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ハイパー越境観光案内所『INTA-NET』 / 京都三条の路地奥
▼『INTA-NET』が目指す、新しい観光の形
はじめまして。『INTA-NET』運営チームです。
私たちは、時代・コミュニティ・文化圏の境界線を超える、「ハイパー越境」な観光を実践する “観光案内所” を、京都の三条京阪につくります。
『INTA-NET』は、カフェ/Bar、ショップ、ラジオスペースを持ち、かつてのインターネット掲示板のように、その日居合わせた人と交流を楽しんだり、京都でオススメの場所や集まりについて情報交換する空間です。
かつて2000年代前後のインターネットは、世間の常識にうまく馴染めない人たちの「逃げ場」でした。掲示板でのやりとりや、個人サイトが張り巡らされたハイパーリンクのなかで、ゆるい連帯感で集まった人たちが交流していました。
キュレーションされていない、カオスな情報で溢れていたあの頃。インターネットはいつだって、私たちの物足りない日常を満たしてくれる、新しい出会いと発見がある場所でした。
私たちがつくる観光案内所は、いわば掲示板のスレッド。
そこから先にどんな物語が生まれるかは、訪れる人次第です。
誰もが立ち寄れて、それぞれが知っている京都について語り合い、旅の遍歴(ストーリー)を集積する。
たまたま出会った人と語り合い、一緒に街歩きするなかで、普通の観光ではアクセスできない街の「境界線の先」を探していく。
私たちは、そんな場所をつくります。
▼誰が運営しているのか
私たちはこれまで、台湾・台北でアートスペースの運営や、世界各国の”カワイイ”をキュレーションしたポップアップなどを行ってきました。
まずは、鈴木宏明と神明竜平が共同代表を務める「スーパーゴリラパワー合同会社」。
2019年、台湾・台北にアートスペース『空屋』をオープン。これまで台湾と日本のアーティストの橋渡しとなる展示などの企画を実施・受け入れしてきました。
空屋を起点に今後もアジアのネットワークを広げて、『INTA-NET』でコンテンツをお披露目していく予定です。
台北のアートスペース『空屋』
続いて、「越境カワイイ」を提唱し、世界各国でのキュレーションや商品販売を行うクリエイターチーム・メンメイズ-menmeiz-
menmeizビジュアル(by moe_magmag)
世界中の「カワイイ」をディグり、これまでラフォーレ原宿やSHIBUYA TSUTAYA、阪急うめだなどでポップアップショップを開催し、今回の『INTA-NET』が初のリアル店舗展開となります。
阪急梅田ポップアップの様子
▼なぜ京都なのか?
私たちはこれまで、台湾や韓国、タイ、インドネシアなどのアジア圏に関心を持ち、活動をしてきました。
毎月のように飛行機に乗り、新たなスポットで現地の人と交流していましたが、それができなくなった2020年。 改めて日本に興味を持ち、京都に焦点を当て、街の人たちやお店と交流を続けてきました。
そのなかで気づいたことがあります。
京都には、普通の観光では垣間見れない文化や歴史が、地下水脈のように流れているのです。
数百年前の鴨川の様子
戦後大きく変わる国を憂い、西部講堂や吉田寮で起こった学生運動。
文豪たちが夜な夜な集い、議論を交わした居酒屋。
名だたる著名人が遊びに来る、一見様お断りの舞妓や芸妓の世界。
先人たちの文化に誇りを持ち、伝��を守りながら生きる人々。
『四畳半神話大系』や『鴨川ホルモー』で描かれるような、歴史とファンタジー入り混じる世界観も、京都から生まれています。
さまざまな時代・コミュニティ・文化が混在する京都で、「境界線」を超える観光の在り方を探っていきたい。まずはリアルな場所を京都につくり、その可能性を追求していきます。
京都の夜は次元を超えた境界線の先に行けそうな気がします
▼店舗について
『INTA-NET』の建築にあたり、建築家の甲津多聞氏と、都市研究家の清山陽平氏に、今回の空間を設計していただきました。
(建築設計テーマ企画書を、SlideShareにて公開しています。画像をクリック、もしくはこちらのリンクから飛びます。)
観光案内所の、具体的な用途は以下です。
①カフェ&BAR
『INTA-NET』の一階では、アジア各国のドリンクや、お酒を提供する予定です。みんながゆるっと集まり、旅の想い出や、ひとりひとりの遍歴を語るスペースをつくります。ここは貸し切りでイベントも開催可能です。
②ショップ・ギャラリー
また一階では、menmeizをはじめとするクリエイターやグッズ、また世界各国からキュレーションした音楽やブランドなどをスーベニアとして展開・販売します。またギャラリーとして、京都や海外アーティストの展示も実施。日本文化の発信元と言える京都から、世界をつなぐ新たなカルチャーを創り、広めていきます。
③観光案内所
『INTA-NET』を運営するなかで発見した、オススメの場所やコミュニティを紹介するツアーをつくります。また、運営メンバーはアジア各国と繋がりが深く、台湾・韓国・インドネシア等と提携したツアーも展開予定です。*1
④ラジオスペース
お店の二階にはラジオスペースを配置。「これからの観光」をテーマに、京都の街や観光に詳しい人たちを招待し、Podcast等で発信を行う予定です。
また紹介制でラジオスペースにフリーアドレス席を使える仲間を集めていく予定です。
ちなみに、「観光案内所」としてはこんな企画を考えています。*1
・伏見・旧遊郭地帯を巡る旅
・狩猟体験
・左京区カウンターカルチャー会
・山寺修行/座禅体験
・台湾のディープなツーリズム紹介
・インドネシアのオルタナティブスペース紹介
…などなど。ツアーを企画したい人と、京都で遊びたい人をプラットフォームとしてマッチングしていきます。
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11/27 茅スタジオイベント開催のおしらせ
インスタライブ『キュレーションのまなざし』 & 『キュレーションと、日記文学について語る会』
インディペンデント・キュレーターであり自身のギャラリー”Roll”を飯田橋に構える藤木洋介さんと、Rollで開催中の「ノート」展・美術家の中村紋子さんを茅スタジオにお呼びし、お話を伺います。藤木さんの行うキュレーションについて、中村さんの創作に大きな影響を与えた日記文学について、参加者を交えながら語り合う夜の会です。
--前半--
インスタライブ『キュレーションのまなざし』
前半はインスタライブを交え、インタビュー形式でお話を伺います。
藤木さんは公立美術館での展示も手掛けるキュレーターであり、自身のギャラリーを構えるオーナーであり、気鋭のファッション・プロジェクトを主宰する人物でもあります。さまざまな一面をもつ藤木さんですが、それらに共通するものは何なのか。今回の展示「ノート」におけるキュレーションを通し、美術家の中村紋子さんを交えつつお話を伺い、探っていきます。(16:00〜17:30ごろ)
(17:30-18:00 休憩)
--後半--
『キュレーションと、日記文学について語る会』
後半は茅スタジオに集まった方達と共に語りあいます。
藤木洋介さんのキュレーション観について、そして「ノート」展に大きな影響を与えた日記文学という存在について、参加者を交えながらざっくばらんに語り合う夜の会です。(18:00〜21:30ごろ)
■ 日時
11月27日(月)16:00〜21:30ごろ (前半:16:00-17:30、後半:18:00-21:30)
ゲスト: 中村紋子(美術家)、藤木洋介(Roll)| 聞き手: 茶畑ゆか(茅スタジオ)
配信URL: @boustudio_(茅スタジオ・Instagramにて、前半のみ配信)
■ 参加方法
ご予約はメール、またはお電話で承ります。(Mail: [email protected] / Tel. 080 4339 4949)*参加者を交えての対話は後半のみとなりますが、前半からの参加もOKです。
■ 参加費/定員
500円/10〜15人程度(お酒、おつまみ持ち込み自由)
*当日会場にてお支払い(現金のみ)となります。
■ 場所
茅スタジオ(東京都西東京市西原町5-3-28 パルシオ西原1-101)
プロフィール
藤木洋介|Yosuke FUJIKI(Curator)
1978 年広島生まれ。東京在住。株式会社 Yosuke Fujiki Van Gogh 代表。キュレーターと して公立美術館や美術施設等で、様々なアーティストの表現を展覧会を通して紹介。2021 年 7 月にアートギャラリー<Roll>(東京・飯田橋)をオープン。ファッション・プロジェクト「27」主宰。展覧会企画の他、書籍の企画や執筆など多数。
中村紋子 | Ayaco Nakamura
1979年、埼玉県生まれ。幼い頃から絵を描くのが好きだった。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院写真領域修了。在籍中に写真と絵をミックスした私家版『週刊あやこ』を100号刊行。卒業後はイラストレーションシリーズ「USALYMAN」をロンドンのSaatchi&Saatchiにて発表。また国内ではB GALLERY等で個展を開催。雑誌等で仕事をしつつ、2011年〜18年にかけて、三部作の写真集『Silence』『Birth』『Daylight』を刊行。現在はポートレートや舞台撮影、障がいがある人たちとの「つくる」を通したプロジェクトディレクション等、さまざまな表現活動に携わる。
Photo: Ayaco Nakamura
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略歴/Biography
柏田 彩子 1977 福岡県出身 2001 多摩美術大学 絵画科油画専攻卒業 2003 多摩美術大学 大学院絵画専攻修了 無所属 個展 2024 柏田彩子展 大川市立清力美術館(福岡) 2022 柏田彩子展 銀座K's Gallery(東京) とおい音 GALLERY BROCKEN(東京) 2021 柏田彩子展 銀座 K's Gallery-an(東京) 2020 とおくへ SAN-AI GALLERY(東京) 2019 昨日の空 SAN-AI GALLERY(東京) 明日の化石 f.e.i Art Gallery(神奈川) 2018 べつの話 SAN-AI GALLERY(東京) tableau & paperworks リベストギャラリー創(東京) 2016 unbound words The Art Complexcenter Tokyo(東京) 2017 short stories The Art Complexcenter Tokyo(東京) 2014 彼方に吹く風 Cafe&Bar NABE(東京) 2013 向こう側への旅 Shonandai MY Gallery(東京) 2012 いつかどこかで SAN-AI GALLERY(東京) S氏の日記 Shonandai MY Gallery(東京) 2011 空箱 SAN-AI GALLERY(東京) 此処より何処かへ Shonandai MY Gallery(東京) 2010 柏田彩子展 SAN-AI GALLERY(東京) ぐるっと回って Shonandai MY Gallery(東京) 2009 浜辺のとき SAN-AI GALLERY(東京) 2008 しあわせな孤独 GALLERY Olive eye(東京) 2007 ある日の断片 GALLERY Olive eye(東京) 2006 柏田彩子展 SAN-AI GALLERY(東京) 柏田彩子展 ギャラリー代々木(東京) 2005 柏田彩子展 ギャラリー代々木(東京) アートフェア、アーティストインレジデンス No Boundaries International Art Colony 2019(ノースカロライナ/アメリカ) BAMA(Busan Alternative Market of Art) 2012(釜山/韓国) ART KYOTO 2012(京都) Young Art Taipei 2011(台北/台湾) グループ展 2022 おしゃべりなアート展 vol.15 Message Art Exhibition アートスペース羅針盤(東京) Resonance vol.3 Cafe NABE(東京) 2021 おしゃべりなアート展vol.14 Message Art Exhibition アートスペース羅針盤(東京) なつのてがみ free art space PoRtoLibRE de novo(東京) Resonance vol.2 リベストギャラリー創(東京) 2020 おしゃべりなアート展vol.13 Message Art Exhibition. アートスペース羅針盤(東京) Resonance vol.1 銀座K's Gallery(東京) 2019 No Boundaries International Art Colony Wilma W. Daniels Gallery (ノースカロライナ/ アメリカ) おしゃべりなアート展vol.12 Message Art Exhibition. 銀座煉瓦画廊(東京) 2018 寄り添うかたち‘18 ギャラリー水・土・木(東京) 2017 小さき夢みし ー神は細部に宿り給ふー free art space PoRtoLibRE(東京) 2016 ラストワルツ free art space PoRtoLibRE(東京) 2015 柏田彩子・高柳麻美子 二人展 it’s all good! free art space PoRtoLibRE(東京) 箱の中の小さな宇宙 free art space PoRtoLibRE(東京) 2014 柏田彩子・松宮真理子 二人展「旅の途中」(free art space PoRtoLibRE(東京)
MY WAY Shonandai MY Gallery(東京) 2013 ふたり展 遠くまで SAN-AIギャラリー(東京) 2012 史水展 三十年の歩み展 銀座アートホール(東京) 2009 第28回選抜奨励賞展 損保ジャパン東郷青児美術館(東京) M+A ART FAIR TURNER GALLERY(東京) MY Harmonious Exhibit 2009 Shonandai MY Gallery(東京) 2008 花鳥風月 -折々の- 展 SAN-AIギャラリー(東京) Drawing - 径と景 - SAN-AIギャラリー(東京) 2007 Drawing -素材・筆触-展 SAN-AIギャラリー(東京) 2006 new yearning展 SAN-AIギャラリー(東京) 六人展vol.3 みなとみらいギャラリー(神奈川) 「時の流れ」展 ギャラリー・アートポイント(東京) 2005 preference展 SAN-AIギャラリー(東京) 六人展vol.2 みなとみらいギャラリー (神奈川) 2004 第13回SPROUT展 ギャラリー福山(東京) 六人展 みなとみらいギャラリー(神奈川) 2003 「コレクターの見る視点」展 もみの木画廊(東京) 美楽舎主催 第12回マイ・コレクション展 ギャラリーしらみず美術(東京) 多摩美大学院修了5人展 みなとみらいギャラリー(神奈川) 2002 史水展 Gallery風(東京) 2001 史水展 Gallery神宮苑(東京)977
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ロワー・イーストサイドの民俗史家
この40年間、この界隈の最も粘り強いアーティスト兼アクティビストだったクレイトン・パターソンのこと
ーーミス・ローゼン、2023.7.8
アーティストであり民間歴史家のクレイトン・パターソンは同じロワー・イーストサイドの店構えに40年間住んでいる。道に面した大きな窓のすぐ内側にある古い布張りの椅子に座って、視線を集めているから、すぐわかる。トレードマークの銀色の髭が胸まで流れ、微笑むスカルがついたオリジナルのクレイトン・キャップをかぶっている。74歳のパターソンは、あまりに長いあい��ロワー・イーストサイドでこの場所を題材にしたアートをつくってきたので、ここの歴史と自分の人生とが切っても切れない状態になっている。10年ほど前、彼はこの界隈を出て行きそうになった。ジェントリフィケーションの進行の速さ、行きつけの場所の閉鎖、親しい友人の死などに嫌気が刺したのだ。タイムズ紙は彼が去ることを「マンハッタン最後のボヘミアン」が退場すると記し、一時代の終わりだと告げた。しかし結局パターソンはそこにとどまった。
写真キャプション: ・クレイトン・パターソン。2023年7月6日、自宅にて。 ・ニューヨーク市警が武装した警官を乗せた車両を「ブレット・スペース」(ロワー・イーストサイドのアーティストコレクティブ兼ギャラリー)の前に止めたことに抗議して作られた段ボールの戦車 ・意識がない様子の人をチェックする警官 ・放置されていることに抗議して放火された公衆トイレ ・伝説のミュージッククラブ、CBGB
カナダのアルバータ出身のパターソンは、最近私に自分の出自を「労働者階級の悪い方の端っこ」だ説明した。15歳で家を出ると、その後15年をさまざまな美術学校の学生や教師として過ごした。1979年にパートナーであるアーティストのエルサ・レンサアと共にロワー・イーストサイドに来ると、地主が手を回した放火、政府による差し押さえ、そして10年間にわたって「見て見ぬふり」をされてきたこ��によって、この移民たちの小さな居住区は廃墟と化した建物と捨てられた注射針が散見される場所になっていた。しかし、ニューヨーカーはなにもない場所を放ってはおかない。この界隈の安い不動産を目指して、すぐに不法占拠者やアーティストや社会ののけ者たちが群がってきた。パターソンはレンサアに贈られたペンタックス125SLRを持って道を歩き始めた。そしてセックスワーカーや詩人、学校に通う子供たちやパンクスなど、ロワー・イーストサイドを自分たちの街と呼ぶ人々の写真を撮り始めた。カメラは街の扉を開く鍵となり、そうでなければ行かなかっただろうところにパターソンを導いた。ピラミッドクラブのドラアグクイーンやハードコアのショー、ストリートの過激な抗議行動、CBGBやブレット・スペースなどのローカルなランドマークやアートイベント。その中には自分の指を切り落としたパフォーマンスアーティスト、ロジャー・カウフマンのイベントもあった。パターソンの写真は、コミュニティの赤裸々なタイムカプセルとなった。彼のロワー・イーストサイドでの生活を記録した「Captured(撮った!)」と題された2008年のドキュメンタリーで、パターソンは「ストリートを眺めているのは、水族館にいるのと似ている。通りを見ていればこういう活動がいつだって見えるんだ」と語っている。
写真キャプション: ストリートの撮影に出かけようとしている、パターソンのパートナーであり、クリエーティブ・コラボレーターのエルサ・レンサア
1983年にパターソンとレンサアはエセックス通り161番地を購入した。以前は仕立て屋が入っていた2階建ての建物だ。それから、生活費を稼ぐために「クレイトン・キャップ」を製作した。それは1986年にリリースされた、おそらく初のデザイナー・ベースボールキャップだった。その界隈から急速に消滅しつつあった衣料品産業から救い出して再利用した機械を使って、レンサアが刺繍のパターンをつくった。これがアーティストや著名人の間で大ヒットし、ジム・ダイン、デイヴィッド・ホックニー、ミック・ジャガー、マット・ディロンなどが顧客になった。その同じ年に、パターソンとレンサアは自分たちの店先をギャラリーに改装し、そこでジェネシス・P・オリッジ、テイラー・ミード、クエンティン・クリスプ、ダッシュ・スノーなど、地元の才能の展覧会を開いた。パターソンはギャラリー正面の窓を「ホール・オブ・フェーム(殿堂)」に変え、自らのポートレート写真シリーズ「ウォール・オブ・フェーム」を週替わりで展示した。被写体はほとんどが近所の住民で、グラフィティで埋め尽くされたギャラリーの壁の前でポーズをとっている。
写真キャプション: ・少年と彼のペット ・ポーズをとる若い女性 ・歩道に立つ若者 ・アーティストのブッチ・モリス
エセックス通りはパターソンにとって、80年代の高騰するアート市場への足がかりとなった。しかし彼はその状況にしらけていた。「金を儲けて、オデオンに行ったり、ミスター・チャオで食事したり。ブルペンでいちばん強い牛になるという競争ばかりだった」。その代わりに彼がやったのは、界隈でいちばんしつこいアクティビストとしてのキャリアを築くことだった。レンサアといっしょにつくったクレイトン・キャップを売った資金で「クレイトン・アーカイブ」を設立。ビデオ、アート作品、本、新聞の切り抜き、そしてロワー・イーストサイドからのさまざまな収集物。中には空のヘロインの袋もあった。ストリート写真は何千枚にもなった。「俺は他に誰も写真を持っていない人間の写真を持ってる。火事にあったり、家を失ったり、ホームレスになってすべてを失ったりしてるやつらだ」。パターソンの友人、グライフォン・ルーは、2021年にダウンタウンの書店兼アートスペース「プリンテッド・マター」でパターソンの写真展のキュレーションをした。写真のアー���イブを調べていくのは「段ボールの箱の内側から穴を開けているような、亡霊のポケットの中を探っているような感じだった」と言う。「雪崩てくる魂をどうやって整理しろっていうんだ」。
写真キャプション: ・90年代、9thストリートとアベニューDでの火災の後で ・抗議行動のサイン「ジェントリフィケーションは階級戦争だ。反撃しろ」「金持ちを追い出せ」 ・ホームレスの住宅支援デモに参加するデイヴィッド・(レッド)・ロドリゲス ・抗議団体ARTIST(Artist’s Response To Illegal State Tactics、不法な行政指針に対するアーティストの抵抗)を創設したロバート・レデルマン、1993年
パターソンは長い年月をかけて「ニューヨーク・タトゥー・ソサエティ」を組織してきた。この団体はアンダーグラウンドのアート表現がニューヨーク全体で禁止になったことを覆し、ロワー・イーストサイドを記録した数えきれないほどの本や選集を出版し、毎年実験的なアーティストやアクティビストの仕事を讃えるニューヨーク・アッカー・アワードを創設した。しかしパターソンが果たした最も重要な役割は「市民ジャーナリスト」としてのものだろう。1988年、パターソンがピラミッド・クラブでのパフォーマンスをビデオで録画していたときに、数ブロック先でトムプキンズ・スクエア・パークの暴動が勃発した。警察が公園から人を排除して封鎖しようとした後のことだった。パターソンは現場に駆けつけ、状況を録画し始めた。レンサアはテープを公園からこっそり持ち出して守る手助けをした。その映像はニューヨーク市警が抗議行動を抑圧した残忍な手法を捉えており、ニュースで放送された。ニューヨークの地方検事はパターソンを召喚して映像の提出を求めたが、パターソンは拒否し(その結果、法廷侮辱罪で収監された)、交渉の結果、映像への著作権を手にした。「人は俺のことを反社会的で反政府的なトラブルメーカーで、アナーキストだと思っているが、それはちがう。俺はアーティストなんだ。
写真キャプション: ・80年代後半の裁判所入口 ・ジェントリフィケーションへの抗議活動で投石によって割れたガラスに映ったパターソンの自画像
パターソンの映像と写真の作品はニューヨークやその他の場所で何百回も展示されてきた。その幾つかは、現在、市のフォトヴィル・フェスティバルの一部として野外に設置されている。しかしパターソンは自分を写真家と定義づけることを拒否する。カメラは彼の何十年にもわたる保存プロジェクトの一つのツールに過ぎないからだ。「俺のアートは一つひとつの作品じゃない。それはもっと大きなビジョンであり、生存、存在、そしてクリエイティブであり続けるということなんだ」。
写真キャプション: ・90年代初頭、ふざけて���ターソンを撮影する警官。後ろに見えるのはテレビシリーズ “The Church of Shooting Yourself” のリック・リトル(彼が扮するパラノイアのフェイク・ジャーナリストがイーストビレッジの出来事を自撮りする番組)
ニューヨーカーに掲載。2023.7.8
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昨日行われました助成事業報告会のアーカイブ映像を配信します!
現地に来られなかった方や配信に時間が合わなかった人は是非チェックしてください。
ご協力いただいた方々、ありがとうございました!
創造環境イノベーション助成事業報告会 「多目的なアーティスト・プラットフォームの実現に向けて」
セゾン文化財団の助成プログラム「創造環境イノベーション」は、現代演劇・舞踊界の現在の問題点を明らかにし、解決を目指す事業を対象に支援しています。この度、2020-22年度の3年間の助成期間を終了した神谷俊貴による事業「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」の報告会およびディスカッションを実施いたします。 2022年5月、滋賀県大津市に本格オープンした芸術準備室ハイセンは、組合員やサポーターによって運営される元・保養所を再活用したレンタルスタジオ・アトリエ、アーティストインレジデンス、相談所などの機能を兼ね備えたアーティスト・プラットフォーム施設です。誰でも気軽に使える本格的な稽古場・作業場を目指し、美術・音楽・舞台芸術・文芸・調査研究などジャンルフリーに様々な創作活動を応援します。都市部から離れ琵琶湖や山々など自然に囲まれた静かな環境のため、情報を遮断し集中しやすいのも特長です。 https://haisen8100.tumblr.com/ 第1部では特長である組合員やサポーター制度についても紹介し、第2部ではゲストスピーカーとともに創作環境やアーティスト支援の方法について考えます。
日時:2023年6月17日 (土): 14:00-16:00 会場:芸術準備室ハイセン(滋賀県大津市木戸1696-2)
第1部〈「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」報告〉 創造環境イノベーションプログラムについての紹介:岡本純子 スピーカー:神谷俊貴 第2部〈ディスカッション「アーティスト・プラットフォームとは? 創作環境やアーティスト支援の方法について」〉 スピーカー:谷 竜一、和田ながら、神谷���貴、岡本純子
登壇者プロフィール
岡本純子 (セゾン文化財団 プログラム・オフィサー) 美術大学卒業後にコマーシャルギャラリーに就職。 非営利団体での芸術に関わる仕事、若いアーティストとの関わりを求め、セゾン文化財団に転職。プログラム・オフィサーとして、アーティスト支援や、舞台芸術の環境改善事業支援に携わってきている。「横浜市創造界隈形成推進委員会」委員。
神谷俊貴(芸術準備室ハイセン) 2010年より京都精華大学演劇部劇的集団忘却曲線やすごい劇団、龍渓下連合に所属しながら京都市内の小劇場活動に参加、2014年よりSPAC-静岡県舞台芸術センター創作・技術部に所属し大道具製作や演出部・舞台監督を経験、国内外のクリエーションに関わる。2018年よりフリーランスとなり、引き続きSPACに期間契約の他、城崎国際アートセンターへのインターン、愛知県芸術劇場の主催事業、鳥の劇場「鳥の演劇祭」の設営など全国各地へ赴く。小劇場界隈にも豊かな創作環境を実現させたく2019年より滋賀県大津市に「芸術準備室ハイセン」を発起する。
谷 竜一(京都芸術センタープログラムディレクター、京都芸術大学非常勤講師) 山口大学教育学部総合文化教育課程文芸・芸能コース卒、東京芸術大学音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造研究分野(修士)修了。京都芸術センターアートコーディネーター、京都府地域アートマネージャー(山城地域担当)を経て、2021年より現職。演劇・ダンスを中心に、現代美術、伝統芸能等多岐にわたる事業企画・運営に携わるほか、2022年度からアーティスト・イン・レジデンス事業の統括も担当。 また、詩人・演劇作家としても活動。2022年度より(公財)京都府長岡京市記念文化事業団企画委員。2023年度より京都芸術大学非常勤講師。バンド「swimm」のメンバーでもある。
和田ながら(演出家、したため主宰) 京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院修士課程修了。2011年に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2018年より、京都木屋町三条の多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2020年度から22年度まで鳥公園アソシエイトアーティスト。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。
スタッフ(芸術準備室ハイセン運営委員会より)
配信オペ:吉村聡浩 進行補助:岩木すず 受付:渡辺美帆子
主催:公益財団法人セゾン文化財団*、神谷俊貴 ※「助成事業に係る広報活動やネットワーク構築」の一環として本報告会を実施します。
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会期終了しました。ご来場者様、関係者の方、お疲れ様でした。ありがとうございました!✨
CROSS OVER Vol.43 In Hong Kong Part.2
会期 2023.6.1-6
時間 13:00-19:00
JCCAC (30 Pak Tin Street, Shek Kip Mei,Kowloon)
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#賽馬會創意藝術中心
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ー 土と石で描く板絵 福井安紀 個展 ー
@ アートスペース88
2023年2/16(木)~2/21(火)
本日,こちらの展覧会へ.
閉廊まで10分を切るという頃に,なんとか滑り込めました.
土地々々の土・砂・石を使い,手ずから作り上げた絵具を用いて,鐫-ノミ-で表情をつけた板に描画する,その独自に創られた絵は,精魂込めて微細に又は大胆に筆が走り,その世界のものたちは“確かに生きている”のでした.
ご本人様にご挨拶も叶い,嬉しい時間を持てました.
素敵な展覧会をありがとうございました.
2023年2月21日 火曜日
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劇場や民宿を営む「shodoshima 开 KAI」にあらたにアートスペース「Atelier Tatin(アトリエタタン)」ができました。こけら落としはケイタタこと日下慶太さんの写真展『隙ある風景』。「なに?その瞬間!?」みたいな日常の思いがけない写真の数々に、何度も吹き出してしまいました。小豆島の隙ある風景も探してみたいな。オーナー松之木天辺さんがトタン小屋を改装して、海側をガラス張りにしたこのスペース内には、海の砂が敷かれていたり、笹が生えていたり、自由な発想で創意工夫がされており、今後もどんな変化をしていくのかとても楽しみです! [map]
#坊野 美絵#見たい#坂手港周辺#苗羽#shodoshima 开 KAI#Atelier Tatin#ギャラリー#隙ある風景#写真展#OLYMPUS OMD EM1 Mark III#M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
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【伝統と革新、黒川製菓さんのどら焼きが登場だ!】 ・ ・ ついさきほど「明日のおやつの時間は、もうタルトと珈琲で決まりだね♪」 ・ このように投稿したばかりではありますが、もうひとつのとっておきを忘れてはいけません。 ・ そう! ・ 熊本県八代市、黒川製菓さんのどら焼き。 ・ なんとなんと!! ・ 創業150年というから、驚きだ。 ・ す、すごすぎる。 ・ 代々受け継がれてきた職人技で、ひとつひとつ焼き上げたどら焼き。 ・ 材料はもちろん、すべて国産。 ・ 北海道大納言から作られたあんこ。 ・ 手で焼くことで生まれるふんわり生地。 ・ これぞ「伝統」「正統」とうなる、どら焼き。 ・ なかなかお目にかかれません。 ・ しかも! ・ 黒川製菓さんがすごいのは新たなる味を生み出して、それが大変な人気を博しているところ。 ・ 何のことかと言いますと!? ・ ラムレーズンバターのどら焼き。 ・ これが明日、油亀に登場するのでございます。 ・ 九州産のバターとラム酒が、効いてます。 ・ しっかりしっかり漬け込んだレーズン。 ・ これは大人のどら焼き。 ・ 珈琲との相性もバッチリだろうなと、楽しみで楽しみで仕方がありません。 ・ プレーンもラムレーズンバターも、各限定30個と��戦が予想されます。 ・ さらにさらに。 ・ このどら焼きたち。 ・ ENDELEA COFFEE宮﨑さんが、明日の朝、わざわざ手で運んで来てくれるとあって。 ・ はやくも嬉し涙が流れそうなほどに、感涙。 ・ 「伝統」と「革新」 ・ この二つを一挙に味わえる、どら焼きです。 ・ というわけで♪ ・ 明日のおやつの時間は、どら焼きとタルトと珈琲で決まりだ、決まり。 ・ ・ ※写真は黒川製菓さんに提供していたました。 ・ ※20名を超える来場がある場合は、その都度入場制限をいたします。新型コロナウイルス感染拡大防止のためにも、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【#珈琲のための器展 ーお酒はなくても、生きていける。ー】2021年1月30日(土)→3月21日(日)open11:00→19:00 〒700-0812岡山県岡山市北区出石町2-3-1 ・ ※感染症対策のため、入場制限を行う場合がございます。 マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。 体調の悪い方はご来店をお控えください。 大人数でのご来店はお控えください。(一組二名様まで) 長時間の滞在はお控えください。 30分ごとに窓を開けて換気します。温かい服装でお越しください。 感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【油亀のweb通販】 日々少しずつ更新中 ( @aburakame )←から「油亀のweb通販」へどうぞ。 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【油亀のポップアップ展】 ・ 【#田川亞希 のうつわ展「#奇想天外」】 2021年2月28日(日)まで絶賛開催中! open10:00→22:00入場無料 会期中無休 会場:TSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前 〒700-0023 岡山県岡山市北区駅前町1丁目8−18 2階 イコットニコット お問い合わせ:086-238-3535 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ #うつわ#うつわ好き#うつわのある暮らし#器#器好き#器好きな人と繋がりたい#器のある暮らし#器を楽しむ暮らし#和食器#アートスペース油亀#油亀#コーヒー#コーヒーのある暮らし#コーヒー時間#コーヒー好きな人と繋がりたい#コーヒータイム #コーヒーカップ#コーヒー豆#珈琲#珈琲時間#珈琲のある暮らし#カフェオレ#coffeetime#japan#coffee#coffeelover ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ (アートスペース 油亀) https://www.instagram.com/p/CLvxUu0srof/?igshid=1ppd90lwfkjzj
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第11回 藤沢今昔・まちなかアートめぐり2020
2020年10月31日、11月1、7、8、14、15、21、22、23日開催
時間:11:00-16:00
土、日、祝日
※11月3日文化の日は非公開日
(関次商店 パンの蔵風土は会期中の月曜・火曜日を除く8:00~15:00)
実施場所:関次商店、パンの蔵・風土、旧稲元屋、有田家
藤沢市ふじさわ宿交流館
参加作家:ASADA、伊東直昭、佐々木薫、坪井美保、原田暁、伏見雅之、油井瑞樹
2020年、11回目の藤沢今昔·まちなかアートめぐりは 100年に一度あるかない かという、感染症の影響下での実施となりました。このため予定していた海外アーティストの招聘と交流は事態の改善後に先送りとなりましたが、国内近隣の実績のある美術作家の参加により、今年も藤沢宿の歴史文化遺産を舞台にした芸術表現の探求という活動趣旨は堅持していきます。
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各会場では消毒や換気、密を避けるなどの新型コロナウイルス感染症対策を取ってまいります。 おいでになられる皆様におかれましては発熱や咳など、体調にご注意いただき、マスクの着用や観客同士の距離にもご配慮いただくなど、お手数をおかけしますが、 困難な状況下でもこの先に向けた芸術文化活動事業の灯火を絶やさぬためにお力添えを賜りたいと存じます。
藤沢今昔まちなかアート実行委員会
代表幹事 伊東 直昭
間連事業:
◾️藤沢市ふじさわ宿交流館ホール-活動記録写真パネル展示
・まちなかアートの活動紹介と、交流を継続中の海外作家とレジデンス拠点の動向の紹介
ラウラ・フェルデベルガ(ラトビア)、ポルスカ(フランス)
ヨアン・クレパン(フランス)、エヴァ・ホグベリィ(スウェーデン)など予定
・参加作家、連携団体による地域の歴史や環境と聞わる活動の事例紹介。
◾️会場めぐりツアー
11/1(日)(13時30分出発13時15分受村関始)
ふじさわ宿交流館前集合
行程約1時間30分
参加費300円(資料代)
参加をご希望の方は下記にお申し込みください
お問合せ連絡先:E-mail:[email protected] tel:090-1212-4415 (伊東)
※新型コロナウィルス感染の状況により予定を変更、中止する場合がございます。最新情報はSNSをご確認ください。
主催 藤沢今普まちなかアート実行委員会
共催 神奈川県、湘南藤沢文化ネットワーク
後援 藤沢市、藤沢市教育委員会、藤沢商工会諸所、公益財団法人藤武市みらい創造財団、神奈川新聞社
協賛 湘南教育文化研究所、トキ・アートスペース、株式会社ソフトマシーン、パンの蔵・風土、株式会社福田屋
協力 東海大学工学部小沢朝江研究室、NPO法人藤沢グリーンスタッフの会、Light Brothers
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[オリンピック終息宣言]展とはなにか、2020 vol.1
今年の7月20日から26日までTOKI ART SPACEで開催した、[オリンピック終息宣言]展。しかし、東京オリンピックの中止"すら"いまだに決まらず、課題はいまだに続いています。
それは、私たちにとっての課題であるだけではなく、社会全体がオリンピックはどうなるのか?と、注目し続けています。そんな中、私たちの「宣言文」や取材記事に関心を持つ人もあるようです。
しかし、展覧会会期自体が終わってしまっているので、[終息宣言]展とはどんなものだったのか、あるいは宣言文の詳しい意図なども、つたえるすべが少ない現状です。
今回、呼びかけ人のひとりである(もともとの発起人でもある)戸山 灰がミニコミ誌「府中萬歩記(よろずあるき)」 第78号 2020年8月27日発行 に、展覧会の解説文を掲載する機会を得たため、現時点におけるまとめとして本文を転載します。
また、文末にあらためて[宣言文]を掲載します。
今後も展覧会や宣言文の波紋は広がっていくでしょう。それを受けて、私たちからもあらためて発信をしていきたいと思います。そして近いうちに、どのような形で次のメッセージを発信できるか、お知らせする予定です。
乞うご期待。
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オリンピック終息宣言展、大成功!
「退廃藝術」はオリンピックを駆逐できるか? 戸山灰(アーティスト・小さな抵抗活動家)
-------------------------------------------- 新型コロナウイルスが流行っていなければ、東京オリンピックが開催されるはずだったこの7月。現代美術に取り組んでいる有志に声をかけて、7月20日から��週間、外苑前の画廊トキ・アートスペースを舞台に、「オリンピック終息宣言展」を開催した。「藝術だけがオリンピックの息の��をとめられる!」と書いた勇ましいビラとともに。 ■プロパガンダではなく、ふだんの作品を 私はいろいろな市民運動に参加するのと並行して、直線や図形を中心とした抽象画の作品を作ってきた。かわいい子どもやセーラー服姿の女子高生の絵、写真めいた具象画、そういうのとはほとんど別の世界と言っていい。わかりにくい。つまんない。That’s 現代美術。みたいな。 この「終息宣言展」では、政治的な主張を最前面に出しつつも、「オリンピックに反対する作品」を集めて展示するのではなく、「オリンピックに反対する作家の作品」を自主的に展示することにした。図式的にオリンピックを破壊しようとするようなリアリズムの作品ではなく、「ふだん作っている作品」をそのまま持ってきてもらい、審査もせずに展示するやりかただ。 福島原発事故を想起させる三木祥子の写真、沖縄の基地問題をテーマに描き続ける与那覇大智の絵画、ナショナリズムを相対化しようとする渡邊羊帆のオルゴールなど、様々なアーティストの作品を展示することができた。 ■国際的に報道された展覧会 最終的に20人の作家が出品し、朝日新聞、東京新聞、沖縄タイムス、アベマニュース、共同通信英語版、ジャパンタイムズなどで国際的に報道されたこともあり、小さなギャラリーに一週間で400人の観客がつめかけ、入場制限もあって門前に市をなすような情景だった。 会場では、「オリンピックもうひとつの歴史」と「オリンピック遺跡地図」というインタラクティブな展示も行った。これは、IOCなどオリンピック推進側の示す「正史」ではなく、これまでオリンピックがどれだけひどいことをしてきたか、たとえば1968年メキシコオリンピックの直前に数百人の学生運動家が殺戮された「トラテロルコの夜」事件の概要をメモの形で示したり、参加者にも付箋で書き込んでもらうという展示で、多くの人が参加してくれた。 この展示に先立って、私たちは「オリンピック終息宣言」という宣言文を書いた。コロナ以前に、オリンピックそのものが周期的にやってくる「疫病」ではないか?という趣旨で、これを作家たちが共同で起草したので、結果として作品にしても、会場の雰囲気にしてもかなりシャープなものになったと思う。アーティストである以前に、人の根本的な価値観として、私たちは戦争や差別、そして原発やオリンピックに反対していると表明――表現できたことに、私たち作家たち自身も、会場を提供した画廊関係者も、深い満足を感じずにいられないこの頃である。 ■オリンピックと「退廃藝術展」 私自身、画廊を訪れた人々と対話をする中で見つけ出したことがある。まず、近代オリンピックを創始したクーベルタン男爵が、女性蔑視、帝国��義、人種差別的な価値観を持っていたこと。そして、そして、それはナチスと容易に結託しうるものだった。というかクーベルタンが敷いたレールの上に、ナチスの人種主義があったとすら感じる。そして1936年にベルリンオリンピックがあり、これがヒトラーの戦争を隠蔽し、ユダヤ人虐殺につながっていった。 私たちアーティストにとっては、その翌年、1937年に開催された「退廃藝術展」と「大ドイツ藝術展」から目をそらすわけにはいかない。「退廃藝術展」はナチスによるつるしあげ展覧会で、たとえばクレーや、カンディンスキーや、ココシュカといった、現在は美術史上に輝く抽象の作家たちが、ヒトラーに「退廃美術」と決めつけられて粗末に展示された。ちなみにヒトラーは印象派すら理解できず、もっと古典的な藝術が好みだった。その一方で、官許の「大ドイツ藝術展」が大々的に開かれたのだが、そこに出品された作品は、自然やモチーフをよく模倣した、わかりやすい作品ではあったが、今の目から見て、あまりにも通俗的で個性がないものだ。 「退廃藝術」の作家たちは、美術史の中の宝物のような作品を作ってきたにもかかわらず、ナチスに作品を焼かれ、職を追われ、下手すると国からも追放され、一部は収容所にも送られた。 しかし今、美術作品を作っているアーティストは、ほとんどがこの「退廃藝術」から学んできたといえる。言うまでもなく、「退廃的で不健康」だと指弾された作家たちの対極にあるのが、「健康」のカタマリとしてのオリンピックだ(彼らは「健康」であるためにドーピングにまで手を染めるが)。オリンピックの傍らで藝術は殺されてきた。こうした歴史を考えるとき、すべてのアーティストは、オリンピックに反対しなければならない「責務」がある。そして、オリンピックだけでなく、ファシズムとナショナリズムに反対するべきだと思う。 オリンピック終息宣言展の会期は終わったが、オリンピックの息の根を止めることはまだできていない。私たちはこれからもオリンピックに反対するとともに、ファシズムにつながるさまざまな社会問題に関する展覧会を継続して開きたいと考えている。
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[宣言] 2020.6月
今日、私たちは「オリンピックの終息」を宣言する。
いまや誰もが「もうないだろう」と思っている、「東京オリンピック・パラリンピック2020」。新型コロナウイルスが世界中に蔓延する中で、それはいよいよ八方塞がりになってきた安倍晋三首相個人の、非現実的な妄想めいたものになっている。
考えてみればオリンピックは、それ自体が「疫病」である。この病は周期的に世界のどこかにやってきて、民衆の血税から開催費を搾り取り、開発によって人々の住む場所を奪って環境を破壊し、反対する市民、活動家たちを虐殺してきた。人々が眺めるテレビの裏側で、IOCのオリンピック貴族や、森喜朗のようなスポーツ利権者たちがポケットに押し込んでいく札束は、すべて私たちから奪い取った富なのだ。
ここ東京では、小池百合子都知事が3月末までオリンピック開催に固執し、その延期が決まったとたん、コロナの感染者数の発表は一気に増大した。オリンピックのためなら、情報を隠蔽して人々の命が失われても構わないのだろうか。また、もし延期されなかったらどうなっていたか? コロナの蔓延はますます隠され、それによって私たちも選手たちも、抹殺されていたのではないか?
これらの疑問には一つの答えがある。それは、「オリンピックとコロナは複合した疫病であり、延期によってその禍(わざわい)はさらに続く」というものだ。
政府が正面から取り組まなければならないのは、オリンピックなどではなく、新型コロナ対策であり、いまも被害が拡大し、多くの人が避難生活を強いられている福島原発事故対策ではなかっただろうか。
人々に訴えたい。オリンピックを「終息」させること――この疫病を撲滅することが、私たちの未来を守るための第一歩だと。さいわい、検査・隔離・治療といった困難な仕事はここにはない。ただ私たちみんながオリンピックを葬ると決意すればいいだけだ。
オリンピックは健康な身体を讃え、障害や病気を排除する、優生思想を広めていく思想上のウイルスでもある。あのベルリンオリンピックを華々しく開催したナチスが排除したのは障害者、社会主義者、同性愛者、ユダヤ人、そして退廃藝術だった。
藝術だけがオリンピックの息の根をとめられる! もちろん、私たちは不健康かつ不道徳に生きて退廃の側に立ち、ここにオリンピックの終息を宣言する。ただちに、そして永久に。
[Declaration] June.2020
Today, we declare an end to the Olympic Games.
Continuing with the plan to hold the 2020 Tokyo Olympics and Paralympics is considered by many to be impossible. As Covid-19 spreads around the world, it has become an unrealistic, dangerous delusion of the politically deadlocked Prime Minister Abe Shinzo.
We believe that the Olympic Games should be considered a plague. It is a disease that periodically appears in different places around the world and exploits huge amounts of money and resources from the taxes paid by every people. It exiles residents through processes of land redevelopment and gentrification. It has destroyed natural environments and killed civilians and activists who oppose the disease invading to their communities. All of the money that the IOC's benevolent aristocrats and sport capitalists like Mori Yoshiro use to line their pockets behind the scenes is property that has been stolen from us.
In Tokyo, Governor Koike Yuriko was obsessed with holding the Olympic Games until the end of March, despite the worsening pandemic. Coincidentally - as soon as postponement of the games was finally declared - the official number of people infected with Covid-19 suddenly increased. Solely for the glory of Koike Yuriko and the Japanese elite, is it appropriate to hide this information and risk human life? And what would have happened had the games not been postponed when they were? Would the spread of Covid-19 then have been further obscured, endangering Olympic participants and hastening the loss of life?
There is one answer to these questions: the Olympics and Covid-19 are a combined plague, and any postponement of the games will only serve to worsen the global pandemic. The Japanese government should give top priority to fighting Covid-19 and preventing loss of human life, not spending time and money on the Olympic Games. And what about the ongoing fallout from the Fukushima nuclear accident, where many people are still displaced and facing dangerous levels of radiation? Don't the Olympics serve as a great distraction from this ongoing disaster?
We wish to appeal directly to the citizens of Japan and the world. Ending the plague of the Olympic Games is the first step to protecting our collective future. Fortunately, there are no difficult tasks that are usually faced when fighting pandemics such as inspection, isolation, and treatment. All we have to do is decide to bury the Olympics.
The Olympic Games are an ideological virus that promotes eugenic thought by extolling a healthy, idealized "perfect" body and promoting the elimination of human defects and diseases. During the 1936 Berlin games, the Nazis excluded and persecuted disabled people, socialists, sexual minorities, Jews, and the "degenerate artists" that Hitler despised.
So as "degenerate artists" - as the Nazis would have called us - we proudly embrace our "unhealthy and immoral" inclinations and declare an end to the Olympic Games. Immediately and forever. We believe that only art can stop the breath of the Olympics!
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池田修さん(右) 新高島駅地下に創造界隈拠点「BankART Station」地下空間に巨大なアートスペースが誕生 [ヨコハマ経済新聞] 2019-02-14
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境界線を越えて
メゾソプラノ歌手 松崎由香としての、活動の特徴は大好きな作家さん(主に絵描き・画家さん)との交流やコラボレーションだと自負しています。
また、企画としては人との出逢いから生まれたコンサートが多く、有難いことに集まる方も本当に温かい方ばかり。
コンサートは、歌い手だけでなく参加者の方と共に創ってゆく場...正にライヴ(生きる場!)だと毎回感じています。
こちらでのご報告が遅くなりましたが、去る5月30日に画家の小野理恵さんの個展に寄せて歌をお届け致しました。
実は冒頭に書いた通り、コンサート開催が決まったのは一期一会の賜物でした。
アートスペース羅針盤で繋がった、全ての方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
色と音は、密接な関係です。
今回は作品から得たインスピレーションを基に、選曲して歌いました。
また、これまでも実現している事ですが、今回のコンサートを通じてより一層に "活動の場を限定せず" "芸術家のカテゴリーの境界線を越えて" 響会える方々と場を創りたいという望みが色濃く湧いてきました。
このステージで得ることが出来た新たな表現と望みを糧に、また次のステージへ進んでまいります。
何と、嬉しいことにお客さまの中にアーティストさんがいらしていて、来年の5月の個展を開催時に、コンサートのオファーを頂きました。
会場は、同じく羅針盤。
今からとても楽しみです♫
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【事業報告会をします!】
芸術準備室ハイセンはセゾン文化財団さんから3年間の助成を受けていました。この度、その活動報告会をすることになりました!
ハイセンの成り立ちから様々なエピソードを話したり、ゲストとトークで創作支援や課題についてワイワイできればと思います。
ぜひご来場&ご視聴ください!
創造環境イノベーション助成事業報告会 6/17(土)
「多目的なアーティスト・プラットフォームの実現に向けて」
セゾン文化財団の助成プログラム「創造環境イノベーション」は、現代演劇・舞踊界の現在の問題点を明らかにし、解決を目指す事業を対象に支援しています。この度、2020-22年度の3年間の助成期間を終了した神谷俊貴による事業「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」の報告会およびディスカッションを実施いたします。
2022年5月、滋賀県大津市に本格オープンした芸術準備室ハイセンは、組合員やサポーターによって運営される元・保養所を再活用したレンタルスタジオ・アトリエ、アーティストインレジデンス、相談所などの機能を兼ね備えたアーティスト・プラットフォーム施設です。誰でも気軽に使える本格的な稽古場・作業場を目指し、美術・音楽・舞台芸術・文芸・調査研究などジャンルフリーに様々な創作活動を応援します。都市部から離れ琵琶湖や山々など自然に囲まれた静かな環境のため、情報を遮断し集中しやすいのも特長です。
https://haisen8100.tumblr.com/
第1部では特長である組合員やサポーター制度についても紹介し、第2部ではゲストスピーカーとともに創作環境やアーティスト支援の方法について考えます。
日時:2023年6月17日 (土): 14:00-16:00
会場:芸術準備室ハイセン(滋賀県大津市木戸1696-2)
料金:無料(事前申込要)You Tubeライブ配信あり
https://www.youtube.com/watch?v=0bhwWrXzWTM
第1部〈「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」報告〉
創造環境イノベーションプログラムについての紹介:岡本純子
スピーカー:神谷俊貴
第2部〈ディスカッション「アーティスト・プラットフォームとは? 創作環境やアーティスト支援の方法について」〉
スピーカー:谷 竜一、和田ながら、神谷俊貴、岡本純子
登壇者プロフィール
岡本純子 (セゾン文化財団 プログラム・オフィサー)
美術大学卒業後にコマーシャルギャラリーに就職。
非営利団体での芸術に関わる仕事、若いアーティストとの関わりを求め、セゾン文化財団に転職。プログラム・オフィサーとして、アーティスト支援や、舞台芸術の環境改善事業支援に携わってきている。「横浜市創造界隈形成推進委員会」委員。
神谷俊貴(芸術準備室ハイセン)
2010年より京都精華大学演劇部劇的集団忘却曲線やすごい劇団、龍渓下連合に所属しながら京都市内の小劇場活動に参加、2014年よりSPAC-静岡県舞台芸術センター創作・技術部に所属し大道具製作や演出部・舞台監督を経験、国内外のクリエーションに関わる。2018年よりフリーランスとなり、引き続きSPACに期間契約の他、城崎国際アートセンターへのインターン、愛知県芸術劇場の主催事業、鳥の劇場「鳥の演劇祭」の設営など全国各地へ赴く。小劇場界隈にも豊かな創作環境を実現させたく2019年より滋賀県大津市に「芸術準備室ハイセン」を発起する。
谷 竜一(京都芸術センタープログラムディレクター、京都芸術大学非常勤講師)
山口大学教育学部総合文化教育課程文芸・芸能コース卒、東京芸術大学音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造研究分野(修士)修了。京都芸術センターアートコーディネーター、京都府地域アートマネージャー(山城地域担当)を経て、2021年より現職。演劇・ダンスを中心に、現代美術、伝統芸能等多岐にわたる事業企画・運営に携わるほか、2022年度からアーティスト・イン・レジデンス事業の統括も担当。
また、詩人・演劇作家としても活動。2022年度より(公財)京都府長岡京市記念文化事業団企画委員。2023年度より京都芸術大学非常勤講師。バンド「swimm」のメンバーでもある。
和田ながら(演出家、したため主宰)
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院修士課程修了。2011年に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2018年より、京都木屋町三条の多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2020年度から22年度まで鳥公園アソシエイトアーティスト。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。
会場参加申し込み :メール([email protected])まで名前、連絡先、人数を明記してご連絡ください
※最寄り駅のJR湖西線志賀駅から会場までは急な坂道がありますので歩きやすい格好でお越しください
主催:公益財団法人セゾン文化財団*、神谷俊貴
※「助成事業に係る広報活動やネットワーク構築」の一環として本報告会を実施します。
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会期終了しました。ご来場者様、関係者の方、お疲れ様でした。ありがとうございました!✨
CROSS OVER Vol.43 In Hong Kong Part.2
会期 2023.6.1-6
時間 13:00-19:00
JCCAC (30 Pak Tin Street, Shek Kip Mei,Kowloon)
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アートウィーク東京2022へ。 日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント。
50以上の美術館やギャラリー、展示会場をつなぐ無料のAWT BUSも走り、専用アプリではマ��プやバスのリアルタイム位置情報を参照でき、快適なアートスペース巡りを楽しむことができる。 という事なので、銀座1丁目からスタート。無料バスに乗る際に、チケット替わりのリストバンドを巻いてくれる。各バス停のガイドさんはどなたも親切丁寧だった。 ①ギャラリー小柳
・HIROSHI SUGIMOTO OPERA HOUSE
②銀座メゾンエルメス フォーラム
・訪問者 クリスチャン・ヒダカ&タケル・ムラタ展
③資生堂ギャラリー
・第八次椿会 スバキカイ8 この新しい世界
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