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#ガラクタ音楽会
tokyomariegold · 5 months
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2023/12/18〜
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12月18日 来週の大阪旅行へ向けて心も身体も整えたいところ。 それでもやってきてしまった寒気に、朝はもうだめかも、と出勤して、してしまったら何とかなったり、何なら職場の方に他愛無い会話を持ちかけてしまったり、少し残ってお仕事をしてしまったりして、傘のかかった三日月をみてカメラを持ってくれば良かったと後悔をする余裕みたいなのを感じながら帰宅している。 でも本当のところの気持ちは(身体も?)全く余裕はない!
ニコンF100をカメラの修理に出したいのに、梱包材や緩衝材の準備が整わずに玄関に置きっぱなしになっている。
昨日のなんかもやもやが募ってTOEICの参考書関係を全部捨てた。 思ったよりすっきりした。
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12月19日 お仕事をしている時も生活をしている時も写真やインターネットのことをしている時も、自分の人生は他のところにあって、人生の内訳にそれらがないことに気がついて、今日は心ここに在らずで心地よく過ごした気がする。多分年末マジックです。
とにかく体調に気をつけたい。
久しぶりにカメラレンタルをすることにした。 受け取るために明日は1時間早く早退しないと思っている。 できると良いな。
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12月20日 カメラは近くのコンビニの受け取りボックスに納めてもらえることになって、でも色々するべき生活がありすぎて1時間早く帰っている。 半分の月が出ていて、今月の27日の、今年最後の満月に向けて準備中。
今日も瞬く間にめまぐるしくお仕事をして時間が過ぎていった。
通勤中にゴールデンウィークに奈良のホテルを2泊とってみた。半年早くても観光地はちゃんと繁忙期価格で、それでももう既に予約で埋まっている日もあって、ちゃんと生活の鬼(日々に追われるのでなく追う側)をしている人達もいるんですね。
年賀状20枚宛名書きを終えて残り10枚。 まだ、た行だけれど足りるかな?
この機会にとクリーニングを出しに行くとお店のネオンサインだけ光ってシャッターが閉まっていた。初めて行くクリーニング屋さんだったけれど、クリーニング屋さんって水曜休みが多い気がする。
帰宅すると共用部の掃除が完了していて、濡れた廊下にamazonの置き配されていた。段ボールの底がしみしみでなんか最悪(しかも中身がお薬だったのでなんかちょっともっと最悪)。 うーん、と玄関に置いていた捨てられないガラクタ達(いただきものもあったり)を心を鬼にして捨ててみて少し諸々のやり切れなさに落とし所をつけてみた。こうゆう時の自分について傾向と対策を探し中。
スーパーに行くといつも走る息子を叱りながら買い物している男性が、セルフレジで14円のキティちゃんチョコマシュマロだけを買っていた。今日は1人だった。
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12月21日 年末年始はどこにも行けなさそうで、それなら生活に足りていないものや更新したいものを整えようかと日用品の上位互換を見定めてみる。 でもこれらが配達されると思うと、今はそれを受け取る余裕すらなく途方に暮れてしまっている。
お昼休みに昨日のクリーニングリベンジを果たそうとしたら、なんと水曜日に加えて第三木曜日も定休日だった!
昨日受けとったレンタルのコンパクトフィルムカメラをカバンに入れて出勤。物理的事情が写真を撮る楽しさを思い出させてくれている感じ。 帰り道に写真を撮ってみたら楽しくて、ちゃんと機材を使いこなせている自信はないけれどきっと何かしら写っているものを見る日が今は楽しみ。
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でも楽しんでいたらレンズキャップを落としてしまっていて、少しUターンして発見。
そのまま歩いて駅へ向かい、折り返しの電車に乗ると既にぐっすり眠っているサッカー少年がいて、彼はこのまま折り返して絶望しちゃう感じなのか、それとも到着した電車に乗って即爆睡しているのか、発車する前に起こすべきだったかなと、少し気にしつつこれを書いています。
昨日ふと、学生時代に出会った不特定多数の女の子達を思い出して、女の子をまとめた写真集作りもまた続けたいと思った。 今のこのご時世で“女の子”を括ることは難しいし危険なことなのかもしれないけれど、わたしが感じた写真の中の愛おしい存在は、はっきりと“女の子”だったので、そして当時女の子だった彼女達が今は女の子ではなくなっていて撮れなくなっているのも事実だったりするので、その残酷さにも素直に、だからこそ写真の彼女たちが大好きであることを作品にできないかな、と思っている。そして彼女たちに、もしも後から「私たちは“女の子”ではなくて本当は“男の子”だったんです」と、カミングアウトされた時、私は絶望して悲しくてこの写真を嫌いになってしまうのか、それともただ“女の子”という記号が入れ替わっただけでそれでも大好きが続くのか、そんなことを考えている。
年賀状を10枚買い足した。どうか色々治りますように。
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12月22日 今日が冬至ということをぎりぎり思い出せてよかった。 夢に昔好きだった人が出てきて、お仕事や家庭に忙しい風貌にすっかり変わっていてもう全然好きじゃなかった。「まだ相対性理論聴いてるんだね」と笑われた。
寒くて慢性的な体調不良の兆しがあり、今日はロキソニンを飲んでしまった。
産業医の先生との面談があり、離れたキャンパスまで良くしていただいている職員さんに車で送ってもらう。車内で今日はホルモンを食べに行く、と教えてもらう。先週、一緒に写真展へ行った友人もクリスマスはホルモンを食べに行く、と言っていた。クリスマスホルモンが流行っている?
面談では主治医の無責任な対応(と、その時は感じた)に戸惑い怒っていることや満身創痍すぎて今月はお休みをとりつつ出勤したことを報告した。 「ちゃんと体調に対応できるように、助けを求められるようになってよかったですね」と言われ「今どうしたいかがわからないままでも別に良いと思いますよ」とアドバイスをいただく。 そのアドバイスにも、この場を穏便に済ませるためだけに言われている気持ちになって不憫な気持ち。
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一期下の方から下瀬美術館のお土産をいただく。 下関の唐戸市場や門司港はとても若者で賑わっていて、海岸向きのベンチは満席だったとのこと。父の実家が下関なのでかつて毎年夏に訪れていた場所だったけれど、そんなに賑わっていた記憶が全くない。
ロキソニンのおかげか、帰りながらこれからのやるべきタスク(年賀状、お掃除、日記の更新、ものを捨てる等!)を思い浮かべても特段焦ることができずぼやっとしてしまっている。
お昼休みに久しぶりに音声放送を聴いたら、セルフレジについて話していて、昨日コンビニのセルフレジで買ったフリーズドライスープを、その後行ったスーパーのセルフレジに誤って通してしまい、なぜかちゃんと商品がカウントされてしまって(スーパーでは取り扱いのない商品のはず)、でも取り消しして店員さんに説明するのがうまくいかない気がして、そのままスーパーでもスープを買ってしまったことを思い出し、今日は気をつけようと思った。 無いものを買ってしまって、昨日のスーパーのレジ計上はどうなっているんだろう。
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sekai999 · 3 months
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💌メモとBasicData
【BasicData】
理柩(R:-yblnhgé03)
限定生産された実験として作られたアンドロイド3体のうちの3体目。忠誠心プログラムが1番上手く作用したのはR:-yblnhgé03だけだった。普通にDr.と暮らしていたけれども人間には終わりがあるので残された理柩は他の白いおばけから逃げた先で漣歌に出会う。
アマリ(漣歌)
お空で持つ呼称はアマリ。地上で持つ名前は漣歌(Renka)。
信心欠乏症だったアマリは天使としてのお仕事を地上で頑張るも、人間を不潔に思っているので、一切しがらみの靄が見えない理柩が興味深くて仕方がない。
【メモ】
現在の持ち主の酷な扱いに耐えきれずににげてきた理柩は行く宛もなく彷徨っていた先で苦しそうに蹲っている少年、漣歌と出会う。もうお仕事がままならなくなった漣歌と、主を失った理柩が捨てられた一軒家でときを過ごすお話。 人間の恋心を結ぶお仕事をしている漣歌は、人間の感情とその行動に嫌悪感を抱いていたけれども、初めてなんのしがらみも裏表も見えない人間に会えて嬉しくて、理柩がなにも食べていないこと、全然寝ないことなどの違和感に気が付かないふりをしていた。この他愛もない会話をして過ぎる時間の温度を捨てたくなくて。
お世話や介護、秘書、ときには友人としてともに過ごしてきたDr.がなくなった。 ヒトではない私に、ヒトの繊細な面を教えてくれた。 Dr.のあとの主は、ヒトではない私に、ヒトの残虐性を教えてくれた。本来ならばプログラムに沿った行動をするのが正しいのだけれどもまだ壊れてしまうには早い気がして逃げ出した。戸籍も心臓もお金も持たない私に行き先などなく途方に暮れながら彷徨っていた先で出会ったのは1人の優しい少年だった。彼は自分のことを空から来たんだ、と言って空のいろんなことを教えてくれた。だから私は植物のこと、社会のこと、ありとあらゆる情報を駆使して地球のことをたくさん教えてあげた。彼が笑うと私も嬉しいような気がした。たまに具合が悪そうな様子を必死に隠す彼をとても心配した。彼には元気でいてほしかった。
もともと弱かった自分が空から逃げるようにずっと地上にいたせいで体調が悪化していくのをずっと感じていた。掠れていく声、痛む羽、うまくいかないお仕事。路地裏でみっともなく喀血していたところに声をかけてきたお兄さんの声に芯が緩む音がした。 誰にも見られたくない弱い面を人間に見られてしまって恥ずかしくて仕方がなかったのに彼を見たとき今までであったどんな人間よりも綺麗だったからもっと彼と仲良くなりたいと思ってしまった。 物知りな彼は僕にたくさんのお話をしてくれた。地上から見た宇宙の情報、地球の歴史、今までのお仕事のこと。彼は地球のことを話すときとても楽しそうで眩しかった。たまに全く動かなくなる彼をとても心配した。彼にはこれからも彼が愛した地球で幸せに生きていてほしかった。
ある日2人とも限界が来たあたりで手を繋いで屋上まで行ってたくさんの星を見たときに 漣歌は理柩二脈がないことに気がついて、今までの違和感にも目を向けて脈ないね、って悟ったような悲しそうな嬉しそうな笑みを浮かべるし 理柩もやっぱり脈ないんだねってふわりと少し寂しそうに笑う。
嗚呼何だ、やっぱり人間にはなれなかったって少し寂しさを覚える者と、 やっぱり人間じゃなかった、でもだからこそ仲良くなれたんだね、って複雑な喜びを抱える者、
最期まで人間を分かれなかったけれど、人間じゃない理柩からたくさんの人間の面白いところを教えてもらえて、最期にともに過ごせたのが君で良かった。 笑いながら仕事を思い出したから、またねって言って去っていく漣歌、理柩のメモリデータを1部消去して去るのでもう、またねなんてないし 彼は生命ではない以上そちら側に逝くことはない上に、漣歌のほうも限界が来ているため存在としての死を迎えるわけなのでどうあがいても再会なんてないけれど。
理柩は1人になったあと自壊して廃墟でガラクタとなるけれども自壊したことによって研究室に信号が送られてしまい部品回収され、新しい“R:−fnhire yr zbaqr” 通称フィン として生きていくことになるのだけれどもメモリもほとんど引き継がれていないのにある日、理柩と漣歌がともに過ごした廃墟の跡地をみて処理できない思考が出てきてショートするし落ちていたネジを拾って肌見放さず持ち歩く。
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oivgbqiqfz358 · 3 months
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--深海人形-- じゃあなアル!元気で暮らせよ!クリスによろしくな!
※後半:クロスオーバーネタ注意
※サガとガソダムの話ばっかりだけど、基本、雑多
※全体的に閲覧注意
※キャラ崩壊注意
※私は、三流のハッピーエンドよりも、一流の悲劇を選びます。
…サガシリーズは、只管、只の物理攻撃か武術(である筈)なのに状態異常かデバフを相手に付与する技多い(※薙ぎ払い、骨砕き、かの有名な流し切り、かめごうら割り、イドブレイク等。…その上、地相を変える技すらある……)。
…。
シロッコの格闘スタイルは、鯖折り以外の幸せ投げを使って来ないほのかちゃん(fromDOA)みたいなイメージ(※仮に彼奴が幸せ投げを使って来たら不幸投げだよ)。
…。
…如何でも良いけど、拙作では、ニュータイプには(※ロマサガ的に書くと)全武器に閃き適性があって、『レフトハンドソードの様な左利きじゃないと本領発揮しない武器(かレフトハンドソードそのもの ※元ネタはロマンシング サガでマルディアスの神々が英雄ミルザに与えた武器)』使わせると、右利きでも左利きと同じ火力出せると言う謎の仕様あります(※バグでは無く仕様)。
…。
星の屑作戦を遂行するガチの屑、それがデラーズフリートであり、アナベル・ガトーだ。
…。
…バーニィや戦争をしたくなかった学徒兵達の意志を戦後、最悪のテロリズムで踏み躙った屑の集まりがあの艦隊でありデラーズでありガトーです。皆様忘れないで。
…。
…精神的に成熟するとニナを許せる様になるが、反比例してガトーを許せなくなる(※更に成熟すると、何処にも勝利者は居ない事を嘆く様になる)。
…。
※クロスオーバー注意
…前回の話でシロッコに千手観音とタイガーブレイク(どちらもロマサガ2・3における体術最強技)使わせようとしたけど、それだと、「…この様で、何故、格闘の心得無いって名乗れるんだ?(※才能の方は知らん)。」…と言う事になるので没(…EXVSでThe Oがジャイアントスイング使うので、それ使わせようと思ったけど、あの魚人相手だと、ダメージ出せないので没)。
凶器攻撃で流し切りとパリィ使わせる案もあった(※其れに、流し切りが完全に入ったら腕力ダウンのデバフ入るんで美味い)。棍棒技でかめごうら割り(※防御デバフ技)と言う案も……(※全部ロマサガ仕様……)。
…。
※クロスオーバー・男リョナ注意
※ステカセキングにバーニィのビデオレター音声を再生して欲しかっただけの話(※本当に、それだけがやりたかっただけの話)。
※人間(※ジェロニモじゃない奴)に負ける悪魔超人ステカセキング(※…ステカセ自体は家電として時代遅れと各所で言われてるし仕方無いか……)
※前作(※--深海人形-- どんな存在に対しても平等に優しい世界なんて、何処にも無い。世界は非情である。後半収録のシロッコ回)との温度差が凄い(※鬱極まりない)。
※ステカセがマジで悲惨な負け方するので、ワイ以外のファンも注意してね……読まないで……(※…ワイ書いてて辛かったよ……)。…ステカセキング結構好きなので尚更……(※…じゃぁ!何で描いたんだよ!?)。
「…我々は、対超人試合での人間について研究して居ます者です。…標本(サンプル)が致命的に足りず、…如何か貴方の御力を……。」
それに対して、ガトーは、二つ返事で了承する。
「…ほう、良かろう。…最近、退屈して居るのでな。」
…。
その日、ガトーは、予め用意して貰って居たプロレスラーのコスチュームを着て、リングの上に上がった。
対戦相手は、ステカセキングと言う機械仕掛けの悪魔超人だった。
「只の人間が相手か!…此れは申し訳無い位に、楽に勝ててしまうな!」
…只の人間(ソロモンの悪夢)。…然し、ガトーはガトーで、ステカセに対して失礼な反応をして居た。
「…何だ?あの完全自立型の奇天烈アンドロイドは?」
…そして、試合開始のゴングが鳴る。
すると、早速、ステカセキングは、背中のランドセルからカセットを取り出し、それを入れる。
「…これだ!強化カセット:ニュータイププログラム!」
「ニュータイプだと?!」
「此れはな、名だたるニュータイプのアルゴリズムをシミュレーションプログラムとし��入れたカセットだ!」
…因みに、シロッコのデータは入って居ない。あんなののデータを入れたら、ステカセは爆発してしまう。
…さて。それを聞いたガトーの反応は大層冷ややかなものだった。
「…なるほど。…『詐欺』だな。…何もかもが醜悪。出来が悪い。」
「でも、アンタはニュータイプじゃない!オールドタイプだろ!」
そう言って、ステカセが機敏に精密に動くも、すぐに動きを見切られた。…更には、こうも言われた。
「…連邦の白い悪魔にしろ、赤い彗星にしろ、魔性の毒婦にしろ、彼等に匹敵する程の強化人間にしろ、この様な温い動きでは決して無かったぞ。」
その瞬間、ガトーが、超速で、高く飛んだかと思うと、ステカセの頭を掴み、膝蹴りの一撃を喰らわせた後コウの首を捻る感覚でその頭を両手でキツく捻った後、其の儘、強く蹴り飛ばした。
「…そんな……!!!!」
かくして、ニュータイプ プログラムをインストールしたステカセをあっさり瞬殺した。
その後ステカセの背後を取って、パロスペシャル後にニードロップを仕掛けた上に、一気にステカセの背中を何度も踏み付け、打撃と衝撃を与えた後、ニュータイプ プログラムの入ったカセットを引き摺り出し、乱暴に、リング外へと捨てる。
「……愚かな事だ。ニュータイプの殆どが、撃墜王、英雄と知られて居るとは言え、そのニュータイプにあやかろうなどとは下らぬ!!」
「これで勝ったと思うなよ!」
「…戯言を。」
すると、ステカセは、又、背中のランドセルから新しいカセットを取り出し、セットする。
「…再生、スタート。」
…アル、良いか。よく聞いてくれ。
その時、ある音声が流れ出す。それは、バーニィ、サイド6でNT-1 アレックスとザクII改に乗り込んで交戦した末戦死したジオン公国のMSパイロット、バーナード・ワイズマンが遺したビデオテープの物だった。
…そして、その音声は、少しずつだが、やがて、周囲に強く響く様になった。まるで何か力強く悲壮な魂が籠って居るとしか思えない程に。
この包みの中には、俺の証言を収めたテープや、証拠の品が入っている。このコロニーが、核ミサイルの目標になった訳を、知る限り喋った
(…何だ此の音声は……?コロニー……?…核ミサイル??)
ここで戦うのをやめると、自分が自分でなくなるような……
(…一体、声の主である此奴は誰なのだ……?)
連邦が憎いとか、隊長たちの敵を打ちたいとか、言うんじゃないんだ。
…やがて、最終的にも、この音声の詳細についてを分かりかねたガトーは、凄まじい形相でステカセに突っかかった。
「何だ此の音声は?!(…此れも実験の内に、入って居るのか?)」
此処で親切に、丁寧にも、ガトーの為に、ステカセは説明を初めた。
「ジオンの、限りなく学徒兵の立場に近い、戦争末期に徴兵された若い新兵が遺して行ったビデオメッセージを俺がダビングしてカセットに録音した者だ。」
其の言葉を聞いたガトーは、尋問にも近しい勢いで激しく問い詰める。
「……我々ジオン兵を愚弄する気か?」
すると、ステカセは、此う答えた。
「彼等を盾にし見捨てて迄生き延びた。彼等の奮戦を愚弄しているのはお前達の方だ。」
…そして、未だに、ビデオレターをダビングしたテープの音声は続いている。
そのことで、連邦軍の兵士や、ガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって、俺と同じで自分がやるべきだと思った事をやってるだけなんだ
ステカセに対する、ガトーの"尋問"は、やがて"拷問"に匹敵する其れへと変わって行った。
「何を意味の通らぬ事を言っている?何も知らぬ門外漢が。ただの金属の塊が。若き血潮の彼等はジオンの為に戦の中で散り英霊となったのだ。」
その、国粋主義的で綺麗事としか言い用の無い言葉を聞いた、その時代遅れの家電の姿をした悪魔超人は軽蔑する様に言う。
「……この悪魔が!!!!」
「連邦に言え。」
…然し此の武士然としており、義に厚い筈の男は、何処迄も冷淡な返答で返事を返した。
無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分の事を責めたりしないでくれ。これは俺の、最後の頼みだ
然し、ガトーと同じく、ステカセの反応は変わらない。
「現実逃避か?」
「…ジオンの為に玉砕した将兵は皆例外無く英霊となったのだ。これ以上の説明は要らなかろう?茶番は終わりか?此の煩いだけの喋るガラクタ風情が。」
「あぁ。分かったよ。何れだけ悲痛な遺言が響いても、お前の魂は震えなかったんだな。…惨めで何処迄も哀れだ。」
「黙れ。ただ喧しいだけの機械風情が。」
ガトーはありったけの悔しさを込めその悪魔超人を、何度も何度も、強く殴って、最後には、その腹部を、完全に破壊しようとする。
「…アル!!」
もし、運良く生き延びて戦争が終わったらさ、必ず、このコロニーに帰ってくるよ
会いに来る、約束だ
もう既に、ステカセキングから流れる音声に耐え切れなくなったアナベル・ガトー、彼は凄まじい形相で猛攻を続けた。その機械超人を完全にK.O.所か木っ端微塵にし、破壊する為に。
「再生を停止させろ、音声を停止させろと言っているだろ。」
然し、其のビデオレターをダビングしたカセットからは、未だに、音声は再生されており、未だ、彼の神経を逆撫でし続けて居る。
これでお別れだ、じゃあなアル
「嫌だね。」
そう言うと、ステカセは、一瞬の隙を利用し、ガトーの左手に、刺々しく激しい音波を食らわせて、骨と筋繊維に只ならぬダメージを与える。
「…グゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛!!!!」
「これでお前の左腕は!」
「南無三!!!!」
それでも、彼は右手だけが動くと言う状況でもステカセへの攻撃を辞めなかった。
(…右手もボロボロだ。…だが……)。
…正に、戦場で荒々しく戦う機械の如く、その機械腹部を、殴り続け、蹴り続ける。彼には心身共に、痛みの感覚なんてもう無かった。そんなもの何も無かった。
…左手が…、…最悪の場合お前の左手と同じになるかもしれないな、ケリィ……。
…そして、訊かせて下さい。…如何か、お願いします。如何か答えて下さい。……閣下。…ジオンにとって、一体、何が一番正しかったのですか?…本当に、我々のジオンにとって正しい事とは何だったのですか?…本当にお願いします、…閣下……。
…そして、最後に、その時。
元気で暮らせよ!クリス…
ステカセの腹部が--中のカセットごと--完全に破壊された事により、今迄誰かの魂にも響く様にと流れ続けて居た音声は完璧に沈黙した。
この試合の勝利者は、ガトー。
人間が超人を倒したと言う華麗なるジャイアントキリング(大物食い)。完膚無き迄のK.O.勝ち。そうして、ガトーは、音波の衝撃で酷く傷付き--何の--心身共に--痛みも無かった先程とは打って変わり--激痛が走る様になった左手を、同じく其れと同じかそれ以上の激痛が走る右腕で押さえながら、思わず残骸となった対戦相手を見下ろす様に鼻で笑って居た。
「…何と醜い。ジャンクより酷いな。」
…その時ガトーは、ソロモンの空で見た無数の僚機と味方の残骸を思い出していた。
「…お前の様なのはソロモンの海に、沢山……。」…戦争の勝利者等、何処にも居ない。
…。
※補足
※…「連邦に言え」はSEED ECLIPSEの「世界に言え」が元ネタ。
…。
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animekirbyserifu · 10 months
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デデデその3
21話 ・「何じゃと?王女!?ピッピー!いよいよワシにも春が来たか!」 ・「美しい王女がワシを慕ってわざわざ会見に…。あ、こうしてはいられんぞい(エスカルゴンを放り投げる)。結婚式の準備じゃー!」 ・「(近衛兵ヴィーを見て)何ぞいあれは…。(ローナ王女を見て)ウヒョー!」 ・「ダハハハハハハ!家来などよい。ワシが城の主いや、この星で一番偉いデデデ大王ぞい!」 ・「かたじ…(ローナ王女の声を聞いて)聞いたか天使の声ぞい!ワシは絶対、この王女と結婚するぞい!」 ・「しもじもは良い。今夜はワシとデートぞい!ダハハ!2人だけで一晩中shall we danceぞい!」 ・「あの生意気な近衛兵め、邪魔しおって…。結婚式のリハーサルぞい(聞こえづらい)!」 ・「麗しきローナ王女よ、(ア~イ~)一目合ったその日から、悪の花咲くこともあるぞい(ア~イ~)。ここで会ったが100年目、結婚ぞい!そうだ!ここで歌を入れると、音楽スタート!」 ・「(天井からミラーボールが現れて、デデデが歌いだす)ア~イウォチュチュ~チュ~、ア~イミ~チュチュ~、アイハチュ~チュ~、アイニチュ~チュ~。」 ・「為せば成るぞい!結婚ぞい!」 ・「愛に始まった~デデデ大王ぞ~い! 大王~デデデ大王ぞ~い!」 ・「(エスカルゴンからマイクを受けとって歌いだす)テンキュー。ア~イウォチュチュ~チュ~、ア~イミ~チュチュ~、ワシの嫁さんになるぞい。」 ・「今宵は婚礼の儀ぞい。めちゃめちゃ幸せな家庭を築くぞい。」 ・「へいへい、お前に用はないぞい!」 ・「びゃー!初めて違うことを言ったと思ったらそんな…(フラれてごねる)。」 ・「ワシをコケにしおって…。許さん!決闘ぞい!」 ・「やかましい…小癪な近衛兵め…。今に後悔の泣きをみるぞい。望むところー!(女性相手に5秒で降参します♨)」 ・「うわー危ない!こら、決闘なんてバカな真似はよしなさい!」 ・「ダハハ!余興はここまでぞい。本日のメインイベント!」 ・「正式な対戦相手はスッシーちゃんぞい!」 ・「残念でしたワシが直々に戦うとは一言も言っとらんぞい(小学生か…)。」 ・「(自身の剣を吸いこんだカービィを見て)卑怯だぞい!」 ・「スッシーちゃん!(カワサキに二丁あがりと言われて)食べないでぇ~。」 ・「もう少しで近衛兵と結婚するところだったぞい。とほほぞい。」
22話 ・「本当にここに(カービィが)おるのか?」 ・「なるほど、あのバカービィにはその手があったか。」 ・「(フーム達は)ワシの家来ぞい。」 ・「良い度胸ぞい…いでよ魔獣『トルネイドン』!」
23話 ・「デュハハハハ!ようやくお前のアホな道具が出来上がったか。」 ・「(注射されるイモムシを見て)注射きら~い。」 ・「これならナイトメアに頼らず、魔獣をつくれるぞい!」 ・「早くせい!親鳥に見つかったらどうするぞい。」 ・「これでお前(エスカルゴン)のボーナスはカットぞい。」 ・「だーから、あのとき(夜中)無理にでも運んでおけば良かったんだぞい。」 ・「それはそうだが、お前のドジにはうんざりぞい(お前がハシゴから足を滑らせたのが悪いだろ…)。」 ・「ダイナブレイドのヒナを自然に返そう(自然に返そう)。環境を大切に、自然保護運動は大王であるワシの使命ぞい!」 ・「黙れ!ダイナブレイドのヒナが、そこにいるのは分かっておる。それを親鳥が知ったらどうなる。」 ・「(ヒナを返すのは)本当だな!?忘れるでないぞい!」 ・「(ダイナベイビーが)欲しけりゃここまでおいでぞーい!」 ・「(ダイナベイビーに対して)貴様はすぐに魔獣になる定めぞい。」 ・「こーら離さんか!こんなことしてタダで済むとは思うなぞい!」 ・「(ダイナブレイドに落とされて)パラシュートを用意しなかったお前が悪いぞい!(この状況で用意できるわけないだろ…)」 ・「(エスカルゴンと運命を共にするのは)それは嫌ぞーい!」
24話 ・「村の様子が変?人民たちが愚かなのは昔からぞい。」 ・「ガキどもおしおきぞい!(撒きびしを踏んで痛がる)」 ・「(忍者姿の村人をみて)何のコスプレぞい!?忍者?」 ・「(ガングに対して)おじさん、この巻物ちょーだい(子供みたいな喋り方)。」 ・「キュリオ!キュリオはおるか!それ(忍者の巻物)を見せるぞい。」 ・「(巻物を偽物とすり替えて)こんな巻物買う気はないぞい。」 ・「デュハハハハ!簡単にせしめたぞい。これより忍者の修業を始めるぞーい!」 ・「デデっとな。」 ・「でゃはははは!エスカルゴン覚悟せい!」 ・「だはは!まだまだ修行が足りんぞい!」 ・「ブン!忍者がどうしたと?」 ・「侵入者ぞーい!起きろー!」 ・「よく来た、貴様が銀河戦士団からナイトメア社に寝返ったという、忍者『ヤミカゲ』か。貴様に奪って欲しいものがあるぞい。」 ・「(自身は泥棒ではないから盗みはしないというヤミカゲに対して)忍者の巻物でもか?」 ・「さぁ、巻物を渡してもらうぞい。」 ・「巻物は今度こそ頂いたぞい!」 ・「この巻物がワシのモノになったからには、どうでも良いぞい。」
25話 ・「エスカルゴーン!どこぞーい!エスカルゴーン!クソォ!どこへ消えたぞい!」 ・「コラー!エスカルゴーン!どこへ消えてたぞーい!」 ・「エスカルゴーン!どこで遊んでた!大王のワシをほったらかしおってぇ!」 ・「うわぁ!ななななんじゃこりゃー!(エスカルゴンが2人いるのに驚く)」 ・「おっかさんだとー?だーははは!流石は親子、DNAは不気味ぞい!」 ・「ワシの方こそ、エスカルゴンのドジにはいつも笑わせてもらっとるぞい!」 ・「大王は苦労ばかり…、なぁエスカルゴン?」 ・「(エスカルゴンに対して)お前!今日は何故か態度がデカいぞい!(いつもタメ口だしそんな変わらん)」 ・「ダチーン…(エス母にお土産を貰う)。」 ・「ちょっと待てー!いつから(エス母が)ワシの母親になったぞーい!ワシとお前は親子じゃないぞい!何が何だか分からないぞい。」 ・「真似じゃなく、ワシは大王ぞい!(テーブルを叩いてフォークを落とす)エスカルゴン!フォークが落ちたぞい!(拾えぞい)」 ・「な、な、な、なにー!もう怒ったぞーい!(ハンマーを振り上げるもフームに呼び止められる)」 ・「なんだとぉ!?エスカルゴンが大王!?」 ・「うーむ、エスカルゴンの1日大王というワケかぞい?よーし!ワシもこのヒューマンゲームに参加ぞい!」 ・「さぁ皆さん!あちらに食べ物も用意してあるぞいでゲース!(部下のフリをしているのか語尾が不自然である)」 ・「何ぃ!(半ギレ)分かってるぞい!はいはい、ただいま~ジュースぞい(フームに止められてすぐに笑顔になる)。」 ・「(エス母に)お待ちどうさま~ほかに御用は?」 ・「(エス母にサービスはもう良いと言われて)そうおっしゃらずに!あ、そうぞい。エスカルゴン陛下は、楽しい催しをたくさん用意しているでござる。例えば…魔獣ごっこ。」 ・「陛下は魔獣で村人を襲わせ、困らせるのが趣味だぞい(自己紹介)。」 ・「では、その証拠をお目にかけるぞーい!(人工的に雨を降らせる)」 ・「見たか、魔獣『ドリフター』ぞい!」 ・「さて、(村人たちを)どう虐めますか?エスカルゴン陛下。」 ・「だーはは!自分からバラしおって!」 ・「(エス母にバカと言われて)何だとぉ!ドリフターよ、あのババアをやっつけるぞい!」 ・「えーいドリフター!カービィをやっつけてしまうぞい!」 ・「(花火で飛ばされて落下しながら)ドリフターはこういうとき、役に立つぞい。」 ・「げ!なんでこうなるぞい!?ぐわあー!(花火で吹き飛ばされる)」
26話 ・「チリドック、お前がカービィを倒したら、(料金を)払ってやっても良いぞい。」 ・「ワ、ワシの命令を聞かん魔獣には、金を払わんぞい!」 ・「(チリドックを)城から出すな!全ての扉を閉じるぞい!逃がしたらワシが損するぞい!(自分の命<金)」 ・「城内に魔獣が逃走した!殺さずに捕まえるぞい!」 ・「せっかく魔獣がカービィを倒すとこだったのに、余計な手出しぞい!」 ・「バカモン!非常事態でも腹は減る。料理を運ぶぞい!」 ・「カスタマーサービス!たっぷり弁償してもらうぞい!」 ・「魔獣を外に追い出せぃ!(お前…さっきと言ってることが)」
27話 ・「思った通り、ヤツら(フーム達)はウィスピーの森を知っておるぞい。」 ・「ウィスピ―ウッズめ…今度こそ伐り倒して、ワシ専用の(ゴルフ)コース『ロイヤルカントリークラブ』を作ってやるぞい。ドゥワハハハ!」 ・「ドゥワハハハ!『ラブリー』っていうか傑作ぞい!これを利用する手はない。ウィスピーめ、前の借りはきっちり返すぞい。ドゥワハハハハハ!」 ・「ドゥワハハハ!ウィスピーよよく聞け。愛しのラブリーはワシが貰うぞい。おおっと、ラブリーに当たったらどうするぞい?これではご自慢のリンゴも落とせまい。ドゥワハハハ!」 ・「本日はこの花を魔獣にするぞい。」 ・「ダハハハ!愚かなウィスピーめ。もうすぐヤツは何もかもラブリーに奪い取られて、枯れ木ぞい!ドゥワハハハハハハ!」 ・「ドゥワハハ!弱ったお前なんぞ、恐るるに足らんぞい!ウィスピー、トドメはワシが刺してやるぞい!」
28話 ・「な、何ぞいこのガラクタは。」 ・「あー貧しき人民共に告げる。ププビレッジは明日から産業革命に突入するぞい。サイレンと共に起きて遊べば、素晴らしい新世界が訪れるぞい!」 ・「そして、(工場で働くと)便利グッズが貰えるぞい!例えばお前(レン村長)が持っている車とか(洗濯機やパンを焼く機械)…。」 ・「ようこそ、デデデ・ファクトリーへ。まずはスチームエンジン!スタートぞい!」 ・「フーム!仲良く遊べないものは出ていくぞい!」 ・「(カービィは)産業革命の尊い犠牲となるぞい!」 ・「(フームは)エンジンを止める気ぞい!」 ・「(カービィが助かったのを見て)くそぉ…悪運の強いヤツぞい。」 ・「ついに(アイスドラゴン・ロボが)完成ぞい。」 ・「(向かってくるブンを見て)反逆分子ぞい。」 ・「(ブンにクレーンで攻撃されて)子供でも許さんぞい!冷気ガス発射!」
29話 ・「(ワドルディの料理に対して)マズい!マズい!マズい!マズいぞい!まともな料理はないのか!?なんだこのウインナーは!?本当にマズいぞい(泣)。」 ・「(カワサキの料理に対して)マズい!マズい!マズい!死ぬほどマズいぞ~い!こんなもの料理じゃないぞい!この味オンチめ!どれもこれも食いモノとはいえんぞーい!」 ・「だーマズかったー!これ以上食えんぞい!これでも受け取るぞい!(カワサキ目がけてピザを投げる)」 ・「あれでよく店(レストラン・カワサキ)が潰れんぞい。だったら新しい店を作るぞい。早速注文ぞーい!(いつもの気まぐれ)」 ・「三ツ星レストランの一流シェフを呼ぶぞい。ライバル店で活性化を図り、食文化の発展向上を目指すぞい!(単にレストラン・カワ���キを潰したいだけ)」 ・「サバ読むでない!どこがサバぞい!?ワザと言ってみたんぞい!(ゴーンの「ウィッサバ」を魚のサバと勘違いしたところをエスカルゴンに笑われたため、彼を殴る)」 ・「美味~い!究極の味とはこれぞ~い!だーはっは美味いぞい!本当に美味いぞい。ああこのソースがまた…(ナイフとフォークを上手に使ってゴーンの料理を食べ、あまりの美味しさに気持ち悪い笑い方をして喜び、完食したあとも皿をきれいに舐めている。)。」 ・「ムッシュ・ゴーンよ。お前の料理で愚かな人民共を虜にするぞい。」 ・「オープン初日にしてこの大盛況。今度の魔獣はなかなかやるぞい。」 ・「むむ…こうなればワシらも激辛で対抗ぞい。」 ・「愚かな人民共め…しかし、ワシも(激辛ハンバーガーを)試してみたくなったぞい。」 ・「激辛100倍の客には特別プレゼントぞい!」 ・「グフフフ…一度食べたらハマる化学物質配合…。」 ・「グフフフフフフ…人民共!シャーベットを食べたいかぁ!ムッシュ・ゴーン、出番ぞい!さぁカービィを本当のシャーベットにしてしまうぞい!」 ・「だーはっはっはっは!(カービィは)ドライアイスボウルぞい!すぐ味わえるぞい!凍れ凍れぃ!」 ・「ワシには公正な裁きを受ける権利があるぞい?」 ・「(ブンに「罪滅ぼしに『カワサキホットスペシャル』を食え」と言われて)それなら喜んで引き受けるぞい。」
30話 ・「これはこれは…フーム大先生、何を調べてるのかぞい?」 ・「(鳥みたいな顔してるけど)ワシらはカッコウじゃないぞい!ダハハハハハ!かっこつけし。」 ・「これからが楽しみぞい(確信犯)。」 ・「高い買い物が役に立たなくて、どーするぞい!」 ・「カービィは赤ん坊を叱れなくなったぞい!では親をデリバリーせい。」
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straycatboogie · 1 year
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2023/09/12
BGM: Tears For Fears - Mad World
今日は早番だった。いつものように仕事をする。そして昼休みに詩を書く。Discordで岡田有希子の話題になり、そこからぼく自身の年齢について話が及ぶ。実は今年でぼくは48になる(1975年生まれ、つまり純然たるロスジェネなのである)。Discordを使っていて思うのは実に若い人が多いことで、そういう若い人にぼくはいったいどう映っているのか興味を持つ。そこから、ぼくは大人になれたのかについて考えた。過去にこの「大人になる」ということについてずいぶん悩んだっけ……ぼくが子どもの頃、「オタク」であることがとある誘拐事件を機に話題になったことを思い出す。あの頃はまだアニメやライトノベルやゲームに代表されるオタク文化がいまほど盛んではなかったので、そこからコミケや秋葉原に代表される活発な活動が白い目で見られたりしていたのではなかったか。ぼくはライトノベルもアニメも結局かじっただけの知識しかないのだけれど、その代わり文学や音楽をそれこそマニアックに楽しみ自分の趣味に固執する人間だったので人から「オタクだ」とか言われたこともあったのだった(みだりにこういうことを書くのは差別的な響きが伴うとも思うので気をつけないといけないけれど、そうした「マニアック」「オタク的」な関心のありようはぼくの発達障害と関係があるのかもしれない)。
ここからいろいろな方向に話を持っていくことができるかもしれないけど、今回はそこから「大人になる」ということについてそのまま考えたい。ぼくは情けないことに、自分の内面の成長は思春期でいまだ止まったままのような実感を抱く。ひらたく言えば、ぼくはいまでも「10代や20代の時間」を生きているような気がする。それどころかもっと幼いかもしれない。50代も目の前なのでそろそろ「自分の人生の終わり」や「次世代に託すもの」なんてテーマについて考えないといけないのかもしれないけれど、実を言うと今日だってぼんやり「毎日のんべんだらりと詩やブログで食っていきたいなあ」なんてチューインガムをクチャクチャかみながらアホなことを思ったりしたのだった。過去、50代という年齢についてぼくは古井由吉や大江健三郎の小説を読んだり、十河進さんのコラムを読んだりしてつかんだイメージとして「円熟期」というものがあった。バカなことにうつつを抜かさず、落ち着いてじっくり腰を据えて自分自身のテーマと取り組み、内省を深めていく……といったようなことだ。読む本にしてもうわついた本ではなくディケンズを読んだりハイデガーを読んだり(ちなみにどちらもいまだ読んだことはない。『存在と時間』は関心があるのだけれどずっと挫折を繰り返していまに至るのだった)。
でも、最近柄谷行人『言葉と悲劇』を読んでいてそこで柄谷行人が言っていたこととして印象に残っていることがある。柄谷はふと、「五歳の子供は、もうすべてを了解しているのではないだろうか」と言っている。五歳という幼い年齢なりにその子は人生の悲哀や不条理感を肌で感じ、そして悟ることさえあるかもしれないといったことだ(とぼくは受け取る)。五歳というのはまあ言葉の綾だろう。若い頃の幼い、まだ何にも染まっていない(よく言えば汚れていない)感受性ゆえにわかることというのがあるはずだ。ぼくはいまでも自分の心が若いというか幼いことを自覚する。ここまで考えて、自分の中のセンシティブな部分というかいまだ大人になりきれていない、すれっからしになれていない部分を思う。そして、そういう未熟とされる時期、人から見れば「すばらしい青春時代」と言われるだろう時期を生きる10代・20代の青少年たちがその内面で抱えている葛藤について思い至る。いや、それを言い出せば老年を生きる人だって葛藤があるわけだ。文学でそうした葛藤を描いた作品はないだろうか(いや、絶対にあるわけでぼくがフォローできていないだ。耕治人はすぐれたものを残していたが……あとは誰だ)。特にこれから、老いを語った作品というのは需要があると思う……つらつら書いていくとこんな「で、オチは?」な話になってしまうのである。なんともはや。
夜、20時からイタローさんのラジオに参加する。そこで話させてもらう。やはり事前に青写真をもっと作ってから話すべきだったか、頭が真っ白になる瞬間があって話が止まってしまったり、やたら話が込み入ってゴキゴキにねじれてわかりにくくなってしまったり、自分のコミュニケーションスキルの限界(下手くそさ)を知ることとなった。ただ、イタローさんが適宜話を振って下さったのでそれにアシストされて話すことで自分の中の未整理の感情(これも語弊がある言い方をすればアイデアのガラクタ)がすんなりまとまって、それが実にありがたかった。結局、これまた極論というか乱暴過ぎる話になるのかもしれないけど、英会話にしても日常的なコミュニケーションにしても「完成品を差し出そうとする」ことに固執しすぎるのは現実的ではないのかもしれない。いや、自分の中で言いたいことをあらかじめはっきりさせて話すのはそれはそれで大事なことだ。ただ、そうして自分の中で完成させたものを差し出す過程で「それはおかしいですね」ということになり、自分の間違いや限界に気づかされることもあるだろう。その時、それを「ナイスエラーだ」と感じられるかどうか……そうして自分がついついやってしまう「エラー」(ひらたく言えば「しくじり」「恥」)とどう直面するか。そのつきあい方がわかるということも大人になるステップなのかなと思った。
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上山田温泉 第3回 ガラクタ市
上山田温泉 第3回 ガラクタ市  上山田温泉のお店や旅館に眠っていた「使っていないモノ」を出品販売するイベント「熱湯沸騰!!ガラクタ市」が5月14日に開催された。同イベントの開催は3回目。当日は雨模様だったため、急きょ会場を中央公園から千曲市総合観光会館に移動して行われた。今回のテーマは「音楽」で、会場内はにぎやかに音楽が流れていた。 上田市など市内外から合計57店舗が出店 (千曲市総合観光会館)
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canvaskenkyujo · 2 years
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#キッズ研究員募集中 #新年度お申込み受付中 #ワークショップ /  新年度・キッズクリエイティブ研究所  ワークショップお申込み開始❢ \ ---------------------------------- キッズクリエイティブ研究所in竹芝 ---------------------------------- 12月&1月はこちら〜〜!!!!! (順次プログラム写真を公開してまいります💗) 👦12/17(日) ●てつがくする? 〈am:小学生クラス〉〈pm:幼児クラス〉 #哲学 プログラム提供:NPO法人 こども哲学・おとな哲学 #アーダコーダ 👦1/28(日) ●サウンドモンスター 〈am:小学生クラス〉〈pm:幼児クラス〉 #音楽 プログラム提供:#シーナアキコ (音楽家。ピアノ・マリンバ・ガラクタ演奏家) この春、みなさまにお会いできること わくわく・どきどき、楽しみにしております〜🌷✨ https://www.canvas.ws/kenkyujo/ 🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱 キッズクリエイティブ研究所 in 竹芝 □ 原則毎月第3日曜実施 □ 3ヶ月シリーズ・年間シリーズ □ 小学生クラス(am) □ 幼児クラス(pm) 🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱🌸🌱 #キッズクリエイティブ研究所 #ワークショップ #幼児クラス #小学生クラス #創造力 #steam教育 #探求 #対話 #ものづくり #遊びと学び #失敗できる #試行錯誤 #親子 #子育て #こどもといっしょ #こどものいる暮らし #キッズ研究員のきろく #canvas (Canvas) https://www.instagram.com/p/Cpr7h3xOl49/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sdgsmiraikaigi · 5 years
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01-08-m-n · 3 years
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昇らなくなった青い月から
痛いことが生きているということなら、わたしは生きすぎていると思う、わたしと同じくらい、それ以上痛い思いをしている人もたくさんいるのだろうけど。
ダメだなーと思うと、涙が出てきて、それを止めるために歯を食いしばってしまう。きっとこれまでもこうしてきたんだと思う。歯医者さんに「歯ぎしりとか歯を食いしばったりとかよくしてるみたいです」と言われた小学生の時は知らなかった、わたしの口の中は変形している。下顎の内側から牙が出ている。口から発することが出来なかった痛みが代わりに内側で突き破っているみたいだ。はやく大丈夫になりたい、ほんとうにそれに尽きる。はやく大丈夫になりたい。
昨日は結局、ご飯をほぼ食べず19時過ぎに布団に入ったが眠れる訳がなく、1:3〇という時刻を見た気がする、たぶんそれが最後。好きなゲーム実況者の動画を見ようと思ったけれど何も考えずに見るには惜しい、と変な完璧主義がここで発動する。目を開けたまま布団を被って暗闇を見つめながら、1番最初に好きになったバンドの新譜を聴いたり、AppleMusicで「しんどいとき」や「死にたいとき」などと調べてみたり、英会話をただ流したりした。1番よかったのはAppleMusicにある星野源のラジオ、ほとんどが音楽で話はあまりない。星野源が話したことは、わたしが思っていたことで、やっとわたしの心をわかって言語化してくれる人が現れたと思った、わたしも''愛してる''と言えない質の人だ。ありがとう、やっとすこしだけ安心した。自分の部屋に来た時に(雪が降っていたらいいのに、あの時と同じように見ていられる)と、中学生の頃の強かった自分を思い出した。強かったが、どこか分かり合えなくて夜中まで外を眺めていたなと思う、不適合だったのだ。零時をまわった頃、カーテンを開けると雪がどさどさと降っていた、うれしかった。神様がくれたひとつだけの救済だと思った。1℃以下しかないがストーブはつけていなかったし、窓を全開にして出窓に座る。いつか買ってもらったガラクタの望遠鏡は寝転んでいるだけで、カラカラっと音を立てる。冷たくて気持ちよかった。手が上手く動かせなくなっても気持ちいいのは、一種の自傷行為なんだろうと思った。雪が積もった電線はすこしだけ揺れている。街灯の下を通る雪はよく見える。写真には写せないこの景色をどう形容したらいいのかと、じっと見つめてみる。「君の��界に僕も生きられるならそれは素敵なことでしょう?」とあの曲を口ずさんでみる、ごめんね、わたし、嘘でしかないよ、かわいくないよ、いい子にはなれるしやさしくはできるけれど、かわいくないんだよ。わたしのではない人は、きっとかわいい子と話をしている、ごめんなさい。大丈夫じゃない。を隠すために打った ハートのついたにこにこの絵文字は、精一杯の嘘だった、こういうのを優しい嘘って言うんじゃないのかなと思った。その後は知らないうちに死んでいて、布団から出られた時には電線の雪も屋根の雪も溶けてほとんどなくなっていた。こんなふうに昨日のことも消えちゃえばいいのにと思った。この先4年分くらい泣いたであろう昨日が、やっぱりわたしを殺そうとする。一日中鏡を見ていたこれまでが、一生鏡を見たくないし人の顔が見られないこれからになった。外出できるわけもないので、薬を買ってきてもらった。このまま誰にも会えなくなったらどうしよう、会うためには鏡を見なきゃいけないのに、見ることができない。わかる?これが醜形恐怖症だよ。
日曜日
「20歳になってもダメだったら整形することにした」と送っていたのだが、離れて住む姉から「良いと思うよ、お金貯めときな」と遅めの返信が来て泣いてしまった、はやく大丈夫に、普通に、なりたい。
今日も変わらず。泣きすぎると逆に目が乾いて痛くなることがわかった、コンタクトレンズが乾ききってしまった時くらい痛い。
また眠れないので、痛い瞳を瞑れずにいながらどうしたら生きていられるかを考える、まだ寝ていないが、次に目が覚めたら、初診の予約の電話をしようと思う。(0:30)
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yue-muffin · 3 years
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So, I transcribed the Japanese TGCF summary on the official site because I’m a nerd and it introduced a lot of unfamiliar or vaguely familiar words, as well as shows off how the language can make up new words when needed easily.
It also made me realize that Japanese wiki-esque sites are my favorite? The sheer dedication of the fans to documenting a series or game can be incredible. The ones I’ve checked out in the past are for the Fire Emblem video game series and the Harry Potter books. Really great sites! These ones have good wikis in English too (FE depends on the game tho) but they’ve been around for so long and are so popular, it’s a given.
TGCF has a site right here that solved all of my questions on “how do i pronounce X name of this character or that country”. Literally has it all on one page: kanji, reading (読み), pinyin (ピンイン) WITH chinese mp3 audio, pronunciation (発音) in Japanese, English (英語名), simplified, and traditional characters. Plus, if you take Xie Lian for an example, it gives all of his titles as well.
One of the hardest things for me (aside from my goldfish memory and lazy kanji studies) is figuring out how to pronounce things that aren’t standard aka made up fantasy names. 仙乐 is a rare example in Chinese where it could have had two pronunciations, technically, Xian Le and Xian Yue, but that’s like Japanese all the time lol. So when I saw it in Japanese, 仙楽, I was like shit, senraku or sengaku? And I guessed the wrong one, go figure (it’s senraku and there’s...actually a pretty good reason 楽 is taking on “raku” and not “gaku” but eehhh I might be off base and who wants to hear me rant on the weird way my brain tried to process this...)
Anyways, I rambled enough! Here’s the summary:
仙楽国の太子・謝憐は天賦の才を持ち、人々を救うことを志して修行を積み、飛昇し武神となった。しかし彼は二度も天界かされてしまう。
そして800年。謝憐は三度目の飛昇を果たした。しかし”三界の笑い者”といわれる彼に捧げる者は今やどこにもいない。謝憐は功徳を集めるべく、人々の住む下界に降りてこつこつとガラクタ集めをしながら、神官として出直すのであった。
ある日、謝憐はガラクタ集めの帰り道で、”三郎”と名乗る不思議な少年と出会うー
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bluz3bra · 4 years
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[こゑだ] I’scream
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[2019.12.31] I’scream
Kanji + Romaji lyrics from Koeda’s album I’scream!
I couldn’t find the romaji lyrics on the internet, so I decided to figure it out myself.
Note: I don’t really know Japanese at all, but I tried to be as accurate as possible. Please let me know if you find any mistakes so I can fix them :3
Kanji lyrics are from corresponding song (demo ver.) descriptions on koeda’s youtube channel [link to I’scream demo playlist].
Track Listing (Ctrl+F the numbers to skip through the lyrics)
1. おとなのことば | Otona no kotoba 2. 甘党 | Amatou 3. 分かれ道の先には | Wakare michi no saki ni wa 4. Happy Birthday To Me 5. こんな夜には | Konna yoru ni wa 6. 六月病 | Rokugatsubyou 7. Welcome Summer 8. 夏が終わる | Natsu ga owaru 9. サボテン | SABOTEN 10. この手でサヨナラ | Kono te de SAYONARA 11. Seekred Magic 12. 香水 | Kousui 13. I’scream*
*this is a CD-limited song, and there are sadly no official lyrics available online. Edit: I made an attempt.
1. おとなのことば | Otona no kotoba
ガラクタのように見えるらしい僕らの 幼い思い出 あの時の居場所だった 霞んだ顔も 不確かなその声も消えていくんだ 少しずつ
会いたいなって思うのはあの日 身近に感じてたから 恋人なんていなくても全然良かったのにな 「さよなら」と言う瞬間がいつの間にかこんなに嫌いになった 時間と共に変わっていった毎日
永遠なんて不確かだってあの時の大人が言ってたっけ 「信じない」って本気で否定してたあの日 不必要でも 意味がなくても 全然当たり前じゃなくても 良かった、良かった
公園の隅に捨てられた子猫は 目も開けられずにただそこで鳴いていた 抱きかかえたら温もりがちゃんとあった 命の鼓動が聞こえてた
言葉を口にする前に誰かの為に夢中になって やりたい事は何にでも真剣になれたのにな 侮辱や皮肉を知ったらいつの間にか臆病になっていた 時間と共に分かっていった悲しみ
永遠なんて不確かだってあの時の大人が言ってたっけ 「信じない」って本気で否定してたあの日 不必要でも 意味がなくても 全然当たり前じゃなくても 良かった、良かった
永遠なんて不確かだってあの時の大人が言ってたっけ 「信じない」って本気で否定してたあの日 不必要でも 意味がなくても 全然当たり前じゃなくても 良かった、良かった
GARAKUTA no you ni mieru rashii bokura no osanai omoide ano toki no ibasho datta kasunda kao mo futashikana sono koe mo kiete ikunda sukoshizutsu
aitai natte omou no wa ano hi mijika ni kanjiteta kara koibito nante inakute mo zenzen yokatta no ni na sayonara to iu shunkan ga itsu no ma ni ka konna ni kirai ni natta jikan to tomo ni kawatte itta mainichi
eien nante futashika datte ano toki no otona ga itte takke shinjinai tte honki de hitei shiteta ano hi fuhitsuyou demo imi ga nakutemo zenzen atarimae ja nakutemo yokatta, yokatta
kouen no sumi ni suterareta koneko wa me mo akerarezu ni tada soko de naiteita dakikakaetara nukumori ga chanto atta inochi no kodou ga kikoeteta
kotoba wo kuchi ni suru mae ni dareka no tame ni muchuu ni natte yaritai koto wa nani demo shinken ni nareta no ni na bujoku ya hiniku wo shittara itsu no ma ni ka okubyou ni natteita jikan to tomo ni wakatte itta kanashimi
eien nante futashika datte ano toki no otona ga itte takke shinjinai tte honki de hitei shiteta ano hi fuhitsuyou demo imi ga nakutemo zenzen atarimae ja nakutemo yokatta, yokatta
eien nante futashika datte ano toki no otona ga itte takke shinjinai tte honko de hitei shiteta ano hi fuhitsuyou demo imi ga nakutemo zenzen atarimae ja nakutemo yokatta, yokatta
2. 甘党 | Amatou
秒針を見つめては時が過ぎ 何もできないまま年をとる そんな毎日に溜息をつく 今日を生きてく
最寄の駅では今日も 目を腫らして花を添える人と 横目にスマホ握り締めて笑う 名前の無い人たち
そして知らない顔してバイバイ 通り過ぎてから数秒経てばもう忘れてるでしょ 
こんな世界だ 望んだ事も叶わない 有り触れた日常に無くなっていった夢 後悔するんだ 何をやったとしても
ミルクに入れた珈琲は忽ち色を変えてく
目を覚ましておはようと呟く 誰もいないこのワンルームで スマホの光が眩しく刺さる 薄目を凝らす
今日も知らない誰かがバイバイ 悲しい出来事なのにさ もう慣れてしまったんだ
こんな世界だ 望んだ事も叶わない 太陽だってずっと昇ってるわけじゃない 失敗するんだ 頑張ったとしても
紅茶に入れたお砂糖は思うように溶けない
酸っぱくて好きになれない ピンク色のローズヒップはコップの中で冷めてく
こんな世界だ 望んだ事も叶わない 有り触れた日常に無くなっていった夢 後悔するんだ 何をやったとしても
お水を一口飲んだら 今日も一日始めよう
byoushin wo mitsumete wa toki ga sugi nani mo dekinai mama toshi wo toru sonna mainichi ni tameiki wo tsuku kyou wo ikiteku   
moyori no eki de wa kyou mo me wo harashite hana wo soeru hito to yokome ni SUMAHO nigiri shimete warau namae no nai hitotachi
soshite shiranai kao shite BAIBAI toori sugite kara suubyou tateba mou wasureteru desho
konna sekai da nozonda koto mo kana wanai ari fureta nichijyou ni nakunatte itta yume koukai surunda nani wo yatta toshite mo
MIRUKU ni ireta koohii wa tachimachi iro wo kaeteku
me wo samashite ohayou to tsubuyaku dare mo inai kono WANRUUMU de SUMAHO no hikari ga mabushiku sasaru usume wo korasu
kyou mo shiranai dareka ga BAIBAI kanashii dekigoto na no ni sa mou narete shimattanda
konna sekai da nozonda koto mo kana wanai taiyou datte zutto nobotteru wake ja nai shippai surunda ganbatta toshitemo
koucha ni ireta osatou wa omou you ni tokenai
suppakute suki ni narenai PINKU iro no ROOZUHIPPU wa KOPPU no naka de sameteku
konna sekai da nozonda koto mo kana wanai ari fureta nichiyou ni nakunatte itta yume koukai surunda nani wo yatta toshitemo
omizu wo hitokuchi nondara kyou mo ichinichi hajimeyou
3. 分かれ道の先には | Wakare michi no saki ni wa
新しい世界に違和感がひしひしと沸いて 鏡に映っては見慣れずに
あの日の思い出を握り締めたまま今日になった 太陽の光に照らされて
ひとりぼっちじゃ怖いよ 今日から見知らぬ坂道を歩いて
思い描く旅路が 誰も同じじゃないのは分かってる それでもいいよ なんてさ
明日また会おうねって もう口癖になってしまった だって私のすべてが詰まってたんだ 退屈なあの日に
電車のホームでは反対側に面影を見る 抜け殻の私は誰からも
いっその事帰ろうか 臆病な背がひとつポツンと俯く
思い描く未来が 退屈な過去を変えていくと思ってた 変わる景色に目がまわる
明日また会おうねって そう約束したはずだったんだ 握りしめてた思い出の中 退屈なあの日に
もう戻る事はできない せめて友達のままずっといられたらな それだけでいいのにな
一歩を踏み出したら
そよぐ桜並木に そっと包み込まれていくよ ぎこちない足取りで歩いた
響くチャイムの音が 何度も懐かしく思わせてる 私のすべてが詰まってたんだ 退屈なあの日に
atarashii sekai ni iwakan ga hishihishi to waite kagami ni utsutte wa minarezu ni
ano hi no omoide wo nigiri shimeta mama kyou ni natta taiyou no hikari ni terasarete
hitoribocchi ja kowai yo kyou kara mishiranu sakamichi wo aruite
omoi egaku tabiji ga dare mo onaji ja nai no wa wakatteru soredemo ii yo nante sa
ashita mata aounette mou kuchiguse ni natte shimatta datte watashi no subete ga tsumattetanda taikutsu na ano hi ni
densha no HOOMU de wa hantaigawa ni omokage wo miru nukegara no watashi wa dare kara mo
isso no koto kaerou ka okubyou na se ga hitotsu POTSUN to utsumuku
omoi egaku mirai ga taikutsu na kako wo kaete iku to omotteta kawaru keshiki ni me ga mawaru
ashita mata aounette sou yakusoku shita hazudattanda nigiri shimeteta omoide no naka taikutsu na ano hi ni
mou modoru koto wa dekinai semete tomodachi no mama zutto iraretara na soredake de ii no ni na
ippo wo fumi dashitara
soyogu sakuranamiki ni sotto tsutsumi komarete iku yo gikochi nai ashidori de aruita
hibiku CHAIMU no oto ga nando mo natsugashiku omowaseteru watashi no subete ga tsumattetanda taikutsu na ano hi ni
4. Happy Birthday To Me
産まれ落ちた場所は海に一面囲まれた街の中でした 太陽が照らす真昼間 二人の男の子が見つめて言った
「こんな小さい体で透明な箱に入って 窮屈だよね 早く外へ飛び出そう」
愛情を貰って すくすくと育って 恋心も頑固さも歌う楽しさも 喜びも貰って 経験を重ねて  大きくなってたどり着いた
100円玉持って家を出た チョコレートが好きなママのため でも急な坂の上で転んで突然痛みと共に怖くなった
泣いて、泣いて、泣きじゃくった つけてきた何者かが突然現れ抱きかかえた パパの温もり
失敗を貰って すくすくと育って 良い事も悪い事も沢山学んで お別れを知って 悲しみを知って 傷つきながらたどり着いた
泣き虫のままで 強がりのままで 踏み外したって 道しるべ辿って
愛情を貰って すくすくと育って 恋心も頑固さも歌う楽しさも 喜びも貰って 経験を重ねて 大きくなってたどり着いた
今日ここまでたどり着いた
バースデー さぁ、始めよう!
umare ochita basho wa umi ni ichimen kakomareta machi no naka deshita taiyou ga terasu mappiruma futari no otoko no ko ga mitsumete itta
konna chisai karada de doumei na hako ni haitte kyuukutsu da yo ne hayaku soto e tobidasou
aijou wo moratte sukusuku to sodatte koigokoro mo gankosa mo utau tanoshisa mo yorokobi mo moratte keiken wo kasanete ookikunatte tadori tsuita
hyaku yendama motte uchi wo deta CHOKOREETO ga suki na MAMA no tame demo kyuu na saka no ue de koronde totsuzen itami to tomo ni kowakunatta
naite, naite, nakijakutta tsukete kita nanimonoka ga totsuzen araware dakikakaeta PAPA no nukumori
shippai wo moratte sukusuku to sodatte ii koto mo warui koto mo takusan manande owakare wo shitte kanashimi wo shitte kizutsuki nagara tadori tsuita
nakimushi no mama de tsuyogari no mama de fumihazushitatte michi shirube tadotte
aijou wo moratte sukusuku to sodatte koigokoro mo gankosa mo utau tanoshisa mo yorokobi mo moratte keiken wo kasanete ookikunatte tadori tsuita
kyou koko made tadori tsuita
BAASUDEE saa hajimeyou!
5. こんな夜には | Konna yoru ni wa
今夜の音楽は一緒にハマったあの曲 涙が出ちゃうなぁ、今夜は。
恋人って言葉がなんかとっても嫌いで 僕らははるかその先を行ってる気がした ポッケは君と僕の手でぎゅうぎゅう窮屈になって まるで僕の心みたいだなぁ
はるか先 ずっと先まで一緒にいられると思ってたのに 今日の今日までやっぱり分かんない できればまた一緒に
楽になるのなら死んでしまおう 初めてそう思ってしまった 僕は今日もまた偽物の笑顔で 笑う、笑う、笑う。
ベットのシミがいつまでも僕を縛り付けて 呼吸する事さえもまるで罪のようで 朝も昼も夜もかけがえのないこの時も 何一ついらないから
だからさ、帰っておいで 僕はまだここで待ってる いつまでも君の事
あなたの笑顔がこびりついて 涙が溢れて仕方ないなぁ 僕は今日もまた思い出に浸って 笑う、笑う、笑う。
楽になるのなら死んでしまおう 初めてそう思ってしまった 僕は今日もまた偽物の笑顔で 笑う、笑う、笑う。
諦める事ができなくて いつまで経っても食らいつく バカな僕はまた偽物の笑顔で 笑う、笑う、笑う。
天井のシミがなんだかあなたの顔に見えて もうすぐ春が来るよって言ってる気がした 今夜の音楽は一緒にハマったあの曲 涙が出ちゃうなぁ、今夜は。
konya no ongaku wa isshoni HAMA tta ano kyoku namida ga dechau naa, konya wa.
koibito tte kotoba ga nanka totte mo kirai de bokura wa haruka sono saki wo itteru ki ga shita POKKE wa kimi to boku no te de gyuugyuu kyuukutsu ni natte maru de boku no kokoro mitai da naa
haruka saki zutto saki made isshoni irareru to omotteta no ni kyou no kyou made yappari wakannai dekireba mata isshoni
raku ni naru no nara shindeshimaou hajimete sou omotte shimatta boku wa kyou mo mata nisemono no egao de warau, warau, warau.
BETTO no SHIMI ga itsumade mo boku wo shibari tsukete kokyuu suru koto sae mo maru de tsumi no you de asa mo hiru mo yoru mo kakegae no nai kono toki no nani hitotsu iranai kara
dakara sa, kaette oide boku wa mada koko de matteru itsumade mo kimi no koto
anata no egao ga kobiritsuite namida ga afurete shikata nai naa boku wa kyou mo mata omoide ni hitatte warau, warau, warau.
raku ni naru no nara shindeshimaou hajimete sou omotte shimatta boku wa kyou mo mata nisemono no egao de warau, warau, warau.
akirameru koto ga dekinakute itsumade tatte mo kuraitsuku BAKA na boku wa mata nisemono no egao de warau, warau, warau.
tenjou no SHIMI ga nandaka anata no kao ni miete mou sugu haru ga kuru yotte itteru ki ga shita konya no ongaku wa isshoni HAMA tta ano kyoku namida ga dechau naa, konya wa.
6. 六月病 | Rokugatsubyou
私の思いを形にしようとも できない そんな日々が続いていく 涙を堪えて我慢できるだけ 泣かないんだから。
答えを探して旅に出かけては 惨めな思いばかりが大きくなる 苦しさばかりが溢れ出していく 同じ日々が続く。
信号絡み合う交差点 君と共に道連れ 出来る限りもやってない 多くの後悔しかない
常識の中で恥に包まれて 心のすべてを塞いでいる 指の間から零れ落ちていくんだ あぁ、あ。
できれば悲しい気持ちになんてさ なりたくないってそう思うのは普通でしょ? だけどね、現実ってそう甘くはいかない 泣かないんだから。
窮屈な縛り文句 「そんなの出来るはずない」 やろうともしない奴が言う 言葉に惑わされてきたよ
喜び 悲しみ 怒りに楽しさ 本当の自分が叫んでいる 殻を破ったら思うがまま進めば いいんだ。
常識の中で恥に包まれて 心のすべてを塞いでいた 指の間から零れ落ちていたのは あぁ、あ。
watashi no omoi wo katachi ni shiyou tomo dekinai sonna hibi ga tsudzuite iku namida wo koraete gaman dekiru dake nakanain dakara.
kotae wo sagashite tabi ni dekakete wa mijime na omoi bakari ga ookikunaru kurushisa bakari ga afuredashite iku onaji hibi ga tsudzuku.
shingou karamiau kousaten kimi to tomo ni michidzure dekiru kagiri mo yatte nai ooku no koukai shika nai
joushiki no naka de haji ni tsutsumarete kokoro no subete wo fusaide iru yubi no hazu ma kara kobore ochite ikunda aa, ah.
dekireba kanashii kimochi ni nante sa naritakunai tte sou omou no wa futsuu desho? dakedo ne, genjitsu tte sou amaku wa ikanai nakanain dakara.
kyuukutsu na shibari monku sonna no dekiru hazu nai yarou to mo shinai yatsu ga iu kotoba ni madowasarete kita yo
yorokobi kanashimi ikari ni tanoshisa honto no jibun ga sakende iru kara wo yabuttara omou ga mama susumeba iinda.
joushiki no naka de haji ni tsutsumarete kokoro no subete wo fusaideita yubi no hazu ma kara kobore ochiteita no wa aa, ah.
7. Welcome Summer
君が右の手を握りしめた今日 約束したんだ 花火を見に行こうねって
快進撃でしょ 私の恋路は誰にも譲らない ハッピーな未来図に
ハートを付け足したら 始まる!今年も!
チックタック変わる街並みが 瞬く間にサマータイム 今日もどこかで恋人達がキスしている
春の花びら そっと頬に降り 君の指先が温かく包み込んだ
あれから早かったね もうすぐ夏だね
行き先は告げないで 二人だけで旅立つ 真夏に向けて心が叫ぶ 「スキだよ」
紫陽花が揺れている 水たまりも今日までだよ
ウェルカムサマー! ひとりで涙を流した去年は グッバイさよなら! 孤独なのは嫌い
kimi ga migi no te wo nigiri shimeta kyou yakusoku shitanda hanabi wo mi ni ikou nette
kaishingeki desho watashi no koiji wa dare ni mo yuzuranai HAPPII na miraizu ni
HAATO wo tsuketashitara hajimaru! kotoshi mo!
CHIKKUTAKKU kawaru machinami ga matataku ma ni SAMAATAIMU kyou mo dokokade koibitotachi ga KISU shite iru
haru no hanabira sotto hoo ni furi kimi no yubisaki ga atatakaku tsutsumi konda
arekara hayakatta ne mousugu natsu da ne
yukisaki wa tsugenai de futari dake de tabidatsu manatsu ni mukete kokoro ga sakebu SUKI da yo
ajisai ga yurete iru mizu tamari mo kyou made da yo
WERUKAMU SAMAA! hitori de namida wo nagashita kyonen wa GUBBAI sayonara! kodoku na no wa kirai
8. 夏が終わる | Natsu ga owaru
夏が終わる
長いお休み 学校の宿題 まだまだ終わってない まだまだやりつくしてない
カバの目印スイカのアイスが食べたい 水着着て泳ぎたい お外でお肉焼いて食べたいな
太陽の沈む速度が 次第に早くなっているような気がしちゃって 明日が早く迎えに来てるんだ もう少し あともう少しだけ
待って
夏が終わる 私も連れてってよ 汗と一緒に流れるような速さで 夏が終わる まだ行かないでよ 夏が終わっていく
打ち上げ花火 着付けた浴衣 私は寝巻でひとり家にいます
誰だよ、花火見ようねとか言って ちゃっかりフラれて想いを引きずってるんだ
打ち上がる花火の音が 窓を突き破ってしまってここまで届くんだ 好きだよってまた迎えに来ていいよ もう一回 あともう一回だけ
言って
夏が終わる 私も連れてってよ 汗と一緒に流れるような速さで 夏が終わる まだ行かないでよ 夏が終わっていく
夏が終わる 私も連れてってよ 一番嫌いな夏が終わっていく 夏が終わる まだ行かないでよ 夏が終わっていく
夏が終わる 泣きじゃくった夏 夏が終わる ほんの少し育った夏 夏が終わる 私も連れてってよ 夏が終わっていく
夏が終わる 私も連れてってよ 汗と一緒に流れるような速さで 夏が終わる まだ行かないでよ 夏が終わっていく
夏が終わっていく
natsu ga owaru
nagai oyasumi gakou no shukudai mada mada owatte nai mada mada yaritsuku shite nai
KABA no mejirushi SUIKA no AISU ga tabetai mizu kikite oyogitai osoto de onikuyaite tabetai na
taiyou no shizumu sokudo ga shidai ni hayaku natte iru you na ki ga shichatte ashita ga hayaku mukae ni kiterunda mou sukoshi ato mou sukoshi dake
matte
natsu ga owaru watashi mo tsuretette yo ase to isshoni nagareru you na hayasa de natsu ga owaru mada ikanaide yo natsu ga owatte iku
uchiage hanabi kitsuketa yukata watashi wa nemaki de hitori ie ni imasu
dare da yo, hanabi mi you ne toka itte chakkari FURArete omoi wo hikizutterunda
uchiagaru hanabi no oto ga mado wo tsukiyabutte shimatte koko made todokunda suki da yo tte mata mukae ni kite ii yo mou ikkai ato mou ikkai dake
itte
natsu ga owaru watashi mo tsuretette yo ase to isshoni nagareru you na hayasa de natsu ga owaru mada ikanaide yo natsu ga owatte iku
natsu ga owaru watashi mo tsuretette yo ichiban kirai na natsu ga owatte iku natsu ga owaru mada ikanaide yo natsu ga owatte iku
natsu ga owaru nakijakutta natsu natsu ga owaru hon no sukoshi sodatte natsu natsu ga owaru watashi mo tsurettete yo natsu ga owatte iku
natsu ga owaru watashi mo tsuretette yo ase to isshoni nagareru you na hayasa de natsu ga owaru mada ikanaide yo natsu ga owatte iku
natsu ga owatte iku
9. サボテン | SABOTEN
立ち止まった時 足元は枯れて 折りたたんだ傘も持ち腐れた 干上がった土地 住み慣れない住宅 誰も来てくれない ひとりで息を吸い込んだ
雨が降ってあれからもうどれくらい経っただろう 悲しいって事忘れちゃったなぁ
間違えた行為の数知れず 何度目でもやらかす もうやめよう だからお相手するのはお気にのテディベア
これからの事考えてみても 何ひとつだって思い浮かばない 掻きむしったとこ赤く滲んでる そんな事さえ誰かに気づいてほしくて
雨が止んで それからずっとひとりで泣いてたの 雲のせいだよ 私は身代わり
最初から分かってたけど明日もまた今日と同じ もうやめたい だけどまた明日も同じ時を繰り返すんだ
まるで生まれたての子鹿 震える足は地につかず コンピューターの数式の海で浮遊する私の音色が弾み出す
最終電車に揺られてこの手に握った週末 高速で過ぎていくストーリー 思い馳せるファンタジー
tachi tomatta toki ashimoto wa karete oritatanda kasa mo mochigusareta hiagatta tochi suminarenai juutaku dare mo kite kurenai hitori de iki wo suikonda
ame ga futte arekara mou dore kurai tatta darou kanashii tte koto wasurechatta naa
machigaeta koui no kazushirezu nando me demo yarakasu mou yameyou dakara oaite suru no wa oki ni no TEDIBEA
korekara no koto kangaete mite mo nani hitotsu datte omoi ukabanai kakimushitta toko akaku nijinderu sonna koto sae dareka ni kidzuite hoshikute
ame ga yande sorekara zutto hitori de naite tano kumo no sei da yo watashi wa migawari
saisho kara wakatteta kedo ashita mo mata kyou to onaji mou yametai dakedo mata ashita mo onaji toki wo kuri kaesunda
marude umaretate no kojika furueru ashi wa chi ni tsukazu KONPYUUTAA no suushiki no umi de fuyuu suru watashi no neiro ga hazumi dasu
saishuu densha ni yurarete kono te ni nigitta shuumatsu kousoku de sugite iku SUTOORII omoi haseru FANTAJII
10. この手でサヨナラ | Kono te de SAYONARA
明るい空 少し色ずく蒼はカーテンを貫く 窓際のベットの上で眠れない やりきれない気分
随分前に迎えた朝は始まる事を喜んで 外に出たら知らない事だらけで嫌な事も忘れた
曖昧な線引きも踏みつぶして 恐いものなんてなかったなぁ 見失ったもの、取り戻していけるのかな
今更 真っ新な心にはもう戻れないでしょ? 今更 更々 頑張れる気がしないよ
音楽も、友達と話すのも、詰め込む予定も、 全部、全部、楽しくて仕方なかった頃に戻ったら
見たくない陰口に傷ついて泣く事ができるかな 全部諦めちゃう大人になっちゃったよ
今更 真っ新な心にはもう戻れないでしょ。 今更 更々 頑張れる気がしないよ
大人の言葉は大きくて飲み込むのも大変 やっと飲み込んだ先に待つのは裏返しの現実 「そんな事言ったっけ?」って笑いながら言われても 笑えないし 面白くもない あぁ、そうかって踏ん張ってまたしがみ付いて 乗り越えたって思った先に待つのも同じで 「人のせいにすんじゃないよ」って言われちゃって 何が正解なのか分からないよ
今更 真っ新な心にはもう戻れないでしょ? 今更 更々 頑張れる気がしないよ
今更 尚更私にはもう何も無いでしょ? 今から これから 頑張れる気がしないよ
明るい空 少し色ずく蒼はカーテンを貫く 窓際のベットの上で眠れない やりきれない気分
akarui sora sukoshi irozuku ao wa KAATEN wo tsurameku madogiwa no BETTO no ue de nemurenai yarikirenai kibun
zuibun mae ni mukaeta asa wa hajimaru koto wo yorokonde soto ni detara shiranai koto darake de iya na koto mo wasureta
aimai na senbiki mo fumi tsubushite kowai mono nante nakatta naa miushinatta mono, torimodoshite ikeru no kana
imasara massara na kokoro ni wa mou modorenai desho? imasara sarasara ganbareru ki ga shinai yo
ongaku mo, tomodachi to hanasu no mo, tsumekomu yotei mo, zenbu, zenbu, tanoshikute shikata nakatta koro ni modottara
mitakunai kageguchi ni kizutsuite naku koto ga dekiru kana zenbu akiramechau otona ni nacchatta yo
imasara massara na kokoro ni wa mou modorenai desho. imasara sarasara ganbareru ki ga shinai yo
otona no kotoba wa ookikute monikomu no mo taihen yatto nomikonda saki ni matsu no wa uragaeshi no umi sonna koto ittakke? tte warai nagara iwarete mo waraenaishi omoshiroku mo nai aa, soukatte funbatte mata shigamitsuite norikoetatte omotta saki ni matsu no mo onaji de hito no sei ni sun ja nai yo tte iwarechatte nani ga seikai nanoka wakaranai yo
imasara massara na kokoro ni wa mou modorenai desho? imasara sarasara ganbareru ki ga shinai yo
imasara naosara watashi ni wa mou nani mo nai desho? imakara korekara ganbareru ki ga shinai yo
akarui sora sukoshi irozuku ao wa KAATEN wo tsurameku madogiwa no BETTO no ue de nemurenai yarikirenai kibun
11. Seekred Magic
媚び手をとってもっと欲しいって 揺れる瞳にあなたはノックアウト
両手まわして吐息漏らして 熱く蒸れるあたしを故意に焦らして
人差し指であなたの体をなぞれば 満月の夜 悲しみを呼ぶ
あたしの目を見てギュッと抱いて そして体の自由全て奪ってもっともっと 困り果てた顔で笑って揺らして剥いで這って ゆっくりと差し伸べる指先そっと触れて待って
淡くなって啼いて泣いて あざとい唇にたまらなくなって唸って奪って 曖昧な線引きも関係なくて近くて熱くて 混ざり合う吐息に溶けていった誘���
悲しみも快感も全部裂いて散らして
先手をとってもっと欲しいって 思わせぶりでまたあなたノックアウト
ドキドキ鳴って楽しみねって 見上げてるあたしに早くキスして
耳元で囁くあなたの意地悪染み込む 高ぶる胸にまた夢を見る
二人きりで熱く燃えて尽きて 目が覚めて一人きりの朝に泣いて泣いて泣いて だけどまた夜になれば愛し合って満たして隠して 欲望剥き出しに全てをぶつけてもっともっと
全部吐いて何度だって 受け止めてあげるから一緒に堕ちて満たして描いて 最高のひとときに全てを酔って崩して晒して 混ざり合う吐息に溶けていった誘惑
苦しみも後悔も全部裂いて燃やして
あなたに触れていたい 噛み付いて離さない 唇は覚えてる あなたの存在
甘い声を出してもっともっと 始めから最後まで激しくやって唸って奪って 曖昧な線引きも関係なくて近くて熱くて 混ざり合う吐息に溶けていった誘惑
堪えきれない様な瞳でやって唸って奪って あなたの本気をまたあたしに吐いて吐いて吐いて 誰にも見せない表情で好きって言ってもっと 間違いだらけでもそれでもいい誘惑
鍵をかけたばかりの楽園 夜に隠して
kobi te wo totte motto hoshii tte yureru hitomi ni anata wa NOKKUAUTO
ryoute mawashite toiki morashite atsuku mureru atashi wo koi ni jirashite
hitosashi yubi de anata no karada wo nazoreba mangetsu no yoru kanashimi wo yobu
atashi no me wo mite GYUTTO idaite soshite karada no jiyuu subete ubatte motto motto komarihateta kao de waratte yurashite haide hatte yukkuri to sashinoberu yubisaki sotto furete matte
awakunatte naite naite azatoi kuchibiru ni tamaranakunatte unatte ubatte aimai na senbiki mo kankei nakute chikakute atsukute mazari au toiki ni tokete itta yuuwaku
kanashimi mo kaikan mo zenbu saite chirashite
sente wo totte motto hoshii tte omowaseburi de mata anata NOKKUAUTO
DOKIDOKI natte tanoshimi ne tte miageteru atashi ni hayaku KISU shite
mimi moto de sasayaku anata no ijiwaru shimikomu takaburu mune ni mata yume wo miru
futarikiri de atsuku moete tsukite me ga samete hitorikiri no asa ni naite naite naite dakedo mata yoru ni nareba aishiatte mitashite kakushite yokubou mukidashi ni subete wo futsukete motto motto
zenbu tsuite nando datte uketomete ageru kara isshoni ochite mitashite egaite saikou no hitotoki ni subete wo yotte kuzushite sarashite mazariau toiki ni tokete itta yuuwaku
kurushimi mo koukai mo zenbu saite moyashite
anata ni fureteitai kamitsuite hanasanai kuchibiru wa oboeteru anata no sonzai
amai koe wo dashite motto motto hajime kara saigo made hageshiku yatte unatte ubatte aimai na senbiki mo kankei nakute chikakute atsukute mazariau toiki ni tokete itta yuuwaku
koraekirenai you na hitomi de yatte unatte ubatte anata no honki wo mata atashi ni haite haite haite dare ni mo misenai hyoujou de sukitte itte motto machigai darake demo sore demo ii yuuwaku
kagi wo kaketa bakari no rakuen yoru ni kakushite
12. 香水 | Kousui
コンクリートでできたあの家は ずっと前に確かにいた場所だ どうやらいつしか変わっていったこの町と共に 僕の知らないうちに
交差点も近所のコンビニも 昔通ったお馴染みの駄菓子屋も 知らないうちに親しいあの人の影もなくて あぁ、なんか穴が空いてさ
きっと分かってたんだ 僕は
あの日ラベンダーの香りが微かに頬を撫でては 憂鬱を吹き込んだ 魔法のように ノイズが多く重なった他人同士のお遊戯は いつしか僕を飲み込んでいった
コンクリートでできたあの家は ずっと前に確かにいた場所だ 数年前の今日を思い出すのは簡単で また胸がチクりと痛んだ
きっと泣いていたんだ 僕は
あの日ラベンダーの香りが微かに頬を撫でては 憂鬱を吹き込んだ 魔法のように ノイズが多く重なった他人同士のお遊戯は いつしか僕を飲み込んでいった
汚れ切ったベンチで 君の事を考えて 一晩を明かして これといって何もなくて バカバカしくなったよ 何もかも捨ててしまおう 僕はさよならをしたんだ
あの日ラベンダーの香りが微かに頬を撫でては 憂鬱を吹き込んだ 魔法のように ノイズが多く重なった他人同士のお遊戯は いつしか僕を飲み込んでいった
ラベンダーの香りを忘れられずにいるのは これほど本気で君を愛してたからさ ノイズだらけの世界で君の香りがなびいた 色褪せないあの時のまま
いつしか僕を飲み込んでいった
KONKURIITO de dekita ano ie wa zutto mae ni tashikani ita basho da douyara itsushika kawatte itta kono machi to tomo ni boku no shiranai uchi ni
kousaten mo kinjo no KONBINI mo mukashi kayotta onajimi no dagashiya mo shiranai uchi ni shitashii ano hito no kage mo nakute aa, nanka ana ga aite sa
kitto wakattetanda boku wa
ano hi RABENDAA no kaori ga kasuka ni hoo wo nadete wa yuuutsu wo fukikonda mahou no you ni NOIZU ga ooku kasanatta tanin doushi no oyuugi wa itsushika boku wo nomikonde itta
KONKUREETO de dekita ano ie wa zutto mae ni tashikani ita basho da suunen mae no kyou wo omoidasu no wa kantan de mata mune ga CHIKURI to itanda
kitto naite itanda boku wa ano hi RABENDAA no kaori ga kasuka ni hoo wo nadete wa yuuutsu wo fukikonda mahou no you ni NOIZU ga ooku kasanatta tanin doushi no oyuugi wa itsushika boku wo nomikonde itta
yogore kitta BENCHI de kimi no koto wo kangaete hitoban wo akashite kore to itte nani mo nakute BAKABAKA shiku natta yo nani mo kamo sutete shimaou boku wa sayonara wo shitanda
ano hi RABENDAA no kaori ga kasuka ni hoo wo nadete wa yuuutsu wo fukikonda mahou no you ni NOIZU ga ooku kasanatta tanin doushi no oyuugi wa itsushika boku wo nomikonde itta
RABENDAA no kaori wo wasurerarezu ni iru no wa kore hodo honki de kimi wo aishiteta kara sa NOIZU darake no sekai de kimi no kaori ga nabiita iroasenai ano toki no mama
itsushika boku wo nomikonde itta
13. I’scream
[WIP]
静かに日差しがまたからあったんだか こっち明けていったまた今日が始まった
瞬きするのモメントだからさ この間も目を閉じて眠ってしまうかな
また明日も迎えに来る 「」毎日にさよならできたらな いいのにな
アイスクリームは溶けてしまった コンクリートのシミになった 毎朝通学路であたしの事ジッと見守るのだ
愛したあの人何知ってるのかな 今更考えバカバカしくなった
誰もいないのに誰も「」ない 私は一人でベットに座っていた
また明日もさまよってる 誰かが隣にいたなるな「」な いいのにな
アイスクリームは溶けてしまった それとシーツのシミになった 毎晩ベットで「」私と緒に眠るのだ
お願い神様「」 私の一層はそんなに贅沢な物じゃないよね
アイスクリームは溶けてしまった コンクリートのシミになった 毎朝通学路であたしの事ジッと見守るのだ
アイスクリームはお口の中で 「」溶けてしまった 毎日泣き無し私の中でまったり溶けるのだ
shizuka ni hizashi ga mata kara attanda ka kocchi akete itta mata kyou ga hajimatta
mabataki suru no MOMENTO dakara sa kono ma mo me wo tojite nemutte shimau kana
mata ashita mo mukae ni kuru souzoushin(?) mainichi ni sayonara dekitara na ii no ni na
AISUKURIIMU wa tokete shimatta KONKURIITO no SHIMI ni natta mai asa tsuugakuro de atashi no koto JI tto mimamoru no da
aishita ano hito nani shitteruno kana imasara kangae BAKABAKA shikunatta
dare mo inai no ni dare mo sasue(?)nai watashi wa hitori de betto ni suwatteita
mata ashita mo samayotteru dareka ga tonari ni ita naru na aetara(?) na ii no ni na
AISUKURIIMU wa tokete shimatta soreto SHIITSU no SHIMI ni natta maiban BETTO de nesondera(?) watashi to isshoni nemuru no da
onegai kamisama arikikuritei(?) watashi no issou wa sonna ni zeitaku na mono ja nai yo ne
[aikama(?) hoshikute watashi zutto kono mitsumeteiru no SNS ni kakikanda tte taku kashirateru no ni ne demo kyou no dokoka de dareka ga chotto demo motometetara ii wake, ii yo ne, ii yo ne tte mete ikenai atashi wo] pls send help
AISUKURIIMU wa tokete shimatta KONKURIITO no SHIMI ni natta mai asa tsuugakuro de atashi no koto JI tto mimamoru no da
AISUKURIIMU wa okuchi no naka de amattarugu(?) tokete shimatta mainichi nakinashi watashi no naka de mattari tokeru no da
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lllusioninthehead · 4 years
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立ち昇る記憶について
センター街を抜けたあたりから、東急ハンズ沿いに坂道を上がっていく。
代々木公園へと進む道を上がっていく途中、線路と大通りの間に小さな公園がある。自分が頻繁にストリートカルチャー目的で通っていた頃はそこにはBEAMSなんてなくて、ガラクタ屋というよくわからない雑貨屋と服屋の間みたいなお店があった。
「10年続けばブランドは一人前だ」と服飾の学校に通っていたときに先生は言っていた。それ以上続けるのは本当に難しい。
公園にはフルーツティーやタピオカミルクティーやイチゴを串に刺したスウィーツを持った人が何人かいた。今も水場があるわけじゃないのに蚊が大量発生するのも変わらない。
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21歳の時に付き合っていた人の事を思い出す。何故か後ろ姿だけ。艶やかな黒髪を後ろで結んでいた。背筋が伸びていて首元が綺麗だった。
別れてから何年か経って、彼女は学生から歯科衛生士になっていた。自分は仕事の面白さがいまだにわからずに四苦八苦していた頃かな。
なんとなく誕生日に送り合ったメールから、やりとりをまたするようになった。
近況を一日一通だけ報告しあうだけの関係だ。そんな中で彼女の好きな映画の話になった。何十年も前に作られたOZの魔法使いの話だった。
その映像をずっと購入したくて探しているのだけど見つからないと言っていた。
ちょうど、そのころ勤めいた会社が映像関係に強くて、ビデオテープではあるが販売されていたものを譲り受けることができて、何年かぶりに彼女と会うことになった。渋谷駅で会って、原宿方面に歩いていく。ファイヤー通りの思い出のフレッシュネスバーガーがまだ健在で懐かしい話をたくさんした。
原宿駅でOZの魔法使いのビデオを渡した。再生機器もないのに大切そうにバッグにしまった。恐らくは所持していることに意味があるのだろう。そこで、バイバイのはずが「お礼にご飯奢るよ」と言ったのは彼女だった。
おすすめの店があると言われて、入ったのは激辛で有名なカレーうどんのお店だった。
その時に「ああ、この人は俺のことをもうなんとも思ってないんだなぁ」とはっきりわかった。
というのも、自分は辛い物がほとんどその頃は食べられなかった(のちにタイで克服した)それはつきあっていた2年間でも散々伝えていたし、ご飯を選ぶときはお互いの好きなものや嫌いなものには気を付けるようにしていたはずだ。
とてもがっかりしながら、黙って舌に痛いだけのカレーうどんを食べて(さすがに汁は���した)原宿駅で別れた。
女性と付き合い、別れて、時が経つっていうのはこういうことなんだなと身に染みるほどわかった瞬間だった。
永遠はないと知った。好きや嫌いはその時の感情でしかないのだ。
理由ない博愛ではなく、ずっと残る刻印でも傷跡でもない。そしてなにより美しくもない。
奏でては消える音楽のようなものだ。消えてしまうし、重ね塗り替えられてしまう。
愛とか恋とか大切だとか、そういう美しさがずっと続いてほしいと願うであれば刹那の音を奏で続けるしかない。村上春樹風に言えば踊り続けるしかないというやつだ。羊男が言う。
「踊るんだよ」 「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ何故踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。だから足を停めちゃいけない。どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」 「でも踊るしかないんだよ」 「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」
ダンス・ダンス・ダンス P164
そしてその機会はずっとあるものでもない。幕間や幕引きが必ずやってくる。
原宿駅から明治通りへ降りるこの通りも随分変わったなと思って横目で通り過ぎていった。
もちろん、副都心線なんてものは影も形もなかったし、猫カフェもフクロウカフェもハリネズミカフェもなかった。
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どれだけ好きと言われても「自分みたいな人間を好きっていう人の気が知れない」と思ったり「はいはい、いまこの子は好きっていう状態なんだな」と思ってしまうのは、こういうことがたくさんあったからだろう。
消えてしまった永遠に対しての虚しさは結局は自分が努力を怠ったからなのだ。長い時間が経ってようやく気付いた。
いまも人も風景も変わり続けていく。ボケっと眺めている人には抗いようもない。
目の前に失くしたくないものがあるなら努力を怠らないことだ。
次こそはと思いながら、同じものは二度と見つからないのが人の道だったりするものだから。
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ichinichi-okure · 4 years
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2020.9.4fri_kyoto
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4日の始まりは、3日の終わりで、深夜にNetflixで真新しいアクション映画を見るところから始まった。送ったいくつかのLINEは既読にならない。
ポテトチップとコーラとアイスクリームと。いつも映画を見るときの仕様は随分前から変わらない。深夜なので、あまり大きな音量にもできず、部屋を暗くして、布団に転がりながら映画を見ている。Netflixの吹き替えと日本語字幕がたまに全然違うことを言っていて、結構適当だなって思ったり、たまに家の外の虫の音に耳を傾けたり。そうやって夜が夜らしくになっていく。
目を閉じて目を開けたら明日が始まる。今日が終わって明日が始まる。
仕事の電話で起こされた。朝と言うよりは既に昼に近いのか。世の中は花の金曜日だから、仕事の電話は別にいいのだが、夜が遅かったので、頭がまだボーッとしていた。仕事の話が一番のいい目覚ましかもしれない、電話を終えると眠気はあるが寝れるような感じでもなかった。
今日の予定は特にないのだ。フリーランスでいろいろやっていると特に週末土日は何かしらのイベントがあって、なので、できるだけ平日のどこかには時間を作るようにしていて、今日をその日としていた。とりあえずコーヒーとパンというなんとも簡素な朝ごはんを食べた。LINEがいくつか返ってきていたが、希望に添える返答はなかった。全くもって今日は何もない日だ。真っ白である。日記に何を書こう。そんなことばかり考えている。
そういえば、いつも制作を手伝ってくれている足立夏子さんが今日から始まる展示の告知を深夜のFacebookに投稿しているのを思い出した。深夜に投稿して誰が見るんだよ〜というツッコミと展示準備お疲れ様ーと言う気持ちとを、目を閉じる前に確認したのだった。
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展覧会とかにはできるだけ花を買っていこうと思っている。年賀状を書くとか、お歳暮とか、できないときの方が多いが、こういう古くからある風習というか慣習が意外と好きで、展覧会にお花やお菓子を持ってうかがい、おめでとうございますというのが好きなのである。何がおめでとうなのかそんなことはよくわからないが、おめでとうございますと誰かに言いたいのだ。
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選んだのは、赤い花と不思議な形の植物で、それがなんとなく足立さんと展示をイメージして買ったものであった。
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ちなみに、「ギャングフロムファーファーウエイ」これが、展示会場の名前である。京都の菊浜というエリアにある。五條モールというところに入っているアトリエ件ギャラリースペースで、京都精華大学出身の三人組がやっている面白い場所だ。ギャングの由来は高橋源一郎さんの著書「さよなら、ギャングたち」かららしく。好きな小説なので、親近感を勝手に持っているのだった。
展示は、360日以上続けた交換絵日記のようなものの原画展で、原画をまとめたキーホルダーみたいなZINEも売っていた。ZINEを買ったら一枚原画をつけるという話で、エディション8の「10月22日windowsの水兵さん」と言うおじさんが表紙のZINE選んだ。そのあとで原画をいろいろ吟味したけど、パッと決めることができなかった。今家に飾るとしたらどこだろうか。そしてどんな原画がいいだろうか。そんなことを考えた。
今日は日記を書かないといけないと足立さんに言ったら、日記の展示について日記を書けばいいと言われて、おおーと思ってしまった。展示は良いな。人があって、作品があって、話ができて、笑ったり、感動したりするからさ。
実は来週から僕も展示が始まる。東京は有楽町での展示だ。だからゆっくりもしていられなくて、��もなければ展示の準備だよなーと思い、今日も展示の準備のために大学の研究室に向かっていた。家から車で30分。今年の夏は車のエアコンがあまりきかなくなった。カーステレオでいつものようにFM802を流しながら、もう直ぐ車検か、そんなことを思う。
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ガラクタばかりの研究室で展示の準備。用意しても用意しても展示の前は不安でいっぱいだ。多分慣れることはないのだろう。せっかくの休みが結局いつものように制作に費やされる。不満もないが、なんだか最近は身体の中に何かが溜まっているようで、あまり良くない。早くて展示が始まってしまえばいいのに。
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大学はコロナの影響もあってか、入場も制限されているので、活気はなく残暑といった雰囲気だけを漂わせていた。夕飯は何食べよう。次のご飯のことはいつも考えてしまう。いくつかの雑務を終え、LINEを送り、車で再び帰路に着く。
車では大体ラジオを聴いている。予期せぬ情報や音楽が流れてくるからラジオを聴いているんだろう。突然カーステレヲから流れてきたのは、1997年のヴィジュアル系ロックバンド「SHAZNA」の「すみれ September Love」だった。懐かしい。
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それは九月だった あやしい季節だった 夕やみをドレスに変えて 君が踊れば都会が踊る
まるでマンハッタン・ストーリー 君さえいればパラダイス 昔見たシネマのように 恋に人生賭けてみようか
YOU-YOU-YOU 誘惑の摩天楼 YOU-YOU-YOU 夢が花咲く
すみれ September Love 踊ろう September dancing 明日は明日ラィララィラ… 君は夢か幻
エアコンの効かない湿った空気の車内で、ボーッとしてしまった。今の時間と空気にぴったりで、ちう時よりも強くいい曲だなと思ってびっくりしてしまったのかもしれない。
家に帰るのを待っていたかのように、夕暮れ過ぎに土砂降りの雨となった。台風が近づいている。そして夏が終わっていく。LINEの返信は思うような返事ではなく、なんだかうまくいかない日だなーと。
日記を書かねば、そう思いつつも眠気がやってくる。眠い。このまま寝てしまおうか。目を閉じれば4日が終わる。そして5日になる。目を閉じて目を開けたら明日が始まる。今日が終わって明日が始まる。当たり前だ。
夕飯は何にしよう。冷蔵庫はカラだし、来週からの搬入を考えるとあまり買い出しもしたくないのだ。でもやっぱりラーメンだな。そんなことを考えながら、今日が終わろうとしていた。なんだろうなんだかぼんやりとした1日だな。
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-プロフィール- 山田 毅(38) 京都 只本屋/副産物産店
https://tadahon-ya.com/ https://byproducts.thebase.in/
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find-u-ku323 · 4 years
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試験投稿『沈んだ街』
 その子は待ってくれている。 「……おかえり。妙子」  愛しげな眼差しをくれる。それに見つめられた時、一瞬は永遠に溶け込んでいた。水面に映った私の姿が、波紋で何度も確かさを失う。  静寂の中から慎重に、そう慎重に掬い上げた時代遅れの貴方との再会。私はつとめて笑おうとするけど、うまく目尻も口角も上がらなくて、今はきっと変な顔をしているに違いない。 「ただいま。灯火がなくちゃ、ここまでたどり着けなくなっちゃったね」 「なんか、凄いよね。顔を上げて見渡したら、標識とか、歩道とか、色んなものが朽ちていってるのが分かるんだよね。……どんどんこの場所が広がるのは、僕にとっては動きやすいからいいことなんだけど」 「同時に、人間にとってはこの町を捨てる理由になっちゃうから、余計に寂れていっちゃうんだよね」 「そうだよ……ねえ、妙子。この町は好きだった?」  好き『だった』かどうかを聞かれるたびに、もうここで過ごした思い出は過去のものになってしまったのだ、という気持ちで胸が苦しくなる。記憶はいつもここにあって、他のどこにもないのに。 「好きだよ──全然、昔の話なんかじゃないし、そうさせたくもないよ」 「……そっか」  涼しい風に吹かれて私の存在証明がまた揺らぐ。それは私だけじゃなく、この子の迷いをもすっと反映するような風で、透明なビニール袋がどこからともなく飛んできて私と彼の間をひゅっと裂いたならそれでお終いになってしまうような、そういう関係をも連想させた。 「誰にも言えないこと、僕になら話してくれると思って、ここに居続けたけど」 「……?」 「僕がいなくても大丈夫だったなら、もうここに来なくてもいいんじゃない、って思うんだ。最近、ここに来るたびに悲しい顔をしてる──今までは、ここに来たなら、妙子らしい、とても明るい顔で話してくれたのに」  明るい顔で話していたのはいつごろまでの話だっただろう。  私はすっかり違う町に馴染んでしまって、仕事をこなす日常に慣れすぎていた。そのときになってみないと分からないことのいくらかを知ると、時の流れは残酷だ、と月並みな言葉だが、そう思う。  翻ってこの子はどうだろうか。会おうとすれば、間違いなくあの頃の姿のまま現れてくれる。だけど、もうそこに時間の経過は見ることが出来ない。  湖が町だけでなく時を侵食したのなら、それに飲み込まれることは不幸せなのだろうか。本当は、時の流れと違う日常に巻き込まれたまま戻ってこれない私のほうが非現実的なのかもしれない……そう思うと、私がこの子と明るい時間を過ごせなくなってしまう感覚に囚われたまま戻れない。 「それだったら、いっそのこと、僕の過ごしている町に来ない?」 「……そんなことが、出来るの?」 「うん。僕なら、それが出来るよ──僕の意思でここに残れたのがその証拠だよ」  この提案を受け入れれば、もう戻れないことを私は察していた。  いつだって、ここから見たときの新しい今の日常は素敵だし楽しいし、不便はない。だけど、ここに来れば、不便で疲れることも多いのに、昔の煌めきを忘れられないまま、色んな人の横顔が思い浮かんでしまう。  私はどうしたらいい? 「……どうしたの? 早く行かなきゃ、僕の力でその入り口を開けておくのにも限界があるんだよ」  急かすための言葉だと分かっていても、私は踏ん切りをつけることが出来ずに、目の前の青さに圧倒されている。 「私は人間で、君は……なんというか、違う存在だよ。私がそこに入って来たとして、適応できるのかどうか、不安なの。そこに何があるのか分からないのに」 「なんだ、そんなことを心配しているのなら、全然大丈夫だからね。妙子は何も考えなくていいんだ。ただこの中に入れば、湖の中で暮らすのなんて楽勝に思えてくるだろうね」  だけど、と息を継いだ。 「ひとつだけ約束してほしくて──この中で生きていくなら、外でこのことを言っちゃダメだよ。もちろん、今も。僕は周りからは見えていない……はずなんだけど、妙子は人間だから声が外に聞こえないとも限らないでしょ」  沈んだ町のその中で、私はいくつかのことを学び取るのだろうが、それを誰にも言えない秘密の経験に出来るのはむしろ子供の頃を思い出させてくれる希望とすら思えた。 「それくらいのことだったら、喜んで守るよ。……それじゃ、案内してね」 「承知しました、お嬢様」
「ここが、いつも遊んでいた畔──まあ、今はもうその境界線もないから、ただの平地だね。それから、向こうに見えるのが、僕らが通っていた小学校だね。妙子のいる世界と同じで、やっぱり子供の数は減っちゃうんだけど、それでもちゃんと町として成り立っているよ」  淡水の中で泳ぐというのは、こういう感覚なのだろうか。不思議と息苦しさはなく、彼の説明を私はただ受け入れることに集中できた。なぜだろう、別れたころは同い年だったのに、しかも時がたって私だけが見かけの上ではしっかりと歳を重ねたのに、彼のいうことにはそれ以上の時間を経た重みのようなものが感じられた。 「先生とか居たりするの」 「もちろん。金田先生は覚えてるかい? あの先生はまだ現役だよ」  金田先生は私たちの小学校で、彼と私の担任だった。もうあの時だって相当にお年を召しているように思えたが、よく考えれば彼の時間が止まっているのだから先生だってそうなんだろう。 「うん、覚えてるよ。変な先生だったよね。モモが変なことをしたら直ぐ駆け寄ってきて止めるし、ケンが誰かをいじめてたら放課後にずーっと映画を見せて感想文書かせるし、……まあ、ちょっとだけ話が飛躍するところは今も変わってないんだろうね」 「そうなんだよ、先生は今でも変だけど、相変わらず生徒からは評判よくて、僕も初めて一緒に仕事をしたときに何となくその理由が分かったんだ」 「ん……ちょっと待って、もしかして仕事って」 「言い忘れていたけど、僕も先生になったばかりなんだ。そう、そこで働いてる」  彼が先生になるなんて、この容姿や歩んできた時間からは想像も出来ないほどだった。 「そうなんだ」 「ちょっとは、僕も大人になったでしょう」 「うん、……そうだね。大人になった」  降り積もる泡沫の雪が虚しい。私に降り注いだ時間だけ、彼もまた何か考えていることがあるのだ。 ��先生をやっていて、大変だったことってあるのかな」 「えーと、ここの子どもたちってとってもやんちゃでね、手を付けられないくらい暴れまわるときがあるんだ。それを落ち着かせるのはとっても大変」 「どうやって落ち着かせるの?」 「簡単だよ。『これ以上暴れたら陸に連れていくよ』って。そうなったら呼吸が出来ないのを彼らは知ってるからね」  やはり、陸と湖の世界は異なる領域で、一度湖に順応してしまえば、そこから陸に上がるだけで──呼吸の仕方が違うから──死んでしまう、ということのようだった。  この町を見渡して、気になることがもうひとつあった。 「話は変わるんだけど、……あの、一つだけ聞きたいことがあるの」 「何でも聞くよ」 「ありがとう。……この町って、もしかして沈んだ時から何も変わってないの?」 「そりゃあね、水の中で建物を建てられるような技術もないし、そもそもこの建物自体かなり錆びて来てるから、いつ壊れてもおかしくないってところかな」  この町が沈んでからの年月を考えれば、この古い建物にある思い出を優先してまでここに留まり続ける理由は何なのだろうか、と私は思った。懐かしい記憶とともにこの湖の住人になるということも、もちろん、なれるのならば選択肢の一つだったのかもしれないけれど、ちゃんと考えれば考えるほど、私も子供じゃないから、この町がどんどん不便になって衣食住にも困り果ててしまうだろうということが分かる。  どうやったら、こんな虚ろな町が出来上がるのだろう。私はそればかり考えていた。 「そうだ、一度連れて来たかった場所があるんだ」  そう彼が言って、手を取って一緒に水の中を飛ぶ気持ちは、なんともいえない奇妙な感覚を生じさせた。きっとすごく便利で、地上にいる私にとっては十分魅力的なんだけど、見れば見るほどその全体図の脆さが見えてくるのに、彼はどうやって折り合いをつけながら暮らせるのかという素朴な疑問があった。  辿りついたのは、小さな映画館らしき建物だった。 「こんなの、あったっけ」 「たぶん、この前、またちょっとだけ湖が広がったから、僕も久しぶりに見たんだけど」  そう指さす先の入り口はライトなんて点いてなくて、ただ暗いだけの空間だった。もちろん映写機もないし、機械も壊れてしまっているだろう。昔のポルノ映画を宣伝するための看板が滲んでしまってぐちゃぐちゃだ。 「長い間、開けてなかったからかな。とてもじゃないけど酷いもんだね」 「そうだね、ちょっとこれじゃ何も使い物にならなさそう」 「こういう、使えない建物ってどうしてるの」 「本当は壊すなりするのが普通なんだろうけど、さっきも言ったみたいに、僕たちには技術がないんだよね」  見上げれば朽ちた天井から少しの光が差している。 「それで、何でここに連れてこようと思ったの?」 「僕は思ったんだ──ここまで来たのなら、もう、湖のほうが本当の世界になるんじゃないか、って。僕はそれを受け入れたくて、最初にこの暮らし方に行き着いたんだ。  だけど、ここに残っただけじゃ、今までの世界とか、日常を引き継ぐことは出来なかった」 「……」 「そうだよ、そういうことなんだ。何にせよ、ここは終わった世界だと思ってくれたらいいんだ」  終わった世界、という言葉の響きがとても重くて、信じられないくらいだ。 「でも、人魚姫よりは幸せなんじゃないかな。  海から陸に上がらなきゃいけない望みがあったのに、声を失くしたり大切な人を失くしたり、最終的に泡になって消えてしまって……。あれだけ苦労しなきゃいけないでしょう。そう考えたら、私たちは失うものがあまりにも少ない」 「そういう風に、幸せじゃない誰かと比較して『僕は幸せだ』と考えるのは、──あくまで僕は、だけど──嫌いだな」  彼の言葉はひどく誠実だったが、不誠実だとも思った。違う環境での不幸を鑑みて今の幸せを相対的に認めることがそんなに悪いことだとは、私には思えなかった。  この湖がもしガラクタの世界になっていたとしても、君が幸せなら幸せなんだと、そう言いたくても言えないのがもどかしかった。  私が今まで生きてきたその時間、湖の中にいた彼の目に映ったものは何だったんだろう。もう埋められない、とてつもない時空的距離の中に私たちが引き離されていて、そこにあった夢とか愛とか記憶とかそういうものをひっくるめて何と言いあらわすことが出来るというのか。言葉にしたら、泡沫になってしまうのに。 「……そうだ、僕と妙子は一度だけ映画を見たことがあるの、覚えてる?」 「うぅん、全然覚えてない。そんなこと、あったかな」 「僕は覚えてるよ。あれは、きっと、人魚姫のもうひとつのお話で──」  それが私の求めるストーリーだった。今がそうだったら、どんなに美しいのかなと思うくらいに、全てがあるべき秩序のままに収まっていくお話。ハッピーエンドを求めてはいけない水中の街の中に、私の憂鬱が沈殿していく。  無理だと思っていても、まだ夢を見ていたい。もう一度、陸に戻って、彼と一緒に新しい日常に戻りたい。  でも、それは覆水盆に返らずというものだ、ここまで来たら引き返せないのだろう……。  消えないで、私の世界と小さな記憶。水中に全てを手放したなら、もう戻れない。その瞬間、全てがさかさまになって、はじめの世界に戻る音がした。
 私は映画を見ていた。  日本で初公開と評判になっていた、人魚姫を題材にしている長編ファンタジー映画だ。アメリカのアニメーションスタジオがずっと前から作っていたと聞いて、私は同僚とふたりで観に来たのだ。  途中までは何となく退屈な気分のままで、買って来たコンソメ味のポップコーンをひたすらつまんでいた。  こりゃあ、期待外れかあ……。  しかし、私はなぜかその風景に見覚えがある気がした。奇妙な既視感とも言うような、どこまで考えを巡らせても、見たことのある世界と視界がダブる感覚を覚えたのだ。まるで、私が浮遊して泡になってしまったような気持ちすら感じた。  そこに留まることを許さない声がしている。 『そこは、もう君のいるべき場所じゃない。君は陸にいる人間だ。──僕の言っていたことはまだ決まりってわけじゃないし、世界はまだ終わっていない。  君は、君の日常を、退屈でも新鮮な日常を取り戻すべきなんだ! こんな、沈んだ街じゃなく……』  そう、彼は言っていた。  人魚姫は、二度死なない。たとえ自らの孤独に耐えられなくとも。  ──彼って誰だっけ?  私はそれを言った人のことを忘れてしまった。なぜ、そんな記憶があるのかも分からなかった。だけど、確かな悲しみと安堵だけで強く生きていけるような気がした。
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flamingo-rex · 4 years
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2020.05.24
店に滞在したり、付随する時間が長かったので、
自宅には殆ど居なかったし、
ほぼ寝て、風呂ぐらい。
しかし…このコロナタイム。
STAY HOME期間が4月22日から1カ月。
オマケに、オカン入院。
家に滞在する時間が長くなると、
普段、出来なかった事、やりたかった事…
山の様に出てくる。
作業部屋で、デザイン仕事、音楽製作…
そうしてると作業部屋をカスタマイズしたくなってきた
よりよく作業しやすくする為に、改造を始めた
作業部屋改造に取り掛かると、別の部屋に溜めてた
ガラクタを捨てたい
店と自宅のプリンターが同時期に壊れ
二箇所共、買い換えたは良いが、捨てに行く曜日や
タイミングに巡り会えず溜めてあった。
このガラクタ部屋には、
オヤジの8mm映写機やフィルム
再生する事が可能なら、
幼少期のワイや弟が映ってる筈だ
その他に、DATやテープデッキ、コンポ
昔のオーディオ類が積んである。
これを片付けたい!!
自分の部屋の片づけと、ガラクタ部屋の片づけ
そいや、オカン居らんから、
一回の和室の仏壇には枯れた花…コレはアカン
花や、お供え物を片付けてたら…
仏壇を綺麗にしたくなり、掃除…
結構、トコトンやります。ワイ。
キッチンも、自分1人なら食う物は適当だ。
要らない食材とか捨てて、冷蔵庫や水回りの掃除
ぜーんぶ掃除。
止まらん…
庭も掃除して綺麗にしたい…
明日から家の掃除と、庭掃除だな
あと作業部屋カスタマイズ…
あと少しで完成するぜ!
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mknaspa · 6 years
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Rise of the tmnt 115a 翻訳
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Mind Meld
いま明らかとなる、ナルシでマッドなドニーの家族愛に満ち満ちた一面(半分うそ、半分ほんと)。
ドニーが愚痴を呟くシーンの台詞から、己の傲慢によって身を滅ぼした男の寓話『イカロスの翼』を基にした話と思われる。
タイトルの “Mind Meld” とは『精神融合』のこと。Star Trek のスポックらヴァルカン人が持つ能力で、二者の精神を融合し、感情や意識を共有するというもの。
『融合』とある通り、頭ヨクナールとはいえ、ロボトミーとか swap の類ではなく、『知性が爆上げされた極端なドニー化』という話。
どうでもいいけど わんぱくドニー坊やミーム => here
シェルドンの喋り方はマイルドヤンキー風敬語。
イカロス亀の寓話
:こちらパープル・ナイト(紫騎士) 全員位置についたか?
:こちら問題無し(?)
:マイキーも OK
:なんでマイキーのやつ 自分の名前をコードネームに使ってんだ
:じゃあオレンジ・ポンド(橙色の池)、これが君の…
:は?なんで『池』なの?
:オレもコードネーム変えたい!えーと、ブルー・ブルーイかな
いや、ブルー…ええと
(小ネタ:��オの声優 Ben が『DuckTales 2017』で演じている、青色イメージの鳥の男の子 デューイくんの名前と掛け合わせて考えられた名前。所謂『セルフ中の人ネタ』) 
:うるさいよ!誰もコードネームは変えない!はい、集中して
パープルドラゴンとやりあうんだから あの巨悪ハッカー達だよ
『ドラゴンの牙』をかっぱらうんだ
(dragon's teeth:竜の歯。揉め事、主に内輪もめの喩えでもある)
:再確認なんだけど ほんとに『ドラゴンの牙』を折るつもり?
:いーや ドラゴンなんか実在しないし、それはブツの名前だから
とっても強力な技術の一片でも彼らの手に渡ってみろ
僕たちは地獄を見ることになるかもしれないんだぞ
だから集中してほしいんだ パープルドラゴンズは本気で…
:レッド・ケープ(紅きマント)、応答しろ
大丈夫か? 繰り返す、大丈夫か?
:そうでもなさそうだぜ さっきピザ咥えてる鳩がいたんだ
ピザ鳩だぜ! なんとしてでも激写しねぇと
:ピザハット?すげぇ
:ネットでバズったら有名人になれるよ!
ラフ、なんとしてでもカメラに収めるんだ
:やってるよ
:いま撮ってるから!
:お前 写真ヘタクソだろ オレに任せろ
:はいはい勝手にどうぞ
いつも通り、僕らだけで解決しなきゃならないみたいだ
サイバー・ビショップ、プランB だ
:そのコードネーム カッコいいな
:やってやりましょ~ぜ!
:も~ あ!あそこ見て!
:マイキーやめなさい!
こちらオレンジ・ポンドとパープル・ナイト、トラブル発生
援護を頼む
:了解 おいレオ
:ピザハット見っけー!
:君たち どこにいる? マイキー!
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ビーチボール…!
よりによって、なんで僕はビーチボールが怖いんだ?!
(:なぜ最も恐れを抱くものがビーチボールでなければならんのだ)
(103a より:ドニーの苦手なものは『蜘蛛、蜂、ビーチボール』)
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:まあまあ 次こそは出来るって
:写真は撮れずじまいか… 写真は撮れずじまい!ってか
ピザを咥えた鳩だかに夢中なあまり、軍事用並の技術を誇る武器を奪えず…
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:高校生ギークから奪えず?
:お前のビーチボール恐怖症もなんとかしなきゃなー
オレ達さ、なんかうまく噛みあってないんじゃないかな
(we aren’t all on the same page)
:噛みあってないって?
そうだな、たとえ僕が立派な解決策を講じたとしても
君たちと来たらアホなお喋りに夢中だもんな!
君たちはおバカだからね バカの三つどもえだ
:ここちょっと写ってるくね?(鳩が)
:この決めポーズで明日のスケボ大会の優勝はいただき…
:ついにやった!
:なにをだ?
:僕らをスーパーすごいものにさせてくれるヤツさ
:あのドリル、ついに完成させたの?!
(あのドリル:102b 参照)
:いーや
:俺が言ってたスケボ・ホークスの話か?
あのホークス使って俺たちを鍛えて、それから…
:いいねぇ オレならいつでもやり合う準備はできてるぜ
(go wrangle)
:うるさいよ!
:なんじゃこら
:少しの間、君たちは この『知能再プログラムレータ』に…
(mental intelligence reprogramulator)
じゃなかった、この『おもしろピザボックス』に入っててもらう
:おもしろピザボックス!
:完璧だ すべてがうまくいくはず
暗黒微笑!(evil laugh)
:うまくいったか? 気分はどうだい
:なんか… さらに賢くなった気分 (smarter)
うわあ 遂にやった
(by hawking:「ホーキング博士見てます?」偉大な物理学者である故ホーキング博士にちなんだものか。「やったぜ」の science マシマシくらいの意味)
君たち三バカを、僕並の切れ者にしてやった
:君並の切れ者(smart)になったって?
知的(intelligent)レベルの話では?
:そりゃ意味論のようだな;単語には明確な区別があるものだ
(意味論:言語の色んなレベルにおける意味のあり方について考える分野)
:これまでの亀人生の中で最もすばらしい日だ
ニヤケ笑い…(relishing chuckle)
それでは… 二度目の兆戦に向かうとするか
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:『ドラゴンの牙』を奪ってやるんだ
よしじゃあマイキー、君は…
:了解
:ラフ、君は…
:位置についた 水力学ならお任せ
:レオ、君の方は…
:ばっちりだぜ ワームホール!
:ああ これぞ僕の思い通り
:焦らず騒がずゆっくり 大発見
(one must take one's time)
(エウレカ!:自然科学において何かすごい発見をした時に学者が発する言葉。もちろんこんなのはステレオタイプな学者キャラしか言わない)
『絶対 電源切るな!-キンドラ』
:君たちを誇りに思うよ 想像以上の成長の速さだ
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ここに、僕たちが最強のチームになったことを祝福する
これができる日を、どんなに心待ちにしてたか
祝・にんむ大成功 ダンスパーティー!
レオ:ダンスなう
:なんて美しいんだ、まるで鏡を覗きこんでいるかのよう
:こりゃ相当 高度な技術が使われてるな
何のために使おう 悩ましい所だ
:わかってるって 一度しか使えないから、慎重に決めないとね
:この衛星ネットワークを打ち上げるのに使うなんてどうだ?
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:この『超・粒子加速器』の動力源にするってのは?
:ワオ。これどうやって作った?
:君の作業場にある 予備の部品を使ってね
:ええと 僕の作業場に勝手に入ったワケ?
:ああ ついでに君のマザーボードの処理能力も改善しといたから
:冴えてるね クールだ、実にすばらしい なんて…日だ
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:それで、スケボ大会の準備はできた?
:いいや 俺たちやることがいっぱいあるんだ、沢山な
:そうなの… 了解
:実のところ…
この球体のベアリング ちょうど切らしてたんだよね
最近はこの球体型が流行ってるもんで
(swizz:〔英口語〕期待外れの)
:ねぇみんな! ピザ持ってきたよ
ピザ休憩しないの? マイキーは?どう?ピザだぞ?
:遠慮するよ 君のシステムを配線し直すのに忙しくて
:システムを配線しなおしてるって?
あのさぁ… それ僕が丹精込めて作ったサーキットシステムなんだぞ
それよか僕の作品に何してるんだ
:作品? ありゃジャンク・テック(がらくた)ってとこだな
(一応:「カロリーだけ高くて栄養価の低いジャンクフードみたいなガラクタ」って感じで、ピザと合わせてからかってる)
:ラフもジョークがうまいじゃ~ん
や待てよ 僕からかわれたんだ 一体何が起こってるんだ
:そこでずっと突っ立ってるつもりか?
オレ様のお部屋で スケボ(笑)をされると困るんだよね
さっさと失せろ
:ちょ、ちょっと待って 僕を追い出すっていうのか
それっていつも僕が君たちにやってることじゃないか
:俺たちちょーっと忙しいんでね
諸君、衣装に着替えるとするか
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:うわ、すごくカッコいいよ
でもさ… 紫は僕の色じゃなかったっけ
:シェルドン、僕は天高くまで飛び過ぎたんだ
ドニーでいっぱいのチームが悪夢になるだなんて、誰が想像した?
僕には想定外だったよ
:またその話ですか(you beefed it)
:ああ、また愚痴ってしまった
さて やらなきゃいけないことは何か、分かってるな
:不要物の処理ならお任せあれ
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:そりゃ行き過ぎだ。 アイディア自体は悪くないが
(I like where your head's at)
正直言って、元の三バカが恋しいよ 兄弟を元に戻さないと
:幾何学的に設計されたパン見っけ!
(アーチザン・フラット・ブレッド)
:かかった! まだやれる!
:よくやった、ヴァージョン1.0.
:ウソだろ、ホログラムに騙された いや、君たちに!
:失敗だ 兄弟を永遠に失ってしまった
僕らはいつも喧嘩ばかりしていたけど 今じゃ全部が恋しいよ
(see eye to eye:意見が一致する)
ドタバタしてたけど、楽しかったのは事実だ
レオがミミズ男を真っ二つにした時に言い訳してたのとおんなじ
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:そう自分を責めないで 確かに自業自得ですけど
:自分を責めるって?
そうだ、わかったぞ 兄弟を元に戻す方法が! 
彼らを出し抜く必要はない 自分を出し抜けばいいんだ
(outsmart:相手の上を行く => 裏をかく)
もう諦めるよ 君たちを騙すには僕じゃ無理だ
(:騙されるには頭がよすぎた)
ドラゴンの牙を置いて、ここを去るよ
:その謝罪には何か裏の “意図” がある?
(strings attached:ひも付き、〔隠された〕条件。「ひも付き契約」とか)
:いいや、特には それだけ 意図も糸もないよ
:あー物理的に、お前の後ろに “糸” があるんだが
:絶対に引っ張るんじゃないぞ 水上用バトルシェルのプロトタイプなんだ
:「絶対に引っ張るな」、つまり「引っ張れ」ということか
:二重の裏返しの裏をかかない限り、引っ張るべきではない
:『考えすぎ』、それこそ僕のやりそうなことだ
:つまり三重の裏返しだな 引っ張ってやる
:お前ならできる、ドニー。絶対できる
:クソデカビーチボール?!  破裂しちまえ!
なんでオレってビーチボールが怖いんだろ~
:超分裂しやがった!
:さっさとここを出ないと! ここなら安全ですよ
:ああ、失敗だ まだ頭がいい! もっとパワーが必要だ 
ああ、なんという皮肉
彼らを愛らしいおバカちゃんに戻す為には、
『ドラゴンの牙』の崇高な力に頼らねばならないなんて
:これ鼻の上にのっけられたら 10 ドルくれ!
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:うまくいった 20ドルあげるよ、兄弟
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ーーーーーー
END
ーーーーーー
「なんで僕はビーチボールが怖いんだ」
それが知りたいのは視聴者の方じゃい!彼の蜘蛛/蜂/ビーチボール恐怖症のきっかけとかいつか暴かれるんだろうか。
この話、テーマがおもしろいので 22 分版で見たかったというのが本音。
加えて見たかった場面といっても、
例の武器関連なら:purple dragons の出番と活躍、後半のドタバタ関連なら:ドニー化した兄弟たちの binge/反逆、その他:ドニーの内面/葛藤にもっと深く切り込んでほしかった、くらいだけど。
まあ 10 分だからこそのテンポの良さもあるかもしれない。
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