#おばさんに奢る義理はない
Explore tagged Tumblr posts
Text
よく言った!!女とはいえおばさんにおごる必要なんてないわ。ましてや35になっておごる奢られる論争に参加してる時点で終わってるわ。きついわこのおばさん
0 notes
Text
Persona 3 Club Book Strega pages scan and transcription.
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/fb2b19520c913516479071cf42efeeba/c82dee14d65f2165-4f/s540x810/5ce9da081c6f34b15b9dbfd8cbc67f307a6f9bd3.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/f7a4ff87693031f5472a8f03736fa5c2/c82dee14d65f2165-1a/s540x810/e1d563ce244bd41bb7a81fdeece66b5f62df0f35.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/06eae86063a0dd2a0ee52296e0d58cc3/c82dee14d65f2165-04/s540x810/6bad259361f8ba072279c94a9b0d7ef34b2c2a2a.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/0caf293b60726e482c1f31306bc386a9/c82dee14d65f2165-45/s540x810/3bc8f1bc5ab6166d61e195bf44c49db0ef62ded5.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/aa4475cb07f7ab6f70704e2512919d24/c82dee14d65f2165-ad/s540x810/6d5d8c9fe39c08e3ac453026d7f93c6dafb88f29.jpg)
ストレガ
Strega
主人公たち特別課外活動部の行く手に現れる謎の3人組。同じペルソナ使い ながらあくまで敵対する彼らもまた、彼ら自身の信念でその限られた力を振るっている。
復讐代行屋 Strega
港区全域
自らをストレガと名乗る3人組の表向きの顔は、「復讐依頼サイト」に書き込みされた内容を受けて、自ら手を下せない依頼人の代わりに復讐を果たすことだ。人知れず所持する武器を手に、彼らは裏社会を渡り歩いている。
3人はいずれもかつて幾月が、ペルソナ能力者開発のためにグループ内部にすら秘密裏に進めてきた研究の被験者だ。非合法の人体実験で多くの子どもたちが命を落とすなか、幸運にも生き永らえて能力を開花させたものの、悲惨な実態を目の当たりにして研究所から逃亡し、身を寄せ合って生きてきた。
ペルソナ能力の発現と引き換えに心身に過剰の負担を負う彼らは、制御剤の力を以ってすら長くは生きられない。生命としてのルールを逸脱した運命に魅入られ、彼らは刹那的な衝動にのみ突き動かされて生きている。
たった3人だけで影時間に生きてきた彼ら。宵も享楽を求めて夜の街を笑う。
タカヤ Takaya
凶行の担い手
ストレガの実質的リーダー。3人の中では推定年齢が一番高く、研究所から逃亡した当初から指導的立場に立っている。刹那的・虚無的な思考が強く、自分にも他者にもあらゆる物事への執着の愚かさを説く。復讐代行屋として銃の引き金を引くときも、自分の享楽はもちろんだが、相手の生にしがみつく無様な姿を浄化してやろうという思いがあるようだ。
かつて同列の研究対象であったタルタロスは、忌まわしい邪悪なものではなく、甘美な悪夢をもたらす近しいものだと考えており、ペルソナ使いの存在はもまた、タルタロスあってのものだとしている。そのため真意を知らずタルタロス破壊を目指す主人公たちの存在は、愚かな人間がシャドウの恐怖に怯えることへの嘲笑も込めて、抹殺すべきものだと��えている。
主人公たちの働きではからずも滅びそのものである二ュクスの復活��秒読み段階に入ると、自ら二ュクスの代弁者を名乗り、滅びと破壊の思想で扇動する。
タカヤの救世主思想
• あなたが自覚している悪意と、相手が感じている悪意とは無関係⋯ 人はみな、聞きたいように聞き、信じたい事だけ信じるものです。(6月22日影時間・裏通り)
• 聞けば、人々を守るための、“善なる戦い” だとか。ですが⋯ 今夜はそれをやめて頂きに来ました。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 時の限られたこの体⋯力を失ってまで生き永らえるなど無意味⋯ ならば、 私の生きた証⋯ この地に立てるのみ!(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• 分かっていますね⋯? 君には “居場所” など無い⋯ 私たちと来る以外にはね。君もよく知っている筈だ⋯ 怖いのは死ぬ事なんかじゃない。(11月21日深夜・辰巳記念病院)
• フ⋯亡霊などではありませんよ⋯ 生に “執着” などしなかった我々を、運命はそれでも “生かした”⋯ 私は “選ばれた” のです。(11月22日影時間・タルタロス)
自分たちの思想こそが浄化された世界を作ると信じるストレガのリーダー。痩せこけた体に長い髪、色素の薄い瞳という憂世離れした姿。
欲深き自称メシア
ほぼ同年代のはずのストレガですがタカヤは見るからに老け顔。不精ヒゲを剃って髪を切ったらかっこいいのに。
ジン Jin
知性派の爆弾魔
タカヤの右腕を務める少年。自作の爆弾を持ち歩き、武器として使用している。
社会から隔絶された自分たちだけのコミュニティの中で生きているストレガは、物資の調達の大半を影時間を利用した略奪行為によってまかなっているが、その指揮を担うのがブレーンであるジン。特別課外活動部を脱退してからの荒垣に接触し、ペルソナ能力抑制のための制御剤を提供することになったのも、ジンの情報収集能力あってのことである。またネットでは同名のハンドルネームで知られており、その知名度と情報操作のノウハウが、ニュクス教を一気に広げることを可能にした。
つねにともに生きてきたタカヤを崇拝しているが、それゆえに狂気の思想に囚われる彼を、命を捨てていさめようとする。
物議を醸す髪の構造がよくわかる右からの一枚。身につけているものひとつひとつにもこだわりが感じられます。
ストレガ一家を支える苦労人な屋台骨
実際的な生活能力の欠如したストレガを支える一番の常識人。資金調達から食事の世話まですべてを担う関西弁のミリタリーマニア。
ジンの毎晩大変なんだから
• お前を恨んどるヤツがおんねや。でもって、“復讐” を頼まれとる。(6月22日影時間・裏通り)
• お前らには “個人” の目的しかあらへん。どいつも本音はその為に戦っとる。お前らの正義は、それを正当化する為のただの “言い訳” や。そんなんは “善” や ない⋯ ただの “偽善” や。そんなもんに邪魔されとうない。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 破れかぶれは、あかん! ⋯すんません。でもこれは⋯ あなたが言うてくれた言葉です。(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• やめときや、タカヤ⋯ アンタには先がある! ここで無理したって⋯意味 あらへん! (11月22日影時間・タルタロス)
チドリ Chidori
手斧の魔女
白いドレスに身を包んだ、虚ろな表情の少女。ストレガのひとりとしてタカヤやジンと行動を共にし、ぺルソナ能力のひとつである索敵能力でふたりのサポートを行なうが、ふたりとともに戦いの場で力を振るうことは少ない。
感情表現に乏しく、とくに喜びや悲しみを表に現すことはほどんどない。それは幾月の下で受けた過酷な人体実験や、逃亡後の寄る辺のない生活によって後天的に身に付けた自衛の手段。また彼女は自身のペルソナを通して、あらゆる生き物に命を分け与えることができるが、これも自分の人生にはすぐ先に死が見えているという揺るぎない事実ゆえ、生きることに対してまったく執着を持たなくなった結果の悲しい力だ。しかしそれでも、ふたりが手を下す殺戮現場に決して目をやろうとしないのは、運命をゆがめて与えられる死への、本能的な嫌悪感を抱いているからかもしれない。
生を放棄した飛べない小鳥
可憐な容姿に似合わず手斧を振るって戦う少女。気の向かない相手とは一切会話せず、自分のペルソナだけを拠りどころに生きている。
冷めた目線はチドリのトレードマーク。豪奢なドレスは彼女の趣味なのか、ジンのお仕着せなのか。
あんたには関係ない私の言葉
• チドリよ。私の名前。順平が訊いたんでしょ? あの絵⋯もうすぐできるから。私の描いたものは、私にしか分からない。でもそんなに見たきゃ⋯来れば? (8月31日昼・ポートアイランド駅前)
• 命より、作戦が大事ってこと? 死ぬ事って、普通の人には一番の恐怖なんでしょ? ⋯ 違うの? (9月5日影時間・巌戸台分寮屋上)
• ⋯言っとくけど、心配してくれなんて、言ってないから。あんたの勝手な早合点でしょ。(9月8日昼・辰巳記念病院)
• なにそれ⋯ なんで、そんな顔してるの? 死ぬなんて怖くないのに⋯ 死なんて、あした目が覚めないってだけ⋯ ただそれだけじゃないの。(9月10日昼・辰巳記念病院)
• そう⋯アイツのせいよ⋯ アイツが近づいて来てから、私、毎日、苦しくて⋯ 死ぬのが⋯怖くなって⋯ (11月21日深夜・辰巳記念病院)
• 順平と一緒に居ると、怖くなかったものが、なんでも怖くなる⋯ 無くすのが怖い⋯ 死ぬのだって怖い⋯ 一緒の時間が終わっちゃうのが⋯怖い⋯ だから、私⋯ (11月22日影時間・タルタロス)
「チドリ補正」の入った超ナイスガイな順平とともに。幸せになって欲しいカップルNo.1。
順平との出会いと「生きること」
敵同士としての立場にありながらも献身的に尽くす順平と出会って、チドリは少しずつ生きることの意味を知る。けれどそれは自分自身の死の認識と同義。ずっと忘れていた死ぬことの恐怖におののきながら、それでも彼女は愛する彼に生きて欲しいと願った。
頬を染めたグラマラスなチドリの魅力に、すっかり鼻の下が伸ぎ切った順平がキュート。がんばれヒゲ男くん!
#persona 3#p3#p3 club book#strega#takaya#jin#chidori#scanned these ages ago but have only now transcribed them
17 notes
·
View notes
Text
エジンバラは、実は人生3回目である。始めて行ったのは10歳の夏。Military Tatooのチケットを良く取れたなぁと、当時の商社の手配力に感動する。2回目は大学生の時。Balmoral城やSt.Andrewsへ行った。そして、今は一泊8万円出しても泊まれないThe Balmoralに宿泊して、エジンバラ城を見ながらEnglish Breakfastを食べてたっけ。ちなみに、ワシはお子様の頃から、English Breakfastが好きで朝からbaked beans, baked tomato, bacon, sausage, fried egg sunny side up, poached egg, toastなど、朝からガッツリ食べる朝食を、自分はそこまで食べない癖に、こよなく愛していた事を、今回アイルランド、スコットランドの旅では思い出した。大体、continental breakfastって何やねん。温かいんはお茶かコーヒーだけかい、ボケ。。。ジャム位出せや。。。と子供の頃に大陸ヨーロッパへ旅行する度に心の中で愚痴っていた事を思い出した。ガハハ。食べ物の恨みとは斯くも恐ろしい。
学会は適当に発表を済ませ、適当ツッコミも交わし、しつこい質問者には慇懃無礼に御礼を申し上げ、ちゃんとチェアもして、海外で活躍している事を鼻にかけながら日本に帰れないルサンチマンたっぷりの研究者や、海外に憧れているのに海外でポストなんか手に入るわけ無いやろ、明後日来いやボケ的な能力を棚上げして、海外に出ている研究者を憧れつつも、日本の処遇文句しか言わないルサンチマンたっぷりの研究者、日本の大学でテニア持ってるんやしもう十分やろと思うのに海外にいる研究者が妙に羨ましいルサンチマンたっぷりの研究者に会った。めんどくさ。。共通しているのは、日本人は老若男女関わらず、みんなルサンチマンたっぷり。何でなんでしょうね。誰も満足していない社会。
ワシは大学は好きだが、学問が好きなだけで、こういう大学関係者のつまらないルサンチマンの戦いは実に下らないと思う。まぁ勝手にやっててねと思うのに、何故か絡まれる。ベムが吠えてくるチワワに迷惑顔で棒ヨダレ垂らしつつ、勘弁してワンに。。。と苦笑いしていたのと全く同じ状態。流石に棒ヨダレは垂らせないので、たっぷり脇汗をかくことにしておく。ドイツが羨ましいなら、お前のポストくれっつーの。いくらでも代わったるで。。。っと、笑ってオチョクリつつ、大学教員の癖に、他人の家の芝生は緑に見えるということわざも知らんと、よう教壇にのうのうと立っとるわ。。。と感心する。ワシはワシの状況に十分満足しとる。所詮、運も含めて自分の能力に見合った所におるんでしょうと、自分のバカさ加減を承知の上、処遇なんて諦めていますんで。父上と母上にはせいぜい長生きして頂いて、不遇なアホ、天才とアホは紙一重レベルのアホに生まれた娘を養ってもらわんとね。
仕事が終わったら、後は、もうお隠れ遊ばす事にして、残りの滞在は学会はぜーんぶサボって、観光。子供の頃から憧れたネス湖へ、13時間の日帰りバスツアーに出かける。隣に座ったボストンから来ているNancy伯母さんに可愛がってもらって、バスの中ではおしゃべり、観光先ではジュースなどを奢ってもらう。ワシ、お前の住んでいる所の有名大学のライバル校におったんよ。。。と言うと、Yale?って聞いてくるので、そーそーと言うと、なんと娘婿が教授をしていると言う。世の中狭い。New Havenへは孫息子の面倒を良く見に行くという事で、New Havenのアイスクリーム屋さんやレストランで話がめちゃくちゃ盛り上がる。なんというローカル話。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/9c3921fd25330f8d74551d4510dd957f/635099d8f20d9549-63/s540x810/6ff3032a75539010a7d9ed9812e2072791752c73.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/a1680b851475df9fb22190321f35787a/635099d8f20d9549-64/s540x810/ad9003cc4df44371f8d1c1f0d7f859a39cb8a2e7.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/992d6e9330dad3597f35b2fc2347c5b2/635099d8f20d9549-8e/s540x810/b1ff86eb335b06aa9388fc85eb9149834fb94696.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/5b3b2fea0bf4b90eb2195e23b6c6a621/635099d8f20d9549-d2/s540x810/9a2a56a2bf7553c2888a160098de0773ad4b44d3.jpg)
ネス湖ではボートにも乗って遊覧した。実に37年来の夢が叶ったのかと、地味に嬉しかった。インヴァネスにも行きたかったが、またの機会までお預け。エジンバラ城は、丁度、Military Tatooが終わったばかりで、まだ観覧席の取り壊し工事をしていたが、この観覧席に座っていた37年前の少女は、年齢を重ねて、色々あって、色々と病気して、色々な所で生活してみて、悲しいことも嬉しいことも色々とあったけど、心の中は、10歳のままかも。。。という驚愕の事実を再確認できた。
それにしても、英語ってラクざます。ぼんやりしていても、大体、意味が分かるので、全くホームの感覚。ドイツでは、それなりに気を張っているんだなぁと自覚。バスの中では意識不明になる事多し。今回の旅行では、自分のルーツ探し、あるいは親戚に会いに来ているアメリカ人たちの多さと、インド人の多さに驚愕した。そして、土産物が無い事にも驚いた。否、土産物は腐るほど売られているのだが、京都と同じ。欲しいという欲求が一切湧いて来ない品々だらけ。
タータンチェックも、ウール生地ではなくポリエステル混じりの物が多く、縫製もいい加減。手仕事が無くなっている。全世界的な現象で、手仕事をできる人がいなくなっているのだろう。タータンチェックのスカートのプリーツが、全くプリーツ無しの、タダの巻きスカートになっている事には驚愕した。逆に���男の正装用品だったので、男性のスカートのプリーツはきちんと作ってあった。そりゃ、あんな寒い中でスカートの中はノーパンフルチンらしいからなぁ。プリーツでも無いと、玉も縮み上がるだろうと思いつつ、土産物物色して何も買わず。ワシはあまりの寒さに、ネス湖へ行く途中のトイレ休憩で、ド田舎の洋品店で、店のおばあちゃん3名に、カシミアのマフラーを選んでもらった。おばあちゃんは、どの国でもお節介で優しい。写真で着ている紫のタータンチェックのマフラーは、店番おばあちゃん達のお見立てで選んで貰ったものです。一万円ちょっとのカシミアマフラー。
初日のエジンバラでは、胃に優しいものをと思い、ベトナム料理屋さんへ。ここで、ScottのラガーマンPeterとSarahの夫婦と意気投合。結局、奢ってもらう事になる。スコティッシュは温かい人々が多い聞くが、ロンドン生まれロンドン育ちのサラは、Peterほどの典型的なスコットはいないわよ!と笑う。Peterは74歳。人生は楽しまなきゃ。働いて、働いて、頑張って、頑張って、そして、多いに楽しむのが人生だよ。シンプルに考えなきゃ。今は、お前、アレだろ。携帯であーでもないこーでもないって情報ばかりに左右されて、ここで(デカイ手で自分の胸をバンバン叩きながら)感じる事をしないのさ。頭でばかりコネクリ回すから、何が幸せなのか分からなくなっている。お前、幸せって何だ? ワシ、うーん。。。笑ってる事かな。 ピーター、そうだろ。こうやって、お前は日本から来る。俺はここで好物のビールを飲む。サラは好物のフォーを食う。これで良いんだよ。幸せって。身近にあるんだ。とても身近にあるし、探す必要もない。幸せは、毎日、こうやって、美味いビールを飲みながら、ラグビー見て、笑って、時に怒って、泣いて、そして笑うことだ。なーんだお前、分かっとるやないか。おい、サラ。こいつはホンマモンの哲学者だ。話が通じるからな。ガハハと笑いつつ、私を抱きしめる。
サラは、麻貴は日本人なんだから、そんなにすぐ抱きつかないの!と嗜めつつ、笑っている。嫌なら言ってね。ピーターは、良い人なんだけど、スコットだから、すぐ気を許すとtouchy、触り魔になるのよ。でも、イヤらしい意味は無いのよ。ワシ、全然気になりません。大丈夫。というと、すかさずピーターは、サラのヤキモチー!とサラを冷やかす。ラグビーで玉を掴み合うのはスコットもやるけれど、掴み方にも色々とコツがあるのよと、掴み過ぎると反則になるしな、と慶應ビー部の友人マレが、ビー部で玉つかみ役だった事を話してみると、ピーターは真面目に玉つかみ談義。勿論、サラに怒られるピーター。楽し過ぎて名残り惜しく、スコティッシュの温かい人柄に存分に触れた夜だった。最終日にもう一度伺い、ありがとうのカードを店主のキム伯母さんに託す。キムは常連さんのピーターとサラ夫妻を中国新年に自宅にお招きするらしい。
今回のフライトは、毎回、delayの憂き目にあった。エジンバラからはヒースロー経由だったが、ヒースローではターミナルがラウンジのあるターミナル5だったので、馴染みのラウンジで、5時間ほど過ごす。父上に感謝。コーク行きの時はターミナル3だったので、レストランのハシゴをしたが、帰独便は楽だった。しかし。。。ワシはこのロンドンのラウンジで食べるものと相性が良く無いらしく、いつもお腹が空くので何かしら食べては、胸焼けがする。文句は言えないけど、微妙な気分。飛行機を待っている間に、悩んでいた公募に応募してしまった。人生なんて、適当。頑張って働いて楽しむ事に全力投球すれば、後は、適当良いのかも。。。と、少しだけ思えた旅だった。
2 notes
·
View notes
Text
▼自分の生き方について
「感謝されないことはやらない」と決めてみましょう。
・食事の奢り → 「私はしばらく奢らない」と決めて、実際に奢らない
・物の貸し借り → 「貸すときは一言お願いされたときだけ」とルールを作る
INFJはつい「相手が傷つくかも」と我慢しがちですが、本当に良い関係を築きたいなら、違和感を伝えるのも愛情です。
INFJの良いところは、人にたくさん与えられること。 でも、それは「自分が苦しまない範囲で」やるべきです。
これからは、「感謝されるべきこと」ではなく、「自分が心からやりたいことだけ」を選ぶようにしてみてください。
例えば: ✅ 自分が心から楽しくできること → OK! ✅ 相手のために無理していること → NO!
ーーーーーーーー
おすすめの時間の過ごし方
趣味を「目的」として楽しむ
ゲームや絵を「ただの娯楽」ではなく、自分の表現やリラックスの一環と考えてみる。例えば、「今日はこのゲームの世界観をじっくり味わおう」「この絵で自分の気持ちを表現してみよう」と意識すると、充実感が増します。
人との関わり方を調整する
「人のため」に使う時間を減らすのではなく、「自分も楽しい」と思える範囲でやることを意識する。例えば、一緒にゲームをしたり、絵を描いてプレゼントしたりすると、自分の趣味と他者への貢献の両方を満たせます。
五感を満たす習慣を作る
INFJは感受性が豊かなので、美しい景色を見たり、好きな香りを楽しんだり、心地よい音楽を聴いたりすると、心が落ち着きます。
例えば、カフェでゆっくりコーヒーを飲みながら絵を描く、自然の多い場所で散歩をする、アロマを焚きながら好きなゲームをする、など。
ジャーナリング(書くこと)を習慣にする
自分の気持ちを書き出すことで、考えを整理しやすくなります。「今日は自分のために何をしたか?」を日記に書くと、「自分のための時間」を意識できるようになります。
「してあげる」より「共有する」意識を持つ
INFJは「人のために」と思うことが多いですが、例えば「このゲーム一緒にやらない?」とか「このお店行ってみたいんだけど、一緒に行かない?」など、「誰かと楽しむ」形にすると、自分を犠牲にせず満足感を得やすくなります。
リラックスする時間をスケジュールに組み込む
何もしない時間も大事です。例えば「夜の1時間は自分のための時間」と決めて、スマホを見ずに好きなことをする時間を作ると、充電できます。
「幸せに過ごす」とは、単に楽しいことをするのではなく、「自分の気持ちを大切にする」ことです。人のために何かをするのも素晴らしいですが、まずは自分自身が満たされていることが大切なので、ぜひ意識してみてくださいね。
ーーーーーーーー
・「自分が幸せでいることが、周りにも良い影響を与える」と考える
・「これは本当に私がやるべきこと?」と自問する(過剰に他人に尽くさない)
・自分のための時間を「義務」ではなく「必要なエネルギーチャージ」と捉える
・「相手がどう思うか」よりも、「自分がどう感じているか」にフォーカスする
・相手の気持ちを深読みしすぎず、「聞けばいい」と考える(勝手に推測しない)
・「私の価値は、他人の態度で決まるものではない」と意識する
・「頼ることは、相手にとっても信頼の証」と考える
・小さなお願いから練習する(例:「ちょっと聞いてもいい?」など)」
・「私が人を助けるように、誰かも私を助けたいと思うはず」と意識する
ーーーーーーー
1. 「当然」と思わせないための伝え方
今のままだと、相手は「このままで大丈夫」と思ってしまっています。 「迷惑をかけている」と気づいてもらうために、明るく、でもハッキリと伝える ことが大切です。
例1:「家に来る頻度が高すぎる友人」
相手:「今日も家に行っていいよね?」 → あなた:「最近毎週だから、ちょっとゆっくりしたい日もあるんだ~!今週は別の日にしようかな😊」 → 相手:「え~、いいじゃん!」 → あなた:「うん、たまにはお互い違う週末も楽しもう~✨」
✨ ポイント ✅ 「お互いのために」と伝えることで、相手が「私が迷惑なの?」と責められた気分にならずに済む ✅ 「たまには違う週末も楽しもう」 というポジティブな提案で角が立たない ✅ 「私はちょっとゆっくりしたい」という 自分の気持ちを理由にする(相手を責めない)
例2:「手ぶらで泊まりたいと言う友人」
相手:「荷物重いの嫌だから、手ぶらで行ってもいいよね?」 → あなた:「うちはホテルじゃないから、最低限のものは持ってきてね~😂」 → 相手:「えー、ケチ!いじわ��!」 → あなた:「いやいや、普通に考えて、泊まりに行くならタオルとかは持ってくるでしょ🤣?」
✨ ポイント ✅ ユーモアを交えて伝えると、相手も受け入れやすい(「うちはホテルじゃないよ~」など) ✅ 「常識的に考えて」と軽くツッコむことで、相手に 「あ、確かに…」と気づかせる ✅ 「持ってこないなら泊まりは無理だよ」と言わず、「持ってくるのが普通でしょ?」と前提を変える
2. 「負担が大きい」と感じるときの伝え方
あなたは「相手の気分を悪くしたくない」と思っているからこそ、断れずに受け入れてしまっているのだと思います。 でも あなたがストレスを感じる関係は、長く続けるのが難しくなります。 負担を減らし、相手との関係を長く続けるために、「お願い」という形で伝えるのも効果的です。
例3:「毎回お泊まりの準備や片付けが大変」
あなた:「最近、家の片付けとかいろいろ大変だから、次からはもう少し間隔をあけてもいいかな?💦」 相手:「えー、なんで?」 あなた:「私、けっこう気を遣うタイプだから、頻繁だと疲れちゃうんだ💦💦」
✨ ポイント ✅ 「私の性格の問題」という言い方にすることで、相手を責める感じにならない ✅ 「疲れちゃうんだ」と正直に言うことで、「あ、そうなんだ」と相手に気づいてもらう ✅ 「間隔をあけてもいいかな?」と YES/NOではなく調整する形で提案する
0 notes
Text
大学一年生の頃のわたしが居住していたのは一の矢の中でも最も北に位置する学生宿舎で、そもそも一の矢自体が大学の敷地の中でも最も北に位置する区域なのだから、つまりその頃のわたしは大学の最北端で寝起きしていたことになるわけで、主に理工学群の講義を行っている第三エリアにたどり着くためには一苦労しなくてはならなくて、宿舎を出て玄関のすぐそばにある駐輪場で自転車に乗り、春になるたび白地に桃いろ暈しの大きなやわらかい花を咲かせ一の矢を彩るハナミズキの並木道(正確に言えば一般にハナミズキの花とされている箇所は「総苞片(そうほうへん)」と言って花のつけ根の葉が変形したものなので、ほんとうの花はその総苞片の中心にある小さな丸っこい薄緑いろの突起のほうなんだよ、とわたしに教えてくれたのは高校の生物教師だったが、わたしはこの人から木や草や花や鳥や魚や獣を観察し描写し言語化することの――つまり博物学の――淫靡な快楽を教わった)を抜けて、コンビニと銭湯と食堂と理髪店と電器店と事務室とがある共用棟(正面エントランスは二階まで続く大きな窓硝子になっていてそのおかげで太陽の光がよく差し込むし風通しもいいし、一階の吹き抜けの下にはソファとテーブルが置いてあってだれでもくつろげるようになっているから、わたしはよくそこで本を読んだ��コーヒーを飲んだり寝転がったり友達と駄弁ったりしたものだった)の前を通り、ゆるやかに湾曲しながら次第に雑木林の中に入っていくペデ(わたしの大学では教授も学生も単にペデと呼んでいて、だれもペデストリアンデッキなんて長ったらしい呼び名を使ったりはしていなかった)を進んで、上空から見ると巨大なL字型をしていてその一辺が二、三百メートルはあるだろう兵太郎池(陰気な粘っこい鳴き声をたえまなく響かせている牛蛙の群れを狩るためにねこやからすが集う薄汚く澱んだ池というよりは沼といったほうがいいだろう水面の、そのむこうから月がシューシューと音を立てて空高く昇り、幾重にも重なりあって水滴を球形に弾いてはきらきらとふりこぼす黄緑いろの蓮の葉や、濃い灰いろの粘土質の泥がたえず対流しているせいでひどく濁っている水の中で尾をひるがえし悠然と泳いでいく黒に近い灰いろをした鯉の群れをあざやかに照らし出し、と同時に風が吹き抜けて兵太郎池のほとりの無数の窓辺のカーテンを一斉にゆらしたその瞬間、わたしはその風景を――一度も見たことがないはずなのに――いつかどこかで見たことがあるという既視感に襲われて、思考と知覚の境界が破線と化してかすれ薄まり消えていく感覚のあまりの甘美さに内臓的な嫌悪感をおぼえる)をぐるりと回り込んで、次第に傾斜を増していって最後はいつも立ち漕ぎをせざるをえなくなる鉄筋コンクリート造の陸橋を越えて虹の丘という芝生やクローバーが一面に敷きつめてある柔らかな丸みを帯びた小さな丘が三つか四つ連なった地帯を過ぎ、灰いろがかった薄茶いろのなめらかな樹皮をした欅が空にむけて真っ直ぐに枝を伸ばし淡い緑いろの木洩れ日を濃い灰いろの路面の上に落としている道を横断し、毎年春の終わりになるとあざやかな濃い桃いろの花びらを十重二十重にも折り重ねた濃い桃いろの豪奢な花を一斉に咲かせ、まるでひと塊りの濃い桃いろの雲のようになる八重桜の下を通り抜けると、その先が主に理工学群の講義を行っている第三エリアで、わたしは毎日その第三エリアに通っていたのだが、体育芸術エリア(略称体芸エリア)は第三エリアよりもさらに一キロ以上南にあって、そのあまりの遠さにわたしは何度でもくり返し辟易せざるをえない。
0 notes
Text
2024/9/12
桃「ニンニクや」
バイトに向かう。相変わらずの夏の暑さにイライラ。着いたときには汗でびしょびしょだった。勉強を教えることの難しさを痛感。自分の理解はもはや感覚的なもので、論理的に説明することにあるいは噛み砕いて易しい言葉で説明することの難しさを感じる。
久々に訪れたラーメン屋は、大学生活で1番美味しいと思っていたのに、いつのまにか自分の中の一位は更新されていたような気がする。バイト先で味の濃ゆいラーメンを食べすぎて、味覚がバグったのか。ニンニクを摂取しすぎたので、コンビニのリンゴジュー���で浄化する。消えない。
柚
HIV→AIDSの症例シナリオで、病態というより寧ろ家庭生活の行方ばかり気になって勝手な推測をして勝手に頭抱えたりしてた。チュートリアル、朝早いこと以外は結構たのしい。知識を実践に移すこと、ひとりで机に向かうんじゃなくあれこれ相談し合うことの面白さと難しさを感じる。講義をしに来た年配の優しい先生と若く賢い先生のふたり組の会話がNHKの将棋解説番組かと思う掛け合いでほっこりした。
夜はバイト先の10周年営業。ノベルティのモバイルバッテリーが可愛かった。わたしにとって神戸に来た意味になってくれた大切な場所。いつまでも続いてほしい。お酒をかなり奢って貰ったけど、寝不足で胃腸の調子も悪く、最後の方は飲んだら飲んだ分だけ吐き戻すような体調だった。まあ、やさしいひとたちに沢山会えたのでいい日でした。先輩が車で家まで送ってくれた。正直歩いて帰ったら道で眠りそうなくらい眠かったので助かった。
0 notes
Text
正解よりも明快に生きるよ
私を強姦した人は体は大きいけれども、知能はおおよそ小学生低学年ぐらいだった。精神はおおよそ高校生ぐらいだった。彼はその時確か28歳だった。私は13歳だった。強姦の多くは加害者と被害者が知り合いであるらしい。私もそうだった。
一家全員生活保護の、どうにもならない家庭だった。両親共に生活保護。彼は長男で、下に2人弟がいた。全員成人していたが、当たり前に全員ニートで生活保護だった。ニートというより、不登校がそのまま歳を取ってしまったという感じ。学校にも行ったことがないし、仕事をしようとも思ったことがない。小学校すらまともに行ってないらしい。彼らに何か問題があるようには見えなかった。むしろ無邪気にずっとサッカーをしている姿は小学生の時にクラスにいた男子達そのものだった。まぁ何か理由があって行かなくなったのかもしれないし、理由なんてなかったのかもしれない。心配にならないぐらい、彼らは明るくて自由だった。ただパッと見で「不良」「非行」みたいな見た目をしていた。
彼らとの関わりの中で私は貧困と教育について学んだ。字が読めない、字が書けない、それでも人望はあった。知能が小学生でも、人格が高校生なら、非行中学生ぐらいからは慕われる。お金もないし知能も低いので、移動手段は専ら自転車だった。自転車しか乗れないことは、彼らのこれ以上の非行を防いでいた。おそらく、免許を取るお金と知識があれば、彼はもっと沢山の人に迷惑をかけて、沢山の人から慕われ、自分でお金を稼ぐ事ができたかもしれない。ただそれは夢物語でしかない。実際には月に5000円だけが貰えて、残りは全部両親がパチンコで溶かす。お金があってもきっと文字が読めなくて免許は取れないだろう。
彼らが何か悪いことをしたとは思わない。ちょっとよくない親の元に生まれてきただけだ。普通だったらどんなに貧しくても義務教育は受けさせてもらえただろう。少なくとも9年間学べば、免許を取れるぐらいの知識は得れただろう。彼らが今どうしているかは分からない。昔は町中でたまに見かけたが、最近はめっきりだ。反社の下っ端みたいな人達と繋がりがあるような事を言っていたが、団員になったのか、団員にすらなれなかったのか、それも分からない。
5000円貰える日、に会ったことがある。本屋に行った。私は好きな本を買おうとした。すると彼が「今日金入ってきた日だから」と出そうとした。どんなに安く見積もっても600円ぐらいの文庫本だった気がする。中学生の私は5000円がどれだけ儚いか理解していた。貰ったばかりの金を、他人の為に使おうとする姿勢が理解できなかった。自分が好きなものだから自分のお金で買いたいと申し出て断った。彼は、いつかもっと金を手に入れたら、あいつら(友人)に腹いっぱい奢ってやるのが夢なんだと、恥ずかしげもなく言った。フィクションの見過ぎだと思った。だとしたら働けばいいのにと思った。働くという選択肢がそもそも与えられてないのだ。働くだけの知能がないのだ。たった5000円を手にして、いつか友人に奢るという夢を抱けるほど、現実が見えていないのだ。現実を見るための知能がないのだ。学んだことも働いたこともない人間が、何もせずに手に入れる5000円は本来もっと重くなければならないのに。フィクションの見過ぎで臭い台詞は言える。自分の為ではなく、他人の為にお金を使いたいという素敵な精神も持ち合わせている。それを実現する力が全くない、ということを理解できない。本当の貧困。
生活を苦に自殺する知能もなさそうだ。起きてる事象から苦しめる程の情報を得れてなさそう。ホームレスか、団員か、うーん、
何が幸せかは彼らが決めることだ。
0 notes
Text
台湾1周サイクリング
2024/06/05 - 2024/06/14 @台北~台北:約920km
登山の"ついで"、にしては相当ヘビーだし、なんならこっちの方がメインなんじゃないか、という感じもするけど…せっかくの機会だし、台湾1周サイクリングをすることにした。さすがに玉山登頂翌日の朝出発は乱暴だったかもしれない笑。睡眠時間足りてないし、足の疲労もある、その上自転車も組み立ててない。そんな状況でも、玉山から戻った夜は、やけにテンションが高かった。サイクリングが楽しみだったからだと思う。そんな風に感じたことは普段全くないから、なおさらそのままの勢いで出発してしまおう、と思ってしまった。
全部終わって振り返ってみると、やっぱりやってよかったと思う。1回目の退職記念にはキリマンジャロに登り、今回、2回目の退職を前に台湾1周のソロライド、10日間。5年近く勤めた仕事を振り返ったり、労ったり、次のステップに進む英期を養ったり、という意味で僕にはこれが必要だったんだと思う。贅沢ではあるけれど、(仕事を一切しない)長めの休みを取るのも久しぶりだし、職業柄、日常を離れて未知の風景を楽しむ、というのは大事なことだと感じる。幸い、体力とか装備、お金、といった大きなところの心配が不要だったことがハードルを大幅に下げてくれた。一見無謀とも思えるこのチャレンジも、実はそこまで大変なことではなかった。
真ん中に紐みたいな短い赤���軌跡が登山で歩いた距離・場所だから、台湾をかなり堪能したことが分かるな…。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/dc453e68206d577512a1c85a11377205/01719ce879fb18fb-1b/s640x960/046e111070856c8344a1826dfb6ff972aa5c6351.jpg)
1日目 (台北から新竹) 86km
6月4日、玉山下山後、夕方6時に台北着。そこから翌朝出発の準備を始める。自転車の組み立ては当然すんなりとはいかず、シンガポールからの移送中に前輪のシーラントがケース内で漏れまくっていた。慌ててシャワー室でスペアチューブを足して、なんとかタイヤが機能するように。結局、前輪はチューブあり、後輪はチューブなしの状態でスタートすることに。加えて、急遽買ったミニ空気入れが上手く使えず、40psiぐらいが限度だった。もうそれで手を打った。
泊まったホテル(Brother Hotel)が親切で、登山グッズの詰まったバイクケースを10日近くただで預かってくれるところだった (引き換えに計4泊滞在)。ホテルの部屋でバイクを組み立て、朝食、荷物を預けて、チェックアウトし、台湾でのライドスタート。ラッシュアワーを避けて、早めに出ようと思ったんだけど、いろいろもたついて、結局8時になってしまう。モロに交通量が多い時間帯。それでも幸い曇りだったし、バイクに異常もなく、無難にスタートできた。河原で記念写真を撮ろうにも、全然笑えない自分がいた。不安要素が多すぎたから、顔がひきつっちゃったんだと思う。台湾政府公認の1周路を辿るにしろ、道に迷わないかとか、事故の心配、荷物が気になったり、天気が心配だったり、ペース配分が分からなかったり、言葉が思った以上に通じなかったり、と最初の2日ぐらいは実はライドを心から楽しめていなかったかもしれない。とにかく細かいことで気が散っていた。
例えば、新しく買ったサドルバッグはこの時初めて取り付けて、僕のバイクと仕様が合わないことに気づく。がっちり固定できないうえに、たぶん荷物が重すぎた(か多すぎた)せいもあって、途中から徐々にずり落ちる事態に。つまり後輪にバッグが当たる最悪の状況。その上、台北出発から1時間も走らないうちに雨が降り始める…。雨対策も万全ではなかった。振り返ってみても、9日間のライドの中で、初日が本当にハードな日だった。右も左も分からないのに加え、結局、昼ぐらいから新竹のホテルに着くまでの数時間、ずっと強い雨に打たれながらの走行で、本当にやる気をくじかれた。ずっと濡れたままだったから、寒さにも襲われて、到着間際は顔が真っ白になっていた。夕方ホテルに着いたあとは、体を洗って、服類を乾燥へ。この先のライドが不安になる…。でも、長いマラソンなんだと理解して、気持ちを切り替えた。その日の失敗から学べばいい、ということでポジティブに捉える。サンダルが壊れ、急遽モールに買いに行ったことと、夕飯を食べただけの夜。
2日目 (新竹から鹿港) 131km
雨のライドがややトラウマになったけど、まあ進むしかない、ということで朝早くから準備開始。なるべくサドルバッグへの負荷を減らすように荷物を分散させて、濡れてもいいものはポケットに収納。レインコートは昨日に引き続き着てスタート。かなり改善。ただ、自転車をストレージにずっと放置したのは良くなかった。朝行くとチェーンにサビがつき始めてた。昨日のライド後に乾拭きせず、相当汚れていたのに、何もしなかったから。結局洗う術もないまま、とりあえず油をさして出発へ。2日目は長い海沿いのコース。事前情報では強い追い風、のはずだったのだけど、あまり風は強くない。途中からパラパラと雨が降り始め、また嫌な予感がよぎったけど、幸い快方へ。苑里で排骨酥麵の昼食後、午後には台湾で初めての太陽を見て、一気にテンションが上がった。晴れるだけで、こんなに嬉しくなれるとは…。ちなみにライド中は1時間半おきにコンビニ休憩・ランチ休憩を取ってた。イートインのできるコンビニはすごい重宝。お店に入る前にTシャツと短パンを重ね着して、それにサンダルに履き替えて、一応きれいさをアピール。おにぎり・パン、バナナ、ジュース類を補給して、ごみ捨て、トイレもさせてもらう。クレジットカードが使えるのも強い。自転車をガラス越しにチェックできるのもいい。台中を過ぎて、彰化市のバイクショップでクリーナーを購入、そ���て空気も入れてもらう。帰りがけにショップオーナーがエネルギージェルをサービスしてくれた。優しい。この日のライドが全日程中、一番長く、7時間ぐらい。さすがに集中力を維持するのは至難。鹿港という歴史のある街に到着。この宿はb&bスタイルのオシャレなところ(a day in Lukang)で、庭付き。そこでバイクの水洗いをして、チェーン諸々の洗浄ができたのはすごく良かった。ただその最中、蚊にものすごく刺されたのがのちのちまで辛いことに。
3日目 (鹿港から嘉義) 77km
この日はスーパーで買ったパンを食べてスタート。晴れ。正規のコースに合流するまで運河沿いを走行。最高に走りやすい道。お昼は斗南駅近くのバーガー屋さん。この日は一番短い距離を移動。雨の降る気配はほぼなく、この頃には天気予報のあてのならなさに気づく。梅雨の時期でもあり、雨とか雷雨が24時間・1週間連続で予想はされてはいたものの、結局晴れや曇りの場合もすごく多かった。この日以降は、レインジャケットはバイクのフレームに括り付けて、結局最後まで使わなかった。
ホテルには3時ぐらいには到着。お腹がすいて街の方まで歩いていくことに。その途上で再認識する台湾のスクーター・原付文化。これらのためのインフラがあるからこそ、自転車ロードの整備がさほど無理なくできるんだろうなと思った。車とは別の自転車専用レーンがほぼずっとあるから、危険性をほとんど感じずに走行できる。サイクリストにとっては最高な環境でしょう。"環島"の標識や、所々ブルーの線がひかれていて、道しるべとしてもかなり助かる。その反面、台湾は歩行者にはそこまで優しくない気がした。歩道がなかったり、物で塞がってたりという感じで、歩くのには向いてないように思った。
嘉義の街の中心に移動して、現金をおろして(鹿港ではカードがあまり使えなかったから…)、あとは、焼肉丼大盛り定食をぺろり。この旅中、カロリーの高いものをいっぱい飲み食いしてた。と同時に、清涼飲料水からの糖分の摂りすぎも若干気になって、途中麦茶に切り替えたりもしてた。ジェル類は一日に一つか二つの消費量。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/9e9bafffacd3232a1c7a202ec547e352/01719ce879fb18fb-e7/s540x810/098a364ff5d9edab32372576d458b3256d99f496.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/279f42d2481f5a2a8de1faebcaa80110/01719ce879fb18fb-8d/s540x810/421964aae3a6250fcdcdbbc936900d9118418e02.jpg)
4・5日目 (嘉義から高雄 + 休息日) 123km
台湾西側は平地の中の街や田園地帯を抜けたり、大きな川をこえたり、日本と同じアジアモンスーンの風景が展開されていく。シンガポールにいると分からない、農のある風景;特に稲のある風景というのは日本人の心象風景として心地よい。6月なのに穂が大きいのは亜熱帯地域ならではの特徴だと思った。2期作なのかな。あと、南部に行けば行くほど、果物の作付けも多く、ちょうど今はマンゴーの季節だった。ランチスポットでうまく止まれず、台南新幹線駅までいっきに行く。駅ビルの中に一風堂を見つけ、つい入ってしまった。自転車持ち込みは難しいかな、と思いきやちゃんと預かってくれた。
その後も新幹線と並走しながら、高雄に近づく。晴れた土曜の午後は交通量が多く、市内はやはりちょっと怖い。高雄中央公園の近くの宿で2泊。さすがに休憩日を設けたのは正解だった。足を休めたり、服を洗ったり、バイクメンテしたり、公園でボケーっとしたりする時間は必要だった��翌日曜日は港近くで、ドラゴンボートでのレースを見たり、あと港湾部の再開発地域を見て回っていた。古い倉庫群跡地をカフェやショップにリノベーションしているエリアは特に面白い。建築デザインも多様。大きな再開発エリアを巡るのにも、いろいろなモビリティがあるのも今風でとても参考になった。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/8f6f05badb11cd5c52b24917c5ce8523/01719ce879fb18fb-94/s540x810/d72595b1521d2bc98da210d9f6bd572755432436.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/3a67123daf0cc8ff7a69cf46f6c2b34a/01719ce879fb18fb-23/s540x810/32bddaa8e790b41a3ddb42207899701c146efcc1.jpg)
6日目 (高雄から車城) 88km
朝は高雄にちょうど帰省中の元同僚と会って、朝食を一緒にした。一緒に写真を撮ると自分の日焼けが突出する。曇りや雨の日でも日焼け止めが大事なことを思い知る。ソロライドの中において、久々に長々と話ができたのは良かった笑。それにローカルの人が食べそうなものを大量に注文してくれて、しかも奢ってくれたからもう感謝しかない。スタートが10時過ぎ、ということで、ランチをスキップ。真っ直ぐで平な道をひたす��南下。走りやすいところはDHポジションで自転車をこいでた。断然楽。やはりトライバイクの強みはそこなんだけれども、でも出番は正直あまり無かった。今旅もロードバイクやグラベルバイクを勧められたけど、実際トライバイクでも全く問題なかった。ただ、トライアスロンバイクを旅仕様に使ったのは、むしろ罰当たりな感じがした。唯一良かったことは、池上という東部の街で突然少年が話しかけてくれて、「僕もトライアスロンやってます。同じスポーツをやる者同士、応援してます」、と言って、お菓子を1袋くれたこと。些細なことだけど、そんなことが一生の思い出になった。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/193a100c29cbf6811846b5ebec1908a7/01719ce879fb18fb-f8/s540x810/8bf6b212490b3d75735f1475c62e92feffb2b2af.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/cd7f4a3ac8bbf94cf87a8ba94ca0fc21/01719ce879fb18fb-6d/s540x810/60dc7d8f449c7fb23565bba8567456090c36e3ca.jpg)
車城まで来ると、山と海に囲まれたのどかな田舎、という感じが強くなって、宿もかなり広い。部屋の目の前には畑と山。何人か同じくサイクリストを見かけたのはこの辺りが多かったと思う。最南端まで行くルートもあるのだけど、僕は公式ルートを選択したことで、若干のショートカット。翌朝のヒルクライムに備��て、その晩はガッツリ羊鍋を食べて就寝。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/e8831155165cfe4ddbd475890e4bcc26/01719ce879fb18fb-f7/s540x810/7a9ff6b1f3bf550a431e75c15c9833c05b2f5a79.jpg)
7日目 (車城から台東) 117km
この日は序盤にヒルクライムがあってからの東海岸沿い(太平洋側)を北上するルート。”来てよかった”、と初めて思ったのはこの辺かもしれない。ここでしか味わえない景色を堪能できたから。
ヒルクライムは500mぐらいのアップのようで、実はそれがどれほどのものなのか想像ができず、当初はかなりびくびくしてた。雨もパラパラと降る中だったから、かなり慎重で遅い登りだったけど、そこまで大変なものじゃなかった。むしろそのあとの長い下り坂が天国に感じられて、幅広な道路を一人占めしながら風をきって下れたことが最高だった。山エリアを抜けると、海岸沿いの道をずんずん北上。海を右手に、山を左手に見ながら、最高の景色を楽しむ。太平洋側は向かい風がきつい、という事前情報もあったけれど、そんなことはなかった。一部エリアで、進む道の先に、海と空が繋がってるように錯覚できる場所があって、まさに空に登っているような感覚をあじわえた。だけど、風をきって気持ちよく走っていた矢先に石(か何か)を後輪が踏んずけてしまい、大きな鈍い音がする。マーフィーの法則、じゃないけど、気分の良いときに限って、そういうアンラッキーなことが起きる。その直後は大丈夫そうだったけど、台東に着いて調べたら、やはりタイヤに穴が空いていた。シーラントのおかげで、全部の空気が抜けるところまでいかなかったよう。台東のホテルでは持っていた最後のスペアチューブを入れて修復。その後、ジャイアントのお店にタイヤを持って行って空気を満杯に入れる。空気入れは結局、台中、高雄、台東の3箇所で借りて補充したことになる。ジャイアントのお店を多用したけれど、どこもみんな親切。お昼は原住民の人たちが住んでいる地域のおしゃれなカフェで食べて(双亭院)、ホテルは台東の旧駅舎の目の前で、アートによる再開発エリア内だった。ここのホテルが唯一部屋に自転車を持ち込んでいいところで、ちょうどタイヤの修理をする必要があったから本当に助かった。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/5ab788022424c9f5c2e3eed781694c7e/01719ce879fb18fb-6e/s540x810/6a71108d7ff2666360b4a84b747cb705ef5217a8.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/652a9d1376bfac641bbe8e4bfca2b980/01719ce879fb18fb-90/s540x810/a3c50b7de7cea44d5793cb87d8757ee368d0789a.jpg)
8日目 (台東から瑞穂) 100km
この日も快晴の中、景色を楽しむ最高のライドができた。米どころ、の池上ではご当地の池上弁当を食べて、のどかな田園地帯をゆっくり北上していく。夜は瑞穂という温泉街で、少し奮発して高い宿に泊まる。プライベート露天風呂で足の疲れを癒す。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/b98f0b48db2552b50627a98414a4b615/01719ce879fb18fb-df/s540x810/7210439adb9f1c42e9fddf9cf38d84b5e3688d19.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/aa2327321a2ea80ac577ddec055c5512/01719ce879fb18fb-56/s540x810/c91dda8b9dc1eb7199333afa5f9e66a0451d2d6d.jpg)
9日目 (瑞穂から礁渓) 87km
瑞穂の宿で朝食をとってからさらに北の花蓮駅まで急ぐことに。というのも花蓮と宜蘭の間は、急峻で道路も狭く、トラックも多い、ということで公式ルートでも列車での輪行を勧めている区間。そのため、1時間に1本弱、という自転車をそのまま乗せられる列車に乗るために、ひとまず駅に向かう。この地域を襲った地震が起きてから1か月半ぐらいの時期だったけど、その爪痕を感じさせないくらいに日常を取り戻している印象。駅で1時間ぐらい待つ間にお弁当を食べて、その後、スムーズに乗車。僕以外にも数人自転車を載せている人たちがいたけど、みんな結構適当な感じで乗せてた。1時間ぐらいの乗車区間だったけど、窓からの景色は絶景だった。僕は羅東という駅で降りて、そこから礁渓という温泉町まで20kmぐらいさらに自転車で進むことに。山の近くの活気ある観光地、という印象かな。おしゃれな宿に泊まって、2日連続でプライベート温泉を楽しむ。ローシーズンということもあって、お客さんの数はまばら。でも質はすごく高いし、値段もそこまで高くない。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/a6f29113f7ae15686985635540b58632/01719ce879fb18fb-35/s540x810/9fe23e89a376d2d6ef56b58450dd7b05e8467335.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/66a97c01bba9ed4eda772b2223400e9e/01719ce879fb18fb-c0/s540x810/d962c0046d0449f5e04fb1bffbb3dddcca7febb9.jpg)
10日目 (礁渓から台北) 100km
ようやく最終日。この日まで無事に走行できたことに感謝。朝、礁渓の街をぶらぶらして、蘭陽博物館に立ち寄ってからのライドスタート。強いて言えば、この日はわりかし辛かった。トラックがとにかく多く通る海岸線の道はものすごく走りづらかったし、1時間ぐらいは雨に降られたこと、それから、台北近くのルートは自転車レーンがなかったり、交通量がとにかく多かったり、ルートが紛らわしかったりと、イライラすることが非常に多かった。疲れと焦りとゴールへの期待が全部混ざって、複雑な気分だった。それに2ヶ所トンネルを通るところがあったけど、(事前情報とは異なって)普通に車道の脇を走らされて、結構怖い思いもした。それでも、台北に近づくにつれて、旅の終わりに向けた高揚感が高まってきて、松山駅に着く頃はかなりの喜びだった。本来は0kmのモニュメントは出発時に立ち寄るべきなんだけど笑。その後、Brother Hotelに向かって3駅分、大通りをさらに進むことに。ホテルに着いた時もかなり感動した。行きはホテルを西に向かったのに、今回は東からたどり着いたわけだから。とにかく10日は長かったー。でも無事に帰ってこれたことが素直に嬉しかった。その日は、友人の友人の旦那さん、という方がご飯をご馳走してくれて、なおかつ車で市内をプチ観光案内してくれた。感謝。翌日はホテルの一角を借りてバイクパッキングをして、その翌日の早朝にシンガポールへの飛行機に乗ったとさ。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/f1150fc6a29d6dc8e3ac200c56fa38e6/01719ce879fb18fb-ed/s540x810/a3ce5b2c65bf8dbc90871b0a1a4d97573b5f4530.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/343d69d0992a4fb0ce650186bd207b5c/01719ce879fb18fb-05/s540x810/8c437c6cac549ceb12d7d26e5f4e2f452d45f2d5.jpg)
まとめ
たぶん台湾1周サイクリングは誰でもできると思う。(ある程度普段からサイクリングしている人は)体力的な心配はそこまでない気がした。走りやすいし、コンビニもたくさんある。むしろ、それだけの時間を確保できて、なおかつ、その時間をこういう体験に費やしたいか、の問題な気がする。事前にこのアイディアを思いついたときに、面白そう、と思ってしまったことがそもそもの発端で、取り憑か���たら最後、やるしかない。これをフィーチャーしたYouTuberさんの動画に触発された部分も大きい。以下2つ、すごく参考にした情報元を載せておく。
https://www.bikeexpress.com.tw/ja/2024/the-classic-9-day-cycling-around-taiwan-along-cycling-route-no-1-or-alternative-routes-jp/
https://discover-ride.com/taiwan1000km/
プラクティカルなことを言えば、僕の場合、荷物を長期間預かってくれるホテルを探すこと、サイクリストにフレンドリーなホテルを探すことが当初心配だった。今回の旅の経験からいえば、1泊1万円ぐらい(あるいはそれ以上)のところはかなりその辺の融通がきいたように思う。一般化はできないけど。一応、予約の際に、その旨を伝えておいた。全般的にホテルスタッフは優しくて、サービスも良かった。予約に失敗して、Refundできないだろうなー、という場合でも優しく対応してくれた。あとは、空気入れをどうするか問題に関しても、立ち寄った町の自転車屋さんで借りれば、問題なく走れる。
あと細かいことでいえば、中国語が少し話せたなら、もう少し楽しかったのかもしれない。英語と日本語が思いのほか通じず、例えば、同じサイクリストに話しかけられても、全く会話ができなかったり、おすすめの料理が分からなかったり、という場面も結構あった。次にまた台湾へ行く楽しみを取っておくことが出来た、と思えばいいのかなと。
0 notes
Text
読書感想文40
娼年/石田衣良
ネタバレを含みます
今月上旬に"(電池の都合で)極力スマホを使わないようにして長時間を過ごさなければならない"状況があったため文庫本を数冊調達しまして、今回感想文を投稿する『娼年』もその中の一冊だったりします。
いい意味で想像と真逆の爽やかな話でした。何というか、もっと「滾る肉棒を濡れそぼった裂け目に突き立て……」的な、淫欲!売春!疼く肉体!暴力!荒廃そして退廃!!みたいな内容かと思っていたんですね。そしたら極めて健康的かつ明るい話で、ラストは胸がすく思いでした。タイトルで判断してはいけませんね(もしかして:にんじん)。
ものすご~くざっくり内容を記しますと、"世のなかすべてつまらない"と大学もろくに行��ずバーテンダーのバイトに明け暮れるリョウこと森中領がとある女性との出会いをきっかけに体を売るようになり、女性に買われる体験を通じつまらないものと考えていた(特定の人物ではなく全体としての)「女性」と向き合い、新しい自分に成長していくストーリーです。主人公が春を鬻ぐ身である以上当然セックス描写は沢山盛り込まれているのですが、フランス書院的な生々しさはそんなにない……ように感じました。断じて読んでいて退屈とかリアリティがないとかそういう訳ではないのですが、恐らく石田衣良もこの部分はそこまで力を入れる部分ではないと判断したのではないでしょうか。
2018年には松坂桃李主演で映画化も果たしているのですが、松坂桃李はWiki曰く現在35歳だそうなので、上映当時は……え、29歳か30歳ってこと……???わ、若見えすぎて怖いです。
あとNETFLIXくん、何故リョウじゃなくてアズマ???
※視聴していない為あくまでこのキービジュアルを目にした個人的な感想になりますが、アズマのイメージが自分のものとかなり違っておりました。いや、あの、原作に"肩にかかる長髪が揺れると、さらさらと乾いた砂がこぼれる音がきこえそうだ"とか"家出中に保護された少年のようなポラロイドだった"とか、彼の口調であったりとか、こう、全体的に未成熟で幼い、華奢で中世的な美少年というイメージなんですが……アズマ役を演じた猪塚健太は1986年生まれだそうなので、正直もう10歳くらい若い俳優でもよかったんじゃないかな!?と思いました。映画化より前にされていた舞台化にて、やはり同様にアズマ役を演じていたため、そのまま引っ張ってきたんですかね。別に役者のアンチとかではなくちょっとビジュ等が私のアズマ像とかけ離れていたなぁ……というだけなんですけれども(個人的には清水尋也ぴったりすぎんじゃね!?と思ったのですが、彼は186cmもあるんですね……)。
閑話休題。冒頭にて極めて健康的かつ明るい話であると書いたのですが、正直タイトルからはそうは思えないことでしょう。
ここからはがっっっつりネタバレ(とツッコミ)ありで書いていきます!
リョウは10歳の時に当時37歳だった母を病で失い、大きな喪失感と絶望感を味わいます。そして、その影響か彼は年上の女性を好む傾向があり、交際や性行為に対しても何の抵抗もなく受け入れられる人間になっています(終盤で明かされるのですが、リョウが春を鬻いでいたのと同じく、リョウの母親もまた"そういうこと"をしており、彼女は売春をしにいった出先で亡くなっております)。リョウは"大学に行こうとすると足が動かなくなる"程度には学業にやる気がなく、"女なんてつまらない"と公言する程度には色恋沙汰にも興味がありません。"大学も友人も家族も、世のなかすべてつまらない"のです。若造がこんなこと抜かしてたら腹立つな……というのは置いといて、現状に倦んでいることが冒頭部分で嫌というほど伝わってきます。
なお、本作に於いて母親はキーパーソンとして扱われておりますが父親は全くストーリーに絡むことはなく、リョウの回想に出てくる(1Pにも満たない)程度です。まぁ家族つまらね~って言っちゃってますしね……不仲なんでしょうかね。中盤で"娼年"の収入を持て余している描写があるのですが、学費は誰が払っているのかが気になって仕方ありませんでした。国公立の大学に通っているのでしょうか。知らんけど
リョウが務めることとなる会員制ボーイズクラブ『Le Club Passion』のオーナー・御堂静香……彼女との出会いは、中学時代の同級生で現在はホストのシンヤがバーへ連れてきたこと��ら始まります。静香は太客になる、と張り切るシンヤのイキりぶりがアイタタタ……となりました、えぇ。静香2回目の来店にて、リョウは彼女から「セックスを退屈なものだと言っていたリ���ウの、そのセックスを採点してやろうじゃねーの、あーん?(※意訳)」と言われ、その誘いに乗り、静香の娘にして聴覚障害者の咲良とセックス→咲良の力添えのもと静香のテストに受かりそして娼年へ……(はしょりすぎ)。
静香は初めてリョウと会った時に、アンニュイで達観したような、言い換えれば落ち着きのある振る舞いであったりセックスをつまらないと切り捨てる傲慢さであったり、通常の若者らしからぬ部分に興味を持ったのでしょう。そして挑発するようにセックスに誘いますが、いざ相手をするのは静香ではなく静香の娘・咲良で、何故かというとひとつは静香がHIV罹患者であり、もうひとつは咲良自身が静香の仕事を手伝いたいと考えているからです。静香は咲良の為に高度な医療を受けさせようとブルーオーシャンだった女性向け風俗店の経営を始めるのですが、咲良が義務教育を終える頃、咲良自身から商売の手伝いをしたいという申し出があり、買い出しであったり試験の際に肉体を提供したりしており、素性の分からぬ初対面のリョウにも体を許すのです。と言っても静香はクラブで働かせたいと判断した人間しか連れてこないでしょうから、ある程度は安全なのかな、と……いや安全か?
それ以降は実際に娼年として働くリョウの仕事ぶりや生活の変化などが描かれています。年の離れた女性相手でも決して嫌がったり怯んだりしないリョウは、次第に頭角を現します。たとえ一般的にはエグいとされるような性癖をぶつけられ、求められようとも……(ex.放尿、NTR)。娼年になる前はセックスはつまらないと言っていた彼ですが、安くないお金を支払い彼を買う「客」に対しては切り捨てず、寧ろ「客」だからかこそ欲求を満たせるよう彼なりにひとりひとりに向き合い真摯に対応していきます。とはいえ決して媚びることはなく、あくまでベースにあるのは「森中領」であり商売用の別の人格を作ったりはしていないので、そこが客達から好評のようで……まぁ確かにスレていたりこなれている、いかにもな人は好まれないでしょうしね……。おい聞いてるかシンヤ
"年の差はたぶん十五歳プラスマイナス2。子どものころから大人の女性が好きだったぼくには、障害にはならない数字だなぜ彼女たちは自分が年上であることを罪のように感じるのだろうか。そちらの方が長いあいだぼくの不思議だ。""普段は言葉もたりなく、面倒くさがりなくせに、そういうときには精一杯のサービスをするのが楽しくなるのだった。ものを手に入れるより女性を満たす手助��をする方が、ぼくにはずっとおもしろかった。どんなに高価なプライスタグがついていても、ブランド品など問題にならない。あれは結局、ほんとうは自分に価値がないのだと思っている人が欲しがる勲章だ。"
VIPクラスへ移ってからもリョウはバーでのバイトを辞めないのですが、それは自身の金銭感覚等を「普通」に留めておくためです。そのことを知ったアズマは「普通」の仕事をするリョウを見たいと言い出し、色々あってアズマによるオーラルセックスを体験します。性欲によるものではなく、アズマなりの感謝の意なのです。この後少しぎょっとする描写があるのですが、割愛します。気になった方は買ってくだしあ
そして幸せの終わりを予感させる出来事が起こります。バーにやってきたメグミとシンヤが、リョウの売春を非難し、止めさせようとしてきたのです。シンヤとメグミに面識のある描写がなかったので「え、知り合いだったっけ?」となったのですがその辺は置いといて、彼らはあくまで良かれと思って足を洗うよう促してくるんですよね……作中では余りにもいともたやすく行われているので忘れがちですが、我が国では売春防止法により売春は禁止されております!……今更ながら買売春禁止法にした方が良いのではないでしょうか。売るのは勿論良くないですが、誰も買わなければ売り手もいなくなるでしょうに。
メグミはリョウへの好意と、それを(一方的に)寄せていた相手が"汚い"人物だった事実への落胆で感情的にリョウの仕事を否定し続けます。その一方で、意外なことにシンヤがメグミとは異なる極めてまともな観点ー自分のような立場に身を堕とすな、昼の世界で真っ当に生きろーから彼を諭すのです。リョウからすれば、退屈な自分の人生にようやくやりがいという一滴の雫が降ってきたところに、それを理解しようともせずひたすら正論パンチを連打されたわけですから理解はすれど不快ですよね(二人の気持ちもわかるんですけどね)。
若い女性客からの依頼だと静香から告げられ訪れた先には、メグミがいました。彼女は、そんなにやりがいのある仕事なら自分の体で証明してみせるよう言うのです。あくまで「客」と「買い手」の関係性、公私混同せず続けてきた娼年の仕事ですが今回はわけが違います。
リョウはプロとして持ちうる技術を駆使し、マグミの(肉体)を満足させたのですが、彼には「このセックスがあくまで業務の一環であり他の客とも何度もこういうことをしてきたし今後もそうである」とわからせる必要があったのです。ですがやはりメグミは仕事を辞めさせようとするのです。いえ、寧ろ今後も売春を行っていくであろうリョウを案じより意志が強くなったのかもしれません。結局、『Le Club Passion』はメグミの通報により幕を下ろします。北風と太陽ではないのですが、メグミのやり方は結果的に正しくはあるのですがリョウに対しては悪手でしかないのが悲しいですね……というか余りにも表面的な部分しか見ることが出来ていなくて、リョウの内面をしっかり知ろうとすべきだったでしょうに、静香から引き離そうとするあまり、ね。
ラストが非常に健康的なんですが、バーにやってきたアズマと咲良の三人で『Le Club Passion』を再建しようと誓い皆で語り合う(※咲良は筆談で参加)場面で終わります。ここ、すごく爽やかな終わり方でびっくりしましたよ私は。セックスに耽り退廃的な生活に落ちていく青年の話かと思いきや、関わってきた多くの女性達のおかげで可能性に気付き人生が楽しくなってきた青年が未来へ歩き出す話だったわけですから。ダーティで精液と愛液の匂いが立ち込めるような内容だと勘違いしていたのでいい意味で裏切られました~!ラストは冗談抜きに3人組が「努力・友情・勝利」を見せつけてくるので、少年ジャンプ味すら感じさせるものがあります。
面白かったです!
追記
「これ性別が逆だったらどんな話だったんだろう」と妄想したのですが、男に興味のない女子大生が斡旋所ありのパパ活をし、客の為に頑張ろうとする気持ちにより空っぽだった自身が満たされていく……といった、ご都合主義モリモリのキモい話になってしまい……。
本作は設定勝ちというか、現状女性向け風俗が少なく、壮年の女性が財力を駆使し若い男の子を買うことが非現実的だからこそ成り立った内容だったんだなと感じました。極端な話、おじさんに変われる女の子が主人公だったら普遍的すぎてエンタメ性に欠けるかもしれませんもんね(※買売春は勿論違法ですが、SNS等で当たり前のように情報が行き来してしまっているため……)。 今後女性用風俗が男性用風俗レベルに「当たり前」となったら、改めて読み返してみたいですね……。
0 notes
Text
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/c8ca026d20a616bb53a7d7c0993825a3/a677546ce294d4ee-92/s540x810/450350961f768a76150356f5ddd50f7dc8c94085.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/539541269e9ca6c89eabfc59f1bba486/a677546ce294d4ee-e2/s540x810/02d1096af0124c2f5b9d60292b71c3de5c908b14.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/a6e3419ee32c84a892269ea29d75519e/a677546ce294d4ee-8d/s540x810/f15232374f66b8b7f2e88d131d5e7ae60c979e7a.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/be5429ea3305922f3085652eb8117886/a677546ce294d4ee-ea/s540x810/7bb5fc154111b6f75ee0d22f5e619d5bc8d8959a.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/44f808224ff0426378a0c5a302470350/a677546ce294d4ee-97/s540x810/055a8291c9218932ddb5815d842a6478262e8fcb.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/728d00c86045fa7a8c7a99ad9d81569c/a677546ce294d4ee-4c/s540x810/c9dcfe118c8a37247f8f2ec6cd9ef6c4d022d773.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/e264d15559544dc14e78c5fbc73bccd9/a677546ce294d4ee-9b/s540x810/7b4c6f20365fc9d2c34138554b2c3a11907a0733.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/6d9883c227b69b334c0f906f073924a2/a677546ce294d4ee-38/s540x810/bf2003ee1bcfbe292ba0d4a20fcbe36ceada1325.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/6619099a7caf0f727f76a46d5585652f/a677546ce294d4ee-c1/s540x810/8fa40e5b5c4ee85fb109355c15ad310997789955.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/2472867d6be271cd309833ea06cc64fe/a677546ce294d4ee-4c/s540x810/160b5c48f8506cdb6a843d3e279fa54759fda4b6.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/ed64b39d6930645b78c449f96d483744/a677546ce294d4ee-de/s540x810/e8e00c58174da73c80cea6db0c5ad97c146ebc46.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/2752b148faf32a1520cdceb03a13e7da/a677546ce294d4ee-6d/s540x810/c54dcafc9f1bca5a2aab008953950fc7b802c87a.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/256d72fa06bd96745ae71deaf03c4996/a677546ce294d4ee-2d/s540x810/f6ad1483765416ef63474eb3d740eef0571c668f.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/4dc949611693de9ede5d0acf69696efd/a677546ce294d4ee-22/s540x810/ca7b66b8b6f5abfd6643771dd9835f888a3d1be8.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/24871db6a8c4f237d415da4bdf4b44f0/a677546ce294d4ee-42/s540x810/f2b5fc1be4cfc0fb8162da97c5869a631ca80d40.jpg)
さるものは おわず きたるものは こばまず
Friday 14 March 2014
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/c8ca026d20a616bb53a7d7c0993825a3/a677546ce294d4ee-92/s540x810/450350961f768a76150356f5ddd50f7dc8c94085.jpg)
真観は、車で禅寺に行った。そしてすぐに茶畑庵に戻って東京に行く準備を始めた。8時55分、真観は、東名御殿場バス停から高速バスに乗った。バスの中では日記をiPadで書いていた。日記の書き方を小説風にチャレンジしてから文章がどうしても長くなりそれには時間をかなり要する様になっている。しかし真観はこのチャレンジを楽しくやっている。最近は、架空の人物「S子」も登場させている。S子は真観のIDEAL GIRLでありそして女神であり良き真観の理解者の1人という設定。
今日は、学校の卒業式。そして上京した日。真観は東京での1日のスケジュールを組みそれを遂行する考えでいる。さてバスをいつもの新宿駅ではなく一つ前の池尻大橋のバス停で降りると電車で渋谷へ向かった。天気はまあまあ。渋谷駅で下車し長い地下道を通って宮下公園近くの出口で地上に出た。初めての出口だった。渋谷はどんどん進化している。そこから歩いてお世話になっている会社のオフィスまで向かう。途中コンビニの休憩コーナーに寄って簡単なメッセージを書いた。そのメッセージと真観の名刺を紙バックの中に入れる。今日は、ホワイトデー。その紙バックの中にはバレンタインのお返しが入っている。先月のバレンタインデーの時、仕事を一緒にしているグラフィックデザイナーのYさんからチョコレートを頂いた。前回もYさんから頂いてやはりお返しをしている真観。いわゆる義理チョコというやつだが真観は嬉しく頂いた。
Yさんは仕事の当日、たまたまバレンタインデーだった。男性スタッフは真観を入れて4人いた。Yさんは、全員にバレンタインのチョコレートを用意していた。ここ日本だと「義理チョコ」がまかり通る。他の国でもあるかも知れないがいかにも日本らしいメンドクサイ習慣だと真観は考える。男性側は催促は出来ないものの女性側としては義理チョコでも上げないとまずいかなという雰囲気がバレンタインデーには漂っている。それが女性にとって迷惑だと思う人もいるはず。バレンタインデーの解釈を他に広げることも出来る。例えばお世話になっている方々にいい機会としてお礼をしたい、とか。Yさんの胸中は真観には分らないにせよホワイトデーの今日、しかも上京するのであれば頂いたお返しをしない理由が見付からない。お返しするなら直接渡したい。そのオフィスに到着すると真観は、お返しの品(マカロン)の入った紙バックをオフィスのポストボックスに入れた。直接渡すことを諦めた訳だ。それには理由があった。時間は11時辺り。そんなに早い時間ではないがアポも取らずにオフィスを訪ねるのは気が引けた。よく仕事で徹夜もしていることも聞いている。もしかしたら普段着でゆっくりしているかも知れない。真観は、ポストまでに留めた。それでも真観の目的は達成した。
オフィスから歩いて表参道駅まで。真観はいつもの様にキャリーバッグをコロコロ引き摺りながら歩く。最近手に入れたゼロハリバートンのキャリーバッグはどちらかと言えばスーツケース。今までのキャリーバッグに比べて容量も大きく重さも増した。表参道駅から後楽園駅に向かう真観。卒業式の会場は後楽園から近かった。集合時間よりも30分ほど早く着いたので近くのカフェに立ち寄りコーヒーを飲んで時間を潰した。
卒業式の会場に着いて開会を控え室で待った。同じ学科の講師の方々と挨拶する真観。4年前真観はこの同じ会場で入学式の祝辞を述べたことがある。その時もこの控え室だったなぁと振り返る真観。卒業式が始まると真観は、他の講師の方々共々ステージ上にいた。講師の卒業式参列は任意なのであまり人数が少ないと格好がつかなくなる。それを分っている真観はその理由もあって卒業式に来た。卒業式は約2時間執り行われた。松谷ゼミの生徒のYさんが学科代表で卒業証書を学校長から受け取った。受け取ってからYさんはステージ上からポラロイドカメラで会場の写真を撮るパフォーマンスをした。真観の学校ではこのパフォーマンスは恒例で各学科で趣向を凝らす。先生と抱き合ったり、叫んだり、踊ったりと。他にも松谷ゼミから2人の生徒が皆勤賞を受け取った。皆勤賞、素晴らしい!健康であり精神力がありそして意思が強くなければならない。その2人はカップルだということを真観は知っていた。仲睦まじくいいなと思う真観。
卒業式が無事に終わり会場のロビーで松谷ゼミの生徒たちと会った。記念写真を撮り真観は用意したプレゼントをみんなに渡した。(1人仕事の関係で欠席がいたので6人)生徒たちも喜んでいる様子。生徒たちと記念撮影をする真観。これで平成25年度の生徒とお別れで真観の仕事も全て終了した。真観にも修了式をしてもらってこの一年の偉業!?を祝ってもらいたいものだと思った。
卒業式会場を後にして今度は代々木に向かわなければならない真観。昨日からやり取りで生徒のYさんも一緒に来ることになった。夕方の卒業パーティーまで時間が空いていることも一緒に来た理由だった。水道橋駅まで歩く2人。真観たちが向かうは代々木駅近くのカフェ。このカフェで開催している写真展に行くのが目的だった。この写真展の主は2人で両方とも学校の元生徒。2010年の卒業生。1人が真観の生徒だった。この写真展は先月末で終了予定だったが先月の雪の影響で客足が遠のいたことを理由に会期が延長されていた。通常の会期中だと真観は来ることが難しかった。しかし会期延長のなりしかも今日がその最終日とあれば見に行きたいと思っていたから実行に移したわけだ。一緒に来た生徒もそのことを伝えてある。そして更に真観は知り合いのカメラマンのAさんともこのカフェで会う約束をしていた。Aさんとは彼女のお誘いで年に何回か会う機会がある。今回もAさんと会うタイミングはここしかないと彼女に伝えていたのでご足労をお願いした。今日来たこのカフェは真観には思い出があった。それは今でも友人としてお付き合いしているMとの思い出だ。Mは10年ほど前代々木エリアに住んでいた。Mは真観の最愛のモデルの1人だった。3時30分過ぎにカフェに着いて間もなくAさんも登場した。あいにくカフェに空いているテーブル席はなかったので外のテーブル席で待機することになった。少々寒さも感じたが耐えれる寒さだった。真観は、生徒のYさんをAさんに紹介した。そして卒業式の話をしたり、Facebookの話をしたり松谷ゼミで制作したZINEをAさんに紹介したりした。Yさんは今日の卒業式で学科代表に選ばれた生徒だった。先に書いた様にポラロイドカメラでパフォーマンスをしたわけでそのポラロイドカメラで真観を撮ってくれるというので「Today's Fashion」をお願いした。カメラのシャッターを押した後、今となっては懐かしく思うがポラロイドフィルムが時間が経つに連れて現像され画像が浮かび上がる。気温が低ければその時間は延長される。数分後出来上がった写真はとてもローファイな写真だったが記念になった。
おしゃべりしているとカフェの一番奥のテーブル席が空いたのでそこに落ち着いた。そのテーブル席 を中心として左右に広がる様にカフェの壁に元生徒たちの写真が展示してあった。写真は、女の子が写っていたり風景だったりしていたが今ひとつ表現したことが掴めなかったのが正直な感想。真観は、どうして作家のプロフィールもなければ作品の解説文もないのだろうか?とそのことも不思議に思った。どんな高名な写真家の写真展に行ったとしてもこの2点は必ずある。写真家は「写真で語ればいい」なんていう人もいるかもしれないが真観は腑に落ちなかった。テーブルには感想を書くノートがあったので真観は疑問を投げかけておいた。色々な目的で人は写真展に足を運ぶと思うが真観は「出会い」の目的が強い。人と出会い作品と出会う。真観は、元生徒とも会いたかった。しかしその生徒がカフェに来れるのは夜の8時以降。その時間だと会うのは難しい。しかも今日のカフェの営業時間は5時45分で一旦閉めて貸し切りパーティーとなり夜10時から閉店までの1時間カフェを再開すると言うではないか。作家自身が在廊していない場合、直接会って話すこともない見知らぬ来場者に作品の意図を伝えるのは当然と真観は思う。損得��定で言えば「もったいない」のである。出来ればメッセージに対して返答が欲しいと思う真観。彼女達にはそれなりの事情があったかもしれない。
生徒のYさんは、5時ごろにカフェを出た。真観は、彼のお茶代を奢ることにした。それは些細な卒業祝いだった。それくらい真観だって出来る。その後Iさんとおしゃべりは続いた。5時45分になると真観はIさんとカフェを出た。元々Aさんと2人で会うことになったいたのだが真観の都合で生徒のYさんを連れて来てしまった。もちろんAさんには昨日の内にYさんが同行することは伝えてる。Aさんには何かプライベートの話があれば後で時間作りますとも伝えておいた。だから真観は、カフェを出た後Iさんにもう一件行きますかと問いかけAさんは応じる形でまた近くのカフェに入ってお茶をした。そのカフェもMとの思い出があったカフェだった。そう代々木と言えばMとの思い出が詰まっているのだ。Aさんとのおしゃべりは、生き方や物事の考え方、写真や他の創作活動の取組み方、親との関係と多岐に渡った。
このカフェも後にして2人は、真観の提案で新宿駅まで歩くことにした。駅前でIさんと別れ真観はヨドバシカメラに向かった。それはお店で働くAさんにお願いがあるからだった。お店の中に入りAさんを探すとなんと!Tがいるではないか!Tとは年末以来の再会。Tはカメラ機材を大量に購入しようとしていたところだった。その昔AさんをTに紹介したのも真観だった。Tは��観の弟子だ。仕事が順調に動いている様でその投資としての機材購入だろうと思う。『この後お茶でもするか?』と尋ねてみたが予期せぬ再会の為その時間はTにはなかった。忙しく他の店員さんと別な売り場に出掛けたTが戻って来るまでAさんとおしゃべりをしてお願いごとも引き受けてもらった。真観は売り場でゼロハリバートンを開けて「出会いのカメラマン」の写真の束からAさんとTの写真を取り出した。Aさんとは20年以上の付き合いになるが真観がどういう意味で「出会いのカメラマン」と名乗っているかは知らなかった。Aさんは『これいつも持っているんですか?』と言った。Tが戻って来るのを暫く待ったが難しそうなのでAさんにTの写真を渡して真観も他の売り場に用事があったのでAさんの売り場から離れた。取り置きしてあったインクジェットペーパーを購入した後、真観は急いで高速バスの営業所に飛び込むとギリギリセーフで8時のバスに乗ることが出来た。しかし席は満員で補助席に座るしかなかった。それでも真観は気にはならず、乗っている間また日記をiPhoneで書き始めた。Yさんからホワイトデーのお礼メールが届いていたのでその返信もした。Yさん喜んで貰えた様でホッとした。
バスが順調に東名御殿場に着いて車に乗り換え茶畑庵に帰る途中、中国人経営の中華屋に寄って一番安いメニューのラーメンを注文した。終始女子店員たちは愛想が無くラーメンも美味しく感じなかった。
「さるものは おわず きたるものは こばまず」これは誰でも知っている諺。 真観もこれに習い生きたいと思っているが中々どうして難しい。
生徒たちよ、卒業式おめでとう!「心」を大切にしてね〜。
1 note
·
View note
Text
E.オニール「氷人来たる」
希望、世界から社会から自分自身から見棄てられた者たちのためのささやかなエンターテイメント
Kentucky Route ZeroのAct.2幕間劇「エンターテイメント」の引用元ということで読みました。絶版ですが、縁あって読めて非常に良かったです。よかった。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/389c9d9734c8b5f8820c52567699f7b9/a39503fd37deda6a-ea/s540x810/0b45c25afbac928ecdb5a6f1248a4114947c8038.jpg)
オニール作品の解説本であらすじは知っていたけれど、予想していたものよりずっとよかった。
ハリー・ホープを主人とする明日の叶わない夢ばかりを話す者達が集う、どん底のような酒場に常連の気のいい営業セールスマン「ヒッキー」がやってきて、みんなに酒をおごり、ハリーの誕生日を祝い、『みんなが幸せになる方法』を教えてくれるという話。
ほんとに望みや救いがなくて、特に悪人や悪意も存在しないのにかかわらず、最初から最後までみんな終わってていい。解説読んだだけだと、ヒッキーが酒場の哀れな人々をだます詐欺師で扇動者みたいな役割だと思ってたけれど、彼自身もどん底にはまって抜け出せないままの人間で、つまり酒場の全員(捜査官以外)が偽りの希望にすがって酔いつぶれて自分ではどうしようもないまま終わりを待ってるだけ。変わりたくても変われないし、ほんとうは変わりたくもない。
翻訳の地面を這うような泥臭さも良くて、テキストの強度がすごく高い。時代で風化しないのすごいな。同じ主題を強度の弱い文章やセンチメンタルで自己憐憫的に描かれたらほんとに鼻持ちならないだけだけれど、この圧で語り掛けてくるのはさすがだなあ。
ラリー:(ここは)云つてみりや、「絶望酒場」、「どん底バー」、「終点カフェ」、「海底食堂」つてとこさ。この雰囲気の美しい静けさに気がつかないのかい?それは、ここが最後の港だからだよ。ここに居る者あ誰だつて、次には何処へ行こうか、などと思い悩む必要はないんだ、なにしろこれから先は無いんだからな。連中にとつちや、大きな慰安さ。もつとも、ここでさえ、君が長く居りや自然と分かるように、みんな過去や未来についての無害な夢を少しばかり抱いて、生きてる振りを続けてはいるけどね。
なんとか俯瞰しようとしながら不信感と失望に怯え続けて、自分が死ねない代わりに、自分と同じ裏切りという罪を犯した若者が自ら死にゆくのを見ているだけの最悪な行為で締めくくる元革命運動家のラリーがいちばん台詞と描写に力が入っていてよかったです。
各幕の終わりに、「真実に目覚めた」ヒッキーが、みんなの幸せと心の平安を得る方法について語り始める場面も怖いくらい凄味があって、作品単体としては「エンターテイメント」より好みだと思う。
出てくることのない「氷屋」って真実みたいだなと思った。みんなとっくに終わってる人たちだから、氷屋が来ると自分をもう騙せなくなって終わるんだろう。真実はいつだって冷たいので。
このどん底で今日を生きるためには、真実から目を背け大いなる眠りを待ちながら酔い続けるしかないのだから。
ヒッキー:(目を閉じる)とうとう自分というものを手放すことができるんだ。海の底に自分を沈めるんだ。静かに休むんだ。もうこれ以上行かなくてもいい。お前らの心を苦しめる下らない希望や夢は、もう一つだつて残つちやいないんだ。諸君に俺のいう意味が分るようになるのは、皆が―済まないが―すつかり疲れちやつた―ひと眠りしなけりや―うんと飲んでくれ―俺が奢る―
KRZの理解を深めるうえでも読んでよかったな。
KRZは暖かい親密さと同時に冷たい諦観と悲しみを持つ作品だけれど、後者について「氷屋来たる」はKRZの底流に流れてるものと共通する部分が多いのではないかな。にしてもエンターテイメント、これに比べたらまだぜんぜん優しさと救いがある…
なんでコンウェイやエンターテイメントの登場人物たちが自分にとって毒であり死に近づくだけの酒を必死に飲み続けるのか、自分はいまいち理解しきれてなかったけれど、「氷屋」読んでようやくすこし理解できるようになった気がする。ここまで絶望してるかはわからないけれど。
「氷屋」では登場しないままヒッキーに殺されるイヴリン、愛と寛容の象徴であり頑強なキリスト教道徳を体現する女性、エンターテイメントは彼女を一人の人間として描きイブリンの側から物語を語り直す試みでもあったんだろう。コーラとかパールもひとりの人間として現代人に共感できる形に書き直されているし。(それをフェミニズム的反転と評する人もいるのかもしれない)
ヒッキー:な、エヴリンは俺を愛してたんだ。そして俺も彼女(あいつ)を愛してたんだ。そこが難儀なところさ。彼女(あいつ)があんなに愛してなかつたら、逃げ道を見つけだすのは容易いことだつたろう。それともまた、俺が彼女(あいつ)を愛してなかつたら、だ。だが、実際の状態がああだつたから、道は唯一つしかなかつたんだ。(言葉を切る―それからあつさりと附け加える) 俺は彼奴(あいつ)を殺さなきやならなかつたんだ。
ふつうに描写が具体的なので、エンターテイメントの背景の補足できてよかったし、「外はバビロン」とかの引用も意味がわかったし、ハリーが奥さんを愛して忘れられないまま酒場を離れられないこと(ほんとに愛してるのかもしれないし、辛い真実を見ないために縋ってるだけなのかもしれない)とか、いろいろ背景が想像しやすくなったかな。
ヒューゴー:「おお、バビロンよ、日は暑く、汝が柳の蔭涼し!」 (注釈)旧約聖書詩編第137篇第一節及び第二節のもじり。「バビロン」は「資本主義社会」を、「日は暑し」は「生活の不安と苦難」を、それぞれ象徴しているらしく思われる。
幕間劇「雇い人の死」の終わりもようやくすこしわかるような気がしてきた。
氷屋の登場人物はみんな「大いなる眠り」を待っている。これを反復するようにKRZの幕間劇の最後もブランドンが急に眠って終わる。(もちろん「雇い人の死」のサイラスの死が重なってる)
KRZはブランドンの眠りが「大いなる眠り」なのか「しばしの小休止」なのかあいまいなまま、ハリーの「眠らせてやろう」という台詞で締めくくるけれど、KRZらしい悲観的なのか希望があるのかどちらでもあるような終わり方で、両義的なところがしみじみよかったと思う。
KRZのこういうところ、マニアックで原典あたる人のみが楽しめるというあまりにわかりにくい楽しみ方ではあるけれど、まあ自分は満足できたのでいいです。
本書籍は絶版で発行年代も古く入手困難でしたが、ご厚意により貸していただきました。感謝。
1 note
·
View note
Text
お散歩がてらの、初めてのハンブルグ観光。港湾博物館やスパイス博物館、そしてミュンヘンから修学旅行に来る女子高校生憧れのカフェ・ド・パリへやっと潜入。
ハンブルグはその昔、大きな中洲をくり抜き整備して自然にあった中洲を人工的にドックにした港湾都市。従い、1960年代以降、大きな貨物船になるに連れ、1880年代の手掘りの港湾工事では大型船舶が入ってこれず、港湾としては限界を迎える。そのため、より外海へと今の主要港湾は移動している。では、ハンブルグ手掘り港湾のできる前は、どこが主要なハンザ同盟の港湾だったかというとブレーメンの音楽隊で有名なブレーメンである。1800年代半ば頃まではブレーメンの方がハンザ同盟としては栄えており、北ドイツで唯一百年以上続くレストランや有名なティーハウスなどは、ブレーメンにある。
なぜ、ハンブルグか。その鍵を握ったのはユダヤ人達であったらしい。当時はデンマークの直轄飛び地もハンブルグにはあり、未だに特別地区として日曜の午前中まで市場を開ける。fischmarktとして有名な観光地になっており、私も数回行ってみたが、わざわざ行くほどのものではなく、別に美味しい魚が売られている訳ではない。完全に観光市場になっているので、雰囲気が好きなら行けば。。。って感じの場所。話しを元に戻すと、ビスマルクがワイマール共和国としてドイツを統一するまでは、みんな諸侯が勝手に治めていたというのがドイツである。日本よりも随分遅く統一されているのだ。だからという訳では無いが、ドイツは地方色が未だに強く、地方同士で仲が良くない。ユダヤ人殺せみたいな、共通の目的でもないと、なかなか一致団結できない人々なのだ。私みたいな超ド田舎の辺境のバナナ人の島から着た人間にでさえ、仲良くなるとドイツ人は自分の出身地以外の人間の悪口を平気で言う。まぁ部外者はどうでも良いので、部外者のワシは聞き流している。が、一部道理が通っているところもあるので、全て聞き流している訳ではないが。。。
さて、この港湾。第二次大戦中、イギリスから空爆の標的にされ、八割は消失している。そこをねちっこいドイツ人気質で、19世紀の設計図を引っ張り出して、寸分違わず1950年代には再建する。しかし、1960年代半ばからは、大型船舶が入れない位に水深が浅い事から、全く使いものにならなくなり、もっぱら中東戦争を逃れて絨毯やスパイスを持ち込んだアラブ人たちに倉庫として利用されるようになり、世界遺産に登録されるまでは荒れ放題に荒れていたらしい。
世界遺産に登録されてからにわかに再開発が進められ、エルブフィルの入る音楽ホールなどもできて、現在に至る。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/dc1e9784402179bc605aabc91dc85f3a/1e1e4518a3e27853-ea/s540x810/5c7df4a0ae530f547f483ce622001bb50261d176.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/a21d2b9154424c0307076a6dfd92fb30/1e1e4518a3e27853-17/s540x810/8ff372e2e48345e926b12ad3dbe865c71797cafd.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/f3b9ec4dc79d10f755a62b5c67226d84/1e1e4518a3e27853-fd/s540x810/ec6cfc1541897bb45c81691eded71408383d754b.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/d47d6792ac8ed6bfa1f92945008078df/1e1e4518a3e27853-52/s540x810/ab883fe14d787460f864dbe661c0338f7638c788.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/3a98c734f7b7a1179f909e714359d0b8/1e1e4518a3e27853-4a/s540x810/428e949ca4fedbd54b75d6549440a22f4d7d3afb.jpg)
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/f1e7aa015ed07134fb66ec29ae481e26/1e1e4518a3e27853-21/s540x810/0b2660c452c983d8083259d1029db0d13fcd48a3.jpg)
港湾博物館で感動したのは、港湾の歴史だけではなく、主な交易品についての説明。ブレーメンや北ドイツは紅茶を好むのだが、なんとドイツ人が1年間に飲む紅茶茶葉の量はたったの240g程度。ワシなら優に一ヶ月でそれ位の量の茶葉、緑茶、紅茶、中国茶を飲んでいる。ドイツ人は紅茶の代わりに、ハーブティーを飲むのだが、これは貧民のやっかみだったらしいことを、ここの博物館で学ぶ。ヨーロッパにおける港湾都市は少ない。南にマルセイユ、ベニスがある程度。北はやはりブレーメンかハンブルグになる。アントワープはまた別だから。。。ドイツ語圏内に売りさばくスパイスや茶葉、コーヒー類は��てドイツ経由なのだ。だから、彼らは中間マージンとして莫大な関税と莫大な上乗せ金で利益を得ている。ハンブルグのなんとも言えない鼻につく、にわか金持ちとしか思えない豪奢振りは、こうした浅い歴史の成せる技なのだ。現にワシの所属する研究所の創設者も19世紀後半にハンブルグは儲かるらしいという噂を聞きつけた貧しい漁師が、自分で木を切って小船を作り、当時の大型船から人や荷物を搬入したり降ろしたりする事をビジネスに思いつき、デンマークとの国境付近の小さな島から移住したリックマース家に由来する。ワシ、通りで、エルクの事嫌いなはずだ。底浅いし、品が無いし、バカだし、最悪の男だとしか思っていない。まぁ、でも給料貰いながらドイツ見聞できるので、貰える間はいないとね。ワハハ。
紅茶や茶葉は、完全に貴族階級や金持ちの飲み物で、庶民はどうひっくり返っても飲めないものだったらしい。なぜなら、港湾都市特権で州として州外に関税をかける事ができたらしいので、ドイツ語圏内外の内陸ヨーロッパにおける茶葉やスパイスの独占販売ができたのだ。内陸都市からしたら、仕方ないので高額をふっかけられても購入していたのだろうが、従って、実は未だにハンブルグ嫌いな人々は多い。そうした反発を金と金で買った権力で黙らしているのが、ハンブルグなのだ。またおまけに、ユダヤ人イジメの時期に入ると、ユダヤ人は強制収容所に送り込み、彼らが築いた商売を居抜きでいただいてしまったのが、今偉そうにしているドイツ人たち。だから、功罪のつもりなのか分からないが、ハンブルグは社会民主主義党員が多い。ショルツも社会民主党。
コーヒーは、主にインドネシアとブラジルから輸入していたが、これは、チョコレートの代替品としての利用だったらしい。日本人はチョコレートは食べ物と勘違いしているが、チョコレートは元々、飲み物ざます。単価重量が金より高いカカオ豆は貴族や金持ちしか手が出せず、中産階級の庶民が飲んだのがコーヒー。ライプツィヒに住んでいたバッハもコーヒー・カンタータを書いてしまう位、コーヒーはバッハの頃、庶民の間でチョコレートの代替品として爆発的に普及する。つまりだ。貴族の紅茶に対して、庶民のハーブティー。貴族のチョコレートに対して、庶民のコーヒーという構図があるらしい。
このコーヒー豆。ワシもその昔、家の庭にコーヒーの木があったし、母はロブスターとアラビカならアラビカしか飲みたくないだろ、ロブスターなんてカサ増しよ、カサ増し、という暴言をカマスほどの中産階級ザ庶民代表。なんと、ハンブルグではコーヒーは、中間輸入業者として重要なコモディティだったので、コーヒー豆は女性達が一粒一粒、手で選別していたらしい。右上の白黒写真は、女性達がコーヒー豆を選別している所。旦那が港湾労働している間、妻はコーヒー豆選別という構図だ。大阪の堺の博物館で見たのだが、江戸時代にでさえ、日本では漢方薬原料の選別に用いる木枠を発明していたのに。。。ドイツ人ってアホ。っつーか、人間を人間とも見なさない習慣は、何もユダヤ人迫害で露呈したのではなく、ドイツ人同士でもやっていたのね。。。道理で、世界の天才ワシの事も腐ったバナナ扱いするわけだ。なーんてね。ガハハ。色々と勉強になった。
しかし、もう帰国が目の前の今、色々と博物館に行くので良かった。こんな事を着任前に知っていたら、もうこちらで出くわした事、数々のイヂメや嫌がらせにヘドが出て、さっさと任期満了前に逃げ帰っていただろう。まぁ実際、お休み毎に逃げ帰ってはいましたが。。。そうでもしないと精神的に持たない街ですな。ハンブルグは。
スパイス博物館は御愛嬌。カンボジアの胡椒が胡椒のシャンパンと呼ばれているとか、胡椒の実が成る軸の部分でさえ輸入して胡椒代わりに使っているとか、中国からは乾燥生姜を大量に輸入していたとか、ここでも、ハンブルグと中国の昔からの蜜月振りを味わう。ごちそうさまでした。
帰りに、今まで一度も入れず、予約無いのに何来ているの?あんたバカ⁇扱いをする、高慢ちきなカフェ・ド・パリに何気なく寄ってみると、なんと、すんなりと通してくれた。第二次大戦中の爆撃を逃れたので戦前の雰囲気を残す室内とおフランス料理を売りにしている。今日のケーキは何あるか?とドイツ語で聞くと、色々と言ってくる。ワシ、頭の中が大混乱。ドイツ語分かるけど、もう言われた矢先からケーキの名前は忘却し、どんなケーキなのかしか分からない。ドイツ語でレモンタルトが言えなかったので、タルト・オ・シトロン、シルヴプレざーますと、あまりにも気取っている店員にムカついてフランス語喋ってやると、ドギマギして英語で応えてくる。アホか、こいつら。ドイツ語片言だからって、ワシを舐めんなよー!と思っていると、感じの良い若いケルナリン(ウェイトレスのドイツ語)が給仕担当になってくれた。可愛い女の子なので全て許す。
黄昏時の港湾と、その名も「木綿(Baumwall)」という駅。後ろにそびえるのはミヒャエル教会。ミヒャエル教会を見て、咄嗟にコックのミヒャエル君と彼女のレベッカを思い出し、一報入れておく。あぁ。観光って良いわ。気楽で。
1 note
·
View note
Text
2023建築レビュー#3
・建築レビュー#2(設計者: Asymptote Architecture ) 発表�� :杉山 (M1) 講評者 ;小俣
第3回の建築レビューでは「アシンプトート・アーキテクチャー」というアトリエ事務所を取り上げた。
彼らのコンセプトは、「非の打ちどころのない空間性」を定義し、探求することだ。パラメトリックツールの活用、環境問題への取り組み、建築の形式性の発明欲求など様々な関心を持っているが、それらはバラバラなものではなく、一つの問題意識の構成要素であり、これらに対し包括的に取り組んだ先に目指すものがあるという姿勢だ。つまり、このような芸術と建築の間に働く引力と斥力による振幅を認め、「非の打ちどころのない空間性」へと漸近していくことが彼らのコンセプトといえる。以上を踏まえ、彼らの作品を三つ見ていく。
事例1『 Steel Cloud』アメリカ環太平洋移民を記念するモニュメントの国際コンペ(1988)
この作品は、1988年、アメリカ環太平洋移民を記念するモニュメントの国際コンペにて、アシンプトート結成前の二人が受賞した作品になります。建設されることはありませんでしたが、ハリウッドに通じるハイウェイの上に、壮大な「都市のゲートウェイ」として計画されました。
プログラムとしては移民博物館、水族館、庭園、劇場、映画館、図書館などが計画されており、華奢なスチールで繋がれたそれぞれのヴォリュームは互いに干渉し、振動し続けます。
発展するテクノロジーの奴隷となることなく、独自の身体感覚や表現を獲得している点において、近代化の波をうまく乗りこなしている印象です。
いくつも備え付けられたスクリーンや、モニュメンタルな建ち方、部分が振動を共有している点において、様々な速度を持った者たちが通り過ぎていく中で、人々に情報を与える建築としての在り方を試みているといえるのではないでしょうか。
事例2『 Hermitage museum 』モスクワ
二つ目の作品では、彼らの理念は「情報化社会の実態化」という形で試みられているといえます。この作品は、モスクワ市内中心部近郊にある工場跡地にギャラリーや展示スペース、カフェ、レストランなど様々な機能が複合されている事例になります。デジタル社会において、あるいは肥大化した都市に対して、アーティストや美術館がどうあるべきか。あるいはどのように出会うべきかといった問題意識に対して、建築家・アーティスト・一般人が対等に議論するための場としてデザインされました。
全体の構成はプログラムを充てたヴォリュームをスタックし、表皮で覆うOMAを彷彿とさせるものとなっています。
わずかにずれたヴォリュームやその重ね方、不規則な開口による有機的な関係性をスキップフロア的に接続し、利用者同士の接触を誘発するような構成といえます。フィルタリングされているという現状はありますが、様々な分野において、多くの人々がフラットな位置に立つことを可能としたデジタル社会ですが、美術館において美術とアーティスト、鑑賞者をフラットな関係性をもって再構築することで相互作用を試みているといえるのではないでしょうか。
事例3『 Yas Marina and Hotel 』アラブ首長国連邦 アブダビ
三つ目の作品では、「合理的応答により顕在化される非合理」という形で彼らの理念が試みられているように思います。この作品は、アラブ首長国連邦・アブダビにある大規模宿泊施設で、F-1レース場をまたいで計画されるという特異な事例となります。
10層の楕円形ヴォリューム二つで構成され、方や陸上、方や入り江水域に位置する配置計画となっています。
F-1レーストラックの上に架かる大きなフリースパンの胴体のような鉄橋がヴォリュームを接続し、レースとその周辺を見渡せる眺望を作り出しています。
この建築を特徴づけているもう一つの要素である皮膜は、グリッドシェル構造と呼ばれ、流動的なフォルムを作り出す一方で、熱せられた空気をビルのファサード上に排出するスタック効果を補助しています。
楕円形の立面、複雑なシェル構造を併用することで空と周辺環境を映し出すスクリーンとなります。
砂漠気候の地域にある入り江に計画されたF-1サーキット場という特異な与条件をテクノロジーにより合理性とともに解決し、同時にレース場をまたぐようにして横たわる流動的なフォルムという極めて表現優位なアプローチの重なりから、いくつも顔をのぞかせるクリーチャーのような建築といえます。
複雑な与件に対して、あくまで合理的な応答に徹することで、プロジェクトの持つ本質的な非合理性と、そこに内在する空間的可能性を体現しているといえます。「非の打ちどころのない空間」の定義はアシンプトートの解釈によるところが多分にありますが、概ね構造と空間および空間体験が断絶されておらず、造形的な美しさも兼ね備えたものといえるのではないかと思います。この際に必要となる他分野の横断を、テクノロジーというツールを用いて行っているというようなかたちではないでしょうか。テクノロジーを駆使する一方で、人間の魂や精神に触れる「言い表せないもの」を体現すると述べているアシンプトートですが、一見、矛盾するものの間を振幅しながら「非の打ちどころのない空間性」へと漸近しようとする姿勢は、加速度的な発展を遂げてきた現代社会あるいは混沌を増していく未来において妥当性を帯びているのではないかと感じました。
・引用
・漸近線アーキテクチャ (asymptote.net)
・漸近線アーキテクチャーへのインタビュー:「私たちは空間エンジニアです」 |アーチデイリー (archdaily.com)
・漸近線銃がモスクワのエルミタージュ美術館と新しい塔の計画を発表 |アーチデイリー (archdaily.com)
0 notes
Text
◆劇場のファイ 感想
私は女として生きるなんて苦痛でしか無いから(女体だけならまだしも)、最後までトランス女性の気持ちは分からなかった。 主人公は素で男装女子に見える顔で華奢な美少年だから成り立つのであって、一般的な男顔でガッチリ体型だったら成り立たないよな。
女顔の男の子が女の子になりたいって言われても、そりゃ勝手になれば良いんじゃないですかと思うよ。内面もふにゃふにゃしているし本人に男と言われないと傍目からでは分からないから、トランス女性としての苦悩が伝わってこない。
別に男子や女子から気持ち悪いといじめられてもいないし、何を思い悩んでいたのか感情移入しにくい。ただ女性になりたいと願うだけで、人格は女性なのに男として生きることへの苦痛を感じているようにも見えないんだよな。せいぜいスカート履きたいとかそんなもん。
女性?になった姿も元から女体でも全然違和感がないから、雑にトランスという題材を扱いたかっただけなんじゃ?と邪推してしまう。 これが男の女装感がある、若しくは男性に見えなくもない中性的な女性のグラフィックならまだ理解出来たけど、まるで手術完了したかのように完全に女で引いてしまった。 人間関係について。良くも悪くも主人公視点しか無く、親との会話が一瞬で終わるから「親は自分を僕としてしか見てくれない」という意見も、いまいち要領を得ないのよね。 全て主人公の主観だから被害者意識による妄想で虐待していないのに親がトランス知識がないだけで毒親認定している、とも考えられる。
恋愛部分に関しても付き合ったという情報だけで描写がないから敢えて付き合わせる必要はあったのかと思うし、彼女を人気者にするのもご都合主義を強く感じる。特定の人間に惹かれる表現もないしな。
エリに対しても彼女に興味を持とう、愛そうという気持ちもなく「自分では幸せになれないからエリとはもういいや」と自己完結して放棄する主人公の人格を好きになれなかった。幸せになれない、じゃなくて幸せにしようとする気がない(面倒くさい)だけの言い訳だよね。
どんなに努力をしても好きになれなかった、など葛藤は微塵もない。 出来ないからしょうがないよね~程度の興味で自分から別れを切り出さずエリの時間を奪って、楽な方に行こうとするのがクソ野郎だなと思いました。いっつも考えているのは自分のことばかりで、決断しなきゃいけない時は逃げるか放棄の典型的な受動的な人間だよね。
学業も交友関係も問題なさそうだし、恵まれているのに勝手に一人で思い悩んで(悩む要素が見受けられない)いただけって印象だ。 この子はこれ以上何を望むんでしょうね。
じゃあ精神的に孤独かと思いきや、エリという都合��良い彼女や梅香という理解者がいる。リア充が自分って孤独だ…と言っているのをひたすら見せられているような虚しさを感じた。
何だかんだ常に周りから守られて生きている子だし、トランス関係なく生きづらさが全然伝わってこないんだわ。 恵まれているからこそ悩みを言えない、見えない孤独をテーマではないし、何もかも中途半端なんだよな。勝手に自分自身を孤独だと思いたいだけで、地に足つけて生きようという強い決意も見られない。
そして最後は急に自己啓発セミナーに洗脳されたかのように自分を愛そう愛そう言いはじめて怖かった。そんな急に変わるものか? 愛そうと思ってすぐ愛せるなら苦労していないし(苦労しているようには見えないけど)、すぐできるなら始めから「自分は不幸だ」と思い込んでいただけで、自己肯定感が低かったんじゃないでしょ。
今作は探索ゲームにしてはマイナーな題材だし、トランスが自分に関係ない出来事だと捉えている人は高く評価するんじゃないかな。 私は近いところにいるから無理だった。元々、女性性の高い女が嫌いだから女になりたいトランス女性と相性が悪すぎたのだろう。
特にこの主人公は性別に関係なくやたらウェットだし(それが一般的な女性なのかもしれないけど)、共感できないんだよね。可愛い服装、お洒落、女の子が遊ぶことをしたいって感性自体が気持ち悪い。
それにしても、女=可愛いものが好きってステレオ造形も何とかならないものか。ストレート女さんはそういうものが好きなんでしょうか そんな不満だらけの中でも梅香の可愛さだけには救われたので、梅香視点が多いか梅香が主人公だったら良かったな。
0 notes
Text
World Exchage
[世界を変える]
イルミナティ、彼らは一体、どんな事をした、どんな事を知ったか?
宗教家たちだ、彼らは彼らなりの正義がある。
だから、何一つ悪びれないw
まあ、そうやって何百年もやってきたから。
彼らのメンバー、MKウルトラだの、科学的発見は私達も知る。
そして最後の発見は何か?w🤣
何ゆえ最後と言うと、イルミナティは滅びるから、最後の発見なんですw🤣
その発見とは、
アカシックレコード。
色々な物理学的発見をしてゆく中、量子物理学に至る。
そして量子物理学を探る中、アカシックレコードの存在を発見した。
つまり、物事の現実化とは、思考により形成されるという事実。。🤣✨
大衆心理を操作、つまり、大衆という完全に眠った神々を使い、自分たちの都合のよい現実化を形成する術を知ったw
ただし、アカシックレコードの書き換えは、あまりに酷い場合、5次元の管理人から許可は降りないw👍🤣
そして、イルミナティには、アカシックレコード書き換えの専門家が、何人かいる。
人に病気を起こす事も、可能なんですw🙂
どうやるか?
病気の起因となる症状を、サイコキネシスで起こす。
お腹痛い、腕痛い、足痛い、とかねw😎
で、当人は、過去の自分のデータと照らし合わせ、「これは胃潰瘍だ」とか、「これは肝臓疾患が悪化した!」とか、当人に思い込ませるw
すると、どうなるか?
みるみるうちに、当人が過去に経験した病に、体は変化してゆくw🤣
つまりさ、自分で自分を病気にしてるわけw🤣
これが、イルミナティが今1番メインでやってる事だよw
凄いよなw🤣
つまり、人は、自分で自分を病にしているw🤣
勿論、怪我なり、無茶するなりで、病にもなる。
だが、人工的に病は、引き起こせるわけw
イルミナティは、トリガーを引いてやるだけよw🤣
「あなたは眠くなぁ〜る」
みたいな催眠術同様、病気のきっかけだけを、トリガーしてます。
遠隔治療を知ってる人は、多い。
離れていても、病を治す。
例えば、サティア・サイババが有名。
イルミナティは、遠隔不治療を行ってるわけw🤣
つまりね、離れた場所から、「痛み」だけを発生させる。
すると、本人はその病だと決めつけ、自己催眠で、どんどん悪化するw🤣
ファラデーの法則、これにより、私達は便利に電気を使う。
テラヘルツ波の利用。
ファラデーは、50Hzだが、テラヘルツ波は、3THz の電磁波。
右回りにて、ポジティブな反応、左周りにて、自己中心な反応となる。
つまりさ、手かざし気功は、右回り、サイキックほ、左回りですね。
これは、理論テラヘルツ波学だけどねw🤣🙂👍✨🐧
人間が希望したものが、現実化される、イルミナティはとうとう、そのメカニズムを知った。
だがしかし、あまりに自分勝手なアカシックレコードは、管理人が許さない。だから、現実化されないとうねw
イルミナティは、そんくらい恐ろしい技術を、知った、つまり、神の領域ってやつよ。
しかしね、これは実は誰にでも、出来るw🤣
相手を思いやる優しい気持ちは、手かざし気功を可能にする。
霊波之光とかさ、普通のおばちゃんも、手かざし気功してるw🤣
このメカニズムが、テラヘルツ波の右回りエネルギー。
これを悪用したのが、イルミナティ連中。
回転を、左回りにし、サイキックを知った訳。
イルミナティが滅ぶ理由は、実に簡単だw🤣
世界は、「ゼロ0」の上に成り立つ。
人を貶める、人を陥れるという行動は、行った本人に、必ず還る。
奢れる者久しからずとは、そういう意味。
アカシックレコードをいじるという、関なんちゃらが言っている都市伝説は、イルミナティが誘いたい未来なだけw🤣🤣🤣✨
皆さんもそれを知ったら、
「そんな事、起こさせてたまるか!」
、そんな気持ちで生きれば、いいw🤣
絶対起きないからw🤣
それを起きると信じた信者が、その世界線に連れていかれるだけよw🤣
私達は、1日も早い、イルミナティ全滅を、ただ祈りましょうw🤣
恐れは、要らないw
なぜなら、
サイキックは全員持ってるからw🤣✨✨✨
ジャグラーでペカるやん?w
あれ、サイキックだからw🤣✨
電子サイコロだよ、つまり、乱数発生、まあ正確には整数だがね。
サイコロの目が何になるか?
それは、実は自分で決めれる。
小学校という名の監獄以来、大衆はサイキックをごっそり削がれるw🤣✨
絶望、瀕死が、サイキックを開花させるw
皮肉だけどね、そゆことw
だから、修験道なり、禅修行は存在する。
人間が限界を突破した時、元来の力を取り戻す。
農耕とは、多くの命を奪うというカルマを背負わせて、人々に重いカルマを負わせ、コントロールを容易にした、壮大な支配メカニズム。
一体何粒の米や小麦の命を、人間が自分勝手に奪うか?
そのカルマを背負わないと考えるのは、3歳児より、阿呆だろうw🤣
だから、小食、断食は有効なわけ。
ある程度肉体が形成するまで、命を奪わなきゃならない。
しかし成体になれば、エネルギーの供給方法は、変更可能。
シナプスは、ATPエネルギーを最初に使い、次にATPを使用しないエネルギー供給へと、進化します。
同様に、肉体もATP以外で動くのが、サイキックの領域でしょう���
あなたは、世界を変える。
私達は、世界を変える。
イルミナティの支配から、システムから、離脱しましょう。
0 notes
Text
冷泉真澄11 イキヤ真澄親子ルート3
秋ちゃん
sz — 2022/11/23 14:17 彼女とデート中のイキヤと、マジで偶然に外出先ででくわすのもおもろそう 真澄がお義理父さん…
4949cry — 2022/11/23 14:18 おお それもよいな その展開は他の遭遇と両立採用できそうでは
sz — 2022/11/23 14:19 うむ この場合は真澄とかのじょさんは初対面か、真澄だけ一方的に目撃されてて知られてたみたいなもありえるかも 彼女ちゃん どんな子だ…
4949cry — 2022/11/23 14:21 どんな子だろう… そもそも彼女ちゃんは今後も絡んでくるレギュラーキャラなのかこの時期限りのモブなのか?
sz — 2022/11/23 14:21 どっちもありうる この時期とか短期のお付き合いだった場合は 大抵イキヤがふられますね… むしろ短期間のおつきあいがしばしば、くらいか…? だんだんとイキヤの あの 絵とか物作りになると静かに目の色変わるガチオタ気質…? みたいなのがバレて
4949cry — 2022/11/23 14:25 わりとしっかりめに考えといたほうがよさそうだな彼女ちゃん
sz — 2022/11/23 14:25 よく考えたらそうかも たぶんイキヤのことだから、そういう場合なら交際終わっても別に本人はあんま心も態度もかわらんかも ふられたからなんなんや…?? ていう まだ中一だからな… 高校生くらいになると、そのへんについての周囲との感覚のズレがいちいちウザくて余裕ねえ構ってられん!てひとりでキレて絵ばっか描いて生活もだめになってく その 社会との分岐点がイキヤの人生だとだいたい、13.14.15歳くらいに来るっぽくて それでデフォルト年齢はその分岐のど真ん中あたりにしてあるんよ のびしろ確保
4949cry — 2022/11/23 14:32 イキヤくんを振りそうか振らなそうか、振るとして態度変わりそうか変わらなそうか、で新キャラ作るかな というかどのタイプかで該当するキャラをうちのこから引っ張り出して来ようかな
sz — 2022/11/23 14:33 公式だと、イキヤ14くらいのときに直人40とかで、直人が手記本ラストで死んで脱落するんで→直人さんもなんだかんだで生きてるからええやろ→直人さん死んだやん…俺このままじゃたぶんあかんやつや… てなる 公式 おお…!! 彼女ちゃんとのなれそれ回のイキヤ視点 かきたさ かいちゃうとイキヤがいま真澄のことをどう思ってるとかいろいろモロバレやな
4949cry — 2022/11/23 14:36 けっこういいやつ とかじゃないのかw
sz — 2022/11/23 14:36 いやいやいやw
4949cry — 2022/11/23 14:36 てか彼女ちゃんなれそめ回で真澄出てくるもんなのか
sz — 2022/11/23 14:37 イキヤけっこう真澄のこと考えて… というか真澄基準で考えてみようとしたり、とか、 けっこう意識にいるよ そばにいないときも 他の人間より比重でかい相手やしな
4949cry — 2022/11/23 14:38 なるほど
sz — 2022/11/23 14:38 そもそもイキヤは …重いんですよ… 絢も重いけど なんなんうちの子…??? いっしょに暮らす、てなった相手には、もうその時点でだいぶ重いわいろいろ… だからほぼいっしょに暮らしてないトキさん相手くらいの気持ちがほどよく重くない んかな うーむ ナナちゃんにも、そらちゃんにも、 一緒に暮らす=看取る トキさんはどっかでのたれ死ね 彼女ちゃん 香澄みたいな感じである可能性と ナナちゃんみたいなかんじで、意思疎通できなくて、できなくても、ほんわかいっしょにいる、みたいな可能性と おしのつよい相手に押し負けた可能性と
4949cry — 2022/11/23 14:45 それでいくと真澄いっしょに暮らすのミスったな…とか思いそうだな
sz — 2022/11/23 14:45 シュミの合致からの仲間感覚からの交際の可能性と
4949cry — 2022/11/23 14:45 香澄みたいな感じの可能性はなんかわかる
sz — 2022/11/23 14:46 香澄や香澄ちゃんよりもっと 露骨に虐げられてる可能性たかい あとはイキヤの好みドンピシャの可能性 とか …? ………どれもそらちゃんが広義でカバーしきってるのすげえ
4949cry — 2022/11/23 14:48 イキヤくんの彼女 あの子がいいかなってのが思い浮かんだんだが過去キャラすぎて名前忘れたな
sz — 2022/11/23 14:48 リメイクや
4949cry — 2022/11/23 14:48 名前だけつけなおすわ この話用に
sz — 2022/11/23 14:49 すげえ わーい もしかしたらそのまま添い遂げるかもやし
4949cry — 2022/11/23 14:49 そらちゃんは出しちゃったらイキヤくんと魂レベルで融合してしまうから今回は無しで 添い遂げるかも たしかに 真澄もこの子がイキヤくんの彼女だったらなんというかほっとけなさそうだしな
sz — 2022/11/23 14:51 イキヤがゆいいつそらちゃんと関わる上で問題だったのは、そらちゃんのほうが歳下の子供だったこと、かな
4949cry — 2022/11/23 14:58 秋 かな 名前
sz — 2022/11/23 14:58 よみは…
4949cry — 2022/11/23 14:58 あき 秋(9月)生まれだから
sz — 2022/11/23 14:59 あきさんとあきちゃん 冷泉さんのは慧だが
4949cry — 2022/11/23 15:00 羽鳥秋 はとりあき
sz — 2022/11/23 15:00 あきちゃん あきくん?
4949cry — 2022/11/23 15:00 なんか当時作ったときもアキって音ではあった気がする 彼女さんなので女の子かと
sz — 2022/11/23 15:01 どんなこだ…
4949cry — 2022/11/23 15:01 まぁでも髪短めで男の子っぽくはあるのか? 一見飄々としてる たぶん秋ちゃんからイキヤくんに告った 仲の良い数人のグループに所属してる?この学校では珍しく特定の相手とつるむタイプの交友関係がある 4月当初は髪長かったけど盗みを働いて罰として親に髪切られた
sz — 2022/11/23 15:04 昏の髪も刈られてキレてたなイキヤ ぬすみ
4949cry — 2022/11/23 15:04 イキヤくんと付き合い始めたのは髪短くなってからかも
sz — 2022/11/23 15:07 イキヤは加害者っぽさ全面に出てる子とはあんまり関わらん可能性が… ?
4949cry — 2022/11/23 15:07 親の金を財布から抜いてゲーム買って遊んでたり あと通学途中で知り合った高校生の男の子に金をたかっておやつとか薬とかゲームとか色々奢らせてたりした 二ヶ月で数万 当時付き合ってた彼氏とデートするお金とかももらってたり 全面には出てないよ…多分同級生の誰もこういう面は知らない 教員とか親とかしか 親もわりと毒だから真っ当な視点で知ってるとは言いがたいしな
sz — 2022/11/23 15:09 香澄っぽさすくない こういうキャラしゅきいふにめずらしいかも…?
4949cry — 2022/11/23 15:10 朗らかで愛想はいい 母がシングルマザーなんだけど秋ちゃんは亡くなった兄と比べられてもう中一なのに馬鹿だし何もできないしこんなんでこの子どうやって生きていくの、せめて家事くらい手伝いなさい、進学なんて無理なんだから働きなさい、せめて真面目で愛想よくしなさい、て言われてきてる 誰にも気付かれてないがめっちゃいい絵を描く
sz — 2022/11/23 15:12 ふうむ… 窃盗とかたかりとかは、本人にとってどういうものなんやろ…?
4949cry — 2022/11/23 15:13 生きてく=金をかせぐ必要がある、て思ってるからお金を盗ったりする ヒモスペックがけっこう高いので案外生きていけそうなんだけど、そういうことするたび罰を食らうので「わたしにはこの方法しかないのにどうしてだめなの?」て感じ
sz — 2022/11/23 15:14 ふむ…
4949cry — 2022/11/23 15:14 馬鹿で何もできないんならそれでもお金が手に入れられる方法を見付けておかあさんを安心させたい ちょっと精神的に幼いし純粋な?子かも
sz — 2022/11/23 15:15 誰もわかんないレベルの軽度の知的障害…?
4949cry — 2022/11/23 15:15 あと歌も上手だし即興でドラムとか叩けるし身体的にもよく動ける 運動神経いい イキヤくんと一緒にいて負担が少ないんじゃ無いかな…そんでフツーに好きで付き合ってる
sz — 2022/11/23 15:16 おお
4949cry — 2022/11/23 15:16 知的じゃなくて発達障害の方かも 知能はすぐれてるのに精神年齢とか処理能力がおっつかない だからたぶん精神的に成熟して、大人になって、同年代での差が無くなっていくほどフツーにすごい人になる でもそうなるより先に犯罪おかして人生ドロップアウトしそう
sz — 2022/11/23 15:18 なるほど… 私の知り合いに部分的に似てるひとたちがいなくもない ハイローのおやこう(みたいな高校)出身なんだけど ちらほらいたような… あとはイキヤとからめるなら 外見 ですね ルッキング
4949cry — 2022/11/23 15:21 外見はまぁぶっちゃけ変えてもいい
sz — 2022/11/23 15:21 ルッキズミスト(造語)
4949cry — 2022/11/23 15:22 1番大元のアキちゃんは呼吸器系よわくて肺の病気で13歳くらいで死んじゃった子 髪ながーくてワンピースきてて細くて小さくて自信が無くて表情もなくて ていう なので生い立ちや病歴で振り幅は結構作れる
sz — 2022/11/23 15:23 イキヤが彼氏として「頼りになる」かんじかはあやしいが
4949cry — 2022/11/23 15:24 秋ちゃん頼る感じでもないしいいんじゃないか?そこは
sz — 2022/11/23 15:24 教え導く、みたいなのができんやつやでな…
4949cry — 2022/11/23 15:24 うつひこたのしいわーい!すき!て感じじゃね
sz — 2022/11/23 15:24 おお かわいい イキヤめっちゃかわいがりそう
4949cry — 2022/11/23 15:24 おおーいいじゃん
sz — 2022/11/23 15:25 めっちゃかわいがっても副作用が少なさそうなきがして、思う存分かわいがるでは
4949cry — 2022/11/23 15:25 副作用
sz — 2022/11/23 15:26 幸せアレルギーとか() 香澄みたいに、迂闊に優しくすると世界の基準がぜんぶイキヤになりかねなさそう、みたいなかんじとも少し違いそう?
4949cry — 2022/11/23 15:29 そういうことか それはそうだな
sz — 2022/11/23 15:29 冷泉さんみたいに、可愛がられて愛されて構われることで、相手から褒められるその姿かたち以外の選択肢がすべて根こそぎ絶滅してしまう、とかも なさそう …?
4949cry — 2022/11/23 15:29 冷泉さん真澄と相性いいなー… あるがままで居てほしい…
sz — 2022/11/23 15:31 あと毒っぽい母親のこと嫌ってないっぽいのが、お互いにとっていい影響あるんじゃね…??
4949cry — 2022/11/23 15:31 秋ちゃんはイキヤくんに可愛がられたらひとしきり照れてうれしそうにする…甘える… うつひこもかわいいよ!て言う…
sz — 2022/11/23 15:32 嫌いじゃないからくるしいよな ていう
4949cry — 2022/11/23 15:32 秋ちゃんはまだ自分のくるしさを自分で説明したり俯瞰してみれるほど成長してないな…精神が
sz — 2022/11/23 15:33 イキヤは秋ちゃんにかわいいて言われたら結構すなおに?ほっこり喜ぶ
4949cry — 2022/11/23 15:33 いい関係では このふたりのデートってかわいいな…
sz — 2022/11/23 15:34 へいわだ… よい…
4949cry — 2022/11/23 15:34 見た目ちっちゃそう
sz — 2022/11/23 15:34 イキヤにとっては助かる 持ち運びにいい
4949cry — 2022/11/23 15:35 (・▽・ )
sz — 2022/11/23 15:35 呼吸器がよわい同士で助け合え… イキヤのはそれほどでもないが
4949cry — 2022/11/23 15:36 秋ちゃんも諸事情によりこの創作内ではそれほどでもなくしてる でないと死んじゃうでな
sz — 2022/11/23 15:37 秋ちゃん緊急時には真澄にでんわして対処をきけ…
4949cry — 2022/11/23 15:39 真澄が秋ちゃんのことも大事にしそうだな また一時死ねなくなったね真澄 デートしみれーとでイキヤくんと秋ちゃん以外にも遭遇させる?
sz — 2022/11/23 15:46 秋ちゃんの登場でクリスマスがまたいっきにイキヤサイドに傾いた…w
この真澄は 目にクマできると 目立ちそう いふわんでは睫毛の影なのか目の造作なのか クマも込みになっておった
4949cry — 2022/11/23 21:37 わりと常時ある…
sz — 2022/11/23 21:39 無限に ながめてしまうな… 冷泉さんて 顔に年齢滲んでるあたりも わざとというか 「あ …ご苦労されてこられたんですね… 」 みたいな印象を相手に 自然と与える…
sz — 2022/11/23 21:46 わざとだな… アザが出来やすいけど、そういうのはファンデとかでササッと消してたりするもん… クリスマスデートで稔泉と遭遇したら 稔さんが真澄にビミョーなこという…
4949cry — 2022/11/23 21:47 ビミョーな
sz — 2022/11/23 21:48 稔さん冷泉さんに嫌われてるけど、稔さんは冷泉さんの身体すきだから 丁寧に扱えよ 的な なぜあんたが上から目線なのだ… 冷泉さんのことを「ガラス細工」っつったの稔さんだからな… 透明で 自分自身の内側の屈折でしか見てとれない 触れてやらなきゃ居ないも同然 壊してやらなきゃ面白みが無い
sz — 2022/11/23 21:55 おはなあっためてくるみ
4949cry — 2022/11/23 21:57 おはな いてらー 稔泉に遭遇するのはイキヤくんと彼女ちゃんに遭遇した後の方がいいかもな… それかとりあえず稔さんのこのセリフからしみれーとしてみるか
0 notes