#風情がある
Explore tagged Tumblr posts
Photo
【滋賀県】八幡堀 . ここは雪だけでなく 桜や菖蒲なども見事です . いずれアップする予定です . (2021/12/18撮影) . #八幡堀 #近江八幡 #雪景色 #滋賀県近江八幡市 #近江八幡市 #風情 #風情ある街並み #しがトコ #滋賀観光 #滋賀旅行 (八幡堀) https://www.instagram.com/p/Co2AiMJvL4_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
114 notes
·
View notes
Text
1週間ほど前から、母は歩けなくなった。立つことも座位もできなくなった。そうすると困るのは排泄。オムツはしてるものの定期的に交換しなくてはいけない。
ただ、肺がんはもはや母の背中の輪郭を追い越すほどに大きくなり左横向きでないと痛みが激しいようで体位変換もままならない。
母の友人が二人来てなんとか排泄処理をしてくれたが、壮絶でこんな大変なことを無償で他人にさせて良いとは思えなかった。
母は10年会っていない兄と孫たちに会うまではと在宅を死守しようとしていたがここらが潮時だと判断。
数日前から顔に歪みが出てきたこともあり、救急車を呼んだ。通常の通院もできないのだから仕方がなかった。隊員の方々に運ばれるが、やはり痛みが激しく、素人ではどうやったって動かすことはできなかったなと判断は間違ってないと罪悪感を飲み込む。
痛みもあるだろうが、母の態度は誰に対しても刺々しい。ドラマや映画で見るような最後は安らかに菩薩のように。とは全然いかない。人相も悪い。
朝の10-17時頃まで検査からの入院手続きに時間がかかった。山程の書類にサインし、生活用品を買った。
主治医からは痛みが激しくじっとしてられないのでMRIは撮れなかったと言われた。おそらくは脳梗塞があるが、CTではわからないそうだ。
緩和ケアに入院。もう治療のしようもない。
どちらかといえばホッとした気持ちが大きい。人に迷惑をかけて、親族にも負担をかけている。まだ、母がも模範的な患者ならいいが、ろくに運動せず、ろくな食事をせず、薬も飲んだり飲まなかったりで、「生きたい」という気持ちと態度が合っていない。それに支える側も腹が立つ。
最後まで言ってることとやってることが違うを地で行く人だ。誰かがなんとかしてくれるはこと病気には通用しない。
身の回りの整理をして、「またくるね」と話した際に「もう、いよいよとなったら大量の痛み止めをもらってうちに帰る」とゆがんだ顔で言った母は意地の悪い魔女のようだった。
立てもしない、自分で排泄もできない人が何を言っているのか。まだ、人に迷惑をかけてまで我を通そうとするのかと自分の母ではあるが、心底がっかりした。
「母にはここで死んでもらおう」と心に誓った。その罪や罰があるならば引き受ける。これ以上人に迷惑をかけるのは違う。そう思った。
もちろん母には何も言わない。死という大きな言い訳で押し返される。弱者は強い。
帰り道歩きながら、酷く情けない気分になった。
人生の引き際がこんなにも醜く、それが自分の母なのだ。と同時に癌という病気は、少なくとも母の肺癌は治療にしがみついて、できることがなくなったときにはもう体の自由が利かない。
余命何ヶ月になり、車椅子でもいいからゆったりとした余生を送る。そんな甘い生活は、治るかもしれないという希望を早めに捨てないと手に入らないものなのだ。母は醜く執着し過ぎた。両方は手に入らない。
選ばなくてはいけないタイミングは実はずっと前でもうとっくに逃している。
「こんなんわからんよなぁ」とひとり呟く。
ここ数日の夕焼け空はその派手な色と裏腹に大気を温め��くれない。白い息が舞っていった。
新百合ヶ丘の駅前はクリスマスマーケットの準備に余念がない。どこか浮かれた人の顔にモザイクがかかる。頭の処理能力が落ちてる。早く帰ろう。
風呂に入り、少し寝て
自分のときは間違えないように。未来のために胸に刻むのだ。
333 notes
·
View notes
Text
夕暮れ時とローカル電車の風景には風情があります。
昭和臭さのある何処となく懐かしい画
民家から夕飯支度の匂いが漂ってきそう…
183 notes
·
View notes
Text
’24.8.12 飛火野、浅茅ヶ原にて
夜明け頃が過ごしやすくなった朝、空の雲も何となく秋の風情・・
飛火野前で出会った写友さんと浅茅ヶ原へ。ハクと呼ばれている牡鹿さんと遭遇。このハク君、男前なのですが右目が白内障で体も大きく、僕的には鵜堂刃衛を演じている吉川晃司みたいなイメージを持っています。その役どころを想像したら恐い印象を受けるのですが、実はおとなしくて人懐っこいキャラ。とはいえもうすぐ始まる発情期間中は要注意です。
写友さんが上手に彼をエスコートしてくれて、しばし近くで撮らせてもらうことができました。
今奈良公園は燈花会の真っ最中。夜はあちこちで明かりが灯され賑やかです。
#奈良#nara#奈良公園#nara park#日本#japan#春日大社#kasuga tasiha shrine#飛火野#tobihino#浅茅ヶ原#asaji ga hara#鹿#deer#牡鹿#stug#ハク#haku#夏#summer#photographers on tumblr#natgeoyourshot
170 notes
·
View notes
Text
ただいま発売中のJazz Life 10月号に新譜「叙情 - Lyric Suite」のレビューが掲載されています。 ヒロオガワのことを、とことん知り尽くした深い目線に驚愕と恥ずかしさを禁じ得ない内容です。 確かに現代音楽風ではあるけれど、プログレ的なアプローチであることを見透かされてしまった。悪い気はしないけれどね。ただ、無調であったり、変拍子であったりする曲も割と入っているので、そこは見解が分かれるところだ。「異質な作品ではなく~代表作として列するべき」と言う力強いお言葉に感謝します。最後に「小難しそうなのに聴きやすい」と言う言葉が、印象的でした。 レビュワーの富澤さんとは5作目「bue eye」からの付き合いなのですが(毎回ではないけれど)いつものことながら流麗な言い回しに感心しきりです。 レビューページの左隣に、かつしかトリオのウチュウノアバレンボーが載っていて、ついでに見てくれないかなぁ?なんて。 The October issue of Jazz Life, now on sale, features a review of the new album "Lyric Suite." The deep perspective of the reviewer, who knows Hiro Ogawa inside and out, is shocking and embarrassing. It certainly has a contemporary musical style, but the progressive rock approach was clearly seen through. I don't mind, though. However, there are quite a few atonal and irregular time signature songs, so opinions are divided on that point. I appreciate your powerful words that "this should be ranked as one of his masterpieces, not as a unique piece." The final words "It sounds difficult, but it's easy to listen to" left a strong impression on me. I've been acquainted with reviewer Tomizawa since my fifth album "blue eye" (though not every time), and as always, I'm impressed by his elegant way of speaking.
Facebook ページの同内容の記事です
107 notes
·
View notes
Quote
知識や教養を身につける上で重要なのは本を読むことではなく、物事に興味や関心を抱くアンテナの感度であって、読書はその手段の一つに過ぎない 感度さえ高ければたとえテレビやネットの情報でだっていくらでも教養を身につけることはできる 逆に感度の低いバ力がいくら闇雲に本を読んだところで、ただ字を目で追う作業してるだけで何も身につかない
【謎】本を読むと頭が良くなるという風潮 | ライフハックちゃんねる弐式
329 notes
·
View notes
Text
国民皆保険って必要ですか?
国民皆保険って必要ですか?必要になるくらい金がない病者なら死んだ方がいいのでは?そのくらいの所得なら「税金で生かせて貰ってる側」だろうし。
2つ、重要な点があります。
第一に、皆保険がなくなっても、現在の医療費の全額を自費で払える人なら今のレベルの医療が受けられる、と思ってませんか? でもおそらく、ほとんどの治療で医療費は半端なく上がります。
市場に任せれば自由競争で医療費が下がると主張する人もいるんですが、市場で価格が最適化されるのは、売り手も買い手も充分な情報を持って複数のオプションから自由に選べるという前提がある場合です。ちょっとした風邪や慢性疾患ならいくつかの医者を回ってサービスと価格を比較して選ぶこともできるでしょうが、階段から落ちて骨折ったとかいきなりお腹が耐えがたいほど痛くなったなんて時に、いくつも医者を回って相見積りを取るわけにいかないでしょう? 医者の側は、価格を上げれば患者が減りますが、高くても治療して欲しいという患者は一定数いますから、患者が減りすぎて儲けが出なくなる寸前までは価格を釣り上げられます。ブラック・ジャックが言い値で手術代を請求できるのはそういうわけです。
保険があると、個々の患者vs医者の価格交渉ではなく、保険会社が加入患者全体の代表として価格交渉に出れるため、医者の言い値になることがありません。医者側にも、保険によって見込み患者数がうんと増えまますから、価格を下げてもやっていけます。これは皆保険に限りません。皆保険の無い米国でも、民間の保険に入っていれば、医療費明細を見るとprovider adjustmentといって「本来はこの値段だけど、保険会社と交渉したんでこんだけ割り引きますよ」っていう額が示されています。この割引率が時には50%以上になったりするので、団体交渉の力というのはばかになりません。
皆保険、あるいはすべての患者を束ねるsingle payer systemというのはその最も極端な場合です。どんな医療を保険の対象とするか、などを国家レベルで決めないとならないので柔軟性は落ちるんですが、価格は最も低く抑えられます。医者はその契約に合意しなければ、保険を使っている人がほとんど来なくなるので、合意せざるを得ません。現在の医療費はその結果で、そこからさらに保険で7割とかカバーされます。保険による団体交渉の力がなくなれば、抑えるインセンティブがなくなります。
第二に、なぜ「税金をあまり払えない人を税金を使って保障するのか」。人道的な観点を脇に置いても、その方が社会にとってメリットがあるからです。
金を稼ぐのに必須なのは何でしょう? 金を稼ぐ才能? いえ、「あなたが受け取るお金を払ってくれる人達」「あなたがお金を儲けるために作り出す富の、素材となるものを提供してくれる人達」です。
稼げない人をどんどん切り捨ててゆくと、あなたにいくら金儲けの才覚があっても、取引先がどんどん小さくなります。
現代社会の経済繁栄は高度に発達したインフラ(物流、通信網)に支えられていますが、そういったものも利用者が多いから安価に維持できています。弱者を切り捨てて利用者を減らすと、安価なインフラがなくなります。材料を仕入れるのにもとんでもないコストがかかり、それを売るのにもやたらオーバーヘッドがある、となったら、たとえ金持ちだけを相手に商売していても、以前のように儲けることはできないでしょう。
もともと生物としてはひ弱な人類がこれだけ繁栄しているのは、社会を作って助け合ってきたからです。自分が豊かになるために最良なのは、みんなを豊かにしておくことなんです。
182 notes
·
View notes
Text
「風にあたりたくて」
丘の上で、しばしの時間冷たい風にあたる。
丘の上からは、何でもない住宅街の風景、遠くには山が見渡せる。雲が太陽を遮り、一層冷たさが増す。
冷たい風に当たることで、過去に戻れないだろうかと、後悔している事象が自分を責めたてる。これでよかったのか、この選択は間違ってなかったのか、過ぎたことを今更後悔しても仕方がないのに、後悔をする。
そうこうしていると、昔むかしの事柄も思い出してくる。本当に、自分を出さない、相手に迷惑をかけるからと思っていたのは、自分を守るためであって、相手の気持ちなど考えてない、自分の事だけを考えて生きてきたのだと、なんだか、もっと気持ちが萎えるのだった。
風が冷たい、レンズから覗いた小さい世界、肉眼で見える広角な世界、本の中の短い世界なんてあるわけない、あるのは、自分が怠けてきた時間の結果の現実があるだけで、これからも、
波瀾万丈でも、悠々自適でも、なんでもない、生き��を選択して生きてきたもんだと、情けなくなる。
好きもの、なりたいもの、やってみたい事も、ない。
これ言った特技も、資格、能力もない。
ただ怯えて生きてきた。これからも、怯えて、逃げて生きていくだろう。
懲りもせず、
46 notes
·
View notes
Text
血波に
出生届を提出した。出生も婚姻も死亡も、戸籍関係の届出は全て同じ窓口だった、と気がついた。美しい名前をつけた。歳時記をぱらぱら捲って目に止まった季語を選んで、そこへ意味を後づけしていった。フルスイングで芯を喰った感覚がある。手応えが良すぎるので、仮に第二子に恵まれた場合、ここまでの打点を叩き出せるか心配になっている。朔風は冷たい。空は抜けるように青い。日差しは尚も暖かい。家の前の公園では、イチョウの木々がまばらに色づきはじめており、でっかい犬が散歩していた。マスティフだっけ、と思って画像検索した。違った。「ヨーゼフ 犬種」で検索した。セントバーナードだった。入院中の妻と我が子を訪ねて三度面会した。我が子は表情とか仕草とか呼べるような記号性をまとう以前の混沌とした筋肉の運動をうごめいていた。生理的微笑。バビンスキー反射。バカ可愛い。彫刻刀でくり抜いたような切れ長のまぶた。その奥の瞳は真っ黒に光っている。妻は産後の肥立ちがいまいち捗々しくなく、特に脚の浮腫みと後陣痛にたいへん難儀している。お産が長引いた影響か子宮に血腫が見られ、入院を延長する可能性もあるという。妊娠発覚から産前・産後に至るこれまでの妻の苦労に比べて、俺が肉体的に感覚したのは、ただ射精の快感のみに過ぎない。不平等だと思う。申し訳ないと思う。ありがたいと思う。
45 notes
·
View notes
Note
We all know Mr. J is a toasted marshmallow, but has he seen a toasted marshmallow (food)? Do they have marshmallows in Japan?
This is one of Japanese marshmallows...
200 notes
·
View notes
Text
MHA Chapter 412 spoilers translations
This week’s initial tentative super rough/literal translations under the cut.
tagline 迫る崩壊にデクは⁉︎ せまるほうかいにデクは⁉︎ semaru houkai ni DEKU wa!? Deku [faces] the approaching decay!?
1 内側 うちがわ uchigawa Inside [his body],
2 防御に徹して身動きが取れなかった間 ぼうぎょにてっしてみうごきがとれなかったあいだ bougyo ni tesshite miugoki ga torenakatta aida while he was completely unable to move himself in defense,
3 「黒鞭」で無理矢理筋肉を伸縮させ続けた 「5TH」でむりやりきんにくをしんしゅくさせつづけた 「5TH (kanji: kuro muchi)」 de muriyari kinniku wo shinshuku sase tsudzuketa he was able to continue to force his muscles expand and contract with the 5th (read as: Black Whip).
4 筋力限界蓄積「発勁」 きんりょくげんかいちくせき「3RD」 kinryoku genkai chikuseki 「3RD (kanji: hakkei)」 Muscle strength accumulation limit of the 3rd (read as: Fa Jin)
1 による ni yoru And by doing that...
2-3 風圧発散 ふうあつはっさん fuuatsu Wind Pressure Emanation
1 デラウェア DERAUEA Delaware
2 スマッシュ SUMASSHU Smash
tagline No.412 史上の最狂のヒーロー 堀越耕平 ナンバー412 しじょうさいきょうのヒーロー ほりこしこうへい NANBAA 412 shijou saikyou no HIIROO Horikoshi Kouhei No. 412 History's Craziest Hero Kouhei Horikoshi
1 ハハッ HAHA "Haha!"
2 極致だな緑谷‼︎ きょくちだなみどりや‼︎ kyokuchi da na Midoriya!! "That's peak*, Midoriya!" *(Note: The word Tomura uses here to describe Izuku's use of his quirks means "ultimate, extreme, pinnacle, acme.")
3 「崩壊」の予測範囲ごと 「ほうかい」のよそくはんいごと 「houkai」 no yosoku han'i goto The entire predicted area of Decay
4 風圧で抉り飛ばしやがった ふうあつでえぐりとばしやがった fuuatsu de eguri tobashiyagatta he gouged out with wind pressure.
5 伝播の媒体自体を減らして でんぱのばいたいじたいをへらして denpa no baitai jitai wo herashite By reducing the medium of transmission itself,
6 進行を限りなく弱体化…! しんこうをかぎりなくじゃくたいか…! shinkou wo kagiri naku jakutaika...! the progress [of Decay] will weaken without limit...!
7 ーーだが --daga "--But"
8 その場凌ぎ! そのばしのぎ! sono bashinogi! "[that's only] a stopgap measure!"
1 何度でも触れてやるよ なんどでもふれてやるよ nando demo furete yaru yo I'll touch you however many times!
2 土煙が つちけむりが tsuchi kemuri ga The dust cloud
3 散っていかない ちっていかない chitte ikanai isn't dispersing.
4 なるほど‼︎ naruhodo!! "I see!!"
1 「煙幕」に「変速」"一速"を付与!滞留させる! 「6TH」に「2ND」"ロー"をふよ!たいりゅうさせる! 「6TH (kanji: enmaku)」 ni 「2ND (kanji: hensoku)」 "ROO" wo fuyo! tairyuu saseru! Confer the 2nd's (read as: Gear Shift's) low gear to the 6th (read as: Smokescreen)!
2 視界を遮断して「煙幕」を展開 しかいをしゃだんして「6TH」をてんかい shikai wo shadan shite 「6TH」 wo tenkai To block his vision, deploy the 6th (read as Smokescreen).
3 死柄木の「危機感知」を鳴らし続ける しがらきの「4TH」をならしつづける Shigaraki no 「4TH」 wo narashi tsudzukeru Keep sounding [the alarm] of Shigaraki's 4th (read as: Danger Sense).
1 その間にーー‼︎ そのあいだにーー‼︎ sono aida ni--!! And in the meantime--!
2 「危機感知」に頼るリスクはよく知ってる! 「4TH」にたよるリスクはよくしってる! 「4TH」 ni tayoru RISUKU wa yoku shitteru! I understand well the risks of relying on the 4th (read as: Danger Sense).
3 "溜め"を作る為にここまで…! "ため"をつくるためにここまで…! "tame" wo tsukuru tame ni koko made...! "All of this to create a stockpile...!"
4 けど…9代目‼︎ けど…9だいめ‼︎ kedo...9daime!! "But...Ninth!!"
5 死柄木は しがらきは Shigaraki wa Shigaraki
6 「サーチ」でこっちがーー‼︎ 「SAACHI」 de kocchi ga--!! [can see you] over here with Search--!!
7 ぐあっ gua "Gwah!"
8 見えてんだけど? みえてんだけど? mietenda kedo? "But I can see you?"
9 位置も いちも ichi mo "Your location, too."
10 弱点も じゃくてんも jakuten mo "And your weaknesses."
11 この目で見た人の情報100人まで丸わかり! この目でみたひとのじょうほう100にんまでまるわかり! kono me de mita hito no jouhou 100nin made maru wakari! I completely know information about up to 100 people I see with these eyes!
1 おまえ息できてないだろ おまえいきできてないだろ omae iki dekitenai daro "You aren't able to breathe, right?"
2 "変速"の反動‼︎切れた! "へんそく"のはんどう‼︎きれた! "hensoku" no handou!! kireta! "Gear Shift's recoil!! It cut off!"
3 さっきの"溜め攻撃"も さっきの"ためこうげき"も sakki no "tame kougeki" mo "That stockpile attack from before also"
4 そう乱発できるモンじゃないな そうらんぱつできるモンじゃないな sou ranpatsu dekiru MON ja nai na "isn't something you can fire over and over."
5 腱や筋肉を内から直接補強… けんやきんにくをうちからちょくせつほきょう… ken ya kinniku wo uchi kara chokusetsu hokyou... "Direct reinforcement of your tendons and muscles from within..."
6 肌から透けて見える黒鞭が物語ってる はだからすけてみえるそれがものがたってる hada kara sukete mieru sore (kanji: kuro muchi) ga monogatatteru "That (read as: Black Whip) that's transparently visible through your skin tells the story."
7 まともにくらえばさすがに俺も無事ではなかったかもな まともにくらえばさすがにおれもぶじではなかったかもな matomo ni kuraeba sasuga ni ore mo buji de wa nakatta kamo na "If I had taken that [hit] normally, maybe even I wouldn't have been all right."
8 守るもんが多くて大変だなァ緑谷 まもるもんがおおくてたいへんだなァみどりや mamoru mon ga ookute taihen da naA Midoriya "It's tough when there are so many things to protect, right, Midoriya?"
9 …だからって… ...dakara tte... "...I said that's why..."
10 泣いていたあの少年を…諦めはしない…! ないていたあのしょうねんを…あきらめはしない…! naite ita ano shounen wo...akirame wa shinai...! "I won't give up...on that boy who was crying...!"
1 人は狭い窓から世界を解釈しようとする… ひとはせまいまどからせかいをかいしゃくしようとする… hito wa semai mado kara sekai wo kaishaku shiyou to suru... "People try to interpret the world through a narrow window..."
2 どうなった⁉︎ dou natta!? "What happened!?"
3 見えない みえない mienai "I can't see."
4 遠くに行っちゃった とおくにいっちゃった tooku ni icchatta "They went off far away."
5 理解のできない物事に理由をつくって楽になろうとする りかいのできないものごとにりゆうをつくってらくになろうとする rikai no dekinai monogoto ni riyuu wo tsukutte raku ni narou to suru "They try to make things easier by making up reasons for the things they don't understand."
6-7 おまえは自分の狭い解釈に俺を落とし込みたいだけだ おまえはじぶんのせまいかいしゃくにおれをおとしこみたいだけだ omae wa jibun no semai kaishaku ni "You just want to fit me into your own narrow interpretation."
8 見えてんだろ みえてんだろ mietendaro "You can see it, right?"
9 俺に"幽霊ども"が見えてるように…OFAを通じて俺の中が… おれに"ゆうれいども"がみえてるように…ワン・フォー・オールをつうじておれのなかが… ore ni "yuurei-domo" ga mieteru you ni...WAN FOO OORU wo tsuujite ore no naka ga... "It's like you ghosts can see me...[see] inside me through One For All..."
10 だから煙の中おまえも俺を捕捉できた… だからけむりのなかおまえもおれをほそくできた… dakara kemuri no naka omae mo ore wo hosoku dekita... "That's why you even were able to catch me in the smoke..."
11 しっかり見ろ しっかりみろ shikkari miro "Look carefully."
1 泣いていた少年はもうとっくに乗り超えた ないていたしょうねんはもうとっくにのりこえた naite ita shounen wa mou tokku ni norikoeta "The boy who was crying already got over it long ago."
2 どこまでも解釈を拡大し どこまでもかいしゃくをかくだいし doko made mo kaishaku wo kakudai shi "I expanded my interpretation without end,"
3 少年は死柄木弔になった! おれはおれになった! ore (kanji: shounen) wa ore (kanji: Shigaraki Tomura) ni natta! "and I (read as: the boy) became me (read as: Tomura Shigaraki)!"
4 俺ぁ何も困っちゃいないんだよ! おれぁなにもこまっちゃいないんだよ! orea nani mo komacchainainda yo! "I am not in any kind of trouble!" (Note: Tomura means he's not a person who needs to be saved from anything.)
5-6 僕はあの子を救けたい ぼくはあのこをたすけたい boku wa ano ko wo tasuketai (kanji: sukuetai) I want to save that kid!
1 諦めろ あきらめろ akiramero "Give up."
2-3 救いようの無い人間はいるんだよ出久くん すくいようのないにんげんはいるんだよいずくくん sukuiyou no nai ningen wa irunda yo Izuku-kun "There are people who cannot be saved, Izuku-kun."
4 君の掲げたヒーロー観にとって きみのかかげたヒーローかんにとって kimi no kakageta HIIROO kan ni totte When it comes to your views on heroes,
5 こいつは最大の壁であり こいつはさいだいのかべであり koitsu wa saidai no kabe de ari this guy is the biggest wall.
6 超え��くていい壁だ こえなくていいかべだ koenakute ii kabe da It's a wall you don't have to climb over.
7 一撃で跡形もなく消すしかない いちげきであとかたもなくけすしかない ichigeki de atokata mo naku kesu shika nai "There's no choice but to erase him with one blow until no trace remains."
8 堪えろ出久くん! こらえろいずくくん! koraero Izuku-kun! "Bear with it, Izuku-kun!"
9 溜めろ‼︎さっき以上に! ためろ‼︎さっきいじょうに! tamero!! sakki ijou ni! "[Gather a] stockpile!! Even more than before!"
10 嫌だ… いやだ… iya da... "No..."
11-12 じゃあ何であんな寂しい過去を…心に据えてたんだよ…‼︎ じゃあなんであんなさびしいかこを…こころにすえてたんだよ…‼︎ jaa nande anna sabishii kako wo...kokoro ni suetetanda yo...!! "So then, why [did you fix*] such a lonely past...into your heart...!!" (Note: By "fix" here, Izuku means "place, lay as a foundation." Essentially: "Why is such a lonely past in such a foundational position inside your heart?")
13 蓋を…しただけだろーが… ふたを…しただけだろーが… futa wo...shita dake daroo ga... Literally "A lid...you just put one on, didn't you..." Contextually "You just...covered it all up, didn't you..."
1 守れなかったモンを見ないフリして まもれなかったモンをみないフリして mamorenakatta MON wo minai FURI shite You pretend not to see those you couldn't protect,
2 傷んだ上から蓋をして いたんだうえからふたをして itanda ue kara futa wo shite and covered up their pain from above. (Note: The official translation of the above two lines is: "You pretended not to see those you couldn't protect and swept their pain under the rug.")
3 その蓋ブッ壊れるまで そのふたブッこわれるまで sono futa BUkkowareru made "Until that cover breaks,"
4 殴るのを止めない なぐるのをやめない naguru no wo yamenai (kanji: tomenai) "I won't stop striking at it."
1 だから dakara "That's why"
2 反対していたんだ はんたいしていたんだ hantai shite itanda "I reversed [my stance]."
3-4 "宿敵を救けたい"なんてイカレた幻想に俺たちの歩みを委ねるのか? "しゅくてきをたすけたい"なんてイカレたげんそうにおれたちのあゆみをゆだねるのか? "shukuteki wo tasuketai (kanji: sukuetai)" nante IKAREta gensou ni ore-tachi no ayumi wo yudaneru no ka? We’re gonna entrust our footsteps to this crazy fantasy of ‘I want to save our nemesis’?
5 平和ボケした傲慢な考えだと へいわボケしたごうまんなかんがえだと heiwa BOKE shita gouman na kangae da to "It's the arrogant idea of a peace-loving fool."
6 だが裡から見てきて だがうちからみてきて daga uchi kara mite kite But when I began to look within, (Note: It's not clear from these words if Kudou is talking about looking within Izuku or looking within himself. The imagery of the rest of the page could imply that he's looking within Izuku.)
7 わかった wakatta I understood.
8 この少年は このしょうねんは kono shounen wa This boy
9 縋っているのだと すがっているのだと sugatte iru no da to is one who clings [to others].
10 嫌悪すべき人間��ろうと けんおすべきにんげんだろうと ken'o subeki ningen darou to Whether it's a person he should hate
11 無個性の人間だろうと むこせいのにんげんだろうと mukosei no ningen darou to or a person who lacks individuality*, *(Note: This word, mukosei, is the MHA world's term for "quirkless," but whenever it means "quirkless," it is written in quotes in the manga. Here the word is not in quotes, so it should mean what the word mukosei normally means in Japanese: "a lack of personality/individuality." I think here the word may be intended to refer to the other kid with the long fingers who also follows Katsuki around.)
12-13 その奥には等しく人の心があるのだと そのおくにはひとしくひとのこころがあるのだと sono oku ni wa hitoshiku hito no kokoro ga aru no da to he is one who [believes that] deep down people have the same* hearts. *(Note: This sentence is awkward to write out in English because the word "same" is actually an adverb in Japanese, like "similarly, equally." It means something like "All people are equal in that they similarly have human hearts.")
14-15 信じたいのだ しんじたいのだ shinjitai no da He is one who wants to trust*. *(Note: This word could also be translated as "wants to believe [in others].") (Update: I now believe this line should be translated as "He is one in whom I want to believe. Please see here for a bit more detail.)
1 …… "......"
2 キレイ事は…嫌いじゃない キレイごとは…きらいじゃない KIREI goto wa...kirai ja nai "I don't hate...such idealism*." (*Note: This word in Japanese literally means "lip service." This is the same word used by All Might (in a flashback) and Mirio in chapter 367 when talking about how heroes have to talk the talk of positive thinking before making those ideals into a reality.)
3 今から俺の言う通りにしろ いまからおれのいうとおりにしろ ima kara ore no iu toori ni shiro "From now on, do as I say."
4 おまえに賭けるよ9代目 おまえにかけるよ9だいめ omae ni kakeru yo 9daime "[I'll] bet on you, Ninth."
5 OFAを手放すんだ ワン・フォー・オールをてばなすんだ WAN FOO OORU wo tebanasunda Let go of One For All.
tagline 2代目の秘策ーーーしかしそれは… 2だいめのひさくーーーしかしそれは… 2daime no hisaku---shikashi sore wa... The Second's secret plan--but that...
#my hero academia leak translations#mha 412#bnha 412#my hero academia manga spoilers#final arc spoilers#insert loopy tags that reveal my silly thoughts here#nah#i'll save it for the metas#<3
284 notes
·
View notes
Text
猫風邪、流行中につき
ある日突然、声が出なくなってしまった。
身近にいる猫2匹のガラガラからうつったとしか
思い当たる節がないので、この現象を面白半分、
猫風邪と呼ぶことにする。
そもそも猫は風邪を引くのか?
まぁ、どっちだっていい。
このような状況になってからかれこれ
一週間が経とうとしている。
声が出ない生活というのは不便なもので、
人のコミュニケーションの大半が喉から発する
感情による表現だと気付く。
誰を呼んでも聞こえていないというのはどこか寂しい。
愛猫にさえ届いていないようだ。
1人の世界になってしまったような気にさえなる。
どうしようもないので、音と言う言葉を推敲する。
川のせせらぎ、風泣きの音、深々と積もる雪。
ん?最後は心情描写の音の世界。
日本人の音の感覚は美しいな。
生物に不要な機能は退化していくと聞いたことがある。
もしかして僕には声が退化の対象となってしまったのでは
ないかと不安に陥る。
いずれ誰もが自分の声を忘れてしまうのでは・・・
いやむしろ、己の快、不快の表現の為だけに
誰かを不愉快にする細菌となるならば、言葉なんて
退化してしまった方が、世のためになる。
その第一歩が僕なのであれば、
甘んじて受けたい。と思いつつ、
やはり、この状況を乗り越え言葉を
誰かの為に使いたいと心から願う。
言葉にするのが楽しいので
〜〜〜続く〜〜〜
かもしれない。
52 notes
·
View notes
Text
今日の奈良も最高気温35℃越え。午前中に立ち寄った神社もいきなり暑い・・
ふと足元を見ると、神社鶏さんがドテっと地面に・・バテてる?💦
そのうち何か思い出したかのように、むくっと立ち上がってスタコラと歩き去っていきました。・・虫干ししてたのでしょうか。
しかし地面に伏して伸びていた姿、夏場の我が家のニャンコとよく変わらん風情でありました。みなさまも夏バテしないようご自愛くださいませ・・。
’24.8.6 石上神宮にて
#奈良#nara#天理市#tenri city#石上神宮#isonokami jingu shrine#雄鶏#rooster#夏#summer#酷暑#too hot#photographers on tumblr#nat#奈良公園じゃないシリーズ
126 notes
·
View notes
Text
_Art Book of Naruto Uzumaki_ Part-5
もう単純に普段と違う絵が描けたのが楽しかった。 こ それはもうほとんど、 ナルトとサスケを描いた、という よりカエルとタカを描いて喜んでました。
This one was fun simply because I got to draw in a different style. It was great to depict Naruto and Sasuke, or I should say, toad and hawk.
ナルトとサスケが 対立していく本編の図式を、一枚の絵で表現したかったんです。共にお互いのことを良く分かっているので、 刃を交わしながらも険しさは見せず、表情はむしろ冷静なくらい。ここでわざとらしく表情を 露にしてしまったら、冷めてしまうと思うんです。感情を出さない、その静けさが逆に恐いかと。背景にも対立・対���を表現するために、"空と海”という2つのモチーフを入れ込みました。決して交わることのない緑と赤、空と海ですね。
I wanted to express the concept of the main storyline, where Naruto and Sasuke come into conflict, in a single image. Since they know each other so well, they aren't showing hostility even as they cross knives. They look rather calm. I thought that if I gave them obviously antagonistic expressions, it would come off as too deliberate. By hiding their feelings, I hoped the calm atmosphere would seem chilling. I put the two motifs of sky and sea in the background in order to express a sense of the characters' conflict and contrast. The green and red, and the sky and sea, represent things that never mix.
対称をイメージした構図で、ナルトがサスケの背中の上をぐるんと回っています。ふたりとも手足が同じ様なポーズになるようにして、背景に物を印で配置することで全体のバランスをとってます。さらにナルトの巻物が◯印になっていて ...そう、実は◯と×にもなっているんです(笑)。とにかく対称ということで、バランスをすごく意識して描きました。 今見るとアニメの影響からか、絵柄が少し変わり始めてるんじゃないかな? 結構お気に入りの一枚です。
I wanted a sense of symmetry in this picture with Naruto rolling over Sasuke's back. I positioned these two with their arms and legs in similar stances, then I balanced the overall composition by putting two crossing scrolls in the background. Also, the scroll Naruto is holding forms a circle...yep, it's an X and an O (laugh). Basically, it was symmetry that kept me focused on the overall balance in this one. Looking at this picture now, it appears that my drawing style has changed a bit since then. Maybe I've been influenced by the anime? This is one I like a lot.
これは好きな絵ですね。この構図も、左右対称を意識して描きました。鎖と紐... あと腕も対称なんです。こじんまりした絵になっちゃいそうだったので、マントで風を表現して動きを出しました。ナルトとサスケのからみ合っている手足が うまくいった かな、と。
This is one of my favorites. I focused on making a symmetrical composition here too. The symmetrical elements include the chain and the cord, and Naruto and Sasuke's arms. To keep the picture from looking cramped and static, I added the cloaks blowing in the wind. I think Naruto's and Sasuke's tangled limbs turned out nicely.
ジャンプの表紙に載った絵ですね。戦隊モノっぽいものを描いてくれ って言われて。戦隊モノって見栄切るじゃないですか。決めポーズですね。で、サスケがキャラ的にそんな ポーズをとるものか? と悩んだわけです。でもナルトはノリノリで、サクラも楽しそうにポーズをとっている。じゃあサスケは恥ずかしそうに・・・みたいな感じならOKかな、と。
This was on the front cover of Jump. I got a request to draw something like a superhero team for kids. Those heroes really strike great poses, don't they? This is Naruto, Sasuke and Sakura in hero poses. I wondered if Sasuke's personality would allow him to pose like that. But I knew Naruto would be willing to pose for sure, and so would Sakura, so I thought it'd be okay for Sasuke to strike a pose, if somewhat bashfully.
#masashi kishimoto#naruto#art book#Weekly Shonen Jump 2000#Weekly Shonen Jump 2011#sns#narusasu#sasunaru#my stuff
182 notes
·
View notes
Text
渋猫
目つきが^^ でも、「あんだ?こらぁ」と言っている風でもなく、どちらかというと妖艶な風情。
534 notes
·
View notes
Text
キングダムハーツの一作目は私自身が深く関わった作品です。「ディズニーにとっても画期的かつ実験的プロジェクトだとおもいます。大げさかもしれませんが、ディズニー史に残るプロジェクトになるんじゃないかな」というこインタビューのコメントが、第一作目が発売される時にファミ通のインタビューに掲載されています。 当時、私はディズニーに在籍しており、日本を含むアジアのゲーム部門を見ていましたが、このプロジェクトが一番記憶に残りかつ成功したプロジェクトとなりました。ディズニーサイドのプロデューサーを務めたわけですが、この作品、幾つもの奇跡が重なり大ヒットに繋がり、ファミ通に引用されたコメントがあながち外れていなかった事になりました。今だから言える、キングダムハーツ一作目の舞台裏を、ディズニーの中での様子や、ビジネス面にスポットを当てながら今から振り返って見たいと思います 私がディズニーに入った時、米国のメンバーから実験的なプロジェクトが動いているという事は聞いていました。ただ、全くディズニー社内でオーソライズはされておらず、実験をしているという名目でした。ところが、私がディズニーにはいってしばらくたっても、契約は存在せずに、実験のはずが現場ではどんどん開発を始めていきます。スクエアエニックス(以降スクエニ)では開発ディレクターの野村哲也氏の想いがあり、非常に前のめりに開発を続けたいという意志が固く、一方で、ディズニーはイエスともノーとも言わないで、頑張りましょうという曖昧な返事を繰り返していました。先ずは、何とかプロジェクトをオフィシャルにしなくてはいけません。 そもそも、『キングダムハーツProject』は、承認を得るには大きな問題がたくさん含まれていました。それは内容に関するクリエイティブのチャレンジが原因となっています。普通のライセンス契約は、すでにあるイメージを利用して商品を作るもの、ゲームのライセンスもすでにある映画やキャラクターの世界観を使ったゲーム制作がそのベースとなっていました。ところが、キングダムハーツは例外事項のオンパレードでした。 ・米国の外で、少なくとも日本では、全く新たな世界観を持ったディズニーのライセンスが認められた事はなかった。 ・当時、まだ3D のミッキーのモデルが公に存在していなかった。 ・ディズニーの違った世界観、例えばターザンとピノキオとミッキーを一つの作品の中に入れる事ができるのはディズニーランドだけであった。 皆さんも想像できると思うのですが、ディズニーという会社は非常にアメリカ的な会社です。アメリカ、ハリウッドが中心で、ここで作られたクリエイティブを日本を含めた世界に流すのがビジネスモデルです。ある意味、ハリウッドのクリエイティブを頂点にライセンスのビジネスモデルが完成されているのです。ディズニーの財産は、ディズニーの世界観である事が徹底されていて、ディズニーの世界観を守るため、とても細かいライセンスのガイドラインが設けられ、世界にその指示が渡っていました。ブランドを守るグループの力は強く、社内での隠語でPolice(警察)と呼ぶ人もいました。
日本においてのライセンスグループは、ミッキーの新しいイラスト一枚を米国に認めてもらうために四苦八苦するのが実情でした。その様な状況で、上の様な問題?を持ったゲームが認められるはずがないというのが社内の空気だったのです。
皆さん、ご存知ですか?ミッキーの耳はいつでも正面を向いている事を。2Dイラストのミッキーはたとえ横を向いている時でも、その耳はまん丸で正面を向いているのです。それが3Dになったらどうするんだ、そもそも3Dのミッキーなんて米国が認めないし、他の膨大なキャラクターの3Dデータ、個々のアニメーションデータをどう承認してもらうのだというのです。
日本のディズニーでは、日本初のジャパンクリエイティブ作品を是非押して行こうと言う掛け声はあったものの、ディズニーの日本のベテラン社員の方が、「事が大きくならないうちにダメならダメと言ってあげるのがクライアントに対する本当のサービスだよ」という忠告をしてくれました。
当時のディズニーゲーム部門のプレジデントはディズニーストアの店員からのし上がって行った女性でした。とてもガッツがあり、野心があり社内政治的にも一目置かれており、彼女もこのプロジェクトにかけていました。ディズニーでは、業績だけでなく、新たなプロパティ、クリエイティブを生み出せるという事が、高い評価となるからです。プロジェクトは挑戦的でクリエイティブだし、部門トップもやりたいと言う事で、そういう意味では、ゲーム部門には米国も含めて何とかこのプロジェクトを通したいと気持ちが行き渡っていました。
日本のディズニーブランドグループのアドバイスは当然NGです。ただ、あまりに彼等の評価基準からは、かけ外れすぎているので、あえて判断出来ないと言うのが、彼らの立場でした。米国では常にブランドとゲーム部門の交渉が行われていましたが、私も良く呼び出されました。ついていた事に、タイミングは悪くありませんでした。
当時のディズニーのブランド部門のトップの悩みは、ディズニーのキャラクターが女性にしか受けず、対象年齢も下がりすぎており、何か新しい動きが欲しいと思っていたのです。話してみると、ブランドのトップの人はディズニーの世界観のエッジがなくなって行くのを危惧していたのです。当時の私は、前職がセガの(コンスーマー)開発のトップでしたので、クリエイティブの匂いを感じてくれたのでしょう、非常に長い時間ディズニーのブランド論やキャラクターの見せ方について語り合いました。如何にビデオゲームという舞台が、当時のディズニーにかけているお客さんに上手くアピールしうるメディアであるかといった話もしました。
先方は、ミッキーが最初に出て来た時には少しやんちゃな部分があったのに、今はお利口さんすぎてエッジがなくなっていると言う事も正直に話してくれるのです。ある意味、それにどう答えるのかもテストであったと思うのですが、ディズニーのブランドをどうしたらあげていけるのかというアイデアや考え方も私なりの意見を述べました。セガの時代に、ソニックの再生プロジェクトに関わっていたのも役立ちました。また、ブランドトップの彼には、時々途中経過を流したり、事前にちょっとした事を相談する様にしました。いわゆる、根回しをして信頼を得る作戦を取ったのです(これが出来たのは、当然、絶対的に当時のスクエアの制作能力が高かった事が挙げられます。最初に彼らの作ったいくつかのキャラクターの3Dデータ、アニメーションの審査の時に、ディズニーのスタジオの人たちがその品質に驚いた程でした)。
ディズニーにとって、当時ゲーム部門は主流の部門ではありませんでした。あくまで、映画、テレビ、パークがメディアの中心で、ゲームはライセンス部門の一部でした。(因みに今では、ゲームとインターネット部門が一つになり、ディズニーの独立部署かつ戦略部署と位置づけされています。) ディズニーがあまり強くない領域であまり強くないターゲット層に向けて、他人のお金で(スクエア)実験的な施策を打つのは会社に取っても悪くないと言う空気になっていきました。しかも品質は高く、ゲームで定評のあるパートナーなのです。ただ、それでもブランドグループもなかなかオフィシャルにGOを出しません。 我々にとってもう一つの追い風は、当時他国が落ち込んでいる中、日本のディズニーが全体で絶好調だった事です。東京ディズニーランドに加えディズニーシーがまさにオープン準備中でしたし、i-modeへの対応でモバイル部門も立ち上がっていました。ライセンス部門も他国が落ち込んでいる中好調を維持し、ジブリ作品のビデオ流通も当たっていました。
そこで、長年ディズニーでCEO(当時)として君臨をしていたアイズナー氏が、久しぶりに日本を訪問する事になったのです。この時の彼への権力の集中は凄まじく、彼の日本出張時に、何や感やで米国から100人以上の人が同時に日本にやって来ました。この様な中、日本での活動報告をアイズナー氏にする事になり、私もプレゼンをする事になったのです。
我々ゲーム部門の目的は、何とか此処で『キングダムハーツ』をオフィシャルにすることでした。数日かけて、ゲーム部門社長やディズニージャパン社長とプレゼン内容を相談し、当日に挑みました。アイズナー氏は流石にちょっと尊大とも言えるくらい威厳があり、カジュアルなセッティングにもかかわらず、場には緊張感が走ります。ストレートで厳しい質問もどんどん投げかけます。
私の順番になり、ゲーム業界の様子やいくつかのプロジェクトを説明したあと、『キングダムハーツ』の説明をはじめます。このプロジェクトが如何にクオリティが高くディズニーにメリットがあるか自分が説明するのを、横からゲーム部門社長が援護説明を入れます。とても助かったのは、アイズナー氏の内容に関する質問に対し、ブランドのトップが如何にディズニーのブランドにとってメリットがあるか援護射撃をしてくれたことです。
アイズナー氏は気軽に、「おー、そうか。頑張ってくれ」と励ましの言葉をくれましたが、この時が本当に『キングダムハーツ』がオフィシャルにディズニー内でGOになった瞬間でした。プレゼンが終わった後には、皆が祝福の握手に来てくれて、ブランドトップは祝福のハグまでしてくれました。この時まで、中立だった人たちがサポートに回ったのです。
何で、こんなに大袈裟なのかと思うのですが、ディズニーのクリエイティブに対する想いと、当時の組織の膠着が重なり合ったことが背景となっているのでしょう。あの時、アイズナー氏がちょっとでもネガティブな事を言っていたら、あのプロジェクトは飛んでいたかもしれません。
余談となりますが、当時一応、ブランドのトップは創始者ディズニーの甥 Roy Disney だったのですが、彼は保守的な立場の人でしたが、アイズナー氏との折り合いは悪く、彼は会議には出ていませんでした。彼がいたらここも一悶着あったかもしれません。
これは、言ってしまえば社内ポリティクスの苦労話です。そこには、普遍的な事もあるし、ある意味ディズニーという特殊な問題もあるでしょう。普遍的なことを言えば、どんな会社も形は違えどもなんらかの根回し、プロトコルがあるのだということです。よく、アメリカの会社には根回しがないという言葉を聞きますが、少なくともディズニーには全くその言葉は当てはまりません。ただ、日本の根回しとは少し違った感じはします。有力者にとにかく頭を下げてお願いするというよりは、一応こういう正義と言うか正しい気持ちとそこに伴うコミットメントが込められているかという説得はついていました。まあ、サプライズをビジネスマンは好まないという意味では同じなのかもしれません。また、どんな企業もトップが傲慢になりすぎると、決めるプロセスで苦労するというのも普遍的かもしれません。
ディズニーの特殊な面で言うと、クリエイティブに対する考え方、決め方、こだわりもこの件を通じてよく理解出来ました。あるところではビジネスを追求しているのですが、クリエイティブに対して尊敬しなければいけないとする問題意識は共有されています。ライセンスのガイドラインの作り方、ビジネスの作り方も見事なものです。コンテンツやIPをビジネスにする仕組みを積み上げているのです。
現在、日本ではサンリオが非常に上手いグローバルライセンス展開をしていますが、一方で集英社プロパティを中心に勿体無いコンテンツが沢山あります。世間で、ジャパンクールとはいうものの、その広がりを見せている様には思いませんが、コンテンツやライセンスのプロデュース、事業化能力をあげることも、コンテンツ、IPビジネスにおいてクリエイティブにも劣ることなく必要なことであるということはディズニーから学べるところです。
では、このライセンス商品を、ディズニーとしてどうプロデュースし盛り上げたかという施策を紹介します。ひとつが音楽に関する取引と、もう一つがプロモーション施策です。音楽に関して言うと、スクエアのクリエイターでディレクターを務めた野村哲也さんは、出来れば当時人気絶頂であった宇多田ヒカルさんを起用したいと言って来ました。ディズニーのゲームライセンスの契約で(とんでもない)社内ルールは、基本ディズニー作品に使われた曲はディズニーのものになるというものでした。
凄いアーティストと組んでゲームを作るという発想が、もともとなかったのです。ディズニーのリーガルと宇多田ヒカルさんの事務所、レコード会社と交渉しますが、此処でディズニーマジックが起こります。宇多田ヒカルさんがディズニーの大ファンで世界的に曲が広まるのであればと嬉しいと、日本語と英語版の楽曲提供を基本合意してくれたのです。然も、ディズニーの条件である、音楽のパブリッシング窓口がディズニーとなる事も納得してくれたのです。
キングダムハーツの主題歌「光」は、テクニカルには、宇多田ヒカルさん初の海外版になっているのです。ちょっと、蛇足ですが、この「光」という素晴らしい曲ですが、出来上がるのに時間がかかりました。丁度、彼女の病気と結婚の時期とかぶってしまったのです。この曲が素晴らしいものであったにもかかわらず、プロモーションビデオがとても地味な(失礼)出来になっているのは、病気が大きく影響していた様です。この曲は発売以来3週連続のオリコン1位を獲得します。人気絶頂だった宇多田ヒカルさんの曲とゲームのプロモーションを上手くリンクさせる下地が出来上がったのです。
私は、『キングダムハーツ』の問題として(今でこそとても当たり前に自然に見えているかもしれませんが)、スクエニのキャラクターとディズニーのキャラクターが並んだ時の違和感を感じていました。これを払拭するには、その世界観をあまり見せないか(ミステリーにして口コミに頼る)か、目一杯メディア露出をするかだとおもいました。前者は何もしないに等しいことなので、せっかくディズニーも絡んだ大型作品なのでどう露出するか考えました。スクエニに広告費露出を頼もうにも、先方は開発費が予算を大幅に越えており、その枠にも限界があることはわかっていました。
ディズニーには、新しい映画を世間に出すときに、他の企業と組んでプロモーションをするというco-promotion という仕組みが出来上がっていました。例えば、トイストーリーの映画封切に合わせて、マクドナルドがハッピーセットを出してその告知をメディア広告(主にテレビ)するという類のものです。ゲームではこのモデルを使ったことがないけれど、何とか出来ないものかということで、幾つも営業に回りました。その甲斐あって三井ホーム社、日清社そしてアサヒ飲料社とco-promotion 契約を結べました。
特に、アサヒ飲料社とはゲーム業界史上最大規模となるco-promotionが成立します。内容は、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーを対象に、キングダムハーツのボトルキャップとデザイン缶キャンペーンを実行し、さらに大々的にキングダムハーツのイメージと宇多田ヒカルさんの「光」を使い、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーをテレビ広告を中心としたメディア広告を展開するというものです。ブランドを二つに分けたのには実は裏の事情があります。ディズニーはグローバルにコカコーラ社とキャラクターライセンス契約をしていました。そのため、炭酸飲料についてはミッキーとその仲間たち、ディズニーでいうところのスタンダードキャラクターに関しては使えませんでした。そこで、どうしてもスタンダードキャラクターも使いたいアサヒ飲料社の要望に答えるべく、バイヤリスオレンジにスタンダードキャラクターをあてがい、本当に推したい三ツ矢サイダーにはその他のキャラクターをあてがうことにしたのです(ちなみにすべて『キングダムハーツ』に出ているキャラクターでないといけない)。
結果デザイン缶は10パターン作ることになります。こちらにとって結果的によかったのは、アサヒ飲料社が2つのメインブランドを推すキャンペーンになったためプロモーション規模が結果的に大きくなるおまけもついて来たのです。ここであえて追加すると、日本の他のディズニー部隊の協力は素晴らしいものでした。当然、コカコーラ社を担当している部門や当時のディズニージャパンの星野社長(現在ジブリ社長)の協力が無ければ到底出来ない内容でした。
このキャンペーン規模、テレビ広告の規模全国2500GRP以上という凄まじいものでした。どれくらいすごいかと言うと、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時。以下SCE)とスクエニがキングダムハーツにかけた広告を足したものの倍近くあったのです。また、ボトルキャップとデザイン缶を併せた『キングダムハーツ』仕様のドリンクは3000万缶近く作られ、コンビニでも『キングダムハーツ』のイメージが一気にばらまかれました。
キャンペーンタイミングも奇跡的にピッタリ合わせることが出来、今から考えても信じられないくらい上手く連動が出来たと想います。ゲームとの相性バッチリのアサヒ飲料のテレビ広告(YouTubeで捜しましたが見つかりませんでした。残念)は、ゲームの発売1週間前から集中投下され、この広告が始まるや、コンビニでのゲーム予約が8倍に跳ねました。ゲームも初回発注から、週末を待たず追加発注がなされ、何と1週目にスーパーロボット大戦の発売があったにもかかわらず、1位を獲得、大ヒットダイトルヘと成長をして行きます。海外では、『キングダムハーツ』はファイナルファンタジーを凌ぐビジネスとなっています。 当然、この『キングダムハーツ』に関しては、ゲームの力やクリエイターの執念、またパブリッシャーの努力が第一義的に成功の要因です。彼等の更なる努力により、キングダムハーツが10周年を迎え、さらに大きなIPに育っていることを本当に嬉しく思います。おめでとうございます。
57 notes
·
View notes