#2700系
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Tilting Diesels!
In June, we said さようなら to Japan's first tilting electric multiple unit (see that post also for why you'd want tilt in the first place), launched in 1973. For some reason, adding tilt to Diesel multiple units needed a bit more time - my guess is engine vibrations play a part. Nonetheless, in 1989, JR Shikoku did it, launching the 2000 series tilting DMU. The company has continued with the technology, and the latest generation, the 2700 series shown above, is 5 years old this month.
The 2000 series is still in service, but I haven't yet seen any. However I have seen and ridden two derivatives of the 2000: the JR West KiHa 187 above, which reminds me of trains in England with its yellow front, and the streamlined Chizu Kyûkô HOT7000 below.
These trains run intercity services along the picturesque San'in coast - the Super Matsukaze and Super Oki in Yamaguchi, Shimane and Tottori prefectures -, and between the San'in and San'yô coasts - the Super Hakuto and Super Inaba in Hyôgo, Okayama and Tottori prefectures, which is how the HOT7000 got its name.
With these trains, Tottori to Himeji is done in under two hours, a similar time frame to what electric tilting trains can do between Okayama and Yonago. The mountains are also quite scenic, and the HOT7000 has a feature that I don't think I've seen anywhere else: a live cab cam.
Another country worked to develop tilting DMUs: Germany. This culminated with the high-speed ICE T, which I'm yet to encounter, but in the late 1990s, at a similar time to the Japanese examples above, Adtranz built the RegioSwinger, officially Baureihe 612. These yellow and white examples work in the South-West corner of Germany, along the Rhine between the Bodensee and Basel, with a couple of incursions into Switzerland.
Riding a tilting train is peculiar. 8° of tilt doesn't sound like much, but it adds up with the camber of the tracks to produce a visually impressive experience. The tilt is really noticeable, and it does what it's supposed to do, compensating the G-forces so you don't feel the pull to the side through corners. The downside of DMUs is that they tend to be quite noisy - the engines sound like they're giving 110% all the time! On the whole, I really like them.
#train#tilting train#DMU#Neigetechnik#Triebwagen#気動車#車体傾斜車両#Japan#JR Shikoku#2700系#うずしお#高松#Uzushio#Takamatsu#JR West#キハ187系#スーパーおき#大田市#Ôda-shi#Super Oki#Chizu Kyûkô#HOT7000#Tottori#鳥取#スーパーはくと#DB#InterRegio#BR 612#Regio Swinger#Schaffhausen
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)6月27日(木曜日)
通巻第8307号
金価格の暴騰。最大のバイヤーは中国だった。
多くに必要性。理由は、外貨準備の豊饒を見せびらかすことによって人民元の崩落をふせぐ
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ロシアがウクライナを侵攻した直後から金価格の暴騰が始まった。
最大のバイヤーは中国だった。中国中央銀行は18か月連続で金を購入し2023年に最大の金購入国となった。
公式でも中国人民銀行は300トン以上の金を外貨準備金に積み増しし、このために保有していた米国債を数千億ドル規模で売却し、米国を慌てさせた。五月のイエーレン財務長官は表向き「中国の過剰生産」への懸念を表明したとされるが、舞台裏では「これ以上米国債を売らないで」と懇願したとう観測がある。
ところが、中国人民銀行は、5月に金を一切購入しなかった。
ウォール街のアナリストには「中国の公式報告よりもはるかに多くの金を保有している」と分析する論者がいる。中国国家外為管理局(SAFE)が数千トンの金を「帳簿外」で保管しているという。
実態はどうかと言えば、統計上、整合性がない。各種統計を総合すると中国の公式金保有量は数字がまったく合わない
中国は2023年に1400トン以上の金を輸入し(うち300噸を外貨準備にまわした)、一方で中国は南ア、ロシアを抜いて、世界最大の金生産国である。中国の鉱山は2023年に375トンの金を採掘した。
金の輸入���イセンスを持つ中国の商業銀行は十数行でしかなく、23年末時点で国有銀行4行を含む17行が約1016トンの金を保有していると報告している。
まったく数が合わない。つまり2022年から23年の2年間の集計だけをみても、およそ2700トンの金が未計上となっている。
第一に中国人民銀行は報告より多くの金を購入したとする仮説に従えば、中央銀行が公表し��いる金準備高は2倍の約5,000トンになる。
第二に中国の政府系ファンドが保有しているという観測がある。政府系ファンドは、政府の余剰収入を保有する国有投資ファンドだ。
第三に中国の商業銀行は金保有量を誇張して報告している一方で、家計による金購入量は過小評価されている可能性がある。もとより個人所有の金は外貨準備だけには算入されない。
▼統計数字が矛盾しているのはいつものことだが。。。。
しかし待てよ、国家統計局の統計数字は三割水増しが常識の国であるからにはカラクリがあるはずだ。
多くに見せかける必要性がある。理由は、外貨準備の豊饒を見せびらかすことによって人民元の崩落をふせぐことができるからだ。
理論的に言えば不動産崩落、外資撤退、経常収支の悪化、西側の中国制裁、EVへの個関税等々、外貨準備高は減少することはあっても増えることはない。人民元の高値圏維持は中国経済にとって死活的であり、原油、ガス、鉱物資源を輸入している国ゆえ通貨は高い方が便利である。
軍備にしても誇張されている。使えない武器やミサイルも軍事力に算入しているし、在庫の弾丸など軍が横流しをしているのは常識、こうした中国の汚職、不敗、手抜きをいう数千年来の中華的特徴を勘案すれば、実際より多く金保有を見せかけることは極めて重要なのである。
しかも備蓄されている筈の金も相当数はメッキで贋物とすりかえられえている可能性を否定できない。
嘗て故宮博物館の宝物を蒋介石は軍監四隻に詰め込んであちこち移動したことで知られる。移動機関中に相当の国宝級が贋物をすり替えられた歴史をもつ。
また蒋介石は金塊を積んだ船が没したなどとフェイクニュースを意図的に流して国際価格をつり上げサヤを稼いだ詐欺的な錬金術にも長けていた。
うっかり中国の発表数字を鵜呑みにすると痛い目にあう。
ちなみに世界の金保有ランキングは次の通り。
ランキング 国名 金準備(トン) 2024年三月末時点
~~~~ ~~~ ~~~~~
1 米国 8,133.46
2 ドイツ 3,351.93
3 IMF 2,814.04
4 イタリア 2,451.84
5 フランス 2,436.97
6 ロシア 2,335.85
7 中国 2,264.32
8 スイス 1,040.00
9 日本 845.97
10 インド 827.69
11 オランダ 612.45
12 トルコ 578.18
13 ECB 506.52
14 台灣 422.38
15 ポルトガル 382.63
16 ポーランド 363.36
以下、ウズベキスタン、サウジアラビア、カザフスタン、英国、レバノン、スペイン。
世界全体の金保有量は2024年4月末時点での世界全体の中央銀行金保有量は36004トン。前月比65トンの増加だった。上位100カ国の合計保有量は35607トンとなっている。
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損害保険ジャパンによる情報漏洩問題の火の手が、大きく広がり始めている。 7月12日、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)の親密代理店であるトータル保険サービス(東京都中央区)は、損保ジャパンからの出向者が、ほかの保険会社の契約者の情報を、出向元である損保ジャパンに漏洩していたと発表した。 さらに、横浜銀行の親密代理店である朋栄(横浜市)に出向している損保ジャパンの社員も、同様に契約者情報を漏洩していたことが新たにわかった。 約2700件を漏洩、さらに膨らむ可能性も トータル保険サービスで漏洩が確認された契約件数は、現時点で延べ約2700件。漏洩した情報は法人契約が多く、契約者名、契約先の損害保険会社(計19社、損保ジャパンを含む)、保険の種類、保険期間、保険料、トータル保険サービスの担当者名などだ。 旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)の親密代理店である、トータル保険サービスが公表した情報漏洩に関する文書(編集部撮影) トータル保険サービスによると、2019年からの過去5年間における漏洩件数だといい、それ以前に期間をさかのぼって調べた場合は、件数がさらに膨らむ可能性がある。 また、保険会社から代理店への出向期間は2~3年が通例のため、情報漏洩にかかわった損保ジャパンからの出向者は複数人いるもようだ。 朋栄のケースでは、アパートローンの契約者情報を、出向元の損保ジャパンに漏洩していた。複数の関係者によると、「ローンに付随する火災保険などの情報を漏洩した疑いがある」という。漏洩件数などは目下調査中とみられる。 ほかにも同様の情報漏洩が発生していないか 両社のケースに共通するのは、出向元の損保ジャパン(金融法人部)が、競合他社の契約者情報を出向者と平然と共有していたということだ。 組織的に情報漏洩を図っていたことになるが、それが損保ジャパンの本社サイドからの指示なのか、目的は自社への乗り換え提案なのか、もしくは契約シェアの確認なのかなどは、現時点ではわかっていない。 損保ジャパンは、前身の1社である旧日本興亜損害保険からの流れで、地方銀行、第二地方銀行との取引に強い。横浜銀行に限らず、地銀系の代理店に多くの出向者を送り込んでおり、ほかにも同様の情報漏洩が発生していないか徹底した調査が求められそうだ。 足元では、銀行系代理店のみならずトヨタ自動車系列の販売店においても、損保ジャパンから出向した社員が契約者情報を漏洩した疑いが浮上しており、今後大きな問題に発展する可能性がある。
損保ジャパンで強まる組織的な「情報漏洩」の疑い 代理店「出向者」が他社の契約情報を不正に共有 | 金融業界 | 東洋経済オンライン
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これは重要。注意してください。 米国政府がウクライナに対して行ったことは許されない。 ナチスとCIA狙撃兵の援助による2014年のクーデター、終わりのないプロパガンダと嘘、ミンスク協定違反、ドンバスでの1万5千人以上のロシア系住民の殺害、モスクワから400キロ離れたところに核搭載可能なミサイルを配備する計画によるNATO拡大によるロシアとの戦争誘発、ロシアの撤退警告を傲慢にも無視し、ロシアが「いわれのない」ウクライナ侵攻に驚いたふりをし、国際テロ行為としてノルドストリームのパイプラインを爆破し、「政権交代」を強制するためにロシアに対して数千件の制裁を発動し(失敗に終わった)、融資でウクライナを破産させた。そして、ウクライナ経済を破壊し、米国の税源を剥奪し、古くて効果のない武器備蓄をウクライナに送った軍産複合体に支払いをすることで、何百万人ものウクライナ人をヨーロッパに逃亡させ、ウクライナに「必要な限り揺るぎない支援」を誤って約束した。 」とロシアとの和平協定を阻止し、米国の代理戦争で60万人以上のウクライナ人を死亡させ、ウクライナ領土の20%と10兆ドル以上の証明された天然資源をロシアに失い、西側の主流メディアをコントロールし、虚偽の主張で世界に嘘をついた。ウクライナが勝利し、ロシアが崩壊しようとしており、EUの政治家を売国奴らの操り人形として利用し、決して再選には勝てない、ヨーロッパの産業空洞化、アメリカへの不当な補助金でガス依存産業を誘惑し、EUの納税者に120以上の損害を与えている、と。アメリカの代理戦争に資金を提供し、EUに将来数兆ドルの経済損失をもたらしたこと、第二次世界大戦でソ連がアドルフ・ヒトラーを阻止するために2700万人を犠牲にした後、ドイツにロシア人を殺すための戦車を派遣させたこと、西側の資金提供を受けたプーチン大統領を戦争犯罪で告発したことで数十億ドルを支払ったこと国際刑事裁判所に提訴し、その後、イスラエルによるパレスチナ民間人に対する実際の大量虐殺を支持し、国防総省の戦争シミュレーションがゴミだと認める代わりに反撃の失敗をウクライナのせいにし、平和と中立のウクライナがロシアの勝利となるため外交を妨害し、バイデンの政権を破壊した。再選の可能性、ウクライナ経由で米国とウクライナの政治家への資金洗浄、リストは続くon. 米国政府が新型コロナウイルス感染症と安全でないワクチンの開発に資金を提供して殺害した何百万人もの人々について、私に話をさせないでください。 あなたは米国政府と、あらゆる政党、司法機関、ビッグテクノロジーの政治家を支配する米国ディープステートを支持していますか? あなたは国防総省のプロパガンダメディア、米国の検閲機関、そしてあなたに関するあらゆるデータを常に収集しているファイブアイズ大量監視体制を支持していますか? あなたは米国主導の NATO 戦争機構、意図的な混乱、世界的な欺瞞と大量殺人を支持していますか? 第二次世界大戦以来、米国政府が被害国37か国で2,000万人以上を殺害したことをご存知ですか?これには制裁や新型コロナウイルス感染症による死者は含まれていない。 あなたの国と政治家は、終わりのない米国の戦争、窃盗、人道に対する犯罪を支持していますか? ウクライナで起きたことは、皆さんへの警鐘です。これは、悪者とその腐敗したシステムに対して立ち上がる最後のチャンスかもしれません。間もなく
@Xと
@elonmuskは検閲に従うか破棄されることになるため、インターネットの匿名コーナーでこのような投稿を探す必要があります。 もしあなたが行動を起こさなければ、第三次世界大戦が起こる可能性が高く、人類の99%が���滅するでしょう。これは恐怖を煽るものではありません。なぜ米国がロシアとの代理戦争を始めたのかを理解する必要があります。 もし米国政府がロシアと中国が先導する多極化秩序の拡大や国際貿易の脱ドル化を阻止できなければ、米国は単に崩壊するだろう。米国を利用する他国の背中で紙幣を刷ることができなくなるからである。基軸通貨としてのドル。 市場をポンジスキームに変え、持続不可能で急速に増大する債務負担を管理する米国政府にとって、数兆ドルを印刷することが存続を維持する唯一の方法だった。そんな日も残りわずかだ。
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2024年11月29日 07時00分 LinkedInの長文投稿は大半がAI生成だった可能性が大 ビジネスユースに特化したSNSのLinkedInへの投稿内容を調べた結果、長文投稿の半分以上はAIで生成されたものである可能性が高いことがわかったことを、AIコンテンツの検出サービスを提供しているOriginality.AIが報告しました。 Over ½ of Long Posts on LinkedIn are Likely AI-Generated Since ChatGPT Launched – Originality.AI https://originality.ai/blog/ai-content-published-linkedin Originality.AIのジョナサン・ギラム氏は、LinkedInの長文投稿8795件を対象としてAI検出器にかけ、投稿が人間の手によるものかAI生成コンテンツかを確認していったとのこと。 その結果、ChatGPTのローンチ後にAI生成コンテンツが急増し、2023年1月から2月にかけての1カ月で189%増加したことが確認されたと報告しています。以下はそのAIコンテンツの数の変化をタイムラインにしたもので、2019年のGPT-2や2020年のGPT-3のリリースでは大きな変化がなかったのに、2022年からコンテンツ数が増え始め、ChatGPTのリリースからは高い割合を示しているのがわかります。 また、2024年10月の長文投稿を対象にして調査を行ったところ、実に54%がAI生成のコンテンツだったとのこと。 ChatGPTのリリース以来、LinkedInでは投稿の長文化が進んでいるとのことで、ギラム氏はAI使用率(赤)と投稿の平均文字数(緑)を重ねたグラフを示しています。 ギラム氏は、LinkedInでAIコンテンツが増えていることは疑われていたものの、投稿の半分以上がAI生成である可能性が高いという調査結果を受けて「LinkedInの異議が問われる結果だ」と述べています。 この記事のタイトルとURLをコピーする ・関連記事 「ChatGPTを使った学生向け文章作成のガイド」をOpenAIが公式に作成 - GIGAZINE キノコ専門家がAmazonで売られている「AIが書いたキノコ採りガイド」を買わないよう呼びかけ、命に関わる危険も - GIGAZINE OpenAIはChatGPT搭載ブラウザでGoogleに対抗することを検討している - GIGAZINE ・関連コンテンツ 2700万通ものスパム送信でFacebookの「スパム王」が有罪に、スパムメール自体は12年前のレベルにまで減少 ネット上に驚くほど多くの機械翻訳コンテンツがあふれることで言語モデルのトレーニングに影響が出る可能性 出会い系SNSがユーザーに無断で心理実験、相性が悪くても「最良の相手」と伝えられるとうまくいく X(旧Twitter)のデ��拡散を防ぐ「コミュニティノート」機能が動画に対応、同じ動画を使った投稿でも自動的にノートが表示 X(Twitter)の認証済みアカウントが拡散する誤情報に対してコミュニティノートが十分機能していないという研究結果 OpenAIのCTOがAIはクリエイティブな仕事を奪うかもしれないが「そんな仕事は最初からない方がよかったかもしれない」と発言 特定のワードが大学の論文で出現しまくっておりChatGPTなどの生成AIが使用されたことを示す危険信号となりつつあることが明らかに Twitterでは1日あたり5000万のツイートが行われている
LinkedInの長文投稿は大半がAI生成だった可能性が大 - GIGAZINE
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2024.11.19
日本人の多くは仏教徒だよね。君は仏教徒か?10日間のスリランカでこの質問を何回されただろう。初めのうちは、無宗教だけど仏教の教えとは身近に生きてきた。と答えていたが聞かれれば聞かれるほど、仏教徒というのは何を意味するのだろうかと考えさせられた。
スリランカの第二都市であるKandyでSadunとSamanに出逢った。スリランカに到着してから土着の人ではないという理由だけで毎日数えきれない人たちからお金を乞われたり、ぼったくろうとされた。2人に最初に声をかけられたときは、またか、と思いながら適当にあしらおうとしていたのだが、少し話をしていると純粋に話したかっただけのようだった。結局その日はKandyを半日案内してもらい、宿まで送ってもらった。翌日からはスリランカを訪れるきっかけとなったGeoffrey Bawaが建てたHeritance Kandalamaに行く予定だと話すと、どうやって行くのかと訊かれた。バスだと答えると、Kandalamaまでの道中には見るべきものがいっぱいある、バスだとそういうところに寄れないからトゥクトゥクで送ってあげるよ、君にとってもきっといい経験になる。と言われた。KandyからKandalamaまでは2時間ほど離れている。バスの方が安いからバスで行くと伝えると、いくら払うかは自分で決めていい、その答えがタダならタダでもいいと言われ、うますぎる話に半信半疑ながらもその誘いに乗ることにした。翌朝8時に宿まで迎えに来てくれて、まずはKandyの中心部から20分ほど離れた小さい村にあるSamanの家に行き、彼の家族とセイロンティとともに団欒した。Kandalamaまでの道中、のどかな田畑と熱帯系の植生の景色が続く小さな村に、ぽつんと仏教寺があった。スリランカ全土には小さい寺院が数千と存在し、その寺院がある村々には100-150の家族が住んでるという。そして一家族が1日ごと順番に僧侶たちの食事を用意すると教えてくれた。自分を犠牲にして人々のために全てを捧げた仏陀、つまり僧侶たちへの感謝の行為であり、これはスリランカで2700年以上続く伝統であるらしい。スリランカに来てから、SadunとSamanだけでなく色々な人からカルマという言葉もよく耳にした。良い行動は良いカルマとして自分に返ってくると。そういえば昨日Kandyを案内してくれたのにも関わらず、お金は一切求められなかった。半日私の行きたいところやしたいことに付き合ってもらった上に、彼らの商売道具でもあるトゥクトゥクで移動していたので、宿に着いたときに私の気持ちのお金を渡した。そのときにも、ありがとう。これはgood moneyだ。私たちは本当にカルマを信じていて、Rikuにもgood karmanがきっとあるし、訪れる。と言っていた。私は村人が僧侶たちのために食事をつくるという伝統の話を聞いたときに、仏教というのはどういうものなのかということを深く理解した。それと同時に2人のことを少しでも疑った自分を恥じた。もちろん仏教徒であっても(スリランカでは約70%が仏教徒である)皆が皆良い人とは限らない。スリランカに来てから、押しの強い客引きや、わざと同情を利用した行為に良い気分がしなかったことも何度も起こり、人にもお金にも敏感になっていた。しかしそのとき私は、清らかなさらさらとした心地よい中で生まれた、心が押しつぶされるような気持ちをどこにもやりようがなく、トゥクトゥクの後部座席に座りながら静かに泣いていた。
景色がいいところで停まったり、昼食を共にしたり、約2100年前にDambullaという都市にある巨大な岩山を掘ってつくられた洞窟の中にある寺院を訪れたり、途中トゥクトゥクを運転させてもらったりしながらホテルに到着した。翌日の予定を訊かれ、5世紀に栄えた王国Sigiriyaの遺跡に行くつもりだと伝えると、10時をすぎると暑くなる(マチュピチュのような遺跡で入り口から頂上までは1時間ほどかかる)から早朝に出発した方がいい、よかったら明日も送ってあげるよ。友達の家が近くにあるから私たちはそこに泊まる。その辺りには原始的な生活をしている小さな村もあって、そこで触れられる体験はRikuもきっと気にいると思う。と言われた。その日彼らとずっと話していて、彼らがどういう人間か理解し、私がどんな人間でどういうものを求めているのかも理解していてくれていたので、今回は迷うことなくお願いした。ホテルで夕食を食べると高いだろうから、また夜迎えにくるから友達の家で一緒に食べないかとも誘われたがGeoffrey Bawa建築を堪能したかったし、連日の移動の疲れと自分の中で消化したいこともあったので、その誘いは断ることにした。
翌日遺跡を訪れた後、Samanの弟の娘が働いているフルーツジュースが美味しいカフェで少し休憩し、人里離れた村へと向かった。トゥクトゥクで行けるところまで行き、そこからは水牛に引かれてジャングルとも森ともつかない景色の中、湿気を含んだ空気が肌にまとわりつくのを感じながらゆられていた。20分ほど進んだ先には、東南アジアの原風景(スリランカは南アジアだがここだけは少し違っていた)という言葉が似合う景色が広がっており、村人たちが長い年月をかけて歩いてつくった轍が続いていた。横には湖、反対側には家が小さく見える。湖��には村人が手でつくった小舟が数隻あり、そのうちの一つをだしてもらった。風も声もなく、ただ静寂が漂い、平和そのものだった。Sadunがたまに陽が沈んでから友達や家族と飲んだり話したりすると言った瞬間、私はその光景を想像した。今みたいに肌を焼く太陽は姿を隠し、月明かりが湖一面を照らす。もしかしたら夜は虫たちの歌声が聴こえてくるかもしれない。澄んだ静寂は愛する人たちとの会話で掻き消されるが、この平和はそこにあるままだ。これ以上何を求めるのだろうか。水面を覆う蓮の葉で帽子をつくってもらったりもした。昼食をそろそろ食べようかということで湖岸へは私が舟を漕いだ。先ほど遠くに見えていた家に到着すると、まだこの世に生を受けて10ヶ月しか経っていない子どもを腕に抱えながら料理をしている30代ぐらいにみえる夫婦が待っていてくれた。家の柱や壁、台、椅子などは木と土で、屋根はココナッツの葉でつくられていて、窓はない。電気やガスは通っておらず、水も近くの井戸に汲みにいくという。土でできたかまどの前で奥さんが子どもをあやしながら、土鍋で炊いている米の具合を確認していて、旦那さんは裏の庭でとってきたココナッツを割ってウェルカムドリンクをだしてくれた。裏庭で採れた野菜とスパイスでつくった3種類のカレー、ココナッツから抽出した油をつかった湖で釣った魚のフライ、ココナッツの果肉をトマト、スパイス、ライム汁を合わせてすり潰したもの(これが一番美味しかった)、すべて自分たちでつくったもので昼食を振舞ってくれた。お腹いっぱい食べた後には屋根になるココナッツの葉の編み方も教わった。彼らは住処を建てられて、舟の作り方も知っていて、近くでは魚も釣れて、フルーツや野菜の育て方も知っていて、またそれを余すことなく食べて、残った食べられない部分の他のことへの使い道も知っている。もしかしたら”教育”こそ受けていないかもしれないが、彼らは”自然”をよく知っている。
Sadunが言っていた。ここの村では気候が比較的いいので人々は”自然と生きる”伝統文化が残っている。他には酪農や陶磁器、ジュエリーなどその土地の環境に適したそれぞれの伝統が色濃く残っているらしく、お互いの伝統を交換して足りないものを補い合い、支え合いながら伝統を守っている。ここでの生活はシンプルでお金は持ってないが皆、”生きる”ために仕事をして平和に幸せに暮らしているのだと。しかしスリランカでも現代化が急速に進んでおり、今の若者はこの生活を知ることはなく、遠くない未来にはそ���らの伝統は消え去るだろうと嘆いていた。Sadunは知識が豊富で、今世界で何が起こっているのか、何が流行りの思想なのかも知っていた。だからこそ彼は、私をここに連れてきたかったのだろう。
これを書いていると2人の顔が見たくなりSadunに電話(Samanは携帯を持っていない)をすると、彼の気持ちのいい笑顔が画面に広がった。内臓が少し悪く、この数日間入院していたと言われ心配したが、今は回復して翌日には退院できると聞いてひとまず安心した。電話中にちょうどSamanがSadunの見舞いにやってきた。本当に仲がいいなとこちらまでほっこりし、最後2人と別れたときのことを思い出した。私が3日間の感謝の気持ちのお金をSadunに渡したとき、Samanに気づかれないようにその3分の1を受け取り、残りをSamanに渡していた。仏教の教えに「自他不ニ」というものがある。Samanが見舞いにやってきたことも、Sadunが自分の取り分を少なくしたことも、彼らが私にしてくれたことも、そのすべてがその教えを体現していた。
私は自分を仏教徒だと思ったことはない。スリランカでの体験をした今、なおさらそう簡単に口にはできない。しかし、今まで以上に仏教の教えとは身近に生きたいと思うようになった。2人に感謝する。
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ミツカンに対し1億円の賠償を求めていた 東京地裁709号法廷はその日、傍聴希望者で満席となっていた。8月10日13時30分すぎ。予定より15分ほど遅れて、海外でも注目されていた訴訟の判決言い渡しはわずか数分だった。「原告の請求はすべて棄却する」。傍聴席からはどよめきが流れた。 勝訴した被告は、「味ぽん」などで知られる老舗食品メーカーの「ミツカン」(ホールディングスなど2社)。原告は、ミツカン創業家の娘婿として迎えられ、役員ポストまで約束されていながら、長男が誕生するや妻子と引き離され、その後、妻とは離婚、ミツカンからは解雇された中埜なかの大輔氏(42)だ。 この日の判決は、大輔氏が「違法で不当な配転命令だ」と主張して1億円の損害賠償を求めた訴訟だった。 判決文を精査した大輔氏および代理人弁護団は「あまりにも杜撰な審理、お粗末な事実認定」として、東京高裁に控訴している。まずは訴訟に至るまでの経緯を説明しよう。 創業家の一子相伝で経営が引き継がれてきた 愛知県半田市に本社を置くミツカンは、グループ全体で年商2700億円、従業員約3700人、非上場ながら超優良企業である。「しあわせって、どこからやってくるんだろう? しあわせ、ぽん!」のキャッチコピーとともに家族団欒の様子を演出したCMでロングセラーとなっている「味ぽん」は、多くの家庭でもおなじみだろう。 その経営は江戸後期の1804年創業以来、中埜家による男子の一子相伝で、代々の当主は「中埜又左衛門」を襲名し、絶対君主として引き継がれてきた。歴代当主の最重要使命は、事業と莫大ばくだいな資産を���代の当主へと継承させることだった、と裁判のなかでも明らかにされている。 そんな名門創業家の婿として大輔氏が迎え入れられたのは2013年のこと。8代目当主・中埜和英ミツカン代表取締役会長兼CEO(当時、以下同)と妻の美和副会長(当時、以下同)の夫妻は男児に恵まれず、2人の娘しかいなかった。その次女である聖子氏と大輔氏は「お見合い」で知り合った。 婿入りするにあたっての「3条件」と「約束」 大輔氏は慶應義塾大学を卒業後、大手証券会社に入社。その後、外資系金融会社に転職し、当時は香港で働いていた。そこに、社内でプロジェクトチームまで結成して「婿探し」に奔走していたミツカン側から、資産運用で縁のあった上司を通じて見合い話が持ち込まれる。 高校時代ラグビーで鍛えたスポーツマンで8代目と同じく慶大卒の、エリー��金融マン――。8代目夫妻も彼こそはと見込み、正式な交際を経て互いに愛し合うようになり、めでたく華燭の典となった。 ただし、入籍にあたって大輔氏は3つの条件を呑まされていた。1つ、金融マンとしてのキャリアを棄ててミツカンに入社すること。2つ、自身の姓を棄てて中埜姓となり婿入りすること。3つ、妻となる聖子氏の財産に対する遺留分放棄(妻が死亡した場合に財産を受け取れる権利の放棄)に合意すること。その代わり、近い将来ミツカンの役員に昇進させて十分な報酬も約束する、という合意書に署名した上での結婚だった。 そして夫婦は愛情を育み、幸せな結婚生活を送るなか、ほどなくして妻は身籠った。しかも、老舗創業家にとっては待望の男児と判明。ところが、この慶事が将来を約束された順風満帆であったはずの大輔氏の人生を急転直下させることになる。 本人提供ミツカン本社前で抗議活動をする中埜大輔氏 息子が生まれて4日、義父母が突然やって来て… 出産の3カ月前、大輔氏夫婦はロンドンに転居していた。すでに役員を務めていた妻の聖子氏はもちろん、ミツカンの社員となっていた大輔氏の英国支店配転によるものだったが、この結果、「英国で出産」という異例の事態となった。 しかも大輔氏は、転居後に和英会長から「1年間の育児休業を取得せよ、その間に転職先を探せ」と命じられる。婿入り時に約束された「近い将来ミツカンの役員に昇進させて十分な報酬も約束する」という合意はあっけなく反故にされ、逆にミツカンから出ていけとの命令だ。 そして息子が生まれて4日目の2014年9月1日、義父母がロンドンの大輔氏を訪ねてきた。 「あの日のことはいまも鮮明に脳裏に焼き付いています」 大輔氏はそう振り返る。 「ロンドンの産後ケア施設にいた僕たち夫婦のもとに、突然、日本から義父母がミツカンの常務を引き連れてやってきたのです。そして和英会長は『養子縁組届』なる書面を突き付け、この場でいますぐ署名しろと迫った。生後4日の僕たちの息子を自分たちの養子に差し出せというのです」
誕生4日後の孫を「創業家の養子」にするため英国へ…超名門企業の「男児を世継ぎにしたい」という異様な執着 「役員予定」だった娘婿は、息子と引き離され会社をクビに (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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