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#baystaterecords
kari3622-blog · 2 years
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Kenny Drew Trio "The Lullaby" 聴いて感心した現代的でとても美しいアルバムの2枚目は、気になって聴きたかった北欧ドリューの日本企画盤イラスト・カヴァー・シリーズです。 録音がどのアルバムも素晴らしいと評判です。お膝元のデンマーク・コペンハーゲン録音なので、日本盤にありがちな、籠りや濁りが全くありません。優雅でとても美しい。 圧倒的にSumico Pearl の繊細さがマッチします。トリオのバランスも秀逸ですが、特にペデルセンのベースは相変わらずシャープで素晴らしい。真空管アンプは中低音域の量感が増して、ちょうどいい感じになります。 場所を選ばない、時を選ばない、人を選ばない、馴染みの良い聴き易さが最大の魅力だと思います。 RVCとドリューとの共同プロデュースで、ドリュー+ペデルセン+シグペンと言うヨーロッパNo.1ミュージシャンによるピアノ・トリオのアルバムを制作。両者で十分話し合い、真に日本のファンの要望に沿った、日本人の好みや心情にも合ったアルバムを創作していこうと言うものです。 その第一弾として「ヨーロッパの午後」(RJL-8014)が発売され、従来のドリューからさらに一歩前進したものとして高く評価され、その第二弾が本作。 有名な子守唄ばかりを集めた珍しいジャズ・アルバム。 ジョージ・シアリングの"Lullaby Of Birdland"、誰でも耳にしたことのある"Wiegenlied"邦題「ブラームスの子守唄」、ジョージ・ガーシュインの"Summertime"、ジョン・コルトレーンで有名な"Russian Lullaby"など、子守唄と言ってもドリューの解釈が聴き処。北欧ドリューのピアノ・トリオ、シンプルで力が要らないハードルの低い優しい楽曲と優雅なアレンジです。 演奏は、ジャズ・入門用に最適との評価があったので、もっと初めに購入したかったアルバムです。 北欧という独特の空気がドリューに大きな変化をもたらし、アメリカ時代のパウエルの流れを汲むブルージーでグルーヴィな演奏ではなく、アーシーさは影を潜め、乾いた静寂と落ち着いた透明感のある美しいピアノに。女性と言う新しいファンも開拓した意義あるシリーズです。ヨーロッパの典雅さと北欧のクールネスが融合した新しい世界を披露しています。 1982年3月6,7日、Easy Sound Studio, Kopenhagen録音。 #BaystateRecords ‎- RJL-8029 #KennyDrew (p) #NielsHenningØrstedPedersen (b) #EdThigpen (ds) Mastered By - #TohruKotetsu Photography By - #KirstenMalone Producer - Kenny Drew, #MakotoKimata Recorded And Mixed By - #DaveRideau Design - Front Design, Inc. Front Cover Illustration -  #MizueKawamura #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #ビニールレコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CdIRLe0vufB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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