#シャンパン食堂
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japanart2world · 2 years ago
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#八丈島 #島 #レモン #クリームスパゲティーニ #Hachijojima #Island #Lemon #Cream Spaghettini と #シャンパン と #ワイン #Champagne and #Wine 食べ物も、明るい色合いが似合う季節になりましたww
[ ワイン食堂 #久 ] #ビストロ #笹塚 #幡ヶ谷 [ Wine #Shoudou #Qyu ] #Restaurant #Bistro #Sasazuka #Hatagaya #Shibuya #Tokyo #Japan
Don't stop #Believing
#人生は素晴らしい
Life is #Wonderful
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I Love HomeTown Tokyo
I Hope Diversity Tokyo
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yuupsychedelic · 2 years ago
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作品集『Poetry Showcase 02:Holiday Rhapsody』
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作品集『Poetry Showcase 02:Holiday Rhapsody』
1.Holiday Rhapsody 2.クリスマス・イブはひとりでいい 3.恋愛なる……
1.Holiday Rhapsody
今年の聖夜は雪が降り 街を真っ白に染めてゆく コートを着た恋人達が 七面鳥を買って家に帰る
街が眠った後は 私の出番だ 子供達よぐっすり眠れ 明日の朝まで
クリスマス公社の求人票を ひと目見た瞬間 時めいた 良い子も悪い子も今日だけは 誰もが夢を見てい��日だ
いつかは真実を知るだろう その日までは 靴下を置いて待ってて とっておきのプレゼントを贈るよ 大切な君のために
はじめの頃は失敗ばかり あの子にテディベア この子にプラモデル 先輩サンタに叱られて 涙を流したこともあるけれど
今はひとり ひとりでもいい 夢を守れるなら
青春時代が始まるまで 君のときめきを守り抜く
だから今夜はぐっすり眠れ 明日の朝が来るのを待ってて 瞳の奥にたしかな光を宿した君 私の存在を信じているはずさ
だから期待を裏切れない いつか真実を知るその日まで サンタクロースは君の心の中にいる 信じる勇気がある…… 君だけに 今年も夢を贈ろう
実は私もそうだった ある聖夜に見てしまったんだ でも夢を現実に置き換えられなくて だったら私がサンタクロースになろうとした
たとえ本物じゃないとしても 君の夢を守るため 今年も君の元へ行くよ 最高のプレゼントを
2.クリスマス・イブはひとりでいい
好きって言えなくて ぎゅっと出来なくて 意気地なしな私 やるせない私
ほんとに好きだったら 好きって言えるはずなのに こうして布団にくるまって 天井を見つめている
あなたが誰かに取られる前に 振られたっていいじゃんか 告白しない後悔よりも 告白して振られた方がまし
だけど……何も言えない私がいて 気の合う友達のままでいい 思いもしないこと 心の中にはいっぱいだ
外は白い雪が降る そんな夜に ひとり窓を見つめて あなたを思う度 切なくなるのは恋ですか?
出逢った時から あなただけが きっと好きだったの 言い訳ばっかして 何もできなくてごめんね
好きって言えなくて デートにも誘えなくて 鈍感なあなた 優しすぎるあなた
七面鳥でも食べて シャンパンでも飲んで ひと騒ぎでもすれば 恋も忘れられると思ってた
でも現実逃避してたって あなたの顔が浮かんでばかり いつか気付いていたはずの虚しさは ここで心のささくれとなる
だけど……私はあなたが好き どうしようもなく好きなの 信じられないけれど 私はあなたの傍にいたいの
外は白い雪が降る そんな夜に ひとり窓を見つめて あなたを思う度 切なくなるのは恋ですか?
LINEでもして あの樹の下に誘えたら 運命だって変わるはずなのに 私は何も出来ないまま こうして恋愛論を読み耽る
年明け最初の講堂で 少し大人になったあなたが居た その後ろには恋人がいて 夢の終わりを悟った 
白い雪が冷たい雨に変わり 夜の闇は涙を隠す マスクに付いたルージュの跡は 恋が破れた証 さらばと手を振る余裕もない
外は白い雪が降る そんな夜に ひとり窓を見つめて あなたを思う度 切なくなるのは恋ですか?
一月の寒さが胸に突き刺さる 何もできなかった後悔 いつまでも癒えない 私はあなたを忘れないだろう 忘れられない恋にしたのは…… 私自身のせい
大好きな人 大切な人 どうか幸せになってください
3.恋愛なる……
私だって ときめきたい季節があるんだ
真っ赤なマフラーを巻き 電車に乗り込んだ 悴む手にはカイロを持ち 珈琲で暖を取る そんな冬の気怠い朝に あなたと出逢ってしまった
これをときめきと言わないのなら この世界にときめきは存在しないだろう
恋心は炎のように燃え上がり いつしか忘れていた愛情を映し出す 死んだ瞳が再び甦える
私だって ときめきたい季節があるんだ 少女のように 恋愛をしたい季節があるんだ
何度裏切られても恋がしたい 好きな人にはちゃんと好きを言いたい
でも何故かあなたの顔が��い出せなくて 氷点下のベッドで ひとり後悔に暮れる夜もあった
それはいつもと違う時間のメトロ うたかたの片想いは再び疾走する かつて奥手だった私とは違う 今度こそしっかり表情を焼き付けた そして偶然を装う旅が始まり 私の片想いは加速する
もしあなたに恋人がいるのなら 私はもう二度と恋をしないだろう
青春は気まぐれの繰り返し でも気まぐれに生きられなくなって やっと気付いた少女の純情 大人になって思い出した
私だって 恋に燃える瞬間があるんだ 少女のように かわいいと思ってほしい人がいるんだ
あなたのせいだよ 美しい恋愛小説を書き出してしまったのは
最初に出逢った日よりも遥かに強い この片想いとどう向き合おう だけど理性よりも感性が衝動を加速させ ついには新たな恋が幕を開けた
こんなに愛おしい人はいなかったから どう接していいかわからない
手を繋いだとき お互いを抱きしめたとき かつては頬が紅く染まる人じゃなかった
でも愛はちゃんと伝えなくちゃ いつか離れていくって知っているから 何度目かの恋で 運命の人に出逢えた気がする もう運命を手放したくないから
私だって ときめきたい季節があるんだ 少女のように 恋愛をしたい季節があるんだ
何度裏切られても恋がしたい 好きな人にはちゃんと好きを言いたい
青春は気まぐれの繰り返し でも気まぐれに生きられなくなって やっと気付いた少女の純情 大人になって思い出す
私だって 恋に燃える瞬間があるんだ 少女のように かわいいと思ってほしい人がいるんだ
あなたのせいだよ 美しい恋愛小説を書き出してしまったのは
でも……今はそれでいい あなたをもっと好きになりたい 恋をあなた色に染め上げたい
恋愛なるものに夢中になりたい 私はあなたに溺れてもいい
Bonus.Lovingness
何も変わらない 一日が終わる 君はいま何処で 何を思うのだろう?
今日も街は忙しく 愛を捜してる 君はいま此処で 何を感じているだろう?
燃えるような恋にサヨナラ 若かりし頃にサヨナラ そのぬくもりだけの為に 君の影で愛を育む
Lovingness���…
冷たい雨が雪に変わる時 僕らは最初の口づけを交わすでしょう それは気まぐれなどではなく 明日を見つめてするのでしょう
かつての僕にはわからない 優しさと激しさの意味 手帳の落書きはずっとそのまま
なにかを始めてみようと 何回思ったろう? いつかの君は余所の誰かと…… 付き合っているかもしれない
忘れられない恋にサヨナラ 青春の後悔にサヨナラ 雪が降り積もる今日の街で 君の心にしるしを残す
Lovingness……
いつか雪が溶ける春の朝に 僕らは生活を共に築くでしょう それは衝動などではなく 今日をたしかめてするのでしょう
かつての君にはわからない 僕が一歩踏み出せなかった意味 手帳の落書きを燃やしても 癒えない傷を治す術はなくて
横断歩道で僕らは別れた 家まで送ると約束したはずなのに 二人だけの時間が耐え難かった その年もっとも寒い冬の夜
Lovingness……
君に出逢うまで振り切れなかった 青春時代の恋にサヨナラ 君と出逢ってから僕は気付いたよ しるしを付ければ向き合える
Lovingness……
いつか雪が溶ける春の朝に 僕らは生活を共に築くでしょう それは衝動などではなく 今日をたしかめてするのでしょう
Lovingness…… Lovingness…… Lovingness……
僕たちはここで未来を見つめて 新たな暮らしが始まる 初夏の街で ふたりの生活が生まれる
作品集『Poetry Showcase 02:Holiday Rhapsody』Credit
Produced by Yuu Sakaoka
Written by Yuu Sakaoka, Yurine, TORIMOMO, Hori “Fighting Peacock” One, Bohemian “Kazuma” Scott Designed by WOMBO Edited by Yuu Sakaoka, Minoru Ichijo
1.「Holiday Rhapsody」 Produced / Drafted by Yuu Sakaoka, Hori “Fighting Peacock” One Written by Yuu Sakaoka, Bohemian “Kazuma” Scott
Original Piece / Arrangement by Hori “Fighting Peacock” One A.Guitar / E.Guitar by Bohemian “Kazuma” Scott Programming by Hori “Fighting Peacock” One Studio by Hori “Fighting Peacock” One Private Studio(in Los Angels) (※This music is not currently available.)
2.「クリスマス・イブはひとりでいい」 Produced / Drafted by Yuu Sakaoka & TORIMOMO Written by Yuu Sakaoka
3.「恋愛なる……」 Produced by Yuu Sakaoka Drafted by Yuu Sakaoka, TORIMOMO, Yurine Written by Yuu Sakaoka, Yurine
Bonus.「Lovingness」 Produced / Written by Yuu Sakaoka Original Piece / Demo Track Created by Minoru Ichijo
Respect to Takashi Matsumoto, Kazui Yasumi, Kazuhiko Kato
Thank you my family, my friends, and all my fan!!
2022.12.25 坂岡 優
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daichan1969 · 4 years ago
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   大阪で #ホテル に  チェックイン  なんと ホテル用意していただきました^^      #YouTube がんばるでー  #松屋 といえば #うどん です   #あいりん地区 いってよー      #シャンパン食堂   #ピアノバーココ   #北新地  https://www.instagram.com/p/CFZVuUIgjaR/?igshid=156bnbgo1dn3f
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meganemotoda · 7 years ago
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・ ⭐️フレンチ焼き鳥@ル・コントワール・ド・シャンパン食堂 ・ ⭐️焼き鳥の定番メニューをガストロノミーなフレンチ焼き鳥で楽しんでいただけます。写真はぼんじり。このあとどんな料理に仕上がるかは来店してからのお楽しみです♪ ・ ⭐️シャンパン食堂はシャンパン、フランス大衆食文化と日本の食文化を融合させます。 ・ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ シャンパン食堂グループ とは ・ 「シャンパン+サムシング」をテーマに大阪、東京で気軽にシャンパンと料理を楽しめる飲食店を展開するシャンパン食堂グループ。 ・ ⭐️Our mission 私たちの使命⭐️・ We are on a mission to make people happy with champagne and delicious cuisine. May the champagne be with us. ・ 私たちの使命はただ一つ、シャンパンと美味しい料理で人々を幸せにすることです! ・ シャンパンと共にあらんことを! ・ CHAMPAGNE × (eat + talk) = HAPPY😃 ・ シャンパンをもっと気軽に! ・ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ------------------------ #シャンパン食堂グループ ------------------------ 【シャンパンとビストロ 】・ #シャンパン食堂 ・ 大阪市北区堂島1-3-20 坂口ビルB1・ 06-6343-2498・ 昼 11:30〜13:30・ 夜 17:00〜23:30・ 定休日 日曜日、祝日・ ・ 【シャンパンと洋食】・ #シャンパン食堂の洋食屋さん 大阪市北区梅田西天満2-5-3 堂島深川ビルB1 ・ 06-6361-2498 ・ 昼 11:30〜13:30・ 夜 17:00〜23:30・ (土曜日 11:30〜21:00)・ 定休日 日曜日、祝日・ ・ 【シャンパンと焼き鳥】・ #ルコントワールドシャンパン食堂 ・ 大阪市北区曽根崎新地1-3-37 ・ 06-4797-2498 ・ 夜 17:00〜1:30 定休日 日曜日、祝日 ・ ・ ================= グループ系列・ 【シャンパンと餃子】・ Chamapagne & GYOZA BAR・ #スタンドシャン食 ・ #スタンドシャン食osaka北新地 #スタンドシャン食tokyo新橋虎ノ門 #スタンドシャン食tokyo赤坂見附 スタンドシャン食の詳しい情報は、 ・ @champagne_gyozabar をごらんください。 ・ ・ #food #yummy #foodlovers #foodie #delicious #foodoftheday #follow #foodgasm #yum #fresh #tasty #eating #foodpic #foodpics #eat #delish #yummyinmytummy #yummyfood #シャンパンマニア 🍾 #東京泡餃子 (Le Comptoir de シャンパン食堂「ル・コントワール・ド・シャンパン食堂」)
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keitaimayuki · 5 years ago
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北新地のシャンパン食堂で料理長をしてた友達のマック @mac_ninki が西宮にフレンチを独立オープンしたので、早速、奥さんとロゴをデザインした直君と行ってきました! フランスで武者修行しただけあって、料理の腕は確かですw 皆さま是非食べに行ってみてください! 小さいお店なんで、予約マストです。 マック、ゆうり、オープンおめでとう🍾 . 「Vérité」ヴェリテ Lunch 12:00〜13:30(L.O) Dinner 18:00〜20:00(L.O) 定休日 日曜、水曜、祝日 兵庫県西宮市川東町1-6 最寄駅は阪神香櫨園駅、JRさくら夙川駅徒歩7分程 0798-56-7234 カード可 席数8席(禁煙) . #フレンチ #西宮グルメ #西宮市 #香櫨園 #兵庫グルメ #大阪グルメ #シャンパン #ワイン #シャンパン食堂 #verite #ヴェリテ (Kōroen Station) https://www.instagram.com/p/BzPFzq1DSJy/?igshid=1urde49j8s9wo
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suma10ra · 4 years ago
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ヘローヘローヘロー!
ウイスキー、ビール、日本酒、ワイン、果実酒、シャンパン、焼酎、その他、歴代でもいいし、最近でもいいし、よかったら好きなお酒(種類でも商品名でもなんでも可)を教えて!ランキング形式でも、思い出と共に1つだけ、でも🍸
へろ〜。
好きな酒は色々ありすぎて色々ありすぎるので、最近、これはうまい! となった酒らを紹介します。記憶の限り。
ビール:グランドキリンホワイトエール/とだビアーノ/ラッキーキャット/ニュートン/アマリードアマリージョ
ウイスキー:デュワーズ/ザ・グレンリベット/カナディアンクラブ/マッカラン
缶酎ハイ:琉球レモンサワー/レモン・ザ・リッチ/キレートレモンサワー/濃いめのレモンサワー/檸檬堂カミソリレモン/丸おろしレモン/男梅(梅つぶし)サワー
答えられるのはこのくらいかな.....。ワインも好きでよく飲みます。でも銘柄を覚える気がなくて記録に残していないので答えられない....。申し訳ない! ちなみに、赤の辛口が好きです。日本酒は前上司に寿司を食べさせてもらった時に「賀茂鶴」というのを飲ませてもらったんだけど、あれは相当美味かったです。金箔浮いてたし。
こんなところです。質問ありがとう! 酒飲もうね〜(^_^)v☆
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masaakiiiiii31 · 6 years ago
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---- #週プレ酒場 ▶︎ #四文屋 ▶︎ #らんまん食堂 ▶︎ #恵比寿M ---- #rangmang #レモンサワー #氷彩サワー #金宮 #grandsiecle #シャンパン (Tokyo, Japan) https://www.instagram.com/p/BtsWGIDHD88/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1xvum5ljy8vxq
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somethingdiary · 4 years ago
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5th Nov
今日は、動物園にいきますー!
癒しが必要だった。
「よこはま動物園ズーラシア」
普通にとりあえず動物が見えれればいいんですけど〜って言いたら彼が見つけたズーラシア。
家からも意外と近いし行ってみる〜!
土日は事前に予約していかなきゃダメなんだって。
先日とってました。
中山駅からバスで行くことに。
バ��待っている時から案内の人が、事前予約してるかとか、
帰りは正門からだから、いきは北門で降りて正門に向かった方がいいって教えてくれたり
とってもいい人だった。
とにかく色々見れたー!
一応すごい大きい規模らしいね。
サファリゾーンとか色々楽しかった。
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お昼はお肉!
バーベキュー的な。
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あとビールも飲ませてもらった!わーいありがとー!
いろんな動物見たけど、寒くてみんな凍えてた可愛かった。
動物ほんと不思議かわいい。
楽しかった。
定期的にたまにちゃんと動物見て癒されたい。
とっても素敵な時間だった〜
そんな動物園横浜にあって嬉しかった〜。
その後は、新横浜ラーメンミュージアム!
いつも結局行けなくての繰り返しで、ついに行けました!わーい!
でもここ現金しかダメで、動物園で現金使いまくって来たから、十分なラーメン楽しめなかった。泣
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でも楽しい。
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すごいレトロが満載。
すごーーーい。
とってもよかった!!
一回行けたらいい場所だね!
100年つづくラーメンを食べに行ってきた。
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沖縄の通堂あってびっくり。
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よく行ってたな〜
ってことで今日はこんな映画見てました。
東京グールー(漢字でかけない。)
とにかくグロかったし面白かった。笑
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松田翔太はぶっ飛んだ役の方が見てて安心、
夜は、兄夫婦から届いた記念すべき甥っ子シャンパン。
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オープンした!!!
野獣みすぎて猿の惑星見始めた!!!楽しい!!!!!!!!!
おやすみ。
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shinstagram · 4 years ago
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おはようございます❗️昨日の東京カリ〜番外地。シルバーウィーク初日。今月もおかげさまで終始笑顔の中、無事終了❗️下は生後4ヶ月、上は53歳まで、w 多くの方々にご来場いただきカレー🍛も完売❗️ありがとうございました❗️何故かテキーラとシャンパン🍾が飛び交って久々に逆流性食道炎になりかけました…毎度ですがカレーの写真が1枚もありません❗️是非皆さまUPお願い致します。来月はまだ場所を決めかねてますが、通常運行しますのでお楽しみに。西にするか、東にするか?w  #料理  #深夜食堂  #居酒屋  #肴 #番長  #居酒屋番長  #東京カリー番外地 #food  #ケータリング  #晩酌  #酒場  #キャンプめし #shingo3ldk #Instagood #Instafood #curryshogun #カレー将軍 #camp #justarealsolocamprecipe #Justrealsolocampingrecipes #渋谷 #宇田川町 #clubball #dj (Shibuya CLUB BALL) https://www.instagram.com/p/CFVzDK0Dkby/?igshid=1j2ytgtxpeo6f
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japanart2world · 4 years ago
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#Lunch #Champagne #HIRUNOMI is #HEAVEN #昼呑み #天国 ♡(^_^) Oh #昼 から #シャンパン #ワイン食堂 #久 #幡ヶ谷 #笹塚 #ワイン #料理 #レストラン #Wine #Shokudo #Qyu #Hatagaya #Sasazuka #Bistro #Restaurant Don't Stop Believing #Life is #Wonderful 人生は、素晴らしい‼ I #Love Hometown #Tokyo (ワイン食堂 久) https://www.instagram.com/p/CLh7OwRrp1u/?igshid=1gdaijbuuwe2u
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eng-hypnosismic · 6 years ago
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DEATH RESPECT (JPN/ENG/ROMAJI)
「三人纏めてあんたの病院にぶち込んでやるよ」
“Let me send you three flying into your hospital” 「笑わすな。君如きでは私に届かない」 “Don’t make me laugh. I am out of league for somebody like you.” [Chorus]:
最終決戦! Saishuu kessen Ultimate final battle!
お前はベストフレンズじゃない Omaewa BEST FRIEND janai You aren’t my best friends
Know your enemy
置き去りのリスペクト Okizari no RESPECT Abandoned respect
てっぺんから見下ろせ Teppen kara miorose Looking down from the very top
さぁ 堂々とこきおろせ Saa doudou to kokiorose Come now, dis like a boss
ラストバトル LAST BATTLE Last battle
ヒプノシス 痺れさすマイク HYPNOSIS  Shibiresasu MIC Hypnosis paralysing mic 
Mad Trigger Crew in the place to be ラストバトル  LAST BATTLE Last battle
ヒプノシス 痺れさすマイク HYPNOSIS  Shibiresasu MIC Hypnosis paralysing mic 
麻天狼 in the place to be Matenrou in the place to be
Juto:
職質以来のひさしぶりかな Shokushitsu irai no hisashiburi kana It’s been a while since our last questioning 
透けて見えるぞ そのチキンの鳥肌 Sukete mieruzo sono CHICKEN no torihada I can see it all, those goosebumps of a chicken 
突然キレるタイプは危険 Totsuzen kireru TYPE wa kiken The type to rage suddenly is a hazard
対策本部(こっち)の基本は理詰め Kocchi no kihon wa ridzume For us *the crime control department* we are the type to reason 
Hey! ネゴシエーション Hey! Negotiation
投降しなさい Toukoushinasai Surrender
瞳孔が開いたラップは所詮マスターベージョン Doukou ga hiraita RAP wa shosen MASTURBATION With those dilated pupils your rap is but masturbation
威圧は通じません Iatsu wa tsujimasen Intimidation doesn’t work here
私にはつむじ風 軽くふるいにかける Watashi niwa tsumujikaze karuku furui ni kakeru To me it’s just a whirlwind lightly brushing across
Doppo:
ああそうかい アンタらしいな Aa, soukai atarashiina Yea right, it’s so you
後悔なんて気持ちはないんだろうな その脳内 Koukai nante kimochi wa naindarou sono nounai There’s no such thing as regret in that head of yours, is it?
権力の傘の中のバランサー? Kenryoku no kasa no naka no BALANCER? The balancer in the midst of power?
玉乗りピエロにゃ解らんさ Tamanori piero nya wakaransa A clown on a ball won’t understand 
うまくやって利用し利用され Umaku yatte riyoushi riyousare [You’re] Totally fine with using others and being used
俺には確かにその器量はねぇ (アーイ) Ore niwa tashikani sono kiryou wa nee (aai) I honestly don’t have that big of a heart to do that (aiight)
わかるかい? Wakarukai? Get it?
褒めてんじゃねぇんだ Hometen janenda It’s not a compliment
汚職野郎をおちょくってんだ こんにゃろー Oshoku yarou wo ochokuttenda konyarou I’m just messing with your corrupted ass, fucker Riou:
無理してシャンパン    Murishite CHAMPAGNE You’re trying too hard, Champagne
ジャンクな頭 JUNK na atama Head full of junk
規律もなく流されてくカルマ Kiritsu mo naku nagasareteku KARUMA Without discipline, karma will flow out of you その止められないダウントレンドに Sono tomerarenai DOWNTREND ni In that unstoppable downtrend ヨコハマ圧倒の確かな感触 Yokohama attou no tashikana kanshoku I sense Yokohama will absolutely conquer
CrazyMの前に敵前逃亡するか CRAZY M no mae ni tekizen toubou suruka Run away from Crazy M or
ヤワな男に叩き込むリリック Yawana otoko ni tatakikomu ririkku Have lyrics drilled into you soft boy
小官はいつでも一つの人格 Shoukan wa itsudemo hitotsu no jinkaku I’ve always had only one single personality
貴様も保て品格 Kisama mo tamote hinkaku Spare me your grace Hifumi:
わっわーくさいね 男臭いね Waa waa kusai ne otoko kusai ne Wa, it smells, smells like men (1)
見た目の通りギャップなど無いね Mitame no doori GAP nado nai ne You’re just like what you appear to be, without surprise  
そうそうあなたはそれで良い Sou sou anata wa sore de ii Yea yea, be that way 
だが少し現実をしかと見てみ Daga sukoshi genjitsu wo shikato mitemi But just for a bit, look at reality
ビシッとスーツ着りゃクール Bishitto suutsu kirya COOL Wear a smart suit and be cool
Welcome 19からオバサマまで夢中にさせる新宿 WELCOME jyuukyuu kara obasama made muchuunisaseru Shinjuku Welcome to Shinjuku, enthralling(2) the nineteens to aunties
スキルは一流 Skill wa ichiryuu whose skills are top tier
勝手に言ってろお前の言い分 Katte ni ittero omae no iibun you think you could win, but that’s just you
[Chorus]* Samatoki:
Mr.ハーコー ヨコハマ BAD BOY Mr. HARDCORE Yokohama BAD BOY Mr. Hardcore Yokohama BAD BOY
貴様にロックオンしてるぜ  寂雷 Kisama ni LOCK ON shiteruze Jakurai I’ve locked on to you Jakurai
 俺のサグライフ要はダークサイド Ore no THUG LIFE you wa DARKSIDE My thug life is all about the darkside
 喰うか喰われるか そう甘くない Kuu ka Kuwareruka sou amakunai To eat or to be eaten, it’s not rainbows and butterflies (3)
貴様は洗脳 俺様は行動 Kisama wa sennou Oresama wa koudou You play mind games, I’m all about action
 特に暴いてやる Secret code Tokuni abaiteru SECRET CODE Especially in exposing your secret code
 その呪文を封印 So no jyumon wo fuin Sealing that mantra
 牙のない狼に皆ブーイング Kiba no nai ookami ni minna BOOING Everyone boo at the fangless wolves
 Jakurai:
そうさ君はそんな男 Sousa kimi wa sonna otoko Right, you’re that type of guy
 だがすでに張り巡らされたクモの糸 Daga sude ni harimegurasareta kumo no ito But I’ve already lay out the spider webs
操る やり甲斐がある単細胞 Ayatsuru yarigai ga aru tansaibou Single-minded people (4) deserves to be controlled
 その深い井戸の闇まですくおう Sono fukai ido no yami made sukuro I’ll save (5) even the darkness in a deep well
 人を束ねさらに動いてご苦労 Hito wo tabane sarani ugoite gokuro Good job leading people while you’re also working
 私は石になり正解へ導こう Watashi wa ishi ni nari sekai e michibikou I'll be their anchor (6), leading them to the right answer
 リーダーの哲学で展開するストーリー LEADER no testugaku de tenkaisuru STORY With the philosophy of a leader, bring on the story
 麻天狼が手にするグローリー Matenrou ga tenisuru GLORY In the hands of Matenrou is glory
Samatoki:
哲学なら負けてねえぞ Tetsugaku nara maketeneezo If we’re talking about philosophy, I won’t lose
 偽善にゃ辟易さ Gizen nya hekiekisa I’m getting tired of hypocrites
 Riou:
我が軍のトリオが撃破 Waga gun no TRIO ga gekiha Our army’s trio will defeat you
Juto:
裏をめくりゃ胡散臭い Ura wo mekurya usankusai Look inside yourself, you’re shady
 お前らをルーペで拡大 Omaera wo ruupe de kakudai Zoom into yourself with a magnifier
Jakurai:
君等の闇とは質が違う Kimira no yama towa shitsu ga chigau Your darkness is light compared to ours
いや次元の違う理性を保つ Iya jigen ga chigau risei wo tamotsu But we maintain sanity on a level different from yours
Hifumi & Doppo:
両サイドに破天荒な暴れん坊 Ryou SIDE ni hatenkou na abarenbou On each side he got a crazy son of a gun (7)
 天まで伸びる俺らが麻天狼 Ten made nobiru orera ga matenrou Stretching into the sky, we are Matenrou (8)
 [Chorus]*
 MTC:
MAD TRIGGER CREWが勝ち上がる MAD TRIGGER CREW ga kachiagaru Mad Trigger Crew will keep advancing through victory
 ボコボコ麻天狼にクリティカル Bokoboko matenrou ni CRITICAL Critical hit to Matenrou one right after the other
そう場違いさこの場を去りな Sou bachigaisa kono ba wo sari na This place is not for you, begone  
 Sama:
「くたばれ」 “kutabare” “Die”
 Juto: 「しょっぴくぞ!」 “Shyoppikuzo!” “You’re under arrest!” 
Riou: 「眠っとけ」 “Nemuttoke” “Go home and sleep”
  MTR:
そうくれば後悔する 叩きのめす崩壊 Sou kureba koukaisuru tatakinomesu houkai If you do that you’ll regret, get the shit beaten out of you 
無鉄砲になってこの大海原を揺蕩(たゆた)え Muteppou ni natte kono oounabara wo tayuta e Mindlessly loitering in this vast ocean
  Hifumi: 「沈んどけ」 “Shizun doke” “Sink”
Jakurai: 「これで最後だ」 “Kore de saigo da” “This is the final”
  Doppo: 「終了ぉお」 “Shyuuryooooo” “Eeeeeeeeend”
[Chorus] [Chorus]* : the first line is slightly different from [Chorus], just “決戦/kessen” instead of “最終決戦”. So instead of “ultimate final battle”, it’s “final battle.”
TL Notes:
The og text is "男臭い", which also means "manly" or "masculine", therefore it could also be translated as "You're so manly...I can smell it." So instead of attacking Riou directly it could be bit more petty.
Here I used “enthralling” for simplicity; the og text is “夢中にさせる”, which literally means something like “make you feel as if you’re in dreams”. So this could translate to something like “Shinjuku is the dream/fantasy of 19-year-olds to aunties.” 
The og text is “そう甘くない”, meaning “it’s not easy/innocent/simple”, and to capture all that I used an idiom instead of a more literal translation. 
“単細胞/tansaibou” means a single-minded or simple-minded person, but literally it means “single cell”. It’s like how the person has only one brain cell, or that he’s a unicellular organism.  
Here on the lyrics sheet from the CD, it says “すくおう(sukuou)” which could be “救おう” or “巣食おう”. The two words in this line could mean either Jakurai would “save” or “nest/take root in” the darkness of a deep well. Depending on your impression of Jakurai... 
On the lyrics sheet it says “石”, which reads “ishi” and is the same pronunciation as “医師”, doctor. 
They’re referring to themselves; as in they’re the rogues standing by the sides of Jakurai. 
In case you don’t know already, Matenrou is also the pronunciation for “skyscraper” in Japanese, so it’s a wordplay that can also mean “we’re the skyscrapers that scrapes the sky.”
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sorairono-neko · 5 years ago
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エンゲージ・ペーパー・チェイス
「こんにちは、勝生勇利です。今日からお世話になります。よろしくお願いします」  勇利はその言葉を、たどたどしいロシア語で言った。ヴィクトルがあらかじめ教えておいたせりふだ。ヴィクトルは、勇利のロシア語の発音はなんて幼くてかわいいんだとうっとりなったし、聞いているリンクメイトたちも、「子どもっぽい発音」と楽しそうに好意的な笑い声をたてた。勇利はそれをからかわれていると取ったのか、さっと頬を赤くした。するとまたみんな「純粋で可愛らしい」とささやきあった。ヴィクトルは咳払いをした。 「みんな知っていると思うけど、勇利は俺がいままで日本で教えてきた生徒だ」  全員が私語を慎み、さっとヴィクトルを見た。 「とてもスケーティングがじょうずで、学ぶところもたくさんあると思う。反対に、勇利もみんなから吸収することがあるはずだから、いい関係を築いていって欲しい。わからないことも多くあるだろう。困っていたら助けてやってくれ。勇利は口下手で控えめだけど、優しくていい子だよ」  そこでヴィクトルはいったん口を閉ざした。そしてにっこりと笑う。 「試合を目にして、彼のうつくしさにうっとりなった者もいると思う。普段の勇利も、見ての通り、かわいらしくてすてきな子だ」  ヴィクトルは、英語ではなくロシア語で話していた。そのため勇利はヴィクトルの発言が理解できないらしく、ただ、大勢の前にいることが居心地悪いというようにうつむいているだけだった。 「君たちも、彼に興味を持っただろうし、仲よくもなりたいだろう。だが、これだけはおぼえておいて欲しい」  ヴィクトルはそのひとことを、いかにも愛情のこもった様子で言った。 「勇利は俺の生徒であり、俺のスリーピングビューティだ」  優しい物言いだったにもかかわらず、全員の顔つきが緊張したものになった。ヴィクトルは笑顔で、しかし視線だけは鋭く、ひとりひとりのおもてを順ぐりに見ていった。 「この意味……、わかるよね?」  ヴィクトルの問いかけに、示しあわせでもしたかのように、全員がこっくりとうなずいた。ヴィクトルはますます笑みを深くした。 「それをわきまえたうえで、勇利と仲よくしてやってくれ。俺からは以上だ」  ヤコフがあとを引き取って話し始めた。彼は不審そうに、ときおりヴィクトルをじろじろにらんだが、ヴィクトルは平然としていた。 「ヴィクトル、ヴィクトル」  勇利が小声で呼んで、ヴィクトルのシャツの裾をひっぱった。 「さっき、なに話してたの」 「うん?」  ヴィクトルはとろけるような笑みを勇利に向け、甘ったるくささやいた。 「勇利は俺の大事な生徒だからよろしくねって言ったんだ」 「そっか」  勇利はほっと息をついた。 「大丈夫かな……。ぼく英語しか話せないし」 「リンクのみんなは、それなりに英語は話せるよ。ロシア語もすこしずつ勉強すればいい」 「うん……がんばる」  勇利が眉を下げ、ヴィクトルを見て静かにほほえんだ。ヴィクトルはまじめに、天使だ……と思った。  ヴィクトルはどうあっても勇利とともに暮らす心積もりだったのだけれど、勇利のほうで「それはよくない」と言い出し、断られてしまった。なんでも勝手にとりきめる彼なので、ヴィクトルが気がついたときにはすでに住処も決定してしまっていたし、手続きも済んでいた。ヴィクトルはその契約をぶち壊してやろうかと思ったが、勇利が怒ったら困るなと考えて、とりあえずはそのままにしておくことにした。まあいい。永遠に離れ離れで暮らすわけじゃない。近いうちに勇利をうちへ呼ぼう……そんな気持ちだった。勇利の借りた住居については、日本のスケート連盟も関係しているので、心配するようなところではない。それもヴィクトルがしばらくは静観しようと思った理由のひとつだった。 「勇利、帰ろう」 「うん」  しかし、それでもヴィクトルは勇利を毎日送っていくことにしていた。勇利は「いいよ、悪いから」と遠慮したけれど、ヴィクトルとしてはありとあらゆることが心配でこうしているのである。 「どう、こっちでの暮らしは。何も悩みはない?」  ヴィクトルは、助手席でバックパックを抱きしめている勇利が死ぬほどかわいいと思いながら、落ち着いた声で尋ねた。 「うん、みんな親切だよ。アパートのほうは管理の人が優しいし、リンクメイトもいろいろ声をかけてくれる。もっといじめられるかと思っちゃった」 「勇利をいじめるやつがいたらどうなるか見ているといい」 「え? なんて?」 「いや。それはよかった」 「うん。やっぱりヴィクトルってすごいね」  勇利がほほえんだ。 「俺? なんで?」 「だって、ヴィクトルの名前でみんな丁寧に接してくれるんだよ。ヴィクトルの生徒だってわかってるからだよ。そうじゃなかったら、ぼくみたいにちっぽけな日本人、誰も相手にしてくれないよ」  勇利は相変わらず自分の魅力がわかってないな、とヴィクトルは溜息をついた。そういう無自覚なところもいとおしいけれど、その純粋さにつけこまれなければいいが、と心配だ。勇利のことはよく見ていなくては。 「勇利は庇護欲をそそるんじゃないのか」 「え? どうして? ──あ、ぼくが子どもっぽく見えるって言いたいんでしょ。そりゃロシア人にくらべたら幼稚ですよーだ」  勇利が拗ねて頬をふくらませた。俺の天使がおそろしくかわいい、とヴィクトルは思った。 「見かけはそうかもしれないけど、でもぼくだって二十四の成人男子なんだからね。ヴィクトルはちょっと過保護だよ。こうして送ってくれるのだって……」 「ロシアは日本みたいに安全じゃないんだよ」 「それはそうだろうけど、だけどヴィクトルも疲れてるのに。こっち方面のリンクメイトもいるし、ぼく帰れるよ」 「誘われたことがあるのか?」 「うん、まあ。みんなで一緒に帰ろうって言われたことはある」 「絶対に俺が送るから」 「えぇ? なんで?」  勇利はくすくす笑った。 「ヴィクトルって自由人だけど、責任感は強いよね」  勇利はヴィクトルの態���を、コーチとしての責任だと考えているようだ。 「ヴィクトル、明日は送ってくれなくていいよ」  いつものように勇利を車に乗せていると、彼がそんなことを言い出した。ヴィクトルは、とうとう勇利に手を出すやつが現れたのか……とめまいをおぼえた。 「……なぜ?」 「帰りに一緒に食事でもって誘われたんだ」  やっぱり! ヴィクトルはますますくらくらした。 「ぼく、家のまわりの店ってよく知らないし。ひとりで食べるとき便利なところを教えてくれるって」 「……誰?」  勇利は名前を言った。ヴィクトルは、なんとなく聞いたことがあるようなないような、とぼんやりした。 「安くて美味しい店なんだって。野菜中心だから食べやすいとも言ってた」 「へえ」  ついそっけない声が出た。勇利はびっくりしたようにヴィクトルを見て、「何か怒ってる?」と尋ねた。いけないいけない……。 「いや、そんなことはないよ。俺以外の誰かと出かけることも大事だし、勉強になるからね。楽しんでおいで」 「うん、ありがとう」  勇利は素直にうなずいた。  ヴィクトルは翌日のリンクで、ヤコフに、ゆうべ勇利から聞いた名前を告げ、「どの選手?」と尋ねた。 「いまリンクにいる……ジャンプしたやつだ」 「トゥループ跳んだ?」 「ああ」 「なるほど」 「なんだ? あいつがどうかしたか? おまえがほかの選手を気にかけるなんて珍しいな」 「いや」  昼休み、ヴィクトルは食堂へ行き、その選手の前の椅子を引いてテーブルについた。彼が顔を上げた。 「やあ」  にっこりすると、「あ、ヴィ、ヴィクトル……」と彼は緊張したように赤くなった。 「勇利を食事に誘ってくれたんだって? ありがとう」 「い、いえ……。俺の彼女がその店で働いてるから、たまにならおまけしてあげられるし、毎日の食べ物に困るってカツキがぼやいてたから……」 「そうなのか。親切だね」  ヴィクトルはおもむろに一枚の用紙を取り出した。それを彼の前にすっとすべらせる。相手は目をまるくした。 「書いてくれ」 「これは……?」 「申込書だ」 「え?」  その用紙には、ありとあらゆる記入項目があった。住所、氏名はもちろん、年齢、電話番号、行き先、時刻、どんな話をするつもりか、勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか、などなど。 「え? え?」 「すべて埋めて俺のところへ持ってくるように。今日の帰りまでだ。できないなら、勇利を連れていくことは許可しない」 「え?」 「何か質問は?」 「あ、あの……」 「ないか。ではそういうことで」  ヴィクトルは立ち上がると、悠々と食堂を出た。ちょうど勇利が廊下を歩いてくるところだった。 「あ、ヴィクトル」 「勇利、昼食だろう? どこかへ連れていってあげるよ」 「え? いいよ、そんなの……」 「いいから行くぞ! おいで」  ヴィクトルは勇利の腰を引き寄せ、にっこり笑った。  あの選手は、おどおどしつつも、ちゃんとヴィクトルのところに申込書を持ってきた。ヴィクトルはその夜、なかなかしゃれた飲食店に入り、そこで食事をしていた。野菜中心の献立で、値段もさほど高くない。なるほど、とヴィクトルはうなずいた。 「あれ、ヴィクトル?」  そのとき、横合いから声がかかった。勇利があの選手と一緒に立っていて、ヴィクトルの隣のテーブルにつくところだった。 「ヴィクトルもここでごはん食べてたんだー」 「まあね」  ヴィクトルはにっこりした。そしてかるく手を上げる。 「俺のことは気にせず楽しんでくれ。勇利の友人関係の邪魔はしたくない」 「邪魔だなんて……」 「ほらほら、座って。たまには友達と食事したいだろう?」 「ヴィクトルがそんな気遣いをするなんて変な感じ」  勇利はくすっと笑い、「なに食べようかな……」とつぶやいた。  ヴィクトルは、ふたりが食事をしているあいだじゅう隣にいた。ずっと彼らの話が聞こえていた。ときおり勇利が、「ねえヴィクトル」とあいづちを求めてきたけれど、「俺のことはいないものだと思ってくれ」とその都度注意した。勇利は「無理だよー」と笑顔だった。  翌日は、いつも通り勇利を車で送った。 「ゆうべは楽しかったかい?」 「うん。ヴィクトルがいたからびっくりしたけど」 「彼はなかなかまじめな青年のようだ」 「そうだね。彼女とも仲がよさそうだった」 「俺たちほどじゃないけどね」 「なに言ってるの?」  それからも、ヴィクトルは勇利が誰かと出かけると言うたびに、申込用紙を相手に書かせた。ヴィクトルとしては自然な行為だったのだけれど、そのうち勇利に知られ、とがめられてしまった。 「ヴィクトル、リンクメイトに何か書かせてるって本当?」 「本当だよ」 「なんで?」 「勇利のことが心配だから」 「そういえば、出かけるとやたらとヴィクトルに会うよね」  いまごろ気づいたのか、とヴィクトルは思った。 「あれも心配だから?」 「そうだよ」 「ヴィクトルは過保護なんだよ……」 「そうかな」  勇利は考え深そうに瞬くと、「見せて」と要求した。 「何を?」 「どんな申込書なの? 見せて」  ヴィクトルはそれを勇利に渡した。勇利はじっくりと用紙を調べ、それからくすくす笑い出した。 「思ったよりまじめな感じ」 「大事なことだろ」 「この、どんな罰を受けるつもりか、ってなに? 意味わかんない」 「大事なことだろ」 「みんななんて書いてくるの?」 「練習時間を増やすとか」 「そんなの罰でもなんでもないじゃん」  よくわからないところで勇利は疑問をおぼえているようだ。 「勇利は練習が好きだからね」 「ヴィクトルも好きでしょ?」  勇利は無邪気そうにヴィクトルを見た。俺の勇利がかわいい、とヴィクトルは思った。 「練習も好きだが勇利も好きだ」 「え? なに?」 「いや……」 「ねえ、これちょうだい」 「いいよ。でもそんなものどうするんだ?」 「ないしょ」  勇利はくすっと笑った。俺の勇利にキスしたい、とヴィクトルは思った。よし、しよう。 「ヴィクトル、信号青だよ」 「あ」  ある日の昼休み、勇利が一枚の紙切れを持ってヴィクトルのところへやってきた。彼はちょっと頬を赤くし、「これ……」とヴィクトルに差し出した。その見出しは「勝生勇利と出かけるための申込書」とあったけれど、「勝生勇利」のところが二重線で消され、「ヴィクトル・ニキフォロフ」になっていた。 ・住所 **通り ・氏名 勝生勇利 ・年齢 24歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン ・時刻 19時~21時くらい ・どんな話をするつもりか スケートの話とか、マッカチンの話 ・ヴィクトルが退屈したらどんな罰を受けるつもりか 練習時間を減らす 「……え?」  ヴィクトルはきょとんとした。勇利は眉を下げて笑った。 「どう? 許可してくれる?」 「え?」 「ぼくにあ���なに厳しいんだから、ヴィクトルを遊びに誘うならもっと大変だと思って」  ヴィクトルは思わず勇利を見た。勇利は純粋そうな目でヴィクトルを見返している。ヴィクトルはもう一度用紙に視線を落とした。 「……このレストランは? 誰かに教えてもらったのかい?」 「ううん。自分で行ってみたんだ。美味しかったから、ヴィクトルも一緒がいいなって思って」  俺の天使がかわいい……。ヴィクトルは感激して思わずまぶたを閉じた。 「なんで一緒がいいの?」  もうひと声、と思って踏みこんでみたが、勇利が「うーん……」と迷い始めたのですぐにその話をやめた。 「わかった、いいよ」 「ほんと? 今日だよ?」 「いいとも」  勇利がうれしそうに笑った。ヴィクトルのほうがよほどうれしかったけれど、あまりにうれしいのでかえって冷静になってしまった。その日は、練習が終わるのが待ち遠しかった。 「ヴィクトルの口に合うかはわからないけど……。そんなに高いところでもないし」  レストランに着くと、勇利は気恥ずかしそうにほほえんで言った。 「でもヴィクトル、長谷津ではいろんなお店に行ってたでしょ。わりとおおらかなのかなあって思ったんだ」 「勇利と食べるならなんでも美味しいよ」 「あ、そうなの?」  勇利は、ぼくそういう顔してるのかなあ、と首をひねった。 「言われたことないけど……」 「にぶいな……」 「え? なに?」 「なんでもなーいよ。さて、何を食べる。どれがお勧め?」 「って言っても、一度しか来たことないから、ぼくも豊富に知ってるわけじゃなくて……」  食事は美味しかった。勇利はスケートの話とマッカチンの話をたくさんした。ヴィクトルは、もうすこし色っぽい話題がよいと思ってそちらへ導くのだけれど、勇利がすぐに修正してしまうのだ。 「勇利、ほかの話をしよう」 「え? だってあの紙に、スケートの話とマッカチンの話って書いちゃったし……」 「…………」  くそ! くそ、なんだあんな契約書! 破り捨てたい! 一時的な感情でそう考えたヴィクトルだが、いや、勇利がくれた申込書だから、とすぐに思い直した。いいだろう、ふたりでいるならどんな話題でも問題ない。ヴィクトルは、近頃のマッカチンの様子、過去のプログラムや勇利の演技、これから勇利に与えてみたい要素など、いろいろな話をした。勇利は両手の指を突き合わせ、その上におとがいをのせて、うっとりと聞き入っていた。ヴィクトルは考えた。このあと、うちに誘ってみようか。そこでなら別の話題を出してもよいのではないか? だってあれはレストランに誘うための申し込みなのだし。 「勇利……、これから、俺のところへ来ないか。とても楽しいから別れがたいよ。そこでゆっくり……」 「え? でもあの紙に、二十一時までって書いちゃったから」 「…………」  あんな紙! あんな紙!! まったく……! ヴィクトルはしぶしぶ勇利を住居まで送っていった。 「今日は退屈しなかった?」 「え?」 「だって……、ヴィクトルが退屈したなら、ぼく、罰を受けなきゃ……」  勇利のせつなそうな表情に、ヴィクトルの胸が引き絞られた。 「勇利といて退屈なんてするわけないだろう」 「本当? よかったあ」  勇利が素直そうに笑った。ヴィクトルはこころが苦しくなった。勇利……。 「誘ってくれてありがとう」 「おやすみなさい」 「おやすみ」  おやすみのキスをしよう、と思ったら、勇利はさっさと背を向け、車から降りていってしまった。  ヴィクトルは考えこんでいた。ヴィクトルとしては、あの夜の食事はデートのつもりだった。しかし勇利はそんな気はまったくないのではないか。なぜなら、彼が友人と出かけるとき、友人はあの申込書を書いている。もちろんそれはデートではない。勇利としても、ヴィクトルと食事に行くならあれが必要なのだな、と簡単に断定したのかもしれない。もしかしたら、ロシアの古い習慣だとでも思っているのか。 「そんなわけないだろ」  こうなったら、ヴィクトルのほうから誘うしかない。正式なデートにだ。ただの食事ではない。正真正銘のデートである。 「ねえ勇利。俺もいい店をみつけたんだ。一緒に行かないか。きみとふたりきりがいいな」  丁寧に誘ってみたら、勇利はにっこり笑った。 「あれ書いて」 「…………」  いや、ちがうんだ。俺はあんなものが必要ない、れっきとしたデートにおまえを誘ってるんだ。ヴィクトルはそう言おうとした。けれど勇利が、「書いてくれないの?」とかなしそうにしたので、「いや、書くとも」と急いで答えてしまった。勇利の黒い瞳は魔法である。勇利は、あれを書いてもらわないと出かけられない、と真剣に考えているのかもしれない。それならそれで、つまり俺と一緒に行きたいということだ、とヴィクトルは前向きに考えた。 ・住所 **通り ・氏名 ヴィクトル・ニキフォロフ ・年齢 28歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン ・時刻 19時~21時くらい ・どんな話をするつもりか スケートの話とか勇利の話、俺の話 ・勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか 勇利と話す機会を減らす 「ねえ、話すつもりの内容がひろすぎない?」 「いいんだ」 「ずるいなあ。あと、この罰、なに?」 「勇利と会話できないとつらいから」 「そっかー。ぼくもヴィクトルと話せないのいやだから、今日は全力で楽しもうっと」  ヴィクトルは思わず胸を押さえた。 「どうしたの? 大丈夫? 苦しい?」 「いや……」  ヴィクトルは勇利の手を握った。勇利は不思議そうな顔をしたあと、ほのかに微笑して「楽しみだね……」とつぶやいた。  ヴィクトルが勇利を連れていった店は、さほどの高級店というわけではなかった。格式張ったところへ行けば、勇利は緊張して、いつもの彼ではなくなってしまう。気軽に入れるようなところがいい。 「よかった。ヴィクトルのことだから、格調高い店に案内されるのかと思ったよ」  勇利は安心したように笑った。 「そういうところへもそのうち連れていってあげるよ」 「えぇ? 困るなあ……」  勇利は溜息をつき、しかしすこしだけヴィクトルに顔を近づけて言った。 「でもヴィクトルに誘われるの���うれしい」  彼は丁寧な手つきで、上品に魚料理を切り分け、口に入れた。 「何の話をするんだっけ? えっと、スケートと、ぼくのことと、ヴィクトルのこと……」 「綺麗だ」  ヴィクトルは思わずつぶやいていた。勇利は振り返り、壁を見、それから店内の装飾を見た。 「そうだね」 「きみのことだ」 「ヴィクトル、酔ってるの?」 「俺は酔っても勇利みたいにならない」 「うるさいなあ。ほっといて。ぼくだって好きでああなってるんじゃないんだよ」 「かわいくて好きだけど」 「ねえ、ロシアの人ってウォッカはお酒のうちに入らないって本当?」 「本当だ」 「だからヴィクトルはお酒に強いの?」 「勇利、もっとワイン飲む?」 「酔ったぼくを罵っておいて、よくそんなことが言えるよね」 「罵ってはいない。かわいいよ」 「ヴィクトル、ぼくね、かわいいって褒められるのべつに好きじゃないんだ」 「いやだった?」 「でもね、ヴィクトルが言うと、『ヴィクトルがぼくのことかわいいって言った!』ってめろめろになる気持ちもあるんだ。なんでかな?」 「…………」  勇利はいたずらっぽく笑った。 「日本語で言ってみて。『カワイイ』」 「……カワイイ」 「あっ……だめ……すご��ときめいた……」  勇利はおおげさに胸を押さえた。それから顔を上げ、ふふっと笑った。ヴィクトルは目を閉じ、こめかみを指でぐいと押した。 「大丈夫?」 「ああ……」 「ロシア語で『かわいい』ってなんて言うの?」 「ロシア語には、日本語の『カワイイ』から生じた俗語があるよ」 「えっ、本当?」  勇利が目をまるくした。 「ああ……かわいい……」  ヴィクトルはロシア語でつぶやいた。 「え? いま、なんて?」 「かわいいって」 「でもぼくがかわいいって、ヴィクトルはやっぱり変わってるよね。あんなにダサいものにはうるさいのに」 「わかってないな。にぶい……」 「え? いま、なんて?」 「美味しいねって」 「あ、うん。そうだよね」  勇利がこっくりとうなずいた。彼はヴィクトルに純粋そうなまなざしを向ける。 「どうしてぼくを誘ったの?」 「どうしてこの前、勇利は俺を誘ったんだ?」  勇利はヴィクトルをにらんだ。 「ヴィクトル、ずるい……」 「ああ、かわいい」 「ロシア語?」 「そうだよ」 「ぼくがヴィクトルを誘ったのは、ヴィクトルと一緒がよかったからだよ。そう言ったじゃない」 「じゃあ、どうして俺と一緒がいいって思った?」 「ヴィクトルはどうしてぼくを誘ったの?」 「ワインを頼もうか」  勇利は、いつかのシャンパンほどではないけれど、すいすいとグラスを空けてワインを飲んだ。たちまち顔が赤くなり、目つきがとろんとなり、物言いもたどたどしく変化する。 「勇利……、これから、俺の部屋へ来ないか……」  ヴィクトルはきまじめに誘った。 「え? なに?」  勇利がまぶしそうにヴィクトルを見た。 「俺の部屋へ来ないか」 「それ……、ロシア語……?」 「英語だ」  ヴィクトルはタクシーを呼び、自宅に勇利を連れて帰った。寝室へ抱いていき、ベッドに横たえると、「寝ていいの……?」と勇利が甘えるように言った。 「だめだ」 「ここ、どこ……?」 「俺の家」 「うそつき……」  勇利がつぶやいた。 「何がだい?」 「だってあの用紙、行き先、レストランしか書いてなかったよ……」  勇利がとろとろした口ぶりでとがめる。 「時間だって……もう過ぎてる……」  上着のポケットからあの申込用紙をひっぱり出した勇利は、証拠を突きつけるように示して、「ヴィクトルのうそつき」と楽しそうに責めた。 「どれ、貸してごらん……」  ヴィクトルは万年筆を取り出し、キャップを口にくわえると、さらさらと文字を修正し、書き足して勇利に返した。 ・住所 **通り ・氏名 ヴィクトル・ニキフォロフ ・年齢 28歳 ・電話番号 ***-***-**** ・行き先 **レストラン・自宅 ・時刻 19時~翌朝まで。それからもずっと ・どんな話をするつもりか スケートの話とか勇利の話、俺の話、俺たちの将来の話 ・勇利が退屈したらどんな罰を受けるつもりか 勇利と話す機会を減らす ・勇利を気持ちよくできなかったらどんな罰を受けるつもりか 何度でも、快感を得られるまで抱く 「さあ、これでいいだろう」  勇利は眼鏡を上げたり下げたりし、「うーん、よく見えないなあ? 文字が二重になってない? ヴィクトル、器用だね」と感想を述べた。 「もうおとなしくして……」  ヴィクトルは紙を取り上げ、それを脇へ置いた。それから勇利の上着を脱がせ、シャツのボタンもはずしてゆく。 「ヴィクトル……」 「うん?」 「えっちなことするの……?」 「するよ」 「何をするか、っていう項目、なかったのに……」 「愛しあう者同士がふたりきりになれば、することはひとつさ」 「そっか……」 「そうだ」  ヴィクトルは勇利から眼鏡を取った。勇利は裸身でベッドに横たわり、自分の身体を抱きしめて隠すようにした。 「なんか、恥ずかしいなあ……」 「……かわいい」  翌朝の勇利は、ゆうべのことをおぼえているのかいないのか、きょとんとしていたけれど、とくに騒いだりはしなかった。彼はヴィクトルの腕の中であの用紙をよくよく調べ、こんなことを言った。 「��く気持ちよかったんだけど、それってつまりもうしないっていうこと?」 「気持ちよくできたらこんなご褒美をもらいたいと書き足しておこう」  ヴィクトルはささやき、勇利のくちびるに接吻した。 「勇利……、ここで俺と暮らさないか」  勇利はヴィクトルを楚々とした瞳でみつめた。彼はヴィクトルの耳におもてを近づけ、吐息混じりにささやいた。 「申込書、書いて……」  その色っぽい声つきにヴィクトルはぞくっとし、それからにやっと笑った。 「それ、なんていう申込書だい?」  勇利のくちびるがヴィクトルのくちびるにそっとふれた。
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meganemotoda · 6 years ago
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・ 【シャンパン食堂】 ・ シャンパン食堂。そこはパリのビストロ! ・ 1月のおすすめ料理 ・ アンガス牛と牡蠣のタルタル エシャロットソース ・ 低温調理したアンガス牛と牡蠣のコンビがシャンパンのミネラルと果実味と融合する一品。 ・ Bon appétit 🍾🍽🥂 ・ ・・・・・・・ ⭐️Our mission ⭐︎ We are on a mission to make people happy with champagne and delicious cuisine. ・ 私たちはシャンパンと美味しい料理で世の人々を幸せにします! ・ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ------------------------ #シャンパン食堂グループ ------------------------ 【シャンパンとビストロ 】 #シャンパン食堂 大阪市北区堂島1-3-20 坂口ビルB1 06-6343-2498 昼 11:30〜13:30 夜 17:30〜23:00 *月曜日はディナーのみ 定休日 日曜日、祝日 ・ 【シャンパンと洋食】 シャンパン食堂の洋食屋さん 大阪市北区梅田西天満2-5-3 堂島深川ビルB1 ・ 06-6361-2498 昼 11:30〜13:30 夜 17:30〜23:00 *土曜日はディナーのみ 定休日 日曜日、祝日 ・ 【シャンパンとカナール(鴨)】 ルコントワールドシャンパン食堂 大阪市北区曽根崎新地1-3-37 06-4797-2498 平日18:00〜1:00 土曜日17:00〜0:30 定休日 日曜日、祝日 ・ ・ 【シャンパンと餃子】 Chamapagne & GYOZA BAR スタンドシャン食osaka北新地 大阪市北区曽根崎新地1-5-9 06-6147-2498 平日17:00〜1:00 土曜日17:00〜0:00 日曜日16:00〜22:30 定休日 祝日 ・ 【シャンパンと餃子】 Chamapagne & GYOZA BAR スタンドシャン食tokyo新橋虎ノ門 tokyo awa gyoza 東京都港区西新橋1-18-11・ 03-6457-9798・ 平日16:00〜0:00 土曜日15:00〜23:00 定休日 日曜日、祝日 ・ 【シャンパンと餃子】 Chamapagne & GYOZA BAR スタンドシャン食tokyo赤坂見附 tokyo awa gyoza 東京都港区赤坂3-14-1 03-6426-5676 平日17:00〜1:00 土曜日16:00〜0:00 定休日 日曜日、祝日 ・ 【シャンパンと餃子】 Chamapagne & GYOZA BAR スタンドシャン食tokyo恵比寿 tokyo awa gyoza 東京都渋谷区恵比寿1-11-9 03-6721-6033 平日17:00〜1:00 土曜日16:00〜0:00 定休日 日曜日、祝日 ・ #food #yummy #bistro #restaurant #シャンパンマニア #champagne #champagnetime #champagnelife #champagnelover #シャンパン #シャンパーニュ #샴페인 #ワイン #winelovers #wine (シャンパン食堂) https://www.instagram.com/p/BsxJU4MAWm4/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=17h67iz2m4w2a
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keitaimayuki · 7 years ago
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6月やのに、めちゃんこ気持ちええ気候なんで、昼からルービー頂いとります。 #シャンパン食堂 (讃岐うどん 今雪)
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nikaibun · 5 years ago
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十二月
 今年の十二月は鞄の中が牛乳まみれになったことから始まった。ボストンバッグに入れていた瓶の蓋が、事もあろうに外れてしまっていたのである。そして、まず手洗いにでも駆け込むべきところを、そのまま列車に乗ってしまった。気が動転していた。しかししばらく時間の経つうちに平静を取り戻して、終わってしまったことはどうにもならないことに諦めがつき、仕事場についたときに鞄をまるごと捨てた。そのあと、仕事仲間に笑い草にして語った。その鞄は、このように牛乳塗れになるまでに、約十ヶ月のあいだわたしに担がれてきた。それは買い付けたときは安売りをしていて特段たいした痛手にはならなかったし、捨てた瞬間は厄介払いでもしたかのように清々しい気さえしたものだが、こういうことが積み重なると、さすがに心が弱ってくる。
 ここ最近、二週間に一回は、牛乳塗れの鞄のような災難があるような気がしている。それを多いと捉えるのか、少ないと捉えるのかは、その人の人柄や性格などにも寄るのだろうが、わたしからしてみたら致命的に多かった。鍵を忘れて家族の帰宅する二十三時まで外に居なければならないとか、たった五分目を離した隙に自転車の盗難に遭うとか、些細なものだと、間違ったものを買ってきてしまうとか、ハンバーグに玉ねぎを多く入れすぎがためにただのひき肉炒めになってしまったことだとか。本当につまらない話だと思う。つまらない話は、積み重ねても積み重ねてもつまらない話でしかないが、それをたくさん乗せられた人は重さに耐え切れず死ぬんじゃないか知ら。  気丈なつもりでいたわたしも、いよいよ、押しつぶされそうになってしまったというわけである。
 もうすっかり十二月だった。人生で十二月を迎えるのは、なんだかんだ言って二十五回目である。そのくせ、いつも初めて迎えるような気持ちになってしまう。人間は、生きるのに必要なこと以外は忘れるようにできている。  九月末に仕事場が移転した。企業拡大により、自分の部署だけが引っ越すことになった。列車の乗り換えも変わり、仕事場への道のりが少し長くなった。変わってからもう二ヶ月は経つのに、わたしの足は今でも稀に以前の乗り換えを目指そうとする。  仕事場では、毎日ちがう笑い話をする。愚痴を笑いに変���るのである。何も解決しないが、単に憂さ晴らしのためだった。でも、意外とこれが労力の要る作業なのかもしれない。強いふりをしているだけの人には。つまり、わたしである。
 ハッピー・メリー・クリスマス! ケーキはいかがですか、お嬢さん。  樫の木でできた重厚なドアを開けると、店主が恥ずかしげもなくそう迎え入れてきた。わたしが店に入ってくるのが、硝子越しに見えたのだろう。その言葉は間違いなくわたしにだけ向けられたややおふざけ気味のものだった。 「ハッピー・ハッピー・メリー・クリスマス。楽しい時期ですね。」 「そんなしけた顔で言われちゃあね。」  店主は髪を無造作にかきあげて苦笑した。 「まあおれもそんなハッピーじゃないんだけどね。なにしろ十二月が誕生日だから、おれもいよいよ三十路なわけよ。」  わたしは、おめでとうございます、と言って、なるべくカウンターから離れた席に座った。 「いつもの?」店主でなく、カウンターの端っこに頬杖をついて座っていたノラが言った。わたしは黙って肯いて椅子に座る。ノラは、店主に「いつもの。」とそのまま伝えてまた雑誌を読み始めた。いつもの、といっても、そんなに格好いいものではない。カフェラテである。  わたしはこの店に繁く通う。なぜなら、いつ来ても席が空いているからである。広いわけではない。かといって、狭すぎるということもない。客足が思わしくないのは、駅前の道からやや外れたところにあるためだろう。しかし潰れる気配もない。それはわたしのような常連客が、まるで自分の家かのように通い詰めているからである。  ノラもまた常連だった。いつも同じ席に座っていた。人気のない席なのである。なにしろ、カウンターの端っこには雑貨が山盛りに置いてあるのでとても狭い。そして、しっかりした椅子ではなく、わりと簡易的な椅子が配置されている。ほとんどノラのために用意されたような席だった。 「随分と元気がないようで?」  ノラはくるっと振り返って、めずらしく機嫌よさそうにわたしに話しかけてきた。 「年の瀬は殺傷能力があるね。」わたしは無表情のままで言った。「物憂さだ。」  わたしの吐き出した言葉に彼は、ふうん、だか、へえ、だか、音で言い表せないような返事をして、また目線を雑誌に戻した。スウェットみたいなズボンの膝小僧を居心地悪そうに掻いて、息苦しかったのか薄いキャメルのセーターの胸の部分を軽く引っ張りおろした。ノラを一言でいうなら、近所のこぢんまりとした部屋に住む貧乏大学生といったところか。いつ来ても居るので、たしか学生だったとは思うのだが、授業に行っているのか否かはよくわからない。  店主はカウンターに座るご年配と話し込んでいる。景気良く世間話に花を咲かせながら、ほとんどノラのほうを見ずにカフェラテをカウンターの端に置いた。それを、ノラがわたしのいるテーブルに運んだ。 「もう半分、新年に足を��れているようなもんだ。」ノラが言う。 「どういう意味?」 「諦めと自棄みたいなもんですかね。」  口が止まらないのか、ノラはそのまま席へは戻らなかった。わたしの横へ細い身体をするりとくぐらせ、隣の席とわたしの席とのちょうど真ん中あたりに収まった。 「あの爺さん、ずっとマスターと話し込んでやがんだ。しかも、宝くじの話ですぜ? 当たりもしない紙切れのことを延々と。暇ったらありゃしないね。」 「そう? 夢があっていいと思うけれど。」 「おや。あなたはおれと同意見だと思ってましたけどね。」 「同意見といえば同意見だけどね。」 「なんと。嘘がお上手で。」  カラン、コロロン。ドアに取り付けてあるベルがのっそりとした揺れに躊躇いがちになると、二人目のご老人が杖をついて入ってきた。先にいた宝くじを夢見るご老人が元気に声を掛けるので、どうやら二人は知り合いらしい。 「単位は平気なの。」  何の気なしに、ノラに聞いてみた。彼は肩をすくめて見せる。「あなたに心配されるほどじゃありませんぜ。」
 悲しみよこんにちはという言葉が似合うのは素敵な異国の十七歳の女の子だけであろう。  マリオンは艶めく赤みがかった髪をシャンパン・ゴールドを纏った指先で梳きながら「あーあ。ふたご座流星群見られなかったなあ。」と言い言いわたしの隣へ座ってきた。  それは冬のわりに暖かい日の一瞬のことであった。やたら風だけが強くて、わたしは何度も帽子を吹っ飛ばされた。そのくせ曇っていて、空の彼方で繰り広げられていたはずの流星群は沢山の人に待ち侘びられていたのに、ついに姿を見せることはなかったという。わたしは仕事に追い回されぐっすり眠っていたのでわからなかった。  マリオンはきらきらの爪を眺めて溜息をつく。星のことで頭がいっぱいなようだった。何も言わずとも、彼女の目の前にはココアが運ばれてきた。言わ��もがな、ノラの手によって。  彼女は知らないだろうが、今日はとある旅客車の廃車日である。わたしは特に列車が好きなのではないけれど、仕事に行くのに乗っているだけでその情報はいつの間にか頭に刷り込まれていた。駅前はいつも通りの賑わいであった。  一昨日のことである。仕事帰りの列車で、大騒ぎをするスーツの群れが流れ込んできた。夜遅かったので、酒でも飲んでいたのだろう、良い歳をして、大きな声で喋っている。忘年会か、とぼんやり思った。きっと、自分の立場も年齢もマナーも、何もかも忘れてしまったのだろう。それが良いことなのか悪いことなのかは、わたしなぞが決めるようなことではない。  ただ、あらゆることを忘れて良い日というのは、なんだか素敵な響きを持っていると思える。
 十二月の折でさえ初雪なんか降らなかった。昨年は天から鍋やフライパンさえ降ってきたというのにだ。風に乗って聴こえる歌は、 Gloria in excelsis deo という遠い国の言葉だった。 「ミサだ。」リュカさんが言う。「大聖堂でみんな練習してる。」  街の中には杉の木が点々と生えていたが、どれも等しく雪の衣を纏いはしなかった。不思議とさみしげな光景である。  リュカさんと昨年のストライキは大変だったねと話した。そうそう、鉄の塊が空から落ちてきたのは、さじを投げた料理人および主婦たちの怒りの声だったのだ。とはいえ鈍器が空から落ちてくる様は、今風の言葉を借りて言えば「普通に危ない」はた迷惑なものだったけれど、公安が一日で鎮めてくれて事なきを得た。その一連の流れを何をするでもなく眺めていたノラは、公安が一言漏らした「こんな事があってたまるか。」という真面目一徹の正統派の愚痴に一日中狂ったように笑い転げていた。あれから、一年経つのか。 「一年が早いです。リュカさん。」 「きみはまだ若いから分からないかもしれないけれど、ぼくほどになるともっと短く感じるよ。」 「そんなに歳変わらないじゃないですか。」 「きみの三倍は生きてる。」 「うそつき。」  リュカさんは学校に通っていた頃の二つ上の先輩である。  三倍、とは随分大きく出たものである。読書の量でいえば、わたしが一生読む文章の三倍は摂取しているのかもしれない。リュカさんは学生時代から図書館が友達だった。ヒトの友達がいないわけでもない。その教養の豊富さと人望から、リュカさんは何処へ行っても人に囲まれる性質の人物だった。 「知識の量とか、そういう意味でした?」 「んー。なんのこと?」 「なんでもありませんでした。」  わたしの三倍生きているリュカさんに、わたしの言葉足らずの疑問は届かなかったようである。
 同じような不幸が訪れるのではない。人はそれぞれ毎日なにかしらの困難に立ち向かっている。「まただ。」そう思うときは、その類の不幸を貴方が乗り越えられていないでいるから、何度もぶつかっているように感じているだけだ。  これほど真理に近い言葉を耳にしたのは、そう、おそらく七歳ぶりである。
 十二月二十七日。樫の木のドアを開けた。耳あたりの良い「カランコロン。」は今日は耳に届かない。おもわず上を見てやると、ベルが取り外されてしまっている。 「いらっしゃい。」店主はグラスを拭きながら言った。「今日は端へすわんないで、こっちへおいでよ。」  店主の手招く先には、ノラだけが居た。今は、ノラしか客が居ないようだ。ノラを客と言っていいものか、そういったところから議論する必要があるなら、頭が冴えるようにチョコレート・ココアをオーダーせねばならないだろう。 「今ね、一年は早かったねって、おれが言ったところ。」店主は人の良い笑みを浮かべた。 「おれは、早かったなんて思わないんですがね。」  ノラは、湯のみを持って緑茶を啜った。どう考えても、裏メニューとしか思えないシロモノである。 「お嬢さんはどう? 今年は過ぎるの早かったかな。」 「そうかもしれないと思ったこともあったけど、やっぱりそんなに変わらない気がします。去年も同じ早さで一年は過ぎていった。」 「ああそうなんだ。じゃあおれだけかあ、今年一年が早かったの。さすがだね、輝かしいね、二十代。」 「最後、三十路川柳みたい。」 「ださ。」  ノラの放った二文字で店主は笑いながら憤慨する。それを見たノラが、史上最高に面白いものを見たとでもいうような人の悪い笑みを浮かべる。まったくもって対象的な二人がゲラゲラと笑うさまをその横で見るような、そんな年の瀬を過ごすなんて、まるで今年の集大成だなあとわたしは残念な気持ちになった。
「リュカさんってすてき。」マリオンは瞳の中にうつる光彩をゆらゆらうっとりさせながら、両手を口の前であわせた。「あたしの三倍生きてるんだって。」 「騙されてるよ。」すかさずわたしは突っ込んだ。でも、マリオンはどうでもいいという風に首を大きく振った。そのたびにスモーキーピンクの髪が揺れ、甘いいちごの薫りがする。 「騙されたっていいわ。」
 あした、きみは死ぬかもしれない。あさって、わたしは居なくなるかもしれない。
 私小説を書かう。  と筆を持つまでして辞めたわけですよ。わかりますかね、お嬢さん。私小説なんかくだらない。不幸の積み重ねよりつまらない文の集まりですぜ。一つのことを言いたいがために、何百文字と捏造をでっち上げるなんて。酔っ払ったノラは、喉をひっかけひっかけそう言った。  本当にそうだと思った。  十二月二十七日。ドアベルの外された店の中で、流れに任せただけの忘年会が始まった。「おれたちは忘れる必要がある。」当然の権利のように、声高に叫ばれたのがそもそもの原因だった。この喫茶に酒のメニューはないが、店主とノラは家にあるだけの缶ビールを掻き集めて、ささやかな宴の幕を開いた。そして早速、ノラが酔っ払いに成り下がった。  酒に強いらしい店主は、冷蔵庫の奥からケーキを取り出してわたしに出してくれた。クリスマス用の材料が余ったからさあ、と明るく笑う。本当のことなんだか、どうなのだか。  わたしは、この場にリュカさんがいてくれたらなと思った。店主とノラの埃が舞いそうなほどの古臭い漫談には飽き飽きだった。なにせ、これはもう今年一年たっぷりと見ている。気乗りがしない。  じつは友人とけんかわかれをした。わたしがこの店へ来るほんの五分前ほどである。わたしが友人の集まりに顔を出さなかったことが原因だ。この手の不仲話は女子の中ではよくあることだった。  決定的なけんかがなくたって、友情というものはだんだんと色褪せていってしまう。今そばにある人が自分の今のすべてで、その先もその前も、何ひとつ同じものなどない。そうやって独り前に向かって歩くのだ。それが堪えないようにするために、人は飯を食らうのであろう。ケーキなどでは、なく。
 さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。ノラが言った。世にも奇妙な年越しケーキだよ。  いやいやいや。店主が言う。まだ二〇XX年だから。年越してないから。  ノー・ノー。もう半分二〇XY年に踏み入れているようなものさ。冬至を超えた瞬間から冬の本番っていうのは始まっていて、ある種、一年の始まりは真冬から始まるようなものなんだから、もう年越しと名乗ったって不思議じゃない。第一、三百六十五日あるうちの一日も十日も変わりゃしないんだから、そんな細かいところばかり気にするなんて、きみ、どだい時代遅れっていうものだぞ。ノラが言う。  店主はワイングラスをくっと傾けた(いつから缶ビールがなくなったのだろう)。「そういうの英語でなんて言うか知ってる?」  ノラは外国じみた身振りで首を傾げてみせた。 「GOOD GRIEF!」  そしてまた二人は大笑いをする。ノラは、意味をわかっているのだろうか。ちなみにわたしはよくわからなくて、その場ではただ苦笑いを穏やかな死海のボートのように浮かべているだけだった。家に帰ってキーボードを叩いて調べたら、画面に「ああ、呆れた。」という意訳が載っていた。
 煉瓦を積み上げて渡した橋があって、その真中でリュカさんは時計を直していた。年末になると、人間が身勝手に区切った時間軸と自然の時間に僅かな隙間が出来てしまって、放っておけばあっという間に昼夜が逆転してしまう。その一年分のズレを、ほとんど凍って水位の下がった川の上にある橋のところで、調節を施すというわけである。街中の時計も、この時期すでに来年に合わせたものもあれば、今年のままの時計もある。そのため、年末の待ち合わせはちょっとした騒ぎになることもある。  つじつまを合わせるために言っておくと、時計の針は年明け後の一秒から一年を均等に区切る速度で回っていないから、夏頃には結構ずれているのだそうだ。でも、一年の中で昼と夜の長さは引っ張り合って移ろいゆくため、人間は意外にもその科学的事実に気づかない。  客は随分とまだらだった。別の目的があって橋を渡る人が、小さな木の椅子に座ってドライバーを片手に腕時計をこじ開けるリュカさんを見て、もうこんな時期か、と気づいて、ついでに直してもらう、というくらいのものだった。年末の風物詩なのだ。 「ぼくからしてみたら、まだ二〇一三年の夏さ。」リュカさんはご婦人の華奢な腕時計を、結構乱暴に開けて、言い放った。ご婦人のうっとりとした表情を見る限り、彼が商品をずさんに取り扱っていることなんて微塵も気が付いていないのだろう。リュカさんは端正な顔立ちをしているので、人生がうまくいきすぎる。ご婦人は多めのチップをリュカさんの右手にしっかり握らせ、足取り軽く橋を渡って行った。 「電池を交換していないことをそんなに格好良く言えるものなんですね。」 「そうかな? お嬢さんも、詩でも勉強したらいい。」  リュカさんはドライバーをチェスターコートの大きなポケットに仕舞い込んで、椅子を肩に担ぎあげた。閉店の合図だ。 「そういえば、きみ、まだノラと会ったりしてるの。」 「会うっていうか、店に行ったらいつもいるので。」 「ふうん。そう。」  リュカさんはそれ以上何も言わなかった。これから何処へ行くのか訪ねると、市役所へ行くとの事だった。取られすぎた税金の帳尻合わせに行くんだとか。良かったら���それが終わった頃の、七時に待ち合わせをして、パスタでも食べに行きませんかと誘ってみた。 「それはもちろん、今年の時間のだね?」  リュカさんは、世界中のやさしさをかき集めたように穏やかに笑った。
 待ち合わせの時間まで、いよいよ暇になってしまった。図書館は昨日で閉館してしまった。わたしはボンヤリ橋の上で、寒さも凍えも忘れて、頬杖をついてしまう。  色々あったな。今年も。小さな溜息をついた。  でも、そのほとんどを、もう忘れてしまっていた。きっと生きるのに不要だったのであろう。つまらない話は、必要がない。  わたしの時計は、今年の時間を刻み続けている。このまま刻んでいったら、わたしはみんなより遅く歩いていけるのだろうか。みんなの一度歩いた安全な道を、踏みしめられるのだろうか……これもつまらない話なので、明日には全部忘れてわたしは時計の針を来年に合わせていることだろう。  あと三日で、十二月が終わる。誰がどう思おうと、きっかり三日だ。そうしたら、今年のことは、いとしい過去になる。
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yuupsychedelic · 5 years ago
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詩集「十代プリズム」
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詩集「十代プリズム」 1.子供時代 2.夢想少女 3.家出少年 4.最終遊戯 5.満員電車 6.夢遊する泡沫 7.政治家たちのナイトクラブ 8.群衆の断末魔(Heart to Heart) 9.杭 10.大丈夫の呪文 11.嫌いな人との付き合い方 12.21XX -オーサカ狂想曲- 13.シースルー・エモーション 14.ラブ・カルチャー 15.二人は恋人同士 16.混沌と瞑想のポピュリズム 17.詩人の生息地 18.青春プリズム
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1.「子供時代」
艶やかに燃える あの頃の思い出 大切なのは自分の意志だ 湧き上がる欲望だ
純粋だった頃の僕にはもう戻れない だけど今できるのは 夢へ走ることだけさ 後悔なんてしたくない だから頑張れる
嵐のように過ぎ去った青春の日々 もう遅すぎると懺悔を繰り返し いつしか僕たちは大人になってしまった 子供時代を思い出す度に涙が止まらなくなる それでも立ち止まってちゃ何も始まらない 君は君のままで走り出すしかない
艶やかに燃える あの頃の思い出 大切なのは自分の意志だ 燃え上がる欲望だ
僕たちは社会の歯車として生きている 今できる精一杯(ぜんりょく)を 愛する人のためにぶつけて せめて子供時代の自分を裏切らぬよう 理不尽に耐えて ただ生きている 希望がなくとも ただ生きている 愛する人の笑顔のために
愛がなくちゃ ただの歯車さ 愛があるから 生きている価値がある 価値なんて自分で創造するものだ 誰かに認められるものじゃないのさ 自分の道くらい自分で決めればいいさ 誰かが決める人生なんてつまらないじゃんか
そんな当たり前さえ僕らは忘れてしまった 大人になった僕たちはゾンビのように生きている まるで魂を抜き取られたかのように 無表情で社会(マクロ)の一匹として生きている 未来なんて 明日なんて 今日があればそれでいい 画面が友達さ 空想が友達さ 友達なんて何処にもいない 現代社会の縮図
艶やかに燃える あの頃の思い出 大切なのは自分の意志だ 燃え上がる欲望だ 僕が僕でいることだ
純粋だった頃の僕にはもう戻れない だけど今できるのは 夢へ走ることだけさ 後悔なんてしたくない だから頑張れる
涙なんて拭いて 悲しみも吹き飛ばせ 嵐のように変化する 現代(いま)をまっすぐに生きてゆけ 大人たちの声に耳を塞いでいいんだ 子供時代のように自分だけを信じて生きろ
生きているだけで価値なんて生まれない 価値は自分自身で創り出すものなのさ
これは自分という名の物語の始まりに過ぎない
2.「夢想少女」
何かにかぶれて 誰かに紛れて いつかに怯えて 目線を逸らして 時代に遅れて 泣き出して 夢の中でしか自分になれない少女たち
君はまるで操り人形 操られることでしか主張できない 心棄ててる
何かが駆け出し 誰かが叫んで いつかが始まり 目線は何処かへ 時代は変わった 涙も枯れた 夢と現実の狭間で絶叫する少女たち
お前はまるでピエロのよう いろんなカルチャー着せ替えて 自分で何にも出来ないくせに 生意気ばっか言ってんじゃねえ 大人の本音
何かを信じて 誰かに任せて いつかを願って 目線に入らず 時代に流され 絶望し 再び夢の中で妄想する少女たち
少女を彩るのは 安物のリップクリームと石油仕立てのコスチューム 夢想少女(きみ)は何処へいく??
3.「家出少年」
大人になりたくない 子供のままでもいたくない 大人と子供の境界線 あと少しだけ駄々を捏ねさせてよ
大人は理解ってくれない 子供の蒼い主張(ビート)を 大人と子供の境界線 あと少しだけ子供のままでいさせてよ
だから 僕は家出をしたのさ 片道切符と下着忍ばせ 君の元へ向かうぜ もう僕は自由なのさ!
大人は自分勝手さ 「子供の癖に生意気だ」って言う 大人と子供の上下関係(ヒエラルキー) あと少しだけ背伸びさせてよ
大人が何かを主張(ビート)する 子供はそれに追従(グルーヴ)する 大人と子供の上下関係(ヒエラルキー) あと少しだけ歯向かわせてよ
だから 僕は不良になったのさ 往復切符と教科書(テキスト)忍ばせ 君の元へ向かうぜ もう僕は自由なのさ!
何でもかんでも否定されてばかりじゃ 何にも言えなくなって 僕は僕を見失う そうなってしまう前に……
だから! 僕は独りになったのさ 両手に覚悟と夢を忍ばせ 君の元へ向かうぜ 君だけのために走るぜ
もう僕は自由なのさ! もう僕は自由なのさ!!
4.「最終遊戯」
独りを過剰に怖がり 誰かと群れることがすべてだと そう声高らかに宣言する君は 本当に人間かい?
「生きろ」 「死ぬな」 「生きてることに価値がある」
大人はいつも無責任 子供はいつも無計画
虚無に放り出された frustration 夢幻に放り込まれた satisfaction
僕らは今何処で何をしているのだろう? 何のために生きているのだろう?
僕らは今何処で何をしているのだろう? 何のために生きているのだろう?
「諦めるな」 「今を大切にしろ」 「夢を持て」
うるせえんだよ ふざけんなよ 消えちまえよ
声なき叫びがこだまして 君は君でいられなくなる
けたたましく響く vibration ぬくもり求める communication
君は今何処で何をしているのだろう? 何のために生きているのだろう?
嵐の中に放り出された 一欠片のmoral 刹���の中に放り込まれた 孤独のfunny girl
大人にすべてを依存して 行く先さえも決められない それが現代の私たち 私はただの子羊さ
5.「満員電車」
ちょっと、そこの君。 そんなに座ることに拘らなくたっていいじゃん 座って何が得になるの? 人生変わるの?? 少年のまっすぐな瞳が胸に突き刺さる
いつしか、僕らは純粋な心を忘れてしまった。 ずっとずっと少年のままでいようと約束したのに 今や永遠のスパイラルの中で生きている 孤独の中で生きている
たかが三十分、されど三十分。 イヤホンを付けた君は本当に大切なものに気付かずに 耳の中を流れる音楽にただ夢中で 運命の出逢いさえも流れていってしまうんじゃないか そんな気すらもしてしまうよ
結局、 僕らは猿に逆戻りしているんじゃなかろうか 人間であることを放棄しているんじゃなかろうか 人が人である証拠は感情を言葉にできることだ しかし、 今の人はそれを極端に恐れている
もしも、満員電車の中で。 わたしがわたしであることに満足して あなたが他の誰かにもし入れ替わっていたとしても わたしはそれをあなたとして認識するのだろう
それが人間ってやつさ
少年はつぶらな瞳で真実を見つめている
6.「夢遊する泡沫」
今日も僕は宇宙旅行を続けている 希望と失望と絶望を携え 誰とも理解らない誰かのために闘っている 闘いは誰のためにあるものなのか 答えさえも理解せず あるはずのない永遠を信じて闘っている 僕らは何のために生きているのだろう そもそも 何故生きているのだろう 哲学的思索の果てに 夢幻世界で夢遊を続ける泡沫たち 朝から 真昼間から 夕方から その拠り所は知らないが とにかく 誰かのために闘っていることだけは確かだ 時代は変わり 運命も変わり続けてゆく そんな過去と未来のコンツェルトに翻弄され 僕らは夢遊する泡沫として生命を紡いでいる あゝ 何故生まれてきてしまったのか 何処かで大男が叫んでいる 恨めしい声で叫んでいる 最終電車が堂々と通り過ぎた頃 見えない誰かが線路上で踊っている 生きろ 生きろ 生きろ 誰かが呪文のように唱えている
7.「政治家たちのナイトクラブ」
君が誰かなんて関係ない ただ闇雲に踊り明かそう 片手にドンペリ 片手にシャンパン お酒の力でノーサイド
あんなこと言ってゴメンね 敵も味方もない夜だから 大人同士のカンバセーション 「好きだよ」弾む会話
今日の主役は私たち 国民なんてどーでもいい 明日も主役は私たち またあの場所でヨロシクね!
何を言ったかなんて関係ない ただ頓狂に語り明かそう 片手に印鑑 片手にFAX 時代なんて気にしない
こんなこと言ってゴメンね 愛も希望もない世界(くに)だから 子供のように笑わせて 「好きだよ」皮肉な言葉(こえ)
今日の主役は私たち 国民なんてどーでもいい 明日も主役は私たち またあの場所でヨロシクね! くれぐれもお手柔らかに!!
いつも主役は私たち 今が良ければそれでいい 明日も主役は私たち スーツは素性を隠す仮面
今日の主役は私たち 国民なんてどーでもいい 明日も主役は私たち またあの場所でヨロシクね! ここは政治家たちのナイトクラブ
8.「群衆の断末魔 -Heart to Heart-」
今日も群衆の真ん中で 悲しいニュースがスキップをしている 愛なんて、独りなんて、と喚きながら 傍観者たちはただ感情論に走っている 怒りをぶつけようにもぶつける場所がない だったら周りの誰かにぶつけてしまえばいいじゃない 自分じゃない自分がまるで悪魔のように囁く 解決策も見出せないのに 慈しむだけのあなたに何ができるのだろう? 心と心を付き合わせ 変えようのない昨日よりも どんな風にだって変えられる明日を変えることが どれだけ有意義なことなのか何故わからないのだろう?? 夢は夢の中で言えばいい 独り言は独り言のままでいい 屁理屈なんて言わないで 被害者を減らすたったひとつの方法は 加害者を生まないようにすればいいんだ そうすればもう誰も悲しまなくて済むんだ ゼロになるまで考えろ 誰���のために心と心を付き合わせ ゼロになるまで考えろ それがきっと僕らにできる唯一のこと 傍観者にできる唯一のこと 泣かなくてもいい 寄り添わなくてもいい そっと手を差し伸べてあげられる勇気があればそれで十分だ
9.「杭」
僕が生きている 世界は狭すぎて 大事なことさえ 何も見えないよ
群衆の中に潜む 静かな時代の風 求められるのは忠順さ 個性などは要らない 世界を知らない子供(ひと)に 大人(きみ)は正義ぶって 世の掟(きまり)を教えようなんて 口癖(ルーティン)のように言う
ぶち壊せ! 何もかも、変えてしまえ。 走り出せ! どんな声も、耳を塞げばいい。 大切なのはその意志さ 出過ぎた杭は打たれない
君が生きている 世界は広すぎて 嫉妬心すら 感じてしまうよ
ビル群の影に隠れて いつも君は泣いている 常識が口癖さ 大人はつまらないよ
外界(せかい)を知らない子供(ひと)に 大人(きみ)は大人ぶって 外界(せかい)はつまらないよなんて わかりきったように言う
ぶち壊せ! 何もかも、変えてしまえ。 走り出せ! どんな声も、耳を塞げばいい。 大切なのはその夢さ 出過ぎた杭は打たれない だから思いっきりはみ出そう
ぶち壊せ! 何もかも、変えてしまえ。 走り出せ! どんな声も、耳を塞げばいい。 大切なのはその意志さ 出過ぎた杭は打たれない だから思いっきりはみ出そう
10.「大丈夫の呪文」
気安く言わないでよ うるせえんだよ 何度も、何度もさあ、 私だって言うときゃ言うよ ロボットじゃないんだから 人間なんだから 画面の向こう側にいるからって なんでも言っていいと思ったら大間違い 私は私なの、わかる? ずっと泣いてるし、ずっと怒ってる、 やり場のない感情をどこにもぶつけられず 誰かの言葉に怯え 誰かの行動に身構え 後ろ指を指されないように透明人間を演じてるの 目立たないことが正義なんでしょ? 制服はきっちり着てほしいんでしょ?? わかるよ、黒髪のままでいてほしいって ほんとはそう思ってるよね 私だってあなたの言いたいことくらいわかる 全部お見通しよ、女の子を舐めないでよ ……ちょっとくらい好きにさせてくれたっていいじゃん
11.「嫌いな人との付き合い方」
現代は「キライ」と言いづらい世の中だ。 「キライ」という言葉はどうしても角が立つ。
でも、やっぱり「キライ」なものは「キライ」だ。 「キライ」なものを「スキ」って言うのは難しい。 そういうもんだ。
「だってさ、キライなんだぜ?」 「キライなのにスキっていうほど面白くないものはないよなあ」
ちょっと気取って言ってみる。
現代は「キライ」と言ってはいけない世の中だ。 「キライ」という言葉よりも「フツウ」という言葉の方が好まれる。
だが、「フツウ」はやっぱり「フツウ」だ。 「フツウ」という言葉ほど曖昧なものはない。 もっと言えば、馬鹿馬鹿しい。
「そのマヌケヅラを何とかしろよ?」 「君は二文字の言葉さえ躊躇するのかよ」
言葉にそう言われているような気さえしてくる。
ばーかばーか。
絶対現実では言えないけれど、 布団の中では声を大にして叫べそうだ。
夢の中で、僕は毒舌になる。 臆病者の独演会、今夜も始まる。
12.「21XX -オーサカ狂想曲-」
数十年前、関西弁は消滅した。
すべてはひとつの言葉に統一され、 見知らぬネオンが街を支配し、 僕が僕を認識できなくなる。
お好み焼きも、たこ焼きも、どこへ行ってしまったのだろう。
日本食はとっくの昔に放棄され、 食糧不足のこの国に残されたのは、 ご飯のような無味無臭のなにか。
美味しくもなければ、不味くもない。
僕は何も感じない食事を済ませ、 ダイスほどの荷物を纏め、 メトロポリスを跡にした。
ここはいつから、こんな砂漠になってしまったのだろう。 最新式の方位磁石に目を凝らし、 まるで一ミリメートルの糸を手繰るかのように、 砂漠の都会(まち)を進んでゆく。
どんなに頑張っても、夢なんて掴めっこないんだ。
胸に刻まられた消えない証が、 僕の好きに生きたいという欲望を、 永遠に不可能のまま葬ってしまう。
逃げたい、逃げられない、逃げようもない。
好きな人も、守るべき家族も、 誰かによって紡がれた石碑も、 みんな何処かへ行ってしまった。
環状線跡のスラム街に足を踏み込む。
明朝八時、 僕の最後の冒険は高らかに幕を開ける。 生きるために、最後の闘いを始めよう。
13.「シースルー・エモーション」
これ着けてごらんよ。 今流行りの、何もかも御見通しってやつ。 ほら、タダであげるからさ。
「えっ、いいの?」
少年はぎょっとした瞳でこちらを見た。 何か続けなきゃなと思い、私は必死に言霊とやらを膨らませた。
みんな、近いうちに必ず着け始めるから。 これさえ持っていれば、君も流行を先取りできるよ。 遠慮なんていらない。 さあ、早く着けなよ。
「でも。知らない人にモノを貰っちゃいけないって言われてるんだ」
私はよく教育された少年だな、と思った。 だけど、これを売らないと私は殺されてしまう。 命が懸かっているんだ。
お願い、これを受け取って。 私からの一生のお願い。 幸せになれる。 ほら、開運のおまじないだと思ってさ。
「わかった。貰ってあげる」
『良い子だ』 ……思わずそう言いそうになった。 いけない。 少年の前ではこの言葉は禁句だ。 これを言った瞬間、あどけない表情は怪訝な瞳に変貌する。
私は未来人として、このメガネを売らなければならない。 たとえ、そのメガネが何の変哲もないタダのメガネだったとしても。 私は私の仕事をする��けさ。
14.「ラヴ・カルチャー」
恋そのものが軽くなっている、 と、誰かが言った。
いつでもどこでも出逢えて、 誰とでも恋ができる。
手紙を送り会わなくても、 文通を繰り返さなくても、 パッと手を伸ばせば、 君を抱きしめることだってできる。
それが、 現代のラブ・カルチャー。
大人たちに何かを言われる筋合いなんてないし、 私たちは私たちのコミュニティをつくっている。
それが自由の正しい使い方であって、 真のクリエイティビティと言えるだろう。
愛と、理想と、希望を掲げて。 僕らは夢を叫び続けている。
15.「二人は恋人同士」
今年の夏が待ち遠しいよ キミと一緒につくろう 最高の思い出を
夏のビーチに水着姿の彼女 いつもと違うメイクに とびきりの笑顔を
キミと過ごした夏 世界色にきらめいてる あの日の記憶(メモリー) ずっと続かないかな 二人だけの素晴らしき日々 いつか歳を重ね 思い出 色褪せたとしても 僕たちはずっと一緒だよ 青春は終わらせない
夏の訪れに張り切る海岸線 半袖のTシャツに とびきりの時めきを
キミと過ごした夏 貴女色に輝いている 最高の思い出を
どうか終わらないで 二人だけの素晴らしき時間(とき)
いつか歳を重ね 今日(いま)がセピア色になっても 僕たちはずっと一緒だよ 青春は終わらせない
いつか歳を重ね 思い出 色褪せたとしても 僕たちはずっと一緒だよ 青春は終わらせない キミと最高の思い出を……
16.「混沌と瞑想のポピュリズム」
貴方を惑わす置き手紙 もううんざりよ その微笑(えがお)には 心残りは結ばれなかったこと きっと貴方はそう呟くでしょう
混沌と瞑想のポピュリズム 貴方は夢を見ているの
混沌と瞑想のポピュリズム 愛を知らぬ貴方にお似合いね
混沌と瞑想のポピュリズム 独身貴族は愛を知らない
悩ましく囁く愛の言葉 もううんざりよ 嘘つきには 「貴女に出逢って良かった」なんて 紳士気取りはもう止めてよ
混沌と瞑想のポピュリズム 私も夢を見ていたのかもしれない
混沌と瞑想のポピュリズム 嵐の前の静けさよ
混沌と瞑想のポピュリズム 涙は愛の渇望(リクエスト)
見つめ合い抱きしめ合い接吻(くちづけ)交わせば 誰でも虜に出来るなんて 貴女の口癖 独身貴族の悪い癖
混沌と瞑想のポピュリズム 誰もが夢を見ているの
混沌と瞑想のポピュリズム ずぶ濡れになりながら君は泣いている
混沌と瞑想のポピュリズム
混沌と瞑想のポピュリズム
独身貴族は愛を知らない
17.「詩人の生息地」
何をしていても、何処にいても、何故だか落ち着かない。 そんな日々が続くと、人は不安になる。
得体の知れない何かに常に追いかけられているような、 哀しみとも言えない感情に支配されているような、 とにかく、ネガティヴな気分になってしまう。
好きな人なんて、もういらない。
そう高らかに宣言したはいいけれど、結局恋を求めるのが人の性分。 愛と、夢と、希望があって、やっと半人前。
独りでいるだけで、世間からは白い目で見られているように感じる。
本当は独りが好きなのに、本当は独りでいたいのに。 これが同調圧力ってもの。 カフェテリアに、今日も誰かのヴォイス・アンサンブルが聞こえる。 その隙間で、息苦しそうに言葉を紡ぐひと。 それが詩人という生き物だ。
18.「青春プリズム」
屈折する、 感情も、行動も、何もかも。
挫折する、 夢も、目標も、何もかも。
愛なき時代とは言わないけれど、 今の時代に希望なんてない。
何もせず、 何かを始めようとするわけでもない、 そんな奴に希望なんて叫んでほしくない。
僕らに芽生えた反抗心は、 ひとつの青春プリズムを産み落とすこととなった。
かつて、大人にその力で反抗しようとした学生たちのように。
表面的には沈静化したつもりでも、 学生たちにはずーっと芽生え続けている。
大人にもなれず、子供にもなれない。 ジレンマが僕たちを大人にする。
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あとがき「わたしの十代プリズム」
わたしたちは十代プリズムで屈折する。 内面的にも、外面的にも。 屈折しないと学べないことがいっぱいある。 ずっと楽しいまま生きられる人なんていない。 十代のわたしたちにとって、この世界は狭すぎるのだ。 なぜ、校則を守らなければならないのだろう。 どうして、就職活動の際にスーツを着なければならないのだろう。
わたしたちの素朴な疑問は、いつしか多忙に相殺されていく。 こうして、ティーンエイジャーたちは諦めるという言葉を知る。 要するに“挫折”を知ってしまうのだ。
挫折を知ってしまった人々は、もうまっすぐに生きてはいけない。 何をしようとも、屈折して生きるしかない。
わたしは四ヶ月後に十九歳になる。 あれだけ長いはずの十代が終わりを迎えようとしている。
「十代って、素晴らしいものだ」
十代になった頃、わたしはそう思っていた。 でも、それは半分正解で、半分間違っていた。
この詩集はわたしの十代の記録だ。 何処かがフィクションで、何処かがノンフィクション。
わたしは十代に入って、ようやく物心がついた。 誰かに指示されるのではなく、自分で考えることを学んだ。 多くの挫折を経験し、多くの絶望を味わった。 今も決して希望が見えているとは言えない。
だからこそ、書けた作品である。 逆説的に言えば、今しか書けない作品とも言えるだろう。
わたしにとって「創作」とは、ライフワークそのものだ。 恋人でも、親友でも、捉え方は好きにしてもらって構わない。
でも、ひとつだけはっきりしていることがある。
十代に創作という分野に出逢えて、本当に良かった。
たくさんの人に迷惑をかけ、多くの人を失望させてしまった。 過去はもう変わらないし、変えられない。 だけど、今から何かを変えることは可能だ。 物語という白紙のキャンバスに、無限の世界を描いていく。 その道筋の中で、誰かの人生を変えることだってできる。
あなたも何か描いてみたらいい。 みんなも、創作しよう。
いじめたり、いじめられたり、嫌なこともたくさんあった。 でも、いつもそばには創作がいた。 だから、今音楽大学で夢を追いかけられているし、ここで生きている。
最後に、あとひとつだけ。 不器用で、どうしようもなくって、文章も大して上手くはない。 話をすれば散らかり放題だし、ボソボソ喋るからみんなを困らせてばかり。 こんなわたしを支えてくれてありがとう。 ちょっとずつ直していこうと思っています。
これまで出逢ったすべての人々、これから出逢うすべての人々に感謝の意を込めて。
ありがとう。本当にありがとう。 これからもよろしくね。
詩集「十代プリズム」
Produced by YUU_PSYCHEDELIC Concept Created and Designed by UYUNOONUYU(ウユノユウ) Written by Yuu Sakaoka
Special Thanks to My Family,my friends and all my fans!!
YUU_PSYCHEDELIC
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