2024年1月25日
新広島駅ビルとつながる歩行者専用橋、まずは広島JPビルディング側に橋桁(中国新聞)
広島JPビルディング(奥)の2階につながる歩行者専用橋
JR広島駅(広島市南区)の南口で建て替え中の駅ビルと周辺4施設をそれぞれ結ぶペデストリアンデッキ(歩行者専用橋)の工事のうち、最も先行する広島JPビルディング側の橋桁が架けられた。市は、新駅ビルが開業する2025年春の利用開始を目指す。
【写真】新広島駅ビルと広島JPビルディングをつなぐ歩行者専用橋
オフィスや店舗が入るJPビルは22年9月に、駅西側の広島東郵便局跡地にオープン。市が専用橋(長さ約26メートル、幅約4メートル)を新駅ビル西棟の2階とつなげ、今後、屋根などの工事を続ける。
同様に25年春には東側の「エキシティ・ヒロシマ」、26年度末までには南側の「エールエールA館」「ビッグ・フロントひろしま」と新駅ビルをそれぞれ行き来できる専用橋が完成する。新駅ビルの2階には、路面電車の新ルート「駅前大橋線」も高架で乗り入れることになる。
市交通施設整備部は「新駅ビルと周辺施設の回遊性を高めたい」としている。
変わるエキキタ 広島駅北側で新たなオフィスビル建設始まる(広島テレビ)2024年1月25日
JR広島駅の北側で25日、新たなオフィスビルの建設に向けた地鎮祭が行われました。「IKEA」が出店を断念した場所で、いよいよ建設が始まります。
工事が始まるのは、JR広島駅北側の二葉の里地区に「大和ハウス工業」が所有する土地です。
25日、工事関係者や地元住民ら約20人が出席し、工事の安全を祈願して玉串を捧げました。
大和ハウス工業 下西佳典 専務 「エキキタというのは今後もまだまだ発展していくのではないかなと思っています」
国有地だったこの土地は、2013年に一般競争入札で落札した「イケア・ジャパン」が店舗を建設する予定でした。しかし「イケア」は出店を断念。土地は2021年に不動産大手の「住友不動産」に売却されました。
建設が始まるのは西側の区画で、大和ハウス工業が飲食店などの商業施設を備えた地上10階建てのオフィスビルを計画。ワンフロアが700坪以上の広さで、2025年11月に完成予定です。
そして、東側には住友不動産がマンションやホテル、温浴施設などを備えた33階建ての複合施設を計画していて、2027年の開業をめざすということです。
JR広島駅の再開発工事も着々と進んでいます。新しい駅ビルと2022年オープンした広島JPビルディングを結ぶペデストリアンデッキも姿を見せました。駅ビルの2025年春の開業に向け、まだまだ変化が続きます。
イケアの出店計画があった広島駅北口、10階建てオフィスビル着工 来年11月末の完成予定(中国新聞 1月27日)
大和ハウス工業(大阪市)は、スウェーデン家具大手の日本法人イケア・ジャパン(千葉県船橋市)が出店を計画していたJR広島駅北口の二葉の里地区(広島市東区)の土地で、10階建てオフィスビルの建設を始めた。2025年11月末の完成を目指す。
25日に着工した。ビルの建築面積は6300平方メートル、延べ床面積は4万平方メートル。大和ハウスは1・88ヘクタールの土地のうち西側の約1・1ヘクタールを使う。1階の商業施設のテナントは未定。約360台分の立体駐車場も建てる。
東側の約0・8ヘクタールでは、住友不動産(東京)がホテルやマンション、温浴施設などが入る34階建ての複合ビルを計画する。24年中に着工し、27年の完成を予定する。
土地はもともと国有地で、13年の一般競争入札でイケア・ジャパンが取得した。中四国地方初の出店を発表していたが「戦略を見直した」として21年10月、住友不動産に売却。昨年10月まで時間貸しの駐車場になっていた。
「デブリ」取り出し、現行計画を断念 理由は…ロボットアームの性能が足りなかった 福島第1原発2号機(東京新聞)2024年1月25日
東京電力は25日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しについて、3月中に始める計画を断念すると発表した。使用するロボットアームの性能が不足し、準備作業も難航したため。工法を変え、10月の開始を目指す。延期は3回目。
ロボットアーム 溶け落ちた核燃料(デブリ)を遠隔操作で、先端に付けた金属ブラシなどを使い回収する。伸縮式で最大長さ約22メートル。国の補助事業の一環として、国際廃炉研究開発機構(IRID)や三菱重工業、英国企業が2017年4月から共同開発した。開発費を含めた原子炉の内部調査事業には、約78億円の国費が投じられている。
現行計画では、遠隔操作のロボットアームを、格納容器内部につながる横穴から入れ、デブリを採取する予定だった。アームの動作確認で、原子炉内の7センチほどの隙間を通る性能などに課題があると判明した。
さらに、直径約55センチの横穴は事故で発生した堆積物でふさがり、除去する必要がある。除去作業を1月に始め、計画より時間がかかる見通しになった。
東電は工法を、過去の調査で使った釣りざお状の装置に切り替える。伸縮する棒で、横穴に堆積物が残っていても炉内に入れる。この装置でデブリを採取した後、ロボットアームを使った調査や採取も目指す。
25日に記者会見した東電福島第1廃炉推進カンパニーの小野明・最高責任者は「ロボットアームの精度を上げないといけない。前例のない難しい作業で、安全に進めるために工程変更が必要」と説明した。
2号機のデブリ採取は当初、2021年内に始める計画だったが、ロボットアームの開発や訓練が難航し、これまでに2回延期した。(小野沢健太)
◆海洋放出、24年度は7回計約5万4600トン計画
東京電力は25日、福島第1原発で保管する汚染水を浄化処理した後の水について、2024年度は7回に分けて計約5万4600トンを海洋に放出処分すると発表した。放出で空いた保管タンクの解体も始める。
2024年度の放出は4月に始め、毎回約7800トンずつ放出する。年度内には、二つのタンク群で計21基の解体を始めるという。
放出は昨年8月24日に開始。2023年度は4回に分けて計約3万1200トンを処分する計画で、2月下旬に4回目の放出が始まる。
処理水は、汚染水を浄化処理する「多核種除去設備(ALPS)」で除去できない放射性物質トリチウムが主に残る。大量の海水で薄め、トリチウム濃度を国の排水基準の40分の1未満にし、海底トンネルを通じて沖合約1キロに海中に放出する。(小野沢健太)
「川内原発の避難計画は絵に描いた餅」 能登半島地震で志賀原発の外部電源一部使えず…鹿児島の市民団体、県内全市町村議会に陳情提出へ(南日本新聞 1月25日)
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の20年運転延長を巡り、市民団体「ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会」は24日、地震で想定する最大の揺れ「基準地震動」を超える地震が起きないという保証が得られない限り、運転延長に反対することなどを求める陳情を県内全市町村議会に提出すると明らかにした。
能登半島地震を踏まえた対応。2月上旬ごろまでに各議会に提出する。
運転延長を容認した県と薩摩川内市の両議会には原子力規制委員会に活断層の再調査を求めるよう要請。県議会宛ては24日提出した。
陳情では、今回の地震で一部の外部電源が使えなくなった北陸電力志賀原発(石川県)を挙げ「重大な事故となったが、運転停止中が幸いした」と指摘。多くの集落が孤立した点にも触れ「川内原発の避難計画は絵に描いた餅」とした。
県庁で会見した向原祥隆共同代表は「川内原発の活断層評価は不十分。事故が起きれば全市町村の問題となる」と話した。
能登地震の被災者把握で「マイナカード」を断念、Suicaで代替--「リーダー用意できず」と河野大臣(CNET Japan 1月26日)1月25日に追記
能登地震の被災者把握で「マイナカード」を断念、Suicaで代替--「リーダー用意できず」と河野大臣の画像
デジタル大臣を務める河野太郎氏は1月26日、令和6年能登半島地震の被災者にJR東日本の交通系ICカード「Suica」を配布すると発表した。
被災地では1次避難所から1.5次、2次避難所へ移動する人、あるいは避難所以外で生活している人が増えている。この過程で、被災者の居場所や、避難所の利用状況の把握が難しくなっている。
こうした課題に対して、デジタル庁と防災DX官民共創協議会は、石川県からの要請を受け、JR東日本のSuicaを活用した避難者情報把握ソリューションを来週にも構築する。
具体的には、石川県内の1次避難所の利用者にSuicaを配布し、氏名や住所といった情報を紐付ける。そして、1次避難所の入退出などの際に、リーダーに自身のSuicaをかざすようにする。
河野大臣は「1次避難所では、夜間は親戚の家に泊まったり、車中泊をする人など、さまざまなユースケースがある」とし「この取り組みによって、物資などの支援の効率化が可能になる」と述べた。
また「石川県の要請から数日で具体的な提案をできた。デジタル庁では、同プロジェクトのために職員を2人を石川県へ派遣する」とも述べた。プロジェクトの実施にあたっては、JR東日本からSuicaカードを約1万8000枚、リーダー約350台の無償提供を受けたことも明かした。
河野氏「本来はマイナカードを使うべきだが」
なお、政府はマイナンバーカードの防災活用を掲げているが、なぜ今回はSuicaを使用するのか。こうした疑問に対して河野大臣は「本来はマイナカードでやるべき」としつつ「(NFC)Type-Bに対応したカードリーダーが用意できなかったため、今回はSuicaで代替した」と説明した。
一方で、Suicaで代替したことで、被災者情報とSuicaを手作業で紐付けるなどの事務作業が発生すると指摘。「マイナンバーカードならこうした作業は発生しない」と述べた。
また河野大臣は、マイナンバーカードを常に携行する重要性も訴えた。
「マイナカード機能を搭載したAndroidスマートフォンでも良いが、マイナカードを平時からお財布に入れて携行していただくのが大事。(災害が起きて)家族がバラバラになっても、避難所のリーダーにかざせば、誰がどこにいるのか把握できる。カードを持っていない人は手書きで登録すればいいが、カードの携行率が高ければ、事務作業なしに避難所への入所登録が可能になる」(河野大臣)
河野氏は「今後はマイナカードの普及率だけでなく携行率を何らかの形で見ていく必要がある」と付け加えた。
輪島朝市、金沢で復活 5月の連休目指す「働いとらんと死んでしまう」同じ港町で協力(北國新聞 1月25日)
能登半島地震による大規模火災の被害を受けた「輪島朝市」の商店主の一部が、金沢市金石地区で朝市を復活させることが24日、北國新聞社の取材で分かった。商店主らは全域が焼失している現地での早期再開は困難として、石川県漁協金沢支所や金石町商工振興会の協力を得て、漁協などの施設を借り、海産物の加工や販売を行う。復活時期は未定だが、5月の大型連休での開催を目指し、準備を進める。
金沢市内で24日開かれた第1回の打ち合わせには、輪島市朝市組合や県漁協金沢支所、金石町商工振興会などから21人が出席した。
朝市組合の冨水長毅(とみずながたけ)組合長は「消えかけた朝市の灯をともし続けたい。いずれは輪島で元気な朝市を復活させたい」と話した。
●漁協や振興会協力
1日の地震で観光名所「朝市通り」周辺は大規模火災に見舞われ、組合員らの商いの場はすべて失われた。自宅や加工場が被災した人も多い。
商店主らは金沢市などで避難生活を送っており、「生きがいだった朝市をどこかでできないか」と再建策を模索していたところ、県漁協金沢支所や金石町商工振興会が協力を申し出た。
金沢支所の嶋崎正朗運営委員長は「金石港で水揚げされた魚を仕入れることができる」と説明。支所の資材置き場を、干物作りの場所にして、港近くに露店を設置する見通しを示した。近くにある「加賀建設」は調理施設を提供する。
朝市で鮮魚を扱う露店を営む二木洋子さん(71)=輪島市輪島崎町=は金沢の娘の家に身を寄せている。朝市の再開について「諦めて引退しようと思ったが、マグロと一緒で働いとらんと死んでまう。腕がうずいとる」と笑顔を見せた。
輪島朝市の商店主らは「輪島朝市を応援する会」を設立し、募金を集めている。寄付金は朝市復興や2次避難の支援に使う。
輪島朝市 輪島市の観光名所で行楽シーズンには100を超える露店が軒を並べる。日本三大朝市の一つで、千年以上の歴史を持つ。能登半島地震では朝市通り周辺で大規模火災が発生。国土交通省の国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)は焼失面積は約5万800平方メートルに及び、約300棟が焼損したとする現地調査結果を公表した。
富山湾の海底 斜面の一部 深さ40mにわたり崩壊 海保の調査(NHKニュース 1月25日)
能登半島地震の震源域に近い富山湾の海底を海上保安庁が調査した結果、斜面の一部が深さ40メートルにわたって崩壊していたことがわかりました。
富山市では大地震の発生からわずか3分後に津波が押し寄せていて、専門家は「海底で地すべりが起きて津波が押し寄せたことを裏付ける重要な調査結果だ」と指摘しています。
海上保安庁は今月15日から17日にかけて能登半島地震の震源域の南側にあたる富山湾で測量船に搭載した音波を発射する装置を使った海底の調査を行い、詳細な地形図を作成しました。
それを2010年に作成された同じ海域の地形図と比較したところ、富山市の北およそ4キロ沖合にある海底の斜面が、南北およそ500メートル、東西およそ80メートル、深さが最大およそ40メートルにわたって崩れていることがわかりました。
能登半島地震では震源から離れた富山市で地震からわずか3分後に津波が観測されていて、気象庁は震源付近とは別に津波の発生源があった可能性があるとしています。
海上保安庁の調査結果について、津波のメカニズムに詳しい中央大学の有川太郎教授は「富山湾の海底で地すべりが起き、津波が押し寄せたことを裏付けるもので、シミュレーションの結果とも整合している。津波のメカニズムの解析に役立つ重要な調査結果だ」と指摘しています。
海上保安庁は調査結果を来月開かれる政府の地震調査委員会に提出し、津波の発生原因の特定につなげてほしいとしています。
広島県内で新型コロナの新たな変異株「JN.1」検出 患者数は10週連続で前週上回る(RCCニュース)2024年1月25日
広島県によりますと、直近1週間の県内の新型コロナ患者数は、10週連続で前の週を上回りました。新たな変異株、「JN.1」が県内でも検出されています。
今月15日から21日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、1医療機関当たり11.42人で10週連続で増加し、定点あたり10人を上回りました。新型コロナの患者数が定点あたり10人を上回るのは、去年9月以来です。
新型コロナには基準がありませんが、インフルエンザの場合は定点あたり10人を超えると注意報が出されます。また、県は新型コロナの新たな変異株「JN.1」が、今月、県内で9件、全体のおよそ3割程度、検出されていることを明らかにしました。
県では感染者の増加傾向が続いていることから、感染対策を取るなど注意を呼びかけています。
新型コロナ 広島県内の新規感染者41%増 10週連続で増加 25日発表(テレビ新広島)2024年1月25日
新型コロナウイルス。広島県は25日、先週1週間(1月15日~21日)に広島県内の定点調査で確認された新規感染者数は1291人、定点あたり11.42人と発表しました。��週と比べて感染者数は41%増で、10週連続で増加しています。
(前週は918人、定点あたり8.21人)
広島県は、現時点で医療がひっ迫している状況にはないが、引き続き手洗いや換気など基本的な感染対策をするよう呼び掛けています。
一方、このほかの感染症ではインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について、県は引き続き警報を発令し警戒を呼び掛けています。
※「5類」移行後、広島県内の感染者数
5月8日~14日 259人 定点あたり2.31人
5月15日~21日 253人 定点あたり2.26人 前週比 横ばい
5月22日~28日 266人 定点あたり2.38人 前週比 横ばい
5月29日~6月4日 344人 定点あたり3.07人 前週比 微増
6月5日~11日 443人 定点あたり3.92人 前週比 微増
6月12日~18日 493人 定点あたり4.36人 前週比 微増
6月19日~25日 532人 定点あたり4.71人 前週比 横ばい
6月26日~7月2日 771人 定点あたり6.88人 前週比 微増
7月3日~9日 1,060人 定点あたり9.46人 前週比 微増
7月10日~16日 1,245人 定点あたり11.12人 前週比 微増
7月17日~23日 1,548人 定点あたり13.82人 前週比 微増
7月24日~30日 1,783人 定点あたり15.92人 前週比 微増
7月31日~8月6日 1,639人 定点あたり14.77人 前週比 横ばい
8月7日~13日 1,302人 定点当たり11.94人 前週比 微減
8月14日~20日 1,601人 定点あたり14.29人 前週比 微増
8月21日~27日 1,633人 定点あたり14.58人 前週比 横ばい
8月28日~9月3日 1,637人 定点あたり14.62人 前週比 横ばい
9月4日~10日 1,697人 定点当たり15.02人 前週比 横ばい
9月18日~24日 1,073人 定点あたり9.58人 前週比 微減
9月25日~10月1日 880人 定点あたり7.79人 前週比 微減
10月2日~8日 535人 定点あたり4.73人 前週比 減少
10月9日~15日 411人 定点あたり3.64人 前週比 微減
10月16日~22日 303人 定点あたり2.71人 前週比 微減
10月23日~10月29日 321人 定点あたり2.84人 前週比 横ばい
10月30日~11月5日 285人 定点あたり2.52人 前週比 微減
11月6日~12日 189人 定点あたり1.67人 前週比 減少
11月13日~19日 194人 定点あたり1.72人 前週比 横ばい
11月20日~26日 300人 定点あたり2.65人 前週比 増加
11月27日~12月3日 306人 定点あたり2.71人 前週比 横ばい
12月4日~10日 313人 定点あたり2.77人 前週比 横ばい
12月11日~17日 356人 定点あたり3.15人 前週比 微増
12月18日~24日 360人 定点あたり3.19人 前週比 横ばい
12月25日~31日 671人 定点あたり5.94人 前週比 増加
1月1日~7日 682人 定点あたり6.04人 前週比 横ばい
1月8日~14日 918人 定点あたり8.21人 前週比 微増
1月15日~21日 1,291人 定点あたり11.42人 前週比 微増
※前週との比較
急増減…1:2以上の増減
増減…1:1.5~2の増減
微増減…1:1.1~1.5の増減
横ばい…ほとんど増減なし
全国のコロナ感染者数、9週連続で増加 入院患者は昨年末の2倍に(朝日新聞 1月26日)1月25日に追記
厚生労働省は26日、全国に約5千ある定点医療機関に15~21日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計6万268人で、1定点あたり12・23人(速報値)だったと発表した。前週(8・96人)の約1・36倍で、9週連続で増加した。入院者数も昨年末の約2倍になっている。
1定点あたり10人を超えるのは9月18~24日の週(11・01人)以来。
都道府県別の最多は福島の18・99人で、茨城18・33人、愛知17・33人と続く。東京8・33人、大阪7・96人、福岡10・40人だった。全47都道府県で増加した。
21日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は3462人で、前週(2862人)から600人増加。集中治療室(ICU)に入院している患者数は115人で、前週(136人)から21人減った。
全国の医療機関からの報告では、24日時点で2万1446人(うち重症者は257人)が入院しており、昨年12月27日時点の1万77人(同119人)の約2倍となった。
季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり17・72人で、前週(12・99人)の約1・36倍だった。(藤谷和広)
【コロナ新変異株流行】医師が警鐘“2つの株に感染”する可能性 長い「コロナ禍」により呼吸器感染症も急増か(FNNプライムオンライン 高知さんさんテレビ 1月27日)
第10波の感染が拡大している新型コロナ。高知市の医師2人に現状を聞くと、従来株に加え新しい変異株が流行し、第10波の期間中2つの株に感染する可能性が出てきたという。
さらに様々な呼吸器感染症の患者も爆発的に増えている。第10波のさなかで戦う医療現場の今を取材した。
世界中で流行 新変異株「JN.1」
1月21日までの1週間に報告されたコロナの感染者数は、1医療機関あたり13.95人で前の週の1.27倍に。今シーズン初めてインフルエンザの感染者数を上回った。
県は第10波の感染が拡大し、今後、医療逼迫のおそれがあるとしている。
この第10波の背景に、新しい変異株の存在を指摘する医師が、高知市の朝倉医療クリニックの武市牧子院長だ。
武市院長「日本では12月末からJN.1が主流になってきて、現状、非常に拡大しているという(国立感染症研究所からの)報告が出ている。」
JN.1は世界中で流行しているオミクロンの新しい変異株で、高知県内でもすでに感染が確認されている。
武市医師は10波の期間中、従来のオミクロンとJN.1の2つの株に感染するおそれがあると指摘する。
武市院長「JN.1の症状はこれまでのオミクロン株とあまり変わらず、せき、高熱、関節痛、のどの痛みなどがみられる。前回オミクロンBA.2にかかった方でも、新しい株にはかかる可能性があるので気をつけてもらいたい。」
呼吸器系疾患 異常な数で増加
注意すべきは、コロナやインフルエンザだけではありません。高知市の近森病院の石田正之医師は、今シーズンのある特徴に警鐘を鳴らしている。
石田医師「呼吸器感染症を起こす病原体の感染症が5類になって以降、非常に異常な数で増えていることが分かっている。」
全国的にこの冬、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症、溶連菌感染症などの呼吸器感染症が急増。症状は、いずれも発熱、せき、のどの痛みなどで、子どもが多く感染している。
県内では溶連菌感染症が特に多く、1医療機関あたり3.73人と、安芸福祉保健所管内で急増、中央東で増加している。
呼吸器感染症が急増する原因について、石田医師は「コロナによって過去3年あまり(感染対策の徹底で)呼吸器感染症にかからないような生活をしてきた。そういうものに対しての抵抗力が著しく全体的に低下しているから、感染が爆発的に発生しやすい状況が起こっている」と指摘する。
感染拡大ピーク 例年より長引く可能性
コロナ10波の今後の見通しを武市医師に聞いた。コロナやインフルエンザはだいたい年明けに感染が拡大して、2月頃ピークアウトする傾向にある。
しかし、2024年の2月は3連休が2回あり、人の移動が多くなる。さらに、中国の旧正月、春節もあり海外から観光客も増えることが予想される。このためピークアウトが3月以降に遅れる可能性があるとのこと。
変異株JN.1はアメリカで大流行し、感染力は強いとされている。手洗いうがいなどの基本的な対策が重要だ。
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2023.11.26 [ プチシネマ寄席10周年記念のらくごフェス ] レポート
長年の夢が叶ったハピネスな一日。
長くなるのでいくつかに分けて。。
その1!
今回は鹿児島中央駅直結のウルトラ立地の良い
ライカ南国ホールにて開催!!
担当してくださったナオさんは、前職時代に
プチシネマ寄席を始めるシモのインタビュー記事を執筆してくださったという!
そして10年経った今回は記念イベント担当のホール側の一員となって
関わっていただくという、ご縁がものすごいことになってました。
今回フェスなのでやりたいことやらせてください!
ということで沢山のわがままを聞いていただいた上に
当日も臨機応変にご対応いただいたホールスタッフの皆様、
本当に感謝です!!
ホワイエではこれまでのプチシネマ寄席のフライヤー展示。
下のQRコードからは公演のレポートへのリンクを。
11/8に見事真打昇進内定された立川吉笑さんのお祝いポスター!
吉笑さんには長島の杉本酒造さんでの落語会や
Gooddayさんでの共同企画[ HAVE A GOOD DAY ]など
大変お世話になりました。
残っていたフライヤーも置いて、TAKE FREEコーナー。
パネルも作成しました!顔出しならぬ目出し。
目だけはめるとすごく暗く写って、誰だか判別つかなくなることが
作ってみてわかりました。あは
そして超豪華な出演者の皆様のサイン入りポスター!!!
ホール様様様からのご好意でご用意してくださいました。
ホワイエ用のスライドショーチェック。
こちら前日に作ったのですが(忘れてた)
これまでの記録を配置しながらすでにうるるるるしておりました。
今回ものすごい量のお差し入れを頂きまして、
皆様のお気遣いに本当感謝しております!!!!
まず、、朝届いたこのスタンドのお花。ほんと驚きました。
人生で初めてスタンドのお花なんて頂きました。
贔屓様様様本当にありがとうございます。
演芸お仲間のG様からも素敵なお花!!
そしてプチシネマ寄席のめくりを毎回書いてくれる
美紅ちゃんが手描きの[プチシネマ寄席]BOXに紅白ドーナツ!!
愛しかない。
出演者の皆様宛てと、スタッフ宛てで本当に沢山のお差し入れを頂き
皆様本当にありがとうございました!!
そして開場となり。
推しが一目でわかりますね。ふふ
フェスといえば映像コンテンツ!
ダメもとで鹿児島出身であられる鯉八師匠にお願いしたところ
快諾いただき、
この10年間を振り返る [ OUR10YEARS ]誕生!!
1時間ある開演までの時間の大半、こちらを会場内で流しました。
間に合わなかった方はこちらからどうぞ!
会場からは笑い声が!!終わった後には拍手まで!!予想外!
嬉しかったですー!
そしてずっと袖からチェックされていた鯉八師匠。かっこいいです。
そしていよいよ開演!!!
これまた気合い入れてフェスっぽいオープニング映像を!
そして開口一番、一之輔師匠のお弟子さん春風亭貫いちさんから
フェスがいよいよスタート!!!
前日はLuck Apartmentにて笑二さんとご出演された貫いちさん。
今回色々ととっっっても助けられました!!
開口一番から温かい雰囲気で、笑い声響いてましたねー!!
というわけでその2へ続きます。。
写真/コセリエ
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