#コーチは経験者男子
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バイト
変なバイトたくさんしてきたから裏話を交えながらお話ししちゃうよ内緒だよ🤭
居酒屋ホール
一旦ね あんま言うことないし
ギャルが働いてること多いから黒髪ツインテで働くと何しても許されるよ
時給が高いほど当たり前に求められる接客のレベルも高い
五反田で時給1500円の時は月一ミーティング、月一テスト、季節ものメニューの暗記、日本酒の説明丸暗記など様々
稲田堤時給1080円はスマホいじれるし酒も飲めるし客とダベれる
バーテン(アシスタント)
私が働いてたのはエンジョイ系のバーで、ダーツとかカラオケとかポーカー台とかあるとこ
でも銀座だったからかなり大変!1発目から銀座で働く人がそもそもいなかったからハードルも上がってた(他の夜の街から出世で銀座に上がるのが普通)
ギャラ飲みに巻き込まれたり3時にラーメン食べに行かされたりマジック覚えさせられたりしたけど、基本氷削って在庫管理してた
私はカラオケでかなりの人気を博し、歌い込まれたももクロとT.M.Revolutionを銀座中に響かせる日々を送っていました
同期にEXPGでコーチもしているプロのダンサーがいて、その人はよくチューチュートレインを踊らされていた
もう1人いる同期は空手のオリンピック強化選手で、よく脱がされてた
筋肉自慢の浅黒い銀座おじさんと白い歯を光らせながらよく酒を飲んでいた 山賊
一回だけ六本木の姉妹店行かされた時に犯罪レベルのセクハラに遭って辞めた
ビールの売り子
疲れる〜〜神宮だったから段差の高さバラバラでガチ大変だった
売り子は飲料メーカーごとの採用で、私はサッポロだったからヱビスと黒ラベルを担当してたよ
同じメーカーの女の子をよく見ると、顔が似てるから採用した人の好みがわかりやすい!ぜひ見てみてくださいな
ヱビスが1番泡が立ちやすかったから移動すればするほど泡になって、売れるビールが減ってよく怒られた(酷い)
もちろん給料は噂通りの歩合制
基本給+歩合給!
売り子だけで生計を立てる人は球場の掛け持ちをしてるベテランばかりなのも特徴!
巫女
高校時代の年末年始に!
お金の話を絶対にしてはいけないのでその辺大変だった〜
初穂料って言うのダルくてはっほりょーって言ってたわ全然
年末年始は交通安全お守りが1番売れる!なぜなら会社の社用車全台につける人が多いから!商売繁盛は一つでいいからね〜
あとあの薄っぺらい和服で極寒を過ごせるわけがなく、半分死んだ状態で接客をすることになる
お笑いライブスタッフ
まぁ一応ね、これもね、
まずリハ!まじで短い!演者が来次第きっかけ聞いてそのままリハの繰り返し
グループLINEとかないからカンで道具終わったかな〜と思いながら明転する
あとスタッフ少ないから全然同時仕事とかある
バティオスで受付音照スライドを一人でやった時、できるんだって思ってしまった
あとは撮影!
なるべく邪魔にならないように〜と思いながら撮る
私はスタッフ歴よりお笑いファン歴の方が長いのでファンが欲しい写真は全把握🫴してるからこの辺は楽勝
普通にライブ写真って撮影の中でもかなり難易度が高いのでめっちゃ大変!舞台の光しかないから全然写真撮れないんだよね〜でもお金をもらってるのでしっかり撮りましょう…(はい…)
ウグイス嬢
これね!選挙カーのウグイス嬢ですわ
知り合いが選挙出るから声出るしやってや、とのことで声をかけられまして、やることに
私は一度も思ったことないけどよく声を褒められる事が多い うれしい☺️
他の候補者とすれ違う時に音量を徐々に下げて黙る→候補者が応援挨拶をする→こちらも応援挨拶をする→お互いの声が被らない辺りでまた喋る とか
住宅地では静かにとか、公園の近くではフレンドリーにとか、いろいろありますわ
かなりレアなんだけど、党車にも乗りまして…
この党車ってのは、各党の代表車なんすね
今回私は自民党車に乗って、財務省副大臣とウグイスかましたのマジアツかった!!!!!!!!
ほいで自民党車だから候補者の話はあまりしちゃいけないとかいろいろある
なんかその後国会インターン誘われたりした!行けばよかったな普通に
あとお手伝いした候補者は無事2位で当選!おめでと〜
ガルバ内勤
調布のガルバで内勤してました!バーテンアシスタントの経験がかなり生きて、特に苦はなかった!場末のガルバともなるとかなりビジュアル面は不安定で、バライティに富んだメンツが揃っていました!!
41歳のベテランガルバ嬢!3XLを着こなすガルバ嬢!湘南から通うガルバ嬢!などなど…
41歳は本当に28にしか見えなくてすごかった!!!あとベテランってだけあって本当に酒に強かった!!!!!!
とはいえ華金には女の子が足りない事が多くて、バタバタと倒れた女の子の代わりに内勤が接客する事が多々あり、それは大変だった(ドリンク代はしっかりもらえた)
月に一回来店するおじいちゃんがいるんだけど、この人がすごい!!!!!!!!!
まず金持ち!そして優しい!ほんで清潔感がある!世のおじいちゃん全員この人にしてほしい!
まじで店全員が好きな客だった!
一晩で最低40万使ってくれるし、その場にいる全員にドリンク入れてくれる!この客が来ると店のグループLINEは大騒ぎで、この客に会うためだけに出勤する女の子も多数
たまーに神客がいるけど基本どうやって普段生きてるかわからないゴミみたいな人しか来ません
金持ちアピールしといてドリンク一杯すら出さない人もいるし、45分間一言も喋らないってこっちの反応を楽しむ人もいるし、勝ち確の口喧嘩をするために来る人もいる
日本は終わりです
パチンコ屋ホール
これ今本腰のやつですわいね
死ぬほどキツいけどその分高時給なので許します
普通に賭け事だから頭おかしい人多いね!まず!
浮浪者とか来るし 金も盗むし トイレットペーパーも盗む
最近はホース盗まれたからわざわざホースを袋に入れてから物置に入れて、使う時に設置するという手間までつくってくれる
毎日40個ぐらい灰皿洗わなきゃいけないのもヤバい 極寒の野外で!!!!!
あとパチ屋も年増ギャルが多いから私みたいな地味黒髪女は珍しがられる
パチスロについて何も知らないからいまだに仕事について行けていないが、パチンコのエラーなら大体直せるようになってきた!!
パチ屋誤解あるあるを解いていくわ↓
台制御しません!!!できないし!!当たってるからこの辺で止めさせよ〜とかない!!!みんなでインカムですごいねいいねって言ってます
客を見てコソコソインカムで話してません!!!まじで当たってるのうらやましいだけ!!!
リモコンで操作なんぞしてない!!!!非稼働時間を見てるだけです!!!!そんなに怒んないでよ!!!!
このくらいしかなかった
【共通して言える事】
女子大生が接客業をすると避けては通れないこと、それが無料キャバクラ化なのですが
本当にずっと無給で汚いおじさんと喋らされて最悪でしかない!!!!汚いし臭いし金払わないもんだって!!!!!!!!
たまーーにおじさんじゃないから内心嬉しいだろと言わんばかりで話しかけてくる20代男も普通にキモいのでやめてほしい
これ言うと、接客含めての時給だろ!と言われますが他のバイトは全く話しかけられなくて私だけが搾取されてる状態なのに???と思う
まぁこれを利用してわざとギャルが多い界隈で黒髪接客をして許されを被ろうとしてるので私も私で悪いっす そう言う事でいいっす
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「千曲坂城クラブ」VOL⑤ 千曲坂城クラブ 18専門部紹介 バレーボール専門部
「千曲坂城クラブ」VOL⑤ 千曲坂城クラブ 18専門部紹介 バレーボール専門部 バレーボール専門部は、坂城、戸倉上山田、埴生、更埴西、屋代の各中学校より、男子42名、女子71名、計113名が所属して活動しています。 今年度は、夏の中体連の大会が終了するまで、各校部活動として活動したり、千曲坂城クラブの班単位で活動したりしていましたが、夏の大会が終了し、1、2年生だけの活動となったことを機に、バレーボール専門部全体が集まっての合同練習会を行いました。 1回目の6月29日(土)には、長野県選抜チームのスタッフの経験がある指導者から、チームづくりについてと、バレーボールに必要なスキル、心構えなどについて、講義や実技を交えて講習していただきました。 2回目の7月6日(土)には、長野ガロンズの多田コーチと選手3人による講習会を行いました。長野ガロンズの練習内容を紹介し…
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TEDにて
エリック・バーリッジ:テクノロジー企業に人文系が、一部、必要な理由
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
創造力に富む問題解決者のチームを作りたいなら、科学と同じくらい人文にも価値を置くべきだと、起業家のエリック・バーリッジは言います。
テクノロジー企業は、科学技術分野の人ばかり採用すべきではなく、芸術や人文分野の人が、いかに技術系の職場に創造性やひらめきをもたらすかを説明します。
同時に、人文分野の人々も、数学や物理学、工学などのテクノロジーのことを学ぶ必要もあります。
人文分野とは、文系に分類される。人間・人為の所産を研究の対象とする学問であり、人間本性を研究する学問のこと。
一神教と多神教とでも、人文分野は、言葉や概念の定義が異なります。
古代エジプトは、紀元前30000年に集団が形成され、その後、紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生。エジプトの主神であったアメン神は多神教で世界最初の中央集権国家として現在では知られています。
その後、「アクエンアテン」が推進したアテン神を中心とする一神教が、人類史上初の一神教として誕生。
合議制の多神教である神官と言われる人々が政治に口を出すために、破壊的イノベーションにより誕生したかもしれません。一部。大統領制や政教分離です。
しかし、一神教はエジプトでは破壊されてしまい。モーゼの出エジプト記になり、古代ユダヤ教になったと知られています。参考までに、一般的には古代中国は、紀元前2000年。古代ローマは紀元前500年です。
みんなバーに行ったこと、ありますよね?
でも、バーに行ったお陰で2億ドルのビジネスをものにしたことはありますか?
それが、10年前、私たちに起きたことなんです。それは、あるついてない日のことでした。私たちは大口顧客から切られようとしていました。
私たちはITコンサル会社ですが、その顧客がある最先端のクラウドシステムを展開できるようにするためのプログラミング技術を見出せずにいました。
エンジニアならたくさんいますが、誰もその顧客を満足させることができませんでした。そして契約を失いかけていました。
それでバーに行ったんです。バーテンをしている友人のジェフとおしゃべりし、彼は良いバーテンがすることをしました。私たちに同情し、慰めてくれ、私たちの悩みを理解し、言いました
「ちょっと大げさに言ってるだけですよ。心配い��ませんって」それからまじめな顔をして、言いました「なんなら俺を送り込んでくださいよ。どうにかしますから」その翌日、私たちは会社の会議室にいてみんな少しぼーっとしていました。
私は冗談半分に提案しました「どうせ切られそうなことだし、バーテンのジェフを送り込んでみたら?」
しばらく沈黙があり、呆れたような視線がありましたが、それからボスが言ったんです「そりゃいい考えだ」
「ジェフは世知に長けているし、頭がいい。どうにかできるかもな。あいつを送り込んでみよう」
ジェフはプログラマーではありません。ペンシルベニア大学の哲学科を中退していますが、地頭が良く本質的なところを突くことができどの道、私たちは切られようとしていました。
それで彼を送り込んだんです。ハラハラしながら2日過ごしましたが、ジェフはまだ向こうでやっていて追い返されはしませんでした。
信じられませんでした「あいつ一体何やってんだ?」
分かったのはこういうことです。ジェフは顧客のプログラミング技術についてのこだわりを解きました。彼は話題を変え、私たちが作るべきものさえ変えました。
いまや議論の対象は、何を何のために作るのかということになりました。そしてジェフは技術的な解決策を見出したのです。その顧客は我が社にとって一番の推薦者となりました。
当時は社員200人で、その半分はコンピューターサイエンスか工学の専攻でした。でもジェフの一件で思うようになりました。こういうのをもっとできないか?それで私たちは採用やトレーニングのやり方を変えました。
今でもソフトウェアエンジニアやコンピューターサイエンス専攻者は求めていますが、それに加えて絵描きや音楽家やライターも採るようになり、会社中でジェフの例が幾度も再現されることになりました。
うちの最高技術責任者は、国文専攻でマンハッタンで自転車便の配達係をしていました。今では千人の社員がいますが、コンピューターサイエンスや工学専攻だった人は百人足らずです。私たちは今もITコンサル企業です。
この分野では、ナンバーワンの企業で年間売上げが、百億ドルに達する最も早く成長しているソフトウェアパッケージを擁しています。このやり方は成功だったということです。
一方で、米国におけるSTEM教育、科学、技術、工学、数学を中心とした教育の推進は、凄まじいばかりです。
誰にとっても避けがたくそして、大きな間違いだと思います。
2009年以来、米国のSTEM専攻者の数は43%増えていますが、人文専攻の数は変わっていません。オバマ前大統領は、他の分野を犠牲にしてSTEM教育に10億ドル以上注ぎ込み
トランプ前大統領は最近、教育省の予算2億ドルをコンピューターサイエンスに割り当てることを決めました。企業のCEOは絶えず技術者不足を嘆いています。このような動きや否定しがたい技術方面の経済的成功があり認めましょう。
世界で時価総額が、最も高い企業10社のうち7社までがテクノロジー企業です。そういったことから将来の労働力はSTEM分野の人で満たされるという予想が生まれます。
それは分かります。理屈は通っているし、興味深い考えですがちょっと度を過ぎています。サッカーでチームの全員が1箇所に向かってボールを追いかけているようなものです。
STEMを過大評価すべきではありません。科学に対し、人文以上に重きを置くべきではありません。
それには、いくつか理由があります。
第一に、今日のテクノロジーは、非常に直感的であること。私たちがあらゆる分野の人を採用しながら専門的な技術をまかせられるのは、現代のシステムはコードを書かずに扱えるからです。
レゴブロックのように容易に組み立てられ容易に学べ容易にプログラミングさえできます。学ぶための情報が膨大にあるためです。専門技術が必要なのは確かですが、そのような技術に必要とされる厳格で正式な教育は昔に比べてずっと少なくなっています。
第2に、直感的技術の世界において不可欠な差別化できるスキルというのは、人間として一緒に働く力であり、難しい部分は最終的な製品やその有用性をイメージするということでそのためには現実の世界における経験や判断力や歴史的文脈が必要となるのです。
ジェフの話が、教えてくれたのは顧客が間違ったものにとらわれているということです。
よくある話です。技術屋は、ビジネス系の人やエンドユーザーとうまくコミュニケーションが取れずビジネス系の人は、何が必要なのか明確に述べることができない。
そういうのをいつも目にしています。コミュニケーションを取って共に生み出すという人間としての能力を私たちはまだ本当に生かせていません。
どうやって作ればいいのかを科学が教えてくれる一方、何をなぜ作るのかを教えてくれるのは人文です。どちらも同じくらいに重要で同じくらいに難しいのです。
うんざりするのは人文が何かより劣った簡単な道のように言われているのを聞いたときです。そんなことありません。
人文は世界における文脈を与えてくれます。批判的に考える方法を教えてくれます。科学が意図して構造化されているのに対し、人文は意図して構造を持たないのです。説得する方法を教え言葉を与えてくれそれによって私たちは、感情を思考と行動に変えるのです。
人文にも科学と対等の地位を与える必要があります。芸術家をたくさん雇ってテクノロジー企業を作り、素晴らしい結果を出すことだってできるんです。
Appleのスティーブ・ジョブズが先駆者です。
STEMが悪いと言おうとしているのではありません。女の子はプログラミングなんてするもんじゃないと言うのではありません。
違います。車で橋を渡ろうというときやエレベーターに乗り込もうというときには、それが間違いなく技術者の手になるようにしましょう。
しかし将来の仕事が���STEM分野の人で占められるという思い込みは単に馬鹿げています。もし友人なり、子供なり、親戚なり、孫なり、姪なり、甥なりがいるなら「なりたいものになれ」と言ってください。
仕事はあります。STEMの卒業生を求めているテクノロジー企業のCEOが誰を採用しているか分かりますか?
GoogleやAppleやFacebook。そういった企業で求人している職の65%は非技術系です。
マーケティング担当者、デザイナー、プロジェクトマネージャー、プログラムマネージャー、プロダクトマネージャー、法務担当。
人事管理専門家、トレーナー、コーチ、販売担当、購買担当、その他求められているのはそういった職です。
将来の人材に求められるものが何かあるとしたらこれについては同意してもらえると思いますが多様性です。多様性というのは、男女や人種に限りません。経歴やスキルについても多様性が必要です。
内向的な人も外向的な人もリーダーもフォロワーも必要です。それが将来の人材です。テクノロジーが、より易しく使いやすいものになっていることでみんな何だって好きなことを学べるのです。
ありがとうございました。
デマルコは「怒り」という感情が人間である以上、関わってくることで「怒り」は効果がない!!と言い切っています。
テーラワーダ仏教でも指摘されています。
資本主義の負の側面でカイヨワも指摘しています。
デマルコは、本当の原因は、人間の中に存在する倫理的な社会学的問題だといいます。
確かに、生産性や品質は向上したでしょうが、実際、仕事に対する要求の複雑化、規模の増大は、このような技術の対応だけでは追いつかないところもあります。
これは技術的な問題ではなく、実は、仕事の倫理的な社会学的な問題によって引き起こされていると宣言しています。
意思疎通がおろそかになったり、働く意欲が欠如したり、あるいは退職してしまったり、上司。つまり、管理者への不信感が募ったりなど。
人そのものと人に対する倫理的な問題がトラブルの原因になっているのです。
さらに自体を悪くしているのは、この事実を経営者たちが理解していないことだと、彼は言います。
2018年現在では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
<おすすめサイト>
カイラシュ・サティーアーティ:怒りの昇華で世界に平和をもたらす方法?
ダニエル・カーネマン: 経験と記憶の謎(所得政策も)
ブルース・ファイラー: 家族のためのアジャイルプログラミング?
人工知能にも人間固有の概念を学ぶ学校(サンガ)が必要か?2019
マエ・ジェミソン:アートとサイエンスを共に教える事について語る
デイヴィッド・ブルックス:人間の本質と社会的動物
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷のハイブリッドな直送ウェブサービス(Hybrid Synergy Service)高橋クリーニングFacebook版
#エリック#バーリッジ#ベンチャー#起業#プログラム#STEM#人権#デザイン#心理#プロスペクト#哲学#言葉#感情#デマルコ#怒り#仏教#テーラ#ワーダ#概念#エジプト#NHK#zero#ニュース#発見#discover#discovery#スティーブ#ジョブズ#倫理
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#心理カウンセラー #ロバーツ多英子 のご紹介 【資格】 ・JADP メンタル心理カウンセラー資格取得 ・JADP 上級心理カウンセラー資格取得 ・ICF(国際コーチ連盟)ライフコーチ資格取得 【好きな事 / 好きな物】 家族・友達・仲間と過ごす時間 会話 ボディーボード(初心者級) 街中のウォーキング ミュージカル鑑賞 辛い食べ物 パクチー 海老フライ スイカ パンダ(飼育係になりたい位) 猫 略歴 1966年 栃木県生まれ 高校卒業まで栃木県在住 1984年 大学入学に伴い北海道に4年在住 1989年 1年間のワーキングホリデーで渡豪 1992年 結婚 2児(長女・長男) 出産・子育て 2003年 家族4人でNZ移住 2018年 JADP メンタル心理カウンセラー 資格取得 JADP 上級心理カウンセラー資格取得 2022年 ICF(国際コーチ連盟)ライフコーチ資格取得 カウンセラーになった経緯 今までの日常生活の中で、友人や知り合い、ご近所の方々などから様々な悩み事や相談事を受ける機会が有りました。そんな繋がりからカウンセラーと言う仕事には以前から興味がありました。 NZに移住してから、普通に学校生活を送ってきた息子が、2017年大学に入学し半年が過ぎた頃、対人恐怖症になり、息子の気持ちや行動が理解できず、息子の助けになりたいと言う思いと対人恐怖症をもっと良く理解したいと言う気持ちが重なり、心理カウンセラーの勉強を始め資格を取得しました。 そして自分自身も��去に夫婦カウンセリングを受けた事があり、それによって救われた経験から自分も誰かのお役に立てるカウンセラーになりたいと決意しました。 誰かに話すことで、気が付かなかった事や見えなかった事、思いもかけなかった内なる気持ちや感情に出会える瞬間があります。 誰かに話すことで、頭の中や心の中を整理する事にも繋がります。 また、カウンセリングはセルフケアの1つの方法でもあります。 どんな事でもお話しください。 (New Zealand) https://www.instagram.com/p/CpczMTju-O4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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「初心者チーム2023初指導」 【Claimers JAPAN 906】 2023.1.22 #大阪城公園外苑太陽の広場 #練習 #初心者練習 <Comment:岡田コーチ #16> 経験者から一言だけ。 今まで指摘された修正点や改善点を次の練習の時にも意識しましょう! 間隔が空いて難しい場合もあるとは思いますが、意識出来てる人は上達していってるのが見ただけで分かります。 <Comment:金子選手 #12> 落下地点を見極める能力も、ゴロを捕球する能力もまだまだ乏しく、練習とはいえ悔しい内容でした。 咄嗟の際に焦ったり頭が働いてないのも自覚しているので、基礎能力を高めるのは勿論、冷静に、一つ一つの動きに考えをしっかり持って練習に取り組んでいきます。 <Comment:船井選手 #17> 今日は久々の練習で、とても楽しかったです。 捕球の際の注意点やフライの取り方、バットの持つ位置など、様々なことを教わりました。 まだまだ下手な部分も多いですが、体に記憶として残っている部分も感じられて良かったです。 ただランナーがいる状態で内野を守った時は、すぐにベースに入ったりするのが出来なかったので、もっと練習して慣れていきたいです。 なかなか参加出来ず今日も久しぶりでしたが、温かくアドバイス等下さり嬉しかったです! ありがとうございました! <Comment:宮本選手 #32> フライの追い方を重点的に教えて もらい、理解はできますが形にするのはまだまだ難しいなと思いました😂まだまだ努力します🙆♀️ ���打をしてみましたがあんなに当たらないものなのかとショックでした😂でもバットを握った感じ、少し違和感があったのでまずは握りをしっかりして形を作るところから始めてみます💪(合う合わないかはまた判断します。) みっちり練習が久しぶりすぎてとても楽しかったです‼️‼️ 試合の課題がまた見つかりました😂 最近ようやくボールが当たるようになってきましたが塁に出れても走塁ができないことです。 走塁に関しての知識ももっと身につけたいです🙇♀️ <Blog> https://www.tumblr.com/claimers-japan-906 https://ameblo.jp/claimers-group/ <Facebook> https://www.facebook.com/osaka.baseball.team <instagram> https://www.instagram.com/the_homebase_2020 @c_stars_tokyo.c_stars_japan @claimers_tokyo.claimers_japan @the_homebase_2020 #大阪男女混合野球チーム Claimers JAPAN #東京男女混合チーム Claimers TOKYO #大阪女子野球チーム C★STARS JAPAN #東京女子野球チーム C★STARS TOKYO 大阪、東京共に #新メンバー募集中 #対戦相手募集中 #練習を楽しむチーム #初心者からでも参加可能 #大阪城公園 (大阪城公園) https://www.instagram.com/p/CnwSYW8vvG_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#大阪城公園外苑太陽の広場#練習#初心者練習#16#12#17#32#大阪男女混合野球チーム#東京男女混合チーム#大阪女子野球チーム#東京女子野球チーム#新メンバー募集中#対戦相��募集中#練習を楽しむチーム#初心者からでも参加可能#大阪城公園
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2022年11月13日
【サマリー:J1参入プレーオフ 決定戦】
【熊本】J1初昇格逃す、大木武監督「こんな経験忘れたほうがいい」プレーオフで京都とドロー(日刊スポーツ)
J2ロアッソ熊本は1-1で京都サンガFCと引き分け、上位の京都が勝利するプレーオフ(PO)の規定により、J1初昇格を逃した。
下克上昇格はかなわなかったが、意地は見せた。同点の後半ロスタイム2分。クロスの流れから、MF平川怜(22)が渾身のシュートを放った。だが、京都FWウタカの“顔面ブロック”に阻まれた。再び目の前にきたボールをシュート。しかし今度はゴールポストにはじかれ力尽きた。
1点を追う後半23分、右CKから、DFイヨハ理ヘンリー(24)が2戦連発となるヘディング弾で同点。ボール支配率で上回り、枠内シュートも互角の7本と健闘した。
とはいえ、負けは負け。来季1年契約で続投する大木武監督(61)は、来季のPOの経験を生かす方法を問われて「いい経験を踏んだなら生かせるが、負けて、こんな経験忘れたほうがいい。サポーターを笑って帰してやれなかったのが心残り」と悔しさをにじませた。
九州のライバル・大分がJリーグ史上初となるJ3を経験してのJ1復帰を果たした18年。くしくも、熊本は08年のJ2昇格後初めてJ3降格の屈辱を味わった。前年の17年は他力ながら21位でギリギリ残留していたが、16年4月の熊本地震の影響もあって弱体化して以降、勢いを取り戻せないままもがき続けてきた。14年度決算では債務超過に陥り、クラブ存続の危機もあった。
だが、広島で強化部長や社長を務め、育成面で評価があった織田秀和氏(61)が18年にGM就任して、徐々に息を吹き返していった。
編成において、資金難ゆえに将来有望で伸びしろのある大学生の獲得に重きを置く。日本代表DF冨安と���岡ジュニアユース時代に同学年だった2年目のMF杉山や、J2得点ランク3位(14得点)で3年目FW高橋ら中心の多くが、大卒から熊本でプロになった選手。その数は、京都戦でのスタメンで6人に及んだ。20年に就任の大木監督が清水、京都監督、日本代表コーチなどを務めた豊富な経験を基に鍛え上げた。
J1の16位とはいえ、予算は約3倍の京都が相手だった。だが、大木監督は「(クラブの)歴史がないとか、経験がないとか、予算がないとかあるが、うちみたいなチームは何も成し遂げていないので、俺らもやれないことはないと思う」と強気で立ち向かった。
就任から3年計画で進化を遂げた“大木チルドレン”が、監督の言う「普段通りにやる」サッカーを体現した。エンブレムに象徴される火の国熊本の“暴れ馬”のごとく暴れた。【菊川光一】
【熊本】来季もJ2で編成面はいばらの道 主力残留望まれるも“草刈り場”になる可能性大(日刊スポーツ)
ロアッソ熊本はJ1参入プレーオフ敗退で来季もJ2となり、チーム編成面では、いばらの道が待ち受ける。
22年度決算見込みは収入約7億円、チーム人件費約3億円の緊縮財政の中、リーグ4位と躍進を遂げた。だが、来季も資金不足により、過度な補強や外国人の獲得はしない予定だ。
永田求社長(71)は「4番バッターばかりをそろえても仕方ないわけですから、野球で言う。ブレずに伸びしろのある若手を育てるチームにする」。編成に関しては、これまで通りお金をかけず、向上心やハングリー精神を持つ大学生の獲得や、ユースからの昇格などをベースにする方針だ。
基本、アンカーのMF河原創主将(24)、J2得点ランク3位のFW高橋利樹(24)、DF菅田真啓(25)ら主力の残留が望まれる。だがJ1からのオファーがすでに届いた選手もおり、他クラブの“草刈り場”になる可能性が高い。J3から昇格1年目で4位躍進した一方で、選手個々の能力もフォーカスされた。
文科省が「図書館の自由」揺るがす依頼文 「拉致問題の本充実を」(朝日新聞)
文部科学省が全国の公立・学校図書館向けに出した1通の依頼文が波紋を呼んでいる。「拉致問題の関連本の充実」を求めるもので、内閣官房が文科省に依頼した。特定のテーマで国が図書館にこうした文書を送るのは初めてという。これに対し、公益社団法人・日本図書館協会は10月、「図書館の自由に関する宣言を脅かすものであると懸念する」などとする意見書を文科省に出した。
「北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る御協力等について」
文科省が8月末、全国の公立・学校図書館あてに送った「事務連絡」だ。文書は、拉致問題の解決には「世論の一層の喚起が不可欠」だと指摘。12月10~16日の啓発週間に向けて関連本を充実させ、テーマ展示をするなどして、「児童生徒や住民が手にとりやすい環境の整備」に協力するよう求めている。
文科省地域学習推進課によると、図書館向けにこうした文書を出すのは初めて。「内閣官房拉致問題対策本部から頼まれたから」で、「図書館の自由を侵害する趣旨ではない。撤回予定はない」という。
拉致問題対策本部も「毎年力を入れている若者の啓発策だった。お願いにすぎず問題があるとは考えていない」との見解を示した。
図書館には戦前の反省から、独立や市民への責任をうたった「図書館の自由に関する宣言」がある。宣言では、「権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任に基づき資料の収集と提供を行う」などと明記している。
このため、図書館協会は依頼文について「外部からの圧力を容認し、主体的な取り組みを難しくする怖れがある」などとして「是認できない」としている。
現場の司書たちにも、危機感が広がっている。
千葉県の公立図書館で働く50代の男性司書は、9月、県から届いたメールで依頼文を知った。違和感を覚えた男性が司書の会議で議題にすると、戸惑いの声が上がった。
「国が依頼してくるのはどうなのか」「拉致問題は重要。本をそろえないということはないが……」
男性は「依頼文の通りに展示すれば『従った』ととられる。もう普通の展示はできない」と話す。
「国は��正しいこと』をやろうとしているのかもしれないが、協力を求めて当然という考え方は怖い」
ウクライナ廃虚にバンクシー壁画 「不屈の象徴」と住民歓迎(AFPBB)
【11月13日 AFP】英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)が、ウクライナの首都近郊の廃虚と化した建物の壁にグラフィティを描いた。住民は「不屈の象徴」になると歓迎している。
バンクシーは11日、廃虚の壁に描かれた、倒立する体操選手の絵の写真3枚をインスタグラム(Instagram)に投稿。キャプションには「ボロジャンカ(Borodyanka)、ウクライナ」と記されていた。
首都キーウ北西に位置するボロジャンカは、ブチャ(Bucha)やイルピン(Irpin)と同じく、2月のロシア軍の侵攻開始直後に激しい攻撃にさらされ、4月まで占領されていた町。ロシア軍による徹底的な破壊の爪痕を残す場所として知られている。
「私たちが不屈であることを示す象徴となる」と、オレクシーさんはAFPに語った。「そうとも、わが国は負けない」
ボロジャンカでは、柔道着姿の大人の男性を小さな男の子が投げ飛ばす様子を描いた壁画も見つかった。武道に熱心なロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がモチーフとみられる。
この作品がバンクシーの作品かは確認できていないが、ウクライナのテレビジャーナリスト、ボグダン・マシャイ氏(30)は「男の子が老人に立ち向かい、打ち負かしている」「バンクシーがここボロジャンカにいるなんて信じられない」と感激を口にした。
キーウ近郊ではバンクシー風の壁画が他��も幾つか出現しており、ウクライナの人々は、バンクシーが今も国内で活動しているのではないかと考えている。イルピンの廃虚では、首を負傷してコルセットで固定した新体操の選手が、リボンの演技を披露する姿を描いたグラフィティが見つかっている。
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核ごみ、地下450メートルに 岩盤に密閉、3年後稼働―世界初の最終処分場・フィンランド(時事通信)
【オルキルオト島(フィンランド)時事】原子力発電所から出る使用済み核燃料の処理に各国が頭を悩ませる中、フィンランドは世界初の最終処分場建設を進めている。地中深くに放射性廃棄物を��める「地層処分」と呼ばれる方式で、3年後の稼働を目指す。南西部オルキルオト島の地下400~450メートルに造られた最終処分場が、時事通信など一部メディアに公開された。
【図解】核燃料最終処分場「オンカロ」
◇100万年先も安全
らせんを描きながら薄暗い坑道を下りていく。道幅は車2台がぎりぎり擦れ違える程度。天井や壁には掘削された岩肌の凹凸がそのまま残る。
核廃棄物の最終処分場「オンカロ」は、フィンランド語で「洞窟」を意味する。使用済み核燃料は約40年間、原発敷地内の貯蔵プールで保管。鉄と銅の容器(キャニスター)で二重に密封した後、オンカロ最深部の縦穴に配置する。
水の浸入を防ぐため、縦穴と容器の隙間はベントナイトと呼ばれる粘土で埋める。すべての縦穴が埋まると、トンネルそのものを粘土とコンクリートで密閉。処分場管理会社ポシバの関係者は「この岩盤は20億年近く安定しており、氷河期など地上の環境変化にも影響されない。100万年先も安全だ」と語る。
「オンカロ」の粘土とコンクリートで密閉された実験用トンネル=10月31日、南西部オルキルオト島
◇透明性を徹底
約5キロ続く坂道を下り、オンカロの最深部に到着した。空気は乾燥し、人や重機が舞い上げた砂ぼこりの臭いが鼻を突く。アリの巣のように張り巡らされたトンネルには、核燃料を埋設する縦穴が数メートル間隔で掘られる。最終的にトンネル数は100本以上、総延長は50キロになる見通しだ。
2025年ごろに稼働し、約100年かけて使用済み燃料6500トンを埋設する。同関係者は「すべてのトンネルや道を埋め戻した後は、地上施設を取り壊し、生物圏から隔絶する」と説明する。
「オンカロ」の地下450メートルに下りる坑道
スウェーデンは今年1月、フィンランドに続き、最終処分場の建設計画を承認した。だが、日本を含む各国では処分場の建設地選定が難航。フィンランドが他国に先駆けた背景には、伝統的に政府や公共機関に信頼を寄せる国民性もあったとされる。「徹底した情報開示で透明性を確保し、地元住民と協議を重ねた」とポシバ社の広報責任者パシ・トゥオヒマ氏。オンカロの見学希望者は、可能な限り受け入れたという。
オルキルオト島では原子炉2基が稼働し、近く3基目も運転を開始する予定だ。原発とオンカロで20年以上働く地元住民のヤン・ライホネンさん(52)は「多くの住民は原発の安全性を信頼しており、最終処分場もさほど抵抗なく受け入れた」と話している。
【本日(11/13)の広島県内の感染状況】(広島県)
新型コロナ 県内で2105人感染確認3人死亡 13日発表(NHKニュース)
広島県では13日、新たに2105人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、3人が亡くなったと発表されました。
感染が確認されたのは、▼広島市で955人、▼福山市で311人、▼東広島市で162人、▼呉市で120人、▼廿日市市で110人、▼尾道市で78人、▼三原市で74人、▼三次市で65人、▼府中町で52人、▼海田町で29人、▼大竹市で28人、▼庄原市で22人、▼府中市で21人、▼竹原市で18人、▼安芸高田市で11人、▼熊野町で10人、▼世羅町と神石高原町でそれぞれ7人、▼江田島市と安芸太田町、北広島町でそれぞれ6人、▼坂町で4人、▼大崎上島町で3人のあわせて2105人です。
1週間前の日曜日より71人増えていて、9日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
これで県内での感染確認は、のべ49万286人となりました。
また、県内で患者3人が亡くなったと発表されました。県内で新型コロナウイルスに感染し、その後、死亡した人は801人となりました。
新型コロナ県内の医療体制 病床使用率42.7% 12日時点(NHKニュース)
12日の時点で病床の使用率は42.7%(確保病床517床、入院患者221人)、このうち重症患者用の病床使用率は9.5%です(確保重症病床42床、重症の入院患者4人)。
軽症の人や症状がない人が入る宿泊療養施設は1047室を確保し、307人が過ごしています(利用率29.3%)。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は556.92人です。
現在、広島県の感染状況はレベル0から4の5段階のレベルのうち、医療体制への負荷が生じはじめていることを示す「レベル2」です。
【新型コロナ 厚労省まとめ】67人死亡 6万8894人感染(13日)(NHKニュース)
厚生労働省によりますと、13日に発表した国内��新たな感染者は空港の検疫などを含め6万8894人となっています。また国内で亡くなった人は67人で、累計4万7579人となっています。
また、今月10日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は速報値で6万5009件でした。
東京都 新型コロナ 3人死亡 6922人感染確認 前週に比べ652人増(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 4人死亡 3269人感染確認(NHKニュース)大阪府内の感染者の累計は221万2402人となりました。府内で感染して亡くなった人は、合わせて6661人となりました。
飼いネコがコロナ発症 北海道・中標津の獣医師らが国内初報告(北海道新聞)
【中標津】根室管内中標津町の「やまだ動物病院」の獣医師山田恭嗣さん(56)と国立感染症研究所が、新型コロナウイルスに感染し、発症した飼いネコの症例を論文にまとめた。新型コロナウイルスに感染した動物の発症の報告は国内初という。山田さんは飼い主からネコに感染した可能性があるとし、「動物に接する際も感染防止を」と呼びかけている。
症例は今年4月に日本獣医師会雑誌で報告した。
ネコは、同管内の住民が室内で飼育する12歳の雌。2021年8月、飼い主と家族が新型コロナに感染して発症し、その10日後にネコにくしゃみや鼻水などの症状が出た。飼い主はネコの発症の3日後、動物病院に電話し、自身の新型コロナ感染についても伝えた。
山田さんはネコにも感染した可能性があると考え、飼い主に採材キットを送付。ネコの口内などから採取した粘液を国立感染症研究所で遺伝子や中和抗体を分析したところ、ネコが飼い主らと同じデルタ株に感染していたことがわかった。
ネコは発症8日後に食欲減退など症状が悪化。山田さんが抗菌��や抗ウイルス剤などを投与すると翌日に症状が緩和した。風邪と症状が似ているため、山田さんは「症状だけで新型コロナと診断するのは難しく、飼い主の感染などの申し出が不可欠。情報がなく見過ごされた例もあるのではないか」とみる。
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📛 1425 「Idoly Pride」 #4カラ6。
お腹を痛めながら 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「ここに立つその理由 (第4話)」 というお話です。前回の終わり、若い女性の間で大人気のアイドル “リズノワール (LizNoir)” が事務所 (星見プロダクション) に突然に現れて胸がドキドキした 新人アイドルのたまごたちは 皆で 前回の終わりに (雫さんが) 撮っていたレッスンの模様を見ながら 意見を言い合っています。「差はあって当然」 と雫さん。他のアイドルの歌やダンスを研究しやうかという話の中で、アイドルのおすすめに 「ある」 と雫さん。そんな頃、事務所の社員と社長は、パーソナルコンピューターの画面に浮かんでいます 「企画提案書 デビュー計画」 についての話をサラッとしています。その日の帰りなのかどうなのか、帰り道、牧野は 黒猫とにゃあにゃあしている制服姿の女子高生と出会います。彼女の名前は 早坂芽衣。そんなメイが黒猫と にゃあ していて思っていたより高くって降りられないからと その高さから飛んで来ます。そんなフライングして来たメイガールを上手にキャッチする牧野。じゃあね!そっと手を振って!と走り去るメイガール。「そっちの子もじゃあね!」 とメイガール。「ええっ!」 とふたり (牧野と琴乃姉)。夜、すず (お嬢) にアイドルの資料を持っていないかと尋ねる真琴さん。お嬢は お嬢の持つ琴乃姉コレクションを “合点承知!” と用意してくれるさうです。「わたしも、持ってくる」 っと雫さんは 「その前に これも見て欲しい」 と、わたしも痺れる “Trinityaile (トリニティエール)” の映像を皆に見せます。「新人枠ではリズノワと人気を二分している」 と雫さん。「ライバル」 と雫さん。「当時のやうに頑張ったとして いまの リズノワやトリニティエールに勝てるか」 と 当時の姉のやうなレッスン等で上を目指せるのかと牧野に尋ねる琴乃さん。考えていると牧野。いまのメンバーにはハラハラが足りないと 琴乃姉。牧野も同じ考えのやうで、翌る日 「この前の子をスカウトしやう」 と、この前の高台の猫場に行ってみた 牧野と琴乃姉。何かを一点に見つめているメイガール。瞳の先には ダンス中の一ノ瀬玲 (イチノセレイ) の姿が。高校のダンス大会で優勝したらしいイチノセレイと イチノセレイに詳しいメイガールは 「キラキラしたものになれる気がするから」 ダンスが好きっと牧野と話をしているのですけれど、そんなふたりを見、牧野がヤバミと警察に通報するイチノセレイ。場所を変え、アイドルに誘う やはりヤバミな牧野。翌る日、皆の前で 新しいメンバー メイガールを紹介する牧野。 「新しいメンバーですか?」 と琴乃さん。どういうことですか?新しいメンバーなんて聞いてないです」 と琴乃さん。レッスンを終え 「ねぇねぇグループ名ってまだ決まっていないんでしょ?」 とメイガール。"命名 メイドーナッツ" とグループ名を命名するメイガール。"空気を変える" と牧野。不満顔の琴乃さん。寮が木造だと思っていたメイガール。"見えてる" メイガールは琴乃姉とも仲良しになります。「何年もコイツとしか話してない」 と牧野に取り憑いている琴乃姉。家系的な体質で見えるらしいメイガール。お風呂の時間になり (基本 お風呂はふたりずつらしいです)、お風呂に入る さくらさんとメイガール。胸元の傷を尋ねたメイガールに 手術の跡とさくらさん。牧野の部屋に入り浸るメイガール。それを怪しむ寮ガールたち。抜き打ちで牧野の部屋に飛び込んだ 4人の寮ガールは そこで コンサート映像 (ノート型PC) を見ているふたりに拍子抜けします。「マナ様幻のライブ映像!」 と お嬢。翌る日もレッスンの中で 笑顔を振りまくメイガールに、メイが空気を変えたという意味がわかり始めたマイレボリューションな琴乃さん。そんな頃、琴乃さん と さくらさんのどちらをリーダーにしやうか悩んでいる牧野。「もっと自分の直感を信じなさい」 と琴乃姉。エンディング曲は Trinityaile の “Realiser” でした。うたが終わり 「みんなのデビューが決まった」 と牧野は 「さくらは このグループから抜けてもらう」 と 番組の最後の最後にドッキドキなことを言って わたしの心拍数を急上昇させました。
つづいて
突然の雨に襲われた帰り道、脇目も振らずにドタバタと帰り 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「別の光 同じ気持ち (第5話)」 というお話です。前回の終わり間際に 牧野は 「さくらは このグループから抜けてもらう」 なんて言うものですから (初見ではないのですけれど) とても一週間が長く感じました。さてさて、さくらさん、雫さん、チエさんにグループを抜けて貰うと牧野。「えっ?」 と雫さん。グループをバラしてドンな牧野は 「琴乃には琴乃の、さくらにはさくらの良さがある」。まるで月と太陽のやうなと説明をし 「ごめん!」 と皆の前で頭を下げます。「あ、うん」 と雫さん。「牧野さんを信じます」 と さくらさん。グループを抜けたさくら組に 新たにスカウトしたふたりを加入させると牧野は ハルコさんとレイさんを紹介します。17歳のハルコさん (事務の人)。「サエキハルコ、出た。3件だけだけど」 と雫さん。「イチノセレイ、18歳」 とイチノセさん。「この 5人でグループ」 と さくらさん。場面は変わり、デッキブラシなチサちゃんは悩んでいるやうで。「チサちゃん」 と 雫さん。「わたしも、いっしょ」 と雫さん。翌る日のレッスン。 「経験者、さすが」 と加入したばかりのふたりに驚く雫さん。レイさんから指摘を受けて 「う、うん」 と雫さん。「は、はい」 と雫さん。そんな頃、社長と話す牧野は眼鏡男子だったやうで、今まで気がつかなかったわたし。その日の夜 「うぅ、身体痛い」 とテーブルの上で崩れ落ちる 雫さん。レイさんがドデンと積んだ教則本を見て 「え、今から?」 と雫さん。翌る日、ぶっ続けのダンスレッスンに ヘタる3人。自身のないチサちゃんに 「チサちゃん」 と雫さん。練習を中断し 今日はおしまいにした さくらさん。帰り道、何か美味しいものでも食べに行かうかと 17歳。「じゃあ バナナ」 と雫さん。レイさんには何か焦りのやうなものを感じると さくらさん。「焦ってる?」 と雫さん。スーパーマーケットに寄る 4人はそこで 「あれってもしかして!」 と17歳。「もしかしなくても レイさん」 と雫さん。スーパーでレジ打ち業務なレイさんに 「どういう こと?」 と雫さん。親の許しを得ることが出来ず、家を飛び出したらしいレイさんに皆は驚きます。翌る日、さくらさんの呼び掛けで 事務所の前の ネモフィラの前に集合した 5人。花言葉を瞬時に検索し 「どこでも成功」 と雫さん。チサさんはレイさんに心をひらき、5人の娘たちは 少しずつですけれど 前に進んで行きます。レイさんに 「スパルタ、鬼コーチ、圧がこわい。それ、圧」 と17歳の陰にスッと隠れる雫さん。「えっ」 と雫さん。5人の距離は ギュッと縮まりました。おしまいは 10人で集合写真を撮りました。
つづけて
強風吹き荒れる帰り道をどうにかこうにかして 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「かけがえのないステージを (第6話)」 というお話です。練習前に 寮の庭の畑 (“トマト、きゅうり、なす"という文字が見えます) が映ります。自給自足アイドルの誕生です。さてさて 「デビューライブが決まった」 と牧野。「いつですか?」 と琴乃さん。デビューライブは "星見まつり” という催しで行われるさうです。有名なスタジオに行く娘たち。そこで 少林寺のやうなレッスンに励む娘たち。「Venusプログラムにエントリーする」 と力也社長。「行こう、みんな」 と琴乃さん。インタビューを受ける サニーピースの面々。「…ます」 と雫さん。17歳のハルコさんは経験者ということで場慣れしています。「すずちゃんが震えてる」 と雫さん。「なにしゃべったか 覚えてない」 と雫さん。「うん」 と雫さん。「うん」 と雫さん。「目指すのはその先、トップアイドル!」 と琴乃さん。円��を組む娘たち。場面は変わり、畑に芽が出て驚く雫さん。さらに変わり、Tokyo Town という会場が映り、ズババババーンっと Trinityaile の3人が映ります。「ありがとうございます」 と、天道総司の妹ではないのだけれど、物凄いオーラを放っています 天動瑠依さま。「トップアイドルですから」 と発することばも素晴らしい天動瑠依さま。「またよろしくお願いします」 とすみれ。Trinityaile が所属しておりますプロダクションの社長アサクラが 3人に小言を言います。グガっと睨みつけ、目で社長をころしかける瑠依さま。そんな日の夜 「明日デビューライブ開催!」 とハルコさん。「今日はいい紅茶ださうか、リラックス出来るやうに」 とハルコさん。そんな中 「もうちょっと」 と暗闇でダンスに励む雫さん。「トップの席はひとつしかない」 と琴乃さん。「ライバル、か」 とさくらさん。それぞれがそれぞれに想いを抱えながら 里見まつりが始まります。わたしが想像していたよりもずっと 大きな野外ステージがデビューステージのやうです。最奥から眺める牧野と浮遊霊。辺りは暗くなり 「いくよ!サニーピース!」 と さくらさん。サニピは 「Sunny Peace Harmony」 を披露します。サニピーする5人。つづいて 「走り抜けませう、月のテンペスト」 と琴乃さん。「月下儚美」 を披露する5人。その後、全員揃って観客に向けて ご挨拶をする (サニピと月スト) 若手アイドルたち。「がんばる、ます」 と雫さん。見守る牧野。「ありがとうございました!」 とアイドルたち。エンディング曲は 「The Sun, Moon And Stars」 でした。寮の畑には 沢山の実が成っていました。
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スケートと寝た勝生勇利
勇利はベッドの中でうつぶせになり、ぼんやりと頬杖をつき、首を傾けて、まだ眠っているヴィクトルをみつめていた。ヴィクトルは衣服を身に着けておらず、これはいつものことだったけれど、勇利のほうも、つややかな白い肩がふとんからのぞいて清楚に光っていた。 どうしてこんなことになってしまったのだろう? 勇利はそのことをさっきから考えていた。目ざめたときから考えていた。ヴィクトルと一緒に裸で寝たのは初めてで、そんなことになるとは、予想もしていなかった。後悔しているわけではないし、ゆうべはすばらしい幸福の時を過ごしたけれど──、それでも、どうしてこうなったのだろうと勇利にはふしぎだった。 ヴィクトルが強引だったわけではない。彼は優しく、勇利の気持ちを尊重し、最後まで逃げ道を残してくれた。勇利は戸惑い、ためらったけれど、ヴィクトルを拒むことはなかった。ヴィクトルのことをこころから愛しており、彼の愛もせつないほど感じたので、拒絶するなど思いもよらなかったのである。そんなことは発想すらなかった。 それでも……。 勇利は息をついた。ヴィクトルは愛の言葉をささやき、勇利もそれにこたえた。勇利はいつだってヴィクトルに夢中で、彼しか目に入らない。ゆうべは本当にすてきだった。ただ──。 これからも、こういうことがあるのだろうか? ヴィクトルがどんな心づもりでいるのか、わからなかった。あれはたった一夜のことなのか。それとも、今後はこんな関係も結んでゆくことになるのか。勇利はどちらでもかまわなかった。ヴィクトルの愛情と熱を与えられることは幸福であり、彼の熱っぽい声や熱狂的なまなざし、優しい愛撫は勇利をとろけさせた。しかし、勇利のヴィクトルへの愛は永遠だ。そ��いうことがなくても愛し、愛されてやってゆけるという気持ちもあった。一度こうして愛を交わして、ヴィクトルがみちたりたというのなら、勇利はそれでよかった。反対に、これからもそうしようということになるのなら……。 いやだというわけではない。ヴィクトルとの特別な時間を持つのはすばらしいことだ。きっとゆたかで輝く日々になることだろう。それはわかっている。わかっているが……。 ヴィクトルがゆっくりとまぶたをひらき、勇利のほうを見た。彼はうれしそうに笑い、勇利を引き寄せてかるくキスした。 「おはよう」 「おはよう」 「よく眠れたかい?」 「うん。朝までぐっすり」 「どこか痛いところは? つらいことはないかい? なにしろ俺は我を失って、勇利に熱中しておぼれてしまったから……」 勇利はすこし赤くなり、みずみずしくほほえんだ。 「大丈夫だよ。とても優しかった」 「そうかい? 本当はもっと優しいんだよ」 ヴィクトルはにこにこしながら、もう一度勇利にくちづけ、髪を撫でてまぶたをほそめた。 「次はちゃんと落ち着いて、せっぱつまったり大慌てになったりしない、きちんとしたところを見せるよ」 勇利はひとみをみひらいた。それをどう受け取ったのか、ヴィクトルが笑った。 「信じてないね? まあ、俺自身も信用ならないと思ってるけどね。勇利を前にすると俺は……」 「あ、そうじゃなくて……」 勇利はためらいがちに目を伏せた。 「そうなんだって思って……」 「そうなんだって?」 「次もあるんだって……」 ヴィクトルが息をのんだ。彼はあきらかに衝撃を受けた表情をし、勇利に顔を寄せて差し迫った声を出した。 「困るのかい?」 「困るっていうか……」 「もう懲りたの? 俺のことがいやになった? 焦ったりのぼせ上がったりみっともないことばかりしてたから、冗談じゃないっていう気持ちになったのか? 謝るよ、確かにゆうべの俺はどうかしてた。そもそも、勇利の前では俺はいつもどうかしてるんだが──」 「そうじゃないんだ。そんなんじゃない」 勇利が静かにかぶりを振ると、ヴィクトルは真剣に勇利をみつめ、絶望したようにささやいた。 「じゃあつまり……、勇利は、一夜限りだと思っていたと……俺をもてあそんだということなのかい……?」 「ちがうんだ」 勇利はすばやく否定し、どう説明したものかと困ってしまった。とにかく彼は、これだけは言っておかなければならないと、まずはいちばん大切なことを伝えた。 「ぼくはヴィクトルのことが好きだよ」 「…………」 「愛してる」 「…………」 「でも、こういうことは初めてで……」 勇利は言いあぐねた。ヴィクトルが口早に尋ねた。 「よくなかったの?」 「そんなんじゃないよ。すてきだった」 「だったらどうして?」 「なんていうのかな、つまり……」 勇利はしばらく思案し、まつげを揺らしていた。ヴィクトルは強いまなざしで勇利の横顔をみつめ続けていた。 「昔の話をしてもいい?」 勇利は首を傾けてヴィクトルを見た。ヴィクトルが低くうめいて暗い顔をした。 「過去のことなんて聞きたくないんだ」 「でもここが大事なんだ。これがないと説明できないんだよ」 「過去の誰かの話なんて……」 「え? 過去の誰か? 過去の誰かっていうか、過去のことだよ」 「だから、勇利の昔の誰かのことだろう?」 勇利は長く考えこみ、ようやく、もしかして、と思い当たった。ヴィクトルは勇利が誰かと付き合ったことがあると思っているのだろうか? そういえば、好きな子は、とか、愛されたことを、とか、そんな話をしたことがあった。勇利は笑ってしまった。 「ちがうよ。ぼくはヴィクトル以外を好きになったことはないし、同じふとんに入ったのもヴィクトルだけだよ」 「本当に?」 ヴィクトルが用心深く尋ねた。 「ぼくがどういう性格か、ヴィクトルはよく知ってるでしょ。でもそう、知らないこともあるだろうね。それをいまから話したいんだ。そのためには昔話が必要なんだよ。いい?」 「わかった」 ヴィクトルは緊張した顔つきでうなずいた。そんなに身構える話でもないのだがと勇利は思った。しかし、そうだ、やはりヴィクトルには言っておかなければならない。 「ぼくって、スケートしか知らないんだ」 勇利は話し始めた。 「ああ、わかってる」 「スケートを始めてから、ずっとスケートのことだけ考えてきた。ヴィクトルを知ってからはスケートとヴィクトルのことだね」 勇利がちいさく笑うと、ヴィクトルは慎重にうなずいた。 「本当に、それだけしか考えてなかった。頭の中はスケートでいっぱいだったんだ。ヴィクトルといつか同じ氷の上に立ちたいと思って、そのためには練習をしなくちゃいけなくて、どうすればもっと上手くなれるか、どんなふうに表現したいか、そんなことばかりだった。身もこころもスケートに捧げた。スケートをしながら誰かと愛しあうリンクメイトもいたけど、ぼくにはそんなこと考えられなかった。ぼくは合ってないんだと思う。誰かとのこころのつながりを持つことがいいほうに働く人もいるけど、ぼくはそうじゃなかったんだ。本当にスケートだけだった。ほかのことはすべて必要じゃなかった。ぼくはそれをおかしいとも思わなかったし、スケート以外の何かが欲しいと感じたこともなかった」 ヴィクトルはもう一度、さっきよりも注意深くうなずいた。 「リンクメイトたちは、もっといろんなものを見たほうがいいって助言してくれたりしたけど、ぼくにはできなかった。そのうちみんな納得して、勝生勇利はそういう人間なんだって理解したみたい。何も言わなくなった。そんなにスケートに夢中なら、スケートが恋人なんだってからかわれたりはしたけど、みんな悪い気持ちで言ってるんじゃなかった。ぼくはそういうことも考えなかったけど。とにかくスケートと、ヴィクトルを追いかけることに一生懸命だった。そのうち……」 勇利が言葉を切ると、ヴィクトルがいよいよ重要なところに近づいたのかというように、ますます真剣な顔になった。 「勝生勇利はスケートと寝たんだ、なんて言われるようになった。スケートにすべてを捧げて生きる、スケートと寝たスケーターだって。そんなふうに見えたらしいよ」 勇利がかすかに笑ってヴィクトルに視線を向けると、ヴィクトルはなんとも言わず、ただ瞬いていた。 「それで……、こんなふうにも言われた。そこまでスケートに対して何もかもを惜しみなく投げ出すなら、誰かと普通の関係は築けないって。絶対におまえはどんな相手よりもスケートを愛して、何かあったらスケートのほうをとるんだって。おまえと親密になろうとする者がいたらきっと傷つくだろうし、苦しむだろう。勝生勇利は自分の世界で、自分の好きなものだけを想って生きていて、そこにほかの人間の入りこむ余地はないんだって」 勇利は言われたことをひとつひとつ思い出し、丁寧に語った。 「これもみんな悪い気で言ってるわけじゃなかった。できることならぼくにスケート以外にも目を向けさせたかったか、そうじゃなかったら、おおげさに言ってそんなことないって否定させて、冗談にして笑いたかったんだ。でもぼくはそのとおりだなって思った」 勇利はひとつうなずいた。彼はヴィクトルをみつめ、澄んだ声で、きまじめに言った。 「だから、つまり……、ぼくってそういう人間なんだ」 勇利は困ったように眉を下げ、がんばって説明した。 「スケートのことだけでここまで来たから、何もわからない。どんなふうに関係を大切にするのかとか、どう表現するのかとか、ぜんぜん……。ぼくにできるのは氷の上での表現だけなんだ。ヴィクトルをいやな気持ちにさせたりもするはず。ぼくは自分の世界だけで生きてる人間で、こういう関係のことは想像もつかない。ヴィクトルもあきれるだろうし、ぼくを相手にしてると疲れると思う」 ヴィクトルが何か言いたげにくちびるを動かした。勇利はそれを優しく押しとどめた。 「最後まで聞いて。とにかくぼくはそうなんだ。どうしようもないんだ。いままでそうだったっていうことは、これからもそうなんだ。スケートのことばっかりなんだ。それが変わることはきっとない。ぼくって本当につまらない、おもしろみのない人間だよ。これは真理だと思う。ヴィクトルがぼくのスケートを好きだって言ってくれて、ただコーチでいてくれるあいだはそれでよかったけど……」 勇利は溜息をついた。 「こうなってしまった以上、それだけではいられないからね。ぼくはヴィクトルに今後迷惑をかけるよ。それに、もっと言うと、予想してただろうし、ゆうべのことで確信しただろうけど……、ぼくはこういうことよくわからないし、不慣れで、上手く対応できない。ヴィクトルはいろいろ気遣ってしてくれたのに、ぼくはちゃんとできてなかったと思う。できればもうすこしこういう行為になじむようになりたいけど、それはあまり期待できない気がしてる。だってぼくは自分の世界ばかり見てるし、スケートのことしか頭にないからね。ヴィクトルが望んでくれるなら努力はしたいけど、ヴィクトルが満足できるほどになるかはわからない」 ヴィクトルに抱かれるということは勇利にとって喜びで、すてきなことだった。勇利を抱くことはよいものだと、同じくらいヴィクトルに喜んでもらいたいが、スケートだけの勇利に果たしてそれができるだろうか? 「ぼくはそういう感じなんだ。それだけの人間なんだ。生徒としてはよくても──生徒としても言うことを聞かないってヴィクトルにはよくこごとを言われるけど──こういう相手には向かないと思うんだ。だからぼくはぼくを勧めない。ただ、誤解しないで欲しいんだけど、ぼくはヴィクトルのことを愛してるんだ。ぼくはスケートのことで頭がいっぱいだけど、スケートってぼくにとってヴィクトルのことだよ」 勇利が長い��白を終えても、ヴィクトルは黙りこんで返事をしなかった。勇利は、やっぱりこういうことを言われたら困るかなと考えた。でも、それならちゃんと説明してよかった。知らないままにこんな間柄をつくり上げてゆくのは、ヴィクトルにとってよくないことだろう。判断できる材料を彼に渡せたことにはほっとした。 勇利はちらと横目でヴィクトルを見た。ヴィクトルはあおのいて、目元に手を当て、まぶたを隠していた。勇利は彼が気の毒になった。 「ヴィクトル、あの、断り文句を考えてるなら、気を遣う必要はないよ。ぼくにはわかってたことだから。スケートの世界だけで生きてるって言われて、ずっとそのとおりだと思ってたから、ぼくは自分がこんなことになるなんて想像してなかったんだ。いまだって信じられない。だから、そういうことならやっぱり無理だって言われても平気だよ。こうなったのがふしぎなんだから。あんまり悩まないで欲しい。ひとつだけ……、ヴィクトルがゆうべのことを後悔してないといいんだけど……」 もしかしてこれは騙し��ことになるのだろうかと勇利は不安になった。始まる前に言うべきだったのだろうか。しかし、あの魅せられたような瞬間、そんなことを話す時間や考えがいったいどこにあった? 勇利はヴィクトルに求められて本当にうれしかったのだ。 「勇利」 あのとき、ヴィクトルは勇利の耳元で熱心にささやいた。 「おまえのことを愛してる」 「うん」 勇利はほほえんでうなずいた。 「ぼくもだよ」 ヴィクトルはそのあと、長いあいだ何も言わなかった。彼は、黙って勇利の手を握りしめていた。ヴィクトルがふれたがるのはいつものことなので、勇利は手をあずけ、されるがままになっていた。ただ、すこし変だとは思った。食事のあとは、たいていふたりでお茶を飲み、テレビを見たり、スケートの話をしたり、映画観賞をしたりしているのに──確かにそのときもテレビは流れていたけれど、ヴィクトルはあきらかに上の空で、番組の内容が頭に入っていないようだった。勇利は、ヴィクトルに何か緊張したものを感じた。何が彼をそうさせるのかはわからない。とにかく、普段のヴィクトルではなく、思いつめているようだった。 「ヴィクトル、考えごとでもあるの?」 勇利は思いきって尋ねた。ヴィクトルは仕事の点でも勇利より忙しいし、まわりの目も厳しいだろう。思案すべきこと、悩みなどもあるにちがいない。 「もしぼくが邪魔なら──」 「そんなことはない」 ヴィクトルは口早に言い、さらに勇利の手を握りしめた。 「そんなんじゃないんだ。勇利、ここにいてくれ。俺のそばに……」 「……わかった」 勇利はうなずいたけれど、やはり、ヴィクトルはいつもとちがうという気持ちがぬぐえなかった。いったいどうしたというのだろう。何を考えているのだろう? 心配ごとでもあるのだろうか。しかし、自分がヴィクトルの相談に乗れるとはとうてい思えなかった。勇利は人生経験も豊富ではないし──言ってしまえば勇利の「人生経験」はスケートだけで、ほかには何もないのだ。役に立つ助言などできるはずもない。 勇利はずっと気遣うようにヴィクトルを見ていた。ずいぶん時間が経ったころ、ふいにヴィクトルは顔を近づけ、真剣に勇利をみつめた。 「どうしたの?」 「勇利……」 ヴィクトルは熱心に、かすれた声でささやいた。 「いまから、俺と寝室へ来てくれ」 「え?」 勇利は意味がわからなかった。寝室に何かあるのだろうか? 見せたいものでもしまっているのか。 「いいけど……」 戸惑いながらうなずくと、ヴィクトルが不安そうにした。 「どういうことかわかるかい?」 「え? だから寝室に行くんでしょ?」 ヴィクトルはうつむいた。ちがうのかと勇利は慌てた。聞き間違えただろうか? 「ごめん……。俺の言い方がよくなかった。あんまり直接的に言うと勇利はびっくりするかと思って、みっともない誘い方になってしまった。まったくかっこう悪い。俺は勇利の前ではだめなんだ」 勇利はきょとんとした。勇利の前にいるヴィクトルは、何を言っても──ヤコフに叱られているときでさえすてきで、勇利はいつだってヴィクトルを愛しているのだった。 「つまり、勇利……」 ヴィクトルがあらためて言った。 「今夜は、勇利と同じベッドで寝たい……」 勇利はしばし考えこんだ。同じベッドで寝たい。ヴィクトルは寝室へ来て欲しいとも言った。おそらく、ヴィクトルのベッドで一緒に寝るということなのだろう。ヴィクトルはよくそういうことを望むけれど、勇利はすべて断ってきた。今夜も断りたいところだったが、ヴィクトルのこの様子はただごとではない。勇利は気になっ��。ヴィクトルがこんなふうに悩んでいるときくらい、こたえる準備は勇利にだってある。 「いいよ」 勇利はうなずいた。するとヴィクトルがまたうつむいた。いいと言っているのになぜだろう? まちがって伝わ��たのかな? 「やっぱりわかってないな、勇利……」 「わかってるよ。一緒に寝たいんでしょ。かまわないよ。ヴィクトル、なんだか様子がおかしいし」 「勇利の思うような『一緒に寝る』じゃない」 「一緒に寝るのに、ぼくが思うとかヴィクトルが思うとか、ちがいがあるの?」 ヴィクトルは熱烈に勇利をみつめた。勇利はすこし驚いた。ヴィクトルがこういう目つきをすることはこのところたびたびあったのだけれど、その中でも、ひどく熱狂的で、求めるような目遣いだった。 「ヴィクトル……」 「勇利」 ヴィクトルが勇利にキスをした。勇利は何をされたのかわからず、ぽかんとしてしまった。一瞬、ほんのすこしくちびるがふれただけだったけれど、確かにそれはキスだった。思いちがいではない。 「ヴィクトル……あの……」 「こういうことなんだ」 ヴィクトルは低く言った。 「こういうことなんだ、勇利」 こういうこと……。勇利は、キスと、一緒に寝るということをよくよく思案してみた。答えを出すのにずいぶん時間がかかった。そんなことが自分の身に起こるとは、勇利はまったく想像したことがなかった。しかし、あるわけがないと笑い飛ばすにはヴィクトルの目はあまりに真剣で、誠実だった。なんの経験もない、そういうことを思い浮かべることさえしない勇利がほかに考えられないほど、ヴィクトルのひとみの語るところはあきらかだった。 「……ヴィクトル」 「もう限界だ」 ヴィクトルが苦しそうにささやいた。 「無理にとは言わない。勇利の気持ちを大切にする。でもおねがいだ、勇利……俺と……」 ヴィクトルが勇利の手を強く握った。 「愛してるんだ」 勇利はものが言えなかった。ヴィクトルは手がふるえ、呼吸も苦しそうだった。彼はくるおしく勇利をみつめていた。愛するヴィクトルにこんな目をされ、こんな愛の告白を受けているのだ。勇利の答えもこころも、初めからひとつだった。初めてだから不安だとか、ヴィクトルがいいと思ってくれるだろうかとか、彼をがっかりさせるかもしれないとか、どうすればよいかわからないとか──そんなことを考える余裕はすこしもなかった。勇利はただ、ヴィクトルを夢中でみつめ、うなずいて彼にもたれかかった。 「……うん……」 勇利は同じようにふるえる手で彼の手を握り返した。 「ぼくも……」 あのとき、あの瞬間に、自分はどういう人間か、どんな性質かなどと、くどくど話すことはできなかった。たとえそうできる機会があったとしても、勇利は完全にとりのぼせ、ヴィクトルに夢中になってとろけてしまい、そんなことはすっかり頭から抜け落ちてしまっていたのだ。 しかし、結局はそれも言い訳なのだろうか? 勇利の落ち度ではあるのかもしれない。ヴィクトルは勇利がおもしろみのないたちをしていること、経験もなく、幼稚であることは知っていたはずだけれど、勇利の過去のことまでは知らなかった。少なくとも、ああなるまでに昔話は語っておいたほうがよかったのかもしれない。けれど──勇利は「ああなる」ことなんて思ってもみなかったのだ。 「ヴィクトル……?」 勇利は黙りこんでいるヴィクトルにためらいがちに声をかけた。 「あきれて声も出ないの? 黙ってたのは悪かったよ。ぼくもどきどきして、わけがわからなくなっちゃったものだから。ゆうべのことはなかったことにしてもいいよ。ぼくは忘れないけど……、でも今後言いだしたりはしない。さきに打ち明けておけばよかったね。ごめん」 「……勇利……」 そのときようやくヴィクトルが口をひらき、目元から手をしりぞけた。彼はうつぶせになると勇利に身を寄せ、両手を握って顔を近づけた。 「俺はね……、そんなことはわかってたよ」 ヴィクトルは真剣にささやいた。勇利は瞬いた。 「わかってたって?」 「勇利のいま言ったようなことさ。勇利がスケートだけに打ちこんで、自分だけの世界で生きてるっていうことは知っていた」 「どうして?」 「そんなのは見ていればわかるじゃないか。勇利がスケート以外に興味を示したことがあるかな? ああ、カツ丼はそうだね」 ヴィクトルはちいさく笑った。勇利はきょとんとし、それからほほえんだ。 「そうだね。カツ丼くらいかな」 「もちろん、こまかいことまでは知らないよ。そう……、スケートと寝た、なんて言われてたことはね。さすがにそこまでは……」 「ああ、よかった。そんなことまで知られてたらいくらなんでも恥ずかしいよ。あ、でも、いま言っちゃったんだった」 勇利は口元を押さえた。 「もっとも、それについては……、」 言いさして勇利はやめた。 「とにかく俺は勇利のことをよくわかってるよ。わからないことはたくさんあるけど、勇利のいま話したことは知ってるし、きみについてわからないことがあるということはわかってる」 「どういうこと?」 「勇利は永遠の謎だということさ」 ヴィクトルはくすっと笑った。 「ふたりが結ばれた翌朝に、こんなことをいきなり説明し始めるところもふくめてね」 「必要でしょ」 「そうかな」 「必要だよ」 勇利は当然だというように重々しく言い、きっぱりとうなずいた。ヴィクトルはいとおしそうに勇利をみつめていた。 「じゃあそういうことにしておこう」 勇利はもちろんだともう一度うなずいた。 「勇利が告白してくれたんだから、俺も打ち明けよう」 ヴィクトルがまじめに言いだした。 「何を?」 「勇利……、俺もね、勇利が思っているような人間じゃないんだよ。いや、きみはもう知っているはずだが──、俺は勇利があこがれているような、しっかりした、大人の男じゃないんだ。好きな子を誘うときはみっともない誘い文句しか出てこないし、その意味をわかってもらえない。さらに説明してもやっぱりだめだ。どうにか気持ちを伝えられはしたけれど、そのあいだじゅう、緊張でふるえている。ちっとも洗練された態度でベッドへ連れていけない。おまけに、大事な行為の最中も自分を見失ってわけがわからなくなる。好きな子のためにいろいろしたつもりだけど、その子が本当に気持ちいいとかしあわせだとか思ってくれたのかは、甚だあやしい。俺は尽くしたと思ってるんだが、とにかく舞い上がって、完全にぽんこつといった感じだったからね。かっこう悪い、冴えない男さ。初めてふれあったからそうだったんだと言いたいところだけど、果たして今後俺はまともになるのかどうか、俺にも保証はできない。いつまで経ってものぼせ上がって、おかしいままかもしれない。こっちの可能性のほうが高いね。何をするにもあがってわけがわからなくなり、紳士的になんてできないかもしれない。しどろもどろになったり、へどもどして、何をしているか、何を言っているか理解しないままだろうね。愛を伝えるのに文法だってまちがえて、『なんて言ったの?』と毎回訊き返されるかもしれない。キスもへたくそで、あきれるほどだろう。俺は好きな子の前ではだめなんだ。そうらしい。俺も愛を経験して初めて知ったことだ。勇利、そんな俺でもいいかい? いままで黙っていてごめん。最初に言っておくべきだった。騙してたつもりじゃないんだ。見ていればわかると思った。でも、勇利は言わないと伝わらないこともあるみたいだし、自分にばかり問題があると考えてるようだから、いま、きちんと、包み隠さず話してみたよ。どうだい? こんな俺を勇利はどう思う? 遠くからあこがれているにはいいだろうけど、実際愛しあうには難しいかもしれない。でも俺は勇利と愛しあいたい。愛しあいたいんだ」 ヴィクトルの長い打ち明け話を、勇利は幾度も瞬きながら、一生懸命聞いていた。のみこむのが難解な話だったが、なん��かわかったという気持ちだった。たぶんだけれど……。頼りない理解力ながらも、気になったことがあり、勇利はそれについて確かめることにした。 「ヴィクトル、いまの話だけど……」 「なんだい。こわいな。やっぱりそういうのはいやと言うんじゃないだろうね。ああ、こんな告白なんかするんじゃなかった。本当なら黙っているべきだったんだ。まったくみっともない。ここでも自分のだめなところを証明してしまった。勇利があんなふうに言うからつい……。何か俺に魔法をかけたかな? そういう意味でも、勇利は本当に謎だよ」 「ヴィクトルの『好きな子』って、ぼくでいいの……?」 勇利が��りたいのはそのことだった。ヴィクトルは目をまるくし、口をつぐんでしまった。 「あっ、ちがった? ちがったの? だってそんな感じで言うから……。ごめん、ちょっと……、忘れて。恥ずかしいな……」 勇利がうろたえると、黙りこんでいたヴィクトルが笑いだし、ふいに勇利を抱きしめて身体を揺らした。 「勇利以外にいないだろう! なぜそういうことを訊くんだ?」 「あ……そう……」 勇利はほっとした。よかった。まちがっていなかった。ヴィクトルが黙ったので心配してしまった。 「普通そうだろう。勇利だろう。ほかにいないだろ」 「だって『好きな子』としか言わないから……」 「ああ、そうだった。勇利ははっきり言葉にしないとわからないんだ。学んだはずなのに、だめだな。ゆうべといい、いまといい……」 ヴィクトルは溜息をつき、それから笑って勇利のひとみをのぞきこんだ。 「勇利、返事は?」 「え?」 「スケートのことしか考えてない、ほかは目に入らない勇利と、勇利の前ではかっこうよさなんて消えてなくなってしまう俺だ。じつはそんな姿を隠し持っていたなんて、お似合いじゃないか?」 「…………」 勇利は大きなひとみをぱちぱちと瞬いた。 「俺はスケートのことで頭がいっぱいになって、ほかを必要としない、不器用でいちずな勇利を愛してるんだよ。本当におまえはわけがわからない」 「それって愛の告白なの?」 「そうさ」 「じゃあ言わせてもらうけど……」 勇利はヴィクトルに顔を近づけてささやいた。 「ヴィクトルが洗練されてないとかかっこうよくないとか、何を言ってるのかぜんぜんわからない。ヴィクトルはいつもかっこいいよ。ただ、趣味はどうなの? ヴィクトルは自分はいい趣味をしてるって自信を持ってるみたいだけど、ぼくが勧めないぼくがいいなんてどうかしてるよ。でもそういう変なところもヴィクトルだなと思うし、好きだよ。わけがわからないのは貴方のほう」 「やっぱりお似合いだ」 ヴィクトルはすがすがしく笑って勇利にキスした。 「勇利……、たぶん、そのデトロイト時代の友人たちはね、もしも勇利と親密になろうとする者がいたとしたら傷つくだろうし苦しむだろう……、それがヴィクトル・ニキフォロフなら別だけど。──と言いたかったんじゃないかと思うよ。だって勇利が俺を追いかけてることを彼らは知ってたんだろう?」 「あ……、それ、ぼく思ったことがあるんだ。彼らは『勝生勇利はスケートと寝た』って言ったけど、ゆうべヴィクトルと寝て、あ、本当になったなって。だってぼくにとってのスケートってヴィクトルだから」 ヴィクトルは目をまるくし、可笑しそうに笑いだした。 「やっぱり勇利は謎だね」
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生涯自分籠もり
知能指数的な物差しだと多分オレはiq80程度の人間なのだと思うね。学校関係の成績は勿論幼少期から壊滅状態だったし、障害者学級に入れられなかったのが不思議なぐらいだ。 社会生活も一般人基準で働けた経験が無いので(精神障害者としての配慮が有るか、期待されないバイトだけ可能だった)、社会生活への適合は不適格だと言って良いし、実際一般人がオレと話したらかなりの部分で何言ってるのか分からないので驚くだろうよ。聞く方は上級国民の話はほぼ何言ってるのか分からないね。一般の人は目の前の簡単な事について話してる内容だけは一応分かる。
だから何だって?まあどうでもいいよな。オレも正直いまさら興味は無いんだ。
社会とか人間ともう関わっていこうと思っていない。そこは諦めてる。つか諦めた方が良い。変に解決しようとすると状況が悪化するだけ。社会や人間と関わらなくても、一人黙々とやれる事は探せば結構有るんだ。水泳とか刃物研ぎとか電子工作とかもそうだね。全部勿論我流だよ。誰からも教わった感覚は無い。水泳にはコーチはいたけど、ぶっちゃけ何言ってるのか分かった事は少なかった。泳いでて自分で気が付いて検証しての繰り返しでここまできた。水泳に限らず誰にも相談してないし、チームや集団行動で何かに挑戦したり成長したりとか、そう言う事は全くしないし出来ない。
これで良いんだ。自分以外を理解する事は出来ない。自分自身も理解出来るのはごく一部分でしかない。これがオレの限界領域だ。そこより先に立ち入ろうとは思わない。男とか女とかも関係ない。オレにとっては自分とそれ以外の人間、という1種類の区別しか意味は無い。そしてオレは「それ以外の世界」については踏み込まない。
自分。そこだけで始まり、そこで終わる。だから単純明快にして美しい。
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📛 092 「Idoly Pride」 #5。
突然の雨に襲われた帰り道、脇目も振らずにドタバタと帰り 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「別の光 同じ気持ち (第5話)」 というお話です。前回の終わり間際に 牧野は 「さくらは このグループから抜けてもらう」 なんて言うものですから (初見ではないのですけれど) とても一週間が長く感じました。さてさて、さくらさん、雫さん、チエさんにグループを抜けて貰うと牧野。「えっ?」 と雫さん。グループをバラしてドンな牧野は 「琴乃には琴乃の、さくらにはさくらの良さがある」。まるで月と太陽のやうなと説明をし 「ごめん!」 と皆の前で頭を下げます。「あ、うん」 と雫さん。「牧野さんを信じます」 と さくらさん。グループを抜けたさくら組に 新たにスカウトしたふたりを加入させると牧野は ハルコさんとレイさんを紹介します。17歳のハルコさん (事務の人)。「サエキハルコ、出た。3件だけだけど」 と雫さん。「イチノセレイ、18歳」 とイチノセさん。「この 5人でグループ」 と さくらさん。場面は変わり、デッキブラシなチサちゃんは悩んでいるやうで。「チサちゃん」 と 雫さん。「わたしも、いっしょ」 と雫さん。翌る日のレッスン。 「経験者、さすが」 と加入したばかりのふたりに驚く雫さん。レイさんから指摘を受けて 「う、うん」 と雫さん。「は、はい」 と雫さん。そんな頃、社長と話す牧野は眼鏡男子だったやうで、今まで気がつかなかったわたし。その日の夜 「うぅ、身体痛い」 とテーブルの上で崩れ落ちる 雫さん。レイさんがドデンと積んだ教則本を見て 「え、今から?」 と雫さん。翌る日、ぶっ続けのダンスレッスンに ヘタる3人。自身のないチサちゃんに 「チサちゃん」 と雫さん。練習を中断し 今日はおしまいにした さくらさん。帰り道、何か美味しいものでも食べに行かうかと 17歳。「じゃあ バナナ」 と雫さん。レイさんには何か焦りのやうなものを感じると さくらさん。「焦ってる?」 と雫さん。スーパーマーケットに寄る 4人はそこで 「あれってもしかして!」 と17歳。「もしかしなくても レイさん」 と雫さん。スーパーでレジ打ち業務なレイさんに 「どういう こと?」 と雫さん。親の許しを得ることが出来ず、家を飛び出したらし���レイさんに皆は驚きます。翌る日、さくらさんの呼び掛けで 事務所の前の ネモフィラの前に集合した 5人。花言葉を瞬時に検索し 「どこでも成功」 と雫さん。チサさんはレイさんに心をひらき、5人の娘たちは 少しずつですけれど 前に進んで行きます。レイさんに 「スパルタ、鬼コーチ、圧がこわい。それ、圧」 と17歳の陰にスッと隠れる雫さん。「えっ」 と雫さん。5人の距離は ギュッと縮まりました。おしまいは 10人で集合写真を撮りました。
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TEDにて
クリス・クルー:拡張現実Augmented Reality(AR)が、どのようにスポーツを変革して共感を紡ぐのか?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
クリス・クルーは、スポーツの未来を探究し、テクノロジーが選手やコーチだけではなく、一般の運動のできない人も含めたファン達にどのように役立つのか!を考察することを望んでいます。
ここでは、前NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のパンターが、拡張現実Augmented Reality(AR)によってあたかもフィールドに直接立ち、GoogleGlassを使用することによって、スポーツをしているかのような体験をさせてくれます。
2018年の現在は、HoloLensヘッドセットなどを代表とした色々な装置を装着したまま、激しく運動をしても自分の視界が確保できるような機械が登場してきています。
また、トップアスリートに装着させて、リアルタイムに実況中継を体験できるようにすることも計画されているそう��す。そして、さらには、他人の見ている世界を新たな見解で理解するのに役立つような、そんな未来を描いていきます。
かつて、GoProとグーグルグラスでその体験をしたことがありました。どうやって、真に迫るものにできるか?どうやって、次の次元に進めるのか?さて、お馴染みの方もいるであろう「Oculus Rift」と呼ばれるもので、我々は次の次元に進みました。
「Oculus Rift」は、過去もっとも現実に迫る仮想現実デバイスの1つでそれは決して言い過ぎではなく、その理由をこのビデオでお見せします(2020年に、Oculus Quest は、6DoF(6自由度)&ハンドトラッキングに対応しています)
これは、ある男性が生命の危機を感じるジェットコースターを体験したのものです。
我々が、エイドリアン・ピーターソンが、ラインを突っ走り、タッチダウンへ疾走する前にタックルする選手を腕を張って押しのける映像を撮影するならば、ファンの経験としてそれはどのようなものになると思いますか?
もし、彼がメッシでピッチを全力疾走し、華麗にゴールを決める。もしくは、ウィンブルドンでサーブをするフェデラーなら。どのような?ファンの感覚となると思いますか?
もし、オリンピックのダウンヒルスキー選手として、時速112キロ強のスピードで山を滑り降りるとしたら、それはどのような感覚となると思いますか?
しかし、これはまだ拡張現実ではないのです。これは仮想現実(VR)に過ぎません。どうしたら、拡張現実(AR)に辿り着けるでしょうか? では、NFLのちょっとしたテクノロジーのお話を。
1965年に、ボルチモア・コルツは、より早く作戦を伝えるようにクォーターバックにリストバンドを着けました。そして、その年のスーパーボールで優勝しました。
他のチームも先例に従いました。スピーディーでエキサイティングな試合になり、より多くの人が試合を観ました。
1994年にNFLは、クォーターバックのそれから後にディフェンスのヘルメットに無線機を付けました。さらに、素早くなったので更にファンは増加しました。より、観客が楽しくなったのです。
2023年。皆さんは、選手です。ハドルに戻ってくると皆さんが既に装着している目の前の透明のプラスチック製のバイザーに次の作戦が映し出されるのです。
忘れる心配は、もう要りません。フォーメーションを覚える心配はもう要りません。ただ、出場し共に応じるだけです。拡張現実は、フォーメーションを覚え易くするだけではありません。
拡張現実は、全てのデータを記録し瞬時に利用する方法でもあるのです。試合の仕方を改善するために、それはどのようなものでしょうか?多分、最もシンプルな装置はカメラでしょう。
スタジアムの四隅に取り付けられ、そこにいるすべての人々を全景で見下ろすことができます。
また、ヘルメットセンサーと加速度計の情報があります。今、まさに開発中のテクノロジーです。それら全ての情報をストリーミング配信で選手に見せます。
データーマイニングは、オタクだけのものではないのです。運動選手のためでもあります。これは、試合をとてつもなく面白いものにするものなのです。観客もこんな経験をしたいので多くの人が試合を観ることになるでしょう。
ファンはフィールドに立ちたいのです。彼らはお気に入りの選手になってみたいのです。私は、拡張現実を人類の中で共感を育むことに活用できると信じてます。
それは、他人の靴で1.6キロ歩くのがどういうものかを文字通り見せることによって行うのです。このテクノロジーがスポーツリーグにとって価値があるのを知っています。
しかし、このテクノロジーは、他にも応用できる無限の可能性があり、例えば、教室で「いじめっ子」などの彼の心無い振る舞いが、いかに、酷いものかを犠牲者の気持ちに立って教えようとしている先生にとって、どのような価値があるのでしょうか?
世界に向けて迫害されながら生きることが、どのようなものかを公開しようとするウガンダ人やロシア人にとって、どのような価値があるのでしょうか?
このテクノロジーは、子供世代に宇宙や科学についてより見識を深めてもらうべく、後押しに励むハドフィールド大佐やニール・ドグラース・タイソンにとってどのような価値があるのでしょうか?
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
(個人的なアイデア)
オウム真理教の集団テロ事象の原因は開発独裁特有の当時、自民党55年体制の特権意識による負の遺産とインターネット黎明期にまだ周波数を独占的した民放テレビ局の暴走が談合を産み出し、警察機関が職権乱用して談合に便乗。監視も悪用し権力を思うままにふるまわせたことに���る出来事にすぎない。
みなさん。考えてみてください!オウム真理教の集団テロ事象の後の警察権力は拡大してます!防衛庁は防衛省になりましたよね。拡大してます!スピード早くないですか?歴史的に見ると危険です。権力を思うままにふるまわせたことによる証拠です。憎しみの連鎖の起点の��つ。
テレビ潰れろ!なくせ!警察の職権乱用。警察が悪さしないようにまず監視カメラを警察内部につけろ!防衛省を防衛庁に格下げ、警察予算を削減してベーシックインカムの原資にすること。
他には・・・
オウム真理教の時代には、不可能だったディープラーニングの活用でカメラに、自動的にディープフェイクをリアルタイムの別レイヤーで人物に重ね録画していくことで、写る本人の許諾が無いと外せないようなアルゴリズムを強力に機能追加していく。
こうすれば、プライバシーの侵害にならないし、警察機関の職権濫用、監視悪用、マスメディアへの情報の無断横流し行為を予防できる可能性も高まります。他の予防方法があれば、選択肢が増えて良いかもしれません。
2020年には、新型コロナウイルスの混乱に乗じて、日本の悪徳警察は、初旬から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なしに照合しています!!(照合するのは「裁判で有罪となった人物(影響力のある有名人は無罪でも該当)」)
要するに、影響力のある有名人は無罪でも、基本的人権を制限して警察機関が徹底追跡する方が社会システム内での善性に沿います。
顔認証システムの拡充が進んでいることと、警視庁がリアルタイムで民間の監視カメラを一元管理し、顔認証システムで識別するシステムを持っていること。今後さらに拡充されていく危険性があること。
情報公開、検証、議論なしに拡大する顔認証システムへの危険性!!!
Apple Vision Pro 2023の登場で・・・
チャットGPTが、Apple Vision Proに搭載されれば?
どうなる?
しかも、行政府や他社とは違い指紋認証や顔認証と同様に虹彩認証データはApple Vision Pro内で処理されて外部サーバーには送信されません。
パスキーにも対応しています。
あなたの許可を前提に提供してくれたデータは、現時点でAppleの場合、広告ではなくハードウェアの製品開発に使用してます。
データに向き合う別の方法として
「Appleでサインイン」
これに切り替える方法!!
Facebook、Google、Twitter、Lineのアカウント(日本他企業含む)を使って、ワンクリックでサインインできるようになる画面がよく登場します。
このソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式にAppleが非常に魅力的な提案を2019の秋からしています。
Introducing Sign In with Apple - WWDC 2019 - Videos - Apple Developer
これはアプリなどからサインインする際に、ソーシャルメディアに登録しているアカウントの情報を自動的にサードパーティのサイトやサービスに提供してしまうことをコントロールする方法です。
「Appleでサインイン」(Sign In with Apple)ボタンは、アプリへの実装が義務化されて数年かけて普及してます。2021年時点ですべてに適用済み。
こちらは、Apple IDに登録しているアカウント情報からサービス側に提供する形にしてします。
使い方の簡単な説明は以下から
まずソーシャルサインインボタンから「Appleでサインイン」を選ぶ。
次に、名前とメールアドレスを登録する。ここで「メールを非公開」を選ぶと、Apple ID内に登録してるメールアドレスを公開せず、転送用のアドレスがサービス側に登録される。
最後にApple IDのパスワードを入力して登録を完了する。
次回からワンクリックで「Appleで続ける」ボタンから再ログインできるようになる。
転送用のアドレスは「設定」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」→「Appleでサインイン」から確認可能です。
他のソーシャルメディアアカウント情報から切り替えると、万が一、漏洩してもメールアドレスは非公開で保護できます。
そして
Appleは、プライバシー保護を目的とした「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」を導入
高度なセキュリティーや高いプライバシーに投資を積極的に行います。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会プロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する!
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
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<提供>
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誰でもできることを誰もできないくらいやること
「オンラ��ンエール授業」に登場した剣道家の内村良一。
全日本剣道選手権大会で3度の優勝を誇る剣道家の内村良一が29日に配信された「オンラインエール授業」に登場した。 「インハイ.tv」と全国高体連が「明日へのエールプロジェクト」の一環として展開する企画に登場。 インターハイ中��という経験から一歩踏み出そうとする全国の剣道部約80名を対象に授業を行い、逆境の時にこそ前を向く重要性を説いた。 「オンラインエール授業」はインターハイ実施30競技の部活に励む高校生をトップ選手らが激励し、「いまとこれから」を話し合おうという企画。ボクシングの村田諒太、バドミントンの福島由紀と廣田彩花、バレーボールの大山加奈さん、サッカーの仲川輝人、佐々木則夫さんら、現役、OBのアスリートが各部活の生徒たちを対象に授業を行ってきた。
その第27回の講師として登場したのは、剣道界を代表する剣士、内村良一だ。熊本県の強豪、九州学院高校に進学し3年時にはインターハイで個人、団体ともに優勝。玉竜旗高校剣道大会と魁星旗争奪全国高校剣道大会でも優勝を経験した。その後全日本剣道選手権大会では2006年、2009年、2013年と3度の日本一に輝き、世界選手権でも団体で3連覇を成し遂げるなど、数々の大会で活躍してきた。
講義の冒頭、インターハイの中止により悔しい思いをしている高校生を励ますように、内村はこんな言葉を送った。 「年寒(としさむ)くして松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに後(おく)るるを知る」
寒い冬の時期、ほかの植物がしおれている中でも、松や柏の葉は枯れないでいる。つまり、人は逆境の時にこそ真価が問われるということだ。「逆境の中から一歩踏み出せる、何かヒントになるような授業ができればいい」と語った内村。この言葉の裏には、自身の高校時代の経験があった。
「365日稽古をしなかった日はないかもしれない」ほど剣道漬けの生活を送った高校時代。インターハイ王者へ上り詰めた道の途中、「勝てない時期」があったと内村は振り返る。2年次から任された大将の重役。「スランプ」に苦しみ、「先生や先輩、仲間にすごく迷惑をかけた」という。 その時に学んだのが、「諦めないこと」だった。「窮して変じ、変じて通ず」という禅の言葉を紹介した内村。「一生懸命やっていれば必ず壁にぶち当たる。そこで逃げるんじゃなくて、何回も何回もぶつかっていく。それが力になる」と当時の葛藤を思い返すように力を込めた。
剣道界の先頭に立つ名手の話に聞き入る現役高校生。続いて行われたのが質問コーナーだ。「技術」「メンタル」「将来」という3つの項目で、参加者から次々と声が上がった。 剣道上達の一番の近道は「誰でもできることを…」 最初に行われた「技術」に関する質問。1つ1つの質問に対し、身振り手振りを加えながら丁寧に答えていく内村。攻め方のバリエーションを増やす方法や、相手の起こりのとらえ方について説明した。その中で、部活にコーチがいないため、自分で練習メニューを考えているという高校生から、質問が飛んだ。 「高校時代にやって、成長したと感じた稽古は何ですか」と聞かれた内村。一瞬、間をおいて言葉を選びながら「その時の課題によっていろいろあるんですが」と前置きしたうえで、基礎練習の重要性について語り始めた。
「高校時代から今まで続けてきたこと、上達への一番の近道は、素振りだと思います。稽古の時もそうですが、稽古以外の時に隠れて素振りができるのか。努力できるのかが大事になってくると思います。
私の師匠の森島健男先生に、『剣道の修行は平凡なことの繰り返し。誰でもできることを誰もできないくらいやること。これが剣道の修行ですよ』と教わりました。
人が見ていないときにどれだけ竹刀が振れるのか。それが一番の近道だと思います」
基本を大切にし、誰よりも稽古に励むこと。遠回りのようで、実はこれが上達への一番の近道だと言う。自身が実践しているからこそ重みのある言葉だ。質問者の高校生も「素振りは家でもできるので、積極的にやっていきたいです」と目を輝かせた。
続いて、質問コーナーは「メンタル」の項目へ。2年生部員からは「自分は、試合前になると緊張していつもの自分の技が出せません。内村さんは試合前どのようにしていますか」と悩みを打ち明けられた。
これに対し、内村は「みんなプレッシャーは嫌なんですよね。でもプレッシャーが実力をフルに発揮するには一番必要な条件だったとしたらどうでしょう」と異なる視点を提供。科学的な根拠を交えながら、「緊張」についてのある“事実”を紹介した。 「人の安静時心拍数というのは、1分間に70前後と言われています。でもこの安静時心拍数の状態では力は発揮できないんですよね。逆に、プレッシャーがきて心臓がどきどき、息がハアハアしている時っていうのは、(心拍数が)150以上になっているんです。これでもうまくいきません。 これを一番実力が発揮できる120~150のところに持ってくる。その方法として呼吸法があります。剣道では稽古の前後に正座して黙想しますよね。呼吸を整えるんです。実際にプレッシャーを感じたら呼吸を落ち着けて、そこ(心拍数120~150)に持ってくる手段を稽古からやっておく。緊張が来たときに『これは実力を発揮するために必要な条件なんだ。誰にでも来ることなんだ』と考えることだけでも、(緊張改善の)第一歩になると思います」
ある程度のプレッシャーを感じていないと実力はフルに発揮できないことを説明した内村。一番実力が発揮できる心拍数120~150という範囲を、「あくまで一般的な数値」と説明しつつ、最も大事なのは「自分で体験して自分でつかむこと」だと言う。「緊張」を取り除きたいものから必要なものへ、考えを転換させる。内村は稽古から「緊張」に対しても準備を怠らない。
しかし毎日の稽古でモチベーションを高く保ち続けることは簡単ではない。高校生から続けて飛んだ「内村さんは長い期間剣道をやっていると思いますが、長くやってると、めんどくさいなとか、やりたくないなと思う日が絶対あると思います。そういう時の気持ちの入れ方ってありますか」という質問に対し、自身の経験を踏まえて具体的なアドバイスを送った。 「私が一番大事にしていることは目標設定です。試合が終わって目標を達成した、目標達成できなかったとしても、次の目標設定を必ずするようにしています。自分がなかなかモチベーションが上がらないなって時って、やっぱり自分がどこに行きたいのか、どうなりたいのか、明確にできていないときなんですよね。これは剣道だけでなく勉強でもそうだと思いますが、しっかりとした目標設定。自分がなりたい姿を設定できれば、モチベーションは上がってくると思います」 逆境の今だからこそ「悔しい思いに意味を持たせるのは皆さん自身」
剣道着ではなくスーツで、竹刀ではなく言葉を高校生と交えた内村。その姿勢は誠実そのもの。しっかりと後輩たちの“一打一打”を受け止めていた。講義が質問コーナーの最後の項目「将来」に移ると、参加者から「将来つきたい仕事があるが、本当にこの仕事につきたいのかどうかわからない」と将来への不安を打ち明けられた。内村は「私も小さいころからいろんな夢があった」と不安な気持ちを和らげるようにアドバイスを送った。 「警察官になろう��思ったのは就職試験の直前なんですよね。今はこれになるんだ、って決めなくていいと思うんです。いろんな可能性が皆さんにはあります。一つに決めるのではなくて、いろいろな可能性をもっていいと思います。そのためにはしっかり勉強すること。そして今やっている剣道を一生懸命やること。しっかりアンテナを張っておけば、自分がどこに行けばいいのかおのずと見えてくると思うんですね。
私も大学3年生の時、教員になるか警察官になるか迷っていました。警察官になったのは、学生時代あんまり(剣道の)成績を残せなかったな、もうちょっと勝負の世界で生きていきたいな、という思い。国民を守る仕事につきたい、という思いから(警察官に)なったわけで、どこできっかけがあるかわからないんです。ですので、今は一生懸命勉強して、一生懸命稽古をして、アンテナを張って、一つに決めるのではなくいろんな可能性を見つけていけばいいと思います」
あっという間に過ぎた1時間。新型コロナでインターハイという大目標を失った剣道部員たちだったが、偉大な先輩の言葉に勇気づけられた様子だった。講義の最後に内村は参加した高校生たちへ向けこんなエールを送った。 「高校生の皆さんの生の声を聞けて、私自身本当に勉強になりました。新型コロナウイルスの影響でインターハイが中止となり、今は本当に苦しい思い、悔しい思いをされていると思います。でも、この苦しい思い悔しい思いに意味を持たせるのは皆さん自身なんですよね。この逆境、この苦しい状況に意味を持たせる。これがあったから今があるんだ。そう言えるように、これからの毎日、一歩一歩を頑張ってもらいたいなと思います。そしてみんなで力を合わせてこの困難を乗り切って、今度は実際に会って剣を交える時が来ることを楽しみにしています」
夏を失い、苦しい思いを抱いた剣道部員たちを勇気づけた内村。逆境の時こそ真価が問われる。剣道家らしく背筋をピっと伸ばし、正面から送ったメッセージは、若き剣士たちの背中を押したに違いない。
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#練習に励む 【Claimers JAPAN】 2022.4.30 本日参加の方、お疲れ様です。 #キャッチボール #トスバッティング #縦ノック #ハーフバッティング #内野ノック #11 六波羅 GW最初の活動は2名の体験の方に参加いただきました。 レベルの高いプレーを見せ、チームの指揮が上がり、メンバーも負けじと集中力のある活動ができました。 GW最終日の試合、今後控える公式戦に向けて練習していきましょう! #男女混合野球チーム #ミクスドベースボール #対戦相手募集中 #大阪軟式野球チーム #東京軟式野球チーム #大阪城公園 #公園で野球しよう 🏟 #野球を広げる #女子野球を広げる #女子野球メンバー募集中 #初心者大歓迎 #コーチは経験者男子 (大阪城公園) https://www.instagram.com/p/Cc9gduxPAFN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#練習に励む#キャッチボール#トスバッティング#縦ノック#ハーフバッティング#内野ノック#11#男女混合野球チーム#ミクスドベースボール#対戦相手募集中#大阪軟式野球チーム#東京軟式野球チーム#大阪城公園#公園で野球しよう#野球を広げる#女子野球を広げる#女子野球メンバー募集中#初心者大歓迎#コーチは経験者男子
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いたるところに、漢字、漢字、漢字が…!
「你好! 安田先生!(こんにちは!安田さん)」
小さいが清潔感のある空港から外へ出ると、私の名字が書かれた紙を持っている青年が流暢な中国語で声をかけてきた。彼の中国語名は子辰。紙には中国語で「歓迎」、日本語のひらがなで「ようこそ」と書いてある。彼は日本語はわからないが、Google翻訳で調べて書いてくれたという。
“子辰”と握手を交わした私のすぐ横を、機内で隣席に座っていた中国国営企業(資源系)に勤務する北京出身のビジネスマンの集団が歩いていく。彼らとは宿が一緒だったので「再見!(またね)」と挨拶を交わして見送った。
「四川電力阿壩公司」
現地の通貨を下ろすためにATMの列に並んでいると、またもや目の前に漢字があった。私の前に並ぶ男が、なぜか中国内陸部のインフラ企業・四川省電力公司アバ支社のサッカーチームのレプリカユニフォームを着ていたのだ。さらにミネラルウォーターのボトルを捨てる場所を探すと、中国語で「リサイクル」「その他のゴミ」と書かれたゴミ箱があった。
待っていてくれたピーター(子辰)と、空港付近で見かけた中国語の数々。ゴミ箱は中国の援助で設置されたらしく、英語よりも漢字のほうが文字が大きい。
そもそも、カタールのドーハで飛行機を乗り換えて以来、私はほとんど中国語しか���っていない。英語はせいぜい機内でのドリンクの注文と、入管で渡航意図を説明したときにちょっと喋った程度だ。
だが、私が来た場所は北京でも成都でもない。東アフリカの内陸部に位置する山岳国家・ルワンダの首都のキガリである。標高1500メートルほどの高原地帯に位置するキガリは、ほぼ赤道直下にもかかわらず、年間を通じて最高気温・最低気温の平均がそれぞれ約27度・約18度、湿度も低くて過ごしやすい。
“子辰”のルワンダでの名前はピーター・ムホザという(さらにフランス語でジャン・ピエール・ムホザという名もある)。意思疎通にほぼ問題がないレベルの中国語を話し、漢字のニックネームまで持っているが、れっきとしたルワンダ人だ。
ピーターとは、現地への渡航にあたり、北京の中国地質大学で恐竜学を学ぶ黒須球子(まりこ) さんのルームメイトのモザンビーク人留学生の友達の友達……という、恐竜とアフリカ系中国人材というカオスな人脈をたどった果てに知り合った。
(黒須さんについては、こちらの記事も参照いただきたい→https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64445)
中国を見るならアフリカを見よ!
ところで、私はなぜルワンダに行ったのか? 理由は簡単だ。いま、中国本土以外で中国ウォッチャーが最も見ておくべき場所は、アフリカだからである。
中国は1950年代以来、反帝国主義や第三世界の連帯を唱えてアフリカ諸国と独自のコネクションを築いてきた。イデオロギー主導の外交は1980年代にいったん下火になったが、21世紀に入ると資源エネルギー需要の増大や中国企業の対外進出(走出去)政策、さらに習近平政権下での一帯一路政策を受けて、アフリカとの関係が再び強化された。
※取材謝礼であるヤマハのステレオを手にテンションが爆上がりのピーター。ビックカメラの英語ページから欲しい商品を選んでもらったが、彼が選んだ液晶テレビは中国メーカーのハイセンス製だったので、第2希望のヤマハ製品を持っていった。
近年は中国の対外援助の5割近くを対アフリカ援助が占めている。「政治的条件のつかない援助」を合言葉に、相手国の政体にかかわらず(=たとえ独裁国家が相手でも)手を差し伸べる中国は、専制的な国も多いアフリカから見ればありがたい相手だ。旺盛な経済関係もあって、アフリカ諸国の対中好感度は軒並み高く、国連などの場でも中国の応援団として振る舞うことが期待されている。
そんなアフリカ諸国のなかで、私が今回訪ねたのがルワンダだ。1994年に50〜80万人もの犠牲者を出したルワンダ虐殺から、今年はちょうど25年目にあたる。いまこそ見ておくべき国だと言っていい。
詳しくは後述するが、内戦終結後のルワンダは「アフリカのシンガポール」を合言葉にスマート国家への脱皮を図っている。政治は専制体制、経済はニューエコノミーを重視した国家資本主義……と、国土面積が四国の1.4倍程度の小国にもかかわらず、中国さながらの国家を作ろうとしているのだ。
私は北京から約8000キロ離れたこの小さな国へ、「中国っぽいもの」を探す旅に出たのであった。
習近平は素晴らしいリーダーだ!
「最近のルワンダはアメリカと少しギクシャクしているけれど、中国との関係はすこぶる良好だ。いまのルワンダにとっていちばん重要な国は中国だと思うよ」
空港からのタクシーの車内で、ピーターがそう説明してくれた。
1990年生まれの彼はルワンダ虐殺で父を失ったが、内戦後は母子家庭のなかで勉学にはげみ、成績優秀者を選抜するルワンダ国家の奨学金を得て同国では数少ない高等教育機関であるルワンダ国立大学を卒業した。やがて2015年に中国政府奨学金留学生として北京科技大学に留学して、バイオ燃料にかかわる論文で修士号を取得している。
ピーターは細身の長身で、黙っていると横顔がちょっとウィル・スミスっぽくてかっこいいのだが、お調子者で不器用な性格が玉に瑕である(ただしルックスがよいのでモテる)。もっとも優秀なのは確かで、北京留学中は留学生の代表として訪中したルワンダ大統領のポール・カガメ(後述)にも会った。今年か来年、中国政府から再度の奨学金を得て北京で博士号を取るのが当面の目標だ。
「習近平は素晴らしいリーダーだと思うね。中国のリーダーはロング・タームでものを考えて、実行できている。多くのアフリカのリーダーも見習うべきだろう」
その経歴からしても当然、ピーターは親中派である。もっとも、こういうエリート層は最近のルワンダ(のみならずサブ・サハラ各国)ではそれほど珍しくない。例えば、2日後に私が会ったピーターの友人で、中国語教師のガット(32歳、中国語名「田文」)も言う。
「ルワンダがモデルにするべき国家は中国だ。政治的安定、経済発展、イノベーションを実現するには中国みたいな体制が理想的なんだ」
ガットも94年のルワンダ虐殺の生き残りである。ピーターと同じくルワンダ政府の奨学金を得て大学へ進学し、やがて中国政府の国策にもとづく語学教育プロジェクト・孔子学院の奨学金を得る形で重慶師範大学で漢語教育分野での修士号を取った。帰国後はそのままルワンダ国内の孔子学院に就職し、母国の後輩たちに中国語を教えている。
中国語とソロバン、広がる影響力
孔子学院はあくまでも語学教育プロジェクトであり、日本で一般に思われているほどゴリゴリのイデオロギー教育がなされているわけではない。ただ、ルワンダにとって最大の輸入相手国である中国の言語を教え、さらに奨学金を通じて「先進国」中国への留学の機会を提供してくれるので、現地のインテリ層の対中好感度を上げるうえでは一定の役割を果たしている。
2018年12月現在、アフリカ全土で孔子学院は59施設、より小規模な孔子課堂が41施設あり、のべ140万人以上が学んだとされる。ルワンダだけでも孔子学院・課堂は約20施設があり、ガットが教えているのはキガリからバスで3時間ほどの距離にある地方都市の教室だ。
ルワンダの孔子学院で、学生側が負担する費用は入学手続き料の30000ルワンダ・フラン(約3600円)のみ、入学後の学費は完全に無料だ。学位は取得できないとはいえ、将来を切り開く上ではかなりお得な教育機関だと言っていい。
※もう一人の孔子学院奨学金OBの中国留学経験者で、キガリ市内で旅行会社を経営するガテラ氏。アフリカ大陸のど真ん中にもかかわらず、中国語人材を探すとどんどん見つかる
孔子学院以外にも、私が目にした中国のソフトパワーを紹介しておこう。それはピーターの仕事である。彼は現在、北京に本社を置いて世界展開するソロバン教育塾チェーン「Shenmo(神墨)」グループのルワンダ・ブランチの運営にたずさわっているのだ。
キガリ郊外にある教室に遊びに行くと、6〜11歳の子ども十数人が、一心不乱にソロバンの玉を弾いていた。一通りソロバンを使わせた後は暗算である。算数の基礎能力を付けるうえでは、ソロバンは有効だ。
授業は英語でおこなわれるものの、教材は中国からそのまま持ってきたもの。漢字で書かれた答案用紙に、子どもたちが答えを書き入れていく。
かつてルワンダは旧宗主国のベルギーが教育に不熱心だったこともあって、1960年代まで大学が存在せず、その後も内戦などで教育の混乱が続いた歴史がある。Shenmoはまだ小規模だが、教育産業の需要それ自体はある国だ。
「ルワンダの教育環境は、はっきり言って現在でも全然よくない。理数系に強い人材を育てなきゃいけないんだ」
そう話すピーターは、半年ほど前に隣国タンザニアのダルエスサラームでShenmoのブランチ代表としての研修を経験した。イラン・ルワンダ・タンザニアの代表が集められ、中国人コーチからソロバンの特訓を受けたらしい。ライオンだらけの国に、中国ソロバン塾の「虎の穴」があったのだ。
父は穏健派だから殺された
ピーターのソロバン教室で学ぶ子どもたちは人懐っこく、あれこれと私に話しかけてきたり、時計やカメラをいじり回したりと天真爛漫だ。だが、彼らが生まれる前にルワンダが経験した歴史は重くて暗い。
ルワンダは過去にながらく、旧宗主国のドイツやベルギーによって作り出されたツチ・フツの「民族」対立に苦しんできた。ツチとフツの言語や宗教はほぼ同じで、両者の差異は実質的にほとんどないが、植民地時代に少数派のツチが「白人に近い」とみなされ中間支配層として活用されたことで対立の芽が生まれた。
ツチとされた人たちは人口の約14%、フツとされた人たちは約85%である(他に先住民である「トゥワ」が1%)。ツチ・フツは外見上でも区別できないが、植民地政府が作ったIDカードに「民族」を記載する項目が設けられたことが悲劇の遠因になった。
1962年のルワンダ独立後は多数派であるフツが権力を握り、初代のカイバンダ大統領時代にはツチがしばしば虐殺された。2代目のハビャリマナ大統領(服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』にも「ハビさん」の名で登場する)の時代の末期、1990年代前半にも激しい内戦が起こり、権力の維持を図った同政権の取り巻き集団を中心にフツ至上主義(フツ・パワー)が喧伝された。
ツチへの憎悪を煽った雑誌『KANGRA』。ルワンダ虐殺の当時、ツチの民兵たちの間でよく読まれていた。キガリ市内の虐殺記念館にて許可を得て撮影
ついに94年、このハビャリマナ大統領の暗殺を契機に混乱がいっそう拡大し、民兵組織や地方有力者の扇動を受けた一般のフツ系住民が、ツチや穏健派フツをわずか3ヶ月間で50万〜80万人(一説には100万人)も虐殺するルワンダ虐殺が起きた。単純計算でも、内戦前の人口(約720万人)の10%近い人数が犠牲になったことになる。ソロバン先生のピーターも、この事件で父親を失っている。
「当時は4歳だったから、僕には父さんの記憶も、虐殺の記憶もない。父さんがフツで母さんがツチだったらしいけれど、父さんはフツなのに虐殺に加わらない穏健派だったから殺されたみたいだ。ただ、どうやって亡くなったのかはよくわからない」
いっぽう、孔子学院の講師であるガットは、父親がツチで母親がフツだった。ガットが7歳のときに発生した虐殺で父親の一族は皆殺しにされたが、当時は母親がフツの男性と再婚していたので、連れ子であるガットはかろうじて難を逃れている。ガットは言う。
「私みたいな話はいくらでもあるが、みんな我慢している。被害者も加害者も大勢いるし、(虐殺の)当時に何をしていたかは、他人に聞ける話題じゃないさ。過去に直接手を下したことがわかっている人についても不問に付す。それが未来のためだ」
虐殺25年後の強権と経済発展
1994年のルワンダ虐殺は3ヵ月ほどで終わった。隣国ウガンダに亡命していたツチ系勢力を中心とするルワンダ愛国戦線(RPF)が内戦に勝利し、虐殺が停止されたからだ(ちなみに同年9月〜12月にはルワンダ難民への人道救援活動として、自衛隊が隣国ザイールの難民キャンプに派遣されている)。やがて政情は徐々に安定し、2000年からはRPFのリーダーだったポール・カガメが大統領となった。
近年、カガメは強力なリーダーシップのもとで「アフリカのシンガポール」を目標にルワンダの国家改造を進めている。カガメはかなり独裁的だが、ジンバブエのムガベや中央アフリカのボカサのような、従来のアフリカにありがちな国家を私物化するタイプのリーダーではなく、あだ名は「ルワンダのCEO」だ。植民地時代から行政や教育現場で用いられてきたフランス語も、英語に置き換えられた。
ルワンダの一人当たりGDPはまだ750ドル程度で、国家予算の3割を援助に頼る。だが、ルワンダの汚職の少なさや政府の行政能力、良好な治安、起業の容易さなどは国際的にも高く評価されている。国外からの投資も集まり、2008年〜2017年の10年間のGDP成長率は約7.5%に達した。人口も虐殺当時の倍以上となる約1220万人まで増え、社会には若者が多く活気がある。
近年は政府の政策により清掃に力が入れられていることもあって、キガリ市内の中心部はかなり清潔だ。路上にゴミはほとんどなく、他のアフリカの都市と比較しても清潔感がある。夜間のひとり歩きも、それほど怖くない。
カガメ政権下では従来の民族対立も強引に押さえ込まれ、いまや「ツチ」「フツ」はもちろん「民族(ethnicity)」という単語すらおおやけに語ることはタブーだ。もっとも実際のところ、内戦前は人口的に多数派のフツ系が支配層だったが、内戦後はカガメ自身を含めたツチ系のリーダーたちが台頭するようになっている。
現在、ICT分野で起業をしたり、中国に留学したりするような「意識の高い」ルワンダ人の青年エリートは(ピーターはフツ系だが)多くが幼少期に虐殺を生き延びたり、亡命先から母国に戻ってきたツチ系の人たちである。彼らはそれぞれカガメを手放しで称賛する。
「カガメ大統領は凄い。彼はルワンダ国民を愛しているし、ルワンダをもっと発展させてくれる。国家が発展するときは、ああいうストロングなリーダーの政治が必要なんだ。マスコミや野党の統制だって、ときには必要とされる場合があるのさ」(ピーター)
「カガメの政策は庶民の希望と合致している。彼ら(=RPF)はルワンダを虐殺から救ってくれたし、カガメに代われる者はいない。みんなが、カガメにもっと大統領を続けてほしいと思っている」(ガット)
中国人から「言論の自由がない」と評される国
ルワンダではカガメについて「褒める」以外の評価が許されていないとはいえ、かなり多くの国民が本気でカガメを支持しているのも確かだ。これはピーターやガットのようなエリート層だけに限った話でもない。
ただし、カガメ政権は経済発展以外の分野でもシンガポールや中国を参考にしているらしく、マスメディアを強力に統制し、野党を強力に弾圧している。さらに2015年には、憲法を改正して大統領任期を事実上17年間も延長してしまった。
プロパガンダ雑誌の表紙をかざるポール・カガメ。「ルワンダのCEO」のイメージを損なわないための演出なのだろうが、反政府ゲリラの元リーダーがこれだけスマートに振る舞っているのは驚きだ。
ルワンダの報道統制は凄まじく、中国系の民間シンクタンクが昨年8月に発表したレポート『非洲国家民衆眼中的中国形象—盧旺達(アフリカの国家・民衆から見た中国の姿:ルワンダ)』のなかでも「言論の自由は相対的に制限されている」「(現地メディアは)民衆の真実の感想や視点を反映したりよく伝えたりすることが比較的少ない」という記述がある。中国人が見てすら「言論の自由がない」と感じてしまうほどの国なのである。
従来、欧米各国はルワンダ虐殺への配慮もあってカガメ政権への批判を手加減してきたが、近年はさすがに批判が強まり、ルワンダの対米関係も悪化しつつある。ただ、それゆえに専制体制を気にせずに仲良くしてくれる「大国」の存在は歓迎される。つまり中国のことだ。
CNNによれば、中国は過去12年間でルワンダに4000億ドル(約4兆3900億円)を投資してきた。ルワンダの道路状況は地方を含めてかなり良好だが、こうした国内道路の7割は中国企業の建設によるという。昨年7月、習近平は中国の国家主席としては初めてルワンダを訪問して一帯一路構想への参加を歓迎し、一説には道路建設に1億2600万ドル(約138 億円)規模ともいう融資を決め、さらに病院や新空港の開発でもルワンダ政府と合意に達した。
ルワンダの目覚ましい復興は「アフリカの奇跡」として国際的にも高い評価を得ている。だが、その成功を支えるものは、広い意味での中国モデルの国家体制である。
「虐殺」の後には中国きたる
以前、私は『さいはての中国』(小学館新書)で、カンボジアでの中国の存在感の増大について書いた。かつて内戦とポル・ポトの虐殺を経験したカンボジアは、1990年代前半にUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)を���じめとした国際社会の支援のもとで議会制民主主義が導入されて国家を再スタートさせたが、近年は中国の強い影響化に置かれるようになった。
現在、カンボジアは急速な経済発展で投資家の注目を浴びるいっぽう、与党が国民議会の全議席を独占するなど、フン・セン首相の独裁体制が固められている。フン・センと中国の関係は強固で、カンボジア国家は、中国からの多額の借款を受け入れている。ASEANの会議などで南シナ海の領土問題が持ち出された際に、カンボジアが必ず中国を支持する光景もすでにお馴染みだ。
虐殺の後には中国きたる――。この構図はカンボジアのみならず、ルワンダもまた同様だ。
米中対立の激化が進むなか、今年5月12日付けのAFP(日本語版)は、フランス国際関係研究所のアリス・エクマン氏の見解を引用する形で、世界の各国が米中のいずれの勢力に属するかの選択を突きつけられる時代の到来を予告している。中国に「新冷戦」を本気で戦い抜く覚悟と体力があるかは不明だが、近年の中国の国際的プレゼンスの拡大を受けて、第三世界の諸国のなかには、かつての毛沢東時代さながらに中国側へなびく国が出てきている。
ルワンダをめぐってはかつて冷戦下の1960年代に、西側寄り(フランス寄り)のフツ系政権を牽制する目的から、複数のツチ系反政府勢力がソ連や中国の支援を受けていた歴史がある。現在の中国とツチ系のカガメ政権との関係は、半世紀前の共闘の構図が新冷戦の時代に装いを変えて復活したもの、という見方もできるだろう。
アフリカで中国を探す私の旅は、まだ始まったばかりである。
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フェデリコ・ベルナルデスキ:The White Line
2019年1月18日に The Players Tribune に掲載されたフェデリコ・ベルナルデスキの “The White Line” を訳してみた。
イタリアのカラーラでは、白という色は少し違って見える。
大理石の街。
多くの人はこの街のことをそれで知っているだろう。そこが僕の出身地だ。美しく白いカラーラの大理石を切り出していることで有名な場所。僕たちが見慣れていた白の多くは、その丘から街の人々が切り出して形作ってきたものだ。僕の父もまた多くの人と同じく大理石を扱う会社で働いていた。長時間。本当に長時間。5時に起きて、6時に帰ってくる。それが彼の知るすべてで、つまり家族が知るすべてだった。
僕たちの周りには大理石がありふれていて、あまりの白さが、夢の中にまで染み込んでいるかのようだった。
そのイメージが頭に浮かぶようになったのは6歳頃だった。実際のところ、それをイメージと呼べるのかはわからない。ショートビデオの方が近いだろうか。時としてそれを見るのは眠っているときか、それとも目をじっとつぶってそれについて考えているときだった。
僕にはその長く暗いトンネルが見える。最初、そこには終わりまで光は見えない。自分がトンネルの中にいることだけがわかる。そこで白い線が見える。大理石かもしれないし、そうじゃないかもしれない。でもどっちでもいい。その白い線で大事なことは、それが僕をトンネルから導き出してくれることだ。僕の行きたいところへと連れて行ってくれる。
幼い僕にはこの夢の指し示すところがわからなかった―――意味がわからなかった。僕はどこかに行く必要などないのに。
僕は自分の人生を愛していた。家族がいて、フットボールがあった。必要なのはそれだけだった。3歳のとき、父が街の中心部にある大きなおもちゃ屋に連れて行ってくれて、入って二歩でボールへと一目散に駆けていき、手に取るともう出たいと父に言ったそのときから。父はほかのおもちゃも見て欲しいようだったが、僕にはわかっていた。
自分が何をしたいのかをわかっていれば、それを誰にも邪魔させない。それが僕の性格だ。それとも、「僕たち」の気質と言うべきか。カラーラの人間は大理石のように硬い―――ジジ・ブッフォンに訊いてみるといい。「大理石」そのものだ。
家族もまたそんな感じだった。母は家からそう遠くない病院で看護師として働いていた。タフでありながら愛情深い。真面目なプロの看護師と優しいママのスイッチを切り替えられる、そんな具合に。母と父の間でうまいことバランスが保たれていた。父はいつもよりよく、より多くのことをするように僕の背中を押した。子供心にあまりにたくさんやらされているか、父が怒っているのかと思った。けれどもう少し大きくなった頃には、父が僕により大きな期待をかけているのだと理解し始めた。父は僕を「信じて」いた―――ほかのおもちゃには目もくれずフットボールをしたがるような子供なら、そうだな、得意なのだろうと。
そして僕はフットボールが得意だった。けれど街は小さく、質のいいユースチームには恵まれていなかった。そうして家族は一つの選択をした。8歳のとき、70マイルほど離れたエンポリの��ースチームの一つポンサーノでプレイすることになった。学校が本来終わるよりも45分早い3時15分にママが僕を迎えに来る。温めたパスタの入ったタッパーを渡される。最善の手だ。灰色のオペル・ベクトラに乗ってリグリア海沿いに南へ。40分もすればピサに着くのでそこで東へ向かいエンポリへ。そこからは30分程度。いつも少し遅刻していた。車の中で靴紐を結ぶと、ママが車を止めるか止めないかのうちにトレーニングのためにピッチへと駆け出す。二時間後にトレーニング終了。同じ道を辿って家に帰る。ベッドに入れるのは10時半か11時くらい。8時に起きてまたそれの繰り返し。
週に4日、それを何年も続けた。
大変だった。けれどそれだけの価値はあった。エンポリを離れるとフィオレンティーナと契約した―――フィレンツェの街はエンポリよりももう少し東にあるから、同じ高速道路を僕とママは通った。ママはいつでも僕の旅路のあらゆる段階に付き添ってくれた。
特に、一番苦しいときに。
16歳のとき、フィオレンティーナのシニアチームへの昇格が近づきつつあった。人生でも最も良いプレイのできていた時期。けれど定期検診でメディカルチームが何かおかしいことに気づいた。そして数日後、母と一緒に��者に行った。いくつかの検査を受けた。X線も何度か。そして数分後、医者は僕たちにこう告げた。
「フェデリコ、問題があるようなんだ」
僕は考えた。「僕は16歳。人生でも最も調子がいいときなんだ。問題なんてない」
「君は心臓肥大症だ。どれだけ重症なのかはわからない。君の選手キャリアを続けられない可能性もありえる」
「ありえる?」「そんな……ありえるはずがない」
��信じられなかった。聞きたくなかった。母が僕を落ち着かせた。
「もう数週間詳しく検査する必要がある」と医者は言った。「それに加えて、君は6ヶ月間プレイできないことになる」
選手として次の段階に進むための大事な局面にいることを僕はわかっていた。こんな形で時間を失うわけにはいかないというのに。母もまたそれをわかっていた。とても悲しい、惨めな日だった。
フィレンツェに一人暮らししていた16歳の僕には何もやることなどなかった。両親はカラーラで仕事があったし、時間があれば会いに来てくれたけど……それが精一杯だった。できるだけいろんなことで気を紛らわせようとしたけど、僕の人生で最も苦しい6ヶ月だった。
時は過ぎる。検査を幾度となく重ね、専門家を訪ねて話をする中、食生活の変更と薬で、僕はこの問題を克服した。
オールクリアを伝えられた時、どうしてか、かつて見ていたあのイメージを思い浮かべた。そう、あのトンネルのイメージだ。あの光、あの白い線、あの大理石――そうでないにせよ――は僕自身、道の途中、旅路を行く僕だったのだとそのとき気がついた。あのトンネルはまだ見ぬ乗り越えるべき障害、立ち向かうべき戦いのことだったのだと。あのイメージはもうずっと長い間見てきたけれど、それが本当は何を示しているのか、なぜそれを夢に見ていたのかを、ようやく理解した。
こういうことを経験したとき、僕が思うに、自分の中で何かを変えずにはいられないと思う。僕はこの旅路がどれほど儚いものなのかに気づいた―――僕が今ここにいられるのはなんと幸運なことなのかと。
何かを成し遂げたとき、例えば2014年のセリエAデビューや2016年のアッズーリ招集、そういうとき僕は幼い頃よりもずっとそのありがたさに思いを馳せることができるようになったと思う。こうしたことは家族の存在や周りの人たちの助けなしにはなしえなかったのだと。
フィオレンティーナで過ごした時間に起きたさまざまなことの中でも特に大事なことが二つある。まずはパウロ・ソウザ。当時の監督で、僕を座らせささやかなアドバイスをくれた。彼が教えてくれたことは、僕には信じられないほどの才能があり、その能力以上に僕の性格が突出しているということだった。けれど、彼はこう言った、チャンピオンになるためには己自身を磨き上げなければならない。ピッチの中であれ外であれ、やることすべてを勝利へと向けていなければならない―――そうやって真の偉大な選手たちは今ある場所へたどり着いたのだと。
僕はそれを決して忘れまい。
もう一つはダヴィデ・アストーリ、我らがキャプテンととても親しくなったことだ。
生まれながらにリーダーになる資質のある人々がいるけれども、知っての通り彼もまたその一人だった。毎日のトレーニングで彼はそれを示してくれた。僕が年を重ねてきた頃にはトレーニング前に僕を呼び寄せウォームアップのボール回しをして、あれやこれやの助言をしてくれた。遠征の時にはほかの試合や古い映画を一緒に見たりした。温かな心の持ち主で、愛情深く優しい人だった。スタメンに選ばれるようになった頃、調子がよくなくて自分を責めたくなったときなどには彼を頼りにした。ゴールを決めたときにはチームのフォトグラファーがSNSに投稿するための写真をメールで送ってくれた。そしてどの写真でも、僕をハグするために真っ先に駆け寄ってきてくれるのはダヴィデだった。
僕の友、我らがキャプテン。
みんな知っているように、2018年の3月、彼は睡眠中に亡くなった。
30歳だった。「30」。
大人ではあったけれど、それでも、当然ながら、子供のように若かったというのに。
ダヴィデは心臓発作で亡くなった。自分の心臓に抱えている問題のことはあまり考えないようにしようと思っていても、ダヴィデの死は歴然とした事実を突きつける。時間は短く、今生きていることはいつだってただの幸運でしかないと。
2017年の夏、ユベントスへの移籍が取り沙汰されている時はダヴィデのことをしばしば考えていた。昔のゴールの映像を見返せば、そこではダヴィデが腕を広げてセンターサークルから走ってきていた。チームを離れる前に彼と話した。理解してくれた。簡単なことではなかったにせよ。
彼が亡くなって数週間後、右腕に入れていたアヴェ・マリアの祈りの言葉の横に彼の背番号のタトゥーを入れた。
今、僕がどこに行こうとも、彼は僕と共にいる。いつまでも見守ってくれる。
僕は信念の男だ。いつでもそうだった。そして僕が信じていることの一つが、僕たちの生きているこの人生は通り過ぎて行くだけで、より大きな存在へと続いている道ということだ。僕はそう信じている。そう信じる。より良い場所、より清らかな場所があり、僕たちはそこへ向かっているのだと。そしてそこにたどり着いたときには、僕は誰よりも先にダヴィデに会いたいと願うだろう。
僕の友、我らがキャプテン。
僕が話したことは、僕がどんな人間か、どんな人間になりたいかのほんの一部だ。
ユベントスに所属していることを僕はこの上なく誇らしく思う。このクラブ、このトリノの街は今までいたどことも違う。勝利やそのフットボール文化に関して新入りに投げかけられるお約束の言葉のすべてが―――全部本当のことだ! コーチからマッサーからキッチンスタッフに至るまで……すべて求められるのは勝利なのだ。その通り。ある種の執念だ。そして僕もまた、今やそれと共に生きている。
ビアンコネーロ(白と黒)のユニフォームを見るとき、僕はあのトンネルのことを考える。あの大理石のことを考える。黒と……白と……それが今ここにある。僕をここまで連れてきた。
そして次に待ち構えるものが何であれ、僕は必要なものを手に入れていく。
(了)
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