#クリス・モーガン
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手放さなかった円盤の話2・単品
引っ越しでいろんなものを処分したけれど、それでも手元に残したDVD・BDの話、パート2。 パート1と連続ドラマ系だった。 パート2は、単発の映画や、シリーズものだけど単品で好きなものの話。
【ゴースト・エージェント R.I.P.D.】 トップに持ってくるのがマイナーな作品であれだが、世間的な評価は低くても、実は好きなのがこれ。ライアン・レイノルズ主演の、ゴースト・バスターズ+メン・イン・ブラックな映画だ。大作2つを合わせて、ただし、0.3を掛けた、というか……。 主人公ニックは有能な刑事だったが、冒頭の事件で死亡し、あの世の刑事として働くことになる。組まされた相棒は西部時代に死んだ破天荒なカウボーイのロイ(ジェフ・ブリッジス)。 バディものとして新鮮味はないし、人間に擬態している化け物の正体を見破るためにはスパイスが効くとかいうよー分からん設定になっているし、しょーもないギャグは大して笑えないし、……まあ、減点方式だと確かに駄作なんだろうなとは思う。 でも、イケメンなニックに"この世での仮の姿"として与えられたのはさえないチャイニーズ系のおっさんの外見なのに、ジジイのロイはグラマラスな美女。だからなんだと言われるとなんでもないんだけど、「本来の姿ではない」から、ニックが妻に会いに行っても、「やだなんか変なおじさんに話しかけられてる気持ち悪い」という扱いになってしまうし、クソジジイなロイを見る男どもの目はセクシー美女を見る眼差しなのである。 で、新米だけど真っ当な若い幽霊刑事と、ベテランだけど破天荒なクソジジイが、事件を通して相棒になっていく、というド定番の話。 しかし、ライアン・レイノルズにジェフ・ブリッジス、更にはメアリー・ルイーズ・パーカーにケヴィン・ベーコンという謎に豪華なメインキャスト。たぶんこの映画に出たことを黒歴史だと思っている人もいそうだけど、しょーもなwwwくらいで笑いながら気楽に見て、ベタな友情や共闘にワクワクするくらいの映画が見たいときも、あるのである。
【RED】 無駄にと言っていいほど豪華なキャストが揃った、ご老人版エクスペンダブルズ? タイトルにもなっている「RED」は、「引退した超危険人物(Retired Extremely Dangerous)」という意味。つまり、元はエージェント(MI6とかCIAね)、しかも超がつく一流だったのだが、いいお年になったので引退して余生を過ごしているじーさんばーさんのことである。 主人公は、年金事務所の電話オペレーターの女性と他愛もない話をすることを楽しみにしているじいさま、フランク。演じるはブルース・ウィリスである。ほらもうこれだけで強いw 今は老いらくの恋を電話越しに楽しむ年金生活者だが、元はCIAエージェント。だもんだから、クリスマス間近の夜中に突然襲ってくる集団を、手際よくスマートにささっと片付けてしまうのは当たり前なのだ。 でも、何故突然に命を狙われたのかは分からない。た��、電話を盗聴されていたとしたら、愛するサラ(これまたメアリー・ルイーズ・パーカー)にも危険が及ぶ。そんなわけでフランクは、これまで電話でしか話したことのなかったサラのもとへと駆けつけることにする。 そんな感じで始まった逃走劇は、迎撃からやがて襲撃になるのは、お約束。 さてこのフランクには、同じく凄腕じじばばの知人がいる。演じるのは、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンといった大御所。そして、かつては敵としてやり合ったこともある相手でも、今回は仲間として頼った彼等は皆、RED、なのだ。 頭おかしい系もいれば、美しい老婦人がいて、温和そうなおじいちゃんもいるし、恰幅のいいダンディ(KGB。ブライアン・コックス演)もいる。 こういう強いじじばばが好きなら、見て後悔はしない。それに、思いがけず美しい恋の物語があったりもする。 なお、現役CIAエージェントとしてフランクを追跡するウィリアム役にはカール・アーバンで、彼もまたいい味を出している。 ちなみに2(リターンズ)もあるのだが、そちらは"元電話オペレーターの一般人"でしかないサラが、超絶凄腕であるREDたちに混じってしゃしゃり出てくるせいで、あまり好きではない。敵役はイ・ビョンホンでかっこいいんだけど、これもあまり必然性のない存在というか、ウィリアムほどしっかりとドラマに絡まないというか。だからそっちは、残していないのだ。
【フィフス・エレメント】 ブルース・ウィリス再び。 カルト的な人気を誇る、というほどでもないし、あの超有名な大作、というにはマイナー感があるし……。 しかしこれも、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ゲイリー・オールドマンという大物に、クリス・タッカーもあの頃は喋りの面白い黒人俳優としてけっこう知名度あったような? それに監督がリュック・ベッソンである。 あらすじや冒頭をしれっと解説するには妙に独自要素が多くて困る。 大筋は、「邪悪な存在が地球にやってくる。それを退け滅亡を免れるためには、火・風・水・土と、そして、"五番目のエレメント"が必要だ」という予言と、それが現実になりつつある今、地球を救うために活躍するヒーローの話だ。 が、細部がけっこう独自色に彩られている。 細胞から培養し、人間の姿に置き換えてみたら美しい女性になったエイリアン。彼女を連れて地球の危機に立ち向かう元優秀な軍人、ただし今はしがないタクシー運転手。個性的すぎる髪型の武器商人に、青い肌をした異性のディーヴァ。 まあとにかく個性があって、ストーリーが面白くて、キャラが立ってて、要素はいろいろと奇妙でも、物語の大筋は分かりやすく、でもそのくせ、これこれこういう話だよ、と説明するのは難しい……。 なんにせよ好きな映画の一つなのである。
【リベリオン】 気楽に見れてかっちょいいSFが好き、と言えば、ここまでのラインナップでさもあらんと言われそうではある。 クリスチャン・ベールがやたらスタイリッシュなエージェント、というか始末人(ビショップと呼ばれる役職)を演じる本作は、典型的なディストピア映画。争いや犯罪をなくすため、人間は皆、感情を抑制する薬を服用することが義務付けられた世界である。強い感情がないから、大いに楽しんだり笑ったりもしないけれど、怒りも憎しみも乏しく、確かに平和なのだ。けれどその世界では、強い感情、感動を引き起こす"悪"として、あらゆる芸術も禁じられている。絵画も、音楽も、小説もだ。 ビショップとは、隠れて絵や音楽を楽しむような違反者を取り締まる秘密警察みたいなものである。そして彼等が身につけているのが"ガン=カタ"と呼ばれる格闘&銃撃技術。これをさっそく冒頭で見せてくれる。 同時期(少し前)に公開されたマトリックスと同じ黒いロングコートの男は、たった1人で真っ暗な室内に躍り込むと、銃撃の際に出た火花の一瞬の明かりで"敵=違反者"全員の位置を把握し、その場に仁王立ちしたまま二丁拳銃で瞬く間に片付けてしまう。その際の独特の手の動きは少し滑稽に見えるかもしれないが、ツカミはOKだ。ありえねーけど、とにかくそういう技術なのである。それに、中盤、終盤にあるガン=カタはもっとかっこいいから安心してほしい。 ともあれ、ディストピアの体制側に所属していた主人公が、とある女性違反者への尋問を契機に、"感情"を取り戻し反逆者となる様子を描くという、よくある物語だ。それだけに、ガン=カタを「かっけぇwww」と草生やしつつも楽しめるかは、けっこう大きなポイントかもしれない。 なんにせよ、話の筋は分かりやすく、ガン=カタはかっこよく、そしてクリスチャン・ベールはイケメンだ。(主人公が変わるきっかけは彼女に"惹かれる"ことなのだが、自分的には好みの女優さんでないのでヒロイン(?)を魅力的だとは紹介しない)悪役は憎らしく、だからこそ、それを真正面からねじ伏せる結末はスカッとする。 好き嫌いは分かれるだろうが、好きな人は大好きなカルト系の映画だと思う。
【ターミネーター2】 少なくとも一作目は良い娯楽作だったし、三作目も悪くはなかった。が、繰り返し見たくなり、そのたびに楽しめる���だから手元に確保しておきたいのはT2だけ。 あれこれ言う必要もない超メジャー作品。 一作目では敵だったT-800が、今度は味方。けど新たな敵は、T-800よりも高性能な後継機であるT-1000。これが液体金属みたいな体で、なんにでも化けるし、体の一部を刃物にしたりもできるし、銃で撃ったって意味はない。 液体窒素で凍結して粉砕し、「やった倒した!」と思ったところから、熱で溶けてまた一つに融合するシーンは、初めて見たとき、「こいつどうやって倒せばいいんだ!?」と愕然としたものだ。物語経験値が、個人的にもこの世界的にも上がった今となっては、案外あっさりと「あ、ここ鉄工所? あ、溶かすっていうか、焼くわけね」と分かってしまうかもしれない。でもあの当時は、本当にハラハラしながら見ていた。 T-800の無骨で重厚なかっこよさと、下手くそな笑顔、過去のトラウマであるT-800を少しずつ信用するようになるサラ、そして、少しずつ人間味のようなものを覚えるT-800。そして個人的には、どこか蛇のような印象のT-1000(ロバート・パトリック演)のビジュアルがたまらなく好きなのだ。そもそもウィレム・デフォーあたりの、ちょっと爬虫類系っぽい役者さん好きだしなー。
【ラスト・スタンド】 T2ではわざわざ名前も出さなかったけど、シュワちゃん。世代ど真ん中と言ってもいいくらい、自分にとっては大きな存在である。T2はもちろん、ツインズとかラスト・アクションヒーローとか、キンダーガートン・コップとか、まあとにかく見た。シュワちゃんってだけでとりあえず見ることにしていた。大好きなのだ。 そしてこの作品は、政治家になり映画界から離れていたシュワちゃんの、復帰作ではなかっただろうか。 なにがいいって、シュワちゃんは相変わらずヒーローなんだけど、ここでは"年相応の"おじちゃんなところだ。俺が俺がと無双するばかりでなく、若い部下を窘めたり導いたりもする。その若造には反動が強すぎて撃てない大型銃を、軽々とぶっぱする無双っぷりも健在だが、やはり年には勝てない、という描写もある。 それでいて、タイトルどおり彼が"最後の砦"なのだ。悪党がスーパーカーで通過しようとする小さな町の老保安官。別に元CIAとかスーパー軍人とかいう過去はないようだけど、そこはまあシュワちゃんなので。「手を出すな、ほっとけ、黙って見過ごせ」と言われても、自分が守る町で悪党に好き勝手なんかやらせないのである。 おじいちゃんになったシュワちゃんの魅力が詰まった、小粒だけど味わいのある佳作だと思う。
【パシフィック・リム】 巨大怪獣!! vs 巨大ロボット!! 別に取り立てて怪獣好きとか特撮好きというわけではないけど、いろんな要素全部合わせたらものすごく好みの映画。 個性的なパイロットたちに個性的なロボットたち。怪獣オタクに胡散臭い闇商人(ロン・パールマンはこういう役やらせたら最高)。 それに熱い!! 暑苦しい!! 出撃や進撃とともにかかるテーマ曲にテンションぶち上がりーの、金属の重厚感に溢れた一挙手一投足とその迫力。どんなにベタだろうと、命がけの突撃からの自己犠牲には胸が震えるのである。 イドリス・エルバという俳優に惹かれたのはこの映画からだった。どこかで見たことあるよなこの人、と思って調べ、マイテイ・ソーのヘイムダル(あれは兜のせいで人相がちょっと分かりづらかった)、そして、ゴーストライダー2のモローの人だと知って一気に好きになった。彼のかっこいい姿が見たくてダークタワーを見に行ったクチである。 映画の話に戻ると、けっこう各所��言われていた覚えがあるけれど、ローリーとマコが恋愛関係にならないのも良かった。共にジプシー・デンジャーに乗る相棒であり、そして兄妹のような絆。最後に海の上でおでここつんには可愛くて可愛すぎて萌えた。
【ブレードランナー】 ファイナルカット版としてのBDを一枚。そしてそれとは別に、「現存する本編5バージョン」すべてが収録された豪華BOXセットも持っているくらい、愛する映画。 公開当時は少数の劇場でひっそりと、ごく短い期間だけ上映され、つまりは全然ヒットしなかったのだが、見に行った人たちの中には熱狂的なファン、支持者が多数生まれ、まさにカルト作品として後日脚光を浴びた。 そうなった理由の一つとして、最初に公開されたバージョンは「説明が少なく分かりづらかった」とか「ヒーローとヒロインに明確な結末がないまま終わる」とかいうものがあったそうだ。そしてそのせいで、自分に言わせれば蛇足でしかない冒頭のナレーション、エンディングのハッピードライブが追加されたアリキタリver.が作られ、日の目を見た。 時代を先取りしすぎた系だと思う。今ならこの程度の説明不足はかえって考察厨の大好物、解説・考察動画がバンバン上がって賑わっただろう。 物語は近未来。様々な国の文化が入り混じり、独自の言語も生まれたサイバーパンクの世界観だ。レプリカントと呼ばれる人造人間たちが作られていて、彼等は人間の代わりに苛酷な環境での労働に従事している。人間には耐えられないような環境下での採掘だとか、娼婦(慰安婦)だとか、あるいは、生産性のない単純な清掃なんかも含まれるのかもしれない。 彼等レプリカントには五年程度の寿命が設定されている。それ以上活動すると、自我が芽生え、反抗したり、指示に従わなくなったりするからだ。そして、そういう"暴走した"レプリカントを狩るのがブレードランナーという賞金稼ぎみたいな奴である。 主人公デッカードは優れたブレードランナーとして、ロイというリーダーに率いられたレプリカント集団を始末する仕事を受ける。彼等とデッカードとの死闘が、映画の大部分を占めている。 しかしこの映画、主役デッカードを演じるハリソン・フォードは、好きではないとか? 何故なら、ぶっちゃけ真の主人公で、最後に美味しいところを持っていくのはロイ(ルトガー・ハウアー)だから。 ロイがかっこいいのだ。ちょっと太めのレスラータイプのボディなんだけど、こいつは戦闘用。賢くて、強い。そんな奴が反逆した。でも……ロイの目的は……。悲しい。切ない。そして美しい。 そしてこれはかなりマニアックな余談なのだが、そのロイの最期に、映画を通してずっと酸の雨が降っていた曇り空が、ほんのひととき、一部だけが青く晴れる。そこへと、ロイが掴まえ抱えていた鳩が飛び立っていくのだが、なんとも言えず美しいシーンだと思う。 けれどこの青空、実は監督が意図したものではなかったそうで、「最終ver.」にして「最新ver.」とも言えるリマスターで、曇り空にされてしまった。 でも自分は青空が好きだった。 知力も体力もなにもかも人間より優れていて、仲間が倒されれば怒り嘆く心だってあり、生きたいと願いながらそれが叶わなかったロイが、殺さずに捕らえていた白い鳩。彼が事切れて力を失うとともに青空へと飛び立つその鳥は、見ている我々の願いのようだ。ご都合主義でいいから、せめてその魂は救われてほしい、美しい空へと還ってほしい、という、願いの象徴のようだった。 それにディレクターズカット版のユニコーン云々もいらない。デッカードが人間だろうとレプリカントだろうとどうでもいい。 だから自分は、いっちばん最初の公開版をこそ、最愛としている。
【パイレーツ・オブ・カリビアン】 正直に言ってしまえば、1だけが別格に好きすぎて、2・3も決して嫌いじゃないし楽しめるけど、あえてここに入れた。それくらい1は完璧だった。 2と3が今ひとつなのは、ジャック・スパロウのしたたかさ、かっこよさが全然出なくなってしまったからだ。 1は最高だった。マストの上に威厳を持って立っている……と思ったら小舟の上。しかし、港で停泊料金を要求されたとき、「え?こんなボロ船なのに??」みたいな顔をして自分の船を振り返り、しかし案外あっさりと支払ってしまう。が、その後で杭の上に置き忘れられていた小袋をさっと手に入れる。つまり、ここに財布が忘れられていることを目ざとく見つけていたから、素直に料金を払ったわけだ。 特別腕っぷしが強いわけではないけれど、とにかく知恵が回る。それが最も明確に打ち出されたのは、インターセプター号の強奪だろう。到底二人では動かせない大型船を奪って出航するのだが、本当の狙いは、それを追ってくる中型の快速船。戦うこともなく鮮やかに奪い取る。その手際には、敵である官憲側さえ脱帽し、感服し、つい称賛するほどだった。そして敵将であるノリントン提督ですら、部下のその言葉を否定できない、という、とてつもなくかっこいいシーンだ。 なにより、手下も立派な船もなくてもキャプテン・スパロウであるという自負……なけなしの見栄なのかもしれないが、そういう誇り高さがあった。 が、2以降はとにかく情けないしだらしない。デイビー・ジョーンズにおびえて逃げ回るだけだし、3ではエリザベス(キーラ・ナイトレイ)とターナー(オーランド・ブルーム)が主人公だと言ってもいいくらい、ジャックは大したことをしない。それ以後も、かつてブラック・パール号をなくしたときには、小舟のマストにであれ卑屈になることなく佇んでいたのに、今はもうただ飲んだくれるだけ? なにもかもがつまらないとは言わないが、1に溢れていたジャック・スパロウの魅力は、もうどこにもない。それが残念すぎて、1以外は手元に残したいと思わなかったのだ。
【ドラゴンボールZ 19・20巻】 ピンポイントで、原作に追いついてしまうアニメの引き伸ばし用オリジナルストーリー部分に当たる。ナメック星での戦闘を終えて、悟空とベジータはそのまま宇宙で武者修行しているタイミングだ。 あのタイミングでは最強と言える二人が不在の地球で、これまたアニメ(映画)オリジナルの悪役であるガーリックJr.が蘇る。 不老不死になりながら、魔空間みたいなところに閉じ込められた奴が、何千年に一度だか地球に近づく魔凶星とやらの影響で解放されてしまうのだ。 それに立ち向かえるのは悟飯とピッコロくらいしかいない地球。え? クリリン? 修行サボってじょしの尻に敷かれてたので……。 ピッコロが好きな自分としては、彼が大活躍するこのシナリオが大好きなのである。まあとにかくかっこいい。強いし、それでいて(まだ神様と一つに戻ってはいないのに)頭もいい。クリリンもやっぱりここぞというところでは男を見せてくれる。クリリンがピッコロを気遣い庇うところとか、いやもう、ねえw 美味い以外のなんでもないのだ。
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レッド・ブロンクス(香港ヴァージョン・USバージョン)
1995年/香港/カラー/106分(USバージョンは90分)
ジャン=クロード・バンダムの「ノック・オフ」を見て、同時期のジャッキー・チェン作品も見たくなったので「レッド・ブロンクス」をレンタルDVDで見てみました。
香港の刑事クーン(ジャッキー・チェン)は休暇を取りニューヨークを訪れる。ブロンクスでスーパーマーケットを経営している叔父ビル(トン・ピョウ)に会うためである。ビルはアフリカ系女性との結婚を機に中国系の女性経営者エレイン(アニタ・ムイ)にスーパーを売却しようとしていたが元々ここはクーンの亡くなった父と叔父が立ち上げた物だったのでクーンに半分経営権があったためにニューヨークに呼ばれたのだ。
ビル夫妻の新婚旅行が終わるまでクーンはエレインの手伝いをするためビルのアパートに住むことになる。部屋の隣はダニー(モーガン・ラム)という車椅子の中国系少年が住んでいて姉との二人暮らしをしているらしい。やがてスーパーにはトニー(マーク・エイカーストリーム)率いる暴走族の一味がみかじめ料を要求したり万引きを始める。エレインはそれを止めようとするが、一悶着起きてしまいクーンのカンフーで撃退することになる。ビルはエレインに高く売るためにみかじめ料などの事はクーンにも伏せていたのだ。
これでクーンに目を付けた暴走族はチームのメンバーでトニーのガールフレンド、ナンシー(フランソワーズ・イップ)を使い彼女が襲われているフリをしてクーンをおびき出し、行き止まりの所に追い込む。沢山のガラス瓶をバットで打ち込むリンチを受けたクーンは重傷を負いダニーの介抱を受ける。ここにナンシーが帰ってくる。実はナンシーはダニーの姉だったのだ。しかしこの事でやんちゃだったナンシーの心境に変化が起きる。
クーンの傷が癒えた頃、アフリカ系のギャングと通称「ホワイトタイガー」(クリス・ロード)が率いる闇業者とのダイヤモンドの取引が行われていた。交渉は決裂しクーンとダニーのアパートまでカーチェイスが行われていた。偶然暴走族のメンバーのアンジェロ(ガービン・クロス)がそこに居合わせ、運良くダイヤモンドを手に入れる。しかしクーン達のアパートで追い詰められた彼はクーンとダニーが急いで部屋に待避したために玄関で放置していたダニーの車椅子の座布団にダイヤモンドを隠して逃げようとするが、ちょうど警察が入って来てアンジェロも「ホワイトタイガー」の手下達も拘束されるが、お互い証拠不十分で釈放される。しかしこの事で暴走族と「ホワイトタイガー」との争いが起きてしまい、さらにクーンとナンシーとダニー���そしてエレインも巻き込まれる事になる…というお話でした。
いやー、これは面白かったです!香港製作の映画(ゴールデンハーベスト!)ではあるんですが、カナダロケを行い、大部分を英語で演じるなどかなりジャッキーのハリウッド再挑戦を狙った感が伝わってきますし、実際全米興行収入第一位という結果を出した事も解る出来。ちなみにこの成果を持ってジャッキーは次の「ラッシュアワー(1998年)」でハリウッドに迎えられる事になります。
北米の観客に対する話の作り方も上手くて前半はかなりジャッキーが暴走族に悲惨な面に会うことでアウェイのはずのアジア系のジャッキーに上手く同情を持っていき、積もり積もった同情をラストのホバークラフトでの逆襲にぶつけて爽快感に持っていくのがお見事���しかも暴走族や「ホワイトタイガー」が行う暴力が陰惨なのに対してジャッキーサイドが行う暴力がコミカル系なのも痛快さを生んで上手かった。またバスター・キートンのようなドタバタ喜劇系であるのも観客には何処か懐かしく感じられたと思います。
見所はジャッキーとアニタ・ムイがいるお店がまるでドリフのコントのように徹底的に壊されるところと、ラストのホバークラフトアクションかな。どちらも終盤のところになります。
アメリカにいる華僑たち、という設定があるために中国語と英語のチャンポンになり言語の統一感に欠けるので日本語吹き替えで見るのがおすすめかな?ちなみに香港バージョン(106分)とUSバージョン(90分)の二種類あるのですが、日本で上映・テレビ放送されたのは香港バージョンのためにUSバージョンでは日本語吹き替えが無いので注意です。購入するときは上映時間を目安に購入して下さい。
と、ここまで書いた時点でUSバージョンも見ないと色々言えないな、と思ったのでアマゾンプライムビデオで購入してみてみました(アマゾンプライムではUSバージョンだけのようです)。
USバージョンの特徴としては
○オープニングの映画製作会社の表示が香港バージョンではゴールンデンハーベストなのに対して、USバージョンはニューラインシネマ。
○香港バージョンのオープニングはクーンと叔父との車中とニューヨークの風景なのに対してUSバージョンはその前に飛行機の姿とジョン・F・ケネディ空港の映像を差し込む事でクーンがアメリカに向かった事がより明確な形で表されている。
○クーンがUSバージョンではキヨンに、エレインがエレイナになっている(エレインはテレビ東京での吹き替えバージョンではエレーナになっていて統一出来ていないです)。
○ジャッキーがアメリカの空港に付いてすぐの叔父との会話だけ中国語で、その後のシーンは中国人通しの会話でもほぼすべて英語に吹き替えられている。
○香港バージョンもUSバージョンもエンディングは恒例のNGシーンだが、香港はジャッキーによる歌だったのが、US���は別のアーティストに差し替えられている。
○エレインが購入したのにトラブル続きの店���再転売しようとしている下りはUSバージョンではカット。
○これは見る人によって受け取り方の差がありそうですが、香港バージョンではクーンとエレインとの関係が深まりそうな見せ方をするのでナンシーとの三角関係になるのではないかと心配になるのですが(余計な伏線が出来ている)、USバージョンではエレインは新オーナーでクーンはお手伝いというさっぱりした関係に見えるので三角関係の心配は薄い。
アマゾンでUSバージョンの評価を見ていると石丸博也さんの吹き替えがないとか、香港でのジャッキー映画のお約束から外れている事の嫌悪感からかあまり良くない感想が多い感じだったのですが、実際見てみるとかなりテンポが良くなっており、僕は「やっぱりアメリカの編集は上手いなぁ。」と思ったのでUSバージョンの方を推したいです。実際香港バージョンは終盤のホーバークラフトに入る前で話が停滞してダラダラしている印象があっただけに。出来る事ならこのUSバージョンで日本語吹き替えが見たい!
了
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映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』トム・クルーズ今度は無重力空間を漂う!?飛行機墜落寸前映像解禁!!
『魔人ドラキュラ』(1931)、『フランケンシュタイン』(1931)など、その歴史のはじまりから今日まで世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオのモンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化することを発表し世界中で大きな話題を呼んでいる「ダーク・ユニバース」シリーズ。 この新たな歴史の口火を切る第一弾作品として、ミイラというキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』(1932)が、ハリウッドきっての大スターであるトム・クルーズを主演にむかえアクション・アドベンチャー超大作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』として新しく生まれ変わり、7月28日(金)より全国公開いたします。 日本に先駆け6月9日より全米を含む63カ国/地域で公開を迎えた本作は、全世界で約1億7300万ドル(約191億円 ※6月11日時点のレート換算)を売り上げ、トム・クルーズ史上最高の全世界オープニング記録を樹立! 世界各国の週末ランキングで1位を獲得し、「ザ・マミー」旋風を巻き起こしております。 この度、トム・クルーズが自ら提案したという、 無重力空間での圧巻の飛行機墜落寸前映像が到着いたしました!! *…───…*…───…* 謎の地下空洞で発見した巨大な棺を輸送中、突然大量のカラスが窓を��き破り、パイロット達は絶命。ジェニー(アナベル・ウォーリス)を引っ張り後部に戻るニック(トム・クルーズ)ですが、やがて飛行機はコントロールを失い無重力状態に!ニックの助けでなんとかパラシュートを背負うジェニー。爆発により機体に穴が空き、同乗していた兵士達は次々に投げだされます。パラシュートを開きジェニーを脱出させるニック。 しかし、パラシュートのないニックは、墜落する飛行機の中で叫び声をあげるのでした…。果たしてニックの運命はいかに…?!臨場感漂う大迫力の映像に驚愕!これからの展開に期待膨らむ、息をするのも忘れてしまうほどの圧巻の映像に仕上がっています。 ■□―――――――□■ 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』本編抜粋映像(Nick Saves Jenny) 公式Youtube: https://www.youtube.com/embed/wunOU0bxkoQ ※YouTubeへ遷移します。 ※ガラケーでは試聴できません。 ■□―――――――□■ 本作の重要なポイントとなるこの無重力状態のシーンのアイディアはトム・クルーズからの提案だったといい、その結果、アレックス・カーツマン監督も配給会社も喜んで引き受けたそう。トムは本シーンについて「直感的で肌で恐ろしさを感じられるシーンを目指した。観客をいかにドキドキさせる事ができるかというのが僕らの一番の目標だった。物語の展開でも、キャラクターでも、肉体的なアクションでも、観客を楽しませる事が僕の最大の目的なんだ。その目的達成を目指して無重力状態のシーンが生まれたんだ」と振り返っています。 本シーンをつくりあげるにあたり、フランスのボルドーを拠点とするノヴァスペース本社で撮影が行われたといいますが、これは映画製作では史上初!ここでは、実際の旅客機であるエアバスA310が飛行し、40人のキャストとスタッフは機内で無重力状態を体験したそうで、2日間にわたって1日2回、キャストとスタッフは2時間で16回の放物線飛行を行ったといいます。 アレックス・カーツマン監督は「この映画のセットでは、細部にわたるまで非常にきめ細やかな職人の技が反映されていた」と称賛!アナベルは「何カ月もの間、パッドを詰めた部屋でスタントのトレーニングをし、体を慣らしていったの。ダンサーのようにしなやかに動く必要があった。そうすれば、セットのリグでも本物の無重力の状態でも、自分の思う方向に進むことができるの」と今回の撮影に挑んだ際の意気込みを語っていますが、実際の撮影はかなりハードだったようで「生き抜くのに必死だったわ!まず、それだけね(笑)一生、忘れられない経験になった」と振り返っています。 「世界中を旅し、様々な人と出会い、話を聞く度に、地理や土地を頭に描いている。人を楽しませる様々な方法についてもよく考える」と語るように、常に観る者に最高のエンターテイメントを届けようと考えるトムが自信をもってつくりあげた“無重力アクション”を是非大クリーンで体感ください! *◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆* 【作品情報】 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 ■監督:アレックス・カーツマン ■プロデューサー:アレックス・カーツマン、クリス・モーガン、ショーン・ダニエル、サラ・ブラッドショウ ■脚本:ジョン・スぺイツ、クリストファー・マッカリー ■出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス、ラッセル・クロウ ■配給:東宝東和 7月28日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 情報提供:ガイエ (C)Universal Pictures
#アレックス・カーツマン#クリス・モーガン#ショーン・ダニエル#サラ・ブラッドショウ#ジョン・スぺイツ#クリストファー・マッカリー#トム・クルーズ#ソフィア・ブテラ#アナベル・ウォーリス#ジェイク・ジョンソン#コートニー・B・ヴァンス#ラッセル・クロウ
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THE MAGNIFICENT SEVEN マグニフィセントセブン
ヒマな上にテレビでやってたんでまた観てしまった「マグニフィセントセブン」
日本映画「七人の侍」からアメリカに渡って「荒野の七人」となり
そのリメイク、なわけで3本とも観てるんだけど
ほんとはトム・クルーズが主役で
マット・デイモン、モーガン・フリーマン、ケビン・コスナーが出る
なんて話から始まってたから、製作前はかなり期待してたんだけど
何で揉めたんだか(ちょっとこのメンバーのヤツ観たいよね?)
デンゼル・ワシントン主演、クリス・プラット、イーサン・ホーク
あと韓国のスターイ・ビョンホンなんかが出ることに。
イ・ビョンホンとかありなの?と思う人もいると思うんだけど
この人はほんとになにやっても上手いからハマってし
苦力(クーリー: 開拓時代に実際にアメリカに存在したアジア系)って考えたら
おかしくない設定。
どっちかっていうと黒人のデンゼルが州の委任執行人って方が
ほんと?ってちょっと思ったりしちゃったので
この辺りはもう少し勉強してみようと思いました。
まぁ、西部劇ですよ。
カウボーイだ、早撃ちだ、酒だ、娼婦だ、アウトローだ
嫌な金持ちが吐き気がするほど冷血に人々から全てを搾取するみたいな全部がね。
まぁ、そんなわけで意外なことに前回の誰の役が誰、とかじゃなく
でもちゃんといろんなキャラクターに前作のキャラクター設定のオマージュが見えて
悪くない作品だと思う。
西部劇はなかなか私には難しいな。いいな、とか悪くないな、とは思うけど
これ最高だわってやつには未だ出会えておりません。
とはいえ、これはエンタメ映画としては合格!
何様なんでしょうね、わたし 笑
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監督
ジェームズ・ワン
脚本
クリス・モーガン
原作
キャラクター創造
ゲイリー・スコット・トンプソン(英語版)
製作
ヴィン・ディーゼル
ニール・H・モリッツ
マイケル・フォトレル
製作総指揮
サマンサ・ヴィンセント
出演者
ヴィン・ディーゼル
ポール・ウォーカー
ドウェイン・ジョンソン
ミシェル・ロドリゲス
ジョーダナ・ブリ��ースター
タイリース・ギブソン
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
ナタリー・エマニュエル
カート・ラッセル
エルサ・パタキー
ジャイモン・フンスー
トニー・ジャー
ロンダ・ラウジー
ジェイソン・ステイサム
音楽
ブライアン・タイラー
撮影
スティーヴン・F・ウィンドン
マーク・スパイサー
編集
レイ・フォルサム=ボイド
ディラン・ハイスミス
クリスチャン・ワグナー
製作会社
オリジナル・フィルム
ワン・レース・フィルムズ(英語版)
配給
アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開
アメリカ合衆国の旗 2015年4月3日
日本の旗 2015年4月17日
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僕的正統出汁タマゴヤキ❣と、これ違う「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」
🍚日々の献立
人参、じゃがいも、大根、ナス、カボチャ、玉葱、舞茸、豆腐の味噌汁🤗甘い出汁たまご焼きを納豆で頂きました��~😊なんか今日はフライパンの機嫌が悪かったのか?上手に出来なかったな・・・😭
🎥amazon ビデオで「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)
¥399で久々にレンタルで観た🤗
2019年のアメリカ映画で、日本でも同年公開。監督はデヴィッド・リーチで脚本はクリス・モーガン。主演はドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム🤩
ロサンゼルスで娘と暮らす追跡のプロで元FBI特別捜査官ルーク・ホブスと、ロンドンで優雅な…
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以前から楽しみにしていた『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が公開されました〜!
ワイスピシリーズは『ワイルド・スピード SKY MISSION』、『ワイルド・スピード ICE BREAK』の2作品を映画館で、それ以前の作品はディスクや地上波で鑑賞したことがあるので、一応シリーズの流れはぼんやりと把握しているよ、レベルです。 作品数がやや多いシリーズですが、作品同士でストーリーやキャラのつながりがあるため、1作目から観ておくのがベター。
今作は『ワイスピシリーズ』に登場したキャラクター、ルーク・ホブスとデッカード・ショウがメインキャラクターとなり、ストーリーが展開されます。 シリーズのスピンオフ的な立ち位置となりますね。
本シリーズに関しては、ドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルでリアル仲間割れが起きているなんて噂もあり、先行き不安ですが(笑)、ひとまずスピンオフを楽しむことにしましょうかね。
ワイルド・スピード/スーパーコンボ
監督 デヴィッド・リーチ 脚本 クリス・モーガン ドリュー・ピアース 出演者 ドウェイン・ジョンソン ジェイソン・ステイサム イドリス・エルバ ヴァネッサ・カービー ヘレン・ミレン 公開 2019年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
ロサンゼルスで娘と���らす、ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ・元FBI特別捜査官ルーク・ホブスと、ロンドンで優雅な生活を送る、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の元MI6エージェント・デッカード・ショウ。
2人の元に、行方をくらませたMI6の女性エージェント・ハッティを保護して欲しいという政府の協力要請が入る。 ハッティは全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還したが、組織を率いる、肉体改造を施された超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルスと共に消息を絶った。 しかも、彼女はショウの妹でもあるという。
ホブスとショウは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、ウイルスの回収を最優先するため、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!(公式サイトより)
大人気カーアクション映画『ワイルドスピードシリーズ』のスピンオフ。 シリーズでも活躍しているホブスとデッカードがメインキャラとなり、危険なミッションに挑む。
監督は『アトミック・ブロンド』、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ。 主役を張るのは、ムキムキハゲマッチョのドウェィン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのふたり。
2000kcal級のボリューム!!
ボリューム感がはんぱねえ!!胃もたれしそう!(笑) アクション映画、スパイ映画の定番を詰め込んだ、こってこてのアクションスパイ映画でした。コテコテ具合がすごいんですよ、こういうのあるよね〜ってのが2時間。でもそれぞれのシーンが気合い入れて作られているので既視感あるシーンの連続といえど、クオリティは高いです。
リサ
カレーハンバーグラーメン寿司丼!みたいな。みんなの好きなもの全部のせ!!みたいな。
ストーリーも単純だしアクション映画あるあるのお話なので、何も考えずに気楽に観られますね。 こういう展開あの作品で観たな〜という感じ。
ストーリーがコテコテで攻めてきたとなると、やはりキャラクター同士のやりとりで楽しむのがおすすめ。 特にホブスとデッカードのわちゃわちゃしたやりとりは、めちゃくちゃおもしろかった。 ギャグシーンのテンポ感と下品レベルが『デッドプールシリーズ』みたいだなと思っていたら、監督のデヴィッド・リーチは『デッドプール2』の監督なんですね。それなら納得ですわ。
リサ
ライアン・レイノルズがさらっと登場していたのも監督繋がりなのかな?
ウイルスを埋め込まれた美女を助けるぞ!
本作のストーリーは非常にわかりやすい。 危険なウイルスが闇ルートで売買されていることを知ったMI6のチームが、ウイルスの回収を目論むも、謎の武装集団に遭遇。 MI6のメンバーだったハッティは、ウイルスを奪われまいと体内に打ち込み逃げ出します。
ハッティは裏切り者と認定され、捕獲のためにホブスとデッカードがそれぞれ召集される。 ハッティが打ち込んだウイルスは、一定時間が経つと体内に侵食し、危険なウイルスを撒き散らすため、一刻も早く彼女のウイルスを解毒する必要があるのですが、彼女のウイルスを奪おうと、例の武装集団がホブスとデッカードに立ちはだかる・・・というお話。
私としては、①毒を撒き散らし、世界中の人々を死に至らしめるウイルスを、②体内に打ち込み、③時間内に解毒する必要がある、という3ポイントで、完全に『ミッション:インポッシブル2』じゃんか!!と笑ってしまいました(笑) しかもそのウイルスを打ち込んだハッティを演じるのは、『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』に出演して注目を集めた、ヴァネッサ・カービーときた。狙っているのか!?
スパイアクション映画の定番で固められているので、ストーリーに新鮮味はありませんが、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのギャグシーンや、スクリーンが割れるんじゃないかと思うほど迫力満点のアクションシーンは観る価値ありますね。映画館のどデカイスクリーンがおすすめ。
シリーズお馴染みのオシャレ音楽やスタイリッシュなカット割りは印象的で、ワイスピらしさがあってよかったですね。
リサ
セクシーな女性もいっぱい出てくるぞ!!
本作はスピンオフですが、気になる��も。 本編終盤、本作の敵であるブリクストンという男は、黒幕にいいように扱われていたことが判明するのですが、結局その黒幕は誰だかわからないんですよね。 黒幕曰く、ホブスと繋がりがあるようなのですが、もしかしたら過去にシリーズに登場したキャラクターなのでしょうか?? 本作はスピンオフとして続編が作られるのか、それとも本シリーズに繋がっていくのか、気になるところですね。
ムキムキハゲコンビのやりとりが最高!
予告編から期待していた通り、メインキャラのホブスとデッカードのやりとりがめっちゃおもしろい!! 期待を裏切らないレベルのおもしろさで楽しかったですね。
『ワイルド・スピード ICEBREAK』での出会いから犬猿の仲となっていた2人は、騙されて(?)再会。 出会い頭に互いの悪口祭りがはじまります(笑) 2人の悪口祭りが最初から最後までおもしろいんですよね。変な顔だのおかしな声だから聞きたくねえだのシャツがピチピチだの・・・ ふふふ、くらいで最初はいられたのですが、飛行機の中でも揉めているのには、たまらず声を上げて笑ってしまいました。
リサ
2人のやりとりは全部おもしろかったな〜 セリフを全部メモっておきたいくらいでした(笑)
またサポートキャラで登場する、CIA職員のロックが絶妙におもしろい。ロックというか、もはやライアン・レイノルズがおもしろい。彼のギャグシーンの演技は最高ですな。 ホブスとホブスの娘の前に現れて、娘に一生懸命事件のエグい内容を説明しているシーンなんか腹抱えて笑いました。
ワイスピは女の子がかわいいのも最高。 ハッティね、いやーめっっっっっっっちゃタイプ。こう、クールビューティだけど、妹らしいかわいさもあるってのがいいですね。 デッカードがマルガリータと濃厚なキスを交わしていたときの、ハッティの目をガン開きして驚いている(やや引いてる)顔が一番好きです(笑)
ヴァネッサ・カービーは『ミッション・インポッシブル:フォール・アウト』で一目惚れしてから、その後の動向が気になっていたので本作でメインキャラクターの1人として活躍していて嬉しかったですね〜! 今回演じていたハッティはスパイということもあって、強い女でよかったですね。強い女にのみ許される、首絞め足技のコンボが炸裂していました。 ていうか、アクション極めていてすごかった。あれは相当鍛えたのではないでしょうかね。
リサ
レヴェッカ・ファーガソンもそうですが、M:Iシリーズでトムと共演した女性たちは、その後順調に最強の女に育っていて素晴らしい。
ワイスピシリーズらしいド派手なアクションの連続!
スピンオフだからか、メインキャラ2人が身体張れるからなのか(笑)、本シリーズに比べてカーアクションよりもファイトシーンの方が見せ場が多く、よりスパイアクション映画っぽかったですね。
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのアクションは、やはり気合い入���てますね。ドウェイン・ジョンソンは剛、ジェイソン・ステイサムは柔と、それぞれのアクションが対照的だったのが印象的でした。 ドウェイン・ジョンソンは体当たり方式で、パワー1000%で敵をなぎ倒していくのに対して、ジェイソン・ステイサムは武術のテクニックを駆使して鮮やかに敵を交わしていくんですよね。この違いもぜひ直接作品を観て楽しんで欲しいです。
リサ
というか、ドウェイン・ジョンソンの身体がデカすぎて、人間という生物に対して懐疑的になるレベルでした。
全体的にギャグシーンが多くて、アクションシーンも微妙にギャグっぽいのが印象的だったな。 クライマックス、ホブスとデッカード vs ブリクストンのが対峙する最終マッチは、クロスカウンターの嵐で完全にパワー勝負だったのですが(笑)、クロスカウンターが発動する瞬間がスローモーションになっていて、その時の顔がとてもブサイク(笑) わざとそういう顔してんだろ!!とツッコミたくなるくらい、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの顔芸がキマっているんですよ。 ハッティが生きるか死ぬかの緊張感高まるシーンの裏で、ちゃっかりギャグをやってのけるのは、デヴィッド・リーチのセンスかもしれませんね。
さて、シリーズお馴染みカーアクションのシーンは、テクニックで魅せるというよりも、パワーで魅せるシーンが多かったです。勢いと迫力が半端ねえ! 序盤から口があんぐり開きそうになるほどの、ドキドキハラハラするシーンの連続。ドキドキ感は最初のカーアクションの方が高かったですかね。 そのあとはパワーパワー、そしてパワー!!という感じで、『ワイルド・スピード ICEBREAK』のクライマックスのようなド派手でど迫力なカーアクションシーンがたっぷり堪能できました。
特にマウイ島で繰り広げられる、車 vs ヘリコプターのシーンは、腕一本でヘリを引きずり寄せるドウェイン・ジョンソンの化け物っぷりに、度肝を抜かれました。丸太のような腕が大活躍していましたよ。
リサ
彼はヒグマに出くわしても打ち勝ってしまうのではないだろうか・・・
総評
評価
ストーリー
(2.5)
キャラクター
(5.0)
キャスト
(5.0)
演出
(4.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(4.0)
良かった点
キャラクターを活かしたやりとり
ファイトシーン
悪かった点
ありきたりなストーリー
まとめ
ストーリーはありきたりで新鮮味ゼロなのですが、キャラクターの動かし方がよくできていたのでおもしろかったです。 頭空っぽにして観られる系の作品なので、気楽でいいですね。 スピンオフなので過去の『ワイルド・スピードシリーズ』を観ておくと、もっと小ネタを楽しめますよ!
ストーリーでボロクソ言ってるくせに、意外と評価高いじゃん!?と思われるかもしれませんが、白状すると、私、この手のコテコテのスパイアクション映画・・・大好きなんですよね(笑) ストーリーはどうみても某スパイ映画だし、クライマックスの雨の中のファイトシーンなんかは某SFアクション映画だし、ド派手な爆破シーンは某ハードなクリスマ���映画みたいだし・・・ 好きなものてんこ盛りされたら、まあ好きになっちゃうよね��・・(笑)
最近は映画を鑑賞するスピードが落ちてしまっているのですが、頭空っぽにして観られる脳筋映画は定期的に鑑賞して、心をリフレッシュさせたいですね。 力こそ全て!筋肉は裏切らない!ってのをみせつけられると、なぜだか無性に元気になるんですよね〜(笑) 本作を観て、今年の夏も打ち勝ちましょう!
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8月2日公開の「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」の見どころをワイスピガールが紹介!
●ホブスとショウが世界を救う!? 『ワイルド・スピード』の最新作は超ド派手なアクション映画 シリーズ最新作が公開されるたびに、人気が上昇している「ワイルド・スピード」シリーズの最新作「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」が8月2日に公開されます。その映画の見どころを紹介するために、ワイスピガールが三栄に来社してくれました。 全世界累計興収が5000億円を突破し、日本では回を重ねるほど右肩上がりに興収を跳ね上げている『ワイルド・スピード』。最新作は、とびっきりソリが合わない元FBIの熱血特別捜査官「ルーク・ホブス」と、元MI6のクールなエージェント「デッカード・ショウ」の二人が主人公。世界の破滅を目論むシリーズ最大の敵に協力して立ち向かうというストーリーに期待しないわけにはいきません。 今作は、ワイスピファミリー中最強ファイターコンビということで、重量感たっぷりのアクションが見どころ。高層ビルからダイブしながらの肉弾戦、スカイダイビングによる潜入作戦、市街地を破壊するカーチェイス&銃撃戦があり、クライマックスの合戦や、ヘリVS車+腕力の連鎖アクションで見るものを圧倒し、勝ち気でベクトルの違うふたりだからこそのユーモアもたっぷりも見られるとのこと。凸凹コンビが魅せるワイスピの新たな一面も見られるそう。 今回、PRに訪れてくれたのは、今年選ばれたワイスピガールの4名。規格外の人気を誇る映画にふさわしくトップクラスの人気を持つSUPERかわいいレースクイーン4名が選ばれました。そんなワイスピ大好きな彼女たちに映画の見どころを語ってもらいました。 最初に紹介するのは、「清瀬まち」さん。現在は、「KOBELCO GIRLS」として活躍していて日本レースクイーン大賞グランプリも獲得したトップレースクイーンです。 「私自身、全くクルマに興味ない頃にワイスピを見てからというもの、ワイスピ沼にハマっています。ワイスピ大好きなワイスピファミリーだけじゃなくて、ワイスピを全く見たことがない人も必ず楽しめる絶対おもしろい映画だと思うので、ぜひ見に来てください。私達も公開日に映画館に見に行きます。また最新作のPRイベントもあるので私達にも会いにきてください」 二人目は「森脇亜紗紀」さん。現在レースクイーンは引退されてしまいましたが、スバルBREEZEのレースクイーンとして人気を博し、現在はニッポンスリッパのイメージキャラクターなど、CMモデル等で人気になっています。 「最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、日米同時公開ということで私達ワイスピガールもまだ予告しか見ることができていません。でも、ワイスピはシリーズ毎にどんどん迫力が増してきているので、最新作も私達の想像を超えるいい意味で裏切ってくれるような迫力のあるシーン満載だと思います。ワイスピファンの方は毎回最新作を楽しみに待っていると思うので、公開日を楽しみに待って映画館までぜひぜひ見に来てください」 三人目は「宮本りお」さん。現在は歌って踊れるレースクイーン「D’stationフレッシュエンジェルズ」とアイドルユニット「smiley」とキュートな笑顔でファンを魅了しています。 「最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は9作目になるのですが、まだ前作を見ていないという方は今回の主人公ホブスとショウがどれだけ仲が悪いかわからないと思います。8月2日に上映される前にシリーズ過去作を見て、ストーリーのポイントとなる「仲の悪さ」を知ってから最新作を見るとさらに倍楽しめるので、シリーズの前作も必ず見て更に最新作を楽しく見てください」 最後は「星野奏」さん。現在は、T-DASH JLOC エンジェルのレースクイーンとして活躍しています。その親しみやすさで熱烈なファンがいるのも特徴です。 「今回の最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、過去のシリーズ作を超えてさらにスケールが大きくなっています。これまでのシリーズ作品を見ていない方も、映画館に足を運んでワイスピの迫力を体験してワイスピの魅力にハマってください。」 今作の監督には、『ジョン・ウィック』、『アトミック・ブロンド』、『デッドプール2』など数々の大ヒットアクションを手掛ける「デヴィッド・リーチ」を迎え、脚本はこれまでのシリーズも手掛ける「クリス・モーガン」が担当。今夏の話題の中心になること間違いなしの映画なので、映画館でいち早く観て盛り上がりましょう! (sin・©UNIVERSAL PICTURES) 【関連リンク】 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』 https://wildspeed-official.jp/ あわせて読みたい * ランボルギーニ・ウラカンが新作ヒーロー映画「ドクター・ストレンジ」でスクリーンデビュー * 車内で「アナと雪の女王」を歌ってYOUTUBEアップが大流行【動画】 * アブダビでワイルドスピードのロケ現場に遭遇【動画】 * カーアクション映画のド迫力シーンの撮り方がスゴい!【動画】 * 60歳を超えて世界記録を樹立した男のロマン「世界最速のインディアン」が現代によみがえる 【動画】 http://dlvr.it/R8NJXZ
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2020 Season Preview #2 UNCW
マイフェイバリットなカレッジを主にシーズンプレビューを書き上げるよ。
■基本情報
ノースカロライナ州・ウィルミントン本拠の州立大。47年に立ち上げ時は「ウィルミントン・カレッジ」として2年制大、69年に4年制にシフトの上UNCシステムに編入された。
UNCシステム内のECU・ノースカロライナ州立大・UNCよりは1ランク落ちるが、ベースボールプログラムは15〜19年の5年で4回NCAAトーナメント入りとソリッドなパフォーマンス。スーパーリージョナルでのプレーは1回も無く、ズバ抜けたパフォーマンスのメジャーリーガーを輩出したことも無いが、CAAではトップレベルのプログラムだ。
OBではカール・ウィリスとクリス・ハッチャーのWリリーバーがビッグネームか。BALでプレーするエバン・フィリップスも2人に加わることが出来るだけのパワーボールを用いるリリーバーだ。打者は出身メジャーリーガーが1ホーマーもマークしたことが無く人材不足だが、18〜19年でドラフト1日目にUNCW出身の打者がドラフト(ライアン���ジェファーズとグレッグ・ジョーンズ)。いずれはUNCW初ホーマーも生まれるハズだ。
ところで、決してメジャーで無いUNCWをあえてフォローするつもりになったワケについてもザッと書く。
18〜19年でドラフト1日目レベルのタレントが生まれた点で注目
ケップ・ブラウンのラストシーズンを追いたいため
CAAのファンカレッジが無かったため
■注目プレーヤー
Sr. ルーク・ゲセル(RHP)
長身からエクステンション大なストレート主体。コマンドもソリッドだがスライダー&チェンジアップでアームスピードが大きく下がる。
Jr. ランドン・ループ(RHP)
ストライドの大きい、バランスの良いデリバリーで87〜91マイルのストレート&カーブ&チェンジアップ。コマンドが向上し19年はワンランク上のパフォーマンスに。フルタイムのSPでは無かったが、20年はウィークエンドを回すことになるハズだ。
R-Jr. ザリオン・シャープ(LHP)
19年ドラ19を拒否し20年シーズンもプレー。長身のアスリートでキレの良いストレート&スライダー主体のプレースタイル。コマンドはアバウトもKマシーンとしてのポテンシャルは大きい。ケープコッド・リーグでも1.35ERAとナイスパフォーマンス。
Sr. コール・ワイズ(3B)
19年ドラ1のグレッグ・ジョーンズと共にリードオフを形成、ライアン・ジェファーズがドラフトで抜けた穴を埋めた。年々バットコントロールとアプローチが向上し19年はジョーンズも上回るチームトップのヒット78本を重ねた。シンプルなストロークなギャップヒッター。
R-Sr. ケップ・ブラウン(OF)
長身でパワー&スピード&アームを両立した5ツールとして15年ドラフトでは目玉クラスのトッププロスペクト。PGランキングは全米 #33 でスケールの大きさはブレンダン・ロジャースと並びナンバーワンとコメントのスカウトも。UNCWナンバーワンのビッグネームだが、R-Sr.までプレーな点に苦しいカレッジシーズンが滲む。
STLからドラ10と高い評価をゲットした15年ドラフトを拒否も、カレッジではあまりにも穴の大きなバッティングでバリューが大きくダウンした。CCでのプレーで17年ドラフトでのメジャークラブ入りを狙うもドラフト年はコンディション不良で3Gのプレー止まり。トランスファーしたUNCWでもフリースインガーさにスピードツールのグレードダウン等、HSでのバリューを戻すまでには至らず。
20年シーズンがUNCWでのラストシーズン、そしてドラフトに向けたラストチャンスになる。19年と同じくクリーンナップとしてチームを支える。
■プレビュー
SP
19年シーズンのローテーションメンバーは全て20年シーズンもプレー。ウィークエンドはルーク・ゲセルとラ���ドン・ループ、ザリオン・シャープの3人で決まり、4人目のスポットをゲーグ・ヘリングとブロディ・ローソンで争う。ヘリングもローソンもK/9はハイレベルもコマンドがネックなタイプ。ヘリングはBB/9=7.71で、ローソンは37.2IPで12ものWPをマークした。
フレッシュマンからの突き上げメンバーとしてはカーター・ホルヘスに注目。バランスの良いフレームで88マイルのストレート&スライダー&カーブを用いるスタイルでソリッドなイニングイーターになるポテンシャルがある。
RP
ブルペンの柱であるブレーク・モーガンはシニアシーズンなためチームを去った。Kマシーンのジャスティン・クランプもSFからドラ30でメジャークラブ入りし、柱になる人材不在となっている。
18年にCCからトランスファーしブルペンでソリッドなパフォーマンスのヘンリー・ライアンが一旦のリリーフエースになるが、K・BB共にカレッジレベルでは目立たない。キレの良いツーシームが光るがスライダーにシャープさが無くツーシーム依存になりがち。
目立つパフォーマンスまで至らずも21IPで29Kをマークのニック・ブルーノがハマるパターンもあるかも。レッグキックの大きいデリバリーでストレートもパワフルな点で言えばクローザーポテンシャルと言える。
C
このポジションで2ケタホーマー & OPS1.00オーバーのバッティングをマークしたライアン・ジェファーズの穴は大きかった。19年シーズンはマット・サグスとザッカリー・ブリッジスでレギュラーをシェアをしたが、共にディフェンスメインでレギュラーとしてはバットが失格レベル。パワー・アプローチ共にネックでアップサイドも大しては無い。
フレッシュマンのケビン・ピターラとマット・イプの突き上げがこのポジションには求められる。ピターラはソリッドなアプローチとコンパクトなストロークが光るバッティングで早くからインパクトを示すことが出来る人材。イプもプルサイドへの良いパワーがあり、オフェンスポテンシャルはサグスとブリッジスを上回りそう。
盤石なレギュラーが決まったポジションでは無く、フォールキャンプ無いしシーズンスタートからは何回かのテストが挟まれるだろう。
IF
コール・ワイズがドラ37を拒否してシニアシーズンもプレーする点は大きい。ドラ1でグレッグ・ジョーンズを失うばかりかワイズまで失うと、UNCWは20年シーズンにメドを立てられるプロダクティブな打者が不在と言うピンチになっていた。IFのレギュラーはジョーンズがプレーのSS以外の3ポジションでレギュラーが残ることになる。
1Bのブルックス・ボールドウィンと2Bのジャクソン・メドウズは共にライトバット。ボールドウィンはHSでも目立った人材では無かったがアスレチックさが光るプレーぶりは良かった。シニアシーズンに入るメドウズは18年から大きくパワーアップし見れるレベルのスタッツを並べた上での20年シーズンとブレークに注目が集まる。やや長いストロークだがフィールド全体を用いることが出来るギャップヒッタータイプ。
ジョーンズが抜けたSSの穴は19年にプレー���ャンスを得ているアダム・スミスとフレッシュマントリオのコール・エイブラムスとロン・エバンス、ジャク・クルームで埋める形になる。ポテンシャルを高く買われているのはエバンス。SSとしてはフレームが大きくレンジも狭いがソリッドなアームツールがあり、パワーもソリッド。バッティングが良い人材に欠けるラインナップだけに、SSかはともかくワイズと共にインパクトを示すまでに至ればベスト。ウェストバージニア大でのジェド・ジョーコになってもらいたい。
OF
ケップ・ブラウンとノア・ブリッジス(Cをプレーのザッカリーの弟)は19年シーズンからレギュラーをキープする。19年は3・4番を形成したコンビ。ソリッドなスピードが光るブリッジスはグレッグ・ジョーンズの後釜としてリードオフに回るかもしれない。
ブラウンはトッププロスペクトとして名を上げただけあり、ツールのクオリティはチームでダントツだ。長身で穴の大きいスイングはリッチー・セクソンらしさ大だが、1シーズンでもソリッドなパフォーマンスをマーク出来ればクラスもあってドラフトでのバリューは上がる。
ブリッジスは4番としてプレーしながらチーム2位の17SBをマーク。アスレチックでOFディフェンスのレンジも広大、バッティングもアプローチはネックだがスイングのシャープさは良い。
LFのレギュラーはクリス・ソーバーンとノア・ライルズ、ブローダス・ロバーソンの3人によるレースになる。19年は主にソーバーンがレギュラーとしてプレーも、スタッツ上は3人共ズバ抜けた何かを示したワケでも無くライルズ、ロバーソンにもチャンスはある。小兵だがRHPとしてもプレーしたアスリートのエイダン・スミスもレギュラーを狙えるハズだ。
■まとめ
19年シーズンのレギュラーが20年シーズンもプレーする。CAAのレギュラーシーズンで上に立たれたイーロン大はジョージ・カービーとカイル・ブルノビック、タイ・アドコックが抜けたが、UNCWはドラフトによる大きなロスがグレッグ・ジョーンズだけだ。カンファレンスチャンプを狙う上では他チームと比べても盤石なメンバーだと言える。
ジョーンズが抜けたオフェンスのレベルダウンをどこまで食い止められるか。コール・ワイズとケップ・ブラウンが主になるが、コアと言うにはインパクトが無い。どちらかと言えばソリッドな打者を何人も並べてカバーをするスタイルを狙っていくべきか。ジャクソン・メドウズのブレークにブラウンのワンランク上の向上とキーポイントは多い。
メンバーからするとハードルは高いが、NCAAトーナメントのスーパーリージョナル入りを狙いたい。その点でも、格上カレッジに対するプレーぶりも注目ポイントだ。
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イドリス・エルバが『Hobbs and Shaw』に出演
イドリス・エルバが『Hobbs and Shaw』に出演することになった。『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフで、主役はドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホッブスと、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウ。エルバの役は、悪役ということだ。
監督は『デッドプール2』を大ヒットさせたばかりのデヴィッド・リーチ。脚本はこのシリーズのベテランであるクリス・モーガンが執筆する。北米公開予定は来年7月。
エルバの最近作は、ジェシカ・ビールと共演した『モリーズ・ゲーム』と、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。
文=猿渡由紀
【関連リンク】 イドリス・エルバ 人物情報 デヴィッド・リーチ 人物情報 クリス・モーガン 人物情報 Source: ぴゅあ映画
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映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』日本公開決定&最新予告映像解禁!
『魔人ドラキュラ』(1931)、『フランケンシュタイン』(1931)など、その歴史のはじまりから今日まで世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオのモンスター達。その歴史上、ミイラというキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』(1932)が、この度アクション・アドベンチャー超大作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(原題:The Mummy)』として新しく生まれ変わり、7月28日(金)より全国公開となります。 ━…━…━…━…━…━ 始まりは、古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていた。しかしその約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印され、歴史と共に地下深くに埋められた――しかし二千年の時を経て、中東砂漠で調査中に彼女の棺が発掘される。そして、憎悪を募らせた王女が再びこの世に目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める――! ━…━…━…━…━…━ この度、この夏一番の超話題作の日本公開決定と合わせて、最新予告映像と謎に包まれた本作のティザービジュアルも解禁! 今回解禁された予告編では、中東の砂漠でアラブ風の民族衣装に身を包み、「アドベンチャー魂はどこいった?」と、地図を手に双眼鏡をのぞきこむトム・クルーズの姿から始まり、爆撃で崩落した街の地面から現れる古代遺跡と棺、古代エジプト時代の王女と前にそびえるピラミッド、墜落する飛行機、死から蘇るトム・クルーズ、すさまじい砂嵐に襲われるロンドン、この世に復活しその表情に憎悪を浮かべる王女、謎の地下水道、次々に襲ってくるミイラなど、古代エジプトと現代ロンドンを舞台に繰り広げられる壮大なアドベンチャーの様子が映し出されている。 また、王女の棺が見つかった場所が「お墓ではなく、牢獄」であること、飛行機の墜落により一度死亡した主人公が再び目覚め、「君は生かされた 選ばれたのだ」と告げられるなど、激しいアクションはもちろん、謎めいたストーリー展開にも期待が膨らむ。 さらに、予告と合わせて解禁されるティザービジュアルには、厳重に保管された古代エジプトの文字が刻まれた石棺が収められており、「そこには“邪悪が眠る”」というキャッチコピーに相応しく謎に包まれた不穏なオーラを漂わせる。 この石棺に眠る王女は一体どのような想いで眠りにつき、“邪悪”へと姿を変えていったのだろうか… ━…━…━…━…━…━ 主人公ニックを演じるトムはこれまでのアクション・ヒーロー像とは違った一面も披露。今回のトムは、最強の暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない“一般人”。爆撃から逃げまどい、飛行機の墜落にただ絶叫するしかなく、女性にパラシュートを譲ったかと思いきや「もう1つあるかと…」とぶっちゃけ、対峙した王女の強靭な力でぶっ飛ばされるなど散々な目に。 しかし、世界を救うために強大な敵に立ち向かう姿は本作でも健在。また、中東での銃撃戦、実際に無重力で行われた飛行機シーンの撮影など、場所と手段を選ばないアクションスタントのほとんどをトム自身がこなしている。 トム・クルーズの他にも豪華俳優陣が集結。王女アマネット役を演じるのは、『キングスマン』(14)で美しき義足の殺し屋ガゼルを演じ、『スター・トレック:BEYOND』(16)のジェイラ役でも抜群のアクションを披露している今注目の次世代女優ソフィア・ブテラ。 その身体能力を生かして本作でもキレのあるアクションを披露しており、トム・クルーズとの対決シーンにも注目。 物語の鍵を握るジキル博士役にはラッセル・クロウ、トム・クルーズとともに行動する考古学者にアナベル・ウォーリス。監督は、『トランスフォーマー』、『ミッション:インポッシブル』シリーズを手掛けてきた監督兼プロデューサーのアレックス・カーツマン。 2017年夏最大の超話題作の続報にご期待いただきたい。 ━…━…━…━…━…━ 【ストーリー】 中東の戦闘地帯で古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見された。発掘に立ち会った米軍関係者のニック(トム・クルーズ)、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)らが同乗し、調査のために石棺をイギリスに輸送する途中にアクシデントが発生。 ジェニーは辛うじて脱出するが、ニックたち米軍関係者を乗せた輸送機はロンドン郊外に墜落、石棺は行方不明になってしまう。やがて世界を恐怖の底に引きずり込む、想像を絶する物語が始まる――。 ◇◆◇◇◇◆◇◇◇◆◇ 【作品情報】 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 ■監督:アレックス・カーツマン/プロデューサー:アレックス・カーツマン、クリス・モーガン、ショーン・ダニエル/エグゼクティブプロデューサー:サラ・ブラッドショウ ■脚本:ジョン・スぺイツ、クリストファー・マッカリー ■出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス/ラッセル・クロウ ■配給:東宝東和 7月28日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 情報提供:ガイエ (C)Universal Pictures
#ザ・マミー/呪われた砂漠の王女#トム・クルーズ#ソフィア・ブテラ#アナベル・ウォーリス#ジェイク・ジョンソン#コートニー・B・ヴァンス#ラッセル・クロウ#アレックス・カーツマン#クリス・モーガン#ショーン・ダニエル#サラ・ブラッドショウ
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アメリカンスナイパー 2014
監督
クリント・イーストウッド
脚本
ジェイソン・ホール(英語版)
原作
クリス・カイル『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』(原書房)
製作
クリント・イーストウッド
ロバート・ロレンツ
ピーター・モーガン
アンドリュー・ラザール(英語版)
ブラッドリー・クーパー
出演者
ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー
撮影
トム・スターン
編集
ジョエル・コックス
ゲイリー・D・ローチ(英語版)
製作会社
ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
マッド・チャンス・プロダクションズ
22nd & Indiana Pictures
マルパソ・プロダクションズ(英語版)
ラットパック・エンターテインメント
配給
ワーナー・ブラザース
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かけ過ぎ隊❣はいつも美味しいのに、これは酷い「ブラックハット」
🍚日々の献立
人参、じゃがいも、大根、ナス、カボチャ、玉葱、舞茸、豆腐の味噌汁🤗納豆半熟タマゴ丼にはかけ過ぎ隊❣刻み海苔、おろし生姜、一味唐辛子タップリです~美味い🤩
🎥amazon ビデオで「ブラックハット」(原題:Blackhat)
セールで¥100レンタルして観た。
2015年のアメリカ映画で日本も同年公開。監督はマイケル・マンで脚本はモーガン・デイビス・フォール。出演は『ソーです』クリス・ヘムズワース。
舞台は国際的なサイバー犯罪の世界。一時出所中の服役囚ニコラス・ハサウェイ(クリス・ヘムズワース)はアメリカ人と中国人のパートナーとともに、シカゴからロサンゼルス、香港、ジャカルタへつながる高度なサイバー犯罪ネットワークを追う。香港の原子炉が爆破され、それはまだ始まりにすぎないと気づいた時、ハサウェイ自身が事件に関係していることが判明する。
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映画な戯言 …
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大人気カーアクション映画、『ワイルド・スピードシリーズ』。 先日、シリーズ最新作の『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開され、シリーズは最終章へと動き始めました。 『ワイルド・スピード ICE BREAK』も面白かった!パワフルなアクションがすごかったですね〜 ファミリーの絆やブライアンへの思いが伝わってくる作品でした。 しかしやっぱり前作の『ワイルド・スピード SKY MISSION』が恋しくなってしまい、見返しちゃいました!
ワイルド・スピード SKY MISSION(Fast & Furious 7)
監督 ジェームズ・ワン 脚本 クリス・モーガン 出演者 ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ジョーダナ・ブリュースター ミシェル・ロドリゲス ドウェイン・ジョンソン タイリース・ギブソン クリス・"リュダクリス"・ブリッジス ジェイソン・ステイサム カート・ラッセル ジャイモン・フンスー トニー・ジャー ナタリー・エマニュエル ロンダ・ラウジー 公開 2015年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。 ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。 しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し・・・(シネマトゥデイより)
大人気カーアクション映画の第7弾。 監督を務めるのは『ソウシリーズ』で有名なジェームズ・ワン。 ホラーやミステリー映画を製作することが多い方で、アクション映画を手がけるのは本作が初めての作品でした。 そして本作は彼の作品にとって最大の興行収入を記録しました。 主演のポール・ウォーカーは本作の撮影中にプライベートで事故に遭い、悲しいことにこの世を去ってしまいました。 一時は撮影を中断していましたが、キャストやスタッフの話し合いの結果撮影は続行されることになりました。 よかったと思います。 その方が、ポールだって絶対嬉しいに決まってます。 監督のインタビューで「みんながポールにさよならを言う機会を作りたかった」と発言していて、なんとも言えない気持ちになりました。
なるほどスカイミッションしてやがる!そしてラスト・・・
はあ最高。本当に最高。 まさにポールに捧げた作品です。 めちゃくちゃなカーアクションは私の中の理解を超えました。 車って空を飛ぶんだ〜 シリーズ中一番派手で激しいカーアクションが繰り広げられています。 わけがわからなくて、画面から目が離せません。 ヴィン・ディーゼル vs ジェイソン・ステイサムの筋肉ハゲ同士の肉弾戦も熱い展開です。 そしてターミネーターばりのゴリ押しガンアクションを決めるドウェイン・ジョンソン。 ストーリーは正直シリーズのファン向けですよね。 本編冒頭から前作を観ていないとわからない展開になっています。 大筋のストーリーはついていけますが、登場するキャラクターや小ネタまで拾った方が何十倍も本作を楽しめると思いますよ。 そしてラスト。 あんなの泣くなって方が無理じゃないですか!? なんで・・・お前・・・若くなって・・・(涙) ドムとブライアンが並走してからの、ドム(ヴィン・ディーゼル)からブライアン(ポール・ウォーカー)への思いを独白するシーン。 そして今までのシリーズの映像。 こんなに辛いラストシーンはなかなかないですよ。 「FOR PAUL」の文字が歪んでみえません・・・ エンディングの『See You Again』も涙を誘います。 ダメですね〜アクションは最高に興奮するのですが、ポールのことを思うとやっぱり泣いてしまいました。
今度の敵は、前作のラスボスの兄
ストーリーはいきなり前作の続きから始まります。 前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』を観ておくと、話の流れが掴みやすいです。 というか、『ワイルド・スピードシリーズ』はなにかしら過去作との繋がりがあることが多いので、全シリーズ観ることをオススメします。 さて前作のラスボスであるオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を倒した、ファミリーたち。 今作では、そのオーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウが、彼らの前に立ちはだかります。 前作のラストにちょっと顔出ししてましたね。 デッカード・ショウは弟の復讐を果たすために、ファミリーたちの命を次々狙っていきます。 ファミリーはミスター・ノーバディという男が所属する秘密組織と協力し合いながら、デッカード・ショウの行方を追っていきます。 敵とミッション内容がはっきりしているので、ストーリーはさほど難しくありません。 彼らはスパイじゃないですけど、潜入ミッションのような展開にワクワクしました。 ただ前作の続きだったり、シリーズ未見だとわかりづらい箇所もあったりするので、初めて見る方にはあまり優しくありませんね(笑)
ブライアン、ドム、それぞれの選択
デッカード・ショウを追いつつも、ファミリーの中心的存在であるブライアンにはある葛藤が生まれているのもこの作品の重要なポイントです。 ブライアンはミアと結婚し、子どもも生まれ、平和な日々を過ごしていました。 ファミリーカーに乗り、家族を送り迎えする毎日。 ブライアンは過去の危険な日々を恋しく思い、今の生活に物足りなさを感じていました。 ミアもそれを知っていて、2人目の子どもを身ごもったことをブライアンに打ち明けられないままでいたのです。 ミアがブライアンに第二子妊娠の話をできていないことを知ったドムは、家族を大切にしろとブライアンにそれとなく諭します。 家族を選ぶか、仕事を選ぶか、ブライアンは悩み続けていました。 そして今回の任務を終え、ブライアンは家族と共に過ごすことを選んだのでした。 ブライアンは決してファミリーを離れるということは言いません。 自分の家族を選ぶということも言いません。 ただ、砂浜でブライアンがミアと子どもと楽しそうに遊んでいる姿をみたドムや他のファミリーたちが、ブライアンの居場所はここなのだと感じるのです。 ブライアンからの言葉がないのが、無性に泣けてくるんですよね。 そしてブライアンとドムは、別の道を進んでいきます。 「さよならも言わずにいくのか」 それを、ブライアン、お前が言うのか・・・! こんな風に考えるのは野暮ですが、やっぱりこの選択はポールのことが関係しているのかなと思わずにはいられません。
ポールありがとう・・・
もうポール・ウォーカーには感謝しかないです。 今までありがとう。 ポールが事故に遭って亡くなってしまった時、本作の撮影は半分ほどまで終わっており、残りのポールの出演シーンは、彼の弟であるカレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーが代役として出演しています。 なんとなく、ああこの辺から弟さんがやっているのかなって気づきますよね。 泣いちゃダメだと一生懸命涙をこらえて、あとはぶっ飛びアクションに気を取られたおかげで(笑)なんとか最後までみきったのに、あのラストはずるいです。 ポールいるじゃん、笑ってるじゃん(号泣) この文章打ってて泣けてきました。 『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観てから、本作を見返すと、やっぱりポールがいると画面に華やかさが生まれるなあと思いますね。 新生ファミリーは本当に筋肉ハゲしかいないですからね(笑)
カーアクションの限界を超えている!
やっぱり『ワイルド・スピードシリーズ』と言えば、激しいカーチェイス、カーアクションですよね! 本作もシリーズを超えるカーアクションが目白押しです。 本作は車が飛ぶ!飛ぶ!飛びまくる! それ車じゃないんじゃないって? いや車なんですよ!本当に飛ぶんですよ! 優秀なハッカーであるラムジーを奪還するために、ファミリーはなんと空の上から敵に近づきます。 スカイダイビングかなって思うじゃないですか。 車でスカイダイビングするんですよ。 飛行機の上から車がじゃんじゃんダイブしていくんですよ。 そして普通に着陸してしまうんですから、わけがわかりません。 その後のカーチェイスももちろん激しいんです。 アクションもドキドキで、ブライアンがラムジーを奪還し、バスからレティの車に飛び乗るシーンはアドレナリン全開になります。 ここだけでも圧倒されるのですが、それからもド派手なカーアクションは続きます。 ヨルダンの高層タワーからWモーターズ・ライカン ハイパースポーツを走らせて、隣のタワーに移るシーンも圧巻。 隣のビルに移ったと思ったら、そのまた隣のビルにまで飛び移ります。 車が空を飛ぶ時代になったんだなあ。(考えるのをやめました) 最後に飛んでくれるのは、本編クライマックス。 ドムが車を飛ばして、ヘリコプターを爆破させます�� ここのホブスとの連携プレーもめちゃくちゃかっこいいんですよ! これは「SKY MISSION」なんて邦題つけるだけあるなあというような、迫力満点のカーアクションでした。 もちろんシリーズ恒例のストリートレースもあります。
良かった点
・ド派手なカーアクション ・ポール・ウォーカーへの思い やっぱりカーアクションが他のアクション映画とは格が違いますね! そしてポール・ウォーカーへの思いが滲みでる粋な演出に涙すること間違いなしです。
悪かった点
・シリーズ初見だとわからない部分が多い これはシリーズ前作に言えることですかね〜 もう制作側も諦めていそうです。
まとめ
まさにスカイミッションしています! 大迫力の激しいカーアクションに目が離せなくなること間違いなしです。 そしてポール・ウォーカーに捧げる素晴らしい作品になったと思います。 本作の続編である『ワイルド・スピード ICE BREAK』も公開されましたし、ブライアンは別の道を選びましたがシリーズはまだまだ続いていきますよ!
ワイルド・スピード SKY MISSION [Blu-ray]
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映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』トム・クルーズ史上最高の全世界オープニング記録を樹立!!
1932年『ミイラ再生』、1999年『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』 ―そして2017年夏。 ユニバーサル・スタジオの礎を築いた神々とモンスターの世界、その新たなる幕開け。 「ダーク・ユニバース」プロジェクト第一弾作品 ▼△▼△▼△▼△▼△▼ 『魔人ドラキュラ』(31)、『フランケンシュタイン』(31)など、その歴史のはじまりから今日まで世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオのモンスター映画を次世代向けにリメイク・シリーズ化することを発表し、世界中で大きな話題を呼んでいる超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」。 その第一弾作品として注目を集めている、トム・クルーズ主演のアクション・アドベンチャー超大作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が、東宝東和配給にて7月28日(金)より日本公開となります。 本作は、ハリウッドきっての大スターであるトム・クルーズを主演に迎え、中東の広大な砂漠から現在のロンドンに隠された地下迷宮を舞台に、古代エジプトの神話に封印された邪悪なる“王女”の復活の物語を描くアクション・アドベンチャー超大作です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼ この度、日本公開に先駆け6月9日より全米を含む63カ国/地域で公開を迎えた本作が、全世界で約1億7300万ドル(約191億円 ※6月11日時点のレート換算)を売り上げ、トム・クルーズ史上最高の全世界オープニング記録を樹立しました! これは、『宇宙戦争』(05)が保持していた数字(約1億6700万ドル)を塗り替える記録で、全米を除くインターナショナルにおいても約1億4180万ドルを稼ぎ出し、こちらも『宇宙戦争』の記録(約1億250万ドル)を抜き、トム史上No.1のオープニングに。 全世界からの注目度の高さを見せつけると共に、トム・クルーズの衰えない人気も証明する形となりました。 さらに、世界各国の週末ランキングで1位を獲得!!公開された国/地域のうち、46テリトリーで1位スタート、また26テリトリーでトム・クルーズ史上最高のオープニング興収を記録し、全世界を「ザ・マミー」が覆い尽くしています!! 本作に次ぐダーク・ユニバースの次回作には、『美女と野獣』の監督ビル・コンドンがメガホンをとる『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)を予定している他、今後、透明人間をジョニー・デップが、フランケンシュタインの怪物をハビエル・バルデムが演じることが決定しているなど今後も大きな盛り上がりをみせるダーク・ユニバース作品の記念すべき第一弾となる本作に是非ご期待ください! ====================== 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 ※Box Office Mojo調べ 6月13日時点 ※出典:Box office Guru. Box office mojo
オープニング3日間(インターナショナル)(6/9~6/11):141,800,000ドル 全世界総興収オープニング 3日間(全米含む63ヵ国/地域):173,468,375ドル ====================== 【作品情報】 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 ■監督:アレックス・カーツマン ■プロデューサー:アレックス・カーツマン、クリス・モーガン、ショーン・ダニエル、サラ・ブラッドショウ ■脚本:ジョン・スぺイツ、クリストファー・マッカリー ■出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス、ラッセル・クロウ ■配給:東宝東和 7月28日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 情報提供:ガイエ (C)Universal Pictures
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公開前からそのド派手なカーアクションに、かなり話題になっていた『ワイルド・スピード ICE BREAK』。 前作の『ワイルド・スピード SKY MISSION』のラストシーンとエンディングの『See You Again』で大泣きしてから、もうこれ以上このシリーズをみると辛くなってしまうのではないかと思っていたのですが、なんとか気持ちを入れて観に行ってきました! いやそれにしても、ハゲしかいない・・・
ワイルド・スピード ICE BREAK(The Fate of the Furious / Fast & Furious 8)
監督 F・ゲイリー・グレイ 脚本 クリス・モーガン 出演者 ヴィン・ディーゼル ドウェイン・ジョンソン ジェイソン・ステイサム ミシェル・ロドリゲス タイリース・ギブソン クリス・"リュダクリス"・ブリッジス スコット・イーストウッド ナタリー・エマニュエル エルサ・パタキー カート・ラッセル シャーリーズ・セロン 公開 2017年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
レティとキューバでハネムーンを過ごしていたドム。 ある日、ドムが街を歩いていると見知らぬ女に出会う。 女はドムにiPhoneの画像をみせ、こちら側に味方につくように脅しをかける。 一方ホブスはノーバディから、ドイツの武器商人達に奪われた電磁パルス砲を取り戻す任務について欲しいと依頼を受ける。 ホブスはドムたちに声をかけ、再び「ファミリー」は終結し電磁ぱする方を無事回収する。 ところが突如ドムがチームを離れ、電磁パルス砲を奪い取り姿を消してしまった。 突然のドムの裏切りに困惑するファミリー。 ノーバディからの情報で、ドムはサイファーという最強ハッカーに手を貸していることが判明する。 ファミリーは2人の行くへを追うことに・・・
大人気カーアクションムービーの第8弾。 今までのシリーズで主人公を務めていたポール・ウォーカーが事故で急逝してから、初めての続編となります。 監督を務めるのはF・ゲイリー・グレイ。
ハゲが大暴れ!!車も大暴走!!
あーすっごい脳筋カーアクション映画だった!! ハゲ最高!みんながハゲハゲ言って盛り上がる理由がわかりますよね。 ドウェイン・ジョンソンの腕みました!?!?なにあれ!丸太なの?? そ���でもって全く予想していなかった赤ちゃんが、最高にクールな立ち位置で笑いました。 前作のポール・ウォーカーの旅立ちでかなり悲しみに暮れていたので、一体どんなことになるのやらと心配していたのですが、『ワイルド・スピードシリーズ』の新章のような作品になっていて、よかったですね。 そして所々に感じるブライアンの存在。 ブライアンや今までのシリーズのファンに敬意を示しつつ、作品、ファミリーは次のステージへ進むんだというのを本編から感じました。 続編やってくれて本当に良かったです。 前作で終わっていたら、シリーズに対して悲しい気持ちしか抱けないし、それってポールに失礼な気がしますよね。 ラストの赤ちゃんのくだりは、ドムに名前をつけて欲しいってエレナに言われていたところでなんとなく察していましたが、やっぱりいざ「ブライアン」とつけているシーンをみると泣けてきてしまいました。 あーやっぱりね、まあそうだよね、はは・・・と、3D眼鏡の奥でダラダラ涙を流していたのは私です。 カーアクションに関してはもう予告通りの派手さです。 しっちゃかめっちゃか、そんなのありか!?というくらいの大暴れっぷり。 予告にだいぶ本編のクライマックスなアクションシーンがぶち込まれているので、逆に予告はみないでいった方が興奮度は上がるかもしれませんね。 なかなか難しい話ではありますが。 それにしたってロシアは核爆弾盗まれすぎなんですよね〜 まーたロシアの核爆弾かい!と笑ってしまいました(笑) 発射ボタンはスーツケース型なのって、アクション映画界ではお決まりのスタイルなんでしょうかね? 今回の敵であるサイファーを、どっかでみたことあるんだよな絶対、と思っていたら、シャーリーズ・セロンでしたね! 髪があんなに長いと誰だかわからないや。
新たな敵、そして新たなファミリーの誕生
ストーリーの大筋は、よくあるアクション映画シリーズもののネタになってしまっていますが、まあこれは仕方ないですね。 ご長寿シリーズになると私はストーリーより、シリーズのファンにとって嬉しい小ネタやキャラクターの登場の方に興奮しだすので、その点は今作は十分満足できました。 というより、『ワイルド・スピードシリーズ』っていままでもわけわかんない展開やストーリーばかりだったので、そこんところは求めてはいけないですね(笑) 記憶を取り戻したレティとキューバでハネムーンを楽しんでいたドム。 オープニングでは、ドムのいとこが地元の男とトラブっているという話を聞きつけ、流れでストリートレースをすることになるのですが、ブライアンとドムの出会いの原点を彷彿とさせる憎い演出でした。 その後、突如謎の女・サイファーが登場したことにより、平和だった状況は一変。 ドムはサイファーの仲間に加わり、ファミリーを裏切ることになります。 今回はファミリーの崩壊がストーリーの起爆剤になっており、今までのシリーズとは違った展開をみせています。 最初にサイファーがドムを脅していた時点で、裏切りというのかこれは?と思ってはいましたが、そこを突っ込んだらおしまいですね! ドムの抜けたファミリーは、ドムの裏切りにはサイファーという女が絡んでいることを知り、彼らの行方を追うことに。 ここで、過去作から嬉しい合流や衝撃の展開があり、シリーズファンとしては興奮するポイントだらけでした。 コミカルでアメリカンなやり取りも多く、特にホブスとデッカードの言い合いには毎回笑わされましたね。 てめえのケツに噛み付いてやるみたいなセリフがあったのですが、アメリカ人の煽り文句には毎回驚かされるばかりです(笑) 結局サイファーとの決戦は彼女に逃げられてしまい、決着つかず。 まさかのラストに、え?もしかして続きやるの?と思っていたらこれ3部作の予定なんですね!! ということはあと2作、サイファーがラスボスということになるのか〜 なんか今作ではかなり小物感のあるキャラクターでしたが、大丈夫なのかな?あと2作で最強の敵っぽく成長するのかな? ラストはもう何もいう必要ないです、ありがとう、ありがとう。
お馴染みのキャラ、懐かしのキャラ、そして新たなメンバー?が集結
シリーズものとなると、やはりメンバーが安定してきてチームワークの良さが伝わってきますね。 特に『ワイルド・スピードシリーズ』は「ファミリー」という言葉があるくらい仲間の存在というのは大きい要素だと思います。 シリーズものにハマると、段々キャラ萌えにシフトチェンジしだす身としては、今回の豪華なお馴染みのメンバーにかなり燃え上がりました。 ドム、ホブス、レティ、ローマン、テズ、ラムジー、エレナ、テッカードと安心のいつものメンバーに、帰ってきてくれた!と喜びもひとしお。 もちろんシリーズお馴染みの悲しい別れも・・・ 個人的にはテッカードが仲間になってくれてテンションめちゃくちゃ上がりました。 やったぜ!またハゲが増えた! やっぱりジェイソン・ステイサムかっこいいんですよね〜 時々本編に混じるブライアンは存在するんだという演出にも、グッときました。 映画の中では、ブライアンは家族とともに生き続けているんだ。 そして思いがけない最強のキャラクターの登場にキュンキュンしました。 ドムとエレナの子ども。赤ちゃんです!(笑) ものすごくかわいいかったです〜 目がクリックリで、たまんない。 自分の母親が目の前で殺されてしまうという展開にはかなり過酷なものを感じましたが、本編終盤のテッカードとのアクションにはやられました。 あのシーン結構好きです。 テッカードが強いというのもありますが、目の前で繰り広げられる銃撃戦をもろともせず笑顔で笑っている赤ちゃんすごすぎる。 肝の座り方が半端じゃない。 ラスト、ドムが彼の名前を「ブライアン」とつけた瞬間にわかっていても泣いてしまったわけですが、こういう風にブライアンの存在を残してくれる演出は嬉しいもんですね。
ハゲはマッチョじゃなきゃいけない法則とかある?
もうハゲマッチョが渋滞していてわけがわかりませんね(笑) やっぱりヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムの存在感がすごい。 この3人がいるだけで画面が割れそうなほどの強い勢いを感じます。 動きが大きいからアクションも派手になるし、見栄えもいいですね。 今回はヴィン・ディーゼルが嘘とはいえ敵側に回っていたので、ドウェイン・ジョンソンがチームの中心的な立ち位置でよかったです。 ヴィン・ディーゼルもクールで素敵ですが、ドウェイン・ジョンソンのぶっ飛んだ筋肉バカ感が好きなんですよね。 刑務所でのシーンすごくなかったですか? 両腕を2人の警官の首に一発当ててKO。あれはすごかった。笑っちゃいました。 そして私の中のハゲハリウッドスターNo.2、ジェイソン・ステイサム。 (No.1はもちろんブルース・ウィリス) 嫌味なイギリス人ハゲっていいキャラしてますわ〜 ドムの赤ちゃん奪還のシーンめっちゃくちゃ面白かったです。 ずっと笑ってました。
ぶっ飛びすぎのカーアクション
『ワイルド・スピードシリーズ』ではなくてはならないのがド派手なカーアクション。 これはもう文句なしの100点ですね。 ニューヨークではサイファーが、車をハッキングさせて街を大混乱に陥れるという若干SFチックな展開に苦笑いしそうになりましたが、でもあれだけ大量の車がニューヨークの街で走り回るのは贅沢ですね。 特に駐車場のビルから次々と車が落ちてくるシーンは圧巻でしたね〜 次々と落ちてきてクラッシュする車。 車はおもちゃじゃないんだぞ!! そして本編後半のロシアでの激闘カーチェイスも、もはや我々の理解の範疇を超えている演出に口が開きっぱなしでした。 あんなド派手で危険極まりない鬼ごっこは、絶対に真似できません(笑) ボンボン爆発するのは当たり前、車は吹っ飛ぶわその爆発で氷も割れるわ、まさにアイスブレイクしたアクションシーンでした。 魚雷を素手で方向転換させるなんてのも、『ワイルド・スピードシリーズ』にしかできない芸当ではないでしょうか。
良かった点
・カーアクションが派手 ・音楽にそったカット割り カーアクションの派手さに限りますね。 もちろんキャストの素手でボッコボコにしていくアクションシーンも爽快感抜群です。 アクションシーンではズンズン系の音楽がBGMで流れているのですが、その音に合わせて画面が動いていくのが気持ちよかったです。
悪かった点
・シリーズ未見の人にはちょっとわかりづらい小ネタ ・エレナの扱い ブライアンのことや、エレナ、テッカードなどキャラクターに関する背景の説明がないので、シリーズをみていない人には少しわかりづらい演出もあったかもしれません。 ファンとしてはエレナの最期があんなのって、寂しいんですが・・・
まとめ
ポール・ウォーカーが亡くなり、シリーズはどうなることやらと思っていましたが、新たなシリーズの始まりを感じさせてくれるいいまとめ方だったと思います。 ハゲマッチョ達が大暴れするアクションシーンも必見。 カーアクションはもはや限界なのではないか、と言いたくなるくらいやりたい放題やってくれていて、みていて清々しい気持ちになりますよ! 今回の『ワイルド・スピード ICE BREAK』からシリーズは3部作になるとのことですので、続編が楽しみですね。
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