#���さま学校の落ちこぼれ
Explore tagged Tumblr posts
modernheavy · 2 years ago
Text
今日読んだ漫画 2023年8月11日(金)
マーガレット2023年17号
✨『はじめまして あなたが好きです』杏野まこ
Tumblr media
Twitter
🐱『夜は猫といっしょ』キュルZ
Tumblr media
デジタルマーガレット(デジマ)
🐍『後宮の百花輪』霜月かいり+瀬那和章
作品ページ
⬇️
後宮の百花輪
📚『「ママ」枠からの脱出!』月島珊瑚+らるむ
作品ページ
⬇️
「ママ」枠からの脱出!
ストーリアダッシュ
🛫『うめともものふつうの暮らし』藤沢カミヤ
作品ページ
⬇️
#うめともものふつうの暮らし #ストーリアダッシュ #藤沢カミヤ
くらげバンチ
👻『極主夫道』おおのこうすけ
作品ページ
⬇️
極主夫道 - おおのこうすけ / 第119話 | くらげバンチ
#極主夫道
花とゆめ2023年17号
🎤『花時をかける』青海瑠依
🐉『暁のヨナ』草凪みずほ
🛐『神さま学校の落ちこぼれ』赤瓦もどむ+日向夏
😼『~贄姫と獣の王 スピンオフ~白兎と獣の王子』友藤結
👑『ザーフィラ陛下と黒と白』もといも
5 notes · View notes
songedunenuitdete · 2 years ago
Text
Kamisama School T1 de Modomu Akagawara et Natsu Hyuuga
🌺Mon #avis sur Kamisama School T1 de Modomu Akagawara et Natsu Hyuuga sorti chez @ki_oon_Editions est en ligne 🥰 🔥Un nouveau #manga que je vais suivre de près et dont j’ai beaucoup aimé cette mise en bouche ! Vivement la suite !
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
ataru-mix · 1 year ago
Text
最近数年、ヒップホップミュージシャンがよく私の外来に訪れます。大麻取締法で逮捕されたのを機に、弁護士さんから「治療プログラムに参加しなさい」と指示されてやってくるわけです。 ほぼ全員が20年あまりの長きにわたって毎日タバコ感覚で大麻を吸ってきた人たちです。いずれもこれといった健康被害もなく、よきミュージシャン、よき家庭人でした――大麻愛好家であることを除いては。 しかし、逮捕を機に生活��改め、それこそ20年ぶりに大麻なしの生活を始めます。大麻の場合、覚醒剤のような強烈な渇望感を自覚することもないので、みなさん、拍子抜けするほどあっさり断薬します。 ただ、周囲はかなり迷惑します。実際、家族から、「大麻をやめたのはよかったが、最近キレやすく、物忘れやなくし物が増えた。大麻の後遺症ではないか?」と相談されます。 しかし、よくよく話を聞いてみると、大麻使用以前からの問題であることが判明するわけです。たとえば、小学校時代は授業中に私語が多いとか、突然、教室内を歩き回ったり、教室から出て行ったりして、始終教師から注意されたり、親の呼び出しを受けたり、自分だけ教壇に横に机を置かれて授業を受けさせられたり、といったエピソードです。 つまり、大麻愛好家ラッパーの多くがADHDであり、どうやら大麻――それも特に「サティバ種」――にもまた、ADHD治療薬としての効能があるようなのです。 そこで、治療のなかで大麻の代わりにADHD治療薬を投与することがあります。もちろん、効果はあります。態度は穏やかになり、物事を落ち着いて判断できるようになります。 しかし、問題もあります。「治療しすぎてしまう」のです。ADHD治療薬を服用すると、多動を解消するついでに、ラッパー独特の手振り身振りが目立たなくなり、その人からラッパーっぽさが消えてしまいます。 それから、治療薬はADHD独特の「過集中」を改善してしまいます。大麻の場合には「過集中」を改善しないので、それを生かしてラップのリリック書きに没頭できます。ところが、治療薬の場合には変にまったりとしてしまい、あの、一気呵成にリリックを書き上げる勢いが失せてしまうようです。 誤解を怖れずにいうと、ヒップホップミュージシャンにとっての大麻とは、ADHDを治療しすぎずに「その人らしさ」を残す、という魔法の治療薬なのかもしれません。
「困った人」は「困っている人」――自己治療と重複障害(松本俊彦) – OHTABOOKSTAND
886 notes · View notes
tamayula-hl · 1 year ago
Text
I have illustrated many Dad!Ominis, but as I have not yet published my headcanon on DadOmi, I would like to explain it in drawing and text because I am not good at English😳
Tumblr media
In my headcanon, Ominis discussed this with his girlfriend, MC, while he was still at school, and they chose to drop the Gaunt name and elope together. The pair jumped ship on a steamer to the USA soon after graduation. As you know, the Gaunt family has ties to the USA, as the mother of the founder of the Ilvermorny School of Witchcraft and Wizardry in the USA was born a Gaunt, and there is a Slytherin wand buried in the garden of that school.
Tumblr media
(This is an illustration of that scene that I posted on Twitter in May, but there are lots of things I want to correct 😂)
They then started a new life together in the USA, where Ominis was lucky enough to get a job as an employee at MACUSA, which had just moved to New York and was short-staffed. (I have no idea of the details of how Ominis, under a pseudonym that presumably hides his Gaunt family origins, was hired as a permanent employee, and whether his obvious posh English could hide his identity in the US. Never mind the details!🤣)
Tumblr media
And secondly, how Ominis became a father in the place where he eloped. In my personal opinion, he would surely be reluctant to leave offspring, even if he became a couple with the woman he loved. A witch named Rionach Steward, daughter of the founder of Ilvermorny School, has become so thick with Gaunt blood that she is rumoured to be a Parselmouth. She remained celibate for the rest of her life in order not to leave her cursed blood to future generations. Ominis is very serious and thoughtful and, like Rionach, would not want to leave the Gaunt blood flowing in his body to future generations.
Where Rionach and Ominis differ, however, is that he is a man. If Ominis were heterosexual and had a healthy body, it would be difficult for him to completely abstain from sexual desire for women. (As an aside, I think this dichotomy is the spice that makes Ominis' smut more attractive.)
Two young, loving people who are financially strapped and starved for entertainment are sure to indulge their carnal desires. Soon, they find out that MC is pregnant.
In other words, in my headcanon, ominis become fathers for the pathetic reason of contraceptive failure. I guess there are two sides to this, but of course I am convinced that Ominis is not the kind of irresponsible man who would run away from an unwanted pregnancy. Ominis will be very bewildered, but he will be cheerful in front of his pregnant wife and will support her with dedication, as in the manga and illustrations I posted the other day! During MC's pregnancy, Ominis will be repeatedly struck with anxiety, but as he sees his wife's belly growing bigger day by day, he will gradually develop paternal feelings for her. And after the birth of his first child, when he holds his baby for the first time, Ominis will be moved by the preciousness of the creature in his arms and the weight of life, and he will awaken as the best dad…!
Tumblr media
I hope that Ominis, who became a father after unexpected events in his elopement, lives happily ever after, chewing on how precious a healthy family is😍.
Of course, it's all my headcanon, so I like different people's different ideas about Ominis' future! Anyway, I am happy as long as I see Ominis living a long and happy life..!
Thank you for reading my long story 🫶🫶🫶
A Japanese translation of the text is placed in undercut. (ほぼTwitterで書き散らかしていた妄想をまとめたものです。画像内の文章を和訳する元気はありませんでしたすみません…😂)
(機械翻訳にブチ込む用に書いた文章なので、ちょっと変ですがご容赦ください🙏)
私の脳内設定(headcanon)では、オミニスは在学中にガールフレンドであるMCと話し合って、Gauntの名を捨て、二人で駆け落ちすることを選びました。 二人は卒業してすぐにアメリカ行きの蒸気船に飛び乗りました。
その後二人はアメリカで新生活を始め、ニューヨークに移転したばかりで人手不足のMACUSAでオミニスは運良く職員としての仕事を手に入れました。 (おそらくGaunt家出身であることを隠している偽名のオミニスがどのように正社員として採用されたか、また、明らかなposh Englishを話す彼がアメリカで素性を隠しきれるかどうかについては、私は細かいことは全く考えていません。こまけえこたぁいいんだよ!)
ご存知の通り、アメリカのIlvermorny School of Witchcraft and Wizardryの創始者の母はゴーント家の生まれで、その学校の庭にはスリザリンの杖が埋まっているなど、Gaunt家とアメリカには縁があります
そして次に、駆け落ち先でオミニスがどのようにして父親になっていったかです。 私の個人的な���見ですが、彼はきっと愛する女性と夫婦になっても、子孫を残すことを嫌がるでしょう。 Ilvermorny Schoolの創設者の娘のRionach Stewardという魔女はParselmouthという噂があるほどGauntの血を濃く継いでしまいました。彼女は呪われた血を後世に残さないために生涯独身を貫いた。 オミニスはとても真面目で思慮深い性格なので、Rionachと同じように、彼の身体の中に流れるGauntの血を後世に残したくないと思うでしょう。
しかしRionachとオミニスが違うところは、彼が男性ということです。 Ominisが異性愛者で健康的な身体を持っていれば、女性に対する性欲を完全に断つというのは困難でしょう。 (余談ですが、この二律背反こそ、オミニスのsmutをより魅力的にさせるスパイスだと私は思います)
金銭的な余裕もなく娯楽に飢えた、若い愛し合う二人は、きっと肉欲に溺れるはずです。 そして間もなく、MCの妊娠が判明するのです。
つまり私のheadcanonでは、オミニスは避妊失敗という情けない理由で父親になります。 これについては賛否両論かと思いますが、もちろん、オミニスは望まぬ妊娠から逃げ出すような無責任な男ではないと私は確信しています。 オミニスは非常に困惑しながらも、妊娠中の妻の前では明るく振舞い、先日投稿したmangaやイラストのように献身的に彼女をサポートするでしょう! MCの妊娠期間中、オミニスは何度も不安に襲われるでしょうが、日に日に大きくなる妻のお腹を見ていくうちに少しずつ父性が芽生える。 そして第一子が誕生後、初めて赤ちゃんを抱いた時に、オミニスは腕の中にある生き物の尊さと命の重みに感動し、最高のパパとして覚醒するのです…!!
駆け落ち先の予想外の出来事から父親になったOminisが、健全な家族がどれほど尊いものかを噛み締めて幸せに生きていてくれればと思います😍
もちろん、全て私のheadcanonなので、オミニスの将来については、色んな人の色んな考えも好きです! とにかく私は、幸せに長生きしているオミニスが見れればそれで幸せなのです…!
長い文を読んでくれてありがとうございました🫶🫶🫶
734 notes · View notes
g-men-movie · 2 years ago
Text
連続キャラクターPV解禁、始動‼
★連続キャラPV配信第1弾!岸優太演じる【“熱き落ちこぼれ”ヒーロー・門松勝太編】が解禁!
この度解禁となった映像は、【熱きおちこぼれヒーロー・門松勝太編】。「とにかくモテたい!」その強い思いだけで、入学すれば彼女できる率120%と言われる武華男子高校に転校してきた勝太。しかし勝太が入ったクラス<G組>は、“武華の肥溜め”と呼ばれる、ヤンキーとオタクしかいない底辺クラスだった。
youtube
映像では、そんな勝太が「彼女なんてソッコーでできるよ!這い上がってやろうじゃねぇか!!」と熱弁をふるい、転校早々いつの間にかクラスを一つにまとめ上げてしまう姿が。さらに、「仲間に手を出したら許さねぇ」という仲間思いな一面を見せる台詞も盛り込まれ、勝太のアツい性格が映し出されています。かと思えば、無邪気な笑顔で浮かれたり、彼女欲しさに「結婚前提で!」と女子高生に必死で詰め寄ったりと、くるくると変わる勝太の豊かな表情が印象的です。また、【全力】、【ポジティブ】、【モテたい!】、【ケンカ最強】、【空回りのヒーロー】など、勝太のキャラクターをあらわすテロップが挟まれ、人間味あふれる勝太の魅力がギュッと詰まった、一瞬も見逃せない15秒となっています。
Tumblr media
合わせて、熱い眼差しで渾身の一撃をふるう勝太の姿を切り取った場面写真も解禁!岸が魅せる、キレッキレのアクションにも注目です!
公式サイト
727 notes · View notes
leomacgivena · 7 months ago
Quote
東大に入って初めて、「学力が集団の平均以下となる」経験をしたのだが、かなり辛くないか。先生の言ってることが理解できず、自分だけ取り残されてしまうような感覚。小中でつまづいた人は高校卒業までずっとこの感覚を味わい続けるわけで、かなり苦しいだろう。落ちこぼれる苦しさが分かったよ。
XユーザーのHaru📚さん
106 notes · View notes
kinemekoudon · 4 months ago
Text
【1話】 はじめて大麻を吸ったときのレポ 【さいばーひっぴーができるまで】
Tumblr media
―――小学校からの幼馴染である“しのはる a.k.a. BUDDHA ON SHROOM”(以下“しのはる”)が、当時留学していたカリフォルニアから日本にいる僕に電話をかけてきては、大麻の使用の煽り・唆しをしてきていた。 
彼の話を聞いているうちに、僕は大麻を吸ってみたくて仕方がなくなっていたので、大麻の使用を目的として、しのはるが住んでいるカリフォルニアの家に居候しに行くことにした。 
そうして日本を離れ、しのはるの家に到着するなり、しのはるは「初めての人は吸い方が悪いのか、効いてるかわからないって人が多いから、肺に死ぬほど煙を溜め込むイメージで吸って、少し息を止めてから吐くといいよ」などと僕に忠告を��ると、「景気づけにいっちゃってください」とか言いながら、早���ジョイントを渡してきた。 
Tumblr media
僕は少し不安を抱えながらも、不慣れな手つきでジョイントの先に火をつけ、忠告通りに大量の煙を肺に溜め込んでみたのだが、急に肺に苦しさを覚えたために、息を止める間もなく強烈に咳き込んでしまった。 
咳き込みすぎてもはや吐きそうになりながら過呼吸的な浅い呼吸を繰り返している僕を見ながら、しのはるはニヤニヤと可笑しそうに「うわー吸ったねーこれ絶対ハイになるやつじゃん」などと言いながら、残りのジョイントをゆっくりと吸っていた。 
5分ほど経ってようやく肺が楽になってきた頃、僕は座禅を組みながら、大麻の効果が効いてくるのを神妙に待っていたのだが、さらに15分ほど経過してもとくに変化がなかったので、「全然効いてる感じしないなー」などと言って残念がっていた。
Tumblr media
しかし、気づくとなぜか上半身が右に傾いていたのだ。僕は上半身が倒れそうになったところでハッとして姿勢を直したのが、それでもまた徐々に上半身が右に傾いてしまっていた。僕のその様子を見ていたしのはるは、「時計の秒針みたい」などと何の気なく僕を茶化してきていたのだが、僕はその言葉を受けると、まるで暗示にかかってしまったように、1秒ごとに1秒分の角度で小刻みに上半身が右に傾いていってしまった。 
僕は秒針になるのをやめるために立ち上がってみたのだが、今度は沼地に立っているかのように足がカーペットに沈んでいく感じがしてきた。その感覚はとても愉快で、僕は幼児のようにはしゃぎながら左右交互に足踏みをしていたのだが、次第に足踏みをするのを止められなくなってしまい、しかもその途中で、“ただのカーペットの上で成人男性が足踏みをしてはしゃいでいる”という状況の可笑しさに気づいてしまったので、止められない足踏みをしながら腹を抱えて笑っていた。 
すると、壊れたおもちゃのようになってしまった僕を見ていたしのはるも、まるで伝染したかのように笑い転げ出したので、それにつられて僕もさらに笑いが止まらなくなった。何が面白くて笑っているのか、もはや途中で忘れてしまっていたのだが、なにが面白くて笑っているのか分からないのに笑っていることがもはや可笑しくて、ヒステリックに笑い狂っていた。 
そうして大麻のハイの愉快さを知ると、僕は毎日のように大麻を喫煙したくなり、2週間ほど滞在していたカリフォルニアでは、ほぼ毎日大麻を喫煙する生活を送っていた。 
Tumblr media
―――しかし帰国してから2年間ほどは、大麻とは無縁の生活を送っていた。旅行に行った時などには大麻を吸いたくなることもあったが、わざわざ日本でリスクを犯してまで吸おうとは思わなかったし、当時は周囲の交友関係の中に大麻を嗜む人がいなかったのもあって、大麻のない生活に特に支障を感じていなかった。 
そんな中、しのはるが日本に帰ってきた。しのはるは、「間違えてポッケにTHCグミを入れたまま飛行機に乗ってたみたいで、図らずも密輸入しちゃった」などというメッセージと共に、トリッピーなデザインをしているグミの写真を送ってきて、その数時間後には、「もう食べちゃったんだけど、日本でハイになるの色んな意味でおもしろいわ」などと羨ましくなることを言ってきた。 
しのはるのせいで大麻を吸いたくてうずうずしていると、数日後にしのはるから電話がかかってきて、「あのグミはもう食べちゃったんだけど、weed調達できたから、今日一緒に吸わない?」などと誘ってくれたのだが、僕はそのありがたさはさておいて、ツテがなくても日本で大麻を入手できることと、彼がひとりでに行動に移していたことに仰天した。 
当時はまだ珍しかったのだが、Twitterで「都内 大麻 手押し」などと検索をして出てきたプッシャーとDMでコンタクトを取って、新宿駅の構内で落ち合って引いてきたらしい。 
僕は意図的に法の外に出る経験は実質初めてだったので、少し不安に思ってもいたのだが、再び大麻の感覚を味わえることを想うと、多少のリスクを冒してでも大麻を吸いたいと思ったし、日本で吸ったらどういう感覚や気持ちになるか興味があったので、ありがたくいただくことにした。 
Tumblr media
そうして、僕は少し緊張しながらも集合先の公園で待っていると、しのはるはニヤついた顔でやってきて、早速ポケットからパケに入った大麻を取り出しては、「こちらが乾燥大麻らしき植物片です」などと言いながら、なんの悪びれもなく大麻を僕に見せつけてきた。 
日本で大麻を見ること自体もそうだが、しのはるが違法行為である“大麻所持”をしていることの非日常性というか異常性が可笑しくて、僕はなんだか精神が昂った。 
それから早速、その大麻で作ったジョイントを一緒にまわしたのだが、2年ぶりということもあってか、「本当にこれは大麻なのか?」と勘繰るほどにサイケデリックなトビ方をした。 
あとでその時の僕の様子をしのはるに聞いたら、ついに頭がバグってしまったんじゃないかと不安になったくらいには、様子がおかしかったらしい。 
実際、せっかくだから日本ならではの食事をしようということでくら寿司に行ったのだが、なぜか店内でインド風のBGMが流れていて、僕はその要因だけでインドのくら寿司にいると思っていたし、普段は割と苦手なとろサーモンを口に入れたら、脳細胞の多くが死滅したのではないかと思うほどに、2分くらい「美味い」ということしか考えられなくなっていて、店を後にする頃には、美味すぎたことによって心身ともに疲弊しきっていた。 
アメリカでハイになるのとはちがって、馴染みのある環境でハイになると、“シラフのときとハイのときとでは感覚や情報の捉え方が違う”ということがよりハッキリと分かったし、法律で禁止されている日本でハイになるというのは、背徳感がスパイスされた解放感があった。 
Tumblr media
それから、僕は大学を卒業して東映株式会社に入社し、寮生活の元に社会人として初めての労働を行っていた。ただ、ゆっくりと大麻を嗜む生活とは無縁だったために、(寮でこっそり吸っていたこともあったけど)苦しくなってしまい、あっさりと会社を辞めて、もう少しゆるい会社に転職した。 
時間に余裕を持てるようになると、僕としのはるは頻繁に大麻を吸って遊ぶようになり、僕は一人でも大麻を引きに行くようになった。そうして、しのはるとプッシャーの情報を共有し合ったり、一緒に引きに行ったりする中で、僕らにはお気に入りのプッシャーができた。 
そのプッシャーはLSDなるものも持っていて、LSDのことを「大麻の8倍くらい凄いヤツ」とかいうテキトーな説明をしていたのだが、僕らはそれを聞いて、俄然やってみたくなっていた。 
Tumblr media
つづく(この物語は雑誌「さいばーひっぴー」の「さいばーひっぴーができるまで」に載っている内容とほぼ同じものです)
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
30 notes · View notes
modernheavy · 2 years ago
Text
今日読んだ漫画 2023年7月24日(月)
花とゆめ2023年16号
🎤『花時をかける』青海瑠依
👑『ザーフィラ陛下と黒と白』もといも
🦁『贄姫と獣の王 SPショート』友藤結
🛐『神さま学校の落ちこぼれ』日向夏+赤瓦もどむ
🐱『ぬこづけ!』柚木色
パルシィ(漫画アプリ)
🦊『変幻の半狐』いくたはな
デザート2023年9月号
👼『恋せよまやかし天使ども』卯月ココ
LaLa 2023年9月号
🐉『龍皇の影姫』大宙晃
⚔️『あかのたち』海道ちとせ
😼『夏目友人帳』緑川ゆき
Tumblr media
Twitter
🦇『君の幸せに僕は殺される』碧井ハル
Tumblr media
0 notes
simamamoru · 7 months ago
Text
汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起���った。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現��なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを���あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の���と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
 意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始��ていた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手��足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗��じっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
37 notes · View notes
Text
Both of their desire was to fight each other.
Tumblr media
Sasuke mentioned that he knew Naruto wanted attention, so he did idiotic things to get attention from others and he also searched for connection. Maybe Sasuke also knew that Naruto wanted attention from him. "I want to fight you" & "I acknowledged you".... these were the words he desired to hear from Sasuke. Sfx: ドキン means a heavier notion of *doki* or describe one's heart skipping a beat.
Tumblr media
When that moment Sasuke said, "Naruto, I want to fight you too"..... He truly felt happy. Because Naruto himself says that he admires him and wants to be like him. So when he heard what Sasuke says he acknowledged his skill and he acknowledged Naruto , he felt glad. The only person he has always admired has now acknowledged him. It was his desire and his desperation to become Sasuke's equal and be friends with him. Because his Bond with Sasuke was what he always longed for.
Tumblr media Tumblr media
Naruto also motivated by Sasuke's acknowledgement and trained very hard to face him in the Chunin Exams.
Tumblr media
He also got existed by the anticipation of fighting sasuke... 「キュン」 Kyun is a common onomatopoeia in Japan when you fall in love and also used for feeling spark or thrill in one's heart. SFX for momentary tightening of one's chest caused by powerful feelings Or to have butterflies. 「ゾクゾクする」 zokuzoku suru- Thrilling is an expression for shaking, to get chills, to be shaking as from joy or excitement Or having tingling sensation (excitement). In here tightening (Kyun) happening in his lower abdomen.
This is what Naruto said:
Raw: 何だ... にの気持ち下腹の辺りがキュンとする それに…ゾクゾクする
Romaji: nanda... Kono kimochi shita bara no atari ga kyun to suru Sore ni… zokuzoku suru
Literal: "What... is this feeling? My lower stomach feels tight/feels butterflies! And... I feel a thrill/shivers."
This expression uses when butterflies take flight in your stomach when you're sexually aroused. It is that feeling in your stomach when you get turned on. But what can I do? This is what Kishimoto wrote in his manga. So I can't avoid it (it was his long time dream [to fight Sasuke and show him his skills] and now it's happening...). I only pointed it out because it was all connected to their fight.
(( I'm not sexualizing a 12 year old kid [character]. I'm just pointing out what's written in the manga. That's all.))
Tumblr media
It reminds me of Sasuke's reaction (shivering) when he seeing Naruto summoning Gamabunta. Sfx used in here was 「ゾクゾクッ」 Zokuzoku. 「ッ」 added to make the onomatopoeia "stronger". Zokuzoku means - , to feel chills, to feel tingling, to tremble/ shaking with tension, fear, nervousness or excitement.
Sasuke himself said how he felt when he saw Naruto with that tremendous power..... And also.... How did Naruto become so strong, how could he become as strong as him, he trained with this in mind.
Tumblr media
Raw: オレは...何も出来なかった...
Romaji: ore wa ... nani mo dekinakatta...
Literal: I... I wasn't able to do anything...
Raw: ナルトは異常なまでにどんどん強くなっていく…
Romaji: Naruto wa ijōna made ni dondon tsuyoku natteiku...
Literal: Naruto is rapidly getting stronger... almost abnormally....
Raw: "落ちこぼれ" 呼ばわりされてた忍者学校の頃から見たら... 信じられないくらいの成長だ...
Romaji: "ochikobore" yobawari sareteta ninja gakkō no koro kara mitara... shinjirarenai kurai no seichōda...
Literal: Looking back from when he was at ninja academy, where he was called a "failure"..... It's (absolutely) unbelievable growth .
[[ "信じられない" is a more surprising expression. What Sasuke means : "Comparing Naruto from when he was at the academy to now.... I can't believe his incredible growth. How much he has grown from what everyone called a "failure" to this incredible growth."]]
Raw: 近くでずっと見ていると分かる... アイツは... 何が凄い力を秘めてる...
Romaji: chikaku de zutto miteiru to wakaru... aitsu wa... nani ga sugoi chikara o himeteru...
Literal: When I keep watching him up closely, I can tell... He has... some kind of amazing power hidden inside him...
Raw: 時に... 恐怖すら感じるほどに...
Romaji: tokini… kyōfu sura kanjiru hodo ni...
Literal: sometimes.... I even feel fear (towards him)...
[Means- Seeing Naruto with that hidden power is terrifying/frightening.]
Raw: うずまきナルト... お前は一体何者なんだ...
Romaji: Uzumaki Naruto... omae wa ittai nanimonona nda...
Literal: Uzumaki Naruto.... What on earth are you/ who the hell are you...?!
Raw: オレは... どうしたら強くなれる...
Raw: ore wa... dou shitara tsuyoku nareru...
Literal: I... How can I get stronger... (What should I do to get stronger)
After that he went to see kakashi for training... even though he was jealous of Naruto's growth.... but when he heard that Itachi came to the Village and looking for Naruto.... he desperately went to look for Naruto. So, Sasuke really wanted to do something... he wanted to train with Kakashi to become stronger, he wanted to mind his own business.... but the thought of Naruto always distracted him. That's why when he heard Itachi looking for Naruto, he instinctively went to save him from Itachi.
In the 'Forest of Death', when Naruto arrives, Sasuke wanted Naruto to run away from that place ASAP because Orochimaru was scary and so powerful. Sasuke suddenly gave up the scroll and abandoned his goal of passing these rounds of the Chunin Exams.
You know what, he could have given up the scroll when Orochimaru cast a killing intent at him and Sakura. He clearly saw Sakura was trembling in fear in front of Orochimaru. But he didn't. But he decided to give up only after Naruto came on the scene.
He was yelling "Run away Naruto" the whole time. That disappointed Naruto as well. It was Sasuke who taught him not to run away and not to be afraid of the enemies. Whatever happens you must be face them. That's why Naruto protected him from the attack of Orochimaru and called him a 'scaredy Cat'.
We know how scared Sasuke was when they were fighting Zabuza. Here too he got scared and ran away from Orochimaru because he didn't want to die.
But that only changed after Naruto's action.... he pointed out Sasuke getting scared and running away from it like a coward. "There's no way.... such a stupid coward like you is the Sasuke I know!!" After that (listening to his words) Sasuke decided to fight back without running away again and face the enemy. (It wasn't because of Sakura's words that Sasuke decided to fight. She just gives a push and that's it).
If you look back at the context of why Sasuke decided to give up the scroll….. Why he was giving up his goal there? Why was he acting like an idiot ? Why didn't he think that if he gave Orochimaru the scroll what was the guarantee that Orochimaru would let them go?
Because when it comes to Naruto "Sasuke's body move on it's own". Do you think Orochimaru was an idiot who didn't notice all this? Right from the start.... As they entered the forest of death.... Orochimaru's plan failed one by one because he used Naruto's disguise. Sasuke saw through his disguise... Like... he can tell the correct angles of his whiskers if it's slightly different from the original. When he was with his teammate he attacked him directly and he ran away from him, but Sasuke never considered giving up the scroll. But when the Naruto kid appeared in front of them, Sasuke quickly give up the scroll. He listened to Naruto's words and fight Orochimaru without any fear of death... even though he knew he couldn't defeat him. He listened to Naruto's words and fight Orochimaru without any fear of death... even though he knew he couldn't defeat him.
If Naruto was in danger…. Sasuke would overexert his body to use his last chakra…. even if it cause him in great pain.
When they are in the Forest of Death with Kabuto.... Even though the curse seal hurting him… he risked it and used his last chakra to help Naruto.
when Naruto was fighting against Gaara, even though he was exhausted and his body was hurting.... when he saw that Naruto was in danger, he tried to get up to help him.
Tumblr media
In forest of the death Sasuke's emotions were overflowing. The main reason he gave up the scroll was to keep Naruto out of harm's way. And his heart was hardly pounding as he watched Naruto get hurt. ドクン - The way (or sound) of the heart beating strongly. Shape of his eyes, the inclination of his eyebrows are effective yet simple way to express his emotions. Look at his facial expression in the second 「ドクン」.... Sasuke was so hurt to see Naruto being beaten.
Because he's the one who said; " Every time I see you appearing to be suffering. . . I become pained"
His heart beat again when Naruto called back him 'scaredy cat'. ドクン used in here means 'When you are extremely surprised and feel your heart beating strongly'.
Tumblr media
Then Sasuke taunts Naruto in the vote about that interrupted fight. Naruto felt really happy when Sasuke invited him to fight him at the hospital that time....but he didn't know that Sasuke was fuming inside. Naruto clearly regrets it. “That wasn't the fight I wanted. even now... "
Even now...he didn't want to fight....they were both hurting equally. This is not what either of them wanted.
He went to Orochimaru layer in order to not obtain power by killing Naruto. If you haven't already established such strong feelings, it is not possible to gain the Mangekyou Sharingan. That whole fight started out as a way to get MS, but then it turned into his desperate attempt to sever his bond with Naruto, which could only be severed by killing him because it was that powerful. But...No matter how hard he tried, he couldn't cut his bond with Naruto. Sasuke leans into his face to say goodbye to him by being closer to him for one last time. He painfully says goodbye for the last time and it hurts him a lot because he knows that it is not easy to leave his 'precious' person who has become a part of him and he hurt him so much during the fight.
Tumblr media
Naruto tells him in vote1 and vote2 that this wasn't the fight he wanted because they were both hurting each other… This wasn't the fight Naruto wanted when Sasuke tries to hurt himself. This was not a fight about who wins or loses. This was never about beating the shit out of each other. It is about acknowledging the strength of the others as an equal. It's something that their heart wanted to do from the start. They had to fight their feelings throughout the fight. They cannot live without the other, they cannot bear to see the other one suffer, they always wanted to stay close to each other sharing happiness and pain in their hearts.
90 notes · View notes
shumi-suimin · 3 months ago
Text
2024.11.25 14:25
離婚の話が出てから、ずっと話を聞いてもらっている友達と電話をした
小学校からの友達で、夫が恋人だったときからわたしの話をずっと聞いてくれているから、なんとなく今までのことも頭に入った状態で、客観的に聞いてくれてとてもありがたい
わたしがいけなかったこと、それでもしかたがなかったこと、かといってその仕方なさに甘んじて元気になりすぎないこと、奉仕しすぎないこと、たくさん言ってくれて、かつわたしの気持ちを静かに聞いてくれた
この日記に、夫との喧嘩や嬉しかったことを記しておいて本当によかった
なぜわたしが夫と向き合わずに、自分だけが頑張ればいいと暴走し始めたのか、
暴走してから、夫は変化していっていたのに、わたしがどれだけ無視していたか、今読み返すとよくわかる。
夫は、数年遅れで私が求める人生プランに合わせようと変化してくれていた。わたしが求めていたときは、怒鳴って否定して飛び出して…と散々だったから、わたしはとっくに諦めていた。
諦めすぎていたから、夫の優先度を上げりなかった。
頑張って変化しただろうに、その頃にはわたしが夫をみていなくて、どれだけ苦しい思いをさせてしまったんだろう
俺は変わったのに、私が気づかず家に帰ってこないというのは、寂しかっただろうと想像する。でも体感したことがないから、想像しかできない。きっと想像以上に、ずっと苦しさがあるんだと思う。
わたしが泣いて謝ると、わたしが悪いわけではない、お互い一生懸命頑張った結果だから仕方ない、君のことを受け入れてくれる人はいるし、お互いやり直せるタイミングだから、やり直した方がいいんだ、と何回も言う
やっと、この意味が理解できてきたような気がする
夫は、わたしがいない間、少なくとも1年間はこれを考え続けているから、何歩も先を行ったことを言っているんだと思う。
たしかに、私は完全に割り切って、夫に求めることと自分でカバーすることを決め切っていた。だから夫の声は届かないし、これで子供ができたとしても、私の価値観で育てようとして、それができなければ実家に逃げ込んでもっと家族を苦しめたかもしれない。
子供がいなかったにしても、お互いがお互いを見ていない、冷めた夫婦としてなんの発展もしなかったかもしれない
だとしたら、まだお互いを思いやれる気持ちが残っている今、この関係を終わりにすべきだったんだということは理解ができてきたし、
私が反省してやり直したいという思いはあるけど、それはせずにリセットして、やるならで会い直すくらいの方がよいというのも肌で感じてきた
違う人と会ってみたいという気持ちもなんとなく理解できてきた
お互い変えなきゃいけないことがあるだろうとぼそっと言っていたけど、たしかにそれは、今のままよりも別の人の方が気付けるかもしれないし、変えなくても受け入れてくれる人がいるなら、その方がいいんだろう
それでも、7年間も一緒にいて、私を大事に思い続けて変わってくれた夫の存在はかけがえがなくて、とても大切にだし、何年も夫の声を無視して虚しい思いをさせてしまったことは本当に申し訳ない。夫の変化に気づければ、お互いの理想が合致してきていたから、とても幸せだったかもしれないのに。
そんな可能性を私が潰してしまったことは変わりないから、
あと数ヶ月一緒にいられるなら、夫が1番安らぐ、幸せに満たされる時間になるようにしたい。
悲しんで泣くことを続けても、夫が優しくしなければいけなくて体力を使わせてしまうから、
そんな風にもさせたくない。
夫がくれた、私が受け止めて元気になる時間をちゃんと無駄にせずに、
お互いを理解し切って、嫌いにならず、応援し合える関係でお互いを送り出せることが、今私が目標にすべきことだと思った
まだまだ理解しあえていないことがある。
この日記に書いていたケンカのこと、家を買った時の気持ち、夫の変化のときの気持ちなど、まだまだ知りたいことが出てきた
今まで全然対話をしなかった分、全部対話ができたらと思う。もしまた一緒になるとしたら、その対話がないとダメだろうし、対話をするなら今なんだという気がする
別れのことはまだ想像できていないし、いざその日がきたらきっとまた寂しさで苦しむのだろうけど、
今は、最初の混乱からはようやく気持ちが落ち着いてきたような気がする
8 notes · View notes
kaoriof · 4 months ago
Text
*受験期の頃に書いた日記です
傷 kiss
友人たちが次々と大学に合格していく事実が今もずどんと馬鹿でかい劣等感と化して心臓の上で横たわっている、昨日も同じ夢を見た。不安な気持ちばかりが先走るけれど、かっかしていても何も変わらなかった。他人と比べて自分の優れているところを必死に探していないと自己を保てない自分がほんとうにほんとうに惨めで、マスクが無ければたぶんぼろぼろ泣いてしまっていたと思う。心の底に横たわるみずうみが氷っていくの、口元が覆われているとそれだけで自分が自分じゃない感じがして冷淡になれた。わたしは自らの足音にだけ集中して、ただ早足で行き交う人々のあいだをすり抜ける。ずーっと頭の中を同じ映像が流れるのをむりやり切り落として、でんしゃを滑らせる線路をじっとみつめる。夕陽の光が錆びたその金をうつくしく縁取る様子が痛々しいくらいにまぶしい。受かった瞬間に内職をぱたんと辞める同級生。せーので問題を皆んな一緒に解き始めるとき、隣の子が必死に解答を隠すように背中を丸めて腕を机の上に伸ばす。そういうのばかり見ているとほんとうに、ほんとうに。言葉もでなくなってしまう。なにをそんなに誰かのことを気にするの?と、母の言葉が反芻する。光がまばらに散らばる街並みをみて、光も照らすものを選ぶのかしら、とかおもった。まいにちずっと罰を受けているみたいな日々、冬が近づくにつれて正気を失ってゆく街の様子にそれはもう痛いくらい同情してしまうし、ひたつやふたつ良いことがあっても誰かのそれと比べて自ら幸福の値段をどんどんさげてしまう。ずっとそばにいてほしい。幸福に値段なんてないよ、とかそんなこと言わなくていいの、わたしだってそんなことはわかっているし、いいの。天使とか悪魔とか神さまじゃなくて、ただわたしはわたしにそばにいてほしいし、そこにすきなひとたちがいてくれたらもっとうれしい。何も着ないでぶるぶる震えるわたしのからだを愛しているひとが白いバスローブで包みこんでくれたこと、カチカチに凍ってしまったアイスクリーム。減ってゆく数字。つめたいのにあつい、霧のカーテンの向こうに浮かぶ満月。目の前を歩いている女の子が落としたカードのようなものを拾い上げて渡す。肌寒くはないよ、いっぱい着込んであるから。舌に吸い付いた生ぬるい塩っぽさを誤魔化すために、瞬きもせずその息を呑んだ。
落ちてゆく流星群
不確かなものに心を揺さぶられながらもそれを掴んで決して離そうとしない自分の必死さに、自分で傷ついている。教科書を開いて新しい知識を得るたびに、脳内にびっしりと張り巡らされた細い糸のようなものがぴんと鋭く光って、しずかに緊張する。その感覚をわたしは思い出そうとすればいつでも思い出せるし、べつに勉強が嫌いなわけじゃない。ただ、生きているなあ、と、胸に広がるあたたかさを抱きながらそっと泣いたりする夜が少なくなった。そもそも生きていながら生きているという実感が欲しい、なんてことを考えている時点で可笑しい話かもしれないけれど。
中学の頃、冬になると毎年マラソン大会が開催された。今日みたいな寒い日にふと当時の怠さを思い出したりする。校庭の砂に石灰で大きく楕円が描かれ、その周りをひたすら走るだけの超つまらないイベント。冬の、鼻先をつんとすり抜けるような寒さと冷たい風の乾いた匂い。忍ばせたカイロと、白く上がる息。
このごろのわたしはちょうどその延長線上を生きているような感じがする。毎日同じ景色の中をぐるぐるとまわり続け、いっそのこと軌道から外れてすべてを諦めてしまいたいと思うけれど、そんな勇気も出ないまま、結局は体力と時間だけをひたすら消耗しながらゴールへ向かって淡々と走ることしか出来ない。気を緩めると涙がぽろぽろ溢れてくる。生きているという事実だけでくるしい。日に日に遠のいていく同級生の背中がいつだって意図せずとも視界に入ってきて、やるせない気持ちになる。地に足付かずでいたい、なんてことを随分と昔に書いたような気がするがとうとうそんなことも言えなくなってしまった。未来のことを考えましょうと言う先生の言葉を聞くたび、わたしは勝手に銃口を突きつけられているような感覚になる。もはや自分が果たしてどこにいるかもわからない。
来月には部活の大会を控えているし、予備校の冬季講習に加えて学校の講座を受けないといけない。三者面談と進路選択。期末試験。呑み込めずに舌の裏で転がるC判定という言葉を噛み砕くのにまだ必死なのに。
やりたいことを一つに絞るということは、それ以外を切り捨てるということ。ここから気になる大学を選んでくださいと、大学の名前と学科の一覧が記載された辞書のように分厚い本が配布された。今のわたしには、その厚さの分だけ未来の選択肢がある。そこに記載されている言葉の数だけ莫大なあたらしい世界が。そこから否が応でもたったひとつのものを掬い上げないといけない、その事実が少しだけ重苦しい。けれどそれに値するほどの価値が、これから先の時代を生きるわたしにあるということが同時にちゃんと嬉しい。
疲れた、という言葉にふさわしい努力をしていないのに、毎日すこしずつ疲れている身体はまさに地平線すれすれを生きているような具合で、わたしには喜びのほんの些細な余韻に浸れるほどの余裕もあまりない。なのに、そういうときに限って世界の美しさはいやに眩しい。たくさんのことを書き残したいと思うけれど降ってくる感情をひとつずつ捉えることはそう簡単なことでないし、そのくせして必ず少しの苦しみを伴うのだ。インターネットさえなければ言葉に残せなかったことを後悔することなんて無かっただろうに、それでも縋ろうと踠きながら残すべき自分を探してしまう自分をわたしは可哀想だと思う。わかっている。
もう秋も終わってしまう。寒いね、寒い、とぽつぽつ浮かんでくる言葉を拾いながら、誰かと手のひらを重ねたい。人と比べてしまう限り、わたしはこれからもずっと孤独をひとりで噛み締めないといけないから。胸をきゅうとさせる寂しさにもそろそろ慣れてしまいそうだから、はやくすべてが終わってほしい。はやく好きなことの勉強だけに追われる生活がしたい。そういう思いでひとつずつ過ぎ去っていく毎日の、行き場のないもどかしさも冬の寒さに凍ってしまえばいいのに。ううん、ほんとうはわたしが自分のからだで寒さを耐え凌いで、自分の力だけでもって愛すべきものたちや些細な記憶を守るべきなのだ。だけど、それが出来るほど強くないだけのこと。
無題
銭湯に行きたい。受験して、でもいいところにひとつも合格しなかったら巫女のアルバイトでもしながら京都で浪人生活をしたいな、とかんがえていた。ひさしぶりにおふろで哀しい音楽を聴いた。なんでもない日に哀しい歌をきくと、より一層哀しさが加速されるというよりなんだか心が細く研ぎ澄まされていく感じで今までの日々がきゅうっと音をたてる。雑巾をさいごまで力強く捻って絞り出す汚水、長距離走の最後の2分間、なみだが出る前の喉元になにかが込み上がってくる感じ、そういうの。とてもぼろぼろなんだけど、それと同時になにか澄み渡っていくものがある。だれかのがんばりと比べると劣るかもしれないけれど、ようやく夏も終わろうとしていることに救われる。ふつうの日々が、たくさんあつまって束になる。ぺたぺた歩く、濡れた髪にドライヤーをあてると耳の中に残っていた水があったかくなってきもちわるい。わたしは顔が良いわけでも、精一杯の力で努力できる力量もない。かといって特別な才能だって持ち合わせていないし、たまに数え切れないほどきらきらしたものを抱えている人をみると妬みと自分への劣等感で自らを押し潰れてしまう。だれかの人生で自分自身が、自分のうみだしたものが、かけがえのない財産になれるってとてもうつくしくてズルいと思う。数字がどこでもすべてにレッテルを張るから、それなりのレッテルを��えなかったらどれだけ美しいものを持っていても誰にも見つけてもらえずにおわってしまう。わたしはそれを未だ求めてしまうほど本当は幼稚で、幼稚で可哀そう。ねえこういうのって黒歴史になっちゃうと思う?今年の夏は滝をみるはずだったけど、それすらまぼろしになっちゃった。ずーっと空白の未来の下準備を重ねているような現実から離れて、すこしはずれた小さな町で虫捕りしたり桃を買って丸噛りしたりしたかった。大学に入ったらどんなひとがわからないけれど、自分がもっているものと同じくらいのものをもっている人がいるのかなと思うとすこし楽しそうかもという気持ちになる。免許を取りたいけれど友だちにありじの運転は危なっかしそうだから乗るのこわい〜と言われた。そういうふうに笑ってくれる友だちがいるだけで、わたしはもうすでに色々な人の中で財産なのかもしれない。そうじゃなくても、かけがえのないものに出逢えるきっかけになれているかもしれないと薄ら感じてしまってまた胸がきゅうってなる。だれにもわからないことがあっても、言葉にされない何かがあっても、それを価値のないことと結びつけることは暴力じみた愚行かもしれない。自分の中にもまたいろいろな自分が内在していて、自分でも翻弄されてしまうことがあるし、文章を書いていても一貫性がなくて凛としない。英文法の参考書をぱらぱら眺めていたら、into the blue というのがあった。遠いところへ、彼方へ、という意味らしい。あーあ、しんじゃいたいね。
無題
予備校が終わって帰ろうと駅へ着いたけれど、次の電車が10分もあとにくるのでホーム内にある明るい禁煙スペースに入る。寒くなってきたので制服のブレザーを卸した。おおきな硝子に自分の閉じた長い足が映る、ひとが一人ずついなくなっていって、さいごには結局がらんどうの箱のなかでひとりただじっと電車を待つことになった。曖昧な形の◯とか△とか、がさがさ、つやつや、さらさらとか、そういうふうに不確かな輪郭だけ残してことばが次々とその形を変える。一つずつ掴んで物語を紡いで美しく完結させたいのにビー玉とか乱射する光みたいに思い浮かんだことすべてが一種の暴力を伴って脳内を猛スピードで駆け巡る。すぐそこにあるのに実態がわかんないし、むかつくむかつくむかつく、自分を飼い慣らすことでさえこんなに疲れる、もうだれとも話したくない、と消化しきれない感情がずっと身体の皮膚の内側のいちばん近いところで叫ぶこともできずにちりちりと火花を放っている。ロックとかやさしさとか愛とかそういうのぜんぶ病名みたいなものなのかもしれない、ひとつの感情にもその後ろにはそれをそれたらしめる色〜んな歴史があるし、たぶんこの不甲斐なさもいつかコピーペーストを重ねるうちにすこしずつ美化されてしまう。線路にわざと隙間があるのはとりわけ夏あたりに摩擦熱で鉄が溶けてしまわないようにするため、というのを授業できいた。がちがちに隙間のひとつも有さずに固められたものがいちばん揺るぎないもののように思えるけれど、実はちがくてそういうのが最も脆いものらしい。ともだちにしろ恋人にしろ自分の将来とか自分のアイデンティティも然り、全てに対して揺るぎなさ、安定とか、そういうのをひっきりなしに求めていたけれど、もっと流動体のような観念で受け止めたい。ずっとそこにある月でさえ欠けたり満ちたりするし、花の一つをとってでさえその形や色はすべて毎日かわってゆくけれど、それはそれらが美しくないことの理由付けにはならないし、信用に足らないことの言い訳にもならない。情報として飛び込んでくるいろいろなものを変に調律したり濃く輪郭をなぞったりするのではなくて、ぜんぶ自分のもっているものの周りに飾っていきたい
8 notes · View notes
kennak · 5 days ago
Quote
F爺の受け持っている日本語講座の三年生のクラスで、今週、こんな質問が出ました。 「果物(くだもの)の語源は、『くだるもの』ですか」 F爺先生の回答は、一瞬の間(ま)も置かず、「否」でした。勿論、きちんと説明しました。 説明 「下り坂」を「くだざか」とは言いません。 「下り列車」を「くだれっしゃ」とも言いません。 「上り下り(のぼりくだり)」の「り」は、複合語の一員になって脱落することは無いのです。 反論の試み 聴講生「でも、『油で揚げる物』のことを『揚げ物』って言いますよ」 F爺先生「『あげる』は、一段型活用(*)の動詞です。『くだる』は、五段型活用(**)の動詞です。一段型活用動詞の語末の『る』と五段型活用動詞の語末の『る』は、別物なんですよ。それに、一般に、素人語源説が的を射ている確率は、0,00001%未満なんです。新出語の確実な語源が判っている時は、先生がいつも率先して説明してあげていますよ」 (*)(**) 小島剛一文法では、学校文法の「上一段活用」「下一段活用」「カ行変格活用」「サ行変格活用」を纏めて「一段型活用」と、それに対して謂わゆる「五段活用」を「五段型活用」と呼んでいます。 聴講生「あ、そうでした。『あがる』や『さわる』のような五段型活用動詞の語末の『る』は語幹のうちだということ、思い出しました。『あが』や『さわ』だけでは意味を成さないんでしたね」
果物(くだもの)の語源は「くだるもの」かという質問 - F爺・小島剛一のブログ
5 notes · View notes
yu-en · 5 months ago
Text
2024.10.01
Tumblr media
何度か来たことのある部屋で目を覚まし、そのまま仕事へ向かう家主と別れ、適当なバスに乗った。終点で降車して地図を開き、現在地点の少し先に“植物園”の字を見つけて、そこまで歩くことにする。
Tumblr media
赤塚植物園は散歩に向いた園で、行ったことのある中では目黒の自然教育園の雰囲気に近かった。石に支えられたベンチやテーブルが好きだった。
Tumblr media Tumblr media
彼岸花や睡蓮も咲いていたのだけれど、見返すと看板ばかり撮っている。先日、「かわいい看板を見かけると__さんを思い出します」と言って、自分では生涯辿り着かないかも知れない街の看板を、Uさんが写真に撮って送ってくれた。それが嬉しかった。好きなものを好きだと口にしていると、私の優しい友人たちは、折にふれてそれらを見せてくれる。街灯やソフトクリームライト、看板や室外機の群れ。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
植物園を出ると、ちょうど雨が降り始める。傘を差していても、風にあおられた雨粒が少しずつ服を重たくする。このあと誰かに会う予定があるわけでもないから、構わずに散歩を続けた。
Tumblr media Tumblr media
途中、公園を見つける。“ゆうぐのなまえ”と太文字で書かれた看板に、“ふくごうゆうぐ:あそぼ〜”や“ノリノリ:ポニー”などと図示されている。その看板には子馬とパンダと虎とがいたのだけれど、実際にはラッコとイルカの遊具もあった。君たちは新入りなのかな、と思う。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
高島平団地に着くころ、今日が祖母の誕生日であることを思い出して連絡する。祖父の喉に穴が空いてから、彼女は時折死への欲求を滲ませるようになった。もう年は取りたくないと溜息を吐いていた。いつもならば真っ先に「__は元気かい?」と訊くのに、今回はそれがなかったので、おや、と思う。公園で誰かの落とした青いトラックを見ながら数分話し、電話を終えた。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
高島平駅からさらに北へ歩くと、見知った煙突に似たものが見えてくる。そういえば、数日前に投稿した池袋の塔が「高島平にもある」と引用されていた。その頃には雨が上がっていて、青い空に煙突が映えていた。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
板橋区立熱帯環境植物館に着く。チケット販売機の前に立っている時点で既に子供のはしゃいだ声が聞こえる。どこかの小学校が遠足中のようだった。Eに「黄色い帽子を被った子供と私としかいない」と報告すると「植物のふりしな」とアドバイスをもらう。
Tumblr media Tumblr media
温室の外側には、劇場の貴賓席のような、大きな窓とソファのある空間があり、そこから中を見られるようになっていた。居心地よく、また黄色い子供たちのいなくなってからは人も少なかったので、そこにしばらく座っていた。
これまでは翌日の仕事のために眠れるまで薬を飲んでいたけれど、休職している今は、たとえ寝付けなくても規定通りの量に戻すことを優先している。それで、ここ数日はあまり眠れていない。その場所にいるあいだ、自分が休まっているのを感じられて快かった。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
自室に戻ろうと植物館を出て、ガスタンクの3つ並んでいるのを見つける。それが何のために必要で、どう動いているのかを知らないからか、自分にはまったく理解の及ばない宇宙船か何かのように見える。光の反射が綺麗だった。
ガスタンクのそばで母親と電話をする。もともと連休の間だけ地元へ行く予定だったのだけれど、普段滅多に帰省しないことや、今回の休職で随分心配をかけたことを機に、滞在期間を延ばしたのだった。祖母との通話について話すと、「余計なこと言われなかった?」と心配そうに言われる。どうやら、祖母から「__は子供作んねのか」と何度も訊かれており、私の体調がずっと悪いことや、自分を生かすのに精一杯で子供を作る気はないことを説明してくれたらしい。母の理解の深さが嬉しかった。帰省中に何をしようかなと言うと「あんたは私にレザークラフトを教えなんないよ」と返される。私がもう使う予定のない道具を実家に送ると、母は「勿体ないから」と言って、それを使って新しくものを作り始める。彼女が手芸を教えてくれたおかげで、私は一人遊びの上手な子供だった。今でも手慰みでレースを編む。
Tumblr media Tumblr media
浮間舟渡駅へ移動すると、駅のすぐそばに広い公園があったので、その池の周りを歩いた。陽光に晒されたくなって日傘を閉じた数分後、右目から涙が止まらなくなる。感情由来の涙は両目から、それ以外の涙は右目から出る。普段あんな眩しさの中にいることがないから、光をうまく調節できずに疲れたのだろうか。ぼろぼろと出てくる涙に困ってしまう。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
17時ごろ部屋に戻る。今日から10月が始まっていた。
15 notes · View notes
yoooko-o · 1 year ago
Text
3人の節目の年
社会人1年目の今の時期、その電話は突然やって来ました。 電話元は幼稚園から中学まで同じ学校だった同級生の子。 開口一番に「落ち着いて聞いてね」 ある同級生が亡くなったとの連絡でした。 亡くなった彼は幼稚園からの中学まで同じ学校でしたが、彼の場合、腐れ縁の典型で、生前の彼とは親しくありませんでした。むしろお互いをいがみ合う程の険悪の仲でした。
その後も高校時代の友人の訃報が入りました。彼女の本当の命日は9月頃だけど、彼女の遺体が家族の元に帰ってきたのがこの時期でした。 彼女は元々複雑な家庭環境だったこともあり、私と出会ったときには既に躁鬱を繰り返していました。 そんな生前の彼女が、私には心を開いてくれて卒業後も定期的に連絡は取り合っていました。
そして、また別の同級生の訃報の一報。 彼女は「純真無垢」の言葉を体現した子。 いたずら好きだけど誰にでも無邪気に懐いてくる、同性から見ても本当に可愛くて仕方がありませんでした。
私にとって同級生の初めての冠婚葬祭は彼らの通夜でした。 そして3人に共通していることは病死ではなく、自殺でした。
ここでは詳細は控えますが、亡くなった動機・経緯があまりにも壮絶すぎて、当時の私は最後までその場で聞くことができませんでした。
特に心残りなのは、躁鬱を繰り返していた彼女。 彼女にも、彼女の家族にも、謝っても謝りきれないというのは重々承知の上です。
彼女が亡くなる数日前、彼女は私の携帯電話に着信を残していました。 夜中2時ということで当時は就寝中だったことに加え、普段から夜中は着信音を切っていたため、その時に電話に出ることができませんでした。その日の勤務中の昼休みに私から折り返し電話を入れました。 元気そうな声でしたが、今にして思えば本当は何か言いたかったんだと思います。 「夜中に電話してごめんね。特に用事はなかったんだけど、声が聞きたくなって。」 その時は昼休みの時間が終わることもあり、彼女の言葉に甘えて 「じゃあ、また電話するね」 それが彼女との最後のやりとりになりました。
これまでも彼女から何度も電話は来ました。だけど、電話がくる時間帯は決まって休日の午後で、平日の深夜に電話があったのはこの1回だけでした。 夜中の電話で彼女は一体何を言いたかったんだろう、というよりも、 「あの時、ちゃんと電話に出ていたら…」 「彼女が本当に言いたかったことをしっかり聞いていたら…」 「折り返し電話したときも、何で電話をすぐ切ったんだろう…」 「もっと落ち着いた時間帯に折り返し電話をしてちゃんと話を聞いていたら…」
元々複雑な家庭環境の中で育っていたため、彼女が埋葬されている場所は彼女の父親以外、誰も知りません。 言い知れぬ虚無感や罪悪感、そして複雑な思いだけが私に残され、年月の経過と共に悲しみと後悔だけがますます大きく深くなっています。
一人の通夜が終えて帰路についたとき、一緒にいた一人の同級生が涙をこぼしながら声を荒げて 「自殺を選ぶなんて最低」 やり場のない悲しみから来ている発言だというのが痛いくらいに分かります。 決して自殺を推奨するわけではありませんが、私は彼らを責めることは到底できません。 もし私も3人と同じような極限の状況に立たされたとき、平常な状態でいられる自信はありません。私には想像ができない程の極限の状態にまで追い詰められた中でも、3人は最後まで懸命に生きようとしていたのも事実です。
遺族の厚意で遺体に対面させてもらえたとき、私たちの今の状況を知らぬような穏やかな顔で眠っているのね。 先の見えない苦しみからようやく解放されたのかな、とも思いますが、今年は3人が亡くなったひとつの節目の年。やっぱり今も会いたいです。
May your sweet smile never fade away. Rest in peace☘️🕊
明日もですが、来週はプチ弾丸旅行が控えていますので、早く寝ないとっ♪
さて、ここまで読んでくださった方へ☘️ 金曜日の夜に重い内容の投稿でごめんなさい、そして最後まで読んで頂きありがとうございました。 皆さんも良い週末を過ごしてくださいね🤲
31 notes · View notes
foo3rd · 9 hours ago
Text
カナ
ばあばがバス停に着くらしいから、妹と迎えに行く ほぼ崖みたいな坂道を、ロープをつたってよじよじ登る こんな原生林みたいなとこだっけか 見上げると妹のちょっと無様なショーパンが目に入って、ああ大変そうだなって思う 登りきってふーふー言ってる妹に、少し気になってたことを言ってみた 「この道さ、結構だよね」 「うん」 「帰り、どうしよう」 妹は木の葉の間から覗く環状線に目をやって 「廻って帰るしかないかね」 「遠いんよなぁ、隣町じゃん」 疲れた様子で妹は歩き出す 私はそれにとぼとぼついていく 「なんか、結構荷物あるらしいよ」 「なに?」 「漬け物」 「え、石?」 「いや、漬け物だけ」 まあ、そうか 疲れてわけわかんなくなってんだ
…… バス停に着くと、ちんまりした割烹着のばあばがニコニコして立っていた なんか言ってたけど、上手く聞き取れなかった しばらく見ない間に大きくなったとか、多分そういう話だと思う いいよいいよと言うばあばから、旅人が持つようなでかい荷物を妹が持つと、途端にべしゃりと妹が潰れた お姉さんになってもこの無様な感じのままなんかな、なんて思いながら荷物を持ち上げようとすると、うんともすんとも動かない なんとかちょっと持ち上げて震えていると、「いいよ、慣れてるから」と言って、ひょいと取り上げた 迎えに行くってなんだ 私達は何しに来たんだ 釈然としない思いを抱きつつ、環状線の方に歩き出す 「そっちかえ」 「そっちは道ひどいよ」 「でも近かろう」 ばあばは軽い足取りで私達が来た道に向かっていった
…… 足場が枝しかない謎の崖沿いの道に出くわした 木の葉が覆うように茂っていて、向こう側は明るくてよく見えない ばあばは一度荷物を下ろすと、少し先を見てくると言って、のっしのっしと枝を渡っていった しばらく見守ってると、妹が後ろ��ら「大丈夫そう」って呟いた 戻らせるのも悪いから、私は荷物を手に取った 「あれ、持てるかえ」 「大丈夫」 中腹辺りまで来たところだろうか、急に、そういえば私は高い場所が苦手なことを思い出した 後ろを振り向くと、妹が不思議そうに私を見ている どうとも出来なさそうな顔してたから、黙って向き直った もうちょっとで渡り切るというところで、足が竦んだ 「ほら、ほら」 ばあばが荷物を持とうと、こっちに腕を伸ばした 上手く説明できないんだけど、なんだ、そのままぽんと渡せないんだよ 重くてさ こう、荷物開けるとタッパーとかが小分けで入ってるから、それを一個一個ばあばに渡した 少し軽くなったから、枝を渡りきって、なんか落とさなかったかなってばあばに聞いた ばあばは一つ一つ確認するようにタッパーを荷物に詰めて 最後ので手が止まった なんだろうと見ていると、フタをぱかりと開けて、ぬか漬けかなにかをぽりぽりし始めた 「おいしい」 なんで今食べんのか分かんないけど、なにごともなくて良かった ……見てたら食べたくなったんだろうか
…… 原生林のような場所を抜けると、コンクリの道の、ちゃんとした、人が住むような場所に出た あとは普通に帰るだけだと、なにか一段落ついたような気分になった でも、その先の一歩で足が固まる 疲れたわけじゃなくて、家がどこにあるかわからない 迷ったとかじゃなくて、始めから帰る家は無かったような、そんな気がして そっと妹の顔を見ると、今にも泣き出しそうな顔してる こういうときは、大人に頼るべきだ ただ、ばあばを大人と言っていいものかどうか…… 暇そうに道端の花を見つめるばあばに近寄って、「ばあば」と声をかけた 「はえ」 気の抜けた返事をして、振り返った だめかもしれない 私の顔を見て、どことなくばあばの眼差しが真剣になる 「家、無くなっちゃった」 「そうかえ」 「ごめん」 よっこいしょと、腰に手を当てて立ち上がった 「子どもは悪くなかろうよ」 少し背伸びして、私の頭をぽんぽんした ばあばのあとを、私と妹はとぼとぼとついて行った でも、ばあばの子ども扱いが、少しだけ頼もしかった
…… 公園のベンチで、ばあばを真ん中に3人して座ってた 「どこ泊まろうかね」 ごそごそとタッパー取り出して、あのぬか漬けみたいななにかをパキッと割って、私と妹によこした ばあば、子どもはあんまり漬け物好きじゃないんだよって思いながら、それを受け取った カラスがカーカー鳴いてる 「昔は家がないって人がいっぱいいてね」 妹は浮かない顔でぬか漬けをぽりぽりしてる 「焼夷弾ってのがね、振ってきて家が焼けちゃうの」 お年寄りが昔話をするとき特有の、遠い目をして話す 「あたしんところはやられなかったけど、この辺は特にね」 自分はぬか漬けはもういいのか、たくわん的ななにかをぽりぽりし始める きっと一番の自信作があのぬか漬けだったんだろう 「死んだばあさんがね、橋玄のあたしの家まで転がり込んで来て、血相変えて言うんだ」 「梅の木が焼けたって」 「家は大丈夫かって聞くとさ」 ばあばはくすくす笑う 「家も焼けたって言うんだよ」 「そりゃあんた、梅の木どこの話じゃないだろうって」 「おかしくて」 「でもばあさんは、ずっと、梅の木が焼けたって」 「気でも触れたんじゃないかって、いたたまれなくてさ」 たくわんを口に運んで、しばらくぽりぽり音がする 「しばらく泊めたんだけどね」 妹は疲れたのか、ぬか漬け咥えてすぴすぴ寝息をたてている 私が聞いてるってわかってるのか、よくわからないけど、ばあばは空を見ながらずっと喋ってる 「あとあと、どこどこがどんだけ焼けた、みたいな話が流れるわけさ」 「どこから聞いたのか、天玄は焼けてねえって言って、ばあさん怒っててさ」 「良かっただろって言うと、なんにも良くねえって」 「その分別のある奴らが、うちの梅の木を焼いたって事実が気に食わねんだって」 「あんた、天子のお城とあんたんちの梅の木が同じ扱いのわけないだろって」 ばあばはけらけら笑う 「うちのを焼くなら天玄も焼けだって」 私はばあばの何を知ってたんだろう 「このくそ忙しい時代に、そんなこったで怒ってんのはあんただけだよ」 こんな古臭い話題で、こんなに面白おかしく話をする人だったんだ 「……いつまでもあたしの家にいてさ、帰りたくねえって言うんだ」 こんなに、誰かに何かを思う人だったんだ 「焼けた梅の木を、もう見たくねえって」 「ずっとこもってらんねえだろって、焼け跡まで引っ張ってってさ」 「梅の木見て、おいおい泣いてんだ」 「みんなとっくに泣き終わって、もうそれどこじゃないんだよ」 「あれ鈍臭い人だなあって思ってね」 ちょっと、悪い気がしてきた ちょっとだけ、ばあばにムカついてたんだ 迎えに行ったのに、なんもできなくて 漬け物も大して嬉しくなくてさ なんか、それが悪くて 「鈍臭いと言った後じゃあナンだけど」 「……カナはばあさんに似ているね」 ばあばは私と妹を両脇にぎゅっと抱き寄せる 「お姉ちゃんだからかね」 ……カナ? カナ、カナの名前だろ
…… 数日に一度は、二段ベッドの上から妹が落っこちる音で目が覚める 下で寝たらって言ってんだけど、上が好きなんだって 私より早く食べ終わるのに、どういうわけかいつも私より後に着替えてる 学校までの道中、大して会話はしない 中学高校と進むたび、口数は減っていった 珍しくなんか長々話すなあと聞き入ってたら、寝言だったことはあったけど 謎の電波を受信してなんとなく歩を止めると、靴に石でも入ったのか、妹が片足立ちで靴をトントンしてる 「とれた?」 「ちょっと待って」 ちょうど、あの日のバス停の前だ ばあばのニコニコ顔が目に浮かぶ 私が経たことなのに、今はそれを掴めなくて、どう見たらいいかよくわからない そこに見てしまうほど、消え入ってしまう気がしてる ごろんと、妹が派手に転んだ 車道に転がっていきそうだったから、慌ててブラウスを掴んだ うつ伏せで止まった妹を表面にひっくり返すと、声もなくウケていた 学校じゃこんなじゃないらしいんだよ、どうも たまに上履き履いて帰ってくるけど 私は背中の砂をはたいて、妹はブラウスの裾をもぞもぞ押しこんでる 「小石どこじゃなくなっちゃった」 「ほんとだよ」 妹の無様さが、初めて心強かった
2 notes · View notes