生の面では正反対。
・欧州はボランティア活動や人権擁護が素晴らしいイメージがあるが、自分のためである。社会に貢献しているふりをすれば自分のイメージが良くなる。本当に人々のことを考えるならこっそりやればいい。
・東アジアの実用的なものへの考え方を最初からバカにしている。自分たちのほうが上だと思いこんでいるので、成功事例に従ったり、他の国から学んだりすることを嫌がる。
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