#おでん十七八
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Legends of the humanoids
Reptilian humanoids (6)
Azure Dragon – Meng Zhang, the blue divine sovereign who protects the East.
The Azure Dragon is one of the guardians of the four cardinal directions in traditional Chinese culture, and according to the Five Elements phylosophy (Wuxing: Ref), the Azure Dragon is a spirit animal of the East. The Azure dragon has been considered a auspicious sign since ancient times, and governs spring (January, February and March).
In the Taoist version of his name, he was known as the divine sovereign ‘Meng Zhang’ and was the founder of the Dragon Tribe (a tribe that lived in the Dragon Realm and respected freedom).
The guardians of the four cardinal directions is another name for the Four Gods (Four Symbols) in Chinese mythology. They are the Blue Dragon, White Tiger, Vermilion Bird and the Black Tortoise (also called "Black Warrior").
Symbol of the five elements of the bagua, god of the four directions, genus of the divine sovereigns.
In Taoism, the Four Symbols have been assigned human identities and names. The Azure Dragon of the East is named ‘Meng Zhang’, the Vermilion Bird of the South is called ‘Ling Guang’, the White Tiger of the West is ‘Jian Bing’, and the Black Tortoise of the North ‘Zhi Ming’.
Astronomically, it corresponds to the Chinese constellations system, the Seven Eastern Mansions of the Twenty-Eight Mansions. The name derives from the seven eastern mansions (Horn, Neck, Root, Room, Heart, Tail and Winnowing Basket) being linked together to form the figure of a dragon.
伝説のヒューマノイドたち
ヒト型爬虫類 (6)
青龍 〜 東方を守護する蒼い神君「孟章」
青龍は中国の伝統文化の中の天之四霊 (てんのしれい) の一つで、五行学説(参照)に基づくと、青龍は東方の霊獣である。青龍は古来瑞兆とされており、青龍は、春 (1月、2月、3月) を司る。
道教における人格神化した名前では、神君「孟章」と呼ばれ、「龍族 (龍界に住み、自由であることを尊ぶ種族)」の始祖とされた。
天之四霊(てんのしれい)は、中国神話に登場する四神(四象)の別称。青龍、白虎、朱雀、玄武のことである。八卦五行の象徴、四方の神、四帝の属。
道教では、四象には人間の身分と名前が与えられている。東の青龍は孟章(もうしょう)、南の朱雀は霊光(れいこう)、西の白虎は建冰(けんびん)、北の黒亀は執明(めいしゅう)と呼ばれる。
天文学的には、中国の星座系、二十八宿の東方七宿に相当する。東方七宿(角宿・亢宿(頸)・氐宿(根)・房宿(室)・心宿・尾宿・箕宿)が連なり、���の姿になることからこの名がある。
#azure dragon#four symbols#four gods#chinese mythology#chinese constellations system#guardian of the east#humanoids#legendary creatures#hybrids#hybrid beasts#cryptids#therianthropy#legend#mythology#folklore#s.f.#nature#art
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鎌倉 五所神社 例大祭 ィ 乱材祭(みざいまつり) 海上渡御
かわい~
密集!腰がもみ合い状態に!
旧旧材木座村は、江戸時代前期の元禄時代に旧乱橋村(みだればしむら)と旧材木座村(ざいもくざむら)の2つに分割した��1889年(明治二十二年)に、この二つの村は合併した上で西鎌倉村に編入されて、鎌倉郡西鎌倉村大字乱橋材木座となった。その後の1908年(明治四十一年)七月には、旧乱橋村と旧材木座村の5つの神社が合併して五所神社になった。2村5社の祭りは合併して乱材祭(みざいまつり)になった。材木座は鎌倉七座と呼ばれる商工組合一つ。中世に材木を販売した座で、由比ガ浜(ゆいがはま)の東南部、和賀江付近と推定されている。
・・・そうだけど、江の島海岸も由比ガ浜もどこだか知らないよ! 材木座海岸とか和賀江と言われても分からないよ! とにかく鎌倉の(海の)祭りは同じ輿丁が舁いているから区別付かないよ。もんもんの人は、(記憶では)神輿会が主催している寒中御輿錬成大会以外は参加できないのが多いけど、乱材祭はOKだよ。
なお、合併した5社は、
材木座村の鎮守諏訪神社(現 材木座五丁目)、材木座村中島部落の視女八坂社(見目明神)(現 材木座六丁目)と、
乱橋村の鎮守であった三島神社(現 材木座2丁目9−1)、乱橋村能巌寺部落の八雲神社(現 材木座四丁目)と金毘羅宮(現 材木座四丁目)。
五所神社の所在地は乱橋村鎮守三島神社の跡地で、本殿は材木座村鎮守諏訪神社の物を移築。両村への気遣いが窺われるね。
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興福寺・安底羅大将(国宝)
明治の廃仏毀釈を逃れた、法相宗大本山・興福寺の貴重な木造十二神将立像のうちの一体「安底羅大将」。
安底羅(あんてら)大将は、他の神将と同じく、もともと夜叉(鬼)でしたが、仏と仏法の真理に降伏し善神となって、配下に持つ七千の鬼と共に申の方角と時刻を守備しながら、他の神将が従える鬼と合わせて総勢八万四千の夜叉部隊と共に薬師如来と薬師経を信仰する者を守護する天部の仏尊です。
神将は天部の武将であるため他の仏とは違い、重厚な甲冑に身を包んでいます。
こちらの安底羅大将は申の刻の守護神らしく頭の上には猿の彫刻が彫られ、怒髪に憤怒の表情で手には宝鎚(ほうつい)を持ち、他の神将と共に日夜仏敵に目を光らせています。
「ほうつい」には「宝槌」と「宝鎚」がありますが、「宝槌」は木製のハンマー「打出の小槌」のことで、「宝鎚」は武器として使う金属製のハンマーのことをいいます。
興福寺の安底羅大将を含む十二神将は、鎌倉時代に阿弥陀仏の教えを信仰する男性信徒集団である「阿弥衆」によって造られたといわれており、ご利益は、心の中の余計な感情を取り去り、健全な精神を得るための助けをするとされています。
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いざ!相棒CB223Sで行く東北1周の旅ッ!~後編~
宮城県にてテント泊したのち、次なる目的は良さげな田んぼを巡りながら岩手県の岩手山、八幡平の山々を眺め、鳥海山を見に行く!
…振り返るとなんとも盛りだくさんだったなと思います。 初めての地であんなに魅力的な道と山、そして里山を目にしてしまったら、写真撮ったりまったりしてしまってなかなか進めないのは明白でした。
天気にも恵まれ、快晴のなか北海道にはない植生と地形、街の作りをバイクで走りながら「どうしてこんな形になったのだろうか、人々はどう暮らしたのだろうか」と思いにふけるも旅の面白さだと感じました。
行きと帰りのフェリーや道内を走る日を除いて実質4日間の東北ツーリングでしたが、圧倒的日にちが足りないッ!(泣) こんなにも東北は見どころが多く、植生・地形が面白く、バイクで走っていて楽しくて、なによりご飯とお酒がおいしかったとは…
初めての東北バイク旅は、私の視野とバイク旅の選択肢を大きく広げる非常に充実した【たまらん!!】ものとなりました。
一枚目【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/640【F値】/5.6 二段目左【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/125【F値】/2 二段目右【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/1600【F値】/2.8 四枚目【焦点距離】20mm【ISO】64【SS】1/1250【F値】/4 四段目左【焦点距離】40mm【ISO】800【SS】1/40【F値】/5 四段目右【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/80【F値】/2 七枚目【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/125【F値】/2 六段目左【焦点距離】135mm【ISO】64【SS】1/640【F値】/2.5 六段目右【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/250【F値】/7.1 十枚目【焦点距離】40mm【ISO】64【SS】1/1000【F値】/5.6
(…今回行きそびれてしまった場所等。気になって仕方がありません!また旅に出るのは時間の問題でした。)
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【かいわいの時】元禄七年(1694)九月二十七日:芭蕉、北浜の斯波一有・園女の邸で句会。
先師難波の病床に予を召て曰、頃日園女が方にて、しら菊の目にたてゝ見る塵もなしと作す。過し比ノ句に似たれバ、清瀧の句を案じかえたり。初の草稿野明がかたに有べし。取てやぶるべ��と也。然どもはや集々にもれ出侍れば、すつるに及ばず。名人の句に心を用ひ給ふ事しらるべし(『去来抄』)。清瀧や浪にちりなき夏の月
元禄7年(1694年)9月27日、園女は折から大坂を訪れていた芭蕉を自宅に招いている。芭蕉はそこで「白菊の目に立てゝ見る塵もなし」と詠んでいるが、この時彼はすでに旅に病んでおり、それから半月と経たないうちに大坂で客死している。師匠を失い、元禄16年(1703年)には夫とも死別すると、園女は宝永2年(1705年)にかつての蕉門の筆頭格で今や「江戸座」と呼ばれる江戸最大の俳諧流派を主催するまでになっていた宝井其角を頼って江戸へ出、眼科医を家業としながら江戸俳壇の俳人と交流した。しかし大坂時代が園女の俳人としての活躍期であり、当時は雑俳点者としても有力だった。正徳年間には深川八幡に36本の桜の植樹を寄進しているが、これは後々まで「歌仙桜」として江戸っ子に親しまれた。享保3年(1718年)剃髪し、智鏡尼と号した。編著に『菊のちり』『鶴の杖』がある(ウィキペディア)。
(写真)「その」八椿舎康工編『俳諧百一集』1765(奈良女子大学学術情報センター蔵) 鼻紙のあいたにしほむすみれ哉。左註は「是式部か風情真ニ菫なるへし 手もとのことにして誰か 是をおもハさらん」。
彼女の美貌は伊勢在住の頃から俳人仲間に響き渡っており、大坂に越してくると聞いた西鶴が大喜びして、挨拶の句を詠んでいます。「濱荻や當風こもる女文字」(園女編『菊の塵』所収)。濱荻ですが、『菟玖波集』*に「難波の蘆は伊勢の濱荻」とあります。*南北朝時代に撰集された准勅撰連歌集。1356年成立。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024)3月22日(金曜日)
通巻第8186号
【書評】
ラピダスの2ナノ半導体は、「できっこない」のか
経済安全保障のアングルに特化、日本再生を展望する『元気の出る本』
平井宏治『新半導体戦争』(ワック)
************************
半導体戦争は米国vs中国がメインの戦場だが、半導体世界一は台湾のTSMC、韓国のサムスンとSKハイニックスであり、米国のインテルは後塵を拝している。だからバイデン政権はインテルに破格の195億ドルを支援し、捲土重来を期す。
アップルの新型iPhoneは3ナノ半導体を搭載している。すでに3ナノを量産するTSMCは次世代最先端の1・4ナノ開発センターを台湾に開設した。エヌビディアは新型半導体を発表し斯界の度肝を抜いた。
米国勢は頭脳部分の基本設計とルールを先に決めるのが得意だが、ものつくりはじつに下手くそ。そのくせ賃金が高いから、競争では負ける。インテルの優位回復は難儀するのではないか。
さてバイデン政権は対中政策を厳格にすると言いながら、最高機密はどんどん中国の盗まれており『ザル法』と化している。そのうえ米国の半導体業界はバイデンの対中政策に反対しているから話はややこしい。
評者(宮崎)も拙著『半導体戦争』(宝島社)で指摘しておいたが、半導体はもはや『産業のコメ』ではなく、『戦略物資』であり次世代の武器ならびに兵器システム、とくに兵士ロボッ��に用いられる。イ��ク戦争でピンポイント攻撃の制度が挙がったが、これから根本的に戦争形態が変わるのである。
1980年代に日本は世界半導体市場の80%を占めていた。その頃、TSMCは誕生もしていなかった。
それが様変わり、日本は先端の半導体競争ではるか後方にあって、もはや再生は不可能、絶望的と言われていた。
ラピダスが挑む2ナノは2027年量産開始予定だが、現実の日本の半導体は40ナノ程度の生産しか出来ない。その格差は九世代、台湾系エヌビィディアのCPUには十世代の開きがある。つまり、9から10の「周回遅れ」である。
そのうえ、第二の敗戦が重なり、「喪われた三十年」の間に半導体の技術者が日本から払底していた。優秀なエンジニアは外国企業に移籍した。
TSMCには適わないと鬱々としていた。それが日本の半導体業界の空気だった。
「ラピダスが2ナノを2027年につくる」と宣言するや、「できっこない」の大合唱が日本のビジネスジャーナリズムを覆い尽くした。筆者の平井氏もいささか懐疑的である。
たしかに2ナノ実現は「困難である」。しかし日本はこの目標を達成しなければならないのである。
嘗て日米半導体協定で日本を潰したのはアメリカである。
そのアメリカが「心変わり」。いきなり2ナノ半導体開発を日本に奨め、ラピダスに全面協力となった背景がある。IBMがラピダスを支援する態勢が急速に組まれ、突然、日本政府は9200億円の補助金を供与するまでになった。
これは戦後GHQが日本を非武装の三流農業国家として落とし込んできた占領政策を百八十度変えて、武装と産業復活を推奨し始めたこととに似ている。この基軸の転換の直接動機は朝鮮戦争だった。
半導体戦争で対日戦略をがらりと一変させたのは、まさに朝鮮戦争のケースと似ている。
すなわち平井宏治氏が指摘するように「米国は中国を『競争相手』と位置づけるが、中国は米国を『超限戦』の対象、『闘争相手』」なのである。
米国は中国に新技術を渡さないと決意し、ものつくりは『カントリーリスクの高い』台湾、韓国より日本がふさわしいという政治判断に至ったのだ。
なぜか。
ファーウェイの新製品に7ナノ半導体が使われていたが、これはADSLのエンジニアが機密データを中国に渡したこと、韓国、台湾からスカウトされて技術者たちが協力し、当該半導体は流通の「抜け穴」を通じて中国のSMICに漏れたからだ。
本書はつぎに中国にのめり込んでにっちもさっちもいかなくなったSBG(ソフトバンクグループ)と中国に売り上げの半分を依存する村田製作所の危ない体質に危険信号を発している。
また中国に甘いドイツですら、中国国防七校からの留学生を閉め出し始めた。オランダもそうしているが、日本はノーテンキに受け入れ続けている。アメリカは「中国人とみたらスパイと想え」という認識で留学生受けいれを厳格にしており、大学留学も一年ごとにヴィザの切り替えをさせている。
平和惚けの日本は自衛隊基地の近くに土地や不動産を中国人が購入しても放置してきた。国家安全保障という概念が欠落しているからだ。
次の指摘も重要だろう
「日本の経済安全保障推進法にある四つの重要事項、(1)重要物資の安定的な供給確保、(2)基幹インフラの安定提供、(3)先端的重要技術の開発を支援、(4)特許出願の非公開条項である。これらを基盤とした「セキュリティクリアランス制度」は、これすべて「半導体産業に関連する」のである。
平井氏は経済安全保障のアングルに絞り込んで、状況を分析しつつ、「眠れる半導体大国」の日本が再生するために何を為すべきかを具体的に述べる。理由
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How to count people in Japanese
1 person : 一人(ひとり/hitori) ×いちにん
2 people : 二人(ふたり/futari) ×ににん
3 people : 三人(さんにん/san-nin)
4 people : 四人(よにん/yo-nin) ×よんにん、しにん(Never read as “しにん”, as it means 死人: dead person)
5 people : 五人(ごにん/go-nin)
6 people : 六人(ろくにん/roku-nin)
7 people : 七人(ななにん/nana-nin or しちにん/shichi-nin)
8 people : 八人(はちにん/hachi-nin)
9 people : 九人(きゅうにん/kyu-nin or くにん/ku-nin)
10 people : 十人(じゅうにん/ju-nin)
11 people : 十一人(じゅういちにん/ju-ichi-nin)×じゅうひとり
12 people : 十二人(じゅうににん/ju-ni-nin)×じゅうふたり
13 people : 十三人(じゅうさんにん/ju-san-nin)
14 people : 十四人(じゅうよにん/ju-yo-nin)×じゅうよんにん、じゅうしにん
15 people : 十五人(じゅうごにん/ju-go-nin)
16 people : 十六人(じゅうろくにん/ju-roku-nin)
17 people : 十七人(じゅうななにん/ju-nana-nin or じゅうし��にん/ju-shichi-nin)
18 people : 十八人(じゅうはちにん/ju-hachi-nin)
19 people : 十九人(じゅうきゅうにん/ju-kyu-nin or じゅうくにん/ju-ku-nin)
20 people : 二十人(にじゅうにん/niju-nin)
21 people : 二十一人(にじゅういちにん/niju-ichi-nin)×にじゅうひとり
22 people : 二十二人(にじゅうににん/niju-ni-nin)×にじゅうふたり
:
There is one more way of counting, with “名(mei)”.
For example, when you enter a restaurant for dinner, the waiter will ask, “何名様ですか?(Nan-mei-sama desuka?)” which means “How many people are there?”
The difference between “人(nin)” and “名(mei)” is that “人(nin)” is just for counting, and “名(mei)” is used for groups or organizations whose members are identifiable, such as number of attendants of the meeting, number of guests reserved at the hotel, number of guests at the wedding, and so on.
In case of “名(mei)”, reading way of counting is simply number + 名(mei).
1 person : 一名(いちめい/ichi-mei)
2 people : 二名(にめい/ni-mei)
3 people : 三名(さんめい/san-mei)
4 people : 四名(よんめい/yon-mei) ×しめい
5 people : 五名(ごめい/go-mei)
6 people : 六名(ろくめい/roku-mei)
7 people : 七名(ななめい/nana-mei) 〇しちめい/shichi-mei(It’s right but confusing with いちめい/ichi-mei)
8 people : 八名(はちめい/hachi-mei)
9 people : 九名(きゅうめい/kyu-mei) ×くめい
10 people : 十名(じゅうめい/ju-mei)
:
(The last digit of any number beyond that is the same as above.)
If you feel it hard, you can use just “人(nin)” anytime. It’s enough if you can understand “名(mei)” when you hear it.
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From the episode 20 “Pretend Family”…
しのぶ「可愛いお嬢さん、あなたは何人殺しましたか?」
Shinobu “Kawaii Ojosan, anatawa nan-nin koroshi-mashitaka?”
Shinobu “Sweet young girl, how many people have you killed?”
姉蜘蛛「……五人。……でも命令されて、仕方なかったのよ」
Ane-Gumo “……Go-nin. ……Demo meirei sarete, shikata nakatta-noyo.”
Big Sister Spider Demon “Five. But I was ordered to! I had no choice!”
しのぶ「嘘は吐(つ)かなくて大丈夫ですよ。わかってますから。さっきうちの隊員を繭にした術さばき、見事でした。八十人は喰っていますよね?」
Shinobu “Usowa tsuka-nakute daijobu desuyo. Wakatte-masu-kara. Sakki uchino Taiin’o mayuni shita jutsu-sabaki, migoto deshita. Hachiju-ninwa kutte imasu-yone?”
Shinobu “There’s no need to lie about it. Because I already know. That spell you cast to turn one of our men into a cocoon was most impressive! You’ve devoured at least eighty humans, haven’t you?”
姉蜘蛛「……喰ってないわ、そんなに。殺したのは五人よ」
Ane-Gumo “……Kutte-naiwa, sonnani. Koroshita-nowa go-nin’yo.”
Big Sister Spider Demon “No, of course I haven’t eaten that many. I only killed those five.”
しのぶ「私は西の方から来ましたよ。お嬢さん、西です。山の西側では、大量に繭がぶら下がっているのを見て来ました。中に捕らわれた人々は液状に溶けて全滅。その場所だけでも、繭玉は十四個ありました。十四人、死んでるんです」
Shinobu “Watashiwa nishino-hokara kima-shitayo. Ojosan, nishi desu. Yamano nishi-gawa-dewa, tairyoni mayuga bura-sagatte-iru-no’o mite-kimashita. Nakani tora-wareta hito-bitowa eki-joni tokete zen-metsu. Sono basho-dake-demo, mayu-damawa ju-yon-ko ari-mashita. Ju-yo-nin, shin-derun-desu.”
Shinobu “But I came here from the west, you know. The west, my dear. On the west side of the mountain, I saw hordes of cocoons hanging from the trees. The human captives inside had been liquefied. All massacred. In that spot alone, I counted at least fourteen cocoons. Fourteen humans. All dead.”
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『 貨物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点��機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「新鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学ぶシミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題をテクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれ���輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車には��イレがない/憧れの〝車掌車〟の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッションを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所」へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全国二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あと��き」に代えて
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Japanese words about "time"
< second : 秒(びょう/byo) >
one second : 一秒(いちびょう/ichi-byo) →More!
for one second : 一秒間(いちびょうかん/ichi-byo-kan)
several seconds : 数秒(すうびょう/su-byo)
5 meters per second : 秒速5メートル(びょうそく5メートル/byo-soku go-mētoru)
< minute : 分(ふん/fun) >
one minute : 一分(いっぷん/ippun) →More!
several minutes : 数分(すうふん/su-fun)
for one minute : 一分間(いっぷんかん/ippun-kan)
Wait a minute. : ちょっと待って(ちょっとまって/Chotto matte.)
*Because Japanese people are very punctual, if you say "Wait 'a minute:ippun'", maybe we think you'll really come back within 2 minutes. So it's better to say "ちょっと(chotto):a little”.
< hour : 時間(じかん/jikan) >
for one hour : 一時間(いちじかん/ichi-jikan) →More!
several hours : 数時間(すうじかん/su-jikan)
How many hours does it take from Tokyo to Osaka by Shinkansen?;
東京から大阪まで新幹線で何時間かかりますか?
とうきょうから おおさかまで しんかんせんで なんじかん かかりますか?
Tokyo-kara Osaka-made Shinkansende nan-jikan kakari-masuka?
It takes 2 and a half to 3 hours: 2時間半から3時間かかります(にじかんはんからさんじかんかかります/Ni-jikan-han-kara san-jikan kakari-masu.)
< time : 時刻(じこく/jikoku) >
one o'clock : 一時(いちじ/ichi-ji)
two o'clock : 二時(にじ/ni-ji)
three o'clock : 三時(さんじ/san-ji)
four o'clock : 四時(よじ/yo-ji) ×よんじ
five o'clock : 五時(ごじ/go-ji)
six o'clock :六時(ろくじ/roku-ji)
seven o'clock : 七時(しちじ/shiji-ji or ななじ/nana-ji)
eight o'clock : 八時(はちじ/hachi-ji)
nine o'clock : 九時(くじ/ku-ji) ×きゅうじ
ten o'clock : 十時(じゅうじ/ju-ji)
eleven o'clock : 十一時(じゅういちじ/ju-ichi-ji)
twelve o'clock : 十二時(じゅうにじ/ju-ni-ji)
a.m. : 午前(ごぜん/gozen)
p.m. : 午後(ごご/gogo)
morning : 朝(あさ/asa)
noon : 正午(しょうご/shogo) 、昼の12時(ひるのじゅうにじ/hiruno ju-ni-ji)
*We say "昼(ひる/hiru)" for around noon - afternoon.
evening : 夕方(ゆうがた/yugata)
*It depens on the person, but I mean around 16:00 - 18:59 by 夕方(ゆうがた/yugata).
night : 夜(よる/yoru)
*It depends on the person, but I mean after 19:00 by 夜(よる/yoru).
What time is it now? : 今は何時ですか?(いまはなんじですか?/Imawa nanji desuka?)
It's 9:30 at night. : 夜の9時半です(よるのくじはんです/Yoruno kuji-han desu.)
It's 7:45 in the morning. : 朝の7時45分です(あさのしちじよんじゅうごふんです/Asano shichi-ji yonju-go-fun desu.)
*We usually say "shichi-ji" for 7:00 and say "nana-ji" only when we want to emphasize that it's 7:00 and not 1:00.
< day : 日(にち/nichi) >
one day : 一日(いちにち/ichi-nichi) → More!
half day : 半日(はんにち/han-nichi)
everyday : 毎日(まいにち/mai-nichi)
today : 今日(きょう/kyo) or 本日(ほんじつ/hon-jitsu)
tomorrow : 明日(あした/ashita or あす/asu)
the day after tomorrow : 明後日(あさって/asatte or ��ょうごにち/myo-go-nichi)
two days after tomorrow : 明明後日(しあさって/shiasatte or みょうみょうごにち/myo-myo-gonichi)
yesterday : 昨日(きのう/kino or さくじつ/saku-jitsu)
the day before yesterday : 一昨日(おととい/ototoi or いっさくじつ/issaku-jitsu)
two days before yesterday : 一昨昨日(さきおととい/saki-ototoi or いっさくさくじつ/issaku-saku-jitsu)
three days later : 三日後(みっかご/mikka-go)
five days before : 五日前(いつかまえ/itsuka-mae)
< date : 日付(ひづけ/hizuke) >
1st day of each month : 一日(ついたち/tsuitachi) →More!
January 1st : 一月一日(いちがつついたち/Ichi-gatsu tsuitachi)
What is the date today? : 今日は何月何日ですか?(きょうはなんがつなんにちですか?/Kyowa nan-gatsu nan-nichi desuka?)
*You can ask just ”今日は何日ですか?(きょうはなんにちですか?/Kyowa nan-nichi desuka?)" if you don't need month.
*You can ask "今日は何年何月何日ですか?(きょうはなんねんなんがつなんにちですか?/Kyowa nan-nen nan-gatsu nan-nichi desuka?)" if you need year, too.
When is your birthday? : あなたの誕生日はいつですか?(あなたのたんじょうびは、いつですか?/Anatano tanjobiwa itsu desuka?)
It's December 30th. : 12月30日です(じゅうにがつさんじゅうにちです/Ju-ni-gatsu san-ju-nichi desu.)
< week : 週(しゅう/shu) >
one week : 一週間(いっしゅうかん/isshukan) →More!
every week : 毎週(まいしゅう/mai-shu)
every two weeks : 隔週(かくしゅう/kaku-shu)
this week : 今週(こんしゅう/kon-shu)
next week : 来週(らいしゅう/rai-shu)
the week after next : 再来週(さらいしゅう/sa-raishu)
last week : 先週(せんしゅう/sen-shu)
the week before last : 先々週(せんせんしゅう/sen-sen-shu)
the 2nd week of next month : 来月の第二週(らいげつのだいにしゅう/rai-getsuno dai-ni-shu)
< day of the week : 曜日(ようび/yobi) >
Please remember kanji "月火水木金土日” and the pronunciation "Getsu-Ka-Sui-Moku-Kin-Do-Nichi" in the right order. "ようび(Yobi)" is also said as just "よう(yo)", like "げつよう(Getsu-yo)", and we often even omit ようび(yobi) when we talk, like "土日(Do-Nichi):weekend" or "月水金(Getsu-Sui-Kin or Gessuikin):Mon, Wed, Fri".
Monday : 月曜日(げつようび/Getsu-yobi)
Tuesday : 火曜日(かようび/Ka-yobi)
Wednesday : 水曜日(すいようび/Sui-yobi)
Thursday : 木曜日(もくようび/Moku-yobi)
Friday : 金曜日(きんようび/Kin-yobi)
Saturday : 土曜日(どようび/Do-yobi)
Sunday : 日曜日(にちようび/Nichi-yobi)
Weekday : 平日(へいじつ/hei-jitsu)
Weekend : 週末(しゅうまつ/Shu-matsu)
What day is today? : 今日は何曜日ですか?(きょうはなんようびですか?/Kyowa nan-yobi desuka?)
Tomorrow is Sunday so I have the day off: 明日は日曜日だから、私は休みです(あしたはにちようびだから、わたしはやすみです/Ashitawa Nichi-yobi dakara, watashiwa yasumi desu.)
< month : 月(つき/tsuki) >
one month : 一か月(いっかげつ/ikkagetsu)or ひと月(hito-tsuki)
two months : 二か月(にかげつ/ni-kagetsu) or ふた月(futa-tsuki)
three months : 三か月(さんかげつ/san-kagetsu) or み月(mi-tsuki)
Beyond that, we usually use ”かげつ(kagetsu)" and hardly use "つき(tsuki)" which is the old way of counting.
→More!
January : 一月(いちがつ/Ichi-gatsu)
February : 二月(にがつ/Ni-gatsu)
March : 三月(さんがつ/San-gatsu)
April : 四月(しがつ/Shi-gatsu)
May : 五月(ごがつ/Go-gatsu)
June : 六月(ろくがつ/Roku-gatsu)
July : 七月(しちがつ/Shichi-gatsu or なながつ/Nana-gatsu)
*We usually say "shichi-gatsu" for July and say "nana-gatsu" only when we want to emphasize that it's July and not January(Ichi-gatsu).
August : 八月(はちがつ/Hachi-gatsu)
September : 九月(くがつ/Ku-gatsu)
October : 十月(じゅうがつ/Ju-gatsu)
November : 十一月(じゅういちがつ/Ju-ichi-gatsu)
December : 十二月(じゅうにがつ/Ju-ni-gatsu)
< year : 年(ねん/nen) >
one year : 一年(いちねん/ichi-nen) →More!
for one year : 一年間(いちねんかん/ichi-nen-kan)
half a year : 半年(はんとし/han-toshi)
every year : 毎年(まいとし/mai-toshi)
this year : 今年(ことし/kotoshi)、本年(ほんねん/hon-nen)
next year : 来年(らいねん/rai-nen)
the year after next : 再来年(さらいねん/sa-rainen)
last year : 去年(きょねん/kyonen) or 昨年(さくねん/saku-nen)
the year before last : 一昨年(おととし/ototoshi or いっさくねん/issakunen)
*When you say きょねん/kyonen, don't say きょうねん/kyo-nen although it looks almost same in romaji, because we have the word kyounen(享年/きょうねん)which means the age when the person died.
in 2024 : 2024年に(にせんにじゅうよねんに/nisen-niju-yo-nen-ni)
#apothecary english#apothecary romaji#the apothecary diaries#apothecary diaries#learning japanese#japanese#japan
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題詠100首 2024
「短歌は奴隷の韻律」と喝破した小野十三郎の短歌否定論を読んだあとで、それでもここに戻ってきてしまうのは、やはりこの詩型が好きだからなのかもしれない。
五十嵐きよみさん主宰の「題詠100首」に参加しました。ありがとうございました
2024-001:言 言ひかけたそのくちびるをくちびるでふさげば夜はすみれのにほひ
2024-002:置 置く露の消ぬべきものと思へどもなほなつかしき鬢のほつれ毛
2024-003:果 白鳥のゆくへ知らずもさびしさの果てなんくにへ飛び去りぬらむ
2024-004:吸 くちづけは甘き陶酔蜜を吸ふみつばちににて飽くことのなき
2024-005:大切 大切なものこそ目にはさやかなれこの目この肩このふくらはぎ
2024-006:差 差しみづするやうにして息をつぐ逢瀬のまへの胸の高鳴り
2024-007:拭 足拭ふそのくるぶしの白さゆゑねむれぬ夜をすぐしてけりな
2024-008:すっかり もうすっかり秋なのですね江ノ電に待ち合はすれば日影のながく
2024-009:可 不可分のふたりなりけりかんづめの鰯のやうに身を寄せあつて
2024-010:携 天の川白しと言ひて仰ぎみつ手を携へて川わたるとき
2024-011:記 ツンドクをツンドラと読みまちがへてガリア戦記に雪のふりつむ
2024-012:ショック あの夏の藤の木かげをおもひいづルドルフ・ショックのあまき歌ごゑ
2024-013:屈 身を屈め砂に字を書く主イエスは赦したまふやこのふかなさけ
2024-014:外国 マラケシュへ脱出したしサフランとなつめの香る外国(とつくに)の果て
2024-015:見 あひ見てののちのおもひはすみれいろ日の出のまへのひさかたの空
2024-016:叡 あさぼらけ比叡のやまにたつ霧のふかくぞひとを思ひそめてし
2024-017:いとこ 豆好きの子の記念日につくりおくかぼちやとあづきいとこ煮にして
2024-018:窮 窮鼠にも朝は来るらし鎧戸のすきまより洩るひかりひとすぢ
2024-019:高 抱きあげて高いたかいをするたびにはじけるやうにわらひたりけり
2024-020:夢中 青春は夢中のうちにすぎさりぬめざめていまは白き秋風
2024-021:腰 腰骨の上に手をおき抱きよせる サルサのリズム 波うつ体
2024-022:シェア イヤフォンをシェアしてバッハ聴きをりぬ予定日すぎて子を待ちながら
2024-023:曳 ひかり曳くものこそなべてかなしけれ流るる星もほたるのむれも
2024-024:裏側 いかにせんうかがひしれぬものありて人のこころは月の裏側
2024-025:散 知られじな夜もすがら吹く木枯らしに散るもみぢ葉のつもる思ひを
2024-026:頁 世界史の頁を閉ぢて夢見をり講義のをはりとこの世のをはり
2024-027:おでん 二日めのおでんのやうにしみてくるやさしく気づかふあなたのことば
2024-028:辞 言霊の幸ふ国に聞き飽きる 美辞も麗句も誹謗も揶揄も
2024-029:金曜 泣きぼくろつついておこすとなりの子金曜五限睡魔のきはみ
2024-030:丈 つり革にとどく背丈となりし子の腋窩の白く夏さりにけり
2024-031:けじめ ひるよるのけじめもつかぬ薄明かりいのちの果てのけしきとぞ見る
2024-032:織 経糸も緯糸もなき鳥たちの声の織りもの聞けども飽かぬ
2024-033:制 制限字数こえてあふるるわが思ひたぎつ早瀬となりにけるかも
2024-034:感想 「感想を十四字以内で述べなさい」「あいたいときにあなたはいない」
2024-035:台 灯台のやうに照らせよぬばたまの無明の闇におよぐこの身を
2024-036:拙 目をとぢてなにおもふらん古拙なる笑みをうかぶる半跏思惟像
2024-037:ゴジラ 清涼水ささげまつらん着ぐるみをぬいでくつろぐゴジラのひとに
2024-038:点 夕されば宵宮に灯の点されて稲穂をわたる風かぐはしき
2024-039:セブン 響きあふセブンスコードやはらかくスイスロマンドかんげんがくだん
2024-040:罪 罪深きものと知りつつやめられぬ午前零時のキッシュロレーヌ
2024-041:田畑 とり入れををへし田畑に雀らのさわぐを聞けば秋更けにけり
2024-042:耐 陣痛に耐ふるつまの手にぎりをり痛みを分かつすべあらなくに
2024-043:虫 別れきて秋の夜長をなきとほす虫の息にもなりにけるかな
2024-044:やきもち 黒い怒りもしづまるでせうやきもちにきなこまぶして頬張るならば
2024-045:桁 花ごろも衣桁にかけて待ち遠し色とりどりに咲きみつる春
2024-046:翻訳 ふさふさのしつぽを立ててあゆみ去るねこのことばの翻訳もがな
2024-047:接 おたがひの足音のみを聞いてをり話の接ぎ穂見つからぬまま
2024-048:紐 「結んでよ後ろの紐を」あらはなる背中見せつつ言ひたまひける
2024-049:コロナ かろやかに走り抜けたり太陽のコロナのやうに髪なびかせて
2024-050:倍 この仕打ち受けても七の七十倍赦しなさいと命ぜらるるや
2024-051:齢 少女らのもはや倦みたる遊具あり遊具にもまた適齢期あり
2024-052:圧力 ゆつくりと圧力かけて皺のばすアイロン台に湯気は立ちつつ
2024-053:柄 春の夢見させてください花柄のスカートのうへに膝まくらして
2024-054:朧 朧なる記憶の底にきこゆなり赤子のわれを呼ぶ祖母のこゑ
2024-055:データ データなぞ改竄するのが前提といふひとあれば美しくない国
2024-056:紋 わがうたにいまだ紋章なきことも恥ぢずこよひも豆腐が旨い
2024-057:抑 「好きといふきもちは抑へられなくて」読みかへす午後ひざしうつろに
2024-058:反対 環状線反対まはりに乗せられてはじまりしわが大阪時代
2024-059:稿 ブルックナー第八初稿で祝ひたり生誕二百周年の宵
2024-060:ユーロ ふらんすはあまりに遠し「赤と黒」原書にはがすユーロの値札
2024-061:老 生ましめしのちのよふけのしづもりに老助産師のたばこくゆらす
2024-062:嘘つき どうせならうつとりさせて狂はせる目覚ましい嘘つきなさいませ
2024-063:写 ちちははの結婚写真色あせてアルバム白く夏は来たりぬ
2024-064:素敵 はにかんでものいふときの片頬にゑくぼをきざむ笑顔が素敵
2024-065:家 家ひとつこぼちて三つ家を建つなんのふしぎもなしとはいへど
2024-066:しかし 焼き魚ほぐしつついふもしかしてわたし妊娠してゐるかしら
2024-067:許 胸許にきつつなれにしスカーフあり柩のひとの息あるごとく
2024-068:蓋 きみがため抜山蓋世のますらをも恋のとりことなりにけらしな
2024-069:ポテト ベークドポテトふたつにわればふうはりと湯気立ちのぼる���ター落して
2024-070:乱 黒髪の乱れも知らずうちふして幾何証明にゆきなやむ吾子
2024-071:材料 材料はグラム単位ではかりませう恋の女神にささぐるお菓子
2024-072:没 ひそやかにゐなくなりたし没年齢しられぬままに墓標もなしに
2024-073:提 下駄ならしなつまつりよりかへりきぬゆかたの子らは金魚を提げて
2024-074:うかつ 「もうすこし一緒にゐたいな」うかつにもつぶやきしゆゑ底なしの沼
2024-075:埒 ひとり舞ふほかにすべなしもろびとの大縄跳びの埒外なれば
2024-076:第 しんしんと肺蒼きまでしみとほるかなしみふかき第二楽章
2024-077:オルガン オルガンの裏にひかへてふいご踏み風を送りし労苦を思ふ
2024-078:杯 願はくはおなじ杯よりのみほさん媚薬なりとも毒薬なりとも
2024-079:遺 「きらひなのさういふところ」といはれたり不貞寝して聞く遺愛寺の鐘
2024-080:なかば ランウェイに踏みだすやうなあひびきはのぞみとおそれ相なかばして
2024-081:蓮 さきゆきは見通さずともしろたへの酢蓮を食めばこころはなやぐ
2024-082:統一 姿見のまへでくるりとひとまはり「青で統一秋色コーデ」
2024-083:楼 春高楼の花のうたげはまぼろしか廃墟の城を照らす月かげ
2024-084:脱 管弦のとよもすホール脱けだせばしんとしづもる明きフォアイエ
2024-085:ブレーキ ブレーキのきかぬくるまかすこしづつあなたの方にかたむくこころ
2024-086:冥 冥府よりプロセルピナはもどりたり野の緑もえ春のおとづれ
2024-087:華やか 華やかに開幕ベルは鳴りしかどせりふおぼえずお化粧もまだ
2024-088:候 姸を競ふ花嫁候補に目もくれず選びたまふは桐壺の姫
2024-089:亀 わたつみの底の浄土の住みごこちいかにと問ひぬ青海亀に
2024-090:苗 十年後ジャスミンティーの再会は苗字かはりて人の子の母
2024-091:喪 青き花好みたまひしひとなれば青き旗もて喪章となしつ
2024-092:休日 窓ごしに別れを告げる新幹線休日なんてあつといふ間ね
2024-093:蜜 乳と蜜ながるるところといはれたるカナンの地いま血潮ながるる
2024-094:ニット 置きわすれられしニットのセーターに顔うづむればにほひなつかし
2024-095:祈 祈るやうに手をあはせたりめづらしき蝶見つけしと馳せきたりけり
2024-096:献 妻あての訳者の献辞見返しにあり「罪と罰」古書あがなへば
2024-097:たくさん��ひとつぶのあかい木の実をかみしめるあしたまたたくさんとぶために
2024-098:格 格変化となへつつ夜ぞふけにけるロシヤ語講師の赤き唇
2024-099:注 ちらぬまま朽ち果ててゆくあぢさゐのはなのをはりにふり注ぐ雨
2024-100:思 さめやらぬ夢のほとりに置く露のかわくまもなくもの思ふころ
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⋆。𖦹°‧★˖˙ - 読んでください !
⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。
About Me - はじめまして !
⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙
☆ Basics: 地雷 !
☆ online persona - rainforest (call me rain) ☆
☆ birthday - 3.17.1998 | (火曜日) ☆
三月にはたくさんの花が咲く.
☆ age - twenty six (二十六) ☆
☆ bisexual + hypersexual | バイ ☆
☆ pronouns - he/him | 彼 ☆
☆ zodiac - pisces | 魚座 ☆
☆ Juunishi - Tiger | 虎 ☆
☆ disabled neet | 障がい ☆
☆ of mixed indigenous descent | 先住民族の ☆
☆ [redacted] but now with a foster family ☆
☆ touched by the tism | 自閉症 ☆
☆ polyamorous | 多ければ多いほどよい ! ☆
不可能を可能にするのは努力だ ! 決意を固め続ける!
☆ More: さらに詳しく
☆ dx with - ASPD ; DID ; schizoaffective disorder ; asthmatic ; superventricular tachycardia ; chronic depression; chronic anxiety ; OCD harm ; motor tics ; unspecified seizure disorder ; Insomnia ; kleptomania ; psychosis ; IED ; synesthesia disorder ; audio processing disorder ; disordered eating ; chronic pain ; autism ; adhd ; and cPTSD ☆
七転び八起き! 知っておくことが重要 ! ありがとう !
☆ on disability for several medical conditions that effect my mobility and vision, after surviving a tbi in 2019 ☆
決意を固め続ける ! あなたはこれを手に入れました
☆ English is my first language, but I'm currently learning/studying Japanese!! ☆
我慢してください ! 一生懸命勉強してください !
☆ - my foster family is currently stationed in Okinawa, and it's my goal to officially become independent and move to live on Japan's mainland, someday!! I wanna party in Kabukicho and make friends and life long memories!! - ☆
°PLEASE BLOCK B4 REPORTING THANK YOU°
°¡!IM NOT INTERESTED IN RECOVERY RN!¡°
°this blog contains adult themes°
°minors can int but I won't int back°
永遠に勉強する ! 永遠に破壊する ! 克服する !
⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。
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☆☆ DNI IF YOU'RE ABLEIST, RACIST, TRANSPHOBIC, HOMOPHOBIC, SEXIST, A TERF, ANTISEMITIC, PREJUDICE, FULL OF BIGOTRY, OR A ZIONIST ☆☆
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Note: this is a side blog so I'll int w/ my main too
♡︎♡︎♡︎♡︎ 地雷系 ♡︎♡︎♡︎♡︎
⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。𖦹°‧★˖˙⋆。•
! 読んでくれてありがとう!
#jiraiblogging#landmine#jirai kei#about me#jirai boy#landmine boy#jiraiblr#using tags to help people find me ngl#this is a sideblog but I'll follow and int from my main#wip#edited#dividers not mine I randomly found it online#felt like making one of these since the community does from what I've seen#landmineblr#landmine type
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初雪の頃【1】
変わりたい
『お電話、ありがとうございます。『綾子』でございます』
雑誌に掲載されている番号を入力しては、「やっぱダメ」なんてつぶやいて、部屋に拉致してきた子機電話を切る。さっきから、そんなのを三十分ぐらい続けている。
だって、やっぱり、どうしても怖い。本当にできるの? こんな、自分の部屋も自由に出られない私が。いや、でも、そんな自分を変えるためにやるんだ。変わりたい。この部屋から出たい。やるしかないんだ。
心に決めて、何度目か分からない電話番号を押す。一瞬の沈黙ののち、コールが響く。ああ、嫌だ。怖い。怖い。怖い。コールが途切れる。そして聞こえてきた声は、物柔らかくそう言った。
「あ……、」
一瞬、喉を絞められているように、声が出なかった。でも、何とか、不自然な沈黙になる前に答えられた。
「あ、あの、求人の広告を、見たんですけど」
『えっ。ああ、募集の』
声は男の人で、何となく硬派な感触の声だ。
「まだ、受けつけてますか」
『大丈夫ですよ。ええと、お名前は』
本名を言っていいのだろうか。でも、偽名を考えているヒマがない。
「佐々木ゆりです」
『佐々木ゆり……さん。お歳は』
「十八、です」
『こういったお仕事の経験は』
「ぜんぜんありません……」
大丈夫でしょうか、と訊きたかったけど、その前に相手がしゃべりだしてしまった。
『面接はいつ頃がいいでしょうか』
「ええっと……、い、いつでも」
『じゃあ、明日とかは』
「あ、明日ですか」
いきなりすぎる。無理だ。心臓が持たない。
「明日はちょっと……」
『じゃあ、来週になりますが』
「ら、来週でいいです」
『分かりました。何曜日にしますか』
どうしよう。早いほうがいいみたいだ。
「じゃあ、月曜日で」
『分かりました。来週の月曜日、八時頃に来ていただけますか』
「は、八時ですか」
さっきから、どもりすぎだ。というか、八時って何だ。
「夜の、八時ですか」
『はい。でないと、店が開いてないんで』
そうなのか。てっきり、面接は昼に行なわれると思っていた。
「分かり……ました。八時、ですね」
『はい。では、お待ちしています』
「あっ、あのっ」
『はい?』
「持っていくものとかありますか」
『いや、別に……』
「履歴書とかも」
『いらないですよ。こっちで書いてもらうので』
「はあ。そうなんですか」
『ほかに何か』
ほか。何だろう。真っ白で思いつかない。あ、そうだ。
「名前は」
『は?』
「あの、お名前を、一応」
『……ショウ、で通じると思います』
「ショウ……さん」
『ほかに』
「え、いえ、えっと、ないです」
『そうですか。じゃあ、お待ちしています』
「はい。あの、よろしくお願いします」
『こちらこそよろしくお願いします。では』
相手が電話を切ってから、切る。求人誌のマニュアル通りに通話ボタンを押���と、赤く灯っていたランプが消えた。途端、ばくばくと鼓動があふれて、ため息と指先が震えはじめる。
これが私と彼の、初めての接触だった。
◆
クーラーの効く窓を閉めた部屋の真ん中で、カミソリを肌にぐっと食いこませる。そのまま、ゆっくりカミソリを引いて、血を描がいていく。まるで果実が実るように、雫となってあふれてきた血は、すぐさま腕を伝い、ゴミ箱の中のティッシュにじわっと広がる。
私はそれを漠然と眺め、ただやっと深い呼吸をすると、手首からぽたぽたと音を立てて感情を吐き出していった。
初めて手首を切ったのは、十三歳のときだ。死のうと思った。学校も嫌、家も嫌、居場所がない、ど��にもない──でも、そのときは、かすり傷だった。
十四歳になると、部屋を出なくなった。十五歳で通信制の高校に入学したけど、入学式の最中に錯乱して泣き出して、保健室で終わった。そして引きこもって、十六歳、十七歳、十八歳──
私の精神は完全に壊死し、あんなに切実だった “切る”は、いつのまにか当たり前の処理になっていた。
うまく言えないけど、切ると落ち着く。血を見ると落ち着く。自分の軆の中から何かが排出される。血と一緒にこのいらいらやもやもやが吐き出されていくように感じる。だから私は、いつしか、手首や腕を憎い相手に対するかのように切りつけるようになった。
たぶん、健康な人で言うと、私の“血”は“涙”なのだ。でも、涙なんて出てこない。涙なんて待っていられない。今すぐ吐かなきゃ、今すぐ処置しなきゃ、発狂してしまいそうで。
ひとしきり血を流した私は、傷口を適当に手当てすると、床に座りこんで母に買ってきてもらった求人誌をベッドに広げた。昨日、耐えがたい窒息をこらえて電話をかけた、ラウンジとやらの求人が載っている。
『明るくて気さくなママが待ってます!』
クラブとか、バーとか、いわゆるナイトワークにはいろいろあるようで、それとラウンジがどう違うかなんて分からないけど、その一文で数ある求人からその店──『ラウンジ 綾子』にしようと決めた。
荒療治だけれど、元から興味もあったし、五月に十八歳にもなったし、そろそろ動かなくてはならなかった。外に出ることより、親の金で生きていることが嫌でたまらなかった。
母は好きだった。幼い頃から、いつも母と一緒だった。「母子家庭?」なんて言われるほど、ふたりで身を寄せあってきた。
私が嫌いなのは父だ。いや、嫌いじゃない。憎い。殺したいぐらい憎い。大好きな母を、ことあるごとに怒鳴りつけて傷つけるから。
私の父は、頭がおかしいのだと思う。私は母ほど献身的な妻を知らない。なのに、父は言う。お前はバカだ、役立たずだ、気がきかない無神経だ──
母は、小さな私を抱いて泣いていた。「ごめんね。ごめんね」と繰り返しながら。私はずっと、父親は母親を虐待する存在なのだと思っていた。だから、小学校に上がった頃、日曜日に友達の家に遊びにいって、おじさんが穏やかに迎えてくれたりしたとき、自分の家庭の腐臭に愕然とした。
ゆりがいなければ、おかあさんはおとうさんと“りこん”できる。
それを知ってから、私はいつ自分が捨てられるかと怯えるようになった。お正月やお盆に帰省して、帰り道に山道を走るときは眠れなかった。眠ったら、山に置いていかれるかもしれないと。
父はひとりでは何もできない。カップラーメンも作れないし、テレビの電源も入れられないし、仕事帰りに駅から歩いてくることもできない。いつもこまごまと母を呼んで命令する。そして、ちょっとでも思い通りにいかないと、雷の連射のように怒声をあげる。
たとえば、例によって空港から自分で帰れないので、母に車で迎えにくるように言った。理由は忘れたけど、私もついていった。渋滞で少し遅れた。父はそれに逆上し、「こんなに時間がかかるなんておかしい」とか言って、一度家まで戻ると、時間を計ってやるとまた空港に行くよう命じた。
母は泣きながら「ゆりは家で寝かせてやってください」と言った。父は許さなかった。ようやく帰宅すると、何とか父をなだめようと、私はミルクをグラスにそそいだ。父はそのグラスを壁にたたきつけた。ミルクが白い血のように──
私ははっとして手首を見た。即席包帯のティッシュがべっとりと赤に染まっていた。眉を顰めながらティッシュを変えて、求人誌に顔を伏せる。インクの臭いがする。
とにかく、私はそんな父が大嫌いだった。父とは現在、家庭内別居状態だ。あのひと言、親が子供に絶対に言ってはならないあのひと言を言われて。
誰の金で生きていると思ってる──
だから、私は働こうと思った。通信制の高校は在学中だったけど、どうせ入学式に行ったきりだ。学歴なんてどうでもいい。とにかく家を出たかった。この家さえ出れば、壊れた精神も癒される気がした。
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関東大震災時の朝鮮人犯罪の報道禁止(事態の鎮静化の為)から45日後に精査検証を経て発表された、朝鮮人の多数の凶悪犯罪とテロ活動について、今朝の小坂の書き込みの資料です。
記事の一部になりますが、是非、じっくりとお読み下さい。
こうした事実が現場に有ったことを我々は忘れてはなりません。
(以下、画像��テキストは神戸大学新聞記事文庫から引用です。東京時事新報大正12年10月22日の記事です)
関東一帯を騒がした鮮人暴動の正体はこれ : 放火殺人暴行掠奪につぎ橋梁破壊も企てた不逞団 : (記事差止め昨日解除)
翻刻九月一日の震災後東京始め関東一帯の人を騒がせた流言蜚語の為めに遂に内鮮人にして殺害されるもの算無く、是が流言の出所に就いては尚お闡明されて居ないが、一部の不逞鮮人が混乱裏に左の如く有ゆる犯行を逞うした事で、司法当局は爾来極力是が犯罪検挙に努めた結果昨二十日一先ず取調べを終り、同時に記事差止めを解除した既に起訴されたもの十数件、此外治安警察法違犯、窃盗、横領等により起訴した鮮人二十三名、放火、毒薬投入、爆弾携帯、掠奪、婦人に対する暴行その他の事件につき、東京横浜に於て捜査中のもの亦少くない
掠奪
九月二日午後六時頃本所区中の郷附近 鄭 塋 住所氏名不詳の罹災者より数回に衣類諸道具類を掠奪し吾嬬町清地方面へ運搬の途中押えられた
放火
九月一日午後八時過日本橋北鞘町にて 氏名不詳鮮人一石橋際大谷倉庫に放火した
婦人に暴行
九月二日午後十一時過ぎ本所柳島元町金孫順 避難中の氏名不詳の一内地婦人に暴行を加えんとして遂げず、衣類高十点を強奪し亀戸署に拘禁されたが、同署類焼に瀕しななめ二日解放され行方不明
三十名の一団 柳島の呉服屋で掠奪
九月一日午後十一時過本所区柳島姜金山外三十名位の一団 柳島元町一六九呉服商中里奥三方に乱入し、店員に暴行を加え各一抱の呉服類を強奪した、犯人中姜金山は亀戸署に拘禁されたが、類焼に瀕して解放され行方不明
掠奪
九月一日午後六時より十一時本所区押上町一六五呉服商牧野弥八方、柳島元町洋品店鹿取孝次郎方同洋食店安田組二方、同一六九村上与三方、氏名不詳鮮人、十六六名金品を掠奪し酒食を貪る日本���、棍棒等を以て襲撃し内四名取押えられ、一名は東森下町に放火し金某は日島渡辺倉庫に爆発物を以て放火した
放火爆弾
九月一日夜より三日月島二号地、月島渡辺倉庫の号、深川区東森下町附近汁粉屋自称金某外氏名不詳鮮人四名 兇器をたずさえて五名本所区菊川町方面より月島に入込み短銃を発射し或は放火、掠奪、爆弾放擲
強奪
九月二日午後二時過深川区富川町三五高橋勝治方前道路氏名不詳鮮人三名 高橋勝治を兇器を以て負傷せしめ金銭を強奪せんとして果さず逃走
少女を殺す
九月二日夜南葛飾郡木田町四つ木荒川放水路堤上氏名不詳鮮人四名 避難中の十六七歳の少女に暴行を加え後殺害して死体を荒川放水路に放棄した
棍棒
九月二日午後十時頃南葛飾郡小松川町字新町三九六二四軒長屋裏手氏名不詳鮮人一名 榎本豊吉に棍棒を以て負傷せしめ逃走した
荒川区議 小坂英二 / X
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Xtrail&ATB1000で行く、青森サクラ旅!~後編 おやまめぐり~
今回の旅の目的はサクラを見る!だけではなく… 残雪の山岳を楽しむこと!これは春旅の醍醐味の一つかと思います。
支笏湖外輪山から始まり、羊蹄山、八甲田山、岩木山へ。 山によって周辺の地形違うし、植生も変わる。さらに眺める方向でも雰囲気が変化する… 見ていて飽きることなんてないですし、初めて見る山ばかりでもっと探索したい気持ちで溢れます!
今度は夏真っ盛りな青蒼とした景色もいいし、秋の黄金な田んぼをまったり旅するのもいいし、リンゴの香りに包まれるのもいいなあ…など、次回の旅の目的がふつふつ湧き上がります。
以前も思いましたが、旅に出ると更に旅に出たくなる!間違いありません。またXtrailの移動基地が非常に楽しく、今後の旅の形にバリエーションが増えたことを確信!
船旅の楽しさが再燃した私は、さらなる船旅の計画を立てたのでした…
一枚目【焦点距離】135mm【ISO】560【SS】1/3200【F値】/4 二段目左【焦点距離】135mm【ISO】64【SS】1/500【F値】/4 二段目右【焦点距離】135mm【ISO】64【SS】1/1000【F値】/1.8 四枚目【焦点距離】135mm【ISO】64【SS】1/8000【F値】/1.8 四段目左【焦点距離】135mm【ISO】2500【SS】1/60【F値】/1.8 四段目右【焦点距離】135mm【ISO】2500【SS】1/640【F値】/1.8 七枚目【焦点距離】135mm【ISO】64【SS】1/5000【F値】/1.8 六段目左【焦点距離】135mm【ISO】2200【SS】1/160【F値】/1.8 六段目右【焦点距離】135mm【ISO】1000【SS】1/160【F値】/1.8 十枚目【焦点距離】135mm【ISO】80【SS】1/160【F値】/1.8
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【かいわいの時】元禄六年(1693)八月十日:井原西鶴没 (大阪市史編纂所「今日は何の日」)
西鶴は、「誓願寺本堂西のうら手南向、三側目中程」(滝沢馬琴)に葬られた。その墓は、誓願寺境内で3回[註]移設されている。その経緯および実行者を記すと
(1回目 1889年)幸田露伴 今や露伴幸に因あり縁ありて、茲に斯に來つて翁を吊へば、墓前の水乾き樒枯れて、鳥雀いたづらに噪ぎ塚後に苔黑み、霜凍りて屐履の跡なく、北風恨を吹て日光寒く、胸噫悲に閉ぢて言語迷ふ。噫世に功ありて世既に顧みず、翁も亦世に求むるなかるべし。翁は安きや、翁は笑ふや、唯我一炷の香を焚き一盞の水を手向け、我志をいたし、併せて句を誦す、翁若し知るあらば魂尚饗。九天の霞を洩れてつるの聲 露伴。「井原西鶴を弔ふ文」『小文学 第1号』1889より。
*幸田露伴が処女作『露団々』で金港堂から得た原稿料は五十円(現在価値で約170万円)。その「資」で露伴は旅に出る。1888年大晦日から1889年1月31日まで丸ひと月(露伴来弔はこの折。移設費用は、その「資」で賄った)。「時に嚢中一銭も無くなりければ、自ら経済の妙を得たるに誇ること甚し」(『酔興記』)。
(2回目 1910年)木崎好尚 浮世の月二年見過ごして二百七十年の昔(略)印の墓はいつしか八丁目寺町誓願寺の無縁塔におし込められしを二十余年前幸田露伴君が旅の置みやげに現今の本堂東南手に再興されしも浮世草紙の紙よりも薄き人情今度の電路問題の墓地取払ひの憂い目見る墓のぬし誰も見返るものなく《略》二百十年忌の追善発起の手前それがし痩せ腕を揮うて施主と相成申さん四日の日曜の午後一時に形計の移転式を営んで下さいと口約して置いた《略》さて、今度の改葬場所は元の地点に近いと信ぜらるゝ本堂の西南手の樟の下陰と定めたれば鶴のなき声に尋ね寄らんとする文学上有縁の方々に此顛末を告参す(大阪にて好尚)。「東京朝日新聞 明治四十三年十二月五日」
(3回目 1933年)南木芳太郎 明治二十幾年の頃、幸田露伴氏によって無縁塔中より発見され、門内近き所に建てられてあったが、明治四十二年の冬、電車通路の爲寺域は狭められ墓地整理の止むなきに至ったのを木崎好尚氏によつて、本堂西南手の通路に面し移されたのである、その後星霜二十幾年、現在に至りては背後が隣地との境界線にあるため、いつしか建てられし古小屋の板塀は痛く損じ實に見苦しく且つ墓域もなく悄然として無縁塔に並んであるのは如何にも侘しく感じられるので、今回誓願寺住職を促し更に西北隅の好位置に再轉させ、墓域を画し松壽軒に因み大なる松樹を植え、塔上を被ふ事とした、ほんの心��けであるが、これで墓らしくなったと思つてゐる。「西鶴の墓」上方郷土研究会『郷土研究 上方 第三十ニ号』1933(=写真も)
[註]滝沢馬琴が報告した「誓願寺本堂西のうら手南向、三側目中程」を本来の位置(0)とすれば、西鶴の墓は正確にゆうと「4回」移動している。以下に。( )内実行者
0)本堂西の裏手、三側目中程(北条団水他1名) 1)無縁塔の内(誓願寺) 2)本堂東南隅(幸田露伴) 3)堂の西南手、樟の下(木崎好尚) 4)西北隅の一画(南木芳太郎)
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月27日(水曜日)参
通巻第8070号
AIは喜怒哀楽を表現できない。人間の霊的な精神の営為を超えることはない
文学の名作は豊かな情感と創造性の霊感がつくりだしたのだ
*************************
わずか五七五の十七文字で、すべてを印象的に表現できる芸術が俳句である。三十一文字に表すのが和歌である。文学の極地といってよい。
どんな新聞や雑誌にも俳句と和歌の欄があり、多くの読者を引きつけている。その魅力の源泉に、私たちはAI時代の創作のあり方を見いだせるのではないか。
「荒海や佐渡によこたう天の川」、「夏草や強者どもが夢の跡」、「無残やな甲の下の蟋蟀」、「旅に病で夢は枯野をかけ巡る」。。。。。
このような芭蕉の俳句を、AIは真似事は出来るだろうが、人の心を打つ名句をひねり出すとは考えにくい。和歌もそうだろう。
『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香具山』(持統天皇)
皇族から庶民に至るまで日本人は深い味わいが籠もる歌を詠んだ。歌の伝統はすでにスサノオの出雲八重垣にはじまり、ヤマトタケルの「まほろば」へとうたいつがれた。
しかし人工知能(AI)の開発を米国と凌ぎを削る中国で、ついにAIが書いたSF小説が文学賞を受賞した。衝撃に近いニュースである。
生成AIで対話を繰り返し、たったの3時間で作品が完成したと『武漢晩報』(12月26日)が報じた。この作品は『機憶(機械の記憶)の地』と題され、実験の失敗で家族の記憶を失った神経工学の専門家が、AIとともに仮想空間「メタバース」を旅して自らの記憶を取り戻そうとする短編。作者は清華大でAIを研究する沈陽教授である。生成AIと66回の対話を重ね、沈教授はこの作品を「江蘇省青年SF作品大賞」に応募した。AIが生成した作品であることを予め知らされていたのは選考委員6人のうち1人だけで、委員3人がこの作品を推薦し
「2等賞」受賞となったとか。
きっと近年中に芥川賞、直木賞、谷崎賞、川端賞のほかに文学界新人賞、群像賞など新人が応募できる文学賞は中止することになるのでは? 考えようによっては、それは恐るべき時代ではないのか。
文学の名作は最初の一行が作家の精神の凝縮として呻吟から産まれるのである。
紫式部『源氏物語』の有名な書き出しはこうである。
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
ライバルは清少納言だった。「春は曙、やうやう白く成り行く山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる」(清少納言『『枕草子』』
「かくありし時すぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」(道綱母『蜻蛉日記』)
額田女王の和歌の代表作とされるのは、愛媛の港で白村江へ向かおうとする船団の情景を齊明天王の心情に託して詠んだ。
「熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕こぎ出いでな」(『万葉集』)。
「昔、男初冠して、平城の京春日の郷に、しるよしして、狩りにいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。」(『伊勢物語』)
▼中世の日本人はかくも情緒にみちていた
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(『方丈記』)
『平家物語』の書き出しは誰もが知っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ」。
『太平記』の書き出しは「蒙(もう)竊(ひそ)かに古今の変化を探つて、安危の所由を察(み)るに、覆つて外(ほか)なきは天の徳なり」(『太平記』兵藤祐己校注、岩波文庫版)
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」(『徒然草』)
古代から平安時代まで日本の文学は無常観を基盤としている。
江戸時代になると、文章が多彩に変わる。
井原西鶴の『好色一代男』の書き出しは「「本朝遊女のはじまり、江州の朝妻、播州の室津より事起こりて、いま国々になりぬ」
上田秋成の『雨月物語』の書き出しはこうだ。
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく、浜千鳥の跡ふみつく���鳴海がた、不尽(ふじ)の高嶺の煙、浮島がはら、清見が関、大磯小いその浦々」。
近代文学は文体がかわって合理性を帯びてくる。
「木曽路はすべて山の中である」(島崎藤村『夜明け前』)
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある」(夏目漱石『坊っちゃん』)
「石炭をば早はや積み果てつ。中等室の卓つくゑのほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒らなり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌カルタ仲間もホテルに宿りて、舟に残れるは余一人ひとりのみなれば」(森鴎外『舞姫』)。
描写は絵画的になり実生活の情緒が溢れる。
「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」(川端康成『雪国』)
谷崎潤一郎『細雪』の書き出しは写実的になる。
「『こいさん、頼むわ』。鏡の中で、廊下からうしろへ這入はいって来た妙子を見ると、自分で襟えりを塗りかけていた刷毛はけを渡して、其方は見ずに、眼の前に映っている長襦袢姿の、抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据みすえながら、『雪子ちゃん下で何してる』と、幸子はきいた」。
「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ばんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました」(芥川龍之介『杜子春』)
▼戦後文学はかなり変質を遂げたが。。。
戦後文学はそれぞれが独自の文体を発揮し始めた。
「朝、食堂でスウプをひとさじ吸って、お母様が『あ』と幽(かす)かな声をお挙げになった」(太宰治『斜陽』)
「その頃も旅をしていた。ある国を出て、別の国に入り、そこの首府の学生町の安い旅館で寝たり起きたりして私はその日その日をすごしていた」(開高健『夏の闇』)
「雪後庵は起伏の多い小石川の高台にあって、幸いに戦災を免れた」(三島由紀夫『宴のあと』)
和歌もかなりの変質を遂げた。
正統派の辞世は
「益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」(三島由紀夫)
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」(同)
サラダ記念日などのような前衛は例外としても、たとえば寺山修司の和歌は
「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや。」
わずか三十一文字のなかで総てが凝縮されている。そこから想像が拡がっていく。
こうした絶望、空虚、無常を表す人間の微細な感情は、喜怒哀楽のない機械が想像出来るとはとうてい考えられないのである。
AIは人間の霊感、霊的な精神の営みをこえることはない。
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